約 4,408,802 件
https://w.atwiki.jp/djmax2/pages/9.html
◆過去ログまとめです、この先を考えると長くなりそうなので独立させました。 ◆スレッド名をクリックするとhtml(アーカイブ)です、下は元URLになっています。 ■ 過去ログ(html保存、DAT2HTML変換) DJMAX Portable 20曲目 (dat) http //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/handygame/1215503457/ 【PSP】DJMAX Portable 19曲目 (dat) http //game13.2ch.net/test/read.cgi/handygame/1205421303/ 【PSP】DJMAX Portable 18曲目 (dat) http //game13.2ch.net/test/read.cgi/handygame/1199726898/ 【PSP】DJMAX Portable 17曲目 (dat) http //game13.2ch.net/test/read.cgi/handygame/1186752364/ 【PSP】DJMAX Portable 16曲目 (dat) http //game11.2ch.net/test/read.cgi/handygame/1182073151/ 【PSP】DJMAX Portable 15曲目 (dat) http //game11.2ch.net/test/read.cgi/handygame/1179500872/ 【PSP】DJMAX Portable 14曲目 (dat) http //game11.2ch.net/test/read.cgi/handygame/1177485724/ 【PSP】DJMAX Portable 13曲目 (dat) http //game11.2ch.net/test/read.cgi/handygame/1176559976/ 【PSP】DJMAX Portable 12曲目 (dat) http //game11.2ch.net/test/read.cgi/handygame/1176125723/ 【PSP】DJMAX Portable 11曲目 (dat) http //game11.2ch.net/test/read.cgi/handygame/1175704869/ 【PSP】DJMAX Portable 10曲目 (dat) http //game11.2ch.net/test/read.cgi/handygame/1175504880/ 【PSP】DJMAX Portable 9曲目 (dat) http //game11.2ch.net/test/read.cgi/handygame/1175252452/ 【PSP】DJMAX Portable 8曲目 (dat) http //game11.2ch.net/test/read.cgi/handygame/1174716772/ 【PSP】DJMAX Portable 7曲目 (dat) http //game11.2ch.net/test/read.cgi/handygame/1173190913/ 【PSP】DJMAX Portable 6曲目 (dat) http //game11.2ch.net/test/read.cgi/handygame/1171124377/ 【PSP】DJMAX Portable 5曲目 (dat) http //game11.2ch.net/test/read.cgi/handygame/1164244102/ 【PSP】 DJ MAX Portable 4曲目 (dat) http //game10.2ch.net/test/read.cgi/handygame/1145724193/ 【PSP】 DJ MAX Portable 3曲目 (dat) http //game10.2ch.net/test/read.cgi/handygame/1139039923/ DJ MAX Portable for PSP その2 (dat) http //game10.2ch.net/test/read.cgi/handygame/1137848714/ DJMAX PORTABLE for PSP (dat) http //game10.2ch.net/test/read.cgi/handygame/1135186590/
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/2251.html
朝焼けに染まる無人の街を、白い閃光が駆け抜ける。 桜色の魔力弾を周囲に従え、鋼鉄とコンクリートの森の中を縦横無尽に飛び回るなのはを、スバルは必死に追っていた。 「ウィングロード!」 スバルの声と共に出現した光の「道」――ウィングロードが、なのはの行く手を阻むように回り込む。 一巡、二周、そして三重……まるでリボンで包装するかのように、ウィングロードが幾重にもなのはの周りを取り囲む。 それは最早「道」ではなく、獲物を捕らえる一つの「牢獄」だった。 ウィングロードの網の目を潜り抜け、無数の魔力弾がなのはへと撃ち込まれる。 ティアナの狙撃か……迫り来る敵の凶弾を周囲で遊ばせていた自身の魔力弾で相殺しながら、なのはは冷静にそう分析する。 待ち伏せ……まんまと罠に嵌ったという訳か。 「でも……これだけじゃ全然甘いよ!?」 吼えるなのはの周囲に新たな魔力弾が生成され、前後左右、あらゆる方向に撃ち出される。 一見出鱈目に放たれた無数の魔力弾は、しかし周囲を取り囲む魔法の「檻」に正確に着弾し、まるで紙切れのようにズタズタに引き裂いた。 牢獄から解放されたなのはは、しかし次の瞬間、消えかけるウィングロードを高速で駆け上るスバルの姿を見た。 「リボルバー……!」 なのはの攻撃により途中から途切れたウィングロードを蹴り、デバイスを装着した右拳を振り上げながらスバルが跳ぶ。 撃ち落とすべくデバイスを構えるなのはの耳に、その時、 「龍魂召喚! フリードリヒ!!」 凛としたキャロの声が飛び込んできた。 驚愕の表情で背後を振り返ったなのはは、翼を広げた巨大な白い龍――フリードリヒの姿を認めた。 その口元には光が集束し、いつでも砲撃出来る態勢である。 「こんな街中でこんな大技を、しかもスバルまでいるこの距離とこのタイミングで……!?」 下手をすれば――否、どうしようとも、フリードリヒの攻撃がスバルを巻き込むことは確実である。 暴挙としか言えないようなキャロの行動に歯噛みするなのはに、そんなものはお構いなしとばかりにスバルの拳が迫る。 「――シュートッ!!」 気合いと共に打ち出されるスバルの拳を左手で受け止め、なのははデバイスを握る右手を掲げ、防御陣を展開した。 スバルをこのまま掴まえたまま、自分が盾となってフリードリヒの砲撃から守り抜く――この状況で教え子を救う方法を、なのははそれ以外に思いつかなかった。 全身全霊を込めて防御陣に魔力を注ぎ込むなのはの目の前で、その時、フリードリヒの姿が陽炎のように歪んだ。 幻術!? 動揺するなのはの思考を肯定するように、フリードリヒの虚像を突き破り、エリオがデバイスを振り上げながら姿を現した。 未だ空中を漂うウィングロードの切れ端を飛び石のように伝い、ジグザグな軌道を描きながら、エリオは防御陣の死角――なのはの頭上へと辿り着く。 エリオの足元に展開される加速用の魔方陣――ラゼンガンとの戦いで見せた、キャロとの連携戦術である。 「ストラーダ! 全力突貫!!」 号令と共にブースターを点火し、エリオは流星のようになのはに突撃した。 ストラーダの推進力に加えてキャロの補助、更に重力までをも味方につけて、エリオがなのはに迫る。 上空から降下してくるエリオという名の人間砲弾、しかし脅威はそれだけではない。 なのはに掴まえられたスバルの右拳、その周囲に、環を描くように魔方陣が展開される。 「ディバイン――」 スバルの声に合わせて魔方陣が回転を始め、激烈な光を放ちながら加速していく。 しまった……なのはは咄嗟にスバルの手を離し、後方へと飛び退いた。 なのはとスバルの間――本来なのはのいた場所を、エリオが空しく突き抜ける。 なのは拘束から解放されたスバルも、ウィングロードという足場を失い、重力に引かれてゆっくりと落下を始めた。 奇襲失敗……しかし、これで終わる二人ではなかった。 「ストラーダ……逆噴射!!」 怒号するエリオの指示に従い、ストラーダはブースターを逆方向――地上に向けて噴かした。 極限まで加速したエリオの突進力は一瞬で相殺され、偽りの無重力状態を作り出す。 無論、そのような無茶をして代償が無い筈が無い。 急激なGの変化に全身の骨が悲鳴を上げ、衝撃で胃液が逆流する。 しかし、まだだ……まだこれだけでは終われない。 デバイスを両手で握り直し、エリオは雄叫びと共に魔力を込めた。 ストラーダの穂先に魔力刃が出現し、のびる、伸びる、延びる……!! 己の身長の数倍、10m近い大きさまで達した魔力刃を、エリオは次の瞬間、あろうことかスバルへと振るっていた。 「スバルさん!」 叫ぶエリオの振り上げた魔力刃を、スバルは両脚でしっかりと踏み締めた。 「いっけえええええええええっ!!」 スバルの乗った魔力刃を、エリオは気合いと共に一気に振り抜く。 魔力刃の射出台から打ち出されたスバルが飛ぶ、そして同時に、スバルは跳んでいた。 重力の壁に風穴を開け、遥か上空に浮かぶなのはを目指して、ひたすら空を突き進む。 右手首を覆うタービンが、その周りを巡る魔方陣が、まわる、回る、廻る……! そして遂に、スバルはなのはの許まで辿り着いた。 「――バスター!!」 拳と共に至近距離から撃ち出されたスバルの砲撃魔法を、なのはは防御陣を展開して受け止める。 しかし尚も進み続けるスバルの勢いを殺し切れず、なのはの身体は徐々に後方へと押し飛ばされていく。 そして次の瞬間、なのはの背中が何かにぶつかった。 背後を振り返ったなのはは、次の瞬間愕然とした。 背中越しに広がる巨大な桜色の魔方陣――フリードリヒの虚像相手になのは自身が作り上げた防御陣である。 このままでは潰される……なのはは背中の防御陣を消滅させ、そしてスバルへの防御に集中した。 未だ勢い衰えぬスバルの拳となのはの防御陣がぶつかり合い、激しく火花を散らしている。 スバルの攻撃はなのはを押している――しかし今の状態では文字通り、物理的に「押している」だけに過ぎない。 スバルが拳を押し込めば押し込む程、それだけなのはは後方に退がる――それだけだった。 まさにジリ貧、決着のつかないこの攻防は、しかしスバルにとっては圧倒的に不利な状況だった。 砲撃呪文の効果が尽きれば攻撃を支えていた推進力は消え、空を飛ぶ術を持たないスバルは再び重力の鎖に囚われ、ただ落下するしかないだから。 「あたしは……」 しかし、スバルは諦めない。 拳を押し込んだだけ後ろに退がられるのならば、退がられる前に突き破れば良い。 向こうが一歩退がるのならば、自分は二歩進めば良い。 もっと強く、もっと速く。 一途な思いを拳に乗せて、スバルはひたすら前に進み続ける。 ……鼓動が聞こえる。 アンダーウェアの下のコアドリル、『あの人』に貰った宝物が脈動している。 「あたしの拳は……!」 ピシリ……なのはの防御陣に亀裂が入った。 瞠目するなのはの目の前で、亀裂は段々と広がっていき、遂に防御陣全体を蜘蛛の巣のように覆い尽くす。 「――天を、突くっ!!」 咆哮と共に打ち抜かれたスバルの拳に耐え切れず、防御陣が音を立てて砕け散った。 「あたしを誰だと思ってる!!」 粉々に弾け跳ぶ防御陣、桜吹雪のように舞い散るその残滓を全身に浴びながら、スバルは不敵な笑みを浮かべて決め台詞を口にする。 しかし目の前の相手が自分の直属の上司、しかも命の恩人であり憧れの人でもあることを思い出し、 「――んですか!!」 スバルは慌ててそう付け加えた。 ともあれ、これで邪魔な防御は打ち破った。 後はこのままなのはに一撃与えれば――もっと手っ取り早く言えば、このまま殴り飛ばせば、この戦闘は終了である。 もう一度拳を振りかぶるスバルに、なのはも最後の抵抗を見せるようにデバイスを構える。 停滞、或いは後退を考えるのならば、足場の無いスバルが不利である。 しかしそれ以外の選択――このまま前進するのならば、何の問題も無い。 なのはが呪文を使うと前に、デバイスを武器代わりに振るう前に、己の拳を届かせる自信がスバルにはあった。 チェックメイト……しかし油断はしない。 何故ならば、相手はなのはなのだから。 刹那にも満たない静寂――しかし向かい合う二人には永劫の時間のように感じられた。 二人の間の時間が止まり、そして再び動き出す。 最初に動いたのは、スバルか、なのはか――否、そのどちらでもなかった。 廃ビルから放たれた一発の魔力弾、完全な不意打ちとして撃たれたそれは、防御陣の消えたなのはの無防備な背中に吸い込まれ、純白のバリアジャケットに焦げ跡を作った。 「……ちょーっと卑怯臭かったかな?」 タイミングを崩されたことで空振りし、そのまま落下するスバルと、慌ててスバルを掴まえに降下するなのはを見ながら、ティアナはそう呟いた。 全く悪びれた様子の無いティアナの言動に、隣のキャロとフリードが嘆息する。 「ティアナさん……空気読みましょうよ」 こうして、この日の早朝訓練は終了した。 朝日に照らされたハイウェイを、黒い車が疾駆している。 「おぉー、あの子ら意外とやりおるなぁ」 カーナビの液晶に映る戦闘映像――スバル達の早朝訓練の様子を眺めながら、はやては感嘆したように声を上げた。 隣でハンドルを握るフェイトも、同意するように首肯する。 四人の中で一番足の速いスバルが追い込み役となり、他の三人の潜む待ち伏せポイントまでなのはを誘い出す。 本来足場として使用するウィングロードを包囲網として応用し、なのはの足を止めたところで、ティアナの幻術――偽のフリードリヒを投入する。 キャロにフェイクの召喚呪文を叫ばせることで虚像を本物であると思い込ませ、更にスバルを特攻させることでなのはの思考から余裕と選択肢を殺ぐ。 防御魔法は全部で三種類――受け止めるバリア系、弾いて逸らすシールド系、そして身に纏って自分を守るフィールド系。 スバルもいるあの状況でなのはの選べる選択肢は、バリア系かシールド系の二者択一、更に訓練場の仮想空間とはいえ、周囲の被害も考えれば選べるのは一つ。 バリア系――それも障壁が半ば物質化程高密度に魔力を練りこんだ強固なもの。 しかし如何なる魔法にも長所と短所があり、バリア系及びシールド系防御魔法の例で言えば、一方向にしか展開出来ないという弱点がある。 その弱点を衝き、虚像のフリードリヒの後ろという死角からエリオを特攻させ、バリアの効果の及ばない頭上からなのはを強襲させる。 更にスバルにも攻撃魔法を使わせることで一方に集中した対処という選択肢を奪い、チェックメイト。 結局はなのはに逃げられたという結果からも分かる通り、まだまだ甘い部分も多々あるが、それでも戦術としては十分及第点として評価出来る。 寝惚け頭でよくもまあ……この作戦を考え出したであろうティアナに、はやては内心舌を巻いた。 最後の不意打ちのことも鑑みるに、意外とえげつない性格なのかもしれない。 軌道六課が正式稼動を開始してから、二週間が経とうとしていた。 誤解、それから潰し合いという最悪の出会いを果たしたスバル達前衛四人だったが、今回の戦闘映像を見た通り、その後のチームワークには何の支障も出ていない。 全力のぶつかり合いが良い方向に影響を与えたのかもしれないし、始末書という共通の敵を相手に戦ったことで連帯感が生まれたのかもしれない。 何にせよ、「雨降って地固まった」という訳である。 それになのはとフェイトの介入により喧嘩両成敗という形で幕を下ろしたあの戦闘も、問題は山積みであったが全くの無意味という訳でもなかった。 ラゼンガンはフルドリライズモード――なのは達で言うフルドライブモード、キャロは完全制御状態でのフリードリヒの召喚に、共に成功している。 初陣を控えた機動六課前衛陣にとって、この二つの戦力の底上げは喜ばしい誤算である。 ……と、本部に提出した始末書の中で、はやてはそう言い訳した。 「……辛うじて「不幸中の幸い」に引っかかるかどうかーってトコなんよね、本音を言えば」 事ある毎に「ラゼンガンとフリードリヒのどちらが強いか」という口論を展開し、その度に再戦を申請してくる新人達を思い出し、はやては疲れたように息を吐いた。 パイロットとしてのスバルの矜持も納得出来るし、家族に良い格好をさせてやりたいというキャロの気持ちも理解出来る。 分かる、解るが……「お前ら子供か」とはやては声を大にして言ってやりたい。 スバルは兎も角キャロの方は本当に子供なのだが、それはそれ。 通常業務に加えて初日の不始末の事後処理で忙しいというのに、その上さらに仕事を増やそうとする新人達に、はやては笑顔と青筋を浮かべて申請書を握り潰すのだった。 この軋轢のせいでチームワークがガタガタになってでもいれば、雷を落としてそれで済むのだが、通常の連携には何の問題も出ていないのが逆に厄介なのだ。 己の部隊の前衛の実態を改めて思い起こし、はやては再び嘆息を零す。 「……そ、そう言えば、新人の皆への新デバイスの受け渡しって、確か今日だったよね?」 沈んだ表情のはやてを横目で見遣り、フェイトは話題を変えるべく口を開いた。 その言葉にはやては顔を上げ、幾分か明るくなった表情で首肯を返す。 機動六課の誇る前線メンバーとメカニックスタッフが、技術と経験の粋を集めて完成させた、四機の最新型デバイス。 ローラーブーツ型インテリジェントデバイス――マッハキャリバー。 拳銃型インテリジェントデバイス――クロスミラージュ。 槍型インテリジェントデバイス――ストラーダ。 グローブ型インテリジェントデバイス――ケリュケイオン。 後者二つは未完成だった素体を調整完成させた正式版である。 部隊の目的に合わせ、そして使い手それぞれの個性に合わせて造られた四機の専用デバイスは、更に別の意味でも「特別」だった。 魔力炉と超小型螺旋エンジンのハイブリッド機関――実験的に搭載されたその新型動力炉が、実力や限界を超えた所謂「火事場の馬鹿力」をも本当の力に変えてくれる。 あくまで理論上は、であるが。 ともかく、これで新人達も実戦の用意が整った。 これで予想外の緊急事態にも対応可能な、確固とした下地が完成したのだ。 「これで漸くカリムにも顔上げて会えるわ……」 安堵したようにそう呟き、はやてはシートに背中を埋めた。 聖王教会の騎士、カリム・グラシア――機動六課の後見人の一人であり、人材集めに奔走するはやてに代わり機動六課立ち上げの実質的作業を引き受けてくれた恩人。 八年前、教会騎士団の仕事に派遣された時以来の付き合いとなる、上司というよりは姉のようなその人物に、はやてはどうも頭が上がらない。 そのカリムからはやては緊急の召喚を受けた。 騎士として聖王教会の中で高い地位にあるカリムは、その立場上聖堂から自由に出歩くということは出来ない。 よって何か用事がある場合は必然的にはやての方が教会に出向くことになるのだが、今回の召喚には何か不穏な予感が付き纏う。 少なくとも、呑気にお茶を飲んで無駄話するだけでは、とても終わりそうにない。 「……カリムの占いはな、よく当たるんよ」 粛然とした表情で口を開くはやてを、フェイトはちらりと一瞥した。 カリム・グラシアの保有するというレアスキル〝預言者の著書〟――詩文の形で未来を予言する能力のことを言っているのだろう。 はやてから又聞きした話では「よく当たる占い」のようなものらしいのだが、カリムが後見人として自分達機動六課に関わる理由も、その予言が大いに関係しているという。 当たるも八卦、当たらぬも八卦という占いとは違い、確かな力があるということだろう。 「ウチもな、一つ予言してやろ思う」 真剣な表情を崩さぬまま、はやては続ける。 「これからウチらの向かう先には……何かあるで」 確固とした口調で断言するはやてに、フェイトは思わず固唾を呑んだ。 「何かって……何が?」 震えそうになる声でそう尋ねるフェイトに、はやては真顔でこう答える。 「何かや」 「…………」 それは予言ではなく単なる勘というのではないだろーか……喉の先まで出かかったツッコミを、フェイトは辛うじて飲み込んだ。 言葉は力を持つ――第97管理外世界〝地球〟極東、はやての故郷〝日本〟に伝わる、「言霊」という概念である。 ミッドチルダ北部、ベルカ自治領。 そこはやて達を待ち受ける、はやての言うところの「何か」の存在に、二人はまだ気付いていなかった……。 天元突破リリカルなのはSpiral 第7話「これからウチらの向かう先には……何かあるで」(了) 戻る 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/nanoharow/pages/586.html
D.C. ~ダ・カーポ~ 戦いは終わる ◆HlLdWe.oBM 「浅倉ァァァ!!! あいつだけはァァァ、あいつだけはァァアアアアア!!!!!」 『おい、ご主人様。落ちつけよ。いったい何があったんだよ?』 バクラは状況がまるでつかめなかった。 それもそのはずだ。 かがみが連れ去られた事でバクラが宿る千年リングはホテルのロビーに放置されていたのだから。 そして再びかがみが手にするまで誰の手にも渡る事なく沈黙していたのだ。 「浅倉が、浅倉が、つかさを、つかさを……」 『つかさ? 確かご主人様の双子の妹だな』 「つかさぁぁぁ……つかさぁぁああ……つかさああああああああ」 『(こりゃあ、時間がかかりそうだな。だが……)』 バクラは見抜いていた。 かがみの心に以前とは比べ物にならない程の負の感情が宿っている事に。 それはバクラにとっては何よりも好むものだった。 【1日目 夕方】 【現在地 F-9 ホテル1階ロビー】 【柊かがみ@なの☆すた】 【状態】バリアジャケット、つかさの死への悲しみ、サイドポニー、自分以外の生物に対する激しい憎悪、極度の錯乱&やさぐれ、1時間変身不可(キックホッパー) 【装備】ゼクトバックル(ホッパー)@魔法少女リリカルなのは マスカレード、ホッパーゼクター@魔法少女リリカルなのは マスカレード、千年リング@キャロが千年リングを見つけたそうです、ホテルの従業員の制服、ストラーダ(待機状態)@魔法少女リリカルなのはStrikerS 【道具】支給品一式、レヴァンティン(待機状態)@魔法少女リリカルなのはStrikerS、ライディングボード@魔法少女リリカルなのはStrikerS 【思考】 基本:みんな死ねばいいのに……。 1.浅倉威を最優先で殺す。 2.他の参加者を皆殺しにして最後に自殺する。 【備考】 ※一部の参加者やそれに関する知識が消されています(たびかさなる心身に対するショックで思い出す可能性があります)。 ※デルタギアを装着した事により電気を放つ能力を得ました。 ※「自分は間違っていない」という強い自己暗示のよって怪我の痛みや身体の疲労をある程度感じていません。 ※周りのせいで自分が辛い目に遭っていると思っています。 ※変身時間の制限にある程度気付きました(1時間~1時間30分程時間を空ける必要がある事まで把握)。 ※エリアの端と端が繋がっている事に気が付きました。 ※千年リングを装備した事でバクラの人格が目覚めました。以下【バクラ@キャロが千年リングを見つけたそうです】の簡易状態表。 【思考】 基本:このデスゲームを思いっきり楽しんだ上で相棒の世界へ帰還する。 1.何があったか聞き出しながらかがみを落ち着かせる。 2.当面はかがみをサポート及び誘導して優勝に導くつもりだが、場合によっては新しい宿主を捜す事も視野に入れる。 3.万丈目に対して……?(恨んではいない) 4.こなたに興味。 5.可能ならばキャロを探したいが、自分の世界のキャロと同一人物かどうかは若干の疑問。仮にかがみが自分の世界のキャロと出会った時殺しそうになったら時間を稼いで憑依してどうにかする。 6.メビウス(ヒビノ・ミライ)は万丈目と同じくこのデスゲームにおいては邪魔な存在。 7.パラサイトマインドは使用できるのか? もしも出来るのならば……。 【備考】 ※千年リングの制限について大まかに気付きましたが、再憑依に必要な正確な時間は分かっていません(少なくとも2時間以上必要である事は把握)。 ※キャロが自分の知るキャロと別人である可能性に気が付きました(もしも自分の知らないキャロなら殺す事に躊躇いはありません)。 ※かがみのいる世界が参加者に関係するものが大量に存在する世界だと考えています。 ※かがみの悪い事を全て周りのせいにする考え方を気に入っていません(別に訂正する気はないようです)。 ▼ ▼ ▼ 「とりあえずは大丈夫みたいだな」 「いやまだ安心できねえぞ」 金居がミラーモンスターに連れ去られてから早数十分。 その場に取り残されたヴィータはアギトと共に瓦礫と化した市街地を一層の警戒を払いながら移動していた。 あれから何も起きてないが用心するに越した事はない。 ほとんど廃墟と化したせいで至る所に鏡やそれに類する物が散らばっている。 いつミラーモンスターが襲ってくるか分かったものではない。 「くそっ! はやてだけじゃなくて金居まで――」 「俺がどうした?」 「「か、金居!?」」 後ろから声を掛けられて振り返ると、そこにはミラーワールドに連れ去られたはずの金居がいた。 見たところ少々服装が乱れて疲れているみたいだが、大きな怪我はなかった。 どこか信用できないと思っていてもヴィータは金居の無事にほっと心を撫で下ろすのだった。 「おい、お前大丈夫だったのか?」 「まあな。ちょっといろいろあったがな」 妙に含みのある物言いだったが、本人が大丈夫と言っているのでそれほど心配はしなかった。 だが気になるのは鏡の中に連れ去られてから今まで何があったかという事だ。 その内容次第では今度の行動にも支障が出るかもしれない。 「そっか。でもいったい何があったんだよ?」 「ああ、今から話すさ」 ヴィータの質問に答える金居の顔には笑みが浮かんでいた。 当然ヴィータ達は生還できた喜びから来る笑みだと思った。 だがその笑みの本当の意味にヴィータ達が気づく事はなかった。 【1日目 夕方】 【現在地 E-5 市街地北部】 【ヴィータ@魔法少女リリカルなのはA's】 【状態】疲労(小)、奇襲に対する危機感(大)、セフィロスとアーカードへの恐怖 【装備】ゼストの槍@魔法少女リリカルなのはStrikerS、ヘルメスドライブ(破損自己修復中で数時間使用不可/核鉄状態)@なのは×錬金、アギト@魔法少女リリカルなのはStrikerS 【道具】支給品一式、デジヴァイスic@デジモン・ザ・リリカルS&F、セフィロスのデイパック(支給品一式) 【思考】 基本:はやての元へ帰る。脱出するために当面ははやて(StS)と協力する。 1.はやて(StS)は様子見、当分の間は同行するが不審点があれば戦闘も辞さない。 2.とりあえず金居から話を聞く。 3.ヴィヴィオ、ミライ、ゼスト、ルーテシアを探す。 4.アーカード、アンジール、紫髪の少女(かがみ)は殺す。 5.グラーフアイゼンはどこにあるんだ……? 【備考】 ※ヘルメスドライブの使用者として登録されています。 ※セフィロスの遭遇以前の動向をある程度把握しています。 ※今のところ信用できるのはミライ、なのは、フェイト、ユーノ、ルーテシア、ゼストのみ。 ※はやて(StS)、甲虫の怪人(キング)、アーカード、アレックス、紫髪の少女(かがみ)、アンジール、セフィロスを警戒しています。 ※参加者が異なる時間軸や世界から来ている事を把握しています。 【アギト@魔法少女リリカルなのはStrikerS】の簡易状態表。 【思考】 基本:ゼスト&ルーテシアと合流して脱出する。 1.とりあえずヴィータやはやてと協力。 2.まだこの状況ってやべぇんじゃねぇの!? 3.ゼストとルーテシアが自分の知る2人か疑問。 4.金居の事を非常に警戒しています。 【備考】 ※参加者が異なる時間軸や世界から来ている事を把握しています。ただし具体的には解っていないので現状誰かに話す気はありません。 ※デイパックの中から観察していたのでヴィータと遭遇する前のセフィロスをある程度知っています。 ※ヴィータがはやてを『偽者』とする事に否定的です。 【金居@魔法少女リリカルなのは マスカレード】 【状況】疲労(小)、腹部に軽い痛み、ゼロ(キング)への警戒、1時間変身不可(アンデッド) 【装備】なし 【道具】支給品一式、トランプ@なの魂、砂糖1kg×8、USBメモリ@オリジナル、イカリクラッシャー@魔法少女リリカルなのはSTS OF HUNTER 【思考】 基本:プレシアの殺害。 1.とりあえずヴィータに何があったか説明しつつ今後の事について話し合う。 2.基本的に集団内に潜んで参加者を利用or攪乱する。強力な参加者には集団をぶつけて消耗を図る(状況次第では自らも戦う)。 3.利用できるものは利用して、邪魔者は排除する。 4.上手く状況を動かして隙を見てアーカードを殺害する。 5.同行者の隙を見てUSBメモリの内容を確認する。 6.工場に向かい、首輪を解除する手がかりを探す振りをする。 【備考】 ※この戦いにおいてアンデットの死亡=封印だと考えています。 ※最終目的はバトルファイトの優勝なのでジョーカーやキングも封印したいと考えています ※殺し合いが難航すればプレシアの介入があり、また首輪が解除できてもその後にプレシアとの戦いがあると考えています。 ※参加者が異なる世界・時間から来ている可能性に気付いています。 ※ジョーカーがインテグラと組んでいた場合、アーカードを止められる可能性があると考えています。 ※変身から最低50分は再変身できない程度に把握しています。 ※プレシアが思考を制限する能力を持っているかもしれないと考えています。 ▼ ▼ ▼ 「俺は、いったい――ッ!?」 元の会場に戻った事で強制的に変身が解除された始が我に返った時には全ては終わっていた。 周りを見渡してみればそこは自分が元いた場所。 浅倉との戦闘で崩壊した市街地の風景が目に痛い。 なぜか拾い直した記憶のないデイパックがあったが、とりあえずベルトが切れた方を捨てて一つにまとめておいた。 そして徐々に怒りに身を任せてジョーカーとして戦った記憶が蘇ってくる。 おそらく今は制限のおかげでジョーカーへの変身が解けているのだろう。 だが制限はいつまでも続かない。 今度またジョーカーの欲求が強くなれば――。 「――俺は……」 ――正気を保つ自信などありはしない。 【1日目 夕方】 【現在地 F-7】 【相川始@魔法少女リリカルなのは マスカレード】 【状態】疲労(小)、背中がギンガの血で濡れている、言葉に出来ない感情、一時間変身不可(カリス、ジョーカー) 【装備】ラウズカード(ハートのA~10)@魔法少女リリカルなのは マスカレード 【道具】支給品一式×2、パーフェクトゼクター@魔法少女リリカルなのは マスカレード、録音機@なのは×終わクロ 【思考】 基本:皆殺し? 1.生きる為に戦う? 2.アンデッドの反応があった場所、もしくは他の施設に向かう。 3.アンデッド、エネル、赤いコートの男(=アーカード)を優先的に殺す。 4.アーカードに録音機を渡す? 5.どこかにあるのならハートのJ、Q、Kが欲しい。 6.ギンガの言っていたスバルや他の4人(なのは、フェイト、はやて、キャロ)が少し気になる。彼女達に会ったら……? 7.ギンガの死をこのまま無駄に終わらせたくはない。 8.浅倉が再び戦いを挑んでくるなら受けて立つ。 【備考】 ※ジョーカー化の欲求に抗っています。しかし再びジョーカーになれば自分を抑える自信はありません。 ※首輪の解除は不可能と考えています。 ※「他のアンデットが封印されると、自分はバトルファイト勝利者となるのではないか」と考えています。 ※エネルとの遭遇からこのバトルファイトに疑念を抱き始めました。 ※赤いコートの男(=アーカード)がギンガを殺したと思っています。 ※主要施設のメールアドレスを把握しました(図書館以外のアドレスがどの場所のものかは不明)。 ▼ ▼ ▼ 「また水を差されてしまったが、もう誰にも邪魔はさせん……」 地上本部前の惨状の中でキース・レッドは高揚していた。 一度目と二度目はミラーモンスターの介入で図らずも決着は付かなかった。 これで三度目。 今度こそ因縁に蹴りを付ける。 長年の願いが叶う時が刻一刻と近づく事に嬉しさを感じていた。 「ふん、ここにあったか」 瓦礫の中で見つけた物は対化物戦闘用13mm拳銃ジャッカルと.454カスール カスタムオートマチックの二丁の化け物銃器。 先程の戦闘では探りが入ったとはいえ決定打が出なかった。 今の状態で膠着なら外部の道具できっかけを作るしかない。 そのためにジャッカルとカスールは回収しておきたかったが、それは早々に叶った。 だがあくまできっかけ、最期の止めは自らの手で付ける。 そして川で拾ったデイパックの中にあった予備弾の中から合うものを選んで弾を込めながら、先程の戦闘からある推測を立てていた。 意外にもそれは時を同じくしてアレックスも考えていた事だった。 (こっちに戻ってからだと身体が少し重く感じる。やはり力の制限は首輪ではないのか? こういう事はクアットロに――ん?) キース・レッドはそこで思考を中断した。 コツコツという足音と共に誰かがこちらに向かってきたからだ。 見つかると厄介になると思って移動しようとしたが、そいつは不用心にも何の警戒も無しにすぐに姿を現した。 それは上から下まで全身包帯を巻き付けて浮浪者のような雰囲気を漂わせた奇妙な人物だった。 だが首輪を付けている事から参加者である事は明白だ。 そしてどこか生気がなく不気味な雰囲気だった。 もう既に二人の距離はほとんどなかった。 「死ね」 そしてキース・レッドは何の躊躇いもなく刃へと変化した右手を一閃した。 ARMSの刃が描く軌道は真横。 一瞬の膠着の後、首を刎ねられて死体が一つ出来上がっていた。 そこに何の感情もない。 ただ邪魔だった、ただそれだけだ。 だがキース・レッドは知らなかった。 今殺した人物がキース・レッドの血の匂いを誘われて理性の箍が外れて近づいてきた事を。 そうなる前は天才的な頭脳で数々の難事件を解決へと導いてきた事を。 彼が世界一の探偵と讃えられているLである事を。 そして偶然か必然かLの正体を知る者がその現場を見ていた。 キース・レッドが倒すべき兄弟であり、Lの有能さを惜しんでいた人物。 アレックスだ。 「キース・レッド、貴様ァァァ!!!」 「その様子だと知り合いか、随分と丸くなったなァァァ!!!」 こうして二人は三度目の邂逅を果たした。 【L@L change the world after story 死亡確認】 【1日目 夕方】 【現在地 E-5 地上本部1階ロビー】 【キース・レッド@ARMSクロス『シルバー』】 【状態】疲労(中) 【装備】ベガルタ@ARMSクロス『シルバー』、核鉄「サンライトハート改」(待機状態)@なのは×錬金、対化物戦闘用13mm拳銃ジャッカル(6/6)@NANOSING、.454カスール カスタムオートマチック(6/6)@NANOSING 【道具】支給品一式、ヴァッシュのコート@リリカルTRIGUNA's、首輪×2(優衣、なのは@A’s)、優衣とカレンとアンデルセンのデイパック(道具①と②と③) 【道具①】支給品一式、レリック(刻印ナンバーⅦ)@魔法少女リリカルなのはStrikerS 【道具②】支給品一式、ランダム支給品(元カレン:0~2) 【道具③】支給品一式、各種弾薬(各30発ずつ/ジャッカルとカスール共に6発消費)、カートリッジ(残り13発)、レイトウ本マグロ@魔法少女リリカルなのはSTS OF HUNTER、杖@ゲッターロボ昴 【思考】 基本:キース・シルバー(アレックス)と戦い、自分の方が高みにある事を証明する。 1.キース・シルバーと決着を付ける。 2.できるだけ早く首輪を外したい。 【備考】 ※今のキース・シルバーの名がアレックスだと知りましたが、アレックスと呼ぶ気はありません。 ※神崎優衣の出身世界(仮面ライダーリリカル龍騎)について大まかな説明を聞きました。 ※白刃の主をヴァッシュだと思っています。 ※サンライトハート改は余程の事がない限り使う気はありません。 ※ルーテシアの話の真偽についてはどうでもいいみたいです。 ※特別な力の制限は首輪以外のもので行っていると考えています。 【アレックス@ARMSクロス『シルバー』】 【状態】疲労(中)、激しい怒り 【装備】なし 【道具】支給品一式、Lとザフィーラのデイパック(道具①と②) 【道具①】支給品一式、首輪探知機(電源が切れたため使用不能)、ガムテープ@オリジナル、ラウズカード(ハートのJ、Q、K)@魔法少女リリカルなのは マスカレード、レリック(刻印ナンバーⅥ、幻術魔法で花に偽装中)@魔法少女リリカルなのはStrikerS、首輪(シグナム)、首輪の考察に関するメモ 【道具②】支給品一式、ランダム支給品(ザフィーラ:1~3) 【思考】 基本:自分の意思による闘争を行い、この殺し合いを管理局の勝利という形で終わらせる。 1.キース・レッドと決着を付ける。 2.決着が付いた後にキース・レッドに彼が所属する組織の事を尋問する。その後に首輪を破壊する。 3.六課メンバーと合流する。 【備考】 ※セフィロスはデスゲームに乗っていると思っています。 ※はやて@仮面ライダーリリカル龍騎は管理局員であり、セフィロスに騙されて一緒にいると思っています。 ※キース・レッド、管理局員以外の生死にはあまり興味がありません。 ※参加者に配られた武器にはARMS殺しに似たプログラムが組み込まれていると思っています。 ※殺し合いにキース・レッドやサイボーグのいた組織が関与していると思っています。 ※他の参加者が平行世界から集められたという可能性を考慮に入れました。 ※市街地東側に医療設備が偏っている事から、西側にプレシアにとって都合の悪いものがあるかもしれないと推測しています。 ※特別な力の制限は首輪以外のもので行っていると考えています。 ▼ ▼ ▼ 「天道、総司……」 それは愛する母を奪った者の名前。 「これは……」 ふと床に目をやるといつのまにかなくなっていたデイパックがあった。 そしてその口からウサギのぬいぐるみが顔を覗かせていた。 それはなのはママとの思い出のぬいぐるみ。 「なのはママ……待っていてね……」 天道がなのはママの居場所を知っている事は確かだ。 素直に教えないようだから今度こそ倒してお話を聞かせてもらう。 母を求める聖王の決意は固かった。 【1日目 夕方】 【現在地 I-5 聖王のゆりかご内の通路】 【ヴィヴィオ@魔法少女リリカルなのはStrikerS】 【状態】疲労(小)、魔力消費(小)、聖王モード、洗脳による怒り極大 【装備】レリック(刻印ナンバー不明/融合中)@魔法少女リリカルなのはStrikerS、憑神鎌(スケィス)@.hack//Lightning 【道具】支給品一式、フェルの衣装、クラールヴィント@魔法少女リリカルなのはStrikerS、レークイヴェムゼンゼ@なのは×終わクロ、ヴィヴィオのぬいぐるみ@魔法少女リリカルなのはStrikerS 【思考】 基本:なのはママとフェイトママの敵を皆殺しにする。 1.天道総司を倒してなのはママを助ける。 2.なのはママとフェイトママを殺した人は優先的に殺す。 3.頃合を見て、再びゆりかごを動かすために戻ってくる。 【備考】 ※浅倉威は矢車想(名前は知らない)から自分を守ったヒーローだと思っています(一応まだ信頼しています。殴ったのは何らかの理由があるからだと考えています)。 ※矢車とエネル(名前は知らない)を危険視しています。キングは天道総司を助ける善人だと考えています。 ※クラールヴィントは浅倉を警戒しています。 ※ヴィヴィオに適合しないレリックが融合しています。弊害の有無・内容は後続の書き手さんにお任せします。 ▼ ▼ ▼ 「天道さん! しっかりして下さい、天道さん!!」 夕日が差し込むスーパーの事務室になのはの悲痛の叫びが木霊する。 だが部屋の中に赤が目に付くのは決して夕陽のせいばかりではない。 (いったい向こうで何が!?) 何もかも分からない事だらけだった。 まずいきなりコップから蛇が顔をのぞかせてその毒々しい舌で天道を引きずり込んでいった。 そして何とか追いかけようと四苦八苦しているうちに天道がいきなり窓から飛び出してきた。 その時窓の向こうで親友の姿を見た気がするが、戻ってきた天道の姿でそれどころではなかった。 天道は頭から血を流して息も絶え絶えの状態だった。 すぐに回復魔法を掛けようとしたが思うように捗らなかった。 まだほとんど魔力が回復していないのだから当然だ。 (そんな、どうしたら……何か、何か治療できる物は――あれは?) なんとか起死回生の策はないかと辺りを見渡したなのはの目に留まったのは天道が手にしていたデイパック。 元々は金居のもので乱戦の最中落としたのを気絶する前に天道がつかんでそのまま持ってきたのだ。 そしてこの中には金居が役に立つと判断してあらかじめ別に分けていた支給品が入っていた。 もちろんなのはも天道もそのような事情は知る由もないが。 いにしえの秘薬。 説明書によればどんな負傷や疲労も完全に癒す効果がある薬だった。 もしも本当ならば万事解決だが、さすがに話が上手すぎるので逆に怪しく思える。 (天道さんは私を庇って怪我をしたんだ。それなら今度は私が身を張って……) なのはが選んだ方法は毒見。 だが一応最初は少しずつ口に含むように飲んでみたところ、すぐに杞憂だと分かった。 身体に浸透していくにつれて魔力や体力が満ちていき、身体の不調も解消されていくのを感じたからだ。 これなら大丈夫だと判断して天道にも服用させたところ、効果は覿面。 程なく天道の傷は癒えて、すぐに起き上がれるようになった。 そして起き上がれるようになった天道が開口一番に告げた事は――。 「高町、さっそくだが伝える事がある」 「なんですか?」 「ヴィヴィオに会った」 ――ずっと探してきた娘の消息だった。 【1日目 夕方】 【現在地 D-2 スーパーの事務室】 【高町なのは@魔法少女リリカルなのはStrikerS】 【状態】健康、驚愕、キングへの疑念と困惑 【装備】とがめの着物@小話メドレー、すずかのヘアバンド@魔法少女リリカルなのは、ケリュケイオン@魔法少女リリカルなのはStrikerS、フリードリヒ@魔法少女リリカルなのはStrikerS 【道具】支給品一式、弁慶のデイパック(支給品一式、いにしえの秘薬(空)@魔法少女リリカルなのはSTS OF HUNTER) 【思考】 基本:誰も犠牲にせず極力多数の仲間と脱出する。絶対にヴィヴィオを救出する。 1.ヴィヴィオに会った!? 2.極力全ての戦えない人を保護して仲間を集める。 3.フェイトちゃんもはやてちゃんも……本当にゲームに乗ったの? 4.早く騎士ゼストの誤解を解かないと……。 【備考】 ※金居とキングを警戒しています。紫髪の少女(柊かがみ)を気にかけています。 ※フェイトとはやて(StS)に僅かな疑念を持っています。きちんとお話して確認したいと考えています。 【天道総司@魔法少女リリカルなのは マスカレード】 【状態】健康、悔恨、1時間変身不可(カブト) 【装備】ライダーベルト(カブト)@魔法少女リリカルなのは マスカレード、カブトゼクター@魔法少女リリカルなのは マスカレード 【道具】支給品一式、『SEAL―封印―』『CONTRACT―契約―』@仮面ライダーリリカル龍騎、爆砕牙@魔法妖怪リリカル殺生丸 【思考】 基本:出来る限り全ての命を救い、帰還する。 1.高町にヴィヴィオについて話す。 2.天の道を往く者として、ゲームに反発する参加者達の未来を切り拓く。 3.カードデッキとモンスターについて調べる必要がある。 4.エネルを捜して、他の参加者に危害を加える前に止める。 5.キングは信用できない。常に警戒し、見張っていたが……。 6.カブトセクターを始めとする各ゼクターを取り戻す。 【備考】 ※首輪に名前が書かれていると知りました。 ※SEALのカードがある限り、ミラーモンスターは現実世界に居る天道総司を襲う事は出来ません。 ※天道自身は“集団の仲間になった”のではなく、“集団を自分の仲間にした”感覚です。 ※PT事件のあらましを知りました(フェイトの出自は伏せられたので知りません)。 【チーム:スターズチーム】 【共通思考】 基本:出来る限り全ての命を保護した上で、殺し合いから脱出する。 1.まずは現状確認。 2.協力して首輪を解除、脱出の手がかりを探す。 3.出来る限り戦えない全ての参加者を保護。 4.工場に向かい首輪を解析する。 【備考】 ※それぞれが違う世界から呼ばれたという事に気付きました。 ※チーム内で、ある程度の共通見解が生まれました。 友好的:なのは、(もう一人のなのは)、フェイト、(もう一人のフェイト)、(もう一人のはやて)、ユーノ、(クロノ)、(シグナム)、ヴィータ、シャマル、(ザフィーラ)、スバル、(ティアナ)、(エリオ)、キャロ、(ギンガ)、ヴィヴィオ、ペンウッド、天道、(弁慶)、ゼスト、(インテグラル)、C.C.、ルルーシュ、(カレン)、シャーリー 敵対的:アーカード、(アンデルセン)、浅倉、相川始、エネル 要注意:クアットロ、はやて、銀色の鬼?、金居、(矢車)、キング それ以外:チンク・(ディエチ)・ルーテシア、紫髪の女子高校生、ギルモン・アグモン ▼ ▼ ▼ 「エネルさん、いったいどこに行っちゃたんだろう」 『少なくとも既にこの周辺にはいないでしょう』 ありとあらゆるゴミが集約されるゴミ処理場。 だがその場所に似つかわしくない可愛らしい人物が一人事務室で心配そうな表情を浮かべていた。 新庄・運切。 特殊な身体を持つ新庄の悩みは目の前に迫った身体が変化する時刻に対するものではない。 もちろんこれから起こる身体の変化に不安がないというのは嘘になる。 だが今新庄の心中にあるのは先程まで同行していたエネルがいきなり失踪した事だ。 エネルはおそらくこの会場内でも五指に入るほどの非常に危険な人物である。 だからこそギリギリの嘘を付いてまで新庄自ら暴虐な神の枷となったのだ。 無論ヴァッシュの生きる意味となる事もあったが。 そのエネルが少し目を離した隙に紅く禍々しいレイピアのみ残して居なくなっていた。 ストームレイダーの進言ですぐに周辺を探してみたが、何も手がかりは得られなかった。 文字通りエネルは影も形も綺麗さっぱり新庄の前から消えてしまったのだ。 「どうしよう……もしかして僕を放っておいて誰かを殺しに行ったんじゃ……」 『Mr.ヴァッシュとの約束がある以上、それは考えにくいです』 頼れるストームレイダーの言う通りエネルはヴァッシュに対して並々ならぬ恐怖を抱いていたはずだ。 そのエネルがヴァッシュとの約束を反故にするとは到底思えない。 もしもここで自分が死ねばすぐさまヴァッシュが飛んできてエネルに制裁を加えるとエネル自身は信じこんでいる。 実際は嘘だが、今までばれる気配は全く無かったし、新庄自身も嘘が露見するような言動はしなかった。 「ここで考え込んでいても仕方ないよね。放送までもう少し時間あるから、ここの探索でも――ッ!?」 最初に感じたものは自分を中心とした微風の流れ。 その微風が自身の周りを渦巻きつつ、白い霧のようなものを次第に立ち込めていく。 男の身体である『切』から女の身体である『運』に変わる予兆だ。 次の瞬間、霧の中の新庄の身体が微かに揺らいだと思ったら新庄の身体の変化は終わっていた。 その変化はまるでその場面が切り取られて摩り替えられたと錯覚するほど一瞬の内で行われていた。 霧が晴れて微風が消えた後にいるのは、もう男性体の『新庄・切』ではなく女性体の『新庄・運』だった。 「ふぅ……」 もうこの変化にも慣れてきた。 男から女に変わるのも、女から男に変わるのも、その際に感じる不思議な感じも。 そして胸を貫く――痛み? 「――え?」 それはいつもと違う感触だった。 だがそれは確かに痛みだった。 一瞬新庄の頭は真っ白になった。 何が起こったのか理解できなかったからだ。 しかし認めなくてはならない。 そこに痛みは確かにある。 「うそ、なんで……!?」 形の良い胸の谷間から剣先を覗かせる紅いレイピア。 それが痛みの正体。 机の上に置いたはずの紅いレイピアは新庄の血を吸ったかのように禍々しいまでにより一層深い色に染まっていた。 そして吸い切れなかった血は清純な白の防護服を暴力的な真紅に塗り替えていく。 『新庄!?』 いつのまにか床に落としていたストームレイダーから音声が遅れて聞こえるが、新庄の頭はそれどころではなかった。 いったい誰が? その疑問が頭を駆け巡り、強く答えを欲した。 そして恐る恐る首を回して振り返ると剣を突き立てた張本人がいた。 「エ、エネル、さん……なんで……」 いくら探しても影一つなかったはずの神がそこに降臨していた。 「ボクが死んだらヴァッシュさんが来るんだよ、それなのに――」 「そうだな」 その時のエネルの顔は酷く歪んでいた。 まるで怒りと呆れが混ざり合ったかのようだ。 「――そういう嘘を付いて我を騙していたんだな。この痴れ者めが!!!」 その言葉だけで新庄は全て理解した。 あれだけヴァッシュを恐れていたエネルがいとも簡単に態度を翻した理由。 それは単純だった。 『ヴァッシュには「参加者の現在地と生死を把握する能力」がある』という嘘がばれたのだ。 「がはっ」 無造作に抜かれた剣と共に命を繋ぎ止める紅い血が盛大に床にぶちまけられる。 大量の失血から全身の力が抜けていくのが分かり、すぐに立っているだけで精一杯になる。 一瞬でも気を抜けばもうそこで終わってしまいそうな気さえしてくる。 だがただ黙って殺されはしない。 今にも倒れそうな身体に喝を入れて、床に落ちていたストームレイダーを気合いで拾い上げ、エネルと正面から対峙する。 「なんで、殺し合いに……乗るの……?」 「我が神だからだ。それ以上の理由など必要あるまい」 「……貴方は、間違っているよ」 「ほう……」 「そんな風に間違っている人に、ボクは、負け――」 「目障りだ」 一閃。 雷撃を帯びた袈裟斬りが刹那の間に放たれた。 それは構えていたストームレイダーを真っ二つにして、新庄の身体に新たな紅い線を引いていた。 そこからまた紅い血が噴き出していた。 結局何もできないままだった。 『新、庄――』 倒れる間際にいつも自分を励ましてくれたストームレイダーがエネルの電撃で破壊されるのが見えた。 偶然だがその最期は同じ銃の形を取るインテリジェントデバイス・クロスミラージュと酷似したものだった。 同じ下手人に、同じように致命的なダメージを負わされて、同じように止めの電撃で破壊された。 そしてもう二度と動く事はない。 (ストームレイダーも、ごめん……) もはや神を縛る鎖はなくなった。 「さあ、ヴァッシュよ。私は逃げも隠れもしない。次に会った時が、貴様の最期だ!!!」 (ヴァッシュさん、ごめん。ボクの分まで、生きて……) もしかしたらこれは嘘を付いて騙してきた自分への罰だろうか。 新庄は死に際そのような事を考えていた。 そういえばここに来る直前も一人の少年に嘘を付くところだった。 それがこうして騙さずに済む事は果たして良い事だったのだろうか。 (……佐山君) 神の証である裁きの雷をその身に受けながら新庄の脳裏に浮かんだ最期の映像はここへ来る直前に別れたあの悪役の少年の顔だった。 【新庄・運切@なのは×終わクロ 死亡確認】 【1日目 夕方】 【現在地 C-4 ゴミ処理場】 【エネル@小話メドレー】 【状態】疲労(中)、胸に大きな打撲痕、全身に浅い切傷、『死』に対する恐怖、激怒 【装備】ジェネシスの剣@魔法少女リリカルなのはStrikerS 片翼の天使 【道具】支給品一式、顔写真一覧表@オリジナル、ランダム支給品0~2 【思考】 基本:主催含めて皆殺し。この世界を支配する。 1.もう油断しない。 2.ヴァッシュに復讐したい。 【備考】 ※黒い鎧の戦士(=相川始)、はやてと女2人(=シャマルとクアットロ)を殺したと思っています。 ※なのは(StS)の事はうろ覚えです。 ※なのは、フェイト、はやてがそれぞれ2人ずついる事に気付いていません。 ※背中の太鼓を2つ失い、雷龍(ジャムブウル)を使えなくなりました。 ▼ ▼ ▼ Back D.C. ~ダ・カーポ~ SURVIVE 時系列順で読む Next D.C. ~ダ・カーポ~ 予兆 投下順で読む 浅倉威 柊かがみ 相川始 キング 金居 ヴィータ キース・レッド アレックス L ヴィヴィオ 天道総司 高町なのは(StS) 新庄・運切 エネル アーカード プレシア・テスタロッサ リニス
https://w.atwiki.jp/storm/pages/8.html
キャラデータ 名前 夜天の魔導書 職位 祝福の風 JOB Wiz BaseLv 67 JobLv 31 HP 1640 SP 1699 STR 1+1 AGI 9+3 VIT 1 INT 99+15 DEX 10+4 LUK 1+1 ATK 62+0 DEF 14+1 Matk 425~687 Mdef 0+114 HIT 81 Flee 79+1 Critical 1 Aspd 141 頭(上) +4 とんがり帽子 頭(中) 眼帯 頭(下) マスク 体 アドベンチャースーツ オブ デザート 右手 s2アークワンド 左手 ガード 肩 フード 靴 ソウル エンチャンテド ブーツ アクセ1 テレポート クリップ アクセ2 イヤリング 取得スキル 備考 目標・・・極INTWiz 元ネタ・・・魔法少女リリカルなのはA's 2MR在住 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/a_nanoha/pages/175.html
CHARACTER Magical Girl Lyrical NANOHA The MOVIE 1st Nanoha Takamachi 高町なのは(CV:田村ゆかり) Home 第97管理外世界 極東地区 現地惑星名称「地球」 陸上国家「日本」関東地区海鳴市藤見町 Job 私立聖祥大付属小学校 3年A組 Maji 魔力量クラス《AAA》(魔導師ランク非保有) Style 空戦/射砲撃 平和な世界で、家族の元で平凡に暮らしていた少女だったが、魔法との出逢いによって、自らの進む道を見つけていく事になった。 生まれついて持っていた高い魔力と卓越した空間把握力は、愛機レイジングハートとの出逢いによって花開き、 短い期間ながら濃密に重ねた訓練と立ち向かう実戦が、彼女を屈指の空戦魔導師に押し上げた。 幼い頃の家庭事情から、「寂しさ」や「悲しみ」に人一倍敏感。 Raising Heart レイジングハート(CV:Donna Burku) TYPE Intelligent Device System Midchilda Output User ClossLink Processing Hyper include Transformation 3mode(Standby/Device/Cannon) Maister ? ? ? User Nanoha Takamachi(Exclusive use) 独立した意思と知性を持つ魔導端末(インテリジェントデバイス)。 極めて高性能ながら、誰からの「使用者登録」も受け付けず、半休眠状態のままだった謎多き端末。 ユーノに対しては「外部使用者(ゲスト)」扱いで探索・封印に関してのみ機能開放を行っていたため ユーノはジュエルシード探索の一助とするために地球に持ち込んでいた。 なのはとの出逢いの後、戦闘の教導や共に戦う時間の中でなのはを自らの主と認めてゆき、 最終戦においては人機一体とも言える好相性を見せた。 理知と論理を愛する性格の持ち主だが、なのはの勇気や心情に触れて、その思考も少しずつ変わっていっている。 Fate Testarossa フェイト・テスタロッサ(CV:水樹奈々) Home 第1世界ミッドチルダ 南部森林地帯 アルトセイム山岳近隣 Job 少女魔導師 Maji 魔力量クラス《AAA》(魔導師ランク非保有) Style 空戦/高速機動型 母の願いを叶えるため、ジュエルシード探索に訪れた少女。 幼い頃より母の使い魔リニスに教育を受け、懸命に学んできた魔法の能力は高く、 生まれつき恵まれた魔力量とあわせて、優れた魔導師として空を駆ける。 また、自らの魔力を電気に変換する先天資質を持ち、使用する魔力の多くが閃光や電撃を伴う。 母の願いを叶えたい、母を救いたいという一途な思いで自分を押し殺すように感情を押さえた日々を過ごしていたが、 高町なのはとの出逢いと、彼女が出会っていく真実によって、その心は変わっていく。 空戦魔導師としてのスタイルは、自身の高速機動能力を生かしたもの。 欠点である「防御能力の低さ」を補うのは、全てが速いアクションスピードと卓越した攻撃センス。 それらによって近接から中長距離まで苦手な距離がない「前衛アタッカー」としてのスタイルを手に入れている。 Bardiche バルディッシュ(CV:Kevin J.England) TYPE Intelligent Device System Midchilda Output Direct boost Processing Hyper include Transformation 4mode(Standby/Axe/Scythe/Grave) Maister Rynith User Fate Testarossa(Exclusive use) リニスによってフェイト専用に作成された端末。 フェイトの最大の特徴である「速度」を生かすため、出力方式をはじめとして様々な工夫が盛り込まれている他、 基本形態の斧・魔力刃を生成する大鎌等、可変武器としての性能も高い。 いかなる使用状況にも耐える剛健さ、高い拡張性を誇るその機体設計には、 フェイトの成長性を見守ることのできないリニスの願いと想いが込められている。 AIの性格は寡黙にして従順。だが、言葉の少なさと裏腹に主への思いは強く、迷うフェイトを励ますような行動も見られる。 Yuuno Scrya ユーノ・スクライア(CV:水橋かおり) Home 漂流民族 スクライア一族 ミッドチルダ遺跡発掘キャンプ Job 遺跡発掘者 Maji 総合ランクA保有 Style 結界魔導師/飛行可能 ジュエルシードを発掘した少年。散らばったジュエルシードを回収するために第97管理外世界を訪れる。 動物形態への変身はスクライア一族の多くが身につける魔法で、狭所や暗所・水中など、 様々な環境を探索するために便利であること、食糧や魔力の消費を大幅に減らせる事などが主な理由。 また、ユーノは体質的な問題で97管理外世界の「大気中魔力素との適合不和」を起こしており、 負傷した際の治療や魔力の回復のために動物形態でいざるを得なかったという事情があるのだが 「本来人間であることを言うのを忘れていたユーノ」と 「夢で見ていたにも関わらず、夢の中の少年とフェレットユーノが同一人物である事に気づかず質問もしなかったなのは(※)」は、 ある意味で2人とも変わり者ではある。 魔導師としては優秀で、結界や防御魔法、捕獲のための拘束魔法などの腕前は確かだが攻撃系魔法をほとんど持ち合わせないため、 直接戦闘にはあまり向かない。 ※なのは曰く、「個人の事情を好奇心で聞くのは良くないと思った」そうである。 なお、事件解決後も彼がなのはのもとに残っているのは、次元震の影響でミッドチルダ方面への航路が安定せず、 しばらくキャンプに帰れない事が判明したからであるが、その際なのはから、 「それならうちに滞在すればいい、良かったらもっと魔法を教えて欲しい」との提案を受けたためであり、 そんなわけで彼はフェレット姿を続けている。 Alph アルフ(CV:桑谷夏子) Home 第1世界ミッドチルダ 南部森林地帯 アルトセイム山岳近隣 Job フェイト・テスタロッサの使い魔 Maji 魔力量クラス《A》(魔導師ランク非保有) Style 中後衛型/飛行可能 動物を素体としてみ出す「使い魔」であり、彼女はミッドチルダをはじめとしていくつかの世界に生息する、 森林棲の狼が素体になっている。 勇猛な性格と強靭な肉体を持つ狼は使い魔や守護獣に適性の高い動物だが、フェイトはそれらについては特に知らず、 純粋に「森で群れからはぐれ、死にかけていた狼の子供を助けるため」に彼女を使い魔にした。 そんな出自や幼い頃から育てられた恩、フェイトから溢れるほどに受け取った優しさも含め、 彼女のフェイトに対する愛情と想いは深く、強い。 魔法能力は、フェイトのサポートを行う事に特化しており、捕獲・拘束の魔法をはじめ、 基礎的な射撃魔法なども使いこなすが、戦闘については五体を駆使しての格闘を好む。 (戦闘時に武器類を使用するのを苦手とするのは、素体にかかわらず、多くの使い魔・守護獣に共通する事項である) Presea Testarossa プレシア・テスタロッサ(CV:五十嵐麗) Home ミッドチルダ北西部 アンクレス地方 Job 魔導技術研究院卒 エネルギー技術開発会社「アレクトラ社」開発部主任で転職 事故発生後に離職。離職後の詳細は不明 Maji 魔導師ランク「条件付きSS」を過去に保有(※離職後の更新を行っていないために失効) Style 次元魔導師/技術開発・運用者 少女時代から魔導研究を愛し、学院や研究院でエネルギー理論を学ぶ。 魔導師ランクの「条件付きSS」は、彼女個人が莫大な魔力を保有しているわけではなく、 媒体からのエネルギー供給を受けることでそれを自身の魔力として運用できる特殊技能の持ち主である事を示す。 彼女の研究が次元転送や燃焼炉など、天文学的なエネルギー量を扱うものであったことから、 学問の一端・研究や実験の一助として身につけた、いわば余禄的なものであったが、 そのレベルは学生当時から並外れて高く、開発者でありながら「その気になれば大魔導師にも匹敵する」魔導運用を可能としていた。 卓越した研究者・魔導師としての技術と力、それ故に不器用であった個人としての生き方。 たった一人の愛娘を誰より愛した母親であった彼女の本当の心を知ることは、もはや誰にも叶わない。 Rynith リニス(CV:浅野真澄) Home ミッドチルダ北西々部 クルメア地方 ※猫としての誕生地。プレシア・アリシア親子が旅行に出かけた先で、何故か親子についてまわり、 結局自宅で飼う事になった山猫種の子猫であるとのこと。 Job プレシア・テスタロッサの使い魔/フェイト・アルフの家庭教師 Maji 魔力量クラス《AA》(魔導師ランク非保有) Style 汎用型/飛行可 元テスタロッサ家の飼い猫。プレシアの手によって後に使い魔としての新たな命を得る。 テスタロッサ家では家事一般の世話とフェイト・アルフの教育を担当している。 新暦40年前後までの使い魔技術においては、動物の遺体をベースに 「用途を限定して《契約》を行い、その期間だけ活動させる。契約の内容が履行されるか期間を終えれば消滅する」 という形で行使するのが一般的だった。 その後使い魔の保護に対する条例が頒布され、60年代前半当時ですでにこういった形の使い魔生成は違法であったが、 プレシアはそれを無視し、期間限定と引き替えに、年を経ない若い使い魔として桁違いに優秀な使い魔としてリニスを誕生させている。 フェイトとアルフの人格形成に大きな影響を与えた人物であり、2人が使用する魔法のほとんどはリニスが教えたものである。 彼女がフェイトとアリシアに関する真実を知ってなお、 静かな消滅への道を選んだのは強力な使い魔であるリニスが存在することによるプレシアの身体負担は大きく、 自身が存在を続けることがプレシアの病を加速し、プレシアの残り少ない寿命をさらに縮める原因になることも原因の一つだった。 そしてフェイトに真実を告げることができなかったのは、主であるプレシアと愛しい教え子であるフェイト、 彼女がどちらか一方を選んで救おうとすれば、もう一方が確実な破滅と絶望の道を辿ってしまうという現実が存在していたからだった。 それ故に、リニスはアルフにフェイトの守護獣としての思いを、フェイトの愛機バルディッシュには彼女を守り、 導く力のすべてを託し、静かな消滅の道を選んだ。 プレシアとフェイトの2人に新たな絆が生まれること、たとえそれが叶わなくとも、 プレシアが穏やかな最後を迎え、フェイトが自分の幸せを見付けてくれる事を願って。 両者を救うにも奇跡を待つのにも、いずれにせよ彼女には時間が無さすぎた。 Aricia Testarossa アリシア・テスタロッサ(CV:水樹奈々) Home ミッドチルダ北西部 アンクレス地方 Job プレシア・テスタロッサの実の娘 Maji 魔力量Eクラス相当(魔導師ランク未受験) プレシア・テスタロッサの一人娘。 母一人子一人の家庭に育ちながらも明るさを失わず、忙しい母を慕っていた。 母ともフェイトとも違って左利きであり、明るく人見知りしない性格の持ち主だった。 プレシアにとっては何にも代え難い宝物だったが、駆動炉の事故によって死亡している。 彼女の死因は、駆動炉から漏れ出した未反応の反応魔力素を大量に吸入したことによるショック性の心停止。 なお、現場にいた関係者を含め、近隣での死亡者はアリシアただ一人のみだったことが判明している。 Lindy Harlaown リンディ・ハラオウン(CV:久川綾) Home 第4世界ファストラウム 中央大陸都市部出身 現在は管理局本局居住区画に在住 Job 時空管理局次元航行部所属 艦船司令官 Maji 魔導師ランク《総合AA》 Style 最後衛/補助型 管理局の艦船司令官であり、艦船「アースラ」艦長を務める女性。 おだやかな性格の持ち主だが、職務には厳しい一面も。 彼女をはじめとするアースラスタッフは「遺失物管理」を担当する事が多く、 今回もロストロギア・ジュエルシードが発生させる次元災害を防止するために自らの艦船を出動させている。 応接室での(若干間違った)日本様式は、事前に調査しておいた「現地情緒」を再現したもの。 緑茶は初体験だったようだが、苦い飲み物が苦手なため、砂糖とミルクを投入。以降彼女のお気に入りとなる。 ※余談ながら、後になのはが『そういう飲み方をされるんでしたら』と進めた抹茶や和菓子の類もおおいに気に入った事から、 『MADE IN JAPAN』は彼女のブームとなる。 Chrono Harlaown クロノ・ハラオウン(CV:高橋美佳子) Home 第1世界ミッドチルダ 首都クラナガン近郊住宅街 現在は管理局本局居住区画に在住 Job 時空管理局 次元航行部所属 執務官 Maji 魔導師ランク《空戦AAA+》 Style 独立汎用型 管理局執務官で、リンディの実子。 母と亡き父の背中を追い、幼い頃から一流の魔導師を目指していた。 現場での事件捜査や法務処理を行う執務官職について以降は、前線で働いている。 年齢より幼く見えるが14才となのはたちよりも年上。常に冷静を旨とし、法にのっとって事件を追う。 魔導師としての資質は、単身で行動する事を想定し、スタンドアロンでの行動と、 単身の対象鎮圧・捕獲を目的とした魔法を多く保有する。愛機S2Uは知性を持たない「ストレージ」タイプ。 Eimy Limietta エイミィ・リミエッタ(CV:松岡由貴) Home 第1世界ミッドチルダ中央西部都市群 現在は管理局本局居住区画 ハラオウン家に下宿中 Job 時空管理局 次元航行部所属 執務官補/艦船通信主任 アースラの通信主任、およびクロノの補佐官を務める少女、クロノより二つ年上の16歳。 年齢は若いが事務員および通信士としては優秀で、チームからの信頼は厚い。 クロノとは学生時代からの友人であり、卒業後も概ね同じような進路を辿っている。 彼女にとってクロノは気の合う友人であり、ボケとツッコミの間尺の合う可愛い弟分であり、 同時に職場の上司でもあるという複雑な関係だが、持ち前の気楽さで上手くやっている。 Alex Randy アレックス ランディ アースラにはスタッフとして、ブリッジオペレーターのアレックス、データ管制担当のランディ他、 現場に出動する武装隊員や、食堂職員・医務官など多数のバックヤードスタッフが乗艦している。 アレックスやランディらブリッジクルーはリンディを「艦長」、エイミィを「主任」と呼ぶことが多い。 なお、眼鏡をかけている方がアレックス。 Takamachi family 高町家 喫茶店を経営する父・士郎と母・桃子、大学生の兄・恭也、高校生の姉・美由希。 現地国家の基準においてごく一般的な家族といえるが、 なのはの幼少時、ある家庭の事情から、家族が非常に忙しい時期が存在した。 その時期になのはが感じた孤独や寂寥感、「家族のために自分がなにもできない無力感」といった感情が、 彼女のその後の人格形成において、重要な一因となった事は想像に難くない。 Arisa Bunnings アリサ・バニングス なのはの友人でクラスメイト。 日本で企業を立ち上げた米国人夫妻の間に生まれ、日本で育った少女。 気の強い面が目立つが、友達思いで思いやり深い少女。 Suzuka Tsukimura 月村すずか なのはの友人でクラスメイト。 アリサ・すずか・なのはの3人は小学1年生の頃からの親友同士。 優しい性格で、アリサやなのはの理解者でもある。 Dr.Makihara 槇原院長 槇原動物病院の院長。 槇原動物病院は主な患畜である犬・猫への対応の他、小動物や鳥類の治療設備も整っており、 近隣のペット飼育者や負傷動物を発見・保護した人々の駆け込み先として評判が高い。
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/206.html
リリカル犬狼伝説 クロス元:犬狼伝説 最終更新:07/10/07 プロローグ『ある事件の結末』 ・ACT1 『捨て犬』(前半) ・ACT1 『捨て犬』(後半) ・ACT2 『猟犬 -ヤクトハウンド-』(前編) カオスJOJO クロス元:ジョジョの奇妙な冒険 ※完結 第一話 真のクロス職人の巻 風に帰る戦士の巻 魔法成人リリカル某 クロス元:スプリガン 【第一話 それは不思議な出会いなのだッッ!!】 第二話『魔法の呪文はリリカルなのだッッ!!』前編 第二話『魔法の呪文はリリカルなのだッッ!!』中篇 第二話『魔法の呪文はリリカルなのだッッ!!』後編 その1 TOPページへ このページの先頭へ
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/1410.html
前ページ次ページ魔法少女リリカルルイズ ゴーレムの打ち下ろす一撃をシールドで受けたユーノは片膝をついた。 その一撃は見た目よりは遙かに強力だ。 魔力のために単に腕を振り下ろしたときよりも何倍も威力を増している。 一方、ユーノの魔力は傷を治すために使っていたので余裕がない。 シールドもいつまでも待たない。 ゴーレムが両腕を組んで振り下ろしてきた。 それも防ぐ。 衝撃が治りきっていない傷に響いた。 今度はゴーレムが腕を横に振る。 建物が巻き込まれて崩れる。 ユーノはその中に、落ちる瓦礫を見上げるシエスタを見た。 シエスタはルイズを追いかけていたが途中で見失ってしまった。 仕方なく探していたらヴェストリの広場まで来てしまった。 大きな音がしたので来たらゴーレムが暴れていた。 ゴーレムが建物を崩壊させシエスタはそれに巻き込まれる。 「おじいちゃん……」 いつもスカートのポケットに入れている祖父からもらったお守りを掴んだ。 周りで怖い音がする。 上から重いものが迫ってくる。 もう一度お守りを掴んだ。 その時、体がふわりと浮いた。 「大丈夫?怪我はない?」 見知らぬ小さな子どものメイジがシエスタを抱いて空を飛んでいた。 落ちそうになったシエスタは子どものメイジに抱きついた。 痛む頭を押さえながらギーシュは目を冷ました。 当たりには土煙が舞っている。 離れたところで音がしたので、そっちを見た。 「なんだ……あれは」 10メイルくらいのゴーレムが暴れていた。 青銅の色をしているが自分のゴーレムではない。 あんなに大きなゴーレムは作れない。 それに自分は動かしてない。 ゴーレムの足下を見てまた驚く。 「なんだ、あいつは」 とにかくすごい防御魔法の使い手だった。 あんなゴーレムの攻撃を弾くような防御魔法を使えるメイジはこの学園でも少ないだろう。 「リリカル……マジカル」 後ろで声がした。 呪文のようだが聞いたことのない呪文だ。 だが、魔力の高まりは感じるので呪文であることは間違いない。 「リリカル……マジカル」 ギーシュは好奇心で振り向いた。 が、それを後悔した。 光がギーシュを包んだからだ。 前より調子がいい。 1回唱えるごとに魔力がずっと多く貯まっていく。 だけど、それでも足りない。 「リリカル……マジカル」 10メイルある巨人を倒すにはまだ足りない。 それでも急がないといけない。 念話で聞こえるユーノの声が弱っていく。 「リリカル……マジカル」 来た。 魔力が十分に貯まった充足感。 今ならいける。 「Shooting Mode.Set up」 杖が別の形に変わっていく。 より強い魔力をより遠くへ飛ばすための形に。 翼の生えた杖はどこまでも魔力を飛ばす。 杖を握りなおし、狙うのはゴーレムの頭。 「行きなさい!行って、捕まえなさい!」 魔力の光が撃ち出される。 光はゴーレム頭部のジュエルシードを射抜く。 途中で何かあったような気もしたけど気にしない。 「Stand by Ready」 「リリカルマジカル ジュエルシードシリアル10 封印!!」 第2射。 さらに強い光はゴーレムの頭に直撃し粉砕し、ジュエルシードをあらわにした。 「Sealing」 剥き出しのジュエルシードが光の筋となってレイジングハートに吸い込まれる。 「Receipt Number X」 頭のなくなったゴーレムが金属のねじれる甲高い音を立てながら崩れていく。 「Mode Release」 「ありがとう。レイジングハート」 役目を終えたレイジングハートは熱い水蒸気を吹き出し形を戻す。 「Good Bye」 ルイズは赤い宝石に戻ったレイジングハートをポケットに入れた。 「ふうー」 できた。 ユーノの言ったとおりミッドチルダ式の魔法は使えた。 思っていたよりもずっとうまく。 (ユーノ、封印終わったわ。こっちに来て) 返事がない。 (ユーノ、返事しなさい。どこにいるの?) やっぱり返事がない。 興奮していた頭がすっと冷めていく。 ルイズはユーノを念話で呼びながらどこかに走っていった。 残されたギーシュはまだ気絶していた。 オールドオスマンが現場にたどり着いたのはゴーレムが崩れた後だった。 現場に生徒達を近寄らせないようにして、錬金でゴーレムの残骸を調べて分かったのは、これは魔法で作られた青銅ではあるということだけで特に不自然な点はない。 「そういえば、そこで気絶しとったグラモンのバカ息子は青銅の2つ名じゃったな……」 水のメイジが連れて行ったギーシュがゴーレムの主ではないかと考えるが首を振る。 ドットのメイジにはどうやっても無理な代物だ。 「それに、あれはなんじゃったんじゃろうな」 遠見の鏡で見たゴーレムの額には青いものがあった。 青銅に色をつけただけかも知れないが同じものは見つからない。 だが、あの青い石は気になった。 学院の生徒達は建物の陰に隠れてゴーレムを粉砕した桃色の光を放つ魔法を使った謎のメイジについて様々な憶測を建てていた。 学院の天才メイジである いや、先住魔法かも知れない いやいや、正義の味方に違いない!! だがキュルケはそんなことどーでもよかった。 キュルケが問題にしているのはゴーレムを粉砕した魔法を使ったメイジではなく、ゴーレムと戦っていた風変わりな防御魔法を使う一年生だった。 「あの後ろ姿……どこかで見覚えがあるのよね」 裾がほつれたマント。 学院ではあまり見ない半ズボンと半袖の上着。 指の部分を切り取った手袋。 茶色の髪。 あれは確か…… 「ルイズの男じゃない!!やっぱりいたのね」 ルイズがひた隠しにする男の子の正体。 それが誰か、ますます気になるキュルケだった。 ルイズはユーノを探して学園中を走り回る。 ゴーレムが暴れた近くにもいなかったので少し離れた場所も探してみる。 それでもユーノは見つからない。 (ユーノ、ユーノ。どこ、返事して) 「ユーノ、ユーノ。どこ、返事して」 念話と一緒に声が出る。 どこにもいない。見つからない。 「あの、ミス・ヴァリエール」 メイドがいた。 確か落ちたときに湿布を頼んだメイドだ。 「ミス・ヴァリエール。この人……」 メイドはフェレットを抱いていた。 間違いない。 「ユーノ!」 ルイズはユーノを奪うように取る。 ぐったりしていたが息をしていた。 「よかった」 ほっとしたら気づいた。 確か、このメイドは今「人」といわなかっただろうか。 フェレットのユーノを「人」といわなかっただろうか。 「あなた、なにか知ってるの?」 「あの、そのメイジの方……ユーノさんに助けていただいて……そのあと、ユーノさんがその姿に」 ルイズはとぎれとぎれに話すメイドの腕を掴む。 「あなた、名前は?」 「シ、シエスタといいます」 「シエスタ。ユーノのことは秘密にするのよ。いいわね?」 「え?……あのそれって」 ルイズは目に力を入れた。 「いいわね?」 「は、はい」 シエスタは背を仰け反らせて答えた。 「あ、それから。ミス・ヴァリエール。これ、頼まれていたものです」 ルイズはシエスタの出した湿布を取って、部屋に戻っていった。 部屋に戻ったルイズはユーノを机に寝かせた。 残っていた薬をユーノに塗る。 初めてジュエルシードを回収した後のようにユーノはぐったりして動かない。 「なんでこんなになって、平民なんか助けたのよ」 ──平民なんか 最初にユーノと会った時を思い出す。 ユーノは自分の責任じゃないのにジュエルシードを回収しにここに来た。 責任とかそういうのじゃないのかも知れない。 「そっか」 少しユーノの考え方が解るような気がした。 ユーノの譲れないところなのかも知れない。 「あなたには、ほっておけ言ってもできないかもね」 納得はできなかったけど。 だからルイズはユーノが起きたらまず私のことを考えなさいと命令することにした。 前ページ次ページ魔法少女リリカルルイズ
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/2181.html
フェイトの雷撃が最後のムガンを粉砕し、戦闘は時空管理局側の勝利に終わった。 歓声轟き、放っておけば祝宴でも始めてしまいそうな程の異様な熱気の中、その男は独り彫像のように佇んでいた。 先程までの獅子奮迅の活躍とは別人のようなその静かな姿は、他の男達の熱狂の中、まるで別世界の住人のように周囲の景色から乖離している。 「時空管理局の高町なのは一等空尉です。ご協力ありがとうございました」 管理局局員ではない、恐らく地元の民間魔導師であろうその男――ロージェノムの傍に降り立ち、なのははそう言って敬礼する。 間近で改めて見てみると、こう言っては悪いが……異様な風体の男だった。 3m近い長身、鍛え上げられた逞しい肉体。浅黒い肌の胸と背中に残る、まるで巨大な何かに穿たれたような傷痕。 その外見も然ることながら、何よりも男から滲み出る気配――オーラとでも言おうか――が、一般の人間とは明らかに一線を画している。 ……この人は、只者ではない。 胸の奥の何か――心臓ではない、リンカーコアでもない何かのざわつく気配を、なのはは感じていた。 「……時空管理局?」 なのはの言葉にロージェノムは無表情のまま、しかし怪訝そうな声で問い返す。 何か後ろ暗いことがある――というよりも、初めてその名前を聞いた、そんな響きだった。 ロージェノムの呟きを聞き取り、なのはは眉を寄せる。 ミッドチルダは時空管理局のお膝元、この世界の人間で管理局の名を知らないということはありえない。 一部の例外を除いて。 まさか……? 一つの可能性に辿り着き、なのははロージェノムを見上げ、口を開いた。 「ご存知……ないんですか?」 「いや……」 なのはの問いにロージェノムは言葉を濁し、 「――ああ、初耳だな」 そう言い直した。 一瞬、ロージェノムの表情が動いた――ように、なのはには見えた。 その表情の変化と歯切れの悪い言動に僅かばかりの違和感を覚えながらも、なのはは己の推測に確信を抱き始めていた。 「……こちらも一つ質問して良いだろうか?」 頭三つ分以上高い位置から見下ろすように問うロージェノムに少し威圧されながら、なのはは「答えられることならば」と言葉を返した。 ロージェノムは首肯し、なのは達にとっては常識的な、しかしなのはの推測する人間にとっては非常識的な疑問を口にする。 「先程お前達は何の機械的な補助も無しに空を飛んでいたが……あれは、何だ?」 その問いに、なのはは自分の推測の正しかったことを知った。 この男は、時空漂流者――何らかの理由でこの世界に飛ばされた、次元の迷子だ。 ロージェノムと名乗る時空漂流者の移送、並びに時空管理局本部での事情聴取はフェイトが行うこととなった。 本当はなのはがやりたがっていたのだが、被害状況の調査や街の復興計画などの細々とした処理の指揮を任されてしまい、仕方なくフェイトにお鉢が回ってきたのである。 臨時の助っ人が何故そこまで……と思わないでもないが、これは一等空尉という肩書きが仇となったとしか言いようがない。 日々仕事に忙殺されているもう一人の親友のことを思い出し、偉くなるのも考え物だなぁーとフェイトは他人事のように思うのだった。 管理局本部への任意同行をロージェノムが二つ返事で了承したことに、フェイトは少なからず驚いていた。 これまでにも時空漂流者を保護した経験はあるが、こんなにもあっさりと了解を得られたことは少ない。 殆どの場合、何らかの形で抵抗されてきたし、それが当然であるともフェイトは思っていた。 右も左も分からないような場所に突如放り出され、その上訳の分からない組織に連行されようとしている……。 寧ろ抵抗しない方がおかしいだろう。 にも関わらず、ロージェノムはこちらの要求を何の迷いもなく受け入れた。 魔法の「ま」の字も知らないこの男にとって、時空管理局の名も馴染みがある筈などない。 警戒心というものがないのか、自分の実力に絶対的な自信でも持っているのか、何か管理局に近づく裏でもあるのか、……それとも、何も考えていないだけなのか。 表情一つ変わらぬロージェノムの顔からは何も読み取れない。 管理局本部への移送に、ロージェノムは一つの条件を出した。 ロージェノムが搭乗していた質量兵器――〝ラゼンガン〟というらしい――を本部に持ち込みたいというロージェノムの要求に、どうしたものかとフェイトは悩む。 時空管理局は質量兵器の保有、及びその使用を禁じている。 時空漂流者とはいえその規制に例外は無い。 そして第一……目の前のガラクタがまともに動くとはフェイトには到底思えなかった。 四肢は潰れ、尻尾は千切れ、胴体も崩れかけた、元は人型だったであろう質量兵器。 辛うじて無事と言える部分はコクピットのある頭部付近だけである。 ……どう見ても、粗大ゴミとしか思えなかった。 「あの……やっぱりこれで本部まで行くのは、幾らなんでも無理があると思うんですけど……」 危ないですよーやめましょうよーと安全性の面から説得を試みるフェイトだったが、ロージェノムは大破したラゼンガンのコクピットに足をかけ、一言。 「首から下など飾りに過ぎん」 ……無茶苦茶な科白だったが、何故かこの男が言うと物凄く説得力があるような気がした。 そしてその直後、フェイトはロージェノムの言葉の意味を知ることになる。 「ぬ……おおおおおおおおっ!!」 操縦桿を握り咆哮を上げるロージェノムに応えるように、ラゼンガンの両眼に光が灯る。 瞬間、ラゼンガンの頭部両側面、人間で言えば耳に当たる部分から腕が生えた。 両腕で首筋をがっちりと掴み、左右に捻りながら頭を引き抜くラゼンガン。 ……傍から見ていると、物凄くシュールな光景だった。 そうして苦労して首から引き抜かれた頭部には、やはりと言うべきか、小さな脚がしっかりと付いている。 「ほ、本当に飾りだったんだ。首から下……」 予想の斜め上をいくラゼンガンの驚くべき正体に、フェイトはただ唖然とするしかなかった。 「……どうした? 管理局とやらに行くのではなかったのか」 一頭身のラゼンガン――この形態は暫定的に〝ラガン〟とでも呼ぼう――のコクピットから、ロージェノムが怪訝そうにフェイトを見下ろす。 すっかり可愛くなってしまったその機体を眺め、フェイトは諦めたように息を吐いた。 武装も無いようだし、これならば問題ないかもしれない……と、思いたい。 「あの……貴方は、何者なんですか?」 問いかけるフェイトを一瞥し、ロージェノムは目を眇めた。 「事情聴取は管理局に着いてからではなかったのか?」 「私の純粋な好奇心から訊いているんです」 本部に着いてから色々とドッキリさせられる前に今の内に心の準備を……という本音は隠して、フェイトは答える。 ロージェノムは黙り込んだ。 表情こそ動いていないが、しかしその内心では物凄く困っていた。 自分は一体何者なのか――実のところ、その明確な答えをロージェノムは持たない。 螺旋王――否。 この身はクローン培養によって造られたコピー、記憶や知識は受け継いでいるが決してオリジナルの『ロージェノム』と同一の存在ではない。 大グレン団旗艦超銀河ダイグレン生体コンピュータ――否。 既に超銀河グレンラガンとは切り離され、再び一つの個体として活動している。 誰でもない、俺は俺だ――論外。 そもそもこの娘の疑問への回答になっていない。 消去法で次々と選択肢を消していき、ロージェノムは遂に一つの答えに辿り着いた。 「わしは……」 言いかけて、ロージェノムは自嘲するように唇の端を歪めた。 何様のつもりだ、「わし」などと……。 あの時、あの宇宙で、最後の最期まで共に戦ってくれた忠臣に自分は何と答えた? ――王ではない、今はただの戦士だ。ヴィラル……お前と同じ、な。 そうだ、自分は戦士だ。 たとえこの身が仮初の肉体、造られた人格だとしても、自分が一人の戦士として、螺旋の戦士として戦ったことに変わりはない。 シモン達と共に、大グレン団の一員として戦ったことに偽りはない。 吹っ切れたように小さく笑い、ロージェノムは改めて口を開く。 「――私は戦士。螺旋の戦士、ロージェノム」 威風堂々、胸を張ってそう言い切った。 宇宙とは、認識されて初めて確定する――それがこの宇宙の理である。 ならば自分自身の存在も、自分自身が認識した姿に確定するのではないか。 自分の信じる自分の形に……。 故にロージェノムは全力で信じる。 戦士としての自分自身を、自分の信じる自分自身を。 ロージェノムの示した回答に、フェイトは虚を衝かれたように目を瞬かせていた。 なのはが管理局に戻った時には、既に夜は明けかけていた。 ロージェノムはどうしているだろうか、フェイトの事情聴取は上手く済んだだろうか。 報告書を提出し、自分達の保護した時空漂流者について問い合わせたなのはは、事情聴取は依然継続中という答えに目を見開いた。 フェイト達がいつ頃本部に戻ったのかは知らないが、少なくとも日の入り前には着いていただろう。 そこから事情聴取にどれだけかけているのか、何時間時空漂流者を拘束しているのか。 管理局員としての常識を外れたフェイトの行動が、なのはには信じられなかった。 「フェイトちゃ……ん!?」 取調室の扉を蹴破るような勢いで入室したなのは、室内に揃った予想外の顔の前に思わず踏鞴を踏んだ。 「あ、なのはちゃんお帰りー」 にこやかな笑顔でなのはを迎える、八神はやて二等陸佐。 「君はもう少し落ち着きというものを持った方が良いな、なのは」 渋い顔でなのはを振り返る、クロノ・ハウラオン提督。 「うぉっ!? ……って、何だなのはかよ。ビックリさせんな!」 居眠りでもしていたのか、挙動不審なヴィータ。 他にもシャマルやシグナムなどの守護騎士の面々、ユーノ・スクライア司書長やアルフなど、なのはにとって馴染みの深い面々が狭い取調室に勢揃いしている。 そして極めつけは……、 「あらあら、まるで同窓会みたいね」 「リンディさんまで……」 湯呑み片手にほけほけと笑う管理局総務統括官の姿に、なのはは呆れを通り越して脱力した。 「もう……皆揃って何やってるんですか!?」 時空漂流者への長時間の不当拘束だけでも許せないというのに、こんな大人数で事情聴取など理解出来ない。 否、理解したくない。 これではまるで尋問である。 なのはの糾弾にはやて達はばつの悪そうに視線を逸らした。 「いや、まぁ……最初はフェイトちゃんだけで普通に事情聴取やってたんやけどなぁ……」 「ちょっと事情が変わって……というかわたしだけじゃどうしようもない展開になっちゃって、それで無理言って皆に来て貰ったの」 言い訳するはやてとフェイトに、なのはの眉が剣呑そうに吊り上がる。 「事情って……皆が一度に集まらなきゃ駄目な位大事なことなの?」 リンディを始めとして今この場に集まっている面子は、皆時空管理局の中でも重要な場所を任されている者達であるとなのはは思っている。 時空漂流者一人の事情聴取などという些事にかまけ、こんな所で油を売っている暇などない。 そういった意味でも、なのはは怒っているのだ。 はやてはフェイトとアイコンタクトを交わし、「驚かんでよ?」と前置きした後、真剣な顔でこう切り出した。 「なのはちゃん。ウチらな……今、アンチスパイラルへの対抗策話し合ってんねん」 「…………へ?」 はやての口にした予想外の言葉に、なのはは面食らったように間の抜けた声を上げた。 アンチスパイラル。 アンチスパイラルとは……あのアンチスパイラルだろうか? 四年前、ミッドチルダ北部の空港爆破テロと共に全次元世界に宣戦布告し、以来次元世界各地で質量兵器による破壊活動を行う謎のテロ組織。 目下、なのは達時空管理局にとって最大最悪の「敵」……! そのアンチスパイラルとロージェノムの間に、一体何の関係があるというのか。 なのはの疑問に答えるように、はやては部屋の奥に座るロージェノム――腕を組み、なのは達のやり取りを黙然と見守る異邦の戦士を一瞥し、そしてこう言った。 「とんでもないジョーカーやで、あの人は……」 天元突破リリカルなのはSpiral 第1話「貴方は、何者なんですか?」(了) 戻る目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/djmax2/pages/63.html
◆製品情報、下に限定版の詳細です。 ■製品情報 Title DJMAX PORTABLE 2 DISC ID ULKS-46116 FW要求 2.82 販売元 neowiz,PENTAVISION 発売日 2007/3/30 対象年齢 12歳以上 ジャンル PSP 原産国 韓国 価格 通常版 42000ウォン 限定版(黒) 86000ウォン(500本限定生産←あくまで公式発表) 限定版(銀) 86000ウォン(500本限定生産←あくまで公式発表) ◇パッケージ画像◇ 初回版にはプリズム加工が施されています ◇DJMAX Portable 2 通常初回限定版◇ ※パッケージ画像は上の画像と同じです、このデザインではありません※ ゲーム本体(プリズムパッケージ) ポストカード(限定版の32枚からランダム?) ◇DJMAX Portable 2 Orpheus Package "Night Black"◇ ※パッケージ画像は上の画像と同じです、このデザインではありません※ 特製ケースBLACKタイプ ゲーム本体(プリズムパッケージ仕様) AUDIO TRINITY O.S.T(3枚組) ビジュアルアートブック ジグソーパズルBLACKタイプ(500ピース) オリジナルポストカードBLACKタイプ(16枚) 隠し特典、NB○○○○○の○○ ◇DJMAX Portable 2 Orpheus Package "Metallic Silver"◇ ※パッケージ画像は上の画像と同じです、このデザインではありません※ 特製ケースSILVERタイプ ゲーム本体(プリズムパッケージ) AUDIO TRINITY O.S.T(3枚組) ビジュアルアートブック ジグソーパズルSILVERタイプ(500ピース) オリジナルポストカードSILVERタイプ(16枚) 隠し特典、NB○○○○○の○○ ◆ちなみに NB○○○○○の○○はちゃんと6種類あるみたいです。
https://w.atwiki.jp/a-life/pages/166.html
GO! GO! MANIAC/放課後ティータイム (TVA けいおん!! OP1) 侵略ノススメ☆/ULTRA-PRISM with イカ娘(CV 金元寿子) (TVA 侵略!イカ娘 OP) SOMEONE ELSE/種島ぽぷら(CV 阿澄佳奈),伊波まひる(CV 藤田咲),轟八千代(CV 喜多村英梨) (TVA WORKING!! OP) My Soul,Your Beats!/Lia (TVA Angel Beats! OP) Silent Bible/水樹奈々 (PSP 魔法少女リリカルなのはA s PORTABLE -THE BATLLE OF ACES- OP) Real Force/ELISA (TVA とある科学の超電磁砲 ED2) Theme for Panty Stocking/Hoshina Anniversary (TVA パンティ ストッキングwithガーターベルト OP) Perfect-area complete!/麻生夏子 (TVA バカとテストと召喚獣 OP) ROSE HIP-BULLET/GRANRODEO (TVA 咎狗の血 OP) HIGHSCHOOL OF THE DEAD/岸田教団 THE 明星ロケッツ (TVA 学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD OP) 爪痕/hibiku (TVA ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド ED) NO,Thank You!/放課後ティータイム (TVA けいおん!! ED2) No buts!/川田まみ (TVA とある魔術の禁書目録Ⅱ OP) LEVEL5 -judgelight-/fripSide (TVA とある科学の超電磁砲 OP2) ユニバーサル・バニー/シェリル・ノーム starring May n (映画 劇場版 マクロスF 虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~ 挿入歌) ハートの確率(Main Vocal Hitomi)/blue drops (TVA そらのおとしものf(フォルテ) OP) メロンブックスとらしんばんからのお知らせ 君のままで/azusa (TVA アマガミSS OP2) 光の旋律/Kalafina (TVA ソ・ラ・ノ・ヲ・ト OP) 比翼の羽根/eufonius (TVA ヨスガノソラ OP) STRIKE WITCHES 2 ~笑顔の魔法~/石田燿子 (TVA ストライクウィッチーズ2 OP) irony/ClariS (TVA 俺の妹がこんなに可愛いわけがない OP) 二人静/薄蛍(CV 花澤香菜) 芳野葛利劔(CV 日野聡) (TVA おとめ妖怪ざくろ 第4話・第6話ED) My Song/Girls Dead Monster(marina) (TVA Angel Beats! 第3話挿入歌) 一番の宝物 ~Yui final ver.~/Girls Dead Monster starring LiSA (CD 一番の宝物 ~Yui final ver.~ KSLA-65 (TVA Angel Beats! 第10話ED アレンジver))