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2010年冬コミ特設コーナー "まるで ラスボスのようだ…" 2010年冬コミ限定 かっこいいおくうの2011年カレンダー 霊烏路 空 2011年卓上カレンダー (レイウジウツホ ニセンジュウイチネン タクジョウカレンダー) 1ヶ200円 絵 でぃけ デザイン ふにゃも No.1 博麗 霊夢 No.2 レミリア・スカーレット No.3 東風谷 早苗 No.4 洩矢 諏訪子 No.5 ナズーリン No.6 霧雨 魔理沙 寝る前に「ある儀式」をすると、あなたの嫁が夢に出てくる ふしぎな写真立てシリーズ第1段! 「ある儀式」は会場でのお楽しみっ! ※なかなか悪意のあるSAMPLE帯の入れ方をしていますが、実は「ギリギリ」です。 R-18商品ではありませんのでご留意を。 嫁夢シリーズ vol1 (ヨメユメシリーズ ボリュームワン) 全6種 各300円 (博麗霊夢,東風谷早苗 レミリア・スカーレット.ナズーリン 洩矢諏訪子,霧雨魔理沙) 絵 んにゃら 制作 火神はやて こんつ 地霊殿のキャラが小さく可愛いマグネットになったよ! 東方ちびキャラマグネット ちれいでん 1枚100円(全キャラ入り) 絵 甘れもん 制作 ふにゃも 「安心したまえ。これはフェイスタオルだ。さぁ、これで顔を拭かないか?」 ※ふんどし風のフェイスタオルです。ちなみに新品です。 ※清潔なものなので、安心して顔をお拭きください。 森近霖之助 漢道ふんどし風タオル 1枚 イベント500円 とらのあな 599円 パッケージイラスト でぃけ 制作 火神はやて ふにゃも 情人 甘れもん 冬コミC79で販売したものには腰につけるための紐がついていますが、C80から販売するものからは商品改良として紐がつきません。 ※夏コミC80での販売において、紐がついているバージョンとついていないバージョンが混在してしまいました。お詫びいたします。 2011/08/05 ※シークレット商品のため、画像はぼかしてあります。 ふつくしいゆゆこさまのタペストリー。 非売品! 会場でのお買い上げに応じて挑戦できる「クジ」で当たればもらえます! 西行寺幽々子 タペストリー 非売品 絵 坂田
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作品一覧(プチ) タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 里離 プチ48 子供の名前は額に書くべきものなのかもしれないけど? プチ48 巫女にも出来ること。 プチ48 それは甘くてとろけるもの。 プチ48 甘くて温かくて名残惜しい時間。 プチ48 もうそろそろ眠らないとやばいんじゃないかと夜中の2時過ぎに思うがもう遅い プチ48 レミリア充、乙! プチ48 愛とか恋とか結婚とか繁殖とかまぁ生きてたら色々あるんだよ プチ49 本人たちの思う以上に世界の歯車は噛み合って回ってる。 プチ49 焼き芋 プチ49 焼き竿 プチ49 「香霖堂」「それだ!」「霖之助」「それだ!」 プチ49 旧作結界 プチ49 アイデンティティなんてものはさ、結局他者が勝手に決めたものじゃないの。そりゃ、原因は自分にもあるけどさ。 プチ49 想いさとりて君恋し プチ54 幼女異変・前編 ~自分のやりたいことに命を掛けることが始まりだとかなんとか~ プチ55 チョコは苦いくらいがちょうど良い甘さなんだ プチ57
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「くそっ、こんなの出来る訳が無いぜ」 魔理沙はひとり毒づいた。いかなる弾幕をも潜り抜けてきた彼女ではあったが、 確認の為に見せられたトイコンEXの弾幕は常軌を逸している。最早魔女のそれと 近い動体視力を以ってすれば、40や41までなら何とかなろう。 しかし、43、これは。これは無理だと、魔理沙は直感的に理解していた。 普段であればボムに手が伸びるところだが、これは弾幕戦ではない。ゲームだ。 魔理沙は考える。勝利条件は、両者完走した場合はBAD数の少ない方。そう でない場合は、より長く生存し続けた方である。 自分の能力を上げるのは、この短い準備期間では不可能だ。 では、相手の能力を下げるのは――? 「あら、魔理沙。そろそろじゃないの?」 控え室にやってきた霊夢を見て、魔理沙は言った。 「霊夢、脱いでくれ」 「え?」 「いいから、ほら脱いだ脱いだ」 「え、ちょ、なに? 待って、ちょっと、下は穿いてな…………いやー!」 紅白の巫女服を身に纏った魔理沙が現れると、里にある唯一のゲーセンは 俄かに沸き立った。すかさず天狗の新聞記者がフラッシュを焚き、僅かに頬を 染めた魔理沙は手でその射線を遮る。 「何でも思いつきで言うもんじゃないな……」 いつもは後悔の二文字を音速で置き去りにする魔法使いも、若干反省である。 しかし周囲の様子を見ても判る通り、この衣装はインパクトがあるらしい。 であれば、霊夢の事がまんざらでは無い様子の霖之助にはそれ相応の影響を 与えるであろう事は想像に難くない。 だが次の瞬間、突然、店内は阿鼻叫喚の地獄絵図へと変貌した。 「ぶーーーーっ!!」 全力で噴出したのは魔理沙だけではなかった。文のカメラはレンズにヒビが 入り、優雅に缶の紅茶を飲んでいたレミリアは咲夜の顔面に赤い液体をぶちまけ、 リザレクションしかけた妹紅を鼻血まみれの慧音が必死に抱きとめ、閻魔はそっと こーりんの地獄行きを決定した。 しかし最も影響を受けたのは当事者である魔理沙である。なぜなら、 「な、なんで私の服を着てるんだ!」 こーりんは鼻で笑った。 「復讐に燃える一匹の紅白鬼がね、これを着ていけと言ったのさ」 なんという事だ。巫女は悪魔に、いや変態に心を売り渡したのか。 その容姿は見るに耐えないを通り越して見るとスタンする。麻痺は危ない、 死亡扱いの場合もある恐ろしい状態異常なのだ。 「さあ、やろうじゃないか」 「くっ……!」 どう考えても劣勢だ。平常心を喪っているのは魔理沙の方。 しかし時間は待ってくれない。レミリアの噴射を受けて恍惚の表情を浮かべる 咲夜はどう見ても終わっているし、慧音はダウン中の妹紅に人工呼吸をしようと して辺りが見えていない。 「仕方ない、やってやるぜ!」 気合だ。劣勢など気合で跳ね返す。少女はそうやってこれまで生きてきたのだ。 右手を振り上げ、魔理沙はファーストアタックを決めにいく――! 「ここは勝たせてもらう!」 時代が違えば、どれほどの策士となっていたか。 霖之助は、焦る魔理沙を悠然と眺め―――― 魔理沙の、普段は分厚いドレスに包まれている、白い陶磁のような、 脇、 が目に入った。 勝者:魔理沙 敗者:こーりん(石化) こーりん ゲームプレイ コスプレ 霊夢 魔理沙
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香霖堂お買いものマニュアル | |  ̄ゝ | __' ヽ |]← =Y,、 ジィー | ̄_,_,y__,y=- |ルイ_,.-ヽイi | U ) iYi、 |┐ "人Yゝ |-, '´-`Y |〒、=´ゝ ( ̄ i`-´,i | ̄ヽ、_ノ | ̄ゝY\ 目次 概要 香霖堂って?代金の発生 泥棒 買い取り 賢いお買いもの講座泥棒する前に 泥棒(ダンジョン支店)吸い寄せのスキマ 抜け穴のスキマ 壁崩「ベルリナー・マウアー」 落とし穴 水没「オッツダルヴァ」 正面突破 強盗 泥棒(人里・隙間城ルート支店)香霖堂人里支店(メディスン共謀版) コメント 概要 著者こと、この普通の魔法使い様が香霖堂での賢い買い物(泥棒)の仕方を解説するぜ。 パッチ環境は ver1.0151だ、変更に伴い随時更新させてもらうからな。 香霖堂って? 剛腕店主こと森近霖之助が営む道具屋だ。 人里に支店を出したと思ったらいつのまにかダンジョンにも出店してやがる…全く抜け目のない奴だな。 攻撃を受けると自分の店ほったらかしてものすごい勢いで報復してくるぜ。 おっかないくらい強いから用が無いなら手は出さない方が吉だな。 ちなみに、これは霊夢君だけではなく、モンスターのさとり君や勇儀君にも忠告しているんだぜ。 店主に刃向かうものは誰だって容赦はしないぜ。 いくらか基礎知識として覚えておいた方がいいことを解説するぜ。 代金の発生 香霖堂の代金発生システムはいかにも単純で元々店の床にあったアイテムと店の床から消えた(消耗した)アイテムとの差額で算出される。 このシステムが単純だが案外厄介だ。 商品の近くでうっかり地雷でも踏んでみろ。たんまり弁償金払う羽目になっちまう。 代金が発生すると霖之助は出入口を塞ぐように移動する。 そのまま代金支払うまで通せんぼだ。 昔はフランが能力で商品を壊した場合も、なぜか代金をこちらに請求してたんだが 今は改心したのか請求は行わなくなったようだ。まぁ当然の事だな。 泥棒 さて、前項で代金についてはわかってもらえたか? ここで、「もしも、代金を支払わずに店を出た場合」について解説する。 何らかの手段で代金が発生しているのに店の外にいるという状況に陥ると霖之助はこちらを泥棒だと判断して総攻撃してくる… これがまた厄介で倍速行動の霖之助が追いかけてくるんだ。 しかもあいつは最短ルートで追ってくる。古地図でも持ってるのか? 正面から殴っても高い防御力と体力で大したダメージにはならんし、攻撃されれば生半可な装備じゃ1撃KOだ。 まだ状態異常が効く分マシだが正面から殴り合うのは止めた方がいい。 それだけじゃない、最近アイツは新兵器を開発してだな… 霖之助と同じスペックの霖之助ロボがフロア内に自然発生するようになるんだ。 もたもたしてるとあっという間に追い詰められちまうぜ。 あと少し特殊なケースだが、値札が付いたままのアイテムを所持していると、店のあるフロアに入った瞬間に泥棒扱いとなる。 具体的には、 - 人里でメディスンを利用して泥棒をする(人里のメディスン共謀版を参照) - ダンジョン最深階の香霖堂で泥棒をし、そのままクリアする この場合、なぜか泥棒したアイテムの値札が付いたままになってしまう。 この状態で船を使って人里に行くとアウトだ。ロボ達の手厚い歓迎を受けることになるぜ。 ダンジョンに入るか、倉庫に預けるかすれば泥棒したアイテムの値札は取れるから、まぁ頭の片隅にでも置いておくんだな。 買い取り 香霖堂では不要なアイテムの買い取りもしてるんだ。 システムはこれまた簡単。元々店の床にあったアイテムと新たに床に置かれた後のアイテムの差額で決まる。 ただ注意することがあってだな… アイツは手癖が悪くてなぁ、幻想郷でも有名な置き引きやネコババの常習犯なんだよ。 よく無縁塚で蒐集してるって噂を耳にするぜ。 そんな奴だから…もしもだ、床にアイテムを置いたが売却金を貰う前に店の外に出るなんて事をしたら戻った時には既に遅い。 値札が付いて商品として扱われてるぜ…抜け目が無いというかセコいな。 賢いお買いもの講座 さて、ここからが本題だな。 如何にして支出を少なくし商品を持ち帰るか、買い物上手の腕の見せ所だ。 だが私くらいになってくると1文無しでも買い物できるようになるんだぜ? ここではそんな賢い泥棒お買いもののテクニックを伝授してやろう。 泥棒する前に どうせ代金は払わないんだ。 売れるものは全部売って金にした後まとめて回収してしまえばいい。 装備も捌くなら、あらかじめ商品を1つ拾っておいて敵が通路から侵入できないよう店主で蓋をしてしまえ。 たんまり換金したらあとはまとめて持ち帰るだけだぜ。 泥棒(ダンジョン支店) 吸い寄せのスキマ 多分一番手軽なんじゃないか? 部屋の外から吸い込むだけだ。 ただし、スキマ系統のアイテムは吸い込めないことに注意するんだ。 また、前述の換金作業は商品をまとめて泥棒することを前提にしてるからこの方法じゃしない方が吉だな。 高いアイテムを売りつけてそれを吸い寄せ回収、儲けたお金で堂々と買い物なんてこともできるな。 最高レベルの装備なら、売って吸い込むのを繰り返せば¥50000×αががっぽりだ。 抜け穴のスキマ コイツもお手軽な手段の内の一つだ。 階段の隣くらいに設置しておけばほぼ確実にスキマを回収しながら泥棒もできる。 ただ、敵が出口のスキマの上に立って塞いでいないか常に注意する必要はあるな。 壁崩「ベルリナー・マウアー」 壁を崩すことでフロア一体を「1つの部屋」にすることができるぜ。 フロア全体が1つの部屋なんだから、どうあがいても「商品を持ったまま部屋の外に出る」なんて芸当、出来っこないよな? つまり壁を崩すことでロボの出現を防げるんだ。相手にするのは店主だけでいいってわけだ。 その店主はというと、壁を崩すと部屋の出入り口である階段を塞ごうと倍速で階段の隣まで移動する。涙ぐましい努力だぜ。 こちらのやる事はゆっくり店主をどかして、階段を登るだけだ。 場所替え、遠離の札や爆薬、鈍足状態にする道具辺りがメジャーだが実はこの店主、敵から攻撃を受けると報復で出入口から離れる性質があるんだ。 だから敵を誘導して店主に攻撃させればアイテムを使わずにどかすこともできる。 えーりんの弓矢やプリズムリバーライブ辺りが狙い目か、少々リスクはあるものの天子、レティも使えるな。 落とし穴 あればラッキー程度だな、兎だけに。 店を見かけたときに頭の片隅にでもいれておけばいい。 前述の壁崩しでも利用できるが能動的に扱えないのが残念だ。 一か八か罠符にかけるのも悪くはないが期待はするなよ? 水没「オッツダルヴァ」 普段は使わないスペカだな。こんな時くらいは役に立ってもらおう。 スキマが台無しになるリスクが付き纏うが、泥棒としては成り立つからな。 水際で出店していないと使えないから、結局使う機会はほとんど無いわけだが…。 正面突破 正面から店を出て、堂々と逃げ切るという手もあるぜ。私好みの方法だな。 コレという決まった方法は無いから、状況に応じて柔軟に対応するんだぜ。 まず、ロボの位置を正確に把握することだ。出会い頭に殴られて死亡なんてのはザラだからな。 照符「ブックオブライト」や天狗の古地図、天眼薬が必要だな。椛セットは肝心な時に敵の位置が見えなかったりするから微妙な所だ。 これらを持ってなければ正面突破は諦めた方がいい。 そして基本は「即降り」だ。場所がえの札(+遠離の札)、加速薬あたりが役に立つな。 掘印、威印、破印を持っていれば事前準備で階段から店までの直通通路を作ってしまうのもアリだ。 囮の札もかなり役に立つな。一瞬でもロボ達の動きを逸らせられるのは重要なことだぜ。 無敵の札を囮に使うか、衣玖系を囮にしてしまえばほぼノーリスクで逃げ切ることも可能だぜ。 意外とロボ達には状態異常が何でも効くから、金縛りの札や低速の札、変異の札に睡眠薬など、使えるアイテムは何でも使っちまおう。 混乱系はリスクが大きいから止しといた方がいいがな。 兎に角モノを言うのは持っているアイテムの種類と数だ。 手持ちのアイテムを吟味して、店の品揃えがリスクに見合うだけのものか良く考えてから行動に移るんだぜ。 強盗 もし「買い物はパワーだぜ!」というなら、霖之助もロボも倒してしまえばいい。 ただしともに攻撃力は敵の中でも最強クラス、耐久もかなりのもの、そして倍速と三拍子そろった強敵だ。 攻撃力・防御力・レベル・体力全てが十分でなければ話にならないな。 泥棒(人里・隙間城ルート支店) 地形が狭い攻撃ができない、壁が崩せないなどなど、ダンジョンとは訳が違ってくる。 ランダム要素が殆ど無い分計画を立てやすいぜ。 香霖堂人里支店(メディスン共謀版) メディスンイベントが最終段階の場合、話しかけて選択肢を選ぶだけでクリア扱いとなる。 これを利用して、愛の力で泥棒をうやむやにしてしまうんだぜ。 用意するのは場所替えの札数枚と、店主をどかす手段(遠離の札、爆薬など)だ。 やり方は簡単で、場所替えの札でメディスンを香霖堂入口の隣まで誘導する。 あとは店内で獲物を掴んだ後店主をどかして店の外へ出るだけだ。 まぁ、メディスンがデレるまでは使えない訳だが。 コメント 壁崩しの大部屋でさとり系の夢想封印想起はダメっすかね? (2011-02-04 17 14 31) 壁崩しは既に項目あるだろ。せめて目を通してからコメしようぜ。 (2011-02-04 18 29 57) ↑いや、それは知っているが、壁崩しの項目にさとり系については書いていなかったので・・・。 (2011-02-04 19 09 39) ↑全部例上げてたらキリが無いのとあまり深く掘りすぎると本題が薄くなるのでほんの一例でしか出してません。階段の上から店主どかす方法ですよね?でしたらさとりもその他の未紹介の敵でも可能です。 (2011-02-04 20 34 34) バージョンアップでうどんげ共謀ができなくなった… (2011-02-05 02 55 09) ↑2 「だから敵を誘導して店主に攻撃させれば~」の部分で全て説明できてるから問題はないですよ。煽るつもりはないけど、wikiを利用・編集するならこれくらいの読解力はないと逆に混乱を招いてしまう。 (2011-02-05 12 52 06) んじゃ変化の札の方書いといたら?店主の変化については書いてないはず (2011-02-10 16 00 45) ここで議論すべきことかどうかわからんが、香霖堂人里支店の特殊な品揃えって何種類あるんだろうか。人里コメでは素材only、貴重品only、バッドアイテムonlyの報告があるが。 (2011-02-13 21 07 24) あと、人里支店以外(隙間城ルートの支店、ダンジョン内)でも特殊な品揃えって出るのかしら。 (2011-02-13 21 07 42) あー... フランについてだが「こちらが店にいる場合支払義務が発生する」の意ではなく「フロアにいれば泥棒となる」なわけね... メイン装備ロスッた....もうちょいkwskカキコプリーズ... (2011-02-18 23 07 38) 人里でムラサ逃亡に場所替えは4枚必須...でいいのか?遠投なしでもうちょい最短ルートある? (2011-02-19 18 25 21) スキマを大量に持っていくとスキマの確率が上がる気がする (2011-02-19 19 23 59) 遠投といえば人里香霖堂の右端で上に向かって場所替え遠投すると村紗と変わるね。これ書かなくてもいいのかな (2011-02-20 17 29 14) 人里のムラサが泥棒に協力してくれなくなりました。メディはまだ大丈夫 (2011-02-21 18 07 01) 人里で力技で強盗する場合、逃げる前に予めコーリンを囮にしておくと出てから1,2ターン稼げる+コーリン本体はボコられて死ぬ。 (2011-02-21 20 31 16) 人里泥棒がキツくなったね...ムラサの神社帰還&泥棒対策でダンジョン逃げしたがLV1だとその後普通にザコにボコられても死ぬ。 (2011-02-22 15 46 48) メディのイベントで終わらせてすぐに人里に行ったら泥棒扱いされて死んだ。 (2011-02-27 02 25 21) 盗品持って人里に行くときは一度AQNに品物預けてフラグ消さないと駄目だってあれほど… (2011-02-27 02 30 53) メディイベントは場所替え3枚+脱出札(入り口隣まで3枚)、遠投アリなら2枚と1セット(うどんの隣にメディで2枚、香霖堂右から二列目で↑に向かって遠投でうどんとチェンジ)で最短か? (2011-02-27 17 51 34) ↑miss、遠投ありなら1枚(入り口横誘導)+脱出札でokか。何考えてるんだ... (2011-02-27 17 59 02) ダンジョンで買い物してたら、店の中で落とし穴の罠踏んで泥棒しちまった・・・・そんな気無かったのにな (2011-03-10 11 17 05) 遠投つけて場所変え使ったのにメディと場所変えできなかった…なぜだろう。 (2011-03-15 14 33 36) ↑「投げる」のコマンドでないと遠投が発動しない、「使う」ではダメ。これが原因かと。それ以外だと位置取りのミスかバグか (2011-03-16 16 44 57) Ver1.10でこーりんに金縛り効かなくなった?店主状態の時に金縛り当てたら、次のターンすぐ解除された 敵対モードに変わるときに状態異常も全部治るんだっけ (2011-03-26 13 08 05) ↑札投げつけで敵対モードに霊夢のターンで変化、敵ターンで瞬時に回復+攻撃かと思われる (2011-03-27 21 27 40) Ver1.10半ばネタの域の泥棒...メディスンをうどんげの左下へ誘導、そして店の中で右から三列目から上へ場所替え遠投、メディが店内へ。商品もってメディエンド、こーりんは何も言わずに店内から出してくれる模様。 (2011-03-27 21 58 51) Ver1.10印のみの泥棒:店で広印や治印などを見つけ、欲しいけど金もなきゃ泥棒すらできそうもない。そんな時倉庫と消化があればラッキー。消化した印は店の品にならないので装備を消化して印を倉庫へ送り、堂々と殺されれば倉庫に印が送られます。貴重な品も盗品でなければ送れるので余った倉庫でいくつか送っておこう。 (2011-04-13 01 02 10) ver1.10 亜空間の店内で未鑑定のレジデント漢鑑定で引き当てた後、やけになり店内の未鑑定札適当に投げつけてたら香霖が商品や弾幕ぶつけても敵対モードにならなくなった。どれが原因かは不明 (2011-05-06 03 55 59) ver1.10 倉庫に預けていたアイテムを持ってムラサの船で人里に行った際、いきなり泥棒扱いを確認 これはいったい… 持ち込んだアイテムは旧鬼の杯×3、新鬼の杯呪です メディによる泥棒はめっちゃやってました (2011-06-19 16 53 26) ver1.11亜空間で香霖が水になったんで店売りの保存スキマに商品と水詰め込んで一旦床置きして泥棒準備しようと外に出たら泥棒扱いされた (2011-08-07 21 46 41) コメント
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追加カード レベル キャラ 撮影条件 特殊能力 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 未参戦キャラ一覧 作品 キャラ その他 紅魔郷 大妖精 小悪魔 妖々夢 リリーホワイト 花映塚 射命丸 文 ※ヘルプカード メディスン・メランコリー 風神録 秋 静葉 秋 穣子 鍵山 雛 犬走 椛 洩矢 諏訪子 地霊殿 キスメ ※全キャラ未参戦 黒谷 ヤマメ 水橋 パルスィ 星熊 勇儀 古明地 さとり 火焔猫 燐 霊烏路 空 古明地 こいし 星蓮船 ナズーリン ※全キャラ未参戦 多々良 小傘 雲居 一輪 雲山 村紗 水蜜 寅丸 星 聖 白蓮 封獣 ぬえ 文花帖(書籍) 森近 霖之助 サニーミルク ルナチャイルド スターサファイア 音楽CDのみ登場 宇佐見 蓮子 マエリベリー・ハーン 求聞史紀の主人公 稗田 阿求 追加撮影条件案 撮影条件 難易度 出目が一種 難しい ○が無い時(数字一種) 簡単 追加特殊能力案 特殊能力 強さ 強い←普通→弱い 指定系操作 操作数 ±系 増加 振り直し ルール 1 相手に効果を及ぼす特殊能力は禁止
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※キャラ崩壊を起こしています。壊れた東方キャラが嫌いな方は回れ右で。また、台本形式が苦手な方もご遠慮下さい。 魔理沙と早苗さん 早苗さん「さあ魔理沙さん、観念してください」 魔理沙「さ、早苗!?どうしてわたしは縛られてるんだ!?」 早苗さん「魔理沙さんがいけないんですよ……魔理沙さんが可愛すぎるから……」 魔理沙「やめてくれ、早苗!私には……」 早苗さん「霊夢さんですか?彼女が魔理沙さんを恋愛対象としてみることなんてありませんよ……」 魔理沙「!?」 早苗さん「さあ、魔理沙さん見てください。腋ですよ、腋」 魔理沙「やめろっ、早苗、やめてくれっ!!」 早苗さん「さあ、さあっ!!」 魔理沙「うわああぁぁぁっ……」 早苗さん「どうですか?魔理沙さん」 魔理沙「やめろー早苗ーぶっとばすぞぅ」 早苗さん「……まだまだ余裕のようですね」 魔理沙「くそ、意識が朦朧としてきたぜ」 早苗さん「魔理沙さん、腋、舐めたくないですか?」 魔理沙「なっ!?」 早苗さん「いいんですよ……思う存分……霊夢さんとはこういうこと、できないでしょう?」 魔理沙「霊夢……ああ……や、やめてくれっ」 早苗さん「舐めたくないんですか?臭いかぎたくありません?ほーらほーら」 魔理沙「あ、あ……あああああぁぁぁぁ……」 30分後 早苗さん「ほーら、魔理沙さん、腋ですよぉ」 魔理沙「わ、わき、わきぃ」 早苗さん「霊夢さんとどっちがいいですか?」 魔理沙「わきぃ、わきがいいのぉ」 早苗さん「堕ちましたね、魔理沙さん……ふふふ、可愛い」 アリス「そ、そんなっ!あの魔理沙が堕ちるなんてっ!?」 文「魔理沙さんは腋に弱かったんですね。特ダネです!」 椛「そうでしょうか……」 後日 魔理沙「危なかった……あそこで神奈子と諏訪子が早苗を止めてくれていなければどうなっていたか……」 魔理沙「しばらく霊夢の顔、まともに見れないぜ」 アリス「まりさー、いるー?」 魔理沙「おう、アリス、どうした……ん、だ?」 アリス「魔理沙っ、腋よ、腋の下よっ!!」 魔理沙「あ、アリスっ、なんで!?」 アリス「早苗に何をされたかくらい知ってるわ。魔理沙っ、私の腋で消毒してあげるっ!!」 魔理沙「うわあぁっっ!」 アリス「逃がすかっ、上海っ、蓬莱っ」 上海「シャンハーイ」 蓬莱「ホラーイ」 魔理沙「うわっ、何をするんだ、はなせっ!」 アリス「ふふふ……さあ、魔理沙、腋よ……」 魔理沙「や、やめろっ、冗談はよせっ、目が怖いっ!」 アリス「魔理沙が悪いのよ……私がこんなにアピールしているのに早苗なんかと……」 魔理沙「やめてくれっ!!」 アリス「くっ、あくまで逃げるのね、魔理沙……どこまでも追いかけてあげるわ」 魔理沙「と、とりあえず霊夢のところへ……こいつは一種の異変だぜ」 早苗さん「魔理沙さん、見つけましたっ!」 魔理沙「さ、早苗っ!?」 早苗さん「神奈子様と諏訪子様ったらひどいんですよ?私のこと壊れているとかなんとか……」 魔理沙「ふ、二人は?」 早苗さん「プリキュア。魔理沙さんなら白黒的に初代ですね。マーブルスクリューもパワーありますし。ひとりでプリキュア、とか」 魔理沙「ぷ、ぷり?」 早苗さん「魔理沙さん、神様は1柱2柱と数えるものなんですよ?」 魔理沙「そんなことはどうでもいいっ!神奈子と諏訪子はどうした!?」 早苗さん「私を監禁しようとしたので、神奈子様と諏訪子様なんて嫌いって言ったらあっさりと離してくれました」 魔理沙「さ、最後まで責任持てよ……」 早苗さん「さあ、続きをしましょう……今度は完璧に堕としてあげます」 魔理沙「く、くるなっ」 早苗さん「ほーら、腋ですよー」 魔理沙「くるなああぁぁっ!」 早苗さん「あっ……逃がしません」 魔理沙「い、いったい何があったんだ?あう奴あう奴みんな腋をみせて迫ってくる!」 魔理沙「もう理性の限界だぜ……今度の異変はなんなんだ?」 魔理沙「霊夢っ、助けてくれっ!」 霊夢「ま、まりさっ」 魔理沙「……な、なんで腋を隠すんだ?」 霊夢「だ、だって、文の新聞に、早苗の腋に陥落!魔理沙は腋フェチだった!とか書いてあるから……」 魔理沙「なっ!」 霊夢「もしホントだったら私が危険だし、ね」 魔理沙「あの天狗め……」 霊夢「いつも魔理沙って腋を私の見ているから、もしかしたらって思うじゃない」 魔理沙(気づかれてたっ!?) 霊夢「ど、どうしたの、魔理沙、顔色悪いわよ?」 アリス「やっと追いついたわ、魔理沙っ、さあ、私の腋を舐めなさいっ!!」 早苗さん「追いつきましたっ!魔理沙さん、この間の続きをしてあげますから、一緒にいきましょうっ!!」 魔理沙「っ!?」 霊夢「早苗にアリス……腋って、まさか、ホントにっ」 魔理沙「違うんだ、霊夢、誤解だっ!」 文「面白そうな事になってますね」 椛「文さん、私、警備の仕事あるんで、ひっぱりまわさないでもらえます?」 文「私とあなたの仲じゃない、手伝ってよ、あなたの千里先まで見通す程度の能力って便利なんだし」 魔理沙「わ、わたしは、霊夢の腋が好きなんだっ!」 椛「何を口走ってるんだ、あの人は……」 文「次の1面も頂きですっ!」 椛「いつか刺されますよ、文さん……」 霊夢「ごめんなさい魔理沙、私の腋はもう予約済みなの……」 魔理沙「なっ、い、いったい誰にだ!?」 霊夢「それは言えないわ……あの人の名誉のためにも」 魔理沙「どこの馬の骨とも分からない奴なんかと……」 霊夢「苗字が、も、名前が、り、で始まる人よ」 魔理沙「こおおぉぉりいいぃぃんんんんっっ!!」 霊夢「だから、諦めて他の人の腋を探して……」 文「ああ、今日はなんて最良の日!特ダネだらけですっ!!」 椛「あんまり大声出すと見つかりますよ……はあ」 早苗さん「話は終わりましたか?こちらは済みましたよ」 魔理沙「さ、早苗……?」 アリス「ふ、不覚……」 早苗さん「やめてくださいよね、本気を出したらアリスさんが現人神である私にかなうわけないじゃないですか」 魔理沙「あ、アリス……そんな……」 早苗さん「さあ、霊夢さんにも木っ端微塵に振られたことですし、戻って続きをしましょう?」 魔理沙「い、いやだ……」 早苗さん「そんな、この間はあんなに気に入ってくれていたじゃないですか、私の腋」 魔理沙「わ、わたしは霊夢と……」 早苗さん「まだそんなこと言ってるんですか?ほーら、腋ですよー」 魔理沙「だ、誰か助けて……」 早苗さん「ほーらほーら」 魔理沙「あ、あああぁぁぁぁぁぁっ……」 ???「見損なったぞ魔理沙っ」 魔理沙「だ、だれだっ」 霊夢「その声はっ」 霖之助「君のお父さんの言葉を忘れたのかっ!?」 魔理沙「香霖っ!」 霊夢「霖之助さぁん(はあと」 椛「香霖堂店主が出てきましたね」 文(びくんっびくんっ) 椛「喜びが臨界点を突破して痙攣してる……やれやれ」 魔理沙「親父の……言葉?」 霖之助「そうだ、腋を愛する者はっ!」 魔理沙「っ!決して腋に呑まれてはならないっ!」 霖之助「腋の魔力に打ち勝て魔理沙っ!!」 椛「霧雨家って……」 文(びくんっ……ぴくんっ……くてっ) 椛「帰ってもいいかな、わたし……」 魔理沙「そうだった……わたしは負けないぞ早苗っ!!」 早苗さん「森近さん、一つお忘れではないですか?」 霖之助「なんだって?」 早苗さん「魔理沙さんのお義父さんはこうも言っていたはずです」 早苗さん「巫女の腋は神聖にして至高、ゆえに堕ちてもやむなし、と」 早苗さん「私は現人神であり、巫女ですよ?」 霖之助「そうか、そうだった。すまなかったね、邪魔をして」 魔理沙「こおりいいいぃぃぃぃん~~~」 椛「なんで知っているんだとかそういうツッコミもないんですか……」 早苗さん「じゃあ、えい」 魔理沙「なっ、バインド!?」 早苗さん「これが私の全力全壊っ」 魔理沙「うわああああぁぁぁぁぁ……」 数日後 早苗さん「魔理沙さんお久しぶりです。こんなところに閉じ込めてしまってすみません。元気にしてましたか?」 魔理沙「さ、早苗っ会いたかった!」 早苗さん「私に?それとも私の腋に?」 魔理沙「……腋もだけど、早苗に会いたかったんだ」 早苗さん「魔理沙さん……もう他の娘の腋に惑わされたりしません?」 魔理沙「わたしはもう早苗一筋だぜ」 早苗さん「霊夢さんは?」 魔理沙「霊夢よりも早苗だ。早苗が一番だっ!」 早苗さん「魔理沙さんっ」 こうして二人は幸せに守矢神社で暮らしましたとさ めでたしめでたし ええい!二柱はまだか! -- 名無しさん (2009-06-08 19 56 36) 崩壊ってレベルじゃねーぞ -- 名無しさん (2009-06-09 22 41 02) 何なんだこれは -- 名無しさん (2009-07-19 14 37 58) エート……何と言うか……コメントの仕様が無い…… -- 名無しさん (2010-01-14 22 09 58) 腹痛いwww -- 名無しさん (2010-02-18 22 03 56) どうしてこうなった -- 名無しさん (2010-02-28 14 08 47) 香霖何しに来た -- 名無しさん (2010-04-02 20 44 06) どこから突っ込みゃいいんだ… -- 名無しさん (2010-04-11 20 04 01) アリスたんの脇舐めたいよ -- 名無しさん (2010-04-11 21 30 34) ↑俺の脇で良ければいつでも貸すが? -- 名無しさん (2010-04-11 22 33 18) 魔理沙… 俺、ちょっと早苗殺してくる。 -- 名無しさん (2010-04-14 02 52 44) ↑早苗様に何をする! 早苗様、私にもご褒美を!腋を!ああっ! -- 名無しさん (2010-04-14 21 17 11) ↑おい、そいつはこーりんだぞ -- 名無しさん (2010-04-14 22 09 36) アリスかわいいよアリス! アリス倒した早苗さんちょっと殺してくるね ついでにアリスの脇を(ry -- 名無しさん (2010-04-15 23 21 02) だるばむ -- 名無しさん (2010-08-21 13 08 54) 可愛い可愛いアリスちゃんとゴミクズを恋人なんかにしないでくれる? キモい、ゴミクズ死ね。 -- 名無しさん (2010-08-21 23 27 07) ↑同一人物と思われるコメントが他のSSにもチラホラあるなw ネタのつもりか本気なのか知らんがそろそろウザいぞw -- 名無しさん (2010-08-22 16 42 37) 確かにウザい・・・でも相手にしない方が(^_^) -- 名無しさん (2010-08-22 22 30 38) たしかに崩壊ってレベルじゃねーよwww それと「やめてくださいよね、本気を出したらアリスさんが現人神である私にかなうわけないじゃないですか」 はガンダムか?www -- 名無しさん (2010-08-23 11 31 35) ゴミクズかわいいよゴミクズ -- 名無しさん (2010-08-23 11 32 10) ↑↑「やめてよね!喧嘩でサイがコーディネーターの僕にかなう訳無いじゃないか!」てやつ? -- 名無しさん (2010-08-23 16 31 58) 魔理沙かわいいよ魔理沙。 てか早苗もアリスもすげぇww -- 名無しさん (2010-08-28 13 15 57) バインドと全力全壊のくだりはなのはだな -- 名無しさん (2010-09-24 16 05 58) だるばむとか書いてすみませんでした -- 名無しさん (2010-09-28 16 16 59) >魔理沙「ふ、二人は?」 >早苗さん「プリキュア」 wwwwww -- 名無しさん (2010-11-02 23 27 42) 兄貴がプリキュア厨なのを思い出して悪夢観るっちゅーねん -- キング クズ (2016-07-17 23 59 40) こーりんの腋舐めたい -- 醤油 (2016-07-24 21 23 24) きもちわりいw -- 名無しさん (2017-09-18 17 50 33) こおおぉぉぉぉぉぉっぉりいいいいいぃぃぃぃぃぃっぃぃぃぃぃぃぃん -- 名無しさん (2018-02-22 18 38 35) 霧雨一家どうなってんだよww -- 名無しさん (2018-02-22 18 39 07) 名前 コメント
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○由緒正しきファミリア セリア・レコーズ Selia Records 種族:妖獣/猫 能力:未来を視る程度の能力 容姿 外見年齢10歳程度。 髪は黒いセミロング、肌の色は白みがかった黄、瞳は琥珀色。身長134cm、右利き、A。 黒い猫耳と二本の尻尾、八重歯が特徴。隠れているが人の耳もある。 紺色のベレー棒を右の猫耳を覆うように被っている。 服装は黒い袴に下駄と侍のような格好に、左腰に太刀と脇差を挿している。 猫の姿は二本の長い尾を持つ黒猫。右の耳に切り傷がある。 設定 サージュの使い魔をさせられている、西洋猫の妖怪。 気まぐれで強気、若干人見知りな性格。 夜行性で昼間は眠たげ。 本人曰く、中世ごろから続く由緒正しき化け猫の血統らしいが真偽は不明。 趣味はフルートと剣術。 サージュが気まぐれに与えた日本刀に魅せられ日々鍛錬している。 一刀流で、抜刀術を特に好む。 琥珀色の瞳は魅了や未来視の魔力を微弱ながら秘めているほか、 平均的な妖獣よりも更に高い再生能力を持ち非常にタフ。 いつもサージュの無茶振りに不平不満を絶やさないが、内心では家族同然に思っている。 / 特性値 D / 種族 C / スキル D / 能力 D / +成長 シナリオ名 成長点 割り振り 備考 特性値 cost 20/20 [初期値+成長値+種族補正] 身体 [ 5+0+1 ] = 6 耐久 [ 5+0+1 ] = 6 知性 [ 3+0-1 ] = 2 感覚 [ 4+0+1 ] = 5 意志 [ 3+0-1 ] = 2 HP 5x[4]+10 = 34 霊力 2x4 = 8 DP最大 [ 6+6+2 ]+10 = 24 DP回復 [ 2+5 ]/3 = 3 スキル cost 26/26 スキル名 レベル Cost ショット 1 1 弾幕 4 10 回避 2 3 近接武器/刀 3 6 スキル名 レベル Cost 〈運動〉 1 1 〈フルート〉 2 3 〈忍び〉 1 1 〈感知〉 1 1 特殊能力 cost 15/15 妖術 Cost 4 スペル名 特性値 スキル Level Cost 目標値 消費霊力 プレコグニション 感覚 フルート 1 1 20+ 5 ヒール 感覚 フルート 1 1 18 4 クリーチャー 感覚 フルート 2 3 16 4 鍛錬[近接武器/刀] Lv3 Cost 7 属性使い Cost 4 闇属性 / 冷気生起 / Lv1 Cost 4 /追加能力 適応 Cost 0 スペルカード 0/0 刻符 2 戦闘関連 近接攻撃(刀) [命中]6+3 = 9 / [威力]6+3+3D ショット(属性使い/闇) [命中]5+1 = 6 / [威力]5+1D 弾幕(属性使い/闇) 5 / 4 D 接近判定 6+2 = 8 ガード(近接武器) [判定]6+3 = 9 / [軽減]3x2 = 6 回避 5+2 = 7 近接目標(弾幕) 6+4+15 = 25 肉体抵抗 6+0 = 6 精神抵抗 2+0 = 2 所持品 名称 詳細 金銭 10円 住居 サージュと同居 フルート サージュにもらった宝物。妖術を使う媒体となっている。 太刀 セリアが持つにはやや大振りの刀。きちんと刀匠が鍛えたものらしく切れ味は抜群。 脇差 予備の小刀。サバイバルや隠密行動、悪あがきなど用途は様々。 コネクション 公式キャラクター キャラクター名 関係 詳細 森近霖之助 友人 店の品物を見るのが楽しみで足しげく通っている。霖之助の膝の上もお気に入り。 PC キャラクター名 関係 詳細 NPC キャラクター名 関係 詳細
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[部分編集] チミルリコンテンツ一覧 チミルリTOP キャラクター 装備品 装備品(その他) ストーリー攻略 ボス攻略 キャラクター紹介 基礎耐性一覧博麗 霊夢 霧雨 魔理沙 紅 美鈴 トリル(大妖精) 橙 森近 霖之助 藤原 妹紅 基礎耐性一覧 キャラ 属性 状態異常 霊夢 --- ○死暴魅支混 魔理沙 --- --- 美鈴 ×魔 ☆転 ○死毒 トリル ●氷 ◎凍 橙 ×氷 ○敏 妹紅 ●火 ×氷魔斬 ☆死燃 ○支 霖之助 ×火氷雷風斬突 ☆暴魅支混 ▲ページ上部へジャンプ [部分編集] 博麗 霊夢 特徴 ステータスが高く、スペルも攻撃から回復まで幅広く揃っている。 状態異常などの小技が無いので、地力負けしている相手は少々不得手。 スペル取得方法が特殊。 装備品 武器:お払い棒 身体:巫女服 頭 :りぼん 特殊技能 習得段 技名 消費符力 効果 習得条件 - 霊符「陰陽印」 7 体力を中程度回復 魔法の森にいる毛玉を撃破 - 夢符「封魔陣」 16 全体に約50ダメージ 神社付近の山にいる毛玉を撃破 - 符の参「魔浄閃結」 13 全員の毒を治療 闇咲の村近くの森にいる毛玉を撃破 - 霊符「夢想封印 散」 ? 全体に強力な攻撃 雪柄山にいる毛玉を撃破 - 符の弐「陰陽散華」 13 全員の能力低下を治療? 雪柄山-夜雀の滝間の森にいる毛玉を撃破 - 宝符「陰陽宝玉」 30 一人を完全回復 ? - 霊符「夢想封印 集」 ? 単体に強力な攻撃 ? - 力符「陰陽玉将」 42 気絶した一人を完全回復 ? - 符の壱「夢想妙珠連」 13 全員の麻痺治療(?) ? - 「夢想天生」 125 単体に約500のダメージ ? - 火術の起動符 2 単体に火属性攻撃 初期技 - 氷術の起動符 2 単体に氷属性攻撃 初期技 - 雷術の起動符 2 単体に雷属性攻撃 初期技 - 風術の起動符 2 単体に風属性攻撃 初期技 ▲ページ上部へジャンプ [部分編集] 霧雨 魔理沙 特徴 主に攻撃スペルが揃っており、雑魚戦で速さを生かしての先制パンチなどが光る。 また数少ない全体回復スペルを覚える。 ボス戦では各種ブレイク技を活用して、優位に戦闘を進めよう。 装備品 武器:箒 身体:服 頭 :帽子 特殊技能 習得段 技名 消費符力 効果 - マジックミサイル 2 単体に小ダメージ - 盗む 0 敵からアイテムを取得 - ブレイクウェポン 0 単体に攻撃半減付与 - ブレイクアーマー 0 単体に防御半減付与 - ブレイクマインド 0 単体に精神半減付与 - ブレイクウィンド 0 単体に敏捷半減付与 - レッドスフィア 0 単体に火達磨付与 - グリーンスフィア 0 単体に睡眠付与 - ブルースフィア 0 単体に凍結付与 - パープルスフィア 0 単体に毒付与 8 ミルキーウェイ 7 単体に中ダメージ 13 スターダスト 6 全体に小ダメージ 17 ストリームレーザー 16 単体に大ダメージ 22 ノンディレクショナル 15 全体に中ダメージ 26 シュート・ザ・ムーン 22 全体に混乱付与 33 オーレリーズサン 46 全体回復 37 マスタースパーク 35 単体に特大ダメージ 44 ブレイジングスター 128 全体に999ダメージ ▲ページ上部へジャンプ [部分編集] 紅 美鈴 特徴 主要な攻撃スペルに加え、状態異常を狙ったり回復したりも出来る。 体力・攻撃の基礎値が高いので、通常攻撃だけでもそれなりに活躍するかも。 魔耐性の低さをどう補うかがポイントとなる。 装備品 武器:篭手 身体:装束 頭 :人民帽 特殊技能 習得段 技名 消費符力 効果 - 華想夢葛 4 単体に防御無視の攻撃 - 破山砲 6 単体にダメージ+防御半減付与 - 治癒秘孔 3 一人の体力回復量をアップ - チャクラ 0 体力の半分を他人に分け与え気絶も治療する - 捨て身の覚悟 0 次ターン一時的に体力が1になり攻撃力上昇+回避アップ付与 - 紅魔館警備隊長の意地 0 一定ターン技能使用不可+状態異常無効 - 撃墜拳 0 単体に麻痺付与 - 気裂拳 0 単体に暴走付与 - 地転拳 0 単体に転倒付与 - 明滅拳 0 単体に盲目付与 13 彩雨 7 全体にダメージ 16 華光玉 19 一人を回復 20 極彩颱風 8 単体にダメージ+転倒付与 24 崩山彩極砲 18 単体にダメージ+攻撃・防御半減付与 31 華厳明星 10 自分の体力を完全回復 36 彩虹の風鈴 9 全体にダメージ+魅了付与 39 彩光乱舞 27 単体に大ダメージ 43 セラギネラ9 99 自分の攻撃力を二倍にする ▲ページ上部へジャンプ [部分編集] トリル(大妖精) 特徴 武器にデフォルトで『壊』属性があり、敵によっては十分な火力が望める。 後々に純粋な魔法攻撃スペルも覚えるので 物理・魔法両方で攻撃可能な貴重なキャラとなるかもしれない。 装備品 武器:メイス 身体:ワンピース 頭 :髪飾り 特殊技能 習得段 技名 消費符力 効果 - バッシュ 2 単体にダメージ+転倒付与 - スゥイートコールド 7 一人を回復、ステータス依存度が低い - クールダウン 3 全員の暴走・混乱治療 - レジスト 19 一人に3ターン、状態異常防止効果を付与 - レイトヒール 6 使用してから2ターン目に一人を回復 - サクリファイス 9 一人に一定ターン全状態異常無効+符力枯渇付与 - コールドハンマー 10 単体に火耐性低下付与 - フィアースマイル 0 単体に凍結付与 - プリティスマイル 0 単体に魅了付与 - テンダースマイル 0 単体に睡眠付与 - メルティスマイル 0 単体に防御半減付与 15 クリアビジョン 3 全員の盲目治療 19 ライトブリザード 3 全員の魅了・火達磨治療 24 ヒールウォーター 15 一人を回復、ステータス依存度が高い 28 アイスジャベリン 7 単体にダメージ 33 リフレッシュ 32 全員の状態異常治療 38 リライブレイン 28 全体回復 41 エリクサー 34 一人の体力と状態異常を完全回復 ▲ページ上部へジャンプ [部分編集] 橙 特徴 物理防壁・全体蘇生・MP回復など、数多くの優秀なスペルを持つ。 攻撃スペルも多用な属性が揃っており、多芸なキャラ。 一発逆転の「天地崩壊」は、相手の行動を良く見て使おう。 装備品 武器:爪 身体:衣装 頭 :耳飾り 特殊技能 習得段 技名 消費符力 効果 - 青鬼赤鬼 13 単体にダメージ、火氷の混合技 - 鳳凰卵 18 一人を回復+気絶治療 - 飛翔晴明 6 全体にダメージ - 飛翔韋駄天 2 単体に小ダメージ、必中・防御無視 - 天地崩壊 0 味方全員の体力・符力を入れ替える、一戦一回のみ - 猫リセット 0 味方全員の行動・状態異常・能力変化を全てリセットする - かっとび韋駄天 0 単体に413ダメージ、命中が極端に悪い - 八雲式八方鬼縛陣 0 単体に火氷雷風耐性低下付与、命中が極端に悪い ▲ページ上部へジャンプ [部分編集] 森近 霖之助 特徴 基本的に非戦闘要員なので、火力・装甲共にイマイチ。 しかし専用のアイテムさえ揃えば一変し、ローコストで攻撃から回復までこなせるキャラへと変貌する。 霖之助を使うつもりならば、各地の探索を怠らないようにしよう。 装備品 武器:火縄銃 身体:商売衣装 頭 :眼鏡 特殊技能 習得段 技名 消費符力 効果 - キャノン 0 単体に大ダメージ、命中が悪い - ライフル 0 単体に小ダメージ、必中 - ガトリング 0 全体にダメージ、命中が若干悪い - ブロックカード 0 自分に状態異常無効付与、一戦一回のみ - ぱろぷんてカード 0 色々起こる - もしかしたらカード 0 約1/16の確率で自分の全能力二倍+全耐性アップ - たらればカード 0 単体に999ダメージ、当たれば - 耳寄りの薀蓄 0 単体に魅了付与 - 聞きかじりの薀蓄 0 単体に混乱付与 - 収集家の薀蓄 0 単体に睡眠付与 - 経営者の薀蓄 0 単体に精神半減付与 ▲ページ上部へジャンプ [部分編集] 藤原 妹紅 特徴 とにかく何でもこなせて、それぞれも一級品という間違いなくチートキャラ。 装備品 武器:槍 身体:モンペ 頭 :髪留め 特殊技能 習得段 技名 消費符力 効果 - フジヤマヴォルケイノ 8 単体にダメージ - 火の鳥 3 全体にダメージ - 鳳翼天翔 46 全体に大ダメージ - フェニックス再誕 11 自分の体力と状態異常を完全回復 - 徐福時空 10 一人の体力を約100回復 - フェニックスの尾 1 一人を蘇生 - インペリシャブルST 45 全員の攻撃・防御・精神アップ - 月のいはかさの呪い 9 全体にダメージ+石化付与 - パゼストフェニックス 7 単体にダメージ+支配付与 - 正直者の死 7 単体にダメージ+気絶付与 - 気合 64 自分に気絶を含めた全状態異常無効付与 - リザレクション 8 気絶時、次ターンに自動的に復活する - ヒートウェポン 21 自分の攻撃力を一定ターンアップ - フレアハンマー 10 単体に氷耐性低下付与 - 錯乱の羽根 0 単体に暴走付与 - 炎上の羽根 0 単体に火達磨付与 - 失明の羽根 0 単体に盲目付与 - 足枷の羽根 0 単体に敏捷半減付与 ▲ページ上部へジャンプ TOPページへ戻る
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ディスクブレイカー☆フラン『作戦会議』 寺子屋での授業が終わると、フランはチルノとナランチャを呼んだ。 「フラン、話ってなんだ?」 机に座るナランチャが口を開く。 「二人を呼んだのは……他でもない。春を一番に手に入れるためよ」 机に肘をつき、手を目の前で組むフラン。 彼女の言葉に、二人は首をかしげた。 「春を一番に手に入れるって……どういうことだよ」 ナランチャは、話がいまいち理解できない。 チルノは少し黙り込んでから…… 「ああ! リリーちゃんの事ね!」 納得したかのように手を叩いた。 「リリーちゃんって、誰?」 話がいまいち掴めていないナランチャは、頭上に疑問符を浮かべる。 「えっとねー。春になるとやってくる妖精。この季節になるとみんなリリーちゃんを呼ぼうとするんだ」 「へー。何のために?」 「みんな花見がしたいからよ」 「花見かぁ……でもそれって花が咲いてから行ってもいいんじゃないか?」 「それもそうよね……」 チルノとナランチャが勝手に納得しようとしたところで、フランは机を叩いた。 「甘い。甘い甘い甘い甘すぎるわ。二人とも糖尿に気を付けなさい」 「どういうことだよ、フラン」 机の音に驚いたナランチャは、立ち上がってフランを見る。 「花見をなめないことね……花見……それは強烈な場所取り合戦や弁当の用意、かくし芸の披露諸々が複雑に絡み合って出来上がる芸術ッ!」 フランも立ち上がり、熱弁を始める。 「花見の中でも一番過酷とされる要素……それは場所取りよ」 「場所取り……」 「如何に素晴らしいアングルで花を見て、なおかつ自分たちが騒ぐだけのスペースを確保すること……それが場所取り……時として場所取りは戦争となりえるッ!」 フランの熱弁に、二人は開いた口が塞がらなくなった。 「毎年繰り広げられる戦争に疲れた先人たちは、一つの考えにたどり着いたわ。『場所を取るくらいなら作ればいい』と。先人たちは、庭に桜の気を植えたわ。そうすると、何が始まったわかる?」 フランの質問に、二人は答えることができなかった。 「次に巻き起こったのは、桜をいかに早く咲かせ、花見を楽しむかの戦いよ。ある者は灰を使い、ある者は魔術を使ったわ。しかし、それなんかよりも確実に、なおかつ早く桜を咲かせる存在を先人たちは知っていたわ……それが『リリーホワイト』よ」 フランの演説に、二人は生唾を飲んだ。 「そして始まったのが、『リリーホワイト』争奪戦。春を知らせ、草木に花を咲かす『リリーホワイト』を誘導し、他の妨害を蹴散らす戦い」 フランは再び座り、肘をついて眼前で手を組む。 「今年もそれが始まるわ……力を貸してちょうだい。私と、あなたたち二人を合わせた三人で、天下を取りましょう」 フランは、手を差し出した。 チルノは黙ってその手に自分の手を重ねる。 ナランチャも、口を開かずに手を重ねる。 「みんな、勝つわよッ!」 三人分の咆哮が、校舎に響き渡る。 「……で、気合入れたはいいけど、人数はどうすんだよ。相手はいっぱいいるんだろ?」 団結式を終えたナランチャが、複雑な表情を浮かべた。 「心配ないわ。私たちはお姉様のチームのメンバーとして戦うことになるわ」 フランは、バッグをつかんで教室のドアを開く。 「それって、お前の姉ちゃんの手下になれってこと?」 ナランチャはバッグを持って廊下に出た。 「いいえ、頃合いを見計らってお姉様をぎゃふんと言わせるわ」 フランの言葉に、ナランチャは驚いた。 「あたいそれ知ってる! たしか『反逆』って言葉よね!」 チルノが駆けて二人の隣に並ぶ。 フランが黒い笑みを浮かべた。 「そうね。反逆よ。今は私たちは小さな子ども三人だけだけど、時期が来ればナランチャは無双の戦士に、チルノは100人の軍団を統べる指揮官に、そして私は花見の帝王として君臨するわ」 靴を履きかえた三人は、校庭に出た。 フランは日傘をさす。 「でも、俺たち三人じゃきつくないか?」 ナランチャがバッグを振りながら言う。 「『リリーホワイト』を誘導するのは私たち3人だけよ。他の人たちには……ここで花見の準備でもしてもらおうかしら」 日傘をくるくると回しながら、フランはチルノとナランチャの方を振り向く。 「じゃあ、今からフランの家に行くの?」 宙に浮かぶチルノが、フランの先に出た。 「いや、先に香霖堂に行くわ。トランシーバーを取りに行くわよ」 フランも浮かび上がった。 「アレか! ちょうど三つあったから、秘密の通信に使えるな!」 ナランチャも飛び上がる。 空を飛ぶ術は幻想郷では一般的に普及しているのだ。 「善は急げね」 三人は空を飛んで香霖堂へと向かった。 香霖堂。そこは偏屈な店主が半ば趣味で経営している骨董品店である。 そこには幻想郷では手に入らない品があることも珍しくない。 トランシーバーも、その一つである。 「ふむ……これは『ザ・ワールドのDISC』か。用途は『時を止める』……」 その店主、森近霖之助は手に持つ黄金のDISCを頭に押し当てる。 だがそのDISCは霖之助には適応しないらしく、DISCは霖之助の手から飛び出る。 「うーむ……やはりDISCを使うにはDISCに適応していないといけないらしいな……」 霖之助はDISCを拾い上げ、机の上に置く。 一息ついて、キセルでも吸おうかと思った矢先、ドアベルが鳴った。 扉を開けたのは、フラン、ナランチャ、チルノの三人組だった。 「おや、君たちかい。トランシーバーは確かに取っておいたよ」 三人の姿を見るなり、霖之助は引き出しを開けてトランシーバーを三つ取り出す。 フランは小銭を机の上において、トランシーバーを受け取る。 霖之助は、フランの顔を見て何かを思いついた。 「そうだ、君の所のメイド長は、時に関係した能力を持っているって話を聞いたことがある。これを持って行ってみてくれ」 霖之助は、机の上にある『ザ・ワールドのDISC』をフランに手渡す。 「彼女なら、これを使いこなせるかもしれないな」 フランは目を丸くして、そのDISCを見た。 フランは、あることを思いついた。 「無論、お代は頂くけどね」 「いいわ。それも頂きましょう」 フランは小銭をポケットから取り出し、机の上に置く。 「それじゃあね。人里で花見があった時は、絶好の場所を取っておくわ」 フランはそれだけを言い残し、ドアを開いて出ていく。 「今度コーラ仕入れたらまたくれよな!」 ナランチャも開かれたドアから飛び立つ。 「ちょっと二人とも待ちなさいよー!」 チルノも慌てて飛び立つ。 「やれやれ……あの子たちは何を始めるんだか……」 霖之助はため息をついて、本を開いた。 深夜12時 紅魔館 庭園 「諸君に集まってもらったのは他でもないッ!」 大勢の妖精たちの前で、レミリアはマイクを手にした。 「花見だッ! 幻想郷の誰よりも早く花見を執り行うッ! そのためには諸君の力が必要なのよッ!」 レミリアの大声に、妖精たちは湧き上がる。 「戦いよッ! 幻想郷中の有力者が春を呼び寄せようとしているわ。その全員を出し抜いて、この紅魔館が春を手に入れて花見を執り行うッ!」 妖精たちのボルテージは、最高潮に達した。 周囲の妖精たちが騒ぐ中、一人だけ冷静な妖精がいた。 「なんで私はこんなところにいるんだろう……」 大妖精であった。 「いや、みんなが行ってるからそれについて行っただけだったっけ……」 大妖精は、ため息をついてここから抜け出そうとした。 「では紹介するわ。諸君らをまとめ上げる指揮官の、チルノよ!」 大妖精が帰ろうと思って振り返ると、レミリアの声が耳に入った。 「……え?」 思わず振り返りなおした。 壇上にチルノとナランチャがいる。 「チルノちゃん! ナランチャくん!」 大妖精は、素っ頓狂な声を上げて飛び上がった。 「おお! 大ちゃんだ!」 壇上のチルノは、飛び上がった大妖精を見つけて指差した。 「チルノちゃん! なにやってんの!?」 大妖精はチルノの元へ飛んでくる。 「何って? ぐんだんちょーよ!」 「軍団長って……ここはいつ軍隊になったの?」 「フランちゃんの姉ちゃんが言ってたでしょ? リリーちゃんを呼びたいけど、みんなが邪魔するからそれを跳ね除けるためにみんなとあたいの力が必要なの!」 無い胸を張るチルノ。 「チルノちゃん、一人で大丈夫なの?」 「しょーじきこんなに集まるとは思わなかった」 チルノは、目の前の妖精たちを見てため息をついた。 100人なんて話ではない。1000人は集まっていた。 「副長が必要ね。よし、大ちゃんを副長に任命するわ!」 あっという間に副長が決まった。 「……ゑ?」 大妖精は、理解できなかった。 「チルノちゃん、それってどういうこと?」 「だから、大ちゃんは副長! あたいと一緒にみんなをまとめるの!」 頭の悪い問答を繰り返す二人を目の前にして、 「なあ、フラン、副長なんて作っていいのか?」 ナランチャはフランの方を振り向いた。 「んー、まさか1000人近く集まるとは思わなかったわ」 フランは腕を組んで、庭にぎっしりと詰まっている妖精たちをみた。 「じゃあ、大ちゃんも仲間にするか?」 「まあ、二人の友達なんだし、いいんじゃない?」 「そうだな! じゃあ大ちゃんは副長で!」 ナランチャも、大ちゃんの肩に手を置いて大妖精を副長に任命する。 「え? ええ?」 大妖精は目を白黒させて、辺りを見回す。 「「「チルノ軍団長! チルノ軍団長!」」」 「「「副長! 副長!」」」 辺りには、妖精たちのコールが鳴り響いていた。 ガキ大将の影響力は、すごかった。 「じゃー後で作戦会議だからフランの部屋に集合ね!」 チルノは大妖精の手を引いて壇から降りる 代わりにレミリアが壇上に上がり、ワイングラスを持つ。 「では、戦いの前途を祝して、乾杯よ!」 妖精たちの祝宴が、開かれた。 「大変なことになっちゃったなぁ……」 騒ぎに騒ぐ妖精たちを見て、大妖精はため息をついた。 「大ちゃん、ちょっと来て」 フランが突然大妖精の手を引いて歩き出した。 「ち、チルノちゃん。どこ行くの?」 「作戦会議ッ!」 四人は扉を開けて紅魔館の中に入る。 階段を下りて、図書館の扉を開く。 谷のような本棚の間を歩き、フランの部屋を開く。 「うわぁ……フランちゃんの部屋ってこんななんだ……」 フランの部屋を見て、大妖精は目を丸くした。 ピンクのレースで彩られた、キングサイズの天蓋付きベッド。 ガラスでできた、歯車の無い時計。 並ぶレコードに、蓄音機。 そして、何故か発泡スチロールの箱が置いてある。 「さて、聞いてほしい話があるの」 フランはベッドの上に座る。 「まずは新しく入ってきた大ちゃんに説明しなくちゃね」 「説明? どゆこと?」 大妖精は、首をかしげた。 「私たち5人は、紅魔館に勝つわ」 フランの発言に大妖精は驚いた。 「紅魔館に勝つって……どうやって勝つの?」 大妖精はフランに詰め寄る。 対してフランは余裕の表情である。 「いいこと……戦いは必ずしも腕っぷしや弾幕だけじゃないの。この戦いはリリーホワイトを呼び寄せるためのもの……つまりリリーホワイトを呼び込めば勝ちなのよ」 「でも、リリーちゃんは気まぐれで、通る所もでたらめよ」 大妖精の言葉に、フランは笑みを浮かべた。 その言葉を待っていましたと言わんばかりに。 「さて、ここからが本題よ。リリーホワイトが動く目印になっている道具があるらしいの」 「リリーちゃんを呼び寄せる道具?」 「なんでも、『春水晶』って名前で、リリーホワイトが動く目印になっているらしいの」 そう言って、フランはベッドの下から透き通った水晶を取り出す。 大妖精は、それを手に取って覗き込んでみる。 「これが『春水晶』ね……でもなんでこんな所に保管してあるの?」 「お姉様曰く、ここが紅魔館の中では深い所らしいの」 春水晶を返してもらったフランは、ベッドの上にそれを置く。。 「つまり、リリーちゃんを呼ぶための戦いって、この春水晶の奪いあいなの?」 「流石大ちゃん。勘が鋭いね」 フランに褒められて、大妖精は髪を軽く掻いた。 「でもよー。そんな大事なものならもっと大事に隠さないか?」 ナランチャが、棚のレコードを眺めながら言った。 「うん、それなんだけど、この水晶って魔法とかかけちゃうと簡単に壊れちゃうんだって。だから、こうやってベッドの下に隠してるの」 フランが、春水晶をなでながら答える。 「うわ、面倒だな!」 ナランチャは苦虫をかみつぶしたかのような表情をした。 「しかもバリアとか結界に触れても壊れちゃう。もろいにもほどがあるのよ」 「すっげー面倒だな」 「でしょー」 「でもよ、これがあるならわざわざほかの所と争ったりする意味ないんじゃねーか? これがあれば勝手にリリーホワイトがやってくるんだしよ」 ナランチャは、春水晶を指差す。 「生憎だけど、これと同じものを他に持っている所があるのよ」 フランは、両手を広げて肩を上下させた。 「つまり、『リリーホワイト争奪戦』は『春水晶』の奪い合いとも言えるって訳よ」 フランがベッドから立ち上がり、レコードを選ぼうとすると、ドアがノックされた。 すぐにドアに駆け寄り、ドア越しに 「そうして私も今この部屋を後にして」 と囁く。 すると扉越しに、 「最後に誰もいなくなる」 と声が返ってきた。 フランはすぐに鍵を開け、ドアを開く。 「注文の品物を持ってきた。『フーファイターズのDISC』と『ホルス神のDISC』だ」 入ってきたのはディアボロだった。 彼の手には、二枚のDISCが握られている。 フランにそれを手渡した時に、ディアボロの目とナランチャの目が合った。 「げっ……」 ディアボロは、狼狽した。 目の前に反逆した奴がいる。しかも殺したはずだ! 「…………」 ナランチャは、ディアボロをじっと見つめている。 「……なあ、それ香霖堂とかにあるスタンドDISCだろ? 他に無いのか?」 ディアボロは、懐から3枚のDISCを取り出す。 右から順に、サイコロ模様のDISCが二枚と、赤色のDISC一枚。 「このサイコロ模様のDISCが『ミキタカのDISC』……スタンドDISCではないが、使うと小さなサイコロに変身することができる。で、この赤いDISCが『メタリカのDISC』。装備すると鉄を操れるようになる」 「へー! スタンドDISC以外にも不思議なDISCってあったんだ!」 ナランチャは目を輝かせて、ディアボロを見た。 「まあ、そうだな。今は持っていないが、他にもある」 ディアボロは視線をそらしながら答える。 「『メタリカのDISC』はともかく、『ミキタカのDISC』は俺は必要ないものだ」 ディアボロは『ミキタカのDISC』を二枚ともフランのベッドの上に投げて置く。 「俺はここらで退散させていただく。今から必要なものがたくさんありそうだからな」 それだけを言い残し、ディアボロは部屋から出ていく。 実際の所は、彼はナランチャが自分の正体を思い出す前に逃げ出したかっただけだった。 ドアが閉じられるのを、4人は見送った。 「で、フランちゃんはこの『春水晶』で何を始める気なの?」 ベッドの上にある『ホルス神のDISC』を弄りながら、チルノは質問をした。 フランは部屋の隅にある発泡スチロールの箱を取り出した。 「チルノちゃん、あなたには偽物の『春水晶』を作ってもらうわ」 箱を開けて、おがくずの詰まった中身を見せる。 「ナランチャには、『春水晶』を密かに持ち帰ってもらうわ」 フランに指差されて、ナランチャは目を見開いた。 「……マジ?」 「マジ」 冷や汗を垂らすナランチャに、うなづくフラン。 「この屋敷に『春水晶』を探知する魔法とかかけられてんじゃないのか?」 「残念だがそれすらできないのよね」 ナランチャは、大役を任されてしまった。 「でもよ、お前のところのメイドにボディチェックとかされたら、どうすんだよ」 諦めずに反論するナランチャ。 フランは咲夜の事を思い出した。 確かに、咲夜ならナランチャに感付かれずにボディチェックができる。 そうされたら、計画はおしまいだ。 「ナランチャの言うとおりね。『春水晶』持ち出しは先送りにしましょう」 ため息をついて、フランは春水晶を手に取った。 「じゃあ、チルノちゃん。これそっくりの氷像を作ってちょうだい」 「まかせなさい!」 チルノは、フランの頼みに胸を張って応えた。 チルノの手のひらに、冷気が収束していく。 それは空気中の水分を凝結させて、『春水晶』そっくりの氷像を作り上げた。 「一丁あがり! あたいったらさいきょーね!」 チルノは満面の笑みを浮かべ、箱の中に氷像を収める。 フランはすぐにふたを閉めて、それを部屋の隅に置いた。 続けて春水晶をベッドの下に置く。 「じゃあ、これで今日は解散ね。明日から寺子屋が終わったらすぐにここに集合しよう」 「「「おー!」」」 フランの呼びかけに三人は拳を挙げて応え、部屋から出て行った。 ←To be continued... いつも通り作戦会議をしにフランの部屋に集まったフラン、チルノ、大妖精、ナランチャ、ディアボロの5人。 しかし、紅魔館にはもう一人の、招かざる来訪者がいたッ! その名は『アルティメット・サディスティック・クリーチャー』風見幽香ッ! 彼女の目的はただ一つ、春水晶ッ! 彼女の猛攻の前に、紅魔館の少女たちは耐え抜くことができるのかッ!? 次回、『究極の嗜虐者』
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悲しみの空(後編) ◆Ok1sMSayUQ 場の空気は、まるでそこが真空であるかのように音一つなかった。 ここから何かが起こるのを期待しているかのように、不気味なくらいに静まり返った空間を八雲紫は見渡した。 木の根に寄りかかり、ちらりと一瞥を寄越したまま何も喋らない博麗霊夢。 地べたに這い蹲るようにして倒れ、苦痛の呻き声を上げているフランドール・スカーレット。 そして表情を恐怖の色に凍らせ、こちらを凝視している霧雨魔理沙の姿を目に入れて、紫はスッと目を細めて言った。 「貴女、何をしているのか分かっているのかしら」 持ち上げられかけていたミニ八卦炉が、だらりと下げられる。 色のない平坦な声は、魔理沙から多少の戦意をもぎ取ることに成功したようだった。 しかし代わりに魔理沙は「違うんだ!」と感じていた恐怖を振り払う声を出す。 「私は霊夢を殺そうとしていたわけじゃない! 逆だ、私達は霊夢を止めるために……」 「紫。嘘つきは魔理沙よ。こいつは悪魔の妹と手を組んで襲ってきた」 「霊夢! お前っ……!」 今にも食って掛かりそうな目つきで魔理沙が霊夢を睨んだ。 「魔理沙の言ってることは嘘じゃない! 見てみなさいよ! あいつの服は血まみれでしょ!」 げほげほと咳き込みながら、それでも大声で魔理沙を援護するフラン。 確かに霊夢の服はいつもの巫女服ではないうえ、ほぼ全身に渡って血に塗れていた。 だがそんなことは、事実がどうであろうが、紫には関係がなかった。 霊夢と敵対していたのであれば、既に紫の取るべき行動は決まっていた。 「どうでもいいのよ、そんな事は。私は常に、博麗の巫女の味方ですわ」 「紫……!」 魔理沙の切迫した声を、紫は「私は、幻想郷の味方」と跳ねつける。 「霊夢を、博麗の巫女を失うことは何があっても阻止しなければならない。 貴女方はその価値を理解していないのかもしれないけど、霊夢の死は幻想郷の死を意味するの」 「だから違う! 私もフランも殺す気なんてない! 信じてくれ!」 「信じられる話ではありませんわ。私が見た時点で、貴女と霊夢は殺し合っているようにしか見えなかった」 「それは……」 「……不穏分子を、放置しておく気はないわ。幻想郷のためなら、私はなんだってする。殺すことさえ、ね」 一歩踏み出し、拒絶の意志を示したつもりだったが、魔理沙は尚も説得の言葉を重ねてきた。 「幻想郷のためって……私だって考えてるさ! 今は内輪揉めしてる場合じゃないんだ。人も妖怪も皆で協力しなきゃダメなんだよ! そのためにまず殺し合いをやめさせることから始めなきゃダメなんだ! だから私は霊夢を……」 「結論から言えば、霊夢さえ生きていればいいのよ。貴女の存在は端からどうでもいい事柄」 魔理沙の弁を遮る形で紫は抗論した。 魔理沙の言っていることも分からなくはない。それが理想だと紫も分かっている。 仮に殺し合いを収めるとして、その間に霊夢が生きているという保障はあるのか? スペルカードルール無用の状況で、霊夢だって殺されるかもしれない。現に今の状況がそうだ。 霊夢が死んでしまえば元も子もない。博麗大結界は破れ、自分達はたちまちのうちに幻想と現実の狭間に飲み込まれ、存在を失う。 ここにいる連中だけではなく、幻想郷で生きる全ての存在も。 紫にはそれを守る義務があった。 幻想郷があったからこそ生きてこられた妖怪として。 全てにおいて何よりも優先しなければならない事柄だった。 今までの行動も全部は幻想郷のためにやっていたに過ぎない。 異変を解決しようと思ったのも、霖之助と一時的にでも手を組んだのも。 そのためになら自らの手も汚す。 だから森近霖之助も遠ざけて、一人でここまで来た。 こんな役目は一人でいい。 この役割は大妖怪にのみ、幻想郷から存在を与えられた孤高の妖怪にしか行えない役割なのだ。 霖之助と交わした契約も、友人達の存在もそれに比べれば取るに足らないものでしかない。 だからこれで、いい。 「幻想郷を愛する者として、私はこの異変を解決しなければならない。霊夢を生き残らせなければならないのよ」 魔理沙やフランのような、ただの人妖とは違う。 大妖怪の使命をもう一度頭の中で反芻して、紫は為すべきことを為そうとクナイを手に構える。 戦闘は避けられないことをようやく理解したらしい魔理沙は、それでも納得がいかないように呻いた。 「幻想郷幻想郷って……そのためなら何だってしてもいいっていうのかよ。幻想郷のためなら誰でも手にかけるっていうのか? お前にだって友達はいるだろ? 一緒に暮らしてる藍もいるじゃないか。それを、全部切り捨てるなんて……寂しすぎるよ」 「……っ」 魔理沙の口にした寂しい、という言葉に紫の体が一瞬硬直する。 本当に切り捨てられるのか、と考えることを遠ざけてきた疑問が浮かび上がる。 「何もかもを、自分でさえ犠牲にして、そんなものの上に成り立つ未来なんて私は認めない。 霊夢。紫。私達はなんで生きたいんだ? 私は決めてる。皆で、暢気に暮らしたい。それを取り戻す。 悪魔でも、胡散臭いスキマ妖怪でも、博麗の巫女とやらでも、私は全部が欲しい。欲しいから、絶対に諦めない」 言い切った魔理沙には、理想論を唱えているだけではなく、自らが率先してどうすれば実現できるかを考えようとする意志があった。 現実に妥協することなく、どこまでも自分の意思を信じてやり通そうとする姿は、 自分と同じようでありながら性質はどこまでも異であった。 やれると決意したはずの体が鈍くなり、理性で塗り固めていたはずの意識に自分の意思が雪崩れこんで来るのを紫は感じていた。 幻想郷の皆を眺めながら暮らしたい。下らない会話に興じて、酒を愉しみながら一日を過ごしたい。 そうして戻ってきた寝床では、待っていてくれる存在があって…… 「私には未来なんてどうでもいい。私がするべきことは一つ。この異変を解決することだけよ」 紫の意識を引き戻したのは、まるで平時と変わらない、誰にも囚われることのない霊夢の声だった。 私の味方ならやってくれるわよね、と呼びかける視線から目を反らすことが出来ず、 紫はそれでもやるしかない、と内奥から滲み出る思いに無理矢理蓋をした。 一個人の願いなどちっぽけ過ぎる。幻想郷を支える大妖怪としてここで役割を投げ出すわけにはいかない。 そう、今は目の前の敵対する存在を排除すればいい。 既に戦えるだけの力を取り戻したらしい霊夢が紫の横に並んだ。 「私が魔理沙をやる。紫はフランをお願い」 霊夢の声で全ての思考を打ち切った紫は、下ろしかけていたクナイを再び持ち上げ、遠くにいるフランを見据えた。 この分からず屋、というようにフランの口が動き、寧ろ憎んでくれた方がありがたいと紫は思った。 相手が憎んでいるのなら、受け流せる。それも是と受け止められるから。 クナイを投擲しようとした紫の耳に、「紫様っ!」と聞き慣れた声が届き、再び全身の筋肉が硬直した。 息せき切って紫の前に飛び出してきたのは他ならぬ自分の式、八雲藍だった。 「紫様! お止めください! 霧雨魔理沙は敵ではありません!」 「藍……?」 無理矢理に思考の外へ追いやっていた存在が現れたこと、そして自分を制止しようとしていることとが重なり、 紫は呆然とその場に立ち尽くした。 なぜ、藍までが私を止めようとする? 間違っているからという声が紫の中で響き、だからもう止めろと叫ぶ意識がはっきりと聞こえた。 何が間違っている、と紫は問い返した。霊夢を守り、幻想郷を守るためならばこの異変において多少の犠牲は必要不可欠。 幻想郷に生かされてきた妖怪として、孤独を強いられた妖怪として既にそんな覚悟は済ませてきたはずではなかったのか。 橙のことを忘れたのも、霖之助の言葉を裏切ったのも覚悟があったからではないのか。 孤独という病から逃れられぬと知っていたから、せめて大妖怪であろうと決めたはずではなかったのか。 自分のしていることは何も間違っていないという自覚がある。なのにどうして、体は止めようとするのだ……? 「刃をお収め下さい! ここで我々が潰し合うのは得策では――」 「藍っ! 逃げろっ!」 魔理沙の絶叫が響いたのと、折れた刀を振り上げた霊夢の姿が藍の後ろに見えたのはその時だった。 紫は何もできず、ただ見ていることしか出来なかった。 藍の姿越しに見えた霊夢の瞳は、紫を物と見る目をしていた。既に用済みなのだと、紫の悲壮な決意を踏み躙るように。 霊夢には最初から幻想郷など何も関係がなかった。彼女はただ、異変を解決することしか考えていない。 その為に全てが亡ぶことになろうとも。それが自らの運命、役割なのだと断じて。 霊夢こそ止めるべき存在だったと紫が認識した瞬間、藍の腹部から折れた刀が突き出していた。 血の華を咲かせ、それでも紫を守るように大地を踏みしめた藍が「式神」と搾り出す。 「仙狐思念……!」 「拡散結界!」 藍のなけなしの意地とも言えた至近距離からのスペルも、ほぼ同時に結界を展開させた霊夢に相殺され、 その余波を食って藍共々紫も吹き飛ばされる。 宙を舞いながら、それでも藍は自分を守ろうとして抱きかかえていた。 弾き飛ばされたからなのか刀は抜け、誰の目にも致命的と言えるくらいの血が溢れ出していた。 どうして。ただその思いで藍を見ていた紫に、藍がいつもの柔らかい微笑を浮かべていた。 「……ご無事で、何よりです」 愚直なまでに自分を案じる声に紫は、取り返しのつかないことをしてしまったと顔を青褪めさせた。 孤独を克服する方法はこんなにも近くにあったのに。自分はもうその方法に気付いていたというのに。 自分のつまらないプライドで顔を背けてきた結果が、これだというのなら。 最初からそんな自尊心など満たそうとするのではなかった。 後悔が紫の全身を満たした直後、藍共々地面に身を打ちつけてごろごろと転がる。 毒で痛んだ手が更に痛みを訴えたが、紫の心の苦痛に比べればそんなことは些細なことだった。 私は、一体、何を以って正しいと断じればいいのだ? 絶望が胸を押し潰す。藍の微笑が目の裏に焼きついている。 どうすればいい。紫は答えを求めて、のそりと起き上がる。 霊夢はどうなった。魔理沙は? フランは? 自分のお陰で窮地に追い込んでしまった二人の行方を目で追う。 二人の姿はすぐに見つかった。そこには霊夢もいた。 霊夢は、刀を突き刺していた。 フランの前に立ちはだかっていた―― 森近霖之助に。 * * * 霊夢の行動は極めて迅速だった。 八雲藍の介入で紫の動きが一時的にしろ止まると理解した瞬間、すぐさま手のひらを返して藍を殺害。 紫が藍の抵抗で殺せないと判断するやいなや踵を返し、今度はフランの方へと向かってきたのだ。 しかも結界で弾き返したときにはどさくさ紛れに藍の荷物まで奪うという徹底振り。 からくり染みた判断力と行動に驚嘆すら覚える。フランにとって幸いだったのは、ターゲットが魔理沙ではないことだった。 体はまるで動かないが、霊夢を僅かにでも足止めするくらいの力は残っている。 後は魔理沙に任せればいい。 死ぬかもしれないという恐怖があったが、それ以上に背中を任せていられる魔理沙の存在がフランに覚悟を固めさせた。 お前なんかとは違う。一人のお前よりも二人の私達の方が強いんだ。 絶対に屈するものかと霊夢の姿を真正面に捉えたとき、それを遮るようにして現れた人影があった。 魔理沙ではなかった。魔理沙は遠くで何事かを叫んでいる。 絶叫に近しい声はここから先に起こる絶望を象徴しているかのようで、フランもゾクリとした悪寒を覚えた。 やめろ、盾になんかならなくていい――誰かも分からない影にそう言おうとして、しかし手遅れだった。 勢いのついた霊夢は止まらず、フランの前に立ちはだかった誰かも石像のように仁王立ちしたままだった。 結果として、先程の藍と全く同じように、フランの盾になった人物は霊夢の刀を受けてかはっ、と呻いた。 「りん、のすけ……さん?」 その瞬間に聞いた霊夢の声はひどくか細く、自分が何をしたのかも分かっていない様子だった。 何をどうしても変わらないはずの、ロジックだけで動く人形が本来の『博麗霊夢』を取り戻したかのようにも思えた。 信じられないという風に首を振り、よろよろと数歩後ろに下がる。「こんな、こんなことをするつもりじゃ」と呟きながら。 自分と戦っていたときとはまるで別人のような霊夢に、やはり彼女も人間なのかと場違いな感慨すら涌いた。 「……霊夢」 低く唸る声にビクリと霊夢が震えた。まるで親に叱られるのを恐れる幼子のように。 「やめろ。な、こんなこと……」 そこで言葉を途切れさせ、立つ力をも失って地面に倒れる。 死んだと錯覚したらしい霊夢が、感情を発露させて絶叫した。 「あ、あ……ああああぁぁぁっ!」 髪を振り乱し、この現実を認めまいとするかのように彼女は逃げた。 追うものはいなかった。フランはそんな状態ではなかったし、藍も紫もあのザマだ。唯一、動けたはずの魔理沙も…… 「……香霖」 香霖と呼んだ人物の前にぺたんと座り込み、途方に暮れた声を出した。 その目が霊夢と同じく、絶望に打ちひしがれているのを確認したフランも、考えうる限り最悪な結果になったのだと理解した。 「そんな声を出すんじゃない、魔理沙……女の子だろう?」 「香霖!?」 魔理沙も死んだと思っていたのか、再び聞こえた声に、ぐしゃぐしゃになっていた顔を上げた。 緩慢な動作で魔理沙とフランの両方を見渡した『香霖』は、疲れたように笑い、それから血を吐き出した。 ――助からない。 それはフランだけでなく、魔理沙も直感したのか、「死ぬな!」と懇願するように叫んで、口の周りの血を拭き取った。 「そうだ、なあ香霖。今の私って蓬莱人なんだぜ? 私の血を飲めば、香霖だって」 「そいつは……面白い話だな。だけど、無駄だろう。紫を見ていれば分かる、さ。あいつも弱くなっている」 「そんなことない! 化物にまでなったのに、香霖一人救えないでたまるか!」 動転の余り落としていったのだろう、霊夢の刀を拾い上げ、手を切ろうとした魔理沙の腕を『香霖』が掴む。 ぎょっとした魔理沙の様子から、その土気色の表情では想像も出来ない力で掴まれたのに違いなかった。 「化物なんかじゃないさ……魔理沙が、不死でも、僕の大切な……可愛い妹分だ。だから、やめろ。自分を傷つけるな。 人間の女の子なんだから、誰かに守ってもらえ。僕には……務まりそうもないがね」 くっくっと自嘲するように笑い、また血を吐き出した。声も掠れて小さい。フランも直視することが出来ずに目を反らした。 こんなにもつらく、重たい死というものをフランは見た事がなかった。 死ぬのは、こんなに怖いことなのだ。そしてあまりにも悲しいことであるのを、理解したのだった。 「紫に、言伝を頼むよ」 魔理沙は無言だった。首肯があったかどうかさえ判然としない。 「契約を守れず……済まなかった」 「香霖」 返事はなかった。また一つ……命が失われた。 嗚咽さえもそこにはなかった。無常に横たわる死だけが、魔法の森に存在していた。 一体、どうしてこんなことになってしまったのか。 顔をうつむけ、『香霖』の遺体を見つめたままの魔理沙を見ながら、そして棒立ちになったままの紫を見ながら、 フランは己の中に抗いようのない感情が生まれてくるのを感じた。 『香霖』も藍も、どうして死ななければならなかったのか。 悲しみか怒りか、自分でも判断できない感情を制御することができず、フランは他者にぶつけるという手段しか為すことが出来なかった。 この理不尽な死ばかりが溢れる現実に、どうやって対応したらいいのかも糾弾したらいいのかも分からず、フランはぼそりと呟いた。 「……あんたのせいだ」 フランが睨んだ先には紫がいた。 こいつが邪魔さえしなければ。こいつが来ることさえなければ。 誰も死ななかったかもしれないのに。 無言で顔を俯けた紫に、フランはさらに言葉を浴びせた。 「あんたさえ来なければこんなことにはならなかったのに! 何が幻想郷のためよ、あんたなんかいなくなっちまえば――」 「バカッ!」 鋭い声と共に頬が張られ、それが魔理沙によるものだと気付いたフランは呆然と魔理沙を見返した。 反論する暇を与えず、魔理沙は胸倉を掴んで言った。 「誰かのせいにするなっ! それでも私の友達か!?」 頬を張られた痛みよりも、言葉の中身がフランの頭を揺らした。 魔理沙は一瞬目を伏せながらも、気丈な声で続けた。 「紫だって、始めからこうなるのを望んでたわけじゃない。それに私が紫の立場でも霊夢に味方してたさ…… だってそうだろ? 霊夢は幻想郷で誰よりも大切な存在なんだから。紫の行動は、間違っちゃいなかった。 私達も霊夢を止めようとした。それも間違っちゃいない。霊夢は霊夢でこの異変を解決しようとしてた。 だから、誰も間違ってないんだよ、フラン。……分かってくれ」 「でも……でも、魔理沙!」 「誰かのせいにして場を収めたところで、そんなのは本当の解決じゃないし、そんなことして得た納得なんて納得じゃない。 妥協しろって言ってるんじゃない。憎んで解決したって、そんなの意味がないじゃないか……」 そうしなければ紫を守ろうとした藍と『香霖』が死んだ意味がないというように、魔理沙は紫を見やる。 紫はじっと顔を俯けたまま、何も答えることはなかった。 どうしていいのか分からず途方に暮れているようにも見え、紫は紫なりにこの死の重さを受け止めているのかもしれないと思った。 そう考えると、急に自分だけが紫をなじっていたことが恥ずかしく思え、フランはゆっくりと首を振った。 「紫。こっちに来いよ」 フランが納得したのに安心して、魔理沙は手招きした。 紫は僅かに顔を上げ、魔理沙の方を見た。色を失った紫の顔は、大妖怪というよりちっぽけな小妖怪のようにも感じられた。 「香霖から言伝もあるんだ。こっちに来て、看取ってやってくれ」 しばらく視線を泳がせ、少し爛れた己の手を見た紫は逡巡した後、小さく頷いた。 魔理沙がホッとしたように息をつく姿が、やけに眩しく感じられた。 【F-5 魔法の森 一日目・真昼】 【博麗霊夢】 [状態]疲労(小)、霊力消費(中)、腹部、胸部の僅かな切り傷 [装備]果物ナイフ、ナズーリンペンデュラム、魔理沙の帽子、白の和服 [道具]支給品一式×5、メルランのトランペット、キスメの桶、文のカメラ(故障)、救急箱、解毒剤 痛み止め(ロキソニン錠)×6錠、賽3個、拡声器、数種類の果物、五つの難題(レプリカ)、血塗れの巫女服、 天狗の団扇、不明アイテム(1~5) [思考・状況]基本方針:力量の調節をしつつ、迅速に敵を排除し、優勝する。 1.霖之助を殺したことにショック状態。どこかに逃走 【霧雨魔理沙】 [状態]蓬莱人、帽子無し [装備]ミニ八卦炉、ダーツ(3本)、楼観剣(刀身半分) [道具]支給品一式、ダーツボード、輝夜宛の濡れた手紙(内容は御自由に) [思考・状況]基本方針:日常を取り返す 1.香霖…… 2.真昼、G-5に、多少遅れてでも向かう。その後、仲間探しのために人間の里へ向かう。 3.幽々子を説得したいが……。 4.霊夢、輝夜を止める 5.リグル・パチュリー・妖夢・幽々子に対する強い罪悪感。このまま霊夢の殺人を半分許容していていいのか? ※主催者が永琳でない可能性がそれなりに高いと思っています。 ※霖之助の遺体の近くに【SPAS12 装弾数(7/8)、文々。新聞、支給品一式、バードショット(8発)、バックショット(9発)、色々な煙草(12箱)、ライター、栞付き日記】が落ちています 【フランドール・スカーレット】 [状態]頬に切り傷、右掌の裂傷、視力喪失(回復中)、魔力全消耗、スターサファイアの能力取得 [装備]無し [道具]支給品一式 機動隊の盾、レミリアの日傘 [思考・状況]基本方針:まともになってみる。このゲームを破壊する。 1.魔理沙についていく、庇われたくない。 2.殺し合いを強く意識。反逆する事を決意。レミリアが少し心配。 3.永琳に多少の違和感。 ※3に準拠する範囲で、永琳が死ねば他の参加者も死ぬということは信じてます ※視力喪失は徐々に回復します。スターサファイアの能力の程度は後に任せます。 【八雲紫】 [状態]正常 [装備]クナイ(8本) [道具]支給品一式、、酒29本、不明アイテム(0~2)武器は無かったと思われる 空き瓶1本、信管、月面探査車、八意永琳のレポート、救急箱、日記 [思考・状況]基本方針:主催者をスキマ送りにして契約を果たす。 1.藍と霖之助の死がショック 2.八意永琳との接触 3.自分は大妖怪であり続けなければならないと感じていることに疑問 [備考]主催者に何かを感じているようです 【八雲藍 死亡】 【森近霖之助 死亡】 【残り27人】 119 悲しみの空(前編) 時系列順 108 驟雨の死骸と腹の中、それでも太陽信じてる。(前編) 119 悲しみの空(前編) 投下順 120 伽藍の堂 119 悲しみの空(前編) 博麗霊夢 122 楽園の人間、博麗霊夢 119 悲しみの空(前編) 霧雨魔理沙 126 黒い羊は何を見るのか 119 悲しみの空(前編) フランドール・スカーレット 126 黒い羊は何を見るのか 119 悲しみの空(前編) 八雲紫 126 黒い羊は何を見るのか 119 悲しみの空(前編) 八雲藍 死亡 119 悲しみの空(前編) 森近霖之助 死亡