約 2,940,447 件
https://w.atwiki.jp/onimusha/pages/8.html
動画(youtube) @wikiのwikiモードでは #video(動画のURL) と入力することで、動画を貼り付けることが出来ます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_209_ja.html また動画のURLはYoutubeのURLをご利用ください。 =>http //www.youtube.com/ たとえば、#video(http //youtube.com/watch?v=kTV1CcS53JQ)と入力すると以下のように表示されます。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2545.html
PS2版『アルゴスの戦士』とWii版『アルゴスの戦士 マッスルインパクト』を紹介する。判定はいずれも「判定なし」 アルゴスの戦士 概要 システム 問題点 賛否両論点 評価点 総評 余談 アルゴスの戦士 マッスルインパクト 概要(マッスル) 評価点(マッスル) 問題点(マッスル) 総評(マッスル) アルゴスの戦士 【あるごすのせんし】 ジャンル アクション 対応機種 プレイステーション2 発売・開発元 テクモ 発売日 2002年12月5日 定価 6,800円(税抜) 判定 なし ポイント 薄いボリュームとご都合主義なストーリーアクションとしてはそれなりに遊べるクリア後のお楽しみ アルゴスの戦士シリーズアルゴスの戦士 / はちゃめちゃ大進撃 / アルゴスの十字剣 / (PS2版) マッスルインパクト 概要 テクモより送り出された名作アーケードゲーム『アルゴスの戦士』のPS2版。 デビルメイクライや鬼武者などに似たアクションゲームで、コンボアクションを主体にしているのも同様。 ゲームシステム・ストーリー共に大幅な改変が加えられており、「盾を使って戦う」という部分以外に原作との共通点はあまりない。 視点は昔のアクションアドベンチャーによく見られる基本固定カメラで、シーンによってフォローパンが加わる。 システム 原作の象徴とも言えるアクションが神盾「ディスカーマー」を用いたチェーンアクション。本作でもその要素は受け継がれている。 ディスカーマーは円形盾の形状をしている。鎖が付いており、戦闘時はこれを伸ばして戦う。 主人公はこれ以外の武器は一切持っていない。数あるゲーム作品の主人公でもかなり珍しい「盾しか持っていない主人公」である。 見た目通り伸ばして広範囲を攻撃したり、遠くの敵を引き寄せたりできる。 また、新アクションを習得すると、特定のポイントに引っかけて上ったり崖を渡ったりできるようになる。 全体的な雰囲気としては『ゼルダの伝説 時のオカリナ』辺りをイメージしてもらえれば、大体合っている。 「イコル」というゲージを消費して召喚獣を呼び出すこともできる。なにを召喚するかは現在装備しているディスカーマーによって異なる。 ステージは全7面。 問題点 とにかく薄いボリューム。 多少なりともアクションゲームの経験があれば、普通にプレイして10時間かかることはまずないと思われる。アクションに慣れている人なら余裕で3時間切れるレベル。 ステージに仕掛けが少なく、進んでいって敵と戦って、また進んでという展開が多い。このためアッサリ感をぬぐえない。 ただしステージ4だけは仕掛けが集中しており、チェーンアクションを楽しめる。 一応4段階の難易度調整など、繰り返しプレイを前提にさせている部分はある。それを込みにしても薄すぎるが。 そもそも周回プレイを前提にさせている癖に隠しボスもいない。やりこみ要素は秘石コンプ、高ランククリア、ギャラリーのアイテムコンプぐらい。 ギャラリーのアイテムの中にはゲーム中の音楽を自由に聴けるようになるものもあるのだが、何故か各ステージのBGMに対応したものが存在せず、ギャラリーで聴けない。 敵の種類がすさまじく少ない。 雑魚はたった5種類。しかも、蜘蛛は2ステージ(とあるボスが攻撃の際に吐き出すものも含めると3ステージ)しか登場せず、サイクロプスは登場ポイントが限られる中ボスに近い扱いなので、実質3種類を使い回している。一応色違いや部位の違いで水増しはしているのだが…。 一番弱い芋虫(ロルファ)が最終ステージまで登場する有様。一応色違いで能力が強化されたり、飛び道具が追加されたりするが、根本的な解決にはなっていない。 ストーリーが薄くて駆け足。 + 登場人物 ゼーン 記憶喪失の主人公。戦うことしか知らない。 「剣術に関しては並ぶものなし」らしいが、本編では盾しか使わない。強いから別に構わないが。 実はエキドナの息子。過去に行方不明になってアルゴ王国に流れ着いた…らしい。 ハルモニア 一応ヒロイン。アルゴス王国創始者、「アルゴ」の子孫である。 ほぼ常に捕まっており、特に抵抗したり演説したりする場面もない。終盤ではヒロインの座を主人公の母親に奪われてしまう。 エキドナ ティターンの魔女。その正体は「クレオパトラ(*1)」。 前述の通り実はゼーンの母親。実に都合良くゼーンの手の甲に残っていた王家の紋章でそれを確信する。 「クロノスに肉体を乗っ取られて涙ながらに実の息子に殺してくれと頼む」というヒロインポジションをハルモニアから奪った張本人。その意味では間違いなく魔女である。 イカロス 漆黒の翼と青い肌を持った異形の魔人。ちなみにティターンの幹部はこの二人だけである。後は自意識があるかも怪しい魔獣ぐらいしかいない。 その正体は「アリストテレス」。アレクサンダー大王。序盤からその存在は明示されているが、別にゼーンに追っ手を放ってくるわけではなく、ひたすら影が薄い。 クロノス ティターンの支配者であり、一応ラスボス。序盤から存在は示唆されているものの、本格的に出てくるのは最終決戦の時のみで凄まじく影が薄い。 ハルモニアの肉体を奪って復活しようとするが、別にエキドナでも構わなかった。ハルモニアはさらわれ損である。 その存在が語られるだけの歴史上の人物なども含めればもう少し多くなるが、明確にストーリーに関わってくるのは上の5人でほぼ全部である。 一応言っておくとこれは特にストーリーに関わる人物だけを抜粋したわけではなく、本当にこれだけしかいないのである。モブキャラクターすら、最初にチラッと登場する兵士ぐらい。 説明不足、超展開、ご都合主義と負の3拍子そろったストーリー。 + 例えば… ゲームスタート→平和な式典→ティターン襲撃まで約1分。 重要な情報を独り言でつぶやくエキドナ、それを都合良く耳にしてしまうゼーン。 ダンジョンボスを倒した後ろのリフトがいきなり敵の本拠地に繋がっている。 ハルモニアを人質に取り、ディスカーマーを要求するイカロス。しかしゼーンもハルモニアも何も言わず素直に渡してしまう。 後半になるにつれて次の目的地への誘導が雑になっていく。最終ステージに至ってはどう考えても目的地もわからずウロウロしていたら偶然たどり着いたとしか考えられないレベル。 イカロスとの決戦の地からラストステージまで約1分。地形的なつながりを考えるとかなり違和感がある。 さらに本編を追うだけでは語られない設定があり、それらについては随所に落ちている石版や手紙で補完する必要がある。 これ自体は『キングダム ハーツ』などでも例のある手法なので特に問題はないが、問題はこの「語られない設定」がやけに多く、本編だけでは意味不明になる可能性が高いこと。 こういう表現方法はまずストーリーの骨格を「見せて」から裏設定を「読ませる」から面白いのであって、ほとんどを「読ませる」のでは面倒なだけである。 カメラワークに問題がある点も。 特に空中ステージのアルカディア。ギリギリの距離を要求される事が多い。その割に距離感がつかみにくく、何度も落ちるハメに。 一回落ちると難易度HARDまでならば少し~そこそこ戻されるだけでペナルティはこれと言って無いのだが、LEGENDARY(最高難易度)の場合は即ゲームオーバーとなる。 また、この手の固定カメラ視点式のアクションゲームの宿命として、視点切り替えの境界線近くで戦うと頻繁に視点が切り替わり戦いづらくなる事がある。 攻撃の創作性にとぼしい。 コンボは手軽にできるのだが、一方で技を自分なりに繋げていけない。せっかく打ち上げ攻撃などがあるのに、打ち上げ後の硬直が長く、またキャンセルも基本システムとして装備されてない。このため結局、各ディスカーマーに用意された技で締めるしかない。 パッケージ裏には『あらゆるものを破壊 魂を揺さぶる「超破壊」というロマンあふれる文章があるが、大嘘。 実際には壊せるオブジェクトが普通より若干多いか、といったレベル。壊せないものは何をどうやっても駄目なのは他のゲームと同じ。 むしろ、このせいで全てのアイテムを回収するために、しらみつぶしに壊して回る必要があり、かえって手間を増やしている。 オープニングのいろんな派手なシーンは、結局ゲーム中には一度も出てこない。 オープニングではゼーンが石造りの召喚獣にまたがり、空中戦を繰り広げるシーンが描かれるが、こんなバトルは一回もない。 そもそもこの召喚獣、ゲーム中では一切登場しない。いわゆる没案の一つだと思われる。おそらく映像を先に作ってしまい、開発中に整合性が取れなくなったものの、差し替える余裕がなかったのだろうが…。 コレに限らず、「モンスターに襲われる街」「上記の召喚獣相手に空中戦を繰り広げる敵戦車」など、本編では全く登場しないシーンだらけであり、ハッキリ言って整合性は皆無。 エンディングが手抜き。 本編の映像とストーリー中で使われるハルモニアの歌を組み合わせただけ。見栄えはいいが、手抜き臭がする。 賛否両論点 ボスについて。 雑魚がショボイ一方、ボスはグラフィック・行動パターン共に手が込んでおり、使い回しなどもない。 「特定のタイミングしかダメージを与えられない」など、頭を使った戦い方を要求される相手も多い。 一方、ラスボスは回避困難なガード不能攻撃を連発してくるという戦法なため攻略法を見出しにくく、「強い」というより「面倒くさい」。 評価点 盾を使ったアクションの完成度が地味に高い。 ディスカーマーは三種類あり、攻撃範囲は狭いが射程が長く扱いやすい「冥」、モーションは遅いが一度に広範囲を攻撃できる「天」、ほぼ近距離中心だが連続攻撃が可能で最も攻撃力が高い「海」。それぞれ一長一短で使い分けが必要。 特性とは別にそれぞれ固有アクションがある。こちらもまたいろいろと使える。「冥」は敵を引っ掛けた状態で振り回し近づいた敵を弾き飛ばす事ができる、そして最後は投げる。「天」はディスカーマーを伸ばしたままの状態で、一定範囲を自由に操る事ができる。また竜巻を起こす事ができる。敵がどんどん吸い込まれていくのは何気に楽しい。「海」は放った後、宙に停止させる事ができ、その後ゼーンが通った後をなぞるように戻ってくる。ジグザグに走ればジグザグに戻ってくる。 各ディスカーマーでコンボができ、その派生は多彩。基本的に二つのボタンの組み合わせなので、お手軽にコンボが楽しめる。 最初こそ少ないが、ディスカーマーは成長させる事でバリエーションが増えていく。どのディスカーマーを育てるかはプレイスタイルしだい。 このコンボ。技表で確認できる。技が増えたのが表で確認できるのだ。この手の技のバリエーションの多いゲームでは、一部の格闘ゲームやアクションゲームで全ての技がゲーム中にもマニュアルにも表記されてないものがある。その点では全ての技が載っているのはありがたい。 それぞれのディスカーマーには必殺技とも言える、使い魔が召喚できる。それぞれ特色があり、また使用するイコルによって三段階のバリエーションがある。攻撃力や攻撃範囲が違い使い分けが必要。また召喚中は無敵が発生し、また敵のモーションを中断させる事ができる。また唯一コンボの途中をキャンセルできる技。攻撃力も高いが、付属効果が何かと便利。 またこれらの切り替えはボタンで瞬時にでき、全く硬直がない。これがボス戦での咄嗟の切り替えにものを言う。例えば各使い魔は「天」の使い魔は攻撃範囲がもっとも広く命中率が高い。だがボス戦でモーションの遅い「天」を使う事はまずない。そこで攻撃回避やモーション停止を狙って、咄嗟に切り替えたりするのだ。 アイテムはどれもディスカーマーで回収できる。いちいち走る必要がないので手間がかからない。 戦闘の他にディスカーマーでのロープアクションができる。一部の面に集中しているが、全体的に仕掛けの少ない本作で、このロープアクションを使った仕掛けはおもしろみの一つ。 難易度NORMALでプレイしているとき、何度も死ぬとEASYでプレイできるようにさせてくれる機能がある。HARD以上に挑む前にゼーンを鍛えるのにはオススメの難易度。 なかなか親切な機能だがズル防止のためか、以降戻せなくなるので使い方には注意を要する。 同時にEASYの開放条件はこれ以外に無いので、完全クリアを目指す場合は必須経路になる。 グラフィックはこの時代…というよりPS2全体で見ても冗談抜きに最高クラス。 背景の造形がよく、ギリシャ風建築物やエーゲ海沿岸の風情がよく表現されている。 特に空、水の表現は他の追随を許さないレベル。 プレイ画面にマップが表示されており、迷いにくい。 マップのあるゲームはよくあるが、メニュー画面を開かないといけないことが多い。グラフィックが綺麗な本作。場所によっては画面からだけでは道がよく分からないものもあるので、プレイ画面上にマップがあるのはありがたい。 音楽も良質。古代ギリシャを意識した勇壮で幻想的な良曲揃い。透明感のある曲が多い。 グラフィックに対してロード時間は皆無。 非常にテンポ良く進められる。ただ、固定視点と一画面に登場する敵の数の少なさが理由と思われるので、あまり褒められたものでもないが…。 クリア後に追加される「ピザーマモード」が高評価。 簡単に言うと「ピザ屋アルゴスの配達員ゼーンがピザが無料になる30分以内にピザを届けにいく」というカオスなストーリー。 全編台詞が書き直されており、かなり笑える。まさかのパロディモード。さらにディスカーマーは全てピザになっている。ちなみに無と冥がマルゲリータ(具は無が少量のバジルの葉、冥がたっぷりのサラミと薄切りにした玉葱)、天がバジル(具は輪切りにしたピーマン)、海がシーフードである。 変わっているのはディスカーマーと日本語字幕だけであり、実際の台詞はそのまま(いわゆる嘘字幕)。そのため本編の真剣な表情や雰囲気のままピザのやりとりする非常にシュールな絵面となっている。 ネタ要素は他にもあり、ある条件でクリアーすると、ネタディスカーマーが使えるようになる。もちろん本編でも使える。 たとえばさらに最高難易度で総合評価Sでクリアすると「寿司アーマーモード」出現。他には、ピザモードでのピザ、ギター、ハンバーガー、丸まってる状態のロルファ、どんぶりに入ったうどんがある。 残念ながらこちらは台詞のパロディはない。 総評 アクションとしては悪くない部類であり、動かしていてストレスを感じる部分はほぼない。また、グラフィックの質はかなり良く、BGMも合わせてギリシャ神話の雰囲気がよく出ている。 一方で、アクションとは直接関係ない部分の出来は残念なものとなっている。アドベンチャーゲームとして楽しもうとすると、思いっきり期待を裏切られる。 「長時間にわたってやりこみたい」と言う人には向いていないが、「深いことは考えずに軽くプレイできるアクションがやりたい」人ならば楽しめるだろう。 余談 原作については、Xb用の『テクモクラシックアーケード』またはアーケードアーカイブスでプレイ可能。 今は亡きWiiのバーチャルコンソールでも配信されていた。 なぜか全編英語ボイス+日本語字幕である。 海外版が発売されているが、海外版ではゼーンの名前が変わっている。その名はライガー。実は日本版原作のラスボスの名なのだが、原作の北米版はライガーが主役の名称となっていた。 何気に原作のリスペクトがある。封印を解く円錐形の置物は、原作のステージクリア時にあるものと同じ。 アルゴスの戦士 マッスルインパクト ジャンル アクションアドベンチャー 対応機種 Wii 発売・開発元 テクモ 発売日 2008年12月11日 定価 6,800円(税抜) レーティング CERO C(15才以上対象) 判定 なし ポイント なぜかゼーンが別人化多少は問題改善されたしかし根本的な部分は変わらず微妙なマッスルモード 概要(マッスル) PS2版の移植でかつテクモ最後のWiiソフト。操作性がWiiに合わせて多少変化しているほか、オリジナルの「マッスルモード」が追加されている。 評価点(マッスル) 多少だが、敵の種類が増えて単調さが改善されている。 巨大な鎧騎士「クレイオス」は攻撃範囲が恐ろしく広く、攻撃力も高い。一方でモーションは遅いので、背後に回ればわりと楽に倒せるメリハリのある相手になっている。 「カロン」はゼーンとは異なるディスカーマーを持った戦士。防御を的確に行ってくるガードの堅い相手で、こちらもガードを固めつつ相手の隙を突く必要がある。 問題点(マッスル) サブタイトルが酷すぎる。 「筋肉の衝撃」という意味不明の英題である。ゲーム本編とはほぼ関係ない。確かにゼーンはマッチョだが、別にそれを売りにしているキャラクターではない。シナリオはわりとシリアス寄りなので余計違和感がある。 ただ、このシリーズには以前『はちゃめちゃ大進撃』というやはりよく分からない副題で発売された前科があるので、ある意味伝統なのかもしれないが…。 偶然の一致だが キン肉マンビッグボディの必殺技と同名 というのがまたなんとも……。世の中にはギース・ハワードの超必殺技と同名のゲームもあるのだが、なぜよりによってビッグボディ……。 根本的な問題点はほぼ無修正。 カメラ固定による動かしづらいアクション面、薄めのボリューム、アレなシナリオなどは全く改善されていない。 微妙な追加要素「マッスルモード」。本編とは異なり、Wiiリモコンを振って攻撃し、その勢いで技の強さが決まりひたすら敵を倒してコンボ量などで評価が決まるというモードなのだが…。 まず名前が脱力物。なんでギリシャ神話モチーフの世界観で「マッスル」なのか謎すぎる。 画面一杯に敵がわき出て、それをリモコン振りでなぎ払う…という着想自体は悪くないものの、相も変わらぬ固定視点なので画面手前に敵が来ると攻撃を当てるのがものすごく難しい。 ステージも一種類しかなく、総合評価で色々称号が与えられる…というやりこみ要素はあるが、追加要素としてはかなり微妙な存在である。 なぜかクラコン非対応。前述のマッスルモードの兼ね合いかもしれないが、元がPS2のゲームなのに、ストーリーモードでも使えないのは不自然である。 一部の連打操作が「リモコン振りっぱなし」という理不尽な操作に差し替えられており、手に負担がかかる。そう使用頻度の多い技ではないのが救いだが…。 ある意味発売されたことそのもの。商法それ自体に問題がありすぎる。 パッケージを見れば分かるとおり、ゼーンとディスカーマーのデザインが大幅に変わっており、ゼーンは白髪かつ装飾過多な服装をした今風のキャラクターデザインになっている。 しかし、ゼーン以外の登場人物・モンスター・世界観他全てのグラフィックはPS2版と全く同じである。にもかかわらず、パッケージ、公式サイト、任天堂ホームページどこを見ても「PS2版の移植である」ことは書かれていない。CMもまるで新作に見える表現になっている。つまるところ、パッケージに書かれている主人公と武器のデザインだけ変えて、移植作に見えないようにした上で売りつけよう、という意思が垣間見えるのである。新作に見せかけた移植詐欺という新たな問題点が生じてしまっている。 主人公を含めた全てのキャラクターデザインを描き直した上での発売なら「デザインと操作性を改めたリファイン」、全てのキャラクターデザインが同じなら「追加要素を加えた忠実移植」と言い訳できるが、主人公しか描き直していない時点でその意図は明白だろう。 ちなみにPS2版の大嘘OPだが、ゼーンのデザインが変わったためか、オープニングそのものがなかったことになっている(企業ロゴが表示されたあとそのままタイトル画面になる)。オープニングを描き直す程の手間もかけられていない。 総評(マッスル) ゲームそのものはそう致命的な出来というわけではなく、ほぼPS2版そのままである。完成度が極端に低くはなく、遊ぼうと思えば無難に遊べなくはない。 しかし、6年前の時点で当時既に微妙な評価だった作品を、あたかも新作に見せかけるような移植で売りつけたことをどう捉えるか、によっては本作の評価はかなり低下せざるを得ないだろう。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/1245.html
ポンポコ 【ぽんぽこ】 ジャンル 画面固定ジャンプアクション カタログ 筐体 対応機種 アーケード 発売元 シグマ商事 開発元 セイブ開発 稼働開始日 1982年 判定 なし ポイント 狸が主役 概要 主なルール 評価点 問題点 総評 余談 概要 1982年にてシグマ商事(後のケイエム企画)がリリースしたアーケードゲーム。開発は後にシューティング界のヒット作『雷電シリーズ』を生み出す事となるセイブ開発が行っている。 ジャンルとしてはジャンプ動作のある、横視線の固定画面でゲームが進行するドットイートタイプアクションに該当する。 1~2人交互プレイ可能。全20ステージ構成だが、それをすべてクリアしてもステージが続くエンドレスループゲームである。 主なルール 主人公の狸を操作して画面内に8つ配置されているアイテムをすべて回収すればステージクリアとなる。 アイテムはステージによって違い、フルーツや野菜などの他に何故かビールが配置されているステージもある。おそらく「ビールは狸の大好物なんだろう」と解釈するしかないのかもしれない。 コントローラーはレバーとボタン1つでの操作となる。レバーにて狸の移動操作、ボタンはジャンプに使用する。 レバー左右で狸の前後移動操作。はしごに近づいた状態でレバー上下でそれを乗り降りできる。 レバーニュートラル状態でボタンを押せば、狸の向き前方に「小ジャンプ」を行う(垂直ジャンプはこのゲームには存在しない)。 レバーを前後どちらかに入れながらボタンを押せば、狸の向き前方に小ジャンプよりも長く飛べる「大ジャンプ」を行う。 ジャンプは小ジャンプの方が速い。 ステージ内には敵があちこちでうろついており、これをかわす必要がある。 敵は鼠と蛇。鼠は移動速度の違うものが何種類もいる。蛇は壺の中に隠れており、壺に触れなければ出てこない。 敵の動きは全てそのフロアを一定基準に左右で動いているだけに過ぎず、特別に機軸が読めないトリッキーな動き回り方はしない。よって、敵パターンの把握は同期のゲームの中でも容易な部類に入るだろう。 しかし、このゲームにおける狸の攻撃手段は一切存在しない為、敵に近づいた場合はそれを避ける以外にミスを回避する方法はない。 また、ジャンプで敵をかわすという方法も通用しない(*1)ので、敵との正面衝突は死を意味する結果となる。 敵を確実にかわすには「はしごの中間部分に留まっていると絶対に敵に触れないのを利用してやり過ごす」という方法がある。 フロアのあちこちに「画鋲」や「穴」があり、それらをジャンプしないと先に進めない。避けそこなえば当然ミスとなる。穴の大きさにばらつきがある。 アイテムの他にも「壷」が置かれている。これに触れると以下の2種類の効果のどれかが発生する。 一つはスコアボーナスが得られる効果。いわゆる「当たり」である。 もう一つは壷の中から前述の通り蛇が発生し、より回避が困難になる効果。いうまでもなく「はずれ」である。 しかも厄介な事に、最初からいる敵の移動スピードは速めで、蛇のスピードは非常に遅い。もしそれら2匹が同じフロアに留まると、その時間差のコンビネーションによってはしごまで到達できず、どうあがいても上のフロアに進めなくなり、上フロアにアイテムが残っている場合においては最悪クリアは詰みとなってしまう恐れもあるので要注意である。 壷の中が当たりかはずれかは外見上ではわからないが、どちらが入っているかは完全固定である為、配置パターンさえ記憶さえすればはずれを極力避ける事も可能。 また、壷はアイテムとは違い触れなくてもクリアには影響しないので、あえて壷を避けアイテムだけを回収する安全重視な攻略法も通用する。ちなみに敵はジャンプで越えられないが、壺はジャンプで越えられる。よほど悪い配置でない限り、蛇を全く出さない事は可能。 残機制ですべてなくなるとゲームオーバー(コンティニューは不可)。 ミスする条件は「狸が敵に触れる」「穴や画鋲を避けそこなう」「画面上部にあるタイマー(制限時間)が0になる」のいずれかとなっている。 ミス後はすべてのアイテム、敵、壷が初期の状態に戻された完全戻り復活となる。これにより、上記の詰み状態に陥っても残機さえ残っていればゲームそのものがクリア不可能になる心配はない。 評価点 コミカルな世界観。 狸が主役、アイテムは果物や野菜、敵がネズミや蛇など、ほのぼのした雰囲気がある。 システムがシンプルで分かりやすく、パターンを見切る面白味がある。 ステージを進める度にアイテムや穴などの配置が厄介になる。 小ジャンプの方が大ジャンプより速いため、可能な限り小ジャンプを使う方がいいのだが、当然ジャンプ距離は短い。双方のジャンプの使い分がコツの一つ。 問題点 乏しいゲーム性。 操作はジャンプと移動だけ。敵の動きもフロアを左右に動くだけと単純、ステージギミックなどもなく、プレイヤーのできる事が少ない。操作は単純ながらも奥深いゲーム性、という訳でもない。 見た目が地味。 派手さや変化に欠け、デモやプレイ画面を見ても面白味を感じられない。 総評 非常にシンプルなルールであり、初見のプレイヤーでも即効で入り込める親しみやすさを持っている。ただそうは言っても、ゲーム性の淡泊さは否定できない。出来が悪いという訳ではないものの、影に隠れてしまう存在だった。 余談 残念ながら家庭用移植の類は全くされておらず、今プレイする環境は大幅に限られるのが実情なのが悲しいところ…ではある。 知名度の低い当作品だが、韓国では日本では考えられない位に大ヒットを記録し、レトロゲームの代名詞のひとつとして挙げられる位に人気があった。その為、1999年頃にはアプリ等で移植されたり、イオリス社からリメイク作品として「ラクーンワールド」というアーケード作品もリリースされている。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/7729.html
ダイイングライト等いくつかの記事が消されてる?消えている?ようです。荒しなのかなんなのかは不明。 -- (名無しさん) 2020-02-26 08 03 15 ↑「Dying Light」で検索すれば出てくるはず -- (名無しさん) 2020-02-26 09 17 56 ゲーム記事一覧 (PS)が荒らされてます -- (名無しさん) 2020-07-21 18 42 40 ↑荒らした人は規制済みです。ただページが荒らされたままだったようですので復元しました。 -- (名無しさん) 2020-07-21 18 49 30 書き込もうとしたら、したらば掲示板が落ちたみたいなのでこちらに書きます 良作スレ 191 別人 反対意見が多く、 「夏目漱石 I love you」で検索上位に出てくるのは最近のサイトばかりで、2012年の時点では今よりは俗説が浸透してたかもしれないので今回は余談にも書かないこととします -- (名無しさん) 2020-07-22 11 58 46 「このホストからはしたらば掲示板へ投稿できません」ってエラーが出てしたらばに書き込めないんですがどうやら自分だけじゃないようで…何なんですかねこれ。 -- (名無しさん) 2020-08-18 01 41 00 一部ページでメニュー最下部に「関連するサイト」としてgamewithへのリンクが貼られているのはなぜ? -- (名無しさん) 2020-09-20 21 52 01 ↑アットウィキの運営がGameaWithに買収されてその子会社になったからですよ -- (名無しさん) 2020-09-20 22 45 46 ホスト規制食らったのでこちらで… カタログwiki総合スレの 462へ 訂正しておきました。 -- (名無しさん) 2020-10-15 22 53 14 あつ森全く関係ないゲームの記事にgamewithのあつ森ページへのリンクが「関連するサイト」として貼られてるの気になるな -- (名無しさん) 2020-10-21 23 46 41 ぼくのなつやすみ psp版の1と2のページにクリックしてもps ps2のページしか出てこない -- (エバン) 2021-01-16 13 05 44 サイコブレイク2もそろそろ追加した方がいいかね -- (名無しさん) 2021-02-18 13 56 16 十三機兵防衛圏の評価を楽しみにしてるんですがスルーとはそんな微妙ですか? -- (hage) 2021-04-26 04 01 36 十三機兵防衛圏の記事ありましたw先月ぐらいに見た時無かったのに… -- (hage) 2021-04-26 04 04 32 codghost そもそもの発端である大気圏外ミサイル発射装置オーディンも ミサイル? ホントにプレイしたのか? -- (名無しさん) 2021-06-27 19 29 43 からすまの影響受けたアホなキッズめっちゃ来てて草 なおガンダムVSユーザーと被るため民度がクソな模様 それとは別に、プロデューサー笑やら監督笑やらの悪影響の有る無しも分類にしていいレベルだよなぁ笑 ACVのページとか見てて改めて思いましたよ -- (名無しさん) 2021-06-27 20 22 02 イケニエノヨルの記事を見に来たらなくて驚いた -- (名無しさん) 2021-10-28 18 51 13 スレの方でホスト規制がかかっていたのでこちらに。 「ドラゴンクエストIV 導かれし者たち(PS)」のスマホ版の記述を見たのですが、 「ドラゴンクエスト大辞典を作ろうぜ!」の作品ページからの丸写しになっていました。 https //wikiwiki.jp/dqdic3rd/%E3%80%90%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%88IV%20%E5%B0%8E%E3%81%8B%E3%82%8C%E3%81%97%E8%80%85%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%80%91 私はDQ大辞典の当該部分を書いた者ですが、書いた立場として無断でそのまま使用されるのはどうかと思うので、個人的な訴えにはなりますが、できればコピペではなくご自分の文章を使って書き直していただけると幸いです。 -- (名無しさん) 2021-12-08 12 50 12 ↑ご指摘ありがとうございます。無断での丸写しは普通に問題でありますので、 現在、当該記事と指摘内容を確認の上、対処しております。 対処が終わるまで今しばらくお待ちいただけますようお願い申し上げます。 -- (名無しさん) 2021-12-08 14 53 36 ↑2ご指摘の件について対応が完了いたしましたのでご確認お願いします。 https //www.google.com/search?client=firefox-b-d amp;q=%E3%81%BF%E3%81%A1%E3%81%B3%E3%81%8B%E3%82%8C%E3%81%97%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%80%80PS%E3%80%80%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%AD%E3%82%B0 この度はご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。 -- (名無しさん) 2021-12-09 07 58 08 当該ページのURLはこちらですね、ミス申し訳ない。 https //w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3984.html#id_75bbc44e -- (名無しさん) 2021-12-09 07 59 01 特定ホストからしたらばに書き込めなくなる不具合に引っかかったので、良作スレに書こうとした内容をこちらに書きます。 一記事の判定に関わる話題なので、どなたか代理投稿して頂けると大変ありがたいです。 ****** 良作で問題無い派から擁護意見出すと ・キャラを動かしてゲームを行う都合、過去作以上にバラエティ豊かなゲーム展開になる ・ゲーム数とキャラ数の掛け合わせにより、実質的なゲーム数は過去作と比べても多い ・このシステムを活かしたおまけ要素の充実が大きい 即座にプチゲームが理解できないのが難点なのは同意だけど、これはやり込んで覚えていく場合なら問題無くなる キャラ差は大きいけど、そもそも対戦ゲームじゃないので難易度調整の一環と考えれば問題ない(全キャラでスコアアタックするモードがあったりキャラごとにスコア計算されてたりするので、特定のキャラの出番が無くなるわけでもない) 個人的には、難点も見られるけど良いところも十分多くあると思う(異論は認めます) あと良作に変更案出てから作成まで結構時間あったんだから、意見があるならもっと早く言って欲しかったな -- (名無しさん) 2021-12-19 07 47 24 ↑対処しときました -- (名無しさん) 2021-12-19 08 23 19 ↑ありがとうございます。 -- (名無しさん) 2021-12-19 08 51 48 判定変更議論スレ6へ (したらばエラーに引っかかったのでこちらに書きます) 5は記事作成時も議論が紛糾したタイトルなので、当時のログは色々参考になるかもしれないです 自分は特別編含めてプレイ済みですが、個人的にどっちの判定もあり得そうなので意見は出さず様子見します -- (名無しさん) 2022-01-05 01 21 30 すみません。巨人のドシン依頼者です。要強化記事の『巨人のドシンチビッコチッコ大集合』判定変更議論したくて、 判定変更議論スレ11 に掲示板を書き込もうとしたのですが『ERROR!! ホスト規制中』が出てしまいどうしても判定議論出来ません。申し訳ありませんが、私では難しいので出来れば代役して欲しいのですがお願い出来ないでしょうか? したらばのエラー(このサイトの規制ホストではない)に引っかかったので、ポケモンスレに書こうとしていた事をこっちに置いときます 806 食い下がるも根本的に理屈が良くないと思うんだよ ポケモン記事のルール適用するなら普通に 802が触れてるウンチンボーヤも書いちゃいけない事になると思うわ 804で反論上がってるけど、カセキメラ苦手な人だって似たようなこと(いくらなんでもアレを許すのは…とか)考えてるでしょ 正直「好みは人それぞれだからデザインの話を書いちゃダメ」じゃなくて「ポケモンはユーザーが非常に多く荒れやすいのでデザイン関係の話をまとめようとすると収集が付かない」ってスタンスにした方がいい気がする 追記反対派の人の言い分もなんとなくわかったけど、納得しやすい説明が詰められてないからここまで揉めてるんじゃないかと -- (名無しさん) 2022-03-13 07 16 36 すみません。判定の変更の意見なのですが、判定の変更をお願いする板がどこか分からなかったのでここに相談させて頂きます。undertaleは2週目に入ってからしてから面白いので初見の人が良く遺跡の時点でやめたりするのを見かけます。なのでundertaleの評価は良ゲーよりスルメゲーの方が近いのではないでしょうか。 -- (名無しさん) 2022-04-28 12 35 29 ↑ 判定変更議論は下記判定変更議論手続所でお願いします。 https //w.atwiki.jp/gcmatome/sp/pages/4889.html 併せて、以下の説明を熟読願います。 https //w.atwiki.jp/gcmatome/sp/pages/2742.html -- (名無しさん) 2022-04-28 14 48 38 良作意見箱の 202さんへ 申し訳ありません。誤字を見落としていました。足跡→足音に変更しました。 -- (記事作成者(したらば全体ホスト規制に引っかかったためこちらに投稿)) 2022-10-30 22 00 26 https //w.atwiki.jp/gcmatome/pages/6688.html 爆破予告発見しました!警察に通報願います。 -- (名無しさん) 2022-11-19 09 21 02 ↑のコメントでお伝えしましたが、戻っているので通報は 大丈夫です。 -- (名無しさん) 2022-11-19 12 26 26 「ギャラクシアン」に投稿されていた犯行予告を警察に通報しました。 -- (管理人) 2022-11-19 19 14 25 分かりました -- (名無しさん) 2022-11-22 08 31 36 真サムライスピリッツの記事にコメントしたら 削除されていました 削除したのはこのカタログサイトの管理者という事で宜しいのでしょうかね -- (名無しさん) 2023-02-05 22 48 02 それと明確な削除理由もお答え願います -- (名無しさん) 2023-02-05 22 58 30 @wiki側で@wikiシステム全てに自動で付いたけど、このwikiだと管理上デメリットの方が目立つからコメントシステム自体OFFになった。 元々意見出す場所はメニューのしたらば掲示板がある -- (名無しさん) 2023-02-05 23 21 16 「ゲーム記事一覧 (SS)」のページが意味不明なメッセージのみになってますが、元に戻すにはどうすれば -- (名無しさん) 2023-03-20 19 13 15 ポケモンスレへ (誤解されると不味そうな話題であることに加え、外出中で広域規制に引っかかっているのでこちらに書きます) 例のトラブルはゲーム内の機能が原因で発生しているので、企業問題には該当していません。 この大会は独自に用意したUIで実施されたもので、元からあるオンライン対戦機能を使ってゲーム外で運営したわけではありません(後者ならゲームと関係無いので企業問題になります) 方向性としては、各種記事のオンライン対戦関係の話題や、BEMANI連動イベントと同じになります。 -- (名無しさん) 2023-06-06 18 59 18 ↑ポケモンスレに記載しておきました。 -- (名無しさん) 2023-06-06 19 23 33 要強化依頼による削除対応期間中の『カブトクワガタ』の初稿者であるuhuvubsk0さんが、ホスト規制によってしたらばに書き込みできないとのことなのでこちらで議論を開始します。 『カブトクワガタ』の記事について ・まず、要強化依頼に沿って、本記事に怪作判定を付与した根拠を回答していただきたいです。 ・次に、本記事はこのまま対処がなされないとそのまま削除となりますが、uhuvubsk0さんはこの記事の処遇に対してどうお考えでしょうか。 怪作判定の根拠をご自身で追記する以外にも、要強化記事の削除議論スレ4で意見が出た通り判定変更手続きを踏んで怪作判定を外すこと、あるいは対応しない(そのまま削除)ことも可能です。 また、『カブトクワガタ』に対する処遇が決まり次第、同じくあなたが初稿者で要強化依頼が出ている『Voice of Cards できそこないの巫女』に対する賛否両論判定付与の根拠もご説明していただきたいです。 -- (名無しさん) 2023-09-25 19 36 00 カブトクワガタの怪作判定ですが、自分自身でも電波シナリオと制作者の甲虫愛だけで押し通せるのかと散々悩み抜いた末に思い切って付与することにした次第でしたが、怪作と言い切れるのかと問われればやや微妙なラインと言わざるを得ないのも事実ですので、私自身もバカゲーのみへの変更はやぶさかではありません。 できそこないの巫女については下書きした当初は評価無しで制作していたのですが、念のために参考にしようかと覗いたSteamのレビュー評価欄を参照した結果「賛否両論」になっており、賛否の方が納得するかと思い付与してしまっただけです。賛否の付与基準をしっかり把握していなかった事と、私がかつて執筆した似たようなゲームバランスの「サムライジャック 時空の戦い」も判定なしにしていたことを鑑み、できそこないの巫女についても「不安定」にするほどバランスが悪いわけでもないことから「判定なし」が最善だと考えております。 今までこちらに顔を出さず対話拒否とも取れる対応をしてしまったことと、最近自分自身ゲームの評価を安易に下しすぎていた節があることを心よりお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした。 -- (名無しさん) 2023-09-25 21 01 54 ご説明ありがとうございます。では両作ともプレイ済みのご自身の手で判定変更手続きをするということでよろしいでしょうか? -- (名無しさん) 2023-09-25 21 35 53 PCから書き込むことが出来ましたので、カブトクワガタの方をまず手続きさせて頂きましたが、如何せん判定変更手続きが初めての事ですので、お手数とは思いますがこれで合っているのかご確認宜しくお願い致します。 そのお返事を頂き次第できそこないの巫女も手続きさせて頂きます。 -- (名無しさん) 2023-09-25 23 12 37 判定変更議論スレにも書き込みましたが手続きはこれで問題ありません。引き続き議論終了後の手続きもよろしくお願いします。 -- (名無しさん) 2023-09-26 00 03 55 したらばに書き込めないのでこちらで返事します DQシリーズ総合2【ドラクエ】829~ 『ルミナスアーク3 アイズ』はゲーム内の表記 『星のカービィ スターアライズ』は公式Twitter 『マリオのスーパーピクロス』はパッケージ などを根拠に「石版」表記としています -- (名無しさん) 2024-02-08 14 36 39 ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ -- (名無しさん) 2024-05-16 20 38 53 「超探偵事件簿 レインコード」の記事の0章の展開についてCOした理由ですが、制作が過激さを描写する意図があったか否かが憶測という意味です。 別の賛否両論点の謎迷宮の同行人の記憶を消さずにいた場合の弊害(これ自体は自分が記載したものではありません)が憶測であるとしてCOされていた為、それと同じ判断基準でCOしました。掲示板の方が巻き込み規制で書き込めない為この場を借りて編集の意図について説明します。 問題があれば元の文章に戻します。 -- (名無しさん) 2024-05-27 21 37 49 ↑すみませんが、あなたの主張が拙く意味が良く分かりません。 まず「制作」とは「制作者」の事で合っていますか? 制作者が意図していない可能性があるからという理由は、COの正当性にはならないと思います。 もちろん我々には制作者の意図は分かりませんが… そもそも見た限りでは、制作者にそういった意図があったか否かを問うている記述ではないですね。 制作者の意図にかかわらず、過激であるという印象を残しやすい描写であれば、それは憶測ではなく概ね事実でしょう。 COせず記載して良い記述だと思います。 それ以前に、編集履歴を確認したところ同行人の記憶に関する記述をCOした理由はそもそも書かれていません。 (超探偵は人命より真相解明を優先するというスタンスですので、ユーマが人の命を奪っていたところで糾弾するかどうかは怪しいですし、私としてはCOしても良い記述だとは思いますが、それはさておき) 「憶測である」という指摘が「ペルソナと被るから~」という記述に対するものであるのは、編集履歴を確認すれば分かります。 である以上CO理由は不明ですので、「これと同じ判断基準」なるあなたの判断基準自体特に根拠もありません。 -- (名無しさん) 2024-05-27 22 39 56 ↑説明に納得できたので文章を元に戻しました。 しかしまた別の疑問が浮かんだのですが、同行人の記憶に関する記載が特に説明なくCOされている事はそれはそれで問題ないのでしょうか。 作中で犯人の命を奪う事は肯定的には描かれてはいませんし、主人公や同行人になる超探偵も一般的に善性や倫理観を備えている為糾弾するまではともかく実際に記憶が消えずにそのままだった場合関係が険悪になる可能性というのはありえるのではないかと思います。 私としては元の記載から一部編集して復帰してもいいのではないかと思いますが、どう思いますか? -- (名無しさん) 2024-05-27 23 17 57 ↑ 「編集意図を添えたほうが良い」とは規定されていますが、意図が添えられていないからと言って即座に問題視される事はまず無いですね。 記事内にコメントが無い場合でも、意見箱のほうに何か書き込みがある事もあります。(今回はありませんが。) 記事内にも意見箱にも何も書き込みが無い状態で何度も編集合戦になると問題視されます。 解釈が割れる設定である、という旨だけであれば記述してもいいと思います。 「謎迷宮から出ると同行人の記憶が消える」という設定を変えるとどういう展開になりうるか…、という可能性には言及しなくとも良いかと。 推測し始めるといくらでも想像できてキリがないので、「ユーマの後ろめたい部分を隠してくれてもいるが、好みや解釈の分かれる設定ではある」程度が良いのではないでしょうか。 -- (名無しさん) 2024-05-27 23 44 30 ↑アドバイスありがとうございます。 これ以上短時間に何度も編集しては履歴が流れて迷惑がかかるので、内容を考えつつ少し時間を置いて記述しようかと思います。 -- (名無しさん) 2024-05-28 00 01 17 したらば掲示板に書けないのでこちらに書きます 『√letter』のページ名でletterが小文字になっていますが、公式サイトやパッケージを見る限り、Lのみ大文字が正規の表記ではないでしょうか -- (名無しさん) 2024-07-08 08 43 31 ↑公式サイト内でテキストとしても大文字が採用されていたため、『√Letter』に変更しました。本文内表記や各所のリンクについて変更をお願いします -- (名無しさん) 2024-07-08 10 41 23 したらば掲示板に書けないのでこちらに書きます 『グインサーガ豹頭の仮面』の原作小説は中黒あり表記なのでゲーム版ページ名も『グイン・サーガ 豹頭の仮面』のほうが良いと思います -- (名無しさん) 2024-07-24 08 36 34 ↑パッケージ画像でも・が付いてるのを確認しました -- (名無しさん) 2024-07-24 12 54 07 『グインサーガ豹頭の仮面』を『グイン・サーガ 豹頭の仮面』に変更しました。 -- (名無しさん) 2024-07-25 07 44 27
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/27.html
ATARI2600(日本国内版は「ATARI2800」)およびATARI Jaguarソフトの一覧。 ATARI2600/2800 年代順 国内未発売(2600) ATARI Jaguar 年代順 1993年 1994年 ATARI2600/2800 年代順 発売日 タイトル ジャンル 判定 備考 1983年 E.T. The Extra-Terrestrial ADV ク ソード・クエスト 地の世界 ADV なし ソード・クエスト 火の世界 ADV なし パックマン ACT ク ヤーの復讐 STG 良 国内未発売(2600) ※オリジナルである海外版「ATARI2600」対応作品 発売日 タイトル ジャンル 判定 備考 1982年8月13日 Custer s Revenge ACT ク 1983年1月 Miner 2049er ACT 良 1983年2月 SwordQuest Waterworld ADV なし ATARI Jaguar 年代順 1993年 発売日 タイトル ジャンル 判定 備考 11月23日 Cybermorph STG ク 1994年 発売日 タイトル ジャンル 判定 備考 12月8日 Alien vs. Predator FPS 良
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/9034.html
※バージョンによってタイトルが異なるため、共通部である『~THE テーブルゲーム』までを記事タイトルとしています。 SIMPLEシリーズ for Nintendo Switch Vol.1 THE テーブルゲーム ~麻雀・囲碁・将棋・詰将棋・オセロ・カード・花札~ 【しんぷるしりーず ふぉー にんてんどー すいっち ぼりゅーむわん ざ てーぶるげーむ まーじゃん・いご・しょうぎ・つめしょうぎ・おせろ・かーど・はなふだ】 SIMPLEシリーズ for Nintendo Switch Vol.1 THE テーブルゲーム Deluxe Pack ~麻雀・囲碁・将棋・詰将棋・オセロ・カード・花札・二角取り~ 【しんぷるしりーず ふぉー にんてんどー すいっち ぼりゅーむわん ざ てーぶるげーむ でらっくす ぱっく まーじゃん・いご・しょうぎ・つめしょうぎ・おせろ・かーど・はなふだ・にかくどり】 ジャンル テーブルゲーム集 対応機種 Nintendo Switch メディア ダウンロード専売 ※通常版のみ 発売元 D3パブリッシャー 発売日 2022年2月17日 定価 2,000円(税別)Deluxeアップグレードキット:500円(税別)Deluxe版:2,500円(税別) プレイ人数 1~2人 レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 なし ポイント 『SIMPLEシリーズ』定番のテーブルゲーム集ローカル麻雀や1000問以上の詰め将棋を収録無料アップデートでゲーム2種を追加だが同系統の有名作と比べると収録総数は少なめ SIMPLEシリーズ for Nintendo Switch 概要 特徴 各ゲーム個別の特徴 評価点 問題点 総評 その後の展開 概要 D3パブリッシャーの低価格ブランド『SIMPLEシリーズ』のSwitch版第1弾であり、定番作であるテーブルゲーム作品。 将棋・囲碁・麻雀などを中心としたゲームが収録されている。オフラインでの2人対戦機能あり。 2000円の通常版と2500円のDeluxe版が存在する(通常版はダウンロード販売のみ)。 通常版には12種のテーブルゲームを収録、Deluxe版はそれに加えてゲームが12→15種のプラス3種、「詰将棋」の問題が約2倍に追加されている。 差額分をダウンロード購入することで、通常版をDeluxe版にアップグレードすることも可能。 Switch発売後本作までの約5年間、D3はSwitchでSIMPLEシリーズを出していなかった。 『THE 麻雀』『THE 密室からの脱出』といった、過去にはSIMPLEシリーズとして発売されていた作品も、タイトルに「THE」を付けるというSIMPLEシリーズの特徴は守ったものの、SIMPLEシリーズ名義では3DSで2016年に発売された『@SIMPLE DLシリーズ Vol.40 THE 密室からの脱出 ~大不自然キャンプ場編~』を最後に新作は出されていなかった。 本作はそんな中、沈黙を破ってSIMPLEシリーズとして発売された形になる。 発売約8ヶ月後の10月20日に無料アップデートが行われ、「チェス」「バックギャモン」のゲームが追加された。 これにより、ゲーム収録数は10種(通常)→15種(Deluxe)から、12種→15種に増加した。 また、この更新に伴ってゲーム作中でのタイトル名には収録ゲームの列挙部分に「チェス・バックギャモン」が追加されている。 特徴 上記の通り、通常版は12種、Deluxe版は15種のゲームを収録。 通常版の収録ゲームは「二人麻雀」「四人麻雀」「将棋」「詰め将棋」「オセロ」「囲碁」「ブラックジャック」「ファイブドローポーカー」「テキサスホールデム」「花札 こいこい」「チェス」「バックギャモン」。 Deluxe版にはこれに「三人麻雀」「二角取り」「花札 花合わせ」の3種と、「詰め将棋」の問題が600問→1250問のプラス650問追加される。 いずれのゲームも後から解放される形ではなく、最初から全て遊べる。 各ゲームは、主に「フリープレイ」「対戦」「チャレンジ」「エクストラチャレンジ」に分かれる。 「フリープレイ」はルール、対戦の長さ、CPUの強さなど、条件を自由に設定してプレイができる。 「チャレンジ」はルールや対戦形式などが固定されており、指定の条件で勝利することでクリアとなる面クリア形式のモード。 「エクストラチャレンジ」は「チャレンジ」と同様に特定の条件でプレイするモードだが、「チャレンジ」をある程度遊ばないと解放されない。 「将棋」「オセロ」「囲碁」「チェス」「バックギャモン」の5つについては、2人プレイヤーでの対戦が可能。 Joy-Conを各プレイヤーそれぞれで持ってのおすそわけ対戦と、画面をタッチしての対戦が選択できる。 ゲームごとに個別の実績を持っており、チャレンジ面のクリアや特定の条件達成で解放できる。 実績の開放度に応じて、各ゲームで「素人」~「○段」~「名人」の段位が認定される。 各ゲームそれぞれについて個別に、BGMや画面のデザイン等をカスタマイズできる。 BGMのほか、プレイ中の背景、麻雀牌やトランプの裏面、麻雀卓や囲碁盤・将棋盤の表面などが選択できる。 万人向けの定番テーブルゲーム作ということで、模様に派手なものやキャラ物はなく、色替えやシンプルな模様ばかりである。 カスタマイズ要素は、前述の実績を解放した際の特典として徐々に追加される。 各ゲームの簡単なルール説明も収録されている。対戦中でも見ることが可能。 各ゲーム個別の特徴 各ゲームのゲームとしてのルールは基本的に省略。 麻雀(二人麻雀/三人麻雀/四人麻雀) 三人麻雀のみ、通常の麻雀の他に、ローカルルールの「関西麻雀」「京都麻雀」を選べる。 専門の麻雀ソフトでもしばしば見られるが、「萬子の2-8牌なし」「七対子四枚使いあり」等の「関西麻雀」、「字牌がない」「得点計算が大幅に異なる」等の「京都麻雀」のルールは中々に強烈。 二角取り このゲームにはフリープレイがなく、15~20面1セットのチャレンジモードのみが用意されている。 その他、ゲームオーバーになるまで連続で面をプレイし続けるエンドレスモードも存在する。 将棋 駒落ちは「香落ち」「角落ち」など7種類設定可能。 「待った」が使用でき、1手だけ前に戻すことができる。 詰め将棋 通常版では1手詰めの問題を500問、3手詰めの問題を100問収録。Deluxe版ではさらに1手詰め500問と3手詰め150問が追加される。 各問で動かす駒を1手でも間違えた場合は、相手の手を待たず即座に「GAME OVER」と表示されやり直しとなる。 オセロ 将棋と同様に「待った」が可能。 囲碁 手合(ハンデ)は互先・定先と二子~九子の置石を選択可能。 盤面は9路盤・13路盤・19路盤を選べる。 トランプ(ブラックジャック/ポーカー/テキサスホールダム) ゲームを始めた時点でコインが各プレイヤーに配られ、それを賭けて進行する。最初に持っているコイン数と規定ゲーム数、1ゲーム当たりの規定BET数を設定できる。 規定ゲーム数が終わる前にコインが無くなったプレイヤーはゲームから脱落。操作しているプレイヤーが脱落した場合はその時点で終了(チャレンジモードの場合は失敗)となる。 「テキサスホールダム」のみ日本では比較的マイナーなゲームなので簡単に紹介すると、一般的なポーカーのように各プレイヤーが手札5枚を入れ替えて役を作るのではなく、場に全プレイヤー共有のカードがあり、その共有カードと各プレイヤー2枚ずつの手札を合わせてポーカーの役を作るゲームである。 花札(こいこい/花合わせ) 特になし。 チェス 将棋と同様に「待った」が可能。 チャレンジモードでは「○○手以内に勝利」という手数制限が設けられている。手数制限内の残り手数がハイスコアとして記録される。 バックギャモン 目標得点を1~25点の間の奇数いずれかで設定してゲーム開始する。各ゲームの勝利得点の合計が目標得点に早く達した側が勝利となる。 評価点 各ゲームのルール設定は一通り揃っている。 将棋は振り駒や主な駒落ちを網羅、囲碁は手合のほか9路盤・13路盤・19路盤を選択可、花札は雨流れや雨四光のあり無しを設定可、バックギャモンはダブルに関してクロフォードルールの有無を設定可など。ランダム設定もできる。 特に麻雀は焼き鳥や喰いタンといった基本的なローカルルールのほか、関西麻雀や京都麻雀を収録、CPUについても強さ弱さ以外に手役の傾向設定(ランダムも設定可)もあったりと、麻雀だけでも3つ収録しているだけに、この辺りはそこそこしっかりしている。 BGMも、初期状態の8曲以外は実績の解放が必要ではあるが、23曲とまあまあの数。 詰め将棋の問題数は多い。 後述の問題はあるが、1250問という問題数は評価すべきだろう。 実績は無理のない範囲に収まっている。 この手の作品だと実績が適当で、機械的に実績を設定したため作業、運ゲーじみた実績が多数並ぶものもしばしば見られるが、そういった問題はない。 ポーカーの実績を例に挙げれば、ワンペアやツーペアは10回達成の実績があるが、滅多に揃わないストレートフラッシュやロイヤルストレートフラッシュは1回達成すれば終わりだったりと配慮はされている。 リバーシが「オセロ」名義で収録されている。 「オセロ」はメガハウス(旧・ツクダオリジナル)の登録商標であり、任天堂の『世界のアソビ大全51』等も含め、多くのゲームが一般名称の「リバーシ」で収録しているが、本作はメガハウスの商標を得て「オセロ」として収録している。 SIMPLEシリーズへの「オセロ」名義での収録としては、3DSの『@SIMPLE DLシリーズ Vol.17 THE オセロ』以来。 問題点 収録ゲーム数が少なめで、かつ対戦機能も少ない。 2000~2500円のロープライス作ではあるが、それでもテーブルゲーム12~15種は率直に言ってやや少ない。「二人麻雀」「三人麻雀」「四人麻雀」はあくまで1つの「麻雀」であるだけに余計にである。 オンライン対戦不可に加え、麻雀やこいこいと言った2人対戦用のゲームの一部に対人戦が付いていないものもある。 特に、1年半近く前に約4000円で『世界のアソビ大全51』が出ており、否応なくそちらと比較せざるを得ない。 ローカル麻雀・囲碁・詰め将棋といったあちらに無くてこちらにあるゲームも存在する、ある程度細かいルール設定ができるなど何から何まで負けているという訳ではないが、50作近くが収録されておりオンライン対戦もできる同作にはボリューム感でかなり後れを取っている。 チャレンジモードをクリアしていけばプレイ時間自体は長く遊べるが、なにぶん同じゲームを細かいルールだけ変えて何度も遊ぶだけのモードなのでボリュームがあるとは言い難いところ。 PS2時代に発売された、『SIMPLEシリーズ』初の『THE テーブルゲーム』も2000円で11種だったが、そちらはストーリーモードがあったり、ハード発売1年ほどで発売されていたりと本作とはやや事情が異なる。 ゲーム操作部分にアナログスティック非対応のものがある。 将棋など、メニューまではアナログスティックで選べるのだが、個別のゲームでの盤面の操作などは方向キーでないと反応しなくなる。 画面タッチにも対応しているとは言え、単純に不便。 各ゲームのルール説明の精度に差がある。 役の概念がある麻雀や花札はイラストの説明があり独自の用語集を付けているなど比較的ちゃんと説明されているが、他のゲームはかなり説明が雑。 囲碁を例に取れば、石の置き方や勝敗の決め方だけで陣地の決め方が書いていないなど、肝心のものが丸っきり抜けている。重要なルールについても2、3行で説明してあり、これで未経験者がルールを理解するのは無理だろう。 総評 SIMPLEシリーズ定番のテーブルゲーム集から良くも悪くも逸脱していない出来。 基本的なテーブルゲームをいずれも問題なく楽しむことができる。 だが、やや少な目のボリュームはやはり気になる。 アップデートで2種類追加されたことで改善がなされ、他にもローカル麻雀の収録など、見るべきところも感じられなくはないのだが、独自の魅力に乏しいこともあってフォローとしてはまだ不足。 せめてSwitch黎明期であれば役割もあったのだろうが、発売時期的にも遅きに失した感があり厳しい。 ここに来て『SIMPLEシリーズ』のブランドを再度投入した以上、今後の作品で巻き返しが欲しいところである。 その後の展開 2023年1月26日にOneで、同年5月25日にはPS5/PS4でさらなる移植版『THE テーブルゲーム Deluxe Pack ~麻雀・囲碁・将棋・詰将棋・オセロ・カード・花札・二角取り・チェス・バックギャモン~』がダウンロード専用タイトルとして発売された。 PS5/PS4版は『THE 麻雀』以来9年ぶりとなる『SIMPLEシリーズG4U』からの発売となる。内容としては、新たにチェスとバックギャモンが追加されている。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3389.html
キャプテン翼 【きゃぷてんつばさ】 ジャンル スポーツ・シミュレーション 対応機種 ファミリーコンピュータ メディア 2MbitROMカートリッジ 発売元 テクモ 発売日 1988年4月28日 定価 5,500円 判定 良作 キャプテン翼シリーズリンク 概要 特徴 評価点 問題点 総評 その後の展開 余談 概要 週刊少年ジャンプで連載していたサッカー漫画「キャプテン翼」をゲーム化。 アクション性を徹底排除しながらも、リアルタイムで試合が進行するという、今までのスポーツゲームとは一線を画するシステムを備えたことで話題を呼んだ。 漫画本編の「中学生編」から「Jr.ユース編」までを追う、原作準拠のストーリー。 ムービーシーンを取り入れストーリー性と演出を重視したテクモシアターシリーズ第1弾。 特徴 スポーツゲームでありながらシミュレーションゲーム 直接選手を操作できるのはボール持ちの味方だけ。それ以外の選手は全て自動的に動くようになっている。 ボタンを押せばコマンド入力画面に切り替わり、パスを出したり、シュートを打ったり、フォーメーションコマンドを使うことができる。 敵とクロスプレイになると画面が切り替わり、時間制限なしでコマンドを入力する。攻め側はドリブル・パス・シュート・コンビプレイなどのコマンドで、守り側はタックル・パスカット・マークなどの中から選択する。 後のシリーズで登場するシュート対応に特化したブロックはまだなく、本作ではシュート対応はタックルとなる。 選手はそれぞれレベル、能力値、必殺技が設定されており、上記のコマンドの成立に大きく関わってくる。 各コマンドの使用には「ガッツ」を消費する。必殺技を使用する際には、大きくガッツを消費する。 選手に成長要素があり、たとえ試合に負けても選手に経験値が入ってレベルアップする。 アナウンサー 試合中の画面下部はアナウンサーの解説コーナーになっている。 パスやトラップ、シュート等、行動を起こす毎に実況形式で説明が入る。 なお実況を担当しているのはオリジナルキャラ「おがい(*1)(中学生編、今作のみ)」と「チャーリー高橋(Jr.ユース編)」。彼らは実況以外でもキックオフさせずに放置しておくと勝手に喋り出したり、マイクをかじりはじめたり、眠り出したりと色々なパフォーマンスを繰り広げるのがシリーズの名物の一つになっている。 相手がランダムのリーグ戦 今作のみの特徴として、対戦相手がランダムで決まる試合があり、Jr.ユース編の予選リーグと決勝トーナメント1回戦が該当する。 予選リーグでは強豪国(イタリア、ウルグアイ、アルゼンチン(最強))と一般国(イングランド、ベルギー、ポルトガル、スペイン、ポーランド、マレーシア(最弱)、カナダ)がそれぞれ2チームずつリーグに登場する。リーグ戦4試合を戦い抜きリーグでの成績が2位以内だと予選を突破できる。決勝トーナメント1回戦では強豪3国のうちリーグ戦で戦わなかった国との戦いになる(*2)。つまり強豪3国とは必ず戦うことになる。 基本的には勝ち点の多い順で順位を決め勝ち点は勝利で2点・引分けで1点。勝ち点が同点ならば得失点差の優劣、それも同じ場合は総得点の多い方が上位となる。因みにこれは当時のワールドカップ等でも使われていた国際ルールに準拠している(*3)。 全ての国との対戦が必須ではない一般国は強さにバラつきが大きく登場チームの編成しだいで難易度が変化する。必ず戦うことになる強豪国もイタリアとの対戦のタイミングが日向の新必殺「ネオタイガーショット」体得の鍵になるため軽視はできない。 パスワード制 ゲーム内では「スコアメモ」と呼称。 ドラゴンクエストのような、定型文パスワードもいくつか存在する。 評価点 子供でも遊びやすいシステム 複雑な操作を必要としないこのシステムは独特の戦略性を生み、サッカーそのものの面白さも充分に引き出した。 成長要素のおかげで「次は勝てるかも知れない」という希望を持てるため、最後までプレイしやすい。 キャラクターが大きい 大きな頭身の選手たちが生き生きと動き回る。必殺シュートなども、ボールの威力や軌道の変化などを再現し、その強烈さを印象付けている。 ゲーム本来の面白さもさることながら、いわゆる「キャプテン翼の世界を再現したキャラゲー」としての魅力も十分である。 上記のキャラ含め演出面は「シアター」の名に恥じない出来。 特にシュートの弾道は様々な形で表現され、特にドライブシュートの急落下する様、スカイラブで飛ぶ立花兄弟の躍動など花形は充分すぎるほどの力の入れよう。威力ではあまり高くなく地味な部類に入る松山のイーグルシュートも直線のシュートながら使い回しではなく地を這うような原作のイメージが的確に演出されている。 モブも含めた共通演出でもタックルの滑り込む挙動やドリブルで抜いていく姿、キーパーのアクションなども非常にダイナミックで見ていて心躍るものが目白押し。 これは後の作品で更に飛躍的に進化していき、よりその魅力を高めていくのでその地盤となったことも大いに評価できる。 わかりやすいアナウンサーの存在 アナウンサーのおかげで、ルールが良く分からない小さな子供でも、割とすんなり状況が把握できた。 容量の都合もあり、敵は一部の強キャラを除いて「てきの 9ばん」のようにアナウンサーにあるまじき呼び方をするが、このおかげで、注目すべき敵キャラが誰なのかわかりやすい。 味方が点を入れるとニッコリ顔になり、敵が点を入れると渋い顔をする。公平な立場で実況していないのはあるまじき行為だがわかりやすい。 更にゴールネットを破ると、味方の場合はVサインして大喜びし、敵に入れられた場合は突っ伏して机をバンバン叩いて悔しがる。ネットが破られたからって1点には違いないのに。 BGMも質が良い FC音源で再現したアニメ版主題歌「燃えてヒーロー」エンディングは「翼よ走れ」が使われている点などもファンには嬉しいサービス。 東邦戦で流れる日向小次郎のテーマ「荒野への叫び」は作中のBGMの中でも特に評価が高い。 オリジナル曲も良曲ぞろいで、続編でもアレンジされて使われている。 キャラのステータスも原作イメージを忠実に再現している。 全能力が高くて頼りになる翼、シュートとタックルに秀でドリブル時に相手を吹飛ばしやすい日向、翼を凌ぐ能力を誇るが心臓病のためガッツの消耗が極端に早い三杉(残り5分を切ると強制的に0に)、ラストの西ドイツ戦のみ出場し圧倒的な能力を持つ若林など、非常に凝っている。 原作で「取るや弾くどころかボールにさわってすらいない(イングランドの無名選手にもあっさりゴールを許している)」屈指のザルキーパーとして有名なフランスのGKアモロがしっかり再現されており(但し無名扱いの「てきのキーパー」表記)能力値がかなり低く設定されている。一応一般国(カナダやポルトガルなど1・3回戦の相手)のGKよりは能力値は高いが、強豪国で同じく無名GKのアルゼンチンやウルグアイ(2・4・5回戦の相手)のGKよりも弱い。しかも戦うタイミングが準ラスト(6回戦)なのを鑑みれば時期的にこちらのレベルも高まっているので体感的には一般国のGKクラス以下。 忠実すぎるためか格差も大きく、後述の問題点もあるのだが…。 東邦戦での原作再現 東邦戦で原作通りの結果になるようにプレイすると原作を忠実に再現した特殊な展開となる。わざわざ専用の一枚絵やセリフが用意されている。原作愛を感じるこだわりっぷり。 シンプルさゆえの評価点 ゲーム前半の中学生サッカー大会の原作では、過酷な試合において翼がケガを重ねていき、それゆえに全力を発揮できなかったり、選手生命にもかかわるような描写が見られるなど、痛々しい展開が多かった。 しかし、本作ではこう言った要素は存在せず、純粋に実力でぶつかり合う展開が終始なされている。原作再現が不足しているという指摘もなくはないが、これもまた一つの形として評価されている。 問題点 初作ということもあって、各所に粗削りな点が多々存在する。 ゲームバランスの問題 各能力の格差 全日本メンバー間の能力の格差が酷すぎる。確かに原作でも選手間での能力格差はあったが、今作はどう見ても調整に問題がある。 傾向として、「原作で活躍した部分のパラメータが異常に高く、他は南葛中のスタメンとほぼ同等」と言った調整が多い。翼や日向、岬、松山、三杉が強いのはわかるが、石崎が反町や次藤よりシュート力が高かったり、新田と立花兄弟の能力値が同じという事態が発生しており、ファンなら少々首を捻らざるを得ない。 全日本チーム内において、得意な分野と不得意な分野では実に2~3倍程度の能力値の差が発生する。にもかかわらず、敵チームはこちらのエース級(翼、日向、岬、三杉、松山)の能力値に合わせて調整されているため、当然下位のレギュラー(*4)やベンチ選手(*5)は使う旨味のない、役たたずとなる。 なぜかタックルが異常に高い(全日本中2位)日向(*6)や守備関連能力が他者を大幅に引き離すほど高い三杉(*7)等、後の展開を予想させる設定も多いので面白くはあるのだが…。 当然GKも能力格差が酷い。 南葛中のS・G・G・K(スーパー・ガンバリ・ゴール・キーパー)(*8)こと森崎君の各能力を1と仮定して比較した場合森崎:1 若島津:1.5(*9) 若林:3となる。GKのレベルは森崎を基準に引き継がれるので、森崎を使い続けるメリットは攻略上全く無い。どうしても使い続けるのなら愛と根性、相当な労力を要することになる。ネット普及後、原作での扱い(*10)や本作での性能などから、森崎君に対してS・G・G・K(スーパー・ ガッカリ ・ゴール・キーパー)などとネタにされる事が増えたりもした。それを差し置いても、森崎君はなんだかんだファンから愛されてるキャラであることは間違いないのだが…。もっとも、今作では最初から全GKが使えるわけではないため、各GKに出番がきちんと用意されており一応バランスは取れている(森崎は全国大会編の正GK、若林はJY編決勝しか出場しないのでそれまでは若島津が事実上の全日本の正GK。これは原作に完全準拠の設定。)。 レベルが高いと何でもありになる。 味方ゴール前からシュートを打っても、敵選手を何人もふっとばしてあっさりと敵ゴールに入る無茶苦茶な局面も…。但し、若島津や若林以上の実力のキーパーにはあまり通用しない。 負け越し(レベル上げ)前提のゲームバランス 1試合ごとの敵チームの強さの上昇が激しく、反則等のランダム要素は存在しない為、無敗で勝ち抜くのは困難。 負けるたびに日本での試合であろうとも若林から叱咤される。お前は西ドイツにいる筈だろうに… その他システム面の問題 試合前のインフォメーション関連 フォーメーションやディフェンスタイプの変更は実装されておらず、フォーメーションは原作の4-3-3で固定。 このため中盤の守備が薄く、相手チームにボールを奪われると容易にカウンターされてしまう。 スタメン、ベンチ間でしかポジションチェンジを行えない。例えば松山をDFからFWに変更する場合は一度控えに回してから任意のポジションに移さなければならず、少々面倒。ハーフタイム(一度入れ替えた選手は×マークが付き二度と選択できない。)や全国大会編ではポジションの変更すらできない。 さらに自分で設定したフォーメーションを記憶してくれない。特に途中参加で戦力として期待できる岬や若林はベンチ側に設定されているために、基本的に各試合ごとに設定し直さなければならない。また、ディフェンダーも、能力の高い石崎が外され、彼より能力が劣る高杉がスタメンに起用されている。もっともこれは原作再現であるし、また全日本にはディフェンス向きの選手自体が少ないので(松山や三杉をDFとして使わないならば)高杉も使う余地はある。 試合中関連 ドリブル中に表示されるのは、ボールを持っているキャラクターのみで、そのほかのキャラクターは操作できない。つまり、敵がボールを持っているときはほぼ操作不能。 ボールを持っていない選手のポジションは「パス」コマンドを選ばないと表示されない。 利用価値の低い「マーク」コマンド。相手に行動させずに他の選手を守備に参加させられる…という効果があるのだが、ほとんどの選手はマーク能力自体がかなり低く設定されているため、実際は滅多なことでは成功しない「死にコマンド」である。事実、次回作からは削除された。 パス先に指定できるのは、一度のパスコマンドで表示される4人だけ。そのためどうしてもパスしたい味方が出てこない場合、何度か「パス」コマンドを選びなおすことで、表示させてやる必要がある。これは仕様として一応説明書にも記載されている。 キャラゲーとしての問題 必殺技はシュート系とコンビプレイのみ。 しかもプレイヤー側が使用できるのは翼と岬のゴールデンコンビのみ。敵側で政夫と和夫が使っていたジェミニアタックはなぜか使用できない。 そのためにほかのコマンド(タックル、ドリブル、パスカット等)は純粋に能力値の勝負になっている…が、これが前述の難点になってしまっている。 最も不遇なのが次藤で、原作で猛威を振るった巨体を利したチャージやブロックが一切ない。 また、必殺シュートはあるのに次藤が巨体から繰り出したパワーによるシュートはなく前述の通り次藤自身のシュート力も低い。ゲームでも比良戸中は原作通り準々決勝(ゲームでは6戦目)の相手だというのに原作と違ってまったく強敵に思えない(*11)。 ただしディフェンス能力自体は高いので味方の守備要員としては有能。この点に関しては石崎に大きく優っている。そもそも本作では次藤に限らず必殺ディフェンス自体がほとんど存在しない(*12)ので、原作再現が不完全なのは次藤に限った話ではない。 南葛中のメンバーで修哲トリオは本来、ゲームメーカー(パス)の井沢、ドリブルの滝、シュートの来生という位置付けのはずだが、来生のシュート力は井沢や石崎と同じでしかない。それでいて井沢はパス力が高くなっている上、石崎はタックルやパスカット力が非常に高い(この2人の他の能力はすべて来生と同じなので、これだけでも来生の上位互換)。更に井沢や石崎はダイビングヘッドが使えるので実質得点力でも来生を上回るので来生のみ原作での持ち味を殺されてしまっている(*13)。 ゲームオリジナルの展開 全国大会から始まるので地区予選決勝の相手、大友中とは戦えない。 原作では事実上中学編での初試合と呼べる戦いで、Jr.ユース編に登場する新田もいるので再現しても良かったと思うのだが。 ゲームバランスの関係か試合順が変わっていたり(東一中と錦が丘)、他の中学が戦ったチーム(明和東、南宇和)と戦う。 ただし原作で戦ったチームは(錦が丘を除いて)どれも強敵なので、難易度の調整という意味では機能している。 試合順はまあ仕方がないとしても、原作で戦わなかった中学との戦いははっきり言って蛇足。こんなことなら1回戦を原作の静岡大会で大勝した相手のうちから1校、その次を地区決勝の大友中にした方が自然。 また、原作の設定に逆らってまで入れた明和東中だが全員「てきの〇ばん」という無名選手扱いと拘りがあるのかないのかよくわからないことになっている。せめてキャプテンの成田や元明和FCメンバー8人中でのリーダー格であるCFの沢木あたりは入れるべきだっただろう。 全日本編ではアドベンチャーゲームをプレイする必要がある。パリ市内のどこかにいる、重要な仲間キャラクターを探し出すのが目的で探し出せれば以後、試合に加わってくれるようになるのだが… 制限時間があったり、調べる場所を厳密にカーソル指定しなくてはならない場面があるなど、難易度は地味に高い。しかもクリアする方法が対象人物がいる場所でコマンド総当りの後に帰ると偶然すれ違って会える(*14)という物で、普通にやっているとまず気づかない。 またこのアドベンチャーでピエールに会うことができるのだが、おれのいえはかねもちだ つばさ かねもちはいいぞなどとのたまう(*15)。 ネオタイガーショットの習得方法 原作と同じく吉良監督からブラックボールを送ってもらって習得するのだが… フラグが立つ条件が日向のレベルを12以上にしてから1試合で2回ペナルティエリア内からのタイガーショットを失敗する。という物。タイガーショットは強力なため、普通のキーパーでは失敗させるどころか点が入ってしまい、まず条件を満たすことができない。 イタリア(試合タイミングがランダム)、西ドイツ戦(最終戦)のような強力なキーパーがいる試合で狙わなければ習得しにくい、という本末転倒な状況に。 用意された試合中の選手グラフィックは数種類程度、かつ全部標準的な体型である為、時に違和感が生じたりする。 特に顕著なのが角刈りタイプで、巨漢の次藤や小柄な沢田やカルツが早田などと同じ外見になってしまっている。しかも原作での次藤はパワーで強引に吹っ飛ばして進むタイプのドリブル一本なのに普通にかわすだけになっており全くらしさがない(因みにゲーム中で強引なドリブルをする日向は原作準拠だが、かわして抜くことも普通にあったので次藤ほどではない)。 当時、まだ信頼性のあったファミコン通信の(付録冊子であるが)ゲームカタログのレビューでも「見分けのつかないキャラ」を指摘されている。特に「岬、三杉、反町、松山」は原作でも肥えたファンでないと区別がつきにくいのだが、ドット絵ではもう四つ子である。(*16) 本作オリジナルの要素として、岬は茶髪、三杉は赤髪、というように同じ顔つきのキャラは原作から髪の色を変更することで何とか差別化している。「II」も髪色による区別は続いた。 「III」以降はカットインに専用の絵が与えられたキャラが増えており、多少改善されている。 グラフィックに関しては、当時は使える容量が少なく、容量節約のため仕方のない事であったのだろう(特にプラットフォームがFCの本作であればなおさらである)。 総評 粗があるとは言え、今までになかった、リアルタイムシミュレーションゲームという斬新なアイデアは多くのユーザーを魅了した。選手ごとにコマンドを選び、ガッツを消費して実行させる…このシステムの登場でアクション性に依存しないスポーツゲームも製作できると言う事を知らしめ、シミュレーション形式のスポーツゲームが登場し始めるきっかけとなった功績は大きい。 そしてもう一つ注目したいのが、「キャラゲー=クソゲー」というセオリーを覆した数少ない作品の一つでもあること。システムの改善、オリジナルストーリーで原作のその後を描く…など独自の発展を続け、原作終了後実に6年間もシリーズが保たれていたことは、アニメ・マンガをベースとした作品としては大変珍しいケースであった。 その後の展開 本作の人気から続編が作られシリーズ化していった。まず1990年7月に『キャプテン翼II スーパーストライカー』を発売。 技の幅が広がったり、システムもさらに改良され非常に評価が高い。 原作のジャンプ連載は本作の発売時期に終了し、完結した状態だったため、テクモによるオリジナルストーリーだがキャラクターはそれぞれ原作がしっかり踏襲されており、オリジナルキャラもその中に自然に溶け込んでおりゲームヌキにして、ストーリーそのものの評価も非常に高い。 移植版やリメイクは出ていないが1992年に海外で発売されている「テクモカップ サッカーゲーム」はほぼこれと同じ内容である。 ただし、版権にかかわる部分は変更されており「キャプテン翼」との関連性は無い。「キャプテン翼」の知名度があるヨーロッパでも北米版準拠のでの発売となったが、タイトルのみ発売地域に合わせ「テクモカップ フットボールゲーム」と改題されている(*17)。 また、今作と同じく原作準拠でストーリーもほぼ同じ作品がPS2(バンダイ製)、NDS(コナミ製)で発売されている。 どちらもある程度の違いはあるもののコマンド選択で各行動を行う、各行動にカットインが入る等本作の影響を受けた表現やシステムが使われている。 スーパードッジボールを題材にしたドッジ弾平やFFXのミニゲームのブリッツボール等、この作品の影響を受けたゲームは意外と多い。 余談 アニメ終了及び連載終了直前の販売 実は当初の発売は1986年であったのだが、発売延期を繰り返した結果記載されている年月日に発売されるという経緯を持ち、相当な難産であった事が窺える。 元々が漫画を題材にした所詮キャラゲーの為に開発中止も十分にあり得た事であり、そうなっていたら現在のスポーツゲームの在り方が変わっていた可能性もあり得た。 お遊びメッセージの数々 全国大会優勝時の会話時に出てくる「ン?」の時に十字キーの右か左を押したり、アドベンチャーの時にキャラクターの口元を調べると変なメッセージが出る。 主役は俺だと言い合う翼、日向、そこに首を突っ込む若島津やコミックスやゲームの宣伝、ユニホームの交換を拒否したり同時優勝になった時に日向を罵倒したりしてボコボコにされる等感動をぶち壊しにする事請け合い。 この技は徳間書店のファミコン情報誌『ファミリーコンピュータMagazine』1988年11号(6月3日号)の裏技コーナー「超ウルトラ技50+1」に掲載されたが、同コーナーで掲載されたものを集約した大技林には何故か掲載されていない。 岬捜索のアドベンチャーパートで出会うピエールの口を調べると「ピエールホットライン」と言って「ここに電話するといいことあるぞ」と03-256-2525という番号を教えてくる。 これはテクモのテレフォンサービス「テクモホットライン」であり説明書にもその記載がある。 因みにこの番号が使われたのは本作が最後で12月の『忍者龍剣伝』では03-222-7550(*18)に変わっている。これはその後しばらく使われ1991年には東京23区の一斉変更に合わせアタマに3が付いて03-3222-7550として持続使用されたが現在は使われていない。 同パートで岬の父一郎の口を調べると「ゲージュツはバクハツだ!」と言うネタもある。 テクモスタッフの遊び心なのか、リーグ戦で戦うチームにオリジナルキャラクターが登場する。 登場するのはマッハー(ポーランド)、リネカー(イングランド)、アルゴス(スペイン)、シャラーナ(ポルトガル)の4人。 オリジナル必殺シュートはなく、特徴があるのはドリブル倍速のマッハーだけ。次回作でもポーランドチームで対戦する事になる。 イングランドは原作でフランスと戦っており、原作キャラのDFロブソンもきちんと出場しているが、リネカーは完全オリジナルキャラ。続編ではロリマーという名前に変わっている(*19)。IIIからは必殺シュートも体得。劇場版で登場した(*20)パワーストライカーのスティーブは登場していない(*21)。 スペインのアルゴスくんは同時期発売予定の『アルゴスの戦士 はちゃめちゃ大進撃』の宣伝も兼ねていたが、本作の発売がかなり遅れたため結局1年も間が開いてしまい宣伝効果は低かった。 ポルトガルチームは次回作でも登場するが、ストーリーデモのパートで西ドイツに負けてしまうため再戦の機会はない(*22)。 ガッツ不足の際の「くっ! ガッツがたりない!」という台詞がよくネタにされる。 この台詞はキャプテン翼の本編とは直接の関係はなく、ゲーム制作者の口癖をゲームに入れただけとのこと。 南宇和戦の前に監督に情報を聞くと「武井のダイビングヘッドには気を付けろ」と言われるが、実装すらされていないため使うことはない。 原作で南宇和は、松山率いるふらの中と準々決勝(ふらのにとっては南葛戦の前)で対戦しキャッチに来たキーパー加藤の手を強引にヘディングで押し込んでゴールを決めたが、ボールそのものが高かったのでこれはゲーム中で「ヘディング」に該当する(アニメでも原作でも「ダイビングヘッド」とは言及されていない)。 後のメガCD版では「パワーヘディング」として正式に必殺技となった。 上述の通り日向の「ネオタイガーショット」は全日本入りしてから体得するため、その台詞は完全に仲間(プレイヤー側)ありきのものになっている。 だが、そのフラグ自身は独立しており、それさえ立っていれば敵側にいる日向でもネオタイガーを放ってくる。 つまりパスワードでそれを体得した状態で国内大会から始めると南葛対東邦戦でも放ってくるのだが、その時「くらえ!とうほう!これがおれのネオタイガーショットだ!」とまるで自殺点(オウンゴール)する気マンマンのような珍妙な台詞を見ることができる。 当然、その言葉に反してちゃんと森崎の守る南葛ゴールに向けて容赦なく飛んでくる。 他に特殊なパスワードなどで全日本で東邦(日向のいる中等部)を相手に戦う場合も、同じ台詞を見ることができる。 ファミ通にて2003年にファミコン生誕20周年を記念して行った「最も心に残ったファミコンソフトは?」というアンケートでは本作が27位、IIが51位に入り、キャラゲー部門では1位と2位を独占した。 キャラゲーとしては他に類を見ない程長く愛されてるゲームであることが窺える。 上記の様に原作終了前後の発売でありながらゲームオリジナルストーリーの続編が出る程の人気を誇り、後に原作の続編が連載される等与えた影響は予想以上に大きい事が窺える。 島田秀平が都市伝説の持ちネタ「ドラクエIのパスワードが意味のある文章になる」のキャプテン翼版がいくつか存在する。「つばさはつ よいつよい つよいつよいつよいつよ いつよいつ よいなあああ」「ぼくはおお ぞらつばさ とみさきたろうふたりそ ろつてゆう しようしよう」「もえろもえ ろもえろも えろもえろもえろもえろ もえろひゆ うがこじろう」等、その他にもある。 ただし、ドラクエの様に「未来の予言的文章」では無いし、早くから知れ渡っているので仕込みの疑いがある。 CMではアニメ本編での場面は一切使われていない。最後のタイトルコール「キャプテン翼もうすぐ新登場だ!」も、翼役の小粥よう子氏ではなく三杉役の溝口綾氏。 難産の果ての話題作の割にCMはアニメからの流用はなく実写のサッカー映像にゲーム画面のみと、さほど力を入れようが感じ難いものになっている。 ゲーム本編で使われていないボツ絵が見られる一面もある。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/9264.html
SIMPLE1500シリーズリンク SIMPLE1500シリーズ(全104作) SIMPLE1500実用シリーズ(全18作) SIMPLE1500シリーズ ハローキティシリーズ(全4作) 下記シリーズを除くSIMPLEシリーズ全般 → SIMPLEシリーズ 『SIMPLE1500シリーズ』『同・実用』『同・ハローキティ』→ SIMPLE1500シリーズ 『SIMPLE2000シリーズ』『同・2in1』『同・Ultimate!!』『同・ハローキティ』→ SIMPLE2000シリーズ 『SIMPLE DSシリーズ』『@SIMPLE DSシリーズ』→ SIMPLE DSシリーズ 『SIMPLE2500シリーズ Portable!!』『SIMPLE2000シリーズ Portable!!』→ SIMPLE2500シリーズ Portable!! 『@SIMPLE DLシリーズ』『SIMPLEシリーズ for ニンテンドー3DS』→ @SIMPLE DLシリーズ SIMPLE1500シリーズ(全104作) タイトル 概要 判定 SIMPLE1500シリーズ Vol.1 THE 麻雀 SIMPLE第1作にして最高の売り上げを誇る。 なし SIMPLE1500シリーズ Vol.2 THE 将棋 SIMPLE1500シリーズ Vol.3 THE 五目ならべ SIMPLE1500シリーズ Vol.4 THE リバーシ SIMPLE1500シリーズ Vol.5 THE 囲碁 SIMPLE1500シリーズ Vol.6 THE 花札 SIMPLE1500シリーズ Vol.7 THE カード 大富豪、ポーカー、ブラックジャックを収録。 SIMPLE1500シリーズ Vol.8 THE ソリティア SIMPLE1500シリーズ Vol.9 THE チェス SIMPLE1500シリーズ Vol.10 THE ビリヤード PSソフト『キャロムショット2』をベースにしている。 SIMPLE1500シリーズ Vol.11 THE ピンボール -3D- 収録台は少ないが、ピンボールとしては割と遊べる出来。 なし SIMPLE1500シリーズ Vol.12 THE クイズ SIMPLE1500シリーズ Vol.13 THE レース 『チョロQ』のリソース流用レースゲー。流用なだけに遊べるが、ボリューム不足。 なし SIMPLE1500シリーズ Vol.14 THE ブロックくずし 100面収録のブロック崩し。 SIMPLE1500シリーズ Vol.15 THE パチンコ SIMPLE1500シリーズ Vol.16 THE パチスロ SIMPLE1500シリーズ Vol.17 THE バイクレース 『THE レース』よりボリューム増加。絶対に転倒しないバイク。 なし SIMPLE1500シリーズ Vol.18 THE ボーリング SIMPLE1500シリーズ Vol.19 THE すごろく タイトル通りのすごろくゲームだが、ボリュームと盛り上がりに欠ける。 ク SIMPLE1500シリーズ Vol.20 THE パズル SIMPLE1500シリーズ Vol.21 THE 野球 プロ野球実名版 SIMPLE1500シリーズ Vol.22 THE プロレス SIMPLE1500シリーズ Vol.23 THE ゲートボール SIMPLE1500シリーズ Vol.24 THE ガンシューティング かなりのボリューム不足。撃ちもらした敵がいても構わずゲームは進む。 ク SIMPLE1500シリーズ Vol.25 THE 競馬 SIMPLE1500シリーズ Vol.26 THE テニス FC並のボリュームだが、テニスゲームとしては悪くない出来。 なし SIMPLE1500シリーズ Vol.27 THE スノーボード SIMPLE1500シリーズ Vol.28 THE ダンジョンRPG 媚びない構成とみるか、有名作の劣化とみるか。 なし SIMPLE1500シリーズ Vol.29 THE つり PS時代にありがちなシンプルな釣りゲーム。釣り具を釣って人魚を釣ろう!たい焼きも釣れるよ! SIMPLE1500シリーズ Vol.30 THE バスケット 1on1プラス アーケード移植された『1on1』の逆移植。 SIMPLE1500シリーズ Vol.31 THE サウンドノベル 『晦 つきこもり』の父違いの弟。 なし SIMPLE1500シリーズ Vol.32 THE ボクシング SIMPLE1500シリーズ Vol.33 THE 卓球 SIMPLE1500シリーズ Vol.34 THE クイズ番組 SIMPLE1500シリーズ Vol.35 THE シューティング ポリゴン横シュー。独特のムービーに慣れれば出来は悪くない。 なし SIMPLE1500シリーズ Vol.36 THE 恋愛シミュレーション 夏色セレブレーション PCゲーム『夏色Celebration』の移植。キャラデザはガイナックス。 SIMPLE1500シリーズ Vol.37 THE イラストパズル スライドパズル SIMPLE1500シリーズ Vol.38 THE リアルレーシングTOYOTA レースするだけなら充分な機能を持っている。ベストタイムがセーブできないのが残念。 なし SIMPLE1500シリーズ Vol.39 THE 麻雀2 SIMPLE1500シリーズ Vol.40 THE 将棋2 SIMPLE1500シリーズ Vol.41 THE リバーシ2 SIMPLE1500シリーズ Vol.42 THE 囲碁2 SIMPLE1500シリーズ Vol.43 THE 花札2 SIMPLE1500シリーズ Vol.44 THE カード2 SIMPLE1500シリーズ Vol.45 THE ブロックくずし2 SIMPLE1500シリーズ Vol.46 THE 麻雀落ちゲー 落雀 スルメ SIMPLE1500シリーズ Vol.47 THE スケートボード SIMPLE1500シリーズ Vol.48 THE パズル2 SIMPLE1500シリーズ Vol.49 THE カジノ SIMPLE1500シリーズ Vol.50 THE ビリヤード2 SIMPLE1500シリーズ Vol.51 THE ジグソーパズル SIMPLE1500シリーズ Vol.52 THE プロレス2 SIMPLE1500シリーズ Vol.53 THE ヘリコプター こちら近所の何でも屋、マサトラジヘリカンパニー。…RCじゃねえか! なし SIMPLE1500シリーズ Vol.54 THE バレーボール ブレイクバレープラス SIMPLE1500シリーズ Vol.55 THE ダーツ 今日もダーツマンはチート臭い敵幹部と戦うのだ。 なし SIMPLE1500シリーズ Vol.56 THE スナイパー CV 池田秀一。異様に遅い銃弾と3周目の超展開。 バカゲー SIMPLE1500シリーズ Vol.57 THE 迷路 SIMPLE1500シリーズ Vol.58 THE すもう SIMPLE1500シリーズ Vol.59 THE 推理 ~IT探偵 18の事件簿~ 『THE 推理シリーズ』初作。そのお手軽感で独自の立ち位置を形成した。 なし SIMPLE1500シリーズ Vol.60 THE テーブルホッケー 1人プレイだと飽きは早いが、数少ないホッケーゲームとしてはよく出来た内容。 なし SIMPLE1500シリーズ Vol.61 THE クイズ2 SIMPLE1500シリーズ Vol.62 THE スキー SIMPLE1500シリーズ Vol.63 THE ガンシューティング2 SIMPLE1500シリーズ Vol.64 THE キックボクシング SIMPLE1500シリーズ Vol.65 THE ゴルフ SIMPLE1500シリーズ Vol.66 THE 回転 まわすんだ~!! SIMPLE1500シリーズ Vol.67 THE サッカー ダイナマイトサッカー 1500 SIMPLE1500シリーズ Vol.68 THE RCカー RCでGo!! 『RCでGo!!』の廉価版。 SIMPLE1500シリーズ Vol.69 THE パターゴルフ SIMPLE1500シリーズ Vol.70 THE ウォーシミュレーション ~人の創りし者達~ フ○ントミッション? 何のことです? なし SIMPLE1500シリーズ Vol.71 THE 恋愛シミュレーション2 ふれあい 元々は同人ゲームとして頒布予定だったが紆余曲折を経てPSソフトとしてリリース。 良 SIMPLE1500シリーズ Vol.72 THE ビーチバレー SIMPLE1500シリーズ Vol.73 THE インベーダー ~スペースインベーダー1500~ タイトーがリリースした『スペースインベーダー』のPS移植版。 SIMPLE1500シリーズ Vol.74 THE ホラーミステリー 惨劇館 ケビン伯爵の復活 俺の妹がこんなに棒読みなわけがない。 なし SIMPLE1500シリーズ Vol.75 THE ダブルシューティング タイトーSTGの名作『レイストーム』と『レイクライシス』が2作セットでこのお値段! SIMPLE1500シリーズ Vol.76 THE ドッヂボール SIMPLE1500シリーズ Vol.77 THE 水泳 SIMPLE1500シリーズ Vol.78 THE ゼロヨン SIMPLE1500シリーズ Vol.79 THE 四川省 SIMPLE1500シリーズ Vol.80 THE 陣取り ヴォルフィード1500 タイトーがリリースしたアーケードゲームのPS移植版。 SIMPLE1500シリーズ Vol.81 THE 恋愛アドベンチャー おかえりっ! PCゲーム『おかえりっ!~夕凪色の恋物語~』のPS移植版。 SIMPLE1500シリーズ Vol.82 THE 潜水艦 父は我が子を上級モードの谷に突き落とす…また本物じゃなくてRCじゃねえか。 なし SIMPLE1500シリーズ Vol.83 THE ウェイクボード バーストリック ウェイクボーディング!! SIMPLE1500シリーズ Vol.84 THE イントロクイズ SIMPLE1500シリーズ Vol.85 THE 戦国武将 天下統一の野望 戦国シミュレーションだが、外交と戦争しかできない。 SIMPLE1500シリーズ Vol.86 THE 鬼ごっこ SIMPLE1500シリーズ Vol.87 THE 競艇 SIMPLE1500シリーズ Vol.88 THE ギャル麻雀 LoveSongsアイドルはハイレ~ト LoveSongsのスピンオフ麻雀。 SIMPLE1500シリーズ Vol.89 THE パワーショベル パワーショベルに乗ろう!! 『パワーショベルに乗ろう!!』の廉価版。 SIMPLE1500シリーズ Vol.90 THE 戦車 グラフィックは悪くないのだが、透視が出来てしまう等の問題あり。見え見えの対戦車地雷(*1)。 ク SIMPLE1500シリーズ Vol.91 THE ギャンブラー SIMPLE1500シリーズ Vol.92 THE 登山RPG 銀嶺の覇者 登山とRPGをくみあわせた、全く新しいゲーム。富士よ、あなたは弱かった…。 なし SIMPLE1500シリーズ Vol.93 THE パズルボブル パズルボブル4 『パズルボブル4』の廉価版。 SIMPLE1500シリーズ Vol.94 THE カメラマン PCE「激写ボーイ」のパワーアップ移植。 SIMPLE1500シリーズ Vol.95 THE 飛行機 『エースコンバット3』の3年後にこの始末。 ク SIMPLE1500シリーズ Vol.96 THE 野球2 2002 プロ野球 SIMPLE1500シリーズ Vol.97 THE スカッシュ SIMPLE1500シリーズ Vol.98 THE フットサル SIMPLE1500シリーズ Vol.99 THE 剣道 ~剣の花道~ SIMPLEのスポーツ系では珍しい隠れたバカゲー。剣道ってなんだっけ? バカゲー SIMPLE1500シリーズ Vol.100 THE 宇宙飛行士 オペ子はイライラを癒せるか? なし SIMPLE1500シリーズ Vol.101 THE 銭湯 欲情浴場経営ゲーム。全年齢向けです。 なし SIMPLE1500シリーズ Vol.102 THE 電車運転士~電車でGO! 名古屋鉄道編~ 『電車でGO! 名古屋鉄道編』の廉価版。 不安定 SIMPLE1500シリーズ Vol.103 THE 元祖電車運転士~電車でGO!~ 『電車でGO!』PS版の廉価版。 劣化 SIMPLE1500シリーズ Vol.104 THE ピンクパンサー SIMPLE1500実用シリーズ(全18作) タイトル 概要 判定 SIMPLE1500実用シリーズ Vol.01 乗換案内 2000年版 SIMPLE1500実用シリーズ Vol.02 家庭の風水 SIMPLE1500実用シリーズ Vol.03 姓名判断 SIMPLE1500実用シリーズ Vol.04 料理 定番料理レシピ集 料理の基本や定番の料理30種類のレシピをムービーや写真を交えて解説しているソフト。 SIMPLE1500実用シリーズ Vol.05 薬の事典 ピルブック2001年版 SIMPLE1500実用シリーズ Vol.06 カクテルのレシピ SIMPLE1500実用シリーズ Vol.07 楽しく学ぶ運転免許 SIMPLE1500実用シリーズ Vol.08 1時間でわかる株式投資 SIMPLE1500実用シリーズ Vol.09 わたしスタイルのアロマセラピー SIMPLE1500実用シリーズ Vol.10 タロット占い SIMPLE1500実用シリーズ Vol.11 家庭でできるツボ指圧 SIMPLE1500実用シリーズ Vol.12 家庭の医学 診断事典 SIMPLE1500実用シリーズ Vol.13 心理ゲーム それいけ×ココロジー ココロのウソの摩訶不思議 SIMPLE1500実用シリーズ Vol.14 暮らしのマナー 冠婚葬祭編 SIMPLE1500実用シリーズ Vol.15 犬の飼い方 世界の犬のカタログ SIMPLE1500実用シリーズ Vol.16 猫の飼い方 世界の猫のカタログ SIMPLE1500実用シリーズ Vol.17 プラネタリウム 扱っているのは星座のみというシンプルなプラネタリウムソフト。 なし SIMPLE1500実用シリーズ Vol.18 漢字クイズ 漢字検定にチャレンジ SIMPLE1500シリーズ ハローキティシリーズ(全4作) タイトル 概要 判定 SIMPLE1500シリーズ ハローキティ Vol.01ハローキティ ボウリング ハローキティシリーズ SIMPLE1500シリーズ ハローキティ Vol.02ハローキティ イラストパズル SIMPLE1500シリーズ ハローキティ Vol.03ハローキティ ブロックくずし SIMPLE1500シリーズ ハローキティ Vol.04ハローキティ トランプ
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/5691.html
ダイソー ザ・ゲームシリーズNo.59 レミュオールの錬金術師 【だいそー ざ・げーむしりーずなんばーごじゅうきゅう れみゅおーるのれんきんじゅつし】 ジャンル 経営シミュレーション ※画像はDS版 対応機種 Windows 98/Me/XP メディア CD-ROM 1枚 発売元 ダイソー(株式会社大創産業) 開発元 犬と猫 発売日 2004年~2005年頃 定価 100円(税別) 判定 良作 ポイント 100円で100日以上遊べる ダイソー ザ・ゲームシリーズ 概要 ストーリー 特徴 評価点 問題点 総評 余談 概要 「晴れたり曇ったり」シリーズ。同人サークル「犬と猫」が開発しているフリーゲームシリーズである。 第一作となるRPG『水色の塔』はその完成度の高さから、後に『ダイソー ザ・ゲームシリーズNo.58 水色の塔』と改題の上、あの100円ショップ「ダイソー」で発売されるほどの人気となった。 「レミュ金」の愛称で親しまれる経営シミュレーションゲームの本作は、そんな『水色の塔』の流れを汲みつつも雰囲気を新たに装った『晴れたり曇ったりシリーズ』の第二作となるフリーゲームであると同時に、前作同様にダイソーでも発売された、稀有な商業作品でもある。 ストーリー 海洋都市イシュワルド。温暖な気候を持つ世界有数の大都市である。 ここは、そんなイシュワルドのほぼ中央に位置するレミュオール地区にたたずむ小さな一軒家。 そこで暮らす女性は、街でも評判の『怪しい女性』ティコと、その弟子ルヴェル。 今日もいつもと同じイシュワルドの一日が始まるのかと思っていたある日のこと、ルヴェルは自分の「へそくり」が消えていることに気づきます。 わがままで金使いの粗いティコと同居する身として、勝手に人の金を使われまい、と思い自室の本棚に隠しておいた、なけなしのへそくり10000£が忽然と姿を消していたのです。 貧相な家に入る泥棒もいない。思い当たるフシは一つしかありませんでした。同居人のティコです。 すぐさま、そのことをティコに問い詰めましたが、弟子という立場もあり(弟子にはなりたくなかったのですが、勝手に弟子にさせられたのです) 師匠に逆らえないルヴェルは、ただただ枕を相手に泣きじゃくるのみでした。 しかし、ティコの悪事はそれだけではありませんでした。 なんとなんと、彼女は銀行から借金をしてきていたのです。 ルヴェルのへそくりをその返済の一部にあてたものの、残された金額は、一般市民にとっては巨額極まりないものでした。 さすがに堪忍袋の緒が切れたルヴェルは師匠相手に強く出ます。お金は働いてちゃんと返すのだ、と。 いつもなら弟子をこきつかい、借金返済を済ますティコでしたが、今回ばかりは返済額が大きすぎる… ため息を一つつくと、少しは反省したのか、ティコはしぶしぶ店のカウンターに座ります。 「しょうがないわねぇ…手っ取り早く商売でお金を集めるから、家にあるもの持ってきなさい。」 レミュオールの錬金術師は、ふてくされた顔でそう言うと、弟子を睨みつけます。 ティコのアトリエ本日開業。彼女の手から創られるものは、巨万の富と繁栄の華。 特徴 ゲームシステムとしては「ティコ魔法堂」を経営して1日単位で進行させる経営シミュレーション。 作中での通貨の単位は「イシュワルド・ポンド」。 一日のおおまかなスケジュールは、こうなる。 8 00~9 59…開店準備。 10 00~17 59…開店。 18 00~24 00…閉店、決算(収入確認と店の維持費の支払い)。 本作は「商品棚」「倉庫」「欄」「在庫数」「保管庫」の概念がある。 どういうことかというと、どんなに多くの商品を用意しても、商品棚の欄の数だけの種類しか陳列することはできず、残りの種類は倉庫へと収納される。 倉庫には10種類まで商品を収納できる。 商品棚、倉庫共に商品で使用できる「欄」が埋まっている場合は在庫数にかかわらず商品を購入できない。 商品棚と倉庫の商品の合計が在庫数となり、在庫数の限界までしか商品は所有できない。 上記の商品棚と在庫数はドボック建設事務所で拡張が可能。 保管庫はイベントで入手した商品が一時的にストックされる。 プレイヤーが任意で取り出し、倉庫や商品棚に加えられるがストックが8つであり、古いものから順次削除されるのでタイミングを見計らって取り出す必要がある。 いずれかの商品の販売数が100を超えると、その商品は「自動仕入」ができるようになる。 これは日付が変わると、指定した数の分だけ自動で仕入れが行われる。 また、販売数が500を超えた商品は随時仕入れ可能となり、完売した時点で指定数まで自動で仕入れが行われるため、便利である。 ただし、自動仕入れは市場で購入するよりも経費がかかるので闇雲に行っても収入は伸びない。 販売数が200を超えた一部商品は、別の商品にする「加工」ができる。 加工の難易度と数量に比例して、その分、体力と時間を消費してしまう。そして加工に失敗する場合もある。 そして、加工難易度とティコの技術力に応じて成功率が上昇する。 本作は「外出」が可能で、以下の場所に行ける。 イシュワルド市場…8 00~15 00の間に営業。商品を仕入れる場所で、基本的な商品が売られている。 しかし毎月8日と18日と28日には薬草市が、9日と19日と29日には果物市が開かれる。それを考慮して商品を仕入れなければならない。 イシュワルド銀行…8 00~15 00に営業。借金返済、預金、出金が出来るが、そのいずれも1000ポンド単位での管理となっている。 預金額が一定以上になると、仕入れで必要な金額を預金から支払う指定が可能となる。 借金返済後は投資が可能になる。投資すると牧場で買える動物が増えるなどの恩恵が受けられる。 ドボック建設事務所…8 00~19 00に営業。商品棚と在庫数の拡張が行える。 レトレト牧場…8 00~19 00に営業。商品を生み出す家畜や泥棒を追い払う役割の番犬など、様々な動物を購入可能。 本作には『晴れたり曇ったりシリーズ』の第一作『水色の塔』のシオ、及び本作の次回作『晴れたり曇ったりN』のフィルが登場する。 この2人が一体何をするかというと、彼らに依頼すればダンジョンに行ってもらい商品を取ってきてもらう事が可能。依頼すると高確率で彼らは商品を手に入れて、翌日の10 00にその商品を届けにくる。 ただし、彼らはたまに怪我を負う場合があり、その場合は治療費を負担せざるを得ない。 ルヴェルはゲーム中にアドバイスを頻繁に挟むため、簡単で初心者にもとっつきやすい難易度となっている。 それだけに留まらず、彼には掃除や資金繰り、マッサージ等の指示が可能で、指示によっては一部の商品を楽に入手することが出来る。 店には客以外にも誰かが訪ねてくることがあり、その会話の内容は多種多様。 登場人物が他愛のない日常会話を交わすものや、差し入れやミニゲームで商品を入手できる場合がある。 また、訪問販売員や新聞屋が訪れた場合は、商品を購入できる。 評価点 まず第一に、「100円のゲーム」でありながら中毒性が凄まじい。 ルヴェルのアドバイスをもとに何が売れるのか分析して、自分が目処をつけた商品が売れ在庫を捌けるのは、難しいパズルを解いたような気持ちよさがある。 加えて本作はストーリーの肝となっている借金返済のみならず、商品図鑑のコンプリートや商品棚の最大増設などやりこみ要素が豊富なため、時間を忘れてついやりこみがち。 本作はこの一点をもってして、本作を知る多くの人間に評価されている。 そして自由度も高い 店でどの系統の商品を売るか、そして入手はどこで行うか、店の設備はいつ拡張するか…等プレイヤーの数だけ進め方がある。 商品の入手方法も市場で購入する、加工して作成する、自動仕入れを利用する、家畜を購入して畜産物を手に入れる、シオやフィルに採取してもらう、ルヴェルに探しにいかせる、イベントで入手と幅広い。 ギルドポイントや大会、月末の各ランキング等やり込み向けの要素も多いものの借金返済だけが目的なら大半は無視できるのも大きい。 最悪、元手が不要であるルヴェルへの採取命令で商品を仕入れ、ティコは商品棚の入れ替えと掃除しているだけ…と言うようなものぐさプレイも可能だったりする。 プレイスタイルに合わせやすい設定変更 ボイスや報告、交渉等はせっかちなプレイヤーにとっては苦痛になりがちだが、設定で大半がスキップ可能なため、プレイを高速化させることも可能。 世界観は落ち着いたレトロな雰囲気が醸し出されており、そののんびりしたビジュアルに酔いしれることうけあい。 音楽もほのぼのした曲調が、のんびりしたゲームの雰囲気にマッチしており、クオリティは高い。曲数が少ないのが残念。 キャラクターは全員個性豊かで、会話の内容も毎回変わるため、容易に人物像や人間関係を想像させられる。 また、キャラクターは全て『晴れたり曇ったりシリーズ』の他の作品のものなので、シリーズのファンならニヤリとさせられる。 100円とはいえ、フリーゲームに対してお金を支払っているということもあり、ダイソー版では元のフリーゲーム版にはないオリジナルのお客さんやボイスが追加されている。 問題点 プレイヤーを苛立たせるシバの行動 金をせびってきたり、ガラクタを大量に売りつけられるミニゲームを強要したり、探索場所の地図を強制的に買わせる等、大半のプレイヤーにとっては妨害要員でしかない。 その際のセリフも悪人じみたものが多く、その点でもプレイヤーに不快感を与えている。 商品棚と倉庫の「欄」による弊害が多発しやすい。 加工時には商品棚か倉庫に常に欄の空きがなければ加工できない。これは加工後の商品をストックするための措置と思われるが、既に加工し、商品棚や倉庫に欄がある商品にも適用されてしまう。 また、前述のように欄が一杯だと商品を入手出来ないので、探索で入手したものは強制破棄されてしまう。 この為に現時点で購入、販売しない商品は随時商品欄から削除していく必要がある。 この仕様もあって多くの種類の商品を扱うのは困難であり、ルーチンワークを強いられてしまいがち。 BGMとしてMIDI形式のファイルを使用しているため、Vista以降のWindowsでプレイすると明らかに音がショボい。 XP以前とVista以降で音源が変わったのが原因であり、正確にはWindows側の仕様の問題。別途手間はかかるが、一応改善は可能。 総評 明確な目標と親切なアドバイス、そして豊富なやりこみ度と独特の世界観により初心者も上級者も楽しめる、経営シミュレーションのお手本。 一度クリアしてもやりこみたくなり、やりこみに飽きて本作をCDラックに片付けても、日常のふとした時にまた取り出したくなる魅力があるため、「100円で100日以上遊べる」といっても過言ではない。 余談 本作は後にDSにも移植されたが(発売:毎日コミュニケーションズ(現:マイナビ))、自動仕入れをオフにできなかったりフリーズが頻発したりする、劣化移植となった模様。 文字でしか表現されなかった商品にグラフィックが追加されているなど、一応改善点もある。 フリーゲームの移植で、ほとんど追加要素がないにもかかわらず、フルプライス(税別4800円)というやたら強気な値段設定。もう少し安くしても良かったのでは……? ダイソーゲームシリーズの全ての作品に言えることだが、本作は現在取り扱っていないため入手困難。 冒頭の通り、原作(フリーゲーム版)は現在も本家サイトから入手可能。今から始めたいならこちらを。 ゲームそのものの問題ではないが、ルヴェルの扱いがひどい。 ルヴェルはティコによって居場所をすぐに見つけられる魔法がかけられているため逃げられないという裏設定があり、これには「ルヴェルが可哀想」という意見もある。 時折商品をおすそ分けしてくれるヤヨイにも嫌われているのだが、この作品だけだと、なぜ嫌われているのかプレイヤーには判断不可能なので、尚更可哀想になってくる。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2848.html
魁!!クロマティ高校~これはひょっとしてゲームなのか!?編~ 【さきがけくろまてぃこうこう これはひょっとしてげーむなのかへん】 ジャンル ツッコミアドベンチャー 対応機種 プレイステーション2 発売元 ハドソン 発売日 2004年9月30日 定価 6,279円 レーティング CERO 全年齢対象 廉価版 ハドソン・ザ・ベスト 2005年2月10日/3,024円 判定 クソゲー ポイント これはひょっとして商品なのか!?据置機でやる意味の無い薄すぎる内容意味のないミニゲーム「逆」じゃなかったキャッチコピー 少年マガジンシリーズ 魁!!クロマティ高校シリーズ魁!!クロマティ高校 / 魁!!クロマティ高校 ~これはひょっとしてゲームなのか!?編~ 概要 特徴 ストーリー 問題点 評価点 総評 余談 概要 かつて週刊少年マガジンで人気を博した野中英次の不条理ギャグ漫画『魁!!クロマティ高校』アニメ版のゲーム作品。 本作以前にデジキューブが同じ『クロ高』を扱ったゲームを作っているが、そちらは原作漫画版をベースにしたボードゲームであり、本作品とは繋がりは全くない。 特徴 ツッコミアドベンチャー キャラの行動のタイミングに合わせ弱、中、強の突っ込みを使い分けることにより話を展開、場合によっては脱線させるゲームである。 ストーリー ある日、登校する(一応)主人公の神山の前に、北斗がクロマティ高校をゲーム化したものを持って現れた。 なんでもこのゲームもっとよくしたいとの考えらしく神山は林田や前田と協力し、どんなゲームが良いのかを話し合うのだが…。 問題点 ゲーム画面が稚拙すぎる。 グラフィックはただ背景画に棒立ちの神山たちがカメラ目線で口パクするだけで、動きも何もない、表情も驚き顔が少しある程度である。証明写真が口パクしてると想像すればOK。 原作自体全体的に表情の変化に乏しい作品ではあった。ただ、それでもここぞというシーンではそれなりに動きもあったので原作再現にしてもやりすぎである。 台詞もただ口パクしてる間ニコニコ動画のコメントのような文が流れていく。速さ調節ができるが遅いとただもどかしく、早いとただ読みにくい。 一応ボイスはあるがシーンの切り替え時にただ一言しゃべるだけ、そのくせゲーム待機時のデモとフレディはフルボイスである。 通常会話とは別に集団で会話する場面もあるがこれまた棒立ちの会話メインのキャラの右上に2~3人小さい丸の中に顔がある程度である。これも卒業式の集合写真で欠席した人を考えればOK。 ゲームシステムもすぐ飽きる ツッコミのタイミングは場合によってはシビアな上に強弱もちょっと言い方が変わる程度なので初見はどうやって進めばいいか分からないことも。 タイミング自体は完全に決まっており慣れればほぼ作業になる。 集団会話でも選択では別の展開になるがただ意見に合わせて話が脱線する程度のものである。 タイトル画面にオプショソという項目があるが、これはただメカ沢が「オプションじゃなくオプショソなんだよな」と一言言うだけの一発ネタ。要はオプションなし。 マルチエンディングではあるがほとんど脱線かうやむやになって終わるものがほとんどである。もっともこれに関しては原作自体がそういう作風だから仕方ないとは言える。 意味のないミニゲーム ゲーム中にミニゲームが置いてあるがただネタ的に前田がフレディに倒されるとかばかりである。話を進めるためにはゲームオーバーするしかない。 中にはクリアできるものもあるがクリアしようがゲームオーバーしようが途中でギブアップしようがゲーム進行には一切関係ない。 ゲーム中で出たミニゲームは個別に遊ぶことができるが、申し訳程度にスコアが付いたものでありゲームの仕様はほとんど変わってない。なので単独として遊ぼうにもすぐ飽きる。 評価点 ある意味「完璧に原作を再現」した上でのオリジナルストーリー いい意味でも悪い意味でも色々と規格外すぎた原作の雰囲気を、これまた良くも悪くもそのままゲームにしており、原作再現としてはかなり優秀な部類に入る。 ミニゲームの詰まらなさも、作中でネタにしているのだから狙ったのだろう。多分。原作には「どう考えてもクソつまらないのに、なぜか大人気のテレビ番組」が登場するなど、似たようなことは何度かやっている。 上記の通り「原作自体がそういう作風」なのだから、それを再現すればこのようなグッダグダになるのも当然と言えなくはない。ゲームとして面白いかは別として。 総評 原作自体が不良漫画の皮をかぶった、いい加減ダウナー系日常ギャグマンガであることが作風の1つであり魅力である。また、作者自身もこの作品に対する思い入れや愛着が無いと発言している(*1)。 だからといってゲームそのものまでいい加減にするのはゲームとしていかがなのだろうか。はっきり言ってバカゲーをやろうとして滑った……いや、バカゲーというものをバカにしているような存在である。 アニメ化(*2)されたこともあってか「キャラゲー=クソゲー」の事例に当てはまってしまった。 余談 予約特典に「メカ沢七味唐辛子入れ」がありゲームCMでもゲームがおまけのような紹介がされていた(*3)が、正しくそのとおりになったという評価が定着している。 と言っても本当にメカ沢の絵が描かれた七味入れなので、ゲームをおまけにできるほどと考えるには疑問があるが…。