約 431,410 件
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1311.html
132 名前:ローカルルール追記議論中@自治スレ[sage] 投稿日:2011/12/04(日) 17 02 46.86 ID mp7MN7pJ0 [1/7] ウエディング姿で並んでる所を激写してばら撒きたい 134 名前:ローカルルール追記議論中@自治スレ[sage] 投稿日:2011/12/04(日) 17 36 09.51 ID WET3CaN40 [2/2] 132 加奈子「桐乃~こんな写真配られてたんだけどナニこれ~」 桐乃「あっ、こ、これは違うっ!違うの!」 あやせ「何が違うのかな?説明してくれるよね桐乃?」 桐乃「だ、だからこれはモデルの仕事なのっ!相手役がいなかったから イヤだけどしょうがなくあいつに勤めてもらっただけなの!」 加奈子「へ~そうなんだ~その割りに熱々カップルにしか見えねーんだけど?」 桐乃「だ、だってせっかくこういう衣装着るんだし?どうせやるんだったら徹底的に やった方がいいっていうか?あいつもノリノリだったみたいだし?」 あやせ「へ、へー・・・」 桐乃「あたしもイヤだったんだけどさ、あいつが『綺麗だよ、桐乃』とか言っちゃうから 合わせなきゃいけないじゃん?だから言ってやったの『そっちも凄くかっこいいよ』って」 加奈子「う、うへぇ」 桐乃「そしたらあいつさ、何したと思う?」 あやせ「さ、さあ?」 桐乃「いきなりあたしを抱えあげてさ、お姫様抱っこしちゃってんの!」 加奈子「・・・」 あやせ「・・・」 桐乃「そんでさ、そんでさ、あたしの耳元で囁くのよ!何て言ったか知りたい? あんま言いたくないんだけど、どうしよっかなー」 加奈子(うへぇ・・・結局こうなんのかよ・・・) -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1704.html
734 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/14(火) 01 43 52.07 ID oBaIPQQT0 涼介「親父、俺のぱんつ知らねえ?」 京介「……ちょっと待ってろ」 京介「優乃」 優乃「!?お、お父さん!な、ななな、なに?」 京介「涼介のぱんつは1日1枚だって約束しただろ?」 優乃「……うっ」 737 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/14(火) 01 58 41.95 ID 5Vy0Rah10 優乃「お母さーん!」 桐乃「ん?ゆうちゃんどうしたの?」 優乃「お、お父さんがね、お兄ちゃんのぱんつを1日1枚までにしろって…怒られた」 桐乃「そっかあ…1日1枚じゃ足りないよねぇ」 優乃「お母さんもわかるの?」 桐乃「もち、わかるよー!ママなんてゆうちゃんの年頃は1日10枚は兄パンくんくんしてたからね~!ふひひっ」 優乃「じゅ、10枚も?」 桐乃「うん!そのうち兄ベッドに兄マクラまで手を出しちゃってえ!でねっでねっ!それからねっ」 優乃「……ごめん、お母さん、あたし用事思い出しちゃった。ま、また今度聞くね?」 桐乃「あっ……逃げられちゃった。……ちぇっ」 ----------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1420.html
888 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/05(月) 19 59 39.94 ID 3RPKa7WE0 キーンコーンカーンコーン 桐乃「やっと学校が終わった。 それじゃあ今日は―」 あやせ「ねえ、桐乃。 今日これから暇かな? 良ければこれから一緒に新しくオープンしたカフェに行ってみない?」 桐乃「ああせごめん! 今日はこれから用事があるんだ。 それじゃあね!」タッタッタッ あやせ「あ…… 行っちゃった……」 加奈子「あれ? 桐乃来ねーの? 最近付き合いわりーよなー」 あやせ「うん…… どうしたのかな?」 加奈子「彼氏でもできたんじゃね?」 あやせ「え!? 桐乃に限ってそんなこと……でも……」 加奈子「………… なぁ、あやせぇ。 一緒に桐乃を尾行してみねえ?」 あやせ「え? 桐乃を尾行?」 加奈子「桐乃のこと気になるんだべ? それならいっそのこと尾行けてみるのもアリじゃね?」 加奈子(なんか面白そうだし) あやせ「……うん、そうだね。 でも加奈子、勘違いしないでね。 わたしは桐乃のことが心配だから、後を付けるんだからね?」 加奈子「わかってんよ。 それじゃあ、そうと決まれば桐乃を追いかけねーとな」タタタ ラン「そうそう、尾行するなら早くしないと桐乃んを見失っちゃうよ!」タタタ あやせ「ちょ、ちょっと待って!」 桐乃が学校帰りによるとして、あやせと加奈子はこんな感じで出てくるのかな? ※約一名存在が抹消される可能性があります -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1302.html
656 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/12/01(木) 14 31 02.80 ID IyKCiWvd0 [1/3] 京介(今年のクリスマス、桐乃の予定はどうなってるんだろうな……) 京介「ん?あれは……」ヒョイ 京介(桐乃の予定帳? これを見れば……) 京介「あ、兄として妹がクリスマスにいかがわしい予定が入っていないか確認するのは当たり前のことだよな! というわけで……」ドキドキ ペラ 12/23 京介とのデートの準備 12/24 渋谷で京介とクリスマスデート! アクセサリーを買ってもらう 一緒にライブに行く 最後にラブホに行く 京介「桐乃…… よし、おまえがその気なら俺も覚悟を決めるぜ!」 パタン 京介「お~い、桐乃~!」 ・・・・・・ 桐乃(あれ? 去年の予定帳、どこかに落としたのかな? 去年の計画を見ながら今月の計画立てようと思ってたのに……) 桐乃「……今年のクリスマスも、少しだけでいいから京介と二人きりになれたらいいな」ボソ オーイ、キリノー 桐乃「なに~?」 桐乃(ずいぶん機嫌よさそうだけど、クリスマスデートのお誘いだったら嬉しいな!) -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1482.html
144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/16(水) 18 01 46.97 ID p08vqwOv0 『裸エプロン』 「ねぇ、京介、起きて・・・」 まだ半分夢の中に居る俺の耳に、可愛い妹妻の声が聞こえてきた。 「なんだよ、桐乃。もう少し寝かせてくれよ」 「だって、もうお昼前じゃん。ほら、ちゃんと起きて!」 桐乃は尚も寝ようとする俺の腕を掴み、引っ張りあげる。 どうでもいいが、桐乃。あたってるぞ? 桐乃に引っ張りあげられてようやく目が覚める。 周りを見れば、見渡す限りに妹グッズが置かれているマンションの一室だ。 「休日だからって、そんなダラダラしてちゃダメって言ったでしょ?」 「まあそうだけどよ?つーかおまえ、なんでそんなに口うるさいわけ?」 「はぁ?そりゃ、あんたの奥さんだもん」 当然のように答える桐乃。いや、当然のように、じゃなくて当然だな。 そうだ。ここは俺と桐乃との愛の巣って言えばいいんだろうか。 桐乃と結婚した俺は、桐乃と二人暮らしを始めたんだった。 「ほら、さっさと立って。リビングにいるからね?」 「ああ、分かった」 まだ昼飯の支度の途中だったのだろう。桐乃はさっさと出て行ってしまった。 よしっ、ちゃんと起きるかっ! 立ち上がって、部屋を出る。 俺の部屋は通路をはさんで、リビングとは反対側だ。 いったん玄関に向かい、放置されたままの新聞を取る・・・と。 ふと視線をずらすと、玄関にドンと設置された『らぶどーる』が目に付いた。 もちろん、桐乃と寸分違わぬ仕様だ。 言うまでも無いことだが、俺が買ったんじゃねー。桐乃が買ってきたんだ。 ・・・・・・・・・桐乃が居ない時にしかつかってないよ? 名残惜しいが、桐乃を待たせてはいけない。 慌ててリビングに向かう。 リビングでは、鼻歌を歌いながら桐乃が昼飯をつくっている。 味も美味いし、桐乃が楽しそうにしているところを見ているだけで気分が良くなってくる。 エプロン姿も似合っているし、揺れる尻がまぶしすぎる。 だが、それにしても・・・ 「やっぱ、なんか足りねーな?」 「何よ」 ジト目で見てくる桐乃だが、たまには強気で出てもいいだろ。 「いや、おまえって世界一可愛いし気立てもいいし、俺にはもったいないくらいだけどさ」 「あっ、あたりまえじゃん!」 「今のおまえには、足りないものがある!つーか余分なものがある!」 「・・・はぁ?」 嬉しそうに身をくねらせた桐乃だったが、一瞬で不審者をみるような目つきに変わる。 つーか、わかんねーかなぁ? 男にとって、非常に大事な事なんだが・・・ 「そういや、いつぞやの一つだけお願いを聞いてもらう権利、まだ使って無かったよな?」 「えっ!?う、うん・・・そうだけど?」 よーし、これでおっけー貰ったようなもんだな? 言うぞ?言っちまうぞ? 「桐乃・・・裸エプロン見せやがれください!」 「・・・う、うん・・・いいよ」 ま、マジっすか!? これで、夢にまで見た桐乃の・・・は、裸エプロンがっ! というか、器用にエプロン着ながら服を脱いでるしっ!? 「その代わり、人生相談っ・・・!」 「・・・マジっすか・・・」 「そ、そのっ・・・そろそろ・・・欲しいなって・・・」 「き、桐乃ぉぉぉぉーーーーーっ!」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「・・・あ、あれっ」 ふと目を開ければ、そこはいつもの俺の部屋。 ・・・・・・って夢オチかよぉぉぉぉぉ!? いやっ、ゆ、夢オチで良かったっつーか、なんつー夢を見てしまったっていうか・・・ 俺は一体桐乃に何をさせようとしてんだよ! つーか、その後何をシたんだよっ! 何にしても、早々に着替えを行わなくてはならないようだ。 「って、なんか妙に寒いんだが・・・」 「あっ、起きた?」 目の前にはやたら赤い顔をした桐乃が居た。 俺、まだ夢の続きでも見てるんじゃねーだろうな? 「というか、桐乃さん?そのスマホは?」 「録音と写メ撮った」 は?写メ? 「あ、あんたが悪いんだからっ!あんたが寝言で・・・かエプロンとかっ!キモいこと言うからっ!」 自分の現状を正確に把握できるよう努めてみる。 今は12月初旬、一人暮らしを終えてすぐで、俺は自分の部屋で寝ていて、妙に体が寒い。 確かパジャマを着ていたは・・・ず!? 「ま、待てっ!なんだ、この俺の格好は!?」 「だ、だからっ!は・・・かエプロン・・・」 「何故こんなことにっ!つーか、ぱんつだけは脱がさなかったのをどう評価すればいいっ!?」 「生ぱんとかまだ無理だしっ!それにっ、あ、あんたがっ、あたしに・・・着せたいみたいだしっ!」 ・・・そーいや、録音とか言ってたよな? 俺、もしかして、寝言で・・・それって、マジやべーんじゃ? 「どんだけ恥ずかしいかっ!あんたにも味わわせてみたのっ!」 「だからって脱がすんじゃねーよっ!?」 こいつもとんでもねーことしやがるな・・・ だが、今は、それ以上の優先項目がある。 まずは着替えないと、羞恥心で死んでしまいそうだぜ! 「とにかく、おまえの言いたい事はよく分かった」 「・・・ふ、ふんっ!」 「だがら、よく分かったから、服をわたしやが・・・ってください」 「えっ?」 そこで、桐乃はポカンとした表情になる。 (あどけなくてむちゃくちゃ可愛いんだけど) 俺が何を言いたいのか分かってねーような・・・ 「えっと・・・その・・・」 「お、おい・・・」 「お母さんが全部洗濯に出しちゃったよ?」 「・・・・・・・・・・・・は?」 待て待て待て、服を、全部、洗う? 何故?why?どうして? 「あんた最後の一ヶ月、誰も世話してくれないからってあんまり洗濯してなかったでしょ? だから、他の服にも匂いが付いて・・・」 「せ、せめて下着の一着くらいっ!」 「し、下着はあたしが回収したからっ!」 ま、マジかよ・・・全部洗濯機の中かよ・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・し、死にてぇ・・・ 「で、でも、あんた、ぱんつははいてるじゃん?今日一日くらい、外に出なけりゃ大丈夫じゃない?」 ふっ、女には分からんよな、この無性にやるせない状態は・・・ だが、このままはき続けるわけにもいかない。 迷いに迷った末、俺は―――――― その日一日を、裸エプロンで通す事になった・・・・・・・・・・・・ これ、本当に恥ずかしいのな! エロゲーで女の子が頬を赤らめる気持ちが良く分かった気がするぜ! それになぜか分からないが、一日中桐乃は付いてまわるし、乾燥機は故障して、乾くまで時間はかかるしっ! もう、やだっ!こんな家っ!!! だが、これで、一つの願い事を何に使うかは完全に決定した。 いつかぜってー、俺の前で一日中裸エプロンで過ごさせてやるかんな! 覚悟しとけよっ!桐乃っ! End. ----------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/419.html
934 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/03/14(月) 00 02 41.98 ID o7wE2UJAO [4/4] 宿のテレビ見ながら取り留めもなく書いてみる ※※※ 「ああ、いい風呂だったぜ。次はお袋達の番だぞ」 ここは箱根の温泉宿。お袋と桐乃と俺と3人で一泊旅行だったんだが… 「はい、今すぐテレビを見て確認ですね……はい、わかりました。お父さんも気をつけて」 お袋は親父となにやら話してるようだ。桐乃は桐乃でテレビのチャンネルを回しはじめている。 「どうしたんだ?」 「シッ、黙って」 桐乃は俺を制するとテレビの内容をメモしている。なになに、計画停電? 「地震で発電所がやられてるでしょ。東京電力のエリアで電気が足りないから 明日から地域ごとに時間を決めて停電させるらしいのよ」 お袋が説明する。親父からの電話はこの件を知らせるものだったらしい。 「お母さん。千葉市の時間がわかった」 「ありがとう。……朝と夕方なのね」 「じゃあアンタ、今すぐ近くのコンビニで食料買ってきて」 「ここで買うのか?」 「アンタ頭が悪いわね、家に戻ってから買おうとしてもどこも品切ればっかになってるに決まってんじゃん。 ねんどろいどきりりんの例に学びなさいよ!」 「なんじゃそりゃ?まあとにかく行ってくる」 「あたしも、バカ兄貴のサポート役として一緒に行ってくる」 「俺は『はじめてのおつかい』のお子様扱いかよ?」 とにかくも俺は桐乃と宿のそばのコンビニに向かう。 桐乃の話は間違ってはなかった。既にコンビニの棚の一部は空っぽになっていた。 「皆さんテレビを見たとたんに買いに来られましてね 今後も商品の入荷予定はありますが、信号や流通システムも停電で影響受けますから 予定通りに入荷しない恐れがありますね」 コンビニの店長らしき人が教えてくれる。 とにかくも俺達は食料や乾電池、携帯の電池式充電器等最低限必要なものを買い揃えて コンビニを後にした。 「それにしても、桐乃はしっかりしてるよな」 「ハア?いきなり何言ってんの?」 「いやあ、きちんと状況理解した上で、 何が我が家にとって必要なのか把握してきちんと買い揃えてんじゃん。 流石だなと思って」 「これくらいできて当然でしょ」 「そうか。そうだよな」 「お父さんが仕事で留守なんだからアンタがもっとしっかりしてなきゃ駄目じゃん」 「お、おう、わかった」 まったく、桐乃はたいした奴だぜ。 ※※※ (まったく、兄貴はこういう大事なところではニブいんだから。 これじゃあ、ますますあたしが側についていてやんないと駄目なんじゃん、このバカ兄貴……) -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1185.html
176 名前:【SS】[sage] 投稿日:2011/10/04(火) 20 37 54.94 ID GFdW+Tcp0 [4/5] タイトル:天使の日 俺は桐乃と買い物に来ている。正確には桐乃の荷物持ちだが・・・ 最近、桐乃とよく出かけるようになってきた。最初は正直面倒だったが今は結構楽しい。 「桐乃、今日は『天使の日』だな」 俺は、何気なくお店の店頭に貼ってあったポップを見ながらそんなことを言った。 「はぁ?あんた、いきなり何言ってるわけ」 桐乃は変な人でも見るかのような目で俺を見る。 「なんでそんな目で見る。俺としては『天使の日』だなんて言葉を聞くとだな、俺の心を 癒してくれそうな気がしてだな・・・」 「・・・キモ、あんた、マジで言ってるの?」 「もちろん、まじめに言ってるが」 「そう・・・・・」 桐乃は少し考え込むような顔をして黙ってしまった。 どうしたんだこいつ・・・・・・ 「いきなり、黙ってどうした」 「えっ、いやなんでも・・・・・・」 「そうか・・・いきなり考え込むような顔をしてるから」 そのまま考え込んでいた桐乃だったが、しばらくすると俺に顔を向ける。 「あんたさ、そんなに・・・『天使の日』に興味があるの」 「えっ、まぁ興味あるっちゃあるな」 「わかった、あんたに後で『天使の日』を堪能させてあげるから、今日一日あたしの言う こと聞きなさい」 桐乃は唐突にそんなことを言う。 俺は何を言ってるかわからなかったが、桐乃の真剣な顔を見るとイヤとも言えず 「おまえ、そんなの持ってるのかよ」 「はぁ?普通持ってるに決まってんじゃない」 「そうか・・・わかった、俺にできることならな」 と言った。 「それは大丈夫、あんたにできることだから・・・」 桐乃はそう言って、俺の腕に自分の腕を絡ませてきた。 「おい、いきなり何すんだよ」 「うっさい、ちゃんと言うこと聞きなさい。今日一日あんたはあたしの彼氏、いいわね」 「えーーーーーーーーーーーーーーー」 桐乃の唐突な発言に俺は、思わず大声をあげてしまった。 「何イヤなの?そんじゃ『天使の日』の件はなしね」 「・・・・・わかった」 俺は、『天使の日』という甘い魅力に逆らえず、桐乃に従うことにした。 そして腕を組んだまま街を歩いていく。 「なぁ、桐乃・・・・・」 「どうかした」 「いや、あのな俺の肘におまえのその・・・なんだ・・・」 「なに、はっきり言いなさいよね」 「おまえの胸が肘に・・・」 俺がそういうと、桐乃の顔がみるみる赤くなり 「変態、なにあたしの胸の感触を楽しんでのよ、このシスコン」 「そう言ってもだな、今日一日おまえの彼氏になれだなんて言われるとだな」 「・・・キモ、あんたは意識しすぎ、もっと耐性をつけなさい」 そう言って、桐乃は余計に胸を押し付けてくる。 「おまえ、余計に押し付けてくるな」 「うっさい、あんたに耐性をつけてもらうための訓練よ」 そんなやり取りをしながら、俺たちは桐乃の当初の目的でもあるお店に向かった。 「ねぇ、これなんかどうかな」 「おまえ、髪染めてるからその色だといまいちなだ」 「んー、やっぱそうか、でもデザインは気に入ってるんだよな」 俺たちは、買い物をしながらそんなやり取りをする。それを見ていた店員が奥から一着の 服を持ってやってくる。 「こちらの色でしたら、ございますが」 「あっ、すいません。桐乃、試着してみたらどうだ」 「うん」 桐乃は服を受け取って、試着してみる。 「どうかな」 「似合ってるな、まぁおまえは元がいいからな」 「彼氏さんもこう言ってますがどうされますか」 桐乃は店員の言葉を聞いて、顔を赤くしてしまう。俺は『兄妹』ですと言いそうになった が、桐乃との約束を思い出して言うのをやめた。 買い物が終わると、お昼過ぎていた。 「昼過ぎたけど、どうする」 「それは彼氏がエスコートしてくれなきゃ、ちなみにジャンクフードは禁止」 「はいはい」 俺たちは近くのイタリアンレストランに入る。 「ここなら、俺の財布でも大丈夫そうだな」 「えっ、奢ってくれるの?あんた、たまにはいいこと言うじゃん」 「彼氏なんだからそれらしいところを見せないとな」 「・・・このシスコン」 食事が終わると、桐乃が頼んでいたドリンクが運ばれてきた。それを見た俺は言葉が出な かった。 「ん、どうしたの」 「いや・・・それは・・・・・」 「食後のドリンク」 「それはわかる。俺が言ってるのは何でストローが二本ついているかだ」 そう桐乃が頼んだドリンクは、たくさんのフルーツが盛り付けられていて見た目も派手で ある。しかしもっとも注目する点は、ハート型に細工されたストローが二本刺さっている ことだ。 「カップル用だから」 「やっぱり・・・」 「彼氏と飲むなら、これっしょ」 「いや、別にそこまでこだわる必要は・・・・」 「うっさい、『天使の日』・・・」 「・・・わかりました」 俺は今までの苦労が水の泡になるのがいやなので、渋々桐乃に従った。ドリンクを飲んで いる間、桐乃は顔を赤くはしていたが、ずっと笑顔であった。 「疲れた」 家に帰った俺は、自分の部屋に戻るとそうつぶやいた。 楽しくはあったが、一日中桐乃のハイテンションに引きずり回されて疲れ切っていた。 しばらくすると、部屋のドアをノックする音がした。 「ん、どうぞ」 俺がそう言うと、桐乃が入ってきた。 「お風呂、空いたから入ったら」 「おお、そうか、それじゃ行ってくる」 「あんたがお風呂に入っている間に、約束のやつ・・・準備しておくから」 「えっ、あっそうか・・・」 俺はそう言って風呂に向かった。正直、桐乃のハイテンションと疲労感で完全に約束のこ とを忘れていた。 風呂からあがって、部屋に戻ると桐乃の姿はなかった。 何だあいつ、準備するとかいっといて・・・・・ しばらくしても、桐乃は戻ってこない。 「まぁいいか、もう寝よう・・・」 俺はそのまま寝ることにする。昼間の疲れもあってか、すぐに眠くなる。そして意識が眠 りの中に落ちそうになったとき、布団の中に誰かが入ってくる感触を感じた。 俺が確認しようと布団をめくろうとすると、 「変態、めくるな」 と桐乃がもぞもぞと布団から頭だけを出しながら言った。 「おまえ、何やってるんだ」 「昼間の約束守りにきた・・・」 「『天使の日』か」 「そう・・・」 「添い寝と『天使の日』に何の関係がある」 「添い寝はついでというか・・・恥ずかしいから・・・」 添い寝も十分に恥ずかしいだろ。 俺はそう突っ込みを入れようとした。しかし俺に抱きついてくる桐乃の感触がいつもと違 う。あるべきものがないような・・・ 「おまえ・・・まさか・・・裸か」 「変態、下着は着けてるよ」 「よくわからん、何でそんな格好する必要がある」 「あんた、楽しみにしてたじゃない・・・・・」 「『天使の日』は楽しみにしてたが、それと下着姿にどんな関係が・・・」 「あんた、マジで言ってんの?『天使の日』ってのは下着メーカーが作った記念日・・・」 「はっ?」 俺は一瞬何を言われているのかわからなかった。 「だから、あんたが『天使の日』を楽しみにしてたのは、あっあたしの・・・下着姿を堪 能したかった・・・からでしょ」 そう言われて、やっと意味がわかった。 「待て、おまえはすごい勘違いをしている。いや俺も『天使の日』の本当の意味を知らな かったから、言い訳はできない。」 「どういうことよ」 「おまえが、天使のコスプレでも見せてくれるのかと気楽に考えてた・・・」 俺の言葉を聞いて、桐乃は俯きながら顔を真っ赤にする。 「・・・キモ、アキバじゃないんだから街中にコスプレの日なんて書いてあるわけないで しょ、てかあたしはそんなもん持ってない」 「そう言われれば確かに・・・・」 「マジ信じらんない、あたしがどんな気持ちでこんな格好を・・・・・この変態」 「逆切れかよ」 そう言うと、俺の体にしがみついてくる。 「おい、そんな格好でしがみついてくんな」 「うっさい、今布団から出たらあんたに襲われる」 「襲わない・・・というかそんな格好で抱きつかれると・・・」 「・・・変態、あたしに変なことしたら一生あたしの奴隷だからね」 「変なことはしない、約束する」 「・・・わかった、それじゃおやすみ」 「おい待て、今の話の流れだと布団から出て行くんじゃないか」 「シスコンのあんたには、罰として『天使の日』を堪能させてやる」 そして桐乃は俺にしがみついたまま眠ってしまった。俺はそのまま悶々とした夜を過ごす のであった。 完 -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1109.html
26 名前:【SS】[sage] 投稿日:2011/09/17(土) 17 05 51.87 ID pYNE1UCp0 [5/25] タイトル:「セクハラ宣言」 俺は今、桐乃の部屋の前にいる。数ヵ月後に受験を控えた身だから少しでも勉強を したほうがいいのだろう。 しかし、ベッドの下にあったこれを見つけてしまってからは、どうしても勉強に身 が入らない。 どうしてもこれを使いたい。 しかし、あの日、俺は自分の不誠実さを恥じ、反省した。特に冗談とわかってはい るだろうが、あやせを少しからかい過ぎたようだ。 そう、そして誓ったんだ 『桐乃にしかセクハラはしないと!』 桐乃の部屋をノックすると、少しして桐乃がドアの隙間から顔を覗かせた。 「ん、なんのよう?」 「人生相談がある」 「・・・・・入って」 桐乃はしばらく考えて、俺を中に入れてくれた。 大き目のスポーツバックを持って部屋に入ってくる俺を見て、怪訝そうな顔をしな がら 「何それ?」 床のクッションに腰を下ろしながら俺は言った。 「これは、人生相談と関係あるものだ」 「そう・・・」 そういって桐乃は椅子に腰掛けた。 「で、相談って何?」 「桐乃、メルルは好きだよな」 「そりゃ、あんたも知ってることじゃない」 「コスプレしてくれないか?」 「・・・はぁ?」 俺が単刀直入に”人生相談”の内容を話すと、桐乃は呆れるを通り越して変態を見 るような目をしながら 「・・・キモ、マジ引く」 「あんた、あたしにセクハラする気?」 「そうだ!」 俺は胸を張ってそう答えた。 俺の顔面に桐乃の蹴りが炸裂する。 「何、胸張って答えてるのよ!せなっちーにも『おっぱい揉むぞこの雌豚』とか言 ってセクハラしてるって聞いてるわよ!」 「それはずいぶん前の話だ。それに俺は自分の不誠実さを恥じ、そして誓ったんだ。」 「俺がセクハラをするのは・・・お前だけだぜ?」 そうどこかで言ったことがあるようなないような台詞を言った。 「・・・・・・・・・・」 沈黙が続く。桐乃はいきなり俯いてしまった。 「桐乃・・・さん?」 桐乃はゆっくりと顔をあげる。その頬は赤く高揚している。 目を逸らしながら桐乃は 「・・・わかった。京介のお願いだから・・・聞いてあげる」 あれ?何か反応が・・・・・ 「あはぁ、メルルの衣装着ても加奈子みたいに似合うかなぁ?それに・・・サイズと か心配だな・・・ははは」 俺はスポーツバックを開けながら桐乃に言った。 「そのへんは大丈夫だろ。もともとあやせに合わせて作ってあるから、少し胸回り がきついくらいだ。」 「・・・・・はぁ?」 「これだ!ダークウイッチ タナトス・エロスEX」 「死ね!」 桐乃の水平回し蹴りが、衣装を広げながら立ち上がる俺のわき腹に炸裂する。その顔 は、先ほどの頬を赤く染めた乙女ではなく・・・怒りに打ち震えた鬼の形相であった。 俺は倒れこそしなかったがわき腹を押さえて蹲った。 「はぁ?あんた何で、あやせのサイズしってんの?」 「いや、前にEXメルルフィギュアを手に入れるために加奈子がでたやつ」 「それが?」 「加奈子がどうしても出ないってときは、あやせがこれを着て出るつもりだったんだよ。」 「あっ、そうだったんだ・・・・・」 さっきまで鬼の形相だった桐乃の顔が、ゆっくりと綻んでいき、最後には・・・・・ エロゲーをやっているときの締りのないオタクの顔になった。 こいつ何想像してるんだ? 「桐乃、顔がやばいぞ・・・」 「はっ、えっ、なんでもないなんでもない。てか、これは没収!」 そういうと桐乃は俺からコスプレ衣装を奪い取り、俺を部屋から追い出した。 日曜日、京介の部屋 玄関のチャイムがなる。俺はベッドから立ち上がり玄関に行った。 「おっ、あやせか」 「こんにちは、お兄さん、桐乃はいますか」 「部屋にいるよ」 そう、あやせと会話をしていると背後から桐乃の声がした。 「いらっしゃい、あやせ。さぁあがって」 「おじゃまします」 そういうと2人は二階の桐乃の部屋に入っていく。 俺も部屋に戻るか。 そう自分に言い聞かせ、再びベッドの上で楽な体勢をとり英単語カードをめくり始めた。 「あやせ、お・・・・るん・・けど」 「な・・桐乃」 薄い壁を通して桐乃たちの話し声が聞こえる。 「これ・・だけど」 「それって!!!!」 「これ・・・てもら・・・・んだけど」 「やめて!桐乃」 桐乃の声は相変わらず聞こえづらいが、あやせの声は明らかに何かに動揺しているのか はっきりと聞こえる。 ドン!! 壁に何かが当たるような音がした。俺は桐乃の部屋がある壁に顔を向けた。 「おーい、桐乃何やってるんだ」 返事がない。 不思議に思っていると、携帯が鳴った。 俺は携帯を手に取り、確認すると1通のメールが届いていた。 あやせからだ。 「隣にいるのに、何メール送ってるんだ」 そう独り言を言いながら、メールを確認した。 『お兄さん、おはなしがあります。今ドアの前です。』 いつもどおり簡潔なメールが送られてきた。 そしてドアをノックする音がした・・・・・・・・・ 完 -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/791.html
397 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/06/11(土) 10 42 15.06 ID BR4snKY90 [1/5] 桐乃「今度の日曜、アンタ荷物持ちだから」 京介「なんだよ突然」 桐乃「買い物に決まってるでしょ?」 京介「……まぁ良いけどよ」 桐乃「ちなみにその次の休みもだから、予定あけといてよね」 京介「おい! どこまでスケジュール決まってんだよ」 桐乃「今年いっぱいは決まってるから、休日は全部あけといて」 京介「1年!? お前それはいくらなんでも……」 桐乃「……なに? イヤなわけ?」 京介「あーもう、そんな顔すんなよ。分かったよ、今年いっぱいはあけとくよ」 桐乃「じゃあ約束したから。休日は全部だからね」 桐乃「(今年(2012年)のクリスマスイブは振替休日……やった!)」 -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1714.html
348 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/07(金) 10 44 43.64 ID CfsTSv6n0 339 京介「おいおい俺たちはもう恋人解消したんだぜ?そんなあやせにぶち殺されそうなことできるわけないだろ?」 桐乃「きょーすけー、じゅーでん切れたー………んっ………ぷぁ……へへ」 京介「ふぅ…俺たちは普通の兄妹に戻ったんだ。いかがわしい行為はせずこれからも兄妹愛を育んでいくぜ!」 桐乃「きょーすけー、早く一緒にお風呂に入って寝よ?」 京介「おう。今夜は寝かさないぜ桐乃?」 桐乃「は?あんたそんな事言っちゃうワケ?あたしは逆にあんたが途中でギブアップしないか心配なんですケドぉ??ww」 ----------