約 274,327 件
https://w.atwiki.jp/edf_41/pages/28.html
EDF4.1のwikiはこちらをご利用ください
https://w.atwiki.jp/ranstclubksu/pages/49.html
最強クラス ドラス
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/57001.html
登録日:2024/09/09 (月曜日) 00 41 00 更新日:2024/09/09 Mon 17 53 56NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 Alan Wake Alan Wake Ⅱ Control アラン・ウェイク アラン・ウェイク2 カビ コントロール スレッショルド ヒス モールド 並行世界 超常現象生命体 闇の存在 モールド-1とは、レメディー・エンターテイメントの作品間で共有される宇宙レメディー・コネクテッド・ユニバース(RCU)に登場する超常的な生命体。 登場作品 『Control』 概要 三本の巨大な植物のような触手からなる超常現象生命体であり、並行世界からの侵略者。 モールド と呼ばれる真菌に似た異常なまでの頑丈さと 伝播力 を兼ね備えた生物の発生源であり、この生命体がいた並行世界はモールドに埋め尽くされていた。 スレッショルドを越えてモールドの成長を促進し、オールデスト・ハウスと現実世界を侵略しようとしていた。 明確な知覚と知能を有する。 起源 2019年に政府の機密機関である連邦操作局(FBC)本部「オールデスト・ハウス」がヒスの侵略を受ける4ヶ月前、オールデスト・ハウスの研究セクターにスレッショルドが出現していた。 「スレッショルド」とは現実世界に出現する並行世界の一部にして入り口であり、この出現したスレッショルドこそがモールド-1が存在していた「モールドのスレッショルド」である。 当初は大量のモールドには発生源が存在するはずとスレッショルド感染専門家のラヤ・アンダーヒル博士に仮定されていたに過ぎなかったが、後に調査しに来たジェシー・フェイデン局長により坑道内で発見された。 モールド-1は坑道に侵入してきたジェシーを外敵と見なして激しく攻撃したが返り討ちに遭い逃走し、現在は 生死不明 である。 モールド-1との戦闘(ボス戦) 左右の二本の触手は直接的に叩きつける攻撃を担い、中央の触手は先端から発射体をマシンガンのように連射する。 一定のダメージを与えると向かって右側の触手、左側の触手の順に撤退していくが、周辺から有毒胞子を噴射したり、天井に張り付いた 爆発する揮発性の芽 を大量に降らせてきたりと攻撃はむしろ激しくなっていく。 体力が尽きると最後の一本となった中央の触手も撤退する。 モールド 前述の通り真菌に似た生命体で、モールド-1の一部。 異常なまでの頑丈さと成長速度であらゆる有機物、無機物を 原子レベルで 無差別に取り込んでいく。 オールデスト・ハウスの管理人であるアーティ(生命体A-001)までもが手を焼いており、度々駆除をジェシーに依頼している。 ポラリスを宿しているジェシーでさえもダメージを受けるほどに強力な有毒な胞子を持つが、血清を注射することで耐性を得られる。 魅惑的な甘い香りを作り出して胞子を人間が取り込むように誘引し、胸腔で増殖して身体全体を包含して 運動機能を乗っ取る。 こうして人間はバイオハザードに出てきそうなカビ人間にされてしまうのである。 なお、この性質はアンダーヒル率いるレンジャー部隊が到着したばかりの頃には無く、 人間のメカニズムを学習して利用した ことが判明している。 そのためヒスや闇の存在と同様に見た目からは想像できないほど高い知能を持っていると考えられる。 ○モールドホスト モールドを取り込み変貌してしまった人間の成れの果て。 「二足歩行する四肢と頭部のある生物」という以外に人間らしさは残っていない カビ人間。 その意思はモールド-1に乗っ取られていると思われる。 拳で殴りかかったり有毒胞子を口から噴射する近接タイプと、頭部が花弁状でそこから発射体を発射する遠距離タイプが存在するが、遠距離タイプはスナイパーライフルで武装したヒス生物並の遠距離且つ正確な狙撃をしてくる。 なお、レンジャー隊員がモールドを体内に取り込む様子がボイスレコーダーに記録されているが、上述の甘い香りは 人間の精神に異常をきたす ようで、目の前で仲間がモールドホストに変貌しているのも構わずに「旨い」と繰り返しながらモールドを取り込んでいる。 なお、モールド-1が撃退された後もモールドがオールデスト・ハウス内に残って伝播を続けているため、そのモールドを支配するモールド-1が弱体化しながらも生存している可能性は残っている。 追記、修正はモールドホストになってから △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 凄い熱心に更新されてるみたいだけどRCU本体の話がされてないから何の話かさっぱり分からん。 -- 名無しさん (2024-09-09 12 51 48) ↑登場作品『CONTROL』なので当該項目に行けばわかりますよ -- 名無しさん (2024-09-09 17 53 56) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/35278.html
登録日:2016/10/07 Fri 00 27 40 更新日:2024/05/16 Thu 20 55 22 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 てれコロコミック アンノウン エルロード オリジナルキャラクター ドジョウすくい マンモス マンモス怪人 ライダー怪人 ライノロード ロード怪人 上級怪人 仮面ライダー 仮面ライダーアギト 単行本未収録 吸血マンモス 坂井孝行 大地のエル 平成ライダー 漫画 漫画オリジナルキャラクター 漫画オリジナル怪人 漫画版仮面ライダーリンク 超ロード 超越生命体 「大切な人々を守るために、いま、アギトたちが立ち上がる!!」 2001年刊行の『月刊コロコロコミック1月号増刊 てれコロコミック冬休み増刊号』に掲載された、 坂井孝行による読み切り漫画『仮面ライダーアギト 3大ライダーVS超ロード』に登場した怪人。 映像作品には登場しない、同漫画オリジナルのアンノウンである。 本項では大地のエル共々漫画に登場した、ライノロードも併せて解説する。 【個体解説】 種族:超越生命体(高位の使徒) 呼称:大地のエル 身長:不明 体重:不明 専用武器:巨大な槌(名称不明) 能力:大地の力を行使する。 マンモスに似た高位の超越生命体で、作中で自分自身らのことを明確に「超( スーパー )ロード“エルロード”のひとり、大地のエル」と自称している。 大地の力を借りて行使する能力を有し、自身の身の丈の2倍以上はあるであろう巨大な鎚を土塊から創造し、軽々と扱う。 名前が似ている地のエルとの関係は不明。 デザインモチーフはインド神話のガネーシャ、並びに『仮面ライダーV3』に登場した二代目デストロン大幹部・キバ男爵の怪人態である吸血マンモスと推測される(事実、マンモスの足状となっている吸血マンモスの左手は、大地のエルの武器と同様に鎚の役割を果たしている)。 作中では2体のライノロードを僕として使役し、彼らの能力で作ったバリヤーに風谷真魚を閉じ込め、圧殺しようと目論む。 もっともこの際、真魚にアギトにテレパシーを送るよう呼びかけており、その主目的は超能力者に対する不可能殺人よりも 彼女を囮にして、自身らにとって最大の障害たる仮面ライダーアギト/津上翔一を誘き寄せ、始末する事だったと思われる。 駆け付けてきたアギトに対しライノロードを差し向け、真魚の救出に手一杯なアギトを一方的に痛めつけたが 加勢に現れたギルス&G3-Xによって形成を逆転され、3大ライダーを前にその力を振るう事となった。 基本的な行動理念は他のエルロード同様、闇の力の意思に沿ったものと思われるが、 児童誌の読切漫画という媒体の都合上、映像作品のアンノウンと比較するとかなり饒舌かつ感情豊かな印象を受ける(後述)。 ちなみに「超ロード」と名乗っていることから、後述するように単行本収録されてないこともあって 通常のエルロードよりの高位の「超エルロード」と誤解される事もあるが、 実際の漫画作中では「超ロード=エルロード」という旨の台詞であるため、映像作品でいえば他のエルロードと同格の怪人と思われる。 【ライノロード】 種族:超越生命体(使徒) 呼称:ライノロード 身長:不明 体重:不明 専用武器:素手 能力:不可視のバリヤーを発生させる 殺害方法:対象をバリヤーの檻の中に閉じ込め、徐々に範囲を狭めて圧殺 サイに似た超越生命体。作中では白色と黒色(*1)の2体が、大地のエルの配下として登場。 作中では大地のエルから「ライノロード」とのみ呼ばれ、各個体名は不明。 大地のエルの従僕という立ち位置からか、神官を思わせるデザインをしている。 額の角から不可視のバリヤーを発生させる能力を持ち、 不可能殺人の際にはこれで対象を檻のように囲み、徐々に範囲を狭めて押しつぶすという手段を取る。 またこの強固なバリヤーは当然のことながら戦闘にも転用可能であり、 対アギト戦では2体分のバリヤーで大地のエルを守護し、3大ライダーの猛攻すらもこれで凌ぐという強固ぶりを見せたが…… 【劇中の経緯】 ある日、公園を歩いている途中に壁にぶつかり転倒してしまう真魚。 誰が道のど真ん中に壁を作ったのだと苛立つも、目の前には壁などなく、自身が不可視の壁に囲まれていることを知る。 声すら遮断してしまうバリヤーに包まれて焦る彼女の前に姿を現したのは、超越生命体・大地のエル。 テレパシーで津上翔一/仮面ライダーアギトを呼びよせるよう煽ってくる大地のエルを前に、自身が囮として捕まった事を悟った真魚は 「ウチの同居人は…ものすごいやつなんだからっ!!」と気丈に振る舞い、翔一に助けを求めた。 同時刻、真魚の言う「ものすごいやつ」……津上翔一は、美杉教授と共にクリスマス会の出し物であるドジョウすくいの練習をしていた。 真魚のSOSを受けてすぐさまバイクを走らせながらも、テレパシーの微弱さ故に場所を中々特定できず街中を駆け回る翔一、 偶然その姿を見た氷川誠と葦原涼も、真魚に危機が迫っていることを知る。 徐々に狭まりつつあるバリヤーに真魚が追い詰められる中、翔一が到着……すぐさま、仮面ライダーアギト バーニングフォームへと変身。 「アギト!! バーニングフォーム!!」 大地のエルに殴りかかるも、その行く手を阻んだのは、敵の僕である2対のライノロードが発生させた不可視のバリヤー。 自らの眷属が誇る強固な防壁は、半端な力では破ることなど叶わぬと大地のエルは豪語する。 余裕たっぷりの敵を前に、アギトは怯むこと無く「こいつのパワーはハンパじゃないぜ!」とシャイニングカリバーを召喚。 真魚を拘束しているバリヤーに亀裂を入れ、彼女に早く脱出するよう促す。 しかし、それでも流石にライノロードのバリヤーは半端なものではなく、バーニングフォームのパワーをもってしても バリヤーに亀裂を入れ続けることで精一杯であり、その隙に乗じてライノロードが卑劣にも背後から襲撃。 真魚は自分に構わず戦うようアギトに懇願するが、そんなこと出来るはずもなく、危うく共倒れか…… 絶体絶命のピンチに陥ったアギトを救ったのは、ライノロードに襲い掛かったGX-05 ケルベロスの銃弾と、絡みつくギルススティンガー。 ……そう、氷川誠こと仮面ライダーG3-X、葦原涼こと仮面ライダーエクシードギルスが、アギトの援軍として現れたのだ。 「エクシードギルス!!」 「G3-X!!」 雄々しく名乗りを上げて姿を見せた2人の仮面ライダーの参戦によって戦況は3対3に縺れ込み、 エクシードギルスとG3-Xはそれぞれライノロードを、アギトは大地のエルに攻撃を仕掛ける。 アギトは一気に決着を付けるべく、シャイニングフォームへと変身。シャイニングカリバーで敵に斬りかかるも 大地のエルは周囲の土塊から巨大な棍棒を創造すると、いとも容易くアギトの攻撃を防ぐ。 「超ロードか、おもしろい!」 「やりましょう!」 「エクシードギルス!G3-X!」 「GX-05 ケルベロス!!」 「ギルススティンガー!!」 強敵・超ロードの出現を前に戦意湧きたつ仮面ライダー達は、各々の得物を振るうもライノロードの強固なバリヤーに阻まれ、 更にそれを縫って放たれる大地のエルの攻撃に翻弄されてしまう。 このままではジリ貧……何としてでも敵に打ち勝つべく、アギトは一か八か、自身に宿る「光」を開放した。 アギトの紋章が描かれると同時に、アギト シャイニングフォームの身体が光輝く。 「エクシードギルス!G3-X!力を貸してくれ!」 「おう!」 「3人の力を合わせれば――、」 「力を合わせれば不可能などない!」 ライダーキックを放ったアギト、エクシードギルスとG3-Xもそれに続く。 アギトから解放された眩いばかりの光を浴びたことで、エクシードギルスとG3-Xの身体にも力が漲ってゆき、 強化されたライダーキックの一撃は、バリヤーすらも粉砕しライノロード2体を吹き飛ばした。 そして、残るは大地のエルただ一人……だが、バリヤーをも突破した3人のライダーキックは、大地のエルの棍に阻まれる。 強者の余裕を見せる大地のエル……が、次の瞬間、得物の棍が音を立てて砕け散り、 ライダー達の猛攻を抑えられなくなってしまった超ロードに、3人の仮面ライダーの必殺の一撃がお見舞いされた。 「トリプル・シャイニング・ライダーキィィィィック!!」 遂に粉砕された大地のエル。3人の仮面ライダーは、熱く握手を結ぶのだった。 戦いは終わり、変身を解いて真魚のもとに駆け付けた翔一……そんな彼に真魚が見舞ったのは強烈なビンタ。 涙目になる翔一に、もっと自分自身の命を大事にするよう怒る真魚の姿を、葦原涼と氷川誠も微笑ましく見守るのだった。 「3大ライダーが力を合わせれば、不可能なことなどないのだ!!」 【台詞】 「ク、ク、ク、むだだ。そのバリヤーは、どんな声も通さぬ!」 「さあ、キミのテレパシーでアギトを呼びたまえ」 「わがしもべ(・ ・ ・)ライノロードのバリヤー。ハンパなことでは破れぬ!」 「ほう…ライノのバリヤーを破るとはやるな…だが!!」 「ヤツは今、動けぬ。やれ!」 「む!?何者だ!?」 「大地の力を借りただけだ」 「わたしは超(スーパー)ロードエルロードのひとり、大地のエル!!」 「クククククク!こちらの番だ!」 「クククククク。そんな攻撃ではわしの棍にヒビを入れることさえできぬわ!」 「な、なにッ!?おおお!!」 「ぐ…、ぐわああ!!」 【余談】 大地のエルの登場エピソード『3大ライダーVS超ロード』は、同作者による『G3-Xvs機動装備G2』に引き続き、てれコロ誌で掲載された作品。 元々コラボ企画で製作された本誌は実質今回で終了したため、こちらも2016年時点に至るまで単行本収録の機会は得られていない。 Gシステムのロストナンバー登場と言う本編補完の側面が強かった前作と比べると、 本エピソードは漫画オリジナルのエルロード相手に3大ライダーが協力して立ち向かうという、映像作品以上にヒーロー活劇としての方向性が強められた内容となっている。 その為か仮面ライダー側もアンノウン側も、堂々と名乗りをあげたり、必殺技の名前を熱く叫んだりととかく饒舌であり、 本編のイメージで漫画を読むと盛大に面食らうこと間違いない。 追記・修正は、ドジョウすくいをマスターした人がお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 妙に仲が良く堂々と名乗りを上げるライダー達…ここは…龍騎スーパーバトルビデオの世界か…? -- 名無しさん (2016-10-07 13 22 02) 確かにハイパーバトルっぽい -- 名無しさん (2016-10-07 16 32 46) インドの神ガネーシャモチーフのデザインが面白いが、配下のライノロードもサイの鎧のような皮膚と神官を合わせたデザインが秀逸。そのままTV版に出ても違和感なかった。 -- 名無しさん (2016-10-07 16 39 36) どじょうすくいwww -- 名無しさん (2016-10-07 19 21 10) 面白かったことは確かだけど、氷川さん葦原さん呼ばわりしない翔一くんに違和感ががが -- 名無しさん (2016-10-07 20 06 56) 俺達は! -- 名無しさん (2016-10-07 23 34 45) ↑2 コミカライズには、よくあること。 -- 名無しさん (2016-10-08 16 51 43) 大地のエルはデストロン大幹部であるキバ男爵の怪人態こと吸血マンモス、ライノロードはサイタンクがモチーフか -- 名無しさん (2017-05-18 20 36 43) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/rpgrowa/pages/362.html
瓦礫の死闘-VS地獄・泥の下の宴会- ◆wqJoVoH16Y 玉座の間は赤かった。 蝋燭の灯に照らされた玉座の間は、紅い絨毯と相まって部屋全体を赤く染め上げている。 だが、そこには欠片ほどの暖かさも無い。 天井の一部には穴が穿たれて熱気を吸い上げ、その下には瓦礫が散乱している。 そしてなにより、吹き飛ばされた玉座の残骸が、この部屋が本来持つ権威を、荘厳を奪い取っていた。 王が座るべき場所、その座は王の威光が一番満たされているべき場所だ。 その崩壊が意味するのは、その威光が失われている――既に王はいないということだ。 王どころか玉座すら失われた空間に、熱など残るはずもなく、ただ冷たい赤色だけが王室を満たしている。 そんな死の御座に、伐剣の王は目を瞑って佇んでいた。 魔王セゼクはよほどの巨人であったのだろう。 瓦礫となっても玉座はあまりにも巨きすぎて、王はその横に腰掛けることができた。 王が瞼を開け、ぼんやりと空を見上げると、直ぐに視線は天井へ突き当たった。 燭台の淡い灯に赤みがかった天井に注ぐ視線を、少しずつスライドさせると、天井に空いた穴に目がいく。 位置からみて、この大穴はリルカが魔王に繰り出した最後の一撃が作ったものだろう。 非垂直による減衰分散の上で、地上から地下50階までをも貫通させた一撃。 その結果に、王は彼女の魔法に改めて感嘆する。 だが、その魔法により地上と50階までの間に障害物はなくなってしまったことは皮肉だった。 もっとも、その成果なくばこうも早くこの場所にたどり着くことも出来なかっただろうが。 その皮肉に王の表情が崩れようとしたとき、その穴からケンタウロスの騎兵が降りてくる。 王が棍を杖代わりに立ち上がると、騎兵は整然と王の御前に整列した。 その数は5。整列した騎兵を前に、ジョウイは僅かに肯くと王の額の紋章が輝き、騎兵達が霞の如く消失していく。 全ての騎兵が門の向こう側へ消え失せた後、王は若干の失意を込めて嘆息した。 蒼き門の眷属に命じたのは、1階から50階までの各10階分の調査だった。 召喚獣を端末として、その召喚獣が見聞きした情報を識る……王の右手に込められた核識の力の一つだった。 王は召喚獣によって得られた情報を吟味していく。 遺跡ダンジョンと名の付くとおり、宝箱とそれを手に入れんとする野盗・盗掘者溢れる遺跡だったのだろう。 だが、その宝箱は既に誰か――おそらく元の世界の人間――の手によって収奪された後。 残るのは空の宝箱と夢を抱いたまま遺跡に取り殺された者達の屍、遺骨だけだ。 この場所を城と見立てるのならば、最終門を除き全部抜かれている状態だ。 可能ならば穴を修復したいが、そんな時間も人手もない。 なにより、ちょこから得た情報によれば元からこの遺跡には50階まで直通する隠し通路があるらしい。 この穴を塞いだところで、それで抜けられれば意味がない。 玉座を降り、ジョウイは本来玉座があったであろう場所にあった隠し階段を見つめる。 守るにしても、この50階からが勝負となるだろう。 そう思いながら、王はさらなる地下への道を下りた。 草を踏む音と共に、王は深く深く降りていき、ついぞ最下層にたどり着く。 戻るなり王は、花畑の中心で燦然と輝く感応石を前に跪いていた。 先達への敬意を評するように、あるいは、謝罪するように深く頭を垂れている。 この場所の過去に対する哀悼と、未来に対する謝罪だった。 ふと、首を垂れる中、魔王に見せた少女の涙が脳裏を掠め、王の心に僅かな痛みを覚えさせる。 何故今思い出したのか、王はその意味を理解できなかった。 遺跡ダンジョンに精通していた彼女はこんな楽園があることを知っていたのだろうか。 あの変身後の姿を鑑みれば、彼女もまた魔界を追われ、 魔王ゼセクに率いられ人間の世界に逃れた魔族の一人なのかも知れない。 そうであるならば、これからの王の行いは彼女を泣かせてしまうのだろう。 父と呼んでくれた2人目の娘を―――― 突如、王の右腕に激痛が走る。 そのような甘えなど許さぬとばかりに、迷いに揺らいだ隙間をくぐり抜けた憎悪が、王の身を浸す。 その中で王は――ジョウイ=アトレイドはその痛みを摺り潰すように奥歯を噛んだ。 理想の楽園、ただそれだけを願い、迷いを抱き潰す。 戦わねばならぬ。殺さねばならぬ。進まねばならぬ。 あの娘の嘆きを背負えないようで、楽園など造れるものか。 痛みの収まったジョウイは、花畑に顔を埋めたまま息を整える。 この痛みでさえも、オルステッドが抱いてきた痛みの幾分でしかないのだろう。 紋章と核識の力があっても狂いそうなほどの憎悪に、ジョウイといえど気が遠くなった。 日没まで保つかどうか。なにより、完全な形でオディオを継承したとき、 はたしてこの身は自分のまま理想を抱いていられるのか―――― その迷いを握り潰すように、ジョウイは爪が掌に食い込むほど右手を強く握りしめた。 抱き続けて見せると。壊れたのならば、壊れ続けてでも、導いてみせると誓いながら。 痛みが落ち着き、立ち上がろうとしたジョウイが耳を澄ませる。 音だった。先のオディオと違い、脳に直接響くのではなく、実際にこの部屋で響いている。 ジョウイはゆっくりと音の元――感応石の裏側に回った。 そこには、眠ている女がいた。 だが眠れる美女ではない。頬を赤らめているが、寝たままも掴んだ酒瓶があっては台無しだ。 「……ぶぅおぉぉぉおおさぁんがァ、屁をこ~~いたぁぁぁ……Zzzz」 起こすかどうか、ジョウイが真剣に考え続けている中、 酒で焼けた肌を晒し、大股を開いて楽園に眠る眼鏡の女はとても幸せそうな顔をしていた。 感応石から少し離れた場所に地図を広げながら、ジョウイはメイメイと名乗る侵入者から話を聞く。 まだ誰も来ることは出来ないと索敵を怠っていたことを差し引いても、彼女の登場は突然に過ぎた。 このタイミングでこんな隠しエリアに転移してくる存在が、全うな参加者だと思うほどジョウイも愚かではない。 十中八九オディオの配下。目的はやはりジョウイに対する監視か牽制か。 「配下なんて淡白なのじゃなくってぇ、オル様のし・も・べって言って頂戴。気持ちいやらしめに」 ジョウイの警戒に気づいてか気づかずか、冗談めかしながらメイメイは髪留めを解いて濡れそぼった髪を指で梳かす。 雫は滑らかにその艶髪を下って仄かに赤みがかった胸元に降り注ぎ、彼女はそれを指で掬って小さな舌で舐めとった。 「……ちょっとは反応しなさいよ。目の前の熟れたてフレッシュな果実があるのに」 胸を抱えて少し揺らしてみたが、ジョウイは目を細めるだけで全く反応しない。 元魔族の王以上に無反応な魔王を前にして、眼鏡を拭きながらメイメイは唇を尖らせる。 どこの世界の魔王もこういうものなのだろうか。 「ぬう、若衆道は非生産的よ。それとも青い果実の方が好みかしら。だったら残念だけど今品切れなの」 珍妙というより配慮のないメイメイの言葉に、ジョウイは額を揉みながら視線を地面に下げる。 内心目のやり場に困っていたからというのもあるが、彼女の存在を測りかねているというのが本音だ。 彼女を遣わせたオディオの意図もそうだが、彼女の存在そのものを、ジョウイの神経が警戒していた。 その警戒の印象はジョウイが知る女性に相似していた。ジョウイとリオウを運命へと誘った、魔術師レックナートに。 「ぬ、汗の混じった水が仄かに酒の味。私からお酒が出てくる……私が、私たちがお酒! そういうのもあるのね!! 酒力による憎悪根絶! 対話<ノミニケーション>のとき来たれり! にゃは、にゃはははは!!!」 この如何ともし難い道化ぶりを除けば、であるが。 「じゅぅ。ん、あと、監視じゃなくてぼーかんね。 多分、貴方が首輪を外しちゃったからじゃない? 閉じこめられてたから助かったわ」 けらけらと笑いながらひとしきり服を乾かしたメイメイは升に酒を注ぎ、ぐいと煽る。 聞けば、どこかの異空間に閉じこめられていた彼女をオディオが突如ここに飛ばしたらしい。 その際にただ一つ言われたそうだ――――そこで傍観しろ、と。 その意味が、死喰いにもっとも近い場所であるここに到達したジョウイに対するものであることは想像に難くない。 魔剣から得られた知識により、目の前の存在がリィンバウムの住人であることは理解できた。 察するにオディオとメイメイの間には召喚獣の誓約があるのだろう。 ならば、ジョウイが先ほど召喚獣で遺跡を調査したように、メイメイが視たことはオディオに筒抜けとなる。 「首輪を外してなお通信用の感応石を回収したってことは、 魔剣を使って逆にテレパスラインに改竄を仕掛ける腹積もりだったんでしょう。にゃははは、残念賞だったわねぇ」 メイメイの閉じた扇子が指し示したジョウイの右手の中で、感応石が握りしめられる。 島に覆われた死喰いのシステムは同時に、オディオがこの戦いを運営する監視手段でもある。 先ほどのオディオの干渉からも、ここの巨大感応石がオディオのいる場所と直接繋がっていることは明らかだ。 魔剣を使いこなせば、オディオに偽の情報を送り込むことも不可能ではないだろう。 だが、その可能性はこの奇矯な女性の存在によって不可能となった。 首輪による直接的な監視・制御方法が無くなった今、目の前の女性はその代用品ということか。 この監視は破壊できない。相手にするには、あまりにもリスクが高すぎる。 「ま、そういうわけでぇ、おひとつよろしく。 私はお邪魔にならないように隅っこでお花見してるから。あ、これ、つまらないものですけど」 自分を見定めようとするジョウイの思惑を知ってか、メイメイはどこからか宝箱を召喚する。 この場所に居座ることへの手土産のつもりだろうか。ジョウイが怪訝そうに宝箱を開き、その中身を見て絶句した。 ハイランド王国の象徴である純白で彩られた士官服――リオウと袂を分かった後に纏っていた衣に他ならなかった。 「これは、私個人のサービス。汚れきった今の貴方に、一番必要なものじゃない?」 ジョウイの動揺を肴にするように、メイメイは升縁の塩を舐める。 それは如何な意味だったのだろうか。腹を串刺しにされて血に汚れた衣服のことか。 それとも、光に住まう彼らと袂を分かち、憎悪をこの身に纏ったことか。 いずれにせよ、目の前の占い師はこの衣が持つ意味――ジョウイという人間の背景を見抜いている。 それだけでレックナートと同等であろうこの女店主の実力は否応にも理解できた。 「堅いわねぇ。ま、安心なさいな。オル様のことだから、私を力とは使わないでしょ ……怖い? 今更、オル様に喧嘩を売ったことに後悔してる?」 意を決するようにその衣を拝領するジョウイに、メイメイはおどけるように言った。 ジョウイが恐怖に身を震わせていることに気づいたからだった。 無理もない。ただ魔剣と無色の憎悪を奪うだけに飽きたらず、この若き魔王は堂々とこの世界の主に喧嘩を売ったのだ。 勝者の中の勝者――勇者オルステッドの歩んだ悲劇だけを見て哀れんで。 敗者となって足掻き、もがき苦しんだ魔王オディオを知らぬままに。 だが、ジョウイの瞳を見たメイメイから軽薄な笑みが消える。 恐怖に震えながらも、ジョウイの視線はただ一点、オディオの玉座をしかと見据えていた。 確かに、感応石越しとはいえ直接オディオに語りかけられたことで、 これまでは伝聞と主催者としてしか知らなかった、オディオの憎悪に直接触れ、心胆を震え上がらせた。 それは逆を返せば、その憎悪を直接感じられる位置にまで上り詰めたことを意味する。 アシュレーやユーリル、魔王ジャキなどと異なり、オディオにとって一介の村人に過ぎなかっただろうジョウイが、 目指すべき玉座に君臨する王と対面し、僅かなりともその人物を見定めることが出来る位置まで到達できたということだ。 「……オル様の逆鱗の位置を確かめたかったと。無茶をするわねえ」 そう言いながら酒を口に含むメイメイは、ジョウイの意図の一部を理解する。 ハイネルとの会話から遺跡ダンジョン制圧に至る一連の動きは、オディオと面会するためでもあったのだ。 ジョウイはオルステッドのことはストレイボウから聞いていても、オディオについては主催者としての露出以上のこと知らない。 これからの戦いを進める中で、ジョウイは先ず何よりも魔王オディオを見極める必要があったのだ。 戦場の天気を調べるようなものだ。 たとえどれほど緻密な戦略を立てても、感情という嵐が吹けば飴細工のように砕けてしまう。 だが、逆に言えばその感情さえ弁えれば、戦略の立てようがあるのだ。 オディオの言葉を反芻しながら、ジョウイは自分に力を継がせた召喚師を思う。 今にして思えば、ハイネルは理解していたのだろう。 魔剣を得たとはいえジョウイがここから優勝しようと思えば、相応の綱渡り――死喰いの力を手にする必要があるということを。 だからこそ、ハイネルはオディオが聞いていることを承知で……“オディオに聞かせるために”ジョウイの決意を言葉にさせたのだ。 その結果、ジョウイは魔王に賊として誅伐されることなく、無知な道化の王として、首の皮一枚で生かされている。 そして、僅かとはいえジョウイはオディオの輪郭を捉えたのだ。 「ルカ=ブライトに取り入るだけはあるわねぇ。才能?」 呆れた調子で酒を呑み直すメイメイを尻目に、地図を広げながらジョウイは成程、と思う。 この状況は、ルカの幕下で力を蓄えているときに似ている。 今この瞬間、ジョウイが生かされているのは、オディオがジョウイの理想を不可能と断じているからだ。 自ら滅びに向かう哀れな道化の末路を見たいがために、ジョウイは生かされている。 ならば、あの時と同じように今はせいぜい楽しませるだけだ。 その果てにオディオの期待を裏切ってみせる。優勝し、不可能だとオディオが嘆いた、楽園の創造を以て。 「ん。ちょいまち。なんで50階に行ってたの? 死喰いを手に入れるんじゃなかったの?」 神妙な面持のジョウイをしばし見つめた後、メイメイはふと気づいたように言った。 ジョウイの目的は死喰いを手に入れることではなかったのか。 その問いに、ジョウイは少し考えた後メイメイに語りだした。 メイメイが来るよりも先に降りて知った、死喰いの正体、そして泥の中での出来事を。 ――――潜る。 あの滝壺に落ちるように、ジョウイの精神は暗黒へと流れ落ちていく。 ジョウイより魔剣へ、魔剣より感応石へ、 そして首輪を含めた島中の全てよりエネルギィを受けた感応石より、遺跡ダンジョンよりも遙か深くへと伝っていく。 恨み、痛み、苦しみ、恐れ。死にまつわるあらゆる意識に流されるのは、さながら墨汁の滝を落ちていくようだった。 その中でジョウイが染まらずに自我を保てたのは、皮肉にも自分を侵そうとする憎悪のおかげだった。 抜剣して、憎悪という外套を纏ったジョウイはジョウイとしてその闇を降りていく。 ここを堕ちていくのは、ジョウイにとって2度目だった。 1度目、ディエルゴを降した時は無我夢中であったため、 気づいたときにはあの都――死喰いの内的宇宙にまでたどり着いてしまっていた。 内的宇宙、リルカの世界における心の内側の世界。 それが存在する以上、そこにたどり着く前に必ず肉体を通るはずだ。 どれだけ小さかろうが、その姿を見逃すまいとジョウイはより慎重にと、周囲の地形を慎重に見ながら潜行していく。 しかし、いくら潜れど土と石しかなかった。地下の施設は数あれど、流石にあの地下71階が一番深かったのだろう。 それより下に空洞など無いように思えた。 ならば、死喰いは土の中で蛹の如く眠っているということなのか。 しかし、それではハイネルの語った死喰いという存在に今一つそぐわない気がした。 蛹が蝶へと生まれ変わるようなイメージはあまりにも『生』でありすぎる。 『死』を喰らうものがそんな命であるのだろうか。 ラヴォスの幼体という言葉に囚われ過ぎてはいないか。 そんなことを思ったとき、ジョウイの意識は空洞へとたどり着いた。 生命が形を得る前の時代、全ては泥だった。泥が星で、星が泥だった。 遺跡ダンジョンよりも深き、背塔螺旋の最下層。泥の海。原初の命。白痴の力。ファルガイアの“始まり”。 ありもしない英雄の姿を追い求めた男と、そんな哀れな男に全てを捧げた女の墓標。 ――――泥のガーディアン【グラブ・ル・ガブル】。 黒い流れからその身を切り離し、ジョウイの意識は泥の海に佇み、周囲を見渡す。 ただ泥が静かに揺らめいている。だが、その泥の一粒一粒が純粋な『命』だった。 その命の海の中で、ジョウイは己が目的である死喰いを探すが、その姿は見つからない。 魔剣を得てこの島を巡るネットワークを知覚できるようになった今だからこそジョウイは確信する。 死喰いはこの近くにいる。だが、その泥の下にはもう何もない。 あのルクレチアが存在する以上、死喰いは確かに存在するはずなのに、見当たらない。 まるでとんちのような状況に、ジョウイは思索を巡らせる。 もしくは、逆ではないのだろうか。 内的宇宙があるのに肉体がない、と考えるのではなく、最初から内的宇宙しかないのではないか。 その着想に至ったとき、ジョウイは泥の中で小さな光を見つけた。 まるで、砂漠の中の宝石のように、儚く、されど貴く光る輝きだった。 しかしその輝きは泥に覆われ、泥に汚されようとしていた。 捕食、吸収、略奪。ジョウイはその光景にそれらの言葉をイメージした。 そう、目の前の泥はこの輝きを喰おうとしているのだ。 その様子こそが『死を喰らう』ことなのだろう。 ハイネルの語ったことと目の前の事実を並べ、ジョウイはそう結論づける。 生きている間、そして死の間際に生ずる『想い』が、首輪の感応石を伝い、ここに送られ……喰われる。 グラブ・ル・ガブルの泥へと沈められて、汚され、あのルクレチアを構成する欠片となる。 つまりこの泥の海“そのもの”が―――― ジョウイは眼前で泥にまみれる輝きを見つめた。 己が推測を確かなものとするため、その輝きが喰われる様を確認したかったのだ。 それが確かだと分かれば、死喰いの全貌を理解できる。戦局を優位に進められる。 だからジョウイは、この輝きを犠牲にしようとした。 誰の想いかはわからないが、相当前からこの場で喰われ続けていたのだろう。 その輝きはもういつ消えてもおかしくないほどに穢されている。 それでも、消えられないと足掻き続けているように見えた。 もうこの輝きは救えない。ならばせめて背負い、自分の糧にしようと思ったのだ。 ………が、…………ますか? 魔王か、ニノかはたまたマリアベルか。それが誰の「死」なのかは分からない。 だが、誰であれ、その死を決して無駄なものにはしまいと思った。 ―――私の声が、届いていますか? はずだった。だが、いつの間にかジョウイの右手には煌々と始まりの魔剣が輝き、 その輝きに気づいた時には、輝きに絡み付く泥の全てを切り裂いていた。 ジョウイが自分が何をしてしまったかを理解したとき、 光は役目を達せたと安堵するように、粒子となって魔剣の中に消えていった。 そして“光の中で守られていたもう一つの光”が強く強く輝きだす。 その光も、ほとんどを死に喰われていた。燃え尽き果てた最後の火種だったのだろう。 だが光はその死さえも踏み越えるように輝き、泥の海から昇り出す。 どこまでも強く、天に向かって疾走するそれは、暑苦しいほどの炎にも見えた。 その炎を見上げていたジョウイの背後で、泥がわなわなと震えだす。 餌を奪われたと、ひもじいと、満ち足りないと、怒り狂う。 本来のグラブ・ル・ガブルは意志を持たぬ純粋な生命エネルギーであるはずなのに。 こいつには“意志が入っている”。 泥が、異物を喰らわんとジョウイに襲い掛かろうとしたとき、ジョウイは魔剣を泥に突き立た。 そして、魔剣を介して己が意志を流し込む。 死喰いよ、無念なるまま喰われたルクレチアよ。 伐剣王の名の下に、2つを約束する。 1つは、楽園。死喰いに囚われた貴方たちも許される場所へと連れて行く。 そして、1つは誕生――――“まだ生まれていないお前を、誕生させると約束しよう”。 伐剣王の名の下に未来に誓約を刻む。 死喰いよ、もしも生まれることができたなら、その時は、真名を以てどうか力を貸してくれ。 その願いが伝わったか、グラブ・ル・ガブルの泥は――――“死喰いの肉体”は、僅かに打ち震え、静まっていく。 喜んだのか、道具と利用する気か……いずれにせよ、後に残ったのは、穏やかに流れる泥の海だけだった。 「……古臭い匂いがしたと思ったらそういうこと。 で、要約すると、オル様が召喚した『ラヴォスの幼体』なるモノは既に死んだ亡霊みたいなもんで、 それが新たな肉体としてグラブ・ル・ガブルに憑依した存在――――それが死喰いってこと?」 ジョウイの話を聞き終わった後、メイメイが要約した内容に、ジョウイは静かに首肯した。 恐らく、メイメイは『ラヴォス』の本当の意味を知っているのだろう。だが、それを言う気はないらしい。 「まあ、妥当なところねえ。星の命そのものであるグラブ・ル・ガブルに巣食えば、それだけでネットワークになるでしょ」 その話しぶりを見る限り、グラブ・ル・ガブルと『ラヴォス』の相性は最高のようだ。 となれば、この島の命である泥が『ラヴォスの幼体』に憑依されているというのは、 いわばこの島がラヴォスそのものであることに等しい。なにせこの島の憎悪を喰いつづけることができるのだから。 「で、そんな死喰いはまだ本当の意味で存在している訳じゃ、ないと。 それもまた道理ね。死を喰らい続けたところで生命にはなれないわけだし」 それこそが、ジョウイが死喰いを手に入れずに引き上げてきた理由だった。 死喰いがどれほどの死を喰いつづけたところで『ラヴォスの幼体』は既に死んだ怨霊だ。 死<マイナス>に死<マイナス>を足したてもマイナス、自力では生<プラス>にできない。 誰かが、憎悪<マイナス>を掛けて、このあらゆる死を喰いつづけた亡霊を、新生させる必要があるのだ。 その役を担うのは、当然魔王オディオ。 限界まで死を喰い続け膨大なデータをルクレチアに揃えた死喰いは、 グラブ・ル・ガブルの命とオディオの力によって、己が最適な進化を果たした姿で誕生する。 それこそが、真の死喰い。敗者の全てを喰らい生まれる、最後の怪物だ。 「お、めでと~~~~。本当だったら、直ぐにでも護衛獣か何かにするつもりだったんでしょ? でも死喰いはまだ生まれていない。生まれないものに名前なんてない。真の名がなければ誓約はできない」 メイメイの皮肉に、ジョウイは無言を以て肯定した。 死喰いの亡霊だけを魔剣に取り込むことも考えてはいたが、それでは恐らくジョウイの精神が耐えられない。 故に、ジョウイは死喰いという存在を魔剣で護衛獣の契約を結ぶつもりだったのだ。 しかし、生まれてもいないものと誓約を結ぶことはできない。 オディオはこれを見越していたのかもしれない。現時点ではジョウイはまだ死喰いを手にすることはできないと。 そう、現時点では。 つまり、死喰いを誕生させた後ならばその可能性も出てくる。 そして、ジョウイには死喰いを誕生させる力――不滅なる始まりの紋章があった。 偽りとはいえオディオを内包したこの魔剣ならば、死喰いを誕生させることもできるだろう。 「でも、今は無理。というか時間がかかる、って所かしら。 そりゃあ、死喰いは不完全で、しかも力は模造品。条件が劣悪すぎるしねえ」 耳に痛い本質を気楽に投げつけてくるメイメイに、流石のジョウイも渋い顔をした。 だが事実は事実だ。40人以上の死を喰らってもなお、 死喰いはまだまだ死が足りない、現状の進化に満足できないと、飢え続けている。 更にこちらのオディオも本物に数段劣る贋作。生まれてくる死喰いも、生む魔王も、まだまだ不完全なのだ。 魔王オディオなら今の死喰いの成長度合いでも、無理やり生むことはできるだろうが、ジョウイでは不可能だ。 今から力を行使しはじめたとしても、恐らく数時間はかかるだろう。 「時間との勝負ねえ。死喰いの力は如何に強力でも、その力を行使する時間が無ければ意味がない。 日没までに間に合わなかったら、それこそ台無しだし」 さらりとジョウイの刻限を明かされたことも、もはや驚く暇はない。 そう、ジョウイの目的は死喰いを手に入れることではなく、その力で優勝することだ。 手段に拘泥して、目的を達成できなくなれば意味がないのだ。 限られた時間と絶大な力。その天秤こそが、ジョウイにとって全ての悩みだった。 「で、どうするの?」 ジョウイが抱える現状の全てを露わにしたメイメイは、ついにその問いを投げかける。 諦めて仲間の下にいくのか、死喰いを棄てて別の手を考えるか、死喰いを誕生させることに注力するか。 ジョウイという人間を見極めるのに、これほどに相応しい問いは他に無いだろう。 酒精と眼鏡に隠れたその慧眼が見つめる中、 新しい魔王は、噛み締めるように考えたうえで、答えを出した。 時系列順で読む BACK△143 堕天奈落NEXT▼144-2 瓦礫の死闘-VS死龍・ハードオブヘクトル- 投下順で読む BACK△143 堕天奈落NEXT▼144-2 瓦礫の死闘-VS死龍・ハードオブヘクトル- 142-9 この力で全てを守る時 -Glorious Hightland-(後編) アナスタシア 144-2 瓦礫の死闘-VS死龍・ハードオブヘクトル- ちょこ ゴゴ カエル セッツァー ピサロ ストレイボウ アキラ イスラ 143 堕天奈落 ジョウイ ▲
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/53301.html
登録日:2023/02/12 (日曜日) 09 09 00 更新日:2024/09/23 Mon 10 33 55NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 ALAN WAKE Alan Wake CONTROL control アラン・ウェイク ガナード コントロール ジュアヴォ マジニ レメディー・コネクテッド・ユニバース 頭脳派ゾンビ ヒス(The Hiss)とは、レメディー・エンターテイメントによる世界観を共有したメディアミックス作品群『レメディー・コネクテッド・ユニバース』に登場する超自然的存在。 『Control』でメインの敵として全編に渡り立ち塞がる。 概要 『Alan Wake』シリーズでお馴染みの「闇の存在」と双璧をなす人類に敵対的な次元間の知覚と音と伝播力を持つ共鳴体ベースの超常現象生命体。 「共鳴」とは超自然的な振動、周波数、波形、フィールドのことで、 現実を変貌させる力 である。 連邦操作局(FBC)の研究リーダー、キャスパー・ダーリング博士によって定義された。 「闇の存在」と同様に異世界からの侵略者であり、並行世界「スライドスケープ-36」からやってきた。 名称は「hiss noise=ガス漏れ音」が由来。 自我を持つ音とも表現できる実体の無い存在で、生物、非生物を問わずに支配し傀儡とする能力を持つ。 FBC職員はヒスに支配されることを「腐敗」や「汚染」と表現している。 尚人間がヒスにより腐敗するプロセスは不明瞭だが、「闇の存在」が暗闇を介して人間を支配するのと同じ様に「音や振動」を介して侵食することが示唆されている。 ダーリング博士が発明した「ヘドロン共鳴体増幅器(*1)」を装備することでヒス生物化を防ぐことができる他、現局長ジェシー・フェイデンはその身に超自然的存在ポラリスを宿しているため物体や生物からヒスを取り除く「浄化」が可能。 「闇の存在」とは起源や性質など色々似通っているが、これは後述の通りアラン・ウェイクが関与しているためと思われる。 起源 「創作を現実にする力」を持つ並行世界「闇の世界」に囚われていた小説家アラン・ウェイクが、自作の小説『リターン』にヒスを登場させたことで創造された。 アランの長年の宿敵である闇の存在をモチーフにしているためヒスと闇の存在の性質は非常に似ている。 前述の通り並行世界「スライドスケープ-36」の生命体であり、同じ世界の生命体であるポラリス&ヘドロンとは激しく敵対している。 パワーオブジェクト(*2)「スライドプロジェクター(OOP15-UE)」に「36」というラベルが貼られたスライドをセットして投影される画像が「スライドスケープ-36」のスレッショルドとなるため、現実世界側にいる人間がスライドプロジェクターを操作しない限りは次元間を移動できない。 だが、アランの書いた『リターン』が闇の世界の力で現実になる変貌世界事象が発生した結果、FBC局長ザカライア・トレンチは物語の登場人物である 連邦ナイトスプリングス局の局長 を演じさせられ、原稿通りにスライドプロジェクターを起動してオールデスト・ハウス内へヒスの侵入を許してしまい、直後に自害してしまった。 こうしてオールデスト・ハウスはヒスに侵略されてしまったのである。 なお、この『リターン』はカルトドラマ『ナイトスプリングス』の『暗いスレッショルドを越えて』というエピソードが元になっており、一時的にオールデスト・ハウス自体が並行世界に実在する秘密の研究所「連邦ナイトスプリングス局」に置き換えられたために起きた大惨事というのがこの変貌世界事象の全貌である。 形態 「闇の存在」同様に様々な形態をとる。 ヒス実体 視覚可能なヒス共鳴体フィールドそのもの。 ヒスバリア 高濃度な共鳴体が物理的な赤く光る壁として顕現したもの。 こいつが退路を塞いだため、FBCの非戦闘員達は逃げることすら出来ずに殺されたりヒス生物と化した。 周囲のヒス実体やヒス生物とは共鳴源を共有しており、それらを殲滅するとヒスバリアは消滅する。 ヒスノード ヒスバリアの近くに現れる高濃度な共鳴源。 キューブ状で、壁や天井に貼り付いている。 ヒスクラスター 赤く光る人間大の球形として顕現した高濃度のヒス共鳴体。 周囲のヒス生物に共鳴を注入し奮い立たせる、ヒーラーの役割。 近づくと高速移動して逃げ、FBC局長ジェシー・フェイデンの洗脳(*3)が通用することから、こんな見た目でも知的存在である模様。 ヒス生物 彼は 「これが聞こえた時、何も残らなくなるまで、お前を作る」 「この現実の後ろにある概念的現実の下でお前がこれらの波を欲すれば、お前を引き出すことができる」 「ベイビー、ベイビー、ベイビー、イェアー。オレンジの皮」 と言った。 アラン・ウェイク著『リターン』より ヒス生物が呟き続けているアラン・ウェイクにより創作されたダダイズムの詩、通称「ヒスの呪文」を聴いたことで汚染された人間の成れの果て。 攻撃されるとガスのように消滅するが、これで死んだのか、単に見えなくなったのかは不明。 ただし作中に登場するヒス生物があまりにも無尽蔵すぎるため、一度ヒス生物になった人間は何度でも復活できる可能性がある。 ヒスエージェント ヒスにより汚染されたFBCエージェント。 最も穏やかなタイプのヒス生物。 外見的な変化は汚染前と違いはないが、浮遊能力を持ち宙に浮かんだまま「呪文」を呟き続けている。 この「呪文」を聴いてしまった人間は、ヘドロン共鳴体増幅器が無ければヒス生物と化してしまう。 ヒスボマー ブリッジ姿勢で浮遊するぼろぼろの着衣を身に付けたヒス生物。頭と胸が赤く発光している。 人間に近付いて自爆攻撃を仕掛けてくる。 汚染が進行した末の物理的な「ひずみ」。 ヘドロン共鳴体増幅器を破損させることを目的に生み出されたのではと作中では考察されていた。 ヒス警備員 ヒスにより汚染されたFBC本部オールデスト・ハウスの警備員。 体表が赤く発光している。 防弾衣とヘルメットを着用している者や高密度の共鳴により形成された赤い半透明のバリア(ヒスシールド)を身に纏っている者もいる。 ただし、「影になった個体」が身に纏う闇のバリアは「光で焼き払う」以外の物理的な攻撃を遮断できるのに対し、ヒスシールドは普通に物理的な攻撃で破壊できてしまう。 使用する武器は突撃銃(M43ライフル)や散弾銃(サーブスーパーショーティー)等。 ヒスレンジャー ヒスにより汚染されたFBC所属の完全武装した派遣部隊員。 体表が赤く発光している。 黒ずくめの装束。 人間だった頃は変貌世界やスレッショルドの偵察などに対応するため訓練を受けていたが、ヒス生物化してからもその技術は据え置きなため警備員よりも手強い。 防弾衣を身に付けている者やヒスシールドを持つ者もいる。 武器は小型機関銃、散弾銃(ネオステッド2000)、突撃銃、手榴弾など。 ヒスレンジャー(空中浮遊)/フライボーンレンジャー 浮遊能力を持つヒスレンジャー。 体表が赤く発光している。 ジェシーの念力による投擲攻撃(*4)を回避できるが、連続では避けられない。 ヒスシールドを持つ者もいる。 使用する武器はヒスレンジャーと同じ。 なぜか捜査セクターにしかいない。 ヒススナイパー ヒスにより汚染されたFBC所属の狙撃手。 体表が赤く発光している。 ヒスレンジャーと同じく黒ずくめの装束で、キャップ帽とヘッドセットを身に付けている。 サーチライトと銃剣付きの狙撃銃を所持し、正確に遠距離から狙撃してくる。 人間だった頃の記憶からか標的との距離を保とうとする習性を持つ。 基本的に超自然的な能力は持たないが、ヒスにより汚染されたマーシャルと共に現れるヒススナイパーだけは標的に接近されると瞬間移動で遠くに逃げる。 ヒス破壊エキスパート 爆発物の取り扱いに対し高度な訓練を受けていたFBC職員がヒスに汚染された姿。 黄色いヘルメットと灰色の服が特徴的。 体表が赤く発光している。 推進力を持ち生物を追尾する特殊な弾頭を発射する「ライフルグレネード」という狙撃銃に似た武器を使用する。 超自然的な能力はない。 ヒス騎兵 ヒスにより汚染されたFBCの騎兵部隊員。 騎兵は未知の変貌世界やスレッショルドの偵察を任されるため全身を非常に強固な装甲で覆い、回転式機関銃(ミニガン)や擲弾発射器(グレネードランチャー)を手にした重武装で現れる。 見た目は『コールオブデューティ』シリーズのジャガーノートを黒くしたような感じ。 素肌は一切見えないため実際の形態は不明。 もれなく頑丈なヒスシールドも纏っている 特殊ヒス 特殊なヒスエージェント。 痩身な者が多く、中には実験中にヒス生物化したせいで椅子に縛られたままの者もいる。 体表が赤く発光している。 武器は使用しないがジェシーら超常的ユーティリタリアンと同様に浮遊しながら念動力で物体を投擲したり体当たりを繰り出す。 またジェシーの投擲は回避できるが、連続では避けられない。 ヒス・ワープ 特殊ヒスと同様に念動力だけを武器として扱う巨漢のヒスエージェント。 体表が赤く発光している。 もれなく念力で持ち上げた瓦礫のシールドとヒスシールドの両方を持つため防御力が非常に高く、更に念力による投擲も繰り出す。 ヒス変形 その名の通り大きく変形したヒスエージェント。 四肢はかろうじて人間だった頃の原型を留めているが、肝心の胴体や頭部は鳥の翼のような形状になっている。 また、踵がハイヒールを彷彿とさせる形状になっている。 不可視になる能力と衝撃波を放つ能力を持つが、同時には使えないため攻撃時に姿を現す。 余談だが「影になった個体」にも似た特徴を持つテレフランカーやスペクターという者がいた。 強化ヒス 上半身裸のヒスエージェント。 ジャック・ジョイス(*5)らタイムパワー保持者やモナーク社保安警察の精鋭「ストライカー」達が見せたものに酷似した短距離の瞬間移動が可能で、ジェシーの念力による投擲を回避するが連続では避けられない。 作中でもジャックらと同様に限定的な時間操作能力を持っているのではと考察されている。 武器は鶴嘴もしくは素手。中距離では鶴嘴の投擲も繰り出す。 基盤セクターにのみ出現する。 第三のモノ ヒスと影の両方に汚染された人間。 ヒスにより腐敗した人物 「影になった個体」と同じく、名前が判明している「ヒス生物」は強敵として登場する。 他にもID番号のみ判明している者が多くいる。 中ボス ランドール・ポラスキ レンジャー部隊二等兵。ヒスレンジャーと成り果てた。 エグゼクティブ・セクターのセントラル・エグゼクティブのヒスに汚染されたコントロール・ポイント(*6)を守るようにジェシーの前に立ち塞がる。 武器は小型機関銃。ヒスシールドも持たないが、この時のジェシーは近接攻撃(*7)しか超常的な力を持っていない上にサービスウェポンも貧弱なため手強い。 人間だった頃はレンジャーの訓練所のアナウンス音声を担当していた。 コールマン レンジャー部隊一等兵。ヒスレンジャーと成り果てた。 エグゼクティブ・セクター通信部署のコンピューターが並ぶ部屋でジェシーに襲い掛かる。 小型機関銃とヒスシールドを持つ。 コパック 騎兵部隊二等兵。ヒス騎兵と成り果てた。 メンテナンス・セクターのNSC冷却ポンプにて、降りてきたエレベーターからジェシーに襲い掛かる。 回転式機関銃とヒスシールドを持つ。 ストロブリッジ 騎兵部隊一等兵。ヒス騎兵と成り果てた。 アブラハム・ルイス 超運動学主任博士。ヒス・ワープと成り果てた。 研究セクターの儀式部門にて、ジェシーがヒスにより汚染されたコントロール・ポイントを浄化しようとした際に襲撃を仕掛けてくる。 人間だった頃はヒス並に厄介なモールドを甘く見積もったり感情を持つ植物を信じられなかったりと目が節穴。 チョー 警備員。元レンジャー部隊員でメンテナンスセキュリティ責任者サイモン・アリッシの友人。 ヒス警備員と成り果てた。 防弾衣、散弾銃、ヒスシールドを持つ。 トムソン レンジャー部隊員。アリッシの友人。ヒスレンジャーと成り果てた。 防弾衣、散弾銃、ヒスシールドを持つ。 ハザード 騎兵部隊員。アリッシの友人。 レミュスに20ドルの貸しがある。 ヒス騎兵と成り果てた。 武器は擲弾発射器。 レミュス レンジャー部隊員。アリッシの友人。 ガイに60ドルの貸しがあり、ハザードに20ドルの借りがある。 特殊ヒスと成り果てた。ヒスシールドを持つ。 ガイ レンジャー部隊員。アリッシの友人。 レミュスに60ドルの借りがある。 ヒス・ワープと成り果てた。 へプトンストール レンジャー部隊員。アリッシの友人。 レミュスにビールをおごったらしい。 ヒス変形と成り果てた。 ウィレット 騎兵部隊隊長。ヒス騎兵と成り果てた。 灰皿の迷路でジェシーと対峙する。 武器は擲弾発射器。 フートン レンジャー部隊軍曹(*8)。ヒスレンジャーと成り果てた。 捜査セクターにてジェシーに襲い掛かる。 防弾衣、散弾銃、ヒスシールドを持つ。 ボス ボスとしてジェシーの前に立ち塞がるヒス生物。 アルベルト・トマッシ 通信部リーダー。特殊ヒスと成り果てた。 エグゼクティブ・セクターで初めてジェシーと対峙し、その後収容セクターで決着となる。 一戦目ではヒスシールドが無いが二戦目ではある。 リン・サルバドール セキュリティリーダー。ヒス・ワープと成り果てた。 ヒスに汚染されたパワーオブジェクト「ベニコフテレビ(OOP7-KE)」を守るようにジェシーの前に立ち塞がる。 歪められた侵入者 詳細不明のヒス変形。 パワーオブジェクト「Songmasterのジュークボックス(OOP10-KE)」にトークンを入れることで転送されるスレッショルド「ブラックロック採石場」にてジェシーの前に立ち塞がる。 ーシジェ 英語では esseJ 。 ヒスにより汚染された変貌アイテム「ビクトリア朝様式の鏡」から生まれた邪悪なジェシーのドッペルゲンガー。 ジェシーと同じくサービスウェポンや念力を使い襲い掛かってくる。 他のヒス生物と同様に死ぬとガスのように消える。 ケビン・ホロウィッツ レンジャー部隊員。 封鎖されていたスレッショルド(*9)にて変貌アイテム「オセロットのアンカー」を追跡している最中に負傷しヘドロン共鳴体増幅器が破損してしまい、同僚にして衛生担当のルパート・ウェルズを連れてくるようジェシーに頼むが、ジェシーとウェルズの目の前でヒス生物と化してしまう。 武器は機関銃。ヒスシールドを持つ。 三幕悪役 詳細不明の特殊ヒス。 ヒスにより汚染された変貌アイテム「Action Maxxカメラ(AI80-UE)」にジェシーが接触した際に現れ立ち塞がった。 ジーン・ギブス 基盤に閉じ込められた収容処理設計士。 倉庫の地下研究所でヒス変形と成り果てた。 通常のヒス変形の能力に加え、遠距離からの熱線攻撃を持つ。 ヘレン・マーシャル 管理部リーダー。 基盤セクターにてアストラル・プレーンとオールデスト・ハウスを繋ぐ導管であるネイルが破損し、二つの世界が混ざってしまったためネイルを爆破しようと試みるも、ボードによる阻害を受けヘドロン共鳴体増幅器が破損。強化ヒスと成り果てた。 通常の強化ヒスと違い機関銃、手榴弾、スレッジハンマーを武器とする。 また、本来は超常的ユーティリタリアンにしか破壊できない結晶を破壊する力を持つ。 エミル・ハートマン 元コールドロンレイクロッジ所長。 第三のモノと成り果てた。 捜査セクターもろとも封印されていた。 詳細は超常現象生命体A-010(別名 影)を参照。 ヒスにより腐敗した超常的ユーティリタリアン 超常的かつ実用的なアイテム群「パワーオブジェクト」に接触し、異次元空間「アストラル・プレーン」を介してその力を会得(*10)した人間「超常的ユーティリタリアン(*11)」がヒスにより汚染された存在。 作中に登場する者はいずれもヒスの汚染に対し耐性があり、人間の姿や自我、知性を保ったままヒスとの共生を果たしている。 前述の通り本人の自我や知性を保ってはいるが、ヒスに洗脳されてはいるため、「ヒスの拡散」を目的に行動することになる。 ザカライア・トレンチ 前FBC局長。 2002年にスライドプロジェクターが原因で起こったオーディナリーでの変貌イベントを調査した際ヒスの影響を受け始め、それから17年に渡ってじわじわと洗脳された。 スライドスケープ-36から回収された知的存在ヘドロンがFBCを乗っ取ろうとしていると思い込まされ、それを阻止するためにプロジェクターを起動。ヒス侵攻の始まりとなった。 最後は全てを次代局長に託し、サービスウェポンで自害した。 P6/ディラン・フェイデン オーディナリーで起こった変貌世界イベントの生存者。 姉ジェシーと並び超常的ユーティリタリアンとして優れた素質があったため局長候補六番「P6」としてFBCに収容されていた。 長年に渡り収容下に置かれたストレスから力が暴走して職員を殺害してしまった結果、局長候補からは外され収容環境も更に厳しくなってしまった。 オーディナリーでの事件で既にヒスの影響を受けていたらしく、ポラリスが自分ではなくジェシーを選んだことやジェシーが助けに来ないことを「自分は見捨てられた」と思い込まされ(*12)、ヒスを受け入れ共存することを選んだ。 最後はヘドロンがヒス生物の総攻撃で死んだことを感じとり収容房から脱出。スライドプロジェクターを介してアストラル・プレーンに侵入しそこへヒスを呼び込んだ。 ラスボスなのだが、ジェシーの目的は弟を救い出すことなので直接対決は無く、彼が呼び込んだ大量のヒス生物と対峙することになる。ただしこの戦闘ではボードが力を貸してくれるためジェシーのステータスが大幅強化されており無双できる。 ジェシー・フェイデン FBC局長。 2002年のオーディナリーでの変貌世界イベントの際、プロジェクターのスライドを36番以外全て燃やし世界を救ったが、FBCに確保されそうになったところを弟を置き去りにして逃げ出してしまった。 2019年にポラリスの導きでオールデスト・ハウスを訪れる。 何も知らない民間人だったが局長に相応しい人物をボードが判別するパワーオブジェクト「サービスウェポン(OOP1-KE)」に触れた結果、見事局長に任命されてしまう。 ヘドロンが死んだ隙にヒスによる洗脳を受けるも、ポラリスにより救い出され正気を取り戻した。 なお洗脳の内容は精神世界で延々とFBCの下っ端として仕事をさせられ陰口を言われまくるというネチネチしたもの。 局長候補七番「P7」としてオーディナリーの事件から注目されていた。 ヒスにより腐敗したオブジェクト 「影」と同様に無機物にも取り憑き支配するが、よりにもよって超常的な物品ばかりな場所なせいで大惨事となっている。 コントロール・ポイント 局長がボードを介してオールデスト・ハウスの変化をコントロールするポイント。 ヒスにより汚染された結果、オールデスト・ハウスの構造は滅茶苦茶になった。 共鳴サイフォン キャスパー・ダーリング博士が作ったヘドロンを抑制する機械。 ヒスにより汚染されヘドロンへの攻撃に利用される。 ボス戦ではサイフォン自体はヘドロンだけを攻撃するためジェシーにとっては無害だが、護衛に大量のヒス生物が現れる。 ヒスにより汚染されたパワーオブジェクト 「パワーオブジェクト」とは超常的なオブジェクトの内、接触することで異次元空間アストラル・プレーンに転送され、そこにいる超自然的存在ボードからオブジェクトの能力を与え(結合)られるもの。 ヒスはこれを利用して人間を介してアストラル・プレーンに侵入しようとしている。 スライドプロジェクター(OOP15-UE) 起動することで異次元との扉となる。 フェイデン姉弟の故郷オーディナリーで発見され、住民を殆ど消失させる変貌世界イベントを引き起こした。 前述の通り36番目のスライドがヒスの起源。 フロッピーディスク(OOP5-KE) 念力で物体を投擲する力を持つ。 ヒスにより汚染され、職員を手当たり次第に攻撃していた。 ジェシーにより浄化されたあとボードを介して彼女と結合した。 ベニコフテレビ(OOP7-KE) 浮遊能力を持つ。 ヒスにより汚染され暴走していたがジェシーにより浄化されボードを介して彼女と結合した。 家庭用金庫(OOP22-KE) 念力で周囲の物体を浮かせてシールドを作る能力を持つ。 ヒスにより汚染され暴走していたがジェシーにシールドを剥がされ浄化され、ボードを介して彼女と結合した。 メリーゴーランドの馬(OOP16-KE) 短距離の高速移動ができる。 ヒスにより汚染されたがジェシーにより浄化されたあとボードを介して彼女と結合した。 ヒスにより汚染された変貌アイテム 「変貌アイテム」とは接触してもアストラル・プレーンに通じない超常的なオブジェクト。 たまに意見の相違によりボードから追放された「フォーマー(前任者の意)」のいる異次元空間に転送されるオブジェクトも混じっている。 オセロットのアンカー(AI11-UE) トロットマン式の錨。 大量の時計を吐き出す黒い球体の化け物を召還する力を持つ。 ヒスにより汚染されジェシーに黒い球体の化け物を差し向ける。 ゴム製のアヒル(AI52-AE)、ウエストマネキン(AI7-KE)、人の手の形の椅子(AI63-KE)、赤の信号(AI49-KE)、動く手紙(AI77-KE)、ラーメンランタン(AI69-KE) ヒスにより汚染され逃げ出した変貌アイテム達。 Arctic Queen(AI10-KE) 見ないと襲ってくるというアレが元ネタな冷蔵庫。 ヒスにより汚染されていた。 浄化するため接触するとフォーマーのいる空間に送られるが、能力をくれない上に攻撃してくる(ボス戦)。 ピンクのフラミンゴ(AI46-KE) ヒスにより汚染され逃げ出した、大気を変動させるピンクのフラミンゴを模したプラスチックの置物。 浄化するため接触すると、またしてもフォーマーの元に転送される(ボス戦)。 なおフォーマーは後にネイルが破損した際に味方してくれるため、なぜ襲い掛かったかは不明。 なお ピンクのフラミンゴ は『マックス・ペイン』シリーズの劇中劇である『アドレスアンノウン』にも登場し、キーキャラクターとして扱われている。 ビクトリア朝様式の鏡(AI60-UE) 鏡面に触れた者を全てが反転した超常現象世界に転送する。 ヒスにより汚染され、敵対的なジェシーのコピーを生み出した(ボス戦)。 Action Maxxカメラ(AI80-UE) 過剰演出した映画を現実に再現し、更に編集済みのVHSを生成する。 ヒスにより汚染され「高速で走る車の様なものに乗りカメラを追跡するジェシー」という場面を生み出し、ヒス生物を出現させて襲わせる。 自動販売機(AI81-KE) 元は近くにいる人物が無意識に求めるものを生成する自販機。 ヒスにより汚染され攻撃を受けると暴れまわるようになった。 倒すと大量のアイテムを落とす。 関連人物 アラン・ウェイク 『Alan Wake』『Alan Wake's American Nightmare』『Bright Falls』『Quantum Break』『CONTROL』『Alan Wake Ⅱ』に登場する小説家兼脚本家。 ヒスの創造主。ヒスの呪文も彼が考えたダダイズムの詩である。 なおヒスの誕生経緯は 闇の底から自分を救い出すヒーローを作ろう→ジェシー誕生→ジェシーがヒーローたる所以として侵略者と戦ったことにしよう→ヒス誕生 といった具合。 なお彼が闇の世界に沈んだのは約10年前であるため時系列がおかしいが闇の世界は過去、現在、未来が同時に存在し更に無限にループしている混沌の世界であるため関係ない。 なおヒスの呪文の一節「コピーのコピーのコピーのコピー」はトーマス・ゼインのドッペルゲンガー説が濃厚なアラン本人やそのアランのドッペルゲンガーであるミスター・スクラッチやインセイン・アランにも当てはまる。 ボード パワーオブジェクトに触れた人間が転送される異次元空間「アストラル・プレーン」に存在する超常的な存在。 黒い逆さまのピラミッドの見た目。 FBC本部オールデスト・ハウスの支配者であり、パワーオブジェクトに触れた人間にオブジェクトの力を与える。 最古のパワーオブジェクト「サービスウェポン」に触れた人間が局長に相応しいか否かを見定める役目も担っており、FBCエージェント達はボードから局長に認定された人間はたとえ民間人だろうと局長として扱う。 オールデスト・ハウスを滅茶苦茶にしたヒスとは当然ながら敵対している。 [フォーマー アストラル生命体]] 名前は「前任者」の意。ボードから追放された存在。見た目は一つ目でカマキリの様な脚をいくつも持つ巨大な怪物。 一部の変貌アイテムに触れた人間はこいつのいる薄暗いアストラル・プレーンに送られる。 コミュ障なためジェシーに二度ほど襲い掛かったが、基盤セクターのネイルがヒス生物化したマーシャルによって破損した際はジェシーに能力を与えたりアストラルコピー(*13)を現世に送ってジェシーの援護をさせたりとサポートした。 アーティ(生命体A-001) 『CONTROL』『Alan Wake Ⅱ』に登場。 タンゴを口ずさむフィンランド人の清掃員の姿で如何なる危険地帯でも現れる超常的な存在。 ヒスに対し耐性があるためヘドロン共鳴体増幅器は不要。 ヒスに洗脳されかけたジェシーに奮起を促した。 オーディン トール・アンダーソン兄弟とは友達で、彼らがジェシーに捧げた曲はパワーオブジェクトの力すら破った。 また、『Alan Wake Ⅱ』では闇の底にとらわれたアラン・ウェイクを助けていた。 ヘドロン 名前の通り巨大(*14)な多面体の姿をした超自然的存在。 ヒス同様にスライドスケープ-36で発見されたがヒスとは敵対している。 同族のポラリスが持つ人間をヒスの汚染から守る共鳴を拡散させる触媒の役目を担っており、ヘドロン共鳴体増幅器を身に付けたFBCの職員達を守っていた。 ポラリスをその身に宿すジェシーをオールデスト・ハウスへ導いた。 最後はジェシーと対面するもその隙にディランが差し向けた大量のヒス生物の襲撃にあい、ジェシーの奮闘もむなしく死亡した。 ポラリス ヘドロンの仲間である超自然的存在。 普段は螺旋状の光、精神世界ではジェシーのドッペルゲンガーとして知覚できる。 やはりスライドスケープ-36出身。 ヒスを浄化する力を持ち、ヘドロンがその力を拡散する。 2002年に起きたオーディナリーの事件ではジェシーに宿ることで彼女とディラン、そして世界を救った。 2019年のヒス侵攻の際はヘドロンの救難信号を感じ取ったのかジェシーをオールデスト・ハウスへ導いた。 キャスパー・ダーリング博士 ヘドロン共鳴体増幅器を作成した張本人。 ヘドロンと融合したことが示唆されている。 ゲーム画面に隙あらば挟まってくる実写キャラで、出番は滅茶苦茶多い。 ジェシーがヒスに洗脳されかけた時は「局長に奮起を促すダンス」を踊った。 なお、『Alan Wake Ⅱ』に登場する闇の底の住人であるミスター・ドアはダーリング博士の著書を愛読していた。 関連項目 (超常現象生命体A-010(別名 影)) 支配された者/影になった個体(レメディー・コネクテッド・ユニバース) ミスター・スクラッチ P6/ディラン・フェイデン A-001/管理人アーティ 追記、修正は「ベイビー、ベイビー、ベイビー、イェアー」と言ってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 騎兵部隊ストロブリッジ一等兵はどこに出るかわかってないので誰か追記修正お願いします -- 名無しさん (2023-02-12 09 41 10) コントロールはゲームを日本語でやったはずなのに全く内容頭に入らなかったから解説記事は助かる -- 名無しさん (2023-02-12 21 56 58) 呪文聴いただけでガナードやジュアヴォみたいなクリーチャーになると考えると怖すぎるんだよな -- 名無しさん (2023-05-26 08 17 54) DLCだと味方にならんかったっけ?それでヘドロん激おこ -- 名無しさん (2024-04-30 05 09 00) ↑味方になったのはフォーマーだし怒ったのはボード -- 名無しさん (2024-05-01 23 38 29) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/5230.html
登録日:2011/07/12(火) 20 20 25 更新日:2024/08/20 Tue 22 08 55 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 どっちかと言えばパンサーロード アンノウン クレオパトラ クロヒョウ グイン ジャガー ジャガーロード ハサミジャガー パンサー ヒョウ メロドラマ ユキヒョウ ライダー怪人 今週の怪人 仮面ライダー 仮面ライダーアギト 出渕裕 女性怪人 女王 始まりの敵 宗矢樹頼 山野井仁 巨乳 平成ライダー 怪人 昼ドラ 特撮 西川宏美 豹 超越生命体 ア・ギ・ト……。 ●目次 【ジャガーロード(Jaguar Lord)】 【第1・2話の個体の解説】◆パンテラス・ルテウス●劇中の行動 ◆パンテラス・トリスティス ◆パンテラス・アルビュス●劇中の行動 ●関連人物 【第20・21話の個体の解説】◇パンテラス・マギストラ ◆パンテラス・キュアネウス ◆パンテラス・ルべオー●劇中での行動 ●関連人物 【余談】 【今回の教訓】 【ジャガーロード(Jaguar Lord)】 「ジャガーロード」は『仮面ライダーアギト』の登場怪人。 ヒョウに似た「超越生命体」こと「アンノウン」で、同作における記念すべき第1号怪人。 平成ライダーシリーズ第1作でもある前作『仮面ライダークウガ』の第1号怪人ズ・グムン・バが『仮面ライダー』の第1号怪人である蜘蛛男を意識しているのに対して、ジャガーロードは昭和第2作『仮面ライダーV3』の第1号怪人であるハサミジャガーを意識している。 物語には2度登場しており、第1話・第2話に登場したグループと、第20話・第21話に登場したグループの2つに分けて紹介する。 種族に共通した能力としては、高い運動能力と獰猛さが挙げられる。 ちなみに、勘違いされがちだが、ジャガーはヒョウに近縁の動物であって、ヒョウと同一の動物ではない。 【第1・2話の個体の解説】 ◆パンテラス・ルテウス 種族:超越生命体(使徒) 個体名:Pantheras Luteus(黄色い豹) 通称:ジャガーロード 身長:203cm 体重:150kg 能力:時速300kmで走る 殺害方法:人間を樹の洞に押し込む CV:山野井仁 豹に似た超越生命体。 黄色い表皮に赤いスカーフを首に巻いた姿が特徴。 色がまんまハサミジャガー。 武器は特に無い。 佐伯親子を樹の洞に押し込んで殺害した。 ●劇中の行動 ・第1話 かつての未確認生命体の再来ともいえる連続殺人事件を追う未確認生命体特捜班SAULの氷川誠警部補は、息子と夫を殺されて一人遺された母親・佐伯安江に協力を依頼。 だが安江は、パンテラス・ルテウスに襲われ樹の洞の中に押し込められて殺害されてしまう。 そして、その犯人と思しき異形(パンテラス・ルテウス)の姿を捉えた氷川は発砲するが、攻撃は効かない。 G3ユニットの出動を要請した氷川はG3を装着して立ち向かうも、所持する武器ではダメージを与えられず、逆に動けなくなるほどの損傷を受けてしまう。 絶体絶命かと思われたその時、謎の戦士が現れる。 かつての4号にも似た戦士は、G3では太刀打ちできなかった異形の怪人を一蹴。 地面に顎にも似た紋章を浮かばせた後、跳躍して蹴り(ライダーキック)を繰り出す。 戦士の一撃を受けた後、怪人は頭上に天使の輪にも似た光の渦が浮かばせ、苦悶の末に爆炎に包まれるのだった……。 ◆パンテラス・トリスティス 種族:超越生命体(使徒) 個体名:Pantheras Tristis(暗色の豹) 通称:ジャガーロード黒 身長:205cm 体重:155kg 専用武器:貪欲の槍 能力:槍による攻撃 殺害方法:人間を樹の洞に押し込む。 CV:山野井仁 黒豹型の超越生命体。 黒い表皮に黄色いスカーフを首に巻いた姿が特徴。 頭上に光の渦を生成することで槍を召喚し、相手の息の根を止める。 ◆パンテラス・アルビュス 種族:超越生命体(使徒) 個体名:Pantheras Albus(白い豹) 通称:ジャガーロード白 身長:200cm 体重:148kg 専用武器:傲慢の弓 能力:暗闇を見通せる眼、遠距離攻撃 CV:山野井仁 雪豹型(*1)の超越生命体。 白い表皮に青いスカーフを首に巻いた姿が特徴。 弓矢による遠距離戦が得意だが、接近戦は他の同族に一歩劣る。 ●劇中の行動 ・第1話 ルテウスの消滅時に陰から様子を窺っていた。 ルテウスを倒した戦士を見て「ア・ギ・ト……」との言葉を発したのはトリスティス。 ・第2話 この回で主題となるのは未確認生命体に替わる新たなる脅威アンノウンの謎と、事件を追う氷川。 混乱する人間たちを後目に暗躍する2体は、三雲咲子の研究室に忍び込み運び込まれていたオーパーツの解放を早めていく。 一方、氷川が裏付けを行っていた佐伯家殺害事件と同様の事件で妹・美奈子を殺害された女子高生・辻口恵美子の身辺警護に当たっていた北條と河野の前に、トリスティスとアルビュスが出現する。 G3を身に付けた氷川が救出に現れるも、やはり能力の差は如何ともし難く追い詰められてしまうが、間一髪敵の気配を察知した津上翔一が無意識に謎の戦士アギトに変身。2体に立ち向かう。 トリスティスの槍に対し、アギトはストームフォームに変身。 G3はGS-03を振るいアルビュスに立ち向かうが、弓矢で射抜かれGS-01&GG-02に換装。グレネード弾で大打撃を与える。 ストームハルバートを振るい、ハルバードスピンでトリスティスを撃破したアギトは、グランドフォームに戻りアルビュスをライダーキックで撃破する。 だが戦いを終えた瞬間、アギトはG3に拳を向ける……。 ●関連人物 氷川誠 SAULの刑事で、G3システムの装着員。 異形の出現に、遂に実戦に臨む。 小沢澄子 対未確認生命体用特殊教化装甲服、通称G3システムの産みの親。 津上翔一 記憶喪失の青年。 アンノウンの出現に反応、自身に眠る力に導かれるままアギトに変身し立ち向かう。 尾室隆弘 G3ユニットの一員だが空気。以後の項目でも割愛される。 【第20・21話の個体の解説】 ◇パンテラス・マギストラ 種族:超越生命体(使徒) 個体名:Pantheras Magistra(女指導者の豹) 通称:クイーンジャガーロード 身長:200cm 体重:149kg 専用武器:神託の杖 能力:ジャガーロードへの指揮能力 CV:西川宏美 豹型超越生命体の長。 黒い体表に古代エジプトの王妃ネフェルティティにも似た金の装飾が特徴。 首にはヒョウ柄のマントを纏っており、杖で配下のジャガーロードを使役・命令する。 死に方が秀逸。 ◆パンテラス・キュアネウス 種族:超越生命体(使徒) 個体名:Pantheras Cyaneus(青い豹) 通称:ジャガーロード青 身長:207cm 体重:157kg 専用武器:強欲の剣 能力:剣術 CV:宗矢樹頼 マギストラに従う冷徹なジャガーロードで、青い肌と白いスカーフが特徴。 ◆パンテラス・ルべオー 種族:超越生命体(使徒) 個体名:Pantheras Rubeo(赤い豹) 通称:ジャガーロード赤 身長:205cm 体重:152kg 専用武器:憤怒の剣 能力:爪と牙による攻撃、剣術 CV:宗矢樹頼 マギストラに従う苛烈な性格のジャガーロード。 紅い肌と黒いスカーフ、そして二刀流による荒々しい戦法が特徴。 キュアネウスとルべオーは、マギストラの護衛たる特殊な存在で、当然ながらこのような体色の豹(あるいは他の猫科の生物)は存在しない。(これについては後述) ちなみに元ネタのハサミジャガーの体色は朱やオレンジに近いので、後から登場したジャガーロードではルべオーが一番近い。 ●劇中での行動 マギストラ組は第20話・第21話にて登場するが、人間側のドラマがエラいことになっているので、正直影が薄い。 取り敢えず彼らが狙ったターゲットは榊亜紀。 想いを寄せていた葦原涼を殺害した(と思い込み)北條率いるアギト捕獲部隊を、沢木哲也により覚醒された超能力で次々に血祭りにあげていった。 本作のアンノウンによる不可能殺人は、前作での未確認生命体ことグロンギ族による殺害行為に対する批判から生まれた描写のはずだったが、果たして普通の殺人行為は良かったのだろうか……。 キュアネウスは第20話で、アギトのフレイムセイバーで倒されているが、ラストでマギストラ&ルベオーが奇襲をかけている。 この後、涼のために殺人を繰り返していた亜紀は、捨て台詞を吐き捨てていた相手である翔一とともに実は生きていた涼と再会するも、亜紀は涼の言葉に耳を貸さずに飛び出して行き、ルべオーに襲われてしまう。 そこに涼が助けに入り、亜紀を救うべくギルスに変身。ギルスフィーラーでルベオーを迎え撃ち、ギルスヒールクロウで撃破する。 だが、逃げた亜紀の前にはマギストラが出現。翔一が駆けつけるも、間に合わずに亜紀は首を折られて殺害されてしまう。 怒りに燃える翔一はアギトに変身、マギストラをライダーキックで倒すも、息絶えた亜紀を見て言葉を失うのだった。 だが運悪く、その場を目の当たりにした涼は、亜紀を抱えるアギトの姿を見て「アギトが亜紀を殺した」と思い込み、怒りと嘆きの雄叫びとともにギルスに再変身。意気消沈したアギトに猛然と襲い掛かっていく。 一方、アギトとギルスの争いの報告を受けた氷川はG3システムを纏い出動。第22話冒頭の大乱戦に巻き込まれていく……。 ついに一同に会することとなったアギト、G3、ギルス。 果たして、3人の仮面ライダーの運命はいかなる未来を迎えるのだろうか……? ●関連人物 津上翔一 既に仮面ライダーである男。 アギトに変身する主人公だが、上記エピソードでは空気気味。 氷川誠 仮面ライダーになろうとする男。 以前は香川県警の巡査だったが、あかつき号事件での功績により警視庁に迎え入れられた。 パイロットエピソードでの事実上の主役。 葦原涼 仮面ライダーになってしまった男。 ギルスに変身する青年にして、本作の不幸要員。 他者との接近→別れを繰り返す人。 ギルス初変身回の片平真由美といい後述する亜紀といい、彼を不幸にするために登場してくるだけのヒロインが非常に多い。 ……ていうか、何なんだ?この昼ドラ的展開は。 榊亜紀 ある目的のために美杉家に潜り込み、翔一に接近してきた美女。悪女属性だったが、涼との出会いに希望を見出すも皮肉にもそれがさらなる悲劇を巻き起こしていく。 実はあかつき号事件の関係者。 彼女の死はある意味、自業自得とも言えるのが哀しいところ。 何気に北條を手巻き寿司の刑にした挙句、後に手巻き寿司にトラウマを与えてしまった張本人でもある。 沢木哲也 黒い服の青年から授けられた力で亜紀を目覚めさせる。 その結果、亜紀は暴走。アギト捕獲部隊を片っ端から血祭りにあげていった。 今回の悲劇はだいたい彼のせい。 【余談】 デザインは出渕裕が担当。 第1・2話の個体はそれぞれ普通のヒョウ(ルテウス)、クロヒョウ(トリスティス)、ユキヒョウ(アルビュス)がモチーフとなっている。 ジャガーは中南米に生息する動物アステカでは「獣の神」として崇められていることや、アステカ神話のテスカポリもジャガーがシンボルであることから、ルテウスはそのイメージを取り入れている。 パンサー(クロヒョウ)がアフリカの動物であることからトリスティスはマサイチックなオレンジのケープを巻いてアフリカの戦士風にまとめている。 後から2体追加で出るという依頼が来た時は、種類ではなく色の対比で赤いヒョウ(ルべオー)と青いヒョウ(キュアネウス)という形で対処している。 マギストラはクロヒョウをモチーフにしつつ、身体の中央にセパレートされた褐色の肌が実際の身体というイメージで意図的に色っぽく仕上げている。 肩マントにはヒョウ柄をあしらって『ヒョウの女王』というアピールポイントとしている。 衣装・装飾はエジプト要素として、エジプト神話の女神・パステトの像を額に付け、クレオパトラのイメージもいれている。 カラーリングも白や金に青を入れてエジプシャン風に仕上げている。(*2) 【今回の教訓】 “平和を願うなら戦いに備えよ……予想が甘くても” “人を呪わば穴二つ” 追記せよ、この項目!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] アビス・メリトゥスもそうだけど、2話完結の1話目で武器使わないとホームページに武器の名前は永遠に乗らないけど、ルベオーの武器は憤怒の剣確定なの? -- 名無しさん (2013-11-27 17 30 21) PSのゲームには褐色・赤・クイーンが登場。赤のコンパチで青もいるけど敵専用。黒と白は出ない。 -- 名無しさん (2013-11-27 17 48 31) 初期の三匹は、放送前から写真が公開されていたが、クウガでバルバが持っていた皮紙に描かれていたのがこいつらじゃないかって、当時話題になったもんさ。実際は豹じゃなくてオオカミの顔だったのよね。 -- 名無しさん (2013-11-27 17 54 17) クイーンがエロすぎてもう… -- 名無しさん (2014-02-15 19 25 45) 氷川の言葉を作り話呼ばわりしてバカにした癖に、そのアンノウンに殺されかける北条はアホだと当時思った。頭イカれた人間でもあんな奇妙な殺し方しねえよ。思えば北条のバカさからアギトの警察は無能の集まりだって言われる様になったんだよな。 -- 名無しさん (2014-04-10 18 35 05) 黒以外の奴は「ジャガー」を名乗るべきではないと思うんだが… -- 名無しさん (2014-04-10 20 19 58) ジャガーって曖昧だよな。 -- 名無しさん (2014-04-10 22 00 05) 石ノ森先生がパンサーやレオパルドと言う単語を知らなかった(もしくは知っていたが子供が知らないだろうから分かり易くわざと間違えていた)からライダー世界ではヒョウとジャガーは同一の生物ってことになってるんじゃなかったっけ -- 名無しさん (2014-05-05 22 33 45) 最初の3匹はソフビ化された。赤と青は限定販売。白は可動フィギュア化もされた。 -- 名無しさん (2014-07-06 17 57 54) アギトの怪人といったら真っ先にこいつが頭に思い浮かぶ。子供心ながらG3を圧倒したインパクトが強かったんだな -- 名無しさん (2014-07-10 12 20 48) こいつらの殺人のどこが不可能殺人かというと樹の洞は普通、コーヒーカップほどの大きさしかないから。 -- 名無しさん (2014-07-10 12 56 23) クイーンの胸をよーく見ると乳首ピアスしてるんだよな。当時は規制が緩かったからできた事だろう。 -- 名無しさん (2014-07-10 15 11 33) ↑マギのパイモンをお忘れになられたか -- 名無しさん (2014-07-20 14 39 56) クイーンのすべすべボディー触りたいんヌ_l-o -- 名無しさん (2014-08-10 13 31 10) クイーンジャガーのおっぱいは朝出しちゃいけないレベル。当時小学生だったんだけど録画したテープ擦り切れるぐらい見たわ -- 名無しさん (2014-11-14 00 34 12) ↑×1~4みんな同じこと考えてたんだな…w「ケモナーへの目覚め」ってことになるのかw -- 名無しさん (2014-12-25 00 44 23) ロード戦隊ジャガーレンジャー!!!(司令官:クイーン) -- 名無しさん (2014-12-26 22 41 29) ハサミはないが第1話で最初に人を穴に入れて殺すところは同じ。 -- 名無しさん (2015-01-09 23 12 33) ↑×3~7 (...言えない......クイーンのあれは乳首ピアスじゃなくて、胸当て鎧の装飾だなんて...) -- 名無しさん (2015-02-28 00 33 23) 1話のルテウスが佐伯家を皆殺しにしたのは息子信彦が殺される前日2001年1月20日に家族と撮ったと思われる写真に10年前埋め立てられた沼がある風景を念写したため。翌日、信彦は文京区立大場中学校にて殺害。 -- 名無しさん (2016-01-22 14 23 09) 創生にルテウスが参戦します。 -- 名無しさん (2016-02-16 20 42 10) ↑なおクウガのゴオマ共々道場の主と化した模様。カイザに蜂の巣にされたり、タイプワイルドに輪切りにされたり... -- 名無しさん (2016-02-27 01 13 27) バトライドウォー創生でジャガー道場経験値おいしいです(2号でワンパンしながら) -- 名無しさん (2016-02-29 16 47 31) 亜紀を殺害した際、木のうろに埋め込まなかったのはアギトがすぐ駆けつけたから埋め込む暇がなかったから?それとも涼に誤解させるためわざと埋めなかったの? -- 名無しさん (2016-03-19 23 18 48) ルテウスからルベオーまで5体は天使の輪を出して死んだのにクイーンは天使の輪を出さずに死んだのはなんでだ? -- 名無しさん (2016-07-04 22 32 22) ジャガーロード「木のうろにしまっちゃおうねぇ…」 -- 名無しさん (2016-08-03 22 57 28) 名前はジャガーだけど書籍等ではヒョウの怪人とされることが多、身体の模様は丸っこい輪っかすらほぼなくむしろチーターに近い…わからん!何者なのか全然わからん! -- 名無しさん (2017-12-14 23 30 58) テレビで観てた当時、クイーンジャガーロードが気に入りすぎてプレステのアギトでめっちゃ使ってたわ -- 名無しさん (2018-07-28 20 11 13) 木の上に埋め込むのはヒョウの獲物保持行動に倣ったんだな。20年ぶりの再発見で感動したわ。 -- 名無しさん (2021-03-20 19 29 11) 何気にユキヒョウの怪人もいるが、実はユキヒョウはヒョウよりトラに近いことが近年判明した。 -- 名無しさん (2022-03-12 12 24 35) 尺の都合のためか、佐伯一家の佐伯邦夫は描写的に息子を殺された父親とはどうしても思えない。またライダーキックでルテウスは倒されたとはいえ、佐伯一家が皆殺しにされた件は苦い。 -- 名無しさん (2024-06-30 10 33 02) ヒョウ、クロヒョウ、ユキヒョウを演じた山野井仁はシーアーチンロードの他、翌年の龍騎のディスパイダーの声も担当。以降はライダーシリーズに出演してないが、個人的に令和で今視聴しているアニメに出演したのは嬉しかった。 -- 名無しさん (2024-08-10 23 09 53) キュアネウスとルベオーは色的に存在しない豹だが、アギトの世界ではいるかもしれないし、闇の力としても赤い豹と青い豹は作る予定にあったのかも。 -- 名無しさん (2024-08-17 08 21 41) 武器の名称はマギストラを除き、七つの大罪から来ていてルテウスはオーズの映画でアルビュスの弓を持つスチールがあり、嫉妬、怠惰の弓という名称だったとも。トリスティスは貪欲の槍を武器としているが、実際は暴食の槍の間違いだった場合もあり。ちなみにマギストラは信託の杖を武器とするが、デザインから間違いなく女豹だけに色欲が妥当。 -- 名無しさん (2024-08-19 09 06 58) スーツの都合か、ルベオーの眼の焦点が定まっておらず、良い感じに不気味になっている。 -- 名無しさん (2024-08-20 22 08 55) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/19960.html
登録日: 2011/07/21(木) 22 56 27 更新日:2024/04/01 Mon 08 07 02 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 また古代ネタですか? アンノウン シマウマ ゼブラ ゼブラロード ライダー怪人 仮面ライダー 仮面ライダーアギト 平成ライダー 怪人 昼夜 柴本浩行 白黒 結末は自分の目で 縞馬 超越生命体 馬 ●ゼブラロード(Zebra Lord) ゼブラロードは『仮面ライダーアギト』の登場怪人の一体。 Vol.11〜12に2種2体が登場した。 『アギト』のエピソード中でも良く言えば大きな意外性が、悪く言えばペテン的な物語に於いて敵役として登場した。 初戦では2対1の状況でアギト(翔一)を苦戦させ、助けに入ったG3(北條)をあっさりと撃破。 ……しかし、生身でGM01を操作した氷川の援護によりに退散させられる。 エピソードラストの2度目の対決では妊婦を狙ったノクティスがアギトと、佐恵子を狙ったディエスがギルス(涼)と対戦。 それぞれライダーキックとギルスヒールクロウにより撃破されている。 【各個体の解説】 ◆エクウス・ノクティス 種族 超越生命体(使徒) 個体名:Eques Noctis (宵の馬) 通称 ゼブラロード黒 身長 215cm 体重 158kg 能力 手で触れた人間の体液を一瞬で蒸発させる。 CV:柴本浩行 ◆エクウス・ディエス 種族 超越生命体(使徒) 個体名:Eques Dies (昼の馬) 通称 ゼブラロード白 身長 213cm 体重 155kg 能力 手で触れた人間の体液を一瞬で蒸発させる。 CV:柴本浩行 ※声が甲高い。 縞馬に似た超越生命体。 モチーフは古代ローマの兵士か? 黒いノクティスと白いディエスは、体色の違いと声の高さ以外には能力の違いは無し。 武器は使わず、脚力活かしての突進を中心とした格闘を行う。 人間に触れる事で標的の体液を一瞬で蒸発させ、ミイラの様にする「不可能殺人」を行った。 ディエスはノクティスの補助をするのが役目だが、終盤にはディエスも単独で行動していた(理由は不明)。 アンノウンが人間を殺害する理由めいたものが初めて語られるエピソードでもあり、これまでの肉親を狙う法則に加えて、胎内に要る赤ん坊までをも狙う法則が初めて登場している。 また、終盤のアギトとノクティスのパトカー上の対決は同作を代表する屈指のアクションシーンと言えるだろう。 【劇中の経緯】 突然の失踪の後に変死を遂げた父の足跡を追う葦原涼は、父の所持していた手帳に残された名前を辿る事で得ようとしていた……。 その名簿が意味する事も知らないままに……。 最初に涼が訪問を決めたのは篠原佐恵子……。 彼女は何かを求めて近くの湖に潜る毎日を過ごしていた。 ……一方、翔一の過去を知ると予測され乍らも、真実を知らせぬままに殺害されてしまった三浦智子の母親の許を訪れていた真魚が、智子の友人として名前を教えられたのもまた彼女……篠原佐恵子であったのだ。 涼に遅れて彼女の家を訪問した翔一と真魚は佐恵子の兄、和樹に迎え入れられるが、そこで翔一は佐恵子が湖から発見したと云う遺物のラベルに「アギト」の紋章を発見して驚くのだった。 佐恵子が語る「湖」に沈んだ古代遺跡と、人々を守り「悪霊」と戦ったとされる聖なる戦士と「アギト」との関係とは……? ……本筋とは直接の関係は無いが、氷川と北條ら警察関連の描写も多彩である。 ◆関連人物 篠原佐恵子 今回のヒロイン。 嘗て湖に沈んだ超古代文明の戦士の像を探す。 「あかつき号事件」の関係者だが……。 篠原和樹 佐恵子の兄。 最愛の妹の為に彼が取っていた行動とは……。 彼の行動を、あなたならどう判断するであろうか? 津上翔一 ……空気読め。 葦原涼 ……とりあえずすぐに人を殴るのは止めなさい。 氷川誠 アギトを守る為に、遂に北條を殴ってしまう氷川さん。 高い推理能力と勇気を評価され、再びG3装着員として復帰する。 北條透 前回の失態からG3装着員をクビにされたのは勿論、その責任が自分にあるにもかかわらず、逆ギレしてG3ユニット側に責任をなすりつけ、虚言とまだまだやりたい放題である……が、命令を無視してG3を出動させたのは偉いぞ北條さん。 ……でも、アギトが助けに来た時点でパトカーは良い所で停めようね。 沢木哲也 本エピソードのラストに登場して来る、本作の最重要人物。 入院措置を取られた、黒い服の青年の許を訪れるが……。 ……真の名は、 津上翔一……? ◆余談 本エピソードのヒロイン篠原佐恵子は実は生死不明である(※この時点では……後に呆気なく死んだ事にされた)。 ……その他、やや説明不足が多い事に不満の声も多いエピソードである事に注意。 ディエスをノクティスの上役とする記述もあるが、本編ではそうと判る様な描写はされていない。 ◆今回の教訓 “嘘も方便……上手く行くなら” 追記せよ、この項目!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] シマウマで、白と黒、昼と夜、そしてチェス駒…また色々詰め込んだ怪人だなあ。 -- 名無しさん (2014-04-09 20 45 31) 後のホースオルフェノクと同じくらい、カッコいい。 -- 名無しさん (2014-12-11 14 12 20) というか、平成ライダーでは結構頻繁に登場する「馬怪人」の元祖(シマウマも含め)じゃないか。昭和には滅多に登場しなかったが。ただキカイダーにブラックホースってのがいたけどね。 -- 名無しさん (2014-12-12 00 48 30) アンノウンの画集ではディエスの方がランクがちょっぴり上との事。 -- 名無しさん (2014-12-12 01 03 30) この古代の戦士がクウガじゃね、と子どもながらに思ってた。 -- 名無しさん (2015-01-26 20 35 17) このエピソードで登場するうちの一体はバッファローロードだったらしい。しかし、アンノウンが複数現れる場合は必ず同族という法則に反するためゼブラロード2体になったそうな。 -- 名無しさん (2015-01-26 21 08 12) シマウマとミイラ化させる殺害方法の関連性が分からん。サバンナは乾燥帯だからかなのか誰か教えて? -- 名無し (2015-12-28 01 04 34) 警察が見張ってる中、白昼堂々ターゲットを狙って来たのは驚いた -- 名無しさん (2015-12-28 01 26 53) ノクティスのほうは最初の被害者を殺害後、ミイラ化した被害者の発見者となる人物の後ろをさりげなく歩いている。じわじわ迫るアンノウンの恐怖演出のひとつ -- 名無しさん (2016-02-19 21 13 33) 12話では古代文明の戦士イクサベ(753ではない)の伝説が登場するが、仮面ライダー図鑑によれば篠原兄ではなく誰かが創った山王湖伝説とされ、メタ的に言えば前作クウガと繋げる予定もあったのかもしれない。とはいえ超古代の悪霊と戦った戦士の話はあながち間違いでもないため、超能力に覚醒した誰かがいずれ現れる戦士に伝えたかったメッセージだったとも解釈できる。 -- 名無しさん (2022-01-25 23 13 15) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/nitendo/pages/10969.html
一回全クリしたけど最後の玉6個が天に上っていくシーンよく分からん - なすのヘタ (2023-12-13 21 26 11) 真ん中は謎の生命体の手前の白い玉でしょ?でピンク色のやつは桃雨城のやつでしょ?紫っぽいやつは多分青雨城でしょ?んで碧が緑雨城で....もう一個あるけど何なんだ? - なすのヘタ (2023-12-13 21 28 33)
https://w.atwiki.jp/aion20memo/pages/1106.html
[デイリー]亀裂と重力の生命体 遂行地域 ティアマランタ - ティアマランタ征服要塞 適正レベル 取得 58 / 遂行 58 報酬 経験値 852,603 / 31,292 ギーナ高級 カルンの証の袋(1) 関連クエスト --- 進行順序 1.NPCユフィリオンと会ってクエスト獲得2.亀裂の地と重力の地で頭の痛い生命体を退治せよ-シビア アティラ-ラッシング トゥメル-ワンダリング カカロ-ローリング ホロル-ロウミング クレロ-ゴージャス アントツ-ストロング カペズ-ノーブル モンセロズ-ダンシング スティレット セリオン-指導者 ダニトゥル -のいずれかを倒せ3.NPCフィリオンと会ってクエスト完了 備考 ・3.5アップデートより報酬の一部が変更になった。