約 431,296 件
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1866.html
529 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2014/02/25(火) 18 19 23.84 ID TuDNhGrFO ドラゴンファンタジーオンラインプレイ中 桐乃「やばっ、体力なくなってきた。ヒールよろしく」 京介「……ヒールって回復呪文のことか?俺なにも覚えてないぞ」 桐乃「そんなことだろうと思ってリスト書いてあげたから。はい」 京介「俺は!妹が!桐乃が!大っ好きだぁ――――――――っ!って!!……こんな呪文あんのか?」 桐乃「ないよ」 京介「じぁあなに言わせてんだよ!」 桐乃「大丈夫。あたしが回復するから」 京介「……そか」 桐乃「ほら、どんどん読んで」 京介「俺はロリコンじゃねえっ!シスコンだぁぁ―――ッ!勝てぇぇぇえぇッ!桐乃ぉぉおぉぉぉォォォォォッ!」 中略 京介「俺と、結婚してくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」 桐乃「……………………」 京介「……………………どうだ?元気でたか?」 桐乃「……うん。でた」 京介「……そか」 黒猫「あなたたち、そういうのはオフラインでやってくれないかしら」 ~終~
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/933.html
404 名前:【SS】綺麗な髪に必要なもの 1/3[sage] 投稿日:2011/07/13(水) 21 44 40.43 ID EVA/UVWX0 [12/14] 368 381これで我慢してくれ。 京介「桐乃の髪って柔らかくていい匂いがして・・・ けどあいつ、全然触らせてくれねぇんだよな。 どうやったらもっと触れるんだ? 教えてyahooさん、と」 カタカタカタ 京介「ん? なるほど、ちと高いが、この手があったな」 ・・・数日後・・・ コンコン 桐乃「・・・なに?」 京介「なぁ桐乃。おまえの髪って癖っ毛だよな」 桐乃「出てけ」 京介「ちょ、ちょっと待て!」ガシッ 桐乃「チッ。 それで、何の用?」 京介「だから、おまえの髪って癖っ毛だけどよ、何か対策してんの?」 桐乃「トリートメントしたり、ヘアスプレー使ったりしてる。 でも、これって結構ガンコでさ、全然寝ないんだよね あんたもお父さんもお母さんもみんなこの辺りハネてるでしょ? もう血筋だと思ってあきらめてる」 京介「そんなおまえにこいつをプレゼントしてやる」 桐乃「え? あ、あんたが、あたしに、プレゼント?」 京介「ああ。これだ」 桐乃「・・・櫛?」 京介「最高級柘植櫛(ツゲクシ)だ。 これでも一万円以上するんだぜ?」 桐乃「これで? 確かにキレイだけど、普通の櫛にしか見えないんだけど・・・」 京介「柘植櫛で髪を梳くとな、落ち着いた、ツヤのある美しい髪になるんだとよ。 家族で代々受け継いだりもするんだぜ。 ・・・いらなかったか?」 桐乃「ううん。 ありがとう。 すっごい嬉しい。 ずっとずっと大切に使うからね・・・」ギュッ 京介「ところで桐乃、これをプレゼントする上で一つ条件がある」 桐乃「条件? ・・・・・・~~~!! ま、まさか、キ、キスさせろとか、お、おっぱい揉ませろとか、添い寝しろとか!? 京介がしたいならいいケド・・・でもダメ!なんかと交換でっていうのはダメだから!!」 京介「ちげーよ! その、なんだ、その櫛でおまえの髪を梳かせてくれねえか? 俺が買ったんだし、初めの一回くらい俺にやらせてくれてもいいだろ?」 桐乃「あたしの髪を? 乱暴に扱いそうだからイヤなんだけど・・・ ・・・もしいらないって断ったらどうする?」 京介(考えてなかったな・・・) 「しかたないから麻奈実かあやせにでもあげるか」 桐乃「その二人にあげるのはダメ」 京介「何でだよ」 桐乃「あやせとか地味子とか、あんたからそういうの貰ったら勘違いするに決まってるじゃん。 だから、あたしが貰ってあげる」 京介「そうか、良かった」ホッ 405 名前:【SS】綺麗な髪に必要なもの 2/3[sage] 投稿日:2011/07/13(水) 21 45 25.44 ID EVA/UVWX0 [13/14] 桐乃「あたしの髪はデリケートなんだから、乱暴に扱わないでよね」 京介「分かってるよ。 さて、梳くからな」 桐乃「うん」 スッスッ ふわり 京介(桐乃の髪ってやっぱり柔らかくて細くていい匂いがして・・・ やべぇ、クンカクンカしたくなってきやがる) 桐乃「んっ・・・」 (すっごい優しく扱ってくれてる・・・ それにしても、誰かに髪を梳かれるのってこんなに気持ちいいの?) サッサッ ふわり 京介(やべぇ、なんか頭がクラクラしてきた。 桐乃の髪の匂いに酔ったのか?) 桐乃「はぁ・・・んんっ・・・ぁ・・・」 (頭がフワフワしてきた・・・) ・・・・・・ 京介「・・・終わったぞ」 桐乃「・・・・・・ぇ? もう、終わり?」ボー 京介「何言ってんだ桐乃。もう30分も経ってるぞ。 これ以上やったら髪が痛んじまうじゃねえか」 (俺としてももっと触っていたかったんだけどよ) 桐乃「ほんとだ・・・」ボー 京介「それよりほら、触ってみろよ」 桐乃「ん」 サラサラ ふわり 桐乃「柔らかくて、サラサラになってる気がする」 京介「だろ?このまま毎日続ければその癖毛も直るんじゃないか?」 桐乃「うん。 ・・・本当にありがとね」 京介「どういたしまして」 406 名前:【SS】綺麗な髪に必要なもの 3/3[sage] 投稿日:2011/07/13(水) 21 46 36.05 ID EVA/UVWX0 [14/14] 桐乃「・・・・・・」 京介「・・・・・・」 桐乃「ねぇ」 京介「・・・なんだ?」 桐乃「・・・・・・もしかしてあんたさ、あたしの髪に触りたくて櫛をプレゼントしてくれたワケ?」 京介「う” ・・・まぁ初めはそのつもりだったけどよ、櫛を選んでるうちにお前が喜んでくれりゃあそれでいいかなって思えてきて・・・ おまえ癖っ毛なの気にしてただろ? それが直ればもっと綺麗になるんじゃないかってな」 桐乃「~~~キモ!キモ!キモ! 妹に喜んで欲しいとか、キレイになってほしいとか、あんたマジシスコン!」 京介「わ、悪いかよ!おまえだって嬉しかったんだろ?」 桐乃「~~~!た、確かに嬉しかったケド! ・・・・・・ ふぅ。とりあえず、この櫛はちゃんと使ってあげるから」 京介「そうか」 (公然と桐乃の髪に触れるのはこれきりか。 まぁ桐乃も喜んでくれたし、値段の分は堪能できたな) 桐乃「それと、あたしだけプレゼントを貰うのはなんだから・・・ あんたの手際も悪くなかったし? ・・・この櫛であたしの髪を梳かせてあげる」 京介「いいのか?」 桐乃「・・・うん。 その代わり、ちゃんと一日二回、朝とお風呂上りに毎日心をこめて優しく梳くこと! いい?」 京介「お、おう!」 桐乃「~♪~♪~♪」 あやせ「桐乃、最近髪が綺麗になったよね」 桐乃「そうかな?」 あやせ「うん。すごい艶やかになってるし、髪質も良くなってる。 髪だけは勝ってたと思ってたのに、悔しいな」 桐乃「えへへ~」 あやせ「トリートメントを変えたの?」 桐乃「ううん。髪を梳かすのにつげの櫛を使うようにしたんだ」 あやせ「つげ? 櫛だけでそんなに違うんだ。 お母さんも使ってたと思うし、私も使ってみようかな?」 桐乃「使ってみなよ。 でもね、一番大事なのは― 愛情を込めて優しく梳くことだからね!」 -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1111.html
366 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/09/18(日) 09 55 50.35 ID EJfcYd760 [1/7] 京介が受け取った超絶可愛い写メを見たい 一体どんな可愛さなんだろうか てかあまりにデレデレ過ぎじゃない?w ちょっと前まで嫌いだとか言ってたくせにw 367 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/09/18(日) 09 59 34.87 ID cdKXhODY0 [2/4] 片手に携帯 片手ピース 片目ウインク んで、最高の笑顔 想像図はあるのだが、俺には絵心が全くないw 369 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/09/18(日) 10 02 01.38 ID G1KoRWIH0 [3/14] 366 是非とも見てみたいね 京介くんが頬を赤くしちゃうってのがまたイイw 元々撮ってあった写メかもだけど、わざわざ返信する為に撮ったとしたら胸熱だわ 372 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/09/18(日) 10 05 55.63 ID ePh9J3I50 [2/18] PSPのあやせ写真がベースで、それがきりりんになっていて制服で…… 「ほんっと馬鹿なんだからあのシスコン!……しょーがないな……」 とか言いながらベストスマイルを浮かべているわけですか? 想像だけでにやにやが止まりません。 373 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/09/18(日) 10 06 19.60 ID 5+BTBIzbP [2/16] 制服姿のって記述なかったっけ? しかし送信受信ラグとメールの返信の文字打ち考えるとほとんど時間ないんだよな もし撮ったならきりりん早業過ぎw 374 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/09/18(日) 10 11 11.76 ID econRuYFI [2/3] 作者はブラコン度合いを返信の速さであらわしたかったみたいだけど。 むだに時間かかってるな、とおもったら信じられないくらい可愛い写真きた!ガチ写真だ! ってのもなかなか良さそう。 375 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/09/18(日) 10 12 04.04 ID QxBtcWRY0 [1/4] 「何なのあいつ…いきなり『可愛い写真送ってくれ』とかワケ分かんないし…」 サッサッ(髪を整える) 「最近じゃ『兄妹だろ』とか言いながらセクハラまがいなこと平気でしてくるし…」 スッスッ(服を整える) 「フツーの兄妹はあんなことしないし。マジキモいっての」 クルッ、チラッ(ガラス戸に反射した姿を見て最終チェック) パカッ ピロリーン 「…ほんっとにシスコンなんだから…」 ここまで妄想余裕でした 389 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/09/18(日) 10 34 30.36 ID 62CaC7do0 [8/41] 374 それだと「マジキモイ死ね」の効果が半減するからねw 「ねぇ、あやせあたしおかしくないかな」 「桐乃、どうしたの。おかしいって何が。」 「あいゃ、お化粧とか崩れてないかなとか服とか」 「ん、いつもどおりの桐乃だよ。あっ、襟曲がってる」 「えっ、なおしてなおして」 「はい、これでOK」 「よぉし」 ---パシャ! あとはメールに添付して・・・・ 「これでOK」 「き~り~の、何やってるの」 とか妄想。 438 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/09/18(日) 12 40 55.36 ID qCTBxFnT0 [3/21] 374 あえてこんな感じとか 桐乃「でねーあのバカ兄貴ったら」キッリリーン 桐乃「メールだ。 ちょっと待っててね」パカ あやせ(あの着信てお兄さんだよね? 相変わらず桐乃の反応早いなぁ) 桐乃(京介からメールなんて一体なんだろう? ・・・・・・『どっちの妹が世界一可愛いか勝負しているところだから』? これってあたしのこと世界一可愛いって思ってるってことだよね?)ドキドキ 桐乃「キモ!あいつまじキモい!!」ニマニマ あやせ「桐乃?」 桐乃(あいつバカじゃん!キモいじゃん! こんなメール送ってきても、顔がニヤけちゃって可愛い写真なんで撮れないじゃん! それともなに?あたしの蕩けきった写真が欲しいの? でもダメ。京介に見せるのはいいけど、相手に見せるのはイヤ! まあ、こういう時のために用意しておいたんだけどね)ピピ 画像⇒お気に入り⇒京介用 桐乃(これはエッチだし、これは恥ずかしいし、これは影の映りが悪いし・・・ よし、これに決めた!)ピ 桐乃「あとは本文を書いて・・・」 桐乃(恥ずかしいから『キモ』でいいよね? 写真を見ればあたしの気持ち分かってくれるだろうし・・・) 『マジキモイ死ね』 桐乃(今まで京介に送ろうと思って送れなかった写メ、これで初めて送れるね) 桐乃「送信、と」ピ 桐乃「ごめんね、あやせ。 バカ兄貴が変なメール送ってきてさー」 あやせ(桐乃すっごい嬉しそう・・・) -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1799.html
506 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/25(水) 16 22 06.44 ID cVlHG9BLO 桐乃「あぁーーーもう!全っ然発送されないんですケド!!なんで未だに出荷準備中にすらなってないわけ!?」 京介「しゃーねーだろ、大人しく待っとけって」 桐乃「うー。今回の特典は桐京好きなら絶対に買わなきゃいけないってゆーから超期待してたのにぃ…」 京介「ったく。ほら、ゲームでもして一緒にのんびり待とうぜ?」 桐乃「…ん、分かった。じゃあほら、画面小さいんだからもっとくっ付いてよ」ズイッ 京介「へいへい」ミッチャク ----
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/365.html
898 名前:【SS】[sage] 投稿日:2011/02/27(日) 16 42 05.28 ID J+8TilQm0 第7話 if route ずぶぬれになった桐乃に声をかける、悪かった、俺が悪かった。えーと次はどこだよ。 「ホテル」小声で桐乃がつぶやく。 なっ、ホテルぅ?泊ってくのか?そんなことしたら親父にどやされるぞ、何考えてるんだ?こいつ 「そういうホテルあるでしょ、あっちの方行って道玄坂ってところ行けばたくさんあるから」 ああ、いわゆる休憩ってことか、「ってお前、行ったことあるの?」答えを聞きたいような聞きたくないような質問だ。 「ある訳ないでしょ、ないから取材で行こ、って言ってるの。寒いからシャワーも浴びたいし。サッサと行こ」 そういうことか、俺はちょっと安心して坂を登る。 適当に空室ありって表示が出てるラブホテルに入る。もちろん俺も初めてだ、勝手がわからねぇ。 なんか部屋の写真があって、部屋ごとにランプがついてたり消えてたりする。ランプがついてるのが空室のようだ、そこまではわかった。 でもそのあとがわからねぇ。そばにあったインターホンで聞いてみようか。 「あのー、シャワーついてる部屋がいいんですけど」 従業員が「シャワーは全部の部屋についてますから。ご希望の部屋の番号を押してください」そういうことか。 手持ちの金と相談して一番安そうな2時間5800円の部屋のボタンを押す。これなら何とかなりそうだ。でも延長料金を払う金はもう無い。 桐乃に2時間までだからな、と言い含めて部屋に行く。 部屋に入るとさっそく桐乃は服を脱ぎだして、俺に向かって「ちょっと、あっち向いててよ。服脱ぐから」 おう。悪かったな。俺は桐乃と反対側の壁に向かい、壁を凝視している。 「シャワー浴びてる間にドライヤーで服乾かしといてよね。時間ないんだから」 へいへい。元の妹様に戻ったようだな。やっぱこうでなくちゃ。 洗面台にあったドライヤーを手にとって、桐乃の衣装が置いてあるテーブルを見る。一番上にあるのは… パンツ。 そりゃ順番に脱いでいったら最後はそうなるわな。って無防備すぎるだろ。これも乾かせって言うのかい?とんだ妹様だな。 手に取って、さっさと乾かそうとドライヤーを当てると、なんか内側の方が濡れてる。ん?指ですくってみると、なんかヌメッとした感触が。ティッシュでそのヌメリをとる。 これって、エロマンガでよくある「濡れちゃった」ってヤツ?あいつ濡れたのか?ということはこのティッシュについたのは桐乃の体液? ん、なんか妹の匂いがする。 ガチャ、桐乃がバスローブを羽織って出てくる。 「はぁーシャワー浴びたら行きかえったわー、って何あんた妹のパンツ持って固まってんのよ。あんたひょっとして妹に欲情してるの?この変態」勢いよくビンタされる。 欲情してんのはお前の方だろうが。言い返そうと思ったが止めた。この状況見られたら、俺が変に決まってるよなぁ、でも… いい匂いだった。 「ちょっと、それ返してよ、着干しして乾かすから。ブーツでも乾かしてて。ブーツが一番乾きにくいんだから」お、おう。 桐乃は下着をもってバスルームに戻る。 俺は桐乃のヌメリをとったティッシュをジャンパーのポケットにしまうと、ドア近くにあった桐乃のレインブーツにドライヤーをあてる。 外側はともかく、内側を乾かさなきゃな。ブーツの中にドライヤーを突っ込んで最大容量で熱気をあてる。 ゴーっと勢いよく熱風が送られ周りの空気が暖かくなる。それとともに、異匂がしてきた。桐乃の足の匂いだ。異匂といっても決してイヤじゃない。 なんか桐乃の部屋の甘い匂いを凝縮したような、桐乃の匂いだ。ゴクリ、クンカクンカ。 その時俺は、どうにかしてるぜ、って思った。妹の足の匂い嗅いで興奮するっておかしいだろ。でも、止められなくなりそうだ。 匂いフェチという分野があると知ったのは、後のことだった。 end -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/779.html
500 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/06/06(月) 21 08 35.20 ID IWVFmddz0 [2/4] 498 下二つがやばいw 京介にはきりりんアロマを送ってやりたい 部屋一杯きりりんの匂いに包まれるといいよ 502 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/06/06(月) 21 19 20.19 ID trE6jzFk0 [2/4] 500 そんなことせずにこうだろJK 「なんか最近桐乃の匂いを堪能できてない。」 「兄貴分が足りない~。」 「「というわけで兄貴(桐乃)!お前の匂いを嗅がせてくれ。」」 「クンカクンカ…、はにゃぁ~兄貴の匂い落ち着く。」 「スーハー…。桐乃いい匂いだな…。」 「あ、当たり前でしょ。ねえ?できれば、あ、あ…、兄貴のパンツの匂いも…。」 「いやいや!まずいだろそれは!」 でなぜか69の体位になって一方的に嗅ぐ桐乃、で京介も我慢できずに桐乃の尻の匂いを嗅ぐ。 あれ?「こうだろJK」って言ったけど自信がないな…。 517 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/06/06(月) 21 41 29.07 ID PSWz3X/Y0 [2/3] 502 さすがにハードル高いからこれでいいよ 「どうしたんだ桐乃、折りたたみベッドなんか買ってきて」 「今日からこれがあんたのベッドだから」 「え?」 「毎日夜になったらあたしの部屋に来ること!いい?」 「・・・どうしたの?あんたまで折りたたみベッド買っちゃって」 「ほら、お前の部屋にばっか邪魔しちゃ悪いだろ? たまには俺の部屋に来いよ」 「・・・うん、わかった♪」 スケジュール: 月水金:京介の部屋 火木土:桐乃の部屋 日:交互でひとつのベッド 518 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/06/06(月) 21 44 11.93 ID trE6jzFk0 [4/4] 日曜日がすごい気になります…。by千葉県在住1○歳女性(中学生) 519 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/06/06(月) 21 47 56.09 ID Si2EUvyI0 [1/2] 517 もう毎日一緒のベッドで寝ればいいよwww 520 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/06/06(月) 21 48 43.56 ID 71nKaGer0 [2/2] 517 ベッドの下に誰かいる・・・!? / / `゙==彡 / ,.イ{_ ‘, / / / / ー===―- _ ', ′ -―==ミ、 ヽ} / / `ヽ | ,' / ´ // {> \ | / /, 〃ハ ,ィ==ミ、 | 〈 ー彡 、‘ノ `\ | ‘, 丶 / 〃ハ ' , | ‘, ー――‐ .. , l 、‘ノ , ./ ∧ '. 、 . i / i \ 、 . / \ 人, / | \ {j ー― ' /// | /"´ / 525 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/06/06(月) 22 02 30.76 ID PSWz3X/Y0 [3/3] 517 あやせにばれました。 「ねぇ桐乃、どうして桐乃の部屋に折りたたみベッドがあるの?」 「えっと、寝づらいときにベッド変えてるんだ」 「ねぇ桐乃、どうして折りたたみベッドからお兄さんの匂いがするの?」 「さ、さぁ。気のせいじゃん?」 「ねぇお兄さん、どうしてお兄さんの部屋に折りたたみベッドがあるの?」 「えっと、寝づらいときにベッド変えてるんだ」 「ねぇお兄さん、どうして折りたたみベッドから桐乃の匂いがするの?」 「さ、さぁ。気のせいじゃないか?」 「ねぇ桐乃、お兄さん。この折りたたみベッドもって行ってもいいよね?」 「う、うん」 「あ、ああ」 「やったぁ!桐乃とお兄さんのベッド手に入れちゃった!」 528 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/06/06(月) 22 05 54.29 ID P47QKGX70 [3/3] 525 「仕方ねえな。あやせにベッド持って行かれたし、これからは一緒に寝るか」 「う、うん。仕方ないよね」 -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/765.html
847 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/06/04(土) 02 24 24.26 ID i60Af5yA0 【SS】10年後の8月 あたしは一人、家の近くの雑木林に立っていた。 特に意味はない。 あえて言えば、最近見ているアニメのエンディングで流れている曲を思い出したからだろうか。 10年前の8月、あたしと京介はまだ仲がよかった。 地味子―まなちゃんともまだ出会ってなかったし、よく二人きりでこの雑木林に遊びに来ていたことを覚えている。 あの後京介に小学校の友達が一杯できて、まなちゃんとも出会って、少しずつ京介はあたしから離れていった。 「どこで間違えちゃったのかな・・・・・・」 あのころと同じとは言わないけれど、今もまた京介とは仲良くなれるようになった。 でも、あの頃あたしがもっと違うことをしていれば、もっと京介の気を引いていれば、ずっと仲が良いままだったのかも知れない。 離れたことで気付けることがあった。 離れたことで芽生えた気持ちがあった。 だから、あの時のことは後悔なんかしてないけど・・・・・・ 昔を懐かしみながら、雑木林の中を歩いていく。 懐かしい匂い。 懐かしい音。 懐かしい感触。 そして、前とは違って見える風景。 「そう、ここ!ここにダンボールで家を作ったんだよね」 誰にも秘密の二人だけの世界。 ずっと続くと思っていた世界。 二人にとって無限に広がる世界がそこにはあった。 今その場所に立ってみれば、なんて小さく狭いんだろう。 きっと周りから見れば、そこは秘密基地でもなんでもなくて、 ただのボロボロのダンボールの塊だったんだろう。 それでも、二人にとってそこだけが世界だった。 嬉しくて、楽しくて、色々なことをした。 言えなかった「ありがとう」も言えなかった「ごめんなさい」もたくさんあった。 そして、どうしても言えなかった『将来の夢』。 「このあたりに書いたんだよね」 京介に将来の夢を言うのが恥ずかしくて、後で木の幹にひっそりと刻んだ。 京介は気がつかなかったみたいだけど・・・・・・ 場所が違うのか、木が育ったからか、あるいは消えてしまったのか、あたしの夢はどこにも見当たらなかった。 「あたしの夢・・・・・・無くなっちゃったんだ・・・・・・」 消えてしまった世界。 変わってしまった現実。 叶う事がないと知ってしまった大きな希望。 それが成長するってことなんだろうけど、あの頃のことを想い、 切なく、やるせなく、泣きたくなった。 何故だろう。 耐えられない。 目元から、何かがこぼれる。 「君と夏の終わり、将来の夢、 大きな希望、忘れない」 突然聞こえた声に、あたしはこぼれ落ちそうになったそれをぬぐうと振り返った。 気付かない間に誰かが来たらしい。 「10年後の8月、また会えると信じて」 逆光で姿が見えないが、こちらに近づいてくるのがわかる。 けれど、姿が見えなくても、あたしにはそいつが誰だかわかった。 「最高の思い出を・・・・・・」 一番会いたくて、一番会いたくない、あいつ。 「ん?桐乃か?どうしてこんなとこにいるんだよ」 何か考えていたのか、京介はここまで近づいてようやくあたしに気がついたみたいだった。 「気分転換に散歩してたの。あんたこそどうしてこんな所にいんのよ。 黒いのとデートしてたんじゃないの?」 あたしは京介を睨みつけてやる。 「あぁ、今帰り」 「そう」 「んで、帰りに近くを歩いてたら妙に懐かしくってさ、つい寄っちまった」 「ふーん」 「・・・・・・なんかお前機嫌悪くね?」 「べっつにー。 あんたなんか死ねばいいのにって思ってただけ」 「超機嫌悪いじゃねーか!」 「こんなところであんたの顔見たらそう思うのも当然じゃん」 「俺ってそんな前から嫌われてたの?」 そんなわけないじゃん。 嫌いじゃなかったからこんな気持ちになってるのに、何でわからないかな。 「それにしても随分狭くなったな。昔はあんな広かったのに」 「狭くなったんじゃなくて、あたしたちが大きくなたの」 「そんなもんかね。 それにしても随分懐かしいな。 昔ここでお前に泥団子食わされて腹壊したことあったな」 「そ、そんなことあったっけ?」 あったような、なかったような。 「それより、あんたにお医者さんごっこを誘われた覚えがあるんだけど」 あたしの言葉に京介が目を逸らす。 「・・・・・・あーあれだ。お前よく転んで怪我してただろ?だからお医者さんになって治してやりたかったんだよ」 「・・・・・・うそつき」 「うっせぇ」 「あとはおままごととかしたよね」 「俺と桐乃の二人きりだから夫婦役やんのは分かるけどよ、なんでお前が仕事に行って俺が主夫だったの?」 「は?あたしがあんたに養われるなんてありえないし。 今だってあたしは仕事してるけどあんたニートじゃん」 まぁ、理由はそれだけじゃないんだけどね。 「学生はニートって言わねぇよ!」 「バイトもしてないんだしあたしから見たら立派なニートだっての」 「受験生がバイトなんかやってられるかよ」 「その受験生が毎日デートしてるみたいなんですケド?」 「・・・・・・勉強の手は抜いてねぇからいいんだよ」 「はいはい。よく頑張ってますねー。 ・・・・・・結局さ、あんた一回も『行ってきますのチュー』も『ただいまのチュー』もしてくれなかったよね」 「妹相手にそんな恥ずかしい事できるわけないだろ?」 「・・・・・・いくじなし」 ぽつりと、京介に聞こえないようにつぶやく。 「ははぁ~ん。 お前俺にキスしてもらいたかったんだな?」 「はぁ!?そんなはずないじゃん!なに言ってんの!?」 まさか聞こえた!? 「よし分かった! これからは毎日ほっぺにキスしてやるぜ! それとそうだな、帰ったらお医者さんごっこもするか?」 パァンといい音を響かせながら、京介の体がのけぞる。 「キモ!キモ!キモ!今のあんた最高にキモかった!」 京介の言葉が死ぬほど恥ずかしくて、つい手を出してしまった。 京介は叩かれた頬を押さえながらこちらを見て、にやりと笑う。 ・・・・・・もしかして、落ち込み気味だったあたしを調子付けるために言った冗談だったのかな? いや、どうだろう。 偽彼氏を連れてきて以来、こいつの行動がますます分からなくなってきている。 もしかして本気だったのかもしれない。 「いいじゃねぇかよ、兄妹なんだしほっぺにキスするくらい・・・・・・」 ・・・・・・本気だったのかもしれない。 あたしの反応に諦めたみたいだけど。 ふん、あたしに叩かれて罵声を浴びせられたくらいであきらめちゃってさ、本当に意気地なし。 「今度花火大会に行くんだけどよ、桐乃も来ないか?」 京介があたりの木を触りながら、そんなことを尋ねてきた。 「はぁ?あんた黒いのと行くんでしょ?あたしが付いて行くわけないじゃん」 あたしにお邪魔虫になれっての? 本当にデリカシーのないやつ。 「別にお前がいたっていいじゃねぇか。黒猫もそう言ってたぜ」 あいつまたそんなこと言ったんだ。 自分も京介と二人きりの方が良いだろうに、なに気を使ってんだろ。 「それにな、俺はお前ともっと仲良くなりてーんだよ。なんたって筋金入りのシスコンだからな」 仲良くなりたいって言ってくれるのは嬉しい。 でも同時に悲しくなる。 近づけば近づくほど、自分の気持ちを知ってしまう。 決して叶う事のないことを知ってしまう。 すぐ隣にいるヤツが誰なのか知ってしまう。 そいつのことも好きだから、嫌いになりたくないから、お互いに傷つかないよう、少しずつ距離を測って近づかないといけない。 「はいはい、シスコン乙~」 耐えられるくらいに甘えて、耐えられるくらいに離れる。 そうやって自分を抑えないといけない。 「それにあたし、もう予定はいってんの。 その日はあやせ達と一緒に遊びに行くんだ。 あんたや黒いのと一緒にいるよりあやせ達と遊んだほうが楽しいしね」 嘘だ。あやせ達と一緒にいるのは楽しいけど、それ以上に京介やあいつと思い出を作りたい。 「そっか・・・・・・なら仕方ねぇな」 二人きりになれて、ほっとしてるのかな。 京介やあいつが嬉しいとあたしも嬉しい。 そのはずなのに、何故か胸が締め付けられる。 「あぁ、あったあった」 京介の木に手をつけながら何かを見ている。 「なに?カブトムシでもいた?」 「ちげーよ。ほら、昔将来の夢だの何だのをここで話してたじゃねーか」 「あんたサッカー選手だの宇宙飛行士だのタラバガニだの世界一のシスコンだのになりたいって言ってたよね」 「言ってねーよ!てかなんだよタラバガニって!」 「あれ、言ってなかったっけ?カニが美味しいからカニになりたいって」 タラバガニってヤドカリなのにね。 「あ、あれ?なんか言った様な気がしてきたな」 京介がカニになれば兄鍋ができたのに。 「まあ良かったじゃん。世界一のシスコンにはなれて」 「それも言ってねーよ! ・・・・・・まあ、そのときお前さ、俺に将来の夢を言わないで後で木の幹に彫ってただろ? その後にさ、俺も彫ったんだよね」 気がついてたんだ・・・・・・ 「お前のもその木にねーか? あ、安心しろよ、別に見てないからな?」 京介があたしの左に歩きを指差す。 「え?」 あたしは駆け寄り、気の表面を探す。 「あっ」 記憶にある場所より少し上に、あたしの『将来の夢』が刻まれていた。 「あたしの夢・・・・・・無くなってなかったんだ・・・・・・」 京介が、無くなっていないって教えてくれた。 そこに刻まれた文字をなぞる。 そこにある文字が記憶にあるものと同じで、切なく、やるせなく、泣きたくなる。 「ナイフでもあれば、新しい夢でも書けるのにね」 叶わないのなら、いっそのこと消してしまいたくなる。 「俺には必要ねぇな」 京介は、そうきっぱりと言った。 「結局さ、10年経っても俺たちは何も変わってないんだよな」 「え?」 見ると、京介が慈しむように木の表面を撫でている。 「新しい所に俺たちの『秘密基地』を作ってさ、『ごっこ遊び』をして、喧嘩して、仲直りして。 いろんなヤツが『秘密基地』に来たりもするけどよ、根っこは何も変わっちゃいねぇよ」 京介はこちらを見ると、にこりと微笑んだ。 「一時期は危なかったけど、俺の夢は叶ってる。 そんで、その夢は今の俺の夢でもある。 だから、俺には必要ねぇよ」 その言葉に心が揺さぶられる。 想いが揺さぶられる。 「そうかもね」 あたしが一人で隠れていた『秘密基地』に京介がやってきて、いろいろな人が加わった。 お互いの距離がわからなくて『ごっこ遊び』に興じて、少しずつ元のカタチに戻っていった。 「・・・・・・なんだ、前と何も変わらないじゃん」 二人にとってそこは大切な世界で、 嬉しくて、楽しくて、色々なことをして、 言えない「ありがとう」も言えない「ごめんなさい」もたくさんある。 叶わないかもしれないけれど、『大きな希望』も『将来の夢』もずっと変わらないままだ。 それなら、新たに刻む必要なんてない。 「じゃあそろそろメシの時間だし帰るか」 京介がこちらに手を伸ばす。 「そうだね」 あたしはその手を取る。 昔のように、二人で手を取り道を歩いていく。 「ねぇ」 京介の瞳を見る。 「・・・・・・そうだな」 京介があたしの瞳を見る。 今だけは昔と変わらず、それだけで分かり合える。 10年後の8月にまた来よう。 そのとき、二人の『秘密基地』はどうなっているだろうか。 「君と夏の終わり、将来の夢」 あたしの夢は変わらない。 決して諦められない。 「大きな希望、忘れない」 あたしの夢は忘れられない。 叶わないだなんて信じない。 「10年後の8月、また会えると信じて」 10年後、京介とまたここに来た時、あたしの夢は叶ったんだって、胸を張って言いたい。 この8月、この胸の郷愁感が無くなるまではあいつに貸してあげるけど、その後は絶対に遠慮しない。 またここで10年前のあたしに会えたときに、幸せだって笑えるように― 「「最高の思い出を・・・・・・」」 - to be continued to next 10 years... - -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1649.html
441 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/14(木) 02 42 43.09 ID Dx90pxre0 426みたいなイメージで 京介「ただいま~」 桐乃「出しなさいよ」 京介「い、いきなりなんなんだよ」 桐乃「今日貰った“ブツ”全部だしなさいよ!」 ・ ・ ・ 桐乃「麻奈実さんに、黒いのに、あやせ。加奈子まで…。 大漁でよかったねぇ~」 こいつがいいヤツでモテるのは知ってるつもりだったケド。 やっぱり気になっちゃうワケで…。 朝、恥ずかしくて渡せなかったのが悔やまれるなぁ…。 京介「いや、これはだな桐乃…多分皆、義理だし…」 桐乃「そんなワケないじゃん! 大体そんなコト言ったら、こんな気合い入ったチョコくれた子達に失礼でしょ!」 京介「す、すまん…」 桐乃「…ふんっ」 京介「…でもな、桐乃。」 桐乃「?」 京介「確かに皆からチョコ貰えたのは、すげぇありがたいし嬉しいけどさ。 義理だろうが本命だろうが、誰からいくつ貰ったって、 俺にとっちゃ大して意味はないんだよ。」 桐乃「えっ?」 京介「“誰かさん”がこれからくれる筈の、本命チョコ以外はな」 桐乃「!?なななっ…!何言ってんのこのシスコン!」 京介「へーへー、どうせ俺はシスコンですよ」 桐乃「キモ…!」 京介「…でさ、桐乃。 その後ろに持ってるチョコは、いつくれんの?」 バ、バレてるっ!?(カァァ) 桐乃「うーっ……」 桐乃「め、目閉じなさいよ!」 京介「なんでチョコを渡すのに目を閉じる必要が…」 桐乃「い、いいからっ!」 京介「へいへい」 (カリッ 京介「(カリッ?)」 (チュッ 京介「んむっ!?」 京介「おまっ!口移しって…」 桐乃「お、美味しかった?」 京介「び、ビックリしすぎてわかんなかった」 桐乃「な、なにそれ」 京介「だから、もっかい。今度はゆっくり、な」 桐乃「……。しょ、しょうがないなぁ…」 おしまい ----------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1515.html
414 :【SS】雨の日の七夕:2012/07/07(土) 23 20 44.46 ID P3FWtLuK0 桐乃「七夕に祈ってもどうせ届くのは16年後だとか、 雨が降ってると届かないとか言うけど、 そんなこともないよね」 京介「ん? 何の話だ、桐乃?」 桐乃「七夕のお願い事のこと。 時間はかかったけど、ちゃんと叶ったなって」 京介「それは良かったな。 一体何のお願いだったんだ?」 桐乃「ん……」 ・・・・・・ 桐乃「ねえお兄ちゃん、七夕のおねがいってホントにかなうの?」 京介「ちゃんと心から祈れば叶うんじゃないか? お兄ちゃんも去年一人部屋が欲しいって願ったら叶ったしな」 桐乃「ふ~ん。 そうなんだ……」 京介「桐乃も何かお願いしてみるか?」 桐乃「うん! あ、でも、きょうは雨だ……」 京介「雨なら彦星様も織姫様もお願い事が見えないからな。 ……そうだ、それなら俺が彦星様になって桐乃の願いを聞いてやるぜ」 桐乃「ほんと!?」 京介「ああ」 桐乃「それじゃあ、えっとね……」 ・・・・・・ 桐乃「覚えてないんだ」 京介「俺が知ってるはずなのか?」 桐乃「覚えてないなら気にしなくていいよ。 それより、早くお掃除終わらせよ」 京介「模様替えに随分時間かかっちまったな」 桐乃「でも、あたしたちの部屋の間にあった壁もなくなったし、 大分広くなった感じするよね」 京介「来年には開いたスペースが全てフィギュアに埋め尽くされてる気がするけどな」 桐乃「……」 京介「せめて否定してくれよ!」 桐乃「それじゃあ、一息ついてその後に短冊に願い事書こっか」 京介「最後まで無視かよ…… それに今日は雨だぜ。 書いても叶わないんじゃないか?」 桐乃「大丈夫だって。 さっきも言ったでしょ? 雨でも時間がかかってもちゃんと願いは叶うってね。 まあ、確かに雨だろうと関係ないしね」 京介「?」 桐乃「それじゃあ、今年はなんて願おうかな~」 ・・・・・・ 桐乃「お兄ちゃん、あたしのおねがいはね」 天の川がなくなって、おりひめさまとひこぼしさまがずっといっしょにいられますように! ----------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1439.html
296 名前:【SS】[sage] 投稿日:2012/03/22(木) 15 10 33.52 ID vXqAZhTw0 [2/6] ・・・スーパーにて・・・ 京介「今日の夕飯は何にするか…… ……またカレーでいいか」 桐乃「~♪~♪」ガサガサ 京介「それじゃあ、ジャガイモとたまねぎと……ニンジンももうなかったな」 桐乃「~♪~♪~♪」ゴソゴソ 京介「…………なあ桐乃」 桐乃「なに?」 京介「二つほど聞きたいことがあるんだが、いいか?」 桐乃「いいよ」 京介「なんでおまえがここにいるんだ?」 桐乃「学校帰りにあんたがスーパーに寄るのを『偶然』見かけたからついてきた」 京介「そうかよ」 桐乃「コンビに弁当とか惣菜ばっかり食べてるのかと思ったけど、ちゃんと料理してるんだね。 感心感心」 京介「まあ、カレーとか肉じゃがばっかだけどな。 それでもう一つの質問なんだが―なんで買い物籠にメルルのお菓子やらおもちゃやらを詰め込んでいるんだ?」 桐乃「あんたが買うから」 京介「なんで俺がメルルグッズなんて買わなきゃいけないんだよ! それくらい自分で買いやがれ」 桐乃「だって恥ずかしいじゃん」 京介「俺だって恥ずかしいわ!」 桐乃「平気だって、あんたなんて誰も気にしないしw 安心して。 お金はちゃんと払うから」 京介「はぁ……仕方ねえか。 ……そうだ、食材ももうちょっと買っておかないとな」 桐乃「? なんで?」 京介「折角だし食べていくだろ?」 桐乃「! うん!」 ・・・夕食・・・ 桐乃「ねえ、ちょっと作りすぎじゃない?」 京介「……そうだな」 桐乃「あんただけだと今日明日どころか、一週間分くらいない?」 京介「……そうだな」 桐乃「あたしにご馳走するためだからって頑張り過ぎ」 京介「……すまねえ」 桐乃「はぁ。 ……あんただけだと時間がかかるし、折角のカレーを悪くしちゃうのもイヤだから、 しばらくの間はあたしも夕飯に付き合ってあげる」 京介「! 本当か!?」 桐乃「カレーばっかなんて身体に悪そうだけど……あたしの優しさに感謝しなさいよね」 ・・・数日後・・・ あやせ「最近の桐乃、ずいぶん肌の調子がいいよね。 なにかしているの?」 桐乃「特には何もしてないよ。 あえて言えばね……」 あやせ「あえて言えば?」 桐乃「カレーって身体にいいよね!」 -------------