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「出来るよリュージ君!」 【所属】 全竜交渉部隊 【名前】 美影 【読み方】 みかげ 【出身】 3rd-G 【FATHE】 【登場巻】 第3巻・上より全ての巻 【人物】 対武神戦力を担当する少女。 ゼウスとレアの間に生まれたが、後の調査で子供が作れない体であることが判明し、 子供を作れるようにとクロノスが開発した人に進化する自動人形に意識を移植された。 そこからしばらくはUCATに寝かされ続けていたままだったが本編開始十年前に 飛場家に連れてこられる。 全竜交渉部隊に合流する前は飛場・竜司と共に3rd-G残党と戦いを繰り返しており、 ある程度進化はしていたものの声は出せず歩けないという未熟なもので、その状態のまま進化が止まっていた。 3rd-Gとの全竜交渉を経た後、再び進化し始め、長田・竜美に賢石を破壊されるも人間への進化を完了させる。 自動人形だったころは金の長髪だったが、人間への進化を完了させると金髪は一房のみを残し、黒髪へと変わった。 性格は極めて純粋。思ったことなどをためらわず口にしてしまうため、飛場はたびたび窮地に立たされている。 飛場と一緒にお風呂に入るのが好き。人への進化の状況を確認するために飛場とよく風呂に入っていたが、 進化を完了した後も習慣として残っている。 2nd-Gの概念竜・八叉を封印するため荒王の制御機構に組み込まれていたことがある。 所有武神である荒帝は神砕雷と共に彼女の持つ概念空間にしまわれており、 飛場と声を合わせて名を呼ぶことで一瞬で姿を現す。 美影と言う名は母であるレアが住んでいた小屋に差し込んだ日を見て、綺麗だと思い そこから名付けられた。
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登録日:2010/01/14 (木) 23 20 20 更新日:2023/06/16 Fri 21 30 06NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 3rd-G ややエロ エロガキ ストーカー パシリ パシリャー 全竜交渉部隊 変態 変態前の出雲 山猿の孫 川上稔作品登場人物リンク 愛すべきバカ 犬畜生 竜司氏ね 終わりのクロニクル 美影さんとお風呂 美影の旦那 この項目はややエロい飛場・竜司の項目だ!私は彼がややエロいと知っている。だが安心したまえ、私も男だ!ゆえに心おきなく説明し――、おい飛場少年!何を逃げ出すのかね!」 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- 終わりのクロニクルのメインキャラ 尊秋多学院一年生で、後に会計補佐に就任される。 飛場・竜徹の孫で、遺伝から目が赤い。また、本人は否定してるが、性格が段々竜徹に似て来ているとか。 外見の特徴としては頭にバンダナを巻いている。 佐山ら全竜交渉部隊とは、3rd―G残党のテュポーンとの戦闘時に出会う。 初登場は三巻に見えて、実は初期から登場している。 ダン・原川と同じ部活仲間で然り気無く彼の竜司の存在を仄めかしている。 因みに、「女のためにサイドカーを手にいれたいっていうエロガキ」と言っており、実際その後本当にサイドカーを入手している。 基本は美影の武神・荒帝を駆使して戦うが、竜徹の戦闘訓練から生身でも十分に戦える戦闘能力を持つ。 その実力は実戦が無いとは言え佐山や出雲とほぼ互角で渡り合い、概念を使用したとは言えハジを倒す程。 終盤ではかつて義理の姉「美樹」と紹介され、現在は「軍」の一員として活動する長田・竜美(テュボーンの操作者)と決着をつけることになる(*1)。 公式では「ややエロい少年」となっているが、実際は終わクロ屈指の変態で、明らかに「やや」の域を越えている。 そうは見えないと思う君よ、佐山を比較対象にするのは止めたまえ。奴は別次元だ。 曰く、孵化する前の出雲にそっくりで「変態前の出雲」と呼ばれている。 発想全てが変態思考で、エロの優先順位が異常。 瀕死の重症でも新庄が男という事にツッコむ為に復活したり、敵を倒す事よりも乳を揉む事に命を賭けたり、ハジ戦の前に秋葉原でエログッズを買うetc…… UCATに関わった中で最も全竜交渉部隊に順応したキャラでもある。 登場当初は「僕は変態になったかも」と、今さらな事を言ってたが、すぐに慣れて最終的には 「UCATに入って良かったなあ。刺激一杯だ…」と泣きながら喜んでいた。 美影の事を溺愛…というか完全なストーカーで、美影が何処にいるのかを探すのが快感なんだとか… 佐山本人から 「君は私と似ている。一歩間違えればストーカーな所が特に」 と言われたりもした。というか自覚あるのかよ。 しかし、色々と純粋な美影の行動のせいで窮地に陥る事もしばしば。 何回か殺されかけた事も。 UCAT製のパンチング系占いマシーン「本性マル打診」で「御主人に煩がれても喜ぶ犬畜生タイプ」と判明した。 そして、異常なまでに扱いが酷く、最初期はパシリ・パシリャーだったが、段々無視される事が普通になり、最終的には全世界から無視されるまでに。 新庄に至っては存在すら否定され、飛場が近付いても 「ストーカーの幻聴だ」 とスルーされて裏拳を叩き込まれた。 でも、決める時はしっかり決める子。 特に、ラストのハジ戦と熱田戦の格好よさは異常。 実は終わクロのキャラの中で、精神面が一番成長していたりする。 名言 「女性の皆さんの装甲服ですが…… 下から見てるとスカート覗いているみたいで。……そんなことが気になる僕、変態かなぁ」 「美影さーん。出てこないと部屋を漁りますよー」 「違いますよ白ですよ!何となくしっかり見ましたから!」 「し、失礼な! 僕は馬鹿でも男としては正常でいたいですよ!」 「いやあ、だって美影さん、風呂で身体を洗うときに爪が当たると痛いって言いますから」 「美影さんとお風呂美影さんと御風呂美影さんと御風呂美影さんと御風尻呂美影さんと御風呂美影さん胸と御風呂美影さんと触れと御風呂美影さ、――いかん精神集中ダダ漏れですよ!?」 「あっ、日本人ナメてるな米国人!いつも全開キャーなアンタらと違い、僕らは一瞬の全てを脳裏に焼き付けるスキルを民族的に有している!相手が短いスカートで前に座ったとき、シャツで前屈みになったとき、そして思わず触れたときにそのスキルはシャキーンと発動するんですよ!いいですか!シャキーンですよシャキーン!!!風呂なんか入ったら集中力乱れ撃ちで能力覚醒しますよ万歳無限平野!!あと、今僕自白概念で素直になってますか?」 「御免なさい御免なさい実は以前から美影さんに似ているなあと思ってネットで集めていた外人モデルの御免なさいあと先日非常階段で皆でメシ食ってるときにも御免なさい風でめくれた風見先輩のスカートが気になり御免なさい御免なさい一昨日は恐ろしいことに新庄先輩男ver.の装甲服の脇から下着が見えていて緑だと解っていたんですが注意しませんで――」 「――いいですか!?精神集中とは精神羞chuと死語混じりで言われるように――」 「御免なさい御免なさい七日前に風呂場で美影さんの尻を触ったのは――」 「だ、駄目だってのはどういういいですかシャキー御免なさい」 「ああっ、駄目です出雲先輩っ!錯乱しちゃ駄目ぇっ!」 「ときめくな僕の心。ときめくな僕の心…」 「語尾erな貴方に言われたくないですよ!いいですか?聞いて下さいよ奥さん!」 「――いつも見ている裸も、覗くと新鮮じゃないですか」 「うわ出雲先輩!僕は!僕は!もう狂ってしまって貴方に告白してもいい!!」 「―――金髪巨乳は世界の和として素晴らしいものですが!黒髪巨乳は日本の雅として誠に喜ばしいものであると僕は存じますし、僕にとっては常に最新の美影さんがよろしいかと!!」 6下のハジ戦のやり取り 飛「どうして……!」 飛「どうして英雄を諦めたんですか!」 ハ「護れなかったからだよ!」 飛「僕だってそうです!」 ハ「だが君には、生きて帰りを待つ人がいるじゃないか。――二人もね」 飛「そんな…」 飛「そんなの、哀しいですよ……!」 ハ「口で言える感情に真実味は無いよ、飛場君。私はね?護るものがもう無いんだ」 飛「だったら……」 飛「貴方は何故、妹さんの力を己の一部としているんですか!!」ハ「――――」 飛「かつて、僕はしたことがあります。ろくに意識もない彼女を連れて、車椅子で外に連れ出し、――この世界を見せた」 飛「貴方も見せたでしょう!その片目に、この世界を!そして、新しい世界を絶対に見せると約束したはずだ!そのとき、そのときこそ――」 飛「誰一人知られずとも、英雄になろうと思って!!」 飛「勝ちます。僕は、――待つ人のところへ行くために」 だから、 飛「貴方は負けて下さい。――待っていた人と、向き合うために」 ハ「待つ人は二人か。――最近の若者は豪勢だな」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
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「こ、この加害者は最悪ですよ!!」 【所属】 全竜交渉部隊 【名前】 飛場・竜司 【読み方】 ひば・りゅうじ 【出身】 Low-G 【FATHE】 お人よし 【登場巻】 第3巻・上~ 【人物】 頭にバンダナを巻いた痩躯の少年。 武神・荒帝を有し、対武神戦力を担う。 初登場は第三巻。行方不明になった義姉・長田・竜美に関する情報を求めて3rd-G残党と戦闘を繰り返し、テュポーンと激しい戦闘を行っている最中、3rd-Gとの全竜交渉を開始しようとする全竜交渉部隊と合流する。 その後、風見・千里の「説得」により尊秋多学院生徒会会計補佐に就任した。 テュポーンとの決着をつけた後はそのまま全竜交渉部隊に在籍。 しかし所属するメンバーからの扱いはひどく、パシリもしくはパシリャーと化し、さらには抗議を行っても無視されることが常套となり、最終的にはTop-Gを含めた全世界から無視されることになった。 祖父である飛場・竜徹からの遺伝で片目が赤く、彼から格闘戦・武器戦に特化した戦闘訓練を受けているため生身であっても卓越した戦闘力を持つ。 だが美影と共にほぼ単身で戦い続けてきたため、彼女への負担を恐れて戦闘を短期決戦で行おうとする姿勢が染み付いていた。 Top-Gとの全竜交渉では、7th-Gの四竜兄弟の概念核を用いて、B-Spと停滞の概念を有する義眼により戦闘力において圧倒的に勝るハジに勝利した。 ダン・原川と同じ部活に所属しており、自身も単車を所有して運転できる。 出雲・覚に次ぐエロで発想がほぼ同じ。 また美影の事を溺愛しストーカー的な行動を取っているが純粋無垢な彼女の言動に窮地に陥ることもしばしば。
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登録日:2010/01/09(土) 10 38 26 更新日:2022/08/10 Wed 13 38 26NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 3rd-G お菓子 とっぱら キャラメルBOX 佐本二厘 全竜交渉部隊 圭治の嫁 圭治氏ね 天然 妖怪 巨乳 影女 竜司の嫁 竜司氏ね 終わりのクロニクル 自動人形 荒帝 1. キャラメルBOX いちご味製のアダルトゲーム『とっぱら~ざしきわらしのはなし~』のメインヒロイン 声:佐本二厘 身長:163cm 3サイズ:B85/W58/H85 ある日主人公・圭治の前に突然現れた妖怪。 その招待は一人暮らしの家に取り憑く妖怪「影女」で押し掛け女房の様な存在。 圭治本人だけでなく家自体にも憑いているので圭治と一緒でないと家から出られない。 始めは妖怪嫌いだった事から追い出されそうになったが、なんやかんやで居座る。 家事全般が得意でそのおかげで居る。 当然下の世話も… 好きな事はテレビを見ながらおやつを食べる事。 疫病神の幸子におやつを取られた時はマジギレしていた。 そんなに尽くしてくれる素晴らしい美影さんだが、序盤での圭治本人は気に入らず、追い出そうとしている。 そんな圭治に殺意が抱いたのは俺だけじゃないはず。 バームクーヘン… 余談だが、某大型掲示板で行われた「現実世界にいてほしい妖怪は?」というランキングで堂々の一位に輝いた。 2. 終わりのクロニクルの登場キャラクター 初出は三巻 飛場・竜司と共に居る自動人形で、3rd-G残党と戦いを繰り返していた。 武神・荒帝を召喚(合一)して戦う。 寝る時は布団やベッドではなく、その隙間やカーテンにくるまって眠るという野生的な一面を持つ。 その正体は3rd-Gのゼウスとノアの間に生まれた子供だが、子供が作れない体だった為に子供が作れる様に人に進化する自動人形へと意識を移植された存在。 登場当初は歩けず、母音しか喋れないと未熟な存在で進化も止まっていた。 だが、3rd-Gの全竜交渉後は再び進化し始め、終盤で長田・竜美(竜司の元義姉「美樹」でもある)に賢石を破壊されるも、7で完全な人間へと進化した。 髪色は金髪だが、7で進化を終えた時一筋のみ金の色を残し黒髪へと変化している。 人間としてはまだまだ不完全なため良くも悪くも純粋な性格をしている。 そのため、偶に場の空気を読まない発言をする。 特に竜司関係で起き、突然おっぱいを触らせてくれたりお風呂に入ろうと発言する。 何とも羨まs・・・けしからん。 そのせいで周りの嫉妬を買って竜司が殺されかけた事が何度もある。 変態の竜司にとってその純粋さが苦手らしく、ある意味竜司の天敵でもある。 また、長田竜美(B86)よりは大きいらしい。 荒帝 概念空間に収納されている黒い武神。 主に竜司の掛け声で姿を現す。 3rd-G概念核兵器・神砕雷を装備している。 美影の進化に伴い武装が追加され、竜司がいなくてもある程度は操縦出来る様になった。初期の頃は戦闘のダメージを美影が担当していた。 「追記、修正したら一緒にお風呂に入ろう、竜司君♪」 「えぇ~突然ですが射撃訓練を行います 的は竜…あそこにいる変態で」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
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CV:桜坂かい 『Vermilion -Bind of blood-』の登場人物。真ヒロイン。 トシローの元恋人であり、思い出の中に存在する少女。縛血者(ブラインド)であり、故人。 元々は武士だった杜志郎の婚約者で、そこそこ名の在る家の娘だったが、重なる運命の悪戯により人間から縛血者となってしまった。 トシローに洗礼(バプテスマ)を施し、縛血者へと変えたのも彼女である。 今でも彼の心を縛る影であり、同時に新たな一歩を踏み出すための鍵ともいえる人物。 「美影は、口惜しゅう御座います……」 「これほど近くに、これほど確かに、杜志郎様を感じられるようになったと言うのに……」 「もはや、貴方と共に生きることが許されぬとは……」 杜志郎様……わたくしの肌は、もはや石のように冷とう御座います。 この身を繋ぐ糧は、もはや人の生き血の他になく……貴方様の御子をなすことも叶いませぬ。 されど……杜志郎様を愛しいと想う、この心だけは……あの頃と何も変わってはおりませぬ。 沈丁花の咲く庭を漫ろ歩いた、あの頃と…… 内面・人物像 + ... 杜志郎様……この世で唯一人の愛しい御方…… 貴方と一緒なら、たとえ何処へ行こうとも…… どのような暮らしを送ろうとも……美影は、幸せで御座います─── トシロー・カシマにとって決して喪いたくなかった最愛の女性にして、“永遠の愛”という理想(ユメ)の象徴。 杜志郎とは何時頃出会い、許嫁となったかは不明だが、 シェリル√やアンヌ√での断片的な回想からは、トシロー、美影共に互いを深く信頼していることが伺え、それなりの年月を経た交流があったのではないかとも考えられる。 美影という個人の内面については、生まれた時代状況や嫁ぐ先が武家ということもあり、 基本的に穏やかな気質であったらしく、トシローも「慈しみ」「優しさ」といった印象を彼女との思い出から感じている。 しかし、彼女と関わり合う存在の女性陣に対する言動へのトシローの反応や、 人間であった頃、婚礼の日取りが決まった際の二人のやり取りからは、 恋する少女らしい感情表現(他の女性を引き寄せていたり揶揄ってくるトシローへの可愛らしい怒りやその女性達への嫉妬、色事への羞恥など…)を見せていたようである。 ほか特典付属の短編では―― 内藤隼人『鹿島さんよ、そこのおっかない(・・・・・)女人に言い聞かせてくんな。酔狂はもう終わったとよ』 縛血者になったトシローに危害を加えようとする人物に対して、眦を吊り上げ敵意を顕に刃を向けたり、 戦場近くで〈魅了の目〉を使いトシローの目的の手助けをするなど、 嫋やかさだけではない秘めた意思の強さを感じさせる場面がある。 それでもトシローの回想では、慈愛やそれに類する表現が彼女を形容する言葉として多用され、 彼とヒロインの交流の中でも、そんな彼女の姿は鹿島杜志郎の一つの愛の理想として映し出されている面が強い。 だが、物語の最終盤で美影の魂が語ったのは…… 自分もまた、大切な男性(ひと)に相応しい淑女と成る為に足らぬ、至らぬ部分を他の女性の姿に求め、 必死に猫を被ろうと足掻いた、ありふれた一人の女に過ぎないという告白であった――― 本編に至るまで―杜志郎との別れ― + ... 「杜志郎様、わたくしは幸せで御座います。 たとえどのような暮らし向きであろうと、貴方と一緒であるならば……」 「けれど……」 「俺もだ、美影……これでよかったのだ、これで……」 周囲からも認められ、万全に見えた二人の将来は、しかし杜志郎の生きてきた規範(しばり)ゆえに、光を閉ざされた。 トシローが彼女を喪うことを拒み脱藩した後は、彼と共に追っ手を避けるべく陰に潜んでの生活に入ることとなる。 そして彼が異国の地を踏むことを決意し、長崎からの船に乗ったことが、彼女らの運命を更なる闇に進ませることになった。 冷たい眼差しの人形に咬まれ、そして人ならぬ何者かに血を吸われたことで、美影は縛血者へと変貌した。 ――血を生み出せぬ冷たく時の止まった肉体と、他者から生き血を奪わねば生きられぬ宿命。 その人とは異なる在り方を美影は厭い、同じ時を生きたいとして同じ存在になることを望んだトシローの願いを拒んでいたが―― 彼の決意は揺らがず、10年後、ついに押し切られる形で彼女は想い人に洗礼を施し、二人は縛血者として歩み続ける道を選んだ。 “どんなに肉体が変じようと、自分達は人間である” “自分達が歩いてきた道は、過ちなどではなかった” トシローが繰り返し語るその言葉を、美影がどのような心境で受け止めていたかは判らない…… ただ、目まぐるしく変動する世界の中で、己の魂が蝕まれながらも、静かに彼女は不器用な男に寄り添い続けた。 だが、混乱する戦後日本の縛血者社会の状況は、トシローを修羅に変え…… そこに潜み獲物を探し続けた最悪の狩人によって、 精神が限界に追い詰められていた二人は、死によって引き裂かれる「運命」に至った。 生き残ったトシローは、人として保とうとしていた精神のバランスを砕かれ、 彼女を無残に殺した原因を求め、殲滅の魔人と化したが、ある縛血者との出逢いと美影との思い出が彼を「現実」に引き戻す。 “命の消える間際に家族を求めるこの女も、変わらぬ愛情で傍にいてくれた美影も――この俺も、ただの人間に過ぎなかった”と。 そして、男は積極的な生きる理由を持てぬまま、縛血者としても人間としても半端な心のままに、 かつての自分のように、幻想の怪物になろうとする者らを否定する…… 自分が何よりも現実に向き合えぬという真実から目を逸らし、 美影が傍にいて、武士として道を違わなかった―――そんな在り得ない(・・・・・)過去(もしも)に心を縛りつけながら。 杜志郎様にも、わたくしを介して伝わっておいでではないでしょうか…… そんな中、後悔の生んだ幻か、それとも真の彼女なのか…… 美影は彼の夢に現れ、血族の運命について、何かを伝えようとするのだが─── 本編においての影響 本編共通部において、ケイトリン、そしてアンヌとの出会いに始まるトシローの周囲での変化は、 彼が心の奥に封じていた過去への未練を次第に強く自覚・表層化させていく。 その結果生じたトシローへの影響は、極めて危ういものであって、 美影を夜から守れなかった後悔は、縛血者として変質してゆくアンヌをその前に殺害しようとする凶行に奔らせかけ、 本来自分の命運に関わるはずのニナの命令を無視し、ゴドフリを振り切ってまでアンヌの暴走を止めようとするなどの行為にも出ている。 また、ニナとの関係が深まった場合の物語では、 美影の代償として失った忠誠という道もまた、自分が捨てきれていなかった未練だと気づかされ、独り葛藤を抱え込んでいる。 「ヒロインの些細な一言や仕草にも微かな記憶が反応したり……周囲の女性とも個別に関係を築いているものの、トシロー本人の意識以上に「美影」という人物は現在の彼の心の動きに深く、重く影響を与えていると思われる シェリル√ 三本指(トライフィンガー)とバイロン…二人にとっての忌まわしい過去(きず)が迫る中、 トシローが美影と過ごした日々とその別れ、三本指の誕生、そしてシェリルとの出会いが語られる。 トシローは、勇気を以て踏み出したシェリルの行動に、かつて美影を喪失した苦しみを思い出し、 その想い自体を尊重しつつも、敢えてそれを受け入れることなく、寿命の尽きるまで闘おうとする。 だが、彼に修羅としての在り方を望む男の策謀が、かつて美影を喪った果ての暴走する狂気(あい)を再度目覚めさせてしまう。 アンヌ√ 不条理な運命を迎えさせてしまった少女、そしてそれゆえに守らねばならぬ(繰り返さぬ)と誓った少女。 アンヌの無垢で、そして危うさを秘めた恋心…… そしてそこに感じる美影の優しき面影と、彼女を夜から帰すという「使命感」にトシローは揺さぶられる。 過去の後悔から来る使命感を優先するトシローと、己を顧みずに呪いに苦しむ彼を守ろうとするアンヌ。 二人の思いはすれ違い、傷つけ合う。そんな彼らはやがて定められた夜と朝の境界に分かたれるが…… かつて、トシローが美影と紡げなかった朝の先の日々、その想いは成長した少女の歩む日常へと託され─── ニナ√ 自分の裡に燻っていた“忠誠の道”に対する未練と、その理想にニナを都合よく「利用してきた」自分自身。 死を目前にしてそれを思い知らされたトシローは、しかし少しずつ心を解く気高い少女に救われてゆく。 だが鎖輪の内部闘争が、三本指の影が、彼ら二人の仮初だった主従の関係を引き裂いてゆく。 若き公子にいつしか自分が抱いていた希望(ゆめ)―― それを確かな現実(ほこり)にしたいと決意するトシローはニナに、美影のような“愛情(あい)”ではなく、我欲に塗れた“忠誠(あい)”を捧げる。 アリヤ√ かつて美影の命を奪った白い杭は、今また、燃え盛る鎖輪の中アンヌという少女の未来を奪った。 ――“復讐”だ。残り少ない命の自分の死に場所は、そこにしかない。―― たった一人の狩人を前に崩壊する鎖輪。 トシローは混乱の嵐吹き荒れる霧の街を、怒りの刃を携えて突き進む。 だが、彼にとって憎むべき運命はまたもトシローを翻弄し、彼に無力と絶望の味を噛みしめさせる。 そんな中男を救ったのは、真実を知って苦悩する狩人の少女だった。 決意を携えた彼女と共に駆け抜ける道、それはやがてトシローの知らぬ過去の真実への道を指し示す。 そして血族の滅びが近づく中───現れたスカーレットを前に……失われたはずの過去が繋がり始める。 指先が、優しく頬に触れる。その繊細な仕草からは慈愛のようで、 表情が凍り付いたままでなくば愛情の賜物と錯覚してしまいそうだ。 ……目が、離せない。この命なき少女を前に、俺の魂が泣いている。 「俺を……おまえは、迎えに来たのか?」 「───は、い」 問いかけに、少女の中で何かが変わる。―――俺の愛しく、狂おしい過去と重なってゆく。 《こうして、触れ合う、ために》 《あなた様を、わたくし、から……解き放つ、ために》 《一度だけ、一度だけ、この常世にて、昔語りをお聞かせしたいがために》 無表情のまま、口だけが切れ切れに動き言葉を連ねる。 懐かしい口調。俺の胸をつくたおやかな言の葉。 片時も忘れられずにいた、あの日の影が微笑んでいる。 トシロー・カシマが誰より愛した、在りし日の残影が。 《今宵、馳せ参じました次第です……“杜志郎様”》 グランド√ 朱銀幻燈(Vermilion)・人魂帰譚(-Bind of blood-) + ... 「私は、杜志郎様の傍に、在りとうございます…… ───あの日、あの花の咲く庭で誓ったように」 《伯爵》の従えるスカーレット。その裡に在ったのは、トシローにとっての最愛の人・美影の魂であった。 そして彼女に向き合って自覚してしまった事実、 美影と共に死ねなかった自分は、どれだけ新たな理想(ユメ)に傾こうと、理想(みかげ)を棄てられないと。 己が満たされる終焉(ばつ)は、もはや取り返せない美影(かこ)しか、与えることは出来ないのだと……。 彼女と再び相まみえることだけを望み、トシローはスカーレットの居る場所、《伯爵》の元を目指す。 その間、自分の影によって突き付けられた歪みを抱え、 人にも魔にも成れないはぐれ者の縛血者は、自分自身の愚かさを映す鏡、幻想の怪物・《伯爵》との死闘に突入する。 やがて明かされる《伯爵》と自分達二人との間の知られざる因縁…… ――美影はこの男に光を奪われただけでなく、魂までもこの怪物の野望のために略奪され続けていた。 その事実に、今まで見せたことのない憎悪と憤怒の叫びを上げトシローは、刃を振るう。 しかし奮戦むなしく、覚醒した《伯爵》により、トシローは消滅していく。 沈んでゆく意識、沈丁花の香りが導く過去にトシローは、ただ己の愚かさしかなかったと嘆くも、 親友と、そして美影の言葉が、古傷を抱えて生きることをトシローに決意させる。 そして繰り広げられる幻想の怪物とただ現実を歩み続ける人のぶつかり合い。 その果てに、消えゆく魂として漂うトシローを優しい微笑みと共に迎えた存在は、在りし日のままの彼女(・・)だった。 とても穏やかで、清しい御顔で御座います───杜志郎様。 そうか……そんな顔をしているのか……今の俺は。 はい、とても。 二人は行き場なく“やり直したい”という思いを抱えて消える母を想い─── 穏やかに生の足跡を見つめられる……その澄んだ心と、同時に終わることへの未練も抱え。 ようやく判った答えを、孤独な母へと伝え、幻想の夜を終わらせるために。 往こう───美影。 はい───杜志郎様。 陰陽二つの魂は混じりあい、一つの命へと昇華する。 言葉を紡ぐ唇も、互いを見つめる瞳も、生きてきた記憶や意識さえも、全てが紅蓮の嵐花に溶け…… そして……最後の薔薇は散った。 美しい夜の夢や幻想を、此処ではない天の彼方へと還しながら…… そうして、迷い子たちが天の先に見上げたものは――― 余談 美影の最終収録時に、声優が「トシローは私のもの……」とニヤリと笑ったという。 ヤンデレ祭りなVermilionだったが中の人までヤンデレだった。 グランドルート見ると納得の勝利宣言 -- 名無しさん (2016-11-15 17 46 58) 美影さんかわかわ・・・ -- 名無しさん (2016-11-18 16 02 11) 過去の女には勝てなかった。それがVermilionというゲーム。まあ主人公がトシローの時点でって感じだが -- 名無しさん (2016-11-19 08 36 19) 作品テーマが理想どおりにいられず傷だらけの過去と向き合ってそれでもなおそれらにも意味があったのだって吹っ切る部分にあるからな -- 名無しさん (2016-11-19 08 38 19) 美影さんの回想の多さイコールトシローさんの駄目人間っぷりのパロメーター -- 名無しさん (2016-12-30 00 45 57) 美しい「影」=触れることもできず離れられもしないものだから過去の女最強なのは仕方なしね -- 名無しさん (2017-03-18 19 13 36) 伯爵が最期に美影(むしろスカーレット?)のことを「エウリュディケ(悲劇の愛)」って呼んでてビビった -- 名無しさん (2018-01-27 17 36 45) 立ってください、トシロー様。まだ一撃もらっただけでございましょう? -- 名無しさん (2018-03-04 05 47 57) ↑美影さんが仮にソレ言ったら誰おま言われる事間違いないな -- 名無しさん (2018-03-04 07 36 37) シルヴァリオのアマツ達のモデルなのかな?こっち系統のはプレイしていないのでよくわからんが -- 名無しさん (2018-03-31 19 41 22) ↑この人の愛情そのものは重くはあっても真っ当な部類だし、アマツのモデルとは言いがたい。恐らくナギサちゃんやアオイを除くアマツ連中のようなネジの吹っ飛んだ事はやらかさんだろうし -- 名無しさん (2018-03-31 20 24 35) Vermilionでアマツの原型と呼ぶなら、やはりアリヤだろう -- 名無しさん (2018-03-31 22 23 16) シルヴァリオだとマイナ姉ちゃんの立ち位置なアヤ(ピンク要素抜き)みたいな感じかな、美影さん -- 名無しさん (2018-04-20 01 16 36) ↑トシローの手前、表に出す事が無かっただけで実は中身ピンクという可能性は……無いか -- 名無しさん (2019-04-28 14 29 06) 土方…?新撰組?双血の -- 名無しさん (2019-05-15 20 36 13) 美影さん『もう少しふっくらした肉付きが欲しかった』とか仰ってましたけど、最後の美影さん大勝利の一枚絵では割とそんなことなかったですやん…! -- 名無しさん (2020-03-11 22 59 53) ↑9 そんな事言われたら『美影そんな事言わない』とかブツブツ言いながらトシローさん寿命燃やして頑張っちゃうよ…… -- 名無しさん (2020-05-11 23 29 04) トシローさんと美影さんのエロシーンがない不具合・・・ -- 名無しさん (2024-02-25 19 04 37) 名前 コメント
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美影 ■通称 あび あびのん あびさん あび様 バグ利用者 ■呼称 スーパーあびのん ■名言 ブ・チ・コ・ロ・シ・か・く・て・い・ね・☆ オ・シ・オ・キ・か・く・て・い・ね・♪ ちょーっと、頭のネジが緩んでるみたいだね。締め直して欲しい? 関係ねえよ!! カァンケイねェェんだよォォォ!! テメェら無能力者なんざ、指一本動かさなくても100回ブチ殺せんだよォぉぉぉぉぉッ!! 途中でぶっ殺しまくったせいで誰の事だか分かんないわ ■キャラ クロエ Lv 255 ランジエ Lv 250 クロエ Lv 160 ■コメント なにがいいたいかって? 麦のん可愛いなってことだよ 0歳~12歳が守備範囲のハイパーロリコン ■参考資料 http //blog-imgs-45.fc2.com/a/b/i/abiamyu/14276910_240mw.jpg
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《佐々木 美影/Miei Sasaki》 アイコン ゲスト 種族 人間 年齢 18 性別 女 身長 163cm 好き ソフトボール、甘い物、横山 嫌い 卑怯な事 瀬那と同じ高校に通っているソフトボール部元部長 私服は決まっておらず、いつも学校の制服かユニフォームで生活している。 割と高めのテンションで、ノリがよく誰に対しても愛想良く接している。特に、仲のいい人物になると言葉をあまり選ばずに少し棘のある発言で話す。 横山に恋心を抱いているが、本人の思いは伝わっていない 普通に生活をしている女子高生の為、常識も一般的な理論に当てはまっている為 目の前で喧嘩などが起きると立ちすくんでしまうなど、か弱い一面もまたある。 元々はソフトボールや野球に興味はなかったが、キャッチボールを初めてやった時からその魅力に吸い込まれ、最初は男子と混じって草野球をしていたが、中学からはソフトボールを続けた。 制服越しでも分かるが、デカイ 体操着やユニフォーム、私服になるとさらにデカイ 出身はケイオスで、瀬那とは高校時代に知り合った。 関連ページ 瀬那 横山 関連画像 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (bie.jpg) 美影蝶 まとめでしかもハム速からですまんが 弟がもう手遅れかもしれない というスレッドから。シスコンのオリ厨。未だに俺のフレンド欄にいるけどあっちから削除されてる上にたぶんもうCSOやってない。今なにしんてだろうなー・・・
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【作品名】年上エイドの新婚日記 【ジャンル】美少女文庫のエロライトノベル 【名前】小椋美影 【属性】年上メイド 【年齢】29歳と1カ月と21日 【長所】おそらく美少女文庫のピンヒロイン物では人外を除けば最年長、初登場時でも28歳 【短所】絶対美『少女』ではない 【備考】12月24日生まれで、最終章の2月14日で29歳だと書かれる よって29歳と1カ月と21日 vol.4
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美影凛をお気に入りに追加 美影凛とは 美影凛の41%は勇気で出来ています。美影凛の26%は運で出来ています。美影凛の19%は乙女心で出来ています。美影凛の7%は血で出来ています。美影凛の4%は下心で出来ています。美影凛の3%は睡眠薬で出来ています。 美影凛の報道 gnewプラグインエラー「美影凛」は見つからないか、接続エラーです。 美影凛のウィキペディア 美影凛 美影凛の掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る 美影凛のリンク #blogsearch2 ページ先頭へ 美影凛 宝塚歌劇団 このページについて このページは美影凛のインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される美影凛に関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。