約 70,659 件
https://w.atwiki.jp/avocadolocomoco/pages/28.html
☆聖都ピングリアーニャ王国の資源ガイドライン 国民・外国人向け。 【はじめに】 我が聖都ピングリアーニャ王国はその国土のほとんどが公地公民政策により国有地や大神官・ピングリア王領となっており、基本的に土地の私有がない状態で資源についての規制を行っています。その理由と生活資源についての扱いをここにまとめます。 【なぜ国有化と資源規制をしているのか?】 1.我が国は資源が乏しいため無秩序な乱獲を防ぐため国土はすべて政府の管理となっているため。 2.国内の資源は国家・国民のためにあるべきとしているため、国家が統制しているため。 3.国防上危惧する事態をさけるため国土の管理は国家の許可を必要としているため。 4.運営が別途推奨している資源ワールドへの誘導を目的としているため。 5.国内資源は聖都商業区を通して国民に還元されることを目的としているため。 【資源の種類について】 繁殖可能な動物MOB=動物資源。 水・土・石・粘土・鉱物など=土地資源。 農産物=農業資源。 木・花=林業資源 魚・イカ=水産資源。 その他=その他資源 【生産所】 1.動物MOBを飼育する場所。牧場。 2.農地。 3.水産資源の狩猟と採集を行う場所。 4.木を育てるところ。林業場。 5.魚やイカを狩猟するところ。釣堀。 【許可をもらう】 政府の許可を得てほしいという場合は国民は国内専用DISCORDかロイアテス1世のDMまで連絡してください。 【ガイドライン】 (動物資源) Q1:国内で野生の動物資源を狩猟したい場合はどうすればいいのか? A1:国内の野生の動物資源は原則国家の所有物となりますので政府の許可をとるか、国外・資源ワールドで狩猟をしていただくことになります。 Q2:国内で動物資源を飼育したい場合はどうすればいいのか? A2-1:動物資源を飼育できる場所(生産所)は国内では開拓地と住宅地に設置できます。したがって、国内では開拓地と住宅地で動物資源を飼育することができます。 A2-2:飼育する動物資源の入手については以下の通りとする。 1.野生の動物資源の入手先が国内の場合、政府の許可を得てください(野生のつがいのみの入手の場合は政府に連絡はいりません)。 2.国外から入手する。 3.スプリングフィールド荘園から動物資源のつがいを無償で入手することができる(事前に政府に相談することが条件です・国内であれば無償で動物資源を運搬します)。 ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- (土地資源) Q1:土地資源の採集・採掘はどうすればいいですか? A1:基本的に国外では資源ワールド、国内では石材ギルドに入って取り放題か、聖都商業区で購入する方法を推奨しています。 Q2:採掘する上でのルールはありますか? A2:国内で一般の方が採掘できるのは政府から許可を得た石材ギルドの土地があります。石材ギルドの土地では露天掘りもできます。 Q3:なぜ国内で露天掘りなどの大規模な採掘を禁止しているのでしょうか? A3:1.大規模な掘削によって使用できる土地が減ってしまうため。 2.大規模な掘削で国民の財産である資源が大幅に吸い取られてしまうため。 3.風景が著しく悪くなるため。 4.運営が不定期で初期化する資源ワールドを用意してあるのでそっちを使うほうが合理的。 5.自分の土地や石材ギルドの土地など採取が許可されている場所は露天掘りOK。 -------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- (農業資源) Q1:国内に農地(生産所)を作りたいのですがどうすればいいですか? A1-1:自分の土地か農業ギルドの土地に所属して農業用地を利用しましょう。 ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- (林業資源) Q1:林業資源の採集はどうすればいいですか? A1:資源ワールドと開拓地での採集を推奨します。 Q2:国内で植林場(生産所)を作りたいのですがどうすればいいですか? A2: 自分の土地か木材ギルドの土地に所属して植林用地を利用しましょう。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- (水産資源) Q1:国内の水産資源の採集はどうすればいいですか? A1:水産資源の採取は国内の水源・川や沼を指定してますので国内の水産資源は自由に採取可能です。 Q2:国内で釣堀(生産所)を作りたいのですがどうすればいいですか? A2:国内で釣堀(生産所)を作れるのは開拓地となります。トラブル防止のため開拓地では周りの住民の迷惑にならない範囲で釣堀を作ることを推奨します。住宅地には小規模(10マス×10マス)の釣堀(生産所)を作ることができます。 --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- (その他資源) Q1:何も知らず資源を取ってしまった場合は問題になりますか? A1:聖都政府はこの法律が非常にややこしいものであると理解していますので、その場合は不問に処します。ただし、非常に大規模な資源搾取や知らなかったと偽った場合は別です。 Q2:建設物は資源になりますか? A2:なります。建設物は唯一私有の資源物として国土法に基づいて国家に保護されます。国民の建設は開拓地と住宅地にできます。 Q3:これまでのことで例外はありますか? A3:法律で資源規制をされていますが、政府の許可を得れば国内どこでも自由に資源を採集することが可能です。政府も国民には柔軟に権限の許可を与える気持ちでいます。それでも大規模な露天掘りなどは禁止です。 Q4:資源ワールドが遠いです。 A4:リスポーン島のマナワープから瞬時に資源ワールドに行くことができます。また別途ネザーゲートから直接資源ワールドへ行く経路も聖都政府が開発する予定です。 【資源採集の目安】 ・大中規模な資源採集→資源ワールドをご使用ください。 ・小規模な資源採集→資源ワールドまで行くほどでもない場合は自分の土地を利用するか、公営ギルドの土地を利用する。 ・資源採集するのが面倒→聖都商業区で資源を買ってください。商業区にないオーダー品も扱っておりますので聖都政府にご相談ください。 ・基本外国人には資源採集を認めていません。
https://w.atwiki.jp/maikuragunzibu/pages/651.html
連邦再生中… 国営放送 + ... イベリア連邦Federación Ibérica イベリア連邦(西:Federación Ibérica,通称イベリア)は、南ヨーロッパのイベリア半島に位置し、同半島の全域を占める共和制国家。首都はバレンシア。スペイン本土以外に、西地中海のバレアレス諸島やアルボラン海のアルボラン島、大西洋のカナリア諸島、北アフリカの飛地領土のセウタとメリリャを有しており、モロッコ沿岸部にもいくつか領土がある(プラサス・デ・ソベラニア)。北東にシェラルド、アフリカ大陸にあるセウタとメリリャではシュガーランドと陸上国境を接する。 連邦を構成するスペインのブルゴーニュ十字とポルトガルの赤と緑、地球儀を組み合わせた国旗 国家情報 国の標語 «Libertad, igualdad, fraternidad» 国家元首(憲法上) 理性(理性の女神) 国家元首(事実上) 大統領 ペドロ・クルス・セラーノ 公用語 スペイン語(統一語)、ポルトガル語、カタルーニャ語 人口 78,305,148人 GDP 3兆5168億8400万ドル 通貨 ペソ($)(IPS) 歴史 + ... 政治 + ... 統一歴151年7月にイベリア連邦の憲法がコルドバにて制定され(アンダリス憲法)、半大統領制の共和制となった。 直接選挙で選ばれる大統領(任期5年、統一歴172年以前は7年)には、初代大統領フラニエ・ジャルジェの時から首相の任免権や議会の解散権など強力な権限が与えられている。これは、立法府である議会より行政権の方が強い体制である。(「連邦大統領 (イベリア)」および「イベリアの大統領」も参照。) また、大統領が任命するイベリアの首相は、大統領にも議会にも責任を負っており、ともに行政権を持つ(半大統領制)。このため、大統領の所属政党と議会の多数派勢力が異なる場合、大統領自身が所属していない議会多数派の人物を首相に任命することがある。この状態をコアビタールと呼ぶ。こうした場合、大統領が外交を、首相が内政を担当するのが慣例となっているが、両者が対立し政権が不安定になることもある。 議会は二院制を採用し、上院にあたる元老院と、下院にあたる国民議会がある。元老院は間接選挙で選出され、任期は6年で3年ごとに半数を改選される。国民議会は直接選挙で選出され、投票に際して小選挙区制で二回投票制が定められている。優先権は国民議会にあり、元老院は諮問機関としての色彩が強い。 「国会 (イベリア)」も参照 主要なイベリアの政党としては、回復(中道)、共和党(中道右派)、国民連合(極右)、社会党(中道左派)、労働者の闘争(極左)、前進(中道・王党派)がある。 歴史ある中央集権と官僚主義はイベリアの政治体制を代表してきた。共産主義諸国には遠く及ばないが、労働人口に対する公務員の比率は17.6%に達する。世界でも屈指の強固さを持つ官僚主義に裏打ちされたその社会構造は、しばしば批判的な意味をこめて「官僚天国」「役人王国」などと形容される。 地方政治の現場においては、市町村長職こそ連邦国籍保有者に限定されているが、市町村議員に関してはSEOTO諸国の出身者に地方議員の被選挙権を認めている。 国際関係 + ... イベリアはSEOTO(セントレジス・ユーロ-オリエント条約機構)をはじめ、幾つかの国際機関の加盟国でもあり、バグダッド協力機構などが該当する。 第一次欧州大戦でイベリアは本国を一時喪失し、また第四次欧州大戦では国内の革命により現イベリアはシェラルドやトラキアなどの庇護・支援を得て国土を回復したが、当時から独自の外交を志向する傾向があった。アンダリス共和制および現連邦成立後は絶対王政を採用するシェラルドと対立を深め、欧州の冷戦構造のなかでイベリアの影響力を保つため、新ソ連と提携したり、自由主義国家の集まるセントラル自由主義条約機構のオブザーバーから脱退したり、アフリカに領土を持つ国の一つとして(現にモロッコ北岸に飛び地を領有している)アフリカ首脳会議を提言したりしている。イベリアは統一歴183年、SOETOが実施したエジプト戦役(仮称)に終始反対した。 近隣諸国では、シュガーランド連邦と密接な関係があり、シュガーランド領カナリア諸島には複数のイベリア軍基地が存在している。 旧王政時代(ザーティエラ王国も参照)に対立した帝政スミトラントおよびシークヴァルド=アストリア聖国とは戦後和解し、ともに西欧統合の旗手となった。(独西関係も参照)冷戦終結後は欧州統合を深化し、セントレジス・ユーロ-オリエント条約機構(SEOTO)の主要国として存在感を高めている。 イベリアは旧植民地との結びつきを近年強めている。各地の旧植民地に対しては、暴動や内戦の際に親西政権を維持するため軍事介入することもある。一部の国にはイベリア軍の軍事基地がある。統一歴151年以降の軍事介入の件数は10件以上にも及ぶ。統一歴177年からパタゴニア脳人紛争に介入している。こうしたイベリアの姿勢を新植民地主義であると批判する声もある。(イベリアは脳人に対する人権保護を名目に派兵している)。 地理 + ... イベリア本国(メトロポリターナ)は、北がピレネー山脈を挟んで帝政シェラルドと向かい合い、東に地中海を挟んでガリシア連邦共和国および新生ローマ帝国、南にシュガーランド連邦と国境を接している。イベリアの強い影響下にあるミニ国家として、シェラルドとの間にアンドラ共和国がある。 イベリアの国土は西ヨーロッパに位置する本土のほか、地中海に浮かぶバレアレス諸島、アフリカ大陸北端の諸都市(プラサス・デ・ソベラニア)、大西洋上のマカロネシアといった海外県をも含む。それらを合わせた総面積はシェラルドに次いで西ヨーロッパ第二位である。 地形 イベリア本土の多くは高原や山地(ピレネー山脈やシエラ・ネバダ山脈)に覆われている。高地からはいくつかの主要な河川(タホ川、エブロ川、ドゥエロ川、グアディアナ川、グアダルキビール川)が流れている。沖積平野は沿岸部に見られ、最大のものはアンダルシア州のグアダルキビール川の平野である。東部の海岸にも中規模な河川(セグラ川、フカール川、トゥリア川)による平野が見られる。 気候 イベリアの気候は、西岸海洋性、地中海性、亜熱帯性の気候区に分割される。西岸海洋性気候は大西洋側の国土の北西部で見られる。気温の年較差、日較差とも小さい。気候は冷涼であるが、寒くなることはない。国土を南東に移動するにつれて気候は大陸性となっていき、気温の年較差、日較差が拡大していくと同時に降水量が上昇していく。地中海性気候は国土の南岸で際立つ。気温の年間における変動は3種類の気候区のうちもっとも大きい。降水量は年間を通じて少ない。亜熱帯性気候は大西洋上にあるマカロネシアの一部で見られる。 地方行政区分 イベリアは23の地域圏に分かれる。イベリア本土(メトロポリターナ・イベリア)の位置するヨーロッパの領土は20の地域圏(レヒオン région)に区分され、その下に100の県(デパルトマン département)が存在する(各レジオンが2 - 8のデパルトマンに区分されている)。地域圏はメトロポリターナ・イベリアに19、バレアレスに1つに分かれる。さらに海外のマカロネシアやアフリカなどには、3つの海外県と、複数の海外領土がある。各県はさらにコミューンに分かれる。統一歴179年3月29日、ジブラルタルをセウタ海外県から分離し新たな地域圏への地位変更の是非を問う選挙が行われ、賛成95.2%で独立した地域圏となることが決まった。 主要都市 詳細は「イベリアの都市の一覧」および「Category イベリアの都市」を参照 国家安全保障 + ... イベリアの国防政策は統一歴153年にフェリペ政権が制定した「国防組織法」によって運営されている。大統領が最高司令官であり、その指導のもとに内閣委員会が国防政策、将官の任免、総動員令や戒厳の宣布などの意思決定機関として機能する。オゼーシア革命からの徴兵制を廃止して志願制を採用した。2011年の軍事支出は825億ドルと、標準的な軍事費を維持している。 イベリア軍は陸軍、空軍、海軍および憲兵、国民衛兵からなり、2002年の総兵力は72万人のうち、陸軍45万人、空軍8万人、海軍6.6万人、憲兵9.8万人、その他機関4万人であった。国外駐在兵力は約3万人で、うち大西洋地区の海外県に約2万人、アフリカに6,500人、SEOTOなど国際組織の指揮下に9,000人がいる。また核兵器を保有している可能性が高く、海軍は潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)搭載原子力潜水艦を運用している。現在もスペイン外人部隊を源流としたイベリア外人部隊8個連隊を保有する。ジブラルタルに司令部を置き、イベリア南部各州も駐屯、セウタやマカロネシアにも一部が駐屯する。 イベリア連邦軍Fuerzas Armadas Iberiana 簡単な説明 パタゴニア沿岸に派遣された連邦海軍(統一歴185年) 詳細情報 連邦軍統合本部:バレンシア市オゼーシア地区 連邦軍指揮官:連邦大統領 予算:GDP比2.6% ---- ---- ---- ---- 目次へ戻る 連邦陸軍 + ... イベリア連邦陸軍Armada Iberiana 簡単な説明 連邦軍による訓練の様子 詳細情報 連邦軍統合本部:バレンシア市オゼーシア地区 連邦軍指揮官:連邦大統領 予算:GDP比2.6% ---- ---- ---- ---- 目次へ戻る 装備 + ... 主力戦車 TIM150 ジャガー イベリア連邦陸軍の保有する第3世代主力戦車。他国のMBTと比較し最高速度では劣るものの高い防御力を誇る。価格の高騰により調達数は160両程度に留まっている。 基本データ 建造国 イベリア 配備数 164両 諸元 全長 7.6m 全幅 3.6m 武装 120㎜滑腔砲 装甲 複合装甲 火力支援車両 TIM150 ジャガー イベリア連邦陸軍の保有する第3世代主力戦車。他国のMBTと比較し最高速度では劣るものの高い防御力を誇る。価格の高騰により調達数は160両程度に留まっている。 基本データ 建造国 イベリア 配備数 164両 諸元 全長 7.6m 全幅 3.6m 武装 120㎜滑腔砲 装甲 複合装甲 装甲兵員輸送車 TIM150 ジャガー イベリア連邦陸軍の保有する第3世代主力戦車。他国のMBTと比較し最高速度では劣るものの高い防御力を誇る。価格の高騰により調達数は160両程度に留まっている。 基本データ 建造国 イベリア 配備数 164両 諸元 全長 7.6m 全幅 3.6m 武装 120㎜滑腔砲 装甲 複合装甲 自走砲 TIM150 ジャガー イベリア連邦陸軍の保有する第3世代主力戦車。他国のMBTと比較し最高速度では劣るものの高い防御力を誇る。価格の高騰により調達数は160両程度に留まっている。 基本データ 建造国 イベリア 配備数 164両 諸元 全長 7.6m 全幅 3.6m 武装 120㎜滑腔砲 装甲 複合装甲 連邦海軍 + ... イベリア連邦海軍Armada Iberiana 簡単な説明 連邦軍による訓練の様子 詳細情報 連邦軍統合本部:バレンシア市オゼーシア地区 連邦軍指揮官:連邦大統領 予算:GDP比2.6% ---- ---- ---- ---- 目次へ戻る 装備 + ... 巡洋艦 メヒカーノ級原子力ミサイル巡洋艦 メヒカーノ級はイベリア海軍の原子力ミサイル巡洋艦の艦級。大型戦艦に代わり敵水上部隊に対する打撃力を提供し、また長期間の哨戒任務を行うことができる艦艇として統一歴168年計画にて4隻が建造された。 基本データ 建造国 イベリア 配備数 4隻 諸元 全長 219m 全幅 25m 武装 対艦ミサイルターター式ランチャー 搭載機 ヘリ 2機 同型艦 BB-101 メヒカーノ BB-102 ムルシア BB-103 アリカンテ BB-104 ビーゴ 駆逐艦 バレンシア級駆逐艦 バレンシア級はイベリア海軍の駆逐艦の艦級。シエンナ級を拡大発展させた外洋型駆逐艦として統一歴143年度計画にて建造された。特に対潜水艦装備が充実しており、大規模な潜水艦戦力を有するシェラルドに備え大西洋・地中海両海域に6隻が配備されている。 基本データ 建造国 イベリア 配備数 6隻 諸元 全長 148m 全幅 19m 武装 対艦ミサイル46セルVLS 搭載機 ヘリ 2機 同型艦 FF-113 バレンシア FF-114 コピアポ FF-115 マラガ FF-116 ルーゴ FF-115 イビサ FF-116 コインブラ フリゲート シエンナ級フリゲート シエンナ級はイベリア海軍のフリゲートの艦級。12隻が建造され連邦海軍の数的主力として運用されている。小柄な船体に対空・対潜・対艦装備がバランスよく搭載されているものの、無理に詰め込んだためか拡張性には乏しい。また建造時の統一歴140年代ではまだステルス性の考慮がまだ不十分であったためという弱点もある。 基本データ 建造国 イベリア 配備数 12隻 諸元 全長 146m 全幅 19m 武装 対艦ミサイルターター式ランチャー 搭載機 ヘリ 2機 同型艦 FF-101 シエンナ FF-102 エスペランザ FF-103 グロリア FF-104 リギド FF-105 サビオ FF-106 バリエンテ FF-107 ブリランテ FF-108 コーサス FF-109 ノブレ FF-110 リベルテ FF-111 サント FF-112 リコー マヌエル・デ・ゴドイ級フリゲート マヌエル・デ・ゴドイ級はイベリア海軍のフリゲートの艦級。高度な電子システムとステルス設計が取り入れられ、連邦艦隊の防空を担う。同型艦は6隻でそれぞれスペインの政治家から採られている。 基本データ 建造国 イベリア 配備数 6隻 諸元 全長 148m 全幅 19m 武装 対艦ミサイル46セルVLS 搭載機 ヘリ 2機 同型艦 FF-113 マヌエル・デ・ゴドイ FF-114 ベルナルド・デ・ガルベス FF-115 マルケス・デ・アビエス FF-116 エンセナーダ FF-117 マリア・アンパロ・ムニョス FF-118 チャルトリスキ 哨戒艦 アヴィケンナ級哨戒艦 アヴィケンナ級はイベリア海軍の大型哨戒艦。統一歴159年度計画にて4隻、続いて160年度計画にて追加の4隻が建造された。長期間の遠洋航海に適しており、運用コストも他の艦艇に比べ低いためマカロネシアでの警備や海外派兵などでも多く運用される。 基本データ 建造国 イベリア 配備数 8隻 諸元 全長 96m 全幅 15m 武装 対艦ミサイル76㎜主砲 搭載機 ヘリ 1機警備艇1隻 同型艦 OPV-102 アヴィケンナ OPV-103 アヴェロエス OPV-104 アヴェンパーケ OPV-105 アヴィケブロン OPV-106 アルファラビウス OPV-107 アルガゼル OPV-108 アルキンドゥス OPV-109 アブバーケル 潜水艦 オルカ級哨戒艦 オルカ級はイベリア海軍の攻撃型通常動力型潜水艦。イベリア海軍のほか、パインランド海軍が導入した。乗員数は士官5名、水兵32名と最大規模である。後部には小さいながらVLSがあり、対艦ミサイルの運用も可能となっている。 基本データ 建造国 イベリア 配備数 8隻 諸元 全長 72m 全幅 15m 武装 対艦ミサイル魚雷発射管6門 搭載機 なし 同型艦 SS-22 オルカ SS-23 ボニトー SS-24 ベスゴ SS-25 アンギラ SS-26 カバジャ SS-27 バカラオ SS-28 プルポ SS-29 カラマール 補給艦 カンタブリア級 カンタブリア級はイベリア海軍の補給艦。作戦海域の拡大を目的に167年度計画にて建造された。同型艦は3隻で艦名には山の名前が付けられている。 基本データ 建造国 イベリア 配備数 3隻 諸元 全長 168m 全幅 25m 武装 機銃1門 搭載機 ヘリ1機 同型艦 O-02 カンタブリア O-03 ピレネー O-04 シエラネバダ 連邦空軍 + ... イベリア連邦空軍Armada Iberiana 簡単な説明 連邦軍による訓練の様子 詳細情報 連邦軍統合本部:バレンシア市オゼーシア地区 連邦軍指揮官:連邦大統領 予算:GDP比2.6% ---- ---- ---- ---- 目次へ戻る 装備 + ... 戦闘機 CO-14戦闘機 基本データ 建造国 イベリア 配備数 96 諸元 全長 219m 全幅 25m 武装 対艦ミサイル○○ 保有機数 96 CO-16戦闘攻撃機 基本データ 建造国 イベリア 配備数 68 諸元 全長 219m 全幅 25m 武装 対艦ミサイル○○ 保有機数 96 攻撃機・爆撃機 Av-5攻撃機 基本データ 建造国 イベリア 配備数 22 諸元 全長 143m 全幅 19m 武装 対艦ミサイル○○ 搭載機 ヘリ 2機 輸送機 IC-5輸送機 基本データ 建造国 イベリア 配備数 22 諸元 全長 143m 全幅 19m 武装 対艦ミサイル○○ 搭載機 ヘリ 2機 IC-7輸送機 IC-5をもとに他国で開発された超大型輸送機 基本データ 建造国 蓮華国 配備数 12 諸元 全長 143m 全幅 19m 武装 対艦ミサイル○○ 搭載機 ヘリ 2機 早期警戒機 IM-5早期警戒機 基本データ 建造国 イベリア 配備数 6 諸元 全長 143m 全幅 19m 武装 対艦ミサイル○○ 搭載機 ヘリ 2機 哨戒機 IP-5哨戒機 基本データ 建造国 イベリア 配備数 6 諸元 全長 143m 全幅 19m 武装 対艦ミサイル○○ 搭載機 ヘリ 2機 情報収集機・偵察機 リボルカード情報収集機 基本データ 建造国 イベリア 配備数 6 諸元 全長 143m 全幅 19m 武装 対艦ミサイル○○ 搭載機 ヘリ 2機 回転翼機 IAH-17攻撃ヘリ 基本データ 建造国 イベリア 配備数 22 諸元 全長 143m 全幅 19m 武装 対艦ミサイル○○ 搭載機 ヘリ 2機 IMH-18多目的ヘリ 基本データ 建造国 イベリア 配備数 22 諸元 全長 143m 全幅 19m 武装 対艦ミサイル○○ 搭載機 ヘリ 2機 ISH-18対潜哨戒ヘリ 基本データ 建造国 イベリア 配備数 22 諸元 全長 143m 全幅 19m 武装 対艦ミサイル○○ 搭載機 ヘリ 2機 経済 + ... イベリアは名目GDPで世界第6位および購買力平価で世界第8位の先進国である。家計資産の総計の観点から、イベリアはヨーロッパで最高かつ世界で第4位の経済大国である。同国は世界第5位の排他的経済水域(EEZ)をも有し、その規模は9,035,000 km2に及ぶ。 「イベリアの産業」も参照 イベリア国民は高い生活水準を享受し、同国は教育、医療、平均寿命、人権、人間開発指数の国際ランキングにおいて上位に位置する。イベリアは世界第3位の世界文化遺産数を有し、世界屈指の年間約8,300万人の外国からの観光客を迎え入れている。 統一歴187年のイベリアのGDPは2兆8,468億ドルであり、世界第6位である。また、同年の1人当たりのGDPは42,999ドルであり世界水準のおよそ4倍であり、ヨーロッパ屈指の経済大国であることが分かる。観光客入国数では欧州2位、農産物輸出額では世界第4位を占める。農業は生産額世界第6位と依然としてイベリアにおける重要な産業であり、EU諸国中最大の規模を誇っている。高負担国家であり、GDPに占める税収比は41.5%と先進諸国において2位である。 第二次世界大戦後は鉄道・航空・銀行・炭田が国有化された。連邦成立後初期のジャルジェ・プラン、次いでイルシュ・プランで経済復興が行われた。自動車・電子・航空機産業についても国が主要株主となり、政府は石油と天然ガスにも投資した。統一歴163年のリガルド大統領の共和党政権は産業国有化をさらに推進したが頓挫した。統一歴170年に保守派のフェリペが首相になって国家の役割が縮小された(第1次コアビタール)。しかし金融・保険・電力・運輸・国防産業などそれぞれのグローバル市場でイベリアは隠然たる影響力を保持した。 統一歴182年度版フォーチュン・グローバル500によると、総収入を指標とした全世界の企業ランキングリストのうち上位100位に含まれるイベリア企業は、国際石油資本のトテル(本社バレンシア、8位)、ITのビダン(バレンシア、15位)、金融のサンタンデール=ビルバオ(バレンシア、16位)、金融のアルヘンタリ(バレンシア、21位)、アパレルのサラ(バルセロナ、28位)、金融のコルドバ・デ・オロ(バレンシア、33位)、自動車・航空メーカーのイベロ(バルセロナ、46位)、電力会社のイルベーラ(コルドバ、68位)、電気通信事業者のテレフォトゥナ(バレンシア、84位)、水道や電力、ガス事業などを行うティエリ(バルセロナ、97位)が並ぶ。 統一歴187年3月、「経済危機のつけを労働者に回すな」をスローガンに、1月の前回100万 - 250万人を上回り、全国で300万人が統一行動を行った。レナード政権は、昨年12月260億ペソ規模の経済活性化対策を発表した。さらに所得税減税など14億ペソ規模の低所得者向け支援策を提案し、その後26億ペソ規模に増額した。統一歴188年に未来のための投資プログラムをスタートし、オゼーシア学研都市(スペイン語版、英語版)などへ投資をするようになった。 農業 西欧第二位の農業国であり「南欧のパン籠」と言われる。穀物、根菜、畜産などすべての農業部門において世界の上位10位以内の生産高を誇る。農業従事者は労働力の約3%。統一歴130 - 180年で農家の数は3分の1に減少し、相対的に1農家当たりの農地面積、経営規模が拡大した。穀物は、小麦、大麦、トウモロコシ、根菜はじゃがいも、テンサイ、畜産ではブタ、鶏卵、牛乳の生産が際立つ。このほか、オリーブやトマトの生産高も多い。オリーブの生産高は世界一である。政府は農業を重要輸出産業とし国際競争力の強化を図るほか、農業経営の近代化、若年層の就農促進などの政策を実施している。 イベリアの鉄道は作物の流通に不可欠である。昔は路線自体が必要だった。北部鉄道で知られるイベリアの鉄道史において、19世紀のハブがマドリードとバレンシアしかないような状態だった。そのときまで穀物価格には地域格差がしばしば生じた。20世紀に路線網が充実し、土地の権利関係も制度レベルから整理されていったため、それからは重量貨物の輸送手段として活躍している。統一歴155年「基本法」農政がスタートした。そこでアグリビジネスが促進され土地バブルを引き起こした。輸出作物に補助金が積まれ、それが貿易摩擦も引き起こした。 鉱工業 現在、6ヶ所の鉱山が操業中であり、ニッケル、銅、亜鉛、タングステンを生産している。 有機鉱物資源では、世界の市場占有率の1.4%(2003年時点)を占める亜炭(1228万トン)が有力。品質の高い石炭(975万トン)、原油(32万トン)、天然ガス(22千兆ジュール)も採掘されている。主な炭鉱はアストゥリアス州とカスティーリャ・イ・レオン州にある。石炭の埋蔵量は5億トンであり、イベリアで最も有力な鉱物である。 金属鉱物資源では、世界第2位(占有率15.8%)のタングステン(700トン)及び世界第5位の水銀(150トン)のほか、マグネシウム鉱(2.1万トン)の産出が目立つ。そのほか、金、銀、亜鉛、銅、鉛、わずかながら錫も対象となっている。鉱山はプレート境界に近い南部地中海岸のシエラネバダ山脈とシエラ・モレナ山脈に集中している。水銀はシエラ・モレナ山脈が伸びるカスティーリャ地方のシウダ・レアル県に分布する。アルマデン鉱山は2300年以上に亘って、イベリアの水銀を支えてきた。鉄は北部バスク地方に分布し、ビルバオが著名である。しかしながらスペイン全体の埋蔵量は600万トンを下回り、枯渇が近い。その他の鉱物資源では、世界第10位(市場占有率1.5%)のカリ塩、硫黄(同1.1%)、塩(同1.5%)を産出する。 イベリアの工業は食品産業、製材(en Sawmill)、製紙業、運輸業、機械産業(英語版)、電気機械、金属、石油化学産業(英語版)、自動車産業が中心である。世界一の生産高を誇るワイン、世界第2位のチーズのほか、バター、食肉も5本の指に入り、製糖業も盛んである。石油化学工業は燃料製造、合成樹脂(プラスチック)、合成ゴム、タイヤと全部門にわたる。特に合成ゴムとタイヤ製造が著しい。 自動車製造業は世界6位の規模である。自動車の生産は古くから行われており、常に生産台数が世界で10番目に入る自動車大国でもある。おもなメーカーとしてイベロやBSAなどがある。国防産業では、イベロ、ナバンなどの大企業が存在し、これらによる造船業も盛んである。 イベリアのフラッグ・キャリアは、コルドバ航空であり、ステラアライアンスに所属している。コルティオールなどの企業が代表するように航空宇宙産業も発達しており、ヨーロッパで数少ない宇宙船発射能力を持つ。 エネルギーでは原子力発電への依存率が世界でもっとも高い。電力のおよそ78%が原子力発電でまかなわれているのに対し、地熱発電は約11%、水力発電は約10%にすぎない。発電用原子炉の数は世界2位の59基。統一歴180年時点の総発電量5,627億kW時のうち、74.8%(4,211億kW時)を原子力が占める。原子力による発電量自体も2位である。イベリアの発電は原子力以下、水力14.7%、地熱10.4%が続く。総発電量では世界第8位を占めていて、近隣諸国にも多くの電力を供給しており、欧州最大の電力輸出国となっている。おもな原子力発電所は、カンタブリア原子力発電所(5,706千kW、カンタブリア県)、ナザレ原子力発電所(5,528千kW、バタリャ県)、タラゴーナ原子力発電所(5,448千kW、タラゴナ県)。統一歴182年現在で発電規模世界第4位、5位、6位を占める。 交通 + ... 現在イベリアは世界で最も緻密な交通網が整備された国のひとつである。100km²あたり146kmの道路と6.2kmの鉄道が整備されており、これらは首都でありまた国内最大都市であるバレンシアおよび国土の中心であるマドリードを中心とした交通網を形成している。
https://w.atwiki.jp/terra-credigna/pages/16.html
東部列強連盟 ウィスタリア帝国の伸長に対抗するため大陸北西部の国家によって結ばれた軍事同盟を礎とする国家連合。 あくまで同盟であり、三強と呼ばれる大国が鼎立してその方針を主導するものの、明確な盟主は存在しない。 加盟国はそれぞれの思惑を持って参加しており、帝国自体が北西部への軍事的進出に積極的でないこともあり、加盟国は独断で帝国と紛争状態に突入することもしばしばと、軍事同盟として足並みの揃わない実情を歴史に呈しているものの、各国の保有する軍事力・経済力の総力は帝国・商工連邦・極東王朝に比肩する。 主要加盟国 + アインジード聖教国 アインジード聖教国 コドレア地方に広がる砂海から東部竜骨山脈を隔てた南部に版図を持つ東部列強連盟三強の一角。 人による国家、唯一の宗教立国。 一の神アレウスを唯一神とするアレウス聖教を国教と定めており、近隣国の奉ずるアレウスをも含んだ多神容認の宗教観とは一線を画している。 本来異なる教義を容認する近隣国を異教徒の国とみなしており、東部列強連合の前身である対ウィスタリア軍事同盟(東部軍事同盟)には加盟していなかった。 しかしながら後年、西にウィスタリア帝国と境を接しつつ、南東方面に勢力を拡大し始めた極東王朝への対応を迫られた東部軍事同盟は、勇猛をもって鳴る聖堂騎士団と聖戦による死を教義上最高の栄誉とする兵団を有するアインジードを東の抑えとする為、融和の道を模索し始める。 一方アインジード首脳部としても近隣国全てを異教徒とみなして敵対し続けることは国家維持の観点から限界を感じていたことから、軍事同盟の協力要請は渡りに船であった。 極東王朝が多民族集合体であるがゆえに土着信仰に対して寛容であり、全般的に『万物には神が宿る』という緩やかな万象神格論を持っていたこともアインジードにとっては都合が良かった。 時のアインジード総主教、兼国家元首は近隣国は異教徒の国であるとしながらも、極東王朝を『蛮教の徒』として、最優先の聖粛対象と認定。 アレウス聖教において天使とされる他の柱神を奉ずる近隣諸国はいずれ導くべき者たちであり、救うべき者たちと位置付けることに成功。 これをもって東部軍事同盟はアインジードを加え、東西の脅威に当たる為の東部列強連盟として再編される。 + ヴェルツヴァイン王国 ヴェルツヴァイン王国 版図内に古代魔道王国時代の遺跡が多く、ギルダリア連邦に比肩する魔道技術立国。 魔道協会規約にある魔道遺産の管理を協会に委ねる条項に調印しているものの、『古代遺跡・またはその遺跡より出土の遺物に起因する有用技術の発見時には、発見者の権益を保護し協議の上、優先権を認める』の条項から得る権益を活用する為、遺跡発掘を国策としている。 ヴェルツヴァインより出土した技術解析によって現在広く普及するようになった技術として著名なものとしては【大規模魔力槽】、【転移門】などが挙げられる。 帝国・連邦とは異なる思想によって有魔力人の解釈を進めた国で、所謂魔術至上主義国家。 魔力を操る術を持つ者以外は二級市民として階級が設けられ、迫害を受けるわけではないが、特に中央においては就くことが可能な職種や職責に上限が設けられ立身の道が限られている。 支配者階級は魔術士の家系にのみ許されている。※魔術士家系における非魔術士は相続の対象外となる。 非魔術士の武人階級は例外的に準一級市民として認定される為、軍志願者が多く軍事力も高い。 公には伏せられているものの、地方にあっては二級市民への課役が一級市民に対するそれとは大幅に隔たりを持つことが黙認されており、反政府組織等の存在も確認されている。 + トライセラ王国 トライセラ王国 東部列強最南に位置する国家。 肥沃な平野と丘陵地に恵まれ、のどかな田園風景の広がる農業大国。また名馬の産地としても著名。 大地母神の信仰が盛ん。 また、連邦と境を接し聖臨山への巡礼に至る北の入り口に面するため、交通の要衝でもある。 約460年前にウィスタリア帝国との戦役により大きく領土を減じた過去を持ち、それをきっかけに支配体制の刷新(絶対君主制から専制君主制)、軍制改革が大きく行われ、戦役後に組織された義勇兵を元とする聖女騎士団を核に、国境線の防備が強化されて以来、一度として帝国の侵入を許していない。 紅旗の聖女伝説 + ゼフィーア湖王国 ゼフィーア湖王国 西にトライセラ、北東にヴェルツバインと境を接し、東にセルベア海と面した国家。 国土は湖沼地帯・湿地帯が広がり畜産業が盛ん。 豊かな森林資源を活用し、林業、造船業、製紙産業で栄える。 また豊富な水源を活かして北部では皮革産業、南部では香料の生産にも力を入れており、特に香料を賦香したゼフィーア紙は各国貴族にこよなく愛されている。 国府セフィエロに聳える王城はレフレット湖上に突き出す形で築かれ、各地の湖・河川等の天然の水路を掘り繋げた運河によって国府と主要都市が結ばれることから、森と湖の国・湖上王国などと称される。 景観が良いことから保養地としても名高い。 陸上軍事力の規模は三強に比べるべくもないが、造船技術と操船技術に秀でており列強内においては最大規模の海軍を備え、有事の際はこれを持って後述のラプトゼクス独立騎士団への補給、後詰の任を負っている。 東部列強連盟発足時に国土南東地帯を後述の独立騎士団領として拠出(対極東防衛線が伸長した場合には返還されることとなっている)しており、極東・連邦に対する軍事的緩衝地帯とする。 + ヒュンベルグ公国 ヒュンベルグ公国 西にレクサーラ、北にアインジード、南をヴェルツヴァインに囲まれた小国。領内は山岳地帯が多く、牧畜業、毛織物加工が主産業。 レクサーラに並んで国内産業が育ち難い土地柄であるが、大国の間に位置しながらも交通を隔絶するほどの断崖に囲われていないことが幸いし、隊商の経由地として商業は発達している。 特にヒュンベルグの高地でのみ牧畜されるフルフラムから採れるフラム毛を加工した毛織物は貴重な外貨獲得源となっている。 軍事力はけして高くは無いものの、山岳地帯の狩猟民族を祖とする人々からなる屈強な高地戦団を抱えている。 + ラプトゼクス独立騎士団領 ラプトゼクス独立騎士団領 六つの騎士団領によって構成される。 東部列強連盟成立時に、極東方面に対する最前線に近い国家の負担を減らす目的で、加盟国の共同出資により設立された独立騎士団をその礎とする。 規模を拡大し、現在は六つの騎士団とその独立領に分かれており、連盟会議には六騎士団長の合議によって選出される騎士総長がその代表として出席する。 各騎士団はその名称と紋章にそれぞれ獣の名を冠する。 設立以来東部列強の南東の盾として極東王朝と幾度となく干戈を交え、アインジードと並ぶ東部列強最東端の前線を担っている。 + レクサーラ高地王国 レクサーラ高地王国 東部列強連盟に加盟する小国。 山岳地帯に囲まれ、国土も狭いながら現存する国家の内で最も古くに成立した国家である。 僅かな盆地と山岳の棚地が主要な農耕地であることから生産力は低く、鉱山より産出される鉱物資源で不足を賄う貧しい国であるが、現在大陸で唯一繁殖を行う竜種である飛竜が住まう渓谷を国土に有し、その飼育・騎乗方法をも伝え、名高い竜騎士団を抱える。 天然の要害である連峰に囲まれ、空行騎兵として最強の飛竜を操る術を持つが故に、大陸屈指の防衛力を有しているが、なぜか飛竜は国境線である連峰を越えることができない為、竜騎士の力を持って国土の拡充を行うことはできない。 これは開闢の折に、友人として飛竜の背を借りることを許した竜神と初代国王が交わした「霊峰を越えて飛竜を駆るなかれ」という盟約に起因すると伝えられている。 ※この竜神が古竜であるのか、さらに別の存在であるのかは明らかでない。 その他小国家群
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/21836.html
登録日:2011/10/05(水) 21 43 34 更新日:2023/11/21 Tue 17 52 59NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 アフリカ ティターンズのMSではない マラ○イ 国家 マラウイ 世界の国シリーズ 内陸国 国家項目 放屁禁止 英連邦構成国家 親日 マラウイ共和国はアフリカ南部に位置する共和国。 面積は11万平方kmで、北海道と九州を合わせた程度。首都はリロングウェ。 正式名称はRepublic of Malawiで、現地の言葉ではチェワ語でDziko la Malaŵi、トゥンブカ語でCharu cha Malaŵi。(wの上にはヒゲのような発音記号がつく)。 周囲をタンザニア、モザンビーク、ザンビアに囲まれた内陸国だが、マラウイ湖を擁する為に漁業が盛んである。 「マラウイ」とは現地の言葉で「揺らめく炎=朝日」を現すが、この言葉の為に日本と不思議な共通点を持っている。 【マラウイの歴史】 〇1500~1700年頃、ザンビア、モザンビークの一部を含む地域にマラヴィ王国(Kingdom of Malavi)が成立。 ポルトガルとの象牙貿易で財を成す。 〇1840年、アフリカ東部のザンジバル島にオマーンのスルタンが移住、奴隷貿易を開始。マラヴィ王国にも奴隷狩りの手が伸びる。 北東部に住むヤオ族・南部に住むンゴニ族もアラブ側に着き、大規模な襲撃が繰り返される。マラヴィ王国、衰退。 〇19世紀後半にキリスト教の宣教団が停戦と奴隷貿易の中止を求める。イギリス軍が駐屯し、奴隷貿易に携わるアラブ人やヤオ族を処刑。 以降はイギリス領ニアサランドとして、ローデシア(現在のザンビア、ジンバブエ)の一部となる。 ※さぞ過酷な植民地時代を…と思いきや、鉱物資源もプランテーションの土地も少なかった為に、白人は最盛期ですら1万人程度しか居なかった。 悪い書き方をすると、何もない場所だった為に圧政から逃れられたという事である。 当時のイギリス総領事が土地の多くをアフリカ人の為に分け与えた事や、 イギリスの政治を担う中心的存在であるイングランド人ではなくスコットランド人が入植のメインになった事もマラウイの安定に関係している。 但し現地の黒人は周辺国の鉱山へ出稼ぎに行っていた為、黒人差別はバッチリ体験している。 〇20世紀に入ると、スコットランド人のブース牧師が独立運動を開始。 マラウイを追放されるが、南アフリカでカムワマ師やチレンブウェ師に出会い独立運動を拡大。 両氏は帰国後現地に戻り、ニアサランド政府に抗議運動を行うが弾圧され、カムワマ師は亡命、チレンブウェ師は白人を殺害した罪に問われ処刑された。 〇1943年には独立運動が強まりニアサランド・アフリカ会議(NAC)が結成されるが、イギリス政府も1953年ローデシア・ニアサランド連邦を発足。 地下資源の豊かな北ローデシア(ザンビア)、製造業が盛んな南ローデシア(ジンバブエ)に、 ニアサランドの安価な労働力を使おうとするローデシアの白人政権の統治下に置かれる。 〇1958年、NACのチペンベレがイギリスに留学していたバンダを呼び寄せる。 バンダはアフリカ人の教育に力を入れており、ガーナやケニアの初代大統領とも交流があるエリートだった。 〇翌59年にはイギリスへの抗議活動が激化。バンダ達は投獄されるが、60年に出獄。 翌年にはマラウイ議会党(MCP)と改称したNACが選挙で大勝、独立が決定的になる。 〇1964年にマラウイが無事に独立。めでたしめでたし…と思いきや、ここでバンダが大暴走。 独立して1ヶ月で3名の閣僚を罷免、チペンベレを含む3名が辞任。 〇1965年にチペンベレが亡命、70年にMCPが一党独裁となる。そして遂に、71年にはバンダが終身大統領を宣言する。 「死ぬまで大統領」って、専制君主と何が違うんだか… ※バンダ大統領は20~25万人を政治犯として当時の首都・ゾンバにある政治犯用刑務所に収容した。 一人一畳以下のスペースに数十人が押し込められただけでなく、照明のない暗闇で手枷や足枷のついた独房で過ごす者もいた。 中には遺体と同室で収容された者もいるという。 ※バンダ政権は対外的には親西側諸国のポーズを取り、宗主国のイギリスは元より中国ではなく台湾と国交を持っていた他、 当時バリバリのアパルトヘイト中だった南アフリカ、モザンビークを植民地にしていたポルトガルとも外交を持っていた。 当然、他のアフリカ諸国からは総スカンを食らっていた。 〇1993年、冷戦の終結や国内の反発によりバンダも遂に折れ、複数政党制に移行。 翌年には野党が大勝し、ムルジ大統領が選出された。今度こそめでたしめでたし。 〇1995年、閣僚と有力議員の暗殺を指示したとしてバンダが起訴されるが、結果は無罪。しかしバンダは大統領時代の失政を国民に詫び、97年にこの世を去った。 〇2004年、ムルジ大統領の任期満了によりムタリカ大統領が選挙で選出された。 〇2012年、ムタリカ大統領が急死。 後任にはバンダ副大統領が昇格し、アフリカ二人目の女性大統領となった。 【マラウイの国旗】 独立当初はMCPの党旗を元に作られた、黒・赤・緑の三色旗で、黒い部分に真っ赤な太陽が描かれていた。 意外な事に、赤で太陽を現す国は日本とマラウイぐらいしかなかった(他の国は大体黄色)。 …が、政権交代に伴い国旗は大幅に変更。太陽の色も白になってしまった… 政治的な問題であるため仕方ないとは言え、赤い太陽の国としては複雑… と思ったら2012年に元の国旗に戻りましたとさ。 【マラウイと日本】 青年海外協力隊が活発に活動している為、マラウイ人はかなりの親日家が多い。 一方の青年海外協力隊員達にもマラウイの風土は馴染みやすいらしく、「日本に帰るのが辛い」「またマラウイに行きたい」という声が多い。 実はマラウイはアフリカの中でもかなり治安が安定しており、とりわけバンダ政権後は7%近い経済成長を遂げている等明るい話題も多い。 ※但し、貧富の格差は広がっており、2011年7月には物価の高騰に対する大規模なデモが行われた。 そんな青年海外協力隊の中でも、マラウイで人気になった人物として山田耕平氏が挙げられる。 山田氏はエイズ対策の為に現地の人気歌手等と共にキャンペーンソング「Ndimakukonda(=愛してる)」を作成。 マラウイ唯一のTV局である国営放送で流した所大人気となり、何度も繰り返し放送されるようになった。 彼の知名度も当然向上し、青年海外協力隊の任期が終わり帰国する頃には現地の新聞が取材に来た。 現在はシニア隊員達による科学番組を放送。此方も人気らしい。 【オナラ禁止令】 2011年、一つの法律が施行された。 「公共の場での放屁を禁止する」 んなアホな…と思うだろうが、政府曰く「自由化に伴いあちこちで所構わずオナラをする人が増えた」との事。 当然というか何というか、「わざわざ法律にする事ないだろ」という声もある。 米倉涼子涙目www 追記・修正よろしくお願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 放屁禁止て… -- 名無しさん (2015-03-22 18 38 29) パンダが大暴走に見えた。 -- 名無しさん (2018-04-10 13 12 07) アクアリウム愛好家にとってはアフリカンシクリッドの産地があるマラウイ湖がある国として有名だよね -- 名無しさん (2018-04-10 14 16 30) 世界最大の恐竜博2002でも展示されてたマラウイサウルスで馴染みがある国名 -- 名無しさん (2021-03-07 19 34 26) 蚊のハンバーグ… -- 名無しさん (2023-04-12 14 32 42) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mahouka/pages/1357.html
オーストラリアは、テロリストの侵入を阻止すると言う名目で、実質的に出入国が不可能になる程に人の出入り極めて厳しくし(*1)、事実上の鎖国を選択した国である(*2)。 食料資源も鉱物資源も自国だけで足り、自給自足可能。歴史的経緯から、自国を守る軍事魔法技術をイギリスに頼っている。 人物 ジャスミン・ウィリアムズ ジェームズ・J・ジョンソン 登場巻数 20巻 コメント 食料も鉱物もあったのに侵略被害にあったように見えない国。 - 2017-02-21 19 20 37 ttp //www.austrade.gov.au/Local-Sites/Japan/Invest-in-Australia/Fact-sheet/Mining ttp //www.wajapan.net/032_10reason_J オーストラリアは既に独自に鉱物加工技術を手にしております。 - 2017-02-22 16 24 42 オーストラリアにしか出来ないことなんてそんなの無いから - 2017-02-22 16 59 48 豪州には技術独立永住権という有能な技術者に永住権を与える制度があります、それにより他国の有能な技術・科学者が何年も前からオーストラリア人となり技術水準は飛躍的に伸びています。豪州に技術力が無いというのはバブル時代の頃の豪州しか知らない老害が言ってるだけです。 - 2017-02-23 13 12 34 スウェーデンからの技術移転による潜水艦は自国でまともに作れず故障頻発の大失敗が記憶に新しいけどなw技術力があるなら何でまともに動く潜水艦作れないんだろうねw - 2017-02-23 13 56 44 そんなんオーストラリアが潜水艦を自国で建造する歴史が浅いからに決まってるだろ、まさか日本が潜水艦建造始めてから全然事故起こしてないとでも?旧帝海軍時代も含めれば100どころか1000を超えるぞ、直近でも事故ってるぐらいだ。知らないで言ってるなら無知の極み。それに国家によって得意な分野、不得意な分野がある日本もどんな分野でも技術水準高いわけではない。 - 2017-02-23 16 28 48 自国の国防相が「カヌーを作る能力すら無い」と発言するほどなんだけどなw - 2017-02-23 16 43 23 皮肉も分からんのか・・・ - 2017-02-23 19 28 21 未来だし、技術力は何とかなるんでねーの?個人的には、鎖国してるくせに「イギリスに軍事魔法を頼っている」ってのが気になるんだけど。鎖国してるんじゃないの? - 2017-02-24 11 23 31 そこは原作にある通り、鎖国といっても完全に交流を断ってるわけじゃないよ。自国民に対しても入国審査がとてつもなく厳しい、だから豪州人を海外で見ないし、外資も入ってこない状態。 - 2017-02-24 19 55 44 結局、第三次世界大戦の影響を考慮せず、オーストラリアだけ人口増加してるなんて思い込んでるのが原因か。 - 2017-02-26 17 28 07 第三次世界大戦の影響を受け、オーストラリアの人口減少をしたという記載が無いのだからそれは妄想にすぎない。また減少したとしても作者が自給自足可能だと書いているのであるし、我々の全く知らない異世界のオーストラリアなのだからそれをどうこう言ってもそれは空想であり思い込みであり所詮はただの自己満足の妄想である。 - 2017-02-26 17 39 22 世界的に人口が減ってるのにオーストラリアだけ人口増加ですか。辻褄が合わなくなったからってムキになりすぎだろ - 2017-02-26 17 44 42 現実の世界のオーストラリアは人口増加しているが、この世界のオーストラリアがどうなっているのかは知らない。辻褄が合わないも何も作者は自給自足可能だと書いているのだからそれに合わせた発展をしてきたのでは無いのかね。そもそも仮想世界のオーストラリアについてあーだこーだ文句垂れ流してるのは君じゃないか、ムキになったとか子供みたいな事言われても困る、文句があるなら作者に言ってくれ。 - 2017-02-26 17 53 57 WW3にて人口が減っているという前提でオーストラリアが自給自足できるというのはありえないと言ったんだ。オーストラリアだけWW3で戦争被害が無く人口は増え続けるという前提で自給自足はありえないって言ったわけじゃない。この作品での世界的な人口減少は読者の共通認識だと思ったんだがね。まさかオーストラリアだけ人口増加なんて妄想を言うヤツがいるとは思わなかったよ。長々とすまなかったな。 - 2017-02-26 18 00 22 この世界のオーストラリアの人口がどうなってるのか知らないとすぐ上の文章で書いてあるのに、人口が増え続けてると思っていたのかなどと妄想垂れ流されても困るのだが?世界的な人口減少が起こった事は小説に記載されているから認識しているが、まあ反論出来なくなったから逃げるのであればそれは構わんよ、ではお疲れ様でした。 - 2017-02-26 18 05 26 人口の減少を認識しているなら消費を内需だけで賄えるとは思わないはずだがね。もし続けたいなら人口減少を前提にしてくれるかな。 - 2017-02-26 18 17 09 オーストラリアの人口が減少しているという記述が存在しなく、また世界大戦後に人口回復したのかもしれない。どちらにしてもそこは本文に記載がないので妄想にしかならない。あるのはオーストラリアが自給自足可能であるという本文の記載のみである。そもそも今と同じ技術や経済体制であるとも断言出来ないので、人口減少したから消費を内需だけで賄えないとは言えないし、そもそも人口減少したから内需が必ず崩壊すると断言出来るほど経済は単純では無い。人口減少をどうしても前提にしないと議論が出来ませんというのであれば、そこを譲歩してやるのもやぶさかでない。 - 2017-02-26 18 34 52 こんなにオーストラリアについて熱心に議論(言葉の殴り合い)をしているページは日本では数少ないのではないだろうか - 2017-03-27 03 45 36 人口が減少した世界の鎖国したオーストラリアが、現在通り移民で人口増加するから内需用で十分経済が回るなんて妄言が原因だろう - 2017-03-28 05 55 59 海外のだいぶマイナーなジュブナイル小説のwikiがあったとして、ほぼ設定しか出てこないような「日本」の個別ページで貿易額が~とか鎖国は~とかソース交えて喧々諤々してたら俺ならかなり喜ぶけどなw - 2017-03-28 20 57 16 オーストラリアが第三次世界大戦で大した被害が出ず、周辺国の難民が流れ込むのを自給率の高さで凌ぎきったが、これ以上は無理なのでテロ名目で入出国を制限したならどうだ? - 2017-03-28 07 53 26 資源があるのにどこも資源を狙いに来なかったって無理があるだろう。資源国が狙われない方法があるのなら世界戦争なんて起きてない - 2017-03-28 16 19 52 攻め込む国が無かったのでは?歴史上オーストラリアに戦争を仕掛けた国は日本くらいだし、その日本は大漢と新ソ連が仮想敵ですし、大漢は南下政策を取っていたようですから東南アジア諸国は攻めるどころではなかったでしょう。オーストラリアは立地が良すぎる。海洋国家の上に周辺に軍事大国が存在しないですから。 - 2017-03-28 21 28 53 立地が良いからこそ欲すもんだろ。周辺に軍事大国が無いからこそ軍事強国に周辺を乗っ取られ攻め込まれるってもんだ。日本がしたようにな。潜水艦を作る能力無しでは、条約違反の機雷でも設置しない限り一方的に侵略されて終わる。 - 2017-03-28 21 39 27 その通り。日本がしたように東南アジアを陥落してからしか補給線の関係上攻められないんだ。ところが少なくとも2096年には「東南アジア同盟」が存続しているから第三次世界大戦ではオーストラリアは侵攻されていない可能性が高い。空間転移で物資の大量輸送が可能なら話は別だけどね。 - 2017-03-29 09 30 28 同盟が出来たのは戦争中か戦後だろ。それに大して軍事力を持っていない国なんて軍事強国が来たら自国が焼かれるのを恐れて港を貸し出すだろう。現に中国はマレーシアのマラッカ海峡の港をほぼ掌握し開発している、それにイギリスからオーストラリアまで極超音速で輸送機が飛ぶし、何より今は射程が長い。大陸間弾道ミサイルなら射程1万キロ。中国や北朝鮮からアメリカのロサンゼルスまで狙える程だ。もちろんオーストラリアなんかどこでも射程内。それにWW2と違い成層圏からだって攻撃できる - 2017-03-29 10 27 40 同盟が出来たのは戦争中か戦後だろ > 独立国があったことに違いは無い。 - 2017-03-29 12 55 20 中国はマレーシアのマラッカ海峡の港をほぼ掌握し開発している > 戦時中に使えるかは分らない - 2017-03-29 12 56 46 使えるだろ。マレーシアにどう中国と戦えっていうんだ。一方的な虐殺にしかならん - 2017-03-29 14 58 54 イギリスからオーストラリアまで極超音速で輸送機 > 少量物資ですね。随分小さい戦争だ。 - 2017-03-29 12 58 07 オーストラリア軍の戦力なんて自衛隊の半分以下。コモンウェルスのやつらが出てこなければ大した事無い。即効で片が付く。その程度の規模だよ - 2017-03-29 15 08 02 それにWW2と違い成層圏からだって攻撃できる > 攻撃するのが目的なの?占領するのが目的なの? - 2017-03-29 12 58 57 軍事施設を攻撃して反攻出来ないようにするのが目的だろ - 2017-03-29 14 57 25 現在のオーストラリアも割りと中国の侵攻を不安視していたりもする 東南アジア、日本でのパワーゲームに勝ったら次はオーストラリアなんじゃないか?ってな具合に - 2017-03-28 23 12 02 食料自給率が一番高いのはカナダだ。次いでオーストラリア。カナダはアメリカに吸収された。なら次はオーストラリアだろう。寒冷化で食料不足だというのならオーストラリアを無視する理由は何一つ無い - 2017-03-29 11 48 05 資源と食料さえ自給出来るなら、計画経済or混合経済体制をとればなんとでもなりそう。国内市場が小さいなら産業一つ当たりの生産能力も小さくして、あぶれた労働力は鎖国によって輸入が途絶えた製品を製造する産業分野に移動させれば良いだけだし… (2019-04-08 14 44 20) HALや3Hほどのロボットが一般市民に普及している中、生産ラインなんて人手自体が要らない世界だろう。失業者で溢れてるだろうよ (2019-04-19 01 49 12) 自分のこと頭いいとか思ってそうな奴らが本質から逸脱した白熱した議論(笑)をしてて笑った (2021-12-26 12 53 49) 現実では中国が外国人スパイ対策の名目で実質的に鎖国化が進んできている。中国は人口が多すぎて食料自給に無理がありうまくいくとは思えない (2023-07-13 08 23 11) 国家 用語
https://w.atwiki.jp/imperialjapan/pages/107.html
夜香の行政機関(やすかのぎょうせいきかん)では、夜香の行政事務を担当する行政担当員および行政担当機関について解説する。 封の行政機関は、「太守房」(たいしゅぼう)と呼ばれ、太主房の各機関は太主房主典行事を筆頭とする「行閣」(ぎょうかく)の閣僚らによって率いられる。 行閣の構成員である「封奉行」(ほうぶぎょう)は、法の規定に基づき、太主房主典行事、権主典行事の双方が欠けた場合において、六法会総代に続き太主房主典行事の継承順位が与えられている。 概要 単に「封の行政機関」といった場合、太主房主典行事、封部太夫ら閣僚と閣僚級高官で構成される行閣、 海坂太社を中心とする封幣社と、封弊社に付属する封立学校校舎や庁舎を管理する神祇連、およびその補助職員らの総称である太主房と、行政監査を主務とする準司法機関の弾正台を指す。 行閣は議長である太主房主典行事と、8人の封奉行(閣僚)、その他の閣僚級高官からなる。 各封部太夫は、行閣が担うべき行政事務を分担・管理し担当する。各封部太夫は太主房主典行事がこれを指名し、明奉が任命する。 ただし、1人の太主房主典行事や封部太夫が2分野以上の所管を兼任する場合があり、この場合は閣僚は8人ではなくなる。 太主房内には一部を除いて、部局名が存在せず、各封奉行の下には封部方(ほうぶがた)と呼ばれる複数の公務員がその所掌事務を補佐しており、事実上の行政機関を構成する。 そのため、太主房に所属する公務員には全員に役職・肩書きが有り、肩書を見れば誰の下で何を担当して働いているかが一目でわかるようになっている。 よって、役職が下位になるほど肩書が長くなるという特徴がある。 現行の行政機関の一覧 2019年現在の封の行政機関の一覧である。 機関名 長の名称 所管 太守房 太守房主典行事 堂閣 太守房主典行事 式部太夫 太守房主典行事および堂閣の重要政策、臨時に置かれる封部少夫特務の政策に関する企画・調整を行い、行政事務等を所管する。また、臨時に設置された封部少夫特務は全て式部太夫の管轄下に置かれる。日本の内閣官房、内閣府、財務省、法務省、人事院などに相当。 ∟式部少夫財務 式部太夫管轄下におかれる必置の式部少夫の一。健全財政の確保、国庫の管理、税関業務の運営、通貨に対する信頼の維持等を所管する。日本の財務省などに相当。 ∟式部少夫税務 式部太夫管轄下におかれる必置の式部少夫の一。内税の適正かつ公平な賦課・徴収の実現、酒類業の健全な発達及び税理士業務の適正な運営の確保を図る。日本の国税庁などに相当。 ∟式部少夫金務 式部太夫管轄下におかれる必置の式部少夫の一。金融機能の安定を確保し、預金者、保険契約者、金融商品の投資者等の保護を図るとともに、金融の円滑を図る。日本の金融庁などに相当。 ∟式部少夫法務 式部太夫管轄下におかれる必置の式部少夫の一。法の整備、法秩序の維持、封民の権利擁護、出入国管理等を所管する。日本の法務省などに相当。 ∟式部少夫特務(デジタル推進) 式部太夫管轄下におかれる特設の式部少夫の一。デジタル化による封部業務の効率化、各封部の横断業務および連携のスムーズ化を担当する。 治部太夫 外交政策、外交使節、通商航海、条約等の国際法規の批准、運用、外国政府との交渉、情報収集、分析、発信、在留邦人の保護および文化広報活動など国の対外関係事務全般を司る。日本の外務省に相当。 安部太夫 日本との自由連合盟約に関する事務、また、日米との安全保障条約に係る事務を所管する。封安の発足以降は封案の管理・運営も所管する。日本の防衛省などに相当。 ∟安部少夫装務 安部太夫管轄下におかれる常設の安部少夫。装備品等の開発及び生産のための基盤の強化を図り、研究開発・調達・補給・管理の適正かつ効率的な遂行を任務とする。 業部太夫 封営企業の運営、経済及び産業の発展並びに観光資源の整備・保護、鉱物資源・エネルギー資源の開発研究に関する行政を所管する。日本の経済産業省や観光庁などに相当。 ∟業部少夫営務 業奉管轄下におかれる常設の業部権太夫。封営企業の運営を任務とする。 文部太夫 教育、学術および科学技術の振興、宗教に関する事務等を所管する。日本の文部科学省に相当。 ∟文部少夫教務 文部太夫管轄下におかれる常設の文部少夫の一。文化に関する施策の推進、国際文化交流の振興、博物館および美術館による文化財の保存と社会教育の振興を所管する。 ∟文部少夫社務 文部太夫管轄下におかれる常設の文部少夫一。明奉の封務関連の事務、外国大使・公使の接受に関する事務、夜香太社の儀式に係る事務、封璽の保管等を所管する。 道部太夫 インフラストラクチャをはじめとする国土の都市計画、開発、保全、交通、防災を担当。日本の国土交通省などに相当。 ∟道部少夫災務 道部太夫管轄下におかれる常設の道部少夫の一。自然現象により生ずる被害の防災、減災に関する行政事務を所管し、自然災害に関する救護活動を統括する。 民部太夫 住民の戸籍を管理し、その健康、医療、子ども、子育て、福祉、介護、雇用、労働、消費、スポーツ、環境および年金に関する行政を所管する。日本の総務省、厚生労働省、環境省、スポーツ庁などに相当。 ∟民部少夫労務 民部太夫管轄下におかれる常設の民部少夫の一。労働基準の監督、労働条件の見直し、労働衛生の向上及び増進等を所掌する。 ∟民部少夫医務 民部太夫管轄下におかれる常設の民部少夫の一。疾病の予防及び治療に関する研究、医療の普及・向上及び指導・監督、公衆衛生の向上及び増進を所掌する。 ∟民部少夫養務 民部太夫管轄下におかれる常設の民部少夫の一。少子化への対応、保育施設・幼稚園の運営および認可、人口政策、児童・児童のある家庭及び妊産婦その他母性の福祉の増進などを所掌。 海部太夫 海上・海中・海底における人命・財産の保護や法律違反の予防・捜査・鎮圧、気象観測に関する行政を所管する。日本の海上保安庁、水産庁、気象庁などに相当。 ∟海部少夫警務 海部太夫管轄下におかれる常設の海部少夫。法令の海上における励行、海難救助、海洋汚染の防止、海上における犯罪の予防・鎮圧、犯人の捜査・逮捕、船舶交通に関する規制、水路・航路標識に関する事務、その他海上の安全の確保に関する事務を行う。 神祇廳 神祇伯 夜香太社の夜香氏社家に関する事務、神祇廳の封幣社に属する祀職および祭祀輔の人事、服制、祀階・祀位の認定、その他の事務、封幣社社殿の管理保全等を所管する。 弾正台 弾正尹 弾正台行政監 太守房の行政監査を所管する。 弾正台立法監 六法会の立法監査を所管する。 弾正台司法監 司法院の司法監査を所管する。 弾正台人事監 封の行政機関の人事監査を所管する。 弾正台会計監 封の行政機関の会計監査を所管する。 弾正台社中監 企業活動の監査を所管する。封民の権利・利益の侵害に対する調査及び救済の勧告を行う。 弾正台放送監 封営放送の監査を所管する。封民の権利・利益の侵害に対する調査及び救済の勧告を行う。 弾正台教務監 封立学校および私立学校の監査を所管する。生徒・教職員の権利・利益の侵害に対する調査及び救済の勧告を図る。 三等官 各封部には、一般に太夫/少夫・大介/少介・大進/少介の三等官が置かれる。また各三頭官の下には補佐として副官が置かれる。 三等官および副官の下には一般公務員である封部方が所属しているが、封部方内の全ての職員にも役職(肩書き)が存在する。 長官 次官 判官 上官 太夫(だゆう)少夫(しょう) 大介(すけ)少介(すけ) 大進(じょう)少進(じょう) 副官 権太夫(ごんのだゆう)権少夫(ごんのしょう) 権大介(ごんのすけ)権少介(ごんのすけ) 権大進(ごんのじょう)権少進(ごんのじょう) 封部方内の役職 ○部方○○役 ○部方○○役○○係 ○部方○○役○○係○○班 ○部方○○役○○係○○班○○担当
https://w.atwiki.jp/jfsdf/pages/777.html
それから一ヶ月、時間は平穏に過ぎていった。 大陸各地に展開した日米合同部隊は、いくつかの掃討戦で第三氏族に対して多大な出血を強いた。 まだまだ本土には展開可能な部隊が残っている日本側に対して、もう後のない第三氏族は、次第にその影響力と同族を失いつつあった。 日本から露骨な脅迫を受けている第一氏族は、治安関係者の誰もが満足する成果を上げていた。 加えて、元連合王国の官僚団を統治下に置いた日本の方針が、第三氏族の希望を打ち砕いた。 共産ゲリラよろしく農村地帯に撤退した第三氏族を待っていたのは、年貢の大幅な削減のために希望に沸いた農民たちだった。 都市近郊ならばまだしも、遠く離れた田舎までコストとマンパワーを割いて回収に行く余裕は、日本にはなかったのだ。 集めても腐らせるだけの年貢は必要ない。 極めて健全な発想により、農民たちの生活環境は向上した。 年貢の削減に喜ぶ農民たちに、それでも旧体制の復活と現政権の打倒を説いた第三氏族たちは、次々と通報を受けた特殊部隊に殺害されていった。 治安の回復を受け、日本はさらに中隊単位での駐屯地を三つ追加した。 もはや、この大陸は日本の物だった。 橋を架け、道を作り、鉄道の建設まで始めた日本は、景気が次第に回復し始めていた。 他国との交易が消えた事は痛かったが、大規模な国土開発という内需が無制限に膨れだしたのだ。 建設会社はこぞって大陸に支社を立て、国から受注したインフラ構築を推し進めた。 西暦2020年7月11日、その時点で、日本は国家の維持に必要な鉱物資源の大半を、採取するか発見するかしていた。 もちろん、モンスターや険しい自然環境、大規模な盗賊団に変わった連合王国残党など、厄介な問題がないわけではない。 しかし、科学技術の発達は、それらの障害を押しつぶして大陸各地に日本の拠点を創りあげていった。 とはいえもちろん、一ヶ月やそこらでインフラが完成する訳がない。 特に、コストの面で無駄と判断される場所の開発は、遅れる遅れない以前に放置されている。 何しろ、日本国には科学技術はあっても、余裕がないのだ。 ここ、佐藤一等陸尉が治めるゴルシアの街もそうだった。 そこには周辺山系の恩恵で温泉があった。 街中は清潔に保たれ、新たな支配者に喜んで従う人々がいた。 食料も種類、量ともに生活には問題ないほど採れ、付近の湖からは淡水魚も手に入る。 木材資源もある程度手に入るし、山系のこちら側からならば鉱物資源すら手に入るかもしれない。 この街は、楽園だった。 だが、本土から見るとここは遠すぎた。 遠すぎる上に、山を日本側に一つ越えれば、そこには政府が全力を上げて開発している資源地帯があるのだ。 かくして、将来に備えて完璧な舗装道路が建設されたこと以外、この街は放置されていた。 西暦2020年7月14日 10:00 ゴルソン大陸 日本国西方管理地域 ゴルシアの街 陸上自衛隊ゴルソン方面隊ゴルシア駐屯地 「佐藤一尉」 「なんだ?」 「平和ですね」 「平和だな」 駐屯地が置かれている城のバルコニーから、佐藤と二曹は街を見ていた。 新たな支配者の住まう街。 そこは清潔で、安全で、食料も仕事もある。 人が集まるのは必然だった。 とはいえ、その清潔さを保つための行動はなされており、無秩序な人口増加はなかった。 何しろ、自衛隊の黙認を受けた教団関係者は、難民だろうが旅人だろうが関係なしに、不潔な人間に対して入浴するか退去するかを迫ったのだ。 必然的に、新たに住み着いた人々は、嫌でも清潔にせざるを得なかった。 まあ、綺麗な水も温泉も豊富にあるこの街では、その日の食事に困る者でも身奇麗でいられるのだから、これは無理な話ではない。 農民ですら、街に来る時には粗末であっても清潔な服を着ているのである。 平和で、豊かな生活。 それは、自衛隊員たちの精神を弛緩させるには十分だった。 だからこそ、本土から放置されているような生活であっても、彼らは荒まずに暮らせていた。 「きたぞー!定期便だ!」 監視塔から叫び声が聞こえる。 定期便とは、本土からの物資の補給の事である。 隊員たちは、その声に歓声で答えつつ、城から飛び出した。 見れば、大通りを軽装甲機動車に護衛された二台のトラックがやってくる姿が見える。 輸送隊は、そのまま鉄板その他で補強された橋を渡り、中庭へと進入する。 「お疲れさん」 いつの間にか先頭に立っていた佐藤が、笑顔で出迎える。 フケ一つない佐藤たちとは対照的に、埃まみれの三尉が車内から現れ、敬礼する。 「報告します!第41次輸送小隊、無事到着しましたっ!」 「確認した。目録を見せてくれ」 「はっ!こちらになりますっ!」 妙に元気の良い三尉は、素早く目録を取り出した。 ご苦労、と言いつつ目録を受け取った佐藤は、素早くその中身を確認した。 食料、水、医薬品、娯楽品、嗜好品、私物、被服、消耗品、各種電子機器や武装の保守パーツ、そして弾薬、弾薬、弾薬、弾薬、弾薬、弾薬。 「なんだこれは?」 「はっ!自分を始めとする第41輸送小隊は、このままゴルシア駐屯地に配属となります! 以後、よろしくお願いいたします!」 いつの間にやら整列していた、妙に平均年齢の低い小隊員たちは、元気良く敬礼した。 「定期便はわかる、弾薬もありがたい。 だが、どうして増援が来る? しかも、車輌三台に一個小隊だ。あいつら、輸送部隊といいながら、全員が普通科だそうじゃないか」 「何か、大規模な作戦が予定されているのでしょうか?」 「あるいは、厄介払いか?」 中庭で黙々と訓練を続ける小隊を見つつ、佐藤は憂鬱そうに呟いた。 誰もが弛み、油断する中で、あの悲劇的な経験を持つ三尉とその部下たちだけは臨戦態勢にあった。 聞けば、全員がこの世界に来て同僚を失っているらしい。 それに加えて今度は新兵の集団。 訓練で最高成績を収めたために、今期の代表としてこの駐屯地に配属となったらしいが、どうにも嫌な感じがする。 この世界に来て以来戦闘を続けるベテラン。 復讐心を隠そうともしない戦争狂。 同期の代表の即席新兵。 そんな連中を集めて、上は何を期待している? 休暇のようなこの配置、生前贈与のように景気良く与えられた弾薬。 嫌だな、本土から遠く離れたここで、何かが起ころうとしている。 主人公は、また俺か。 佐藤は、暗い表情を浮かべた。 ここで時系列は遡る。 ところで諸君は、サラリーマンのサラリーとは何を意味する言葉か知っているだろうか? サラリーマンの『サラリー』は、古代ローマ時代に兵士たちに与えられた塩を意味するラテン語『サラリウム』に由来している。 その『サラリウム』はラテン語で塩を意味する『サール』に由来し、『サール』は塩を意味する英語『ソルト』の語源ともなっている。 まあそれはどうでもいいのだが、とにかく物流が現代のように出来上がっていない古代では、塩はただの天然調味料ではなく、大変に貴重な物だった。 そしてそれは、この世界でも同様だった。 限られた一部の食料を除き、ほとんどの物を自給できない日本でも、さすがに塩は貴重品とはならなかった。 新大陸の住人を、奴隷とするか労働者とするかで悩んでいた経済産業省の人々は、その事実に目を付けた。 試しにと、塩を代金に穀倉地帯開墾を試みたところ、そこには驚くべき数の人々が殺到した。 人々は、粗末な食事と取りあえずの寝床を用意され、一週間の労働を行った。 一週間後、人々は事前に聞かされていた量の塩を全員が渡されるという現実を目のあたりにした。 彼らは、勢い良く立ち上がると、募集事務所へと詰め掛けた。 武装した自衛官に護衛されているにもかかわらず、完全に怯えきった担当者は、何用かと尋ねた。 人々は言った。 「次の仕事はいつですか?」 日本が急速にその勢力を大陸各地に伸ばせたのは、決して科学技術と自衛隊のおかげだけではなかった。 もちろん、その後に塩が専売制に戻された事は言うまでもない。 救国防衛会議政権下で、日本製の塩はこの世界の最高級品として、その他様々な輸出品とともに、日本国民を潤していく事となる。 西暦2020年7月15日 21:25 ゴルソン大陸 日本国西方管理地域 ゴルシアの街 陸上自衛隊ゴルソン方面隊ゴルシア駐屯地 「問題が起きました」 自室で睡眠に入ろうとしていた佐藤のところに、あの復讐心に燃える三尉がやってきた。 「なんだ?さっき交代したばかりだろうが」 憂鬱そうに文句を言いつつ、それでも彼は起き上がり、装具を整えた。 「城内に侵入者です。人数は合計四人」 「合計?二派にでも別れてるのか?」 「はい、全員が女性のようです」 四人の女性? 夜這いだったら大歓迎だが、恐らく違うのだろうな。 彼の分の小銃も担いだ二曹が入室してくるのを見つつ、彼は思考を切り替えた。 「被害は?」 「警戒に当たっていた一士、あの新入り小隊の若い奴が二人、気絶させられ、縛られておりました」 「何か気づいた点は?」 「気がついたら縛られていたそうです」 あまりにも使えない答えに、佐藤はため息を漏らした。 きちんと発見し、誰何するか静かに報告するかしてくれれば問題はなかったのに。 「相手は凄腕って事か」 「射殺させますか?」 「まだだ、ただの凄腕盗賊か、それとも何らかの任務を持っているのか、それが知りたい」 「お言葉ですが、被害が出てからでは遅いと思われます」 三尉は執拗に食い下がった。 まあ、復讐心からだけではないだろう。 弾薬庫や燃料倉庫に火を放たれれば、こんな城、たちまち燃え尽きてしまう。 「いい訓練になるじゃないか、むろん、妙な素振りがあったら射殺してよろしい」 「了解しました。巡回は四人で?」 「そうだ、それと指揮所前に一個分隊を集合させろ」 「了解しました」 自衛隊員たちは、可能な限り素早く、そして傍目にはのんびりと戦闘準備を整えた。 監視塔からの報告では、今のところ相手に気取られてはいないらしい。 さて。 指揮所の中で、報告を受けつつ佐藤は呟いた。 歩哨を静かに無力化し、縛りつけ、人目につかないところに隠しておきながら、傷一つ付けないというこの紳士的な連中は、何が目的だ? 今のところ、被害の報告も銃声も耳に入ってはいない。 敵の目的はなんだ? 詳細に作られた城内の見取り図は、定期的に入る報告を書き込む部下たちの手によって、敵が弾薬庫と食料庫に近づいている事を教えていた。 西暦2020年7月15日 21:27 ゴルソン大陸 日本国西方管理地域 ゴルシアの街 陸上自衛隊ゴルソン方面隊ゴルシア駐屯地 <姐さん、ちょっと待って> <あんたの発音は気に食わないねぇ> 盗聴器から入ってくる声は、弾薬庫に近づきつつある相手が、30代前半と、20代前半の女性であろう事を知らせていた。 弾薬庫の前には、武装し、耳にイヤホンを当てた歩哨が二人、装填して安全装置を掛けた小銃を持って立っている。 その向かいの部屋には、暗視装置をつけ、いつでも通路に出れる状態の三尉たちがいた。 「三尉、やりますか?」 「まあ待て、連中の目的を調べよとの命令だ」 「了解」 押し殺した声で彼らはやり取りを交わし、そして再び息を潜めた。 <・・・っていうし、きっと宝物庫にはお宝があるに違いないさ> <でも、帝国軍は凄い強いっていうし、大丈夫なの?> <あんた、さっきの事をもう忘れたのかい? 前にここにいた西方辺境領騎士団の方がよほど気合が入っていたじゃないさ。 なんだいあのビクビクしたボウヤたちは。まるで盗賊になりたてのひよっこじゃないさね> 盗聴器から聞こえてくる会話に、三尉たちは笑いを噛み殺した。 確かに、本土から来たばかりのあの新兵たちは、彼らから見ればひよっこもいいところだった。 ベテランの醸し出す迫力に圧倒され、三尉たちの殺気からは逃げ回り、やや情緒不安定気味なところすらあった。 <そーら、見張りだ。二人、準備はいいね?> <行けます> 「安全装置外せ、一気に仕留めるぞ」 三尉たちは小銃を構え、ドアを開ける準備をした。 中庭から一斉に銃声が響きだしたのは、まさにその瞬間だった。
https://w.atwiki.jp/jfsdf/pages/868.html
※注意 世界観がかなり乱れておりますが、あくまでネタです。 皇国陸軍第4師団、歩兵第8連隊に所属する空閑穂積(くが ほづみ)少尉。 少尉に任官された皇紀2600年の目出度い年に伯爵令嬢の大原貴子と結婚し、一児の父となった男である。 何故、伯爵令嬢が何でもない市井の陸軍将校と結婚する事になったのか謎なのだが、 慎ましくも幸せな家庭生活を築いて、のんびりゆっくり暮らせているのは確かだ。 鶴の恩返しの話もある。謎の婚約を勘ぐっては、罰が当たるというものだ。 穂積が何か、大原伯爵に恩を売った覚えは無いが……。 そんな穂積が、このまま大阪は堺の自宅に暮らしながら、 退役まで内地で気ままな軍隊勤務かと思っていた矢先、悪夢が始まった。 『空閑穂積少尉を中尉に任ず。空閑穂積中尉に神賜島第三連隊への転属を命ず』 ――歩兵第八連隊長―― 野生の猛獣や地竜以外に目立った脅威の存在しない神賜島の警備部隊には、各連隊や 大隊、予備役から抽出した人材で非常設の独立連隊のようなものが編成されている。 神賜島の首府だ何だと言ったところで、未だに寒村同然、無人島同然の島に軍隊を駐屯させる意味は無い。 まずは資源開発と農地開拓、その為の都市開発が先で、その発展に従って常設部隊が編制されるだろう。 だから神賜島を衛戍地、管区とする常設部隊は設置されていないし、設置される予定も当面は無い。 神賜島は、皇国が直轄領として国土に編入した広大な土地 なのだから、常設の陸軍部隊が駐屯しないのは本来ありえない。 今はまだ、本土の資源状況が悪いから軍が駐留していないだけで、 現行制度上では非常設の外地派遣部隊に過ぎないが、このまま行けば、 なし崩し的に常設部隊に“昇格”する事になるのは間違いないだろう。 神賜島連隊の連隊長は予備役大佐で、3個連隊があるのだが それを纏めて旅団なり師団として司令部を置くつもりは無いらしい。 内外に皇国の領土だと高々に宣言した割りに、満州より広い土地に旅団すら存在しないとは……。 一応、神賜島陸軍司令部に予備役少将が座っているが、お飾りの感が強く、神賜島にいる将軍は彼だけだ。 少将に従う参謀達も多くが情報か兵站関係の人材で、これは神賜島の海軍基地も似たり寄ったりだった。 昨今は常にピリピリしていた在満州軍の雰囲気とは真逆の、怖いくらいに時間がゆっくりな軍司令部である。 神賜島第1連隊は島の南部。内地から一番近くて安全で、 一番の敵は暇だとされる、農林業が“本業”の開拓部隊。 兵士としての戦闘訓練は、宿舎を建てたり飛行場や道路を 整備したり、農地を開拓したりする合間に行っているだけ。 食料とする為の鳥や猪を撃つ事を実地訓練と称したり、 ここでは内地や東西大陸派遣軍の常識は通用しない。 神賜島第2連隊は島の北部。内地からの距離は一番遠いが、港や飛行場は 一応整備されているので時間的にはそう遠くないし、ここも概ね安全。 暇を持て余している隊員の“本業”は、鉱物資源採掘の手伝いだ。 そんな陸軍神賜島隊が自慢の、機械化部隊の主力兵器はブルドーザー! 対する機甲部隊の最強兵器は12.7mmの連装機関銃を装備した豆戦車。 本業の軍人からも、ブルドーザーの方が強そうに見えると評判だ。 問題の神賜島第3連隊は島の中部を東西に走る山脈地帯で、道も悪ければ害獣の危険度も高い。 “本業”は奥地の測地と資源調査、さらに害獣の駆除(捕獲)と、まるで秘境の探検家である。 当地で死ぬとしたら、人間の軍隊と戦って討ち死にではなくて、 山道から滑落とか肉食竜に食われるとか、そういう可能性が高い。 任地派遣手当が出るとは言え、大陸派遣軍の手当よりは安いし、戦死でない殉職だと遺族年金も安い。 ~現地連隊長~ 『空閑中尉は、立派に滑落されましたよ! 美しい最期でした!』 ~貴子~ 『穂積さん……200mも垂直に落ちるなんて。やはりあなたは、只者ではなかったのですね!』 ……状況によっては、遺体の回収も難しいかもしれない。 神賜島の北部は夏場は良いが、秋から冬にかけては寒さも厳しい。 中部の山岳地帯も、冬場は降雪があるから無理な進出は危険が大きい。 何故、そんな場所に都会育ちの大阪の連隊から出張させられるかと言えば、 「お前……登山が得意だったよな? 好きなだけ山登り出来るぞ!」 という第8連隊の福山連隊長のありがたい御言葉のためだ。 中学校ではずっと山岳部に居たのが、こんな形で裏目に出るとは。 しかも、連隊長は穂積を手放す事に何の躊躇いも無さそうだ。 新米のぺーぺー将校だから、連隊から居なくなっても痛くない人材だという事だ。 『神賜島第3連隊』が『近衛歩兵第3連隊』だったら良かったが、現実は甘くなかった。 陸軍大学校への道も多分、凄く恐らくかなり遠退いただろう事は確実だろう。恐らくは。 そもそも、穂積が士官学校へ行って陸軍将校になったのは、 『このまま大きくなると、徴兵されて一兵卒になる可能性がある。志願するとして海軍は船酔いが嫌だ。 だったら、先手を打って陸軍士官学校に入学してしまえば良い。学費も無料だから、一石二鳥!』 という、非常に後ろ向きな理由による。 小学校や中学校時代の学業成績は平均より上で、体力もあったから、 難なくとは言わないまでもそれなりに順調に将校街道を歩き出した。 ……筈だったが、早々に夢は潰えたのだ。 自宅で荷物の整理をしていると、貴子が赤ん坊を抱いて寄って来た。 「また、負けて帰ってくるんですか?」 「縁起でも無い事、言わないで下さい……それに、八連隊が負けたことはありません。 事実無根です。まあ、行くのは僕一人だけなようなので、八連隊はもう関係無いですし、 そもそも戦いに行く訳ではないので、負けるとしたら大自然に負ける事になるでしょうね」 「まあまあ、そう落ち込まなくとも」 「落ち込みますよ。貴子さんと離れ離れになるんですから。神賜島まで何マイルになりますか」 神賜島北部の各種拠点が置かれている神北市の神北飛行場までは、 新都飛行場での乗換えを含めれば軍の輸送飛行機でも6時間はかかる。 さらに、神北市から南下する事400km程の場所が、神賜島第3連隊の勤務地。 流石に神北市から徒歩で現地までという事は無く、建設工兵連隊の やっつけ仕事ではあるが、橋や道路と人員輸送用の車両の用意はある。 ただ、その第3連隊本部の置かれる北神央(きたかみなか)市から先は、 殆ど何も整備されていない場所を、自力で切り拓いて行かねばならない。 色々な意味で、建設工兵が道路や隧道を開拓する為の露払い部隊なのだ。 神賜島で最高峰の神尾山を中心とする中央山脈地帯(連峰は神賜アルプスという俗称が 付けられたが、本家アルプスや皇国アルプスと比べても海抜2000m以上は足りない。 どこら辺がアルプスなのか不明)は、単純な距離的には神北市より内地に近い。 だが、距離的な遠さよりも困るのが精神的な遠さ。 内地と神賜島との間には定期便が無いし電話線も通じていないので、 北神央市から神北市との連絡は取れても、内地との連絡は容易ではない。 「そんなに心配されなくても、私も一緒に神北市に行きますけれど?」 「はっ……? 今、何と?」 「神北市の、軍の宿舎に住まわせて貰えるそうです」 「初耳なんですが」 「今、言いましたから」 「はぁ……。そうですか……しかし、そんな家族一緒になんて、可能でしたっけ?」 さも当然のような顔をして微笑んでいる貴子だが、穂積は疑念を隠せない。 神賜島に派遣される人員は、所帯持ちでも単身赴任という形になる筈だ。 何故、自分だけ家族一緒に行けるのだろう? 「福山さんは、とても話の分かる方ですね。私が是非にと お願いしましたら、新世界の空気を吸うのも良いでしょうと。 私がバイオリン演奏などの慰問活動をすれば現場も活気付く だろうから、向こうからも是非とも神賜島へ来て欲しいと。 北神央市まで馬車の用意もして下さるそうで、毎日は 無理でも、週に一度くらいは会えるそうですから」 連隊長は貴子と会ったのか……大佐は何をされた? 何の弱みを握られた!? 「あらあら、うふふ……」 貴子はいつもの笑顔で、顔面蒼白な穂積を優しく見つめていた。
https://w.atwiki.jp/idress-game/pages/21.html
EV138 ”資源との和睦” 第一ゲーム(3) 前のページへ戻る 海法 Q:是空の例だと、生物資源33万tで、16万t分の消費になっています。俺の前者だと、33万t分の消費になります。 どちらでしょうか? 芝村 A:0.5だから16万tでいい 海法 了解です。 久珂あゆみ Q: r: による資金消費などで変換率を上げることはできますか? #加工することでーといういめーじです 是空@EV138 ざっと計算しました。 国番号:国名:資源:生物資源:資源効果:生物資源効果:合計 1:るしにゃん王国:8:65:16:32:48 2:akiharu国:25:44:50:22:72 3:FEG:102:53:204:26:230 4:海法よけ藩国:0:53:0:26:26 5:鍋の国:49:71:98:35:133 6:レンジャー連邦:21:64:42:32:74 8:ジェントルラット藩国:3:1:6:0:6 10:世界忍者国:45:105:90:52:142 11:玄霧藩国:18:104:36:52:88 15:ナニワアームズ商藩国:1:36:2:18:20 16:フィーブル藩国:2:34:4:17:21 23:キノウツン藩国:48:68:96:34:130 24:紅葉国:37:28:74:14:88 25:羅幻王国:12:39:24:19:43 30:芥辺境藩国:35:17:70:8:78 33:無名騎士藩国:55:37:110:18:128 34:リワマヒ国:41:6:82:3:85 35:ゴロネコ藩国:30:56:60:28:88 なので。現在滅亡国家は るし。よけ。ジェントル。ナニワ。フィーブル。羅幻 久珂あゆみ f(A6):生物資源は森国起源のものが多い={ 側面:共和国の生物資源には、森国に豊富な木材が多く含まれている。 } 芝村 通った>A6 是空@EV138 f(z6):A6&木造建築物は、主に木材を使用する={ 側面:共和国の生物資源で、効率よく建築資材を作ることができる } 危険国家足りない資源量。 るし 2 よけ 49 ジェントル 44 ナニワ 30 フィーブル 29 羅幻 7 単純に資源でうめるなら0.5、生物資源で埋めるなら倍。 資源で埋めるなら1/2。 生物資源で埋めるなら倍。 るしなら、資源1tor生物資源4万t ですです。 とまってます?? 芝村 通った>z6 久珂あゆみ Q: r: による資金消費などで変換率を上げることはできますか?#加工をすることでというイメージです(再掲となります) 芝村 A:できるかも 久珂あゆみ Q:f:で一旦通したほうがいいでしょうか?>加工による変換率上昇 是空@EV138 Q: r: による資金消費などで変換率を上げた場合、市場影響の危険性はありますか? 海法 f(K7):海法よけ藩国で取得予定の錬金術師はEV138に役立つと言われている={ 側面:チェック通過済みの錬金術師を、暴走や価値暴落が起きないように慎重に運用し、資材を適切に変換することで、変換効率を上げることができる。 } 芝村 A:ええ A:いいえ 通った>K7 是空@EV138 r:の保存しますか?>各位 久珂あゆみ f(A7):A&Sは、建築を長く手がけており、資源、生物資源加工の設備、人員、専門家が揃っている={ 側面:A&S社長の久珂あゆみが、r:で資金をかけて設備人員専門家を使用することで、変換効率をあげられる。 } 海法 Q:加工用のr:には、AR3使用でいいでしょうか? 是空@EV138 いま。残り海法3 久珂だしたので3 是空4 芝村 A:AR3 通った>A7 久珂あゆみ #えーと r:すればいいのかな? 海法 Q:何億くらいが目安でしょうか?<資金 芝村 A:100億 是空@EV138 f(z7):大統領府やFEGは共和国に影響が高い ={ 側面:今回のA&Sの行動は大統領府の依頼および、FEGも認めたこととする政策発表で、各国や民衆に対するA&Sの意見を好意的にすることができる。 } 久珂あゆみ Q:100億消費の分配はあとでもよろしいでしょうか? 芝村 通った>z7 A:いいえ 是空@EV138 Q:r:で大統領府で消費できますか?>100億 芝村 ええ 是空@EV138 r:大統領府の消費で、100億にゃんにゃん消費して、変換効率を上げます。 これで俺もARゼロ 芝村 3倍まであがった。 久珂あゆみ Q:資源=3倍 ですか? 生物資源も同様に加工するつもりでしたがそちらは変換率かわりないでしょうか 是空@EV138 ま。まとめるぞー 海法 ・森国の木材に関するf:が、生物資源の効率的利用 ・A&Sのr:が、資源、生物資源の効率的変換 ・錬金術師が、多分、資源、生物資源の効率的変換 (今、こんな感じのはずですね) 久珂あゆみ あ、あいっ 芝村 A:ええ はい 続きへ⇒
https://w.atwiki.jp/jfsdf/pages/1546.html
752 名前:UNNAMED 360[sage] 投稿日:2016/05/12(木) 01 21 59.25 ID jfeNw9jH 第75話 虹色ドロップ 砲撃により瓦礫と化し、無残な姿をさらす山頂の城塞都市と早期に降伏したが故に殆ど無傷の城下町が残ったルーザニア。 かつて、大陸有数の軍事国家として、その名を覇していたが、海の向こうからやって来た島国との戦争で、壊滅状態になっていた。 「しっかし、随分と派手に吹っ飛ばしたな、この距離からでもハッキリと認識できるぜ。」 「ほぼ無傷で残った城下町と、瓦礫と化した城塞都市か・・・何とも皮肉な話だな。」 「俺達がやった事だがな、城下町の被害らしい被害と言ったら、突撃してきた歩兵部隊だろう。」 「それでも沢山人が死んだんだ、数で言えば山頂の方が多いだろうが、そもそも城下町と比べる意味は無い。」 会話の途中で視界の端から石ころが飛んで来る。 「おっと・・・。」 石ころが飛んできた方を向くと、血まみれで変形した兜を腋に抱えた少年が涙を流しながらこちらを睨んでいた。 「おいっ、そこの・・・はぁ、逃げたか。」 「全く・・・やるせないな・・・これだから戦争は嫌いなんだ。」 「軍人が言う事でもないがな。」 「軍人じゃなくて自衛官な、まぁ実体は大して変わらんが・・・。」 山頂の城塞都市に比べて死者は少ないが、それでも十字砲火を受けた自警団には、ほぼ全滅に近い被害を受けており、数えきれないほどの未亡人や孤児を作っていた。 「城下町に被害が殆ど無いから、仮設住宅の設置数も少なくて済むのは幸いか・・・。」 「資材を運び込むのにも苦労するよ、こうも山奥にあると物資がなかなか届かないもんだ。」 「トンネルも無ければ、舗装された道路も無い、それでもある程度はトラックで届くんだ、贅沢を言うもんじゃない。」 「了解、了解、さてと作業を再開するか。」 作れる分の仮設住宅を組み立てると、住居をなくしたり、親を失った子供や、夫を失った女性などが集まり、この世界では見られない箱の様な形状の家に住まう事になった。 仮設住宅は、ルーザニアの住人たちにとって未知で溢れているものなので、興味深そうに電灯をON,OFFに切り替え、質の良い布団に入り感触を確かめてみたりしていた。 彼らは、敗戦国の住民である自分達がいつ謎の島国に奴隷に出されてしまうか恐れており、その恐怖心を抑えるために、あえて好奇心を抑えずにあらゆる物に触れ続けた。 ある程度時間が経ち、仮設住宅の暮らしに慣れはじめた頃、自衛隊に直接接触を持つ者が現れ始めた。 『あっ、こら!捕まえたぞ!盗人めっ!』 すれ違いざまに、自衛官の持ち物を盗もうとした少年が、捻りあげられ、関節を固められる。 『離せよ野蛮人!おれ達から全てを奪ったんだ!お前達から奪って何が悪い!!』 顔を赤く染めながら怒りの形相で自衛官を睨みつけるが、自衛官は凄まじい力で関節を固めているので、抜け出すことが出来ない。 『一応言っておくが、先に仕掛けてきたのはお前らの国だぞ?・・・ったく、ボールペンなんて盗んで何するつもりだったんだ?』 ふと、取り押さえた少年をよく見てみると、どこかで見た様な顔をしていた。 『お前、この前あそこで兜を抱えていた・・・。』 『そうだよ!父ちゃんの形見だ!お前たちのせいで父ちゃんは!!』 少年を取り押さえた自衛官は、眉間にしわを寄せ暫く沈黙する、ほんの数秒程度だったが、二人には長い時間に感じた。 『それで、仕返しに泥棒を?』 『・・・・そうだよ、何に使うか分からないけど、無くなったら困るだろ?』 『ったく・・発想が子供だな、ついて来い、盗んだのがボールペンだろうが泥棒は泥棒だ、こっちにも決まり事があるんだ。』 『やめろ!離せ!野蛮人!野蛮人!何をするつもりだ!野蛮人!!』 「ウルセェ・・・。」 少年を捕えたまま、自衛官は占領地の一角で事務処理をする為に接収した宿屋に向かった。 その後、盗んだものがボールペン1本で、日本で言えば小学生の低学年の年齢だったので、厳重注意で釈放され、仮設住宅に戻され顔を真っ青にした母親に拳骨を食らわされて終った。 ・・・数日後、非番で城下町の観察をしていた自衛官は、あの少年を偶然見かけて立ち止まる。 「アイツは、この前の・・・。」 砲撃によって部分的に損傷を受けた街の防壁の上に腰掛け、憂鬱そうな顔で、迫撃砲で穴の開いた戦場を眺め続ける少年。 少年は、ふと後ろを振り向くと、驚いて少し体が震えた。数日前、棒状のものを盗もうとして捕まえられた、あの蛮族の兵士が立っていたのだ。 『よぉ、坊主、また会ったな。』 『あっ?てめーは!』 『こんな所で、何してやがるんだ?』 『てめーには関係ねーよ!』 自衛官は、『そうか』と呟くと、少年と同じく崩れた防壁の上に登って、迫撃砲で穿たれた大地を眺めた。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・。 暫く無言で、お互い同じ風景を眺め続け、時間が流れる。 『父ちゃんは、自警団の中でも勇敢な戦士の一人だったんだ・・・。』 ぽつりと少年が呟く。 『最初は母ちゃんも街の皆も止めたんだ、山のお城が吹っ飛ばされた光景を見て誰もが勝てる訳が無いと思ったんだ。』 『・・・でも、父ちゃん達は、あの光景を見て家族を守るために、故郷のために、勝ち目のない戦いに行かなくちゃいけなかったんだ。』 自衛官は、穴の開いた荒野を眺めながら言った。 『降伏勧告に何故乗らなかったんだ?』 『もしおれ達の国が、蛮族の街を占領したら、そこに居る奴らは全員奴隷になって、金とか宝物とか奪うだろうな。彼方此方から恨みを買っているから何されるかわからねーし。』 『随分と野蛮な事だな、まぁ、この世界の国々は皆そう言うモンなんだろうけど・・。』 『(この世界?)笑うのか?おれ達の事を野蛮人だって笑うのか?』 目線だけ少年の方に向けた後、興味なさげに鼻息を付くと、再び穴の開いた荒野に目線を向ける。 『笑わんよ、興味も無いしな・・・何にせよ滑稽な事だ。』 崩れた防壁の上に腰を掛けていた自衛官は立ち上がり、手で埃を払うと、少年に向かって金属の箱を投げつけた。 『わっと・・・な・・・何だよ、コレ?』 『中に食いモンが入っている、受け取りな。』 自衛官は、崩れた防壁の斜面を滑り降り、元来た道へ歩いて行く。 『・・・俺にも坊主くらいのガキが居てな、お前みたいな年齢のガキがそんな顔をするもんじゃねーぞ。』 自衛官は少年を一瞥すると『じゃあな』と一言つぶやいた後、去っていった。 『一体何だったんだよ・・・中に何か入っているな?・・・音からして堅そうだ。』 金属の箱を悪戦苦闘しながら開けた後、小さな口から色鮮やかな宝石の様な物が手のひらに転がり落ちる。 『なにこれ?食い物じゃなかったのか?・・・・でもいい匂いだ。え?食えるのコレ?』 恐る恐る、赤い宝石の様な物を口にすると、今まで食べた事のない程の強烈な甘さに目を見開く。 『甘っ!?・・・こんな味初めて・・・でも、なんか懐かしい・・・。』 宝石のような食べ物は、強烈な甘さだけで無く果物のような酸味も含んでいた。 少年は、ふと思い出す。数年前、街の外の森で太陽の色の粒々の木の実がいっぱい実っている秘密の場所に今は亡き父親が連れて行ってくれた事を・・・。 『とお・・・ちゃん・・・・。』 果物のような甘い味のする食べ物は、途中で少し、しょっぱく感じた。 その後、暫くして街道が整備され、トラックの往来が増えた頃、子供たちがトラックに群がり飴玉などをねだる光景が見られるようになったと言う。 反面、大人たちは一方的に国を滅ぼし、占領下に収めた日本の兵士たちを恐れて近付く事は滅多になかった。 あとがき 今回は此処までです。ギブミーチョコレート! 保護されて、ルーザニアの面倒くさい後処理を押し付けられるハイ・スペッカ王女とか鉱物資源ふんだくられるルーザニアとか色々書きたかったけど、とりあえず小話です。