約 45,019 件
https://w.atwiki.jp/new2souennokanntai/pages/452.html
トップページ イベント攻略 [部分編集] 報酬 勝利回数 1 Hard ★5 K・デーニッツ VeryHard ★6 K・デーニッツ Extreme ★7 K・デーニッツ [部分編集] Hardの編成 敵戦力:23219 陣形:梯形陣 重油消費:30 時間・天候:夜・曇 敵構成 : 重巡、軽巡、駆逐、潜水、潜水、潜水 敵旗艦技 : 全能力覚醒4(全能力 +10%) 敵重巡戦技 : 艦隊の防壁、カウンタースマッシュ 技能 : 敵軽巡戦技 : 、、 技能 : 敵駆逐戦技 : 、、 技能 : 敵潜水戦技 : ツタンカーメン、瀬戸の舞、 技能 : 未分類技能 : 雷撃上昇5、戦技発動上昇3 VeryHardの編成 敵戦力:77396 陣形:梯形陣 重油消費:30 時間・天候:夜・曇 敵構成 : 重巡、軽巡、駆逐、潜水、潜水、潜水 敵旗艦技 : 全能力覚醒4(全能力 +10%) 敵重巡戦技 : 艦隊の防壁、カウンタースマッシュ 技能 : 敵軽巡戦技 : 荒神雷華、、 技能 : 敵駆逐戦技 : 疾風乱雷、、 技能 : 敵潜水戦技 : ツタンカーメン x2、瀬戸の舞 x3、海神の三叉戟 x2、鋼砕の連雷 技能 : 未分類技能 : 雷撃上昇5、装甲上昇5、戦技発動上昇3 Extremeの編成 敵戦力:110566 陣形:梯形陣 重油消費:30 時間・天候:夜・曇 敵構成 : 重巡、軽巡、駆逐、潜水、潜水、潜水 敵旗艦技 : 全能力覚醒4(全能力 +10%) 敵重巡戦技 : 艦隊の防壁、不滅の重甲、超幻の追撃、カウンタースマッシュ 技能 : 敵軽巡戦技 : 身封じの雷幕、荒神雷華、憤怒の雷轟、 技能 : 敵駆逐戦技 : 疾風乱雷、鱗雲の雷撃、閃雷の迎撃 技能 : 敵潜水戦技 : ツタンカーメン x2、瀬戸の舞 x4、晴嵐ノ嵐、海神の三叉戟 x2、鋼砕の連雷、雷の返礼 技能 : 未分類技能 : 雷撃上昇5、装甲上昇5、戦技発動上昇3 ↓コメント等 名前 閲覧数 今日: - 昨日: - 合計: -
https://w.atwiki.jp/299nobe/pages/53.html
幻獣は一瞬、何が起こったのかわからなかった。 ただ、自分が深手を負ったことだけは確かだ。 セシルの放った暗黒の刃は、幻獣の放ったブレスを弾き飛ばし、さらに幻獣の片目を切り裂いたのだ。 「く…よくも!」 毒づき、再びブレスを放とうとする。だが、先ほど受けたダメージは思った以上に大きく、ほぼ全く動けない。 「気付いて…いないようだな…お前は、今、煙幕の…外だ…」 その場にうずくまりながら、セシル。攻撃の反動で、こちらも満身創痍だ。 そして幻獣は、自分の今置かれている状況にようやく気付いた。 煙幕の外から出てしまい、待ち構えていた竜騎士に丸見えだ。 何より、その竜騎士は、槍の切っ先をこちらに向け頭上から凄まじい勢いで襲いかかってきている。 次の瞬間、カインの槍は、ドラゴンの残った片目を深深と貫いた。 ミストドラゴンは、悲鳴とも金切り声ともつかない断末魔の絶叫を上げ、果てた。 「はは…終われば…ハァ…楽だったな…」座り込み、肩で息をしながらセシルが言う。 「何が楽だ。ぼろぼろじゃねえか」カインが笑いながらセシルを助け起こしてやる。 「さあ、日の暮れないうちに指輪をミストの村まで届けよう。村へ指輪を届けたら一晩休んで、後はバロンへ帰還するだけだ。」 「帰還するだけ…か…」 「ああ、あと2,3日もすれば飛空艇隊隊長に返り咲き出来るさ。」 カインはそういって、ハハッと笑って見せる。 だが、この時二人とも何か言葉では言い表せない、嫌な予感のような物を感じていた。 心なしかその予感は、洞窟の出口に近づくごとに大きくなって行くような気がした。
https://w.atwiki.jp/299nobe/pages/47.html
そのとき、女性の透き通るような声で、「引き返しなさい」と聞いた。 セシルは霧の中に何者かと叫び問うたが、何の返事も得られなかった。 セシルはカインの方を見ると、カインは肩をすくめて歩き出した。 セシルたちの通るミストの洞窟は霧深く閉ざされており、 中に入ったものは寸分先を見るのにも神経がいるほどであった。 その怪しげな空気が邪なものを引き寄せるのか、内部には地上よりも多くの魔物が潜んでいる。 そうはいっても軍事国家バロンが誇る赤い翼、竜騎士団の隊長ともなれば、 どんなに群れてかかってきてもまだまだ役不足な相手であった。 そこでセシルたちは別段どうということもなく現れる魔物を切り伏せ突き進んでいったが、 何しろ先に述べたように霧が深く、少しの油断がどんな危険に繋がるかわからないという状況である。 魔物どもはこのような劣悪な環境に慣れているのか、視界の不利は力の差を少しは縮めていた。 それが決定的なものになるほどではなかったにせよ、 特に巨大な蛾のようなこの洞窟特有の魔物、インセクタスの存在はセシルたちを驚かせた。 もっとも、決して強いということはなく、地上にいるハリネズミのようなソードラットなどのほうがまだいくらか手強いだろうが、 やはり霧という特殊な状況がことさらにインセクタスにとっては有利なものであった。
https://w.atwiki.jp/new2souennokanntai/pages/428.html
トップページ イベント攻略 [部分編集] 報酬 勝利回数 1 Hard ★5 山口多聞 VeryHard ★6 山口多聞 Extreme ★7 山口多聞 [部分編集] Hardの編成 敵戦力:21126 陣形:梯形陣 重油消費:30 時間・天候:夜・晴 敵構成 : 軽巡、軽巡、駆逐、駆逐、駆逐、潜水 敵旗艦技 : 出力効率向上3(速力 +15%)出力効率向上4(速力 +20%)(* 敵軽巡戦技 : 身封じの雷幕、墜空の密偵、号哭の雷鳴、鈍足狩りの矢、荒波の足枷 技能 : 敵駆逐戦技 : 強襲連撃、、 技能 : 敵潜水戦技 : 潜特型ノ奇襲、、 技能 : 未分類技能 : 雷撃上昇5、戦技発動上昇3 ※:復刻時に変更された? VeryHardの編成 敵戦力:70417 陣形:梯形陣 重油消費:30 時間・天候:夜・晴 敵構成 : 軽巡、軽巡、駆逐、駆逐、駆逐、潜水 敵旗艦技 : 出力効率向上4(速力 +20%) 敵軽巡戦技 : 墜空の密偵、号哭の雷鳴、鈍足狩りの矢、荒波の足枷、水雷戦術の美徳 技能 : 敵駆逐戦技 : 強襲連撃 x2、鬼神の雷撃 x2、不知火連雷 技能 : 敵潜水戦技 : 潜特型ノ奇襲、崩壊の痛撃、 技能 : 未分類技能 : 雷撃上昇5、対潜上昇5、戦技発動上昇3 Extremeの編成 敵戦力:100597 陣形:梯形陣 重油消費:30 時間・天候:夜・晴 敵構成 : 軽巡、軽巡、駆逐、駆逐、駆逐、潜水 敵旗艦技 : 出力効率向上4(速力 +20%) 敵軽巡戦技 : 身封じの雷幕、墜空の密偵、号哭の雷鳴 x2、鈍足狩りの矢、荒波の足枷、雷華無双、水雷戦術の美徳 技能 : 敵駆逐戦技 : 強襲連撃 x2、破壊者の意地 x2、鬼神の雷撃 x2、不知火連雷 x2 技能 : 敵潜水戦技 : 潜特型ノ奇襲、瀬戸の舞、蜂狩りの狙撃、崩壊の痛撃 技能 : 未分類技能 : 雷撃上昇5、対潜上昇5、戦技発動上昇3 ↓コメント等 名前 閲覧数 今日: - 昨日: - 合計: -
https://w.atwiki.jp/299nobe/pages/48.html
「カイン、こっちであってるのかな?」 「さあな。なにせこう霧が深いとな…」 不安げに口を開いたのはセシルであった。 それに答えるカインの口調もまた少し不安げであった。 なにしろ、同じところをぐるぐると回っているような感覚が二人の間にはあった。 視界すら頼りにならぬ状況である今、セシルたちは己の感覚を信じるより他なく、 ただどこからか感じる大きな気配にむかってひたすら歩くのみなのだ。 そのような不安が二人に影を落としてしばらく、代わり映えのない呆れるほど真っ白な光景に変化がおとずれた。 二人はあたりにびりびりと凄まじい殺気を感じ、思わず足をとめて辺りの様子を窺ったが、 霧はただ深まるばかりで何もわからず、いや、霧の深まりを感じ取り、身を強張らせて剣と槍を構えた。 「すぐに立ち去りなさい」 それは入り口付近で聞いた声と同じであったが、語気は鋭くなっており、なによりも周囲の空気が違っていた。 しかし、その声のあとは再び静寂が二人を包み、張り詰めていた空気も穴があいたように和らいだ。 「幻獣、じゃないか?今の声は…」 カインがいうと、セシルは「そうかもしれない」といい、眉間に皺をよせて再度足を前に踏み出した。 「やはりいくのか?」 「…そのためにきたんだ」 「そうだな…。しかし、嫌な予感がするぜ」 自分たちが感じていた大きな気配に何かしら推測がつき、自分たちの進む方向に確信を持ち始めたが、 それと同時にまた別の憂色が二人の顔に漂い始めたように見えたが、それはさらに深くなった霧の所為によるものだろうか。 心臓の鼓動が高まってきた。きっと出口がすぐそこにあるのだろう。 しかし、この鼓動はなんだというのだ? そのとき、あの声が聞こえた。
https://w.atwiki.jp/299nobe/pages/46.html
徐々に立ち込めていた霧が、山裾の川を越えるた途端に濃くなった。緑の乏しい傾斜面の一角に、巨人が切り欠いたかのような絶壁がそびえている。灰白色の壁のほぼ中央、足元の道とが交わる箇所だけがごっそりと抉れ、粘性の低い闇を湛えていた。 ミストの大鍾窟。バロン平野とダムシアン砂漠を隔てる山脈を貫く、唯一の道である。 古くから山向こうへの抜け道として重宝されてきたが、その最奥を極めたという記録はない。人知を超えた造形の妙と、常に湧き出し続ける霧のため、幻獣界や冥府に通じているとも信じられてきた。 しかしセシルもカインも、実際にこの洞窟を利用するのは今回が初めてである。近年、やはり魔物が増えているという内部に足を踏み入れ、まず暗闇に目を慣らした。ただでさえ幻獣の居場所は掴めていないというのに、充分に視界の効かないまま動き回る訳にいかない。 瞬きを繰り返すうちに見えてきた光景は──それこそ、この世のものとも思われなかった。 「……凄い」 「ああ。話には聞いていたが、これほどとは……」 小屋ほどの面積をもつ巨大な円盤が、互いに重なり合いながら見渡す限り敷き詰められている。一枚の厚みは、およそ成人男性の半分ほど。せせらぎの音が幾重にも反響し、ひんやりと湿った空気は白く濁っている。 片や竜騎士、片や元飛空挺団の隊長、いずれも天空を自在に飛び回るのが本懐である戦士たちは、初めて目にする地底の光景に、声もなく見入っていた。 どちらからということもなく、再び足を動かし始めるで、どれほどの間があっただろうか。 霧に濡れた足場を気遣いながら歩を続ける彼らの耳に、『その声』は囁きかけてきた。
https://w.atwiki.jp/magicbattle/pages/15.html
最後の一人になるまで殺し合いを行え! 会場であの自称神の化け物が命じた事は大まかに纏めればこれ一つに集約される。 そしてそれは当然のごとくルイズに従えるような内容ではない。 「はあ。私にどうしろって言うのよ。大体何?神?冗談じゃないわよ。神なら私のサイトだって神の左手を持ってるんだから。 それに姫さままで捕まえて殺し合い。ありえないわ。ああもうっ、許せない」 ルイズは向けようがない怒りを言葉にして吐き出すと、近場のソファーにもたれ掛かって、深く深呼吸をする。 そしてしばし間を空けて、熱しきった頭が冷却されるまで数分時間を置く。 その間はとにかく一度沸いた頭を覚ます事のみに努める。 (……駄目だわ。こんなままじゃ敵に襲われたらすぐにやられちゃう。とにかく落ち着いて。集中しないとまともに 戦う事も出来ないわ) とにかく冷静に、そう言い聞かせしばし時間を経過した後、もう一度バッグを開けて武器を確認する。 だが残念ながら自身愛用の杖は見つからず、代わりに出てくるのは紅く小さな宝石である。 「何これ?えっと……レイジングハート?」 ルイズは説明書を読み、おもむろにその紅い宝石に魔力を注ぐ。 すると…… 「Hello!」 「きゃっ!」 突然宝石はしゃべりだし、思わず驚く。 「Are you a MASTER?」 「えっ…………あっ、そうよイエスよイエス。私がご主人様よ」 「OK!YOUR MASTER」 そして思わぬ質問に思わず、イエスで答える。 それは咄嗟に口から出た、どこか懐かしく感じる言葉だった。 **** 「ったく、ふざけるなよ。殺し合いだ。まあインデックスもビリビリもいない以上さっさと帰りますか。まずは…・・・」 上条当麻は名簿で知人の存在がないことを確認すると、すぐに首に右手を当てる。 あらゆる幻想を打ち砕く右手であれば当然首の刻印も消えるはずである。 しかし、変化は起きなかった。 「あれっ!?おかしいな。どうしてだ?んっと、………あれ?何で消えねえんだよ」 上条は何度も右手で首を触る。時には押し付けるようにもするが、息苦しさを感じるだけで何も変化が起きはしない。 「…………まあ楽には帰してくれませんよね。………さあっと。まあどっちにしても動くのは朝になってからでいいか。 まずは……あそこにするか」 上条は適当な小屋を見つけるとそこに向かって歩く。 幸いにも灯りがともっているので夜では目立つ。 それ故に迷う事もなくすぐに辿り着く。 「さて。今夜はここで寝て明日に備えますか」 上条は特に警戒もせずにドアを開く。 すると上条の耳に聞き覚えのない声が響く。 「だれっ!?」 目の前の少女は明らかに魔法少女が持つような杖を上条に向けて構えている。 どこかしらインデックスが見ているアニメのヒロインが持ってる杖に似ているが、当然そこはスルー。 上条は真剣に答える。 「俺は……上条当麻。別に殺し合いに乗ってるわけじゃねえ。ただ今夜の寝床を探そうと思って入ったらあんたがいた。 それだけだ」 「……そう。私はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールよ」 「はっ、えっとルイズ・フランソワーズ……なんだっけ?」 「ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールよ」 「ルイズ・フランソワーズ・ルブラン・ヴァリエールか。名前が長いな」 「…………………もう一度言うわよ。ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。さあ言いなさい」 「ルイズ・フランソつぅっ……舌噛んだ」 「もういいわよルイズで。みんなそう呼んでるから、フルネームを言う必要もないわ」 ルイズはそれだけ言うと半ば諦めたようにソファーに深く座るとため息をつく。 その態度には上条も何か感じるところがあるが、今はあえて口には出さない。 「……ところでトウマ。あなたはどうするの。8人殺して帰る。それとも戦う?」 「戦うに決まってるだろ。もしも人を殺すしか生き残れないって言うんなら、俺はその幻想をぶっ殺す!!」 ルイズの問いは愚問だ。 上条にとっては『人を殺して自分だけは生き残る』。 そのような選択肢は最初から存在しないのだから。 「ならもしも困っている人が居たらどうするの」 「助けるに決まってるだろ。あんたはどうするんだ?」 「………私は………大事な人なら助けるわね。知らない人は分からないわ」 「そうか」 「じゃあ私は行くわね」 ルイズは上条の意思だけを確認すると小屋を出て外へと歩きだす。 「ちょ、待てよっ!」 それを思わず上条は呼び止める。 何か嫌な予感を感じたのだ。 「何?」 「まだ夜なのに行くのか?明るくなってから行けば」 「時間がないのよ。姫さまにサイト。それに出来ればタバサとギーシュ。私は四人を探さないと駄目だから」 「でも夜は……」 「今は余裕がないの。それにサイトは………サイトは絶対に無茶をしそうだから、私が一緒にいないと駄目なの。 姫さまも危ないところがあるから誰か守らないときっとすぐに死んでしまう。もし二人が死んだら………… 私はきっと優勝を狙うと思う。優勝して仲間を生き返らせるの。でもそれはきっと最悪な結末だと思うから……… だから行くわ」 「なっ。でも」 「それじゃあね!」 それだけ言い残すとルイズは上条の制止を振り切り、夜の闇に消えてしまう。 そしてそれを上条は見送る………はずがなかった。 (なんだ……今の?変な胸騒ぎが……まさかあの子……くっ) 「冗談じゃねえ。もし死んだら………ふざけんな。俺がそんな暗い幻想をぶっ殺してやるよ!」 上条は先ほどルイズが闇へと溶ける寸前で何か嫌な感じがした。 それに『優勝を狙うと思う』という言葉も気になっていた。 そして上条当麻はその嫌な感じと放置し、安穏と熟睡出来るような人間でもなかった。 それ故に上条当麻は追いかける。 闇に消えたルイズが気になっていたから。 【A-Ⅰ 小さい小山の辺り 1日目 深夜】 【ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール@ゼロの使い魔】 【状態】:健康 【装備】:レイジングハートエクセリオン@リリカルなのはシリーズ 【道具】:支給品 不明支給品0~2 【思考・状況】 基本行動方針:殺し合いから脱出 1:サイトとアンリエッタとの合流を最優先。タバサとギーシュも出来れば探す 2:もしサイトとアンリエッタが死んだ場合優勝狙いに切り替える………? 3:危険人物は倒す。そうでないなら放置(現時点では上条当麻が安全と認識) 【備考】 登場時期は虚無の基本の三種魔法習得以降のいつか 【A-Ⅰ 小屋付近 1日目 深夜】 【上条当麻@とある魔術の禁書目録】 【状態】:健康 【装備】:なし 【道具】:支給品 不明支給品1~3 【思考・状況】 基本行動方針:殺し合いから脱出 1:ルイズを追いかけて人探しの協力をする 2:人を殺さないと生き残れないという幻想をぶっ殺す 【備考】 登場時期は記憶を失って、再び御坂美琴と出会って以降のいつか
https://w.atwiki.jp/new2souennokanntai/pages/1074.html
トップページ イベント攻略 2023年09月22日に初回。 2024年05月24日に再登場している。その際、報酬が一部変更されている。 2024年09月17日にインフェルノ7の一角として難易度「INFERNO」が再登場している。 報酬 勝利回数 1 Hard 技術強化素材-初級選択券 x10 VeryHard 技術強化素材-中級選択券 x5 Extreme 技術強化素材-上級選択券 x5 Inferno 錬成鋼-真選択券 x20 (参考)初回 + ... 報酬 勝利回数 1 Hard 6周年コイン x500 VeryHard 6周年コイン x1,500 Extreme 6周年コイン x2,000 Inferno 錬成鋼-真選択券 x20 Hardの編成 敵戦力:392301 陣形:輪形陣 重油消費:30 時間・天候:夕・晴 敵構成 : 駆逐、駆逐、駆逐、駆逐、軽巡、軽巡 敵旗艦技 : 機関破壊4(敵艦速力 -20%) 敵軽巡戦技 : 強靭なる臨戦態勢、一号機雷敷設作戦、威光放つ二号機雷、激浪の海鳴り、牙城崩しの焔斬 技能 : 敵駆逐戦技 : 速攻水雷作戦、月陰の残映 x2、凍てつく暴風群、蒼き海の戦歌、仰ぎみる細雪、沈まぬ月光、破装旋風、迅速なる潜滅、絶雷の一閃 技能 : 未分類技能 : 雷撃上昇5、対潜上昇5、戦技発動上昇5 VeryHardの編成 敵戦力:1307668 陣形:輪形陣 重油消費:30 時間・天候:夕・晴 敵構成 : 駆逐、駆逐、駆逐、駆逐、軽巡、軽巡 敵旗艦技 : 機関破壊4(敵艦速力 -20%) 敵軽巡戦技 : 強靭なる臨戦態勢、一号機雷敷設作戦、威光放つ二号機雷、逆浪の旋律、激浪の海鳴り、牙城崩しの焔斬 技能 : 敵駆逐戦技 : 速攻水雷作戦、月陰の残映 x2、凍てつく暴風群、蒼き海の戦歌、仰ぎみる細雪、沈まぬ月光、破装旋風、迅速なる潜滅、絶雷の一閃、氷波の閃爆 技能 : 未分類技能 : 雷撃上昇5、対潜上昇5、戦技発動上昇5 Extremeの編成 敵戦力:1868104 陣形:輪形陣 重油消費:30 時間・天候:夕・晴 敵構成 : 駆逐、駆逐、駆逐、駆逐、軽巡、軽巡 敵旗艦技 : 機関破壊4(敵艦速力 -20%) 敵軽巡戦技 : 強靭なる臨戦態勢、一号機雷敷設作戦、威光放つ二号機雷、幻惑の三号機雷、逆浪の旋律、激浪の海鳴り、牙城崩しの焔斬 技能 : 敵駆逐戦技 : 速攻水雷作戦、月陰の残映 x2、凍てつく暴風群、蒼き海の戦歌、仰ぎみる細雪、沈まぬ月光 x2、破装旋風、迅速なる潜滅、絶雷の一閃、氷波の閃爆 技能 : 未分類技能 : 雷撃上昇5、対潜上昇5、戦技発動上昇5 Infernoの編成 敵戦力:2064757 陣形:輪形陣 重油消費:30 時間・天候:夕・晴 敵構成 : 駆逐、駆逐、駆逐、駆逐、軽巡、軽巡 敵旗艦技 : 機関破壊4(敵艦速力 -20%) 敵軽巡戦技 : 強靭なる臨戦態勢、一号機雷敷設作戦、威光放つ二号機雷、幻惑の三号機雷、逆浪の旋律、激浪の海鳴り、牽制抑圧閃光、牙城崩しの焔斬 技能 : 敵駆逐戦技 : 速攻水雷作戦、月陰の残映 x4、凍てつく暴風群、蒼き海の戦歌、仰ぎみる細雪、沈まぬ月光 x2、破装旋風、迅速なる潜滅、絶雷の一閃、氷波の閃爆 技能 : 未分類技能 : 雷撃上昇5、対潜上昇5、戦技発動上昇5 ↓コメント等 名前 閲覧数 今日: - 昨日: - 合計: -
https://w.atwiki.jp/rushers/pages/114.html
BOSS [#vbf3a399] ☞POINT [#point] NOTE [#note] 元ネタ [#parody] BOSS 制御システム HP 111,064 スタン × 沈黙 ○ ヘヴィ × スロウ × 病気 × ・通常攻撃が前方範囲魔法dmg・戦闘開始から4分でEnrage。 Enrage後は「物体壱九九」という全体ダメージ技のみを連続使用 ▼制御システム の使用技 技名 cast 対象/範囲 ダメージ(目安) 備考 高圧電流 3.0 (ほぼ)全体範囲 魔1200 麻痺30秒(※)。エスナ不可(※) ※2.2で修正予定直近だと喰らわない場合あり リペリングカノン (2.5) 自身周辺範囲 魔2000 透過レーザー (2.5) ヘイト下位7名ランタゲ直線 魔2500 ターゲットに届かない場合接近する 【高圧電流⇒リペリングカノン⇒透過レーザー】 の順で攻撃してくる。1ループ約18秒 ・高圧電流は「詠唱」なので沈黙で止められる。 約18秒おきに使用してくるのでナイトか詩人2名で交互に止めるとよい。 パターンが完全に決まっている為、モンクなら1人で完封も可能。 ・戦闘開始後、40秒間隔でaddがpop このaddが制御システムに接近すると紫色の線で結ばれ、 さらに接近すると「解体吸収」でaddが制御システムに吸収され、制御シテムのHPが回復する addは3タイプ居るがどれがpopするかはランダム。同じタイプが2体以上になることもある。 リペリングカノンと専用技1種を使い、種類によって専用技が異なる ▼addの使用技 名前/外観の色 使用する技 効果 注意点 迎撃システム 重力場 ヘヴィ+ダメージのフィールドを生成 青紫 警備システム ダーティカノン 強力版リペリングカノン。CAST1.0秒 TANKで4000~シェアダメージ? 防衛システム チェインライトニング 対象+周囲のPCに連鎖して魔法ダメージ 他人と一定距離を開ける ILV平均90程度の構成ならば、ボス集中で2体目のaddがPOPする前に倒せる ☞POINT ・沈黙使える人を2名以上(もしくはモンク1人)入れ、高圧電流を必ず止める ・範囲攻撃を避ける ・40秒間隔でpopするaddを制御システムに近づけない ・4分以内に制御システムを倒す NOTE ■ 沈黙がある都合上、ナイトMT、戦士はOT推奨 ■ 攻撃は全て魔法ダメージなので物理防御系スキル(フォーサイト/ブルワーク)は効果なし ■ 同様にアイフォーアイ、学者プロテス、白魔ウィルスも効果なし ■ 警備システムが湧いた時はダーティカノンによるOTの被ダメージが大きい ■TANK(MT) ・(ナ)開幕は接近しながらスピリッツウィズイン連打するとぴったり1発目の高圧電流が止まる =先にファストブレードやハルオーネを撃つとウィズインの発動が遅れて失敗する ・リペリングカノンは円のギリギリで避けてすぐ戻れば避けた後に敵が移動しない 移動してしまうと段々壁際に追いやられて範囲攻撃を回避しにくくなるし、 下手に向きを変えてしまうと前方範囲の通常攻撃でメレーを巻き込んでしまう。 ■TANK(OT) ・OTは2回目の透過レーザーが来たら入口へ移動開始するとaddが沸くタイミングに丁度よい ・制御システム本体にaddを近づけてはいけないが、あまり入口ぴったりに玉を寄せない ∵制御システムから離しすぎると、制御システムの透過レーザーがOTを狙った際、OTのほうへ移動してしまう ⇒ 適度に制御システムとの距離を保つ。近づきすぎても後衛を巻き込んでしまう。入口から10m内側くらいが丁度いい。 ■ ■ MTが最初の高圧電流を止めるまで余計なヘイトを稼がない ■MELEE ・通常攻撃が前方範囲なので正面に立たない 元ネタ 制御システム、迎撃システム、防衛システム・・・FF4 バブイルの巨人の内部で戦うボス。迎撃システムが透過レーザーを使用する
https://w.atwiki.jp/maid_kikaku/pages/1241.html
(投稿者:フェイ) * その日の皇帝謁見の間には、皇帝のほかに二人の皇族が。そして、二人のメードがいた。 一人は、黄金に輝く髪を頭の上で二つに留め、白く輝く鎧を纏ったメード、騎士姫、スィルトネート。 一人は、黒く長くつややかな髪を立て巻に巻き、黒のドレスを纏ったメード、水の都の女神、メディシス。 どこか対照的な二人は、それぞれギーレン・ジ・エントリヒ、ユリアン・ジ・エントリヒを背に、皇帝へと膝をついていた。 「うぅむ、よぉくぞ参ったぁあ。二人ともぉ、面を、あげぇい…」 「…はっ」 「はい」 顔を上げる二人の眼に、皇帝の満足そうな頷き顔がうつる。 後ろに控えるギーレンはその顔をどこか憎憎しげに、一方のユリアンは苦笑いで見守る。 「メディシス、それにぃ、スィルトネート…よくぞぉ、誕生してくれたぁ…皇室親衛隊、及び我、第69代皇帝マキシムム・ジ・エントリヒはぁ、歓迎するぞぉ…」 「はっ、ありがとうございます」 再び二人は深く一礼。 「うぅむ、さがってぇ、よろしいぃ。また会える機会をぉ、心待ちにぃ、しておるぞぉ」 皇帝が手をかざすと、扉横に控えていた従者が扉を開ける。 メディシスとスィルトネートがしっかりと一礼し、その扉を先に出て行き、ギーレンとユリアンもまた、その後に続こうとして。 皇帝の言葉に呼び止められる。 「ギーレン、そしてぇ、ユリアンよ…」 「…なんでしょう、父上?」 振り返ったギーレンとユリアンに対し、先ほどのメード二人に対する緩んだ表情とは違い、立場を持つ『皇帝』の顔で語りかける。 「お前達二人が、メードを傍に置く事でぇ…よからぬ噂を、立てるものもいるだろぉう……」 「……」 「はぁ……」 「だがぁ…構うなぁ。メードを愛せぇ…。我が愛しのジークのように、必ずやぁ、お前達に力を貸してくれるだろう…」 眼を閉じ、感慨深いかのように深く頷く皇帝。 ギーレンはその言葉に苦い表情を浮かべると、顔を背けて部屋から出て行く。 「……ふぅむぅ……」 ユリアンもまた、肩を竦めると部屋を出た。 「では貴女はフロレンツの防衛を?」 「ええ。積極的に前線にでることはなさそうですわ。無論、有事には必ず前線へ赴かせて頂きますけど」 「ですがフロレンツからグレートウォール戦線は遠いですから…あまり会える機会がなさそうなのは残念ですね」 ギーレンとユリアンが皇帝と話す間、スィルトネートとメディシスは別室へと案内されていた。 出された紅茶を飲みながら、ゆったりと互いの連れを待つうち、二人は交友を深めていく。 「私達の世代は皆、特殊な役につくことが多いですものね」 「フロレンツ防衛の貴女、ギーレン様護衛の私…ヴォルケン中将、ベルンハルト少将付のレーニとシルヴィ」 「ベルクマン長官につくドルヒもそうですわ。他にも陸軍所属のキルシュ、あとは…」 「航空部隊にも一人いたはずです」 「正確には帝都防空飛行隊ですわね」 「あと国防軍本部所属にも一人いたはずですが」 「……中々詳しいですわね」 「立場上、そういったことに目を通す事も多いもので。直接会った相手はほとんどいませんが」 「…こう考えると、前線への追加人員は少ないですわね」 肩をすくめるメディシス。 そんな様子にスィルトネートは苦笑いを一つ。 「まぁ、かの軍神…ブリュンヒルデ様が抜けたとはいえ現状前線戦力は足りているでしょうしね…」 現在、グレートウォール戦線に駐在するメンバーを思い出しながら言う。 シュヴェルテや竜式、『阿修羅爵』イェリコらエントリヒの精鋭に加え、黒騎士タワーなどクロッセルのMAID等等。 そして――――。 「まだ実際にあったことはありませんが…ブリュンヒルデ様の後をついだ『エントリヒの守護女神』ことジークフリート――ですわね」 「前線維持にはたりているから国力増強を考えた結果ではないでしょうか?」 その言葉に、メディシスの眉がぴくり、と反応する。 「へぇ…つまり、ジークフリート達がいれば私達の力は前線には必要ないと…そう仰りたいんですの? スィルトネート」 「え…い、いえ、そういうつもりでは…」 「なら、どういうつもりでしたの? 詳しく説明いただきたいですわね」 あわてて手を振り否定するが、既に手遅れか。 今まで優雅に見えていたメディシスの笑顔は口元が引きつっていた。 「ですから、あの…メディシス?」 「そうですわ…試してみましょうかスィルトネート? 私の力が前線で通用しないかどうか」 「…! メディシス! MAID同士の私的な決闘は咎めの対象になります!」 「私的でなければいいのですわ。ユリアン様には私からお話します。貴女はギーレン閣下の許可をとっていただけます?」 「ギーレン様がそのような娯楽的な事をお認めになるわけがないでしょう」 「あら、これは歴とした訓練の一種ですわ。それとも…貴女のいう王は、自分所有のMAIDも出せないような…?」 当然ユリアン付のメードであり挑発上の常套句とはいえ、直接口に出せば皇族侮辱罪で罰せられる。 それ故メディシスの挑発も途中でぼやかすような発言で止められた。 しかし、それを聞いたスィルトネートの顔と頭はみるみるうちに赤に染まっていく。 ―――これは、怒りだ。 「……いいでしょう…! その決闘を受けましょう。私の誇りにかけても貴女には負けません、メディシス!」 「…それで、こういう事になったのかい?」 「ええ」 くるり、と手にした杖を回しながらメディシスは答える。 ユリアンは呆れたような、感心したような表情で笑いながら、丘の上から見える景色を眺める。 「郊外の大型施設…それも一度Gに襲われて廃棄されたところなんて、ギーレンの手配があったとはいえよく見つけたものだね」 「ちょうどいい場所ですもの。この装備を送っていただけたのも、感謝しておりますわ」 まるで蛇が絡みついたような意匠の杖―――鎌杖カドゥケウス。 EARTHが完成させたものを、メディシスが気に入り取り寄せたものが決闘前に届いたのだ。 メディシスが力を込めれば刃を形成、鎌を形成する。 「想像していたよりは使い勝手がよさそうですわ。…まぁ今回は調整で刃は潰されているようですけど」 「はは…スィルトネートの方も装備は届いているみたいだよ……そうだね、ギーレン?」 その言葉にメディシスが振り返ると、ギーレン・ジ・エントリヒが歩いてくるところであった。 メディシスは優雅に一礼をしてみせる。 「スィルトネートも位置についた。いつでも始められるとの事だ」 「わかりましたわ。ではユリアン様、合図をお願いいたします」 「わかったよ」 ユリアンが信号弾を構えるのと同時に、メディシスは前傾姿勢にうつる。 そして。 「よーい……ドン」 信号弾が高く打ち出されるのと同時に、メディシスは駆け出す。 黒い弾丸のように真っ直ぐ、施設へと向かっていく。 その後姿を見送りながら、ユリアンは感心したようにつぶやいた。 「やる気だねぇ…しかし、許可するとは思わなかった」 「何……ちょうど良い機会だっただけだ」 「……?」 「(…スィルトネート……プラン・ナイトヘーレの核となりうるだけの性能を見せられるか…)」 「…………」 施設に向かう途中のスィルトネートは意識を集中させていた。 軽く口車に乗せられてしまったとはいえ、決闘を受けたからには勝たなければならない。 自分の誇りのためにも――なによりも、王、ギーレンの名誉のためにも。 「負けません…メディシス…!」 施設の入り口――を目の前にし、脚を止める。 「――来る…!」 両手に短剣を構え、油断なく周囲に眼を配る。 近づいてくるプレッシャーは、しかし平面状からではなく。 「……上!?」 施設の二階、バルコニーのように出っ張ったそこから、黒い影が飛び出す。 手に持った杖を振りかざし、飛び込んでくるのはメディシス。 その勢いを短剣で受け止めようとし、片手では止めきれないことに気づいたスィルトネートは、両手の短剣をクロスさせる。 短剣と杖が激突、金属音が、響く。 「くっ……!」 「なかなかの反応速度ですわね…」 スィルトネートに支えられる形で一瞬、メディシスの身体が空中で静止する。 が、勢いに押されたスィルトネートはこらえきれずに2、3歩よろけるように後退。 対するメディシスも突き放すように反動で間合いを取り直す。 「それが貴女の装備ですの? …見たところ、普通の短剣のようですけど」 「そちらこそ、見た目はタダの杖ですね」 互いにけん制しあう。 無論、相手の武器がただの杖やただの短剣で無いことは理解している――相手は、メードなのだから。 「かかってきてはどうです?」 再び手を交差させる形に短剣を構えるスィルトネート。 それをみたメディシスは警戒を強める。 ―――どのような仕掛けがあるのか、皆目見当もつきませんわね。 「………ですが…!」 あえて地を蹴り、最高速へ加速、一気に距離を詰めにかかる。 姿勢を低くして杖を構え何時どのような攻撃にも対応できるようにしたまま、駆ける。 「っ…!!」 瞬間、スィルトネートがその手に構えていた両の短剣を投げつけた。 何故か鎖で篭手と繋がっているそれは正確な狙いで真っ直ぐメディシスへと襲い掛かる。 しかしあくまで直線的な動き――その程度、見切れぬわけも無い。 軽く杖を回し短剣を弾き飛ばすと、瞬時に武器を失ったスィルトネートの懐へと飛び込んだ。 「カドゥケウス!」 メディシスは武器の名を高らかと叫び、手から杖へとコアエネルギーを送り込む。 杖はその声に応えるかのように一度淡く光ると、その先端部より輝く刃を発生させ、次第にその光は落ち着き実体を持つ鎌となる。 そのまま地を滑らせるように低く構えた鎌が下から切り上げるようにスィルトネートに襲い掛かる。 手に武器のないスィルトネートにそれを防ぐすべはなく、腕についた篭手では速度ののった鎌の一撃はこらえきれない。 無論、演習扱いである上に潰されている刃では切り裂くことは出来ない。 だが『腕を失うほどの攻撃を与えた』というのは――事実上の勝利証明となる。 「これで終わりですわね、スィルトネート!」 振り上げようとした瞬間、メディシスはスィルトネートの表情に気づく。 ―――諦めた顔ではない、これは―――。 ぞくり、と背筋を嫌な予感が駆け抜けた――とっさに攻撃を中断、飛び上がり背後からの気配を避ける。 先ほどまでメディシスがいた空間を、避けたはずだった二本の鎖付短剣が駆け抜けた。 続けて、スィルトネートの声が聞こえた。 「三番(ドライ)、四番(フィーア)!」 スィルトネートの腰部についた鎧のスカートが跳ね上がると、内よりさらに二本の短剣が飛び出し、メディシスへと直進する。 「おっとっ…!」 それを弾き、着地すると一度間合いを取るために速度をあげ走る。 すると、鎖でスィルトネートと繋がった短剣は即座に方向を変え、メディシスを追う。 「っ、なるほど……それが貴女の能力、というわけですのね…!」 「そう…そしてこれが操作系能力MAID用装備…剣鎖グレイプニールです…!」 スィルトネートが腕を構えると、その手の動きに従い四本の剣鎖が散開し包み込むようにメディシスへと襲い掛かった。 前方から遅い来る一本をバックステップでさければ、着地点へと飛び込んでくる二本目、三本目。 それを杖で捌くと、四本目が上から振り下ろされる。 「中々いやらしい攻撃ですわね…!」 しかしそれをも持ち前の瞬発力で避ける。 確かに様々な方向からの相手を裁かなければならないのは厄介だが――。 軽いステップと自らの直感を元に攻撃を避け続けるうち、メディシスは気づく。 「―――この速度なら、捌けますわよ…!」 「…っく…!」 グレイプニールの速度が、メディシスに追いつけていない。 もとよりメディシスは親衛隊随一のスピードの持ち主であり、広い空間でその速度を生かせる状況である。 いくら四人の相手がいようとも、速度が追いつかなければメディシスに手傷をおわせることはできない。 「それより…見た所あなたの装備数は四つ――今の貴女は無防備すぎますわ…!」 「!」 一度、グレイプニールを振り切ったメディシスは反撃に転じる。 右に、左に、揺さぶるようなステップで、しかし驚異的な速度でスィルトネートへと接近する。 スィルトネートは咄嗟に判断、グレイプニールに手元へ戻るよう指示を飛ばしつつバックステップ。 地を蹴ったときには、既に眼前にメディシスが迫っていた。 手元にまだ、短剣はない。 「ふっ……!!」 横薙ぎの鎌の一撃。 確実に胴を捉えたかと思われた一撃は、かろうじてスィルトネートの鎧の表面を削り取るにとどまる。 しかしメディシスは止まることなく、次の一歩を踏み込んだ。 鎌のもち手を回し、二撃目は下から斜め上へと切りあげる一撃。 「っ……!」 回避が間に合わないと判断したスィルトネートは右手の篭手から伸びる鎖を鎌と自分の身の間に挟みこむ。 一瞬の均衡の後、あっけなく鎖は断ち切られ、先端にあった剣が力を失い地に落ちる。 僅かな猶予はスィルトネートに回避の隙を与えた。 首を思い切り仰け反らせるとその目の前を鎌が通り過ぎていく。 今の一撃で決めるつもりだったメディシスは改めて三撃目の縦を振り下ろそうと構え、スィルトネートの手に短剣が戻ったのを見る。 構わず、鎌を振り下ろす。 「この程度…で!」 短剣で受け止めようとしたスィルトネートは、次の瞬間気づいた。 「刃が――――ない…!?」 実体化していた刃を消したカドゥケウスは短剣に留まることなく空を切った。 回された杖の石突が、スィルトネートのがら空きな胴部を強く叩く。 「っぐ、ぅ…?!」 衝撃を殺すために自らも後ろへ飛びながら考える。 ―――この戦場は不利――! 地に足がつくと同時にメディシスに背を向けるように反転、施設へと向かい、その窓を破って中へと飛び込む。 「なっ…待ちなさいな!」 狭い通路を進むメディシスは油断なく杖を構え、周囲を確認する。 施設内に突入したスィルトネートは剣鎖を使い移動したらしく、メディシスが内部に入ったときには既に、壁や天井に残る傷跡のみが痕跡であった。 「どこに……。っ!!」 後ろに跳び退ったメディシスの目の前を、壁を突き破って出現した短剣と鎖が通過した。 そのまま片手を突きながらバク転――下から上から、それぞれ短剣と鎖が突き出され、通路を縫いとめるように鎖が張られる。 鎌で鎖を切り落とそうとする間に鎖は穴より戻っていく。 「―――小癪な攻撃をしてくれますわね、スィルトネート…!」 「それほどでもありませんよ!」 「っ!?」 後ろからの声に振り向きざま首を仰け反らせる。 突き出された短剣を避けると、好機とばかりに杖を背後のスィルトネートにむけて振りぬく。 が、すでに地面を蹴っていたスィルトネートは、はるか後ろの壁に突き刺さっている腰の鎖を巻戻し一気にメディシスからの距離を稼ぐ。 追いすがろうとするメディシスだが、再び背後から迫る剣鎖を叩き落すために一度反転。 剣鎖を叩き落したメディシスが振り返れば、そこにスィルトネートの姿は無い。 代わりに顔を出すは、剣鎖。 「小癪というより姑息ですわよ! 騎士姫の名が泣きますわね…!」 「ですが、効果的なのは確かでしょう?―――自分のフィールドに持ち込み、自らの王に確実な勝利を捧げる事こそ、私の忠義の騎士道です!」 身を仰け反らせ剣鎖をかわせば、即座に二撃目、三撃目が打ち出される。 鎖を断てば剣は力を失うが、現在カドゥケウスに刃はない。 そうでなくとも、このような狭い通路で長物は不利、この上に刃を発生させてはさらに取り回しが辛くなる。 「逃がしません――ギブアップしたらいかがですか、メディシス!」 一呼吸分の間をずらし飛び込んでくる剣を杖で叩き落とす。 気づけば、誘われるがまま施設の奥へ奥へと進んでしまっている。 どこかでペースを取りなおさなければ―――。 「――! 逃げる…そんなわけないでしょう? 甘く見ないでほしいものですわね…!」 床との摩擦で煙を立てながら急ブレーキ、急制動から一気に跳び施設の一室へと飛び込む。 「なっ…!?」 慌てたように剣鎖が角度を変え、メディシスを追う。 続けて飛び込んだスィルトネートは、その入り口で立ち止まる。 「ここを見て驚くようでは、下調べが不十分でしたわね、スィルトネート?」 飛び込んだ先は暗く、実験用の部屋のためか広大な空間となっており、窓から挿すはずの日差しは分厚い黒いカーテンに覆われていた。 警戒しながらもスィルトネートは少しずつ動き、視界を確保するために部屋の電気をつける。 明るくなった部屋の奥には、今当に実体化した鎌を改めて構えるメディシス。 障害物も殆ど無いこの部屋は既に彼女のテリトリーだった。 「……さて、私のフィールドですけど…逃げるなら追いませんわよ?」 「…いえ、ここで決着をつけさせてもらいます」 スィルトネートは周囲に剣鎖、グレイプニールを集結させ、覚悟を決める。 同じように、メディシスも鎌を握る手に力を込めた。 「「はあああああああああああああああああああああっ!!!」」 二人は同時に走り出す。 速度ではメディシスが遥かに早く。 リーチでスィルトネートは勝っていた。 しかし金属音の激突、それよりも早く頭上でガラスの割れる音が響いた。 「「…!?」」 分厚いカーテンが風に煽られ翻り、その奥から人影が飛び込む。 青い服、銀の鎧に身をつつみ、腰につけた金の装束つきの赤いリボンと三つ編みに結われた銀髪をたなびかせる少女。 その少女は飛び込んできた勢いそのままに、メディシスとスィルトネートの間に降り立った。 「…! 危ない!」 「おどきなさいな!」 既に突き出された互いの武器、二人は止まる事も出来ずにそのまま少女へと激突し。 強制的に、止められた。 「え……?」 「な…ん…………」 いつの間にか、少女の手元にあった剣が引き抜かれていた。 重厚な輝きをもつその剣がメディシスの掲げた鎌を受け止め。 引き抜かれた後ですら存在感を持ったその鞘がスィルトネートの剣鎖を受け止めていた。 「………………双方……そこまでに」 鋭い眼光と冷静な物言い。 そして、無理な体勢ながらもいくら力を入れようともびくともしないその腕力が、圧力となる。 メディシスは鎌を引きながらその少女から距離を取り、スィルトネートは剣鎖を呼び戻す。 そして互いではなく、新たに現れた少女へ対する構えを取る。 「……どなたかは知りませんが、私達の邪魔をするのなら」 「私、無粋な輩は嫌いですのよ?」 「………」 二人の言葉に、少女も改めて構える。 鞘を投げ、その剣を両手で持ち、眼前に構える。 その姿はスィルトネートとメディシスの二人を相手取っているのにも拘らず、隙がない。 じりじりと、隙を探るように位置を調整する二人の額に、汗が浮く。 「―――っ!」 「すぅおこぉむぁでぇぇぇいっ!!!!」 「!」 入り口から響いた声に三人は同時に動きを止めた。 少女がいち早く武器を置き膝を着いたのをみてスィルトネートとメディシスも振り向き、慌てて姿勢を正し膝をつく。 「………陛下」 「うぅむ、双方ともぉ、よい戦闘でぇあったぁ……だぁがぁ、怪我をしてはぁ…元も子も、なぁい」 尊大な様子で大げさに頷いてみせる、エントリヒ皇帝。 そして、二人の間に乱入した少女へ顔を向け、顔をほころばせる。 「前線より戻ったぁばかりでぇ…ご苦労であったぁ……ジーク」 「……はっ」 深く頭を下げる少女を見て、スィルトネートとメディシスはようやく思い当たった。 巨大な剣を振るう、エントリヒ現行最強のMAID。 これが守護女神。 「「ジークフリート…!」」 ギーレン様の資料を整理していた際、懐かしい記録映像を見つけた。 許可を頂き、閲覧……そして若干の後悔、私もメディもまだまだ青かったということだろうか。 なによりも恥ずかしいのは、あんな挑発に乗るなんて、昔の私は何を考えていたんだろう…。 そしてもう一つ。 一年分の実戦経験があったとはいえ、ああも簡単にジークに攻撃を止められたこと。 今もまだ、追いつけてはいないだろうこの差。 まだまだ強くならなければならない。 <プラン・ナイトヘーレ>。 その実現のために。 関連 プラン・ナイトヘーレ