約 1,907,923 件
https://w.atwiki.jp/presenile/pages/1202.html
【Song】 【BABYMETAL】 魂のルフラン - Wikipedia 本家の「魂にルフラン」↓ 水樹奈々が歌う「魂のルフラン」↓ 安室奈美恵が歌う「魂のルフラン」↓ arlie Ray(アーリーレイ)が歌う英語版「魂のルフラン」↓ 中川翔子が歌う「魂のルフラン」↓ 下川みくにが歌う「魂のルフラン」↓ そして再度、中元すず香が歌う「魂のルフラン」↓ ※歌唱の広がりといい、世界の壮大さといい、中元すず香のものが、今のところ私には最良。 .
https://w.atwiki.jp/mboxlist/pages/122.html
【登録タグ KAITO MEIKO 曲 逆鳴イバラ 重音テッド 重音テト Tた】 魂のルフラン 歌手名:高橋洋子 番組名:新世紀エヴァンゲリオン
https://w.atwiki.jp/dmxg/pages/359.html
ver 曲名 アーティスト BPM GD 魂のルフラン キャプテンパンク 144 難易度 LEVEL BASIC 1.35 ADVANCED 4.25 EXTREME 7.25 攻略・コメント 譜面指定については【紫】など文頭に指定をお願いします。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/23752.html
たましいのるふらん【登録タグ CD CDた 全国配信 守屋くんPCD】 前作 本作 次作 - 魂のルフラン feat.初音ミク One More Time feat.初音ミク 守屋くんP 発売:2012年12月3日 価格:¥150 流通:配信 レーベル:KARENT ジャケットイラスト:AYAKO HISHINUMA CD紹介 守屋くんPのカバーシングル。 高橋洋子の同名曲のカバー。 「KARENT」と「ROTH ENTERTAINMENT」による共同レーベル、「Lip Sync Records」からのリリース第3弾となる。 曲目 魂のルフラン (feat. 初音ミク) リンク Lip Sync Records KARENT:「魂のルフラン feat.初音ミク」 コメント こ…これは…… -- ぐらすぷ (2012-12-25 22 03 50) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/niconicorainbow/pages/47.html
https://w.atwiki.jp/anirowago/pages/65.html
例えばいきなり小学生が殺し合いに巻き込まれたらどうするだろう。 普通なら恐怖から泣き喚いたりしてパニックに陥るだろう。 もしくは現状を理解できずに狼狽えるだろう。 だが見た目は小学生でも灰原哀は違う。 そもそも実年齢が小学生でない事に加えて、これまで様々な死の危機に直面してきた。 だから幸か不幸か人の死には慣れてしまっていたが、今回はそうはいかなかった。 今まで灰原が見てきたのはどれも人の範疇に収まるものばかりだった。 殺しの動機も、手段も、犯人も、全て人が解き明かせるものだった。 しかし先程灰原の目の前で繰り広げられた一連の出来事は人の理解の及ばないものだった。 しかも化け物に殺されかけるという場面を目の当たりにしたのだ。 さすがの灰原も冷静に状況を整理するまで若干時間を要した。 とはいえ、冷静に状況を整理するまで持ち直した事は上出来だろう。 まず灰原が行ったのは情報の整理。 デイパックの中身を確認して、次いで参加者名簿に目を通した。 そこには最初の場所で既に存在を確認していた『江戸川コナン』と『毛利蘭』の名前の他にも見知った名前があった。 その中でも灰原が最も警戒した名前は『ジン』――黒の組織の幹部クラスであり、灰原とも因縁浅からぬ間柄だ。 ただ『ジン』というのはコードネーム且つシンプルなものなので、最悪この『ジン』が灰原の知る者とは別人という可能性もある。 だがその真偽が判明するまで最大限警戒していて損はない。 一方で灰原の見知らぬ名前で最も警戒した名前が『ハク』だった。 黒の組織の構成員は全員『ジン』のように酒の名前をコードネームに使用している。 そして酒の中には『白酒』というものがあり、そこから『ハク』というコードネームを持つ者がいるかもしれない。 さすがに考えすぎかもしれないが、残念ながら灰原も黒の組織全員のコードネームを知ってはいない。 先の『ジン』と同様に真偽が判明するまで警戒するに越した事はないだろう。 そもそもこの参加者名簿に記載されている名前には偽名があちこちに散見している。 『江戸川コナン』や『灰原哀』はもとより『ジン』や『ハク』といった黒の組織絡みと思しきもの。 『とら』や『ヤモリ』といった動物の名前、挙句には『めぐみん』や『らぶぽん』といったふざけているとしか思えないものまで。 これではどこまで真剣に考えたらいいか分からなくなる。 と、一見すると冷静に物事を考えているように思える灰原だったが、実は失念している事があった。 先程黒炎に殺されかけた時に灰原の命を助けてくれた全身黒尽くめの符術師。 強引に朏の陣を破ったせいか全身に負った夥しい傷跡から血を流しつつも目の前で幼き子が殺されるのを許せなかった。 ただその理由から信念に殉じて命を散らした男。 残念ながら灰原はその男の名を知らなかったが、その姿ははっきりと脳裏に刻まれていた。 ただし自分の隣を横切った際に若干の血を浴びた事には気付けていなかった。 血の臭いというものは案外無視できないもの。 特に人間よりも嗅覚に優れた動物にとってはなおさら。 「ワンッ」 「きゃ!?」 ◆ ◆ ◆ (前足で襖を開けるなんて、ずいぶんと器用な犬だな) 目の前で少女とじゃれている犬に感心しつつ、キリオはここまでの事を思い出していた。 そもそも引狭霧雄と太郎丸の関係は儀式の参加者と支給品という関係だ。 デイパックに入っていた物を確認している最中に見つけたキリオに与えられた支給品の一つ。 それがこの犬、太郎丸。 ご丁寧に「太郎丸 学園生活部所属 かわいがってください」という説明書付きで。 この場に九印がいない寂しさが少しでも紛れるのかと考えたが、悠長に感傷に浸っている暇はない。 白面の者との最終決戦までもう時間がない。 時逆・時順の協力の元で白面の者の誕生を調べ終わって現代に帰還したと思ったら気づいたら蟲毒なる儀式に巻き込まれていた。 しかも壇上で説明をしていたのはキリオと同じく光覇明宗の法力僧。 その中でも大僧正・和羅に次ぐ地位にある者達……のはずだ。 実はキリオはその確信が持てずにいた。 やや距離があって定かではないが果たしてあの4人はあのような人相だっただろうか。 もっともキリオは4人とそこまで面識があるわけでもないので、思い過ごしかもしれない。 そもそも光覇明宗がこのような悪辣非道な行いをするとは思えないという認識からくる思い込みかもしれない。 「ワンッ」 「ん、あっ、待ってよ」 そんな堂々巡りに陥りかけていたキリオの思考を中断させたのはいつのまにかキリオの周囲を徘徊していた太郎丸。 そしてそんな太郎丸が足を向けた先が現代に似つかわしくない街並みの一角に聳える旅籠屋白楼閣。 その一室に隠れるように潜んでいた少女を見つけて今に至る。 「君、灰原哀ちゃんだね。さっき誰かに名前呼ばれていたから覚えているよ」 「……ええ、そうよ」 「その、あの男の人は……」 「あなた、あの人のこと、知っているの?」 「……いや、残念だけど知らないよ」 太郎丸を引き剥がしつつ、キリオはなるべく警戒されないように落ち着いて声を掛けた。 灰原哀とはほぼ初対面だが、先程の出来事のせいもあって印象に残っていた。 危うく黒炎に殺されかけたところを寸でのところで符術師に命を助けられた少女。 ここで疑問なのは助けて死んでいた男。 あの発言から察するに男は光覇明宗と関わりのある人物らしいが、キリオには心当たりがない。 4人の高僧の地位まで把握しているとなるとそれなりに関係のある人物のはずだが……。 「僕はキリオ、引狭霧雄。こいつは支給品の太郎丸」 「へえ、支給品って武器だけじゃなくて動物もいるのね。私のは――」 ちなみに残りの支給品はベレッタM92(サイレンサー付き)という拳銃だった。 武法具と西洋魔道の融合を目指した引狭の名を持つ者キリオにとっては皮肉の利いた支給品かもしれない。 だが灰原が取り出した支給品はそれ以上に皮肉の利いたものだった。 「――この槍よ」 「それは、獣の槍!?」 獣の槍。 それは白面の者を倒すべく作られた妖器物。 キリオはその槍の伝承者候補の一人であり、槍を破壊しようとした過去を持っていた。 そこで否応なく思い出すのはキリオを育て上げ母と慕ってきた斗和子。 実際は斗和子の正体は白面の者の分身であり、キリオを育て上げたのも全ては獣の槍を破壊するため。 最期もキリオの心を踏みにじってキリオの手で消滅させられたが、完全に割り切ったわけではなかった。 こんな感傷に浸ってしまうのはおそらく名簿に斗和子の名前が載っていただけでない。 「なに、私の顔をじっと見つめて」 「あ、うん。ちょっと母さんに似ていて……」 灰原の声がどことなく斗和子と似ているせいもあった。 だが当の灰原はキリオの発言を聞いた瞬間、さっとキリオから距離を取っていた。 その際「マザコン?」と微かな囁きが聞こえた気がするが、気のせいだろう。 「えっと、その槍、渡してほしいけど、ダメかな?」 「…………」 「その代わりこの銃を護身用に持っていたらいいよ」 本当は小学生に護身用とはいえ拳銃を持たせるのは間違っている。 だがここは殺し合いの場。 しかも獣の槍の危険性を考えれば槍よりも拳銃を持っていた方が安全だろう。 「……分かったわ、槍と拳銃の交換ね」 「ん、ありがとう」 「あと、お願いがあるんだけど……」 ◆ ◆ ◆ キリオは何か隠している。 先程のやり取りで灰原が下した結論がそれだった。 おそらく十中八九キリオは光覇明宗の関係者だろう。 その理由は主に二つ。 一つは灰原を助けた男を聞いた際に言い淀んだ事。 あの黒尽くめはジンのように組織の者を連想させるものだが、少なくとも命を助けてくれた事は感謝している。 出来れば名前ぐらい知っておきたいが、都合よく知り合いに会うのは難しいだろう。 だがあの男は壇上の僧侶たちに対して「光覇明宗の中でも指導する立場に位置する貴様ら」と言っていた。 このふざけた殺し合いを仕組んだ者の正体を知っていた男。 その素性に心当たりがあるという事は光覇明宗についても何か情報を持っていてもおかしくない。 もう一つは獣の槍を知っていた事。 実は灰原が獣の槍の名を耳にするのはキリオで二回目だ。 一度目は先程黒炎に殺されかけた時に光覇明宗の僧侶の一人が言った言葉。 ――どれだけ足掻こうとも無駄だ! 獣の槍の伝承者よ。 この短い期間で聞いた同じ単語が無関係とは思えない。 どういう理由で隠しているかは知らないが、警戒するに越した事はないだろう。 だが幸いな事にキリオはすぐに灰原に危害を加える気はないようだ。 もしその気があったなら最初に持っていた拳銃で殺していたはずだ。 だからこそ槍と拳銃の交換に応じたのだ。 先に相手が欲しがっている物をあげてしまえば奪うという選択肢は消える。 しかも槍よりも拳銃の方がいざという時に身を守るのに使える。 もっともその拳銃はジンがよく使用していた物で気が進まないが、この際贅沢は言っていられない。 それにまだ手元にはキリオに教えていない支給品もある。 (さて、下手に心変わりされる前に用事済ませないと) 見張りを頼んでおきながら警戒を怠ることなく、灰原は血の臭いを落とすために風呂場に向かうのだった。 【B-2 白楼閣/深夜】 【灰原哀@名探偵コナン】 [状態]:健康、強い警戒心、若干の血の汚れ [装備]:なし [道具]:支給品一式、サイレンサー付きベレッタM92(17+1)@名探偵コナン、不明支給品1~2 [思考・行動] 基本方針: 1:風呂場で血の汚れを落とす。 2:あの時助けてくれた黒尽くめの男の名前が知りたい。 ※現時点で判明している警戒対象:『ジン』(知っているな名前の中で一番)、『ハク』(見知らぬ名前の中で一番)、『引狭霧雄』 【引狭霧雄@うしおととら】 [状態]:健康 [装備]:獣の槍@うしおととら、太郎丸@がっこうぐらし! [道具]:支給品一式 [思考・行動] 基本方針:蟲毒の儀の打破。 1:風呂場を覗く者がいないように見張りをする。 2:なんで声が似ていると思ったんだろう。 ※過去から現代に戻ってきたところより参戦。 時系列順で読む Back 戦場のプロローグ Next 末弟と妹と弟 投下順で読む Back 戦場のプロローグ Next らすぼす 000 オープニング 灰原哀 039 The end of ソロモン・グランディ GAMESTART 引狭霧雄 039 The end of ソロモン・グランディ
https://w.atwiki.jp/onirensing/pages/257.html
アーティスト:高橋洋子 レベル:3 登場回数:6(レギュラー版第2回、第6回、第9回、第10回、第20回、第41回) 挑戦結果 市川由紀乃:成功(レギュラー版第10回)
https://w.atwiki.jp/seiyu-coversong/pages/849.html
原曲・高橋洋子 作詞作曲・大森俊之 アニメ映画『新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 DEATH REBIRTH シト新生』主題歌。 【登録タグ 1997年の楽曲 J-POP アニソン アニメ映画 ロボットアニメ 新世紀エヴァンゲリオン 新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 DEATH REBIRTH シト新生 映画主題歌 高橋洋子】 カバーした声優 相羽あいな 今井麻美 岩男潤子 折笠富美子 喜多村英梨 KENN 小林ゆう 榊原ゆい 諏訪彩花 たかはし智秋 林原めぐみ 原由実 松本梨香 水島大宙 宮原永海
https://w.atwiki.jp/fantasyevangelion/pages/39.html
B:ストーリについての予想(ループ系)に戻る No.011 「『魂のルフラン』の歌詞は世界のループへの伏線だった」とする説 (01B011a) 提唱:03-0342など 有力度:★ 真偽: 内容 「魂のルフラン」とは、旧劇場版「シト新生 DEATH REBIRTH」のエンドクレジットで流れた曲である。 確かにループを思わせる歌詞ではあるが、現時点ではこの説の提唱者の空想の域を出ない。 参考 「魂のルフラン」歌詞 ◆ この予想に投票する B:ストーリについての予想(ループ系)に戻る ※この項目の見方 提唱⇒主にその予想を最初に提唱したレス、または、詳しく説明したレスの番号と該当スレです。(スレ番号)-(レス番号)の表記になっています。例えば、01-0001は初代スレのレス番号1番を表します。他にもその予想を詳しく説明したレスや、もっと先に提唱したレスがあるかもしれませんが、あくまで引用元があるということを示しておきたいだけなので、ご理解ください。 有力度⇒その予想を1.該当レスの数、2.そのレスに対するスレの反応やレスの数、3.その予想がどれだけストーリーに適するかを、管理人が主観を交えて格付けしたものです。勿論あくまで参考です。★:相対的に見てやや劣る予想。該当レスが比較的少ない説。スレの反応が比較的悪い予想。 ★★:相対的に見て普通程度の予想。該当レスが普通程度の説。スレの反応が普通程度の予想。 ★★★:相対的に見て優れている予想。該当レスが多い説。スレの反応が比較的よい予想。 真偽⇒その予想の真偽が明らかになった段階で、4段階に分けて検証します。各記号の意味は以下のとおりです。◎:完全に的中 ○:大筋で的中 △:部分的に的中 ×:完全に誤り 内容⇒その予想の該当レスの内容を管理人がまとめ、書き起こしたものです。 タイトルナンバー右端の半角英字(ex.No.001a,No.001b)⇒同じような予想を分けたものです。 タイトルの下括弧内の英数字コード(ex.01A001a)⇒誤字・脱字や、内容に関する議論をBOARDでする際に、予想を特定するのに用いてください。 B:ストーリについての予想(ループ系)に戻る (以下広告)
https://w.atwiki.jp/supergirl121/pages/154.html
リア探そうとしてすっかり暗くなった空へ飛び出したジェニファー。 その目的は労無く成し遂げられた。 白い翼を持つ美女とセーラー服の金髪の美少女、 二人は人気の無い海岸に降りていた。 めったに間近に見ることのないリアを前にしてジェニファーは少し緊張していた。 神々しい光を身に纏う美女は、そんなジェニファーを気遣うように優しく語りかけた。 リアも彼女の元へ向かっている途中だったと、 そして、彼女の力を貸してほしいと。 思わぬ言葉に戸惑いを隠せないジェニファー。 これまで命令されたことはあっても、請われたことなどはない。 そもそも、スーパーガールの力はリアの方が遥かに勝っているのである。 そのリアが力を貸してほしいとは何事かと考えた。 冷静になってみると、普段は皆の羨望の眼差しを集め粛然と振る舞うリアの顔は蒼ざめている。 事の深刻さにジェニファーの心が震えた。 そして、続けられたリアの言葉は彼女の想像を超えるものだった。 人喰いが、マンイーターが次々とスーパーガールを打ち破っている、と。 怪物たちのなかに1匹の化物が生まれ、圧倒的な力で集団を形成し、 次々とスーパーガールを駆逐していると。 「嘘…ありえないわ……」 腕を組み身体を震わせ、愕然とした表情でリアを見つめる。 天使の澄んだ瞳は、真実を残酷なまでに証明している。 面倒見のいいジェニファーの脳裏に、何人かの仲間の顔が浮かぶ。 誰が倒されてしまったのか。 聞きたいけれども、怖くて声にならない。 不安が心を締め付る。 「恐ろしいことですが、怪物たちは更に力を強めているのです」 「そ、そんな……一体どうやって……」 「怪物たちはスーパーガールを摂り込んで力を増大させているのです」 「摂り込む?」 「……食べているのです」 「ああ……」 軽くめまいを起こしてふらついたジェニファーをリアが優しく抱きとめた。 そうでなければ、そのまま倒れていただろう。 「その化物を退治する為に私の側近たちを地上に送り込んだのですが、 皆が返り討ちに遭ってしまったのです」 「……」 ジェニファーはもう声も出ない。 彼女はは自分の力に自信はあったが、リアはもちろん、その側近にすら及ばない自覚もあった。 彼女にはまだ翼がない。 スーパーガールの力の証しであり、奇跡の象徴でもある「翼」を得ることはジェニファーたちの憧れである。 その力をもってしても通用しない敵がいるなどとは信じられない。 いや、少し前にそれに近い考えに至ったこと、軽くデジャヴを感じていた。 ジェニファーの脳裏にディアリを、美月を殺した未だ見ぬ化物の姿が浮かんだ。 「あの……リア様、その化物は美月を殺した奴……では……」 恐縮しながらもジェニファーは口を開いた。 聞かないわけにはいかなかった。 だが、彼女の質問にリアは黙って首を横に振った。 「あなたには隠すべきではありませんでしたね。ジェニファー」 リアは優しく微笑みながら、ジェニファーを軽く抱きしめた。 「実は少し前に、美月に会いました」 「ええっ!」 思わぬ出来事に、声のトーンを上げて答えたジェニファーだったが、 素直に喜ぶことは出来なかった。 先のディアリ達の事件はなんだったのか? 美月を犯人にしてまで隠したかった事は何なのか? 疑問が山ほど浮かぶのだが、それをリアに尋ねる機会は失われた。 白い羽が軽くはためき、ジェニファーの肩を掴む手に強い力が込められた。 「痛っ……リア様?」 小さな悲鳴をあげてもリアは気付かない。 天使の目は地面のある一点を凝視して睨みつけている。 つられた視線のその先に、何か動くものが見えた。 「マンイーター!」 ゴリラに似た身体と、カエルのような頭、見慣れたグロテスクな怪物がそこに居た。 ただし、地面から這い出すようにして姿を現した身の丈3メートルを越える怪物からは 今まで感じたことのない程の、恐ろしく禍々しい気配と凄まじい力が伝わってくる。 リアの話に出た化物だと直感した。 すぐ横のリアの様子からもそれは伺えた。 穏やかな天使の姿はそこに無く、殺気を放つ姿は戦士の気を身に纏っていた。 最高位のスーパーガールがその大きく白い翼を広げ、その身から放つ眩い光で暗い海岸を照らした。 リアは抱擁を解いてジェニファーの右斜め前に立って、少し振り向いた。 「ジェニファー、私が先制します。恐らく一撃では仕留められないでしょう。 その隙に顎の下から頭部を貫いてください。そこしかありません」 スーパーガールの力にもそれぞれ特徴がある。 ジェニファーの一点集中で貫く力に関しては、スーパーガールの中でも群を抜いていた。 一目で化物の弱点を見極めたリアの力にあらためて頼もしさを感じたが、 リアの力を持ってしても一撃で仕留められないほどの敵に、 自分の力が本当に通用するのだろうかと、一抹の不安は隠せなかった。 失敗したらただでは済まないことも理解していた。 大役を任された事に、心臓が高鳴る。 だが、覚悟はすぐに固まった。 リアの攻撃のタイミングに遅れまいとして、己の拳に全力を注ぎこみ気合いを込めた。 その時、ジェニファーの耳にカァラの悲鳴が聞こえてしまった。 大事な存在が助けを求めている。 すぐに駆け付けたい。しかし、この場を離れるわけにもいかない。 「ジェニファー!すぐに行きなさい!」 「で、でも…リア様!」 「ジェニファー!」 リアが一喝した。 ジェニファーの迷いは消え、リアの意を理解した。 「リア様、お気を付けて。私もすぐに戻ります」 「美月のこと……頼みますよ」 「え?」 ジェニファーはその言葉の意味が解らなかったが、そのまま声がする方角へ飛び去った。 その姿を見送ったリアが視線を怪物の元へ戻すと、 いつの間にか周りに他にも数多くのマンイーターが群がっていた。 リアはそれらに冷ややかな視線を送ると同時に翼を強く搏った。 轟音を従えた羽ばたきが風の刃となって怪物たちを襲い、次々と真っ二つに引き裂いていく。 しかし、その刃は一際大きな巨体の前では壊れ砕けてしまった。 その化物に隠れるようにして、まだ多くの怪物たちが残っている。 あっというまにリアは周りを囲まれてしまった。 蠢く異形の群れを前にして、最高位のスーパーガールは背中の羽を大きく広げて聖母のような姿で身構えた。 「容赦は致しません。せめて安らかに逝きなさい」 凛と立つ天使に、怪物が迫る。 「返り討ちにしてやるぜ」 ひと際大きな化物はリアを見下ろして蛇のような舌をちらつかせた。 敵に敗北、失神させられたカァラは、 夜の公園の片隅でうつ伏せに組み伏せられていた。 スーパーガールのコスチュームのまま、 白いTシャツと青いミニスカートは捲りあげられて たわわな乳房とお尻が晒されてしまっている。 剥ぎ取られたパンティーの残骸が傍に落ちていた。 人間の姿をした敵は、獲物を前にして脱皮するかのようにしてその正体を現した。 リア達の前に現れた化物よりは何周りも小さいが、 それでも大柄なカァラよりも大きい。 怪物はカァラの尻に頭から取り着いて、 剥きだしになった秘所にニュルニュルとその舌を潜り込ませた。 気絶した身体はその刺激に簡単に反応して、ピクピクと痙攣するカァラ。 その蜜壷は先ほどまで乳房を嬲られていた影響で、既に温もりと湿り気を帯びている。 蛇に似た舌先が、チロチロとピンクに光る肉壁を舐めはじめると、 カァラは全身をビクビク震わせながらその股間から少女の液体を滲ませていく。 ピチャッ…ピチャ… 静かな公園に卑猥な音が響く。 「あはぁ……ふぁ……あっ……」 意識を失った唇から吐息が漏れる。 怪物の責めを受け入れ、快感に震えている。 怪物の舌がカァラの奥深くに侵入し、子宮を内部から突き上げはじめると スーパーガールはたまらず、愛液をトロトロと垂れ流す。 怪物は舌を引き抜いて、股間から流れる愛液を旨そうに舐めとっていく。 蜜は直ぐに吸いつくされ、もっとカァラに愛液を噴出させようと指をカァラの秘所に忍ばせた。 怪物はスーパーガールの敏感な肉芽を護る薄皮を簡単に剥き、ピンク色に光るクリトリスを剥きだしにした。 その小さな突起は既に充血し硬くなっていて、怪物が指でピンと弾くとカァラの身体がビクッと跳ねた。 「かひゃ…はふぅ……」 呼吸が荒くなるカァラ。 怪物はピチャピチャと音を立ててながら、更に激しく舐めまわした。 「うふぅぅ…あっ……はあん……あはああ……ひゃふうう……」 無意識のスーパーガールは喘ぎ声を止めることが出来ない。 激しくなる愛撫に悶えるだけのスーパーガール。 一筋の愛液が太ももにトロトロと流れていく。 ピクピクと震えながら膨れるクリトリスを摘みむと、 2~3度シゴいた後、指に力を込めてプチュッと圧迫した。 「ひいああああー!」 幸か不幸か、局部からの強烈すぎる感覚に、カァラの意識が戻った。 「ふあ?……え……?な、何?」 何が何だかわからないが、ただ、自分の無様な姿はすぐに理解した。 「きゃあ!いやっ!駄目え!」 地面に這いつくばらされた屈辱的な格好から抜け出そうとして 何とか立ちあがろうともがいていたカァラの後頭部に、強烈な一撃が加えられた。 「ぎゃっ」 悲鳴とともに地面にめり込んだカァラの顔、怪物は荒々しくショートカットの金髪を掴んで引き抜いた。 「お前はただ、潮噴いてよがってりゃいいんだよ」 「ふ、ふざけないで、誰が……」 「ん?反論しろって言ったか?」 怪物はそう言うと、カァラの頭を地面に再び叩きつけた。 「ひいっ!」 仰向けに転がったカァラに怪物が馬乗りになる。 「くっ、どきなさい」 「ほう、まだそんな口がきけるのか」 怪物は拳を振り上げると、そのままカァラの顔面に叩き付けた。 「きゃあああっ!」 夜の公園にゴッ、ゴツッと鈍い打撃音と女性の呻き声が響く。しばらくすると音は小さくなった。 「どうだ?自分の立場がわかったか?」 「ひぃ…ぐふぅぅ……つ、強すぎですぅ……」 無様に伸びてしまったスーパーガール。 怪物が馬乗りを解いても、もう立ち上がる事も出来ない。 グッタリと横たわるスーパーガールに怪物の責めが再開された。 怪物はカァラが動かないように、背中から触手を何本も出して、 今度は仰向けにして、大きく股間を開脚させて四肢を固定した。 「くうっ……この屈辱、絶対許さないです」 「ほう、まだそんな口が訊けるのか」 「当たり前です。スーパーガールはこれくらいで屈したりしません」 「ケケッ、さっきまで散々悶えてたんだぜ」 「そんなことありません!」 そうは言うものの、先程乳首を嬲られて失神させられた記憶がよみがえる。 今また力でも圧倒されてしまい、カァラの心は少し挫けかけていた。 そんなカァラの様子を察し、怪物はニヤリと笑うと動きの取れないカァラのヴァギナの襞を掴んだ。 「やあっ、そんなところ摘ままないで!」 強気を崩すまいと頑張るカァラであったが、自分の身体に異変が起きている事は否定できなかった。 ―― ああ……恥ずかしいところが……熱い……やだ…… 「いったい……私に何をしたいと……いう…のですか?」 「ゲヘ?マン汁を飲ませてもらうだけだぜ」 「な…に……?あひああ!」 怪物はカァラの反応を楽しむように秘所を刺激して答えた。 慣れない淫猥な響きに赤くなるカァラ。 自分から出る物を舐めて取られる感触を想像してしまい恥ずかしさで一杯になる。 勇敢なスーパーガールも、性の快楽にはウブな少女だった。 「お前のマンコからはもっと汁を出してもらわなきゃならないからな」 怪物はさらに、指をカァラの敏感な部分を捏ね繰り回す。 「あひゃ!……やめなさい」 「止めるわけねえだろ。お前らの体液飲むと強くなれるんだからな」 「う…嘘!そんな馬鹿なことって……」 「俺はもう2人のスーパーガールの体液を啜ってるんだぜ」 そう言うと、怪物は指で剥き出しにされたままのクリトリスと指で弾いた。 「ひゃあ!」 「その証拠にお強いスーパーガール様を簡単に倒してるだろ?」 「そ……それは……」 「それにな、お前らを喰った奴は、もうとんでもなく強くなっているぜ」 「喰…う……?」 「俺もこの前倒した奴を喰おうと思ったんだけどよ、 お前ら柔らかいくせに頑丈だからな。噛み切れなかったぜ。 お前はどうかな?」 怪物はそう言いながらカァラの太ももに齧り付いた。 「ひいっ…やっ……ああ……」 太ももから伝わる気色の悪い感触と、恐怖のために震える。 怪物は何度か太ももを食い千切るかのように引っ張ったりしたが、 スーパーガールの肉体は怪物の牙を通さなかった。 「チッ、忌々しいぜ」 怪物は一旦カァラから離れ、改めて彼女の正面に怪物が向き直った。 その下半身には勃起した巨大な男根が反り返っていた。 「ひ……ひいい!」 男性経験のないカァラでも、それが何を意味するか位は知っている。 「ど、どうして、マンイーターにそんなものはないはずです……」 「これが進化ってやつだろうぜ。お前らも進化すると羽が生えるんだろ?」 そう言う間にも怪物は己の男根をカァラの秘所にあてがおうとしていた。 「やあ!駄目です!離れなさい!」 バタバタと手足を動かして逃れようとしたのだが、 拘束している触手は振りほどけない。 「うるせえ」 怪物はカァラの青いミニスカートを引き千切ると、彼女の口の中に押し込んだ。 そして、むき出しの恥骨の部分に数発のパンチを叩き込んだ。 「ふむう!あへへぇ……かふぅ……」 がっくりと首が後ろに垂れ下がり、全身から力が抜けてしまった。 わずがに自由になっていた口も敢え無く塞がれ、あまりの情けなさに、その瞳から涙が零れた。 それを合図にするかのように、スーパーガールの中に怪物の肉棒がズブズブと打ち込まれた。 「あぐふう!はへ!はかああ!」 首を振って嫌がるカァラに構うことなく、怪物は子宮の奥深くまで侵入した。 そして、スーパーガールの奥深くまで突き刺さった肉棒をピストン運動を始める。 ぐちゅ…くちゅ…ちゅく カァラの意思に反して、蜜壺は怪物をあっさりと受け入れ愛液を分泌し、卑猥な音を奏でた。 「んひゃっ…ふあっ…ふあっ……」 ピストン運動に連動するように喘ぐカァラ。 少女の弱点を攻め込まれ、スーパーガールの精神が一気に追い込まれていく。 ―― 駄目、屈しちゃ駄目で…す……わたしは…スーパーガール 弱る心を何とか奮い立たせようとしても、身体はどんどん火照り愛液はどんどん溢れ出す。 怪物は満足げに唸り声をあげ、その肉棒を舌を自由に動かしまわって少女の肉襞を蹂躙する。 「ふぐっ……ぐうううん!んあっ…」 哀れな少女は塞がれた唇の隙間から唾液がダラダラと垂れ流してしまった。 下の口はあろうことか怪物の男根を締めつけはじめた。 彼女はその度にビクビクと痙攣して背中から反り返り、その快楽を享受する。 やがて怪物はそのピストン運動を早めると、 カァラはガクガクと自ら腰を上下に動かしていた。 流石のスーパーガールも突き上げられる度に、心が挫けていった。 「ふぐっ…ふぐぅ……はひ……ひいい」 僅かに残るカァラの意識から抗いは失われ、真っ白な頭は快楽を受け入れていた。 ―― ああ…もう……もう駄目……わたし……イかされる…… もうどうしていいのかわからない。どうにもならない。 心は屈服寸前に追い込まれ、ついにスーパーガールがとどめを刺される時が来た。 「さて、トドメを刺してやるぜ」 怪物はピクピクと震えるクリトリスを指先で軽く挟んだ。 「ひゅひゃはあ!」 火照らされた肉体はもうそれだけで悲鳴を上げる。 さらに円を描くようにして敏感な突起を捏ね繰りまわすと、スーパーガールの身体は堪らず大きく跳ね上がった。 「ふがあ!ふはっ!……ふうううんん!ふぐうううううーーー!」 ひと際大きな悲鳴をあげて、スーパーガールはついにオルガズムを迎えてしまった。 プシャアアッ。 軽いブリッジのような恰好で反り返る股間の膨らみから、 勢いよく飛沫が噴き出した。その無様な姿はスーパーガールの敗北を象徴していた。 瞳は白目を剥き、口から流れる涎がブクブクと泡状になって可愛い顔を汚していく。 「あひゃ……かひゅう……」 半失神に追い込まれても、その身体は絶頂の余韻に痙攣を繰り返している。 その度にプシュプシュと愛液が迸る。 反り返っていた身体が、自分の噴き出した愛液の溜まりにペチャッと落ちた。 そのままスーパーガールの全身から全ての力が失われ、カァラは完全に気を失ってしまった。 だらしなく開いたままの股間はビクビク震え続け、コポコポと愛液が溢れ出している。 怪物は嬉々としてそれを吸い取っていった。 怪物の身体が、ムクムクと膨れ上がり一回り大きくなっていく。 「うん、こいつのマン汁は極上だな」 目的を果たし、満足そうに笑う怪物。 暗闇の中から声がした。 「俺たちにもわけてくれよお」 いつの間にかカァラの匂いに誘われたのか、怪物たちが何匹も群がっていた。 「ああ、好きにしな」 カァラを陵辱した怪物はその触手からカァラを解放して地面に落した。 同時に、怪物たちが気絶しているカァラに執りついていく。 哀れな生贄と化したスーパーガールに、怪物たちの触手と舌が次々と絡み付いた。 その時、上空から轟音が鳴り響き、金色の光の矢がカァラの一番近くにいた怪物に突き刺さり、 刹那、その怪物は木っ端微塵に砕け散った。 群がっていた怪物たちがあっけにとられている間にも、 光は次々と怪物たちを砕き続けた。 怪物たちを一蹴した黄金の矢は、触手から解放されて倒れているカァラの傍らで止まった。 怒りの形相のジェニファーがそこにいた。 「カァラ!しっかりしてカァラ!」 ジェニファーは、カァラの嬲りつくされた身体を軽くゆすりながら、 彼女の口に突っ込まれたスカートを取り出してあげた。 「ゴボッ!」 自由になった唇が噎せ返り、勢いよく唾液が吐き出される。 「ああ、カァラごめんなさい。私が離れたばかりに……」 あまりにも無惨な妹分の姿に涙が毀れた。 その手のひらで、ベトベトの顔を拭ってやるジェニファー。 カァラの瞼がピクッと揺れ、ゆっくりと開いた。 「や…いひゃ…あ?……ジェ、ジェニファー……?」 自分を見守る優しい笑顔が瞳に映ると、みるみるうちに涙が溢れ、 泣きじゃくりながらジェニファーにしがみついた。 「可哀想に…もう大丈夫よ」 優しくカァラの髪を撫でながら慰めるジェニファー。 しかし、穏やかな時間は長くは続かなかった。 「何が大丈夫なのかな?」 どす黒い声が辺りに響く。 弾かれた怪物のうちの何匹かが、二人の周りに戻ってきていた。 腕や脚が引き千切れているのもいるが、2~3匹は無傷に近い。 「そんな、私、手加減なんてしていないのに」 驚愕するジェニファー。 「おい、スーパーガールが増えてくれたぜ」 「グヘヘ、有り難いこったぜ」 「早くあいつの体液を啜り尽くしてやろうぜ」 口々に出てくる言葉はスーパーガールを嬲ることばかり。 大勢の仲間を砕いたスーパーガールに対して微塵の恐怖も感じていないようだ。 その不気味さに、さしものジェニファーにも鳥肌が立った。 怪物たちがジェニファーの周りを囲み始める。 ジェニファーは冷静に怪物たちの動きを観察した。 敵の数は多いが、先ほどの化物のような強さを持つ者はいないようだ。 だが、全力での一撃に耐えた怪物の存在に加え、 雑魚とはいえこれだけの数の敵を相手にするにはカァラの援護が必要だと思った。 だが、今のカァラにはとてもそれは望めない。 怪物たちはジリジリとジェニファーとの距離を詰めだした。 「くっ」 唇を噛みしめるジェニファー。 背中にカァラを庇うようにして怪物たちに対峙してはいるものの、 その背中側にも怪物は回り込んでいるのだ。 今のカァラではとても立ち向かうことは出来ないだろう。 もし、一斉に飛び掛って来たら守りきれない。 ジェニファーの頬に汗が流れる。 ジェニファーの不安が伝わったのか、カァラは震える身体で立ち上がった。 「ジェニファー……わたしも……」 「ダメよ。動けるのなら、ここは私に任せて逃げなさい」 「スーパーガールに……逃げるなどは……」 「そんな事を言っている場合じゃないわ」 「いやです……ジェニファーが居てくれるなら、わたしは戦えます」 カァラはジェニファーの実力を疑ってはいないが、今はスーパーガール自体が獲物なのだ。 もしジェニファーが敗れたらと思うと、とても一人で逃げることなど出来ない。 満足に戦える力はまだ戻っていないのだが、無理やり自分を奮い立たせていた。 「ほう、勇ましいじゃねえか。弱っちいくせによ」 カァラの決意を踏みにじる声がした。 先刻カァラを嬲りつくした怪物が前に出た。 怪物の視線が、厭らしくカァラに纏わりつくと、 蘇りかけていたカァラの瞳から光が失われていった。 「ああ……いや……もういやああぁぁぁ……」 凌辱の悪夢がよみがえってしまい、膝から地面に崩れそうになった。 その様子に慌てて手を伸ばして身体を支えてやるジェニファー。 スーパーガールの身体のダメージは急速に回復しているのだが 折れた心は簡単には戻らなかった。 やはり今のカァラにスーパーガールの力は望めない。 ジェニファーは何とかこの場を切り抜ける方法を模索し、 すぐにわずかであるが勝算が浮かんだ。 近くにリアがいることだった。心強い最強の味方。 何とか時間を稼いでいれば、リアの加勢が必ず有るはずだと期待した。 先ほどの化物との戦いが終われば、必ず来てくれる。 その時間を稼ぐためにも、カァラの心を戻してやらねばならない。 「カァラ。聞いてちょうだい」 耳元で穏やかに語りかけるジェニファー。 「もうすぐリア様が助けに来てくれるわ」 「リア様が!」 その言葉を聞いたカァラの瞳に力が戻った。 「だから、立ちあがってカァラ。私もリア様もあなたについているわ」 その言葉に勇気を注がれて、折れていた心に再びスーパーガールの魂が戻り始めている。 涙を拭いながら、スクッと立ち上がり、ジェニファーの背中越しに戦闘態勢をとった。 その身体が緑色の光に包まれていく。 しかし、その力はまだ完全に戻っていないとジェニファーは感じた。 いまはカァラを信じるしかない。 「無理はしちゃだめよ」 カァラを気遣いながら、ジェニファーの身体も金色の光を放ち始めた。 怪物たちも、身構えている。一触即発状態だ。 ジェニファーが先頭の怪物に狙いをさだめ、拳を構えたその時、 目の前の地面が盛り上がってひと際大きな怪物が現れた。 身長3メートルを越える大きな生き物。大物のマンイーター。 その姿は先ほどの怪物に似ていたが、その気配は先ほど感じたものよりも更に強さを感じさせた。 「ゲフゥ」 ゲップしながら大きな腹を揺らす怪物。 目の前に天敵スーパーガールが居ることなど気にも留めていない。 「グヘ、いい臭いがすると思ったぜ。御馳走が2匹も居やがる」 化物を見たジェニファーは直感した。 こいつはスーパーガールを食べてる。 さっきリア言っていたのはこの化物の事だと確信した。 信じたくはないが、とても自分の手に負える相手ではない。 「カァラ、ここは私に任せて、あなたは逃げなさい」 「い、いやです!」 「わかってちょうだい。ここで二人ともやられるわけにはいかないの」 リアの助けが来るまで持つかどうかも不安になるほどの力を感じていた。 戦うべきか逃げるべきか、スーパーガールのプライドが大きく揺らぐ。 せめて相手の力量を測る力が無ければ、我武者羅に向かっていく事も出来るのだろうが 優秀なスーパーガールはその戦力差を冷静に判断してしまっていた。 ただ、刺し違えてでもカァラだけは助けなければいけないと心に誓った。 カァラはジェニファーの背中に庇われるような位置にいるので彼女の表情は伺えない。 だが、彼女が恐怖していることははっきりとわかる。 そしてその意思も理解した。 優しい姉は己を犠牲にしてでも、妹を助けようと考えているに違いない。 そんなのはお断りだ。死ぬときは一緒…いや、死ぬなど考えるわけにいかない。 姉が震えるのは自分が弱いから。弱いから! 今、ここで勇気を出さなければ…… 「ふざけるんじゃ…ないですっ!」 ジェニファーは背後からの大声に身体をビクッと震わせた。 スーパーガールの頼もしい意志を背中に感じた。 「ジェニファー、わたしはもう大丈夫でーす」 カァラは右手の拳を頭上に掲げた。 それはこれまで何度も繰り返してきた二人の勝利への誓い。 そこにいるのはいつもの頼りになる妹分のスーパーガールだった。 「そうね。私が弱気じゃダメよね。あー、カァラに怒られるなんて落ち込むわー」 「お姉さま、"あー"とか"わー"なんて、はしたなくてよ」 くすくすと笑いあう二人。 「絶対、勝つんだからね!」 「OKでーす」 スーパーガール同士、勝利の拳を重ねた。 力を取り戻したカァラ、そしてリアもいる。 心強い存在が、絶望的な戦いを前にしてジェニファーに力を宿らせた。 「ん~、そっちの偉そうなスーパーガールは、さっき逃げた奴だな」 最後に現れた大きな化物がジェニファーを見ながらボソッと呟いた。 「え?」 その言葉に目を見開くジェニファー。 先ほどの感覚、見覚えがあると感じたこと、 目の前にいる化物はリアと戦っているはずのそれ。 「ど、どうして……」 その化物がここにいるのか、そんな事、考えたくはなかった。 冷や汗が滝のように流れ出る。 「よう、おめえらが言ってるリア様ってのはこいつの事か?」 化物は大きな腹を激しく動かし、大きな口から何かを吐き出した。 それは粘液でベトベトになった裸の女性だった。 無惨に引き千切られた白い翼の残骸が汚れた身体に纏わりついている。 女性に生命は感じられない。 それはジェニファーにも、カァラにも見覚えのある者。 それは二人にとって、大きな希望であったモノ。 「いやああああああ!」 カァラが悲痛な叫びをあげた瞬間、ジェニファーは彼女を抱えあげて全速で夜空に飛び上がった。 敵を目の前にして逃げるなど、スーパーガールとして有り得ない選択であったが迷いは無かった。 あてもなく一心不乱に逃げるスーパーガールの軌跡が、流れ星のごとく夜空に煌めく。 しかし、それは絶望以外の何物でもなかった。