約 431,341 件
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1384.html
553 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/02/10(金) 13 37 27.31 ID FvYR2Yd20 [2/6] 552 ラブタッチの元ネタのラブプラスって「キョウスケ」の名前は登録されてなかったらしいね。 でもラブプラス+で追加されたとか。 あやか『京介さん大好き!』 京介「ふひひひww あやかたんは可愛いなぁ。 やっぱり名前で呼んでくれるのはいいな!」 桐乃「むー! あたしもあやかたんに名前で呼んで欲しいな」 京介「仕方ないだろ? おまえの名前は登録されてないんだからよ」 桐乃「そうだけどさ、あんただけズルイ」 京介「ズルいって、おまえなぁ…… そうだ。 それなら俺が代わりにおまえの名前を呼んだやろうかw」 桐乃「………… うん。 やってみて」 京介「へ」 桐乃「それじゃあ、まずここのところ」 あやか『桐乃のこと大好きだよ!』 京介「や、やらなきゃ駄目か?」 桐乃「あ、あんたから言い出したんでしょ?」 京介「し、しかたねえな……」 京介「桐乃のこと大好きだぜ!」 桐乃「…………!!」ポー 桐乃「も、もう一回!」 京介「なに!?」 桐乃「ほら、あんた言い間違えたじゃん! だからもう一回言って!」 京介「ぐぬぬ……」 京介「桐乃のこと大好きだぜ!」 桐乃「えへへ~」ニヘラー 桐乃「あたしも京s―じゃなくて、あやかの事大好きだよ!」 -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1790.html
872 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/15(日) 23 40 46.88 ID AMoPWamfO 865 鏡を見ながら悶えるきりりん。 きりりん「お前に桐乃はやらん!俺の方が桐乃を大事にする!(キリッ」 きりりん「………」ニヘラッ きりりん「好きで好きで仕方ないんだよ!俺は妹を愛しちゃってる変態なんだよ!(キリリッ」 きりりん「――くぅぅっ!」クッションバシバシ! きりりん「…桐乃。俺はもう我慢出来ないんだ!ホントはずっと昔からお前をこうして押し倒したかった!(キリリンッ」 きりりん「――くぅ~っ!///」ゴロゴロ 京介(そんなこと言った覚えはないが…まいっか)ニヘラッ 878 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/16(月) 00 19 34.24 ID L/BsWOIc0 876 京介「・・・なにやってんのお前?」 桐乃「!!!!???? ち、違うし!べ、別に京介が言ってくれたセリフ復唱してたんじゃないし!」 京介「(相変わらずテンパると本音をいっちまってんなぁ・・)・・・」 桐乃「こ、これは・・そう!き、きりりんが言ってるだけだから!!あたしじゃないから!!」 京介「・・・お前じゃん」 桐乃「ち、違うってば!バカじゃん!?あたしがあんたのセリフに悶えるとか?マジないし!悶えてるのはきりりんだし!」 京介「・・・はぁ、わかったよ それじゃ・・」 桐乃「ちょっと待ちなさいよ!き、きりりんがあ、あんたに言ってほしいセリフがあるんだって!」 京介「(おいおい、このお姫様は何をおっしゃってるんですか?)は?」 桐乃「いいから、付き合いなさいよね!」 京介「ちなみに・・もう夜中なんですが・・・?」 桐乃「はぁ!?あたしが満足するまで付き合わないとぶっ殺すよ!」 京介「・・結局お前じゃん」 桐乃「はっ!?い、いやち、ちちちち違うし!ば、バカじゃん!!ほら、さっさとする!!」 京介「へいへい・・」 こんな風かな?と妄想した 887 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/16(月) 02 38 53.44 ID bUiWz3h0O 872見てたら桐乃が京介とデートする前に壁ドンしてたの思い出した。 はぁ……、明日はあいつとデート…………か。 ……………………ニヒヒっ!ヤバいヤバいヤバいヤバい!! ついにキターーーー!この日がっ!! あいつ絶対待ち合わせ時間より早く来るよね! だってシスコンだもん。妹待たせるワケないし!そんであたしが言ってやんの 『お待たせっ!ゴメン……待った?』 『別に待ってねえよ』 『でもあたしより早かったから少しは待ったんじゃない?何分前に来たの?』 『んー、2時間くらい前かな。』 『マジで?やっぱ待ってんじゃん!』 『いや……おまえのことずっと考えてたら2時間あっという間だったよ』 バカじゃん?バカじゃん?バカじゃん?! 約束より2時間前に来るとかどんだけ楽しみにしてたんだっつーの! もう、しょーがないから腕くらい組んであげてもいいかな…………。 やっぱ腕とか組んじゃうよねっ!絶対! さりげなくあたしから組んじゃってもいいんだよねっ! マジでマジでマジで?!あいつにあたしが絡めちゃう?! きゃああああああああああああ!!!! キモいキモいキモいキモい!!!! あたしとあいつが絡めあうとかマジキモい!!!! まだソフトな感じのキスからに決まってんでしょ! いきなり舌とかありえないし! そんなに強く抱きしめられたら痛いってば! ちゃんと……やさしく……してよね…………。 「きゃああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!」 ゴンゴンガンゴン! みたいな? ----
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/302.html
461 名前:【SS】ばれんたいんねた[sage] 投稿日:2011/02/13(日) 02 39 36 ID cX294mxD0 [2/5] 「兄貴、チョコ出来たよ!。食べて!」 ドアをノックもせずに桐乃が俺の部屋に飛び込んで来た。 「ぐっ!」 家に帰った時から甘い匂いが漂っていたので、何を作っていたのかは分かっているはずなのだが 心の悲鳴が漏れる。 「なによ!?そんなにあたしの作ったチョコが食べたくないわけぇ~?(語尾↑) よほど不審そうな顔をしていたのだろう、あいつは頬を膨らまして問い詰めてくる。 「お、おい、去年のことを忘れたわけじゃないだろう?」 俺の妹は勉強もスポーツも万能でモデルまでやっているスーパー超人だが、料理の腕については 全く駄目だ。そもそもちゃんと「食べられる」ものを作ったためしがない。 しかも桐乃が持ってきたものを見ると、よくあるハート型のそれではなく二本の色違いの スティック状のものをひねった凝ったものだ。あいつがこんなもんを作ってくるときは ろくなことにならない。あの親父が倒れた記憶がよみがえる。 「ちゃんと味見したし!今度は大丈夫だから!!」 あいつも思い出したのか、一瞬焦った様子になり、顔が赤くなった。 疑惑を顔に貼り付けた俺とチョコを手に持ったままの桐乃の間に沈黙が立ち込める。 「ほんとにおいしいんだから、えっと、あたしも半分食べるから・・・ ・・・食べない?」 「お、おう。食べるに決まっているだろ!」 めずらしく余裕がなくなり懇願するようなあいつの表情に、俺は胡座をかいて座り込み覚悟を決めた。 「そう!?よかった!」 桐乃の顔がパッと明るくなる。 ・・・ちくしょう、反則だろ。かわいいじゃねぇか・・・ 「お、おい!?」 胡座をかいた俺の足の上に、屈みこんできて膝を下ろされ、俺は動けなくなった。 「えーと桐乃さん?別に逃げたりしないから・・・」 「いいからちゃんと食べてよね。」 桐乃の息が顔にかかる。チョコの匂いとは異なるあまい香りがくすぐったい。 あいつはなぜか一瞬戸惑ったのち、ムスッとした表情になって微妙に視線を逸らしながら 爆弾を投げつけてきた。 「はい、あーん」 462 名前:【SS】ばれんたいんねた[sage] 投稿日:2011/02/13(日) 02 43 28 ID cX294mxD0 [3/5] 俺は固まった。 エロゲのやり過ぎで俺の頭がおかしくなっちまったのか? しかし現実にはチョコを持ったあいつの手が差し出されている。 「くっ、人に見られたら死ねるな。」 食べると言ってしまったからには前言撤回はできない。恐る恐るチョコの先っぽをかじると ビターなコーヒーの香り、そしてミルクの味わいが口の中に溶けて広がってゆく。 お!?おいしいじゃないか!? 「どう??」 不安げな顔で尋ねる桐乃。 「うまいじゃんこれ、ほんとにお前がつくったの?」 まぎれもない称賛の声に 「当たり前でしょ!ま、あたしが本気をだせばこれくらいは余裕よ!」 はいはい、これだよ。まったくうちの妹様は・・・ 「じゃ、あたしも食べるかんね」 「おう、半分か」 こんなに上手く作れるんだったら1個ちゃんと食べてやればよかったかな?と思った瞬間、 俺は再び固まった。 「ん!!」 チョコの端を俺の口に押し付けてくわえさせ、桐乃は反対側から食べ始めた。 半分に折ることしか考えていなかったところに、まさかの恋人ポッキーシチュ。 お、おい、また何かの悪い冗談だよな!? 「あ、あのね・・・」 桐乃は真っ赤に顔を染めて瞼を閉じた。こ、これって・・・ 戸惑う間にも桐乃の顔が近づいてくる。 まさか本気のはずがない、あの、あいつが、桐乃が、俺の妹が・・・ やわらかい唇が重ねられ、雷が落ちたような衝撃におそわれた俺は何も考えられなくなった。 464 名前:【SS】ばれんたいんねた[sage] 投稿日:2011/02/13(日) 02 45 45 ID cX294mxD0 [4/5] 呆然と硬直したまま口の中でチョコが溶けてゆく感覚に、別のなにかが潜り込んでくる。 「ん、・・・」 必死に何かを求めるような、願いを込めた舌が絡み合い、桐乃の匂いがチョコの香りとまざって 俺の感覚を埋め尽くしてゆく。何も分からないまま、俺はそれをむさぼった。 どれだけ時間が経ったのだろうか。数秒なのか数分なのかすら分からないまま、 俺はそっと桐乃を離して向かい合う。 「・・・」 何を言えばいいのか、俺は言葉が出なかった。 「・・・から」 あいつは消えそうな声で何かを言った。 「え?なんだって?」 あせって聞き返す。 「・・・ちゃんと言わないと絶対に分かってもらえない、気づいてくれない、って言われたから・・・ 「・・・でも、どうしても、言えなかった。こうすることしか出来なかったの・・・ 「・・・あのチョコね、他の、その、義理とかで友達分含めていくつも作るやつとは違うの・・・ 俺の頭のなかで理性と常識がわめきだした。 やばい、マジでやばい。親父に殺される。あやせに埋められる。 さっきのあれは一時の気の迷いだ、そうに違いない。とにかく突き放すしかない。 桐乃の肩になれなれしく手を掛けてどや顔で決めてやる。 「ああ、あのチョコうまかったぜ。でもお前のほうがもっと旨そうだな!?」 よし、間違いない。これでドン引きキモキモフルコースだぜ!(泣 桐乃は胡座をかいた俺の上に足を引いて縮こまるように身を寄せてもたれ掛かる。 「・・・いいよ」 俺「えっ」 桐「えっ」 465 名前:【SS】ばれんたいんねた End[sage] 投稿日:2011/02/13(日) 02 49 09 ID cX294mxD0 [5/5] 「じょ、冗談だからな、ほ、本気にするなよ!?」 俺はあわてて取り付くろう。 不安げに訴えるようなこいつの顔を見ていると、なぜかあやせの顔が重ってくる。 ・・・そうか、あやせはこいつに似ているんだ・・・ 俺は本当に望んでいたものの代わりに、あやせのことを・・・ あやせの顔が薄れて消えていき、俺は桐乃の肩に掛けていた手をそのまま背中にまわして そっと抱きしめた。不思議なことに、こいつを離してはいけない気持ちが沸いて来る。 「お前が一番かわいいよ。お前が笑ってくれるだけで俺は幸せな気持ちになれる。」 「本当に?」 聞き返す桐乃の声は小さく、いつものあいつからは考えられないほど弱いものだった。 「ああ、本当だ。」 「ばか・・・」 泣きそうな声であいつが返す。 「おれは馬鹿でかまわないから、な、お前が一番好きだ。」 言っちまった。 「ばか・・・」 いつもは豊富な罵詈雑言で罵ってくるあいつが、さっきと変わらぬ台詞を返してくる。 って、泣いているじゃないか!? なぜか俺の視界が曇ってくる。お、俺も泣いているのか!? 「ずっと、ずっとあんたのことしか見てなかったんだからね。」 桐乃は俺の胸に頭をくっつけて言ったので、その表情は見えない。 「ごめんな。」 俺はもう一度やさしく桐乃を抱きしめた。 -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/642.html
585 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/29(金) 21 33 34.43 ID Jq+Hxm6V0 [1/3] 桐乃「せなちーのお兄さんてイケメンだよねー。」 京介「…チッ、まぁな。」 京介「(赤城、短い友情だったな。お前はこれから俺の敵だわ。)」 桐乃「この前せなちーのお家に遊びに行った時に会ったんだけど…て、何キレてんの~?」 京介「あ?キレてねーよ。」 桐乃「友達はイケメンなのになんであんたは地味面なの?」 京介「関係ねーだろ!兄弟じゃねーんだから!」 桐乃「うちの兄貴もイケメンでスポーツマンだったらよかったのになぁー。」 京介「けっ、そんなこと言うなら赤城の妹にな…………いや、それはあまりに赤城がかわいそうだわ…。」 桐乃「はぁあ!?」 京介「妹に妹モノエロゲーやらされてそのうえBL本まで買いにいかされるとか男として兄として自殺したくなるわ!!」 桐乃「ちょっ、BLは確かにあれだけど妹ゲーはいいじゃん!!」 京介「よくねぇーーーーっよ!!」 桐乃「じゃ、じゃああたしとせなちーのどっちが妹のほうがいい?」 京介「おまえ。」 桐乃「そ、即答とか…き、キモ。」 京介「親父にみつかったのがガチホモゲーだったら俺は死んでも自分のだとかいわねぇ。」 桐乃「……だよねぇ…。……お父さんに鬼畜兄貴が見つかってたら…。」 京介「やめろ…恐ろしすぎて想像したくねぇ…。」 桐乃「…ま、アタシもあんたが兄貴でよかったかな。」 京介「…な、何だよ照れるじゃねぇか。」 桐乃「無趣味なあんたじゃなかったらエロゲする時間なかっただろうしね!」 京介「俺は受験生だぁあああああぁぁぁ!!!!」 586 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/29(金) 21 43 37.55 ID 0ufnSJsf0 [3/5] 585 大介にBLゲー見つかって愛してるといってもいいと叫ぶ京介を想像してしまったじゃないか 587 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/29(金) 21 45 54.02 ID gxX8biXw0 [4/5] 586 そして自分の身が心配になる大介か… 588 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/29(金) 21 47 42.46 ID kjvgVfQE0 [6/6] 「親父…俺、こういうの好きじゃおかしいのかな…」 「…勝手にしろ///」 589 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/29(金) 21 50 25.42 ID Jq+Hxm6V0 [2/3] 俺の妹がこんなに腐女子なわけがない…かぁ。 桐乃が腐女子とか色々と詰むなぁ…。 桐乃「あんた腐男子になればいいよ!」 590 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/29(金) 21 50 30.77 ID 2lGEvVLo0 588 アッー 591 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/29(金) 21 51 24.78 ID Unmpsx4k0 [2/3] どうやってシス婚endに持って行けばいいんだ・・・ 592 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/29(金) 21 53 04.76 ID ++RaIY+70 [4/5] 591 簡単じゃないか 「あ、あたし、実は、男の娘だったの。兄貴………大好き///」 593 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/29(金) 21 53 17.48 ID gxX8biXw0 [5/5] 赤城×京介で妄想をする桐乃に対抗するなら、 あやせ×桐乃で妄想すればいいだけじゃない 594 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/29(金) 21 59 02.65 ID Jq+Hxm6V0 [3/3] あやせさん出番なんじゃ… 595 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/29(金) 22 02 15.97 ID 54sDwsVa0 [4/4] きりりんとあやせたんはどっちが攻めで受けですか? 教えてください!風邪ひきそうです(><) 596 名前:あやか[sage] 投稿日:2011/04/29(金) 22 02 41.91 ID z4FsSxTYi 593 「それは素晴らしいですね! さっそくわた…あやせさんと桐乃のお話を!」 597 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/29(金) 22 05 24.39 ID 0ufnSJsf0 [4/5] 595 服着なさいw 598 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/29(金) 22 08 42.61 ID GXB7PL7f0 / / `゙==彡 / ,.イ{_ ‘, / / / / ー===―- _ ', ′ -―==ミ、 ヽ} / / `ヽ | ,' / ´ // {> \ | / /, 〃ハ ,ィ==ミ、 | 〈 ー彡 、‘ノ `\ | ブ チ コ ロ シ か く て い で す ね ‘, 丶 / 〃ハ ' , | ‘, ー――‐ .. , l 、‘ノ , ./ ∧ '. 、 . i / i \ 、 . / \ 人, / | \ {j ー― ' /// | /"´ / 599 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/29(金) 22 15 54.03 ID w+54Ri+s0 なんという流れwwおなかいたいww 600 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/29(金) 22 16 35.28 ID ++RaIY+70 [5/5] 595 待て、俺妹に登場する「女性」キャラが全員男の娘だったとしたら……… あやせたん×きりりんのヤンデレ攻めツンデレ受けとか、最高のご褒美じゃないですか? 601 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/29(金) 22 22 14.30 ID BCyZUBPr0 「ストップ!!桐乃くん!!」 602 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/29(金) 22 22 41.02 ID Unmpsx4k0 [3/3] 595 あやせ「桐乃の前に……私しか、いなければいいんだわ……そうすれば……私だけを、見てくれるわ」 612 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/30(土) 00 36 20.87 ID 5BjmiWuci [1/4] あやせの一途な攻めと桐乃のツンデレ受けが鉄板でしょう!それを逆にするなんてあり得ません!このにわかが!…って瀬名ちーの熱弁を変えてみた 613 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/30(土) 00 45 01.25 ID e/BMdzXD0 [1/14] 612 なんということだ…せなちーと初めて意見が合った…
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1393.html
275 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/02/17(金) 14 31 35.33 ID KHRSbFoC0 [1/2] SS『バレンタインの後で』 バレンタインの喧騒から数日たった今日、わたしは桐乃の家に遊びに来ていました 「ねっ、ねっ!カワイイでしょ!?」 「う、うん・・・」 「めるちゃんマジ天使杉wwwふひひwww」 ・・・わたしが何をしているかと言えば 桐乃の大好きなアニメ『星くずういっちメルル』を見せられている所です・・・ 元はと言えば、確かにわたしが悪いんです。 桐乃が音楽を聴きながら『世界一かわいいよぉ!』とか悶えてる所に、 『ねぇ、それって星野くららさんの歌だよね?』なんて反応してしまったわたしが・・・ ・・・・・・・・・でも、もう、通算10回目だよ・・・桐乃・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・飽きないの・・・・・・・・・? でも、他のにしようなんて言ったら、桐乃怒っちゃうし・・・ 「ただいまー」 と、そこに(今回だけは)救世主が訪れました。 「あ、京介帰ってきた」 桐乃は、桐乃の言う『一番の名シーン』もそこそこに、パソコンの電源を落とします。 最近の桐乃はいつもこう。お兄さんの事ばっかりです。 なんか、桐乃の中の重要度が、 『お兄さん>>>|超えられない壁|>>>アニメ≒わたし>>>|超えられない壁|>>>他』 になっている気がして悲しいです・・・ そして、頭の中でこんな事を考えるようになってきたわたしも、ずいぶんと染められてきた気がして悲しいです・・・ 「桐乃、入るぞ?」 「ん」 そんなわたしの悩みもよそに、お兄さんは部屋に入ってきました。 「おっ、あやせか。ひさしぶりだな」 「お久しぶりです。お兄さん。今日はお邪魔しています」 「ああ。それと、桐乃。メールで頼まれてた飲み物買ってきてやったぜ?」 「見りゃわかるっての」 「じゃ、俺はこれで退散―――」 「ちょっと待ってよ。あやせから、あんたにプレゼントがあるんだから」 「な、なに・・・?」 そうでした。すっかり忘れかけてましたけどバレンタインのチョコを持ってきたんでした。 でも、お兄さん。なんでそんなに怯えているんですか? 「はい、お兄さん。遅くなりましたけど、『義理』チョコです」 わたしはデパートで買った、ほんの少し高いチョコを差し出します。 「あ、ああ・・・なんつーか、ホッとした」 「・・・一体、何を想像したんですか?」 「い、いやっ!食べられるモノで、よかったな・・・って」 ああ、そう言えば・・・今年も・・・桐乃のチョコを食べたんですね・・・ でも、桐乃には悪いけど、わたしはそんなに料理下手じゃないですからねっ! それに、手作りチョコをお兄さんにあげるなんて気持ち悪いですから。 「実はな、麻奈実からも、創作チョコらしきものを貰ったんだが 小豆チョコっつーの?甘すぎて死にそうだった・・・」 「あんた、相変わらず貰ってんだ」 「それに、黒猫からのチョコは、カカオ99%・・・アイツも何考えてんだ・・・」 「どうせ漆黒のチョコだとか厨二病発症してんでしょ?」 ふんっ、桐乃とおねえさんとわたしを見なかったお兄さんには相応しい結末です! それはそうと、帰ったら現場を拡張しておかないと。あと、ドラム缶と速乾性のセメントの調達と・・・ そういえば、泥棒猫ってカカオ中毒で死ぬんでしたっけ? お兄さんにあげたのと同じものを致死量分、数十個口の中にぶち込んでみましょうね。 「沙織はチョコレート型USBライトとか送りつけてくるし、 お袋はお袋で、どこからかワサビ入りチョコなんて買ってくるしよっ!」 さすがに不憫に思えてきました。 でも、どれもお兄さんの日頃の行いから来ているので自業自得ですよね。 「そんなわけで、まともに食い物くれたのはおまえだけだぜ?あやせ」 「ちゃんと感謝してくださいね。それと、お返しは10倍以上を期待してますから」 「じゅ、10倍かよ・・・」 当然です。 「ねえ、さっきから気になってたんだけどさ?」 「ん?なんだよ、桐乃?」 「あたしのプレゼントはどうしたのよ」 そう言えば、確かに、直接は言ってないですね。 「そ、そりゃぁ・・・」 「ちゃんと食べたんでしょうね?」 「た、食べ!?・・・い、いや、ま―――」 「はぁ?あんた、妹のモノを食べられないっての!?」 「ま、待てっ!そもそも、『アレ』は食べ物ですらねぇっ!?」 お兄さんったら、なんてこと言うんですか! 今年も丸っこい炭化型チョコレートの一種だったのは確かですけど・・・ でも、そういう言い方はないんじゃないですか!? 「・・・じゃあ、すくなくとも味わいは、したんでしょ?」 「・・・・・・・・・した・・・」 「10枚全部?」 「ああ、全部・・・」 ・・・10枚・・・お兄さん・・・ 「で、味は?」 き、桐乃・・・そんなに真っ赤になってまで聞かなくても・・・ さすがに、それを聞かれるお兄さんも、ちょっと可愛そうな気がしてきました。 だって、お兄さんも、真っ赤な顔になってますし・・・ 「その・・・全部、味も匂いも違って・・・なんつーか、おいしかった・・・」 「・・・わかった・・・」 あれ?なんか空気が・・・ 「と、ところで、おまえもお返しは10倍がいいのか?」 「う、うん。あたしも10倍、期待してるから」 気のせいだったんでしょうか? 会話は・・・普通ですよね? 「それと・・・桐乃」 「ない、京介?」 「来年は・・・中身も期待して、いいんだよな?」 「う・・・うんっ!」 うれしそうな桐乃。 やっぱり、お兄さんに褒めてもらうのが一番大好きなんですね。 わたしは、二人に気がつかれないよう、静かに部屋から出て行きました。 ところで、時間が経つうちに、よく分からないですけど、何か急に加奈子を埋めたくなってきました。 考えれば考えるほどに、お兄さんの事も埋めたくなってきている気がします。 チョコレートの話をしているだけのハズなのに、なんでしょう? 誰か、桐乃スレの方、理由を教えていただけませんか? End. -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/894.html
766 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/07/03(日) 14 14 19.58 ID 8fnZfJ5W0 [6/8] 京介は早くきりりんがドン引きするぐらいベタベタするんだ 774 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/07/03(日) 14 44 49.02 ID crFfbmzQ0 [3/3] 766 こんな感じか 桐乃(今日の布団はあったかいなぁ) ギュッ 桐乃(あれ?めるちゃんの抱き枕ってこんなに硬かったっけ?) 京介「おはよう、桐乃」 桐乃「ああああああ、あんた、どうしてあたしのベッドにいるわけ!?」 京介「夜中にトイレに行った帰りに、部屋を間違えたんだ。 気づいて戻ろうとしても桐乃が放してくれなくてな」 桐乃「くぁwせdrftgyふじこ!」 桐乃「あんたの部屋からあたしのぱんつが出てきた件だけど」 京介「・・・・・・」 桐乃「ま、まさかあんた、あたしのぱんつでクンカとか、・・・とか、してないよね?」 京介「・・・・・・」 桐乃「・・・・・・」 京介「・・・・・・聞きたいか?」 桐乃「や、やっぱり言わなくていい! と、とりあえずこの件は不問にしてあげるから、今度から勝手に持っていかないこと! ・・・・・・どうしても欲しいなら、盗まれるのもイヤだし、 仕方ないからあんたのぱんつと交換してあげるから・・・」 加奈子「だべ?」 桐乃「ほんと、何考えてるんだろうね~」 あやせ「あははは。 ・・・・・・ところで、桐乃に聞きたいことがあるんだけど」 桐乃「・・・なに?」 あやせ「どうしてさっきからお兄さんが桐乃に抱きつきっぱなしなの?」 京介 ギュッ 桐乃「・・・・・・わかんない」グスッ まぁあれだ。 立場が逆転しても『ただの仲のいい兄妹』だな。 -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1442.html
533 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/03/25(日) 23 05 00.49 ID lMQ7H3xgO [2/2] きりりんの写真集が欲しい 556 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/03/26(月) 07 12 30.39 ID fcM/qHaXO 533 写真集いいね~。 そういえば、仕事で撮影したきりりんのウエディングドレスの写真はどんな仕上がりだったのかな? 9巻の表紙や挿絵は既に破れてるのしかなかったから見てみたいな。 559 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/03/26(月) 12 11 31.95 ID yL+gW/b40 [1/2] 556 桐乃「美咲さん! このページについて質問があるんですけど!」 美咲「あら、そのページね。 ずいぶん評判良かったのよ、そのページ」 桐乃「それは嬉しいですけど、問題はそこじゃなくて、なんですかここに書いてあることは!!」 『あたしはお嫁に行かないから安心してね、お兄ちゃん!』 美咲「『あたしをお嫁にもらってね、お兄ちゃん!』の方が良かったかしら?」 桐乃「そういう問題じゃないですから! それより、ブライダル特集なのにお嫁に行かないとか書いちゃっていいんですか?」 美咲「ふふ、問題ないわ。 それにさっき言ったでしょ?」 桐乃「え?」 美咲「ずいぶん評判良かったのよ、そのページ」 -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1362.html
584 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/01/23(月) 15 44 45.94 ID duqsudgj0 [3/6] こういうの見ると桐乃と京介で使ってるの想像しちゃうよね。 ttp //www.etsy.com/listing/66048448/love-buttons-smitten-with-gloves-for というか、ラブラブグッズ見ると大体妄想しちゃうよね。 604 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/01/23(月) 19 43 49.14 ID duqsudgj0 [6/6] 588 599 桐乃「う~ん」 京介「待たせたな、桐乃。 それじゃあ行くか。 ってどうしたんだ? 玄関で唸って……」 桐乃「加奈子に貰ったこの手袋なんだけど……」 京介「温かそうな手袋だな……って、なんじゃこりゃ? 二つの手袋が合体でもしてるのか? こんなのつけたら手が使えないじゃねえか」 桐乃「そうなんだよね。 でも、せっかく貰ったんだから使わなきゃ加奈子に悪いし……」 京介「だからってこんな危ないもん使わせられるか。 ……ん? もしかしてこの手袋って……」 桐乃「どうかしたの?」 京介「おい、桐乃、ちょっと手を貸してくれ」 桐乃「こう?」 京介「この手袋、こうやって使うんじゃないか?」スポッ 桐乃「ちょっ! あ、あんた何すんの!?」 京介「だからこの手袋の使い方だって。 こうやるんじゃないのか?」ギュッ 桐乃「あ……二人で使うんだ……」ギュッ 京介「手袋をはめながら素手で手をつなげる、カップル用手袋だな。 ……それで、どうするんだ?使うのか?」 桐乃「う~~~…… 恥ずかしいけど、使わないのはやっぱり加奈子に悪いし…… ……うん。すごいあったかいし、今日はこの手袋を使おう」 京介「そ、そうか」 京介(ってことは、今日一日中桐乃と手を繋ぎっぱなしか。 まあ、すげーあったけーし、いいか) 桐乃「そうだ。 どうせならこのマフラーも一緒に使う?」 京介「これって……メルル柄のマフラー? それにしてもやけに長いな」 桐乃「長すぎて一人だと使いづらくて困ってたんだ。 二人で使えばちょうどでしょ?」 京介「そうだな…… 遠目から見たら一本のマフラーを共有してるようには見えんだろうし、それで行くか。 こっちもすげー温かそうだしな」 桐乃「オッケー。 じゃあ、マフラー捲いてあげるからもうちょっとこっち寄って」ススッ 京介「こうか?」ススッ 桐乃「そうそう。 ……はい、これでよしっと」ファサ 京介「おお、思った以上にあったかいな」モコモコ 桐乃「あとこれも」 京介「イヤホン?」 桐乃「そう。clarisの新曲でたから、一緒に聞こ」 京介「おう。それじゃあ行くか。 忘れ物ないか?」 桐乃「うん。それじゃあ」 「「行ってきます!」」 -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1255.html
339 名前:【SS】 あやせの追求?[sage] 投稿日:2011/11/09(水) 22 20 12.34 ID ELD15AqW0 [4/4] あやせ「ねぇ…桐乃?」 桐乃「な、何、あやせ…」 あやせ「桐乃…お兄さんのこと、好きなんだ?」 桐乃「え?…べ、別に…あんなシスコン兄貴、好きってわけじゃ」 あやせ「嘘…桐乃、また嘘ついてる」 桐乃「あ、あやせ…」 あやせ「お兄さんのこと話すときの桐乃、いつも楽しそう。まるで恋人のこと話してるみたいに…」 桐乃「そ、そんなこと、ないって…」 あやせ「大丈夫…もう私、怒ったりしない。桐乃と絶交したりしない。桐乃のありのままを受け入れたい。 だから…本当のことを、言って」 桐乃「う…だって…そんな…」 あやせ「あたし、桐乃とは親友だと思ってる。昔もそう思ってた。 でも、桐乃の趣味を知った時、受け入れられなかった。 今でも、正直ついていけないとこもあるかな。 でも、知ってよかった。桐乃のこと、解ってあげられたと思う。」 桐乃「う、うん…それは、私も感謝してる。」 あやせ「あれから色々あって、私、麻奈実お姉さんとも連絡取るようになったんだ」 桐乃「え、地味子…じゃなくて、まなちゃん…と?」 あやせ「お兄さんが、彼女と別れたこととか…他にもいろんなこと、お話したの」 桐乃「そ、そうなんだ…」 あやせ「実はね、その…お兄さんとも、何度か会ってるの」 桐乃「えっ!?何それ!?なんで!?」 あやせ「えっと、その…きっかけは桐乃の誕生日プレゼントの相談で それからも加奈子のこととか、色々あって、その…」 桐乃「…ふーん…そうなんだ?」 あやせ「ご、ごめんね、桐乃?」 桐乃「ん…ま、まぁ、いいけどさ、あいつ変態じゃん?あやせ大丈夫だったの?」 あやせ「あはは…まぁ、ちゃんと手は打ってたし、そこは大丈夫だよ、任せて?」 桐乃「(何したんだろう)…そ、それで?」 あやせ「桐乃は、お兄さんが好きなんだよね?」 桐乃「は、話が飛躍してるって!?」 あやせ「でも、お姉さんから聞くと、お兄さんって桐乃に嫌われてるって思ってるって聞いてね」 桐乃「…で、でしょー?私があいつのこと」 あやせ「おかしいよね?桐乃、お兄さんのこと大好きなはずなのに、なんでお兄さんに伝わってないのか」 桐乃「だ、だから別に」 あやせ「私なりに考えたの。桐乃が、お兄さんに素直になれない理由」 桐乃「…」 あやせ「考えたくなかった。考えたくなかったけど…でもね、桐乃が楽しい顔をしてるとき、 辛い顔をしてるとき…桐乃の心の中にいるのは、お兄さんなんだって、わかるようになったの」 桐乃「あ、あやせ…」 あやせ「桐乃にとってのお兄さんは…お兄さんだけど、お兄さんじゃない…」 桐乃「!…な、なにそれ、意味わかんないよ…」 あやせ「桐乃…ごめんなさい、桐乃を苦しめたいわけじゃないの。 私は、桐乃の苦しみをなんとかしてあげたいと思ってる。 でも、だから、どうしても訊かないといけないの…」 桐乃「…」 あやせ「桐乃はお兄さんのことが好きなんでしょ?愛してるんでしょう?」 桐乃「やだ…ち、違う…違う…」 あやせ「お願い桐乃、ごまかさないで。私は…桐乃の味方だから…ね?」 桐乃「うそ…やだ、私、またあやせに嫌われるよ…」 あやせ「大丈夫だよ。もう、桐乃のこと、絶対嫌いになったりしない」 桐乃「あやせ…でも…ダメ…そんなの、認められない…」 あやせ「実の…兄妹だから?」 桐乃「お、おかしいでしょ?実の兄貴なのに、好きになるなんて…あ、あるわけないじゃん」 あやせ「桐乃…誰にも言わないから、私だけの秘密にするから… 今だけ、自分に正直になって、いいんだよ?」 桐乃「う…うわあああぁぁぁぁぁぁぁぁ」 あやせ「っ!?桐乃っ!?」 桐乃「だめなのっ!!…だって…兄貴なんだよ…京介は、私の兄貴なんだから!!」 あやせ「…うん…そっか…」 桐乃「言えるわけない…言えるわけないじゃん…」 あやせ「桐乃…ごめんね…でも、桐乃の気持ち、わかったよ…」 桐乃「…あっ!?…違う…違う…私…」 あやせ「今はまだ何もしてあげられないけど…ひとつだけ」 桐乃「?」 あやせ「私が、こんなこと言うのおかしいけど…諦めないでね、桐乃」 桐乃「!」 -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1837.html
433 名前:SS【一年後の誓い】:2013/12/25(水) 17 39 08.37 ID gWGD7f7YO 「うーさむさむ・・・」 深夜1時。 俺は階段を下りながら思わずぶるりと体を震わせた。 今日は・・・もう昨日か。朝からどんよりと曇った嫌な天気で、今頃から朝にかけて雪が降るかもしれないとかテレビで言っていた。 「・・・絶対二階にも便所作るべきだよな」 増した尿意を我慢しながら少し急ぎ足で便所に駆け込む。 「・・・はあ~・・・」 思わず息が漏れる。 この解放感は本当に気持ちいいよな。 絶対皆こうやって息つくんだぜ。間違いない。 かなりどうでもいいことを考えながら部屋に戻る・・・道すがら、ふとリビングの扉が少し開いてることに気付いた。 せっかく降りてきたことだし、水の一杯でもと一瞬思ったが、また深夜にこの寒い道程を辿ることを考えて素直に閉めるだけにしようと思い直す。 「・・・漏らしたりしたらそれこそ事だしな・・・」 言うまでもないことだが別に俺は下が緩いわけではない。 そこだけは勘違いするなよ?絶対に違うからな? 「・・・ん?」 ドアを閉めようとして気付いたのだが、部屋の中から空気が流れていた。 「・・・冷たい?」 そう。 締め切った家の中のものとは明らかに違う冷たい空気。 外気がドアに隙間から廊下に漏れていたのだ。 「おいおいもしかして窓開けっぱなしかぁ?不用心にも程があんだろ」 俺はやれやれとため息をつきながら、ドアノブに手をかけ大きく開け放った。 途端に冷たい空気が全身をつつむ。 うおおおさっみー! 速いとこ窓締めて暖かい布団に・・・ん? 「・・・」 視線を向けた先。 たしかにリビングの窓は開けっぱなしになってた。 だけどそこには、意外なものが一つだけあった。 「・・・ん?」 小さな縁側の椅子の上。 俺の気配に気づいたのか、それは軽くこっちを振り返ると、曇天の明るい闇の中でもわかる輝くような笑みを浮かべる。 「あ、京介」 「・・・なにやってんだ?桐乃」 俺の意識を一瞬虜にしたことも知らず、桐乃はニッコリと艶やかに笑っていた。 『一年後の誓い』 434 名前:SS【一年後の誓い】:2013/12/25(水) 17 41 25.60 ID gWGD7f7YO 「んー・・・ちょっとね」 そう言うと桐乃はまた外へと顔を向ける。 よく見ると桐乃は寝間着のままで上着すら羽織っていない。 この寒さの中なに考えてんだ。 俺は急ぎ足で桐乃に近づくと、今自分が羽織っていたカーディガンを桐乃の肩にかけてやる。 「風邪ひくぞバカ」 「へへ、ごめん。ありがと」 一瞬ビックリしたようにこっちを見た後、ニコッと笑いながらお礼を言ってくる桐乃。 ・・・深夜のテンションなんか知らんが、妙に素直でちょっとむず痒い。 決していやなわけじゃないけどな。 「んで?なにやってたんだ?」 「んー・・・空見てた」 「空?」 桐乃の隣に座りながら、俺はスッと視線を上げた。 一面に広がる雲が、地上の光を受けて仄明るく光る、なんとも言えない空模様だった。 「・・・特に見てて楽しいもんでもねえな」 「そうだね」 クスッと苦笑を漏らしながら、桐乃はなおも空を見上げていた。 その横顔を見て一瞬どきりとした。 綺麗だったことは勿論当たり前なんだが、、そこに・・・少しだけ物悲しい表情が浮かんでいたからだ。 なんというか、泣く一歩手前というか、泣き笑いというか・・・とにかく俺の心をざわつかせる雰囲気がその表情にはあった。 途端に俺は落ち着かなくなって、内心おろおろとしだす。 「お、おい桐乃?別に今のは思わず口ついただけで別に深い意味は・・・」 「雪がね」 「え?」 「・・・降ってくるかなーって見てたんだ」 言いながら桐乃はニッコリと笑顔を形作り俺をみつめる。 でもその表情はやっぱりどこか寂しげで、俺の心をきりっと締め付ける。 435 名前:SS【一年後の誓い】:2013/12/25(水) 17 42 54.84 ID gWGD7f7YO 「・・・なんで雪を待ってたんだ?」 ようやく絞り出した言葉。 そう。 俺は薄々桐乃の心情に気付いていた。 今夜この時期この季節。 俺たちにとって忘れられない『あの出来事』が俺の脳裏にも蘇っていたからだ。 それを知ってか知らずか、桐乃はまた空を見上げると、小さく消え入りそうな声で呟いた。 「・・・もう一年になるんだね・・・」 「・・・ああ、そうだな」 なにがとは言わない。 なにをとも聞かない。 この一年、そのことにはお互い極力触れないようにしてきた。 でもそこには俺たちにしか知ることのできない『大切な思い出』が確かに存在していた。 桐乃と・・・妹と結婚した、あの思い出が。 「・・・」 「・・・」 卒業と同時に恋人同士の関係は終わり、俺達はただの兄妹に戻った。 それは今までとてもうまくやってこれたと思う。 時折ふざけてじゃれ合うこともあったけど、あくまでそれは兄妹としてだ。 少なくとも俺はそう思ってやってきた。 桐乃も…そうだと信じていた。 ・・・なのに桐乃・・・お前・・・。 「・・・降らないね、雪・・・」 なんで今そんなに泣きそうな顔してんだよ! 俺は思わず右手で顔を押さえる。 クソ・・・なんでこんなことになった。 こんなはずじゃなかったのに。 ちゃんとうまくやってきたのに。 もっと・・・ 『もっとちゃんとしてからいうはずだったのに!』 でも、お前のそんな顔見たら言わずにいられねーじゃねーか!! あーもー!台無しだよ俺計画!!畜生! 告白に続いて二度目だよかっこつかねーの!! 呪われてんのか俺っ!? 内心毒づきながら、俺は小さくため息をつく。 ・・・まあ、でもなあ。 ちらりと桐乃の横顔に目を向けると、小さく笑みをこぼした。 『格好悪いのが俺だからな』 そして俺は心を決めた。 436 名前:SS【一年後の誓い】:2013/12/25(水) 17 44 14.46 ID gWGD7f7YO 「・・・なあ桐乃」 「・・・なに?」 「俺さ、お前になんでも言うことひとつ聞いてもらえるんだよな?」 俺の言葉に、桐乃は困惑の表情を浮かべる。 まあそりゃそうか。 唐突に何の脈絡もなく言われりゃ俺だってそうなる。 まあ待ってろ。 今すぐお兄ちゃんが説明してやっから。 「俺、まだその権利つかってねーんだけど」 「・・・秋葉で傍に寄ってたじゃん。それに、その・・・キスも」 「ありゃお前兄妹のスキンシップだろ?あの時も言ったよな。兄妹なんだからいいじゃんって」 「そ、そりゃそうだけど・・・」 困ったように視線を彷徨わせる桐乃。 ・・・この辺が深夜テンションだよな。 昼間ならおなじみの「バカじゃん!?」から始まる悪口雑言が並べ立てられているはずだからな。 そう考えると、今この時ってのもあながち悪くないのかもしれない。 「だろ?で、だな・・・お願い聞いて貰いたいことができたんだがいいか?」 「う・・・うん・・・」 なんでもないことのように言う俺につられて、桐乃も曖昧に頷く。 「・・・どんなこと?」 桐乃の問いかけに一瞬気持ちが怖気づく。 ・・・へ。今更なに気おくれしてんだ京介?お前はあの日認めたんじゃねーのかよ? ・・・そうだ。あの日俺は自分で決めたんだ。 そう。 『俺は近親相姦上等のシスコン兄貴だってな!!』 思わずニヤリと笑みが浮かぶ。 心で再確認したことで肝が据わる。 そうして俺は、目の前で首を傾げて俺をみつめている、世界一可愛い妹の頭に手を置いた。 「俺が大学を卒業したら・・・一緒に暮らそう」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・へ?」 たっぷり十秒ほども固まったのち、桐乃はそんなマヌケな声を発した。 437 名前:SS【一年後の誓い】:2013/12/25(水) 17 45 24.68 ID gWGD7f7YO 「ななななななんなに?なにがなに?なんなんなああ・・・?」 「落ち着け」 とりあえず意味不明の言葉を発する桐乃を落ち着かせるために頭を撫でる。 「なななあんた・・・い、今なんなんなんて?」 「卒業したら一緒に暮らそう」 「んなっ!?」 「卒業したら、一緒に暮らそう」 「き、聞こえてるっつの!!」 「大事なことだから2回言いました」 おうおう、ようやくいつものテンションに戻ってきやがった。 しおらしいのも良いけどやっぱこいつはこうでなくちゃな。 「な、なにふざけたこと言ってんのよ!?そんなことできるわけないでしょ!?」 「なんでだよ?お願いなんでも聞くっつったのお前じゃん」 「で、できることとできないことがあるんだっつの!」 「そうかあ?どっちかったらできる部類に入ると思うぞこれは」 「あ、あんた約束忘れたの!?二人が卒業するまで、こここ恋人って約束だったでしょ!?」 「だからさ」 「・・・え?」 俺はそう呟くと、おもむろに桐乃を抱き寄せた。 驚いたように体勢を崩す桐乃を優しく胸で受け止める。 久しく味わってなかった腕の中の温もりに、小さく俺は囁いた。 「卒業と同時に終わった関係なら、卒業と同時に改めて始めてもいいんじゃないか?」 「!!」 438 名前:SS【一年後の誓い】:2013/12/25(水) 17 48 53.92 ID gWGD7f7YO 桐乃は小さく身じろぎした後、そのまま俺の胸の中に大人しく収まっていた。 「・・・そんなん出来るわけないじゃん」 「なんでだ?就職したらもう一人前だ。堂々と一人暮らし始めるさ。そこで一緒にいようぜ」 「・・・お父さんとかどうすんの?」 「お前のことは俺が任されたからな。俺が面倒見るのは当然だろ?それに親元離れたらわかりゃしねーって」 「・・・ばれたりしたら・・・」 「そんときゃそん時だ。俺ももう何もできない高校生じゃねえ。お前の手を取ってどっか遠いところに駆け落ちでもするさ。そうだな。誰も知らないところに行きゃ同じ苗字の男と女だ。幸い似てない兄妹だし、夫婦ってことにして暮らそうぜ」 「・・・バカじゃん?」 「ああ知ってる」 「シスコン」 「それも今更だな」 交し合う軽口。 正直内容はものすごくヘビーだってのに、気持ちはこの上なく浮かれている。 ・・・そうだな。 もうずっと前から覚悟は決まってたんだもんな。 一年前のあの日から。 そうして桐乃は顔をあげる。 大泣きの、この上なく綺麗な笑顔で。 「幸せに・・・しなさいよね?」 「ああ。俺にまかせろ」 そうしてふと気が付くと、空から落ちてくる白い祝福の結晶。 「あ、雪」 「ほんとだ」 それを見上げながら、お互いの心に蘇る一年前の思い出。 「・・・今度はずっと一緒なんだよね?」 「ああ。お前を一生離さない」 期間の区切られた、楽しくも切ない思い出。 ・・・もうあんな思いはしない。 ずっとお前と添い遂げる。 おれは決意も新たに、桐乃の目を真っ直ぐみつめる。 「愛してる、桐乃」 「・・・愛してる・・・京介」 小さくはにかんだ桐乃の頬に手を当て、俺は約一年ぶりの誓いの証を刻む。 手のひらに桐乃の涙の感触を味わいつつふと見上げた空からは、あたかも祝福のライスシャワーのように、とめどなく雪が降り続いていた。 END ----