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第一回放送までの死者 時間 名前 殺害者 死亡作品 死因 凶器 深夜 天道総司 澤田亜希 001 Fiat Lux 灰化(カイザに変身した後ベルトを剥がれる) カイザドライバー 深夜 芝浦淳 東條悟 010 犀虎の十分間 斬殺(首を撥ねられる) デストバイザー 深夜 水城史朗 ン・ダグバ・ゼバ 015 蠢く甲蟲 焼殺(全身を燃やし尽くされる) 超自然発火能力 深夜 立花藤兵衛 風のエル 019 想いを鉄の意志に変えて 骨折(首の骨を折られる) なし 深夜 一条薫 北崎 021 戦士(後編) 射殺(ギガランチャーの弾から侑斗を庇う) ギガランチャー 黎明 剣崎一真 五代雄介 027 笑顔と君と(後編) 撲殺(必殺技の直撃) マイティキック 黎明 一文字隼人(初代) 東條悟 028 それぞれの場合/NEXT STAGE 刺殺(胸を貫かれる) メタルゲラス 早朝 モモタロス 風見志郎 032 クライマックスは終わらない(後編) 撲殺(必殺技の直撃) ライダーキック 早朝 モグラ獣人 山本大介 041 正義のためなら鬼となる 斬殺(腕と首を切り落とされる) 腕の棘(大切断?) 最期の言葉 名前 最期の言葉 天道総司 「俺は、全人類の希望をこの背に負っている。おれが求めさえすれば、すべての光は俺の手に宿る。おれが望みさえすれば、運命は絶えずおれに味方する」 芝浦淳 「なっ!?うぉわぁっ!」 水城史朗 (なあ、もう…いいだろうッ…!) 立花藤兵衛 「アマ…………ゾ…………」 一条薫 (すまん……五代……) 剣崎一真 「だったら、やれ! お前も、仮面ライダーだろ!! クウガアァァァッァァァァァァッァァァ!!!」 一文字隼人(初代) 「……頼、む。」 モモタロス (へっ……お終いかよ…………じゃあな、お前ら…………) モグラ獣人 「ちゅ……?」 殺害数ランキング 順位 該当者 人数 このキャラに殺された人 生存状況 スタンス 1位 東條悟 2人 芝浦淳、一文字隼人(初代) 生存 無差別 2位 澤田亜希 1人 天道総司 生存 無差別 ン・ダグバ・ゼバ 1人 水城史朗 生存 無差別 風のエル 1人 立花藤兵衛 生存 無差別 北崎 1人 一条薫 生存 無差別 五代雄介 1人 剣崎一真 生存 対主催 風見志郎 1人 モモタロス 生存 優勝 山本大介 1人 モグラ獣人 生存 不明
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一文字隼人 『仮面ライダー THE NEXT』より参戦 参戦時期:THE FIRST終了後 総登場話数:(8) 特記事項:同姓同名の人物が参戦しています。 参加者の手塚海之と顔が同じです。 THE FIRSTの矢野克彦とも顔が同じです。 登場作品 我想フ――――、/牙と知恵 Devil-Action/Riders Fight!(前編)/Riders Fight!(後編)/傷付いてもいい、強く立ち上がれ/全てを喰らう牙/継ぐのは魂/それぞれの思考/この言葉を知っている(前編)/この言葉を知っている(後編) ロワ内動向 我想フ――――、 ホッパー二号に変身、イカデビル、ガオウと交戦 【一文字隼人@仮面ライダーTHE FIRST】 【1日目 現時刻 深夜】 【現在地:市街地G-4】 [時間軸]:FIRST終了後。 [状態]:左腕に強い衝撃、仮面ライダー二号に変身中、カブトエクステンダー起動中。 [装備]:特殊マスク、カブトエクステンダー@仮面ライダーカブト [道具]:支給品一式、猛士の刀@仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼 [思考・状況] 行動方針:バトルロワイアルからの脱出 1:誰だこの男は? 2:老紳士に対処。 3:本郷、及びあすかとの合流。 4:俺や本郷と同じ名前……偽者か、それとも? 5:余裕があれば首輪を回収に行く。 [備考] ※死神博士の事を自分を改造した老紳士だと思っています。 ※FIRST終了後の参戦のため、風見志郎の存在を知りません。 ※カブトエクステンダーはキャストオフできないため武装のほとんどを使えません。 今の所、『カブトの資格者』のみがキャストオフできます。 ※猛士の剣は現在誰が持っても切れ味の悪いただの剣ですが、 本来の持ち主である日高の手に渡れば、あるいは――――? ※首輪について: 金属製のフレームに吸音用の穴と紅いダイオードが一つ。詳細不明。 さほど重くなく、表面にはスマートブレインのロゴがプリントされている。 無理に外そうとしたり禁止エリアに入ると起動、装着者は灰になる。 牙と知恵 Devil-Action ホッパー二号に変身、イカデビル、ガオウと交戦 【一文字隼人@仮面ライダーTHE FIRST】 【1日目 現時刻 黎明】 【現在地:市街地G-4から移動中】 [時間軸]:FIRST終了後。 [状態]:左腕に強い衝撃、リジェクションによる負荷と苦しみ。 2時間変身不可、カブトエクステンダー起動中。 [装備]:特殊マスク、カブトエクステンダー@仮面ライダーカブト [道具]:基本支給品、猛士の刀@仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼 [思考・状況] 行動方針:バトルロワイアルからの脱出 1:ひとまず戦闘から離れ、傷を癒す。 2:出来る限り、戦闘は避け状況を把握する。 3:本郷、及びあすかとの合流。 4:俺や本郷と同じ名前……偽者か、それとも? 5:余裕があれば首輪を回収に行く。 [備考] ※死神博士の事を自分を改造した老紳士だと思っています。 ※FIRST終了後の参戦のため、風見志郎の存在を知りません。 ※カブトエクステンダーはキャストオフできないため武装のほとんどを使えません。 今の所、『カブトの資格者』のみがキャストオフできます。 ※変身解除の原因が、自身のリジェクション(改造手術による後遺症)によるものだと考えています。 ※猛士の剣は現在誰が持っても切れ味の悪いただの剣ですが、 本来の持ち主である日高の手に渡れば、あるいは――――? ※首輪について: 金属製のフレームに吸音用の穴と紅いダイオードが一つ。詳細不明。 さほど重くなく、表面にはスマートブレインのロゴがプリントされている。 無理に外そうとしたり禁止エリアに入ると起動、装着者は灰になる。 Riders Fight!(前編)/Riders Fight!(後編) ホッパー二号に変身、グレイブと交戦 【一文字隼人@仮面ライダーTHE FIRST】 【1日目 現時刻 早朝、放送直前】 【現在地:D-5エリア】 [時間軸]:FIRST終了後。 [状態]:左腕に強い衝撃、リジェクションによる負荷と苦しみ、二時間変身不可(二号)。 [装備]:特殊マスク [道具]:基本支給品、猛士の刀@仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼 【思考・状況】 基本行動方針:バトルロワイアルからの脱出 1:頑張れよ、本郷。 2:出来る限り、戦闘は避け状況を把握する。 3:後ほど本郷、及びあすかとの合流。 4:俺や本郷と同じ名前……偽者か、それとも? 5:余裕があれば首輪を回収に行く。 [備考] ※死神博士の事を自分を改造した老紳士だと思っています。 ※FIRST終了後の参戦のため、風見志郎の存在を知りません。 ※変身解除の原因が、自身のリジェクション(改造手術による後遺症)によるものだと考えています。 ※猛士の剣は現在誰が持っても切れ味の悪いただの剣ですが、本来の持ち主である日高の手に渡れば、あるいは――――? ※首輪について: 金属製のフレームに吸音用の穴と紅いダイオードが一つ。詳細不明。 さほど重くなく、表面にはスマートブレインのロゴがプリントされている。 無理に外そうとしたり禁止エリアに入ると起動、装着者は灰になる。 傷付いてもいい、強く立ち上がれ 【一文字隼人@仮面ライダーTHE FIRST】 【1日目 現時刻 朝】 【現在地:D-5エリア】 [時間軸]:FIRST終了後。 [状態]:左腕に強い衝撃、リジェクションによる負荷と苦しみ [装備]:特殊マスク [道具]:基本支給品 【思考・状況】 基本行動方針:バトルロワイアルからの脱出 1:頑張れよ、本郷。 2:出来る限り、戦闘は避け状況を把握する。 3:後ほど本郷、及びあすかとの合流。 4:俺や本郷と同じ名前……偽者か、それとも? 5:余裕があれば首輪を回収に行く。 6:ハナに興味。風間、ハナと行動する。後ほどヒビキたちと合流。 [備考] ※死神博士の事を自分を改造した老紳士だと思っています。 ※FIRST終了後の参戦のため、風見志郎の存在を知りません。 ※変身解除の原因が、自身のリジェクション(改造手術による後遺症)によるものだと考えています。 ※首輪について: 金属製のフレームに吸音用の穴と紅いダイオードが一つ。詳細不明。 さほど重くなく、表面にはスマートブレインのロゴがプリントされている。 無理に外そうとしたり禁止エリアに入ると起動、装着者は灰になる。 ※自分が戦った高笑いの男(志村)は戦いに乗っている、また策謀を巡らせている可能性を考えています。 全てを喰らう牙 ホッパー二号に変身、ガオウと交戦。 【一文字隼人@仮面ライダーTHE FIRST】 【1日目 現時刻 朝】 【現在地:F-4エリア北部から移動中】 [時間軸]:FIRST終了後。 [状態]:全身に強い衝撃、リジェクションによる負荷と苦しみ、気絶中、ホッパーに2時間変身不可 [装備]:特殊マスク [道具]:基本支給品 【思考・状況】 基本行動方針:バトルロワイアルからの脱出 1:頑張れよ、本郷。 2:出来る限り、戦闘は避け状況を把握する。 3:後ほど本郷、及びあすかとの合流。 4:俺や本郷と同じ名前……偽者か、それとも? 5:余裕があれば首輪を回収に行く。 6:ハナに興味。風間、ハナと行動する。後ほどヒビキたちと合流。 [備考] ※死神博士の事を自分を改造した老紳士だと思っています。 ※FIRST終了後の参戦のため、風見志郎の存在を知りません。 ※変身解除の原因が、自身のリジェクション(改造手術による後遺症)によるものだと考えています。 ※首輪について: 金属製のフレームに吸音用の穴と紅いダイオードが一つ。詳細不明。 さほど重くなく、表面にはスマートブレインのロゴがプリントされている。 無理に外そうとしたり禁止エリアに入ると起動、装着者は灰になる。 ※自分が戦った高笑いの男(志村)は戦いに乗っている、また策謀を巡らせている可能性を考えています。 継ぐのは魂 【1日目 現時刻 昼】 【現在地:E-4 北東部】 [時間軸]:FIRST終了後。 [状態]:全身に強い衝撃、リジェクションによる負荷と苦しみ、 [装備]:特殊マスク [道具]:基本支給品 【思考・状況】 基本行動方針:バトルロワイアルからの脱出 1:頑張れよ、本郷。 2:出来る限り、戦闘は避け状況を把握する。 3:後ほど本郷、及びあすかとの合流。 4:俺や本郷と同じ名前……偽者か、それとも? 5:余裕があれば首輪を回収に行く。 6:ハナに興味。風間、ハナと行動する。 7:エリアD-5でヒビキたちと合流する [備考] ※死神博士の事を自分を改造した老紳士だと思っています。 ※FIRST終了後の参戦のため、風見志郎の存在を知りません。 ※変身解除の原因が、自身のリジェクション(改造手術による後遺症)によるものだと考えています。 ※首輪について: 金属製のフレームに吸音用の穴と紅いダイオードが一つ。詳細不明。 さほど重くなく、表面にはスマートブレインのロゴがプリントされている。 無理に外そうとしたり禁止エリアに入ると起動、装着者は灰になる。 ※自分が戦った高笑いの男(志村)は戦いに乗っている、また策謀を巡らせている可能性を考えています。 ※夢の内容はおぼろげに覚えています。 それぞれの思考 【一文字隼人@仮面ライダーTHE FIRST】 【1日目 現時刻 日中】 【現在地:D-5 山道沿いの休憩所】 [時間軸]:FIRST終了後。 [状態]:全身に強い衝撃、リジェクションによる負荷と苦しみ、 [装備]:特殊マスク [道具]:基本支給品、ホンダ・XR250(バイク@現実) 【思考・状況】 基本行動方針:バトルロワイアルからの脱出 1:本郷、あすかの分まで必ず生き抜く。 2:出来る限り、戦闘は避け状況を把握する。 3:余裕があれば首輪を回収に行く。 4:俺や本郷と同じ名前……偽者か、それとも? 5:志村を注意視。共に行動し、見極める。 [備考] ※死神博士の事を自分を改造した老紳士だと思っています。 ※FIRST終了後の参戦のため、風見志郎の存在を知りません。 ※変身解除の原因が、自身のリジェクション(改造手術による後遺症)によるものだと考えています。 ※首輪について: 金属製のフレームに吸音用の穴と紅いダイオードが一つ。詳細不明。 さほど重くなく、表面にはスマートブレインのロゴがプリントされている。 無理に外そうとしたり禁止エリアに入ると起動、装着者は灰になる。 ※自分が戦った高笑いの男(志村)は戦いに乗っている、また策謀を巡らせている可能性を考えています。 ※夢の内容はおぼろげに覚えています。 この言葉を知っている(前編)/この言葉を知っている(後編) 志村純一にワイヤーによって斬首され、脱落
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【種別】 登場人物・出演俳優(TVシリーズ レギュラー登場人物) 【名前】 城島ユウキ 【よみがな】 じょうじま ゆうき 【キャスト】 清水富美加 【劇中曲】 がんばれ、はやぶさくん 【登場話】 (第1クール)第1話、第2話、第3話、第4話 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル 仮面ライダーオーズ/OOO 第48話(特別出演) 仮面ライダー部 (天ノ川学園高校では非公認の部活動)如月弦太朗 (仮面ライダー部の創設者で仮面ライダーフォーゼに変身して戦う) 風城美羽 (部長) 城島ユウキ (部員第1号) 歌星賢吾 (部室(ラビットハッチ)管理? 父の遺産であるアストロスイッチの所持者) 大文字隼 (パワーダイザーのパイロット) JK(ジェイク) (チャラい情報収集担当) 【キャラクター】 天ノ川学園高校2年生。「宇宙オタク」学園内でのあだ名はギーク。弦太朗の幼馴染で小学校3年生まで一緒だった。この頃から宇宙飛行士になる夢をいだいていており、その思いは現在も進行形である。宇宙に関することになると回りの状況や空気感が見えなくなりなぜこんなに宇宙はすごいことなのに誰も分かってくれないのかとぼやいたりする。宇宙に関することなら人一倍楽しそうな元気娘である。 賢吾が心を許す唯一の存在で、アストロスイッチやラビットハッチの秘密を共有している。 幼馴染で常に誰かと友達になりたく間口を広げている弦太朗と、17年前に月でおきた父の悲劇とアストロスイッチを強奪した父の仇との孤独な戦いを病弱な体で背負っていた歌星賢吾との2人の水と油のような関係をうまくつなげたパイプ役である。 【名称の由来】 本作「仮面ライダーフォーゼ (平成仮面ライダーシリーズ第13作)」は仮面ライダー生誕40周年記念作品としての冠がつく。今回レギュラー出演する登場人物はそれぞれ仮面ライダーシリーズの作品の主人公の名前を様々な形で変化させている。 城島ユウキ(じょうしま ゆうき)は仮面ライダーV3に登場するライダーマン、結城丈二(ゆうき じょうじ)の名前のの並び替え(アナグラム)からである。 【関連するページ】 2年B組 JK(ジェイク) MOVIE大戦 MEGAMAX フォーゼ編(仮) MOVIE大戦 MEGAMAX フォーゼ編(仮) 登場人物 がんばれ、はやぶさくん クイーンフェスティバル 2011 ライダー電気ショック 仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGAMAX 仮面ライダー部 大文字隼 如月弦太朗 幼少期のユウキ 我望光明 歌星賢吾 清水富美加 登場人物・出演俳優 第11話、第12話登場人物 第13話、第14話登場人物 第15話、第16話登場人物 第17話、第18話登場人物 第1話 第1話、第2話登場人物 第27話、第28話登場人物 第29話、第30話登場人物 第3話、第4話登場人物 第4話 第5話、第6話登場人物 第9話、第10話登場人物 風城美羽
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第二回放送までの死者 時間 名前 殺害者 死亡作品 死因 凶器 朝 本郷猛(初代) 風見志郎 052 イプソ・ファクト(後編) 刺殺(体を貫かれる) デンガッシャー 朝 デネブ 澤田亜希 052 イプソ・ファクト(後編) 圧殺(銃で撃たれた後瓦礫に押しつぶされる) コルト・パイソンA 昼 本郷猛(リメイク) ン・ダグバ・ゼバ 056 The flames of destiny/炎の果てに(後編) 衰弱死(全身を燃やされた上で必殺技酷使) なし 午前 金居 東條悟 070 裏切りはすぐ傍に 斬殺(首を刈り取られる) へルター 午前 緑川あすか 風谷真魚 072 感情(前編) 射殺(心臓を打ち抜かれる) コルト・パイソンA 午前 ゾル大佐 牙王 075 牙と軍人と輝く青年 斬殺(橘朔也を庇い、胴体を斬られる) ガオウガッシャー 昼 海堂直也 歌舞鬼 083 EGO(後編) 刺殺(歌舞鬼に心臓を一突きされる) 鳴刀・音叉剣 最期の言葉 名前 最期の言葉 本郷猛(初代) 「君は……仮面ライダーじゃないのか!」 デネブ 「侑斗を、よろしく」 本郷猛(リメイク) (なんせ…………お前は……本当に良いやつだからな…………自分が気づかなかった……くらいに…………な………………) 金居 (……侑斗とは、誰だったか?) 緑川あすか 「克…………彦……の……………為………に……も……ほん…ご……う………と……に…せ……ものを…………り……ょ…………う……」 ゾル大佐 「ショッカー軍団、バンザァァァァイ!!」 海堂直也 (とにかくあれだ。今は少しだけ寝るか……少し、少しだけな……) 殺害数ランキング 順位 該当者 人数 このキャラに殺された人 生存状況 スタンス 1位 東條悟 3人 芝浦淳、一文字隼人(初代)、金居 生存 無差別 2位 澤田亜希 2人 天道総司、デネブ 生存 無差別 風見志郎 2人 モモタロス、本郷猛(初代) 生存 優勝 ン・ダグバ・ゼバ 2人 水城史朗、本郷猛(リメイク) 生存 無差別 3位 牙王 1人 ゾル大佐 生存 無差別 風のエル 1人 立花藤兵衛 生存 無差別 北崎 1人 一条薫 生存 無差別 五代雄介 1人 剣崎一真 生存 対主催 山本大介 1人 モグラ獣人 生存 不明 風谷真魚 1人 緑川あすか 生存 不明 歌舞鬼 1人 海堂直也 生存 優勝
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如何にして城茂はパーフェクトゼクターを扱うようになり、 パーフェクトゼクターは城茂と行動を共にすることになったか SIDE.S 俺はその人を前にして、絶望を味わっていた。 「風見さん……」 俺の嘆きが虚空に響く。風見さんは胸に大きな穴を開けて死んでいた。意志の強さをいつも感じさせていた鋭い瞳はもうなにも映していない。 身体中のいたるところに傷があり、特にベルトは機械がむき出しになり、原型をとどめてさえいない。 周りを見回すと、逆ダブルタイフーンの影響だろう壁の所々に大きなひびが入り、砕かれた多量の瓦礫はこの遺跡の出入り口を塞いでいる。 その状況の全てがここで行われた戦いの凄まじさを示していた。 「風見さん」 もう一度、その名を呼ぶと俺は膝を突き、涙を流しかけた。 だが、そのとき、風見さんの言葉が頭をよぎる。風見さんはユリ子が死んだとわかった時、こう言った。 勇敢な戦士なら、どこかで人を守って死んだのだろう。 それよりも、俺たちが許していけないのはおやっさんたちを殺した殺人鬼だ。 それは続いている戦いのなかでは、戦士の死を悲しんでいるひまなどないということ。悲しんでいる暇があるなら、その死に報いるために、進まなければいけないということ。 俺は決めたはずだ。多くの人々の希望になるために戦い続けると。 そのためにはここを脱出しなければ。俺は手袋を外し、コイルアームを剥き出しにする。 「変身」 両腕のコイルアームを接触させ、スパークさせる。だが、火花こそ散るものの、変身ベルトエレクトラーには何の反応もない。 「やはり駄目か」 ジェネラルシャドウからの忠告。この首輪は能力に制限を与えている。 変身が永久に出来ないとは考えにくいが、一定の期間は出来ないと思っていいだろう。ならば、変身できない間も戦うための力がいる。 「そのための支給品というわけか」 俺の脳裏に黄金の剣が浮かぶ。だが、それを使うには躊躇いがあった。しかし、その躊躇いは聞こえてきた訴えにかき消される。 仮面ライダーキックホッパー、麻生とそれを助けた男の訴え。 「迷っている暇はない」 俺は来た道を戻り、黄金の剣の元へ向かった。 黄金の剣は俺が去っていたときと変わらぬまま、壁に突き刺さっていた。 「ハァハァ」 呼吸が荒れる。首輪が与える制限は相当厳しいらしいな。変身してない状態だと人間より多少はマシ程度か。 「……力を貸してもらうぞ」 俺はそれを引き抜くと踵を返す。RUN&RUN。アメフト部に所属していた大学時代を思い出すぜ。 例え息が切れていようとも、考えるより先に目的に向かって走る。俺は走って走って、そして、走った。 再び、俺は風見さんの元へと辿り着く。 「風見さん」 俺は黄金の剣を構える。そして、瓦礫に向って、その剣を振るった。 「だぁぁぁっ!」 一振り、二振り、三振り、振るう度に瓦礫は粉塵へと姿を変えていく。凄まじい切れ味だ。 岩を斬っているというのにまるで豆腐でも切っているかのような錯覚を与えさせる。 だが、豆腐とはいえ、この量。全てを切り裂くのは相当厄介だ。だが、やるしかない。 すると、不思議なことが起きた。黄金の剣のグリップが突如、折れ曲がる。この形は……銃? 俺は黄金の銃を構えると、瓦礫へと照準を向ける。引き金を引こうとすると、今度は手元に付いている赤いボタンが震えた気がした。 これを押せということか? 俺は導かれるままに、その赤いボタンを押す。 ――KABUTO POWER―― 黄金の銃から音声が流れる。それと同時に銃にエネルギーがチャージされる感覚がする。 俺は引き金を引いた。 ――HYPER CANNON―― 銃口から赤き閃光が放たれる。放たれた閃光は瓦礫に命中し、一瞬の内にそれらを無に返した。 だが、その威力は俺にも影響を及ぼす。その閃光の余波は俺を吹き飛ばし、壁へと叩きつける。 ドゴンと鈍い音がなる。かなりの衝撃だ。一瞬、息が止まる。そして、酸素を取り戻すと今度はまた息が荒くなる。 「ハァハァ、凄い力だ」 だが、ようやくこれで移動することができる。俺は立ち上がると、風見さんの前に立った。 「風見さん、俺は……」 ここを去る前に、風見さんには自分の思いを伝えなければいけない。今、自分が持つ澱みのない思いを。 「俺は過ちを犯しました。願いが叶うという甘言に我を忘れ、宿敵に自分を取り戻させてもらったものの、結局、風見さんを犠牲にしてしまった。 正直、今でも、願いが叶うならと思うところはあります。ユリ子や風見さんを生き返らせたらと。しかし、それは逃げでしかない。 自分の大切な人が死んでしまったという現実から、守りきれなかったことの責任からの逃げでしかない。 俺は戦います。戦士として、仮面ライダーとして」 俺が全てを告げた時、風見さんの懐から何かがこぼれ落ちた。これは…… 「……これはV3ホッパー。これを俺に持っていけと言ってるんですか」 風見さんがもつ唯一の装備、V3ホッパー。空に打ち上げることで敵を探査できる装置。 俺が同じように使うのは無理だろうが、なにかに使えるかもしれない。 「ありがとうございます、風見さん。V3ホッパー、使わせてもらいます」 風見さんはやはり最後の最後まで戦士だった。俺はそんな風見さんの姿に戦士としての決意を新たにすると、踵を返す。 「もういきます。キックホッパーや結城と合流して、この殺し合いを潰すために」 俺は遺跡の出入り口を通り、樹海へと飛び出した。 俺は戦う。ユリ子の願いを叶え、世の中を平和にするために。V3の思いを継ぎ、戦士として戦うために。 人々に希望を与える、正義の戦士、仮面ライダーストロンガーとして。 SIDE.P ――我が名はパーフェクトゼクター 我はひとり、佇み、観察する。 目の前にあるのは褐色の壁。所々にヒビが入り、悠久の時を経てきたかのように見える。 だが、時空を超えることが出来る我だからこそ、それがまやかしだとわかる。 我が眼に映る物質の全ては実在のものを完璧に複製した紛い物だ。 確かにそのものが今まで経てきた時間さえも再現している。だが、所詮は紛い物、何者かの力で実体化しているに過ぎない。 これを作った術者が消えれば、この世界は全て無になることだろう。 その危険性を理解しているのが、果たして何人いるのか。 それにしても、我が城茂という男の手で壁に突き立てられから、もう1時間は経つ。 いいかげんこの状況にも飽きてきた。この1時間、我は様々なことを思案した。 首輪を着けられた者どもと違い、我自身の能力はほとんど制限されていなかった。 この空間に立ち込めた特殊な瘴気の影響で移動こそままならなかったが、他の機能に支障はない。だが、我らが置かれている状況はあまり芳しくないものだった。 ここに集められたものは同じ時間軸から集ったものではなく、必ずしもお互いを知りえているわけではないということ。 ザビーに話しかけたとき、ザビーは我の存在を知らなかった。彼の主である矢車想もホッパーになる前の矢車想らしい。 ザビーにとっては幸運だろうが、多くのものにとって、それは争いを生む火種となりうる。 その証拠にサソードの主、神代剣はこの戦いを勝ち抜くために邁進しているという。ガタックの主であった加賀美新も彼の刃にかかったとのことだ。 当然、天道総司も彼と戦うことになるだろう。それまでに天道総司は我を手にすることができるのか。 それ以前に我は誰かの従となることができるのか。ここが禁止エリアとなる前に誰かと会いたいものだ。 それから更に1時間が経った。 カツカツとこちらへと迫る足音が聞こえる。 足音の力強さから屈強な男だとわかり、リズムからかなりの速さで走っているとわかる。 ようやく我が主の候補が来たらしい。 以前の我の主は天道総司であったが、何も我が主が彼奴である必要はない。我が認める完璧な魂の持ち主であれば誰でも構わない。 果たしてその男は我が期待に応えるべき人物か? 「ハァハァ」 息を吐き、我を見つめるその男の容姿を若干の期待をもって我は確認する。だが、瞬く間に我の期待は崩壊した。 その男は我が知っている人物であった。 私利私欲に自分を失いながらも、白装束の魔人に諭され、己の拳で戦うことを誓った男。 名は城茂。またの名は正義の戦士、仮面ライダーストロンガー。 「……力を貸してもらうぞ」 城茂は一言を発し、我を引き抜くと、来た道を戻っていく。 一体どういうつもりなのだろうか。城茂は我を捨てたのではなかったのか。ジェネラルシャドウに諭され、拳と電気で戦うことを誓ったのではなかったのか。 我が思考している間も城茂は走った。何かに急き立てられるように必死に。しばらくして、目的地に辿り着いたのか、彼は足を止める。 そこには壁を背に、ひとりの男が座していた。体中を傷だらけにして。身体の中心に一際大きな穴を開けて。 ようやく我の記憶の引き出しからその男の名が取り出される。風見志郎。城茂が一緒に行動していた男だ。 わずかな間ではあったが、風見志郎が熱く正義に燃える男であったのは理解できていた。 そんな男が殺人者になりかけた城茂を追って来なかったのはおかしいと気にはなっていたが。 「風見さん」 ……そうか、城茂の考えが理解できた。 あの時、立ち直ったものの、風見志郎の死という現実に、やはり怪人となることを決意したか。 「だぁぁぁっ!」 城茂は我を構えると瓦礫の山に向かっていく。一心不乱に振るわれる多数の斬撃。我の鋭き刃が瓦礫を少しずつ切り裂いていく。 いいだろう、城茂。正義だろうと、悪だろうと、己の道を迷わず歩めるのなら、我は力を貸そう。 城茂の斬撃の合間を見計らい、我は身体に力を込める。するとグリップ部分が折れ曲がり、我はガンモードへと姿を変えた。 突然の変異に城茂は驚愕の表情を浮かべる。だが、その形の意味を理解すると瓦礫に向かって構えた。 赤いボタンを押すよう促すために、わずかにそれを振るわせる。城茂はそのサインに気付き、我のボタンを押した。 ――KABUTO POWER―― その指示に従い、我に赤きカブトの力が宿る。 ――HYPER CANNON―― 城茂が引き金を引くと同時に我の銃口から赤き閃光が放たれる。そのあまりの衝撃に城茂は作用反作用の法則に従い、吹き飛ばされた。 壁にその身体を強く叩きつけられる。だが、その代償と引き換えに瓦礫は粉微塵に吹き飛ばされた。 「ハァハァ、凄い力だ」 そうであろう。全てのゼクターをジョイントしたマキシマムハイパーサイクロンにこそ劣るが、それでも十分な威力を持っている。 城茂は立ち上がると、息を切らせながらも風見志郎の元に向かう。 「風見さん、俺は……」 そして、風見志郎の前に立つとその思いを告げた。 「俺は過ちを犯しました。願いが叶うという甘言に我を忘れ、宿敵に自分を取り戻させてもらったものの、結局、風見さんを犠牲にしてしまった。 正直、今でも、願いが叶うならと思うところはあります。ユリ子や風見さんを生き返らせたらと。しかし、それは逃げでしかない。 自分の大切な人が死んでしまったという現実から、守りきれなかったことの責任からの逃げでしかない。 俺は戦います。戦士として、仮面ライダーとして」 我は自分の考えが間違っていたことに気付いた。城茂は怪人になることを決意したわけではなかった。 風見志郎の意志を継ぎ、己の正義を貫くことを改めて決意したのだ。 我を手にとったのはそのため。変身できなくとも、力が使えなくとも、戦うために。人々を守るために。 風見志郎の懐から何か筒のようなものがこぼれ落ちる。 「……これはV3ホッパー。これを俺に持っていけと言ってるんですか」 V3ホッパーと呼ばれた機械には我のように意志が宿っているように思えない。ただの偶然だろう。 だが、亡骸となったはずの風見志郎の身体に今、わずかに火が灯った気がしたのは気のせいなのだろうか。 「ありがとうございます、風見さん。V3ホッパー、使わせてもらいます」 城茂はV3ホッパーをディパックに入れると踵を返す。 「もういきます。キックホッパーや結城と合流して、この殺し合いを潰すために」 城茂は樹海へと飛び出す。我と共に。 我は城茂に力を貸そう。城茂が望む限り、正義の戦士であり続ける限り。 【城茂@仮面ライダーストロンガー】 【1日目 現時刻 昼】 【現在地:樹海C-2】 [時間軸] デルザー軍団壊滅後 [状態] 胸の辺りに火傷。 [装備] V3ホッパー、パーフェクトゼクター [道具] 支給品一式 [思考・状況] 1:仲間を探す(仮面ライダーキックホッパー優先)。 2:殺し合いを阻止し、主催者を倒す。 3:明日、ジェネラルシャドウと決着をつける。 4:自分に掛けられた制限を理解する。 ※首輪の制限により、24時間はチャージアップすると強制的に変身が解除されます。 ※制限により、パーフェクトゼクターは自分で動くことが出来ません。 パーフェクトゼクターはザビー、ドレイク、サソードが変身中には、各ゼクターを呼び出せません。 また、ゼクターの優先順位が変身アイテム>パーフェクトゼクターになっています。
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「あのバカ、いい気になって、思い知らせてやる!」 【名前】 カメレオン・ゾディアーツ 【読み方】 かめれおん・ぞでぃあーつ 【声/俳優】 吉川まりあ 【登場作品】 仮面ライダーフォーゼ など 【登場話】 第3話「女・王・選・挙」第4話「変・幻・暗・躍」第25話「卒・業・後・髪」 【分類】 ゾディアーツ 【特色/力】 透明化能力、伸びる舌で縛り動きを封じる、自在に動く尻尾 【スイッチャー】 佐久間珠恵 【星座モチーフ】 カメレオン座 【他のモチーフ】 死神カメレオン] 【理由】 風城美羽への恨み 【詳細】 風城美羽のサイドキックス(取り巻き)の1人・佐久間珠恵が「ゾディアーツスイッチ」の力で変身するゾディアーツ。 皮膚の色素を変化させ、光の屈折率の変換で透明化する能力を有する。 姿を隠しながら素早い動きで意表を突き、強力な舌を伸ばして攻撃するなどのトリッキーな戦い方を得意としている。 クイーンフェスで美羽に対抗するのに弦太朗やJKが説得しようとした女生徒に「クイーンフェスには出るな」と警告を与え、フォーゼと戦いになるが、「スコーピオン・ゾディアーツ」の援護で撤退。 クイーンフェス当日にパフォーマンス中の美羽のサイドキックスの1人・繁野ジュンを襲って妨害するが、弦太朗の黒板消しを使った策で姿を暴かれて逃走する。 追い掛けてきたフォーゼを変幻自在の動きで翻弄するが、「チョコマカにはチョコマカだ!」とホッピングモジュールを使いこなすフォーゼに逆に翻弄され、チェーンソーモジュールの斬撃で川に落下するが、ライダーロケットドリルキックの命中直前に舌で周囲を破壊する事で土煙を発生させ撤退。 その後、美羽の自宅のプールに仕掛けたカメラの映像を流すなどして本格的に美羽を蹴落とそうと活動するが、既にサイドキックスの自分達に疑いの目が向いてしまった事で正体を見破られ、美羽を攫って逃走する。 美羽を盾にフォーゼの攻撃を回避し続けるが、美羽の挑発にキレると突き落とす。 マジックハンドモジュールで人質を奪還したフォーゼになす術もなく、ランチャーモジュールの攻撃で浮き上がらせられ、「ライダーロケットドリルキック」を受け爆散した。 後にコーマ・ゾディアーツの分身体として再登場する。 能力を知っているフォーゼになす術もなく、透明化で姿を消してもペンモジュールの能力によって発見され、乱入したメテオの「メテオストライク」を受け爆散した。 『フォーゼTHE MOVIE みんなで宇宙キターッ!』ではフュージョンスイッチを完成させるのにライダー部が40個のアストロスイッチを天高の教師や生徒に配る際、スイッチャーだった佐久間は「ステルススイッチ」、同じサイドキックスだった繁野ジュンは「ガトリングスイッチ」を美羽から受け取り、他の教師や生徒などと共に彼らの協力をしている。 【MOVIE大戦MEGA MAX】 財団Xの怪人として登場。 財団Xのエージェントの1人が変身するが、ダブルルナトリガーの「トリガーフルバースト」を受け爆散した。 【仮面ライダー大戦】 地下帝国バダンの怪人として登場。 【余談】 デザイナー・麻宮騎亜氏によれば、「デザインのイメージソースを『仮面ライダー』のショッカー怪人・死神カメレオンにした」らしい(原画集『麻宮騎亜 仮面ライダーフォーゼ デザインワークス~When You Wish upon a Star~』より)。
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村雨良仮面ライダーZX 俺のほかにもバダンを狙うやつがいる なんとかしてバダンのアジトの手がかりを掴まなければ ゼークーロースー 先輩!ありがとう! 風見志郎仮面ライダーV3 こちら風見 仮面ライダー1号 バダンのアジトがわかったぞ バダン 三影英介タイガーロイド お前とはこんな風に会いたくなかった 親友のお前でも許せん 行きたくば俺をやってから行け 腐れ切ったこの世に悪も善もない 暗闇大使 貴様も仮面ライダーの仲間入りをしたのか?! 時空破断パワーを受けてみろー! 名前 コメント
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アマダムという霊石を体に取り込み、皆の笑顔のために戦った冒険家がいた。 自分の笑顔を犠牲にしてでも、誰かの笑顔を守ろうとした男がいた。 そして、誰かが笑顔になった瞬間、彼はそれを超える笑顔を見せた。 彼以外の人間がアマダムを取り込んでいたらどうなっていただろう。 最後まで戦えていたのだろうか──。 □ ブウロが空へ飛び立ち、4人に狙いを定めた。 ガイア、アグルがそれを追ってそれへ飛び立つ。 「飛べるタイプのリントか」 ブウロの攻撃をかわし、二人の戦士は光線を放った。 □ 「一文字……いつからあんな力を」 ホッパーが唖然と見ていると、背後から鉄球がぶち当たった。 「グッ!!」 過去の戦いでボロボロになっていた体がきしむ音がした。 「せめて一文字と同時にキックが放てればッ!!」 「俺がいる!! 俺だってライダーだ!!」 ──CLOCK UP── パンチホッパーが加速する。 ──RIDER JUMP── パンチホッパーが大きく飛び跳ねた。 ──RIDER KICK── そして、そのまま腕を前に突き出してパンチホッパーはガメゴの胸にパンチを繰り出した。 ──CLOCK OVER── 「まだまだだ」 ガメゴは加速を終えたパンチホッパーに鉄球を当てた。 「うわっ!!」 パンチホッパーの変身が解けて、影山になる。 「あっ!」 「次はおまえだ」 ガメゴがホッパーの方向を向いた。 「待て」 ガメゴは背後から気配を感じた。 「変身……」 その気配の正体は風見志郎という青年だった。 「風見!!」 「風間!!」 二つの声が重なった。 「あいつを知っているんですか?」 「ああ。あいつもここに来てたんだな」 ちなみに、本郷は影山の言葉を聞き間違えていた。 □ 「ハッハッハッハッハッ!!」 空中にいたブウロに怪人物が加勢した。 名は死神。 二人のウルトラマンが驚く。 「ハッハッハッハッハッ!!」 さらに背後から怪人物が加勢した。 名は魔頭鬼十朗。 二人のウルトラマンはさらに驚いた。 二人とも倒したはずの敵だったからだ。 □ 「悪は長続きしない。……いきますよ」 「ああ」 ホッパーと、風見が変身したホッパーV3が大きく跳ねた。 二人のキックがガメゴの胸に命中する。 しかし、ガメゴはその程度で死ななかった。まだ胸にひびが入る程度。 半径3kmを炎に包むくらいの威力のキックでなければ彼は死なない。 「もう一回だ!!」 ダブルホッパーがもう一度同じ技を繰り出した。 足の筋肉に大きな負担がかかった。 「無駄だ。俺を倒せるリントなど存在しない」 「クッ! どうしたらいいんだ?」 直後、上空から巨大な生物二体が現れた。 □ 「ガンQ、ゼブブ……! 藤宮!」 「ああ」 ガイア、アグルが体を巨大化させた。 ガイアが砂埃をあげながら地上に降り立つ。 アグルが光に包まれながら現れる。 「高山さん! 一文字……!!」 4体の巨大な姿。2体2の戦闘が今、始まる。 □ 「一体これはなんだ?」 エンペラ星人がベルトを持ちながら疑問を感じる。 「ベルト?」 直後、その付近の地が揺れた。 「一体なんだ!?」 エンペラ星人は驚いただろう。 そこには2体の怪獣と、見た事もない2体のウルトラマンがいたのだから。 □ エンペラ星人がその場に向かうと、等身大戦と巨大戦、ふたつの戦いが行われていた。 気絶した男性、戦う3つの異形、ウルトラマンと怪獣。 エンペラ星人は歩き出した。 「余も戦いたくなった……!!」 □ ウルトラマンガイアの頭の中に、一つのイメージが浮き出てきた。 怪人と戦う戦士。 ウルトラマン……ではないと思った。 でも正義のために戦っていることはなんとなくわかった。 我夢はウルトラマンガイアに出会った日のことを思い出した。 実験の最中、ウルトラマンの姿を見たあの日を……。 それとこの戦士のイメージはどこか似ていた。 直後、ウルトラマンガイアがガンQに突き飛ばされて、そのイメージはとまった。 【現在地 神奈川県】 【高山我夢の持ち物:エスプレンダー、XIGの装備一式、無線機、バッグ】 【藤宮博也の持ち物:アグレイター、無線機、バッグ】 【本郷猛の持ち物:バッグ】 【影山瞬の持ち物:ホッパーゼクター、ゼクトバックル】 【風見志郎の持ち物 なし】 【ゴ・ガメゴ・レの持ち物:なし】 【ゴ・ブウロ・グの持ち物なし】 【エンペラ星人の持ち物 エンペラブレード、アマダム】 【死神の持ち物 なし】 【魔頭鬼十朗の持ち物 なし】 参戦時期 高山⇒49話終了後、藤宮⇒41話終了後、本郷⇒THE NEXT終盤、カゲ⇒33話終了後、風見⇒THE NEXT終了後、ガメゴ⇒29話終了後、ブウロ⇒25話途中、エンペラ⇒37話終了後、死神⇒不明、魔頭⇒不明 ※本郷猛のサイクロン号、風見志郎のハリケーンに関しては次の書き手さんにお任せします。 ※影山はホッパーゼクターの本来の所持者なので変身できます。 ※ホッパーゼクターのリバーシブルシステムでキックホッパーにも変身可能です。 ※我夢、藤宮、本郷のバッグには食料や水等が入ってます。 ※影山は気絶しています。 ※アマダムのイメージを見たのは我夢です。 ※全員が劇中で変身したキャラクターに変身しています。 033 新たなる冒険 投下順 035 異界への誘い 025 2人のウルトラマン・2人の仮面ライダー・2人の怪人 高山我夢 025 2人のウルトラマン・2人の仮面ライダー・2人の怪人 藤宮博也 025 2人のウルトラマン・2人の仮面ライダー・2人の怪人 本郷猛 025 2人のウルトラマン・2人の仮面ライダー・2人の怪人 影山瞬 025 2人のウルトラマン・2人の仮面ライダー・2人の怪人 ゴ・ガメゴ・レ 025 2人のウルトラマン・2人の仮面ライダー・2人の怪人 ゴ・ブウロ・グ 027 我夢、藤宮、本郷、影山 危機が迫る! エンペラ星人 初登場 風見志郎 初登場 死神 初登場 魔頭鬼十朗
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WILL-雪融け(前編) ◆hqLsjDR84w 雪原コロニー、エリアD-3。シャトル発着場の基地内。 事務用のデスクを境に、神敬介と彼以外の四人が面した状態で座っている。 刺すような視線を肌に感じながら、敬介は話し出す。 まずは経緯――出現した第十二の組織、猛虎との死闘と敗北、下賤な笑みを浮かべし大幹部、埋め込まれた暗闇の種子。 明かされた神敬介暴走の理由。 神敬介自身は風見志郎の後輩に相応しい人物であり、ただ単に洗脳されていただけだった。 それはあまりにも簡単であり、あまりにも残酷な事実であった。 敬介が胸に大きな罪悪感を抱いているのは、彼の態度から見て取れる。 本人が通常通りに振る舞おうとしても、震える声、流れる冷や汗、開く瞳孔、詰まる言葉、充血する瞳。 彼自身も、暗闇の種子の被害者であったのだ。 だからといって敬介に襲われた被害者は、被害者の親戚や知人は、『ハイそうですか』とすぐに割り切れるものでもない。 ドラスとチンク、ともに頭では敬介に悪意はなかったと理解していながら、心の中で納得のしようがない。 同行していた者たちを殺されたゼロの方も、胸にもやもやとした物を感じながら、怒りをシグマに向ける。 それがすぐさま出来るのは彼の強さであるのだが、ゼロ自身はいやに冷静な自分に何故だか虫唾が走った。 「……続けろ」 ゼロに促され、敬介の口から零れるのは罪。 幾度もの凶行――襲撃するも失敗に終わるのが二度、次に人形に襲い掛かり敗北、そしてドラスたちへの襲撃、挙句の果てに後輩への不意打ち。 自分の手で殺すはずの城茂を殺害されたと知り、ナタクが舌を打つ。 この件に関して、ナタクは勝手に死んだ城茂に対する怒りの方が大きかったのだが――そんなこと敬介は知る由もない。 真実を話さねばならない敬介は、ただ一つだけ話さなかったことがある。 ――――エックスに関することである。 理由は至極簡単なもの。 ゼロとエックスが仲間同士であったことを、敬介は知っている。 またアルレッキーノからの置手紙で、そのエックスが鬼となったことも。 敬介は、かつて悪に堕ちた自分こそがエックスを止めるべきだと確信している。 他の者には、鬼となったエックスに関することは背負わせたくなかったのだ。特にエックスの仲間であるゼロには。 ゆえにそのことを話さず、ゼロと別れドラスと出会うまでの出来事をでっち上げた。 小さくなった状態でアルレッキーノに連れられていたのは、彼に敗北したからだと。 (すまない、アルレッキーノ) 胸中で謝罪する敬介は知らない。謝罪の相手が、既に残骸となっていることなど。 虚構を誰にも悟られぬまま、敬介が次に話すのは恩人二人。 暗闇を切り裂き再度光をもたらす、その切欠――誇り高き漆黒の破壊者の説得、白銀の自動人形から感じた温もり。 (ハカイダー……!) まさか出てくるとは思っていなかった名前に、驚きを隠せないゼロ。 しかし改めて考えてみれば、彼らしい行動でもある。 そう判断したゼロは、既に死した勇者との共通の目的を思い返す。 (ハカイダー、お前はこちら側に付いてくれるのか? それとも、『親』の命令に固執するのか……?) 一方で、敬介は続ける。 過ちを犯した自分の使命――『同じ状態』にあると思われる女性の解放、被害者の保護、伝えるべき先輩の意思、そして捨てることの出来ぬ正義。 伝えられた風見志郎の最期。 身体一つでシグマの鎮座する要塞まで辿り着き、力及ばずともシグマに傷を残す快挙。 最期に彼が願ったのは、自分のことではなく他人の幸せであったという事実。 命の灯火が消える寸前まで、人類の自由と平和を守る仮面ライダーV3であり続けた男。 あまりにも風見志郎であり、ただただ風見志郎を貫いた生き様。 四者が四者、それぞれ思うところはあれど表には出さない。 彼の死により悲しみがもたらされることを、風見志郎は望んでいない。 むしろ彼とシグマが戦ったという事実が、シグマに反旗を翻そうとしている者達を勇気付けることになるのを願っている。 理解しているからこそ、あえて胸中を露にはしない。 ただ一言。自分以外には聞き取れないほどの小声で、チンクが呟いた。 「死ぬ寸前まで他人のことばかり……お節介がすぎるな、バカめ。本当に大バカだ…………」 周りの四人は聞こえなかったのか、あるいは聞こえなかったよう振舞っているのか。 どちらかは明らかではないが、誰もチンクの言葉には触れない。 敬介が話し終えて結構な時が経つが、沈黙が流れ続ける。 明らかになった事実が、あまりにも多すぎた。 立ち込める静寂の中、前触れもなくナタクが口を開く。 「まず言っておこう。お前が言っていた青い長髪の女、ギンガ・ナカジマは死んだ」 「な……」 愕然とする敬介。 チンクの隣に座っているドラスの肩が、軽く揺れた。 「だがあの女は、死ぬ少し前に正気を取り戻した。そこにいるドラスのおかげでな」 「……そうか。よくやってくれた。感謝する」 「ッ! お前に感謝される筋合いなんてないよ。そもそも、ギンガさんは僕のせいで…………」 次第に声が震え、ドラスは半ばから続きを話すことが出来なくなってしまった。 歯を噛み締めながら俯くドラスを一瞥し、ゼロが話題を変えるべきだと判断する。 「BADAN、だったか。その組織がお前を洗脳したらしいが、その組織とシグマが手を組んでいるとは考えられるか?」 「いや、おそらくそれはない」 断言する敬介に、ゼロが理由を問う。 「BADANとシグマが手を組むとは思えない。 目的は似ているかもしれないが、BADANは他者と仲良くやるような組織じゃあない。 それにBADANが関わっているのなら、シグマの立っているポジションにつくのは暗闇だ」 「なるほど。ならばただ単に、シグマが『別人に洗脳されたお前』を連れて来ただけということか……」 「…………ギンガも、洗脳したのはシグマではない。 『かつて別人に洗脳されたギンガ』を、その時代から連れて来たんだろう」 注釈を入れるかのように、会話に割り込むチンク。 かつてギンガを洗脳したのが誰なのか、チンクはそこまで話さない。 決して罪の意識がないわけではないが、わざわざ得た信頼を崩す意味がないからである。 「ヤツのことだから、シグマウイルスでも事前に流し込んだものと思っていたが……そうではなかったのか」 「シグマウイルス、とは?」 「ゼロの世界には、そういう機械を狂わせる物があるらしい」 チンクの説明を聞いた敬介は、ある疑問を口にする。 その内容は、ゼロの抱いていた違和感と全く同じものであった。 「そんなものを持っていながら、どうして『洗脳された俺やギンガ・ナカジマ』を参加させた……?」 「ああ、俺もそこが理解できない」 「この壊し合いを円滑に進めたかっただけではないのか?」 何を下らないことで悩んでいる、とでもいいたげな目付きのチンク。 そんな彼女に、ゼロが解説する。 「参加者を寄せ集めるのに、わざわざ『ある参加者が洗脳されていた時間』まで行くのは面倒でしかない」 「その面倒をしてまで、見たかったのだろう。洗脳された参加者が暴れる姿を」 虫唾が走る、チンクはそう付け加えた。 「お前の言う『壊し合いを円滑に進める』というのが目的なら、洗脳されたことのない参加者を洗脳して参加させればいい。 シグマウイルスを持つシグマには、あえて『洗脳された状態の参加者』を連れて来る理由がない」 「自分の手で洗脳する方が手間がかかる、と考えたのかもしれんぞ?」 「そうだとしても、【『洗脳された参加者』には洗脳された過去がある】と知る参加者――たとえばギンガが洗脳されていたと知るお前だな。 それをわざわざ用意するのは、どういうことだ。円滑に進める上では、邪魔でしかない。 『自ら洗脳するのが面倒だから、洗脳された状態で連れて来る』。 ――それならば、【『洗脳された参加者』には洗脳された過去がある】と知る参加者は、『それを知らない時間』から連れて来るべきだろう」 「だが、私はギンガが洗脳されていたことを知っているぞ?」 「だからこそ、理解出来ない。シグマの考えが」 考えを巡らせる三人。 しかし答えなど出てこない。 それほどまでに、シグマのやっていることはメチャクチャなのだ。 (ギンガ・ナカジマも神敬介も、洗脳前の状態に戻っている。シグマウイルスで洗脳したのなら、こうはいくまい。 ヤツはそれを狙っていたのか? 洗脳が解除されてしまうのを。……いいや、ありえない。それこそ意味が分からない。 分からない。ヤツは何を考えている。そもそも、この壊し合い自体がおかしい。これまでのシグマの行動から、かけ離れすぎている……) そこまでゼロが考えた時である。 「――――で、だ」 熟考する彼らに浴びせられるのは、不機嫌そうな声色。 振り向けば、声の主はナタクであった。 「結局、貴様等はそいつを許すのか許さないのか。下らんことばかり喋ってないで、ハッキリさせろ」 目を見張る三人をよそに、ナタクは自分の意見を淡々と告げる。 「俺は許すも何も、どうでもいい。城茂の件は、情けなくも不意を打たれたヤツがマヌケだ。 そいつはなかなか強いようなので戦いたいところだが、殺された家族や仲間の仇を取りたいのなら譲ってやろう」 言うだけ言って、ナタクが鋭い視線を向けるのはゼロ。 ゼロは敬介の方へと向き直る。 「お前の罪は許さない。お前が何体もの参加者を襲い、ノーヴェ達を殺した罪は消えない。 だが、お前を憎みはしない。お前自身が被害者であり、悪いのはBADANとシグマだからな。 お前には力がある。それを、シグマに反逆するのに使ってもらうぞ」 「……ゼロ、感謝する」 ナタクの視線は流れ、チンクの方へ。 殺害された妹の姿が蘇ったチンク、下唇を噛み締めて言い放つ。 「貴様がノーヴェを殺したことは、絶対に許せない。許せるわけがない……! 出来るものなら、今すぐに殺してやりたい。 …………だが今のところは、それは止めておいてやる。カザミの後輩であるなら、お前も生き様を見せてみろ。 ノーヴェの仇は、変な時期からお前を連れてきたシグマだと思うことにしよう。カザミの後輩に相応しくないと思えば、今度は迷わず殺してやるがな」 「そうか……本当にすまなかった、チンク」 言い終えたチンクは、脳内でノーヴェに謝罪する。 彼女が敬介を殺さなかった理由は、本来の神敬介の姿を聞いていたからであろうか。 おそらくそれだけではない。 本来善人だろうと、妹を殺されたのである。殺す理由には十分だ。 なら、どうして殺さないのか。 神敬介が、風見志郎の後輩であるからだろうか。 はたまた、まったく別の理由があるのだろうか。 それは、チンク自身にも分からない。 ただ、なぜだか殺す気にならなかったのだ。 妹を殺した相手だというのに、憎いはずなのに。 不思議な感情だと、チンクは思う。 不思議なのは、それだけではない。 何故かチンクは、風見志郎の死にとてつもなく大きな喪失感を感じている。 まるで過去二度妹を喪失した時のような。 第二放送前に、風見志郎がサイクロン号に跨ってボイルドの元に向かった時の比ではない。 あの時は、それでも風見志郎ならば身体はボロボロになっても、あの無愛想な態度で何でもなかったように戻ってくるに違いない。 心の底で、チンクはそんなことを考えていた。 だが、もう風見志郎は戻ってこない。 それを知った途端に、チンクは三度目の大きな喪失感に苛まれることとなった。 思えば、いつのまに風見志郎はチンクにとって、とても大きな存在になっていたのだろう。 チンクは、今になってそれに気付いた。 気付いた時には、いなくなっていた。 それは、いつ頃からだったのか。 ここに来てからのことを回想していくチンク。 釣り合うわけもないノーヴェと風見志郎を天秤にかけた時からか。 はたまた、サイクロン号を駆ってボイルドの元に戻った時からか。 もしや、最初に出会った時からか――? (ああ、なるほど。そういうことか) 思い返しているうちに、チンクは自分が神敬介を殺さなかった理由が分かってしまった。 最初の邂逅、そして戦闘――と呼ぶにはあまりに一方的であったアレ。 その際に、風見は否定したのだ。 復讐の力を。 そんなことはあり得ないと思っていたのに、復讐を否定した風見は強かった。 同行した時点ではどうでもいい存在だったはずなのに、チンクはボイルドと戦う風見の元へと舞い戻った。 見返してやりたかったから。当時はそう考えていたが、冷静になれば『妹の復讐』だけが目的なら死地に戻る理由などない。 既に、あの時点でチンクは惹かれていたのだ。復讐を否定した風見志郎に。 つまるところ風見志郎に敗北した時点で、チンクの復讐は終わってしまっていたのかもしれない。 (お前のせいで、妹の下手人も殺せぬ腑抜けになってしまったぞ。それなのに責任も取らず勝手に逝くとは、やはりお前は…………大バカだ) いくらチンクが胸中で風見に声をかけても、返事は返ってこなかった。 「では、ドラス。お前はどうする」 ナタクの問いかけに、ドラスは答えない。 敬介は震えそうになる膝を隠し、チンクとゼロがドラスに視線を向ける。 依然沈黙が続き、ついに口を開いたドラスの答えは。 「……ダメだよ。やっぱり僕は許せない…………」 言うと同時にドラスの手元に魔方陣が浮かび、射出された光の弾が敬介の肩を掠る。 机を飛び越えて、ドラスは敬介の胸倉を掴む。 ただただ敬介はされるがままに、マウントポジションを奪われる。 ドラスが拳を振り上げるも、敬介は何も言わない。 ただドラスを見つめている。 その様子が癇にさわったのか、ドラスが問いかける。 「何か言ったら……?」 「言ったところで許されるとは思っていないが、すまない。俺が悪かった。何をされても仕方がない」 「――――っ!」 腹に拳が入る。 振り上げては下ろすの繰り返しである。 「止めないのか?」 「ドラスが仇を取ると決めた以上、止める権利はない」 目を背けたまま動こうとしないゼロとチンクにナタクが尋ね、苦々しい表情でゼロが答える。 理解できない様子で、ナタクが再度問いかける。 「さっきは、余計な罪を背負わせたくないだの言っていただろう」 「そんなもの、今も変わらないに決まっている……」 「なら、止めればいい」 「……罪は背負わせたくないが、復讐に走る気持ちも分かる。 私がノーヴェを愛しているように、ドラスがノーヴェ達を愛しているのだろう…………」 チンクには止めることができなかった。 ドラスの行動は、ノーヴェが好きだったゆえのものだろう。 ノーヴェを殺した相手を殺すことができなくなった腑抜けには、止める資格はない。 妹と弟を愛するがゆえに、チンクは動けないのだ。 「ドラスが復讐を選んだ、か。俺にはそう見えんがな」 「何?」 予想だにしないナタクの発言に、どちらともなく声をあげた。 「復讐するのなら、すぐに殺せばいい。あんな光弾ではなく、俺に撃った光線を使えば一発だろう」 「バカめ……多くの痛みを与えたいのだろう。復讐とはそういうものだ」 「バカは貴様だ」 呆れたようなチンクの指摘。 さらに呆れたように、ナタクが返す。 「ヤツの強さは、城茂や風見志郎とそう変わらんのだぞ。さらに治癒力も持ち合わせているらしい。 姿を変える前とはいえ、原型になる前のドラスが殴った程度で影響があるものか。 それに痛みを与えたいのなら、鳩尾や喉を殴ればいいだろう。よりにもよって腹を、それも臓器に届かんような威力で殴って何になる」 聞いたゼロとチンクが、目を背けるのをやめてドラスの動きを観察する。 そして見た結果、ナタクの言った通りであった。 さらに言えば、しろがね――人形破壊者ではないが他に呼び名もないのでこう呼ぶ――化による治癒力が、受けるダメージを上回っているようにも見える。 「だが、なぜドラスはあんなことをしている?」 「……私と同じだ」 「説明しろ」 復讐を選んでいないのに、敬介を殴る。なぜか手加減をして。 あまりに非合理的な行動に理解できないゼロに対し、チンクは思い当たるところがあったらしい。 ナタクに促され、チンクは口を開く。 「この地に来た私は、セインを殺された怒りだけで動いていた。 冷静な状態ならば、シグマを殺すにしてもまずは仲間を集めるべきだというのに、いきなりカザミに襲い掛かったりな」 「それがどうした」 「黙って聞け。なぜ私は冷静でなかったのか、思い返してみれば」 「怒りだろう」 「だから聞け。確かにセインが殺されて怒っていたが、それだけではない。 仇を取るにしても冷静さが必要だった。この服に変な印象を与えれば、ノーヴェが困ることくらい思いておくべきだった。 しかし、冷静にはなれなかった。おそらく……『セインを殺さたのに、姉が冷静でいるなんてありえない』という変な使命感を持っていたのだろう」 「家族が死んだゆえの使命感か」 チンクの話を聞いたナタクの脳裏に、一人の男の姿がよぎる。 ナタクが強いと認めた、珍しい道士。 父親が、家族が死んだゆえに、唯一の弟をひたすらに慰め続けた男。 永遠に侵攻し続ける傷を負いながら、弟の前では明るく振舞った男。 彼も家族が死んだゆえに、兄の自分が暗くなるわけにはいかない――などと考えていたのだろうか。 決着を付けることなく、弟を残して、知らぬところで封神された彼の姿を思い描いたナタクは呟いた。 「それが、絶対に間違っているとは思えんがな」 「確かにな。だが……今のドラスは別だ」 「ほう」 ゼロに言われ、ナタクは考える。 さしずめ、ドラスの場合は―― 『家族が殺されたのに、目の前の男を許すわけにはいかない』といったところだろう。 ナタク自身は、復讐も殺人も否定しない。 しかし明らかにドラスは使命感に引っ張られているだけで、本人は無意識のうちに力をセーブしている。 「分かったところで、俺達にはどうしようもないな」 「ああ、ドラスに話したところで否定するだろう。それもまた、使命感ゆえにな……っ」 臍を噛むゼロとチンク。 すると、彼等が全く期待してなかった男から声がかけられた。 「俺に考えがある。お前達のPDAを渡せ」 「何をする気だ?」 「ドラスに分からせればいいんだろう、さっき貴様等が話していたことを」 ナタクが何をするかは分からないが、他に頼るものもなく二人はナタクにPDAを渡す。 二度PDAを接触させてIDを移動させると、ナタクがPDAを返す。 「何をした」 「気にするな、必要なことだ」 ゼロの質問に、ナタクは答えない。 いや、彼的には答えているつもりなのだが。 「ドラス、いったんやめろ」 「なっ! ナタク、何を言って――」 「やめろと言った。勘違いするな、俺は別に人を殺そうが何も思わない。 『お前が復讐を選んで家族の仇を取るつもりなら』、それを止めはしない」 「なら、何で……」 「こちらの都合だ、すぐに終わる」 有無を言わさぬ口調。 このようになったナタクは、止めようがないと知っているドラスは立ち上がる。 ドラスが離れると、少しずつ敬介の受けた傷が治っていく。 やはり殺す気でダメージを与えていない、と再認識するナタク。 「立て」 「……ああ……頼む、ドラスを止めないでやってくれ。 彼女には俺を殴る権利があるし、俺は彼女に殺されても仕方のないことをした」 「何度も言わすな。俺は『ドラスが仇を取るつもりなら』、止めたりしない」 「なら――」 敬介が言い終えるより早く、ナタクが尋ねる。 「宝貝という道具を持っているか」 「いや……持ってないな」 「ちッ、ならば何か役に立つ武器を持っていれば――――面倒だ。黙ってPDAをよこせ」 いい加減だらだらと話すのが面倒になったのか、ナタクは半ば強制的に敬介からPDAを授かる。 大量のPDAに白い歯を覗かせるナタクだったが、操作していくごとに露骨に不機嫌になっていく。 四つ目を確認し終え、ついにナタクは二度目の舌打ち。 「ハズレだな、ガラクタだけだ。 ドラス、戦力の足しにすらならんが、一応はお前の家族の遺品だ。どれがそれかは知らんから、全部くれてやる」 そう言って、ナタクは敬介の所持していた四つのPDAをドラスに投げつける。 無論、敬介の許可など取ることもなく。 まあ、敬介に文句なんかあるはずもないが。 一応ドラスのことは気遣っているようで、ナタクが取りやすい箇所に放ったために地面にPDAが叩きつけられることはなかった。 「おい、ナタク、お前……もしかしてふざけているのか?」 「黙って見ていろ。本題はこれからだ」 大層なことを言っておきながら、策など感じさせないナタク。 チンクが彼に思わず不信感を抱くが、ナタクは振り返ることもなく答える。 「貴様も、城茂のように姿を変えられるのだろう? やって見せろ」 呆気に取られるも、敬介は逆らうことなく普段通りのポーズを取る。 そして、普段通りの掛け声を言おうとしたのだが…… 「大変――」 「お前がその単語を言うなァっ!!」 「――――……」 激昂したドラスに、それを遮られる。 途中から無言になっても、敬介は仮面ライダーXへの問題なく変身を完了した。 銀のボディに、赤い胸部装甲、これまた赤い複眼、額に生える二つのV字アンテナ。 再び光臨した悪魔の姿に、ドラスの口が震えてカチカチと音を奏でる。 しかしそれを噛み締めて、Xライダーを貫かんほどの鋭い視線で睨みつける。 その様子を軽く見て、ナタクは続ける。 「胸の前で両の腕を交差させ、そのまま全身に力を篭めろ。そうだ、それでいい」 Xライダーがその体勢を取れば、またしても注文するナタク。 「次だ。あるのか知らんが、眼と口は閉じておけ」 「これでいい……のか?」 「喋るな。これ以上注文はないから、先程までの命令に従っていればいい。安心するんだな、お前なら死なん」 ただただ話し続けるだけのナタク。 Xライダーは言われた通りに黙り、ドラスは未だ睨んだまま。 「……いったい何をしようとしている?」 「『黙って見ていろ』、何度も言わせるな。次に同じことを聞けば殺す」 何の意味があるのか分からないことを敬介にやらせて、不審なことを言い出したナタクにチンクが何度目かの質問。 しかしナタクはそれを一蹴。 離れろ、と敬介とドラス以外の二人に告げる。 結構広い室内だというのに、部屋の隅まで追いやられるゼロとチンク。 それを確認したナタクは、今では義手となってしまった右手を敬介に向けて呟いた。 「――――吹き飛べ」 その言葉が周囲の四人に到達するのと、どちらが早かったか――――ナタクが右手に装着した乾坤圏が発射された。 「な……?」 誰かの驚愕の声、あるいは全員の物だっただろうか。 それが紡がれた頃には、Xライダーのいたはずの場所には誰も――否。 ――何もなかった。 あったはずの壁も、隣の部屋も、そしてXライダーさえもいない。 あえて言えば、そこには穴があった。そして外の景色があった。 「……ちッ、乾坤圏にまで制限か」 悪態をつくナタクの声で、三人が我に返る。 そしてやっと理解した。 乾坤乾がXライダーに放たれ、Xライダーを吹き飛ばした余波がこの惨状なのだと。 ナタク以外の三人は驚くが、そもそもの乾坤圏は並の山ならば消滅させる威力。 本来の持ち主であるナタクが使ってこの威力というのは、ナタク自身にはとてもじゃないが納得できなかった。 「乗れ、ドラス。ヤツを殺しに行くのだろう?」 そんな中、哮天犬を通常のサイズに戻したナタクがドラスに話しかける。 呆然とするしかない三人に、ナタクは淡々と口を動かす。 「安心しろ。横槍を入れそうなこいつ等の移動道具は、俺が奪った」 「…………分かった。連れて行ってよ」 ゼロとチンクがすかさずPDAを確認すれば、サイドマシーンとサイクロン号は転送できないようになっていた。 やられたと吐き捨て、顔を顰めながらゼロとチンクが駆ける。 彼等は駆け出してから、部屋の隅に移動させられたのが追いつかせないためだと気付いた。 「ナタク! お前、何を……!」 「たかだか一人殺すだけの話だ」 走りながらのチンクの言葉に、哮天犬を浮遊させたナタクが冷淡に返答する。 ちなみに、ドラスはもう哮天犬に乗っている。 「……だが、神敬介はシグマとの戦いに必要な戦力だ」 「笑わせるな。あんな男、俺一人で十分だ」 ドラスは使命感に引っ張られているだけ。 そんなことを言ったところで納得されないと予想し、ゼロは別の説得を試みた。 しかし、ナタクは一言で片付ける。 「俺を追いかけるつもりかもしれんが、時間と体力の無駄でしかないからやめておけ。 貴様等が到着する頃には、既に決着はついているだろうからな。せいぜい身体を癒せ」 それだけ言い残して、ナタクは哮天犬を駆動させる。 ゼロとチンクは、後ろに乗ったドラスの背中が小さくなっていくのを見ていることしかできなかった。 時系列順で読む Back 彼のいない発電所 Next WILL-雪融け(後編) 投下順で読む Back 彼のいない発電所 Next WILL-雪融け(後編) 132 YE GUILTY ゼロ 135 WILL-雪融け(後編) 132 YE GUILTY チンク 135 WILL-雪融け(後編) 132 YE GUILTY ドラス 135 WILL-雪融け(後編) 132 YE GUILTY ナタク 135 WILL-雪融け(後編) 132 YE GUILTY 神敬介 135 WILL-雪融け(後編)
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本編を投下順に読む:101〜150まで 前の50作品 第二回放送後から第三回放送まで No. タイトル 書き手 登場キャラ 101 藪をつついて黒龍を出す ◆RIDERjbYCM ゴ・バダー・バ 102 この言葉を知っている(前編)この言葉を知っている(後編) ◆AMes0c0h.I 日高仁志 志村純一 手塚海之 一文字隼人(リメイク) 103 牙の本能 ◆6VDLcuc3FQ 牙王 ゴ・ガドル・バ 104 大切な人は誰ですか ◆N4mOHcAfck 三田村晴彦 東條悟 105 病い風、昏い道(前編)病い風、昏い道(後編) ◆yFvLIBbl9I 五代雄介 長田結花 城光 ハナ 志村純一 橘朔也 風間大介 風のエル 106 龍哭(前編)龍哭(中編)龍哭(後編) ◆RIDERjbYCM 城戸真司 影山瞬 死神博士 北條透 乃木怜治 ン・ダグバ・ゼバ 東條悟 三田村晴彦 牙王 ゴ・ガドル・バ 107 香川教授の事件簿 ◆qFhr8mElWw 香川英行 108 男二人、虫二匹――――はぐれ虫 ◆RIDERjbYCM 加賀美新 風見志郎 109 Traffics(前編)Traffics(中編)Traffics(後編)Traffics(終編) ◆qFhr8mElWw 桜井侑斗 葦原涼 木場勇治 歌舞鬼 桐谷京介 澤田亜希 風谷真魚 日高仁志 手塚海之 香川英行 北崎 110 tears memory ◆qFhr8mElWw 五代雄介 城光 長田結花 111 憎悪の声は歓喜する(前編)憎悪の声は歓喜する(後編) ◆yFvLIBbl9I 香川英行 桜井侑斗 葦原涼 木場勇治 桐谷京介 日高仁志 志村純一 112 闇は――動き出す―― ◆LuuKRM2PEg ン・ダグバ・ゼバ 加賀美新 風見志郎 113 Crisis(前編)Crisis(後編) ◆RIDERjbYCMI 風間大介 橘朔也 ハナ 五代雄介 長田結花 城光 風のエル スマートレディ 村上峡児 114 龍は更なる力を手に入れる ◆LuuKRM2PEg 風谷真魚 澤田亜希 北崎 115 『いつか』が終わる日 ◆yFvLIBbl9I 東條悟 三田村晴彦 116 鬼飛蝗 二輪走 ◆RIDERjbYCMI ゴ・バダー・バ 歌舞鬼 117 セカンドディール(第三回放送) ◆CIPHER0/kY 村上峡児 スマートレディ 琢磨逸郎 影山冴子 第三回放送後から第四回放送まで 118 目覚めのカリスマ ◆LuuKRM2PEg ゴ・ガドル・バ 119 サウンド・オヴ・サイレンス ◆CIPHER0/kY 香川英行 桜井侑斗 葦原涼 木場勇治 桐谷京介 日高仁志 志村純一 風谷真魚 120 謎 罪 弔い ◆LuuKRM2PEg 死神博士 北條透 影山瞬 乃木怜治