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◆パーソナリティ 名前:茉莉花・クリアワイン 性別:女性 外見年齢:20歳くらい 所属:セレズニア議事会(エリート) 階級:魔人 ◆設定 セレズニア議事会のドライアドのひとり。楚々とした純白のドレスを身に纏う花の乙女だが、ドレスの下の美しい肢体は誘惑、乱交、精神汚染、加虐、被虐、同性愛、小児愛などの性的倒錯に溺れている。 性格はマイペースで楽天的なお嬢さま。乙女願望が強く、相手が男でも女でも男根を迎え入れ精を受けるのが好み。またアルラウネやマンドレークとは属性を越えて親近感を持っている。 ショートカットの植物の髪に可憐な白い花を咲かせている。瞳の色は濃い紫。童顔の上に口調や性格により幼く見える。 ◆能力値 戦闘:6 運動:6 情報:4 調教:6 奉仕:7 誘惑:8(10) 体力:5 魔力:6 自尊:6 HP:25 MP:30 PP:30 DP:15 ◆魔族特性 白◇33:心の共鳴(奉仕+1/体力-1) 他の魔族とおぼろげながら精神通話ができる。この能力は持主に組織の主からの指令を伝え、より従順な奉仕者とする。 白◇45:傾国の美(誘惑+1/情報-1) 魔族の中にあってなお美しく輝かんばかりの容姿を持つ。ましてや人間の目には危うすぎるほどの美だ。 緑◇46:植物の髪(誘惑+1/情報-1) 蔓草や枝葉からなる髪を持つ。この髪を持つ魔族はドライアドと呼ばれ、植物と強い結びつきを得る。 ◆アイテム 24 魔娼着 衣装 魔界の娼婦が着る禍々しく扇情的な衣装。装甲+3、誘惑+2。 56 射精禁止リング 装飾 所有者のみが装備させ、またはずすことのできる男性器専用の輪(男性器がなければ装備できない)。陵辱判定に成功した対象に強制装備させることができる。装備者は調教・誘惑への自尊抵抗-2となり、外されるまで発情・魅了状態から回復できない。 一般 魔奴隷 配下 少女や少年の姿をした下級魔族の奴隷。1セッションに1度だけHP・MP・PPのいずれかを10点だけ回復する。 一般 闇の牢獄 装飾 亜空間結界の宝珠がついた指輪。奴隷化した存在を閉じ込めておき、任意に呼び出せる。 一般 花の護り(盾) 片手 片手装備用の盾。回避時のみ運動+1の修正を得ることができる。 ◇所持金:3ソウル ◆呪文 51 ダイナスト 6 全てを支配する覇気を宿らせる。以後1時間、対象の調教を+2する。 63 センシブル 4 性感を剥き出しにする呪い。以後1時間、対象を調教した際のPPダメージに判定成功値を加える。 65 メガロファロス 4 男根強化魔法。3時間、男性器を得るか、より強力なものに変形させ、奉仕か調教を+1する。 ◆奴隷 ベルティナ★ 闇エルフの狩人のお姉さん。 ◆【茉莉花】の読み方 マリーカ、マリカ、マツリカ、マリファナ、ジャスミンほか
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【パーソナリティ】 名前:グレース=エーデルバッハ 愛称:グレース 性別:女 外見年齢:20歳 ランク:上級魔人 地位:一級奴隷売買士 【魔族特性】 32:支配の魔眼(調教+1/体力-1) 人の心を支配し命令する魔力を秘めた、黒い眼球。瞳のみが闇に輝くようにして相手の心へと入り込む。 42:人間(奉仕+1/魔力-1) かつて人間であり、その過去を未だに引き摺っている。それは魅力でもあり枷でもあるだろう。 52:再生能力(体力+1/魔力-1) 強力な回復能力による見かけを超えた撃たれ強さ。もっとも無限の再生能力を持つというわけではない。 66:闇のオーラ(自尊+1/運動-1) 全身を半ば物質化し揺らめく暗黒のエネルギーで覆っている。魔のカリスマともよべる一種の後光である。 【魔王特性】 【能力値】 ◆戦闘:6(+1) ◆情報:6(-1) ◆運動:5(±0) ◆調教:8(±0) ◆奉仕:7(±0) ◆誘惑:8(+1) ◆体力:6(±0) ◆魔力:4(+0) ◆自尊:8(+2) 【データ算出】 ◆HP =30 ◆MP =20 ◆PP =40 【所持アイテム】 26 暗黒甲冑 衣装 闇でできた重厚なる甲冑。装甲10、自尊+1。 41 武器精霊 配下 主の武器に宿る精霊。所有者は戦闘+1。 44 淫蛇 配下 魔族が身にまとう大蛇。蠱惑的な魅力を引き出し、所有者の誘惑+1、自尊+1、情報-1。 63 隷属の刻印 装飾 6個のピアス(呪い)。HPに受けるダメージが半分(切り上げ)になる。ただし、同じだけのPPを減らさなくてはならない ●両手武器/6ソウル 両手 ダメージ+10の武器。武器の外見については自由。 ●魔奴隷/6ソウル 配下 少女や少年の姿をした下級魔族の奴隷。1セッションに1度だけHP・MP・PPのいずれかを10点だけ回復する。 ●闇の牢獄/6ソウル 装飾 亜空間結界の宝珠がついた指輪。奴隷化した存在を閉じ込めておき、任意に呼び出せる 【呪文】 51 ダイナスト 6 全てを支配する覇気を宿らせる。以後1時間、対象の調教を+2する。 63 センシブル 4 性感を剥き出しにする呪い。以後1時間、対象を調教した際のPPダメージに判定成功値を加える。 所持金:13ソウル DP:8 【奴隷】★まで [] 星数: 【領地】 【設定】 ある人間界の貴族のお姫様。所有していた領地に魔族が侵攻してきたため、民を守るためにその身を魔族に差し出し、魔界へやってきた経緯がある。そして、その魔族に奉仕奴隷兼汚物奴隷として調教を受けていた。そのなかで調教する喜びと隷従する喜びを見いたした。 魔族になったときに、奴隷から解放され失意のなかにいたが…調教師として魔界を転々としている。彼女は…性の虜になのだ。 【外見】 170cm弱。 54kg。 癖のないブラウンロングヘアー。 魔族転生の時に生じた闇のオーラーの余剰によって生まれた漆黒の鎧を纏…全身を隠している。逆にそれが…彼女の均整が取れている体系を際立たせている。
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501医務室――― 俺「目が覚めたら知らない部屋に倒れていた・・・」 芳佳「あ、気がつきました?」 俺「・・・・・・はい。ここはどこでしょう?」 芳佳「ここは501統合戦闘航空団『ストライクウィッチーズ』の前線基地ですよ」 俺「・・・はい?」 芳佳「基地の入り口で倒れてたのをバルクホルンさんが見つけて運んできてくれたんです」 俺「ちょっとまって、戦闘航空団? 基地なの?」 芳佳「はい、そうですけど・・・」 俺(たしか、昨日の夜は課題が終わらなくて大学で徹夜で終わらせて帰ってきた) 俺(その帰り道もふらふらの状態で自転車をこいでいた記憶がある) 俺「でも俺の家の近くに基地なんてないぞ? 横浜の米軍基地か?」 芳佳「横浜? ここはブリタニアですよ?」 俺「は? ブリタニア? ルルーシュ皇帝でもいるの?」 芳佳「るるーしゅ・・・は、よくわかりませんけど、横浜は扶桑ですよね?私も行ったことあります!」 俺(ブリタニア・・・それにストライクウィッチーズ・・・? どっかで聞いたような?) 芳佳「あの、どうかしたんですか?」 俺「そういえばそんな名前のアニメがあったなぁ・・・見てないけど」 芳佳「え?」 俺(この子、下穿いてないし・・・まさかアニメの世界に入るとか・・・夢だろ) 芳佳「あの、そういえば自己紹介がまだでしたね、私は宮藤芳佳っていいます」 俺「あ、俺は俺っていうんだ。よろしく」 俺 グリグリ (いてっ・・・夢じゃないのか・・・?) 芳佳「あの、お腹すいてませんか?そろそろお昼なんですけど」 俺「そういえば腹減ったなぁ(どうでもいいけどそういえば福圓さんの声だ)」 リーネ「芳佳ちゃん、そろそろご飯食べに行こう? あ、こ・・・こんにちは///」オドオド 芳佳「リーネちゃん!」 俺「こんにちは。この子は?」 芳佳「この子は私の親友で、リーネちゃんって言います」 リーネ「リネット・ビッショップです。どうも」オドオド 俺(あれ、なんか引かれてる?) 芳佳「リーネちゃんは男の人とあんまりしゃべったことがないんですよ」 リーネ「ご、ごめんなさい!」 俺「べつにいいよ、気にしてない。それよりご飯食べに行かなくていいの?」 芳佳「はい! あの、俺さんも一緒に食べませんか?」 食堂――― シャーリー「ん? そいつは?」 ゲルト「お、起きたのか」 ルッキーニ「ダレダレ?」 芳佳「俺さんです。基地の前で倒れてたのをバルクホルンさんが助けたそうです」 俺「あなたがバルクホルンさんですか。どうもありがとうございます」 ゲルト「基地の入り口で倒れられたら邪魔で仕方ないからな」 シャーリー「なんだ、脈ありか?」 ゲルト「馬鹿者、そんなのではない!///」 ルッキーニ「俺っていうんだ!あたしはルッキーニ、よろしく~!」 シャーリー「あたしはシャーロット・E・イェーガー、シャーリーって呼んでくれ」 ゲルト「改めて自己紹介しよう。ゲルトルート・バルクホルンだ」 俺「俺です。どうぞよろしく(どうでもいいけど声優豪華だな)」 ルッキーニ「それでそれで、俺はどっからから来たの?扶桑人?納豆食べれる?」 ペリーヌ「ルッキーニさん、お食事中はもう少し静かにできませんこと!?」 俺「あなたは?(沢城・・・だと?)」 ペリーヌ「・・・ペリーヌ・クロステルマンです」 俺「俺です。よろしく。 ・・・ルッキーニちゃんだっけ、ほかの人が食べてるんだから机を揺らさないの」 ルッキーニ「は~い・・・」 ペリーヌ「・・・ふん///」 リーネ「俺さん、どうぞ」 俺「ありがとう・・・サバ味噌にご飯か。うまそうだな」 リーネ「私と芳佳ちゃんで作ったんです」 俺「へぇ・・・その年で料理できるなんてすごいな。俺なんか一人暮らしなのにインスタントばっかで・・・」 リーネ「いんすたんと?」 俺「あ、いや、なんでもない。それよりさっきルッキーニちゃんが納豆って言ってたよね」 ペリーヌ「!?」 ルッキーニ「!?」 リーネ「え・・・あの、食べられるんですか?」 ルッキーニ「うわ、すごーい!」 ペリーヌ「・・・信じられませんわ・・・」 俺「いや、一応ふそうじん? だし」 芳佳「納豆ならありますよ。誰も食べてくれないので余っちゃって・・・」 俺「まぁ日本食で外人が食べられないもの代表だしね」 坂本「ん?珍しく納豆のにおいがするな」 ペリーヌ「しょ、少佐・・・」 芳佳「坂本さん! 俺さんが起きましたよ!」 坂本「ほう、俺というのか」 俺(少佐って・・・常識的に考えてかなり階級上だな・・・) 俺「食事しながらで失礼します。俺です」 坂本「私は坂本美緒だ。それでお前は何のようでこの基地に?」 俺「すいませんけど、先ほどペリーヌさんに食べながら話すなと言われてしまって・・・終わってからでもいいですか?」 ペリーヌ「なっ・・・しょ、少佐、私は・・・///」 坂本「はっはっは! 確かにそうだ。それじゃ宮藤、私にも納豆を頼む」 芳佳「はい、わかりました!」 坂本&俺「ごちそうさま」 芳佳「お粗末さまです」 坂本「さてと、それで?」 俺「といわれても、納得のいく説明ができないと思うのですが」 坂本「かまわん、言ってみろ」 俺「大学の課題が終わらなくて学校に泊り込みで終わらせて帰り道、舟をこぎながら帰ったら気がついたらここにいました」 坂本「・・・納得いかん」 俺「ですよねー」 坂本「しかし、大学といったな・・・その年で大学生とは・・・」 俺「え、普通だと思いますけど」 芳佳「ちなみにおいくつなんですか?」 俺「22です」 芳佳「十分すごいじゃないですか!(17歳くらいかと思った・・・)」 ルッキーニ「シャーリーより小さいのに年上だって!」 エーリカ「確かにその身長じゃねぇー、あ、ご飯もらうよ」 俺「いいんです・・・背が小さいって言われ慣れてますから・・・」 ゲルト「ってハルトマン!お前いつの間に!」 エーリカ「さっき。さーにゃんもつれてきたよ」 サーニャ「」ウトウト ゲルト「サーニャは仕方ないとして、ハルトマン!きちんと起床時間を守れといつも・・・」 エーリカ「それでそれで?大学出身のエリートがこの基地に何のようなの?」 ゲルト「話を聞けー!」 俺「気がついたらここにいて・・・。そういえば、俺の荷物はどうなったんですか?がんばって終わらせた課題が・・・」 ゲルト「・・・ごほん、お前の荷物にはよくわからない機械が入っていたから技術担当にまわしておいた」 坂本「ここ501基地は最前線基地だ。怪しいものや危険なものを持ち込ませるわけにはいかん」 俺「よくわからない機械? ケータイとかパソコンしか入ってないと思いますけど?」 坂本「ん・・・ああ、たぶんそれだ。お前にとっては大事なものかもしれんが、我々にとっては未知の機械だからな」 俺「返してくれませんかね? もしかしたら知り合いに連絡が取れるかもしれません」 坂本「ふむ・・・私の一存ではな。ミーナがいいと言えば返せるんだが」 俺「ミーナさん、ですか? 会いに行ってもいいですか?」 ゲルト「いや、もうすぐ来るだろう。最近は仕事がたまっているようだが、さすがに何も食べずに続けることはないはずだ」 ダダダダダダ・・・ 俺「この足音は?」 ゲルト「ミーナはあまり走ったりしない」 エーリカ「モグモグ」 タッタッタッタッバン エイラ「みんな大変ダ!サーニャがいなくなった!!」 エーリカ「ん?」モグモグ ペリーヌ「・・・あいかわらずサーニャさんのことになると・・・」 リーネ「え、エイラさん・・・」 エイラ「なんだヨお前ら!サーニャがいなくなったんだゾ!のんきに飯食ってる場合ジャ・・・」 シャーリー「サーニャならあそこにいるけど」 サーニャ「」ウトウト モグモグ エイラ「・・・・・・」 サーニャ「あ・・・エイラ・・・」 エイラ「・・・・・・はぁ///」 ゲルト「エイラ!お前はまたサーニャサーニャと・・・!」 エイラ「ん、ソイツは誰ダ?」 ゲルト「こいつら人の話をぉぉぉ・・・」 エイラ「何でこんなヤツが一緒に飯食ってンダ?」 ガチャ ミーナ「あら、みんなそろってたの?」 坂本「あれがミーナだ」 俺「あれが・・・」 ミーナ「起きたのね。あなた、お名前は?」 俺「俺っていいます。早速で悪いんですけど、荷物を返してもらえませんか?」 サーニャ「・・・(荷物?)」 ミーナ「あらあら。さっき技術部から連絡があって、持ち主と話がしたいって言われたのよ」 俺「ってことは?」 ミーナ「明日の朝10時に来てほしいっていわれたわ。明日は大丈夫?」 俺「大丈夫も何も・・・自分でも状況がわかってないんですから、明日までに頭を整理させておきますよ」 エイラ「ん?サーニャ、どうかしたカ?」 サーニャ「・・・ううん、なんでもない」 翌日、技術者宿舎ミーティングルーム――― 技術者A「ミーナ中佐!」ビシッ 技術者B ビシッ ミーナ「ありがとう、楽にしてちょうだい」 俺「本当に基地なんだなぁ・・・」 俺(ここに来るまでに本物の銃とか見ちゃったよ・・・) 俺(アニメは見てないけどこの子達がこんなゴツイ銃を振り回してる話だったなんて) 俺(アニメの中だと女の子たちが戦っててもいいけど・・・いざ目の前にあるとかなり抵抗があるな・・・) 俺(ちなみに、芳佳ちゃんとリーネちゃんは朝ごはんの片付け、ペリーヌさんとエーリカちゃんは午後のティータイム) 俺(シャーリーさんとルッキーニちゃんはハンガーで別れた) ミーナ「何かわかったの?」 サーニャ「・・・・・・」 エイラ「サーニャ?」 A 「それが聞いてください! こいつはスゲエなんてモンじゃありません!」 B 「世界の機械工学がひっくり返りますよ!」 俺「そんなすごいものでも・・・」 A 「ボウズか!これをもってきたのは!」ガシッ B 「こんなもんどこで手に入れたんだよ!!」バンバン 俺「いてっ、痛いってば!」 坂本「そんなにすごいのか、この機械は」 A 「ええ。これひとつあれば戦闘機一機動かせますよ!」 ゲルト「なん・・・だと・・・?」 坂本「ほ、本当か!」 俺「ちょぉぉぉっとまってください!!!」 ミーナ「どうしたの?」 俺「ふたつ確認させてください。今年って何年ですか?」 坂本「何を言ってるんだ。今年は1944年だろう?」 俺(1944年?聞いてねぇし!) 俺(・・・たしかノイマンがコンピュータを完成させるのが1950年あたり・・・) 俺(八木アンテナが1925年ぐらい、レーダーがはじめて使われたのが1940年だから・・・) 俺(こんなオーパーツがあったら・・・歴史が狂うぞ・・・っ!) 俺「もうひとつの確認ですが、コンピュータという言葉に聞き覚えがある方は?」 坂本「いや、しらんな」 A 「・・・うわさでは聞いたことがあるが・・・。たしか、計算機械の名前じゃなかったか?」 B 「あくまでうわさで、実物が作られているなんて思いもしなかったが・・・これが?」 俺「当たらずとも遠からずってとこですかね」 俺(まだ電卓も完成してない時代だ・・・。ノートパソコン程度のCPUでもこの世界じゃスパコン扱いじゃないか) A 「こっちの小さいのもすごい!手のひらサイズのラジオですよ!」 サーニャ「えっ・・・」 エイラ「へぇ、すげぇナ(あれがあればサーニャと一緒にラジオ聞けるんじゃなイカ///)」 俺「いや、それはmp3プレイヤー・・・いえ、ラジオです」 B 「それからこれ!時計兼無線兼ラジオ兼カメラ兼・・・」 俺「ケータイです」 サーニャ「す・・・すみませんっ」ピョコッ A&B&俺「えっ?」 サーニャ「それ・・・けぇたい?・・・変な感じがするんです」ピョコ キィン ミーナ「まさか!」 ゲルト「貴様っ、ネウロイを隠して持ち込むとは!」ガシッドタン 俺「うがっ!?」 坂本「うごくな」チャキッ 俺「・・・・・・へっ?」 俺「どうしてこうなった?」 ゲルト「助かったぞ、サーニャ。危うく501全体を危険にさらすところだった」 エイラ「さすがサーニャだナ」 サーニャ「あ・・・いえ、ネウロイとは違う感じで・・・」 ゲルト「・・・」 エイラ「・・・」 サーニャ「あの、坂本少佐。それを”視て”くれませんか?」 坂本「わかった」ピョコ キィン 坂本「コアはなさそうだな」 ゲルト「しかし、ネウロイの子機という可能性も・・・」 エイラ「ソーダゾ、サーニャがウソつくと思ってんノカ?」 坂本「ふむ・・・サーニャ、もう少し具体的に説明できないか?」 サーニャ「ええと・・・ネウロイのような感じではなくて・・・ラジオや、あの、ナイトウィッチ同士の交信のときのような・・・」 坂本「なるほど、単刀直入に聞こう。これは危険なものか?」 サーニャ「・・・たぶん、大丈夫だと思います」 坂本「わかった」スッ ゲルト「少佐!? いいのか、そんな簡単に!」 坂本「少なくとも、ネウロイではなくラジオのようなものだということはわかった。ミーナはどう思う?」 ミーナ「そうね・・・。サーニャさんがいいというなら大丈夫じゃないかしら?」 ゲルト「ミーナまで!」 ミーナ「それとも、あなたはサーニャさんを信用してないの?」 ゲルト「っ!・・・」シブシブ エイラ「サーニャ、ホントに大丈夫なのカ?」 サーニャ「心配しないで、エイラ」 エイラ「サーニャがそういうならいいケドサ」 俺「酷い目にあった・・・」 サーニャ「あの、ごめんなさい」 エイラ「サーニャ!?」 俺「いや、怪我もないし大丈夫だよ」 サーニャ「でも、私のせいで・・・」 俺「俺も自分の状況をわかってなかったよ。サーニャちゃんは悪くない」 エイラ「ソーダゾ。コイツもこういってるんだシ」 サーニャ「でも・・・」 俺「それじゃあ、こうしよう」 サーニャ「?」 俺「後で試したいことがあるからさ、その実験を手伝ってくれない?」 サーニャ「あ、は、はい!」 坂本「それで、コイツはいったい何なんだ?」 ゲルト「きっとネウロイの技術を使ってそのこんぴ・・・なんとかを作り上げたに違いない!」 ミーナ「さすがにそれは無理があるんじゃないかしら・・・」 俺「ではこれの説明をさせていただきます」 A 「いよっ!大将」 B 「待ってました!」 俺「(大将って・・・)その前に、ひとつ皆さんにお知らせしなければならないことがあります」 俺「それは俺が2010年から来たということです」 ゲルト「どういうことだ?」 エイラ「なにいってんダ、アイツ」 サーニャ「タイムマシン?」 ミーナ「タイムトラベルのことね」 坂本「なんだそれは?」 ミーナ「SF小説の題材のひとつとして、時間を遡って物事をやり直すというものがあるのよ」 俺「俺自身も信じられないのですが、おそらく事実です」 俺「これは先ほどのケータイですが、時間はあっているのに年がずれている」 A 「ふむふむ」 B 「ちなみに日付も合ってるぜ」 俺「このコンピュータというものが完成するのが今から約15年や20年ぐらいでできるはずです」 俺「俺はその歴史に干渉したくない。歴史が変わってしまえば俺が生まれてこなくなってしまう可能性があるからです」 ミーナ「タイムパラドックスというやつね」 ゲルト「それは?」 ミーナ「時間を遡って自分の父親を殺せば自分が生まれる理由がなくなってしまう。だから自分も一緒に消えてしまうか、そもそも父親を殺せないという理論よ」 坂本「ミーナは博識だな」 ミーナ「美緒ったら・・・そんなことないわよ///」 俺「だからこのコンピュータにはなるべく触ってほしくありません」 A 「う~ん・・・」 B 「目の前にお宝があるってのに・・・」 俺「本当に申し訳ない。ですが、俺も自分の命には代えられません。お願いします」ペコ 坂本「どうするミーナ」 ミーナ「・・・わかりました。民間人を守るのも我々軍人の役目です」 俺「それじゃあ!」 ミーナ「ただし、最低1名の監視をつけます。未来の人間ならすり抜けるのも簡単かもしれないけれど・・・」 俺「いや、軍人から民間人が逃げられませんって」 ミーナ「建前よ。それに、逆にあなたが歴史を改ざんしようとしている可能性もありますから」 俺「監視一人で多少の自由が保障されるなら喜んで受けましょう」 俺(本当はタイムリープじゃなく世界移動なんだけど・・・黙ってる方がよさそうだ) 食堂――― 俺「ということがあってですね」 芳佳「それは大変でしたね」 リーネ「あの、それは本当に大丈夫なんですか?」 俺「ケータイ?これを使うときは必ずミーナさんの許可とサーニャちゃんの監視下で使えって」 リーネ「でも、こんなに小さいのならポケットの中でいじってても気づきませんよね?」 俺「ああ。というわけでサーニャちゃん」 サーニャ「は、はい!」 俺「これを預かっててくれない?」 サーニャ「え・・・でも、これは俺さんの大事なものなんじゃ?」 俺「サーニャちゃんの前じゃないと使えないってことは、サーニャちゃんが持ってて使うときだけ返してもらえばいいわけだし」 サーニャ「・・・わかりました。大事に預からせてもらいます」 エイラ「オイ!オマエ!」 俺「ん?」 エイラ「あんまサーニャを気安く呼ぶなヨ!」 俺「ではなんと呼べと?」 エイラ「リトヴャク中尉さまとヨベ」ヘヘン リーネ(またエイラさんの悪い癖が・・・) 俺「わかった」 エイラ「え」 俺「それじゃ、リトヴャク中尉様、先ほどの約束の件ですが、よろしいですか?」 サーニャ「ひぇ・・・?わ、私ですか?」 俺「ほかに誰がいますかリトヴャク中尉様」 俺「あとケータイを使いたいのでミーナさんの部屋へ行きたいのですが案内してもらってもよろしいですかリトヴャク中尉様?」 芳佳&リーネ「お、俺さん・・・」 サーニャ「わかり、ました。・・・あと、その呼び方・・・」 俺「どうしましたリトヴャク中尉様?」 サーニャ「あの、サーニャで・・・いいです」 エイラ「 」ポカーン・・・ 俺「そう?それじゃ・・・ごほん。えーと。ミーナさんの部屋まで案内してくれない?」 サーニャ「わかりました」 芳佳「エイラさん?エイラさ~ん・・・」ブンブン リーネ「立ったまま気を失ってる・・・」
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芳佳の部屋――― ゲルト「自室禁固だ。用のないときは出てくるなよ。いいな、宮藤軍曹」ガチャッ スタスタスタ 芳佳「・・・・・・」 芳佳「あのネウロイ・・・やっぱり違った」 芳佳「確かめないと」 コンコン 芳佳 ビクッ「は、はい!?」 俺「俺だけど、ちょっといいかな」 芳佳「俺さん?なんですか?」 俺「周りには聞かれたくない。少し静かに」 芳佳「は、はい・・・」 俺「芳佳ちゃんのストライカーユニットの中に、俺のケータイを入れておく」 芳佳「けーたい?あの小さい機械のことですか」 俺「ああ。次に人型ネウロイとあったとき、ケータイの1ボタンを押して、そのあと右上の手紙みたいなマークを押してくれ」 芳佳「そうするとどうなるんですか?」 俺「ケータイの画面に、ネウロイの言葉が写るはずだ」 芳佳「ほ、本当ですか!」 俺「こ、声が大きい」 芳佳「す、すみません・・・えっと、1ボタンと5ボタンですね」 俺「ああ。それじゃ」 芳佳「あの、ありがとうございます!」 俺「俺はネウロイの言葉を調べたいだけ、ということにしておいてくれ」スタスタスタ 俺「というわけでサーニャちゃん、ケータイを貸してくれ」 サーニャ「・・・芳佳ちゃんに渡すんですか?」 俺「・・・・・・どうして・・・」 サーニャ「・・・・・・」 俺「お、俺は・・・」 サーニャ「どうぞ」 俺「・・・いいの・・・?」 サーニャ「俺さんが使うときは許可が必要ですが、ほかの人は大丈夫ですから」 俺「それは・・・、でも・・・もしかしたらサーニャちゃんに迷惑がかかるかもしれない」 エイラ「なら、私が宮藤に渡せばいいんだナ?」 俺&サーニャ「エイラ?」 エイラ「私の能力を使えば、誰にも気づかれずに宮藤に会えるはずダ」 俺「いや、ストライカーにこれを入れてきてほしい」 エイラ「ワカッタ、任せとケ!」 俺「でもちょっとまって、これはまだ完璧じゃない」 エイラ「なんだヨ?盛り上がってきたときニ」 俺「サーニャちゃん、パソコンの使用許可を」 サーニャ「わかりました」 俺「パソコンでは変換できるけど、ケータイにはまだ手をつけてないんだ」 エイラ「それじゃ、このまま持っていっても無駄なのカ?」 俺「ああ。構造は頭の中ではできてる。30分ぐらい待ってくれ」 俺「特殊なアプリを作る必要があるな・・・Javaなら動くか・・・?」カタカタカタ サーニャ「画面に文字がたくさん・・・」 エイラ「ナンダ?この表?」 俺「ネウロイ語をモールス信号に変換する一覧表だよ。んでこっちがモールス信号の解読表」 エイラ「モールスだけで読めるだロ?」 俺「芳佳ちゃんだからな。一応ゆと・・・親切設計にしておいた」 エイラ「宮藤の名前が出ると説得力があるナ」 サーニャ「・・・・・・」 20分後――― 俺「たぶんこれで完成のはずだ・・・」 サーニャ「まだ20分しか経ってませんけど」 俺「おかげで手首が攣りそうだ」 エイラ「それじゃ、いってクル」 俺「頼んだぞ」 サーニャ「おねがい、エイラ」 エイラ「任せとけッテ!」 ハンガー――― エイラ(誰かいるのカ?) リーネ「絶対に帰ってきてね、芳佳ちゃん」 芳佳「リーネちゃん・・・」 エイラ(・・・・・・) 芳佳「それじゃ、いってくる!」 エイラ「オイ!宮藤!」 リーネ「え、エイラさん!?」 芳佳「え・・・どうして?」 エイラ「お届けモンダ」ヒョイッ 芳佳「うわっ・・・とっと」パシッ リーネ「あ、小さいほうの機械・・・」 芳佳「けーたい・・・」 エイラ「ソレジャーナ」 芳佳「エイラさん」 エイラ「ン?」 芳佳「ありがとうございます。いってきます!」 エイラ「オウ!がんばれヨ!」 ブロロロロ・・・ リーネ「いっちゃった・・・」 エイラ「リーネもバレないうちに部屋にもどれヨ」 リーネ「は、はい!」 某所――― ???「あの小娘が・・・余計なことを」 ???「どうします?」 ???「しかたない。計画を前倒しする!」 ???「了解しました」 ミーティングルーム――― ミーナ「宮藤さんが脱走しました!」 シャーリー「脱走!?」 エーリカ「やるね~」 ピリリリリ・・・ ミーナ「はい・・・えっ、それは・・・わかりました」 ミーナ「宮藤さんの撃墜命令が下ったわ」 ゲルト「なんだと!?」 リーネ「芳佳ちゃん・・・」 ミーナ「これより出撃します。ペリーヌさんは坂本少佐のところにいてあげて」 ペリーヌ「了解ですわ」 ミーナ「それからリーネさん、あなたは宮藤さんの代わりに1日自室禁固を命じます。ゆっくり頭を冷やしてきて」 リーネ「・・・了解」 ミーナ「エイラさんとサーニャさんは基地で待機です」 エイラーニャ「了解」 ミーナ「それでは、全機スクランブル!」 俺「二人とも、結構蚊帳の外だな」 エイラ「夜番なんだから仕方ねーダロ」 サーニャ「芳佳ちゃん・・・」 俺「撃墜命令って・・・サーニャちゃんには無理だろ」 サーニャ「・・・・・・」 エイラ「まー、宮藤を落とせっていわれても、たぶんムリダナ」 俺「なら、二人が待機で良かったと思うよ」 サーニャ「・・・・・・」 エイラ「・・・・・・」 俺(空気が重い・・・・・・) 俺「そうだ。ナイトウィッチ同士の夜間通信ってあるじゃないか」 サーニャ「えっ・・・はい、ありますけど」 俺「アレの通信機を作ってみたんだ。ちょっとテストしてみてくれない」 エイラ「ナニー!?完成したら私にヨコセ!」 俺「はいはい、完成したらな!」 坂本「すまないな、ペリーヌ。迷惑をかけて・・・」 ペリーヌ「いえ、少佐のためでしたら・・・」 坂本「・・・ひとつ、頼みがある。お前にしかできないことだ」 ペリーヌ「は・・・はい!」 上空――― 芳佳「見つけた!」 ネウ子「・・・・・・」 芳佳「ええっと・・・1ボタンのあとに5ボタン・・・」 ネウ子『ついてきて』 芳佳「ついてきて・・・って、どこに?」 ネウ子 スイー 芳佳「あ、まってよ!」 ゲルト「宮藤・・・あれか!」 ミーナ「一緒にいるのは・・・ネウロイ?」 エーリカ「みんな、上を見て!」 シャーリー「あれは・・・」 ゲルト「ネウロイの巣だ!」 ルッキーニ「大変!早く芳佳を助けなきゃ!」 ミーナ「待って・・・様子を見ましょう」 ゲルト「・・・攻撃されない?・・・巣の中に入っていくぞ!?」 ミーナ「・・・・・・」 芳佳「すごい・・・これは、コア?」 ネウ子『見て』ブゥン 芳佳「これって・・・・・・」 ネウ子『これが、私たちがしてきた“侵略”の様子』 芳佳「・・・・・・」 ネウ子『そしてこれが、侵略を阻止していた、あなたたち』 芳佳「あ、坂本さん!?」 画面芳佳「ねえ、私の事からかってるの?」 画面ネウ子「・・・・・・」 ネウ子『私は、あなたたちに知性と呼ぶべきものがあると知った』 画面「ネウロイのコア・・・研究結果が出ました」 芳佳「・・・これ?」 ネウ子『あなたたちが私たちのことを調べているように、私はあなたたちのことを、もっと知りたい』 芳佳「ネウロイさん・・・」スッ ネウ子「・・・・・・」スッ 坂本「すまないな、ペリーヌ」 ペリーヌ「いえ・・・ですが、これは・・・」 カッ ペリーヌ「まぶしっ・・・」 坂本「始まったか・・・」 俺「この辺がいいの?サーニャちゃん」 サーニャ「あっ・・・いえ・・・もっと、したぁ・・・」ピクピクッ 俺「ここ?」ツンツン サーニャ「あっ・・・そこっ・・・いいです!」ビクン! 俺「サーニャちゃん、気持ちよさそうな顔してる・・・」 サーニャ「だって・・・俺さんのが・・・///」 エイラ「俺~、いつまでやってんだヨ~?」 俺「そうだな、そろそろエイラと代わろう」 サーニャ「俺さん・・・あっ///」 エイラ「イクゾ~サーニャ~」 サーニャ「エイラ、だめ!そこは・・・あっ!」 『ザザッ・・・こちらオーク、誰かいるのか?』 サーニャ「あ・・・オークさん・・・あふっ・・・っ!」 オーク『どうした?その声はリーリヤか?』 エイラ「私はコールサイン“ダイヤのエース、イッル”ダ。ただいまマイクのテスト中ダ」 オーク『マイク?』 エイラ「私たちは機械でナイトウィッチ回線に通信を送っていル」 オーク『機械!?ナイトウィッチ同士の通信は無線とは回線が違うはずだが・・・」 エイラ「特殊な機械を作成中ダ」 サーニャ「その機械の、調整中なんです」 オーク『なるほどな・・・だが、それが完成すればナイトウィッチの密かな楽しみがなくなってしまうな』 エイラ「個人製作の一点ものだから大丈夫ダ。量産はしない・・・と思ウ」 オーク『はっはっは。願わくば、そうありたいものだ』 オーク『ん・・・敵を発見した。今夜はこれでおさらばだ。また会おう“ダイヤのエース”ユーティライネン殿。ブツッ・・・』 エイラ「アレ・・・私の名前?」 ザワザワ・・・ザワザワ・・・ 俺「ん?外が騒がしいな・・・?」 エイラ「宮藤たちが帰ってきたんじゃないのカ?」 サーニャ「芳佳ちゃん・・・無事ならいいけど・・・」
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501医務室――― 俺「目が覚めたら知らない部屋に倒れていた・・・」 芳佳「あ、気がつきました?」 俺「・・・・・・はい。ここはどこでしょう?」 芳佳「ここは501統合戦闘航空団『ストライクウィッチーズ』の前線基地ですよ」 俺「・・・はい?」 芳佳「基地の入り口で倒れてたのをバルクホルンさんが見つけて運んできてくれたんです」 俺「ちょっとまって、戦闘航空団? 基地なの?」 芳佳「はい、そうですけど・・・」 俺(たしか、昨日の夜は課題が終わらなくて大学で徹夜で終わらせて帰ってきた) 俺(その帰り道もふらふらの状態で自転車をこいでいた記憶がある) 俺「でも俺の家の近くに基地なんてないぞ? 横浜の米軍基地か?」 芳佳「横浜? ここはブリタニアですよ?」 俺「は? ブリタニア? ルルーシュ皇帝でもいるの?」 芳佳「るるーしゅ・・・は、よくわかりませんけど、横浜は扶桑ですよね?私も行ったことあります!」 俺(ブリタニア・・・それにストライクウィッチーズ・・・? どっかで聞いたような?) 芳佳「あの、どうかしたんですか?」 俺「そういえばそんな名前のアニメがあったなぁ・・・見てないけど」 芳佳「え?」 俺(この子、下穿いてないし・・・まさかアニメの世界に入るとか・・・夢だろ) 芳佳「あの、そういえば自己紹介がまだでしたね、私は宮藤芳佳っていいます」 俺「あ、俺は俺っていうんだ。よろしく」 俺 グリグリ (いてっ・・・夢じゃないのか・・・?) 芳佳「あの、お腹すいてませんか?そろそろお昼なんですけど」 俺「そういえば腹減ったなぁ(どうでもいいけどそういえば福圓さんの声だ)」 リーネ「芳佳ちゃん、そろそろご飯食べに行こう? あ、こ・・・こんにちは///」オドオド 芳佳「リーネちゃん!」 俺「こんにちは。この子は?」 芳佳「この子は私の親友で、リーネちゃんって言います」 リーネ「リネット・ビッショップです。どうも」オドオド 俺(あれ、なんか引かれてる?) 芳佳「リーネちゃんは男の人とあんまりしゃべったことがないんですよ」 リーネ「ご、ごめんなさい!」 俺「べつにいいよ、気にしてない。それよりご飯食べに行かなくていいの?」 芳佳「はい! あの、俺さんも一緒に食べませんか?」 食堂――― シャーリー「ん? そいつは?」 ゲルト「お、起きたのか」 ルッキーニ「ダレダレ?」 芳佳「俺さんです。基地の前で倒れてたのをバルクホルンさんが助けたそうです」 俺「あなたがバルクホルンさんですか。どうもありがとうございます」 ゲルト「基地の入り口で倒れられたら邪魔で仕方ないからな」 シャーリー「なんだ、脈ありか?」 ゲルト「馬鹿者、そんなのではない!///」 ルッキーニ「俺っていうんだ!あたしはルッキーニ、よろしく~!」 シャーリー「あたしはシャーロット・E・イェーガー、シャーリーって呼んでくれ」 ゲルト「改めて自己紹介しよう。ゲルトルート・バルクホルンだ」 俺「俺です。どうぞよろしく(どうでもいいけど声優豪華だな)」 ルッキーニ「それでそれで、俺はどっからから来たの?扶桑人?納豆食べれる?」 ペリーヌ「ルッキーニさん、お食事中はもう少し静かにできませんこと!?」 俺「あなたは?(沢城・・・だと?)」 ペリーヌ「・・・ペリーヌ・クロステルマンです」 俺「俺です。よろしく。 ・・・ルッキーニちゃんだっけ、ほかの人が食べてるんだから机を揺らさないの」 ルッキーニ「は~い・・・」 ペリーヌ「・・・ふん///」 リーネ「俺さん、どうぞ」 俺「ありがとう・・・サバ味噌にご飯か。うまそうだな」 リーネ「私と芳佳ちゃんで作ったんです」 俺「へぇ・・・その年で料理できるなんてすごいな。俺なんか一人暮らしなのにインスタントばっかで・・・」 リーネ「いんすたんと?」 俺「あ、いや、なんでもない。それよりさっきルッキーニちゃんが納豆って言ってたよね」 ペリーヌ「!?」 ルッキーニ「!?」 リーネ「え・・・あの、食べられるんですか?」 ルッキーニ「うわ、すごーい!」 ペリーヌ「・・・信じられませんわ・・・」 俺「いや、一応ふそうじん? だし」 芳佳「納豆ならありますよ。誰も食べてくれないので余っちゃって・・・」 俺「まぁ日本食で外人が食べられないもの代表だしね」 坂本「ん?珍しく納豆のにおいがするな」 ペリーヌ「しょ、少佐・・・」 芳佳「坂本さん! 俺さんが起きましたよ!」 坂本「ほう、俺というのか」 俺(少佐って・・・常識的に考えてかなり階級上だな・・・) 俺「食事しながらで失礼します。俺です」 坂本「私は坂本美緒だ。それでお前は何のようでこの基地に?」 俺「すいませんけど、先ほどペリーヌさんに食べながら話すなと言われてしまって・・・終わってからでもいいですか?」 ペリーヌ「なっ・・・しょ、少佐、私は・・・///」 坂本「はっはっは! 確かにそうだ。それじゃ宮藤、私にも納豆を頼む」 芳佳「はい、わかりました!」 坂本&俺「ごちそうさま」 芳佳「お粗末さまです」 坂本「さてと、それで?」 俺「といわれても、納得のいく説明ができないと思うのですが」 坂本「かまわん、言ってみろ」 俺「大学の課題が終わらなくて学校に泊り込みで終わらせて帰り道、舟をこぎながら帰ったら気がついたらここにいました」 坂本「・・・納得いかん」 俺「ですよねー」 坂本「しかし、大学といったな・・・その年で大学生とは・・・」 俺「え、普通だと思いますけど」 芳佳「ちなみにおいくつなんですか?」 俺「22です」 芳佳「十分すごいじゃないですか!(17歳くらいかと思った・・・)」 ルッキーニ「シャーリーより小さいのに年上だって!」 エーリカ「確かにその身長じゃねぇー、あ、ご飯もらうよ」 俺「いいんです・・・背が小さいって言われ慣れてますから・・・」 ゲルト「ってハルトマン!お前いつの間に!」 エーリカ「さっき。さーにゃんもつれてきたよ」 サーニャ「」ウトウト ゲルト「サーニャは仕方ないとして、ハルトマン!きちんと起床時間を守れといつも・・・」 エーリカ「それでそれで?大学出身のエリートがこの基地に何のようなの?」 ゲルト「話を聞けー!」 俺「気がついたらここにいて・・・。そういえば、俺の荷物はどうなったんですか?がんばって終わらせた課題が・・・」 ゲルト「・・・ごほん、お前の荷物にはよくわからない機械が入っていたから技術担当にまわしておいた」 坂本「ここ501基地は最前線基地だ。怪しいものや危険なものを持ち込ませるわけにはいかん」 俺「よくわからない機械? ケータイとかパソコンしか入ってないと思いますけど?」 坂本「ん・・・ああ、たぶんそれだ。お前にとっては大事なものかもしれんが、我々にとっては未知の機械だからな」 俺「返してくれませんかね? もしかしたら知り合いに連絡が取れるかもしれません」 坂本「ふむ・・・私の一存ではな。ミーナがいいと言えば返せるんだが」 俺「ミーナさん、ですか? 会いに行ってもいいですか?」 ゲルト「いや、もうすぐ来るだろう。最近は仕事がたまっているようだが、さすがに何も食べずに続けることはないはずだ」 ダダダダダダ・・・ 俺「この足音は?」 ゲルト「ミーナはあまり走ったりしない」 エーリカ「モグモグ」 タッタッタッタッバン エイラ「みんな大変ダ!サーニャがいなくなった!!」 エーリカ「ん?」モグモグ ペリーヌ「・・・あいかわらずサーニャさんのことになると・・・」 リーネ「え、エイラさん・・・」 エイラ「なんだヨお前ら!サーニャがいなくなったんだゾ!のんきに飯食ってる場合ジャ・・・」 シャーリー「サーニャならあそこにいるけど」 サーニャ「」ウトウト モグモグ エイラ「・・・・・・」 サーニャ「あ・・・エイラ・・・」 エイラ「・・・・・・はぁ///」 ゲルト「エイラ!お前はまたサーニャサーニャと・・・!」 エイラ「ん、ソイツは誰ダ?」 ゲルト「こいつら人の話をぉぉぉ・・・」 エイラ「何でこんなヤツが一緒に飯食ってンダ?」 ガチャ ミーナ「あら、みんなそろってたの?」 坂本「あれがミーナだ」 俺「あれが・・・」 ミーナ「起きたのね。あなた、お名前は?」 俺「俺っていいます。早速で悪いんですけど、荷物を返してもらえませんか?」 サーニャ「・・・(荷物?)」 ミーナ「あらあら。さっき技術部から連絡があって、持ち主と話がしたいって言われたのよ」 俺「ってことは?」 ミーナ「明日の朝10時に来てほしいっていわれたわ。明日は大丈夫?」 俺「大丈夫も何も・・・自分でも状況がわかってないんですから、明日までに頭を整理させておきますよ」 エイラ「ん?サーニャ、どうかしたカ?」 サーニャ「・・・ううん、なんでもない」 翌日、技術者宿舎ミーティングルーム――― 技術者A「ミーナ中佐!」ビシッ 技術者B ビシッ ミーナ「ありがとう、楽にしてちょうだい」 俺「本当に基地なんだなぁ・・・」 俺(ここに来るまでに本物の銃とか見ちゃったよ・・・) 俺(アニメは見てないけどこの子達がこんなゴツイ銃を振り回してる話だったなんて) 俺(アニメの中だと女の子たちが戦っててもいいけど・・・いざ目の前にあるとかなり抵抗があるな・・・) 俺(ちなみに、芳佳ちゃんとリーネちゃんは朝ごはんの片付け、ペリーヌさんとエーリカちゃんは午後のティータイム) 俺(シャーリーさんとルッキーニちゃんはハンガーで別れた) ミーナ「何かわかったの?」 サーニャ「・・・・・・」 エイラ「サーニャ?」 A 「それが聞いてください! こいつはスゲエなんてモンじゃありません!」 B 「世界の機械工学がひっくり返りますよ!」 俺「そんなすごいものでも・・・」 A 「ボウズか!これをもってきたのは!」ガシッ B 「こんなもんどこで手に入れたんだよ!!」バンバン 俺「いてっ、痛いってば!」 坂本「そんなにすごいのか、この機械は」 A 「ええ。これひとつあれば戦闘機一機動かせますよ!」 ゲルト「なん・・・だと・・・?」 坂本「ほ、本当か!」 俺「ちょぉぉぉっとまってください!!!」 ミーナ「どうしたの?」 俺「ふたつ確認させてください。今年って何年ですか?」 坂本「何を言ってるんだ。今年は1944年だろう?」 俺(1944年?聞いてねぇし!) 俺(・・・たしかノイマンがコンピュータを完成させるのが1950年あたり・・・) 俺(八木アンテナが1925年ぐらい、レーダーがはじめて使われたのが1940年だから・・・) 俺(こんなオーパーツがあったら・・・歴史が狂うぞ・・・っ!) 俺「もうひとつの確認ですが、コンピュータという言葉に聞き覚えがある方は?」 坂本「いや、しらんな」 A 「・・・うわさでは聞いたことがあるが・・・。たしか、計算機械の名前じゃなかったか?」 B 「あくまでうわさで、実物が作られているなんて思いもしなかったが・・・これが?」 俺「当たらずとも遠からずってとこですかね」 俺(まだ電卓も完成してない時代だ・・・。ノートパソコン程度のCPUでもこの世界じゃスパコン扱いじゃないか) A 「こっちの小さいのもすごい!手のひらサイズのラジオですよ!」 サーニャ「えっ・・・」 エイラ「へぇ、すげぇナ(あれがあればサーニャと一緒にラジオ聞けるんじゃなイカ///)」 俺「いや、それはmp3プレイヤー・・・いえ、ラジオです」 B 「それからこれ!時計兼無線兼ラジオ兼カメラ兼・・・」 俺「ケータイです」 サーニャ「す・・・すみませんっ」ピョコッ A&B&俺「えっ?」 サーニャ「それ・・・けぇたい?・・・変な感じがするんです」ピョコ キィン ミーナ「まさか!」 ゲルト「貴様っ、ネウロイを隠して持ち込むとは!」ガシッドタン 俺「うがっ!?」 坂本「うごくな」チャキッ 俺「・・・・・・へっ?」 俺「どうしてこうなった?」 ゲルト「助かったぞ、サーニャ。危うく501全体を危険にさらすところだった」 エイラ「さすがサーニャだナ」 サーニャ「あ・・・いえ、ネウロイとは違う感じで・・・」 ゲルト「・・・」 エイラ「・・・」 サーニャ「あの、坂本少佐。それを”視て”くれませんか?」 坂本「わかった」ピョコ キィン 坂本「コアはなさそうだな」 ゲルト「しかし、ネウロイの子機という可能性も・・・」 エイラ「ソーダゾ、サーニャがウソつくと思ってんノカ?」 坂本「ふむ・・・サーニャ、もう少し具体的に説明できないか?」 サーニャ「ええと・・・ネウロイのような感じではなくて・・・ラジオや、あの、ナイトウィッチ同士の交信のときのような・・・」 坂本「なるほど、単刀直入に聞こう。これは危険なものか?」 サーニャ「・・・たぶん、大丈夫だと思います」 坂本「わかった」スッ ゲルト「少佐!? いいのか、そんな簡単に!」 坂本「少なくとも、ネウロイではなくラジオのようなものだということはわかった。ミーナはどう思う?」 ミーナ「そうね・・・。サーニャさんがいいというなら大丈夫じゃないかしら?」 ゲルト「ミーナまで!」 ミーナ「それとも、あなたはサーニャさんを信用してないの?」 ゲルト「っ!・・・」シブシブ エイラ「サーニャ、ホントに大丈夫なのカ?」 サーニャ「心配しないで、エイラ」 エイラ「サーニャがそういうならいいケドサ」 俺「酷い目にあった・・・」 サーニャ「あの、ごめんなさい」 エイラ「サーニャ!?」 俺「いや、怪我もないし大丈夫だよ」 サーニャ「でも、私のせいで・・・」 俺「俺も自分の状況をわかってなかったよ。サーニャちゃんは悪くない」 エイラ「ソーダゾ。コイツもこういってるんだシ」 サーニャ「でも・・・」 俺「それじゃあ、こうしよう」 サーニャ「?」 俺「後で試したいことがあるからさ、その実験を手伝ってくれない?」 サーニャ「あ、は、はい!」 坂本「それで、コイツはいったい何なんだ?」 ゲルト「きっとネウロイの技術を使ってそのこんぴ・・・なんとかを作り上げたに違いない!」 ミーナ「さすがにそれは無理があるんじゃないかしら・・・」 俺「ではこれの説明をさせていただきます」 A 「いよっ!大将」 B 「待ってました!」 俺「(大将って・・・)その前に、ひとつ皆さんにお知らせしなければならないことがあります」 俺「それは俺が2010年から来たということです」 ゲルト「どういうことだ?」 エイラ「なにいってんダ、アイツ」 サーニャ「タイムマシン?」 ミーナ「タイムトラベルのことね」 坂本「なんだそれは?」 ミーナ「SF小説の題材のひとつとして、時間を遡って物事をやり直すというものがあるのよ」 俺「俺自身も信じられないのですが、おそらく事実です」 俺「これは先ほどのケータイですが、時間はあっているのに年がずれている」 A 「ふむふむ」 B 「ちなみに日付も合ってるぜ」 俺「このコンピュータというものが完成するのが今から約15年や20年ぐらいでできるはずです」 俺「俺はその歴史に干渉したくない。歴史が変わってしまえば俺が生まれてこなくなってしまう可能性があるからです」 ミーナ「タイムパラドックスというやつね」 ゲルト「それは?」 ミーナ「時間を遡って自分の父親を殺せば自分が生まれる理由がなくなってしまう。だから自分も一緒に消えてしまうか、そもそも父親を殺せないという理論よ」 坂本「ミーナは博識だな」 ミーナ「美緒ったら・・・そんなことないわよ///」 俺「だからこのコンピュータにはなるべく触ってほしくありません」 A 「う~ん・・・」 B 「目の前にお宝があるってのに・・・」 俺「本当に申し訳ない。ですが、俺も自分の命には代えられません。お願いします」ペコ 坂本「どうするミーナ」 ミーナ「・・・わかりました。民間人を守るのも我々軍人の役目です」 俺「それじゃあ!」 ミーナ「ただし、最低1名の監視をつけます。未来の人間ならすり抜けるのも簡単かもしれないけれど・・・」 俺「いや、軍人から民間人が逃げられませんって」 ミーナ「建前よ。それに、逆にあなたが歴史を改ざんしようとしている可能性もありますから」 俺「監視一人で多少の自由が保障されるなら喜んで受けましょう」 俺(本当はタイムリープじゃなく世界移動なんだけど・・・黙ってる方がよさそうだ) 食堂――― 俺「ということがあってですね」 芳佳「それは大変でしたね」 リーネ「あの、それは本当に大丈夫なんですか?」 俺「ケータイ?これを使うときは必ずミーナさんの許可とサーニャちゃんの監視下で使えって」 リーネ「でも、こんなに小さいのならポケットの中でいじってても気づきませんよね?」 俺「ああ。というわけでサーニャちゃん」 サーニャ「は、はい!」 俺「これを預かっててくれない?」 サーニャ「え・・・でも、これは俺さんの大事なものなんじゃ?」 俺「サーニャちゃんの前じゃないと使えないってことは、サーニャちゃんが持ってて使うときだけ返してもらえばいいわけだし」 サーニャ「・・・わかりました。大事に預からせてもらいます」 エイラ「オイ!オマエ!」 俺「ん?」 エイラ「あんまサーニャを気安く呼ぶなヨ!」 俺「ではなんと呼べと?」 エイラ「リトヴャク中尉さまとヨベ」ヘヘン リーネ(またエイラさんの悪い癖が・・・) 俺「わかった」 エイラ「え」 俺「それじゃ、リトヴャク中尉様、先ほどの約束の件ですが、よろしいですか?」 サーニャ「ひぇ・・・?わ、私ですか?」 俺「ほかに誰がいますかリトヴャク中尉様」 俺「あとケータイを使いたいのでミーナさんの部屋へ行きたいのですが案内してもらってもよろしいですかリトヴャク中尉様?」 芳佳&リーネ「お、俺さん・・・」 サーニャ「わかり、ました。・・・あと、その呼び方・・・」 俺「どうしましたリトヴャク中尉様?」 サーニャ「あの、サーニャで・・・いいです」 エイラ「 」ポカーン・・・ 俺「そう?それじゃ・・・ごほん。えーと。ミーナさんの部屋まで案内してくれない?」 サーニャ「わかりました」 芳佳「エイラさん?エイラさ~ん・・・」ブンブン リーネ「立ったまま気を失ってる・・・」
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俺「そういえば・・・二人とも、コンセントって、ある?」 俺「穴が三つ・・・だと?」 エイラ「オマエのは棒が二つしかついてネエナ」 サーニャ「・・・使えないんですか?」 俺「まだだ、まだおわらんよ!」 坂本「何?コンセント?」 俺「坂本さんなら日本・・・扶桑のコンセントと同じ型を使ってるんじゃないかと思いまして」 坂本「私はここ数年は帰っていないな。それにその国の備品を使うからほかの国のものを持ってきたことはないぞ」 俺「そう・・・ですか・・・」 芳佳「え、コンセントですか?」 俺「このタイプのがつかえるコンセント知りません?」 芳佳「私もこっちに来たばかりのときは困りましたけど、そもそも電気製品を持ってきてなかったから・・・」 俺「・・・・・・」 俺「何とかなりませんかね?」 技術者A「扶桑のコンセントか・・・一回線を切って先をブリタニアようにすれば・・・」 俺「なるほど、その手があったか・・・」 A 「15分もあればできると思うが、どうする?」 俺(そういえば外国は電圧も変わっていた気が・・・) 俺「この国のコンセントって何ボルト何アンペアなんですか?」 A「たしか・・・250ボルト6アンペアじゃなかったか?」 俺「オワタ」 A「何だ足りねぇのか?家電製品用なら15アンペアまで出たはずだか・・・」 俺「扶桑では100ボルト15アンペアなんス」 A「そいつは・・・」 翌日昼食後 俺「一日基地を歩き回ったんだけどさ・・・」 サーニャ「だめでしたか・・・」 エイラ「マッタク、ダラシネェナァ」 俺「うるせぇ!・・・はぁ」 ガチャ シャーリー「ん?どうした三人とも」 サーニャ「シャーリーさん・・・」 俺「シャーリーさん、コンセント持ってないですか?100ボルトに変換できるヤツ」 シャーリー「あるぞ」 エイラ「ヤッパナー、ムリダナー」 俺&サーニャ&エイラ「ってあるの!?」 シャーリー「まぁ趣味で集めてるもんだけどな。あちこち旅をしてるといちいち家電を買ってらんないだろ?」 シャーリー「そもそもリベリオンと扶桑のコンセント規格が一緒だから変圧器とかソケットとか、結構あるんだよね」 俺「おねがいします!譲ってください!」 シャーリー「まぁいいけどさー・・・」ニヤリ シャーリー「それ・・・えっと、けーたい?ぱそこん?だっけ?あとでちょっと貸してくれよ」 俺「それぐらいならお安い御用です」 俺の部屋――― 俺「というわけで、パソコン起動!」ウィーン エイラ「オ、なんか出てきたゾ」 俺「起動といっても実際動くまで1~3分くらいかかりますが」 シャーリー「なんだ。ハンガーの整備員がぱそこん一台で飛行機飛ばせるとか言ってたけど、実際そんなもんか?」 俺「ヘリでも車でも、少しエンジンを温めてからが起動ですからね」 シャーリー「そういわれると確かにそうだな」 サーニャ「なんか5個くらいマークが出てきたけど・・・」 俺「とりあえずシャーリーさん、先にいろいろいじってみます?」 シャーリー「い、いいのか?」 俺「まぁ、いろいろいじってみてください。何か困ったことがあったら聴いてくださいね」 シャーリー「わかった」カチカチ エイラ「私にはボタンがいっぱい過ぎてワカンナイ」 シャーリー「なぁ、この矢印は?」 俺「これはマウスといってですね・・・」 エイラ「マウス?ねずみがどうかしたのカ?」 サーニャ「・・・」ジーッ シャーリー「うん?なんか出てきたぞ?」 俺「これは・・・おkを押してください」 サーニャ「・・・」ジーッ エイラ「サーニャ?」 サーニャ「えっ・・・な、なんでもないよ?」 エイラ「変なサーニャダナ・・・」 俺「そろそろ夕日がまぶしい時間なのですが」 シャーリー「もうちょっと待って!ええっと、ハートの3が出たから・・・」 エイラ「違うダロ、クラブかスペードの4の上に置くんダヨ」 シャーリー「なるほどな~。さすがはエイラ、トランプは任せた!」 エイラ「任されタ!」 俺「ソリティアであそこまで盛り上がれるのか・・・。そういえばサーニャちゃん?」 サーニャ「・・・」ジーッ 俺「サーニャちゃん?どうかした?」 サーニャ「・・・え?・・・い、いえ///」 俺「どうかしたのか?」 サーニャ「だ、大丈夫です///」 俺「顔赤いけど・・・熱でm」 エイラ「ヨッシャー!」 シャーリー「さっすがエイラ!」 バチン エイラ「まーこのくらいヨユーだけどナ」 シャーリー「いやー、まさかこんなゲームがあるとはねえ」 エイラ「今度大尉にこれで勝負してみるカナ」 シャーリー「あの堅物にはムリダナ!」 エイラ&シャーリー「あはっはっはっは!」 サーニャ「二人とも。そろそろ夕食の時間よ」 エイラ「オーソウカ。ワカッタ」 シャーリー「んじゃ、食いに行くか!」ガチャ 俺「サーニャちゃん、あの」 サーニャ「あの、先に行ってますからっ」ガチャ 俺「・・・・・・サーニャちゃん」 俺(サーニャちゃん、もしかして体調が悪いのを無理して付き合ってたんじゃ?) 俺(これは・・・なんとしても結果を出さないとな・・・) 食堂――― エーリカ「いただきまーす!」 芳佳「どうぞ召し上がれ」 ゲルト「ハルトマン、もう少しゆっくり食べろ!まったく・・・」 ルッキーニ「うじゅじゅ、芳佳のご飯おいしー!」 ペリーヌ「うるさいですわよルッキーニさん!あなたお昼も同じことを!」 リーネ「まぁまぁペリーヌさん。ルッキーニちゃんはまだ子供だし・・・」 シャーリー「あっはっは、たまにはにぎやかなのもいいじゃないか!なあ少佐?」 坂本「そうだな。いつもうるさいのは困り者だが、宮藤の飯が美味いのは事実だしな」 エイラ「宮藤から料理を抜いたら何も残んネエナ」 ミーナ「・・・サーニャさん、俺さんは?」 サーニャ「えっ・・・すぐに来ると思いますけど・・・」 ミーナ「そう?ならいいんだけど・・・」 ゲルト「・・・?」 食後――― サーニャ「・・・・・・」 サーニャ(結局食堂にこなかったな・・・) サーニャ(さっき私が変な態度を取っちゃったからかな?) サーニャ(私、どうしたんだろう・・・?) エイラ「サーニャ、そろそろ哨戒の時間だゾ」 サーニャ「エイラ・・・わかった」ガタッ 芳佳「サーニャちゃん」 サーニャ「え?・・・何、芳佳ちゃん」 芳佳「これ、俺さんの分のご飯なんだけど、届けてくれないかな?」 サーニャ「・・・・・・うん」 ミーナ「・・・・・・」 ゲルト「どうしたミーナ。思いつめたような顔をして」 ミーナ「トゥルーデ・・・私、そんな顔してた?」 ゲルト「ああ。今だから言えるが、私もそんな顔で飛んでいたんじゃないかと思う」 ミーナ「・・・俺さんのことなんだけど」 ゲルト「何かわかったのか?」 ミーナ「いえ、その・・・。もうすこし、整理してから話すわ」 ゲルト「・・・わかった。ミーナがそういうなら今日は引き上げよう」 ミーナ「ありがとう、トゥルーデ」 ゲルト「なに、気にするな。それに、ミーナの体調が悪いと部隊全体の士気にかかわる」 ミーナ「うふふっ、わかったわ。今日はもう寝ます」 ゲルト「それがいい。私は少しトレーニングをしてくる ミーナ「お休み、トゥルーデ」 ゲルト「ああ。おやすみ」 サーニャ(俺さん、なにしてるんだろう)スタスタ サーニャ(ただ疲れて寝ちゃっただけならいいんだけど・・・)スタスタ コンコン 俺「開いてるよ」 サーニャ「あ・・・あの、失礼します」 ガチャ サーニャ(真っ暗・・・電気もつけないで、なにしてるんだろう) 俺 ブツブツ サーニャ(ぱそこんが光ってるから顔だけ見えるんだけど、なんか怖い・・・) 俺 ブツブツ 俺「そう、サーニャちゃんがフリーガハマーを打つ」 サーニャ「えっ」 俺「そのあとに爆風にまぎれながら坂本さんが切りかかる。コアにあたらなかったけど・・・すぐに援護射撃。このタイミングだよ」 サーニャ「えっ・・・まさか・・・(俺さんが・・・スパイ?)」 ガチャンパリーン! サーニャ「っ・・・!」ダッ 俺「えっ・・・サーニャちゃん!?」 タッタッタッ エイラ「この足音は・・・宮藤かルッキーニダナ」 サーニャ「っ」ドン エイラ「うわっ・・・って、サーニャ!?」 サーニャ「ごめんなさいっ」タッタッタッ エイラ「サーニャ!まてっ!」ダッ タッタッタッ 整備兵「あ、リトヴャク中尉、ストライカーの用意は完ぺ」 サーニャ シュイッ ピョコッ ブロロロロ・・・ 整備兵「・・・あの、武器は・・・?」 エイラ「サーニャは!?」 整備兵「はっ、ユーティライネン少尉、リトヴャク中尉ならたった今ストライカーで発進しました」 エイラ「わかった!」 シュイッ ピョコッ ブロロロロ・・・ 整備兵「・・・だから、武器はどうすんですか・・・!?」 ブロロロロ・・・ サーニャ「ぐすっ・・・ひっく・・・」 エイラ「サーニャ・・・」 サーニャ「え、えいら・・・?」 エイラ「何があったんダ?」 サーニャ「・・・俺さんが・・・」 エイラ「・・・」 サーニャ「もしかしたら・・・敵かもしれない・・・」 エイラ「・・・それで、泣いてるノカ?」 サーニャ「・・・・・・ぐすっ」 エイラ「・・・・・・今日はゆっくり回ろう。話しながらサ。サーニャの好きなラジオの話をシヨウ?」 サーニャ「うん・・・ありがとう、エイラ・・・」 俺 カチャカチャ 俺 サッサッサ 俺「片付けはこんなもんでいいかな・・・」 俺「サーニャちゃん・・・」 俺「(結果を出すんだ、結果を・・・)・・・・・・」カタカタ 俺「坂本さんが切った直後、一瞬だけ音が途切れてる・・・それにおそらくネウロイから音は出てない。電波だ」 俺「これを採ったのは昨日の昼だっけ? インターネット観覧履歴に謎のURLが書いてあるのはたぶんこの時間だし」 俺「・・・このアドレスにいったらいきなり警報が鳴り出したりしないよな・・・?」 俺「明日サーニャちゃんに会ってからにしよう」 翌朝、食堂――― ゲルト「ハルトマン!寝ながら食べるな!」 エーリカ「じゃーあと60分・・・」 ゲルト「一時間も待てるか!」 ルッキーニ「うじゅー・・・ねむい」 ペリーヌ「いつも寝てるくせに」 シャーリー「寝る子は育つって言うだろ?ルッキーニもそのうち私みたいになるかもな」 ルッキーニ「そしたら・・・ペリーヌより大きくなるかも」 ペリーヌ「あ、ありえませんわ!」 坂本「ふむ、やはり朝は味噌汁に限る」 俺「坂本さん、浅漬けを忘れてはいけませんよ!」 リーネ「今日の少佐の訓練、つかれたねー」 芳佳「そーだねー、朝から汗かいちゃった」 ミーナ「・・・・・・」 ゲルト「・・・」チラッ ミーナ「俺さん、ちょっといいかしら」 俺「はい?なんですか?」 ミーナ「後で私の部屋に来てください。あとバルクホルン大尉、悪いけどサーニャさんを起こしてきてくれないかしら」 俺「わかりました」 ゲルト「うむ、わかった」 エーリカ「・・・空気が重いよう」 俺 コンコン ミーナ「どうぞ」 俺「失礼します」ガチャ 俺「それで、何のようですか?」 ミーナ「・・・・・・。リトヴャク中尉が来てから話します」 コンコン ゲルト「私だ。サーニャをつれてきた」ガチャ サーニャ「・・・あ・・・っ」 俺「・・・・・・っ」 バタン ミーナ「公的な話が主に2つ。個人的な話が1つあります。まず公的なほうから」 ミーナ「リトヴャク中尉、あなたは昨夜の哨戒任務において、武器を携帯せずに出撃したそうですね?」 ゲルト「なっ!?」 サーニャ「・・・はい」 ミーナ「ウィッチは貴重な戦力なの。今回は幸運にもネウロイが出現しなかったからよかったものの」 サーニャ「・・・ごめんなさい」 ミーナ「まぁ、リトヴャク中尉は普段の活躍から今回は厳重注意に収めます。反省し、二度とこのようなことがないように」 サーニャ「はい・・・」 ミーナ「二つ目、同じく昨夜、俺さんは一人の時間に例の機械を使っていたそうですね?」 サーニャ「・・・・・・っ」 俺「はい、事実です」 ミーナ「私はサーニャさんに全権を委任しました。しかし、サーニャさんの監視の元に使用するようにとも言いました」 ミーナ「そして、その機械使用時、前線どころか通信席にもいなかった俺さんがなぜか戦闘状況を分析していました」 俺「・・・はい」 サーニャ「っ!」 ミーナ「説明していただけますか?」 俺「わかりました。説明させていただきます」 俺「2日前、おそらくサーニャちゃん・・・リトヴャク中尉にパソコン等の機械の監視権限を委任した日ですが」 ミーナ「・・・」 俺「その日、リトヴャク中尉はケータイ、機械の小さいほうです。これを使用し、前線の状況を録音、蓄音していました」 ミーナ「蓄音機・・・そんなことまで?」 俺「ええ。その翌日、昨日の昼過ぎに大きいほうの機械、パソコンを使用し、録音した内容を解析していました」 ミーナ「何の目的で?」 俺「ネウロイの『声』を解析し、索敵行動に役立てるためです」 ミーナ「そのデータを他国やネウロイに渡していないという証拠は?」 俺「渡した証拠なら偽装できますが、渡してない証拠という矛盾を証明する手立てはありませんね」 ミーナ「・・・・・・」 サーニャ「あ、あの・・・」 ミーナ「・・・・・・」 サーニャ「けえたいで録音したのは私の独断です・・・俺さんはそれを調べただけで・・・」 俺「いや、俺が実際に取ったほうが早いなんていったから、それを真に受けちゃって・・・」 ミーナ「・・・・・・はぁ」 ミーナ「わかりました。この件については保留にします」 サーニャ「・・・保留?」 俺「ですか?」 ミーナ「ただし、けーたい?に限らず彼の持ち物の使用は私の許可を得、複数名の監視の元でのみ使用可能とします」 俺「・・・わかりました」 ゲルト「・・・甘くないか、ミーナ」 ゲルト「もし彼が本当にスパイだったとしたらすでに我々の行動は筒抜けということだぞ?」 ミーナ「だとしたら、彼をこの基地に入れたのは?」 ゲルト「・・・・・?」 ゲルト「・・・・・・私?」 ゲルト「うわぁぁぁぁぁ!私はなんてことをっ!?」 ゲルト「うわああああぁぁぁぁ」ガチャバタン! ミーナ「というわけで、なんとしても俺さんにはネウロイの声認識研究の結果を出してもらいます」 ミーナ「結果がでなければ、最悪の場合スパイ容疑で拘束させてもらいます」 俺「そういうことなら、昨夜にひとつ仮説・・・といいますか、実験したいことができたんですが・・・」 ミーナ「わかりました。ここに持ってきてください」 俺「了解です」 サーニャ(・・・・・・俺、さん・・・) サーニャ(あの人がスパイじゃないって・・・) サーニャ(・・・・・・何だろう、この気持ち) サーニャ(初めて人前で演奏したあとみたいな・・・) ミーナ「リトヴャク中尉・・・いえ、サーニャさん」 サーニャ「は、はいっ」 ミーナ「3つ目、個人的な話なんだけど、あまり男性と仲良くしないほうがいいと思うの」 サーニャ「・・・べ、別に、そういうんじゃ///」 ミーナ「サーニャさん、両親と離れ離れになったんでしょう?」 サーニャ「・・・・・・」 ミーナ「私もね、この戦争で大切な人をなくしたの」 ミーナ「だから・・・もうだれも悲しい思いをしてほしくない」 ミーナ「彼はもともとこの時代の人間じゃない。それに、もしかしたらスパイかもしれない」 ミーナ「そんな彼と仲良くして、裏切られたりしたら・・・」 サーニャ「・・・昨日、エイラと話しました。あの、哨戒のときに」 ミーナ「・・・・・・」 サーニャ「帰ってからもずっとそのことを考えてました・・・」 サーニャ「でも、彼のことを諦めきれないんです」 サーニャ「彼が言ってたそうです。『一食一飯の恩義を忘れない』、『お世話になった家族に怪我をさせたくない』」 サーニャ「私自身も、まだスパイである証拠を見ていない」 サーニャ「なら、私が彼をあきらめる理由はありません。一緒にすごした、友達ですから」 ミーナ「でも、裏切られるかもしれない。そうでなくても、ご両親みたいに離れ離れになるかもしれない」 サーニャ「それでも、私は、友達や、大切な人を作るんだって」 サーニャ「自分から歩み寄らなきゃ、友達はできないんだってわかったから・・・」 ミーナ「・・・サーニャさんは強いのね」 サーニャ「強くなんてないです。一人でいるのが、寂しいんです」 サーニャ「ミーナ中佐も、大切な人がいなくなって、一人になるのが寂しいんですよね」 サーニャ「それと一緒だと思います・・・。すみません。偉そうなことを言って・・・」 コンコン 俺「俺ですもって来ました」 ミーナ「サーニャさん、さっきの話は彼には言わないでね」 サーニャ「・・・恥ずかしくていえません///」 ミーナ「でも、言わなくても忘れないでちょうだい」 サーニャ「・・・・・・」コクッ ミーナ「どうぞ」 俺「失礼します」ガチャ ミーナ「実験って、どのようなことを?」 サーニャ「・・・何がわかったんですか?」 俺「もしかしたら、ネウロイの声がわかったかもしれません」 ミーナ「本当?」 俺「ええ。で、もし成功なら警報がなる可能性があるんですが」 ミーナ「それもそうね・・・もしなったら、訓練ということにしておきましょう」 俺「なるほど。抜き打ちテストですか」 ミーナ「ミーティングルームに全員が集合するまでの時間を計測します。サーニャさん。ストップウォッチをお願いできる?」 サーニャ「わ、私ですか・・・了解です」 俺「とりあえず3パターン。無線LAN、衛星通信、あとは個人のアマチュア無線の3経路でこのアドレスにリンクしてみます」 ミーナ「ごめんなさい、何を言っているのかわからないわ」 俺「全部まだ作られていない技術です。ですが、サーニャちゃんのアンテナなら受信できるかもしれない」 サーニャ「・・・わかりました」ピョコッ 俺「それじゃあ一つ目、無線LANの電波波長は約5ギガヘルツ」カチャカチャ・・・カタカタ、カチッ サーニャ「っ!?」 俺「どう?」 サーニャ「ほぼこれです!遠くからじゃわからないくらいそっくりです!」 俺「いきなりドンピシャか。ネウロイは5ギガヘルツの電波で会話してるってことか」 ミーナ「本当?警報はならなかったけど・・・」 俺「そういえば索敵ってどんな方法を使ってるんですか?」 ミーナ「近年開発されたレーダー索敵ね。電磁波を飛ばして反射してきた電磁波の位置に敵がいるという索敵方法だったかしら」 俺「それじゃ引っかかりませんね(レーダーが近年って)」 サーニャ「でも・・・これでネウロイと会話ができるんですよね?」 俺「まだ無理かな。同じ声が出せるってだけで、同じ言語を理解しないと」 ミーナ「国ごとに言葉が違うってことかしら?」 俺「ええ。こればかりはネウロイと接近してデータを取らないと・・・」 サーニャ「・・・私が」 俺「だめだ。サーニャちゃんだけを危険にさらすことはできない」 サーニャ「でも・・・」 俺「ひとつ考えがあるんだ。でも・・・歴史を変えてしまうかもしれない」 ミーナ「・・・それでは逆にあなた自身が危険にさらされてしまうかもしれないわ」 俺「俺一人の研究で今の時代のウィッチ全員が助かるなら俺一人ぐらい問題ありません」 サーニャ「だめ!」 俺「え?」 サーニャ「あっ・・・あの・・・一人でも、犠牲が出るやり方は・・・」 俺「・・・でも、これでもうサーニャちゃんが戦わなくてすむかもしれないんだ」 サーニャ「それでもっ・・・あの、俺さんが犠牲になるなんて・・・いやです・・・」 俺「・・・わかった。じゃあやっぱりほかの方法を探そうか」 サーニャ「は、はい!///」 ミーナ「・・・それで、どうするの?」 俺「とりあえず・・・俺はネウロイについて詳しく知らないんで、ネウロイの特性とナイトウィッチの特徴について資料をください」 ミーナ「わかりました。明日までに用意しましょう」 俺「ありがとうございます」 サーニャ「私も、できる限り手伝います」 俺「ありがとう、サーニャちゃん」
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『称号』名前 「決め台詞」 【性別】 【年齢】 【ルーツ】 【ジョブ】 【武器】 【防具】 【アクセ】 □ 名称 Lv. P T S 強化属性 【Lv P/T/S】 // 【GUTS】 【Ini】 【EXP.】 【現在ダルク】 【特徴】 分類 特徴 詳細、解説、弁明… ― ― ― ― ― 【設定】 〔容姿〕 髪: 瞳: 肌: 服: 他: 〔好き嫌い〕 好き: 嫌い: つぶこし: 〔設定〕 (…以下、好きなことを書くこと推奨) 〔PLより〕
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【パーソナリティ】 名前:ガレノス 愛称:ガレン 性別:♂♀女性型 外見年齢:20代? 階級:上級魔人★★ 【魔族特性】 51:巨体 (体力+1/誘惑-1) 52:再生能力 (体力+1/魔力-1) 12:狂戦士 (戦闘+1/誘惑-1) 65:角 (自尊+1/奉仕-1) 【魔王特性】 【能力値】 戦闘:8+1 調教:6+0 体力:8+1 運動:7+0 奉仕:5+0 魔力:5+0 情報:6+0 誘惑:4+0 自尊:7+0 【データ算出】 運動6 戦闘9 DMG26 回避6 装甲8 魔力5 魔抗5 自尊7 HP = 40 MP = 25 PP =35 ○:属性(火) /属性武器 ×: DP:42 ★:1/1 【所持アイテム】 装備 12 属性両手武器 両手 Dmg+12 火属性 グレートソード 25 魔獣装甲 衣装 魔獣一体を生きたまま加工した鎧。装甲+8、戦闘+1。 36 鬼神の腕輪 装飾 体力+1する凶悪な意匠の腕輪。 33 戦鬼の指輪 装飾 戦闘判定で与えるダメージを+5する、禍々しい意匠の施された指輪。 ●闇の牢獄 装飾 亜空間結界の宝珠がついた指輪。奴隷化した存在を閉じ込めておき、任意に呼び出せる。 未装備 ●両手武器 両手 Dmg+10 通常属性。巨大な斧。 配下 魔奴隷 (ノーラ:ガレノスを主と認め、傍にいることに。ノーラ自身も奴隷を持つが、自分の意思でガレノスにつくらしい。) 所持金: 15ソウル 【呪文】 65 メガロファロス 4 男根強化魔法。3時間、男性器を得るか、より強力なものに変形させ、奉仕か調教を+1する。 66 サディズム 8 傷つけることで淫楽を得る呪い。以後1時間、対象は与えたHPダメージ分、己のMPかPPを回復できる。 【奴隷】★(魔人)まで [ヴァリエル][タルカス] 星数:★★★(3) ヴァリエル:★:狼耳尻尾ふたなり少女。オレっ子。戦い至上主義だがエロぃことには案外初心(生まれたばかり) タルカス:★★:2mはある、ノーラと同じ装備の美女。ノーラと同じく感じやすい。 【モンスター奴隷】 ヘルハウンド:★★ 幻樹族:★★:小さい子。仲間を逃がすためリンクを切り、一人になった。あやうく壊しかけたがなんとか無事奴隷に。 管理人:★★:グリモワールぽい人。本だらけの屋敷の管理人。 【領地】 【キャラクター設定】 「欲しいもんは奪う、喰いたいもんは喰う。壊したい時に壊す。」 一人称:アタシ 二人称:あんた、お前 背中まである黒髪をドレッドにして後ろで束ねた、野性的な女。 2mを越える巨体を持つオーガ種。筋肉質で、乳房も大きい。 黒く、攻撃色を滲み出させるような衣装を好む。 破壊と陵辱を好む、ワイルドな魔族。 魔法やアイテムにあまり頼らず、自分の身体で相手を犯す事を好む。 たまにころっと人情家ぶったりと、よく分からない一面も。 攻めるの大好きオーガ。 【PL嗜好/NG】 PL:基本的に、スカトロやSMを自分からは振らないの以外はなんでもOKです。 希望シチュ:陵辱系、強姦、和姦 NG:ハードなスカトロやSMは無知識ゆえついてこれないかもです
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まとめ 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 トップページ 10月初旬に新板が設置されました。表へのマージはサーバー移転が落ち着いた後で行う予定です。 カテゴリー名 板名 まだかな表記 心と身体 マッサージ等 _BBS_stretch_ ネット関係 Google _BBS_google_ カテゴリー名 板名 まだかな表記 カテゴリー名 板名 まだかな表記 心と身体 癒し _BBS_healing_ ネット関係 Web収入 _BBS_affiliate_ 人生相談 _BBS_jinsei_ レンタル鯖 _BBS_hosting_ 心と宗教 _BBS_psy_ 自宅サーバ _BBS_mysv_ 身体・健康 _BBS_body_ WebProg _BBS_php_ ハンディキャップ _BBS_handicap_ ネットワーク _BBS_hack_ 癌・腫瘍 _BBS_cancer_ セキュリティ _BBS_sec_ 新型感染症 _BBS_infection_ 通信技術 _BBS_network_ HIVサロン _BBS_hiv_ IPv6 _BBS_ipv6_ アトピー _BBS_atopi_ ポスペ・irc _BBS_friend_ アレルギー _BBS_allergy_ プロバイダー _BBS_isp_ ハゲ・ズラ _BBS_hage_ ネットカフェ _BBS_netspot_ 純情恋愛 _BBS_pure_ Nifty _BBS_nifty_ 不倫・浮気 _BBS_furin_ メルマガ _BBS_mmag_ 同性愛 _BBS_gay_ 難民 _BBS_nanmin_ メンタルヘルス _BBS_utu_ 宣伝掲示板 _BBS_ad_ 失恋 _BBS_break_ ネットサービス _BBS_esite_ PC等 PCサロン _BBS_pc2nanmin_ YouTube _BBS_streaming_ PCニュース _BBS_pcnews_ 携帯動画 _BBS_mstreaming_ Windows _BBS_win_ 音楽配信 _BBS_mdis_ 旧・mac _BBS_jobs_ ネットラジオ等 _BBS_netradio_ 新・mac _BBS_mac_ ブログ _BBS_blog_ OS _BBS_os_ ソーシャルネット _BBS_sns_ デスクトップ _BBS_desktop_ ネットWatch _BBS_net_ パソコン一般 _BBS_pc_ オークション _BBS_yahoo_ ノートPC _BBS_notepc_ nntp _BBS_nntp_ 自作PC _BBS_jisaku_ 雑談系2 おいらロビー _BBS_bobby_ プリンタ _BBS_printer_ ロビー _BBS_lobby_ ハードウェア _BBS_hard_ ● _BBS_maru_ CD-R,DVD _BBS_cdr_ なんでもあり _BBS_mog2_ ソフトウェア _BBS_software_ 昔 _BBS_mukashi_ モバイル _BBS_mobile_ 厨房! _BBS_kitchen_ ビジネスsoft _BBS_bsoft_ 最悪 _BBS_tubo_ UNIX _BBS_unix_ 学歴 _BBS_joke_ データベース _BBS_db_ 主義・主張 _BBS_shugi_ Linux _BBS_linux_ 人権問題 _BBS_rights_ プログラマー _BBS_prog_ 2ch批判要望 _BBS_accuse_ プログラム _BBS_tech_ モ娘(狼) _BBS_morningcoffee_ CG _BBS_cg_ 格付け _BBS_ranking_ DTM _BBS_dtm_ 新記録・珍記録 _BBS_record_ DTV _BBS_avi_ シベリア超速報 _BBS_siberia_ FLASH _BBS_swf_ ニュー速VIP _BBS_news4vip_ ゲ製作技術 _BBS_gamedev_ ニュー速VIP+ _BBS_news4viptasu_ 昔のPC _BBS_i4004_ ニュー速(嫌儲) _BBS_poverty_ ネット関係 インターネット _BBS_internet_ 天国 _BBS_heaven4vip_ Download _BBS_download_ ニー速 _BBS_neet4vip_ Web製作 _BBS_hp_ ガチホモ _BBS_aniki_ まとめ 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 トップページ 更新履歴 日付 内容 板名 変更前 変更後 2010/06/14 サーバ移転 なんでもあり http //yutori.2ch.net/mog2/ http //live28.2ch.net/mog2/ 2010/06/10 サーバ移転 Download http //hideyoshi.2ch.net/download/ http //live28.2ch.net/download/
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#blognavi 今日病院行ってきました。 なんでも、アデノウィルス感染症とか。 まぁ、世間で言う風邪の一種らしいんですが htmlプラグインエラー このプラグインを使うにはこのページの編集権限を「管理者のみ」に設定してください。 とりあえず、4~5日は家でおとなしくしてろと。 わ~い♪パソコンやりほうだい~(爆 とも言えず、調子悪いので死ぬ気でPCやってます。(爆 くぅ!海夜の陰のオリスト8話後編見るまでは寝込むわけにはいかん! そう言って根性で熱下げてます(爆 いや、本当に熱下がってるんだってば! htmlプラグインエラー このプラグインを使うにはこのページの編集権限を「管理者のみ」に設定してください。 で、HP作成は前回更新でサイト案内が完成いたしました。 素材は、ゲーム画面の素材は配布停止の予定。 え~っと、とりあえず今できること ネット △ 現在調子が悪いので微妙… オンラインゲーム × 途中で調子が悪くなったりしたら… ドット絵作成 × 頭使います。イライラします。無理ですorz HTML作成 × こちらも厳しい… オリスト作成 △ ドット絵作成ほどじゃないけれど…厳しい… マップ拡張 ××× って言うか拡張自体したくないorz コンテンツは増やしたいけどさぁ… 読書 ○ 集中+イライラしないのでOK。 寝ながらでもできる点嬉しい。 アニメ ○ 寝ながら見られます。 少しは気を逸らせます。 ゲーム ○ やっぱ寝ながらできるので。 下から三つが妥当。 でも最低1回は海夜の陰の確認へ行かなければ(迷惑 では。 カテゴリ [雑記] - trackback- 2006年07月20日 12 21 54 それは多分プール熱ですよ。学級閉鎖になってる可能性も有ります -- 通りすがり (2006-07-22 01 12 09) プール熱ですか~。実際、今年一度もプール入ったことが無いんですけれどね -- スタ (2006-07-22 02 06 43) とりあえず、通りすがりさん、情報提供ありがとうございます -- スタ (2006-07-22 02 07 10) 咽頭結膜熱はプールに入らなくても普通に感染することがあるから手洗いうがいよよくする・・・ってもう遅いか。タオルの共用は避けたほうがいいですよ -- 閲覧者 (2006-07-23 01 20 43) 微妙なタイプミスがあったか・・・。だが、あえて言わない -- 閲覧者 (2006-07-23 01 22 16) そうなんですか~。次からは気をつけようと思います^^;情報提供ありでした~ -- スタ (2006-07-23 01 25 24) 名前 コメント #blognavi