約 32,143 件
https://w.atwiki.jp/cookie_kaisetu/pages/1641.html
[部分編集] 概要 正式名称は「【東方ボイスドラマ】ドキドキ!ラジオ番組プロデュースin幻想郷」(2019年9月24日) シコイド・ロズレイドが企画したボイスドラマ。 [部分編集] + 登場キャラクター 博麗霊夢 こっぱもち 霧雨魔理沙 みじゅこ 河城にとり きっか 八雲紫 もちもち地獄 射命丸文 師走雪 森近霖之助 みょん 十六夜咲夜 ななち 紅美鈴 にゃんこ + 大まかなストーリー [部分編集]
https://w.atwiki.jp/shinatuki/pages/185.html
「人間の里で・・・・、教師をしたい?」 「はい、別に慧音のいる寺子屋ではなくても構いません。」 ハロウィンの翌日、リゾットは久々にぐっすり寝たおかげか、すっかり元気になっていた。 何せ、その日の晩はきちんと寝付いているのか交代でチームのメンバーが見に来たのだ。 目を覚ましていると、アロマだ、リラックス音楽だ、直触りだ!、だのなんだので無理に眠らせようとする。 なので嫌な事を思い出す暇も無く、彼はしっかり眠れた。 だが、毎晩こんな方法をとる訳にも行かない。 「もちろん、その間は休みを取らせていただきますが、その間の仕事はあいつらに任せてください。全員了承済みです。」 淡々と、リゾットはいつもの調子で言葉を続ける。 「・・・本当に、いいのですか?」 「はい、毒も、耐性が出来てしまえば意味はないですから。」 そう言ってリゾットはじっと映姫を見つめた。 「・・・・実は、この間里に行ったとき、貴方が洩矢の巫女に、英語を教えていると聞いて慧音が貴方に、里の子供達に英語を教えてほしいと。 最近は日本にも外国人が増えていますからね、幻想郷にもいつ迷い込むかわかりません。」 「好都合です、喜んで受けましょう。」 「では、しばらく出張扱いにしておきます。手続きが終わるまで二日ほどかかるので三日後・・・ちょうど休み明けの月曜日ですね、そこから始めましょう。」 そう言って映姫は、リゾットに書類を渡す。 リゾットは映姫に礼をしてから、映姫の執務室を出て行った。 そして、その日の晩。客人は一人もいなく久しぶりにチーム団欒と言った所である。 本日の晩御飯当番は、プロシュートとペッシである。 「おい?リゾットは?今日はせっかく俺が飯を作ったんだぞ。」 お玉を持ち、エプロンをつけたいかにも『私が料理しました』と言う顔で、プロシュートはリゾットを探す。 「ほとんど作ったのはペッシじゃないか・・・・・、お前なんて鍋掻き回すか野菜切るかくらいしかしてないだろ。」 テーブルの上をふきんで拭きながら、ジェラートが呟いた。 「何か言ったか?ジェラート?お前そんな生意気な口聞いていいと思ってるのか?」 コココココココッと小刻みにおたまでプロシュートはジェラートの頭をたたく。 「痛い痛い痛い痛い痛いっ!!」 「ほらほら、どうだ。相変わらずスタンドが使えないマンモーニが。」 「俺だって使いたくなくて使えないわけじゃないし!つーかやめろよ!!」 そう言ってジェラートはプロシュートの手からお玉を取り上げる。 「おい!メローネとギアッチョ!お前らも遊んでないでやれよ!!」 そしてTVの前で、旧型の携帯ゲームをしている二人をジェラートは必死に呼ぶ。 「いや、待って・・・・おい!頭部パーツ敵にとられちまったぞ!?」 「えぇっ?!そしたら変形できなくなるぜ!リセットしろギアッチョ!!」 「全然セーブしてないのにすすめちまったんだよ!!クソッ!クソッ!!」 二人は一向に、ゲームをしていてやめる気配がない。 「・・・ったく、しょうがねぇなぁ。とっととやめろ。」 「「あ。」」 次の瞬間、ホルマジオが強制的に、二人のゲーム機の電源を落とした。 「て・・・てめぇっ!!ホルマジオォォォォォォッ!!」 ギアッチョがぶちきれ、ホルマジオに殴りかかる。 「うおぉっ!!」 ホルマジオはとっさに身体を縮め、ギアッチョの攻撃を避ける。 「まてぇぇぇぇぇぇ!!」 そう言うとギアッチョは近くにあった新聞をまるめ、それでホルマジオを潰そうと追いかける。 ホルマジオは家具の陰に隠れたり、椅子の下を通ったりしてギアッチョの追撃をかわす。 「ドルチ!!」 「にゃあっ?!」 そして部屋の隅の籠で、寝ていたドルチの背中にホルマジオは飛び乗る。 「逃げろ!今すぐ廊下に飛び出ろ!!」 「りょ・・・・了解!!」 ホルマジオの切羽詰った様子に、ドルチは思わずとっさに駆け出した。 身軽に机や棚に飛び移り、ギアッチョの直線的な攻撃を華麗な身のこなしでかわして行く。 「なっ・・?!この猫・・!!」 「甘いなぁ!ギアッチョ!!ドルチは俺がこの姿になった時の足になってもらうため、訓練をつませてるのさ!!」 ふはははははとホルマジオが笑い、廊下へと逃走する。 「じゃあなぁ!ギアッチョ!!」 「悪いねぇ、こちとら飯を食わせてもらってるんで逆らえないんだわ。」 ホルマジオとドルチは、見事に逃走に成功した。 ギアッチョがクソックソッと辺りのものを殴りまくる。 「ホルマジオー、逃げるついでにリゾット呼んで来てくれー。」 逃走するホルマジオに、ソルベが料理を運びながら告げた。 「メローネ、レティ寒くなってきたからってはしゃいで外にいるはずだから呼んで来てギアッチョ止めろ。」 多分、今外に出れば、みなぎるレティが見れるはずだぜ、とプロシュートがメローネに告げた。 「うん、いやー。レティが来てくれてからギアッチョ止めるのが楽でいいね。」 そう言ってメローネは笑いながら、外に出て行った。 「うぉー、今頃レティがギアッチョ止めてくれてねぇかな。」 ホルマジオは寒い廊下を、ドルチを抱きかかえながら歩いていた。 この家は設備は妙にいいくせに、ところどころ隙間風が入ってくるのだ。 リゾットの部屋はメンバーの中で一人だけ一階にある。 防犯の為だと本人は言っていたが、実際は彼の部屋が一番小さくどうみても皆に広い部屋を譲っている。 「まったくあいつは・・、しょうがねぇなぁ。」 そう言ってホルマジオはリゾットの部屋の前まで行き、彼の部屋の扉をノックする。 「リゾットー!飯だぞー!!」 すると、リゾットは扉越しに答えた。 「分かった・・・・。授業で使うプリントが今刷り終わるから、それが終わったら行く。」 「りょーかい!」 リゾットの答えを聞いて、ホルマジオは今に戻る事にした。 「・・・・あいつプリントまで作ってるのかよ・・・・・。」 「プリントって何だ?」 猫のドルチが、ホルマジオに問いかける。 「あぁ、勉強するときに使う・・・・問題とか文法とか書いてあったりする紙だ。」 「ふーん、でも勉強するのって教科書とかいう本を使うんじゃなかったか?」 「その教科書の内容を補うために使う先生もいるし、教科書の内容が気に入らない先生がオリジナルで作ったりするな。」 「そうなのか、リゾットの大将は律儀だねぇ。」 そしてすぐに興味を失ったのか、ドルチはホルマジオの頭の上に乗って欠伸をした。 「まぁ、あいつはクソ真面目だからな。そういや最近ペットショップ見ないけどよぉ、知ってるか?」 「ペットショップの旦那なら最近は適当に過ごして、ここで飯と夜だけ過ごしているみたいだぜ。」 猫とホルマジオは、廊下を歩く。 居間からは、ギアッチョを叱るレティの声が漏れていた。 そして、リゾットが人間の里の寺子屋に、英語を教えに行く日がきた。 暗殺チームのメンバーはリゾットが大丈夫が気になって仕方がない。 「服は大丈夫か?」 「服はYシャツでいいだろうか?」 「そうしろ。スーツはむしろ幻想郷で浮く。」 リゾットは自分の恰好をよく人間の里の店にいくホルマジオに質問する。 「プリント持った?あとチョーク持つと手汚れるよ。」 「ガキ相手にメタリカ使うなよ!!」 「これ、昼飯。サンドイッチだけど構わないよな?」 「子供の扱いならチルノや妖精の友達で慣れてるから、こまったら相談してちょうだい」 「俺もアリスの家に行った後様子見に行くから!!」 「生意気な子供がいたら泣かせてやるから言ってよ!」 「幻想郷はどうだか知らないが、最近のガキより親だ、親が怖い。気をつけろよ。」 「まぁ、リーダーなら大丈夫だと思うけど、気をつけろよー。」 全員、玄関でリゾットを見送る。 内心、何でこんな盛大に見送られているのだろう、と思いつつもリゾットは黙って外へ出て行く。 そして、バタンと扉が閉じられた。 すると、全員バタバタと地下に降りる。 地下会議室の扉を開けると、そこにはたくさんのモニターがコードに繋がれ、さながらSFアニメの司令室のようになっていた。 「ソルベ、スタンドにカメラを持たせて、配置はOK?」 「あぁ、ばっちりだ。何処から何処でもリゾットをばっちり監視できるぜ。」 そう言ってソルベが指を鳴らすと、彼のスタンドが持った小型カメラの映像が、モニターに映し出される。 そこには、人間の里を歩くリゾットの姿が映っていた。 その目は普段の黒と赤ではなく、普通の人間の瞳に戻っていた。 「おっ、しっかりメタリカを抑えて、目を元に戻してるな。」 プロシュートが普通の瞳をしたリゾットを見て、意外そうに言った。 「あら、あの目スタンドの影響だったのね。人間にしては珍しい目だと思ったけど。」 「いや、リーダーは実は某旅団に目を目当てに殺された一族の末裔で・・・・。」 「メローネ、くだらない事いってるとはっとばすぞ。」 レティに嘘情報を教えようとしたメローネを、ギアッチョは脅す。 「そういやさ、何でいつもリーダーはあの目でいるの?俺、リーダーが普通の目なんて見たことないよ?」 ジェラートがふと浮かんだ疑問を呟いた。 「あー、メタリカの影響でああなっちまってるんだが、集中しないと直せないらしいし、直すとすぐにスタンドが発動できないんだってよ。」 そうホルマジオが解説すると、あー、とジェラートは納得したような声を上げた。 「・・・・・・あいつら・・・・・。」 しかし、リゾットは暗殺チームのリーダーである。 一同の仕掛けたこのストーキングに、すっかり気づいていた。 (バタフライによる監視は昔から良く使っていた手だ・・・。気づかないわけがないだろうに・・・・。) 平和ボケしたか、とリゾットはため息をつこうとして、やめた。 別に監視されても困るような事はしないし、自分を心配しての行動だろう。何より平和ボケなら、それが一番だ。 そもそも自分達の大半は、別に殺したくて暗殺者をしていたわけではない。そうしなければ生きられなかったからだ。 だから、誰も殺さずに、幻想郷の生ぬるい弾幕勝負になれて、平和ボケするのは、とてもいいことだ。とリゾットは思う。 (プロシュートに聞かれたら、直触りだな。) そんな事を考えながら、リゾットは人間の里の中心部の近くにある、寺子屋の門の前へやってきた。 そこは慧音の人徳もあってか、木製ながら中々立派な建物となっていた。 「確か・・・・裏口から入れと言っていたか・・・・。」 そう言ってリゾットは寺子屋の塀をぐるーっと周り、裏手へ回る。 すると、そこには小さな入り口があった。 「ここか。」 リゾットが入り口を開けようとすると、突然そこが開く。 「あ・・・・・・。」 そこにいたのは、白い髪に金色の目をした眼鏡の男性だった。 「すみません、この寺子屋の教師の方でしょうか?自分は、今日からお世話になるリゾットと言うものです。」 リゾットはその男性を、あまり体格の良くないことから、慧音と同じ教師と判断した。 「いえ、僕は違います。自分は、森近霖之助といいます。魔法の森で、香霖堂と言う古道具屋を経営しています。 ここの慧音さんには書籍関連で色々贔屓してもらっていて、今回はたまたま慧音さんの欲しがっている本が手に入ったので、用事ついでに届けにきたんですよ。」 それを聞いてリゾットは、仲間の話を思い出した。 「あぁ、香霖堂の店主ですか。ソルベやイルーゾォから話は聞いています。外では手に入らないような、古く珍しい物が売っていると。」 「あの死神の方達のお知り合いですか?」 「上司です、閻魔様の元で普段は働いていますが、今日は特別教師として授業に。」 リゾットの言葉に、霖之助は興味を持ったらしい。 目を輝かせてリゾットを見る。 「へぇ!何を教えるのか、差し支えなかったら教えてくれませんか?」 「英語です。」 「異国の言葉ですか!確かに幻想郷には外国からも妖怪は流れてきますが、不思議と皆日本語を話しているんですよ。」 淡々と話すリゾットとは対照的に、霖之助はリゾットに興味を持ったのか、会話を弾ませる。 「あぁ、聞いたことがあります。今、自分の仲間にも一人妖怪がいますが彼女は元々は英語を話していたが、幻想郷に来てから勝手に喋れるようになったと。」 「と、いう事はやはり結界・・・・・、少なくとも博麗の結界ではありえないから、ということは八雲紫の・・・・。」 すると、霖之助は、一人でぶつぶつとなにやら呟き始めた。どうやら考え事を始めてしまったらしい。 入り口に立たれてしまって、リゾットはどうしたものかと途方にくれる。 「森近さん?まだ居たんですか?」 背後から声をかけられて、霖之助ははっとする。 彼の後ろには、青く銀色に輝く髪に青いワンピースの女性、慧音だった。 「あ、すみません!!少々考え込んでしまって。」 そう言って、霖之助は慌てて入り口の前から退く。 そして慧音は、リゾットに気づいた。 「ネエロさんももう来てらしたんですか。」 「あぁ、すまない。香霖堂の店主と話し込んでしまった。」 かまいませんよ、と慧音は答える。 「いえ、随分お早いお着きですね。」 「打ち合わせや一応、子供達について聞いておきたかったんだが、迷惑だったか?」 「とんでもありませんよ!むしろそこまで子供達と向き合おうとしてくれて、嬉しいです。」 そう言って、慧音は顔に微笑みを浮かべた。 「じゃあ、自分はここで失礼します。」 それを見て、霖之助はその場を立ち去ろうとする。 「今日はわざわざありがとうございました、霖之助さん。」 「いえいえ、それでは。」 そう言って霖之助は去っていった。 そして慧音は、リゾットの方を向く。 「それでは、リゾットさん。ようこそ、私の寺子屋へ。」 どこか誇らしげに、慧音はリゾットにそう告げた。 前へ 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/dreamself/pages/1626.html
721 :名前が無い程度の能力:2007/08/15(水) 11 33 54 ID TdjsojBg0 誰視点か分からないけど、魔理沙が結婚してて子供もいるという夢を見た。 魔理沙と話していて、霊夢はまだで、霖之助?といい感じだって話ししているところで終わった。 目が覚めて、何つーか凹んだ・・・。魔理沙の旦那が誰かは知らん。自分ではなかったのは確か。
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/4867.html
解説 ローグをメインとしたキャラたちで様々なキャラに挑戦してゆくプレイヤー操作。 メインキャラがローグという時点でもかなり珍しいが、しばしば使用されるサブキャラにも珍しいキャラがよく使用される。 またキャラチョイスも独特であり、動画ではほとんど見かけないようなマイナーキャラを多数使用する。 そのためかキャラ性能に余裕がなくパターン嵌めを自重してないケースも多いが、 戦いの後でラウンド取得率やどのように倒せるかといったことの解説でしっかりフォローしてある。 当初は動画を並べただけだったが, 途中からオープニングや字幕が付けられるようになった. 動画の内容としては動画でリクエストされた様々なキャラクターと戦闘→戦闘後対戦相手の解説 と、淡々と進行している。だが驚くべきはその投稿数とピッチだろう。 初投稿の2009年10月10日~2013年6月8日までの間に、 なんと207本+番外編1本(対人戦)+50回ごとに記念大会もの動画を制作している。 マイナーではあるものの動画数は某遊撃の人やワラキアexの人に次ぐレベルにあると言えるだろう。 余談だがうp主は森近霖之助の作者であるKON氏とはリアル友人らしく、 番外編や記念大会には氏のプレイヤー操作のキャラがしばしば登場する。 そのため氏の制作した霖之助や八意永琳といったキャラの動かし方をみたい方は是非参考にしよう。 使用キャラクター ローグ(Splode氏制作) ジャガーノート シュマゴラス レイレイ(Pots氏制作) アリーナ 電光戦車 一休 マイティ・ソー ゴーストライダー(116回以降KON氏による性能調整済み) ワンダーウーマン noroko Ananzi 豪血寺お種(tokume氏パッチ) 豪血寺お梅(同) Q 箱レン コメント お、ついに項目できたか。この人も精力的だよね -- 名無しさん (2010-07-24 10 05 48) この人の頑張りはもっと評価されるべき -- 名無しさん (2010-07-24 11 56 09) 作成感謝. なかなか腕は上達せず動画作成すら試行錯誤が続いていますが, 生温かい目で見ていただけると幸いです. -- +1 (2010-07-26 00 11 07) 名前 コメント マイリスト
https://w.atwiki.jp/compe/pages/290.html
申し訳なさそうな顔で勇者は答える。 「僕も彼は詳しく知らないんだ。」 出会ったばかりで、少なくとも危険な奴。 何より自分の実力でも勝つのは至難と言う二つだけ。 この殺し合いにおいても上位に存在するだろうことぐらいか。 紫が求めているような情報は特に持ち合わせてはいなかった。 「あら、そう。」 意外とあっさりと流す。 正直なところ、紫もあまり期待はしていなかった。 サーニャと勇者にあの化け物。少なくとも幻想郷で見覚えがない。 外の世界があんな戦いをしてるなんてことは余計にあり得ないことだ。 レリックについても初めて聞いた用語でもあったので、なんとなく察してはいた。 ある意味その確信を持つために助けた、と言うのも僅かながらにもある。 隠すほどのことでもないのでそのことを告げると、 「なんとなくは思ってましたけど、やはりそうなんですね。」 「だよね。」 二人の理解は早かった。 魔法と言った不思議な力に縁深いのもあるが、 幻想郷と言う地名は二人とも聞いたことがない。 勇者にとってはさっきの敵が自分の知る世界にいれば、 まず名が知れ渡るような強さを持っているのに覚えがない。 サーニャに至っては、別の世界と言うのは三人の中で一番身近だ。 クロスインパクトによって二つの世界が融合したネオラントの住人で、 この状況もそれに類似したものだと思えば理解は容易になる。 「さて、私は少し出かけてくるわ。」 聞くこともなくなったことだしと、 あっさりとした態度で紫は席を立つ。 助けた理由が彼の存在を知る為と彼女は言ったが、 全く情報源になってない割に残念そうには感じられない。 「何処に行くの?」 「ちょっとした野暮用よ。 ああ、別に彼に取り入ろうとは思ってないから安心しなさいな。」 何処から出したのか、緋色の扇を広げて口元を覆う。 中華よりの服装も相まって妖美な雰囲気を醸し出す様は絵になる姿だが、 同時にどこか嘘っぽさを感じさせながら、スキマで床に穴をあけて下へと降りる。 「何処か不安だ……」 助けてくれたし、情報源にもなれなかった自分を殺さなかった。 このことから先程の相手よりもずっと信用できる人物なのだろうが、 よく言えばミステリアス、悪く言えば胡散臭い印象が拭えない。 「多分あちらへ向かったのかと。」 「あちら?」 「あのお店ですよ。」 窓から見える、年季の入った家屋がある。 店からは明かりが漏れており、誰かがいることが伺える状態だ。 蔵と、雑多に転がる何に使うのか分からないような道具が出されており、 何かの雑貨屋の類なのだとは推察できる。 「紫さんが知り合いがいるかもと言ってましたね。 ただ、それどころではなくなって後回しにしましたが。」 知り合い。 参加者なら連れてくるか同行してるはず。 連れてこれないのか、そもそも施設に覚えがあるだけなのか。 疑問は思いつくも、向かってみればわかること。 歩けるようになるまでの間、勇者は回復に専念する。 回復したと言っても元々血反吐を出し続けてたほどの負傷。 もう少し休まなければ、歩くこともまともにできない。 「見事な再現度と思えば、 店主もセットなんて随分大がかりのようね。」 店の中も骨董品から何に使うかわからないガラクタまで、 多種多様の品が揃っている雑貨屋のような狭い空間。 彼女にとっては酷く見覚えのある場所だ。 何度通ったかはとうに忘れたぐらいに。 「いやはや、なんでこんなことになってるんだか。 僕も正直驚きだよ。君まで此処にいるんだから。」 カウンターには白髪の男性が安楽椅子に腰かけている。 眼鏡をかけた黒と青のツートンカラーな和服の男は、 彼女もよく知っている人物……香霖堂の店主『森近霖之助』だ。 普段店には置いてなさそうな、新品の品を物珍し気に眺める。 元々此処へ寄る予定だったがサーニャが勇者の戦いに気付き、 やむなく優先順位を変更して今に至る。 「こんなところで何をしてらして? 支店を出すほど売り上げ好調には見えなかったけど。」 「出張、ってことにしておいてくれると嬉しいな。」 物騒な場所で店を出すわけがないのは分かっている。 彼は妖怪と人間のハーフだが、その力は弱い部類だ。 極めて危険とされる無縁塚に物を漁りに行く割には、 生還できることから自衛のできる人物であるようだ。 しかし此処は幻想郷以上の無法地帯であることは事実。 勇者と戦ったあの怪物なら、問答無用の瞬殺だってありうる場所。 同じく拉致された立場のはずだが、首輪は存在していないことに疑問を持つ。 「霖之助さんは参加者とは違う立場なの?」 「その説明は、答えなくてもよさそうだ。」 「? どういう意味───」 時計を一瞥した彼に質問しようとする紫だが、 その答えは言葉を遮る放送と言う形ですぐにわかった。 ミルドラースによるバトルロワイアルの開幕の宣言や開示された情報。 軽く名簿を見たが、レミリアがいたことに気付いただけで反応はかなり薄い。 土方歳三などの偉人も幻想郷には聖徳太子がいるわけだから驚くこともなく。 ハサミも幻想郷には付喪神がいる、肩書きだけの名前に至っては勇者と出会った。 RRM姉貴については何か関わってはいけない危機感を感じた気もするし、 勇者もやたら多いのでどれが彼女を示しているのか分からないと一応あるにはある。 それでも所詮はその程度。驚きも疑問も大してない。 幻想郷で奇怪なものはいくらでもあるのだから今更な話だ。 「それで、僕は支給品で店の商品……まあ、 ある人に余り物の支給品予定のものを渡されてね。 参加者に縁のある道具も混ざった、物々交換を目的としたNPCだ。 交換するものにある程度見合ったもの以外の交換は、君であっても贔屓はできない。 後できることは、いつも通り僕の能力による鑑定ぐらいだね。こっちは無料でやれるよ。」 彼の言う鑑定とは『道具の名前と用途が判る程度の能力』のことだ。 見ればそれだけで名前と、使い道が分かると言う便利な能力……に見せかけて、 肝心な使い方は分からない、彼の知り合いからは生かすも殺すもできない能力とされる。 彼としては用途が分かればいいんだよ精神で不満を持ったことはない。 なおそれで使えた試しは……あんまりない。 「ツケは?」 「贔屓は出来ないって言ったよね? それと、 マジックアイテムの製作や店を置いての遠出も禁止されている。 破れば僕もどうなるかは分からないから、素直に従ってるよ。 第一、魔理沙じゃないんだからツケは勘弁してくれ。」 思ってるより不便な立場だ。 首輪がない彼の助力が得られるならばありがたかったが、 此処まで制限されてるとなれば余り頼れるものでもない様子。 とは言え信用のおけるNPCの立場としてはありがたい。 「では早速だけど鑑定をお願いするわ。」 紫が取り出したのは数枚の紙きれ。 折り紙程度の正方形の紙であり、 そのうち一枚の裏には『斬真狼牙』と記されてるだけ。 それ以外には何の変哲もなさそうな紙である。 狼牙は今しがた手に入った名簿に記されていた。 他の紙にも名前が書いてあり、いずれも参加者の名前。 何の意味があるかはよく分からないのでしまってはいたが、 どうせなので彼に調べてもらうことにする。 「ああ、これはビブルカード。紙に混ぜた爪の持ち主である人のいる方角へと進む紙だ。」 流石店主の能力か。 見ただけで図鑑のような説明が出る。 試しにその紙をテーブルに置いてみれば、 ほんのちょっとだけではあるが机の上で紙が動いた。 方角的に言えば東北。彼の鑑定内容と照らし合わせるに、 狼牙と言う人物は東北の方角にいると言ったところだ。 「面白いわねこれ。ちぎっても機能するのかしら。」 彼女としてはこの紙の評価は『そこそこ』になる。 互いの間にある距離は不明。参加者の素性も不明では、 これで必死に探してみたら敵でした、では全く笑えない。 元々レミリア以外の知人がいない今ギャンブルみたいなものなので、 参加者のいる場所がわかると言うだけでも十分利益はある。 これを含めて四枚もあれば、暫く行動の目的としては困らない。 機能がなくなるのか、試しに軽く少しだけちぎっておけば、 どちらも性質が失われていない状態のままだ。 「これをまともなものに変えることはできる?」 彼は支給品であれば物々交換ができると言っていた。 となれば、インスタントラーメンや酒も交換できるはず。 正直これで戦うにしては、初期の物資が偏りすぎている。 ましなものに変えられるのであれば越したことはないが、 問題は道具屋である此処にそれができるのかどうかだ。 種族の都合、彼は食事が不要になっている。 だからまともなものが残っているのかは分からない。 お茶ぐらいは期待してもよさそうだが。 「一応は許されてるよ。お酒や乾麺も立派な支給品だからね。 初めてのお客さんだし、多少色を付けても文句は言われないかな。」 インスタントラーメンは菓子類の詰め合わせ。 酒は交換した分より一本分増えた水に交換される。 水はともかく食料は余りいいものとは言えないものの、 少なくとも現状よりはずっとましなものへと変わった。 「十分すぎるぐらいのものよ。 それにしても、見かけないものもあるわね。」 飴といったものからチョコビと言った、 外の世界にありそうなものも散見される。 「嗜好品をくれっていったらもらったよ。」 食事は不要ではあるものの、 店から殆ど出られない現状を考えると、 何かしらの楽しみと言うものは必要になるだろう。 運営サイドとは言い難い人物に対しては、偉く気前がいい様子だ。 「意外と好待遇ね……ついでなんだけど、この扇って何かわかる?」 「それは緋舞扇、拳に装備する『格闘武器』でメリケンサック風に殴るものだ。」 「……格闘武器?」 鉄扇と言う武器であれば分かるが、 この扇は格闘武器と言う謎の鑑定。 しかもメリケンサック風に殴ると言うことは、 開いた状態の扇で殴れと言うことなのか。 彼の一言に首をかしげてしまう。 しかし彼の能力はそういうものなので、 そういうことでいいんだととりあえず納得しておく。 武器に耐えうるだけの性能はしていると言う証左でもある。 「まあいいわ。後は二人も来るだろうから、待つと……」 「残念だけどそれは無理だよ。」 適当な椅子に腰掛けようとするも、 霖之助から静止の言葉がかけられる。 声のトーンが先程までとは明らかに違う。 顔も真剣な眼差しで、彼らしからぬものだ。 「と言うよりされると死ぬかも。」 「……そう。」 ストレートに死ぬと言う発言。 死ぬのであれば仕方ないと店の外へ出る。 正直、店に入ってからずっと違和感があった。 この店までの道中でもゴブリンを筆頭に色んなNPCはいた。 紫にとっては大した敵ではない。弾幕一発で沈む程度の敵。 だが全滅させた覚えはない。でもなぜかここには来ない。 知性や理性もなさそうな連中がこの店を気に掛けるわけもない。 来ないのではなく来れない……意図的に遠ざけられているのだ。 つまり此処はNPCが来れない施設、と言うことになっている。 違和感はそういうことだ。NPCを気にすることなく籠城できてしまう、 それを防ぐために長時間の滞在をトリガーに何かが起きるようだ。 「どこまで出ればいいのかしら?」 「一先ず外へ出れば十分だね。」 特に何も変化は起きていない。 時間通りに出たから問題はないと言うことか。 「後、次の放送までは再来店もお断りなんだ。 これがこの店の仕様、回りくどすぎるだろう?」 「……ええ、とても回りくどいものですわ。」 互いに幻想郷にいたときのような会話のようだが、これは地味に困る。 五分から十分程度の時間。外であれば会話はできると言ってもNPCが集まっており、 屋外で戦いながら会話すると言うのは、楽に倒せる紫でも正直面倒なことではあった。 会話してる今もゴブリンが襲ってきたところを、緋舞扇を説明通りに使って殴り飛ばす。 彼の能力による鑑定通り、格闘武器として使うには一切の問題はない代物だ。 「人も妖怪も寄り付かない店を、 こんな形で再現してくれなくてもいいと言うのに。 これじゃあ『寄り付かない』じゃなくて『たどり着けない』だよ。 まあ、店内での暴力沙汰も事実上禁止されてるし、割と気にせずともいいけど。」 そう言いながら倒れていた看板を起こす。 何らかの原因で倒れていたようで、そこには注意書きが記されている。 霖之助が言っていた内容のほぼすべてが書かれており、 これを見れば一発で話が解決していたことに気付く。 「看板があれば、喋る必要はなかった気がするのだけど。」 自分が出れば再来店はできないが、 霖之助自身は出られるのは今証明された。 ペナルティの恐れもあった中、雑談に興じた真意とは。 「僕の性格、知ってるだろ?」 なんてものは全くない。それは紫も知っている。 知識を語るときは饒舌に、実に楽しそうに語るのが霖之助と言う人物。 正直なところ彼は紫を苦手な相手だとしてはいるもののこの状況だ。 初めての来客が知人であっては安堵して語りたくなるものである。 時間には注意を払っていたし、看板については普通に事故だ。 「……そうね、霖之助さんはそういう人よね。」 普段は温厚で一人を好むけど、誰かに知識を語るときは熱くなる。 今のように一歩間違えれば危険なことになるのに自分本位なところ。 幻想郷の住人の殆どに見受けられる性格を持ち合わせている様は、 紛れもない幻想郷の住人の一人であり、変わらない様子に安心した。 単純な意味ではない。『主催者側』ではなく『幻想郷の住人』と言う意味、 『僕は味方でいるつもり』、暗にそう言ってるのだと。 彼も彼なりにこの場で抗っているようだ。 「お、閑古鳥と思ったら千客万来だ。出張した甲斐がある。」 先程置いてきた二人も姿を見せる。 勇者は本を、サーニャは槍に似た十字架を構えた状態で。 先ほど戦ってる間にも音が聞こえたことから、 NPCと戦っていたことは容易に想像できる。 「身体の方は大丈夫?」 「全開、とは言えないけど十分動けるよ。ところで何のお店?」 「店主さんと看板に聞きなさいな。」 二人とも同じような説明を受けた後、 多少足早に店で支給品を交換、或いは鑑定をしてもらう。 使い方がよく分からないものもあったり相性のいいものなど、 その辺も理解できたことで充実した戦力へと変わっていく。 「意外と交換するものは少なかったですね。」 やることを終えて、二人は店を出る。 紫と同じように食料を交換した以外は、 勇者の本と盾を、店に飾ってあった剣を交換しただけ。 変えただけと言っても彼女としてはその差は大きく、 特に交換材料全ての豪華さに霖之助も驚かされたが。 なお、紫の三つ目の支給品についても入る前に二人に渡したので、 これも霖之助の能力で名前と用途だけは理解しておいた。 「サーニャちゃんは生きること優先するべきだから、 守備的なものを揃えた現状を超える意味がないからね。」 武器は自前で出現させることができる。 であれば、質のいい武器を求める意味は薄い。 多くの参加者の生命線となりうる彼女は生きることが大事。 そちらを重視するのは当然の帰結でもあった。 「ただ用途が分かるだけでも便利ですね。この学聖ボタンとか。」 襟元につけたボタンをサーニャは見やる。 『学』の文字が刻まれた薄紫色のボタン。 魔族に対して有利行動がとれると言う支給品で、 それ抜きにしても命中や回避に補正が入るのは、 いざと言うときの底上げになるかもしれない。 「でも使用方法が合ってるかは分からないから、 気を付けなさいな。貴女なら大丈夫でしょうけど。」 「そうですね。過信せずに行きます。」 サーニャも理解している。 本当にこれでいいのかと言うのもあるが、 補正が入ると言う効果はかなり曖昧なものだ。 霖之助の能力では使い方は説明されないのだから、 これで恩恵を受けているのかがさっぱりわからない。 過信しすぎて足元をすくわれないようにしておく。 「さて、と……やることも終えたし、 此処でサーニャに一つ理解してもらうことがあるの。」 「なんですか?」 「───私と同行するつもりがあるなら、 さっきのような行動はもう取れないと思った方がいいわ。」 紫はこの殺し合いは良しとはしない。 スペルカードルールと言う決闘方式のように、 なるべく共存できる道を選んでいることからわかることだ。 だがイコール殺さないわけではない。必要なら遠慮はしない。 そこで、サーニャとの摩擦が起きるところが問題だ。 勇者を助けたときの行動にも、少しばかりの不安要素があった。 彼女も優勝狙いであれば、あの戦いは互いに優勝争いをしてただけ、 と言う可能性もゼロとは言い切れない程度には確定は出来なかった。 サーニャは傷ついた人がいれば相手の素性を知らずとも手を伸ばす。 今回はよかったものの、次も同じ仲間になれるかどうかは分からない。 最悪、危険な敵を治してしまう可能性もある。 そういう意味もあって放っておくのも視野に入れていた。 「貴女の善性は賞賛しましょう。 幻想郷でも中々お目にかかれないタイプの信念の強さ。 ですが、ここではそれが美徳となりうるわけではありません。 右手で握手を交わした相手が、左手で殺す可能性は無きにしも非ず。 これから私は、乗った参加者を優先的に探すことにする予定です。 命を平等にみることを今は捨ててもらわない限り、私は困るので。」 扇を広げ、慎ましい女性のような雰囲気を出す。 慎ましいはずなのに、何処か威圧感も感じられる。 『妖』しく、奇『怪』な様子はまさに『妖怪』と言ったところだ。 出会ったときや勇者の治療中に、ある程度身の上は知っている。 災害地域を訪れては怪我人を報酬を貰わずに治しては去っていく。 組織にも属さず、ただ一人でそれを延々と繰り返して旅をしてたと。 猶更やめた方がいい。幻想郷と言う不安定なバランスの住人と、 価値観を合わせるなどまず無理な話なのだから。 幻想郷が隔絶された世界なのもそういうことである。 理解を得られなかった鼻つまみ者がやってきている。 吸血鬼も、神も、月の民も。等しく平等に爪弾きにされた存在。 無論、賢者たる紫もそれに近い。現代に顔を出すことも多いが。 此処で別れても、彼女はそうしてしまうだろう。 自分の見える範囲でやるかやらないか……その程度の違いしかない。 それでも『敵同士の戦い』が起きる可能性を考えると、 一緒に行動した際のリスクが紫にとっては大きい。 幸いサーニャはダストとも戦ってる身ではあることに加え、 勇者も戦える今なら、自分がいなくても簡単には負けないだろう。 自分がいないと危険になる状況はそうは訪れない筈。 ……先程の相手が出たなら別かもしれないが。 「平等を、捨てる……」 助けられる命があれば命を平等に扱い、見限るということはしない。 テロリストであろうと、傷が深い人から優先的に手を差し伸べる。 善性に満ちた行動ができるのが、奇蹟の手と呼ばれたサーニャの性。 今までそれでやってきた。誰に言われても曲げなかったその信念。 「納得するのは、難しいかもしれません。」 まあ、そうよね。 この答えが当然だと。 素直に別れようと後にするが、 「ですが、言い方が悪くなってしまうんですけど、 紫さんについていく方が私にとって、いいのかもしれません。」 まだ話は続いてるようで踵を返す。 打算的な物言い、随分彼女らしからぬ言葉だ。 故に『言い方が悪い』と言うことになるのだろう。 「紫さんと一緒なら、助けられる人も多いはずです。」 そう返してくるかと紫は思う。 確かに障害となる敵を倒しに行くのであれば、 怪我をしてる人が近くにいる可能性はある。 考えが合わなくとも助けられる可能性は高い。 特に状況次第で戦線離脱も容易な自分の能力があれば、 より多く助けられる……つまりそういうことだ。 「勇者ちゃんは?」 敵を優先と言うことは、 先の男とも相対することになる。 彼女の性格は短い問答で理解しており、 恐怖で戦えない……なんてことはないだろう。 それでも一応は確認しておく。 「僕はサーニャちゃんに何もできてないから、 一緒に行動するつもりだったし決まってるよ。」 迷うことはない。 と言うより迷うはずがないのだ。 でなければ、勇者と呼ばれないのだから。 「とんだ善人ですこと。」 底抜けのお人よしと底抜けのお人よし。 幻想郷でも外の世界でも、こんなこと言える人間そうはいない。 正直呆れている。最初に出会ったのがこの二人はわざとなのか。 「もう一度言うわ。命を平等に見れないけどそれでもいい?」 「平等に見るのであれば、紫さんも助けるべき人になります。 紫さんが傷つく道を行くのであれば、私は貴女も助けたいんです。」 サーニャの言葉に少し面食らう。 一人で行動すると言う選択肢を取った以上は、 自分に実力が相応にあると言うことは分かってるはず。 それなのに、自分でさえ助けたいと彼女は言っているのだ。 「でもねぇ……」 価値観が合わないままを維持して、 人が集まった時亀裂が入りかねない。 それで何かあってからでは崩壊してしまう危険。 素直についてきなさいとは言えるものではなかったが、 「いいんじゃあないか? たまにはこういう面子でも。」 蚊帳の外……と言うより参加者ですらない、 霖之助が外に出てきて、二人の会話へと割り込む。 「それとも異変解決の時の霊夢みたいに、 自分がセーブする役割でないと不服かい?」 永遠亭や地霊殿の時の異変の際は、 霊夢とコンビを組んで異変解決に臨んだことはある。 だが霊夢と言う人物は異変解決中においては遠慮はしない。 人も神も、ついでに通りすがりの妖怪であっても邪魔をするなら、 等しく敵であり蹴散らしていく。容赦と言う言葉は仕事中は封印される。 「私が、彼女のセーブをした覚えはないのだけど。」 胡散臭い自分を信用している霊夢を気に入ってる節がある。 紫もそういう時はノリのいい性格で戯れたりもするので、 セーブしてるかと言われると違う。寧ろアクセルを全力で踏む。 永夜異変のときなんて、終始漫才をしていたぐらいだ。 「あれ、違ったかい? とりあえず、 たまにはこんな善人と異変解決でも僕は良いと思うよ。 特に君、胡散臭いと言われて信用得られなさそうだから。」 自他ともに八雲紫の評価は基本的に信用ならない。 そういう風に立ち回っているからと言うのもある。 ある意味人から恐れられる、魅力的な妖怪としての性。 こればかりは妖怪としての在り方みたいなものなので、 おそらくこの場においてだけやめるのも難しいだろう。 「はぁ……どうなっても知らないわよ。」 彼の言うことはごもっともであり、 必要以上に敵を増やすよりかはましだし楽だ。 そう思うとなし崩しの形ではあるが受け入れることにする。 ただサーニャの考えを認めたわけではないので、 釘を刺すように言っておく。 「それにしてもいいのかしら? こんな助言をして。」 「店の前で口論されて客が寄り付くと?」 「……それもそうね。」 営業妨害を止めるための行動。 と言えばある意味では間違いではないか。 もっとも、他の客はいないが。 「ついでだから、助言にならない言葉を一つ贈るよ。 君のビブルカード、危険な人物がいるから気を付けた方がいい。」 「……それも助言ではなくて?」 「誰が、とまでは言ってないからね。 危険じゃない相手を疑う可能性もある。 疑心暗鬼になりうるだろうし、助言ではないさ。」 ビブルカードは四枚所持している。 そのうち、何人がその危険な人物か。 そもそもどういう意味で危険なのかもわからない。 単純な優勝狙い、ただ殺しを楽しむシリアルキラー、 ステルス決め込んでるのか、性格に難ありの人物。 いずれにせよ抽象的過ぎてまともなアドバイスではない。 普通に考えればノイズのような存在になってしまう。 とは言え『助言にならない』と言うのは建前だ。 初対面のサーニャや勇者ならそうなるかもしれないが、 変わらず幻想郷の住人であると理解している紫には、 その意味は『気を付けてくれ』と言いたいのだろう。 「参考にとどめておこうかしら?」 デイバックの中からビブルカードを一枚取り出す。 取り出した人物の方角へと進むことが三人の方針となる。 さて、選んだ紙は敵か味方か、或いはまともなのか。 賽子を振るうときだ。 【A-6 香霖堂前/黎明】 【勇者@ゴブリンスレイヤー】 [状態]:負傷(小・自然治癒中)、魔力消費(中) [装備]:約束された勝利の剣@Fateシリーズ、包帯(ところどころに巻いてる) [道具]:基本支給品(食料は菓子類と水に交換) [思考]基本行動方針:こんな殺し合いを許してはおけない。 1:助けが欲しい人はなるべく助けたい。 2:彼(ザメドル)は倒さないといけない。 3:紫さん、サーニャちゃんと同行。 [備考] ※最低でも魔王を撃破した後からの参戦です。 ※約束された勝利の剣の性能は知ってはいますが、 現状は切れ味のいい剣程度で扱っています ※ランダム支給品の二つはエクスカリバーと交換されました 【サーニャ@UNITIA ユニティア 神託の使徒×終焉の女神】 [状態]:幻惑の学聖ボタンの強化効果(回避率、命中率上昇、魔族属性に有利) [装備]:幻惑の学聖ボタン@大番長、サーニャの十字架@UNITIA ユニティア 神託の使徒×終焉の女神 [道具]:基本支給品(食料は菓子類と水に交換)、ランダム支給品×1(武器ではない) [思考]基本行動方針:出来るだけ生命を救う。 1:紫さんと勇者さんと同行。 2:傷ついた人は助けたいけど…… [備考] ※参戦時期は少なくとも固有のストーリー経験済みです。 ※幻惑の学聖ボタンの効果で魔族属性に該当する敵に対して強化効果を得てます。 (魔族属性に関することは後述) ※治癒能力は低下していますが、元々役割がヒーラーなのでそれなりに回復できます。 【八雲紫@東方Projectシリーズ】 [状態]:健康 [装備]:緋舞扇@グランブルーファンタジー、ビブルカード@ONEPEACE [道具]:基本支給品(食料は菓子類と水に交換)、ビブルカード×4(狼牙のだけ少し破れてる、ランダム支給品×1(東方project出展ではない) [思考]基本行動方針:一先ずは異変解決 1:勇者ちゃんとサーニャと共にビブルカードの示す先へ向かう。 2:霖之助さんは変わらないようで安心した。 3:レミリアは……ほっといても大丈夫でしょ。 4:ミルドラースの目論見とか、その辺考察しておきたいかも。 [備考] ※参戦時期は少なくとも緋想天以降です。 ※境界を操る程度の能力にある程度の制限が掛けられています。 制限の度合いは後続の書き手にお任せします。 ※ビブルカードは斬真狼牙 シャーロット・E・イェーガー 粕谷瞳 土方歳三の四人です。 誰のビブルカードを選んだかは後続の書き手にお任せします。 ※サーニャ、紫、勇者のランダム支給品は森近霖之助の能力、 『道具の名前と用途がわかる程度の能力』で鑑定済みです。 ただし使用方法は分かっていません 紫たちの行き先をどうするか決めてる間に、店内へと戻る霖之助。 まさか、こんなに早く紫と出会うことになるとは思わなかった。 レミリアは従者が常連客ではあるものの、当人とは面識が余りない。 この会場で最も信用できる人物は、胡散臭いとは言ったが彼女になる。 幸先がいいのか、少し露骨に手助けをしすぎてしまった気もしてしまう。 運営があの面々では自分ができることなんてたかが知れている。 正直最初は諦めていた。と言うより抗う理由が自分以外にないから。 だったが、幻想郷の賢者がいては流石に別だ。幻想郷の危機に繋がる。 幻想郷に特別思い入れがあるわけではないが、縁ある人も多い。 霊夢や魔理沙と腐れ縁のような相手だ。いずれは死ぬ命で自分だけが生きるとしても、 彼女らに幻想郷の崩壊で死ぬぐらいなら、少しは抗ってみようか、なんて考えを持って今に至る。 安楽椅子へ腰掛けながら、ある書類へと目を通す。 (粕谷瞳に土方歳三……厄介な相手だな。) 書類の束は参加者の詳細な情報の書かれた資料。 参加者には危険な人物もいるし、場合によっては出合い頭の攻撃もある。 そういう人達に先に警告できるように事前に知っておく必要があるからと、 あらかじめ運営の人から貰っておいたものだが、予想の斜め上の活躍をした。 彼女が持つビブルカードには二人ほど危険な人物の名前が書かれている。 あの紫ならそう遅れは取らないとは思うが、首輪と言う誰でも死ぬ可能性。 それがある以上は彼女だからと、たかをくくるわけにはいかないだろう。 特に瞳の方はその主人次第で立ち位置が変わってくるようなので、 単純に乗っている土方とは別ベクトルで厄介な存在になる。 シャーロットの方は別方向に問題ありのライナーを抱えてる為不安で、 できれば一番安定してそうな状態である狼牙が一番のあたりか。 心労が増える中、近くに置いていたパソコンがひとりでに起動し始める。 「やあ、お客さんが来たようで何よりだ。」 一仕事終えた彼を労うように、 赤髪の女性───マキマの顔が映される。 「……こんな感じでよかったのかい?」 苦手だなぁ、この人。 霖之助にとってマキマの印象はその一つに尽きる。 何を考えてるか分からない、底の知れない人柄。 酷く見覚えがある……と言うより、先程出会ったばかりだ。 「少しやりすぎなところはあると思うけど、いいんじゃあないかな。 私だってそこまで鬼でもないさ。君にはそれなりに自由にさせてる。 やりすぎなら流石に警告はするから、余り気負わず過ごしてくれて構わないよ。 というわけで今回は特に何もしない。」 「こんな誓約せずとも君なら従順なのを選ぶなり、 僕を従順にしておくだろうに……変わった人だねホント。」 店から離れるな、滞在は十分までだ。 此処まで制限をかけなきゃいけないのは信用のなさの表れ。 もっと適任が他にいたのではないかと思っている。 「言っただろう? 私はそこまで鬼でもないさ。 アンテン様とは違って気軽さが欲しかったのと、 使用方法を教えてくれない君の能力なら面白いと思ってね。」 鬼じゃなくて悪魔な気はするけどね、なんて軽口が出そうになる。 彼女は人ではない。マキマのことは出会ったばかりでわからないものの、 それだけは出会ってからずっと感じ取っている。 得体の知れなさも、そういうことだと。 「それにしても戯れに置いたアレ、 もう交換されるとは思わなかったよ。」 香霖堂由来の物以外の品は、 ランダム支給品で出し損ねたものを並べている。 何人集まるか想定してなくてそれこそ多種多様に。 なんとなくで余った支給品を並べてみたが、 その中でもトップクラスのものをお遊び感覚で置いてみた。 『ゲームでやたら高くなんでか序盤や中盤に売ってる高価な奴』そんな感覚で。 だと言うのに、彼女は交換できるだけの相場を自分の支給品だけで持ち合わせていた。 「僕も驚いたよ。彼女はかなりの幸運を持っているようだ。」 「賽子に愛された子だからね。」 天空の剣以外の支給品も極めて当たりを引いている。 ランクA+相当の宝具、勇者が装備する最強の盾。 どちらも普通に考えて大当たりのものだ。 それらを捨ててまで得た聖剣もまた大当たりな部類になる。 「賽子は振りたくないね。 今の僕じゃあ、赤い一しかでないよ。」 「皮肉かい?」 態々『赤い』と表現するのは、 今目の前に映ってる相手への比喩か。 そんな風にも受け取れる発言だ。 「僕にそんな度胸はないよ。 ただ人より長く生きられるだけの、 収集癖を暴走させただけの変人さ。」 「意外と粘れるかもしれないけどね。 さて、私は戻るがこの調子で頼むよ。 仕事をしてくれたら、飴はちゃんとあげるよ。」 小悪魔めいた笑みを浮かべながら、電源が落ちる。 どっと疲れが飛び出し、力が抜けたかのように椅子にもたれた。 敵に回したくない相手との会話はしたくはない。 「やっぱり、嗜好品頼んでおいてよかったな。」 この状況では食だけがある意味彼の唯一の楽しみだ。 それ以外にやることがないままたべっこどうぶつを手にとる。 次の客もまともでありますように、そんな風に願いながら。 「ラクダは先に食べたほうがいいって言われたっけ?」 マキマに言われた、心底どうでもいいことを思い出しつつ。 【ビブルカード@ONEPEACE】 紫の支給品。別名命の紙。爪の切れ端を混ぜたことでできる特殊な紙で、 燃えないし濡れることもなく、混ぜた爪の元となる対象の方角へと動く 本当に僅かで力もないので紙がひとりでに逃げる、なんてことはない この性質を利用して対象を探すことができ、ちぎっても性質は残る 対象が弱まると縮んでいき、死亡すると燃え尽きるように消滅 一応紙としても使えて、裏には混ぜた対象の名前が書かれている 【緋舞扇@グランブルーファンタジー】 紫の支給品。水属性のソシエの加入武器 実は格闘武器。開いた状態で突くタイプのメリケンサック風で、 この用途の為耐久性は普通の扇を遥かに凌ぐぐらいに優れている ソシエの純粋な魔力を込めた扇で、雅かな紋章が刻まれた扇面は大気を凍らせ、空を白に染め上げる とのことなので、魔力で氷に関する能力も使える 【幻惑の学聖ボタン@大番長】 サーニャの支給品。九州地方のホーリーフレイム、またはスカルサーペント ルート次第で片方の勢力に神威が渡すことになる学聖ボタン (学聖ボタンは特待生の力を引き上げるもの。このロワでは全員使用可能) 魔界孔封印とかその辺にも関わる意外と重要アイテムでもあるのだが、 その辺については五種類すべてがないと効果を発揮しないので割愛とする これを手にした蛇王院空也は触手がだせるようになったりしたものの、 このボタンは狼牙たちが手にしてからの性能の扱いになる 装備中は命中率と回避率が上がり、魔族属性を持った敵に有利(反撃、回避、命中アップ)が取れる 魔族属性は大番長基準で言えば悪魔、吸血鬼と言った人外の部類であって、 かつエルフ等の超常(所謂光)属性に該当しない人物が基本的に多い 参加者で一例を挙げる場合トキ デンジ レム レミリア ペニーワイズ等 他の該当者については後続の書き手にお任せします なお大番長における属性は通常、白魔、黒魔、機械、超常、魔族の六属性 【約束された勝利の剣@Fateシリーズ】 Fateでおなじみ、セイバーアルトリアの宝具エクスカリバー 人々の想念が星の内部で結晶・精製された神造兵装にして、 聖剣というカテゴリーの中において頂点に立つ最強の聖剣 ビームは出ないが、魔力を使ったそれっぽいことは勇者ならできそう マキマが『どうせ誰も交換できない非売品』ポジションで香霖堂に置いてみたが、 まさか一人の支給品だけで交換されるとは霖之助含めて想定していなかった 【螺湮城教本@Fateシリーズ】 勇者に支給されたキャスタージルの宝具プレラーティーズ・スペルブック 独自の魔力炉を持つため、魔術に素養がない人物でも魔術を行使できる宝具 魔導書が大魔術・儀礼呪法を代行し、深海系の水魔の召喚を行うことができる 水魔は強くないが対軍宝具ともあって数で勝るNPCの軍勢も優位に立てるだろう 色々応用ができるが勇者としては剣が必要で、エクスカリバーの交換材料となり店に残ってる なお宝具のランクの差がある為、これだけでは相場が見合わなかったのだが…… 【勇者の盾@ドラゴンクエスト3】 勇者の支給品。ラダトーム北の洞窟で手に入る盾 炎、氷ダメージを三分の二減少させ、作中最高の防御力の盾になる 勇者(職業)にしか装備できない盾であるため彼女も装備可能だったが、 エクスカリバーの交換材料にされて店に飾られてる 【菓子詰め合わせ&水@よろず】 基本支給品のインスタントラーメンとストロングゼロを交換した産物 水自体はペットボトルであること以外は特筆することは何もないが、 菓子の内容は参戦作品のものが色々混ざっている混沌仕様 一例に初夏の飴、しんのすけのチョコビ、ドラえもんのどら焼き等 紫は初回来店特典のおまけで二人より少し多めに貰っている 【香霖堂@東方project】 森近霖之助が経営する古道具屋 彼の収集癖によりいろんなものが集まっているが、 大体が非売品かガラクタばかりで売る気が全くない もっとも店主は人間と違い食事は一切不要とされるので、 売れようと売れなかろうと構いはしなかったりする 一応店としては機能しており咲夜や紫と常連客は少なくない とにかくがらくたが多いので狭くて歩きにくいので 体格が大きいと難儀……と言うより約一名(リンリン)は入れないかも 【森近霖之助@東方project】 香霖堂店主にして戦闘を行わないNPCの一人 支給品(基本含む)同士の物々交換をすることができる 霖之助自身は雑談や助言に細かい制限はないものの、 参加者による施設の対応は平等であるようにされている 交換の際は相場が見合ってる必要あり。相場は霖之助の感性次第 放送ごとに香霖堂由来と嗜好品以外が更新され品揃えが変わっていく 現在店には螺湮城教本、勇者の盾等が存在する 誓約は以下の通り 店内での戦闘は禁止 店内での滞在は十分まで 一度出た人は次の放送までの間再来店禁止 マジックアイテムの生成、霖之助自身の遠出 現時点では基本&ランダム支給品のみで現地調達はお断りだが、 ゲームの進行次第で支給品が枯渇する可能性もあるので変わるかも また霖之助はハニージッポ@大番長と参加者の詳細名簿を所持 ハニージッポは死亡時全開で蘇生する(出会い頭に死亡するのを防ぐために渡されてる) 詳細名簿は、メタ的に言えば候補作の時点まで纏められている(そこからどうなったかは書いてない) ※禁止行為に抵触した場合について 完全ランダムに別のエリアへ飛ばされる 転移先を中心に小鬼禍(ゴブリンハザード)が発生 参加者が強い程強力なNPCも送り込まれる エリア内のNPC全員が優先順位を対象に変更 032:掴む者、離す者、離れる者 投下順 034:張りぼての同盟 超越者(ヴァンパイア)と少女たちと 勇者 056:生命 サーニャ 八雲紫
https://w.atwiki.jp/tohofight/pages/627.html
霖之助「今日の競技は『早大門』、内容は……こちらの台に駆けつけて仮装をし、 この道具に所定の操作を行って中の物を捨て、『早大門』と宣言する。要するに借り物競争の類に近いね」 安価の指定による『早大門』を東方ファイト実行委員会が調査した結果、 香霖堂店主森近霖之助より情報の提供があったため、現地での解説及び物品の準備が任された。 しかしこの早大門、単なる短距離走と仮装、ショットガンの早撃ちが主眼ではない。 競技の開始は不定、つまりいつ始まるか定まっていないのだ。 競技者が観覧車に乗っている間に競技が開始し、参加できずに終わった事すらある、曰くつきの競技である。 そしてこの条件と対戦者の状態指定に、文と、何故か妖夢が悲鳴を上げた。 文「うぐぐぐぐ……今日で一週間、一体ファイト委員会は何をしているの!」 椛「まあまあ落ち着いて下さい。今は『清く正しい射命丸文』なんですから」 文「それはもちろん、常に清く正しくあるつもりよ」 椛「でも初日にドロチラを撮影しようとして指導を受けてましたよね?」 文「だからこそ、こんな競技が続いていては文々。新聞が……」 椛「それならたまには真面目な連載記事で良いじゃないですか」 文「『東方香霖堂』を連載して潰れかけたし、そういうのは合わない気がするのよねぇ……」 文サイドは、『清く正しい』という指定により、日常の半skmdy行為が禁じられてしまい、 幻想郷最速でストレスが溜まり、増加していた。 一方の白玉楼は―― ルーミア「おかわりなのかー」 幽々子「おかわりー」 妖夢「うぅ……すいません、すぐ焚きますから少しだけお待ちを……」 幽々子「ダメよ妖夢、今ファイトが始まったら『満腹状態の』っていうのを満たさないじゃない」 ルーミア「まだまだ入るのかー」 妖夢「で、でもなんでこの子がうちに居るんですか……」 幽々子「安価指定を満たすために『突撃!幻想郷の朝昼晩ご飯 雑草一本残さない春の飽食スペシャル!』を やろうとしたら、妖夢がご飯なら作るからって泣いて止めたんじゃない」 ルーミア「毎日おなかいっぱいなのかー」 妖夢「はい、申し上げました。しかしここまでとは……」 幽々子「まあそんなことは良いから、ご飯をよろしくね」 ルーミア「たのむのかー」 妖夢「……(嗚呼、今すぐファイトが始まってくれればどんなに楽か……)」 映姫「……そろそろ限界でしょうか」 慧音「天狗の方はともかく、白玉楼が陥落したら、文字通り人里崩壊だからな……」 霖之助「それもファイトの規定に従って、だからね。止むを得ないと思うよ」 映姫「仕方ありませんね。では開始を宣言しましょう。頼みますよ、リリー」 リリー「はい。では早速、『早大門ですよ~』」 春の訪れを幻想郷にあまねく告げるリリーホワイトにより、早大門の開始が宣言される。 幻想郷最速の鴉天狗は風を巻いて瞬時に現れると、ラバーの手袋を着け、 角刈りのカツラを被りサングラスをかけ、手近の木立にショットガンを乱射・排莢、 これらを瞬く間に終えて『早大門』を宣言し、清く正しく幻想郷最速である事を改めて示したのだった。 結果:清く正しく居られたため、順当に文の勝ち。 なお、ルーミアは満腹になれないでいたため、ファイトに参加できなかった。 慧音「すまないな、もう少し長引かせたかったんだが……」 椛「いいんですよ、妖夢さんも大変でしょうし、久々にずっと一緒に居られましたから」 映姫「その……すいません」 妖夢「いえ、いいんです……ちょっとばかり白玉楼が傾きかけましたが、元々エンゲル係数はほぼ100ですから」 幽々子「妖夢ー、おかわりまだー?」 ルーミア「まだなのかー?」 ルーミア 妖夢 幽々子 文 競走 芸
https://w.atwiki.jp/shufe_ja/pages/6.html
上海財経大学について 日本人会について 上海財経大学について 上海財経大学(中山北一路校区)は、上海市の北側(虹口区)に位置し、近くには上海外国語大学や魯迅公園などがあります。テレビ等でご覧になっている「近代的な上海」とは少々雰囲気が違い、学校・住宅が多いエリアに位置しています。 キャンパスは芝生や木々などの緑に囲まれ、小さな公園とバスケットボール場もあり、過ごし易い環境です。MBA学生、社会人学生、そして我々留学生と、学習意欲の高い学生が多数在籍し、落ち着いた雰囲気です。 現在、日本人留学生は、本科生と語言生を合わせて約150名です。年齢層も幅広く、高校卒業後すぐ来られた方から、社会人の方まで様々です。 日本人会について 「そんなものあるんだ~」と思われる方がほとんどだと思いますが、上海財経大学には日本人会が存在します。留学したら日本人と交流しないと決めている方もいらっしゃるでしょうし、強制的な活動は何もないのですが、この大学での生活をお互いスムーズに送る、そしてプラスαな活動をするきっかけを作っていけたらと思っています。 このHPもそんな考えのもとに、2005年7月に開設されたものです。コンテンツの内容は豊富ではないかもしれませんが、「日本で留学の準備をする新入生の役に立つ情報を届けられないものか?」と日本人会で話し合って、小規模ながらスタートさせました。 中国語に「縁故」という言葉がありますが、ここで留学生としてお会いするのも何かの縁です。在校生が新入生を助け、新入生通し助け合い、そして来学期以降はみなさんが新しい仲間を助けていく。そんな学校でありたいと思っています。 上海でみなさんとお会いするのを楽しみにしています。 また、このHP開設にあたって、留学の貴重な時間を割いて尽力してくださった同学に敬意を表します。 日本人会会長 萩原吉晃
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/160.html
122. テツ 2009/04/28(火) 21 04 21 投下します。 本編で固有名詞が出ていなかった為、ネタにしてみました。 ご寛恕下さいw 提督たちの憂鬱 支援SS〜上海事変〜 この時代、多くの貴族や華族の子弟は軍籍を持っていた。 いわゆる「高貴な者の義務(ノーブレスオブリージ)」故なのだが、それでも大半は「籍だけ」置いている状態であった。 殆どの貴族・華族子弟は軍隊という特殊な環境に慣れることが出来ないからなのだが、中には軍人に相応しい人間も少なからず居た。特に親が軍人であった場合、彼らは子弟にも軍人の子として相応しい教育を受けさせることが多かった。 1932年1月。上海において第19路軍司令官である蔡廷『金皆』(さい てい『かい』)の独断によって上海租界に置ける列強と第19路軍の軍事衝突、俗に言う「上海事変」が引き起こされた。 中国屈指の経済都市として繁栄している上海で権益回収デモが多発、それに乗じて上海を手に入れようと画策し、3個師団3万人以上の部隊を上海郊外に展開させたのだ。 これに対し日本は直ぐさま正規空母天城、軽空母鳳翔、戦艦扶桑を中心とした第3艦隊と名古屋第3師団、久留米第12師団、金沢第9師団及び第24混成旅団を上海に派遣した。 123. テツ 2009/04/28(火) 21 05 55 同年2月。 七了口に上陸した杉山一中将率いる別働隊(9師、24混旅)は、橋頭堡に各部隊長を集めて作戦予定の確認を行っていた。 「予定通り損害無しで上陸できたのは幸先がいい。だが、本番はコレからだ」 杉山が上海周辺の戦略地図をテーブルの上に載せて説明をしていく。 「白河閣下の派遣軍主力は順調に第19路軍を上海から追い出しつつある。まあ制空権も制海権も我が軍にあるのだから、当然と言えば当然だ」 幾ら万の歩兵が居ても、対空砲がないのでは航空機にとってただの地上目標に過ぎない。第19路軍に野砲はあっても対空機関銃はない。機関銃その物は世界大戦の中古品があるにしても、専用の機関銃で対空射撃をして1000発撃って1発当たれば感状モノ。何より帝國海軍きっての練達が操る機体である、そうそう当たるモノではない。 地上戦にしても帝國陸軍の精鋭である第3、第12師団の猛攻を受けているのだ。善戦以上のことは出来ないだろうと言うのがここにいる将校達の認識であった。 「だが、このまま南京に逃がすほど我々はお人好しではない」 そう、連中が誰に喧嘩を売ったか骨の髄までたっぷりと教えてやらねばならない。日本軍にとって日本人の命より重いモノは存在しないのだから。 「我が別働隊は12時間以内に上海〜南京間の鉄道線まで前進。24時間以内に第19路軍の包囲を完了させる」 指で七了口から進撃経路を指でなぞる。 従来の歩兵師団では鉄道線まで進むだけでも丸三日かかるだろう。しかし上海派遣軍は高度に機械化されている。それ故に今回のようなミニ電撃戦と呼べる行動可能なのだ。 「我が軍は3月までにこの事態を収拾せねばならない。それ以上かかると列強各国の我が国に対する不信感が芽生える可能性もあるし、なにより政府は新年度まで1個軍以上の戦力を上海に置いておくつもりがない」 新年度予算編成中の辻も煩いし。とは口には出さなかった。 「将兵には無理をかけると思うが、小職は諸君の健闘に期待する」 何か質問は。何件かの質議応答の後解散が命じられ、杉山以下数人を残して各部隊に戻っていった。 そして残った数人は、コレから別働隊の先頭に立って進撃する「槍の穂先」の指揮官達であった。さらに付け加えるなら、夢幻会のメンバーでもあった。 「そう言うことになりましたけど、各部隊問題は?」 「ウチの大隊は問題在りませんよ。彼らならきっとやってくれます」 先遣隊の歩兵第5連隊(青森)歩兵第2大隊長の相沢三郎が胸を張って答える。日本陸軍の至宝、弘前第8師団から派遣された連隊だけに、士気・装備共に最高水準にある彼の大隊はこの作戦の要であった。 「殿下の方はどうですか」 「私の連隊も問題はありません。1時間以内に出動できます」 124. テツ 2009/04/28(火) 21 07 03 夢幻会には「殿下」と呼ばれる人間が2人居る。 1人は夢幻会の幹部でもある伏見宮博恭海軍大将、もう1人は此処にいる閑院宮篤仁(かんいんのみや あつひと)陸軍大佐。父は日清日露戦争で活躍した閑院宮載仁(かんいんのみや のりひと)親王陸軍元帥、彼はその長男であった。 閑院宮篤仁は前述したとおり、皇族である閑院宮載仁の長男であるが史実では生後間もなく夭折している。しかし篤仁が亡くなる直前に「憑依」されたため篤仁は死なず、現在まで生きることが出来たのだ。ちなみに憑依したのは現役の陸上自衛隊幹部で夢幻会でも少数派に属する「本職」の人間だった(南雲忠一は元海保職員だったから彼も含めていいだろう)。 そんな篤仁に閑院宮載仁は体を鍛えさせた。夭折しかけた事が余程堪えたのか、病気にならない体にするために、徹底的に体を鍛えさせた。騎兵将校でもあった閑院宮載仁は乗馬は特に仕込んだ。そして篤仁に軍人としての素質があると見いだした後は、篤仁を士官学校に入学させ、自分と同じ陸軍騎兵将校としての道を歩ませた。 篤仁が自分の連隊に帰り、各中隊長を集めてコレからの作戦行動を説明していた。 「我々24混旅は別働隊の先鋒として行動する。そして我が連隊は更にその先発隊となった。行軍予定は3時間で劉河鎮を突破し、更に3時間で嘉定飛行場を突破する。そして嘉定飛行場から上海〜南京線の線路までおよそ10?。此処までを計12時間以内に抜ける」 七了口から線路まで約35?強。幹線道路で走行するなら1時間もあれば目的地まで付けるだろうが。 「以上が我が連隊に与えられた任務だ。何か質問は?」 彼の指揮する部隊は第1機械化騎兵連隊(習志野)と言い、92式軽戦車3個中隊とオートバイ偵察中隊で構成されている快速部隊だった。 母体が騎兵第1連隊なので連隊と称しながら実質1個大隊規模の戦車しかないが(帝國陸軍の騎兵連隊は他の国の騎兵一個大隊規模)。 しかしそれでもなお、現在の上海周辺では大規模な機甲部隊と言えた。 「質問があります。先発隊は我が連隊だけなのでしょうか。歩兵の同行はあるのですか?」 長身で精悍な面構えをした中尉が質問をしてきた。 「無論。幾ら戦車が強力と入っても、歩兵の支援がなければ真の実力を発揮できない。 ああ、勿論戦車に追随出来るようにトラックを装備した機動歩兵だ。納得できたかな、西竹一騎兵中尉?」 「はっ、ありがたくあります」 そう言って西竹一中尉は洒落っけのある敬礼をする。普通は大佐、しかも皇族にする態度ではないのだが、西はそう言ったことを気にする男ではなかった。 「他に質問は?」 篤仁も気にはしなかった。TPOさえ守ればこう言ったことにはあまり煩くないのも彼が軍人としての資質がある証拠でもあった。 「無ければ始めよう。各自中隊に戻り出撃準備を整えるように。30分後に出撃する。連隊が新編されて初めての実戦だ、総員の奮闘を期待する」 125. テツ 2009/04/28(火) 21 07 51 彼が夢幻会と接触したのは陸軍士官学校生徒時代だった。伏見宮博恭が閑院宮家を訪ねてきたのだ。伏見宮は史実に詳しい。だからこそ、本来であればとうの昔に夭逝していた篤仁の存在に違和感を覚えたのだろう。 伏見宮の誘いに篤仁が首を横に振る理由は存在しなかった。 彼は元々愛国者であったからだ。そして今の時代の日本が好きになりかけていたからだ。 その後は陸軍士官として任官。夢幻会の正式メンバーとして日本の国力増強の為に邁進していくことになる。 皇族でもあったため、外交事で引っ張られることも多かった。その為、彼の細君は日本人ではない。日本人皇族としては珍しい外国要人令嬢との婚姻外交であったが、コレは半分夢幻会からの命令でもあった。 もっとも、当人達の努力もあって夫婦仲は非常に良好であるが。 劉河鎮で早速第19路軍の部隊と遭遇した。 だが中隊規模の歩兵の群に過ぎなかったので、92式軽戦車を先頭にした戦車中隊の楔陣形による突入で速やかに蹴散らした。 だが嘉定飛行場付近で大規模の敵と遭遇した。 「大佐殿、オートバイ斥候からの無線連絡です。『我、飛行場付近の道路で移動中の敵の大規模な部隊を発見せり。数は少なく見積もっても一個歩兵大隊規模。上海方面に向かうモノと思われる』。以上です」 篤仁は指揮戦車の中に広げられた地図を覗き込む。 敵の居る位置があまり宜しくはなかった。現在道路付近を上海方面に行軍中。やり過ごすにしても上海防衛軍の味方の負担になるだろう。 そして決断。 「通信士、杉山中将へ連絡。『我、飛行場付近で一個大隊規模の敵軍と発見せり。目的地は上海と思われる。よって先発隊は上海の敵軍への合流を阻止するために、敵部隊への攻撃を行い、これを殲滅する許可を求む』」 返事は直ぐさまやってきた。 「別働隊司令部より入電。『行動を許可する、敵軍を殲滅せよ。加えて24混旅の本隊を速やかに向かわせる。追伸、海軍から航空支援を受けられるように手配した。到着は30分後』。以上であります」 「通信士、第1、第2中隊に連絡。『相沢中佐の指揮下に入り、5連2大隊と共同して西側から回り込み、後方から敵を圧迫せよ。』。続けて第3中隊及びオートバイ中隊に連絡。『丘陵に沿って敵の進行方向に密かに展開し、敵の上海への逃走路を塞げ』。以上だ」 数はほぼ同じだが、こちらには軽戦車とは言え最新型の走行車両が1個連隊。初陣を華々しく飾らせて貰うぞ。 結果だけで言えば、この敵部隊を殲滅することは出来なかった。 空爆を含む攻撃によって指揮系統が崩壊し大隊規模の敵軍ではなく「大隊規模の兵士の群」に成り下がった為、四方八方に数人単位で逃げ散ってしまったからだ。 ようは軍隊としてこの部隊は無力化された事には変わらなかった。逃げ散った敵の大半は元来た南京方面へと向かったので「上海への増援を阻止する」当初の目的は達成されたのだが。 126. テツ 2009/04/28(火) 21 08 36 「あの宮様大佐、思ったよりもやるじゃないか」 杉山は戦略地図に書き込まれた部隊状況を見ながらほくそ笑んだ。 篤仁は皇族故、他の将校よりも昇進が速いので実力の程を疑問視していた人間が多かった。杉山も「幾ら中の人が『元本職』だと言っても、この時代の戦闘に対応できるのか」との危惧はあった。 だが第24混成旅団は途中のトラブルはあったモノの、予定通り第19路軍の包囲を完了させた。 「だからこそ、あの殿下にロシア皇帝の末娘を嫁がせたんだけどな。コレくらいやって貰わないと困るが」 閑院宮篤仁は夢幻会の「身内」であったから、この時代世界一の資産を持っていたロシア皇帝の遺児を嫁がせるには非常に都合が良い存在であった。 その資産のかなりの額が大日本帝国の強化に使われた。ただし世界恐慌のインサイダーでその資産を相当増やしたのも確かだ。 「・・・まあ予想以上に使えると解ったし、コレまで以上に扱き使われるだろうな。彼は」 些か同情を含んだ声になったのは仕方がないだろう。何しろ夢幻会は日本のために使える人間はトコトン使い倒す組織だ(使い潰す、ではない)。 「さて、補給と再編成が終わり次第、白河閣下の本隊と連動して上海校外にいる第19路軍主力を押しつぶすぞ。3日で戦闘にケリを付ける!」 世に言う「上海事変」はこうして2ヶ月に満たない内に収束、日本陸海軍の精強振りを世界に見せつけ、辻が高笑いを上げる結果となった。 終わり おまけ 第24混成旅団編成表 旅団司令部 歩兵第5連隊(青森) 第1機械化騎兵連隊(習志野) 独立山砲大隊(御殿場) 独立機関砲大隊(御殿場) 臨編輜重大隊(麻布) 127. テツ 2009/04/28(火) 21 12 45 投下終了〜 ウィキで「アナスタシアの婿になったのは誰かな〜」と思い、日本の皇族の一覧から物色していたのですが、丁度良い「閑院宮篤仁(1894年生まれ)」が居ました。 そしてコレ見て「もしかしてネタに出来るのでは」と思い一気に書き上げてみました。 「矛盾はネタの元」とは私のSS書きの師匠筋がよく言っている言葉。 いや全くその通りでしたわw 128. ham ◆sneo5SWWRw 2009/04/28(火) 21 35 46 122-126 なかなか良いできですよ。GJ!! でも、少し言わせてもらいます。 誤字報告 1.「久留米第12師団」⇒「小倉第12師団」 久留米は第18師団です。(宇垣軍縮で廃止になっている可能性あり) 2.「杉山一」⇒「杉山元」 3.「行動可能」⇒「行動が可能」 4.『「将兵には無理をかけると思うが、小職は諸君の健闘に期待する」何か質問は。』⇒『「将兵には無理をかけると思うが、小職は諸君の健闘に期待する。何か質問は?」』 5.第1機械化騎兵連隊(習志野) 騎兵第1旅団と勘違いされているのでは? 当時、習志野にいたのは第13〜16騎兵連隊で第1連隊は東京です。 130. テツ 2009/04/28(火) 21 47 56 誤字脱字が多いな〜(汗 以下ウィキより抜粋 第12師団は、日清戦争後に新設された6個師団の一つであり、1898年(明治31年)に、市制施行前の小倉町付近(現在の北九州市小倉北区・小倉南区付近)に設置され、所属の兵士は主に北部九州方面出身者からなる。その後、1925年(大正14年)には久留米に移転し、1940年(昭和15年)7月には満州に移転、また満州移転と同時に歩兵第14連隊を第25師団に転出させ三単位編制に改編された。なお、満州移転後の代替常設師団として第56師団が設けられた。 第12師団は久留米に移転してます。それと、史実の第24混成旅団の中核部隊は第12師団の歩兵第24連隊(久留米)でした。が、本編では第12師団に動員がかかっていたため、中核部隊に5連隊をあてました
https://w.atwiki.jp/chaos-tcg/pages/1397.html
上海紅茶館「紅 美鈴」 読み:しゃんはいこうちゃかん「ほん めいりん」 カテゴリー:Chara/女性 作品:東方混沌符 属性:無 ATK:1(+3) DEF:3(+2) Main 〔【スタンド】から【リバース】にする〕目標のキャラ1体を【裏】から【表】にする。 C:まぁ、楽に勝たせてもらえるとは思ってないけどさ SC:門番だからといって、迎え撃つだけが能じゃない illust:kona TP-056 C SC 収録:ブースターパック 「OS:東方混沌符 1.00 追加パック」 「上海紅茶館 ~ Chinese Tea.」は「東方紅魔郷」の3面道中(美鈴戦直前)テーマ曲。 上海紅茶館「紅 美鈴」 読み:しゃんはいこうちゃかん「ほん めいりん」 カテゴリー:Partner/女性 作品:東方混沌符 属性:無 ATK:4/7/10/13 DEF:5/7/9/11 Main 〔【スタンド】から【リバース】にする〕目標のキャラ1体を【裏】から【表】にする。 門番だからといって、迎え撃つだけが能じゃない illust:kona TP-056P 収録:ブースターパック 「OS:東方混沌符 1.00 追加パック」 あみあみ特典
https://w.atwiki.jp/gururun-shanghai/pages/81.html
管理人さんへ -- オカメインコ 2005-10-13 23 24 24 こんばんは、早速アクセスしてみました。ただネット環境がダイアルアップなので、写真を見るのが少し大変です。(ToT)/~~~ 今度はADSLのある場所でゆっくり見ますね。 ガイドブックに載っていない穴場?がたくさんでなかなかよさそう。今度デートに使ってみようかな~~ オカメインコさん、投稿ありがとうございます!出来る限り上海生活に密着した内容をのんびりとアップしていきますので、末永くよろしくお願いします。是非是非、デートの参考場所にして下さい!管理人のネット環境もダイアルアップで画像のアップが大変です。。。 -- ぐるるん上海@管理人 (2005-10-14 00 51 17) 名前 コメント