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367 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/23(火) 21 19 06.68 ID oPsrjdFqP [7/9] 「んん……?」 腕に軽い痺れと重みを感じて、俺は目を覚ました。 目を開けた部屋は暗い。まだ夜は明けてないようで、差し込む光もなかった。 時計を見てみれば深夜の3時。こんな時間なら辺りが暗くて当たり前か。 さて、こんな深夜にさっきから俺の右腕に痺れと重みを与える元凶はなんなんだろうね。まあ、予想はついてんだけど。 そう思って首をめぐらせて見れば、その原因はいともあっさりと見つかった。 (やっぱりか) それは、いつの間に忍び込んだのか、このクソ暑いのに俺の腕を枕にして眠る桐乃だった。 スースーと眠る桐乃は可愛いことこの上ないが、少しばかり恨みがましく思えるのはこの腕の痺れのせいか。 (ここのところ毎晩じゃねえか。こいつ、俺が気付いてないと思ってるんだろうが、一体何のつもりなんだ?) 今俺を枕にして寝ている桐乃だが、朝起きる時間になればいつの間にかいなくなっているのが常だ。 ま、俺より早く起きてベッドから抜け出せばいいわけだし、それほど難しいことじゃねえか。 だからこそ俺に気付かれて無いと思ってるんだろうが。まさか俺が夜中に目を覚ましてるなんて考えもしてねえんだろうな。 とはいえ、こうも何度も忍び込まれると一体どういうつもり何だと勘ぐりたくなってしまうんだよなあ。 そう、桐乃がこうして俺の寝床に忍び込むのは初めてじゃなかった。 これがいつからかといわれれば、恐らく、あの『簡単なお仕事』をやってからだろうと思う。 俺たちが本当の兄妹でないことがわかって、それを桐乃に話したその晩、桐乃は俺の部屋に押しかけてきた。 俺がこの家から出て行くんじゃないかと、そんなありもしない不安を抱えて。 そして桐乃は言いやがったのだ。俺が家を出ていかないことを証明したいなら、その晩だけ一緒に寝ろと。 なんともムチャクチャな言い分だ。でもそれを俺は断ることができなかった。 だってしかたねえだろ? 俺に縋りつくように、不安で顔を曇らせた桐乃をどうして放って置けるってんだ。 色々問題はあったはずなのだが、結局その晩は一緒に寝た。 桐乃のやつは『一緒のベッドに入って、ぎゅっとして寝るだけの簡単なお仕事』なんて言ってやがったけど 全然そんなことなかったね! あんなものが簡単な仕事であってたまるか! ぎゅっとすれば当然、体の色々なところが密着する。桐乃の柔らかさとかそんな感じのものが色々とわかってしまうわけで。 ただでさえ桐乃のことを意識してたのにアレはない。ありえん。あれで寝れるやつはバカか何かを悟ってるに違いない。 その日は安心しきったように眠る桐乃とは裏腹に、俺は悶々として朝方まで眠れず翌日はとんでもない寝不足になってしまった。 まあ、そんなことがあったわけだ。 だけどあの時、桐乃は確かに言ったはずなんだがな。『今晩だけ』ってさ。 なのになんでこんなことをするんだろうか。 ああして一緒に寝たことで俺が出て行かないっていう証明はできたはずなんだけど。 もしかしてまだ安心しきれてないとか? 俺ってどこまで信用ないんだよ。ったく……まあいいか。 この行為が、桐乃が俺を必要としてくれてるって思えば悪いもんじゃない。 何度もされてるうちに慣れてきたのもあるしな。 「んん……きょう…すけ……」 ドキン ……ああ、そういえばそんな問題もあったっけ。 何でかなあ。何で俺は桐乃に名前を呼ばれただけでこうもドキドキしちまうのかね。 『兄妹じゃないから』 桐乃はそういう理由で、俺を兄貴と呼ぶことをやめた。代わりに俺を京介と呼ぶようになった。 それがどういった意味を持つのか。 確かに俺たちは血の繋がってない赤の他人だと言ってもいいが、それでこれまで兄妹として過ごしてきた日々がなくなるわけじゃない。 実際、俺は今でも桐乃を妹だと思ってる。血の繋がりなんて関係なしに。――他人だと意識してる部分も確かにあるけどな。 桐乃はそうは思ってくれてないんだろうか。だとすれば寂しいことだが、しかたないって気持ちもある。 もともと兄貴として扱われてるかあやしかったしな! ……言ってて泣きたくなってきたわ。 ただ、桐乃が俺の名前を呼ぶ。それだけのことが俺の胸を高鳴らせる。鼓動を早くする。 この気持ちがどういったものなのか、俺にはよくわからない。 でもその事実があるのはたしかなんだよな。 そっと、俺の腕を枕にして寝てる桐乃の顔を見る。 その無防備な顔は、いつもの喧々とした物とは違って少しだけ幼く見えた。 高坂桐乃。俺の妹で、家族で、そして、血の繋がらない女の子。 開いた手でその頭をそっと撫でた。 「んぅ……」 元々掴んでいたんだろう。胸元のシャツがクッと引っ張られた。 くすぐったそうにぐずる姿に苦笑が漏れる。 難しいことを考えるのはやめるか。 血が繋がらないってわかって、そのせいでぎこちなくなった俺たち(主に俺だけど)。 それでも、桐乃は傍にいてくれる。これまで通りに。 不安な気持ちを持ったまま、俺に歩み寄ってくれた。心配してくれた。 あの時はそのことに混乱したが、今はそれがすごく嬉しいことだと思えた。 「ありがとな。桐乃」 普段はいえない言葉を、今は素直に言うことができた。 聞かれてないとはいえ、少し照れくさい。 さてと、そろそろ寝なおすか。 桐乃に引っ付かれて暑いことは暑いが寝れないほどじゃない。 それに、桐乃の体温は――心地いい。これならまたすぐにでも眠れるだろ。 頭を撫でていた手を戻して目をつむる。 部屋を満たす暑さと、傍に感じる心地よい温かさ。そんな二つの熱に包まれて、俺はもう一度眠りについた。 それからしばらくたって、桐乃と二人で出かけた海岸で、 桐乃からの思わぬ告白を受けること、そして自分の気持ちを知ることになるのを、この時の俺は知るよしもなかった。 -END- ----------
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……俺はその日、何故か寝付けなかった。 麦茶でも飲もうかと部屋のドアを開けると、 目の前の廊下を、2等身の人形らしき物体が桐乃の部屋へ進んでいくのが見えた。 「何だこりゃ、夢でも見てんのか、俺は?」 するとその人形はこっちを向いて語りかけた。 「やあ、こんばんは」 「こ、こんばんは…って、あんた何者?」 「わしか、わしの名は『月下老人』じゃよ」 「月下老人???」 「わしの知名度もまだいまひとつじゃな。まあよい。わしは、現世の人々の縁結びを司る神じゃよ」 「神様ってわりには、その、なんと言うか、ゆるキャラみたいでイマイチ威厳を感じないんだが」 「近頃はリアルな姿で現れるとすぐに『この不審者!通報しますよ!!』って言われる時代じゃからな」 俺は妙に納得してしまった。 「それはともかく、縁結びの神様が、ウチに何の用だ?」 「そうそう。この家の若い娘さんの運命の相手が決まったのでな。糸を結びにきたんじゃよ」 「それって桐乃のことかよ?」 「いかにも。高坂桐乃さん、おぬしの妹さんじゃ」 おいおい、桐乃の運命の相手が決まっただと? 「ちょうどよい、せっかくだからわしの作業を手伝ってくれないか」 「…断る」 「どうしてじゃ?」 「誰が桐乃の運命の相手か知らねえが、いきなりやってきたあんたが有無を言わさず結びつける相手を はいそうですかって簡単に認められるわけがないだろ!」 「まるで娘さんが彼氏と結婚するのを認めたくない父親みたいな発言じゃな」 「大きなお世話だ。とにかく俺は妹を他の男に取られたくないんだよ!」 「なるほど、これが異国の言葉でシスコンという重い病なのだな」 「うるせえ!!とにかくあんたの好きにはさせないからな!!」 「落ち着きなさい。ともかくあんたの気持ちは理解した。じゃあ作業を進めることにしよう」 「俺の話を聞けよ!!」 しかし月下老人は構わず桐乃の部屋の扉を開けた。 何も知らずにベッドですやすや眠る桐乃 「こんな可愛い妹さんをもったおぬしは幸せものじゃな」 「…だったら、俺から妹を奪わないでくれよ…」 「そうか、おぬしは心得違いをしておるようじゃな。まあよい、見てなさい」 月下老人はそう言うと、袋から何かを取り出そうとしていたが 「やれやれ、先程の家で糸を落としてきたか」 「先程の家って?」 「話したじゃろ。長い黒髪の娘さんの家を訪れたら、やれ通報するだの拘束するだの 防犯ブザーや手錠を持ち出されて大変じゃったわい」 あやせの家にも言ったのか。てか、仮にも神様を撃退してしまうラブリーマイエンジェルって一体…… 「てことは、あんたは糸がなくて縁結びの作業ができないんだな。 残念だが、お引取願うとしようか」 俺はホッとした。 「いやいや、せっかく来たのだから作業はしていくよ。ほれ、ちょうど使える材料があるぞ」 月下老人が指差す先には、桐乃がいつも身につけてるシュシュがあった。 「じいさん、残念だったな。どうみてもそのシュシュは紫色だ。赤い糸にはならないぜ!」 「まったく、おぬしもケツの穴が小さいようじゃな。親父様をとやかく言う資格はないぞ」 月下老人はニヤニヤしながら何やら呪文を唱えると、桐乃のシュシュがほつれていく。 そしてほつれた先端が桐乃の指に絡まる。 「さて、あとはこれを桐乃さんの相手に結ぶだけじゃな」 「頼む、待ってくれ」 「ん、なんじゃおぬし、頭など下げおってからに」 「あんたが神様なのは理解した。運命と言われれば、それまでなのかもしれない。 だかな、運命で相手を結びつけるにしても、桐乃本人と、 それに俺が納得できる相手じゃないと駄目なんだよ…せめて結びつける前に、桐乃の意志を見られるようにしてくれよ。 桐乃が反対するなら…俺もあやせみたいにあんたを力づくで追い返すからな!!」 「…なんじゃ、あの娘さんはおぬしの知り合いか。世間は狭いのう。 それはそうと、おぬしのシスコン、もとい妹を思う気持ちの強さには恐れいった。 特別に、おぬしの願いを聞き入れることにした。 ……桐乃さん、起きなさい、起きなさいな」 「うーん、あ、兄貴?と、月下老人さん?」 「桐乃、なんでこのゆるキャラじいさんの名前知ってんの?」 「ゆるキャラと言うな!で、何故知ってるかって?それは先程からのわしとおぬしのやり取りを 桐乃さんは夢という形でずっと見ておったのだよ」 この時俺の顔は恐らく瞬間的に真っ赤になったに違いない。 「てことは、俺の魂の叫びが全部……」 「…うん、兄貴の思いが、あたしにも伝わって…」 そういう桐乃の顔も紅くなってた。って、怒ってるんじゃないよな、これ… 「ごほん、それでは作業を進めよう。なあに、糸を運命の相手に結びつけるだけの簡単なお仕事なんじゃがね」 どこまでも軽いノリの月下老人は、また呪文を唱えた。すると糸は、俺の指に絡みついた。 「え、ええっ!!!!」 「なんじゃ騒々しい。これが運命の答えじゃよ。桐乃さんの相手は、おぬしじゃ、高坂京介!」 「ちょっと待ってくれ、混乱してきた……」 俺が頭を抱えてる間に月下老人は桐乃に話しかける。 「見ての通り、あの男は脳みそがフットーするとわけがわからなくなるが、 それでも、あんたのことを一番に想ってくれてるのは分かったと思う。 まったく度し難いシスコンじゃ」 「はい、でも、あたしの…大好きな兄貴なんです…」 桐乃??? 「桐乃さんは、運命の相手があの男というのを受け入れるかね?」 「はい、兄貴なら大丈夫です。運命とか、すごく嬉しいんですケド」 桐乃…… 「さあ、おぬしの願い通りに、桐乃さんの意志を確認したぞ。あとはおぬしの番じゃな。 まあ、おぬしが仮に拒絶しても定まった運命は変えられないからな。 あとは若い者に任せて、年寄りは帰ることにしよう。では、あの黒髪の娘さんにもよろしくな」 そう言い残して、月下老人は姿を消した…… 「桐乃……これは夢じゃないんだよな」 「夢じゃないよ、兄貴」 「桐乃、すまないが、俺をひっぱたいてくれないか。ホントに夢じゃないのを確かめたい」 「馬鹿じゃん、大好きな兄貴を、叩けるわけないじゃん」 「でもなあ……」 「じゃあこれで確かめて」 そう言うと桐乃は俺の唇に自分の唇を重ねてきた。 桐乃の甘い匂い、唇の柔らかな感触、そして、キスの味…… 確かに、夢じゃなかった。 キスが終わって、桐乃が言う。 「あたし、京介の、お嫁さんになってあげる…いいかな?」 俺の答えはもう決まっていた。 「駄目なわけないだろ。大好きだ。桐乃……」 こうして俺と桐乃は、神様公認の恋人になった。
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430 名無しさん@お腹いっぱい。 2011/06/15(水) 01 43 45.66 ID THt4kK020 423 ルートB ちょっと切ないお話。 かなかなマジ男前。 そんな続きです。 【SS】恋多き乙女・桐乃【ルートB】 「桐乃ってばよぉ、今の三人の中でさぁ、ダレが一番好きなんよ?」 「はぁ!?」 「話を聞ぃてっとよぉ~、桐乃どいつもこいつも好きみてぇじゃん? ならよぉ、そん中でダレがどれだけ好きなんよ? それともぉ~三人ともアソビなワケぇ?」 やっぱりさ、ユウセンジュンイって大事だって思うわけよ。 自分の中で一番を決めておかないと、結局みんな傷つくことだってあるしさ。 加奈子、そんなの好きじゃねーし。 「え、えっと・・・・・・三人の中から選べって、そんなことできるわけないじゃん・・・・・・」 桐乃のことだからお兄さんが一番かと思ったけどよ、別にそういうわけじゃねーんだな。 「もしかしてぇミツマタってやつぅ? 加奈子ぉ桐乃の書いた小説読んだけどぉ桐乃はいろんなヤツと恋愛したいわけぇ?」 桐乃の書いた小説は読んだけどよ、あんまり加奈子の好みじゃなかったんだよね。 話の中でリノは結構いろんなヤツにカラダ許してるしさ。 リノが相手のことが大好きなのもわかるし? そういう恋愛があるのもわかるんだけどよ、 加奈子としては最初から最後まで、一人のことが大好きな話が好きなんだよね。 「あ、あれはただの創作だもん。 それにモデルだって一人のヤツだしさ」 「あ~!やっぱ一番に好きなヤツいんじゃんよぉ~。 話からするとぉ、ピアスのヤツ?」 桐乃が小説書いてたのってクリスマスくらいだったよな。 話の中にもピアス買ってくれたヤツがいたし、そいつがモデルじゃね? 「それ、私も気になるな。 桐乃、その人のことどれくらい好きなの?」 あやせが笑いながら桐乃につめよる。 「え、えっとぉ~」 あやせが怖い顔してっけどよ、そのおかげで怯えた桐乃からホンネが聞けそうじゃん。 「そ、そんなの、言えるわけないジャン・・・・・・ あたしにとってあいつがどれだけ大切かなんてわかんないし・・・・・・」 「ふ~ん。別に大切なんかじゃないって言わねぇ~んだぁ?」 桐乃の顔が赤く染まる。 ・・・・・・あれ?桐乃の今の返事、ちょっと違くね? A.『好きか』って質問に『大切』って答えたよな? ⇒B.まぁ、いいか。それよりも告白とかしねぇの? まぁ、いいか。それよりもぉ~ 「じゃあよぉ、告ったりはしねぇの~?」 加奈子ほどじゃないけどさ、桐乃って結構モテるんだよね。 告れば間違いなく落ちると思うんだけどよ。 「そ、そんなことできるワケないじゃん! だってあいつ今さ、 ・・・・・・彼女いるから」 「あ・・・・・・」 桐乃とあやせの表情が沈み込む。 ふ~ん。どいつだかわかんねーけどよ、そいつ彼女いるんだ。 聞いた感じどいつもぱっとしねーヤツみてーだけどさ、桐乃とあやせが入れ込んでるみてーだしよ、 目立たないだけで結構すごいやつだと思うんだよね。 もしかしたら結構もててたのかもしんねーな。 桐乃もあやせもしょげてしまい、誰も喋ろうとしない。 特に、桐乃は今にも泣きそうだった。 なんだよ、シケたツラしやがってよ。 加奈子にそんな顔みせんなっつーの。 「・・・・・・じゃあよ、桐乃はあきらめんのかよ」 桐乃の肩がピクリと揺れる。 「しかたないじゃん。絶対に無理なんだし・・・・・・」 桐乃と会ってから大分経つけどよ、桐乃があきらめる姿ははじめて見る気がする。 確かに桐乃はスゲーやつだけどよ、できねーこともあるんだよな。 まぁ加奈子も桐乃もただの中学生だし?あきらめなきゃなんねーこともいっぱいあるんだろうけどヨ。 それでも加奈子はさ、桐乃のそんな姿、見たくないんだよね。 「・・・・・・加奈子はさぁ、ベタな恋愛物が好きなんだ」 桐乃が顔を上げて加奈子を見る。 「いるわけないような最高なカップルがいてさ、ありえない展開が起こんの。 男も女ももすっごい良いヤツで、お互い超好き合ってて、それで最後までずっと一緒なの。 最後は二人が結ばれてさ、最っ高に幸せになんの」 桐乃はすっげぇいいヤツで、たぶん桐乃が好きなヤツもすっげぇいいヤツなんだよね。 でもさ、やっぱり恋にショウガイは付き物なわけよ。 「そんなの作り物の嘘っぱちだし、ゲンジツだと無理ってわかってるけどさ。 でもさ、それでもそんな恋愛がしたいってんならさぁ」 加奈子たちも、たぶんそいつもガキだからさ、何でもうまくいくってハズないんだよね。 そんなことは知ってるよ。 たとえば、もし桐乃が一番好きなヤツが桐乃のお兄さんだとしたらよ、ゼッテー叶うハズないじゃん? けど、やっぱり加奈子たちガキだからさ、納得できないわけよ。 それならさ、 「全力でぶつかっていくしかねーじゃん」 それしか、ないんだよ。 「そりゃドラマや映画みたいにはいかねーけどよ、でもあきらめられねーならそーするしかないっしょ?」 そんで加奈子はさ、桐乃にはずっと前を見ていて欲しいんだよね。 だって桐乃は、加奈子の『大切なダチ』だからさ。 「でもさ、全力でやっても、どれだけ自分を追い込んでも、できないこともさ、あるんだよ」 桐乃はアメリカまで留学に行って、来年まで帰ってこないハズだった。 詳しい話は聞かなかったけどよ、桐乃を見てるとさ、ダメだったってのがわかっちまうんだよね。 見せようとしねーけど、桐乃が落ち込んでたことが分かるからさ、連絡してこなかったことはあんま触れてやんなかったんだよな。 そんで、もう会えねーんじゃねーかって思ってた桐乃をよ、こっちに引っ張ってきたヤツって、 「けどよ、よく知らねーけどさ、桐乃のお兄さんはそんなのにも立ち向かっていったんだろ?」 桐乃ってばよ、ガンコだからさ、加奈子とかあやせじゃ絶対に連れ戻せなかったんだよね。 桐乃のお兄さんもさ、桐乃にとって特別だってだけじゃ絶対に無理だったと思うわけよ。 それでも桐乃を説得できたってのは、 「あたしも桐乃のお兄さんみたいにばかだからわかんだけどさ、たぶん桐乃のお兄さんはさぁ、桐乃のためにがんばったんじゃないんだよね。 なんていうかさ、自分のため?そんな気がすんだよな」 帰ってきた桐乃は落ち込んでたけどさ、なんか吹っ切れてた。 未練がないわけはずないんだけどよ、それ以上の何かがあったんじゃねーの? 「桐乃が落ち込んでんのがイヤでさ、桐乃のことを考えずにガムシャラにやったんじゃねーの? じゃなきゃ誰かのためにそこまでやれねーって」 桐乃のお兄さんてさ、桐乃のことがすっげー大事なんだよね。 加奈子ほとんど聞き流してるけどよ、桐乃の顔を見れば大事にされてるのまるわかりだっつーの。 だから自分のこと以上に頑張れるんだよ。 なぁ桐乃、ちゃんとわかってやってんのかヨ? 「結局さ、ゼッタイに譲れないならさぁ、相手の気持ちを無視してでもホンネをぶつけるしかねーじゃん。 桐乃のお兄さんみたいにさ、全力で真っ直ぐ立ち向かっていって、ショージキなキモチを伝えて、自分の望みを押し通すの。 桐乃はそうやって助けられてきたんじゃねーの?」 自分の気持ちに正直に行動できるって、桐乃のお兄さん結構スゴくね? ほとんど話してねーからわかんねーけどさぁ、加奈子と相性良さそうだよね。 桐乃、いいお兄さんがいてうらやましいなぁ。 「―うん、そうだね。 でもあたし、どうやればいいかわかんないしさ」 「桐乃はずっとそばでお兄さんを見てきたんだろ? ならよぉ、お兄さんならこうするんじゃないかって考えて動けばいーんじゃね?」 「兄貴みたいに?」 桐乃が顔をあげる。 「それでもダメならよー、それこそお兄さんに頼ってもいいしさ? 言ってくれればよーあやせだって力になるだろうし? なんならさ、加奈子も助けてやっからヨ」 「加奈子・・・・・・」 桐乃が真っ直ぐこちらを見つめる。 「まっ、そういうことだからヨ」 そんな見つめてくんなよ、恥ずかしい。 「・・・・・・ありがとうね、加奈子」 加奈子も見とれるような笑顔で桐乃が笑う。 やっぱ、桐乃には笑ってんのが一番だよな。 「うん、決めた」 しばらくして加奈子が追加注文したバナナパフェが届くころ、桐乃はそう言った。 「告白はしない」 「・・・・・・いいのかヨ?」 「うん。あいつの彼女はさ、あいつにはもったいないくらいいい子だし、あいつもその子のこと、その、好き、みたいだからさ、 無理やり別れさせることなんてできないし」 「まぁいいけどヨ」 結局あきらめんのかよ。桐乃らしくねーな。 隣であやせもしょげてるぜ? 「でもね」 桐乃はにぃっと笑う。 「絶対にあきらめない。 これからもアピールしてくし、もしあいつが悲しそうにしたら絶対に別れさせる」 桐乃は吹っ切れたような顔で、少し楽しそうに言った。 そうそう。 これが、加奈子の知っている高坂桐乃なんだよね。 「ひひ、だってよぉ、あやせぇ。 うかうかしてるとぉ~取られちまうぜぇ?」 「私は別にお兄さんのことなんかどうとも思ってないから!」 あやせは顔を赤くして手をぶんぶんと振る。 「ふ~ん。あやせの本命はぁ、桐乃のお兄さんなんだぁ」 ひひ、いい話聞いちまったぁっと。 「加・奈・子?」 「なによ」 「あとで、少しお話しようか」 あやせが笑顔で言う。 「ひぃ!」 マジ怖ぇんだけど! あやせさん、それぜってぇお話で終わらないよなぁ! 「っと言いたいとこだけど、今日は許してあげるね」 え?許してくれるワケ? 加奈子、初めてこのデカブスが天使に見えたんですけど! 「でもその代わり、加奈子の好きな人教えてくれないかな?」 あやせがにこりと笑う。 「あ~あたしも知りた~い! 加奈子、時々ケータイをじっと見てるときあるよね。 あれ誰の写メ見てんの~?」 げぇっ!桐乃も食いついてきやがった。 ってか、気づいてたのかよ。 まぁ別に好きなわけじゃねぇし?言ってもかまわないんだよね。 それに、あやせには言いたいことがあったしよ。 「いいけどよぉ、その代わりぃ、加奈子のお願い一つ聞いてくれないかなぁ?」 「う~ん。変なお願いじゃなければいいよ?」 さぁて、加奈子も頑張ろうかなぁ。 「じゃあよぉ、もう一度糞マネに会わせてくんねぇ?」 -GOOD END- -------------
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221 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/02/23(水) 19 02 06.00 ID lkmFQUR60 [3/3] 沙織 :さて、それでは第13回神聖黒猫騎士団会議をはじめますぞ? きりりん:おk 黒猫 :会議の名前、いい加減もっとマシな名前にできないのかしら? きりりん:ちゅうにびょうwww 沙織 :いやー、拙者、ネーミングセンスには欠けるでござるよ 黒猫 :それじゃ、こういうのはどう? 黒猫 :”黒天を纏いし堕天使達の円卓会議” きりりん:じゃきがんおつwwwwwっうぇ 黒猫 :堕天した騎士団だけに、円卓会議がいいと思うわ 黒猫 :あなた草を生やさないで頂戴。部屋が穢れるわ。 きりりん:かんじよめない 沙織 :まあまあ、とりあえず、会議の名称は、また後で決めましょうぞ? 黒猫 :…わかったわ。 きりりん:おk 黒猫 :というか、あなたさっきから、会議に全く身が入ってないようね? 沙織 :きりりん氏。どうしたでござるか? きりりん:しんさくえろげ 黒猫 :(怒 黒猫 :あなたね、あなたが忙しいrっていうから技和sチャットで 沙織 :黒猫氏。落ち着くでござる。 きりりん:仕方ないなー。そんなにあたしと遊んでたいわけーwww 黒猫 :次のコミケまで、そんなに時間ないのよっ! 黒猫 :落ち着けるわけ無いでしょう! 沙織 :まあまあ。きりりん氏の原稿はもうあがってますし、 沙織 :後は、当日のシフトくらいですから。 黒猫 :とりあえず…落とす事はなさそうね… きりりん:当然っ!あたしみたいな完璧な人間が間に合わないわけないでしょ? 黒猫 :口数の減らないビッチね。 黒猫 :まあいいわ。それで?シフトはどうするのかしら? 沙織 :その前に、ちょっときりりん氏にお聞きしたい事が。 きりりん:ん?何? 沙織 :実は、送られてきたファイルを解凍したところ 沙織 :テキストが二つ入っておりましたが、両方とも載せるのでござるか? 沙織 :片方は長編だったのですが、 きりりん:二つ? 沙織 :片方は超短編?というか詩なのですが、なんというか 黒猫 :時間に終われて焦ったのかしらね? 沙織 :そうでござる 黒猫 :完璧な人間様が、無様なことね。 きりりん:うーん、短い方、記憶が無いんだけど? 沙織 :「そうでござる」>二つ? きりりん:って きりりん:あたしはあんたと違って忙しいの! 沙織 :きりりん氏の、いつもの作風とはまるで異なっておりますが… きりりん:ネットで拾ったものが入ってたかな? きりりん:見てみたいから投下よろ。ここに書き込める程度? 沙織 :短いのでそれは可能ですが………本気でござるか!? 沙織 :きりりん氏の手によるものかもしれませぬぞ? きりりん:うん面倒だから 沙織 :では……… 沙織 :『あの日々は あの暖かい日々は 全て夢?』 きりりん:いきなり強烈なのキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!! 黒猫 :うるさいのよビッチ。 沙織 :『二人で歩き 二人で話し 二人で愛を育んだ』 きりりん:うっわ〜テラ恥ずかしすぎ 沙織 :『あの懐かしい日々 あの暖かかった日々は 全て夢?』 きりりん:ん?同じ文章? 黒猫 :少し変化がついてるでしょう? きりりん:つか、こんな電波文 沙織 :『あなたの横顔 あなたの笑み ずっとそばに居たいのに』 きりりん:あんたが書いて、あたしのPCに残したんじゃない?www 黒猫 :電波文なのは認めるわ 沙織 :『あなたの前では 本当の自分が 逃げていってしまう』 黒猫 :でも、こんな稚拙な詩を私が書くわけがないでしょう? きりりん:あんたの書いたワナビ小説と同じ香りがするでしょwww 沙織 :『口から出ること あなたへの態度 どれもこれも嘘ばかり』 黒猫 :どちらかというなら 黒猫 :作者はあなたにそっくりね 沙織 :『あの日々に あの暖かい日々に 還りたい………』 きりりん:どこが?wwwwwwwwwwww 黒猫 :あなたの、先輩への態度はこんな感じでしょう? 沙織 :『呪文をひとつ これでまた あの暖かい夢の中へ―――』 きりりん:まwじwでwwwwwありえないしwwwwww きりりん:え 黒猫 :それにしたって、寒気のする文章ね。 沙織 :『本当は………』 きりりん:ちょっつぁおおsmりますてt 沙織 :『本当は 大好きなの お兄ちゃん』 黒猫 :何を慌ててるのかしら? 黒猫 :……………… きりりん:ちがいうよp きりりん:たんま きりりん:違うの!先が見えただけ!こうなるってわかったかr! 黒猫 :そのわりには、すごい焦りっぷりね? 沙織 :いやー、誰の文章か知りませんが、ロマンチックな文章でしたなー きりりん:とにかく先をみあにいで 黒猫 :先? 沙織 :おや? 沙織 :ずっと下まで続いてますな。 ―――きりりんさんがログアウトしました。――― 黒猫 :逃げたわね。 沙織 :きりりん氏? 黒猫 :で、どんな事がかいてあるのかしら? 沙織 :ほうほう 沙織 :『本当のキモチ 5年2組 高坂桐乃』 黒猫 :焦らさないでさっさと見せなさいな。 黒猫 :……………… 黒猫 :っふ。小学生で厨二病を発症してたとはね……… 黒猫 :まあ、これだけの暗黒物質。 沙織 :いやー。きりりん氏は、ほんと純情乙女ですな〜 黒猫 :誰でも忘れたくなるものね。 End. -------------
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747 名前:【SS】:2013/04/01(月) 00 51 31.60 ID KvFSgupJP 俺こと京介は今、負けられない戦いへと赴こうとしている。 昨日は負けてしまった。だがそれでこの勝負がいかに負けられないかを理解した。 だが相手は強敵だ。一筋縄ではいかない。けど負けるつもりはもうとうない。 そしてその戦いの相手とは……桐乃。 そう。いわずと知れた俺の妹、高坂桐乃である。 「……今日もやるんだよな?」 「あったりまえでしょ。ま、どうせ今日もあたしが勝つに決まってるケド」 「調子に乗るなよ。今日こそぜってぇ勝つ!」 「どうだか。それが口だけにならないといいけどね~」 「ほえ面かくなよ」 「そっちこそ」 『高坂家就寝戦線~兄妹寝床争奪日記~』 「確か昨日負けたほうが勝負の方法を決めていいんだよな?」 「そ。つまりアンタが決めていいってこと。き・の・う・負・け・た・あんたがね♪」 「ぐぬぬぬ」 くっそう、いちいちムカつくいいかたしやがって! 昨日はただのジャンケンで勝っただけのクセによ。 まあ負けたのは事実だから余計な反論はしねえ。すればこじれるのは目に見えてるしな。 だけどな、そんな風に余裕ぶっこいてられるのも今のうちだぜ。 「それで? 今日は何して決めるわけ?」 「それはな……これだ」 そうして俺が突き出したのは、俺達の間では既におなじみとなっているゲーム。 「シスカリ…」 「そうだ。今日はこれで勝負しようぜ」 「ふ~ん……」 何か言いたそうな目でこちらを見る桐乃。 おおかた何か企んでるんじゃと疑ってるんだろうが、そんなもんするつもりはない。 「あんた、これで前にあたしにボロ負けしたの忘れたわけじゃないよね?」 「もちろんだ。でも俺があの時と一緒だと思ってると痛い目見るぜ?」 「へぇ~。どこからそんな自信がでてくるのかしんないけど、いいじゃん。相手したげる。 ボロボロに負けたからって後で文句言うのはなしだかんね」 「そっちこそな」 バチバチと俺と桐乃の間で火花が散っているように感じるのは、気のせいじゃないだろう。 「それじゃ移動ね。ここじゃ出来ないし」 「おう」 そして移動した先は桐乃の部屋。 ゲームを起動し、準備を整える。 「んじゃあルールを言うぞ。勝負は3本勝負。キャラの使用に制限はない。ただし改造パッチとかはなしな」 「そんなの使うわけないでしょ。バカにしてんの?」 「言ってみただけだっての。んで、1本ごとにキャラの変更はOK。先に2本とったほうが勝ちだ」 「ふんふん。それだけ?」 「それだけだ」 「わかった」 お互いにコントローラーを握る。 「それじゃ、始めるよ」 「おっし。今日は絶対に負けねえ」 「あたしだって負けないし。てか勝つし」 1試合目で使うキャラをそれぞれが決める。 「ステージはランダムでいいよね」 「おう」 ゲーム 「「それじゃあ」」 スタート 「「いくぜ(よ)!!」」 『キャアアアァァァ!!』 「うぐっ」 画面には俺の使用したキャラが服を破られながら吹っ飛ばされ、『K.O』の文字が映し出されていた。 つまり勝負1本目は俺が負けてしまったわけである。 「くそぅ…」 「…………」 悔しがる俺とは逆に、桐乃は勝ったにも関わらず妙に静かだ。 てっきり小ばかにされるもんかと思ってたんだが。 「あんた」 「なん……だ?」 桐乃に呼ばれてそっちを向いて後悔した。 なぜって、桐乃が超冷め切った目で俺のほう見てんですよ。何これコワイ。 どM大歓喜とかそんなレベルじゃねーから。 「あんた、何であのキャラ使ったわけ?」 「は? なんでって」 「しかも妙に動きが『誰かさん』に似てたんだけどあたしの気のせいカナ~?」 ギクリ 俺のさっき使ったキャラは通称『コスプレ妹』。 ゴスロリ服を着て魔法っつうか魔術っていうかそんな感じの攻撃をするキャラである。 実はこのキャラは桐乃いう『誰かさん』の得意キャラであり、容姿もそっくりだったりする。 ぶっちゃけちゃうと、実はこのキャラの使い方をその誰かさん――黒猫にみっちり鍛えてもらったのである。 もちろんネット越しであるが。桐乃がいるのに二人で会おうなんてことできるわけないからな。 だから自然と動きも似通ってしまったんだろが……。 「ま、別にいいんだケド~? アンタがあたしの知らないところでどこで誰と会ってようが関係ないし?」 「ち、違ぇって! 」 これはマズイ。こいつぜってえ勘違いしてるだろ!? 「ま、それは後で追求するとして」 「……関係ないんじゃねえの?」 「なんかいった!?」 「なんでもないです!」 超こえぇぇ。こりゃ後で誤解解くの大変そうだ。気が滅入るぜ…。 「それよりわかってんの? あと1回あたしが勝ったらこの勝負あたしの勝ちなわけだけど」 「わかってるよ。次は意地でも負けねえ」 「あっそ。ま、精々頑張れば?」 ピピピピっと桐乃がキャラを決定する。 その決定したキャラを見て、俺はとあるキャラを迷いなく選択した。 「あ!?」という桐乃の声が聞こえるが、知ったこっちゃない。 これは勝負なのだ。油断した桐乃が悪いのである。 ゲーム 「ちょ、ちょっとま――」 「はじめんぞ!」 スタート 『うへぇ~…』 画面に写るのは少女の生首――ではなく、首から下を地面へと埋められた少女の姿であった。 隣には一仕事終えて満足そうに汗を拭う黒髪の少女が立っている。 その頭上に光るのは先ほどと同じ『K.O』の文字。 勝負2本目は俺の勝ちであった。 「あんたこれは卑怯でしょ!」 「勝ちは勝ちだ」 「これただのバグ技じゃん!」 「でも公式公認だぜ?」 「そ、それはそうだケド!」 何がどうなったかというと、桐乃が使ったキャラは『魔砲少女妹』。 そして俺が使ったのは『穴掘り妹』である。 実はこのシスカリ、製作者が冗談か本気かわからないが、公認であからさまにおかしい仕様を突っ込んでいたりするのである。 特定のキャラに対して特定のキャラで特定の行動をすると一方的に勝負が決まってしまうというものである。 今回はそのうちの一つを使わせてもらったわけだ。 「キャラ選びの時から既に勝負は始まってるんだぜ?」 「うっさい! こんな勝ち方で調子にのんな!」 ムキー! とお怒りになる桐乃はさっきとは別のベクトルで怖い。 けどまあ、こういう怒り方のほうがよほどマシかつ慣れてるので俺としては気楽なもんである。 「次がラストだな」 「ふん。アンタがそんなに負けたいって言うならあたしもホンキ出してあげる」 「まるで今まではホンキじゃなかったみたいな言い方だな」 「あったり前でしょ。アンタ程度に本気なんか出したらすぐ勝負ついちゃうし。 でもさっきので頭きたから次はホンキで潰す」 「じゃあ俺も本気出すか」 実は俺も、一番得意なキャラを使っていたわけじゃない。 桐乃を相手にする時には使うまいと思っていたが、そうも言ってられないようだしな。 そうして選ぶのはお互いに最後になるキャラ。 桐乃が選ぶのは『炎熱妹ロリVer』 炎を操る、ショートヘアの金髪の生意気そうな妹。 俺が選ぶのは『炎熱妹走行特化型』 同じく炎を操り、空を飛んだり地を歩いたりする中で、地上を走ることに特化された、茶髪の髪の長い妹。 奇しくも最後は同じ系列のキャラを選んだ二人。 先ほどのようなバグ技はこのキャラの間には存在しない。勝負を決めるのは純粋な己の腕のみ。 いつも近くで見ている、誰かさんに似ているキャラを選びながら最後の時を待つ。 お互いに言葉はない。 ゲーム 最後の戦いの幕が、今 スタート 火蓋を切った。 『兄貴いいぃぃぃぃ………』 『K.O!』 「……っしゃあああああぁぁぁぁぁ!!」 「うそ……」 激しいバトルの末、最後の勝利を掴んだのは俺であった。 最後の大技「爆走自転車ウェディング特攻」が決まり、決着がついた。 画面には、兄貴であろう男の自転車の後ろに乗り、新郎新婦の格好で夕日を背景にチャリの進む姿が映し出されていた。 (ちなみに、この技はとある日に新郎新婦がチャリで爆走しているのを見て組み込んだという噂があったらしい。 どこかで聞いたことがあるような話であるが、深くは考えないようにしている) 「まさかあたしが負けるなんて……」 「正直勝てるとは思わなかった」 俺が技を出した時に桐乃のキャラが一瞬止まったのが決定的だったな。 「これで俺の勝ちだな」 「……なんか納得いかないケド、しかたないか。負けは負けだしね。なかなかやるじゃん」 「お、やけに素直じゃねーか」 「ま、あたしもホンキでやったしね。今回は負けを認めてあげる。次は絶対に負けないけど」 「いってろ」 とにもかくにも、これで2勝1敗。勝負は俺の勝ちだぜ! これで――――。 「今日寝るのは桐乃のベッドだな」 「ちぇ」 今更であるが、俺達がこの勝負で決めようとしていたことがなんだったのかというと……。 「あんたのベッドが良かったのに……」 「諦めろ。今日は俺が勝ったんだから俺の希望を優先させてもらうぞ」 「妹の部屋で寝たいとかちょーキモイ。このシスコン」 「言ってやがれこのブラコン。てかどう考えてもお前の部屋のベッドのほうが広くていいだろうが」 「あんたなんにもわかってない! あのぎゅってくっつける狭さがいいんじゃん!」 とまあそういうことである。 「無理にくっつよりはゆったりしたほうがいいじゃねえか」 「それにあたしの部屋じゃアンタの匂いがしないし!」 「話聞いてねえ!?」 「それにさ、「入っていい?」って部屋の前で枕持って上目遣いで佇んでる妹って超可愛くない!?」 「確かに昨日のお前は超可愛かったけどってお前狙ってやってたのかよ!?」 「アンタはもっとあたしにアンタの匂いを提供するべき」 「一緒に寝てるんだから十分だろ!」 「てかアンタの腕硬くて寝づらいんだけどもっと柔らかくなんないの?」 「いや無理だから。つかおまえそれ枕持ってくる意味ねえだろ」 ワイワイギャーギャー そんなこんなで俺達兄妹の夜は更けていくのであった。 「あ、寝る前のじゅーでん忘れたら許さないかんねっ」 おわり オリジナルサイズ
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18 名前:SS[sage] 投稿日:2011/04/12(火) 20 28 16.77 ID EnLLU+cY0 [1/3] 1乙! ところで先日UPした8巻妄想物の続きを書いてたんだが、暫くスレに 来れないので断念する。 冒頭だけ残して消えるので、よかったら誰か続き書いてください。 _______________________________________________ 「―――――ふんっ!」 わき腹に突き刺さる肘鉄に「ぐふっ」とうめき声をあげてしまう。 下手人を睨みつけるが、阿修羅の表情を前に勝てる気がしない。 たまらず助けを求めるように視線をおくると、ぐるぐる眼鏡の女は「にかっ」と笑いかけた。 「なかなか面白い状況ですなぁ。 お手並み拝見させていただきますぞ~、京介氏!」 面白くないから!――だめだ、珍しくこいつはあてにならねぇ……。 ちらっと黒ずくめの少女を見ると、にやにやと笑みを浮かべていた。 ははは……おまえ、こうなるのわかっててやってんだろ。性格悪りぃなぁ……。 「ちょっとあんた! い、今なんて言った!?」 抗議の声に、「ああ、それを待っていたのよ」とばかりに妖艶に彼女が笑う。ぺろりと舌なめず りをして、とても嬉しそうな笑顔を浮かべ、 「あら? 聞こえなかったのならもう一度言うけど――この私が、いったいいつ、この男のことを 諦めると言ったかしら?」 横から驚愕に息を呑む音が聞こえた後、俺はぎりぎりと首をしめられながら思った。 ―――――――どうしてこうなった。 一見して修羅場のようなこの状況を説明するには、少し時間をさかのぼる必要がある。 電気街口を抜けて開けた場所に出ると、すでに見慣れた広場が出迎えてくれた。 休日の秋葉原は人通りが多く、相変わらずお祭りのような賑わいを見せている。 俺の名前は高坂京介。18歳の高校生だ。 今日は久しぶりに友人たちと集まれるということで、ここオタクの聖地・秋葉原までやってきた。 ――それにしても、 「……あっちぃなぁ……」 9月も半ばを過ぎたというのに、疲れ知らずの太陽はまだまだ高く上り、容赦ない輝きを放ってい る。時刻は12時を少し過ぎたところだった。 ふと、俺の右手がふわりと包まれる。 「……急にどうした?」 「……別に……」 俺の手をきゅっと握る美少女は、それだけ言ってそっぽを向いてしまった。 ライトブラウンに染めた髪。爪には艶やかなマニキュア。端正な顔を入念なメイクで磨き上げ、 スラリとした肢体に纏うのは誰が見てもお洒落だと感じる流行のファッション――そんな、今日の 陽光に負けないくらいの眩しい姿が、通りすがる人の視線を集めている。 高坂桐乃―――俺の妹だ。 21 名前:SS[sage] 投稿日:2011/04/12(火) 20 29 22.98 ID EnLLU+cY0 [2/3] 小さな手のひらは、ほんの少し汗をかいていて、心なしかちょっと熱い。その体温を通して、桐乃 の緊張が伝わってきた気がした。 「心配すんなって。 あいつのこと信じるって、言っただろ?」 「……わかってるわよ……」 不安そうにする妹が妙に可愛く見えて、開いた手で頭をぽんぽんと撫でてやる。 「ちょ、ちょっと! 子供あつかいやめてってば!」 イヤイヤと頭を振って俺の手から逃げてしまった。 「あいつらと会うのも久しぶりだろ? いつも通り楽しめばいいんだって」 「……そだけど~。 ……チッ。 なによ。 ずいぶん信頼してんじゃん」 「そんなの、当たり前だろ。 いまさら何言ってんだ」 「ハイハイ。 ど~せあたしは優しくないですよ~だ」 そう言って再び舌打ちをする桐乃。ちょっと前の俺なら、この原因不明の怒りの理由を考えようと は思わなかっただろう。めんどくせぇ―――そう言って思考を放棄していたはずだ。いや、今でもめ んどくさいという感想は変わらないのだが。 しかしまぁ事はそう難しくはない。直感的に『桐乃に似合わない』と思える選択肢を選べば、意外 にもそれが正解だったりするのだ。さて、この場合は―― 「………………ああ、おまえ、もしかして妬いてんの?」 ギュ―っと手の甲を抓られる。いてててて!あれ、選択失敗!? 「ば、ばっかじゃないの!? 地味男のくせして、ちょーしのんな!」 「痛いから! 悪かったから!」 ぱっと両手が解放された。妹は腕を組んで仁王立ちし、横目で俺をじろりと睨みつける。 「……ったく、あんまキモいこと言ってるとマジぶっとばすかんね」 「へーへー」 「なにソレ。 あんた全然反省してなくない? 誠意足りてなくない?」 「ンだよ。 どーしろっつーんだ」 すっと、手のひらを上にして桐乃の手が差し出された。妹はそのまま「ん」とあごで何かを促す。 さて第2問だ。さっきは『桐乃に似合わない』理由を想定していたのが不味かった。では次は何を 手がかりにするか―――俺は妹の鋭い眼光からその望むところを察してやり、腰を直角に曲げて手の ひらを重ねる。 「………反省しております」 「…………………………へ」 22 名前:SS[sage] 投稿日:2011/04/12(火) 20 30 14.92 ID EnLLU+cY0 [3/3] なんだよ。おまえが猿真似を要求してきたんじゃねーか。この俺がプライドを投げ打ってやったと いうのに、桐乃は「ぽかん」と口を開けている。…………もしかして、また間違えただろうか。 しかしやはり次の瞬間妹は噴き出し、俺を指差して思いっきり嘲笑した。 「……ぷっ。 きゃははははははははは! ば、ばっっっかじゃあああぁぁぁん!?」 「ハハハ……」 渇いた息が漏れた。相変わらず俺の妹はとんでもなくムカつくやつだ。ひっぱたいてやりたい。 「……へっ、元気出たじゃねーか。 だったらホラ、さっさと行くぞ」 くるりと背中を向ける。やれやれとため息をついて歩き出すと、横からするっと細腕が絡みついて きた。さらに手のひらの中に一回り小さな手の甲が押し付けられ、反射的に握ってしまう。まだ慣れ ない柔らかな感触に驚くと、間近からぼそっと、 「――サンキュ。 元気、出たから」 「……そ、そりゃ……何よりだ……」 感謝の言葉が照れくさいのか、ちょっぴり顔が熱くなってしまう。横目で見る桐乃の顔も、ほんの 少し赤いように思った。 「お、おまえ、このまま待ち合わせ場所まで行く気かよ?」 「な、なによ。 イヤなの……?」 「や……その……こんな、見せつけるようなのは」 「……ばか。 流石にあいつらの前ではやらないっての。 でもあとちょっとだけ――ダメ?」 きゅっと腕に絡む力が強くなる。 至近距離で見上げる妹に、俺は何かを言おうと思って―――しかし口をパクパクと上下させること しか出来ない。代わりにふるふると首を横に振って答えた。 桐乃は嬉しそうに「にひっ」と笑い、 「ありがと、京介」 ―――――――俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 以上です。それではまた、いつかお会いしましょう。 -------------
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614 名前:父兄参観【SS】 前編[sage] 投稿日:2011/03/04(金) 01 02 13.72 ID k5w8AYo6O [1/3] 418を見て、自分なりに書いてみた ※※※ 「京介、頼みがあるんだが」 「親父、起きても大丈夫なのかよ?」 「頼みを聞いてもらわんとな。俺の代わりに、桐乃の授業参観に行ってくれ」 「俺が?またなんでだよ?」 「見ての通り、俺はこんな状態で外出は無理だ」「私も、お父さんの看病や、警察から何かの連絡が入ったりするといけないから 付き添ってなきゃいけないのよ」 「幸い、お前は今日高校の創立記念日で休みだと聞いている。 頼む、代わりに授業参観に行ってはくれまいか」 「私からもお願い」 桐乃の授業を見に行く話は、すんなりとは受け入れにくいのだが、 さすがに両親の頼みを無下にはできない。俺は行くことにした。 しかし、俺が行ったってのがばれるのもマズイから変装してくか… そう思い、例のマネージャースタイルでいこうと支度してたら、 毎度のことながらお袋がノックせずに入ってきた。 「京介、何その格好?」 「授業参観に行くんだからビシっとしてかないとマズイだろ」 「中学校にそのエージェントスタイルで殴り込むのはオススメできないわね 父兄なんだから、高校の制服で行ったほうが無難だと思うわよ」 お袋の話ももっともだ。それにマネージャースタイルだと、加奈子との遭遇で一悶着ありそうだしな。 というわけで俺は着慣れた制服で桐乃の学校へ向かう。 ※※※ 校門の掲示に従い、事務室で受付を済ませ、案内図を見ながら桐乃の教室を目指す。 「お兄さん!あ、あなたがどうしてここにいるんですか!」 おっ、早速あやせに遭遇とは。まあ、驚いてるのはあやせのほうだろうな。 「まさか思い余って桐乃や私の学校にまで侵入してくるとは…」 「見ての通り、今日は桐乃の父兄として、ちゃんと受付をしてから校内にいるわけだが」 「確かに、お兄さんは桐乃の父兄ですが、保護者と言われると、ちょっと違和感ありますね」 それは大きなお世話だ。 「と、とにかく、教室へ案内しますね。お兄さんはこの学校は初めてでしょうから」 「ああ、助かるよ」 俺はあやせに従って校内を進む。 「今日は私達のクラスは道徳の授業なんです」 道徳ねえ、何か眠たくなりそうな予感が… 「何でも、『家族について考えてみる』そんな授業のようですよ」 家族ねえ。てか、そんな題材の時に俺が参観とか、桐乃はどう思うんだろうな? 何か不吉な予感がしてくるんだが…… ※※※ 手洗いにいくあやせと別れて教室に入ると、やはり生徒や他の保護者からの視線を感じる。 まあ、高校の制服姿で俺が生徒の兄だとは理解して貰えてはいるようだが。 ふと、加奈子がこっちを見ているのに気づいた。やべえ、バレてんのか? …と思ったんだが、加奈子はどうやら俺の隣にいる若い女の人を見てるようだ。するとその人が 「あなたも、生徒さんの兄弟?」と話しかけてきた。 「あ、はい。高坂桐乃の兄です」 「私は来栖加奈子の姉よ。よかった、同世代の若い子がいて。周りがいい大人ばかりだと一人だけ浮いてる感じでね」 へえ、加奈子の姉貴さんか。 授業が始まるまで加奈子の姉さんと話できたのはよかったが、お陰で俺が桐乃の兄貴だということはクラス中に知れ渡ったみたいだ。 桐乃は知ってか知らずか前を向いたままこっちに顔を向けようともしない。 616 名前:父兄参観【SS】 後編[sage] 投稿日:2011/03/04(金) 01 05 41.05 ID k5w8AYo6O [2/3] ※※※ 授業が始まった。先生はまず、有名な文学作品の親子関係から触れていく。 絶対口をきいてはいけないとの誓いを破って、母の名前を呟いた『杜子春』、 自分が虎になったのは己の詩作の余り妻子を蔑ろにしてきた事も理由であると李徴が悟る『山月記』…… 様々な作品から、親子について考えさせる内容に、生徒だけでなく保護者も皆聴き入っている。 と、そこで先生が、家族についての思いを文章にするように生徒に課題を出す。 生徒たちは真剣に取り組んでるようだ。桐乃はもちろんのこと、あの加奈子さえも机に向かって熱心に書いているようだ。 記入時間が終わり、先生が生徒を指名して書いたものを発表させていく。 何人目かに、桐乃が指された。 「今日は後ろに、私の兄が来ています。」 他の生徒たちが振り向く。 おい、親父やお袋の話でなくて、俺のことかよ!!! 「割と最近まで、私と兄の仲は、かなり冷めたものがありました。 兄の存在なんか忘れていたかのように振る舞っていた時期もありました。 そして兄も私の存在など意識してはいないのだと思い込んでいました。 しかし、ある事をきっかけに、私は兄が、決して私を忘れてなどはいないということ、 兄が私のことを想って行動してくれているのに気づきました。 私は、どうも素直に感謝の気持ちを伝えるのが苦手なので この場を借りて、兄に感謝の気持ちを伝えたいと思います。 『兄貴、いつもいろいろありがとう』と。」 拍手が教室中に響いてたが、なんだか俺はここからぼうっとしてしまい、その後の保護者会も半分上の空だった。 俺の妹がこんなに素直に気持ちを伝えるわけがない…… 「何ボケっとしてんのよ、アンタ」 いつもの妹の声で俺は我に帰る。 「どうやらあたしが見事なまでに『兄を慕う素晴らしい妹』を演じてみせたのに あんたも酔いしれちゃったみたいねw」 「うっせえな、お前のことだから、優等生ぶった模範演技だって分かってたよ!」 「はいはい、シスコンが強がっちゃって!あんたの目元、涙の筋が残ってんですけどw」 俺は思わず目元に指をやる。 「うわあ、マジで泣いてたの、キモッ、キモッ」 やれやれ、妹様のことを少しでも信じてしまった俺の負けですか…… 「それはそうと、一緒に帰るわよ」 「俺とか?」 「他に誰がいるのよ。まだ『兄を慕う素晴らしい妹』を演じてる途中なんだからね!」 そんなわけで、俺は桐乃と家に帰る。 途中で桐乃が「今日は来てくれてありがとね」とか 「まさか兄貴がくるとか、ホントびっくりしちゃったんだから」 とか語りかけてくるのも『演技』なんだろうか? まあ、後ろをつけてくるあやせと加奈子に対しての演技かもしれんが。 「まあでも俺は、お前の授業参観に行って、よかったと思う。 お前はほんと、世界一の妹だよ」 「…いきなり何言ってんのよ、シスコン兄貴が」 「…兄貴の癖に演技がうますぎるじゃん…馬鹿…」 -------------
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掲載順 SS 一覧 71~80スレ 71スレ目 夏休みのノルマ:71スレ目163,166-168,171,173 甘々系:桐,京 かなブリの遭遇戦:71スレ目258 変態系:京,加,ブ レビューの日:71スレ目274 日常系:桐,京,あ,加 あにくじ:71スレ目479-480 甘々系:桐,京 ふわふわベッドの上で:71スレ目704-705 ニヤニヤ系:桐,京,他 『ほん怖』あやせ:71スレ目715-717,730/小ネタ集 日常系:桐,京,あ グミの日:71スレ目742/小ネタ 生で……しちゃった:71スレ目766 ※婚前旅行の続き 甘々系:桐,京,他 とある平行世界の夏の一夜 side S:71スレ目932 ※とある平行世界の夏の一夜の桐乃サイド 俺妹Pのifルートネタ:桐,京 72スレ目 きりりんマスター京介氏:72スレ目148 妹の日ネタ:桐,京,沙,黒,あ,加 その笑顔の点数は:72スレ目196-199,205 妹の日ネタ:桐,京,黒 妹の日の夜に伝える素直な気持ち:72スレ目270 妹の日ネタ:桐,京 オレンジの花:72スレ目301 日常系:桐,京,他 デートの真相:72スレ目375-378 日常系:桐,京,加,ブ 節電対策終了:72スレ目702,708-713/小ネタ集 :桐,京 兄貴ときりりんの合格祈願の旅 往路編:72スレ目821-823 ※画像付き:桐,京,佳,大 73スレ目 9巻発売!:73スレ目22 ニヤニヤ系:桐,京 あやかさんが俺妹最新刊を読んでみた:73スレ目283 ※原作9巻ネタバレ し、しないかんね!:73スレ目489,496,520,766/小ネタ集 ※原作9巻ネタ 宅配テロ再び:73スレ目681-682 ニヤニヤ系:桐,京 桐乃とランちん(+2名)の修学旅行の夜:73スレ目798 ニヤニヤ系:桐,京,ラ,オリ 1000でもしないかんね!:73スレ目1000/小ネタ 74スレ目 麻奈実と対決編:74スレ目6 ※本スレ386の148に触発されてのSS:桐,京,麻 桐乃とランちん(+2名)の修学旅行の夜.修正&追記ver.:74スレ目144 ※こちらの修正 追記ver. ニヤニヤ系:桐,京,ラ,オリ 俺の親友がこんなにウザいわけがない:74スレ目470 ニヤニヤ系:桐,京,浩 兄妹愛~麻奈実の襲来編~:74スレ目629 :桐,京,麻(微黒化) メンズバレンタインデー:74スレ目568,932 日常系:桐,あ,加 75スレ目 メンズバレンタインデー~桐京サイド~:75スレ目199 ※微エロ:桐,京 高坂家のご長寿の秘密?:75スレ目237 日常系:桐,京,佳,大 京介現場へ爆進中に:75スレ目266,276/小ネタ集 あやせの簡単なお仕事:75スレ目601 せつない系(あやせが):桐,あ 盗まれたパンツは~:75スレ目620,634/小ネタ集 ※くんかネタ 76スレ目スレタイ案まとめ:75スレ目972/小ネタ 76スレ目 過ちのダークエンジェル~前日譚~:76スレ目181 原作9巻ネタ:桐,京 下着のプ・レ・ゼ・ン・ト:76スレ目204 ※微エロ:桐,京 解呪、そして・・・・・:76スレ目208 注※黒猫の恋愛色強め せつない系:桐,京,黒,あ 行け行け!『しゅーてぃんぐすたー号』:76スレ目231 原作9巻ネタ:京,御 京介さんのセクハラ疑惑:76スレ目396 ニヤニヤ系:桐,京 シスコンの再定義:76スレ目431 ※エロい人にはエロく見える話:桐,京,沙 俺の桐乃がこんなに可愛い、のかもしれない:76スレ目692 脳内妄想系:桐,京 妹のウエディングドレス-美咲サイド:76スレ目785 原作9巻ネタ:桐,京,美,他 77スレ目 セクハラ宣言:77スレ目26 日常系:桐,京,あ 9巻ラストの匿名掲示板:77スレ目109,113,116-118,120-123,132/小ネタ集 ※名無しさん達と都市伝説関連ネタ 『可愛い写真ソッコー送ってくれ』:77スレ目366-367,369,372-375,389,438/小ネタ集 甘すぎる学園祭:77スレ目503 日常系:桐,京,あ,浩,瀬,ラ 兄妹喫茶:77スレ目545/小ネタ 悟りを開いた京介さんはきっとこうなる(例:77スレ目711,723,728,735/小ネタ集 キリリンガル系:桐,京 世界海賊口調日:77スレ目746/小ネタ 高坂京介の悩み事:77スレ目780-782 日常系:桐,京 ある家族の夕食時:77スレ目791 ※PSP特典改変:桐,京,佳,大,オリ 抱き枕:77スレ目829 日常系:桐,京 78スレ目 ボイスクロック:78スレ目29 日常系:桐,京 第一回きりりんがる検定案内:78スレ目56/小ネタ バックナンバー:78スレ目209 日常系:京 死ぬかもしれない詐欺:78スレ目210 ※瀬菜視点:桐,瀬 ろりりん+きりりん=∞:78スレ目249-250 ろりりん系:桐,京 俺の妹はこんなに可愛い-再び:78スレ目279 :桐,京,佳,大,浩 おてだま:78スレ目296-297,306,317,327 日常系:桐,京,黒 千葉の堕天聖黒猫と本音:78スレ目345 ※黒猫視点:桐,京,黒,日 クリスマスデート・再び:78スレ目364/小ネタ :桐,京 らぶほたる:78スレ目368/小ネタ :京,あ し、しないかんね:78スレ目360,370 :桐,京 俺妹が遊戯王の世界だったら:78スレ目393,397-398/小ネタ集 ※遊戯王ネタ しないしないもするのうち?:78スレ目535,538 甘々系:桐,京 入院先にて:78スレ目613 ※冷戦時代:桐,京,佳,麻 簡単なお仕事─レベル2:78スレ目643 :桐,京,あ 台風の日:78スレ目654,659,661,665,667-668,670-671,679/小ネタ集 『ブチ殺しますよ』:78スレ目681/小ネタ ホラー系:桐,京,あ プライベート・ファッションショー:78スレ目685-687,689 :桐,京,麻,浩 台風:78スレ目733 :桐,京 台風(ホラー風味):78スレ目764 ホラー系:桐,京 79スレ目 北米版で学ぼう!:79スレ目11 日常系:桐,京 俺妹北米版を読ませたら:79スレ目15,18,21/小ネタ集 :桐,京 台風とあたしとシスコン兄貴:79スレ目22 日常系:桐,京 ★高坂兄妹はこれだけ仲が良い!という七つの噂:79スレ目159/小ネタ 桐乃くん話を書いてみた:79スレ目190 ※性転換ネタ:桐,京,瀬,他 数年後の麻奈実さん:79スレ目342-344/小ネタ集 焼き芋:79スレ目155,356,366,369 ニヤニヤ系:桐,京 エッチな妹は・・・:79スレ目362 :桐,京 アルバム:79スレ目395 ※桐乃視点過去回想 せつない系:桐,京,麻,オリ ちょっと妹の様子を見てくる:79スレ目435 日常系:桐,京,佳,あ 修学旅行in京都:79スレ目630 ニヤニヤ系:桐,京,麻,浩,瀬,他 桐乃のパンツ:79スレ目715,718/小ネタ 清掃の日:79スレ目736-737 ニヤニヤ系:桐,京 お医者さんごっこ:79スレ目815-825/小ネタ集 プリン:79スレ目889 日常系:桐,京 80スレ目 ショッピングセンターに行こう:80スレ目150,152 日常系:桐,京 彼女が髪を黒く染めたら1-SIDE京介:80スレ目266 ※同一時間帯の3者視点での連作1:桐,京 彼女が髪を黒く染めたら2-SIDE桐乃:80スレ目266 ※同一時間帯の3者視点での連作2:桐,京 彼女が髪を黒く染めたら3-SIDE???:80スレ目266 ※同一時間帯の3者視点での連作3:桐,京,他 あやかドール:80スレ目272-274 ニヤニヤ系:桐,京 温泉旅行:80スレ目528 ニヤニヤ系:桐,京 撮影ちゅーはお静かに:80スレ目627 ニヤニヤ系:桐,京 丸裸を某面子が買いに行ったら:80スレ目657-658/小ネタ集 妹もののエロゲが大好きな兄,京介:80スレ目707-708,715,718-719,723-724,728,733/小ネタ集 俺の妹が…:80スレ目740 ※キャラコメ風SS:桐,京 京介のパソコン:80スレ目752 ニヤニヤ系:桐,京 突然だけど高坂桐乃って、顔マルいよね?:80スレ目935,948-949,952/小ネタ集
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489 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/11/09(火) 20 39 57 ID JDJ4/FA20 [1/4] 京介「おい、これ以上俺の腹の中にコレステロール入らねぇって!」 桐乃「うっさい! 黙れ! キモッ! さっさと卵食べなさいよ!」 京介「食べなさいよ!じゃねえ! せめて焼け! 生卵10個目とか、俺は減量中のボクサーかよ! はぁ……お前さ、別にいいじゃねぇかよ、料理ぐらいできなくてもよ。 明日やる調理実習ったって、一人でやるんじゃないんだろ? 班でやるんだから 卵割るのとか、フライパンとか、そういうのは他のヤツに任せればいいんじゃねーの?」 桐乃「じゃあ何? このあたしが地味子みたいにモクモクと野菜を洗ってればいいっていうの?」 京介「どういう例えだよ! 麻奈美だったら他のヤツの仕事無くなるぐらいテキパキこなすぞ?」 桐乃「……やっぱ練習する」 京介「練習するってな……あのさ、作るのオムライスなんだろ? 黄身割れても問題なくね? 殻は取ればいいんだし。練習するんなら、次に進もうぜ、次」 桐乃「絶対綺麗に割れるようになるまで練習する!!」 京介「この完璧主義者め……」 桐乃「地味子は黄身潰したりしないんでしょ?」 京介「つーか、あいつは片手で割れる」 桐乃「……あたしだって片手で割るくらいできるわよ!」 京介「なんで張り合うんだよ!? つーか、両手で綺麗に割れないのに、片手で卵割れるか! ホレ、俎板と包丁。ん~取り敢えず、肉とピーマンあったから、これ具材な これ(卵)は没収。俺が割って混ぜておくから。最後の2個なんだからよ。これ使わないとただのライスだぞ? ……お、上手く割れた……痛っ! 叩くな! お玉で叩くな! ってナニソレ? 冷凍マンボウ!? 死ぬ、それで叩かれたら死ぬって!! 桐乃さん、桐乃さま、マジ勘弁。これ偶然だから! 俺も上手く割れないから!!」 桐乃「ふ、ふん! よく考えたら、あんたや地味子なんて、卵割ってるのがお似合いよね。 料理ってやっぱり包丁使うのがメインって感じだし? あたしに相応しいのはこっちよね? みてなさいよ、メルルちゃんのモノマネで鍛えたあたしの包丁使いを!」 京介「危ねっ!? アニメキャラの戦闘ポーズが台所で使えるか!!」 桐乃「痛っ……ちょっと指切っちゃった」 京介「な、なんだと!? おい、桐乃、指みせろ!」 桐乃「え、な…きゃっ…」 京介「血出てるじゃねーかよ」 桐乃「ちょ、ちょっとだけじゃん。っていうか、何、あたしの手触っ……」 ちゅぱ… 桐乃「ひゃう!?!!」 京介「待ってろ、いま救急箱持ってくるからな」 桐乃「い、い、いま、いま、いま、アンタ、あた、あた、あたしの指、な、な、舐め、舐めぇ……」 京介「って、救急箱どこだよ? リビングにねぇの? おふくろの部屋か?」 ガチャ 490 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/11/09(火) 20 41 26 ID JDJ4/FA20 [2/4] 桐乃「ひゃふぉいにゅえfじょゃにゃ△ひゆぅゅ※sΣぴゅぁょぅ……!?!!!?!!? な、舐められたぁぁぁ……あたし兄貴に舐められたぁぁぁぁぁ!!!! お、落ち着いて、おちついて高坂桐乃、おちついて素数を数えるのよ…… 4、6、8、9、10、12、14、15、16……へぁぁ!? また血が出てきた!? 兄貴ちゅぱちゅぱで血液増量中!? まずい、まずい、シスコン兄貴が帰ってきてあたし血まみれだと、アイツ超心配する。 あたし抱っこして病院に駆け込んじゃう。 超恥ずい! ありえない、中学生にもなって高校生の兄貴に抱っことか、死ねる! 幸せ過ぎて死ねる!! そ、そうよ、だから止血しないといけないの。あくまで止血なんだから、勘違いとかすんじゃないわよ……キモッ いい、止血っていったら、ちゅっちゅっ以外に存在しないの! 兄貴がちゅっちゅして止血したんだから、この世界にそれ以外の止血方法があっちゃダメでしょJK。 はぁ…はぁ……兄貴がちゅっちゅしたあたしの指……舐めちゃうの? あたしも舐めちゃうの? うはぁ、キモ! ちょーキモ! なんかよく見たらあたしの指テカテカしてるし。兄貴のキモ唾液でテカテカワクワクしてるし!! 兄貴液分泌しすぎ! シスコン変態兄貴、汁だくとか、何その無駄な特技? 接待? 汁だく接待でもするつもり? はあ、ありえないし? そんなのやって誰が喜ぶっての? あたし以外喜ばないでしょーが!! 本っ当使えないし。 だいたい、救急箱とかリビングにあるし。そこの箪チェストの一番下に入ってるし。 あたしが陸上で怪我したときとか使ってたでしょうか! アンタ何見てきたの?あたしの生足みてなかったわけ!? お母さんの部屋にあるわけないじゃん。でもアイツはシスコンだからずっと探してる。あたしの為に探してる。超キモっ! と、とにかく、暫く戻ってこないから、あたしは自分でなんとかするしかない。つまり舐めるしかない。 兄貴と同じものを舐めるとか、気持ち悪くてゾクゾクしちゃうんだけど? 鳥肌立つんですけど! なんか鼻血も出てきたんですけど!! い、いくよ兄貴……兄貴がペロペロした妹の大事なところ、あ、あたしも舐めちゃうよ……2人で舐めちゃうよ? ……んちゅ…ん……ちゅっ…ちゅっ……んふぁ…ふ…にゅぱっ…… 舐めたぁぁぁ……兄貴汁が付いた妹フィンガー舐めちゃったぁぁぁぁぁぁぁぁ 苦っ…なにこれ超苦い! こんな苦くて飲みづらいものを、妹の口に吐き出すとか、マジ犯罪っ!! 喉の奥まで突っ込んできたし。兄貴フィンガーグリグリ掻き回してたし! 歯茎とか、舌の裏とか、兄貴汁であたしの口の中コーティングする気? 変態! シスコン変態兄貴、マジヤバい! ホントヤバい! 妹の口の中、兄貴の香りにして勝利宣言なわけ? 輝き叫んでるわけ? 終わってる、兄貴もう終わってるよ!? いくら妹が可愛いからって、弱った妹につけ込んでそういう行為していいわけ? はぁ……はぁ……な、何? もう一回? もう一回舐めるの? だ、だよね、そうだよね、なんかまた血出てきてるし? ああ、でももう一回舐めちゃったから、兄貴汁相当うすくなってる……そんな装備で大丈夫? ……スンスン……ああ、でも確かにこれ兄貴の匂い少し残ってる。絶対残ってる! パクっ…ちゅるるるるる……… んはぁあ、兄貴汁きたぁぁぁぁ……兄貴汁と妹汁混ざったぁぁ……ピンク色ぉぉぉぉぉ…… ふぁあ、なんかクラクラしてきた。兄貴汁ちゅっちゅしすぎでフラフラしてきた。 まずいまずい、妹失神したら、兄貴襲いたい放題じゃん。兄貴に看護されまくりっ! 看護? 看護するの? あたし兄貴に看護されるの? 膝枕くる? 兄貴枕っ! リアル兄貴枕っ!? いつもあたしが嗅いでる兄貴の枕じゃなくて、兄貴が枕っ!! あたしもう倒れる! 倒れちゃっておk! もうギブアップしてもいいよね! むしろギブアップせいっ!」 ガチャ 京介「桐乃、なんとか絆創膏みつけてきたぞ!……お、おい!!」 ぽむっ 桐乃(んぁ……タイミング良すぎぃ……だから大好き! あたしのお兄ちゃん世界一ィィィィ!! だから世界一の妹スマイル、あげちゃうんだから! 兄貴だけにあたしの最高の笑顔みせるんだから!!) にぱっ 京介「うぉおぃっ!? お前の口の中血だらけだぞ、桐乃!!!」 -------------
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971 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/07(木) 20 00 56.28 ID 4XbO6Lu90 新スレ 【俺妹】高坂桐乃 晩58ん いない兄貴の 椅子を蹴り ttp //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1310036401/ 972 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/07(木) 20 01 23.11 ID 9Rd9Z8TgP 971 乙 973 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/07(木) 20 01 53.88 ID RTTPtBby0 971 おつ 974 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/07(木) 20 03 44.53 ID Uzw/nz4bO 971 おつ!良いスレタイだね 975 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/07(木) 20 04 33.81 ID iv7Q4/6D0 971 乙! 976 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/07(木) 20 05 49.95 ID X1JupxJH0 ノ) 971乙 へ8" ̄ ̄8へ ( (/ィ人レ人) ) あやせのヤロー、次スレでは目にモノ見せてやんよ ()人 ゚Д゚人( ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 977 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/07(木) 20 05 52.23 ID ATQhJGTrP 971 乙 もうすぐ60スレか 一時100スレ目云々てSSがあったけどだんだん現実味を帯びてきた気がするw 978 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/07(木) 20 07 01.05 ID SWybLd1Q0 971乙!良心のある人でよかったw 979 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/07(木) 20 07 14.92 ID DSYmBcewO 971 乙 980 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/07(木) 20 09 07.12 ID 4XbO6Lu90 978 スレタイには良識はあるが高坂兄妹に対しては無いぜ! はやくぺろぺろし合ってギュッとするだけの簡単なお仕事をするんだ! なに、あやせ?任せろ! 976のカナカナを道連れにして食い止めてやるさ 981 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/07(木) 20 09 41.92 ID OBLV4g8Q0 971 乙! 立てられないのに、危うく踏むとこだった 982 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/07(木) 20 10 05.93 ID UlEvANdk0 971 おつ! 983 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/07(木) 20 11 15.96 ID bHqQzbcq0 971 乙 これは 874で切られた加奈子の左ツインテなんだからね/// 984 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/07(木) 20 14 01.12 ID X0HhxfYU0 976 かなかな、世の中には絶対強者というべき相手がだね ・・・いや、諦めないのは大事だよな、うん 985 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/07(木) 20 15 00.72 ID Ua+XYZ/w0 971 乙! 5・7・5形式の開拓だな 986 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/07(木) 20 15 44.84 ID DSYmBcewO かなかなが埋められる季節がやってきました 987 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/07(木) 20 16 47.20 ID SWybLd1Q0 やめたげてよぉ! 988 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/07(木) 20 25 51.50 ID X0HhxfYU0 1000ならかなかながあやせたんに勝つ――夢を見る 989 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/07(木) 20 28 21.43 ID iv7Q4/6D0 ノ) へ8" ̄ ̄8へ ( (/ィ人レ人) ) ~~~~~~~~~~~~~~~~~ 990 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/07(木) 20 29 04.29 ID iv7Q4/6D0 ノ) へ8" ̄ ̄8へ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 991 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/07(木) 20 30 08.69 ID iv7Q4/6D0 ノ) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 992 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/07(木) 20 30 18.43 ID SWybLd1Q0 ノ) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 993 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/07(木) 20 30 20.40 ID i6ZA8qQv0 ノ) . . . . . ,.. ´ ` .、 /. ,>ク ゛ .、 /. . . . . . . . . . 二>´ / ∧ } ヘ. ,. . ./¨´ / ./ ゙ /. . . /. / / / ∨ . . / . / __,ノ / / ハ . / . /  ̄´ / /¨¨`ー‐- ∨. } ,イ ./{ / ,z===x、 /´ z==z、 ` l i l/ .} ./ 〃 ハ{_ ´ ,ィ、 ヽ. l l .l | l .{. {{ {.ソ ヒリ l}、_ } リ ハ. .| ヽ _ ノ / j イ ゙{i | i ` ̄ ̄´ / .ハ | | ゛ / |゙ヽ;. / l { / l lノ.}/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 994 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/07(木) 20 31 13.05 ID RTTPtBby0 やめれww 995 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/07(木) 20 31 28.79 ID SWybLd1Q0 993 うわあああああああああああああ 996 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/07(木) 20 31 43.08 ID iv7Q4/6D0 993 www 誰かやってくれないかと期待してたら 本当にきたw 997 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/07(木) 20 36 12.42 ID DSYmBcewO 1000ならきりりんの願い事が叶う 998 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/07(木) 20 36 24.45 ID Uzw/nz4bO 1000なら簡単なお仕事in上海がくる 999 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/07(木) 20 36 37.18 ID SWybLd1Q0 ノ) へ8" ̄ ̄8へ ( (/ィ人レ人) ) 1000なら次回からあやせが埋まれヨ ()人 ゚Д゚人( ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 1000 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/07(木) 20 36 52.23 ID Y4nqwzV10 1000ならあやせが埋められる