約 30,446 件
https://w.atwiki.jp/th_seiti/pages/106.html
関係あるとみられるもの 森近霖之助(東方香霖堂) 上白沢慧音(東方永夜抄) 住所 愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1(名鉄名古屋本線・常滑線「神宮前駅」、名古屋地下鉄名城線「神宮西駅」、JR東海道本線「熱田駅」 徒歩10分) 熱田神宮 ※社殿 愛知県名古屋市熱田区にある神社。西暦927年に編纂された『延喜式』の中で「名神大社」に列される。熱田大神(あつたのおおかみ)を主祭神として祀るほか、素盞嗚尊 (すさのおのみこと)、日本武尊(やまとたけるのみこと)、宮簀媛命(みやすひめのみこと)、建稲種命(たけいなだねのみこと)の5神を相殿神(あいどのしん)として祀る。いずれも草薙剣(くさなぎのつるぎ。後述)とゆかりの深い神々である。なお、宮簀媛命(みやすひめのみこと)及び建稲種命(たけいなだねのみこと)は、尾張地方(現在の愛知県西部)の人々の遠祖とも考えられている。 主祭神の熱田大神は、草薙剣(くさなぎのつるぎ)を神格化した存在であるとも、草薙剣をご神体とした天照大神(あまてらすおおみかみ)であるとも言われる。 熱田神宮の公式HPには、「祭神の熱田大神とは、三種の神器の一つである草薙神剣を御霊代として、よらせられる天照大神のことであります。」とあることから、公式には草薙剣に単独の人格(神格)を認めているというより、草薙剣に天照大神がやどったものが熱田大神と考えられていると言えよう。ところで、天照大神と熱田大神が全く同一の意思を持つのか、多重人格者のように根源的にはつながりながら別の意思を示すのか、クローン人間のように姿形は同じでも異なる意思を持つのかについて疑問が残る。東方projectにおいても『分霊』という概念が存在するが、非常に難解な問題だと思う。教えて詳しい人。 熱田神宮の創祀は景行天皇(第12代天皇)の時代にさかのぼるとされ、景行天皇の子である「日本武尊(やまとたけるのみこと)」にまつわる所が大きい。 『日本書紀』の記述によると、景行天皇の子である日本武尊は、当時ヒャッハーしていた東国=現在の関東地方の平定に自ら名乗りをあげた(『古事記』では景行天皇に命ぜられて、ガチで嫌がりながら仕方なく遠征した)。無事東国の平定を成し遂げた日本武尊であったが、都へ引き返す途中で尾張の国に立ち寄ちよると、この地で妻に迎えた宮簀媛命(みやすひめのみこと)に草薙剣を預けたまま伊吹大明神の退治に向かい返り討ちに遭う。なぜ「伝家の宝刀」である草薙剣を持たずに伊吹大明神の退治に向かったのかについては、伊吹大明神を舐めきっていた、何らかの神託があった、登山するのに邪魔だった、等々色々想像して楽しい所である。日本武尊は剣を取りに戻ることなく現在の三重県亀山市能褒野(のぼの)で落命した。宮簀媛命(みやすひめのみこと)は日本武尊をしのび、遺品である草薙剣を熱田の地に祀ったと言う。日本武尊及び景行天皇は実在性の不確かな神話上の人物であるが、もし実在するとすれば4世紀前半頃の人物であると推定される。よって、熱田神宮の創建もこの頃ということになるだろう。 余談だが、創建当初の熱田神宮は、伊勢湾を挟んで伊勢神宮と向かい合っていたという。古代日本人の地理学的なダイナミズムが感じられる話である。海の間近に建てられた熱田神宮は、あたかも古木の生い茂る豊かな島が海に浮かんでいるように見えたため、「蓬莱島」とも呼ばれるようになった。さらに、蓬莱島の蓬莱宮には仙女が住まい、その仙女の一人が楊貴妃であるという中国の伝承と結びつき、熱田大神=楊貴妃というすさまじい伝説も生み出された。唐の全盛期を築き上げ、日本侵略に意欲を見せた玄宗皇帝の野心に困り果てた日本の神々たちが相談し、熱田大神を工作員として送り込み、壮絶なお色気でふぬけにしようという壮大な計画を練った、というものである。 一方で、現代の熱田神宮は海岸から5キロ以上内地に存在している。これは熱田神宮が移設されたためではなく、創建より1500年の間に干拓(堤防などで潮水の侵入を遮断し、陸地を増やすこと)が進められたためである。熱田神宮の総敷地面積は、飛び地も含めるとおよそ29万平方メートルにも及び、名駅や栄といった都市の中心部より数キロ圏内にありながら豊かな木々をたたえた憩いの場として市民に親しまれている。初詣の時とかすごいことになる。境内には、弘法大師が植えたとされる樹齢千年前後の楠木(くすのき)のほか、織田信長が桶狭間での戦勝を熱田大神に感謝して作ったとされる信長堀や、「日本三大灯篭」で微妙に有名な信州長沼藩主、佐久間勝之が奉納したとされる佐久間燈籠など、悠久の歴史を感じさせるものが多く見られる。 ※弘法大師手植のクスノキ ※信長堀 ※佐久間灯篭 東方projectにおいては、「蓬莱人形~Dolls in Pseudo Paradise」中に楽曲「蓬莱伝説」が登場する。日本に伝わる蓬莱伝説として、鎌倉時代以前にまで由緒を遡れるものはわずかに三つしかない。一つが和歌山県新宮市にある徐福公園らで有名な徐福蓬莱伝説であり、もう一つが富士山に伝わるかぐや姫の蓬莱伝説、そして最後の一つが上述の熱田蓬莱島の蓬莱伝説である。同作品のカバーには、曲になぞらえて「不死の薬は、あの始皇帝の使いですら見つけることが出来なかったというのに…かぐやは何を考えているのか?…蓬莱の玉の枝など見つかるものか。」という一文が添えられており、『東方文化帖』中の「幻想の音覚」では主に曲調の解説がされていることなどから、熱田蓬莱島の蓬莱伝説が、完全スルーされていることがわかる。時々でいいから、思い出してくださいね。 草薙剣(くさなぎのつるぎ) 日本神話上の神剣。『日本書紀』の注釈によると、本来の名は天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)である可能性もある。素戔嗚尊(すさのおのみこと)が出雲国で八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治した際に、その尾より出てきたとされる。伊勢神宮に奉安されているという八咫鏡(やたのかがみ)、皇居にあるとされる八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)と並び、天皇家の三種の神器の一つに数えられる。儒教的な「三徳」になぞらえた場合、八咫鏡は「知」を、八尺瓊勾玉は「仁」を、草薙剣は「勇」を現すものとされ、天皇家ひいては日本国の武力の象徴とみなされることもある。全くの余談だが西暦2015年3月に就役した「護衛艦いずも」のロゴにも草薙剣とヤマタノオロチがあしらわれている。単純にネーミングの由来である出雲神話に題材をとっていると見せかけつつ、「いずも」の武威をもって現代日本の草薙剣たらしめんとする意図が込められていたりして。 一方で、草薙剣は皇族はもとより天皇でさえもその実見はなされておらず、多くの面が謎に包まれている(wikipediaより)。今上天皇の手元には三種の神器(知・仁・勇)がそろっているものの、八尺瓊勾玉以外の二品は形代(レプリカ)である。特に草薙剣は、有史以来熱田神宮の厳重な封印のもとに置かれており、それを盗み見ようとした者はことごとく呪われるといったエピソードまである。もはや神剣と言うより呪いの剣である。その奥ゆかしいってレベルじゃねーレアリティと管理の厳重さから、「本当に実在しているのか」を疑問視する声が少なくとも一部ではある。 東方projectに登場する草薙剣 『東方永夜抄』3面ステージボスの上白沢慧音は、スペルカードとして国符「三種の神器」を使用する。上白沢慧音は万物に通暁(つうぎょう)し、徳のある統治者(帝)に忠言を行うとされる聖獣「白澤(はくたく)」がモデルとなったキャラクターである。また、上白沢慧音が永夜抄で使用するスペルカードは、『古事記』らの伝承による産霊(ムスビ。万物を生成すること、あるいはその神)から始まり、西暦1945年頃の太平洋戦争終戦・天皇の人間宣言がモチーフと思われる「GHQクライシス」まで、皇室の歴史を眺め渡すような内容となっている。すなわち上白沢慧音は統治者(天皇家)の歴史に深くゆかりを持つ存在であるとされているため、ここで言われる「三種の神器」もまた天皇家の三種の神器を表現している可能性が高い。なお、国府「三種の神器」は、Easyで「剣」、Normalで「玉」、Hardで「鏡」、Lunaticで「郷」と難易度に応じて4種類が使い分けられる。Easyの「剣」が「草薙剣」を意味している可能性が高いと言えよう。勇(剣)よりも仁(玉)、仁(玉)よりも知(鏡)の方が強いと言うのは何となくけーね先生っぽい気がする。学びて思わざるは暗いが、思いて学ばざるは危うし。 さらに東方projectの書籍作品『東方香霖堂』では、「草薙剣」が霧雨魔理沙の所有物として登場し、作中で森近霖之助に譲渡されている。魔理沙には外界から流れ着く金属を拾い集めては、「宝物」と称して自宅に溜めこむリスのような習性があり、かなり前から偶然「草薙剣」を手に入れていたようである。 森近霖之助は、かつて魔理沙の父が経営する霧雨道具店で商人修行をしていた縁で「魔理沙の事を小さいころから見て来た」人物であり、マジックアイテム「ミニ八卦路」を制作した人物でもある。この「ミニ八卦路」の火力が弱まったために、魔理沙が霖之助にメンテナンスを依頼し、修繕費の支払いに「草薙剣」が充てられた。 と言っても、魔理沙は草薙剣の価値を知っていたわけではない。当初の契約は、「ミニ八卦路」の修理をする代わりに、魔理沙が「宝物」と称して意味もなく集めている鉄くずを引き渡すというものだった。「ミニ八卦路」の修理には「ヒヒイロカネ」という貴重な金属を使用するため、鉄くずの山では到底その対価としては見合わない。霖之助は魔理沙の「モノを捨てられない性格」「主に集める事にしか興味がない性格」を知っていたため、上述の交換条件を持ち出しただけである。果たして、魔理沙が「鉄くずの山」として引き渡した金属の中に「草薙剣」がまぎれこんでいたため、霖之助は超レアな道具を手にすることとなり、まんまとほくそ笑んだ。 しかし、ここで一つの疑問として浮上するのが 「外界に伝わる秘宝である草薙剣が、なぜ幻想郷に存在しているのか。」 という点であろう。草薙剣を一個の「モノ」として考えるならば、悠久の歴史上どこかの段階で幻想郷に「持ち込まれた」あるいは「流れ着いた」と考えるべきだし、草薙剣を「神」として解釈するならば、草薙剣あるいは天照大神の分霊ないし分霊の宿った剣が幻想入りしたと考えられるだろう(『東方儚月抄 上巻P130参照』)。後者の解釈としてはあまり想像の膨らむ余地がなくて面白くないので、前者の前提をとって考察をしてみると、「草薙剣」を幻想郷に持ち込むことができたであろうタイミングが歴史上何度か存在する。 西暦668年に草薙剣は新羅人の僧侶である「道行」によって盗み出され、国外へと持ち去られようとしたことがある。結局風雨に妨げられ、道行の計画は頓挫したが、以後18年間は草薙剣が宮中(天皇のもと)に留めおかれたという。しかし、いくらなんでも18年もの間、草薙剣を熱田神宮に還さず宮中に留めおくと言うのは「セキュリティ上の理由」と言われても若干不自然である。よって、上述した日本武尊の神話を一部否定し、元々単に尾張地方の氏族神社にすぎなかった熱田神宮に西暦686年になって初めて草薙剣が「下賜」されたのではないかとする説もある。一方で、この18年のブランクについて盗難に遭ったという本物の「草薙剣」は逸失して見つかっていなかった。18年後に復刻されて熱田神宮に奉納されたと推測すれば、本物の草薙剣が野に下り、幻想郷に流れ着いたというストーリーも組み立てられる(そういうお話作りができるというだけで、史実がそうだと言ってるのではありません。くれぐれも)。 また、西暦1185年に壇ノ浦の戦いで敗れた際に、平時子(平清盛の妻)は草薙剣を腰にさして入水したとされ、その遺骸は浮上していない。この時海底に沈んだのは熱田神宮の草薙剣ではなく、宮中で保管されていた形代(レプリカ)の草薙剣の方であるが、こちらが幻想郷へ流れついている可能性もあるだろう。また、南北朝の動乱期には草薙剣の行方が一時期分からなくなったり、敵方の目を欺くためにいくつかの模造品が造られたりしていることから、この時期において創作ないし流失した剣の一本が幻想郷に流れ着いた可能性もある(ただし、幻想郷にある草薙剣は『ヒヒイロカネ』という古代のロストテクノロジーを用いているため、それなりに由緒のあるもののはずである)。 近代では、太平洋戦争終結直後の西暦1945年8月から1か月あまりの間、草薙剣は岐阜県高山市にある飛騨一宮水無神社へと避難させられている。敗戦にともなって日本のイデオロギーがガタついていた時期であり、戦災にともなう混乱に乗じて暴徒らが神器に手をかける可能性があったことが原因の一つではないかと考えられる。この移動の際に草薙剣が逸失した可能性は限りなく低いが、神宮外に持ち出された非常に稀有な事件であることに疑いはないだろう。以後は現代に至るまで(一部異論はあるにしても)平和な世が続き、草薙剣もまた熱田神宮において奉安されていることは周知の事実である。 しかし、その平和の中で科学主義的な歴史の実証がすすみ、歴史と神話とが一部切り離されたりしながら再構成されつつある様相はかえって草薙剣にゆゆしき事態をもたらしているとも言える。本来日本武尊を中心とした記紀神話の中にあった草薙剣の由緒について、西暦686年に熱田神宮に「下賜」されたものである可能性が指摘されはじめた事は、少なからずその筋書きに改編が求められる可能性があるだろう。また、永らく封印され続けたことにより経年劣化に伴う刀身の自然消滅説等も真しやかにささやかれるようになり、その実在自体に疑義が差し挟まれるようになったことも上述のとおりである。果たして、実在性を疑われるようになった「草薙剣」、あるいは架空の神話として再構成された「神剣としての草薙剣」が、いつの間にか幻想郷に姿を現すようになったということも有りうるだろう。 名前
https://w.atwiki.jp/tohofight/pages/2600.html
リグル「大変な事になっちゃったよ、私の小さな分身達がみんなどこかに行っちゃって」 幽香「あんたの分身ってどんなのよ」 リグル「小さくて黒くてすばしっこくて割と悪食で」 アリス「魔理沙ね!魔理沙なのね!ヒャッホゥ待っててね魔理沙今すぐ私がギャーッ!」 (カサカサカサッ) 幽香「……ファイブシーズン?」 リグル「違うよ!全然違うよ!ほらよく見てよ、黒いのはズボンとマントだけだから!」 幽香「いちいち掴んで見せないでいいから(べちっ)」 リグル「あぁーっ!?」 小町「まあそんなわけでね、探してあげて欲しいのさ」 諏訪子「あれ、閻魔はどうしたのさ」 小町「四季様もああ見えて割とナイーブだからね」 神奈子「余計な事を言うと後で怒られるんじゃないの」 小町「あわわわ、あたいは別に意外と繊細って言いたかっただけで」 諏訪子「傷口広がるだけだからもう黙っておきなよ」 神奈子「まあ二つ返事でやってあげても良いんだけど」 小町「だけど?」 諏訪子「今の私達は、魔界神の娘に操られてる状態だからねぇ」 小町「……へ?」 幽香「とりあえず東方ファイトに依頼して来たわよ」 リグル「ありがとう幽香さん!」 (ぴぴぴっ) 幽香「あら、通信?何処からかしら……ずいぶんノイズが酷いわね」 リグル「座標表示は……ずっと上空?」 サリエル『(ザザッ)聞いておく。ミニリグル達の耐久性は十分あるのだな?』 リグル「えっ……誰……?」 サリエル『答えよ。ミニリグルの耐久性は十分なのだな?』 リグル「う、うん。人類滅亡後も生き残るって言われてるよ」 幽香「(やっぱりファイブシーズンなんじゃないかしら)」 サリエル『あいわかった(ぶつっ)』 幽香「何だったの、今の通信?」 リグル「さあ……私にもさっぱり……」 サリエル「目標……幻想郷……拡散率最大、全幻想郷を射程内に確認……」 ナズ「上空に巨大なエネルギー反応を確認、増大中。マスター、バスターロックです」 星「なぁに、こちらにだってあります。キャプテン!」 水蜜「ええ、旧作世界から持ち込んだこの砲台に」 魔理沙「八卦炉を組み込んでマスパ砲台に改造し」 聖「我々の魔力を注ぎ込んでいかなる悪も蹴散らして見せましょう。いざ、南無三――!」 サリエル「何だ、この反応は……まさか地上にこれと同等の神の炎があると言うのか!?」 諏訪子「なんか上の方でドンパチやってる感じがするねぇ」 (ひゅるっ、ぱく) 神奈子「大方、今回の対戦相手じゃないの」 諏訪子「幻想郷全体に一撃食らわして~とか考えてたりして」 (ひゅるっ、ぱく) 神奈子「アンタじゃあるまいし……ねえ、諏訪子?」 諏訪子「ん?」 (ひゅるっ、ぱく) 神奈子「そのさ……その、帽子。さっきから何食べてるの?」 諏訪子「え?帽子が物を食べるわけないじゃんさ」 (ひゅるっ、ぱく) 神奈子「……(黒くて小さいのを、舌を伸ばして食べてるようにしか……)」 諏訪子「そんな事よりままごとの続きだよ。はい、あーん」 (ひゅるっ、ぱく) 神奈子「あ、あーん……ってちょっと待った!何この黒いの!(べちっ)」 諏訪子「あれ?何これいつの間に?」 神奈子「だからさっきからアンタの帽子が」 小町「……あー、じゃあその帽子は集めてたんじゃないんだ……」 諏訪子「もー二人とも何言ってんのか解んないよ」 結果:全部は回収できなかったが諏訪帽がそれなりの量を回収?したためにすわかなの勝ち 魔理沙「おい香霖、殺虫剤無いか殺虫剤!」 霖之助「ああ、あるにはあるが……例の黒いアレなら、心配無用だと思うよ」 魔理沙「お、香霖が駆除してくれたのか?」 霖之助「まさか。アレが博麗神社のお供え物に手を出したんだよ」 魔理沙「……そいつは、なんというか……アレだとしても同情せざるを得ないな サリエル リグル ロリス 分身 建物 旧作 武装 狩猟 白蓮 砲台 神奈子 諏訪子 1対3
https://w.atwiki.jp/maroku_w/pages/91.html
式神自機組 紅魔郷 妖々夢 永夜抄 花映塚 風神録 地霊殿 星蓮船 萃夢想 緋想天 ダブルスポイラー 妖精大戦争 求聞史紀 旧作 茨歌仙 香霖堂 儚月抄 オリジナル コメント 式神 自機組 霧雨魔理沙 紅魔郷 ルーミア 大妖精 チルノ 小悪魔 パチュリー・ノーレッジ 十六夜咲夜 レミリア・スカーレット フランドール・スカーレット 妖々夢 レティ・ホワイトロック 橙 アリス・マーガトロイド リリーホワイト リリカ・プリズムリバー メルラン・プリズムリバー ルナサ・プリズムリバー 魂魄妖夢 西行寺幽々子 八雲藍 永夜抄 リグル・ナイトバグ ミスティア・ローレライ 上白沢慧音 因幡てゐ 鈴仙・優曇華院・イナバ 八意永琳 蓬莱山輝夜 藤原妹紅 花映塚 射命丸文 メディスン・メランコリー 小野塚小町 四季映姫・ヤマザナドゥ 風見幽香 風神録 秋静葉 秋穣子 鍵山雛 河城にとり 犬走椛 東風谷早苗 八坂神奈子 洩矢諏訪子 地霊殿 キスメ 黒谷ヤマメ 水橋パルスィ 星熊勇儀 古明地さとり 火焔猫燐 霊鳥路空 古明地こいし 星蓮船 ナズーリン 多々良小傘 雲居一輪 村紗水蜜 寅丸星 封獣ぬえ 萃夢想 伊吹萃香 緋想天 永江衣玖 比那名居天子 ダブルスポイラー 姫海棠はたて 妖精大戦争 サニーミルク ルナチャイルド スターサファイア 求聞史紀 稗田阿求 旧作 玄爺 魔梨沙 魅魔 マイ&ユキ 茨歌仙 茨木 華扇 香霖堂 森近 霖之助 儚月抄 綿月豊姫 綿月依姫 オリジナル 磯野さん アンラ=メーノーグ 霞 朱麗 クロエ・グリパー 四十雀 音羽 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/thvision/pages/1842.html
《妖魔夜行》 No.1204 Command <第十三弾> NODE(3)/COST(1) 効果範囲:プレイヤー、手札、デッキ、冥界に及ぶ効果 発動期間:瞬間 〔あなたのデッキ〕をすべて見て、「種族:妖怪」を持つキャラクターカード1枚を抜き出し、相手プレイヤーに見せてから手札に加えてもよい。その後、デッキをシャッフルする。 「あんた、もしかして鳥目?」 Illustration:duca コメント 妖怪専用のサーチカード。 カードゲームにおけるサーチの利便性は今更言うまでもなく、わずか1コストであらゆる妖怪をサーチできる効果は強力の一言。 古明地 こいし/12弾や永江 衣玖/9弾のような単純に強力なフィニッシャーも、八雲 藍/5弾や紅 美鈴/9弾、森近 霖之助/12弾といった特定のデッキにおける動き出しのキーになるキャラクターも、強力な除去である符ノ壱“八雲 紫”も、このカードからサーチ可能。魔法研究や未来予知と異なりハンドアドバンテージやテンポアドバンテージの損失もなく、デッキを妖怪に寄せるのであれば非常に強力なカードである。 妖怪であればどのノードのカードもサーチできるため、恐ろしい波動との相性も良い。デッキ内に選択肢が残っていることが条件になるが、非常に強力な後出しが可能になる。 うまく使えば封獣 ぬえ/10弾の(自動β)のタダ出しを後出しで行える。こちらも相手次第だがアクティブ状態で出すので強力な対抗手段となる。 関連 第十三弾 種族:妖怪
https://w.atwiki.jp/pmvision/pages/1375.html
《妖魔夜行》 No.1204 Command <第十三弾> NODE(3)/COST(1) 効果範囲:プレイヤー、手札、デッキ、冥界に及ぶ効果 発動期間:瞬間 〔あなたのデッキ〕をすべて見て、「種族:妖怪」を持つキャラクターカード1枚を抜き出し、相手プレイヤーに見せてから手札に加えてもよい。その後、デッキをシャッフルする。 「あんた、もしかして鳥目?」 Illustration:duca コメント 妖怪専用のサーチカード。 カードゲームにおけるサーチの利便性は今更言うまでもなく、わずか1コストであらゆる妖怪をサーチできる効果は強力の一言。 古明地 こいし/12弾や永江 衣玖/9弾のような単純に強力なフィニッシャーも、八雲 藍/5弾や紅 美鈴/9弾、森近 霖之助/12弾といった特定のデッキにおける動き出しのキーになるキャラクターも、強力な除去である符ノ壱“八雲 紫”/5弾も、このカードからサーチ可能。魔法研究や未来予知と異なりハンドアドバンテージやテンポアドバンテージの損失もなく、デッキを妖怪に寄せるのであれば非常に強力なカードである。 妖怪であればどのノードのカードもサーチできるため、恐ろしい波動との相性も良い。デッキ内に選択肢が残っていることが条件になるが、非常に強力な後出しが可能になる。 うまく使えば封獣 ぬえ/10弾の(自動β)のタダ出しを後出しで行える。こちらも相手次第だがアクティブ状態で出すので強力な対抗手段となる。 収録 第十三弾 関連 種族:妖怪
https://w.atwiki.jp/vipthmj/pages/564.html
マエリベリー・ハーン 能力名 状態リセット型 効果 全家及び卓に対しての特殊効果を全てキャンセルする 絵師 ともえひむろ 8bit 感想 能力などなかった。だからマエバリって言うなー!!! Rev2になって、1.6までは消せなかった美鈴、妹紅、橙の効果も消せるようになった。 次局積み込み能力も彼女の前では赤子に等しい。 しかし、メリーの能力はあくまで自分にプラスになる能力ではなく、 あくまで相手を平打ちに持ち込めるだけである。 よってメリーそのものは平打ちなので勝率は使用者の雀力に大きく左右されるだろう。 また、牌交換など牌に直接作用する効果や、和了時発動の効果に対しては全く防げない。 Rev2になって妹紅が強キャラの一角に浮上して、唯一対抗できるキャラがメリーである。 ゲージも3ゲージに上昇し、常に睨みを利かせられる。 但し無効化できない能力もあるので注意。大まかには次の3種類である。 牌を対象にする能力魔理沙やレミリアの赤ドラ化やヤマメの縛り、綿月姉妹の門前復帰等 即時発動の能力霖之助のロン牌察知やルナサ、メルランのドラ表示牌操作、小悪魔・大妖精の配牌入れ替え等 和了時発動の能力全般 以上の3点の内1つでも該当する場合は無効化出来ないので注意。 仮に同卓したキャラが上記のいずれかに該当するものばかりであった場合、 一気に能力ゲージ全部使って自分の存在をアピールするなどと言ったパフォーマンスを行うことも可能。
https://w.atwiki.jp/hinanawiki/pages/91.html
東方Project/比那名居天子に関する情報のまとめ、wiki等のリンク集 wikiで紹介した作品のHPリスト: 英数 / 仮名・漢字 東方Project総合wiki 東方Wiki 東方Project攻略Wiki 東方シリーズ不具合情報まとめwiki 東方元ネタWiki 東方考察まとめ wiki 東方Tools Wiki 東方厨 東方アンチスレまとめwiki 東方キャラ性格まとめ Wiki 東方Project作品別wiki 東方萃夢想 Wiki 東方緋想天Wiki 東方非想天則 総合Wiki 東方儚月抄スレまとめ Wiki 東方三月精Wiki 東方Project二次創作情報wiki 東方同人CDWIKI 東方同人カラオケwiki 東方創想話@Wiki 東方二次創作ゲーリンク集 @ wiki 東方シリーズのツクール作品wiki 東方缶バッジWIKI 東方ブログパーツ @ Wiki 東方Project情報まとめサイト 東方サーチ アリスの同人ゲーム帳 製作のしおり 東方情報SVX 東方Projectに関する掲示板 東方Project@2ch掲示板 2ch東方スレ観測所 東方寄書板 東方幻想板 他東方キャラwiki 森近 霖之助@ウィキ インターネット辞典系サイトの"比那名居天子のページ" ピクペディア/比那名居天子の項 ニコニコ大百科/比那名居天子の項 アンサイクロペディア/比那名居天子の項 はてなダイアリー/比那名居天子の項 ネ実東方まとめ Wiki/比那名居天子の項 アニヲタWiki/比那名居天子の項 やる夫Wiki/比那名居天子の項
https://w.atwiki.jp/tohotuyosa/pages/12.html
<現行強さランキング> <最強グループ1> (地上の存在よりも強いレベル) 八意 永琳 八坂 神奈子 綿月 豊姫 綿月 依姫 <最強グループ2> (神または神に匹敵するレベル) 洩矢 諏訪子 蓬莱山 輝夜 四季映姫・ヤマザナドゥ <準最強グループ1> (力の規模や質が最高位のレベル) 博麗 霊夢 藤原 妹紅 霊烏路 空 八雲 紫 伊吹 萃香 星熊 勇儀 <準最強グループ2> (単騎でパワーバランスを左右できるレベル) 西行寺 幽々子 風見 幽香 八雲 藍 レミリア・スカーレット フランドール・スカーレット 比那名居 天子 古明地 さとり 古明地 こいし <強グループ> (非常に高い実力を持つ一般最高水準レベル) パチュリー・ノーレッジ 射命丸 文 十六夜 咲夜 小野塚 小町 上白沢 慧音 鈴仙・優曇華院・イナバ 永江 衣玖 <普通グループ> (人間や一般妖怪よりも強いレベル) 東風谷 早苗 霧雨 魔理沙 魂魄 妖夢 アリス・マーガトロイド 紅 美鈴 レティ・ホワイトロック 橙 鍵山 雛 火焔猫 燐 水橋 パルスィ 犬走 椛 秋 穣子 秋 静葉 河城 にとり 黒谷 ヤマメ メルラン・プリズムリバー ルナサ・プリズムリバー リリカ・プリズムリバー メディスン・メランコリー <弱グループ> (良くも悪くも一般的な妖怪レベル) 小悪魔 因幡 てゐ チルノ リグル・ナイトバグ ミスティア・ローレライ ルーミア キスメ <最弱グループ> (人間と大差無いレベル) リリーホワイト 大妖精 ルナチャイルド スターサファイア サニーミルク 森近 霖之助 稗田 阿求
https://w.atwiki.jp/propoichathre/pages/534.html
魔理沙20 新ろだ768 「ハハッ、いみわかんねえー」 室内には相変わらず散乱する本とかゴミとかゴミとか。その中から本を一冊拾い上げ、 床に寝っ転がってなんとなく内容を眺めている昼下がり。ちなみにゴミって言うと魔理沙 がえらい怒るので言わない。口に出すときは収集物。これお約束。 読む、のではなく眺める。である。一応活字を読んではいるが、本を読むってのは内容 を飲み込めて初めて成立する気がするし。だから眺めて、相変わらず何書いてあんのかわ かんないなーと思いながらその作業を繰り返す。 まあ要するに暇な訳である。 魔理沙は机に座って何かやっている。時折唸り声やら椅子のぎしぎし鳴る音がするのだ からなんかの研究なんだろう。邪魔するのは不本意なので、こうして意味不明な書物を眺 めつつ暇をつぶすのである。 年頃の男女……というか恋人同士が一つ屋根の下に揃って互いにほぼ不干渉という現状。 一般的には結構おかしな光景なのだろうか。けれども普段というか成就する前からこんな 感じである。 無論会話が無い訳じゃなく、たまにふと思い出した事を呟いたり、それから会話に発展 したり。どっちかが茶を入れたり、外出したり。動きは少ないがある。 淡白ではあるが、俺はこの空気が気にいっているのでそれでよし。まあ甘えて欲しいっ て思いが無いと言えば嘘になるのだけれども、あんまり攻勢されると俺の心臓が持ちませ ん。だから現状不満なし。魔理沙の傍に居る事を許可されているだけで基本満たされるの である。我ながら安い。 「んー……」 魔理沙の唸り声が聞こえる。研究とかで詰まった時にはよく聞こえてくるが、微妙にイ ントネーションが違う。気になったので首をぐいんと向けてみた。 なるほど様子もいつもと違う。普段は椅子に身体を預けてぎいぎい揺らしたり、そのま ませもたれにどっぷり倒れ込んだり、またはペンを齧ったりが魔理沙のパターンである。 日頃からひそかに観察しているのでほぼすべてのパターンは把握している。 だが今日は首と一緒にその金髪をぐらんぐらん左右に揺らしていらっしゃる。 「何をされているので?」 「んー。何かな、耳の中がちょっと」 「虫でも入ったんじゃねいかね。例えばゴ、」 凄い速度で分厚い本が飛んで来た。寝っ転がった上に力を抜いて弛緩した状態だったの で避けられる筈もない。頭の付近にドゴッとか音を立てて本が着地。直撃したらどうなっ ていたか考えると普通に怖い。 「それ以上言ったら今度は当てるぜ」 「マジごめんなさい。でもこれ実話なんですがね。前に俺の友達が」 魔理沙が投擲モーションに入っている。ヤバイ目が本気だ。 普通の羽虫ならば光を当てれば寄ってくるが、奴さんの場合光を当てると奥に逃げ込ん じゃうという重要情報を伝えようとしたのに。 「はい止めます。白旗。降伏。当方に抗戦の意思無し」 そう言って読んでいた本を放り出して地面に大の字。犬の如く完全なる無防備状態にな ってみる。溜息混じりに本が下ろされたのを見てこちらも安堵のため息である。というか さっき投げたのも今投げようとしてたのも紅魔館のじゃないんですか魔理沙さん。 呟きは心中だけにとどめておいて。起き上がり、傍らのソファに身を預ける。このソフ ァ、廃品の山に埋もれていたのを俺が引っ張り出した。マーガトロイド邸で出た廃品を頂 いて来たとは魔理沙の談。出自の所為か普通にいいもので、俺が持ってたのより多分高級 品だコレ。 「それで、結局どうしたのでしょうね」 目線が大体同じになったところで、改めて聞き直す。そうすると魔理沙も思い出したの か再度首を揺らしながら小さく唸る。 「何か耳の調子が悪いんだ。こう中で音がするような……何か転がっているような……」 「本当に何か入ったんじゃねえの? 見せてみ見せてみ」 ちょいちょいと手招きをする。魔理沙がん、と小さく頷いて椅子から立ち上がっててく てく寄って来る。そんでそのまま俺の左横に座った。さてどんな様子かと魔理沙の耳を見 ようとする訳だが、魔理沙がもうワンアクション。身体を90度倒した。魔理沙の頭の先に は俺の膝である。ぼすんと音がした。 ……あれ? いや、普通横に座らね? そんで耳だけ出すんじゃね? 何で自然に膝枕の体勢になっ てんの? つうかポピュラーな認識とは男女の位置逆じゃね? 脳内でビーコンビーコン警鐘が鳴っているというか思考が速過ぎるような凍り付いたよ うな。ともかくそのまま完全に固まった。 「……どうかしたか?」 「――――ああ、ハイ。何でもないですよ、エエ」 「何だ? 見せろっていったのお前だろ?」 「アー、ソウデスネ。ジャアシツレイシマスネー」 情けない話ではあるが、恋人になった現在でも手をつなぐ程度の接触ですら事前に心で 相当の覚悟が居る俺である。だっていうのにいきなりこんなガッツリ接触したらどうなる かってオーバーフローである。いや嬉しいけどね。 ともかく固まっている訳にもいくまい。首を下げる、俺の膝の上に魔理沙の頭があった。 しかも体重の掛かり具合からしてこのお嬢さん完全に預けていらっしゃる。ああやわらか い。あったかい。のうがとけりゅ。 興奮すればいいのか赤面すればいいのか硬直すればいいのか歓喜すればいいのか、どれ かわからん。というか俺は今どんな顔をしているんだろう。 とか無駄なこと考えつつも、魔理沙の耳へのろのろと手を伸ばした。耳たぶをつまんだ 手の先が体温を捉えた事で背筋が何かぞくぞくするのを感じつつ、くいくいと軽く耳たぶ を引っ張る。光が入りやすい位置を探して耳の中を覗き込んだ。 「ふん、ほうほう」 「どうだ?」 「魔理沙、耳掃除する方?」 「それなりに、だな。思いだしたらやる程度か」 「はー。ぽつぽつへばりついてるのがあるやね、入口付近はそこまでじゃないが。とい うか押し込んだのかなコレ」 太ももら辺ががっつり好きな女の子の体温を捉えている。その事実は未だ俺の脳を何か 変な感じに侵してくれるのだが。慣れ親しんだ作業の兆しが見えた所為かちょっと冷静に なれたのは幸いか。そうでなくこんな接触状態続けてたら理性が本当に持たん。えろい事 に突入するまでもなく恥死する。 「違和感あんのは両方で?」 「いやこっちだけ」 「そーかい。じゃあ取っちまいましょう」 「いや取るってお前」 ソファの上に放り投げてあった自前の鞄を引っ張り寄せて、中を漁る。布で巻いた包み を取り出して、鞄をどける。あとちり紙も数枚用意。包み、というより道具入れを広げた。 中には数本の竹の棒……というか何て事は無い。ただの耳かきである。 「おお、用意が良いな」 「ちなみに自前の削り出し」 「マジかよ」 「マジです。好きもんの実力を教えてやろう。ついでにほかのも取っちまうかねー」 開いた道具入れから数本耳かきを引き抜いて傍らに置く。耳たぶをくいくい、次いで耳 全体をほぐす。加減はいつもより弱めで。反応を窺いつつ続行する、手でつかんでいる部 分がほんの少し暖かくなってきた気がする。頃合いだろうか。 「……むう。上手いもんだな」 「好きもんだと言ったでしょうよ」 「で、気持ちいいのはいいんだが、なんかすっごくむずむずしてきた」 「まあ辛抱しなさいな、直ぐに解消して差し上げますからさ」 もういいだろう。 という事で耳を揉むのは終了。横から耳かきを一本取り上げる。普段自分で使うものよ りも先が細いヤツ。改めて間近でまじまじと見た魔理沙の耳は思いのほか小さかった。だ からこれでちょうどいいだろう。 「一応気を付けるけど、魔理沙さんのお耳の加減はわからないので。異常の際はただちに 訴えるよう」 「わ、わかったから……速くしてくれ……お、奥のむずむずが何か半端無い……」 「へいへい。とりあえず動くなよ」 若干震えがちな返答が可愛らしくて思わず口元が綻んだ。とはいえ指先は緩める訳にい くまい。下手をしたら大惨事であるのだから。 そこらを心中で再確認しつつ、魔理沙の耳に耳かきを差し入れた。力加減は少し弱めで、 手近なのに薄く湾曲した匙の先端を向かわせる。 「……っ、く、くすぐったいな……」 耳壁にかるく匙を押し当てて、匙の先端を垢に引っ掛けて、軽く力を入れて剥がす。剥 がれたら匙の上に垢をキープしつつ引き寄せて耳の外へ出して、ちり紙の上へ。 匙が空になったみみかきを再度耳の中へ。次の獲物に向かう前に、さっき取った付近へ 匙を向けて。耳垢がへばりついていた周囲を軽くさりさりと撫でるように掻く。でかいの を取っても細かいカスはまだ残っているので、それを掻き集めるように。 「…………ん……ぅ……あー、これ、いいかも……」 欲張り過ぎるとよくないので、匙の状況を見計らって耳かきを引き上げる。カスを捨て たらもう一回中へ、さりさり撫でて、綺麗になった事を確認して次の垢へ。作業自体は同 様だ。ただ耳の穴ってのは平坦では無いので、場所場所で掻き方に注意する。曲がりくね ったところは死角が多いので慎重に。でも掻き残しが無いように丹念に。 指先に伝わるカリカリした感触を頼りに掘り進める。俺の感として、敏感――迂闊に触 ったら痛みを伴う深度まではもう少しくらいか。そこら辺注意しつつ、耳かいの匙で垢を カリカリ剥がして、壁をさりさり撫で続ける。 「……ぁ、ぅ……ふぁ」 指先に違和感と引っかかり。なかなか頑固にくっついているのがいらっしゃる様だ。固 まっている奴を軽く掻いてみる。それまえと違ってカリカリとした感じが強い。 頑固さんは個人的に濡らしてから攻めたいところではあるが、ローションとかまでは流 石に用意して無い。というかコンビニとか薬局とか無いから用意のしようがない。 ……いや待て。そういえば永遠亭があった。今度頼んでみようか。とすると綿棒代わり の物も用意せねばなるまい。さて綿棒は自作か委託かどちらが安上がりかつ高性能だろう かとか考えつつ、指先の作業を続行する。 何にせよ今は現状の装備で打破するしかあるまい。具体的に言うと耳かき三本。とはい えそれらはあくまで自分用に作ったものなので、このお嬢さんの耳を責め……じゃなかっ た。攻めるのに都合がいいのはいちばん細い一本のみである。 強さが一定を超えないように注意しつつ、かしかしかしと、連続断続的に耳かきをぐら いんど。要は引っかかりさえあればいい。端っこを目安に何度も何度も。 「……ぁー」 勝った。垢の端に匙の先端が食い込んだ。一気に剥ぐと痛いかもしれないので慎重に剥 がす。剥がし終え、耳かきをそろそろりと取り出す。飴色の塊をちり紙の上に投下。なか なか手ごわかった。ぺり、なんて音とかしてたかもしれない。 「魔理沙ー」 「………………んー……?」 これから奥やるから動くなよと注意しようと思い、声をかける。が、いやに返事が鈍い。 何事かと見たら瞼が既に半開きだった。眼もとろんとしていてどう見ても寝る前である。 耳の穴ばっか見ていたので全然気がつかなかった。思いのほかお気に召してくれたらしい。 「あらら。まあいいか、うごくなよー」 その様子に苦笑しつつ、一応声だけかけておいた。んーい、と生返事が返ってきたとこ ろで改めて作業再開といきましょうか。 さて、奥地である。妖怪は知らんが、人間は基本痛みに臆病なので痛いところは本能が 避ける。なもんで耳掃除しても一定以上奥はやらなかったりするものだ。つっても耳には 自浄作用があるんで、耳垢ってぶっちゃけほっといても問題ない。 とはいえ何事にも例外はある。明らかに自浄作用の域を超えるまで育ってしまった輩は 人力で排除せねばなるまい。それにかゆいもんはかゆいのだ。そういう輩にもご退出願お う。それに飴耳の人は固まったのが詰まったりして聞こえにくくなったりする事もあるら しいし。何、上手くかつやりすぎなければ問題ない。たぶんだけど。 さてここら辺からだろうか。さっきよりも柔らかく、匙の先端を耳壁に沿わせる。ほと んど触れるか触れないか位の感じだ。瞬間、膝の上にある魔理沙の身体がぴくんと反応し た。思ったとおりここら辺から敏感になっているらしい。 さて、こっから先は本当に注意しないと快感どころかトラウマレベルの激痛である。何 故解るかって俺は既に二桁を超えるトラウマを経験しているからだ。恋人にそんなトラウ マ負わせてしまったらその事自体が俺のトラウマになってしまう。 なのであくまでそーっとそーっと。さっきまでがほじほじかりかりならば、今度からそ りそりすいすいである。やばい、俺今相当バカっぽいこと考えてる。 「ぁ……ぁ、ぁ……ぅ…………」 奥になると慎重にやらんととまずいってのに、それにしては意外と頑固者が多い。厄介 な事である。垢の表面をさわさわ、かつしつこく撫でて、そして引っかかっても焦らない。 そこから更にゆっくりゆっくり、何度も何度も匙を引いて少しずつ少しずつ剥がす。元々 細い耳かきを使っているので、必然匙も小さくなる。だから欲張らずにこまめに回収物を 投棄に戻る。そんな感じでじっくりじっくり掘り進める。 いい加減視界も利かない深度である。なので頼りになるのは指先の感覚だ。垢に到達し たら、周囲を撫でて形状と状況を把握して的確に攻め剥がす。そんな風に続けていく。 「…………んっ」 魔理沙が声を上げたのと、指先の手応えが今までと違うので手を止めた。なにや格が違 う感じがする。コイツが元凶だろう。たぶん。軽く周囲を探ってみる。思ったとおり、他 に比べて大きい。おまけに形も奇異ときたもんだ。 さてどうするかって、別に今までどおりである。匙から伝わる感覚で全容を把握して、 とっかかりを探して垢の上を匙で撫でるように這い回らせる。 「ぅ……っ……ぅぁ」 ここらかな、と辺りと覚悟を付けて、そろりそろりと匙を引き寄せ始める。ひっかかり の反応は無い。なのであるまで続ける。数十回ほど続けて、ようやく良い反応があった。 この機を逃すまいと攻略開始である。つっても焦ったら負けるのであくまで慎重にだが。 そんな風に数か所ほど同様にへばりついている部分を剥がし終えて、安定する場所を探 す。確保。さてゆっくりゆっくり……引き寄せる、何か今までより大きいものが動いてい る感覚。 「ぅぁー………………」 ざらっとした感覚と共に、今までよりははるかに大きい飴色の塊が引っ張り出された。 光を受けて微妙に煌めいている。しげしげ眺めつつ、こりゃ自然発生というより掃除の時 に奥に押しやられたのが月日を経て固まったりでもしたのだろうか。とか推測だしてみる。 もう一度耳かきを入れて、大物の周囲の残りカスを撫で取った。ここで耳かきを持ち返 る。でも匙の方は使わない。今まで使っていた奴には梵天が付いていないのである。梵天 付きをくるんと逆手に持ち替えて、耳にそっと差し入れた。くるくると緩急を付けながら 回して、奥へ入れて、回して、引き戻す。 最後に耳の中をもう一度じっくり眺める。やり遂げた事を確認して自己満足げにうむ、 とか言ってみたりする。 「魔理沙ー、違和感は消えましたかねー?」 「…………」 反応が無い。 「反対どうするよー?」 ハイ反応なし。微かに上下する身体と、こぼれる小さな吐息。何時の間にか寝入ってら っしゃる。若干散らばった金色の髪に手を当ててくしゃくしゃ撫でてみたりする。 漏れる吐息に僅かな変調はあったが、それでも起きる気配はまるで無し。しょうがない のでそのままにする事にした。それにしても、何というか、ずいぶん間の抜けた寝顔であ る。あえていうならすやすやでなくすかーである。放心しきっているとでも言おうか。ち なみに魔理沙の口元からよだれがでろーんとなっているが、これはご褒美だから問題ない。 頭を撫で続ける。さらさらした手触りが心地いい。これくらいはやらせてもらっても文 句あるまい。魔理沙がちょっとくすぐったそうに身を捩った。動物じみたその挙動が思い のほか可愛くて口元が自然と緩む。 さて暇だから子守唄でも歌ってやろうかとか考えて、一曲も知らない事に気が付いた。 数日後。 ソファーに座っていたら魔理沙がスライディング気味に膝の上に飛び込んできた。何事 かと見下ろして、膝の上に乗った魔理沙と目がバッチリ合った。金色の瞳がくりくり動い てこちらに期待の眼差しを向けている。 「…………ダメー」 「えー!」 「両方この前やったばっかでしょうが。やりすぎると酷い事になるのです。だから当分耳 掃除はなーし」 「なんだよぉ……ケチなやつだぜ」 「はいはい」 口を尖らせてぶーぶー文句を言うお嬢さんに、一度やりすぎがどういう惨状を招くのか じっくり講義してあげたい衝動に駆られる。大変なんだぞ、汁とか血とか。おまけに凄ま じく痒いのに掻いたら目に見えて悪化するというあの地獄のようなジレンマ。 「ちなみに我慢できずに自分でやる子にはしてあげません」 「な、そんな横暴な!!」 「だって頻繁にやるんなら俺が改めてやる意味無いでしょう」 「そりゃまあそうだがー、いいじゃないかちょっとくらいー」 膝の上でぐりぐり頭を押しつけるように転がる。どうにもくすぐったい。しばらくそん な風に抗議を続けていたが、やがて諦めたのか動きを止める。 「ちぇ……わかったよ。じゃあこれだけでいいや」 ぐいぐいと頭を動かした後、満足いく位置を見つけたのか。かかる重さが増した。 「ちょ、寝る気かよ」 「これを拒む理由はないはずだぜー」 「まあそうだけども」 「んー」 髪を撫でると目を細めて声を上げる魔理沙。デレに入った猫っぽい仕草である。それか ら特に会話も無く、時間が流れていった。しばらく頭を撫で続けていたら寝息が聞こえて きた。寝入ったらしい。寝顔を眺めてやわらかな頬をつんつん突いたりして見る。 さて、まあ確かにあまり間を置かずにやると耳によろしくないというのも立派な理由な のだが。 もうちょい言うと道具が揃っていないのである。今持っている掻き棒は自分用なのだ。 魔理沙にやるならもうちょい細いのが数本欲しい。そっちは今ナイフを動かして試行錯誤 中なのだ。依頼したローションとかもまだ手元に無い。 無防備というか可愛らしさを覚える間抜けっぷりで眠る魔理沙を見下ろしつつ、笑う。 たぶん今俺はにやーとかそんな感じで笑っているに違いない。 集め終えたら改めて、徹底的にやってやろう。 ―――――――――――――――――――――― 私もやってやると意気揚々耳かきを振り下ろした魔理沙に鼓膜を貫かれたりもしましたが、 俺は元気です。 新ろだ830 「めっきり寒くなってきたな」 「そうでございますね」 「全く、外出するのが億劫になるぜ」 「その割に昨日無かった筈の本の山が増えているのでせうが」 「あっはっはっは」 たぶん誤魔化しているつもりなのだろう。魔理沙がからからと笑っている。紅魔館の図 書館から”借りて”きた本の山を見やりつつ、それでもその行動に魔理沙らしさを感じて 少々口元が緩む。魔理沙は見てて楽しいから困る。眼が放せやしない。 「時に魔理沙さん」 「ん?」 「この家ってさ。暖房器具とか無いのでしょうか」 「炬燵とストーブは多分あの辺に埋まってると思うぜ」 「……そんなんでよく冬が越せたあねえ」 「何を言ってるんだ。そんなもの使わなくても私にはミニ八卦炉がある」 「ですよねー。じゃあ何でミニ八卦炉を使わないんでしょう」 「そりゃあ勿論使う必要が無いからだろう」 「いや気温的に今こそ働くべきじゃねーでしょーか」 「馬鹿だなあ寒かったら使わなきゃいけないが、現に寒くないんだから使う必要は無いだろう?」 「えー……うん…………ソウナノカナー……?」 何か妙な口調になってしまった。魔理沙の方はこっちを論破したと思ったのだろう、ふ ふんと何やら得意げな呟きが聞こえてくる。 見えないが多分得意げに笑っているのだろう。今の体勢では魔理沙の後ろ頭しか見えな いので表情までは窺い知れないのだ。 前――脚の間に魔理沙が座っていて、それをまるで後ろから抱くというか囲む感じ。そ して毛布に二人まとめてくるまっている状態である。そりゃあ寒くは無い。人間二人が密 着してるんだから。毛布もあるし。 「でもこれ分離したら寒くなるんじゃありません?」 「ん? ずっとこうしていればいいだけだろ?」 軽く振り向いた魔理沙が、金の瞳をくりくりさせながら当たり前のことを的に言ってく る。思わずそうですねーと返事してしまう。しまった、こんな筈じゃなかったのに。 それからしばらくそのまま無音で時間が経過する。魔理沙の方は手元の魔導書を読んで いるらしい。しかしながらこっちはする事が無い。 魔理沙の髪でも弄ろうかと思ったが、手を上げかけて止めた。ただでさえ体温とか匂い とか、こっちの脳を刺激してくる要素が普段より増し増しな現状、それは色々と拙い。 とりあえず円周率を黙々と数え続ける事にした。去れマーラよ。俺は悟りを開く。 「…………お前は普段から色々と奇天烈な事を私に言ったり要求してくるよな」 「紳士的と言ってください」 「でも実際に行動には移さない」 「……………………あー」 「アリスに聞いたぞ」 「お前みたいなのをヘタレと言うらしいな」 あのマーガトロイド、俺の魔理沙になんてワードを吹き込んでくれたんだ。と憤慨しつ つも何かこう胸の中心にブロートソードを突き刺された感じになる。マンガだったら間違 いなくガフッとか言って口から血を吐いているだろう。 どう返答したものかとただでさえ処理速度に何のある脳みそをギュインギュイン回して 思考を働かせる。ふいに魔理沙がさっきよりも身を寄せてくる。髪の毛が顔や首筋に触れ てちょっとくすぐったい、同時に匂いが強くなって脳が一瞬処理落ち仕掛けた。 「こ、ここまでやって、反応なしってのは、な。どうかと思うんだ私は……!」 よく見たら耳が真っ赤だった。顔も赤いんだろうなあ。 「もしかして恥ずかしかったのですかい」 「……あ、ああっ、当たり前、だろう」 これはあれか。いわゆる据え膳食わぬは何とやらなのでしょうか。 「えーと、つまるところ、何だろうな、やっちゃっていいの?」 「………………」 沈黙は肯定。まさか文章でしか見た事の無い光景にでくわそうとは。ともあれもう駄目 だ。これは完全に退けやしない。ならば前進あるのみか。脳――というか理性さんはとう の昔にご臨終ですが何か。 持て余していた両手を魔理沙の脇を通して前に出す。こっちの手が身体に触れた途端に、 えらく大げさに魔理沙の身体がびくんと跳ねた。何だかんだ言って緊張しているらしい。 前に持って行った手をそのまま閉じて、抱き締める。ちょっと強め。それから髪に思い っきり顔を埋める。ばさって音はたぶん魔導書を取り落とした音だろうか。 そのまま腕に込めた力をもうちょっとだけ強める。腕の中にある温もりを更に強く確か に実感できるように。 そして―― 「ご馳走様でした」 体勢はそのままに、それだけ言って腕の力を緩めて、身体の力を抜いてへにゃりと弛緩 する。魔理沙にもたれかかる格好だ。 「…………………………え、ちょっと待て!? それだけか! 普段あれこれ言っておい てそれだけか!?」 「うん」 「爽やかに答えるなあ――!!」 があーと吠えながら勢いよく魔理沙が立ち上がる。当然こっちは体勢を崩して後ろにぶ っ倒れた。 「このっ! このへたれ! ドへたれ!! 私がどんだけ、このこのこの――!!」 何時の間にか持ってきた箒でバッシンバッシン殴って来るので床をごろごろ転がって回 避する。まあそんな物が続く筈もないので、適当な所で本格的に逃走する事にした。 まあ相手が八卦炉出してきたら、そら本気になるよね。そんな訳で最愛の人の温もりと さようならして冬の寒空へと飛び出して行った、とある昼下がり。 「ふぇ――――っぷし!!!!」 「風邪だな。見事に風邪だ」 「さすがに冬季に滝業はマズかったか……」 「何をしてるんだこのバカ」 「最大の敵って、自分の中に居るよね」 「意味が解らん……まあいい、魔理沙さんは優しいからな、すでに薬を調達済みだぜ」 「おお永遠亭印。それならば直ぐ………………あのー」 「ん?」 「それ、」 「残念ながら飲み薬の類は品切れだったらしくてなー? これしかなかったらしくて なー? いやー遺憾何だがなー?」 「ちょっとタンマタンマ待ていや待って下さいお願いします! それどうみても座、」 「乙女の怒りを思い知れー!!!」 危なかった。 新ろだ836 11月11日。ポッキー&プリッツの日。何故そうかと問われれば。それは1がポッキーっぽ く見え、かつそれが四つも並んでいるという至極単純な理由である。 一見すると普通のお菓子の日であるが、ポッキーというモノにはちょいとしたゲーム的 な食い方がある。 ポッキーゲーム。二人が向かい合った状態でポッキーのそれぞれの端を口にし、互いに 食べ進んでいくというお前ほんとうにゲームかというくらいシンプルなゲームである。 ちなみに先に口を離した方が負け。つっても途中で口を離すような相手とは罰ゲームで もない限りやらんだろう。まあ要するにそういうイチャ系のゲームである。 とまあそういう風なモンがあるので、ポッキーの日となるとそういう流れに発展しやす いのである。 というかこれ外の記念日なのに何で幻想郷でこうも広まってるんだろう。まあいいか。 幻想郷は突拍子の無さに定評があるし。深く考えたらキリが無い。あとめんどい。 とまあ色々置いといて、11月11日。 霧雨邸。 スパァァァン! と甲高い音を立ててテーブルの上に箱が二つ叩きつけられる。二つと も件のポッキーの箱である。種類は違うが。顔だけ上げて前を見やると、魔理沙も腕を振 り下ろした姿勢のまま顔を上げていた。魔理沙の目は完全に据わっている。本気と書いて マジと読むとか言いだしそうな雰囲気だった。 「やってきてしまいました」 「そう、今日は11月11日だ」 「――ふ、覚悟はよろしいので」 「当然だぜ」 「では」 「「いざ尋常に、勝負ッッッ!!!!」」 キュバッとか音を立てつつ、俺と魔理沙はそれぞれ一歩後退。右手を後ろに引いて左手 で右手を相手が見えないように覆い隠す。 「私が勝ったら! ポッキーゲームとやらを普通にやってもらう!! それも今日の宴会の席でな!!!」 「馬鹿な!? そんな事をすれば自分も相当恥ずかしいんだぞ!? わかっているのか!?」 「はっはっは! いい加減やられっぱなしは御免なのだぜ!!」 「自らのダメージも度外視した捨て身の特攻も辞さぬとは……霧雨魔理沙嬢、本当に本気 の様だな……!」 魔理沙の覚悟を目の当たりにした事で、不覚にも身体がぐらついた。衆人監修の中でポ ッキーゲームなんて恥ずかしいとかそういうレベルじゃない。思わず額から汗が一筋伝う。 向かいでは魔理沙が不敵に笑っている――様に見えるが、魔理沙もまた一筋滴を垂らして いた。あと顔はまだほんのり赤い程度だが、耳は既に臨界レベルの赤っぷりである。もう 想定しているだけで恥ずかしいらしい。 「ふっふっふ。私は何時だって本気だぜ……? さあ、羞恥に打ち震えて縮こまるがいい。 普段私の乙女心を弄んだ償いをする時が来たようだな……!!」 「一見完璧に見えるその作戦だが、最大にして決定的な穴がある。それは俺が勝てば何も 問題は無いという事だッ!!」 「くっ……!」 「という訳で! 俺が勝ったらこの『つぶつぶりんごヨーグルトポッキー』を食べてもら う! ただし噛む事は許可しない! 延々と舐めてふやかしてべちょべちょになって困り 顔とかそういう方向でお願いします!!!」 「相変わらずわからん! お前の感性は本当にさっぱりわからん! わからんが何か変態 的だという事はわかる!! やってたまるかそんなもの――っ!!」 「フゥハァーハハハ!! 紳士的と言いたまえよ!!」 魔理沙が腕はそのままにそれでも身体だけをぐわーっと捻って天を仰ぎながら絶叫した。 その隙にこちらは体勢を整え直し、呼吸を落ち着ける。ちなみに俺は別に『つぶつぶりん ごヨーグルトポッキー』が好きな訳じゃない。選んだ理由はただ一つ。色が白いから。 「だがこっちもまた私が勝てばいいだけの話……! さあ、いくぜ……!!」 「ああ、そうだな、此処から先は――この拳で決めるのみ」 互いに右拳を後ろへ引き絞る様に回し、そして踏みしめている足に力を込める。じりじ りと間合いとタイミングをはかりつつ、そして二人ほぼ同時に腹の底から声を出して絶叫 する。 「うおおおおお!!!!」 「いくぞおおおおおお!!!」 身体だけではなく心も前へと出るような勢いで、限界まで引き絞った右の拳をいざ相手 へと突き出す! 「「さいしょーはグーッッッ!!!」」 ビシィィィと出された手は互いに堅く堅く握ったグーの拳。そして突き出したのと同時 ――いやそれ以上の速度で再度右拳を後方へと引き絞る。 「じゃああああん――――!!」 「けえええええん――――!!」 魔理沙の活動的な性格からして最初はチョキかいや強かな魔理沙の事だ俺がそれを読ん だことを想定しているかもしれないならばこちらはチョキを出すのか!? いやそれすら 読まれている可能性もある――しかし時は既に勝負の瞬間、決着まではもう一瞬あるかな いかだ。ええいままよ! 俺は自分を信じるぜ!! 三通りの手の中から、咄嗟に脳裏に 浮かんだモノを指で形作り、いざ決着ッ。 「「ぽんッ!!!!!」」 どっちが勝ったかはご想像にお任せします。 新ろだ882 毎度お馴染み博麗神社での宴会。 俺は酒は結構いけるほうだが、妖怪連中にはかなうはずも無い。所詮人間である。 だがどうやら愛しのお姫様はそんなこと気にもせず(考えもせず、か?)煽られるまま……いや、寧ろ煽りながらぐびぐび飲んでいらっしゃった。 今日も酩酊して俺がおんぶして帰ることになるのだろう。まぁ、役得である。 そんな訳で俺は際限なく飲みまくる訳にはいかない。 別にベロベロに酔うこと自体は構わないのだが、そうなると魔理沙を持って帰れない。ただでさえ会場として負担をかけている霊夢に泥酔者二名の世話を押しつけるのは如何なものか。 ……まぁ、放置される気もするが、それはそれで情けない。 ――大広間に酒気が満ちてきた。臭いというのは不思議な物で、自身が匂っていれば全く気にならないのに、そうでなければ妙に気になるのだ。 即ち、自分も飲みたくなってきた。 だが酔う訳にはいかない。俺は酒気から逃れるように自分用のお猪口を持って縁側に移動した。 「……寒っ」 秋も終わりかけ、冬に差し掛かった夜の風は酔いを覚ますのに丁度いいという温度を軽くオーバーしていた。 まぁ、あの酒気空間とどっちがいいかと聞かれると微妙なあたりだが。 「おや、○○君じゃないか」 縁側には先客がいた。俺はその先客の右手に腰掛けた。 「霖之助さん、あなたもあの酒気から逃げてきましたか」 「はは、まぁそんなとこだよ。僕は、あの集団から逃れる為に先手を打ったんだけどね」 「あぁ、あの集団」 少しだけ後ろを振り返り、『あの集団』を確認する。 既に空の瓶が死屍累々と転がり……あ、魔理沙が蹴躓いた。 些細な事であるにも関わらず、会場大爆笑。完全に出来上がっているらしい。 「確かに、霖之助さんはアレに巻き込まれるのは嫌いそうですね」 「おや、その言い方。君は構わないのかな?」 「騒ぐことは好きですし。ただ、あれに巻き込まれたら死体を持って帰れないでしょう?」 「確かにね。君も死体の仲間入りする訳だし」 そう言って、霖之助さんは柔らかく目を細めた。 外見的に言えば、俺と年齢はそう変わらないはずなのにやたら大人びて見える。重ねた月日が違うと言うことか。 「……どうだい、○○君。たまには男二人で飲まないかい?」 そういいながら霖之助さんは脇の辺りにあった一升瓶を軽く持ち上げた。 霖之助さんは常識人に見える変人ではあるが、節度はちゃんとある。 こちらの事情もわきまえてくれているし、酩酊状態になるほど飲む気は無いだろう。 というより、あの集団を嫌ってこっちに出てきたのに、あの集団みたいな事をしてきたらいろいろとおかしいだろう。 「いいですよ、あんな感じにならない程度なら」 親指を後ろに向けて、どんな感じを示しているのか具体的に示しておく。念の為の確認だ。 「もとよりそのつもりだよ……あぁ、何か容器は」 「持ってます」 「なら、いいね」 俺はお猪口を霖之助さんに差し出し、酒を注いでもらう。 そのまま酒をすっ、と飲む。冷たい風も手伝ったのか、とても澄んだ酒に感じた。 ふぅ、と息を吐く。息は白くなり、夜風に流され霧散した。 「……寒いですね」 「これからもっと寒くなるさ。幻想郷の冬は初めてじゃ無いだろう?」 「わかってますよ。もう二回体験してます」 「二回? そうか、君が来て二年もたったのか」 少し霖之助さんは驚いたように言った。 「厳密には、更に半年ですがね」 「そういえば、そうだったかな。随分たったものだな」 今度はこっちが少し驚いた。 「あれ?妖(あやかし)にとっては、二年なんて短いものじゃあ無いんですか? あぁ、霖之助さんは半分ですが」 「それは、妖怪の数百、数千といった長い寿命で考えた時の話だよ。別に、人と妖で時の流れが違うわけでは無いから、長いものは長いのさ」 そういう考え方もあるか。 それから、今回の冬の越し方とか、今度外界から流れ着いたと思わしき道具の鑑定をお願いしたいだとか、ツケをどうにかして欲しいだとかそんな感じの話を中途中途に酒を交わしながらしていた。 ――夜は深まり、月の輝きが増していく。 後方の馬鹿騒ぎもなりを潜めていき、少しずつお開きに向かいだした。事実、頭数が大分少なくなっている。 霊夢のまた派手に荒らして、というため息混じりの声が聞こえた。 このあとは霊夢と共に片付けを行った後、魔理沙を背負って帰路につくのがお約束だ。 霖之助さんは既に酒を飲み終え、黙って境内をゆっくり見回していた。 ――俺の酒も目の前の一杯が最後だ。俺は一気に残りを飲み干した。 そして深く息を吐き出し、夜空を仰ぐ。星が綺麗な夜空だった。 「――ごちそうさまでした。片付け手伝ってきますね」 そういって縁側を立とうとした時、霖之助さんが口を動かした。 「……魔理沙はねぇ」 「……?」 声が軽く上ずっている。少しだけ、酔っているのだろうか。 「僕にとっては、妹というか、娘というか、そんなんなんだよ」 だからだろうか、脈絡も無く突然そんなことを言い始めた。 「――知ってますよ。霖之助さんのこと話すとき、魔理沙楽しそうですし」 俺は事実で返した。 「そうか、嬉しいね」 霖之助さんは本当に嬉しそうにして少しの間をあけてからまた話しだした。 ――霖之助さんの表情が、一変した。 「だからさ、うん。君のことが好きだって相談受けたときは、かなり驚いた」 「……はい」 その時見た霖之助さんの表情は、酔っていたことが演技に見える程、真剣だった。 「まぁ、本人がそうしたいといったから、僕は止めなかった」 「……」 「○○君、彼女の行こうとした道を、否定してやるのだけはやめてあげて欲しい。わかっているとは思うけど、魔理沙は愚直で、無鉄砲で、その癖いつも何しようか、何が正しいかで迷い続けてる」 「……えぇ」 「彼女が仮に、無謀だと思える選択をしても、君はそれに付き添ってやってくれ。彼女が悩みぬいて、選んだ事なのだから。○○君なら、それが出来ると信じてる」 「……はい」 「……もし、魔理沙に、また、独りを与えたなら、その時は、比喩でなく君を殺すからね」 「……」 「――あの子を、魔理沙を頼む」 「……任されました」 「うん。確かに聞いたよ。……あぁ、今日は僕が片付けを手伝うから。君は魔理沙を連れて帰りなさい」 「――ありがとうございます」 今度こそ俺は縁側を立った。 今は、無性に、魔理沙の顔が見たかった。 ――その感情は、強烈な酒気と、死屍累々の会場と、泥酔した魔理沙で、少し萎えた。 帰路。 「んふふ~、○○の背中広いだぜ~」 「俺はやせ形なんだがな」 「○○以外は全部狭くて○○だと広いんだぜ」 「なんだそりゃ」 俺はいつも通り、泥酔した魔理沙を背負って魔法の森へ向かっていた。 凛とした冷たい空気と、背後から漂う酒気とのコラボレーションが妙だ。 「……任されましたよ」 思わず、そう呟いた。 霖之助さんの言葉の一言一句が頭の中に染み付いている。多分、一生忘れられない言葉だった。 「んぁ? 何が?」 「何でもないんだぜ」 「あーあー! 私の口癖とるなぁー!」 「わかったわかった……なぁ、魔理沙」 「んー?」 「……ずっと、一緒だからな」 「へ? あ、うん。一緒だぜ? なんでそんな当たり前なこと」 「当たり前……うん、そうだな。そうだよな」 あと魔理沙、わかっちゃいるが、かなり酔ってるな。ああいう事いうと、いつもなら恥ずかしがって固まるのに。 「失礼な。酔って言っちゃいないぜ」 「あれ、口に出てたか。……ちなみに、酔ってない根拠は」 「まだ飲めるからだぜ」 「……そうかい」 何となく、空を見上げた。 明るい月と沢山の星の瞬きは、そのうち森の枯れ木の群れに覆われて見えなくなって、酒気だけが残った。 新ろだ924 「………魔理沙、何してるんだ」 「見て分からないか?」 「抱きしめられてる」 「抱きしめてるぜ」 「何で」 「今は冬だ」 「冬だな」 「寒いだろ?」 「あんまり」 「私は寒いぜ」 「そうか」 「それにほら、お前だって嬉しいだろ?」 「悲しくは無いけど」 「けど?」 「胸元が寂しいな」 「………」 「ひたひ、はなへ、ひゅねるな」 「……まだ発展途上なんだ、そのうち高度成長するぜ」 「バブル崩壊しなきゃいいけど」 「………」 「ひたひ、はなへ、ひゅねるな」 「……キスしてくれたらその分増えるぜ」 「初耳だ」 「増えるぜ」 「………」 「………」 「―――増えたか?」 「……もっと」 「………」 「………」 「―――増えた?」 「………もっ、と………」 「………」 「………」 「………」 「………」 「あんたらイチャつくなら家に帰れ」 とある神社の日常風景。
https://w.atwiki.jp/kairakunoza/pages/2027.html
「幼児期退行催眠?」 間の抜けた声でこなたが聞き返す。 うんと返事をして、かがみは更に説明しようとした。 「いや、一応は知ってるよ。中身だけ子供に戻るやつでしょ?」 「説明する手間が省けたわ。今からこなたにやってみていいかしら?」 その発言に首をひねるこなた。頭にはでっかいハテナマークが浮かんでいる。 「でもかがみってそういうの信じてなかったよね?」 「き、昨日テレビでやってて……それで、興味持っただけよ!!」 顔を真っ赤にして言い訳をする。 こなたはというと、いつもの通り(≡ω≡.)←こんな顔をしていた。 「じゃ、やるわよ」 「おk、wktk」 「日本語しゃべれっつーの」 数分後…… 「くー……すー……」 「……ホントに寝ちゃったわね……」 この眠りから覚めた時には、すでに子供へと戻っているはず。 なのだが、こうも上手くいくとはかがみも思ってはいなかった。 「まさか……寝たフリとかしてるんじゃ……」 「ふにゃ……」 確認のため、少しずつ服を脱がしていく。もし起きていたのなら、抵抗するはずだからだ。 しかし、服を全て脱がしても、こなたは眠ったままである。 「ふーむ……本当に眠ってるみたいね。……それにしても……」 可愛い。 何一つ身に纏っていないこなた。言うなれば素っ裸。 小ぶりな胸、きれいな肌、まだ毛も生えていないアソコ…… 「やばい……もう、ダメ……」 かがみの手は、ゆっくりではあるが確実に、静かに眠るこなたの胸へと向かっていく。 と、その時…… 「……ふぇ……?」 「!!」 突然目を覚ましたこなたに、かがみは瞬時に身を翻した。 身体を起こし、目をこすりながら、何事もなかったかのようにしている(内心あせりまくっている)かがみを不思議そうに見つめる。 「あれぇ……? おねぇちゃん……だぁれ……?」 子供特有の幼い、そして舌っ足らずな声。そして自分のことを覚えていない…… 間違いない、催眠が成功したのだ!! 「私は柊かがみ。あなたは?」 「ふぇ……? こにゃたは……いじゅみ、こにゃた……よんしゃい……」 ぷつんと『何か』が切れそうだったが、それを根性で持ち直す。 てゆーか、いじゅみはわかるが、逆に言い辛くないか? こにゃたって…… 「おはよう、こなたちゃん」 「うん……おはよぉ。かがみおねぇちゃん」 『おねぇちゃん』という単語が、かがみの中の、さっきは根性で持ち直した『何か』を切った。 だが、修復は早かった。こなたの身体に飛び掛かろうとした瞬間に『何か』は再び復活した。 「あるぇ? こにゃた、ふくきてないよぉ?」 しまった。 さっき脱がして、結局そのままにしていたのだ。 これじゃあ「自分が脱がしました」って言っているようなものじゃ…… 「しょっか。かがみおねぇちゃんも『えっちごっこ』してくれるんだ♪」 「…………………はい?」 数秒間硬直した後、『えっちごっこ』の内容を概ね理解したかがみは顔を真っ赤にした。 「ななななななな!?」 「あれぇ、ちがうの? でも、しゅごくきもちいいから、かがみおねぇちゃんもやろ♪」 これは、願ってもいなかったチャンスかもしれない。 もともと『幼児化して更に可愛くなったこなたを頂こう』と思っていたかがみ。 抵抗されるのは覚悟していたが、まさか自分から「やろ♪」と言ってくれるとは。 「ほらほら、かがみおねぇちゃんもはやくふくにゅいで♪」 「わ、私も脱ぐのね……まあいいわ」 自分の服に手を掛け、ゆっくりと脱いでいく。 その行程を「わくわく♪」と言いながら幼児化こなたが凝視している。恥ずかしいことこの上ない。 「おんなのひととえっちごっこしゅるの、はじめて♪」 「誰としたことならあるの?」 「おとぉしゃん♪」 ……そうじろうよ、4歳の娘になんてコトしてたんですか、アナタは。 「よっし、脱いだわよ。何からするの?」 「んとねー、しゃいしょはわたしがかがみおねぇちゃんをきもちよくしたげるっ」 「へ……ひゃ!」 いきなり自分の胸を鷲掴みにされたかがみ。 それから幼児化こなたはかがみの胸を強弱をつけて揉んでいく。 それは、4歳にしてはあり得ないほどに上手すぎるテクニックだった。 「えへへっ。おとぉしゃんにしゃれてるみたいにやってるんだけど、きもちいい?」 「ひゃん! こ、こな……き、気持ち良過ぎ……!!」 「よかった♪」 純真無垢な笑顔を向けられ、かがみは快楽と合わせて有頂天となっていた。 「かがみおねぇちゃん、にゅれてきてるよ」 「あ……」 幼児化こなたがかがみの胸から手を離してトロトロになった花びらをまじまじと見つめる。 『(中身が、だが)4歳児に濡らされる』のはかがみにとってはやはり恥ずかしいのだろう、顔が真っ赤になっていく。 「しゃーて、おちゅぎはこっちだよー」 「んひゃ!!」 かがみの秘裂に幼児化こなたの指がゆっくり入っていく。 すでに出来上がっていたのか、かがみの体が大きく跳ねた。 「う~んと、『じーしゅぽっと』は……」 「ふあ!」 内壁を幼児化こなたの指がこすっていく。『Gスポット』でなくとも、それはかがみに大いなる快感をもたらした。 「えいっ」 「ひゃあああぁあ!!?」 ある地点を強く押した瞬間、かがみの体が今までよりも大きく跳ねた。 Gスポットを発見した喜びからか、幼児化こなたは笑顔でそこを何度も何度も攻めていく。 その度に秘裂からは愛液が溢れだし、幼児化こなたの指までもがトロトロになる。 「ねえ、かがみおねぇちゃん。きもちい……」 「あっ、あっ、イク! イっちゃ……ひあああああああああああああん!!!」 幼児化こなたが尋ね終わる前にかがみは絶頂。 秘裂からは大量の愛液が溢れだし、床を、幼児化こなたの手を濡らしていく。 「ん……かがみおねぇちゃん、おいしーよ♪」 自分の手にかかったかがみの愛液を舐め、笑顔でかがみに言う幼児化こなた。 二度に渡って耐えてきたかがみの中の『何か』がまたも切れた。 イったばかりだったせいか、今回は修復も不可能。 「はぁ……はぁ……ねぇ、こなたちゃん……」 「なぁに?」 「つ、次は……こなたちゃんの番、よね……?」 「あ、しょーだね。しゅきにしていーよ♪」 足を広げ、かがみに自らの秘裂を向ける。 すると先ほどイったばかりなはずのかがみが飛び起きた。さすがに怖かったのか、幼児化こなたの肩がビクッ! と震えた。 「じゃあこなたちゃん、イクわよ」 「え……あひゃああああああああ!!?」 宣言した直後、ものすごいスピードで中指を幼児化こなたの秘裂に突っ込む。 それだけで、幼児化こなたは絶頂を迎えてしまった。感覚等も幼児に戻っているのだろう。 かがみは指を突っ込んだまま、動かない。幼児化こなたの呼吸が整うのを待っているのだ。 「あ、はふぅ……おねぇ……ちゃあん……」 まさかの不意討ちに、涙目になりながら抗議する。 しかし、それは逆効果にしかならなかった。 「こなたちゃん。こなたちゃんのGスポットってどこかしら?」 「ふぇ……? しょ、しょこのちょーどうえだよぉ……」 素直に答えるあたり、やはり子供なのだろう。 「ふにゃああああ!!」 そこを徹底的にイジられるとも知らずに…… 「はひいいいいい!! うにょおおおおおおお!!」 かがみの激しすぎる攻めで、幼児化こなたはすでに何回もイかされていた。 喘ぎ声も、叫び声のようにしか聞こえない。 だが、幼児化こなた自身は今までで最高の快楽を得ているために抵抗せず、かがみに合わせて腰を動かすだけである。 そして30回ほどイかされた後…… 「ふぇぇ……あ、はぁ……」 かがみが幼児化こなたの秘裂から指を引き抜いた。 床は愛液でびしょびしょ、かがみの腕や幼児化こなたの股間も同じような状態。そんな愛液を、かがみは必死に舐めまくっていた。 幼児化こなたは現在虫の息。しかもかがみの攻めで完全に目がイっている。 「ひは……あふ、あふ……あ、ふわぁああ……」 我慢できなくなったのだろう、幼児化こなたの股間から黄金色の液体がアーチのように吹き出してくる。 それに気付いたかがみは、重力によって落ちてくる幼児化こなたのおしっこをゴクゴクと飲んでいく。 「ぁあああ……あふぅ……」 チョロロロと可愛らしい音をたてるおしっこ。勢いが弱まってきても尚、落下地点へと顔を動かしていく。 そしておしっこが止まった後、今度は股間を舐めてきれいに洗ってあげる。 「ふわっ!? ……あふぅ……きもひ……いいよぉ……」 最初こそピクッと反応したものの、あとはかがみの舌の動きに合わせて動くだけだった。 「うふふ……おいしいよ、こなた……」 「ふぇ……」 「あ、こなた。起きた?」 目の前には、親友の柊かがみの顔があった。 目を擦りながら起き上がる。窓の外はもうオレンジ掛かっている。 ちなみに服は寝ている間にしっかりと着せている。床もしっかりファブって(ファブ○ーズをかけて)いる。えっちなことをした証拠はない。 そして、昔に戻っている間の記憶はキレイさっぱりなくなっているはず。 「えっと……私……」 「退行催眠、成功したのよ。小さい頃のこなた、可愛かったわよ?」 「むー……小さい頃だけか……」 とりあえず、居場所を変えようと立ち上がるが…… 「あ……あれ……?」 「こなた!?」 体に力が入らず、床に倒れてしまった。 「か……かが……みぃ……からだ……が……うごか……ない……よ……ぉ……」 涙目でかがみを見上げるこなたは、そのまますぅすぅと寝息をたて始めた。 「……今のこなたも……かなり可愛かったわね……」 コメントフォーム 名前 コメント GJ!!(≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-06-06 23 59 56) コイツへんたいかがみさんだろww ていうかそうじろうさん・・・ -- 名無しさん (2012-12-23 21 06 25) そうじろう、あんたは何してるんだwwww -- 名無しさん (2009-03-21 18 19 05) 4才の娘に、何してるんだ。wwww -- 名無しさん (2008-07-30 00 16 45) これは半端ない暴走かがみん。ナイスです。 ってか一回目の『えっちごっこ』で予想ついてしまいましたけど そうじろう、あなたって人はwwww -- 名無しさん (2008-05-18 20 40 01)