約 906,658 件
https://w.atwiki.jp/wiki5_rei/pages/8.html
小説を読みに来ていただいた方々、いらっしゃいませ~! ヾ(●⌒∇⌒●)ノ ここは、小説のためだけに作られた部屋です。 メイン小説:『○勇気○』 ほかにも増やせたら増やしたいと思っています。 ◆◆お願い◆◆ ①「小説が面白くない」などの悪口は、言わないでください。 ②パクリ禁止。もしパクリがあったら教えてください。 ③楽しく読んでくれるww などです。 お願いを守ってくださいね!
https://w.atwiki.jp/howtodream/pages/13.html
「ドリーム小説って何ですか?」@wiki まずそもそもドリーム小説って何? 一般的に「漫画やゲームなどのキャラクター×貴女」を主体とした小説の事を指すことが多いようです。 二次創作で多く見られ、既存するキャラクターとの恋愛や友情を小説で読む、という形になります。 また、ドリーム小説という形態の中には、名前変換小説というものもあります。 この場合は、元からサイト管理人がキャラの相手を「読者」と限定して書いていない事が多いようです。 既存のキャラ×サイト管理人が作ったオリジナルキャラという認識が一番近いかと思われます。 他には、オリジナル小説の中で自分が主人公になって小説を読むことが出来るRPGのようなものというものもあります。 どちらにも共通している事は、主人公の名前を登録する事が出来るという点です。 自分で任意の名前を登録する事により、物語をより一層楽しく読めるようになります。 しかし、今では一般に言われるドリーム小説サイトでも「名前変換サイト」と表記しているサイトもあり、線引きは難しいものとなっています。 ドリーム小説はどうやって作るの? ドリーム小説とはどういったものか、概要は理解されたかと思います。 では、肝心のドリーム小説はどうやって作るのでしょうか? こちらでドリーム小説作成の工程を簡単に紹介させて頂きます。 必要なものは、 小説本文を書くために必要なメモ帳(Windows付属のもので構いません) これだけです!あとは、小説を変換するためにとあるサイト様に出向くだけです。 まずは、ドリーム小説というからには、小説本文が必要になります。 これはみなさまの想像力や文章力で素晴らしい小説を書き上げてくださいませ。 小説が出来上がりましたら、「ファイル名.txt」としてお好きな所へ保存して下さい。 この際、Word形式の「.doc」ですと、ドリーム小説に変換する際不具合が出る可能性があるので、「.txt」形式での保存をオススメします。 保存が完了しましたら、Dream Makerというサイトへ飛んで下さい。 そちらでJava Script形式ならば「Dream Maker 1」、Cookie形式ならば「Dream Maker 2」のリンクを選択して下さい。 (Java ScriptやCookieは左メニューの名前変換ページで説明しています。) その後は、表示された画面に従って記入すべき所を記入してください。 Dream Maker 1であれば、 小説ページを開いた時に出てくる入力要求画面に表示するメッセージ&小説を書くときに使った主人公の名前の入力 Dream Maker 2であれば、 小説を書くときに使った主人公の名前の入力 項目すべての記入が終わりましたら、 保存しておいた小説を「参照」ボタンを押してファイルを入力 保存しておいた小説の形式を選択(大抵は「テキスト形式」になります) 「送信」ボタンを選択 こうして出来上がった小説をコピー&ペーストで、メモ帳に貼り付け、「ファイル名.htm(.html)」でファイルの種類を「すべてのファイル」に指定して保存。 これでドリーム小説の出来上がりです! あとはこれをネット上にアップロードすれば、誰でも読むことが出来ます。
https://w.atwiki.jp/hisouten-aahokanko/pages/122.html
霧雨 魔理沙 【IP Port】***.***.***.*** 10800【天候】続行【希望対戦回数】3戦【使用キャラ】魔理沙 / _> ♪ / ヽ \ 「 ̄`ヽ; ,. --‐─ァヘヽ. うー! __,. -く7 =-」ゝ-く-=ニ /-、 ヽ、 < _,.へ、____r、_____,.へ___ !、 `ヽ、_ ヽ. >r、____rヽ、____,.ヘ____ヽ`ヽ_!__ヽ、___< ハ/ !__,ィ..ハ ハ `ヽハ、___ヽ___ }^ヽ、 r'´.レ、 / !/ V レ ハ ヽ. ヽ_二、_ ノ ハ } \ ~ /ヽ/ r'ノ)ハ ⌒ ,___, ⌒ ).! ハ / }! i ヽ / / ハ ハY/// ヽ_ ノ /// (ソ) ハ {_ ノ } _」 ~⌒Y⌒Yノ .人.. (ノン ハ /⌒Y⌒Y´ 〈へrV>、.,____ ,.ィ(Yノヘ / ! ハ〉---------------------------------------------------------------------------------------------┏━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━┓┃HP 900/1500 3.┃IP 000.000.000.000 10800 ┃┃━━━━━──── 戦┃━━━━━━━━━ ┃┃EN 200/300 ━━─ ┃天候続行 ━━━ ┃┗━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━┛ .「L__[][] 「i 「i [][] ____ |┌┘ /ノ ヽゝ ...... ......<´ へiLヘ、__ ○ ゚ L| ..... `ヽ / __,,..`ー- 、 o ..... y' - = ヽ 。 ... く, 彡 ノノノノ)ノ〉 ...... ...  ̄ ノ レ§゚ ヮ゚ノi... .. o 。 `"'k _(つ(つ ,く/ i!___i!i .... .... O `~ヽ,_i'ヽ,i" 。 .... ○ .... 「 7「 7 .. o ┌─ー┐ | / | / ─━━━─  ̄r7ノ [][] 「 | レ .レ |ノ ノノ O O┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃┌─────┐ ┃┃│´ `ヽ、 │ 魔理沙 .┃┃│_,.'-=[><]=│ ┃┃│ヽi レノλノ) │ 「おまえの連勝もそこまでだぜ!」. ┃┃│ノレ§゚ ヮ゚ノiゝ│ ┃┃│`k'_.〉`=' !つ.│ 「マスパァァァースパァァァクゥ!」. ┃┃└─────┘ ┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛--------------------------------------------------------------------------------------------- ,.<´ ̄`ヽ. ,、─ 、 / / \ ∨/ヽ. ', ,' / \ |´ ', | _人人人人人人人人人人人人人人人_ ! / ト-─-\| ─-.、!/ > 土曜日だけどExギリギリ!!! < レ ,. ' | \-r'´ ̄ ̄`ン  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ / \>-──'‐'─<. 〈ハ /> ''"´ `'< ! __ ,.. ''"´ ;; -‐ ''"´ ̄ ̄ ̄ --──''''''´ ̄ ̄  ̄`''ー-、 〈 7´ / / /! / \ ' , i ヽ、_,' ,' ./!ァテ</| /!r ‐、 \ i ┌──┴───┐ / | |ハ (ヒ_] !/ ヒ_ン,| , ! / │.三戦・全天候 │ ., ' ! !'" ,___, "' i ! ./レ'-‐''´ └──────┘ / | | ヽ _ン 人゙ !/レ ,' ,' .八 ト、 /,! \ | / ,'. \.∨ |'ー-、-ー| ̄/| ヽ r、 レ' ヽ! / ハ| | =ー'─--,, ̄`r--ノ ┌──────────┘ \ .,’、 ゚ u 。ヽ、 | 000.000.000.000 10800 〉 _,-''-、,,__ ,,-'´ . .'.ァ─'" ̄''-、 。ヽ, _,..,,、 └─────┐r───‐┐ / . .r'´ ゚_,, ,__  ̄ 。 _, -''´ `' 、 `" ,‐'´ | | ´ .i',.-'´ ’'''--''" ゚ ヽ,/ | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄---------------------------------------------------------------------------------------------どんなにくるしくても ふぁいなるすぱーくつかって ぽーずをみればなおるよっ ______ ´ `ヽ、 _,.'-=[><]=.,_【IP Port】***.***.***.*** 10800【対戦数】3回【天候】続行 , "´ ̄`ヽ、 i レノλノ)レ〉 ル∩.゚ワ゚ノ/') なおるよっ `k'_.〉`=' !リノ ./'_i! ̄_,O ~(_/"^ --------------------------------------------------------------------------------------------- .______ ´ `ヽ、 テーレッテー \ _,.'-=[><]=.,_ ./ \ヽi レノλノ)レ〉'/ .【IP Port】***.***.***.*** 10800 |∩§゚ ヮ゚ノ∩| 【対戦数・天候】3回・続行 / ヽ'_.〉`=' !ヽノ .\ 【強さ表】 / く_jつ_ノ \--------------------------------------------------------------------------------------------- ,. ´ . . ./ / _/ / __ / / __ / |ハ ____ / \ `ヽ、 ´\ ハ }___,. ´ ) r'\ / } -‐)_ \ ,. ´ | \ _/___人 / `ー‐‐´ ,. ´ | . .\ i ,'、.____/\/ < ̄ ̄ ̄ .\ `ヽ、___} .< ヽ )) . \ . < ハ } i(( f、 \ .<} >、jヽ/ i { ミ彡'}\_ \ /ハ. { '´ _ z、 ∨ノ i>--‐'´/─=≧、 \______/ i⌒j/ r'テ ホハ / | `ー‐´Y⌒ヽミヽ 【IP Port】***.***.***.*** 10800 イ i {f心x ヽVノ'´/i | r‐、 } j/ .【対戦数】 .ハ ヽ |ヽVリ. ___, /.}. | ー´ ∧ヽ ){ /}. 【天候】 ヽ_i\乂ハ ヽ__〉 // | ノ V ゞ,´ノ 【ステージ】 | | i`.ー ― '_{ { \_ ハノ 【[[その他]]】 _ .| | | // _/ .} ヽ )_ \_/ 魔法よ魔法よ生まれておいで(窃盗的な意味で) .( | .ヽ ト /;;; /_, - ‐< ) ヽ、_) (ニ ̄ `・、 .ト/;;;;f ̄ヽ /{ / \ /―一´ _,-、 ( 三  ̄`|;;;;;/ゝ__ノ |;;;;;;;;;;;;;匡] ( | (⌒ヽ (_/ ̄^ヽ、 _|l´) /´;;;;;;;;;;;;;;;| / ,‐、 | |、 ,、_ て二 `ゝ_┌・´;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ | |;;;;;ヽ |;;|ヽ / ヽ∥ ̄/// ,___|;;;||;;;;;;;;;;;;;;;;/ ヽヽノ | l;;;|ヽ、 / ヽ∥ `´‐´‐´ |;;;||;;;;;;;;;;;;;/ ヽ- | 〉;;;) )__ | _Yヽ ̄ ̄`ー--、__|;;;||;;;;;;/ )_ | |;;;;| |;;;;;;;;;;;;;; ̄`ー一=´ ̄ ||∥ `-―く \_ ((;;) | / /;;;;;;;;;;;;;; | | ∥ ,, ,,,、 __|__ --------------------------------------------------------------------------------------------- 霧雨 魔理沙 カテゴリー別へ戻る
https://w.atwiki.jp/kurokage136/pages/95.html
ここにメイドウィン小説の特別版を掲載しております カキコでは書けない特別なもの、ボツになった特別なストーリー、R-18、NG集などを載せていく予定です メイドウィン小説のSS たっくろもどラジオ wiki掲載作品 オリジナル作品 AIのべりすと制作短編 R-18 メイドウィン小説のSS たくっちスノーは本当にどんなキャラよりも弱いのか? スターアベネスの初恋 「寝取りについて」 たくっちスノーVSメリーさん FGO水着鯖予想ダービー2021 〜結果発表〜 一日外出録カナデ たくっちスノーバース 2024年エイプリル企画 時空の新たな闇 ある新聞記者の末路 虚ろなる幸運と華やかな不運 ディスペクターVSマガイモノ たっくろもどラジオ その1 その2 その3 その4 wiki掲載作品 仮面ライダーゼロゼロ たくっちスノー「旅の話をしていいか?」 たくっちスノーZERO 〜ラグナロク〜 MM逃走中 ナントカ三術将編「プロット」 ダンガンロンパM 〜絶望的ノンフィクション〜 超希望新生活 天才キサラギくん たくっちスノーは仕事がない! ミラクルカードヒーロー オリジナル作品 超人彩月学園 電撃!エレキボルト 栄光の星 グローリースター 悪役令嬢(男)とアレと俺 たくっちスノーの弟子 〜異世界勇者伝〜 黒影旅館の若女将 アケボノ!黒影旅館の若女将 がんばれ!メルトちゃん! アニメ「鋼鉄戦士アイバン」 時空監理局外伝「紅蓮隊」 二重世界のリジェクション 正義商売ヒポクリッター AIのべりすと制作短編 AI共同ノベル 「超武装鉄人グラディアルボーグ」 AI共同ノベル「パーティを追放された毒魔法使い」 AI共同ノベル 「第25回ラーメン大会」 AI共同ノベル ドラえもん「お手軽バーガーセット」 AI共同ノベル ゾロ「親知らずが痛てぇ!!」 AI共同ノベル 刃牙「オヤジが……スーパーにッッ!?」 AI共同ノベル「未来泥棒」 AI共同ノベル「ホーリー・プリンセス」 AI共同ノベル「パラレルワールドの銘苅の記事」 AI共同ノベル「パラレルワールドの祷の記事」 AI共同ノベル 「タイムパラドクスゴーストライター(ifルート)」 AI共同ノベル「ブレイキング・ザ・ウォール」 AI共同ノベル 「モンスターハンターsiki」 AI共同ノベル 「AIが考えた王様戦隊キングオージャーとラクレス」 AI共同ノベル 「エレメントハンドサバイバル」 R-18 小説 モンスターミルクバー 〜異界の味承ります〜 スマブラ戦記 ビーストバンチョー マジアベーゼ様にあこがれて SS 彩月「ねむ姉って処女なの?」音牟「!?」 海斗「温泉...ですか」 雪「メル姉、ちょっと留守番してくれないかな」 ソラミ「きゃっ!?私の胸が!?」 たくっちスノー「赤ちゃんはどこから来るの」 雪「女の身体は慣れないなぁ」海斗「えっ?」 雪「王さまとお風呂‥‥‥‥!?」 雪「夢のその先へ」 ルミナ「あかちゃんの つくりかた」 ヒルデ「抱くも抱かれるも計画的に」 超変態神降臨 〜エロスよ永遠たれ〜 実験内容『性行為』対象 スターアベネス Holy・Princess is loveloveafter♡
https://w.atwiki.jp/494979/pages/12.html
小説一覧 (無題)…進行中 ???…???
https://w.atwiki.jp/ohayousex/pages/36.html
小説の公開の順番は適当です。どれが先に書いたから一番上とかそういうのはありませんので悪しからず。 夢幻恋愛のエモーション 夢幻学園恋愛小説プロジェクト(仮)によって書き出した長編小説(予定) ある日超能力に目覚めた主人公『西成鋏丞』は、突如謎の世界『夢幻界』に迷い込んだ。 右も左も前も後ろも分からない主人公の下に現れたのは謎(二回目)の二人組。彼らは鋏丞を『夢幻学園』へと入学するように勧める。 『夢幻学園』へと入学することになった彼を待ち受けるものとは……!? 序章 夢幻恋愛のエモーション プロローグ 超越者の娘と全てを超えし吸血鬼がただ殺しあう話 一言:厨二病 花よりも恋……なのかー? 一言:エド紫は俺の正義 たんぺn 現在プロローグ 一言:魔崎さんの初登場作品 異能と神とそして俺 現在プロローグ 一言 なんだこれ 覆面男 一言:テンションが高まってた ギルバート過去話 ~錬金術編~ 一言:がんばった 夢幻学園のお昼(唯我とか先生の場合) 一言;唯我ってそんなキャラだっけ? 夢幻学園のお昼(勢いで出した新キャラ達!!!) 一言:購買涙目
https://w.atwiki.jp/789436/pages/126.html
コテハン小説 □Heads and Tails 第一部 運命の悪戯 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 中心キャラ:兄者、弟者、末者、募集コテハン方々 あらすじ:本当の自分の声に怯える末者。原因は分からないが末者の異変に気がつく二人。物語はここからゆっくりと動き出す。投下作品 第二部 黒翼の誘い 1 2 3 4 5 中心キャラ:兄者、募集コテハン方々 あらすじ:いなくなった弟者を探しに行く兄者。そして各地で起こり始める不可思議な自然災害。異次元を裏で操る組織もだんだんと大きな動きをみせはじめる。途中から未公開 ◇番外編・その他 募集コテハンの詳細はこちらから オリキャラ小説 Morale 0 あらすじ:俺たちは普通の輩とは違うんだ。いつ死ぬか分からない裏世界に何でも屋はあった。生きていくため、彼らは手に入れた特殊な能力で殺しでもなんでも客からの注文を受ける。一時期投下、現在は未公開作品 TOPへ戻る。 特別小説へ戻る。
https://w.atwiki.jp/propoichathre/pages/507.html
魔理沙2 1スレ目 783 @ @ @ @ @ @ 本屋 @ @ @ @ @ @ @ いつもと同じ静かな朝、そこに彼女はやってくる。 「メイド小隊A,B、ゆけー!」 ワー、キャー、ドスン、ドガン 「駄目です!抑えきれません!」 遠くでそんな声が聞こえる。にしても毎日ご苦労なこった。 「くそっ!黒い悪魔はゴキブリか!?」 いや、聞かれましてもね、人によっては違うと思いますけど。なんて思いながら俺はゆったりと仕事をやっていた。 ここは紅魔館の中の大図書館。大図書館なんていうけどその広さはどこぞの神社よりも広いかもしれない。外見は神社以下だが。 そこで俺は本の整理をしている。元々本が好きなのであまり苦にはならなかったけど。 思えば、外からやってきた右も左も解らない俺を助けてくれて、今ここに住まわせてもらっているレミリア様と咲夜さんには感謝している。 助けてくれなければ妖怪にでも食べられていただろうか・・・。 それはともかく、朝から聞こえた騒々しい音が止まった。 次に来るのは決まっている、その先を考えてため息が出た。 扉が勢いよく開かれた。こんな空け方をする人妖は紅魔館にはいない。・・・・・・例外はあると思うけど。 扉の方を見てみると、金色の長い髪に色白の肌、それと黒と白だけの服と帽子。 一見するとフランス人形の様に見えなくも無いが、黒と白の服でそのようにはあまり見えなくなっている。 「また来たの?」 この図書館の主、パチュリー様のいつもと同様の言葉、返って来る言葉はいつも同じ。 「また来たぜ」 そういいながら本棚から本を物色する。俺はため息をついて 「見るのは別にいいけど、毎回毎回散らかさないでくれ。片付けるのが大変なんだ」 毎回毎回散らかして、その上何かを持っていくんだから手におえないったらありゃしない。 そりゃあ蚊取り線香で毎回やられるリグルも切れるって。関係ないか。 「努力するぜ」 絶対しないな、こいつ。家の片付けもろくにしない人間ができるものではない。 「これと、これと・・・あとこれだな」 三冊を選んで図書館に一つしかない机に持っていく。それ以外にもあるがそこは図書館ではない。個室である。 「ほら、何してんだ?さっさと仕事しないと終わらないぜ?」 魔理沙を見ながら考え事をしていた俺に魔理沙はそっけなく言った。俺は我に返って適当に「ああ」と、答えた。 っていうか仕事が終わらないのは、あんたのせいなんだがな。 「あ、そうだ。○○、紅茶くれ」 「・・・はいはい、わかったよ」 「私のもお願い」 この本の虫型魔法使いは・・・。まぁどうせ命令だろうし、逆らったら焼かれるな。そう思いつつ紅茶を取りに行った。 「ふああ・・・、おはようございますー」 眠たそうな挨拶とともに、小悪魔がやってきた。前の時に「あんまり寝ていない」と話していたので手伝ったら、それ以来仕事のほとんどが俺に回ってきた。 「ん、おはよう。今日はA-300の本の整理だっけ?」 ここの図書館は広すぎるのでA-Zと1-500までの組み合わせで位置訳をしている。しかもまだまだ増える予定らしい。鬼か。 「・・・たぶん。それじゃあいってきま~す」 あれは絶対寝ぼけてる、足フラフラだし。水でもかけてやろうか。 「お~~~~~い!まだか~~~~!?」 おっと、そうだった。まずこっちが先だな。俺は急いで魔理沙たちがいるところへ向かった。 「遅い、遅すぎて死ぬかと思ったぜ」 「そんなことがあるのかしら?」 「あるぜ、たまにだけどな」 「あら、ぜひ聞いてみたいわね」 発言に突っ込みを入れたりトゲを入れたりしながらパチュリー様と魔理沙は紅茶を飲んでいる。 さて、俺はそこら辺で休むとするか・・・。極稀に来る暇な時間はすべて休憩に当てるのが俺流だ。意味無いけど。 「あ、そうだ。どうせならここで一緒に紅茶を飲みながら休むか?」 「いえ、お断りさせていただきます」 魔理沙の近くで紅茶を飲んだらどんな薬品を盛られるかわからん。前の時は犬耳が生えたな。あの時は咲夜さんに殺されかけたな。 なぜか俺が、だが。それはもう鬼神のようで・・・トラウマトラウマ。 「そういえば、なんで俺に紅茶を淹れさせたんだ?咲夜さんの方が、美味しいじゃないか」 ただ淹れるだけなら誰にもできるが、不味いよりは美味い方が良いだろう。 「あー?なんとなくだ」 「なんとなくで、淹れさせる人がいるかしら?」 「ここに居るぜ?」 また下手すれば弾幕ごっこスレスレの話がはじまったので意識を別のところに移す。そこで 「○○さ~ん!ちょっと来てくださ~い!」 遠くから普通の人では全く聞こえない音量の小悪魔の声が聞こえた。ここ幻想郷に来てから、凄く耳が良くなった。犬耳が原因だったりして。 とりあえず、ほんの少しの休み時間を惜しみながら暗闇の中へと進む。 「えっと、これをD-480までお願いしますね」 「ん、わかった」 と言われて渡された十冊の本。これじゃあ前が見えないです、鳥目以下。BGM ~もう本しか見えない~ つってもこれは仕事なのでやらなければいけないんだよな。 それで、運んでいってちょうどB-480に差し掛かったところで 「○○~。『メルランのめるぽと力の関係』を持ってきてくれる~?」 「そんな声じゃ、聞こえないと思うぜ」 残念ながら聞こえています。小悪魔と話しているときも聞こえていたんだけど。 あの本は確かSの・・・200だっけか?遠いなぁ・・・。 まずはこの本から持っていかないと、本気で。出ないと消し炭にされて浄化されてしまう。 「お、本当に持ってきたんだな。ってことは、聞こえていたのか」 「だからいったでしょ、たとえでは無しに地獄耳はいるって」 失礼な、俺の聞こえる範囲ではここから地獄まで聞こえるほどよくはない。 「たとえよ、たとえ」 俺の心を呼んだか読まないか、そんな事を言った。ちなみに魔理沙は俺が持ってきた本を読んでいる。 「ふむふむ、ワーハクタクも稀に暴走する・・・か」 なんか題名と全く違うんですけど。 「さて、そろそろ帰るかな。パチュリー、これ借りていくぜ」 「持っていく、の間違いじゃない?」 「じゃあ持っていくぜ」 「持ってかないで~」 どっちですか。何て思いながらも仕事に戻る。あの本は返ってくるのか解らんな、なんて考えながら。 夜だろうと昼だろうと図書館には関係無い。窓なんて無いから。パチュリー様曰く、紫外線は本の天敵らしい。 そういえば、ここ最近外に出てないな、何て思いながら咲夜さんが作ってくれたご飯を食べる。うん、不味いもう一杯って言おうとしたら ナイフが頬を掠った。あっちの方が地獄耳だわ。それはともかく最近食べる時間がなくなって租借が早くなったのは内緒だ、なんとなく。 「毎日毎日ご苦労様ね」 後ろから声をかけられたので振り向く。そこには幼いながらも威厳というかオーラらしきものが漂う、レミリア様であった。歩く音は前から聞こえていたけど。 ついでにレミリア様を見て、今が夜だという事に気付いた。 「いえ、コレが仕事ですから」 「そういえば、寝てる?あなた最近寝てないでしょ」 「でも、なれちゃいましたよ」 それでもたまに眠気が来ることがあるが、その時は根性で。 「慣れって言うのが一番怖いのよ。時にそれが命取りになるかもしれないから気を付けることね」 そのあと「それじゃ」といって出て行った。とりあえずは俺を気遣ってくれた、そう解釈していいのか? そうだな、今は仕事もないし。たまには寝ておこう。 眠気はなかったがベッドに入ったらすぐに意識が切れた。 @ @ @ @ @ @ 本蟲 @ @ @ @ @ @ 今俺は魔理沙に頼まれて一番遠いところ。つまり、Z-400まできている。まったく、読みたいって気持ちもわからんでもないが もう少し近いところにしてほしい、っていうかなんで知ってんだ。 えっと、『幽々子の胃袋は宇宙』は・・・あったあった。 「んで、パチュリー。少し頼みがあるんだ」 「何?アナタからの頼みごとなんて珍しいわね」 遠くからなのではっきりとは聞こえないが声が聞こえた。面白そうだったので少し聞いてみる事にしてみる。 「少し貸してほしいものがあるんだ」 「借りていいものと悪いものがあるわよ」 「実は、・・・だ」 ん?よく聞こえなかったな。 「あなた、それは論外よ。人に聞くもんじゃないわ」 「それでも許可が必要、だろ?」 きょ、許可!?あの本なんて有無を言わさずに持っていく魔理沙が許可だと!?幽々子が小食になるくらいおかしいよ! 「そうね、駄目かしら?」 「そうか・・・」 少し残念そうに言った。・・・ように聞こえた。 「でも、・・・・・・・だし」 いまいちよく聞こえない。元々小声だし。 「そうか!?じゃあそうさせてもらうぜ」 「犯行予告はあんまり言わないほうがいいと思うわ」 「犯行じゃないから関係ないぜ。それよりも・・・、おーい!まだなのかー!?」 あ、終わったか。これは探るのはやめた方が良いな、そう思いながらパチュリー様のところに向かう。 「遅すぎるぜ。もう少し早くならないのか?」 「そうだな、魔理沙がもう少し近いところを選んでくれれば早くなるな」 なんて言いながらも本を渡す。すると魔理沙は申し訳無くなさそうに。 「あ~、すまん。用事を思い出したから私は帰るぜ」 そう言って愛用の箒を持ってそそくさと外に出た。・・・俺の苦労は? 「丁度良いわ、○○。あなたには重要な仕事があるのよ」 「な、なんですか?」 重要な仕事って・・・魔道書の封印解いてその中の魔物を倒すとか?そういうのは小悪魔にやらせましょう。 「簡単よ。それは」 そう言って言われた仕事が、神風特攻隊よりも酷い仕事だった。 「あの本一万冊を、書いてあるところにしまって頂戴」 ぜぇ、ぜぇ。こ、コレで何往復目だろう・・・。結局一万冊といわれた量に唖然として、流石に一人では無理だという事で小悪魔と一緒に やら何やら反論して一緒に仕事をする事になったのだが、小悪魔も丑二つ時には寝てしまい、残り百冊を一人という、まだできる仕事になったわけである。 次第に数が減っていき残り十冊前後!ってところで来客が来た。 ガチャ「よう」 いや、「よう」じゃ無いって。何で魔理沙がここに居るの?良く見ると少し変だ。 「ちょっと来てほしいんだが・・・いいか?」 「来て欲しい?なんで?」 「なんでもいいだろ。YESかNOか、半分かだ」 たぶん半分は無いだろう。まぁ残り十冊だし、いいか。 「ん、まぁ別に良いよ」 「そうか!よし、それじゃあ善は急げだ!」 「うわっ!」 急に俺の腕を掴み箒に乗ってそれはもうブレイジングスターをぶっ放す勢いで紅魔館の廊下を進んでいく。 「ちょ、ま、りさ。い、くっ、てど、こ、へ?」 「決まってるだろ?外さ」 いやいや魔理沙。決まっては居ないと思うぞ? @ @ @ @ @ @ 恋色 @ @ @ @ @ @ 「はー、こうやって久しぶりに見ると星が綺麗だなー」 今俺は魔理沙につれられて紅魔館の屋上の上の箒、つまりは空中にいる。 「お前、最近外出てなかったのか?」 「見てれば解ると思うが?」 「え、あ、そそ、そうだな」 なんや今夜の魔理沙は変だ。 「それで、なんで俺をここに連れ出したんだ?」 「ん?ああ、それはだな・・・」 そこでいったん区切って、口を開けたり閉じたりしながら「あ、ええと、そのだな・・・」なんて言ったりする。早くしてくれ。 「ああ、もう面倒だ!いいか、よく聞けよ?単刀直入に言わせてもらうぜ」 なんかもったいぶった言い方に思わず息を呑む。 「私は・・・・お前の事が好きだ」 正直驚いて何がなんだかわからない。なんだって魔理沙が俺のことを好きだって?ハハハ、冗談はよしたまえそんな事がありえるわけ。 「ほ、本当だ!はじめてあった時から・・・・好きだったんだ」 「な、何で?」 頭の中がショートしている状況でようやく食いえた言葉がこれ。理由がわからなければ人に聞くべし。 「ななな何でって・・・。解らないんだよ!けど、なんか見るたびに胸がこう変な感じにだな・・・え、ええとそれと なんだ、なにかと・・・恋をしている感じ・・・なのか?」 いやいや、聞かれてもね?してないから実際わからないんだよ?なんて俺が返答困っていると。 「で?答えは?」 こっちに顔を真っ赤にしながら近づいて聞いてきた。お、落ちるって。 「こ、答えって言われても・・・」 「今言え。今言わなければ落とした上にマスタースパーク打ち込んでなかったことにしてやるぜ?」 それだけは絶対嫌だ。けどもう心の中では決まっていたのかもしれない、あとは言語化するだけど。 「そうだな、俺の答えは・・・・・・ノーだ」 「えっ・・・」 そう言って、鳩が豆鉄砲を食らったような顔をした魔理沙に、軽く口付けしてこう言った。 「なんて言うわけ無いだろう?・・・俺も、もしかしたら魔理沙のことが好きだったのかもしれない」 「・・・・・・よ」 「よ?」 「・・・よっしゃーーーー!!」 「うわっ!お、落ちるって」 無邪気に大声を出してはしゃぐ魔理沙。落ちる、死ぬ。 「決まりだな!決まりなんだな!」 「男は一度言った事を曲げないさ」 「っしゃー!」 横で騒ぐ魔理沙を軽くスルーしながら辺りを見る。そこで良いものを見つけた。 「魔理沙、あれ」 「ん?おー」 目の前に写るのは眩しい日の出。 「こういうのもいいかもな」 「どういうことだよ」 「さあね」 そんな何気ない会話をしている遠くで 「若いって良いわね・・・」「急に老けないでください。それに日が出てきましたから、館に入りますよ」 そう聞こえた気がした。 happy end 「・・・・・・・・・・あ」 「どうした?」 「・・・・仕事、忘れてた・・・・」 happy end ? @ @ @ @ @ @ 蛇足 @ @ @ @ @ @ 「それじゃあ○○は私が持っていくぜ!」 「持ってかないで~」 「なんだよ、良いって言ったじゃないか」 「私は言ってないわ」 「こういうの早い者勝ちだぜ?」 「意外とそうでもないわ」 「なんだ、やるか?」 「今日は喘息の調子が良いわ・・・」 「ハハハ、まいったな。・・・・逃げるか」 ガシッ! 『逃がさない』「ぜ!」「わよ!」 「この鬼ーーーーー!!!」 「へくしょんっ!!」 ─────────────────────────────────────────────────────────── 1スレ目 882 1 「しかし、お前が私のうちに来るなんて珍しいな。明日は雪だ、洗濯は控えにゃ」 キッチンのほうから声がする。 指先で弄んでいたマジックアイテムをテーブルに置いたのと、魔理沙がを持ってきたのはほぼ同時だった。 「そういう迷信を信じるなって。……それにしたって、この部屋、いや、もはや家中だな、少しは片付けようという気にはならねぇのか?」 そこら中に魔理沙の蒐集品が散りばめられているので足の踏み場どころか人間の暮らせそうな場所もない。 こういう場所こそ、あるいは混沌と形容すべきなのか。 「こういうの、『生活感がない』っていうんだろ?」 「ベクトルが真反対だけどな……」 差し出されたマグカップを受け取ってコーヒーを啜る。 ……コーヒー吹いた。 苦い、熱い。もともとコーヒーとはそういうものではあるが、これはどっちの限度も軽く二百由旬は超えている。 何の意趣返しだこれは。どこの世界にこんな煮え立った地獄の釜のようなコーヒーを飲む奴がいるんだ。 とりあえず人間の飲むものではない。そうかこいつ魔砲使いだからか。 「……で、その珍しいお前が来たということは何か面白い話でもあるんだろう?」 どういう発想をしたらそうなるんだ。 まあ実際俺も用があったから来たわけなんだが。 「紅魔館の門番の武勇伝かドジっ子メイド・マジ狩る☆咲夜ちゃんの話。両方実話」 「ありえないな」 軽い冗句を一蹴。さすがに厳しい。つーか根本から嘘だし。 「いや何、お前の顔が見たくなってな」 「面白くもない冗談だな……で、どうしたんだ?」 これもダメ。俺はもはやあきらめに近いものを感じ、ストレートに切り出すことにした。 瞬間的に魔理沙は凍りつく。 取りそこねたコーヒーカップが落下するが、テーブルの低空をさまよっていたのが幸いした。 「……はは、すまないな、聞き逃しちまった。もう一度、言ってくれるか?」 「帰るって言ったんだよ」 今度ははっきりと。口ごもる様なへまはせず、言葉の内部には拒絶を内包して。 「どういうことだよ……。ずっと、ずっと一緒だって、言ったじゃないか!!」 後ろ半分は涙声になりながら、叩き割らんかの勢いでテーブルに両手を叩きつける。 コーヒーメーカーが揺れ、カップが落下し甲高い音を立てて砕けた。 それでも俺は動じない。動じてはいけない。感情を殺せ。 「はぁ? まさか本気にしてたのか? おいおい、これだからガキは嫌なん……」 と、言い終わらないうちに軽快な音とともに左の頬に盛大な衝撃。ぐっと足を踏ん張って衝撃に耐える。 ゆっくりと魔理沙に視線を戻すと、やはり彼女は、泣いていた。 「……さっさと外でもどこでも帰っちまえよ!! この最低のろくでなし!!」 最後はもう絶叫に近かった。 これで良い。 「ああ、言われるまでもねぇよ。じゃあな。こんな男、さっさと忘れちまえよ?」 これで思い残すことなく現実へ帰れるのなら、安い痛みなのだ。 2 翌朝。 気分を害する程の快晴である。 吸血種であるレミリアお嬢様には昨晩のうちに挨拶を済ませておいたので、後はこの部屋を引き払うだけである。 紅魔館執事としての生活も、悪くは無かった。と思う。 「……さて、と。こんなもんか」 来た時よりも美しく整頓された寝室。 俺のような流れ者には私物はほとんどないが、幾つか愛着のある品物はある。 そういったものを小さな鞄にまとめていると、ふと一つの写真立てが目に留まった。中身は烏天狗の新聞記者に頭を下げて撮ってもらったツーショット。 恥ずかしそうにはにかむ俺と、もう俺には直視できないほどの眩しい笑顔で俺の首にぶら下がる魔理沙。 フラッシュバックする、昨日の出来事。 ……もう俺には不必要なものだろう。そのまま写真立てはチェストに伏せる。 「あら、そんなもの置いてかれても困るだけよ」 後ろから声。部屋に入ってくる気配もさせないのは当然だろう、彼女は時間を止めるのだ。メイド長、十六夜咲夜がドアのすぐ側に立っていた。 「そう言われても、俺にも不要なものなんですよ」 「ふーん。……なら、どうして今まで置いてあったのかしら?」 彼女のナイフが問答無用に、一片の容赦もなく心を貫き、抉る。 この人はっ…… 「単なる気まぐれですよ。ここに残していくものは好きに処分してくれて構いません」 「ええ、解ってるわ。だからこの写真は貴方の鞄へ」 「……勝手にしてください」 「勝手にしたわ」 そう言い終るが早いか、彼女の姿は消えていた。 多くの関係者に丁寧に別れを告げ、大きな紅い門をくぐると、いつものように門番は門柱に寄りかかっていた。 「ああ、帰るって本当なんだ。……門番隊に引き抜こうと思ってたのになあ」 「勘弁してくださいよ。不老不死でもない普通の人間なんだから、いくつ身があってももちません」 この人もいい人だった。気を使う程度の能力は平坦に読まねばならないだろう。 「お嬢様は冗談だと思ってたみたいだけど、私は本気だったよ? なんだかんだであの白黒とまともに渡り合ってたのはアンタと咲夜さんくらいだったし」 私の面目なんてないよねー。と困ったように笑いながら頭をかく。 「そういえば、アンタ、あの白黒が来たときはえらく嬉しそうに迎え撃ってたよねぇ」 その無邪気にも取れる笑顔が今、この一瞬はどれほど憎く感じられるだろう。 「……渡り合えたのはスペルのお陰ですよ。それに、仕事は多少難しい方がやりがいがある」 心象の変化を気取られぬように、出来る限り感情を殺して言う。 「成る程ね。確かに私のと違って地味だけど、アンタのは実用一点張りだもんなぁ。私も少し考えた方がいいのかな?」 解っているなら改善すればいいのに。……とは言ってもあの色とりどりの弾幕を棄てるのは惜しいと思うけど。 「ん、じゃあ、これ使ってくださいよ。どうせ外に戻れば紙くずも同然になりますから。使ってもらえるのが美鈴さんなら本望だ」 といって、内ポケットから数枚のカードを取り出す。 トランプ大の大きさのソレは、俺がこの館に就職した後に作ったスペル。 最も愛着のある品物ではあるのだが、幻想が力を失う外の世界に持っていくよりは、幻想は幻想のまま置いていくのがいいと思ったのだ。 「他人のスペルを使っても効果が薄まるわけでもないしね。……うん、ありがたく使わせてもらう」 「それじゃあ、俺はこれで」 大橋をゆっくり歩き出す俺に、美鈴さんはずっと大きく手を振っていた。 俺は一度だけそれを確認すると。踵を返して二度と振り返らなかった。 3 「よう、大嘘つき」 「なんだ酔っ払い」 大橋を越えて紅魔湖の岸に着くと、見えないところから伊吹萃香が話しかけてきた。 一瞬で目の前に現れる咲夜さんとは違ってこれはこれで気味が悪い。 「そもそも何で俺が嘘つきなんだよ」 「そりゃそうさ。アンタは人間として一番いけない嘘をついているんだ」 背中を縦横無尽に駆け巡る寒気。 これ以上は聞きたくない。 やめろ、耳をふさげ それを聞いたら俺は―― 「アンタは、自分の心に対して嘘をついているのさ」 心を覆う硬い殻にヒビが入る。 全てを見透かされたかのような悪寒。 姿は此処に居ないのに、これほどまでに感じる威圧感の前では、どんな虚言空言も灰塵と帰すだろう。 「仕方ないだろう……」 震える言葉を必死でつむぐ。 「『貴方が居ると幻想郷の秩序が崩れてしまう。幻想郷で生きられるのは幻想だけなのよ』なんて言われたら……」 自分が居ることによって彼女に害が及ぶのならば、潔く身を引くほうが良いと思ったのだ。 しかし 「……大丈夫。アンタはもう十分に幻想だよ。スペルを撃って、妖怪と互角以上に戦える。そんな人間が外にゴロゴロしてるかい?」 そんな不安をこの子鬼は、まさに一言で吹き飛ばしてしまった。 萃香はいつの間にか俺の前に現れて、あきれたような顔で腕を組みこちらを見ていた。 「大体さ、紫の言葉なんて話半分に聞かなきゃダメなんだよ。さあ、魔理沙のところへ行ってやりな。紫には私と霊夢から話をしておいてあげる」 走る。走る。野を越え、川をまたぎ、走り続ける。俺を浮かせる熱を動力に足は動き続ける。 ここは魔法の森。うっそうと木々が繁茂し、太陽が最も精力的に活動する昼でも、なお地表から大半の陽光を奪う。 薄暗い森の中をひた走る。目的地は解っている。後は到着が早いか遅いか。 「ねーねー」 頭上から降って湧いた呼びかけに思わず足を止め、自分の愚かさに思わず口元が苦笑にゆがむ。 どうやら俺は、とんでもないことを忘れていたらしい。 ここは魔法の森。うっそうと木々が繁茂し、太陽が最も精力的に活動する昼でも、なお地表から大半の陽光を奪う。 「貴方は食べられる人類?」 魑魅魍魎が住み、妖怪が跋扈する森に俺が一人で中へ入っていけば、それは彼らにとって食事と同意義だろう。 「さあな。食あたりしても知らんぞ」 森に入って十分弱。残りの行程と体力を考えれば、撒き方しだいで十分逃げ切れるだろう。 手持ちの中で最も相手を束縛出来るスペルを選ぶ。 カードを内ポケットから取り出し、宣言する。 この魔力にあふれる森の中なら、俺の能力も存分に発揮できる。 「樹海『ロスユアウェイ――――」 あれ? 内ポケットに入れてあるはずのスペルが、無い。 仕事中はもとより、外出するときでも必ず持っているのに……。 『ん、じゃあ、これ使ってくださいよ。どうせ外に戻れば紙くずも同然になりますから。使ってもらえるのが美鈴さんなら本望だ』 この光景は今でも鮮明に思い出すことが出来る。当然である、つい小一時間前の回想なのだ。畜生、誰のせいだ。 自己嫌悪に陥る暇も無く、横合いから滅茶苦茶な振りの右腕が襲い掛かる。 抵抗する手段すら持たない俺は、不本意ながら完全な狩られる側に回ってしまった。 後ろに飛んでかろうじて身をかわす。 刹那遅れて、その細腕にはあるまじき轟音とともに、俺がいた場所を正確に破壊するために盛大に空振る凶器。 「一食いで人食い~」 どこの戯言ですかそれ。あんなものをまともに受ければ食われるとかそういう話の前に俺が消し飛んでしまうのではないだろうか。 素手では抵抗できない。しかし、だからといってただでは死んでやることもできない。今の俺には目的がある。 4 男が森の中で宵闇の妖怪と死闘を繰り広げるころ。魔理沙はベッドの上でひざを抱えて、鬱々とふさぎ込んでいた。 普段の傍若無人、疾風怒濤の様子と違い、明日にでも世界が消滅しそうな雰囲気さえ醸し出している。 もちろん理由は昨夕の一件にある。あの男が放ったたった一言の言葉は魔理沙を失意と絶望のどん底に叩き落すには十分すぎるほどの破壊力を持っていたのだ。 男が空気に耐え切れず家を去った後からずっとこの調子である。 彼女には、何故自分がここまで苦しんでいるのか解らなかった。解らなかった、が、この吐き気がしそうなほどのストレスは確かに彼女が今まで味わったことのない極上品だったのは間違いないだろう。 「よう。まるで沈没船みたいじゃないか」 漂っていた極薄の妖気が集まってどこからとも無く伊吹萃香が姿を現す。 散らかっているのもお構い無しに部屋の真ん中に胡坐をかいて座ると、さも当然といわんばかりに一杯やりだした。 「……なんだよ、アル中の出歯亀」 心なしか、彼女の軽口にもトゲがあるような気がする。 「なに、出歯亀だからね。最新の知らせを持ってきてやったのさ。……良い知らせと悪い知らせ、どっちを先に聞きたい?」 「……どっちでもいい」 魔理沙の目に光は無く、その声に覇気は無い。 声には微かだが、しかし、はっきりと解る苛立ちが含まれていた。 「おいおい、つれないねぇ。じゃあ良いほうから聞かせてやるよ。……あの男は外に帰らないってさ」 いままでうずくまった形の銅像の様だった魔理沙が、一瞬、凝視しないとわからないほどの反応を見せた。 「そんな奴、知らないな。……もう、私には関係の無いことだ」 魔理沙の言葉は無視して萃香が続ける。 「次に悪い方だ。あいつは今全速力でここに向かってるよ。でも、途中で妖怪につかまってたね」 もう一度。今度はそれとわかるほどの、明らかな反応。 「……どういうことだよ」 「あいつは自分の気持ちに気付いたんだ。いや、むしろ始めから変わっちゃいなかったんだ。ただ、少しその気持ちが強すぎただけ。……さあ、今度はあんたの番だよ、魔理沙」 それを聞いて、不意に涙がこぼれた。 先ほどまでの悲しみを満たす涙ではなく、喜びから芽生える涙。 アイツは自分のために率先して悪役の衣をまとっていたのだ。 自分がいなくなっても大丈夫なように、あえて自分から離れるように仕向けたのだ。 「で、どうするんだい?」 呑むだけ呑んで満足したのか、床に散らかった蒐集品を無造作に手で除けると、横になりながら訊いた。 「……決まってるだろう?」 魔理沙は勢いよく立ち上がって二・三度袖で涙を拭くと、外へ駆け出してゆく。――もちろん右手には彼女の愛機(箒)を持って。 箒にまたがりあふれんばかりに魔力を注ぐ。逆立つ穂の一本一本に魔力が充填されていく。 外へ外へと向かいたがる魔力を十二分に凝縮するとともに限界まで加圧し、一気に吐き出すその推進力から生み出されるスピードはまさに、幻想郷最速。 「彗星『ブレイジングスター』!!」 そして高らかにカード宣言。 一条の光の矢となった彼女の瞳に憂いは無く、その言葉に影は無い。 問1:次の式を解け (1)人間-スペルカード =餌 5 さあ絶体絶命である。 死の間際かもしれない状況でこんな冗談を考えられるくらいだから俺も結構危機感が無いのかもしれない。 やれることは全てやった(と思う)。 この容姿端麗な妖の類は、その少女の姿からは想像もつかないような腕力で俺を組み伏せると、恍惚の表情を浮かべ――恍惚の表情を浮かべ――ること十分弱。 こいつは一体何をしているのか。 「あの……つかぬ事をお尋ねしますが……一体何をしているのでしょうか?」 解らないことがあったら人に訊く!! ただしひたすら腰は低く。これ、世界の真理也。オトナとはへりくだる事と見つけたり。 「えー? 久しぶりの人肉だから、どうやって食べようか考えてたの~」 ……どうも見事にピラミッド大の墓穴をスコップ一丁で掘った気がする。絶対コイツ人の命を転がしてたいそう楽しんでやがる。 「煮て良し、焼いて良しな俺だけどたたきは止めて。ワサビがしみる」 「でも決めた。やっぱり丸かじりに決・定!!」 彼女の目は一段と輝きが増し、押さえつけられて紅い爪が食い込んだ腕の皮膚がぷっつりと裂けたのが感覚できた。 「それじゃあ、いただきまー……」 突然、突風のような魔力の奔流が洪水となって俺を飲み込んだ。 そして食前の挨拶は言い終わることなく、俺の上に乗っかっていたものは瞬間的に消失した。目を見開いていたにも関わらず一体何が起こったのか把握できない。ただ一つ言えるのは――とんでもなく速い何かが目の前を通り抜けていったということだけ。 「よう。何寝てるんだ?」 あまりの眩しさに視力が落ちている。俺の枕元に誰がしゃがんでいるのか解らない。 姿ではわからないけど、この声と口調、どうして忘れることができるだろう。 「おい、何で泣いてるんだ!? さっきのでどこか痛めたか?」 声を聞いた途端、突然涙が溢れてきて止まらなくなった。 涙腺の緩むままに、恥も外聞も棄てて、嗚咽を漏らして、泣いた。 「……もう、会えねぇかと思った。もう一度会えないまま、死にたくなかった……」 上半身を起こし、ゆっくりと目を開けて体後と彼女の方を向く。だんだんと視力が戻ってきているらしい。涙のせいか光のせいか、まだ薄らぼんやりしている視界に彼女を捕らえ 「なあ、こんな俺だけど、ずっと一緒にいてくれるかな?」 「……私でよければいつまでも一緒にいてやるぜ?」 俺の些細な勘違いで反故になってしまった約束をもう一度、交わした。 そしてどちらからともなく目を瞑ると、そのままゆっくりと唇と唇が触れた。 了 おまけ 「……そこよ!! いけ、押し倒せ!!」 …………ありえない声に目を開け、仰天してそっちの方向を振り返る。 後方数メートルの至近距離に、ぱっくりとスキマが開いておりましたとさ。 「……なにやってんですか」 「あら? 私を起こしておいて『やっぱりなかったことに』なんて言うんだからこれ位は役得じゃない?」 黙れ年増。お陰でムードもへったくれもあったもんじゃない。 「大体……アンタだけならともかく、これじゃあ幻想郷勢ぞろいじゃないですか」 スキマ妖怪の隣には白玉楼の亡霊嬢が扇で顔を隠しながらも目はしっかり笑ってるし。 人形遣いと庭師と図書館の主と月の兎と美鈴さんは、顔を真赤にしながらも食い入るようにこっちを見つめているし。 巫女とレミリアお嬢様と咲夜さんはあきれた様子で緑茶を啜っている。貴方達は幻想郷の最後の常識なのですね。 ……でも最初に『押倒せ』って言ったのは咲夜さんだろ。 こちらからはこれ以上伺えないが、きっとほとんど集められているに違いない。 「まったく……プライバシーの欠片も無いのかよ、なあ、魔理沙」 魔理沙のほうを見返す。……と。下唇をかんで小刻みに震えている。 構えられたミニ八卦炉がオーバーフローを示すかのようにウォンウォン唸っている。 魔理沙も顔を真っ赤にして怒りのオーバーフローを示すかのようにフーフー唸っている。 「ちょっとまて!! その角度だと俺にも当た……」 「他人の恋路を邪魔する奴は……魔砲に撃たれて地獄へ堕ちろぉぉぉぉ!!!」 恋心『ダブルスパーク』 ギャー おしまい 後書きにかえて キャラがいっぱい出ているのは仕様です。 めっちゃ時間がかかった。 半分くらいはテンションに任せて一気に書きなぐったけど……疲れたorz このスレと住人に幸あれ。 ─────────────────────────────────────────────────────────── 2スレ目 23 俺のベッドの上で、普通の魔法使い――霧雨魔理沙が陣取っているのは そう珍しい事じゃない。 つーか、いつもの事だ。 「なぁなぁ、この枕もらってっていいか?」 目の前の少女は年相応の笑顔で、枕を抱きかかえていた。 初めて彼女と出会い、色々あって今は恋人同士…らしい。 らしいというのも、いまいち俺に実感が無い為だが。 「…枕なんて何に使うんだ?お前のって確かあっただろう?」 「あぁ、でもこれにはお前の匂いがするからな」 「…ほとんど居候同然のくせに、これ以上物をもらっていってどうする?」 彼女の枕もあるし、第一この家は霧雨邸の近くの納屋を俺が改装したものだ。 彼女からちゃんと許可ももらって、既に俺のものになっている。 「…貰っちゃダメか?」 上目遣いに訊ねられたら…俺も流石に断るのは難しいぞ。 …きっと分かってやってるに違いない。悪魔っ娘め。 「いいよ。…まったく、好きにすればいいって」 「あぁ、ありがとう」 あぁ…やっぱりこういう笑顔に俺って弱いんだな。 と改めて実感させられる。 恋か愛か知らないけど、まぁきっと恋だと信じよう。 「眠い」 魔理沙がそういう事を言ったのも、俺が片付けを始めてからだ。 いつも遅くまで起きて、何かしらやっている為だろう。 昼寝とか、彼女には必要なのかもしれない。 「…寝ればいいだろ。ベッドの上に居るんだから」 とりあえず、片付けは一時中断。 「あぁ、軽く寝るから…」 「待て、何故俺に擦り寄る」 いつの間にか、俺は魔理沙の近くに寄らされて、彼女が擦り寄っていた。 まるで猫だな。 と思う反面、こんな姿を誰かに見られたら…それこそ、ヤバイなぁ。 などと、下らない考えをしていた。 「よし、寝ようぜ」 「…今ここで寝るのか?」 幸いにも眠気はあるが、今から寝ると夜に寝られない恐れがある。 「日が出ている内に寝てもバチは当たらないぜ」 「…それは良いんだけどな」 悪魔的猫っ娘、魔理沙は俺から離れる気は毛頭ないらしい。 「ちょっとくらい離れないか?」 「いやだぜ」 こう言いだした魔理沙は聞く気はないだろう。 まぁ、俺もそれなりに嬉しいといえば嬉しいんだけど… 甘い匂いや、柔らかい感触に耐える拷問で、果たしてどれだけ俺の理性を持たせてくれるか という疑問が有ったり無かったりするのですが、如何なものでしょうか? おーばーひーと かくん。 俺の視界は完全に閉じた。安心して眠ったというよりは、気絶して眠ったとか ブレーカーが落ちたとかそう言う感じの方があってるかもしれない。 起きてみると、あたりは夕暮れになっていた。 うん、やばい。 片付けは済まなかったけど、それよりも晩御飯の支度をしていなかったという事が 最大の落ち度である。 今から準備して間に合うかどうか疑問だが、まぁ、何とかなると信じてみよう。 ふと、視線を感じた。 …魔理沙が起きている訳でもないし、鳥とか自然物が見るような視線ではない。 では? と己に問い掛けて、該当しそうな人物が数人いた。 …とりあえず、消去法を図り残った奴を考えて―― 「アリス=マーガトロイド!貴様、見ているなッ!」 と窓に視線と指を向けると、そこには確かに、金髪の少女が居た。 「!」 急に魔理沙が起きだし、八卦炉に光が点る。 まずい。 あれはまずい! 魔理沙は俺の家を破壊してもアリスの口を封じる気だッ! 「恋符――『マスター…』」 「ストップ魔理沙!」 何とか前に立ちはだかり、彼女を逃がすチャンスを与えた。 その隙にちゃんとアリスは逃げてくれたようだが。 「はぁ、何で邪魔したんだ?」 拗ねた子供のように、彼女は呟く。 その様子がおかしくて、思わず軽く笑ってしまう。 「む、何が――」 「…魔理沙って可愛いな」 「――っ」 素直に言ってみると、彼女は顔を紅くして、俯いてしまった。 「ほらほら、許してやれ。友達だろ?」 「…~、お前の頼みだからアレは不問にするけど、それでも 次は許さないつもりだからな」 今この場に居ない少女に向かって、魔理沙は怒る。 あとで、それとなく伝えてやろう。 「さて、晩飯にしよう。何がいい?」 「その前に」 何かあるのか、彼女は俺の前に立った。 俺と彼女の身長差はそれほど無い。 頭一つ分といったところか、それ以上か。 ともかく彼女が前に来ると首を下に向けるしかない。 ――唇と唇が触れた。 「…恋の魔砲を撃とうとしたからな。魔力補給だぜ」 撃っても無いのに、彼女はしゃあしゃあと言う。 やっぱり、彼女に惚れてしまったのには間違いないようだ。 改めてそう思う。 願わくば、この日々が続きますように―― 後書き ===チラシ寿司の裏=== チラシ寿司食いたいです。こーりん堂を読み直して再びそう思いました。 ===チラシ寿司の裏ここまで=== シリアス?なにそれ、おいしいの? と言うくらい、シリアス度があまり無いですけど。 て言うか、デバガメっていうネタも書いたことが無く。 要修行ですね。 リクエストに答えたのか?これは… まぁひとまず、申し訳ありませんが、これで許してください。 土下座してゴメンなさい orz オマケなギリギリネタ 「…それで、とりあえず魔法を開発中なんだ」 「いい予感はしないが、とりあえず聞こう、どんな魔法だ?」 あの後の話だ。 アリスをどうとっちめるか彼女のアイディアをずっと聞いていた。 「その魔法を放つと、何が起きるか分からない」 ……パルプンテ そんな言葉が俺の頭を過ぎった。 「んじゃ、実験台になってくれ」 あぁ、そんなオチだろうと思っていた。 仕方あるまい、こうなった彼女は聞きはしない。まぁ彼女の魔法に興味があるって 言うのも有ったけど。 「…ー…~」 魔力の収束を感じる。 それほど、高い魔力ではないが、人を傷つけるよりも、むしろ 人を治す方が、光としては近いのかもしれない。 「ハァっ!」 魔法陣が開かれて、俺達の身体を飲み込んでいく。 あまりの眩しさに、目を閉じた。 ようやく、目のチカチカが取れると、彼女は下着姿だった。 …よく見ると、俺もだったが。 某魔界村の騎士のように、見事下着一丁だ。 「…魔理沙」 「………」 彼女は帽子を深く被り顔を見られないようにしている。 「魔理沙、服先に着とけ」 俺は彼女に一応親切として言ってやった。 八卦炉をぶつけられたが。 オチリ ───────────────────────────────────────────────────────────
https://w.atwiki.jp/vipthmj/pages/259.html
リレー小説1 リレー小説3 リレー小説4 リレー小説5 リレー小説6 リレー小説7 リレー小説関連コメントページ 15話現在の現在位置票 1.神社 篠秋 霊夢 2.プリズムリバー家 ○○ プリズムリバー3姉妹 3.魔法の森 DY あお [[きーご]] 三月精 4.紅魔館の湖 ⑨ [[チルノ]] 5.[[アリス]]の家 [[CAST.er]] アリス 6.幻想郷のはしっこ [[狐ノ連]] 7.魔界 ロリス*3 神綺 ? [[放課後のJOKER]] レミリア ? [[鈴仙とウサ鍋]] ? [[ぞうちんちん]] ? [[BBRC]] 文 第16話 妬み屋、やってます。 第16話担当⑨ + ... WATAが幻想入りしたのは他の雀士と比べて早かった。 それがVIPで最高レベルの知名度を誇り、入るのは都市伝説とまで呼ばれる定期卓を運営するためが故なのかは分からないが。 彼が送られたのは地下666階だった。そこで出会ったのは当然の如くパルスィである。 パルは俺の妹!5分藍パル!!(ss)と言ってやまない彼は初対面なのにも関わらずパルスィに突撃ー^o^した。 まぁパルスィからカウンターパンチを貰い頬を抑える羽目になったのだが。 パルスィにあえて無茶苦茶テンションが上がり楽しそうなWATAなのだが そのテンションが上がっている理由が自分にあるということで邪魔はどうにもできないのだった。 むしろ多少自分の存在でテンションが上がっているWATAを見て多少こういうのもいいかも……とさえ思ってしまうパルスィなのだった。 んで、その他の人よりも早く幻想入りしたWATAが何をやっていたのかというと―― 「いらっしゃいっ。妬み屋やってるよっ!!!」 人間の里で”居酒屋 妬み屋”を経営していた。 麻雀卓も置いてあり常連になると経営者であるWATA&パルスィと打てるということでなかなか好評であった。 普段はパルスィパワーでハイテンションなWATAが表で運営し 嫉妬してほしいだとか、他の人に嫉妬しているとかそういったわけあり(?)の客をパルスィが相手をする。 居酒屋ということで人生に疲れたような人も来るのだ。そういう人にとってパルスィはいい話相手(?)になるのだった。 また、WATAよりも先に幻想入りした一般人もよく来店する。 外の世界の話で盛り上がったりするためである。 妖怪も多く来店する。 唐揚げを食べにルーミアが来たり焼き芋を納入するために稔子が来たりと―― そんな中で明らかに異質な来店者――八雲紫 いかに人間と友好的だろうとわざわざ式神に任せずわざわざ自らが人里に下りてくる。 そんなことは滅多にないのだ。 「あなたが来るなんて珍しい……」 「地底の妖怪がわざわざこちらに出てきていることが幻想郷のバランスを崩すことではありませんの?」 まぁ、出てきたところでこんなである。 確かに地底の妖怪が地上に出てくることは滅多にない、出てきているのは単純にWATAの強引な説得のかいあってである。 実際のところそんな強引に連れてこられて経営を始めた妬み屋の運営を愉しんでいる節も見えるが。 「でも、今日はそんなことをいいに来たわけじゃないの。」 紫はいつものような遠まわしな言い方をせずに直接、本題を言った。 多少、悲壮な顔となって。 「放課後のJOKERって知ってる?彼は幻想郷のバランス、そして結界を崩す恐れがある」 その言葉にWATAもパルスィも顔を凍りつかせる。 WATAはWATAで放課後のことをほんの少しだけ知っている。 パルスィは結界の崩壊の可能性に驚く。 「あの力は……次元を超えている。」 そう言い残して紫はスキマへと消えた。 実際何がというわけでもない。単純な警告である。 何かをしてくれと頼むわけでもない、ただの警告。 「結局何を言いたいのかよくわからなかったねっ☆ さ、今日も頑張ろうっ!パルッ☆」 その警告を受けWATAは多少顔を暗くしながらも 次の瞬間には元に戻っていつものテンションで店を開けた。 「……」 パルスィはいつものように妬み屋において自分の定位置に戻った。 あとは、いつも通り妬み屋を運営するだけだ。 だが、2人の心には僅かではあるが――紫の警告が残った。 そんな他のVIP住民が幻想入りするちょっと前のある時の話 第17話 無題 17話担当祐希 + ... 彼が目を覚ました時は既に家に着いた後だった 「改めて見ると…家でかいな」 思うと同時に口をついて出た言葉がそれだったのだが三人は気にした様子もない 「とりあえずあがったら?紅茶でも用意するわ」 「あ、あぁ、うん、お邪魔します」 そういって僕が家に上がろうとすると上の方から誰かがものすごい勢いで降りてきた。 「おっと、それよりも前に聞きたい事があるんだがな っと、こいつも外来人か?」 急に現れたその少女は黒を基調とした服に魔法使いのような帽子を被っていた。 「『も』?魔理沙の方にも誰か来たの?」 リリカが「マリサ」と呼んだ少女は面倒臭そうに帽子をかぶり直しつつ言う 「私の所にではないんだがな、何か大声でアリスーとか叫んでた奴がいたんだよ 他にも外来人が来ていたようだし、もしかしたらと思ったがやっぱり来ていたのか」 どうやら僕以外にも『外』から人が来ていたらしい。会えるといいなぁ 「しかしそいつ全裸で叫んでたんだ、気持ち悪いことこの上なかったぜ あぁ、私は霧雨魔理沙、普通の魔法使いだ」 「僕は○○、よろしく。」 軽く自己紹介を済ませてから聞きたい事を尋ねる。これ次第でいろいろ変わるかもしれない。 「今、僕以外にも『外』から人が来てるのかな?」 「あぁ、そうだ。結界の調子が悪いみたいだし、何か関係あるのかも知れないな。 他にもいるかもわらかないし、もう少し飛んで回ってくるぜ」 僕以外にも外から来た人がいる。 これは少し、異世界で希望の光が見えてきたのかもしれない。 「そう、いってらっしゃい」 「何かあったら教えてね~」 と、ルナサとメルランが二人を見送る。リリカはもう家に入っちゃったのかな? 「私たちも家に入りましょう その外来人さんたちには後でも会いに行けるわ」 そういうとルナサは僕の手をとって家に入る 「そうね、ここが貴方の家、になるのかしら。 ゆっくりしていってね!」 メルランの満面の笑みが少し横に長くなった気がしたけど気のせいだろう。 「じゃあお邪魔しまー「違うわ」」 不意にルナサの声が僕の声に重なった。 急に遮られて意味が分からず、何が違うのだろうと一人首をひねっているとルナサは 「あなたの家よ」 とだけ告げてくすくす笑うメルランを連れて先に入っていってしまった。 ――あぁ、そういう事か ようやく彼女たちの言いたかったとことに気付いて苦笑いしつつ、僕はドアを押し開けた。 「ただいま、ルナサ、メルラン、リリカ」 第18話 無題 18話担当ぞうちんちん + ... ――夢を見た、昔の夢、懐かしい夢、知らない夢、夢? ・・・これは夢? そこで俺はふと目が覚めた。 相も変わらず目の前はどこまでも続く草原だった。 人間はピンチになるととんでもない力を発揮すると言うが俺には立ち上がる気力すらなかった。 こんな事ならもっと親孝行しておくべきだったかな・・・。 俺は再び目をそっと閉じた。 (・・・さい・・・。・・・せん・・・。・・・です・・・。) ああ、ついに幻聴まで聞こえてきたか。 俺は妖怪の餌にされて死ぬんだな・・・。 俺のお肉って美味しいのかな・・。 死を覚悟した俺は何故だかとても清清しかった。 「いつまで寝てるんですか!!」 「っ!?」 頭に衝撃が走ると同時に俺は飛び上がった。 目の前には貴族のような衣装を着た小さな女の子が立っていた。 なんにしろ初めての人間と出会えて俺は歓喜した。 「あなたは・・・?」 「私の名は四季映姫・ヤマザナドゥ 。ヤマは閻魔、ザナドゥは桃源郷の意。この世界の閻魔をやっています。」 ――閻魔? 閻魔ってこう髭がモジャモジャで凄く大きくて・・・。 しかし目の前にいるのは閻魔と言うには明らかに見た目が不釣合いな女の子。 色々と突っ込みたかったが間髪いれずにその閻魔と名乗る子が口を挟んでくる。 「そう、大体貴方は現実に目を背けすぎている。もっと自分の(以下略)」 「はぁ・・・。」 「はいはーい!!四季様そこまでー!!」 「やめなさい小町!!まだお話は終わっていません!!」 その小町と呼ばれた女の子は背が大きく大きな鎌のような物を持っている。 「あたいの名は小野塚小町。四季様に就いて死神をやってるよ。」 ――今度は死神か。 死神と言えば髑髏だろう。 今更人間でない事にはなんの驚きもなかった。 「小町からこの幻想卿に異界の人間が迷い込んだと聞いたので様子を見に来ました。」 「幻想卿・・・?」 「細かい事は順を追って説明します。とにかく今は私の所に来て休みなさい。何日間も食してないんでしょう?」 「パトロール中に倒れてるあんたを見つけてやったんだ。あたいに感謝しなよ!!」 「パトロールとは偉いですね、小町。でもその職務中に寝ていましたね?」 「え!!ばれてた・・・じゃなくて、いやそれはですね。なんていうかその事情がありまして・・・。」 「言い訳以前の問題です。説教は後でたっぷりします!!」 「きゃんっ!!」 閻魔、死神。俺はこれからどうなってしまうのだろうか。 色々な不安が渦巻く中、逆に安心感もあった。 そこで俺はまた力尽きた。 第19話 人里にて 第19話担当外来人in無縁塚 + ... ――人里、というと現代社会では人の集まり住んでいるところを表す一般名詞でしかないが、 ここ幻想郷ではある一点の場所を意味する。 即ち、幻想郷の中で最も多くの人間が住む「人間の里」である。 幻想郷の中で人間にとって一番安全なこの場所は、しかし同時に妖怪の賢者によって保護され、 なんと妖怪退治を生業にする一家の真横に妖怪向けに夜中にあける店が存在するという、ちぐはぐな空間でもある。 「……こここそ、幻想郷の曖昧さ、妖怪と人間の共存という本来ならあり得ない奇跡を端的に象徴している場所なのかもしれないな」 そんな風にとある店の前でぼやくのは一人の青年。 ぼさぼさの髪によれよれのシャツ。ポケットのふくらみから財布が入っているのが見て取れるが、 それが無ければ浮浪者と見られても文句は言えない、とてもだらしの無い格好である。 彼は道行く人のちらちらとこちらに向けられる視線を感じながら、ため息を一つつき、目の前の暖簾を潜る。 途端に、勝負の熱気が体中を包み込む。 「幻想郷に、雀荘。……幻想郷に突如雀卓が現れた異変の影響ではやりだしたらしいけど……なんかなー」 とは言いつつも、顔はともすると緩みそうになるのを必死で抑えている。 ……別に稼ぎに来たわけではない。いや、もししばらく帰れなさそうなら当然そういった目的も含まれてくるのかもしれないが、 余裕のある今は断じて違う。 「……お?いたいた」 視線の先には、蜂蜜を想起させる流れるような金髪に快活そうな表情の一人の少女がいた。 彼女の目線は目の前の雀卓へと注がれている。 その油断の無い目つき、明らかに勝負に慣れた人間のそれであった。 「……確か求聞史紀には半丁賭場の予想も請け負うって書いてあったよな。てことは鉄火場には慣れっこなわけだ」 丁度終わったらしい少女の卓へと歩み寄りながら、無縁塚から命からがらたどり着いた外来人は考える。 彼の目的はずばりアリス。 だがあの怜悧な知性を持つ彼女のところへ一人で出かけていったところで、体よく追い返されるのがオチ。 知り合いになるにはどうすればいいか。と考えた結果、一つの結論に至った。 「……入っても?」 あまり元気の無さそうな声に、少女は振り返る。 「ん?ああいいぜ……?」 振り返りざまにその鼻先に突きつけられるのは一枚の証文。 「霧雨魔理沙、あんたと勝負がしたい。もし君が勝ったら俺の全財産をやる。……ただし君が負けたら……」 卓にいる者全員が、その異様な流れに身を硬くし、次の言葉を待つ。 そんな雰囲気を感じつつ、重い口調で外来人は告げる。 「俺をアリスに紹介して欲しい…………?」 周りの人間がずっこける音を聞きながら、彼は不思議そうに首を捻ったのだった。 そして、捻った拍子に、入り口にいた人影を認めた。 (ん、あれ、もしかして、あの雰囲気はVIP雀士……?) その人影と目が合い、外来人は漠然と、己のかなり厄い未来を思い、長いため息をつく。 そして彼は聞き逃していた、霧雨魔理沙の大切な呟きを。 「またアリスか……全裸で叫んでた男といい、いったいなんだって言うんだお前らは」 「ん?」 「いや……なんでもないさ」 TO be continue……? 第20話 題名をつけるとしたら腹黒 20話担当皇束篠秋 + ... 人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて死んじまえというが、彼の役割はそれを応援することだ。よっぽどのことがないかぎり馬に蹴られることはないだろう。 「さってと……」 彼、篠秋は空を見上げて呟いた。 太陽は真上に昇っている。とにかく恋路を応援するにしても、偵察にしてもまずは情報の確保をすることが最優先。 そういうわけで彼はまずは情報を集めることにした。 ちなみに彼は霊夢から意中の相手は聞いてある。 「この新聞記者に会えればいいんだろうけど」 服の中から大きな紙を取り出すと広げる。文々。新聞と書かれていた。 「といってもこの世界じゃ中々見つかりそうに……」 「何かをお探しですか?」 不意に後ろから声をかけられた。振り向くと青いスカートと緑色の髪、そして透明な羽が印象的な少女がそこにいた。 「確かに自分は迷っていますが……貴女は?」 「人に名乗る前に自分から名乗れと教わりませんでした?」 確かにもっともな話だ。 「なるほど、自分は篠秋と申します」 彼は霊夢にしたように深々とお辞儀をした。 「私は大妖精と言います」 大妖精と名乗った少女は彼の体をじろじろと見る。 「外から来た人ですか」 「わかりますか?」 「ええ、よくわかります。で、何を探してたのですか?」 「情報を探していたんですよ」 「情報……ですか」 少し悩んだあと大妖精は手をたたいた。 「ここから少し行った場所にお店があるんです。そこのマスターに聞くといいですよ。狐耳の人です」 「……そうですか。ありがとうございます」 「いえいえどういたしまして」 「で、何をお求めでしょうか?」 大妖精の気配が変わった。 おっとりとした彼女はうってかわってまるで獲物を狙う獣のような眼をしている。 「貴方の依頼主を教えてほしいんです」 ニッコリと大妖精は笑った。 その笑顔の裏にはなにかとてつもないものが隠れているような気がした。 「……それはお断りします。依頼主の情報を渡すということは信用を崩すことになりますので」 しかし彼は言わなかった。 少しの間互いににらみ合う二人。先に折れたのは大妖精のほうだった。 「冗談です」 「悪質な冗談ですね」 「……次会ったときは教えてもらいますがね」 大妖精はそのまま森の中へ消えていった。 「生きた心地がしませんね……」 安心したのかため息をひとつつく。 とりあえず大妖精の言った通りその店へ向かうことにした。 第21話 取材の下僕 21話担当BBRC + ... 今の状況を確認する オレ、BBRCは今、空を飛んでいる…いや、飛ばされているのか? まさか本物の射命丸文とは思わなかった ここは本当に幻想郷らしい 彼女の風を操る程度の能力ってこんなこともできるのか 射命丸の操る風に乗って空を飛びながらオレはそんなことを考える そしてこうなった経緯を思い出す… 落下中に意識を失い、次に目が覚めたら陸の上だった オレを助けたと思われる人物がこちらを見ていたので話をしてみる 彼女は空から落ちるオレを風でここまで吹っ飛ばしたらしい …そんなことされてよく死ななかったなオレw 色々と考えてたら彼女が自己紹介を始めた 「射命丸文です。空から降ってきた人間という大スクープを記事にする為 貴方に取材しようと思いまして」 記事…と言われてオレは思い出す 「もしかして、文々。新聞とかいうデタラメゴシップのことか?」 そのセリフに射命丸はムッとする 「デタラメとは失礼な。文々。新聞は真実を伝える為に存在するのですよ!」 オレが突っ込む間もなく射命丸は質問に移る 「貴方の名前と、どこから来たのか教えてください」 幻想卿に初めて来た…と言っても通じるのか? 「オレはBBRC。ここに来る前はゲリラ的にファッカー…いや、普通に働いてた」 「あやや、ゲリラ的にファックするのがお仕事なんですか」 そのセリフにオレがずっこけそうになる 普通に納得すんなよw 性戯の英雄ですとかこんなところで言えないだろw 「続きを話すと、オレは突然幻想卿にやってきた それも気がついたら空から落ちてた」 射命丸がキョトンとしている 「…それだけですか?それだと記事になりませんねぇ」 オレへの取材対象としての興味をなくしたらしい 射命丸は考えこむ、そしてオレへ別の興味を抱いたらしい 「貴方、ゲリラと言ってたわね?」 突然、口調を変えてきた つまりオレへの興味が取材ではなく別の意味になっている 「それがどうかしたか?」 「言い方を変えれば神出鬼没…私に協力してもらうよ」 突拍子もない展開にオレは驚く 「協力?いったい何の協力だよ?」 「決まってる、他の人への取材協力よ 貴方以外にも突然やってきた人はいるはず その人たちを探して真実を確かめるのさ」 なるほどな、オレがいるとそいつらともコンタクトが取りやすいと読んだわけか 「一応聞きたいんだが、拒否権はないんだよな?」 無言の圧力を感じた 拒否したら最悪この場で喰われ、喰われなくてもここでのたれ死ぬよとの脅しだな 「わかった、協力する」 「期待しているよ、ゲリラファッカーさん」 そう言って射命丸はオレの胸を指さす オレは自分の胸を見る Tシャツを着ている、そこまでは良い そのTシャツにデカデカとプリントされていた文字にオレは唖然とする 『ゲリラファッカー』 …なんぞこれw というかさっき普通に納得したのはこれが原因かw というわけでオレは射命丸の取材助手(というか下僕?)として 彼女の取材に付き添っている 「で、何処に向かってるんだ?」 風に乗ってるだけなので余りに暇なオレが聞く 「貴方みたいな人間がいそうな所」 その返答に全然心当たりが思い浮かばないオレは 射命丸の操る風に乗って彼女についていくことしかできなかった… 「さあ、取材開始よ」 第22話 こまっちゃんの詮索 22話担当⑨ + ... 「で、結局この子は誰なんだい?」 「ただの外来人です。」 眠るぞうちんちんを見ながら小町と四季は話していた。 まぁいつも通りの二人の会話である。 普段と違うのはぞうちんちんの寝息があることぐらいだろうか 「四季様らしくないねぇ、わざわざあたいに連れてこさせるくらいの意味はあるんだろう?」 「ただの外来人。彼はそれ以上でもそれ以下でもありません」 四季の言葉に小町は質問をするが、四季はそれをピシャリと撥ね退ける。 閻魔の尺で小町をさしながら。 「最近外来人が多いからパトロールをしてきなさいなんて言ってそしたら死ぬ寸前のこの子がいたなんて出来すぎてないですか?」 「本当にただの外来人です。今はそれよりも別のことが心配です。」 「その心配にこの外来人は関わっているのか……」 詮索を続ける小町。 尺でさされてもお構いなしのマイペースである。 「小町」 今度は多少怒気を含んだ声で四季が呼んだ。 それでも小町は別段変わった様子はない。 「この子はあだの外来人です。余計な詮索はしない様に」 「はいはい」 流石にここまでピシャリと締め切られるともう無理である。 今度は素直に小町は引きさがった。 「しばらくこの子は目を覚まさないでしょう。その間この子を見ておいてあげてください」 「普段の仕事はしなくていいのかい?」 「特例です」 普段の仕事をせずにぞうちんちんちんを見ているだけでいい。 やった!サボれる!と言うのが顔から伝わるほどの笑顔の小町と それを困った顔で見つめ出る四季なのだった。 この死神サボリしか考えてはいないのではないだろうか? 「で、四季様はどちらへ?」 「この子のために色々と準備をします」 そういって四季はその場から立ち去った。 後に残るのはすーすーと寝息を立てるぞうちんちんとそれを見つめる小町だけ。 「普段の四季様じゃ考えられないねぇ、なにかこの外来人にはやっぱり秘密があるんだろうか?」 小町は一人黙考するようにして語りかける。 いつものように幽霊に語りかけるようにしながら――ぞうちんちんへと―― それをぞうちんちんが聞いているはずはないのだが小町はそんなのを別に気にするそぶりは見せなかった。 「それとも本当にただの外来人?どちらにしても面白くなりそうだねぇ」 幻想郷は、なにかを中心として動き始めているのかもしれない。 第23話 23話担当ぞうちんちん + ... ――サンタクロース 小学生の時の話。 冬になると周りの奴らがサンタサンタと騒いでいる光景がよく目に留まる。 そんな中俺は一人鼻で笑っていた。 ましてや天国や地獄なんて信じるはずもない。馬鹿馬鹿しい。 今思えば厨二病の類だったのかもしれないが。 「ようやく目が覚めましたね。」 「・・・ここは?」 「ここは彼岸。あらゆる煩悩から脱した悟りの境地です。」 「はぁ。」 「改めて自己紹介をさせていただきます。私の名は四季映姫・ヤマザナドゥ 。二つ名は地獄の最高裁判長。貴方のお名前は?」 そういえば閻魔様だったな。 俺はハハッと苦笑いをしながらそれとなく返事をした。 「ぞうちんちんです。」 「珍しい名前をしていますね。とにかく朝食の準備はもう既にできています。小町もお腹空かせて待っていますよ。」 ――朝食? 俺がこの人達と会ったのはお昼過ぎだったはずだ。 俺は半日以上倒れていたのか。 ふらついた足で俺は必死に立ち上がった。 「四季様おそーい。あたいもうお腹ペコペコだよー。」 「えっと貴方は・・・。」 「小野塚小町 だよ。もう忘れちまったのかい。」 そういえばそうだったな。 俺は今閻魔様と死神と食事をしている。 なんて変な話だろう。 そんな事を考えながらお腹が減っていた俺は目の前のご飯を口にした。 「貴方達、食事中は口を慎みなさい。そう、大体貴方達は・・・(以下略)」 「・・・いつもこんな感じなの?」 「うん。ひどい時は朝食だけで二時間ぐらいかかるからねぇ・・・。」 「こら!!ちゃんと人の話を聞きなさい!!」 「「きゃんっ!!」」 ~数時間後~ 「つまりこの世界は幻想卿と言う場所でここはその一部の彼岸という天国や地獄に近い場所と・・・。」 にわかには信じがたい話だが俺は現に羽の生えた妖怪などを見ている。 あまりに衝撃的すぎて信じたくなくても信じざる得なかった。 「それで貴方は外の世界からなんらかの理由でこっちの世界に転移されたと。」 「はい。」 しばらくの間沈黙が入りようやく閻魔様が重たい口を開いた。 「事情はわかりました。しばらくはここに住みなさい。その代わりしっかり仕事をこなしてもらいますからね。」 「あ、ありがとうございます!!」 「映姫様の下で働くのはきついぞ~。まあ、ぶっ倒れてもあたいが骨ぐらいは拾ってやるよー。」 「小町!!」 こうして俺は寝所と食事を提供してもらう代わりに閻魔様の下で働く事になった。 二人とも癖があるけど現実に誰かと話をするのも悪くない・・・ちょっとだけそう思えた。 第24話 題名をつけてもやっぱり腹黒 24話担当⑨ + ... 「あやややや、これは珍しい。霧の湖からこんな離れた所に妖精がいるなんて」 「お久しぶりですね、射命丸文さん。そちらこそ人間と一緒にいるなんて珍しい」 オレが文に連れてこられたのは幻想郷の端の方だった。 どこか尋ねても端の方、としか答えてくれなかったので微妙にへこんでいたりする。 そんなところで出会ったのは大妖精だった。 オレの知識ではチルノと一緒に霧の湖周辺で遊んでいるという程度のものしかない。 なぜこんな所にいるのかは謎である。 「チルノちゃんが怒ってましたよ、またおおがまに食べられたことを記事にされたって」 「真実を伝えるのが文々。新聞です」 チルノが蛙に喰われた記事か…… 確かに聞き覚えがあるな。つまり少なくとも文花帖のエピソードよりあとの時なのか。 いきなり幻想入りしてしまったが東方やっててよかったなぁ 「まぁ確かに事実ですしね」 あれ?大ちゃん意外と毒舌? チルノの保護者やってるってイメージが強かったけど やっぱり実際にくると違うんのか…… 「それで今日はわざわざ人間を連れてこんな辺鄙な場所まで?」 「それは秘密ですね、今回は記事のネタになりそうなものを探しにきたので」 「ネタですか……この当りだと狐ノ茶屋ですかね?」 大妖精の質問に素知らぬ顔で文は返したが大妖精は場所の候補を挙げた。 その候補を聞いた瞬間文の顔色が微妙に変わった。 多分図星だったのだろうw 「あややや、秘密があっさりとバレてしまいましたね」 「ここら辺で取材するところなんて狐ノ茶屋以外にありませんから」 文が頭をかいて舌を出す。 それに大妖精も微笑で返す。 なんか怖いぞwこの2人w 「では、私はこの辺で失礼しますね」 大妖精はそのあと文と少しだけ喋ってその場を後にした。 その後ろ姿を文は射るような眼で見つめていた。 「さっきのこは……大妖精?」 「ええ。妖精にしてはとても良く頭が回ります」 一応大妖精だということを確認してみる。 もしこれで大妖精じゃなくて他の種族でしたとかだったらなかなかに泣けたが確かに大妖精だった。 でもなんかオレが知っている大妖精とは少し違うような…… まぁ実際にあったわけじゃないしこの違和感は当然なものだろw 「⑨しかいないとも言える妖精の中では間違いなく異端です」 そんな楽観的に考えるオレとは違って多少真剣に文はつづけた。 なんかおかしいところでもあるのかねぇ? とりあえず空気が重いし話を変えてみるかw 「へぇ……ところで取材って言ってたけどどんな風にするんだ?」 「貴方にあの狐ノ茶屋にゲリラ潜入してもらいます」 「え?」 オレの質問に潜入捜査とあっさりと文は答えてきた。 オレまだここにきてほとんどたってないのにいきなり潜入?w それは流石につらいぜw 「私は新聞記者として顔が売れていますから私相手では話してくれないことも多いでしょう。 ですがあなたは外来人。あなたならば外の世界の話をしながら色々聞きだせるでしょう」 なるほど。オレの知識でも文の名前は幻想郷に知れ渡っている。 そんな新聞記者の文が言ったところで相手の口は固くなるだけだろう。 そこで外来人であるオレが言って色々聞きだすということか。 「聴きだすってどんなことを聞きだせばいいんだい?」 「狐ノ茶屋の常連やお勧め、あとは噂などについてでしょうか あんな茶屋には噂は多くあるものですし」 噂……ねぇ……w ファッキンゲリラなんていううわさが広まったら大変なことになるなw 余計なことは言わないで捜査してこよう 「把握した。とりあえず行って色々取材してくるw」 「取材ってことと私がいるってことはばらしちゃいけませんからね」 狐ノ茶屋へ行くオレの背中に声がかかる。 分かってるってwさぁ、オレの幻想郷初仕事、頑張るぜw 第25話 ステルスは闇を祓うか 25話担当wtt + ... 薄暗く閉ざされた木々の間を、幾筋もの光がなぎ払う。 光を媒介に紡ぎ出しされた魔法は、量子物理的に存在の許されない程のポテンシャルエネルギーを、一極した空間へと与え続けているのだろう。 励起したイオン状態へと存在の書き換えがなされた空間物質が、指向性を与えられ牙を剥き、亜空間の歪みを伴い襲いかかってくる。 プランクのうねりが観測出来るほどの短時間に、空間は圧倒的熱量を与えられる。 新たな光と熱量を振りまきながら膨張した大気は、数瞬の後に爆ぜた轟音を響き渡らせる。 色を変えた世界は、瞬きの間だけ、その彩りを切り取らせる。 これこそが、弾幕。 先ほどまで対峙していた妖精達のそれを、遙かに上回る密度で繰り広げられる、星型の火力。 八に分けられた概念の中で、それぞれに世界を構築して現世を変質させる魔法具『八卦炉』。 最大火力をもって世界を変質させ続ける目の前の魔法少女は、どうやら僕のことがお気に召さないらしい。 ステルス性能を遺憾なく発揮して窮地を――3人のふくらみを十二分に堪能しながらも――逃げ切ったと思った瞬間、僕の意識は光条に曝された。 騒ぎを聞きつけたのか現れたのは、黒い帽子に金色の髪をたなびかせた、魔法少女(推定)だった。 彼女はどうやら状況証拠のみで僕に対する敵愾心――明らかに誤解だ――を抱いたようで、二言三言の会話すらもせず、弾幕を繰り出してきたのだ。 箒にまたがる彼女の機動は剛胆にして緻密であった。 空間連結構造をステルスする力業で相対速度を稼ぐだけの現状では、直に追いつかれてしまうことが目に見えていた。 世界を意味的にステルスさせる僕の能力では、攻撃性能としては期待出来ないし、己を紳士たるよう戒める意味でも、少女に攻撃の手を加えることなど出来ようもない。 だが使い方によっては、圧倒的火力、絶望的火力であっても、つつがなくかわしきることも、不可能なことではない。 とは言え、紳士として振る舞わざるを得ないこの性が、今だけは恨めしい。 そもそも何ら後ろめたいことなどしていないのであるから、この戦闘は無意味でしかない。 ここは会話という人類の叡智を以て、終止符を打つに限るだろう。 「待ってくれ、待ってくれよそこの可愛い魔法少女! 僕は人を探していただけなんだ!」 「……下半身を露出して人探し? どう考えても犯罪者だな」 「え、ていうか、僕の姿が見えるの?」 「見えるんじゃない、感じるんだ。あんたからは犯罪者の匂いがぷんぷんと感じるな。そして犯罪者は、弾幕を以て殲滅されるべきなのぜ?」 「だから誤解であってさ! 決して下心があったわけでなく、それはとても気持ちよかったんだ!」 人類の叡智も、大してあてには出来ないと言うことが、現時点を以て実証的に明かとなったようだ。 あらん限りの会話を搾り尽くしたと言うのに、なぜだかより険悪な雰囲気が場を支配したように思う。 急激に大気を震わせ始めた八卦炉が、返事の代わりに輝条を絞らせる。 耳元を掠める荷電粒子のプラズマの勢いを見るに、そろそろ脅しの域を超えてきたように思える。 魔法少女の認識覚からステルスしているというのに、この精度。 もしかしたら、初めから威嚇のつもりなどさらさらなかったのかもしれない。 決して華麗とは言えない足裁きで避け続けるには、あまりにも弾幕が密に撒かれすぎているため、このままではそろそろ限界が近いことを予感させる。 僕も本気を出さなくてはいけないと、そういうことだろうか。 やれやれ、この「力」は、”レジェンド”か、せめて”DY”を相手にするまでは使うつもりはなかったのだけれども。 それはすなわち、紳士として。 グレイズし続ける僕を不思議そうに見ながら――通常弾幕が軒並み偶数弾になるのだからさすがに気がついたか――魔法少女は八卦炉の動作を緻密化させているようだ。 八の世界で足りないのなら、その世界を更に八に分けてブーストさせればよい、そういうことなのだろう。 僕は知っている。 八卦は世界を八に分け、炉の内部でそれぞれに再構築を行い、複雑に絡み合わせることで物理空間をねじ曲げる、純粋数学理論の一種だ。 僕は知っている。 綿密に練り上げられた世界を、幾重にも干渉させることで生じた余剰エネルギーで物理現象を書き換える、純粋魔法理論の一種だ。 僕は気づいている。 それはすなわち、空間そのものの認識を書き換えてステルスする僕の能力とは同質であり、かつ対極の位置に存在する、純全たる火力そのものなのだ。 魔法少女が支配する擬似世界の、五百十二卦に及ぶ収束を認識したところで、逃げることを諦めた。 大規模火力による壊滅的蹂躙の気配を読み取ったのだ。 和紙が、与えられるとしよう。 これで大砲の砲撃を防げと言われても、不可能だ、そう答えるしかあるまい。 放たれた砲弾を防ぐのに、紙は無力でしかなく、ただ破られるだけだ。 ……否。 放たれた砲弾を防ぐのに、紙は無力でしかなく、ただ破られるだけなのだ、が、しかし。 それでもわずかであれば、砲弾の軌道を変えることならば、出来るのだ。 何万枚、何億枚の紙を次々に繰り出したのならば、被弾することなく完全に防禦が出来るだろう。 ステルスにより、擬似的に相転移させた時空膜を以って空間の連続性を断絶させ、ほんの少し、本当に少しづつ、火線軌道を屈折させ続けるのならば。 それを刹那のうちに何千、何万と試行するのであれば。 これから彼女が放つであろう、恒星爆発並の火力を防ぐことすら不可能ではない。 魔法少女に悟られぬよう、周囲の空間位相をもステルスさせたが、超高出力のプラズマ励起が絞り出すエネルギーを逸らすことが出来るかどうかは、とは言え、それこそもはや卦でしかないのだ。 八卦炉のうなりが限界を超えようかと言うその刹那、魔法少女の瞳が鋭く光った。 僕の脇へと視線を移し、一切の攻撃行動を放棄した彼女が駆け寄った先には、一人の少女が倒れて居た。 少女、なのだろう。 蒼い髪に禍々しい翼を備えて意識を失っているその少女は、薄暗い森の中で、とても儚く、輝いて見えた。 「こいつが倒れているとなると、ただごとじゃあないな。お前のしまt……話は後で聞くことにするぜ。……とりあえず、隠せよ」 これで茶番はお仕舞いのようだ。 この邂逅が、やがて全てを巻き込むに違いないのだと、頭でなく心が、確信している。 蝶ネクタイとワイシャツ以外を脱ぎ捨てて、ジェントルスタイリッシュに立ちつくしていた僕……紳士きーごは、ここにきてようやく息をつくことが出来たのだった。 第26話 アリスはヤンデレ 26話担当⑨ + ... 「アリスアリスアリスアリスアリス……」 vip住民がここにも一人幻想入りしていた。 現在位置は人間の里。 無縁塚が麻雀に置いて魔理沙に勝負を挑んだ建物の前である。 ちなみに先ほどのアリスの情報を懸けた戦いは魔理沙が無縁塚をドラ爆で飛ばし、有り金全部を奪うという結果だった。 無縁塚乙と言わざるを得ない。 当然その光景を彼ずっと”彼女”は見ていたわけで賭けの内容も全て知っている。 魔理沙が戦利品を掲げながら暖簾をくぐり出て行ったのを確認すると彼女は入れ替わるようにして暖簾をくぐった。 多少好奇の目で他の客から見られるが別にそんなのは気にしていない。 ただブツブツとうわごとのように一人の名前を呟くだけである。 呟きながら有り金全部を失い意気消沈する無縁塚のもとに歩み寄る。 そして有無を言わさずその首根っこを掴むとそのまま彼を引きずり裏路地の中へ連れ込んだ。 「アリスアリスアリスアリスアリス……」 「お……お前は誰だよ……」 アリスアリスとつぶやき続ける”幼女”に恐れを抱く無縁塚。 彼女と表記したが実際は幼女である。年のころは10ぐらいだろうか? 想像してみてくださいいきなり幼女に凄まじい力で裏路地に引きずり込まれアリスアリスとつぶやかれる様子を…… な ん と い う ホ ラ ー 恐らくもうこの幼女が誰かは皆さん気が付いているだろう。 アリス争奪戦を繰り広げるvip住民のうち一人なおきん――いや、「ふたなり幼女☆ミ」である。 形式的に名前はなおきんにしておくが(ふたなり幼女☆ミとか書きにくいので)言わずと知れた変態の一人である。 「アリスアリスアリスアリスアリス……アリスは俺の嫁……」 当然であるが見た目は幼女でも名前のとおりふたなりである。 あれ?ふたなり幼女ってたばこの人もじゃね……? アリス好き=ふたなり幼女ですね、分かります っと、そんなことは置いておく。 とりあえず今無縁塚は魔理沙に負けて有り金全部取られた挙句 ふたなり幼女となったなおきんに追い詰められているのだ。 本当に無縁塚乙。アリス争奪戦はどこでも地獄なようだった。 「アリスアリスアリスアリスアリス……」 (幻想麻雀で調子よかったしきっと勝って情報もらえるだろ!⇒(゜д゜)……あ こんなこと思ったからだよな……orz) 無縁塚は今絶体絶命の窮地に立たされていた。 なおきんが少しずつ呟きながら無縁塚に近づき…… 続き
https://w.atwiki.jp/th_sinkoutaisen/pages/227.html
no +信仰 コスト 戦闘力 HP df 労働 知識 探索 特殊能力 076u -30 200000 004000 120 30 2 4 6 修行効果4倍,破壊 ルナティック版魔理沙 戦闘能力と引き換えに信仰-30%の上に解決力も下がり、破壊能力によって信仰を奪うことさえできなくなった そのぶん弱、中攻撃は地味ながらもなかなかの性能を持つ全体攻撃になり 強攻撃やマスタースパークは高火力にさらなる磨きがかかり、驚異的な爆発力を誇る 数値だけなら全ユニットでも最高クラスの倍率を誇ると言っても過言ではないだろう。 弱点であった脆さも無くなり、修行効果4倍の能力で成長も早いが 単体攻撃が1種類になってしまったので、霊夢vs魔理沙ではHardやNormalよりも分が悪くなってしまった かなり扱いづらいが、強力なユニット 攻撃 弱 星符「メテオニックシャワー」 全体 戦闘力×0.4 1回 中 光撃「シュート・ザ・ムーン」 全体 戦闘力×0.55 1回 強 ほうき星「突撃ブレイジングスター」 単体 戦闘力×1.5 3回 弱 恋符「ノンディレクショナルレーザー」* 全体 戦闘力×0.5 1回 強 超人「霧雨魔理沙」 単体 戦闘力×0.15 29回 OD 恋符「マスタースパーク -over drive-」 全体 戦闘力×0.6 1回 *地霊独立時、パチュリーが手札だと発動しない 必殺 恋心「ダブルスパーク」*1 全体 戦闘力×0.9 1回 必殺 「リモートサクリファイス」*2 単体 戦闘力×0.45 8回 必殺 「元祖マスタースパーク×本家マスタースパーク」 全体 戦闘力合算×0.5 1回 *1体力1000以下で魔砲 「ファイナルマスタースパーク」全体 戦闘力×1.2 1回に変化 *2独立宣言「地霊殿は秘めたる想い」とサポートカード「マリス砲」が1枚以上場にあり、手札に「アリス」がいる場合に 「マリス砲」を1枚消費して発動 関連霊撃 100m トレーニング 5→0 修行基礎値+100 105m グリモワール魔理沙 5→0 全員の戦闘力+10% 104m 抹消の黒歴史 40→20 サポカとUFOをすべて破壊する 113m ふたりは夜を止める 10→5 次の襲撃が3ターンバトルになる 472m 恋の魔法使い 20(専用) ユニット強奪 関連サポートカード 121s 真実はレイマリ 霊夢×魔理沙 異変解決するたびに成長 123s チーム妖々夢 霊夢×魔理沙×咲夜 異変解決力アップ 131s チーム星蓮船 霊夢×魔理沙×早苗 UFOドロー+3 132s マスタースパーク 必殺:魔理沙 133s パチュマリ一筋 魔理沙×パチュリー 攻撃力アップ レーザー 134s ワンコインラブ 魔理沙×フラン フラン良い子 135s マリアリ正義 魔理沙×アリス 修行効果+500 136s 元祖と本家 必殺:魔理沙×幽香 137s オプティカルバリア 魔理沙×にとり 魔理沙強化(累積) 209s 主人公はひとりでいい 霊夢vs魔理沙 強敵と書いて友と読む 213s マリス砲 必殺:魔理沙×アリス 戦闘力シンクロ 214s 幻想郷最速コンビ 魔理沙×文 最速攻撃 225s YES!自機キャラ5 霊魔早咲妖 コンテニュー 226s 願いが星に届くなら 魔理沙 魔理沙が修行していると…… 236s 白マリは魔法の先後輩 魔理沙×白蓮 魔理沙超人化 509s 霧雨親衛隊 魔理沙×(フラアリにとパチュ) 魔理沙に力を 510s 咲マリは動きだす 魔理沙×咲夜 時間停止中、魔理沙DA 511s 幽マリはスパーク 魔理沙×幽香 修行するたびにスパーク 522s チーム神霊廟 霊魔咲妖 咲夜禁止 確率で霊界トランス 241s 紅魔郷は魂の原風景 独立宣言:紅魔郷オンリー 無駄無駄 242s 妖々夢は春の思い出 独立宣言:妖々夢オンリー 森羅結界 243s 永夜抄は月下の杯 独立宣言:永夜抄オンリー ダブルボム 244s 花映塚は緋色の彼岸 独立宣言:花映塚オンリー 中攻撃・強攻撃のみ 245s 風神録は秋風の宴 独立宣言:風神録オンリー 全員が先制攻撃 246s 地霊殿は秘めたる想い 独立宣言:地霊殿オンリー リモートサポート 247s 星蓮船は天かける願い 独立宣言:星蓮船オンリー UFO+3,早苗覚醒 248s 黄昏は神々の開拓地 独立宣言:非想天則オンリー 初期戦闘力二倍 249s 文花帖はブン屋の意地 独立宣言:文花帖オンリー 文とはたてに『根性』 254S 神霊廟は十欲の解放 独立宣言:神霊廟オンリー OverDrive 530S 金髪の子かわいそう 独立宣言:金髪オンリー 1位でなければ襲撃されない 303s ♪恋色マスタースパーク 魔理沙のテーマ 努力 マスパ強化 368S ♪Complete Darkness 魅魔のテーマ 魅魔召喚 関連異変 怪盗ブレイジングスター(解決率大幅上昇) ごっすん五寸釘(解決率微上昇) 特別な入手方法 なし