約 45,018 件
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/1752.html
僕「…ロマーニャはいいところだな」 残り少ないゴールデンバットを燻らせながら呟く。 ここは501統合航空戦闘団の基地格納庫の脇にあるベンチ。 僕はストライカーユニットの技術士官として、遙か扶桑から輸送船でロマーニャに派遣された。 僕「それにいい天気だなぁ」 なんでも坂本少佐の紫電改と宮藤軍曹の零戦の 整備指導をするようにという辞令、らしい。 ストライカーごとの手引書一冊送れば良いというわけではないようだ。 僕「しっかし、暇だなぁ」 ここへ赴任する直前、ちょうど501JFWが再編される直前に 宮藤と少佐がネウロイ相手に大立ち回りを演じて (情報部によると)しばらくはネウロイの襲来する予定はない、とのこと。 僕「手持ちの煙草も少ないから、ちょっと買いに行くか…まだ昼休みだしな」 扶桑から持ち込んだゴールデンバットが紙箱の中でカコカコと揺れる。 ふと右側を見ると一人の人間が僕の方を見ていた。 そいつの背丈は僕よりも少し低いぐらい。 扶桑では見ることがないような髪は明るい橙色で、かなりグラマラスな体格だった。 僕は目が悪いのでそいつの顔を見ようとして、やや目を細めた。 「おいおい、そんな怖い顔すんなって」 そいつは冗談めかしてそんなことを言った。 僕「…シャーロット・イェーガー大尉?」 赴任する前に渡された書類と何かの雑誌にあった写真を思い出して言う。 確かバイク関連の雑誌だったような… シャーリー「そうだよ、よく知ってんなー。 扶桑の人間であたしを一発でわかった奴はあんたがはじめてだよ」 なんか楽しそうだ。そして何か企んでいるような顔だ。めんどくさいことは勘弁して欲しい。 僕「えーっと、ここの規則では、ウィッチと僕たちの接触は必要最低限をの…」 シャーリー「まーそう固いこと言うなって!そんな事言ってると脳みそ固まっちゃうぞー」 ここは規則を守ると脳みそが固まるのかよ。恐ろしい基地だな。 脳みそを硬化させたくないけど僕は只の技術中尉だ。 ウィッチの、しかも上官の質問には答えなければならない。 僕「…それで要件は何です?」 シャーリー「扶桑から来た技術士官なんだよな?」 僕「ええ、そうですが何か?」 むしろ何故それを知っているのかが訊きたい。吹けば飛ぶような士官の来歴を何故知っているんだ? 一方で僕の心中には斟酌せずに、予想が合っていたことがわかると、そいつはニヤリと笑う。 そして シャーリー「今のストライカーユニットで音速を超えられるのか試してみたい」 いきなり真顔で突拍子も無いことを言ってのけた。 僕「あなたは一度、非公式ですが音速を超えたと基地の整備士からお聞きしましたが?」 しかも勢い余って体当たりでネウロイを撃墜した、という与太話を ついさっきまで話していた陽気なロマーニャ人整備兵から聞いた。 シャーリー「あー、あれか。そーゆー非公式じゃなくて公式で しかも確実に超えるためにはどうしたらイイ?ってことだよ」 音速に取り憑かれたリベリアンは、じっと僕の目を覗き込んできた。 僕が速度記録に関わった時のテストパイロットとよく似た目だった。 夢を追い続ける目。楽しそうな表情とその目を見て、錆びついた心の奥底に火が灯った。 燻らせている煙草を灰皿替わりのサクマ式ドロップスの空き缶に放り込む。 僕「…取り敢えず、ストライカーを見せてください。見なければ考えることも出来ませんから」 シャーリー「やってくれるのか!?やっぱそうこなくっちゃな!」 大尉は僕の手を取り、格納庫へ引っ張った。ものすごく楽しそうだ。 僕としても音速突破という響きはとても魅力的であるし、研三で敗れた夢を大きく超える速度だ。 もう一度、速度記録に挑めるのなら 僕「…やってやろうじゃん」 思わずそう呟いた。 『対立』へ続く
https://w.atwiki.jp/moedra/pages/54.html
正直、私は暇だった。 いつ見ても変わらぬ輝きを放つ金や銀の財宝の山の上で、私は大きなあくびをした。 ゴォーという低く重い音が洞窟中に響き渡り、周辺にいた動物達が恐れをなして草陰に飛び込む。 この洞窟に篭って早100年。時折人間の町を襲っては、世に宝物と呼ばれる金品の類を奪い集めていたが、同胞の多くが持つこの趣味に、私は既に飽きていた。 もし、この洞窟に人間がくるようなことがあったら、ちょいと気晴らしにおちょくった後にでもこの財宝の山を全部くれてやろうかとも思っていた。 ぽっかり見える洞窟の入り口は燦燦と降り注ぐ太陽の光を乱反射して真っ白に輝いている。 そうだ、ここでボーッとしているくらいなら、近くにある湖にでもでかけてみようか。 どうせこんな山奥に財宝を求めて入ってくる人間などいまい。 いや、そもそももう財宝などに未練はないのだから、人間がきたなら好きに持って行けばいい。 私は重い腰を上げると、ガラガラと崩れる財宝の山から転げ落ちるようにして入り口までやってきた。 久し振りの外出だ。暗い洞窟から外に出ると、眩しい太陽の光が目を射抜いた。 私は右手で目をかばうようにして空を見上げると、大きな赤い翼を精一杯広げた。 バサッという大きな音とともに、周囲の常緑樹が激しく揺れはためく。 さらに2度、3度と羽ばたくと、私の体がふわりと宙に浮いた。 そして、私は南にある大きな湖に向けて飛び始めた。 正直、俺は遭難しているという事実を受け入れたくなかった。 道は広かったし、コンパスも正常に機能している・・・はずだ。 ただ、どこにも人間の足跡らしきものがないのが不安だった。 一緒に山を登っていたはずの仲間たちとはぐれたのは、ほんの一時間ほど前のことだった。 それまでは登山道を歩いていたから、ちょっと・・・ほんのちょっと脇道に逸れた程度だろう。 だが、俺の足には急な坂道を素人が大股で登っていたツケが来ていた。足が棒のようになり、膝を曲げて体重を吸収するなんていう歩き方が大道芸かなにかのように思える。 ガサッと目の前の茂みを分けると、目の前に澄んだ大きな湖が広がっていた。 「助かった!」 全然状況は好転していないのだが、とりあえず飲めそうな水が見つかっただけでも幸運だった。 既に水筒は空になり、歩く度にリュックの金具に当たってカランカランという乾いた音を立てている。 水辺に膝をついて湖の水を掬うと、俺はゴクリとその水を飲みこんだ。 炎天下の中とは思えないほど冷たく透き通った水に、俺は思わず水面に直接口をつけてがぶ飲みを始めた。 その上、涼しい風が体中に吹きつけてくる。バサッ、バサッと巨大な団扇で煽られたように、定期的な突風が体を心地よく冷やしてくれた。 「あ~生き返った~~!」 そのまま背伸びをするように俺は後ろへ倒れ込んだ。背中が地面についた瞬間、突然ズ~ン!という巨大な音と振動が巻き起こり、俺は猛烈に驚いた。 辺りをキョロキョロと見回すと、俺の背後に巨大なトカゲのような生き物が四つん這いで立っていた。 びっしりと細かい鱗に覆われた太い足と腕の先からは、湾曲した円錐型の鋭い爪が伸びている。 その上、腹の下から伸びた太い尻尾がうねうねとうねりながら時折地面を叩き、その度にドスッ、ドスッという重そうな音が響いていた。 「ド・・・ドラゴン・・・?」 俺は地面にへたり込んだまま、その生物を伝説の怪物に重ね合わせた。 スラリと伸びた鼻先から出入りする空気が陽炎のように立ち昇り、強い熱を含んでいるのがわかる。 巨大な膜のように見える翼が背中から左右に広がり、俺を真っ直ぐに見つめている眼には爬虫類のように縦長に伸びた鋭い瞳が光っていた。 「こんなところに人間がいるとは」 突然、ドラゴンが口を開いた。全ての生物が屈服してしまうような、厳かな威厳に満ちた声。 俺はしばらく固まっていたが、突然ハッと我に帰ると、その場から全力で逃げ出した。 冷たい水を飲んだからか、さっきまで疲労困憊だった足が驚くほどよく動く。 とにかく森の中に逃げ込もうと俺は精一杯走った。 だが、ドラゴンはもっと速かった。俺は後数メートルで森の中というところで、猛烈な勢いで追いかけてきたドラゴンに捕まって宙吊りにされていた。 「あ・・・あ・・・」 恐怖で声が出ない。殺される。 よくわからないがそんな予感がした。片手で足を持って俺を逆さに吊るしたドラゴンは、珍しいものでも見るように俺の体中をじろじろと見回した。そして、突然パッと手を離した。 「いでっ!」 ゴッという音とともに頭から地面に墜落した俺は、痛みに頭を押さえて数分間その場に蹲っていた。 頭痛が収まると、俺は恐る恐るドラゴンを見上げた。 ドラゴンはなおも好奇心を一杯に含んだ眼で俺を見ている。 「お、俺をどうするつもりだ?」 一応聞いてみる。 「安心するがいい。別に取って食おうというつもりはない」 そうは言うものの、逃げ出した俺を追いかけて捕まえた上に頭から落っことしたくらいだ。 このまま見逃してくれるとも思えなかった。だが、ドラゴンは次の瞬間予想だにしなかったことを言った。 「私と一緒にこないか?」 「一緒に・・・?どこに?」 拒否権はないのだろう。だが行き先を聞く権利は主張させてもらう。 「私のねぐらに決まっておろう」 ドラゴンは当然のように言った。 「なんでそんなとこに・・・」 「いいものを見せてやろう。くるのか?こないのか?」 そう言いながら少しだけ口を開け、鋭く並んだ牙をこれ見よがしに見せ付ける。 断わると食い殺されそうなので、俺はついていくことにした。 「ああ・・・いくよ」 それを聞くと、ドラゴンは俺にクルリと背を向けた。そして、翼を大きく左右に広げる。 「では、乗るがよい」 乗る?ドラゴンの背中にか? 俺はとりあえず言われるままに大きく広げられたドラゴンの背中に飛び乗った。 鱗に覆われてはいるものの、ドラゴンの背中は驚くほど滑らかだった。だが、それでいてどんな刃物も通しそうにないほど硬い皮膚であることもわかった。 俺が背中に乗ると、ドラゴンは大きく翼を羽ばたかせて飛び始めた。 小刻みに上下に揺れるが、左右への揺れはほとんどない。少し酔いそうなのを除けば、ドラゴンの背中で行く空の旅は比較的快適と言えた。 森をひとつ越えると、大きな洞窟が見えてきた。 「あそこにいくのか?」 「そうだ」 心なしか洞窟の中にキラキラと光るものが見える。 洞窟に近づくにつれてその光の数はどんどん増えていった。そして、俺はそれが何なのか理解した。 巨大な洞窟の中に積まれた金や銀の装飾品、剣や盾、宝石・・・およそ宝物と聞いて想像しうるありとあらゆるものが、まさに文字通り山積みとなっていた。 「すごい・・・」 高さ数メートルの宝の山が目の前に広がっている。 「欲しいのなら好きなだけ持っていくがよい」 「い、いいのか?」 「ただし、私の退屈をしばしの間紛らわせてくれたらの話だ」 そう言うとドラゴンは、俺を洞窟のさらに奥まで連れていった。 そこでは、やや広くなった部屋のようなものがあり、真ん中には草を敷いて作られた寝床があった。 その大きさから言って、このドラゴンが寝ているのだろう。 「で、退屈を紛らわせるっていうのはどうすればいいんだ?」 「一月の間でよい。私の夫になれ」 「夫!?」 「そうだ。それができるならばあの財宝は全てくれてやろう」 俺は悩んだ。宝は確かに欲しいが、ドラゴンの夫というのは一体どうすればいいのだろう・・・? 「返事は明日でよい。今日はここで休むがよい」 その晩、俺は新たに敷かれた柔らかい草の寝床に入った。 草でできている割に肌触りは悪くなく、疲れていた事もあって俺はすぐに深い眠りについた。 受け入れる 拒否する
https://w.atwiki.jp/nekoyutrpg/pages/123.html
back 「妖魔の森の邂逅」クライマックスフェイズ next 「妖魔の森の邂逅」アフタープレイ ◆Ending Phase01◆ シーンプレイヤー:リズ(登場自由) GM:一応ここの責任者であるアルファル伯爵に、事件の顛末を報告しているところ。 「……ふむ、子細承知した。 結局の所、ジョッシュのヤツが裏切り者であったということだな」 リズ:「全部あいつの仕業だったのさ。 これまでの負けもね。 ま、これで色々片付くんじゃねーの」 GM/アルファル:「裏切り者がいなくなった途端、妖魔どもの連携も崩れてきてな。 だいぶ楽をしている。 君らのギルドの活躍については、神殿に報告しておこう」 リズ:「報酬に色でもついたら有り難いね」 GM/アルファル:「で、だ……お前、うちの部隊に来ないか? 腕のいい奴はいつでも歓迎するぞ。 身分は問わん」 リズ:「悪いけど、今はこのギルドが性に合ってるみたいでね。 縛られるのも好きじゃないのさ」 契約金に色付けられたら転びそうだが! GM/アルファル:「くっ……くくく。 暫くはこの辺りで妖魔の残党狩りをしている予定だが……気が変わったら連絡を寄越せ。 戦場を用意してやる」 リズ:「バイトの口ってことならよろしく」ってところで。 GM:「くはは、あてにできる手札が増えるのはいいものだな」 アルファル伯爵は上機嫌で帰って行く。 ◆Ending Phase02◆ シーンプレイヤー:[[フィッシャー]] GM:フィッシャーはオメガン子爵のところに報告に。 くじびきで決めたのだろう。 「そうか、魔族は滅びたか」 フィッシャー:「まあ、1匹だけですがね。 時に子爵閣下」 GM/オメガン:「なんだ」 フィッシャー:「あの魔族野郎の私物を調査させてもらって構いませんかね?」 GM/オメガン:「ワラークのやつが既に漁っていたが……おまえ、これを知っているか」 フィッシャー:「拝見しましょう」 GM/オメガン:ピラリと1枚の封書を取り出す。 そこにはあの紋章が。 フィッシャー:「少々そいつに用がありましてなあ。 多少の借りがありまして」 GM/オメガン:「お前もか。 お前も連中に家族を貶められたのか(目玉グルグル)」 フィッシャー:「まあ、ご想像にお任せしますよ」 GM/オメガン:「(にたあ)そうか。 ではお前にはコレをやろう」と封書ごと差し出す。 「妖魔連中はただ“教団”を名乗っている。 信奉する神も、あるいは神以外の何かについてもまだ不明だ」 フィッシャー:「頂戴します。 お礼に……ケリがついたらお知らせしますよ。 くっくっくっく」 GM/オメガン:「目を見ればわかる。 同類だとな。 まあ、貴様のように身ひとつで動くなどできないがな(目玉グルグル)」 フィッシャー:「なあに、長生きする種族ですから時間をかけられるってだけですとも」 GM/オメガン:「復讐など何もうまん。 だから何だ。 死んだ人間は何も思わん。 だから何だ。 明日がある?前を見ろ? ……だから何だ。 俺は妖魔が憎い。 魔族がにくい。 妖魔を磨り潰すのに困ったことがあるなら言ってこい。 磨り潰してやる」 フィッシャー:「ま、わしはそこまでは行きませんかな。 仇以外もまあ、飯の種としてなら狩りますが。 それでは、これにて。 まあなんですな、御武運を」 GM:「ああ……」 と、ネガティブイメージ背負ってる子爵の所から辞去してシーンエンド。 ◆Ending Phase03◆ シーンプレイヤー:メル GM:メルはワラーク博士のところなわけだが……。 1つ確認すると、メルって「エリデ=リズの迷宮フラスコ」を手に入れようとか考えてる? メル:まだ、修業時代と考えてるんで、くれるならもらうが無理にとは思ってない。 GM:ではあらためて。 「くかかかかか」「あははははは」とワラーク博士と、妖魔の森で会った黒髪の少女が笑っている。 メル:「わははははは」 リズ:どういうことだキバヤシ。 GM/ワラーク:「おお、少年。 今回はよくやってくれたな。 まさかジョッシュが魔族とは思ってなかったが……おかげで両軍ともに膠着していた戦況が一気に我々に傾いた」 メル:「報酬分の仕事をこなしただけですよって、何事もなくスル―してるけど、こっちの子誰ですか?」 GM:ワラークが「ああ……」と言いかけたところで少女が「あ、それはヒミツで」と止める。 メル:「そーですか……」 GM/少女:「やー、どうもライバルになりそうなんで」 メル:「今はまだそこまでがっつくつもりはないんだけどなあ」 GM/少女:「“不敗の黒髪”の持っていた、『見ると不安をかき立てる名状しがたき美しさの絵画』はそっちに譲るよ」 メル:「ああ、そういう名前なの? というかどういうもんなの、その名前?」 GM/少女:「ヴァルヴァラの関係者なんでしょう? あの人の美的センスがアレなことぐらい知ってるでしょうに」 メル:「いやまあちょっとばっかり現世と没交渉なところはあったけどさあ……」 GM/少女:「散逸したヴァルヴァラコレクション、私も集めているの」 メル:「なんでまた?」 GM/少女:「知りたい? じゃ、勝負しましょう」 メル:「ん、いいよ。 なんで勝負?」 GM/少女:「いま私、2つほどヴァルヴァラコレクションの在処を把握してるわ。 その2つを私より早く手に入れられたら色々と教えてあげる」 メル:「君がどれの在り処を知ってるのか、がわからないと勝負にならないから、そこは教えてくれるのかな」 GM/少女:「ふふ、神殿に手紙を預けてあるから。 教団の連中に渡すよりはよほど……」 メル:「教団? なんかいろいろとややこしいことになってるのね」 GM:「あの人の尊厳が汚されるのは我慢なりませんからね」とそこだけすっと無表情で。 「あ、そうだ……まだお名前聞いていなかったですね。 あなたのお名前は?」 メル:「[[メルヒオール]]。メルでいいよ」 GM/少女:「そうですか……私の名前は」 「ヴァルヴァラ。 ヴァルと呼んでください。 男の子みたいですかね?」 メル:もう名乗ってるのかよ! GM:次回はお人形と宝石をゲットしにいってもらいます(目をそらしながら) [[エリス]]:宝石でできた乙女を回収するのか、胸が熱くなりますね★ リズ:要するにクリスタルレディーか。 ◆Ending Phase04◆ シーンプレイヤー:エリス GM:さて、街に戻り神殿で上司に報告報告。 「いやあ、大変だったようだがよくやってくれた」 エリス:「ええ、二日酔いと筋肉痛に苛まれながらもなんとか帰ってきました」 GM/上司:「年かね……いやいやいや、君たちキルクスの活躍もあいまって、君の知名度も急上昇だよ! で、アイドルっぽいお仕事がまたあるんだが……」 エリス:「ほほう?」 GM/上司:「うむ、病弱な娘さんの慰問なんだがね? プライベートコンサートを開いて貰いたいらしい」 エリス:「いいですねー。 私が『貴方のためにホームランを打つから手術を受けてくれるかい?』とか言えばいいんですね」 GM/上司:「発言には責任を求められるから気をつけた方がいいが……まあ安心したまえ。 命まではとられないだろう。 そうだ、ボディガードにキルクスの他のメンバーもいた方がいいな」 エリス:「ボディガードっておおげさな……また遠出になるんですか?」 GM/上司:「ではこれが今回分の報酬」と革袋をどさり。 「案件の詳細についてはキルクスの面々がそろってから話そう。 正直、引き受けてくれて助かる」 笑顔のまま、汗が一筋流れる。 エリス:「ジョーシ様、私まだ一言も引き受けるとは言ってないんですが」 GM/上司:「正直引き受けてくれて助かる」笑顔のまま、汗が二筋流れる。 エリス:「無理を通したいなら、こちらもそれなりに呑んで欲しい要求があるんですが」 で、フィッシャーさんがよければ、例の紋章について神殿のほうで調べて貰いたいんどすがどうどすえ。 フィッシャー:OKOK、それは大変に助かる。 エリス:では伯爵から貰った資料の写しでも見せて「この紋章にかかわる情報、できるだけうちの方に流して貰えますか」と。 GM/上司:「ふむ……わかった。 では調べておこう」 『猫湯アリアンロッド2E』 第2話「妖魔の森の邂逅」 ~Fin~ back 「妖魔の森の邂逅」クライマックスフェイズ next 「妖魔の森の邂逅」アフタープレイ
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/42420.html
闘魂の邂逅 ボルシャック・リベンジ (VR)(火)(5) クリーチャー:アーマード・ドラゴン/英傑 (4500+) ■バトルトリック(5⬆):相手が〖バトルトリック〗以外の方法でコスト5以上のクリーチャーを出したとき、自分のバトルゾーンに同名がおらず、このターン、自分がまだ同名クリーチャーを出していなければ、このクリーチャーを手札から出してもよい。 ■スピードアタッカー ■このクリーチャーは、パワーをマイナスされない。 ■攻撃中、または、バトル中、このクリーチャーのパワーは相手の墓地のクリーチャー1体につき、+2000される。 ■このクリーチャーがクリーチャーに攻撃するとき、自分のタップクリーチャーのうち、パワーが1番高いクリーチャー1体をアンタップしてもよい。 ■このクリーチャーが攻撃するとき、このクリーチャーが出てからまだ一度もこの能力を使用していなければ、自分の山札の上から2枚を裏向きでシールド化する。 作者:RoseCrown 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yurina0106/pages/3692.html
タグ おっとり 曲名け 歌 月子 作詞 外山堅 作曲 石川直人 作品 PRINCESS WALTZED
https://w.atwiki.jp/deadtwitter2/pages/234.html
「……おい、まだ向かわないのか?」 あなたが件の洞穴の入口を開けてから、それなりの時間が経った。 それでも尚一向に入ろうとしないあなたを、スプリング・デイが咎める。 彼女には、あなたを洞穴に急がせる理由があった。 が――時既に遅し。 「ヒャハハハッ! こんな所に居やがったかァ!!」 拠点に大きな声が響く。 振り向くとそこには、全身に犬のような毛が生えた少女がナイフを構え立っている。 「ふむ、やはり出たか……駄犬め」 スプリング・デイは、落ち着いた――と言うより、既に予見していたかのような――様子で応じた。 その様子が気に入らなかったのか、現れた少女は更に語気を強める。 「あァ!? このファング様に大層な態度取ッてくれるじゃねェか!!」 「フン、弱い犬ほどよく吠えるとはよく言ったものだ」 スプリング・デイの尊大な態度を受け、ファングと名乗った少女は早くも沸点に達した。 「Grrrrr!! 許せねェーッ! くそッ! このファング様を! ファング・ザ・ハウンドドッグ様を愚弄しやがってーッ!!」 ファング・ザ・ハウンドドッグ。それが彼女の名らしい。 「騒がしい奴は苦手なんだ。 ……おい、先に簡単にヤツの説明をしておく」 この状況でも、スプリング・デイは落ち着いた様子であなたに語りかける。 「奴は【レイダー】 ……私達【メイデン】と似て非なるものだ。 奴らは複数の人の魂から成る擬似生命体で、その性質ゆえ身体の維持のために人間の魂を欲する。 つまり――ヤツに対して遠慮は無用と言う事だ。 例え姿がどのようなものであったとしてもな」 スプリング・デイはそこまで言うと、するどい爪を出し構えを取る。 「何にせよ、ここは何とか――凌ぐぞ!」 「アォォーンッ!!!」 研ぎ澄まされた牙と凶刃が、あなた達に襲いかかった!
https://w.atwiki.jp/ge-3/pages/337.html
『過去との邂逅』ユウゴ編 一覧 『過去との邂逅』ユウゴ編 一覧 『過去との邂逅』クレア編クリア後に解禁ミッションカウンターではミッションを選ぶことはできず、ブリッジにいるユウゴにYボタンで話しかけることでミッションを受けることができる。 「ユウゴ #2」「ユウゴ #3」「ユウゴ #4」はユウゴとの感応同期率が規定値以上で出現。他のミッションにユウゴを同行して感応同期率を上げる必要がある。 種別 ミッション名 フィールド 討伐対象 非討伐対象 備考 STORY 起憶 ユウゴ #1 感応領域 ????(マインスパイダー型)x2 - 随行者はユウゴのみで固定クリア後にミッション消滅 夢追う恐怖 #1 「起憶 ユウゴ #5」クリア後にミッション名が変わって復活 STORY 起憶 ユウゴ #2 感応領域 ????(マインスパイダー型)x2 - ユウゴとの感応同期率20%以上でミッション出現随行者はユウゴのみで固定クリア後にミッション消滅 夢追う恐怖 #2 「起憶 ユウゴ #5」クリア後にミッション名が変わって復活 STORY 起憶 ユウゴ #3 感応領域 ????(マインスパイダー型)x4x3回 - ユウゴとの感応同期率30%以上でミッション出現随行者はユウゴのみで固定クリア後にミッション消滅 夢追う恐怖 #3 「起憶 ユウゴ #5」クリア後にミッション名が変わって復活 STORY 起憶 ユウゴ #4 市街地 礼拝堂 マインスパイダーx4ヴァジュラ - ユウゴとの感応同期率50%以上でミッション出現随行者はユウゴのみで固定クリア後にミッション消滅 夢追う恐怖 #4 「起憶 ユウゴ #5」クリア後にミッション名が変わって復活 STORY 起憶 ユウゴ #5 感応領域 ????(マインスパイダー型)x3????(アヌビス型)(*1) - 随行者はユウゴのみで固定 夢追う恐怖 #5 「起憶 ユウゴ #5」クリア後にミッション名が変わって復活
https://w.atwiki.jp/ge-3/pages/338.html
『過去との邂逅』ジーク編 一覧 『過去との邂逅』ジーク編 一覧 『過去との邂逅』クレア編クリア後に解禁ミッションカウンターではミッションを選ぶことはできず、ブリッジにいるジークにYボタンで話しかけることでミッションを受けることができる。 「ジーク #2」「ジーク #3」「ジーク #4」はジークとの感応同期率が規定値以上で出現。他のミッションにジークを同行して感応同期率を上げる必要がある。 種別 ミッション名 フィールド 討伐対象 非討伐対象 備考 STORY 起憶 ジーク #1 感応領域 ????(マインスパイダー型)x2 - 随行者はジークのみで固定クリア後にミッション消滅 ふたつの約束 #1 「起憶 ジーク #5」クリア後にミッション名が変わって復活 STORY 起憶 ジーク #2 感応領域 ????(マインスパイダー型)x2 - ジークとの感応同期率30%以上でミッション出現随行者はジークのみで固定クリア後にミッション消滅 ふたつの約束 #2 「起憶 ジーク #5」クリア後にミッション名が変わって復活 STORY 起憶 ジーク #3 感応領域 ????(マインスパイダー型)x2 - ジークとの感応同期率50%以上でミッション出現随行者はジークのみで固定クリア後にミッション消滅 ふたつの約束 #3 「起憶 ジーク #5」クリア後にミッション名が変わって復活 STORY 起憶 ジーク #4 旧市街地 繁華街跡 クアドリアオウガテイルx5 - ジークとの感応同期率80%以上でミッション出現随行者はジークのみで固定クリア後にミッション消滅 ふたつの約束 #4 「起憶 ジーク #5」クリア後にミッション名が変わって復活 STORY 起憶 ジーク #5 感応領域 ????(マインスパイダー型)x4????(ドローミ型)(*1) - 随行者はジークのみで固定 ふたつの約束 #5 「起憶 ジーク #5」クリア後にミッション名が変わって復活
https://w.atwiki.jp/ge-3/pages/342.html
『過去との邂逅』ニール編 一覧 『過去との邂逅』ニール編 一覧 『過去との邂逅』クレア編クリア後に解禁ミッションカウンターではミッションを選ぶことはできず、ブリッジにいるニールにYボタンで話しかけることでミッションを受けることができる。 「ニール #2」「ニール #3」「ニール #4」はニールとの感応同期率が規定値以上で出現。他のミッションにニールを同行して感応同期率を上げる必要がある。 種別 ミッション名 フィールド 討伐対象 非討伐対象 備考 STORY 起憶 ニール #1 感応領域 ????(マインスパイダー型)x2 - 随行者はニールのみで固定クリア後にミッション消滅 遺志が示す先 #1 「起憶 ニール #5」クリア後にミッション名が変わって復活 STORY 起憶 ニール #2 感応領域 ????(マインスパイダー型)x3匹x2回 - ニールとの感応同期率30%以上でミッション出現随行者はニールのみで固定クリア後にミッション消滅 遺志が示す先 #2 「起憶 ニール #5」クリア後にミッション名が変わって復活 STORY 起憶 ニール #3 感応領域 ????(マインスパイダー型)x2 - ニールとの感応同期率50%以上でミッション出現随行者はニールのみで固定クリア後にミッション消滅 遺志が示す先 #3 「起憶 ニール #5」クリア後にミッション名が変わって復活 STORY 起憶 ニール #4 フェンリル本部周辺 要害 バルバルスオウガテイルx6コクーンメイデンx3サイゴートx3 - ニールとの感応同期率80%以上でミッション出現随行者はニールのみで固定クリア後にミッション消滅 遺志が示す先 #4 「起憶 ニール #5」クリア後にミッション名が変わって復活 STORY 起憶 ニール #5 感応領域 ????(アヌビス型(火属性))(*1) - 随行者はニールのみで固定 遺志が示す先 #5 「起憶 ニール #5」クリア後にミッション名が変わって復活
https://w.atwiki.jp/asrivival/pages/147.html
~EGOミストラルシティ支部・長官室~ ガーランド「さて…EGOはどうでるか…」 長官室の椅子にたたずむガーランド。 ゲイン「支部の一つが占拠されたとなれば連中も大慌てだろう」 ピピピ! ガーランド「なんだ?」 ガーランドにアサルト・シャドーの隊員から通信が入る。 AS隊員「ミストラルシティ内に侵入者です!女2名に男1名!映像をそちらに送ります!」 ブォン! 長官室のモニターに映し出される映像。 ゲイン「ん?この男…」 男に見覚えがある様子のゲイン。 ガーランド「知っているのかゲイン?」 ゲイン「グリフ大陸でヘレティス2と戦った時に見かけたやつだ」 フリアーデス「それなら確かここのデータに…」 パソコンをカタカタとうちだすフリアーデス。 フリアーデス「あったわ」 モニターに映し出される男たちの情報。 ガーランド「トゥアハ・デ・ダナン…」 ゲイン「ヘレティス2の持つ槍を狙っている連中か…」 ガーランド「なるほど…奴らの狙いはヘレティス2か…ならばちょうどいい」 ~ミストラルシティ~ ダグザ「この街…何か様子がおかしいぜ」 ブリギット「そうですね…何やら静まり返った様子…」 ダーナ「ルーとヌアザの魂の反応は確かにこの街から出ています…なにかあるやもしれませんね」 AS隊員「とまれ!」 3人の前に現れるAS隊員たち。 ダグザ「なんだこいつら?」 ブリギット「我々の邪魔をする気ですか?」 AS隊員「我々の隊長がお前たちに話があるそうだ。ついてきてもらう」 ダグザ「突然現れて何を言ってやがる?俺たちは今忙しいんだ。お前たちのようなのにかまっている暇は…」 ダーナ「いいでしょう」 ダグザ「なっ!?ダーナ!」 ブリギット「ダーナ神!今はルーとヌアザの魂を確保するのが先決では?」 ダーナ「そうですね。ですが少しばかりこの方たちのお話も聞いてみようではないでしょうか」 ダグザ「ダーナがそういうならば仕方がない」 ブリギット「わかりました」 ダーナ「では行ってみましょうか」 ~EGOミストラルシティ支部・会議室~ AS隊員に会議室に通されたダーナ達。 ガーランド「よく来てくれたな」 会議室にはガーランド、フリアーデスの2人が待っていた。 ダーナ「私たちに用があるというのはあなたですか?」 ガーランド「そうだ。私はEGO特殊部隊アサルト・シャドー総隊長ガーランド・ヴォーゲル。」 ブリギット「EGO…たしか今の時代の世界を守る警察機構」 ダーナ「書物に書いてあった情報ではそうでしたね」 ブリギットとダーナはアイラッド村にいる間、多くの書物に目を通していた。今の時代の情報も多く取得している。 ダーナ「それでそのEGOの方が私に何の用ですか?」 ガーランド「お前たちはヘレティス2の持つ槍を狙っているそうだな」 ダグザ「ヘレティス2?だれのことだ?」 フリアーデス「天十也よ」 ダグザ「天十也…そいつは我らの至宝を持つ男」 ブリギット「お前たちの言っているのは我らの至宝ブレオナクのことだな」 ガーランド「槍の名までは知らないがな」 ダーナ「天十也の持つブレオナクはもともと我々の持つ至宝。それを返してもらおうとしてるにすぎません」 フリアーデス「あら、そう。それにしては力づくに見えるのだけれども」 ブリギット「方法は問題ではない」 ガーランド「そうだな。力なきものが滅びるのが世の常だ。強者たり得なければ、敗者となるのみ」 ダーナ「そうですね。その点についてはあなたと意見が合いそうです」 ガーランド「ふん。本題に入ろう。我々と組まないか?」 ダーナ「EGOとですか?」 ガーランド「いやEGOが味方になりはしない。この拠点も我々が占拠しているに過ぎない」 ダーナ「話が見えませんね?あなたたちはEGOの方なのでしょう?」 ガーランド「我々はEGOでありEGOではない」 ダーナ「よくわかりませんが…あなたたちと私たちが組むことでなにかメリットがあるのでしょうか?」 ガーランド「お前たちの目的は世界を支配することなのだろう?」 ダーナ「えぇ。その通りです」 フリアーデス(ここにあったトゥアハ・デ・ダナンの情報通りね…でもまさかこんな少人数で本気で世界を手に入れるつもりなのかしら?) ガーランド「ならば少しでも戦力は多いに越したことはないはずだ」 ダーナ「そうですね。ですがなぜあなた方は私たちに協力するつもりなのでしょうか?」 ガーランド「それは我々の目的に合致するからだ」 ダーナ「ではあなたたちも世界の支配を望んでいるのですか?」 ガーランド「あぁ。世界を支配するのには戦力が必要だからな。そのためにお前たちに協力してもらおうというわけだ」 ダーナ「なるほど。ですがあなたがたも世界を支配するつもりならば私たちのような存在は邪魔になるのでは?」 ガーランド「そうかしれないな。だがそれは世界を支配してからのこと。」 ダーナ「なるほど。世界を支配するまでの共闘関係というわけですか」 ガーランド「察しがよくて助かるな。世界を支配するまでは敵の数は少しでも少ない方が助かる。トゥアハ・デ・ダナンと我らアサルト・シャドーがことを構えるのはそのあとでも構わんだろう」 ダーナ「そうですね。今の世界は私たちの想像以上の戦力がいるようですし…それも悪くはありませんね」 ガーランド「例の鎧人形たちか」 ダグザ「ちっ!俺の人形どもを奪いやがって…いったいどこのどいつだ!」 ブリギット「あの鎧人形たちについては不明な点が多すぎます。現状ではその正体は不明としかいえませんね」 ダーナ「それもありますが能力者…厄介な存在ですね」 ガーランド「そうか…お前たちのいた時代には能力者は存在していなかったそうだな」 ダーナ「えぇ。おかげでだいぶてこずっているのが現状ですから。あなたたちとの共闘を受けましょう」 ガーランド「そうか。我々としても助かる。これからの方針を決めるのにもいったん落ち着いてから再び話し合いの場を設けよう」 フリアーデス「支部内の部屋を自由に使ってくれてかまわないわ」 ダーナ「わかりました。では」 会議室を後にするダーナ達3人。 フリアーデス「思った以上に素直に応じてくれたわね」 ガーランド「奴らの意思決定はあのダーナとかいう女にゆだねられているようだな」 アサルト・シャドーとの共闘についてほかの2人はまったく口出しをしてこなかった。 フリアーデス「そうみたいね。でもその方が余計な手間が省けて楽でいいんじゃないかしら?おかげでこうも簡単に共闘関係を結べたのだから」 ガーランド「そうだな。だがそう一筋縄ではいかないやもしれんぞ」 フリアーデス「いつ後ろから刺されるかわからない状態での共闘…ね」 ガーランド「奴らは自らの力を過信している節がある。能力者のことを危惧はしているが大した脅威とは思っていないかもしれん」 フリアーデス「それだけの力を持っているということかしら。何か隠し玉でもあるのかしらね?」 ガーランド「さあな。だが奴らが人間のことを甘く見ているのは確かだ。我々のこともいつでも切り捨てる駒としてちょうどいいと思ったのかもしれんな」 フリアーデス「随分となめられたものね」 ガーランド「ふん。重要なのは本懐を遂げること。そのために利用できそうなものは利用させてもらう。それはお互いさまというわけだ」 ~EGOミストラルシティ支部・通路~ ブリギット「よかったのですかダーナ神?あのような人間と共闘関係など…」 ダーナ「かまいません。私たちのいた時代より人間の力が進化しているのは事実。世界を支配するのにかかる手間を減らすのに彼らの戦力を利用させてもらいましょう」 ダグザ「所詮は人間。どこまであてになるかわからないがな」 ダーナ「対してあてになどしてませんよ。ですが今の私たちの力では少々力不足であるのは否めません」 ブリギット「そうですね。ですがそれもブレオナクを取り戻すまでの辛抱」 ダグザ「そうすれば奴らにも用はないというわけか」 ダーナ「えぇ。そのためにもこの地に飛ばされたルーとヌアザの魂の回収を急ぎましょう」 トゥアハ・デ・ダナンとアサルト・シャドーに交わされた共闘契約。だがそれは互いに相手を信用しきってはいないかりそめの共闘契約。 それぞれの目的のために動き出す彼ら。共闘する敵にEGOは無事ミストラルシティ支部を奪還できるのだろうか。 ~???~ ???『…』 何もない暗闇の中にたたずむ白髪の少女。十也にレーヴェンズと名乗った少女だ。 ???『記憶…あの人は…』 目を閉じ考え込む少女。 ???『そう…器の記憶…わかりましたの』 少女がゆっくりと目を開く。 ???『今度こそ…お迎えに上がりますの』 to be continued