約 906,696 件
https://w.atwiki.jp/propoichathre/pages/517.html
魔理沙3 2スレ目 111 「はい、お茶。熱いわよ」 「おう、さんきゅ」 「魔理沙が改まって頼みごとだなんて、ずいぶん珍しいじゃない? 明日は雨かしらね」 「降らないって。意外と普通だと思うぜ?っと、熱ちちち」 「あんたの普通は普通じゃないのよ。やっぱり雨だわ。 で、どうしたの?」 「いやあ、実は…最近ちょっと…アレがなくてさ」 「あら、普通じゃなくて不通なのね。そりゃ普通じゃないはずだわ」 「フツーフツーじゃないってわけわからないぜ」 「不通じゃなけれは不順ね。…家に篭って変な研究ばかりしてるから体調崩すのよ。 永遠亭印のピンクの小粒があるから今出して…」 「あーあー違うんだ。体調はたぶんフツーなんだ。 もっと…その…なんだ、別の理由で…な?」 「な?って言われても。 ……あ、まさか彼の…?」 「ああ、そのまさかだぜ。まーなんだ、いわゆる恋の魔法ってやつか?」 「…あんたの魔法は壊すだけが能だと思ってたけど。へー、あんたたちがねえ…」 「へへ、ついに人体の錬成に成功だぜ。おそれいったか」 「…はいはい、おそれいったわよ。不順でもなくて不純だったのね。長いこと家に篭ってると思ったら、何してたんだか…」 「いやいや、私は純情だぜ。あと、家の中だけじゃなくて外でも…って、もう!こんなこと言わせるなよー、恥ずかしいぜー」 「…否定する場所をことごとく間違っているのは恥ずかしくないのかしら。あと、嬉しそうに語るな変態カップル」 「いや、たぶん結構それなりに普通のカップルだぜ?」 「だからあんたの『多分結構それなりに普通』は、って…はあ、もういいわ。 で、話はそれだけ?私は医者でも産婆でもないんだけど」 「巫女だろ?巫女なら姓名判断くらいはできるだろ? 頼まないが」 「巫女よ。巫女だからできるわよ。しないけど」 「まあ頼みたいのはそんな事じゃないんだ」 「…前置き長いわよ、らしくない。」 「・・・ああ、らしくなくもなるぜ。まだあいつにも言ってないしな」 「あらそうなの。さっさと言えばいいじゃない。止めないわよ」 「ああ、それで、だ。霊夢…あいつのとこまで…その…一緒に、来てくれないか?」 「それが本題?…んー、まあ気持ちはわからないでもないけど。一応理由を聞いておこうかしら」 「おいおい…ずいぶん意地悪だな」 「こんな弱気な魔理沙が見られる機会なんて、滅多にないもの。見返りとしては安いもんじゃない?」 「おいおい……ずいぶん意地悪だな」 「いいから話す。普段のあんたなら、真っ先に彼の家を壊す勢いで報せに行くはずよ?今ならドアしか壊せない勢いよ」 「壊さないって。…いやな、パチュリーから『借りた』本に、デキちゃった恋人を捨てて他の女に走る男の話がたくさん載ってて……」 「…あの図書館はジャンルを選ばないのか?それとも、ある意味呪いの本なのかしら」 「それでな……あ、いや、あいつはそんな奴じゃないって分かってるんだぜ? 分かってるんだけど…頭から離れなくて…不安で…あいつの反応が怖くて…その…うう…」 「…はいはいそこまで。マタニティブルーをごちそうさま。それ以上は胃にもたれるわ」 「…とまあ、そんなわけで頼むよ!たしかにお前からしたら馬鹿馬鹿しいかもしれないが、本気で悩んでるんだ!この通り!」 「だが断る」 「おいおい、ずいぶん意地悪だな!」 「そうでもないわよ。理由は簡単。行く必要がないから。 ―――ねえ、全部聴こえてたんでしょ?」 「…ま、こういう事よ」 「…○○!?な、なんでここにいるんだ?」 「あんたの先客。ちょっと野暮用を頼まれてね」 「あ、ああ…でもなんで、ずっと隣に隠れてたんだ?おかしいぜ」 「そりゃあ、あんたに見られちゃ困るからよ。 …っと、この言い方は誤解されるわね」 「まさか…お前達!」 「ほら誤解した」 「どういう事か説明しろよ霊夢!○○! なんで隠れてた! 私に知られちゃ困るような事してたのか? 私は邪魔だったのか? 邪魔って事はお前達やっぱり……!?」 「ちょっと落ち着く。それ以上は怒るわよ」 「だって……だって…ひっく…!だってぇ…!」 「あらら…まあ、元はといえば、隠れた私たちが悪いんだし…。 ○○さん、もう今ここでいいんじゃないかしら?渡しても」 「ぐすっ…うう……ん?○○、これは?」 「あんたが来る前に、頼まれて一緒に香霖堂に行ってたのよ」 「…これ……指輪?」 「あんたへのプレゼントを選ぶ為に、ね」 「○○!これってもしかして…!」 「ま、順番は狂っちゃったみたいだけど」 ―――――魔理沙、結婚しよう。 「ぐすっ…○○…ほんとに?……ぅわあああああん!うん、する!結婚する!しまくる!! もう嫌がっても離さない!逃げても追い掛けるから!」 「…今泣いたカラスがなんとやら。めでたしめでたし、かしら」 「○○、大好きーーー!んん~~~~っ!…ぷはぁっ! もういっちょ!んん~~~~~!」 「…はあ、今日はやけにお茶がぬるいわね」 @@@@@@@@@@@おっさん後書中@@@@@@@@@@@ 軽口を叩くことの難しさよ・・・(´・ω・`) 通勤中に携帯で作る、という暴挙をやらかしました。 でも私は謝らない。 読んでくれた方ありがとう。 少しでも楽しんでくれる部分があれば幸いです 俺=読者な感じを書きたかったんですが・・・ それ以前に少女二人が別人だorz @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ ─────────────────────────────────────────────────────────── 2スレ目 230 真っ白に染まる視界。 視界の端の方にあった木々が、片端からなぎ倒されていく。 ―――予想はしてたけど、まさか。 ……間違いない。被害からしても、感じる魔力の圧力からしても、 このスペルカードは1つしかない。 恋心「ダブルスパーク」 ただでさえ凶悪なマスタースパークが同時に2発。 ……ってか照れ隠しにスペカ!? 避ける……ダメだ、俺じゃ音速遅すぎる。そもそもロクに飛べない。 防ぐ……霊夢さんみたいな結界なんて作れないから却下。 「だったら……っ!」 懐から取り出す一枚の紙切れ。 魔力を練って、指に込め、呪文を描く。 幻想郷に迷い込んで、発現した俺の能力。 『想いを紡ぐ程度の能力』 紡ぐ想いを呪文に変え、たった1度きりのスペルカードを描く。 魔理沙さんに拾われてからというもの、騒動に巻き込まれない日はなかった。 妖しげな薬の実験台にされたり、 無理矢理吸血鬼の館(紅魔館…っていったっけ)に引きずられていったり、 何故か夜道で、大量の人形を操る魔法使いに襲撃されたり。 それでも、多くの人と知り合えたのは魔理沙さんのおかげだったから。 魔力を扱えるようになったのも、ずっと楽しかったのも、全部。 ……だから、 「これが俺の――― 好きになったんだと思う ―――恋心っ!!」 スレタイみたいにいちゃついてないむしろ弾幕りあうみたいな。 むしろ気持ちと気持ちのぶつけ愛みたいな。弾幕コミュニケーション? お目汚しをば致しました。 雑魚からスペカ持ちくらいまで精進したらまた書きます。 ─────────────────────────────────────────────────────────── 2スレ目 763 「魔理沙好きだ、結婚してくれ」 僕は霖之助さんから聞いていた魔理沙対策の言葉も忘れて、彼女に思ったままの感情を素直にぶつけた。 「おー、別にいいぜそれぐらい…って、えぇっ!?お、お前自分が何言ってんのかわかってんのか!」 慌てふためく魔理沙。顔を耳まで真っ赤にしながら、そのブロンドのお下げや帽子を弄る挙措動作が愛らしい。 「うん、自分の気持ちがちゃんと理解できていないと、こんなこととてもじゃないけど言えないよ」 「あ…ぅー…」 急に目を逸らして黙ってしまったが、彼女が絶対にYESと言うのを僕は何処か心の中で確信していた… ─────────────────────────────────────────────────────────── 126 「頼む。いや、頼まないな。消えろ」 比喩でもなんでもなく、俺の土手っ腹に風穴が開いた。 確認する前に頭の上半分も消し飛んでしまう。 残念だ、これでもう彼女を見ることはかなわない。 痛みはない。いや、もともと痛みというものを俺は知らない。 ただ、これで自分が土塊に還るのだという事はわかった。これがヒトで言う『死』というものなのだろう。 「ただの土人形が、ずいぶんと勝手な事してくれたもんだな」 かろうじて繋がっている右耳が声を捉える。彼女の声には怒りが満ちている。 いけないマリサ、君は笑っていなくては。俺は主に笑っていてもらうための存在だ。 主を愛し、主を楽しませ、主の為に散る。それが俺の存在意義。 ただコワサレルのでは意味がないのだ。 「待ってくれ、マリサ。俺はまだ」 「まだ喋る口が残ってたか」 口を掴まれる感覚。ぐにょり、と音がして、そのまま下顎が溶けてしまった。 もう彼女を笑わせるジョークも口にできない。主人への愛を語り、その心を癒すこともできない。 俺はどうすればいい。どうすれば彼女は笑ってくれる。 残ったわずかな体と手足で、ダンスでも踊って見せようか。 「もういい動くな。動くと余計に撃ちたくなる」 手足が爆ぜた。吹き飛んだ部分が空中で粘土に戻ったのか、 地面に落ちるべちゃり、ということだけがあたりに響く。 これでもうお手上げだ。俺はもはや芋虫の様に蠢くだけ。こんな動きを喜ぶレディはさすがに居ないだろう。 と、 「く、くくく………はははは、はぁーーーーーーーっはっはっはっ!!」 聞こえる。マリサが笑ってくれた。俺の動きがそんなによかったのか。 道化としてでもいい。マリサ、君を愛してるんだ。君が笑っていてくれるなら。もっと奇妙に動いて見せ 「…………愉快だなこの野郎!」 大きな力に飲み込まれて、俺は消えた。 ・ ・ ・ ・ ・ 「ちょっと魔理沙!何ひとの家でマスタースパーク撃ってくれてんのよ!」 「……はー、はー、はー………」 「また屋根吹っ飛ばして!ちゃんと直しなさい……って、アレはどうしたの?まさか一緒に……!」 「なあアリス……あれ、失敗だったわ」 「……どういうこと?大成功だったじゃない、『赤鼻のコピー人形』。見分けつかなかったわよ? あんたもさっきまで『おちゃめなふたごだぜー』とか言ってたじゃないの」 「………ソフトの問題だ。中身が違いすぎるんだよ」 「そうだったかしら?むしろ魔理沙よりいい子だった気も」「アリスは全然わかってない!」 「ええっ!?……そりゃ、あなたの事もっと知りたいとか思ってるけど…いやそうじゃなくて、 何がダメだったのよ?私も協力して作ったんだから、聞く権利はあるはずよ」 「仕方ないな、特別に教えてやろう。いいか… 霧雨魔理沙は絶対に『俺』なんて言わないんだ!言っちゃダメなんだよ!」 「そ…そんな理由で……ひとんち壊すなーーーーーーーーーーーーーっ!!」 魔法の森は今日も平和だったとさ。 @@@@@@@@@@@@あとがき@@@@@@@@@@@@@@@@@ タブーといわれた『俺魔理沙』をネタにしてみたくてやっちまいました。 ごめんなさい石投げないでイタイイタイイタイ………けど気持ちいい… @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ ─────────────────────────────────────────────────────────── 149 魔砲使いの朝は早い。 雪が降るまでのわずかな秋の季節、食欲を満たしつつ学問(研究だ研究)をするなんて 彼女ぐらいではないだろうか? 「おーい、手伝え○○~」 まぁ、例によって、早朝から手伝えと叩き起こしに来るわけだが。 「んぁ…早いよ魔理沙……勘弁して~」 「いいじゃないか、お前の飯うまいしさ」 実は迷い込んだときに妖怪に襲われていたところを通りがかった魔理沙に助けてもらったのだ。 お礼に出来る事もなかったのでささやかな特技である料理を振舞い、 ついでに部屋があまりにも散らかっていたので大掃除を強行したのだ。 それ以来、部屋の片付け兼、メシスタントとして良く俺を引っ張り出してくる。 具体的には食事とか掃除とか掃除とか。あと掃除。 とはいえ、魔理沙の魔砲理論を傍で聞いてるうちに 自分でも何か学んでみたくなってきたので悪いことではない…かな。 で、今日も今日とて魔理沙の家でメイドガイやっているのでありました。 まずは朝食、続いて掃除というのがいつものパターン。 「いただくぜ」 「はい、たーんとおあがり」 両手を合わせてからご飯をかきこむ魔理沙。とそれを見守りつつ、同じく食べる俺。 「やっぱりお前の作る味噌汁はうまいな」 「どういたしまして。芸は身を助けるってことかな」 心底うまそうに食べてるのを見るのはこちらとしてもうれしい。 ものの十数分で用意した食事が空になる。 いつものとおり、それを片付け、 「それじゃ、整理よろしくな」 と心底幸せそうな表情で研究用の部屋へ入っていった魔理沙を見送る。 …魔理沙の家は一見ガラクタでも中身は9割ガラクタを集める持ち主の性格をえらく反映して、 ガラクタ部屋が非常に多い。生活に支障が出るくらいになるとこーりんに引き取ってもらっているらしいが 俺からすればどう見てもガラクタだが、捨てるわけにも行かないのでせめて整理しながらほこりを取るのである。 「しかし、なんで魔理沙は研究中なのに掃除させるんだろう…」 魔理沙の家に遊びに来る人はそれなりにいる。 霊夢に咲夜、アリスと、時々パチュリーも……。 まぁ、研究中に掃除をしているとわかると皆が驚いたのだが。 なんでも研究中は静かにしていたいがためにこの森の中に家を作ったのだとか。 しかし、それならなおのこと最初にあげた疑問が残るのです。 本人に聞かなければわからない疑問を延々と考えつつ掃除をしていると 「お~い○○、昼食はまだか?」 普段はおきないイレギュラーな事態が起きていた。 いつもはこっちから呼ぶまで決して出てこないはずなのに、 なぜか今日に限って昼食の催促にきている。よりにもよって部屋が 凄いことになっているこの日、この時に。 「あ~、まだ整理中なんだ、もう半刻ほど待って」 入り口まで戻りながら静止しようとする。 ―てか、今は来られると非常にまずい。なぜかというと 「お、こっちの部屋か?……なんだ、もうあらかた片付いてるじゃないか」 「あ。ちょっと、入っちゃだめだって」 ひょっこりと部屋の入り口に顔を出し、制止も聞かず一歩踏み出す魔理沙。 しかし、その踏み出した足が何もないはずの床をすべり…… 「うわっ!!」 前のめりになる魔理沙を慌てて支えようとした俺もそれにならって倒れる。 ……目の前をブレイジングスター流星群が駆け抜けた。 ―魔導具の影響だろうか、摩擦係数がこんがらがっていて、床が入り口方向にばかり滑りやすくなっているのだ。 「…痛い」 「私のせい……か?」 「…え?」 目前で聞こえる魔理沙の声…… 目前だって? 流星群がようやく収まると、自分が今どんな状態だか徐々に認識してきた。 まず、自分は仰向けになっている。コレはいい。倒れたんだし。 そして、すぐそばで甘い、いい香りがする。…いつもどこかで嗅いでいるような……? さらに、自分の上になにか乗っかっている。……お? 目を開けると、一見して、黒と白と金。 これは、ようするに…… 「魔理沙……」 「な、なに?」 「…普通逆なんじゃないかな? それと、魔理沙のことは好きだけど、やっぱり順序だてて、ね?」 「そ、それを言うな……」 形としては、魔理沙に押し倒されていたのである。 その後、事態を本格的に認識した魔理沙が真っ赤になってファイナルマスタースパークを乱射しかけたが 何とか阻止、そして興奮する魔理沙をなだめるのに2刻、遅くなった食事を作るのにさらに1刻かかった。 「なぁ、○○」 そして今は夕食時。 いつもとは少し違う雰囲気の中、黙々と食べていた魔理沙が、 ふと箸を止め、言いにくそうにつぶやいた。 「ん、なに?」 「昼のさ……あの時、『好きだけど』って、言ったよな?」 「うん、確かに言ったよ。だからこそ毎日味噌汁を作ってるんじゃないか」 そう。 紆余曲折あって今の関係になったとはいえ、一目惚れしたことには何の間違いもあるまい。 そして、ずっと味噌汁を作っているうちに、愛しいという想いが大きくなっている自分を再認識する。 「…できれば」 「うん?」 「できれば…これからも、毎朝……味噌汁、作ってくれ」 耳まで赤くなりながらぽつぽつとつぶやく魔理沙。 「……もちろん。いつまでも、ね」 ここは、笑顔で返してやらねば男じゃないな。 あとは、森が奏でる波の音だけが いつまでも、いつまでも―――― ─────────────────────────────────────────────────────────── 283 空はどんよりと曇り、一向に晴れる気配が無い。 耳をすませば約十八回目のため息が聞こえる。 「本当に嫌になるぜ……」 そう言って、十九回目のため息をつくのは霧雨魔理沙。 「仕方ないさ、ここの天気はどこぞのメイドの胸並に変わりやすいから……」 現在いる場所は魔法の森にある霧雨邸。今日は山の幸狩りをしにここに出向いたわけだが…… あいにくと森に入って霧雨邸についた直後にどかっと雨が降ってきた。……まさしくどこかのメイド長のスペルのように。 今は雨もやみ、多少霧が掛かる程度だがそれでも帰れない。 何故かって?魔法の森は迷いの森だからさ。道を間違えれば即食物連鎖最下段。そんな生きるか死ぬかのこの森に霧が掛かっている。 つまり要約するなら。『鬼畜兵器ぶっちぎりの即死弾幕を毛玉とかが常時連発してるような感じ』。一歩進めば即死。アーユーオーケイ? 「これじゃあ山の幸も取れないな。ああ、一度は食べてみたいぜナスキノコ……」 「それはきのこじゃない気がするが」 「いやいや魔理沙。ナスキノコは実在するんだぜ?その胞子を吸ってしまうと大変な事になる恐ろしいきのこなんだ」 「……ふーん」 何気にジト目で見られ、あわてて言いつくろう。 「いやふーんじゃ無いって。実際にその胞子のせいで何十人もの人が倒れたんだから」 「……って、それは凄くないか!?」 「だろ。だけど、そのきのこはいっぺん食べたら病み付きになるんだと」 ようやく魔理沙が話にのってくれてほっとする。顔つきも変わり、こちらに近づいてきた。 「病み付きって。まさかマジックマッシュルームの類じゃないだろうな?」 「いや、ただただうまいだけらしい。でな、さっきの胞子の話なんだけど……」 ここでいったん溜めを作り、魔理沙の顔をじっと見た。 「ナスキノコの胞子は……」 「胞子は……?」 「吸った者の……」 「吸った者の……?」 ごくり、と喉がなる。 「吸った者の書く文に誤字を発生させるんだ!!」 どーんっ!っと。ワンピースのように。もしくはキバヤシさんのように。 勢いをつけて叫んだが、魔理沙は反応をしない。 「…………はぁ?」 「馬鹿野郎『はぁ』じゃない!誤字だぞ誤字!ひたすらに時間かけて書いた文章が誤字だらけになるんだぞ!? 恐ろしくて恐ろしくて夜も眠れないじゃないか!」 何故か呆れ顔をしてこちらを見る魔理沙。 何気に視線が『ああ、とうとうこいつの頭も霊夢以下になったか』と語っている。誰が淫乱巫女より下だって? 「……あー。ていうか質問いいか?さっき何十人もの人が倒れたって言ったけどあれはどういう事だ?」 まったく繋がらんとぶつくさつぶやく魔理沙。 「…………ふっ。そんなの簡単さ。 かつて、このナスキノコの胞子をたっぷり吸い込んでしまった人間がいてな。その人の書く文章は万人受けとまでは行かないがかなり好評だった。 そこで、その人はとある長編の文章を書く羽目になったんだが。それはそれは大変だったそうだ。 その人が一章を書き上げるごとに誤字チェックをしなくてはいけない。しかも特殊な言い回しも使う事があるのでそれで詰まる事もしばしば。 ……そして、その文章が書き終わったときには何十もの屍が出来上がってた。 ――と言うわけだ」 「はぁ……」 もう、どうでもいいですといった顔で魔理沙は聞いていた。 「もうその話はやめにしようぜ。……でだ。これからどうするんだ?」 ……その言葉を聞いて思い出す。そういえばまだ外は霧だった。 狩りに出かけられないと言う事は家にも帰れない。となれば…… 「どうするも何も、ここにいるしか無いだろ。……まさかこんな中で家に帰れとか言うつもりか?」 「まさか。どこかのメイドじゃないんだからそこまで冷酷にはなれないぜ。」 はっはっは、と笑い、もう一度こちらを向く。 「まあ、お前は獣じゃないと私は信じてるぜ。」 「冗談。誰がお前みたいなの襲うかよ。」 冗談とも本気ともつかない言葉に軽口で返す。……後々後悔するとも知らずに。 * 「何でこんな事に……」 時間は過ぎて霧雨邸の寝室。なんというかとんでもない状況だった。 まず、こちらの会話を聞いていただきたい。 『あー、ベッドは一つしかないから添い寝な?』 ぶほっ 『な、なんだってー!?』 『私はキバヤシじゃないぜ?』 『い、いや添い寝って……』 『一人だと寒くてな。まあ湯たんぽの変わりだと思えば』 『何その人権無視発言、じゃなくて。普通は男は床で……』 『床で寝られるか?こんな散らかってる場所じゃあ寝られないだろ』 『……片付けない本人が何言うか』 そんな感じで、でかいベッドに二人で寝ることに。 ちなみに決め台詞は『どうせ私を襲わないんだろ?』でした…… でも、でもですよ?いくらそうだといっても……寝れんのよ。実際。 気配がすると起きるようになってるせいか一向に眠気がやってこない。 というか、やっぱり魔理沙だって女なわけだし……そういうのはいかんと思ったりしますがどうですか!? …………っと、いかんいかん、錯乱してた。 隣では静かに寝ている魔理沙。……もうちょっと品が無いのかと思ってたけど、意外に…… 「……んにゅ~……」 あれ、体制を変えてこちらに寝返って………… え、今、もしかして、魔理沙に抱きつかれてる? 「ん~……」 顔が間近に見えるよ。……物凄く幸せそうな顔をしている。 ちょっとね、これはね。もうね、襲えと。そうとしか聞こえないでしょう。 腕を魔理沙の背中に回し……ふと気づく。 「ちっちゃいな、こいつ……」 背中に回した両手どうしが有る程度触れそうなくらいだ。 いつもの暴れっぷりからは想像もつかないくらい、魔理沙が小さく思えた。 なんとなく小さな背中を撫でてやる。……気づかないうちにもう『襲え』とかそういうものは吹き飛んでいた。 「無理してるんだな、お前……」 こんなに幼いのに、頑張っている。血を吐くような努力をしているんだ。 何故か、いつもの魔理沙とは違う本当の『きりさめまりさ』という少女に会えた気がした。 背中から手を離し、頭を撫でてやる。……こういうのを愛しいって言うんだろうな。 「お前が望むなら、いつまでもお前を守ってやりたいよ。なあ、魔理沙……」 ─────────────────────────────────────────────────────────── 428 「おい、いるか?」 無遠慮に扉が開かれ、魔理沙が姿を表す 「魔理沙…ノックぐらいしろって何回言わせるんだ」 「おお? 男の癖に細かい奴だな」 どうでもいいぜ、とでも言わんばかりにずかずかと上がり込む魔理沙 「…女の癖に大雑把な奴だ」 「そんなことよりどうだ? 土産ならある」 魔理沙が差し出したのは数本の酒瓶 「気が利くな。どうせ夕飯でも集りに来たんだと思ったよ」 「酷いぜ。今日は飲みに来たんだがな」束の間の憮然とした表情 「だが、美味い飯があれば尚更酒が美味くなるってものだぜ?」 「…はいはい、そう来ると思ってたよ」 急ピッチで酒を呷る魔理沙。流石に心配になる 「おい、少し飲みすぎじゃないか」 「あー? 美味いんだから気にするな」 酔うと絡むのかと勝手に想像していたが、当の本人はにこにこと笑っている だけである。魔理沙の意外な一面を垣間見たような気がした 「なぁ……私の事……好きか?」 魔理沙は杯を置くと、頬杖を突きながら問い掛けてくる。とろんとした、どこか 眠そうな甘い声 あまりに突然な言葉に思わず酒を吹き出しそうになる 魔理沙はそんな俺を見ながら笑みを絶やさない。普段は見せない表情をとて も可愛いと思った 「お前はどうなんだ?」 「んー、私か? 勿論好きだぜ」 どくん、と心臓が高鳴るのを感じた 「…俺もだよ、魔理沙」 「んー、そっかそっか…へへっ」 魔理沙は大層ご満悦な様子で、最後の一杯を空ける 食卓の片づけが終る頃には、魔理沙はすっかり夢の世界へと入っていた 「全く…これじゃ風邪引くだろうに」 魔理沙の身体を抱える。全く起きる様子は無い 布団に寝かせ、毛布と掛け布団をそっと乗せる 「おやすみ……魔理沙」 魔理沙が小さく頷く、そんな気がした。良い夢を見ているのだろうか ならば、自分も良い夢を見ることにしよう 願わくば、可愛い少女と同じ夢を ─────────────────────────────────────────────────────────── 3スレ目 42 俺「雪が降ったんだとよ」 魔理沙「ほー」 俺「珍しくもなんともねーな」 魔理沙「珍しくもなんともないぜ」 魔理沙「雪降ったんだな」 俺「ほー」 魔理沙「珍しくもなんともないな」 俺「珍しくもなんともないぜ」 魔理沙「おお、雪だ」 俺「だから外行きたいなら初めからそう言え」 魔理沙「そんな子供っぽい事言えるか」 俺「あーもー知らんぶる」 魔理沙「だから雪降ってるって」 俺「ああそうかい行けばいいんだろ行けば」 魔理沙「初めからそう言えば良かったろうに」 俺「それはお前だ」 ─────────────────────────────────────────────────────────── 3スレ目 289 「待ってくれ、魔理沙!」 駄目だ、追いつけそうにない。 「駄目なら駄目と言ってくれればいいじゃないか!」 どんどん小さくなっていく魔理沙の後姿。 「頼む!答えを聞かせてくれ!」 箒に またがっているわけでもないのに 「こんな…中途半端な状態じゃ…俺…」 走り去る魔理沙は速すぎた。 「諦めも……つかないじゃないか………」 人間の出せる速さとは思えなかった。 「魔理沙ぁ!!」 そのとき魔理沙は………動きを止めた!俺は最後の力を振り絞り、魔理沙の元へ駆け寄った。 「はぁ…はぁ…」 地面にひざまずき、首を垂れる俺。激しく息切れを起こし、しばらくは立ち上がれそうもない。 なんてカッコ悪い姿だろうか。情けない。答えなんて分かってるはずなのに。わざわざ追いかける 必要なんて、なかったはずなのに……自嘲しながら、ふと地面に映る魔理沙の影に目をやれば、 魔理沙が俺に向けて手を差し出していることが分かった。 「魔理沙………」 俺は顔を上げた。 /~ ̄~⌒\ ,-_、 <. ;;i .... ( (__  ̄ノ;;;; .... `¬´ ∑>lコ<了――ヽ__<" ̄ ̄ ̄`―――" `> ~r--;;..____,.,;t" ~ (~~~l i i (ソ)~~ ( . l ・ ・ l () ( l " l ○ l "l ;) ( . ヽ tェェェェI / ;;) ( .. ヽ ヾェェ// ;;) ヽ ; ; ; ; ;|`---"|; ; ; ; ;ノ ,ヘヾ^^^^ソノヽ i;; \r┬r‐/`ヽ, |;;; |_,|_,|_にノ γ⌒) |;;;; 人 ,.__,,,,ノ´ |;;;;;/ ´/ ( A`)? BAD END(人違いに注意しよう。正直スマンかった。) ─────────────────────────────────────────────────────────── 3スレ目 309-310 ……頭の中で、何度もプランを立て直す。 ――――そう、まずはできるだけ何気ない動作で挨拶だ。「こんにちは。いい天気ね」。違う違う。これじゃアリスだ。 「どこまでいくんだ。お前の足じゃこの森を抜けるまでに日が暮れるぜ」思いっきり余計なお世話だ。 箒の後ろを叩いてクールに「乗らないか」。ウホッ! いい魔法少女…………だめだ、私。今日はおかしいぜ―――― 「ああもう。なんでこんなに私が悩まなくちゃいけないんだ」 たかが、あいつ一人に声をかけようとしているだけなのに。 そう、私が上空から見ていることも知らずに、のんびりと森の中の一本道を歩いているあいつ。 今日ここを通るのは知っていた。何回も上空から確かめたからな。 どこに行くのかも知っている。あのワーハクタクのいる里に行くんだ。 だから、その………道が狭いし暗いし危ないからな。 い、一緒に行ってやってもかまわないって、思ったんだ。わ、私だって鬼じゃないから、な。 あいつが放っておいて妖怪に襲われたら、その、悲しいっていうか、寝覚めが悪いっていうか。 なにも、おかしなことじゃないのに。 どうしてこんなに、あいつに声をかけようとすると胸が苦しくなるんだろう。 本当にいつもの私、霧雨魔理沙らしくないぜ。 私に気づかないで、どんどん向こうに行ってしまうあいつ。 ええい、どうにでもなれ。私は頭の中で考えた計画なんか全部捨てて急降下した。 超低空飛行で、あいつの後ろから声をかける。 「よっ、ようっ!」 なにがようっ! だよ。少しは女の子らしく出来ないのか私は。みっともなく上ずった自分の声に、今すぐ逃げ出したくなる。 でも、あいつが振り返った。 魔理沙、と名前を呼ばれてしまった。 それだけで、胸が高鳴る。私って単純だな。 箒から降りて着地する。 「ひ、久しぶりだなっ! こっこんなところで会うなんて、あー、えーと、き、奇遇だよなっ!」 心臓がどきどきして、今まで色々考えていたことなんて全部思い出せない。 そうだね、とあいつは少し驚いた顔で、でも笑ってくれた。 その笑顔が、力になる。 「え~とだ。その……そう、どこまで行くんだ?………………あ、やっぱり…じゃなくてそうだったんだ! あのワーハクタクのいる里までかあ。初めて知ったぜ。 ………結構、遠いよな…………いや、た、大変だなーなんて思って、思っちゃって。別に、それだけ…………」 うわーうわーもう自分でも何言ってるのかわかんないぜ。 めちゃくちゃ恥ずかしくて顔が真っ赤になる。 あいつは笑顔のまま無言。くそ~、なんで私が気を回さなくちゃいけないんだよ。 「だから……だからな……別に恩を売ってるわけじゃないぜ。いらないんだったらかまわないから………ああ、たいしたことじゃない……その……そのな………」 その先が思いつかず、私は目をつぶってただ箒を突き出した。 「乗れ! 送ってやるっ!」 ……………… …………… ………… ……… …… … かっこ悪いなあ、私。どんなふうにあいつには見えているだろう。さぞかし間抜けに見えてるだろうなあ。 沈黙が怖くなって、私は恐る恐る目を開けた。 あいつの手が、箒をそっとつかんでいた。 ありがとう、と声がした。 にっこりと笑うあいつ。 その一言で、今までの緊張が全部解けたような気がした。 「いいのか…………?」 あいつはうなずいた。 やった。全然私が考えていたのとは違ったけれど、でもうまくいったんだ。 もの凄くかっこ悪いところを見せたけれど、あいつを誘えたんだ。 「よぉし、じゃあ一つ、里まで一気に送ってやるかっ!」 内心で飛び上がりたいくらいに嬉しいことを隠して、私は箒を横倒しにしてそれにまたがった。 「ほら、後ろ。………何だよ、箒に乗るのって初めてか?」 あいつはそうだとうなずいた。 「しっかりつかまれよ…………ってソコに手を入れるなぁ!…………く、くすぐったいぜ………そう、落ちたりしないから柄につかまれって………そうだ、そう」 あーびっくりした。つかまれって言ったらいきなり腋から手を回したからな。ったく、自転車の二人乗りとはわけが違うぜ。 ひたすら謝っているけど、普通以上にびっくりしたことをあいつに気づかれちゃっただろうか。 ううん、気にするな私。今は誘えたことを楽しめ。 「行くぞ、出発!」 私の掛け声と共に、箒は二人を乗せて宙に浮き上がった。 ぐんぐんと高度を上げてから、次いで一直線に猛スピードですっ飛ばす。 私は、あいつの気配を背中に感じられるのが嬉しくて、いつもよりもさらに速く里までの空を飛ばしていった。 …………里についてから、あまりのスピードで箒から降りたあいつが腰を抜かしていたのは、また別の話だぜ。 女の子な魔理沙がメイン。相手に一切しゃべらせませんでした。 霊夢にだって置き換え可能を目指して。霊夢は飛べるけどね。 ─────────────────────────────────────────────────────────── 3スレ目 311 魔理沙は自分から恋するタイプである事に賛成。 「はっはー、突然ぎょうぎょうしく何の話かと思えば。 要はするにあれだ、とどのつまりこれからもよろしくなって事だろ? ああ、もちろんこっちからもよろしく・・・・・・だぜ!」 なーんてちょっと照れながらニカっと笑ってくれるのが俺の理想魔砲使い。 ─────────────────────────────────────────────────────────── 3スレ目 319-320 319 名前: 名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/01/23(月) 23 46 31 [ FX31OM5U ] デフォルトでそうだとは知らなかった俺を笑ってくれorz あと恋夜抄とは、我らが黒ストの神である偽狼さんがクーリエで描いた絵のこと。 ttp //coolier.sytes.net 8080/oekaki_03/data/kaei_003275.png 魔理沙(黒スト着用済み。スカートをたくし上げてみせて) 「ほら、ほら。なんか私っていつもと違わないか?違うだろ?……え、どこがだって?………鈍いぜ、お前」 320 名前: 名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/01/24(火) 01 02 28 [ 4SPonXH2 ] >たくし上げて > た く し 上 げ て > た く し 上 げ て ヽ(*´д`)ノ ─────────────────────────────────────────────────────────── 3スレ目 377-379 377 名前: 名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/02/12(日) 21 18 06 [ XhkQP0H2 ] 魔理沙のふあふあの頭をなでなでしてやりたい。 そんで照れた魔理沙に「………バカ」って言われたい。 378 名前: 名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/02/12(日) 21 42 09 [ noOTZ5wg ] ふあふあ 「……おい」 「んー」 ふあふあ 「おいってば」 「んー」 ふあふあ 「鬱陶しいからやめてくれ」 「んー」 ふあふあ 「はあ……好きにしろ」 「んー」 ふあふあふあふあふあふあふあふあふあふあ ゴメン 照れさせることも出来なかったし「……バカ」も言わせられなかった 379 名前: 魔理沙可愛いよ魔理沙 投稿日: 2006/02/13(月) 06 45 39 [ OFUdhxOk ] 寒い。暖房じゃ全然足りん。レティ頑張りすぎだろ。仕方ない、こんな時は…… ――おーい、魔理沙ー。ちょっとこっち来てくれ。 「んー? ってうわっ!」 呼ばれてやってきた魔理沙を、正面からギュッと抱きしめる。あー、あったけー。 「な、なんだ? どうした!? 頭でも打ったのか!?」 ――いや、寒くってさ。 「……お前は寒かったら誰彼構わずいきなり抱きしめるのか?」 ――いや、魔理沙だけ。魔理沙かーいいし、あったかいし、やーらかいし、いーにおいだし。 「~~~っ!?」 バフ、という効果音と共に、魔理沙の顔がトマトばりに赤くなった。 魔理沙は直球に弱い。 しかも紙装甲。それこそパラメーターを全部攻撃に回してるんじゃないか、と思わせるくらい。 そんな内面は誰より乙女な彼女の頭を優しく撫でる。 「んうっ」、っとくすぐったそうに目を細める魔理沙が可愛くて、ついつい撫で続けてしまう。 ふあふあふあふあふあふあふあふあふあふあ 「くすぐったい」 ――俺は気持ちいい。魔理沙は? ふあふあふあふあふあふあふあふあふあふあ 「くすぐったい」 ――俺は気持ちいい。魔理沙は? ふあふあふあふあふあふあふあふあふあふあ 「くすぐったい」 ――俺は気持ちいい。魔理沙は? ふあふあふあふあふあふあふあふあふあふあ 「……分かった。正直に言う。私も気持ちいい。けどいくらなんでも恥ずかしい。放してくれ」 ――知ってる。けど断る。それに、ほんとに嫌なら振りほどけばいいだろ? そんなに強く抱きしめてるわけでもないし。 「……バカ」 掻き消えそうな声で呟いた後、魔理沙は俯いてしまった。 暖炉のパチパチという音をBGMに、まったりとした空気が流れる。もう暫くこうしていよう…… ─────────────────────────────────────────────────────────── 3スレ目 472 魔理沙が家にやってきた。 「寄らせてもらったぜ。………今、暇か?」 ⇒はい いいえ 「そうか。………実は、恥ずかしいけどちょっと魔法の実験で行き詰ってるんだ。この魔法、結構難しいんだぜ。 いろいろ必要なものがあるんだ。吸血鬼の血に、幽霊の髪の毛。それに兎の後ろ足とか、いろいろ。 それでな、仕上げに……き、キスが必要なんだ。これがないと、魔法が完成しないんだぜ。 別に嫌だったら帰るから。私だって、お前とならキスくらいいいかなーって思ったりして。どうなんだよ。協力……してくれる?」 ⇒1 よし、ひとつ協力してやるよ 2 そんなこと言わなくても、キスならいつだってかまわないさ 3 君には霖之助がいるじゃないか。彼に頼んだら? 終わってから顔を赤くして…… 「舌まで入れてくれなんて、頼んでないぜ……」 魔理沙の言っている魔法については、たぶんでたらめってことで。 相手が霊夢だと想像してもそれはそれで。 ───────────────────────────────────────────────────────────
https://w.atwiki.jp/orz1414/pages/282.html
■魔理沙6 幻想郷という場所にたどり着いたのは結構前になる。 そのとき拾ってくれた神社の巫女さん、霊夢の家の掃除やらなにやらを条件に居候をしている。 ここでの生活に慣れるまで様々な問題もあったものだが、まぁ今回の本題とはまったく関係ないのでどこかにそっと置いておくとしよう。 では本題。 その日は梅雨の短い晴れ間で、久々に境内の掃除をしていたときのことだった。 俺と霊夢が掃除をしていると珍しい客人が訪れた。 俺と同じ外の世界の人間で、魔理沙と住んでる俺より一つか二つくらい年少の男だ。 「で、悩みは何だ?」 「わかる?」 そりゃ、わかるなってほうが無理だ。 神社に一人で来ることなんてほとんどないやつが難しい顔して境内にいれば、誰だって気がつく。 「まぁ、そんな顔してるしな」 「なんていうかさ、僕はここに本当にいていいのかなって」 「ふん」 真剣な悩みらしい。 珍しいと思う反面、まぁ、仕方がないことだとも思う。 ここは俺たちにとって、何処までも異郷なのだから。 「幻想郷ってのは確かにいい場所だよ、でもさ僕達は外の世界の住人じゃないか」 「そうだな」 「外の……本当の世界には僕達を待っている人だっているじゃないか」 「まぁ、親とかな」 恋人とはいえない悲しさ。 まぁ、そんなことはどうでもよくて。 たしかに、俺たちを待ってるやつ、探してるやつってのはいるんだろう。でも、 「だからさ、本当は帰らないといけないんじゃないかと思うんだよ」 「悩みってのは……」 「うん、このことだよ」 「馬鹿馬鹿しいな」 俺たちはここでの生活を選んだ。帰る機会は自分でふいにしちまった。 俺はここで欲しいものを見つけた。まぁ、もう手に入らないことだけは判ってるんだけど。 それでも未練たらしく残ってるのは、ここにいることを選んだから。 お前もそうだろう? あいつの隣にいることをお前は選び、手に入れたんだ。 「僕もそう思うよ。 でももし、ここで魔理沙に出会わなければ、霊夢やあんたに出会わなければ? 僕は迷わず帰れたんじゃないかと、そう思っちゃうことがあるんだよ」 「あら、魔理沙?」 「へ?」 ようやく口を開いたと思ったら爆弾発言。霊夢の言うとおり、すぐそこに魔理沙が立っている。 俺たちは気がついていなかった。まったく、お互いうかつにもほどがある。 「いや、そのなんだ……お前がそんな風に思ってるとは思わなかったぜ。 別に私のことなんて気にすることはないんだぜ?」 トンガリ帽子を目深にかぶって目を合わせず、いつもの元気はなくから元気。 こんな魔理沙ははじめてみたというくらいに元気がない。 「ちょっと待って……」 「いや、いいんだ。気にするな……その……じゃあな」 そういって魔理沙は箒に乗って飛んでいってしまった。 それだというのに、目の前の男は茫然自失といった様子で立ち竦むばかり。 まったく……世話の焼ける。 「おい!!」 「え?」 「幻想郷にいることを、魔理沙の隣にいることを後悔してんのかい?」 「してない!!」 俺の問いに、さっきまでの様子がうそみたいに力強い返事をする。 いやはや、お熱いことで。 羨ましい限りだ。 「上等。じゃあ伝えにいってこい」 「いってくる!!」 ものすごい勢いで走り去っていく男の背から空に目を移す。 梅雨の晴れ間は短い。この晴れ間が続く間にあの二人の問題が片付くことを祈りながら掃除を再開した。 「まったく、道化ねぇ」 「いい男だろ?」 「道化ね」 「二回も?」 「道化としか言いようがないわね」 「何とでもいえ」 「道化、道化、道化、道化」 「何度も言うな」 「好きなんでしょ? 魔理沙」 「まぁな。でも、あの二人の間に入る余地なんざないしな」 「道化ねぇ」 「慰めようって気はないのかよ」 「あとで、お茶くらい入れてあげるわよ?」 「涙が出そうだよ」 こんなヤツが一人くらいいてもいいと思うんだ 8スレ目 44 ─────────────────────────────────────────────────────────── ●○「これでお前とお揃いだぜ」 ○○「というかそれで誰だか解ってしまうお前って・・・」 ●○「いいだろ。ほかの奴じゃ絶対真似できない。私だけの特権だぜ」 そう言うと●○は自分と○○の手を絡めて、そのまま箒に乗り・・・ 167 :名前が無い程度の能力:2007/06/26(火) 21 30 40 ID 6.qytjAM0 163 @「あらあら、私を差し置いて何を言っているのかしらね」 ⑨「記号表現でも抜かり無し!あたいってば最強ね!」 ●○「……何か違う気がするんだぜ?」 8スレ目 163 ─────────────────────────────────────────────────────────── 魔「なぁ、○○」 ○「ん? 何、魔理沙」 魔「お前、霊夢に告白したんだって?」 ○「うん、したよ」 魔「…で、振られたんだよな?」 ○「うん、振られたね。あなたとは良い友達でいたいって言われたよ」 魔「……よく分からないんだぜ」 ○「何が?」 魔「振られたのに、なんで今も一緒に神社に住んでるんだ?」 ○「何かおかしい?」 魔「普通、気まずくならないか?」 ○「なんで?」 魔「なんで、って……」 ○「……うん、多分、魔理沙の言うとおりなんだろうね」 魔「……○○?」 ○「普通断られたら気まずくなって、少なくとも一緒に住んではいられないよね」 魔「まぁ、普通はそうだと思うぜ」 ○「うん。だけどね、僕は別にどうでもいいんだ」 魔「どうでもいい?」 ○「霊夢が僕をどう思っていようと、周りがどう思っていようと、 僕が霊夢を好きなのに変わりはないから」 魔「…まだ、諦めてないのか?」 ○「少し違うね。最初から返事なんて期待してなかったんだよ。 告白したのも、その場の流れみたいなものだったし」 魔「……よく、分からないぜ」 ○「そうかな?」 魔「自分の好きな奴には好きになってもらいたいって思うんじゃないのか?」 ○「見返りを求める愛は愛じゃないよ」 魔「…よく、分からないぜ…」 ○「そう? 僕からすれば、好きですだから付き合ってください、っていう方が分からないな」 魔「…………」 ○「確かにそうなれば嬉しいけどね。 だけど、好きになったのは僕の勝手。 その勝手を相手に押し付けるつもりはないよ。 幸い、霊夢も友達として、同居人としてなら僕のことは好いてくれているみたいだし。 それで十分じゃないか」 魔「…霊夢も、贅沢な奴だぜ。こんなに想われてるのに、答えてやらないなんて。馬鹿だぜ」 ○「そういうこと言わない。……じゃあ、僕はそろそろ帰るよ」 魔「おう、分かったぜ。途中で襲われてもちゃんと逃げ切れよ」 ○「相変わらず送ってくれるって選択肢は無いんだね。分かってる、じゃあまたね」 魔「…馬鹿だぜ、お前も霊夢も……でも、一番の馬鹿は私か……」 8スレ目 280 ─────────────────────────────────────────────────────────── 魔理沙は家に鍵をかけない、深い意味はなく恐らくは忘れているだけなのだろう 「あいつ鍵って何なのか解かってんのか?」 悪態吐きながらドアを開ける、結界が張ってあるわけでもない 「おーい、魔理沙ー?」 呼び掛けるが返事はない、仕方ないので部屋を見て回ることにした ~青年探索中~ 「寝室か・・・入るべき場所ではないが・・・うぬ」 軽くノックしてドアを開けた 「まりさー?」 ベットが盛り上がっているので恐らく寝ているのだろう 仕方ないので掛け布団?を少しめくってみた 寝息を立てて静かに眠るっている 「人と約束しておいて・・・寝てんじゃねー!」 布団をがばー!っと剥ぎ取って・・・魔理沙を起こそうと試みたのだが ○○の思考は停止した 普通寝るときってパジャマじゃね?何でこの娘下着姿で寝てるんですk 今起こった事をありのまま話すぜ!パジャマだと思ったら下着姿で(ry 「こ、このバカ娘、まだおきない・・・悪戯しちまうぞコラ」 いや、○○にそんな度胸ないんだけども 「ちっ、書置きでもして行きゃいいかね」 仕方ないのでメモ紙を探そうとおもったときだった 「悪戯・・・しないのか?」 「ま、魔理沙・・・起きてたんなら声かけろよ」 「ごめん、それで、その、悪戯は?」 「いや、まて、落ち着こう、あれは出来心だ、ちょっと魔がさしただけだ」 「別に私は・・・その・・・お前なら」 「ッ!バカ!そういう事を口にするな!本気にするぞ」 「だから私はお前なら」 ○○はベットに魔理沙を押し倒した、両手首を掴んで馬乗りになる 魔理沙は眼を硬く閉じて震えていた 「私は、お前の事、最初にあった時から、好きだったぜ」 震える声で、告白された 押し倒している場合じゃない、された側は、返事をする義務がある、と思う 「ずるいな、先に言うなよな、出遅れたみたいじゃ無いかよ」 「○○?」 「俺は霧雨魔理沙のことが好きだ、愛してる」 「ははは、なんだ、悩んでたのがバカみたいだ・・・○○も私の事好きでいてくれたんだな」 「魔理沙」 「うん・・・いいよ」 俺達の初めてのキスは少々乱暴な体制だった 8スレ目 330 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「今日は七夕か・・・」 誰と過ごそうかな 霊夢 →魔理沙 アリス 「なぁ魔理沙」 何だ○○ 「七夕だぜーって言いながら家の窓を割って入ってくるのはいつもの事だから置いておくが」 「うんうん」 「なぜお前が来た後に集中豪雨だ!しかも割れた窓から降り込んで来るし!」 「あははー」 七夕だぜーと言いながら我が家の窓をブレイクした魔理沙、その後集中豪雨で横殴りの雨が降り続いているのがいま そしてベニヤ板で窓を塞いでいるのが現在進行形 ~青年奮闘中~ 「あーあ、せっかく○○と天の川を見ながら短冊書いて弾幕ごっこだとおもったのに」 「ちょっと!?最後しゃれになんないのが入ってるよ!!?」 「・・・あーあ・・・○○と七夕を、なぁ」 「まぁしょうがない、雨が降ってるのは仕方ない、どうしようもない事だよ」 不貞腐れる魔理沙を放置して風呂に入る用意をする 「?なんだ、風呂に入るのか?」 「ああ、お前が割った窓の修理でずぶ濡れだからな」 「・・・ごめん」 魔理沙らしくない、魔理沙らしくない、こんな可愛い女の子みたいな(失礼)魔理沙を見るのは初めてだ 「○○・・・許してくれるか?」 落ち着け○○!此処で熱く迸るリビドーを爆発させたら御終いだ!いろんな意味で! 「あ、ああ別に・・・怒ってないから、そんな落ち込むなって!じゃあ俺は風呂入ってくるから」 そう言って足早に風呂(五右衛門風呂)に入った 「あーあー温まるぅぅぅ!」 風呂に入るとテンション上がるな、でも・・・ 「魔理沙と七夕か・・・雨が憎いのは久しぶりだな」 あの娘の笑う顔が見たい、女の子らしい魔理沙もいいがいつもの元気な魔理沙が好きだな しゅるっ、ぱさ 「?衣擦れのお・・・と !!??」 戸一枚隔てた向こうから衣擦れの音がする、服を脱ぐような・・・ 「HAHAHA何を考えているんだ俺は、思春期じゃ有るまいし」 なんて思っていると扉が開いた、立っているのは魔理沙で・・・ 「ばっ、お前!何で!?」 後ろを向いて魔理沙を見ないようにと― 「○○、私は」 ~とぅーびーこんてぃにゅ~ 8スレ目 356 ─────────────────────────────────────────────────────────── 魔法の森。俺と魔理沙はある開けた場所の切り株に背中合わせで座っていた。 「何でいきなり星を見ようなんて言い出したんだ?」 「たまには○○とサシでゆっくり話をしようと思ってな。」 四半刻前、俺は急に森の外れの家から魔理沙に連れ出された。 「全く、漫画や映画じゃあるまいし。こんなじめじめした所で。」 「うちの中もじめじめしてるのは一緒だ。晴れてるし、どうせなら星空の下ってのもいいだろ。」 今日は七夕。ではなく一日後。昨日は生憎の天気だったが今夜は雲一つ無い。 「ま、いいや。それで何の話だ。」 「まあそう堅くなりなさんな。ほれ一杯どうだ?」 魔理沙は懐から酒瓶とグラスを取り出す。俺は苦笑しながらグラスを受け取る。 「わざわざこんな所に酒飲みに来ることもないだろうよ。しかも二人っきりで。」 「○○は宴会はうるさくて苦手なんだろ?」 「なかなかするどいな。」 「そりゃ毎回端の方で黙って一人で飲んでるほうが変だ。」 「お前だって分かるだろ?最近は誰の近くに行ってもお惚気話の嵐、良くて従者の優秀さ加減について延々と語られるんだ。 霊夢も酔えば××について語りだすわ、紅魔館メンバーも同じようなもんだ。 白玉楼組もだし迷い家一家も他にも天狗もみんなそろってお惚気話だ。鰻一匹すら食ってねえのに五分でおなかいっぱいだ。」 「あ~あ、私もお惚気話ぐらいしてみたいぜ。」 すこし話が読めてきた。酒の勢いで口説き落とす気のようだ。 単刀直入に言わない所をみると、こっちから言い出すのを待っているようだ。 別に魔理沙が嫌いではないが少し焦らしたくなる。とりあえず酒をちびちび飲みつつ時間を稼ぐ。 「で、昨日何したよ?」 「は?昨日どうしたって?」 「だから七夕だよ。俺は家で内職してたが。」 「はっはっは。私は宴会に行ってたぜ。永遠亭から竹が配られてな。短冊も書いたぜ~♪貧乏暇無しってヤツだな、お気の毒に。」 少しむっと来た。俺をどこぞの巫女と一緒にするな。こうなったらとことん焦らしてやる。 「で、願い事何にしたよ。魔理沙は多分、『霊夢に勝てますように』とかじゃないのか?」 「な、何で分かるんだよ、そんなの。」 「いや、お前いっぱいいっぱいだぞ?色々と。」 「色々と、って何だよ色々って!」 「ははは、全部ってことだ。」 向こうも少し熱くなってくる。わはは、そっちから言うんだ意地っ張りめ。 「そっ、そういえば昨日は曇りだったけど、大丈夫かなぁ。」 「どうした?急に。」 魔理沙が話題を少しそらしてきた。体勢を立て直す気か。 「いや、昨日曇りだったからさ。『七夕の日が曇りだとその年は織姫と彦星は会えない』って永琳が言ってたんだ。」 「そーなのか?天気一つで一年に一度の逢瀬が潰れるとは…仕事ほっぽり出して遊んでたとはいえ哀れだな。」 「ああ、願い事もかなうかどうか…」 「人の色恋事には興味が無いんだな。恋色魔砲使いのくせに。」 「っ、なんだよ!人が悩みの相談に来たのに○○は!」 「何だよ、急に怒ることねえだろ。」 「うるさい!もっ、もともとは××にどうやったら気に入ってもらえるか相談しようと思ってたのに!」 「……は?なにいってんだ?××は霊夢の彼氏だぞ?」 「まだ霊夢が酔った勢いで言ってるだけじゃないか!まっ、まだチャンスはある!」 「ま、それでも時間の問題だろうな。」 「もういい!○○に相談した私が馬鹿だった!」 そういうと急に箒にまたがって猛スピードで帰ってしまった。 ……だいぶ怒らせてしまったらしい。酒瓶もグラスも置いていった。 貰ってしまおうと思ったが、流石にまずいか。ちゃんと返したほうがいいだろう。 魔理沙の家が何処にあるかは知っている。そう遠くは無かったはずだ。 「ったく、どーせ俺なんか眼中にねえんだろ。いいさ、今年ももてないリーグでビールかけ合ってやるさ。」 愚痴を呟きながら暫く歩くと魔理沙の家が見えてきた。明かりが点いているところをみると、まだ起きている様だ。 中に入ることは躊躇われたので、扉の前に置いておくことにする。わざわざ取る暇人もいないだろう。 ふと家に立てかけてある竹に気づく。おそらく永遠亭から配られた竹だろう。短冊も吊ってある。 少し気になって短冊を見てみる。どうやら十数枚あるようだ。 「『霊夢に勝てますように』…『霊夢より先に異変を解決できますように』…ほとんど霊夢関係だな…ん?」 そんな中で一つの短冊に目がとまる。 「『○○と仲良くなれますように』か…あの意地っ張りめ…。」 苦笑しながらあることを思いつく。 確かポケットに…あった。昨日の内職―――七夕セット作り―――で余っていた黄色の短冊と、鉛筆、それからひもを一本取り出す。 「……これでよし、と」 出来たものを酒瓶にかけてそっと魔理沙の家を離れた。 『魔理沙と仲直りできますように。』 空を見上げるとおくればせながら、天の川の上で白鳥座が一際光っているように見えた。 8スレ目 389・390 ─────────────────────────────────────────────────────────── 唐突だが、ホッケーマスクをかぶった白黒がやってきやがった 「何のつもりだ魔理沙」 「よう○○、これから納屋でギシアンやってるカップルを殺しに行こうぜ」 「危ないネタは止めなさい」 「じゃあフ○ディーと対決しようぜ」 「宇宙でも行ってろ、と言うか何処でそんなネタを仕入れてきた」 「☆ヒ☆ミ☆ツ☆」 「間に星を入れるな、いい加減ホッケーマスクをとれ、マチェットも下ろせ」 ぶーぶー言いながらホッケーマスクとマチェットを机に置いたのはいいんだが 「じゃあカップルのほうだ」 「は?」 「納屋でイチャイチャしよう」 「納屋は無い」 「なら此処でかまわないだろ?」 けっきょく魔理沙は俺とイチャイチャしに来ただけだった・・・ ほんとに出ないよな?安心してイチャイチャしていいよな!!? ~終~ 8スレ目 447 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「魔理沙、魔理沙、起きろー風邪ひくぞーおーい?」 「ん・・・んー」 きのこ狩りに来ていた俺らだった、分かれて探していたはずだが 「人にだけ探させといて自分はお昼寝ですか、いいご身分だなこの魔法使いは」 鞄を枕に、草をベットに、羨ましいぐらい気持ちよく寝てやがる 「おーい、魔理沙さん?起きてくれないと日が暮れるんですが」 「んーむにゃむにゃ」 ああもう、可愛いなぁこのまま悪戯してしまいたい 余談だがいたずらって漢字で書くとエロくない? 「ん~○○・・・あは○○だぜー」 こう、ぎゅーっと、抱きしめられたわけですよ、エロゲみたいな展開に狂喜乱舞していたんですがね 「○○、○○」 「どうした?俺は此処にいるぞ?」 このままルパンダイヴでもいいかな、何て思っていたが 彼女の瞳からこぼれた涙に、体が固まった 「お、おいおい、何で泣いてんだよ!?」 彼女は何も言わない、聞こえるのは寝息だけだ、僅かに上下する胸 「わけわからんぞ、ちくしょう」 唯彼女の涙に、魅せられた事は確かだった 「あー・・・惚れた弱みかね」 結局背負って帰った、彼女は驚くほど軽かった 「こんなもんかな」 魔理沙をベッドに寝かせ、自分で茶を入れ、自分で飲む 広く感じる、こんな静かな家に一人で住んでるのか、あいつは あいつの茶はすっかり冷めたな・・・ 「あー・・・○○・・・その・・・おはよう(笑」 「魔理沙、起きたのか・・・この莫迦、人にきのこ拾いさせといて自分はお昼寝か!?」 「うーすまない、ちょっと寝不足だったんだぜ」 「それで・・・すっきりしたか?」 「もうばっちりだ!寝たらすっきりした」 いつもの元気な彼女が其処にいる、先ほど抱えた時に驚くほど軽かった 此処にいるのは俺と魔理沙、ここに住んでいるのは魔理沙 「なぁ・・・お前ここに独りで住んでて寂しくないか?」 「ん?別に、もう慣れたよ、それに・・・霊夢やアリスや○○が遊びに来るからな」 慣れた、その言葉が辛かった、俺は寂しくないかと問うた、魔理沙はそれに慣れたと答えた、ソレが寂しかった、苦しかった 目の前にいる彼女を、魔理沙を抱きしめたくなった 俺は思うままに動いた 「○、○○!?」 ああもう、何でコイツはこんなに細っこいんだ、抱きしめたら潰れそうだ チクショウ、何でコイツはこんなに暖かいんだ、俺の理性をぶち壊す気か? 「寂しさに慣れたなんて言わないでくれよ」 「○○・・・」 「俺がいるからさ、ずっと一緒にいるからさ」 「ああ、そうだ、それならさびしくないぜ」 迷いの森の小さな屋敷、真暗闇のなか、其処にだけは、灯りが灯っていた 「よう魔理沙!」 「な、なんだこの荷物は!?」 「俺の着替えとか、家財道具もろもろ」 「なんで!?」 「ずっと一緒にいるっつったろ?今日から俺もここに住む」 「な、なにーーーー!!?」 それでも森は静かなまま、それでも小さな館には、アカリが灯った 8スレ目 892 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「霧雨のお嬢さん・・・か」 「何だ、魔砲使いに惚れたか」 仕事仲間に冷やかされつつも買い物をする霧雨魔理沙に見とれる俺 「やめとけって、俺らみたいなただの人間が相手にされるわけねぇって」 んなこたぁ解ってる、しょうがないだろ、彼女はかわいいんだから 「大体魔法使いなんてキチ○イだって、ろくな連中がいると思ってんのか?」 「おいテメー、彼女を何も知らないで決め付けんな」 「あ?やるかコラ?タッパあるからっていつも見下ろしやがって、きばって(ry」 もうなんでうちの店は893予備軍みたいなのばっかりなんだろうね、親父に人は選べって言いたいよ 「五月蝿せーよ、俺の事はどうでもいい、魔法使いを莫迦にするんじゃねぇ」 「はぁ?餓鬼が何を「おいおい喧嘩か?止めとけよ、ろくな事ないぜ?」 き、霧雨魔理沙さん!!? 「女は黙ってろ!このガキが!?あぁ!!?がっ!」 五月蝿い、霧雨のお嬢さんが来てんだ、黙っとけ 俺はおっさんを投げ飛ばして何事も無かったように話しかけた 「御見苦しい所を見せてしまって申し訳ありません」 「別に良いけど・・・そっちの兄ちゃんは大丈夫か?」 「お気になさらずに・・・今日は何をお求めですか?」 「ああ、今日は・・・」 彼女は必要なものがそろうと風のように帰っていった ちょっと残念・・・まぁいいや 「はぁ・・・緊張した、死ぬほど緊張した」 心臓がバクバクいってる、彼女の話をしてるときに、だもんな 「あの~若旦那?」 「ん?どうした?」 「この人どうします?」 すっかり投げ飛ばしたおっさんを忘れていたのだった 道端で転んだ女の子、膝をすりむいたらしく泣いていた そして傍らに白黒の魔法使い、泣き止まない子供に悪戦苦闘しているようだった 必死にあやしたり、飴をあげたり、色々頑張っていた その女の子が泣き止んだとき、彼女はすごい、笑顔だった そして俺は惚れちまった、霧雨魔理沙に、白黒の魔法使いに 霧雨魔理沙はうちの常連客で、俺はその店の若造、若旦那、一従業員 このまま時間が流れて、俺は店の主になる、彼女は恐らく魔法使いのままだろう 俺はそのまま年取って、死ぬ でも、告白だけはしようと思う、何もしないで諦めるよりはいいはずだ さて、今日も彼女は来るのだろうか、明日来た時に・・・いや、明後日・・・ 考えているときが一番楽しい、未来は決定していない、自分の想像を張り巡らせる 「俺は、君の事が、好きだ・・・なんてな」 一人で呟いた、応えるものは誰もいない 明日にしよう、ぐずぐずやっててもしょうがないからな 俺は明日、霧雨魔理沙に、告白する・・・予定だ 9スレ目 409 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「おい○○!邪魔するぜー!」 今日も勝手に他人の家に不法侵入する白黒 流石にもう慣れた 「そろそろ鍵をつけて良いかな?」 「扉ごと壊すぜ」 向こうの部屋から声は聞こえる、この時間ということは昼飯でも作っているのか 「今日の飯はなんだ!?」 そういえば朝飯を食べていないのでお腹が・・・ 「よう魔理沙、今日はパンだ」 パンツ一丁で昼飯を作る○○、さして気にしない様子で魔理沙の問いに応えた 「ななななななそ、そんな格好でうろつくなバカッ!」 「いや、ここ俺の家なんだけど・・・」 「う、うるさい!少しは気を使え!」 「・・・お前に言われたくない台詞だな」 コイツに気を使えとわ言われたくないな 魔理沙は後ろを向いて、怒っている?様だ いやこれは恥ずかしがっているようなものか 「・・・服着りゃいいんだろ?」 しょうがないから箪笥からジャージを取り出す 「あ・・・」 「何だ、じろじろ見るな」 「み、みてない!莫迦なこと言うなっ!」 「・・・じろじろ見てたじゃん」 「もういいから服を着ろ!」 可愛いなぁ、魔理沙をからかうのは凄く面白い 思わずやりすぎちまったりするけども、しょうがない 「どうした?顔が赤いぞ?」 「ななななんでもないぜ!?だいじょうぶだぜ」 面白い奴だ、初心な所がたまらん・・・俺はおっさんかよ 「それで、今日は何しに来た?お前の好きそうな向こうの本も読みつくしたと思ったが・・・」 「え、ええと・・・」 「なんだ?もしかして俺に会いに来てくれたのか?」 からかうつもりで言った、特に深い意味はなく、だ だから魔理沙が真っ赤になって逆に驚いたぐらい 「えー・・・あー・・・うー」 どもってる、しかも真っ赤で、これは・・・ソウイウコトデスカ? とんがり帽子を目深にかぶって真っ赤な顔を隠そうとしている、らしい 「じゃ、邪魔したぜっ!」 咄嗟に、腕をつかんだ 「魔理沙・・・」 「な、なんだ?」 どうしよう、いうこと考えてなかった、こういう場合、う~ん何も思いつかない 「お、俺も、お前を待ってた、ぜ」 俺何言ってんの?脊髄反射で言った台詞にしちゃ恥ずかしすぎるんだけど 互いに真っ赤になって見つめ合うという不思議で珍妙な状況 「・・・飯食うか」 「そ、そうだな」 まぁその状況も空腹に打破されたのだが ちょっと気まずいまま飯を食った そういえばいつからか二人分用意するようになってたな 「なぁ○○」 「なんだ」 「明日も・・・来るぜ」 「そうか・・・じゃあ待ってる、お前を」 「ばか、恥ずかしいぜ」 「お前は何しに来るんだ?」 「えっと・・・お前に、会いに、だぜ?」 そう言って恥ずかしがりながらも笑ってくれるのだった さて、明日の二人分の用意をしておこう 材料だけ買ってきてあいつに作らせてみようか なんにしろ明日が楽しみだ、いや、明日だけじゃ無い、これからが 9スレ目 437 ─────────────────────────────────────────────────────────── 魔理沙「おーい、そこのビーカーとってくれ」 俺「ほらよ」 外の世界から迷い込み行き場のなくなった俺。 小さな魔法使いに拾われ、現在住み込みでお手伝いさんをしている。 魔理沙「うしできた、透明になる薬。 ほら飲んでみろ」 俺「やれやれ、また人体実験しやがって……」 魔理沙「まぁいいじゃないか、万が一のために解毒薬も作っておいた」 俺「ふぅ……」 俺はビーカーに注がれた刺激臭のする琥珀色の液体を一気に飲み干す。 俺「ううっ!?」 魔理沙「ど、どうした……?」 俺「うあああああああ…………」 うずくまり、床に倒れこむ俺。 魔理沙「げ……解毒薬……あっ!」 よほど動揺したのか、魔理沙は誤って解毒薬を床にこぼしてしまう。 俺「う……くうううう……」 魔理沙「おい……しっかりしろよ……」 掠れる俺の視界には、何も出来ずに涙をこぼす魔理沙が見える…… 俺「なーんてな」 魔理沙「え…?」 俺はすくっと立ち上がって両手を見る。 俺「味はけっこうキツかったけど、服用後は中々いい感じだ。 んー、やっぱり耐性付いてるのか? 俺相手でも透けるくらいだな……」 魔理沙「バカ!!」 そう叫んで半透明の俺に抱きつく魔理沙。 魔理沙「心配……するだろ……」 まだ身体が震えている。 俺「…ごめん。 さ、続き始めようぜ」 小さな身体を抱きしめながら、俺は作業の続行を促した。 9スレ目 802 ─────────────────────────────────────────────────────────── 魔理沙ー!好きだー!結婚してくれ! お前の為に男になってもいいんだよぉおおお 10スレ目 23 ─────────────────────────────────────────────────────────── お前は何のために生まれてきたんだ?と○○が聞いてきたとき私は上手く答えられずにまごまごしたので、 ○○は私の手のひらを取り優しく笑った。 「お前は幸せになるために生まれてきたんだ。そうだよな?魔理沙」 私は○○の笑顔が物凄く綺麗でまさに幸せをボンドで固めて形にしたかのようだったので、寝惚けたようになって頷いた。 少し目の覚めた今もあるいはそうかもしれないと感じる。 だって私はとりあえずいつだって出来れば幸せでいたいと願っている。 良い気分でいたいと思っている。友達と楽しく遊んでいたいと思っている。 痛い思いをしたいとは特に思わない。 「じゃあ、○○は何のために生まれたんだ?」 ○○は私の問いに答えず繰り返した。「お前は幸せになるために生まれてきた。そうだよな、魔理沙?」 私はまたうっとりとして寝惚けたような頭で頷く。 私の頭はすぐに寝惚けてしまうのだ。恋をしているからに違いない。 「不幸になるのに俺たちはどうして一緒にいるんだろうな」 「私たちは不幸になるのか?」 ○○は部屋の中を歩き回った。「このままじゃ駄目だな」○○はそう呟いている。 私と○○のどこにいけない所があるのか私にはよく分からなかった。 我々は大変よくやってきたのだ。 私はよく色んなことを失敗するけど○○がその度に助けてくれた。その逆もあった。 キスだってたくさんした。 私が○○を拒んで○○が私を拒んだことはまずなかった。 私たちは求め合い双子のようにくっついて眠り翌朝○○が朝食を作って私は風呂を掃除した。 夢のようにそんな日々は過ぎた。 「提案があるんだが」 「なんだ、○○」 「俺はお前のことを出来れば幸せにしたい。でもこれは叶わぬ夢だ。 何故なら俺は、”誰かを幸福にするようには出来ていない”んだ。 これはすごく些細なことのように聞こえるかもしれないけど、致命的で絶望的だよ。 俺たちは離れたほうがいいだろう」 私は○○が何を言っているのかよく分からなかったから、台所に行きフライパンに油をしいてパンケーキを作った。 私はもともとちまちました料理という家事は苦手だったので、パンケーキくらいしかまともに作れなかったのだ。 ○○はパンケーキの種の横に、卵を片手で割ってとろりと落として、フライパンの端っこで器用にスクランブルエッグを作った。 私と○○はひとつのフライパンでふたつのメニューを作ることが出来た。 パンケーキとスクランブルエッグ。 私は蜂蜜をかけ○○はコーヒーを飲み、お腹がいっぱいになった私たちはやはり寄り添って眠った。 私は○○のどこが誰かを幸福にするように出来ていないのかさっぱり理解が出来なかった。 私たちは絵に描いたように幸福そうだった。 やがて○○が目を覚まして、私の耳たぶを口に挟んでちゅうちゅうとしゃぶった。 だしが出てしまいそうなくらいしゃぶられたので私の耳たぶはふやけて真っ赤になってしまった。 「○○?」 「なんだ、魔理沙」 ○○の歯がちくちくと私の耳たぶに当たるようになった。 私は彼が私の耳たぶを狙っているらしいことを悟った。 私は彼の柔らかい唇と鋭い歯から逃れて、ベットからも転がり落ちた。ごつんと頭をぶつけた。 見上げた○○は私を見てにやにやと変な笑顔を浮かべていた。 「言っただろう、魔理沙」「俺たちは離れたほうがいいって」 ○○がベットを飛び降りて、私にのしかかってきた。 荒い息が私の耳ばかりをくすぐる。 「お前が幸せになりたくないならずっと一緒にいようじゃないか。 俺は幸せになるために生まれてきてはいないんだ。お前とは違う。 俺は幸せじゃなくたっていい、他にすることがたくさんある。 だがお前に何がある?ただ痛いだけに耐え切れるか?ただ寒いだけに耐え切れるか?幸せじゃないまま生きていけるか?不幸のまま死ぬことは可能か? どうしても俺がいいとお前には言えるか? 魔理沙、人は忘れることが出来る生き物だな。きっとお前は俺を忘れてしまえる。 お前は幸せになるために生まれてきているんだ。お前は俺から離れればきっと幸せでいられるだろう。 魔理沙、お前はきっとしあわせになれるよ」 ○○が私の耳たぶをがりり、と食いちぎった。 私は大きな悲鳴をあげて、小屋を飛び出て、森の奥深く深くまで逃げていった。 つもりだったのに気が付いたら私は森を抜け、裸足で、傷だらけで、右の耳たぶを失って泣いていた。 何で泣いていたのか知らないけれどとにかくシクシクと泣いていた。 とても怖い思いをいっぱいした。 蛇がいた。蜘蛛がいた。お腹がすいた。 夜は墨のように暗くざわめきは嘲笑と罵倒のようだった。 だけど私は生きていた。なんのためか知らないけど生きていた。 呆然とする私を見つけた若い男が私を医者の所まで連れて行ってくれた。 私は全部「なにがあったかわからない」と答えた。 本当に何も分からなかったのだ。 私は記憶を喪失した可哀相な少女として扱われた。 耳たぶは生えてこなかったけど、もともとそんな形だったみたいに綺麗に綺麗に治っていった。 私を助けてくれた若い男(その頃私はもう彼の名前を知っていた)は、 今まで見た耳の中で一番綺麗な形だよ、とほんとだか嘘だかたぶん嘘だろうなというお世辞を何回も繰り返して言った。 やさしいひとだった。 私はそれをずっと黙って無視し続けていたのだけどある日、昼ごはんにパンケーキが出てご機嫌だったので男に「ありがとう」と言ってみた。 男は、わっと喜んで笑って、そのあと急に苦しそうに泣き出して、私を捕まえて、花に止まる蝶々みたいなキスをした。 私は○○ほど綺麗でないその男のめそめそ泣く顔を、寝惚けたようになって見ていた。 私は本当に幸せになるために生きているらしかった。 少なくとも私は一度だって○○のために生きていたことはなかった気がした。 そしてこの男のために生きていくことも決してないだろうと思う。 私は本当に自分が幸せになるためにだけ生きているのだ。 時々彼にかじられた耳たぶのことを考える。 ○○はあれを飲み込んだだろうか?それともティッシュにくるんで捨ててしまっただろうか? ぺっと床に吐き出したりしなかっただろうか。そうだとしたらとても大変だ。○○は掃除が下手だから。 ああだけどあなたはとても料理が上手だった。 私をいつもあたたかくしてくれた。 本当に誰かを幸福にするように出来ていないのは私なのだと思う。 私は○○の美味しい部分をちゅっちゅとしゃぶって、何の役にも立たない耳たぶだけ置いて逃げてしまったのだ。 あのままあそこにいて、いたくてもさむくてもふこうでも、○○のそばにいます、と私が言うのを、 ○○が心のどこかでほんの少しでも願っていたらと仮定すると私は胸が死ぬほど痛くなる。 きれいじゃない顔で泣く。 でもそういうとき私はひとりじゃないのだ。 若い男が今度私の耳たぶのなくなった耳に優しくキスしてくれて、私は○○を悲しませてしまったかもしれない恐怖に慄きながら自分の幸せをかみ締め暖かさにまどろむのだ。 よっぽど私が誰より悪魔だ。しあわせなにんげんは、悪魔だ。昔に絶対悲しませた人がいる。 報いを受けていない。 私は自分の顔が醜く膨らんで、にきびだらけになってしまえばいいと思う。おなかが出るとか。 でも本当にそうなったら私はきっと絶望して、哀しくて死んでしまうかもしれない。 だって、私は幸せになるために生きているのだから。 みんな幸せになるために生きているんだから。 わざわざいたい思いをすることはない。あたたかいお布団でおねむりなさい。 夢の中で私は何度も○○に耳たぶを差し出して泣くのだけれど、それでも私はまだ幸せといえるんだろうか。 私はきっと○○と一緒にごろごろ眠るために生きていたのだと思うよ。 11スレ目 220 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「うーさみー」 西洋風の家にあるべきではない炬燵に独りでぬくぬく温まっている。 そんな中のふと発した言葉が、止まっていたかのような時間の流れを戻した。 気がつけば12月も終わりに近づいていた。 あと1週間もすれば新しい年が明ける。 「……俺この1年で何かあったかー……?」 ……ここの世界の住人になったこと以外、何もなかった。 これは意外だ。 「あー切ねぇ」 流れる時間の大切さを後悔と共に噛み締めながら小さくボヤく。 「うーさみー、今帰ったぜ」 「おお、お帰り」 主がいつものように蒐集してきたものを入れた袋を背中に抱えて帰ってきた。 「……あれ?」 あの格好……どこかで見たか……? 「ん? どうかしたか?」 几帳面に手を洗い終えて俺の所へやってきた彼女。 よほど険しい顔をしていたのだろう。 心配そうに顔を覗き込まれている。 「いーや、何でもないけど」 「そっか」 彼女は俺と同じく炬燵に入る。 入るのだが。 「だから何度も言ってるだろ? よく見ろ。 炬燵はまだ3辺あるじゃないか」 「こっちのほうが断然暖かいぜ」 胡坐をかいた俺の脚の上に乗ってくる。 幸せそうだ。 「ふぅ……ところで、なんだけど」 「ん?」 おかしい。 昨日までと様子がおかしいぞ。 「今日は……何の日だったっけ?」 まずい。 時間の感覚がなくなってる。 ここ1年ずっと彼女の家の掃除なんかで祝日なんか忘れるぞ…… 「えーっ……とぉー」 曖昧な返事。 「ひどいぜ、私がせっかく用意してきたっていうのに」 「何をだ?」 「今日のアレだ」 アレ……ああ、アレのことか。 「ああ」 オーバーなリアクションでうなずく。 「その……あれだ。 メ、メリークリスマス……」 彼女はこっちを見ずに俯き、聞こえるか聞こえないかのか細い声で囁いた。 耳が真赤になっている。 「うん。 メリークリスマス、魔理沙」 「やっぱり口に出すと……は、恥ずかしいな……」 魔理沙がどんどん縮こまっていく。 「あー……クリスマスの……プレゼントなんだがー」 「『私』だろ?」 あてずっぽうで繋いでみる。 さぁ派ずれろ俺の勘! 「…………そう」 おおっと。 弾幕でも何でも数撃ちゃ当たるものなのだろうか。 「よし、俺からもクリスマスプレゼントだな」 炬燵に突っ込んでいた腕を抜き出し、そっと魔理沙を抱きしめる。 「わ、わ、何すんだよ」 口では嫌がってるようだが抵抗してこないし、声も甘くなっている。 そしてトドメの一言。 「大好きだ、魔理沙。 これからもずっと一緒にいてくれるか?」 耳元でそっと囁く。 「…………うー……」 恥ずかしさやらが混じって返答できないようだ。 耳にそっと息を吹きかける。 「ぅひゃあん!」 おおそこはかとなくエロい。 こんな声が大好きだ。 「どう? 俺からのクリスマスプレゼント」 「あの……ありがたく受け取らせていただきます……」 まずいたまらなくなってきた。 抱きしめている手にも力がこもる。 もう1度、囁いてみる。 もうおちょくるどころかいじめたくてしょうがない。 「魔理沙、好きだよ。 大好き」 「………ぅゃ………あ…………」 言葉になってない。 今度は耳を甘噛みしてみる。 「ふぁあああああ……やめ……」 ピクピクと体を震わせてる。 流石にこれ以上いくと自制ができなさそうなので止めておく。 「全く……いきなり不意打ちなんて……」 照れ隠しなのが見え見えな声色だ。 「いやースマンスマン。 あまりにも愛おしくてな」 笑い混じりに話してみるも、やっぱり。 「……改めて口に出して言うとやっぱり恥ずかしいな」 「だろ?」 12月25日、クリスマス。 幻想郷にもサンタはいるのだろうか。 少なくとも、俺のそばにはいるようだ。 黒と白の服、大きな袋を持った魔法を使うサンタが。 うpろだ697 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「あんた、こんな寒いのによく来るわね……」 博麗神社の巫女博麗霊夢はため息をつき呆れ顔で来客を迎えていた。 「そういうなって、今日は蕎麦をもってきたんだからよ」 「それとおまけの餅と茶もな」 神社の来客である霧雨魔理沙と○○は笑みを浮かべた。 「まぁ、それなら言うことはないわ。ちょうど今から用意しようかとおもったころだし」 それに釣られてか微笑を浮かべ○○から荷物を受け取る。 「じゃあ、じゃまするぜ」 「麺とかは作っているからあとは軽く湯がいて食べるだけにしているから」 「ありがと。それならすぐできるから奥で待ってて」 「わかった――って、魔理沙はもういるみたいだけどな」 「ったく、あいつは……。いくらお腹があれだからって少しは遠慮しなさいよ……。何ヶ月だっけ?」 先ほどの魔理沙の膨れたお腹を思い出す。 ○○との子供ができたときはこれ以上とないくらい大騒ぎした。 これで少しはおとなしくなるかと思いきやいつもどおり神社に奇襲をかけてきていた。 さすがに宴会のときは酒は抑え目にするように○○に抑えられたが。 「そろそろ予定日だって永琳は言ってたよ。だから年明けは忙しくなりそうな気がするな」 「よかったじゃない。でも、あの家で子守することできるの?」 「なんとかした…。まさか、掃除に月単位かかるとはおもわなかったけど……」 「……ま、ドンマイ」 「お~い、蕎麦まだか~?私の子供もそういってるぞ~」 「はいはいはい。今から準備するから!じゃ、準備してくるわ」 「わかった。じゃあ魔理沙の相手をしとく」 「あまりイチャイチャしすぎて部屋を甘ったるい空間にしないでよ」 「それは魔理沙に言ってくれ…」 「おまたせ~。年越し餅入り蕎麦できたわよ。って、甘ったるくするなって言ったでしょ!」 「へへへ、細かいことを気にしすぎると禿げるぞ」 「あ~、その。すまん……。俺じゃ無理っぽかった」 霊夢がどんぶりに入った蕎麦を持って部屋に入ったとき見た光景は胡坐をかいた○○の上に寄りかかるようにして座っている魔理沙であった。 しかも魔理沙は体を横に向け○○の胸板に頭を預けて○○の手をしっかりと握っている。 「なんだ、おまえは私にこういうことされるの嫌いなのか?」 「いや…、そういうわけじゃないが……」 「ったく……。あまりやりすぎると外にほっぽりだすわよ」 膨れつつ蕎麦を置く。 二人の分をバラバラに置いたのはいい加減離れろということなのだろう。 「そう言うなって妊婦は大事にするもんだぜ?」 「と、とりあえず食べようか。早く食べないとのびちゃうし」 ・・・少女 s、青年食事中 「年明けはもうそろそろかしらね」 食後たわいのない会話をしつつ霊夢がつぶやいた。 ちなみに二人は食事前の状態に戻っている。 というよりも魔理沙が一方的にくっついてきたという状態だったが。 「そうだな。今年は本当にいろんなことがあった…」 「○○と会って、喧嘩して、告白して、そしてプロポーズ…。お前といると退屈じゃなくて楽しかったぜ」 顔を赤くしながら○○の手を握る。 「俺も、魔理沙と会っていろいろと大変だったけどよかったと思ってる」 「はいはい、ごちそうさま。でも、あんたのおかげで私もイロイロと楽しませてもらったしね」 魔理沙達が持ってきた緑茶をすする。 上等なものだったのか自然とほほが緩み、もう一杯とおかわりをつぐ。 すると遠くから響く鐘の音が響いてきた。 「おっ、年明け―――」 突如、魔理沙が言葉を切る。 そして、目に見えて汗がだらだらと流れ始めた。 「ま、魔理沙どうした?」 「餅でものどにつまったの?」 「きた…」 「は?」 「きたんだよ!お腹が―イタタタタ!」 「ちょ!まじか!」 「い、医者を!はやく、永琳を!」 「えーりん!えーりん!たすけてえーりん!!」 「落ち着きなさい!早く永琳をつれてきなさい!!」 「お、おぅ!!」 そういうと○○はこれ以上ないくらいの速度で出てった。 まだ痛がっている魔理沙の手を握りつつ、ひとことつぶやく。 「今年はさらに騒がしくなりそうね…」 11スレ目 713 ─────────────────────────────────────────────────────────── 諸君 私は魔法使いが好きだ 諸君 私は魔理沙が好きだ 諸君 私は霧雨魔理沙が大好きだ 黒白が好きだ 魔女っ娘が好きだ 力強さが好きだ 蒐集癖が好きだ レーザーが好きだ マスタースパークが好きだ ドロワが好きだ 恥じらいが好きだ 優しさが好きだ 森で 人里で 神社で マヨヒガで 永遠亭で 霧雨亭で 香霖堂で 白玉桜で 無縁塚で 妖怪の山で この幻想郷で行われる ありとあらゆる盗難行動が大好きだ 戦利品をならべ 丁寧に飾り 満面の笑みと共に私に向かって 自慢してくるのが好きだ 空中高く放り上げられた私が 彼女のスペカでばらばらになった時など 心がおどる 魔理沙の操る ノンディレクショナルレーザーが 敵を撃破するのが好きだ 余裕の表情で 燃えさかる弾幕から 飛び出してきて 敵をなぎ払った時など 胸がすくような気持ちだった あてもなく空を飛び 面白そうな物を見つけると 何でもかんでも 私に見せてくれるのが好きだ 精神不安定な私に 「元気が出る魔法だ」と言って 何度も何度も抱きしめてくれる様など 感動すら覚える 泣いて帰ってきた私に 「泣くなよ……私まで悲しくなるだろ」と 共に悲しんでくれる様などはもうたまらない 魔法実験の時 私の振り下ろした手の平が薬瓶に当たり零れ 「何やってるんだぜ……」と言いつつも 結局は許してくれるのも最高だ 酔った魔理沙に キス攻撃で滅茶苦茶にされるのが好きだ 必死に守るはずだった魔理沙がひとり弾幕に飛び出して 自分は残機0で動けない様は とてもとても悲しいものだ 意味もなく抱き合って お互いの存在と愛を確かめるのが好きだ 褌野朗に魔理沙を盗られ 害虫の様に地べたを這い回るのは 屈辱の極みだ 諸君 私は魔理沙を 私にベタ惚れで天使の様な魔理沙を望んでいる 諸君 私の同士兄弟戦友諸君 君達は一体 何を望んでいる? 更なるネタを望むか? 情け容赦のない キャラから引っ張りだこのような世界を望むか? 鉄風雷火の限りを尽くし 鴉天狗の記者をも寄せぬ 嵐の様な愛を望むか? 魔理沙!! 魔理沙!! 魔理沙!! よろしい ならば求婚だ 我々は満身の力をこめて 今まさに振り下ろさんとする決断の時だ だが この暗い闇の底で 何十年もの間 堪え続けて来た我々に ただの魔理沙ではもはや足りない!! 私に超ベタベタに惚れている魔理沙を!! 見返りを求めぬ愛を!! 魔理沙「おーい、何書いてんだー?」 私「何でもないって」 魔理沙「そっか。 じゃ、実験の続きでも始めるか♪」 私「おう」 10スレ目 501 ─────────────────────────────────────────────────────────── 魔理沙、俺に一生ついていかないか? 10スレ目 914 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「魔理紗、お前の集めれない物を俺が手に入れてやるよ。 そう、お前の恋愛をな!」 10スレ目 990 ─────────────────────────────────────────────────────────── 手を繋いでふたり並んで、本当に氷のように、冷たい波に逆らいながら奥へ奥へと進んでいく。 隣を見たら○○は酷く優しい顔をしていて、私は寒くて震えてた。 ごぶんって水の音がして、肩のところで髪の毛が海水に晒されて浮き上がる。 口元まで迫った水をどうにか避けて、最後に「○○、」と呼んだなら、○○の色を失った冷たい唇が、私の同じく冷たい唇に触れた。 離れないよう必死に握り合っている手は、強く絡めすぎたせいで少し痛い。 目の前に広がる海は、黒だ。空の闇に溶け込んでしまいそうな、黒。 「・・・心中?」 「・・・それっぽいよなー」 「魔理沙一人で死ぬならまだしも、俺まで巻き込まないでくれる?」 「いやてか、ただの夢だからな?」 私がずずーっと音を立てて○○の淹れてくれた暖かい紅茶を啜ったら、○○に「下品」と冷たい声で言われた。 いや、思いっきりテーブルの上に足乗っけて更にそれを組んでるお前に言われたくないぜ○○。 さっきまでどこの令嬢かと見紛うほど繊細で格調高い空気を醸し出しながら紅茶をいれてたくせに、今はただのヤンキーじゃないか。 私はティーカップを持ち直して、今度は全く音を立てずに上品に紅茶を啜る。 ○○はそんな私を見て少しだけ目を細めて、「やれば出来るじゃないか」と微笑んだ。しかし嘲笑いっぽい笑顔で。(・・・) 私も○○と同じ笑顔を浮かべて、「○○もな」と言った。 今この家に来客が来たら、何故か嘲笑いあっている二人という異常な光景に驚愕するかもしれない。 まあ、私がいるときに○○の家に来客が来たことなんて一度も無いから、ありえない話であるけれど。 「夢には深層心理が現れるんだよ 魔理沙」 「・・・それは私が心の奥底では○○と心中したがってるって事か?」 「そういうことに、なるね」 ○○は何故か楽しそうに笑っていたけど、私は思わず黙ってしまった。 ・・・だって、そんなこと、ある訳がない。 私は死にたいなどとはこれっぽっちも思っていないし、第一もし死にたかったとしても○○を巻き込むことは絶対にない。 さっき○○が言ってたみたいに、ひとりで勝手に死ぬだろう。 更に○○が私の言うことをおとなしく聞いて一緒に死んでくれる可能性はほぼ無い、というか全く無いし、私がそんな世迷言を言ったが最後、 「そんなに死にたいなら俺が殺してあげるよ」とか言われて酷く嬉しそうな○○に戦いを挑まれそうだ。 その事をこんなに、それこそ痛いほど理解している私が、「○○と心中したぁい」とか乙女ティックかつファンタスティックかつセンチメンタルなことを思うだろうか? いや、思うわけがない。あれは、夢だ。紛れも無い。 「いや、ナイナイ。ほんとありえない」 「・・・ふぅん?」 「なんだ、その不満げな顔」 「お前が心中したいなんて下らないこと言ってきたら、すぐ俺の手で殺してあげようと思ってたのに」 「・・・言うと思ってたぜ、○○」 私が苦々しく言ったら、○○は「へぇ、よくわかってるね」と笑って言って、いつの間に出したのか、鈍い銀色に輝いているナイフの手入れなんか始めていた。 ・・・なんで私はこんな物騒な奴と茶なんか飲んでいるんだろう。 今まで私たちの関係はその、いわゆる、「恋人同士」だと思っていたが、獲物と狩人に認識を改めないといけないかもしれないな。いや本気で。 「ねぇ、昔から、心中した男女は、来世双子に生まれかわるって言われてるだろ?」 「・・・明らかに迷信だろ」 「俺だって信じてなんかいない。でも面白い話だとは思う」 「おもしろい?」 「そう。今が辛いから、来世で結ばれることを願って二人で死んだのに、恋焦がれた相手とは双子になってしまった。 一緒にはいられるかもしれないけど、一生気付かないで終えるかもしれない。 もし気付いたとしても、決して結ばれることは無い。・・・愛し合うことは出来るかもしれないけど・・・不可能だから、どっちにせよ不幸だ」 ○○が、静かな声で淡々と話す。 足はテーブルの上に気だるく組まれたままで、ふてぶてしい態度はさっきと全く同じだけれど、私のほうをじっと見ている○○の鋭い目線に、心臓がどきりと高鳴る。 それが異常な反応なのか正常な反応なのか私には判らないけれど、普通の人なら絶対に見惚れてしまいそうなほど綺麗な○○にこんな真剣な顔で見られているのだから、たぶん正常な反応なんだと自分では思う。 ・・・奴は私をどきどきさせたくてこんな話をしている訳ではないだろうに、うっかりどきどきしてしまっている私はやっぱり何だかんだ言って○○に惚れているのだと思った。 それが、例え本当にただの獲物と狩人の関係でも。 狩人がもし恋した人ならば、仕留められるのも悪くない・・・って、この思想じゃ本当にいつか私は心中を企てそうだ。 もちろん、奴と二人で死ぬためじゃなくて、奴に殺されるためにの。 「ねぇ魔理沙」 唐突に、○○が私の名前を呼ぶ。 切れ長の目は細くなって、いつも結ばれている綺麗な形の唇は上につり上がって。 ああ、こいつ笑ってるんだ。と思った。それも、とても優しく。 「俺は魔理沙と心中する気はないけど、魔理沙が俺と生きていくなら、絶対に幸せにする自信があるよ」 私は、夢の中で私の手を引いた、あの○○を思い出していた。 紅茶、おかわりいる? ○○が立ち上がって、自分から質問したくせに、私の返事も聞かずテーブルの上に置いたままになっていた空のティーカップを持ってキッチンへ行ってしまった。 私はソファーに座ったままで、私の紅茶をいれている○○の背中を眺めた。 ここはとても明るくて、寒くなんかない。あたたかい。 今なら手だって繋いでも痛くないだろうし、キスしても唇は人の体温を持っているだろう。 私は立ち上がって、最後じゃなく、はじまりみたいに、「○○、」と呼んだ。 私のほうを振り返らないで、「なに」と面倒そうに返事をしてくれる○○と過ごす未来を想像したら、これは○○に殺されたくても、心中したいなんて絶対に言えないと思った。 そもそも、私があいつの近くにいられて、死にたいなんて思うはずがまずないのだけど。 名前は分からないけれど、柔らかい紅茶の匂いが部屋に満ちていく。 あとで、何ていう葉っぱなのか、○○に聞こうと思った。 12スレ目 267 うpろだ802 ─────────────────────────────────────────────────────────── 目が覚めるとなにやら暖かくてやわらかいものがあるのに気づいた。 布団をはがすまでもなく自分以外の誰かが入っているのがわかる。 恐る恐るめくると自分が幻想郷に来て以来何かと世話になったりしている霧雨 魔理沙がいた。 「……魔理沙、おまえは何やってる」 「クリスマスの日はプレゼントを渡すのが風習なんだろ?」 「あぁ、そうだが?」 「なら、わかったよな?」 「……わかったが、マジか?」 「大マジだぜ」 魔理沙は顔を赤くしながらも笑みを浮かべ、さらに言葉を続けた。 「私というプレゼントを受け取ってくれ」 11スレ目 488 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「なー、○○」 「ん、なんだ魔理沙」 魔法の森にある魔理沙の家。 相変わらず散らかった部屋の中で、 居候の俺と家主の魔理沙はちょっと離れてそれぞれ本を読んでいる。 「もしさ、私とお前の子どもができてさ」 「~~~~ッッ!!?」 俺は声にならない叫びを上げた。 確かに魔理沙とは恋人同士だが、 子どもができるようなことはまだしていないはずだ。 ……いや待て、この間の神社でやった宴会、 萃香に5杯目を飲まされた辺りから記憶がない。 まさか…… 「できたのか!?」 「……できるようなことはまだしてないぜ」 ああ、ほっとした。 「それでな?もし私と○○の子どもができてな」 「あ、うん。それで?」 「もしその子が年頃になって、 『魔法使いになりたい』とか言い出しても… …ちゃんと祝福して、送ってやってくれよな」 ああ。 以前霖之助さんから聞いたことがある。 魔理沙はもうずいぶん前に、魔法使いになることを父親に反対されて 家を出たきりになっているとか。 「よっ、と」 床のガラクタを押しのけ、魔理沙の隣に腰掛ける。 「大丈夫だよ。こうして普通の魔法使いに惚れてここにいるんだ。 子どもがそうなりたいって言ってもちゃんと受け入れられる」 「○○……」 「でもさ、逆にその子が 『道具屋になってまじめに働きたい』とか言い出したら どうするんだ?」 ちょっといたずら心を出して聞いてみた。 それは嫌だぜとか言うのかと思ったのだが。 「そうだとしても、私は笑って 送り出してやるぜ?」 予想に反してさらりと返された。 「だってな……」 ぐいっと、魔理沙が身体をすり寄せてくる。 「私と、私の愛する○○と、 二人の間にできた子なんだぜ? 時々けんかすることぐらいはあっても、 幸せな家族でいたいじゃないか」 そう寒いわけでもないのに、 温もりを欲しがるように密着してくる。 「別に後悔してるとか、 そんなんじゃないんだ。 ただお前と私が家族を作るとしたら、 似たようなことになるのも 芸がないと思ってさ」 ……確かに魔理沙なら過去を後悔などしないだろう。 でも心なしか、強がるような口調には未来への不安が感じ取れた。 だから俺は肩の辺りに寄りかかってくるふわふわした頭にそっと手を置いた。 「大丈夫だって。魔理沙を見て育ったら ……えーと、とりあえず元気な子にはなるから。 良い家族になれるさ、うん」 「なんだか私にろくな取柄がないような言い方だな。 もっと何かないのか?」 「…可愛くて、元気で、皆に好かれて、実は努力家で、太陽みたいな子になると思うよ」 「……そこまで言われるとかえって恥ずかしいな。 大雑把で、部屋が散らかってて、人の迷惑を省みなくて、 借りた本を返さない子どもになるかもしれないんだぜ?」 「そんなところも含めて、俺は魔理沙のこと愛してるよ」 「……ん」 今日も、ゆっくりと時間が流れる。 12スレ目 517 うpろだ841 ─────────────────────────────────────────────────────────── どっちの方がすき? ~霧雨 魔理沙~ ○○の家の物を盗みにきたとき。 1 普通の魔理沙 よ、○○じゃないか。 今日はお前の本を借りにきたぜ。(ずがずがと入り込む) えっ、前借りた本はどうしたって? すまんな、まだ見ているんだ。(本棚からちょいちょいと盗んでいる) ……おい、今日はいつもの○○らしくないぜ。 いつもは早く返せとか勝手に取るなとかいうのによ。 一体何なんだ? 黙ってちゃこわいこわい、何か言いたい事ありゃいいなよ。 ……なんだって!? 俺を盗めってどういう風の吹き回しだ。 えっ…? 私の事が好きだって? ば、馬鹿を言うんじゃない。 私みたいな泥棒をどうして好きになるんだよ? …俺の心はお前に盗まれた? ―っぷ、フハハハッ! うまい事言ってくれるじゃないか! やれやれだぜ、○○、お前の負けだ。 私もお前の事が気になってあいつ(=パチュリー)の本を盗みにいけれねぇ。 だから、お前の家に来るようになったのさ。 ほ、本当のことなんだぜ!? ……○○、私はお前の事が大好きだ。 嘘は言わない。 だからさ、私は…○○の持っているものしか、盗まないぜ。 何を盗むかって? そ、それはだな。 たとえb――ッ!!?(言うている最中に抱きしめてキスをした) …ぷはっ、はぁ、はぁ……酷いぜ/// 私みたいな乙女にいきなりキスするなんて。 それに…○○に先に盗まれたぜ……私の唇を/// 覚えてろ、今度は私が先に○○の唇を奪ってやるからな!! 2 実はシャイな魔理沙 きょろ、きょろ…(○○の部屋の中へ進入) ……い、いないよな。 よし、○○。 今日も本を借りに来たぜっ、っと。(本を数冊頂戴する魔理沙) ♪~♪~……うわっ!(後ろから何者かに首筋を捕まれる) ま、○○じゃないか! い、いつここにきたんだ!?///(首筋を離した後、じりじりと近づく○○) あ…え、えっと、ほら、なんだ。 わ、私は本を盗りに来たんじゃなくて、借りに来ただけだからな!? う、うぐ…○○、そんな顔で見るなって、怖いじゃないか。(近づく○○に対して後退する魔理沙) ……わ、私が悪かった、本を戻すから許してくれよ~!(はわわ、○○の顔が近いよ~///) どさっ(ベットに引っかかってそのまま後ろに倒れこむ) ひゃぁっ!(小さく悲鳴を上げる魔理沙にマウントを取る○○) ……なぁ、○○。 お願いだから許してくれよ…な? な?(真っ赤な表情+涙目で訴える魔理沙) ちゅぅっ。(訴えを無視してディレイなし+前兆なしのキスをかます○○) ……☆◎@*+#%&!!!?(突然の事で訳のわからない叫びを上げる) な、何乙女の私にき、キスをするんだよ!?(パニック状態な魔理沙) ……私の普段見ない表情がすごく可愛かったからって? ば、ばかやろう。 乙女の前で堂々というんだよ/// えっ? 私の事がすきだって……? も、もぅ。 恥かしくて私、死んでしまいそうだ/// ……私はどうなのかって? ○○!! 私をどこまで恥かしい思いをさせりゃいいんだ! いくら本を借りたからってあんまりだ! 勘弁してくれ!!/// ……ま、まぁ。 わ、私だって……恋する乙女なんだぜ? ○○の事、嫌いに思う訳が無いじゃないか!/// …なぁ、お願いだから、さっきの事、許してくれよぉ~。 えっ、無理だって? じゃぁどうすりゃ許してくれるんだよ? これから一生愛し合って、毎朝キスしたら無かった事にする!!!?(むちゃくちゃな条件に驚く魔理紗) ……わ、わかった。 私は○○の事、一生愛する。 毎朝キスをする…。 ぅ~……すごく、恥かしいぜ///(帽子で顔を隠す魔理沙) 12スレ目 634 うpろだ858 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「魔理沙。」 「何だ?」 「好きだよ。」 「はいはい・・・ってえぇ!?」 「いや、だかr「いやでもな私は嬉しいんだがそのなんだあのお互いのことをよく知らないといけないというかなんというか亜qwせdrftgyふじこlp;」 ‐3分後‐ 「……返事は?」 「え、えと、その、私でよかったら……。」 無言で抱きしめてみる。 耳まで朱に染まった魔理沙が可愛かったもんだから愛してる、と耳元で囁いたら紅まで染まった。 12スレ目 81 ─────────────────────────────────────────────────────────── とんとんと包丁の小気味良い音が響く。 コトコトと味噌汁の煮立つ音がする。 今日も家へ戻ると食事の準備がされていた。 「おお、遅かったな」 「ああ、少しアリスの家に行って糸繰りを教わっていたんだ」 「へえ、最近アリスの奴と仲がいいんだな」 「何だ魔理沙、妬いてるのか?」 「そんなことはないぜ。ほうれ、もうじき出来るぞキノコ尽くしだ」 「うへえ、今日もキノコか」 「昨日はエリンギ、今日は違うキノコだぜ」 言いながら食卓に手際よく皿を置いていく。 程なくして夕食の準備が整った。 「それじゃ『いただきます』」 挨拶し食べ始める。 「味はどうだ。今日採ってきたんだが」 「うん、結構いけるな。初顔だがなんていうキノコなんだ」 「森の奥に生えるキノコでな」 森、魔法の森だろう。あまり良い場所ではない。無論植物にもだ。 「毒があってな。自白になるんだ」 「魔理沙、何を言って……」 「美味いんだろう。食べればいいじゃないか」 「魔理沙、お前何を」 「アリスとは何もないんだろう! なら食べればいいじゃないか!」 非常に強い口調で言われる。 これほどまでに魔理沙を不安がらせていたのかと今更気づく。 だが問題ない。魔理沙がいかなる疑義を掛けようとアリスとの間には何もないのだ。 ならこれを食べて魔理沙の疑いを晴らしてやればいい。 何の問題も無い。 真実密通しているのは霊夢となのだから。 12スレ目 408 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「なぁ魔理沙。恋色ってどんな色なんだ?」 「こんな色だぜ」 そう言ってキスをして来た後に照れ隠しに帽子を構いながらこうつぶやく。 「やれやれだぜ……」 12スレ目 440 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「よう執事、邪魔するぜ」 「こらこら、勝手に入るな、それと俺は執事じゃ無い」 いつもどおりに窓から侵入してきた魔理沙、コイツになに言ってもどうせ聞きはしないと解っていても、言わざるを得ないのである 「そうそう、今日は本の貸出禁止だ」 「な、何でだ!?ぜ?」 「とにかく今日は駄目だ、どうしてもと言うなら実力行使で逝かせて貰うぜ?」 実力行使と言っても咲夜さんを呼ぶかレミリア様に報告するかの二択なのだがね 「ふぅ、しょうがないな・・・今日は大人しく帰るぜ」 「うむうむ、素直で宜しい事・・・そうだ、魔理沙」 「ん、なんだ?」 「今夜お前の家に行くから」 わぁっと? 違う わーい? お、落ち着け私!○○が今夜?私の家に?・・・おk把握・・・把握・・・ な、何しに来るんだ?ナニしにくるんだ? も、もしかして、○○も私の事・・・そ、そんなはずないぜ、こんながさつで乱暴者をす、すきに、なるはず、ない・・・ぜ ででででももしかしたらもしかしてと言う事もなくは無い筈な事もないこともry 「魔理沙?どうした、気分が悪いなら医務室に」 ○○の顔が、凄く近かった、のでびっくりした 「ひゃぁっ!?」 「うを!?ど、どうした?」 ま、まだ慌てるような時間じゃ無いぜ! 「かか帰る!よ、夜にまたっ」 侵入した窓から、逃げるように紅魔館を後にした こんな真っ赤な顔を○○に見られたら、さらに赤くなって収拾がつかなくなりそうだからだ ~そして日が暮れて~ 「魔理沙ー、まーりさっ」 玄関から声がする、間違いなく○○の声だ ベットシーツも新しいのに代えて、お風呂に入って、ええと、その・・・大丈夫! 深呼吸をして、気持ちを落ち着けて ○○を出迎えた 「こ、こんばんわだぜ!夜遅くにご苦労だぜ!」 「お、おう・・・随分機嫌がいいな」 ○○が持っている風呂敷に目が行った なんだかでこぼことゴツゴツとしたものが・・・はっ さ、流石っ!出来損ないとはいえ吸血鬼、人間を超えた存在・・・色欲においてそんな域まで到達しているとは・・・ は、初めてなのにそんな、その・・・ 「だ、だめっ!む、無理だぜっ!?」 「ど、どうしたいきなり・・・?」 「え?あ・・・・・・・なななななななんでもないぜーHAHAHA」 まだ二月だと言うのに、わたしの頭はすっかり春だった 魔理沙の様子が凄くおかしい 赤くなって俯いたかと思うと身体をくねくねさせたり、いきなりニヤニヤしたり、独り言も多い 一言で言うと不気味だ なんか変なきのこでも食べたんではなかろうか? まぁとりあえず放っておいて、俺は俺の仕事をしようではないか 風呂敷を広げて、パチュリー様に頂いた金属探知機のような棒を取り出す この棒をかざすとパチュリー様の本かそれ以外かが判るらしい、らしい とりあえずくねくねしている魔理沙を放置して本棚をあさり始める ええと、これと、これと、これも・・・・・・・・・・・ 「あっ、でも・・・そんなの・・・・・・・ん?○○、何やってるんだ?」 「お前が借りたままで返さない本を強制回収してるんだ」 「なっ!何の権利があって!?」 「いやいや、貸主の要望でな、と言うか借りたらちゃんと返しなさい」 「も、もしかして今夜来たのは・・・」 「ん?だから本を返してもらいに来たんだ、俺は日光駄目だし、だから夜」 なんだかパキンと言う何かが割れる効果音がした 魔理沙は一時固まっていたが、凄い勢いで寝室に飛び込んでいった 「な、なんだ?」 「ぎゃぁぁぁぁあああ!?恥ずかしい!恥ずかしい! さっきまでの春な頭を黒歴史にしてしまいたいぜ!ぜっ! 何を一人で勝手に盛り上がって、盛ってる訳でもあるまいし!うあぁぁぁぁああ」 ベットにダイヴしてごろごろと転がって、身悶えた 勝手に花咲かせてた自分の頭、思考回路を燃やしてしまいたいぐらいだぜ 思春期でもあるまいし・・・ああ、チクショウ 馬鹿だな、私は 「おい魔理沙、本の選別が終わった」 嗚呼そうかい、ならさっさと帰ればいいだろ?こんな妄想過多な春娘はほっといてさ 「おい、入るぞ」 「ちょ、ちょっとまっ」 問答無用、待ったなしでドアが開けられた、鍵した意味が無いじゃ無いか 「・・・なんか変だと思ったら、顔が真っ赤じゃ無いか・・・熱があるなら寝てろ」 「ち、違」 おでこに触れた○○の手は、ひんやりと冷たかった 「熱はないか・・・ほんとに大丈夫か?」 「大丈夫だから、離れてくれ」 「あ、ああ悪かった」 これ以上そんな近づかれたら熱暴走して液体窒素で冷却しなきゃならないぜ 「あー・・・その、今まで悪かったな、今度からは、その・・・」 違う、私が言いたいのはそんなことじゃ無い 私がお前を嫌悪する分けないじゃ無いか 「○○っ!お前に言っとかなきゃならない事があるんだっ」 「な、んだ?」 さぁ問題だ ここで私の想いをぶちまけるのか 拒絶を恐れて何も言わず、誤解させたままにするのか 告白とは、とても怖い まず言葉にするだけでも大変だ そして相手の反応が怖い 最悪の状況まで考えてしまう、拒絶されるのではないか、彼には他に意中の人が居るのではないか しないなら想いは想いのまま、壊れず、怖い思いもしなくて済む さぁ問題だ 私らしいのは、どれだ? 「○○、私は・・・私はお前が好きだ、好きでたまらないんだ」 「・・・は?ちょ、ちょっとまて、ええと・・・あ、うん、俺も好きだ・・・」 嫌われてるんだと思った、それが凄く寂しいと思った 魔理沙の事は好きだ 紅魔館によく侵入してきて、それで話すようになって お茶したり、探している本を一緒になって探したり いろんな事は出来ないが、それでもコイツが、凄くいいやつで、可愛い奴だというのは知っていた 「待ってくれ・・・魔理沙、お前の事が好きだ・・・こんな俺でよかったら、恋人になって欲しい」 かなわないならそれでもいいと思っていた 恋なんていつかは消えてしまうと でも、それでも、コイツなら、恋色の魔法使いなら 「私のほうこそ、その・・・よろしく、だぜっ」 そういえば、今日始めてこいつの笑顔を見れた気がした 「なんか綺麗にまとまったと思ったのに・・・」 「どうした○○?」 「日が昇って外に出れない、屋敷に帰れない」 「そんなに落ち込むなよ、一日私と過ごせると思えば」 「嗚呼、それもそうだな」 「で、でもまだそういうのは早いぜっ!もうちょっと順序を追ってその、いや別にしたいとかそういうのじゃなくて、したくないと言えば嘘になるかもしれないけどry」 「魔理沙ー?おーい」 だめだ、何処か遠くの世界へ旅立ってるみたいだ、目の前で手を振っても気付かない 遠くから窓を見ると、上った朝日が辺りを照らしている 「まぁ・・・今日は久しい休暇と言う事でいいかな」 いまだクネクネ身をよじりながら独り言を言っている魔理沙 キスでもして驚かせようかとも考えたが、面倒なのでとりあえず放置して紅茶を入れることにした end 12スレ目 771 うpろだ874 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「あれ、魔理沙もう寝るのか?」 「おう、○○おやすみ」 軽く挨拶して魔理沙が俺の前を通り過ぎた。 手には一升瓶をぶら下げて―― 「って待てや。なんだその酒瓶は」 魔理沙は手にした一升瓶を持ち上げて 「なにって飲む以外になにがある? 消毒にも使うけど今ケガしてるようにはみえないだろ?」 「いや、飲むのは構わないんだがそれ丸々一本飲むつもりか?」 「おう。これだけ寝酒として飲めばぐっすりと眠れるぜ」 「いやいや、それ位飲まないと眠れないって方が問題あると思うが」 「冗談だ。せいぜい3杯くらいしか飲まないよ。○○にだってあるだろ? こう眠れないときに一杯やりたいって時が」 「ない。眠れないときは読みかけの本とか読んだりするし、そもそも眠れないって事のほうが少ない」 「むぅ。お前そういうところドライだよな。もっと飲めるようになれよー」 「お前らがザルなだけだ。俺だってそれなりには飲めるんだから」 といっても精々ウイスキーのシングル水割りを2杯くらいで程よく酔っ払うので決して強いわけではない。 なので宴会をやっているときには端の方でなるべく静かにしているのだ。下手に飲まされてぶっ倒れてゲロ吐くなんて醜態は晒したくない。 「でもその分きっちり片付けしていってくれるのがすごく助かるって霊夢が喜んでたぜ」 「騒げないぶんそういう後始末くらいはしておかないとな。で、話は戻るがやっぱり瓶ごとはやめておけよ」 「ふっ、私はちゃんと自分の限度はわきまえているからな。心配はいらないぜ」 「あれ~? この間度数見間違えて飲んでひっくりかえって一日俺に二日酔いの看病させたのはどこの誰ですか?」 「そっそんな前の話もちだすなよっ!」 「というわけでこの酒瓶はぼっしゅう~」 そういって俺は魔理沙の手から一升瓶を取り上げる。 「あっ、なにすんだよー。かえせよー」 身長差があるためいくら魔理沙がはねても高く上げた俺の手には届かない。 「だ~め。眠れないんだったら眠れるまで俺が話し相手になってやるからそれでいいだろ?」 「えっ?」 急に飛び跳ねるのをやめ、顔を赤らめて上目遣いで俺を見つめてきた。 「あ、あのさ、それはいいんだけれどできれば一緒のベットに入って話してくれるといいんだけど……」 こいつめ。その表情に俺が弱いこと知っててやってるな。 「まぁいいけどさ。そうすると俺そのまま寝ちまうかもしれないぜ?」 「かまわないぜ。むしろ願ったり叶ったりだ」 「よし。じゃ決まりだな。酒瓶置いたら部屋にいくよ」 「ああ、じゃ先に部屋いって待ってるからな」 さていったい何を話すとしますかな―― 12スレ目 776 うpろだ878 ─────────────────────────────────────────────────────────── 魔「あー、飲みすぎたー」 調子の悪そうな顔をして魔理沙が部屋から出てきた ○「まったく昨日あんなに飲むからだ。少しは自重しろ」 魔「へいへい。なぁ腹へったから何か食べるものないか?」 ○「バナナでいいか?」 ――ゴンッ 魔「あのなー、病人相手にそれはないだろー?」 ○「冗談だ。しかし二日酔いは病気じゃない。ほれおじや作っておいてやったから」 魔「おっ、○○の作ったおじや出汁がきいててうまいんだよなー」 しばらく魔理沙のおじやをすする音しかしなくなる―― 魔「なぁ、○○」 ○「なんだよ」 魔「好きだぜ」 ○「そいつはどうも」 二日酔いにやさしいようにすっきりじたてにしてみました 12スレ目 600 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「○○は……まだ来てないな。 おーい、香霖」 魔理沙は香霖堂のカウンター前にいた。 手には何か薄い紙の束らしきものを持っている。 奥から出てきた店主の霖之助が何か言う前に、 魔理沙は口を開いた。 「香霖、チョコをくれ」 「いきなりだね魔理沙。 バレンタインは明日だし、僕は男なんだが」 「そんなことはわかってるぜ。 ほら、これだこれ」 持っていた紙を広げる。 どうやらそれは外の世界の雑誌だったらしい。 開いたページには市販の菓子の写真が載っている。 柄がビスケット、傘がチョコレートでできた、 きのこの形をした菓子だ。 「幻想郷で、きのこと言えば私、霧雨魔理沙だぜ。 香霖、入荷してないのか?」 「さて、どうだったかな…… 倉庫で見たような気がするんだが」 「―おはようございます」 ドアを開け、○○が入ってきた。 外の世界から来て、今は香霖堂を手伝っている彼は、 魔理沙の恋人だった。 「ああ、ちょうどいい。彼に聞いてみよう」 「あっバカ、せっかく内緒に……」 「○○、ちょっとこれを見てくれ。 在庫の中にあったかな?」 「おっ、懐かしいですね。 でも俺は『きのこ』より『たけのこ』の方が……」 「……たけのこ?」 「ん、どうしたんだい、魔理沙?」 「……蓬莱月人か!?私を捨てて蓬莱月人に走るのかあー!!!」 「うわ!?落ち着くんだ魔理沙!店を壊さないでくれ!」 「おい魔理沙、スペルカードは、スペルカードはやめt」 ~恋符「マスタースパーク」~ 結局、在庫調査は霖之助が行い、○○は壁に開いた穴の応急処置をすることになった。 「す、すまない○○……ちょっと取り乱したぜ」 「あのな魔理沙……あんまり⑨なこと言わないでくれよ? 俺が魔理沙を捨てて他の誰かを好きになることなんかありえないだろ?」 魔理沙の頭を撫でながら、○○は臆面もなく言ってのけた。 「……うん」 良い雰囲気だったが、ちょうどそこへ霖之助が戻ってくる。 「似たような感じだが、これは違うかな? しばらく前に幻想郷に入ってきたんだが」 そう言って霖之助が差し出したのは 「……『すぎのこ』?○○知ってるか?」 「いや……あまり聞かないな」 その時、轟音が響いて地面が大きく揺れた。 「何だ!?」 「外だぜ!」 店の外に出ると、そこには空から降ってきたと思われる 巨大な柱が突き刺さっていた。 「これはいったい……」 「待つんだ○○、何か書いてある。 何々……」 『杉と聞いて、古き縁を結びにオンバシラ』 「……神か!?私を捨てて神に走るのかあー!!!」 「おい魔理沙、俺は何も言ってな…… ちょ、ラストスペルは、ラストスペルはやめt」 ~魔砲「ファイナルスパーク」~ ―バレンタイン当日。 魔理沙は倉庫に一箱だけあった目的の品を手に入れていた。 代金は払っていない。 ちなみに、香霖堂は吹き飛んだ店の一角の修理に入ったため、 ○○の仕事は休みになっており、魔理沙の家に来ていた。 「そういうわけで○○、私からのチョコをやるよ」 「これ一箱にずいぶん大きな犠牲を払った気がする……」 箱を受け取ろうとする○○の手を、 魔理沙は押しとどめた。 「なんだよ。くれるんじゃないのか?」 「チョコをやるとは言ったが、これを全部やるとは言ってないぜ」 そう言って魔理沙は箱の中身を一個取り出すと、 柄の部分を口にくわえた。 「ほふぁ、ふぁへふぉよ(ほら、食べろよ)」 チョコでできた傘の部分だけを、この状態から食べろということらしい。 「……じゃ、お言葉に甘えて」 ○○は、チョコの部分だけをかじり取ろうとするが、なかなかうまくいかない。 時々、唇や舌が魔理沙の唇に触れる。 結局、ビスケット部分を少し一緒に食べてしまった。 「あー、失pむぐっ!?」 一瞬の隙を突いて、魔理沙の舌が唇を割って入ってくる。 それはしばらく○○の口の中で暴れ回り、 やがてカメレオンのような器用さでビスケットだけを絡め取って離れていった。 「チョコだけと言ったはずだぜ?」 頬を赤く染めながら、魔理沙はニヤリと笑った。 だが○○も、負けてはいない。 「待て魔理沙。……今のは少しチョコが残っていた気がする」 結局、二人は一箱分これを繰り返すのだった。 12スレ目 968 うpろだ922 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「○○、いるか?」 「あぁ、いるぞ。それと呼び鈴くらい押してから入れ」 「そんなことはどうでもいい、今日は何の日だか知ってるよな?」 「あー・・・・・・、バレンタインだっけ?」 「そう!だから私がチョコを作ってきたやったぜ、喜べ」 「そうか。で、チョコは?」 「これだぜ。」 「開けていいか?」 「おう」 箱を開けると、4×4の大きさの升目に一つづつチョコが入っていた。 「○○! その中に一つだけ凄く甘いチョコがある。それを当てられたなら私がご褒美として・・・その、キ、キスをしてやろう!」 「は?」 「う、うるさい! 早く選べ!」 OK、頭を一度整理するんだ。魔理沙がくれたチョコの中から凄く甘いチョコを当てられたらキスをしてもらえるだと? こういう恋愛事には恥ずかしがって中々してくれない魔理沙からのキスだ。必ず当てねば! かといって、どれが凄く甘いチョコなのだろう。確立は16分の1だし、適当に選んで当たるとは思えない。 あれこれ思考を続けていると、魔理沙が言った。 「は、早くしろ! え、えーと、後10秒だ!」 「ちょ、それは理不尽だろ!」 「9・・・・・・8・・・・・・7・・・・・・」 カウントは進む。もう考えている暇などないので一番右上のチョコをとって言った。 「じゃあこれにするよ、これが甘いチョコだったらキスしてもらうからな?」 「お・・・・・・おう」 「それじゃ、食べるぞ」 チョコを口に含む。 これは・・・。 とてつもなく甘い。砂糖を直接食べている気分だ。 「魔理沙・・・・・・これ、甘いぞ?」 「そ、そうか。あ、当てられたんなら仕方ないな」 魔理沙が俺に近づいてくる。そしてそのまま、唇に軽く触れる程度のキスをした。 「そ、それじゃあ私は帰るからな!」 「待てよ、残りのチョコくらい一緒に食べてこうぜ」 「い、いや、私は遠慮しとくぜ!」 走って逃げ出したので、手首を掴んで聞く。 「・・・・・・さては何かあるだろ?」 「な、何も無いぞ!」 チョコに何かあると思い1つ食べてみる。 ・・・・・・あれ?甘いぞ? もしや、と思いもう1つ食べてみる。 ・・・・・・甘い。 なるほど・・・そういうことか。大方バレンタインを口実にしてキスがしたかったのだろう。 「魔理沙、チョコ全部甘くしただろ?」 「う・・・・・・、その・・・・・・」 もじもじしながら場を切り抜ける為の言葉を考えている魔理沙が可愛かったので、悪戯心からこんな事をいってみた。 「魔理沙、今2個食べて2個とも当たったよな。2回キスしてくれるんだろう?」 「え!?ちょ、それは・・・」 「最初の1回だけとは言ってないよな。あぁ、そういえばチョコが後13個も余ってるな。」 「う・・・○○の意地悪! 腹黒! 鬼!」 「はっはっは。なんともでも言え。だがルールは守ってもらおう!」 終わり。 12スレ目 974 うpろだ929 ─────────────────────────────────────────────────────────── ここは魔法の森にある古道具屋、香霖堂。店主の霖之助さんは奥で新聞を読んでおり俺は魔理沙に呼び出され今に至っている 「……で、俺を呼び出して何のようだ?」 「まず落ち着いてくれ、このキノコはサービスだ」 何のつもりか知らないが赤い傘に水玉の斑点が入ったキノコを魔理沙は手渡した。 「○○、お前の全てを私にくれ」 「いきなりだな。何か欲しいもの、俺が持ってたっけ?」 「わからない奴だな、お前が…、あ~その、好きなんだよ……。こんな事何度も言わせるんじゃないぜ」 「魔理沙……」 俺はこれまでの魔理沙との思い出を思い出した初めて出逢って、そして今の関係になるまで…… 正直魔理沙の事は俺も好きだった、明るく気まぐれでそれで負けず嫌いの、笑顔が可愛い子だ。 でも人気者の彼女が俺にはふさわしくないとも思ってた、だから傷つかないようにしてた、今の関係を保っていた 「魔理沙……」 でも 許される なら 「○○……」 俺が魔理沙を好きで魔理沙も好きなら…… 「好きだよ、魔理沙」 その時香霖堂の扉が吹っ飛び、破片が粉々に飛び散ったが店主は気にも留めず天狗の新聞を読みふけった。 吹き飛ばした入り口からはアリスとパチュリーが現れる。 「アンタに魔理沙は渡さないわ!」 「待ちなさい、アリス。今消極的にあの男を消し飛ばす方法を考えているから……」 「「アンタは今ッ!『魔理沙を遠くから愛でる会』の会長を怒らせたッ!」」 「……会長は私よ?」 「あなたに譲った覚えは無いわ、それより……」 「「魔理沙独占禁止法を無視した報いッ!とくと知るといい」」 「お前らキモい」 魔理沙は異質なものをみるような目でそう言い放った 「むきゅんッ!」 「大丈夫ッ!?パチュリー!しっかり! 魔理沙あんまりよ、この子のハートは体と同じくらい脆いんだから!」 「いや、私は女だし……」 「そういう問題じゃないわ!」 すると魔理沙はこちらをチラリと見てから高らかに言い放った 「面倒くさい……、よぉし、わかった!お前たちがそこまで言うなら私も女だ! 勝った奴の嫁になるぜ!」 すると今まで虫の息だったパチュリーが何ともないように起き上がる 「愛は貧血すら凌駕すると知りなさい……」 「パチュリー、ちょうど良かったわ。これで心置きなくアンタを消し飛ばせるわね」 既に辺りには恐ろしい程の魔力が渦巻いており、霖之助さんは溜め息をつき奥へ引っ込んでいった。 「さぁ、○○!愛は勝ち取るものだぜ。私をさらってくれよ」 とウインクした魔理沙には特に考えがなさそうだ 「おい、ちょっと待t……」 「ねぇ、パチュリー。まずは邪魔な○○を片づけておかない?」 「奇遇ね、アリス……。私も同じ事を提案しようと思ったのよ……」 「俺はただの人間だぁ~ッ!」 俺の叫び声は魔法の森に大きく響き渡っていった。 ~終~ 13スレ目 59 ───────────────────────────────────────────────────────────
https://w.atwiki.jp/touhoumtg/pages/850.html
登山の魔法使い、霧雨魔理沙/Marisa Kirisame , the Mountaineer Witch 登山の魔法使い、霧雨魔理沙/Marisa Kirisame , the Mountaineer Witch(2)(R) 伝説のクリーチャー - 人間・ウィザード 登山の魔法使い、霧雨魔理沙のパワーは、戦場に出ている山の数に等しい。 あなたが山をちょうど3つコントロールしている場合、登山の魔法使い、霧雨魔理沙は+1/+1の修整を受けるとともにトランプルを得る。 山を1つ生け贄に捧げる:登山の魔法使い、霧雨魔理沙は、それをブロックしている各クリーチャーに1点のダメージを与える。この能力は、戦闘フェイズの間にのみ起動できる。 */3 参考 風神録-レア
https://w.atwiki.jp/th_izime/pages/990.html
※暴力表現注意 ※理不尽な虐め注意 ※キャラ崩壊注意 魔理沙が紅魔館のメイドに 「全く、こんなネズミ一匹に苦労するなんてウチの猫もだらし無いわね。」 「だから人間って使えないのよ。同じネズミに何回も入られるなんて。」 「くそ・・・」 ここは紅魔館、図書館。 その真ん中に、一人の少女が縛られていた。 彼女の名は霧雨魔理沙。 過去何度もここへ不法侵入を繰り返してきた。 この日もいつもの様に魔法書の強奪をしに来たのだが、 図書館の主の仕掛けた罠にはまり、いよいよ年貢の納め時というわけだ。 「・・・お前ら、私をどうする気だ?」 「そうね・・・どうしようか、パチェ?」 「私はこいつが二度と盗みに来れなくなればそれでいいわよ? ・・・まあ、手っ取り早く殺しましょう。」 それを聞いた魔理沙が青ざめる。 「ま、待って!本は全部返すから・・・命だけは許してくれ!」 「返すって・・・それで済むとでも思っているの?」 「だったら、私の魔道書やマジックアイテムも全部やるよ。だから・・・」 「話にならない。あなたの持ち物なんて興味ない。」 「そ・・・そんな。お願いだから・・・」 魔理沙は必死に命乞いをするが、魔女は聞く耳を持たない。 もはや死の運命からは逃れられないと、彼女は思ったが・・・ 「まあ、そんなこと言わないで。パチェ。」 この館の主、レミリア=スカーレットが口を開いた。 「こいつは人間の癖に、この悪魔の館に何度も押し入る不届き者。 確かに人間としては最低だけど・・・ある意味、最高に面白い人間とも言える。」 「レミィ・・・何考えてるのよ?」 レミリアはフワリと跳び上がると魔理沙の目の前に立ち、こう言った。 「ねえ、魔理沙?あなたの罪は働いて償うなんてどうかしら?」 「働く・・・だって?」 「そう。今日からここのメイドになるのよ。」 悪魔はニコリと微笑んだ。 「ちょっと、あなた本気?そんな奴が役に立つとでも?」 「いや、役に立つかどうかなんて私はどうでもいいよ。 それよりここで殺しちゃったら、それこそ勿体無いじゃない。 こいつからは散々迷惑被ってるんだから。」 「・・・全く、あなたの気紛れにはコリゴリだわ。」 パチュリーは呆れながらも納得したようだ。 「さあ、どうするの?あなたにとっても悪い話じゃないと思うけど・・・」 「・・・一つ聞いていいか?」 決断を迫るレミリアに、魔理沙が消えそうな声で質問した。 「何?」 「その・・・何年くらい働けばいいんだ?」 「そうね。あなた次第・・・ね。頑張れば結構早いかも。」 と、レミリアが答えた。 「普通に働いてたら、一生使っても償えないわよ。」 パチュリーがそう口を挟む。 「一生・・・?」 「だからね、これはあなたの頑張り次第よ。」 「でも・・・」 「それが嫌なら、ここで人生終わりにする?」 レミリアが爪を見せ付けた。 「ひぃ!分かった!分かりました!」 「分かったって・・・何が?」 「働きます!働かせて下さい!!」 「よろしい。」ニコリ 再び悪魔は無邪気な笑顔を見せた。 「それじゃ、ここにサインして。」 「あ・・・ああ。」 レミリアが魔理沙に悪魔の誓約書を手渡した。 これに著名してしまえば、契約の不履行は絶対にありえない。 「・・・」 「どうしたの?やっぱりやめたい?」 「わ、分かったよ。書けばいいんだろ?」 カリカリカリカリカリ・・・ (何で・・・どうして・・・こんなことに・・・・・・) キリサメ マリサ 霧雨 魔理沙 「はい、良く出来ました。」 魔理沙は、著名をしてしまった。 もう彼女は逃げられない。 一生、レミリアの犬として働かなければならない。 幻想郷中を思うまま、自由に飛びまわっていた日々は永久に戻ってこないのだ。 「それじゃ最後に、誓いの言葉を聞かせて?」 「う、うん・・・」 「私、霧雨魔理沙は・・・己の罪を償うまで・・・ お嬢様、レミリア=スカーレットに・・・忠誠を誓います。」 「お嬢様も何の用かしら?こんな朝早くに。」 翌日、館の全使用人が中庭に集められていた。 毎朝の朝礼は日課になっていたが、レミリアが顔を出すことはあまりない。 まして、この日のように主が直々に集合命令をかけることなど滅多にない。 「あの、咲夜さん。これって何でしょうか?」 「私だって知らないわよ。お嬢様が急に集まれって・・・」 「咲夜さんも知らないんですか!?」 メイド長の言葉に美鈴は驚いた。 わざわざ全員を集めるのだから、何か重要な発表があるのだろう。 しかしメイド長の咲夜にも内緒なまま、そんなことが決まるとは思えなかったからだ。 やがてレミリアが壇上に現れた。 「おはよう。急に呼び出して悪かったわね。」 「「「「「お嬢様、おはようございます。」」」」」 使用人達から統率の取れた挨拶が返ってきた。 「今朝はね、皆に大事なお知らせがあるの。」 (やっぱり・・・でも一体なんだろう?) その場にいる者達の間に緊張が走った。 「実はね、今日から新しい仲間が増えるのよ。」 (新しい仲間?) 主の言葉を聞いた咲夜は己の耳を疑った。 この館の人事権は全て自分に一任されているはず。 メイドだろうが、門番だろが、お嬢様が私に黙って雇うわけが無い、と。 「そいつはね、あなた達も知っている奴よ。・・・誰だと思う?」 (妖精じゃないの?) (誰だろう?) (そんなこと、聞いてないよ?) 意外な言葉の連発に、使用人達は動揺を隠せなかった。 「ほら、来なさい。紅魔館の新しいメイドよ。」 レミリアがそう命令すると、彼女は壇上に上がった。 それは人間の少女。 長い金髪、顔の横から垂れた三つ編み、少し低めの身長。 トレードマークの黒い三角帽、白と黒のエプロンドレスは、 ヘッドドレスとメイド服に変わっていたが、間違いない。 彼女は・・・ 「え~、今日からここのメイドとして働くことになった霧雨魔理沙です。 皆さん、これからよろしくな・・・じゃなかった、よろしくお願いします。」 「「「「「な・・・何だって!」」」」」 およそ考えもしていなかった事態に、誰もが驚愕し取り乱した。 主の目の前であるにもかかわらず。 「何でそんな奴をメイドにするんですか!?」 「そいつをメイドにて、何の得が!?」 「そもそも、そいつ本当にメイドなんて出来るんですか!?」 とうとう取り留めの無い質問が飛び出してくる始末。 「うるさいわよ。質問があるなら、一人ずつにしなさい。」 「あの・・・お嬢様。」 咲夜が手を挙げた。 「何よ?咲夜。」 「メイドの人事権は全てメイド長の私にあるのではないですか? いくらお嬢様でも、私に内緒でメイドを採用するなんて・・・」 「ああ、そのことね。それについては・・・ほら、魔理沙。あなたから説明しなさい。」 「あ、はい。レミリ・・・いや、お嬢様。」 「実は・・・私がここの新しいメイド長に選ばれたんだぜ。」 「え・・・!?」 「だから・・・その、咲夜は一般メイドに格下げってことで・・・」 「・・・」 「ほら、つまりメイド長じゃ無くなったあなたには人事権なんて無いのよ。 分かりやすいでしょ?」 「・・・・・・」 もう咲夜も、他の使用人達も呆然とするしかない。 今起きていることを理解することすら出来ていない。 「まあ、そういうことだから。 今日からは咲夜じゃなくて魔理沙の言うことを聞いて働くのよ。 以上で朝礼は終わりよ。」 「あの・・・」 咲夜が再び手を挙げる。 「あなた、まだ何か?」 レミリアはムッとした表情を見せた。 「魔理沙をメイドに採用するだけなら、分かります。 ですが、どうしてメイド長にするのですか? ・・・どうして私が降格されなければいけないのですか?」 「あなたねぇ・・・」 レミリアは大きくため息をつき、更にこう続けた。 「あなた、前にこいつに一度負けてるよね? しかもこいつがウチに忍び込むたび、何度も何度も取り逃して・・・ そんなあなたがメイド長に相応しいと思う?」 「そんな・・・確かに一度は不覚を取りましたが・・・」 咲夜が弁解をしようとしたその時・・・ 「黙れ。」 レミリアの低い、静かな、しかし恐ろしい声が中庭に響き渡った。 「お嬢・・・さま・・・?」 「言い訳は聞きたくない。 そもそも、私に気安く話し掛けていいと思ってるの?一般メイド如きが。」 「はい・・・・ ・・・・・・ ・・・・・・ ・・・・・・分かりました。」 そう言うと咲夜は魔理沙を睨みつけた。 「な・・・何だ?」 「それなら・・・魔理沙、あなたを倒してメイド長に戻る!」 咲夜がナイフを抜いた。 「ちょ、ちょっと待てよ!!私はただ・・・」 「問答無用!」 そうして壇上の魔理沙に襲い掛かった時・・・ 「この馬鹿メイド!」 「ごほッ!!」 …レミリアの拳が咲夜のわき腹へ突き刺さった。 「がはっ!うぐっ!!」 不意打ちを食らった咲夜は、あまりの痛みにもんどりうって倒れこんだ。 「メイド長に暴力振るうなんて、どこまで馬鹿なのかしら?」 咲夜の髪を鷲掴みにし、持ち上げる。 「ううぅ・・・」 「どうやら、この館の階級制度を理解してないみたいね。」 バシッ!「いやぁっ!!」 咲夜の顔を引っ叩く。 「駄目なメイドだとは思っていたけど、ここまでとはね・・・」 ズドッ!!「ぐぅぅ・・・」 咲夜の腹に、もう一度鉄拳をかます。 「あなたには特に厳しい教育が必要みたいね!」 咲夜の服を掴み、思いっきり投げ飛ばした。 「うわぁぁぁぁぁ・・・あがぁっ!!」 咲夜は放物線を描いた後、壁にぶつかって落ちた。 失神したのか、痛くて動けないのか、彼女は立ち上がらなかった。 「まあ、そういうことなんだけど、他に質問ある人いる?」 リンチを終えたレミリアが、急に爽やかな笑顔に戻る。 「「「「「あ、ありません。」」」」」 「そう、それじゃ解散。魔理沙を宜しくね。」 こうして悪夢の朝礼は終わった。 「あ、あの・・・咲夜さん・・・?」 美鈴が心配そうに咲夜に近付いたが・・・ 「触っちゃだめよ。」 レミリアがそれを止めた。 「え?」 「この場の全員に言っておくけど、こいつの介抱も治療もしないこと。」 「だ、だって・・・」 「こいつは今までかなり甘やかされていたからね。 さっき言った特別教育よ。 いい?こいつに味方するような奴にも・・・」 「「「「「は、はい。分かりました!」」」」」 レミリアが言わんとしている事は、その場の全員が理解できた。 数分後、誰もいなくなった中庭で咲夜は一人立ち上がった。 今の時刻は8時58分。9時から館内の掃除だ。 それに遅れてはならないと、彼女は涙を堪えながら館に戻った。 「これはどういうことなの・・・咲夜?」 「あの・・・実は・・・」 「いや・・・咲夜じゃなくて私が・・・」 ある日、瓦礫の山の上でレミリアは怒りに震えていた。 事の真相はこうだ。 メイドの仕事として、魔理沙に廊下の掃除が任された。 モップをかけるだけの簡単な仕事ではあるが、ここは広大な紅魔館。 律儀にかけていたのでは日が暮れると判断し魔法を使うことにした。 しかしゴミだけを焼き尽くすはずの光線が出力の調整ミスで大暴発。 その結果、廊下の一角が丸々吹っ飛んだのだ。 「その・・・ゴメンなさい、お嬢様。全部私が・・・」 主の怒りを買ってしまったと思った魔理沙が謝罪を述べる。 しかし、その怒りは全く別の方向へ向いていた。 パァーン!! 「お嬢様・・・?」 咲夜の頬に張り手が飛んだ。 「咲夜、あなたに聞いてるのよ。これはどういうこと?」 「あの・・・だから、これは魔理沙が・・・」 「言い訳するな!」 パァーン!! 「きゃあ!」 レミリアが再び咲夜の頬を打った。 「あなたはメイド長から降格したけど、 館のメイド達の仕事に関する責任はまだあなたにある筈よね? つまり、これもあなたの責任ってことじゃないの?」 「・・・はい。おっしゃる通りです。」 咲夜は観念した表情でそう答えた。 「だったらこの責任、どう取るつもりなの?」 「・・・」 咲夜は答えられなかった。 どうすればこの主の怒りを治めることが出来るのか、見当も付かない。 「と、取り合えず。ここの修理をやろうぜ、咲夜。」 「あ・・・うん。」 魔理沙が沈黙を破った。 彼女なりに、悪いことをしたと思っているらしい。 しかし・・・ 「魔理沙、あなたまでやる必要は無いわ。」 瓦礫を片付けようとした魔理沙をレミリアが止めた。 「え・・・でも・・・」 「責任はこいつにある。全部、自分で修理させるのよ。」 「わ、分かったぜ。」 「・・・それと、咲夜。あなたは今夜、私の部屋に来るように。」 「はい・・・」 結局、その廊下の修理は咲夜が一人でやった。 時間を止めながら、瓦礫を運び出す。レンガを積む。 殴られた頬は夕方まで腫れたままだったし、涙も止まらなかった。 そして、その夜。 「・・・で、修理は終わったの?」 「瓦礫も片付けて、レンガも乾きました。 ・・・後は新しい絨毯を敷くだけです。」 「まだ絨毯を敷いてないって・・・?」 「・・・はい。特注の絨毯ですから、在庫がありませんでした。 発注はしたのですが、仕入れにしばらく掛かるようです。 仕入れされ次第、急いで・・・」 「つまり、終わってないのね。」 「・・・はい。」 蚊の囁くような声で咲夜は答えた。 「・・・・・・・・・・・・ゴミクズ。」 「え?」 「あなたのことよ。」 「・・・」 「優秀な掃除係ってのは、買い被りすぎだったわ。 戦闘も駄目、掃除も駄目、料理も駄目。 言われた仕事も出来ないような奴、ゴミクズじゃなければ何よ?」 「・・・なさい。ごめんな・・・さい。ごめんなさい・・・」 この日、一度は枯れ果てたはずの涙が、咲夜の頬を伝う。 「泣くな、みっともない。」 「・・・はい。・・・ました。お・・・様。」 「で、今日の失態の罰なんだけど・・・」 「罰・・・?」 それを聞いた咲夜は恐怖におののいた。 呼び出された以上、覚悟はしていたのだが、 これより更に辛い仕打ちに耐える精神的な余裕は、既にない。 何とか、少しでも軽い罰で済めば良いのだが・・・ 「入りなさい。美鈴。」 「はい。失礼します。」 レミリアに呼ばれて、美鈴が部屋に入ってきた。 その顔は真っ青で、まるで美鈴まで罰を受けるかのようだった。 「で、美鈴。今夜の罰は何だっけ?」 「はい。咲夜さんの・・・」 「『さん』だって?」 レミリアがギロリと美鈴を睨む。 「いえ!すみません。あの・・・咲夜の・・・」 ここで美鈴は言葉に詰まった。 咲夜が不安げな表情をしていたからだ。 「咲夜の・・・何よ?」 「あ・・・はい。 これで・・・咲夜の髪の毛を・・・一本残らず・・・刈り取ります。」 美鈴が手に持っている物を咲夜に見せる。 それは・・・バリカンだ。 親友の宣告に咲夜は絶望に叩き落された。 「嫌!それだけは嫌!!やめて!!!」 思わず部屋の隅へと逃げ出した。 だが無念の表情を浮かべながら、美鈴が咲夜ににじり寄る。 「すみません。これも・・・お嬢様の命令なんです。」 「でも、そんなの嫌よ!お願い!お願い!美鈴!!!」 「おい、ゴミクズ。」 「「・・・!」」 部屋に低く、静かで、恐ろしい声が響いた。 「罰なんて受けたくないとでも言いたいのか?」 「・・・いえ・・・そんなこと・・・ないです。」 「これから私が罰を与えてやるんだ。 お前が優秀なメイドになるように。 それなのにお前は感謝するどころか、そんなの受けたくないとでも言うのか?」 「・・・分かり・・・ました。」 「分かったらここへ座れ。」 レミリアが部屋の中央を指差す。 咲夜は立ち上がり、そこへ行って正座した。 美鈴は彼女の髪の毛を持ち上げ、バリカンをその根元に添える。 「咲夜・・・罰を受ける前に、何か言うことがあるんじゃないの?」 「はい・・ヒック・・おじょう・・・さま・・・グスッ・・・ ありが・・・とうござ・・ヒックッ・・ます。」 みたび、涙が咲夜の頬を伝う。 「やれ。」 「はい・・・すみません。咲夜さん・・・」 ジョギジョギジョギジョギジョギジョギジョギジョギジョギジョギジョギ・・・・・・ 「あぁぁぁぁぁぁっっっっっっ!!!!!! うわぁぁぁぁっっっっっっっ!!!!!! いやぁぁぁぁぁぁっっっっっ!!!!!!」 バリカンは彼女の髪を刈っていく。 咲夜の輝く銀髪は見る見るうちに姿を消し、頭皮が現れる。 彼女は産まれたばかりの赤子のような悲鳴を挙げた。 こんな泣き方をするのは、余程小さな頃でもなければ無かっただろう。 「うぇぇぇぇぇぇぇん!!!!わぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!」 「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・咲夜さん。」 謝罪しながら散髪し続ける美鈴の目にも、いつの間にか涙が滲んでいた。 全てが終わった後・・・そこにはもう、瀟洒なメイドはいなかった。 髪の毛を全て刈り取られ、号泣する憐れな少女しかいなかった。 「お嬢様、お茶が入ったぜ。」 ……… 「うん、やっぱり美味しいわね。魔理沙のお茶は。」 「そ、そうか。」 レミリアは魔理沙の出した紅茶に舌鼓を打つ。 「私には咲夜のと変わらないように思えるけど・・・」 パチュリーが疑問を投げかける。 「いや・・・実は淹れたのは咲夜で・・・」 「魔理沙の出し方がいいのよ。本当に、良く出来たメイド長だわ。」 咲夜はメイド長を降ろされたが、その仕事の内容は変わらない。 紅茶を淹れたり、料理を作ったり、館内の掃除や洗濯は、相変わらず彼女の仕事だ。 魔理沙の仕事はその紅茶や料理を出すこと。 他には主人と他愛のない世間話をしたり、外出に付き添うくらいだ。 魔理沙が出来ることをやらせよう、というレミリアの気遣いでそうなった。 「出し方って・・・レミィ、本気で言ってるの?」 「私は本気よ?お茶って誰が出すかで結構、味が変わるものよ。 楽しい人が出せば、美味しいお茶になる。その点、魔理沙は楽しいわ。」 「いやー、照れるぜ。」 主からの予想外の賛辞に、魔理沙の頬が赤く染まった。 「そうだ、明日は山にでも行ってみようか?」 「・・・悪いけど、私はパス。」 レミリアの提案を、パチュリーは却下した。 「何よ、パチェ。たまには外に出ないとカビが生えるわよ。」 「最近、体調が悪いのよ。行くなら他の誰かでも誘って。」 「ああ、それじゃあ、あいつなんてどうだろう?」 レミリアが声を挙げる。 「あいつって誰よ?」 「霊夢よ。行き掛けに神社に寄って・・・ そうそう、魔理沙も来てくれるよね?」 「勿論です。ついでにフラ・・・いや、妹様も連れて行こうぜ。」 元々咲夜を雇ったのは、珍しい人間である彼女に純粋な興味を持ったからだった。 しかし紅魔異変の時、更に二人の人間と出合った。 妖怪退治を生業とし、どんな強大な相手にも決して屈しない巫女。 ただの人間の癖に、我が物顔で悪魔の住居に出入りする魔法使い。 自分の言いなりである咲夜と比べ、一筋縄では行かない彼女達はあまりに刺激的だった。 今まで見たことも無いような、その二人に心奪われて行く一方で それまで身近にいた人間、十六夜咲夜は急激に色あせ、輝きを失って行った。 レミリアは、もう咲夜への興味を無くしていた。 地獄だ。 咲夜の髪は、ショートカットと言えるほどに伸びていた。 しかし、取り戻したと言えるのはそれだけだ。 そして更に色々なものを失っていた。 まずは、主からの寵愛を失っていた。 あれから、以前のようにレミリアと会話をしたことは無い。 言うまでもなく、褒められたことなど無い。 その代わり、叱責の言葉は毎日のように頂戴している。 かつての部下達、つまり同僚メイド達は咲夜を避けるようになった。 彼女の巻き沿いにあって罰を受けるのでは、たまったものではない。 この館では、誰もがレミリアを恐れているのだ。 唯一、美鈴が軽く目で挨拶してくれる程度。 レミリアに嫌われた咲夜は、味方を失った。 誇りも失った。 かつて優秀だと褒められたこともある。 周りのメイド達から羨望の眼差しで見られていた。 主からも信頼されていたつもりだった。 そんな自分が誇らしかったが、そんな自分であり続けたいと思っていたが、 そんな自分は最初からいなかったような気さえする。 夢も失った。 希望も失った。 未来も失った。 これからはどれだけ尽くしても、主は二度と自分を見てはくれない。 働いても、努力しても、リターンは無い。 身を削って当たりの無いクジを引き続けるような、そんな運命が眼前に広がっている。 昔のことを思い出してみる。 前はもっと幸せな未来を思い描いていたと思う。 それが具体的に、どんな未来だったのか・・・思い出せないのが救いだった。 「魔理沙・・・何やってるの・・・?」 「あ・・・咲夜。」 給湯室に行くと、魔理沙が食器を洗っていた。 「魔理沙、あなたは食器を置くだけでいいの。洗うのは私の仕事でしょ?」 「いやー。何もしないのも気が引けるし、せめて食器洗いだけでもって・・・」 「・・・別にあなたが気にすることじゃないわ。むしろ何もしない方が・・・」 「まあ、遠慮するなよ。こんな仕事、私の魔法で・・・」 「だから、それをするなって言ったじゃない!」 咲夜は大声で魔理沙を止めたが、既に遅い。 シンクの中で渦ができ、その中の食器が巻き込まれていく。 「ね、ねえ。これって大丈夫なの!?」 「い、いや、ちょっとヤバイかも・・・?」 「ええ!?」 魔理沙は何とか渦を止めようとするが、一向にそれが消える気配は無い。 むしろ、止めようとすればするほど強力になっていく気がする。 「わあ、ごめん。もう無理!」 ザパーン!! 遂にシンクの中の水は全て吹っ飛んだ。 当然、食器は全壊かと思ったが・・・ 「あれ?食器がない?」 キッチンを見渡してみると、水浸しではあるが食器の欠片がどこにも無かった。 あれだけ派手に飛び散ったのだから、割れた食器の残骸が散乱しているはずなのに。 「・・・全く、だから言ったじゃない。」 そう言う咲夜の横の机の上には食器が並べられていた。 「咲夜、お前が時間を止めて・・・」 「そうよ。全く、私がいなかったらどうなっていたことやら・・・」 「ごめん・・・もう余計なことはしないよ。」 流石に反省したのか、魔理沙は罰の悪そうな顔をした。 「まあ、次から気をつけてくれればいいわ。無事だったんだし。」 「うん・・・」 「特に・・・これが割れなくて、本当に良かった。」 そう言って、一つのカップを手に取った。 「それって・・・お嬢様の愛用の。」 「ええ。でもそれだけじゃない。これは・・・形見なの。」 「形見?」 「うん。亡くなられたお嬢様のお母様の・・・思い出のカップ。 お嬢様はこれが一番大事だって言ってた・・・」 ピシッ 「あ!」 突然、そのカップが割れた。 どうやら、渦の中で掻き混ぜられている時にヒビが入ってしまったらしい。 「ど、どうする!?」 「落ち着いて!何とかしてこれを・・・」 「見たわよ・・・咲夜。」 先程の大騒ぎを聞きつけたレミリアが、そこにいた。 「お、お嬢様・・・これは全部私が悪いんです。」 「・・・」 「さ、咲夜は別に・・・」 「・・・いいのよ、魔理沙。私はあんなカップにそれほど執着も無いわ。」 怒り狂っているはずのレミリアは、ニコリとそう答えた。 「お嬢様・・・」 その温情溢れる返事に、咲夜も魔理沙も一瞬だけホッとした。 「だけどね・・・」 「うわぁぁ!」 レミリアが咲夜の首根っこをグイッと掴み、持ち上げた。 「このカップの価値すら無いようなゴミクズは、どうしようかしら?」 「ゆ、許してください。お嬢さ・・・いやぁ!」ゴスッ! 許しを請う咲夜を思いっきり叩き付ける。 咲夜は頭を硬い床に強打してしまった。 「ねぇ・・・どうするのよ? 死んで償うの?あなたが死ねば、これと釣り合うとでも思ってるの?」 ズドッ!「うぐっ!!」 這いつくばる咲夜の脇腹を、蹴飛ばした。 「聞いてるのよ?どうするの!?どうするのよ!?」 ゴスッ!ゴスッ!ゴスッ! 「あがっ!やめっ!やめて!くださ!」 更に容赦ないキックが咲夜を襲う。 彼女は亀の様に丸まって耐えるしかなかったが・・・ 「ちょっと・・・それは何のつもり?」 「え・・・?」 「これってカップを割ったあなたが悪いのよね? つまり・・・罰を受けるのって・・・当然じゃない? ・・・・・・ だけど、その姿勢は何・・・? どうして私の罰を真っ向から受け止めないの?」 「あ・・・これは・・・」 「へぇ・・・あなたは自分は悪くないと思っているのね? 罰を受けるようなことはしてないって言いたいのね? 私が勝手に癇癪起こして、理不尽な暴力振るってるってことなのね?」 「ち・・・違います・・・」 「この・・・ゴミクズッ!!!」 「いやぁぁぁ!!!」 「ゴミクズ!ゴミクズ!お前なんて!拾わなければ!良かった!!」 ゴスッ!ゴスッ!ゴスッ!ゴスッ!ゴスッ! 「ごめんなさい!お嬢様!ごめんなさい!!」 怒りに我を忘れたレミリアは、一心不乱に咲夜の腹を蹴飛ばし始めた。 「使えない上に!恩を仇で!返すなんて!本当に最低のゴミクズだわ!!」 「・・・さいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめ・・・」 吸血鬼の本気の蹴りが生身の人間を襲う。 防御の出来ない咲夜にとって、それは絶望的な攻撃だった。 体中の骨が折れる音がした。 意識が朦朧としてきた。 咲夜が、自分が死んでいくことをハッキリと自覚した頃・・・ 「あの!お嬢様!!」 あまりの恐怖に押し黙っていた魔理沙が、ようやく声を張り上げた。 「このカップ・・・にとりに頼めば直してくれると思う。」 「本当?」 咲夜を蹴り続けていた足が、ピタリと止まった。 「ああ。あいつら器用だから・・・これくらいならやってくれるぜ。」 「そうね・・・別にこんなカップ、どうでもいいけど・・・ 魔理沙がそう言うのなら、折角だし直して貰おうかしら。」 レミリアがクルリと振り返る。 つまり、咲夜はやっと解放されたのだ。 「それじゃ早速行くわよ。魔理沙、案内して。」 「あ、ああ。」 「・・・なさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんな・・・」 床に倒れたままの咲夜に、主は一切視線を向けなかった。 「咲夜、大丈夫か?」 カップを修理して貰った後、魔理沙は咲夜のことが気になって医務室を訪ねた。 しかし、そこに咲夜の姿はない。 「ここにいないってことは、意外と軽症だったってことなのか?」 もしそうだとすれば、彼女は今頃キッチンにいる筈である。 いつもなら夕食の準備が始まっている頃だ。 取り合えずキッチンに足を運んでみることにした。 「あれ?ここにもいないじゃないか。」 ここにも咲夜はいなかった。 もしかして永遠亭あたりに運ばれたのか、と魔理沙は考えたが・・・ 「ん?何だ、これ?」 キッチンの机の上に一枚のメモがあった。 『魔理沙へ。夕食は鍋にあります。時間になったら取り出してください。』 かなり汚い字ではあったが、確かにそう書かれていた。 「夕飯作ったって事は、無事だったってことだな。良かった。」 特に深いことは考えず、魔理沙は安心した。 「それにしても、魔理沙をメイド長にして本当に良かったわ。」 「・・・でも、実質的な仕事は今まで通り咲夜が全部やっているんでしょ?」 「確かにそうだけど、あいつがメイド長になってから色々と良くなってるよ。」 「咲夜の心労が増えたこと以外は変わってないと思うけど?」 「パチェ、分からないの?魔理沙が来てから窃盗の被害が0になったのよ。 それまでは月に10件とか、ザラだったのに・・・」 「レミィ・・・あなたは大変な勘違いをして・・・」 コンコン・・・「お嬢様、お夕食の準備が出来ましたぜ。」 そこへ魔理沙が夕飯を持ってきた。 ……… 「美味しい!今夜の夕食、凄く美味しいわ!!!」 「そ・・・そうか。」 「美味しいわよ。今までに無いくらい。」 「確かに・・・私もこんなに美味しいのは初めて食べた。」 「ま、まあ。でも作ったのは咲・・・」 「流石、魔理沙ね。私が見込んだだけのことはあるわ。」 「いやぁ、あはははは・・・」 咲夜の最期の料理は、主を大いに喜ばせた。 その頃、紅魔館の廊下の一角で。 正に今、一人の命が消えようとしていた。 「はあ・・・はぁ・・・う・・・ぐぅ・・・」 折れた肋骨が内臓に突き刺さっているらしい。 息をするのも苦しい。 もう目の前は真っ暗で何も見えない。 せめて誰にも見られず死ぬというのが、彼女の最後の誇りのつもりだった。 「咲夜さん・・・」 「・・・誰?」 「私です・・・美鈴です・・・」 それを見られたのが美鈴だったのが、救いだった。 「美鈴・・・私ってもう・・・駄目なのかな・・・?」 「・・・駄目だと思います。今の咲夜さん、野垂れ死ぬ前の犬みたいです・・・」 「美鈴は、私の人生・・・どう思う?」 「悲惨です。私が見て来た限りでは・・・」 それを聞いて咲夜は泣き出したようだったが、もう涙は出なかった。 「私ね・・・ここに来る前の記憶なんて無いし・・・ お嬢様に尽くす以外の幸せなんて知らなかった。 だから、お嬢様の為に頑張れば・・・報われるって信じてたのに・・・」 「・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ 咲夜さんは・・・自分の人生って何だったと思いますか?」 「お嬢様の・・・気紛れ。」 そう言って咲夜は静かに目を閉じた。 なんとまぁ理不尽な -- 名無しさん (2009-05-13 20 39 49) 次は魔理沙の番か -- 名無しさん (2009-05-13 23 41 08) いずれみんなから見捨てられるレミリアが目に浮かぶ…… -- 名無しさん (2009-05-14 21 35 48) というか家事全般の要がここで消えるわけだからな 紅魔館終わったも同然だろう -- 名無しさん (2009-05-23 04 59 25) 咲夜が死んだのは大きな痛手だな いつかレミリアいぢめになる -- 名無しさん (2009-05-23 13 18 52) というか見方変えればこれも一種のレミリアいじめになる -- 名無しさん (2009-05-23 21 46 22) 魔理沙がちゃんとメイドの仕事を完璧に出来るとは思えんな と言うか皆何も言わないのか、文の新聞で書かれるんじゃ -- 名無しさん (2009-05-24 11 46 56) 人は失ったことに気付いた時強くなることができる -- 名無しさん (2009-05-31 01 40 19) というか、すでに咲夜が死んだ時点で紅魔館はおしまいだろう 一方パチェは倒れてきた本棚の下敷きに…… -- 名無しさん (2009-06-01 08 19 29) 美鈴出奔→パチェ失踪→レミリアいぢめの完成 -- 名無しさん (2009-06-01 13 35 57) 咲夜が死んで魔理沙が家事をどうにかしようとする→紅魔館崩壊 愛想を尽かしたバチェが消える、そして美鈴も消える 妖精も愛想を尽かし消える 残るは悪魔の契約で縛られた魔理沙とレミリアとフラン -- 名無しさん (2009-07-22 02 09 52) この調子だといずれレミリアいじめになるな -- 名無しさん (2009-07-22 23 55 27) これから本当は仕事なんて全く出来ない魔理沙がヤられるんですね、分かります。 -- 名無しさん (2009-08-26 03 07 39) 最初は罪を償うという名目でメイドになった魔理沙がレミリア相手にいつものだぜ口調で話しているのがすごく気になった。 癖なんだろうし、もしかしたらレミリアがそうするように命令したのかもしれないが、もう少し敬語で離す比率を多くしても良かったんじゃないかと思う。 これだと魔理沙とレミリアで裏を合わせて咲夜を虐めているんじゃないかと思いたくなる。 -- 名無しさん (2009-08-26 08 42 55) この後すぐに荷物をまとめて出ていくパチェと美鈴 そして魔理沙の失敗を妖精メイドになすりつけ妖精メイドを虐めだすおぜう そして妖精メイドも逃げ出していつのまにかフランとおぜうと魔理沙だけに 紅魔館解体 とここまで幻視した -- 名無しさん (2009-08-29 21 01 40) 泣いた -- 名無しさん (2009-10-23 17 34 29) レミリアは何を考えていたんだろう? さくやさんが憎かった?魔理沙が大好きすぎた? 魔理沙の方がさくやさんより優秀だと信じてた? さくやさんが信用できなくて「実は私が悪い」という魔理沙の声がミミに入らないほどに盲目だった? いじめとしてはすばらしい、だがそれがわからなくて・・・ -- 名無しさん (2009-10-24 03 49 50) ただの気紛れです -- 名無しさん (2009-10-24 10 33 29) いやいやいやこれで終わりって理不尽すぎるだろwwww オチなし?咲夜の中に秘められた力を引き出すためにいじめたとかそういうのなし? それであんたゴミクズって・・・うーん。 -- J (2010-02-05 12 13 25) レミリアにとっては強さ=優秀さなんじゃないの? だから今まででは館で一番強かった咲夜さんがメイド長だったけど咲夜さんより強い魔理沙が入ったから咲夜さんは一般メイドに格下げされたんだろう -- 砂時計 (2010-02-06 11 29 38) 魔理沙が来てから窃盗の被害が0になったのよ。 のセリフでお前は何を言っているんだと思ったのは俺だけじゃないはず。 -- 名無しさん (2010-02-08 02 13 28) 咲夜かわいいよ咲夜 これ以上の言葉はいらない -- 名無しさん (2010-02-26 14 43 59) いやいやいや… -- 名無しさん (2010-02-28 09 40 02) ゴミクズの称号は咲夜さんにも与えねば -- 名無し (2010-04-15 09 19 49) 誰だって自分が1番大事 -- Aーfd (2010-04-16 22 39 12) まあ咲夜さんは自分<レミリアみたいだったが。 レミリアがいなければ死んでたから当然かもしれないが、ちょっと死ぬのが遅くなっただけだったな -- Aーfd (2010-04-16 22 41 31) いじめとしては、すごくいい -- 名無しさん (2010-04-17 21 47 27) いじめが前提にあるかぎりバッドエンドは当然なんだけどもね。 ハッピーエンドを望んでいる俺がいる -- 名無しさん (2010-04-17 22 00 09) わぁお -- 咲夜好きな奴 (2010-05-23 15 47 56) R.M.スカーレットはブーメランが特技なのか? -- 名無しさん (2010-06-03 22 54 16) もう少し魔理沙には反発して欲しかったな。メイリンとパチェは心配してくれてたけど助けてはくれはかった。どちらかといえば助けられなかったのかな? レミリアって哀れだな。-- 壊れかけている生き物 (2010-06-08 00 13 48) 惨過ぎるーーーーーーー!!!!!!! 咲夜がーーーーーー!! でもカップの所泣いたwwww それでもまだレミリアの事を思っている咲夜に感動したww 実際こんなんじゃないんだーーーーーーーーーーー!! 咲夜とレミリアは思い合っているんだよ!!!! 後それから魔理沙!つったってないで助けてやれよ・・・ なんか美鈴が優しい・・・・ 紅魔館オワタwww -- れみレミリ☆あうあう (2010-08-13 16 04 32) めーりんが唯一の良心 -- 名無しさん (2011-02-21 00 50 24)- 美鈴かわいいよ美鈴 -- きもけーねす (2011-12-09 15 48 09) せめて・・・・咲夜さんが、天国に行けますように・・・ 無理だろうけど・・・ -- 名無しさん (2011-12-11 00 49 58) 「貴方、大変な勘違いをして」←つまり、10件の窃盗全部魔理沙のしわざか。 -- 名無しさん (2012-01-20 00 54 43) ゴミリアに不覚にも吹いたwww これは感情入るな、咲夜さん好きだから^^ 完全で瀟洒なメイドのプライドがズタズタになったんだろうな~ たかが人間の少女に立場取られて仲間もいなくてハゲにされるっていう…むごいぞ、むごすぎるぞ← -- ゆかりん (2012-01-20 18 13 16) 大好きなレミリアのはずなのに初めて少し殺意がわいたw ↑の人と同じようにゴミリアには吹いたwww ここには職人さんいっぱいいるネ!!まさにここのレミリアはうぜう様 あといつのまに小学生沸いた。いくら咲夜さんがすきすぎるからって症状酷いぞお前ら。 でも最終的にはレミリア死亡フラグたってっからいいんじゃないの? -- 梨弁当 (2012-03-03 16 13 00) 最後の方でパチュリーの「大変な勘違いをしている」というセリフが気になる。言葉通り咲夜がいなければ成り立たないという意味なのか?それくらいならレミリアもわかっているはず。他の意味があるのかもしれない。咲夜がいなくなることでパチュリーしかわからないことが。・・やっぱただのきまぐれかw咲夜も所詮ちょっと優れたお手伝いさんだっただけ。変わりはいくらでもできる -- 名無しさん (2012-05-02 13 26 34) 魔理沙が窃盗の犯人 魔理沙がメイド長になり、窃盗がなくなった おぜうが警備を強化したと勘違い パチュリーがそれを指摘・・・要するに、全部おぜうの勘違いかww -- 名無しさん (2012-05-22 00 29 24) レミィは大変な勘違いをしていきましたといったところか。 咲夜はパチェを喜ばせるために魔理沙をわざと館に入れていた…とか? -- 名無しさん (2012-07-25 10 02 37) ↑あほか… 冒頭よくよめよ パチュリーがまりさのこと殺そうとしてる パチュリーどう見てもまりさのこと嫌ってんじゃん -- 名無しさん (2013-12-19 19 09 12) まさにバンパイアとしか言い様のないおぜう。 -- ドグラマグラ (2014-03-01 14 57 27) いつも咲夜の仕事を見ていた魔理沙が咲夜並みに仕事が出来るようになった(皿洗い以外)後日談を想像した拙者は鬼畜 -- 名無しさん (2014-07-19 00 34 27) 咲夜さんが紅魔館を広げているんだよね・・・ -- 名無しさん (2014-07-19 23 02 37) この手の小説でのおぜうのクズ率半端ないよね -- 名無しさん (2014-08-12 16 40 03) ゴミリアは爆発四散すべし 慈悲はない -- 名無し (2014-08-19 21 58 50) ゴミリアwww -- リンちゃん (2014-08-20 18 44 34) レミリアは大変な咲夜いじめをしていきました。 ダナ -- サクラクサ (2015-03-18 21 43 18) 大切な一人の従者である咲夜を蹴り殺すとかレミリア正気なの? -- 名無しさん (2015-04-02 20 50 42) ↑二次創作の話ですから。この話でのレミリアは、咲夜のことは気まぐれで拾ってきた人間の一人としか思ってなかったってことだ -- 名無しさん (2015-04-16 17 22 29) 原作でのレミリアが咲夜を大事に思っているのはわかってるから、こういう話でも安心して見ていられる -- 名無しさん (2015-06-02 22 02 20) 咲夜ざまあ -- 名無しさん (2015-07-11 16 31 04) 。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。 咲夜ああああああああああああああああああああ レミリアアアアアアアアアアアアアアアアアアア (*`へ´*) (*`へ´*) (*`へ´*) -- フランドール (2015-07-28 19 07 30) レミィは大変なブーメランを設置しました あ、ゴミリアで良かったか。 ゴーミーリーアーうー☆ -- 名無しさん (2016-01-01 07 01 14) ムワアああああああああああああああああああああああああ -- mario (2016-04-29 17 30 07) 咲夜ああああああああああああさああああんんんんんんんん -- フランドール (2016-04-29 17 32 56) いやアあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ -- 霊夢 (2016-04-29 17 35 35) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・俺様心にひびが入った -- ワリオ (2016-04-29 17 42 22) 近日、レミリア死刑 -- 霊夢 (2016-04-29 17 48 34) 荒れてるw レミリア好きだがこれはゴミリアだw うー☆w ウザリアうー☆ -- 勇者あああ (2016-04-29 19 47 17) くーそーゴーミーリーアーは粗大ゴミに出しましたww -- 和えDfdfhマリオ54 (2016-05-01 09 45 54) 死ねレミリアあだ名はゴミリアちゃん -- ジtlgsぅrhgs利lgkrsh振れwskへkルイージ8888889964 (2016-05-01 09 51 50) うーん一番好きな咲夜さんが倒れたから魔理沙家事できない美鈴出てくパチェ同じ小悪魔も妖精メイドも従者繋がり妖夢からの信頼失う白玉楼からもきらわれる -- 名無し (2016-05-20 02 18 09) 続き うどんからも信頼消えて永遠亭からも信頼消えるね悪い言い方するが五大老婆からも信頼なし紫と霊夢関係で信頼無し霊夢が関わった時点で皆から信頼を失う オワタ 紅魔郷一番好き -- 名無し (2016-05-20 02 22 34) 咲夜さん!骨折れた時の痛さはよくわかるぜ! ヤンチャしてた頃にポッキリいったからね! -- キング クズ (2016-05-20 04 09 11) レミリアファン唖然の名作ここに現る! -- 名無しさん (2016-05-21 15 57 27) Oh...... -- 名無しさん (2016-05-30 00 55 42) ›私が勝手に癇癪起こして、理不尽な暴力振るってるってことなのね?」 はいそうです -- 名無しさん (2016-05-30 18 10 27) これ妖怪が人間殺したのと同じだから霊夢がでてレミリア退治されるよね? -- 名無しさん (2016-07-04 17 12 11) ここのれみりゃはゆっくりなみにあほなんだねーわかるよー -- ちぇん (2016-07-25 17 17 00) 咲夜空間操れるし、死んじゃったら紅魔館の家具とか図書館とか縮んでやばいことになるじゃん。 -- RRR (2016-07-30 18 52 58) 咲夜が死んだ(殺された)事によって、 美鈴が出てく パチュリーも出てく 妖精もメイドやめる フランは…残るか、美鈴かパチュリーと一緒に出てく あとは悪魔の契約に縛られた魔理沙と信頼を失った小汚いコウモリ ってか腐れみりゃ勘違いし・す・ぎw 咲夜が死んだら家事全般ほとんど機能しなくなるやんw -- reverse (2016-08-13 17 04 11) フランはあんなクズになって欲しくないw 咲夜が死んだから、従者繋がりの妖夢=白玉楼にも 嫌われて、霊夢にも嫌われて、射命丸がこれをネタに 新聞書いて幻想郷中に広める。居場所をなくした紅魔館メンバー なんてことしてくれんだよ…幻想郷で居場所をなくし 紅魔館でも居場所をなくす。 美鈴に嫌われパッチェ先輩にも親友としてみてもらえなくなって、 フランには毛嫌い。メイドやめる。紅魔勢にヤバイことしてくれはった コウモリ。幻想郷で殺しは大罪。 霊夢に退治されてれみりゃ死ね! -- れみりゃ死ねっ! (2016-08-13 17 12 14) 咲夜が死んでからたったの2日後、紅魔館はめちゃくちゃに なった。何故なら紅魔館の元メイド長。十六夜 咲夜がこの世 を去ったからだ。それは紅魔館の主、レミリア・スカーレット の理不尽すぎるイジメにより…、 霧雨 魔理沙が家事全般をできないため、咲夜がやっていた仕事 のほとんどは妖精メイドにやらせることなった。 魔理沙「…お嬢様。紅茶が入りましたのぜ」 レミリア「えぇ…そこに置いといてちょうだい」 -- 続きの小説を予想した、 (2016-08-24 19 35 00) レミリア・スカーレットは、紅魔館を支えてきた者の1人。そのメイドが死んだ今、主の信頼は落ちる一方だった レミリア「ねぇパチェ…」 パチュリー「……何かしら」 レミリア「最近貴方、私に冷たくないかしら」 -- あいか (2016-08-24 19 38 12) パチュリー「…咲夜が死んでから、魔理沙の失敗を一般メイドになすりつける様になったんですってね。 」 レミリア「…メイド長の犯した失態の責任者に罰を与えてるだけよ。なすりつけるなんてのはやめてくれないかしら」 パチュリー「はぁ…レミィ…貴方は物が取られるのが0件って言ってたけど、魔理沙がメイド長をやる前は、10件あったわよね?」 レミリア「え?えぇ…そうだけど。私が何か間違ったことでも言っているの?」 パチュリー「…貴方は勘違いをしている。」 レミリア「…はあぁ?」 パチュリー「その10件はね、魔理沙がほぼ毎日とっていくからよ。別に魔理沙がはいってきた事で盗難が無くなったわけじゃないわ」 レミリア「…ぇ」 パチュリー「レミィ…貴方は咲夜より珍しい人間に酔っていただけなのよ。」 -- 398大好き (2016-08-24 19 57 54) レミリア「なっ…!なんですって!?私が!人間に酔っているって!?」 パチュリー「貴方は咲夜が珍しいから拾ったのでしょう?咲夜は貴方に忠誠を誓い、慕っていた。それをあんな扱い…レミィ、正直言って貴方に失望したわ」 レミリア「…はぁ!?だから何?あいつは私の所有物だ。この館のものみんな私を楽しませんだけの玩具…っ貴方は黙って私の親友として居ればいいのよ!!!」 パチュリー「…そう……それが貴方の言葉ね」 -- レミィくたばれ (2016-08-24 20 11 35) パチュリー「なら、私はあなたの紅魔館に在る図書館には居たくないわ。 …レミィ、あなたはいつの間にか運命の歯車を壊していたのね。もう、後悔したって遅いわ、コア、ココア、美鈴行くわよ…」 勝手にすいません! -- ララキキ (2016-09-13 21 34 31) 咲夜[お嬢様今まで、ありがとうございました] -- 東方大好き (2017-11-14 20 10 39) 咲夜[お嬢様といれて、とれも嬉しかったです。] 咲夜[まりさ、お嬢様を頼んだわよ。私の最後のお願い聞いてもらえますか?] -- 東方大好き (2017-11-14 20 15 16) 勝手にすみません -- 東方大好き (2017-11-14 20 16 20) レミリア最低だな 見損なったわ -- ロリこん (2018-01-14 14 39 00) 似たコメントがあった。だけれどここで言わせてもらいたい!咲夜が死んで機能しなくなり、混乱し、崩壊する紅魔館を見たい!いやマジで。バッドエンドになっていくようすをガチで見てみたい!! -- エミッサリープレデター (2020-02-12 00 58 33) 連コメすまん( ノ;_ _)ノ 魔理沙っていろいろ凄いご主人様(皮肉)が死んだら自由になれるのかな?とりあえず、 このまま、周りの信用失う ↓ なんやかんやあってご主人様(物理)と悪魔に(物理的に)魂を売ったパツキンさんいがい 出てく ↓ なんやかんやでレミリアくたばる ↓ 魔理ちゃん自由に ってのが1番のハッピーエンドなのかな?でも世間的にはハッピーエンドでも館的にはバッドエンドだよね。これどう足掻いても完璧なバッドエンドはないとしてもハッピーエンドでもなくなる、なんとも言えない暗いエンドになるんじゃない?そういうエンドでも完璧なハッピーorバッドでもいいから続きが見たくなってくる。 -- エミッサリープレデター (2020-02-12 01 11 10) 大日本帝国万歳 -- 名無しさん (2020-12-22 00 08 23) 天皇陛下万歳 -- 名無しさん (2020-12-22 00 08 47) 反日は許さない -- 名無しさん (2020-12-22 00 09 06) レミリア・スカーレット・・・・。 怖い・・・。 -- 名無しさん (2023-01-14 11 39 29) 残虐(非人道的)ヤバリア 作者と違うけど続き書いてみよっかな! -- エピック (2023-08-23 11 29 04) 途中まで書いたのにデータが消えた -- エピック (2023-08-23 12 26 13) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/stotera/pages/12.html
モンスターハンター板で立ち上げられた【みんなの為の小説講座 & 掲示板の使い方】のコピーです。 あちらが管理者のロックが解かれない限り追記出来ない煩わしさを考えて、こちらで気が向いたときに編集できるようにとしました。 各々、普段自分が心掛けている心構え、自己流の小説指南などがありましたら、追記お願いいたします。 【みんなの為の小説講座 & 掲示板の使い方】 このスレッドは小説の書き方や見解、スレッドの基本的な使い方を知ってもらうために作りました。 これらは、見解(物事に対する考え方や価値判断)であって、決まり(定められている事柄。規則)まで強制力のあるものではありませんが「皆さんの小説に少しでも役立てるように」と願いを込めて書いております。 また、このスレを立てる経緯について、詳しくは 雑談所の方をご覧下さい。 ◇これから小説を書こうと思っている人へ◇ これから小説を書こうと思っている作家様は、作品を完結させる“意地と覚悟を”。 もし安易な気持ちで、書こうと思っているのなら「読みきり小説スレッド」で短編小説を書く事をオススメします。 また、「反応が無い」「書き込みが少ない」「参照数が伸びない」などの理由はどの作者様も悩んでいます。これらの理由でロックするくらいなら、意地でも最後まで書き上げてみて下さい。その先に何かを感じる事が出来ると思いますよ。 ここで、ポンポン辞めていく人たちへの格言。 『――処女作を上手く書こうと思うな。処女作なんてのは、三年後に笑う為にあるんだよ』 飄々様の格言ですが、まさにその通りです。小説は書けば書くほど自然と上達していきます。だから最初の内は、“上手い”“下手”を気にせずに、どんどん書いていって完結を目指せばいいのです。 最後に自分で書いた小説は、作者が一番の読者です。作者が楽しんで書いていると、おのずと読者が付いてくると思います。頑張って執筆して行きましょう。 初心者の為の小説講座 目次 【スレッドの使い方】 【小説の基本・小説で使う記号・用語について】 【プロットを作ってみよう】 【キャラ募集(応募)の心得】 【荒らし対応の指南】 【パクリについて】 さらに有益なスレッドがたくさんあります。迷った時は一度見てみてはいかがでしょう? 意見・質問がある方 雑談所 さらに詳しく小説の基本を知りたい方 小説指南スレッド 比喩や表現力など、技術力をupさせたい方 小説技術向上スレッド 書きあがった小説を評価してもらいたい方 評価スレ 自分の小説をもっと読んでもらいたい方 小説紹介所 まずは短編小説でも書いてみようかと思っている方 【読み切り小説投稿スレッド】 【小説で使う記号・用語について】 記号 『。』句点:文章の終了を示す記号。 『、』読点:文章を切ることで読みやすくする記号。 『ー』伸ばし棒:語尾をのばす為に使います。 『…』三点リーダー:「間」を表す記号。 『―』ダーシ(ダッシュ):余韻や無音状態を表す記号。 ※『――』『……』の記号に関しては、基本的に二個一セットとして使います。ただ、安易に使いすぎないようにした方がいいでしょう。 符号 『!』感嘆符:感動・興奮・強調・驚きなどの感情を表す符号。基本的には1個だけで充分です。 『?』疑問符:疑問を表す符号。これも基本的には1個で充分です。 ※また、星マーク『☆』や、音符『♪』などの特殊な記号は、小説では余り使われることはありません。 用語 誤字:変換ミスなど、使い方の正しくない形になっている文字のこと。 脱字:本来必要な文字が抜けていること。 推敲(すいこう):主に書き終えた後、展開や、誤字脱字等の見直しをする作業のこと。最低3回くらいは見直してみましょう。 地の文:簡単に言えばセリフ以外の部分。 セリフ内の最後の句点について。 これは必要ないです。ただ、長セリフの途中では句読点は必要です。 例,×「おはようございます。朝、早いですね。」 ○「おはようございます。朝、早いですね」 数字について。 数字は主に漢数字(五、九など)を使用します。 (ただ、『100×5=500』のように数式などを描写する場合は、このままでいいそうです) 字下げについて。 段落の最初や文頭に一文字分の空白を入れることです。文頭がカギカッコ(セリフ)の場合は、その限りではありません。 オンラインで小説を書くだけならそれほど重要でもありませんが、やはり覚えておくといいと思います。 改行について。 基本は句読点で改行します。 またセリフの前後も改行した方が読みやすいです。 例.× 綺麗なお姉さんが水をまいている。「おはようございます。朝、早いですね」通り過ぎる時に彼女は、にこやかに挨拶をしてくれた。 ○ 綺麗なお姉さんが水をまいている。 「おはようございます。朝、早いですね」 通り過ぎる時に彼女は、にこやかに挨拶をしてくれた。 空行について。 『間』をもたせたいのか、必要以上に空行を使ってスクロールばかりしないといけないような小説も見受けられますが、大きく場面が変わる場合でも二、三行ぐらいで留めたほうがいいでしょう。 本文外での設定説明について。 簡単に言うと『キャラ紹介』のことです。これを書いたことで説明責任を果たしたと思って、本文の中での描写が全く無い人もいますが、小説ならば設定も本文中で説明するべきだと思います。 地の文とセリフについて。 基本的に地の文とセリフの割合などというものは、作家の個性によって変化するもので、何割くらいが良いというのはありません。 ただ個人的に『セリフを全て抜いても話がある程度は判かる』くらいの割合がいいと思います。 脳内補完について。 作者は物語が「どういう場所」で、「どういう状況」で、「どういう動き」をしているのか判っているでしょうが、読む方は書かれている文章だけで全てをイメージしなければなりません。なので、物語りの状況が読者にも伝わるように、意識して書いていきましょう。 辞書を使いましょう。 分からない「語句・意味」また「正確に知らない語句」などは全部調べましょう。 たまに、気付かずに間違った使い方をしている場合もあります。少しでも気になれば辞書を引くようにしましょう。 ト書きについて。 主な特徴は、セリフの頭に誰が喋っているのかを示す略字、またはキャラクターの名前が表記してあることです。 個人的にはダメだとは言いませんが、ト書きの特性上、『描写しないでいい』イコール『描写する力が伸びない』につながると思うし、余り見栄えが良いものでもありません。 『今よりもっと上手くなりたい』『描写の上手い作者になりたい』という方は、ト書きをしない方が良いかも知れません。 プロットとは? シナリオの構成がわかるように書かれた物語のあらすじ。いわば、ストーリーの設計図です。 これを作らずにいきなり小説を書き始めると、つじつまが合わなくなったり、途中で行き詰まったりする危険性があります。そうなったら、もはや後の祭りです。 めんどくさがらずにキチンとプロットを作ってから小説を書き始めましょう。 【プロットを作ってみよう】 プロット作りって、やってみようとすると意外と難しいのです。しかし、物語の基礎作りとなるものですから、これをおざなりにするわけにはいきません。 まずは、プロットを作る上で、最初に決めなくてはならないことを紹介します。 1:『主人公』 だれが? 2:『目的』 何をする? 3:『動機』 なぜ? 4:『悪役』 主人公の敵は何か? 5:『オープニング』 どのように始まるのか? 6:『クライマックス』 最終的にどうなるのか? 7:『テーマ』 何を描きたいのか? 8:『タイトル』 題名 以上に上げた8項目を自由に埋めてみてください。これがあなたが作ろうとする物語の骨格となります。 これで取りあえず物語の基礎はできました。次に、ストーリーをどのように展開させるか考えてみましょう。 『ストーリーを考える際は、あなたが「主人公」になりきって、想像した世界の中で現実と同じように行動してみて下さい』 いわいる妄想というやつですが、主人公の行動の軌跡こそ「ストーリー」なのです。 とにかく、自分の設定した架空世界の中で主人公になりきっていろいろ行動してみて、おもしろいストーリーになるか試してみましょう。 もうひとつ、最後まで書き切る事が出来ない方にオススメな方法ですが、『クライマックスから逆算してストーリーを考えるという方法です』 最後にどうなるかを最初に決めて、どうやってそこへたどり着くか、逆から考えるのです。 原因から結果ではなく、結果から原因を考えるのですから、より整合性のあるストーリーを作れるますよね。それにクライマックスが決まっているので、強引な展開しか作れなくて困っているという方や、最後まで書き切る事が出来ない方にオススメです。 ここまでプロットが出来れば、後は作品を「完結させる意地と覚悟」を持って小説を書き始めるだけです。 【キャラ募集(応募)の心得】 自分もキャラ募集の全てを否定しようとは思いません。ですが、キャラ募集の扱いとは思いの以上に難しい話です。 例えばキャラ募集を行なったために、「プロットが崩壊して小説を途中で辞めてしまう」なんて、よく聞く話しです。 『キャラ募集は作者からのサプライズ』 キャラ募集をすると一時的に参照数が増えて、コメントも貰えます。でもそれは、作品そのものの人気ではありません。イベントに頼らず内容で魅了する力がなければ、いつまで経っても本当の読者さんは付かないと思いますよ。 本当に作品を気に入ってくれている読者さんが何人かできた時点で、読者参加型サービスの一環として行なう事をオススメします。 そこで『失敗しにくいオリキャラ募集の心得』 『話しをある程度進行させて世界観を確立』 世界観にそぐわないキャラを送られるのを防ぐ事になります。 小説を書き出して一、二話で募集をすると、「トンデモキャラ」や「使い回しのキャラ」ばかりで、その小説のお話しは破綻して、途中でロックするのが目に見えてます。 せめて一章くらいは自分のチカラで書き上げ、読者に小説の世界観を伝えてから募集をするのがベターでしょう。 『大多数の人物が活動しても不自然でない状況下で募集』 これは送られてくる大勢のキャラクターを活かせる下地作りがなければ、キャラクターは使いこなせない可能性が高いためです。 多数のキャラクターの個性を引き立てるのは自分の子でも難しいもの。 まして余所様から預かったキャラクターともなればなおさらです。 『強さや採用人数に条件をつける』 ある程度、規制を設ける事で、プロットが破綻しないようなキャラクターを選ぶ事ができます。 やむなく不採用になってしまったキャラも「ちょい役」としてでも出したら 「あ、うちの子がこんな所に」と、喜んでいただけるかもしれません。 キャラ募集は『作者の腕前が問われます』もし、自分の小説が大切なら安易にキャラ募集は行なわない方が良いでしょう。 まして『キャラやストーリーを考えるのが苦手とか面倒臭いとかの理由でのキャラ募集はもってのほか!』 一話も書いてないのにキャラ募集する人って、そうとしか考えられません。人気取りの為のキャラ募集ではなく、ネタを他人から頂戴しようという甘えがあるんじゃないかなと。 そしてここからは{『キャラクターを応募する方の心得』 } 『送り出す先の世界を尊重する』 大体投稿されるキャラってのは殆ど『最強・無敵』のキャラクターが多いですよね。 それはもう、リオレウスの突進を片手で止めたり、グラビモスを一刀両断で葬るみたいなノリで。投稿した小説が、もともとリオレウスを一撃で葬るキャラだらけの小説だったら話は別ですが…… 必死に考え出したキャラクターなのだから、作中で主人公を差し置いてでも目立って欲しいと考えるのは分ります。 ただ、余りに強すぎるキャラ(&空気読めないキャラ)は正直、作者が使いどころが難しく、もし無理に使うとその小説のお話しが破綻してしまい途中でロック、なんて事態になりかねません。 モッブシーン(演劇・映画などで、群集が出る場面)に埋もれる覚悟を。 『キャラクターに個性を』 さらに殆どのキャラの性格が「臆病」だの「傲慢」だの……どこぞの某人気ゲームのモンスターの性格みたいで、余りオリジナリティが感じられませんよね。 その極め付けが、『同じキャラを複数のスレに応募してる』人、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」という例は、一切適用されません。ってか作者に失礼ですよ。 『伝わるのは想定の8割』 さらに相手(作者)にキャラクターを伝えるのは凄く難しい事です。 上記の個性は多少濃い口と思えるぐらいに練り込みましょう。 その味を何処まで薄め、新たに調味料を加えるかは作者様次第。 多少の設定の変更は大目に見ましょう。 そして最後に、折角、頭を捻って生み出したキャラクターなのですから 『精一杯の愛を』 【荒らし対応の指南】 ここでは一般的にネット状に存在する「荒らし」に対しての対応の仕方を綴ったモノです。 荒らしとは まず、この荒らしとは一体どういうものなのか。一般的に言えば「この『モンスターハンター 二次創作小説』の中での最低限のマナーを守らない人」のことを指します。 このスレの『掲示板の使い方』のある文章には、 管理者が本掲示板にふさわしくないと判断する記事や、他人を誹謗中傷する記事は予告なく削除することがあります。 とありますが、言ってしまえば↑の条件に適するような記事を作った人を『荒らし』と呼ぶことになります。 また、それ以外にも荒らしと呼ばれるのは↓を参照。 気を付けること 自分では荒らしたつもりでなくとも、周りの人から『荒らすな』等と言われたくはないのは当然のこと。ここでは『対応・対策』の指南ですが、これらも知っておくといいかもしれません。 暴言を吐かない これは人間関係でも同じ事。相手と話していて、その相手が思いやりのない言葉を吐いたら誰だって嫌悪感を抱きます。敬語の使用は勿論、『バカ』等の嘲笑の言葉を使わないことが原則です。 また、多くの人達に"w"を使う方がいると思います。ですが、これはもともと『嘲笑』を意味するモノで使ってはいけないというのではありませんが、十個ぐらい連続で使えば相手は不快感を抱きます。 知らぬ言葉で相手を傷つけるより、可能な限り自分の知っている簡単な言葉でコメントをする方がいいでしょう。 短すぎる文章は書き込まない この小説板ではage行為を例外として『一行レス』は失礼とされています。一行レスとは名のままにたった一行でコメントを終わらせること。 相手に対する自分の考えをしっかりと述べ伝えることがコメントなのですから、ミッチリと文を書きましょう。長いことは悪くないことですので、遠慮などはしなくても良いです。 感想はしっかりと。 どっちかというと上記から続いたような形になりますが、小説文についてより自分のことや戯れ言だけでコメントを終わらすのは非情に失礼です。 コメントというものなのですから、ちゃんとした感想やアドバイスをしっかりと文章で纏めてコメントしましょう。誤字脱字などはメンテで文章が修正できるので直しておくと尚更に良いでしょう。 取り敢えず基本的な注意点です。他にも細かく言えばありますが、それは常識範囲内での中で自己判断を願います。 荒らしの対応 これからが本題ですので、飛ばさずにじっくり読んでください。そう長くもないので簡単なことだと思います。 まず、荒らしは何を根拠にして荒らしているのか。まぁ、一般的には二通りあり、 ①後の反応はどうでもいい。兎に角荒らすだけ荒らし、それを見たモノに嫌悪感を与えさせたと自分で予測して快感を得る ②取り敢えず荒らし、その後に突っかかってくる人の反応を見て楽しみ、それについて更におちょくり、悪戯気分になって快感を得る。 この①のタイプと②のタイプは出だしが同じなのでほとんど意味は成していません。つまり、対応はどちらにしろ同じモノにしろということ。 そしてその対応ですが、一言で言えば 『スルー』しましょう。 大抵の荒らしは②のパターンが非常に多く、自らの正義感に駆られてひたすらに注意等をしても意味があるわけないです。ましてやそれが荒らしの思う壺、彼等の調子に合わせていくと、いつのまにか自分自身が荒らし行為になっている状態になっています。ミイラ取りがミイラになるそのものなわけで。 ですから、取り敢えずは駄々をこねる子供を見るような眼で黙って見守ってやって(見守らなくても良いですが)ください。つっかってきても、完全にシカト。相手にしなければそのうち自分は無視されていることに気が付いて家に帰っていくでしょうから。 ↑もし、それについて思わずスルーできなかった人がいても、『スルーしてやれ』とも言わなくてもいいです。というより、もう一度深みには言ったら壺から出られなくなった、既にそこで試合の勝ち負けが決まったようなモノなのですから。そういう人もキチンと事後に反省してくれるでしょうし。 でも。 荒らしに無視されたためか逆上され、自分の小説の更新に支障が発生する時もあるでしょう。 そのような場合でも、対処法はあります。管理人にそのことを通報し、削除してもらうという方法です。手順は下に書き記しました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 『モンスターハンター 二次創作小説』の小説一覧の右上にある『ホームに戻る』という文字をクリック。 →『小説ストーリーテラー』に入り口の画像から入ります。 →その後、トップ画面が出ると思うので、別になっている左枠の一番上にある「*太文字はリレー可能」の下の『*荒し通報・削除依頼』をクリック。 →『荒し通報・削除依頼フォーム』画面が出るので、書いていることをよく読み、その後に『荒し・削除依頼フォーム』をクリック。 後はその情報を書き込み、管理人の削除を待つのみ。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― B.B様の言葉をそのままお借りしますが、 {ともかく 荒 ら し は ス ル ー はい、これ五回復唱してみましょう。 これで貴方は荒らしバスターです} もうそのままです。思わず書き込みそうになったら実践してください。 最後に 荒らし。 ただスルーして、少し過度だったら管理人に任せる。それだけのことです。教え込めば小学校入り立てだって可能な行為です。 確かにあなたの荒らしに対する嫌悪や正義感からの怒り・憤り。それは決して恥ずかしいことでも何でもありません。それが常識であり、真っ当な人間であることを証明しています。 でも、本心をそのまま単刀直入にやっても意味は成し得ません。『糠に釘』です。 私が言いたいのは、本心からその者に怒りを感じるならば、せめてそれが『どうしようもない小さな事だから誰も自分には振り返らないよ』ということを伝えさせてやってください、ということ。 彼等だって何らかの勢いでやったことなのでしょう。このような処置を取って、自然に相手も分かってくるものだと思っています。 ましてや、生まれつき人の迷惑になりたがる人間なんて決していないでしょうから。 荒らしだって考える能力はあるのです。ただ、それが何らかの事情でコントロール出来ないだけ。 本当の正義とは、ただ単に怒ることではない……その問題から相手の状態を察し、一番善良な解決策を考え、実行することが重要なのです。 最後に「荒らし」として扱うのは難しいかもしれませんが、作者の対応の困る感想を二つご紹介します。 面白かった、これからも頑張って下さい。 少なくとも分かりやすい感想ではないですよね? “面白かった”とは何が面白いのか。ストーリーなのか、キャラクターなのか……もっと詳しく「私はこの部分が面白かった」と書くと作者は喜んでくれると思いますよ。 私の小説も見てください 折角、ちゃんと感想を書いたのに、最後にこの一文が入るだけで全てが台無しです。 自分の小説の宣伝行為は、基本的に禁止されているようで「荒らし」と同じにみられてします。それにそんな事を書かなくても、大多数の作者は感想くれた方が小説を書いていると、お礼に伺っていると思います。 【パクリについて】 『まず始めに』 故意に既存のストーリーを流用するのは、絶対にやめましょう。 元ネタがどんなにマイナーで、誰も知らないと思っていても、ネットで公開する以上は必ず誰か、知っている人の目に止まります。 絶対にバレます。 そうなった場合、弁明は不可能です。 あなたは犯罪者の烙印を捺され、その後どんなに良い作品を考え出したとしても『パクリ』としか見てもらえなくなります。 『問題になりうるケース』 {1.人物の名前が被った。 2.タイトルが似ている。 3.ネタ・テーマが似ている。 4.ストーリーが似ている。} この中で、パクリと一般に認識さているものは4です。 小説を料理に例えますと上三つは「素材」にあたります。 ちょっと八百屋に行けばすぐ見つかる。そう言った類です。 中にはよほどしっかり探さないと見つからないマニアックなものもありますが。 ネタの場合も切り口が違えばその模様も違います。 そして4は調理法です。ここは作者が最も創意工夫を懲らす部分です。 ここを安易に真似るのは「他人の努力」を横取りすることに他なりません。 パクリが最も嫌われる、問題となったスレが炎上する理由もここにあります。 『もし疑いをかけられたら?』 告発の判定基準も兼ねております。 1.人物名 被るのはよくある話です。人名図鑑などから取る人もいるのでむしろ被らない方が珍しいです。 よほど露骨か、ストーリーと密接な由来まで被らない限り、叩かれるいわれはありません。 2.タイトル いわゆる表紙にあたるものですが、読者を掴む最初の部分です。 先発が居た場合は話の筋を考えて別に相応しいタイトルを付けるのが無難でしょう。 面倒ですが紛らわしいと誹りを受けるよりはマシです。 3.ネタ・テーマ ギャグ小説には時事ネタを盛り込まれる事はよくあり、二次創作である以上可能性はさらに増します。 単発ネタに関してはよほど頻繁に重ならない限り気に留める事はありません。 テーマに関しては4と密接ですが解釈いかんで話が大きく変わるのでこれだけでは決められません。 同じテーマを扱う話でも、ストーリーは全くの別物というのは結構あります。 例:「復讐」なら遂げるか思いとどまるか。 4.ストーリー これが一番の大問題なので別項目扱いとして解説します。 まず比較対象となった話をよく読みましょう。1~3「のみ」に当てはまる物だったら特に恥じる事もありません。 (それでも複数当てはまったり、ストーリーと密接に関わる物だったら要注意です) 注意するのは以下の点。 {『人物の生い立ちや出会い(特に主要人物)』 『話の流れやその中で印象的な場面』 『使われる小道具や台詞回し』} 比較対象となった話を熟読して以降の展開も似ているようなら大幅な改訂も検討しましょう。 万一指摘されるような事があったら、窮屈ではありますが「常に告発の機会を窺われている」と思った方がいいです。 その後に同じ小道具を出そう物なら反省の態度のない悪質な人間のレッテルを貼られかねません。 無論、注意する側はそのぐらい虎視眈々と、しつこくつつくのは荒れる元です。 刺すときはそれこそぐうの音も出ないような一突きを用意しましょう。 ロックして話を完全に作り直そうと思ったときもその上にいきなり新スレ、ではなくほとぼりが冷めるのを待ってから。 でないと「こんなにあっさりと……またどこかからパクって来たな」と思われても仕方ありません。 『澄香様著』 パクリとパロディの違い 他者のアイデアを故意に模倣し―― { ・それを自分が考えたかのように見せかけるのがパクリ。 ・それを『マネである』と自他ともに認めた上でマネするのがパロディ。} だと思いますね、私は。 つまり……模倣である事を明記しておけば、少なくともパクリではないと思います。 (もちろん、模倣そのものが良くない行為である事に違いはありません!) 著作権とはまた違った話になります。あくまで『著作物の権利を侵害する』かどうかという話ですから。 この場合の権利とは、お金が主ですね。イメージとかも含まれますけど。 ここで金を稼いでる訳じゃないし、イメージだって壊してないよ、だから違法行為じゃないよと思われるでしょうが、 ただ法に触れなきゃ何をやっても良いって訳じゃありません。 違法行為かどうかじゃなくモラルの問題として、こういう場で他作品のギャグや名セリフを書くのはやめておいた方が無難でしょう。 『三毛猫様著』
https://w.atwiki.jp/marisa-kirisame/pages/48.html
1コスト星符「メテオニックシャワー」 2コスト魔符「スターダストレヴァリエ」 光符「ルミネスストライク」 儀符「オーレリーズサン」 3コスト恋符「マスタースパーク」 星符「エスケープベロシティ」 星符「グラビティビート」 光符「アースライトレイ」 4コスト恋符「ノンディレクショナルレーザー」 魔廃「ディープエコロジカルボム」 5コスト魔砲「ファイナルスパーク」 星符「ドラゴンメテオ」 彗星「ブレイジングスター」 邪恋「実りやすいマスタースパーク」 1コスト 星符「メテオニックシャワー」 判定 ダメージ Rate Limit 体力削り 霊力削り 暗転 発生 持続 終了 特殊補正 受身不能 射撃 200*13(1890) 95%^13 5%*13hit 635 1.6 17F 27F - 103F - 60F 備考 コスト1 空中可 最大13HIT 17F~18Fまで完全無敵 メテオニックデブリの強化版。普通に撃っただけでは暗転見てからグレイズで避けられてしまう。 近距離でガードさせると霊力ダメージが1.6&650程度の体力削り。 難しいが、ビタ割に使えれば非常に強力。 中央AAAAから繋ぐ場合、バウンドが低めのキャラには速めの入力で魔方陣、少し高度のある場合にはディレイをかけると魔方陣を取れる。高ダメコンボが殆ど入らない妖夢にはAAAAから繋げてダメージは2511で魔方陣を取れる。AAAAルミネスが2875なのを考えると費用対効果は抜群。 上へ| カード考察ページのこの項目へ 2コスト 魔符「スターダストレヴァリエ」 判定 ダメージ Rate Limit 体力削り 暗転 発生 持続 終了 特殊補正 受身不能 打撃 200*20(2379) 97%^20 2%*20hit 382 7F 15F - - Smash Attack 600F 備考 コスト2 空中可 最大20HIT 動作終了:91F+画面端までの距離(+高度)1F~6Fまで射撃無敵 7F~10Fまで食らい判定なし 11F~14Fまでグレイズ15F~突進終了まで射撃無敵 突進中接触判定なし 入力完了から射撃無敵(一瞬グレイズになるが)が付く為、固められた時の射撃に対して割り込み手段として使うことができる グレイズのできない特別射撃(ブレイジングスターなど)の回避も可能。 空中発動可能なのでコンボの〆にも使いやすい。 萃香のMPPが苦手な人はどうぞ。 上へ| カード考察ページのこの項目へ 光符「ルミネスストライク」 判定 ダメージ Rate Limit 体力削り 霊力削り 暗転 発生 持続 終了 特殊補正 受身不能 射撃 400*6(2062) 95%^6 10%*6hit 296 1.1 17F 18F - 76F - 60F 備考 コスト2 空中可 17Fのみ完全無敵 コンボ、割り、隙消し、天候操作と何でもこなせる万能スペカ。 発生が速く弾速、判定も大きいので連続ガードにさせやすい。DCや特にレイラインのフォローに大活躍。体力削りも300程度ある。 発射角度がある程度相手を向く。 足元の食らい判定が無い。発射後大きく後退するので隙が小さく使いやすい。 ある程度までなら6Cから連ガにもなる。 JAやJ6ACHからなら弾速の速さも相まって簡単に刺さる。勿論相手の打撃スカり後の硬直にも。 C版ミアズマをノーマルヒットさせた場合ひきつけて発動することで魔方陣がとれる。 上へ| カード考察ページのこの項目へ 儀符「オーレリーズサン」 判定 ダメージ Rate Limit 体力削り 霊力削り 暗転 発生 持続 終了 特殊補正 受身不能 カード初回 - - - - - - 13F 22F 600F 50F - - B射 射撃 200*n 95%^n 5%*n 50*n 0.25*n - 16F - 39F - 20F C射 射撃 150*n(2140) 99%^n 5%*n 200~300 0.1*n - 44F 50F 89F Rift Attack 45F カード再使用 射撃 400*n 92%^n 2%*n - 0.05*n 14F 16F - 75F Rift Attack 180F 備考 コスト2 装着中は射撃がビットから発射されるB射撃:7発発射 C可13F HJC可25F C射撃:4発発射 最大10HIT C可42F HJC可42F Bでビットが高速回転しながら、小さい弾をマシンガンのように撃ち、Cでビットがゆっくり回転しながらレーザーを撃つ。 B版は発生自体は早めだが、発射位置がランダムなのでやや使いづらい。本命C射は発生が遅いものの紫のCすら一方的に潰す強度。なお地上2Cは他のC系より硬直が短い。 Aの打撃・コマンド技は健在なので、オーレリーズで強化された射撃をチラ付かせつつ、打撃で狩るのが良い。 台風時に使うとガン逃げされる。逃げるのが苦手な人は威嚇するのに使ってもいいかもしれない。 ビット装着中にもう一度オーレリーズサンを発動することで、前々作の萃夢想の「オーレリーズソーラーシステム」のように飛んでいく。戻ってきたビットは再装着される。3Aから連ガになるほど発生は早いが、発動に4コストかかる上デッキの回りに左右される。 Bのばら撒きを発動中にビット発射をするとビットがB版を撃ちながら発射され大量の霊力削り。 上へ| カード考察ページのこの項目へ 3コスト 恋符「マスタースパーク」 判定 ダメージ Rate Limit 体力削り 霊力削り 暗転 発生 持続 終了 特殊補正 受身不能 磨耗射撃 200*21(3595) 99%^21 2%*21hit 1024 1.1 9F 28F 61F 137F - 6000F 備考 コスト3 最大21HIT 9F~27Fまで完全無敵 28F~89Fまで打撃+射撃無敵 魔理沙おなじみのスペカ。用途は広い。 コンボとしては主に3A、6C、J6Achの追撃。 6Cからは連ガで結界不能なので霊力2以下で6Cをガードさせれば距離を問わず強引に割りに行ける。 空中ガードされると一気にヒット数が落ちる。 無敵時間が長いので幽々子の約束手形発動回避等にも使う事ができる。 無敵になるまでが長いので割り込みには向かないが、重ねの甘いアリス遠Aなどにはパナすと当たることも。 遠距離ヒマワリ、トカマク発動など甘えた設置への差込手段として優秀で使いやすい。 グレイズされると最大で1.2ほど霊力を削るが余裕で反撃を貰う。 体力を1000程度削り距離も離れるので、中央なら削り目的で使うのもありといえばあり。 上へ| カード考察ページのこの項目へ 星符「エスケープベロシティ」 判定 ダメージ Rate Limit 体力削り 暗転 発生 持続 終了 特殊補正 受身不能 打撃 450*11(2924) 94%^11 5%*11hit 148 10F 13F 42F F Rift Attack 90F 備考 コスト3 最大11HIT 1F~22Fまで完全無敵 23F~54Fまでグレイズ23F~63Fまで上半身食らい判定なし 入力直後から完全無敵。 ミアズマと違って無敵が長く切り替えし能力は高いが、対空で出した場合当たり方が悪いと途中で落とす。 無敵技全般に言える事だがセットすると相手が警戒してベロシティを誘おうとするので、しっかりと行動を読んでから打ち込もう。近A空中ヒットやA連からのコンボにも使えるが、Limit計算をしておかないとダメージで損をしたり受身を取られるので注意。 上へ| カード考察ページのこの項目へ 星符「グラビティビート」 判定 ダメージ Rate Limit 体力削り 霊力削り 暗転 発生 持続 終了 特殊補正 受身不能 磨耗射撃 (300*n)+(200*n) 98%^n 0% - 0.1*n 5F 13F - 66F Rift Attack 6000F 爆風部分 3000(3008) 70% 100% 656 1 - - 32F - - 6000F 備考 コスト3 下り弾は中段判定 1F~56Fまでグレイズ 射出直後の魔力弾にも判定がしっかりある。発生は13F。また、最後の爆発を除きリミットが増加しない。 魔理沙が攻撃を食らおうがダウンしようが射出された弾は消えないのでぶっぱ可能。 速くて、隙がなく、高威力と3拍子揃った優秀なカード。 6A、H6Aからスペカキャンセルすると確反を取られにくい(確反は一応ある)。 全てグレイズされて霊力ダメージは0.3。 Cミアズマヒット後の確定追撃手段。ガードされても爆風は32F持続するのでフォローとしても完璧。ただし若干距離が離れていると発動できない。 近Aが空中の相手に当たった際にこれで安定して追撃できる。 お空のサブタレに対する対策カード。 上へ| カード考察ページのこの項目へ 光符「アースライトレイ」 判定 ダメージ Rate Limit 体力削り 霊力削り 暗転 発生 持続 終了 特殊補正 受身不能 磨耗射撃 1100*5(3853 93%^5 20%*5hit 220*n 0.5*5 7F 13F 57F Rift Attack 60F 備考 コスト3 基本的に使われない。 地上ダッシュでグレイズされた場合0.8ほど霊力を削る。 全部ヒットさせた場合は3800オーバーと、下手したら5コスにも並ぶダメージ。 その仕様のため相手のバクステに合わせることが容易。ぶっぱ推奨スペルとなった。 上へ| カード考察ページのこの項目へ 4コスト 恋符「ノンディレクショナルレーザー」 判定 ダメージ Rate Limit 体力削り 霊力削り 暗転 発生 持続 終了 特殊補正 受身不能 磨耗射撃 600*n(4280?) 92%^n 1%*n 320~556 0.5 17F 24F 130F 199F Rift Attack 6000F 備考 コスト4 基本的に使われない。 磨耗で2.5も削るので、磨耗と知らずにグレイズすると生食らいする。使用率が低いので知らない相手は多い。 遠距離で霊力0.5以下を確認して撃てば確定。 上へ| カード考察ページのこの項目へ 魔廃「ディープエコロジカルボム」 判定 ダメージ Rate Limit 暗転 発生 持続 終了 特殊補正 受身不能 磨耗射撃 4000 50% 100% 15F 24F 56F Rift Attack 6000F 備考 コスト4 基本的に使われない。 ガード不能だがグレイズは可能。攻撃範囲はかなり広いが(特に上方向)グレイズ可能ということもあってなかなか直撃は望めない。 グレイズする相手にCミアズマ、H6Aを当てて叩き込むのがセオリー 単発故にCHする。無理に当てようとして自分がCHして大ダメージ、などということがないように。 磨耗射撃だが0.1しか削れない。 発生保障が付いているので無敵スペカを喰らうなどしても消えない、そしてその状態の自分にもしっかり当たる。(無敵が切れた場合相手にもだが 産廃Bと同じ飛距離・爆発タイミングの魔法瓶を投げる。バウンド関係の性能も同じである。 爆風の範囲が広くなっており、産廃と同じ条件で検証した結果、端から4までの横幅・霊夢の垂直ハイジャンプぐらいの範囲となっている。(要再検証) グレイズ・ガードの条件はこちらも同じ。もちろん、カウンターヒットも。 身代わり・制御棒使用の威力の変化は産廃と同じ。 諏訪子の反撃の呪いも同じ 1.03→1.10で打撃で殴り飛ばせるようになった。飛距離は攻撃レベルが関係する模様。 上へ| カード考察ページのこの項目へ 5コスト 魔砲「ファイナルスパーク」 判定 ダメージ Rate Limit 体力削り 霊力削り 暗転 発生 持続 終了 特殊補正 受身不能 磨耗射撃 270*29(6181) 99%^29 2%*29hit 1684 1.4 17F 42F 85F 205F - 6000F 備考 コスト5 最大29HIT 17F~35Fまで完全無敵 36F~157Fまで打撃+射撃無敵 斜め上に高威力のマスパを撃つ。空中にも当たるようになったが、逆に遠方の地上に当たらなくなった。 マスパに比べてやや発生が遅い。空中で溜め射撃など隙丸出しの相手にぶっぱなすと快感。 ガード時に体力を約1500程度削る。グレイズでは1.7程度。磨耗射撃で空中の敵にグレイズさせればほぼ割れる。霊力少なめの相手が射撃した瞬間にぶっぱなすと大抵割ることができる。 端でもCのガード確認から連ガで繋げて割れれば3000overは確定。 H3Aクラッシュからは繋がらないので注意。 上へ| カード考察ページのこの項目へ 星符「ドラゴンメテオ」 判定 ダメージ Rate Limit 体力削り 霊力削り 暗転 発生 持続 終了 特殊補正 受身不能 射撃 240*29(5550) 99%^29 2%*29hit 1406 1.4 17F 39F 85F 240F - 6000F 備考 コスト5 空中可 最大29HIT 18Fのみ完全無敵 地上空中問わず、ほぼすべての行動からから繋がる事が魅力。 発生前や撃ってる最中は何気に無敵じゃないので注意。 電車、台風グレクラに対して使うと面白いがリスク高め。 ガード時体力を1100程度削る。ただの射撃なので割の際は必ず連ガから繋ぐこと。Cガード確認でおk 方向キーを入力することでわずかであるが射出角を調整できる。 行動後はゆっくり降りてくるので隙だらけだが着地後は硬直がないので、スカしてもガードが間に合うことも。 ドラゴンメテオへの繋ぎ + ... AAAA DM 2A 3A DM H6A DM J6A DM JA J6A DM JA J8A(1) DM (JA) J2A DM (JACHor端JA )J6C DM J8A DM HC DM (DA )アップスorバスキー DM (J6C )Jナロー DM CミアズマorグリーンorステラorトーチorGSDor産廃 DM 上へ| カード考察ページのこの項目へ 彗星「ブレイジングスター」 判定 ダメージ Rate Limit 体力削り 霊力削り 暗転 発生 持続 終了 特殊補正 受身不能 特別射撃 5000 75% 100% 1000 5 5F 27F - 150F - 6000F 備考 コスト5 空中可 1F~55Fまで完全無敵 範囲、威力共に優秀だがしゃがんでいる相手には当たらないという欠点を持つ。萃香と諏訪子に至っては地上立ち状態でも当たらない。しかし諏訪子の場合葉乗りは当たる。 攻撃判定は大体発動した地点から上に1画面分なので高高度に逃げられたり、 空中で発動した場合は地上がガラ空きになったりする。 ガードさせれば確定でクラッシュするので、相手が飛んでいればガードされても反撃を受けない。 生当てだと確定5kの超火力スペルだが、なにぶん単発のためコンボ補正の影響が大きい。 空中戦主体のキャラはセットしているだけで行動が制限でき、台風時はガード不能なので更にプレッシャーを与えることができる。 とは言ってもぶっぱるだけじゃ空中ではガード・地上ではしゃがまれ回避されるので、 射撃のホールドを見てからなど、確実に当たるというタイミング・隙を狙う必要がある。 暗転返しにも向く。特別射撃のため打撃無敵のスペルなどにも当たる。しかし逆に射撃無敵系統のスペルで避けられるので注意。 基本的にAAAAから繋がるが、画面端の文と鈴仙にだけは繋がらない。 ブレイジングがスカされる通常技 + ... 全般:諏訪子以外の2A 霊夢:6A、H3A 魔理沙:6A、DA 咲夜:6A後半(シビア)、DC後半(シビア) アリス:3A後半(シビア) パチェ:3A 妖夢:3A、6A、DC レミ:3A、6A後半(シビア) 幽々子:3A、6A 紫:3A、DA、DC 萃香:地上技全部 てんこ:6A、遠A後半(シビア) 衣玖:3A 小町:特になし 文:3A、6A後半(シビア) うどんげ:6A、3A、DB 諏訪子:A、地上立ち状態 空:遠A(シビア)、DA(シビア)、H3Aの溜め時(シビア) 美鈴:3A、H6A溜め時(シビア)、DC チルノ:3A、DC 早苗:3A それぞれのホールド版も当たらないので省略 上へ| カード考察ページのこの項目へ 邪恋「実りやすいマスタースパーク」 判定 ダメージ Rate Limit 体力削り 霊力削り 暗転 発生 持続 終了 特殊補正 受身不能 磨耗射撃 100*16 99%^16 1%*16hit 1484 2.8 24F 49F 167F 304F - 60F 600*19(6787) 97%^19 2%*19hit 125F Smash Attack 6000F 備考 コスト5 最大35HIT 103F~215Fまで完全無敵 威力は他コスの約1.3倍(6700弱)というトンデモ威力になっているが、発生が遅いので普通のマスパよりも実りにくい。 しかも無敵がレーザー拡大までないのでぶっぱではほぼ当たらず、簡単に潰される。 馬鹿でかいレーザーは見る物を魅了する、愛とロマン溢れるスペカとなっております。 実りを当てる固め、コンボ + ... 前提として実りは基本相手と密着していると当たらない。(相手側の壁端密着では基本繋がらない) ・中央付近 AAAなど C Bトーチ 実り(メインの連ガ構成。結界されなきゃ確定割り。トーチLv2以上推奨) 地上トーチ 実り(トーチ トーチ 実りだとヒット確認容易) 6A 実り(入れ込み。自分、もしくは相手が端から5.6キャラ分以上離れていればあたる。梅雨時は距離限定がほぼなくなる) 2A 6A 実り(上記の派生。2Aをほぼ密着で当てた場合。) 6A>実り (入れ込み。相手壁端以外ならどこでも) ・どこでも C>実り (入れ込み) 溜めC>実り (結界付。うまく出来て約5700低くて約5300付近) 2C>実り (出してすぐになので当たるかどうかはものすごい運になるかも) 3A>実り (相手=相手側、壁端から2キャラ分~中央まで) 溜め3A>実り (相手=相手側の壁2キャラ分のから中央-2キャラ分の空きの間と、自分側、壁端から1キャラ分~1.5キャラ分まで) 溜め3A(CH)>実り (確認後余裕で出せる) 溜め3A(クラッシュ)>実り (確認直で出さないといけない。相手と密着で出してはいけない。) 22技>実り (確認直で出さないといけない) グリーン>実り (入れ込み) DB(CH)>実り (距離限。相手=相手側、壁端1キャラ分から中央-2キャラ分の位置。) DC(CH) 実り 地上レイラインCH 実り H3A 実り(ほぼ入れ込みじゃないと入らない) Cミアズマ地上ヒット 実り(入れ込みじゃないと無理。しかもカウンターすると繋がらない。射撃一点読み) ・画面端 AAA B C Bトーチ 実り(当たることは当たるけど、普通の端コンと比べてあまりダメージが伸びない) HC(連続ガード) 実り(結界されなきゃ霊力4から割りにいける) J6A溜め(CH)>実り・・・画面端で出して端で当てなければならない。しかもすぐに。よって余りにも不確定。あまり意味がない。 J6A溜め>実り・・・上記のCHと同じ。 ・ステラ 実り ※距離限定である。 入る状況…自キャラ中央付近~4/3以下=相手壁端から中央の半分以下。自キャラ壁端付近=相手4/1から自キャラ手前であること。 入らない状況…ステラが1、2発で相手が飛んでいく。ステラの上部分にあたる。相手キャラが上記に当てはまらない中央付近。 ・J6ACH(空中HIT確認後) 実り ※距離限定である。基本相手の足元を狙うとよい 入る状況・・・相手=自キャラ壁端1キャラ分、1J分から0.5Jの高さ。相手=自キャラ壁端から4キャラ分の空き、0.5の高さ。相手=中央低空HIT、0.5J分の高さ。 ・梅雨 6C空中ヒット 実り(地上ヒット時も当たるが距離限。地上の場合、相手から画面半分+1キャラの距離から後ろまで。) JCorC 実り (ヒット確認後、直ぐに出さないと当たらない。1,2Fでは無理) ナロスパーク>実り (距離限。画面端から端-1キャラ分) 22技>実り (結構安定。HIT後すぐに出さなくてもバウンドで取れる。空中HITでは少しシビア) ・天気雨 2Aor遠Aor3A(クラッシュ) C 実り(Cを挟まないほうがダメージは高いが直で出すこと。相手と密着で出してはいけない。) ちなみに制御棒ありの実りダメージ。下2桁は省略。 + ... 自制御0 自制御1 自制御2 自制御3 自制御4 相制御0 6700 7300 7900 8500 9100 相制御1 7200 7800 8400 9000 9600 相制御2 7600 8300 9000 9600 10200 相制御3 8100 8800 9400 10100 10500 相制御4 8500 9200 9900 10600 11000 霧雨制0 8200 8900 9600 10000 11000 霧雨制1 8800 9500 10200 10900 11700 霧雨制2 9300 10100 10800 11600 12400 霧雨制3 9800 10600 11400 12200 13100 霧雨制4 10300 11200 12000 12900 13800 最大13800行くんだね! すっげぇ! 上へ| カード考察ページのこの項目へ
https://w.atwiki.jp/kurokage136/pages/821.html
▽タグ一覧 小説大会とは、小説カキコにある企画である。 夏・冬の特定の時期になると小説板の小説に投票ボタンが追加される。 この投票数で誰が上なのかを決める、ちょっとした大会であるら、 この時期のタイトルの変更はあまり推奨されず、完結すると特別に1票追加などある程度ルールはあるが、まぁ遊び半分で問題ない。 メイドウィン小説は過去にりりすたが銅賞、正義の悪役が管理人特別賞を受賞した。 ちなみに二次創作板は紙板も共有してる為、時々紙板だけ金賞取っていくこともたまにある。
https://w.atwiki.jp/sixyousetu1/pages/13.html
ここでは僕が考えた小説を紹介していきます。 いろいろ指摘やコメントを下さるとうれしいです まずは連載小説です。 題名【名無しからの手紙】 名無しからの手紙 名無しの正体 バイオ一族【衝撃の展開】 マエストロの町 まだ四作目しか書けてません^-^今から少しずつ連載していこうと思うのでよろしくお願いします!! 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/marisa-kirisame/pages/53.html
キャラの特徴 立ち回り基本事項 近距離 中距離 遠距離 警戒すべき技 有効な技 天候について 補足 覚え書き 掲示板書き込み抜粋 コメントフォーム キャラの特徴 執筆募集中 立ち回り 基本事項 執筆募集中 近距離 執筆募集中 中距離 執筆募集中 遠距離 執筆募集中 警戒すべき技 執筆募集中 有効な技 執筆募集中 天候について 執筆募集中 補足 キャラ対策 魔理沙 - 伊吹萃香 攻略 Wiki 覚え書き J2A見てからマスパで返せる 火鬼に密着近Aは当たらない。下図参照 掲示板書き込み抜粋 442 名前:名も無き人型の「それ」[sage] 投稿日:2009/09/07(月) 14 14 21 ID enME6Rf.0 萃香は6C弱体化による遠距離戦のプレッシャー不足が課題だな。 強化されたB射でどれだけ接近戦をさせないかが鍵かな。 勝ちパターンは射撃をグレイズさせてのミアズマ(対DC含む、できれば強化しておきたい)、 これにひよったグレイズ長めの遅らせ打撃にJAやJ6Aさしこむ、端で固め殺すって感じかな。 とにかく冷静に、自分の有利な状況での攻撃を意識。 5分状況での射撃は6B刺さるので気をつけよう。 また先行入力が効かなくなった弊害で、 相手の空中固めを抜けようとすると6B引っかかりやすいので 回避結界で妥協することも大事。 あと暴れない。射撃後のJ2A当てるのが萃香最大の狙いなので きっちりJ2Aガードしてからダッシュしよう。 逆にいえばJ2A出させれば比較的安全に逃げれる。 とにかく作業、鉄の心を持って事故を防ごう。 ダメージレースではさすがに分が悪いので、作業。 そういうのしたくない(ガン攻めしたい)って人いると思うけど、 それで勝てなくても嘆かないでねって感じ。強い相手だけどね。 491 名前:名も無き人型の「それ」[sage] 投稿日:2009/09/08(火) 21 24 16 ID 6yWZ9gZ.0 萃香対策。 地上でダッシュ>ブレーキでDC振るのを待つ。執拗に。 萃香の地上からの接近手段がほぼこれかなので、相手は飛んでくるようになる。 萃香DAなんて選択肢もあるけど、それはもう読み負け。最悪ガードできるからいいかな。 飛んできたら昇竜とかJA、J6A対空かな。 で、相手の射撃グレイズしてJA特攻はリーチが足りない事多し。 また萃香J6Aが下がりながら撃つタイプだから、逆に持っていかれる。 端付近に追い込んだらいく、そうでなければ仕切りなおしという考えがいいかも。 負けリプ見直したけど、大体DCもらいすぎて負けてるパターンが多いんだ。 あと6Bの被弾率も高い。 地上にいれば6B(J2B)見てから避けやすいし、DC対策にもなった。 下手な射撃は撒かないのがいいのかもしれない。 あと対策不足なのは幽々子かな~頑張ろう。 816 名前:名も無き人型の「それ」[sage] 投稿日:2009/09/18(金) 09 32 31 ID lyGv/tuwO んじゃ萃香を萃香対魔理沙、魔理沙対萃香で戦った経験元に書いてみる。 萃香には基本射撃戦がいいと思う。6B以外に中距離で当てていける射撃がない。こっちも似た感じだけど、貫通力ある分戦える。 花火の対処は、出されたらそれに付き合わない。ラジアルがあるなら貫通できて潰しやすい。B、6Bにも効果的。ないならC系か。 相手が地上にいるなら遠Aの当たらない高度からがいい。大体萃香の頭上くらい。 対空では火鬼はモーション大きいし、JA特攻しなければ大丈夫。 2C出されて、爆発迄時間があると思っても突っ込んでAはダメ。当たらない。せめて2Aに。 妖気密のレベルがあがっているとCのスパアマ頼りにしてくるかもなので、やはりA系はお薦めしない。 端で妖気密をガードしてしまったら、一コスの雲消霧散がある場合、レベルによるけど、霊力を二程度、体力を1000以上削って固め継続されるので素早く結界。ガードしてしまったら暴れない。相手のAの方が速いです。 ちなみに妖気密は密着でガードできれば反確取れます。 基本萃香の固めはすかすかなので、焦って動かないこと。 結界ポイント自体はわかりやすい。 AA、6A、3A、2Bでほぼ安定。 J6A、J2Aは地霊密使う人は狩ってきます。ないなら前結界安定。でも大抵HJでいい。 DCは元鬼、厭霧がない限りDAで反確。元鬼は多分最速バスキーでいける。厭霧は使ったことないので知らない。あと、上を取ってみるのもいい。 空対空は、上を取ればJA勝負で勝てる。でもJ6A勝負はよくて相討ちになるから、まずJBをかぶせるようにだしておくといい。 スペカについては気を付けて、としか。 戸隠は上昇から岩投げるまで無敵。台風ブレイジングとか避けます。 近めなら多分上昇見てからファスパ確定。あと高度合わせたレヴァリエ。 MP、男投げは誘ってガードできれば……私はよく遠A 3Aに割り込まれます。 燐禍はまちがっても炸裂点でガードしない。4000持ってかれます。萃鬼から出してくる人が多いから、落ちてきた辺りで上に逃げるといい。 MPP? すみませんわかりません。多分距離取れればCで時間稼ぎがよさげ。 長々とすみません。m(__)m 817 名前:名も無き人型の「それ」[sage] 投稿日:2009/09/18(金) 10 25 50 ID Nygs7dSM0 DC後にはミニスイカもあるので霧なくても反確にはならないよ 818 名前:名も無き人型の「それ」[sage] 投稿日:2009/09/18(金) 11 34 15 ID lyGv/tuwO おぉうすんません。ちび忘れてました。 ついでに三歩について小ネタ。 発生が11Fと早く、大抵コンボで使われますが、一段目がカウンターすると後が外れます。それだけ。ぶっぱする人はたぶんいない。 コメントフォーム 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/system_daba/pages/41.html
霧雨 魔理沙 カードテキスト 《霧雨 魔理沙》 コスト:4 タイミング:N 突撃 [F]③:射撃1、[[その後]]、このユニットをこのユニットのいる 戦場の最前線に移動する。 [T]このユニットが攻撃を行った時、 その戦闘終了時にこのユニットを このユニットのいる戦場の最も後衛に移動する。 攻撃力4/防御力2 武勲1 統率2 EX 《霧雨 魔理沙》 コスト:4 タイミング:N 突撃 [F]③:射撃1、その後、このユニットをこのユニットのいる 戦場の最前線に移動する。 [T]このユニットが攻撃を行った時、 その戦闘終了時にこのユニットを このユニットのいる戦場の最も後衛に移動する。 攻撃力4/防御力4 武勲1 統率3 コメント 東方シリーズ主人公の片割れで、男口調の努力家魔法使い。 射撃と攻撃でそれぞれ戦場を動く事が出来るトリックスター。 他に類を見ない移動を行う事が出来る。 普段は他のキャラクターの後ろに待機してチャンスを待つか、 他のキャラクターの攻撃後に射撃して連携を取る。 赤坂 衛同様、ある意味前陣を持っているようなキャラクターである。 射撃にACTコストを含まないため、射撃を連発出来るという点においても 唯一のキャラクターである。 突撃を持っているため、中型同士がぶつかり合う時には強いが、 6コスト以上の相手になるとどんどん不利になっていく。 射撃のコストが重いため、彼女を使用していく時は 兵站を圧迫していないかどうか、常に考えて運用していく必要がある。