約 438,110 件
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/4433.html
ここを編集 ■爆裂天使 ビジュアルワークス ■戦闘妖精雪風 ビジュアルコーディネイター補(5話) ■劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者 特殊効果(海老川兼武、井家信、星美弥子、垣田由紀子と共同) ■銀色の髪のアギト BGスキャン・補正(益子典子、川井政明と共同) ■RED GARDEN 色彩設計 ■桜蘭高校ホスト部 特殊効果 ■ブレイブ ストーリー 2Dデザインワークス(南條楊輔と共同) ■ドラゴノーツ ザ・レゾナンス 色彩設計 ■紅 kure-nai 色彩設計 ■夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~ 特殊効果 ■電波的な彼女 特殊効果 ■けんぷファー 特殊効果 ■黒執事Ⅱ 色彩設定 特殊効果 ■魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st 特効(福田直征と共同) ■けんぷファー für die Liebe 特殊効果 ■劇場版 魔法先生ネギま! ANIME FINAL 特殊効果(日比野仁と共同) ■松本零士 オズマ モニターワーク ■好きっていいなよ。 特殊効果 ■ガールズ&パンツァー デジタルワークス ■カガクなヤツら 特殊効果 ■銀河機攻隊 マジェスティックプリンス 特殊効果 ■れすきゅーME! 特殊効果 ■アークIX 特殊効果 ■ファンタジスタドール 特殊効果 ■ハイスクールD×D NEW 特殊効果 ■劇場版 薄桜鬼 第一章 京都乱舞 特殊効果(斉藤丈史と共同) ■BLAZBLUE ALTER MEMORY 特殊効果 ■劇場版 HUNTER×HUNTER The LAST MISSION 色彩設計 ■みツわの 特殊効果 ■棺姫のチャイカ 特殊効果 ■ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です! デジタルワークス 特殊効果 ■デート・ア・ライブII 特殊効果 ■そらのおとしものFinal 永遠の私の鳥籠 エターナルマイマスター 特殊効果 ■新劇場版 頭文字D Legend1 -覚醒- 特殊効果 ■TERRAFORMARS 特殊効果 ■棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE 特殊効果 ■ME!ME!ME! 色彩設計・色指定検査 特殊効果 ■SHOW BY ROCK!! 特殊効果 ■新劇場版 頭文字D Legend2 -闘走- 特殊効果 ■ハイスクールD×D BorN 色彩設計 特殊効果 ■緋弾のアリアAA 特殊効果 ■サイボーグ009VSデビルマン 特殊効果 ■ガールズ&パンツァー 劇場版 特殊効果(井家信、山根裕二朗と共同) ■シュヴァルツェスマーケン 特効 ■新劇場版 頭文字D Legend3 -夢現- 特殊効果 ■文豪ストレイドッグス 特殊効果(~12話) ■SHOW BY ROCK!! しょ~と!! 特殊効果 ■レガリア The Three Sacred Stars 特殊効果 ■モンスターストライク THE MOVIE はじまりの場所へ 特殊効果 ■アイドルメモリーズ 特殊効果 ■SHOW BY ROCK!!# 特殊効果 ■ろんぐらいだぁす! 色彩設計(原田幸子と共同) 特殊効果 ■劇場版 銀河機攻隊 マジェスティックプリンス -覚醒の遺伝子- 特殊効果 ■ロクでなし魔術講師と禁忌教典 特殊効果 ■FRAME ARMS GIRL 特殊効果 ■ゲーマーズ! 色彩設計 特殊効果 ■ガールズ&パンツァー 最終章 特殊効果 ■続 刀剣乱舞 花丸 特殊効果 ■文豪ストレイドッグス DEAD APPLE 特殊効果(イノイエシン、龍角里美と共同) ■LOST SONG 特殊効果 ■魔法少女 俺 特殊効果・2Dワークス ■されど罪人は竜と踊る 特殊効果 ■閃乱カグラ SHINOVI MASTER -東京妖魔篇- 特殊効果 ■魔法少女特殊戦あすか 特殊効果 ■コードギアス 復活のルルーシュ CG特殊効果協力(長谷川敏生と共同) ■フレームアームズ・ガール きゃっきゃうふふなワンダーランド 特殊効果 ■スタンドマイヒーローズ PIECE OF TRUTH 特殊効果 ■無限の住人 IMMORTAL 特殊効果 ■織田シナモン信長 特殊効果 ■啄木鳥探偵處 特殊効果 ■Lapis Re LiGHTs ラピスリライツ 色彩設計 特殊効果(木村実乃理と共同) ■ジョゼと虎と魚たち 特殊効果(入佐芽詠美、野村由美と共同) ■回復術士のやり直し 特殊効果 アシスタントプロデューサー ■東京リベンジャーズ 特殊効果 ■映画大好きポンポさん 特効(三宅寛治と共同) ■月が導く異世界道中 特殊効果 ■月曜日のたわわ2 色彩設計 特殊効果 ■BUILD DIVIDE -#000000-(CODE BLACK) 特効 ■BUILD DIVIDE -#FFFFFF-(CODE WHITE) 特効 ■Eve MV「暴徒」 Special Effect ■夏へのトンネル、さよならの出口 特効 ■東京リベンジャーズ (聖夜決戦編) 特殊効果 ■英雄王、武を極めるため転生す そして、世界最強の見習い騎士♀ 特殊効果 ■らくだい魔女 フウカと闇の魔女 色指定・色検査(大塚眞純、岡田礼と共同) ■アークナイツ「夕景に影ありて」アニメPV 特殊効果 ■るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 特殊効果 ■東京リベンジャーズ (天竺編) 特殊効果 ■となりの妖怪さん 特殊効果 ■ささやくように恋を唄う 色彩設計 特効 ■THE NEW GATE 色彩設計 ■僕のヒーローアカデミア (7th season) 特殊効果 ■ばいばい、アース 特殊効果 ■関連タイトル 黒執事 Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 rakuten_design= slide ;rakuten_affiliateId= 053df7e0.7c451bd1.0c852203.190c5695 ;rakuten_items= ctsmatch ;rakuten_genreId=0;rakuten_size= 468x160 ;rakuten_target= _blank ;rakuten_theme= gray ;rakuten_border= on ;rakuten_auto_mode= on ;rakuten_genre_title= off ;rakuten_recommend= on ; 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Switch ゼルダの伝説 Tears of the Kingdom Switch 世界樹の迷宮Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ HD REMASTER Switch ピクミン 4 大友克洋 Animation AKIRA Layouts Key Frames 2 小説 機動戦士ガンダム 水星の魔女 1 ONE PIECE FILM REDデラックス・リミテッド・エディション 4K ULTRA HD Blu-ray Blu-ray 劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ 完全生産限定版 Blu-ray 映画『ゆるキャン△』 Blu-ray 【コレクターズ版】 Blu-ray ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! Blu-ray 天地無用!GXP パラダイス始動編 Blu-ray第1巻 特装版 天地無用!魎皇鬼 第伍期 Blu-ray SET 「GS美神」全話いっき見ブルーレイ Blu-ray ソードアート・オンライン -フルダイブ- メーカー特典:「イベントビジュアル使用A3クリアポスター」付 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 5th Live! 虹が咲く場所 Blu-ray Memorial BOX 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち Blu-ray BOX 特装限定版 地球へ… Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 神風怪盗ジャンヌ Complete Blu-ray BOX HUNTER×HUNTER ハンター試験編・ゾルディック家編Blu-ray BOX BLEACH Blu-ray Disc BOX 破面篇セレクション1+過去篇 完全生産限定版 MAZINGER THE MOVIE 1973-1976 4Kリマスター版 アニメ・ゲームのロゴデザイン シン・仮面ライダー 音楽集 テレビマガジン特別編集 仮面ライダー 完全版 EPISODE No.1~No.98 MOVIE リスアニ!Vol.50.5 ぼっち・ざ・ろっく!号デラックスエディション ヤマノススメ Next Summit アニメガイド おもいでビヨリ アニメ「魔入りました!入間くん」オフィシャルファンブック 『超時空要塞マクロス』パッケージアート集 CLAMP PREMIUM COLLECTION X 1 トーマの心臓 プレミアムエディション パズル ドラゴンズ 10th Anniversary Art Works はんざわかおり こみっくがーるず画集 ~あばばーさりー!~ あすぱら画集 すいみゃ Art Works trim polka-トリムポルカ- つぐもも裏 超!限界突破イラスト&激!すじ供養漫画集 開田裕治ウルトラマンシリーズ画集 井澤詩織1st写真集 mascotte 鬼頭明里写真集 my pace 内田真礼 1st photobook 「まあやドキ」 進藤あまね1st写真集 翠~Midori~ 声優 宮村優子 対談集 アスカライソジ 三石琴乃 ことのは 亀田祥倫アートワークス 100% 庵野秀明責任編集 仮面ライダー 資料写真集 1971-1973 金子雄司アニメーション背景美術画集 タローマン・クロニクル ラブライブ!サンシャイン!! Find Our 沼津~Aqoursのいる風景~ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 友の会[復刻版] 梅津泰臣 KISS AND CRY 資料集 安彦良和 マイ・バック・ページズ 『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』編 氷川竜介 日本アニメの革新 歴史の転換点となった変化の構造分析 Blu-ray THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th Anniversary Celebration Animation ETERNITY MEMORIES Blu-ray おいら宇宙の探鉱夫 ブルーレイ版 Blu-ray 映画 バクテン!! 完全生産限定版 アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~ Blu-ray BOX 初回生産限定版 はたらく細胞 Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 Blu-ray 長靴をはいた猫 3作品収録 Blu-ray わんぱく王子の大蛇退治 Blu-ray 魔道祖師 完結編 完全生産限定版 魔道祖師Q Blu-ray Disc BOX 完全生産限定盤 にじよん あにめーしょん Blu-ray BOX 【特装限定版】 Blu-ray 鋼の錬金術師 完結編 プレミアム・エディション Blu-ray付き やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。完 限定版【同梱物】オリジナルアニメ Blu-ray「だから、思春期は終わらずに、青春は続いていく。」
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/489.html
異世界のウィッチ2・その7 ――――――3日後 次に俺が目を覚ましたのは医務室のベッドの上だった。 ・・・なんで医務室?何があったんだっけ? 腹に何か締め付けられるような感覚がある。服をめくってみると、包帯が巻いてあった。 それと、左耳が妙に温かい。触ってみたら、 俺「・・・痛っ!?」 軽くだが痛みが走った。 その痛みで、段々記憶が戻ってきた。 確かネウロイとの戦いで・・・そうだ、耳は銃弾で、腹は不意のビームでやられたんだったな。 俺「・・・クソッ!」ドスッ 倒せると確信したのに、 ・・・彼女の能力と「危機」の時まで計算していたネウロイの技術に上を行かれたのだ。 悔しさがこみ上げてきて、俺はベッドを殴った。 「・・・ん・・・」 その衝撃に反応したかのように、横から声がした。 誰かいたのか? ・・・誰だ? そう思って視線を向けると、 「・・・俺・・・さん・・・?」 白い肌に銀色の髪。まさに「雪」を体現したような儚げな少女が、 細く綺麗な声で俺の名前を呼んだ。 俺「サーニャ?」 サーニャ「・・・っ!」ギュッ 俺の呼びかけには答えずに、サーニャは俺の右手を握ってきた。 俺「・・・」 俺は黙ったまま手を握り返す。 サーニャ「・・・良かった・・・」 サーニャが呟く。 俺「・・・」 サーニャ「・・・このまま目を覚まさなかったら・・・どうしようって・・・」 うっすらと目に涙を浮かべている。 ・・・心配させてしまったみたいだな。 サーニャの頭を撫でようと右手を動かそうとしたら、 サーニャは、握った俺の右手を自分の左胸に持っていった。 俺「・・・?」 ドクン・・・ドクン・・・ 右手の柔らかい感触の奥に、サーニャの心臓の鼓動が伝わってくる。 サーニャ「俺さん・・・私は、生きています・・・俺さんは?」 すぐに言葉の意味を理解できた俺は、空いている左手でサーニャの片手を掴み、 俺自身の左胸に、・・・心臓の位置に持っていった。 俺「生きてるよ」 その言葉に、サーニャは、涙を伝わせて俺の目を見た。 サーニャ「・・・はい・・・」 俺「・・・」 そのまま俺たちは、何も喋らずに見つめ合っていた。 「あーーーーっ!!」 俺・サーニャ「「!」」 不意に響いた声に、咄嗟に俺たちはお互いの胸から手を離した。だが、 「どうしたんだルッキーニ!」 ルッキ「シャーリー!俺がサーニャのおっぱい触ってたー!!」 俺・サーニャ「「・・・」」 手遅れだった。 ・・・あのクソガキ・・・ぶん殴ってやりたくなった。 ――――――――― ミーナ「あらあら」ニコニコ シャーリー「二日寝て起きたと思ったら早速それかぁ~?」ニヤニヤ 俺「ち、違う!そうじゃなくて・・・」 ゲルト「言い訳するのか?見苦しいぞ、俺」 ペリーヌ「そうですわ!過程はどうあれ触ったのは事実でしょうに!」 宮藤「全く、俺さん何考えてるんですか!」 リーネ「芳佳ちゃん・・・」 宮藤「え?」 リーネ「・・・ううん、なんでもない」 エイラ「オイ俺・・・この二日間・・・サーニャがどれだけお前のこと心配してたと思ってんダヨ! ずっと傍につきっきりだったんダゾ!なのにお前は・・・」 俺「・・・そうだったのか?」 サーニャ「・・・はい」 俺「・・・ありがとう、サーニャ」 サーニャ「いえ・・・///」 エイラ「ムゥ・・・」 坂本「俺よ、宮藤にも感謝しておけ。懸命に治療してくれたのだからな」 俺「そうか・・・宮藤も、ありがとうな」 宮藤「えへへ・・・できることをしただけですよ」 シャーリー「しかし、バルクホルンに続いて、俺まであのネウロイに撃墜されちまうとはなぁ・・・」 ゲルト「・・・」 ミーナ「そのネウロイについてですが、この二日間でわかったことがあったので、 次の出撃の時のために例のネウロイへの作戦を立てたのだけれど・・・ 俺さん、寝起きで悪いけれど、今ここで話してもいいかしら?」 俺「俺はどこだろうと構わないが・・・みんなは?」 エーリカ「私達はもうミーナから聞かされたからね。あとは俺だけなんだ」 ゲルト「そして、この作戦において不可欠なのは、俺、お前の存在なんだ」 俺「・・・そうか」 ミーナ「・・・前回、あのネウロイを撃破するために背後から攻撃しシールドを解除させて無防備状態を作らせるという作戦を行いましたが、 失敗に終わりました。理由は、背後にまわったシャーリーさんの銃撃が、返ってきた弾丸に阻止させられたからです」 俺「!」 あのネウロイ、そんなことまで・・・ ミーナ「シャーリーさんの報告によれば『近づくたびに弾のスピードと精密さが増していく気がした』とのことですが・・・ 俺さんにも尋ねておきます。シャーリーさんの言うとおりでしたか?」 俺「・・・シャーリーも気付いてたか」 シャーリー「そりゃ気付くさ。近づくにつれてヒヤッとする場面が多くなってたしな」 坂本「ふむ・・・しかし、精密さがあるとはいえ銃弾と銃弾をかち合わせるなんて離れ技をしてのけるとはな・・・」 ミーナ「前回と同じ作戦はもう使えません・・・ですが、あの戦闘が全くの無駄だったわけではありません。 俺さん。あなたの攻撃がそれを証明してくれました」 ・・・なんのことかは分かっている。 俺「俺の攻撃でシールドが解除されたことだな?」 ミーナ「そのとおりです。・・・次の出撃時にあのネウロイと遭遇した場合、 あなたに・・・正確にはあなたとエイラさんに、再び同じ役目をしていただきます」 俺「・・・」 ミーナ「ですが、今度は『確実に破壊するため』ではなく、あくまで『シールドを破るため』の役割です」 俺「じゃあ、肝心の攻撃は誰がやるんだ?」 坂本「サーニャだ。お前はシールドを解除させたら、脚部の攻撃を即回避し、 それからサーニャがフリーガーハマーでネウロイを撃破する。リーネでも良かったのだが、コアが小さい上に攻撃が激しいからな。 その点、フリーガーハマーなら炸裂するからな。 火力と確実性を考慮してサーニャに任せることになった。・・・以上がこの作戦の内容だ」 俺「・・・了解」 ミーナ「・・・ごめんなさいね、俺さん。あなたが眠っている間に、また辛い役目を任せることを勝手に決めてしまって・・・」 俺「いや、気にしてない」 坂本「・・・何だと?」 俺の言葉に、みんな意外そうな顔をする。非難されるとでも思っていたのだろうか? シャーリー「・・・平気なのか?返ってくる弾丸は全部お前が引き受けることになるんだぞ?」 俺「シールドを破る役目は俺にしかできないことだろ?」 坂本「・・・その通りだが、しかし・・・」 俺「俺がそれをやることで道が開けるんなら、希望が見えるなら、喜んでやってやるさ」 坂本「・・・怖くはないのか?」 俺「俺が何もしないで、その結果ネウロイに好き放題させるほうが怖い」 サーニャ「俺さん・・・」 ミーナ「・・・引き受けていただけますか?」 俺「勿論」 即答だった。 そんな俺を見てバルクホルンは呟いた。 ゲルト「・・・やられたばかりだというのに、何故そんなにお前は余裕なんだ・・・」 ・・・ 俺「それに関しては、なんていうか・・・やられたからこそ余裕ができてきたんだ」 ゲルト「何?」 この世界に来てから、俺は命だけは『ツイてる』みたいだからな。 俺「いつ死んでもおかしくないはずの世界にいるのに、俺は今こうやって生きてる。死なずに済んでる。 今回だって、ネウロイに撃墜されはしたけど、それでも俺はまだ生きてる。・・・だから、これからも、きっと大丈夫だと思うんだ」 ゲルト「・・・」 俺「それにさ、死ぬことを想定して戦っちゃ意味無いだろ?俺たちは、生きていくために戦ってるんだから」 ゲルト「・・・フッ。確かにな」 俺の言葉に、バルクホルンは笑った。 ハルトマンが微笑みながら口を開く。 エーリカ「・・・俺。前に比べたら、随分と前向きになったね」 ・・・それはハルトマンのおかげだ。 俺「そうなるように仕向けた張本人が言う台詞か?」 エーリカ「・・・ホント、変わったね。良い方向に」 ゲルト「うむ」 バルクホルンは嬉しそうに頷いた。 それから、数秒間の静寂があった。・・・伝えるべきことは全部伝えられたのだろうか? ミーナに尋ねる。 俺「・・・話は終わりか?」 ミーナ「ええ」 俺「そうか・・・」 俺は窓の外の空を見上げた。 ・・・『生きるために戦っている』。自分で言った言葉に、ふと思った。 俺は・・・戦いが終わったら、どうなるんだろう・・・。 サーニャ「・・・?」 異世界のウィッチ2・その9
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/2559.html
ここを編集 ■NG騎士ラムネ&40 メカニックデザイン ■NG騎士ラムネ&40EX ビクビクトライアングル愛の嵐大作戦 メカニック原案 ■宇宙の騎士テッカマンブレード メカニックデザイン(佐山善則と共同) ■NG騎士ラムネ&40DX ワクワク時空 炎の大捜査戦 メカニックデザイン ■宇宙の騎士テッカマンブレードⅡ メインメカニックデザイン(佐山善則と共同) ■BLUE SEED デザインワークス(杉田篤彦、村田護郎と共同) ■機動戦艦ナデシコ メカニカルデザイン(高倉武史、沙倉拓実、森木靖泰と共同) 絵コンテ 11(大) ■劇場版 機動戦艦ナデシコ The prince of darkness メカニカルデザイン(武半慎吾、鈴木雅久、森木靖泰と共同) ■星方天使エンジェルリンクス メカニカルデザイン ■ベターマン デザインワークス ■BRIGADOON まりんとメラン デザインワークス(シンクポート、横井孝二、宮豊と共同) ■奇鋼仙女ロウラン メカデザイン(阿部統と共同) ■銀色の髪のアギト 美術設定(菊地正典、佐藤肇と共同) ■ゼーガペイン メカニックデザイン(神宮寺訓之、福島秀機と共同) 絵コンテ 23 絵コンテ協力 15 ■神曲奏界ポリフォニカ メカデザイン 絵コンテ 7 11 12(下) ■遊戯王5D s 絵コンテ 15 84 ■RIDEBACK -ライドバック- 絵コンテ・デザイン協力 8 ■真マジンガー 衝撃!Z編(中原れい。名義) 演出チーフ #1 メカデザイン #2・3 小物デザイン補佐 絵コンテ 10(今) 11(今) 演出 1(夕) 4(畠) 8(寺) 14(大) ■戦う司書 <The Book of Bantorra> オープニングアニメーション2(絵コンテ・演出) 絵コンテ 10 演出 10 メカ作画監督 17 18 20 21 22 23 24 ■レベルE プロップデザイン 絵コンテ 5 ■妖狐×僕SS いぬぼくシークレットサービス 妖怪デザイン ■輪廻のラグランジェ season2 絵コンテ 4 5 ■百花繚乱 サムライブライド 絵コンテ 2 12(斉) ■革命機ヴァルヴレイヴ <2nd SEASON> 演出 16(松) ■ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース #6・7・12・13 デザイン協力 絵コンテ 13 ■トリアージX プロップデザイン協力 ■To LOVEる-とらぶる-ダークネス 2nd 絵コンテ 4 6 ■遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS メカ・プロップデザイン(こかいゆうじ、鈴木勤、蛯名秀和と共同) ■WWW.WORKING!! 演出 3 ■ゼーガペインADP 絵コンテ・演出(下田正美と共同) メカニックデザイン(神宮司訓之、やまだたかひろ、福島秀機と共同) ■Lostorage conflated WIXOSS 絵コンテ 4 8 ■魔法少女サイト 絵コンテ 7 ■フルメタル・パニック! Invisible Victory 演出・メカニック作画監督 10 ■新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION 絵コンテ 25(大) ■殺戮の天使 絵コンテ 12(吉) ■宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち #24 レイアウト協力 演出 22 24 ■メルクストーリア 無気力少年と瓶詰め少女 絵コンテ 8(追) ■あひるの空 絵コンテ 8 12 35 48 アクション作監 4(前) 5(前) 6 7 ■ガンダムビルドダイバーズRe RISE 演出 5 ■けだまのゴンじろー 演出 37(貞) 45 ■ガンダムビルドダイバーズRe RISE (2nd Season) 絵コンテ 16(三・久) ■劇場版 Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット 前編 Wandering; Agateram 演出(末澤慧、黄瀬和哉、山城智恵、荒木佑太と共同) ■スケートリーディング☆スターズ コンテ 9(下) ■MARS RED 絵コンテ 5 ■東京リベンジャーズ 絵コンテ 7 演出 23(板) 作画監督 23(や・黒・松・小・氏・吉・I・K) メカ作画監督 12(橋・小・大) 16(福) 17(福) 23(福) 24(福) ■現実主義勇者の王国再建記 プロップデザイン ■MUTEKING THE Dancing HERO ヒーロースーツデザイン ■プラチナエンド 演出 10 ■現実主義勇者の王国再建記 (第二部) プロップデザイン ■フットサルボーイズ!!!!! レイアウト監修 3 5 10 ■リーマンズクラブ 絵コンテ 12 作画監督 8(今・三・村・佐・生・大・藤・古・長) ■東京リベンジャーズ (聖夜決戦編) レイアウト構成(益田賢治と共同) 絵コンテ 27 演出 28(加) 37(加) 演出補佐 26 レイアウト監修 26 28 30 32 34 36 メカ作画監督 OP(福) ■東京リベンジャーズ (天竺編) レイアウト構成(益田賢治と共同) 演出 44 レイアウト監修 38 42(益) 44 メカ作画監督 47(橋) 49(松・橋) 50 ■ゼーガペインSTA メカニックデザイン(神宮司訓之、やまだたかひろ、福島秀機、石渡マコト、柳瀬敬之と共同) ■関連タイトル 「NG騎士ラムネ 40」シリーズ・コンプリートBD-BOX 宇宙の騎士テッカマンブレード Blu-ray BOX【初回限定生産版】 廉価版 戦う司書 The Book of Bantorra DVD-SET1〈期間限定生産〉 真マジンガー 衝撃!Z編 vol.1 rakuten_design= slide ;rakuten_affiliateId= 053df7e0.7c451bd1.0c852203.190c5695 ;rakuten_items= ctsmatch ;rakuten_genreId=0;rakuten_size= 468x160 ;rakuten_target= _blank ;rakuten_theme= gray ;rakuten_border= on ;rakuten_auto_mode= on ;rakuten_genre_title= off ;rakuten_recommend= on ; 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Switch ゼルダの伝説 Tears of the Kingdom Switch 世界樹の迷宮Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ HD REMASTER Switch ピクミン 4 大友克洋 Animation AKIRA Layouts Key Frames 2 小説 機動戦士ガンダム 水星の魔女 1 ONE PIECE FILM REDデラックス・リミテッド・エディション 4K ULTRA HD Blu-ray Blu-ray 劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ 完全生産限定版 Blu-ray 映画『ゆるキャン△』 Blu-ray 【コレクターズ版】 Blu-ray ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! Blu-ray 天地無用!GXP パラダイス始動編 Blu-ray第1巻 特装版 天地無用!魎皇鬼 第伍期 Blu-ray SET 「GS美神」全話いっき見ブルーレイ Blu-ray ソードアート・オンライン -フルダイブ- メーカー特典:「イベントビジュアル使用A3クリアポスター」付 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 5th Live! 虹が咲く場所 Blu-ray Memorial BOX 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち Blu-ray BOX 特装限定版 地球へ… Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 神風怪盗ジャンヌ Complete Blu-ray BOX HUNTER×HUNTER ハンター試験編・ゾルディック家編Blu-ray BOX BLEACH Blu-ray Disc BOX 破面篇セレクション1+過去篇 完全生産限定版 MAZINGER THE MOVIE 1973-1976 4Kリマスター版 アニメ・ゲームのロゴデザイン シン・仮面ライダー 音楽集 テレビマガジン特別編集 仮面ライダー 完全版 EPISODE No.1~No.98 MOVIE リスアニ!Vol.50.5 ぼっち・ざ・ろっく!号デラックスエディション ヤマノススメ Next Summit アニメガイド おもいでビヨリ アニメ「魔入りました!入間くん」オフィシャルファンブック 『超時空要塞マクロス』パッケージアート集 CLAMP PREMIUM COLLECTION X 1 トーマの心臓 プレミアムエディション パズル ドラゴンズ 10th Anniversary Art Works はんざわかおり こみっくがーるず画集 ~あばばーさりー!~ あすぱら画集 すいみゃ Art Works trim polka-トリムポルカ- つぐもも裏 超!限界突破イラスト&激!すじ供養漫画集 開田裕治ウルトラマンシリーズ画集 井澤詩織1st写真集 mascotte 鬼頭明里写真集 my pace 内田真礼 1st photobook 「まあやドキ」 進藤あまね1st写真集 翠~Midori~ 声優 宮村優子 対談集 アスカライソジ 三石琴乃 ことのは 亀田祥倫アートワークス 100% 庵野秀明責任編集 仮面ライダー 資料写真集 1971-1973 金子雄司アニメーション背景美術画集 タローマン・クロニクル ラブライブ!サンシャイン!! Find Our 沼津~Aqoursのいる風景~ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 友の会[復刻版] 梅津泰臣 KISS AND CRY 資料集 安彦良和 マイ・バック・ページズ 『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』編 氷川竜介 日本アニメの革新 歴史の転換点となった変化の構造分析 Blu-ray THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th Anniversary Celebration Animation ETERNITY MEMORIES Blu-ray おいら宇宙の探鉱夫 ブルーレイ版 Blu-ray 映画 バクテン!! 完全生産限定版 アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~ Blu-ray BOX 初回生産限定版 はたらく細胞 Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 Blu-ray 長靴をはいた猫 3作品収録 Blu-ray わんぱく王子の大蛇退治 Blu-ray 魔道祖師 完結編 完全生産限定版 魔道祖師Q Blu-ray Disc BOX 完全生産限定盤 にじよん あにめーしょん Blu-ray BOX 【特装限定版】 Blu-ray 鋼の錬金術師 完結編 プレミアム・エディション Blu-ray付き やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。完 限定版【同梱物】オリジナルアニメ Blu-ray「だから、思春期は終わらずに、青春は続いていく。」
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/1848.html
<キーンコーン!カーンコーン! ボルゾイ「鐘の音・・・?」 ボルゾイは一人ホットドックをひたすら平らげていた 正午の時間までまだ時間があるはず なんで今鐘の音が・・・? ボルゾイ「行ってみる」スッ パン屋のオジサン「ちょ!お譲ちゃん!お勘定は!?お譲ちゃん!?」 ボルゾイ「つけといて」 パン屋のオジサン「つけといてって・・・いつかえすんだい!?」 パン屋のオジサン「・・・・・・っていっちゃったよ・・・」 ボルゾイ「」クンクン ボルゾイ「この匂い・・・更正・・・?」 ボルゾイ「でも、他にもいる・・・これはさっきすれ違った人の匂い」 ボルゾイ「――――っ!血の匂い!?」 まずい・・・早く急がなくちゃ・・・ ボルゾイ「手遅れになる・・・!」 ボルゾイはペースを上げ、教会の下へ急ぐ ボルゾイ「はぁ・・・はぁ・・・間に合った・・・」 教会の壁の陰から状況を覗く 声までは聞こえないが二人が血まみれになって話しているのが解かる ボルゾイ(もう少し様子を見よう) 更正「おら、立てよ。第二ラウンドだぜ?」 不良「言ってくれんじゃねぇか・・・」 不良「二度とたてないようにしてやるぜ!」 ボルゾイ「・・・」 ―――フワッ ボルゾイ「・・・―――っ!違う人の匂い・・・!?何か来る・・・!」 ボルゾイ「更正逃げて!」 更正「へ?」 王子「切り裂け・・・烈風斬!!!」 トゥーハンドソードから放たれる光が更正を飲み込み・・・炸裂した ズガアアアアアアアアアアアアアアアン! 王子「・・・」 不良「王子てめぇ!!!」ガシッ 不良「よくも人の獲物を横取りしてくれたな!しかも木端微塵にしやがって・・・!」 王子「お、落ち着いてください!不良さん!あの人は死んでませんよ!」 不良「あぁ!?」 王子「烈風斬は人の欠片を微塵も残さないでに粉々になんてできませんから・・・」 王子「それにストライカーの魔力補助もないんですよ?」 不良「じゃあなんで・・・」 王子「恐らく瞬時に反応して逃げたんだと思います」 不良「ならアイツはどこに・・・?」 王子「・・・っ!不良さん危ない!」 不良「!?」 ドォン! 王子が不良を引っ張ると同時に光の剣を作り出し、銃弾を弾く 王子「誰だ!」 建物の影から銀色の髪をした少女が現れる 俯いていて表情は見えないが銃を持つ手が震えている ボルゾイ「・・・よくも大切な仲間を・・・」 不良「チッ・・・新手か!」 王子「不良さんはそこで待っていてください!俺が仕留めます!」 不良「あ!おい待て!」 ズキン! 不良「ぐぁっ!」 右手に激痛が走り、歩を止める 不良「任せたぞ・・・・王子・・・」 更正「うぎょわああああああああああああああああああ!!!」 更正は今、下水道への道へ落下していた ガンッ! 更正「あうっ!」 王子から攻撃が入る瞬間、足元のマンホールに素早く潜り込んだのだ 更正「いつつ・・・!だー!もうなんなんだよ!」 更正「いきなりガラの悪い奴に絡まれるわ!後ろからいきなり襲われるわで!もう散々だよ!」 どれだけ愚痴を言っても下水道に虚しく響くだけだ 更正「はぁ・・・もういいや・・・出口でも探そう・・・」 更正はゆっくりと下水道の奥に進む 暗い場所を探検するということに心を躍らせながら 地下に更正が逃げ込んでいるとも知らず、二人は交戦を始めていた 王子は二本の魔法剣で間合いを詰め、近接攻撃で少女を攻め立てる 左手の短い脇差で翻弄し、右手の長い本差で隙をつくという戦法をとっている それに対し、ボルゾイは間合いをとりつつ拳銃で王子を狙うしかなかった 王子が有利の戦いだが、少年の剣は鈍りを帯びていた 王子「はぁ・・・はぁ・・・どうして当たらないんだ・・・」 ボルゾイ「・・・」 王子「くそっ!」 少年は二つの剣をあわせ、長剣を作り出す 王子「はぁっ!」 両手で柄を持ち、斬りかかるが・・・ ガシッ! 王子「!?」 ボルゾイ「・・・」 女は相手の手首を掴みそれを止める 手首を捻り、引き寄せると同時に力を込めた裏拳がみぞに入る ボルゾイ「これは大切な仲間の痛み」 王子「げほっ!げほっ!」 ボルゾイ「あなたみたいな子がどうしてこの戦いに参加しているのか解からない・・・」 王子「それはどういう意味だ・・・」 王子「俺には力が無いって言いたいのか!」 ボルゾイ「違う」 王子「じゃあ何が・・・」 ボルゾイ「女一人傷つけるのに戸惑ってるようじゃこの先、生きてくことなんてできない」 王子「くっ・・・」 ボルゾイ「死にたくないなら去れ」 王子「俺はあなたの仲間を消し飛ばした・・・見逃してもいいのか?」 ボルゾイ「もしあなたが殺したというなら、私相手に剣が鈍るはずがない・・・」 王子「・・・」ギリッ ボルゾイ(優しい子は嫌いじゃない・・・けど、この子は甘すぎる・・・) 王子「・・・確かに・・・俺はあなたを傷つけることはできない・・・」 ボルゾイ「・・・」 王子「だったら・・・!」 両手をあわせショートソードをつくりだす 王子「少しでも時間を稼いでこの戦争を優位に進めることぐらいならできるはず!」チャキ 切っ先を少女に向け、構えをとる ボルゾイ(ケガしてる更正を少しでも弱らせると・・・) 少し顔に微笑が浮かぶ ボルゾイ「はぁ・・・どうなっても知らない」 王子「それが俺の道なら受け止めます」 不良「くそっ!出ろよ・・・!」 ザザッ―――ザッ――――― 衝撃波『あーはいはい。何の用だ?』 不良「王子と敵の変な女が戦っている!今すぐ助けに行け!」 衝撃波『は・・・はぁ?』 不良「説明してる暇はねぇ!いいから行け!」 衝撃波『落ち着け落ち着け。お前は今どこで何をしているんだ?』 不良「教会の近くだ!戦闘で負傷して今は動けない・・・王子は近くに居る!」 衝撃波『わかった。すぐ行く』 不良「頼んだぞ・・・」 ブツッ―――― 衝撃波「ふぅ・・・」ピッ 衝撃波「すまない、急用が入った。その話はまた今度してもいいかな?」 リーネ「」コクリ 衝撃波「悪いね」 衝撃波「でも、君の言うことが本当ならこの世界は・・・」 リーネ「・・・」 衝撃波「いや、なんでもないよ」 リーネ「待ってます・・・」スッ 衝撃波「はぁ・・・信じていいものか、悪いものなのか・・・なんだかなぁ・・・」 王子「烈風斬!!!」 白い光がショートソードを巻き込んだかと思うと それは大きな斬撃となり少女へと向かう ボルゾイ「わっ!」 ズガアアアアアアアアアアアアン!!! ボルゾイ「どこが時間稼ぎなのか・・・小1時間問いただしたい・・・」 頭を押さえながら一人愚痴るボルゾイ 王子「そういえば名乗ってませんでしたね」 王子「俺の名前は王子です」 ボルゾイ「少し前と違って名乗るほど余裕が出来たの?」 王子「あなたのお陰ですね」 ボルゾイ「嬉しくない・・・」 ボルゾイ「私はボルゾイ。正直、さっきの今であなたのこと嫌いになった・・・」 王子「えぇ!?」 ボルゾイ「冗談」 王子「ははは・・・・・・お上手ですね!」 新たにショートソードをつくりだし、少女に斬りかかる ボルゾイ「剣速がさっきよりはやい・・・!」 振られる刃が服を掠める ボルゾイ「くっ!」 上段から振り下ろされた刃を拳銃で防ぐ ボルゾイ(これじゃあ反撃に移れない・・・!) 王子(一気に押し切らないと・・・) 少年は刃滑らせるように銃に這わせ 下に潜り込んだ瞬間に薙ぎ払う キィンッッ! ボルゾイ「っ!」 拳銃はボルゾイの手から離れ、地面を滑る 王子(決まった・・・!) 王子「覚悟!」 王子がもう一度斬りかかろうとした時 瞬時に次の動作を察知したボルゾイが剣を握っている手を蹴り飛ばす 王子「あっ!」 油断していた王子は剣を弾かれる 剣は拳銃と同じ場所に転がる 二人はお互いの武器をとりに走り出す 先に武器を構えたのは・・・ ボルゾイだった ボルゾイ「私の勝ち・・・」 王子「・・・」 ボルゾイ「・・・ごめん」 銃を額に当て、引き金を引き絞った時・・・ 突然銃身が二つに割れた ボルゾイ「っ!」 王子「・・・っと」 見ると剣を首につきつけられている自分がいた ボルゾイ「あの時に斬られてたんだ・・・」 王子「俺の勝ちです」 ボルゾイ「・・・ふふっ・・・」 王子「?」 ボルゾイ「さっきより良い顔をするようになった」 王子「な、何を・・・!」 ボルゾイ「冗談」 王子「・・・っ!・・・はぁ・・・」 ボルゾイ「・・・まぁでもマシにはなったかな?」 王子「え?」 ビシッ! 王子「つっ!」 王子「あ・・・あれ?」 ボルゾイ「次は空で倍返しにする」 王子「え・・・えーっと・・・お手柔らかに・・・ははは・・・」 ボルゾイ「・・・」タッタッタ 王子「逃がしちゃったけど・・・十分だよな・・・」 <おーい! 王子「衝撃波さん?」 衝撃波「大丈夫か!?」 王子「あはは・・・なんとか無事です・・・」 衝撃波「そうか・・・よかった・・・」 衝撃波「・・・王子?」 王子「・・・zzz」 衝撃波「そんなに疲れてたのか・・・」 衝撃波「それにしても・・・」 衝撃波「やっぱりあの子の言ってたことは本当みたいだな」
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/311.html
異世界のウィッチ2・その7 ――――――3日後 次に俺が目を覚ましたのは医務室のベッドの上だった。 ・・・なんで医務室?何があったんだっけ? 腹に何か締め付けられるような感覚がある。服をめくってみると、包帯が巻いてあった。 それと、左耳が妙に温かい。触ってみたら、 俺「・・・痛っ!?」 軽くだが痛みが走った。 その痛みで、段々記憶が戻ってきた。 確かネウロイとの戦いで・・・そうだ、耳は銃弾で、腹は不意のビームでやられたんだったな。 俺「・・・クソッ!」ドスッ 倒せると確信したのに、 ・・・彼女の能力と「危機」の時まで計算していたネウロイの技術に上を行かれたのだ。 悔しさがこみ上げてきて、俺はベッドを殴った。 「・・・ん・・・」 その衝撃に反応したかのように、横から声がした。 誰かいたのか? ・・・誰だ? そう思って視線を向けると、 「・・・俺・・・さん・・・?」 白い肌に銀色の髪。まさに「雪」を体現したような儚げな少女が、 細く綺麗な声で俺の名前を呼んだ。 俺「サーニャ?」 サーニャ「・・・っ!」ギュッ 俺の呼びかけには答えずに、サーニャは俺の右手を握ってきた。 俺「・・・」 俺は黙ったまま手を握り返す。 サーニャ「・・・良かった・・・」 サーニャが呟く。 俺「・・・」 サーニャ「・・・このまま目を覚まさなかったら・・・どうしようって・・・」 うっすらと目に涙を浮かべている。 ・・・心配させてしまったみたいだな。 サーニャの頭を撫でようと右手を動かそうとしたら、 サーニャは、握った俺の右手を自分の左胸に持っていった。 俺「・・・?」 ドクン・・・ドクン・・・ 右手の柔らかい感触の奥に、サーニャの心臓の鼓動が伝わってくる。 サーニャ「俺さん・・・私は、生きています・・・俺さんは?」 すぐに言葉の意味を理解できた俺は、空いている左手でサーニャの片手を掴み、 俺自身の左胸に、・・・心臓の位置に持っていった。 俺「生きてるよ」 その言葉に、サーニャは、涙を伝わせて俺の目を見た。 サーニャ「・・・はい・・・」 俺「・・・」 そのまま俺たちは、何も喋らずに見つめ合っていた。 「あーーーーっ!!」 俺・サーニャ「「!」」 不意に響いた声に、咄嗟に俺たちはお互いの胸から手を離した。だが、 「どうしたんだルッキーニ!」 ルッキ「シャーリー!俺がサーニャのおっぱい触ってたー!!」 俺・サーニャ「「・・・」」 手遅れだった。 ・・・あのクソガキ・・・ぶん殴ってやりたくなった。 ――――――――― ミーナ「あらあら」ニコニコ シャーリー「二日寝て起きたと思ったら早速それかぁ~?」ニヤニヤ 俺「ち、違う!そうじゃなくて・・・」 ゲルト「言い訳するのか?見苦しいぞ、俺」 ペリーヌ「そうですわ!過程はどうあれ触ったのは事実でしょうに!」 宮藤「全く、俺さん何考えてるんですか!」 リーネ「芳佳ちゃん・・・」 宮藤「え?」 リーネ「・・・ううん、なんでもない」 エイラ「オイ俺・・・この二日間・・・サーニャがどれだけお前のこと心配してたと思ってんダヨ! ずっと傍につきっきりだったんダゾ!なのにお前は・・・」 俺「・・・そうだったのか?」 サーニャ「・・・はい」 俺「・・・ありがとう、サーニャ」 サーニャ「いえ・・・///」 エイラ「ムゥ・・・」 坂本「俺よ、宮藤にも感謝しておけ。懸命に治療してくれたのだからな」 俺「そうか・・・宮藤も、ありがとうな」 宮藤「えへへ・・・できることをしただけですよ」 シャーリー「しかし、バルクホルンに続いて、俺まであのネウロイに撃墜されちまうとはなぁ・・・」 ゲルト「・・・」 ミーナ「そのネウロイについてですが、この二日間でわかったことがあったので、 次の出撃の時のために例のネウロイへの作戦を立てたのだけれど・・・ 俺さん、寝起きで悪いけれど、今ここで話してもいいかしら?」 俺「俺はどこだろうと構わないが・・・みんなは?」 エーリカ「私達はもうミーナから聞かされたからね。あとは俺だけなんだ」 ゲルト「そして、この作戦において不可欠なのは、俺、お前の存在なんだ」 俺「・・・そうか」 ミーナ「・・・前回、あのネウロイを撃破するために背後から攻撃しシールドを解除させて無防備状態を作らせるという作戦を行いましたが、 失敗に終わりました。理由は、背後にまわったシャーリーさんの銃撃が、返ってきた弾丸に阻止させられたからです」 俺「!」 あのネウロイ、そんなことまで・・・ ミーナ「シャーリーさんの報告によれば『近づくたびに弾のスピードと精密さが増していく気がした』とのことですが・・・ 俺さんにも尋ねておきます。シャーリーさんの言うとおりでしたか?」 俺「・・・シャーリーも気付いてたか」 シャーリー「そりゃ気付くさ。近づくにつれてヒヤッとする場面が多くなってたしな」 坂本「ふむ・・・しかし、精密さがあるとはいえ銃弾と銃弾をかち合わせるなんて離れ技をしてのけるとはな・・・」 ミーナ「前回と同じ作戦はもう使えません・・・ですが、あの戦闘が全くの無駄だったわけではありません。 俺さん。あなたの攻撃がそれを証明してくれました」 ・・・なんのことかは分かっている。 俺「俺の攻撃でシールドが解除されたことだな?」 ミーナ「そのとおりです。・・・次の出撃時にあのネウロイと遭遇した場合、 あなたに・・・正確にはあなたとエイラさんに、再び同じ役目をしていただきます」 俺「・・・」 ミーナ「ですが、今度は『確実に破壊するため』ではなく、あくまで『シールドを破るため』の役割です」 俺「じゃあ、肝心の攻撃は誰がやるんだ?」 坂本「サーニャだ。お前はシールドを解除させたら、脚部の攻撃を即回避し、 それからサーニャがフリーガーハマーでネウロイを撃破する。リーネでも良かったのだが、コアが小さい上に攻撃が激しいからな。 その点、フリーガーハマーなら炸裂するからな。 火力と確実性を考慮してサーニャに任せることになった。・・・以上がこの作戦の内容だ」 俺「・・・了解」 ミーナ「・・・ごめんなさいね、俺さん。あなたが眠っている間に、また辛い役目を任せることを勝手に決めてしまって・・・」 俺「いや、気にしてない」 坂本「・・・何だと?」 俺の言葉に、みんな意外そうな顔をする。非難されるとでも思っていたのだろうか? シャーリー「・・・平気なのか?返ってくる弾丸は全部お前が引き受けることになるんだぞ?」 俺「シールドを破る役目は俺にしかできないことだろ?」 坂本「・・・その通りだが、しかし・・・」 俺「俺がそれをやることで道が開けるんなら、希望が見えるなら、喜んでやってやるさ」 坂本「・・・怖くはないのか?」 俺「俺が何もしないで、その結果ネウロイに好き放題させるほうが怖い」 サーニャ「俺さん・・・」 ミーナ「・・・引き受けていただけますか?」 俺「勿論」 即答だった。 そんな俺を見てバルクホルンは呟いた。 ゲルト「・・・やられたばかりだというのに、何故そんなにお前は余裕なんだ・・・」 ・・・ 俺「それに関しては、なんていうか・・・やられたからこそ余裕ができてきたんだ」 ゲルト「何?」 この世界に来てから、俺は命だけは『ツイてる』みたいだからな。 俺「いつ死んでもおかしくないはずの世界にいるのに、俺は今こうやって生きてる。死なずに済んでる。 今回だって、ネウロイに撃墜されはしたけど、それでも俺はまだ生きてる。・・・だから、これからも、きっと大丈夫だと思うんだ」 ゲルト「・・・」 俺「それにさ、死ぬことを想定して戦っちゃ意味無いだろ?俺たちは、生きていくために戦ってるんだから」 ゲルト「・・・フッ。確かにな」 俺の言葉に、バルクホルンは笑った。 ハルトマンが微笑みながら口を開く。 エーリカ「・・・俺。前に比べたら、随分と前向きになったね」 ・・・それはハルトマンのおかげだ。 俺「そうなるように仕向けた張本人が言う台詞か?」 エーリカ「・・・ホント、変わったね。良い方向に」 ゲルト「うむ」 バルクホルンは嬉しそうに頷いた。 それから、数秒間の静寂があった。・・・伝えるべきことは全部伝えられたのだろうか? ミーナに尋ねる。 俺「・・・話は終わりか?」 ミーナ「ええ」 俺「そうか・・・」 俺は窓の外の空を見上げた。 ・・・『生きるために戦っている』。自分で言った言葉に、ふと思った。 俺は・・・戦いが終わったら、どうなるんだろう・・・。 サーニャ「・・・?」 異世界のウィッチ2・その9
https://w.atwiki.jp/dqff1st/pages/820.html
サマンサは戦列に加わったパパスに呪文の力をあたえようとしていた。 「もういい、サマンサ」 背後から声がかかった。 サマンサはぞくりと背中に走るものを感じた。動悸がして息が苦しくなる。こんな経験は初めてだった。 肩をひどく冷たい手につかまれる、真夏の暑さのなかに居たのに突然極点に放りだされたような感覚。 ふるえながら顔を横にむける。デッシュが両膝を床におとして焦点を失った目をしている。 まるで魂を抜かれて人形になってしまっている。 「ピサロ卿、何を、なさるのです……」 サマンサは額に流れる汗を感じながらあえいだ。背中がわを見るなんてとてもできない。不安と恐れで 目が狂いそうだった。 ピサロは横をむいたままのサマンサの目前を通りすぎた。銀髪は普段と同じく、鋭くこまやかに流れていた。 サマンサもデッシュと同じだった。膝から崩れ落ちて茫然と景色を見つめるだけの存在になってしまった。 「……あ……っ」 それ以上声が出ない。 エーコとアニーがサマンサたちのもとへ駆けよる。尋常ではない二人の様子を見てとって 「どういうこと。あの人普通じゃないわよ。あれじゃまるで魔王かなにかじゃないの!」 エーコは信じられないといったふうにわめいた。 「わたし、あれと似た力を前に感じたことがある」 アニーは屈みこんでデッシュに癒しの呪文をかける。 「魔界、あそこで、感じたことがあるの。……あの人、魔族なのよ、たぶん」 毛の生えぎわに汗をうかべて途切れそうな息をしていた。 「しょうこりもない人間ども! わざわざ死ににくる能無し! それほどとどめを刺してもらいたいか!」 アイラを追って一度さがったとんぬらが、パパスの繰りだす剣戟の合間を縫って真空呪文をとばし、バラモス ブロスの衣装を切り裂いた。間髪入れずにクーパーが敵の足に刺さったままの珊瑚の剣に雷を落とす。 ブロスがそれに堪えた様子はない、いきり立って口元からもれる炎熱を周囲に漂わせはじめた。 「ライデインじゃダメだ、ギガデインじゃないと! おじいちゃんはなれて!」 パパスは魔王のかぎつめをかわしながら、アイスブランドを叩き込む機会をうかがっていた。 「なんとギガデインとは、本当に勇者なのだな」 一瞬の隙をついて降りそそぐ三本の凶器、紫の鋭い爪はパパスの頭をとらえた。 「死ね」 パパスは咄嗟に身体を右に振った。 「ぐっ」 人間の腕より太い爪がパパスの左肩を引き裂く。とんぬらの叫び声とともに血しぶきが舞う。 叩きおろされた削岩機のような大腕が勢いあまって床を砕く。粉々になって炸裂する岩盤。 目くらましがかかった。 噴き上がるマグマさながらに飛びちる床の破片の只中で、パパスは全精神を集中させた。 孫の力も見たかったが、今ここで消耗させてはいけない。勇者の力は最後の決戦のために温存しなければ ばならない。大魔王はこの程度の敵ではないはずだ。 耳が、何も聞こえない。 千切れかけた左腕が痛む。右腕だけでよい。一撃の刃を魔王の身体に叩きこむ。 歯ぎしりの音だけが体じゅうを駆けめぐった。 下半身に力が入った。体当たりに必要な踏み込む力を! パパスは咆哮をあげて突撃した。 巨大な影はパパスをとらえて放してはいなかった。 魔王の双眸が、いま輝いて、飛びかかったパパスを正面に据えた。 がばりと開いた口から灼熱を吐きだして、戦士を氷の剣ごと炎のなかに呑みこんだ。 熱い、光が散じていくつもの星になる光景が見える、パパスは心中で息子の名前を叫んだ。 黒い旋風が大廊下をつき抜ける。風は炎をかき消し、死の香りを運んで魔王すらを戦慄させた。 孤を描きながら死神の鎌が空を切って、ピサロの手元にもどってくる。 鎌の柄をがっしりと握り、冷ややかな視線をバラモスブロスとパパスに送った。 「なんだ……今、なにをしたのだ」 圧倒的な熱量を誇る炎がすっかり姿を消していた。バラモスブロスは驚愕してピサロを見つめる。 目線を落とせばすぐ眼の前にパパスがいるのに、うわごとをつぶやいて動こうとしない。 尻もちをついているパパスは、空恐ろしい魔王の相貌を見上げた。 その魔王の顔が一瞬で文字どおり氷ついた。 「ぐおおあっ」 バラモスブロスの巨体にみるみる氷雪がこびりつく。さらに追いうちをかけて氷の散弾が魔王の体躯に 穴を穿つ。たまらず引きずられるように後方に追い詰められていく。 「これは、マヒャ、ドかぁっ」 バラモスブロスは再び仰向けに倒れた。 「いったい……」「部屋に戻っていろ、私一人でやる」 ピサロは自分の言葉をパパスの言葉に覆いかぶせた。 パパスはそれでもう何もいえなくなった。心ここにあらずといった感じで、肩の痛みも忘れて じりじりと後ろにさがっていった。 部屋にはピサロを除く全員が集まっていた。とんぬらも、クーパーも、同じように追い払われて。 動くことのできなかったアイラもピサロが送り届けたのだ。 バラモスブロスを遠目に短く息を吸い、床と並行に構えた死神の鎌に今一度力をあたえた。 「いいか、一瞬で終わらせろ」 ピサロはステップを踏んだ。右手に握られた死神の鎌がそれに合わせて上下に揺れる。 風にのって両腕を拡げ、銀色の髪をたなびかせてピサロは踊った。 殺伐とした舞台でひとり優雅な舞を披露してくれる踊り子になって、それは破滅をさそう死の踊りになって、 氷結したバラモスブロスの目を見張らせた。 ピサロの両腕は見境なく斬り乱れる細身の剣より狂的に暴れ回った。 バラモスブロスは無理やり首を折り曲げ、怒りそのものである激しい炎を自らの体にあびせかけた。 氷が溶けていき、衣装は燃えさかって毒々しい色の肉体に高熱が帯びていく。 魔王は拳を床に叩きつけ立ち上がった。怒りに全身がふるえていた。 「があぁぁぁあああ」 魔王は穴だらけの体躯から緑の霧をあふれ出させた。 妖気に満ちた霧の勢いは、周囲の空気を生物が呼吸できないものに変えていく。 「人間どもはこれで終わりだ!」 デスピサロはうっすらと微笑んだ。全身に禍々しいオーラが湧き上がった。 死神の鎌が巨大な竜の顎のように肥大して周囲の景色を暗黒に変えた。 デッシュが茫然と立ち尽くしているのを横目で確かに見たパパスは、自身も言葉を失って唖然としていること にあらためて気づく。 リディアが怯えて小さく固まっているのは、「敵の魔王」以上の恐怖が現れたからだ。 「……!」 バラモスブロスは大口をひらいて悶絶している。魔王の体は縛られて言うことをきかない。 デスピサロはバックステップして巨大な鎌を大きく横になぎ払った。 どす黒い閃光が魔王を両断した。 血は見えない。暗黒でしか生きられないものの体に流れているのは、ねじれ歪んだ邪念しかないのである。 魔王の体から噴きでてきたのは、デスピサロが生み出した漆黒の大鎌に勝るとも劣らない暗黒に満ちた邪念、 怨念、救いようのない罪人が己の罪を悔まずに憎悪だけを募らせているような姿。 真っ二つになったバラモスブロスは、この瞬間も、己が人間ごときに敗れるはずがないと、 恨みがましい悪罵の限りをデスピサロにぶつけていた。 デスピサロはバラモスブロスに背を向ける。 一回、地鳴りがした。 もう一回、魔王の下半身が前のめりに倒れて、地響きが起こった。 死神は血が吸えなかったことに腹を立てた。行き場を失った欲求は持ち主に襲いかかった。 ならばお前の血をもっとよこせと白い手をのばしてデスピサロの首筋を掴まえようとした。 デスピサロはその手を軽く払いのけ鎌の刃をつかむ。気合をこもった声が辺りに響きわたった。 「消えろ」 ピサロは言いざまに何かを放り投げた。 大鎌は姿を消し、ピサロはいつものピサロに戻った。 ふと闇は薄らいでいく。 自失ぎみのサマンサの足元にぽつんと降ってきたのは、刃を失った鎌の柄だった。 「あ、あ、あの……」 言葉を取り戻したサマンサたち、歩いてくるピサロに恐る恐る伺いをたてた。 ピサロは不思議そうにサマンサを見つめる。 「なんだ、どうした」 彼女の足元に落ちている鎌の柄を、もうこれは役に立たない、と踏みつぶした。 サマンサは目を伏せる。そこへデッシュが身を乗り出してきた。 「おい、おいったら、そんなに強いんなら、そのままゾーマも倒してくれよ」 ピサロはどこまでも冷ややかだった。デッシュの視線をはずして口を開く。 「……できればな」 【デスピサロ 所持品:『光の玉』について書かれた本】 【デッシュ 所持品:アサシンダガー 加速装置 裁きの杖 首輪×5】 【サマンサ 所持品:勲章 星降る腕輪 手榴弾×1】 【パパス 所持品:アイスブランド イオの書 バスターソード 妖剣かまいたち ドラゴンテイル 食料多】 【とんぬら 所持品:さざなみの剣】 【アニー 所持品:マインゴーシュ】 【エーコ&モーグリ 所持品:なし】 【リディア(魔法使用不可) 所持品:なし】 【クーパー 所持品:珊瑚の剣 天空の盾 天空の兜】 【アイラ(ゾンビ・左腕欠損、処置済み) 所持品:チェス板、駒 死者の指輪 ダイヤソード】 以上 【第一行動方針:アルスたちと合流? 最終行動方針:ゾーマ打倒】 【現在位置:ゾーマの城】 【ゼニス 所持品:アンブレラ 羽帽子? 行動方針:最後まで物見遊山?】 【現在位置:ゾーマの城】 【バラモスブロス 死亡】 ←PREV INDEX NEXT→ ←PREV デッシュ NEXT→ ←PREV リディア NEXT→ ←PREV エーコ NEXT→ ←PREV サマンサ NEXT→ ←PREV ゼニス NEXT→ ←PREV デスピサロ NEXT→ ←PREV とんぬら NEXT→ ←PREV クーパー NEXT→ ←PREV アニー NEXT→ ←PREV パパス NEXT→ ←PREV アイラ NEXT→ ←PREV バラモスブロス NEXT→死亡
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/1910.html
警報をBGMにウィッチ達はそれぞれの格納庫へ走る。 途中で陸戦ウィッチと空戦ウィッチで道が分かれ、私はハンガーに飛び込んだ。 私「イル(Il-2の愛称)、出せる?」 整備員A「いけますよ。昨日のうちの準備しておいた甲斐がありました」 射出機に駆け上がって、オラーシャから共にやってきた整備員に声をかけると、心強い台詞が返ってきた。 私「37mmは?」 整備員B「そっちもばっちりですよぉ。問題なくいつも通りネウロイをぶっ飛ばせます」 私「うん。上出来」 武装について尋ねれば、また別の整備員が、NS-37(オラーシャの開発した37mm機関砲)をぽんぽんと叩いて答える。 昨日到着したばかりだが、問題なく準備はなされていた。 私「…………んっ」 戦闘機型のものに比べて遥かに巨大なストライカーユニットに足を差し込むと、エンジンに魔力を流し込みアイドリングを開始する。 同時に、小さく息と声が漏れ、整備員達が一瞬だけ目を逸らした気もした。 整備員A「あの……中尉」 私「うん?」 整備員A「そのような恰好でいいのでしょうか?」 指摘された私の恰好は、ズボンと、普段軍服の上着の下に着ていた青色のワイシャツ一枚。 スクランブル発進とはいえ、マルセイユも上着だけは引っ掛けている中、目立つと言えば目立った。 私「カールスラントの冬服になりそうなオラーシャの夏服を、バカ正直に着てられない」 整備員A「は、すみませんでした」 言われると、整備員は軽く礼をして退く。 特に私は気にした様子もなく、淡々と装備のチェックを続けた。 私「うん、いける」 頷き、呟くとすぐ横に用意された、NS-37を手に持ち、暖気の済んだエンジンを本格的に回転させる。 私を中心に、青色の魔法陣が広がる。 私「……ふぅ」 今まで何度何回と、時には一日に三回も行った出撃。 だけど、アフリカへ転属になって初めての出撃。目を閉じ、一度深く息を吸って、吐く。 私「……出撃する!」 目を見開くと同時に、ストライカーを発進させる。 整備が十分とはとても言えない滑走路から、砂塵を巻き上げながら、私とIl-2が飛び立った。 ケイ『状況を確認するわよ?』 地上部隊に先行して目的地へ向かうストームウィッチーズ。 部隊長であるケイの声がインカム越しに流れてくる。 ケイ『要請があったのはソルム近郊の前線防衛基地。戦車型も飛行型も揃ってるわ』 マルセイユ『そいつは豪勢だ』 ケイ『正直遠慮したいものだけれどね』 マルセイユ『マナーの初歩の初歩すら知らないネウロイには無茶な注文だな』 ケイ『わかってる。だからこそ、私たちもそれに合わせた歓迎をしなくちゃならないのよ』 余裕の現れか、部隊の緊張を解そうとしているのか、マルセイユは軽口を飛ばした。 やれやれと肩をすくめてみせてから、ケイは声に一定の緊張を持たせる。 ケイ『作戦を伝えるわよ。マルセイユとライーサ、あと真美は先行して飛行型をできる限り潰して』 マルセイユ『任せろ』 ライーサ『了解』 真美『わかりました!』 三人からの返答を確認し、続ける。 ケイ『三人は大至急向かって。こっちは私のIl-2の足の速さに合わせるから、相手の航空戦力をだいぶ潰した頃につくはずよ』 マルセイユ『なるほど、そういうことか』 なにをケイが考えているか、理解したらしきマルセイユはふっと笑って、エンジンを唸らせる。 マルセイユ『そうとわかればさっさと行くぞ! ついてこい!』 ライーサ『おーけー、ティナ!』 真美『あ、はいっ!』 編隊の先頭に出たと思ったら、一気に速度をあげるマルセイユ。 ライーサは危なげなく、真美はちょっと慌ててその背を追いかけていく。瞬く間に三人は飛んでいった。 ケイ『まったくせっかちなんだから……』 ため息をつくケイだが、その表情には笑みがあった。 私「のびのびと、やってるね。アフリカの星は」 すっと、私はケイのすぐ側へ身を寄せた。 ケイ「のびのび、って言うより自由気ままにって感じかしらね」 二人は、仁王立ちし大笑いするマルセイユを脳裏に思い浮かべ、くすりと笑った。 ケイ「逃げられないとこまできてからであれだけど、いける?」 私「問題ない」 身長の二倍はあろうかというNS-37を掲げて、にやりと笑って見せる。 ケイ「マルセイユ達がおぜん立てしてくれてるけど、油断しちゃだめよ?」 私「大戦初期の、護衛機なしでの出撃に比べたら、先払いがいるなんて贅沢なもの。平気」 付き合いは長くないが、比較的表情変化に乏しい私が口元に不敵な笑みを浮かべているのを見て、ケイもにやりと笑った。 ケイ「優先撃破目標は、基地の全面に来てるネウロイを片っ端に」 私「了解」 ケイ「期待してるわよ。Il-2の……ううん、対地攻撃エースの腕前を、ね」 私「……」 表情は自信に満ちた笑みのまま、ぐっと親指を立てて答えた。 言葉はなくとも、雄弁に語っている。 ケイ「おっ、絵になるわねー。いただきっ!」 私「なっ!?」 さっと構えられたカメラがぱしゃり、と音を立てる。 驚きの声を私が上げるよりも早く、その姿はフレームに収められていた。 私「い、いきなりなにを!?」 ケイ「なにって、写真でしょ?」 私「聞いてない!」 普段の様子はどこへやら、必死に抗議する私だが、ケイはにたにたと意地の悪い笑みを顔に張り付けて、まるで見せつけるようにぷらぷらとカメラを揺らす。 ケイ「だって、言ったらあんないい絵を撮らせてくれないでしょ?」 私「だからっていきなりはない!」 ケイ「ふふーん、もう撮っちゃったもの勝ちよ。私はこれでも報道写真家なのよ?」 愉快そうに笑いながら、ケイは華麗にローリングして私から離れて高度を取ってしまった。 私「むぅ……納得いかない」 ケイ「あ、その表情もいただき」 私「なっ!?」 ちょっとケイが自分から離れたので気を抜いたか、正面に回り込んできた彼女に、また写真を撮られてしまった。 ケイ「いやー、今回のはさっきのとのギャップがいいわー」 私「くっ……ゆ、許さない!」 ケイを追いかける私だが、襲撃脚のIl-2では戦闘脚の三式に追いつけるわけもなく、いいように逃げられてしまう。 ケイ「ふふっ、まぁまぁ。私の写真って、北アフリカ連合軍の士気高揚にも役立ってるわけだし、いいじゃない?」 私「そんなことに使わせるか! ネガを渡せっ!」 ケイ「そんなことするわけないでしょ。それより、そろそろ戦場よ準備しなさい」 二枚目の写真に収められたのは、ぼそりと呟いた瞬間のちょっと俯き気味の表情。 北欧出身であるがゆえの白い肌と銀色の髪のおかげで、恥ずかしさからほんのりと刺している頬の赤みがとてもよく引き立っていた。 ケイ「ごめん、無理。怒りはネウロイにぶつけちゃってちょうだい」 私「……っ!」 今は、怒りと羞恥でそれ以上に赤いが。 マルセイユ「はっ!」 撃ちだされた銃弾が……いや、銃弾に真っ直ぐとネウロイが突っ込んだ。 見事コアを破壊され、白き破片へと変わって消える。 空ではストームウィッチーズの参戦により一気に有利な状況が生み出されていたが、地上では苦しい戦いが繰り広げられていた。 兵士A「くっそ、撃てぇ!」 兵士B「死ねえええ!」 兵士C「ウィッチの前で情けない姿を見せられるかぁ!」 砲が火を噴き、少しでもネウロイを近づけまいと男たちも奮戦する。 ウィッチの登場で士気は上がり、頭上の心配もほとんどなくなった。しかし、押し寄せる地上のネウロイはなかなか減らない。 コッホ「ええい、いまいましい。なんたって俺さんとこに来やがるんだネウロイどもめ!」 副官「なんと言おうと敵は来てしまったんです中佐。どうにかしないことには私たち全員あの世行きですよ」 コッホ「んなこたぁわかってんだよ!」 イライラした様子で机をこぶしで叩くのは、この前線基地守備隊の指揮官コッホ中佐だ。 怒ったかと思うと、今度はすぐに頭を掻きはじめる。 コッホ「ロマーニャの対戦車砲は女にしかきかねぇし、天下のカールスラントの対戦車砲もドアノッカーよかましだがおぼっちゃんなPak38…… 陸軍どもめ、俺さんの降下猟兵連隊が空軍所属だからか? こちとら最前線で命張ってんだ、配備が追いつかねぇとか言ってねぇで88の一個中隊分くらいさっさと用意しとけってんだ!」 副官「落ち着いてください中佐。兵は奮闘しています。中佐の判断で早めにブロークンアローを発したおかげで、航空ウィッチも着きました。もうすぐ陸戦ウィッチも……」 コッホ「おまえさん、バカ言ってんじゃねぇよ。楽天的観測で戦う軍隊の運命なんざ、敗北以外にねぇんだよ!」 副官「なら、諦めると言うのですか!」 逆に、コッホへ副官が鋭い視線で睨んだ。今にも腰の拳銃を抜きそうな勢いだ。 だが、そんな視線を受けても、コッホは全く同時ないばかりか、余裕の表情でたばこを銜え、ゆったりと火をつける。 深く煙を吸い吐き出すと、ようやく副官をまっすぐ見返す。 コッホ「俺さんがいつ諦めるって言った?」 にやり、と悪そうな表情を浮かべる。 コッホ「おまえさんも知ってるだろ。俺さんの生への執着を、よ。まあ、大丈夫だろ」 副官「……楽観的観測で戦うのは、敗北を招くのではなかったのですか?」 コッホ「ん? 何言ってんだ?」 たばこを落とし軍靴で踏みつけ火を消すと、指揮所から外へつながる扉へと足を進める。 コッホ「こいつぁな、俺さんの『勘』だ。観測なんかと一緒にすんじゃねぇよ」 そのまま扉を開き、外へ出……ようとして、振り返る。 コッホ「おい、なにやってんだ?」 副官「はっ?」 予想外の返答に毒気を抜かれていた副官が、はっとして聞き返す。 コッホ「さっさと行くぞ、くそったれな戦場によ」 兵士C「うわあっ!」 兵士A「くそっ、また砲がやられた!」 基地の防衛陣地は徐々に、蝕まれるように削られ、人も装備も失われていく。 必死で応戦するものの、88に比して貫通力に劣る口径の小さい対戦車砲では、正面の固い装甲を貫けず中々倒せないのだ。 兵士B「もう最終防衛陣地だぞ……」 コッホ「そうだな。もう後はねぇ」 兵士B「ちゅ、中佐!?」 コッホ「おう、俺さんだ」 兵士Bが独り言に返事があったことに驚き声をあげる。隣に立っていたのは指揮官のコッホで双眼鏡をのぞいて戦場を見渡していた。 双眼鏡を下すと、コッホは兵士Bに尋ねる。 コッホ「被害状況はどうだ?」 兵士B「はっ、ウィッチーズの到着でロマーニャ軍を中心に士気が上がっていますが、砲の過半が既に失われています」 コッホ「はっ、そいつは面倒だ」 絶望的とも言える言葉だったはずなのに、コッホは軽く肩を竦めるだけ。 兵士B「なにか、策があるのですか?」 コッホ「いや、特には」 兵士B「そう……ですか」 コッホ「なぁに、心配すんな!」 あまりにも動じない姿に逆転の手を指揮官が持っていると思ったのだが、そうでないと知り、肩を落とした。 それをわかっているのだが、兵士Bの背中をばんばんと叩き、コッホは余裕の様子を崩さない。 コッホ「なんとかなるさ。なんとか、な」 同時に、彼らを突風が襲った。 これを境に、戦場の風向きが変わることになる。 私「嫌なにおいがぷんぷんする……」 基地を確認すると、私は一気に高度を下げ、地を這うような低空へ移動した。 私「ターゲットは……無数」 その低さは、基地の上空すぐ。 私「掃討を……開始する!」 基地を飛び越えた瞬間、37mm機関砲が火を噴いた。 装甲が薄目の上部を貫かれた戦車型ネウロイが、爆散する。 私「Убитый(撃破)……」 そのままネウロイ上空を通過しながら、次々と弾丸を撃ち込んでいく。 時々脅威に気づいたネウロイが私へ向かって攻撃をしてくるが、鈍重とは言え時速数百kmの彼女を捉えることは容易ではない。 例え、捉えたとしても、 私「そんなんじゃ、私は止まらない!」 固いシールドが容易にビームを防ぎ、進路を変えることすらしない。 重装甲を誇り、シールド出力が高いIl-2であるがゆえの芸当であった。 私「まずは一回目……」 ネウロイの上を通りすぎると、そのまま再び襲い掛からんと旋回を行う。 その姿は、まさに襲撃機――シュトルモヴィク――と呼ぶにふさわしいものだった。 コッホ「やれやれ……」 突然の強風に頭から飛んでしまった軍帽をのんびりと拾い上げてほこりを払う。 コッホ「上品さにかけるお嬢さんだ」 帽子をしっかりとかぶり直す。 兵士A「対地攻撃ウィッチだ!」 兵士C「いつの間に配属されてたんだ!?」 もうかなり遠くまで行ってしまったが、先ほどの風を引き起こしたウィッチの、ちらりと見えた銀色の髪と深い青色のシャツをよく覚えていた。 コッホ「だが、タイミングは素晴らしい。……さて、俺さんもやるか。おいっ!」 副官「はっ!」 コッホ「全軍に通達しろ、ウィッチの嬢ちゃんを一人だけで戦わせるな、ってな!」 副官「了解いたしました!」 聞くやいなや副官は走りだし、コッホも声を張り上げた。 コッホ「さーって気張れ野郎ども! ここが正念場だ! 普段ゆるーくやってた分ため込んだパワーを全力で使え! 戦えないとかほざく女々しい奴がいたら、そいつの玉ぁ砲に詰めてネウロイにぶち込んでやれ! そんな奴はどうせ使うこたぁねぇんだからよ!!」 兵士達「Jawohl Oberstleutnant(了解中佐殿)!」 男たちも奮い立ち、残った砲でより一層激しい砲撃を加える。 マルセイユ『ようやく来たな!』 ライーサ『ナイスショット!』 真美『すごいです!』 インカム越しに、先行して航空型ネウロイを叩いていた三人から称賛の言葉がかかる。 マルセイユ『やるじゃないか、基地では中々の歓声だったぞ?』 私『みんなが、空の敵を潰しておいてくれたおかげ。難しいことじゃない』 マルセイユ『そういう余裕な台詞も出るとはな、まだ戦闘中だぞ?』 私『それは、そっちも同じ』 マルセイユ『いいんだよ、私は。アフリカの星だからな』 私『へんな理屈』 言いつつも、私の声には笑いが乗っていた。 ケイ『はいはいどっちも戦闘に集中する。飛行型はまだ残ってるわよ。絶対に私の方へは行かせないで』 マルセイユ『任せろ』 ケイ『私はそのまま地上を叩いて。陸戦ウィッチ隊の取り分は気にしなくていいから』 私『わかった』 ケイ『ここが踏ん張りどころよ、踏ん張りなさい!』 全員『了解』 そこで通信を切り上げ、それぞれの戦場に戻る。 見せつけるように地上付近を飛び、空から37mmで目についたものから潰していく私に、ネウロイ達は基地へと向かう突進力を削ぐ。 さらにその上空ではマルセイユ、ライーサ、真美の三人が飛行型をあっという間に破壊する。増援も飛んでくるが、三人の前には焼け石に水だ。 私「さて、二往復目だ」 再び基地の上空までネウロイを潰しながら飛んできて、また旋回。 徹底的にネウロイを潰しにかかろうと再度の突入を図ろうとしていた私だったが、なにやら基地全面でネウロイが撃破される数が急激に増加し始めた。 私(ん?) 不思議に思い、においにいつも以上に注意を傾けった。 すんすんと鼻で息を吸う。 私「あれは……マイルズ達のにおい」 もう既に覚えたマイルズら陸戦ウィッチ隊のにおいだった。 それと同時に、通信が入る。 マイルズ『ブリタニア王国陸軍第4戦車旅団C中隊マイルズ少佐以下12両! ただいま到着しました!!』 マリリン『忘れちゃいけない!』 アビゲイル『パットンガールズもただいま参上!』 基地では、歓声があがる。 私『ようやく登場?』 マイルズ『これでも急いだんですけどね』 パトリシア『アフリカで初陣のウィッチへのサービス……かな?』 私『ふふっ』 マイルズ『さて、もう終わりにしましょう!』 パトリシア『おーけー!』 私『了解』 陸と空のウィッチが地上の敵を掃除しにかかる。 私の登場で頭を押さえられる形になったネウロイは、陸戦ウィッチ隊の登場により完全に跳ね返され、押し返され始めていく。 兵士C「ネウロイが退いてくぞ!」 兵士A「いよっしゃああああ!!」 兵士B「遠慮することない、届く範囲のケツにぶちこんでやれ!」 さすがのネウロイもたまらず撤退に移った。 マイルズ「深追いは無用!」 陸戦ウィッチ隊も足を止める。 ケイ『よし、敵の残存兵力がないか確認を――』 私『その必要はない』 ケイ『えっ?』 撤退と見せかけて、伏兵を残していることを考え、視界のいい砂漠であるがゆえに上空から確認するよう促そうとしたケイだったが、私の言葉に気の抜けた声を漏らしてしまった。 私『周囲から、ネウロイのにおいはもうしない』 風に混じったにおいを嗅ぎ分けた私が自信満々に言い切る。 ケイ『なるほど……ね。いいわ、信じる』 ケイは私の持つ固有魔法。絶対嗅覚のことに思い立った。 他のみなは、インカム越しの声の調子だけでも、ケイが笑みを浮かべているだろうことがわかる。 ケイ『問題なし。ストームウィッチーズ任務完了。帰投する!』 真美『了解です』 ライーサ『了解』 私『了解した』 マルセイユ『ああわかった……っとそうだ、私』 ケイの宣言に次々と返事をしていく返のだが、マルセイユが私に語りかける。 私『うん? 何?』 マルセイユ『別に降りなくていいから、お前はちょっと基地の方に顔出してやれ』 私『……なんで?』 マルセイユ『だってなぁ、多分あちらさんはお前に会いたがってるぞ? いいから、サービスだと思って行ってこい』 私『柄じゃない』 ケイ『いいんじゃない。ちょっと行ってきたら』 私『ケイまで……』 真美『顔だすだけだから、いいんじゃないでしょうか?』 ライーサ『減るものじゃないし、行っちゃえば?』 私『…………本当に、行くだけなら』 さらに真美やライーサにも言われ、私は仕方なく帰還へ向かう編隊を離れ、基地へと降下していく。 兵士A「おい、あれを見ろ!」 兵士B「あれは、さっきの地上攻撃ウィッチじゃないか!」 兵士C「ありがとよ、助かったぜー!」 高度を下げ、ゆっくりと基地上空を飛ぶ私に、基地の兵士達から歓声が飛ぶ。 帽子を手に振ったり、指笛を吹いたりと大騒ぎだ。 兵士A「あのストライカーの赤い星……オラーシャのウィッチか!!」 兵士C「なんだって! オラーシャからアフリカに来たのか?」 兵士B「ヒュー、まさに救いの女神様ってやつじゃないか!」 兵士A「そうだ、オラーシャからシュトルモヴィクが俺たちを助けに来てくれたんだ!」 兵士C「Sturmovik!」 兵士A「Sturmovik!」 兵士B「Sturmovik!」 いつしか兵士達の間から、シュトルモヴィクコールが湧き上がっていた。 私「あ……」 あんまりに突然なので、どうすればわからず小さく手を私が振ると、ますます歓声は大きくなった。 コッホ「シュトルモヴィク……ねぇ」 大騒ぎの兵達から少し離れた場所、崩れた瓦礫の上に腰かけたコッホは一戦後のたばこを楽しんでいた。 コッホ「まあ、なかなかやるようだし、帽子のクリーニング代はチャラにしてやるか」 言いつつも、口元には満足そうな笑みが浮かべられていて、その視線はじっと私を見つめていた。 青いワイシャツはとても目立つが、それ以上にオラーシャ出身なのだろう雪国出身の白さ、頭の上を通り過ぎていく時に見えたのと同じ、陽光を反射し輝いている銀髪が際立った。 コッホ「しっかし、あの黒のリボンはここじゃ熱くならねぇのか……?」 銀髪を首の後ろあたりで一つにまとめているリボンに、どうでもいい感想を漏らし、ぎゅっとたばこをそこらへんに押し付けて火を消す。 コッホ「まったく、あんな嬢ちゃんみたいな女の子に頼らなきゃならんとは、人類も悲しいもんだ」 ふぅ、と一息つき、よっこらせと立ち上がる。 コッホ「それでも戦場は区別をしない。ある意味平等の極致か」 ふと私のストライカーに描かれたパーソナルマークが見えた。 赤い星を背景にして、ナイフを銜えたボルゾイの絵。 コッホ「ま、アフリカに来た以上は一蓮托生だ。よろしく頼むぜ、砂漠のボルゾイさんよ……」 騒ぐ兵達にも、向けた相手にも、誰にも気づかれることなく、一人敬礼をしていた。 ページ先頭へ
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/52743.html
登録日:2022/12/09 Fri 13 22 24 更新日:2024/09/04 Wed 16 47 20NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 SV ありがひとし おみとおし かそく びんじょう エスパー エスパー単 オモダカ クエスパトラ クレオパトラ ダチョウ ヒラヒナ ポケットモンスター ポケットモンスター スカーレット・バイオレット ポケモン ポケモンSV ポケモン最終進化形 ポケモン解説項目 リップ ルミナコリジョン 第九世代 鳥ポケ 大きな 瞳から サイコパワーを 浴びせて 相手を 動けなくする。 見かけによらず 気性は 荒い。 色とりどりの フリルの 隙間から サイコパワーを 放出して 時速200キロで 疾走する。 クエスパトラとは、「ポケットモンスター」シリーズに登場するポケモンの1匹である。 ■データ 全国図鑑№ 927 分類 ダチョウポケモン 英語名 Espathra 高さ 1.9m 重さ 90.0kg タマゴグループ 飛行 性別比率 ♂50%♀50% タイプ エスパー 特性 びんじょう(相手のランク補正が上昇したとき、自分も同じだけランクを上げる) おみとおし(相手がもちものを持っている場合、何を持っているかが分かる) 隠れ特性 かそく(ターンが終了するときにすばやさが1段階上がる) 種族値 HP 95 攻撃 60 防御 60 特攻 101 特防 60 素早さ 105 合計 481 努力値 素早さ+2 進化 ヒラヒナ→クエスパトラ(Lv35) ■概要 「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」にて初登場したポケモン。 進化前のヒラヒナはヒヨコのような姿のポケモンで、体のヒラヒラな部分からサイコパワーを放出して体を地面から1cmだけ浮かしている。 また可愛い姿とは裏腹に執念深い性格で、木の実を奪った相手に復讐することもあるという。 クエスパトラに進化すると一気に鳥らしい姿に成長し、進化前の面影はほとんどなくなる。高さも10倍近く大きくなる。 その姿はダチョウのような姿で、オレンジや黄色の大きなフリルが付いており、おかっぱのような銀色の髪が生え、エジプトの壁画のような顔をしている。 その可憐な容姿とは裏腹に性格は荒く、目からサイコパワーを放出して相手を動けなくさせる。またフリルからサイコパワーを放出して時速200kmで走ることもできる。 女性的な外見だが、サーナイト等と同様に♂も存在する。 ■ゲームでのクエスパトラ 進化前のヒラヒナと共に野生で出現。主に砂漠地帯に生息している、 特にクエスパトラはその容姿が目立つので面食らったプレイヤーも多い事だろう。 トレーナーではジムリーダーのリップと、トップチャンピオンのオモダカが使用する。 特にオモダカの個体は後述の特性「びんじょう」なので積みの起点にしないように注意。 こちらの戦力としては後述のルミナコリジョンが強いため、テラレイドバトルでは活躍できる。 実は通常ネクロズマ及びARシステムでエスパーになれるシルヴァディを除くと第六世代のニャオニクス以来久しぶりに追加された単エスパーの最終進化系である。(*1) ■対戦でのクエスパトラ その鳥みたいな外見とは裏腹に、ひこうタイプはなくエスパー単タイプ。飛ぶ事が出来ないダチョウがモチーフだからだろうか?ドードーとドードリオはひこう持ちなのに。 なので鳥っぽいのに虫が苦手というややこしい事になっている ステータスは素早さ・特攻が高くて耐久面が低いというエスパータイプらしいものとなっている。 専用技として「ルミナコリジョン」を覚える。 これは威力80のエスパー特殊技で、当てると相手は確定で特防が2段階下がるという強力な技。 追加効果に関してはラティオスの「ラスターパージ」の上位互換である。(*2) そのため2撃目で確実に仕留めたり、自分がやられても後続のサポートになる。 テラレイドバトルでは相手が交代しないためステータス変化を打ち消されるまで大ダメージを与えるようになる。 ミミッキュに対しても「ばけのかわ」剥がしとデバフを同時に行う事ができる。 メインウェポンは「ルミナコリジョン」でほぼ決まりだが、お馴染みの「サイコキネシス」「サイコショック」も勿論覚える。 サブウエポンはあく対策の「マジカルシャイン」や「シャドーボール」「ハイパーボイス」「エナジーボール」「ラスターカノン」を覚える。 エスパータイプらしく変化技も充実しており「バトンタッチ」「めいそう」「トリック」「リフレクター」「ひかりのかべ」「さいみんじゅつ」「スキルスワップ」等を覚える。 更に彼等の個性として専用特性「びんじょう」がある。 これは相手が能力を上げた時に、自分も同じ能力を上げる特性。 相手依存にはなるものの、積み技を多用する相手に後れをとりにくくなる。 ちなみにダウン効果には便乗しないため、相手が「からをやぶる」を使ったり特性「ムラっけ」等には美味しい結果となる。 もう一つの「おみとおし」はやや地味ではあるが、高い素早さと「トリック」に活かせる。 隠れ特性はなんと「かそく」 同特性の先輩方は軒並みパルデア地方にいないため、これもまた強みとなっている。 クエスパトラは「バトンタッチ」も覚えるためテッカニンよろしくかそくバトンも可能。 ただし「トリックルーム」には注意。 いずれにせよ、バンギラスは「ルミナコリジョン」無効、「すなおこし」による砂嵐で特防1.5倍、有効打がかくとう「テラバースト」のみと相性最悪の天敵。こだわりトリックで強引な対策はできなくもないが、バンギラスを見かけたら危険信号。 ■余談 ダチョウモチーフとしては初代のドードリオ以来だが、あちらが3つ首のモンスターなのに対し、こちらは現実のダチョウに近い姿となっている。向こうと違いひこうタイプはないから飛べない鳥という点もダチョウらしくなっている 名前の由来は「エスパー」と、エジプトの女王で世界3大美人の1人「クレオパトラ」からだと思われる。パルデア地方ってスペインとポルトガルモチーフなんだけどな とはいえ、往年の大女優エリザベス・テイラー主演の映画『クレオパトラ』のロケ地はスペインなので全く無関係でもない。 クエスパトラのデザインは、キャラクターデザイナーであり漫画家でもあるありがひとし氏が担当。そのほか、今作ではキョジオーン一族とハバタクカミのデザインも担当されているとのこと。ヒラヒナは別のデザイナーの担当であると思われる。 余談だが、氏が手がけているロックマンシリーズにもソニック・オストリーグと言うダチョウ型のレプリロイドがいる。後、そいつと違って残念ながらエアスラッシュは覚えない。覚えられたなら相性補完バッチリだったのに 追記・修正はサイコパワーで走ってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 専用技が伝説ポケモンっぽいネーミングだし効果もアシッドボムが妬みそう。 -- 名無しさん (2022-12-09 13 34 39) クエスならやめろ! -- 名無しさん (2022-12-09 13 40 30) そうだよ(便乗) -- 名無しさん (2022-12-09 15 07 20) 女性的な外見と言うが、自分は初見で出会ったときオスだったせいか「昔のジャズバンドにこんな男の人いたよね?いやジャズバンド知らないけどぼんやりとしたイメージとして」と思った。 -- 名無しさん (2022-12-09 15 41 19) 特防二段階下降の威力80命中安定技と上昇効果だけ貰っていくとかいうヤバいやつだけど、それでも他よりは大人しく見えるのはなんでだろうね -- 名無しさん (2022-12-09 16 46 44) エスパー単なのと、C上昇じゃ無くてDダウンだから交換や死に出ししてきたポケモンにダメージが通しにくいとかじゃないかな -- 名無しさん (2022-12-09 18 21 32) ヒラヒナをアイテムと見間違えて突っ込んでいったおまぬけさんは私以外にもきっといるはず… -- 名無しさん (2022-12-09 20 34 56) 特性びんじょう・・・確実に風評被害食らいますねクォレハ -- 名無しさん (2022-12-09 21 21 55) 実は嘴に見えるのは鼻で、よく見ると本当の口はその下にある人面鳥なんだよね -- 名無しさん (2022-12-09 22 36 07) 名前のせいでニュータイプの少女が思い浮かぶ -- 名無しさん (2022-12-09 23 17 17) おれはハリポタの呪文を思い出す -- 名無しさん (2022-12-09 23 30 14) ベラカスといいエジプトめいたポケモン多いよね今回 デスカーンも混ぜればエジプトで3匹埋めれる -- 名無しさん (2022-12-10 00 39 34) アシボは威力低い分レイドを削りすぎてバフデバフ解除を誘発しにくいから一長一短 -- 名無しさん (2022-12-10 11 20 06) スペインモチーフとか地方特色のポケモンってそんなに意識されてないよね -- 名無しさん (2022-12-12 08 54 00) あんまり目立ってないけど何かが噛み合ったら大暴れしそうなポテンシャルはある -- 名無しさん (2022-12-16 15 53 28) リップが使うのは流石noだなと思った。 -- 名無しさん (2022-12-24 23 29 59) 初めて捕まえたのが雄だったからNNはハクになった -- 名無しさん (2022-12-25 15 12 46) てんねんが無視するのは相手の能力変化だけなのでテラスタルで弱点をスカせばルミナコリジョンでゴリ押しすることもできなくはない -- 名無しさん (2022-12-28 18 08 54) 鳥っぽい見た目なのは苦手な虫タイプが寄ってこないようにひこうタイプに擬態したからでは?という説をどこかで見かけた -- 名無しさん (2023-01-13 20 11 56) なんで便乗なんだろう なんか元ネタとかあるんかな -- 名無しさん (2023-01-19 11 27 39) エスパーじゃなかったらぶっ壊れてた気がするが、エスパーだからこそ瞑想アシパや両壁覚えてくれる点も考えたらちょうどいいバランスなのか -- 名無しさん (2023-03-26 11 59 31) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/totto696/pages/33.html
8/23~9/22 Virgo おとめ座, 処女宮 エルライアー・ナスピカ 対応星座 おとめ座 年齢 18 生まれ 星のゆりかご 職業 水鏡の巫女 身長 154cm 体重 無いかもしれない 趣味 占い、歌唄い、家事 作った人 ラリ子/今ンヌ ※仮案 詳細 ◆何処か遠く遠く、はるか果てにあるとされている、星やそれらを見守り管理する人物が生まれて生活するとされる場所 『星のゆりかご』という世界の住人で最近生まれたばかりの神様見習い。 ◆生まれたときにもっと遠くの何処かに居るえらい神様に『おとめ座』に任命される。 おとめ座の役割として、五穀豊穣を世界にもたらし豊かな生活を与える役目を持っている が、あまり能力を使うのがうまくないので、まだまだへたくそ。先輩星座さんに何時も指導されている毎日。 ◆性格は基本的に穏やかでマイペース。物静かでフワフワしている。 間延びしたしゃべり方の少女。嫌いなモノはオバケや虫、好きなものはおいしいもの。 ◆中の人の好みによりボンッキュッボン。柔らかい肉感のボンッキュッボン。 ちょっと最近おなかのお肉が気になってきたかもしれない。 ◆実はほとんど戦闘能力はないが、治癒等の回復に関してはピカイチ。 キャラ容姿 ◆薄水色とところどころ桃色の不思議な色の髪の毛で、ラメのようにきらきらと光っている。 瞳は薄黄色の全体的に色素が薄い。服の色はまだ未定だが全体的に色素が薄い為か腰から下にある 花の装飾がやや色味が強い。 下半身はガーターとニーハイブーツ。 ◆足に銀色の夢幻ナイフを持っている。 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/th_sinkoutaisen/pages/143.html
デッキに投入しているキャラクターが東方花映塚に参戦したキャラである場合のみ、デッキに入れることができる。 具体的に言えば霊夢、魔理沙、チルノ、咲夜、リリー、プリズムリバー三姉妹、妖夢、ミスティア、てゐ、鈴仙、幽香、メディスン、小町、四季映姫、文。 月の守りやさくみょんは銀色の刃など、何気に強力なサポートを多く採用できるのもポイント。 また咲夜(Easy)が使用できることと、全体的に異変解決能力が高めなので、 本来入れることのできないユニットを異変で回収することも視野に入れても良いだろう。 このカードが発動していると味方ユニットが中攻撃及び強攻撃しか使わなくなる。 ゲーム中のテキスト通り小町はサボらなくなり、映姫様は即死攻撃しか使わなくなる。メディスンと幽香は全体攻撃を撃ちまくる。 異変引きが出来れば鬼達は酔っ払わず、紫は眠らなくなる。 唯一といえる弊害は連射機能搭載葉団扇を用いた文の超連射が使えなくなることだが、そもそもにとりが独立の制約上組み込めないので普通は問題はない。 上司は閻魔様と効果が似ているが、こちらは小町以外のキャラクターにも作用する。 それどころか上記の通り映姫様が即死攻撃しか使わなくなるので、むしろこちらの方が強力とも言える。 花映塚登場キャラしか使えなくなるというデメリットこそあるものの このカードを使うときは小町と映姫様の即死攻撃を狙うデッキになると思われるのであまり気にする必要がない。 ただし不死者には滅法弱い。