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おじさんのおじさんによるおじさんのための大会。それがおじONEグランプリ。 解説 主にカプコン・SNKのおじさんキャラたち24名を集めた大会。 ルール 3人ずつ8ブロックに分かれ、リーグ戦で予選を行う。 試合は2ラウンド先取で行い、勝利したラウンド数が得点となる。ストレート勝ちした場合は3点が入る。 キャラは全員ゲジマシ。 各ブロックの得点1位が決勝トーナメントに進出。 出場選手 + ... ケンカ屋おじさん SUMOUおじさん 青鬼おじさん ヴァー!!おじさん リア充おじさん 行方不明おじさん 殺意おじさん 老け顔おじさん 許るさーん!!おじさん レッドサイクロンおじさん 鉄球ブンブンおじさん オヤジおじさん サイコパワーおじさん ボクサーおじさん 留年おじさん 極限流おじさん ライオンキングおじさん ハイテクおじさん 暗黒空手おじさん エイジスおじさん ヒールおじさん すごいおじさんだ・・・ ヨガおじさん ドス竜おじさん 関連大会 テストがてらにとーなめんと のんびリーグ 決して正統派ではない作品別トーナメント CAPESU作品別リーグ 八神庵トーナメント 頂上決戦トーナメント!! CAPESU作品別リーグII レアキャラもりもり新春ごった煮大会 同キャラだけどドット絵違う4人でチーム組んで大会 KOF ALLSTAR TOURNAMENT UM 作品別10人組お祭りトーナメント 作品別リーグ/ZERO テストがてらに野球大会 BATTLE LEAGUE!! スターチップ争奪杯 作品別7人組SUPER BATTLEトーナメント なんでもないテーマ別4on4サバイバル大会 おてがるCAPCOM SNK限定大会 企業別対抗10人組ポイント争奪マッチ 作品別ゲジマシチームトーナメント コメント 名前 コメント マイリスト
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問題編をラノで読む 「赤い扉なんか見たくない。黒く塗り潰してしまいたい。ほかの色はもういらない。総て黒に変わればいい。明るい夏服をきた女たちが通り過ぎる。俺の中の暗闇が消えるまで、顔を背けなければならない」――――ローリング・ストーンズ〈Paint it , Black〉 1 「ねえ中也《ちゅうや》くん、お昼ごはん食べにいこうよ。ねえ、ほら、はやくぅ~。あっ、ハンカチ持った? おてて洗った? もう、中也くんはいつまでたっても甘えんぼさんなんだから、中也くんはわたしがあ~んってしてあげないとぽろぽろこぼしちゃうんだよね。でもでも、そんなところも可愛いいの!」 そんな砂糖と蜂蜜と生クリームを煮込んで作られたチョコレートみたいに甘ったるい声が昼休みの教室に響き、クラスメイトたちが好奇の目でぼくをニヤニヤと見つめている。 はあ、なんでいつもこうなんだ。 ぼくがうんざりしながら教室の扉のほうにちらりと視線を移すと、頬を紅潮させ、とろけそうな笑顔をぼくに向けて手を振っている人物が見える。その顔は幸せそうで、お花畑が頭に広がっているようだ。周囲の目も気にせず大声でぼくの名前を呼び続けている。恥ずかしいから迎えに来ないでくれっていつも言ってるのに。 「ほれ早く行ってやれよ夏目《なつめ》。お前の嫁さんが待ってるぞ。ああ畜生、俺もあんな可愛い人にあんな甘ったるい声で呼ばれたいな」 クラスメイトがぼくをからかうように肘でつついてきた。それに便乗して周りの男子生徒たちもぼくの体をやいのやいのと小突いてくる。 「そんなんじゃないよ」 そうぼくは彼らに向かって微笑む|ふり《・・》をした。 「いいよなー、あんな美人が毎日お昼に迎えに来てくれるんだろ?」 「っていうかあの先輩と毎日寝起きを共にしてんだろお前。羨ましい!」 「夏目のくせに生意気だ!」 「早く結婚しちまえよ~」 などとみんなは人の気も知らないで勝手なことばかり言っている。 ぼくは恥ずかしさに耐えられず、ゆっくりと席を立ち、教室のドアに向かっていく。ぼくが近づいていくと、その笑顔はさらに輝き、ぼくもひるんでしまうほどだ。だけどぼくはきちんと言ってやろうと「こほん」と咳払いをする。 「アキ姉|《ねえ》! ぼくはもう子供じゃないんだからわざわざ迎えに来なくていいよ」 ぼくがそうきつく言うと、アキ姉はしゅんっとした表情で眉を曲げて涙目になっている。卑怯だ。女の子っていつもこうだから卑怯だ。 「だって、だってぇ~。せっかく中也くんと会えると思って走ってきたのにぃ。わたし、中也くんと会えない授業中は本当につらいのよ。もう胸がはじけちゃいそうなの」 そう言ってアキ姉は目を伏せその自分の薄い胸に手を置いている。弾けるどころか膨らんでもいないじゃないか。 「わかったよアキ姉。ぼくが悪かったよ、だから早くここから離れて弁当を食べに行こう」 後ろから聞こえるヤジに耐えかね、ぼくはさっさとクラスメイトの目の届かないところに行きたかった。アキ姉のことはもうクラスに知れ渡ってるからいまさらなんだけど。 ぼくがそう言うと、アキ姉の顔はまた明るい笑顔に戻って手に持った弁当をぶんぶんと振り回している。いや、そんなことしたら中がぐちゃぐちゃに……。 「うん! 今日はね、卵料理にこだわったのよ。早く行きましょ、行きましょ」 そしてアキ姉はぼくの手を掴んでぐいぐいと引っ張って行く。その細く白い手は冷たいが、とても柔らかい。アキ姉は子供のころからこうだ。ぼくの手をいつも勝手に引っ張っていく。過保護なのかどうかわからないが、ぼくももう高校二年生なのだからいい加減アキ姉にこうしていつもくっつかれると周りの目がきつい。恐らくクラスメイトたちにはどの過ぎたシスコンとブラコンの姉弟と思われてるんだろう。 「午後の授業までには帰ってこいよ新婚さ~ん」 「ああ夏目の野郎! 晶子《あきこ》さんの手を! 手を!」 「弟という立場というだけであの野郎……」 「俺も晶子先輩の手料理食べて~」 教室を離れていくぼくに追い打ちをかけるようにまだ後ろから声が聞こえてくる。そんんなヤジには慣れているが思わずぼくはかあっと耳まで顔が熱くなってしまう。 夏目|晶子《あきこ》。それがアキ姉の名前だ。 みんなアキ姉のことを美人だ清楚だと言うが、肉親のぼくにはあまりピンとこない。確かに眼鼻は整ってるし、綺麗な黒髪を長く伸ばしているから清楚な印象を受けるだろう。でも身体に凹凸はなく、木の枝のようにほっそりとしている。胸なんかぺたんこで可哀想なくらいまったく無い。本人もそのことを気にしているようで、ぼくが胸に対して何か言うと「中也くんはデリカシーがない!」とぷんすかと怒ってへそを曲げてしまう。 「ほら中也くん! 急いで、お昼休み終わっちゃうよ」 ぼくの手をとりながらこっちを振り向いてアキ姉はまた眩しい笑顔を向けてくる。みんなが変なことを言うもんだからぼくも意識してどきりとしてしまう。アキ姉のころころとした声で名前を呼ばれると胸のあたりをくすぐられているような気持になる。 「だ、大丈夫だよアキ姉、昼休みは長いんだから。それに廊下を走ってると風紀委員の人に怒られちゃうよ」 「そうね、じゃあ見つからないようにもっと早く走りましょうよ!」 「ちょ、ちょっとアキ姉!」 ぱたぱたと廊下を走り抜け、ぼくたちは第三調理実習室にたどりついた。鍵をかちゃりと開け、扉をがらりと開く。中はごく一般的なコンロや食器が置いてある普通の調理室だ。ここは料理部の部室にもなっており、料理部の部長でもあるアキ姉は鍵を自由に使えるのだ。それを利用してこうしてここを私物化している。 「ねえ中也くん。早く食べよ食べよ」 調理室のテーブルにキャラクターの絵の入った弁当箱をちょこんと並べ、うきうきした調子でアキ姉は急かしてくる。 「はいはいわかったよアキ姉。ああ、やっぱりぐちゃぐちゃになってる」 「あらあら、なんでお弁当の中こんなにぐちゃぐちゃなんだろう?」 不思議そうにアキ姉は首を傾けている。アキ姉が振り回したり走ったりするからだ。と突っ込みたかったが、また泣かれても困るので、ぼくは箸を取り出して手を合わせた。 「いただきます」 「いただきま~す♪」 弾むような声でアキ姉もそう言い、ぼくたちは弁当のおかずに箸を伸ばしていく。弁当の中身がぐちゃぐちゃに混ざってしまっていても、結局食べれば一緒だ。いつものことだし、ぼくも慣れているから弁当の中の卵焼きに箸を刺す。抵抗なく突き刺さる柔らかな卵焼きをそのまま自分の口に運ぼうとすると「だめ!」とアキ姉が大きな声を出した。思わずびくりとしてアキ姉をみると、アキ姉も卵焼きを箸ではさんでいて、それをぼくの口元まで運んでいた。しかもその顔は凄まじいまでの笑顔だ。 「はい、中也くん。あ~~~~~~~んして」 ぼくは思わずのけぞってしまう。いつものこととは言え、アキ姉はぼくをいくつだと思っているのだろうか。こんなところをクラスメイトに見られたら本当におしまいだよ。 「アキ姉。やめてくれよ、ごはんくらいぼくは一人で食べられるよ。ごはんをぽろぽろ溢す癖はもう小学生のころに直したじゃないか」 ぼくがそう言って横を向き、自分で卵焼きを食べていると、またもやアキ姉の目には涙がじんわり浮かんでいて、口もあわあわと震えている。やばい。 「ふ、ふえ~~~~ん。中也くんが不良になっちゃった~。いつもはあんなに優しいのにぃ~。反抗期なの~~~?」 アキ姉は涙腺を決壊させ、大粒の涙を流してえぐえぐとブレザーの袖で拭っている。ああ面倒なことになった。 「うう、お母さん、天国のお母さん。お母さんが死んじゃってからわたしがお母さんの代わりを務めようって決めてたのに、わたしの教育がゆき届かなくて中也くんがお姉ちゃんに反抗するようになっちゃいました。賢治《けんじ》お兄ちゃんはどこかへ行っちゃうし雪緒《ゆきお》お姉ちゃんはわたしを嫌ってるし龍《りゅう》くんはいつも女の子と一緒にいるの。中也くんだけがわたしのことちゃんと聞いてくれると思ってたのに、酷いよぉ~。お姉ちゃんにもっと甘えてよぉ~」 わんわんと泣きだしたアキ姉にぼくはもう頭痛がしてきた。こうなるともう手がつけられない。 「わ、わかったよアキ姉。食べるから、ほら泣きやんでよ」 ぼくがそう言うと、ぴたりと泣くのをやめたが、今度はぷいっとそっぽを向いてしまった。唇を突き出してつーんとしている。面倒くさい。 「中也くんはわたしのこと嫌いなんだ。もうお弁当作ってあげない! 一緒にお風呂入ってあげない! 一緒に寝てあげない!」 「誤解を招くような発言はやめろぉ! 誰かに聞かれたらぼくは破滅だよ! だいたい一緒にお風呂入ってたのも寝てたのも全部小学生の頃の話でしょ!」 「うそ。お風呂には中学生のころまで入ってたじゃない!」 「あれはアキ姉が勝手に入ってきてたんだろ!」 ああ、思い出したくない過去の出来事が頭に蘇ってくる。アキ姉はぼくの身体を洗おうと隙あらば一緒のお風呂に入ろうとしてくるのだ。ぼくはアキ姉の裸を思い出してしまい、顔が熱くなってアキ姉の顔をまともに見れない。 「ああ~、中也くんなんかエッチなこと考えてるでしょ!」 「か、考えてないよ!」 「中也くんなんてもう知らない! わたしのことよりエッチな妄想のが優先なのね、不潔! 変態!」 アキ姉はそう言って椅子を回転させ、ぼくに背を向けてしまった。こうなると本当にやっかいだ。仕方ない。ぼくは背を向けたアキ姉の肩に手を置き、耳元に口を近づけ言葉を紡ぐ。 「“アキ姉。大好きだよアキ姉。アキ姉の手料理は本当においしいし感謝してるよ、だからほら、機嫌を直して”」 ぼくが棒読みでそう囁くと、アキ姉はぴくりと一瞬震え、ゆっくりとこちらを向いた。もうその顔には涙はなく、頬を紅潮させた満面の笑みでぼくを見つめている。それを見てぼくは安堵のため息を吐く。 「わたしも大好きだよ中也くん!」 するとアキ姉は腰を上げぼくの身体に思い切り抱きついてきた。首の後ろに手を回し、吐息が耳にかかり、胸の鼓動が聞こえるほどに密着している。ぼくは心臓が飛び出そうになるのを必死で抑え、アキ姉が気の済むのを待った。 「ありがとう中也くん。中也くんだけだよ、そう言ってくれるの。嬉しい。たとえ“嘘”でも嬉しいな」 アキ姉はとても落ち着いた優しい声でそう言った。 “嘘”という言葉にぼくの胸はちくりと痛む。 「アキ姉も人が悪いな。ぼくが“異能《ちから》”を使ったことにすぐ気付くんだもん」 「そうよ、中也くんのことはわたしがなんでも知ってるんだから」 アキ姉はぼくを抱きしめる手に力を入れ「あったかあい」と満足そうに呟いている。まいったな。アキ姉にはぼくの“嘘”は通用しないんだよな。でもアキ姉はぼくの“嘘”を受け入れ、とろけそうな柔らかい表情をしている。数分の間そうしていると、突然アキ姉はぱっと離れ、にこにこしながら、 「さあ、じゃあお姉ちゃんのこと好きならあ~~~んっしてね♪」 再び卵焼きを箸で挟み、無理矢理ぼくの口までまた運んできた。今度はぼくも抵抗する気力も失せ、早く食事を終わらせてしまおうとぱくりと口に入れていく。口に入った卵焼きはふわりと溶け、甘い味がした全体に広がっていく。特別においしいというわけではないが、料理部の部長だけあって全体的なバランスがよくできている。弁当の他のおかずも、休みなくアキ姉がぼくの口へとひょいひょい口に運んでくる。苦しい。 「おいしい? ねえおいしい中也くん」 「うん、おいひいいほ」 「じゃあもっともっと食べてね」 アキ姉はとても幸せそうな笑顔だ。ぼくはもう何も言えなかった。ようやくすべて食べ終わったと思ったら、アキ姉の弁当も半分くらい食べさせられ、ぼくのお腹はもうぱんぱんになってしまった。 「げぷ……。ごちそうさま……」 「ごちそうさま♪」 口を押さえるぼくと対照的にアキ姉はご機嫌な様子だ。ぼくが弁当箱を片づけ、さっさと教室に戻ろうと支度をしていると、アキ姉はどこからか絵本を取り出してきていた。恐らく最初から部室であるここに置いてあったのだろう。それを見てぼくはただただげんなりするしかない。 「アキ姉……それは……?」 立ちあがりかけていたぼくを、アキ姉は絵本で顔を半分隠し、上目遣いでぼくを見つめている。その瞳は期待に満ちたようにキラキラと輝いており、その目にぼくは弱いのだ。 「……読んで。だってだって、昔はいつもごはんの後は読んでくれたじゃない。たまにはいいでしょ?」 「はぁ……。わかったよ。これだけ読んだらぼくはもう教室戻るからね」 ぼくは絵本をアキ姉から受け取り、椅子を移動させアキ姉と肩を並べる。アキ姉の小さな肩が触れ、細い髪の毛が頬をくすぐる。 絵本のタイトルには『泣いた赤鬼』と書かれている。子供のころに何度も呼んだ奴だ。ぼくがじっと本の表紙を見ていると、アキ姉は「早く、早く」と子供のように急かしてくる。ぼくは呼吸を整え、最初の一文を読み上げる。 「山の中に一人の赤鬼が住んでいました――」 この話はとても有名だ。その赤鬼は“鬼”という人と違う存在というだけで忌み嫌われ、恐れられていた。彼自身は優しく、人と仲良くしたいと思い努力しても無駄だった。唯一の青鬼の協力で赤鬼は村の人間たちに信頼され、仲良く暮らすことができたのだが、その代償に一番大事な友達を一人失くしてしまったという話だ。 青鬼の友人を想う自己犠牲精神に感動する反面、それが両者にとって幸せなことだったのだろうかと読み直すたびに思う。青鬼を失ったことにより、赤鬼は今まで以上の孤独感を味わうことになるんじゃないだろうか。 ぼくが音読しているのをアキ姉は黙って聞いていた。子供ころからアキ姉は絵本が好きで、よくぼくに読んでくれとせがんでくるのだ。高校三年生にもなって絵本だなんて少しアキ姉は変わっている。だけど、アキ姉がこんなに絵本が好きなのはぼくのせいなんだろうけど。いや、ぼくの“異能”のせいか。 ぼくの言葉をうっとりとしてアキ姉は聞いている。終盤に近づくと、悲しそうな顔になり、最後の一文を読み終えた後、号泣していた。鼻水も垂れ流してえぐえぐと泣き散らし、ぼくの制服に涙と鼻水をこすりつけてくる。やめてくれアキ姉。ばっちい。 「うわ~ん。青鬼さん可哀想だよ~。どうして青鬼さんはどこかへ行っちゃうの? 赤鬼さんは青鬼さんだけじゃ満足できなかったの?」 折角さっき泣き止んだと思ったのに、また泣きだしてしまった。こうなることはわかっていたのに、ついアキ姉にせがまれると読んでしまう。「中也くんってすごく読むの上手いよね」と笑顔で言われたら断る事なんできない。 でもこれはぼくの実力とは違う。ぼくの異能によるものだ。 ぼくのこの異能は学園の研究者たちからは“最弱の異能”だとか“何の役にも立たない”とか言われ散々だが、でも下手に戦闘能力がある能力より安全だし、ぼくとしてはそのほうがいい。 ぼくが持つこの異能は簡単に言えば『言葉が持つ力』を操ることができる。たとえば何か悲しい話しをすればそれを聞いた人はどんな変な話しでも泣いてしまうし、どれだけくだらないジョークでも笑ってしまうだろう。 絵本や小説を読めば『感動』をダイレクトに相手に伝えることが可能だ。アキ姉だってさすがに普通に絵本を読むだけではこんなに号泣したりしない。ぼくが読めばどんな話でも感情が突き動かされ、心に残る名作になる。もっとも、それを差し引いても『泣いた赤鬼』が名作なのは変わらないんだけど。 そして何より、ぼくがどれだけ“嘘”をついても、それを相手は受け入れてしまうのだ。 ぼくのこの異能を、意地悪な賢治兄さんは皮肉たっぷりに“ペテン”と名付けた。そしてそれを使うぼくのことをペテン師だと。 中也。お前の言葉は総てペテンだ。自分は感情のない化物の癖に、人間のふりをしている。そして人の感情を弄ぶ。お前は偽物の言葉だけを紡ぎ続けるペテン師だよ―― 賢治兄さんのつめたいナイフのような言葉が今でもぼくの胸に突き刺さっている。ぼくたち夏目五兄弟の長男にして稀代の犯罪者。夏目賢治。そんな最低な人間に“ペテン師”と呼ばれ、反論したかったが、ぼくは何も言い返せなかった。 『ありがとう中也くん。中也くんだけだよ、そう言ってくれるの。嬉しい。たとえ“嘘”でも嬉しいな』 “好きだよ”というぼくの言葉にアキ姉はそう返した。 嘘。嘘つき。 アキ姉の心にはぼくが言った『好き』という言葉が直接届いているのだろう。でもそれはただ言葉が力を持っているだけで、ぼくの本心とは違う。アキ姉はぼくの異能のことを知っているからそれを理解しているのだろう。 ぼくは人を好きになれない。誰も好きならない。好きになる資格がない。 どれだけ感情を言葉に乗せても、それはぼくの感情じゃない。 全部偽物の言葉だ。 全部偽物の感情だ。 ぼくは人の気持ちがわからないし、自分の感情もよくわからない。楽しいだとか悲しいだとか、言葉でしか知らない。 そんなぼくにこの能力はある意味相応しいのだろう。ペテンの力。偽物の力。 昔からぼくはそうだった。感情が乏しいというのか、欠落しているのか自分でもわからないが、母さんが死んだときも『悲しい』とは思えなかったし、父さんがぼくたちのことを見捨てて失踪したときも『怒り』を感じなかった。 そんな欠陥人間が人間らしく見えるのも、この異能のおかげなんだろう。この異能がある限りぼくは『感情があるように見える』のだろう。ぼくが感情のない化物だということに誰も気づかない。 アキ姉――いや、兄弟全員以外は。 「どうしたの中也くん。どこか痛いの?」 アキ姉が涙を溜めこんだ心配そうな顔でぼくを覗き込み、ぼくは、はっと我に帰る。ころころと子供のように表情を変え、感情が豊かなアキ姉がぼくは羨ましい。ぼくは必死に頬の筋肉を動かして笑顔を作った。 「なんでもないよアキ姉」 「そう、よかった」 ぼくがそう言うとアキ姉はぱあっと太陽のような笑顔に戻り、愛おしそうに『泣いた赤鬼』の絵本を抱きしめている。 「ねえ中也くん。あのあと赤鬼はどんな気持ちで生きてたのかな。青鬼のことを忘れちゃったのかな。青鬼は別の場所で幸せになれたのかな」 「さあ、ぼくにはわからないよ」 離れ離れになった鬼たちのことを想い、アキ姉は目をつぶっていた。それはまるで聖母の祈りのようにも見える。午後の日が窓から差し込み、それも相まってとても神聖なものに見えた。 「ああー晶子こんなところにいたのー」 調理室の扉ががらりと開けられ、そんな女の子の声が聞こえてくる。 扉の方を見ると二人の女の子がアキ姉を呼んでいた。 「あっ、牧田さんに近藤さん!」 アキ姉は彼女たちの名前を呼び、わたわたと慌てていた。 「もう、晶子ってば昼休みはテスト勉強するって言ったでしょ。晶子のためにやるんだよ」 「ごめんね弟くん。晶子借りるよ~」 そう言って二人はアキ姉の襟を掴んで引きずって行く「あうあう。中也くん助けて~。悪い人にお姉ちゃんが連れ去られちゃうよ~」と泣きながら言っているが無視。ぼくは手を振ってそれを見送った。確かにアキ姉は赤点の常習犯なのでぜひあの二人に勉強を教えてもらった方がいい。 そうしてこの部屋にぼく一人だけが残された。 すうっと張り付いていた笑顔が消える。今誰かがぼくの顔を見たらきっとびっくりするだろう。感情のないこの顔を、総てが欠落している化物の顔を。 ぼくも教室に戻ろうかと考えていると、ポケットに入れていた携帯電話が震えた。どうやら誰かからメールみたいだ。 携帯電話を取り出し、送信者の名前を確認すると見知った名前だった。メールを開き内容を確認する。 『放課後、俺たちの部室に来てくれ』 ただそれだけが書かれている。 送信者は“龍之介《りゅうのすけ》”。 ぼくの弟だった。 問題編その2へつづく トップに戻る 作品保管庫に戻る
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登録日:2023/11/01 Wed 22 20 45 更新日:2023/11/01 Wed 22 21 00NEW! ▽タグ一覧 セルフ受肉 歌ってみた プロフィール 身長: 体重: 年齢: デビューした日:2022/06/19 誕生日: 好きなもの:ゲーム・歌う事・絵を描くこと・映画鑑賞 苦手なもの:辛い物 エピソード 人外になるべく自分の肉体を改造した「元人間」。 人外専門の研究所『赫乃棘研究所』の所長も務めている。 配信タイトル PHASMOPHOBIA バイオハザード 4 青鬼 DEEEER Simulator Hand Simulator ARK Left 4 Dead 2 Dead by Daylight 7 Days to Die BBQ Simulator The Squad CARRION Minecraft ASTRONEER Gartic Phone Of Guards And Thieves ポケットモンスター スカーレット・バイオレット ドレッドハンガー ELDEN RING Paranormal Cleanup Nomad Sculpt Atomic Heart バイオハザード RE 4 Apex Legends Hob Trash Bunny House 違う冬のぼくら Unravel Two AIアートインポスター レインボーシックスシージ Only Up! マリオカート8 デラックス ARK At Dead of Night スーパーバニーマン Fate/Grand Order Q REMASTERED スイカゲーム コラボ相手一覧 九尾乃猫ブチ 浅葱 ゐはる 瑞祢 陸 白藍 ぬい 鳥羽 ろあ 山田 るぅく 辰蛇 伊吹 岳翠 雪翔 蛾羅社 尾轢 如月 琥珀 ゼノ・グランシーヴァ 行雲 空 にゃめざめ 黒猫 龍星 結狼 ぽんた リンク Twitter YouTube
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長さ(Duration):10 10動画公開日(Published):10/05/08 15 27 54動画更新日(Updated):12/06/02 09 29 11動画カテゴリ(Category):ゲーム(Games)収録日:2010年5月3日 ツッコミがシンクロしたw ※5 37のゲップは本当にごめんなさいm(_ _;)m ゲームはこちらから。 本家サイト http //www7a.biglobe.ne.jp/~redrelease/ ダウンロード http //www.vector.co.jp/soft/win95/game/se425696.htmlRed Release, レッドリレイス, Release Production, フリーゲーム, Free Game, 実況, RPG, 竜, 獣, ファンタジー, Dragon, Furry, Fantasy, .com.com, tkcomcom1ishttp //i.ytimg.com/vi/ZCiHAZIXVc4/0.jpghttp //i.ytimg.com/vi/ZCiHAZIXVc4/1.jpghttp //i.ytimg.com/vi/ZCiHAZIXVc4/2.jpghttp //i.ytimg.com/vi/ZCiHAZIXVc4/3.jpg Name Comment @syoutyan222振り返ってみたらこんぶでもやってたみたいでしたw編集で消すことは出来ますけどw -- tkcomcom1is (10-05-09 11 14 07) ゲップとか俺も青鬼の時に普通にやってるよww謝罪してないけどww今風でもやったかもwww -- syoutyan222 (10-05-09 10 32 21)
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0-2:深夜 6-8:朝 12-14:真昼 18-20:夜 2-4:黎明 8-10:午前 14-16:午後 20-22:夜中 4-6:早朝 10-12:昼 16-18:夕方 22-24:真夜中 【ルール】 孤島に放り込まれ、そこで殺し合いをする。 放送は0:00、3:00、6:00、9:00、12:00 15:00、18:00、21:00 禁止エリアは1個から3個増える。 そのときに動機になるものを出すかも? 基本支給品は ■電子生徒手帳 ■懐中電灯 ■メモ帳と鉛筆 ■簡易医療セット ■飲料と食糧 不明支給品は1~3個支給される。 チート能力は規制対象です。 例 一方通行のベクトル変換→使用時間制限 東方勢の弾幕→使用不可 地図 1 2 3 4 5 6 A 城 城 平 神 山 展 B 城 城 教 平 山 山 C ホ 病 平 洋 山 山 D 沼 平 希 希 平 野 E 平 平 森 森 市 平 F 古 平 住 セ 住 住 城…クッパ城@マリオシリーズ 平…平野 神…博麗神社@東方project 山…山 展…展望台@化物語 教…教会 ホ…ホテル 古…古館@青鬼 希…希望が峰学園@ダンガンロンパ希望の学園と絶望の高校生 病…病院 セ…セブンスミスト@とある魔術の禁書目録 住…住宅街@リアル鬼ごっこ 森…森 沼…底なしの沼 市…市役所 洋…洋館@BIOHAZARDシリーズ 野…野球場
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鬼 ―――酒を好み怪力を誇る、古くからの宿敵 鬼は、伝説や伝承の中でも敵としてかかれることが多い。 群れをつくり盗賊のように人々を襲い、主人公がそれを打つというのが最も典型的だろう。 茨城童子や酒呑童子などが有名である。 また、物語における鬼とは、盗賊や悪党などを鬼として登場させていることが多く、 その土地の歴史を顧みることが出来る。 悪党といってもその当時のことは分からないので、倒す側と倒される側、 どちらが正しかったかは分からない。 生き物としてみる鬼 生き物としての鬼の風貌は、大きな体に角を持ち、虎の毛皮を身にまとった姿でよく描かれる。 これは丑寅の方角、つまり鬼門に由来することだといわれている。 生息するのは山か、地獄。 山に生息する鬼は強大な力を持ち、人々を襲う。 物語で退治される鬼は大体こちらの、山の鬼であろう。 地獄の鬼は、閻魔に仕える赤鬼と青鬼が存在する。 こちらの鬼は人々を罰する鬼であり、物語でも退治されることは殆どない(地獄の鬼と会う事が非常に少ないため) 他に、式神として有名な前鬼、後鬼など。 鬼の特徴としては、怪力を持つことがあげられる。 他には、非常に高い再生力や、普通の酒ではいくら飲んでも泥酔しないほどに強いなど。 弱点は炒った豆や鯖の頭、柊の葉など。 強大な種族ほど弱点は多いと言えるだろう(吸血鬼など)
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【アカツキ電光戦記】 ■アカツキ…08 021 雷神君臨 034 青鬼ごっこ 059 腹ペコに定評のある軍人に無理やり青鬼実況させた 082 SUMOUとポニテとチャーシュー麺 106 すべてはたった一つの間違いから 122 下っ端の憂鬱 133 増殖するA、飛翔するP -お芋を貪るイェーガー- 136 最悪の脚本(マッドスプリクト) ■ムラクモ…11 014 モコミチ橄欖戦鬼 039 ムラクモの姿 042 グレートの魔法 065 眠れる恐怖 080 GOD GAME~どうか終わる事無き旅を 101 オリーブの恨みは恐ろしいって、ハッキリわかんだね 124 必ず無事で…… 144 暇を持て余した神々の遊び 149 自分から騙されていくのか(困惑) 163 レ陰謀クルーズ(前編)レ陰謀クルーズ(後編) 166 ニコロワγ流星群(後編) 【コマンドー】 ■ジョン・メイトリックス…10 000 オープニング 028 いったい何が始まるんです? 048 士郎から寅丸星は大変な槍を奪い返しに来ました 093 対主催SPIRITS 100 未来を選択する意思 110 聖夜♂サイレント・ホーリーコマンドー 123 何故ならお前は、悪い子だからだー! 148 幕間2 158 アンハッピーリフレイン 164 首輪解除×脱出×ぼっち 【真夏の夜の淫夢】 ■野獣先輩…06 005 ティロ・フィナーレ!野獣と化した先輩 030 真夏の夜の淫夢!グレイト・クレイジー・ティロフィナーレ 040 人間の屑 073 Homo party? 094 シコシコ…… 113 ニコロワγ~破壊者と野獣と時々、使徒~ 【あいさつの魔法。】 ■ありがとウサギ…07 006 あい殺(さつ)の魔法 042 グレートの魔法 081 魔法の兵器で♪素敵な~対主催を~♪ずどどど~ん♪ 102 もげ!もげ!もげ!【プラシドの半身を】……もげ! 115 正義の在処 118 あいさつの決闘者 131 AU王に挑んだウサギ 【総統閣下シリーズ】 ■アドルフ・ヒトラー…11 029 総統閣下は自分の現状にお怒りのようです 034 青鬼ごっこ 049 暴いておやりよアドルフ・ヒトラー 076 見せてやるよ……暗殺者の意地って奴をよぉおおおお!!!!! 083 ま、まだ本気出した訳じゃないから…… 095 危険な参加者達【独裁者×暗殺者×狩人】 118 あいさつの決闘者 131 AU王に挑んだウサギ 140 きょうのわんこ 156 「アイテム渡しすぎじゃないですかね?」「ま、多少はね?」 161 友【さいかい】 166 ニコロワγ流星群(前編)
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未回収の謎、伏線など 最後まで行方不明のまま終わった人たち 未回収の謎、伏線など 最後まで回収されなかった、もしくは明確に答えが明かされなかったものの一覧。 トリコのチェインアニマル発言 トリコの中に3匹のグルメ細胞の悪魔がいた理由 生まれた時は黒髪で後に青髪に変化したことから少なくとも青鬼は後天的に取り込まれたと思われる。赤鬼、白鬼ははじめからいた? 青鬼と白鬼の正体 それぞれ青い宇宙、白い宇宙から来た存在だと言う以外、詳細不明。 小松のグルメ細胞の悪魔 チチがアカシアのフルコースのにおいがついたリンゴを見せた時に片鱗を見せ、エアの調理時についに顔を出した。先天的なものか後天的なものかは不明だが、詳細は最後まで明かされなかった。 闇の料理人ジョアの正体 死んだフローゼの体に入った別の魂。アカシアが計画のために呼び寄せたとされたいたがアカシア自身は彼を「実の子」だと勘違いしており、結局魂の素性は不明のまま。 カカが乾眠後、向かわなければならなかった場所 カカはグルメピラミッドで乾眠から目覚めた後、体力の回復と「早急に向かわなければならない場所」があったため、トリコたちに出会うこと無く姿を消したと語っている。 千代婆にセンターの情報を吹きこんだある覆面の人物 おそらくジョアと思われる。IGOと美食會を内側から崩壊させる作戦の一環? マッピーのお守りの正体 丸い玉のような物が入っており、ペア編で小松の心臓が止まった時かわりに砕け散った。ほぼ間違いなく命球だろうが、何でマッピーが持っていたのかは不明。 鉄平の洗脳が解けた理由 クッキングフェスティバルの直前、プキンが彼を愛丸のもとに連れていったようなのでその時に対策を施したと思われる。 仲梅が洗脳されていなかった理由 「何故か効いていないようだ」で片付けられた。 トリコが小松に頼んだこと トリコは始まりの大陸に出発する前、小松に「例の件」なることを頼んでいる。金の缶詰を開ける方法? アカシアのフルコースと7つの文明 アカシアのフルコースが眠る場所にはかつて文明開化があったと言われているが、アカシアのフルコースの数は8つ、文明の数は7つと、文明の数が1つ不足している。 最後まで行方不明のまま終わった人たち ゴブリン・ラモン アカシアのフルコース争奪戦で食域の森に行ったきり生死不明。 メガロドラス アカシアのフルコース争奪戦で食域の森に行ったきり生死不明。 メリスマン アカシアのフルコース争奪戦で知恵熱橋に行ったきり生死不明。 桜 アカシアのフルコース争奪戦で知恵熱橋に行ったきり生死不明。 ラップ アカシアのフルコース争奪戦で始まりの大陸に行ったきり生死不明。 リュウ アカシアのフルコース争奪戦で始まりの大陸に行ったきり生死不明。 ユー クッキングフェスティバル襲撃組。フェス以降の消息、生死不明。 ジェリーボーイ クッキングフェスティバル襲撃組。愛丸に大量の矢で体を貫かれた。そのまま死亡? バリーガモン クッキングフェスティバル襲撃組。フェス以降の消息、生死不明。 ボギーウッズ クッキングフェスティバル襲撃組。フェス以降の消息、生死不明。 セドル クッキングフェスティバル襲撃組。フェス以降の消息、生死不明。 バイル 美食會料理人。本部崩壊後の消息不明。 マミーマロン 美食會パティシエ。アカシアのフルコース争奪戦でカイトラとグルメの園に向かったが、以降行方不明。 ファラム 美食會バーテンダー。アカシアのフルコース争奪戦でカイトラとグルメの園に向かったが、以降行方不明。 アーモン 人間界編終盤にNEOのアジトで顔を見せたのが最後となり、グルメ界編では1コマも登場しないまま終了。 トッポ 人間界編終盤にNEOのアジトで顔を見せたのが最後となり、グルメ界編では1コマも登場しないまま終了。 ノマーチ 人間界編終盤にNEOのアジトで顔を見せたのが最後となり、グルメ界編では1コマも登場しないまま終了。 カイトラ 人間界編終盤にNEOのアジトで顔を見せたのが最後となり、グルメ界編では1コマも登場しないまま終了。 ドン・スライム ネオに食われて死亡。最終決戦後にはネオの胃袋から開放されたと思われるが、その後の言及は無く不明。 ジジ ネオに食われて死亡。最終決戦後にはネオの胃袋から開放されたと思われるが、その後の言及は無く不明。 オブサウルス クッキングフェスティバルの数日前、コマの端に少し映っていたのが最後。メテオスパイス、そしてその後の食糧難を生き延びられたのだろうか…?
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1 むかしむかし、京のみやこの近くに尾張の山奥から一人の赤鬼が将軍さまを奉じて 移り住んできたときのことです \ | / ⊂⌒⊃ ⊂⌒⊃ ―‐ ● ―‐ ⊂⊃ ⊂⊃ / | \ ⊂⊃ ● ,、|=|,、 ミ _、ミ ~ ♪ (__) ( ,_ノ) /llllllllllll\ )、_/^ ヽv)、 |_ロ_ロ_| 〈 フっ /lllllllllllllllll\ \,,___/,' '''ー- ,, , -─- ,. |_ロ__ロ__ロ_| rゝ__,ノl ,__ミミミミ∧彡 / \ lXXXXXXl =彡彡ミ'´ ̄`| ,イー'´ ゝ ・ \ /~~~~\ \ l l;; | ヽ、__ノ、 _,r`ー-(_)./ \ 林林林w,,vjj从wⅦ彡乂Wv_,v,,ゞ ゝ‐' く´ソMwvvjj,,_从wⅦ彡乂vv,_wwv,,vv,,";;;"'";;;"';;,;'';;"''"'";;;"';;;'_l ノ 、ー――-、 `ー、″;;;″';;″;;;"'″;;';;,;'';;″'''";;″';;;' . __ { 〃┘ / 〉`7 / ── = ─― 二二 ─| /ー‐'゙ ┌‐' / く__/ ポッコ ポッコ … __ |___ ゙ー‐'─― - __  ̄ ― ―__―  ̄ ̄ ――  ̄― ニ __ 2 赤鬼は近くに住んでいる人間たちと仲良くしたいと考えて、自分の家の前に、「心のやさしい鬼のおウチです。どなたでもおいでください。 おいしいお菓子がございます。お茶も沸かしてございます。」.と書いた、立て札を立てました。. ● . ,、|=|,、 ミ. _、_ミ ♪ __ ( ,_ノ` ) ♪ | | _rー^、ヽl ト、 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| rー' `〇〇 | 矢 銭 徴 収 | (( \, ゝ__,_l_l )) | | r‐ゝ__ ,ハ) | 足 軽 徴 兵 | r‐l ゙i |_________| し'i___/ | | | 赤鬼.ほか \__ノ | | 異名 多数 → ヽ_) ,_从wⅦ彡乂vv,_从wⅦ彡乂vv从wⅦ_、、 3 けれども、人間たちは疑って、誰一人遊びにきません。町の人たちはみんな、赤鬼くんの傲慢で身勝手で苛烈で残忍な性格のことを知っていたからです l===================l | l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l | /| l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l |\ /l l.| l l l l l l l l l l l l l l l l l l l l |.l l.\ ====|^l|[ lニニニニニニニニニニニニニニニニニl.]| |==== |il | | |;;;l;;;l;;.l;; ;l; ;l;;;l;;;l ;l;;;l;;;l;;;l;;;| | __,,, |il | |il | | |;;;l;;;l;;.l;; ;l; ;l;;;l;;;l ;l;;;l;;;l;;;l;;;| | | 赤 || |il | |il | | |;;;l;;;l;;.l;; ;l; @=@ ;l;;;l;;;l;;;l;;;| | | 鬼 || |il | |il | | |;;;l;;;l;;.l;; ;l; ;l;;;l;;;l ;l;;;l;;;l;;;l;;;| | | 宅 || |il |. ● |il | __| |;;;l;;;l;;.l;; ;l; ;l;;;l;;;l ;l;;;l;;;l;;;l;;;| |_.. ̄~~ |il | v,| | | | | | |乂 ,、|=|,、 wv从干干干干|_|三三三三三三三三三三三|_|干干干干Mwvvjj,,_从wⅦ | | | | | | | ミ ミ | | | | | | | (三 ) ミ ャ ー ミ ャ ー | | | | | | .,r'~ ̄~ゝ ; ∧∧ ∧∧ | | | | | ,_ノ ト (゚Д゚,,) ̄ ̄ ~ (゚Д゚,,) ̄ ̄ ~ | | | | | ヽ ィ_~〉 U U  ̄UU U U  ̄UU | | | | | ("`ーー~´゙⌒) | | | | | `────‐~ 4 赤鬼くんは ふかく悲しみ、町の人に信用してもらえないことをくやしがり、しまいには 腹を立てて、せっかく 作った 立て札までをも 引き抜いてしまいました。 ∵ \∧∧∧∧∧∧/ kj __ <::::::::::::> ∵ [ 三 ]/ \ rッ /\ <::&::::::::>三} | / \ / \,<:::::::∬ ※> ̄' . / \ く \∨∨∨∨∨∨\ 。 /| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|\ . \ \~`ミ. _、,_ミ´ ̄〉 j ┃ ┃┃┃ | □ □ | \ / (# Д ) ノ ┃ . ┃ | □ □ | ゙'^\ / 〉 \l ゝ/ ┛ ┗ ][][][]______|_ `' ./ | @/l,' '""'' _||_ _||_└i' ノ. | ⌒ヽ ━╋━ ヽ___ノ ゙___,ゝ ━╋━ / |_( ┃ ・・/ 5 そんなある日のこと、先年、赤鬼くんに服従を誓っておともだちになったばかりの青鬼くんが訪ねて参りました。" ; ;ヾ ; " " ヾ ; " ; " ; ヾ, (( )) ; ;ゞ ;" "ゞ ; ; ; ゞ ; ;ヾ ; ; ヾ ;ゞ , ヘ二二二二二二二二二ヽ " ;ヾ ; ;";ヾ; ;"/" ; ;ヾ ;ヾ "" //^ヽ7777777777777 ヽ ヾ ;"; "i "; ;ヾ; ;ヾ; ;メヾ " // 二 ヽ7777777777777ヽ ゛ ヾ;i;;ii ;iiメソ ヾ; ;ゞ " /, || 二 ||ヽ=========ヽ ""|l!|| ll|ソ "" .|| 二 || │ ̄│ ||. li(~) |l| ヒャ ー‐ !! ,イ ,イ .|| 二 || │_│ || . | l||l |l| オヨビダシ ダ モミモミモミ っ .|| 二 巾=========巾. |ill|| lll 青青青青 っ っ .≡=- .|| 二 | | 〒│〒│〒│〒│〒| | i.从 llil|l l!| ,,j,ii,.,wvv,,. iiwji.从 (^ー^,,ぅ) っ ≡=- ,,j,ii,.,wvv,,∧.イⅦ彡乂vviiwji.从 ijjiwijjトMiiwj 、.,.ノiiノ l|| !ヽ、.,.,, イソゲ イソゲ └(〓 )┐ っ ≡=- "" ^~"" ^~ " " < └ ≡=- ↑ 丹波の青鬼wvv,,∧.イⅦ彡乂vviiwji.从 ijjiwijjトMiiwj wvv,,∧.イⅦ彡乂vviiwji.从 ijjiwijjトMiiwj wvv,,∧.イⅦ彡乂vvii 6 |__|__|__|__||__|__|__|__||__|__|__|__||‐|| ||__|__|__|_ |__|__|__|__||__|__|__|__||__|__|__|__||‐|| ||__|__|__|_ |__|__|__|__||__|__|__|__||__|__|__|__||‐|| ,i. l、 ||__|__|__|_ |__|__|__|__||__|__|__|__||__|__|__|__||‐||___,モミモミモミ、____||__|__|__|_. || || ||゙;||///青青青青///( ) ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;||;;;;;;;;;;;;● ;;;;;;;;;;;;;||;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;||三三 (+Д+,,ぅ)三 ゼイハア;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ,、|=|,、 ( ) ノノ ) ゼイハア ミ _、ミ く く ( ) ( ) ー 3 ,r' ,へ . / ヽ_ . / ̄ ̄ ̄ ̄ト-'゙ ト、_/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/'l / ゝ,___,ィ'__〉 ┳┳ / /. / 彡※ ※ ※ ※ ※ミ ./ / 7 青鬼くんは、わけを聞いて、赤鬼くんのために次のようなことを考えてやりました。___________________________________|_|_|_|_||_|_|_|_|_|_|_||_|_|_|_|_|_|_||_|_|_|_|_|_|_||_|_|_|_|_||_|_|_|_|_|_|_||_|_|_|_|_|_|_||_|_|_|_|_|_|_||_|_|_|_|_||_|_●_l_|_|_|_||_|_|_|_|_|_|_||_|_|_|_|_|_|_||_|_|_|_|_||_|_,、|=|,、___|_|_|_||_|_|_|_|_|_|_||_|_|_|_|_|_|_|| ||. ミ. _、,_ミ || || || ||. ( Д) .|| || || || ,r'^ ヽヽl ゝ、_, .|| ,i. l、 || ,_______/ ∩@ ト、 __ゝ___||_┏━┓__モミモミモミ、_________.|| ゝ,_(ヲdィ´ ̄し' ┏┛ 青青青青 (( ノ ,r' / ロ (^ー^,,ぅ) ナンデショ? 7ー‐' 、__ノ ,(〓 )、 __/ ソ__^) 」 .」 8 「 青鬼くんが人間の村へ出かけて大暴れをする。 そこへ赤鬼くんが出てきて、青鬼くんをこらしめる。 そうすれば、人間たちにも、赤鬼くんがやさしい鬼だということがわかるだろう。」──────────────┐ ,r───────────────── │ / ・ |/ ,ヘノ ~ . ● ∧ ∧ ギギギギギ… ,、|=|,、 r'青青青○ ; :. ミ. _、,_ミ ○+ぅノリナリ0 : ; ー´ ̄ ‘ デ、アルナ? (# Д )_,´ `,イ〓)、: ; : : ,rへ\l ゝ _ノく く ; : ; : ぶくぶくぶく / | @/ r─'゙ . ノ. | ⌒ヽ〃 \,ヘ,_ノ ヽ__ノ ゙___ゝ. ノ ゝ / |_( 9 計画は成功しました。但馬の国を襲った 青鬼くんと その仲間の鬼たちを赤鬼くんは軍隊を率いて、ことごとく 討ち滅ぼしたのです。 ● ワ ー ッ ,、|=|,、 A A l l ギャ ーッ ミ. _、,_ミ ヽノしl、/ パン! ー c 荒木荒木 c ,モミモミモミ ( ,Д )__,,___,_____ ∴て c (^^)ぃ @ @ G 青青青青 )、_,r^ ヽv)゙ぅァ━ソ-━' ̄ ̄ ̄ ̄ ~ = c ヽ ヽWWW)ノ \(c;^ー^)ノ \, 、 _ソ ^~゙ ` パン! A Aゝ,, ・ x ・) c ' ( 〓) r―ゝ__ ,ハ /成ヽ c ‐. 赤赤赤赤|〓〓〓〓| ミ6二。三゚0彡 イ 、 ヽ (,, ∀)__,,___, ヽノし c = ,__ (^^)ぃ @ @ GVWWV ノ , .,iwjjwiV ヽ、__/ | /利ヽぅァー∩-─' ̄ ̄ ∴て _ヽ ヽWWW)ノ三二o三゚0彡 ムネタカ キャー ッ (__/. \___ノ (,, ∀)__,,___, ヽノし / ℃= , ゝ,, ・ x ・) ヒィー ッ ( ; ^^) ( ぅァー∩-─' ̄ ̄ ̄ ∴て c ‐c =.- |〓〓〓〓|. -≡≡ | ̄ ̄'J ̄ ̄| / -'⌒) c . 、.WVWWV ノ , -≡≡ │ 丹 波 鬼 | し- (_) パン! ミo直正直正0゚彡. -≡≡ ◎───‐◎ 10 村の人たちは赤鬼くんの真のやさしさに触れて 感動したのでしょう。われ先に、われ先に と毎日のように 赤鬼くんのところへたくさんのおみやげをたずさえて 遊びにくるようになりました。 ,r'⌒~'⌒~'⌒~'⌒~'⌒~'⌒⌒ヽ __ __ (, ヘタに 難癖をつけられて .,) ,ィミ川彡三ヾ三\ (, 殺されたりしては たまらん…。 ,) ● {三{※}三}三ll三 } `~ー~ー ~ ー ○ー~ ‐ ー ~ー'゙ ,、|=|,、 _ヽ彡川ミノ三レ勿/__ O ミ._、_ ミ デ、アルカ♪ ,ィミ川彡三ィミ川彡三ヾ三\ o ( _,` ) ウンショ {三{※}三{三{※}三}三ll 三} . r' レ r'^ー、ノ、 __ヽ彡川ミノヽ彡川ミノ三レ勿/___. ´  ̄ ̄`l っ 〇〇´ .フ . ● ,ィミ川彡ヾィミ川彡ヾ,ィミ川彡三ヾ三\ |___| っ っ (( LL,__ノ、/ )) ∧((∧ {三{※}三{/ ,二二、\{※}三}三ll三} ゝd;´ハ`) っ (ハ, __ゝ―、 ( ;・∀・) ヽ彡川ミノ/ /\ | /ヘ ヽll.ミノ三レ勿/ ,rヘ 、Vrヘ ヨイショ / |フ r'´f]つ!つI二二二二| |―‐((_))―| |二二二二二I二 い===い二j | l___ノ く__/=∞l〉 ヘヽ/ | \,/ / 'ノ_|∞|_ゝ 八公二民… ゙ 、___/ (__j,ノ \二二二/ (_/ |_) (/ 11 こうして赤鬼くんは村でいちばんの人気者になったのです。 , --冊、 ,r‐‐8^'、 っ ,´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`、 (ィノリノィリ〉 lー‐、 .j'、 キ | これは 我々 村衆からの | ; |iii | |iii| o l、゚ヮ゚;リソ (゚ヮ゚;*リ ナ | ささやかな 気持ちにござりまする。 | ; |iii | |iii| ● ♪ ♪(_)t(y,ハ,リ ,(y/,ヘ、 ゝ_________ ______,ノ. /゙|iii | |iii| ,、|=|,、 、、 __ヽ__リ __ヽ__ス 、 レ' ∧_∧ っ ;; |iii | |iii|/ミ _、ミ キキ __ / | wVw wVw wVw ● (・∀・; ) っ ; |iii | / ( ,_ノ) ナナ _ _/|lii;;| l´ ̄ ̄r~ ∧))∧ ∧∧ ;;|iii | /_. ,r' へ. _ 0 _0 _ / [_;;^~]wVw / ̄ ̄ ̄\ |___| (・∀・; )(゚Д゚;) )) っ っ. /゙|iii | /___ / ヽ_, (_)(_) / | wVw | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (ハ`;ぅノ r|y/ ∧_∧ っ ; |iii | / ト-'゙ ト、_/ _,,,,_∬ r'|lii;;| / ̄ ̄ ̄\ 矢 銭 | ,rヘ、 (_OO(´Д`;) )) っ っ ;;|iii | /── ゝ,___,ィ'__〉.ゝ三/ r' [_;;^~]wVw..|~ ̄ ̄ ̄ ̄~| ̄ ̄ ̄ ̄ / `ー、 r|y/∧∧=,っ ;; |iii | /_ __彡※※※※※ミ . / wVw | 矢 銭 / ̄ ̄ ̄\ 〈ヽ___ノ (_O(Д` ;) ● っ;; | /___ __ _ _ _/ll;|  ̄ ̄ ̄ ̄|~ ̄ ̄ ̄ ̄~| "~" .y,ヘ_ ∧))∧っ ,/__ ____ .__/ノしwVw | 矢 銭 | wVw wVw 〈___,ゝ(┓` ; ) 12 めでたし、めでたし。 \ | / ========l ―‐ ● ―‐ l l l l l l l l l | ⊂⊃ / | \ ⊂⌒⊃l l l l l l l l l |\l l l l l l l l l |.l l.\ニニニニニニニl.]| |=== ,rーー‐、. r────┬, r────┬,;;;l;;;l;;;l;;;| | __,,, |il | / 丹 祝./゙ | 丹 || | 荒 || A A;;;l;;;l;;;l;;;| | | 赤 || |il | / 波 !!!/ | 波 || | 木 || 赤赤赤赤、;;;l;;;l;;;l;;;| | | 鬼 || |il | / 平 / | 鬼 || | 鬼 || r@ @ ぅイ ;;;l;;;l;;;l;;;| | | 宅 || |il | / 定 /.. | 之 || | 之 || (WWWV)';;;l;;;l;;;l;;;| |  ̄~~ |il |/~~~' | 墓 || | 墓 || . ┃;;;l;;;l;;;l;;;| |__... |il |MwvVjj,,从, __,| | [] _. __,| | []_,,wⅦ彡乂┃wM Ⅶ乂vjj,.,V三三三三|_|干干干干干干| ; ; ;| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ┃ Mwvvjj,,_从wⅦ彡乂vvllM.| | | | | | ┃ .l二二二二二二二lニl l二二二二二二二lニl ⌒⌒⌒ r´ ̄~ヽ 南 ~~ (^∀^ぅj 無 ~~♪ ,8,∩_8、 13 ニ===| ; ;il| ニニニニニニニニニニニニニ________ ニ ニ ニ ニニニ| ; ;il|' ̄ ̄ ̄|| ; ;il| ┏━┯┯━┓┏━┯┯━┓||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ||┏━┯┯━┓| ; ;il| | ; ;il| ┠─┼┼─┨┠─┼┼─┨|| ||┠─┼┼─┨| ; ;il| | ; ;il| ┠─┼┼─┨┠─┼┼─┨|| ||┠─┼┼─┨| ; ;il| , ゙ | ; ;il| ┠─┼┼─┨┠─┼┼─┨|| ||┠─┼┼─┨| ; ;il| | ; ;il| ┠─┼┼─┨┠─┼┼─┨|| ||┠─┼┼─┨| ; ;il| '゙ | ; ;il| ┣━┷┷━┫┣━┷┷━┫|| ||┣━┷┷━┫| ; ;il| ..| ; ;il| ┃ ┃┃ ┃||―――――――||┃ |┃| ; ;il| | ; ;il| ┃' 彡 '´ ̄ `ヽ. ┃||三三三三三三三||┃ |┃| ; ;il| / ̄ ¨7━━i ,巛⌒》〉 ‐━━━┸'======= `┻━ __,,,ィュ.┻== / /二/ji ゝc,,・ー・) 〃ハハゝヾ . ,.∠___/ r^ヽy/ヽ (∀`;ぅノゝ| | | | | ,´ || ̄ ̄ ̄||' 〈__]tl__ゝ ∬ _,へ、. | | | | | | 〈__,l_)、__,,〉 ヽ⌒ヽ^' , 旦 (ヽ_ゝ | | | | | ' "⌒''⌒ 14 ニ===| ; ;il| ニニニニニニニニニニニニニ________ニ ニ ニ ニニニ| ; ;il|' ̄ ̄ ̄|| ; ;il| ┏━┯┯━┓┏━┯┯━┓||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ||┏━┯┯━┓| ; ;il| | ; ;il| ┠─┼┼─┨┠─┼┼─┨|| r───────────‐ 、 | ; ;r────────────‐、. | メデタシ、 メデタシ、って …。 | , ゙ | ; ;| 落城のときに青鬼くん | | あれ?.青鬼くんからの | | ; ;| もろとも 燃え果てました。 | | 手紙は どうなったの ? | '゙ | ; ;`──────v─────一'゙ `────────y─タシカ ソウイウ ..| ; ;il| ┃ ┃┃ ┃||―――――――||┃ |┃スジガキ ガ アッタハズ… | ; ;il| ┃' 彡 '´ ̄ `ヽ. ┃||三三三三三三三||┃ |┃| ; ;il| / ̄ ¨7━━i ,巛⌒》〉 ‐━━━┸'======= `┻━ __,,,ィュ.┻== / /二/ji ゝc,,・ー・) 〃ハハゝヾ. ,.∠___/ r^ヽy/ヽ モウ、 消シ炭デス ; (Д`;ぅノゝ´ || ̄ ̄ ̄||' 〈__]tl__ゝ ∬ _,へ、 〈__,l_)、__,,〉 ヽ⌒ヽ^' , 旦 (ヽ_ゝ "⌒''⌒ 15 ニ===| ; ;il| ニニニニニニニニニニニニニ________ ニ ニ ニ ニニニ| ; ;il|' ̄ ̄ ̄|| ; ;il| ┏━┯┯━┓┏━┯┯━┓||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ||┏━┯┯━┓| ; ;il| | ; ;il| ┠─┼┼─┨┠─┼┼─┨|| r──―──────────‐ 、 | ; ;il| r──────────────‐、 | じゃ、じゃあ、赤鬼くんは | , ゙ | ; ;il| | 赤鬼くんと その配下の人たちは | | 涙をながしたり なんてことは | | ; ;il| | 涙を流して 喜びました.。 | | しなかったわけだね 。 | '゙ | ; ;il| `──────v───────一゙ `───┰───y‐┰────一゙ ..| ; ;il| ┃ ┃┃ ┃||―――――――||┃ |┃| ; ;il| | ; ;il| ┃' 彡 '´ ̄ `ヽ. ┃||三三三三三三三||┃ |┃| ; ;il| / ̄ ¨7━━i ,巛⌒》〉 ‐━━━┸'======= `┻━ __,,,ィュ.┻== / /二/ji ゝc,, ・ー) 領土拡張 オヨビ 〃ハハゝヾ っ っ. ,.∠___/ r^ヽy/ヽ 多大ナ 褒賞getデ。 (Д`;ぅノゝ っ´ || ̄ ̄ ̄||' 〈__]tl__ゝ ∬ _,へ、 〈__,l_)、__,,〉 ヽ⌒ヽ^' , 旦 (ヽ_ゝ "⌒''⌒ 16 ニ===| ; ;il| ニニニニニニニニニニニニニ________ ニ ニ ニ ニニニ| ; ;il|' ̄ ̄ ̄|| ; ;il| ┏━┯┯━┓┏━┯┯━┓||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ||┏━┯┯━┓| ; ;il| | ; ;il| ┠─┼┼─┨┠─┼┼─┨|| r───────────‐、 | ; ;r────────────‐、 | ほんとうに これで | , ゙ | ; ;| 乱世を渡り歩く とは | | 良かったのかなあ…? | | ; ;| こういうこと なのです。 | `────────v──一'゙ '゙ | ; ;`──────v─────一'゙ ||┣━┷┷━┫| ; ;il| ..| ; ;il| ┃ ┃┃ ┃||―――――――||┃ |┃| ; ;il| | ; ;il| ┃' 彡 '´ ̄ `ヽ. ┃||三三三三三三三||┃ |┃| ; ;il| / ̄ ¨7━━i ,巛⌒》〉 ‐━━━┸'======= `┻━ __,,,ィュ.┻== / /二/ji ゝc,,・ー・) 綺麗ゴトダケデ 〃ハハゝヾ . ,.∠___/ r^ヽy/ヽ 天下ハ トレマセヌ ゾ (( (Д`;ぅノゝ ))´ || ̄ ̄ ̄||' 〈__]tl__ゝ ∬ t、,へ、 〈__,l_)、__,,〉 ヽ⌒ヽ^' , 旦 (ヽ_ゝ ' "⌒''⌒
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PSID ニックネーム VC DLC 得意兵種 一言 qreeeenpiece グリーン 有 1.2.3 戦術>偵察 イン率低下 Monster-FD3S 怪物 有 1.2.3 偵察>戦術 副リーダーです。楽しくやりましょうw n-fuji-1 呂布 有 1.2.3 戦術 自由気ままに頑張りま~すw atama2011 アタマ 有 1.2.3 偵察 FUMINGER_G じぃ 有 1.2.3 雑魚と言われないよう頑張ります、よろしくお願いします SleepingForest39 スリプ 有 無 活躍できるようにがんばります。 Xavi_8917 ジャビ 有 1.2.3 White-Devel1109 白い悪魔 有 1,2.3 偵察 弱いなりに頑張ります♪naniがいるw Signum-62 62 有 1.2.3 偵察 Cophy_Xmas422 クリスマス 無 無 ww_-ARP-_ww ペルシー 有 1.2.3 戦術 SHIGOTONINN136 仕事人 有 1.2.3 攪乱 偵察 得意技は、ピッキングハーモニクス。 atnek0202 アトネク 有 無 偵察 Net_teyaru1357 ネット 無 1.2.3 戦術 haws-In-THE-SKY スカイ 無 izayoi588 さっちゃん 有 1.2.3 戦術 睡蓮入りたてだけどよろしくね! zeak_type ジーク 有 無 aooni_7 青鬼 有 1.2.3 ryokusid おっさん 有 1.2.3 戦術 Astro_Boy_ARRS アストロ 無 1.2.3 各自編集お願いします。 名簿並びは順不同 DLC*1復活の地*2鉄の雨*3荒廃からの復活