約 431,346 件
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1864.html
228 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2014/02/17(月) 13 30 46.08 ID juat94UN0 『TO 桐乃』 『SUB 腹減ったわ』 『講義も超つまんねーしよ。ヤバイ、眠たくなってきた。あー、こりゃ昨日エロゲー遅くまでやらされたせいだなあ?』 『FROM 桐乃』 『TO 京介』 『SUB RE:腹減ったわ』 『ん』 『TO 桐乃』 『SUB 昼飯終わった』 『弁当超美味かった。いつもありがとな。愛してるぜ』 『FROM 桐乃』 『TO 京介』 『SUB RE:昼飯終わった』 『ばーか』 『TO 桐乃』 『SUB 先に終わったから校門で待ってるぞ』 『どっか寄ってくか?』 『FROM 桐乃』 『TO 京介』 『SUB RE:先に終わったから校門で待ってるぞ』 『薬局』 「……どういう意味だ」
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1873.html
173 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/13(日) 01 25 47.78 ID p+Y2sDWJ0 桐乃「もうそろそろ大丈夫かな・・・?」 京介「もう大丈夫だな」 桐乃「へへへ、お揃い~♪」 京介「ったく・・・毎度毎度恥ずかしいんだけどな」 桐乃「いーじゃん。ね、手繋ごうよ」 京介「はいよ」 桐乃「♪」 175 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/13(日) 01 57 51.61 ID oH4k4kldO 京介「…今日はつけないのか?」 桐乃「ん~?なにが?」 京介「だから、その…あれだよ。ゆ、指輪」 桐乃「ひひ、なぁに?そんなにつけてほしいの?どうしよっかなぁ。 あんたがぁ、どうしてもっていうなら、別にいいよ?」 京介「…どうしても、だ」 桐乃「しょうがないな~。じゃあ、はい」 京介「あん?」 桐乃「あんたがつけてよ」 京介「…わかっった」 桐乃「ふひひ。妹に指輪はめるとか、あんたシスコン極めすぎだっつーの」 京介「うっせ。にやにやした顔でんなこと言っても嫌味にならねーよ。このブラコン」 ----------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1713.html
414 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/31(金) 12 06 06.41 ID ajQrZU0SO 桐乃「ねーねー、今日は禁煙デーなんだって。知ってた?」 京介「ああなんかお袋がそんなこと言ってたな」 桐乃「お父さんすっごく口寂しそうにしてたよね~」 京介「ああ、普段あるものがないんだからな。親父も可哀想に」 桐乃「だよね~ふひひ」 京介「…で、嬉しそうなのは良いんだが…桐乃」 桐乃「ん?」 京介「…なんでお前俺の膝に座ってんの?しかもこっち向きに」 桐乃「いやーあんたもさー、やっぱお口が寂しいんじゃないかなーって。禁煙で」 京介「いや俺タバコ吸ってねーよ!?そもそもこの体勢とそれ関係あんのか!?」 桐乃「仕方ないから、あたしがその寂しさを紛らわせてあげようと思って」 京介「まず話聞け!そんで…んむっ!(ちゅ)」 桐乃「…ん。ふへへどうどう?寂しさ紛れた?」 京介「…な、なにすんだお前いきなり///」 桐乃「なにって、『お口の恋人』だよ」 京介「お前はどっかの菓子会社の回しモンか…」 ----------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1290.html
508 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/11/24(木) 11 08 51.21 ID O/WqOsLO0 [5/5] 知ってる作品の曲が全く関係ない場面でかかったときのニヤリ感は異常w オタバレ前のきりりんはお茶の間でメルルのCMやBGMが聞こえたら 気まずかったりバレるかも!?とビクビクしたりしたのかな 510 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/11/24(木) 11 37 20.15 ID HSOQS+XU0 [1/9] 508 メールエルメルメルメルメルメー 佳乃「あら、何かしらこのBGM。 最近よく聞くわよね。 ねぇ桐乃、知ってるかしら?」 桐乃「さ、さぁ?」 大介「どうせアニメかなにかの音楽だろう」 マホウノクニカラチキュウノタメニー 桐乃「…………」 佳乃「…………」 大介「…………」 京介「…………」 アナタノムネニトビコンデイクノ 桐乃「…………」 佳乃「…………」 大介「…………」 京介「…………」 インセキヨリモ~ 桐乃「(゚ー^*)ゝ彡☆キラッ」 佳乃「…………?」クルッ 大介「…………?」クルッ 京介「…………?」クルッ 桐乃「…………」 佳乃「…………?」クルッ 大介「…………?」クルッ 京介「…………?」クルッ キョダイナパワーデ~ 桐乃「(゚ー^*)ゝ彡☆キラッ」 佳乃「…………?」クルッ 大介「…………?」クルッ 京介「…………?」クルッ 桐乃「………… さっきから何?」 大介「いや、なんでもない」 大介(桐乃が変なポーズを取ったように見えたが……そんなはずはあるまい) 佳乃(桐乃が『キラッ☆』としてた気がするけど、気のせいよね) 京介(大嫌いな妹だが、『キラッ☆』としてる姿は可愛いな) 桐乃(ついクセでやっちゃたけど、バレてないよね?) -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1355.html
171 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/01/19(木) 16 40 56.28 ID rEuugPFQ0 [2/4] 137 桐乃「今日は熟カレーの日なんだって。 というわけで、今夜はあたし特製の一晩寝かしたカレーだよ。 一晩寝かしたカレーって美味しいよね!」 京介「そ、そうか。 今日はすm―熟カレーか……」 桐乃「いま、炭って言わなかった!?」 京介「言ってねえよ。 すm―スメルズライクベリーカーボンって言おうとしただけだ」 桐乃「ふ~ん。 って、言ってるじゃん! 言っとくけど、炭じゃないから! 確かに煮込む時に底が大分焦げ付いちゃったけど、全部は炭じゃないから!」 京介「……不安になるセリフを聞いたな」 大介「おい、京介。 せっかく桐乃が作ってくれたんだ。 文句を言わずに食べろ」ガクガクブルブル 京介(親父のヤツ、あんなに震えて…… よし、親父が覚悟を決めたんだ、俺も男を見せないとな!) 京介「わかった。 桐乃、おまえを信じるからよそってくれ。 ……まずはじっくり味わって食べたいから小盛りで」 京介「これが桐乃の熟カレーか…… 熟されてるだけあって真っ黒だな。 それじゃあ―」 大佳京桐「「「「いただきます!」」」」 ぱく 京介「ん? これは―」 桐乃「どう!?」 京介「美味いな! 結構苦味があるけど、味自体はお袋のカレーとそっくりだぜ!」パクパク 桐乃「ほんと!?」 大介「ああ。 さすが母さんの子供だ。 うまいカレーを作る」パクパク 京介「桐乃、おかわりだ!」スッ 桐乃「えへへ~♪ それじゃあ今度は大盛りで入れてあげるね!」 京介「すべて俺が食い尽くしてやるぜ!」 佳乃(ふぅ、昨日の夜に冷蔵庫に入ったカレーに気づいてよかったわ。 食べれる分だけ取り出してあたしが作り直したカレーと混ぜたけど、まだちょっと焦げ臭いわね。 一体どうやったらあんな炭カレーになるのかしら。 桐乃には今度ちゃんと料理を教えないと……) 京介「ふう、ご馳走様でした」 桐乃「結構作ったのに、あんたとお父さんでほとんど食べちゃったね」 京介「美味かったからな。 また今度の熟カレーの日に作ってくれよな」 桐乃「うん! 毎月19日は熟カレーの日だから楽しみにしててよね!」 -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1410.html
340 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/02/28(火) 13 43 37.93 ID Zn9YJ4S50 [1/2] 『Kirino s cadence』 その日もまた、わたしは桐乃の家に侵入していたんです・・・ 今日はお兄さんも居ないし、気楽に桐乃を見ていられるな。 ・・・そんな緩んだ気持ちが命取りになるとは知らずに・・・・・・・・・ わたしだけが知ってる隠し通路を抜けて、お兄さんのベッド下に潜り込んだのは、 いつもどおり午後5時ちょうどでした。 いつもと違うのは、桐乃の部屋から小さい音で音楽が聞こえていることでした。 桐乃の聴いている音楽なのでちょっと身構えてしまいましたけど、 よくよく考えると、外に聞こえて大丈夫な音楽ですから、そんなにヘンなモノじゃないはずですね。 のぞき穴から確認してみると、意外にも、桐乃が歌を歌っているみたいです。 そして、桐乃の周りには衣服が散乱しています。 その(妙にカラフルな)衣服を、桐乃は丁寧に折りたたんでいます。 そっか・・・桐乃も、家事のお手伝いをちゃんとしてるんだ♪ わたしは、また桐乃の新しい一面を見つけた喜びで一杯になりました。 桐乃は(わたしの)お嫁さんになっても、完璧なんですから! ・・・ところで、桐乃は何の歌を歌っているんでしょう? 歌詞がよく聞こえないのですけど、音楽からすると、ちょっと前に流行ったゲームのCMソングでしょうか? 『ファミコンウォーズDS』とかいいましたっけ? わたしは、壁に耳を押し当てました。 「I do know, and I ve been told (by Eroge) Aniki s pants is mighty warm Mmm good feels good is good smells good tastes good mighty good good for me good for me! 」 な、なんなんですかっ!?この歌はっ!? ぶち殺しますよっ!? 「I don t want no younger sister I just want my Ani-Pan If I die in the pants zone Box me up and ship me home Pin my Ani-Pan upon my face Tell my Bro I ve done my best 」 ・・・こ、これはゲーム会社が悪いわけでっ! 桐乃はこんな子じゃないですっ! 桐乃は手元にあったカラフルな布を手に取ると、そのまま顔に近づけます。 「うんっ!やっぱ、いい香り!」 そ、そうだよね。 干していた洗濯物の取り込みと片付けをしてるだけで、 う、歌は、CMがいけないだけだよね・・・? 「やっぱ、あにぱんって、ちょういい匂いっ!」 よく見れば、桐乃が手に取った布も、 桐乃の周りに散乱していた衣服も、 よくよく見ると、ぜ、全部、お、お兄さんの、ぱ、ぱん――― End. -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1056.html
880 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/25(木) 23 29 50.35 ID VOLnXj120 869 ママせんせー可愛いwww パパせんせーはこの後、全員肩車するはめになり 疲労困憊の身体をママせんせーにマッサージして貰ったとか 893 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/26(金) 13 06 26.51 ID JOj8CTjQO [1/3] 869 乙です! あたふたきりりんは可愛いなぁ。 885 さすがきりりん有言実行!こういうカッコイイのも、きりりんの魅力ですな。 880 なにそのシチュ。超萌えるんですけどw 880ネタ拝借& 467続き(勝手にスミマセンorz) 京介「いてててて……。」 桐乃「あんたバカじゃないの?全員肩車なんかしたら筋肉痛になるに決まってんじゃん。」 京介「だってしょうがねーだろ?一人だけってわけにもいかねーし……。」 桐乃「……しかたないな~。あんたそこに俯せになんなさいよ。マッサージしてあげるから。」 京介「い、いいって別に。大丈夫だって。」 桐乃「あんたねそういうのはその日のうちにほぐしとかないと明日に響くの。 ほらっ!早く俯せになる!」 京介「……お、おう……。」 桐乃「結構凝ってんじゃん」グイグイ 京介「まあな。掃除やら草むしりやら俺だって毎日ちゃんと仕事してるんだぜ?」 桐乃「……ふ~ん。」グイグイ 京介「……つーか、おまえマッサージ上手いな。」 桐乃「あったりまえじゃん。昔とった杵柄てゆーか、陸上やってたころは毎日の日課だったし?」グイグイ 京介「……………………。」桐乃「……京介?……寝ちゃった?」 京介「……………………ママ……せんせー……。」 桐乃「……バカ……。」 ギュッ 桐乃「…………おつかれさま。……パパせんせー。」 -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/784.html
740 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/06/08(水) 00 49 49.97 ID csZGMGZk0 【SS】シスコンマスター・京介 最終話「希望を胸に―すべてを終わらせる時・・・!」 京介「いくぜ麻奈実!新必殺リミットオーバーアクセル五体投地全裸土下座!」 麻奈実「さあ来て、きょうちゃん!私は実は一回説得されただけで納得するよ!」 ドドゲザァァァ! 麻奈実「きゃぁぁぁ!こ、このザ・テッペキと呼ばれた四天王の麻奈実が・・・きょうちゃんなんかに・・・!」 麻奈実「きゃぁぁぁ」 ゲザゲザゲザァァァ! 大介「麻奈実がやられたようだな・・・」 あやせ「フフフ・・・お姉さんは四天王の中でも最弱・・・」 黒猫「人間ごときに負けるとは魔族の面汚しよ・・・」 京介「桐乃をくれぇぇぇ!」 ゲザラゲザゲザゲザクンカー 3人「グアアアアアアア」 京介「やった・・・ついに四天王を倒したぞ・・・これで桐乃のいる部屋の扉が開かれる!!」 桐乃「遅いっての!説得にいつまでかかってるワケ?」 (ドンドン!) 京介「桐乃は隣の部屋にいたのか・・・! すぐ近くから桐乃の壁ドンの音がするぜ・・・」 桐乃「ねぇ京介・・・話し合いの前に一つ言っておきたいんだけど、あんたはあたしたちが式を挙げるのに婚姻届が必要だと思ってるけど、も う提出してきたから」 京介「な、何だって!?」 桐乃「あと、邪魔な法律は色々改正しておいたから。あとはあたしにプロポーズするだけね!」 (ゴゴゴゴ) 京介「フ・・・上等だ・・・俺も一つ言っておくことがある。俺は桐乃に嫌われていた気がしていたが別にそんなことはなかったぜ!」 桐乃「バカじゃん・・・やっと気付いたの?」 京介「じゃあ行くぞ、桐乃ぉぉぉぉぉ!」 桐乃「さあ来て京介!」 京介の愛が桐乃を救うと信じて・・・! ご愛読ありがとうございました! -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/206.html
345 名前:タテマエとホンネ【SS】[sage] 投稿日:2011/01/18(火) 02 08 29 ID wMCXPeksO [1/3] 2月1日。後になって知ったがこの日は実は「ニオイの日」だった。 それを知ってか知らずか、桐乃が爆弾発言をした。 「ねえ、ぶっちゃけ・・・妹に自分のパンツをクンカクンカされるのって、 兄としてどんな気持ち・・・なの?」 「ちょ、おま、いきなり何言いだすんだ?新型インフルエンザで脳がやられたか?」 「違うし、ゲームの話なの!今やってる『唐津ひばりに』ってゲームのはなし!」 「また妙ちくりんなタイトルのゲームだな」 「このゲームに出てくる妹の唯美ちゃんが、その、主人公の兄のパンツをこっそり持ち出して、 クンカクンカする場面があるの。 そういうのって、兄貴としてはどうなのかなって、なんとなく聞いてみたかった、それだけ」 いつの間にか顔を真っ赤にして、最後には消え入りそうな声で、桐乃がつぶやく。 「そうねえ、唯美ちゃんの話ねえ」 桐乃が何を言いたいのか、薄々気づいていた。俺も、桐乃の行為に対する自分の考えをどう伝えるべきか、 思いあぐねていたところだった。これは、ちょうど良い機会なのかもしれない。 「結論から言うとだな、俺は妹が、いやその唯美ちゃんがだ、 兄のパンツの匂いを嗅ぐのは、ありだと思う」 「ホントに? キモい変態な妹サイテーって思わないの?」 思わず桐乃が身を乗り出してくる。 「エロゲやってるお前なら分かると思うが 男の側だって、女の子にいろんなプレイするよな。 第三者の目からみたらそれらは確かに変態行為だろうけど、 それってきっと、主人公は相手の事を大好きだからやってんじゃん。 パンツを嗅ぐのも、そういう気持ちの表れの一つだろうから、 その気持ちがわかる兄にとっては、極度に嫌なことってわけでもないと思うから その、ありだと思う。それだけだ。」 なんか俺まで桐乃ばりに顔が赤くなってきたみたいだ。 「そうなんだ・・・よかった、兄貴の考えが聞けて。あ、ゲームについてのね」 「・・・」 「・・・」 しばしの沈黙の後、俺はつぶやく 「その、なんだ。唯美ちゃんに言いたいことがあるとすればだ、 『やるなら上手くやれ』いくら妹のことが好きでも、いや主人公がだな、 さすがに自分のパンツを嗅いでる現場を見ちゃうと、いろいろ辛いもんがあると思う。 だから、あくまで兄貴に目撃されないようにこっそりやれと。 あとパンツは絶対に自分以外の家族とかに見つからないように隠すことだな」 「うん・・・ そう言えば、唯美ちゃんは自分の性癖がやっぱり問題あるかもって思ってて、 ひょっとしたら、そのことを気づいてるかもしれない主人公に、正直に打ち明けるべきか、それとも隠し通すべきかって その・・・大好きなお兄ちゃんに嫌われたくない、でも隠し事もしたくないって、 もの凄く悩み抜く、ゲームの選択肢があったんだ。 その答も見つかったと思う。兄貴、ありがとう。 じゃあお休み」 桐乃は泣きそうな声でそう言って部屋を後にした。 この告白から数日後- 俺と桐乃は、恋人になった のかどうかは読んでくれた人たちの想像にまかせる。 -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/905.html
620 名前:ビキニの日【SS】[sage] 投稿日:2011/07/06(水) 00 20 24.72 ID r7HvDqTHO [1/3] 7月5日の夜遅く、俺は例によってエロゲーをやりに桐乃の部屋に入った…つもりだったんだが 「遅かったじゃん、京介」 「……て、何だよその格好は??」 「ハァ?これが水着以外の何に見えるワケ?」 「いや、そうじゃなくてだな…」 部屋の中にいた桐乃は、真っ赤なビキニを身につけていた。 「今日はビキニスタイルの日だし、それに今は頑張って節電やんなきゃいけないんじゃん。 だからこうして涼しい格好しているのに、なんか文句あるわけ?」 「…文句はねえよ、ただな……」 「な、何? 何か言いたいことあるなら言えばいいじゃん」 「いや、その何だ、やっぱ三次元は違うよな」 「ハァ?人をフィギュアかドールみたいに言うな、キモっ」 「だってお前のその姿、雑誌のグラビアでしか見たことないからな」 バレンタインデーにあわせたとある雑誌の企画で、桐乃はこの水着を身につけていたのだった。 ハートをかたどったチョコを掲げて、頬を赤らめていた桐乃。 兄貴がいうのも何だが、本当に可愛かったし、本当にセクシーだったよ! まあ雑誌ならこの姿を買ったいろんな奴らが目にしてたわけだが、 今は俺だけが、桐乃のこのエロ可愛い姿を独り占めにできてるわけだ。 あれ、これなんてエロゲー? 「…ちょ、アンタ興奮しすぎ…」 自分からそんな姿をしといてその言い草もないもんだ。 「だ、駄目だからネ。『オイル塗ってあげる』とか、『肩がこってるから揉んであげる』とか言って、 あたしの身体に触れようとかしても、駄目だから! 見るだけ、今日は見るだけだから!!」 いくらなんでも真夜中の部屋でオイルは塗んねえだろ!! まあいい、言葉どおり『見るだけ』で存分に楽しんでやるぜ!! 「わかった、その代わり見ている間絶対動くなよ♪」 俺は桐乃に承諾させると、その身体をなめ回すかのように至近距離から見つめた。前から、後ろから…… そして、普段なら心の中の声として黙ってるような妄想も今日は全解放した。胸も腰も尻も褒めちぎってやった。 どんだけひどかったのかと言えば、桐乃が顔真っ赤にして目を潤ませながら 「あたしを手を触れずに汚したあんたの事、これから一生『エロ介』って呼んでやるから!!!!」 と宣言されたことから想像してくれ。でも俺が 「一生ってことは、桐乃は俺の嫁確定ってことか?」 と返してやったら 「調子にのんな馬鹿!!京介はあたしの夫として一生尻に敷かれる運命なんだからね、勘違いすんな!!」 だってさ… 想像以上に凄いプレイのひとときはあっという間に過ぎ、気付いたら午前0時をまわっていた。 手は一切出してないのに、俺たちは顔を紅潮させ息を弾ませていたのだった。 「これでビキニの日は終わりだからね。エロ介」 「ああ、分かったぜ俺の嫁」 「ぐぬぬ…まだ言うか…それはそうと」 「何だよ」 「…ビキニの日は終わったから、あたしのビキニを脱がしてくれない?」 …こうしてエロゲー第二幕が始まったわけだが、みんなの平和の為に詳細はここでは差し控える。 まあ、しれっと一言 リヴァイアサン大活躍に俺の嫁はメロメロだったとだけ言っておくよ! -------------