約 1,696 件
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/859.html
最上の空陸両用 8 俺「ストライクウィッチーズなのですよ」 550から 前のページはこちら 全体の表紙はこちら 144 名前:最上さん じゃ、失礼します[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 16 55 39.27 _,. - '  ̄ ̄ ' - .、 ┏ ┓ / ヽ、 ♪アイキャッチ / ,、 i、 ┗ ┛ / // | | | / //|| ,.斗弋-i、 } 前回...前スレ | | ,i‐廾/| / _ヽ|| .| 俺「ストライクウィッチーズなのですよ」. | | |/ ,== i、/ ´ .f代i| / 550から ||、 | 代iり `゙´| / ,i ヽ ′ | // あらすじ? [二二二二二二二二二二二二二二二二二... _,.- 'て´.ヽ|、|i、 -´ /|/ 特にないよ! || / ゝ,-=ヾ'''`- ┐'_,/ ヽ_ || ねる同盟! _,.-' / ___v zヾ / `i || 前スレ574,575,581 / ,/_,.-.' ´ / / | / | || まくらなげ班. . ,.-─/ _,.- '´ `7 / ヾ / | || / { ´ ,/ / / , / i | || 参加してくれて.. / ヽ 、,_ / / / / | | || あんがと♪. /. ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`.| | | | | | || ふらう. / ,、 .ヽ | | | | | | [ニニニニニニニニニ ./ ,! i. ヽ / | | | | | . / / | ヽ / / / / | i| | . / / | ヽ / / / / | /| | / / | ヽ .// / / | / | | / / .| ヘ / / / | / | | / / | | / / / | | | ../ / | |┘ミ;;;;;;;;/ | } | / / |、 __,,..- ヾ≠─-二\ | / ', / __,. --' ´ ̄ ` \ | / |、 _/,,.. --─ ' ´ ヽ / \ / }/ ヾ /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`'''''''''''''''''''''''''''''´ ̄ ̄''´──´── atwikiだとAAが微妙にずれるよー (><;) 補正してみたけどエディタ使えないしこれが限界です 本スレだと綺麗に表示されてるよ!多分 145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 16 58 40.89 ID mhnhLfja0 支援 146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 16 59 49.79 ミーナ中佐を背に乗せて、ドッグから一路基地へ ……… …… … 俺「安全運転ってことで、ちょっと遅いですけど 念のため、ちゃんと腰つかんでおいて下さいね」 ミーナ「どうもありがとう」 ミーナ「ところで、501には慣れたかしら。 初日からずっとドタバタ続きで大変だったでしょう?」 俺「そうですねえ…まだたった一週間なのにいろいろあった気がします」 ミーナ「ちゃんと慣らしてあげるヒマもなかったし、考慮不足で危険な目にも合わせたりしたし、ごめんなさいね」 俺「とんでもないですよ。 …まぁ、来て一週間経たないうちにいきなり敵拠点の攻撃作戦に参加するだなんて さすが対ネウロイ戦の最前線、ハンパじゃないなと思いましたね」 ミーナ「さすがにあんなことはそうそうないわね…もう二度とごめんだわ」 俺「ははは、まったく同意です。 …でも、みなさん良くしてくださってるので、なんとかなってます」 ミーナ「結局、<俺>さんに地力があるからなんとかなったのよ。 感謝しているわ、本当に」 俺「いや、恐縮です。 俺の方こそ、感謝してます」 147 名前:最上さん 名前抜けたし誤字ったししょっぱなから大コケですわ![sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 04 59.83 ミーナ「…ところで、<俺>さん? うちの娘たちのなかで、誰か好きな娘とか、出来たのかしら?」 俺「ぶふッ!?」ギャリギャリギャリ 俺「あ、あっぶねえええええ…危うくすっ転ぶところだった…!」 ミーナ「あら、びっくり」 俺「あははははは、み、ミーナ中佐なにを仰ってるんですかあ。 ウィッチに手出すなんてできるわけないじゃないですか」ぶろろろろr… ミーナ「別に手を出して欲しいなんて思ってはいないけれど、 でも、みんなと一緒にいる間に情が湧いてくるとか、あったんじゃない? だから、501に残ることにしたんでしょう?」 俺「え? 俺、まだミーナ中佐には残留することは伝えてなかったと思うんですけど…」 ミーナ「さっき最上に行ったときに『たぶんそうなる』って艦長さんたちが、ね」 俺「カマかけですか…見事に引っかかりましたな」 (っていうか、あの艦長と副長にはマジで見透かされてるな…) ミーナ「まぁ、好きっていう言葉にもいろいろ意味があるけれど、<俺>さんも そろそろ任務だけじゃなく、私たち個人とも向きあってくれるような頃合いになってきたように思って。 だからこんなことを聞いてしまったのだけれど」 俺(…要するに、部隊に対する愛着は出てきたか、みたいな質問と受け取ればいいのか?) 148 名前:最上さん[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 10 13.90 俺(とはいえ、ココは敢えて向こうの意図は無視して、言葉通りに受け取って回答すっか) 俺「しかし、うーん…好きな娘、ですかぁ…あはは、考えたこともないです」 ミーナ「あら、ホント?」 俺「俺とウィッチの娘達じゃいろいろと釣り合わないですから。 年齢とか、階級とか、立場とか…もろもろ」 ミーナ「でも、恋愛感情というのはしばしばそうしたまっとうな常識を超越するものよ?」 俺「あはは、ミーナ中佐って結構ロマンチストですね」 (うーん…好きな娘、か、うーーーん…みんな好きっちゃみんな好きだが、恋愛感情ってのはなあ…) (…そーだ、こっちもちこっとイタズラしてみるか) 俺「そう、ですね…例えば、ミーナ中佐、とか…」 ミーナ「」ぐらっ 俺「おわわわわわっっ!!」ギュギュギャイーン! 俺「いきなり重心をずらさないでください、危険ですから!」がくがくがくがくっ ミーナ「あら、ごめんなさい。びっくりさせちゃったわね」 俺「…いえ、こっちこそすいません。 走行中にこの手の冗談は禁物だということを学習しました」 ミーナ「あら、冗談だったの?それは残念ね」 俺「あはは、まったく、中佐にはかないませんね。どこまで本気なんだか…」 149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 10 34.47 ID WGjvGISg0 支援 150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 11 33.58 ID uhnS20RfO 支援支援 151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 11 35.28 ID 2kIm8JuU0 支援だぜ 152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 13 23.85 ID u1ddxLGm0 支援です 153 名前:最上さん 支援ありがとですー[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 14 19.10 基地着 ……… …… … ミーナ「本当にありがとう、おかげでずいぶん時間も短縮できたわ」 俺「いえいえ、とんでもない。シャーリーさんのおかげですから。 …それより、せっかくの休日なのにミーナ中佐は仕事なんですか?」 ミーナ「こんな時じゃないと出来ないこともあるし、しょうがないのよ」 俺「大変ですね…」 ミーナ「まあ、今日はさっさと切り上げて、お風呂にでも入ろうかと思うわ。 <俺>さんは、これからツーリングでしょう? 気をつけて、ケガのないようにして楽しんできてね」 俺「ありがとうございます、行ってきます」 …… … 俺「ミーナ中佐、か…組織のアタマってのは、大変だよな。 俺ンとこの艦長たちも同じなのかな」 俺(恋愛感情、ね…。 ま、あの人はあの歳でもう『落ち着いた大人の女性』って感じだし 28の俺からみても充分、対象として考える事はできるだろうけど) 俺「いやいや、まさかだな。 さて、行くか」どるんどるん! 154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 19 41.67 ID 1AV4diij0 しえーん 155 名前:最上さん ◇は誰得の最上さんモノローグの印ですゾ[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 20 56.11 ◇◇◇◇◇◇ 基地を出てからは海岸線を横目に、ひたすら道無き道を走る。顔に手に、全身にそよぐ潮風が心地いい。 シャーリーさんが貸してくれたバイクは、大地を蹴立てて軽快に進む、進む。 たまには休みというのもいい、と久しぶりに思った。 船の上じゃ、たとえ非番でもやれることなんてほとんどなくって眠るばかりだったし、 その眠りだって快適とは程遠いもので、常に疲れで肩が張っていて休んだ気がしなかった。 そういう生活と比較すれば、今の基地のベッドで眠れる生活とはあまりに違いすぎる。 しかし、慣れすぎるとヤバい事になりそうだ。そう思うと思わず苦笑が浮かぶ。 さて、こうして走っているのも気持ちいいが、これからどうするか。 一日こうして走っているのもイイし、途中で釣り糸なんぞ垂らしてみるのも悪くない。 そんなふうにしてひとり小さく笑いながらバイクを飛ばす俺の目に、建物の姿が飛び込んできた。 1軒、2軒、向こうにも2,3軒…ちょっとした村と言える規模の集落だった。 だが、ぽつぽつと点在する立派な家々にしかし、生活感は感じられない。 興味をひかれてとある1軒に近づいてみると、それは廃屋なのだった。 破壊された痕跡はなく、しかし風月歳月という逃れようのない災禍が家全体を蹂躙しつつあった。 「疎開、か」 可能性は高いだろう。 遥か遠くとは言え、海を隔てたその先に、人類の仇敵ネウロイの巣があるのだ。 恐らくこの村の人達は、犠牲が出る前にと内地にある街のほうへ、ネウロイの影から逃れるように離れて行ったんだろう。 やれやれ、どこに行ってもネウロイの毒牙と影を感じない場所はないのか。 ちょっと沈んだ気分をぶっ飛ばすべく、バイクの回転数を上げた。 廃村はあっという間に視界から消えた。 156 名前:最上さん そうだ、言い忘れてた。この話ちょっと長いので(続く)[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 26 56.21 俺「たらーらー、たらららー、たーらーらら、たらーらー…と」ぶろろろろろ 俺「…あれ、こんなところに人影? あれは…坂本少佐にバルクホルン大尉、それに…ペリーヌさん、がうずくまってる。 何かあったのか?とにかく近づいてみよう」どるるるる …… … 俺「坂本少佐、お疲れ様です。 こんなところで、何を?」下車 坂本「ああ、<俺>か? なぜこんなところに…いや、私たちは海岸線をランニングしていたんだが、ペリーヌがな…」 ペリーヌ「…っ、……」ぜは、ぜは バルクホルン「やはり、私たち二人には付いてこれなかったか…だから無茶はするなといったのに。 ほらペリーヌ、水だ…飲めるか?」 ペリーヌ「た、大尉、申し訳、ありません…」ごく、ごく 坂本「やはり、ちゃんと断ってやらなかった私の責任だな、これは」 俺(っていうか、ここまでバイクで結構飛ばしたはずだけど こんなトコロまで走ってきたのかよ…ホント、俺も体力はそれなりだが、この人たちは格が違うつーか…) 坂本「ん、なんだ<俺>?」 俺「いえ、なんでもありません」 157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 28 25.53 ID 0AbKdQsY0 支援 158 名前:最上さん (続)投下したいという方は遠慮無くおっしゃってくださいまし[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 33 36.76 坂本「仕方がない、今日はここまでだ。 ペリーヌの体調がよくなったら戻ろう、バルクホルン」 バルクホルン「そうだな、こうなっては仕方あるまい」 ペリーヌ「そ、そんな…わたくしのせいで訓練を中断するだなんて… わたくしのことはかまいません、どうかお二人だけでも訓練を…」ぜーぜー 坂本「バカな事を言うなペリーヌ。私がこう言ってしまってはなんだが、たかが訓練だ。 そんな事のためにお前を置いていけるか」 ペリーヌ「で、ですが…」はー、はー バルクホルン「…そういえば、<俺>、そのバイクは?」 俺「あ、これはシャーリーさんにお借りして…」ピコーン 俺「…って、そうだ。 もしよかったら、俺ペリーヌさんを乗っけて基地に帰りますけど?」 ペリーヌ「え?」 バルクホルン「いや少尉、別にそういう意味で聞いたのではなくてだな…!」 俺「ああ、バルクホルン大尉こそお気になさらず 別に俺は何か目的があってこっちに来てるわけじゃないですから。 俺がペリーヌさんを連れて帰るんで、お二人はそのまま訓練を続行してください」 坂本「いやしかし、この状態のペリーヌを放っていくわけにはな。 休日だというのにわざわざ訓練にも付き合ってくれたというのに、それでは…」 159 名前:最上さん[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 39 36.09 ペリーヌ「……」 ペリーヌ「少佐、それに大尉、わたくしは<俺>さんのご厚意に甘えることに致しますわ。 どうか、おふたりは訓練を続けてください」 坂本「いや、しかし…」 ペリーヌ「気を遣っていただけるのはとても嬉しいですが、わたくしのせいでおふたりの訓練が中断してしまっては そちらのほうがわたくしには辛いことですわ。ですからどうか…。」 バルクホルン「…少佐、行こう」 坂本「…すまん、ペリーヌ」 ペリーヌ「もったいないお言葉ですわ、少佐。もともとわたくしが勝手を言ってついてきたんですもの」 坂本「わかった…すまんが、<俺>、ペリーヌをよろしく頼む」 俺「は、了解です。お二人はお気をつけて」 バルクホルン「<俺>、その…」 俺「バルクホルン大尉。 本当に、自分がそうしようとおもって言い出したことですから、お気になさらず」 バルクホルン「…すまん、頼んだぞ」 160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 41 29.74 ID 2kIm8JuU0 支援! 161 名前:最上さん[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 45 12.28 先を進むふたりを見送って… ……… …… … 俺「二人は行ったか…ペリーヌさん、大丈夫ですか?」 ペリーヌ「……っ…」 俺(呼吸は整ってきたみたいけど、まだ答えられないか…?) ペリーヌ「……っ……ぅく…」ぽた、ぽたた 俺(!?) ペリーヌ「…ひっ、ひっく……ぐす… な、なさけない…ですわ…ひぅ、ひっく…」 俺(泣いてるよ…) 俺(こういう時、どうすりゃいいんだろ)ぽりぽり ペリーヌ「ひく、ひっく…ふぇ…」 俺「……」ぽんぽん ペリーヌ「ひぅ…え? な、なんですの、<俺>さん」 俺「あの…ハンカチ。汚いっすけど」 ペリーヌ「……お借りしますわ」ぐすっ 162 名前:最上さん 支援ありがとっねー[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 52 05.85 20分後 ……… …… … ペリーヌ「お待たせしましたわね、もう大丈夫ですわ」 俺「はい…じゃ、帰りましょうか」 ペリーヌ「…あなたには恥ずかしいところを見られましたわね」 俺「大丈夫ですよお、他の人にはばらしませんから。 ただし、条件として…」うしし ペリーヌ「……」じぃぃー 俺「…こほん、冗談です。 でも、俺だって昔は訓練がキツかっただのなんだのと泣きまくりでした。 別に恥ずかしいこっちゃありません。ね?」ちらっちらっ ペリーヌ「…と、殿方が泣くなんて、情けない話ですわねっ」こくり 俺「あはは、まったくです。 じゃ、お互いに恥ずかしいところを公開し合ったところでおアイコって事で」 ペリーヌ「…ですわね」 俺「じゃ、バイクに乗りましょうか…おっと、その前に、シャツにショーツって、 その格好じゃ風防のないバイクの上じゃ寒いな。 俺の上着着てくださいな。ちょっと汗臭いかもしれないけどガマンして」ぬぎぬぎ→ふぁさっ ペリーヌ「あ…あの、ありがとう。お借りしますわ」 163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 53 33.09 ID 1AV4diij0 ×ショーツ ○ズボン ショーツ=半ズボンという事ですわ(穿いてる人:談) 164 名前:最上さん 163すまん、ショーツってショートパンツ(というズボン)だと…チガウ?[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 58 10.64 ペリーヌさんを背に乗せて、一路基地へ ……… …… … 俺「安全運転ってことで、ちょっと遅いですけど 念のため、ちゃんと腰つかんでおいて下さいね」 ペリーヌ「こ、こんな感じでよろしくて?」 俺「そうそう、いいですよ」 ペリーヌ「ちょ、ちょっと恥ずかしいですわね」 俺「はっはっは!男としてはなかなか光栄っすな」 ペリーヌ「も、もう…! …それにしても、この背中は……」 俺「なんかいいましたあ?…まいいか。 ところで、どうしてあの二人の訓練に参加しようなんて思ったんですか?」 ペリーヌ「え?」 俺「いやー、あの二人の体力って底なしっていうか…ちょっと化け物じみてるでしょ。 どうしてそんなのに付いて行こうと思ったのかなって」 ペリーヌ「ば、ばけ…!? な、なんて不敬な!信じられませんわ!」ギリギリ 俺「いてていてて!つねっちゃダメです!」 165 名前:最上さん[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 18 00 48.00 ペリーヌ「わ、わたくしは…せ、せっかくの休日ですし、その…しょ、少佐と…」 俺「少佐?坂本少佐がどうかしました?」 ペリーヌ「うー…少佐と…少佐と一緒にいたかったのですわ! なにか文句ありまして!?」ギリギリ 俺「はぐぅ!?文句ない文句ない!だからつねらないで!」 俺「あういてて…脇腹つねるとかシャレにならないですって… でも、上官と一緒にいたいだなんて珍しいですね。 普通、休みの日くらいは上官の顔をみずに過ごしたいとか思いません? まぁ、ミーナ中佐と坂本少佐は例外だと俺も思いますけど」 ペリーヌ「あら、坂本少佐は公私共に素晴らしいお方ですもの。 いつでも一緒にいたいと思うのは当然じゃありませんの」 俺「はぁ…尊敬してるんスね、少佐の事」 ペリーヌ「尊敬なんて陳腐な言葉じゃ足りませんわね。 少佐こそ正しくウィッチの鑑というべきお方ですのよ。 持って生まれた優れた能力も素晴らしいですが、それにおごることなく 常に自らを高める事に余念がない、まさしくウィッチの生き字引きとでも言うべきあの生き様! それに、凛々しいあの横顔!もう眺めているだけでこちらの気も引き締まってくるようで… はぁーん…少佐、素晴らしいですわ!」 俺(やばいな、なんかやばいもん踏んだ) 166 名前:最上さん[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 18 07 08.96 俺(女の子ってのは、よくまあこんな喋れるもんだよなぁ…) 俺(あ、もうこんな…メシの時間じゃねえか) ……… …… … ペリーヌ「ですからね、もう坂本少佐とならどこへでも… って…ねえ、ちゃんと聞いていますの?」 俺「へぇは!?ああ、もうばっちり! もうバッチリ聞いてました! それはそうと、腹減ってないですかクロステルマン中尉!」 ペリーヌ「へ、おなか…? 言われてみれば、確かに、運動した後ですし、その、多少は」 俺「なら、休憩がてら昼飯にしましょ」 ペリーヌ「…じゃ、わたくしもお付き合いしますわ でも、どこで食べますの?」 俺「まぁ、このあたりならどこで食ったっていい景色をサカナに美味いメシが食えそうですが、 出来れば休憩中は風を避けたいですね…体冷やすとあんま良くないですし。 だから、この先にある廃村にお邪魔しようかと」 ペリーヌ「あの、住民の皆さんが避難された村ですの?」 俺「ええ、そこ。 部屋とテーブル借りるくらいいいでしょ。 ま、疎開した村なんて、ちょっと気分いいもんじゃないですけどそこはガマンしてくださいな」 167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 18 08 26.39 ID 2kIm8JuU0 しーえん 168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 18 08 46.02 ID WGjvGISg0 支援 支援ありがとうございました 話の続きはこちらからどうぞ
https://w.atwiki.jp/princess-ss/pages/38.html
晩春の夕刻はいつも緩やかに訪れる。 書物から顔を上げて、クレメンテはふと窓の外を見遣った。 朱と紺が少しずつ滲みあい重なりあった境目が、そろそろ休息の時を告げるかのようだ。 宵闇迫る吹き抜けの廊下に足を運び、やわらかい春風に包まれながらの散策など、気分転換には最適である。 だが彼は部屋を出たくなかった。 今日予定していた分の学習はまだ八割方しか消化できていない。 最近はずっとそうだ。最初のころはもっと余裕をもって取り組むことができた。 それは何も章の進行とともに内容が高度になったためではない。 すべては集中力の問題だった。 今日のような非番の日にこそ心おきなく勉学に励むべきだというのに、 誰とも会わず部屋に閉じこもっていると、思考は自然と同じところに停滞してしまう。 我ながら不可解だと思った。 第二王女レオノールがまもなく隣国の王室に嫁ぐ。 婚約自体は幼少時に成立していたものだが、 先日婚礼の日取りが布告されたことで、内廷では諸々の準備が本格的に進められていた。 十七歳の第二王女は、次の誕生日の翌月にはガルィア王国王太子妃の称号を得ることになる。 大陸の中枢を担う国家の未来の国母として、臣民の歓呼とともに迎え入れられるのだ。 すべては国際政治の均衡と調和のために万全を期して設定された婚姻である。 何もいうべきことはなかった。 そう、いうべきことは何もないのだ。 そもそも俺は、とクレメンテは思う。 あのかたについて何も知らないに等しいのだ。 どんな色のドレスが好きだとか、どんな香水が苦手だとか、愛馬の名前だとか。 そしてなぜ自分のような者に会いに来るのか。 だが、最後の問いをあえて口にすれば彼女をひどく傷つけるであろうことだけは、彼にも理解できていた。 最初にことばを交わしたのは国王夫妻の結婚記念日に開かれた宮中舞踏会の宵だっただろうか。 今から約二年前のことになる。 末の王子エルネストに専属する侍従のひとりとして、クレメンテはその日も幼い主人に手を焼かされていた。 兄様姉様にするみたいに葡萄酒をグラス一杯に注いでくれなきゃいやだ、 と貴人たちの前で泣き喚く五歳の末息子に国王もとうとう温顔を消し、 罰として自室に連れ帰りひとりきりで謹慎させるよう、すぐ後ろにかしずいていたクレメンテに申し渡したのだ。 大広間の出口をくぐるころには王子もおとなしくなっていた。 「とうさま、明日になっても許してくれないと思う?」 さきほどの癇癪は嘘かと思えるほど小さな声だった。 日ごろ苦労ばかりさせられている主人だとはいえ、こんな心細げな声で問いかけられると、 クレメンテも憐憫の情を掻き立てられざるを得なかった。 「ぼく、わるい子だったね。とうさま、ぼくのこときらいになったかな」 「ご心配なさいますな、殿下」 クレメンテは答えた。 「お父上がお言いつけになったことを今夜しっかりお守りになれば、 明日の朝にでもお目通りすることが許されましょう」 「そうだといいな。 ―――でもぼく、おへやにひとりでいるのはさびしいんだ」 寂しさを味わっていただくための処置ですからとも言えず、クレメンテは黙った。 彼の足はいつのまにか方向を転じていた。 (俺のこういうところが結局、殿下のご癇気を容認し助長してしまうんだ) と心中自省しつつも、小さな手を引いて歩みつづける。 「こっち、ぼくのへやじゃないよ」 廊下の風通しがずいぶんよくなってきたころ、王子はいぶかるように言った。 「ええ、お部屋に戻る前に少しだけ寄り道をしましょう。 私たちだけの秘密です」 ふたりは南御苑の門をくぐった。 すでに日が落ちていることでもあり、広大すぎる敷地で位置感覚を失わないよう気を配りながら、 クレメンテは開けたところに出てようやく足を止めた。 王子がわあっと歓声を上げる。 そこは古代神話に語られる有名な情景を模した人工池だった。 周囲には異教の神々の石膏像がさまざまな姿態でそびえ立ち、大理石で縁取られた池に荘重さを加えている。 しかし王子の目を引いたのはそんな見慣れた風景ではない。 水辺の夜陰には小さな灯が無数に散りばめられていた。 夏もそろそろ終わろうというころだった。 逃げ惑う蛍たちを追いかける王子が池に落ちないように目を配りながら、 クレメンテは何匹か捕らえて薄手のハンカチの中に包み込み、彼に向かって振って見せた。 「これ、ずっと明るい?おへやでも明るいかな?」 池から帰る道のりでエルネストははしゃぐように尋ねつづけた。先ほどの沈鬱がこれまた嘘のようだ。 「燭台に火を点さずにおけば明るく見えますよ。 園丁の詰め所に寄って虫籠をもらってきましょう」 そのとき、前方から人影が近づいてきた。 石畳に足音はほとんど響かず、衣擦れの音に消されるほどかすかだった。 「ねえさま」 侍従の手をほどき、幼い王子は飛び出していった。 「まあ、エルネスト。どうしてこんなところに?」 「ひかる虫がたくさんいたんだ。ほた……なんだっけ、クレメンテ」 「蛍です」 平静を装って答えながら、彼は背中に冷や汗をかいていた。 ごくささいな任務だとはいえ、国王直々の命をすぐさま実行しなかったことがほかの王族に知られてしまった。 しかもうら若い婦人だ。絶対に周囲にしゃべり散らす。 立ち尽くしているうちに人影が近づいてきた。 二番目の王女だった。 豊かな黒髪を後ろに結い上げ、肩や腕を惜しみなく露出した夜会服をまとったままだ。 いまひとつ色は判別しがたいが、 明るい室内で見たならば髪や瞳の黒さをいっそう引き立てるような、淡い水色のドレスだろうか。 つい最近侍従に取り立てられたばかりのクレメンテにとっては、これまで一対一で顔をあわせることもなかった相手である。 これを見てよ、と言いたげにエルネストが傍らで袋状のハンカチをかざしている。 ほんのりとした明かりに浮かび上がるその姿は、先ほど目にしたばかりの古代神話の光景とあいまって、 月の処女神を髣髴とさせる気品に満ちていた。 このかたは美しいひとなのだ、とクレメンテはいまさらのように気がついた。 姉姫がずいぶん早く嫁いでしまったこともあり、実質上の長女として弟妹たちの面倒をよくみるという評判はあったが、 廷臣たちのあいだでその容姿が噂にのぼることはほとんどなかった。 愛する者たちを日々気にかけるあまり、このかたは自分の美しさを自覚する暇もないのだろう、 もしくは美貌を誇示するための労力をほかのところで使っているのだろう。 そんなふうに思われた。 「あなたは―――」 「クレメンテと申します、レオノール様」 跪こうとしたが制止され、立ったままで手に接吻することを許された。 目を上げると、吸い込まれそうなほど深く大きな漆黒の瞳がこちらを優しく見ていた。 「恐れながら、こちらに殿下をお連れしたことはできれば御内密に」 レオノールは微笑を浮かべた。夜陰に薔薇が開いたようだ、と彼は思った。 「あなたは優しいかたね。 エルネストが珍しくなついたと聞いて、どんなひとだろうと思っていたのだけれど。 この子のわがままにはわたくしだって手を焼くのに」 「ねえさまだって、ぬけだしてきたんでしょう」 「夜風に当たりたくなったのよ」 そういって結い上げた髪に手をやった。 「やっぱり花飾りがずれてしまってる。クレメンテ、挿しなおしていただけますか」 彼は王女の後ろに立った。 なめらかな背中が腰のすぐ上まで剥き出しになっている。 貴婦人の夜会服としては当然のつくりだとはいえ、公式行事の場ではもっぱら王子の守役を務めるクレメンテには、 同年輩の少女の素肌をこれほど近く見る機会はめったにない。 うなじに手を近づけたとき、指先が少し震えた。 その直後に髪留めでもある花飾りを地に落としそうになった。 「いちど抜き取っていただいたほうがいいかもしれません。 髪はもう編みこまれてあるから、束ねて結い上げて留めていただくだけでいいの」 そんな高等技術を俺に要求されても、とクレメンテは思ったが、王女自身はそれを遂行できないにちがいない。 というより、自分で身だしなみを整えるという習慣がないのだ。 彼はしかたなく、慣れない作業に慎重に取りかかった。 ふいにレオノールが口をひらいた。 「わたくし、あなたとお話してみたかったのよ」 「身に余る光栄に存じます」 クレメンテは誇張でなくそう言った。 たとえ王女でなくてもこれほど美しい娘からそのように告げられれば悪い気はしない。 「侍従長から聞いたの。あなたはアンダルセのほうからいらしたのでしょう。 都暮らしには慣れて?」 心が急に冷えた。 ああそうか、と彼は自嘲的に内心でつぶやく。 スパニヤ宮廷の慣例では、侍従の職はふつう名門貴族の次男以下の子弟が就くことになっている。 学府を卒業した後、出仕先の官庁を求めあぐねているクレメンテに侍従長が声をかけたのは、全くの僥倖というべきだった。 あるいは学府時代の彼の秀才ぶりと素行の正しさが侍従長の耳に伝わったことを僥倖と呼ぶべきか。 クレメンテの家は下級貴族にすぎない子爵、それもまだ一代である。 本来騎士階級であったのが、先だっての飢饉の際に近隣の農民に穀物庫を開放して食料を支給し 無利子で貸付を行った事業をみとめられ、父親が授爵されたばかりなのである。 さらにいえば、あと三代さかのぼればただの土豪でしかない。 国内各地に広大な荘園を領有している「本物の」貴族たちの子弟はふつう都の本宅で養育され、 貴族のみに開放された中央学府で学び、その後は宮廷に出仕、もしくは領地経営に専念する。 後者の場合でも、現地に赴いて自ら治める者は珍しかった。 父親の期待を一身に受けて十三歳のクレメンテは都に送り出され、学府に籍を置いたが、周囲との溝はあまりに深かった。 彼にとって、いきなり眼前に現れた貴族社会は巨大にして閉鎖的な姻戚組織図のようなものであった。 僻地の騎士階級出身の身には遠い親戚と呼べる者さえいない。 そもそも地方から来た生徒など誰もいないのだ。 彼が学問で頭角を現し始めると、あれの父親は金で爵位を買ったのだ、という噂がまことしやかに囁かれた。 実際のところ、彼の家の領地、より正確に言えば若干の地所など都周辺の豪農と変わるところがなく、 息子を都で学ばせるために彼の父親はわが身にたいへんな倹約を課していた。 それを思えばこそ、孤立や噂などに負けられない、とクレメンテは思ったのだ。 学業では常に優秀な成績をおさめ、飛び級を重ねて十八歳で卒業した時には準首席の栄誉を得た。 けれど、それと出仕先の獲得とは別の問題だった。 中央官庁の人事は網の目のような縁故で閉ざされているということを、彼はそのときまで知らなかった。 順調な出世が約束された華やかなポストはみな、折り目正しい貴族の子弟にのみ開かれたものなのだ。 だからこそ侍従職をもちかけられたときは考える間もなく承諾した。 実際のところ、王族の身の回りの世話など彼が望んでいたものとはまるで違っていたが、 これを機に宮廷に足を踏み入れ、官界のきざはしの下に立つことができるのだと思えば数年の辛抱はできようというものだった。 だが、宮廷とて貴族社会の一部である以上、事情は同じだった。 主人である五歳の王子は偏見を持たずになついてくれたとはいえ、 同僚の侍従たちからは、これは何かの手違いで迷い込んだ卑賤の者だという眼を向けられつづけている。 この王女も同じだ、とクレメンテは思った。 田舎からはるばる出てきた下級貴族の倅がそれほど珍しいというのか。 彼の心中など全く気づかぬかのように、レオノールは髪飾りを直させるがまま屈託なく話しつづけた。 「そうね、もう慣れておられるわよね。 でも恋しくはならない?」 「家の者とは文を繁くやり取りしておりますので」 「ご家族はお元気なのね。よかったわ。 でも、風景は?」 「風景……」 「馴染んだ眺めが恋しくはならない? わたくしかねてから聞いているの。 我が国は三方を海に囲まれているけれど、アンダルセ地方の海岸が最も美しいって。 そんな場所で生まれ育つのって、とても素敵でしょうね」 「ありがとう存じます」 呑気なものだ、と思いながらクレメンテは静かに答えた。 実際のところ、アンダルセは土壌が貧しく、地勢の関係上漁港や貿易港を発展させることもできず、 国内で最も窮乏した地域のひとつだった。 (為政者の娘がこれではな) そう内心でつぶやきながら、同時に、少しだけ温かい感情が芽生えてもいた。 故郷の風光を賞賛されれば誰だって悪い気はしない。 それが、都から遠く離れた草莱の土地、名門貴族たちには僻遠の蛮地と蔑まれる故郷であればなおのことである。 「どんな色なのかしら」 「え?」 「あなたの故郷の海はどんな色?エメラルドのようだ、という比喩をよく聞くけれど」 「まちがってはおりませんが、時によりけりです。 アンダルセの海はあまりに表情豊かなので、『恋に落ちた乙女』と地元では呼び習わしております」 「まあ、素敵」 王女の声が少しだけ高まった。あまり頭を動かされませんよう、とクレメンテは注意しなければならなかった。 「あなたはどんな色の海が好きなの?」 「ひとつには絞りかねますが、そうですね、夏の早朝などが好きです。 藍色の上に緑が浮かび、その上に少しずつ光の粒が躍りはじめて ―――新しい一日というより新しい生命が始まるかのような、そんな色です」 「あなたは本当に、その海が好きなのね。 まるで瑞々しい恋人に捧げる形容のようだわ」 「恋人に捧げるとしたら、もう少し地に足の着いた詩句を考えます」 「変わった方ね。世の中では、歌う内容が大仰であればあるほどもてはやされるのに」 「実を伴わぬことばはかえって愛を貶めます」 レオノールは黙った。 そして振り向きかけたが、作業の最中だと思い直してやめた。 「海が恋しくなりますか?」 「ときおりは」 「そんな色の瞳のお嬢さんを探してみてはどうかしら」 王女は悪戯っぽく言った。 たわむれにはたわむれで返すのが上流社会の礼儀である。 ここに機知を閃かせられるかどうかで貴公子としての格が決まるといっても過言ではない。 けれどクレメンテの口からはなぜか芸のないことばが出てきた。自分で止める暇もなかった。 「べつに、緑がかった青ばかりが好きなわけではありません」 「そうなの?」 クレメンテは一歩後ろに下がった。 ようやく王女の髪を整えることに成功した。 すでにしっかりと編みこんである髪をまとめるのがこれほど難しいとは思いもよらぬことであった。 花飾りはまたずれてしまいそうな気もするが、 女官でもない身にこれ以上の手際を要求するのは無理というものだ、と彼は思った。 レオノールも察したのだろう。 振り向いて長身の侍従の顔を仰ぐと、ありがとうと微笑んだ。そして問いをつづける。 「ほかにはどんな色が?」 「夜の海も好きです。とくに真冬の」 「暗い色なのかしら」 「夜空に劣らぬほど、深く美しい黒です。レオノール様の瞳を見て思い出しました」 何を言ったんだ俺は、とクレメンテは思った。 社交的な賛辞としてならば、この国の男は誰でもこれしきのことは口にするが、 今の自分の言い方はあまりにも気負いがなく、あまりにも自然だった。 まるで、太陽は東に出でて西に沈むという普遍の真理を語るかのように。 王女は大きな眼を瞬いた。 ここで笑い出してくれればいい、とクレメンテは思った。 だがそうはならなかった。 彼女は今称えられたばかりの漆黒の瞳を伏せ、そう、とだけつぶやいた。 「ねえ、ほたるが」 足元から声が聞こえてきた。 ほたるがにげちゃった、と王子が彼の袖をつかむ。 クレメンテが腰を折って幼い主人と目線を等しくしたとき、 王女はものも言わずにふたりの前から去っていった。 それからのち、第二王女は折に触れてクレメンテを訪ねてくるようになった。 正確には末弟のもとを訪れるのだが、たまに非番のときなど彼の私室へ足を運ぶことさえあった。 通常、貴族官僚は都の街区に構えた自宅から毎朝登庁するものであるが、 王族の公私にわたる側用人である侍従官に限っては王宮内に部屋が用意されていた。 それゆえに侍従は個々の王族と私的な関係を深めやすく、それをいいことに利権拡張や栄達を図る者も少なくなかった。 クレメンテはもとより王族との個人的な癒着など考えてもいない。 彼が目指すのは実力での転官である。 前述のように、中央官庁の出世コースは名門貴族の子弟たちによりほぼ世襲的に占められているのが現状だが、 一部には試験を実施して優秀者を登用する部署も存在した。 クレメンテはその機会を逃すまいと思った。 今の身分でこんなことを口にすれば周囲の失笑を買うだけだが、彼の夢は国政の根幹に携わることだった。 そのためにはまず法務職の末端にありつかねばならない。 彼の見るところ、中央政府の要職を占める貴族たちはそろって大土地所有制に胡坐をかき、 自家の利殖につとめるばかりで、地方の窮状など何も聞こえていない。聞こうともしない。 誰かがなさなければならないことだ、と彼は思った。 故郷にいたころからの固い決意をますます胸にふくらませながら、 クレメンテは勤務時以外は自室に籠もりひたすら勉学に励んでいた。 この年頃の貴族の青年としてはきわめて異様な生活態度である。 ふつうなら閑暇のおりは―――宮仕えをしていない貴公子ならばつねに閑暇ともいえるが――― 乗馬や狩猟を楽しんだり、近隣の令嬢たちと親交を結んで恋愛遊戯に精を出したりするものだ。 ときどき彼の部屋に遊びに来るレオノールもまさにそんなことを言った。 あなたは貴婦人の知己を持たないのですか、と。 必要がないので、と彼は淡々と答えるほかなかった。 尋ねるのはいつもレオノールの側だった。 クレメンテの故郷のこと、家族のこと、好きな文学作品、好きな楽器、苦手な女性 ―――すでにあらゆることを訊かれた気がする。 将来の設計について尋ねられたとき、彼はややためらったが、秘めた大志を結局は口にしてしまった。 本当になんでこんなことを言ってしまったのか、とつくづく自分に呆れる気がした。 一方で王女は大きな瞳を長いまつげで覆ってしまわんばかりに細め、 「すばらしいことだわ」 と微笑んだ。 官僚人事の現実さえご存知ではないだろうに、とクレメンテは思いながらも、 (きっと、応援してくださることが分かっていたから、俺は申し上げたのだ) と気がついた。 「だからあなたは女性にかまっている暇がないのね、ほかのひとたちみたいに」 「暇がないというか、能くするところではないのです」 そういえば、この王女は最近とみに美しくなられた気がする、と思った。 もとからそこにあった美貌が、ようやく存在を主張し始めたとでもいうべきか。 宮中舞踏会のときなど、遠目に見ているだけでも名だたる名門の貴公子たちが休む間も与えずに彼女を誘っている。 「ほかの殿方はどうしてみんなああなのかしら」 「ああとは?」 「少し気に入った女性には誰にでも神かけて永遠の愛と尊敬を誓うし、 何かきっかけがあればすぐに身体を触りたがるわ。そうではなくて?」 王女が相手であれば触るといってもさすがに手か腕か肩か腰ぐらいであろうが、 それを親愛の表明として許容することはこの潔癖な乙女にはできないのであろう。 彼女の愛顧を得たいと思って日夜心を砕いている貴公子たちのことが少しだけ気の毒になった。 「まあその、みな情熱をもてあましてつい動いてしまうのでしょう」 「あなたはそうじゃないみたいだわ」 「自制しておりますので」 毎晩のようにあなた様を種に自己処理しておりますとは言えない。 「自制できるのなら、みんな自制すればいいのに」 国の発展が阻害されますとも言えない。 「みながみな達成できることでもないのです」 「そう。 あなたはがんばりやさんなのね、やっぱり」 そういってレオノールはまた微笑んだ。 自分の部屋を訪ねてきた王女のために椅子を引いてやるたびに、 こんな見た目も平凡な田舎貴族の倅の何がそれほど興味をかきたてるのだろう、 とクレメンテはつくづく不思議な気がした。 けれど、自分の鄙びた話にうれしそうに耳を傾けるレオノールの顔を見るたびに、 そんな不可解さは徐々にどうでもよくなってくるのだった。 一方、彼は自分から王女に個人的な質問を投げかけたことはなかった。 本当は彼女についていろんなことを訊きたい気がした。知りたいと思った。 だが彼の理性は強固にそれを避けさせた。 俺のような身分の者がそれを望めば、結局は破滅に向かうのだと。 けれど、半時間ほどの談笑ののちにレオノールが立ち上がって部屋を去ろうとするとき、 クレメンテはいつも何かを口にしたい気持ちに駆られた。 彼女のために扉を開けてやりながら、何かもっと大事なことを告げたいと思った。 ふと見れば、すでに廊下に出た王女は黙ってこちらを見ていた。 あの晩と同じ黒い瞳が、瞬きもせずに彼の顔を見ている。 先に目をそらすのはいつも、クレメンテのほうだった。 ふたりのあいだには扉の枠と敷居があった。 そしてそのまま、現在に至っていた。 部屋の空気を入れ替えるために窓を開けてみた。 夕刻の春風は疲れた頭をいつものように優しく撫ぜ、室内に旋回したかと思うとまた去っていった。 大気は日々少しずつ温もりを増している。 時は着実に流れているということであった。 第二王女の婚約者である隣国ガルィアの王太子アランには、クレメンテはむろん会ったことはない。 外交筋から話を漏れ聞くところでは、まだ若いながらも政治には意欲を示し、 使節との引見の場においても理知的な英主の片鱗をすでに覗かせているということであった。 だが、それは公の顔である。 アランの私的な素顔に関する噂をやや悪意を持って解釈すれば、 己の有能さと美貌を自覚しているがゆえの驕りに満ちた青年であるということになる。 なお悪いのは、かの国の男だということだ。 隣国同士は犬猿の仲であるという例にもれず、 スパニヤとガルィアの民びとも古来より互いの国風をなじりあってきたものだが、 ことにガルィア人の貞操観念の希薄さは信仰心篤いスパニヤ人の罵倒の対象になって久しい。 クレメンテ自身はガルィア出身の知人をもたないが、 彼らの性的放埓ぶりについての小話を宮中いたるところで聞かされるものだから、 これにはそれなりの根拠があると信じないわけにはいかなかった。 アランはレオノールより数ヶ月早く生まれたということだから、今現在十七か十八である。 当然もう女を知っているだろう。 ガルィア人で、しかも退廃の頂点たる王室の人間なのだから、十代で愛人を何人も抱えていようとおかしくない。 (だが、若くて眉目秀麗なら、それはいいことじゃないか) クレメンテは努めてそう思おうとした。 王侯貴族の政略結婚においては十五、六の姫君が三十も四十も年上の中年、老人に嫁ぐことさえ珍しくはないのだ。 そんな悲惨な境遇に比べれば、レオノールの婚約者の条件は完璧といってよい。 何も俺が案ずるようなことはない。そう、何も。 だが春風の中に目を閉じれば、浮かび上がるのはいつも同じ情景だった。 荒々しくヴェールを剥がれ、花嫁衣裳を剥ぎとられたレオノールが広い寝台の上に転がされる。 豊かな黒髪が枕を覆うように広がる。 王女の小麦色の肌をまさぐるのは貴人らしい滑らかな手だ。すでに女に触れることに慣れきった手だ。 無垢な身体をもてあそぶように捻転させ、獣のように浅ましい姿態を強要した挙句、なんの感動もなく彼女の純潔を奪う。 いたわるような抱擁もなく彼は眠りにつく。 花嫁に残されるのは破瓜の血と生温かい種子だけだ。 それを幾夜も繰り返し、彼女は身ごもり、彼の子を生む。 男児が数人生まれてしまえば正妃の寝台での需要は薄れてくる。 レオノールの若さと美貌に翳りが見え始めれば、王太子はもはや寝室の扉をくぐることもなくなる。 夫の公式寵妃たちの嬌声を傍らに聞きながら、彼女は夜ごと空閨に戻り、静寂の中で黒い瞳を閉じる。 「ねえ、クレメンテ」 はっとして振り返ると、すぐ後ろに第二王女が立っていた。 薄暗い部屋のなかでは、足首まである薄紅色のふんわりしたドレスは霧に包まれた大きな花束のようにも見える。 「レオノール様」 「勝手に入ってしまってごめんなさい。 扉を叩いても返事がなかったものだから、不在なのかと思って押してみたの。 でもあなたが気がつかないから」 「失礼いたしました」 ご用件は、とは彼は訊かない。いつものように王女が気ままに雑談を始めるだろうと思っている。 だが彼女は黙っている。クレメンテの隣に立ち、開けたままの窓の外を眺める。 「お勉強の邪魔かしら」 誰に問うともなくレオノールがつぶやく。 いつもの明朗な声音とはずいぶん違っていた。 何もかもに倦んだような、あきらめたような、―――あるいは誰にもいえない決心を糊塗しているような、そんな声だった。 いいえ、と彼は答える。 「休憩を取っておりましたので」 「よかった。 ―――杏の花はもうほとんど散ってしまったのね」 中庭に植えられた木々を眺めながらレオノールは言った。 「まもなく薔薇が色づき始めましょう」 「薔薇は見飽きてしまったわ。それに、すぐに役を終えてしまう」 四季咲きの―――と問いかけたところで、花嫁衣裳のことをおっしゃっているのだ、と彼は察した。 国内最高の仕立師たちの手により数ヶ月かけて製作された純白のドレスおよびヴェールなどの小道具は、 王侯貴族の婚礼の常として、薔薇をモチーフにしたものだった。 それも何種類も用意されている。 最も似合うものを選ぶためにレオノールはたびたび試着させられているという話を以前弟王子の口から聞いた。 「ですが、―――薔薇は散ってもよいものではありませんか。 貴婦人がたは花弁を集めて乾燥させ、香りのもとにするのだとうかがいました」 「そうね。薔薇の、花びら。 わたくし、聞いたことがあるの。人の肌にも、花びらが浮かぶのですって」 「肌?」 「唇を触れたあとに」 侍従は黙っていた。 「あなたは、ごらんになったことがあって?」 「姫様―――」 「わたくし試してみたの。自分の腕に。でも花びらは見えなかったわ。 腕ではだめなのかしら。それとも、自分の唇だからだめなのかしら」 「姫様」 「今ここで、あなたにお願いしたら、花びらを浮かべてくださるかしら。わたくしの肌に」 クレメンテは機械的に手を動かして窓を閉めた。 「答えて」 「姫様、―――姫様はお疲れのようです。ご婚礼のご準備で」 「わたくしは疲れていません。疲れてなどいません。 だからここに来たのです」 王女の声にはすでに涙がにじんでいる。 俺は怯懦だ、とクレメンテは思った。 この誇り高いひとが自尊心と羞恥心を限界まで忍んで口にした挑戦に、向き合うこともできない。 正面から拒むことさえできない。 「わたくしに立ち去ってほしければそう言いなさい。 ―――そうすれば、何もかもあきらめます」 嗚咽をこらえているさなかだというのに、最後のことばだけはひどく乾いていた。 クレメンテは黙って王女の身体を抱き寄せた。 ふたりきりのときでさえ、これまでは一度もそんなふうに振る舞ったことはなかった。 華奢に見える割にこのかたはやはりやわらかいのだ、と思った。 背中に垂らしたままの黒髪には香油のなめらかさがあった。 「あなたが好き」 肩の震えが収まってきたころ王女がかすれた声で言った。頭は彼の胸に押し付けたままだ。 「わたくしも、お慕い申し上げております」 「知らない人になど嫁ぎたくない。ほかの誰にも触れられたくないのです。 あなただけに、触れてほしいの」 レオノールは初めて顔を上げた。 辺りはそろそろ宵闇が迫ってきていたが、大きな漆黒の瞳は潤いを帯びてますます豊かに光を宿していた。 「そうできればどんなにか、と思います」 言いながら、クレメンテは初めて自分の心願を知った思いだった。 「ほんとう?それはあなたの本当の気持ち?」 「まことです」 「もし、わたくしを連れて逃げてと言ったら」 レオノールは息を止めたように彼を見つめた。 吸い込まれそうな黒、故郷の真夜中の海と同じ、すべてを包み込むような黒だった。 そうできればどんなにか、と彼は同じことを思った。 だが、俺にはできない。 宿望も家族の命運も犠牲にして、このひとを幸せにするためだけに生きることは、俺にはできない。 恋愛を人生の目的に据えそれを善しとすることは、俺にはできない。 今必死で追い続けているものを失えば、俺はきっと―――じきに駄目になる。 「申し訳ございません」 目を伏せて、クレメンテは言った。 そう、とだけ答えるのが聞こえた。感情の抜き取られた声だった。 彼は心臓に縄がかけられ、ゆっくり締め付けられているような気がした。 臆病者だと思われたかどうかなど問題ではない。 俺はこのひとの最後の希望を、乙女らしいひたむきな夢を一瞬にして打ち砕いてしまったのだと思った。 王女の口にしたことはたしかに無思慮だった。 それを実行すれば母国にどれほどの混乱と損害と不名誉をもたらすかを正確に把握していれば 易々とこんなことは言えないはずだし、 把握したうえで言ったのだとすれば彼女の中では利己心が克ったのだというほかない。 だが、とクレメンテは思う。 生まれてから何ひとつ不自由なく育ってこられたこのひと、 何もかも与えられてきたこのひとは、 生き方の選択をこれまで何ひとつ許されなかった御身でもあるのだ、と思った。 レオノールがようやく彼の胸から顔を上げた。 この薄暗さでは表情はよく分からなかった。 「そろそろ戻ります。邪魔をしました」 クレメンテは腕を広げて彼女を解放しかけた。だが、途中で動きをとめた。 「人肌に花びらが浮かぶとは、わたくしも伝聞したことがございます。 もう、たしかめるには暗すぎるかもしれませんが」 王女は黙ったまま彼を見つめた。 試して、とその唇は静かにつぶやいた。 クレメンテは文机の前の椅子に腰掛け、王女を膝の上に横向きに座らせた。 彼女の片頬に手をあて、顔を引き寄せて唇を重ねた。 ふたりの初めての、本当の接吻だった。 レオノールは緊張しきっている。抱き寄せた肩は驚くほどこわばっていた。 彼はいったん顔を離して、唇を閉じないでください、と囁かねばならなかった。 また接吻を再開すると、今度はすんなりと舌を入れることができた。 彼を待ち受けていた小さなやわらかい舌は小動物のように弄ばれるままになり、 濡れた粘膜は侵入者の愛撫を惜しみなく受け取った。 従順すぎる王女の口腔内を堪能すると、クレメンテはようやく顔を離した。 彼女の頬が上気しているのは明かりを点けるまでもなく分かった。 乱れた呼吸が静かな室内に響いていた。 「な、なんだかとても、罪深いことをしてしまったような気がします」 「世人はみな嗜んでいることでございます」 「みな、こういうことをしているのでしょうか」 「世の恋人たち、世の夫婦は」 「夫婦、―――今夜だけは、妻として扱ってくださる?」 「恐れ多いことです」 「そんなふうに言うのはやめて。わたくしのことはレオノールと。―――お願い」 そういって彼女はクレメンテの肩に頭を乗せた。 ふたたび顔を寄せてくちづけたまま、彼はレオノールの胸元を締める紐に手をかけた。 姫君の装束としては比較的簡素な室内着だとはいえ、上も下も全部脱がせきることは彼の知識ではできそうにない。 だからこそ、露わにできる部分にはくまなくくちづけたいと思った。 胸当てをとり、絹の肌着を下ろしてしまうと、王女の上半身はほぼ裸になった。 彼女は無意識に胸元を腕で隠そうとしたが、クレメンテはそれを制した。 接吻を中断して改めてレオノールの姿を眺めると、この薄闇の中でさえ素晴らしい輪郭を浮かび上がらせていた。 「美しい」 ごく自然に賛辞がこぼれでた。王女はいたたまれなげに顔を伏せるばかりだった。 もはやこらえきれず、彼女の上体を強く引き寄せる。 小ぶりだが上向きでとても形のいい乳房が眼前で揺れる。呼吸が平らかではないのだ。 明るいところで見ればどんな花よりも愛らしい薄紅色をたたえているであろう乳首は、 夕刻の肌寒さのためなのか、ほんのすこしだけ尖っているように見えた。 指先で触れてみると、やはり硬かった。華奢な全身がびくっとする。 「ク、クレメンテ、わたくし、やっぱり―――あぁっ」 熱い吐息混じりの声が宙に飛んだ。 誰にも触れられたことのない、おそらく彼女自身の指でいじられたことさえないであろう乳首は 男の唇に挟まれるとさらに硬くなり、感覚がより鋭くなった。 舌先で丹念になぞればなぞるほど、呼吸の乱れは隠しようもなくなっていく。 「いや、そこは、なんだか、だめっ……ゆるし、て……いやぁっ」 もう片方の乳首を指でこね回されて、王女は軽く背をそらした。形のいいあごの下が上向きになる。 クレメンテはそこにも細い首筋にもくちづけたいと思ったが、服で覆いきれない部位はやはりこらえねばならなかった。 代わりに小ぶりな乳房に接吻の雨を降らせた。 許して、という息も絶え絶えな声が聞こえてももう止めようがなかった。 唇を押し当てるとそれだけで少し沈んでしまうようなやわらかさである。 一回一回に時間をかけ、ひたすら強く吸った。 この暗さでは分からなかったが、花びらは、刻印はたしかに浮かんでいるはずだと思った。 クレメンテがようやく乳房から顔を離すと、レオノールの瞳はまたも濡れていた。 だがそれが罪深い愉悦によるものであるということは疑うまでもなかった。 「夫婦というものは、このように愛を交わすのですね」 いまだ上気したような声で問いかけられて、彼は苦笑しそうになる。 「これは夫婦の営みには入りません。恋人たちのたわむれのようなものです。 夫婦というのは―――」 言いながら、彼は王女の身体を抱き上げ、目の前の文机の上に座らせた。 どうも高さが理想的ではない。 クレメンテは机の奥に並べた大判の辞書類を何冊かとりだし、積み重ねてレオノールをその上に座らせた。 これでちょうど膝が彼の目線に来たはずである。 ドレスの裾は机をほぼ占拠し、余った分は彼女の膝下に沿って滑り落ちている。 「本の上に座るのは申し訳ないわ」 「いいことではありません。でも、これはもっと大事なことなのです」 そう言って眼下に広がるドレスの裾に手をかける。皺にならないように丁重に扱わなければならない。 レオノールは息を止めたように身をこわばらせたまま、彼のなすがままになっている。 レースの下生地とともにスカートを腰までまくりあげ、ペチコートを脱がせ、最後に肌着を両足からゆっくりと抜き取る。 一度も日にさらしたことがないであろう太腿の奥には小さな黒い茂みがぼんやりと確認できた。 視線を少し上に転じれば先ほど愛撫の限りを尽くした乳房がかすかに揺れている。 あとは膝上まである絹の靴下と靴下止めを残すのみだが、これだけはそのままでもいいかと思った。 目を凝らすと靴下には王室の紋章にも使われる百合の意匠がほどこされており、 一線を踏み越えた臣下の背徳的な気分をますます煽り立てた。 着衣のまま、けれど肝心な恥部はすべて露わにされたまま、無垢な王女は放心したように座っていた。 ただしクレメンテが荒ぶる息をなだめながら膝を開かせようとすると、レオノールは初めて止めようとした。 「クレメンテ、あの、何を」 「これが夫婦の証です。妻は夫の前に脚を開かなければなりません」 「でも、そんなはしたない」 「ここにこそ、花びらを散らさなければならないのです」 王女の脚からこわばりが抜けた。 それを直角の手前になるぐらいまで開かせ、彼はまず太腿の内側に唇を這わせた。 「あぁっ」 頭上から温かいため息が降りかかる。きれぎれのそれは嬌声を交えて部屋中に広がる。 もっと熱くさせたい、と彼は思う。 なめらかな太腿をくまなく吸われながら、王女の下肢からはどんどん力が抜け、心なしか震えている。 思い切って顔を脚の付け根に近づけると、どこか甘酸っぱい、生々しい匂いが鼻腔にまとわりついた。 雌の匂いだ、とクレメンテは思った。 至尊の家に生を受けた姫君でありながら、穢れなき乙女の身でありながら、 秘すべき花芯はすでに雌として目覚めつつあるのだ。 (なんと淫蕩な) こんな感じやすい肉体では、初夜の床でさえ、花婿の胸の下であられもない嬌声をあげつづけるのかもしれない。 破瓜の痛みを凌ぐほどの悦楽に身を任せて夫の愛撫を求めつづけるのかもしれない。 (そんなのは許せない) 自分に身体をひらききっている王女の耳元で辱めのことばを囁きたい思いにかられながらも、 クレメンテはもう我慢できなかった。 「ああぁっ!!」 レオノールは大きく背をそらしたらしい。だが顔を上げてそれをたしかめるつもりはなかった。 くちづけた花園は想像以上に濡れていた。まず割れ目の左右の襞に舌を這わせると、それだけで粘っこい水音がたつ。 「い、いや、いやぁっ!」 迫りくる快感におびえたような声をあげ、王女が彼の頭に手をかけて引き剥がそうとする。 が、その手には全く力がこもっていない。 むろん彼は意に介さず、一重一重の花弁を愛でるように舌を動かしつづける。 「やっ、やめ、だめ、いやっ、そこは……っ、あぁんっ!だめぇっ!!」 小さな割れ目に舌を入れ、できる限り奥まで自在に舐めまわすと、王女はまた大きくのけぞる。 頭上からこぼれ落ちる声はほとんど悲鳴になっている。 もちろん彼は容赦はしない。 乙女の蜜にたっぷりと唾液を絡ませて秘裂の入り口を行きつ戻りつしながら、このうえなく卑猥な音を立ててやる。 この無垢な花園が見知らぬ男の指を、唇を、男性自身を受け入れる前に、白く濁った欲望を放たれる前に、 汚しきれるだけ汚したいという衝動に突き動かされる。 王女はすでに腰を浮かせている。 それどころか、口では拒みながらも無意識のうちに自ら彼のほうに秘所を押し付けてきている。 「や、もう、だめ、いけな、わたくし、もう、こわれちゃう……っ」 壊したい、と思った。 この淫らな身体には奥の奥まで俺の体温をおぼえこませて、 ほかの男の愛撫など決して受け付けないようにさせたい。 二度と消えない花びらを残したい。 このひとを最初に愛したのは俺だ、という刻印を残したい。 「いっ、いやぁっ!!そこは、ほ、ほんとうに、いけな……っ」 とうとう舌を割れ目から抜くと、すぐ上の突起を唇で挟んだ。 すでに鼻梁を押し当てられていたためか、そこはもうふくらみ始めていた。 「はあぁっ!」 強く吸えば吸うほど、レオノールの声は高く激しくなっていった。 その素直さをいとおしみながら舌先で皮を剥いてやる。 びくんびくんと全身が震えるが、王女はもはや拒絶のことばさえ発さず、ただ獣のように喘ぎを漏らすばかりだった。 「あぁ……いいっ、あっ、はぁっ……すごい……すごく、素敵……あぁっ、あ……」 彼の頭に載せられた小さな手はいまや引き剥がそうとするどころか彼を自らに押し付けていたが、 その手にこめられた力が徐々に弱まっていくのが分かった。 彼の頭を挟み込んで離さない太腿はすでに痙攣を始めている。絶頂が近いのだと知る。 舌になぶられつづけて限界まで大きくなった秘芽をまた唇で挟み、吸ってやる。 優しく吸い、強く吸う。王女の痙攣はもう止まりそうにない。 「あ、ああああぁっ!!」 断末魔さえ思わせるほどの長い長い叫びとともに、しなやかな身体は半月のように反り返った。 やがて全身から力が抜け、レオノールはクレメンテの頭を抱え込むように上体を丸くし、両腕を彼のうなじのうえで組んだ。 「レオノール?」 ようやく花園から唇を離し、彼は頭上に向かって囁いた。 「大好きよ、クレメンテ」 「わたくしもです」 「そう言って。好きだと」 「好きです。―――愛しています」 再び、思いもよらないことばがこぼれ出た。 だがこれこそが本心なのだと、今ならば己を信じられる。 婚約者がいながら自分にすべてを許し、道ならぬ愉悦に身を反らしてはさらに深い歓びを求めたこの可憐な姫、 清純にして淫奔なこの姫が数ヵ月後には他の男のものになるのだと思うと、 彼女の体温を誰よりも近く感じている今でさえ、身が切られるかのような痛みを感じる。 そうだ。儀式は終わってしまった。俺たちはもう、これより先にはいけないのだ。 自分たち自身でそう決めたのだから。 「クレメンテ」 「はい」 「花びらは、浮かんだかしらね?」 「そのように努めました」 「あなたはいつもそんな話し方をするのね」 レオノールは少し笑った。 外から扉を叩く音が聞こえた。 ふたりともはっとして身体を離し、互いの服や髪の乱れに呆然とする。 なお悪いことには、明かりを点けていないので手際よく整えることも難しい。 「レオノール、―――あちらへ」 王女の身体を持ち上げて机の上から下ろすと、クレメンテは窓の脇に寄せたままのカーテンを指差した。 臣下にあてがわれた部屋だとはいえ王宮の一部であるからにはそれなりの調度がしつらえられており、 南向きの窓のために用意されたカーテンにはほぼ天井から床までの丈があった。 ドレスの裾をからげながらレオノールがその裏に走りこんだのと同時に扉が開いた。 廊下の明かりが少しだけ漏れ入る。 「なんだ、暗いや。クレメンテ、いないの?」 幼い主人の声だった。そのまま部屋に入ってくる。 「こちらにはべっております。御用でしょうか、殿下」 「あそびに来たんだ。どうして明かりをつけないの?」 「ああ、その、―――勉強の途中で居眠りをしてしまいましたので」 「だめだよ。先生がいたらおこられてるよ」 「まことに」 「ほたるがいるといいのにね」 「え?」 「ひかる虫だよ。このへやにいたら明るいのに。 夏になったら、またあの池のちかくでつかまえられるかな」 「そうですね」 「レオノールねえさまは、そのときはもういないのかな」 常と変わらぬ元気な口調でエルネストは問いかけた。 彼が姉姫を愛していないはずはないが、 五歳の身には永劫の別れというものの実態がつかめないのだろう。 都の郊外へ避暑に行くのも、人質という任務も兼ねて外国の王室へ嫁ぐのも、彼にとっては同じようなものなのだ。 「おそらくは」 「あの国にもほたるはいるの?」 「ええ、きっと。 ガルィアの国土はわが国より湖沼や河川に恵まれていると聞きますから、夏には蛍を見かける機会も多いでしょう」 「そっか、よかった」 エルネストはぼんやりと部屋の奥の窓を見た。珍しく春霞がかかっているような空だった。 「あっちにいっても、知ってるものがあるとねえさまうれしいよね。 ガルィアにはきいちごがある?」 窓の外に蝶らしき白い影が躍ったのをみとめて、王子は思わずそちらに近づく。 高まる焦燥を押し隠しながら、クレメンテもあとにつづく。 「リラは咲く?白ぶどうはある?」 「ございましょう。わが国ほどではありませんが、温暖な気候ですから。 ことに葡萄の産地は多いと聞いております」 「よかった。あっちにも好きなものがいっぱいあって、ねえさまよかったね。 およめさまになるし、うれしいこといっぱいだね」 小さな手が窓を半分開けた。 蝶の影はもうなかった。 「ねえ、なにかきこえる」 エルネストは首だけ振り返って部屋中を見渡した。 「わたくしには、何も」 「なにかないてるみたい。きこえない?」 「鳥でしょう」 「外から?」 「春告げ鳥かと。あのあたりの梢に」 クレメンテは中庭に繁る木の群れを手で示した。 もちろん夕闇の中ではおおまかな輪郭しか分からない。 「でも、もう初夏だよ」 「春を惜しんでいるのです」 そう言ってクレメンテは王子の身体をそっと抱き上げた。 小さな両腕が驚いたようにしがみついてくる。 彼はそのまま扉に向かった。 カーテンがかすかに揺れていることは振り返らずとも分かっていた。 「クレメンテ」 王宮を退出し廷臣用の停車場に向かう途上でふいに呼び止められ、彼は振り返った。 途端にやわらかく破顔し、法官身分を示す黒ビロードの帽子を取って頭を下げる。 「お久しゅうございます」 「まことに久しいことだ。たまには遊びに来いというに」 十六歳になったばかりのエルネストは不服そうな声を出してみせる。 けれど同時に、今の立場では王族の私的な居室に足を運ぶことはしにくかろう、 ということもなんとなく察してはいる。 三年目で侍従を辞したあと、このかつての守役は立法府に職を得、 審議官の子飼いとして八年のうちに着々と頭角を現しているという。 「忙しいか」 「近頃同僚に汚職で弾劾された者がおりまして、人手のほうが、なかなか」 「ならば世事にも疎遠であろう。 レオノール姉上に三番目の子が生まれたそうだ。女の子だ。 洗礼名を決めるまでにいろんな経緯があったとかで、えらく長い手紙が来た」 そういって懐から封筒をとりだした。 「難産だったせいか、あちらの王太子は大変な喜びようらしい。 姉上のために小離宮をあらたに建造するそうだ」 「ご同慶の至りに存じます」 淡々と答える臣下に、凛々しく成長した少年王子は黙って黒い瞳を向ける。 ずっと前に訊きたかったことを今訊こうかとふと思う。 「そなたは、姉上のことを好きだったのではないか」 クレメンテは微笑んだだけで答えなかった。 貴族にしては遅い結婚をした彼も、いまでは二児の父である。 そういえばこの男は、誰の干渉を受けたくないときにもこういう表情をするのだった、と エルネストはぼんやりと思い出した。 「つまらぬことを言った。すまん」 「いいえ、―――殿下は臣を安心させてくださいました」 「安心?」 「愛したかたが愛されていることを知るのは、とても心強いことです」 王子はまた彼を見た。 穏やかな微笑みは変わらなかった。 そして、かつて主従だったときのように、ふたりは並んで歩き始めた。 (終)
https://w.atwiki.jp/is_sevenspiral/pages/373.html
L:白魔法学校 = { t:名称 = 白魔法学校(施設) t:要点 = 白魔法、白い服、先生 t:周辺環境=学校 t:評価 = なし t:特殊 = { *白魔法学校の施設カテゴリ = 国家施設として扱う。 *白魔法学校の位置づけ = 教育施設として扱う。 *白魔法学校は所属する藩国内の国民に白魔法を覚えさせる。 } t:→次のアイドレス = 魔法建築の発展(イベント),初級白魔法(絶技),白魔法使い(職業),自然との調和(強制イベント),優しい心の勃興(強制イベント) } 設定文 白魔法について ゴロネコ藩国における白魔法とは最終的な目的を対話によってお互いにとって最も有益な道を探すためと定めて行使する魔法を指す。 目的を達成するために主に三つの系統の魔法の習得に重点を置かれている。 三つの系統とは、一つは対話の魔法、一つは守りの魔法、一つは束縛の魔法である。 対話の魔法 対話の魔法は神々、悪魔、動植物、機械、異星人等を含むあらゆる存在とお互いの意思と意見を戦わせ 互いにとって最も有益な道を探る魔法である。 対話の魔法はあくまで相手と言葉で会話を行なうのと同レベルの対話を行えるようにする事を目的とする。 相手の気持ちを考えた上で話し合うのは誰にでも備わっている能力であり、魔法ではなく通常の対話にて解決するべき事柄だと考えられているためである。 たとえお互いに仇同士であり憎み合っていて、相手の気持ちになることが困難であってもそれは同じである。 このため対話の魔法は同調と言うより翻訳魔法や舞踏や歌唱等で意思を伝える魔法と言った性質のものの研究が進められている。 文 YOT 守りの魔法 守りの魔法は敵対状態の相手に対して対話可能な状況に持ち込むために使用する魔法である。 相手にこちらが殺されては対話を行なう事が出来ないからである。 そのために個人レベルや集団レベルで魔法の防壁や結界を構築する事で自分や周囲の身を守る魔法の研究が進められている。 束縛の魔法 束縛の魔法は守りの魔法と同じく敵対状態の相手に対して対話可能な状況に持ち込むために使用する魔法である。 相手にこちらが殺されては対話を行なう事が出来ないのと同じく、こちらが相手を殺してしまっても対話が出来ないため 相手を生かしたまま対話が可能な状態に移行させるために使用される。 また暴力によって事態を解決するのが相手に取って最も利益がある方法であると認識されている場合にその方法を縛ると言う事でもある。 そのために命を奪わずに相手の動きを封じる魔法や意識や戦闘能力を喪失させる魔法の研究が進められている。 白魔法の使い手への制限 白魔法の研究によって得られた力は、白魔法本来の目的でのみ使われるべき力であり 誤った使い方をされた場合に制限を設けるための研究が行なわれている。 例えば反撃で相手を撃ち殺すために守りの魔法を行使した場合 相手を脅迫するために束縛の魔法を行使した場合 自分の利益のみを考えた詐術に対話の魔術を行使した場合などに、その力が失われる事を目的としている。 白魔法学校について ゴロネコ藩国立白魔法学校は文字通り白魔法を教える学校である。 共和国環状線ゴロネコ藩国駅付属学院に併設されている。 生徒と教師は互い取ってに対話を学ぶ師でもあると考え互いに敬意を払うべきとされている。 外来の客人もまた師でもあるとして敬意を払うべきであるとされる。 広く門徒が開かれていて、訪れた者は誰でも大きな楡の木の木陰で先生の話を聞くことが出来る。 校舎について 中央にシンボルでもある大きな楡の木があり、巨木の傍らには羽妖精の住む泉が湧いていて、泉からは小川が流れている 小川の横には校舎があり座学は校舎で教えられているが、他の説法や瞑想などは楡の木の木陰で行なわれる事が多い。 SS 榊聖「と、言うわけで学校に潜入します」 ~回想~藩国政務室 榊聖「んー。白魔法学校…授業とか受けてみたいな…」 武田「…入学したてのこの時期なら、せんこー顔覚えちゃいねぇな。いけるぜ?」 わたどり「いやいやいや…(汗)」 武田「やったことある。ポーカーフェイスと、度胸が必要だな」 榊聖「だいじょうぶ!伊達に藩王やってないわよ!」 わたどり「ちょっ!二人とも…(YOTさんをちらりと見る)」 しかしYOTは… YOT「武田、長ランとか特攻服とか着てきたら、ダメだよ?」 わたどり「Σ(行く気満々!?)」 榊聖「セーラー服は~?」 YOT「指定の白い制服着ないとだめです。」 榊聖「ちぇー」 武田「(きっつとか言ったら殺されるべな…)」 榊聖「………」 (ぐ~りぐり) 武田「ぎ…ぎぶぎふ」 ~回想終了~ わたどり「…早速ですが。藩王さま…だけじゃないですが…。まず変装してください藩王さま。」 榊聖「あ、ごめんごめん。」 わたどり「武田、どっかの藩王さまの真似して短ランやめなさいって」 武田「うーい。」 わたどり「ウルさん化粧のみ女装は勘弁してください…」 ウル「ん?YOTさん来てないの?」 来ている人を見渡すと待機、非番などぬかし、ブレーキになる人がわたどりぐらいしかいない(六花はおとなしい)。 榊聖「…珍しいわね。」 わたどり「(わ…私がなんとかしなければ)」 わたどりは気合いが入ってる。事前にアムから変装セット?を借りているがわたどり六花以外は着てきてないようだ。 六花「あの…本当に大丈夫なんですか?」 榊聖に「制服似合う可愛ぃ~」と言われて、抱きつかれて動けないでいる六花。 武田「平気だべ。こんなこともあろうかと、今日は五人程休み確実なクラスがある所を作っておいた!(どーん)」 ウル「深い話は?」 わたどり「聞かない方がいいかな……」 ちなみに、榊聖はその場しのぎで眼鏡をかけた。ウルはカツラを被った。武田はバンダナの色をかえただけ。 わたどり「(不安だ!)」 一行は白魔法学校へ。 ~学園前~ 女子生徒「おはようございます。」 男子生徒「おはよー」 気持ちのよい朝に響く元気で爽やかな声… 六花「おはようございます~………良い天気でよかったですね。」 ウル「そうですね~。」 わたどり「綺麗に掃除してありますね…ちゃんと毎日掃除してるんだなぁ」 我が白魔法学校は駅付属学院の中にある、白魔法学校丸ごと入るので相当な大きさである。 榊聖「あー……なんか、学校きたら眠くなっちゃった…」 武田「んー、そりゃ正常だ。」 わたどり「…正常じゃありませんから…良いですか?目立った行動をしないでくださいね!白魔法学校の日常を見るが今回の目的ですからね!」 しかし… 榊聖「武田ー、なんか持ってきたー?」 武田「カバンは持ってきた」 榊聖「中身は入れてきてるんでしょうね?」 暴走機関車二人と、 六花「わー、ウルさん髪型こうすると可愛いですよー」(注)ウルはノリノリで女装している ウル「わーい、ありがとうー」 天然二人組 勿論今の話を聞いてたのかわからない。 わたどり「しくしく(ダレか助けてください…(涙))」 わたどりは世界の中心で叫びたくなった…かもしれない。 変装した五人が中央の大きな木の下に入ると。 (カランカランカラン) 教師が鐘をならしている。 教師「はーい。そろそろ始まるよー!」 六花「あ、いそぎましょ」 わたどり「Σ心の準備が」 武田「巧いエスケープの方法は…」 榊聖「うんうん」 わたどり「わー!変なことふきこまない!武田、教室は?」 武田「一番はじのクラス」 ウル「いきますか~」 ~そして教室~ 武田「(いちおー一番後ろの列を確保したっすよ)」 男子生徒「お?おはよー」 榊聖「おはよー」 なんなく、教室に入り込めた五人、(ウルは盛大な無視をされている)HR前らしく少し騒ついている。イロモノ集団は最後尾一列に座った。少し異様な雰囲気。 男子生徒「あれ?噂の体験入学のひと?」 男子生徒が話し掛けてきた。 ウル「(へ?体験?)」 六花「?」 わたどり「(武田?)」 武田「(俺知らねぇ)」 榊聖「(……まさか)」 素早いアイコンタクトだが気付いたときには遅かった。 教室の前のドアが開いた。気付いて慌てて戻る男子生徒。先生と、知ってる顔がはいってきた。 女子生徒「起立。礼。着席~」 少し教室が騒ついている。 榊聖「……どうりですんなり行かせてくれるわけだわ」 先生「はい、おはようございます。昨日連絡したよう、教育実習生と体験入学のみなさんが来ております。仲良くしてくださいねー」 ?「みなさんおはようございます。教育実習生のRYOです。よろしく願いします。」 六花「(YOTさん……)」 そう、紛れもなくゴロネコ藩国摂政YOTの姿だった。かれは、別の時に臨時教師として、教段に立ったことがあるのだ。 榊聖「(武田!さっきの逃げ方教えなさい!)」 武田「(無理だ、摂政さんににロックオンされとる)」 六花「(二人ともよく政務放り出して逃げますからね…)」 わたどりとウルはうんうん頷いている。 先生「では、RYO先生。」 YOT「はい。では…」 YOTの口から今日から実力テストを行うという事と遅刻撲滅週間を実施するということが説明された。 男子生徒「Σテスト」 女子生徒「遅刻もですか~」 各方面からわいわいざわざわしてきた。 後ろに陣取る体験入学組(?)は… 六花「テストかぁ」 ウル「(うーむ。しばらくこのかっこで来なきゃいけないのかぁ…)」 武田「(遅刻は廊下にでも立たされるんなねぇ(笑))」 わたどり「うんうん、有意義な日々になりそうですね。」 榊聖「むぅ…藩王である私をだしぬくなんて…」 各自反応はそれぞれだが……… YOT「………(にこにこ)」 YOTの背後に《テスト良い点とらないと……》という五人にしか見えない言葉が浮き出てプレッシャーを与えている。 YOT「さて、体験入学のみなさんの自己紹介を…」 五人「(そう言えばしてないな…)」 YOT「している暇もないので、私から名前だけ紹介します。」 五人「Σ」 YOT「一花さん、わだりさん、エルさん、たけしさん、はがきさん、五人です。」 YOTは一人一人、目を合わせて紹介した。 榊聖「Σ(はがっ!?)」 ウル「(俺と、わたどりさん怒られなぁい?)」 武田「(おれ…名字じゃない)」 わたどり「よ、よろしくお願いします。みなさま。」 (パチパチ) あたたかい?拍手が教室にひろがる。 先生「ふむ。では、テストの日程を発表します。体験入学の人達はがんばってなー」 テストは一日目に、詠唱、集中力テスト。二日目に体術という格闘トーナメント。中休みが入り、四日目学力テスト。最終日、総合能力テストという、模擬戦。 榊聖「(へぇ…学問だけかと思ったら、以外と体力使うのがあるわね…)」 わたどり「(実戦に近いテスト?がありますね。)」 そして、テストが始まった。 ~一日目詠唱、集中力テスト~ 先生「はーい。では、このまま、テストにはいりまーす。」 RYO「午前中に集中力テスト。午後は詠唱能力テストをします。」 午前のテスト、学校内にある、大きな木の下で瞑想をする。 テストが開始され瞑想が始まった、それと同時に先生方による邪魔も始まった。顔の目の前で突然手を叩いたり、くすぐってみたり、先生方のいき過ぎないようさまざまなことをし始めた。ちなみに、テスト参加者はざっと百名近く。 …二時間経過、脱落者がでるなか RYO「(ふむ…さすが。まだみんなのこっているようですね………そうだ)」 五人「……」 RYO「うっ……目眩が…」 男性教師「あっ!大丈夫ですか!」 YOTはなぜか服がはだけてる。男性教師が近寄りだきとめる。 はがき「Σ」 RYO「はい、はがきさん、一花さん、わだりさん、終了~」 わだり「はかられた!」 結局最後まで残った、ウル、武田が高得点。 午後のテスト、今回の内容は詠唱で相手の攻撃を相殺させる防御魔法。 わだり「(…ちなみに、自信ある人)」 一花「(少し…)」 はがき「(無い)」 たけし「(ねえ)」 エル「(どこかに忘れた)」 わだり「…」 成功したのは、わたどり、六花。完璧だったのは、榊聖。ウル、武田は少し焦げて帰ってきた。(たいした威力のアタックではないので怪我人はでない) そして、一日目夜談話室 ウル「ウ~ン。何だか今日は、じろじろ見られまくったなぁ」 武田「あれっすよ。化粧が濃すぎたんすよ。」 榊聖「(ち…ちがうわ……武田が話し掛けられるくらいバレバレだったからよ)」 六花「じゃあ、今度は化粧薄めのナチュラルメイクでいきましょう」 アム「まあまあ、かつらに工夫してみては?」 エスト「そろそろ寝ないと明日キツイですよ~」 二日目体術トーナメント ちなみに、この、体術トーナメントをやる目的は白魔法使い=非力、を無くそうと体術も鍛えようで行われている。トーナメントなのは競争心、ライバル心からくる向上心を作るため。駅前学園の体育館を借りトーナメントをやるようである。男女別れて行う。テストの中で一番人気?がある。 たけし「ウラアァァァァァァァァ!」 わだり「くっ……」 男子トーナメントは、わたどり、武田が決勝であたり。武田の我流特殊空拳で圧倒。優勝をおさめた。 そして、女子トーナメント… 女先生「あの……」 エル「女の子です」 はがき「女の子よ?」 女先生「いやいやどう見ても…」 エル「それでも女の子です。」 はがき「女の子よ?」 RYO「Σ(力技で来た!)」 ……力技でトーナメント開始。 予想どうり?榊聖、ウルの決勝になった、六花は準決勝でウルとあたり敗退。流石のウルも榊聖、六花と続けて強敵とあたり惜しくも決勝で榊聖に敗退。 榊聖「ほーーほっほっほっほっほっ」 エル「うーむ。」 一花「(軽い怪我の人ばかりで良かった…)」 大盛況で幕を閉じた。 三日目、なか日。 アールヴ「?今日は静かですね…」 エスト「ですね?」 雑賀有「ふふ、明日は白魔法学校内テスト魔の日だからねぇ」 アールヴ&エスト「(笑)」 雑賀有「あ、おはようございます。アムさん。」 アム「おはようございます。静かでござるな…」 雑賀有「(笑)」 魔の三日目学力テスト。 わだり「んー、おわったー」 一花「さっきのここ答えが…」 はがき「あ…。そうなの!間違いだ~」 たけし「とける~」 エル「記憶が溶ける~」 はがき「現実逃避はだめよ…」(ため息) 結果は後日に。 最終日総合能力テスト。 このテストは、白魔法使いとして野戦技能能力を見る。形としては、歩兵、白魔法使いのみの編成で相手チームのリーダーの鉢巻きをとれば勝利となる。 後衛となる詠唱部隊は守りの魔法以外は今回は余り使わないように。歩兵はチームで決めてよい。 今回のチーム編成は大規模戦闘を想定して、Aチームに榊聖、ウル。Bチームにわたどり、六花、武田。…ちなみに、面白そうだと言う理由でアムが変装乱入している。歩兵戦、詠唱戦をくぐり抜け本陣のリーダーの鉢巻きをとる。2チーム総勢50人50人の模擬戦が始まる。 Aチーム陣地 ロム「(わくわく)」 はがき「(あ、一応偽名になってる。)」 女子生徒「ダレが指揮とりましょう?」 エル「えーと、はがきさんなんてどうでしょう?」 はがき「はいはい。まかせて」 Bチーム陣地 たけし「……」 男子生徒「(たけしさん、トーナメントの時もそうでしたけど雰囲気変わりますね…)」 一花「(少し、怖くなります…)」 女子生徒「わだりさん指揮とってもらっていいですか?」 わだり「Σ」 男子生徒「(わだりさんは物事頼みやすそうな人だなぁ(笑))」 場所は学園の校庭…場所がとれなかったそうだ。 ぶっちゃけ、正面衝突ぐらいしかできない広さである。 はがき「ふむ。正面衝突しかできないか…、戦力は互角…。」 エル「(多分、歩兵には武田いるでしょうね…)」 ロム「(以外と冷静な所あるから注意でござる、守備はわたどりさん六花さんで固めてきそうでござるな)」 戦闘開始… 正面歩兵同士の突撃。予想どうりBチームの歩兵武田が突進してくる、Aチームはウルがあたる。 詠唱戦はAチームがやや押し気味。リーダーを他のものに任せ、前線で全員がではらっている様子。 実際に戦場に出ている六人の動きは段違いのようだ……。 歩兵戦で動きが、ウルが徐々に押されはじめる、武田が事前に渡された武器を外に向かって放り投げ、特殊空拳で押している模様。(ウルもつられて投げてしまい素手) エル「!!(投げなきゃよかったー(涙目))」 たけし「くそが…白魔法が邪魔!」 白魔法の守りの呪文で思うよう攻撃が効かない。(ちなみに、歩兵戦している人たちも白魔法使いの格好でやっている) Aチーム後衛… 男子生徒「前衛押されてますね…てか、素手…」 ロム「(パイロット勝負なら立場逆転してるでござるが…白魔法でなんとか踏張っているでござる…何か対策立てねば後衛の詠唱部隊になだれこんでくるでござるな。)」 前衛20名、後衛20名、本陣10名で行うようテストで決まっている。 ~前衛~ エル「うひゃ~」 たけし「だぁ!見失ったー」 生徒「うりゃー」 生徒「わー」 ……収拾がつかなくなってきた。この後ウルに代わり榊聖が前衛に出てきた、案の定、動きが悪くなる武田。たたみかけるように女の子を中心とした、後衛が前に出て、Bチームもつられて、後衛が出撃。ドロドロのドロ試合になった。 そして、数時間がたった ロム「つあぁぁぁぁ!」 たけし「うおおぉぉぉ!」 先生「…」 RYO「Σ先生危ない!」 YOTが叫んだときにはすでに遅かった。 ……が (ぴと) (ぴと) その教師がアム、武田両者の間に入り、素早くおでこに触れた。 (ごろごろ) (ずざざざ) 指が触れた瞬間、突進していたアム&武田は壊れたおもちゃのように、崩れ突進の勢いで転がっていった。 わだり「Σ」 エル「Σわお」 先生「双方それまで。時間切れ、引き分けとしましょう。」 ど真ん中で一騎打ちしていた二人が眠らされたため、すぐに広まり。模擬戦が終了した。 放課後、職員室 RYO「先程は、お見事です。」 先生「いやー、疲弊しきっていても、さすが前線で働いているかたがたですね…迫力が凄かったですよ。」 よく見ると、顔面蒼白になっている。「爆発物処理班の気持ちがわかります」と元気なく答える教師。 YOT「気付かれていましたか…」 先生「動きがダンチですよ。…詠唱以外(笑)」 YOT「詠唱はそちらがスペシャリストかもしれませんね(笑)」 先生「さて…こちらが、学力テストの採点したものです。王宮で皆さんにお渡しください(笑)」 YOT「お気遣いありがとうございます(お辞儀)」 先生「いえ、毎日騒がしくて毎日笑顔でいられました…間違いなく楽しい日々でしたよ。またお忍びでいらしてください(にっこり)」 YOT「はい、その言葉は皆が喜びます。ありがとうございます。」 そして夜、王宮談話室… 榊聖「あははははは」 武田「うひゃひゃひゃひゃ」 榊聖と武田がお互いの学力テストの点数を見せあって爆笑している… エスト「…何やってんだかなぁ、あの二人は(笑)」 ウル「(ぼー)」 アールヴ「どうしました?」 わたどり「自分の名前っていいよね……」 ウル「…まったくだ」 六花「(笑)」 YOT「テスト皆さんにまわりましたか?」 わたどり「あ、はい。」 YOT「とりあえず、結果論としては、優秀な成績だったそうです。ので、これといった罰は無しとします。」 わたどり「(ほっ…)」 ウル「(本気だったのか…)」 YOT「また、担任の方からまたいらしてください。と、お言葉をいただきました。」 武田「テスト以外の日なら…いくよ?」 エスト「(笑)」 YOT「では、私は政務室へいきますので。」 榊聖「ん、おつかれさま。」 武田「うぬぅ…今度テストは汚名挽回だずぇぇぇぇぇぇぇ!」 エスト「Σ汚名は返上しとけっ!」 榊聖「六花さ~んここ解らな~い」 ~政務室~ 雑賀と恵、ブータがいる。 恵「そんな事が…」 雑賀有「ええ、周りはそこそこ忙しかったですよ…」 (がちゃ) 雑賀有「お、お帰りなさい。」 YOT「ただいまです。周辺の警護お疲れさまでした。」 体術トーナメント、総合能力テストでは学園外でやるため、周りに迷惑がかからないように周辺に警護を手のあいてる王宮の人達がやっていた。 雑賀有「苦情はありませんでしたねぇ。…ただ」 YOT「ただ?」 よく見ると、雑賀の机の上に総合能力テストで使った白兵様の武器が置いてある。 雑賀有「学園の外回りしてたら、落ちてきた。」 YOT「学園の広さ考えると、かなり力がある人じゃないと投げととどきませんね……Σ(あ、)」 テストで投げた馬鹿がいる。 雑賀有「誰かなぁ」 YOTをちらりと見る雑賀。恵とブータはニコニコ話をしているようだ。 YOT「…。(ウルさん&武田か…)」 雑賀有「ん?何か知ってるな~、吐け~、吐かないと脱がすぞ~」 YOT「Σちょっ、雑賀さん悪のりですか!?離れて!」 雑賀有「うけけけけ」 ブータはにやにやしている。恵は少し顔が赤い。 (がちゃ) アム「すいま……、」 雑賀&YOT「あ、」 わたどり「あ、」 アールヴ「お?」 榊聖「ちょっとー後ろつまってるんだけどー!」 六花「テスト採点ミスがあります~」 エスト「中に入ってから、喋る方が良いかな~(笑)」 武田「おーい、入らないと後ろから押すズェー!」 わたどり「Σちょっ、スト…」 (どーん) なだれこんでくる全員。 榊聖「武田!痛い!」 武田「俺は押したのエストさんだずぇ!」 エスト「いやいや、僕押せば前にいる人に当たるわけで…」 六花「ΣYOTさんがむかれてる!」 武田「ん?」 榊聖「ほほう。」 バタバタでさらに混乱してくる場。 YOT「Σはっ!ち、ちがいます!ごか…」 ブータ「(ニヨニヨ)」 恵「あはは」 藩国の一日が過ぎていく… SS 武田”大納言”義久
https://w.atwiki.jp/misabox/pages/95.html
ご相談です。海兵隊(職業)のバランスで悩んでいます。 以前装備生産まわりで悩み、装備品で強化(?)するスタイルの海兵隊の運用は難しいかなとおもい、前身部隊として肉体系で戦う職業をつくってみる案をご相談させていただいたところ、爆発しそうとのことでした(※1)ので、へんなことはせず海兵隊の作業をすすめております。 あまり肉体系トレーニング部品を盛ると上記(※1)と同じなのでは、とおもい、現在このような感じ(ページ下部参照)になっています。 また、「設定国民に着せて評価高い場合はあぶない」については、「装備品は無しの評価で考える」ことがわかりましたので、すっぴんの評価は6~7でも良いのかな?とも悩んでいます。 装備品なしだと海兵隊は評価5~6、装備品を持ったら評価8~9になりそうです。 人アイドレスと組み合わせる場合、鍋の民は評価7ですので、鍋の民7+海兵隊8=RDによって9~10程度になりそうです。 設定国民も人+職を着るとして、装備オフだと民7+海5~6=8か9評価になります。 (設定国民は人+職でなく1アイドレスしか着ないとかでしたら教えて下さい…) 装備品が少し重たい(高物理資源は輸入頼みですが、どこも枯渇しててあまり融通してはいただけないと思っております)気もするのですが、※1の理由により、バランスの舵取りがうまくできず悩んでいます。冒険で資源を得るイベントがあっても、冒険にいく準備もできなさそうです。 #そして鍋は食料生産地と2つめは燃料生産地の予定です。 軍事も詳しくなく、元々装備品前提?の職業のようなので、アイドレス4との折り合い…?もよくわかりません。 どのあたりの大部品を増やしてみたり、減らしてみたりすると良いなど、なるべく詳細にアドバイスいただけないでしょうか; 宜しくお願いいたします。 以下海兵隊 部品構造 大部品 海兵隊 RD 39 評価値 9大部品 海兵隊設立の目的 RD 2 評価値 1部品 鍋の国における海兵隊の位置づけ 部品 少数精鋭の選抜部隊 大部品 水上・海上でも活躍 RD 3 評価値 2部品 海上・海辺近隣の警備 部品 上陸・占領作戦 部品 水上活動能力 大部品 訓練期間と内容 RD 5 評価値 3部品 歩兵から選抜試験 部品 体力基礎トレーニング期間 部品 歩兵関連座学一般 部品 軍事的判断力養成訓練 部品 海兵隊に関する専門技能の訓練 大部品 独自の輸送手段 RD 1 評価値 0部品 輸送手段の詳細 大部品 手信号 RD 1 評価値 0部品 ハンドサイン 大部品 海兵隊で使用される数々の装備 RD 25 評価値 7大部品 標準装備 RD 2 評価値 1部品 戦闘服 部品 軍用グローブ 大部品 偵察や索敵装備 RD 2 評価値 1部品 偵察用双眼鏡 部品 偵察用ゴーグル 大部品 ガス対策装備 RD 1 評価値 0部品 ガスマスク 大部品 近距離武装 RD 4 評価値 3部品 海兵用アサルトライフル 部品 バナナマガジン式弾倉 部品 鍋の国仕様サブマシンガン 部品 手榴弾収納専用ホルダー 大部品 支援行動 RD 1 評価値 0部品 形状、色の違う手榴弾(計五種類) 大部品 中距離武装 RD 2 評価値 1部品 海兵隊のロゴマーク付きの自走榴弾砲 部品 迫撃砲 大部品 中距離発煙、照明弾 RD 1 評価値 0部品 牽引式の榴弾砲 大部品 無線 RD 1 評価値 0部品 歩兵用無線機 大部品 水上活動補佐 RD 2 評価値 1部品 船上活動服 部品 ライフジャケット 大部品 式典用 RD 1 評価値 0部品 海軍の制服と正装 大部品 防御 RD 1 評価値 0部品 ポットシールド 大部品 灯りとモールス信号 RD 1 評価値 0部品 専用フラッシュライト 大部品 応急処置 RD 1 評価値 0部品 衛生医療キット 大部品 非常食 RD 2 評価値 1部品 鍋レーション 部品 ボトル&ホルダー 大部品 塹壕 RD 1 評価値 0部品 軍用ショベル 大部品 サバイバル RD 2 評価値 1部品 サバイバルナイフ 部品 野営用装備一式 大部品 非番や休息 RD 2 評価値 1部品 日頃の疲れを癒す 部品 演習後の慰労会 部品定義 部品 鍋の国における海兵隊の位置づけ 鍋の国の海兵隊は、国の法律に基づき、歩兵戦力を高め、国防目的で設立された歩兵部隊である。国や国民を守りたいという思いが第一にある。勿論海兵隊と呼ばれるにあたり、国益の維持や確保をするための緊急展開部隊としても行動が可能である。 部品 少数精鋭の選抜部隊 海兵隊は鍋の国歩兵の中から少数精鋭の部隊として選抜された。少人数でありながら歩兵としての戦闘や哨戒、特に上陸作戦や早期展開により相手の出端をくじき殲滅する事ができる……さらに輸送手段も持ち、相応の硬さ、装甲を持つ事を求められた。 部品 海上・海辺近隣の警備 鍋の国は島国のため、外敵は基本海か空からやってくる。海兵隊は海上や海辺の警戒および警備の任につくこととなった。 部品 上陸・占領作戦 海から敵地などでへ上陸・揚陸・占領作戦を行うなどを得意とするのが海兵隊である。有事の際の上陸・占領作戦を得意とする部隊の保有は近隣諸国への威圧とみなされないか? と周辺国に確認したところ悪感情はなく、むしろ警備部隊としての役割に歓迎された。鍋の国の海兵隊が占領作戦を行う時は、いつだって大切なものを取り戻したり、大事なものを守るときなのだ。 部品 水上活動能力 海兵隊はその名の通り、海に関する訓練も行っている。水上での任務も多く、いわゆる古式泳法もマスターしている。海難救助隊ほど専門的ではないが、海での人助けも心得がある。 部品 歩兵から選抜試験 海兵隊は鍋の国歩兵で下記の条件を満たした者から選ばれる。 歩兵訓練期間二年以上経過の者、歩兵訓練基本課程を終了している者、試験者には模擬訓練とした上での海兵隊選抜試験で耐久力、精神力テストを行い、試験に合格した者。思想、素行調査を行い問題のなかった者。そして後日の面接で教官が認めた者である。 部品 体力基礎トレーニング期間 歩兵にとっての体力は重要不可欠である。戦場で最後まで立っているのは体力のある者である。 体力トレーニングとして短距離走、長距離走はもちろん、歩兵フル装備に相当する重量を背負った状態での行軍訓練などを海兵隊に所属してからも半年は行う。この間は試行期間である。 部品 歩兵関連座学一般 軍事、特に歩兵部隊運用にかかわる各種知識を座学にて教育される。海兵隊は少人数でありながら輸送手段、火砲が充実している為の各種装備についての知識や部隊展開の理論や戦術への理解などを行う。 部品 軍事的判断力養成訓練 知識だけではなく、兵士としての考え方も教導されている。まずもって『人を撃って殺す』事をしなければならない事も多いのが兵士であり、 そうでなくても死の恐怖にさらされながら行動する機会は多い。 これらに耐えるための思考形態、精神への負担を軽くする思考の切り替えトレーニングなど、精神面への教育もかなり力を入れて行われている。 兵士が恐怖を和らげるために薬物を使う事などが起きないためにも、メンタルダメージを抑える手段は必要だった。 部品 海兵隊に関する専門技能の訓練 体力トレーニングの過程終了後は引き続き体力トレーニングも行われるが、いよいよ海兵隊としての訓練が始まる。分解掃除などの装備の整備から輸送機の運転技術、海兵独自の戦術、防御陣形の研究と実践。模擬戦などが行われる。 装備の更新、新技術の導入、自らの技術を洗練させるなど、訓練は終わらない。 部品 輸送手段の詳細 海兵隊は独自に輸送手段を持っている。空軍や海軍の他部隊とは別に独自で輸送船や航空機を保有、これらは主に必要に応じて緊急展開や上陸作戦を行うために使用され、兵員輸送艦や強襲揚陸艦、輸送ヘリ(キャットバスケット)などが運用されている。 海兵隊の今後としてはそういった専門の兵科の育成が求められる事になるであろう。 部品 ハンドサイン 海兵隊独自のハンドサインを採用。連携、連絡手段として使用している。通信機を使えない時、音を極力出したくない時に使う。 部品 戦闘服 海兵隊は陸上での戦闘を行うため、陸軍と同様の迷彩柄の戦闘服を着用する必要がある。 装備一式はヘルメット・上衣・弾帯・カーゴパンツ・半長靴が一揃いで一般的な任務での戦闘装備となる。 任務に応じ、これらに更に装甲増強として防弾チョッキ・増加装甲パット・強化盾を装備。なお、背中には身を隠す際に木の枝などを取り付けるための部位がある。 南国で蒸し暑い鍋の国らしく、長時間着用しかつ長袖である戦闘服に対しての改善には余念がない。暑さによる体力消耗、不快感によるストレスが減れば減るほど戦闘可能時間が長くなるためである。 国の機関により通気性と防刃・防弾性のを併せ持つ素材の開発や、気化熱を利用して量を得る構造の開発など、年々改良が施されている。 部品 軍用グローブ 防腐、防火、耐刃、摩耗防止など丈夫で長持ちな海兵隊グローブ。着用状態でも銃火器が使えるように作られている。標準タイプのグローブタイプ、ナックルガード付きの物、オープンフィンガーグローブなどがあり、各種任務によって使い分けられている。 部品 偵察用双眼鏡 海兵隊が発足した時に改良された双眼鏡。熱源を視覚化する暗視機能や望遠機能、ミル入りで相手の大きさ、距離も測れる。防水加工。偵察ゴーグルの方が性能が多岐に渡るが、ヘルメットを装備できない。それに対し双眼鏡は背嚢に収納できるので適材適所で使用された。 部品 偵察用ゴーグル 鍋の国の海兵隊以前の歩兵が偵察時に使っていたゴーグル。熱源を視覚化する暗視機能や望遠機能、小型カメラとしての写真の機能に無線機機能までついたお得なゴーグル。 ただし、海兵隊になってからは正面突破の装甲力や機動防御が重要視されつつある中、コンバットヘルメットと併用できない偵察用ゴーグルの出番は減った。それでも特殊任務の際には出番である。 部品 ガスマスク 外気を遮断し、毒ガス等の有害なモノやにおいなどを遮断するマスク。迷彩ヘルメットと併用できるように作られている。偵察ゴーグル使用時は外してから使う。 鍋の国は眼鏡を着用してる者も多い為、各個人装備は着用者を想定して装備。眼鏡着用者の場合は眼鏡をつけたまま装備できるようにカスタマイズされている。 部品 海兵用アサルトライフル 鍋の国の歩兵に支給される軍用のアサルトライフル。中距離での射撃戦を行うことができる。海兵隊装備は厳重な管理のもとに置かれているので一般人が手には入れる事は不可能。共和国共通規格のモノを使用しているので弾薬の互換性あり。オプション装備としてサイレンサー、サイト、バナナマガジン式弾倉をそれぞれ1つずつ装着できる。オプションは任務状況によって付け替える。 両手で保持して射撃する必要があるため両手を使っても1丁しか使用できない。 サイトは狙撃を想定した赤外線レーザーを使用したレーザーサイトを採用。 サイレンサーは発射音を軽減できるので標準装備している事が多い。また、音を抑える事で人質救出作戦の際に人質の聴覚を守る……などの効果も期待できるのでそういった作戦時には必須装備。 部品 バナナマガジン式弾倉 海兵隊のアサルトライフル専用のバナナマガジン式弾倉。弾薬を30発格納。バナナ型ではあるが、単独で持ち運びする際にはボックス可が可能。アサルトライフルにはつねに一つしか装備できないが、弾がなくなれば使い道がなくなる為、予備としていくつも持って行くのが基本。 部品 鍋の国仕様サブマシンガン 鍋の国仕様サブマシンガン。9.2mm拳銃弾。装弾数80。消焔器器が標準装備として付いている。近距離戦闘時に使用。慣れていない人間は片手で持つと危ない。海兵隊は体力筋力のトレーニングの結果、片手で運用できるようになれば一人前という認識。もっとも命中率に期待するなら両手持ち推奨。 部品 手榴弾収納専用ホルダー 鍋の国所属の歩兵、海兵隊が装備する標準装備。装弾数4。ホルダーには各種手榴弾を装弾できるので任務に応じて装備の変更がされる。手榴弾は鍋の軍で厳重に管理されており、使用の際にも事故防止として薬品により銃弾の流れ弾程度では爆発しない、テープで固定してるので簡単には取れないようにするなど安全面も重視している。 ホルダーには糸も付随しており、手榴弾の安全ピンと組み合わせる事でブービートラップとして使用する事も可能である。 部品 形状、色の違う手榴弾(計五種類) 手榴弾は持ち出されないように軍で厳しく管理している。使用の際にも銃弾の流れ弾程度では爆発しないように薬品使用。テープで固定するなどの安全面も考慮している。 手榴弾の種類としては破片飛散型の破片手榴弾、爆音閃光手榴弾(いわゆるスタングレネード)、発煙弾、催涙弾、焼夷手榴弾が用意されており、任務に応じて持ち替える事ができる。標準装備としては破片手榴弾1、爆音閃光手榴弾1、発煙弾1、焼夷手榴弾1がスタンダード。 手榴弾は持った時の形状やデコボコ感や色が違う事により区別しており、熟練した兵士は持つ時の感触で使い分ける事ができる。 部品 海兵隊のロゴマーク付きの自走榴弾砲 鍋の国の自走砲。輸送の問題があるので主に自国での迎撃に使用する事を想定して開発された。 鍋の国には弾着観測兵がいないが、I=Dの通信を併用する事により、敵の位置を測定し、攻撃するなど今後の戦術が期待されている。 部品 迫撃砲 鍋の国では個人装備に軽迫撃砲、隊装備として中迫撃砲を採用。他の火砲よりも比較的軽量、小型な為、使い勝手がよい。榴弾以外に発煙弾、照明弾破片榴弾や焼夷弾も開発。軽迫撃砲は個人装備として運用している為、連絡やのろし、簡易証明などの攻撃以外の用途や単独任務での使用も考えられて開発された。 部品 牽引式の榴弾砲 遠距離の地上目標を攻撃する為の火砲の一つ。海兵隊の輸送能力での空輸の利便性を考慮した結果、牽引式を採用した。榴弾だけでなく、発煙弾、照明弾、破片榴弾、焼夷弾もあり。 部品 歩兵用無線機 短距離通信が可能な無線機。鍋の国の歩兵が発足された頃からデザインは大きくは変わっていない。偵察を重視するようになった時に上位無線機である偵察用ゴーグルに取って代われる。が、頭に装備するあちらと違いこちらは手で持ち運び可能、背嚢にでも入れておけば予備としても使えるし、ヘルメットと併用できない偵察用ゴーグルとは別の使い方ができるとの事で使い道は残った。 部品 船上活動服 海軍としての装備品であり、白いセーラー服と作業着として水色のシャツが存在し、選択して着用することが出来る。 丈が短く襟ぐりが広いため風通しがよく、また海におちたときにもすぐ服を破り泳ぎやすくすることが出来る。 主として海軍所属の猫士や若年の訓練生が好んで着用する傾向がある。 ちなみにこの服は脇にファスナーがついており、腕を先に通してかぶるように着用するため、前ボタン式の作業着より着用が楽である。 部品 ライフジャケット ライフジャケットつまり、救命胴衣である。ベスト状の着衣で、海上に落下した際に着用者の体を上向きに保ち、頭を水面上に露出させるための浮力をえるパーツが配置。 使用する際に圧縮空気で膨らませる膨張式が最少されており、有事の際には胸部に取り付けられた小型のボンベを作動させ浮力を得る。 海上で目立つように黄色、戦闘服とともに着用しても目立たないオリーブカラーなど、用途に合わせていくつかのカラーパターンが存在する。 任務の性質上、長期にわたって海上を漂流する可能性もあるため、ジャケット内には携帯食料・水・小型の発信機などが備えられている。 部品 海軍の制服と正装 海軍の制服。ダブルのスーツ、シングルのスーツも用意されている。いわゆる一般的な海軍の制服とそれ程大きくは変わらない。もちろん正装もある。 部品 ポットシールド いわゆるライオットシールドの事。鍋の国の平和を守る為の盾という事でポットシールドという名称がついている。 鍋の国の警官の標準装備でもあるが、海兵隊においても採用されている透明かつ、軽量の金属性の盾。 暴徒鎮圧等に使われるが、拳銃などの貫通力が低い弾丸、投擲物などから身を守る為に海兵隊でも使用されている。 警察、海兵隊が使用するという事で厳格な管理がされており、一般人が入手するのはまず不可能。 部品 専用フラッシュライト 海兵隊で運用する為に専用に作られた懐中電灯です。ライトの光量、照射範囲の変更が可能で完全防水。水中でも使える優れものです。調整して目つぶしに使う事もできますが、悪天候の中、光で合図を取るというような使い方も想定しており、耐久性、持久性にも優れています。またモールス信号を使った無線、音を出さない連絡手段としても使われます。 部品 衛生医療キット 緊急時に使う医療キット。 家庭で使うようなガーゼ、消毒液、バンドエイド、ハサミ、湿布、三角巾、針などの基本的な物もあれば、人工呼吸器、手袋、痛み止め、止血帯、エアウェイ、緊急外傷包帯、カテーテル、サムスプリント、チェストシールといった物、油性ペン(戦場での症状メモ用)といった物までがコンパクトに収められたカバン。 部品 鍋レーション 残念な事に鍋料理を楽しむ事ができない時などの非情用の簡易レーションです。そのままでも食べれますが、鍋の中に入れて煮込む事により簡易鍋として楽しめるレーションもあります。歩兵活動中の貴重なエネルギー補給の源です。 部品 ボトル&ホルダー 水が入った水筒。付属した小物入れには塩系タブレットが収納されており、レーションを取れない非常時にも水と塩の補給が可能。 部品 軍用ショベル 主に塹壕を掘るために使用するショベル。折りたたみなどはできないが、柄と刃に分離して持ち運ぶ事ができる。柄にセットする際に向きを変えてクワのように使う事も可能。 部品 サバイバルナイフ 白兵戦時に使用できるナイフ。本来の使い方はサバイバル時を想定している。金属を切断できる鋸刃がついており、ナイフにはコンテナ、格納可能な部分があり、そこに医薬品や釣り糸、針などが収納されている。 サバイバル用のナイフなので基本、装備は一人一本。ナイフを両手で二刀流ができないわけではないが他の装備を考えると非現実的。 部品 野営用装備一式 小型テント、寝袋、小鍋(フタが皿やフライパンにできる)カトラリー三種、火口箱、水袋などがコンパクトに収められたカバン。 部品 日頃の疲れを癒す 過ごし方は個人によって様々。睡眠にあてたり、同僚や家族や恋人とご飯を食べたり、趣味に勤しんだり、自らが守っている日常を実感し、また満喫するのです。 部品 演習後の慰労会 特に大規模な演習や訓練があった後は、部隊としての連携力だけではなく人としてのコミュニケーション能力も大事ということで、慰労会が開かれる。参加は自由となっており強制ではないため、疲れていたら寝に帰っても問題ない。慰労会ではケータリングをつまみながら、部隊内や合同訓練先の人と、日常的な他愛のない世間話や、子供や猫などの写真を見せ合いっこしたりと、和気藹々としたものである。勿論ハメを外しすぎない程度に楽しもう。当然機密事項をもらしてはいけない。 提出書式 大部品 海兵隊 RD 39 評価値 9 -大部品 海兵隊設立の目的 RD 2 評価値 1 --部品 鍋の国における海兵隊の位置づけ --部品 少数精鋭の選抜部隊 -大部品 水上・海上でも活躍 RD 3 評価値 2 --部品 海上・海辺近隣の警備 --部品 上陸・占領作戦 --部品 水上活動能力 -大部品 訓練期間と内容 RD 5 評価値 3 --部品 歩兵から選抜試験 --部品 体力基礎トレーニング期間 --部品 歩兵関連座学一般 --部品 軍事的判断力養成訓練 --部品 海兵隊に関する専門技能の訓練 -大部品 独自の輸送手段 RD 1 評価値 0 --部品 輸送手段の詳細 -大部品 手信号 RD 1 評価値 0 --部品 ハンドサイン -大部品 海兵隊で使用される数々の装備 RD 25 評価値 7 --大部品 標準装備 RD 2 評価値 1 ---部品 戦闘服 ---部品 軍用グローブ --大部品 偵察や索敵装備 RD 2 評価値 1 ---部品 偵察用双眼鏡 ---部品 偵察用ゴーグル --大部品 ガス対策装備 RD 1 評価値 0 ---部品 ガスマスク --大部品 近距離武装 RD 4 評価値 3 ---部品 海兵用アサルトライフル ---部品 バナナマガジン式弾倉 ---部品 鍋の国仕様サブマシンガン ---部品 手榴弾収納専用ホルダー --大部品 支援行動 RD 1 評価値 0 ---部品 形状、色の違う手榴弾(計五種類) --大部品 中距離武装 RD 2 評価値 1 ---部品 海兵隊のロゴマーク付きの自走榴弾砲 ---部品 迫撃砲 --大部品 中距離発煙、照明弾 RD 1 評価値 0 ---部品 牽引式の榴弾砲 --大部品 無線 RD 1 評価値 0 ---部品 歩兵用無線機 --大部品 水上活動補佐 RD 2 評価値 1 ---部品 船上活動服 ---部品 ライフジャケット --大部品 式典用 RD 1 評価値 0 ---部品 海軍の制服と正装 --大部品 防御 RD 1 評価値 0 ---部品 ポットシールド --大部品 灯りとモールス信号 RD 1 評価値 0 ---部品 専用フラッシュライト --大部品 応急処置 RD 1 評価値 0 ---部品 衛生医療キット --大部品 非常食 RD 2 評価値 1 ---部品 鍋レーション ---部品 ボトル&ホルダー --大部品 塹壕 RD 1 評価値 0 ---部品 軍用ショベル --大部品 サバイバル RD 2 評価値 1 ---部品 サバイバルナイフ ---部品 野営用装備一式 -大部品 非番や休息 RD 2 評価値 1 --部品 日頃の疲れを癒す --部品 演習後の慰労会 部品 鍋の国における海兵隊の位置づけ 鍋の国の海兵隊は、国の法律に基づき、歩兵戦力を高め、国防目的で設立された歩兵部隊である。国や国民を守りたいという思いが第一にある。勿論海兵隊と呼ばれるにあたり、国益の維持や確保をするための緊急展開部隊としても行動が可能である。 部品 少数精鋭の選抜部隊 海兵隊は鍋の国歩兵の中から少数精鋭の部隊として選抜された。少人数でありながら歩兵としての戦闘や哨戒、特に上陸作戦や早期展開により相手の出端をくじき殲滅する事ができる……さらに輸送手段も持ち、相応の硬さ、装甲を持つ事を求められた。 部品 海上・海辺近隣の警備 鍋の国は島国のため、外敵は基本海か空からやってくる。海兵隊は海上や海辺の警戒および警備の任につくこととなった。 部品 上陸・占領作戦 海から敵地などでへ上陸・揚陸・占領作戦を行うなどを得意とするのが海兵隊である。有事の際の上陸・占領作戦を得意とする部隊の保有は近隣諸国への威圧とみなされないか? と周辺国に確認したところ悪感情はなく、むしろ警備部隊としての役割に歓迎された。鍋の国の海兵隊が占領作戦を行う時は、いつだって大切なものを取り戻したり、大事なものを守るときなのだ。 部品 水上活動能力 海兵隊はその名の通り、海に関する訓練も行っている。水上での任務も多く、いわゆる古式泳法もマスターしている。海難救助隊ほど専門的ではないが、海での人助けも心得がある。 部品 歩兵から選抜試験 海兵隊は鍋の国歩兵で下記の条件を満たした者から選ばれる。 歩兵訓練期間二年以上経過の者、歩兵訓練基本課程を終了している者、試験者には模擬訓練とした上での海兵隊選抜試験で耐久力、精神力テストを行い、試験に合格した者。思想、素行調査を行い問題のなかった者。そして後日の面接で教官が認めた者である。 部品 体力基礎トレーニング期間 歩兵にとっての体力は重要不可欠である。戦場で最後まで立っているのは体力のある者である。 体力トレーニングとして短距離走、長距離走はもちろん、歩兵フル装備に相当する重量を背負った状態での行軍訓練などを海兵隊に所属してからも半年は行う。この間は試行期間である。 部品 歩兵関連座学一般 軍事、特に歩兵部隊運用にかかわる各種知識を座学にて教育される。海兵隊は少人数でありながら輸送手段、火砲が充実している為の各種装備についての知識や部隊展開の理論や戦術への理解などを行う。 部品 軍事的判断力養成訓練 知識だけではなく、兵士としての考え方も教導されている。まずもって『人を撃って殺す』事をしなければならない事も多いのが兵士であり、 そうでなくても死の恐怖にさらされながら行動する機会は多い。 これらに耐えるための思考形態、精神への負担を軽くする思考の切り替えトレーニングなど、精神面への教育もかなり力を入れて行われている。 兵士が恐怖を和らげるために薬物を使う事などが起きないためにも、メンタルダメージを抑える手段は必要だった。 部品 海兵隊に関する専門技能の訓練 体力トレーニングの過程終了後は引き続き体力トレーニングも行われるが、いよいよ海兵隊としての訓練が始まる。分解掃除などの装備の整備から輸送機の運転技術、海兵独自の戦術、防御陣形の研究と実践。模擬戦などが行われる。 装備の更新、新技術の導入、自らの技術を洗練させるなど、訓練は終わらない。 部品 輸送手段の詳細 海兵隊は独自に輸送手段を持っている。空軍や海軍の他部隊とは別に独自で輸送船や航空機を保有、これらは主に必要に応じて緊急展開や上陸作戦を行うために使用され、兵員輸送艦や強襲揚陸艦、輸送ヘリ(キャットバスケット)などが運用されている。 海兵隊の今後としてはそういった専門の兵科の育成が求められる事になるであろう。 部品 ハンドサイン 海兵隊独自のハンドサインを採用。連携、連絡手段として使用している。通信機を使えない時、音を極力出したくない時に使う。 部品 戦闘服 海兵隊は陸上での戦闘を行うため、陸軍と同様の迷彩柄の戦闘服を着用する必要がある。 装備一式はヘルメット・上衣・弾帯・カーゴパンツ・半長靴が一揃いで一般的な任務での戦闘装備となる。 任務に応じ、これらに更に装甲増強として防弾チョッキ・増加装甲パット・強化盾を装備。なお、背中には身を隠す際に木の枝などを取り付けるための部位がある。 南国で蒸し暑い鍋の国らしく、長時間着用しかつ長袖である戦闘服に対しての改善には余念がない。暑さによる体力消耗、不快感によるストレスが減れば減るほど戦闘可能時間が長くなるためである。 国の機関により通気性と防刃・防弾性のを併せ持つ素材の開発や、気化熱を利用して量を得る構造の開発など、年々改良が施されている。 部品 軍用グローブ 防腐、防火、耐刃、摩耗防止など丈夫で長持ちな海兵隊グローブ。着用状態でも銃火器が使えるように作られている。標準タイプのグローブタイプ、ナックルガード付きの物、オープンフィンガーグローブなどがあり、各種任務によって使い分けられている。 部品 偵察用双眼鏡 海兵隊が発足した時に改良された双眼鏡。熱源を視覚化する暗視機能や望遠機能、ミル入りで相手の大きさ、距離も測れる。防水加工。偵察ゴーグルの方が性能が多岐に渡るが、ヘルメットを装備できない。それに対し双眼鏡は背嚢に収納できるので適材適所で使用された。 部品 偵察用ゴーグル 鍋の国の海兵隊以前の歩兵が偵察時に使っていたゴーグル。熱源を視覚化する暗視機能や望遠機能、小型カメラとしての写真の機能に無線機機能までついたお得なゴーグル。 ただし、海兵隊になってからは正面突破の装甲力や機動防御が重要視されつつある中、コンバットヘルメットと併用できない偵察用ゴーグルの出番は減った。それでも特殊任務の際には出番である。 部品 ガスマスク 外気を遮断し、毒ガス等の有害なモノやにおいなどを遮断するマスク。迷彩ヘルメットと併用できるように作られている。偵察ゴーグル使用時は外してから使う。 鍋の国は眼鏡を着用してる者も多い為、各個人装備は着用者を想定して装備。眼鏡着用者の場合は眼鏡をつけたまま装備できるようにカスタマイズされている。 部品 海兵用アサルトライフル 鍋の国の歩兵に支給される軍用のアサルトライフル。中距離での射撃戦を行うことができる。海兵隊装備は厳重な管理のもとに置かれているので一般人が手には入れる事は不可能。共和国共通規格のモノを使用しているので弾薬の互換性あり。オプション装備としてサイレンサー、サイト、バナナマガジン式弾倉をそれぞれ1つずつ装着できる。オプションは任務状況によって付け替える。 両手で保持して射撃する必要があるため両手を使っても1丁しか使用できない。 サイトは狙撃を想定した赤外線レーザーを使用したレーザーサイトを採用。 サイレンサーは発射音を軽減できるので標準装備している事が多い。また、音を抑える事で人質救出作戦の際に人質の聴覚を守る……などの効果も期待できるのでそういった作戦時には必須装備。 部品 バナナマガジン式弾倉 海兵隊のアサルトライフル専用のバナナマガジン式弾倉。弾薬を30発格納。バナナ型ではあるが、単独で持ち運びする際にはボックス可が可能。アサルトライフルにはつねに一つしか装備できないが、弾がなくなれば使い道がなくなる為、予備としていくつも持って行くのが基本。 部品 鍋の国仕様サブマシンガン 鍋の国仕様サブマシンガン。9.2mm拳銃弾。装弾数80。消焔器器が標準装備として付いている。近距離戦闘時に使用。慣れていない人間は片手で持つと危ない。海兵隊は体力筋力のトレーニングの結果、片手で運用できるようになれば一人前という認識。もっとも命中率に期待するなら両手持ち推奨。 部品 手榴弾収納専用ホルダー 鍋の国所属の歩兵、海兵隊が装備する標準装備。装弾数4。ホルダーには各種手榴弾を装弾できるので任務に応じて装備の変更がされる。手榴弾は鍋の軍で厳重に管理されており、使用の際にも事故防止として薬品により銃弾の流れ弾程度では爆発しない、テープで固定してるので簡単には取れないようにするなど安全面も重視している。 ホルダーには糸も付随しており、手榴弾の安全ピンと組み合わせる事でブービートラップとして使用する事も可能である。 部品 形状、色の違う手榴弾(計五種類) 手榴弾は持ち出されないように軍で厳しく管理している。使用の際にも銃弾の流れ弾程度では爆発しないように薬品使用。テープで固定するなどの安全面も考慮している。 手榴弾の種類としては破片飛散型の破片手榴弾、爆音閃光手榴弾(いわゆるスタングレネード)、発煙弾、催涙弾、焼夷手榴弾が用意されており、任務に応じて持ち替える事ができる。標準装備としては破片手榴弾1、爆音閃光手榴弾1、発煙弾1、焼夷手榴弾1がスタンダード。 手榴弾は持った時の形状やデコボコ感や色が違う事により区別しており、熟練した兵士は持つ時の感触で使い分ける事ができる。 部品 海兵隊のロゴマーク付きの自走榴弾砲 鍋の国の自走砲。輸送の問題があるので主に自国での迎撃に使用する事を想定して開発された。 鍋の国には弾着観測兵がいないが、I=Dの通信を併用する事により、敵の位置を測定し、攻撃するなど今後の戦術が期待されている。 部品 迫撃砲 鍋の国では個人装備に軽迫撃砲、隊装備として中迫撃砲を採用。他の火砲よりも比較的軽量、小型な為、使い勝手がよい。榴弾以外に発煙弾、照明弾破片榴弾や焼夷弾も開発。軽迫撃砲は個人装備として運用している為、連絡やのろし、簡易証明などの攻撃以外の用途や単独任務での使用も考えられて開発された。 部品 牽引式の榴弾砲 遠距離の地上目標を攻撃する為の火砲の一つ。海兵隊の輸送能力での空輸の利便性を考慮した結果、牽引式を採用した。榴弾だけでなく、発煙弾、照明弾、破片榴弾、焼夷弾もあり。 部品 歩兵用無線機 短距離通信が可能な無線機。鍋の国の歩兵が発足された頃からデザインは大きくは変わっていない。偵察を重視するようになった時に上位無線機である偵察用ゴーグルに取って代われる。が、頭に装備するあちらと違いこちらは手で持ち運び可能、背嚢にでも入れておけば予備としても使えるし、ヘルメットと併用できない偵察用ゴーグルとは別の使い方ができるとの事で使い道は残った。 部品 船上活動服 海軍としての装備品であり、白いセーラー服と作業着として水色のシャツが存在し、選択して着用することが出来る。 丈が短く襟ぐりが広いため風通しがよく、また海におちたときにもすぐ服を破り泳ぎやすくすることが出来る。 主として海軍所属の猫士や若年の訓練生が好んで着用する傾向がある。 ちなみにこの服は脇にファスナーがついており、腕を先に通してかぶるように着用するため、前ボタン式の作業着より着用が楽である。 部品 ライフジャケット ライフジャケットつまり、救命胴衣である。ベスト状の着衣で、海上に落下した際に着用者の体を上向きに保ち、頭を水面上に露出させるための浮力をえるパーツが配置。 使用する際に圧縮空気で膨らませる膨張式が最少されており、有事の際には胸部に取り付けられた小型のボンベを作動させ浮力を得る。 海上で目立つように黄色、戦闘服とともに着用しても目立たないオリーブカラーなど、用途に合わせていくつかのカラーパターンが存在する。 任務の性質上、長期にわたって海上を漂流する可能性もあるため、ジャケット内には携帯食料・水・小型の発信機などが備えられている。 部品 海軍の制服と正装 海軍の制服。ダブルのスーツ、シングルのスーツも用意されている。いわゆる一般的な海軍の制服とそれ程大きくは変わらない。もちろん正装もある。 部品 ポットシールド いわゆるライオットシールドの事。鍋の国の平和を守る為の盾という事でポットシールドという名称がついている。 鍋の国の警官の標準装備でもあるが、海兵隊においても採用されている透明かつ、軽量の金属性の盾。 暴徒鎮圧等に使われるが、拳銃などの貫通力が低い弾丸、投擲物などから身を守る為に海兵隊でも使用されている。 警察、海兵隊が使用するという事で厳格な管理がされており、一般人が入手するのはまず不可能。 部品 専用フラッシュライト 海兵隊で運用する為に専用に作られた懐中電灯です。ライトの光量、照射範囲の変更が可能で完全防水。水中でも使える優れものです。調整して目つぶしに使う事もできますが、悪天候の中、光で合図を取るというような使い方も想定しており、耐久性、持久性にも優れています。またモールス信号を使った無線、音を出さない連絡手段としても使われます。 部品 衛生医療キット 緊急時に使う医療キット。 家庭で使うようなガーゼ、消毒液、バンドエイド、ハサミ、湿布、三角巾、針などの基本的な物もあれば、人工呼吸器、手袋、痛み止め、止血帯、エアウェイ、緊急外傷包帯、カテーテル、サムスプリント、チェストシールといった物、油性ペン(戦場での症状メモ用)といった物までがコンパクトに収められたカバン。 部品 鍋レーション 残念な事に鍋料理を楽しむ事ができない時などの非情用の簡易レーションです。そのままでも食べれますが、鍋の中に入れて煮込む事により簡易鍋として楽しめるレーションもあります。歩兵活動中の貴重なエネルギー補給の源です。 部品 ボトル&ホルダー 水が入った水筒。付属した小物入れには塩系タブレットが収納されており、レーションを取れない非常時にも水と塩の補給が可能。 部品 軍用ショベル 主に塹壕を掘るために使用するショベル。折りたたみなどはできないが、柄と刃に分離して持ち運ぶ事ができる。柄にセットする際に向きを変えてクワのように使う事も可能。 部品 サバイバルナイフ 白兵戦時に使用できるナイフ。本来の使い方はサバイバル時を想定している。金属を切断できる鋸刃がついており、ナイフにはコンテナ、格納可能な部分があり、そこに医薬品や釣り糸、針などが収納されている。 サバイバル用のナイフなので基本、装備は一人一本。ナイフを両手で二刀流ができないわけではないが他の装備を考えると非現実的。 部品 野営用装備一式 小型テント、寝袋、小鍋(フタが皿やフライパンにできる)カトラリー三種、火口箱、水袋などがコンパクトに収められたカバン。 部品 日頃の疲れを癒す 過ごし方は個人によって様々。睡眠にあてたり、同僚や家族や恋人とご飯を食べたり、趣味に勤しんだり、自らが守っている日常を実感し、また満喫するのです。 部品 演習後の慰労会 特に大規模な演習や訓練があった後は、部隊としての連携力だけではなく人としてのコミュニケーション能力も大事ということで、慰労会が開かれる。参加は自由となっており強制ではないため、疲れていたら寝に帰っても問題ない。慰労会ではケータリングをつまみながら、部隊内や合同訓練先の人と、日常的な他愛のない世間話や、子供や猫などの写真を見せ合いっこしたりと、和気藹々としたものである。勿論ハメを外しすぎない程度に楽しもう。当然機密事項をもらしてはいけない。 インポート用定義データ [ { "title" "海兵隊", "children" [ { "title" "海兵隊設立の目的", "children" [ { "title" "鍋の国における海兵隊の位置づけ", "description" "鍋の国の海兵隊は、国の法律に基づき、歩兵戦力を高め、国防目的で設立された歩兵部隊である。国や国民を守りたいという思いが第一にある。勿論海兵隊と呼ばれるにあたり、国益の維持や確保をするための緊急展開部隊としても行動が可能である。", "part_type" "part" }, { "title" "少数精鋭の選抜部隊", "description" "海兵隊は鍋の国歩兵の中から少数精鋭の部隊として選抜された。少人数でありながら歩兵としての戦闘や哨戒、特に上陸作戦や早期展開により相手の出端をくじき殲滅する事ができる……さらに輸送手段も持ち、相応の硬さ、装甲を持つ事を求められた。", "expanded" true, "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "水上・海上でも活躍", "part_type" "group", "children" [ { "title" "海上・海辺近隣の警備", "description" "鍋の国は島国のため、外敵は基本海か空からやってくる。海兵隊は海上や海辺の警戒および警備の任につくこととなった。", "part_type" "part" }, { "title" "上陸・占領作戦", "description" "海から敵地などでへ上陸・揚陸・占領作戦を行うなどを得意とするのが海兵隊である。有事の際の上陸・占領作戦を得意とする部隊の保有は近隣諸国への威圧とみなされないか? と周辺国に確認したところ悪感情はなく、むしろ警備部隊としての役割に歓迎された。鍋の国の海兵隊が占領作戦を行う時は、いつだって大切なものを取り戻したり、大事なものを守るときなのだ。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "水上活動能力", "description" "海兵隊はその名の通り、海に関する訓練も行っている。水上での任務も多く、いわゆる古式泳法もマスターしている。海難救助隊ほど専門的ではないが、海での人助けも心得がある。", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" true }, { "title" "訓練期間と内容", "children" [ { "title" "歩兵から選抜試験", "description" " 海兵隊は鍋の国歩兵で下記の条件を満たした者から選ばれる。\n 歩兵訓練期間二年以上経過の者、歩兵訓練基本課程を終了している者、試験者には模擬訓練とした上での海兵隊選抜試験で耐久力、精神力テストを行い、試験に合格した者。思想、素行調査を行い問題のなかった者。そして後日の面接で教官が認めた者である。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "体力基礎トレーニング期間", "description" " 歩兵にとっての体力は重要不可欠である。戦場で最後まで立っているのは体力のある者である。\n 体力トレーニングとして短距離走、長距離走はもちろん、歩兵フル装備に相当する重量を背負った状態での行軍訓練などを海兵隊に所属してからも半年は行う。この間は試行期間である。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "歩兵関連座学一般", "description" " 軍事、特に歩兵部隊運用にかかわる各種知識を座学にて教育される。海兵隊は少人数でありながら輸送手段、火砲が充実している為の各種装備についての知識や部隊展開の理論や戦術への理解などを行う。\n", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "軍事的判断力養成訓練", "description" " 知識だけではなく、兵士としての考え方も教導されている。まずもって『人を撃って殺す』事をしなければならない事も多いのが兵士であり、\n そうでなくても死の恐怖にさらされながら行動する機会は多い。\nこれらに耐えるための思考形態、精神への負担を軽くする思考の切り替えトレーニングなど、精神面への教育もかなり力を入れて行われている。\n 兵士が恐怖を和らげるために薬物を使う事などが起きないためにも、メンタルダメージを抑える手段は必要だった。", "part_type" "part" }, { "title" "海兵隊に関する専門技能の訓練", "description" " 体力トレーニングの過程終了後は引き続き体力トレーニングも行われるが、いよいよ海兵隊としての訓練が始まる。分解掃除などの装備の整備から輸送機の運転技術、海兵独自の戦術、防御陣形の研究と実践。模擬戦などが行われる。\n 装備の更新、新技術の導入、自らの技術を洗練させるなど、訓練は終わらない。", "expanded" true, "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "独自の輸送手段", "part_type" "group", "children" [ { "title" "輸送手段の詳細", "description" " 海兵隊は独自に輸送手段を持っている。空軍や海軍の他部隊とは別に独自で輸送船や航空機を保有、これらは主に必要に応じて緊急展開や上陸作戦を行うために使用され、兵員輸送艦や強襲揚陸艦、輸送ヘリ(キャットバスケット)などが運用されている。\n 海兵隊の今後としてはそういった専門の兵科の育成が求められる事になるであろう。", "expanded" true, "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "title" "手信号", "part_type" "group", "children" [ { "title" "ハンドサイン", "description" " 海兵隊独自のハンドサインを採用。連携、連絡手段として使用している。通信機を使えない時、音を極力出したくない時に使う。", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" true }, { "title" "海兵隊で使用される数々の装備", "children" [ { "title" "標準装備", "part_type" "group", "children" [ { "title" "戦闘服", "description" " 海兵隊は陸上での戦闘を行うため、陸軍と同様の迷彩柄の戦闘服を着用する必要がある。\n 装備一式はヘルメット・上衣・弾帯・カーゴパンツ・半長靴が一揃いで一般的な任務での戦闘装備となる。\n 任務に応じ、これらに更に装甲増強として防弾チョッキ・増加装甲パット・強化盾を装備。なお、背中には身を隠す際に木の枝などを取り付けるための部位がある。\n\n 南国で蒸し暑い鍋の国らしく、長時間着用しかつ長袖である戦闘服に対しての改善には余念がない。暑さによる体力消耗、不快感によるストレスが減れば減るほど戦闘可能時間が長くなるためである。\n 国の機関により通気性と防刃・防弾性のを併せ持つ素材の開発や、気化熱を利用して量を得る構造の開発など、年々改良が施されている。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "軍用グローブ", "description" " 防腐、防火、耐刃、摩耗防止など丈夫で長持ちな海兵隊グローブ。着用状態でも銃火器が使えるように作られている。標準タイプのグローブタイプ、ナックルガード付きの物、オープンフィンガーグローブなどがあり、各種任務によって使い分けられている。", "expanded" true, "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "title" "偵察や索敵装備", "part_type" "group", "children" [ { "title" "偵察用双眼鏡", "description" " 海兵隊が発足した時に改良された双眼鏡。熱源を視覚化する暗視機能や望遠機能、ミル入りで相手の大きさ、距離も測れる。防水加工。偵察ゴーグルの方が性能が多岐に渡るが、ヘルメットを装備できない。それに対し双眼鏡は背嚢に収納できるので適材適所で使用された。\n", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "偵察用ゴーグル", "description" " 鍋の国の海兵隊以前の歩兵が偵察時に使っていたゴーグル。熱源を視覚化する暗視機能や望遠機能、小型カメラとしての写真の機能に無線機機能までついたお得なゴーグル。\n ただし、海兵隊になってからは正面突破の装甲力や機動防御が重要視されつつある中、コンバットヘルメットと併用できない偵察用ゴーグルの出番は減った。それでも特殊任務の際には出番である。", "expanded" true, "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "title" "ガス対策装備", "part_type" "group", "children" [ { "title" "ガスマスク", "description" " 外気を遮断し、毒ガス等の有害なモノやにおいなどを遮断するマスク。迷彩ヘルメットと併用できるように作られている。偵察ゴーグル使用時は外してから使う。\n 鍋の国は眼鏡を着用してる者も多い為、各個人装備は着用者を想定して装備。眼鏡着用者の場合は眼鏡をつけたまま装備できるようにカスタマイズされている。\n", "expanded" true, "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "title" "近距離武装", "part_type" "group", "children" [ { "title" "海兵用アサルトライフル", "description" " 鍋の国の歩兵に支給される軍用のアサルトライフル。中距離での射撃戦を行うことができる。海兵隊装備は厳重な管理のもとに置かれているので一般人が手には入れる事は不可能。共和国共通規格のモノを使用しているので弾薬の互換性あり。オプション装備としてサイレンサー、サイト、バナナマガジン式弾倉をそれぞれ1つずつ装着できる。オプションは任務状況によって付け替える。\n 両手で保持して射撃する必要があるため両手を使っても1丁しか使用できない。\n\n サイトは狙撃を想定した赤外線レーザーを使用したレーザーサイトを採用。\n サイレンサーは発射音を軽減できるので標準装備している事が多い。また、音を抑える事で人質救出作戦の際に人質の聴覚を守る……などの効果も期待できるのでそういった作戦時には必須装備。\n", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "バナナマガジン式弾倉", "description" " 海兵隊のアサルトライフル専用のバナナマガジン式弾倉。弾薬を30発格納。バナナ型ではあるが、単独で持ち運びする際にはボックス可が可能。アサルトライフルにはつねに一つしか装備できないが、弾がなくなれば使い道がなくなる為、予備としていくつも持って行くのが基本。\n", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "鍋の国仕様サブマシンガン", "description" " 鍋の国仕様サブマシンガン。9.2mm拳銃弾。装弾数80。消焔器器が標準装備として付いている。近距離戦闘時に使用。慣れていない人間は片手で持つと危ない。海兵隊は体力筋力のトレーニングの結果、片手で運用できるようになれば一人前という認識。もっとも命中率に期待するなら両手持ち推奨。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "手榴弾収納専用ホルダー", "description" " 鍋の国所属の歩兵、海兵隊が装備する標準装備。装弾数4。ホルダーには各種手榴弾を装弾できるので任務に応じて装備の変更がされる。手榴弾は鍋の軍で厳重に管理されており、使用の際にも事故防止として薬品により銃弾の流れ弾程度では爆発しない、テープで固定してるので簡単には取れないようにするなど安全面も重視している。\n ホルダーには糸も付随しており、手榴弾の安全ピンと組み合わせる事でブービートラップとして使用する事も可能である。\n", "expanded" true, "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "title" "支援行動", "part_type" "group", "children" [ { "title" "形状、色の違う手榴弾(計五種類)", "description" " 手榴弾は持ち出されないように軍で厳しく管理している。使用の際にも銃弾の流れ弾程度では爆発しないように薬品使用。テープで固定するなどの安全面も考慮している。\n 手榴弾の種類としては破片飛散型の破片手榴弾、爆音閃光手榴弾(いわゆるスタングレネード)、発煙弾、催涙弾、焼夷手榴弾が用意されており、任務に応じて持ち替える事ができる。標準装備としては破片手榴弾1、爆音閃光手榴弾1、発煙弾1、焼夷手榴弾1がスタンダード。\n 手榴弾は持った時の形状やデコボコ感や色が違う事により区別しており、熟練した兵士は持つ時の感触で使い分ける事ができる。", "expanded" true, "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "title" "中距離武装", "part_type" "group", "children" [ { "title" "海兵隊のロゴマーク付きの自走榴弾砲", "description" " 鍋の国の自走砲。輸送の問題があるので主に自国での迎撃に使用する事を想定して開発された。\n 鍋の国には弾着観測兵がいないが、I=Dの通信を併用する事により、敵の位置を測定し、攻撃するなど今後の戦術が期待されている。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "迫撃砲", "description" "鍋の国では個人装備に軽迫撃砲、隊装備として中迫撃砲を採用。他の火砲よりも比較的軽量、小型な為、使い勝手がよい。榴弾以外に発煙弾、照明弾破片榴弾や焼夷弾も開発。軽迫撃砲は個人装備として運用している為、連絡やのろし、簡易証明などの攻撃以外の用途や単独任務での使用も考えられて開発された。", "expanded" true, "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "title" "中距離発煙、照明弾", "part_type" "group", "children" [ { "title" "牽引式の榴弾砲", "description" "遠距離の地上目標を攻撃する為の火砲の一つ。海兵隊の輸送能力での空輸の利便性を考慮した結果、牽引式を採用した。榴弾だけでなく、発煙弾、照明弾、破片榴弾、焼夷弾もあり。", "expanded" true, "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "title" "無線", "children" [ { "title" "歩兵用無線機", "description" " 短距離通信が可能な無線機。鍋の国の歩兵が発足された頃からデザインは大きくは変わっていない。偵察を重視するようになった時に上位無線機である偵察用ゴーグルに取って代われる。が、頭に装備するあちらと違いこちらは手で持ち運び可能、背嚢にでも入れておけば予備としても使えるし、ヘルメットと併用できない偵察用ゴーグルとは別の使い方ができるとの事で使い道は残った。", "expanded" true, "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "水上活動補佐", "part_type" "group", "children" [ { "title" "船上活動服", "description" " 海軍としての装備品であり、白いセーラー服と作業着として水色のシャツが存在し、選択して着用することが出来る。\n 丈が短く襟ぐりが広いため風通しがよく、また海におちたときにもすぐ服を破り泳ぎやすくすることが出来る。\n 主として海軍所属の猫士や若年の訓練生が好んで着用する傾向がある。\n ちなみにこの服は脇にファスナーがついており、腕を先に通してかぶるように着用するため、前ボタン式の作業着より着用が楽である。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "ライフジャケット", "description" " ライフジャケットつまり、救命胴衣である。ベスト状の着衣で、海上に落下した際に着用者の体を上向きに保ち、頭を水面上に露出させるための浮力をえるパーツが配置。\n使用する際に圧縮空気で膨らませる膨張式が最少されており、有事の際には胸部に取り付けられた小型のボンベを作動させ浮力を得る。\n海上で目立つように黄色、戦闘服とともに着用しても目立たないオリーブカラーなど、用途に合わせていくつかのカラーパターンが存在する。\n任務の性質上、長期にわたって海上を漂流する可能性もあるため、ジャケット内には携帯食料・水・小型の発信機などが備えられている。", "expanded" true, "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "title" "式典用", "part_type" "group", "children" [ { "title" "海軍の制服と正装", "description" "海軍の制服。ダブルのスーツ、シングルのスーツも用意されている。いわゆる一般的な海軍の制服とそれ程大きくは変わらない。もちろん正装もある。", "expanded" true, "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "title" "防御", "part_type" "group", "children" [ { "title" "ポットシールド", "description" " いわゆるライオットシールドの事。鍋の国の平和を守る為の盾という事でポットシールドという名称がついている。\n 鍋の国の警官の標準装備でもあるが、海兵隊においても採用されている透明かつ、軽量の金属性の盾。\n 暴徒鎮圧等に使われるが、拳銃などの貫通力が低い弾丸、投擲物などから身を守る為に海兵隊でも使用されている。\n 警察、海兵隊が使用するという事で厳格な管理がされており、一般人が入手するのはまず不可能。", "expanded" true, "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "title" "灯りとモールス信号", "part_type" "group", "children" [ { "title" "専用フラッシュライト ", "description" " 海兵隊で運用する為に専用に作られた懐中電灯です。ライトの光量、照射範囲の変更が可能で完全防水。水中でも使える優れものです。調整して目つぶしに使う事もできますが、悪天候の中、光で合図を取るというような使い方も想定しており、耐久性、持久性にも優れています。またモールス信号を使った無線、音を出さない連絡手段としても使われます。 \n", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" true }, { "title" "応急処置", "part_type" "group", "children" [ { "title" "衛生医療キット", "description" " 緊急時に使う医療キット。\n 家庭で使うようなガーゼ、消毒液、バンドエイド、ハサミ、湿布、三角巾、針などの基本的な物もあれば、人工呼吸器、手袋、痛み止め、止血帯、エアウェイ、緊急外傷包帯、カテーテル、サムスプリント、チェストシールといった物、油性ペン(戦場での症状メモ用)といった物までがコンパクトに収められたカバン。", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" true }, { "title" "非常食", "part_type" "group", "children" [ { "title" "鍋レーション", "description" "残念な事に鍋料理を楽しむ事ができない時などの非情用の簡易レーションです。そのままでも食べれますが、鍋の中に入れて煮込む事により簡易鍋として楽しめるレーションもあります。歩兵活動中の貴重なエネルギー補給の源です。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "ボトル&ホルダー", "description" " 水が入った水筒。付属した小物入れには塩系タブレットが収納されており、レーションを取れない非常時にも水と塩の補給が可能。", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" true }, { "title" "塹壕", "part_type" "group", "children" [ { "title" "軍用ショベル", "description" " 主に塹壕を掘るために使用するショベル。折りたたみなどはできないが、柄と刃に分離して持ち運ぶ事ができる。柄にセットする際に向きを変えてクワのように使う事も可能。", "expanded" true, "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "title" "サバイバル", "part_type" "group", "children" [ { "title" "サバイバルナイフ", "description" " 白兵戦時に使用できるナイフ。本来の使い方はサバイバル時を想定している。金属を切断できる鋸刃がついており、ナイフにはコンテナ、格納可能な部分があり、そこに医薬品や釣り糸、針などが収納されている。\n サバイバル用のナイフなので基本、装備は一人一本。ナイフを両手で二刀流ができないわけではないが他の装備を考えると非現実的。\n", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "野営用装備一式", "description" " 小型テント、寝袋、小鍋(フタが皿やフライパンにできる)カトラリー三種、火口箱、水袋などがコンパクトに収められたカバン。", "part_type" "part" } ], "expanded" true } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "非番や休息", "part_type" "group", "children" [ { "title" "日頃の疲れを癒す", "description" "過ごし方は個人によって様々。睡眠にあてたり、同僚や家族や恋人とご飯を食べたり、趣味に勤しんだり、自らが守っている日常を実感し、また満喫するのです。", "part_type" "part" }, { "title" "演習後の慰労会", "description" "特に大規模な演習や訓練があった後は、部隊としての連携力だけではなく人としてのコミュニケーション能力も大事ということで、慰労会が開かれる。参加は自由となっており強制ではないため、疲れていたら寝に帰っても問題ない。慰労会ではケータリングをつまみながら、部隊内や合同訓練先の人と、日常的な他愛のない世間話や、子供や猫などの写真を見せ合いっこしたりと、和気藹々としたものである。勿論ハメを外しすぎない程度に楽しもう。当然機密事項をもらしてはいけない。", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" true } ], "expanded" true, "part_type" "group" } ]
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/676.html
最上の空陸両用 8 俺「ストライクウィッチーズなのですよ」 550から 前のページはこちら 全体の表紙はこちら 144 名前:最上さん じゃ、失礼します[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 16 55 39.27 _,. - '  ̄ ̄ ' - .、 ┏ ┓ / ヽ、 ♪アイキャッチ / ,、 i、 ┗ ┛ / // | | | / //|| ,.斗弋-i、 } 前回...前スレ | | ,i‐廾/| / _ヽ|| .| 俺「ストライクウィッチーズなのですよ」. | | |/ ,== i、/ ´ .f代i| / 550から ||、 | 代iり `゙´| / ,i ヽ ′ | // あらすじ? [二二二二二二二二二二二二二二二二二... _,.- 'て´.ヽ|、|i、 -´ /|/ 特にないよ! || / ゝ,-=ヾ'''`- ┐'_,/ ヽ_ || ねる同盟! _,.-' / ___v zヾ / `i || 前スレ574,575,581 / ,/_,.-.' ´ / / | / | || まくらなげ班. . ,.-─/ _,.- '´ `7 / ヾ / | || / { ´ ,/ / / , / i | || 参加してくれて.. / ヽ 、,_ / / / / | | || あんがと♪. /. ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`.| | | | | | || ふらう. / ,、 .ヽ | | | | | | [ニニニニニニニニニ ./ ,! i. ヽ / | | | | | . / / | ヽ / / / / | i| | . / / | ヽ / / / / | /| | / / | ヽ .// / / | / | | / / .| ヘ / / / | / | | / / | | / / / | | | ../ / | |┘ミ;;;;;;;;/ | } | / / |、 __,,..- ヾ≠─-二\ | / ', / __,. --' ´ ̄ ` \ | / |、 _/,,.. --─ ' ´ ヽ / \ / }/ ヾ /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`'''''''''''''''''''''''''''''´ ̄ ̄''´──´── atwikiだとAAが微妙にずれるよー (><;) 補正してみたけどエディタ使えないしこれが限界です 本スレだと綺麗に表示されてるよ!多分 145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 16 58 40.89 ID mhnhLfja0 支援 146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 16 59 49.79 ミーナ中佐を背に乗せて、ドッグから一路基地へ ……… …… … 俺「安全運転ってことで、ちょっと遅いですけど 念のため、ちゃんと腰つかんでおいて下さいね」 ミーナ「どうもありがとう」 ミーナ「ところで、501には慣れたかしら。 初日からずっとドタバタ続きで大変だったでしょう?」 俺「そうですねえ…まだたった一週間なのにいろいろあった気がします」 ミーナ「ちゃんと慣らしてあげるヒマもなかったし、考慮不足で危険な目にも合わせたりしたし、ごめんなさいね」 俺「とんでもないですよ。 …まぁ、来て一週間経たないうちにいきなり敵拠点の攻撃作戦に参加するだなんて さすが対ネウロイ戦の最前線、ハンパじゃないなと思いましたね」 ミーナ「さすがにあんなことはそうそうないわね…もう二度とごめんだわ」 俺「ははは、まったく同意です。 …でも、みなさん良くしてくださってるので、なんとかなってます」 ミーナ「結局、<俺>さんに地力があるからなんとかなったのよ。 感謝しているわ、本当に」 俺「いや、恐縮です。 俺の方こそ、感謝してます」 147 名前:最上さん 名前抜けたし誤字ったししょっぱなから大コケですわ![sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 04 59.83 ミーナ「…ところで、<俺>さん? うちの娘たちのなかで、誰か好きな娘とか、出来たのかしら?」 俺「ぶふッ!?」ギャリギャリギャリ 俺「あ、あっぶねえええええ…危うくすっ転ぶところだった…!」 ミーナ「あら、びっくり」 俺「あははははは、み、ミーナ中佐なにを仰ってるんですかあ。 ウィッチに手出すなんてできるわけないじゃないですか」ぶろろろろr… ミーナ「別に手を出して欲しいなんて思ってはいないけれど、 でも、みんなと一緒にいる間に情が湧いてくるとか、あったんじゃない? だから、501に残ることにしたんでしょう?」 俺「え? 俺、まだミーナ中佐には残留することは伝えてなかったと思うんですけど…」 ミーナ「さっき最上に行ったときに『たぶんそうなる』って艦長さんたちが、ね」 俺「カマかけですか…見事に引っかかりましたな」 (っていうか、あの艦長と副長にはマジで見透かされてるな…) ミーナ「まぁ、好きっていう言葉にもいろいろ意味があるけれど、<俺>さんも そろそろ任務だけじゃなく、私たち個人とも向きあってくれるような頃合いになってきたように思って。 だからこんなことを聞いてしまったのだけれど」 俺(…要するに、部隊に対する愛着は出てきたか、みたいな質問と受け取ればいいのか?) 148 名前:最上さん[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 10 13.90 俺(とはいえ、ココは敢えて向こうの意図は無視して、言葉通りに受け取って回答すっか) 俺「しかし、うーん…好きな娘、ですかぁ…あはは、考えたこともないです」 ミーナ「あら、ホント?」 俺「俺とウィッチの娘達じゃいろいろと釣り合わないですから。 年齢とか、階級とか、立場とか…もろもろ」 ミーナ「でも、恋愛感情というのはしばしばそうしたまっとうな常識を超越するものよ?」 俺「あはは、ミーナ中佐って結構ロマンチストですね」 (うーん…好きな娘、か、うーーーん…みんな好きっちゃみんな好きだが、恋愛感情ってのはなあ…) (…そーだ、こっちもちこっとイタズラしてみるか) 俺「そう、ですね…例えば、ミーナ中佐、とか…」 ミーナ「」ぐらっ 俺「おわわわわわっっ!!」ギュギュギャイーン! 俺「いきなり重心をずらさないでください、危険ですから!」がくがくがくがくっ ミーナ「あら、ごめんなさい。びっくりさせちゃったわね」 俺「…いえ、こっちこそすいません。 走行中にこの手の冗談は禁物だということを学習しました」 ミーナ「あら、冗談だったの?それは残念ね」 俺「あはは、まったく、中佐にはかないませんね。どこまで本気なんだか…」 149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 10 34.47 ID WGjvGISg0 支援 150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 11 33.58 ID uhnS20RfO 支援支援 151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 11 35.28 ID 2kIm8JuU0 支援だぜ 152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 13 23.85 ID u1ddxLGm0 支援です 153 名前:最上さん 支援ありがとですー[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 14 19.10 基地着 ……… …… … ミーナ「本当にありがとう、おかげでずいぶん時間も短縮できたわ」 俺「いえいえ、とんでもない。シャーリーさんのおかげですから。 …それより、せっかくの休日なのにミーナ中佐は仕事なんですか?」 ミーナ「こんな時じゃないと出来ないこともあるし、しょうがないのよ」 俺「大変ですね…」 ミーナ「まあ、今日はさっさと切り上げて、お風呂にでも入ろうかと思うわ。 <俺>さんは、これからツーリングでしょう? 気をつけて、ケガのないようにして楽しんできてね」 俺「ありがとうございます、行ってきます」 …… … 俺「ミーナ中佐、か…組織のアタマってのは、大変だよな。 俺ンとこの艦長たちも同じなのかな」 俺(恋愛感情、ね…。 ま、あの人はあの歳でもう『落ち着いた大人の女性』って感じだし 28の俺からみても充分、対象として考える事はできるだろうけど) 俺「いやいや、まさかだな。 さて、行くか」どるんどるん! 154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 19 41.67 ID 1AV4diij0 しえーん 155 名前:最上さん ◇は誰得の最上さんモノローグの印ですゾ[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 20 56.11 ◇◇◇◇◇◇ 基地を出てからは海岸線を横目に、ひたすら道無き道を走る。顔に手に、全身にそよぐ潮風が心地いい。 シャーリーさんが貸してくれたバイクは、大地を蹴立てて軽快に進む、進む。 たまには休みというのもいい、と久しぶりに思った。 船の上じゃ、たとえ非番でもやれることなんてほとんどなくって眠るばかりだったし、 その眠りだって快適とは程遠いもので、常に疲れで肩が張っていて休んだ気がしなかった。 そういう生活と比較すれば、今の基地のベッドで眠れる生活とはあまりに違いすぎる。 しかし、慣れすぎるとヤバい事になりそうだ。そう思うと思わず苦笑が浮かぶ。 さて、こうして走っているのも気持ちいいが、これからどうするか。 一日こうして走っているのもイイし、途中で釣り糸なんぞ垂らしてみるのも悪くない。 そんなふうにしてひとり小さく笑いながらバイクを飛ばす俺の目に、建物の姿が飛び込んできた。 1軒、2軒、向こうにも2,3軒…ちょっとした村と言える規模の集落だった。 だが、ぽつぽつと点在する立派な家々にしかし、生活感は感じられない。 興味をひかれてとある1軒に近づいてみると、それは廃屋なのだった。 破壊された痕跡はなく、しかし風月歳月という逃れようのない災禍が家全体を蹂躙しつつあった。 「疎開、か」 可能性は高いだろう。 遥か遠くとは言え、海を隔てたその先に、人類の仇敵ネウロイの巣があるのだ。 恐らくこの村の人達は、犠牲が出る前にと内地にある街のほうへ、ネウロイの影から逃れるように離れて行ったんだろう。 やれやれ、どこに行ってもネウロイの毒牙と影を感じない場所はないのか。 ちょっと沈んだ気分をぶっ飛ばすべく、バイクの回転数を上げた。 廃村はあっという間に視界から消えた。 156 名前:最上さん そうだ、言い忘れてた。この話ちょっと長いので(続く)[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 26 56.21 俺「たらーらー、たらららー、たーらーらら、たらーらー…と」ぶろろろろろ 俺「…あれ、こんなところに人影? あれは…坂本少佐にバルクホルン大尉、それに…ペリーヌさん、がうずくまってる。 何かあったのか?とにかく近づいてみよう」どるるるる …… … 俺「坂本少佐、お疲れ様です。 こんなところで、何を?」下車 坂本「ああ、<俺>か? なぜこんなところに…いや、私たちは海岸線をランニングしていたんだが、ペリーヌがな…」 ペリーヌ「…っ、……」ぜは、ぜは バルクホルン「やはり、私たち二人には付いてこれなかったか…だから無茶はするなといったのに。 ほらペリーヌ、水だ…飲めるか?」 ペリーヌ「た、大尉、申し訳、ありません…」ごく、ごく 坂本「やはり、ちゃんと断ってやらなかった私の責任だな、これは」 俺(っていうか、ここまでバイクで結構飛ばしたはずだけど こんなトコロまで走ってきたのかよ…ホント、俺も体力はそれなりだが、この人たちは格が違うつーか…) 坂本「ん、なんだ<俺>?」 俺「いえ、なんでもありません」 157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 28 25.53 ID 0AbKdQsY0 支援 158 名前:最上さん (続)投下したいという方は遠慮無くおっしゃってくださいまし[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 33 36.76 坂本「仕方がない、今日はここまでだ。 ペリーヌの体調がよくなったら戻ろう、バルクホルン」 バルクホルン「そうだな、こうなっては仕方あるまい」 ペリーヌ「そ、そんな…わたくしのせいで訓練を中断するだなんて… わたくしのことはかまいません、どうかお二人だけでも訓練を…」ぜーぜー 坂本「バカな事を言うなペリーヌ。私がこう言ってしまってはなんだが、たかが訓練だ。 そんな事のためにお前を置いていけるか」 ペリーヌ「で、ですが…」はー、はー バルクホルン「…そういえば、<俺>、そのバイクは?」 俺「あ、これはシャーリーさんにお借りして…」ピコーン 俺「…って、そうだ。 もしよかったら、俺ペリーヌさんを乗っけて基地に帰りますけど?」 ペリーヌ「え?」 バルクホルン「いや少尉、別にそういう意味で聞いたのではなくてだな…!」 俺「ああ、バルクホルン大尉こそお気になさらず 別に俺は何か目的があってこっちに来てるわけじゃないですから。 俺がペリーヌさんを連れて帰るんで、お二人はそのまま訓練を続行してください」 坂本「いやしかし、この状態のペリーヌを放っていくわけにはな。 休日だというのにわざわざ訓練にも付き合ってくれたというのに、それでは…」 159 名前:最上さん[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 39 36.09 ペリーヌ「……」 ペリーヌ「少佐、それに大尉、わたくしは<俺>さんのご厚意に甘えることに致しますわ。 どうか、おふたりは訓練を続けてください」 坂本「いや、しかし…」 ペリーヌ「気を遣っていただけるのはとても嬉しいですが、わたくしのせいでおふたりの訓練が中断してしまっては そちらのほうがわたくしには辛いことですわ。ですからどうか…。」 バルクホルン「…少佐、行こう」 坂本「…すまん、ペリーヌ」 ペリーヌ「もったいないお言葉ですわ、少佐。もともとわたくしが勝手を言ってついてきたんですもの」 坂本「わかった…すまんが、<俺>、ペリーヌをよろしく頼む」 俺「は、了解です。お二人はお気をつけて」 バルクホルン「<俺>、その…」 俺「バルクホルン大尉。 本当に、自分がそうしようとおもって言い出したことですから、お気になさらず」 バルクホルン「…すまん、頼んだぞ」 160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 41 29.74 ID 2kIm8JuU0 支援! 161 名前:最上さん[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 45 12.28 先を進むふたりを見送って… ……… …… … 俺「二人は行ったか…ペリーヌさん、大丈夫ですか?」 ペリーヌ「……っ…」 俺(呼吸は整ってきたみたいけど、まだ答えられないか…?) ペリーヌ「……っ……ぅく…」ぽた、ぽたた 俺(!?) ペリーヌ「…ひっ、ひっく……ぐす… な、なさけない…ですわ…ひぅ、ひっく…」 俺(泣いてるよ…) 俺(こういう時、どうすりゃいいんだろ)ぽりぽり ペリーヌ「ひく、ひっく…ふぇ…」 俺「……」ぽんぽん ペリーヌ「ひぅ…え? な、なんですの、<俺>さん」 俺「あの…ハンカチ。汚いっすけど」 ペリーヌ「……お借りしますわ」ぐすっ 162 名前:最上さん 支援ありがとっねー[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 52 05.85 20分後 ……… …… … ペリーヌ「お待たせしましたわね、もう大丈夫ですわ」 俺「はい…じゃ、帰りましょうか」 ペリーヌ「…あなたには恥ずかしいところを見られましたわね」 俺「大丈夫ですよお、他の人にはばらしませんから。 ただし、条件として…」うしし ペリーヌ「……」じぃぃー 俺「…こほん、冗談です。 でも、俺だって昔は訓練がキツかっただのなんだのと泣きまくりでした。 別に恥ずかしいこっちゃありません。ね?」ちらっちらっ ペリーヌ「…と、殿方が泣くなんて、情けない話ですわねっ」こくり 俺「あはは、まったくです。 じゃ、お互いに恥ずかしいところを公開し合ったところでおアイコって事で」 ペリーヌ「…ですわね」 俺「じゃ、バイクに乗りましょうか…おっと、その前に、シャツにショーツって、 その格好じゃ風防のないバイクの上じゃ寒いな。 俺の上着着てくださいな。ちょっと汗臭いかもしれないけどガマンして」ぬぎぬぎ→ふぁさっ ペリーヌ「あ…あの、ありがとう。お借りしますわ」 163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 53 33.09 ID 1AV4diij0 ×ショーツ ○ズボン ショーツ=半ズボンという事ですわ(穿いてる人:談) 164 名前:最上さん 163すまん、ショーツってショートパンツ(というズボン)だと…チガウ?[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 17 58 10.64 ペリーヌさんを背に乗せて、一路基地へ ……… …… … 俺「安全運転ってことで、ちょっと遅いですけど 念のため、ちゃんと腰つかんでおいて下さいね」 ペリーヌ「こ、こんな感じでよろしくて?」 俺「そうそう、いいですよ」 ペリーヌ「ちょ、ちょっと恥ずかしいですわね」 俺「はっはっは!男としてはなかなか光栄っすな」 ペリーヌ「も、もう…! …それにしても、この背中は……」 俺「なんかいいましたあ?…まいいか。 ところで、どうしてあの二人の訓練に参加しようなんて思ったんですか?」 ペリーヌ「え?」 俺「いやー、あの二人の体力って底なしっていうか…ちょっと化け物じみてるでしょ。 どうしてそんなのに付いて行こうと思ったのかなって」 ペリーヌ「ば、ばけ…!? な、なんて不敬な!信じられませんわ!」ギリギリ 俺「いてていてて!つねっちゃダメです!」 165 名前:最上さん[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 18 00 48.00 ペリーヌ「わ、わたくしは…せ、せっかくの休日ですし、その…しょ、少佐と…」 俺「少佐?坂本少佐がどうかしました?」 ペリーヌ「うー…少佐と…少佐と一緒にいたかったのですわ! なにか文句ありまして!?」ギリギリ 俺「はぐぅ!?文句ない文句ない!だからつねらないで!」 俺「あういてて…脇腹つねるとかシャレにならないですって… でも、上官と一緒にいたいだなんて珍しいですね。 普通、休みの日くらいは上官の顔をみずに過ごしたいとか思いません? まぁ、ミーナ中佐と坂本少佐は例外だと俺も思いますけど」 ペリーヌ「あら、坂本少佐は公私共に素晴らしいお方ですもの。 いつでも一緒にいたいと思うのは当然じゃありませんの」 俺「はぁ…尊敬してるんスね、少佐の事」 ペリーヌ「尊敬なんて陳腐な言葉じゃ足りませんわね。 少佐こそ正しくウィッチの鑑というべきお方ですのよ。 持って生まれた優れた能力も素晴らしいですが、それにおごることなく 常に自らを高める事に余念がない、まさしくウィッチの生き字引きとでも言うべきあの生き様! それに、凛々しいあの横顔!もう眺めているだけでこちらの気も引き締まってくるようで… はぁーん…少佐、素晴らしいですわ!」 俺(やばいな、なんかやばいもん踏んだ) 166 名前:最上さん[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 18 07 08.96 俺(女の子ってのは、よくまあこんな喋れるもんだよなぁ…) 俺(あ、もうこんな…メシの時間じゃねえか) ……… …… … ペリーヌ「ですからね、もう坂本少佐とならどこへでも… って…ねえ、ちゃんと聞いていますの?」 俺「へぇは!?ああ、もうばっちり! もうバッチリ聞いてました! それはそうと、腹減ってないですかクロステルマン中尉!」 ペリーヌ「へ、おなか…? 言われてみれば、確かに、運動した後ですし、その、多少は」 俺「なら、休憩がてら昼飯にしましょ」 ペリーヌ「…じゃ、わたくしもお付き合いしますわ でも、どこで食べますの?」 俺「まぁ、このあたりならどこで食ったっていい景色をサカナに美味いメシが食えそうですが、 出来れば休憩中は風を避けたいですね…体冷やすとあんま良くないですし。 だから、この先にある廃村にお邪魔しようかと」 ペリーヌ「あの、住民の皆さんが避難された村ですの?」 俺「ええ、そこ。 部屋とテーブル借りるくらいいいでしょ。 ま、疎開した村なんて、ちょっと気分いいもんじゃないですけどそこはガマンしてくださいな」 167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 18 08 26.39 ID 2kIm8JuU0 しーえん 168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 18 08 46.02 ID WGjvGISg0 支援 支援ありがとうございました 話の続きはこちらからどうぞ
https://w.atwiki.jp/fvb_sakura/pages/784.html
T22編成 書式D: 部隊番号 :E748 チェック : 部隊名 :17-00326-01 人員数 :1 着用アイドレス :曲直瀬りま(T22),id156959 装備 :B-2 ライトサイクルガン,id50878, 装備 :アーミーインファントリィオプション,id64013 装備 :所持アイテム,id54201 単一RD :153+10+7+6=176 消費食料 :1 消費燃料 :4 書式D: 部隊番号 :E749 チェック : 部隊名 :17-00334-01 人員数 :1 着用アイドレス :アキラ・フィーリ・シグレ艦氏族(ターン22版),id171770 装備 :B-2 ライトサイクルガン,id50878, 装備 :アーミーインファントリィオプション,id64013 装備 :ポケット・ピケ,ID 11231 装備 :レーザーピストル,ID 118630 単一RD :127+10+7+12+9=165 消費食料 :1 消費燃料 :4 書式D: 部隊番号 :E750 チェック : 部隊名 :17-00331-01 人員数 :1 着用アイドレス :栗田雷一(T22),id159114 装備 :B-2 ライトサイクルガン,id50878, 装備 :アーミーインファントリィオプション,id64013 単一RD :95+10+7=112 消費食料 :1 消費燃料 :2 書式D: 部隊番号 :E751 チェック : 部隊名 :17-00323-01 人員数 :1 着用アイドレス :オカミチ(T22),156924 装備 :B-2 ライトサイクルガン,id50878, 装備 :アーミーインファントリィオプション,id64013 装備 :軽量警棒,ID 30802 装備 :水流銃(オカミチver.),ID 30860 装備 :ポケット・ピケ,ID 11231 単一RD :149+10+7+2+6+12=186 消費食料 :1 消費燃料 :4 書式D: 部隊番号 :E752 チェック : 部隊名 :17-00784-01 人員数 :1 着用アイドレス :光儀(T22)船乗り,id138890 装備 :所持品,id138881 装備 :B-2 ライトサイクルガン,id50878, 装備 :アーミーインファントリィオプション,id64013 単一RD :151+8+10+7=176 消費食料 :1 消費燃料 :4 書式D: 部隊番号 :E753 チェック : 部隊名 :17-00938-01 人員数 :1 着用アイドレス :ライヤ・G・四六(T22),id159835 装備 :カエルの神さまのお守り(特産品),id67044 装備 :B-2 ライトサイクルガン,id50878, 装備 :アーミーインファントリィオプション,id64013 単一RD :141+6+10+7=164 消費食料 :1 消費燃料 :4 書式D: 部隊番号 :E754 チェック : 部隊名 :17-00950-01 人員数 :1 着用アイドレス :三浦稲史,160631 装備 :B-2 ライトサイクルガン,id50878, 装備 :アーミーインファントリィオプション,id64013 単一RD :108+10+7=125 消費食料 :1 消費燃料 :3 書式D: 部隊番号 :E755 チェック : 部隊名 :エステル・フィーリ・シグレ艦氏族 人員数 :1 着用アイドレス :エステル・フィーリ・シグレ艦氏族,id112196 装備 :なし 単一RD :53 消費食料 :1 消費燃料 :1 書式A: 部隊番号 :E756 チェック : 部隊名 :FVB警官T1部隊 人員数 :2 着用アイドレス :FVBの警官の国民(T22),id157682 装備 :なし 単一RD :60+1 総RD :122 人員リスト : 深谷光邦:くりくり目で、おしゃべり上手なおまわりさん。人当たりが良く、対外広報のような仕事が回ってくると必ずかり出されてしまう。 塚本みすず:もともとは藩王警護を担当していた女性警官。その経験から、要人警護よりも追跡調査や捜し物の方がお手の物となった悲しきベテラン。趣味は剣道。 消費食料 :2 消費燃料 :3 装備生産計画 : 騎士団施設、【宇宙都市警察奉行所,id100861】【地上ドーム都市警察奉行所,id100855】に組み込まれている 【施設と装備,id97609】および、【奉行所施設,id100764】内の【奉行所の備品倉庫】、【奉行所のロッカールーム】にある装備を使用する。施設に組み込まれているものなので生産は必要ない。設定的には自国で民間生産されたものを使用している。 書式A: 部隊番号 :E757 チェック : 部隊名 :FVB警官T2部隊 人員数 :2 着用アイドレス :FVBの警官の国民(T22),id157682 装備 :なし 単一RD :60+1 総RD :122 人員リスト : 吉良きらら:リンとした雰囲気の女性警官。目つきが怖いと迷子で保護した女の子に泣かれて以来サングラスを愛用するようになり、さらに見た目が怖くなった。 不藤トナミ:女性ながらがっしりした体格と強靱な肉体を持ち、壁役を任せたら天下一品。精悍な顔つきで、髪は掴まれても良いように短く刈り上げている。趣味はお菓子作りで、得意はシュトーレン。 消費食料 :2 消費燃料 :3 装備生産計画 : 騎士団施設、【宇宙都市警察奉行所,id100861】【地上ドーム都市警察奉行所,id100855】に組み込まれている 【施設と装備,id97609】および、【奉行所施設,id100764】内の【奉行所の備品倉庫】、【奉行所のロッカールーム】にある装備を使用する。施設に組み込まれているものなので生産は必要ない。設定的には自国で民間生産されたものを使用している。 書式A: 部隊番号 :E758 チェック : 部隊名 :FVB警官A1部隊 人員数 :5 着用アイドレス :FVBの警官の国民(T22),id157682 装備 :なし 単一RD :60+1 総RD :305 人員リスト : 清水啓一:爆発物処理を担当する青年。神経質そうに見えるが、案外と大雑把な性格で細かいことにはこだわらない。気にしすぎると胃に穴が空く職場なのだ。 赤井タカミ:女性パトロール警官。きつめの顔のショートヘア。宇宙艇操縦、調理師、ふぐ処理師、建築設計一級、フラワーコーディネイトなどの資格を持つ資格マニアでもある。 青山はるか:女性パトロール警官。ほんわりした顔のソバージュ。華奢な見た目に反してなかなかのパワーで、その蹴りは宇宙船の隔壁をへこませるほどの威力。 白沢くるみ:女性パトロール警官。子リスのような印象を与える愛嬌のある顔立ちだが、実は下手の横好きのガンマニアで、射撃練習はいつもぎりぎり合格である。 木﨑そのか:通信管制担当の女性警官。自分は現場に立ちたい思いもあるが、管制という役割の大切さも知っているので現状の配属に納得している。趣味は書道。 消費食料 :5 消費燃料 :7 装備生産計画 : 騎士団施設、【宇宙都市警察奉行所,id100861】【地上ドーム都市警察奉行所,id100855】に組み込まれている 【施設と装備,id97609】および、【奉行所施設,id100764】内の【奉行所の備品倉庫】、【奉行所のロッカールーム】にある装備を使用する。施設に組み込まれているものなので生産は必要ない。設定的には自国で民間生産されたものを使用している。 書式A: 部隊番号 :E759 チェック : 部隊名 :FVB警官A2部隊 人員数 :2 着用アイドレス :FVBの警官の国民(T22),id157682 装備 :なし 単一RD :60+1 総RD :122 人員リスト : 村崎ききょう:広報担当の女性警官で、もともとは歌手志望だったので機会があればすぐにマイクを手に取るが、オペラ歌手志望だったので宴会等では浮きまくる。 黒木レイ:神官の娘だが、徴兵で軍役につき、その後警官となった。趣味は雑学コレクションで、ワニの捕まえ方とかピラミッドの建て方とか、どうでもいいことをよく知っている。 消費食料 :2 消費燃料 :3 装備生産計画 : 騎士団施設、【宇宙都市警察奉行所,id100861】【地上ドーム都市警察奉行所,id100855】に組み込まれている 【施設と装備,id97609】および、【奉行所施設,id100764】内の【奉行所の備品倉庫】、【奉行所のロッカールーム】にある装備を使用する。施設に組み込まれているものなので生産は必要ない。設定的には自国で民間生産されたものを使用している。 書式A: 部隊番号 :E760 チェック : 部隊名 :FVB警官P1部隊 人員数 :5 着用アイドレス :FVBの警官の国民(T22),id157682 装備 :なし 単一RD :60+1 総RD :305 人員リスト : 茶木みやこ:総務担当の超ベテラン警官。いつも不機嫌そうにしているが、なにか訊かれたり頼まれたりすると意外にも親切に対応してくれる事務のプロ。趣味はお気に入りのアイドルのコンサートに通うこと。 石原俊介:威厳と包容力を併せ持ったベテラン警官で、捜査では妥協を許さない。部下達の信認も厚い。好きな酒はブランデー、普段呑むのは缶チューハイ。 山村虎南:抜群の推理力と取り調べ能力を誇るベテラン警官。長い人生経験から容疑者の心の奥底まで読み取るかのような洞察力を持っている。妻子有り。若手警官からの信頼も厚い。 石塚小織:食欲旺盛で大柄な女性。性格も豪放磊落。射撃の腕は警察内でもトップクラスで、軍との共同演習でも負け知らずの実力。コオリちゃんの愛称で呼ばれる。 永川シエル:新人の女性警官、行動力があり思い立ったらすぐに行動するが、よく勇み足になりやすく失敗することが良くあるが、あまりめげずに頑張る姿は見ていて微笑ましい。 消費食料 :5 消費燃料 :7 装備生産計画 : 騎士団施設、【宇宙都市警察奉行所,id100861】【地上ドーム都市警察奉行所,id100855】に組み込まれている 【施設と装備,id97609】および、【奉行所施設,id100764】内の【奉行所の備品倉庫】、【奉行所のロッカールーム】にある装備を使用する。施設に組み込まれているものなので生産は必要ない。設定的には自国で民間生産されたものを使用している。 書式A: 部隊番号 :E761 チェック : 部隊名 :FVB警官P2部隊 人員数 :11 着用アイドレス :FVBの警官の国民(T22),id157682 装備 :なし 単一RD :60+1 総RD :671 人員リスト : 灰原テッカ10代の頃は荒れた生活を送っていたが、前任者の「仏の達さん」こと山本達三に補導されたことがきっかけで警官を目指す。かつての自分と同じように悪環境で燻っている青少年たちを更生へ導いてやらねばと思っている。 銭島としこ代々警官の家系で、T21で警官だった「銭島平次郎」の娘でもある。剣道5段、空手黒帯のマッスル女子。プライベートでは意外と乙女趣味でぬいぐるみが無いと眠れない。 神山健人20代男性パトロール警官。学生時代は陸上部だったので脚力とスタミナには自信がる。刑事ドラマのように格好良く犯人追跡する機会はまだ無くちょっぴり残念だったりする。 稲荷九之助新人警官。山村虎南の部下に就いて毎日ビシバシ鍛えられている。お調子者で市民から情報を聞き出すのが上手い。好物はきつねうどん。 根室ゆうと遺失物管理担当。いつも倉庫で整理に追われている色白で陰気な男性。休日にはアイドルのコンサートでキラキしたオーラを浴びるのが生きがい。あるライブで総務の女性とよく似た人を見かけてしまい聞くか聞くまいずっと迷っている。 桐谷玲央本部配属組のエリート警官男性。クールな態度にノンフレーム眼鏡が似合う美形で女性同僚からも人気なのだが実はバナナプレイ店で店員さんに怒られるのが好き。 白菊なおと優し気な名前がちょっと恥ずかしいと思ってる男性警官。交番勤務。性格もお人好しでよくお年寄りに道を尋ねられたり果物をもらったりしている。その流れでオレオレ詐欺を未然に防ぐことにも成功している。 霧島シズマ身長の高い男性警官。寡黙で無骨な雰囲気から怖がられやすいが猫とか子供とか可愛いものが大好き。パトロール範囲にある保育園の保母さんに片思い中。 博人カケル元ギャンブラーで詐欺師。司法取引によって警察に寝返った。裏の人脈と経験を活かして組織犯罪捜査に協力している。 シマ 左舷テロ対策部に所属する警官。隻眼の元傭兵。他国での地上生活が長かったので無重力でちょっとゲロってしまいプライドが傷付いた。地上勤務を希望している。 左原 太陽:軌道上宇宙都市警察騎士団に勤務している若手男性警官。人当たりが良く、実直な仕事ぶりから、地上の警察騎士団にも出向することが良くある。住民への対応にも評判が高いが、FVBには珍しく乗り物が大の苦手である。 消費食料 :11 消費燃料 :16 装備生産計画 : 騎士団施設、【宇宙都市警察奉行所,id100861】【地上ドーム都市警察奉行所,id100855】に組み込まれている 【施設と装備,id97609】および、【奉行所施設,id100764】内の【奉行所の備品倉庫】、【奉行所のロッカールーム】にある装備を使用する。施設に組み込まれているものなので生産は必要ない。設定的には自国で民間生産されたものを使用している。 書式A: 部隊番号 :E762 チェック : 部隊名 :FVB宇宙の戦士T1部隊 人員数 :1 着用アイドレス :FVBの宇宙の戦士国民(T22),id157420 装備 :B-2 ライトサイクルガン,id50878, 装備 :アーミーインファントリィオプション,id64013 単一RD :76+1+10+7=94 総RD :94 人員リスト : 中須賀真弓:刈り上げた髪が潮風にさらされて色褪せかけている。長身で腕がやや長めで高所作業が得意。担当はライフルマン。 消費食料 :1 消費燃料 :2 装備生産計画 : B-2 ライトサイクルガン,id50878,およびアーミーインファントリィオプション,id64013は 宰相府藩国地上の工場にて生産。E782【FVBのHLV1】がFVBへ輸送する。 書式A: 部隊番号 :E763 チェック : 部隊名 :FVB宇宙の戦士T2部隊 人員数 :1 着用アイドレス :FVBの宇宙の戦士国民(T22),id157420 装備 :B-2 ライトサイクルガン,id50878, 装備 :アーミーインファントリィオプション,id64013 単一RD :76+1+10+7=94 総RD :94 人員リスト : 姫野優:華奢で小柄なポニーテイルの女性。吹けば飛びそうに見えるが実は武闘派で、腹筋は6つに割れていて「脱ぐとスゴイ」タイプ。 消費食料 :1 消費燃料 :2 装備生産計画 : B-2 ライトサイクルガン,id50878,およびアーミーインファントリィオプション,id64013は 宰相府藩国地上の工場にて生産。E782【FVBのHLV1】がFVBへ輸送する。 書式A: 部隊番号 :E764 チェック : 部隊名 :FVB宇宙の戦士A1部隊 人員数 :17 着用アイドレス :FVBの宇宙の戦士国民(T22),id157420 装備 :B-2 ライトサイクルガン,id50878, 装備 :アーミーインファントリィオプション,id64013 単一RD :76+1+10+7=94 総RD :1598 人員リスト : 秋田靖:筋骨隆々な快男児。趣味はマリンスポーツ全般。日焼けした肌と白い歯が印象的。声が大きく、雑踏の中でも声が轟く。 大久保博樹:すっきりした痩せ形ながら実は筋肉質。鍛え上げられた肉体は数多のトレーニングを乗り越えて生み出された誉れ。白兵戦を得意とする。 春日美琴:戦禍で両親を失い、藩国の施設で育った寡黙な女性。感情を表に出すことが少なく、ただひたすらに己を鍛え続けてきた。軍に志願したのは、生活のためか復讐のためか藩国への忠誠ゆえかは分からない。 高木勲:退役間近のベテラン軍人。ごま塩頭に彫りの深い顔で、知らない者が見たら漁師と間違えるかもしれない。記憶力が良く、判断も的確で部下にも上司にも信頼されている。 山本団蔵:学生時代は演劇青年が、なにを間違えたか軍隊へ。七色の声色と舞台度胸で情報収集や潜入工作で活躍するはめに。本来のポジションはライフルマン。 甲村六郎:いたって常識的な軍人だが、学生時代は野球の選手で今も遠投が得意。周囲からはグレネードランチャーを撃つよりこいつに投げさせた方が速いとも言われている。 田辺誠:自称「臆病者」だが、周囲は危険に対して第六感が働き過ぎているだけだと噂しており、なにかあったらこいつに付いていけば死ぬことはないと言われている。 長谷川俊哉:根っからの数学者で計算機いらず。弾着計算などでは機器の計算より彼の判断を信頼せよと言われている。記憶力も優れている。 清水美智夫:絵に描いたような「有能な軍人」。若干型にはまって融通が利かないところもあるが、戦士の誇りと優しさを兼ね備えた青年であり、女性に人気がある。 徳永大悟:軍隊に入る前は漁師をしていたこともあってか口の聞き方が乱暴になりがちなこともあって出世コースからは外れているが、基本的に気の良い大男。ナイフで廃材を削り出して船や動物を作るのが趣味。 森巣敬一郎:小柄だがタフなガンナー。「悪運とダンスを踊るのが趣味」と自嘲するくらい、本人の意思や能力と関係なくトラブルに巻き込まれることが多いが、それを諦めることなく被害を最小限に乗り越えていく。 大竹信夫:痩せぎすな狙撃手。女子供に戦禍が及ぶことを嫌う。日頃から存在感がなく、いるのかいないのか分からない奴と評価されている。 大門隼人:趣味はニンジャ。日本刀と手裏剣を愛用し、宇宙の戦士に装備できないことをいつも残念がっている。身体も身軽で、もしかしたらスーツを装着しない方が強いかもしれないといわれている。 都築五助:筋骨隆々たる大男だが、小銭集めが趣味で、ケチでがめついと悪評高い。その代わり、報酬さえ積めば難しい物資の調達も面倒くさい仕事も引き受けるので、取扱注意とされている。 藤川一夜:語学に堪能な青年将校。武術にもたけるが、生真面目なため、部下との間に溝があるのではないかと悩んでいるが、それでなんとかしようと試行錯誤するのが部下との溝の原因であることに気づいていない。 丸山大観:ライフルマン兼従軍僧侶。必要に応じてあらゆる宗教宗派の祈祷や神事に対応するオールマイティー。山を登る道は数知れぬほどあれど、山の頂は1つが信念。 中山治:銃火器を扱わせたら撃たせても整備させても満点で、移送も楽々という巨漢のベテラン兵。ただ喧嘩っ早い性格で、その為に減給されたり営巣行きになることももしばしば。 消費食料 :17 消費燃料 :39 装備生産計画 : B-2 ライトサイクルガン,id50878,およびアーミーインファントリィオプション,id64013は 宰相府藩国地上の工場にて生産。E782【FVBのHLV1】がFVBへ輸送する。 書式A: 部隊番号 :E765 チェック : 部隊名 :FVB宇宙の戦士A2部隊 人員数 :5 着用アイドレス :FVBの宇宙の戦士国民(T22),id157420 装備 :B-2 ライトサイクルガン,id50878, 装備 :アーミーインファントリィオプション,id64013 単一RD :76+1+10+7=94 総RD :470 人員リスト : 鈴木治彦:拳銃とナイフを扱わせたら名人。曲芸師として生活できるほどの腕前。金儲け優先の性格で、金のためなら自分の命も天秤に乗せる天性の博打打ち。 田中マキコ:三人姉妹の次女として育ち、唯我独尊の姉と放蕩者の妹に挟まれた苦労人。そのためか、根っからのネゴシエイターとして仲裁上手になった。ライフルマン。 平田 義時:平田三兄弟の長男。34歳。筋肉質のスキンヘッド。精鋭部隊「ブラックドッグ」隊長を務めていた。状況判断に優れ部下の信望も厚い。休日は一人でマニティーニをあおる。 平田 常時:平田三兄弟の次男。31歳。とんがり頭のヤセマッチョ。精鋭部隊「ブラックドッグ」副長を務めていた。というより特攻隊長を自称している。命知らずだと思われているが自分以外の隊員の命はとても大切だと思っている。 平田 数時:平田三兄弟の三男。27歳。ロンゲのホームベース顔。精鋭部隊「ブラックドッグ」元隊員。通信や補給、事務処理などサポート面を得意とする。口数が多い時と少ない時の差が激しい。お弁当作りが趣味。 消費食料 :5 消費燃料 :11 装備生産計画 : B-2 ライトサイクルガン,id50878,およびアーミーインファントリィオプション,id64013は 宰相府藩国地上の工場にて生産。E782【FVBのHLV1】がFVBへ輸送する。 書式A: 部隊番号 :E766 チェック : 部隊名 :FVB消防士T1部隊 人員数 :2 着用アイドレス :FVBの消防士の国民(T22),id169368 装備 :なし 単一RD :54+1 総RD :110 人員リスト : 岩瀬琢郎:山岳登山が趣味のベテラン消防士。小柄で痩せているように見えるが筋肉の固まりである。山岳レスキューの訓練も受けている。 神永 バサラ:勤続10年になるベテラン男性消防士、過去に人命救助中に背中に大火傷したことがある、本人は人を助けた勲章としてその火傷痕を誇っている。 消費食料 :2 消費燃料 :2 装備生産計画 : 【FVB地上都市消防組(騎士団)id100516】内にある【施設と装備id97609】を使用する。 施設内部品のため生産の必要はない。設定的には自国内で生産されたものを使用している。 書式A: 部隊番号 :E767 チェック : 部隊名 :FVB消防士T2部隊 人員数 :2 着用アイドレス :FVBの消防士の国民(T22),id169368 装備 :なし 単一RD :54+1 総RD :110 人員リスト : 観盾 かおり:名前に似合わず筋骨隆々の男性消防士、ついでに女性言葉で話すいわゆるオカマ である。きめ細かい対人関係のフォローから危険な現場に率先して入ることから男女問わずに人気である。 根津忠太:小柄な男性消防士。つぶらな目の童顔も相まって頼り無さげに見えるが実力は折り紙付き。特に救助スキルが高く、比較的小柄な体格を生かし狭い瓦礫の中でも器用に進んでいける。 消費食料 :2 消費燃料 :2 装備生産計画 : 【FVB地上都市消防組(騎士団)id100516】内にある【施設と装備id97609】を使用する。 施設内部品のため生産の必要はない。設定的には自国内で生産されたものを使用している。 書式A: 部隊番号 :E768 チェック : 部隊名 :FVB消防士P1部隊 人員数 :2 着用アイドレス :FVBの消防士の国民(T22),id169368 装備 :なし 単一RD :54+1 総RD :110 人員リスト : 金河玲人:明るい髪の大柄でのんびりした性格の男性消防士。元々はライフセイバーをしていたのだが水害・海難救助の経験を買われて、このたび設立された消防士に任命されることとなった。 飛耳長サラ:女性消防士。ヘッドフォンをした一見不謹慎にも思える格好だがそれは鋭い聴力をコントロールする為で、いざ出動となれば現場のどんな小さな要救助者の声や物音も逃さない。 消費食料 :2 消費燃料 :2 装備生産計画 : 【FVB地上都市消防組(騎士団)id100516】内にある【施設と装備id97609】を使用する。 施設内部品のため生産の必要はない。設定的には自国内で生産されたものを使用している。 書式A: 部隊番号 :E769 チェック : 部隊名 :FVB消防士P2部隊 人員数 :3 着用アイドレス :FVBの消防士の国民(T22),id169368 装備 :なし 単一RD :54+1 総RD :165 人員リスト : 鵜鷹ナツメ:女性消防隊員。いつも目を見開いたような真顔なので怒ってる?とよく聞かれるが本人は特に何も考えていない。視力の良さを活かして迅速な状況把握・生存者発見に努める。趣味はバードウォッチング。 梶木 蒼大:宇宙都市勤務の男性消防士、宇宙では火災等の災害は特に注意しており、彼は勤勉に災害対策の訓練をしている。自主訓練の遣り過ぎて上司からは注意されることもしばしばある。 藤巻 かなめ:宇宙都市勤務の女性消防士、現在はチームリーダーを勤めており、小さい災害でも宇宙では死に繋がりかねないとして部下たちには厳しく指導しているが、部下たちの体調や精神的な疲労などの気配りも忘れない出来た上司である 消費食料 :3 消費燃料 :4 装備生産計画 : 【FVB地上都市消防組(騎士団)id100516】内にある【施設と装備id97609】を使用する。 施設内部品のため生産の必要はない。設定的には自国内で生産されたものを使用している。 書式A: 部隊番号 :E770 チェック : 部隊名 :FVB政庁職員T1部隊 人員数 :1 着用アイドレス :FVBの藩国政庁職員の国民(T22),id157679 装備 :なし 単一RD :53+1 総RD :54 人員リスト : 大谷喜久夫:財務端一筋のベテランで積極財政論者。自分の健康も管理できない者に国の健康は管理できないと、1日8時間睡眠は欠かさない。 消費食料 :1 消費燃料 :1 装備生産計画 : 書式A: 部隊番号 :E771 チェック : 部隊名 :FVB政庁職員T2部隊 人員数 :1 着用アイドレス :FVBの藩国政庁職員の国民(T22),id157679 装備 :なし 単一RD :53+1 総RD :54 人員リスト : 笹原さやか:環境整備を専門とする行政官。「環境はバランスである」として、治水・生命維持から産業振興まで幅広い視野で政策をまとめていく。 消費食料 :1 消費燃料 :1 装備生産計画 : 書式A: 部隊番号 :E772 チェック : 部隊名 :FVB政庁職員A1部隊 人員数 :5 着用アイドレス :FVBの藩国政庁職員の国民(T22),id157679 装備 :なし 単一RD :53+1 総RD :270 人員リスト : 大塚志郎:福祉行政を担当する行政官。やるべきことを考えたら予算が幾らあっても足りないと、最適解のための取捨選択に日夜頭を抱えている。 丹沢 有司:政庁勤務の男性職員、寡黙で実直に淡々と仕事をしている姿は同僚からは「ロボット」と揶揄されている。休みの日は釣りを良くしているのだが、やはり寡黙に淡々と釣りをしているらしい 諸星 幸雄:政庁勤務の男性職員、主に宇宙都市での勤務を長年していたのだが、地上勤務に移動したことから、筋力の低下と重力の重さにちょっと四苦八苦している。 葵 智:政庁勤務の女性職員、現在は人事部に所属しており、優しい性格と外見に騙されやすいが仕事もプライベートもやるときはやる性格である。笑顔がたまに恐い 水沢 稔:政庁勤務の男性職員、観光課所属であり、地域のイベントや催しものの企画などをしている。意外に忙しいらしく、よく走っている。 消費食料 :5 消費燃料 :6 装備生産計画 : 書式A: 部隊番号 :E773 チェック : 部隊名 :FVB政庁職員A2部隊 人員数 :2 着用アイドレス :FVBの藩国政庁職員の国民(T22),id157679 装備 :なし 単一RD :53+1 総RD :108 人員リスト : 寅研吾:政庁の建築課に所属する男性。東国の伝統的な景観を残しつつより機能的な都市開発を目指している。休日は神社に参って境内の猫と日向ぼっこするのがささやかな幸せ。 石蕗しの:いつもニコニコと朗らかな福祉課の女性。デリケートな問題を抱えた市民の不安を拭い手助けができるように心がけている。古風な名前が少し恥ずかしい。 消費食料 :2 消費燃料 :2 装備生産計画 : 書式A: 部隊番号 :E774 チェック : 部隊名 :FVB政庁職員P1部隊 人員数 :1 着用アイドレス :FVBの藩国政庁職員の国民(T22),id157679 装備 :なし 単一RD :53+1 総RD :54 人員リスト : 村崎藍:財務課の女性職員。簿記マスター。いつも物凄い速さでデータ入力をしている。極度に目が悪く眼鏡が無いと何も見えずオロオロして普段の生真面目な印象が一気に崩れる。もはや眼鏡が本体。 消費食料 :1 消費燃料 :1 装備生産計画 : 書式A: 部隊番号 :E775 チェック : 部隊名 :FVB政庁職員P2部隊 人員数 :3 着用アイドレス :FVBの藩国政庁職員の国民(T22),id157679 装備 :なし 単一RD :53+1 総RD :162 人員リスト : 大木戸成昌:政庁の農林水産課に勤務する中年男性。FVB地上部の自然と生態の保護と観察がライフワークの研究者でもある。趣味は川柳。 縞園タカラ:FVBの藩国行政官庁から急な代役として藩国部隊に出向してきた女性職員。引継もままならない状況であったが、普段の業務とは違う環境も刺激になり、持ち前の事務能力で頭角を現してきた。 デンカイモトイ:FVBの地上生まれの良く日焼けした肌を持つ行政官庁男性職員。のんびりした風貌ながら、常に堅実な仕事ぶりが光る事務員である。部隊出向にさいに人に任せてきた職場の観葉植物が時々心配になる。 消費食料 :3 消費燃料 :4 装備生産計画 : 書式A: 部隊番号 :E776 チェック : 部隊名 :FVB政庁職員S1部隊 人員数 :4 着用アイドレス :FVBの藩国政庁職員の国民(T22),id157679 装備 :なし 単一RD :53+1 総RD :216 人員リスト : 笹原島胡桃:行政官庁のベテラン女性職員。藩国内の各産業との関係業務が多く顔が利くという利点で部隊に出向することになった。チームをまとめる親分肌でもある。 山芽みなと:若手の行政官庁男性職員。藩国東国人にしては大きな体格や体力を見込まれて部隊に出向している。事務仕事とはいえ力仕事も多く現場では重宝されている。 クラシマショウゾウ:FVBの地上中央駅出張所に長く勤務している男性職員。年齢は高めだが土地に詳しいことと業務能力を買われ部隊に出向している。 繪 青伊:突然部隊出向を命じられた若手の行政官庁女性職員。小柄だが物おじしない性格でタフさをみこまれ配属されたいきさつがある。緻密さというよりも大枠を組み上げていく仕事が得意である。 消費食料 :4 消費燃料 :5 装備生産計画 : 書式A: 部隊番号 :E777 チェック : 部隊名 :FVB医師A1部隊 人員数 :5 着用アイドレス :FVBの医師の国民(T22),id157678 装備 :なし 単一RD :51+1 総RD :260 人員リスト : 今大路拓己:内科医。漢方にも詳しく、研究熱心で、常に新しい技術や理論に関心を抱いている。「手洗いうがいは健康の基本」をモットーにしている。 永田天山:公衆衛生を専門とする医師。保健所を拠点に地域の生活環境の整備や感染症の予防を専門に、地域医療に取り組んでいる。 エリッサ鈴木:宇宙放射線治療を専門とする医師。無重量空間での治癒やネーバルウィッチの病理にも詳しい。宇宙船操縦資格も持っている。 高鍋 啓司:34歳。外科医。ポーカーフェイス。専門は外科医とはいえ何でもやる軍医。彼の診療は軍医らしく手荒く平時はあまり患者が診察を受けたがらない。反面その処置のスピードと正確性には信が置かれており一刻を争う事態では頼りにされている。 風間 寛人:34歳。外科医。情熱家。高鍋の同期であり風間のほうでは勝手に高鍋をライバル視しているが無視されている。その処置もスピード性には欠けるが丁寧さで知られている。できるだけ患者に痛みを与えないよう処置するために平時には風間の方が人気がある。 消費食料 :5 消費燃料 :6 装備生産計画 : 書式A: 部隊番号 :E778 チェック : 部隊名 :FVB医師A2部隊 人員数 :2 着用アイドレス :FVBの医師の国民(T22),id157678 装備 :なし 単一RD :51+1 総RD :104 人員リスト : 武藤 優(すぐる):26歳。専門は消化器内科。よく笑うスポーツマン。幼い頃から胃腸が弱く、転じて消化器系の医者となった。身体を鍛えて学生時代にラガーマンとなり、今でも休日では仲間とグラウンドを駆けている。腹巻きは年中欠かしたことがない。 高台 浩一:28歳。専門は脳神経外科。神経質そうなメガネだが、実際にも潔癖症である。自室のリモコンの位置から書類の順番まで全てが定位置に決まっており、各部屋にある空気清浄機はフル稼動し自動型の掃除機もほこりを感知すると動き出す。自らの掃除も毎日欠かさない。そのせいで半分結婚を諦めている。 消費食料 :2 消費燃料 :2 装備生産計画 : 書式A: 部隊番号 :E779 チェック : 部隊名 :FVB医師P1部隊 人員数 :1 着用アイドレス :FVBの医師の国民(T22),id157678 装備 :なし 単一RD :51+1 総RD :52 人員リスト : 志田 直輝:30歳。専門は皮膚科。小太り汗っかき。デジタル化が進んだ世の中でも紙の医療辞典を愛用しており、患者に欠かさずそれを開いて詳しく症例や治療法などを解説する。大食漢でありあらゆる藩国の料理を食べる。飲み食いのための旅行を企画するのが大好きである。 消費食料 :1 消費燃料 :1 装備生産計画 : 書式A: 部隊番号 :E780 チェック : 部隊名 :FVB医師P2部隊 人員数 :2 着用アイドレス :FVBの医師の国民(T22),id157678 装備 :なし 単一RD :51+1 総RD :104 人員リスト : 津賀 和喜:41歳。専門は耳鼻科。全面白髪。過去に戦闘でショックを受けて以来髪が白くなってしまったという。その時から快活だった性格も寡黙で内向的になってしまった。食事の際も時折喉を詰まらせる様子が同僚に確認されている。 羽山 宗夫:39歳。専門はペインクリニック。戦闘で傷ついた傷病者の長期治療にあたっている。いつも笑顔を絶やさないが、患者の問診を行うときは真顔である。とにかく、鰻重が大好き。マイ包丁で鰻を割き焼いて食べるほどである。 消費食料 :2 消費燃料 :2 装備生産計画 : 書式A: 部隊番号 :E781 チェック : 部隊名 :FVB医師S1部隊 人員数 :3 着用アイドレス :FVBの医師の国民(T22),id157678 装備 :なし 単一RD :51+1 総RD :156 人員リスト : 倉田 静江:28歳。専門は眼科。黒髪を束ねている。正確なオペに定評があり難しい患者が彼女の元に回されてくることがしばしば。ホラーあるいはサスペンス系の映画に目がない。最近試しに観てみたリアリティ系の映画にハマってしまって困っている。(困っていない) 山元 潤一郎:38歳。専門は整形外科。色黒。マリンスポーツ好き。ものすごいカラオケ好きでもあり、同時に音痴でもある。本人自覚があるので友人に悪いと思っているのだがマリンスポーツ同様カラオケに行かないとストレスがたまり、一人で行くとつまらない。ややこしい。 進藤 章介:52歳。外科一般を得意とする院長。いまどき珍しいバーコード頭。普段は細かいことばかり気にしていて部下からうるさがられているものの、いざという時は思い切りがよく頼りにされている。恐妻家。 消費食料 :3 消費燃料 :3 装備生産計画 : 書式B: 部隊番号 :E782 チェック : 部隊名 :FVBのHLV1 定員数 :2 機体 :HLV,id122159 乗員アイドレス1:FVBの機関士国民 (T22),id157396 装備 :なし 単一RD :10+70+70 総RD :150 人員リスト : 芳川太郎:軽肥満なメガネの青年。見た目に反して持久力はあり、長時間の作業でも根を上げることはないが、筋力が足りないため力仕事は苦手。 高千穂要:身長低めのがっしり体型。重心が安定していて力仕事はお手の物で、主機関の整備が専門。けれども、趣味は時計細工とか細かい手作業が好き。 消費食料 :2 消費燃料 :3 装備生産計画 :FVB宇宙港中央宇宙艦船工廠(兵器工場)id38141,ステップ2にて生産。 書式B: 部隊番号 :E783 チェック : 部隊名 :FVBのHLV2 定員数 :2 機体 :HLV,id122159 乗員アイドレス1:FVBの機関士国民 (T22),id157396 装備 :なし 単一RD :10+70+70 総RD :150 人員リスト : 湯屋ユウヤ:風呂屋の三男。のぞきがバレて実家から追い出され、風呂も戦艦もボイラーなら一緒だろうくらいの考えで機関士養成コースに入って軍に所属した。 立花権六:度の強いメガネに白いあごひげのベテラン機関士。通称「釜前の仙人」。もう足腰が萎えて低重力下でなければ仕事ができなくなっているが、本人は「これが宇宙適応だ」と開き直っている。 消費食料 :2 消費燃料 :3 装備生産計画 :FVB宇宙港中央宇宙艦船工廠(兵器工場)id38141,ステップ2にて生産。 書式B: 部隊番号 :E785 チェック : 部隊名 :FVB第一教導艦ターコイズ 定員数 :9 機体 :ブロッサム級教導駆逐艦(T22),id173061 乗員アイドレス1:FVBの機関士国民 (T22),id157396 装備 :なし 単一RD :40+70*9 総RD :670 人員リスト : 森一朗:模型作りが趣味の中年機関士。そのスケールモデル製作の腕は抜群で、その精密さから機密漏洩を疑われることもあるが、本人は気にせず好きなモノを好きなように作っている。 葉山涼子:機関室の新人女性。整備よりも制御が専門だが、機械いじりそのものが好きなので、暇を見つけて模型作りでも始めようかなと考えている。 琴吹あきら:電機屋の一人娘。子供の頃から両親の配線工事を手伝って、宇宙船や宇宙駅を行き来していた新人にしてベテラン。ボブカットの髪に、厚めのくちびる。 市野マドカ:移民3世の金髪少女だが、ネイティブの関西訛り。お好み焼きが好きでマイコテは手放さない。長い髪をポニーテイルにまとめている。専門は電子工学。 秋田こまち:整備全般を担当して部下を統括しているアネゴ肌のベテラン女性機関士。酒癖が悪いのが難点だが、すぐに脱ぎたがるので男性陣の評判は良い。 石蕗サオリ:機関室では若手の方だが、備品管理を任されてその量の多さにいつもこめかみに青筋を立てている。なまじ几帳面なのが、悪い方向に出たようだが、結果的に仕事としてはうまく回っているのが救い。 駿河はろん:小柄で生真面目な女性機関士。悩みの種は名前の意味が自分でも分からず、両親に訊いても教えてもらえないこと。お酒は弱く、少しなめただけで潰れてしまう。 石森アキラ:新人の女性機関士。背が高く、すらりとしているが、同じ「あきら」の読みの同期がいるため、「ひょろい方」と呼ばれてションボリしている。 加賀美こころ:絶対音感があり、調律師資格を持つ女性機関士。エンジンの調子をこまかな音の変化で聞き分けることができる。色白肌で髪はサイドテイル。 消費食料 :9 消費燃料 :16 装備生産計画 :FVB宇宙港中央宇宙艦船工廠(兵器工場)id38141,ステップ3にて生産。 書式B: 部隊番号 :E786 チェック : 部隊名 :FVB第二教導艦紅梅 定員数 :9 機体 :ブロッサム級教導駆逐艦(T22),id173061 乗員アイドレス1:FVBの機関士国民 (T22),id157396 装備 :なし 単一RD :40+70*9 総RD :670 人員リスト : 鈴木あみ:愛称「あーみん」。幼女に見える若すぎる外見だが、既にアラサーの中堅。洩れたオイルを舐めて、その状態と異常箇所を判断できる。 波美たまき:機関室の主。ベテランだから「主」といわれるのではなく、非番の時でも入り浸っているため。機関の余熱で清酒を温めたり、スルメを炙っていたりする。もちろん見つかれば怒られる。 長崎いくえ:結婚願望のある女性機関士。将来的には共稼ぎが好ましいが、子供ができたら退職しないといけないだろうかとか、相手のアテもないのにいつもシミュレーションしている。 山本まりな:絵が得意な女性機関士。他の部隊や機体のエンブレムやノズルアートの作成を依頼されることが多いが、本人はイラスト業に転身するつもりはないらしい。 勅使河原広司:通称「てっしー」。新人機関士で「機関は友達」が口癖で「今日は(エンジンの)機嫌が良いね」とかいうが、実は大ハズレだったりすることがほとんど。 志暮トモエ:実家は宇宙漁師でその長女。三つ編みヘアの元気娘。子供の頃から宇宙船のエンジンの音が好きで、好きが高じて機関士になった。エンジンにいい音をさせるのが生きがい。 日下部みすず:機関士養成コースを首席で卒業したエリート機関士だが、現場に入って理論と現実の差に打ちのめされ、今、懸命にベテランに食い下がって学んでいるところ。 門脇ミヤ:通称「ミヤばあちゃん」、機関室の古老。機関室の最古参で、そろそろ退官と噂されているけれど、そんな兆しは見えず、いったい何歳かと噂となっている。 久々津一朗:からくり仕掛けを好む機関員。長髪長身のやせ形、むしろ幽霊。無重量空間でのダンスが得意。専門はマニピュレータの遠隔操作。 消費食料 :9 消費燃料 :16 装備生産計画 :FVB宇宙港中央宇宙艦船工廠(兵器工場)id38141,ステップ3にて生産。 書式B: 部隊番号 :E787 チェック : 部隊名 :FVB輸送艦グラスボウル 定員数 :10 機体 :テイブルウェア級高速宇宙輸送艦(独自兵器),id123778 乗員アイドレス1:FVBの機関士国民 (T22),id157396 装備 :なし 単一RD :39+70*10 総RD :739 人員リスト : 翼ショウ:機関室のマドンナ。面倒見の良いおねえさん。周囲に気を配って、あれこれ声をかけることで全体の士気高揚に一役買っている。 キュウ・暁:農家の末娘で、大型農業機械を操作して家業を手伝っているうちに機関士の道へ。工作が好きで、頼まれては棚を設置したり手すりの修理をしたりしている。 麻網ほしみ:筋肉作りが趣味のアラサー女性。機関士としての腕は今ひとつで、最近、上司から勤務後に特訓を受けるようになって涙目になっている。 小林まなみ:ケーキ屋の娘だったが実家が事故で失われ、両親が店を再建しようと奔走している間に寄宿があるからと機関士コースに進学。今は甘い香りの機関士として親しまれている。 一柳乙女:両親は貨物宇宙船のクルー。ドレッドヘアの25歳。自分はエンジニアとして家族を支えようと機関士になり、年季奉公の感覚で艦隊勤務している。 田中トモコ:三人姉妹の末っ子で苦労性だが、人づきあいは得意で世渡りは上手い。電子機器の調整が専門で、小型艇のメンテにかり出されることも多い。 田中アキコ:三人姉妹の長女でわがままな部分もあったが、機関室で揉まれているうちに角がとれ、フットワークも軽くなった。今では「永遠のお茶くみ」と自負するように。確かにお茶は美味い。 神薙ミホ:キツネ目のおねえさん機関士。普段は頭布できっちりまとめているが、その長い黒髪は自慢。カエルの神さまに毎日、機関の安全をお祈りしている。 羅臼みつき:ほんわりした雰囲気のお嬢さんだが、整備仕事になると一転してばりばり働くスーパーウーマン。愛称はミッキー。カップケーキが好き。 小荒ゆかり:小柄な女性機関士。高所にもするする登って作業する怖い物知らず。非番になるとまったく動かず、死んでいるか寝ているか分からないほど。 消費食料 :10 消費燃料 :18 装備生産計画 :FVB宇宙港中央宇宙艦船工廠(兵器工場)id38141,ステップ4にて生産。 書式B: 部隊番号 :E788 チェック : 部隊名 :決戦艦001 定員数 :なし 機体 :疑似世界移動藩国破壊砲艦(仮名),id158534 乗員アイドレス1:なし 装備 :なし 単一RD :55 総RD :55 人員リスト :なし 消費食料 :0 消費燃料 :1 装備生産計画 :FVB宇宙港中央宇宙艦船工廠(兵器工場)id38141,ステップ1にて生産。 書式C: 国番号 :17 国名 :Flores valerosas bonitas ~麗しき勇気ある花たちの国~ チェック : 運営する部隊番号:E748、E749、E750、E751、E752、E753、E754、E755、E756、E757、E758、E759、E760、E761、E762、E763、E764、E765、E766、E767、E768、E769、E770、E771、E772、E773、E774、E775、E776、E777、E778、E779、E780、E781、E782、E783、E785、E786、E787、E788 消費食料 :1、1、1、1、1、1、1、1、2、2、5、2、5、11、1、1、17、5、2、2、2、3、1、1、5、2、1、3、4、5、2、1、2、3、2、2、9、9、10、0 基本消費燃料 :4、3、2、4、4、4、3、1、3、3、7、3、7、16、2、2、39、11、2、2、2、4、1、1、6、2、1、3、5、6、2、1、2、3、3、3、16、16、18、1 食糧生産地 :なし 燃料採掘地 :FVB冥王星燃料採掘地(資源採掘所):T22 id167849 RD154,T22:FVB地上部総合発電システム(燃料生産地) id127499 RD158 資源採掘地 :なし 装備生産計画 :FVB宇宙港中央宇宙艦船工廠(兵器工場)id38141を使用。 ステップ1:疑似世界移動藩国破壊砲艦(仮名)id 158534 評価値9 1隻生産 (工場9+特化2+基礎5-生産9=評価7(RD17))囮戦艦を建造する。 ステップ2:HLV id 122159 評価値5 4隻生産 (工場9+特化2+基礎5-生産5=評価11(RD86)) 編成で使用しないものは予備や研究用とする。 ステップ3:ブロッサム級教導駆逐艦(独自兵器)id 69574 評価値9 4隻生産 (工場9+特化2+基礎5-生産9=評価7(RD17)) 編成で使用しないものは予備とする。 ステップ4:テイブルウェア級高速宇宙輸送艦(独自兵器)id 123778 評価値9 10隻生産 (工場9+特化2+基礎5-生産9=評価7(RD17)) 編成で使用しない物は予備とする。 ステップ5:ヘリング級宇宙巡視船(独自兵器):T21 id 124060 評価値7 6隻生産 (工場9+特化2+基礎5-生産7=評価9(RD38))「FVB宇宙沿岸警備騎士団(ID 104203)」に配属され運用管理される。 輸入/輸出計画 : ユーザーイベント:高物理資源86(評価値11)と、食料130が不足。
https://w.atwiki.jp/revival/pages/787.html
C.E78/5/29、統一地球圏連合政府の90日戦争終結宣言からはや1ヶ月が経過した。 しかし戦場の舞台となった西ユーラシアでは今なお紛争の火種はくすぶり続けており、テロリストによるテロ活動、そして統一連合による掃討作戦が繰り返されている。 90日革命戦争後、西ユーラシア自治区の治安維持は統一連合軍が受け持っているがその大半はオーブ軍か徴兵した地元の軍人で構成されている。それでもオーブが譲歩した形であり、当初の派遣案ではオーブ軍と地元の軍人のみで構成するというものであった。 未だに主権を放棄していない国々にとっては、ここで治安維持をオーブのみ一任されると統一連合の軍事介入後はオーブ軍が受け持つという前例を作り上げられる危険性があった。 それを特に避けなければならないと考えていたのが大西洋連邦で、エターナリストであるカール=レノン大統領の反対を圧倒的多数で押し切り、戦争終結後も派遣することを決定した。 カール=レノンはエターナリストであるが政治的手段として使っているだけで信奉者ではない。 カール=レノンには議会の決定を覆す拒否権があったが世論の70~80%が派遣続行を賛成しており、しかもそれは戦争時に派遣を容易にするために自ら扇動した結果であったこの状況で派遣決定に対して拒否権を行使すれば次の選挙で確実に負ける。そういった心理が働いて拒否権を行使することができなかった。 「なんでこうなっちゃのかな~。戦争が終わった後のごたごたはオーブに任せて、本国に帰れると思ってたのに……。」 「不謹慎だよ、フォスタード。もう1ヶ月たったんだから気を取り直そうよ。」 フォスタードのぼやきにカーディオンは服を着替えながら注意する。 「だってさ~。ここの待遇僕らだけ明らかに悪いじゃん。大西洋連邦から派遣された人だけプレハブ住まいっておかしくない?ルシオルは水に当たって身体壊すし。」 「ここら辺は第二次汎地球圏戦争のときに大西洋連邦の実質的な支配を受けてたから評判が悪いんだよ。かといって表立っては仕返しするわけに行かないから……。それにしても、ルシオル大丈夫かなー。」 「どうだろうね。ところでカーディオン、なんで着替えてるの?」 「ん?ああ、テロを抑えるには事前の情報が必要だからね、現地で情報を集めようと思って。」 「そんなの諜報部に任せればいいのに。」 「そういう訳には行かないよ。伝達系統の都合で僕らのところに情報が届くのは他よりだいぶ遅いし。」 「それって明らかに……」 「おねがい、それ以上は言わないで。わかってるから。それじゃ、行ってくる。」 カーディオンはそういって部屋を出た。 西ユーラシア自治区の酒場で異国の人間であることは確かな3人の男がいた。この光景自体はこの地ではありふれた、普通なことだった。 問題なのは、彼らがC.E77/10/11に大西洋連邦で催された感謝祭を襲撃した首謀者達であることだ。 彼らはあの後、レイヴェンラプター師団と合流しており、C.E78/1/1のホワイトアラクライシスの折にイザークたちによってレイヴェンラプター師団が壊滅した後はその行方が分からなくなっていた。 マーレが酒の入ったグラスをカウンターに叩きつける。酒に酔って荒れているのは明らかだった。 「イザークの野郎、次は絶対につぶす。」 苛立っているマーレとは対照的に「バイオレーター」のコードネームで呼ばれていた男、ヴィオ=エルファンテスは上機嫌であった。すでにかなり出来上がっている。 「まっ、こっちで反乱がおきたおかげで奴らの追撃は緩んだ上にこんな隠れ場所もできたんだ。今のところはロゼクロ様々って事でいいんじゃねえか?もっとも、ロゼクロはとっくにつぶれてるけどな。」 「それより……、これから…どうするんだ……?」 「サイレント」のコードネームで呼ばれていた男、ヴァレリア=Y=ノートンがマーレに問いかける。 実際問題、彼らには後ろ盾となる組織とガルムを含めた部下を失っていた。他の組織に鞍替えしようにもレイヴェンラプター師団のメンバーは周辺の武装組織からも警戒されており、実行部隊であったマーレたちを迎え入れてくれる組織はどこにも無かった。 そのため、政府軍の目から逃れるために無政府状態に近い西ユーラシア自治区まで逃げ込むしかなかったのである。 「とりあえずは再起を図るためにまとまった金が必要だ。前みたいに貨物船でも襲って……」 マーレがイスに寄りかかりながら金策を話そうとしたとき、カウンターに頼んだ覚えの無いつまみが置かれる。 「おい、俺らはこんなの頼んでねえぞ。」 「あちらのお客様からです。」 バーテンダーの示した方を見ると、フードすっぽりと被った男が静かに酒を飲んでいた。 マーレはいぶかしりながらその男に歩み寄る。 「何のつもりだ?顔見せろよ。」 マーレの尊大な態度に男は答える。 「久しぶりだな、マーレ。7年ぶりだったか?」 男はそう言いながらフードを外し、顔をさらす。マーレはその顔を見て息をのんだ。 「てめえは、「怒れる双剣」のトラオム=ウィルケン!!!ヤキンドゥーエ戦の後脱走したとは聞いてたが、生きてたのか!!!」 「おいおい、勝手に殺すな。ちゃんと足だってあるし、心臓も動いてる。」 「なんでテメエがこんなところにいる!?」 「こんなところで話すことじゃないな。場所を変えようか。マスター、彼らの代金も俺が立て替える。」 そう言って金を払うと、トラオムはおもむろに立ち上がって外へと向かう。 「おい!ちょっと待て!勝手に話を進めんな!」 自分を無視して勝手に話を進められているように感じたマーレがトラオムに突っかかる。トラオムは扉の前で一度止まり、マーレたちに告げた。 「話が聞きたかったらついて来い。強制はしない。」 そう言って外へ出て行ったトラオムに、マーレたちもついていく。ただでさえ苛立っているこの状態で自分を無視されたまま勝手にどこかへいかれるのが我慢できなかったからだ。 裏路地に入ってしばらく進んでからトラオムは止まってマーレたちの方へ振り返り、その口を開いた。 「俺がこの地にいる理由だったな。俺はある御方の下で仲間になってくれる者たちを探している。」 「仲間だぁ?」 「そうだ。そして、この地でお前達と出会ったという訳だ。」 「偶々かよ。先に言っとくが、ナチュラルの下に付くのはごめんだぜ。」 マーレにとっては正直なところ相手がどんな組織なのかはどうでもよかった。ただ、ナチュラルがトップに立っている組織だとしたらそんなところに所属することはマーレにとって屈辱であり、耐えられないことだからだ。 そして、もしもトラオムが所属する組織がそうだった場合、トラオムを裏切り者として殺す気でいた。そのために腰の銃をいつでも撃てる体勢を、マーレはとっていた。 「安心しろ。あのお方は純粋なコーディネーターだ。それも、俺達コーディネーターの光となる……な。」 「光?」 「そう。光だ。仲間になるかどうかは一度会ってみてから判断してくれてかまわん。」 やつの言う光が何を意味しているかは深く理解していなかったが、その組織のトップがコーディネーターであるということ。入るかどうかの決定権がこちらに与えられているという優越感。そして、酒による判断能力の低下がマーレの心を固めた。 「まあ、とりあえずは会ってやるか。ヴィオ、ヴァレリア。お前らはどうする。」 「他に…いくところは……無いしな…。」 「O.Kオーケー。」 「だとよ、トラオム。とっとと案内しろ。」 「ああ、分かった。付いてきてくれ。」 トラオムはそう言うと、再び歩き始めた。 「っふー。結局何も収穫は無しか……。」 カーディオンは広場でイスに座り、溜息をついた。そこは所々で未だに戦いの傷跡が残っていたが人々でにぎわっており、復興の兆しを見せている。 だが、カーディオンの心は晴れない。 この広場はかなり復興が進んでいる場所であり、カーディオンが先ほど見てきた場所の中には未だに瓦礫が撤去されず、異臭が発生している場所もちらほらあった。だがそれ以上にカーディオンの心を曇らせているのは、瓦礫に息子の名前を叫び続け、助けを求めている老婆に自分が何もしてやれなかったことだ。 (僕はあの時助けられた。それなのに僕は……) カーディオンがそのときを思い出す。 7年前、ブレイク=ザ=ワールドで崩落した瓦礫に埋まり、死に瀕していた自分を助けてくれたあの人。 名前も、所属も分からなかったけれど服装から大西洋連邦の軍人だということは分かった。 大西洋の人間としては珍しい黒髪黒目ということもカーディオンの脳裏に焼きついている。 あの人に助けられたから今の自分がいる。 あの人にもう1度会いたくて。あの時言えなかったお礼が言いたくて。そして、あの人みたいに何かを守りたくて僕は軍人になった。 それなのに、現実はどうか。 自分はどうすることもできないからと老婆の助けに答えず、あろう事か老婆に気づかれる前にその場を逃げてしまった。 これが自分の本質なのだろうか。命に執着し、他の命を顧みないこの姿が。 自責の念に沈み込んでいくカーディオンの思考は銃声によって打ち破られた。 平穏だった広場に銃声と怒号が響く。 「青き清浄なる世界のために!!!」 「宇宙の化け物どもの媚びる者達に神の裁きを!!!」 10人ほどの男が逃げ惑う人々に向けて無慈悲に銃撃する。 「ブルーコスモス……!」 誰かがそう叫んだのを聞いてカーディオンは目を見開いた。 その言葉は、かつて世界を席捲していたコーディネーター排斥組織「ブルーコスモス」がよく使う言葉であった。最盛期と比べるとその勢力は大幅に衰えているが今なお大規模である。 カーディオンは咄嗟にテーブルを跳ね上げてその銃撃を防いでいた。 (ブルーコスモスが……また!?みんなを…殺すために……!?) テーブルの裏でカーディオンの呼吸は荒くなり、瞳孔が開く。頭に血が上る。その一方でどこに敵がいるのか、どのように倒せばいいか、どうすれば敵を殲滅できるか……。カーディオンの思考にはその方法が鮮明に浮かび上がっていた。 周囲にはブルーコスモスに対して応戦している者もおり、こちらに何かを言っている者がいたが、銃声で聞き取れない。だが、カーディオンにとってそんなことはどうでもよく感じた。 そして、カーディオンは携帯していた拳銃を手に取る。その目から光はなくなっていた。 カーディオンはテーブルから躍り出ると目に映ったブルーコスモスに対して即座に2発撃つ。その弾は正確に相手の胸と頭部を打ち抜き、絶命させる。一人目。 そのまま走り出して近場にいたブルーコスモスを撃って頭を吹き飛ばす。二人目。 さらに先ほど屠った死体を引っ張って盾とし、別のブルーコスモスの銃弾を防ぐ。力の入っていない死体は重かったが今のカーディオンはその程度のことは大したことではないと感じていた。 肉の盾で銃弾を防ぎながら拳銃でまた一人屠り、もう一人に掴んでいる死体をぶつける。 死体が邪魔でなかなか起き上がれないブルーコスモスを死体越しに踏みつけ、拳銃を眉間に当てて引き金を引く。四人目。 ブルーコスモスの一人が物陰から射殺しようと構えたがカーディオンはそちらを見ずに拳銃を数発撃ち、絶命させる。五人目。 ブルーコスモスが他にいないか辺りを見回すが他に立っているものはいない。 (そういえば他にブルーコスモスと応戦してた人がいたっけ。) カーディオンはそのことを失念していた。 殺し合いが終わったことに気が付くと、カーディオンは先ほどまでの自分の行動を思い出し、愕然とする。 (僕は……何を…………!?) やっぱり、これが僕の本質なのか。他人の命を奪うことに何の躊躇も覚えなかった、残虐なあの姿が。 そうしている間にもまだ息の合った2人のブルーコスモスが動かないカーディオンに向けて銃を向けるが、引き金を引く前にそれぞれ頭を撃たれて脳漿をぶちまけた。 カーディオンがその銃声に気が付くと、黒髪に燃える様な赤い目の青年がこちらに近づいて怒鳴った。 「あんた!人の話聞かないで勝手に出たと思ったらぼけっと突っ立って、そんなに死にたいのかよ!!!」 「え…あ…その、……すみません……。」 カーディオンが平謝りしていると、茶髪の女性が後ろからその青年の頭を思いっきり引っ叩いた。 「痛っ!コニール、いったい何すんだよ!」 「シン。あんただってあたしが止めなきゃ真っ先に突っ込んで行ったでしょ。」 「うっ、それは言うなよ……。」 コニールと呼ばれた女性はこっちを見て話しかけてきた。 「それにしても、さっきの動き、凄かったわね。どこで覚えたの?」 「いえ、身体が勝手に……。それに、凄くなんかありませんよ。こんな殺すための力なんて……。」 「そんなこと無いわ。あたし達だけだったら他の人たちがもっと死んでたかもしれなかったし。あんたのおかげで助かった人だっているのよ。もっと自分に自信を持って。」 「えっ!?」 先ほどまで考えていた、どす黒い自分の本質とは全く違う感想を言われてカーディオンは戸惑った。 広場に向かうサイレンが聞こえてくる。 「げっ!今の騒ぎを聞きつけてあいつら来るわ。あんたも早く逃げた方がいいわ。」 コニールはそのまま走り去ろうとしたが思いとどまってカーディオンに再び話しかける。 「そういえば、あんたの名前を聞いてなかったわね。なんて名前なの?」 「え…えっと、カーディオン。カーディオン=ヴォルナットです。」 「そう。良い名前ね。」 「おい、コニール!早くしないと置いてくぞ。」 「ちょっとあんたねえ、一人で勝手に行くんじゃないわよ!それじゃ、カーディオン。また縁があったら会いましょ。」 コニールはそういってシンと一緒にその場を走り去って行った。 本来なら呼び止めるべきなのだろうが、カーディオンはそうしなかった。 「それで、ブルーコスモスのテロはどうなった?」 西ユーラシア自治区の司令室で司令官レーデ准将が蓄えた顎鬚を整えながら部下に聞いた。 「全滅しました。」 「そうか、広場の市民は全滅か。ブルーコスモスが相手ではな。」 部下の報告を受けて笑うのをこらえながら頷く。 「いえ、全滅したのはテロを起こしたブルーコスモスの方で、広場の市民の被害は死者6名、重傷者18名、軽傷者29名となっております。」 部下の返答に顎鬚を整える作業を止める。 「何?どういうことだ。」 「テロの起きた広場に武装していたものが応戦したようです。」 「ほう。」 「また、その場にいあわせた正規の治安維持兵が半数を撃退したようです。」 「治安維持兵?広場周辺に配備した覚えはないんだが。」 「そうやら非番だったようです。外出許可申請も受理されております。」 「そうか、彼らには悪いことをしたかな。まあ良い。当然、他にも応戦したものはいるのだろう?」 「はい。現場から2名ほど離れたものがいたようです。先ほどの治安維持兵は見失ったと証言しております。」 「なら良い。大義名分は立った。もしそのような輩を放置していては、治安を大きく損なってしまうかもしれんからな……。すぐに作戦を立てるぞ。今回はそいつらが逃げた方向にある地域だ。」 大義名分は十分立ったことが分かったレーデ准将の顔はすでに笑っていた。 「准将。治安維持兵の一件はいかがなさいますか。」 「適当に始末書あたり書かせて終わらせろ。」 「了解しました。」 「……………。やっと終わった。」 ブルーコスモスのテロから1日経過した30日に、カーディオンは提出を求められていた始末書をようやく書き終えた。 「カーディオン。そんなに真剣に書かなくても、中身があるように見せるだけで簡単に済むのに。」 「そういうわけにも行かないよ。あの一件で見失った僕に責任があるわけだし。それに、もっと重い罰が下ると思ったらなんでか始末書だけですましてくれたのにそれでまで手を抜くのはよくないよ。」 「はぁ、真面目だねぇ。」 カーディオンの優等生な発言にフォスタードは寝転がりながら答える。 同じように寝転がっていたルシオルを見てカーディオンが聞く。 「ルシオル。調子はもういいの?」 「ああ、大事だ。それより聞いたぜ、カーディオン。なんでもブルコスの連中とやりあったんだってな。なんかMSを殴り壊したとかって聞いたけど本当か?」 明らかに冗談としかいえない噂を聞いてカーディオンは呆れる。 「ルシオル……、どうやったら噂にそんな尾ひれがくっつくの……。」 「ん?やっぱ違うのか。」 「当たり前だ。そのテロではMSの使用は確認されていない。」 ニールが扉を開けながら説明する。どうやら自分達の話を聞いていたようだ。 「でも生身で5人倒したのは本当なんだろ。すげえじぇねえか。」 「凄くなんか無いよ。僕以外にも応戦していた人はいたし、その人たちは見失っちゃうし。それに、あんな殺すための力なんて……」 「それは違うぞ、カーディオン。確かに実行犯は全員死亡したが、結果的には市民への被害を大幅に減らせている。その市民を助けたのもお前の力だ。重要なのはその力をどう使うかだ。」 「それそれ。俺もそれ言いたかったんですよ。よくあるでしょ。力は悪くなくて、使う奴がどう使うかで良いか悪いかが決まるっていう感じの話。」 からそういわれたときにカーディオンは広場でも茶髪の女性が同じようなことを行っていたことを思い出した。 この力は紛れも無く相手を殺す力だ。でも、その力で助けられる力がある。 この力から逃げてちゃ駄目なんだ。ちゃんと向かい合って、コントロールできればそれは助けるための力にもなる。 ただの自己欺瞞なんじゃないのかと思いもしたが、そう考えると心が幾分かは軽くなった。 「隊長、ルシオル。ありがとうございます」 「いや、良いんだ。カーディオン。…フォスタード、お前に話がある。」 カーディオンのお礼の言葉を受け取ると、ニールはフォスタードの方を振り返る。 「えっ、ぼ、僕ですか!?」 「先ほどの会話は始めから聞こえていたぞ。勿論、始末書の件からだ。」 「あ゛……………!!!」 「……減俸辺りは覚悟しておいたほうが良いな。」 「そんな~。勘弁してくださいよ~。」 「口は災いの門ってか。良かったじぇねえか、カーディオン。フォスタードの忠告を聞いてたらお前も一緒に減俸だったぞ。」 フォスタードのヘナヘナとした懇願を聞いてルシオルが笑い飛ばす。 自然とカーディオンの口から笑みがこぼれる。 部屋の空気が和やかになったところでニールに通信が入る。 「……はい。了解しました。今そちらへ向かいます。」 「隊長、何かありましたか?」 「いや、ただ呼ばれただけだ。処分の類ではないだろう。気にするな。」 カーディオンの疑問に軽く答えた後、ニールは部屋を出て行った。 さかのぼること前日のC.E78/5/29 「おい、こんなところにお前のトップはいんのかよ。」 トラオムがつれてきた場所は時代を感じさせる古びた貨物列車の中であった。中にはだいぶ年代を感じさせる骨董品が並べられていたが、マーレは自分が思い描いていたのとだいぶ違い落胆する。 「まあ待て。これはあくまで脱出のためのものだ。本拠地は別の場所にある。あの御方もそこだ。」 「ったく、面倒くせえことすんなー。直接行くって訳にいかねえのか?」 ヴィオが無造作に頭を掻きながらトラオムに聞く。それに答えたのはヴァレリアだった。 「ゲリラにとって…本拠地を悟られるのは…死と…直結する。中継地点を何箇所も…何箇所も…経由して…本拠地を隠すのは…当然のことだ。」 「ふーん。ただの補給地点じゃねえってことか。」 「……そうだ。」 「……話を戻すぞ。ここからの脱出方法についてだが……」 トラオムがマーレ達に説明しようとしたときにトラオムの通信機が通信を受け取る。 「すまないな、ちょっと待ってくれ。……私だ、どうした。……。そうか、…分かった。」 トラオムは眉間に皺を寄せる。その様子を見たヴィオが聞く。 「おい、どうした。トラブルでもあったのか。」 トラオムは通信を終えると返答した。 「ああ。統一連合に忍び込ませている仲間からの報告でな。つい先ほど、ブルーコスモスのテロが広場で起きたそうだ。」 「それがどうしたって言うんだよ。」 「テロを起こしたブルーコスモスは全滅したが、事件を受けて司令官はこの地域への掃討作戦を実施するつもりだそうだ。もっとも、その情報はまだ内部にも伝わっていないが。」 「そうか…。それにしても…何故…この地域に?」 「その話には続きがあってな。ブルーコスモスと応戦していた者がいて、その内2人組がこの地域周辺に逃走したようだ。もっとも、あの虐殺好きの司令官なら場所を適当に決めててもおかしくないがな。」 「頭イカレテルんじゃ無いのか。」 「全くだ。本来なら4日後に出発するこの貨物列車の荷物に紛れ込んで脱出する手はずだったんだが、インフラの類は止められるだろうな。おかげで強行突破せざるを得なくなった。もし自前の機体があったらここまで運んでくれ。運搬用のトレーラはこちらで回す。掃討作戦は3日後の6月1日に開始されるからリミットは明後日の5月31日までだ。」 「ったく、ブルーコスモスの連中。面倒なことしてくれるぜ。」 マーレは毒づいて自らの機体を取りに戻った。 人の口に戸は立てられないもので、近々掃討作戦が行われるという噂は徐々に広まりつつあった。 そして、その話は新しいシグナスの装備を受け取るためにこの地に来ていたシンたちにも届いていた。 「何だって!?統一連合が掃討作戦を行うって、それは本当なのかよ!」 シグナスのメンテナンスの手を止めて、シンはコニールの肩を掴んで揺さぶる。 「落ち着きなさいよ、シン!確かな情報よ。情報屋から裏は取ったわ。」 「なんでこんなこと……。」 「表向きにはあの場を逃走した2人組、つまりはあたし達を燻り出す為に行うそうよ。」 「表向きって……」 「掃討作戦を決定した司令官には、この間の90日革命のときに敵基地の降伏信号を無視して虐殺と破壊の限りを尽くしたっていう黒い噂もあるわ。その様子から潜伏してるローゼンクロイツからは「虐殺指令」って呼ばれてるそうよ。」 「そんな……!」 コニールの話を聞いたシンにとって、その相手を許すことができなかった。 今まで戦ってきた相手の多くは、シンにとって納得できなくても各々に強い信念のようなものがあった。オーブ軍や地球連合軍。あのブルーコスモスにさえである。 だが、己が欲求として殺戮を行うだけのその司令官からはそのようなものを全く感じない。その人物はむしろ己が利益のために戦争を作り上げていたロゴスに近いものを感じた。 「それで、どうするの?」 「え…!?」 頭に血が上っていたシンはコニールの問いかけに答えるのが遅れる。 「まさかあんた、何も考えてないわけ?ここは補給地点や他の組織とコンタクトするときに必要な大事な場所の一つだからただ逃げるって訳にも行かないわよ。それに、大尉達は別件でこっちにこれないから支援も当てにできない。分かった。」 「誰が逃げるもんか!俺がぶっ倒してやる!!!」 「言っとくけど、逃げるわけにいかないからって目立ちすぎないでよ。9月には例の作戦があるんだから。」 「分かってるよ!」 (こりゃ聞いてないわ。) コニールは今までの経験からシンは今、頭に血が上ってろくに人の話を聞いていないことがあっさり分かる。 「……本当に大事かしら。」 ついついコニールの口から不安の言葉がこぼれた。 一人の男のエゴという名の刃が振り下ろされる。そのときが刻一刻と近づきつつあった。
https://w.atwiki.jp/taigamonogatari/pages/34.html
2009/05/04 19 29 27 ログを開始 19 29 チャンネルに入りました. 19 29 *situ join #taigagaga表 19 29 *mode +sn 19 30 *nick situ → M_situ 19 35 *bex join #taigagaga表 19 35 *bex quit ("Leaving...") 19 36 *rokka join #taigagaga表 19 36 *nick rokka → M_rokka 19 37 *nick irohan → Oumi 19 41 *Grex join #taigagaga表 19 43 *GM join #taigagaga表 19 44 *bex join #taigagaga表 19 44 *Grex quit (Connection reset by peer) 19 44 *hyu- join #taigagaga表 19 45 *bex quit (Connection reset by peer) 19 45 *Asad join #taigagaga表 19 45 *dice join #taigagaga表 19 45 (Asad) こんばんはー 19 45 *Grex join #taigagaga表 19 48 (Oumi) こんばんはー。今は皆さん裏にいらっしゃいますよ 19 48 (GM) あ、こんばんはー 19 54 *M_875 join #taigagaga表 19 58 *M_ichigo0 join #taigagaga表 19 59 *M_98 join #taigagaga表 20 00 *m_ken join #taigagaga表 20 01 (GM) よし、じゃあ始めますよー 20 01 *nick m_ken → M_ken 20 02 *Grex quit (Connection reset by peer) 20 02 *Grex join #taigagaga表 20 03 (Grex) よろしくお願いしまーす 20 03 (Oumi) おっけーでーす 20 03 *nick M_rokka → Ilisa 20 03 (Asad) いえ~い 20 03 (hyu-) 宜しくお願いしますねー 20 04 (Ilisa) よろしくおねがいしますー 20 04 *nick hyu- → Hyu- 20 04 (GM) では、キャラの自己紹介からどうぞ 20 06 (GM) あ、おうみさん diceに権限ください 20 06 (Ilisa) 年の順でどうでしょうw 20 06 (Asad) 「荒野人のアサドだ、剣の修行をしながら旅をしている。よろしく頼む」 20 07 (Grex) 「私はグレックス、旅のメイドだ。宜しく頼む」 20 08 *Oumi mode +o dice 20 08 (Oumi) っとごめんなさい、dice権限できましたかね 20 08 (GM) 1d6 20 08 (dice) GM 5(1D6) = 5 20 08 (GM) できてます 20 09 *Grex quit (Connection reset by peer) 20 09 *Grex join #taigagaga表 20 09 (Oumi) 「日輪国から来ましたオウミ言います。一応神官してます、よろしゅうお願いします」 20 10 (Hyu-) 「ここは ホルムの まちです。 ホルム市民のヒューです。何故に僕が冒険者の皆さんに混じってるのかはきっと話の最初の方で明らかに…なるのかな」 20 10 (Ilisa) 「わたしはイライザ。魔術師よ。子供扱いしたら魔法と弓のお好きなほうで撃つからね!」 20 12 (GM) さて、あなたたちはホームの街の宿兼酒場で昼間からぐーたれています 冒険の準備とかでもしながら 20 12 (Ilisa) あ、弓じゃなかった投げナイフでしたorz 20 14 (Oumi) (なんや、ええ儲け話はないやろか・・・) 20 14 (Grex) 酒場の隅でマフラーを編んでいます 20 15 (Grex) しまった 持ち物に毛糸と編み棒を+しておくんだった 20 15 (Hyu-) 今日は非番なので街の入り口に立つことなく酒場で昼ごはんを食べてます。 20 15 (Ilisa) 「うー。わたしはもう一人前の魔術師なんだからー(ジュースでのんだくれる)」 20 16 (Oumi) (古代遺跡から発掘された傀儡・・・マフラーも編めるんか、高う売れそうやな・・・) 20 16 (Asad) カウンターで酒を飲んでいる 20 16 (GM) と、そんな酒場に騎士風の男が駆け込んできます 20 16 (Hyu-) もっしゃもっしゃ 20 16 (GM) 彼はあわてた様子で酒場の店主に何かを話しているようです 20 17 (Asad) 「ふむ、何か慌ただしいな」 20 17 (Ilisa) 「なんか……騎士が慌ててるって不穏ね?」 20 17 (Hyu-) (サラダうめぇ) 20 18 (Grex) (しまった編み目を1つまちがえた) 20 18 (Oumi) (お金の匂いがするでー) 20 19 (GM) で、店主が君たちの座っている机を指差した後、騎士風の男が君たちの方に歩いてきます 20 19 (GM) 「もし、あなた方は冒険者ですか?」 20 19 (Hyu-) 相席してたんだ。 20 19 (Oumi) 仲間を売るとか言っちゃったww 20 19 (Grex) すごく統一感のないテーブルだ。 20 20 (Ilisa) あ。パーティ結成済みでいいんでしょうか?>GM 20 20 (Hyu-) 「いいえ、僕は市民です。幸せです」って言ったら僕は確実にフェードアウトする気がしてきた。 20 20 (GM) ん、いいですがまだでもいいですよ 20 21 (Asad) 俺はおkです>PT結成済み 20 21 (Grex) 「いいえ、こちらは市民です」と私が紹介してみフェードアウトする気がします。 20 21 (Oumi) 結成済みおkです 20 21 (Grex) 了解しました 20 21 (Hyu-) そして僕は明日の仕事のために眠りにつくのだった 完 20 22 (Hyu-) 何かあっていつの間にかパーティインしていました。助けられでもしたのかな。 20 22 (Ilisa) 私もおkですー 20 22 (Ilisa) ああ、なるほど 20 22 (Oumi) まあ何らかの光るものがあったということでw>ヒューさん 20 23 (Asad) 「ああ、この酒場で仕事をまっているところさ」 20 23 (Grex) その村の紹介ぶり…すばらしい! 20 23 (Hyu-) ここは ホームの むらです 20 23 (GM) 「そうですか!それはよかった!実は緊急のいらいがあるのですが」 20 23 (Asad) RPGには必須の人材 20 24 (Oumi) 「どないな用件です?」 20 24 (Hyu-) 最近は洞窟内の紹介も始めました。ホルムじゃないから商売仇のぱりすやも無くて安心。 20 25 (Grex) ここは らすぼすの へやです。 20 25 (GM) 「実は、ここから少し離れた場所にある「山の麓村」が盗賊団に襲われたようなのです!」 20 25 (Hyu-) 大変だ、洞窟ですらなく別の村レベルだった! 20 26 (Grex) 「それは大事だ」 20 26 (Ilisa) 「え、それ、いまから行って間に合うの?」 20 27 (Oumi) 「それは難儀なこっちゃなあ」 20 27 (GM) 「ええ、それが、村人の生存は絶望的のようです が、このままその盗賊団をほおっておいてはまた略奪行為を行うかもしれないと判断しました」 20 27 (Hyu-) 「あれ?でもどうしてその情報がこちらに?」 20 27 (Asad) 「絶望的か…、痛ましいな」 20 28 (GM) 「ええ、近くを通りかかった旅人が報告してくれました」>ヒュー 20 28 (Hyu-) 「そうですか、生き残りがいたのかと…残念です」 20 28 (Oumi) 「村全滅かいな・・・」 20 29 (Hyu-) 非番だから街の入り口にいないし旅人を知らなくても問題ないぜ 20 29 (GM) ちなみに山の麓村は人口二十人ほどの村ですね 20 29 (Asad) 「盗賊団の規模などは分かるか?」 20 29 (Ilisa) 「やっぱりそうなるわよね\\\ 」 20 29 (GM) 特産品はジャガイモ 20 29 (Grex) 「芋か…」 20 30 (Hyu-) 芋のために全滅した村 20 30 (Ilisa) 「……よっぽど食い詰めていたのかしら、盗賊たち」 20 30 (GM) 「規模ですか、ちょっとわかりませんね 村を襲えるくらいとなると最低五人はいると思われますが」 20 30 (Grex) 「確かにそんな小さな村を襲って皆殺しにするとは…よほど芋が…」 20 30 (GM) あ、十が抜けた 20 31 (Hyu-) 「盗賊なんてしなくても街の入り口で紹介するだけで暮らしていけるのに…」貯金は5万G 20 31 (Oumi) (ジャガイモの仕入れルート増やした方が良さそうやな・・・) 20 31 (Asad) 十五でおk?>GM 20 31 (Hyu-) 5人で村を制圧する盗賊。 20 31 (GM) OKです 20 31 (Oumi) 「15人かあ・・・結構な数やな」 20 32 (GM) まあぶっちゃけただの盗賊なんでめちゃ弱いですが 20 32 (Grex) ぶっちゃけた! 20 32 (GM) 冒険者だからわかります 20 32 (Hyu-) 市民より弱い盗賊!? 20 32 (Oumi) 弱いのかw 20 32 (Asad) 身も蓋もないw 20 33 (Grex) 「依頼というのは盗賊の討伐でいいのか?」 20 33 (GM) 「はい、 それと念のため生存者の捜索もお願いします」 20 34 (Hyu-) 「わかりました。出来る限り頑張りたいと思います。」 20 35 (GM) 「では、引き受けてもらえるのですね?」 20 35 (Ilisa) 「わたし、騎士さんには出来ない仕事できたのかなって思ったんだけど、騎士さんがやるまでもない仕事だったのね」 20 36 (Hyu-) 騎士「盗賊退治とか冒険者に任せときゃいいや」 20 36 (GM) 「ええ、今ネス公国騎士団は別件で大半が派遣されているので冒険者の型に頼るしかないのです」 20 36 (Asad) 「了解した、盗賊退治なら得意な部類だしな」 20 37 (Oumi) 「引き受けるんはええねんけど・・・ほんで、ほら、肝心の報酬はいかほど・・・?」 20 37 (Grex) 「芋は拾ってもいいんだろうか」 20 37 (GM) 「ああ、申し訳ありません 一人五千Gで、どうでしょうか」 20 37 (Hyu-) 「…大金だぁ」 20 38 (GM) 「は?芋?」 20 38 (Grex) 「いや、なんでもない。引き受けた」 20 38 (GM) まあいいんじゃないでしょうか くすねて 20 38 (Ilisa) 「ああ、そういう事情ね。わたしも受けてもいいと思うわ」 20 38 (Grex) そういえば私は盗賊だった 20 39 (Asad) 「その額なら文句の付けどころもないな」 20 39 (Hyu-) メイドじゃなかったのか… 20 39 (Grex) メイドロボです 20 39 (Oumi) 「よっしゃ、ほな引き受けよか(芋売ればええ塩梅か)」 20 40 (Grex) 「生存者を捜すならすぐ出発したほうがいいな」 20 41 (Asad) 「じゃあさっそく出発するか」 20 41 (Oumi) 「そうやな、とは言え準備も必要や」 20 41 (GM) 山の麓村へは徒歩だと二日かかります 準備があったらどうぞ 20 41 (Hyu-) んー、百科事典使って村の詳しい地理を特定するか盗賊団の情報を集めるかしようかと思ったんですがどうでしょう? 20 41 (Asad) 間に別の村などは無し? GM 20 42 (GM) その方向にはないですね 20 42 (Asad) じゃあ往復分の食糧と水を用意した方がいいかな 20 42 (Oumi) 盗賊団の情報は今わかってるのは人数のみ?アジトの場所とかは 20 43 (GM) わかってませんね 20 43 (Grex) 村についての詳しい情報は聞けそう? 20 43 (GM) 人数も直接見たわけでないので微妙です 20 43 (GM) 誰に聞くかですね>グレックス 20 43 (Hyu-) …使っちゃうかな、百科事典。 20 44 (Grex) とりあえずは騎士の人にでも 20 44 (GM) 使います? 20 44 (Hyu-) まだやめておきます。使おうと思ったらいつでも使えるスキルですし。 20 44 (Oumi) 百科事典はこんなこともあろうかと、と言う時に使いましょうw 20 45 (Hyu-) どんな知識でも「実は知っていた」ことにできますからね。 20 45 (GM) 「んーあの村は名前の通り山の麓にあるので盗賊に狙われやすいのかもしれないですね」 20 46 (Hyu-) 「山賊なんですか?その盗賊たち 20 46 (Hyu-) 」 20 46 (Asad) ホームで馬を借りていくことは可能ですか? GM 20 46 (GM) 「行き来する場合は馬を借りる人が多いようです」 20 46 (GM) 可能です 20 46 (GM) 「地理的にその可能性が高いと思いますが・・・」>ヒュー 20 47 (Grex) 「以前から盗賊の出現はあったのか?」 20 47 (Hyu-) 「分かりました。…山賊がいるのが分かってたのに対策しなかったのかな?」 20 47 (Oumi) 馬を借りる、水と食料、あといくつかの回復アイテムとかが必要かな 20 47 (GM) 「いえ、今までそんなことは無かったと思います」 20 47 (Ilisa) 「芋しかなくて、狙われてなかったのかしら?」 20 48 (GM) 特産品がジャガイモだからって芋しかないなんてヒドイw 20 48 (Oumi) 「芋以外にも何か狙われる理由があった・・・?ってことやな」 20 48 (Hyu-) 最近山賊がやってきた?山向こうから来たのかな 20 48 (Grex) 住人より芋のほうが多い村か… 20 49 (Ilisa) いや、農村なんてうまみがないのかなと思ったのですがw 20 49 (Hyu-) ジャガバタ・粉噴き芋・揚げジャガと色々ありますよね! 20 50 (Oumi) とりあえず騎士が村について知ってることはそれくらい? 20 50 (Grex) 「その村の惨状を伝えてくれた旅人はまだいるんだろうか」 20 51 (GM) 「いえ、もう旅立ったようです」 20 51 (GM) 「私が知っているのはこれくらいです お役に立てたでしょうか?」 20 51 (Asad) 村には馬を飛ばせば1日で着けますか? GM 20 51 (GM) 半日でいけます 20 51 (Grex) 「ありがとう」>騎士 20 52 (Oumi) 「あとはうちらに任せとき!」>騎士 20 52 (Ilisa) 半日……となると、着くのは夜? ちょっと怖いなあ 20 52 (Hyu-) 「ありがとうございました」>騎士 20 53 (Hyu-) 途中まで馬で向かって…いや、馬がヤバいか。 20 53 (Oumi) 夜に着くのは避けたいな 20 53 (Grex) そっちに向かう馬車とかないかな 20 53 (Hyu-) 盗賊が出てると分かってるのに向かう馬車とかありますかね 20 54 (GM) 無いですねぇ 途中までなら乗せて行ってくれるかもしれませんが 20 54 (Asad) 「あとは俺達が何とかしよう」 騎士 20 54 (GM) 「頼もしい限りです」 20 55 (Ilisa) 「ああでも万一、あんまり帰りが遅かったら……そのときはよろしくね……」 20 55 (Grex) 途中まで載せていってもらうとするとどれくらいかかります? 20 55 (GM) 馬車って徒歩なみのスピードなんですよねぇ 二日かかります 20 56 (Grex) 意味無し! 20 56 (Ilisa) 馬で行って、夜は途中で休んで、朝につくようにする、とか。 20 57 (Oumi) 「何辛気臭いこと言うとんの!うちらやったら大丈夫やって」>イライザ 20 57 (Hyu-) 馬乗って戦闘は避けたいですね。誰も騎乗スキル持ってないし 20 58 (Oumi) あ、そうか馬上の戦闘もあるのか 20 58 (Ilisa) 「うん、そうよね! ふつうの盗賊団じゃなくて実はなんかすっごい怖いのだったりなんて、しないわよね!」>オウミ 20 59 (Grex) 「一理あるな」 20 59 (Hyu-) 騎乗スキルがあればペナルティ無しなんですけど・・・こっち誰も持ってませんからね。 20 59 (Hyu-) 「ガタガタガタガタ」 20 59 (Asad) 途中まで馬で行って、村から少し離れた安全なところで降りてつないでおくとか 21 00 (Grex) 搾取されつづけた芋が突然変異でモンスターに… 21 00 (Oumi) 「そうそう、まっ気楽にいきましょ!」>イライザ 21 00 (GM) では、どうしますか? 21 01 (Hyu-) 食糧と水を購入して馬を借り向かう? 21 01 (Grex) 異議無し 21 01 (Oumi) 馬でいいんじゃないかな 21 01 (Asad) おk 21 02 (Ilisa) 異議なしー。で、馬は村の手前でおりるのに賛成 21 02 (GM) では五千Gということで 21 02 (Hyu-) 一人当たり? 21 02 (GM) いえ全部でです 21 02 (Oumi) 食料も含めて? 21 03 (GM) はい 21 03 (Asad) なんならそこで野営して早朝村に向かう手もあるかと 21 03 (Hyu-) 食糧と水は何日分? 21 03 (GM) にします? 21 03 (Hyu-) 地味なサバイバルスキルが光るぜ。 21 03 (Grex) 往復分? 21 03 (Hyu-) 個人的には念を入れて往復分+2日分 21 04 (Asad) 長引く可能性もあるし余裕は持たせたいな 21 04 (Hyu-) 生存者がいたときに余分に持ってないとヤバいですし 21 04 (Ilisa) あ、たしかに余分が欲しいですね 21 04 (Grex) これ馬を途中で失ったらいくらかかるんだろう 21 04 (GM) 一党につき一万Gくらいですかね 21 04 (Ilisa) きゃー! 21 04 (Oumi) うそぉ! 21 04 (Hyu-) 2頭借りて1頭に2人とかして節約…してもなあ 21 04 (Asad) 大赤字だw 21 05 (GM) 超お買い得ですねw 21 05 (Oumi) うちの商談スキルが光る時・・・! 21 05 (Ilisa) 五人だから二人乗りでも三頭w 21 05 (Hyu-) グレックスさんには飛行してもらえば… 21 05 (Grex) その手があったか 21 05 (Asad) それだ! Oumi 21 05 (Grex) …GM!速度がかいてありません 21 06 (GM) 馬につかまれば万事解決! ・・・冗談は置いといて 21 06 (Hyu-) 下手すると盗賊に見つかるような気もしますけどね! 21 06 (GM) まあ馬と同じくらいでいいですよ 21 07 (Ilisa) 低空飛行でw 21 07 (Oumi) 便利すぎるメイドロボw 21 07 (Grex) 地上5センチをゴゴゴゴ 21 07 (GM) 低っ 21 07 (Ilisa) 低い低いw 21 08 (Grex) なんだかすごく疲れそうな気がするのも気のせいでいいでしょうか 21 08 (Hyu-) 何て懐に優しいメイドロボなんだ…! 21 08 (Hyu-) 傀儡人だしきっと疲れもないんですよ。 21 08 (GM) では二頭でよろしいですか? 21 08 (Grex) 地球に優しい傀儡人 21 08 (Asad) 二人乗り二頭だと生存者がいたとき困る気も 21 09 (Ilisa) かえりはゆっくりでも大丈夫じゃ 21 09 (Oumi) メイドロボの上に乗ってもらえばw 21 09 (Hyu-) んー、既に生存者は確保してるんですし生存者だけ馬に乗せるとか。 21 09 (Asad) それもそうかw 21 09 (Ilisa) むしろ乗りたい 21 10 (Hyu-) 僕はサバイバル技術もありますし遅くなっても何とか。そして途中で盗賊に襲われる。 21 10 (Grex) 人を乗せた場合は普通に飛べるんだろうか 21 10 (Asad) じゃあ帰りの馬は生存者優先ってことで 21 10 *M_tera join #taigagaga表 21 10 (GM) 魔力で飛んでるし大丈夫でしょう 21 11 (Grex) 取ってて良かった飛行スキル 21 11 (Hyu-) 二人三人は無理でも一人くらいなら何とかなるんじゃないかなあ 21 11 (Oumi) それじゃあ馬2頭でいいかな 21 11 (Asad) おk 21 11 (Grex) 出発しますか 21 11 (Hyu-) いいかとー 21 11 (Ilisa) (救助者が一人だったときは乗せてもらおう……) 21 11 (GM) では一人千G払っといてください 21 12 (Ilisa) はーい 21 12 (Grex) 馬減ってるのに金額減ってない!? 21 12 (Hyu-) 5万G→4万9千G 21 12 (Hyu-) っは!? 21 12 (GM) 馬屋「減ってますよ 何言ってるんですかお客さん」 21 12 (Ilisa) いまなら一頭ただ!とか 21 12 (Grex) 「なんだそうだったか」つ1000G 21 13 (Hyu-) 馬屋(商談スキル持っておいて良かったぜ) 21 13 (GM) 「へっ 舞度あり!」 21 13 (Oumi) しぶしぶ払う(なんか騙されてるような・・・) 21 13 (GM) では出発ということでよろしいですね? 21 14 (Oumi) 回復アイテムとかはいらない? 21 14 (Hyu-) あ、念のため食料と水の確認を。 21 14 (Asad) 相乗りの組み合わせとか隊列って決める? 21 14 (Grex) 怪我人などがいたときのためになにか手当するものがあるといいな 21 14 (GM) 六日分の水と食料です 21 14 (Ilisa) あ、このパーティ回復スキルないんですよね 21 15 (Hyu-) 五人六日分かあ 21 15 (Hyu-) 了解です。 21 15 (GM) 回復アイテムがほしいなら誰か1d6をどうぞ 21 15 (Oumi) 振っていい? 21 15 (Asad) おk 21 15 (Hyu-) どうぞー 21 15 (Grex) どうぞどうぞ 21 15 (Ilisa) どうぞどうぞ 21 15 (Oumi) 1d6 21 15 (dice) Oumi 5(1D6) = 5 21 15 (GM) うおw 21 15 (Asad) おおw 21 15 (Grex) おお 21 16 (Hyu-) おおう 21 16 (Oumi) なかなかいい値・・・かな? 21 16 (Ilisa) さすが商人w 21 16 (Grex) 商人の意地 21 16 (Oumi) 一応神官ですw 21 16 (GM) じゃあ五個ということで 1d6×3ポイント回復します 21 16 (Hyu-) 五人で分けましょうか。 21 16 (Hyu-) …あれ?値段は…? 21 17 (Grex) 空から回復薬が振ってきたぞー 21 17 (GM) 川から・・・ 21 17 (Oumi) 馬屋のサービズですよ! 21 17 (GM) まあ馬やのサービスということでw 21 17 (Hyu-) 空から降ってきたり川から汲んできたり馬屋のサービスじゃあ仕方ないな 21 17 (Asad) うむ、仕方ない 21 18 (GM) うん、仕方無い 21 18 (Grex) じゃあ出発しようか 21 18 (Oumi) 行きましょうか 21 18 (Hyu-) ですね 21 18 (Asad) 了解 21 19 (Hyu-) とりあえず相乗りも隊列も考えず勢いでGO 21 19 (Ilisa) 馬は、男女で分かれるんでいいですよね? 21 19 (Asad) そういや丁度2・2か 21 20 (Hyu-) グレックスさんは飛びますからね 21 20 (Oumi) ですねー>相乗り、隊列も女は後ろでw 21 20 (Grex) 多少高く飛んで周りをみながら進むか 低空飛行で目立たないように行くか 21 20 (Hyu-) …あれ?馬って後ろの人が手綱引くような…まぁいいや!さぁ行くか! 21 21 (GM) では、君達は山の麓村まで行き、 一度野宿をしたので朝につきました 21 21 (Grex) サクっと着いた! 21 21 *nekoiti join #taigagaga表 21 21 (Hyu-) ながい みちのり でしたね 21 21 (GM) 舗装された道ですからね 安全です 21 21 (Ilisa) 「さすが馬、速かったわね!」 21 22 (Oumi) 「やっと着いたわね!」 21 22 (Asad) 「お疲れ、ありがとうな」>馬 21 22 (Hyu-) 「とりあえず適当な所に繋いでおきましょう」 21 22 (Grex) 村の様子は? 21 22 (Ilisa) 「無事でいてね……!」>馬 21 22 (GM) 村はひどい有様ですね 21 22 *nick nekoiti → M_nekoiti 21 22 (GM) 家々は焼かれ、形を保っている所も扉は破られ、中を荒らされている 村人のものだろうか、死体もそれなりに目に入る 21 22 (Hyu-) これは ひどい・・・ 21 23 (Ilisa) 「う……」 21 23 (GM) 村全体に腐臭が漂い、家畜の姿も見えない 21 23 (Hyu-) 「………」祈っておきます 21 23 (Grex) 「これは…いや、諦めるのは早い」 21 23 (Oumi) 「これは酷いわあ・・・生存者は厳しいかも・・・」 21 23 (Ilisa) 盗賊の姿は? 21 23 (GM) 無いですね 足跡はそこらじゅうにありますが 21 23 (Grex) 足跡を調べたいです 21 23 (Asad) 「……」 21 24 (GM) と、いうところで精神判定をどうぞ 21 24 (GM) あ、足跡はチョイ待ってください 21 24 (Grex) 了解です 21 24 (GM) 全員どうぞ 21 24 (Ilisa) はーい 21 24 (Hyu-) 3+2d6 精神判定 21 24 (Grex) 2d6+2 21 24 (dice) Grex 6(2D6)+2 = 8 21 25 (Hyu-) む、逆だった 21 25 (Asad) 2d6+1 21 25 (Hyu-) 2d6+3 精神判定 21 25 (Ilisa) 2d6+4 21 25 (dice) Ilisa 4(2D6)+4 = 8 21 25 (GM) 言葉は先につけないとふれませんよ 21 25 (Hyu-) わぁい!恥かいたー! 21 25 (Oumi) 2d6+4 精神判定 21 25 (Hyu-) 精神判定 2d6+3 21 25 (GM) あれ? 21 26 (Hyu-) 2d6+3 21 26 (dice) Hyu- 10(2D6)+3 = 13 21 26 (Asad) 2d6+1 21 26 (dice) Asad 11(2D6)+1 = 12 21 26 (Asad) おw 21 26 (Grex) ぉぉぉ 21 26 (Oumi) 2d6+4 21 26 (dice) Oumi 5(2D6)+4 = 9 21 26 (Hyu-) クリティカル一歩手前…! 21 26 (Ilisa) ううw 21 26 (GM) ん、では全員気が付きますね ある小屋の窓に人影が見えた気がします 21 27 (Hyu-) 「…何か、見えませんでした?」 21 27 (Grex) 「生存者か?…いや、残党か?」 21 27 (Ilisa) あ、よかった見えてたw「なにか、いたわよね……?」 21 27 (Oumi) 「人影が・・・まさか、残党!?」 21 27 (Asad) 「…様子をうかがった方がいいな」 21 28 (Grex) どんな小屋ですか? 21 28 (Ilisa) 「あっちからは気づかれてるでしょうから、さくっと近寄るのも手じゃない?」 21 28 (GM) 普通の家畜小屋っぽいですね 結構形保ってます 21 29 (Hyu-) GM、あの位置からこっちは丸見えって感じでしょうか 21 29 (GM) 窓から顔を出せば丸見えって程度ですね 21 29 (Oumi) GM、人影は今は見えない? 21 29 (GM) ええ、今は見えません 21 29 (Hyu-) 窓から顔を出せばか…こっちに気づいてる…かな 21 30 (Oumi) 「どないしよか・・・」 21 30 (Ilisa) ああ、じゃあ気づかれてるとは限らないんだ。でも、こっちも、とくに気配殺してなかった気もする 21 30 (Grex) 話し声とかは普通に届きそうな距離ですか? 21 30 (GM) 届きますね 21 30 (Hyu-) 「生存者だったら早急に救出しないといけませんし、盗賊だとしても早めに倒したいところではあるんですけど」 21 31 (Grex) 「では行ってみよう」 21 31 (Oumi) とりあえず話しかけて見た方が・・・ 21 31 (Hyu-) グレックスさんに先行してもらいます?それとも全員で? 21 31 (Grex) じゃあ家畜小屋の前まで歩いていって 21 31 (Grex) コンコンとノックを 21 31 (Ilisa) 先行は、気づかれてるときは危ないかも 21 32 (Hyu-) じゃあ全員で行きますか。 21 32 (Asad) 全員でいった方がいいな 21 32 (GM) では、ノックをした瞬間中から「ひっ!」と小さな声が聞こえます 21 32 (Ilisa) あ、生存者っぽい! 21 32 (Grex) 「…こ、こんにちは?」 21 33 (Oumi) 「うちらは助けに来たんや、盗賊やないで!」 21 33 (Hyu-) 「ええと、ジャガイモ村の方ですか?」 21 33 (Ilisa) ひどいw 21 33 (GM) 「・・・・・・・・・」 何も聞こえません ていうかジャガイモ村ってw 21 33 (Ilisa) 「えー、ホームから派遣されてきた冒険者よ。あなたが村人なら、安心してほしいわ」 21 34 (Hyu-) 「僕達はこの近くにあるホームから来ました。あと、僕は一般市民です」 21 34 (GM) 「ほ、本当に?」 21 34 (Ilisa) 「紛らわしいからいまそれ言わないでよーw」 21 34 (Grex) 「私もごく一般的なメイドなので安心してほしい」 21 34 (Asad) 「盗賊の討伐を依頼された、俺達を信用してほしい」 21 35 (Grex) (紛らわしいな…) 21 35 (Hyu-) 「こんなこと普通盗賊は言わないと思いません?」>イライザ 21 35 (Ilisa) 「そこのメイドロボも! 安心してほしいなら!」 21 35 (GM) 「な、なんで一般人とメイドがいるの・・・・?」 21 35 (Ilisa) 「……それは、そうだけど」>ヒュー 21 36 (Hyu-) 「ふと気付いたら冒険者のパーティーに組み込まれてました、驚きですね?僕自身分かってません」 21 36 (Grex) 「騎士団は手一杯なので市民やメイドも人助けに奔走しているんだ」 21 36 (Oumi) 「ちょっとあんたら黙っとき!w」 21 36 (Asad) 「彼らは つよい一般人とメイド だ、冒険者としては頼りになるはず」 21 36 (Hyu-) 「あ、所でお腹とか減ってませんか?食料と水も持ってきたので少しは都合出来ます」 21 37 (GM) では、食糧と聞いて釣られたのか、少しドアが開きます 21 37 (Hyu-) 隙間から食料を渡します。 21 37 (Hyu-) ほーらほーらこわくないよー 21 37 (GM) どうやら君たちを信用したらしく、ドアを開けてくれます 21 38 (Ilisa) ……生きてますよね?w 21 38 (Oumi) 「よかった・・・生存者がおったんや・・・」 21 38 (GM) 中には大きな革製の表紙をした本を大事そうに抱えた女の子がいます 21 38 (Hyu-) 「大丈夫ですか?」少女に水も渡しながら聞いてみる 21 38 (GM) 「助けに来てくれたのね ありがとう・・・お父さんたちは?」 21 39 *Grex quit (Connection reset by peer) 21 39 (Ilisa) 「この村にきて初めに見つけたのがあなただから、わからないわ」 21 39 *Grex join #taigagaga表 21 39 *M_ship join #taigagaga表 21 40 (GM) 「でも皆外に・・・」と外に出ようとします 21 40 (Hyu-) とっさに塞ごうとします。 21 41 (GM) では、君を顔を見て察したのか、泣きそうになってますね 21 42 (Hyu-) 「…僕らはまだこの村の全ては見てません。でも外は、酷い事になってます。酷な話かもしれませんが…それでも大丈夫ですか?」 21 42 *M_ship quit (Connection reset by peer) 21 42 *M_ship join #taigagaga表 21 42 (GM) 「・・・・うん」 21 43 (Oumi) ところでこの女の子は何歳くらいです? 21 44 (GM) えー八歳くらいですかね? 21 44 (Grex) 八歳か… 21 44 (GM) 流石に若すぎるか 十歳でお願いしますw 21 44 (Grex) 十歳か… 21 45 (Asad) 子供にこの状況はきついなー 21 45 (Ilisa) できれば光景、見せたくないなー 21 45 (Oumi) 「こんな小さな女の子に見せるのはちょっと・・・」 21 45 (Hyu-) 「参ったなあ…」 21 46 *bex226 join #taigagaga表 21 46 *Grex quit (Connection reset by peer) 21 46 *nick bex226 → Grex 21 46 (Ilisa) 「待って。外はまだ見ないで。あなたには聞かなきゃいけないことがあるから、混乱しないでほしいから」 21 47 (GM) 「・・・何?」 21 47 (Ilisa) 「ええと、とりあえず……いつからここにいたの?」 21 47 (Oumi) 「ここにおるんは、あなた一人?」 21 48 (Hyu-) すみませんアサドさん、どうせなので何故か装備してたリンゴ剥いてくれますか? 21 48 (GM) 「三日前から、お父さんが隠れてなさいって・・・ 私だけここに・・・」と家畜小屋の隠し穴を指差しますね 21 48 (Asad) おk 21 49 (Grex) メ、メイドを差し置いて!? 21 49 (Oumi) 「三日前・・。ほら、とりあえずこのおじちゃんが剥いてくれるリンゴお食べ」 21 49 (Asad) ヒューから受け取ったリンゴを剥いて子供にさしだす 21 50 (Hyu-) ああそうだ、グレックスさん小刀持ってたんだ…(今さら気づいた 21 50 (GM) 「ありがとうオジちゃん」 シャクシャク 21 50 (Grex) 自らの存在意義について考えています 21 50 (Asad) 「ほら、これを食べて落ち着くといい」 21 51 (Grex) しかたがないので芋でも拾います 21 51 (Hyu-) GM、窓からこっそり外を覗いていようかと思うんですが。 21 51 (GM) 芋畑は荒らされてつるくらいしかないですよ 21 52 (Ilisa) 「て、いうことは、盗賊が来たのは三日前よね。もうどこか行っちゃったのかしら……」 21 52 (GM) 窓の外を除くと、山のあるところから煙が出ているのに気付きます 21 52 (Oumi) この市民、リンゴを持ってることといいただものじゃない・・・ 21 52 (Grex) あそこで芋を焼いているのだろうか…<煙 21 52 (Asad) 盗賊の野営地かもな 21 53 (Hyu-) いやいやただの市民ですよハハハ 21 53 (Hyu-) とりあえずあの野営地に盗賊たちが行ってると考えるなら村は現状では安全かな… 21 54 (Hyu-) 「ところで、その本は…?」 21 55 (GM) 「この本はお父さんの「まほうしょ」なんだって」 21 55 (Grex) 「魔法書?」 21 56 (GM) 「大事な本だから一緒にってお父さんが持たせてくれたの」 21 56 (Oumi) 「魔法書・・・(まさかこれを狙って・・・)」 21 57 (Ilisa) GM、霊的視力で見ると、魔力を感じたりします? 21 57 (Hyu-) ここで魔法書について何か知ってたら僕は怪しいというレベルじゃない。 21 57 (Grex) 霊的視力で元村人と話せたりはしないのだろうか 21 57 (Oumi) 盗賊団のスパイとみなしますww>ヒュー 21 57 (Ilisa) こわい。それはこわい。 21 57 (Ilisa) ああ、あと「見える」だけの気もするw 21 58 (Hyu-) アッー!>スパイ 21 58 (GM) かなり協力な魔力を感じますね>イライザ 21 58 (Grex) ではさぞかしいっぱい<見える 21 58 (Hyu-) 見えるだけっぽいですね、スキル説明見ると 21 58 (Asad) 今も見えっぱなしかもしれないよw 21 58 (Hyu-) 少女の後ろにお父さんがいたり…とか? 21 59 (GM) まあ村のそこらじゅうに変なのが見えてるでしょうね 21 59 (Ilisa) 「その本、はっきり魔力が見えるわ。十中八九これ目当てよね」 21 59 (Oumi) 人徳で幽霊と交渉できるんだろうかw 21 59 (Ilisa) 必死で見ないようにしてるかもしれないw 21 59 (GM) 「OOOoooOooOO 21 59 (GM) ] 21 59 (GM) とか言ってるに違いない 22 00 (Grex) ああなんだっけなんだっけそれ 22 00 *M_98 quit ("Leaving...") 22 01 (GM) と、そこで精神判定をどうぞ 22 01 (GM) 全員 22 01 (Grex) 2d6+2 22 01 (dice) Grex 2(2D6)+2 = 4 22 01 (Oumi) 2d6+4 22 01 (dice) Oumi 5(2D6)+4 = 9 22 01 (Hyu-) 何か下手に見るとSAN値チェック入りそうで怖いような。…ってああ 22 01 (Ilisa) 2d6+4 22 01 (dice) Ilisa 5(2D6)+4 = 9 22 01 (Hyu-) 2d6+3 22 01 (dice) Hyu- 5(2D6)+3 = 8 22 01 (Asad) 2d6+1 22 01 (dice) Asad 10(2D6)+1 = 11 22 01 (Hyu-) アサドさんすげえ 22 01 (Asad) よしw 22 01 (Ilisa) アサドさんすごいw 22 01 (Hyu-) さっきも11とか出してたのにw 22 02 (Asad) 精神1なのにw 22 02 (Oumi) すごいw 22 02 (GM) では普段鈍いアサドさんが機敏に窓の外に人の気配を感じ取りました 22 02 (GM) メイドは蠅と格闘してました 22 02 (Asad) 「…誰かいる!」 22 02 (Grex) ああなんだこのっこのっ鬱陶しいっ 22 03 (Hyu-) 少女をドアと窓から離れた位置に誘導します。 22 03 (Asad) 窓の外を伺います 22 03 (Oumi) 「え、何!」薙刀を取って身構える 22 03 (Grex) 「?」 22 03 (GM) 外を見ると、人影は無く、気配も消えてしまいました 22 04 (Hyu-) 「……気のせい、でしょうか?」 22 04 (Ilisa) 「なんにもいないじゃない?」 22 04 (Grex) 「ハエが2匹いるが」 22 04 (GM) アサドさんは確実に何かの気配を感じてましたが他の人は気づけませんでした 22 04 (Asad) 「いや…、確かに誰かの気配を感じたんだが…」 22 04 (Hyu-) 「まぁ念のためイライザさん、ちょっと視てくれませんか?」 22 04 (Oumi) 「ほんまにいたの?」>アサド 22 05 (Asad) 「ううむ…」 22 05 (Ilisa) 「……う。しょうがないわね」視ますー 22 05 (GM) 「OOooOOOoOOO」 窓にべったり幽鬼の類がひっついてます びっしり 22 05 (Grex) おわかりいただけただろうか 22 05 (Ilisa) 「みみゃぁああああ!」オウミさんにすがりつこうw 22 06 (Hyu-) 「な、何かいたんですか?」 22 06 (Oumi) 「きゃあ、ちょっと何なんもう・・・」 22 06 (Grex) 「何だどうした?」 22 07 (Ilisa) 「……ふ、ふつうにゆーれーが……いっぱいいただけ……」(ぷるぷる) 22 07 (Asad) (気のせいか?いや、そんなはずはない。盗賊の残党かもしれないし警戒しておかなければ) 22 07 (Grex) 「つまりアサドが霊的視力に目覚めかけているという話か」 22 07 (Oumi) 「ほら、落ち着き(なでなで)」>イライザ 22 07 (Asad) こわいよw 22 08 (Hyu-) 「…まさか魔導書に引かれてるとか、無い・・・ですよね?」 22 08 (Asad) ドアの近くに控えて奇襲を警戒します 22 09 (Ilisa) 「うー……アリガト」>オウミ 22 09 (Hyu-) とりあえず少女どうしよう、下手に亡霊とかが相手だと壁際の方が危ない… 22 09 (GM) まあ比較的無害な幽霊とイライザはわかります 22 09 (Grex) 「そういえば盗賊の襲撃は三日前の一度だけだったか?」>少女 22 10 (Hyu-) 良かった 22 10 (GM) 「ずっと隠れてたからわかんないけど、そうだと思う・・・」 22 10 (Ilisa) 「……で、でもだいじょうぶよ。害は一応なさそうだから……あー、怖かった……」 22 11 (Asad) イライザさんやオウミさんの知識で魔法書を詳しく鑑定することは可能? GM 22 11 (GM) 可能ですが、どの魔法書と特定することはできません 効果はわかりますが 22 12 (Hyu-) 百科事典使っちゃうかな。 22 12 (Hyu-) そしてスパイ認定へ… 22 12 (Oumi) 効果調べてみる? 22 12 (Ilisa) とりあえず読ませてもらってからでもいいかも? 22 12 (Asad) お願いしたい 22 13 (Ilisa) <百科事典 22 13 (Hyu-) 了解。>読んでから 22 13 (Oumi) あ、百科事典の前に読むことで 22 13 (Oumi) じゃあイライザさんどうぞ 22 13 (Ilisa) あ、はーい。「ちょっとその本、読んでもいいかしら?」 22 14 (GM) では本を借りようとすると女の子が全力で嫌がりますね「これはお父さんの物だからいくら助けに来てくれた人でも渡せないよ・・・」 22 15 (Hyu-) 一緒に読みませんか、と言おうとしてもしこれが見ただけで発狂する魔導書だったらどうしようという考えに 22 15 (Ilisa) 「いまちょっと、ぱらぱらーって読むだけでも、だめ?」 22 15 (GM) 首を横に振ります 22 16 (Ilisa) 「……だって。困ったわね」 22 16 (Grex) 「なにかこの本について知っていることはないか?」 22 16 (Hyu-) 使いますか。 22 17 (Hyu-) とりあえず答えを聞いてから 22 17 (GM) 「お父さんが「この村の宝だ」って言ってた」 22 17 (Asad) キーアイテムっぽいし情報はほしいなぁ 22 18 (Oumi) 「その本のことが分かれば、今回の事件が解決するかもしれないの。ちょっとだけでいいからダメかなあ?」 22 18 (Asad) 「お父さんは魔法使いだったのかい?」 22 18 (Grex) 「私たちは手を触れないから中を見せてくれるだけでもいい」 22 19 (GM) 普通の手段では絶対に見せてくれなさそうですね お父さんは普通の農夫でした 22 19 (Hyu-) …村に伝わる宝って感じかな 22 20 (Ilisa) うーん。反則使ってみせてもらうことも考える? 22 21 (Asad) 無理矢理な手はつかいたくないしなぁ 22 21 (Hyu-) もう使ってみましょうか?百科事典。ここで新たにこの子にトラウマ作りたくありませんし。 22 21 (Asad) 信用無くすのは避けたいし 22 21 (Oumi) 人徳使って無理矢理商談に持ち込むとかw 22 21 (Grex) 百科事典の使い所な気はする 22 21 (Oumi) 百科事典でいいかな 22 22 (Hyu-) 分かりました。GM、百科事典を使います。 22 22 (Hyu-) 使用用途はアイテムの鑑定で。 22 23 (GM) OK、ではこの本は死霊を蘇らせて使役したり魔界から妖魔を呼び寄せるタイプの魔法書ですね 22 24 (Hyu-) ということをスラスラ語ります。「…と、まあそんな物のようです。だから窓に霊が張り付いたりしてるんじゃないでしょうか?」 22 24 (Grex) 少女の前でいっていいのかw 22 24 (Ilisa) 呼び寄せる術が書いてある? 本があるだけで寄ってくる? 22 24 (GM) 凄い強力なのであるだけで呼び込みますね 22 25 (GM) 善悪問わず 22 25 (Oumi) 「なるほど・・・そんな効果が・・・(仲間になっといてあれやけど、ほんまこの市民なにもんや・・・)」 22 25 (Grex) 「それが村の宝…?」 22 25 (Ilisa) 「……こわい。この本こわい(少女に聞こえないように)」 22 25 (Asad) (この市民…ただものじゃない!) 22 26 (Hyu-) 「………あれ?オウミさんにアサドさん、どうかしました?」 22 26 (Asad) 「いっいや、何でもない…」 22 26 (Oumi) 「い、いや、別になんもないで・・・(敵に回さんようにしよ・・・)」 22 28 (GM) では次はどうします? 22 28 (Ilisa) 「ところですっごくいまさらなんだけど、あなた、名前は?」 22 28 (Hyu-) 今の時間帯はどんな感じです? 22 28 (Oumi) ああ、名前聞いてなかった 22 28 (Hyu-) 迂闊… 22 29 (Grex) 自己紹介もしてなかった 名乗っておきます 22 29 (Ilisa) (は! 師匠にいつも「人に名前をきくときは先に名乗れ」って言われてたのに!) 22 30 (Hyu-) 名乗ります。ただの市民というのもしっかり。 22 30 (Ilisa) というわけであわてて名乗りますw 22 30 (GM) あ、忘れてたw彼女の名前はシモナです 22 30 (Asad) 同じく名乗ります 22 30 (GM) 今は夕方ですね 22 31 (Oumi) 「シモナちゃんか・・・さて、どないしょ。この子をここに置いてくわけにもいかへんし」 22 31 (GM) 「私は大丈夫 この隠し穴に隠れていれば・・・」 22 31 (Ilisa) 「うーん。逆に、ここにいてもらうほうがいいんじゃないかしら。解決するまでは」 22 31 (Grex) 「しかし本はそのままで大丈夫か?」 22 32 (Grex) とこれはシモナにきかれないように 22 32 (Hyu-) 「とりあえず今日は夜まで他の生存者を捜しましょう。いたらその人と一緒にホームへ。いなかったら…どうしましょう」 22 32 (Asad) また魔法書が狙われるかもしれないし 22 32 (Grex) 「討伐はどうした」>ヒュー 22 32 (Ilisa) 「でも、依頼は(以下小声)討伐がメインでしょう? いたら人命救助、で」 22 32 (Oumi) 「ほんでも本がある限り、また盗賊団がやってくるかも・・・」 22 33 (Hyu-) 「こっちの留守に狙われるのが怖いんですよね…」 22 33 (Ilisa) 「て、いうか、こんな本狙ってくるって、ただの盗賊団じゃない気がするんだけど、わたし」
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/931.html
「蒼穹の絆1-3」 一週間が過ぎ、あちこちに顔を出しては質問していく二人も、基地隊員に溶け込んだ。 一方、ウィッチーズ隊は、緊張が高まっていた。ネウロイの襲来がそろそろ、予想されるのだ。嵐の前の 静けさ、としか言い様が無い。非番扱であっても、基地から離れることなく、自主的に基地建物の中で体と 心を休めていた。常在戦場。一般市民には華やかな航空歩兵として認知される彼女たちの知られざる姿。 ハンガーの前、滑走路との接続部の片隅では、サマーベッドを展開してシャーリーと(常に一緒に いる)ルッキーニ、そしてハルトマンが水着や軽装で寛いでいた。傍らにはアイスボックスとそれに突き刺さった ソフトドリンク。上空で空中機動訓練中のリネット、宮藤、ペリーヌにバルクホルンのストライカーが奏でる飛行音 (天気がよいので眠気も誘われる)がなければ、リゾート気分に見えるかもしれない。(整備ピットからの騒音、 匂いも結構きついが・・・)良く見れば、装備一式がベッドの下に置かれていることに気付く。緊急発進に皆備えて いるのだ。既に、皆インカムを耳に装着している。司令/管制室の指示、上空からの罵詈雑言を聞きながら、目は 瞑っているようでも上空の軌跡を見ている。 ―射撃場― 坂本視点 一方、少し離れた射撃場では、ミーナ(坂本に引っ張り出されて参加)、エイラそしてサーニャが訓練 に勤しんでいる。俺と香代も、坂本の要請で飛び入り参加していた。 サーニャは、ロケット砲を射撃場で撃つわけも無いので、手持ち無沙汰だったが、坂本に指示されて観的壕と の連絡役をこなしている。銃声と硝煙に刺激されたのか、イヤーマフをつけた頭に耳とが出ているのが可愛い。 俺と香代には、坂本が選んだ借り物のMG42。 「(ほお。驚いた。)」 二人の間に陣取って、99式を点射している坂本には、曳光弾を使っていなくとも二人の着弾は観測できる。 「(いい腕だ。魔力で重量と反動を軽減できれば、99式でもボーイズでも使いこなすな・・・)」 全員が数度の標的交換と弾倉交換をおえ、銃は冷却するために後ろに置かれる。基地要員が標的紙を25ヤード に貼り出した。俺と香代が射台前に立つ。皆はなにを始めるのかとキョトンとしている。 坂「皆、聞いてくれ。昨日、私は俺さんと香代さんに射撃の指導をしてもらった」 皆、目が??マークとなっている。部隊でも有数の射手が私なのだ。 坂「拳銃を携帯しているな?」 皆が頷き返す。 坂「拳銃射撃が得意なものは?手を上げろ」 誰も手を上げんか。ふむ。釣りだすか。 坂「では、あの標的に1弾倉使って3発以上当てることの出来るものは?」 エ「無理ダナ!遠すぎるダロ!」 志願有難う、エイラ。 坂「エイラ。一応、やってみてくれ!」 エエー!という抗議の声は無視して、私はエイラを射台に引っ張り出す。 坂「笑わないから!真剣に撃ってくれるか?」 エイラが渋々、拳銃を制服の下から引っ張り出す。 俺と香代は射台から下がった。 エ「笑うナヨー!絶対ダゾー!」 片手を伸ばして、パン・・・パン・・・パンと弾倉を撃ちつくした。扶桑とおなじ、コンチネンタルスタイルだな。 坂「観的、報告してくれ」 的「えー。着弾2、4点1時、2点10時。以上」 スピーカーから流れる音声に、エイラは顔を膨らませた。 エ「無理ダヨ!!」 すまなかった、エイラ。勘弁な。さ、列に戻って。 坂「私も、昨日同じ距離、同じ的でやってゼロだった。全弾行方不明だ。エイラ、良く当てた!」 ぱちぱちと拍手が起こり、エイラに笑顔が戻った。これでよしと。 坂「では、常識はずれな二人にやってもらう。俺さん、香代さん、お願いします」 はいよ、と片手を挙げつつ射台に入る二人。先ほどエイラが使った台の左右に陣取る。 「戦闘射撃用意!右よし!左よし!全射台安全よし!コメンス!ファイア!!」 二人からの準備完了の合図など待たず、不意打ち的にマイクにがなる。(ふふ。驚くぞ。私も 久しぶりに驚いたんだ) 観客?はこの時点であっけに取られている。そりゃそうだ。こんなスタートは初めてだろう。 二人は右手でホルスターの蓋をあけ、左手で蓋を押さえつつ右手で拳銃を引き出す。 そのまま、両手で銃を保持し、下から銃を持ち上げつつ左足が一歩前に出る。のと同時に速連射が 始まった。撃鉄と安全は持ち上げる時に処置しているんだな。発射速度は秒あたり二発?三発か? あっという間に撃ち終え、二人は更に左右に広がる。次の射台に入ってから弾倉を捨て、新たな弾倉を 銃に装着、装填、安全装置を有効にし、ホルスターに仕舞う。俺さんはコルト45オート、香代君は ブローニング1910だ。 ?「凄い!」 ミーナかな?まだまだw。 坂「左右安全よし!ファイア!」 私は再びマイクに怒鳴る。 今度は左手は使わず、右足を前に出した右自然体となってリズムに乗って撃つ。少しペースは 落ちたが、それでも3秒に2発?リズムに乗った銃声が身体をゆすぶる。また、弾倉が空になった。 二人はまた左右に歩きながら弾倉を入れ替える。また、ホルスターに仕舞う。 坂「最終!左右安全よし!ファイア!!」 二人は左手だけで銃を取り出し、左手のみで銃を構え、射撃を開始した。左足を前にした左自然体だ。 一秒一発弱のペース。 射撃完了。 坂「シースファイア!安全確保!」 二人はマガジンを外し、スライドを引いて薬室にも残弾がない事を表示してから、銃をホルスターに戻す。 坂「観的!標的を混在しないように注意して持ってきてくれるか!」 弾倉を拾い終えた二人が戻ってきた。それと同時に、観的員が息を切らせて地下階段から飛び出してくる。 的「凄いです!いや、本当に凄い!」 興奮した彼に礼を言って、標的紙を受け取る。観的員は二人に握手を求めてから帰っていった。それを 見る全員の目が??マークになっている。期せぬ演出。 的紙を皆の前に順番におく。皆、目が点、だなw。ミーナが唸ってるw 最初の両手連射。両者共に全弾5センチ弱の10点圏に収まっている。 右手の連射。俺さんが9点圏にぎりぎり、香代君が8点圏。香代、ちょっと今日は調子が悪いかな? 左手の連射。共に6点圏。やっぱり、この二人は異常だ。 エ「マジかヨ!」 うんうん、普通そう思うぞ。エイラと私は普通だよw。 サ「・・・・すごい・・・・」 控えめなサーニャらしい。 ミ「オリンピック選手・・とか?」 ミーナ、さすがに頭の回転が速い。 香代君は右手射撃の的を見て、首をかしげている。納得がいかない顔をしている。。 俺「いえいえ。私も香代君もただの軍人ですよ。選手じゃありませんw」 俺さん!逆効果です! ミ「はぁ・・・そうですか。私も10年選手の軍人なんですが・・・」 ほらw、ミーナが落ち込んだ。私も昨夜うちのめされた思いがしたけど。 俺「練習すれば、だれでも上達しますよ。香代君は、私の元で練習を始めて・・何年だっけ?」 香「はい。もうすぐ3年ですね(苦笑」 坂「私は、拳銃などは飾りだと思っていた。しかし、ちゃんと練習すれば十分な攻撃手段となりえると 痛感した。なので、折角のチャンスだ、俺さんと香代さんに教えて貰おうじゃないか?」 エ「エー?時間かかるんだろー?」 あはは。エイラ、予想通りだな。 サ「エイラ・・・駄目よ。俺さんと香代さんの好意なのよ?お願いします。俺さん、香代さん」 サーニャ、良い奥さんになれるぞ?旦那があれだから、なw エ「じゃ、ヤルー」 笑いを必死にこらえる。 ミ「私も是非お願いしたいわ」 おや?ミーナもか。これは予想外・・・。 坂「よし!私も当然鍛えてもらうよ。では、お願いできますか?俺さん、香代さん」 俺・香「「はい」」 坂「では!早速。エイラとサーニャは香代さんに、私とミーナは俺さんに指導してもらおう」 あまり考えずにグループ分けをする。せいぜい、内気なサーニャには香代君のようがよいか? そしてサーニャと一緒なら、エイラも身を入れて練習するかと思った程度。 最初は、各自の拳銃を俺さん、香代君が撃って、照準を確認。その後は、構えから個人指導。 ほお?拳銃の握りを修正する俺さんが、ミーナを後ろから抱くように指導するとミーナが赤くなる のに気付いた。私は同様の指導を受けても気にならないのだが??ミーナ、あんなに恥ずかしがり屋 だったか? 一時間ほど基礎を学び、数弾倉を消費して本日の訓練は終了。あまり続けても成績は伸びない、と 俺さんも香代さんも口を揃えたしな。集中力が大事、か。これは剣道でも同じだ。合理的。 とりあえず、全員が両手保持で6点圏に入るようになったのは嬉しいことだ。皆も笑顔。上達が 著しかったのはサーニャとミーナだった。素質があるんだろう。私は、まあ、な。 俺「では、訓練は終わりにします。お疲れ様でした。これからも、握り方、両手撃ちの場合は引き 付け方の基本を練習してください。今後も練習を続けたい方が居られましたら、私か香代君に言って ください。いつでも歓迎です。遠慮は無用。戦うための技術ですからね。お役に立てれば幸いです。 では、お疲れ様!」 訓示が訓示に聞こえないのも、この人ならではだな。私もシゴイてもらいたいが、業務がなあ。 飛行訓練もしなくてはならんし・・・。ミーナも時間を作るのが難しいだろう。 ―銃器清掃― エイラ視点 武器庫の一角にある武器手入れ場。 エ「サーニャ、疲れたか?」 普段撃たない拳銃射撃したから・・・眠いダロ? サ「・・・ううん、大丈夫よ、エイラ・・・・」 やっぱり!疲れてるんダナー!風呂とサウナで疲れとろうナ! エ「トカレフ、貸しなよ。私が整備する」 少し休みなヨ。 サ「有難う じゃあ、私、エイラのMG整備するね」 いや!私がやるからッ!サーニャは休んで・・・ サ「エイラの銃、手入れしたいの・・・。エイラを護るものだから・・・」 ウワァァァァァ!サーニャ! ―銃器清掃2― ミーナ視点 考え込みつつ、手だけ自動的に動かすミーナ。 「(なんで、あんなにドキドキしちゃったんだろう、私・・・)」 ガチャガチャ ゴト ズーリズーリ 「(後ろから抱きしめられても、嫌な感じがしなかった・・・。少しタバコの香りがして・・・)」 ズーリズーリズーリズーリズーリズリ ズリ シャコンシャコンシャコン 「(ハァ・・・ドキドキしちゃった・・・)ふむ・・・」 「ミーナ、ソルベント借りるぞ」 「はいはい。どうぞ?」 シャーコシャーコ・・・ポイ 「銃身内異物確認・・・よし(俺さんの目、声、手のひら・・・ 全てが優しいのよ・・・)」 フキフキ・・・ 「機関部、異常磨耗なし・・・(どうしたのかな・・・)」 ガチャ、ガチャゴチャ。ジャキーン! 「組み付け完了。部品余剰なし、と!(クルト・・・私どうしちゃったんだろう)」 坂「さすがだな、ミーナ。目隠ししても出来るんじゃないか?」 ミ「あら。褒めてくれるの?」 坂「逆だよ。心は今どこに行っていたのやら・・。」 ミ「ちょっと、ね。大丈夫よ」 美緒って、なんでこういうところは鋭いの(汗) 坂「疲れだな!よし!これが終わったら一緒に風呂に行こう!肩を揉んでやる!」 ミ「え!(?) ええ・・・有難う。(最近・・・太ったみたいだから嫌なんだけど)お願いするわ」 若い皆がわたしの裸を見るの・・・・?ああ、気が進まない・・・。 坂「よーし!期待してくれ!マッサージは得意なんだ!わはははは!」 ミ「ええ。よろしくね。(美緒なら年も近いし、ね・・・・)」 愛用のPPK開始。 「拳銃射撃、か・・・(やだ、なにドキドキしてるんだろう)」 チラ・・・俺さんと香代さん、仲がいいわね・・・。 「(気分転換にもいいし。教えてもらおうかしら・・・。仕事の合間の息抜き兼実戦訓練よね)」 カチャ カチャ 「(弾倉に弾をこめるのが大変だろうってやってくれた・・・。あの手のひらが私の手の上から・・・ 優しく、だけどしっかり握って・・・・)」 ガシャッ! カチン 「ふ・・・ぅ・・・(なぜ、あんなにドキドキしたんだろう・・・)」 ガシャコシャ ズリズリズリズリ 坂「うぉーい!エイラ!なんで机に部品が余ってるんだぁ!やり直し!」 エ「アァーーーーーーーー!アレェーーーー?」 あらあら、エイラさん・・・。 坂「ボケーとするな!ミーナを見習え!物思いにふけりつつ、も完璧な分解組み立てだ!」 えっ!わたし!!ええーっ!/////// 「「あははは」」「・・・・クス・・・・」 ミ「美緒!もう・・・//// (やだ!俺さんに笑われちゃったじゃない。私そんなにボーっとしていたかしら?)」 エ「アアアーーーー!さーにゃ!そんな目で私を見ないでクレーーーーー!」 ミ「(エイラさん、サーニャさん、あなたたちが羨ましいわ・・・・)はぁーっ」 ―風呂場― サーニャ視点 エイラはサウナに直行したがったんだけれど、ミーナさんも今日は一緒に入るっていうから。 あとで、サウナも行こうね、エイラ。 二人で浴槽に浸っていると、坂本さんに続いて、ミーナさんが入ってきた。 シ「ミーナ隊長!!いらっしゃーい!」とシャーリーさん。 ル「ねえ!ミーナ!触ってもいーい?」 ルッキーニさんってば・・・・////。シャーリーさんに抱っこされて顔の両側にシャーリーさんの オッパイ・・・///。 ミ「ふふっ。だめよ?ルッキーニさん?」 あらあら。ルッキーニさん萎れちゃった。しょんぼりする姿が可愛い・・・。 坂「さあ、ともかく先に温まってくれ!」 坂本さんが浴槽にミーナさんを押し込んでる。 わあ・・・ミーナさん、綺麗・・・・。おとなだわ・・・。芳佳ちゃん、目が爛々と・・・。 思わず、自分の体を確かめてしまった。 はぁ・・・。横目でエイラを・・・・ハァ イイナぁ。 エ「サーニャ?どうした?のぼせそうか?お水もってこようか?」 サ「ううん、大丈夫よ。エイラ」 あなたは本当に優しいわね。エイラの顔に笑いかけるとエイラ、沈んじゃった。慌てて腕を掴むけど、 重い・・・。 ハ「エイラ、なにやってんのー!ほらしっかり!」 有難う、ハルトマンさん。 ハ「こういうときは、気付けにね ウシシ」 あ!エイラのおっぱいを揉んでる!///// エイラの胸も綺麗よね・・・。エイラが気付いた。真っ赤に なってハルトマンさんを追いかけてる。もう、大丈夫ね。ケラケラ笑ってそれを見ている泡まみれカヨさん。 カヨさんも胸がすごい・・・。 ああ、ルッキーニさんがカヨさんを狙ってるわ。わきわき指を動かしてる///. ミ「ハルトマンさん、エイラさん、その辺で、ね?」 ミーナさんが笑ってる。ちょっと怒ってるの・・・かしら? ル「つまんなーーーーーーーい!」 なんでだろう、ほっとするはずなんだけど、どこか物足りない・・・?エイラがわたしの胸を横目で見てる・・・ 恥ずかしい・・・。そんなに見つめないで・・・見るなら私の目を見て・・・。あ、そっぽ向いてウニャウニャ言ってる・・・。 坂本さんがミーナさんの肩を両手で揉みはじめた。ミーナさん、気持ちよさそう・・・。首筋が色っぽい・・・。私の首筋ってどう見えるんだろう?撫でてみるけど・・・わからない・・・。 サ「気持ち・・・いいですか?それ・・・」 やっと、ミーナさんに話しかけることが出来た。 ミ「ええ、とっても!書類仕事で疲れが溜まっていたのね。ありがとう、美緒」 ふーん。気持ちいいのね・・・。 ミ「サーニャさんもやってもらう?ほんと・・・気持ちがいいわ・・・」 サ「あ・・・私は大丈夫です。・・・・坂本さん、ミーナさんお疲れですから沢山マッサージお願いします・・・」 ミ「優しいわね、有難う・・・」 ミーナさん、笑ってくれた・・・。お母様みたい・・・。 坂「ミーナの場合、胸が重くて肩がこるんじゃないか?」 坂本さん・・・? シャ「ああ、それはあるね!お風呂だと軽くて楽になるよなー!なあ?バルクホルン?」 あ・・・それをシャーリーさんが言うと説得力あります・・・凄く。そうなのかしら・・・。思わず自分の胸を 持ち上げてみる。エイラもつられて。。 バ「な!なんて軟弱なことを!浮力に助けてもらってどうするか!!」 バルクホルンさん、中腰になるとオッパイがすごく強調されて・・・綺麗・・・。 ハ「さすが!張り良し色よし!バルクホル~ン♪ダネッ!」 名言、です・・・ハルトマンさん。 バ「!/// 何馬鹿なことをいっているかぁぁぁっ!!って!揉むなぁ!ゴラァ!!」 ハルトマンさん、真正面から/////// ふと気付くと、大騒ぎのなか・・・ お湯の中で胸を持ち上げて頷いているルッキーニさん、彼女の頭を撫でて笑うシャーリーさん。 ミーナさんも首をかしげながら持ち上げている・・・。坂本さんの胸を凝視して真っ赤になって いるペリーヌさん・・・。眼鏡が曇っているから確かじゃないけど、目が血走っているような・・・。 リーネさんは顔を赤くして胸を押さえながら横に移動してるし・・・芳佳ちゃんはその後を わきわき追いかけているし・・。カヨさんも大笑いながらたぷたぷさせてる・・・。すごい・・・。 ハ「にゃはははは!わたしは肩こりなんて無縁だよーだ!」 ハルトマンさんが仁王立ちして・・・・。ハルトマンさん、いつも明るいものね・・。 ミーナさん、気持ちよさそうに目を瞑ってる・・・。溜息色っぽい/// 騒ぎも耳に入らないのね・・・・。 あ!エイラがわたしの目を塞いだ・・・ エ「しゃ しゃーにゃ!見ちゃ駄目だ!見なくていいから!」 エイラのオッパイがわたしの背中に当たってる・・・/// サ「エイラの肩、揉んであげたいんだけど・・・」 パッと手が離れた。 エ「お・・・・オッ お願いッシマスッ!」 はい・・あっち向いてね・・こうやってと・・・どう? エ「す・・すごく・・・」 えいら?泣いてるの? エ「ち ちがうよっ!汗だよ!ほら、熱いから!気持ちいいよっ!」 そう・・・。私も嬉しい・・・。 サ「もっと強く揉んだほうがいいかな・・・?」 坂本さんの手の動きを真似しながら聞いてみる。腕全体を使うの・・・ね。こう、かな。 エ「いえ!あの!天国です!!」 気持ちよくなってくれたのね。良かった・・・・ エ「わ、わたしの人生に!悔いはッ無いッ!」 ふふっ・・・・・・・・。 坂「ミーナ。次は腰だ。洗い場で横になってくれ」 腰??肩揉みのつぎは、腰揉み? ミ「えっ!裸で?いえ、もう十分よ・・・」 坂「遠慮するな!椅子に座ってばかりいると腰の筋肉が硬くなる!腰痛を起こすぞ!」 カヨさんが、バスタオルを数枚持ってきた。ミーナさんがそれを見てほっとした表情を 浮かべたけれど・・・床に敷いちゃった・・・。 ミ「えっ! いえ、あの、美緒!恥ずかしいから!」 坂「遠慮するな!さ!」 無理やり始めちゃった・・・。でも、ミーナさん気持ちよさそうに呻いてる。腰のあの辺を親指で押すのね・・・。 ミーナさん、ギリシア彫刻みたい・・・。私も将来、ミーナさんのようになれるかな・・・?私の憧れ。 あら、皆、興味深々で周りに寄ってきた。 ミ「うーん・・・うっ ・・・・うーん・・・恥ずかしいけれど・・・気持ちいいわ・・・あ。そこ!」 なるほど・・・・なるほど・・・。皆も頷きながら見ている。そうね、あとで交代でやれば・・・。 香「じゃあ、私が足裏マッサージやりますね!」 カヨさんも出来るんだ。扶桑の文化、なのかしら・・・。 坂「おお!香代君、頼むよ!」 坂本さん、張り切って馬乗りになってる・・・/////あの・・・丸見え・・・・//////。 ミ「うーん・・・ああ・・足も気持ちいい・・・うーn ウッ! イタァァァァィ!」 ん? 香「我慢してください!痛いところは内臓や器官が悪いってことなんです!ここは胃です!」 痛いのは嫌・・・でも内臓・・・。内臓が悪くなると・・・・(汗) 坂「胃か・・・ストレスで胃が荒れると大病になると聞くぞ?気をつけなければ・・・」 坂本さんがミーナさんに説教するってのも、初めて見るかも・・・。ミーナさん、余り暴れると腰に掛かった タオルがずれちゃいます・・・・////。 ミ「ぁ・・・ァッ! う・・ウーン ァッ! アア!・・・・あーッ!」 ・・・・顔を赤くしてるミーナさん。頑張ってください。 他の人は、なぜ顔を赤くしてるんだろう・・・。痛いのはミーナさんよ? エイラにやってみよう。 エ「ん?肩お仕舞い?今度は足の裏?アア、ミーナもやってるんだな」 縁に座って。足、綺麗ね・・・ エ「ソ そうかナー? ァーギモチイイ・・・・ サーニャはなにをやっても上手だね/// イデッ! イデデデデッ!ちょ!たんまぁ!サーニャァッ!」 痛いのは内臓が弱っている場所なんだって・・・我慢してね?エイラ・・・。ここ。グリグリグリ。 エ「ハッ アッ はひぃ! あの お手柔らかにおねぐぉぉぉい いたぁい!ヌ・・・ヌォォォ・・・」 エイラ、いつも私を護ってくれるエイラ・・・健康でいて・・・。大事なエイラ・・・。 香「あ、そこを痛がるのは・・・脳ですよ、サーニャさん」 はい・・・脳って?エイラ・・・。 エ「うゎぁぁぁ!ハッ!ハッ!オオオ! 大丈夫だ!愛の力で!耐えて見せる!さーny ウギャァァァァァ!」 うん。我慢して・・・。 ミ「か!カヨさん!や やめてっ!お願いdkr ィャアアアッん!ア! あん アッ!」 なんだかちょっと・・・恥ずかしい声です、ミーナさん・・・/////。 香「偏頭痛とかでていますね?」 お仕事しすぎよ・・・。我慢してください、ミーナさん・・・。大事な隊長・・・。 坂「健康のためだ!がまんせい!せいといえば整体か!それもやるか!わっはっは!」 坂本少佐、本当にお元気・・・。顎を掴んで思い切り背中を反らせだしたわ・・・。 ミ「ああああああああああああああッ!・・グォ・・・!だめぇー!やめてぇー!」 犠牲者は悶絶、傍観者は抱腹絶倒の湯浴み処。真剣なのは施術者だけ。 ************************************************************************その日の夜半、エウロイが襲来。迎撃した隊員の奮闘により、無事撃墜された。 なお、肩こりマッサージなどを受けた二人が、切れのある働きをしたと評価された。 「身体がとても軽く感じた」「魔法力が増大した」のだそうだ。(それにより、肩こり マッサージは隊員に受け入れられた。) 解散前に、坂本少佐とバルクホルン大尉の提案で、明日の夜、慰労会を催すこととなった。 ミーナ隊長も快諾。その夜の哨戒は、先の作戦に参加した隊員の疲労を理由に、俺少将と 加藤少尉が名乗り出、了承された。彼らはスピットファイア戦闘機を駆って出動。 なお、足裏マッサージと整体は、一部隊員にのみ伝わった。マッサージの目的ではなく、 起床の弱い隊員への愛情として使われたという。) ************************************************************************ 1-3終
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/1058.html
次へ じりじりと陸戦型ネウロイ達の進行方向に車体を合わせながら熱風を切り裂く。 風切り音が次第に大きくなる中で、二人の声も合わせ、上回るように大きくなっていく。 俺「よーし中尉。運転は出来るな?」 マルセイユ「当然。まあ、お前程ではないがな」 俺「上等。運転は任せるぜ!」 マルセイユ「何をする気だ?」 俺「何って決まってんだろ?今から―――」 ≪ザザッ聞こえる!?今そっちにネウロイの出現が―――!≫ マルセイユ「おおケイ。どうしたんだ?」 緊迫した声がONになっていた無線機から流れ出る。 しかし応対するマルセイユの声は基地で寛いでいる時となんら変わりがない。 返事が返ってきたことに安堵しながら、加東は観測班からの情報を焦りと共に伝えた。 ≪どうしたもこうしたもないわよ!あなた達のいる領域にネウロイが――!!≫ 俺「ああ、もう目視範囲だな」 ≪…あなた達何をのんきな事言ってるの!?まだネウロイは気付いてないからさっさと回避しなさい!すぐに私達が出撃するから!!≫ 俺「おいおいカトー、何言ってんだァ?撃破の間違いだろ?」 こいつは何を言っているんだ?司令部で無線機越しにため息を吐く。 こんな馬鹿な事を話している間にも最新の情報が次々と飛び込んでくる。 どうやらこの群れは峠を大きく迂回しながらトブルクへ直進しているらしい。 状況は最悪。最速で飛んだとしても間に合うかどうか…頭の回るネウロイに舌打ちしながら無線機に吠える。 ≪あなた達武器もないのよ?それに後10分もあれば追いつくからさっさと回避しなさい!!≫ 再び緊迫した声で加東は叫ぶ。 …しかし今は本当に緊急事態なのだろうか…無線の先から聞こえる音は緊急時本来の焦ったものではなく、俺の春まっ盛りな頭の中身とマルセイユの暢気な声… 俺「……ッハ!カトー!俺を誰だと思ってやがる!!」 無線機越しに朗々と笑っていた男が大きく吼える。 その声は焦りも恐れも何もない、絶対的な自信を纏いながら加東の耳に届く。 隣で「もう終わりだ」と呻いていた通信兵が顔を上げ、無線の声に耳を傾ける。 僅かな希望を運ぶその声に、思わず加東は聞き返した。 ≪はあ!?≫ 俺「ロマーニャ空軍第3航空団所属特殊戦略飛行隊いや、一匹支援隊隊長…否! ロマーニャ公国が誇る、俺だ!!そして、ロマーニャの男はなァ、女の子の前でなら世界最強だ!!」 ぐうの音も出ない。無謀としか取れないその言葉に不思議と安心する。 俺との因縁が滔々と脳裏を流れゆく。 先ほどから黙って会話を聞いていたマルセイユが唐突に吹き出し、押し黙った加東に声を送る。 マルセイユ「ははっ安心しろ、ケイ!こいつは馬鹿だ!!」 俺「ハァッハー!馬鹿でイカれたいい男!まさに俺の事じゃあねェか!!」 マルセイユ「そういうことだ、ケイ。諦めるんだな」 俺「そうだぜカトー。それに敵に背中を向けるなんて男のする事じゃねえ!!」 ≪っく~~~ッああ、もう!!好きにしなさい!……2人とも、私達が着くまでに必ず生きている事。これが今出せる最高の命令よ…!≫ マルセイユ「…了解だ、ケイ!」 俺「ああ、始末書でも書きながらゆっくり来るんだな!!!」 ≪今すぐ向かうわ!二人とも、絶対に死なないように!≫ッブチ この期に及んでまで陽気な二人にセリフを叩きつけ、すぐに加東は通信を切断した。 そのままの体勢で震える加東に、背後の通信兵が各部隊への命令を聞くか聞くまいか悩み、立ちすくんでいた。 気合いを入れて声を喉まで運んだ瞬間、加東が計器を殴りつけて叫んだ。 加東「はあぁーー……あの馬鹿!!」 通信兵「あの、少佐、何が…?」 加東「…ああ、各将軍の銃兵に連絡をよろしく。三将軍の呼び戻し…なるべく早くね。どうせどっかのパブで飲んでるんだから… 休みだからってあの三将軍は…!!」 再び計器を叩く。隣の通信兵が慌てて止めようと計器と加東の間にその身をねじ込む。 しかし入った途端に加東が周波数を変え、地上部隊へと通信を繋いでいたので急いでその補助に回った。 稲垣「えっと、ケイさん一体―――――」 加東「マイルズ聞こえる?」 ≪聞こえてるわ!何?要請でも来た?≫ 加東「ええ、トブルク付近に陸上型ネウロイが6体。今マルセイユと俺少尉が迎撃してるわ。」 ≪…アレとマルセイユは非番じゃなかったのかしら?≫ 加東「買い物帰りで遭遇よ…何考えてるか知らないけど早めに行かないとアレはともかく、マルセイユが危ないわ」 ≪確かにね。でも…わっ!危なっ、こっちも結構キツイから数人しか出せないわよ!?≫ 着弾の音が無線機越しでも鮮明に響いた。マイルズ隊のウィッチ達の声が大きくなる。 砲撃音が度々入り音が時折飛ぶが、簡潔に内容を伝える。 加東「分かってるわ。出撃隊員は航空ウィッチより私とライーサ。 陸戦ウィッチはマイルズ隊の数名とシャーロット、あと古子ね」 ≪了解!今すぐ行くわ!――管制、座標を!≫ブチッ 加東「さっき呼んだ者以外は待機!行くわよライーサ!」ダダッ ライーサ「…了解!」(ティナの為だからね…馬鹿虎、死んでもティナを守りなさいよ!!) 稲垣「……了解」 ――――――――――――――――――――――――― 一方的に切られた通信で不要になった無線機のスイッチを切る。 まだ距離は遠いが、空にはチラチラと黒点が映りだし、向かう彼らに状況の悪化を伝えた。 俺「カトーもせっかちだなァ…」ヤレヤレ マルセイユ「さて、武器も無い状態でどう戦うんだ?飛行杯まで出てきたが」 大きく伸びをしながらマルセイユが俺に問う。 熱風に押し流される声を俊敏に俺の耳が掬いあげ、こちらからは大声で答える。 俺「ハッハー、中尉。俺には拳が、お前にゃ射撃の腕がある。これじゃあ駄目か?」 マルセイユ「いーや、最高だ」フフン 返された無茶苦茶な答えを難無く聞き取り、俺を軽く小突きながら笑い返す。 その反応に笑みを作った俺がホルスターごと愛銃を投げ渡した。 俺「はっはっは、おらよ!俺のマテバだ、大事に使ってくれ!」ポイ マルセイユ「っな、これは競技用だろ?」 昼食時の会話を思い出しながら、マルセイユは銃を突き返した。 それを待っていたとばかりに俺が口を開く。 俺「安心しろ!3,75口径の対人用だ!!」 マルセイユ「相手はネウロイだ!!」 俺「任せろ!!」ガシッ マルセイユ「うぇっ!?」 俺がマルセイユに渡した銃と共にその手を鷲掴む。 ぼう、と俺の手から金色の光が溢れ、その光は俺の銃―マテバ2006M―に溶けて行く… 魔法力の色でもない突如現れた金色に瞳を煌かせながらマルセイユが俺に問う。 マルセイユ「これは……?」 俺「俺の魔法を忘れたか?…攻撃特化は攻撃に使うもの、つまり『運動性のあるもの』になら全てのものに使える。 もちろん、銃にもな!」ニイッ 俺「だが、難点が一つ!」 誇らしげに力を語る俺に、先程までの発言が虚偽ではない事を改めて実感する。 渡されたマテバを握りしめ、マルセイユが顔を上げると、間近に俺の顔が迫り、風よりも大きな声で吼えた。 鼻と鼻がぶつかるほどの距離に目を瞬かせながらマルセイユが聞き返す。 マルセイユ「なんだ?」 俺「この魔法は俺の魔法力に連動している。だから後…保って3分だ」 笑みを引っ込め、真剣な面持ちで俺が制限時間を告げた。 獣のような双眼に金の光を覗かせながら、眼前の蒼海を見つめる。 虎に見詰められる大鷲は、森然と冴えわたる瞳を見澄まし、微笑んだ。 マルセイユ「…ふふん、3分もあれば充分」 俺「…ハッ、お前ならそう言ってくれると思ってたぜ」 マルセイユ「当たり前だろ?」 俺「やっぱりお前はいい女だ。っと渡し忘れだ」ガサゴソ そう言ってズボンのポケットから鷲掴みにした.357マグナム弾をマルセイユに手渡す。 確かな重みが両手を出したマルセイユに伝わる。 手の大きさの違いか、3,4発がマルセイユの手からカランと落ちた。 マルセイユ「最初から入れてないのか?」 俺「使う直前に込める主義なんだ」 マルセイユ「…せめて最初の6発位入れておけ」ハア 俺「使わないからいいの!っさあ行くぜ!」ッダン! 後ろに積んであった荷物からマントを引っ掴んでボンネットに飛ぶ。その間にマントは胸の前でしっかり止め、残りの布は風に遊ばせたままにしてあった。 そのまま後ろ手にハンドルを操る。アクセルは俺が飛びあがった時にマルセイユが咄嗟に運転席に移動して踏んだようだった。 バタバタと風に遊ぶマントをうっとおしそうに掴み、フロントガラス越しに声をかけた。 マルセイユ「……マントが邪魔だ…なんでボンネットにいるんだ!前が見えないだろ!」 俺「中尉が選んでくれたんだぜ?それに…カッコいいだろ!!」キリッ! ボンネットに腕組みをしながら立った俺が吠える。不意に操縦士がいなくなったハンドルをマルセイユが慌てて握る。 こちらを横目で見てニカッと笑う俺に、思わずマテバを突き付けた。 マルセイユ「試し撃ちが済んでなかったな…その尻に鉛玉をブチ込んでやろうか?」チャキ 俺「やめてくれ。さすがに二つも守れない…」タラ… マルセイユ「…何の話だ?」 俺「あ、いや、コッチの話だ…」ストン 大人しく座って、また後ろ手にハンドルを握る。アクセルはマルセイユが踏んだままで的確に操って行く。 この辺りはさすが元レーサーと言った手捌きだった。 距離がだんだんと近づく中、すっくと俺が立ち上がる。そのまま瞳を引き絞り、精神を研ぎ澄まして行く。 俺「行くぜ相棒、手ェ貸せよ…」ボウ 俺の体が青い光に包まれる。そして使い魔である虎の耳と尻尾がぴょこんと飛び出してきた。 そして黄色と黒の縞模様の毛がふさふさと生え、腕に、胸に、背中などを覆い、だんだんと姿が虎に近づいて行く ひとしきりの変化を終えると、少しばかり息を切らし、ぐるぐると唸って身震いをした。 マルセイユ「虎が使い魔なんてな…」 見たままの感想を伝える。驚きの混ざったマルセイユの声を聞き、口角が上がれば大きな犬歯が見え隠れした。 巨大な体躯に、鋭利な爪牙、鈍く黄金の輝きを放つ双眼に、腕から背後にかけて燃える金の光。 虎を纏った俺には、逃げて出したくなるようなくらいの威圧感と、そのまま食べられてしまいそうな迫力があった。 ぞっと本能が怖気を連れてくる。固まっていると、ぐるぐると虎が笑いかけてきた。 俺「ハッハ、エルドラドっつうんだ!よろしくな!」 犬歯を光らせ大きく笑う。すると、一瞬感じた恐怖はどこへやら、マルセイユは元通りに笑って正面を向いた。 マルセイユ「はいはい。で、作戦は?」 俺「…おそらく3,4とは接触するだろうな。敵さんは前後に分かれてるみてぇだ。 大方、前衛と上の飛行杯は捨てだな。まあ偵察か何かじゃねえか?…分かってるって作戦だろ? ハッハー!聞いて驚け! 俺が奴等を引きつけて殴ってる間に中尉がそいつで奴等のコアをブチ抜く!!どうだ!?」 荒く鼻息を立てて俺が吼える。内容を理解するのにさほど時間はかからなかった。 今までこんな作戦で生き残った者がいただろうか?きっと答えはNOだろう。 マルセイユ「…単純明快、だが一番難しい作戦だな」 俺「はっはっは!無茶で無謀も通せば勝ちだ!」 呆れた様に物言うマルセイユに俺が楽しげに声をかける。 広大な砂漠にたった二人、重い武器も無ければ、小賢しい命令も無い。 全ての責任を自らが背負う正真正銘の自由な戦い。 喜びと同時に、程よい緊張が湧き溢れるのを感じ、虎を見上げた。 マルセイユ「ふふん、随分と私達らしい言い分だ」 俺「だろ?……さあ、ここだな。 中尉、このルートを真っ直ぐ行けば何事も無く基地に帰れる。危なくなったら俺は捨て行け」 マルセイユ「…ロマーニャの男は女の子の前では世界最強じゃなかったのか?」 俺「だが、何か―――」 ここまで言っておきながらまだ逃げ道を残して置く虎にむっとする。 (お前が約束を果たしたように、私も約束を果たして見せるさ)ぐっと喉で溢れそうになった思いを留めた。 自分を見上げる少女を逃がそうと声を低めた虎の言葉を遮って、マルセイユは言う。 マルセイユ「私一人位、守ってみせろ。俺」 俺「……ハッハ!そうだなァ…これが終わったら一緒にミルクでもどうだい?」 マルセイユ「乗った!ほらさっさと行け!」ベシ はっとした顔でこちらを見下げる虎がくくっと笑い、上体を屈めてマルセイユの顎を掬う。 こういう事を言うのは慣れていない。増してやこんな事をされるのも慣れていない。 赤くなった顔を隠すように、その手ごと使い魔を呼び出してブッ叩いた。 俺「ハァッハ!…俺の後ろ、任せたぜ!!」 マルセイユ「ああ、任された!」 俺「ハァッハ!ティグレ、行くぜぇ!!!」ドゴォオ!! バルーンタイヤを蹴り跳び出す。衝撃でタイヤがひしゃげるが知ったことではない。 そのまま熱砂の上に足をを付ける。ぐっと脚に力を込めて地を駆ける。前へ前へと飛ぶたびに、ごうごうと体に熱い砂と風が叩きつけられる。 不快なはずの感覚――これさえも今は心地よくて仕方がない。 俺(なんだ?この感覚は…!) 口元がむず痒くて仕方ない。胸が疼くって仕方ない、楽しくて仕方がない!! 俺「はは、ックハハ!ハァッハッハッハアーー!!!ふはははは!なんだこりゃあ!?」 ぐんぐんと敵との距離を真っ直ぐに詰めていく。戦術もへったくれも無いが、背中を任せられるほどの名手が背後に居る。 インカムも無い、武器も無い。味方と声を交わす事も敵わず、管制からの報告もなにも無い。応援もあと8分以上経たなければ来ない。そしてネウロイとの接触まではあと数十秒。 絶望的とも言えるこの戦況。信じられるのは己の拳。そして相棒の腕。たったこれだけ。 だがこれは、否、これほど信じられるものは無い!! あれだけ遠かったネウロイも今や後数秒での接触範囲。さあ、戦おうではないか!スクラップメタル達よ!! 俺「女の良さも分からねえ鉄クズ野郎共に、中尉をやらせるかってんだァ!」ダンッ! また一歩。ネウロイはすでに砲門をこちらに向けている、だが中尉には気付いていない。好都合! 陸戦型が撃ち方の準備をする微かな動作音、地を蹴る幾多の脚の回転音、 黒い鉄の体から聞こえる様々な音階の軋み。全てが手に取るように分かる。 そう、お前達の運命はすでに俺の拳の内に! 最前のネウロイとの距離3m。ぐっと脚を踏ん張り、腰を入れる。小指から拳の形を作り出す。拳を握れば轟々と揺らめく金色が力と共に己に満ちる!! 俺「歯ぁ食いしばれよ、スクラップ!! 男の魂完全燃焼!!必殺!キャノンボールアタァアアックゥッ!!!」ドゥッ!! ゴガシャアアアアアアア!!! 轟音と共にネウロイと俺の拳が激突する。かちあったのは一瞬、衝撃波と火花が飛び散る中、ネウロイの堅固な装甲に拳が喰い込む。 腸をえぐるような爆発の重低音が鉄の体を木霊する。一度崩壊を始めたら止まらない。そのままゴキボギと装甲が拉げ、砕け、壊れ、俺の拳が通る道を創る。 己を遮る装甲は砕いて壊す。装甲内の不可思議な金属もブチ破る。 がしゃっとガラスの割れるような音が耳に届き、のたうつ様に暴れていたネウロイの動きが停止する。 ネウロイは前方の方が酷いか、全体が衝撃でひしゃげ見るも無残な姿に変えている。もはやそこに悪魔の面影はない コアの破壊によりその身は熱風に削られ、辺りに白いカケラが舞い散る 幻想的な砂漠の風花の中、虎はその巨躯を震わせ咆哮する。 俺「ハァッハッハッハ!!さあ、次はどいつだ!?一匹残さず狩り尽くしてやるぜぇ!!」 雷鳴の様な低音が、砂漠の大気を震わせた。 ―――――――――――――――――――――― マルセイユ「っぅわった!」 俺が蹴り跳んだ衝撃で車線がぶれる。急ぎ修正するが、細かいところまでは分からない。 マルセイユ(しかし、これで既成事実が出来たというわけか…) やっぱり逃げ道を作った俺に、ため息が漏れる。 もう子どもじゃないんだから少しは信頼して欲しいと思うが、もともとそういう奴だった。 これで処罰は全て俺が被ることになるだろう。マルセイユの行動を妨害して危険に晒したとなれば、謹慎以上は免れないだろう。 マルセイユ「やっぱり馬鹿だな…虎なのに…」ハア しかし、いつまでも呆れている時間は無い。アクセルを踏んだまま立ち上がりネウロイにマテバを突き付ける。そして、見つめた先に広がる光景に息を飲んだ。 一瞬わけが分からなかった。だが意味を理解した瞬間、言いようのない喜びが湧き上がって来るのを感じた。 俺はマルセイユに背を向け、正面に真っ直ぐ飛びこんでいた。上空、左右にネウロイがいるにも関わらず、真っ直ぐに中央のネウロイに金の光を纏いながら突っ込んでいく。 傍から見たら自殺志願者だろう。だが、一年前の約束を知っていれば、自殺志願者は、誇り高き虎へと姿を変える。 初めて使う銃、初めての相棒で要求される作戦にしては酷過ぎる。 だが、こんなにも心躍る作戦はない! マルセイユ「こんな要求もこなせないほど、私は落ちていないぞ?俺ぇ!」ガチッ ハンマーを引き、俺が拳を振りかぶるが目に映る。 俺の突貫に上空の飛行杯達が気付き、射撃を開始しようと体勢を傾ける。 だがそれよりも早くマルセイユは飛行杯に狙いを定める。 天空の王に、死角などあるものか すっと狙いを定める。狙撃は好みではないが、今はそんな事も言っていられない。 ほわほわと金色の光を揺らすマテバを構える。己の魔法力を込め、再度コア付近に狙いを付け…撃つ! パンッ ゴパァアアッ!! 軽い音とは裏腹に、遠方の飛行杯の上部が弾け飛んだ。ぐらりと体勢を崩し、周りの飛行杯達が困惑したように漂う。 中央を狙った弾丸はその狙いを大きく外し、上の部分を掠っただけだった。 マルセイユ「なんだこれ…!?反動が…」 そう、マテバ2006Mは言わずと知れた『変態』リボルバー。 通常のリボルバーならばシリンダーの最上部の弾が発射されるが、このマテバはシリンダーの最下部 …つまり手の軸線上に近い弾丸が発射されることにより、銃身の跳ね上がりを抑える…という寸法でつくられたのだが実際使ってみるとアラ不思議! 逆に反動が強くなるわ、その癖に慣れると普通のリボルバーは使い辛いわの良くも悪くも『極端』な変態銃になってしまったのだ! だがここで諦めるほどアフリカの星は甘くなかった。 マルセイユ「さすがお遊びで造らせた銃だ!…制作元に突きつけてやる!」 立て直すまでわずか2秒。そのまま先ほど上部を砕いた飛行杯から零れる赤い光を狙い撃つ。 そして、今度こそ完璧にコアのど真ん中を撃ち抜いた。 ゴガシャアアアアアアア!!! 響く轟音。その音に紛れて上を飛ぶ飛行杯を落とす。前衛の方の飛行杯は全て落とす 視線を落とせば俺とネウロイが正面からがっぷりとぶつかっている。よく見れば俺の右腕はネウロイの装甲を軽々と突き破っていた。 マルセイユ「ネウロイを…殴った…?」 信じられないと言った表情でマルセイユは俺を見る。 無残にひしゃげたネウロイ。すでにコアに攻撃が届いていたようだ。風でネウロイの破片が舞い散って行く。 ゆっくりと体勢を正し、拳に纏う光を説いた。 すっと息を吸ったと思うと、朗々と砂漠に虎の咆哮が轟いた。 マルセイユ「ふふん、これで無茶じゃなくなったな」チャキ 大鷲は自信に溢れたその笑みを、前方で咆哮を上げる俺に零した。 ―――――――――――――――――――― 両サイドのネウロイが機銃を放ちながら横に滑る。 俺「ハッハッハ!そんなもんか、よっ!!」ダンッ バック宙返りで弾幕を避け、ネウロイに機銃を浴びせる。そして宙返りからの落下でネウロイに蹴りを叩きこんで己の体勢を整え、 ジャブからの正拳突きを横っつらに叩き入れる。 ギイイイィイイイイ!! 高周波のような音を出して刺さる拳から逃れようとするネウロイ…だが願いは叶わず、 俺が拳を抜き去った瞬間、弾丸がコアに飛びこんで行く。 俺「ハァッハー!いい腕してるなァ!!中尉!」 声は届かないが言いたくなる。それほどに精密、的確。 一瞬でもタイミングがずれれば、俺の右腕は吹き飛んでいただろう。 マルセイユ(撃ちたい時に射程から外れる、そして射撃している方向が分からないようにかく乱…これが観察眼か…?それとも…) 俺「最高に相性がいいって奴かァ?こりゃあよッ!!」バゴオオオオ!!! 前衛のネウロイが全て薙ぎ払われる。中尉も距離を着々と詰め、戦いの終わりを知らせる。 俺(あとは陸3と空の6を払えば終わりか…惜しいな…だが!) 俺「これで!!」グッ まさに大地を踏みしめたその瞬間だった ッギャリギャリギャリ!! 突如一体の陸戦ネウロイが進行方向を変え、トブルクの逆方向へと進み、 そして残った2体と飛行杯6体が速度を上げてトブルクへ直進して行った。 マルセイユ「俺!乗れ!」ギャリギャリ 俺「っおう!」ッド! ターンしたキューベルワーゲンに飛び乗る。そのままひしゃげたバルーンタイヤの上に腰かけ後ろ手に運転する。 トブルクへと向かった群れに狙いを定め、ハンドルを切った。 俺「げえっ、ありゃ完全にトブルク行くぞ!」 マルセイユ「追うしかないだろ!俺、代われ!」 魂を込めるマルセイユに俺が知らせる。 急いで弾を込め終わったマルセイユが俺の手を叩き、叫ぶ。 俺「だな、…今から追走だ!」ダンッ! 再び虎は熱砂に飛び込み、追撃を試みる。 俺「どおーーーりゃぁああ!!」ズガァ!! トブルクへひた走る陸戦の背後に思いっ切り飛び蹴りをブチ込む。 バランスを失いひっくり返る。 俺「くらえよ、鉄クズが!」バゴォッ! そのままハイキックで背を蹴り上げ、ネウロイの鋼の巨躯を天に舞い上げる。 マルセイユ「っと」タンッ 一発で飛行杯と陸戦型のコアを撃ち抜く。実質2分程度で完全にマテバをモノしてしまったようだ。 この時、二人とも気が緩んでいたのかも知れない。 時間を忘れるほどに楽しい戦闘をたった2分。 扶桑のことわざにこんなものがある 『油断大敵』 俺「てめえで最後だッ――――――!!?」 虎の拳が迫った瞬間、突如陸戦型ネウロイがスピンターンを繰り出し方向を180°転換 …つまりマルセイユの方向へ進行方向を変えたのだ 輝く砲門、かりかりと響く動作音… 考えられる行動は、唯一つ。 俺「…!?マジかよ―――てめえ!!!」 咄嗟に砂を蹴り上げ、ネウロイの砲門前に飛び出す。体は届かない! せめてもと右腕を伸ばす。届かない!! 弾丸が砲門から発射されるのが見える。狙いなんて分かりたくもない!!! 手を広げ、一発、二発と瘴気を纏った弾丸を掴み取る!螺旋を描き、掌を貫こうとする弾丸を握り止める。 そのまま右手で砲身を、力のままに掴み捻り潰す! 遅かった…三発目はすでに発射されている…追いつけ!追いつけ!! 俺「うお、おおぁあああああああああ!!!!」グァアア 指先に弾がかする…!落ちない―――!! そのまま弾丸は真っ直ぐ中尉へ… 俺(嘘だろ、嘘だろ!?俺が…動け、動けっつってんだ!!) 俺「中尉!!!」 マルセイユ「ッツ―――――!!?」ザシュッ ぶわりと、砂漠に深紅が舞い散った… 次へ ページ先頭へ