約 3,227,629 件
https://w.atwiki.jp/viptndr/pages/384.html
あ84 名前:ある日の次の日の月曜日 朝 1/2[sage] 投稿日:2011/06/20(月) 06 05 11.42 ID CbOJZNAkO [1/2] 「ねぇねぇ、おとーさん」 「ん?どうした、かなみ」 出勤前、玄関で支度をしていると娘のかなみが声をかけてきた。 娘は保育園に通うくらいで、まぁ何というか、母親にべったりなお年頃だ。 そんなもんで父親の俺にはあまり近寄ってくれない。 嫌われてるっていうのとは違う気がするけど 俺はというと、勿論かなみ大好きだからちょっと寂しい。いや、めっちゃ寂しい。娘にべったりなお年頃だもの。 「ちちのひ、って、おとーさんにありがとうってするんだよね」 「んー、そうだね」 「あのね、だから……」 「うんうん」 言葉じりに近付くに連れてモゴモゴと口ごもるかなみ。 あぁ、ただ喋ってるだけなのにこんなに可愛い。ずっとこのまま眺めていたい。 しかもこの流れは期待していいパターンだ、多分。 「おとーさん。いつも、ありがとう。おしごとがんばってね」 「はいっ」 元気良く返事をしたものの口元と頬は弛みっぱなしだ。まさにヘブン状態。 尊さんに見られたら「このド変態が!」と、グーではなくチョキが飛んで来るかも知れない。 夫婦関係とは得てしてそういうものらしい。 しかし視界を奪われるのはかなみが見れなくなるから困る。 85 名前:ある日の次の日の月曜日 朝 2/2[sage] 投稿日:2011/06/20(月) 06 08 02.96 ID CbOJZNAkO [2/2] 「それと…えっと……」 まだ何か言いたそうにモジモジとしている。これ以上なにが飛び出すというのだ。 俺の口からよだれが飛び出るぞ。いや既にちょっと垂れてるかも知れない。視界のピンチだ。 しばし見守っていると、かなみは意を決した様にキュッと目を瞑り 『おとーさん大好き!!』 半ばというか10割くらい絶叫した。 そして、くるり180度ターンをしてリビングへ走って行った。いや逃げて行った? 初めて見る娘の本気モードで現実に呼び戻される。 そういえば、出勤前だからいつまでも呆けていられない。 「それじゃ、行ってきまーす!」 リビングに向かって大きな声で言うと、返事の代りに 真っ赤に染まった可愛い顔がちょっと出て、ジッとこちらを見つめていた。
https://w.atwiki.jp/unkochan_uki2/pages/119.html
ちなg
https://w.atwiki.jp/ml-story/pages/305.html
プラチナスターツアー ~ABSOLUTE RUN!!!~第1話 グランプリを目指して 第2話 それぞれが目指すもの 第3話 離ればなれの気持ち 第4話 仲間で、ライバル 第5話 心をひとつに! 第6話 スポットライトの外側で MV(並び順) エピローグ アイドルの才能 ストロベリーポップムーン オファーコミュ変なとこ、だけじゃない 楽曲 その他イベント開催期間 ユニット発足の経緯 小ネタ 前後のイベントコミュ プラチナスターツアー ~ABSOLUTE RUN!!!~ 第1話 グランプリを目指して 一大イベント『ネクスト・アイドル・ウェーブ』 の招待枠を競い、ユニットを組む事になった 未来、静香、翼。センターも決まる事務所内 オーディションに熱意を燃やす静香と翼だが、 未来はどこかボンヤリしていた。 春日未来、最上静香、伊吹翼 第2話 それぞれが目指すもの 琴葉、美奈子と合同練習をする未来達。特訓を 難なくこなす静香に気圧される静香。帰り道 にて、未来と静香は、目指すアイドル像を 語り合う。楽観的な未来に、静香は苛立ちを 隠せず、きつい言葉をぶつけてしまう。 春日未来、最上静香、伊吹翼、田中琴葉、佐竹美奈子 第3話 離ればなれの気持ち ユニットの練習中、未来と静香の様子が変だと 気づいたプロデューサー。翼から事情を聞き、 未来と話をする。静香に置いていかれない ように頑張ると言う未来に、置いていく方 にも苦しみはある、と語るプロデューサー。 春日未来、最上静香、伊吹翼、七尾百合子、望月杏奈 第4話 仲間で、ライバル 自分なりに頑張る理由を見つけた未来はレッスンも 好調。一方静香は焦り気味。ふたりに追いつく ため個人練習する静香に、プロデューサーは、 無理をするのではなく、頑張るべき事を 考えて欲しいとアドバイスする。 春日未来、最上静香、伊吹翼、天海春香、星井美希 第5話 心をひとつに! オーディション当日。他のユニットに刺激を 受け、気合いが高まる未来達。強敵達に勝つ ためには、ユニットとして団結しなければと 気づく。バラバラだった心が、ひとつの目的 に向かって重なるのだった。 春日未来、最上静香、伊吹翼 玲音、詩花(2人は立ち絵のみ) 第6話 スポットライトの外側で オーディションに勝利し、出場枠を手にした 未来達。そして、ユニットのセンターに選ばれた のは……未来。素直な気持ちで祝福しつつ、 悔しさをにじませる静香と翼を、まだ次も ある、と励ますプロデューサー。 春日未来、最上静香、伊吹翼 MV(並び順) 伊吹翼、春日未来、最上静香 エピローグ アイドルの才能 未来達は『ネクスト・アイドル・ウェーブ』 の最終選考まで残ったものの、結果は惨敗。 次を見据えてレッスンに励む一同の様子を 見守りながら、プロデューサーは、「アイドル とは何か?」と、哲学的な事を考えていた。 春日未来、最上静香、伊吹翼 ストロベリーポップムーン オファーコミュ 変なとこ、だけじゃない 世界規模のイベント『ネクスト・アイドル・ウェーブ』 の大会後、TV番組に出演した 『ストロベリーポップムーン』。 仲の良さを見せた3人は、次こそは 優勝する! と気持ちを重ねるのだった。 春日未来、最上静香、伊吹翼 楽曲 ABSOLUTE RUN!!!(ニコニコ大百科(仮)へ飛びます) その他 イベント開催期間 2021年4月18日~2021年4月26日 ユニット発足の経緯 全世界中の新人から大御所までの アイドルを対象としたイベント、 『ネクスト・アイドル・ウェーブ』が 開催されることになった。 765プロからも参加する予定だが、 参加枠は個人、ユニットを含め、3組のみ。 そこで事務所内オーディションを行うことに なったのだが、高木社長から 未来、静香、翼で新しいユニットを 組ませてみてはどうか?と提案され、 プロデューサーもやってみたいと意気込む。 (プロローグより) 以降の流れについてはあらすじ通り。 なお、ユニット名の由来についての 詳細は劇中では語られていないが ゲッサンで連載していたコミカライズでは 未来が『いちごヨーグルトぽむぽむ』という ユニット名を提案しており、ユニット名自体は 正式には決まらなかったが、読者からは 愛称で『いちぽむ』と呼ばれていた。 そして、ミリシタでのユニット名 『ストロベリーポップムーン』も 『いちぽむ』と略すことができる。 これにはミリシタ運営による粋な計らいを 感じることができるのではないだろうか? 小ネタ 前後のイベントコミュ 前:創造は始まりの風を連れて 次:ユニットオフショット Vol.2 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/gods/pages/36758.html
ポカコ シベリアのコリャーク族神話に登場する神。 その名は「下痢便男」の意。 アシナセクが尻を拭いた紙から生じた。
https://w.atwiki.jp/imasss/pages/2313.html
【ミリシタ】P「【ば】のつく日常」 執筆開始日時 2017/07/09 元スレURL https //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1499607805/ 概要 このSSは「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」のSSとなります。 台本形式です。 紬「もしかして、あなたは……バカなのですか?」 P「いや、違う……とは思うんだけど」 紬「全く……では何故私が呆れているのかご理解いただけていますか?」 P「ええと……何でだろう」 紬「今日は一緒に、再びあの店に和スイーツを食べに行く約束をしていたではありませんか」 P「あっ、そうだった! すぐに用事を片づけるからちょっと待っていてくれ!」 紬「全くもう……」 タグ ^白石紬 ^馬場このみ ^菊地真 ^我那覇響 ^青羽美咲 ^望月杏奈 ^高山紗代子 ^エミリー スチュアート ^双海亜美 ^双海真美 ^佐竹美奈子 ^天空橋朋花 まとめサイト アイマスSSまとめサイト 456P あやめ2nd えすえすゲー速報 えすえすMode エレファント速報 おかしくねーしSSまとめ ゴールデンタイムズ だる速 ひとよにちゃんねる プロデューサーさんっ!SSですよ、SS! ポチッとSS!! SSまとめ みりえす!-ミリマスSSまとめブログ- SSでレッツゴー SSびより SSまとめプラス wiki内他頁検索用 コメディ シアターデイズ ミリオンライブ 白石紬
https://w.atwiki.jp/ktzw4/pages/2.html
メニュー プロフィール活動履歴 カード 台詞 通常台詞 コミュメイン アイドル エトセトラ データ 呼称表 絡みまとめ 参考 北沢志保wiki (GREE) gamerch ミリシタDB 公式 ミリオンライブ シアターデイズ
https://w.atwiki.jp/epicofbattleroyale/pages/53.html
【名称】NEW! イタコ 【概要】 イタコは、日本の北東北(東北地方の北部)で口寄せを行う巫女のことであり、巫の一種。シャーマニズムに基づく信仰習俗上の職である。イタコには霊的な力を持つとされる人もいるが、実際の口寄せは心理カウンセラー的な面も大きい。その際クライアントの心情を読み取る力(一種のコールドリーディング)は必須であるが、本来は死者あるいは祖霊と生きている者の交感の際の仲介者として、氏子の寄り合い、祭りなどに呼ばれて死者や祖霊の言葉を伝える者だったらしい。(wikipedia イタコより引用) 【考察】 イタコが本当に霊的能力を持つかと言えば、その実際のところは疑わしい。 しかし、イタコが口寄せを行いトランス状態になった際、脳波が特殊な状態を示しているという研究成果が上がっている。 脳波共鳴現象――音が共鳴を起こすように、特殊な状態にある脳波もまた、共鳴を起こす。 特殊な状態にあったのはイタコだけではなく、依頼主もそうであるのではないか。 つまり、イタコを死んだ人間と思い込む――其のような特殊な状態に陥るのではないか。 現在筆者は研究の途中であるが、MU研究機関の力を借り是非とも真相を明らかにしたい。 【関連項目】 シャーマニズム 恐山 【名称】 杉沢村 【概要】 かつて青森県の山中に、杉沢村という村があった。 昭和の初期「一人の村人が突然発狂し、村民全員を殺して自らも命を絶つ」という事件が起きた。 誰もいなくなった村は、隣村に編入され廃村となり、地図や県の公式文書から消去された。しかし、その廃墟は悪霊の棲み家となって現在も存在し、そこを訪れた者は二度と戻っては来られない。(wikipedia 杉沢村伝説より引用) 【考察】 東北地方に伝わる異界伝説として迷家は有名であるが、 杉沢村が都市伝説として成立するにあたって迷家伝説との関係性を疑わずにはいられない。 杉沢村も迷家も現世から隔絶された異界であり、超常的な存在の住まう領域である。 もたらす物が幸であるか、不幸であるかの違いはあるか、杉沢村伝説の誕生した近年日本の世紀末的な雰囲気において、 迷家のような幸運を得ることが出来ただろうか、それよりは不幸の手紙やチェーンメールなどといった漠然とした不安感をベースとして、迷家伝説が杉沢村伝説へと変異したのではないかと考えられる。 【関連項目】 津山三十人殺し 迷家 【名称】 大日(でうす) 【概要】 キリスト教の宣教師が日本に来た際、でうす(アブラハムの流れをくむ宗教における唯一神)の概念を伝える際、 その日本語訳として大日如来の大日を取り、でうすと表記している。 その表記は仏教徒の宗教的混合が起こりうる事からすぐに改められた。 【考察】 大日訳の流れを組む隠れキリシタンの間からは太陽神としてのでうすが今も信仰されているという噂の信憑性は低い。 そもそもの問題として、日本における隠れキリシタンの弾圧が幾度も行われ、 そして、でうすを示して大日と表されていた時期がごく短く、そうであるならば、むしろ密教との習合が考えられる。 しかし、もしも今もなお太陽神としての性質を帯びたでうす信仰が存在しているのならば、 出エ01001010100101001010100101010010101 【関連項目】 隠れキリシタン 太陽神信仰 【名称】 青森のキリストの墓 【概要】 青森県に存在する。 【考察】 奇説である。 【関連項目】 聖遺物 オカルトスポット 【名称】 青森のピラミッド 【概要】 青森県に存在する。 【考察】 ラブホテルの自由の女神像の方が立派だと思う。 【関連項目】 古墳
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/9483.html
カトリック / 日本の中世におけるカトリック教弾圧 ーーー 日本の歴史 +ニュースサーチ〔島原の乱〕 火球の撮影に成功 新着動画 動画 - 読売新聞 航海の安全・豊漁を祈願「しめなわ祭」…山口・下関 新着動画 動画 - 読売新聞 4度目のブレイク 令和のミニ四駆ブームに迫る 新着動画 動画 - 読売新聞 「よみがえるサムライ」展 黒田家家臣の甲冑初公開 直方 /福岡 - 毎日新聞 News English 300 words クルマが空飛ぶ時代へ 新着動画 動画 - 読売新聞 ティーンのぶっちゃけ!英会話 変わってるね 新着動画 動画 - 読売新聞 トヨタ「ランドクルーザー」…大幅に進化した新型に試乗 新着動画 動画 - 読売新聞 園児38人が2列で散歩中に…先頭付近に車突っ込む、10人搬送 新着動画 動画 - 読売新聞 明治神宮外苑で「光の祭典」 注目動画 動画 - 読売新聞 前沢友作さん ISSに到着 新着動画 動画 - 読売新聞 市民団体が「小郡はじまりの物語」 爆問・田中さん題字 - 朝日新聞デジタル ノーベル賞のメダルを授与され喜びを語る真鍋さん 新着動画 動画 - 読売新聞 事故から10日目、衝突貨物船ようやく撤去…博多港 新着動画 動画 - 読売新聞 今年の顔「変わり羽子板」に…東京 新着動画 動画 - 読売新聞 トヨタ社長がドラテク披露、新型ラリーカーもお披露目 新着動画 動画 - 読売新聞 題材は島原の乱、時代絵巻AsHが男性キャストで立ち上げる「草乱」(ステージナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 中川晃教がロックミュージカル「SHIROH」の楽曲を1人で歌い上げるコンサート開催(ステージナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 市川森一さん顕彰碑 名誉館長務めた図書館に建立 諫早市民ら完成祝う(長崎新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 堤真一×綾瀬はるか×岡田将生! 現代版“戦国”映画『プリンセス トヨトミ』とキャンブル大好き親父の思い出 | 映画 | BANGER!!! - BANGER!!!(バンガー!!!)映画評論・情報サイト 大切な「痛み」を教えてくれる一作 ミュージカル『刀剣乱舞』 ~静かの海のパライソ~ 観劇レポート - http //spice.eplus.jp/ 通説を打ち破る「新説だらけの歴史ミステリー小説」シリーズ第2弾! (レビュー)(Book Bang) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 江戸の「遊郭」はこんなに凄い…日本の遊女が世界から「熱視線」をあびた、驚きのワケ - 現代ビジネス 【CS・BS 今週の狙い撃ち】千葉真一と沢田研二の対比必見 「魔界転生(1981)」(スカパー!CS218東映チャンネル11月2日(火)午後9時30分) - ZAKZAK 歴史の新説・奇説を肴に一杯いかが?|鯨統一郎『徳川埋蔵金はここにある 歴史はバーで作られる2』 - ほんのひきだし 江戸時代の戦場は城中にあり!? 情報戦の中で踊らされずに家を守った細川家をひもとく1冊 - ダ・ヴィンチニュース 総大将は16歳の少年キリシタン。悲しき運命に翻弄された「天草四郎」の実像【前編】 (2021年10月4日) - エキサイトニュース 【開幕レビュー】「美男におわす」展 理想の男性像の変遷を追う 埼玉県立近代美術館 - 読売新聞社 おろかで無能な藩主。非人道的な政策で島原の乱を引き起こした暗君「松倉親子」の愚行【前編】 (2021年9月21日) - エキサイトニュース 【さらば千葉真一 魅せたサムライ魂】『魔界転生』 見えなくてもリアリティー追求した十兵衛の眼帯 - iza(イザ!) ラクダをプレゼントされた遊女――丸山遊女が憧れた究極の成功者の姿とは(赤瀬 浩) - 現代ビジネス 年中行事の中で華やかな存在感を放つ遊女たちは、市民の憧れの的だった(赤瀬 浩) - 現代ビジネス 大名なのに切腹ではなく斬首刑!?異例すぎる最期を遂げた江戸時代の大名・松倉勝家の生涯 (2021年8月24日) - エキサイトニュース 世界遺産「原城跡」、大雨で被害 地面が陥没、崖崩れも―長崎 - 時事通信ニュース 戦国武将の「老後と終活」を暴く〈老いの哲学2〉伊達政宗は「ゴマすり大名」と陰口を叩かれていた - ニフティニュース 満島ひかりさんが6役 長崎・南島原市のPR動画が国際映画祭で頂点 - 毎日新聞 - 毎日新聞 剣戟対戦格闘ゲーム『SAMURAI SPIRITS』、6月15日配信のシーズンパス3 DLCキャラクター第3弾「天草四郎時貞」のトレーラーを公開! - PR TIMES 九州忍者、「島原の乱」で数々の武功 三重大・山田教授らが調査 - 中日新聞 滝口幸広扮する将軍家光が“悪を斬る”!「滝口炎上」5月29日に無料配信 - ナタリー 藤原紀香、コロナ禍で強く感じた“一期一会” ヒューマンパワーの大切さを再認識 - クランクイン! サムスピ初代ボスキャラが遂に登場!SAMURAI SPIRITSに「天草四郎時貞」が参戦決定! (2021年5月17日) - エキサイトニュース 極私的!傑作文章列伝:石牟礼道子『春の城』 この世の境界を越えて=米本浩二 - 毎日新聞 百名ヒロキと高橋里央が追加キャストに決定!小松昌平、塩口量平、西原健太ら出演の朗読劇『天草独立戦記』配信チケットが5/15~、一般チケット5 /22~発売開始 - スマートボーイズ ■ 第67話 ■ 島原の乱終わって鎖国 - ジャーニー 天草四郎役・満島ひかりさんの衣装展示 南島原PRに期待 有馬キリシタン遺産記念館 5月9日まで - 47NEWS ■ 第65話 ■ キリシタン大名第1号 - ジャーニー コボル出版は、長崎県の島原を舞台にした書籍『サーカスの少女』を出版しました。 - PR TIMES 悲劇の美少年、天草四郎がMRで島原城に蘇る! - PR TIMES 小池徹平「何でもあり 非日常を」 舞台「魔界転生」で天草四郎役 - 中日新聞 「あれ、満島ひかり?」 違和感のある情報番組、『終盤』の超展開にざわつく - grape 女優の満島ひかりさん6役熱演 南島原市PR動画が人気沸騰中 - 47NEWS 島原の乱ゆかりの地で得た感覚 小池徹平さん - 西日本新聞 小池徹平さん、天草四郎最期の地で舞台「魔界転生」の成功祈願 - 毎日新聞 - 毎日新聞 大河『青天を衝け』の冒頭に家康が出てきた真の意味 「大事なときに日本にいなかった」渋沢栄一の真骨頂(堀井憲一郎) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 空洞のある彫刻、舟越保武が「原の城」でみたもの - JBpress <小城の風>小城藩日記の世界 - 佐賀新聞 今の教科書に「リアス式海岸」「島原の乱」はないのである - NEWSポストセブン 「潜伏キリシタン」が信仰を守り続けることができた秘密とは!? 世界文化遺産・天草/島原で解き明かす『ブラタモリ』 - music.jpニュース 長崎)「島原の乱」の砲弾など出土 原城跡二の丸 - 朝日新聞社 【お城探偵】キリシタン時代の終焉と原城 籠城選んだ戦略の理由 - 産経ニュース 島原の乱は「潜伏キリシタン」を追い込んだ“宗教戦争”だったのか?(神田 千里) - 現代ビジネス 集団処刑、熱湯漬け拷問…そして島原の乱、勃発。日本におけるキリシタン弾圧の歴史 - ニコニコニュース 舞台『魔界転生』 天草四郎没後380年の命日に、天草由来の地を訪れた溝端淳平、堤幸彦、マキノノゾミからコメントが到着 - http //spice.eplus.jp/ 島原の乱:復興の移住政策 農村荒廃…幕府が各藩に命令 農民生活に配慮も 長崎・南島原市で新文書 - 毎日新聞 「天草の乱」特集!「天草四郎はハーフだった?」「聖人・殉教者になっている?」「軍資金はどこから?」 (2017年2月28日) - エキサイトニュース 原城跡で小規模土砂崩れ、長崎/島原の乱舞台、大雨影響か - 四国新聞 余録:1618年から30年間だから日本では島原の乱や… - 毎日新聞 - 毎日新聞 天草四郎の正体 吉村豊雄著 - 日本経済新聞 ● 島原の乱〔ノイズレスサーチ〕 ● 島原の乱〔blog Google検索〕 ● 島原の乱〔Wikipedia〕 .
https://w.atwiki.jp/jlcbr/pages/76.html
少年は涙を忘れ去り、少女は涙を拭い去る 深夜の森の中は予想していた以上に怖かった。 直は暗いところは人並み程度には苦手だし、たった一人でまったく知らない場所に行くのも嫌いなほうだ。もちろん、肝試しなんてもってのほかだ。 だがこの状況は、今まで普段生活していた時に感じていたそれらとは比べ物にならないほどの恐怖だった。 孤独であることそれ自体は慣れているから大丈夫だと最初は自分に言い聞かせていたものの、これは普段のただ人と触れ合わないだけのものと違い、圧倒的な実感をもって直の心を支配していた。 どこまでも続く暗闇、その中で頼りなく揺らめくライトの光、湿った空気、自身が地面の枝を踏み折る音……それら諸々全てが直の感じている恐怖を容赦なく煽り立てる。 誰かに会いたい、せめてこんな森の中ではなくもっと安全な場所に移動したい、できれば秋山さんに助けてもらいたい…… 直の頭にはずっとこれらの思考が渦巻いていたが、時間が経つとむしろこの頃のほうがマシだったと彼女は思い知ることになる。 最初は誰かに会いたいという一心だけだったが、次第にそれだけでなく――誰にも会いたくないという気持ちも同時に湧き出てきたのだ。 勘違いしてはいけない。これはわけもなく放り出されたわけじゃなく、殺し合いという目的が趣旨とされているのだ。 ライアーゲームのような多額の金を賭け、負ければ人生が破滅してしまうというものもごめんだが、これはもっと根源的な……直接命をやり取りする場。 以前の自分は、どこかでまだ余裕を持っていたのかもしれない。 負けるとその時点で人生は破滅だが、まだ命まではとられることはないと。 たとえ外国に売られることになろうともそこには自分と同じような境遇の人がたくさんいて、辛くてもその人たちと友情を育んだり、ささやかな幸せを手にしたり…… それが平和ボケした甘っちょろい想像だということはわかっているが、そんなことをどこかで思っていたことは否定できない。 あの時は未来があるというだけで、わずかだがたしかにまだ希望を持つことができたのだ。 ……だが、今は違う。 だって死ぬのだ。未来も何もない、人生は破滅すらすることなく強制的にそこで見知らぬ第三者の手によって打ち切られる。 よく死んだほうがマシだという言葉を聞くが、今の自分にとって死ぬことよりもマシなことなんてとても想像できない。 もし誰かと遭遇してしまったら、襲い掛かられて殺されるかもしれない。いや、それだけでは済まずにもっと酷いことをされる可能性だって…… 「うう……秋山さん……秋山さぁん……」 歩き続ける気力も失い、もう何度流したかもわからない涙を零しながら直はその場にへたり込んだ。 地面の草がちくちくと足に刺さってくるのも気にならない。 ただそこで泣き続けていれば何かが変わってくれるんじゃないか、などと馬鹿なことを期待すらして直は嗚咽をあげ続ける。 どうしてこんなことになったのか、まるで理解できない。 ここに送られてきたという事実は認識できる。世の中の不条理というものも今まで何度だって見てきた。 でもやっぱり、どんなに頑張っても完全に納得することなんてできなかった。 ライアーゲームの時といい今回のこの殺し合いといい、よりにもよってなんで自分がいつもこんなことに巻き込まれる羽目になるのだ。 もっとそれに見合った人なら他にたくさんいるだろうに、こんな何の変哲のないただの大学生である自分が、何故。 秋山さんはここに呼ばれていないのか。 今までどんな苦境に立たされても、最後の最後で必ずあの人は来てくれた。 あの人なら信用できる。きっと自分を助けてくれる。あの天才的な知能を駆使して、簡単にみんなを脱出させてくれる。 「うあぁ……うううぅ……秋山さぁん……」 なのに今、彼はここにはいない。 どんなに泣いても喚いても、決して自分の前に現れてくれない。 頼れる人がどこにもいないというのが、こんなにも辛いものだとは思わなかった。 「私、どうしたらいいんですか? ここで死んじゃうしかないんですか? そんなの嫌……嫌です……」 死にたくない。 これまでせいぜい18年かそこらの平凡な人生しか送ってきていないけど、それでもこんなところで終わりたくない。 元の世界には、末期ガンでもうあまり先の長くない父親もいる。ここにきて彼を悲しませるようなことはしたくない。 故に直は、その場でただ泣いて助けを求め続ける。 「誰か――誰か助けて……」 秋山さんじゃなくてもいい。それがフクナガさんでも誰でもいい。 お願いだから、自分を―― 「あれ?」 ――その誰かがあげた声を、たしかに直の耳は聞き取った。 瞬間、自分でも驚くほどの早さで地面に転がっているライトを手探りで拾い当てると、声のした方へと向ける。 その先には……見間違いでもなんでもなく、たしかに人がいた。 「わっ、眩しいなあ」 その直の前に現れた人物は、突然自身を襲ってきた光を遮ろうと片手を眼前にかざしたようだった。 性格の問題なのか、直は彼のその言葉を聞いて反射的に「ご、ごめんなさいっ」と謝ると顔に向けていたライトを少し下に落とす。 すると光は彼の胸あたりに移動して、それと同時にかざしていた手をどけた彼の顔がさらされる。 最初は何か違和感を感じていたものの、彼の表情を見た瞬間から直はそのことを忘れた。 (優しそうな人……) それが、直がその少年に抱いた感想だった。 年は自分と同じくらいだろうか、もう少し下にも見えないこともないが、いずれにせよそう変わらないだろう。 何故か和服を着ているが、さして気にならなかった。現代日本でも平時から和服を着ている人はいないことはない。ただ、若い人で和服姿はたしかに珍しいが。 そんなことはどうでもよく、何よりその柔和な笑顔からにじみ出る雰囲気が恐慌に陥りかけていた直を心底安堵させた。 「よく知りませんけど、最近は提灯も発達したんですねえ。南蛮のものかな?」 妙なことに感心しながら、少年は一歩ずつこちらに近づいてきた。 それにより、だんだん彼の表情がよく見えるようになる。 遠くからでもわかったその笑顔の印象は近くで見ても変わることはない。やっぱり、優しそうな顔立ちだ。 よかった――直は心底そう思った。 この人は、きっと大丈夫だ。こんな柔らかな雰囲気を持った人が殺し合いになんか乗るわけない。 頼れる人がいなくて不安に思っていたが、最初にこんな人と出会えるなんて自分はついている。 「お姉さん、泣いていたんですか?」 「え?」 突然、少年――瀬田宗次郎は直にそんなことを聞いてきた。 言われて初めて、直は自分の顔が涙と鼻水でぐちゃぐちゃになっていることに気づく。 途端に赤面し、汚れを拭おうとあげていた顔を慌てて下げた。 そんな直の様をどこか可笑しげに宗次郎は眺めていたが、やがてしゃがんでいる直のすぐ側までたどり着くとようやく歩みを止めた。 いつまでも頭を下げていては、彼に失礼だと思われるのではないだろうか。 そんなどこか場違いなことを考えていると、宗次郎は……やはりいつもと変わりのない、まったく邪気のない声で続ける。 「涙はあまり流すものじゃないですよ、お姉さん」 顔を下げているために少年の声しか聞こえない。早く顔を整えなければ。 「泣くってことは、自分が弱者だってことを他の人に明かしているのと同じですからね」 心なしか、彼の声のトーンが少し落ちた気がする。 注意深く聞いていないとわからないような、微少な差異にすぎないが。 だけど彼の表情を確認しようにも、まだ顔をあげることができない。あともう少しだ。 「強ければ生きて、弱ければ死ぬ……これがこの世の理だって、ある人が僕に教えてくれたんです」 さっきから少年がしきりに話しかけてくれている。早く返事をしないと、気分を害してしまうかもしれない。 「あっ、あのっ、それ知ってます。『弱肉強食』ですよね」 「はい、その通りです」 ようやく顔をあげて立ち上がった直を見て、宗次郎はにっこりと笑った。 なんで彼がこんな話をしているのか直にはよく理解できなかったが、とりあえず笑っているのだからこれでいいのだろう。 場にそぐわぬなごやかな空気が深夜の森に流れ……そして宗次郎はその空気を少しも壊すことなく、そのまま言葉を続けた。 「ですから、あなたはここで死んでくださいね」 ◆ 最初は、かん高い鳥の鳴き声かと思った。 だが、それにしてはどうも様子がおかしい。 声のあとに続いて聞き取れるこの音は、明らかに何者かが地面を踏みしめて走っていることを示している。 となれば恐らく今のは鳥ではなく、女性の悲鳴か。 そう判断すると男は事実を確かめるべく、自分もまた森の中を駆け出していった。 ◆ ――何故彼女を仕留め損なったのかと聞かれれば、特に理由はない。 殺そうと思えばいつでも殺せた。 たとえば彼女を見つけた瞬間に手に持ったくないを投げつける。 出会ってすぐ、反応し切れない内に素早く近づいて喉を掻っ切る。 そうでなくともしゃがみこんでいたのだから、その隙を狙って脊椎あたりを刺突することだってできた。 それなのに自分はその機会を全て、自らの意思で逃がした。 強いて言うなら、いつでも殺せるからこそ逆に何もしなかったのかもしれない。 「……いや、違うか」 宗次郎は笑った。 それ以外の表情はあの場所に全て置いてきた。 だから彼は何があろうとも笑い続ける。 「あのお姉さんはきっと、あの時の僕なんだ」 だからなのかもしれない。 あのよく涙を流していた昔の自分を、まだまだ弱かった時の自分を、もう少しだけ見ていたくて。 そして、確実にそれを殺したという実感が欲しくて。 だからこそ、自分は彼女を一時的に逃がしたのかもしれない。 彼女は必死に逃げるだろう。それ以外に自分のできることを知らないから。 追い詰めた先で命乞いをするかもしれない。これ以上ないくらい無様に。みじめに。 それでいい。その姿は全て、かつての自分なのだから。 強ければ生き、弱ければ死ぬ。 この世で一番弱い者……すなわち昔の自分であり、今の彼女だ。 ――最も殺さなければならない相手だ。 「さて、行こうかな」 逃げる時間は十分にくれてやった。あとは追い詰めるだけだ。 宗次郎はだらりと垂らしたくないをしっかりと構えなおすと、過去との決裂をするために森の中を静かに走り出した。 ◆ 直は必死で逃げていた。 時折、木々の枝が自身の顔や服を小さく切り裂いてくるがそんなことはどうでもよかった。 なりふりなんて構っていられない。今逃げなければ、確実に自分は殺される。 後ろを振り向くのが怖い。 そうすることで走るスピードが落ちる可能性があるし、何よりすぐ側まであの少年が近づいてきているのが目に入ったらと思うととても振り向けない。 思えば最初から違和感はあった。 自分が泣き崩れていて、そして初めて彼の声を聞いた時。 あの時、たしかに声は聞くことができた――だが逆に言えば、『声しか聞くことができなかった』のだ。 近づいていたのなら何故、彼が草木を掻き分けたりする音が聞こえなかったのだろう。 いくら泣いていたからといって、それを聞き逃すほど注意力は散漫じゃなかったつもりだ。 それはつまり、彼がそれほどの達人で……かつ、意識して忍び寄っていたからに他ならない。 たしかにそれだけじゃ殺し合いに乗った人間と決め付けるには根拠が薄い。だが、警戒するには十分すぎる理由だ。 ……なのに自分は、彼の顔を見た瞬間に何の根拠もなく彼を信じる心地になってしまっていた。 秋山さんの言葉が思い出される。 多くの人間が信じるという名の下にやってる行為は実は他人を知ることの放棄……つまり思考停止であり、だからこそ人を疑って疑って、そしてその心の中をじっと見つめることこそが大事なのだと。 さっきの自分はまさに、他人を知るということを放棄していたのだろう。 ただ一人でいるということの不安から逃れたい一心で盲目にこの人なら助けてくれると思い込み、そして何の警戒心もなく……殺されかけた。 「ハッ、ハッ、ハッ……ゼハッ……あ、あき、やま……さんっ!」 息絶え絶えながらも、直はまた秋山の名を呼んだ。 怖い。死にたくない。誰かに助けを求めたい。秋山に頼りたい。 だけどここに、秋山はいない。そう……いないのだ。 自分と同様に島には送り込まれているかもしれないが、それでも今この場には、彼は決して現れない。 『だったら、どうする?』 彼がいつもの不敵な笑みを浮かべながら話しかけてきたような気がした。 『だったら今、お前が生き抜くために必要なことはなんだカンザキ? このまま逃げ続けることか? それとも無謀を承知で殺し合いに参加することか?』 (私……私は……) 木の根に躓いてしまったことで、直の思考は強制的に中断された。 全力で走っていたために勢いを止めることができず、敢え無く直は顔から地面に突っ込む。 「痛っ……だぁ」 急いで起き上がると、ぼたぼたと鼻血が滴り落ちた。 思わず手の甲で拭うが、そこについた大量の赤を見ると痛みよりもむしろ、敢えて意識しないようにしていた今の自分のみじめさが思い出されてまた泣きそうになってくる。 しかもさらに悪いことに、顔だけじゃなく今ので体のそこかしこを打撲したらしく、手足を動かそうとすると激痛が襲いかかり、走りたくても走れない。 だけど、ここで止まるわけにはいかない。今は這ってでも前に進まなくちゃ、あの人が…… 「案外早く追いついちゃいましたね」 ――今一番聞きたくない声が、直の後方から飛んできた。 壊れたブリキ製のおもちゃかそれ以下の緩慢な動きで、直は倒れたまま身体ごと後ろを振り返った。 そこにはたたずまいも表情も、先の優しげな雰囲気も何もかもが先ほどと一切変わった様子のない少年が立っていた。 「あれれ、お姉さん顔ぶつけちゃったんですか? せっかくかわいいのに台無しですよ」 そんなことを指摘される……が、今度は鼻血を拭う気にもなれなかった。 ただ直の顔は青ざめ、今までそうならなかったのが不思議とばかりに身体が震え始めた。歯の根がガチガチと音をたてて、まるでくるみ割り人形のようだ。 彼が一歩こちらに向かってくるごとに後ろに後ずさろうとするが、思ったよりは自分の身体は進んでくれなかった。 怖い……どうしようもないほどに、怖い。 あんなに優しそうな顔をしているのに、今はそれが何よりも怖い。 「どうします、命乞いでもしてみますか? 僕は別に構いませんけど」 「……!」 宗次郎のその言葉に、直は目を一瞬大きく見開いた。 不思議と彼はすぐに自分を殺そうとはしていない。 獲物をいたぶる趣味があるようには見えないが、とにかく喋る機会が与えられたのは自分にとって幸運なことだ。 覚悟を決めなければ。怖いけれど、もう逃げ場はないのだから。 「あ……」 背中を冷や汗が伝い、喉がカラカラだ。声というものはこんなにも出しにくいものだったか。 あ、そういえば今鼻血が出ているんだった。それなら声が出にくいのも当然だ。 そんなこともわからないくらいに自分は今、焦っているのだろうか。 「あなた、は……わ、わた、私が弱者だって言って、い、いって、言ってましたよね?」 「はい」 「た、たし、たしかに私は、弱いです。馬鹿だし、運動神経もそんなによくないし、ひ、人を殺したことだってありませんし……で、でも――」 「……?」 てっきり命乞いをしてくるのかと思いきや妙なことを口走り始めたため、不思議に思ってそうな顔だった。 自分でも驚いているくらいだ。 言葉はしどろもどろながらも、逃げ場所がなくなったここにきてやっと、自分の意思がこんなにも明確な形で目に見えてきたのだから。 本当なら、秋山に助けてもらいたい。 だけど彼はここにはいない。 だったら自分のするべきことはただ一つ…… 「私は、戦います」 その一言だけは言いよどむことなくはっきりと告げることができたことに、直は若干嬉しさを覚えた。そんな場合でないことはわかってはいるのだが。 ――すると目の前の少年は……笑顔そのものは変わらないまでも直のその言葉に何故か落胆と、そして若干の嬉しさが混ざったような複雑な表情になった。 ゆっくりとしゃがみこみ、直の顔を覗き込むようにして問いかけてくる。 「戦うって、それはつまり僕と戦うってことですか? 殺し合いに乗って、優勝を目指すと」 「い……いえ、違います」 身体の震えは治まらない。相手はいつでも自分を殺せるのだと思うと、恐怖で吐き気すらしてくる。 だが直はそれらを必死に押さえつけ、決して逸らすことなく宗次郎の、底の見えない目を直視した。 「私は、殺し合いそれ自体を止めるんです。なるべく犠牲は最小限に抑えて、ここからみんなで脱出するんです。そのためには、一人でも多く仲間が必要なんです。それはもちろん……あなたも含めて」 秋山だったら、きっとそうするだろう。ここから脱出するための、現状考える上で唯一の道。 そしてその秋山がいないとなれば、自分がその役割を担ってみせる。みんなを脱出させてみせる。 「――助かりたくてそんなことを言っても無駄ですよ。それに、仮にそれができたとしても誰が信じますか? そんなただの理想論を」 「い、いいえ理想論じゃありません! 脱出はできるんです……それに誰だって、無事生き残って元の世界に戻りたいという気持ちはあるはずです! ですから、耳くらい傾けてくれるはず――」 「…………」 もう話を聞く価値もないと判断したのか、宗次郎は右手に持ったくないの刃を直に向けると、空いた左手で彼女の首根っこを優しく掴んだ。 少年の手はひやりとして冷たかった。そしてそれ以上の冷たさをもった凶器の刃が、直の頚動脈に押し当てられる。 鳥肌が全身に立っているのが、自分でもわかった。 「さっきの話……」 その時不意に、宗次郎は口を開いた。 「断言してもいいですが、絶対に誰もその話には乗りませんよ。結局、最後に信じられるのは誰でもなく自分だけなんですから」 「そ、そうかもしれません。けど……それが、わた、私の戦いですから。私にはそ、それしかできませんから――」 刃が押し当てられた部分から、血が伝って落ちているのが感覚でわかった。 震えが止まってくれない。押し留めていたはずの涙も、タガが決壊したかのように溢れてくる。ああ、やっぱり自分はダメだなあ、と直は深く思う。 やっぱり自分はどう頑張っても、秋山さんのようにはなれない。 ――秋山さんのようには、なれないけれど。 「それでも……それでも私は、戦います!」 「よくぞ吼えられた」 ――その時、一陣の風が吹いた。 ◆ 「!?」 唐突な男の登場に、宗次郎は反射的に左足で地面を蹴って後方へ跳んだ。 すると次の瞬間、彼がさっきまでいた場所が……凄まじい音と共に陥没した。 「ひっ!?」 何が起きたのか把握できないのは直も同じ。 命が助かったという実感もなく、ただ突然の出来事に頭をついていかせることができず、呆然としているだけだ。 もうもうと巻き起こる粉塵。その中に巨大な影を確認した時、得体のしれないものへの不安と恐怖で直の心臓はけたたましく鐘楼を鳴らす。 自分もまた、さっきの少年のようにこの人間らしき影から離れたいのだが身体が痛くて無理だ……というより、情けない話だが腰が抜けてしまった。 「どなたですか?」 宗次郎が、まるで気後れしていないように気軽な声をその男にかける。 その時ようやく土煙が晴れ、乱入者の姿が露となった。 「ひっ……」 その姿を見て、直はさっきとそう変わらない悲鳴をあげた。 自分を助けてくれた(のだと思う)その人は隆々とした肉体と鋭い目、なまずを思い起こさせる髭を持った偉丈夫で、きれいに剃りこんだ頭に『大往生』という三文字の刺青を彫っていた。 学生服を着ているが、その顔はとてもそうは見えない。強いて言うなら、大学の応援団団員を直は連想した。 ……そしてその腕には妙な形状の鉄甲を身につけていた。全面に傾斜が施されて丸みを帯びており、防御に徹することを目的として作られたような。 正直、圧倒されて言葉が出なかった。 いつもの自分なら、先ほどまで自分を殺そうとしていた少年とこの男性なら、ほぼ間違いなく少年のほうについていくことだろう。 「拙者は男塾三面拳が一人、雷電」 大男は口を開くと、直をかばうように宗次郎の前に立ちはだかった。 猛々しい外見とは裏腹に、どこか知性を感じさせる声だった。 「其処にいる婦人の中に男の魂を見たが故、彼女の手足となりて己が命を捧ぐ者! 故に……貴様には、大往生あるのみ!」 その男――雷電は宗次郎だけでなく、この島に送られてきた者たち全てに宣言するかのごとく叫んだ。 あまりの気迫に当の直本人が気圧されてしまい、口を金魚のごとく開閉させるしかない。 だが宗次郎はというと柳に微風が吹いただけのようにまるで動じた様子もなく、冷静に雷電の姿を観察していた。 ――やがて。 「……いえ、せっかくですけどやめておきます。僕の手持ちの武器じゃ敵いそうにありませんからね」 存外あっさりと、宗次郎は退くことを選択した。 くないを手早く懐に入れると、後ろから狙われる可能性だって考慮しているだろうにくるりとこちらに背を向ける。 だがそれを見ても、雷電のほうは拳を収めるわけにはいかない。 「逃さぬ!」 宗次郎の背中を目指し、駆け出そうとする。 ……が、その時雷電は自身の足元に何か妙な感触があることに気づいた。 「待ってください!」 見ると、直がへばりついた状態のままで雷電の右足を両手で抱きかかえるようにしてしがみついていた。 さすがに彼女を蹴り払ってまで走れるはずもなく、雷電は仕方なくその動きを止める。 すると何の気まぐれか……去ろうとしていた宗次郎もまた直のその言葉に立ち止まり、こちらを向いてきた。 彼が話を聞いてくれたことに安堵を覚え、直は宗次郎に向かって声をはりあげる。 「あ、あの……お名前は何と言いますか!?」 「あれ、まだ名乗っていませんでしたっけ? 瀬田宗次郎と申します」 「私は神崎直です――瀬田さん、私が先ほど話したこと。あれは本当なんです。ですから、私と一緒にきてくれませんか?」 その言葉に驚いたのは宗次郎ではなく、雷電だった。 驚愕に目と口を大きく開くと、地面の直に向かって抗議の声をあげる。 「な!? 直殿と申されたか、あまりにそれは――」 「甘いですよ、神崎さん」 雷電の言葉に被せるように宗次郎は告げる。 「強ければ生き、弱ければ死ぬ。それがこの世の理です。ですから僕には、あなたのその話は必要ないんです。たとえ死ぬことになっても、それは僕が弱かっただけのことですから」 「でも――」 直の返事は待たず、踵を返すと再び森の中へ消えようとする……が、ふと何かを思い出したように、宗次郎は一度だけ振り返った。 「……ああそれと、あなたは僕が思っていたよりもずっと強かった。その点に関してだけは、お詫びします」 予想はしていたがやはり最後まで屈託のない笑みを浮かべ、宗次郎はぺこりと直に向かっておじぎをすると、それを最後に今度こそ音もなく走り去っていってしまった…… ◆ 「何故、あのようなことを?」 宗次郎の去ったあと、直は雷電と共に木の根に座り込んでいた。これは主に直の体力が限界に近かったためであるが。 夜が明けようとしているためか、森の木々の間から見える空が白み始めている。それに伴って暗かった森の中も徐々に明るくなってきた。 たったそれだけのことなのに、どうして人の心というものはこんなにも不安から解放されるのだろう。 ……と言いたいところなのだがこの雷電という男は特に朝だろうが夜だろうがまったく変わった様子はなく、直はそれと比べてつくづく自分が凡人であることを自覚させられることになる。 「敵に情けをかけるも結構。しかし、時と場合を考えなければそれは己の命を失うことになりかねませぬぞ」 休んでいる間、雷電はずっとこの調子で直にくどくどと説教じみたことを聞かせ続けていた。 普通なら落ち込むところだろうが……直は何故か、彼のその様子に安心感を覚えていた。 本当にこちらを心配してくれていることが伝わってくるからだ。 だがそれでも、人は疑うべきだという秋山の言葉を忘れたわけではない。 これまで自分はなんとなく、人を疑うということは悪いことだと思っていた。 だが、違うのだ。本当に悪いのは、他人に対して無関心になること。そうなればそこには決して信頼関係というものは生まれない。 だからこそ疑う。疑うということは逆に、徹底的に相手のことを知ろうとする努力なのだから。 「あの……」 長々と続く彼の説教を途切れさせることに少し罪悪感を覚えつつも、直はおずおずとその間に口を挟んだ。 とはいっても雷電は別に気を悪くした様子もなく、その言葉の続きを促すように直の目をじっと見つめてきた。 ……普段一対一で話すときにあまり目を合わせたりはしないため、少々怯む。 「あ、あの、なんで雷電さんは私を助けてくださったんですか?」 「…………」 その問いかけは、直にしてみればかなり踏み込んだものだった。 せっかくの雷電の善意を、いわば踏みにじる行為をしているような気がしたからだ。 案の定雷電は目を閉じると、なにやら考えているように黙り込んでしまった。 やはりまずかっただろうかと直は強い焦りを覚える。 もしかして今ので機嫌を損ねてしまったのではないだろうか。 今からでも遅くはない、すぐに謝ってさっきの質問を取り消してしまったほうが…… 「あ……」 「勘違いめされるな」 直が口を開いたと同時、雷電は重々しい口調で彼女に告げた。 「拙者は、直殿をただ助けたわけではござらん」 「!」 あんなことを聞いたくせに、雷電のその答えは直にとって予想していないものだった。 まさかこの雷電も、さっきの瀬田宗次郎のように……? そんなことを考えていると、雷電は既に鉄甲を外した両手で直の肩を力強く掴んだ。 一瞬彼が何をしようとしているのか理解ができず、直は思わず悲鳴をあげかけた。 ……だが雷電はそれ以上何もすることなく、ただ直の顔を正面から見据えたまま口を開く。 「直殿……そなたはあの時、瀬田という少年の手により己の命が失われようとしている際に断固として吼えられた。『自分は戦う』と…… 故に拙者はそなたの前に現れた。いつまでも逃げ続けているようであれば、いっそ見捨てていたやもしれぬ」 「……!」 「だが、そなたは戦うことを選択なされた。さればこそ、我らはこの時より対等なる関係。どちらが上も下もない、共に戦う同志にござる。 直殿にそうなる価値を見出したからこそ、助け申した……それだけのこと。もしこれからまた、直殿が逃げ出すようなことがあれば、拙者は再びそなたを見捨てかねませぬぞ」 その言葉からは、隠しようもない強い意志が感じられた。 直は元来、『馬鹿正直の直』と呼ばれるほど人を信じやすい性格だ。 だからこそ他人に騙されやすいというものもあるが、ともあれ今の雷電の言葉に嘘偽りは見受けられなかった。 彼は誠心誠意、魂をぶつけるように語り掛けている。 「ただし直殿が戦うことを放棄さえしなければ、拙者は命を賭してそなたを護ろう。たとえ何があろうとも」 「は……はい」 自分はそれほどまでに重い責任を背負っていたのかと、内心直は驚く。もちろん、逃げるつもりはない。 隅でガタガタ震えているだけでは、決して生き残ることはできないのだから。 生き抜くためには、自分から動かなくては。この雷電が手足だとすれば、頭は自分の役目だ。 正直知能には自信がないが、それでもライアーゲームや秋山と共にいることで培ってきた経験が自分の唯一の武器だといえる。 ……その時、雷電はようやく両肩を掴んでいた手を放すと自身もまた直に対して問いかけてきた。 「では、こちらも聞かせてもらいますぞ直殿。そなたはあの瀬田という少年をも我らの同志に引き入れようとなされた。それは、ただの慈悲からきたものでござろうか?」 雷電の疑問はもっともだった。 いくら直が心優しい少女だからといって、ついさっきまで殺そうとしていた男を仲間にしようなどとは、正直ただの馬鹿としか思えない。 「いいえ……それは絶対というわけではありませんが、そうすることが必要だと思ったからです」 「?」 直のその答えに、雷電は片眉を吊り上げた。 たしかに瀬田宗次郎は十分な戦力にはなるだろうが、それでも仲間に引き入れる意義は見出せない。 ……すると直は、今度は自分のほうから雷電の目を見据えてきた。 「雷電さん、先ほども言いましたが、私の戦いはこの殺し合いを止めることです。では具体的に、どうしたら止められると思いますか?」 「む……」 逆に問い返されて、雷電は言葉に詰まった。 直にはあんなことを言ったが、実際は襲われている者を見過ごすことなどできるはずがない。 弱者を護り、殺し合いに乗った者を倒す……いつもならそれだけで済むのだが、今回はそういうわけにもいかないのだ。 これは殺し合い。最後の一人になるまで続けられる、最低最悪の遊戯なのだから。 「私、考えたんです。どうしてあのワポルさんという方がこんなものを開いたのか。ただの娯楽にしては、あまりにもリスクが高すぎるんです」 「……どういうことにござろう?」 「だって、最初に全員が集まった場所を見たでしょう? あんなに大勢の人たちを集めるということはつまり、元の世界では一斉にあの人数が失踪したということになります。一人や二人ならともかく、五十人以上が同時に消えたとなるとマスコミに隠しきれるはずがありません」 「!?」 「にも関わらず、私達はこうして集められている。それなら、たとえ本当の目的が何であろうともワポルさんは絶対にこれを成功させたいはずなんです。二十四時間以内に誰も死ぬことがなければこの首輪が一斉に爆発すると言っていましたが、 あれは殺し合いを促進させるためのブラフで、実際はそんなことないと思うんです。そうなればこの催しは確実に失敗ですからね……では、現実に二十四時間以内に誰も死ななそうな場合、主催の観点から見てどういう手を打つか――」 「主催者本人の、何らかの形での殺し合いの直接的な介入……?」 「……恐らく、そうだと思います。ですからそこを狙うことができれば、私達は最低限の犠牲で元の世界に帰ることができるんです」 「しかし、そのようなことが実際にできるものでござろうか? 今我らがこうしている時にも、きっとどこかで殺戮は行われているはず」 すると、直はどこか沈痛な面持ちになる。 「はい……ですから、明らかに失敗だと思われる残り人数――全体の数を五十人と考えれば残り二十人から三十人を目安に全ての人を仲間にすることができれば、きっと成功します」 「…………」 再び雷電は黙り込む。 実際、直のこの計画は可能なのだろうか? たしかに、この島にいるほとんどの人間は元の世界に戻りたいだけだろう。それは殺し合いに乗っている者も同様だ。 そういった人々に、帰れる方法があると説けば話に乗ってくる可能性は決して低いとは言えない。 あのワポルという主催者の言っていた、なんでも願いを叶えるという言葉を鵜呑みにして優勝しようとしている者もそうはいないはずだ。 そんな本当かどうかもわからないことを信じるよりは、具体的な道の示されているこちらに乗ってきてもおかしくない。 そのためには、少しでも多く仲間が必要だということは理解できる。 ……しかし。 「直殿、そなたの申されることは拙者にもわかる。だがこの世界には、そなたの想像もつかないような異常者がいることも念頭に置かれた方が良い。たとえばあの、瀬田宗次郎のような……」 「…………」 あの男は間違いなく、自分たちとは違う存在だ。己の命よりも先に、独自の価値観で動いている。 それは雷電とて同じだが、その価値観のベクトルがあまりに外れすぎている。あのような手合いには、何を説いても無駄だろう。 それ以外にも、一旦こちらの仲間に入った上で内部分裂を狙う者もいるかもしれない。 この計画に穴があるとすれば……まず、そういった者たちの見極めだろう。 「直殿。拙者はあくまでもそなたの手足に過ぎぬ。故に、相手を仲間に引き入れるかどうかは全て直殿に一任する……だがもし本当にそのような者と相対した場合、いっそその場で屠ることこそ犠牲を最小限に食い止められる一番の手だということを覚えていてもらいたい」 「……はい」 本当は、直は宗次郎も含め全員を無事に元の世界に帰したかった。 根っからの悪者なんて、この世に一人もいない。ただ環境が悪かったせいで捻じ曲がってしまっただけなのだ。 できれば全員を救いたい……しかしそうもいかないだろうことは彼女にもわかっている。 今まで何度も何度も騙されてきたのだから。 その時、雷電は立ち上がると再び外していた鉄甲を身につけ、先ほどの重い雰囲気を一掃するように殊更明るい口調で直に話しかけた。 恐らく気を遣ってくれたのだろう。 「……さて、休憩も終わりにしてそろそろこの森から出ることにしよう」 「はいっ」 雷電にとっては明るい口調のつもりでも実際は大して変わりはなかったのだが、直はその些細な違いに気づくと笑顔で返事をした。 【E-5 ジャングル /一日目 黎明】 【神崎直@LIAR GAME】 【装備】:なし 【所持品】:支給品一式 懐中電灯 支給品1~3(本人確認済み) 【状態】:健康 【思考・行動】 1:殺し合いを止めるため、一人でも多く仲間を増やす 2:人の見極めは慎重にする 【雷電@魁!男塾】 【装備】:無敵鉄甲@るろうに剣心 【所持品】:支給品一式 【状態】:健康 【思考・行動】 1:直の手助けをし、外敵から彼女を護る 2:人の見極めは直に一任するものの、自身も警戒は怠らない ◆ 「痛たた……やっぱり縮地を使うにはまだ無理があるよなあこりゃ」 宗次郎は最初に自分の休んでいた場所まで戻ると、そこに放置していた自分のもう一つの支給品である医療箱を開いた。 とはいえこれが本当に自分だけに配られたものなのか、それとも食料などのように全員に配られている基本的なものなのかは宗次郎には判断つかなかったが、まああるに越したことはない。ありがたく使わせてもらうとしよう。 幸い弾は貫通していたため、手当てにさほど手間はかからない。 袴をめくり負傷した右足を露にすると、包帯でまかれたところが血に赤く染まっていた。 普通に走る程度なら……それでも常人に比べればはるかに速いのだが……まだ支障はないかと思ったのだが、この調子では縮地を扱えるまでにはもう少し時間がかかりそうだ。 少なくとも、傷口が塞がるまでは。 「安静にしてろってことかな? もちろんそんなつもりはないんだけど」 それにしても、さきほどの女性……神崎直はとんだ見込み違いだった。 昔の自分と同じ、弱い存在だとしか思っていなかったのに、最後の最後で立派にこちらに牙を剥いてみせた。 彼女は自分とは違う存在なんだと気づいた時、落胆と同時に……どこか、羨望のようなものを抱いている自分がいたことを宗次郎は知っていた。 とはいえ、精神的にいくら強かろうとも実際に力がなければ何の意味もないのだが。 「まあ、どうせ長くは生きられないでしょうけど頑張ってくださいね……神崎さん」 あの女の人が雷電という『力』を手に入れて、果たしてどこまでやれるのか。 さして興味があるわけでもないが、とりあえず宗次郎は直へと激励の言葉を呟いた。 【E-6 南・ジャングル / 一日目 黎明】 【瀬田宗次郎@るろうに剣心】 【装備】 クナイ@るろうに剣心 【所持品】 支給品一式 クナイ×19@るろうに剣心 チョッパーの医療セット@ONE PIECE 【状態】:右足負傷(応急手当て済み) 【思考・行動】 1 包帯を貼り変える 2 弱肉強食の言葉に従い弱い者を殺す。 021 笑えよ 投下順 023 聞く耳持ちません 018 鬼 時間順 023 聞く耳持ちません 003 クライモリ 神崎直 002 どうでもいいことに限ってなかなか忘れない 瀬田宗次郎 初登場 雷電
https://w.atwiki.jp/sengoku-jidai/pages/15.html
その時歴史が動いた タイトル 関連武将 動画 DVD 天下分け目の天王山 ~秀吉・必勝の人心掌握術~ 豊臣秀吉・明智光秀 - - その日 6人がいた ~鉄砲伝来・偶然のドラマ~ 種子島時堯 - - 織田信長・勝利の方程式 ~真説・長篠合戦~ 織田信長・武田勝頼 - - 敵は本能寺にあり ~光秀はなぜ主君・信長を裏切ったのか~ 織田信長・明智光秀 - - 大坂の陣、豊臣家滅亡す ~徳川家康・非情の天下取り~ 徳川家康 - - キリシタン禁制 ~秀吉・ヨーロッパと対決す~ 豊臣秀吉 - - 関ヶ原合戦 家康 なぞの大突撃 ~ヨーロッパ製甲冑の威力~ 徳川家康・石田三成 - - 桶狭間の戦い ~織田信長、逆転への情報戦略~ 織田信長・今川義元 - - 秀吉の妻・おね 関ヶ原を動かす - - - 秀吉・家康 たった一度の直接対決 ~天下取りの知恵くらべ~ - - - 春日局 徳川家康を動かす ~戦国女性・太平の世への願い~ - - - 伊達政宗、百万石への挑戦 - - - キリシタン女性 関ヶ原合戦を揺るがす ~細川ガラシャの悲劇~ - - - 羽柴秀吉、謎の敵前退却 ~賤ヶ岳合戦・勝利の秘策~ - - - 戦国の茶人 秀吉と戦う ~千利休切腹の悲劇~ - - - 前田利家の妻・まつの決断 ~加賀百万石・息子への教え~ - - - 信長 執念の天下統一 ~大坂本願寺との十年戦争~ - - - 関ヶ原を揺るがした女性たち ~決戦の裏に秘められたドラマ~ - - - 徳川家康 三方原の大ばくち ~敗れて学ぶ 覇者の哲学~ - - - 鎧をまとった母・淀殿の悲劇 ~裏切られた平和への願い~ - - - 肉を切らせて骨を断つ ~織田信長・捨て身の復讐戦~ - - - 本能寺の変 ~信長暗殺!闇に消えた真犯人~ - - - さらば淀殿 お初の決断 ~運命に立ち向かった戦国三姉妹~ - - - 関ヶ原の戦い、決死の的中突破 ~戦国の猛将 島津義弘、決断の時~ - - - 豊臣秀吉天下統一の必勝戦略 ~小田原攻めに秘策あり~ - - - 激突 武田信玄と上杉謙信 ~川中島の戦い、両雄決戦の時~ - - - 小次郎 敗れたり ~決闘巌流島・宮本武蔵の執念~ - - - 兵法の道は人の道 宮本武蔵 ~『五輪書』完成への苦闘~ - - - 夢は征夷大将軍 ~徳川家康・逆転の戦略~ - - - 家康・天下を制した184通の書状 ~関ヶ原の合戦・知られざる情報工作~ - - - 真田幸村 どん底からの挑戦 ~家康を追いつめた伝説の名将~ - - - 信長と家康、そして同盟は幻と消えた? ~長篠の戦い、戦国を変えた両雄の決断~ - - - 秀吉に天下を取らせた男 ~黒田官兵衛 戦国最強のナンバー2~ - - - 外様大名はこうして生き残った! ~家康に勝利した逆転の戦略~ - - - 新発見!大坂城は超ハイテク要塞だった ~秀吉VS家康「堀」をめぐる攻防の真相~ - - - 日本の運命を背負った少年たち ~天正遣欧使節・ローマ教皇謁見の時~ - - - 信長暗殺を命じた男 ~新説・本能寺の変 浮上した黒幕~ - - - 家康、人生最大の危機の3日間 ~大脱出!伊賀越えの先に天下が見えた~ - - - 「関白」対「源氏長者」 ~家康・秀吉 「姓」をめぐる知られざる攻防~ - - - 武田信玄 地を拓き水を治める ~戦国時代制覇への夢~ - - - 信長と道三 ~改革者を生んだ非情の絆~ - - - 戦国をひらいた男 ~北条早雲 56才からの挑戦~ - - - 信長の巨大鉄船、戦国の海を制す ~織田水軍 VS 村上水軍、決戦大坂湾~ - - - 家康が最も恐れた男 ~敗者 石田三成の関ヶ原~ - - - 歴史の選択 本能寺の変 織田信長 VS 明智光秀 ~激突!改革か安定か~ - - - 歴史の選択 川中島の戦い 引き分けの謎 - - - もう一人の秀吉 ~豊臣秀長 太閤記を演出した弟~ - - - 戦国の母 関ヶ原を決す ~おね・豊臣政権生き残りへの道~ - - - 神は我を救い給(たま)うか ~キリシタン 細川ガラシャの生涯~ - - - 我が手に郷土を ~真田昌幸・信州上田の市民戦争~ - - - 戦国の剣豪、太平を築く ~柳生宗矩・「活人剣(かつにんけん)」の真実~ - - - 完成・戦国最強軍団 ~武田信玄・苦悩の生涯~ - - - 天下は我が掌中にあり ~黒田如水・もうひとつの関ヶ原~ - - - 謙信恐るべし - - - 海の関ヶ原 ~村上武吉・水軍に賭けた夢~ - - - 天才信長をつくった男 ~今川義元 真説・桶狭間の戦い~ - - - 賤(しず)ヶ岳に散った夢 ~猛将・柴田勝家の悲劇~ - - - 天下に旗をあげよ ~伊達政宗・ヨーロッパに賭けた夢~ - - - 戦国の風雲児 法の世に散る ~福島正則 広島改易事件~ - - - 豊臣家存続の秘策 ~加藤清正 二条城会見~ - - - 戦国北条 百年王国の夢 - - - 徳川四天王に学べ! ~組織のためにいかに生きるか~ - - - 戦国の「ゲルニカ」 ~大坂夏の陣、惨劇はなぜ起きたのか~ - veoh - 怒れる民よ、信長を討て! ~浅井長政 逆襲の京都包囲作戦~ - - - 戦国の十字軍 ~キリシタン大名・大友宗麟の「聖戦」~ - veoh - 戦国にかかげた“愛” ~北の関ヶ原 直江兼続の決断~ - PANDORA - 大河ドラマ タイトル 関連武将 動画 DVD 太閤記 豊臣秀吉 - - 天と地と 上杉謙信 - - 春の坂道 柳生宗矩 - - 国盗り物語 斎藤道三・織田信長 - - おんな太閤記 ねね - - 徳川家康 徳川家康 - - 独眼竜政宗 伊達政宗 - - 武田信玄 武田信玄 - - 春日局 春日局 - - 信長 KING OF ZIPANGU 織田信長 - - 秀吉 豊臣秀吉 - - 毛利元就 毛利元就 - - 葵徳川三代 徳川家康・徳川秀忠 - - 利家とまつ〜加賀百万石物語〜 前田利家 - - 武蔵 MUSASHI 宮本武蔵 - - 風林火山 山本勘助・武田信玄 - - 天地人 直江兼続・上杉景勝 - - 日本史サスペンス劇場 タイトル 関連武将 動画 DVD 春日局の秘密 春日局 - - 春日局の野望 春日局 - - 築山殿事件 徳川家康 - - 豊臣秀吉 豊臣秀吉 - - 淀殿VSねね ~豊臣家滅亡に隠された真実~ 淀殿・ねね - - 千姫 ~戦国時代に生きた波乱の一生~ 徳川家康 veoh - 織田信長ミステリーを追え! 織田信長 veoh - 戦国の女たち 織田信長 - - ねねと秀吉 ねね・豊臣秀吉 veoh - お初 お初 veoh - 細川ガラシャ 細川ガラシャ veoh - 大泥棒 石川五右衛門 veoh - 上杉謙信 上杉謙信・直江兼続 veoh - 歴史秘話ヒストリア タイトル 関連武将 動画 DVD 謙信、変身!~悩める若者、ヒーローになる~ 上杉謙信 - - 謎の忍者軍団 知られざる“忍びの里”物語 服部半蔵 - - 親父!いいかげんにしてくれよ!~信長に振り回された家族たち~ 織田信長 - -