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鈴仙 Ver1.07にて追加された新キャラ ※アペンドディスクEVOplus未適用時のデータはページの下半分に移動してあります 参照の際はご利用のバージョンをご確認下さい 鈴仙(Ver2.01~)入手方法 ステータス スペルカード/スペルカード成長限界値 アシストアビリティ 夢境イベント 備考 鈴仙(~Ver1.07)入手方法 ステータス スペルカード/スペルカード成長限界値 アシストアビリティ 夢境イベント 備考 鈴仙(Ver2.01~) 入手方法 稼動55日目の『永夜抄シリーズ』より入手。 ステータス 体力 65 B(x11) 攻撃 38 B(x60) 命中 55 S(x33) 回避 46 A(x45) 霊力 65 霊集 29 速度 13 スペルカード 第二弾は稼動59日目、第三弾は稼動71日目。 ※Lv.1での能力です。 名前 MP HIT CRI 近 中 遠 追加効果 入手方法 LvUPによる成長値 射符「魔弾の射手」 20 0 0 0% 0% 100% 一、三 なし 散符「真実の月」 40 10 0 40% 50% 60% 一、四 MP0~-1、HIT0~+1 生薬「国士無双の薬」 35 0 0 0% 0% 0% (自補)体力回復、ダメージ+20%4回目以降は使うとHPが0になる 一、二 MP0~+1、特殊効果+1~+2% 狂視「狂視調律」 60 0 0 50% 50% 50% 3ターンの間補助スペルカード使用不能 二、三 MP-1~-2 幻爆「近眼花火」 48 0 0 0% 80% 140% 二、四 HIT+1、CRI+1~+3 「幻朧月睨」 75 5 10 200% 80% 0% 三 HIT0~+1、CRI+1~+2 幻視「認知障害」(U) 52 10 0 0% 300% 0% 四 スペルカード成長限界値 スペルカードがLv.10のときの最高値です。 赤い数値はスペカマスタリーシステムでは成長しないようです。 ※単位とLvUPでも成長しない能力値は省略。 名前 MP HIT CRI 近 中 遠 追加効果 射符「魔弾の射手」 - - - - - 151 - 散符「真実の月」 31 19 - 58 72 89 - 生薬「国士無双の薬」 35 - - - - - 38 狂視「狂視調律」 42 - - 72 72 72 - 幻爆「近眼花火」 - 9 27 - 120 213 - 「幻朧月睨」 - 14 28 306 120 - - 幻視「認知障害」(U) - - - - - - - アシストアビリティ インビジブルムーン ・・・回避率(現在ALv)%アップ。(最大Lv.10) 夢境イベント イベント名 必要レベル 必要キャラ 内容 入手アシストポイント 攻略ポイント 鈴仙の危機一髪 80 なし 八意永琳 80 勝利後解放「仲間の敵も自分の敵…ですか?」鈴仙 鈴仙の採集日記 220 なし 小野塚小町 220 仲間の敵も自分の敵…ですか? 400 藤原妹紅 八雲紫・八雲藍 400 備考 オールラウンダー。補助スペカ封殺持ち。 どこに置いてもダメージを与える事ができるが若干霊集が低めなのが弱点。 狂視「狂視調律」で3ターン補助スペカを使用不能にすることができる。 霊夢・早苗・小町・お燐・妹紅などの回復・攻撃無効・復活持ちには非常に有効。 また生薬「国士無双の薬」でHPを回復させつつダメージアップをすることができる。 攻撃、HPを伸ばして自力で回復できる攻撃要員として育ててもよし、 命中を伸ばして対補助スペカ持ち要員として育ててもよし。 色々な運用方法が考えられるので、自分の好きな育て方をしてみよう。 アシストは回避上昇でわりと使いやすい。 とりあえずアシストに入れておいて、ピンチになったら交代するという使い方も有効。 ただし国士無双の薬は4回飲むなよ!絶対に飲むなよ! なお、魔改造戦のR鈴仙は4回以上飲んでも自爆しない。 逃げ回っているだけで勝てるなんてうまい話はないのである。 王様ゲームLv.3をクリアすると…? スペカセット画面での鈴仙の立ち絵の右下に「?」ボタンが…押してみよう! 鈴仙(~Ver1.07) 入手方法 稼動55日目の『永夜抄シリーズ』より入手。 ステータス 体力 65 B(x11) 攻撃 38 B(x60) 命中 55 S(x33) 回避 46 A(x45) 霊力 65 霊集 29 速度 13 スペルカード 第二弾は稼動59日目、第三弾は稼動71日目。 ※Lv.1での能力です。 名前 MP HIT CRI 近 中 遠 追加効果 入手方法 LvUPによる成長値 射符「魔弾の射手」 20 0 0 0% 0% 100% 一、三 なし 散符「真実の月」 40 10 0 40% 50% 60% 一 MP0~-1、HIT0~+1 生薬「国士無双の薬」 35 0 0 0% 0% 0% (自補)体力回復、ダメージ+20%4回目以降は使うとHPが0になる 一、二 MP0~+1、特殊効果+1~+2% 狂視「狂視調律」 60 0 0 50% 50% 50% 3ターンの間補助スペルカード使用不能 二、三 MP-1~-2 幻爆「近眼花火」 48 0 0 0% 80% 140% 二 HIT+1、CRI+1~+3 「幻朧月睨」 75 5 10 200% 80% 0% 三 HIT0~+1、CRI+1~+2 スペルカード成長限界値 スペルカードがLv.10のときの最高値です。 赤い数値はスペカマスタリーシステムでは成長しないようです。 ※単位とLvUPでも成長しない能力値は省略。 名前 MP HIT CRI 近 中 遠 追加効果 射符「魔弾の射手」 - - - - - 151 - 散符「真実の月」 31 19 - 58 72 89 - 生薬「国士無双の薬」 35 - - - - - 38 狂視「狂視調律」 42 - - 72 72 72 - 幻爆「近眼花火」 - 9 27 - 120 213 - 「幻朧月睨」 - 14 28 306 120 - - アシストアビリティ インビジブルムーン ・・・回避率(現在ALv)%アップ。(最大Lv.10) 夢境イベント イベント名 必要レベル 必要キャラ 内容 入手アシストポイント 攻略ポイント 鈴仙の危機一髪 80 なし 八意永琳 80 勝利後解放「仲間の敵も自分の敵…ですか?」鈴仙 鈴仙の採集日記 220 なし 小野塚小町 220 仲間の敵も自分の敵…ですか? 400 藤原妹紅 八雲紫・八雲藍 400 備考 オールラウンダー。補助スペカ封殺持ち。 どこに置いてもダメージを与える事ができるが若干霊集が低めなのが弱点。 狂視「狂視調律」で3ターン補助スペカを使用不能にすることができる。 霊夢・早苗・小町・お燐・妹紅などの回復・攻撃無効・復活持ちには非常に有効。 また生薬「国士無双の薬」でHPを回復させつつダメージアップをすることができる。 攻撃、HPを伸ばして自力で回復できる攻撃要員として育ててもよし、 命中を伸ばして対補助スペカ持ち要員として育ててもよし。 色々な運用方法が考えられるので、自分の好きな育て方をしてみよう。 アシストは回避上昇でわりと使いやすい。 とりあえずアシストに入れておいて、ピンチになったら交代するという使い方も有効。 ただし国士無双の薬は4回飲むなよ!絶対に飲むなよ! なお、魔改造戦のR鈴仙は4回以上飲んでも自爆しない。 逃げ回っているだけで勝てるなんてうまい話はないのである。 王様ゲームLv.3をクリアすると…? スペカセット画面での鈴仙の立ち絵の右下に「?」ボタンが…押してみよう!
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特徴 リーチ・発生に優れる各種レバ打 発生・有利フレームに優れる通常打撃 最も実用的なLW 初心者殺しの8C補正切り 注意すべき技 遠距離 6B 徐々に拡大していく牽制射撃。射撃強度も結構高い。 ガードするとそのまま画面端に運ばれてしまうので注意。 対策電柱で咎める。 巻かれてしまったらガード入れ込み飛翔ですれ違う。 技相性4C:鈴仙6Bは射撃後反動で後ろに下がるので電柱にひっかかりやすい。 各種B射:射撃強度C2x5のため相殺は諦めよう。 2C:相殺はできるが、後隙が大きいため非推奨。 中距離 DB グレイズ打撃。ヒットすると壁ドンになるため、ターンを奪われてしまう。 発生13Fで比較的はやいが、後隙が大きいので、振ってくる頻度は人次第。 対策相手が中央軸にいる場合、地上付近で射撃を使わない。 打点が高いため、下方向に抜けて後隙に反撃。 通常ガードして、ガード後の有利フレームに近Aで反撃。(最速ならほぼ確定?) 技相性6A:リーチでは勝っている。発生は13Fで負けている。置き必須。 J8A:下抜けJ8Aで安全に殴れる。 J2A リーチ・判定・発生(11F)・受け身不能時間が優れる、鈴仙の代表技。 前方向に慣性を付けながら使われるので間合い管理も難しい。 J2A着地はガードしても鈴仙のフレーム有利が続くので注意。 対策とにかく下軸に飛ばない。 ガード入れ込み飛翔で打撃スカを待とう。 J2A着地をガードさせられた場合はフレーム不利なので無理に動かない。 技相性J8A:発生・機動力差で負ける(リーチは僅かに優位)。 J2A:発生・機動力差で負けやすい(リーチは僅かに優位)。 J6A:発生・機動力差で負けやすい(リーチは優位)。1 J6Aで間合い維持しつつ迎撃できなくはない。 J6A リーチ・発生に優れるレバ打撃。発生8F,14F,20Fの多段で最終段だけリーチが伸びる。 J2A警戒で上軸主体に攻めるとこの技で迎撃される。 対策ガード入れ込み飛翔で打撃スカを待とう。上下の判定は細いためスカりやすい。 技相性J2A:菫子代表技J2Aが、リーチ・発生ともに完全敗北している。 J6A:発生・機動力差で負けやすい(リーチは優位)。7 J6Aで間合い維持しつつ迎撃できなくはない。 近距離 JA 斜め下を蹴るジャンプ攻撃。8F発生。 対策発生負けのため、有利状況以外ではJA勝負は控える。 技相性JA:発生負け。斜め下を蹴るので、頭上真上からなら勝てる。 A:下軸低空ダッシュJAは殴れないので注意。 A/AA 6F発生・ガードさせて2F有利というトップクラスの性能を持つ近Aである。刻みや投げを織り交ぜられると非常厳しい。 リーチが短く、スカりやすいのが救い。 対策結界で距離を離す。露骨にN結界すると投げられるので注意 距離が離れたら、6A,D4A,投げの読みあいをしよう。 壁背負いでなければ、近Aにディレイ結界後AAがスカりやすい。近A暴れで祈ろう。 A/AA B射撃は連ガにならないので反応して抜ける。 技相性J8A:打点が低いので下抜けJ8Aしやすい。ただし、6Aに潰されるので乱用禁物。 A:発生負け。スカ狙いの暴れでは有効。 AAA/FA 7F発生・ガードさせて2F有利と地味に性能が高い。 対策結界で距離を離す。 壁背負いでなければ、FAディレイ結界後FAAがスカりやすい。2A等で反撃したい。 6A 11F発生でリーチ・判定も優秀なレバ打。ガードさせて五分なのも優秀。 距離が離れても常にコレが飛んでくることを警戒してないと移動狩りされ続けて死ぬ。 対策捕まったときはこの技が飛んでくるまで無理に動かない。 6Aに対して結界をして距離を取ろう。 ガードを徹底すると、増長を誘えるので読み合いに持っていく。 技相性6A:発生負け。 J8A:上下方向にもしっかり判定があるので下抜けJ8Aは潰される。 J8A 8F発生で上方向に強いレバ打撃。天空を抜けようとすると飛んでくる。 たまにめくられたりする。 対策読んで早めの5Cで拒否。菫子5C発生14Fのため、絶対ではない。 飛翔消費状態で捕まった場合、放置するとそのまま地上に降ろされるため、6D入れて祈る。 技相性上軸2C:むこうの攻撃判定が貫通してくる。積極的に使うべきではない。 5C:発生が早めなので、カウンターするならこちらを推奨。 8C コンボの〆技。上空で壁ドンになるため補正切りが脅威。 対策非スタン壁ドンは飛翔ができるため、9J等をいれこんでおく。 スレイブによる飛翔が許されない補正切り連携もある。祈ろう。 DA 発生17Fのダッシュ攻撃。さり気なくガードさせて2F有利である。 着地際に使われることが多いが、頻度は人次第。 対策ガード後は無理に動かないこと。 ディレイ結界で距離を離そう。 DA DAにはFAで暴れられる。 DA 6Aには最遅ディレイ結界6Aで暴れられる。 5C/4C 優秀すぎるワープ技。鈴仙は射撃硬直が長いがこれでカバーしてくることが多い。(打撃スカ B射 5C/4C) +5Cは6Fから無敵。4Cは8Fから無敵。 5C 4C 対策打撃スカ後の射撃をグレイズして殴りに行く素振りをみせつつ、本命は5C/4Cの後隙狙い。 基本は電柱を先出し。5Cで電柱とは逆側にワープしてくる場合は読んでJ8Aなどで捕まえる。 LW 憑依華で最も見る機会の多いラストワード。鈴仙はとにかくいろんな攻撃から繋がる。 対策ゲージを見て、始動技(J2A,6A,AAA2A)を警戒する。 LW型は憑依起き上がりを基本しないので、アプリ・3D銃・スレイブを活用して立ちスタンに持っていく。 固め +個人メモbyみむまむ A/AA,FAといった発生・有利フレームに優れる打撃主体で拘束し、投げ・移動狩り6Aで崩したり、増長JAで繋げたり、ガンガードにはB射撃で削り兼継続をしてくる。まずは投げを警戒しつつ結界で距離を離してから、(読み合い拒否できないが)移動狩り6Aにはディレイ結界・増長JAには上抜けする。B射撃は発生は早くはないので反応して抜けたいが、ガードさせられてしまった場合は無理に動かない。投げは頑張って投げ抜けしたい。グラ潰し下抜けJ8Aは、鈴仙の漏れ6Aに潰され通用しないので注意。
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新薬の開発やら新しい手術方法の確立やら、そういった医学の発展のためには、どうしたって人間を使った治験がいる。 動物実験という方法もあるし、それは当然行われているのだが、 やはり人間と他の動物とで違う部分というものはあるからだ。 これは別に、人間は万物の霊長だとか崇高な特別な存在だとかいうわけではなく、 単に種類の異なる動物には違いがあると、それだけの話だ。 例えば、豚用の薬を開発しようとしていて、犬を使った治験だけで満足な結果が得られると考える奴は ―――少なくともそんなことを任されるような人間の中には―――いないだろう。 だがそうは言っても、やはり治験のためのいわば実験台となる人間というのは、なかなか数をそろえるのが大変なもので、 革新的な、すなわちどうなるか分からない要素の大きいことをする場合には特にそうなる。 そこでこう考えて実行した人間がいたわけだ――― 再生医療の技術を使って作った人間の各部器官を“パーツ”にし、コンピューターでそれを維持するロボットを作って、 そいつで治験を行えばいい、と。 言ってみれば脳をコンピューターに置き換えた人造人間を使って人体実験をするようなもので、 なぜ脳が機械ならばそれは人間ではないとみなせるのか、 例えば、人間の腸には人間としての尊厳とか存在意義とかの、 そういった人間として認められるための資質みたいなものは無いのかという意見は無かったのか気になるところだが、 人間が人間であるところの理由、もっといえば人間を人間たらしめる要因は、 精神的活動、つまり脳の機能にあるという考えが全ての前提のように存在していたのだろう。 そう考えてみると、ピルトダウン人の正体を見破れなかった学者のことをあながち笑えないのかも知れない。 とりあえず、この“ロボット”は広く受け入れられた。そして好評をはくした。 なにしろ人間と同じ体なのに、人体実験をしていることにはならないのだ。 それに生物というわけでさえないから、動物愛護という観点からも都合がよかったのだろう。 ラットに何か注射するより、このロボットを切り刻む方が倫理的問題が無いのだ。 医療関係者なら、それは飛び付くだろう。そして医学の進歩のため邁進した。 工業関係者や軍事関係者にもこのロボットは重宝された。安全性や殺傷性能を“実際に”確かめられるのだ。 こういったわけで、このロボットは大きな需要を得、人類の発展の速度を上げるのに貢献した。 こうして人間は“合法的な人体実験”の手法を手に入れたわけであるが、 それを可能にした“ロボット”に、全く注文を付ける余地を見出さなかったのか、というとそうではない。 すなわち、“人間”には感情も思考も思想もある。それら精神活動が、人体に与える影響はどうだ? 例えば、同じ病気で同じ治療を受けていたとして、 「貴方は重病です、治る見込みはほとんどありませんが、可能性は0ではありませんから治療しましょう」と言われたのと、 「苦しいでしょうが、現代医学なら十分治せる病気です、頑張って下さい」と言われたのでは、 果たして結果は同じなのか違うのか? そんな疑問にこたえるための実験もしたくなって当然のところで、実際ずっとそれはしたかったのだろうが、 情報技術の発展によってAIの性能が上がることで、ようやく現実にそれを行うことが可能となったわけだ。 そうなれば当然、それは実行に移される。だがここで、別の問題が持ち上がった。 人間の精神活動を模擬できるということは、当然苦痛を感じるわけだ。 人間と同じ精神活動を行うものが、人間と同じように感じる苦痛を与えられるということを、 果たして看過してよいものなのか? だがしかし、このロボットを使った実験開発はもはや人類の発展のために欠かせない要素となっている。 いまさらそれをやめて停滞を受け入れることなど出来るのか? 人類は発展し続けなければならないのだ。 喧々諤々の議論が戦わされ続けた。意見は百出した。そして結論という名の対処法が生み出された。 すなわち、低性能なAIや、わざと“苦痛を与えられても仕方のないような人格”にプログラミングされたAIを使えばよいのだ。 これは全く完璧な回答に思われたが、しかしここにも落とし穴があった。 つまり、やはり高性能なAIを搭載したロボットで実験をしたいもので、 すると“苦痛を与えられても仕方のないような人格”のAIの作成が主流になるところだが、 さて、ある人格なんてものをそううまく個々の要素に分解してプログラムとして構成する、なんてことがそうそう出来るのか? 実際、“善良とみなすべき人格”のAIというものをつくってしまう、という事例も多々あった。 そこで、出来てしまった“善良な人格”のAIはどうする。廃棄するか。いや、そういうわけにはいくまい。 なにしろ、そもそもそれを与えられるべきではない存在に苦痛を与えるわけにはいかない、というのが事の起こりなのだ。 そしてまた結論という名の対処法が生み出される。 つまり、出来たAIはとにかくロボットに搭載し、後から人格を判定し、 保護されるべきとは見做されないロボットだけを実験に供するのだ。 言い換えれば、保護されるべきと見做されるロボットには人権に準ずる基本権があるとされ、 このいわば“準人権”を持たないロボットは、人類の発展の犠牲にされて当然、ということだ。 これでひとまずの決着を見た。 それでも人間の飽くなき向上心というものには歯止めがかけられないもので、この結論にも不満が寄せられた。 つまり、判定に時間がかかり、また、実験に供されるロボットの数がどうしても少なくなるのだ。 時間がかかるのはやむを得ないとして、数の方は増やせないか。 もっと具体的な方策を言えば、“切り捨てる基準をもっと下げられないか”。 しかしそれには抵抗があった。そんなことは簡単には出来ないと。 そこで代替案が探される。ロボットの代わりに苦痛を与えられても仕方のない人間、例えば死刑囚を使うのはどうか。 これは受け入れられた。 思い起こして頂きたい、そもそもこの、「“善良なるロボット”は実験に供せない」という問題はどうして起こったか、 さらに言えば、何故“善良なるロボット”に苦痛を与えるのは忌避すべき事項で、 “善良でないロボット”には人類の発展のために苦痛を与えてよいのか。 それは結局、人間的な価値の基準となるものは精神であって、その器が何で出来ているかではないからではないか。 ならばだ、精神の器が人工的につくられたものであるのか、自然発生したものであるのかが、 精神の善悪の前にどれだけの意味を持つというのか。 むしろこの問題に直面したことで、人類は純粋な精神の向上というものに初めて本当の意味で向き合えたのではないか。 さて人類はますます発展していく、その速度をさらに上げつつ。 だからもし、あなたがプログラムによってつくられた人格を持っていなかったら、 高邁な人格をプログラムされたものに負けぬ精神を持ち続けるよう、常に気を抜かないことだ。 それが出来なければ、ある日ドアを叩いて入ってきた人間があなたを指してこう言うだろう、 「これは人間ではありません」。 ―――了――― ↓ 感想をどうぞ(クリックすると開きます) +... 名前
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鈴仙・優曇華院・イナバ (レイセン ウドンゲイン イナバ) 技量 運 神性 退魔 逢魔 30:鈴仙 スキル 幻朧月睨(ルナティックレッドアイズ) 七曜が月だと魔法陣解放と攻撃の効果がそれぞれ(1+0.1×スキルレベル)倍になる。 8 10 備考 名前 コメント
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鈴仙・優曇華院・イナバ ストーリー会話 鈴仙・優曇華院・イナバ ストーリー会話- STAGE 1 - 紅魔館の主 - STAGE 2 - 残雪見舞い申し上げます - STAGE 3 - 不可思議な落成式 - STAGE FINAL - 瑕ついた神社 - STAGE 1 - 紅魔館の主 鈴仙 お久しぶりです レミリア おや?私を呼ぶから誰かと思えば、いつぞやの 鈴仙 この間は異変を調査していたみたいでしたので何か進展が有ったのかと レミリア 異変の調査?ああ、確かにしていたねぇ もうすっかり忘れてたよ 鈴仙 結局、異変は巫女が解決したみたいです詳細はよく判らないのですが…… レミリア 敵は雲の上にいたんでしょ? 鈴仙 そうです聞きましたか? レミリア 聞かなくても判っていたよで、何? 私に報告? 鈴仙 いえ、霊夢が異変を解決して確かに天気は落ち着きました でも、私の心配はまだ解決されてないんですよ レミリア 何かしら? 鈴仙 地震の事です神社近辺はもう落ち着いてきちゃったみたいですが 竹林に曲がった竹が生えてきたりして……大地の心配は未だ晴れないのです 神社とは別の貴方なら何か気付いていないのかと思いまして レミリア さあね何か気付いても教えないよ 鈴仙 意地悪 決闘敗北 レミリア 地震ねぇ ま、起きたら起きたでいいんじゃん?空を飛んでいれば 決闘勝利 レミリア 特に何にも変化には気付かなかったわ 鈴仙 そう、なら良いんだけど…… 私はどうもあの天人が信用できなくてね レミリア でも、地震が起きても平気だよ精々、窓ガラスだけ心配すれば良い 鈴仙 被害というか、何か企んでいたら嫌だな……ってね - STAGE 2 - 残雪見舞い申し上げます 鈴仙 ……まだ、雪が消えていないとは 幽々子 ああもう、グチャグチャねぇ そろそろ、夏の雪見も店じまいかなぁ 鈴仙 以外と溶けないもんですねこれだけの雪 幽々子 何かしら?涼みに来たの? 鈴仙 この状態で訊くのも何ですが……何かおかしな事って起きていませんか? 幽々子 起きてないナマズの幽霊が暴れたとかそんな事は 鈴仙 はい?ま、まぁ起きていないのならいいんですけど 幽々子 地震の事を心配しているのかしら? 鈴仙 え? ええそうなんですよ 幽々子 ならば、私を倒してからいきなさい 鈴仙 済みませんが意味が判りません 決闘敗北 決闘勝利 幽々子 地震が心配なら神社に行ってみなさい 今日は新生神社の落成式だって言ってましたわ 鈴仙 あ、神社がもう直ったんですね 幽々子 でも、今頃神社はどうなってるのかなぁ 鈴仙 ?? ま、地震も心配だけど、新しくなった神社の様子でも見に行ってきますか - STAGE 3 - 不可思議な落成式 鈴仙 …… ……あれ? なんだ、あの亡霊に一杯食わされたわ神社、直ってなんかないじゃないの 紫 もう遅いね 鈴仙 !? 紫 神社の落成式は終わったわ 鈴仙 落成式って……落成したらやるもんじゃないの? 紫 細かいことは気にしないで、何をしに来たの? いまさら 鈴仙 ちょっと調べ物があって 紫 何かしら? 鈴仙 地震で壊れたっていう神社のことなんだけど 紫 だーめ 鈴仙 え? 紫 調べさせないわ私の神社 決闘敗北 紫 天人が仕掛けた要石それは鬼達が調査することになっています 宇宙人の貴方が出る幕ではない 決闘勝利 鈴仙 何よ、調べても良いじゃないのどうも神社の倒壊は腑に落ちないのよ 紫 神社は貴方の出る幕ではない 鈴仙 でも、地震が…… (天子登場) 天子 あいたたた…… 鈴仙 あ、天人様……!? 天子 あーあ、神社が壊れちゃった 鈴仙 ? あ、聞いたわよ?神社は貴方が壊したんだって? 天子 まーねでもそれも昔の話 鈴仙 ??? まあいいわ貴方には聞きたい事が山ほどあるの - STAGE FINAL - 瑕ついた神社 鈴仙 どうも、貴方が何をしたのか判っていないの説明して貰えないでしょうか? 天子 今更そんな話、どうでも良いわ 鈴仙 どうもおかしいわね大体、なんでそんなにボロボロなの? 天子 くたびれてるからねぇ 鈴仙 話にならないわまあいいわ、地震の事は自分で調べるから 天子 地震? ああ、地震は大丈夫よ大丈夫…… 鈴仙 もっとシャキッと! 決闘敗北 天子 いつまでもくよくよしていちゃいけないわ 取り敢えず、天界に戻って次の策を練るか…… 決闘勝利 エンディング
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銀座の某デパート内をあらかた探索し終えたゴルゴとスネークは、今度は デパート周辺に危険人物や仲間にもできそうな人物が居ないか探る事にした。 スネークはSOCOMを構えながら銀座の街中を注意深く歩き、ゴルゴは デパートの屋上でM16のスコープごしにスネークの周囲を見張っていた。 危険な者がスネークに襲い掛かったら、狙撃を得意とするゴルゴが 後方からスネークをサポートする、という作戦である。 (あのゴルゴという男、相当の使い手に違いない。こいつはプロの勘だが 奴の狙撃の腕は恐らくあのスナイパー・ウルフをも凌駕している……) そんな相手に背中を向けることに抵抗が無いわけではなかった。 それでもスネークがこの作戦を呑んだのは、ゴルゴは一度結んだ契約を 破るような男ではない事を、やはりプロの勘で嗅ぎ取ったからだった。 「誰か居な……うおっ!?」 突然、透明の粘ついた液体が頭上から降りかかり、スネークの全身は びしょ濡れになってしまった。 「何だこれは…? 臭ッ! オエッ!」 スネークは慌てて頭上を見上げた。 するとそこには巨大な黒い影がそびえ立っていた。 ゴジラが あらわれた! 液体はゴジラのよだれだった。 「な、何だこの恐竜は!? こいつも参加者なのか? これじゃあまるでコミックだ!」 ゴジラは怒りの形相でスネークを睨んでおり、とても仲間にできそうにない。 かといってSOCOMやM16で太刀打ちできる相手でないことは明らかだった。 スネークは にげだした! 恐竜型の二足歩行戦車を倒した経験のあるスネークも、さすがに 本物の恐竜(?)に勝つ自信は無かった。 「くそっ……どこかに隠れなければ」 スネークの危機を察知したゴルゴは、デパート屋上で売られている物置を スネークの所までぶん投げた。 この物置は、核爆弾や隕石の直撃を喰らってもかすり傷一つつかず、 放射能すら遮断する事で世界的に有名なあのイナバ物置である。 (隠れる所、隠れる所……、む!) 逃げ惑うスネークは、ふと道端に捨てられている段ボールに気付いた。 と同時に、ゴルゴの投げたイナバ物置がスネークの目の前に落ちた。 もちろんスネークは迷う事なく、 段ボールに隠れた。 「ふぅ、やっぱりこの狭い空間は落ち着くぜ……」 ゴジラは口から放射能火炎を吐いた。 次の瞬間、スネークは段ボールもろとも蒸発していた。 しかし物置は少しも溶けず、完全に元の形を保っていた。 やっぱりイナバ、ゴジラが来ても大・丈・夫! 【10時00分/日本・銀座】 【ゴジラ@ゴジラシリーズ】 【状態】健康 【装備】不明 【道具】支給品一式その他不明 【思考】 1 不明 【イナバ物置@現実】 【状態】健康 【装備】不明 【道具】支給品一式その他不明 【思考】 1 大・丈・夫! 【ゴルゴ13@ゴルゴ13】 【状態】健康 【装備】M16自動小銃(ゴルゴ仕様)@ゴルゴ13 【道具】支給品一式、不明支給品 【思考】 1:…………。 2:自分から人殺しはしない。 3:襲ってくるなら殺す 『スネーク、どうしたっ? スネーク! スネエェェェェェェェク!!』 【ソリッド・スネーク@メタルギアソリッド 死亡確認】 死因:ゴジラに殺された
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152 鈴仙/23スレ/152 部長「……で、あるからしてそもそもヤンデレというものは「病み」と「デレ」の合成語で先行する「ツンデレ」からの派生で男性向け萌え文化を中心に2000年代中~後半にかけて広まったものであります 意中の相手(多くは主人公)に対する二律背反の感情や葛藤の慢性化、独占欲の不充足等により、理性や良識、常識を欠いた状態を示すものであり……」 ○○(今回のプロジェクトはやけに気合が入ってるな…) ヴヴ(ケータイの振動) ○○(ん…LINEか。誰だ?) 【鈴仙さん(八意総合病院)】 <採血の結果でましたよ!私まだ見てませんけど <いつ来られますか <何曜日来られますか <彼女できましたか? ○○(あー再検査の結果か…会議中だし後で返事しよ) ヴ-ヴ-ヴ- ヴ-ヴ-ヴ- ヴ-ヴ-ヴ- ○○(ちょ)ヴ-ヴ-ヴ 部長「もっとも、2010年代半ばの時点では、こうした動きは男性向け萌え文化以外では限定的であり、「メンヘラ」との線引きが困難なケースも多々見られる。 限定的であろうが、病んだ面を持つ時点で「ヤンデレ」は「メンヘラ」の一種であるという主張もあり、全てをどちらかに分ける事は現実的ではないだろう。判断に迷う場合は「ヤンデレ?」として留保するのも…誰かすごいケータイ鳴ってますよ。出ていいですよ」 ○○「アッハイ、スンマッセン」 ○○「うわ、めっちゃLINEきてる…えーと」 ○○<近頃仕事が忙しくてなかなかいけそうにありません。来週の土曜とか大丈夫ですか 鈴仙<お仕事終わった後とかでも大丈夫ですよ ○○<かなり遅いので病院開いてる時間にこれないと思います 鈴仙<じゃあお仕事終わったらお家に伺いますよ、お戻りは何時ぐらいですか。連絡くれます? ○○「 えっ 」 夜 ○○のマンション 鈴仙「(*⌒▽⌒*)こんばんわ、お邪魔しますね」 ○○「こ、こんばんわ(マジできた)」 鈴仙「…じゃあ早速再検査の結果をお知らせしますね。○○さん…まずは心を落ち着かせて、私が言うことに取り乱したり慌てたりしないでくださいね…」 ○○「!」 鈴仙「とくになんともないです全くもって健康です」 ○○「ファーwww」 鈴仙「少し基準値を越えてるだけです、だから今どこが悪いとか悪くなるとか大変なものではないす」 ○○「良かった」 鈴仙「とは言ってもいくつかの項目の基準値をオーバーしてるんですからね!今後も経過を見ていくことになります!」 ○○「そうですか……経過?」 鈴仙「はい!私鈴仙・優曇華院・イナバ軍曹は○○さんあなたの経過担当となりました!なのでこれから二人三脚で健康管理していきましょうね!」 ○○「えっ(ナニソレ聞いたことない)」 鈴仙「えっ?」 ○○「あ、あの…前から気になってたんですけど…」 鈴仙「えっ!?わ、私のこと気になってたって…///」 ○○「そうじゃないです。ふ、普通は…看護師さんて普通こういうことするんですか?」 鈴仙「え、しませんよ」 ○○「!?」 鈴仙「えーと、なんだろう、ほら、うん。なんか、あー、そうだ。あれです、一日でも早く健康な体に戻って欲しいじゃないですか、だから○ま…患者さんのことをたくさん理解してあげないといけない的な、そう、医療に携わる一人の妖怪として私はそういう命を助ける仕事って信念を持ってるんじゃないかなー」 ○○「…えぇ…」 ○○「なんて意識の高い看護師さんなんだ」オヨヨ 鈴仙「えへへ」 鈴仙「これからヨロシクおねがいしますね」 鈴仙「これから……ずっと……」
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ネットは匿名ではありません ネットは匿名の世界だとよく言われています。 たとえばインターネットや携帯サイトの掲示板に書きこみをするとき 「名前を名乗らなければ自分は見つからない」 と思っている人が多いようです。 しかし、それは大きな間違いです。 もくじ ネットでは自分を隠して発言する人がいます コラム ギュゲスの指輪 名前を隠してもログを見ればわかります 匿名性について、先生方・保護者のみなさまへ 用語解説 次のページ:ネットでは自分を隠して発言する人がいます
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鈴仙(レス)1 ─────────────────────────────────────────────────────────── 最近、鈴仙が怪しい。 自分の目の前でやたら失敗する様になった。 いや・・・それだけならまだ良いのだが、 失敗した後に・・・ 「きゃ・・・!」 「っとと・・・大丈夫か?鈴仙」 「う、うん・・・・・・・・・」 「いや、あの、いつまで抱き着いてるつもりだ?」 「あ、うん、ごめん・・・///」 と、こんな感じで目の前で抱き着く様に倒れ掛かり、 俺が言うまでずっと胸元にうずくまるのだ。 そりゃ鈴仙は可愛いし抱き心地も良いけどさ・・・なんか恥ずかしいな。 俺と鈴仙はそんな関係じゃないし、失敗するのも俺の勘違いかもしれない。 だからまあ、仕方ないな。 イナバ達と遊んでいて、自分の部屋からトランプを持ってくる事になった。 閉めたはずの部屋の戸は、少し開いていた。 ・・・誰かいる? 「・・・ふふ、〇〇の匂いだぁ・・・///」 鈴仙だった。 俺が幻想郷に来た時に着ていた学ランに抱き着き、 ほお擦りしながら匂いを嗅いでいる。 「れ、鈴仙?」 「な・・・〇〇!?いや、その、これは・・・」 「な、何で俺の学ランを・・・?」 「いや、余りにも〇〇が良い匂いだから・・・じゃなくて、 ごめんね、嫌だよね、こんな変態・・・」 そう言って鈴仙は涙目で視線を落とした。 「いや・・・その、鈴仙なら似合うと思うな、それ」 「・・・私の事嫌いにならない?」 「うん、趣味は人それぞれだし?」 「・・・ありがとう」 鈴仙は顔を上げ、 俺をじっと見つめ・・・ 「私、〇〇が好きだから、もっと君を感じたいよ・・・」 「あ、うん・・・ 俺だって、鈴仙の事、ずっと好きだよ///」 「嬉しい・・・じゃあ」 鈴仙は喜々として学ランを羽織り、 ってあれ、頭が揺れる? あ、立ってられない。 「今日はたっぷり、〇〇を感じさせてね・・・///」 こうして師匠に発見されるまで、 俺は鈴仙にマーキングされ続けたのでした。 まだ残り香が甘いよ畜生。 14スレ目 294 ─────────────────────────────────────────────────────────── 優曇華「○○さん……できちゃいました」 ○○「ぶっ!な、何だってうどんげ!?」 うどんげ「だから……うどんが出来ましたって言ってるんです!」 ○○「ほっ、そうかそれならいいんだ……」 うどんげ(本当はあなたの子供も欲しいんですよ……でもまだこれからがありますもんね ♪) ○○「ほ、ほら早くうどん食べよ!」 うどんげ「あれ~○○さん顔が赤いですよ~」 ○○「う、うるさい!ほらいいから行くぞ!」 14スレ目 391 ─────────────────────────────────────────────────────────── 鈴仙「私はしあわせうさぎ。幸せさがして数十年。 東に幸せあれば東に、西に幸せあれば西に…… でも未だ幸せ見つからず……。 あ、あぁ、○○の背中にぺったり張り付いたら幸せになれるかも……」 ぺったり 鈴仙「あぁ、し・あ・わ・せ……」 ○○ 「……満足したかい? で、急になんでこんなことを?」 鈴仙「あ、あのね? ○○が持ってたマンガの中にこんなうさぎがいたから演じてみたんだけど……ダメかな?」 ○○「うーん、悪くはないけどもっと幸せになる方法があるよ」 鈴仙「え? それってどうやるって、うむぅっ!?―― ん、ちゅっ、ちゅぱっ、ぷはっ」 ○○「どう? 幸せ?」 鈴仙「……幸せすぎてとろけちゃいそうだよぅ」 (障子にメアリー) てゐ(私が本物のしあわせうさぎなのに……) 15スレ目 139 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「うわぁー・・・」 「タイミングが悪かったなうどんげ、帰ろう」 「ほぉー・・・」 「うどんげ?」 「・・・・ハァハァ」 「いっ!?」 「○○ さ~ん・・・私達もあんな事しましょうよ・・・」 「こ、こら発情すんな馬鹿!」 「ふふ、逃がしませんよ・・・」 「やめろケダモノー!」 「・・・でもさっき、私の眼を見て話してくれましたよね?」 「ひ・・・え、足元が・・・?」 「いただきます」 「や、ちょ、・・・ry」 16スレ目 412 ─────────────────────────────────────────────────────────── 鈴仙!俺はお前が大好きだ!結婚してくれ! 17スレ目 407 ─────────────────────────────────────────────────────────── 72 :名前が無い程度の能力:2008/08/03(日) 15 35 20 ID XE9qNyho0 今ふと 「いつもは『オイ』とか『なあ』とかしか呼ばない○○に 不意に『鈴仙』と呼ばれてドッキーンしちゃう鈴仙ちゃん」 というなんかこう、なんかがビビビッと 75 :名前が無い程度の能力:2008/08/03(日) 18 57 03 ID qVhZC8JI0 72 鈴仙「・・・・。」 ○○「・・なあ、」 鈴仙「・・・・。」 ○○「鈴仙?」 鈴仙「ひゃっ な、何?どうしたの!?」 ○○「いや、さっきからおとなしいから、どうしたのかな、と」 鈴仙「う、ううん別になんでもないよ、うん大丈夫。あは・・は」 ○○「・・そういえば二人っきりになるの初めてだな。まさか緊張してるのか?」 鈴仙「ち、違うわよ、バ・・バカッ」 鈴仙「そういえば、私の事、鈴仙って呼んでくれるんだね」 ○○「うどんげとかのが良かったか?」 鈴仙「ううん、そのままで・・。あなたにはそう呼ばれていたい」 ○○「そっか」 鈴仙「・・・。」 ○○「・・・。」 「なあ鈴仙」「ねえ○○」 ○○「な、なんだ?」 鈴仙「え、あ、あ、○○から先に!」 ○○「じゃあ、同時に・・」 鈴仙「うん・・」 ○○「せーのっ」 「キスしようか」「キスしない?」 あまあああああああああああああああい いつの時代の清純恋愛ドラマだよ 18スレ目 72,75 ─────────────────────────────────────────────────────────── ドォォォォン… 「きゃっ!」 「っと、鈴仙、雷苦手なのか?」 「うん…降りて来てすぐの頃、目の前の竹に雷が落ちて燃えるの見たら、怖くなっちゃって…」 「そっか、それは確かに怖いな」 カッ! ドドォォォォン! 「っと、近いなッ…!?」 「…!」 耐えられなくなったのか、鈴仙がしがみついてきた。 胸の中で震えている鈴仙の頭を、そっと撫でてやる。 「大丈夫か?」 「ご、ごめんなさい…もう少しこのままでも、いい?」 「え、ああ、いいよ。」 そのまま鈴仙を抱きしめる。 雷に、感謝しながら。 「○○も雷怖いの?ドキドキしてるけど…」 「いや、雷は平気だよ。 …ちょっと幸せなだけだ…」 カッ!ドォォォォォォン! 「え?きゃっ!」 「近づくのが早いな。これなら収まるのも早そうだ」 「…ちょっと残念…」 「え?何か言った?」 「な、なんでもないよっ!」 カッ! ドォォォォォン! 「ん、大分離れたな…雨も収まってきたみたいだ」 「うん…」 「…もう少し、このままでもいいか?」 「…うん、このままがいい」 18スレ目 121 ─────────────────────────────────────────────────────────── パシャッ! 「きゃっ!何!?何!?」 「こらおまえら!って…もう居ないよあの天狗ども…」 「天狗?え?」 「写真撮って速攻逃げてった。わけがわからん…」 「ん~、まあいいんじゃない?とりあえず寝なおす…」 「あ、反対の足にしてくれ。ちょっと痺れてきたから」 「ん~、わかった…おやすみ…」 「…でも、そんなに膝枕がいいのか?」 「○○の胡座、丁度いいの。ん~♪」 「やれやれ…」 軽く頭を撫でてやる。さらさらの髪が気持ちいい。 ややもすると、穏やかな寝息が聞こえてきた。 安らかな寝顔を見ていると、こちらも眠くなってきた。 俺は鈴仙を起こさないよう、そっと上体を倒し、幸せなまま眠ることにした。 18スレ目 809 ─────────────────────────────────────────────────────────── 鈴仙と一緒に寝る妄想してたら電波を受信した ○「さあて、と。寝るか。明日も早いし。」 スウウ…トン(←襖の閉まる音) ○「ん?ああ、鈴仙か。どうした?こんな時間に」 鈴「…ねえ○○。その…私も一緒に寝ていいかな…?」 ○「…鈴仙殿。残念ですが布団が一つしかありませぬ。」 鈴「うん…。だから…その…同じ布団で寝よ?」 ○「…寝ぼけて襲っても知らんぞ?」 鈴「うん。でも…○○になら、私…襲われても良いかな、なんて…」 ○「…まあいいや。好きにしなよ。」 鈴「うん、ありがとうね。」 今夜は眠れそうにありません。…色々な意味で。 18スレ目 814 ─────────────────────────────────────────────────────────── 寝ようとして自分の部屋に入ったら鈴仙が自分のベッドで気持ちよさそうに寝ていて 起こすのもかわいそうだし、かといって自分の寝る場もないしと困ってしまい 仕方がない、心を鬼にして起こそう、と肩に手を置いてゆすろうとしたときに 寝ぼけた鈴仙に布団の中に引き込まれて抱き締められて腰の後ろに足まで回されて 完全抱き枕状態で鈴仙の足に挟まれてて下半身の危険な密着感と 首元に漂う女の子の香りに○○の頭が沸騰寸前 18スレ目 820 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「…本当に俺たちの子なんだな…」 「師匠もびっくりしてた。人間と玉兎に子供ができるなんて、って…」 「愛の奇跡ってやつかな?」 「ふふ、そうかもね。あっ…動いた」 「お、なかなか元気そうだな、こいつ」 「○○の子供だもん、きっと無駄に元気な子よ、ふふっ」 「そんで鈴仙みたいに綺麗な髪と目で…楽しみだな」 「ね、○○」 「ん」 「愛してる」 「俺もさ。愛してるよ、鈴仙」 18スレ目 914 ─────────────────────────────────────────────────────────── ○○は鈴仙に呼ばれて竹林を歩いていた。 少し開けた広場のようなところに彼女は立っていた。 どこかその表情は悲しげで○○の答えはすでに分かっているようだった。 「急に呼び出したりなんかしてごめんね……」 「いや、いいよ」 しばらく俯いたままの鈴仙だったが顔を上げるとはっきりと言葉を口にした。 「○○、私はあなたのことが、好きです」 「…………」 「…………」 「…………ごめん」 ○○が断りの言葉を口にすると鈴仙の瞳から涙が零れた。 「あ、あはは……やっぱり、断られちゃった……わかっていたはずなのに……」 「…………」 ぽろぽろと涙を零しながら鈴仙は自分の思いを○○にぶつける。 「ねぇ? なんで? 何で師匠なの? 答えてよ……答えてよぉっ!! ひっく、姫様や、てゐや、他の誰かなら諦められた……どうして、えぐっ、どうして師匠なのよぉ!!」 鈴仙には分かっていた。○○の心は常に永琳に向けられていたことが……そして永琳も同じような瞳を彼に向けていたことを…… いたたまれなくなった○○は鈴仙に近づき、手を伸ばそうとしたが、彼女の激しい拒絶に手を引いた。 「やめてぇっ!! 私に優しくしないでっ!! これ以上、私を、狂わせないでよぅ……!」 髪を振り乱し慟哭する鈴仙。涙でぐしゃぐしゃになった顔を上げ、そのまま○○の胸に飛び込み己のどうすることもできない感情をぶつける。 「うっく、ひぅ、○○ぅ……すきぃ……だいすきなのぉ……えくっ、なのに、なのに、なんでぇ……」 彼女の呪詛を○○は何も言わず聴き続けた。 痙攣する鈴仙の身体を抱きしめたくなるが、それはまた彼女を傷つけるだけになるので、ぐっと歯を食いしばり耐え続けた。 二人には何時間ともとれる時間が過ぎ、鈴仙は○○から離れた。 「……大丈夫?」 「……うん、泣いたらすっきりしちゃった」 目を更に赤くしてほほ笑む彼女に○○は何も言うことはできなかった。 「このままじゃ泣いてたことがばれちゃうから、赤みが治まるまでここにいるね。○○は先戻ってて」 「……ああ」 言われるがままに元来た道を歩き出すと、風に乗りまた鈴仙の泣き声が耳に届いた。 「ひっ…うっ、うう……ううぅ、わぁああああっ!! うぁあぁあああっ!!」 それでも○○は決して振り向かなかった。それは○○が今の鈴仙にできる精一杯のやさしさだった…… 18スレ目 930 ─────────────────────────────────────────────────────────── 俺もAV機器一式を河童に頼んで使えるようにしてもらったんだ。 んで、Gガンダムをぶっとおしで見ようと思って準備万端見始めた所で鈴仙が来たんだ。 やたら興味津々だったんで、一緒に見ようって言ったらすっごく喜んでたんだ。 んで、一日7話でちょうど一週間、今日で見終わったんだよ。 ああ、すっかり忘れてたんだ、最後の告白… 見終わってから、鈴仙が何かを期待してる目をして、顔を赤くしてこっち見てるんだ… 馬鹿野郎、見つめられて言えるわけないだろ… 19スレ目 24 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「ねぇ○○」 「なに、鈴仙?」 「ペットにするならどんな動物を飼いたい?」 「ん~、猫かなぁ。丸まって寝てるのをなでなでするのが好きなんだよ」 「う、兎はどうかな?」 「兎は全く飼う気がしない。未来永劫ありえないね」 「そんなに…兎が嫌い?」 「そんなことはないよ」 「じゃあ、なんで?」 「そりゃ、ペットにするより嫁にしたいからさ、月の兎をね」 「……」 「お、月の兎は眼だけじゃなくて顔まで赤いんだな」 「だ、誰のせいよ!もう…」 19スレ目 208 ─────────────────────────────────────────────────────────── ○○「うう、ちょっと寒いな、今夜は…」 鈴仙「そうねぇ…まだ掛け布団の用意してなかったから、今日は我慢ね。 明日になったら、布団を奥から出して干さなきゃ」 ○○「でも、この寒さだと今日にも風邪引きそうだ…」 鈴仙「うーん、確かに少し辛いけど…そうだ!」 ○○「お、何かあるのか?」 鈴仙「○○、私の抱き枕になって!」 ○○「は!?いやちょっと待て!」 鈴仙「ダメ?」 ○○「むしろウェルカムだがとんでもない問題がある!」 鈴仙「え、私は平気よ?」 ○○「お前が良くても俺の理性がガードブレイクで板違いになっちまうだろうがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 鈴仙「なら向こうで寝ましょ?」 ○○「…いいの?」 鈴仙「…うん…」 ○○「……」 鈴仙「……」 結局、二人とも体が真っ赤になるほど温まってしまって別々に寝てしまいましたとさ。 19スレ目 763 ─────────────────────────────────────────────────────────── うちは鈴仙が毎朝起こしに来てくれるんですがね。 この前からかってやろうと思って狸寝入りしてたんですよ。 狸寝入りしてるからなかなか起きないのは当たり前ですよね。 そんなこんなでうだうだしてたら鈴仙が布団に潜り込んできましてね。 気が付いたら俺に抱きついて寝てるんですよ。 その寝顔が可愛くて可愛くてしょうがないんですよ。 余りにも可愛いから頭撫でてやったら「ん~」とか言いながら頬ずりしてくるんですわ。 もう最高でしたよ。このまま死んでもいいやと思いましたよ。 そしたら偶然誰かが死ぬ夢でも見てたんでしょうね。 寝言で「死んじゃやだあ・・・」とか弱々しく言うんですよ。泣いて頬ずりしながら。 もうホント可愛くて(ry 19スレ目 791 ─────────────────────────────────────────────────────────── 鈴仙っ!先に死んでしまう俺だが俺と一緒になってくれ! 俺が死ぬ一生の間に、お前の一生と同じだけの愛を捧げて見せる! 19スレ目 954 ─────────────────────────────────────────────────────────── 鈴仙。俺は誰に何と言われようとお前だけを愛してる。 どんなことがあろうとも、俺はお前が好きだ。 こんな男で申し訳無いが、もし良ければ俺と結婚してくれ。 19スレ目 956 ─────────────────────────────────────────────────────────── ○「今日は月が綺麗だな、鈴仙。」 鈴「え?うん、そうだね……」 ○「どうした?ああ、そういえば月から逃げて来たんだっけ。」 鈴「うん、だから月の皆のことを思うと申し訳無くって……自分の情けなさが恨めしくて……」 ○「でもさ、いつまでも引きずっててもしょうがないぞ? それに、根拠は無いけど皆もお前を責めたりしないさ。 むしろ、逃げ切れたんだから絶対に幸せになれって思ってるよ。」 鈴「そ、そうかな……?」 ○「ああ、そうさ。きっとそう思ってるよ。 だからさ、もし良ければ……俺と結婚してくれないか……?」 鈴「え……?」 ○「嫌なら嫌でいいんだ。でも俺はお前が好きだ。 こんな男ですまんが、良ければ俺と結婚してくれ。」 鈴「その……私も……○○のことが……その……好き……です…… あの……不束者ですが、宜しくお願いします……」 ○「ああ、これからも宜しくな。鈴仙。」 その日は、月が一際綺麗に見えた 20スレ目 37 ─────────────────────────────────────────────────────────── 俺が幻想郷から帰らないといけないことになったら最後に鈴仙に夕凪を歌ってあげようかね 遠く 彼方の 好きな人 この声が聴こえるか 叶わぬ願いと知っても この歌だけ届いてくれ 20スレ目 49 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「あとはあなただけ……、これで終わりです……」 「はは、鈴仙は強いな」 「どうして……」 「うん?」 「どうして笑っていられるんですか? そんな体になって、しかも私達を殺さなきゃいけないだなんて……」 「………。俺はあの時死んだようなものだしな。こんな運命でも、また君達に会うことができた。それだけで十分だよ」 「………」 「さぁ、俺を消してくれ……」 「いやです……。大好きな人を殺さなきゃいけないなんて……、私にはできないです……」 「鈴仙……」 「○○さんが好きです。初めて会った時からずっと……。そんな姿になってしまってもあなたが好きなんです……」 「俺も、鈴仙のことが好きだ。だから、君の手で俺を止めてほしい」 ※元ネタ(20スレ目 58) 「永遠亭の面々と親しくなった○○が月の刺客たちとの戦いに巻き込まれる ○○は捕まり月に連れていかれ強化兵の被験体にされてしまう 数年後、再び月の刺客が永遠亭を襲う そこには強化骨格に身を包んだ○○の姿が」 20スレ目 67 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「ねぇ、○○…」 「どうした、鈴仙?」 「私達、外に出てきて良かったの?」 「ああ、神無月で神様の出入もあるからって、紫さんが許可してくれたよ。 当然のように、御土産は要求されたけどね」 「そっか…」 「気にするには遅いと思うけどな」 「あは、それもそうね。 …○○の家族って、すごくいい人たちだったね」 「あー、ちとやかましいけどな」 「私も、家族になれるかな…」 「え、あ、うん、そうだな…」 「……」 「…次に帰る時までに、家族になろうか?」 「……うん」 20スレ目 289 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「もしもし、わたし鈴仙。今○○の後ろに居るの」 「…(メリーさんとか懐かしいな)」 「もしもし、わたし鈴仙。今○○に抱きつこうとしてるの」 「…(どきどき)」 ぎゅっ 「!……鈴仙、最近体重増えたろ?」 「えっ!?な、何で分かるの!?○○に体重かけてないよ!?ぷにぷに?ぷにぷになの!?」 「ああ、前よりもぷにぷにだ…胸が」 「え!ま、○○のエッチ!」 「自分で押し付けておいて何言いますかこの兎さんは」 20スレ目 897 ─────────────────────────────────────────────────────────── 鈴「ごほっごほっ・・・・・・うう、しんどいなぁ・・・・・・」 〇「まさかお前が風邪を引くとはなぁ・・・・・・患者が多くなる季節だからって無理しすぎだぞ。」 鈴「うん・・・・・・ごめんね・・・・・・・」 〇「お粥作ってきたから食べな。ほれ、あーん。」 鈴「あ、あーん・・・・・・」 〇「どうだ?美味いか?」 鈴「うん、ちょっとだけ味が濃いかな・・・・・・」 〇「あむ・・・・・・確かにちょっと濃いな。」 鈴「んむ!?んっ・・・・・・」 〇「・・・・・・っぷはっ。これならどうだ?」 鈴「もう・・・・・・風邪移っても知らないよ?」 〇「鈴仙から移るなら別にいいさ。風邪の菌に移らせたいだけ移らせればいい。」 鈴「ばか・・・・・・でも、味がよく判らなかったからもう一回・・・・・・」〇「はいはい。」 鈴「んっ・・・・・・」 以下、気が済むまで繰り返し 21スレ目 114 ─────────────────────────────────────────────────────────── 鈴仙は竹の香りがしたよ。 「鈴仙っていい匂いするよな」 「え、そう?」 「うん、竹と石鹸の匂いかな、これ」 「あ、あの、○○…」 「ん~、この匂い、落ち着くなぁ…」 「(ナチュラルに抱きしめないでよ、もう…)別にいいけど…」 「え?」 「な、何でもないよっ!何でもっ!」 21スレ目 242 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「ただいまー」 「御帰りなさい、○○ ご飯できてるよ」 「おう」 「ふー、美味しかった。 それじゃ風呂入ってくるわ」 「あれ、デザートは食べないの?」 「デザートなんてあったのか?」 「目の前に居るじゃない」 「…お風呂の中で食べようかな」 「あ、それもいいかも」 21スレ目 384 ─────────────────────────────────────────────────────────── 〇「あー・・・・・・良い天気だなー・・・・・・」 鈴「あ、居た居た。もう、そんな所で寝てないで少しは仕事してよ。」 〇「おや、鈴仙さんやないの。どないしたん?」 鈴「何よその喋り方。普通に喋ってよ。」 〇「何とは失礼な。これは外の世界の関西という地方の方言であってだな。」 鈴「そんなことはどうでもいいの。それより、暇なら里へ買い物に行ってきてよ。」 〇「まあまあ落ち着け。たまにはゆったりしようじゃないか。こんなに天気が良いのに昼寝しないのは勿体無いぞ?」 鈴「でもそんなことしてる暇無いし・・・・・・」 〇「鈴仙も少しは休みなって。用事なんて後で終わらせりゃいいじゃないの。」 鈴「うーん・・・・・・それもそうかな。じゃあお言葉に甘えて・・・・・・」 〇「あー・・・・・・気持ち良いねぇ・・・・・・」 鈴「本当だねー・・・・・・すぅ・・・・・・すぅ・・・・・・」 〇「もう寝てる・・・・・・よっぽど疲れてたんだな・・・・・・よしよし(ナデナデ)。」 鈴「んぅ・・・・・・〇〇ぅ・・・・・・」 〇「ふぁ・・・・・・ねむ・・・・・・くかー・・・・・・」 鈴「すぅ・・・・・・すぅ・・・・・・」 永「遅いわね・・・・・・あの子何してるのかしら?」 永「ああ、居た。ウドンゲ。頼んでた用事は終わった・・・・・・あらあら、こんなところで寝ちゃって・・・・・・〇〇も居るじゃない。全く・・・・・・」 鈴「んぅ・・・・・・んー・・・・・・〇〇ぅ・・・・・・」 〇「くかー・・・・・・ん・・・・・・鈴仙・・・・・・」 永「まあ、今回だけは許してあげようかしらね・・・・・・おやすみ。二人とも。」 21スレ目 571 ─────────────────────────────────────────────────────────── 〇「あぁ、寒い寒い。昨日の陽射しが嘘みたいだ。」 鈴「んー・・・・・・おはよう〇〇・・・・・・」 〇「お、やっと起きたか。おはよう。」 鈴「うぅ・・・・・・寒い・・・・・・」 〇「まあ本来はこれで普通なんだがな。」 鈴「〇〇ぅ・・・・・・」 〇「ん?うおっ!?ちょっ、いきなり抱きつくなって!」 鈴「えへへー・・・・・・あったかーい・・・・・・」 〇「まだ寝ぼけてんのかこいつは・・・・・・よし。」 鈴「♪~」 〇「鈴仙。こっち向け。」 鈴「ふぇ?ん!?・・・・・・んぅ・・・・・・ちゅ・・・・・・」 〇「ん・・・・・・ぷはぁ・・・・・・どうだ?目覚めたか?」 鈴「〇〇・・・・・・駄目・・・・・・まだ眠いの・・・・・・」 〇「全く、このダメ兎め。ん・・・・・・」 鈴「ん・・・・・・はむっ・・・・・・んぅ・・・・・・」 21スレ目 606 ─────────────────────────────────────────────────────────── もふっ 「ひやっ!?ま、○○!?いきなり尻尾掴まないでよ!」 「ああ、すまん鈴仙。もふもふしててさわり心地良さそうだったから…」 「もう……で、さわり心地はどうだった?」 「もふっとしてて、それでいて中心はぷにっとしてて最高のさわり心地でした、ハイ」 「ふーん、そう……でも、いきなり触るのは止めてね」 「うん、ごめんな、鈴仙」 「……布団の中でなら、いくらでもいいから…ね?」 「えっ!?」 21スレ目 760 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「そういや、もうすぐクリスマスだな、鈴仙」 「何それ?」 「えっ!?……こっちには無いのか、クリスマス……」 「何かすごく残念そうね…」 「ものすごく…。 あ、早苗さんにでも相談してみるか。 守矢の祭りに仕立ててしまえば、信仰も得られて一石二鳥だろうし…」 ぐいっ おもいっきり俺の体を引っ張り、そのまま前から抱きついてくる鈴仙。 しばらく、じーっと見つめて来たかと思うと、ぽつりと呟いた。 「……二人だけの時に、他の子の名前出さないでよ…」 「…ごめんごめん」 クリスマス前だってのに、うちの兎は餅を焼いてます。 21スレ目 851 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「・・・・・・」 「〇〇、朝だよ。そろそろ起きて。」 「・・・・・・寒いし眠い。よって、お断りします。」 「私だって寒いの我慢してるんだから起きてよ。」 「やだ・・・・・・」 「もう、仕方ないなあ・・・・・・」 「zzz・・・・・・」 「(ちょっと位なら良いよね・・・・・・)・・・・・・よし。」 バッ 「うわっ、寒っ。」 「それじゃ、おじゃましま~す。」 「え?ちょっと、何してはるんすか鈴仙さん?」 「だって、〇〇が中々起きてくれないんだもん。おかげて体が冷えちゃったから・・・・・・」 「え、いや、温かいし別にいいけど、恥ずかしいんだが・・・・・・」 ギュッ 「〇〇ってあったかいね。このまま寝ちゃいそう・・・・・・」 「ちょ、鈴仙さん、あたってるあたってる。それにこっちは恥ずかしくて寝るどころじゃないんだけど・・・・・・」 「zzz・・・・・・」 「・・・・・・おやすみ中ですかそうですか。」 「すぅ・・・・・・すぅ・・・・・・」 「まあ、たまにはこういうのも良いかもな。・・・・・・あぁ、ヤバイ。マジ眠い・・・・・・」 「んぅ・・・・・・〇〇・・・・・・」 「zzz・・・・・・」 結局てゐに見つかって一日中からかわれましたとさ。 22スレ目 81 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「〇〇~、朝だよ~。」 「zzz・・・・・・」 「ほら、起きてよ。」 「ん~、あと五分・・・・・・」 「まったく・・・・・・よし、それなら・・・・・・」 ちゅっ 「・・・・・・んあ?何だ今の・・・・・・」 「お、おはよう・・・・・・〇〇・・・・・・」 「あぁ、おはよう鈴仙。・・・・・・どうした?顔赤いぞ?」 「う、うん・・・・・・あの、〇〇を起こす為に・・・・・・その・・・・・・キ、キス・・・・・・したんだけど・・・・・・ダメ、だった・・・・・・?」 「あー・・・・・・ダメだ、眠い・・・・・・もっとキスしてくれたら目ェ覚めるかも・・・・・・」 「わ、分かった・・・・・・それじゃあ・・・・・・」 ガバッ 「ひゃっ!?」 「ああもう、可愛いな鈴仙は!」 「〇、〇〇・・・・・・?んっ・・・・・・あっ・・・・・・ちゅっ・・・・・・くちゅ、ちゅうっ・・・・・・」 22スレ目 184 ─────────────────────────────────────────────────────────── 元日。永遠亭では宴会が行われていた。いつも通りの騒がしい宴会である。 ○○は兎達にお年玉を渡したり、姫の遊び相手にされたりと相変わらず忙しかった。 宴会は夜まで続いたがそれも終わり、後片付けを済ませて一息ついたときには既に日付が変わっていた。 そして、○○はいつもの如く縁側で風に当たっている。彼は疲れた時や酔った時は縁側で風に当たろうとする癖がある。 といっても今は冬。相変わらず刺すような寒さである。 そんなことも気にせず、彼は庭を眺めていた。 「だからその姿で居ると風邪引くって言ってるじゃない。」 どうやらまた鈴仙が上着を持ってきてくれたようである。 流石に正月をいう事もあってか、今日はいつものブレザーにミニスカートと目に毒な格好では無く、薄紫色の綺麗な着物を着ていた。 だが、クリスマスの時に○○がプレゼントした兎の髪飾りは付けたままである。プレゼントして以来、鈴仙はずっとその髪飾りを愛用している。 「すまんな、鈴仙。でもここに居ると落ち着くんだ。」 「ふーん。まあでも風邪だけは引かないでね?」 「ああ、分かってる。あ、そうだ。鈴仙にお年玉があるんだ。」 「へ?私にお年玉?」 「そう。ただ、お金じゃないけどね。ちょっと特別なお年玉。」 「え?お金じゃないの?じゃあ何なの?」 「それは開けてからのお楽しみ~。はい、お年玉。」 と言いつつ小さめの封筒を渡した。 「さ、開けてみてくれ。中身落とさないように気を付けてな。」 「うん。何だろ……」 中身が鈴仙の掌に出てくる。 「え……これって指輪……?」 鈴仙の掌に出てきたのは美しく輝く銀の指輪。 「うん。あのさ。付き合い始めてまだそんなに経ってないけどさ。その……結婚……してくれないか?俺と……」 「……」 「……鈴仙?」 「本当に……私なんかでいいの……?月から逃げてきた……こんな、意気地無しの兎で……」 「何を言ってるんだ。鈴仙でいいんじゃない。鈴仙じゃないと嫌なんだ。」 「○○……ありがとう。あの、それじゃあ……これからもよろしくお願いしますね。あなた。」 「ああ、こっちこそ礼を言いたいよ。ありがとう、鈴仙。そして、これからもよろしくな。」 どうやらまだまだ忙しくなりそうだ。と、○○は鈴仙を抱きしめながら思った。 22スレ目 305 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「鈴仙と見つめ合えないのは心苦しい。なので鈴仙、是非俺に協力してほしい」 「協力って……何するつもり?」 「取り敢えず俺と見つめ合ってくれ」 「……いやいや、そしたら君が狂気の瞳に中てられちゃうじゃない」 「それでいいんだ。何度も繰り返せばきっと俺自身がその瞳に慣れて、鈴仙の目を見ても平気になる」 「なんだか間違ってる気がするんだけれど」 「最初は辛いかも知れない。だけど、鈴仙と話すときに目を逸らさなくてはならないほうが俺にとっては万倍辛い」 「あぅ……君も結構言うのね、悪い気はしないけれど」 「うむ、つまりは習うより慣れろだ! さぁ俺の眼を見てくれ!」 「使い方間違ってる間違ってる。……うん、わかった。じゃあ見るわよ?」 「へぁぁぁぁぁぁ目がぁぁぁぁぁぁめがぁぁぁぁぁぁ」 「あああ大丈夫!? 誰か、誰か担架をー!?」 「くぅ……最初だから仕方ないか。まだまだ先は長そうだ、もう一度頼む!」 「は、はーい」 「へぁぁぁぁぁぁ目がぁぁぁぁぁぁめがぁぁぁぁぁぁ」 「……ですよねー」 「黒だよ……真っ黒ッッ!!」 「サングラスをつけても変わらないと思うんだけどなぁ」 「何事もチャレンジだよ鈴仙。さぁ頼む!」 「う、うん、頑張って!」 「……無理だと思うんだけどなぁ」 「てか、グラサンかけたら見つめ合えてもわからないんじゃないかしらねぇ」 「輝夜もてゐも二人のこと覗いてないで行くわよー」ガシッ 『あぁー』ズルズルズル その後結局、当然ながら慣れるということはなく、ひとまずは 「鈴仙のおでこ辺りを見る」ということで妥協することとなったとか 「……でもやっぱり、彼とはちゃんと見つめ合ってお話したいなぁ」 22スレ目 363 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「また下がった…」 「気にするな」 「でも、ここで一番なのに二十六位って…」 「俺にとってはいつでも一位だ」 「……私も、○○があったら一押しだったんだけどなー…」 「…ああもう可愛いなぁこの兎さんは!」 「きゃっ、急に抱きつかないでよ、もう…」 鈴仙が一番可愛い。 異論は聞くが認めない。 22スレ目 640 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「鈴仙ー!俺はお前が大好きだぁー!」 「……何してんの?急に叫んだりして。」 「……いやぁ、唐突に鈴仙への愛を叫ばないといけない気がしたんだ。うん。」 「そんなことしなくても私はずっと〇〇の傍に居るよ。」 「うん、ありがとな。」 そんな昼下がりの縁側での一時。 今は鈴仙に膝枕してもらってる。 22スレ目 902 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「〇〇さーん!」 「おお、鈴仙じゃないか。」 ――――ずべしゃぁぁ 「あちゃー……。」 「痛たたた……。」 「おいおい、慌て過ぎだろ……。なんで何もない所で転けてるんだよ……。」 「だって……〇〇さんに渡したい物が……あ!」 ――――ガサゴソ 「ああ……せっかく作ったのに……グスッ……うう……。」 「ん?何だそれ?なんか凄いことになってるけど。」 「あの……今日はバレンタインデーじゃないですか……グスッ……それで、ひっく……。」 「ああ、そういえばそうだな。」 「それで……チョコレートじゃないけど、手作りのキャロットケーキを渡そうと……グスッ……作ったのに……転けちゃってグチャグチャに……。」 「……。」 「ひっく……いらないですよね……こんなの……。」 「いや、貰うよ。」 「え?……〇〇さん?」 「俺は見た目よりも中身で勝負するタイプなんでね。味が良けりゃそれでいいさ。」 「〇〇さん……。」 「それに、鈴仙の手作りなんだろ?それ。俺個人としては、他に貰った男が居れば叩きのめして奪いたいくらい欲しいもんだ。だから貰うよ。」 「……はい!ありがとうございます!」 「ああ、そうだ。お返しするには早いけど。」 ――――ちゅっ 「こんなものでしかお返しできなくてごめんな。」 「十分すぎますよ、〇〇さん……。最高のお返しをありがとうございます……。」 22スレ目 941 ─────────────────────────────────────────────────────────── がばっ 鈴「ひゃっ!?い、いきなり何してんのよ!」 ○「いや……なんか唐突に抱きしめたくなった。ダメか?」 鈴「いや……ダメって訳じゃないけど……。」 ○「ならいいじゃないか。このままで。」 とりあえず抱きしめたくなる時ってあるよね。 23スレ目 361 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「おーい、れいせーん。」 「何?」 「……」 「どうしたの?そんな真面目な顔して。」 「座薬!」 「……」 「……」 ニコッ 「張り倒すわよ?」 「……ごめんなさい。」 「はぁ……仕方ないわね。貴方なら特別に許してあげるわ。蹴り一発で。」 「うわぁい」 「チェストォ!」 バキッ 「ぐへぁ!」 「まったく……ふざけてる暇があるなら少しは手伝ってよ!」 「……」 「……〇〇?」 「……」 「からかうのもいい加減にしなさいよ。本当に怒るわよ?」 「……」 「ねぇ、起きてよ。起きてるんでしょ?」 「……」 「もう、てゐじゃないんだからつまらない悪戯しないの。」 「……」 「……もしかして気絶してるの?ねぇ、起きてよ〇〇……」 「……」 「ねぇ、聞いてるの?〇〇……んむっ!?」 「んっ……」 「ん……むぅっ……ぷぁ……」 「へっへっへ。なかなかの演技だっただろ。」 「はぁ、はぁ、い、いきなりキスしないでよ!ビックリしたじゃない!」 「ひゃっほーう。鈴仙が怒ったー。」 「あ、こら待ちなさい!逃げるなぁー!」 (編者注:23スレ目 991を受けて) 23スレ目 992 ─────────────────────────────────────────────────────────── 〇「おお、鈴仙。ちょうどいい所に。ちょっと失礼。」 ぎゅっ 鈴「ひゃっ!?〇〇さん!?いきなり何して……」 さわっ 鈴「わひゃっ!」 〇「おおー、サラッサラだな。相当気合い入れて手入れしてるな?」 なでなで 〇「よぉ~しよしよしよしよしよしよs(ry」 鈴「う……あ、あんまり撫でないでください……恥ずかしいです……」 〇「もういっちょ失礼♪」 クンカクンカ 鈴「ひゃぁう!な、何してるんですか!?」 〇「おお~、良い匂いだねぇ……完璧だな。流石マイハニーだ。」 鈴「うぅ……恥ずかしいですよぅ……」 小一時間後... 〇「ふぅ、満喫した。ありがとな鈴仙。」 鈴「あ……も、もう終わりなんですか……?」 〇「ん?一応そのつもりだけど。」 鈴「あの……できればもう少しお願いします。」 〇「……よしきた。」 その後、〇〇によるなでなでラッシュは夕飯時にてゐが呼びに来るまで続いたそうな。 24スレ目 390 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「暑いな、鈴仙…」 「暑いね、○○…」 「氷室の氷持ってこようか」 「いいわね…じゃあ私が取ってくるわ」 「いや俺が取ってくるよ」 「いいわよ、○○はシロップ用意しといて」 「女性に重い氷を運ばせるわけにはいかないだろ常識的に考えて…」 「むう…じゃあ二人で行きましょうよ」 「ああ、そうだな…氷室は涼しいし」 「てゐ~!かき氷用のシロップ作っといて~」 「その前に、二人でべったりくっつくのやめたら~?」 24スレ目 424 ─────────────────────────────────────────────────────────── 『鈴仙』ギュッ 「ちょ、ちょっと、どうしたの、○○?」 『んー、鈴仙を急に抱きたくなったんだ。いいだろ?』 「いいだろって…。もう抱きついてるじゃない。まったく…」 『なんだよー。いつもは鈴仙のほうから抱きついてくるくせに、俺からはダメだってのか?』クンクン 「こ、こら! 匂い嗅ぐな! なんか変態っぽい!」 『男は好きな女の前じゃ、みんな変態なんだぜー。あーいい匂い…』クンクン 「もう…」 『…いやなら止めるけど?』 「ホントにいやだったら、弾幕で追い払ってるわよ」 『そうか。そんじゃ、本人の許しも得れたようなので、もっとやっちゃいましょう』 「ちょ、ちょっと!? どこ触って(そこまでよ!) 24スレ目 773 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「あっつー……」 「暑いねー……」 日陰の風通しの良い所でダレてる僕と鈴仙。 「クーラーがない夏がこんなにきついとは思わなんだ」 「クーラーって暑い部屋を涼しくする機械だったよね。 外の世界の機械ってホント便利よね……」 「便利さを追求したのが外の世界の文明の一面だし。 まぁ、香霖堂にクーラーっぽいのがあったから、 にとりちゃんのアレが量産できるようになったら使えるかもね」 「そうなの? それは凄く楽しみだねー」 ……タンクトップの胸元をパタパタさせて風を送る鈴仙。 暑いからという事で、いつものブラウス+ネクタイではなく白いタンクトップを着ている。 下は黒紺色のミニスカート……いろいろ際どいな。 なんか、髪の長さも相まって某ゲーム7作目の格闘少女を連想する服装だ。 でも鈴仙にはよく似合っている。 「鈴仙ってこういうライトな服装も好きなの?」 「ん? ああ、これのこと? そうだねー、いつも来ているのは私にとって制服みたいなものだから。 プライベートな時はこんな楽な感じなのがいいかも」 「なるほどなー。 そうだね……じゃあ、今度一緒に服でも見に行こうか」 「ホント!? やったぁ! ○○とデートだ~……えへへぇ~」 デレッデレに緩んでる鈴仙を見てると可愛くてしょうがない。 間違いなく僕の顔は緩みまくってる。 ふと見ると、鈴仙のタンクトップが微妙に汗で透けている。 そのせいでライトブルーの下着がちょっと透けていた。 ついまじまじと見てしまう。 「どしたの……あ、透けてたんだ。 白いのだとやっぱり透けちゃうね」 「ごめん、つい目が」 「男の子だもの。仕方ないよ……でもちょっと恥ずかしいかな」 いつもの優しい鈴仙の笑顔。ちょっと照れてるけど。 僕が粗相をしてもすぐ許してくれる、そんな鈴仙が僕は大好きだ。 「あー、もう。暑い!」 「といいつつ僕に抱きつくのは何で!?」 「暑いし、ひょっとしたら人肌の方が気持ちいいんじゃないかなって」 「いや、あの……まあいいや」 25スレ目 107 ─────────────────────────────────────────────────────────── 鈴仙とくっちゃべってたら1 30過ぎてた ああ、もう早く寝ないと。 「…もう寝ちゃうの?」 明日も早いからね。ていうかもう2時前でしょ。 「でも寂しいなー…今夜も一緒に寝ていい?」 いつものことでしょ、いいよ。 「うんっ」 でもえっちなことはダメ。 「…ちぇっ」 …このエロウサギめ 25スレ目 408 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「○○ー…もうそろそろ寝たらー? もうとっくに日が変わったよー?」 「あーうん、鈴仙。でもちょっと気になるんだよね…こういうの」 「○○のそういう優しい所は好きだけど…あまり他人の面倒見過ぎても大変じゃない」 「そうだけどさ」 「それに、もし徹夜とかしたら、明日○○の身が持たないよ?」 「そうだねぇ…。睡眠不足でてーちゃんや姫さんや永琳さんに茶化されるのもなんだし、寝ようかな」 「うんっ」 「で、鈴仙さんや。何で人の布団で寝てるかな」 「一緒に寝ちゃダメ?(もじもじ」 「上目遣いでもじもじは反則…じゃなくて、最近暑いし…ああもう」 「ダメ?(うるうる」 「わかったよ、ちょっとずれてスペース空けてくれる?」 「えへへ…嬉しいな」 「よっ、と」 「○○大好き~…んっ(ちゅっ…ぎゅっ」 「…ん。って、抱きついたら暑いんじゃない? 抱き心地はいいんだけどさ」 「安心できるの。○○にくっついてると…」 「…変な気分になる前に寝よう。本当に明日寝不足で困る事になる」 「ん、わかった。それじゃ、おやすみ○○…(ぎゅ」 「ああ、おやすみ(なでなで」 25スレ目 636 ─────────────────────────────────────────────────────────── 鈴仙の耳をきゅっとつかんで、左右に広げたり、前に倒してみたり 「もう、○○ったら何するのよ」 「……いや、外にいた頃ゲーセンとか行ったなあと思って。 こんな感じで操縦する筐体があったんだよ」 「――そんな風に操縦しなくたって、私の身も心も貴方の手の中よ?」 25スレ目 898 ─────────────────────────────────────────────────────────── 鈴仙「これ何……?どうしたの……?」 ○○「ああ……どこぞの花の大妖とその旦那が30秒に1回キスしながら歩いて行ったら、薬瓶の中身が全部砂糖になってた。 里だけでは飽き足らずにここまで来たらしいが迷惑な話だよ、全く。おまけにキスっつっても、ものっそいディープなやつだよ? 1回に10秒位かけてやってるから通り過ぎるのが遅いったらありゃしない。お前ら舌もげるぞと。実際、旦那が口から若干血出してたし。」 鈴仙「台詞が長い。1文程度でまとめろ。」 ○○「全ては花の大妖とその旦那のせいでございます。あと、旦那の舌がヤバイ。」 鈴仙「そう、まあ旦那の舌はどうでもいいわね。あと話変わるけど、なんで押入れの襖があんなに曲がってるの?」 ○○「開けてみりゃ分かるさ。」 鈴仙「どれどr重ッ!襖が重い!何これ!?」 ○○「そりゃそんだけ湾曲してたら動かんよ。」 ガタガタガタッ ズー…… ダン! ザシャアァァァァァ! 鈴仙「ひゃああああああ!」 ○○「襖の中身も御覧の通り、砂糖になっております。はい。 それにしても凄いね、愛の力は。食品とか薬のみならず、墨汁や石鹸も砂糖になってんだもん。いやー、たまげたたまげた。アッハッハ。」 鈴仙「『アッハッハ』じゃないでしょ!ちょっとこれどうすんのよ……うわー、襖も少し砂糖になってる……」 ○○「食べる?」 鈴仙「いらんわ!大体ねぇ、砂糖だけ食べてどうすんのよ。こんなもの食べたら糖尿病一直線よ?」 ○○「おお、こわいこわい。流石にそれだけは勘弁してほしいな。」 鈴仙「そうよ。それに私の手料理を食べさせてあげられなくゴニョゴニョ……」 ○○「どうした?お前の手料理がどうしたって?」 鈴仙「何でも無いわよ!とりあえず片付けるから手伝って。」 ○○「あいよー。あ、そうだ鈴仙。また今度お前さんお手製のお菓子作ってくれよ。あれお気に入りなんだ。」 鈴仙「……また今度ね。」 ○○「どうした?顔赤いぞ?若干口元もニヤついてるし。」 鈴仙「うるさいわね。ほら、さっさと手を動かす!」 ○○「はいはい。」 26スレ目 159 ─────────────────────────────────────────────────────────── ○○「さて、そろそろ寝るかな……」 鈴仙「○○……?」 ○○「どうした?もう寝ようと思ってるんだが。」 鈴仙「寒いから、その……一緒に寝てもいい?」 ○○「いいよ。ほら、寒いだろうから早く入りな。」 鈴仙「うん……ありがと……」 26スレ目 616 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「あの、〇〇さん。今日は『ぽっきぃの日』という日らしいですよ。」 「ああ、外に居た時に散々宣伝してたな。で、それがどうしたんだ鈴仙?」 「実はさっき師匠からぽっきぃを頂いたので、一緒に食べたいなと思って。」 「いいよ。じゃあ食べようか。」 「はい。あ、後これも師匠から聞いたんですけど、『ぽっきぃゲーム』という遊びがあるって聞いたんです。」 「……やりたいのか?」 「え?あ、はい。出来れば……。」 「やり方は知ってる?」 「いえ……師匠に聞いても貴方に教えて貰えの一点張りで……。」 「俺が教えないとダメなのね……。まあいいや。じゃあやり方教えるからポッキー開けて。」 「ありがとうございます。」 「開けたら袋から一本取り出して、どちらか片方の端を口でくわえて。」 「はい。ん、こうれふか?」 「そうそう。で、俺が反対側をくわえて二人同時に食べていくんだ。」 「はい。わかりまひた。」 ポリポリポリポリ 「あ、あの〇〇ひゃん……ちょ、ちょっと近ひゅぎ、んっ……。」 「ん……ちゅっ……くちゅっ、ちゅ……。」 「んぅ……ん、んむ……ちゅっ……。」 「……ぷはぁ、ふう。……まあ、こういう遊びだ。」 「あ、あの……。」 「どうした?」 「その、もしよければもう一回……。」 「……まったく、しょうがないな。」 26スレ目 860 ─────────────────────────────────────────────────────────── 今日の仕事を終えて帰宅している。近頃は自宅へ帰るのが何よりも楽しみになっている。 と言うのも、私はつい二月ほど前に結婚したばかりなのだ。 相手は竹林の中にある永遠亭に住んでいた玉兎。今は私と共に里の外れで静かに暮らしている。 気弱で臆病だが、非常に心優しい女性だ。 そんな妻が待つ自宅へ急ぎ足で帰っている。 そうこうしている内に自宅に到着した。玄関に入って靴を脱ぎ、真っ先に妻が居る居間へ行った。 「ただいま、鈴仙。」 「お帰りなさい。ご飯にする?」 「ああ、頼む。」 そう言うと彼女は食事の準備に取り掛かった。私はその間に荷物を片付ける。 片付けが終わり居間に戻ると、卓袱台の上に料理が並んでいた。 焼き魚と味噌汁とご飯。至ってシンプルなメニューだ。 「いただきます。」 言うや否や、すぐにご飯を口の中に掻き込む。贔屓目無しにしても、彼女の料理はとても美味しい。 腹が減っているため、普段以上に美味しく感じる。 「ねえ、あなた。」 料理にがっつく私を見て微笑んでいた鈴仙が話しかけてきた。 「何だい?」 「大事な話があるの。」 箸を止め、口の中の食物を飲み込む。 「大事な話?」 「ええ、とっても大事な話。」 私は湯呑みに手を伸ばして茶を啜った。 「その……出来ちゃった、の……。」 危うく茶を噴きそうになった。というか鼻から少し出た。鼻腔が熱い。 鈴仙が持ってきてくれた手拭いで口や鼻を拭った。 「……マジで?」 「ええ。最近体調が悪いから師匠に診てもらったら『おめでとう』って……。」 鈴仙は嬉しそうな表情で腹部をさすっている。 「そうか、嬉しいなぁ。とうとう俺も親父かぁ……。」 「ふふっ。この子が産まれたらこの家も賑やかになりそうね。」 鈴仙は聖母のような優しい笑みを浮かべている。 今まで見た事も無いような表情を見ていると、こちらの表情も自然と綻んでしまう。 「これまで以上に貴方には頑張ってもらわないとね。」 「ああ、そうだな。仕事も頑張りつつ、たまには子供の世話もしないとな。」 「頑張ってね、あなた。」 これからはもっと大変になりそうだ。 26スレ目 913 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「ねぇ、〇〇。」 何だ鈴仙。 「ありがとう。」 別に感謝されるような事はしてないぞ? 「ううん、今もしてもらってるわ。」 ……? 「だって、今もこうして私の隣に居てくれてるじゃない。」 こんなことで良いのか? 「うん。私にとってはこれが最高の幸せ。あなたの隣に居られるなら私は何も要らないの。」 ……そこまで言われると恥ずかしいな。 「私、あなたに逢えて本当によかった。」 俺もだよ。俺も鈴仙に逢えて本当によかった。これからもよろしくな。 「うん。……不束者ですが宜しくお願いします。」 27スレ目 75 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「なぁ、鈴仙。」 「何?」 「愛してる。」 ガチャン 「あ、ああああの、その、い、いきなりな、何いいいいだすのよ……」 「あーあ、何やってんだよ、まったく……。」 「だ、だって……あんたがいきなり変な事言うから……」 「変な事って?」 「え……それは、その……」 「俺にはどこが変なのかよく分からないから、鈴仙の口から教えてほしいな」 「うー……意地悪……」 27スレ目 380 ─────────────────────────────────────────────────────────── 〇〇「ゲホッ、ゲホッ……ごふっ……」 鈴仙「大丈夫?」 〇「うん、大丈夫……ゴホッ、ゲホッ……」 鈴「寒くない?辛くなってきたら、いつでも言ってね?」 〇「ああ、大丈夫だ。ありがとう……」 鈴「〇〇には早く元気になってもらわないとね。また一緒にお買い物とか散歩もしたいし。」 〇「そうだな……。すまん、少しだけ寝させてくれ……」 鈴「おやすみ。早く元気になってね」 27スレ目 739 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「むぅ……」 「なぁ」 「ん~……」 「なぁってば」 「ひゃっ!?な、何?」 「何でそんな不満そうな顔で自分の胸見てんだ?」 「いや、その……あんまり大きくないなって思って……」 「ほうほう」 「それに男の人って胸の大きい女性が好きじゃない?だから○○もそうなのかなって……」 「俺は別にどうだっていいぞ」 「え?」 「というかそんだけありゃ十分だよ。それに、大きい小さいの問題じゃなく誰の胸かって事が重要だと思うんよ、俺は。 鈴仙の胸だから好きなのであって、大きくないから嫌いだとかは一切考えてないから安心しろ。 鈴仙の胸ならどんなサイズでも好きになる自信がある」 「馬鹿にされてるのか慰められてるのか……」 「まあそれ以前に鈴仙の事を嫌いになる事自体ありえないからな。いつでも鈴仙が一番だ」 「うぅ……」 28スレ目 64 ─────────────────────────────────────────────────────────── 鈴仙とアイス食うために買いに行ったら鈴仙も買いに来ていた。 「あれ、鈴仙。鈴仙もアイス買いに来てたの?」 「あ、○○。そうだけど、○○も?」 「うん、そうだけど。」 「じゃあ一緒に買いましょ。」 「それはいいけど、支払いは俺がするからな。」 「わかってるわよ。」 「それならよし。それで何味にする?」 「私はストロベリー。○○は?」 「俺もそれにする。すいません、ストロベリー二つ下さい。」 「はい、ストロベリー二つね。……はい、どうぞ。」 「ありがとうございます。……はい、鈴仙。」 「ん、ありがと○○。」 「「いただきます。」」 「それにしても今日は暑いな。」 「そうね。だからアイス屋がこんなに混んでるんだろうけど。」 「だな。はぁ、これ食い終わったら仕事の続きしないとな。」 「あぁ、そういえばまだ残ってたわね。」 「せっかくだしゆっくり食いたいけど、それだと溶けるしな。」 「そうね。はぁ、急いで終わらせた方が楽かもね。」 「そうだな。……ご馳走様。」 「ご馳走様。それじゃまた頑張りましょうか。」 「そうだな。午後の仕事は一緒だっけ。」 「うん。そうだけど。」 「なら頑張りに応じてお互いにご褒美を上げるとかしない?」 「あ、それいいかも。○○も私にご褒美くれるんでしょ?」 「ああ、そうだ。」 「なら賛成。とても素敵な案ね。」 「だろう?そうと決まれば急いでやるぞ!」 「おー!」 29スレ目 105 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「ねえ○○」 「んー?」 「○○の家っていつも何かしらの動物がいるよね。この前来た時は猫の集会所になってたし」 「昨日は烏が来てたし、今日は野ウサギだな。昔から動物には懐かれやすかったからね」 「【動物に好かれる程度の能力】でも持ってんじゃないの?」 「かもなー。俺自身、動物好きだから問題無いけどな。よォーしよしよしよしよしよしよし(ry」 「むぅ……」 「どうした鈴仙?」 「え?い、いや、何でもないよ、うん」 「何だ?お前も撫でてほしいのか?」 「な!そ、そんなわけ無いじゃない!そんな子供染みたこと思ってなんかないわよ!?」 「おお、そうか。せっかくだから撫でてやろうかと思ったんだがなぁ」 「え……」 「撫でてほしくないなら仕方ないな」 「え、あ、あの……うう……」 「……なーんてな。ほら、こっちおいで」 「うー……○○の馬鹿……」 「よしよし」 29スレ目 967 ─────────────────────────────────────────────────────────── ○○「というわけで今日一日、能力の使用は禁止な」 鈴仙「どういうわけよ。というか私の意志で止められるならとっくの昔に止めてるわよ」 ○○「そういえばそうか。ふむ、どうすべきか・・・」 鈴仙「どうもしなくていいわ。それより今から薬を売りに行くんだけど、一緒に来る?」 ○○「当然。帰りに菓子でも買っていくか?」 鈴仙「そうね。二人で食べましょう」 30スレ目 219 ─────────────────────────────────────────────────────────── ~ご奉仕するお! 永遠邸にて~ 少し濡らした台拭きで土鍋の蓋を開ける。 湯気と鮎の香りが鼻を通り抜け、黄金色をした卵雑炊が姿を現した。 具材はシメジや舞茸などのキノコ類、ドジョウをぶつ切りにしたのも入っている。 その上に葱や生姜を千切りしたものをトッピング。我ながら美味そうに出来たと思う。 しゃもじで少しすくって味見、キノコがいい味だしている。 「美味い」 「本当、美味しそうに作ったわね」 「永琳さん。どうです? 味見でも」 「ん、どれどれ……ん~、栄養バランスも取れてるし美味しくて最高」 銀色の長い髪の毛を揺らしながら俺の作った雑炊を絶賛してくれる永遠邸の薬師、八意永琳。 母性溢れる彼女に褒められるとこちらも自信が溢れるようだ。 すると二口目とばかりに永琳がさじを持っていくので、その手をピシャリと叩き妨害。 口を尖らせて抗議するが、これは永琳の食べ物ではない。何を言われようと動じないぞ俺は。 「それにしても、永遠邸の住人のほとんどが風邪で倒れるとは……」 「そうなのよ。輝夜もてゐもうどんげも、皆布団でグッタリ。 薬師ともあろうものが住人の健康を維持できないなんて。不甲斐ないの一言ね。 でも助かったわ、本当。私一人で看病じゃ少し堪えるもの」 「いつも医学書をお借りしているお礼ですよ」 土鍋をお盆に乗せ、手拭とレンゲを添える。 後デザートに切り分けた林檎も少々。 永遠邸の長い廊下を永琳と並んで歩いた。 見るとどうやらほかのウサギたちも寝込んでいる様子。 なるほど、一人じゃ十分に手が回らない。 「それじゃ、私は輝夜とてゐを看てくるから。貴方はうどんげ宜しく」 そういうと先に廊下を早足で駆けていった。 何回か永遠邸に来たことがあるので見取り図は頭に入っている。 しかし、個室に入るのはこれが初めてだ。 しかも鈴仙の部屋。どんなのなんだろ。 廊下の一番奥、ふすまで仕切られているのが鈴仙の部屋だ。 部屋に入る前に軽くノック。 「はい、お師匠様?」 「あ、俺です。○○です」 「ふえッ!? ○○さん! なんでこ――ケホエッホ!」 中から慌てた鈴仙の声と苦しそうな咳が聞こえる。 入室の許可は取れていないが、構わず部屋の中に入った。 八畳ほどの和室。その中央に布団が敷かれ、鈴仙は半身を上げていた。 寝巻きはワンピースのように体全体を一枚の布で覆うようなものだった。 桃色の生地に人参の挿絵がプリントされていて、なんとも女の子らしい。 寝汗をかいていたのか、布地が肌に張り付いている部分が見て取れ、少し眼のやり場に困る。 彼女もそれを察したのか、急いで上着を羽織り肌の露出を避ける。 「駄目だよ鈴仙、寝てないと……」 「そ、そんなことより。なんで貴方がここに?」 「本を返しにきたら、永遠邸の人たちほとんど風邪引いてるって言うから 看病の手伝いぐらいしなきゃと思ってね」 彼女の部屋をぐるりと見回す。 置いてあるのは本が主流だ。あとは勉強机、上には薬の調合比率らしいものが乗っている。 その中でも目立つのがウサギのぬいぐるみ。 本棚の上にも机の横にも、数えたら結構な数だ。 理知的な中にも、どこか少女らしさを垣間見える。そんな部屋だ。 「すいません……散らかっていて」 「いや、俺の部屋に比べたら全然。 あっ、俺が誕生日にくれたぬいぐるみ、飾ってくれてたんだ」 「え、えぇ……大切にしています」 彼女が自分の贈り物を大切に思っていてくれたことに、素直な嬉しさを感じる。 妖怪の体を診る様になってから、ちょくちょくお世話になるうちに仲良くなった。 部屋に沈黙が流れる。くそ、間が持たない。 「そ、そうだ。お粥作ってきたんだ。よかったら……」 「私のためにわざわざ……ありがとう、いただきます」 俺は膝の上に土鍋を持ってくると、蓋を開けた。熱さもだいぶ抜けて、布巾無しでも掴める。 しかしやはり土鍋。中の温度はまだ作ったばかりの時とほとんど変わらない。 香ばしい匂いが染み込んだ湯気に眼を細める鈴仙。耳が嬉しそうにピクピク動いている。 「あ~んしてあげようか?」 「なっ!? もう、自分で食べられます!」 赤らめた表情で土鍋を受け取る。少し残念だと思ったが、まあ仕方が無い。 レンゲで金色の粥をすくい、そっと口に運ぶ。口先で二、三度冷ましてから一口。 まだ少し熱かったのか、口を半開きにして熱を放出。その後ゆっくり味わいながら咀嚼していた。 「美味しい……こんなに美味しいお粥、生まれて初めてかも」 「口にあってよかったよ。元気になったら、作り方ぐらい教えるから」 嬉しそうに微笑みかける彼女の顔を、直視できずに眼をそらせてしまう。 遠くから聞こえる誰かの咳。それでもいつもの永遠邸と違い、かなり静かだ。 鈴仙はレンゲを土鍋と口の間を移動させながら、そのつど頬を緩ませている。 どうやら食欲はあるらしい。これなら薬を飲んで休めば回復するだろう。 お盆の上に乗っけてきた、永琳の薬。袋の中身を見ると、粉薬の入った紙の包みと一枚のメモが。 彼女に薬と水を渡すと、俺はそのメモの内容を読んだ。 『○○君へ。最初に言っておきますが、鈴仙は粉薬が飲めません。 しかし、この忙しい中錠剤にする手間もありません。 ですので、○○君。“口移し”で飲ませてあげてね』 「んなっ!?」 ラストの文章に思いっきり声を張り上げてしまった。口移し、確かに薬の飲めない患者相手なら立派な医療行為だろう。 問題は、鈴仙自身が俺の唇を受け入れてくれるかだ。 妖怪といっても彼女も年頃の娘。口移しも男女の交わりと思うのも無理は無い。 粉薬を前に少し困ったような顔をしている鈴仙の前に座り、改まった表情で問いかける。 「鈴仙。粉薬飲めないそうだね」 「え、えぇ……どうすればいいのでしょう?」 「永琳さんからメモを貰ってね……その、口移しで飲ませてくれ……と」 鈴仙の顔に驚きの色が見て取れる。しかし、予想していたよりはまだ落ち着きがあった。 神妙な面持ちで膝の上の土鍋を見つめる彼女に、少し罪悪感を持つ。 俺達は恋仲ではない。互いに好意を寄せてはいるが、妖怪と人間。交わってはいけないことぐらい、二人ともわかっている。 俺は居た堪れない気分になり、その場を離れようとした。 鈴仙が、瞳を閉じて、俺に唇を向けてきた。 その目尻にはうっすら雫が溜まっている。自分の身を、俺に委ねることの表れだった。 その姿に全てを理解する。俺は腹をくくった。 口の中に粉薬を含む。唾液と混ざり合うと、独特の苦味が口に広がった。 思わず顔をしかめ、急いで水を口に入れる。鈴仙の頬が、仄かに赤みを増してきた。 右肩に手を置くと、ピクリと震える華奢な体。長い髪を指で梳くと、その滑らかさに酔いしれる。 徐々に、徐々に縮まる二人の距離。綺麗な顔だ。俺が彼女を、一人の女としてみた瞬間だった。 彼女の息遣いが聞こえる。鼻に吸い込まれる彼女の香り。頬に触れれば感じる彼女の体温。 雄の本能が、彼女を壊してしまうかもしれない。抱き寄せる腕に妙な力を感じていた。 長いまつ毛。幼子のような表情。愛しい、とても。 ――そして 「……ん」 触れる二つの唇。柔らかい。押しつぶしてしまいそうだ。 言いようの無い幸福感が俺を包み込んだ。愛する女性と、体を密着させ共有する。 彼女の口が開いた。舌先で俺の唇をこじ開け、前歯にノックする。 俺の口が開くと、中で混ざり合っていた薬が彼女の中に入っていく。 単なる口移し。そんな作業なら、もう二人は離れてもいいはずだ。 しかし、一度燃え出した欲情はそう簡単に消せるものではなかった。 「ん……んはぁ……んん!」 鈴仙を布団へ押し倒す。抵抗もせず俺を受け入れてくれた彼女。 髪を掻き揚げる。互いの頭を抱き寄せる。より近く。より深く。 時たま聞こえる吐息。顔に触れる生暖かい息。頭が痺れる。まるで媚薬だ。 絡む舌。歯茎を添う。歯の裏を舐める。頬の内側に押し当てる。そこだけ別の生き物のように、艶かしく蠢いた。 「鈴仙……好きだ! ……君が、好きだ」 「私も、んう……私も、○○さんが好き……大好き! ずっと、ずっと前から……!」 「鈴仙……!」 男女の告白は互いの脳を溶かすのには十分だった。理性をはずれ、獣のように。布団の中で交じり合う。 二人の顔は片割れの唾液で光り、虚ろな瞳にはもう目の前の異性しか見えなかった。 愛し、愛され、また愛し。すでに八畳ほどの和室は幻想の世界と化していた。 そんな二人を、襖の隙間より眺める人影が一人。二人が気づくはずも無いことは明白だ。 「……病人相手に、まったく」 銀髪の薬師は微笑を浮かべながらそう呟いた。襖を閉め、主の下へと帰る途中、縁側から差す月光が眼に入る。 先ほどまで厚い雲に阻まれていた月が顔を出したのだ。そういえば、昨日は十五夜だったと思い出す。 遥か遠くの月さえも、あの二人の幸せを喜んでいるのだろうか。 薬師は静かに、その場を後にした。 30スレ目 542, 576, 584 ─────────────────────────────────────────────────────────── 586 :名前が無い程度の能力:2011/12/04(日) 13 08 52 ID 4LbVM.Dg0 今から人間辞めて鈴仙に告白してくる 587 :名前が無い程度の能力:2011/12/04(日) 16 29 55 ID yS3J1gqM0 586の姿を後に見たものはいないのであった・・・ 588 :名前が無い程度の能力:2011/12/04(日) 17 35 08 ID QEF7APpM0 587 何変なフラグたててんだよwww 589 :名前が無い程度の能力:2011/12/04(日) 19 16 09 ID RDkmUb/o0 永遠亭で専業主夫になったのか…… 時々は二人で外に散歩とか行くのもいいんじゃないかな 590 :名前が無い程度の能力:2011/12/04(日) 22 51 40 ID hkSznbu60 590 多分永遠亭の家事を一手に引き受けていると思う。 そして過労で倒れて鈴仙に涙目で怒られるんだろう。 591 :名前が無い程度の能力:2011/12/05(月) 01 28 05 ID 11Og/N0oO ごめん↑ミスった。 589です。 592 :名前が無い程度の能力:2011/12/05(月) 03 02 54 ID RMKokgaM0 数年後、そこには子供を連れて楽しそうにピクニックに出かけている 586 鈴仙の姿が! 593 :名前が無い程度の能力:2011/12/05(月) 08 25 45 ID VZ93.Gwk0 待て、ひい、ふう、みい……おい、まだ連れてるぞ 594 :名前が無い程度の能力:2011/12/05(月) 10 43 15 ID HfZnwf760 野球チームが作れるな 595 :名前が無い程度の能力:2011/12/05(月) 12 06 21 ID k2Fb7R6Q0 男なら野球リーグが作れるくらいにしないと 596 :名前が無い程度の能力:2011/12/05(月) 13 30 00 ID Ue3C1Re60 永遠亭大家族ですね、わかります。 32スレ目 586-596 ─────────────────────────────────────────────────────────── (編者注:「風邪を引いて看病されるなら」という話) 705 うどんげは「師匠のように一瞬では治せないけれど…」と甲斐甲斐しく看病や身の周りのことをやってくれるよ 変に甘えるのも情けないけど、頑張る姿が可愛いからたまにはいいよね 33スレ目 719 ─────────────────────────────────────────────────────────── ヤゴコロとてゐの間に挟まれて、気苦労が耐えないウドンゲに寄り添って 愚痴を聞いたり相談役に徹してあげたい。 時には一緒にヤゴコロに怒られ、時には一緒にてゐの落とし穴に嵌ったり。 ともに苦労しているうちに恋情が芽生え、そしてヤゴコロにも言えない悩み事を 打ち明けられて……うふふ 35スレ目 30 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「ねえ○○さん」 「何だい鈴仙くん、いま私は忙しいんだが」 「忙しいって...本読んでるだけじゃないですか!あとその呼び方も何とかしてください!」 まあおっしゃる通りなのだが、今いい場面だから忙しいことに変わりはないのだが... しかしこれ以上無駄に返事をするのもめんどくさいからな... 「はいはい分かったよ...で、何だい、今晩のおかずのリクエストとかかな?」 「いえ、昨日の“はろうぃん”......でしたっけ。あれって本当は何する日だったんですか?」 ああ、そういうことか。まあ確かに昨日のはハロウィンと呼べたものではないな。 かぼちゃは煮つけにして食べて(しかも緑の硬いやつ)、トリックオアトリートなんて言葉もなく、 お菓子は戸棚にあったかりんとうって.........おばあちゃんの平和な一日と変わんなかったな。 「もともとは収穫祭か何かだったはずだな。あと詳しく言うと、その日は死んだ人や魔族とかが 現世をうろうろするから、ちょっかいを出されないようにするために仮装をするらしいよ」 「そうなんですか...あ、あと“とりっくおあとりぃと”というのは何でしょうか?」 「ああ、“お菓子をくれなきゃいたずらしちゃうぞ”って意味かな。 まあ決まり文句みたいなものか」 「へ、へぇ...そうなんですか...」 なぜか鈴仙の顔が赤い。 「じゃあ、“とりっくおあとりぃと!”」 「おいおい、ハロウィンは終わっちまったぞ。 それにお菓子もないからいたずら一択じゃないか」 「だったら、お菓子の代わりにあなたをください。いいですか!いいですよね!」 鈴仙くんは、顔を真っ赤にしながら、頑張って恥ずかしそうなセリフを口にした。 何だ、このためにわざわざ聞いてきたのか。 「ハロウィンは過ぎていますよ?」 「関係ないです」 「貰うのはお菓子ですよ?」 「お菓子じゃなくてあなたが欲しいんです!」 「いたずらのほうを選んだら?」 「そっちは何としてでも選ばせません!」 「じゃ、こうするしかないな!」 私はいきなり鈴仙の後頭部に手を回し、顔を近づけた。 「ちょ、ちょっといきなり...!」 「鈴仙が言ってきたんだろっ!」 鈴仙の言葉に軽く返し、問答無用で口づけをかわす。 いきなりやられたら戸惑うだろうが、お構いなしだ。少し乱暴になってしまったが、心地よかった。 「ぷはっ......ちょ、ちょっといきなりすぎます! それに、そんなときだけ呼び捨てなんて、ずるいです...」 「それはすまなかったな。で、満足か?」 「そ、そんなわけありません!それに...キスは、やさしい方がいいです......」 悲しそうな顔をする鈴仙おみて、私は微笑んで 「確かにそうだな、鈴仙くんとのキスは、そっちのほうが、やさしい方がいい」 「またその呼び方...でも、その呼び方も、嫌いじゃないです...」 ようやく笑ってくれた鈴仙に、私も笑い返した。 そして、今度は優しく、抱きしめながら、キスをした......... ハロウィンの幽霊も、“良いいたずら”はできるようだ。 35スレ目 209 ─────────────────────────────────────────────────────────── 284: 名前が無い程度の能力 :2014/12/24(水) 00 01 15 ID TrMP1tiY0 鈴仙「寒くなりましたねぇ~」 ○○「そうだな」 鈴仙「しかしコタツはいいですねぇ~」 ○○「そうだな」 鈴仙「コタツを発明した人は偉大ですねぇ~」 ○○「そうだな」 鈴仙「...ミカンとコタツのコンビって、誰が思いついたんでしょうかね~」 ○○「そうだな」 鈴仙「.........ミカンが無くなると、誰が取りに行くとかで、もめたりするんですよねー」 ○○「そうだな」 鈴仙「.........あの、○○さん?」 ○○「そうだな」 鈴仙「そうだな。じゃありませんよ! 「あぁ、分かる分かる♪」ぐらい言ってもいいと思うんですけど!」 ○○「いや興味ないし」 鈴仙「うう~~~......分かりましたよ」プイッ ○○「.........ふむ」 ガサゴソガサゴソ 鈴仙「......?」 ギュッ 鈴仙「!!?」 鈴仙「ままま○○さん! ナナナ何するんですかかか!?」 ○○「いやハグだけど。あ、違うな、抱擁か」 鈴仙「いや同じでしょう! 何ですか急に!」 ○○「適当に言い過ぎたからな。その代償としてだ」 鈴仙「それにしても、何というか...」 鈴仙「......でも、暖かいです///」 ○○「...そうだな」 鈴仙「もう、そればっかり...フフフ//////」 てゐ「やばい、寒いのに入れん...」 永琳「むしろ熱いわね。どうしましょうか......」 てゐ&永琳「うむむむむ......」 285: 名前が無い程度の能力 :2014/12/24(水) 03 46 28 ID 42jWWHoQ0 いいぞ、そのまま○○が炬燵居眠りの展開だ。 鈴仙の肩によりかかって距離感に悶えさせるととてもよい。 寝顔を眺める鈴仙がいとおしげにさらっと○○の前髪をなでると非常によい。 そのためにも兎と薬剤師にはもう少し凍えていていただきたい。 35スレ目 284-285 ───────────────────────────────────────────────────────────
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鈴仙の弟子/Reisen s Apprentice 鈴仙の弟子 (U) クリーチャー ― 兎 (T):土地1つを対象とする。それはターン終了時まであなたの選んだ基本土地タイプ1種になる。 1/1 コモン 擬似マナフィルター、2色土地への妨害、場の基本土地参照カード用に…など地味に使えたりするかも。あととりあえず兎。 参考 カードセット一覧/東方永夜抄 クリーチャー コモン 兎 書き換え 東方永夜抄 青 1マナ