約 274,202 件
https://w.atwiki.jp/yadohakoz/pages/154.html
ヴォルゴグラード荘園 首都 キエスク 人口 2700万人 政治 統治家 バラネフ家 現当主 ブールス・バラネフ ヴォスゴグラード荘園はリントヴルム朝ヤード帝国の中央部に位置する荘園である。帝国荘園で2番目に人口が多く、帝国内で最大の工業化荘園である。荘園の北はリントヴルム荘園に接し、西はロストフ荘園、南と東は海に面している。帝国最大の都市群「帝国メガロポリス」の一部を擁しており、機械製造や石油化学工業が最も発達している。 地理 北部に山岳があり、それ以外は平坦な土地が続く。内陸部には森が多いが沿岸部は市街地が続いている。 キエスク川が荘園んを横断するように流れ、キエスク市から東階級へ流れる。 主要都市 帝都から延びるメガロポリスが沿岸部ぞいに続いている。 4つの重工業都市が存在し、それぞれの都市圏が拡大して結合しあった。 人口順 都市 備考 1 イヴェスク 石油化学工業都市 2 タルスキー 重機械製造都市 3 ネルトカ キエスク市のベッドタウン 4 マノヴァ キエスク市のベッドタウン 5 アナーニ ヴェルヌイのベッドタウン 6 キエスク 首都 7 ルガジノヴェ ヴェルヌイのベッドタウン 8 コトリスク イヴェスクのベッドタウン 9 ヴェルヌイ 造船都市 10 リペック イヴェスクのベッドタウン 11 ボダイボ タルスキー市のベッドタウン 12 トリュトチマ 電気機器産業都市 13 ニャンスク 紡績産業都市 14 ユートフ 綿花栽培の拠点 15 ヴィチェノエ 交通拠点 政治 経済 帝国内最大の工業生産を誇る工業荘園である。 交通 芸術・文化
https://w.atwiki.jp/gods/pages/96374.html
ズヴェニスラヴァフセヴォロドヴナ(ズヴェニスラヴァ・フセヴォロドヴナ) キエフ大公の系譜に登場する人物。 関連: フセヴォロドニセイ (フセヴォロド2世、父) マリヤムスチスラヴナ (マリヤ・ムスチスラヴナ、母) ボレスワフイッセイヴィソキ (ボレスワフ1世ヴィソキ、夫) ヤロスワフオポルスキ (ヤロスワフ・オポルスキ、息子) オルガ(3) (子) 別名: アナスタシヤフセヴォロドヴナ (アナスタシヤ・フセヴォロドヴナ) ズヴェニスラヴァチェルニゴフスカヤ (ズヴェニスラヴァ・チェルニゴフスカヤ)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/34878.html
登録日:2016/07/29 Fri 21 51 27 更新日:2024/05/03 Fri 23 50 25 所要時間:約 18 分で読めます ▽タグ一覧 アニメとの凄まじい温度差 コミカライズ コミックボンボン トランスフォーマー ビーストウォーズ ビーストウォーズメタルス 今木商事 漫画 誰だお前 講談社 鬱燃展開 長きにわたる封印を解き今こそ語ろう--- 宇宙史上、最も波乱に富んだ激動の時代を銀河狭しと駆け抜けた 英雄達(トランスフォーマー)の武勲を 本項ではテレビアニメ『ビーストウォーズメタルス 超生命体トランスフォーマー』を基にコミックボンボンにて今木商事(敬称略)が漫画化した元・幻の名作作品について記す。 【概要】 コミックボンボンにてセカンド、ネオと続いた、コミカライズ第3弾。 アニメ放送に合わせて1999年11月号から2000年4月号まで全6話が連載された。各話は『第○劇』と表記され、最終話(第6話)は『最終劇』。 アニメのおおまかな流れを押さえつつ、月刊誌でコミカライズする都合にあわせて大胆に換骨奪胎している……というか、作者の個性がフルに発揮されている。 作風からして、アドリブによりギャグマシマシだったアニメ版と対照的に、ギャグを挟みつつも全体的にシリアスなバトル・バイオレンス重点。 一部(?)のキャラクターに関してはアニメ版から「誰だお前!?」と言いたくなるほど大胆なアレンジ(という名の何か)がされている。 作画に関しては、アニメのCGではなく玩具のディテールを参考にしていると思しき点も多く、 瞳の描画されているキャラクターが多いため”メタルス”の生っぽいロボットモードと合わせてこれまで以上に感情移入がしやすくなっている。 ……一部それどころでないキャラクターもいるが(後述) 前作、前前作との繋がりがあるので(前作『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』は漫画化されていない)読んでいればニヤリとできるポイントもあるが、分からなくても特に問題なく読み進めることができる。 戦闘描写もガチであり、シリアスでありながらも熱く激しく壮大な展開は大いに引き込まれるものがある。 表紙のムサいおっさん顔のコンボイを敬遠せず、バトルものが好きなら是非読んでいただきたい作品である。 尚、第三勢力のエイリアンは話を分かりやすくするためか、一切出てこないし、存在にも触れられない。 【幻の名作?】 そんな本作ではあるが、当時は『セカンド』、『ネオ』と異なり、唯一単行本化されなかった不遇の作品であった。 作品自体が特に不評というわけではなく、出版不況の波が押し寄せてきた……というのが実情だったようだ。 これは、当時からファンから惜しまれており、『メタルス』単行本化に向けて活発な活動がなされていた。 そして、遂に2015年8月『ヒーローX』より電子書籍として単行本が発売。 さらに、2016年7月紙の書籍としての単行本も発売されるに至り、より多くのファンの前で陽の目を見ることとなった。 ……一方で、現在『セカンド』、『ネオ』の単行本は現在復刻されていないので、入手難易度が逆転してしまったとも言える。 持っている人は大切にしよう。 【あらすじ】 前回のビーストウォーズは! それは、第二次グレートウォーから100万年前の出来事……。 惑星エネルゴアにおいてサイバトロン司令官コンボイは、デストロンの罠に落ち爆発四散。 彼の死と同時に発生した大爆発により発生したエネルギー源『クァンタムサージ』は、両軍のビースト戦士の中から『トランスメタルス』と言う新たな戦士を誕生させた。 しかし、デストロン首領メタルスメガトロンの猛攻により、サイバトロンは散り散りバラバラになってしまっていた……。 そして現在。 かろうじて合流したライノックス、ラットル、エアラザーの3人は、コンボイを死の淵から復活させようとしていた。 デストロンの大軍団によりピンチに陥るも、仲間たちの熱い想いを受けたコンボイは復活。 メタルスコンボイの誕生である! メタルスコンボイは敵陣の只中でデストロン軍を圧倒。サイバトロン反撃の狼煙を上げた。 しかし、コンボイたちの前にはより激しい戦いが待っていたのであった…… 【登場人物】 ○主なサイバトロン戦士 本作ではデプスチャージは未登場となっている。 コンボイ 惑星エネルゴアにいるサイバトロンの司令官。 影の薄さを自虐ネタにしていたアニメ版とは逆に、本作では事実上の主人公。 同時に、本作の「誰だお前!?」枠の筆頭。 近接戦闘を得意とするサイバトロン指折りの戦士であり、徒手空拳から技が放たれる際には格闘漫画めいて技の名前が決断的にショドーされる力強く描かれる。 逆に、射撃戦を行った描写は一切ない。 得意技は「猩猩剛連脚」「猩猩剛連撃」など。 その性格を一言で表すなら、『正義の修羅』。 邪悪に対しては一切の情けをかけることなく、残虐ファイトをぶちかます。 そのさまは、終盤デストロン(メガトロン)から「無慈悲な殺戮」と揶揄されるほど。 しかし、それさえも背負って悪を駆逐する覚悟はとっくに完了している鋼(メタルス)メンタルの持ち主。 今風に言えば、「デストロン拳(これ)で全て破壊、慈悲はない」と言ったところか。 一方で、自分と同等以上の強さを持つ相手と戦う場面が多く、 彼自身ボロボロになった末に勝利をもぎ取る、所謂「肉を切らせて骨を断つ」戦法を取る(取らざるを得ない)こともザラである。 味方に対しては偉大なリーダーであり、仲間を信頼し、その心情を慮る寛大な心の持ち主。 しかし、回想シーンでは「バナナを食べ過ぎて腹を壊した」と言うエピソードが描かれており、戦いを離れたところでは割とトボけたおっさんだったのかもしれない(実際にIIの漫画版でもタスマニアキッドに「ゴリさん」と呼ばれた際にそのあだ名を気に入っていた)。 最終回でパワードコンボイにパワーアップし、ドラゴンメガトロンとの最後の戦いを繰り広げ、勝利する。 ビーストモードのままで戦うコンボイの姿は、まるでキングコングのようだった。 戦い終えた後、コンボイは彼だけに入った通信(おそらくは、ベクターシグマ)から、ライオコンボイの危機を知り、傷ついた身体を癒す間もなく、旅立つのだった。 そして、今木商事版ビーストウォーズの始まりである、IIに続く… エアラザー 本作のヒロインであり、玩具限定のトランスメタルス版で登場。 サイバトロンの女性戦士。 なんと女の子である。 とにかく女の子なのである。(大事なことなので(ry 日本語吹き替え版では少年のような性格だったので意外に感じる読者も多かったのだが、原語版では女性だったので実は原点回帰でもある。 仮にもトランスフォーマーのキャラクターなのでロボット生命体のはずだが、 メットからもみあげが伸びている上、フェイス部は瞳が描画されているなどどう見ても人間……というか美少女キャラのそれである。 ラットル「出る漫画間違えたんじゃないの?」 行方不明のタイガトロンとは恋人同士であり、2人のロマンスの行く末が本作の副筋となっている(互いの呼び名は「タイガトロン様」、「エアラザー殿」)。 基本的に明るく穏やかな性格で、必要とあらば腕のトンファーを「はいや!」と振るう芯の強さの持ち主。 戦闘能力はコンボイらと比べ一歩劣る感はあり、ブラックウィドーに苦戦する場面もあったが、タイガトロンとの恋路を邪魔するタランスには勇敢に立ち向かった。 その結末は「悲劇のヒロイン」「薄幸の美少女」という言葉が相応しい悲しいものとなったが…。 得意技は翼を刃として下から上に向かって敵を斬る「猛禽旋空斬」。 ラットル ビーストモードが2頭身くらいの大きさにデフォルメされており、クリっとした目が特徴。 マジでピ○チュウやハ○太郎に対抗できそうなマスコットキャラとして描かれている。 この手のデフォルメは「Ⅱ」のタスマニアキッドや「ネオ」のスタンピーにも見られるので、ファンにはおなじみ。 性格付けはアニメ版と大差は無いが、チー坊たちが不在な上、ベテラン設定(海外版)であるアニメ版の画が無い為、「ビビリなムードメーカー」というポジションが強調されている感がある。 戦闘がコンボイメインだったため、アニメ本編以上にサポートを担当。 ライノックス 本作ではメタルス化しており、ビークルモードも披露(1コマだけだが) アニメからキャラ付けの変更は少ないが、死の世界で心が折れかけていたコンボイに連続パンチで喝を入れる熱さを見せた。 本編でのコンボイが鋼のメンタルでいられたのは彼のおかげだろう。 彼が再建した基地は本作の漫画を手掛けた今木氏の自画像であるモアイ型。 ○その他のサイバトロン戦士 第1劇以前の戦いで、多くのサイバトロンはレギュラー落ち離れ離れになっている タイガトロン エアラザーの恋人。 虎鉄(アイアンタイガー)という刀を用い、白虎神影流の剣技を放つサムライ。 本作はハードな作風かつ、元が武士のようなござる口調だったので、違和感が仕事してない。 その腕前は、両軍から「サイバトロン一の剣士(つかいて)」と言われる程で、メタルボディも瞬時に切り裂く。 しかし、激しい戦いで”エアラザー”という言葉以外の記憶を失い、虎柄のマントを羽織り、雪山をさまよい歩いていた。 過去の記憶の手がかりを求めているところをタランスに付け込まれて洗脳されてしまい、自らエアラザーを手にかけてしまう。 この時に自我と記憶を取り戻したのだが、彼女の命と引き換えというあまりにも対価の重すぎる復活だった… 「武士道とは死ぬことと見つけたり」と愛刀を腹に突き刺して自害を試みるも死ねず、戦いの中で死なんとばかりに、コンボイの前に現われる。 腹に穴の開いた満身創痍の状態だったのだが、無数に近いゾンビ兵を終始圧倒したり、復活したジャガーを一撃で真っ二つにしたりとぶっちゃけチート。 最終的には、エアラザーの魂と共に、タイガーファルコンに転生を遂げる。 ダイノボット 元デストロンの戦士。 現在は原人たちの村に流れ着き、原人の子どもたちに物を作ることを教えている。 片目を包帯で覆い、剣を杖代わりにしているなど、戦士として全盛期の力が失われていたこともあり、 戦いに疲れ、村で新たな生きがいを見つけたことから、村からの通信でコンボイにサイバトロンからの脱退を望み、了承された。 だが、ジャガーとの戦いで戦死。ダイノボットの死に、原人の子供たちとコンボイは涙した…。 アニメと同じくダーダー口調だが、前述の経緯から、あまりギラギラした面は見られない。むしろ新たな生きがいを見つけて穏やかな様子だった…… ラットルとの凸凹コンビはカットされたが、ダイノボットから連絡が入ったことをコンボイたちに伝えたのは、ラットルだった。 アニメ版では後にデストロンにスパークを回収され、メタルスダイノボットにパワーアップしたが、ここでは未登場となっている。 チータス 第1劇と最終劇のみに登場。 第1劇で1コマだけ登場した時は青年=リアル頭身だったが、再登場した時はツリ目に少年のようなデフォルメ体型という「誰だお前!?」なビジュアルに。 アニメと同じく軽妙なジャンジャン口調で、シリアスな場面の清涼剤となった。 ただしそのコミカルな容姿とは裏腹に、破壊された初代コンボイのスパークを回収して助けるといった超ファインプレーをしている。 ぶっちゃけコイツがいなければコンボイは勝てなかった。 アニメ版では後にメタルスチータス2にパワーアップしたが、ここでは未登場となっている。 シルバーボルト チータスと同じく第1劇と最終劇のみに登場。 アニメ版より早い時期にサイバトロンに加入していたようだが、第1話から行方不明。 出番は少ないが、ブラックウィドーとはやっぱりそういう関係に落ち着く。 タイガーファルコン タイガトロンとエアラザーの魂が合体(トランスフォーム)して誕生した戦士。 バイザーの奥に涼し気な目元が覗く美剣士、という今木アレンジ版タイガトロン、エアラザー双方の特徴を持つ。 四振りの刀を携え、アニメ版の『自然の力を操る能力』は『隼虎四元剣の力(エレメンタルパワー)』と表現されている。 本作では、エアラザーが女性なことから2人の子供という見方もできる。 性別は男性だが、コンボイとの別れの会話においては、エアラザーを思わせる喋り方をしていた。 初代コンボイ かつてグレートウォーでサイバトロンを勝利に導いた英雄。 回想シーンでは連続キックで初代メガトロンを倒している。 ちなみに、後ろにはブロードキャストらしきサイバトロンがいる。 ○主なデストロン戦士 本作ではインフェルノとナビ子は未登場となっている。 メガトロン 惑星エネルゴアにおけるデストロン首領。 部下を見捨てることに躊躇がない冷血にして無慈悲な性格。 アニメ版からギャグ要素はゴッソリ抜けており、代わりに軍内部でのカリスマ性がアップしている。 ただ、コンボイと同等の強さを持つ戦士のはずなのだが、 よりによって初登場補正のかかったコンボイやらジャガーやらとやりあう羽目になったため、作中の戦績はイマイチ。 ジャガーの襲撃により首だけになってしまうも、マグマの中で眠る初代メガトロンの力でドラゴンメガトロンに転生。 戦死したデストロンをゾンビ化させ、本命の初代コンボイも破壊することに成功する。 だが、初代コンボイの力で転生したパワードコンボイとの激しい殴り合いの末、スパークを破壊されて消滅。 奇しくも、致命傷となったのは、メタルスコンボイとの戦いの時と同じく、足技だった。 ブラックウィドー 女性戦士。 その出自は、元はサイバトロンと語られるに留まっている。 鋭い足技で戦い、各部から蜘蛛の巣を射出する能力を持つ。 アニメ版のような策略家ではなく、姉御肌で彼女なりの信念を持つ(その分、味方への扱いは雑だが……)。 タランスによるタイガトロンの洗脳を知ると、「恋人同士を戦わせるなんてデストロンでもやっちゃいけないことッシャ!」とエアラザーに加勢するが……。 アニメ版では後に紆余曲折ありながらもサイバトロンに加入し、メタルスブラックウィドーにパワーアップしたが、ここでは未登場となっている。 タランス 毎度なんか企んでいるウヒャヒャ蜘蛛。 三馬鹿長老が未登場の為、先祖全員の抹殺は行わず、ジャガーとの面識もない。 タイガトロンの記憶喪失を知り、そこに付け込んで彼を洗脳してエアラザーを殺す事に成功するも、瀕死のエアラザーによってスパークに甚大なダメージを受ける。 悶え苦しみつつその場に現れたコンボイに助けを請うも、聞き入れてもらえるはずも無く一撃で粉々に砕かれて完全に死亡した。 デザイン的な特徴として、口が人間のソレに近いデザインに変更されている。元デザインで口に相当するクモ足風パーツは口の両サイドに移動。 クイックストライク 相変わらずのギッチョン。 毎度出オチめいて酷い目に会う。 砂漠戦”指揮官”の名は伊達ではなく、量産型トランスフォーマー部隊”スコーピオン軍団”と”コブラ軍団”を率いている。 ちなみに”スコーピオン軍団”はスコルポスに、”コブラ軍団”はコラーダに似た姿をしている。 クイックストライク自身のコブラ腕もコラーダの頭に近いデザインになっている。 ワスピーター アニメ版ではメタルスになれなかったが、本作ではメタルス化して登場。 相変わらずのぶ~ん。「日本ガイシ~」と言いながら沈んだり、一番アニメ版との差が少ないかもしれない。 戦闘シーンはほぼ無く、ほとんどメガトロンの秘書みたいな立ち位置に。 ○その他のデストロン戦士 ジャガー なにはなくともこの人。 グレートウォーで活躍したジャガー将軍……本人ではなく、その息子。 カセットテープではなくメカジャガーに変身する。 狂信的な考えに取り憑かれた危険極まりない人物。 『宇宙神の使い』を自称し、生まれながらの罪人である自分以外の存在をすべて抹殺することで、世界を浄化することを己の使命と考えている。 特殊部隊「黒(エボニー)」の隊長だったが、何万人もの捕虜・民間人を虐殺した罪で重力刑務所に収監されていた。 作中時点でも服役していたはずだが、サイバトロンとデストロンの休戦の使者の前に突如姿を現した。 圧倒的な強さを誇り、二丁拳銃での射撃は同胞であるデストロンの兵士たちやメガトロンの部下を瞬時に全滅させた。 コンボイと戦うまでは一切被弾する様子が無いことから、敏捷性も異常に高い。「神から与えられたこの体はキズつけられねえ」とは本人の弁である。 近接戦闘から、ビークルモードの状態で両腕を伸ばしての爆撃までなんでもこなす。 メタルスジャガーの玩具に触れた今木先生の頭にも何かが降ってきたんじゃないかと思うくらいのキャラ改変である。というか色んな意味で別人。 停戦の使者の宇宙船を強奪して惑星エネルゴアにいる全てのトランスフォーマーを抹殺すべく強襲。 デストロンもサイバトロンも原人もお構いなしに攻撃していくが、コンボイとの間で本作屈指の死闘を繰り広げた末、コンボイに「神からたまわった」自身の両腕ごと銃を奪われ、それによってトドメを刺されるという結末を迎える。 その後、失った両腕をマシンガンとショットガン、片目をスコープ状にしてゾンビ兵の一人として復活。 他のゾンビ兵とは異なり完全に生前の意識を残しており、その腕を「神から賜った新たな両の腕(かいな)」と称するなど死んでも相変わらず。 その腕でコンボイに復讐を目論むも、そこに現れたタイガトロンが勝負を預かり、真っ向から両断されて今度こそ完全に死亡した。 タイガーファルコンに導かれ成仏する際も真っ二つになったままだった。 数多の命を虐殺してきたジャガーではあるが、腹に刀が突き刺さったまま修羅のような顔で現れたタイガトロンに対しては恐怖を露わにしており本気で脅えていた。 なお、ジャガーの言う『宇宙神』は、ジャガーの単なる妄想だったのか、ユニクロンが裏で糸を引いていたのかは明らかにならなかった。 テラザウラー 本作ではメタルス化して登場。 語尾は「ザマス」。なぜか「ザンス」ではない。 量産型トランスフォーマー部隊”テラザウラー百人隊”を率いて復活したてのコンボイに特攻するが、 その次のコマでは全滅・自身も死亡するという体を張った出オチを披露した。(*1) これでもアニメ版よりは活躍してるんだけどね だが、第5劇では…。 ランページ プロトフォームX。 本作ではデストロンに加入しているわけではないが、便宜上ここに記す。 サイバトロンにより不死身の生体兵器として開発されたが、他者のスパークを求めて暴れる狂戦士となってしまった。 アニメ版のような広島弁ではなく、無機的なカタコト口調になっており、より狂気性と人工生命体感が増している。 スパークを求めて頭と腹の口でトランスフォーマーを補食しにかかる様は実際コワイ。 スパークを求めるのは「魂が無いと死ねない」と考えているからのようだ。(自分にはスパークがないと考えているのだろうか?) いずれ生命のない星に破棄すべく、宇宙船アクサロン号に封印されていたが。 しかし、サイバトロンが船を取り戻すことを妨害せんと、メガトロンが開放し、船内で激闘を繰り広げる。 最終的に、アニメ版以上にメガトロンからそのスパークを利用されたキャラクターとなった。 初代メガトロン グレートウォーで初代コンボイと戦ったデストロンのリーダー。 ジャガー将軍 グレートウォーの英雄であり、先述のジャガー(メタルスジャガー)の父親。 サイバトロン・デストロン本隊に休戦協定が結ばれたことに伴い、惑星エネルゴアへ停戦の使者として向かう……はずだった。 何万人もの虐殺を行いながら平然としているジャガーをもはや息子ではないと断じて攻撃を加えるが、彼には一切命中することなく、逆に反撃を受ける。 結果、デストロン兵たちは全滅し、自身も胸から上を吹き飛ばされる凄惨な最期を遂げた(*2)。 なお、本作では今時カセットテープに変形するメカジャガーではなく、チョビ髭に尻尾のついたヒト型ロボットという独自の姿で描かれている。 この姿、ウィキペディア先生では、アメリカのマクドナルドのオマケとして発売されたジャガー(Panther)がモデルなのでは?と指摘されている。 <余談> タイガトロンとエアラザーのストーリーは作者もお気に入りなのか、後に連載した『GEAR戦士電童』でも小ネタとして登場している。 ……例によって未単行本化なので、筆者の記憶が確かなら、という但し書きが着くが。 同作者が後に連載したTF漫画『爆笑トランスフォーマー ギャグコロシアム』でもメタルス版のエアラザーやブラックウィドーが登場するなど、やっぱり本作のネタをぶっこまれている。 当時の読者、どれくらい分かったのだろうか? 「追記を背負って修正をなす・・それが私の正義だ」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ワスピちゃんは相変わらず癒しだったな -- 名無しさん (2016-07-29 23 07 42) 電童テイストのする技名だなぁ~とか思ったら実際描いてたのか、納得。 -- 名無しさん (2016-07-29 23 18 48) メタルス戦士をバッタバッタと倒すござるおじさんとクモ姐さんパネェ・・・ -- 名無しさん (2016-07-29 23 38 44) ↑でも電童のが後という。良く出来た偶然だね -- 名無しさん (2016-07-29 23 40 34) ホバーボードでジャガーの弾丸を正面突破するイボンコが大変カッコよかったことを覚えているぜ -- 名無しさん (2016-07-29 23 50 53) 基本ロボットの頭部破壊されてもビーストの頭部あれば戦闘は続行できるのね・・・ていうかあの損傷完璧に直せるライノックス凄い -- 名無しさん (2016-07-30 00 20 14) エアラザーちゃんがわりとマジでシコれるのが困る・・・・悲劇のヒロインだけど。にしても、あの声優無法地帯のカオスをここまでハードボイルドな世界観に変えられるとは今木先生凄い・・・・ -- 名無しさん (2016-07-30 00 38 42) このメガちゃんはCV小杉十郎太さんでもよさそう -- 名無しさん (2016-07-30 00 44 41) まぁ元が声優無法地帯のカオスと言っても元の元はちゃんとしたシリアスなアニメだし -- 名無しさん (2016-07-30 12 43 46) ラストカットの「彼の名は・・・コンボイ!」の一言が超カッコイイ -- 名無しさん (2016-07-30 13 05 53) ラスト惑星ガイアのライオコンボイのところに向かうけど(メタルス発表前だから普通のゴリラ)そこではキッドにゴリさんというあだ名をつけられて気にいるコンボイ…。 -- 名無しさん (2016-07-30 23 24 54) ラットルあの体型でビークルモードになれるのか・・・ -- 名無しさん (2016-07-30 23 40 00) コンボイ=死すら許されない宿命 だからこそ、宇宙の平和のために戦い続けるわけか。 -- 名無しさん (2016-07-31 11 20 59) タイガーファルコンは一応生存ENDでいいのだろうか、というかダイちゃんは生き残って欲しかった・・・ -- 名無しさん (2016-07-31 12 26 33) エアラザー見るたびにアニメの方のエアラザー(♂)が頭によぎってしまったw本家は女性だからこの漫画の性別が正しいんだけどねw -- 名無しさん (2016-07-31 22 41 38) ジャガー玩具版はチーちゃんのリデコだからジェットついてるのか -- 名無しさん (2016-07-31 23 09 34) ↑↑死んだTFたちの魂を連れて昇天したから死んだと思う・・・・とはいえアニメ版よりは遥かにオイシイ扱いだったけど。死んでないのに昇天したタイガトロン哀れ -- 名無しさん (2016-07-31 23 12 07) デプスチャージ出てたらちゃんと瞳は描かれるんだろうか -- 名無しさん (2016-08-01 00 49 51) 日本版アニメでもエアラザーが本来の女性として登場していたら、誰が声を充てたんだろうね?漫画版のイメージだと、氷上恭子が似合いそうだが。 -- 名無しさん (2016-08-11 00 12 10) 今作でのメタルス・非メタルスの違いはクォンタムサージ浴びたか浴び損ねたかの違いか -- 名無しさん (2016-08-11 00 43 16) 漫画版のタイガトロンがメタルス化してたらいったいどれだけ強くなっていたのか・・・・ -- 名無しさん (2016-12-27 22 59 01) 漫画版コンボイだったら、敵時代のダイノボットを容赦なく、倒していたろうな。それともダイノボットの騎士道精神を気にいって、仲間として認めたか。 -- 名無しさん (2017-12-04 00 01 01) 「ブチ殺してやるぜ」「両の腕(かいな)」、ジャガーは乱暴な言葉使いと堅苦しい言葉使いをごちゃまぜにして、狂気が滲み出るかのよう。 -- 名無しさん (2018-11-16 10 18 34) エアラザー・ライノックス・ワスピーター・テラザウラーがメタルス化してるのは、玩具は出てるのにアニメではメタルス化しなかったので、単純に宣伝の為だろう。TVとは別の宣伝媒体ってことだ。スコルポスが登場しないのは、玩具でもメタルス版が出てないから。…インフェルノ?知らんな。 -- 名無しさん (2019-09-13 20 56 31) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/motodic/pages/592.html
鉱物油 エンジンオイルの油種の1つで、原油(未作成)を精製した物を、ほぼそのままベースとして使っているもの。 安価であるが、 一度高温にさらされた後に粘度(未作成)が戻りにくい 粘度(未作成)特性の幅がせまい 品質の安定が難しい といった性能面でのデメリットがある。 ただし、SAE(未作成)やJASO(未作成)の規格適合は、ベースオイルの素性よりも添加剤(未作成)の性能に依る所が大きいため、プラスαの効果が欲しくなければ一般的な用途に使う分には全く問題ない。 関連語 「エンジンオイル」「化学合成油」「合成油」「植物油(未作成)」「半合成油」「部分合成油」 2007年04月30日
https://w.atwiki.jp/game_rowa/pages/141.html
「さて、これからどこへ行こうか?」 Nがルッカに、行き先を問う。 「この地図で、私が気になる場所があるの。」 作業用の手袋に包まれた指は、『遊園地廃墟』を指していた。 「へえ……意外だな。そんな場所だなんて。まあ僕も遊園地はスキだけどね。 特に観覧車が好きなんだ。あの幾何学的な形がね。」 Nの言葉も他所に、ルッカは歩き出す。 この世界での遊園地とは、どのような場所なのか二人には分からない。 だが、遊園地とは、発明に適した場所なのである。 発明家である彼女が遊園地と聞いて思い出すのは、故郷であるトルース村のリーネ広場。 遊園地と呼ぶにはスケールがやや小さい。 それでも広い土地と、度々記念祭の舞台になり、多少の騒ぎを許されるその場所は、幼い頃から発明や実験の舞台になっていた。 たとえ工具箱がなくとも、新たな道具が手に入るかもしれない。 彼女、いや、彼女らの冒険の始まりも、元はと言えばあの場所から始まった。 恐らく、「廃墟」と名が付くとは言え、この世界でも首輪やロボをどうにかする手段を提供してくれると期待する。 『ごきげんよう、みんな。殺し合い楽しんでる? 』 遊園地への道すがら、マナの放送が、戦いの会場全体に響いた。 (13人……!?) その中にはルッカの仲間であるマールディアや、カエルも入っていた。 (なぜ……。) 参加させられていたことは薄々気付いていたが、それ以上に衝撃を受けた。 あの二人は、自分と違って回復魔法に長けていた。 つまり、命を守ることに関しては、自分より優れていたはず。 なのに、こんなにも短時間で殺されてしまうとは。 改めてこの戦いの恐ろしさを実感した。 確かにロボや、病院で会ったあの金髪の女性のように、殺し合いに乗っている者がいたとは分かっていた。 しかし、あの二人だけでこの時間、13人もの参加者を殺せたとは到底思い難い。 恐らく、彼女が想像している以上に、この戦いに乗っている者が多いだろう。 主催者の息がかかった参加者も、ロボ以外にもいるかもしれない。 「誰か、名前が呼ばれたの?」 ルッカの強張った表情と、冷や汗を案じてか、Nが声をかけた。 しかし、Nはルッカとは対照的に、顔色一つ変えていない。 「それよりも、僕は聞こえるんだ。トモダチの悲鳴が。」 知り合いの死を「それよりも」で済ませ、貰ったばかりの名簿に赤線を引いていく。 「悲鳴?どこから?」 「キミは聞こえないの?この島全体に、トモダチの恐怖や痛みの籠った叫びが、流れている。 彼らを助けてあげなきゃ。」 Nの言う『トモダチ』が何者なのか知らないが、やはりこの男は何か自分達の知らない何かを感じ取れるのだとルッカは実感した。 そして、ルッカは転送されたという名簿をめくってみる。 予想通り、クロノの名前があった。当たって欲しくはなかった予想だったが。 放送で呼ばれた、カエルやマールディアの名前も。 仲間のエイラや、父や母が名簿に載っていなかったことは少し安堵したが。 (……まさかね。) 名簿の『マールディア』が書いてあった欄のすぐ近くの名前が目に入る。 『魔王』 ルッカにとって、魔王と言うと中世で戦い、古代で意外な形で再会し、その後カエルによって討たれたあの男だ。 強大な魔術を操り、凶暴な魔族を従え、ガルディアの住民を何百人も殺害した魔王。 しかし彼もまた自分と同じで、ラヴォスを滅ぼすことを目的としていた。 彼とはついぞ相容れることはなかったが、共に戦える可能性があった気がした。 この世界でもし再会出来たら、彼の力は脱出に役立てるかもしれない。 最もこの戦いには様々な世界の参加者がいることはあの図書館で分かったことだし、別の世界の「魔王」なのかもしれないが。 それを考えると、贅沢は言えたものではないが、名簿に写真がないのはどうにももどかしい。 病院で襲ってきた金髪の女性の名前も、結局分からずじまいだ。 結局少しでも多くの人と直接会わなきゃいけないのだと痛感する。 ルッカ達は足を速め、目的地へと向かう。 地図の示した辺りの場所へやってきた。 そこには、二人の予想を上回る光景が広がっていた。 「タのしイネ!楽しイネ!」 遊園地の入り口では、大量の機械生命体が歩き回っている。 「何……!?コイツら……!!」 未来世界にいた、自分達人間を襲うロボットを思い出したルッカは、魔法詠唱の姿勢を取る。 「喜びヲ!分かち合オウ!」 「アオウ!」 しかし、ロボット達はルッカとNを無視して、踊り続ける。 ある者は紙吹雪を散らし、ある者は風船を飛ばしている。 行動こそ違いはあるが、どれも二人との接触を行おうとする気はないようだ。 首輪を着けていないことからも、参加者と言うより一つのギミックだと伺える。 「この子たちは、トモダチと何か違うのかな?」 Nは早速、近くにいたピエロの帽子をかぶった機械生命体を一体捕まえようとする。 寸胴体型に丸い頭。ルッカにとってどこかロボを思い出す風貌だった。 上手くやれば、ロボを助ける手掛かりが見つかるかもしれない。 ルッカも紙吹雪を飛ばすロボットを、触ったり耳を傾けて電子音を聞こうとしたり、小突いたりする。 「「うわっ!」」 ピエロの帽子のロボットは、体を揺らし、Nを突き飛ばす。 紙吹雪を飛ばすロボットは、右腕からルッカに紙吹雪を飛ばした。 「喜びヲ!分かち合オウ!」 それから特に攻撃をしようとはせず、別のロボットと同じように遊園地を巡回する。 「N、大丈夫?」 紙吹雪まみれになったルッカの心配も無視して、Nはロボットに話しかける。 「驚かせてゴメンね。僕らと、友達にならない?」 「タのしイネ!楽しイネ!」 ロボットはなおも我関せずという様子だ。 「……どうやらここにいる子達とは、意思疎通が難しいみたいだね。」 Nの言う通りだ。 どうやらここにいるロボット達は、敵になることはないようだが味方にもならないらしい。 解体して、データや設計方法を分析することも、工具箱が無い今では難しい。 入口のロボットとコミュニケーションを取ることを諦め、遊園地の中へと進む。 「いラッしゃイマせ!」 「アラ!こんにちは!」 空飛ぶ洗面器のような物体に乗ったロボットが、出迎える。 しかし、それより奥へ進むと、異様な光景の中に異変があった。 同じ形のロボット達が、何台か壊されていた。 「気を付けて……参加者が誰かいるかもしれない。」 「そうだね。」 Nもモンスターボールからトンベリを出し、何が起こっても良いようにする。 恐らく二人がここへ来る前にいた誰かがこれらのロボットを壊した。 そう考えるのが妥当だ。 路地裏へ入って、さらに進むと、長身の金髪の男性が倒れていた。 「もう、動かないみたいね……。」 身体を斬り裂かれ、呼吸も脈も止まっていた。 先程の放送に呼ばれた中で、ルッカとNの知り合いではない、10人のうちの誰かだと認識する。 「血は乾いているようね……。」 血の乾き具合、そして硬直の仕方から、殺されたのは大分前のようだ。 恐らく、もうこの場には男を殺した殺人者はいないのだろう。 「この人……何か書いているよ……。」 Nが注目した、男の指先に血で何かが書かれていた。 『チェレン』 恐らくいまわの際に自分を殺した相手の名前を血で書いたのだろう。 だがその殺人者の名前も放送で呼ばれてしまった。 「どうやら、チェレンは殺し合いに乗ってしまったようだね。 それより、殺人者、二人いるよ。」 知り合いが殺し合いに乗ったことに関して、Nは大してショックを受けたような顔もせず、トンベリに何かの指示を出す。 (!?) トンベリはナイフで、スパリと男の首を切り落とした。辺りに血が飛び散る。 首輪が外れ、地面に落ちる乾いた音が聞こえる。 「ちょっ……何してるのよ!!それに、殺人者が二人いるって?」 ルッカはNと、トンベリの行動に驚く。 「ああ、槍で突かれたような傷と、剣で斬られた傷があったからね。 それと、これ。」 Nは血で汚れた首輪をルッカに渡す。 解除するには確かにサンプルが必要だ。 Nが「首輪解除するのに必要だ」などと口にしなかったのは、盗聴を気にしていたからか。 「あ、ああ。そうね。 でもさ、Nは知り合いがこんな戦いに乗って、しかも死んじゃって悲しくないの?」 「悲しい……と言えばそうだけどね。彼と僕自身はそこまで仲良くもなかった。」 たとえ敵にデータを書き換えられていたとしても、ロボが襲ってきた時のショックはルッカにとって大きかった。 そして、マールやカエルが死んだときも同じくらいの精神動揺があった。 たとえ仲の良い相手ではなくても、それなりに落ち込むだろう。 どうにもNのようにドライにはなれない。 首輪を回収し、さらに遊園地の奥へ進む。 遊園地のジェットコースター乗り場へ続く道。 かつては、アンドロイドの移動を円滑にした転送装置があった場所に、異様な物が置かれていた。 「何だろうね……コレ。」 Nも不思議そうに見つめる。 だが、二人にはそれが、「元々この世界になかったもの」だということは瞬時に分かった。 他の機械は「遊園地廃墟」と名乗るだけあって、錆や埃にまみれているが、この機械は傷一つなく、まぶしいばかりの光沢を放っているからだ。 機械から見えるガラス張りのケースに、何か見慣れぬ本や機械が置いてある。 どこか自動販売機のような形をしているが、金の入れる穴はない。 代わりに頭頂部に、何か物を乗せる秤のようなものが10ほど置いてある。 (何か条件を満たせば、中の道具が手に入る?) ルッカは裏側を見る。そこには二つ紙が貼ってあった。 『おめでとう!よくこれを見つけたね!! この機械の上に首輪を乗せたら、この戦いに有利な道具が手に入るよ!! だからいっぱい参加者を殺してね!!』 『良く見つけたね』と書くほど、隠してあるようには見えない、とルッカは思ったが、二枚目の紙には更に予想外のことが書かれていた。 首輪×3 顔写真付き名簿 首輪×5 首輪レーダー 首輪×7 オーブ探知機 首輪×10 首輪解除キー (これって……。) 首輪7つ集めれば手に入るらしい「オーブ」探知機というのも何か気になるが、10個集めれば手に入る道具。 こんなものが手に入れば、ゲーム自体が崩壊するのではないか。 Nは景品には興味を持たず、謎の機械を興味深げに機械を叩いたり、さすったりしている。 とりあえずルッカは、レオナールの首輪を機械の頭頂部に乗せる。 商品が並べられているガラスの横のモニターの『0』の数字が『1』になった。 これが規定の数字になった時、アイテムが手に入るのだろう。 「ん?今何かした?」 ルッカの行動気付いたNは、声をかける。 しかし、ルッカはそれを無視して、文字が書かれた紙を近づけた。 『この機械、何の為にあると思う?』 先程の放送で、マナは『声だけでしか分からないのが残念なくらい』と言っていた。 ならば、この首輪で思考を読んだり、何をしているか視覚的に見たりすることは不可能なのだろう。 それならば、言葉が聞こえない筆談で、首輪で関することは話した方が良いとルッカは判断した。 『ゲームから脱出できる可能性を見せびらかす。 あるいは貰える物の奪い合いを起こす。』 即座にルッカの意図を理解したNは、同じように筆談で返答を行う。 その中身は、この機械を置いた物や、それに影響された参加者の悪意を予想したものだった。 人間は醜く、そのために他人もポケモンも何でも利用する。 それが原因で傷ついていたポケモンをNは何度も見てきた。 トウヤとの戦いで、全ての人間がそうではないと分かったが、Nにはまだ人間への猜疑心が払拭されたわけではない。 「ちょっと静かにしてて、この機械の欠片の観察をしたい。」 『急に黙り始めたら、盗聴する側も怪しむ。』 言葉を話しつつ、Nは急に静かになった理由付けを行う。 その間にルッカはもう1枚、新たな紙に自分の意見を記す。 『だったら、「生還させる」と1番下に書かない?』 『それは、エサとして露骨すぎない?根拠はここ。』 サラサラとペンで言いたいことを書きながら、Nは首輪をペンを持っていない指で突く。 『カギと言われても、首輪にカギ穴どころか、針一本通す穴さえ見つからない。 君に会う前に、図書館にあった鏡できちんと見た。 だから、ここに展示しているカギも、偽物だと思う。』 機械の上に置かれたレオナールの首輪を見つめる。 Nの言う通り、どうやって自分達に付けたのかおかしいくらい綺麗な金属環だ。 おかしな箇所があるとすれば、首輪の裏側にある、首との接触面の僅かなスキマのみだった。 だが、ルッカも冒険の中で、カギ一つとっても、様々な形の道具を見ていた。 ペンダントに反応して開いたジール王国の扉のように、鍵穴の有無は関係なこともある。 『なら、一番上の「写真付き名簿」ってどういうこと?どちらかというと襲撃側に不利よ。 それともこれも罠?』 マナは、『偽名を使ってる人も心配ない』と言ったが、まさにその人に対処できる道具だ。 Nと一緒に、病院で襲ってきた女性の名前を知ることや、Nにロボやクロノの姿を教えることも出来る。 仮に名前と写真がバラバラであっても、元々知っている人物の顔と示し合わせればすぐに偽物だと気づく。 Nは文字で一杯になった紙を裏返して、新たに言葉を綴り初める。 『そこが、相手を誘う方法。 最初の3つまで、戦いに有利になる道具を用意しておいて、信じた所で裏切る。』 Nの言うことは、一理あるとルッカも考えた。 パンの欠片をちりばめておいて、その欠片の先にあるパンの塊に口を付けた瞬間、仕掛けが作動する。 典型的だが、知らず知らずのうちに掛かってしまいがちなワナだ。 『最初の3つまで、戦いに有利になる道具を用意しておいて、信じた所で裏切る ↓ なら、一番下の道具を残してそれ以外を取るのは?』 だが、幸運ながら、自分達は一人も殺すことなく首輪を一つ入手出来た。 折角主催者側が送ってくれた「プレゼント」なのだ。 どうにかして有効活用する手もあるだろう。 罠だとしても、パンの塊に口を付けずに欠片だけ貰っておけばよい話だ。 『どうかな。オーブが何なのか分からないからね。』 実はNの方も仮説を断定するには証拠が少なすぎている。 たとえこの機械が渡すものが本物だろうが偽物だろうが、今は役に立たないのは事実。 この機械を使うにせよ使わないにせよ、他の参加者に出会わなければならないようだ。 そして、遊園地には二人以外には誰もおらず、ロボを修理する手がかりもないようなので、他の場所へ行くことを提案する。 「ここで出来ることはないようね。」 「そうだね。じゃあ、別の場所に行こうか。」 「ここからなら、この学校とか近いかしら?」 この遊園地には、ロボットこそ多くいたが、それを分解、観察するための工具はない。 遊園施設で壊されていたロボットから回収したボルトや歯車、金属板ぐらいだ。 新たな情報や手がかりを得るために、二人は遊園地を後にする。 しかし、この時二人は気付いていなかった。 それまで二人に無関心だったロボット、いや、機械生命体のうち一台が二人の後を付けてきていることを。 それが一体何なのか、二人はまだ知らない。 【E-6 遊園地廃墟入り口/一日目 朝】 【ルッカ@クロノ・トリガー】 [状態]:ダメージ(小)、MP消費(小) [装備]:水の羽衣@ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めて [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~2個(工具の類は入っていません)、医療器具 図書館の本何冊か(何を借りたかは次の書き手にお任せします。) 素材(機械生命体の欠片、ネジ、金属板など) [思考・状況] 基本行動方針:人と工具を集め、ロボを正気に戻す。 また首輪を集め、解析、あるいは景品交換用に使う。 1.多少は割り切ることも必要なのかもしれないわ……。 2.工具箱が見つかれば、この首輪の解析でもしてみようかしら。 3.首輪を集めたら、首輪景品交換所を使う。 4.Nって不思議な人ね…… 5.何のためにあんな機械を? ※遊園地廃墟にある、首輪景品交換所の情報を知りました。 【N@ポケットモンスター ブラック・ホワイト】 [状態]:健康 [装備]:モンスターボール(トンベリ)@FF7、毒牙のナイフ@DQ11(トンベリが所持) [道具]:基本支給品 本何冊か [思考・状況] 基本行動方針:ルッカの理想に付き合う 1.ルッカと共に行動をする 2.新しい理想を手に入れる。 ※ED後からの参戦です。 ※遊園地廃墟にある、首輪景品交換所の情報を知りました。 ※【E-6】 遊園地に、首輪と引き換えに戦いに有利になる道具を支給する機械が配置されています。 機械の上に乗せた首輪の数に応じて、道具が支給されます。 ※他の場所にも似たような機械があるかどうかは、次の書き手にお任せします。 【支給モンスター状態表】 【トンベリ@FINAL FANTASY Ⅶ】 [状態]:健康 [持ち物]:毒牙のナイフ [わざ]:ほうちょう みんなのうらみ [思考・状況] 基本行動方針:Nと行動を共にする、自分のほうちょうがほしい。 【機械生命体@Nier Automata】 [状態]:オールグリーン [装備]:なし [道具]:? [思考・状況] ? 基本行動方針:ルッカとNを追いかける。 Back← 074 →Next 073 たたかう者達(前編) 時系列順 075 君の分まで背負うから 投下順 033 library ルッカ 109 Magical Singer 風と空と太陽と N
https://w.atwiki.jp/chembio2010/pages/39.html
生命化学1 4学期-木3 コメント欄へ 【講義情報】 教員 : 須磨岡先生 / 管先生 教室 : 1106 教科書 : HP : こちら (※「配布プリントのダウンロードページへ」という部分はリンクが貼られてないように見えますが、クリックするとちゃんとDLページへ行けます。) 菅先生の講義資料 【試験情報】 【過去問】 1998年度 1999年度 2000年度 2001年度 2002年度 解答 2003年度 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 【シケプリ】 コメント 最終回の菅先生の講義資料へのリンクを貼りました。1週間くらいで消すと言っていたので早めにダウンロードすると良いと思います。 -- さかね (2010-01-24 20 38 18) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/panpa-su/pages/2.html
あ行------ ●荒巻スカルチノフ ヴォイドがもなちゃとで使用するAAキャラクター。 色は赤。 ●妹 ヴォイドと同居している19歳。 ヴォイドより強い。 兄の存在を恥じ、気持ち悪がっている。 ●ヴォイド厨 ヴォイドを慕い、交流がある人たちを指す。 ●おでん ヴォイドが勤務するファミマではおでんがよく売れるらしい。 ヴォイドが着用したパンパースの肛門に触れる部分でダシをとっていると語られている。 ●大阪 ヴォイド=大阪府民の恥 か行------ ●ギャル ギャルと関係を持つのは簡単である、と発言。 実際は童貞である。 ●虚言癖 ヴォイドには虚言癖があり、数々の嘘をついている。 「もなちゃとで3人食った」等、(妄想上の)女性関係を自慢する嘘が多い。 さ行------ ●就職 今でこそフリーターのヴォイドであるが、高校卒業後は正社員として就職していた。 しかし、同僚からのイジメに悩み退職、今に至るという。 た行------ な行------ は行------ ●パンパース P Gが製造・販売している世界的な紙おむつのブランド。 ヴォイドは普段着として、また、自らのフェティシズムを満たすために、 日常的にパンパースを着用している。 アルバイト先にもパンパース一枚で出勤するという話。 また、ヴォイド本人のことを指す場合もある。 ●VIP 2007年11月7日深夜、VIPにヴォイド個人スレが立った。 一時間足らず、31のレスを見たところでdat落ち。 嫌われているだけではなく、関心すら持たれていないヴォイドの哀れさが伺える。 ●一人カラオケ ヴォイドの趣味。 彼の歌は大きな破壊力を持つが、自覚していない。 もなちゃとで知り合った女性に電話をかけ、AAAの曲を電話越しに歌ったことがある。 一人で行くのは、友人がいないからと考えられる。 ●ファミチキ ファミマで販売しているチキン。 通常はホットウォーマーで保温されているが、 ヴォイドの店舗ではヴォイドがパンパースの中に入れて保温しているという噂がある。 客はヴォイドのパンパースから直接出されるファミチキを買うのだろうか。 ●ファミマ ヴォイドがアルバイトをしているコンビニ。 ファミマの出勤着を着て撮った写真をうpしている。 ●FLASH もなちゃと大部屋のFLASH。 ヴォイドはFLASH住民が嫌いであり、その理由を「馴れ合っているから」としているが、 実際は自分が受け入れられないから、太刀打ちできないからであると思われる。 また、FLASH住民六人から無視されたことを誇らしげに語っているが、 相手にもされないということを露呈させるだけで、まったく名誉なことではない。 ま行------ ●無視機能 荒らしを自称しながらも、「パンパース」と言われたり、叩かれたりすると無視機能を使う。 なんとも本末転倒である。 ●もま☆くる もなちゃと大部屋では有名人。 ヴォイドは、もま☆くると手を組んでもなちゃとを破滅させるなどと豪語していたが、 もま☆くるはヴォイドなど目もくれていない。 ●漫画喫茶 本人曰く、漫画喫茶でバイトした経験があるらしい。 そこで知り合ったギャル数人と関係を持ったと発言。明らかに虚言である。 や行------ ら行------ ●ラジオ ある早朝にラジオにてその素晴らしい歌声を披露した。 その件により、ヴォイドは一躍有名になる。 ヴォイドの奇声に目を覚ました妹がヴォイドを罵倒する様子は、 聞いた者の耳に克明に残っているだろう。 わ行------ ●ワンギリ もなちゃとにて電話番号を交換した女性に1日十数回に及ぶワンギリ行為をした経緯がある。 電話に出ると気持ち悪い会話を延々と続けられるとの証言。 声は高く、挙動不審気味。
https://w.atwiki.jp/ranobesaikyou/pages/520.html
. 【作品名】ガーオイズの宴 【名前】ガーオイズⅣ 【属性】Garbled Reality Integrated-System(歪曲現実保持統合システム)Ⅳ 【大きさ】身長160メートルの人型兵器 【攻撃力】 フレイムブレイド プラズマを噴射する近接武器。 自身に匹敵するサイズの鉱物の塊を両断できる。 早い話がビームサーベル。両手に装備。 起動していると常に余波だけで半径5キロは壊滅するほどの強電磁波を 周囲に撒き散らすことから本体の威力はそれ相応以上。 超能力による拡散・妨害を受けない。 対消滅弾 フレイムブレイドをたやすく弾く相手を蒸発させる炸裂弾。 胸部から発射する。 ミサイルのくせになぜか至近距離でしか撃っていないので射程は不明。 ライザーブラスト 射線上にいるフレイムブレイドを弾くほどの数百メートルサイズの 敵800以上を消滅させたビーム砲。 射程は少なくとも数千キロ。 小型ビーム砲 フレイムブレイドを弾く鉱物生命のスケールダウン版 (十分の一程度のサイズ。群体であるので防御も大きさ相応にしか低下していないと思われる) を一撃で焼ききれる。 ライザーブラスト・小型ビーム砲は光学兵器であるため光速。 射程数百キロ程度と思われる。両腕に内蔵している。 慣性フィールド 慣性制御を応用し、フレイムブレイドが通用しない相手を容易に切り裂く。 【防御力】 慣性制御フィールド 常時展開している。自身の対消滅弾の爆発に巻き込まれても耐えられる。 本体の防御は大きさ相応。 【素早さ】 遠距離(数十キロ程度か?)からの光学兵器を発射された後に回避あるいは防御可能。 光速の数パーセントで格闘できる。 【特殊能力】 高度なステルス性能を持つ。 数十キロ先から生身で惑星間航行できる生物相手でも気づかれない。 パイロットの超能力を増幅し使用できる。 以下使用例。 自身の機体の胸部を念動で取り付いた敵ごと抉り取った。 60キロ先から人間をテレポートさせた。 【長所】反応。 【短所】起動準備のコードが恥ずかしすぎる。 【備考】既にプラズマブレイドを起動した状態で参戦。 以下パイロット。 【名前】ゴコウ・テンガイ 【属性】〈パーティ・オブ・ガーオイズ〉リーダー、 復讐者、『なりそこない』 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】 ロッド プラズマを噴射する武器。射程は数メートル。剣のように使う。 超能力による妨害を受けない性質を持つ。人間を簡単に焼ききり貫通あるいは両断する。 数メートルの弾丸も効かない鉱物生命を切り殺せる。 念動 思っただけで相手をバラバラしたり爆発を起こしたりできる。射程数十メートル。 心臓だけを握りつぶすといったことも可能。 同じく人間や普通の家屋をバラバラにできる超能力者をはるかに上回る威力。 【防御力】 数千度の高熱でも平気。 恒常的に超能力による防御を行っており、自分のものより劣る超能力は通用しない。 物理攻撃は意識しないと防げないが自分ができる程度のことは防御できる。 精神感応によって実の妹の精神が全く異質な怪物に変わっているのを認識しても 自分を保ち戦い続けられる精神力。 【素早さ】 あらゆる戦闘術を習得した超一流の達人。 総合的な戦闘能力はその特殊な才能を全く度外視しても敵う者はいないといわれている。 銃を数十メートルの背後から撃たれ、銃声が届いてからでも振り返って 防御できる相手が何もできず瞬殺されるほどの反応。 【特殊能力】 テレポート 距離は数十メートル。反射的に発動可能。 【長所】普通に強い。 【短所】叫ぶのが恥ずかしい。 【名前】フィーマ・ジッド 【属性】〈パーティ・オブ・ガーオイズ〉の頭脳、技術者 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】訓練を受けた中年のおっさん並み 【防御力】訓練を受けた中年のおっさん並み 【素早さ】訓練を受けた中年のおっさん並み 【特殊能力】超絶的に料理が上手い。 異星人の技術を曲がりなりにも再現できる。 【長所】完璧主義者。 【短所】メインパイロットで唯一表紙に出ていない。 技術者としての美学が変な方向に発揮される。 【名前】マリア・バス 【属性】〈パーティ・オブ・ガーオイズ〉の良心、 『なりそこない』ガーオイズ主航法士 【大きさ】 【攻撃力】 念動 思考発動。機械サポートなしでもガーオイズの胸部装甲を破壊できる。 【防御力】 テンガイと同等の超能力による防御。肉体的には訓練を受けた女性並み。 【素早さ】 訓練を受けた女性並み。 【長所】チームの良心。 【短所】念動しか使っていない。 【名前】シンディ・ウェルクラフト 【属性】〈パーティ・オブ・ガーオイズ〉新入り、お転婆、頑固 【大きさ】成人女性並み 【攻撃力】訓練を受けた成人女性並み 【防御力】訓練を受けた成人女性並み 【素早さ】訓練を受けた成人女性並み 【特殊能力】成人女性並み 【長所】集中力 【短所】理解力 26スレ目 635 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2007/01/27(土) 23 06 59 ID 35rylGJK 常に余波だけで半径5キロは壊滅するほどの強電磁波を これは電磁機器が壊れるとかじゃなくて物理的に強電磁波で物が壊れてるんだよね? 637 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2007/01/27(土) 23 11 50 ID BxJPWsjQ 物理的に破壊される。 639 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2007/01/27(土) 23 23 34 ID 35rylGJK 移動速度は? 640 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2007/01/27(土) 23 26 54 ID BxJPWsjQ 光速の数パーセントで格闘できる。 これ。 652 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2007/01/28(日) 00 01 25 ID qAScxc0P ガーオイズⅣ 考察 スタート時から開始5Km破壊なので超高速ぐらいから ◯ウルトラセブン こっちのほうが早いんじゃね?負けはないし ×大蛇 無理不思議攻撃ないし負け ◯サーディオンⅨ 勝てるだろう △巫皇 速度遅いし分け ?神野 さっぱりわからん 中の人で勝てる手か微妙 ×カミカゼ 重力波透過迷彩があるので厳しいかと ×エルトリウム ライザーブラスト一撃で倒せれば勝ち 違うなら負け 微妙 △縮退の王 次元層があるので攻撃効かないでも近寄らないだろ 分け △アペイロン 勝てない負けない △殺菌消毒 勝てない負けない △亜龍 勝てない負けない ◯斉天大聖 相手のほうが早いが相手のこうげきもには耐えるし勝てるだろう △庵堂クロノ 勝てない負けない ◯?ロダン ライザーブラストで勝てる?微妙 ◯真・ヴァルダ・カーン ただの亜光速攻撃よりは光速の数%のほうが早い扱いだろう勝ち ◯竜堂終 フレイムブレイドの余波勝ち ◯イシュタル フレイムブレイドの余波勝ち △竜騎艇○二 分け ◯釈迦如来 負けはないだろうライザーブラストとかで勝ち ◯レヴァイアサン フレイムブレイド の余波で軍勢は壊れる 主砲もあたらないだろう勝ち ◯代行者 ずーっと破壊し続けて勝ち ×フェストゥム 倒しきれない無理かな 653 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2007/01/28(日) 00 02 03 ID qAScxc0P 上とも ◯デモンベイン 開始時勝ち ×××カグヅチ 暗黒竜バビロン 大首領X 無理 △ハイリガー 倒しきれないが負けないだろう ×ユキウィロ 無理 ×レダの翼 無理 ◯ヴァシュマール ただの亜光速攻撃よりは光速の数%のほうが早い扱いだろう勝ち ◯シュレイオー フレイムブレイドの余波勝ち ◯リベルレギス フレイムブレイドの余波勝ち ◯~×カストロフ 電波受信端末がなければ勝ち違うなら負け ◯秋せつら 糸通用しないし勝てるだろう ◯クルル ライザーブラストで勝ち ◯アニレオン まぁ普通に勝てる ところで真ゲッターとアニレオンの位置逆じゃね? ×真ゲッターロボ こっちの攻撃じゃ無理 △∀ガンダム 分け ?クリトフ 微妙 ◯ラーゼフォン まあ勝てる ×ミンシストル 無理 ××アイレ ケツァルコアトル 無理 ◯クトゥルー ライザーブラストで勝てるかと 654 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2007/01/28(日) 00 10 03 ID qAScxc0P 勝敗表 ◯×××△××◯◯◯ ◯~×◯◯◯×△?◯×××◯ ◯×◯△?××△△△△◯△◯◯◯◯△◯◯◯× えーとどこだ 655 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2007/01/28(日) 00 14 21 ID 0xlxSjFl 654 ヴァシュマールの上。 660 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2007/01/28(日) 00 38 25 ID 1lDdTCFB 657 よく混同されるけど、光学兵器というのは電磁波を使って攻撃する兵器、所謂レーザーの事を指す用語で、荷電粒子砲は含まれない ちなみに 631のプラズマブレイドの余波は光学兵器に分類されると思うw 661 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2007/01/28(日) 00 46 53 ID qAScxc0P デモンベインは現時点だと4連敗の後に五連勝だからあの位置でいいけどガーオイズⅣがはいると五連敗の後に五連勝だから下がると思うんだぜ 667 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2007/01/28(日) 01 02 36 ID yH3TC7Bn 661 てかデモベってガーオイズに勝てね? 開始時負けってあるけど壊れる前にトラペゾ発動できるんじゃないか? デモベ何げに防御力も結構高いし。 Powered by FC2.com .
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/7012.html
マブラヴ 【まぶらう゛】 ジャンル 超王道学園アドベンチャー 対応機種 Windows 98~XP 発売・開発元 アージュ 発売日 2003年2月28日 定価 8,800円 レーティング アダルトゲーム 判定 なし ポイント UNLIMITED編は未完オルタへの布石 マブラヴシリーズマブラヴ / オルタネイティヴ ※初回版の情報のみを記載 ※シリーズ作品は多岐にわたるので、派生元のみ記載。 概要 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 続編 移植 概要 アージュから発売されたアダルトゲーム。 マルチメディアで展開される『マブラヴ』シリーズの原点である。 過去作『君がいた季節』『君が望む永遠』とは同一世界と考えられているが、キャラがカメオ出演する程度なので未プレイでも特に支障はない(*1)。 特徴 システムは一般的なアドベンチャーゲーム 選択肢により展開やエンディングが変わる。 EXTRA編 最初から解禁されているルート。 ジャンル名が示すように、昼食や祭りなど学園を中心としたイベントが多い。 ヒロインはカラフルな髪型と個性的な言動で見分けがつきやすい。 UNLIMITED編 特定のヒロインとのエンディングを見た後に「初めから」を選ぶことで解禁される。 主人公が朝に目を覚ましたら周りの町並みが廃墟と化していた。戸惑いながら学園にたどり着くと、この世界は地球外生命体「BETA」からの侵略を受けた事で人類が滅亡寸前となっている(*2)パラレルワールドだと判明した。 EXTRA編のヒロイン達は一人を除き全員登場している(元の世界では主人公の悪友だった男の娘(本人は否定)も何故か本物の女性になっている)が、世界観に合わせて学園は軍事学校に代わっており、彼女らは訓練兵や教官として主人公と共に苦楽を共にし、最終的にほとんどが戦死してしまう。 評価点 演出 全身が描かれた立ち絵や背中を向けているものなどが用意されている。 当時のノベルゲームは、バストアップか腰や膝あたりまでしか描かれていないものが多かった。 背景と上手く組み合わせて、歩いたり動きを付けたりといった演出。 作中作の3Dアクションゲーム「バルジャーノン」(『電脳戦機バーチャロン』のようなもの)はロボットが立体的に動いて見える。 これらは発売当時の水準をはるかに超えていた演出である。 構成 EXTRA編で楽しい日常を体験し、その後にUNLIMITED編になる。 それにより、元の世界を取り戻したいという感覚を主人公とプレイヤーが共有できる。 EXTRA編で嗜んでいたゲームの知識や技術がUNLIMITED編において意外な形で活躍するという、異世界転移ものにおける楽しさの勘所を上手く押さえた展開を見ることができる。 ボリューム EXTRA編だけでも十分ボリュームがある。それに加えてUNLIMITED編もあるのでコスパは良い。 賛否両論点 UNLIMITED編の存在そのもの 要は「超王道学園アドベンチャー」と言う肩書は詐欺である。一応「軍事学園もの」と言えなくもないが(*3)、その時点で「王道学園もの」とは言えず、さらには物語が学生生活よりも軍事の方に重点が置かれ過ぎて単に「学園もの」と呼ぶのさえ厳しいだろう。「王道を超える」とは「王道とは別物(≒邪道)」と言う意味なのだろうか? EXTRA編の問題点や『オルタ』の存在からも、ファンからはUNLIMITED編の方がメインと扱いされているのもその一端。 これでUNLIMITED編の出来が良くなければ(並みの出来でも)問題点扱いされていただろう。 問題点 ありきたりなEXTRA編 良く言えば「王道」、悪く言えばありきたりな内容なため退屈を覚え、UNLIMITED編及び『オルタネイティヴ』の前座と感じる人もいる。 超大金持ちの冥夜というキャラクターや彼女が巻き起こす騒動こそ荒唐無稽だが、各ヒロインルートの芯自体は幼馴染との間で揺れ動く三角関係、家庭問題、心の弱さの克服など地に足の着いたものに終始しがち。 未完なUNLIMITED編 BETAの地球侵略を阻止しようとするものの、人類に勝ち目は無い状況である。そして反攻計画「オルタネイティヴIV」を諦めた人類は地球脱出計画「オルタネイティヴV」を発動する(*4)……という場面で終わる。 このエンディングから続くいわゆる「ループもの(*5)」が名作と名高い『オルタネイティヴ』である。しかし本作単体で見た場合はバッドエンドなので、すっきりできないだろう(*6)。また続編前提なので当然と言って良いのか、説明不足に感じられる点も少なくない。 なおアージュは「容量や納期(既に何度も発売を延期している)の問題でオルタネイティヴ編まで入れられなかった」と弁明している。 総評 優れた演出などの見所はあるが、続編ありきの作品である。単体では未完成とみなされても仕方がない。 この記事でも散々述べたように続編の『オルタネイティヴ』は非常に評価が高い。 本作は「オルタを楽しむための布石」という評価で固まっており、これに異を唱える人は少ないだろう。 続編 2006年2月24日に続編『マブラヴ オルタネイティヴ』が発売。 詳細はリンク先を参照。 移植 DVD版(18禁)、全年齢版 システムや背景が改良されている。 Xbox360/PS3/PSV CERO Dの移植版。 Muv-Luv SteamでのDL配信。元々は海外向けの配信を目的としたクラウドファンディングが行われた結果、目標額達成により実現したもの(*7)。当初はDegicaがパブリッシャーとして請け負っていたが、契約終了により一時販売停止。その後、Sekai Projectが販売権を引き継ぎ、配信が再開されている。 age アーカイブス ~20thBOX Edition~ 2020年3月27日発売。Windows 10に正式対応したバージョンの『マブラヴ』関連作品が大量に収録されている。 Switch 『Muv-Luv 20th Odyssey Box』として『オルタネイティヴ』などとセット販売された他、ダウンロード版が単体販売された。
https://w.atwiki.jp/imonoshi/pages/36.html
生命倫理 第一部 生命倫理総論Ⅰ 生命倫理とは何か Ⅱ 生命倫理にとっての人間 Ⅲ 生命倫理の概要 生命倫理にとっての倫理 第二部 「殺すなかれ」Ⅰ 殺人と身体切除 Ⅱ 自殺 Ⅲ 正当防衛 Ⅳ 死刑 第三部 医学の挑戦Ⅰ 人間 健康と病の間 Ⅱ 移植 Ⅲ 死の受容 Ⅳ 遺伝工学 第四部 生命の始まりⅠ 受精の生理学と胚形成 Ⅱ 胚とは誰か Ⅲ 出産前の命への介入 Ⅳ 堕胎 Ⅴ 補助妊娠 第五部 生命の終わりⅠ 末期の病 苦しみと放棄の間 Ⅱ 安楽死 第一部 生命倫理総論 Ⅰ 生命倫理とは何か 1. 生命倫理学前史 2. 生命倫理学の誕生 3. 認識論的見地 4. 類似の学問との関係 5. 生命倫理の研究機関と生命倫理委員会 古代から現代にいたる医療倫理の成立・発展。二十世紀後半になり、社会が大きく変動。生体臨床医学の発展、ナチスの悲劇後の人権問題の確認、科学の中立性の危機、環境問題、を前に生命倫理学が誕生。1973年以降、一つの学問と呼ばれるようになる(D.Callahan)。 人間生命倫理、動物生命倫理、環境生命倫理があり、主流は前一者。倫理学の一セクションとされ、あらゆる応用・実践倫理学と問題を共有する。一方、哲学、生物学、医学、法学、社会学、遺伝学、環境学、動物学、神学、心理学にかかわる総合学問でもあり、方法論は多様。要は経験論的データをいかに倫理的反省に乗せるか。 Ⅱ 生命倫理にとっての人間 1. カトリック生命倫理の特徴 2. 世俗の人間論モデル 3. キリスト教の人間論モデル 4. 人格主義的提言 結論 カトリック生命倫理学の人間モデルは、神学的反省の内に啓示された人間論に呼応。世俗の人間論モデルの特徴として個人主義、還元主義、効率主義を吟味した上で、キリスト教の人間論モデルを語る。 神との関係において在る人間:人は被造物でありそれゆえ尊い。人はその言動ゆえにではなく、その存在ゆえに価値がある。 あらゆる側面をもちその全体として見られる人間:その要は霊的魂。したがって、身体への働きかけはその人の全体にかかわる。また、身体の生物学的機能は倫理と無関係ではない。 神の象りとしての人間:それゆえ人は自らと他の被造物とを司る立場にあるが、そこに与えられるのは支配権ではなく、責任。人為か自然かという問いにおいて留意すべきはこの点。 キリストの内の人間:創造と贖いの業におけるキリストの役割。身体の尊厳もここにある。肉体蔑視はキリスト教信仰にもとるもの。 Ⅲ 生命倫理の概要 生命倫理にとっての倫理 1. 非認知論的方向 2. 臨床学的-決議論的方向 3. 原理主義的方向 4. 功利主義的方向 5. 社会契約論的方向 6. 人間論的方向 7. 伝統的倫理原理 8. 生命倫理学は新しい倫理学か 結論 ヒュームのアポリア(事実判断から規範判断は出てこない)は、当時の決定論的な現実理解に結びついたものであり、克服できないものではない。これをめぐって、認知主義 vs 非認知主義。後者は真理なき倫理。価値の認識ではなく主体による価値の創造にもとづくあいまいな倫理。 決議論的態度は、一般原則を求めることなくケースごとに対処しようとする。一方、原理主義は、実践的拠りどころとするべく行動の一般原則を求める。善行の原則、悪を行わない原則、自律の原則、正義の原則。そこから、義務論的基礎および神学的基礎にもとづいて具体的な倫理規範をはじきだす。これに対して、単に形式的なものとなる、原理の形成に重点がおかれて倫理理論への言及は二次的なものとなる、原理のパラダイムを適用することで実存的現実を義に導くことは不可能である、等々の批判があるが、一方、まさにその形式性ゆえに原理主義モデルは状況に合わせて柔軟につくることが可能であるととの評価もある。 功利主義においては、価値に関心をもちうるあらゆる主体が倫理主体となる。社会契約論においては、道徳的人間とは契約主体をさす。後者において人とは政治的、社会的存在であり(cf. ロールズ)、したがって胚や胎児、植物状態にある患者は、厳密な意味では人ではなくなる。R.M.Veatchは、契約論的地平に原理パラダイムをとりこみ、非結果主義的原則と結果主義的原則を区別した。 “人間論的方向”の重要な二傾向は、徳の生命倫理と人格主義的生命倫理。徳の生命倫理は、原理に基礎をおく倫理に対し、行為者やその意志に最大限の重要性をおく。人格主義的生命倫理において、人は己の尊厳を認識し、自由で創造的な行いを保証される。善は人の善、すなわち神が被造物に望む善に呼応する。 倫理原理:二重効果の原理:一つの行為から良い結果と悪い結果が生じるときの倫理判断。J.-P.Gury(1801-1886)は、以下のような場合、その行為は容認しうるとした。1. 行為それ自体は善い、もしくは中立的なものであり、2.行為者は善い結果のみを意志しており、3.悪い結果が善い結果の手段となっておらず、4.善い結果と悪い結果の釣り合いがとれている場合。これピウス十二世により公式に認められたが、限界のある原理であるとして、これを補完する「全体性の原理」が同時に推奨される。たとえば身体全体の健康維持のために健康な一部器官を摘出することの正当性が、この原則により説明しうるようになる。これを社会全体に当てはめる動きもあるが、何を部分とし何を全体と定義するかは慎重な考察が必要。最後に、正当な協力の原則、もしくは悪に協力しない原則。意図的な協力(formalis)と、悪い結果を共有するが内面的には悪意を分かち合わない形の協力(materialis)、後者はさらに直接的な協力と間接的な協力に分けられる。 第二部 「殺すなかれ」 Ⅰ 殺人と身体切除 1. 主人感覚 2. 自殺 3. 身体切除 4. 避妊手術 5. 去勢 結論 Ⅱ 自殺 1. 自殺という現象の諸データ 2. 自殺願望の芽生え 3. 自殺の道徳的危機 4. 上位価値の名の元の死 結論 Ⅲ 正当防衛 1. 暴力的防衛 人の賢明と福音の法の間 2. 正当防衛についての伝統理論 3. 正当防衛の正当化 4. 模索中の理論 Ⅳ 死刑 1. 聖書にみる死刑 2. 伝統にみる死刑 3. 刑罰の理論的正当化 4. 死刑の理論的正当化 5. カトリック教会の基本原理における死刑 6. 死刑を越えて 結論 第三部 医学の挑戦 Ⅰ 人間 健康と病の間 1. 健康と病 2. 医学と病の関係 3. 自主性の尊重 4. 真実の告知 5. 秘密保護 6. 看護の権利 結論 Ⅱ 移植 1. 移植の医学 2. 生体からの採取と献身 3. 倫理的実行可能性の基準 4. 遺体からの採取と倫理問題 5. 特定器官の移植 6. 異種臓器移植の道徳性 結論 Ⅲ 死の受容 1. 死の定義 2. 身体の死 3. 身体の死と脳機能 4. 死亡確認の基準 5. 脳死をめぐる議論 6. 脳死と蘇生 結論 Ⅳ 遺伝工学 1. 基本生体臨床医学のデータ 2. 人以外の命への介入:倫理的問題 3. 人-自然関係の文脈における生命工学 4. 生命工学と人の命:倫理的問題 5. 人間存在の再形成 結論 第四部 生命の始まり Ⅰ 受精の生理学と胚形成 1. 配偶子の形成 2. 排卵から受精へ 3. 受精 4. 受胎から着床へ 5. 胚と胎児の成長 6. 子宮の内の命 Ⅱ 胚とは誰か 1. 人の胚の地位:問題の所在 2. 存在論的地位 3. 胚の人格 4. 神学的反省 結論 人の胚について、存在論的地位、倫理的地位、法的地位の三側面が問われ、存在論的地位において、1. 胚は人の生の形である、2. 個としての人の生である、3. 人格的なものである、の三段階を論じながら「胚とは誰/何か」が考察される。第二の点については、胚の形成と胚の個としての地位の発生がパラレルに論じられるが、その始まりを受精の瞬間に見る見解と着床後に見る見解がある。この議論において一卵性双生児の発生の考察が鍵となるが、ともあれ教皇庁は最初期から個として認める方向にある。 第三の段階、胚の人格の考察において、生物学的意味での「人」から存在論的意味での「人」へ議論がうつる。 感覚論的定義。 非自然的定義:生物学的自然とは別の地平で人を考える。ex. 胚は象徴的にコミュニケーション関係に入ったときに人となる。 機能主義・行動主義的定義:ex.自覚、自律、理性、道徳感覚の保持から「人」を定義。人が行為に還元される、暴力の論理となりうると批判される。 存在論的・本質主義的定義:「人」の本質を求める。現存する“個”性と理性的性質が基本二要素。心-身をわけず全体としてみる。生物学的地平を存在論的考察で補完する存在論的生物学は、典型的なカトリック生命倫理の提言であり、世俗の生命倫理からの批判も大きい。重要なのは、発生学のデータから不適切に人格主体の存在を推論しているとの批判。それに対する存在論的人格主義からの応え。 アリストテレスからの定義:可能的人格としての胚。ただし、可能態カテゴリのあいまいさや、アリストテレスのシステム内でしか通用しないという限界がある。 神学においては、発生の問題はしばしば堕胎の問題とからむ。教父の時代から人と魂の始まりが問われてきた。新生児の魂は身体的種子を通して両親のそれに由来するとする見解、創造の時から存在しそれ故身体に先立つとする見解、神と両親が協働するという見解(ヴァリエーション多数)。スコラ学の時代、アルベルトゥス・マグヌスは、受精の時点で存在する唯一の魂は初めは可能的に理性的であり、徐々に植物的、感覚的、霊的になっていくとする。トマスは前二者と後一者を区別し、理性的魂は直接神により創造されるとする。したがって、トマスによれば理性的魂は受精の時点ではなくその40日後(男)と60日後(女)にそそがれるとする。17世紀以降、胚の研究の進展と共に、理性的魂の発生はもっと前に見られるようになる。ex. 前成説。また、決議論的道徳学の領域で、堕胎問題との関係において考察される。18世紀半ば、新しい発生学、種々の見解。 Ⅲ 出産前の命への介入 1. 胚の倫理的・法的状態 2. 介入の種類 3. 立法化 Ⅳ 堕胎 1. 定義と区分 2. 妊娠の中断の手順 3. 倫理評価 4. 限界例 5. 教会による懲戒 6. 立法化 体外受精の問題などと共に、堕胎の定義も刷新。回勅 Evangelium vitae は「受精から出生までの、存在の始まりの段階にある人間の、意図的で直接的な殺害」と規定。発生段階に応じた妊娠中断の方法あれこれ:30日以内、三カ月以内、三ヶ月後、16週後。堕胎目的のピル服用の問題。 堕胎は、伝統的に広く行われてきたが、医療倫理はつねにこれに抗してきた。ヒポクラテスの誓い「私はいかなる女性にも堕胎薬を与えません」。聖書は堕胎について語らない、ただ、胎内にいるときからの神との関係、それゆえの人間存在の尊さを語る。ディダケー、テルトゥリアヌス、「人為的堕胎についての宣言」(1974年)、Evangelium vitae。 個人の責任、共同体の責任。 (つづく) Ⅴ 補助妊娠 1. 人為的妊娠の歴史 2. 生体臨床医学のデータ 3. 人の出産の意味 4. 人為的介入の倫理 5. 自然への扶助 adiuvatio naturae の基準 6. 出産の真理への敬意 7. 生まれつつある命への敬意 8. 子の権利 結論 第五部 生命の終わり Ⅰ 末期の病 苦しみと放棄の間 1. 西洋社会における死 2. 末期の病 3. 苦しみの治療 4. 生命への執着と治療の放棄 5. 末期の病と医療費用 Ⅱ 安楽死 1. 定義と歴史 2. 区分 3. 安楽死のメンタリティ 4. 死への欲求の心理的起源 5. 倫理評価 結論 第二学年>人間論道徳学へ