約 4,410,064 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/33322.html
登録日:2015/12/17 (木) 23 17 11 更新日:2023/11/19 Sun 03 04 20 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 2Pカラー 9 INNOCENT N2R StrikerS ViVid ViVid Strike! Ⅸ お姉ちゃん子 まったく、小学生は最高だぜ!! コーチ サイボーグ シスコン ストライクアーツ チームナカジマ ツンデレ ナカジマジム ナカジマ家 ナンバーズ ノーヴェ ノーヴェ・ナカジマ 不遇→まさかの大出世 中島ノーヴェ 中島家 会長 反抗期 師匠 戦闘機人 斎藤千和 格闘家 破壊する突撃者 赤髪 魔法少女リリカルなのは んなわけねえ! こっちは戦闘機人――戦うための兵器だ! 戦って勝ち残っていく以外の生き方なんて……ねえんだよ! 魔法少女リリカルなのはStrikerS ,第23話「stars strike」より,セブン・アークス,2007年4月~9月,©なのはStrikerS PROJECT,奥田泰弘,草川啓造,都築真紀 ノーヴェはTVアニメ『魔法少女リリカルなのはシリーズ』の登場人物。 CV:斎藤千和。 概要 天才科学者ジェイル・スカリエッティによって造られた12体の戦闘機人集団「ナンバーズ」の一人。ナンバーはⅨ。 ノーヴェとは名前であると同時に、ナンバーズの中で開発開始順9番目であることを意味する製造番号である。ちなみにノーヴェはイタリア語で9という意味。 他のナンバーズや戦闘機人についてはリンク先を参照されたし。 赤毛で、目つきがやや鋭いという差異はあるものの、その容姿は機動六課所属の魔導師スバル・ナカジマとよく似ている。 性格はスバルとは違い、粗暴かつ反抗的。常にイライラしているのか口調も荒い。 ナンバーズの姉妹機たちにもその態度は変わらないものの、教育担当だったナンバーⅤチンクにだけは例外で純粋に姉として慕っている。 とはいえ他の姉妹に対してもきちんと身内意識は抱いている。 同時期誕生機であるウェンディとは前衛としての相性もあってか組むことが多く、相棒のような存在。 ノーヴェは騒がしく絡んでくる彼女のことを「バカ」と称して鬱陶しがっているが、 セインからは仲良しコンビと言われることもあり、実際は凹凸コンビである模様。 人並みの羞恥心というか貞操観念は持っているようで、 浴場でオットーが男性体ではないかと勘繰った際は赤面し湯船に体を隠していた。 TVアニメ第三期からの登場人物であり、初登場時は眼元が暗転して見えないようになっていた。 容姿の相似、声優、後期OPでのスバルとの対決シーンなど、主にスバルと何らかの因縁を感じさせるキャラクターとなっている。 もっと絡ませても良かったかもね。 能力 ナンバーズの中での役割は陸戦での最前衛攻撃手を担当。 武装隊でいうところのフロントアタッカーに近く、同じく前衛・射撃型のウェンディとコンビを組むことが多い。 最前衛で戦う戦闘スタイル故か、肉体増強レベルはナンバーズ最高戦力と言えるトーレ、セッテのSランクに次ぐAAAランクとなっている。 他、姉妹間での動作データの継承と蓄積、目に仕込まれた解析機能など、戦闘機人としての基本機能は備わっているのが確認できる。 ノーヴェのIS(インヒューレントスキル)は『ブレイクライナー』。 これはスバルのウイングロードに似た、空中に道を造り出すエネルギー運用「エアライナー」と、二つの専用武装を駆使した戦闘スタイルの総称である。 テンプレートの色は明るめの黄色。 攻撃は脚に装着するローラーブーツ型の固有武装「ジェットエッジ」による高速移動からの格闘戦が基本スタイル。 装備の特性を活かすためか、蹴り技が多い。 ジェットエッジは走力と打撃の威力を高めるスピナー機構、陸上を高速移動できるローラーといった、 スバルのリボルバーナックルとマッハキャリバーを足して二で割ったような特徴を持つ。 それらの特徴が示す通り、この武装はスバルの装備を模して作られた武装である。 マッハキャリバーにない機能として、踵部にある噴出機構によって瞬間的な加速が可能であり、本人によればスピードはマッハキャリバーより上であるらしい。 右腕には射撃機構が組み込まれた「ガンナックル」と呼ばれる専用武装が装備されており、上手首部分にある水晶状の射出口からエネルギーの弾丸を発射できる。 連射力に優れる他、ミッド式の射撃魔法のように腕の周囲に弾丸を複数形成してから発射することも可能。ただし誘導制御能力は持たない。 射出のエネルギー運用が苦手なノーヴェのための武装であり、主に牽制や空間制圧に使われる。 とはいえ、掠っただけでもスバルの防護服を削って流血させており、まともに食らった場合の殺傷力はそれなりに高い様子。 以下、ネタバレ。 ノーヴェはスバルやギンガと同じ、『クイント・ナカジマ』の遺伝子データを使って作られた戦闘機人。 クイントの固有能力『ウイングロード』を目的に作られたクローン培養タイプの戦闘機人であり、スバルとギンガとはある意味姉妹と言える存在である。 クイントと3人の容姿等の相違から考えて各製作者によって三者三様に色々調整はされているだろうが、単純に考えて3人共遺伝子上はクイントと同一人物とも言える。ノーヴェは男の好みもクイントに似た事を仄めかす描写あり。 ゲンヤさんは奥さんのクローンが3人もいることになるが、その心中はいかに。 まぁゲンヤさんにとって彼女達はあくまで娘なのだから、これは意味のない詮索だろう。 シリーズでの活躍 ■StrikerS 「旧式とはいえ、タイプ・ゼロがこれくらいで潰れるかよ」 魔法少女リリカルなのはStrikerS ,第23話「Stars Strike」より,セブン・アークス,2007年4月~9月,©なのはStrikerS PROJECT,奥田泰弘,草川啓造,都築真紀 ナンバーズの一人として登場。 初登場時には目先の戦闘よりも、王様(ゆりかごの聖王)が自分たちの上に立つに相応しい存在なのかを気にかけていた。 ナンバーズによる管理局の地上本部襲撃の際は、生みの親であるスカリエッティの理想を実現するため彼女も参戦する。 魔法を阻害するAMFで地上本部を満たし、魔力に依存しないという戦闘機人としての特性を生かして地上本部の制圧を進める。 しかしそこにAMF環境の訓練を積み、密かに戦闘機人対策を講じていた機動六課フォワードチームと激突し、 結果としてティアナの幻術に翻弄され、さらにはスバルによって慕っている姉のチンクが重傷を負い、自身も腕を砕かれてしまう。 作戦終了後、大切な姉が傷ついた主な原因を作ったスバル(とティアナ)を強く敵視し、リベンジを誓った。 最終決戦ではウェンディ、ディードと共にティアナと対峙。 3対1という有利な状況に加え、戦闘機人の機能を活かした完璧な連携でティアナを追い詰める。 しかし完璧ゆえの変化の無さを見抜いたティアナの起死回生の攻撃によって連携は崩壊。最終的にティアナによって捕縛された。 事件後はチンクの勧めもあってナンバーズの更正組として施設に入り、更正組の姉妹と共に外の世界のことや自分の将来について少しずつ考えていくことになる。 スバルとの因縁を匂わされていたものの、物語が終わってみると彼女と直接出会った三度の戦闘の内、両者が会話するシーンはほぼ無かったりする。 というよりノーヴェがクイントのクローンであること自体、アニメ内では明かされないため、スバルとの関係性は(だいたいの想像はつくものの)分からず終い。 とはいえドラマCDやブックレットの設定資料でそのあたりの設定は補間されている。 後期OPにあった戦闘シーンから、最終決戦時のスバルのライバルだと思われていたものの、 実際のスバルの相手は洗脳された姉のギンガであり、ノーヴェの相手はティアナであった。 スバルとギンガの姉妹対決や、絶体絶命からのティアナの逆転シーンが悪かった訳ではないものの、美味しい設定のわりにやや割をくった感がある。 ■StrikerS サウンドステージX 「スバル!このバカ!心配かけやがって」 ナンバーズの更正組としてまだ施設で暮らしているが、 身元はスバルの父であるゲンヤに引き取られたためチンク・ディエチ・ウェンディと共に姓はナカジマとなっている。 だいぶデレ期がきたようであり、ぎこちないもののゲンヤを父と慕い、渋々ながらスバルを姉と認めている。 スバルとギンガを除いたナカジマ家四姉妹で構成されたユニット『N2R』の前衛を務めており、マリアージュによって発生した大規模火災の鎮静化に貢献した。 戦闘時の気性は相変わらずであり、「マリアージュが出てきたら、問答無用でぶっ飛ばす!」と息巻いていた。 戦闘服はナンバーズ時代のアンダースーツではなく、陸戦魔導師標準の防護服に少し手を加えたデザインに変わっており、以降のシリーズでもこれを使っている。 エロくなくなった……とか思うかもしれないが、大胆に露出している太股と黒スト(?)ガーターベルトも中々に眼福である。 ■りりかる歳時記 時系列的にSSX前後~ViVid以前のこの作品では、ツンツン具合もその辺り準拠。 スバルと同様に文武両道であるらしく、 『陸上救助士Ⅱ種、海洋救助士Ⅱ種、救急救命士Ⅲ種、ストライクアーツ2段&指導員資格……etc』と、ナカジマ家の中で一番の資格持ちであることが判明した。 そのかわり出かけることが多く、家を空けがちだとか。 魔力光占いでは『優しい・礼儀正しい』と診断される。 ウェンディ「だ、そうっスよ? ノーヴェ(はぁと) ぷぷっ」 ノーヴェ「うるっせぇな! どーせハズレだよ!! あたしはッ」 スバル「ううんそんなことない。優しい子だっておねーちゃんわかっているから……ね?」 ノーヴェ「その姉から目線やめろ」 この占いの正誤はViVidで明らかとなる。 ■ViVid 「――いるよ。お前の拳を受け止めてくれる奴がちゃんといる」 画像出典:魔法少女リリカルなのはViVid、1話、A-1 Pictures、キングレコード、 アニプレックス、セブン・アークス、2015年4月3日~6月19日、©NANOHA ViVid PROJECT この作品ではなんと準レギュラーに抜擢。 登場頻度や重要な役回りを考えればレギュラーと言っても差し支えないほどで、もう2Pカラーとは言わせんとばかりの活躍を見せる。 アニメ版のEDのキャスト欄でも、チームナカジマの四人に次ぐ五番目に書かれている。 序盤からヴィヴィオやリオ、コロナにストライクアーツの手ほどきをしている。 なんでもヴィヴィオが独学で練習している様子を見かけて「そんなんじゃ体壊すぞ」と声をかけ、それから時間を作っては色々教えるようになったのだとか。 ノーヴェ本人はただの修行仲間だと否定しているが、周りからはすっかりヴィヴィオ達の武術の先生として認識されている。 まさか、かつて自分らの王になるはずだったヴィヴィオの師になってしまうとは、人生とはわからないものである。 物語の序盤、通り魔をしていたアインハルト・ストラトスに勝負を挑まれ、互角以上に立ち回るものの、彼女の捨て身の攻撃を食らい敗北(実質は痛み分け)する。 しかしその縁で、アインハルトの抱える複雑な事情を知り、ヴィヴィオとの試合のセッティングや練習合宿に誘うといったお節介を焼くようになる。 アインハルトの探している強さが競技者としてのものだと確信した後は、 インターミドルに出場することを決めた彼女たち4人の正式なコーチとなり、本格的な指導を行っていく。 この頃にはもうかつての気性の荒さはすっかり抜け、やや照れ屋ながら人当たりの良い姉御肌になっており、ヴィヴィオやその友人たちの心身を支える師匠ポジションとなっている。 アニメでは以前の自分について、「いっつもイラついて、誰彼構わずケンカ売りたい気分だった」「殴り合いも暴力も好きじゃなかったけど、それしかできる事が無かった」と振り返っている。 スバルのことは「スバル」と名前で呼ぶものの、他人に紹介する時は「姉貴」と言っており、家族としては完全に打ち解けている。 影響を受けたのか、根っこの部分は似通っていたのか、スバルを思わせる強引さを発揮することもあった。 こういったこともあり、他の姉妹からも「スバルとはつくづく姉妹」と思われている。 指導員資格を持っているだけあってヴィヴィオたちの個性と体を尊重した上で的確な指導を行っている。眼鏡ノーヴェも見れるぞ! とはいえ、選手自身の強い意思を尊重するあまり、 試合に勝つために肉体に負担がかかる危険な魔法を使用しようとするのを止めきれなかったりしたりと、厳しくなりきれない部分もある。 格闘家としてもかなりの実力を有しており、ルーフェン編ではリオを完封、アインハルトを断空拳で下して覇王流に更なる真髄があることを示した。 戦闘機人という生まれ(作中では体の問題と表現)のため、殆どの競技試合に出ることはできないという。 しかしその分コーチ業に生きがいを感じており、成長するヴィヴィオ達に期待をかけている。 ちなみにこの時はまさかのチャイナドレス姿を披露した。 画像出典:魔法少女リリカルなのはvivid 15巻通常版裏表紙©藤真拓哉,KADOKAWA,コンプエース インターミドル常連選手のミカヤ・シェベルとは友人関係。 お互いに「ミカヤちゃん」「ナカジマちゃん」と親しげに呼び合う仲である。 StrikerSの時は武装扱いだったジェットエッジはこの頃には音声応答可能なデバイスになっており、待機形態はマッハキャリバーと同じクリスタル型。 ノーヴェは「ジェット」と呼んでいる。 ViVid LIFE 「あいつら吸収もはえーし、ホント子供ってのは最高だよ」 ギャグ時空に片足突っ込んでるこの作品でも変わらずヴィヴィオたちの格闘技の先生をしている。 が、練習人数がアインハルトを入れて5人になってしまったためにスパーでハブられたり、 アインハルトとの関係を深読みしたコロナの百合妄想のネタにされたりと弄られ気味。 上記の紳士的な響きがする台詞に加え、ヴィヴィオとのミット打ちでハァハァしてるところを姉妹に誤解されて家族会議に発展しかけたことも。 ■ViVid Strike! 画像出典:ViVid Strike!第2話「ナカジマジム」より、キングレコード、アニプレックス、セブン・アークス、アニプレックス、2016年10月1日~放送中、© ViVid Strike PROJECT ナカジマジムを経営している。 新たに八神道場からミウラを引き受け、更にアインハルトが見つけてきた新主人公のフーカ・レヴェントンも指導するようになる。 インターミドルチャンピオンシップの若手有力選手たちも、何人かがナカジマジムに顔を出すようになった。 また、髪も少し伸びてセミロングになっており後述のブレイブデュエル編の中島ノーヴェに少し近づいた外見になった。 リンネ・ベルリネッタのコーチ、ジル・ストーラとは有力選手のコーチ同士として普通に交流しているが微妙に相いれない思想を持つらしい。 アインハルトの暴走ともいえる提案を叱るものの、結局はその意思を尊重し自分では後始末に回ってあげてしまう甘い所は健在。 ■INNOCENT 「……中島ノーヴェです。……いちねんせいです」 画像出典:魔法少女リリカルなのはINNOCENT、ユビキタスエンターテインメント、DeNA 、 2013年3月31日から稼働、© NANOHA INNOCENT PROJECT 中島ノーヴェとして登場。 パラレル時空なこの作品では、小学一年生で中島家五女。末っ子ウェンディとは二卵性双生児。 意外なことに今までのシリーズとは正反対の、人見知りでおとなしい性格になっている。 お姉ちゃん子なところは変わらないが、チンクに抱いていたシスコンぶりがスバルに向いた感じになっている。 今までのなのはキャラが入り乱れるお祭り企画であるこの作品では、年齢や人間関係が調整されていても基本的に性格はそのまま登場していることが多かったのだが、 ノーヴェの場合はまるで正反対のキャラクターとなっており、さらに髪も肩くらいまで伸ばしているため、全国のあなたさんを驚かせた。 とはいえ、そのギャップが良いというあなたさんも多数いる模様。なんか反抗期になったらグレそうだけど。 StrikerSのスバルも幼少期は引っ込み思案だったので、そこからのキャラ付けかもしれない。 スバルがブレイブデュエルに夢中で、自分とあまり遊んでくれなくなったことに寂しさを感じていたところ、 伯父(!)のDr.スカリエッティから「ラボラトリー」スタイルのカードを入手し、 ウェンディと共に大人化した上で謎のデュエリスト・マスクドファイター1号&2号としてBDに参戦する。 その時期のBDでは制限機能だった「大人モード」とチートすれすれのカード性能、加えてアンチスキルを駆使して各ショップで猛威を振るった。 が、その強さから話題になりすぎたことと、アクセス元が未登録サーバーだったことが逆探知によってばれ、最後にはイベントで待ち伏せていたシグナムに敗退。 その後は各店舗にごめんなさいしに行った(この時、「強くなるのは大変だけれど自分の力で少しづつ強くなることに意味がある」と道理を説かれた)上、姉&母にこっぴどく叱られ反省した。 それからは改めて一からブレイブデュエルを始め直し、新たに参加したギンガ、チンク、ディエチと共に姉妹揃ってデュエルを楽しんでいる。 始め直した後のアバターは「グラップラー」タイプ。 スバルに似た格闘型で、上は袖なしの道着に下はスパッツというけしからん服装。脚技主体なのが拍車をかける。 武装は変わらずガンナックルとジェットエッジ。ちなみにこちらでも格闘少女である模様。 漫画版ではスバルおねーちゃんがティアナにご執心すぎてやきもちを焼いている。 「……ランスターさんでしょ?」 彼女らが仲良くしてるところを見てムッとして膨れるノーヴェかわいいよノーヴェ。 そこからゲーム版とだいたい同じ流れでカードを手に入れ、 グランツ研究所に呼ばれた際、マスクドファイターに扮してシミュレーターに乱入し、なのはたちに勝負を挑む。 その強力な性能でウェンディと共になのはたちを追い詰めるが、ゲームマスターモードで大人化したダークマテリアルズに制裁されてしまった。 INNOCENTにおけるティアナへの印象は媒体によって違いがあり、 ゲーム版ではあなたさんと会う前にティアナとも知り合っていたためか、漫画版のように焼き餅を焼いている様子はない。 ■台詞 「別に、私は確かめたいことがあるだけだし。私たちの王様がどんな奴か。そいつは本当に、私たちの上に立つのに相応しい奴なのかどうか」 「ウェンディ! この愚図、さっさと仕留めろ!」 「そんなの別に興味もねえし関係もねえ。チンク姉をこんなにしやがったあのハチマキ、アイツは絶対ぶっ壊す!」 「んなわけねえ! こっちは戦闘機人――戦うための兵器だ! 戦って勝ち残っていく以外の生き方なんて……ねえんだよ!」 「昔の王様なんざ、みんな死んでる! 生き残りや末裔達だって、みんな普通に生きてんだ!!」 「ベルカの戦乱も聖王戦争もッ! ベルカの国そのものも!! もうとっくに終わってんだよ!!」 「ガチで立ち会ったからなんとなくわかるんだ。おまえさ、格闘技(ストライクアーツ)が好きだろう?」 「――いるよ。お前の拳を受け止めてくれる奴がちゃんといる」 「スバルおねーちゃんに置いてかれちゃう気がしたの」 余談 更正後も戦闘スタイルは変わっていないが、スバルのように魔導師と戦闘機人を分けて戦っているのかは分かっていない。 一応、ViVidにてリボルバースパイク&エアライナー発動の際に魔法陣を展開しているのは確認できるが、 漫画では円型の魔法陣(見え辛いがたぶんミッド式)、アニメではベルカ式魔法陣と表現に違いがある。 これがミスなのかは不明だが、スバルやギンガが近代ベルカ式であることを考えればアニメ版の方がしっくりくるだろうか。 「んなわけねえ! こっちはwiki篭り――項目のための兵器だ! 」 「追記して修正する以外の生き方なんて……ねえんだよ!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 無限書庫編まではViVidで出番皆勤賞だったんだっけ -- 名無しさん (2015-12-18 00 09 09) Vividでホント出世したよなあ -- 名無しさん (2015-12-18 00 14 08) ViVidの皆勤王一時期出番控え目だったけどルーフェン編からまた出番増えてきた印象。謎のチャイナ美女に魔改造されたりアインハルトに対して模倣した覇王断空拳ぶっ飛ばしたり。コーチという立場上出番はほぼ確約されてるとはいえ美味しいイベントが多いこと多いこと -- 名無しさん (2015-12-18 01 41 02) あのチャイナ衣装の破壊力やべぇ…… -- 名無しさん (2015-12-18 02 06 12) 昔、敵対していたからかアインハルトが言ったなのはとフェイトのイメージに思いっ切り噴いていた。 -- 名無しさん (2015-12-18 13 05 09) ↑いや、あれ敵対してなくても知ってたら噴くか苦笑いでしょw。 -- 名無しさん (2015-12-18 13 29 37) そもそもクイントさんベースだから美人じゃないはずがないんだよなぁ -- 名無しさん (2015-12-18 13 37 03) しかしいきなりアインハルトに負けたせいでかませというイメージがある -- 名無しさん (2015-12-19 14 59 04) アインハルトも勝ったとはいえ後々気絶してたのに対してこいつの復帰の早さと来たら、スバルに負けず劣らず頑丈 -- 名無しさん (2015-12-20 00 43 03) innocentのノーヴェもほんとかわいいな。クイントさんがイタリア人っぽいから日本人とイタリア人のハーフみたいな感じだな。 -- 名無しさん (2015-12-20 23 10 20) vividは正直好きではない…が、ノーヴェにチャイナ女装(?)をさせた功績は認めざるを得んな。 -- 名無しさん (2015-12-24 02 17 31) 最近の項目だし、画像出典はちゃんとした方が良いと思うんだがどうだろうか -- 名無しさん (2015-12-24 09 56 57) えっと? スタンダードが大人で ナカジマジム経営者だよな? Strikeが初めて見るんだよ! -- 名無しさん (2016-10-31 20 36 45) ↑INNOCENT設定で各作品の性格を見てみるとこうなる。 INNOCENT:おとなしめで引っ込み思案な女の子 Strikers:いろいろあって反抗期 vivid 姉御 vivid strike しっかり者のお姉さん -- 名無しさん (2016-12-04 21 57 37) ノーヴェかわいいよノーヴェ -- 名無しさん (2016-12-22 05 47 13) 劇場版のキャラコメにはいなかったけど(兼役結構いるのに)、次のには出るのかな? -- 名無しさん (2017-01-05 00 48 55) ↑ビビストの二人出る気がするしアウェー感ある二人の保護者役として出るんじゃない? まあ、ヴィヴィオとスバルあのノリにが引きずり込みそうだけど -- 名無しさん (2017-01-05 02 06 10) 仮面ライダー風に言うと「ダークスバル」かなw -- 名無しさん (2017-03-17 21 31 49) ストライクから見て 元々会長職と勘違いしちゃったよ -- 名無しさん (2017-04-29 14 09 59) そうかー、vivid Strikeが初見の人も多いんだね。歴史長いシリーズとはいえブッチギリで変遷が凄まじい人だから驚く人も多いだろうなw -- 名無しさん (2017-05-19 11 49 24) セインとノーヴェは魔法少女関連だとかなり不仲だけど、二人は魔女関連に因縁あるのか? -- 名無しさん (2017-11-01 21 08 47) forceでは招集はされてなかったようだがジムの経営者に加え危険性が著しく高い案件だからいざという時ヴィヴィオ達を任せられるようにするためじゃないかと思った -- 名無しさん (2018-06-13 11 54 42) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/44014.html
登録日:2020/02/13 (木) 00 33 13 更新日:2024/09/03 Tue 18 29 55NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 S2U アームドデバイス インテリジェントデバイス ストレージデバイス デバイス ユニゾンデバイス リインフォース レイジングハート 杖 機械 武器 闇の書 魔法 魔法少女リリカルなのは ……レイデン・イリカル・クロルフル……。……S2U……レベル7……! ■概要 『デバイス』とは『魔法少女リリカルなのはシリーズ』における魔導師の杖。 魔導師が魔法を使う上でサポートを行う道具。動力こそ魔力だがその構造は完全に機械かそれに準ずるもの。 このシリーズがSFとして扱われることもある所以。原作の頃は「高速計算法術杖」と呼ばれていた。 古代ではもちろん機械製品ではなく、魔力を持つ木や石を使ったRPG定番のスタイルで、魔法陣も直接地面とかに書いていたという。 ●ストレージデバイス デバイスの基礎。飾り気のない純粋な道具であり、管理局の制式汎用デバイスもこれ。 魔法を記憶し発動の際の演算補助を行ってくれる、魔法使用に特化したコンピューターのようなもの。 後述のインテリジェントデバイスに比べれば安価で、自発的に術者を補助したりは出来ない分処理速度に優れている。 使用者の実力がダイレクトに反映されるため、初心者から一流まで幅広い需要に応えてくれる万能機。 中には効率化のため単純なAIを搭載したものもある。 パーツさえ揃えれば個人でも組み立てられ、特殊な戦闘スタイルを持つ術者は自分で作るしかない。 例外としては、闇の書対策としてグレアム提督が秘密裏に造ったデュランダルがある。 テレビ版と劇場版では開発経緯は違うが、どちらも管理局の技術の粋を集めた特注品。 ちなみにユニゾンデバイスと勘違いされがちだが、闇の書、つまり夜天の魔導書も分類上はストレージデバイスに当たる。 単体では大量の魔力と魔法を記録するだけの魔導書であり、その多種多様な魔法を出力・制御する砲身として術者本人や杖(シュベルトクロイツ)を必要とする。 Song to You (通称S2U。原作から登場しているデバイスの元祖。オルゴール機能付き) デュランダル 闇の書 (正式名称は夜天の魔導書) 蒼天の書 紫天の書 アンカーガン 一般隊員の武装 ●インテリジェントデバイス AIを搭載した自己意思を持つデバイス。 自我を持つので自ら学習し効率化していくことが可能。その弊害として他人が使うと動作に齟齬をきたす問題がある。 詠唱の短縮や破棄、単純な防御魔法や飛行の補助など簡単なものなら魔法の代行も可能。 もっとも、詠唱の短縮は一流の術者なら誰でもこなせる能力なのだが……。 多くの場合、待機状態と起動状態の最低二種類の形態があり、 そのどちらの形態でもある程度の能力は行使出来るが、大魔法(砲撃魔法など)を用いる場合は起動状態にする必要がある。 高価なため、市販ではまず買えず、製造も難しい。AIとの相性が重要なため、完璧に扱おうと思ったら受注生産になる。 こっちが初心者向けに思えなくもないが、なのはなどの例外を除いて基本的に自分で術式を組んだ方が楽でやり易く、AIの補助に甘えて、デバイスに振り回されかねないのでこっちのほうが上級者向けなのである。 スバルやティアナも初期は使用していなかった。 作中キャラの多くが苦もなくこれを使用できているのは周囲の人物が個人に合わせた調整などを行えるからである。 『ORIGINAL CHRONICLE 魔法少女リリカルなのは The 1st』によると、 バルディッシュは元々インテリジェントデバイスとして製作予定ではなかったがプレシアの要請で変更したらしい。 そのため当初の予定よりお金がかかったそうだ。 レイジングハート(レイジングハート・エクセリオン) バルディッシュ(バルディッシュ・アサルト) マッハキャリバー/ブリッツキャリバー クロスミラージュ ストームレイダー セイクリッド・ハート(クリス) アスティオン(ティオ) ソルフェージュ ブランゼル ウラカン スターセイバー スティード ※セイクリッド・ハート/アスティオン/ウラカン 分類的にはインテリジェントデバイスだが変形を行わず管理・制御に徹する特別なデバイス。 特に結晶状の本体をぬいぐるみの外装で覆っている点が異色。 また、他のインテリジェントデバイスと異なり明確な言語を発さない代わりに、動作で意思を伝える。 ハイブリッド・インテリジェント型デバイスとも。 ※スティード 同じくインテリジェントデバイスだが完全にサポート型で戦闘は不得手。 通常デバイスは魔法原語(ミッド式なら英語、古代ベルカ式ならドイツ語)で話すが例外的に通常言語(つまり日本語)で話す珍しいデバイス。 ●アームドデバイス デバイスそのものが武器として扱えるタイプ。主にベルカ式。 剣や槍、ハンマーなど完全個人仕様で、さらに独特な形態へ変化するものもまた多い。持ち歩き用の待機状態を取るものや補助用のAI搭載機も多い。 フレームの強度が強く、他の種類のデバイスが無改造でぶつかればたとえ武器型でも拮抗すら許されない。 一方で、AIの能力は低く待機状態ではほぼ何もしない。そもそもAIや待機状態が非搭載の場合も。 最大の特徴はデバイスに組み込まれた「ベルカ式カートリッジシステム」。 保有魔力の絶対量で劣るベルカの民が編み出した機構で、事前に圧縮した魔力を詰めた弾丸を武器内で炸裂させることで瞬間的な魔力の底上げを行う。 しかしその増幅された魔力の制御の難さや、武器には一定の強度を求められるなど使用者には高い技量が必要。 これらが古代ベルカ式衰退の一因でもあるのだが、レイジングハートとバルディッシュというカートリッジシステムを搭載したミッド式デバイスの登場により、『StrikerS』の時代にはカートリッジシステムを簡単に搭載できるまでに研究が進んだ。 これによりベルカ式についても近代ベルカという形で復興が進んでいる。 余談だがバルディッシュ、クロスミラージュなどは武器型だが高性能AIを搭載している事、待機状態でもある程度の能力を行使できる等、 インテリジェントデバイスの要素が強いので分類上はそちらになる。ミッドチルダ式のデバイスなのも影響しているか。 グラーフアイゼン クラールヴィント レヴァンティン シュベルトクロイツ リボルバーナックル ストラーダ ヴィンデルシャフト ゼストが使っていた槍 ファンタズマ エルシニアクロイツ ※レヴィとシュテルが使うバルニフィカスとルシフェリオンもこれの可能性がある。 ●ブーストデバイス ブースト魔法に特化したデバイス。 サポートがメインなのに加え、作中登場したものが全部手袋型なので影が薄い。 ケリュケイオン アスクレピオス ●ユニゾンデバイス 使用者と融合(ユニゾン)することで能力の強化や魔法の管制などを行う、シリーズで最も特殊なデバイス。融合騎とも呼ばれる。 杖や剣などの道具の形をした他のデバイスと異なり、人間の女性と同じ姿をしている。 インテリジェントデバイスの設計思想を極端化したもので、その性能は他の形式のデバイスと比べて桁違い。単独で魔法を行使することすら可能であり、最早道具というより一人の魔導師である。 その代わり非常に繊細で、各術者の性質に合わせた微調整や適合検査の必要といった手間はまだ良いが、デバイスが術者の体を乗っ取る『融合事故』が起こる可能性があったりと、他のデバイス以上に相性が重要。 初代リインフォースのような等身大サイズの融合騎は相性の条件が極めて厳密で、開発後期型のアギトのような小型の融合騎は相性に若干の余裕がある。 小型はそのかわりに単騎での性能の低下や、融合中に内部空間での対話や術者との肉体の入れ替えによる緊急避難ができないなど短所もある。 いずれにしても量産性という意味では最悪であり、現存する例は数少ない。その為アギトは研究施設で研究対象として拘束されていた。 登場したのはすべて生きたデバイスだが他も同じかは不明。 リインフォース・アインス リインフォース・ツヴァイ アギト ●プログラマブル・ルーンライター 通称プログラマー。 原作で登場した術式を変更するための機械。 形状はサウンドステージVAのOP映像を見た限り、ノートパソコンに似ている。 アニメ版はインテリジェントが主流なため、術式変更はデバイス自身がやっており、 メカニックマイスターやデバイスマイスター等の資格所有者が整備をやってくれるためか、登場しない。 追記・修正はインテリジェントデバイスに主と認められてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] vividの時代まで来ると、複数の機能を持っててこの分類自体が成り立たなくなりつつある気がする -- 名無しさん (2020-02-13 00 53 45) ↑そこはまあ初代だと万能性が高かったけど、時代が進む事で技術が発達し特化型に細分化されたと考えれば -- 名無しさん (2020-02-14 07 15 02) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/cwcwiki/pages/644.html
学園ヘタリア Portable 学園ヘタリア PortableID+ゲーム名全CG・シーン 友好度 ID+ゲーム名 _S ULJM-05840 _G Gakuen Hetalia Portable JP 全CG・シーン _C0 CG SCENE ALL _L 0x00237F18 0x00000001 _L 0x80238400 0x00820004 _L 0x000000FF 0x00000000 友好度 _C0 YUUKOU _L 0x014AF5yy 0x000000zz yy= 34 イタリア 36 ドイツ 38 日本 3a アメリカ 3c イギリス 3e フランス 40 中国 42 ロシア 44 オーストリア 46 ハンガリー 48 スイス 4a リヒテン 4c ギリシャ 4d カナダ zz= 00 友好度 0 FF 友好度 MAX
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/3153.html
「……NP3228………ううん、君が“シェルブリット”のカズマ君だね?」 「ハッ、だったらどうだってんだよ、本土のアルター使いさんよぉ!?」 なのはの確認の為のその問いに、威勢よく啖呵を切るが如く返すカズマ。 彼がこちらを本土から来たアルター使いという情報を早くも掴み認識していたことには驚きだが、まぁそれも今はどうでもいい。 「……漸く、会えたね」 「あん? 何言ってやがる?」 これまで資料でのみその存在を確認し、是非会って話し合ってみたいと思っていた人物が眼前に現れてくれたのだ。 それに興味や喜びを覚えないなのはではない。 だが一方、そんな彼女の心情などはまったく知らず、しかも初対面の強敵だと認識した矢先にそのようなことをいきなり言われてカズマが分かるはずが無い。 ……ただでさえ、この眼前の女は何故か自分をイラつかせる。その明確な理由を自分自身でも察せられないカズマにとって苛立ちは増すことはあろうと治まることはない。 さっさとぶっ飛ばす、そう結論付けると共に彼は拳をなのはへと向けて身構える。 その瞬間だった。 「なのはさん! 大丈夫ですか!?」 そう叫びながらゾロゾロと今度は車内から眼前の宙に浮いている女と似たような格好をした輩が四人も出てきた。 こいつらがどうやら君島が言っていた本土から来たアルター使いたちで間違いないだろう。 ……だが、 「……ガキばっかじゃねえか」 それも女子供、内二人はかなみとすら大差が無い。 アルター使いに年齢など関係ないことはカズマとて承知の上だ。向かってくる奴はたとえどんな相手だろうが容赦しない。 それでも思わずそんなことを呟いてしまうほどに彼は意外な連中の正体に驚いてもいた。 「……君島ぁ、やっぱりこんな奴らなんかにビビッててどうするってんだよ」 思わず苦々しくそんな呟きを漏らさずにはいられなかった。ガキだと油断することは愚の骨頂であることはカズマとて理解できていたが、それでも相手の正体には思わず拍子抜けせざるをえなかった。 だがカズマのそんな呟きを聞き漏らさずにピクリと反応した者たちがいた。 それは当然、そんな風に侮られた彼女たち自身だった。 「……ティア、あたしたち馬鹿にされてるよ」 「安い挑発……でも癪に障るのは事実よね」 スバルの言葉にティアナも正直にそう返しながら彼女たちはなのはを見上げた。 先程あの男は自分たちの隊長と全力ではないほんの一瞬とは言えど互角に渡り合った。 その実力の片鱗は確かに凄まじく、決して侮れたものではない。 だが自分たちにも機動六課の隊員として、高町なのはの教え子として、JS事件などを潜り抜けてきて成長してきた自負がある。 毎日毎日、必死になって歯を食い縛り賢明に鍛錬へと身を投じてきた。 自分たちだって成長してきている、確実に強くなってきている。もうヨチヨチ歩きのヒヨっ子のままではない。 その誇りが彼女たちに無言ながらもなのはへと告げさせる。 わたしたちにやらせてください、と……。 そしてそれは視線からなのはもまた察することが出来た。 本当に、自信を持った、そして強い良い眼をするように彼女たちはなった。 確かに敵は強敵、油断のならない相手だ。 教え子たちを案ずるなら、もしものことがないように戦うのは自分の役目だ。 それが当たり前だとも思っている。 けれど、人は成長する。 それを誰よりも良く知っているのも高町なのはであり、それを否定することは彼女たちにも出来ない。 そして此処は心配して守ってあげる場面ではない。 彼女たちの成長を、強さを信頼して、任せる場面だ。 最初から全てを取り上げるのは傲慢であり、それは彼女たちを信頼していないのと同じだ。 自分はJS事件の時もちゃんと彼女たちを信頼してきたではないか。 ならば、ここもまた同じはずだ。 故に――― 「―――良いよ、貴方達の力を彼に見せてあげて」 自信を持って、そして不敵に教え子たちへとそう告げた。 それを聞いた彼女たちもまた、同様に頷いてそれを了承。 眼前の、カズマを相手に四人は身構える。 ならばやってやる、そう行為は無言ながらも悠然とそれを物語っていた。 相手の方も、こちらのその態度から察したのだろう。同じように対峙して身構える。 なのははそれに手出しを加えない為に後方へと離れて見守ることにした。 万が一の事態には、早急にフォローに入れるように覚悟し身構えながら。 それでも今の彼女の胸中は、純真に自らの教え子たちと眼前の強敵の戦いを見入ることに務めようとしていたが。 そしてカズマも身構えた。 どうやら先にガキ共がこちらの相手をするような雰囲気だが……上等だ。 良い目つきをしてやがる、喧嘩をするには申し分の無い意気込みは確かにある。 女子供、四対一、それらはもはやこの後に及んでその一切が関係ない。 こいつ等は敵、立ち塞がる壁。 だったら――― 「じゃあ始めようぜ、喧嘩をよぉ!?」 ―――この自慢の拳は纏めて全て打ち砕く、ただそれだけだ。 右腕に装着した鎧のようなアルター。 それがシェルブリットと呼ばれるカズマのアルター能力。 背中に三枚の羽根状の突起物があり、それを推進剤のように用いて爆発的な突貫力を生み出す。 「……それがホーリーのデーターベースに残ってた相手の能力」 典型的なクロスレンジタイプ、自分たちの部隊で言えばスバルと極めて似た能力。 情報は全てこちらが掌握している、相手の手の内をこちらは完全に把握しているのだから。 一方で、相手はこちらの魔法をアルター能力と勘違いしており、それですら未だ手の内は分かってなどいない。 故にこちらは最初から圧倒的なアドバンテージを有しており、相手も慎重に来ざるを得ない。 ……そう、思っていた時期がティアナ・ランスターにもありましたよ。 まさか彼女のそんな思考すらも小賢しく思わせるほどに、いきなり迷いも無くあちら側から仕掛けてくるとは思ってもいなかった。 事前に渡された大事な情報を一部、彼女は失念していた。 そう、相手が単純とも評せるくらいに考えなしの突撃馬鹿なのだということを……。 先手必勝。それは喧嘩において当たり前のことであり、細かいことなど気にしていてもそもそも喧嘩など出来もしない。 故に躊躇い無く、これまで通りにカズマは地面を拳で叩くと共にその反動で高く跳躍。 そのまま挨拶代わりのまず一撃。 「衝撃のぉぉぉおおおおおおおおおお―――」 未だ固まったまま、バラけるにも今更遅い連中を相手に、カズマは容赦なくその一撃にて強襲する。 「―――ファーストブリットォォォオオオオオオオオオオオオオ!!」 背にある三枚の羽根状の突起物、まずそれが一枚弾け飛ぶと共に、そこから圧縮されていたエネルギーが噴出され、勢い良く彼女たちへと叩き落すべく凄まじい速度にて強襲。 威力も速度も、先程なのはが防いだ先の一撃の比ではない。 「さ、散開ッ!」 見ただけでそれは充分過ぎるほどに理解できた。 故に、ティアナがそう叫び切るよりも早く全員がその場を動いていた。 何とか全員、その場を飛び離れるも無人となったそこにそのまま勢い良くカズマの拳は振り下ろされた。 瞬間、轟音と衝撃が地面を抉り陥没させる。 バリアジャケットを着ていても、防御もせずに喰らえばただでは済まぬ一撃であることは瞬時にこの場の全員が理解できた。 ……尤も、理解できたはイコールで臆することではないのだが。 朦々と上がる土煙の中、カズマは地面より拳を引き抜きながら瞬時に左側方へと振り返り拳を構える。 「はぁぁぁあああああああああああ!!」 地面を削るような勢い良く滑走する車輪の音とその叫び声と共に、土煙を突っ切ってスバル・ナカジマが拳を振り上げて襲撃を仕掛けてきたからだ。 予想通りの展開、故に迎え撃つ。それがカズマのやり方だ。 ましてや拳のぶつけ合いをしてこようというのなら、それは望むところ。 「らぁぁぁあああああああああああ!!」 相手が打ち込んでくる拳に合わせて、そこにピンポイントでカズマも返し、拳をぶつける。 俺とテメエ、どっちの拳が強えかまずは一勝負ッ! そんな思いと共にぶつかり合う、シェルブリットとリボルバーナックル。 火花と轟音を響かせながら、打ち勝ったのは――――――カズマ。 「おらぁぁあああああああああああああ!!」 雄叫びと共に、押し負かし土煙の向こう側へと再びスバルを吹き飛ばすカズマ。 次の瞬間には、そのまま地面を拳で叩き再び宙へと跳躍。 直後、今まで彼がいたその場を切り裂くように突っ切る閃光。 「―――え?」 それをやった当人―――エリオ・モンディアルは必殺の瞬間を逃し槍が空を切った現実を信じられずに呆然とそんな呟きを漏らしていた。 だがそこへ再び着地したカズマは逃すことなくエリオを掴むと同時に、勢い良く今度は向きを真後ろへと変えて放り投げる。 その瞬間に、 「確かに速え……でも足りねえよ」 相手にもハッキリと聞こえるように耳元でそう言ってやりながら。 弾丸のように勢い良く、エリオは放り投げられその進行方向にいた少女に向かって飛んでいく。 「―――なっ!?」 クロスミラージュを構えていたティアナ・ランスターは予想外の事態に回避もままならずに少年と激突し吹っ飛んで行った。 それを確認しながら、カズマはそれを追撃するべく駆け出した。 一連の土煙の中での攻防、カズマは野生の勘とも呼べそうな驚異的な察知と身体能力に物を言わせたごり押しで見事に押し勝った。 スバルが仕掛けてくるのは音と喧嘩の場数で踏んだセオリーで容易に予想ができ、得意の力技で押し切った。 直後のエリオの不意打ちは大部分が勘だった。だがクーガーや劉鳳の真なる絶影などの速度を身を持って体験しているカズマには反応できないものでもなかった。 最後の背後のティアナについては、まぁこそこそと背後から狙ってくる奴というのは何処にでもいるものだ。予想通りに試しにやってみたら案の定いやがった。 そして二人纏めて直撃し吹っ飛んでいった。後はトドメの追撃を仕掛けるだけ。 そう思いながら、土煙を突っ切ってカズマは二人を追い――― ―――瞬間、目の前に降り注ぐ炎に驚き急ブレーキを掛けざるを得なかった。 「―――んなっ!?」 と驚きながら真上から降り注いできたソレを見上げれば、なんと上空には最後の一人であるキャロ・ル・ルシエが相棒である巨大化したフリードリヒの背に乗りながらカズマの侵攻を防ごうとしてくる。 正直、かなみと歳も変わりそうに無い少女というのはカズマにとって最も殴りづらい相手だったが、 「アルターの方になら問題ねえだろうッ!?」 飛び上がり、フリード目掛けてカズマは拳を突き込んだ。 それをおいそれと喰らってやる義理も無いフリードは迎撃のブラストフレアをカズマに向けて放つ。 だが――― 「温ぃんだよぉぉぉおおおおおおおおおおお!!」 物ともせずに炎を拳で切り裂きながら向かってくるカズマ。その勢いは衰えの陰りすらも見えはしない。 あわやそのまま炎を突っ切り、カズマの拳が飛翔する竜へと届かんとしたその時だった。 「リボルバァァァァァァ―――」 ウイングロードを展開しながら颯爽とその横合いから駆けつけたスバル。 そしてカートリッジロードと共に形成された魔力は、 「シュゥゥゥゥトォォォオオオオオオオオオ!!」 思い切りカズマへと叩きつけられ、彼を吹き飛ばした。 「キャロ、大丈夫!?」 慌ててそう尋ねてくるスバルに、キャロは間一髪の事態であったことなどもあり、やや呆然としながらも肯定の問いを恐る恐る返した。 「……そっか、よかった~」 安堵の吐息を盛大に吐き肩を落としたスバルに、キャロも改めて礼を返そうと口を開きかけ、 「撃滅のぉぉぉおおおおおおおおおおおおお―――」 瞬間、聞こえてきた相手の言葉に瞬時に緊張しながらそちらへと振り返った。 視線の先には吹き飛ばされていたカズマが立ち上がり、跳躍しながら再びあの先制攻撃の時と同じ一撃を放とうとしてきていた。 「キャロ、直ぐに離れて!」 スバルが慌てたように叫びながら、迎撃する心算なのか身構えて彼へと振り向いていた。 自分に何か出来ることは、そうキャロも思ったが今からでは何も間に合わず足手まといにしかならぬことを痛いほどに悟る。 「―――フリードッ!」 だから邪魔だけはしないよう、足枷にはならぬように自身が使役する竜へとそう命じてこの場から全速力で離れる。 「―――相棒ッ!」 『―――All right』 キャロという憂いが無くなった以上、スバルはもはや全力を出し切ることに厭わない。 だからこその切り札を、相棒に命じて発動させる。 「―――フルドライブッ!」 『―――Ignition.』 瞬間、盛大に展開されるカートリッジロード。 それは即ち、己の切り札を出し切ることの、全力全開で立ち向かうことの表明。 叫びと同時、展開される近代ベルカ式の魔法陣。 そしてマッハキャリバーより発現する翼。 ウイングロードを真っ直ぐに向かってくる相手へと定めながら――― 「ギア――――エクセリオンッ!」 『―――A.C.S. Standby.』 「セカンドブリットォォォオオオオオオオオオオオオ!!」 互いに照準を合わせた弾丸の拳をぶつけ合うべく駆け出した。 二度目の拳のぶつけ合い。 今度は互いに掛け値なしの全力の一撃同士。 その衝撃は先の激突の比ではなかった。 震動・衝撃・轟音・明滅―――超常のエネルギーのぶつかり合い同士は周囲に激しくそれらを伝播させながら、拮抗を打ち破るべく互いに踏み込み合う。 何ものをも打ち砕くための反逆の拳。 何ものからも守るべき存在を守る為の不屈の拳。 そのぶつかり合いの結果は――― 「―――何ッ!?」 焼き直し……になることはなく、ほんの僅かながらもスバルの拳が押し返した。 そのままウイングロードの足場に着地しながらも蹈鞴を踏むカズマに、続くスバルの急襲が降り注ぐ。 交錯すると同時に次々に殴りかかられ、反応することも出来ずに殴り飛ばされ続ける。 小娘の思いも寄らぬ猛攻に、カズマはぶち切れるよりも歯を食い縛りながら獰猛に笑う。 「上等だッ! どんどん来やがれッ!」 そう思い次の瞬間にも殴られるも、カズマはその不敵さを収めない。 スバルの動きに翻弄され、まるで反応できていない。我武者羅に振り抜く拳は空を切るばかり。 だがそれでも、 「倒れねえよ……んな温い拳で倒れられっかよ!?」 まったくもって手緩い。小手先の連撃などただでさえタフなこの身に効くはずもない。 来るなら、仕留めるなら、デカくてキツイ切り札を持って来い! そう叫びながら、カズマはウイングロードを叩き再び跳躍する。 それを追いかけ真っ直ぐに伸びてくる水色の道。其処を駆け抜けながら覚悟を決めたのか正面から漸く相手も仕留めにかかりに来るようだ。 そうだ、それでいい。それならこっちも正真正銘、最後の一撃だ。 「抹殺のぉぉぉおおおおおおおおおおお―――」 そしてスバルも覚悟を決める。 何度殴り飛ばそうと、何度倒れてくれるよう願ってもこの男は倒れない。 バリアジャケットを纏っているわけでもない、正真正銘の生身でありながら自分以上のタフネスさを誇っている。 だからこそ、小手先の連打などどれだけ打ち込もうと、この男は倒れない。 倒れずして立つ男を倒すにはどうするか?……そんなものは決まっている。 問答無用で倒れざるえない全力全開の一撃をぶつけてやる。 それも真正面から、それ以外にこの男を倒す方法は自分には無い。 だからこそ、ウイングロードの道先を男の正面に真っ直ぐ合わせてスバルは駆ける。 応える様にカズマは背中の最後の羽根を使っての全力の一撃にかかってくる。 だからこそ、最大最強の一撃でこちらもまた応えるだけだ。 「一撃ッ……必倒ォォ!」 残るカートリッジの全てを引き絞り、拳の前面に形成させた魔力を疾走しながら相手へと向けて身構える。 最後の羽根を推進剤に遂にカズマの拳がスバル目掛けて向かってくる。 スバルもまた迎え撃つためその拳を同じくカズマ目掛けて突き込んで行きながら――― 「ラストブリットォォォオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」 「ディバィィィン……バスタァァァアアアアアアアアアアア!!!」 ―――最後の拳のぶつかり合いが発生した。 一度目はカズマ。 二度目はスバル。 ならば互いに後が無い、決着をつけるべきのこの三度目は? 「うぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 「はぁぁぁあああああああああああああああああああああああ!!!」 大気を揺るがすほどの雄叫びも、押し込むべき肝心の拳も。 意地も不屈の信念も。 全て両者はどちらも譲らなかった。 故に――― 此処から先は、限界を超えたもの勝ちだ。 そしてスバルは全力の切り札、エクセリオンモードを出し切った。 だがカズマには……まだ限界の先の力が残っていた。 「シェルブリットォォォオオオオオオオオオオオオオ!!!」 叫ぶと同時、カズマの右腕を覆うアルターは更なる進化を遂げる。 より厚く、より鋭角に、より強く。 背中からは三枚の羽根に変わり、一つの尾が出現しローターの回転のように回りだす。 それに呼応するように、右手の甲が開き更なる輝きを増していく。 強大な力がカズマに集まっていくのがその場の全員に理解できた。 だが当人―――カズマにしてみれば、これだけではまだ足りない。 そう、もっとだ! もっと、もっと、もっと――― 「―――もっと輝けぇぇぇええええええええええええ!!」 叫ぶと同時、黄金の輝きを放つカズマの進化した拳が、遂にスバルを振り切った。 その敗北はスバルにとって驚愕であると同時に……無念でもあった。 何かを最後に叫ぶよりも早く、輝く光と衝撃に吹き飛ばされスバルは意識を失った。 「……さて、最後はアンタ一人だぜ?」 そう不敵に言うものの実際は肩で息をしているのがカズマの現状であり、それは相手からも察せられるほどに明らかなものだった。 実際、シェルブリットの第二段階を前座と思っていた相手に使わざるを得ないとは予想だにしていなかった。 全力全開、その先にあるものから引き出してくるあの力はその代償として容赦なくその身を蝕んでくれる。 その疲労は馬鹿に出来たものでなく、洒落にもならないのが現状だった。 事実、あの時は一瞬こそ出したものの、なのはを前に見上げるカズマはアルターを解除した状態だった。 もう一度アルターを発現し戦闘……とてもではないが、相手のなのはの方がカズマにそんな余力は残っていないだろうと思っていたほどだ。 無論、やられた教え子たちの無念は晴らしてやりたい……が、ボロボロの相手を前に私怨をむき出しに私刑紛いの事を行う倫理観をなのはは持ち合わせていない。 幸いにも、四人には大した怪我は無い。スバルが気を失っているがそれは大事に至るものほどではないことは確認済みだ。 それらを踏まえ、そして物資輸送の護衛の任務に必ずしも相手を殲滅する必要性がない以上、ここで彼が諦めて引き下がってくれさえすれば撃退したと言う名目は立つ。 手打ちはソレで充分のはず、これ以上不毛な争いを続ける必要などないはずだ。 むしろ逆だ、なのははカズマと戦いたいのではない。カズマと――― 「ねえ、争いはもう止めにして少しお話しないかな?」 対話、それが彼女がカズマへと望んだことだった。 だが――― 「ハッ、絶対にノゥだ! ホーリーのアルター使いなんぞと話すことなんざこちとら何もねえよ!」 獰猛に、不敵な獣の笑みを見せての拒絶だった。 だが一度や二度の激しい拒絶くらいで引き下がる高町なのはではない。 どんなに拒絶されようと、お話を聞いてもらうために何度も食い下がる。意地でも退かない、それが高町なのはのやり方だ。 当然、カズマがなのはを受け入れることなど欠片も無い。理由は分からないが、コイツと会話をするだけで何故か分からぬ苛立ちが沸々と湧いてくるのだ。 「どうして? 私は君と争う心算なんて―――」 「テメエがホーリーだって時点で俺にはあり過ぎるんだよ! ゴタクなんざ結構だ、語るってんなら拳でやってやるよ!」 ―――だからやろうぜ、喧嘩をよぉ!? 相も変わらず、カズマがなのはに突きつけてくる欲求はただそれだけであった。 そこに譲る気持ちなどあろうはずもない。只管に眼前の相手は頑なで意地っ張りであった。 だが繰り返すがなのはにはボロボロのカズマと戦う戦意などもはやない。 ただどうしてそこまで頑なに彼がホーリーに逆らおうとするか、自分たちと戦おうとするのかを話し合って聞きたかっただけだ。 それはカズマにとっては苛立たしく、火点きの悪い行為以外の何ものでもない。 それこそもはやこの茶番すらも打ち切って、問答無用で殴りかかりたいのが本音だ。 それを思いながらも実行しない理由は……生憎と、カズマ自身にもそれは分からない。 無抵抗な女に殴りかかる、無意識にもそんなことに負い目を感じているのかもしれない。 だからこそ、なのはがやる気になってくれないとカズマも相手へと殴りかかれない。 このままでは埒が明かない、だからこそ仕方なく取った手段がこれだった。 「そんなに俺と話がしてえなら、力づくで話を聞かせてみろよ」 挑発の蔑笑と共に言ったカズマのその言葉に、ピクリとなのはは反応した。 力こそがこの大地のルール。だからこそ、誰にも縛られない自分を縛りたいと言うのならそのルールに則ってかかって来い。 そういう意図で告げたのだが、それはなのはにとって自身の心境を揺さぶられると言っていい提案だった。 どうしてお話を聞いてくれないのか、それに悩んでいた相手のあからさまな拒絶に戸惑っていたなのはだが、相手のその言葉には思うところもあった。 力づくで従わせる、などという方法は彼女にとって最も好まぬ方法だった。 自らの意志で互いに歩み寄っての対話、それを望んでいた彼女にとっては乗る気にもなれない提案だ。 それでも一方で、己の過去においても話を聞いてもらうために実力行使に出ざるを得なかった場面というのが何度かあったのは確か。 フェイトの時もヴィータたちの時も、結果的には争わざるを得ない、良い悪いに関係なく、互いに退けぬ理由があったからこそぶつかり合うしかなかったこともあった。 あの時のあれらの選択、あれらの戦いをなのはは後悔していない。あれは必要であったが故の、本音をぶつけ合うために必要であったからこその戦いだ。 ……じゃあ、目の前の相手もそれを望んでいるのだろうか? 喧嘩と言い切り、そちらの都合をぶつけて来る強引なやり方。お世辞にも褒められたものだとはいえない。 だが彼女たちの時と同じように、この男もまたそういう引けに退けない理由がないとも限らない。ただ戦いだけを楽しんでいる、などということはないはずだ。 きっと彼にも背負っているものがある、守らなければならないものがある。 その為にも、話し合いには乗ることが出来ない。 だからこそ、相手は戦いの中で本音を語り合う方法を望んでいるのかもしれない。 ならば、不器用な自分がそれを聞き届けるには、それに応える以外にないのだろうか? ……本当に、悪魔らしいやり方でしかお話を聞いてもらうことは出来ないのであろうか? 分からない、こちらが望んでいるのは対話。でもあちらが望んでいるのは闘争だ。 致命的に違うのに、行き着き先には同じモノが待っている。 その矛盾はジレンマとなりなのはの胸中を蝕む。 それでも相手は早く決めろと決断を促がす、こちらと戦えと促がしてくる。 それは自分がホーリーであり、彼がネイティブアルターである限り、変わらないことなのだろうか。 「迷ってんじゃねえ! そうと決めたことがあるんなら、迷わずそれを為せるように行動しろってんだ!」 遂にカズマが苛立ちも顕に怒鳴ってくる言葉に、なのはは葛藤から引きずり出されハッとなる。 迷うな、その強い言葉は確かに今の自分が欲しているものだったはず。 精神面で弱くなり、戸惑っていた彼女が揺らがぬように欲していたはずの断固たる決意の言葉。 それを言われて、彼女は漸くに覚悟を決めた。 「私は……君とお話がしたい」 「だったら力づくで実行しやがれ、ホーリー野郎!」 その拒絶の言葉は次には気持ち良い位に清々しく響いた。 いいだろう、好みじゃないがそれが必要だと言うのなら……もう迷わない。 郷に入れば郷に従え、それが此処のルールであり、自分が彼の憎むホーリー隊員でしかないのだとすれば、 「……分かったよ、それでいい」 今はそれを目一杯に演じきろう。悪魔らしいやり方で、話を聞いてもらう機会を勝ち取る。 自分が失ってしまった強さにも、それは通じるはずだから。 だから――― 「おいで、反逆者(トリーズナー)。―――遊んであげる」 その目一杯の不敵な宣戦布告に、カズマはそれこそ呆気にとられ一瞬ポカンとしながらも、すぐに言葉の意味を悟ると共に。 「上等だぁ、テメエぇぇぇえええええ!!」 獰猛な笑みと共に、シェルブリットを纏った拳で襲い掛かった。 なのはがその身を守るように周囲に無数に展開している桜色の光弾の数々。 それが彼女のアルター能力、詳細は不明だがあの橘あすかの“エタニティエイト”と似た能力なのだろうか。 なのはと初めて摸擬戦を行い対峙した瞬間、一見して劉鳳はそう思考した。 そして皮肉にも、カズマもまたこの瞬間、彼女と対峙した時にそう考えた。 宿敵同士、まったく関係ないところでも同様の考えへと至るその皮肉。 ……ただし、その思考の次に選んだ行動はまったくの対極であったが。 劉鳳はまずは相手の能力を把握すべくに、慎重に絶影に隙を見て襲撃を窺わせながらの待ちの姿勢を取り、 「衝撃のぉぉぉおおおおおおおおお―――」 カズマは考えなしにとりあえず攻めるという姿勢を選んだ。 近づいて殴る、それがカズマの攻撃方法であり何よりも譲れぬスタンスだ。 どんな相手だろうが、それを変える心算は無い。 だからこその先手必勝、先制攻撃を取ろうとしたのだが…… 「……駄目だよ、それじゃあ隙だらけだよ」 宙に跳び拳をこちらに構えてくる相手になのはは瞬時にその光弾を十発、相手に容赦なく叩き込む。 確かにカズマの攻撃は強力だ。だが幾度の死線を潜り抜けてきた歴戦のエースオブエースである彼女からすればモーションの隙が大きすぎる。 それではつるべ撃ちの格好の的でしかない。 事実、桜色の光弾は次々と拳を振り上げようとしているカズマの全身に叩き込まれていく。 それを回避も防御も出来ずに、カズマは為す術も無く直撃し続ける。 ―――尤も、 「ファーストブリットォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」 どれ程撃ち込まれようともまるで問題にもしないという勢いで、そのまま突撃してくるのが“シェルブリット”のカズマの所以だったのだが。 だがそれはなのはにとっても承知の上、先程の戦いでスバルがあれだけ打ち込んでも倒れなかったほどの驚嘆的タフネスさを誇る相手に錬度・精度を高める為に威力を搾ったシューターを十数発撃ち込もうとも倒れるはずがない。 (やるならバスター……それも取って置きの一発でも直撃させない限り彼は倒れない) それは理解している、だが直射型の砲撃魔法にはどうしても溜めがいる。 いくらなんでもそれを許してくれる相手でもない。 だからこそまずは――― 「―――レイジングハート!」 『―――Load Cartridge.』 突撃してくるカズマの拳、それを受け止めるべくなのははプロテクション・パワードを発動。 カートリッジを用いて上乗せした障壁の強度は見事にカズマの拳を受け切る。 「……しゃらくせぇッ!」 カズマはそれを打ち破らんと先程までと同様に更に拳を押し込もうとしてくる。 しかし、それになのはは、 「綱引きだけが戦いじゃないよ」 そう告げると共に、フラッシュムーブを発動し一瞬で側面に移動。 当然、ぶつかっていた対象を失い、勢いを殺しきれずにそのまま拳が空を切るカズマ。その表情にはいきなりの事態に驚愕が走っていた。 だがそれは当然、なのはにとってはがら空きの致命的な隙でしかない。 レイジングハートの照準をカズマに合わせ、瞬時に再び形成された数十の魔力弾が一斉に彼へと向かう。 『Accel Shooter.』 デバイスから発せられたその音声の直後、全弾がカズマの身へと直撃する。 流石に堪えたのか、呻き声を上げながら落下していくカズマだがこちらを振り向き睨むその眼は陰りを見せない苛烈なものだ。 彼の憤慨が分からないわけでもない。こちらは平然と力比べに乗ると見せかけ一方的に放棄した。 綺麗や汚い云々を戦いに持ち込むほど彼女はアマチュアではない。無論、自ら長所の比べあいを放棄した自身の選択を全面的に肯定するわけではないが。 だが彼女はプロだ。プライドよりも重視すべきことがあり、勝ちを取りに行くための戦いに拘りなど持ち込みはしない。 「撃滅のぉぉぉおおおおおおおおおおおおおお―――」 蹈鞴を踏みながらの着地直後、再びカズマは二枚目の羽根を爆発させての拳の一撃をこちらへと向けてくる。 その姿勢は愚直とも言えるだろう。なのはの個人的な心情としては好ましくも感じる。 けれど、これとそれは別。 「セカンドブリットォォォオオオオオオオオオオオオオ!!」 叫びと同時、再び弾丸と化し向かってくるカズマの拳。 シェルブリット……正にその名称通りに彼の拳は銃口から発射される弾丸と同じだ。 だがそれ故に、その軌道はなのはたちが魔法で扱うような例外を除けば決定されているも同じ。 「つまりは直線……それが分かっているなら」 回避はそう難しいことではない。 事実、その指摘通りに迫る拳をなのははかわしてみせた。 そして放たれた弾丸はそこで止まる事もできずにそのまま飛んでいくしかない。 当然、ここでもなのははすれ違い様に再び形成した魔力弾の群れをカズマへと叩き込む。 全て的確に、無駄なく、効率的になのはの攻撃は続いていく。 まるでそれは傍から見ている者からすれば詰め将棋、一方的なワンサイドゲームでしかなかった。 「………ちょこまかちょこまか飛び回りやがって……ッ!」 挙句に針で刺すみたいな手緩い攻撃を何度もぶつけてくるだけ。 「………そんなんじゃなぁ・・・何度ぶつけられたって……」 倒れやしねえぞ、と叫ぼうと口を開きかけるもカズマはそれが出来なかった。 その理由は簡単だ。今の彼の姿を見れば明らかとも言える。 「随分と、お疲れみたいだね」 その相手の忌々しい指摘の通り、カズマは肩で息をして立っているも辛いと明らかに思わせるほどにふらふらだった。 実際、手緩い攻撃であり何発喰らおうとも倒れない、そう豪語したカズマの意見は正しいようで間違ってもいた。 確かに一撃一撃のシューターには彼を昏倒させるだけの威力は無い。 だがそれを何十発も間髪入れずに喰らわされれば?……それはまた違ってくることになる。 塵も積もれば山となる、などとも言われるがボクシングでもボディに喰らい続ければ疲労とダメージは無視できぬほどに蓄積される。 ましてや彼女が扱うのは正に人を倒す目的を持って扱われる魔法だ。常人の拳の比ではない。 そしてそれには非殺傷設定という効果も一役買っていた。 時空管理局の魔導師にとって非殺傷設定の魔法とは決して手加減の事を指さない。 むしろ直接的に魔力ダメージを内部に浸透させるソレは、暴徒鎮圧などの役割において充分過ぎるほどに効果を発揮する。 簡単に人を昏倒させることだけを目的とするならば、むしろ非殺傷設定の方が容易であるのも確かだった。 何よりも全力を込めても相手を死に至らせる危険性は限りなく減少させている。ソレは高町なのはなどの非殺傷設定を絶対に対人において解除しないという信念を持つ者からすれば気兼ねの必要も無くなることを意味する。 故に彼女は容赦なく、手加減抜きで彼を相手に魔力弾を叩き込み続けた。 なまじ頑丈さに自負があり、手緩い攻撃と防御を怠ったカズマ自身の選択も合わさり、遂に先の新人たちとの戦闘も合わせて無視できぬだけのダメージが蓄積されてしまったのだ。 傍から見てもこの現状、もはや勝敗は明らかだった。 故に――― 「そろそろ、お終いにしようか」 ―――彼女もまた改めてそう告げてきた。 「……おいおい、圧倒的じゃねえか」 その様子を君島邦彦は見ていられないと頭を抱えながらも、どうすることも出来ずに物陰に隠れて見ていることしかやはり出来なかった。 カズマが派手に喧嘩をし始めたのは離れていても響いてくる振動や轟音から直ぐに察せられた。 失望され、相棒の資格を失ったとはいえそれでもカズマを見捨てることなど君島には出来なかった。 故に、恐る恐ると言った様子も露わに戦場へと足を運んだのだが…… そこで見たのは、やはり絶望的な光景でしかなかった。 空を飛ぶ白い服に杖を持った、自分たちよりも僅かばかり年上の女。 充分に美人と評されて良いほどに見目麗しくも思えるが、君島にとって彼女は悪魔のようにしか映らなかった。 それは恐らく戦っているカズマ当人の方が尚更にそう思えたことだろう。 本土から来たアルター使い、十中八九それで間違いないその女はまるでカズマを子ども扱いでもするように圧倒していた。 尽く果敢に繰り出すカズマの拳すら、彼女は嘲笑うかのように簡単に避けて自らの攻撃を次々と彼へと撃ち込んでいく。 それも表情一つ変えることなく淡々としたように、だ。 カズマを圧倒しているその光景とも相まり、それは君島からすれば正に悪魔の如き所業であり、強さだった。 あんなものロストグラウンド中のアルター使いを集めてきたところで勝てるとは思えない。 正直にそう思えるほど、君島はその白い悪魔に恐怖を覚えていた。 ……それでも、それでもカズマなら。 そう、一縷の望みを戦いを見守りながらも抱かずには、期待せざるをえなかったのだが、それすらも段々と絶望に変えられるだけだった。 もう何十発、或いは百発近く撃ち込まれたのではなかろうか。それ程にボロボロなカズマの姿とは対照的に、女の姿は涼しいほどに無傷そのもの。 それも当然か、君島が見る限りでもカズマの拳は一度たりともあの女には届いていなかったのだから。 それでも、一撃でも拳が届きさえすればカズマならばそこから逆転してくれるはずだと、そんな希望をこの期に及んでも君島は持ち続けようとした。 ―――無情にも、次の瞬間には冗談みたいなレーザー砲紛いの一撃にカズマが吹き飛ばされるまでは…… そして、そこから再び立ち上がる様子を見せないカズマを見て、遂に君島の最後の希望は絶望へと変えられた。 そろそろ頃合だ。 仕留めにかかるには充分過ぎると見計らい、なのはは改めて降服勧告をカズマへと促がす。 尤も返ってきたのは、 「………上等…だッ!……やれるもんなら、やって…みやがれッ!」 不屈とも言って良いほどに変わらぬそんな反抗の姿勢だったが。 反逆者、開戦前に相手を思わずそう呼んでいたが、この男は事実その言葉通りの男だった。 決定的に倒されなければ……否、或いは倒されても、この男は絶対に折れない。 それが交戦してみて改めてカズマに対して抱いた印象だった。 それはある意味においても力強く、気高くさえも感じられる。 ……正直、羨望を覚えないわけでもない。 或いはそれは失くしてしまったものへの郷愁だったのかもしれない。 かつては自分もこの眼前の男と同じような時期があった。ただ我武者羅に、自身の信念だけを迷わずに、真っ直ぐに貫こう。 そうやって空を翔けようとした頃が確かにあった。 でもそれはもはや今の彼女には無い。まだ残っているのかもしれないが、本人が思っているほどにあるわけではなく、それならば失くしてしまったのと同じだ。 何故、それが無くなった?……そんなのは決まっている。 ―――大人になったからだ。 少なくとも、社会で生き適応できる身の振り方を身に付けた。 出来る事と出来ない事を明確に線引きし、限界を定めた。 諦めという物の分別もまた覚えたのはこの頃だ。 手にできるモノと手から取りこぼせないモノを定めて、それだけは守り抜こうと固く誓った。 自身の掌の大きさを自覚した……恐らくは言ってしまえばそういうことだ。 それに後悔は無い……否、抱けないし抱いてはならない。 それで手に入れたものがあった、それで守り抜いたものがあった。 それらを否定する行為だけは、絶対にしてはならない。 少なくとも、現在に幸せを感じているのだ。そしてそれを守り抜きたいのだ。 ならばこそ、自分はそれで良いと思う。 ―――でも、この男は違う。 言ってしまえばこの男は自分勝手であり、それは我が儘だとそのまま表現できる。 我慢を知らず、規律を守れず、調和を乱す。 マイナス面が顕著とも言えるほどに、一見すれば言い方は悪いが……クズだ。 それでも、少なくとも彼は自分に嘘を吐いていない。 正直だ、渇望して、執着や奪取に躊躇いを見せない。 そして諦めと言う行為すら絶対に受け入れず、立ち向かう。 自身を抑え付けない、限界を定めない、抗うことを決して止めない。 純然たるアウトローの生き方、決して褒められるものでもない。 ―――けれどそこには、確かな輝きが存在した。 その輝きは力強くて眩しくて、自分では決して手に入れられないものだとはっきりと自覚させられる。 だからこそ、きっとこんなにも惹かれてしまうのだろう。 羨ましい、それを正直に認めてしまうことが出来る。 でもそれでも――― 「―――それでも、私と君はやっぱり違うから」 親近感を抱き、憧れるものを持っている。 それでも自分たちは生き方も生きるべき場所も違う。 譲れない、目指すべき場所が悲しいほどに異なる。 だから―――今は倒す必要がある。 その後に改めて、歩み寄れる限界ギリギリの部分まで見極めるために話し合おう。 そのお話を聞いてもらうために、これしかないのなら。 私は躊躇わずに、悪魔らしいやり方でも君を倒す。 その決意と共に、なのははレイジングハートを眼下のカズマへと向けカートリッジロード。 決定的な敗北を相手に与えるために、敢えて彼女は彼へと告げる。 「此処からは小細工なし……お互い、全力全開の比べあいだよ」 言うなれば挑戦状、真っ直ぐ逃げずにかかって来いと相手のプライドを逆手に取った退路を断つためのそれは布石。 そして今までのこの相手の言動を見る限り、その性格上必ず――― 「いいぜ! やってやろうじゃねえか!」 ―――その誘いに乗った。 カズマは了承の叫びを挙げると同時に拳を構える。 その拳を必ずに弾丸と化してこちらへと撃ち込む為に。 だがそれは彼女もまた同じ。無敵を誇る、誇りとも呼べる砲撃を持ってそれを迎え撃つためにこれまでやってきたのだ。 だからこその、此処から先は真っ向勝負ッ! 「抹殺のぉぉぉおおおおおおおおおお―――」 「ディバィィィィィィィィィィィン――――」 最後の羽根が砕け、カズマの渾身の拳が爆発を伴いながら弾丸と化してなのはを強襲する。 飛んでくるカズマ、自ら射線に突っ込んでくる相手に躊躇い無く彼女は最強の魔砲を解き放つ。 「ラストブリットォォォオオオオオオオオオオオオオ!!」 「バスタァァァアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」 弾丸と化したカズマを拳どころか丸ごと、桜色の奔流は包み込む。 それを突っ切り、必死に届かせようと拳を相手に向かって突き上げ続けるカズマ。 だが遂に――― ―――反逆の拳は不屈の魔砲に吹き飛ばされた。 轟音と共にかなり距離の離れた岩まで吹き飛ばされ、叩きつけられたカズマを確認して漸く彼女は己の勝利を確信した。 傍から見れば彼女はノーダメージ、一見すればこの結果は完勝だ。 しかし本人からしてみれば、辛勝もいいところだった。 実際、上手くいったから良い様なものの事実は綱渡りも良いところだった。 正直に言って二人の間の力量はそれ程かけ離れたものではない。 むしろ現状ならば、カズマはなのはを僅かばかりほど上回っていたはずだ。 何故なら彼はエクセリオンモードを解放したスバルを相手に真正面から打ち負かしていたのだから。 リミッターを課せられている高町なのはと、エクセリオンモードを解放したスバル・ナカジマ。 この状態の両者ならば、力において上回るのは後者のスバルだ。 なのは自身、それは正直に認めているところではあるし、スバルがなのはを打ち破れる可能性もまた高い。 ならばそんな状態のスバルを倒して見せたカズマに、何故リミッターを付けたままのなのはがこうまで一方的な展開を見せ付けることができたか。 そこは間違いなく、地力の差だった。 本来ならば幼少時より弱肉強食のこの無法の大地で生き抜いてきたカズマの経験は常人の比ではない。 だが十年もの歳月を過酷な様々な戦場、それも最前線で戦い抜いてきた高町なのはの経験は決してソレに劣るものでは無い。 たかが小娘の十年、そう侮るなかれ。 エースオブエース、無敵や不屈と称されるその経歴は決して伊達ではない。 最前線の戦闘経験、そして自他共に含める最高峰の鍛錬、その双璧の壁の厚さは、持つ抽斗の多さはそう簡単に他の追随を許さない。 だからこそ彼女は終始相手にペースを握らせない、土俵では戦わせない搦め手に徹した。 プライドを押し殺し真正面からの戦闘を避け続け、ヒットアンドアウェイを繰り返す。 そして蓄積され、無視できぬだけの疲労が溜まったのを確認してから、相手の退路を断ったチェックメイトを掛ける。 多種多様な能力性を持ちながらも、個人のもの自体は単一性の能力であるアルターと、状況によって切り分けのきく多様性の魔法という相性の良さもあった。 それら全てを踏まえての実践しきってみせた逃げ切り、この結果は正にそう言えた。 だが例えどうだろうとも、 「……私の勝ちだよ、カズマ君」 これで漸くにお話を聞いてもらえる。 今の彼女が確信を持って考えていたのはそれだけだった。 だが――― 目次へ=www38.atwiki.jp/nanohass/pages/3108.html 前へ=www38.atwiki.jp/nanohass/pages/3147.html 次へ=www38.atwiki.jp/nanohass/pages/3154.html
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/1136.html
魔法少女リリカルなのはA s―S.I.C―帰ってきたV3 クロス元:SICヒーローサーガ 最終更新:08/03/17 第一話 第2話「仮面ライダーだった男」 TOPページへ このページの先頭へ
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/2878.html
第4話 光と闇 人質が乗せられているトラックの扉が開かれる。 差し込む光の中で、ピエロ仮面が銃を向け、立っていた。 「……お前、でろ」 「た、助かった……」 男は嬉しそうに、振り向きもせず、自分が助かることを喜びながら飛び出していく。 男はピエロ仮面にいわれた指示通り服を着替えさせられる。 男はよくわからないようだが、それでも助かるならば…命があればいい。 そんな男を笑いながら見ているジョーカー。男にはその笑いの意味がわからない。 男は腕を背中に回されて縄で縛られたまま、目隠しをされる。 さらに、口にはガムテープを貼られた状態で、ピエロに連れられていく。 ピエロは、男を擬装用のゴミ収集車に乗せて、連れて行った。 揺れる車の中で、男は自分がどこに連れて行かれるのか不安になるが、解放されるというジョーカーの言葉を信じるしかない。 だいたい、もし嘘であり、殺すというのなら、その意味がない。 自分には人質としての価値があるからだ。きっと日本政府の交渉が上手く言ったに違いない。 車が止まり、路上に下ろされる男。 ピエロに目隠しを解かれ、男を置いて路上から去っていくゴミ収集車。 男はそれを横目で見ながら、腕は縄で縛られた状態でよろめきながら、路上に出る。正面から車がやってくる。 男は身体をむちゃくちゃに動かして、自分が人質であることをアピールする。そう、俺は犠牲者だといわんばかりに。 すると、男は目の色を変えてアクセルを踏み込む。男はなぜ?という顔をしながら、車に撥ね飛ばされた。 男の身体はコンクリートに叩きつけられ…動かなくなった。 『…悲劇が起きました。人質の金融商社の取締役が、幕張駅前にて車に跳ねられ死亡しました。 運転手は、人間爆弾と思い、引いてしまったと告げています。引かれた男性からは、爆弾は見つかっておらず…』 『警察は、人質が解放された場合、慎重な対応を求めるようしていますが、都内に住む人の話を聞いたところ、今回の出来事について怖い、逃げてしまう。 同じことをしてしまうかもしれない。という意見が大半を占めており、今後の人質解放では同じようなことが起きる可能性があると予想されています』 『野党議員からは、政府に対して人質の解放のためには、 国民の不安を払拭するのが優先されるべきだと意見を述べ、早朝、夜の外出禁止令をだすよう提言しました。 与野党からもこれについては、賛否両論であり、今後の国会審議が待たれることになります』 右往左往する警視庁、日本政府の対応は、国民さえも動揺させる。 動揺は混乱をよび、混乱は恐怖を生み出す。 疑心暗鬼…誰も信用することが出来なくなる状態。 「アハハハハハハ、楽しいな。あの困った顔、何も出来ず、手も足もでずに見守ることしか出来ないものの顔。 最高だぁ!フハハハハハハ。そうだ、そう…もっと迷え、疑え…そうすれば、この国は、第二のゴッサムになるぞ。 ハハハハハ……お前たちも口が裂けるほど笑わしてやる」 ジョーカーの前にはイスに縄で巻きつけられたヴィヴィオの姿があった。 ヴィヴィオは疲労し、息を漏らし、目には涙を浮かべている。 眠気が襲うが…そうなると。 ジョーカーは、スイッチを押す。 するとイスが振動してヴィヴィオの足の裏やわき腹などをくすぐり始める。 幼いヴィヴィオの皮膚は敏感である。くすぐったさに笑うしかない。 「そうそう、子供は笑わなくては元気になれないぞ?」 ヴィヴィオに対する拷問は、先ほどから永遠続いている。 慣れないように、休みをいれながら、眠りそうになったらこれで強制的に目覚めさせる。 ジョーカーは、ヴィヴィオからなのはやフェイトの正体を聞き出そうとしていた。 だが、ヴィヴィオはそれを拒んだ。ジョーカーにとっては、この拷問もショーの1つ。 幼い子供がどれだけ耐えられるか、見ものだ。 高らかに笑うヴィヴィオを見物しながら、ジョーカーは食事を取る。 ヴィヴィオの目から流れ落ちる涙…。そこにあるのは、なのはママとフェイトママの想いだけ。 日本支社…ブルース・ウェイン滞在先の一室において、ブルースはパソコンを開いていた。 そこに現れるのはブルースの理解者であり有能な執事アルフレッド。 『…ブルース様、ここ最近の日本首都圏内におけるジョーカーの出現地域を追ってみました』 データにだされる出現地域…そして人質が解放された場所をあてはめる。 それらをみながら、ブルースはイスに座りながら息をつく。 『さすがに疲れましたか?』 「…ジョーカーもよくやる。日本政府の、治安の良さを逆に利用している。 日本警察では、この事態を収拾は出来ないだろう」 日本政府は治安が良いためもあり、このような大規模な行動に対しての免疫力がない。 結果、事態を甘く見たために…それはジョーカーの思い通りの混乱から恐怖という連鎖を作り出す。 『例の二人組の女の子でもですか?』 ブルースは立ち上がり、昼間の東京を全面に見渡すことができる窓の前に立つ。 「彼女達は僕とは違う。僕の真似をすればいいというものでもないさ。答えは彼女達が見つけるべきものだ」 彼女達は若く、それにその目には強いものがあった。 あとはそれに気がつけるかどうかである。 心配は必要ない…きっと彼女達は見つけ出せるだろう。 彼女達にはまだ、あるだろう。自分にはないものが…。 そこで窓を見つめていたブルースは、あることに気がついた。 夜と昼…これらで違うもの。ブルースはイスにつくと、あるデータを取り出す。それは電力消費。 あれだけの人間を移送して爆弾の設置を施したりしているのだ。 相当の電力が必要となるはずだ。そうなると…電力消費の高い場所が、ジョーカーの巣となる可能性が高い。 『しかし、日本は、どこも夜になると電力消費は世界でトップクラスの利用が施されています。それらでは、わかりづらいのでは?』 ブルースは首都圏内の地図を見ながら、あるところを見つける。 そこは電力消費量が他と比べても随一である。 「なるほど…、ここか」 『見つけましたか?』 「あぁ、夢の国だ」 ブルースの視線の先…そこにあるのは、電力消費が最も激しい場所である日本の首都圏で最も巨大なテーマパークである。 満月の出る夜… 既に、パレードは終了し、テーマパーク自体の営業は終了している。 それまでの明るい場所とは裏腹に、静まり返る園内。 ゆっくりとその場所を歩く影…。電力の制御室があるのは、園内の中央にある城を模した建物。 ここから園内全体に電力を送っている。 おそらく、ここの電力を使い、爆弾などの製造を行っているのだろう。 これ以上の被害は防がなければならない。本来ならゴッサムだけの出来事…それを世界中に広めるわけには行かない。 再び自分のようなものをつくらせないためにも…。 突然、照明がつく。 遊園地のすべての照明がつき、今まで動いていなかったアトラクションの乗り物が一斉に動きだした。 そして軽快な音も鳴り出しはじめる。 夜の中、光に照らされる黒きマスク…バットマン。 そのバットマンに対して、聞きなれたあの笑い声が聞こえてくる。 「アハハハハハハハハ、蝙蝠男は、光が苦手かな?」 目の前のメリーゴーランドから降り立ったジョーカーはポテトチップスを食べながら、バットマンに向かって歩いてくる。 「不法滞在、誘拐、殺人……それらを含め、お前を捕まえる」 「フフ…アハハハハハハハ。かまわんぞ、どうせすぐに逃げ出す。よく聞け。My Friend 」 ジョーカーは、路上においてあるベンチに座り、バットマンを見る。 「俺は、人間の悪の部分の代弁者に過ぎない。人間は誰しも持っているもの。 憎悪、疑心、それらすべてを俺は解き放っているだけに過ぎない。 それは世界共通だ。お前も見ただろう?あの哀れな男を…。 あれは俺のせいじゃない。あれはお前が守ろうとしているものたちのせいだ。お前が守ろうとしているものが、解き放った人質を殺した。 何にも知らない、解放されたと思った男をひき殺した。 フフハハハハハハ…ハ。そんな奴らを守るほどの価値はあるのか?」 「……全ての人間がお前の言う人間ではない」 ジョーカーは拍手しながら、ポテトチップスを食べる。 「素晴らしい、素晴らしい~なんとも模範的な回答だ」 パリパリとポテトチップスの砕ける音が響く。 「お前は、全ての人間がそうではないという。 しかし、そういった危険性はすべての人間に平等であり、結果…危険性を伴う人間に対して、そうではない人間は巻き込まれる被害者でしかない。 たった一人で、それらを止めることなどできないだろう? 犯罪者は俺が捕まろうがゴキブリのように這い出る。 いや、犯罪者じゃないな。お前が言う『悪』という存在だ。 お前のような人間が頑張れば、頑張るほど悪はでてくるんだ。 永遠に終わることのない、ワルツのように…フフ、フハハハハハハ。 お前のやっている行動は、無意味なのさ」 「少なくとも、お前が今、捕まえている人間の命は救える。それだけで十分だ」 「いいだろう。やってみるがいいさ…少なくとも、人質は俺の手を離れぞ」 「なに!?」 ジョーカーはポテトチップスの袋を、顔を上げて残さず食べ終えると立ち上がる。 「人質の半分は人間爆弾、もう半分は普通の人間。 フハハハハハハ…時間はあまりないぞ?その前に勝手に殺されるかもしれないが…クックック、アハハハハハハハハ!」 ジョーカーは笑いながら、バットマンにナイフを握り飛び掛る。 バットマンはそんなジョーカーの攻撃にスーツの襟首を掴み、投げ飛ばす。 ジョーカーは地面にたたきつけながら、腰をさすり、立ち上がろうとする。 バットマンはジョーカーの背後から捕まえようとするが、 ジョーカーは向かってきたバットマンの片足を、足で挟み込みバランスを崩して倒す。 その上に乗りかかり、ナイフを握り、バットマンの顔に向けて刺そうと力をこめる。 その手をバットマンは、両手で掴んで、防ごうとする。 「あきらめろ!蝙蝠男、お前のやろうとしていることは無意味なんだ! これからはこのジョーカー様がお前の代わりに世の中を見守ってやる」 「っ!」 バットマンは、そのジョーカーのナイフを持つ腕を持ち上げていく。 「往生際が悪い奴だ!!さっさと引退しろ!」 足を曲げ、ジョーカーの胴体を蹴り上げて、体を離すバットマン。 ジョーカーは、蹴られた、胴体をさする。 「フフ……フハハハハハハ」 立ち上がったジョーカーの笑い声はそのテーマパーク中に響きわたる。 高町なのはは、窓の外を眺めていた。 自分のせいで…ヴィヴィオを危険に晒してしまった… 夜の町並みが見える。このどこかにヴィヴィオが…いる。 自分がしてきたとの否定。 今までやってきたこと…フェイトちゃんと戦ったときも、はやてちゃんと戦ったときもそうだった。 戦うことだけが全てじゃない。 戦うその先にあるもの……私はそこでフェイトちゃんや、はやてちゃんと出会えた。 それが……あの人には通じない。その先が暗闇で見えない。 うぅん、その先がない。 そんな相手に、どうやって勝てるのだろうか…。 バットマンが言った自分の面はひとつだけじゃないという言葉。 私の今までなんだったのだろうか…。友達、家族、社会……。 私にとって大切な人たち。それらは…私のことをどう見ていてくれたのか。 「なのは」 お姉ちゃん、お兄ちゃん、お父さん、お母さん… 「なのは」「なのはちゃん」 フェイトちゃん…はやてちゃん。 「なのはさん」 スバル、ティアナ、キャロ、エリオ…… 「なのはママ」 ヴィヴィオ… 私にとって、かけがえのない大切な人たち…。 それは、私が私でいたから…、誰でもない、私という存在でいたから…みんなとこうして出会えた。 私の捕らえ方は人それぞれ…だけど、私のやることは、変わらない。 きっと変えてしまったら、それは私ではなくなってしまうから。 「……フェイトちゃん、私を叩いて」 「え?」 「……お願い、今のままじゃ、私は私が許せないから」 「……わかった。だけど、その代わり、私も…お願い…なのは」 乾いた音とともに赤くなる頬。 「…今まで私たちはこうしてやってきた」 「気持ちも何も変わらず…ずっと」 だから私たちの気持ちも、やり方も変わらない。 私たちの為し得て来た、作り上げてきたものは…決して間違ってはいないから。 それが甘いと言われても良い。蜃気楼のように儚いものと思われても良い。結果はここにある。 たくさんの大切な仲間がいる。頼ってくれる人がいる…強い絆を持つ人たちがいる。 私たちに、足りなかったのは…バットマンのいう強い心。 そしてそれは、バットマンのようになることじゃない。 強い心…それは、自分たちの積み上げてきたものを信じること。 ジョーカーの放つ狂気、そしてヴィヴィオを助け出すためという焦りが…恐れにかわり、 私たちの本来揺ぎ無いものを崩し、それを見失わせていた。 だけど今の私たちにはそれがある。 はっきりと…『自信』を持つことができる。 「いくよ、フェイトちゃん!」 「うん……今度こそ、負けない」 今は前だけ見ればいい 信じることを信じれば良い 愛も絶望も羽になり、不死なる翼へと …蘇る私たちの心 前へ 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/a_nanoha/pages/150.html
ディバイドエナジー 術者の魔力を相手に供する魔法。分ける量は供与元の意志で決定され、なのははフェイトと半分ずつに分けたようである。 ディバインバスター・フルパワー ディバインバスターの発射形態バリエーション。大幅な魔力消費により、威力を落とさないままバスターの放射範囲を広げている。 チェーンバインド 対象の動きを止める魔法の鎖を発生させ、縛りつける。 鎖の強度や射程・本数は術者の魔力に比例し、これにより一体を強力に固定したり、複数の対象を同時に停止させることも可能。 サンダーフォール 局所的に天候を操る儀式魔法。付近の雷雲から集めた電力を雷球に集中、範囲内に魔力を込めた雷を落とす。 この魔法を、フェイトは海中に魔力流を発生させるために使用している。 サンダーレイジ ロックオン型の範囲攻撃魔法。バインド能力を持つ電光で相手の動きを止め、固定した相手に一斉に雷撃を落とすことで爆砕する。 フェイトの非詠唱魔法としては最大級の威力を誇る、雷撃系の高位魔法。
https://w.atwiki.jp/a_nanoha/pages/141.html
ディバインシューター(練習用) 魔力を集め、弾丸として打ち出すのはミッドチルダ式戦闘魔導師の基本中の基本。 なのはのディバインシューターは、その基本魔法に「誘導制御」を付与した誘導弾であり、なのはにとってはかつてのPT事件を戦い抜くために多用した主力の魔法でもある。 現在、自動誘導の機能は「術者の制御範囲から出してしまわないようにする」程度に押さえてあり、 その分、術者の思念操作に敏感かつ正確に応える操作性能を高めた設定になっており、「アクセル」のコマンドで弾体を加速することも可能にしている。 呪文は「福音たる輝きこの手に来たれ。導きのもと鳴り響け」 ラウンドシールド 戦闘魔導師が多用する、魔法陣を直接「盾」として使用する防御魔法。 防御面が魔法陣の向いた一方向のみに集中する分、防御力は高く、特に炸裂・貫通等系の攻撃に対して優れた制止力を持つ。 なのはは生来の防御出力の高さに加え、補助系魔法を得意とする結界魔導師のユーノが直接の師であることも手伝って、防御系魔法の練度が高い。 この盾を、なのははレイジングハートの助けなしでも両手同時発動で使いこなすことができている。 バリアジャケット着装 ミッドチルダ式の戦闘用防護服「バリアジャケット」の瞬間着装。 魔力によって編み上げられた衣服自体のみならず、その周辺に生成される不可視の防御フィールドによって衝撃や温度変化・魔力攻撃から術者の身を守る。 ディバインシューター レイジングハートのサポートを得て、全力で扱えるようになっているディバインシューター。 詠唱が不要となり、弾体速度と威力が飛躍的に向上している他、バリア貫通の効果も持っているため、防御の上からでも相手の魔力を削る強力な攻撃魔法である。 なお、なのはの攻撃魔法は基本的に物理破壊を伴わない非殺傷性魔法であり、対象の魔力のダメージを与えることで行動不能、あるいは昏倒させることを目的としている。 フライアーフィン なのはの飛翔魔法。魔力リソースが少なく、制御ミスによる落下や激突の危険が少ないかわり、空中機動性はさほど高くない。 その分、瞬間加速性能と最大速度に優れる飛行性能は自分の距離で足を止めて攻撃することが多いなのはにとっては最適な飛翔魔法と言える。 フラッシュムーブ フライアーフィンの特殊運用。脚部翼状フィンへの魔力追加により、瞬間的に爆発的な加速を行う。直線、もしくはゆるいカーブの軌道でのダッシュが可能。 ディバインバスター シューティングモードから放つ、なのはの主砲にして、一撃必倒の砲撃魔法。高めた魔力を環状魔法陣で増大・加速、対象目がけて一気に打ち出す。 バリア貫通の効果が付与されており、防御の上からでも容赦なく魔力を削り取る威力を持つ。 プロテクション ラウンドシールドよりも防御範囲が広く、より汎用性の高い防御魔法。 なのははこの魔法をオートガードに設定しており、なのは本人が咄嗟に魔法を発動できない際などは、レイジングハートが自己の判断で発動することもある。 リアクターパージ なのはのバリアジャケットの最終防御機能。防御限界を超えるダメージを受けた場合、自ら爆散することで衝突のエネルギーを相殺し、反らすことができる。 破壊されたジャケットの修復は戦闘中には困難であるため、術者の身を守るための最後の手段と言える。 封鎖領域 「魔法の監獄」の意味を持つ、ベルカ式の結界魔法。「術者が選択した条件に見合う対象」のみを残して時空間を切り取る。 監獄の名が示す通り、「結界内に閉じこめた相手を脱出させないこと」を主な目的としている。そのため、外部からの侵入は比較的容易だが、中からの脱出は極めて困難。 テートリヒ・シュラーク ベルカの騎士にとって、「武器攻撃に自らの魔力を乗せ、威力を高めた攻撃を放つ」のは基本中の基本。 ヴィータのこの技も同様で、鉄槌のアームドデバイス・グラーフアイゼンに自らの魔力を乗せ、単純な打撃に爆発的な破壊力を持たせている。 防御の上からでも吹き飛ばすその威力によって、命中・防御にかかわらず対象を容赦なく破壊する。技名は「痛烈な一撃」の意。 パンツァーシルト ラウンドシールドと同系の、魔法陣による盾。防御面は一方向のみだが、主に魔力攻撃に対して高い防御力を持つ。 シュワルベフリーゲン グラーフアイゼン・ハンマーフォルムから放つヴィータの射撃魔法。 ベルカ式魔法は、接触した物体に魔力を付与することに特化した魔法技術体系であり、魔力を体や物体から離したり、単独で飛ばしたりすることをほとんど想定していない。 そのため、遠隔攻撃は必然的に投擲や有線武器、実体を伴う射撃武器の延長上にあるものとなる。 「飛翔する燕」の名を持つこの攻撃魔法は、鉄球に飛翔・誘導制御・バリア貫通・着弾時炸裂といった効果を与え、ハンマーヘッドよって打ち出すことで成立する。 ラケーテンハンマー グラーフアイゼン・ラケーテンフォルムから放つヴィータの打撃攻撃。 魔力カートリッジを使用し、それを燃料として後部噴射口から推進剤を噴射、回転の遠心力も合わせて打撃力を高める。 ヴィータ本人の飛翔加速にも使用することができ、鋭いダッシュが可能となる。さらに鋭い先端部は対象の防御に食い込み、受け流すことを困難にしている。
https://w.atwiki.jp/src_review/pages/771.html
252 :30:2007/12/24(月) 01 23 28 ID 6XmCKTJU0 【魔法少女リリカルなのはM】のレビュー ※作中では【魔法少女リリカルなのはN&N】となっている どちらが正しいかは不明です。 13期スレの最後にてちょっとした騒動が起きました。 そのスレの997、999に少しばかり反省しましたので、 今回はいつもよりももっと冷静にレビューをする心構えです。 ======================================================== ======================================================== zip解凍。相変わらずフォルダ構造はすっきりしている。 read me の他に解説ファイルがあるが、名前が 解説書となっており、以前の『読んで下さいね♪』フォルダ とかと比べると事務的になっている。 前にレビューしたときに、こういうファイルには♪は あわないという指摘をしたんだけど、反映されたのかな? ちなみに、解説書というファイルは38kb 内容は、図鑑の延長?という感じ 『ここでは本作に登場する魔法や武装、MSなどの解説を書いています。 原作での設定や俺視点での印象をメインにしています。 原作を遵守して書いている訳ではないので違っててもスルーする方向でお願いします。 俺視点での印象を書いてある時点で違うのは当然ですから…。 本作における設定なども書いてあったりします。ネタバレもあるので注意!』 ……とあるので、開いてすぐ閉じた。とりあえず、やってみよう。 ======================================================== ======================================================== 第0話。 プレイに当たっての注意事項から始まる。 ユーザーフレンドリーになった印象。 とはいえ、前から戦闘中のヒントがあったりしたのだけど。 プロローグにあたる学園編・なのは主人公のなのは編の 2つのルートがあるそう。 前者には世界観の説明などがあり、なのは編の導入という位置づけ 次に戦闘についての解説。前作とは仕様が違うとのこと。 基本的に命中率は彼我共に100%、防御・回避は特殊能力頼み。 防御は50%で発動、効果はダメージ半減。 回避効果は5~30%でまちまち。敵は回避は絶対しないらしい。 MP回復は全員ターン開始時に10%。 また、アビリティーが色々あるらしい。 戦術性が増したのかな?おそらく、遠距離砲撃でハメるのが 重要な戦いになるんじゃないかな。 ======================================================== ======================================================== 学園編1話目「降って沸いた宝石とぷに」 歴史の授業からスタート。会話のノリはいつもどおり軽め。 授業という形で世界観の解説をすることに。 それはいいんだけど、ここで解説するものを選択肢で選ぶのって あまり意味がない気がする。 この世界についてわかったこと ・1000年前に今の形になったらしい。連合国家やザフトは最近の100年以内にできた ・アルレビス学園(今の舞台)は1000年前からある。というか、今1000周年記念 ・歴史の資料が滅茶苦茶なので詳しくはよくわからない ・連合国家とザフトで戦争中 ・連合は機械、ザフトは魔法中心の文明?らしい ・数で劣るザフトだが魔法の力で拮抗状態 ・学園は空に浮いている。魔導師専用の学園 ・などなど 気になった点 ・連合、ザフト、学園がそれぞれ世界の6、3、1割を占めているらしいが、 世界の何を占めているのか?人口、面積、財力のどれか? 会話で『♪』はともかく、『ドジッ娘属性』とか使うのはどうなんだろ? まぁいいや、学園に召喚師の新入生がやってきたんで、 アトリエ(ゼミのようなもの?)に引き込むことに。 その流れで人間関係が判明。 タクトを基点に、彼女1人・悪友1人・娘3人・武器1人(ソウルイーター的な) で、なのはもタクトも12歳。しかし、娘って言っても使い魔らしい。 ああ、ヨカッタ。みごとに女性ばかりなのは相変わらずだけど、 元の作品が魔法少女モノだからな、仕方ない。 まぁいいや、強大な魔力を発する宝石と、その魔力で 凶暴化したぷに(ぷよぷよのアレ?)をどうにかするべく出陣。 戦闘 なのはは2回行動。 基本攻撃力は3000程度、みんなHPは万単位。よくあるデータに 0を一つ足した感じ。MPは4桁はある。 ちょっとわからないのはステータスに差がかなりあること。 微妙な数値の差が増幅されて大きな結果になるのがSRCだと思うんだけど・・・ 特殊能力・技の数もけっこうバラつきがある。 最多はなのは。特殊能力11個、技10個 しかし、杏ってキャラがバルディッシュっていう武器を持ってんだが、 これってフェイトのやつじゃないのか?原作未見だけど。 性能が狂ってるのはアンナというキャラ。 (↑マナケミア~学園の錬金術士たち~より。詳しくは知らない) 移動5、運動性190は自軍でも優秀だが、アビリティーで自分の気力を30増幅したり、 格・武・突・接に対して100%の当身技とか気力150で 威力5900の通常攻撃を使えたり。おかしい。 あと、前述のアビリティーは使用回数が一回だけど、 行動回数を消費しない。そこまではいいんだけど、 P属性のおかげで2回移動できる。インファイターだからいいのか? 初戦だけに余裕の勝利。 戦闘終了 さらりと。特に何もなかった。 次回予告 さらりと。今回は専用のキャラが次回予告をするので、 今まで見たいなドタバタはない様子。 で、ここでなんとなく終了したところ、変わった終了処理がある 1話1話ごとに専用のキャラが作者の代弁として 話に突っ込みを入れていくコーナー。あと補足説明。 こういうのって蛇足だと思うんだけどなぁ…… 自分は、設定は話の中でそれとなく理解させるものっていうように 考えているから、たぶんそういう考え方の違いなんだろう。 辞典より タクト:世界最強魔導師。問題児。12歳。 12歳が最強ってどういう世界なんだろう? ポップだってもう少し年食ってるけど。 ======================================================== ======================================================== 学園編2話目「幽霊にゾンビってコレ何て肝試し?」 2週間後の話。タクト(以下、呼称は主役で統一) 主役の母親は学園長なのだが、サボりがちな息子を 注意する教師に対し、説教を飛ばすらしい。 学園の先生は頼りない先生ばっかで、主役に翻弄されっぱなしだとか。 うーん。 まぁ、いいや。それより気になるのは、口調が 年相応にはあまり見えない点。前作もそんな感じだったけど。 あと、固有名詞連発なのも気にかかる。作者はなのは未見プレイヤーは 想定してないだろうから、こういうのがわからないのは 完全に俺の落ち度ではある。しかし、この作者氏の場合、『俺設定』 の可能性もあるから、なのはを知ってる人のプレー印象も 聞きたいところ。 話は、旧々校舎でゾンビが出たので退治するバイト。 金額についてケチをつけ、ふっかける教え子達だが、断られると 手足が出ないので了承する教師。ひでえ。 アンナはこういう話の中では真人間だ。清涼剤になりそうな予感。 しかし、ゾンビが出るような校舎を存続することに意味があるのか? 伏線かもしれない。 戦闘 マップに墓石でコロス・キエロ・ウセロと書いてある。シュールだ。 出てきたのはザフト兵。ザクとか幽霊の人とか。なんで?伏線だろうか。 前回弱かったキャロは、リインフォースⅡ(融合型デバイス) の力で超絶強化処理済。超MAP屋。MAPで凍属性だなんて。 敵幽霊のザフト看護兵が回復に徹するのでなかなか厄介。 敵もいつもより強めだ。 敵のダメージ軽減がうっとうしい。 増援2回アリ。でも面倒なだけな気がする。シナリオ上の必然性も無いし。 戦闘終了 学園長の意向で、旧々校舎が今まで放置されていたらしい。 で、今回学園長が不在のところを狙って強行的に・・・とのこと 後々問題になりそうな予感。 その後、幽霊少女が登場。今回吹っ飛ばされた幽霊達の 仲間だったらしい。学園長の計らいで見逃されてたのかな? しかし、反故にされたと勘違い。 復讐に燃えるところ、作者からのカンペで次回予告までやらされることに。 このくだりはなかなか面白かった。ずーっとこういう感じだったら いいんだけどなぁ。 ======================================================== ======================================================== 学園編3話目「復讐するは我にあり…」 4日後。ザフトに学園長が呼ばれてる。 学園を移動拠点として使うべく、連合・ザフト双方が 動いている模様。紳士協定とかないのかな。 場所を探知されないように移動しまくってたらしいが。影船みたいだ。 数に対し質で勝るとは言え、ザフトは苦戦しているため、 人間デウス・エクス・マキナ(=バランスクラッシャー) である主役となのはの力を以って、敵の頭を叩きたいらしい。 会話からして、学園長はどっちかっていうとザフト寄りみたい。 しかし、一国の長に対し全く礼節を欠いた口調の学園長。 友人なのかな。 その頃、学園は大変なことに。幽霊少女パメラが アンナ・フィロとの因縁にケリをつけるべく動き出した。 が、色々勘違いされてる様子。 戦闘 ボスのHPを半減させりゃ勝ち。でも物理無効。 HPは30万。 今回は主役の双子使い魔が参戦。ハイパーモードが鬼畜。 特にインファイター型のきららは当身2種持ち。詐欺だろ。 なのはのMAP兵器で12体巻き込んだりできる。楽しい。 ボスはなのはの射程外砲撃と、きららの当身ハメで戦う。 が、FFで言うところのチャクラ持ちなので、なかなか苦戦。 なんとかなったけど。 戦闘終了 追い詰められたパメラ。幽霊の特権で透過移動逃走。 で。壁を破壊するなのは。 一方、首脳会談は承諾することに。 生徒・先生の安全を考えると、どっちつかずよりは ザフト側で安定している方が安全と判断した模様。 危険な目に遭う生徒は、いるにはいるが織り込み済みだろう。 で、主役のテレパシーで学園長は学園の原状を知ることに。 やはり、学園長の一存でパメラたちの居住を許可してたらしい。 でも、理由の説明をしてなかったとか。言っても仕方ないと思ったとか。 物質転送装置で移動した学園長は主役と共にパメラの元へ。 次回予告 よくわかんない ======================================================== ======================================================== 学園編4話目「9対1って苛めじゃない?」 ※イジメって漢字よりカタカナ・ひらがなの方がいいと思う。 パメラを追い詰め、成仏させようとするところから。 アンナが若干暴走気味。まだ大丈夫か。 真人間が少ない面々なので、会話が物騒だ。 パメラの「ぺチャパイ」発言でブチ切れの一行。 当然私刑に。BGMだとか、その前の話の展開と 全然マッチしないので違和感がかなりある。 シリアス・ギャグの切り替えが急なのは相変わらず。 ※そういえば作者氏はロリキャラが好きだった気がする。 会話もそこそこに、駆けつけた主役を加え、 戦闘に移行。 戦闘 主役のステータスは・・・ なのはより強い。特殊技能の解説で 「1国を単騎で壊滅可能」とか。 移動力も自軍唯一の6で武装威力は最大の6500。 ちなみに無消費武装。 敵1人でHPが幾ら高くても、回復役がいる こちらにはかなうはずもなく。2ターンで撃沈。 戦闘終了 ゾンビは殺すことができず、倒しても復活するらしい。 パメラはそれを知っているが、適当に理由を作って 騒ぎたかっただけらしく、復讐でもなんでもない。 3話目の「復讐するは我にあり…」ってタイトルは何だ。ダウト! とか思ってたら、杏がその点に突っ込みを入れる。 当然のフォローだ。 が、あのタイトルはただの予告用のカンペだったとかなんとか。 もういいや、この話はカット。 が、しかし。この騒動も実は主役・杏が仕組んで パメラが加担しただけらしい。 で、秘密裏にホムンクルスらしきものを作っていた主役。 黒いぞ。 話は次回へ。 次回予告 次回予告で、新キャラが「私は次回作でも出番が確定うんぬん」 とか言ってる。 この作者氏はいつフルスロットルで作品を作るんだろう? ともかく、次はなのは編の導入。 どうでもいいこと 魔法戦士スイートナイツより参戦のココノとやらだが、 技がテイルズシリーズバリバリだ。いいのか? ======================================================== ======================================================== 学園長から、ザフトとの取引についての話。 その後、学園長と主役の会話。主役は怒ってると 敬語になるらしい。そんなキャラ多いな。 でも肉親だったっけ?怒ってたとしても敬語は違和感あるなぁ。 相手に自分との距離を教えるための態度だと思うんだけど。ま、いっか。 ザフトとの取引に疑念アリアリの一行。当然だな。 一方、舞台は連合に移る。なぜか、シンとかゼロがいる。 話のノリで作者氏はザフト寄りだろうから、敵である 連合にシンがいるんだな、と無理矢理納得。 闇の書(なのは見たことないから知らない。ごめんね) とシンは契約?済みらしい。でも専門用語を連発して 難しい話をしてるシンはかなり違和感。 万年一兵卒の戦鬼ってイメージだからなぁ。 ともかく、闇の書が連合攻略の要点で、これの対策に 半年かかるらしい。主役はそれにかかりっきりなので、 戦闘には不参加。だから「なのは編」か。 この話もそうだが、新キャラが説明無しに続々登場。 原作の垣根を越えてるから、なおさら説明が欲しい。 ただ、知らない登場作品ばかりなので、もしかしたら わかる人にはわかる配置なのかもしれない。 で、急展開?「人工生命体なのは(偽)」?が 反旗を翻し、主役の研究所で暴走。 培養槽?の内側から破壊して出たらしいが、 なのはコピーを作ってるって自覚がなかったのかな? ま、シナリオ上しかたないのかも。 ザフトからやってきた面々を加え、 慌しくなってきたところで次回へ。 ======================================================== ======================================================== なのは編1話目「2人のなのは」 前編 学園から脱出した偽なのは。しかし作り物で 偽呼ばわりもヒドい話だ。別に「偽者」本人が 変装したり偽装しているわけでもないのに。 以降、コピーと呼称。 コピーと連合が接近遭遇。学園から逃げたってのに唐突な展開だ。 位置関係がかなり気になる。 連合は手並み拝見のつもりらしく、そのまま戦闘に突入。 ああ、コピーだって知らないからね。 戦闘 コピーを操作して連合を撃滅することに。 ちょっと聞いてくれ。技が14個もある。 なかには、ほぼ上位互換な技とかあったり。 データ家ではないんだろうけど、プレイアビリティーの 観点から、設定を活かしつつ切り詰めて欲しい。 ……異論があるかもしれないが、コピーなのはの方が 本作品の本家なのはよりも(戦闘含めて)セリフに 性格の一貫性がある気がして良い。カナードチック? セリフに♪が出たりするのはいただけないけど、概ねいい感じ。 このままだといいんだけどな。変に和解したりしないで欲しい。 閑話休題。今回はボスのHP30万を半減させればいいんだけど、 取り巻き込みでもコピーの方が圧倒的に強いので、まず負けない。 戦闘終了 圧倒的破壊力のコピーと相対し、逃げようとする連合。 そこで止めを刺しにかかったコピーだが、無理がたたって? 戦闘不能に。そこを回収されるハメに。 で、コピーというか人工生命だということが発覚。 ゼロ(←コードギアスの)はうまく利用するつもりらしいけど。 後編 先ほどの戦場に到着した本家なのは一行。 連合は様子見?で斥候をけしかける。 絶対に、命の無駄遣いだと思うんだけどな。 「とりあえず威力偵察だしとけ」って感じだ。 戦闘 仲間が増えてる。 やばいのはパメラで、射程3M全の支援アビリティで 気力+20とか。 他にも色々いるけど、そんなに魅力を感じない。 あと、なのはの武装が変わった気がする。 今更気づいたんだけど、カートリッジロードが やばすぎる。簡単に言うとリロードする アビリティなんだけど、気力が+5されたりする。 もっとやばいのはP属性でありながら再行動効果が あるらしく、回数制限はあるものの移動回数を水増しできる。 これがあればMAP兵器の位置合わせが楽勝! おそらくミスの範疇にある仕様だけど、 移動回数増加を目的にしたP属性&再行動だけの アビリティがあっても面白いかも。AL属性つけたり。 まぁ、余裕でクリア。 戦闘終了 今更でくどいけど、口調が12歳っぽくない。 原作もそうなのか?難しい単語が多いんだけど。 さっきの戦場に、コピーの魔力の残滓があり、 それが本家なのはの魔力を思わせるものであること などなど、謎が謎を呼ぶ展開。 コピーの存在は主役・杏・パメラしか知らんし。 コピーで秘密裏にケリをつけるつもりだったんだろう。 でもこういう状況ではコピーの元のご本人に発覚しかねない いわゆる修羅場である。 ともあれ、学園から離れちまった一行。 調べたいことが色々あるってんで探索することになった。 そもそも、拠点から離れるな、と。 ======================================================== ======================================================== なのは編2話目「壊れる少女」 ゼロとシンの思わせぶりな会話。 なーんかシンの口調に違和感がある。ゼロについては ほとんど知らないからノーコメント。 ザフトでの会話。 連合の指揮官(ゼロ)はザフト総帥セトナが送り込んだ刺客らしい。 でもなきゃ質で圧倒できるザフトが連合に勝てないわけがない。 ?前となんか言ってること違う気が……ま、いっか。 ※自分の解釈としては、敵の一番の難関である闇の書の 解析を完遂させるため、ザフトの首脳陣主導で連合と 「示し合わせて」時間稼ぎをはかり、下手に戦況を動かして 闇の書による混乱が起こるのを回避した。ってところ。 一方、一行(全員女性) どうでもいい漫然とした会話。 話数に対しキャラの増加が激しいためか、 会話が終始グダグダな感じが否めない。 腕利きが集まると気配だけでばれるらしい。 連合に見つかり?戦闘突入。 戦闘 味方・敵がちょっとばらけていてめんどくさい。 気力増大とカートリッジロードの悪用(←縮地でいいや) によって1ターン目から戦線を整える。 初期配置を殲滅するとボスが出る。 かなり弱い。すぐに倒した後、コピーが出現。 どうでもいいが、ココノもコピーの存在を知ってたらしい。 今ふと思ったのは、どうやってなのは本人に気づかれずに コピーを作ったんだろ?魔力や気配で見つかるとか以前に、 素材は?なのはの体の一部(髪)とかでいいのか? さすがにコピーだけあってヤバい強さ。MAP兵器主体でいじめる。 あと、ナナリー(コードギアス?)が強すぎることが判明。 スプリガンの朧みたいな強さだ。 戦闘終了 暴走気味のコピーの攻撃でメイドロボがズタズタに。 心底危険だと思った本家はリミッター解除の一撃で コピーを攻撃。 この辺りのからあとの会話への流れがちょっと不自然というか、 最後のなのはの攻撃後にちょっとしたセリフやホワイトアウトでも 仕込めば良くなると思う。 コピーは無事?今はおとなしい。本家に対し殺意を持ってたらしいが、 おそらく本家との力量の差を、近しい存在であるがゆえに感じ取り、 全てを悟ったのだと、納得しておく。 一方敵サイドでは、また新キャラ2人。戦術・戦略上の重要キャラっぽい。 今が潮時らしく、ゼロはその2人を連れて連合から出るつもりだ。 でもいきなり出たキャラ2人について、説明・描写が 明らかに不足していると思う。よくわかんない。 主役は怪我がら復帰。じきに合流するとか。うへえ。 次回予告 次は「複製されし手駒達」で、最強の雑魚が出るとか。 猛烈に嫌な予感がするぞ。 ======================================================== ======================================================== なのは編3話目「複製されし手駒達」・前編 コピーにヴィヴィオって名前がついてる。いいのか? なのは未見だけど、たしかOPで妙なダンスしてる子じゃ なかったっけ? ま、いっか。 どうでもいい雑談だが、ヴィヴィオ命名にあたっての話で、 名前は適当につけるものだとか何とか。 おそらく、作者氏もこういう考えなのか? 字面・語呂・発音・意味とか無駄に凝ってしまうのもアレだけど、 命名に手間をかけるのも重要だと思う。名は体を現すって言うし。 経営学科在籍だからこんなこと思うのかも。ネーミングは重要なんです。 ボロボロのメカメイドを修理するのだが、 超古代技術の粋らしく、今のメンバーでは直せないとのこと。 そこで、生ける化石こと学園長に助けを仰ぐべく メンバーを分割、待機中チームとお使いチームに。 しかし、メンバー中でも年齢の低いであろうなのはが 完全に一行を取り仕切ってるのはやはり違和感。 上から見守る役が存在しないのに今気づいた。完璧超人だもんな。 一方、連合サイド。ゼロ脱出に気づいたシン。 部下にゼロのサーチ&デストロイ命令を出す。この割り切り方はいい感じ。 ゼロと前回の新キャラ2人は解散。2人は待機中チームのところへ 行くことに。まぁ、連合にいても使い潰されるだろうから、 正しい選択かも。 そこになのはのコピーのコピーが出現。つまりヴィヴィオコピーか。 以降、子コピーと呼称。 戦闘 デジタルデータと違って、人間はアナログ存在なので、 コピーに次ぐコピーで性能劣化が起きてるようだ。 技術面の問題もあるだろうけど。 ※ただ、設定上機械文明である連合が、畑の違う魔法少女の コピーを、錬度が低いとは言えすぐに作ってしまったのは 恐ろしいことだと思う。 MSじゃなくて、強化人間+パワードスーツで戦った方が 強いんじゃない?連合。 新キャラ2人は完全補助タイプ。 敵10体・味方8人。戦力は1人1人がこちらの方が上なので どうにかなるだろう。 戦闘終了 フツーの会話。なのはがいないと漫才はやらないみたいだ。 良いことだ。 追伸 ヴィヴィオについて調べるべく、ヴィヴィオ・高町ヴィヴィオ などで検索したら、魔法少女リリカルヴィヴィオなるものを発見。 おもしろそうだった。有志が作らないかな。本編未見だけど。 ======================================================== ======================================================== なのは編4話目「複製されし手駒達」・後編 前回とほぼ同じ時間軸での話。 最強魔法使いである主役が降臨。 テレパシーでなのは達と会話。やっぱ、この2人苦手だ。 とっとと合流してしまう。主役がメカメイドを どうにかできそうだったので、学園へ戻ることはないみたい。 合流直後、敵に遭遇。追っ手が来たって描写はなかったけど…… ま、いっか。そういえば自分のコピーを目の前にしても、 なのは・ヴィヴィオはどっちもそんなにうろたえなかった。 精神が安定してるかマヒしてるかどっちかだろう。 悲壮感のない展開の中戦闘に入る。 戦闘 ボス1人に子コピー9体。こちらの戦力が高すぎるので 問題ないと思う。 なのはがまた武装変わってる。リミットブレイク中限定だけど。 武器最大攻撃力は6500になったが、MAP兵器がないので 今までのバージョン中最弱だと思う。 今更気づいたんだけど、パメラは死んでも(というか死んでるが) 確実に復活するとか。詐欺では? まぁ、余裕で勝利。めんどくさかったけど。 戦闘終了 完全にメンバーが合流したらしい。 で、すぐに次回予告。前・後編でわかれてるから短いのは仕方ない。 次回予告 いいわけっぽい。知りたい人はDLしてメモ帳でも使ってください。 ======================================================== ======================================================== なのは編5話目「闇と破壊と暴君と」・前編 漫才的展開から始まるが、前より普通に見れる感じの展開。 慣れたのかも。メカメイド修理のための材料集めって展開。 とおもったらいつもどおりでした。 主役が完璧超人過ぎて不快。 「メカメイドの修理後時に手間取るってありえない」 みたいなセリフが普通に出る。天才ゆえの他者との隔てりとか そういうの、無縁なんだろうな。 連合総本部の攻略作戦を練る一行。 このあたりはぽんぽん色々な案が出る。いいことかも。 その後、決戦を前に多少シリアスな展開に。 戦闘 上空から本部へ突入。迎撃に出たボス1体と交戦。 2ターンEPを迎えるか味方が1人やられると負け。 味方16人を4×4に押し込めるのはどうかと思うぞ。 1PPで終わりました。 戦闘終了 次回予告込みでとっとと終わってしまった。 終盤ほど急ぎ足になり薄味になるのはいつもどおりかな。 テンポ重視ということかもしれない。 ======================================================== ======================================================== なのは編6話目「闇と破壊と暴君と」・後編 連合総督区へ降下。 すぐに戦闘に。シンがデストロイガンダムに乗ってる。 種死ファンは怒っていいと思う。 伏線回収?か知らないけど、戦闘前だってのに やたら専門用語が飛び交う。 相変わらず、敵はやたらバカにされる傾向にあり。 戦闘 縮地と気力ブーストで戦線構築。 デストロイはHP50万ぐらいのようだ。 敵がMAP兵器持ちばかりでうっとおしいこと この上ない。デストロイ破壊後、闇の書の力で 異形の何かに変形。 HP70万?ある程度削ると終了。 戦闘終了 なのはとヴィヴィオは暴走を始めた闇の書の内部に侵入。 後の面々は他の敵の処理。緊張感のない会話が苦手だ。 コア破壊のため、ヴィヴィオを犠牲に。 シナリオ描写上仕方ないのかもしれない。 けど、このときのなのは、絶対に狂ってると思う。 ======================================================== ======================================================== なのは後日談「未完エンドバージョン」 とってつけたようなEDだった。 パメラ・学園長の口を借りた作者氏の語りが入る。 完結バージョンのEDもあるらしい。直で飛べるのはいい配慮。 ======================================================== ======================================================== なのは後日談「完結エンドバージョン」 ヴィヴィオ「成り立ってない…絶対あいつら会話が成立してない… なのに何で何事も無く会話が続くんだ…?」 いまさら? いくら敵だったとは言え、死者への敬意とかまったくない一行。 数日後。 ヴィヴィオ(=コピー)がヴィヴィオ(≠コピー)になった。 やはり、とってつけたようなED。 ======================================================== ======================================================== 総括 たまに面白い会話、展開があったりするけど、全体的には 肌に合わなかった。漫才的なノリが苦手な人にはオススメできない。 話の流れはまとまってはいるけど、話数の少なさもあり 終盤は特に展開が急。伏線の張り方ともかく、回収が 慌しいように感じた。 戦闘バランスは、超大味。逆に、作者氏はよくあるシナリオの 戦闘バランスのどこが気に入らないのか、とても気になる。 他にも色々あるけど、いつもどおりって感じの印象が強いので とくに気にかかったことを最後に2つ。 作者氏は作品製作ペースが速いが、どれも永遠の通過点のような 感じが否めない。全力投球ではないというか、作ってる最中に 次回作が頭の中でかなりのウェイトを占めてるように感じた。 いつもの作品で、序盤から中盤、終盤になるにつれ、 展開が妙に急になっていくのも、それが原因のような気がする。 完全に1作完結で作ってみたらどうかな、と思う。 あと、オリキャラ・オリジナル設定って本当に必要か? こういう独自設定は、ファンのちょっとした願望を 形にした場合、「あるある」見たいな感じでとっつきやすいけど、 あまりに俺設定にしすぎるとついていけなくなるのでは、と思う。 オリキャラが版権キャラと恋人関係ってのもどうかと思う。 というか、好感を持たれない主人公って作品をつまらなくするだけ だと思う。誰もが逆らえない万能超人ならなおさら。 あまり話題にならないかもしれないけど、版権キャラとオリキャラの 共存って、実はすごくバランス感覚のいることだと思う。 ただ、戦闘バランスを前作と変えたりと、色々試してるってのは 良いことだと思う。あと、制作ペースには正直尊敬する。
https://w.atwiki.jp/mekameka/pages/2891.html
DJ MAX PORTABLE 3 メーカー サイバーフロント 発売日 2011年2月17日 対応機種 PSP(UMD.DL) 韓国産の音ゲー(DJシミュレーション) DJ MAXシリーズ初の日本ローカライズ版 た行 プレイステーションポータプル PR DJ MAX PORTABLE 3(限定版 サウンドトラック、ビジュアルブック) DJ MAX PORTABLE 3 (輸入版 北米)