約 274,229 件
https://w.atwiki.jp/windbreaker/pages/21.html
特殊能力 アンクル 技 シンガード ソックスベル 騎士団の地平線(レガース)を目指している
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/57048.html
登録日:2024/09/16 (月曜日) 07 39 00 更新日:2024/09/18 Wed 10 46 11NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 Alan Wake Alan Wake Ⅱ Alan Wake's American Nightmare Control Quantum Break アラン・ウェイク トーマス・ゼイン ミスター・スクラッチ レメディー・エンターテイメント レメディー・コネクテッド・ユニバース 闇の使者 とは、レメディー・エンターテイメントの作品間で共有される宇宙「レメディー・コネクテッド・ユニバース(RCU)」に登場する超常的な存在。 演者 演者 イルッカ・ヴィリ 声 マシュー・ポレッタ 登場作品 『Alan Wake s American Nightmare』 概要 灰色の瞳とダークブラウンの髪の白人男性。 タキシードスーツとベストを身に付けている。 RCUの世界におけるカルトドラマ『ナイトスプリングス』のエピソード『アメリカン・ナイトメア』に登場する悪役。 主人公である「光の闘士」の邪悪なドッペルゲンガーにして 超常的な殺人鬼 。 お馴染みのナレーター(声 ロイド・フロイド)からはミスター・スクラッチとも呼ばれるが、「スクラッチ」という名前はスクラッチノイズにより掻き消され、クトゥルフのように人間には発音できない。 2011年アリゾナ州変貌世界事象 創作が現実となる異次元空間「闇の世界」に囚われていた作家アラン・ウェイクが、かつて自身が執筆した『ナイトスプリングス』のエピソードの脚本を元に『リターン』という小説を書いた結果、架空の町であるナイトスプリングスがスレッショルドとしてアリゾナ州に出現した。 スクラッチは登場人物である「闇の使者」に投影されてナイトスプリングスに召喚された。 アランが投影された「光の闘士」の人生を破壊し、彼に成り変わるために彼の友人や妻の 命や貞操 を狙う。 また、 夜が永久に続く世界 を実現しようと目論む。 また、登場する女性陣から「セクシー」と言われる通りに性的な魅力を振り撒く一方、良心の呵責など一切無く無差別な殺人を行えるなど サイコパス として描写されている。 能力 ●瞬間移動 様々な場所に瞬時に現れたり消えたりできる。 ●魅了、洗脳、支配 女性に対して性的な魅力を振り撒いて魅了し、接触した人間を エロ同人の如く 淫乱に洗脳することができる。 ●闇の勢力の先導 「 闇の使者 」の呼び名通り、闇の世界から闇の軍勢である「闇の異形」の群れを呼び出して操ることができる。 ●ポルターガイスト現象 物体を闇で覆って浮遊させ、操ることができる。 ●時間操作 追い詰められるとタイムループを引き起こして全てを「無かったこと」にしてしまう。 ●闇の通路の設置 際限無く闇の勢力をナイトスプリングスに送る「闇の通路」と呼ばれる罠を出現させることができる。 弱点 ○原稿 「闇の使者」と言えども「創作」の力には逆らえない。 作家のアランは自身が投影された「光の闘士」に原稿という武器を送り手助けしていた。 ○『夜明け』 アランの妻アリスが製作したノンフィクション映画。 この映画に宿る太陽の光が「闇の使者」を倒す武器となる。 ○タイムループの欠陥 タイムループで状況を振り出しに戻しても、ループに巻き込まれた人々は僅かに記憶を残しているため、ループの度に行動が最適化されていく。 作中の行動 2011年。 アリゾナ州ナイトスプリングスのモーテル近くのダイナーでパーティーを開き、女性陣を魅了するも参加者をナイフで次々と殺戮する大惨事を引き起こした。 その後、マウントレッドトゥース観測所の職員であるマイケル・ファラビーが闇の世界から送られた「闇の使者を倒す武器になる原稿のシグナル」を発見したことを知り、彼を誘拐してモーテルで拷問して情報を聞き出した後、テーブルに頭を何度も打ち付けて殺害し、観測所へ向かいマイケルから連絡を受けていた所長のレイチェル・メドウズを殺害しようとしたが観測所内部が明かりに満たされていたため侵入できずにいた。 ACT1 アランが「光の闘士」としてナイトスプリングスに召喚された後、モーテル近くの油井を闇の世界の入り口に変え、「闇の異形」を先導して「光の闘士」に差し向けた。 地元の修理工であるエマ・スローンの協力を受けて原稿を手に入れた「光の闘士」によって油井を破壊されてしまうも、ブレーカーを破壊してエマを闇に閉じ込め始末することには成功した。 その後、観測所で原稿のシグナルを受け取ろうとしたメドウズ博士を妨害し、不完全な形の原稿が「光の闘士」に渡るよう仕向けた。 その後、原稿に従いドライブインシアターに向かう「光の闘士」に先回りしてキュレーターのセリーナ・バルディビアを洗脳して操り発電機をダウンさせ、映写機を使えない状態にした。 やがてやって来た「光の闘士」は発電機を復旧させて映写機を使える状態にし、セリーナに憑いていた闇を光で浄化してしまうが、「闇の使者」は事前に「闇の通路」を映写室の周辺に罠として配置していた。 「光の闘士」はそれらを全て破壊して映写室に乗り込むが、不完全な原稿に従ったため『夜明け』の上映は免れた。 そして「闇の使者」は闇の世界に戻された「光の闘士」を めっちゃ煽り散らしてから タイムループで振り出しに戻すのだった。 ACT2 今度の周回ではエマとメドウズ博士が記憶を僅かに残していたことで状況が「光の闘士」に少し有利になっていたものの、更に強力な「闇の異形」を生み出すことで何とかカバーし、再び『夜明け』の上映を阻止することに成功する。 そして再び 煽りカス な言動でタイムループを引き起こした。 ACT3 ループの度に前の周回の記憶が強く残るようになっていった結果、エマとメドウズ博士の行動の最適化が洒落にならないレベルになったため、物語に場違いな「 巨人 」を登場させて「光の闘士」に差し向けるなど前の周回での余裕を無くしていく。 その結果エマは生存し、メドウズ博士は原稿のシグナルを完全な形で受信することに成功。 唯一変化が無いドライブインシアターで幾度も「巨人」を「光の闘士」に差し向けるも返り討ちにされ、「闇の通路」も全て破壊され、遂に『夜明け』が上映されてしまう。 最後は映写機から放たれる『夜明け』の太陽の光によってその身を焼かれて消滅してしまった。 スクラッチのバリエーション 🌀激怒の雲 スクラッチの『Alan Wake Ⅱ』での姿にして真の姿。 アランの顔が浮かぶ、真っ黒な嵐雲。 人間に憑依でき、アランに成り変わろうと執着する。 🐺悪ぶった男 『ナイトスプリングス』のエピソードの一つである『一番のファン』をに登場する「作家」の悪の双子にして狼人間。 アランの『一番のファン』の脚本を元に書かれた原稿によってブライトフォールズにナイトスプリングスのスレッショルドが出現し、登場人物である「悪ぶった男」にスクラッチが投影された。 △グランドマスター トーマス・ゼイン監督の映画『殺人事件ケイシー』及び『白夜の夜』にて、 ゼイン自身が演じた役。 プラスチック製の鹿の仮面とレインコートを身に付けている。 ミスター・スクラッチ の異名を持ち、その正体は失踪した作家 アラン・ウェイク と言われていたが、それすらも仮面であり、その真の正体はトーマス・ゼインである。 ●シャドウ 闇の世界に形成されたニューヨーク州ニューヨークシティの代替現実の至る場所を集団で徘徊する アランのドッペルゲンガーの群れ。 影のような姿だが光を浴びせると実体化する。 追記、修正は妻を寝取ってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/tekiyakusaikyou/pages/2518.html
【作品名】ガメラ2 レギオン襲来 【ジャンル】特撮映画 【名前】レギオン (マザーレギオン) 【属性】外宇宙から飛来した珪素系生命体 【大きさ】全高140m、全長160m 【攻撃力】マイクロ波シェル: マイクロ波を集束して撃ち出す高指向性高周波。 当たった物を分子レベルで急激に加熱し、内側から爆発させる。戦車隊を一撃で蒸発させた。 科学的な電磁波なので光速、描写から射程は1km以上はあると思われる。範囲は最大描写なら1km半ほど 核兵器の直撃に耐え、あらゆる攻撃を弾き返すとされるガメラの甲殻を加熱して大きな損傷を与えられるため、水爆の中心(4億度)以上の熱攻撃。 レギオンビュート:頭部から放つレーザー状の攻撃。原理不明なので不思議攻撃扱いか。 仙台市を消滅させる爆発でも特に損傷しないガメラの甲殻を貫通し、大きなダメージを与える。 射程は1~2kmくらい。マイクロ波シェルと同等以上の弾速 鞭のように自由自在に操れる。 干渉波クロー:強力な電磁波を放射し、ミサイルの誘導システムなどの電子機器類を破壊したり、 初見のプラズマを中和、消滅させたりする事が可能。範囲や射程は4、500mくらい。プラズマを消滅させた際の範囲は20mほどだった 大槌腕:身体の前後にある格闘用の器官。殴る、突くなどでガメラにダメージを与え、ガメラの甲殻をボロボロにした。 全身がこれと似た、同材質の鋭い外骨格で覆われている。 【防御力】 仙台市が消滅する爆発(仙台市の面積から、28km四方消滅程度の威力) に耐えられる甲羅 を打撃でボロボロにすることができる大鎚腕。全身がこれと同様の外骨格で覆われており、同程度の耐久力があるものと思われる (但し干渉波クローのみミサイルで破壊される程度の防御力しかない) 宇宙生存可能。全身が強靭な絶縁物質で構成されていて、電磁波を反射する。 生身で大気圏突入が可能なので相応の熱耐性。宇宙生存可能。 筋組織か存在しないので、筋組織に対しての干渉は無効。 あらゆる物質を蒸発させるとされるプラズマ火球の直撃に耐えられる。 【素早さ】 マッハ1で飛行可能。自身のマイクロ波シェルと同程度の弾速のプラズマ火球に対し、20mほどの距離で干渉波クローの方向を合わせて対応、防御することができる反応 戦闘速度は自分と同程度の反応のガメラに格闘攻撃を当てられる程度 【特殊能力】 あらゆる波長の電磁波を認識可能。 (「あらゆる波長」なので、赤外線も含むと思われる。視覚的な不可視は無効か) エッグチャンバー:【参考】のソルジャーレギオンを毎時100体以上生産可能。 【長所】攻防、防御無視で光速のマイクロ波シェル。ソルジャーレギオンの数の暴力。 【短所】移動速度 【備考】DVD NAVIGATOR内において主演は永島敏行演じる渡良瀬とされておりレギオンを敵として行動してるため敵 【戦法】エッグチャンバーに多数のソルジャーレギオンが潜んでいる状態で参戦。 まずマザーレギオンより速い反応から、体内からソルジャーレギオンが飛び出して集団で放電攻撃を行う。 本体は相手が射程内、かつ機械っぽければ初手干渉波クロー。 機械以外の相手や、干渉波クローが通じなかった機械にはマイクロ波シェル→レギオンビュート。 あとはソルジャーレギオンを大量に生産しつつ、数の暴力でも攻める。 【参考】 【名前】ソルジャーレギオン 【属性】珪素系生命体 【大きさ】2mほど 【攻撃力】大きさ相応の刃物並み。全身が鋭い外骨格で覆われている。 放電攻撃を行い、集団でガメラ(80m)に取り付いてダメージを与えて行動不能にした。 【防御力】 大きさ相応の刃物並み。 ただし、装甲の継ぎ目は銃弾(拳銃弾か)1発で撃ち抜かれ、そこから十数発連続で撃ち込まれて行動不能になる 全身が強靭な絶縁物質で構成されていて、電磁波を反射する。 筋組織が存在しないので、筋組織に対する干渉は無効。 【素早さ】 マザーレギオンと連携を取って戦闘できる。 1kmほどの距離があっても、レギオンと戦闘可能な反応のガメラが対処できない飛行速度 (最終決戦の場面でも、「ソルジャーレギオン(の群れ)が襲ってきたらガメラに勝ち目はない」とされている) その速度に反応して3,4m程度の距離で減速し、相手の体に組み付けるので相応の反応。あとは大きさ相応 【特殊能力】 マザーレギオンや他のソルジャーレギオンと電磁波でコミュニケーションを取り、高度な連携を取って行動できる。 あらゆる波長の電磁波を認識可能。 (「あらゆる波長」なので、赤外線も含むと思われる。視覚的な不可視は無効か) 【長所】数の暴力と放電による防御無視 【短所】単体ではあまり強くない。遠隔攻撃が無い。 参戦:vol.106 236 237 106スレ目 355格無しさん2020/10/05(月) 21 52 31.84ID n3gA+swl マザーレギオン考察 28km破壊攻防(但し干渉波クローはミサイルで壊れる位の耐久しかない)と1mからのマッハ44000反応と1km範囲の熱攻撃や数の暴力と中々のスペック 干渉波クローによる機械停止も強力 都市破壊の壁から見ていく ○ ドラム 先手干渉波クロー勝ち ○ ローズ・バルバロッサ マイクロ波シェル勝ち ○ 第3水晶島 近づいて破壊勝ち ○ 戦闘のプロ 干渉波クロー勝ち○ 四足 同上 ○ 帝王ゴール マイクロ波シェル勝ち ○ バースデイ 干渉波クロー勝ち ○ クェス 同上 ○ カリスマデビルX完全体 マイクロ波シェル勝ち ○ サガ 移動してきた所をマイクロ波シェル勝ち △ ヴィクティム 当たらない 効かない 分け ○ バタフライ マイクロ波シェル勝ち ○ ラピュタ 干渉波クロー勝ち ○ ロア=ア=ルア マイクロ波シェル勝ち ○ ディー 同上 ○ 万魔の魔女 珪素系生命体は腐敗しないか マイクロ波シェル勝ち × 熱怪獣ファイアント 熱耐性以上の常時熱負け ○ アカネちゃん 先手マイクロ波シェル勝ち △ 幽霊戦艦大和 攻撃当たらない 効かない 分け ○ 白魔城 干渉波クローの範囲外だがマイクロ波シェル勝ち × ネロ(デモンベイン漫画版) クトゥルーに潰され負け × リーブラ 近付いてる間に主砲負け ○ ロージェノム ビーム耐えながら向かってマイクロ波シェルで削り勝ち × シン・ゴジラ マイクロ波シェル効かない 放射熱線喰らって負け × 空中要塞デスボール 押し潰され負け ○ マザーシップ ソルジャーで邪魔しながら向かってマイクロ波シェル勝ち × ゴジラ・アース マイクロ波シェル耐えられ超振動波負け × フィンチ 削りきれず潰され負け × HCACS 同上 ○ ゼルエル 先手マイクロ波シェル勝ち ○ 異魔神 同上 ○ エイリアン船 削り勝ち ○ 次大帝プロイスト 先手干渉波クロー勝ち ○ ゼロムス レギオンビュート勝ち ○ ルシェイメア 先手マイクロ波シェル勝ち ○ 鳴滝 同上 ○ 巨王龍 同上 ○ 豊臣秀吉 同上 × バブイルの巨人 耐えられ潰され負け 356格無しさん2020/10/05(月) 21 54 42.93ID n3gA+swl レギオン考察続き ×*4 虎(ファンタジー) ~白鯨 同上 ○ アポロン 水爆とは書いてないしマイクロ波シェル勝ち ○ アルバトロス マイクロ波シェルで削り勝ち × カラス 耐えられ潰され負け ○ アツカマシー 先手マイクロ波シェル勝ち ○ リビティナ 先手干渉波クロー勝ち × 城郭型多足移動式要塞「安土」 押し潰され負け × ナヘマー 同上 × 敵円盤 ショット負け × ゴリラ 押し潰され負け × ギドラ 喰われて消滅負け ○ 宇宙人の小型UFO 先手干渉波クロー勝ち ○ 闘神イクサツナギ 先手マイクロ波シェル勝ち ○ 超ヴォルケンクラッツァー 同上 ○ 闇の帝王 同上 ○ テッカマンランス 例えマイクロ波シェル耐えられてもボルテッカ大きさで耐えてレギオンビュート勝ち ○ 赤帽子 適当に全方位攻撃勝ち ○ テッカマンエビル ランスと同じ ○ ミラーアクエリオン 先手マイクロ波シェル勝ち × ローマン上司 マイクロ波シェルも効かないし他の攻撃も効かない 宇宙光線負け × 一方通行 反射負け ○ サンドリオン 先手マイクロ波シェル勝ち ○ 六耳の化け猿 同上 357格無しさん2020/10/05(月) 21 55 30.77ID n3gA+swl レギオン考察更に続き × 火渡赤馬 マイクロ波シェル耐えられナパーム負け ○ 壬生蒼馬 先手マイクロ波シェル勝ち ○ 高柳雅孝 同上 ○ 仙水忍 マイクロ波シェルで一度霊体化させてからレギオンビュート撃ちまくって勝ち ○ タカオ 一応機械だし干渉波クロー勝ち × 牛魔王(古典) 不老不死なので殺しきれず長期戦負け ○ 浮遊都市アダン 出してきた機体は干渉波クローで機能停止できる 空飛びながらマイクロ波シェル撃ちまくって削り勝ち ○ 第6の使徒 マイクロ波シェル効かないが加粒子砲耐えてレギオンビュート勝ち ○ ジャベリン 先手マイクロ波シェル勝ち ○ ラヴォス 同上 × グラノ 速い 光子砲負け 攻防的にもうちょい上だろう ○ 桜 先手マイクロ波シェル勝ち ○ エンドレス 同上 ○ ホップ 干渉波クロー勝ち ○ 禁涙境の怪物 マイクロ波シェル耐えられるがレギオンビュート勝ち × 大怪球フォーグラー 重力レンズ砲負け ○ 焔王鬼 先手マイクロ波シェル勝ち ○ ナサニエル 先手干渉波クロー勝ち ○ エビラビラ マイクロ波シェル効かないが向こうの攻撃耐えながらレギオンビュート勝ち ×× スクライド組 先手マイクロ波シェル勝ち ○ クライシス皇帝 距離的にマイクロ波シェル勝ち ○ 魔法怪獣シーガロン 同上 × 飛影 炎の妖気負け ○ 融災獣 先手マイクロ波シェル勝ち × ガネーシャ 戦略核耐久ならマイクロ波シェル効かないか 凍結負け × ガイア 石化負け × ラ・ムー 規模でかすぎる その内ビーム負け ○ ダーちゃん 不可視 大きさ的に憑依されない レギオンビュート勝ち ○ ファントム・ガイア レギオンビュート勝ち × グランド・キャニオン 削りきれず近づいた所を保存負け ○ ルドラサウム 近づいてレギオンビュートで削り勝ち × ハーピー 近づいた所を空間ごと喰われて負け ○ アルケオデーモン マイクロ波シェル効かなくてもレギオンビュート勝ち ○ エヌオー 先手マイクロ波シェル勝ち ○ アゼル 同上 × コンゴウ 近づいた所を超重力砲負け 続きは後日出します 358格無しさん2020/10/05(月) 22 09 41.74ID /LfmA7Rz 368 一旦乙 移動速度マッハ1だと0.05秒(鯨反応)で160mの距離を詰められないから、ルドラサウムには移動速度差で逃げ切られて任意全能負けだと思う 368格無しさん2020/10/10(土) 01 26 26.74ID UQLeQlgB 358 指摘ありがとう マザーレギオン考察続き × 皇帝騎 デカイ こちらの攻撃では削りきれず雷連打されたらきついか 負け ○ オメガ 先手干渉波クロー勝ち ○ アシュタロス バリアの穴をつけるマイクロ波シェル勝ち ○ サナカン 先手マイクロ波シェル勝ち ○ 白面の者 同上 ○ ダグノフ1 先手干渉波クロー勝ち × 海の大蛇 攻撃耐えられ尻尾負け ○ 紅蓮 先手マイクロ波シェル勝ち ○ リーゼロッテ 先手干渉波クロー勝ち ○ モドキングの円盤 向こうの熱は効かない レギオンビュート勝ち ○ 豪鬼 先手マイクロ波シェル勝ち × 王子護ハウゼン こちらの攻撃効かない 削られ負け × 巫皇 攻撃効かない こちらは神経さえあれば効く気負け ○ 聖帝ソロモン 先手マイクロ波シェル勝ち ○ アルフレッド・ココ 同上 369格無しさん2020/10/10(土) 01 27 17.47ID UQLeQlgB マザーレギオン考察続きその2 × レヴァイアサン 近づいた所を砲撃されまくって負け ○ フロスト兄弟 先手干渉波クロー勝ち ○ 物体 同上 ○ ブラウ・ブロ 同上 ○ UFO(ゴジラミレニアム) 先手マイクロ波シェル勝ち ○ セル 同上 ○ 冥神明日香 同上 ○ マハシュラトラ・ディーヴァシャッド 同上 ○ デデデ大王 同上 ○ J 同上 ○ ヤッサバ・ジン 先手干渉波クロー勝ち △ レヴィ ステイシスフィールド貫通出来ない 向こうの攻撃は効かない 分け △ 破壊神バロン 元の非人類スレでは分けだったしこちらでも寿命に差がないので分け ○ モンジ 不可視だがマイクロ波シェル撃ちまくってれば当たる 補食は防御で耐えれる 勝ち 不可視とはいえ都市規模程度の攻防しかないのにこの位置は高すぎる気もする ○ 《九位》先手マイクロ波シェル勝ち ○ カグヅチ壱型 同上 △ アイアンカイザー 反応同速 小天体とマイクロ波シェル相討ち分け ○ 大和望一郎 向こうの方が反応速いが射程ど移動速度の都合マイクロ波シェル勝ち ○ 桂花 同上 × マザーコア 先手剣負け ○ ガルム要塞 お互い効かない 分け ○ 当真 未亜 先手マイクロ波シェル勝ち ○ アウタ・ライトニング 同上 ○ シルヴィス 同上 × ムブロフスカ 先手アー・モーン負け × メデューサ 石化負け × ヤトノカミ 同上 370格無しさん2020/10/10(土) 01 30 48.52ID UQLeQlgB マザーレギオン考察その3 ○ 使主名 先手マイクロ波シェル勝ち × プログレス 精神支配負け × スレードゲルミル 射程外から剣振り回されて負け × パンデモニウム ゲートシフト負け ×『お父さま』ノーモーション練成負け × お釈迦様 潰され負け ○ 曲辻綾子 マイクロ波シェル効かないがレギオンビュートで勝ち ○ ケストラー 先手マイクロ波シェル勝ち × ジーナ ギア射出連打負け ○ 暗闇の雲 先手マイクロ波シェル勝ち × 横浜駅 こちらの肉体ほぼ無機物だし感染からの同化負け × 鳳凰 不死からの極大火球負け ○ 木原マサキ 先手マイクロ波シェル勝ち ○ パルキア 同上 × ボドル旗艦 主砲負け × ヨハネ マイクロ波シェル喰らっても蘇って時間停止負け ○ 臥竜 先手マイクロ波シェル勝ち ○ 美里葵 同上 ○ 超魔ハドラー 同上 ○ シロガネーZ 同上 ○ ン・ダグバ・ゼバ マイクロ波シェル効かないか だが大きさで攻撃耐えてレギオンビュート勝ち ○ パルス 反応向こうの方が速いが射程外なので干渉波クロー勝ち ○ スフィンクス 先手干渉波クロー勝ち 371格無しさん2020/10/10(土) 01 31 27.38ID UQLeQlgB マザーレギオン考察その4 × グレイス・オコナー でかすぎるビーム負け × クラフト 主砲負け ○ ノイズ マイクロ波シェルで殺し続け勝ち × ネコなんだもん星人 呪い負け ○ ワイリーマシン 先手干渉波クロー勝ち × 鍬形の朧 空間切断負け × 竜胆 斬撃負け × 目目連 長期戦負け × シャドウ山野 空間消滅負け × 栽木和 マイクロ波シェル耐えられ運命想像負け ○ ラムパルド 先手マイクロ波シェル勝ち ○ 東方不敗 先手干渉波クロー勝ち × ルオゾール 効かない当たらない 寿命負け △ アンチゼーガ・コアトリクエ 当たらない効かない 分け ○ 金棒 先手マイクロ波シェル勝ち ○ 火途馬 先手マイクロ波シェル撃って霊体化からのレギオンビュート勝ち △ フォルテッシモ 空間防御で効かない 大きさで向こうの攻撃耐えれる 分け × ダークザギ(漫画版) 核効かないしマイクロ波シェル耐えられる ライトニング・ザギ負け △ 殺菌消毒 お互い効かない 分け ○ ライツワイズ 先手マイクロ波シェル勝ち ○ ジレン 同上 × ユニクロン 物理無効 レギオンビュートは耐えられる 体当たり負け ○ アーマゲドン アーマゲドンY耐えてマイクロ波シェル勝ち ○ ヴァニラさん 頭出してるし先手マイクロ波シェル勝ち × プッチ神父 加速30倍だし加速負け ○ 機士テイルズ 先手干渉波クロー勝ち ○ ユージオ 反応同速 マイクロ波シェル勝ち ○ ユーリ・イヴァーノフ 大きさで耐えてマイクロ波シェル勝ち ○ ウラガーン 大きさで耐えてレギオンビュート勝ち × アスラリエル 人格消滅負け 372格無しさん2020/10/10(土) 01 32 15.96ID UQLeQlgB マザーレギオン考察その5 これで最後かな ○ 仮面ライダーオーディン 開始距離的に移動してる間にマイクロ波シェル勝ち ○ アムプーラ 珪素系生命体にアヴァ・ドーン効かないか マイクロ波シェル勝ち × ぺるしゅばる 邪眼負け ○ ゾゥズ 攻撃耐えてマイクロ波シェル勝ち おぼろ丸 再考察待ち △ カルパッチョ 攻撃当たらない 効かない 分け × 月 災害負け × ミスティカ星人 攻撃効かない 削られ負け △ 覚醒ゼロ 攻撃当たらない だが大きさで削りきれないか 分け ○ イドゥン 反応同速度 距離的にマイクロ波シェル勝ち △ カクレオン 攻撃当たらない しかし攻撃効かない 分け ○ ニドヴォルク ベヘモー範囲足りない マイクロ波シェル勝ち × マダム・ケツハリの部下 顔見て負け × 庵原隷 攻撃当たらない 漆黒負け ○ ゼイハブ船長 先手干渉波クロー勝ち × アル=ヴァン・ランクス 時間停止負け × 六嶺美登里 停止の範囲外だが攻撃効かない 寿命負け × 闇司教 妖波動負け × XANXUS 獣帝銃負け × アニマ=ムンディ 法則操作負け × 再生ガライ 速いし攻撃力高い 削られ負け × 百目タイタン プラズマ負け × ナハト 腐炎突破出来ない メギド・フレイム負け ○ キングギドラ(kom) 先手マイクロ波シェル勝ち × ギャスケル大将軍 物質消失の法負け ここからは速度的にもう無理 マダム・ケツハリの部下>マザーレギオン>ニドヴォルク
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/56446.html
登録日:2024/06/12 (水曜日) 00 07 00 更新日:2024/09/16 Mon 01 03 23NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 Alan Wake Alan Wake Ⅱ Control Quantum Break アラン・ウェイク アラン・ウェイクのドッペルゲンガー ゲーム ドッペルゲンガー ミスター・スクラッチ レメディー・エンターテイメント レメディー・コネクテッド・ユニバース 闇に支配された者 闇の存在 シャドウ(Shadows) もしくは フェードアウト(Fadeouts) とは、レメディー・エンターテイメントの作品間で共有される宇宙「レメディー・コネクテッド・ユニバース(RCU)」に存在する超常的な生物群である。 演者 モデル イルカ・ヴィリ 声 マシュー・ポレッタ 登場作品 『Alan Wake Ⅱ』 概要 人影 の様な姿をした半透明の超自然的な存在で、単一ではなく無数に存在している。 その正体はアメリカのベストセラー作家 アラン・ウェイクのドッペルゲンガーの群れ 。 ワシントン州ブライトフォールズのカルデラ湖「コールドロンレイク」の湖面をスレッショルドとする異次元空間「 闇の世界/闇の底 」に形成されたニューヨーク州ニューヨークシティの代替現実の至る場所を徘徊したり佇んでいる。 アランと全く同じ声 でぶつぶつと独り言を呟き続けているが、これらの言葉は全て 過去のアランの言葉 である。 外見では見分けがつかないが行動パターンや能力などでいくつかの種類に分けられる。 『Alan Wake Ⅱ』のアラン編である「イニシエーション」にはボス戦が無い反面、各ステージの終盤にシャドウ達が 数の暴力で襲い掛かってくる。 種類 ◇シャドウ 最も多く存在する個体。 その場に佇むのみで、懐中電灯の光を当てるとフェードアウトしていく。 バッテリーを消費する 強めた光 を浴びせると即座に消える。 無害な存在。 ◇敵のシャドウ 通常のシャドウの集団の中に紛れている攻撃的な個体。 視覚的な刺激には反応しないが銃声や走る足音、懐中電灯の光には反応し、アランに対し攻撃的になる。 動きは緩慢だが時折前方に瞬間移動じみた超高速移動をする。 懐中電灯の光を当てるとフェードアウトしていく他、強めた光を浴びせると即座に消える。 実害は無い。 ◇ヘビーシャドウ 敵対的なシャドウの内、物理的な攻撃を行ってくる個体。 敵のシャドウ達に紛れてアランを察知するとにじり寄り、拳やバール、鉛パイプ、伐採斧、L字レンチ等で殴りかかったりアランの胸ぐらをつかんで地面に叩きつけたりといった強力な近接攻撃を繰り出す。 歩行速度は遅いが時折 瞬間移動めいた超高速移動 で前方にダッシュして距離を詰めてくる。 この行動パターンはシャドウ達と同様にアランのドッペルゲンガーであるスクラッチに酷似している。 また、中距離から ホーミングしてくる闇の発射体 を発射してくることもある。 発射体は執拗に追尾してアランに接触すると爆発するが、強めた光を浴びせると相殺できる。 そのままの状態では閃光弾とフレアガン以外の物理的な攻撃が一切効かないが、懐中電灯の強めた光を浴びせることで 実体化させる ことができ、銃でダメージを与えられるようになる。 なお、実体化した姿は身体全体に靄がかかったようにぼやけているが、フォトモードで鮮明にしてみると アラン・ウェイクのドッペルゲンガー であることがわかる。 服装は様々だが、ブライトフォールズの住人達(モブのNPC)のものと同じ。 死ぬと消滅し、死体の代わりに 闇の物質 が残る。 ◇グリッチシャドウ 最も強力な個体で数は少ないが中ボス的な存在として要所でアランの前に立ち塞がる。 瞬間移動めいた超高速移動で動き回り、側面に回り込んでから手にした血塗れのボウイナイフで強力な連続攻撃を仕掛けてくる。 また、アランに飛びかかって馬乗りになり、マウントポジションから何度も攻撃してくることもある。 ヘビーシャドウと同じく懐中電灯の強めた光を浴びせることで 実体化 させることができ、その姿はやはり靄がかかった アラン・ウェイクのドッペルゲンガー であり、 レインコートを着ている。 この服装はアランの物語『殺人事件ケイシー』の中に登場する殺人カルト「言葉の教団」の信者やトーマス・ゼインの映画『白夜の夜』に登場する 殺人犯 を彷彿とさせる。 なお、アランの周りを超自然的な高速移動で動き回る様子は同じアランのドッペルゲンガーである「悪ぶった男」やレメディー・エンターテイメントの過去作に登場したテレフランカーやモナークストライカー、強化ヒスに似ている。 ヘビーシャドウと同様に死ぬと消滅し、闇の物質がその場に残る。 類似した存在 ◇インビジブル 『Alan Wake』DLC 『シグナル』に登場。 インセイン・アランによって召喚された支配された者の記憶の断片の象徴。 薄い人影の様な姿だが強めた光を浴びせると実体化し、その姿はブライトフォールズの住人や保安官代理。 ◇コーヒーの化け物 『Alan Wake Ⅱ』のDLC『ナイトスプリングス』エピソード2 「北極星」に登場。 アメリカ政府の機密機関「ダーク・トライアングル・コーヒー」が生産するコーヒーを飲んだことで変貌し、「コーヒーワールド」の住人となってしまったナイトスプリングスの住人達。 外見はシャドウと全く同じで強めた光を浴びせると実体化し、当然ながらその姿はアランではなくナイトスプリングスの住人達である。 ◇タイム・ブレーカー 演者 ショーン・アシュモア 『Alan Wake Ⅱ』のDLC『ナイトスプリングス』エピソード3 「時空の破壊者」に登場する。 全ての並行世界に存在する ティム・ブレーカーの別バージョン達 がワーリン・ドアによって殺害され怪物として復活させられた姿。 青白く光る人影の外見をしており、TBSこと「タイム・ブレーカー凝固装置」の強めた光を浴びせることで実体化させることができ、その姿は 靄がかかったティムのドッペルゲンガー である。 挙動はヘビーシャドウやグリッチシャドウと共通で、武器は全員警棒。 超自然的な挙動や歪んだ空間に包まれた姿、倒しても復活するなどシフターを彷彿させるが同一の存在かは不明。 余談 フェードアウト という別名はファイル名や修正パッチのデータで確認できるが、通常のゲームプレイ中では一貫して シャドウ 、日本語字幕では 「影」 と呼ばれている。闇の存在の正式名も「影」であるため混同を避けるためと思われる。 アラン・ウェイクのドッペルゲンガー は他にラショナル・アラン、インセイン・アラン、ミスター・スクラッチ、トーマス・ゼイン、悪ぶった男など多数存在する。 ヘビーシャドウとグリッチシャドウは『Alan Wake Ⅱ』でプレイヤーが戦うことになる最後の敵である。この時の操作キャラクターはサーガ・アンダーソンであり、 所持する武器は拳銃のみ である上にアランの銃より威力が低いためまともに戦うと苦戦することになるが逃げることも可能。 タイム・ブレーカーが並行世界のティムの成れの果てであるのと同様に、シャドウ達の正体も別の世界のアランの成れの果てである可能性が「時空の破壊者」で示唆された。 追記、修正はアラン・ウェイクのドッペルゲンガーになってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/seriale/pages/2931.html
12/07/07(土)20 33 58 No.8375312 ■ガーディアン・フロント■ 進化の螺旋樹:エヴォルト テラフォーミング用に開発され、5th-βに投入された極限環境耐性樹が変異して生まれた生命体 全長は約100mと、5th-βの生物の中でも最大級のサイズを誇る 赤と青の2本の幹が螺旋のように絡み合って伸び、紫色の葉を茂らせている 葉から変化した触手で近づく生物を捕縛し、幹に取り込む性質を持ち、 取り込まれた生物たちは樹の中で混じり合って樹の果実となり、 果実からは卵が孵化するようにして、新しい生物が生まれる こうして生まれた生命は、通常ならば到底交配し得ない生物同士の 特徴を兼ね備えており、高い戦闘力を持っている 元々は先住生物の遺伝子や環境の情報を取り込むことで、 ありとあらゆる環境への耐性を獲得できるというコンセプトで開発された人工生命であったが、 皮肉にもこの能力によって星の意志までも汲み取られ、 先住生物に力を授け、人類を排除するような行動をとらせる結果となった
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/52221.html
登録日:2022/09/28 Wed 00 44 00 更新日:2023/10/23 Mon 01 07 04 所要時間:約 20 分で読めます ▽タグ一覧 SPACE BATTLESHIP ヤマト TBS スペース・バトルシップ ヤマト 佐藤嗣麻子 宇宙戦艦ヤマト 実写化 山崎貴 映画 木村拓哉 東宝 邦画 必ず、生きて還る。 ●目次 ◆概要 ◆スタッフ ◆あらすじ冒頭 その後の流れ ◆人物主要なヤマト乗組員その他ヤマト乗組員 地球 ガミラス・イスカンダル ◆メカニック地球 ガミラス ◆余談 ◆概要 『SPACE BATTLESHIP ヤマト』は、アニメ『宇宙戦艦ヤマト』を原作とする東宝配給の実写映画。2010年12月1日公開。 邦画としては破格の20億円という巨額の制作費を注ぎ込んで制作され、ヤマト艦内や荒廃した地下都市など多くの室内ロケーションが東宝スタジオのセットで撮影された(*1)。 艦船同士の戦闘シーンやガミラス兵との白兵戦の多くはCGにより表現されており、『ヤマト』の世界観を当時の邦画で出来得る限りの範囲で再現している。 最終的な興行収入は41億円とそれなりの成績を残しているが、2時間半弱の尺でイスカンダルに行って帰ってくるまでを描くにあたっての大幅な設定・デザイン変更や、 演者に寄せて大小さまざまな改変が加えられた各キャラクターの人物像にはファンから賛否の声が上がった。 また、古代と雪の唐突なラブシーンや、地球滅亡を前にしているとは思えない緊張感に欠ける会話を繰り広げるヤマトクルーなど、 悪い意味での『邦画っぽさ』が滲み出た場面も散見され、酷評の声も少なくない。 一方、原作第一作のみならず『さらば』や『完結編』の名シーンを要所で再現したり、 ナレーションのささきいさおをはじめ伊武雅刀や上田みゆき、緒方賢一ら原作の声優陣が出演するなど、綿密なファンサービスも盛り込まれており、 一概に旧作のファンを蔑ろにしているとは言い切れない面がある。 槍玉に挙げられやすいストーリー面も、イスカンダルへの往復を尺の中に収めた上で(先述の『邦画っぽさ』がノイズになるとはいえ) 『沖田から古代へ継承される意志』を軸にした人間ドラマが組み立てられており、光る点はある。 ◆スタッフ 監督は『ALWAYS 三丁目の夕日』などで知られる山崎貴。ちなみにサブタイトルがなぜか英語になっているのは彼の仕業…ではなく、むしろ上層部が「YAMATO」まで英字表記にしようとしたのに山崎監督が抵抗して「ヤマト」だけは日本語表記を残したのだとか(*2)。 他のスタッフも概ね山崎監督作品常連のメンバーが揃っており、監督御用達のプロダクション・白組による美麗なVFXも健在。 音楽は(これまた山崎監督常連の)佐藤直紀が担当しており、お馴染みの主題歌はもちろん流れないが、その旋律がアレンジして使用される場面はいくつか存在する。 ◆あらすじ 冒頭 時に、西暦2199年。 正体不明の異星人・ガミラスの襲撃を受けた地球は、ガミラスが送り込む遊星爆弾による放射能汚染を受けて滅亡の危機に瀕していた。 生き延びた人類は地下都市へ逃れたが、放射能の脅威は地下にも及び、人類滅亡までの刻限はおよそ数ヶ月から1年(*3)と迫っていた。 火星沖に集結させた残存勢力による決死の反抗も破れ、打つ手がなくなった地球に、ある日謎のカプセルが落着する。 とある事件をきっかけに軍職を辞し、サルベージ業者に身をやつしていた古代 進によって回収されたカプセルには、 遥か大マゼラン銀河に属するある惑星の座標と、波動エンジンの設計図が記録されていた。 このカプセルを「放射能除去装置を持つ者から差し伸べられた救いの手」と判断した地球防衛軍は、 座標に示された惑星イスカンダルへ向け地球最後の宇宙戦艦・ヤマトを送り込む計画を公表し、参加者を募った。 ヤマトの艦長を務めるのは、火星沖の決戦を生き延びた艦隊司令・沖田 十三。 火星沖で戦死した兄・守が沖田に盾にされたと考え憤る進は、『誰も見捨てない』という決意を胸にヤマトへ乗り組む。 果たして、イスカンダルへの旅路の果てに待ち受けるものは何か。地球に生きる全ての人類の希望を背負い、ヤマトは宇宙の彼方へと飛び立つ。 その後の流れ ……と、冒頭は概ね原作通りなのだが、如何せん尺が足りなさすぎるので、原作における道中の印象的なエピソードはほとんど再現されず 『ワープ⇒会敵・戦闘とそれにまつわるドラマ⇒またワープ⇒……』を数回繰り返しただけ(*4)でガミラス・イスカンダル星に到着する。 ガミラス・イスカンダル星突入作戦からは原作に『さらば』を加えた展開が続き、最終局面はほぼ『さらば』(*5)の流れで進行していく。 ◆人物 主要なヤマト乗組員 古代 進 (こだい・すすむ) 演:木村拓哉 ヤマト戦闘班班長⇒艦長代理。誕生日は2166年10月31日。 表面上はスカした態度(*6)が目立つが、その実かなりの熱血漢で、仲間のためならいかなる危険も冒す直情的な性格。 かつては『チーム古代』を率いて遊星爆弾除去のエキスパートとして活躍していたが、自身の攻撃でコースを逸らした遊星爆弾が両親が滞在する宇宙ステーションに激突する事故を起こし、両親を失う。 更にこの事故に島の妻も巻き込んでしまったことから、自責に駆られ除隊。放射能汚染された地表でサルベージ業者として働きながら、失意の日々を過ごしていた。 火星沖の決戦で兄の古代 守(演:堤真一)を失ったことから、彼の犠牲によって生き延びた沖田を「兄を盾にしてのうのうと生き延びた」として糾弾している。 沖田が兄の死に値する人物であるか確かめるため、また彼と違い「仲間を見捨てない」自分の信念を貫き通すためにヤマトに乗艦するが、 沖田の病状悪化に伴い艦長代理に任命され、沖田が背負ってきた指揮官としての重圧や非情な判断の理由を知ってゆくことになる。 「エネルギー充填120%……目標、ガミラスミサイル!」 ガミラス・イスカンダル星の激戦を雪と共に生き延び、辛うじて地球へ帰りつくが、地球を道連れにせんとするデスラーが放った超巨大ミサイルを止めるべく、一人ヤマトに残って特攻をかける。沖田や徳川、真田、斉藤らの英霊に見守られながら、愛する者の名をただ呟き、波動砲の暴発によってヤマト諸共宇宙へ散った。『さらば』での古代自身と『完結編』での沖田をミックスした形である。 沖田 十三 (おきた・じゅうぞう) 演:山崎努 ヤマト艦長。生年は不祥だが、演者が当時70代であったこともあり、原作以上に老いた風貌になっている。 あの風貌で52歳というのが若すぎるのだが(*7) 宇宙艦隊の司令としてガミラスと戦い続けてきたが、その体は病に冒されており余命いくばくもない。 火星沖での敗北とカプセルの発見を機に「全ての人類に信じられる希望を与える」ためにヤマトの艦長となり、放射能除去装置を求めてイスカンダルへ旅立つ。 佐渡先生の治療を受けつつ艦長職にあたるが、イスカンダルへの道半ばにして倒れ、古代を艦長代理に任命。 以降は終始艦長室で横になっており、登場するたびに点滴や呼吸補助の管が増え、言葉一つ紡ぐのも難儀するほどに弱り果ててゆく痛ましい姿を見せている。 徳川の談によれば、若い頃は「熱くて無茶で、でも冷静」な人物であり、その性質は進や守によく似ていたという。 「そうすれば少なくとも、人々は絶望の中ではなく、希望を持ったまま……死んでいくことができます」 実は、カプセルに記されていたのは惑星の座標と波動エンジンの設計図のみであり、惑星の名前や住民からのメッセージはもちろんのこと、放射能除去装置の存在さえも一切示されていなかった。沖田はカプセルの落着地点の放射能が除去されて(*8)、その場にいた古代が生きていたことから「カプセルの送り主は放射能除去装置を所有している」と推測し、確証のないわずかな可能性を地球人類が明日を生きてゆくための「希望」として示すためにヤマトを発進させた。徳川が語ったように、沖田にもまた古代のように「どんなわずかな可能性でも、助かる命があるならそれに賭ける」情熱的な一面が宿っていたのであった。 「地球か……何もかもみな懐かしい……」 原作通り、地球への帰還直前に艦長室で病死。直前に佐渡先生に「一人にしてはくれまいか」と頼む場面まで再現されている。その後ヤマトはデスラー艦の猛攻を受け満身創痍となり、生存したわずかな乗組員のみが脱出しているが、沖田の遺体が回収される描写はなかったので、おそらく古代共々ヤマトと運命を共にした模様。 森 雪 (もり・ゆき) 演:黒木メイサ ヤマト戦闘班・ブラックタイガー隊隊員。コールサインは「BT1」。 新型機・コスモタイガーを乗機とするエースパイロットであり、勝ち気で男勝りな性格。この時点で原作ファンは仰天することだろう。 航空隊に変更されたのは短い尺で古代との絡みを増やす目的と、戦闘員(偵察要員)という没設定を拾ったもの。オリジナルでも艦載機を操縦する場面はあった。 『2199』の山本玲を思わせる点もあるが、制作チームが異なるため特に設定を共有してはいないらしい。 『チーム古代』時代の古代に憧れて軍に入るも、当の古代は先述の通り既に除隊していたことから、彼に深い失望を抱く。 ヤマト乗艦後も古代を「命を惜しんで逃げ出した腰抜け」と蔑み、反抗的な態度を崩さずにいたが、 乗機が損傷し帰艦できなくなったところを古代に救われた上、島から古代の過去を聞かされたことで、頑なだった態度を次第に軟化させてゆく。 やがてある事件をきっかけに古代と恋仲となり、互いに愛し合うようになるが…… 「古代さんがいない世界なんか、生きてても何の意味もない……」 ガミラスミサイルへ特攻をかける古代に縋りつき、運命を共にしようとするが、古代が最低出力で放ったパルスガンによって意識を奪われ、島に連れられてヤマトから脱出する。エンディングでは、緑を取り戻した地球で幼少期の古代によく似た息子と共に暮らしている様子が描かれており、どうやら恋仲になってからの短い時間のうちにヤることはヤっていた模様。娘(=美雪)でなかったのは『復活篇』と並行して製作が進んでいたからだろう。 島 大介 (しま・だいすけ) 演:緒形直人 ヤマト航海班班長。 ヤマトの操舵を担当する天才航海士。古代とは同期で、共に遊星爆弾除去に従事していた。 古代が起こした事故に妻が巻き込まれた影響で、息子の次郎(*9)(演:青木綾平)は生まれつき言葉が不自由になっている。 しかし、そのことで古代を恨むようなことはせず、終始彼との友情を大切にする好漢。 真田 志郎 (さなだ・しろう) 演:柳葉敏郎 ヤマト技術班班長・技師長。火星沖の決戦では沖田艦に乗艦しており、古代の兄・守とは同期で親しくしていた。 尺の都合もあり、本作では天才科学者としての活躍はやや控えめだが、演じる柳葉敏郎のもはやモノマネの域に達した熱演によって 容姿のみならず声までも原作に限りなく寄せられており、演者に寄せて改変されている者が多い本作の登場人物の中では屈指の原作再現度を誇る(*10)。 「俺はお前を弟のように思っていた。立派な艦長になるんだぞ」 ガミラス・イスカンダル星への突入時、ガミラスの中枢を破壊するため、斉藤と共にガミラス兵の大群へ突入。「慌てず急いで正確に」時限爆弾をセットした後、立ち往生を遂げた斉藤と共にガミラス兵の銃撃にさらされつつ起爆スイッチを押し、ガミラス中枢を道連れに命を散らした。 斉藤 始 (さいとう・はじめ) 演:池内博之 空間騎兵隊隊長。原作に比べやや細身ではあるが筋骨隆々で、白兵戦なら誰にも負けない体力自慢の猛者。 「キッツい(キッチい)よなァ」が口癖で、本当にキツい時はもちろん、雑談の中で冗談めかして使うこともしばしば。 荒くれ者が集う空間騎兵隊を統べるだけあって荒っぽい性格だが、心配性の母から渡された若宮八幡宮のお守りを大事に持ち歩くなど人情味も持ち合わせている。 当初古代とはいがみ合うこともあったが、ガミラスの端末に意識を乗っ取られかけた事件を機に一気に親密になった。 「『慌てず急いで正確に』、頼みますよ技師長!」 ガミラス・イスカンダル星への突入時、ガミラスの中枢を破壊するため、真田と共にガミラス兵の大群へ突入。時限爆弾をセットする真田を守るべくガミラス兵の銃撃を全身に受け、立ち往生の形で命を落とす。(*11) 徳川 彦左衛門 (とくがわ・ひこざえもん) 演:西田敏行 ヤマト機関室機関長。本作ではヤマトの第一艦橋に機関長用の椅子が用意されていないため、終始機関室で機関制御の指揮を執っている。 沖田や古代兄弟とは旧知の仲で、雪を救うために独断で無茶な行動をとり営倉に入れられた古代を見舞った際、彼らの人物像をよく似ていると評した。 演者の風貌(*12)もあって原作再現度は真田に次いで高めだが、原作と相違する点としてなぜか艦内着の前を常時開けっぱなしにしている。まさか閉まらないんじゃ…… 「出力低下なれど、航行に支障、なし……」 地球を目前にしたヤマトがデスラー艦の猛攻を受けた際、崩壊した機関室内で致命傷を負いつつも波動エンジン安定の報告をし、コンソールに突っ伏しながら死亡(*13)。 佐渡先生 (さどせんせい) 演:高島礼子 ヤマト生活班船医、医療科長。本名不祥。 火星沖から沖田艦に船医として同乗しており、そのままヤマトにも乗艦する。 原作の佐渡 酒造にあたる人物だが、性別が変更され妙齢の女性になっている。 一升瓶を持ち歩き、茶虎猫のミーくんを連れている点は踏襲されているが、破天荒な性格はあまり反映されていない。されても困るが アナライザー 声:緒方賢一 形式番号「AN8001/H1000」。古代が携行する情報端末に搭載された分析ユニットAI。 本来は古代の愛機・コスモゼロの装備の一つであり、コスモゼロ下部のスロットに差し込むことで航行のサポートを行う。 また、コスモゼロに搭載された3m級の戦闘用人型ユニットに換装することで、白兵戦に参加することも可能。 機械の割にやたら情緒豊かだった原作のアナライザーには及ばないものの、ある程度人の感情の機微を理解しており、 兄を失った古代からはただ一人の家族として認識されている。ただし、男女の恋愛感情には疎い模様。 「古代サン、必ズ、地球ニ……」 ガミラス・イスカンダル星突入時、押し寄せるガミラス兵から古代たちを守るべく、戦闘用ユニットに換装して戦闘に参加。孤軍奮闘するも、多数のガミラス兵に取りつかれて爆風を上げ、機能を停止した。 その他ヤマト乗組員 南部 康雄 (なんぶ・やすお) 演:矢柴俊博 ヤマト戦闘班副班長。やや気弱な慎重派。 演者の風貌は原作の南部にはあまり似ておらず、共通点といえば眼鏡程度である。 『2199』共々、古代との差別化が図られた形。 相原 (あいはら) 演:マイコ ヤマト航海班所属。原作の相原 義一にあたる人物。 原作では通信班長の男性であったが、本作では通信に加え索敵や情報解析まで担当する女性。 加藤 (かとう) 演:波岡一喜 ブラックタイガー隊所属、元『チーム古代』の一員。原作の加藤 三郎にあたる人物。 本作では古代の部下であるため、彼のことを「古代さん」と呼んで敬語で話すあたりは四郎に近い。 復隊してヤマトに乗艦した古代を『チーム古代』一同で歓迎し、以降も親しく会話している。 ガミラス・イスカンダル星突入時にガミラス兵との白兵戦で死亡。 山本 (やまもと) 演:斎藤工 ブラックタイガー隊所属、元『チーム古代』の一員。原作の山本 明にあたる人物。 台詞はあまりなく、終始クールな雰囲気を漂わせている。 ガミラス・イスカンダル星突入時に味方を庇って撃墜され、『さらば』の死に際よろしく古代に敬礼を送りつつ死亡。 古屋 (ふるや) 演:三浦貴大 ブラックタイガー隊所属、元『チーム古代』の一員。原作にモデルが存在しないオリジナルキャラ。 東北弁と思しき訛りがきつく、そのことを古代や加藤に突っ込まれては否定するのがお約束。 ガミラス・イスカンダル星突入時にどこぞのバルキリー乗りよろしく即撃墜され、帰らぬ人となる。 安藤 (あんどう) 演:浅利陽介 ヤマト航海班・第三艦橋クルー。原作にモデルが存在しないオリジナルキャラ。 古代とは旧知の仲であったが、第三艦橋に敵が取り付いた際に取り残され、やむなく切り離された第三艦橋もろとも爆散し命を落とす。 第三艦橋の切り離し作業は古代の指示を受けた雪により行われており、この出来事は二人の心に深い傷を残す一方、互いに惹かれ合うきっかけともなった。 地球 藤堂 平九郎 (とうどう・へいくろう) 演:橋爪功 地球防衛軍・司令長官。 旧知の仲である沖田の頼みを受け、ヤマトを彼に託す。 ガミラス・イスカンダル デスラー 声:伊武雅刀 地球を襲う謎の敵・ガミラスの正体。 本作における「ガミラス」は地球側のコードネームに過ぎず、彼ら自身は「デスラー」と聞き取れる未知の発音による名を自称する。 結晶のような身体構造を持つ鉱物生命体の群体であり、無数に分裂してガミラス兵(ガミラスロイド)や他の生命体に寄生し、操ることができる。 分裂したすべての結晶体が「デスラー」という意識の元に統合されており、当人は自らの性質を聖書の一節になぞらえて「アルファであり、オメガである」と称した。 侵略の目的は地球を新たな母星とすることであり、寿命の尽きかけた母星を捨てて地球へ移り住もうとしていた。 原作同様に遊星爆弾による放射能汚染はそのための環境改造の一環である。 人類とは異なる論理で動いていることを想像させる淡々とした口調が特徴的だが、感情が一切ないというわけではないらしく、終盤には激しい情動を垣間見せる場面もある。 「我々は決して屈辱を忘れない種族だ……」 斉藤・真田両名の犠牲によって母星の中枢を破壊されたことでほとんどの分裂体が死に絶えたが、一部の生き残りが地球に帰還したヤマトに奇襲をかけ(*14)、更に超巨大ミサイルによって地球を道連れにしようとする。各種兵装をすべて失ったヤマトは、砲口を塞がれたまま波動砲を放って自爆し、ミサイル諸共爆散する他なかった。 イスカンダル 声:上田みゆき 地球にメッセージ入りのカプセルを送った張本人で、その正体はデスラーと同一の存在。 地球侵略をよしとせず、滅びゆく母星と運命を共にすることを選んだ鉱物生命体の一側面であり、デスラーによって母星の深部に幽閉されている。自らが備える放射能除去能力の一部を母星の座標および波動エンジンの設計図と共に地球に送り込み、ヤマトを自らの母星へと導いた。 多大な犠牲を払いながら自分の元に辿り着いた古代らの前に姿を現した後は、雪の身体に乗り移って同化し、彼女に地球全体を浄化できるだけの放射能除去能力を授けた。 ◆メカニック 地球 ヤマト 『地球最後の宇宙戦艦』と称される巨大戦艦。デザインは概ね原作に準拠している。 イスカンダルの設計図によって製造された波動エンジンにより、空間を跳躍するワープ航法が可能。 艦首には波動エンジンのエネルギーを最大出力で放つ最強の武器・波動砲を搭載しており、 その他の兵装もガミラス艦の装甲に対し難なく有効打を与えられるレベルの破壊力を秘めている。 ガミラス・イスカンダル星に接近した際にガミラスが放ったミサイルによって砲口を塞がれ、以降は波動砲を撃てなくなってしまう。 なお、困窮する地球から旅立った割にやけに酒が大量に積まれている(*15)のも特徴。 コスモゼロ 古代が搭乗する戦闘機。コールサインは「CZ1」。 『チーム古代』時代からの彼の愛機であり、最新鋭機のコスモタイガーにスペックでは及ばないものの、 古代の操縦技術もあってガミラス機に引けを取らない機動力を見せる。 機首に可動機構が搭載されており、機体を二つ折りにして急制動をかけることが可能。 さらにアナライザーユニットの搭載や作業用アームの展開、ステルス機能など、様々な機能を備えている。 機首周りの3本アンテナは原作に近いが、コクピットから後ろはF-22など近代の戦闘機を思わせる薄型のフォルム。 旧式機だが古代の復隊・戦闘班長就任に伴って急遽ヤマトに搭載されたものと思われる(そこからコスモタイガーの訓練をしても間に合わないだろうし)。 コスモタイガー ブラックタイガー隊が搭乗する最新鋭戦闘機。ガミラスに通じなくなったステルス機能を廃し、より戦闘能力を高めているのが特徴。 本作では敵艦に肉薄してマーキングを行うことで、ヤマトによる艦砲射撃のターゲティングを行う役目も果たす。 『コスモタイガー』の名を冠してはいるが、黒と黄色のカラーリング含め、見た目はどちらかというと原作のブラックタイガーに近い。 ガミラス ガミラス側のメカニックは、全体的に原作とは似ても似つかない有機的なフォルムが特徴。 デスラー艦 生き残りのデスラーが搭乗する超巨大戦艦。地球を目前にしたヤマトの前にワープアウトして攻撃を加えた上、超巨大なガミラスミサイルを放って地球を滅ぼそうとした。 空母 羽を広げたような形状の、空母的性能を備えた艦。ガミラス戦闘機を多数放出してヤマトに襲い掛かる。 戦艦 羽を畳んだような形状の艦。火星沖の決戦では多数の艦が連携を取り、地球側の艦をことごとく蹴散らした。 戦闘機 空母から無数に放出される小型のガミラス機。機首にはガミラス兵のボディを搭載している。 円盤型の艦 艦隊を波動砲で殲滅された直後に突然現れて第三艦橋に取り付き、自爆しようとしたため第三艦橋ごと切り離された。 古代はステルス機だったのだろうと推測している。 本作のガミラス艦として珍しく原作のドメラーズ2世を再現している。 ガミラス兵 異様に長い手足が特徴的なガミラスの白兵戦用ボディ。字幕やサントラの曲名では「ガミラスロイド」とも呼称される。 鋭い腕部での刺突攻撃に加え、エネルギー弾による銃撃戦も行う。 ◆余談 『ALWAYS 三丁目の夕日』に出演した縁によって現場に遊びに来ていた子役当時の須賀健太が、藤堂の演説に耳を傾ける群衆に紛れてカメオ出演している。 ヘンな邦画や妙な実写化作品を取り上げることに定評のある漫画『邦画プレゼン女子高生 邦キチ!映子さん』のSeason2 10本目にて本作が取り上げられている。『制服が革ジャンっぽい』『「ヤマト感」と「キムタクのドラマ感」がぶつかり合う内容』『柳葉敏郎による青野武の声真似が終盤にかけてどんどん似ていく』など、おおむね本作の印象的な要素は押さえてあるうえ、『終わったと思ったら終わっておらず、死んだと思ったら死んでおらず、ヤマトも沈んだと思ったら復活したり……』と、『ヤマト』シリーズそのものをネタにした発言まで飛び出す内容となっている。 我々は決して追記・修正を忘れない種族だ…… △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 地上波放送当時に観たけど、個人的には割と楽しめた一作。製作側が意図してたかは知らないけど、今思えばデスラーやイスカンダル絡みの描写も石津嵐氏の小説版ヤマトを彷彿させる印象も。 -- 名無しさん (2022-09-28 07 13 26) 名作ではないと思うけど決して駄作ではない -- 名無しさん (2022-09-28 07 38 37) レンタルDVDが異常な程並んでるのは見た気のは記憶にある、50本くらいあったんじゃなかろうかw一応相応の理由はあったけどもさ -- 名無しさん (2022-09-28 08 53 23) そもそも興収41億円の時点でそこいらの”ヒット作”をはるかに超えてるんだよなあ。異例のヒットで一年間に渡って公開が続いたガルパン劇場版でさえ25億止まり -- 名無しさん (2022-09-28 09 07 38) 宇多丸が作品名一切出さずに酷評レビューしてたのすき(放送局が協賛) -- 名無しさん (2022-09-28 09 08 41) ↑スポーツマンシップ・ヤマダのやつか -- 名無しさん (2022-09-28 10 39 42) 旧アニメにあった脅威の再生能力も無くなってるから最終盤でボロッボロになったヤマトはある意味新鮮で、それを見る為だけでもこの映画を見る価値はある。 -- 名無しさん (2022-09-28 11 42 13) ↑4無理に通ぶらんでも・・・ -- 名無しさん (2022-09-28 11 51 01) 駄作という訳ではないが、色々と惜しい作品。不遇の名作とはこの事だろうか? -- 名無しさん (2022-09-28 12 08 11) 駄作という評価は聞かれたけど、個人的には劇場行ってよかったと思ってます -- 名無しさん (2022-09-28 12 41 51) 制作費を興行と円盤と地上波放送権で回収できなかったガッチャマンやデビルマンに比べたら遥かにマシ。 -- 名無しさん (2022-09-28 16 58 49) 特撮描写と出演陣には文句なしだったが、娯楽大作かと思ってたらヤケに重苦しい作風だった事、結末が「さらば~」と同じ終わり方である事に必然性を感じられなかったのが大いに不満だった。 -- 名無しさん (2022-09-28 17 27 44) もう言われてるけど、色々惜しいんだよなぁ 決して悪くはない -- 名無しさん (2022-09-28 19 51 23) 不満点は数あれど酷評に値するようなものでもなし。だからって手放しで褒められるかというと首を傾げる。本当に「惜しい」という評価がピッタリすぎる -- 名無しさん (2022-09-28 21 31 17) ツッコミどころは多々あるけど、ツッコミどころしかなくて中盤くらいで疲労感が限界に達する復活篇よりは楽しめると思う -- 名無しさん (2022-09-28 21 40 56) まあこれがきっかけで本家ヤマトに手を出す人もいただろうから、その意味でもいい作品だと思うよ(実際俺もこれがきっかけで2199を見た) -- 名無しさん (2022-09-29 01 52 52) 楽しめたっちゃ楽しめたがキレるのもわかる作品である。原作が許さんぞガミラス、ぶちのめしてくれるわ!って感じだけどこっちは全体的に葬送曲って感じだ。 -- 名無しさん (2022-09-29 23 57 45) 元々別の監督がやる予定だったけど原作と別物になりすぎてたのを山崎監督が原作沿いに軌道修正したみたいだし、タイトルの件も含めて少なくともこの作品では山崎監督はなるべく原作を尊重する方向で動いてる…と思う -- 名無しさん (2022-09-30 00 19 45) 仮面ライダー鎧武のシド、どっかで顔見た気がするとずっと思ってたけど謎が解けた。加藤だったのか。 -- 名無しさん (2022-09-30 07 08 52) まぁキムタクのキャラクター性もキムタクの魅力だけど -- 名無しさん (2022-09-30 07 36 34) 前年公開のスタートレックリブート一作目級とはいかずとも6割くらい追いつけてれば…と思って劇場に行って肩を落としながら帰った思い出 -- 名無しさん (2022-09-30 23 17 09) 山崎貴はダメだって -- 名無しさん (2022-10-01 00 05 02) 一作の映画に詰め込んだにしては十分に楽しめた内容だった、原作に思い入れがないからなのかもしれんが、主人公の演説シーンはシンゴジラより この作品のほうがずっと素晴らしい -- 名無しさん (2022-10-06 01 14 46) 個人的には結構好き。やっぱりヤマト発進からの波動砲発射シーンはいいものだ。 -- 名無しさん (2022-10-06 01 49 39) ↑3なんでや!ジュブナイルとか三丁目の夕日とか名作やろ! -- 名無しさん (2022-10-10 23 52 30) これはこれで悪くはなかったが、映画の尺を考えても初代の劇場再編集版をベースにできなかったのかと思ったりもする。 -- 名無しさん (2022-11-16 17 21 38) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vipdetyuuni/pages/660.html
【生命変化】 触れている生物の『特徴』を実体化させる事が出来る。 触れることが出来れば妖怪も幻獣も可能 実体化させた特徴はUSBメモリ型(ボタンも付いて、立木ヴォイスも出る) それを生物に使用(挿す)事によって特徴を得る。(一回の使い捨て) 『鷹』の場合は『鷹の眼』の特徴を実体化させ、一時的に鷹並みの視力を得る事が出来る。 プロフィール 性別 男 本名 フィリップ 年齢 10代後半 能力分類 変化系 誕生日 不明 身長 170cm 体重 60kg 趣味 研究、何かについて調べること 好き 動物、興味を持ったもの 嫌い 興味がなくなったもの 大切 動物、自分の研究 トラウマ ない 容姿、性格 仮面ライダーWのフィリップそのもの。 服も大体同じものを想像してください 所有物 ライオンの「ライト」・・・この世界にやってきたときに連れていたペット。自分の命令を忠実に守るほか、メモリを挿すことで強化することも可能である。 バードメモリ×3、ホークメモリ×1 能力についての詳細 能力の持続時間は基本的に戦闘中は切れることはなく(戦闘終了後は壊れる)、 非戦闘中も明確な制限時間は存在しない。 またメモリは最大3本まで挿すことが出来、実体化させる特徴は挿したときに決定される。 過去 実の母と再婚した父との間に生まれたが、 とあることが原因で捨て子となり施設で育てられた。 その後高い知能を買われて学園にスカウトされる。 生物の研究を行っていたが、 大脱走のときに学園に対して興味をなくして脱出する。 また【命弄魔人】とは歳の離れた異母兄弟であり、 自在に生命を作り出す兄に対して若干の憧れとコンプレックスを持っていた。 兄弟が協力することで究極の生命体の作製を行えると考えており、 兄と協力しての研究を行いたいと思っている。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/22328.html
登録日:2011/12/07 Wed 02 55 08 更新日:2024/09/03 Tue 01 38 05NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 1999年 90年代テレビアニメ 99年冬アニメ G1 One_for_all TF _all_for_one まさかのユニクロン アニメ テレビ東京 トランスフォーマー トランスフォーマーは助け合いでしょ ビネオズ ビーストウォーズ ビーストウォーズネオ ワンマンズアーミー 和製BW 和製G1シリーズ最終作 和製TF 学園系ロボットアニメ 愛すべきバカ達 敵も味方も変な奴 武上純希 漫画版は涙腺崩壊 葦プロダクション 関田修 TFシリーズの一つ。1999年(平成11年)2月から9月までテレビ東京系列で放送。全35話。 『ビーストウォーズⅡ 超生命体トランスフォーマー』の続編にあたる。 アニメーション制作は前作と同じ葦プロダクション。 変身バンクに定評ある。 〇概要 前作の最終回で宇宙に散らばった「アンゴルモアカプセル」を巡り、サイバトロン・デストロンの両軍が各惑星を舞台にカプセル争奪戦を繰り広げる。 ベクターシグマの登場やユニクロンの復活など、G1世代へのファンサービスも多い。 また、当初はOP・EDの映像が間に合わず、第1話のものを編集したものが放映された(第15話にて完成版に差し替えられた)。 作画や変身バンクも、後半に進むにつれて綺麗かつ気合が入っていき、完成版OPのビッグコンボイVSマグマトロン、完成版EDでのそれぞれの個室で休むサイバトロン戦士の一枚絵は神がかっている。 ストーリー的にはG1シリーズの最終作であり、今の所のG1シリーズでは最も未来の時代を描いた作品である(『キスぷれ』やフィギュア王No.196の年表にも記載)。 つまり、『Ⅱ』もG1シリーズの物語の一つで、同作のトランスフォーマー達・アルテミスとムーン(『Ⅱ』と本作第1話の舞台である惑星ガイアの監視であるアンドロイドとロボット)もG1シリーズの登場人物であるといえる。 〇ストーリー 『ビーストウォーズⅡ』の最終回でサイバトロンのリーダー・ライオコンボイがデストロンの破壊大帝であるガルバトロンを倒したが、仲間達共々ワームホールに飲まれて行方不明となる。 その一方、アンゴルモアエネルギーが入った「アンゴルモアカプセル」は人工惑星ネメシスが爆発した直後に宇宙に散らばっていた。 伝説のワンマンズアーミー・ビッグコンボイは、ベクターシグマの命を受け、新兵達を率いてアンゴルモアカプセルの回収の旅に出ることになった。 同じ頃、デストロンでも新たな破壊大帝となったマグマトロンが熟練の戦士達を率いてカプセル回収に乗り出した。 やがて、サイバトロンとデストロンのカプセル争奪戦に第三勢力「ブレントロン」も加わり、両軍はこの戦いの真実を知る……。 〇サイバトロン ビッグコンボイ CV 井上純一 我らが司令官。ワンマンズアーミーにして理想の教師。 ベクターシグマの毒電波が悩みの種。 あまり物を置くのは趣味ではないようで、個室にはベッド以外には特にないらしい。EDではナビと指令室にいたため部屋の様子は見れず。残念。 ロングラック CV 植本潤 主席で卒業したエリート(元)副官。 ショタになったこともある。 個室は几帳面に整理されており、壁にはサバンナの風景が描かれたイラストが飾られている。 ブレイク CV 竹内順子 ハートがギンギラギンなペンギン。 ヨボヨボの老ペンギンになったり、セイバーバックと人格が入れ替わったりしたこともある。 前作の月の監視者とは無関係だムーン(ちなみに最終回で共演している)。 個室は北極を意識した白い壁に冷蔵庫、とひんやりしたイメージ。壁にかかった「氷」ののれんも目立つ。 コラーダ CV 植木誠 アウトローで単独行動が好き。ちなみに腕が両方とも人間の様な五指ではなく右が鞭状(蛇の尾パーツ)左はクローハンドだったりする。 ブレイクとは良いケンカ友達。 個室は壺のコレクションに溢れている。ベッドも壷で、その中に入ってとぐろを巻いて眠っていることも。 左腕に銃が有るしモチーフもコブラだが、「それはまぎれもなくヤツ」とは関係無いはず………。 スタンピー CV 石橋美佳 臆病だけど勇気は人一倍あるウサギ。 教え子達の中では一番大きく成長した。 個室はウサギ小屋のイラストがキュートだが、さりげなく壁にタスマニアキッドの似顔絵が貼られていたりする…。 ハインラッド CV 家富ヨウジ 落ちこぼれの古参兵…と思いきや、実はベクターシグマ直属の部下。 ザ・ワールドが使えるチート狸。玩具は目覚まし時計にもなる。 個室は純和風で囲炉裏に火を灯しながら狸汁を作るのが趣味。そこ、共食いって言わない。 総集編ではそこで航海日誌を記録することもあった。 なお、日誌の記録媒体に使うのは専用銃であるトックリガンの一部になる通帳(かよいちょう)。毛筆で書き記すのもあってかなりのアナログ志向のようだ。 海外でも重要キャラとして扱われているようで、TCCの『Transtech』(お蔵入りしたものとは別)の2013年のストーリーには別世界の彼が登場する。 市川裕文氏のコミック『CONTROVERSE』(日本のムック本「トランスフォーマー ジェネレーション2014 VOL.1」に掲載)では、 トルネドロン事件における被告人・プリマクロンの裁判の傍聴人として1コマ登場。 彼以外にも複数の時間旅行者が紛れ込んでいた。 マッハキック CV 小川輝晃 サラブレッド隊の生き残りで、本編では途中参加のベテラン兵士。お調子者だが根は良いヤツ。 ニンジャレッドでも黒騎士でもない。 個室は西部劇の小屋のイメージ。壁にかかった二丁のマスケット銃にテンガロンハット、家庭用サボテンに干草の布団がチャームポイント。 玩具の変形難易度が歴代トップクラスに難しい事でも有名。 コミックボンボン連載の漫画版では登場しない。 サバイブ CV 永野善一 クマに変形する歴戦の猛者にして脳筋な教官。 玩具はホワイトクローの色替え。 頭部を回転させることでバトルマスクになるギミックもアニメ本編で再現されている。 ランディー CV 小和田貢平 イノシシに変形する猪突猛進な突撃兵。 自然保護観察とストレスがたまると岩に突進してぶっ壊すのが日課。 玩具はレイザービーストの色替えだが、劣化しやすさに定評がある金プラでできているため、変形しまくると壊れやすくなる。 バンプ CV 竹本英史 アルマジロに変形する偏屈な物理学者。 それなりに強いが、本編で変身した姿を見せたのは1分足らずだった。 玩具はアルマーの色替え。 シャープエッジ CV 近田英紀 ノコギリザメに変形するちょっと脳筋入った剣豪。 玩具はサイバーシャークのリデコ。ヘルスクリームでもゲルシャークでもない。 ロックバスター CV 松山鷹志 カニに変形する凄腕の傭兵で、もう一人のワンマンアーミー。 ビッグコンボイとはかつての相棒に当たる。 玩具はレイザークロウの色替え。 中の人は前作のメガストームと同じだぞ。 ナビ CV 田上佳織 明るくけなげなサポートAI。 前作のナビちゃんと同型で色違いのボディを持つ。 ベクターシグマ CV 平野智恵 セイバートロン星のメインコンピュータにして、サイバトロンの指導者。 ビッグコンボイに毒電波…もといありがたい教訓を送る人。 初代のころは中立的だったはずのベクターシグマがサイバトロン寄りになっているということで、当時は物議をかもした。 「はずばな~&モノマネ対決の結果ではないか」とも、「本当は中立であり、デストロンにアングルモアカプセルの情報を流したのもベクターシグマだったのではないか(*1)」とも言われている。 グレートコンボイ CV 矢尾一樹、金子はりぃ、富田昌則 マントを付けたコンボイ達。とにかくいっぱいいるお節介な上司。 終盤ではユニクロンにやられてあぼん。 ライオコンボイ CV 郷田ほづみ 新たな変形バンクを引っさげ、終盤に登場。 漫画版では……長くなるので、彼の項目を参照。 〇デストロン マグマトロン CV 流山児祥 3体の恐竜(厳密には恐竜1体と、恐竜時代の古代生物2体)が合体する破壊大帝。色々と不遇だが、教官に負けず劣らず有能。 何があっても必ず生き残る異能生存体でもある。 ガイルダート CV 金子はりぃ トリケラトプスから変身するマグマトロンの参謀。 最後までデストロンに忠義を尽くした漢。しかしデストロンらしく地位を脅かす相手を策で蹴落としもする。 デストロン一のツッコミ要員にして良心。 特技はデッドフェイクモード(死んだフリ)。 セイバーバック CV 矢尾一樹 ステゴザウルスから変身する、戦い方に独自の美学を持つ男。 「美しい」「美しくなーい!」が口癖。 特技は幻惑殺法にクロートラップモード(花のカモフラージュ)、そして中の人名物・『やぁってやるぜ!』。 デッドエンド CV 水谷誠伺 アンモナイトから変身。 戦うことに生き甲斐を見出すサラリーマンだが、全体的に影が薄い。 特技はスパイラルボム(右肩の殻飛ばし)。 スリング CV モンスター前塚 ディメトロドンから変身する、愛すべきアホの子。 ギャラクティカファントム!とか紅丸コレダー!とか行くでヤンス!とか言わない。 D-NAVIのニックネームが覚えられない。 特技はテールバンカー乱射にトラップモード(トラバサミ)だが、あまり役に立ってない。 ちなみに中の人は今作のナレーションも担当している。 アルカディス CV 田村連 途中参加のずる賢い始祖鳥。 まさかのスタスクポジ。だが自身がリーダーになるという考えではなく部隊内での地位向上や強い側につこうとする等保身の為の行動が主。 初登場回ではオネエ口調だったが、次回からは普通になった。 D-NAVI CV 宮前真樹 CG版シリーズに登場したナビ子にあたるデストロンのAI。端末のモチーフは古代トンボ。 本名を呼ばれるのが嫌いで、ニックネームで呼ぶと言う事を聞くが、メンバーからは呆れられている。最終回のエンドカードにおいても、相変わらずニックネーム(カトリーヌ)で視聴者を送った。 終盤ではガイルダートと良い雰囲気に…。 ハイドラー CV 内藤玲 プテラノドンに変身する。 要塞ポーキュパインに駐留している冴えない男。ガイルダートと険悪。 一回こっきりのゲストキャラが多い中、2度も登場し、しかも2度目はそれなり活躍した。 玩具は無印のテラザウラーではなく、レーザービークに塗装を追加した物。 なお、玩具ではロック バスター との対決セットも発売されているのだが、ひょっとしたらアレを意識しているのかも知れない。 ハードヘッド CV 岩崎征美 パキケファロサウルスに変形する石頭の脳筋。でも結構強い。触らぬ石頭に祟りなし。 玩具はダイノボットのリデコ。 中の人は前作のビッグホーンと同じじゃーい!! クレイジーボルド CV 真島敬 エリマキトカゲに変形する虚言癖のヘタレで、他のデストロンのメンバーからは全く信用されていない。 真逆なバズーカとコンビ組まされてる。 最後はバズーカと共にダイナソアの砲撃で生死不明となるが、最終回のエピローグで生きていた事が判明し、セイバートロン星に帰還した。 玩具はイグアナスの色替え。 バズーカ CV 駒田はじめ アンキロサウルスに変形する要塞守備兵。 真面目過ぎて要領が悪く、クレイジーボルドによく振り回されている。 玩具は新規のものだが、なぜがゲスト扱い。 キラーパンチ CV 宮田靖裕 スティラコサウルスに変形する頭の悪い情報将校。最後はマグマトロンの怒りで宇宙に追放されたが、最終回のエピローグでは自力でセイバートロン星に帰還した。 玩具はガイルダートのリデコ。 ちなみに何故かロボットモード時に腕になるビーストモードの頭がロケットパンチの如く飛ぶという謎のギミックが追加されており、しかも変形バンクにまで盛り込まれている(玩具は別に頭部を外さなくても変形可能)。 〇ブレントロン 両軍を襲った第三勢力。2種類の合成生物に変身するフューザー戦士。 その正体はユニクロンの部下で、主を復活させるためにアンゴルモアカプセルを狙う。 玩具は海外での未発売だったフューザーの色替え。 『メタルス』(後番組だが、時系列はⅡと本作の前時代に当たる)に登場するシルバーボルトとクイックストライクと同じカテゴリーでもある。 ラートラータ(ミノカサゴ&蜂) CV 斉藤信行 リーダーで三体の中でも一番強い。 なのにやたらエルファオルファに出番とセンターを取られる。 ネーミング的に某メダルのコンボとは無関係である。 元玩具はデストロンの航空部隊指揮官・インジェクター。 エルファオルファ(シャチ&ゾウ) CV 金子幸信 一番活躍してる。 時空間移動のバンクは必見。 元玩具はサイバトロンの将軍トーカ。色はかなり違う。 ドランクロン(トンボ&トカゲ) CV 内田慎二 目立たなかったりラートラータが回避した流れ弾に直撃したり色々と残念な人。 元玩具はデストロンのスカイシャドウ。メガトロンのカウンセラーも務めてるらしい。 〇黒幕 ユニクロン(惑星) / ガルバトロン(ドリル戦車・ドラゴン) CV 小村哲夫 『トランスフォーマー ザ・ムービー』で初登場した伝説の破壊神で、同作のユニクロンとは同一の存在。 実は死んでおらず眠っていて、長い間再起の時を待っていた。 惑星ガイアに封じられていた自らの動力源であるアンゴルモアエネルギーを奪還しようと、ブレントロン達にカプセル回収をさせた。 実はカーロボットも関係している。 終盤でネメシスに散った(ビースト)ガルバトロンのボディを使い、遂に完全復活。 「破壊神」の名は伊達ではなく、マグマトロンを一方的にフルボッコしてラスボスの座まで奪い取った。 更にベクターシグマのメインコンピュータをも乗っ取るが…。 ある意味、宇宙をひとつにするための力を欲した兄ちゃんのなれの果てともいえる。 〇その他・余談 最終回のエピローグではⅡのキャラ達も登場。勝利の宴を楽しんだり、敵味方関係無く共同でセイバートロン星を復興する様子が描かれるという、ファン感涙のものとなっている。 また、前作の最終回でドームが破壊されたと同時にバリアが解除され、Ⅱとネオのトランスフォーマー達にも見える様になったアルテミスとムーンも登場している(バリア解除前はライオジュニアにしか見えなかった)。 コミックボンボンで連載された今木商事先生の漫画版は、アニメとは異なりハードな展開で進む。キャラごとに独自の設定がなされているのが特徴的。 衝撃の最終回で涙腺崩壊した読者も多い。 ちなみに当時の玩具企画コンセプトは「動物園対ジュラシック・パーク」。 中でもマグマトロン、ビッグコンボイの完成度は高く、現在も人気が高い。 また、和製TFキャラながら全員名前はそのままで、Ⅱのキャラ達と共にアメコミへの出演を果たしている。 IDWパブリッシングの『The Gathering』や『The Ascending』など。 長らくDVD化されていなかったが、2012年4月からニコニコ動画で配信! 更に9月にはDVD-BOXが発売された。 ちなみに2011年10月に発売されたビーストウォーズⅡのDVD-BOX用の描き下ろし着せ替えジャケットも付属、2つの絵は対になっている。 手掛けたのはキャラデザを担当した、ロボット関係ではお馴染みのやまだたかひろ氏。 また、序盤は変身バンクはビッグコンボイ、ロングラック、ガイルダート以外未完成で、カクカクしてイマイチカッコ良くないバンクが多かった。 しかし中盤以降になって次々に新しいバンクが完成し、最終的なバンクはいずれも非常に丁寧で凝った仕上がりであった。 ブレイクとマグマサウルスは序盤でほぼバンクが完成していたが、前者は終盤に決めポーズが追加、後者も決めポーズに光沢が追加された。 前作に登場したライオコンボイに関してはほぼ前作のバンクを流用していたが、他のビースト戦士に合わせて決めポーズが追加された。 アニメーションの時点で既に変形機構が複雑な傾向にあり、アシンメトリーな構造も多いため作画担当泣かせだが、完成版のクオリティは文句なしの出来栄えである。 追記・修正、ゴー! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] Ⅱ、ネオ、カーロボットの中ではこれが一番好きだったな -- 名無しさん (2014-03-03 22 26 18) 漫画版のメインキャラ達の先祖がⅡのキャラ達って設定は中々良かった -- 名無しさん (2014-06-24 21 08 38) ガイルダートは結構かっこいいのだ -- 名無しさん (2014-06-26 01 53 49) ↑終盤のガイルダートさんはかっこよかった -- 名無しさん (2014-06-28 13 08 45) ↑ある意味カーロボのゲルさんの大先輩 -- 名無しさん (2014-07-07 07 58 53) ネオも映画化して、トリプルビーストコンボイをやってほしかったな。 -- 名無しさん (2014-08-26 06 49 30) ↑破壊大帝トリオがティラノ、メカ竜、キメラ恐竜か・・・・・・ガル様だけ浮くな・・・・・・ -- 名無しさん (2014-10-24 18 24 19) 主題歌「標的はひとつデストロン♪」…いつだってそうじゃないか。と思いきや、そういう主題歌の番組に限って第三勢力が出てきた。 -- 名無しさん (2014-10-24 19 33 43) そういや今作のTFたちって動物をいつスキャンしたんだろうか・・・・・・ -- 名無しさん (2014-10-24 23 47 10) ↑入隊と同時じゃない? -- 名無しさん (2014-10-24 23 51 54) ロボットモード時に全員空飛んでるのを見るとセカンドからの技術進歩を感じる。しかし全体的に見てキャラの濃さはセカンドに負けているという -- 名無しさん (2014-10-25 00 09 03) ↑2やっぱりイボンコやライオの影響で動物になるのが流行りだしたんだろうか。デストロン側は千葉トロンの影響だったりして。 -- 名無しさん (2014-10-25 00 55 49) 異能生存体対ワンマンアーミー・・・むせるTFだ -- 名無しさん (2014-11-12 15 25 24) 放映当初、「G1では中立だったベクターシグマが、なぜ本作ではサイバトロン寄りになったのか?」という点がオールドファンからは謎扱いされていた。後にリターンズで真相が描かれたが…まさかはずばな~とモノマネ対決の結果だったとは。 -- 名無しさん (2014-11-12 15 36 03) ↑一応最終回ラストでデストロンも込みで「みんな私の子供達」って言ってるけどね。それにサイバトロンに協力的だったのは単にセイバートロンがサイバトロンの勢力圏でデストロンがいなかったからじゃない?あと個人的想像だけどもしかしたらリバースみたいにガルバトロンやマグマトロンにアンゴルモアの情報与えたのもベクターシグマだという線も・・・。 -- 名無しさん (2014-11-12 18 33 08) トリプルチェンジャー率は割と高い。 -- 名無しさん (2015-01-12 21 17 05) ↑4 そういや前作司令官の中の人も異能生存体だったな -- 名無しさん (2015-12-07 23 39 57) 載ってなかったゲストキャラを追加。CVとかお願いします -- 名無しさん (2016-02-09 19 29 32) ロックバスターの中の人がまさかクウガの杉田さんと同じ人だとは思わなかった。どうりであれだけかっこいいわけだ。 -- 名無しさん (2016-03-09 18 42 39) ↑そして前世はメガストーム・・・ -- 名無しさん (2016-03-11 02 00 01) ワンマンアーミーが率いてるとはいえ、ルーキー達に良いようにされる破壊大帝直属のエリート部隊って -- 名無しさん (2016-06-20 03 06 05) ↑時間を止められるベクターシグマ直属の部下いるし…ハインラッドのテックスペックはすべて?だけど劇中描写的にパワーは低めかな? -- 名無しさん (2019-08-25 16 09 29) 無印とセカンドの設定だとビーストフォーマーが動物をスキャンするのは「その星の環境に適応するため」なわけだから、別惑星でも全員ビーストモード使いまわしているのに若干違和感が。 -- 名無しさん (2019-08-25 20 00 27) 尺の都合はあるとしても星巡りテーマで現地住民が一回ぐらいしか出てこなかったのが残念。TF以外絶滅してるとか怖い裏設定とかあったりしないだろうね? -- 名無しさん (2020-04-14 19 55 09) ↑2リターンズでセイバートロンにも有機生命体の化石が発見されてるから皆、そこからスキャンしてるかもしれない。もしくはチータス達が地球の生命体のデータを残していたのかも。 -- 名無しさん (2020-04-26 12 41 12) ↑3 そもそも一回ビーストをスキャンしたらビースト部分は遺伝子?レベルで変化するからそう簡単にスキャンし直せなかったはず。ネオの設定に含まれてるかは知らんけど -- 名無しさん (2020-09-17 08 10 54) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/rpgrowa/pages/367.html
瓦礫の死闘-VS守護機・砕けない宝石- ◆wqJoVoH16Y ――――全部喰われたのか、無様だな。 ――――皮肉くらいは言わせてくれよ。 何かを遺せたお前と、何も残せなかった俺。比べるまでもない。お前の勝ちだなんだから。 ――――ケアルガを使ってみたが、てんで効かん。 あの焔に焼かれた代償だな。生命そのものが炭になってるのさ。 この分だと、おまえにかけられた呪いも、戻るか分からんな。もっとも、その前に命脈が尽きるだろうが。 ――――そうだ。一度燃えたものは、二度と生<ナマ>に戻れん。 死んでるよ、俺は。願いも、罪も、魂も、合切を燃やしたのだからな。 ――――なのに、なのにな。 ――――笑ってくれ、魔王。こんな枯れ木なのに、腹が痛むんだ。握り拳の、骨の形だけが、こびりついて離れない。 誓いの傷も、後悔も、全部が全部燃え尽きたってのに、あいつに懸けて手放した一欠片が、今更戻って来やがった。 ――――ああ、身の程くらいは弁えている。俺は夢破れた敗者だ。 何も残せやしないし、何も残らない。“だから、こんな欠片を抱えたまま逝けないんだよ”。 ――――返しにいってくる。それまで、ラヴォスの中で待っていろ。 「くっ、ちょこちゃん……アキラくん……アナスタシア……!!」 爆煙の中からブライオンを握ったゴゴが飛び出る。 フードの中に秘められた表情には、明らかな焦燥が生じていた。 高らかに歌われたオペラは既に止んでいるが、ゴゴの中では忌々しく響き続けていた。 そして、その後に生じたアルテマの波動や、アキラ・ちょこの叫び声が重なり、最悪の旋律と化していた。 押し返したはずの戦況がひっくり返り、この場を離れた彼女らが窮地に陥っているのは想像に難くなかった。 今すぐにでも助けに向かいたい。救いたいと、唇を噛む。 だが、眼前の相手はそれを許すほど緩くはなかった。 ゴゴと対峙するゴーストロードが、再び時の声をあげる。 それと同時にラグナロクと賢者の指輪が燃え上がるように輝き、ゴゴの目の前に莫大な熱量を収束させる。 召喚獣ラグナロックの魔石より鍛えられた黄昏の剣ラグナロク。 ただの剣としても破格の威力を持つこの剣を神剣たらしめる特性は3つ。 1つは担い手に戦いの加護を与え、担い手の能力を満遍なく強化すること。 1つは担い手の魔力を供物として会心の一撃<クリティカル>を引き出すこと。 そして、アルテマ・メテオに次ぐ最上級魔法――フレアを発動する能力である。 臨界にまで収斂した熱量が瞬間的に解放される。 炎などという生易しい領域を踏み越えた地獄の太陽が、ゴゴの肉体を容赦なく灼く。 ブライオンを楯にしなければ、素顔どころか骨まで晒すことになっただろう。 「なんて、威力。とても戦士系の魔法とは思えない!」 ゴゴも当然、自分の世界の神剣であるラグナロクの恐ろしさは理解していた。 だが、3つの特性のうち、この力に関しては思考の埒外に置いていたのだ。 如何に神剣といえど、その魔法の威力はあくまでも担い手の魔力に依存する。 だからセリスやティナでなければ発揮できないフレアではなく、 ヘクトルの長所とかみ合う残り2つの特性を警戒していたのだ。 だが、この威力は戦士系の魔法の力ではない。明らかに、トップレベルの魔法使いのそれだ。 ヘクトルではこの威力を引き出せない。ならば、これはなんなのだ。 「ニノの魔力だ。それ以外、考えようがない」 目の前で起こる現象に、ストレイボウは口惜しげに答えを出した。 どれほどの大魔法であろうと、魔法である以上魔法の理には逆らえない。 ヘクトルの魔力ではこの力が出せないのだから、別の魔力で使っているとしか考えられないのだ。 その可能性は考えたくはなかった。ジョウイが魔力を供給していると思いたかった。 だが、それではここまでフレアを牽制以外に使わなかった理由が説明できない。 加えて、あのヘクトルではない左手にある指輪の輝きと、 かつて決闘した時に感じたメラミの魔力を思い出せば、それ以外の結論はあり得なかった。 爆煙に生じた隙を縫うように、亡候は左手の得物を神剣から和刀に切り替え、ゴゴの首を落とさんと逆手を走らせる。 それは、かつて戦場をともに駆け抜けた緑の少女の剣。 この死せる屍が、ただ唯一ヘクトルであったならば、フレアもマーニ・カティもこれほどまでの力を発揮しなかっただろう。 だが、彼らの前に立つのはヘクトルでありヘクトルではない。天雷の亡将なのだ。 民も、誇りも、愛も、未来も、何もかも死して砕けた残骸ども。 それをかつてオスティア候だったモノに寄せ集め、継いで接いで、かろうじて1つの人間の形に収めた妄執。 そう、これは国。既に滅んでしまった、オスティアという国の骸なのだ。 この滅び逝く肉体が、唯一の遺された国土にして民たち。 故にコレに当たるのであれば、国を滅ぼすという気概でなくば話にならない。 首の皮一枚で一閃を回避したゴゴは唸るようにストレイボウ達を見た。 (コレの相手は、私じゃなきゃ出来ない。退いたら、イスラくん達が! でも、ちょこちゃん達が) 本来驚異ではないはずの飛び道具が驚異となった時点で、均衡状態は崩れ去った。 最早こちらからアナスタシアやちょこ達を助けにいける状況ではない。 自分が向こうに行けば、イスラ達が襲われる。 それはだめだ。救われぬ者を救うと決めたのだ。ここで退くわけにはいかない。 だが、それではちょこは、アキラは、アナスタシアはどうなる。 ここで戦おうが、向こうで戦おうが、救われぬ者を救えなくなってしまう。 (一体、どうすれば――――ッ!?) 思考に溺れたゴゴの隙を見逃さず、亡将は再び持ち替えたラグナロクで宙を幾度と無く斬る。 愛した男の剣と、愛した女の指輪が強烈な愛の光に包まれる。 顕現したラフティーナの力が、自分を目覚めさせた男も認めた少女の愛に祝福を与え、賢者の魔力となって神剣へと注がれた。 「―――f、laa、aaaare Zta、erアアアアアアアアッ!!!!!」 フレア×フレア×フレア――――“フレアスター”。 周囲を包むように現れた太陽の灼熱を前に、体勢を崩したゴゴに避けうる隙間はなかった。 「シルバーフリーズッ!!」 だが、ストレイボウがフレアとフレアの狭間に氷塊を顕現させた。 本来生じるはずのない間隙を、ゴゴは見逃すことなくブライオンでこじ開け、焔星の結界を脱出する。 「ごめん、助かったわ」 「…………ゴゴ、ここは俺に譲れ」 謝罪の後直ぐにゴーストロードに向かおうとしたゴゴだが、 自分の前に躍り出たストレイボウの背中に足を止める。 「ちょこが気になるんだろう。行って、救ってやれ」 「でも、そうしたら貴方達が!」 ストレイボウの提案に、ゴゴは頭を振って否定する。 ゴゴとてストレイボウの能力が分かっていないわけではない。 だが、ストレイボウは『魔術師』だ。どれほど優れた魔法を持っていようと、 『重騎士』を食い止め、この場に押さえつけることは出来ない。 「なあ、ゴゴ。あの雷を見たのは、お前だけじゃないんだ。 全てを背負い込む気概は悪くないが“効率”くらいは重んじてもいいだろう」 だが、ストレイボウは爆風に赤き外套を翻しながら、更に一歩前進する。 救いたい。あの時仰ぎ見た光は、誰もの胸に刻まれている。 だからこそ、ゴゴが救えぬと苦しむのであれば、誰かがそれを救うべきなのだ。 「でも――」 「“お前はナナミとリオウの祈りも刻んだのだろう”。これ以上は重量オーバーだ。いいから荷を寄越しやがれ」 そのストレイボウの言葉に、食い下がろうとしたゴゴの手が止まる。 ストレイボウは、リオウともナナミとも立ち会っていない。 なのにその言葉は、まるで見てきたかのようにゴゴの物真似を掴み取っていた。 自身の中に眠る想いを共有するストレイボウの背中に、ゴゴはかつて触れた炎を思い出した。 「…………信じていいな」 「死んだフリだけは二度と御免だ」 その答えに満足したか、ソードセイントを脱ぎ捨てたゴゴは踵を返し別の戦場へと向かう。 絶対という確信はない。ストレイボウはゴゴを決戦に送るべく命を死に晒そうとしている。 だが、それでもゴゴがこの選択を甘受できたのは、彼の中にあったのが贖罪ではなかったからだ。 死に場所を求めての自己陶酔ではない。あれは“生きるために思考を尽くす者の決意”だ。 (きっと、あれもまた“そう”言うのだろうな。なあ――――) かつて自らも物真似した信念の光を懐かしむように見送り、ゴゴは走り出した。 救わなければならない者達の元へ。そして、自らの因業を精算する場所へ。 「3分凌ぐ。出来るだけ遠くに逃げろ」 ゴゴのいなくなった戦場で、ゴーストロードに向かい合ったストレイボウが、蹲ったイスラに淡々と告げた。 最高3分、でもなく、最低3分、でもなくきっかり3分と断定した口調だった。 「うるさいよ、今更格好を付けて、満たされたような面しやがって! お前みたいに世界で2番目で満足できなかった奴に、僕の気持ちが分かるものか!!」 だが、イスラはその手も突き放してストレイボウへ呪いを吐き捨てる。 ストレイボウは呪いを避けようともせず、ただ僅かに安堵したように息をついた。 それが、かつて自身を許したイスラがストレイボウに抱く澱の正体なのだ。 オルステッドへの執着さえ捨てられれば、彼は何一つ失わず、満たされていたはずだ。 ならばイスラはそんな男を蔑むしかない。 たった一つ失えば満たされた男に、たった一つ抱いたものさえ失った自分の乾きなど理解できるはずがないと。 「分からない。だから、生きてくれ。生き延びて、俺に教えてくれ。 俺があの日まで理解できなかった罪を。そのために、ここは退かん!」 ストレイボウはその無知を受け入れ、眼前の骸に立ち向かう。 まだ自分は何も知らない。目の前を走るオルステッドだけを見続けてきた自分はそれ以外の何一つも知らない。 それを知らずに友には向き合えないのだ。 「AAAAAAAA!!!!!」 「レッドバレット!」 ゴーストロードが放ったフレアが、ストレイボウの前で収縮する。 だが、ストレイボウはそれを避けることはせず、その収縮点に向け炎弾を放った。 フレアとレッドバレット。威力は山と小石の差があるだろう。 されどフレアはその力を発揮するため、収縮・臨界・爆破の手順を要する。 ならば臨界するよりも早く火種を生じさせ、先んじて爆破してしまえば威力は落ちる。 たとえ異なる世界の技であろうと“誰かが何度も使ってきた魔法”であれば、陥穽の一つ位は承知している。 本来ならば誰も穿たぬ穿てぬ抜け道――――されど、ストレイボウにはそれを穿つ十分な技量があった。 ――――先ずは分析。全てを揃えようとは思わなくていい。それでも対象を知ることを放棄しない。 フレアが効かぬと承知したのか、ゴーストロードが剣を構え吶喊する。 それを見るや、すぐさまストレイボウは呪文の詠唱を開始した。 ゴゴと亡候が戦っている間、ストレイボウは自分が矢面に立つことを想定し、亡候を分析し続けていた。 体重が違う。接近戦ならば5秒保たない。 魔術ではどうか。最高火力であるブラックアビスは悪属性。 控えめに見ても、屍に効くと思えない。故に、威力にて一撃の下に仕留める魔術は存在しない。 連打すれば別だろうが、その前に隣接されて死ぬ。 ――――次いで失敗。成功を夢想することは容易い。 負けを認める。壁の高さを知る。母がいなければ子は産まれない。 ならば重視するべきは威力ではなく“妨害”。相手の進軍を阻むことが最重要。 帯電による麻痺。否定する。天雷の斧相手に雷は避けるべき。 砂煙による方向阻害。否定する。眼ではなく命を感知して駆動している。 精神魔法による阻害。否定する。あれを動かしているのは、天雷の斧だ。 ――――そして、成功。1000回失敗しても、その次成功すればいい。それが―――― 「シルバーファングッ!!」 使用すべき属性は“氷”。 ストレイボウの背後から寒波が吹き荒れ、ゴーストロードの周囲の大地を氷漬けにしていく。 ダメージはほぼ無いに等しく、ゴーストロードは更に一歩を進めようとする。 「!?」 しかし、ゴーストロードは氷漬けになってしまった大地に足を滑らせ、地面に膝をついてしまう。 「シルバーフリーズッ!!」 立ち上がろうとする亡候の膝を凍らせ、凍結床と固着させる。 当然、亡候はその膂力で無理やり氷を割って立ち上がろうとするが、踏ん張りが利かずもんどりを打ってしまう。 再び立ち上がろうとする亡候の体の一部を凍らせて、ストレイボウは死せる巨人の足を止めた。 センサーも駆動方法も、全うな人間のそれではない。 だが、四肢があり五体がある以上、身体が封じられてしまえば動きようはない。 とにかく相手を氷で滑らせて、足を引っ張り続ける。それがストレイボウが出した結論だった。 「卑怯だと言うなよ。自分が一番分かってるから」 傍目から見ればあまりに滑稽な光景だった。巨人が一人で勝手にすってんころりと転げまわっているのだから。 それは同時に、そんなことをし続ける側も滑稽に映させる。華々しいものでは断じてない。 だが、それを彼は真剣に行い続けた。汗をだくだくと垂らしながら、ストレイボウは間断なく詠唱を続ける。 無様を晒したストレイボウは、それなりにスマートを気取っていた頃をふと懐かしむ。 だが、これが己の偽らざる本性だ。泥臭く、意地汚く、足を引っ張り続ける嫉妬の化生。 それを受け入れる。全てを認め、許容し、されどそこから前に向かうのが―――― 「サイエンスと言うのだろうッ!!」 自身の内に生じた未知なる単語に、ストレイボウの技が研ぎ澄まされていく。 幾千の敗北<しっぱい>を認めてなお己が最後の勝利<せいこう>を疑わず。 負けを恥じて呪い続けてきたストレイボウにとって全く存在しなかった価値観が、 自身にも想像できなかった、己の能力の限界を研ぎ澄ます。 (だが、それでもやはり3分か!) されど、相手はかつてのヘクトル。 何度転べど、砕けかけたアサシンダガーで氷を割りながらじりじりと近づいてくる。 それでもストレイボウは詠唱を続けるしかなかった。 移動で詠唱のサイクルを中断してしまえば、亡候は間違いなく立ち上がりきるだろう。 そうなれば二度と引っかかってはくれまい。故、ストレイボウは分かっていても死体の足を引き続けるしかなかった。 だから3分。そして足止め。限界を尽くして、現実を受け止めた数字なのだ。 とにかく距離を離して、あとは逃げながら時間を稼ぐ。それがストレイボウの導き出した最善だった。だが―――― (まだ動かないのか、イスラッ!) ストレイボウが死力で勝ち得た寸毫の時間さえも、全てを失った少年は湯水の如く浪費し続けていた。 (知るかよ、こっちはそんなの一度も頼んでないんだ) とはいえ、物の価値は相対的だ。誰かにとって喉から手が出るほど欲しいものでも、別の誰かにはそうでもない。 今目の前で繰り広げられている戦闘を、何の感慨もなく見続けているイスラにとってそうであったというだけの話だ。 かつて自分を突き動かしていたのは『死』だった。 死ねず、ただ害悪なる生を続けることしか出来なかったから、死に意味を見出した。 マイナスでしかなかったから、せめてゼロになりたかったのだ だが、彼は二度の生と自由を経て、ゼロの虚無を知った。 望んだのが死だったから、したいことも成すべきことも無かった。 思いつくのはせいぜいが巻き込まれた大切な人のためにオディオ打倒くらい。 もしも何処かのギャンブラーに対面していたら、死人と蔑まれただろう。 どこまでいこうが、ゼロはゼロだ。 だが、ゼロはプラスを知った。未来を願い、理想を謳う若き覇者の背中にそれを見たのだ。 誰もが受け入れられ、どんな人でも笑っていられる理想郷。 あの島に残ることが出来なかったイスラは、その場所に夢を見たのだ。 この背中について行けば、きっとたどり着ける。 そこでならばきっと本当の意味で生きられるのではないかと思ったのだ。 生きたいと思った。生きて役に立ちたいと思った。 こうして生きていることに意味<プラス>があると信じたかった。 そして、イスラは全てを失った。力も、夢も、未来も、全て。 やはり自分の生はどこまで行こうがマイナスなのだ。加算するだけで害になる。 だが、ゼロの無意味さを知ってしまった彼は、もう死に焦がれることさえ出来なかった。 イスラはかつて己の拠り所としたゼロさえ失ったのだ。 プラスになどなれず、ゼロにも戻れない。永遠にマイナスであり続ける。 それが自分だ。存在すること自体が害である。 ストレイボウが害を被るのも当然だ。だから感謝もなにもない。 イスラは泣きはらしたような赤目で、ついに氷の沼から這い出たかつての夢を見つめる。 願うことは、ただ一つ。貴方に光を見た。貴方が僕から死を奪った。 ならばせめて、最後まで連れて行ってほしい。貴方の国へ。 どうか殺してください。僕が夢見た理想郷よ。 その切なる願いが届いたのか、詠唱の限界に達し喉から血を吐いたストレイボウを無視して、 亡候は砕けきったアサシンダガーを捨てて最後の短刀を取り出し、イスラに投げる。 狙いは精密とは言い難い。だが、その膂力から投げられた一撃は、急所でなくとも死へと誘うだろう。 イスラは自分に迫り来る死に、ふうと溜息をついた。 これで終われると。ヘクトルと共にヘクトルの理想郷で眠れるのだ。 後悔など微塵もない。そこでならば、きっと僕は笑い続けられるだろう。 「短刀、なんの恐れることあらん――――」 だからどうか、どうか理想郷よ。“あなたも笑ってくれよ”。 「見切ったり、亡霊の騎士ッ!」 瞬間、イスラの目の前に緑色の影が飛来し、イスラの首まで迫った短刀を掴み取る。 そしてそのまま、威力を殺さぬように軌道を回転させ、ゴーストロードに投げ返した。 咄嗟の事態に亡候は反応することできず、槍に貫かれた鎧の亀裂を精密に抜いて、短刀が突き刺さる。 たかが短刀、ましてや屍である亡候にとってはダメージと呼べるほどではない。 「―――!? ダ、ダダガ……ッ!?」 されど、亡候は、屍を支配する天雷の斧は驚愕に唸りをあげる。 ダメージなどない。だが、“この躯が動かない”。 どれだけ動こうと思っても、突き刺さった短刀以外微動だにしない。“まるで影を縫われたように”。 そう、投げ返された短刀は影縫い。殺傷力も高く、仕損じても対象の時間を止める、二段重ねの暗殺刃である。 氷と同様、いくら死体でも、時間が凍ってしまえば動きようがないのだ。 「お前は……」 「随分と無様だな適格者。それでよくもあの時俺に大口を叩いたものだ」 イスラは目の前で背を向ける、自分を死なせてくれなかった影を見た。 妙に小柄な身体はあちこち黒ずんで、頭部はマントを千切って巻き付けられて、その素顔は伺いしれない。 だが、その正体を誰が見誤ろうか。 「カエルゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!」 「まったく煩すぎて……おちおち燃え尽きてられねえよ」 もう一つの騎士の残骸が、灰をまとって戦場へと帰参したのだ。 ストレイボウが、驚きと喜びをない交ぜにした表情で、カエルに近づく。 詠唱のし過ぎと過呼吸で、言葉を紡ぐもままならずカエルを見続ける。 だが、なんと声をかければいいのか分からなかった。 ケガは大丈夫なのか、その覆面はどうした、俺たちと戦ってくれるのか、それともまだ俺たちと戦うつもりか。 色々と言葉は浮かぶが、うまく形にならなかった。 全てはあの拳に込めてしまったから、これ以上はカエルの返事が聞きたかった。 「なあ、見ろよ。あの重騎士を」 そんなストレイボウの思いを汲んだのかどうか、世間話をするような調子でカエルは何気なく目の前の亡候に視線を促した。 「あれが誰なのかはよく知らん。だが、あの鎧の傷と鍛え上げられた肉体。さぞや名のある国の将なのだろう。 そして、死してなお護国の悪鬼たらんと、如何なる障害も破砕せんと刃を振るい続けてる。まさに俺の理想のそのものだ」 覆面の中の目が、眩しいものを見るように目を細めた。 ガルディア王国という歴史を守るため、全てを捨てて鬼となろうとしたカエルにとって、眼前の亡霊は誓いの結晶だった。 捨てたい、全てを捨てて国のための剣となりたかったカエルがこうありたいと思う完成形だったのだ。 「なのに、不思議だ。あれだけなりたかったものが、何故、あんなにも醜いのだろうな」 醜い。カエルはそう思った。 ああなりたかった。国を守れるのならば美醜などどうでもいいし、なれるものならばカエルは喜んで醜くなっただろう。 だからただ思ったのだ。終わってしまった今だからこそ、ただ思ったのだ。 全てを燃やし尽くした今ふと背中を省みて、その轍を見返したならば、きっとあれくらい醜いのだろうと、客観的に思っただけだ。 純粋で、完全で、混じり気のない願いとは、こんなにも醜いのだと。 「ああ、許せん。許せんよストレイボウ。俺の目指したものがあんなものであるはずがない。 もっと崇高で、偉大なるもののはずなのだ。吐き気がする。見るに耐えん。 “あんな願い、問答無用で叩き潰されても文句は言えん”だろう」 だから、カエルは今生最終最強最大の自虐を以て、参戦の言い訳とした。 口にしてしまえば一言で終わる理由を言わずに済むのであれば、無様すら心地よかった。 「償いと笑いたければ笑え、だが俺は――/――お前の意志で、友<オレ>を救ってくれるんだろう?」 そして、その無様を見て見ぬ振りをするのもまた友情だった。 ストレイボウの言葉に、カエルが何を思ったのかはわからない。 ただ、その肩が僅かに震えていたのだけはストレイボウも見逃さなかった。 「……使え。もうオレには過ぎた代物だ。暴君はどこにある?」 その震えを誤魔化すように、カエルはストレイボウにフォルブレイズを渡す。 目の前では、ゴーストロードに刺さった影縫いに亀裂が走り始めていた。 効くとはいえ矢張り相手は神将器だ。倒しに行くには時間がなさ過ぎた。 「ジョウイ、俺たちの……仲間……が、持って行った。禁止エリアにだ」 「遺跡か。分かって持って行ったのなら、よほどのバカか天才だ」 戦闘態勢に移行しながら、カエルはストレイボウから聞いた事実に眉をひそめた。 ラヴォスと遺跡と魔剣。その全てのカードが一人の手の内に揃うことの意味を僅かにでも理解出来るのは、現時点ではカエルただ一人だけだった。 「ラヴォスだって!?」 「……クロノにでも聞いたのか? 一から説明している暇は無いぞ」 「分かる……いや、分からんのだが……そういうことか、この断片的な記憶は……」 ストレイボウが渡そうとした勇者バッジを拒みながら、カエルはストレイボウの驚愕に怪訝そうな声を上げた。 だが、ストレイボウは納得できないということを納得したように一人ごちる。 その真剣そうな表情にカエルは言葉を続けるのをやめ、座り込むイスラの傍に立った 「一振り借りるぞ適格者。使う気の無い奴が持っているより、剣も冥利に尽きるだろう」 「……お前は……」 天空の剣を掴んで背を向けようとするカエルに、イスラは掠れるように小さな声でカエルに尋ねた。 「どうして、ここに来たのさ……全部無くなっただろ……終わって……どうして、足掻けるんだ……」 カエルは全てを失った。望みもかつての仲間も、災厄の力も、全てを出し尽くした。 全てを出し尽くし、失ったのならば潔く去るべきだ。 いてもいなくても同じ。否、居残るだけで晩節を汚している。 それなのに、カエルは再び舞台に戻ってきた。同じく全てを失ったイスラは、その理由を知りたかったのだ。 それでも厚かましく舞台にしがみつく、その動機をこそ知りたかった。 「……ああ、全部無くした。燃え尽きたよ。風が吹けばたちまち消えるだろう。それが今の俺だ」 カエルとて愚かではない。 今更ストレイボウとの友情を利用して生き残ろう、或いは隙を見て優勝しようなどと虫のいいことは考えていない。 カエルは終わる。それは覆せない決定事項だ。 「だが、俺の終わり方を決めるのは他でもない俺だ。 たとえラヴォスにその終わりさえ喰われるとしても、それだけが、誰にも盗めない宝石だ」 だからこそ、カエルはここにいる。醜くても、蛇足だとしても、自分を真に終わらせるために。 自己満足でも構わない。全てを尽くして終わらせるために、彼はここにいる。 「お前はどうだ、適格者。お前は、終わらせられるのか? 決めるのはお前だ。お前しかいないんだよ」 そういって、カエルは前に進み、ストレイボウとゴーストロードの間に立った。 亡候を封じていた影縫いの亀裂が決定的なものとなり、ぽろぽろと砕けていく。 「……柄にもないことを言っちまった」 「カエル、一つだけ、お前に伝えなきゃいけないことがある」 天空の剣を構えるカエルに、背後からストレイボウが声をかける。 「ルッカ=アシュティアは、ただの一度も、お前を怨んでいなかった」 「…………そうか」 カエルがぼそりとそう呟く。それと同時に影縫いが砕け、ゴーストロードがカエルめがけて進撃した。 「何故お前がそれを言うのかはさっぱり分からんが、お前が言うのならそうなのだろうな」 突進する暴力を前に、カエルは一度目を閉じ、自分の状態を再確認する。 劣化も劣化。魔力は枯渇し、回復は効かず、右手は無い。 「ああ、そうか……これで……」 全盛期には程遠い。象と蟻の戦力差だ。だが―――― 「最後のつかえが取れたぞッ!!」 振り下ろされた雷速の一撃を、カエルはベロを相手の手首に延ばし僅かに軌道を変える。 そしてその僅かな軌道の変化に沿わせるように天空の剣を重ね、必殺の打ち下ろしを紙一重で捌く。 コンマ何秒かのミスも許されない超絶技術が、ゴーストロードの攻撃からカエルを救う。 「さあ来いッ! さぞ名のある騎士だったのだろう。 全ての技を見せて見ろ! こちらも大盤振る舞いだ。ガルディアの剣、余す所なく出し尽くしてくれるッ!!」 全てを失ったカエルの技は、今この瞬間、限りなく“絶好調”だった。 カエルという盾役が生まれたことで、形勢は僅かにストレイボウ達に向いた。 物理攻撃を至近距離で片っ端から捌き続けるカエルの地力によって、ゴーストロードは完全にその足を止めた。 カエルもカエルで、相手から放たれる怨念の闘気すら、戦場の空気心地よしとばかりに楽しんでいる。 あれならばもうしばらくは保つ。ここにストレイボウがサポートに入れば、さらに相手を押し込むこともできるだろう。 「なんでだよ……なんで殺してくれないんだ……」 その優勢の光景すら、イスラには疎ましかった。 終わりたいのに、終われない。誰も終わらせてくれない。見捨ててくれるだけでいいのに、それすらしてくれない。 もうなにも見たくないのだ。続けるだけ、生きているだけで苦痛なのだ。 「終われよ……誰でもいいから、終わらせてください……」 ――――終わりを決めるのは、お前だ。 「なら、お前の終わりってなんだ」 塞ぎ込むイスラに、ストレイボウが声をかける。 甘やかすことの無い、冷たさすら感じる声だった。 「このまま座り込んで、ヘクトルに頭割られて死ぬことか。何もせずに、何も成せずに、そのまま餓死することか。 違うだろ。それだったら、もうとっくに自殺する。俺ならそうしている」 だが、何処か鉄のように固く、山のように大きな何かを感じさせる声だった。 「死ねないんだよ。自殺すれば一番楽だって分かってるのに、選べないんだ。 心の何処かで、それ以外の終わりを求めているんだ。違うか?」 死にたいと、終わりたいと何度も願った。罪も犠牲も全部投げ捨ててしまいたかった。 だが、それでもストレイボウは生きた。それでは終われないのだと歩き続けた。 裁かれて死のうと、その終わりだけは誰にも譲らなかった。 「違わないなら立ち上がれよ。曇りを払って、自らの瞳で世界を見据えて、真実を捉えろ。 終わりを選べない程度の、半端な意志じゃ――――死ぬこともできやしない」 「――――ッ!!」 イスラの腹の奥底から、何かがこみ上げる。 同族であるストレイボウの言葉なぞに、イスラの心は響かない。 だがその言葉は、ストレイボウの口を通して投げかけられた言葉は、誰の言葉よりも、内側からイスラを震わせた。 「それを、誰から……」 「俺に『勇気』を教えてくれた人の言葉だ。お前にも伝わるって、信じるよ」 そう言い残して、ストレイボウもまたフォルブレイズを携え戦場へと舞い戻った。 また一人となったイスラは再び塞ぎ込もうとする。 だが、その手はいつしか残された魔界の剣を握っていた。 「あんなやつにまで、人が良すぎるよ……おじさん……」 脳裏に浮かぶのは巌の如きもう一つの背中。 誰よりも死の尊さを知りながら、それでも生の意味を見出した英雄。 その言葉は、どれほどに心を閉ざしたイスラにも染み渡り、響き渡った。なぜならば。 「僕は……」 ――――俺の最高の友からの受け売りだ。この言葉、軽く受け流したら承知しねえからな? 「僕は……ッ!!」 イスラの目が、凛と輝き見開かれる。 その胸の中には、もう1人の英雄が残した言葉が今も輝いて残っていたのだから。 時系列順で読む BACK△144-5 瓦礫の死闘-VS究極獣・Radical Dreamers-(後編)NEXT▼144-7 瓦礫の死闘-VS女神・無職葬送曲- 投下順で読む BACK△144-5 瓦礫の死闘-VS究極獣・Radical Dreamers-(後編)NEXT▼144-7 瓦礫の死闘-VS女神・無職葬送曲- 144-5 瓦礫の死闘-VS究極獣・Radical Dreamers-(後編) アナスタシア 144-7 瓦礫の死闘-VS女神・無職葬送曲- ちょこ ゴゴ カエル セッツァー ピサロ ストレイボウ アキラ イスラ ジョウイ ▲
https://w.atwiki.jp/nobu-wiki/pages/348.html
新アイテム>>鉱物 鉱物 アイテム名 価値 重量 採掘 購入 生産 ドロップ 備考 [[]] [[]] - /