約 4,410,055 件
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/988.html
リリカルなのはFeather クロス元:超者ライディーン 最終更新 07/12/29 第0話[天女たちの事情] 第一話「覚醒する天使」 第二話 「天使VS戦乙女」 TOPページへ このページの先頭へ
https://w.atwiki.jp/animesaimoe2008/pages/235.html
魔法少女リリカルなのはStrikerS 本戦出場キャラ一覧(対戦表) キャラ名 担当声優 本戦組 日付 一回戦対戦相手その1 一回戦対戦相手その2 フェイト・T・ハラオウン 水樹奈々 A06組 8月19日 園崎魅音@ひぐらし 桂言葉@スクールデイズ ギンガ・ナカジマ 木川絵理子 A04組 8月21日 杏本詩歌@ムシウタ 田端ゆい@H2O ヴィヴィオ 水橋かおり B12組 8月25日 涼宮ハルヒ@らきすた 吉野@みなみけ ヴィータ 真田アサミ C01組 8月27日 夏みかん@ぽてまよ 穂波@レンタルマギカ リインフォースII ゆかな D05組 8月31日 泉こなた@らきすた 園宮可憐@スカガ ティアナ・ランスター 中原麻衣 D08組 9月3日 委員長@瀬戸嫁 吉田一美@シャナ 高町なのは 田村ゆかり E05組 9月4日 湯浅比呂美@truetears シグナム@なのは シグナム 清水香里 E05組 9月4日 高町なのは@なのは 湯浅比呂美@truetears キャロ・ル・ルシエ 高橋美佳子 E06組 9月5日 仙童紫@ロザパン 月島きらり@きらレボ 八神はやて 植田佳奈 F10組 9月10日 初音ミク@絶望先生 四方茉莉@sola スバル・ナカジマ 斎藤千和 G02組 9月14日 高良ゆかり@らきすた アーニャ@ギアス シャマル 柚木涼香 G11組 9月15日 花菱美希@ハヤテ 石月真名@sola 本戦出場キャラ一覧(データ) キャラ名 担当声優 一次予選 票数 被得票率 二次予選 票数 被得票率 本戦組 日付 フェイト・T・ハラオウン 水樹奈々 03組1位 640票 47.2% A06組 8月19日 ギンガ・ナカジマ 木川絵理子 13組6位 354票 25.0% A04組 8月21日 ヴィヴィオ 水橋かおり 08組4位 428票 30.1% B12組 8月25日 ヴィータ 真田アサミ 12組4位 611票 37.3% C01組 8月27日 リインフォースII ゆかな 09組3位 581票 38.7% D05組 8月31日 ティアナ・ランスター 中原麻衣 01組4位 383票 34.8% D08組 9月3日 高町なのは 田村ゆかり 01組3位 457票 41.5% E05組 9月4日 シグナム 清水香里 17組7位 428票 27.2% E05組 9月4日 キャロ・ル・ルシエ 高橋美佳子 09組5位 438票 29.2% E06組 9月5日 八神はやて 植田佳奈 02組2位 499票 38.5% F10組 9月10日 スバル・ナカジマ 斎藤千和 05組7位 447票 30.4% G02組 9月14日 シャマル 柚木涼香 09組8位 335票 22.3% G11組 9月15日
https://w.atwiki.jp/mediachamp/pages/132.html
KompoZer Portable (95/98/Me/2000/XP/Vista) オープンソースソフトウェア。 Download 説明 日本語化言語パック
https://w.atwiki.jp/usbportable/pages/164.html
KompoZer Portable (95/98/Me/2000/XP/Vista) オープンソースソフトウェア。 Download 説明 日本語化言語パック
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/823.html
作者別インデックス A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 あ い う え お か き く け こ さ し す せ そ た ち つ て と な に ぬ ね の は ひ ふ へ ほ ま み む め も や ゆ よ ら り る れ ろ わ を ん A ARMSクロス『シルバー』氏 上へ B Black氏 BLASSREITER LYRICAL氏 ◆bv/kHkVDA2氏 上へ C CCなのは氏 上へ D Devil never Strikers氏 ◆DppZDahiPc氏 上へ E ◆e4ZoADcJ/6氏 上へ F FS なのは×空の軌跡氏 上へ G ◆Gb6P9gjLww氏 上へ H HALOの人氏 上へ I IDOLA の人氏 上へ J K L LB氏 LMS氏 LYRICAL PSYCHIC FORCE StrikerS氏 Lyrical!とキマイラ氏 上へ M N NOCTURNE氏 ◆ncKvmqq0Bs氏 NZ氏 上へ O OROCHI氏 OSGS氏 上へ P Q R REQULIMER氏 上へ S SRW外伝魔法少女リリカルミヒロ氏 s.TRI..ed氏 Strikers May Cry氏 ◆suHZewzfpk氏 上へ T 上へ U V W X Y ◆Y0DG7nGjbg氏 上へ Z 0 1 19氏 上へ 2 217氏 230氏 242氏 上へ 3 322氏 367氏 上へ 4 42◆E11yWK.OuA氏 45氏 上へ 5 6 7 7-398氏 上へ 8 9 あ 赤いの二人でドグラマグラ氏 赤字氏 暁の女神氏 上へ い 一兵卒氏 五つの誓い氏 上へ う ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは氏 上へ え お か 仮面の男氏 仮面ライダーリリカル電王sts氏 上へ き キャロとバクラの人氏 究極の合体ポ○ラ氏 上へ く クレイジーなの。氏 黒い雨氏 黒い影氏 黒の戦士氏 上へ け 上へ こ さ 三十四代目スレ485氏 上へ し ジェダイ氏 ジャングルはいつもハレのちグゥ リリカル氏 十五代目スレ428氏 十代目スレ282氏 情に目覚めし黒き龍氏 ジョジョクロス『愚者の書』氏 白き異界の魔王氏 地獄の四兄弟氏 シレンヤ氏 上へ す せ 節制の14氏 戦国の鉄の城氏 上へ そ た 高天氏 旅ゆく人氏 上へ ち 超魔法重神氏 上へ つ て ティアナ・ランスターの憂鬱氏 テルミドール氏 天元突破リリカルなのはSpiral氏 上へ と ドラゴンボールZ番外編氏 時の地平線氏 上へ な なのはA s×ギアスクロスSS氏 なのはStS×覚悟のススメ氏 なのはStS×デモベ氏 なのはStS+φ’s正伝氏 なのはVSボウケン氏 なのは×終わクロ氏 上へ に ぬ ね ネクサスの人氏 上へ の は ひ 光と音のLNS氏 上へ ふ フェイト・T・ハラオウンの悪夢氏 フェレットゾンダー氏 フルメタなのは氏 ブレブレ×なのは氏 上へ へ 変な人達氏 平成セブン氏 上へ ほ 北斗の人氏 上へ ま 前スレ361氏 魔術士オーフェンstrikers氏 マスカレード氏 魔導新世紀リリカルなのはXtS氏 魔導ニュータイプ兵士 A氏 魔法王女氏 魔法少女リリカル外伝 すごいよ!なのはさん氏 魔法少女リリカルなのはGoodSpeed氏 魔法少女リリカルなのはsts masked rider kabuto氏 魔法少女リリカルなのはStylish氏 魔法少女リリカルなのはTES氏 魔法少女リリカルなのは TRANSFORMERS氏 上へ み む 無名氏 上へ め メタルサーガsts氏 上へ も や ゆ よ 四十三代目スレ115氏 四代目スレ292氏 上へ ら ラッコ男氏 上へ り リリカルBLACK氏 リリカル.exe氏 リリカルlain氏 リリカルSD戦国異伝氏 リリカルSIC氏 リリカルTRIGUN氏 リリカルガウザー氏 リリカルギアソリッド氏 リリカルソニック氏 リリクラ氏 リリカルケロロ軍曹STS氏 リリカル犬狼伝説氏 リリカル・コア氏 リリカルサンダルフォン氏 りりかる新人隊員氏 リリカルゾイド氏 リリカル鉄人氏 リリカルトリーズナー氏 りりかるな黒い太陽氏 リリカルなのはD w氏 リリカルなのはDHS氏 リリカルなのはFeather氏 リリカルなのは Nightmare氏 リリカルなのはVS厚生省氏 リリカルネロス氏 リリカル・パニック氏 リリカル剣(ブレイド)氏 リリカル無双氏 リリカル遊戯王GX氏 リリカル龍騎 リリカルルーニー氏 リリカル湾岸氏 りりる氏 リリレッド氏 る れ レザポ氏 ろ 六代目スレ135氏 ロックマンゼロ氏 上へ わ を ん
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/1446.html
『マルディアス』。神々の戦いで一度死に、そして千年の時をかけて蘇った世界。 今この世界では、千年前の戦いに敗れ、封印されていた邪神『サルーイン』が復活しようとしていた。 魔物やサルーインの信徒が起こしていた幾多の事件。それらはやがてサルーイン復活へと繋がる。 世界は再び、千年前のような混沌の時代へと移り変わろうとしていた。 しかし、サルーインと戦う者達は確かに存在していた。 神々が創り上げ、英雄『ミルザ』へと与えられた十の宝石。それらはとある五人の運命を絡め取り、サルーインとの戦いへと駆り立てた。 灰色の長髪をした剣士『グレイ』。 迷いの森を守る弓使いの少女『クローディア』。 エスタミルを根城とする盗賊の少年『ジャミル』。 三角帽を被った術士の女性『ミリアム』。 トカゲの姿をした亜人『ゲッコ族』の戦士『ゲラ=ハ』。 彼らは現在、かつてミルザが神々に認められるために行った試練……通称『最終試練』に参加している。 その内容は、試練の地で十二体の強大なモンスターを打ち倒し、祭壇まで辿り着く事。 そして今、彼らは十二体目のモンスターである金色の龍『ゴールドドラゴン』との死闘を繰り広げていた…… 魔法少女リリカルなのは ―Minstrel Song― Event No.00『最終試練』 【十字斬り】 グレイが刀を振るい、金の巨躯へと十字の傷を付ける。 刃渡りは長く、切れ味も十分。それなのに大したダメージを与えられていないらしく、龍が傷をものともせずに接近。 そのままグレイへと牙を剥き、喰らいつく。 【かみ砕く】 その牙の鋭さは、かつて戦った同種の ―但しこちらの方が遥かに強いが― モンスターで身をもって味わっている。 それ故にこれは喰らってはいけないとすぐに理解し、チッと舌打ち。そのまま刀で受け止めた。 龍と人間の力には元々大きな差があり、それはこれまでの戦いで鍛えられたグレイでも例外ではない。せいぜい三秒もてば良い方だろう。 「クローディア、援護頼むぜ!」 だが、このメンバーにはそれで十分だ。 ジャミルが愛剣『エスパーダ・ロペラ』を手に、高く跳び上がる。その後方には『藤娘』に矢をつがえるクローディアの姿が。 そのままジャミルは近くの岩を蹴り、ゴールドドラゴンへと飛びかかる。それと同時に矢が放たれた。 【ホークブレード】 【プラズマショット】 【連携:ホークショット】 ジャミルの剣がゴールドドラゴンの背を掻き斬り、そこにクローディアの矢が直撃。 いかにゴールドドラゴンといえど、傷口にプラズマショットという電流付きの矢を撃ち込まれればたまったものではない。 そのダメージから思わず牙を離し、その間にグレイが離脱する。そしてその隙にゲラ=ハが自身の持つ槍『マリストリク』をドリルのように回転させながら接近した。 【螺旋突き】 突っ込んでいったゲラ=ハが傷口へと槍をねじ込んだ。それも先にグレイが付けた十字傷へのピンポイント攻撃。 さすがに傷口への攻撃は効くらしく、結構なダメージはあるらしい。 だがその代償として、ゴールドドラゴンを本気で怒らせてしまった。これはかなりまずい状態だ。 大きく咆哮し、首を空へと向けるゴールドドラゴン。その口からは炎が漏れ出している。おそらくブレス攻撃が来るだろう。 それを阻止すべく駆けるゲラ=ハ。だが、一足遅い。 【火炎のブレス】 辺り一面を焼き払うほどの炎が吐き出された。 その炎はグレイ達へと直撃し、死にはしないまでも多大なダメージを与える。無事だったのはあらかじめ炎の盾の術『セルフバーニング』を使っていたミリアムくらいだろう。 中でもゲラ=ハは前に出ていた分、より大きなダメージを受けていた。先に復活の術『リヴァイヴァ』を使っていなければそのまま倒れていただろう。 「……さすがに最終試練の最後の一体。強いですね」 そう言いながらマリストリクを構えるゲラ=ハ。それに対し、グレイが言葉を返した。 「ああ……だが、時間は稼げた。ミリアム、やれるな?」 【スペルエンハンス】 グレイが振り向いた方向では、先程からミリアムがスペルエンハンスで魔力を高めている。 今使った分のスペルエンハンスがかかると同時にミリアムが気付き、そして答えた。 「大丈夫、これならやれるよ!」 そう言うと同時に、ミリアムに大量の魔力が集まり、それが龍の真下で形を成す。 それは巨大な炎の玉。それがゴールドドラゴンの真下からせり上がり、そして飲み込む。 【クリムゾンフレア】 その炎……いや、クリムゾンフレアが龍を飲み込み、少し地上から離れたところで停止。その上には巨大な陣が形成され、少し遅れて炎が爆発する。 だが、クリムゾンフレアはそれだけでは終わらない。爆発の後に上空の陣が巨大な火柱を落とすという大仕掛けが残っているのだから。 爆発と同時に五本もの火柱が巻き起こり、ゴールドドラゴンを灰燼へと変える……それで本来は終わりのはずだった。 だが、まだ終わらない。ゴールドドラゴンとはここまでやられてもまだ戦えるほどのタフネスを持っている。 「嘘、あれで倒れないの!?」 さすがのミリアムも驚きを隠せない。まあ、無理もないだろう。 何せ自分が持つ限りで最高クラスの威力の術を喰らって立っていられる相手だとは思わなかったのだろうから。 だが、それでも相当弱っているのが見て取れる。倒すなら今だ。 それを理解したのか、クローディアがすぐさま藤娘を構え、グレイとジャミルに指示を飛ばした。 「グレイ、ジャミル、私に合わせて」 そう言うと、すぐさま矢の速射を撃ち込む。それに合わせてグレイとジャミルが追撃。 上空から見れば、この三人がまっすぐ一列に並んでいるのが分かるだろう。 ……そう、ちょうど竜騎士から教わったあの陣形のように。 【龍陣】 その並びに反応したかのように、ゴールドドラゴンを中心とした光の円が地面に形成される。 これこそが『龍陣』。それぞれの連携の末に龍が追撃するという陣形だ。 そこからすぐにグレイが動き出し、次々と連携を決めていく。 【龍尾返し】 【三星衝】 【サイドワインダー】 【連携:龍尾三星ワインダー・龍牙】 まずグレイが懐に飛び込み、ナナメに一閃。そこから横にまた一閃。 そこからジャミルがゴールドドラゴンの急所といえる位置……すなわち、グレイとジャミルによって付けられた二つの傷口と、龍尾返しで新たにできた傷口にほとんど同時に突きを見舞う。 さらにその箇所を性格に狙い、クローディアが蛇のように曲がりくねった軌道の矢を放つ。それは見事に命中した。 そしてここからが龍陣の真骨頂。一頭の巨龍が下から現れ、ゴールドドラゴンを巻き込んで徹底的に大暴れしていった。 さすがにここまでやられて戦えるほど、ゴールドドラゴンはタフではない。 その場でグラリと崩れ落ち、そして倒れた。 決着から数分、彼らは最奥である試練の祭壇へと辿り着いていた。 階段を上り、祭壇を視認。それと同時に、彼らにここのことを物語として教えた吟遊詩人も視認。 ただし、吟遊詩人はいつもとは違い、どこか人間離れした雰囲気を漂わせている。 ……ここまで来れば、この吟遊詩人がただの人ではないことが容易に想像できるだろう。 「お前はいったい何者だ?」 ならばこの男は一体何者なのだろうか。それを疑問に思ったグレイが問う。 それに対し、詩人は答えずにただ笑顔で自分の思っていたことを口にした。 「グレイ、そしてその仲間たち。君達がここまで来ると信じていたよ」 その口調もいつもの敬語ではなく、まるで父親が子供に語りかけるような言葉。 それがグレイの頭にとある可能性を叩き出させる。普通なら誰も信じないような、そんなとんでもない可能性を。 「……まさか」 「そう、私は光の神。神々の父『エロール』だ」 ……どうやらたった今叩き出された可能性は大正解だったらしい。 何故吟遊詩人……いや、エロールが人間として生きているのかはこの際置いておくとしよう。考えても仕方が無いのだから。 それより他に気になることがあるらしく、クローディアが階段を下りるエロールへと聞いた。 「貴方はサルーインより強いのでしょう? ならば何故、自分で戦わないの?」 かつての神々の戦いの時、サルーインとその兄弟……伝説上は『三柱神』と呼ばれているのだが、それらがエロールと戦い、そして敗れた。 三柱神のうち、長兄『デス』と末妹『シェラハ』はその時に降服。しかしサルーインだけは最後まで戦い続けた。 エロールがミルザに宝石を与えたのはその後、すなわちサルーインただ一人を残した時であった。 そこからでも分かるように、三柱神のうち二人を降服させるほどの力を持つのがエロールだ。 ならばエロールが戦えば勝てる。なのにそれをしない。それを疑問に思った結果が今のクローディアの問いである。 エロールはその歩みを止めず、階段を下りながらクローディアへと答えを返した。 「……かつて神同士の戦いがあった。そのとき世界は一度死んだ。それほどに神の戦いは激しいのだ。 私は二度と世界を死なせたくない」 千年前の神々の戦い。それは世界を一度殺すのには十分過ぎる程の規模だという。 エロールはそれを分かっている。だからこそ、自身がサルーインとの戦いに赴かないというのだ。 「なるほどな。でも、俺達じゃサルーインには勝てないかもしれないぜ?」 ジャミルが軽口を叩きながら階段を下りる。それに合わせて他の四人も一緒に下りていく。 「人には自分の運命を自分で決める権利がある。 サルーインの復活を傍観するか、サルーインを打ち倒すか、それともサルーインに敗れ去るか。全て自分達で選ぶことができる」 既に階段の一番下の段に辿り着いていたエロールが言葉を返す。 少なくともこの五人は、サルーインと戦う道を選んでいる。だからこそこの言葉を贈ったのだろうか。 やがてグレイ達五人も階段の一番下へと到達。そしてミリアムはその場で立ち止まった。 「本当は、もう結果が分かってるんじゃないの? やれるかどうかも分からないのに、あたい達に任せるとは思えないもん」 ミリアムが笑ってそう聞く。確かに、勝てるかどうかも分からない……というより、負ける公算の高い戦いをさせるとは思えない。何しろ、負ければ世界が危ないのだから。 だが、その問いはエロールが横に首を振ったことで否定された。 「神々とて、それほど先のことがわかっているわけではないよ」 そう、たとえ神々でも未来というものは分からないのだ。 封印したことによってサルーインの憎しみが増すとは予想していなかった。 サルーインが『ミニオン』という使い魔達を生み出すとは思っていなかった。 かつての戦いで生み出し、ミルザへと与えた宝石『ディステニィストーン』が世界を混乱させるとは思わなかった。 「……全て、私の失敗だよ」 心底悔やんだような顔(帽子と髪型でよく見えないが)でエロールが言う。 未来が分かっていれば、このような失敗もしなかった。そしてその失敗の結果がサルーインの復活だ。 「勝敗はやってみなければ分からない、そういう事ですか……荷が重いですね」 「だが、やるしかない。エロール、俺達が負けても文句は言わせんぞ」 ゲラ=ハの言葉にグレイが言った。それを聞いたエロールが笑顔で答えを返す。 「私はこの世界そのものと、世界に存在する全てのものをいとおしく思っている。 どのような結果も、受け入れるだけだ」 「さて、サルーインの居場所ですが……実を言うと、今はこの世界にはいません」 吟遊詩人の口調に戻ったエロールが、サルーインの居場所を言う。が、それはあまりにも理解しがたいことだった。 もっとも、いきなり『実はこの世界にはいません』というのは驚かないほうが不思議だろうが。 「何だと? それは一体どういう意味だ」 いきなり突拍子の無いことを言い出すエロールにグレイが問い返す。 見れば他の面々も全く理解できていないような表情。中にはジャミルのように「それはひょっとしてギャグで言ってるのか」とでも言い出しかねない表情の者までいる。 だが、エロールは全く動じずにその続きを言う。 「グレイ達が動いているのを感づいたのでしょう。どうやら数日前に異世界へと飛び去ったようです。 おそらくは妨害されないよう、異世界で復活を遂げてからこちらへと戻ってくる……そういうつもりでしょう。 もっとも、転移に使ったエネルギーを取り戻すだけの時間だけ復活は遅れるでしょうが」 サルーインにそのような芸当ができたとは初耳である。千年前の戦いの記録にも、そのような事は載っていない。 だが、事実サルーインは異世界へと飛んでいる。ならば追って復活を阻止、最悪の場合復活したサルーインを打ち倒す必要があるのだ。 「消耗したエネルギーの分だけ復活が遅れると言いましたね……具体的にはどれ程遅れるのですか?」 「……長く見積もっても、あちらの時間で数ヶ月といったところでしょう」 サルーイン復活まであと数ヶ月の遅れが出る。異世界に向かい、探して打ち倒すには十分な時間だろう。 その頃には彼らの中に異世界行きを迷う者など誰一人としていなかった。 ……まあ、どうやって行くのかを一切考えていなかったが。 「私が一度あなた方を地上へと送ります。準備が済んだら北エスタミルのパブまで来て下さい。 そこから私の力でその世界へとお送りしますし、決着がついた頃にそちらへと迎えに行きます」 数日後、北エスタミルで謎の光が確認された。 その光の正体は無論、エロールがグレイ達を異世界『ミッドチルダ』へと送るための力である。 「頼みましたよ、皆さん……」 彼らがいなくなった北エスタミルで、エロールは一人呟いた。 そしてグレイ一行とサルーイン、そして『機動六課』と『ジェイル・スカリエッティ』を巻き込んだ物語は……ここから始まる。 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/3172.html
―――――数日前 ミッドチルダ とある研究所 幾何学な光を放ち、照らす廊下。 その周りには、培養液に浸された女性が入っており、それがずらりと並んでいた。 ――その廊下を歩く一つの人影。 白い衣服を纏い、金色の眼に浮かべるのは、狂気。 ―――――男の名前は、ジェイル・スカリエッティといった。 やがて、彼が歩く目の前から、大きなモニターが現れた。 そこに映る女性が、単刀直入に告げる。 「ゼストとルーテシア、活動を再開しました」 「ふむ、」 スカリエッティは軽く頷き、女性に訊き返す。 「クライアントからの指示は?」 「『彼等に無断での支援や協力は、なるべく控えるように』とメッセージが届いています」 今度は軽く苦笑しながら続けた。 「自律行動を開始させたガジェット・ドローンは、私の完全制御化というわけじゃないんだ、勝手にレリックの元に集まってしまうのは、大目に見て欲しいねえ」 「お伝えしておきます」 しばらくの沈黙の後、スカリエッティは続ける。 「彼等が動くならゆっくり、観察させて貰うとするよ。彼等もまた、貴重で大切な、レリックウェポンの実験体なのだからねえ」 そう言い終えると、彼はモニターを切った。やがて、ゆっくりともと来た道を引き返し始める。 (それと、もう一つ…) スカリエッティは、そろそろ着くころであろう未知なるロストロギアについて思いを馳せる。 (そろそろ『アレ』が届くしねえ) 無意識に浮かぶ表情――それは喜びと狂気。それは誰にでも容易に理解できる。 だが―――その表情の見据える先に何があるのか、それは誰にも理解できないことだろう。 ―――――――――それを、人は『狂っている』と呼ぶ。 魔法死神リリカルBLEACH Episode 5 『The Advancement』 現世への出張から数日 ミッドチルダ 機動六課 訓練場 「は~い、じゃあ昼の訓練はここまで」 「あ…ありがとうございました」 今日もヘトヘトになるまでしごかれたスバル達が、疲労困憊を露わにそう返した。 太陽がやっと真上に上がりかけた所だが、その姿はもうやり切ったようにボロボロである。 ――対する教官達は、ボロボロどころか疲労の色さえ見えない。 「じゃあ、一旦休憩上がっていいぞ」 デバイスを戻しながら、ヴィータが皆を見据えてそう言った。 新人達は、疲労の体に鞭打ちながらも、ゆっくりと隊舎に戻ろうとした。 その時、後ろからなのはの声がかかった。 「あ、スバルとティアナは悪いけど、後で部隊長室に来てくれないかな?」 「え?…あ、はい」 じゃあお願いね、とそう告げてなのはもその場を後にする。 「部隊長室…何だろうね」 「アレでしょ、前の任務についてのことでしょ」 疑問符を浮かべて訊くスバルに、ティアナは冷静に分析してそう答える。 次の瞬間、スバルの顔が真っ青になった。 「も…もしかして任務失敗したことで説教かな…?」 「…それは無い…とは思うけど」 ちょっと冷や汗を流しながらも、ティアナはそう返す。 「ホラ、あのレリックと盗って行った人達について訊きたいことでもあるんでしょ」 「ああ…あの人達のことか…」 そう言いながら、スバルは無意識に空を見つめた。 ―――彼の姿が脳裏に蘇ってきたのだ。 ―――見かけは怖かったけど、優しそうな眼をした彼 ―――巨大な怪物の攻撃から、身を呈して庇ってくれた彼 ―――そして、自分に手を差し伸べてくれた彼の手、あの温かみ。 なのに、自分は彼の名前すら知らない、教えてもらってない。 (あの人、今どうしているんだろう…) ただ空を見つめながら、スバルは彼の事を思っていた。 数分後 機動六課 部隊長室 改めて制服に着替え、緊張した面持ちで、扉の前に立つスバルとティアナ。 「入ってええよ~」 しばらくして、扉の奥から声がかった。 「「し、失礼します」」 そう言って扉を開ける二人。 その部屋の奥にいた、はやてが二人に笑いかけて言った。 「そんな畏まらんでもええよ」 「あ、はい!」 とりあえず説教の類ではないと安心して、はやてに一礼する二人。 そんな二人に苦笑しながら、はやての隣にいたなのはが口を開く。 「説教とかじゃなくて安心した?」 「え?…あの…はい…」 ―――見透かされていた。…その事実に恥ずかしく思いながらスバルが頷いた。 ティアナも、少し気恥ずかしい顔をしながらも単刀直入に訊いた。 「では、レリックを奪っていった人達について…ですか?」 「まあ、そやね。一回話は聞いたけど、それからあの怪物について資料が届いてな、それと照らし合わせてもっかい話を合わせたいんよ」 「私達も会ったけど、スバル達の方が詳しく知っているみたいだったし、それでね」 なのはがそう言いながら、モニターのスイッチを押した。 するとスバル達の目の前から、いくつかの画像が姿を現した。 ―――写っているのは、それぞれ仮面を被った怪物達。 様々な体躯をしていながら、共通として大きな孔を体に穿っている。 そして、中にはその怪物が可愛く見えるほどの、同じく仮面を被った大きな巨人も写っていた。 しばらく画像に目を通していると、はやてが質問する。 「これらを、虚って呼んでたんよね?」 「え、はいそうですけど…」 「あれ、それはわかったんじゃないんですか?」 確認するように訊いてくるはやてに、ティアナは疑問を持った。 すると、はやては困ったような顔をして続ける。 「それがな、この怪物について全然、何にもわかってないそうなんや――んなアホな思て無限書庫にも問い合わせてみたんやけど、幾つか発見例があるだけでな、それ以上のことは不自然に途切れているらしいんよ」 「ユーノ君も不思議がってたよね、『無限書庫は探せばちゃんと見つかる所』って言ってたのに、その不自然な途切れも言われるまで全然気づかなかったみたいだったし…」 なのはも首を傾げる。 スバル達は、改めて画像を見やり、その中の一枚、――――虚に立ち向かっていくように見える黒服で刀を持つ人達を指差した。 「じゃ、この人達のことは?」 「それなんかもっと全然や……画像もこれ一枚きり、あとは二人の証言だけや」 やりきれなさそうに、はやてがため息をついた。 「…この人達なんよね? レリックを取って行ったのって」 「はい、そうです」 記憶と今の画像を照らし合わせながら、スバルが肯定する。 ―――同時に、彼の事も思い返す。 「う~~~~~ん……」 そう唸って何か黙考するはやてだが、それでなにか進展があるはずも無かった。 「捜査は行き詰まりかぁ……しゃーない、違う方向から考えよ」 そう言うと、はやては再び黙考を始め、今度はなのはに訊いた。 「この怪物…虚って言うらしいから私等もそう呼ぶことにして、この虚達と、今追っているジェイル・スカリエッティ、何か関係があると思う?」 「ガジェットと一緒にいたから、その線は大きいと思うけど、そっちはどうだった?」 「あ、はい、こっちも徒党を組んで襲ってきました」 その質問に頷くティアナ。――彼女も、奴等は組んでいるのが妥当と見ていた。 「じゃあ次、虚はスカリエッティが造ったガジェットの新種か何か、これやったら無限書庫に詳細が無いのも納得はできるけど」 「………どうかな…」 否定気味になのはは返す。確かにはやての言うことも一理あるのだが、彼が造ったようには何故か思えないのだ。 これは理屈とかそう言うのでは無く、実際に戦ったからこそわかる、あの怨嗟の雄叫び。 ――あれは造られたとかそういう次元じゃ無い。もっと別の何か―――。 それが何かは分からないのだが、とにかくスカリエッティが造ったのでは無い。それだけは確信にも似たものがあったのだ。 そして、同じように虚と戦ったスバル達もまた、否定的に捉える。 「…じゃあこれは一先ず置いとくとして」 三人の顔を窺ったはやてが、再び切り出す。 「最後に、これが一番重要なんやけども――この黒服の人達」 はやては死神達が写っている画像を指差した。――スバルがはっとなる。 「詳細が無いから確定的なことは言えへんけど、この人達が何でレリックを持って行ったか、―――もしかしたら彼等も、スカリエッティの一派か何か――」 「ち…違うと思います!」 瞬間、スバルは我を忘れてはやての言葉を遮るように叫んでいた。 後になって、はっと気づいて見渡した時には、 あまりの急な事に、目を見張るなのは達の姿があった。 「バカ! でかい声で何言ってんの」 ティアナの叱咤に、しょんぼりするスバル。 今度はなのはが、優しげに訊いてきた。 「違うって、どういうことかな?」 「何かあったん?」 はやてが続けて質問する。スバルは、悩むようにしばらく黙っていたが、やがてしどろもどろに言い始める。 「あの…なんて言うか、その…――私、その人達の一人に、助けてもらって、だから…」 頭では、記憶は何度でも鮮明に蘇るのに、それを口で伝えるとなると、それがなかなかどうして難しい。スバルは、上手く語れない自分にもどかしさを覚えつつも続ける。 「あ…もちろん、それだけで決めつけるのはどうかなと自分でも思うんですけど……でも私には、彼らが敵のように見えなくて…ですから……えっと……」 ここで、相棒の慌てっぷりに、いい加減見てられなくなったティアナが言った。 「――私も、彼等を早々に敵と判断するのはどうかと、虚とガジェットを打倒していましたし、それに結果的には、助けてもらったのも事実ですし」 「…ティア…」 自分の意見を擁護してくれたことをスバルは嬉しく思いながら、ティアナを見た。 ――当の本人は肩を竦めるだけで留まったが。 確かに、自分達は彼等が何者かなのかは知らないし、レリックを盗んだ目的もわかっていない。 だが、彼等は敵じゃない。―――それだけは同じく理屈ではなくそう『感じた』のだ。 これには、先ほどの、虚の時と同じように、否それ以上の確信にも似た何かがあった。 ―――自分の言いたいことは、わかってくれただろうか? スバルは、おずおずとなのは達の方を見やった。 (……………――――) なのはは、スバルの不安げな眼を見て―――昔の自分を思い出していた。 ――何で戦うのか、何が目的でそう動くのか。 もっと早く話し合えば、もっと自分が色々と強かったら、早く分かり合えたはずなのに、今でもそう思う。そうすれば悲しい思いもしなくて済んだはずなのに―――自分もそんな理不尽な現実とは何度も闘って来たから。 フェイトにはやて、今でこそかけがえのない大切な親友となったが、そこに辿り着くまでには、何度も衝突があって、―――譲れない、理由があって。 それが何なのか知りたくて、でもそれは容易にはいかなくて、どうしたら分かり合えるのか、分からない。―――そんな眼。 今のスバルは、昔の自分と同じ眼をしていたのだ。 (…―――) その人が誰なのか、自分は知らない。――だけど放ってはおけない。 そんな人と分かり合うのは、話し合いしか無いのも確かだが、それが容易で無いこともまた確か。 そんな苦難を知って、知った上で乗り越えてきたなのはは―――スバルの肩にそっと手を置き、優しい声で言った。 「――スバルがそう言うなら、その人達はガジェット達と関係なさそうだね。ね、はやてちゃん?」 「まあ、せやな。ここはDrとは関係ない方向で、彼等は何かのっぴきならない理由でレリックを集めている線でいこか」 同じように昔を思い起こしていたはやても、そう頷いて返す。 安堵の表情をするスバルだが、今度は厳しい声でなのはは続ける。 「だけど、私達と同じレリックを追っているとなると、いつかはまた衝突することになるよね。そうなったらスバルはどうする?」 「…え、えと…」 しばらく悩むスバルだったが、やがて一つの答えを導き出す。 「――分かり合えるように努力する!!」 返ってきたのは、そんな至極アバウトな答え。―――だけどなのはは、それで満足そうな顔をした。 「うん――そうだね」 「せやけど、それは容易なことでは無いんよ?」 今度は、はやてがそう諭す。 「話を訊いてもらうにしても、戦いながらってのもあるやろうし、もしかしたら全く無視される可能性だってある…それでも分かり合う道を選ぶんか?」 「―――はい!!」 そう答えるスバルの眼には、今までとは一変強いものがあった。 はやても、その答えに満足そうに頷いた。 「それがわかってるんならええんや。私等も、なるべくそうなれるように頑張ってみるからな―――今日は急な呼び出し、ホンマにゴメンな」 「いえ!…こちらこそそんなに役に立てなくて」 「あの、じゃあ失礼します!」 そう返して、スバルとティアナは、部隊長室を後にした。 「……どう思う?」 二人が出て言った後で、改めてはやてはなのはに訊いた。 「あまり情報が無いから、スバル達の言う通りに捜査は進めてくけど…なのはちゃんは?」 「――私も、それでいいと思うよ」 なのはの答えは変わらなかった。 「現状、決め付けは良くないし、何よりスバルが言ったことだしね」 「せやけど――それやったらスバル達も苦しい道を歩むことになるね」 分かり合えない現実は、はやてもよくわかっている。 なのはは、それでも変わらぬ笑顔で続ける。 「まあ、それは一つの試練だね。でも、あの子なら挫けずに自分の道を進むって私は信じてるから」 「昔の自分が、ああだったから?」 「にゃはは、そうかも」 苦笑して、ふと窓から空を見やりながら続ける。 「色々悩んで、苦しんで、それでもどうにもならない時には手を差し伸べてあげる。それでいいんじゃないかなあって思うんだ」 「うん、せやね」 はやても、笑顔でそう返した。 ――――今日も空は、変わらぬ快晴だった。 時は進み、空座町 浦原商店前 深夜零時零分 月夜に照らされ、昼間とは一変、不気味な雰囲気を醸し出す浦原商店 当然、こんな夜遅くに営業しているはずも無く、だがそれゆえに不気味さがより一層際立っていた。 ――――そして、そんな浦原商店の前に、人影が幾つか。 「わりぃ、遅くなっちまったな」 「ム……問題無い」 「あたし達も、今来たところだから!」 人影の正体、それは一護、織姫、チャドの姿だった。 あの後、一旦解散して自宅で待機、そして喜助から召集がかかったので、今こうやって集まって来ていたのだ。 「だけどよ…いい加減あの呼び出し方はやめてほしいんだけどな」 ちなみに今回の召集も、戸魂界の時と同様ダイニングメッセージの様な呼び出し方だったのだ。部屋は散かるし、家族は驚くだろうしで一護にとっては迷惑極まりないものだった。 「あはは、そうだね」 少し笑ったような感じで、織姫がそう返す。 ――会話はそれきりで、また静寂が訪れた。 ――そのしばしの沈黙の中で、一護達は誰彼となくも『待っていた』。 もう一人の仲間の到着を―――。 ―――しかし、これ以上人影が近づくような気配はなく、沈黙は続くばかりだった。 しばらくした後、商店から光が灯り、引き戸が開かれた。 「はいどうも、お揃いで」 無論現れるのは、店主の喜助。 「準備万端整ったみたいで――皆さんお待ちかねですよ」 そう言って喜助は、一護達を招き入れる。――しかし一護達は、直ぐには入ろうとしなかった。 「どうしました? 皆さん」 「いや…」 ――できる限り待とうと思ったが、この局面でも来ないということは―――どういう意味か分からないわけでは無かった。 「……なんでもねえ」 諦め、中に入る一護達。 入る最後の最後まで、向こうの道を見やっていたが――。 変わらず静寂と沈黙があるだけで、人の気配はやはり感じなかった。 浦原商店のとある一室 その畳の下――そこには、別世界が広がっていた。 ――見渡す限りの広々とした空間。 上には清々しそうな快晴…のペイントが塗られ。 辺りには潤いの為に植えた木々…が一つ残らず枯れている。 まあ、とにかく、恐ろしく大きな部屋。 それが、一護達が今いる処『勉強部屋』だった。 「相変わらず広いな…」 周りを見渡してそう呟く一護。今は気持ちを切り替え、これからどうするかを喜助に訊こうとした時――。 「来たか、一護」 「遅えぞ、オイ」 向こうから声が聞こえてきた。 振り向くと、そこにはルキアと恋次がいた。 「ルキア、恋次、お前等も来るのか?」 「当たり前だ」 「ここまで来たってのに引き下がれるかよ」 そう返したあと、ふと一人足りないことに気付き、ルキアが訊く。 「……石田がおらぬな、どうした?」 一瞬、沈黙が流れる、しばらくして一護が答える。 「アイツは…来ねえみたいだ」 考えてみれば、これから熾烈になるかもしれない戦いに、力のない自分は足手まといにしかならないことくらい、彼もわかっているはずだ。 わかってるはずだった。――だけど、共に死線をくぐり抜けてきた戦友を見捨てたみたいで、いい気になれるはずもなかった。 再び流れた沈黙。話題変えにと、今度は一護が訊いた。 「そういや、そっちの隊長達ってのも、もう来てんのか?」 「ん? ああ」 「……何人来ているんだ?」 次にチャドがそう訊く。 その答えに、恋次が答える。 「三人……隊長が副官付きで来ているぜ」 「三人!? 誰と誰と誰だ?」 一護がそう訊こうとした時、―――上から声が聞こえた。 「遅いぞ、黒崎一護」 次の瞬間には、声の主は崖から飛び降り、一護達の許へ着地する。 「集合時間はとっくに過ぎている…何をやっていた?」 やや詰問気味に、一護にそう訊くのは、―――銀色の髪をした少年。 『十』の数字の羽織を着、その上に長身の刀を背負っている。 一護と同じように不機嫌そうに歪んだ表情には、見かけとは裏腹にクールな印象を受ける。 ――十番隊隊長 日番谷冬獅郎 史上最年少で護挺十三隊の隊長にまで上り詰めた神童である。 「冬獅郎、お前も来るのか?」 「話をそらすな、――あと日番谷隊長だ」 話をスルーした一護に対し、決まり文句を返す冬獅郎。 そんなところに、今度は陽気な声が響いた。 「いちご~~~ おりひめ~~~ おっひさ~~」 そう言ってやってくるのは、これまたグラマラスな体躯をした美女だった。 ――十番隊副隊長 松本乱菊 これでも冬獅郎のサポートを務める歴戦の女死神。 …ではあるのだが、普段はそんな風には見えないくらいに、おちゃらけた性格をしていた。 「まま、隊長 いいじゃないですか、ちゃんと来たんだし」 「松本……」 冬獅郎は、しばらく乱菊を睨みつけた後、疑問に思った風に訊いた。 「お前、やけに嬉しそうな感じだが、何かあったのか?」 「そんな~ないですよ~そんなこと」 「大方、これから行く魔法とやらの世界に、あらぬ幻想でも抱いてんじゃねえだろうな?」 「えっ……」 見え見えの下心をあっさりと見抜かれ、一瞬言葉を失う乱菊。 それで確信した冬獅郎が、額にうっすらと血管を浮かべる。 「松本、俺達は遊びに行くんじゃないんだぞ、――遠足気分かお前は」 「いいじゃないですか、どんな所か想像するくらい」 たじろいたのは最初だけ、口調こそ敬語だが、語気は強くそう反論する。 それにより、冬獅郎の眉間のしわがますます寄った。 「松本…、まったくお前はいつもいつも……そんなんで藍染を追いつめられると思ってるのか?」 「大丈夫ですよ!! 隊長は優秀ですから、簡単ですって! ホント私はいい上司に恵まれて幸せだな~」 「…話をそらすな!!」 ついに、やんややんやの口喧嘩が始まってしまい、それを遠巻きに見ている一護達。 「…まあ、とにかく一人目は日番谷隊長だ」 ルキアがとりあえず、といった感じで補足する。 「それで二人目が―――」 その時、急に一護の目の前は真っ暗になった。 顔に、何かがへばり付いてきたのだ。 「いっち~~~~~~~~!!! 久しぶり~~~~~!!!」 一護の顔についた何かが、明るい声でそう言った。 一護は、慌てて顔から引きはがし、声の主を見た。 「急に顔にくっつくなよ!! やちる!!」 一護が今掴んでいるのは、冬獅郎よりもう一回り小さな少女。 彼女――十一番隊副隊長 草鹿やちるは、一護に掴まれている状況にも関わらず、笑顔で続ける。 「いっちーが帰っちゃってから、みんな寂しそうにしてたよ!!」 「…お前だけってことはねえよな……一角達も来てんのか?」 「うん!! つるりん達もみんな来ているよ!」 「誰がつるりんじゃ!!! 誰が!!!!」 今度は遠くで、そんな怒号が飛んできた。 声の主は、見事に剃られた頭を光らせながら、一護の方にまでやって来る。 「…一角!! 弓親!!」 「よう一護!! 元気そうじゃねえか!」 「全く、相も変わらず、派手な髪をしているね」 続いて、一角の隣にいる男がそう言った。 彼等は、十一番隊それぞれ、第三席斑目一角と、第五席綾瀬川弓親。 護挺十三隊、最強の戦闘集団と呼ばれる十一番隊の中でも特に、席官に甘んじているのが不思議なくらいの実力者達である。 一護は、やちるを放して一角達の方に向き直った。 「お前等も来るのか!?」 「当然だろ!! こんな楽しそうな事を、テメエ一人だけに横取りさせてたまるかよ!!」 一角は、獰猛な笑みを浮かべてそう言った。――戦闘が生きがいの十一番隊である彼もまた、根っからの戦い好きなのであった。 「同感だね、僕なんか、どんなものが待ち受けているのか、楽しみで仕方がないくらいさ!」 無駄に自分の美しさを演出しながら、続ける弓親。 「…な、なあ…」 ここで、何かに気づいた一護が改めて一角達を見回し……何故か冷や汗を流しながら一角に訊いた。 「…お前等……だけだよな……アイツは…来てねえよな……?」 ―――できれば、そうであって欲しい。そんな希望があっての確認だったが… しかし、一角の言葉は、そんな希望をあっさりと打ち壊した。 「隊長のことか? あの人が来てねえと思ってんのか?」 「もちろん、隊長も一緒さ」 「剣ちゃん、いっちーにすごく会いたがってたよ!!」 それぞれの返答に、一護は嫌な予感を覚える――次の瞬間、形容しがたいほどの殺気を、一護は後ろから感じた。―――あれ、何だろう…すっごいデジャブ……。 「よう、やっぱテメエも来てたんだな、一護」 一護は、ゆっくり、…ゆっくりと後ろを振り返った。 そこに立っているのは、一護に凄まじい殺気を放ちながら笑いかけている大男。 眼帯と、方方に伸びた髪に鈴をつけているという、奇妙な髪形をした彼。 それよりなにより、体格、霊圧共に圧倒的かつ異様な存在感を放っている。 彼こそ、護挺隊最強と恐れられる十一番隊を束ねる隊長。 ――――十一番隊隊長、更木剣八その人だった。 「会いたかったぜえ、テメエにはまだ借りを返してねえからなあ」 そう言って、ニヤリと笑う剣八。――何かもう、気づいたら背中からグッサリと刺されてもおかしくない……そんな空気が流れていた。 「お……おう、剣八…」 しどろもどろになりながらも、一護は、取り合えず体裁を整える。 「さ、先に言っとくけどな…俺は今回味方だからな、味方だからな!!! わかってるか!? そこんとこ…」 必死に敵では無いことをアピールする一護。変な気分ではあったが、そうでもしないと向こうに行っても戦いを挑んできてもおかしくない。―――あんな死闘は、できれば今後一切ご免こうむりたかったのだ。 「心配すんな、テメエとは向こうで後で決着をつけてやるよ」 全然わかってない…。一護は少し涙目になりながらも、剣八の言葉の意味に疑問を持った。 「……『後で』?」 「ああ、」 そう言う剣八は、さらに凄惨な笑みになって続ける。 「聞いたぜ、今回の奴等、相当出来るって噂じゃねえか。俺としては、是非とも真っ先にそいつらと戦ってみたくてなあ……斬ってみてえのさ」 舌なめずりしながらそう言う剣八。 誰から聞いたんだ、そんな噂。そう問いたかったが、今の剣八には、質問すること自体が憚られた。 「きっとすっごいつよいんだよ!! 剣ちゃん!」 いつの間にか、隣の肩にやちるが乗ってそんな事を言う。それにより、剣八の妄想がさらに加速する。 「楽しみじゃねえか…どんな奴なのか、わくわくするな」 近寄ることが出来ないほどの凄まじいオーラを出して、剣八はそう言った。 ――その言葉を、その笑みで言われてしまっては、たとえ鬼神だろうが阿修羅だろうが涙して逃げ出すことだろう。 (こ…コイツとやる相手は気の毒すぎるな……) 一護は味方でありながら、これから剣八と戦うだろう相手への同情を禁じ得なかった。 「で、二人目が更木隊長だ」 今度は恋次が、一護達にそう告げる。 「大丈夫かよ……」 一護は、一人悦に入っている剣八を見て、不安を吐露した。―――あの調子じゃ、目的も何もわかってないだろう…ただ強い奴と戦い合いたい。それだけの 「さ…さあな……」 剣八の元部下である恋次も、何とも言えない表情で剣八を見ていた。 「で? 三人っつたよな、最後の一人は?」 その言葉に、少し間を置いてからルキアが、少し頬を赤らめて言った。 「……兄様だ」 「え!? 白哉も来るのか!!?」 一護は、少し驚いたようだった。 「…どうかしたか?」 「いや、アイツってさ、結構凄い金持ちのボンボンなんだろ?…正直言ってさ、こういう任務は人任せにさせとくんじゃないかって思ってたんだけどな…そうか来るのか、意外だな」 「い……一護……」 「う…後ろ………」 「――――――え?――…」 途端、恋次とルキアが真っ青になって、震える指で一護の背後を指す。 ―――もう遅かった。 凄まじい殺気、剣八とはまた違う圧倒的な気迫が、一護を襲った。 一護は、冷や汗を流しながら、またゆっくりと後ろを振り返る。 白い羽織の上に、美白の布を首に巻き、『牽星箝』で整えた前髪。 表情こそ、あくまで冷静を務めているようだが、内心穏やかでないのは、感じる霊圧から容易に察せられた。 阿散井恋次の直属の上司であり、朽木ルキアの義兄。 ―――――六番隊隊長 朽木白哉は、何も言わずに、ただじっと一護を睨みつけていた。 「よ…よう、白哉…」 剣八と同様、少しどもった感じで一護が言った。 ――しかし白哉は、何も返そうとしない。 やはりただじっと、一護を射殺すように睨むだけだった。 (―――怒ってんだよな? 聞いてたんだよな?) でなければ、こうまで殺気を自分に向けたりしないだろう。 非があるのはやはり自分の方なんだし…と、とりあえず一護は謝罪する。 「あ…悪かったよ、あんなこと言って」 そう言った後また、しばらく沈黙が訪れた。 ――ある程度時間が経った後、白哉はゆっくりと口を開いた。 「―――黒崎一護」 呟くような声―――しかし重く響くような声で、こう続ける。 「―――呉々も軽挙は、慎んでもらおう」 それだけ告げて、白哉は一護の所から去って行った。 「はあ……怖かった」 心底安堵の表情を浮かべる一護。しかし間髪入れず、ルキアの叱咤が飛んだ。 「莫迦者!!! 兄様が寛容だからよかったものの…全く貴様という奴は」 「ああ…そうだな」 今の一護には、いちいち答えを返す気力がもう無かった。まだ始まってもいないのに。 「それにしても……」 一護は改めて周囲を見渡した。 「大丈夫ですって! 私だって公私の区別ぐらい付きますよ」 「…その言葉に、俺は今まで何度騙されたことか」 端には、未だ乱菊と何か口論している冬獅郎。 「楽しみだなあ…早く戦ってみてえもんだ…」 目の前には、凄まじい笑みを変わらず浮かべている剣八。 「――――――………」 そして遠巻きに、いまだ殺意の目で自分を見ている白哉。 ―――よくもまあ、協調性の欠片も無い奴等ばかり集まったものだ。 「……こんなんでホントに大丈夫か?」 一護は、心底そう思い、またそう口にした。 「は~~~~い!! 皆さん、こっちに注も~~~く!!」 しばらくして、喜助の陽気な声が辺りに響いた。 「驚かないでくださいよ~~~」 そう言って、喜助は指を鳴らした。 ――次の瞬間、喜助の隣から、四角いだけの簡易な門が姿を現した。 門が完全に出来上がったところで、喜助は説明を始める。 「もうわかっているとは思いますが、これから皆さんには、レリックを集めてもらって、そこから藍染に繋がる手がかりを見つけてもらいます。――彼が関わる以上、今まで以上の熾烈な戦いとなるでしょう」 「儂等は、命あるまで待機じゃ。いつまでも儂等に頼るほど、お主らは子供ではあるまい――じゃがそれゆえに、一つ言わせて貰うぞ」 そう言って、猫姿の夜一は――ゆっくりと前に出て続けた。 「今回は喜助も言うた通り、『あの時』以上に過激になるやもしれん…確かに任務が第一じゃし、避けられぬ戦いもあろう…じゃが、各々命は一つしか無いことを忘れるな、引く時は引けば良い。――くれぐれも、命は大事にな」 「…夜一さん……」 一護は内心驚いていた。――夜一が、ここまで言うとは。 彼女も、今回の戦いには、自分達が余程心配と見えた。 一護は、ここにきて漸く、事の重大さを知った。 ――しかし、自分達は遊びに来てるわけじゃないのはわかっている。 余計な心配は無用――そのことを、夜一に言おうとした時――。 「――兄の無用な心配に水を差すようだが、」 まず最初に、白哉が口火を切っていた。 「兄は、戦いで追い詰められ、退かねばならぬ状況に、この私が追いやられるとでも?」 「…言うようになったの、白哉坊」 白哉の言葉に、夜一がニヤリと笑う。――考えてみれば、こいつ等が素直に退くタマではないだろう。 危なっかしくて、時々見てられない時もあるが、ちゃんと自分の進む道はわかっている。 ――それさえあれば、どんな困難な状況でも必ず生き延びられる。―――しかもそれは、『あの時』で実証済みだった筈だ。 気づけば、皆も同じ顔をして頷いている。――どいつもこいつも、これから先の苦難なんか想像してなんかしていないだろう。――けど迷いは無い。そんな顔。 ―――どうやら、自分の心配は無用そうだった。 「熾烈な戦い!? 上等じゃねえか!! こちとらそれを楽しみに来てんだ!!」 「――ここに集まった時点で、俺は皆覚悟があって来たのだと思ったのだが?」 剣八と冬獅郎も、それぞれ夜一にそう返す。 一護は、それに無意識に頷いていた。 ――冬獅郎の言う通りだ、皆覚悟があってここに来ている。 ――剣八の言う通りだ、熾烈な戦いになることは、寧ろ望むところだ。 ――白哉の言う通りだ、追い詰められる状況を作るほど、自分達は子供じゃないつもりだ。 「――そうさ」 一護は、皆に、自分自身に言うように告げる。 「ここに集まった時点で、俺達は覚悟を決めてんだ!」 夜一は、一護の眼――あの時と同じ、迷いは一切無いその眼を見て、確認するように尋ねる。 「――わかっておるのか? 敗ければもう、ここにも帰ってこれぬのだぞ」 だが、一護の答えは変わらなかった。 「――前と同じだ、」 拳を握りしめ、――そして言う。 「勝ちゃあいいだけの話だ!!!」 「――その通りじゃ」 その時、喜助が造った扉に、光が生じた。 やがて、その光は大きくなり、別世界の道が出来上がる。 「――覚悟は、よろしいですね?」 最後に――喜助は訊く。 それを、皆は頷くことで答えた。 そして、死神達は門をくぐる。――これからどんな戦いになるのかも知れずに。 最後に、門をくぐろうとした一護は、安心させるように言った。 「ちゃんと藍染ぶっ倒してくるから心配すんなよ――だから」 一護は、門の方に振り返って、今度は喜助に頼んだ。 「そっちの事は、頼んだぜ」 「――任せてください」 その言葉に、一護は頷くようなそぶりを見せた後、皆と同じように門をくぐった。 彼もまた、門の光の彼方へと消え、別世界に旅立つ。 「―――――…」 喜助は、暫くの間、光る門を見つめていた。 ――思えば、自分がまいた種だというのに。 それを彼等に任せたきりで、本当に申し訳が立たない。 が、事は既に自分一人じゃ解決できないレベルになってきている。 ――であるからこそ、喜助は、彼等の無事を強く祈っていた。 「―――頼みましたよ、皆さん」 ――――――――――――――――――――――――――――To be continued 前へ 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/2854.html
コメント欄です 感想や応援メッセージなどをお気軽にどうぞ(無名コメントも可能です) more than meets the eye! コメントを作るのが流行っているようですので、私も作成してみました。 何でもご自由にどうぞ。 デストロン圧倒的にTUEEEEE!!!ブラックアウトやメガザラックでこれ程のものとなると、一体メガ様はどれだけ強いのか・・・ -- 名無しさん (2008-11-27 12 41 58) 毎回楽しみに読ませて頂いてます。映画版第二弾の予告編も公開されたことですし、これからの展開にも期待しています(なのは達とサイバトロンの共闘は早く見てみたい!!)。 -- 名無しさん (2009-02-03 16 16 23) 管理外世界に基地作ってしかも現地人が出入りしてるってどうなの? -- 名無しさん (2009-07-27 19 35 11) 更新ありがとうございます!ゆっくりでいいので続きを待ってます! -- 名無しさん (2009-08-04 01 14 43) オートボットvsディセプティコンの戦いが早く気になる -- 松本真 (2009-08-16 18 04 38) 超科学VS魔法!強いのはどちらか非常に気になります。 そしてこの物語面白すぎです! -- ナナシ (2009-08-25 22 28 02) 更新待ってましたよ!完結するまで頑張ってください! メガ様が暴れる姿を早くみたいです。 -- 名無しさん (2009-11-27 23 02 46) オートボット軍団無しかw 万年人員不足の管理局じゃどうしようもないですね、 驚いたのが異性人が居るのは書きにくいのでは?と思いました。 -- YUU (2010-01-18 02 26 20) バンブルビーはアリサの愛車になってるっぽいけど、どーやってミッドに行くんだろーか? -- 名無しさん (2010-01-22 06 08 12) メガ様の復活思ったよりずいぶん早いんですね。これからも楽しみにしています! -- 名無しさん (2010-01-24 16 22 33) 毎回変わったオリキャラが出て来るんですね、 元ネタは知らないのも多いですが、独特のこだわりが感じられます。続きも楽しみにしてます。 -- 名無しさん (2010-04-03 15 25 49) メガトロン様復活で突然テンションあがって来た。 映画版はともかく、声は脳内アニメ版吹き替え余裕だぜ。 -- 名無しさん (2010-04-30 10 08 03) 魔法少女スバル無双、始まってます -- 衝動物 (2010-05-01 00 16 40) アニメも始まったことですしこれからも楽しみにしています! -- 名無しさん (2010-05-12 01 59 21) ボンクラやダブルフェイス等、映画ではチョイ役に終わったキャラがしっかり救済されていてとても嬉しいですね。自分が大好きなジェットファイア(本作の呼び方ではスカイファイヤー)爺さんもこの調子で大活躍させてほしいですww -- 名無しさん (2010-06-25 21 14 58) 数か月間ずっと更新まってました!オートボット速く来てー! -- 名無しさん (2010-08-10 21 49 42) 思ったんだけど、管理局が掲げてる「質量兵器の排除」って、 デストロンから見たら自分達を皆殺しにするって言われてるのと同じなんだよな。 オートボッツが来ても、管理局は質量兵器がどうとか言って、彼らにも攻撃しかけそうだけど…。 -- 名無しさん (2010-08-24 00 56 42) ↑デストロンじゃなくてディセプティコンの間違いだった -- 名無しさん (2010-09-06 17 39 58) 映画版TFとなのはのファンである俺には最高のクロス作品です!! とりあえずスバルがボーンクラッシャーと張り合ってるってのが驚き・・・ まぁ、そうでもしないと管理局側の負けは決定だもんな、この戦力差(--;) アリサのバンブルビーがいつ活躍するのか楽しみです!! -- 名無しさん (2010-10-03 17 27 52) スタースクリームが次回大活躍しそうな予感。魔導士だけで何処まで頑張れるか、またオートボットは助けに来てくれるのか。個人的には来なくてもいいけど。 -- なに和 (2011-03-22 00 34 57) 更新をはやく(^-^)/ 続きをみたい -- か (2011-06-12 21 39 25) バンブルビーの活躍を今か今かと待ち続けております〜 -- 名無しさん (2011-08-23 03 41 56) 「オプティマスプライム見参!!」と思いきや「コンボイ」だった… 次回はオートボット(サイバトロン)軍団が「トランスフォーム!ロールアウトッ!!」するんですね? 果たして『オールスパーク』は何処に? -- 名無しさん (2011-11-02 08 40 27) 劇場版最終作「TFダークサイドムーン」のBD買いました。 シリーズを見て思うのは、「劇場版TFは皆脆過ぎる」でしょうか 何はともあれこちらの作品も応援しております -- 名無しさん (2012-01-06 21 41 26) コンボーイ!! -- 名無しさん (2012-01-30 12 20 39) 続きが気になります!! 更新何時頃? 最後に一言、 コンボーーイ!!! -- 名無しさん (2012-04-26 23 28 25) メガトロンに栄光あれ。 グロリアスメガトロン!!! -- ナス (2012-04-27 20 09 50) 更新されてたのに今きずき読みました。 ショックウェーブとかは出ますよね? 更新待ってますよ! -- 名無しさん (2013-03-19 03 34 24) 面白そうな小説発見!全部みた結果 面白い よく見れば更新が止まってるみたいだが しかし続きをお待ちしてまする! -- アカサタナの助 (2018-09-21 06 37 42) 気持ち悪すぎる 文章いきが中学イキって書いたみたいな恥ずかしさがある オタクがキモイと言うより、オタクに属してる人間って気持ち悪いんだなと思わせる作品 ほんと気持ち悪いし下手くそ こういうやつってつかいもしないのにあやたらと難しい単語だけ知ってるのがより気持ち悪い -- 名無しさん (2022-08-08 04 23 32) 名前 コメント ページに戻る
https://w.atwiki.jp/a_nanoha/pages/161.html
魔法戦記リリカルなのはForce 登場人物1巻 魔法戦記リリカルなのはForce 登場人物2巻 魔法戦記リリカルなのはForce 登場人物3巻 魔法戦記リリカルなのはForce 登場人物4巻
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/1516.html
リリカルなのは Nightmare クロス元:舞-Hime 最終更新 08/01/27 プロローグ 闇夜に輝く凶星 TOPページへ このページの先頭へ