約 3,884,691 件
https://w.atwiki.jp/oper/pages/2423.html
第2幕 第1場 (ヴァルトブルク城内の「歌びとの殿堂(ホール)」。背景に城内の建物と谷が一望にできる) エリーザベト (嬉しさに息を弾ませながら登場する) 愛する殿堂よ、お久しぶり。 また来れてうれしいわ、この愛する場所に! ここに、あの方の歌がよみがえり、 私を灰色の夢から目覚めさせてくれるのだわ・・・ あの方が去ってからは、 なんと味気ない場所だったことか! 私の心は休まらず、 殿堂から喜びは消え失せた・・・ しかし胸が高鳴っている今、 殿堂は、なんと清らかに誇らかに見えることでしょう・・・。 きっと私とこの殿堂に、新たな命を吹き込む人は、 もう決して遠くへ行ってしまうことはないでしょう。 ようこそ!ようこそ私のもとに! 第2場 (後方にヴォルフラムとタンホイザーが現れる) ヴォルフラム あそこに姫君が・・・。行くがいい!誰も邪魔はしない! (ヴォルフラムは後方にとどまったまま、バルコニーの胸壁にもたれる) タンホイザー (タンホイザーは激しくエリーザベトの足元に身を投げ出す) ああ・・・公女さま! エリーザベト (恥ずかしそうに戸惑いながら) まあ!立ち上がって!おやめになって!ここであなたと会うことは許されません! (その場を立ち去ろうとする) タンホイザー いいえ!どうか私を公女さまの足元に置いてくださいませ! エリーザベト (親しみを込めて振り向くと) さあ!立ち上がってください! ひざまずくことなどないわ!この殿堂は、あなたの王国なのよ。さあ!だから立ち上がってください! ありがとう・・・戻って来てくれて! でも、こんなに長くどこにいらしていたの? タンホイザー (ゆっくりと身を起こしながら) ここからずっと離れたところ、 それはそれは広大な国にいたのです。そこでは今日と昨日の間に、忘却の厚い霧が立ち込めています。 そこでのことは、もう何ひとつ覚えておりませんが、 ただ一つのことが思い出されてなりません。 それは、あの国では、私が公女さまに挨拶したいとも思わなかったこと…お顔をこの目にしたいとも思わなかったことです…。 エリーザベト 何があなたを引き戻したの? タンホイザー 奇蹟です。 人智の及ばぬ、こよなく優しき奇蹟です! エリーザベト (こみ上げる喜びのままに) その奇蹟を讃えましょう! 私もまた、心の底から讃えましょう! (逸る気持ちをおさえ、やや戸惑いながら) 許してください・・・どう言ったらいいのか、よくわからないのです!まるで夢の中のよう。子供より無知になってしまって、なすすべもなく、奇蹟の力に身を委ねている・・・ 自分で自分が分からないわ・・・ああ、手を貸して・・・ 心の謎解きをする手助けをして! むかしは、歌びとの歌うかしこまった言葉に、 喜んで何度も耳を傾けたものだわ・・・ 彼らが私に捧げる讃歌は、 まるで楽しいおもちゃのようだった。 でも、あなたの歌は、私の胸に なんという新しい不思議な命を呼び覚ましたことでしょう! ある時は、苦悩に心をふるわせ、 またある時は、激しい歓びを心に目覚めさせる・・・ そんな感情を、私は今まで抱いたことはなかった! そんな欲求を、私は今まで知らなかった! かつて私が好きだったものは、 その言い表せない歓喜のうちに消えてしまった! だからなの・・・あなたが去ってから、 私に心の平安も歓びもなくなってしまったのは。 私にとって、歌びとの歌は、 もうあまりに味気なく、つまらないものになってしまった。 重たい苦悩を夢に見て、 現世は、くぐもった幻影となり、 喜びは胸から消え去った・・・ ハインリヒ!どうして私をこんなことに? タンホイザー (我を忘れて) 愛の神を讃えてください。 私の竪琴をかき鳴らしたのは愛の神。 私の歌からあなたに語りかけ、 あなたのもとへ私を導いたのも愛の神なのです! エリーザベト この時を讃えましょう! この力を讃えましょう! あなたの訪れの報せを 私にもたらしてくれたこの力を! 歓びの輝きをきらめかせ、 お陽さまは私に微笑みかける。 新たな命に目覚めつつ、 いまこそ歓喜は私のもの! タンホイザー この時を讃えましょう! この力を讃えましょう! あなたの口から、喜ばしいお言葉が 私に向けられたこの力を! 再び目覚めたこの生を 私は勇気をもって進みます。 歓喜に心を震わせて「私のもの」と呼びましょう! こよなく美しき奇蹟のひとを! ヴォルフラム (舞台後方で) こうして私の人生から、 希望の光は消えていく! (タンホイザーはエリーザベトのもとを離れ、ヴォルフラムに近寄ると、彼を抱きしめながら去っていく) 第3場 (ヘルマン方伯が通路から現れる。エリーザベトは急いで出迎え、方伯の胸に顔をうずめる) 方伯 この殿堂でお前に出会うとは? あんなに長いこと、ここには来なかったというのに? 我らの催す歌の祭典が、やっとお前の心を惹きつけたのか? エリーザベト おじさま!ああ・・・優しいお父様! 方伯 さてはとうとう、 本心を打ち明ける気になったのだな? エリーザベト 私の目をご覧になって!とても口にはできませんわ。 方伯 お前の心の甘い秘密を まだ口にしなくともよいのだ・・・ お前自身がそれを解く鍵を見つけるまでは、 その魔法は解けずともよい・・・ それでよいのだ! 歌が呼び起こしてきた不思議は、 今日こそ覆いを外され、完全な姿を現すはずなのだ。 さあ、愛する芸術よ!現れ出でよ! (トランペットの音が聞こえてくる) この祭典に招いた我が国の貴族たちが、 もうそこまで集まっている。 かつてないほど大勢の者が集まっているのは、もちろんお前が今日の歌合戦の主催者と知ってのことであろう。 第4場 (トランペットの音。やがてきらびやかに着飾った伯爵、騎士、貴族の夫人たちが、小姓たちに先導されて姿を現す。方伯とエリーザベトは、彼らを出迎え、挨拶する) うれしや!またも来れたとは・・・高貴な歌の殿堂に。 芸術と平和の住まう場所・・・この高貴なる殿堂に。 喜びの声よ、とこしえに響きわたれ・・・ テューリンゲンの領主ヘルマン方伯よ、万歳! (騎士とその夫人達は、小姓たちに案内されて、後ろに行くほど高くなる広い半円形の座席に座る。方伯とエリーザベトは、舞台前方の天蓋付きの貴賓席に座る) (トランペットの音。歌びと達が現れ、客人たちに丁重な騎士風のお辞儀をしてから、誰もいなくなったホール中央部の、狭い半円形の指定席に座る。タンホイザーは右手中央、ヴォルフラムはその反対側の左手の端に、客人たちと向かい合って座る) 方伯 (立ち上がる) この殿堂では、数々の美しい歌が、 お前たち、愛すべき歌びとにより歌われてきた。 知的な謎かけの歌であれ、陽気な民衆の歌であれ、 我らの心に深く沁みわたってきたものだった・・・。 また我らは、苛酷な流血の戦いで、 ドイツ帝国の偉大さのために剣を振るい、 怒り狂うヴェルフェン家に抵抗し、 帝国の分裂を阻止したが、 そのことで、お前たち歌びとの名誉も増したのだ。 なぜなら、宮廷の優雅さや礼儀作法も、 道徳も、純粋な信仰も、 お前たちの歌の芸術のおかげで、 初めて真に美しき勝利が得られたのだから・・・。 今日もまた歌の祭典が開かれるが、 不本意にも久しく我らのもとを離れていた勇気ある歌びとが 今日まさに我らのもとに帰ってきた。 この男が再び我らのもとに戻ってきたということは、 私には不可思議な神意としか思えない。 されば、歌の芸術で神意を解き明かすことが、お前たちの務め。次なる問いを今日の題として与えよう。 「愛のほんとうの姿」を突き止め、私に教えてはくれまいか? 最もうまくこの謎を解いた者には、 エリーザベトが褒美を与えよう。 全力を尽くせ・・・勇気を振り絞れ・・・ エリーザベトの褒美は、この私が保証しよう。 さあ、歌びと達よ!竪琴を取れ! 題は与えたぞ!褒美を勝ち取れ! その前にまず、我らの感謝を受けるがいい! (トランペットの音) 騎士たちと婦人たちの合唱 万歳!万歳!テューリンゲンの領主、万歳! 優美な芸術の守護者よ、万歳! (全員着席する。四人の小姓が進み出て、歌びとが各自の名前を書いた紙片を金色の盃に集めて回る。彼らはその金杯をエリーザベトに渡すと、エリーザベトはそのくじを引き、小姓たちに渡す。そのくじから名前を読み取った小姓たちは、おごそかに中央に進み出て、名を呼ばわる) 四人の小姓 ヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハよ!はじめなさい! (タンホイザーは竪琴によりかかり、白昼夢にふけるかのようである。ヴォルフラムは立ち上がる) ヴォルフラム かくも気高き集いを見渡せば、 気高き眺めに、我が心は燃え上がらんばかり! あまたの勇士・・・勇気と知恵あるドイツの勇士・・・ 誇らしき樫の森・・・青々と輝く藩屏。 さらには優しく貞淑なご婦人方・・・ 愛らしくもかぐわしき花々。 我が眼は、この眺めに酔いしれ、 我が歌は、優美な輝きの前に、静まります。 しかし、私が星空に目をやりますと、 その星の一つが私の眼をくらませる・・・ 彼方から私のこころが呼び集められ、 魂は敬虔な思いに沈むのです。 ご覧あれ!あの奇蹟の泉を。 その泉を、我が精神は驚嘆して見つめ、 恩寵に満ちた歓びを汲み取り、 その歓びは、言い表せないほど我が心を癒すのです。 この泉を汚したくはありません。 けがらわしい心で触れたくはありません。 私は祈りのうちに身を捧げ、 命を喜んで捧げましょう・・・最後の血潮の一滴まで。 みなさま、この歌の意をお汲み取りください! 私がとらえた「愛の至純なる姿」を! 騎士たちと婦人たち (拍手しながら) すばらしい!そのとおりだ!賞を取るのはこの歌だ! タンホイザー (ヴォルフラムの歌が終わりかける頃、タンホイザーはまるで今夢から覚めたかのように、急に立ち上がる) ヴォルフラムよ!私も幸せ者と言ってよかろう。 君の見たものを、私もまたこの目にしたのだから! その泉を知らない者がどこにいるだろうか? 私もまた泉の徳を声高に讃えよう! しかし、熱い憧れを感じることなしには、 私は、その泉には近寄れないのだ。 燃えるような渇きを癒そうとする時には、 安心して、つい唇を近づけてしまわないだろうか? 私はその歓びを一飲みにする。 どうしてためらうことがあるだろう? なぜなら、その泉の魅惑には打ち勝てないのだ。 それは私の欲望が静まらぬことと同じなのだ。 そう・・・我が憧れは永遠に燃え、 その泉を永遠に味わい尽くすのだ・・・ わかるか、ヴォルフラム! これが私のとらえた「愛のほんとうの姿」だ! (エリーザベトは拍手をしようとする仕草を見せるが、聴衆は皆、にこりともせず黙っているので、おずおずと拍手を控える) ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデ (立ち上がる) ヴォルフラムが示した泉の姿は、 いまこの私の心にも描き出されている。 しかし、渇きを癒すために泉を求める輩・・・ ハインリヒ、君ごときに、泉の本当の姿が見えるものか。 よくよく学び知るがいい・・・ 泉とは、まさに徳そのものなのだ。 君は、熱烈な愛の想いで、泉をあがめるがいい・・・ 優しい光にその身を捧げるがいい。 だが、君の唇を泉に浸し、 君のよこしまな情熱を鎮めようとするならば・・・ その時は間違いない・・・泉のへりに口をつけた瞬間、 奇蹟の力は永遠に消えてしまうぞ! 泉から癒しの力を得ようとするならば、 口などではなく、心をこそ癒されねばならぬのだ。 聴衆 (大きな拍手をして) 万歳!ヴァルター!この歌に賞を! タンホイザー (激しく立ち上がって) ああ!ヴァルターよ! 今の君の歌は、なんと愛の姿を歪めたことか! そんなに不安そうに恋やつれしていては、 世界はきっと枯れてしまうだろう。 君たちは、神を讃えて、いと高き彼方を目指すもよい… 空を見上げ、星たちに目をやるもよい! だが、君たちが奇蹟に祈りを捧げるその理由は、 君たちがその意味を理解できないからなのだ! そうではない…じかにこの身に触れんと近寄ってくるもの、君たちの心と感覚に迫ってくるもの、 同じ肉から生まれたにもかかわらず、 柔らかな姿かたちを取り、君たちにしなだれてくるもの、 それにふさわしきことは、歓ばしい欲望とともに「楽しむ」ことなのだ…「楽しむ」ことの中にしか愛は見い出せないのだ! (聴衆は大騒ぎする) ビーテロルフ (凄い勢いで立ち上がる) 我らと一戦交えよ! これが黙っていられようか? 思い上がったお前の心には沿うまいが、 冒瀆者よ・・・私の歌を聴くがいい! 高潔な愛が、我が心を揺さぶる時、 我が武器も力強く輝くのだ。 高潔な愛が嘲りを受けぬためならば、 私は誇らしく、我が血の最後の一滴をも流し尽くそう。 ご婦人方の名誉と高き道徳心にかけ、 私は剣をとり、騎士として戦おう。 しかし、君の若い心が味わう「楽しみ」・・・ そんな安っぽいものなど、私が剣を取るにも値しない。 聴衆 (嵐のような拍手喝采を送る) 万歳!ビーテロルフ!さあ、我らの剣を取れ! タンホイザー (ますます熱くなって立ち上がる) 何を言うのだ!ビーテロルフ!愚かな法螺吹きめ! 怒れる狼のような君が、愛を歌うというのか? この私にとって「楽しむ」に値するものを、 たしかに君は理解できないだろう。 哀れな君が何を「楽しんだ」というのだ? 君の人生は愛に乏しかったのだから・・・ 君の喜びから生まれたものなど、 たしかに剣を取る価値もないだろう! (聴衆はますます騒ぎ出す) 騎士たち (あちこちから呼びかける) 最後まで言わせるな!こんな無礼はやめさせろ! 方伯 (剣に手をかけようとするビーテロルフに向かって) 剣を収めよ!歌びとたちよ!落ち着くのだ! ヴォルフラム (ヴォルフラムは、怒りのうちにも気高く立ち上がる。彼が歌い始めるとすぐに水を打ったような静けさが戻ってくる) ああ・・・天の神よ!今こそあなたに祈ります! 我が歌に神聖な誉れをお授けください! この高貴で純粋な集いから、 罪が追い払われますように! 高潔なる愛の化身よ・・・ 心を込めた私の歌が、どうかあなたに届きますように! 天使のような美をまとい、 心に深く突き刺さる愛の化身よ! 神の御使いとして遣わされたあなたに、 この私は遠くからついていくばかりなのです。 その地にあなたが行かれようとも・・・ 永遠にあなたの星が輝く地に行かれようとも・・・ タンホイザー (最高の陶酔のうちに) 愛の女神よ!我が歌を聴いてください! 今こそ私は大声で、あなたの讃歌を歌いましょう! あなたの甘き魅力こそ、あらゆる美のみなもと。 やさしき奇蹟は全てあなたから湧き出してくる。 「愛とは何か」ということは、情熱の炎を心に燃やし、 あなたを抱きしめた者にしか分かりはしない。 哀れな者よ…あなたの愛を味わったことのない哀れな者よ…さあ、行くがいい、行くがいい、ヴェーヌスの山へ! (全ての者が、たまりかねたように驚愕の叫びを上げる) 全員 なんだと!いかがわしい男だ!逃げろ! 聞いたか!?ヴェーヌスベルクにいたのだぞ! 婦人たち あっちに行って!近寄らないで! (驚愕した女性たちが嫌悪の身振りでタンホイザーから離れる中で、不安を募らせながら歌合戦を聴いていたエリーザベトだけが一人その場に取り残される。顔を真っ青にした彼女は、天蓋を支える木製の柱の一つを全力でつかんで、ようやく自分を支えている。方伯、騎士、歌びと達は、それぞれの席を離れ、一つところに集まる。タンホイザーは舞台左手のいちばん端にとどまったまま、なおもしばらく陶酔に浸ったままでいる。) 方伯、騎士たち、歌びと みな聞いたか!あのけがらわしい口から突いて出た 恐ろしい告白を。 地獄の快楽を受けたのだ・・・ ヴェーヌスベルクにいたのだ・・・! おそろしい!けがらわしい!呪われろ! 剣よ!あの男の血をなめつくせ! 地獄のどぶへと帰すのだ・・・ 追放せよ!けがれを祓え! (全員、剣を抜いてタンホイザーに躍りかかり、タンホイザーは応戦しようとする。その時、エリーザベトが心をかきむしるような叫び声とともに、彼らの間に割って入り、身をもってタンホイザーをかばう) エリーザベト やめてください! (エリーザベトの姿を見て、誰もが途方に暮れたように動きを止める) 方伯、騎士たち、歌びと なぜです!?エリーザベト! 純潔な乙女が、なぜ、こんな罪びとのために? エリーザベト おさがりください!私は死んでもかまいません! あなたがたの剣に傷つくことなど、何ほどのことがありましょう?私がこの方から受けた死の一撃に比べれば! 方伯、騎士たち、歌びと エリーザベト!何を言うのです!? どうして心を惑わされ、 あなたを手ひどく裏切った男などを 罰からかばおうとするのですか? エリーザベト 私のことなど何だというのでしょう?ですが、この人、この人の救いだけは!なぜ、みなさんは、この人から永遠に救いの道を奪おうとするの? 方伯、騎士たち、歌びと この男は、あらゆる救いを放棄したのです! 決して救いを得ることはありません! 天からの呪いをその身に受けたのです。 罪のうちに滅びればいいのです! (またもタンホイザーに襲いかかる) エリーザベト おさがりなさい!あなたがたは、この人を裁くことはできません!残酷な者たちよ!剣を捨てて、 この乙女の言うことをよく聞いてください! 私の口から神意を読み取ってください・・・! おそろしい強い魔力に 哀れな人が捉えられました。 でも、どうして?・・・どうして、この世で罪を償っても、 この人に救いが与えられないの? 清い信仰をお持ちのはずのあなたがたが、 なぜ神意を見失うの? あなた方は、この罪びとから希望を奪おうとしています。 ですが一体この人が、あなた方に何をしたというの? この私を見てください・・・この人によって、 突然、乙女の花を引きちぎられた私を・・・ 心底深く愛していた人から、 面白半分のように、心を引き裂かれた私を・・・。 私はこの人とこの命のために祈ります・・・ 悔い改めの道を歩むように、と! かつて救い主が自分のためにも苦しまれたことを信ずる気持ちをこの人が再び取り戻しますように、と! タンホイザー (タンホイザーは興奮と反抗の絶頂から徐々に醒めてきていたが、自分をかばおうとするエリーザベトの姿に深く心を動かされ、激しい後悔とともに崩れ落ちる) ああ!ああ!なんと私のみじめなことか! 方伯、騎士たち、歌びと (次第に落ち着きを取戻し、心を動かされ) 澄みわたった大気の中に、一人の天使が現れて、 神の聖旨を告げられた・・・。 恥ずべき男よ!見るがいい! 気づくのだ!お前のなした悪行に! お前は天使に死を下し、天使はお前の命を請うた。 天使の願いを耳にして、誰が心を動かさぬものか。 罪の男を許せはしないが、 天使の言葉には逆らえない。 タンホイザー 罪深き男を救わんがため、 神の使いが遣わされた。 ああ!なのに私は、よこしまな心で天使に近づき、 けがれた眼差しで眺めてしまった! ああ!天上高くおわします方! 私に救いの天使を遣わされた方! 私をお憐れみください!ああ、深く深く罪にまみれ、 恥知らずにも、この女性が天の御使いであると気付かなかったこの私を! 方伯 (沈黙のあとに) おそろしい罪が犯されたのだ・・・。 罪の呪いを背負った息子が 偽善の仮面をかぶって我らのもとに忍び込んだのだ・・・。 我らはお前を追放する・・・我らのもとにいることは許されぬ。お前のために、我らの家は罪にけがれ、 天もまた、お前を長く引き止めた我らの屋根を 脅かすように見下ろしている。 しかし、永遠の破滅から救われる道が、まだ一つ残っている。 私はお前を追放するが、その道をお前に教えよう。 その道を通って救いを得るのだ・・・! 私の領地の至る所から、贖罪を願う巡礼者が 数多く集まってきている。 年輩の巡礼者は先に出立したが、 年若き巡礼者は、まだこの谷にいる。 ごくわずかな罪を思ってさえも、 巡礼者の心は落ち着かない。 そのため彼らは、敬虔な償いの思いを鎮めんがため、 ローマで行われる「恩寵の大祭」に出向こうとしているのだ。 方伯、騎士たち、歌びと その巡礼者たちとともに、 恩寵の都に行くがよい。 埃をかぶってひざまずき、 お前の罪を償うのだ! 深く頭をすりつけて願えば、 神の審判が下るであろう。 だが、神の祝福が得られぬ時は、 二度と戻ってきてはならぬ! 天使が刃(やいば)を砕くなら、 我らも復讐の剣を収めようが、 そうでなければ、この剣で討とう・・・。 お前が罪と恥辱のうちにとどまるならば! エリーザベト この人を、あなた様の御前に進ませてください・・・ 慈悲と恩寵の神よ! こんなにも深く堕ちてしまった人ですが、 原罪からくる罪を赦してあげてください! 私は、この人のためだけに祈ります。 私の人生は祈りとなるのです・・・ この人に、あなた様の光を見せてあげてください。 この人の生が、夜の闇に沈む前に! 私は歓喜に震えながら、 あなた様に犠牲を捧げます! 受取ってください・・・ああ、私の命を受け取ってください。 もうこれは、私の命ではないのです! タンホイザー どうやって恩寵など見い出せましょう? どうやって我が罪を償えましょう? いま目の前で救いが消えて、 天の恩寵が去っていったというのに。 しかし私は、罪を償いに行きましょう。 心を粉々に打ち砕かれ、 埃をかぶってひざまずきましょう。 悔い改めを我が歓びといたしましょう・・・ ああ・・・ですが、あの方にだけは累が及びませぬよう・・・ 私の守護天使にだけは! 嘲りを受けながらも、 私のためにその身を犠牲にしたあの方には! 年若き巡礼者の合唱 (谷間から合唱の声が響いてくる) 慈悲と恩寵の晴れやかな祭典で、 私は謙虚に罪を償おう! 信仰篤き者は救われよう・・・ 悔い改めれば、救われよう。 (全員、歌いやめ、この合唱に感動して耳を傾ける) タンホイザー (急に湧き上がってきた希望の光を満面に表しつつ、声高らかに走り去っていく) ローマへ参ります! 全員 (タンホイザーの背中へと呼びかける) ローマへ! (素早く幕が下りる) ZWEITER AUFZUG ERSTE SZENE Die Sängerhalle auf der Wartburg; nach hinten freie Aussicht auf den Burghof und das Tal ELISABETH tritt freudig bewegt ein Dich, teure Halle, grüss' ich wieder, froh grüss' ich dich, geliebter Raum! In dir erwachen seine Lieder, und wecken mich aus düstrem Traum. - Da er aus dir geschieden, wie öd' erschienst du mir! Aus mir entfloh der Frieden, die Freude zog aus dir. - Wie jetzt mein Busen hoch sich hebet, so scheinst du jetzt mir stolz und hehr; der dich und mich so neu belebet, nicht länger weilt er ferne mehr. Sei mir gegrüsst! sei mir gegrüsst! ZWEITE SZENE Wolfram und Tannhäuser erscheinen im Hintergrunde WOLFRAM Dort ist sie; nahe dich ihr ungestört! Er bleibt, an die Mauerbrüstung des Balkons gelehnt, im Hintergrunde TANNHÄUSER ungestüm zu den Füss Elisabeths stürzend O Fürstin! ELISABETH in schüchterner Verwirrung Gott! - Steht auf! Lasst mich! Nicht darf ich Euch hier sehn! Sie will sich entfernen TANNHÄUSER Du darfst! O bleib und lass zu deinen Füssen mich! ELISABETH sich freundlich zu ihm wendend So stehet auf! Nicht sollet hier Ihr knien, denn diese Halle ist Euer Königreich. O, stehet auf! Nehmt meinen Dank, dass Ihr zurückgekehrt! - Wo weiltet ihr so lange? TANNHÄUSER sich langsam erhebend Fern von hier, in weiten, weiten Landen. Dichtes Vergessen hat zwischen heut und gestern sich gesenkt. - All mein Erinnern ist mir schnell geschwunden, und nur des Einen muss ich mich entsinnen, dass nie mehr ich gehofft Euch zu begrüssen, noch je zu Euch mein Auge zu erheben. - ELISABETH Was war es dann, das Euch zurückgeführt? TANNHÄUSER Ein Wunder war's, ein unbegreiflich hohes Wunder! ELISABETH freudig aufwallend Gepriesen sei dies Wunder aus meines Herzens Tiefe! Sich mässigend, - in Verwirrung Verzeiht, wenn ich nicht weiss, was ich beginne! Im Traum bin ich und tör'ger als ein Kind, - machtlos der Macht der Wunder preisgegeben. Fast kenn' ich mich nicht mehr; o, helfet mir, dass ich das Rätsel meines Herzens löse! Der Sänger klugen Weisen lauscht' ich sonst gern und viel; ihr Singen und ihr Preisen schien mir ein holdes Spiel. Doch welch ein seltsam neues Leben rief Euer Lied mir in die Brust! Bald wollt'es mich wie Schmerz durchbeben, bald drang's in mich wie jähe Lust Gefühle, die ich nie empfunden! Verlangen, das ich nie gekannt! Was einst mir lieblich, war verschwunden vor Wonnen, die noch nie genannt! - Und als Ihr nun von uns gegangen, - war Frieden mir und Lust dahin; die Weisen, die die Sänger sangen, erschienen matt mir, trüb ihr Sinn; im Traume fühlt' ich dumpfe Schmerzen, mein Wachen ward trübsel'ger Wahn; die Freude zog aus meinem Herzen - Heinrich! Was tatet Ihr mir an? TANNHÄUSER hingerissen Den Gott der Liebe sollst du preisen, er hat die Saiten mir berührt, er sprach zu dir aus meinen Weisen, zu dir hat er mich hergeführt! ELISABETH Gepriesen sei die Stunde, gepriesen sei die Macht, die mir so holde Kunde von Eurer Näh' gebracht! Von Wonneglanz umgeben, lacht mir der Sonne Schein; erwacht zu neuem Leben, nenn' ich die Freude mein! TANNHÄUSER Gepriesen sei die Stunde, gepriesen sei die Macht, die mir so holde Kunde aus deinem Mund gebracht. Dem neu erkannten Leben darf ich mich mutig weihn; ich nenn' in freud'gem Beben sein schönstes Wunder mein! WOLFRAM im Hintergrunde So flieht für dieses Leben mir jeder Hoffnung Schein! Tannhäuser trennt sich von Elisabeth; er geht auf Wolfram zu, umarmt ihn, und entfernt sich mit ihm DRITTE SZENE Der Landgraf tritt aus einem Seitengange auf; Elisabeth eilt ihm entgegen und birgt ihr Gesicht an seiner Brust LANDGRAF Dich treff 'ich hier in dieser Halle, die so lange du gemieden? Endlich denn lockt dich ein Sängerfest, das wir bereiten? ELISABETH Mein Oheim! O, mein güt'ger Vater! LANDGRAF Drängt es dich, dein Herz mir endlich zu erschliessen? ELISABETH Blick mir ins Auge! Sprechen kann ich nicht. LANDGRAF Noch bleibe denn unausgesprochen dein süss Geheimnis kurze Frist; der Zauber bleibe ungebrochen bis du der Lösung mächtig bist. - So sei's! Was der Gesang so Wunderbares erweckt und angeregt, soll heute er enthüllen auch und mit Vollendung krönen. Die holde Kunst, sie werde jetzt zur Tat! Man hört Trompeten Schon nahen sich die Edlen meiner Lande, die ich zum seltnen Fest hieher beschied; zahlreicher nahen sie als je, da sie gehört, dass du des Festes Fürstin seist. VIERTE SZENE Trompeten. - Grafen, Ritter und Edelfrauen in reichem Schmucke werden durch Edelknaben eingeführt. Der Landgraf mit Elisabeth empfängt und begrüsst sie CHOR Freudig begrüssen wir die edle Halle, wo Kunst und Frieden immer nur verweil, wo lange noch der frohe Ruf erschalle Thüringens Fürsten, Landgraf Hermann, Heil! Die Ritter und Frauen haben die von den Edelknaben ihnen angewiesenen, in einem weiten Halbkreise erhöhten Plätze eingenommen. Der Landgraf und Elisabeth nehmen im Vordergrunde unter einem Baldachin Ehrensitze ein.Trompeten. Die Sänger treten auf und verneigen sich feierlich mit ritterlichem Grusse gegen die Versammlung; darauf nehmen sie in der leergelassenen Mitte des Saales die in einem engeren Halbkreise für sie bestimmten Sitze ein. Tannhäuser im Mittelgrunde rechts, Wolfram am entgegengesetzten Ende links, der Versammlung gegenüber DER LANDGRAF erhebt sich Gar viel und schön ward hier in dieser Halle von euch, ihr lieben Sänger, schon gesungen; in weisen Rätseln wie in heitren Liedern erfreutet ihr gleich sinnig unser Herz. - Wenn unser Schwert in blutig ernsten Kämpfen stritt für des deutschen Reiches Majestät, wenn wir dem grimmen Welfen widerstanden und dem verderbenvollen Zwiespalt wehrten so ward von euch nicht mindrer Preis errungen. Der Anmut und der holden Sitte, der Tugend und dem reinen Glauben erstrittet ihr durch eure Kunst gar hohen, herrlich schönen Sieg. - Bereitet heute uns denn auch ein Fest, heut, wo der kühne Sänger uns zurück gekehrt, den wir so ungern lang' vermissten. Was wieder ihn in unsre Nähe brachte, ein wunderbar Geheimnis dünkt es mich; durch Liedes Kunst sollt ihr es uns enthüllen, deshalb stell' ich die Frage jetzt an euch könnt ihr der Liebe Wesen mir ergründen? Wer es vermag, wer sie am würdigsten besingt, dem reich' Elisabeth den Preis er fordre ihn so hoch und kühn er wolle, ich sorge, dass sie ihn gewähren solle. - Auf, liebe Sänger! Greifet in die Saiten! Die Aufgab' ist gestellt, kämpft um den Preis, und nehmet all im voraus unsren Dank! Trompeten CHOR der Ritter und Edelfrauen Heil! Heil! Thüringens Fürsten Heil! Der holden Kunst Beschützer Heil! Alle setze sich. Vier Edelknaben treten vor, sammeln in einem goldenen Becher von jedem der Sänger seinen auf ein Blättchen geschriebenen Namen ein und reichen ihn Elisabeth, welche eines der Blättchen herauszieht und es den Edelknaben reicht. Diese, nachdem sie den Namen gelesen, treten feierlich in die Mitte und rufen VIER EDELKNABEN Wolfram von Eschenbach, beginne! Tannhäuser stützt sich auf seine Harfe und scheint sich in Träumereien zu verlieren. Wolfram erhebt sich WOLFRAM Blick' ich umher in diesem edlen Kreise, welch hoher Anblick macht mein Herz erglühn! So viel der Helden, tapfer, deutsch und weise, - ein stolzer Eichwald, herrlich, frisch und grün. Und hold und tugendsam erblick' ich Frauen, - lieblicher Blüten düftereichsten Kranz. Es wird der Blick wohl trunken mir vom Schauen, mein Lied verstummt vor solcher Anmut Glanz. - Da blick' ich auf zu einem nur der Sterne, der an dem Himmel, der mich blendet, steht es sammelt sich mein Geist aus jener Ferne, andächtig sinkt die Seele in Gebet. Und sieh! Mir zeiget sich ein Wunderbronnen, in den mein Geist voll hohen Staunens blickt aus ihm er schöpfet gnadenreiche Wonnen, durch die mein Herz er namenlos erquickt. Und nimmer möcht' ich diesen Bronnen trüben, berühren nicht den Quell mit frevlem Mut in Anbetung möcht' ich mich opfernd üben, vergiessen froh mein letztes Herzensblut. - Ihr Edlen mögt in diesen Worten lesen, wie ich erkenn' der Liebe reinstes Wesen! DIE RITTER UND FRAUEN in beifälliger Bewegung So ists! So ist's! Gepriesen sei dein Lied! TANNHÄUSER der gegen das Ende von Wolframs Gesange wie aus dem Traume auffuhr, erhebt sich schnell Auch ich darf mich so glücklich nennen zu schaun, was, Wolfram, du geschaut! Wer sollte nicht den Bronnen kennen? Hör, seine Tugend preis' ich laut! - Doch ohne Sehnsucht heiss zu fühlen ich seinem Quell nicht nahen kann Des Durstes Brennen muss ich kühlen, getrost leg' ich die Lippen an. In vollen Zügen trink' ich Wonnen, in die kein Zagen je sich mischt denn unversiegbar ist der Bronnen, wie mein Verlangen nie erlischt. So, dass mein Sehnen ewig brenne, lab' an dem Quell ich ewig mich und wisse, Wolfram, so erkenne der Liebe wahrstes Wesen ich! Elisabeth macht eine Bewegung, ihren Beifall zu bezeigen; da aber alle Zuhörer in ernstem Schweigen verharren, hält sie sich schüchtern zurück WALTHER VON DER VOGELWEIDE erhebt sich Den Bronnen, den uns Wolfram nannte, ihn schaut auch meines Geistes Licht; doch, der in Durst für ihn entbrannte, du, Heinrich, kennst ihn wahrlich nicht. Lass dir denn sagen, lass dich lehren der Bronnen ist die Tugend wahr. Du sollst in Inbrunst ihn verehren und opfern seinem holden Klar. Legst du an seinen Quell die Lippen, zu kühlen frevle Leidenschaft, ja, wolltest du am Rand nur nippen, wich' ewig ihm die Wunderkraft! Willst du Erquickung aus dem Bronnen haben, musst du dein Herz, nicht deinen Gaumen laben. Die ZUHÖRER in lautem Beifall Heil Walther! Preis sei deinem Liede! TANNHÄUSER sich heftig erhebend O Walther, der du also sangest, du hast die Liebe arg entstellt! Wenn du in solchem Schmachten bangest, versiegte wahrlich wohl die Welt. Zu Gottes Preis in hoch erhabne Fernen, blickt auf zum Himmel, blickt zu seinen Sternen! Anbetung solchen Wundern zollt, da ihr sie nicht begreifen sollt! Doch was sich der Berührung beuget, euch Herz und Sinnen nahe liegt, was sich, aus gleichem Stoff erzeuget, in weicher Formung an euch schmiegt, - dem ziemt Genuss in freud'gem Triebe, und im Genuss nur kenn' ich Liebe! Grosse Aufregung unter den Zuhörern BITEROLF sich mit Ungestüm erhebend Heraus zum Kampfe mit uns allen! Wer bliebe ruhig, hört er dich? Wird deinem Hochmut es gefallen, so höre, Lästrer, nun auch mich! Wenn mich begeistert hohe Liebe, stählt sie die Waffen mir mit Mut; dass ewig ungeschmäht sie bliebe, vergöss' ich stolz mein letztes Blut. Für Frauenehr' und hohe Tugend als Ritter kämpf' ich mit dem Schwert; doch, was Genuss beut' deiner Jugend, ist wohlfeil, keines Streiches wert. Die ZUHÖRER in tobendem Beifall Heil, Biterolf! Hier unser Schwert! TANNHÄUSER in stets zunehmender Hitze aufspringend Ha, tör'ger Prahler, Biterolf! Singst du von Liebe, grimmer Wolf? Gewisslich hast du nicht gemeint, was mir geniessenswert erscheint. Was hast du Ärmster wohl genossen? Dein Leben war nicht liebereich, und was von Freuden dir entsprossen, das galt wohl wahrlich keinen Streich! Zunehmende Aufregung unter den Zuhörern RITTER von verschiedenen Seiten Lasst ihn nicht enden! - Wehret seiner Kühnheit! LANDGRAF zu Biterolf, der nach dem Schwerte greift Zurück das Schwert! Ihr Sänger, haltet Frieden! WOLFRAM erhebt sich in edler Entrüstung. Bei seinem Beginn tritt sogleich die grösste Ruhe wieder ein O Himmel, lass dich jetzt erflehen, gib meinem Lied der Weihe Preis! Gebannt lass mich die Sünde sehen aus diesem edlen, reinen Kreis! Dir, hohe Liebe, töne begeistert mein Gesang, die mir in Engels-Schöne tief in die Seele drang! Du nahst als Gottgesandte, ich folg' aus holder Fern', - so führst du in die Lande, wo ewig strahlt dein Stern. TANNHÄUSER in höchster Verzückung Dir, Göttin der Liebe, soll mein Lied ertönen! Gesungen laut sei jetzt dein Preis von mir! Dein süsser Reiz ist Quelle alles Schönen, und jedes holde Wunder stammt von dir. Wer dich mit Glut in seinen Arm geschlossen, was Liebe ist, kennt er, nun er allein - Armsel'ge, die ihr Liebe nie genossen, zieht hin, zieht in den Berg der Venus ein! Allgemeiner Aufbruch und Entsetzen ALLE Ha, der Verruchte! Fliehet ihn! Hört es! Er war im Venusberg! Die EDELFRAUEN Hinweg! Hinweg aus seiner Näh'! Sie entfernen sich in grösster Bestürzung unter Gebärden des Abscheus. Nur Elisabeth, welche dem Verlaufe des Streites in furchtbar wachsender Angst zuhörte, bleibt von den Frauen allein zurück, bleich, mit dem grössten Aufwand ihrer Kraft an einer der hölzernen Säulen des Baldachins sich aufrecht erhaltend. Der Landgraf, alle Ritter und Sänger habe ihre Sitze verlassen und treten zusammen. Tannhäuser zur äussersten Linken verbleibt noch eine Zeitlang wie in Verzückung LANDGRAF, RITTER und SÄNGER Ihr habt's gehört! Sein frevIer Mund tat das Bekenntnis schrecklich kund. Er hat der Hölle Lust geteilt, im Venusberg hat er geweilt! - Entsetzlich! Scheusslich! Fluchenswert! In seinem Blute netzt das Schwert! Zum Höllenpfuhl zurückgesandt, sei er gefemt, sei er gebannt! Alle stürzen mit entblössten Schwertern auf Tannhäuser ein, welcher eine trotzige Stellung einnimmt. Elisabeth wirft sich mit einem herzzerreissenden Schrei dazwischen und deckt Tannhäuser mit ihrem Leibe ELISABETH Haltet ein! - Bei ihrem Anblick halten alle in grösster Betroffenheit an LANDGRAF, RITTER und SÄNGER Was seh' ich? Wie, Elisabeth! Die keusche Jungfrau für den Sünder? ELISABETH Zurück! Des Todes achte ich sonst nicht! Was ist die Wunde eures Eisens gegen den Todesstoss, den ich von ihm empfing? LANDGRAF, RITTER und SÄNGER Elisabeth! Was muss ich hören? Wie liess dein Herz dich so betören, von dem die Strafe zu beschwören, der auch so furchtbar dich verriet? ELISABETH Was liegt an mir? Doch er, - sein Heil! Wollt ihr sein ewig Heil ihm rauben? LANDGRAF, RITTER und SÄNGER Verworfen hat er jedes Hoffen, niemals wird ihm des Heils Gewinn! Des Himmels Fluch hat ihn getroffen; in seinen Sünden fahr' er hin! Sie dringen von neuem auf Tannhäuser ein. ELISABETH Zurück von ihm! Nicht ihr seid seine Richter! Grausame! Werft von euch das wilde Schwert und gebt Gehör der reinen Jungfrau Wort Vernehmt durch mich, was Gottes Wille ist! - Der Unglücksel'ge, den gefangen ein furchtbar mächt'ger Zauber hält, wie? sollt' er nie zum Heil gelangen durch Reu' und Buss' in dieser Welt? Die ihr so stark im reinen Glauben, verkennt ihr so des Höchsten Rat? Wollt ihr des Sünders Hoffnung rauben, so sagt, was euch er Leides tat? Seht mich, die Jungfrau, deren Blüte mit einem jähen Schlag er brach, - die ihn geliebt tief im Gemüte, der jubelnd er das Herz zerstach - Ich fleh' für ihn, ich flehe für sein Leben, zur Busse lenk' er reuevoll den Schritt! Der Mut des Glaubens sei ihm neu gegeben, dass auch für ihn einst der Erlöser litt! TANNHÄUSER nach und nach von der Höhe seiner Aufregung und seines Trotzes herabgesunken, durch Elisabeths Fürsprache auf das heftigste ergriffen, sinkt in Zerknirschung zusammen Weh! Weh mir Unglücksel'gem! LANDGRAF, RITTER und SÄNGER allmählich beruhigt und gerührt Ein Engel stieg aus lichtem Äther, zu künden Gottes heil'gen Rat. - Blick hin, du schändlicher Verräter, werd inne deine Missetat! Du gabst ihr Tod, sie bittet für dein Leben; wer bliebe rauh, hört er des Engels Flehn? Darf ich auch nicht dem Schuldigen vergeben dem Himmels-Wort kann ich nicht widerstehn. TANNHÄUSER Zum Heil den Sündigen zu führen, die Gott-Gesandte nahte mir doch, ach! sie frevelnd zu berühren hob ich den Lästerblick zu ihr! O du, hoch über diesen Erdengründen, die mir den Engel meines Heils gesandt, erbarm dich mein, der ach! so tief in Sünden schmachvoll des Himmels Mittlerin verkannt! LANDGRAF nach einer Pause Ein furchtbares Verbrechen ward begangen - es schlich mit heuchlerischer Larve sich zu uns der Sünde fluchbeladner Sohn. - Wir stossen dich von uns, - bei uns darfst du nicht weilen; schmachbefleckt ist unser Herd durch dich, und dräuend blickt der Himmel selbst auf dieses Dach, das dich zu lang' schon birgt. Zur Rettung doch vor ewigem Verderben steht offen dir ein Weg von mir dich stossend, zeig' ich ihn dir - nütz ihn zu deinem Heil! - Versammelt sind aus meinen Landen bussfert'ge Pilger, stark an Zahl die ält'ren schon voran sich wandten, die jüng'ren rasten noch im Tal. Nur um geringer Sünde willen ihr Herz nicht Ruhe ihnen lässt, der Busse frommen Drang zu stillen ziehn sie nach Rom zum Gnadenfest. LANDGRAF, RITTER und SÄNGER Mit ihnen sollst du wallen zur Stadt der Gnadenhuld, im Staub dort niederfallen und büssen deine Schuld! Vor ihm stürz dich darnieder, der Gottes Urteil spricht; doch kehre nimmer wieder, ward dir sein Segen nicht! Musst' unsre Rache weichen, weil sie ein Engel brach dies Schwert wird dich erreichen, harrst du in Sünd und Schmach! ELISABETH Lass hin zu dir ihn wallen, du Gott der Gnad' und Huld! Ihm, der so tief gefallen, vergib der Sünden Schuld! Für ihn nur will ich flehen, mein Leben sei Gebet; lass ihn dein Leuchten sehen eh' er in Nacht vergeht! Mit freudigem Erbeben lass dir ein Opfer weihn! Nimm hin, o nimm mein Leben nicht nenn' ich es mehr mein! TANNHÄUSER Wie soll ich Gnade finden, wie büssen meine Schuld? Mein Heil sah ich entschwinden, mich flieht des Himmels Huld. Doch will ich büssend wallen, zerschlagen meine Brust, im Staube niederfallen, - Zerknirschung sei mir Lust o, dass nur er versöhnet, der Engel meiner Not, der sich, so frech verhöhnet, zum Opfer doch mir bot! GESANG DER JÜNGEREN PILGER aus dem Tale heraufschallend Am hohen Fest der Gnadenhuld in Demut sühn' ich meine Schuld! Gesegnet wer im Glauben treu er wird erlöst durch Buss' und Reu'. Alle haben innegehalten und mit Rührung dem Gesange zugehört TANNHÄUSER dessen Züge von einem Strahle schnell erwachter Hoffnung erleuchtet werden, eilt ab mit dem Rufe Nach Rom! ALLE ihm nachrufend Nach Rom! Der Vorhang fällt schnell この日本語テキストは、 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス の下でライセンスされています。@wagnerianchan Wagner,Richard/Tannhäuser/III
https://w.atwiki.jp/oper/pages/201.html
第2幕 (岸辺。ギービヒ家の広間の前。舞台右手には、広間への入口が開けっぱなしになっている。舞台左手ははライン河の岸辺。いくつかの山道が走る岩だらけの丘が、そこから舞台を横切り、上り坂となって舞台右手後方に向かっている。その丘には、フリッカに捧げられる生贄用の聖石が見える。更に高い場所に、ヴォータンに捧げられた一回り大きな石があり、その傍にはドンナーを祀った同じ大きさの石が置かれている。夜。) 前奏曲と第1場 ハーゲン、アルベリヒ (ハーゲンは槍を腕にはさみ、盾を体の脇に置き、広間の柱にもたれて座りながら眠っている。突然、月がぎらりとハーゲンとその周囲を照らし出すと、ハーゲンの前にうずくまるアルベリヒが、ハーゲンの膝に両腕をもたせかけているのが見える) <アルベリヒ> (ささやき声で) 寝ているのか?我が息子ハーゲンよ。 寝ていて俺の声が聞こえないというのか? 俺は、とうに休息にも睡眠にも見離されたというのに。 <ハーゲン> (目を開きながら、微動だにもしない。そのため眠ったままのように見える。小声で) 聞こえているぞ・・・悪い小びとめ! 俺が寝ているから、どうしたと言うのだ? <アルベリヒ> 忘れるな! お前の持てる力を。 お前は勇敢な男だ。 お前の母が、お前をそのように産んだのだ! <ハーゲン> (これまで同様、小声で) 俺に勇敢さをくれたからと言って、 母に感謝する気になどなれるものか。 母はお前の悪巧みに屈したのだからな・・・ 若くして老け、蒼白い顔をした俺は、 陽気な奴らを憎んでいる。 俺自身が陽気になることは決してない! <アルベリヒ> (前と同じように、ささやく) ハーゲン!我が息子よ!陽気な奴らを憎むがいい! 歓びに見捨てられ、苦悩を背負ったこの俺を、 お前は、愛するべくして愛しているのだ! お前は強く、勇敢で、頭も良い・・・ 俺達は闇の戦いを戦っているが、 俺達の嫉みの力は、すでに奴らを追いつめている。 俺から指輪を奪い取った奴・・・ あの盗っ人猛々しいヴォータンは、 自分の一族から出た男に打ち倒された。 あのヴェルズングの若造に敗北して、権力と支配権とを手放したのだ。 今や、奴は、神々の一族もろとも、 不安に脅えて、終末の日を予感しているのだ。 こうなれば、あいつなど、もう怖れるに足りん・・・ 一族もろとも死ぬがいいさ! 寝ているのか?ハーゲン、お前は? <ハーゲン> (前と全く変わらぬ様子で) すると誰が、不死の神々の権力を引き継ぐのだ? <アルベリヒ> 俺と・・・お前だ!俺達が、この世界の支配権を引き継ぐのだ。 お前の忠誠心を見抜く俺の目に狂いがなければ、 お前こそ、俺の怒りと悲しみを分かち持った男だ。 あのヴェルズングの若造は、ヴォータンの槍を砕き、 龍のファフナーを戦って打ち殺し、 小僧のくせに指輪を手に入れやがった。 今や、あらゆる力を手にし、 ヴァルハラもニーベルハイムも、あいつに従っている。 (相変わらず、ひそやかな声で) あの勇者は、恐怖というものを知らないので、 俺がかけた呪いさえも通用しない。 指輪の価値に気が付かないものだから、 人もうらやむ権力を、全く活用していないのだ。 ただ笑って愛に燃えながら、 あいつは、自分の命を燃やし尽くそうとしている。 そんなあいつを破滅させることが、今の俺たちには唯一役立つのだ! 寝ているのか?ハーゲン、お前は? <ハーゲン> (前と同じように) すでにあいつは破滅へと向かっている・・・俺が仕組んだ通りにな。 <アルベリヒ> 肝心なのは、あの黄金の指輪・・・ あの宝を手に入れることだ! ヴェルズングへの愛一筋に生きる知恵深い女がいる。 もしもあの女に、 昔、水底で俺を誘惑したラインの娘たちが助言を与え、 指輪を返すように頼めば、 もはやあの黄金は失われ、 いかなる謀略をもってしても、二度と手の届かないものとなる。 だから、ひと時たりとも気を抜かず、あの宝を狙うのだ! 俺は、お前を豪胆な男として生んだから、 いかなる勇者たちとも互角に渡り合えるはずだ。 もっとも龍を退治できるほど強くはないぞ。 それはヴェルズングにのみ定められた力なのだから。 しかし俺は、飽くことなき憎しみを抱く男として、お前ハーゲンを育てたのだ。 その目的とは、お前が俺の仇を討つことだ! お前がいずれ指輪を手に入れ、 ヴェルズングとヴォータンとを嘲り笑うことだ! そうすると誓うな?ハーゲン、我が息子よ? (この時から、濃い影が次第にアルベリヒの姿を覆い隠していく。同時に、夜明けの薄明りが射して来る) <ハーゲン> (相変わらず同じ様子で) 俺のものさ、指輪は・・・ だから安心して待っていろ! <アルベリヒ> 誓うな?ハーゲン・・・我が勇者よ? <ハーゲン> 自分自身に対して、俺は誓うのだ。 心配は無用だ! <アルベリヒ> (アルベリヒは、姿が見えなくなるに連れて、次第に声も聞き取れなくなっていく) 忠実にやるのだ・・・ハーゲン、我が息子よ! 愛する勇者よ!・・・忠実にな! 忠実に!・・・忠実に! (アルベリヒの姿は完全に消えてしまう。ハーゲンは全く姿勢を変えないまま、身動き一つしないで、曙光の広がり始めたライン河にじっと目をこらしている) 第2場 ジークフリート、ハーゲン、グートルーネ (ライン河は、燃えるような暁の光を受けて、次第に明るく色づいていく。ハーゲンがピクッと動くと、突然ジークフリートが岸辺のすぐ近くの藪の後ろに姿を見せる。彼は、変身していない元のままの姿で、頭に隠れ頭巾だけをかぶっている。藪の中から進み出てくると、頭巾を取り、ベルトにかける) <ジークフリート> おーい、ハーゲン!お疲れのようだな! ぼくの来るのが見えたかい? <ハーゲン> (ゆっくりと立ち上がりながら) おお、ジークフリートか? なんと素早い勇者だ? どこから飛び出してきたんだ? <ジークフリート> ブリュンヒルデの岩山からさ! そこでぐっと息を吸い込み、 その息で、今あなたに呼びかけたんだ・・・ それほど、ぼくの旅は速かった! あの夫婦は、もっとゆっくり来るはずさ。 ぼくの後から、船に乗って来る! <ハーゲン> ならば、ブリュンヒルデをものにしたのだな? <ジークフリート> グートルーネは起きているのか? <ハーゲン> (大広間に向かって呼びかけながら) おおい、グートルーネ!出て来い! ジークフリートが来たぞ。 中で何をしてるんだ? <ジークフリート> (大広間に向き直って) あなた達二人に教えてあげよう。 ぼくがどうやってブリュンヒルデを連れて来たかを。 (グートルーネが大広間からこちらにやって来る) <ジークフリート> お帰りなさいと言っておくれ・・・ ギービヒの娘さん! 君に良い報せをもたらす使者のぼくに。 <グートルーネ> 全ての女性の名において、フライアの祝福をあなたに! <ジークフリート> 幸せなぼくに、心を開き、優しくしておくれ・・・ ぼくは今日、君を妻として手に入れたのだから。 <グートルーネ> ということは、ブリュンヒルデは、お兄さんに従っているわけね? <ジークフリート> あの女性は、やすやすと君の兄上と結婚したよ。 <グートルーネ> お兄さんは、炎に焼かれたりしなかった? <ジークフリート> 兄上だって焼かれはしなかったろうが、 ぼくが代わりに、炎を掻き分けた。 君を手に入れたい一心でね。 <グートルーネ> でも、あなたは大丈夫だったんでしょう? <ジークフリート> あんな焔のくすぶり、ぼくには楽しいぐらいさ。 <グートルーネ> ブリュンヒルデは、あなたのことをグンターだと思ったかしら? <ジークフリート> 髪の毛一本までそっくりだったよ。 これも隠れ頭巾のおかげだ。 ハーゲンが教えてくれた通りだった。 <ハーゲン> それは良い助言をしたものだ。 <グートルーネ> ならば、あの強い女性を、あなたは無理やり従わせたの? <ジークフリート> あの女性は・・・グンターの力に屈したんだ。 <グートルーネ> でも、結ばれたのは、あなたとでしょう? <ジークフリート> ブリュンヒルデは、夫に従っていたんだよ。 新婚の夜じゅう、ずっと。 <グートルーネ> でも、その夫とは、あなたでしょう? <ジークフリート> ジークフリートは、グートルーネの傍にいたんだ。 <グートルーネ> 横にいたのは、ブリュンヒルデだったはずよ? <ジークフリート> (自らの剣を指差しながら) 東と西の間に、北があるように・・・ どんなに近くても・・・ブリュンヒルデは離れていた。 <グートルーネ> じゃあ、グンターは、 どうやってあなたから彼女を手に入れたの? <ジークフリート> あの女性は、消え行く炎を通り抜け、ぼくに連れられて、 朝もやの中、谷へと降りて来た。 岸に近付いたところで、ぼくは素早く グンターと入れ替わった・・・。 ぼくは、隠れ頭巾に念じて、 急いで、こちらへとやって来た。 今頃、強い風にあおられて、あの夫婦も、 ライン河をこちらへ向かっているはずさ。 さあ、歓迎の準備を整えよう! <グートルーネ> ジークフリート!何て強い人なの! あなたのせいで、あたし、何だか怖いわ! <ハーゲン> (後方の丘の上から川を見下ろしながら) 遠くに帆が見えてきたぞ。 <ジークフリート> 使者として来たぼくに、礼を言ってくれ! <グートルーネ> さあ、あの女性を優しくお迎えして、 快適に、楽しく、 ここで暮らしてもらいましょう! ねえ、ハーゲン、 穏やかに男達を呼び集めてちょうだい・・・ ギービヒ家の屋敷に集まるようにと! ご婦人方を祝宴に招くのは、このあたし・・・ 幸せそうなあたし達に、みな喜んでついて来るわよ。 (大広間へと歩いて行くが、もう一度振り返る) 一休みするおつもり?わるい勇者さん? <ジークフリート> 君の手伝いをすることが、一番の骨休めさ。 (グートルーネに手を差しのべ、二人で大広間へと行ってしまう) 第3場 (ハーゲンと男たち) <ハーゲン> (舞台後方の丘にある大きな岩の天辺に登り、雄牛の角で作った「シュティーアホルン」を口に当てて、領地に向けて吹く) ホイホー!ホイホホホー! ギービヒの者どもよ。武装せよ! 変事だぞ!変事だ!武器をもて!武器を! 国じゅうから武器を!良い武器を! 強力な武器を!鋭利な武器を! 危機だぞ!危機だ!大変だ!大変だ! ホイホー!ホイホホホー! (ハーゲンはずっと同じ丘の上に居続け、再びホルンを吹くと、領地の所々から軍隊用ホルンがその呼びかけに答える。武装した男達が、坂道という坂道を、大急ぎであわてて、やって来る。初めはばらばらとだが、どんどん寄り集まって来て、しまいに大広間の前の岸辺は人でごった返す) <男たち> (はじめは少しずつだが、続々と新手が出て来て) なぜホルンを鳴らす? なぜ兵を集める? 武装してきたぞ。 武器を持って来たぞ! ハーゲン!ハーゲン! ホイホー!ホイホー! どんな危機なんだ? どんな敵が来るんだ? 戦をふっかける奴は誰だ? グンターの危機か? 武装してきたぞ。 鋭利な武器を持っているぞ。 ホイホー!ホー!ハーゲン! <ハーゲン> (ずっと丘の上から見下ろしながら) 戦備を整え、休息してはならん。 グンターを迎えるのだ。 妻をめとったグンターを。 <男たち> グンターに危機が迫っているのか? 迫っているのか・・・敵が? <ハーゲン> グンターは、最高の妻を連れ帰るぞ。 <男たち> それで敵の一族に追いかけられているのか? <ハーゲン> 一人きりの船旅だ・・・追っ手は来ていない。 <男たち> ならば危機に打ち勝ったのか? 戦いに勝ったのか? 教えてくれ! <ハーゲン> 危機から守ったのは、龍殺しの勇者ジークフリート。 おかげでグンターは傷一つない! <一人の男> ならば、この軍勢は何のためだ? <別の十人の男たち> 一体、何のためだ? <ハーゲン> 雄牛どもをほふるがいい。 生贄用の聖石の上で、ヴォータンにその血を捧げるのだ! <一人の男> なにっ?ハーゲンよ!それからどうすりゃいいんだ? <八人の男たち> それからどうすれば? <別の四人の男たち> どうすれば? <男たち全員> それからどうすれば? <ハーゲン> イノシシを一匹殺せ!フローのためにな! 太ったヤギも刺し殺せ!ドンナーのために! 羊どももほふるのだ!もちろんフリッカのためだ! この結婚をフリッカが寿(ことほ)ぐためにだ! <男たち> (わきあがる陽気さを少しずつ放出しながら) 獣どもを殺したら、 そしたらどうすりゃいいんだ? <ハーゲン> 盃を取れ! 優しい女たちが 祝いの食前酒とワインを注いでくれるから! <男たち> 盃を手にしたら、 俺たちゃ、どうすりゃいいんだ? <ハーゲン> したたかに飲むんだ!酔っ払ってぐったりするまで! それもこれも、素晴らしい結婚となることを 神々に祈るためだ! <男たち> (辺りに響き渡るほど大爆笑しながら) 最高の幸せが、このラインの地に微笑むぞ。 あの怖いハーゲンが、こんなに陽気なんだから! もうバラのトゲだって人を刺すものか! トゲより怖いハーゲンが、結婚式の案内人なんだから! <ハーゲン> (ハーゲンは、相変わらず真剣きわまりない様子で丘を下って来ていたが、今ようやく男達の真ん中に立ち) お前ら!もう笑うんじゃない! グンターの花嫁を迎えるのだ! ブリュンヒルデが、もうそこまで来ているぞ。 (ハーゲンがライン河を指さすと、男達の一隊は丘に駆けあがる。もう一隊は岸辺に立ち並び、小舟で近付いて来る二人を眺めやる) (ハーゲンは、数人の男達に近寄る) あの姫君に尽くし、 誠実にお守りせよ・・・ 誰かが、あの方の心を傷つけようものなら、 すぐに報復するのだ! (ゆっくりと顔を舞台後方に向ける。続く合唱の間に、グンターとブリュンヒルデを乗せた小舟はライン河を近付いて来る) <男たち> (丘の上から眺めていた男達は岸辺に下りて行く) ばんざい!ばんざい! ようこそ!ようこそ! (数名の男達が川に飛び込んで小舟を岸に引き揚げる。すると全員が、岸辺をびっしりと取り巻く) おかえり!グンター! ばんざい!ばんざい! 第4場 (グンター、ジークフリート、ブリュンヒルデ、ハーゲン、グートルーネ、男たち、女たち。ブリュンヒルデとグンターは小舟から降りる。男達は出迎えのため、うやうやしく整列し、続く音楽の間、グンターはブリュンヒルデの手を取り、重々しい様子で彼女を導く) <男たち> ばんざい!グンター! ばんざい!花嫁と一緒だ! お帰りなさい!ようこそ!ようこそ! (武器を割れんばかりに打ち鳴らす) <グンター> (顔面蒼白のまま目を落としているブリュンヒルデを男達に披露しながら) この上なく気高き妻、ブリュンヒルデを 私は、皆の待つラインの地に連れて帰った。 これほど高貴な女性を得た者がいるだろうか。 神々は、ギービヒ一族を ことのほかお気に入りのようだ。 さあ、我が家名を世に冠たるものにしよう! <男たち> (重々しく武具を打ち鳴らしながら) ばんざい!ばんざい! 幸運なギービヒ家の王! (グンターは、全く顔を上げようとしないブリュンヒルデを建物内の広間に導こうとするが、ちょうどそこからジークフリートとグートルーネが、女達に付き添われて歩み出て来る) <グンター> (広間の前に立ち止まり) ようこそ。わが勇者よ。 ようこそ。かわいい妹よ。 妹であるあなたの姿を、あなたを妻に迎えた勇者の傍に 見ることができるとは、何とも愉快だ。 幸せな夫婦が二組も、 この場に輝いている・・・ (ブリュンヒルデを近くに引き寄せながら) ブリュンヒルデにはグンター! グートルーネにはジークフリート! (ブリュンヒルデは驚いてパッと目を上げ、ジークフリートの姿を認めると、凍りついたような眼差しをじっと彼に向ける。思わずブリュンヒルデの激しく痙攣させた手を放してしまったグンターは、他の者達と同じように、ブリュンヒルデの様子を当惑しつつ、じっと見つめる) <男たち> お妃は、どうしたんだ?正気なのか? (ブリュンヒルデは、わななき始める) <ジークフリート> (落ち着いて二三歩ブリュンヒルデの方へ進むと) ブリュンヒルデよ・・・どこを見ているのです? <ブリュンヒルデ> (自分を抑えられなくなりながら) ジークフリートが・・・ここに!グートルーネ・・・? <ジークフリート> グンターのやさしい妹君です。 ぼくと結婚するのです。グンターとあなたのように。 <ブリュンヒルデ> (凄まじい激しさで) 私が・・・グンターと?ウソよ! (よろめいて倒れそうになるので、一番近い所にいたジークフリートが支える) 目の前が真っ暗になっていく・・・ (彼の腕に抱かれて、弱々しく見上げながら) ジークフリートが・・・私をわからないとは! <ジークフリート> グンター!奥方は気分がすぐれぬようだ! (グンターが駆け寄って来る) 妃よ!目を覚ますのです! 夫君がここにいますよ。 <ブリュンヒルデ> (ジークフリートがグンターに向けて伸ばした手に指輪を認め、驚きのあまり、狂わんばかりの激しさで立ち上がる) あっ!・・・指輪が・・・ この人の手に! ならば、あの時の男は・・・?ジークフリート? <男たち> どういうことだ? <ハーゲン> (後方から男達の真ん中に割り込みながら) よく耳を澄ませ! この婦人の言うことを聞き逃すな! <ブリュンヒルデ> (気力を奮い起こす一方、物凄い興奮を辛うじて抑えながら) あなたの手に見えている指輪・・・ それは、あなたのものではない。 それを私から奪ったのは、 (グンターを指差しながら) この男のはず! どうやってあなたは、 この指輪を手に入れたの? <ジークフリート> (手にはめた指輪をしげしげと見つめて) この指輪はグンターからもらったものではない。 <ブリュンヒルデ> (グンターに向かって) 指輪を奪ったのが、あなただったから、 私は、あなたの妻になったのよ。 さあ、あの男に、あなたの正当性を主張し、 結婚の証を返すよう命じなさい! <グンター> (ひどく頭が混乱してしまって) 指輪だと?私は、あの男には何もやっていない・・・ あなたは本当に・・・その指輪に見覚えがあるのか? <ブリュンヒルデ> では、あなたが奪い取った指輪は、 一体どこにあるのよ? (グンターは困り切って、黙り込む) <ブリュンヒルデ> (憤怒を爆発させながら) おお!私から指輪を奪ったのは、 この男だったのね。 偽りだらけの盗人、ジークフリートめ! (誰もがジークフリートを見つめ、固唾をのんで返答を待つが、ジークフリートは遠い記憶を手繰り寄せるように呆然と指輪を見つめている) <ジークフリート> この指輪は、いかなる女からも、もらったことはない・・・ ましてや、女から奪い取るなど・・・ そうだ・・・はっきり覚えている。これは戦利品だ。 嫉妬の洞窟の前で、強い龍と戦い、 その龍を退治した時の戦利品だ。 <ハーゲン> (間に分け入りながら) ブリュンヒルデ!なんと勇敢な女性だ! この指輪を、良く覚えているのですな? あなたがこれをグンターに差し上げたなら、 これはグンターのもの・・・ ジークフリートが騙して奪ったのだとしたら、 不実な男として、罪を償わねばならない! <ブリュンヒルデ> (おそろしいまでの苦痛の叫び声を上げながら) 詐欺だわ!詐欺だ!卑劣な詐欺だ! 裏切りだ!裏切りだ!償いようのない裏切りだ! <グートルーネ> 裏切った?誰を? <男たちと女たち> 裏切りだと?裏切ったのか? <ブリュンヒルデ> 聖なる神々よ!天を司る者たちよ! あなた方は、こんなことを密談していたの? 誰も味わったことの無い苦悩を、私に教えようと言うの? 誰も苦しんだことの無い辱めを、私に与えようと言うの? それならば、かつて荒れ狂ったことのない復讐を巻き起こして!決して鎮められそうもない怒りの火をつけて! ブリュンヒルデの心を滅茶苦茶に壊して、 騙した男を八つ裂きにするよう命じて! <グンター> ブリュンヒルデ!妃よ! 落ち着くのだ! <ブリュンヒルデ> さがっていなさい!裏切り者め! あなた自身も裏切られたのよ・・・! さあ・・・みなさん、聞くがいいわ!私は、この人とではなく、あちらの男と結ばれたのよ。 <女たち> ジークフリートと?グートルーネの夫なのに? <男たち> グートルーネの夫だぞ? <ブリュンヒルデ> 私から愛と喜びを奪い取ったのよ・・・あの男は。 <ジークフリート> どうして、ご自分の名誉を貶めようとするのです? その口汚さが舌のせいなら、 その舌を罰せねばならぬのですか? みなさん、聞いて下さい!ぼくが信義に背いたかどうかを! ぼくはグンターと 義兄弟の血の契りを結んだのです。 この名剣ノートゥングが 誠実な誓いの隠れもない証しです。 この鋭い剣が、 この姫君とぼくとを隔てていたのです。 <ブリュンヒルデ> なんとずるい勇者!真っ赤な嘘よ! あなたの剣が証拠?説明になっていないわ! 剣の鋭さも、よく知っているけど、 むしろ鞘のほうを、よく知っているわ。 大事なあなたのノートゥングは、壁にかかって 鞘の中で、のんびり休んでいた・・・ 剣の持ち主が、愛する女と結ばれたその時には。 <男たち> (憤激して集まって来る) なんだと?信義に背いたのか? グンターの名誉を汚したのか? <女たち> 信義に背いたの? <グンター> (ジークフリートに) すでに私は屈辱にまみれ、大恥をかいている! あなたが反論できないばかりに! <グートルーネ> 不実な・・・ジークフリート!あなたは本当に騙したの? あの女性の告発が嘘だと証明して! <男たち> 身に覚えが無ければ、潔白を明かすのだ! 訴える声を退けよ! 誓いを立てよ! <ジークフリート> 訴える声を退けよう! 誓いを立てよう! ぼくが誓いを立てるための武器を貸す者はいないか? <ハーゲン> 私の槍の穂先を貸そう。 あなたが誓いを立てる証(あかし)として。 (男達は、ジークフリートとハーゲンの周りに円陣を組む。ハーゲンが槍を差し出すと、ジークフリートはその穂先に二本の右指を置く) <ジークフリート> 晴れやかな武具よ!聖なる武器よ! ぼくの永遠の誓いを証してくれ! 槍の穂先に、ぼくは誓いの言葉を立てる・・・ 槍の穂先よ!今から言う言葉を忘れるな! いつかぼくが斬られることがあれば、 その時、斬りかかるのは、お前だ! いつか死がぼくに襲いかかるとしたら、 その時、ぼくを殺すのは、お前だ・・・! 万が一、あの女性の訴えることが真実で、 ぼくが義兄弟の誓いを破っているのだとしたら! <ブリュンヒルデ> (怒り狂って輪の中に踊り込む。ジークフリートの手を槍から払いのけ、代わりに自らの手で槍の穂先をつかみながら) 晴れやかな武具よ!聖なる武器よ! 私の永遠の誓いを証してちょうだい! 槍の穂先に、私は誓いの言葉を立てる・・・ 槍の穂先よ!これから言う言葉を忘れないで! 私がお前を清めるのは、 あの男を倒すためだわ! 鋭い切っ先を讃えるのは、 お前があの男を切り刻むためだわ! なぜなら、あの男は、皆の面前で誓いを破った! すでに今、偽りを誓ったのよ。あの男は! <男たち> (これ以上ないほどの大混乱状態となり) おお!ドンナー!嵐を巻き起こせ! この荒れ狂う恥辱を、どうか終わらせてくれ! <ジークフリート> グンター!何とかするのだ・・・あなたの妻ではないか。 恥知らずな嘘をついて、あなたを辱めている! この気の荒い岩山育ちの女性は、 ゆっくり休ませてあげたほうが良い。 そうすれば、この見当違いな怒りも治まるだろう! きっとこの怒りは、どこかの妖怪の悪巧みのせいで、 ぼくたちに向けられたものだろう! さあ、男たちよ、もうやめよう! 女のお小言など、ほうっておこう! 卑怯者と言われても、逃げればいいのさ。 こんな口先だけの争いなど。 (ぴたりとグンターに体を寄せて) 本当は、あなたよりも、ぼくのほうが頭に来ている。 どうも、彼女をうまく騙せなかったみたいだ。 思うに、隠れ頭巾は、 ぼくを半分しか隠していなかったようだ。 でも、女の恨み言なんて、すぐに収まるさ・・・ そのうち、あの女性も、ぼくに連れられて来たことを きっとあなたに感謝するようになるって。 (また男たちの方へ向き直って) さあ!みんな! ぼくに続け!宴会に行こう! (女たちに) 結婚式は陽気でなくっちゃ!手を貸して!ご婦人方! 楽しく元気に、笑って行こう! 森の中でも、屋敷でも、 誰より元気な今日のぼくの姿を見てごらん。 恋の歓びを知りたい人は、 このぼくの愉快な気分を 真似ればいいんじゃないかな! (羽目を外して大はしゃぎしながらグートルーネに腕を巻き付け、彼女を大広間に向けて引っ張って行く。男達と女達は、その勢いに引きずられるように、ジークフリートの後に従う。舞台上はがらんとしてしまい、ブリュンヒルデ、グンター、ハーゲンだけがとり残される。グンターは、とても恥ずかしそうに、かつひどく不機嫌そうに、手で顔を覆いながら、脇を向いてへたりこんでいる。ブリュンヒルデは前景に立ちつくし、なおしばらくジークフリートとグートルーネを悲痛な顔で見送ったあと、首をうなだれる) 第5場 ブリュンヒルデ、ハーゲン、グンター <ブリュンヒルデ> (凍りついたように物思いに暮れながら) ここには、どんな妖怪の悪巧みが潜んでいるの? いかなる魔法の悪知恵が、こんな事態を引き起こしたの? この混乱に直面して、私の知識はどこに行ったの? この謎を前に、私の知恵はどこに行ったの? ああ、悲しい!悲しい!ひどいわ・・・ひどい! 私はあらゆる知識を、あの男に授けたのよ! なのに、あいつは、女を力ずくで捕え、 まるで狩の獲物のように縄で縛り、 辱められて泣き叫ぶその獲物を、獲物に恵まれた狩人のように、笑いながら人にくれてやったのよ! 誰かいないの?この私に剣を差し出す者は・・・ この縛めを断ち切るための剣を。 <ハーゲン> (ブリュンヒルデのほうに進み出て、ぴたりと体を寄せながら) 私にお任せを・・・騙されしお方! あなたを裏切りし男に報復するのは、この私。 <ブリュンヒルデ> (無気力に振り返りながら) 報復する・・・誰に? <ハーゲン> あなたを騙したジークフリートに。 <ブリュンヒルデ> ジークフリートに?・・・あなたが・・・? (苦笑いを浮かべながら) あの男の目がぎらりと光っただけで・・・ 変装していた時ですら、 あの目はあれほど光っていた・・・ どれほどの勇気を振り絞ろうとも、 あなたなど、すぐに怖気ずくに違いないわ! <ハーゲン> だが、だとすれば、私の槍に、 偽誓を黙ったまま捨て置けとでも? <ブリュンヒルデ> 誠の誓いとか、偽りの誓いとか、言うだけ無駄だわ! もっと強い男を探しなさい。 その男に、あなたの槍を持たせるのよ・・・ 最強の男を打ち倒そうと言うのなら! <ハーゲン> あの男の勝利をつかむ怪力なら、よく心得ている。 また戦で斃すことが至難であることも。 だからこそ、良い助言を授けていただきたいのだ。 どうすれば、あの戦士は私に屈するだろうか? <ブリュンヒルデ> ああ!何という忘恩!恥辱に満ちた返礼! あの男の体を護るために、 私はありとあらゆる技を使った! 知らないうちに、私の魔力はあの男の体に浸透し、 今では傷一つ付かない体になってしまった。 <ハーゲン> つまり、武器では傷つけられないと? <ブリュンヒルデ> 戦っている時は無理よ・・・。でも・・・ 背中から襲ったら・・・? 一度として、あの男は・・・そうだわ・・・ 敵から逃げたことはない。 一度たりとも、敵に背中を見せて逃げたことはない。 だから私は、背中に秘術を与えたことはなかった。 <ハーゲン> ならば、私はそこに槍を突き立てよう!(勢い込んで、ブリュンヒルデからグンターの方へ向き直って) さあ、グンター、気高きギービヒ家の当主! ここに、あなたの気丈な妻がいる。 なのに、いつまで悲しんで頭を抱えているのだ? <グンター> (苦悩に満ちて激しく体を起こす) ああ、恥ずかしい!面目丸潰れだ! かわいそうな私!一番哀れなのは、この私だ! <ハーゲン> たしかに大いに面目が潰れたな・・・ それを否定できようか? <ブリュンヒルデ> (グンターに) ああ、何と卑怯な男!性根の腐った男! 勇者の陰に身を隠して、 名声を勝ち取ろうとするなんて! 高貴な一族も、地に落ちたものね。 こんな臆病者が生まれて来るなんて! <グンター> (我を忘れるほど逆上して) 私は騙したぞ・・・そして騙された! 私は裏切った・・・そして裏切られた! 私の背骨を潰してくれ! 胸をばらばらに引き裂いてくれ! 救ってくれ!ハーゲン!私の名誉を救ってくれ! 母上を救ってくれ! お前の母は・・・私をも産んだのだから! <ハーゲン> 頭で考えても、救われはしない。 小手先で何かしても、救いにはならない・・・ 救いになるのはただ一つ。ジークフリートの死だ! <グンター> (戦慄のあまり、ぞっとして) ジークフリートの死・・・! <ハーゲン> あなたの恥をそそぐには、それしかない! <グンター> (茫然と一点を見つめながら) あの男と私とは義兄弟の誓いを立てたのだぞ! <ハーゲン> その盟約を破ったのだから、血で償わせるのだ! <グンター> あの男は、盟約を破ったか? <ハーゲン> あなたを裏切ったではないか! <グンター> あの男は、裏切ったのか? <ブリュンヒルデ> あなたを裏切ったわ・・・あの男は。 そして、お前達みんなが、寄ってたかって私を裏切った! この私に正義があるなら、世界中の生き物の血を集めても、 お前達の罪は償えない! しかし、ただ一人の男の死が、私には全ての血を補って余りある。 死ぬのだ、ジークフリート!お前自身とお前達との罪を償うために! <ハーゲン> (声をひそめながら、グンターにささやく) あの男の死は・・・あなたにも良きことをもたらす! あなたのもとに、途方もない権力が転がり込む・・・ もしも、あなたが、指輪を手に入れれば。 その指輪を奪うためには、あの男が死ぬほかないのだ。 <グンター> (小声で) ブリュンヒルデの指輪だな? <ハーゲン> ニーベルングの指輪だ。 <グンター> (重苦しいため息をついて) ならば、ジークフリートの終末を! <ハーゲン> あの男の死は、我々全員に好都合だ。 <グンター> しかし、グートルーネはどうなる?ああ・・・ あの男を娶わせたのは、この私だ! 我々が夫を罰すれば、どうやって、彼女に顔向けできようか? <ブリュンヒルデ> (荒々しく体を起こして) もし知識を失っていなかったら、どう思ったのだろう? 知恵を失っていなかったら、何かに気付いていただろうか? でも、この救いがたい惨めな状況で私は今はっきりと気付いた。私の夫の心を狂わせた魔法の名は、グートルーネ! あの女!恐怖に脅えるがいい! <ハーゲン> (グンターに) あの男が死ねば悲しむだろうから、 グートルーネには黙ったまま、事を進めよう。 明日、私達は愉快な狩に行くのだ・・・ 我々の先陣を切って突き進むあの男を、 イノシシが殺すという段取りにしよう。 <グンターとブリュンヒルデ> そうあるべきだ!ジークフリートは斃れよ! 私に与えた恥辱を償え! あの男は誠実な誓いを裏切った。 だから、自分の血で、罪を償うのだ! 全知の復讐の神よ! 誓いを束ねる誓約の証人よ! ヴォータン!目を向けよ! 恐るべき聖なる軍勢に命じよ! 我らの報復の誓いを叶えよと! <ハーゲン> くたばるがいい!かがやける勇者よ! あの宝は俺のもの。俺が持たねばならん。 あの男から、俺が奪い取らねばならん。 小びとの父よ!引きずり下ろされた王よ! 夜の支配者よ!ニーベルング族の主よ! アルベリヒ!俺の声を聞け! 改めてニーベルングの軍勢に命じよ! 指輪の主アルベリヒに従えと! (激昂したグンターとブリュンヒルデが大広間の方に向くと、そこから出て来た婚礼の行列と鉢合わせになる。少年少女たちが、花をあしらった杖を振りながら、陽気に前のほうに飛び出してくる。盾の上に乗ったジークフリートと、椅子に腰掛けているグートルーネは、それぞれ男達に担がれている。舞台後方の丘にある聖石の上には、召使いや侍女達が、生贄用の動物達と道具を手に、別々の山道からやって来て、これらを花々で飾る。ジークフリートと男達はホルンを手に、結婚式の招待ラッパを吹き鳴らす。女達は、グートルーネに同伴することをブリュンヒルデに求める。ブリュンヒルデが目を上げて、凍りついたような目線をグートルーネに向けると、グートルーネは親しげな笑顔で彼女に手を振る。激しく拒否して退こうとしたブリュンヒルデを、割って入ったハーゲンは急いでグンターの方へと押しやる。改めてブリュンヒルデの手を取るグンターだったが、すぐに彼自身が、男達によって盾の上に乗せられてしまう。婚礼の行列が、ほぼ途切れもせず、丘に向けて素早く進み始めた時、幕が下りる) ZWEITER AUFZUG (Uferraum. Vor der Halle der Gibichungen rechts der offene Eingang zur Halle; links das Rheinufer; von diesem aus erhebt sich eine durch verschiedene Bergpfade gespaltene, felsige Anhöhe quer über die Bühne, nach rechts dem Hintergrunde zu aufsteigend. Dort sieht man einen der Fricka errichteten Weihstein, welchem höher hinauf ein grösserer für Wotan, sowie seitwärts ein gleicher dem Donner geweihter entspricht. Es ist Nacht ) VORSPIEL UND ERSTE SZENE Hagen, Alberich (Hagen, den Speer im Arm, den Schild zur Seite, sitzt schlafend an einen Pfosten der Halle gelehnt. Der Mond wirft plötzlich ein grelles Licht auf ihn und seine nächste Umgebung; man gewahrt Alberich vor Hagen kauernd, die Arme auf dessen Knie gelehnt ) ALBERICH (leise ) Schläfst du, Hagen, mein Sohn? Du schläfst und hörst mich nicht, den Ruh und Schlaf verriet? HAGEN (leise, ohne sich zu rühren, so dass er immerfort zu schlafen scheint, obwohl er die Augen offen hat ) Ich höre dich, schlimmer Albe was hast du meinem Schlaf zu sagen? ALBERICH Gemahnt sei der Macht, der du gebietest, bist du so mutig, wie die Mutter dich mir gebar! HAGEN (immer wie zuvor ) Gab mir die Mutter Mut, nicht mag ich ihr doch danken, dass deiner List sie erlag frühalt, fahl und bleich, hass ich die Frohen, freue mich nie! ALBERICH (wie zuvor ) Hagen, mein Sohn! Hasse die Frohen! Mich Lustfreien, Leidbelasteten liebst du so, wie du sollst! Bist du kräftig, kühn und klug die wir bekämpfen mit nächtigem Krieg, schon gibt ihnen Not unser Neid. Der einst den Ring mir entriss, Wotan, der wütende Räuber, vom eignen Geschlechte ward er geschlagen an den Wälsung verlor er Macht und Gewalt; mit der Götter ganzer Sippe in Angst ersieht er sein Ende. Nicht ihn fürcht ich mehr fallen muss er mit allen! - Schläfst du, Hagen, mein Sohn? HAGEN (bleibt unverändert wie zuvor ) Der Ewigen Macht, wer erbte sie? ALBERICH Ich - und du! Wir erben die Welt. Trüg ich mich nicht in deiner Treu , teilst du meinen Gram und Grimm. Wotans Speer zerspellte der Wälsung, der Fafner, den Wurm, im Kampfe gefällt und kindisch den Reif sich errang. Jede Gewalt hat er gewonnen; Walhall und Nibelheim neigen sich ihm. (immer heimlich ) An dem furchtlosen Helden erlahmt selbst mein Fluch denn nicht kennt er des Ringes Wert, zu nichts nützt er die neidlichste Macht. Lachend in liebender Brunst, brennt er lebend dahin. Ihn zu verderben, taugt uns nun einzig! Schläfst du, Hagen, mein Sohn? HAGEN wie zuvor Zu seinem Verderben dient er mir schon. ALBERICH Den goldnen Ring, den Reif gilt s zu erringen! Ein weises Weib lebt dem Wälsung zulieb riet es ihm je des Rheines Töchtern, die in Wassers Tiefen einst mich betört, zurückzugeben den Ring, verloren ging mir das Gold, keine List erlangte es je. Drum, ohne Zögern ziel auf den Reif! Dich Zaglosen zeugt ich mir ja, dass wider Helden hart du mir hieltest. Zwar stark nicht genug, den Wurm zu bestehn, - was allein dem Wälsung bestimmt - zu zähem Hass doch erzog ich Hagen, der soll mich nun rächen, den Ring gewinnen dem Wälsung und Wotan zum Hohn! Schwörst du mir s, Hagen, mein Sohn? (Von hier an bedeckt ein immer finsterer werdender Schatten wieder Alberich. Zugleich beginnt das erste Tagesgrauen ) HAGEN (immer wie zuvor ) Den Ring soll ich haben harre in Ruh ! ALBERICH Schwörst du mir s, Hagen, mein Held? HAGEN Mir selbst schwör ich s; schweige die Sorge! ALBERICH (wie er allmählich immer mehr dem Blicke entschwindet, wird auch seine Stimme immer unvernehmbarer ) Sei treu, Hagen, mein Sohn! Trauter Helde! - Sei treu! Sei treu! - Treu! (Alberich ist gänzlich verschwunden. Hagen, der unverändert in seiner Stellung verblieben, blickt regungslos und starren Auges nach dem Rheine hin, auf welchem sich die Morgendämmerung ausbreitet ) ZWEITE SZENE Siegfried, Hagen, Gutrune (Der Rhein färbt sich immer stärker vom erglühenden Morgenrot. Hagen macht eine zuckende Bewegung. Siegfried tritt plötzlich, dicht am Ufer, hinter einem Busche hervor. Er ist in seiner eignen Gestalt; nur den Tarnhelm hat er noch auf dem Haupte er zieht ihn jetzt ab und hängt ihn, während er hervorschreitet, in den Gürtel ) SIEGFRIED Hoiho, Hagen! Müder Mann! Siehst du mich kommen? HAGEN (gemächlich sich erhebend ) Hei, Siegfried? Geschwinder Helde? Wo brausest du her? SIEGFRIED Vom Brünnhildenstein! Dort sog ich den Atem ein, mit dem ich dich rief so schnell war meine Fahrt! Langsamer folgt mir ein Paar zu Schiff gelangt das her! HAGEN So zwangst du Brünnhild ? SIEGFRIED Wacht Gutrune? HAGEN (in die Halle rufend ) Hoiho, Gutrune! Komm heraus! Siegfried ist da was säumst du drin? SIEGFRIED (zur Halle sich wendend ) Euch beiden meld ich, wie ich Brünnhild band. (Gutrune tritt ihm aus der Halle entgegen ) SIEGFRIED Heiss mich willkommen, Gibichskind! Ein guter Bote bin ich dir. GUTRUNE Freia grüsse dich zu aller Frauen Ehre! SIEGFRIED Frei und hold sei nun mir Frohem zum Weib gewann ich dich heut . GUTRUNE So folgt Brünnhild meinem Bruder? SIEGFRIED Leicht ward die Frau ihm gefreit. GUTRUNE Sengte das Feuer ihn nicht? SIEGFRIED Ihn hätt es auch nicht versehrt, doch ich durchschritt es für ihn, da dich ich wollt erwerben. GUTRUNE Und dich hat es verschont? SIEGFRIED Mich freute die schwelende Brunst. GUTRUNE Hielt Brünnhild dich für Gunther? SIEGFRIED Ihm glich ich auf ein Haar der Tarnhelm wirkte das, wie Hagen tüchtig es wies. HAGEN Dir gab ich guten Rat. GUTRUNE So zwangst du das kühne Weib? SIEGFRIED Sie wich - Gunthers Kraft. GUTRUNE Und vermählte sie sich dir? SIEGFRIED Ihrem Mann gehorchte Brünnhild eine volle bräutliche Nacht. GUTRUNE Als ihr Mann doch galtest du? SIEGFRIED Bei Gutrune weilte Siegfried. GUTRUNE Doch zur Seite war ihm Brünnhild ? SIEGFRIED (auf sein Schwert deutend ) Zwischen Ost und West der Nord so nah - war Brünnhild ihm fern. GUTRUNE Wie empfing Gunther sie nun von dir? SIEGFRIED Durch des Feuers verlöschende Lohe, im Frühnebel vom Felsen folgte sie mir zu Tal; dem Strande nah, flugs die Stelle tauschte Gunther mit mir durch des Geschmeides Tugend wünscht ich mich schnell hieher. Ein starker Wind nun treibt die Trauten den Rhein herauf drum rüstet jetzt den Empfang! GUTRUNE Siegfried, mächtigster Mann! Wie fasst mich Furcht vor dir! HAGEN (von der Höhe im Hintergrunde den Fluss hinabspähend) In der Ferne seh ich ein Segel. SIEGFRIED So sagt dem Boten Dank! GUTRUNE Lasset uns sie hold empfangen, dass heiter sie und gern hier weile! Du, Hagen, minnig rufe die Mannen nach Gibichs Hof zur Hochzeit! Frohe Frauen ruf ich zum Fest der Freudigen folgen sie gern. (nach der Halle schreitend, wendet sie sich wieder um ) Rastest du, schlimmer Held? SIEGFRIED Dir zu helfen, ruh ich aus. (Er reicht ihr die Hand und geht mit ihr in die Halle ) DRITTE SZENE (Hagen und die Mannen ) HAGEN (hat einen Felsstein in der Höhe des Hintergrundes erstiegen; dort setzt er, der Landseite zugewendet, sein Stierhorn zum Blasen an ) Hoiho! Hoihohoho! Ihr Gibichsmannen, machet euch auf! Wehe! Wehe! Waffen! Waffen! Waffen durchs Land! Gute Waffen! Starke Waffen! Scharf zum Streit. Not ist da! Not! Wehe! Wehe! Hoiho! Hoihohoho! (Hagen bleibt immer in seiner Stellung auf der Anhöhe. Er bläst abermals. Aus verschiedenen Gegenden vom Lande her antworten Heerhörner. Auf den verschiedenen Höhenpfaden stürmen in Hast und Eile gewaffnete Mannen herbei, erst einzelne, dann immer mehrere zusammen, welche sich dann auf dem Uferraum vor der Halle anhäufen ) DIE MANNEN (erst einzelne, dann immer neu hinzukommende ) Was tost das Horn? Was ruft es zu Heer? Wir kommen mit Wehr, Wir kommen mit Waffen! Hagen! Hagen! Hoiho! Hoiho! Welche Not ist da? Welcher Feind ist nah? Wer gibt uns Streit? Ist Gunther in Not? Wir kommen mit Waffen, mit scharfer Wehr. Hoiho! Ho! Hagen! HAGEN (immer von der Anhöhe herab ) Rüstet euch wohl und rastet nicht; Gunther sollt ihr empfahn ein Weib hat der gefreit. DIE MANNEN Drohet ihm Not? Drängt ihn der Feind? HAGEN Ein freisliches Weib führet er heim. DIE MANNEN Ihm folgen der Magen feindliche Mannen? HAGEN Einsam fährt er keiner folgt. DIE MANNEN So bestand er die Not? So bestand er den Kampf? Sag es an! HAGEN Der Wurmtöter wehrte der Not Siegfried, der Held, der schuf ihm Heil! EIN MANN Was soll ihm das Heer nun noch helfen? ZEHN WEITERE Was hilft ihm nun das Heer? HAGEN Starke Stiere sollt ihr schlachten; am Weihstein fliesse Wotan ihr Blut! EIN MANN Was, Hagen, was heissest du uns dann? ACHT MANNEN Was heissest du uns dann? VIER WEITERE Was soll es dann? ALLE Was heissest du uns dann? HAGEN Einen Eber fällen sollt ihr für Froh! Einen stämmigen Bock stechen für Donner! Schafe aber schlachtet für Fricka, dass gute Ehe sie gebe! DIE MANNEN (mit immer mehr ausbrechender Heiterkeit ) Schlugen wir Tiere, was schaffen wir dann? HAGEN Das Trinkhorn nehmt, von trauten Frau n mit Met und Wein wonnig gefüllt! DIE MANNEN Das Trinkhorn zur Hand, wie halten wir es dann? HAGEN Rüstig gezecht, bis der Rausch euch zähmt! Alles den Göttern zu Ehren, dass gute Ehe sie geben! DIE MANNEN (brechen in ein schallendes Gelächter aus ) Gross Glück und Heil lacht nun dem Rhein, da Hagen, der Grimme, so lustig mag sein! Der Hagedorn sticht nun nicht mehr; zum Hochzeitsrufer ward er bestellt. HAGEN (der immer sehr ernst geblieben, ist zu den Mannen herabgestiegen und steht jetzt unter ihnen ) Nun lasst das Lachen, mut ge Mannen! Empfangt Gunthers Braut! Brünnhilde naht dort mit ihm. (Er deutet die Mannen nach dem Rhein hin diese eilen zum Teil nach der Anhöhe, während andere sich am Ufer aufstellen, um die Ankommenden zu erblicken ) (näher zu einigen Mannen tretend ) Hold seid der Herrin, helfet ihr treu traf sie ein Leid, rasch seid zur Rache! (Er wendet sich langsam zur Seite, in den Hintergrund. Während des Folgenden kommt der Nachen mit Gunther und Brünnhilde auf dem Rheine an.) DIE MANNEN (diejenigen, welche von der Höhe ausgeblickt hatten, kommen zum Ufer herab ) Heil! Heil! Willkommen! Willkommen! (Einige der Mannen springen in den Fluss und ziehen den Kahn an das Land. Alles drängt sich immer dichter an das Ufer ) Willkommen, Gunther! Heil! Heil! VIERTE SZENE (Gunther, Siegfried, Brünnhilde, Hagen, Gutrune, Mannen, Frauen. Gunther steigt mit Brünnhilde aus dem Kahne; die Mannen reihen sich ehrerbietig zu ihren Empfange. Während des Folgenden geleitet Gunther Brünnhilde feierlich an der Hand ) DIE MANNEN Heil dir, Gunther! Heil dir und deiner Braut! Willkommen! (Sie schlagen die Waffen tosend zusammen ) GUNTHER (Brünnhilde, welche bleich und gesenkten Blickes ihm folgt, den Mannen vorstellend ) Brünnhild , die hehrste Frau, bring ich euch her zum Rhein. Ein edleres Weib ward nie gewonnen. Der Gibichungen Geschlecht, gaben die Götter ihm Gunst, zum höchsten Ruhm rag es nun auf! DIE MANNEN (feierlich an ihre Waffen schlagend ) Heil! Heil dir, glücklicher Gibichung! (Gunther geleitet Brünnhilde, die nie aufblickt, zur Halle, aus welcher jetzt Siegfried und Gutrune, von Frauen begleitet, heraustreten ) GUNTHER (hält vor der Halle an ) Gegrüsst sei, teurer Held; gegrüsst, holde Schwester! Dich seh ich froh ihm zur Seite, der dich zum Weib gewann. Zwei sel ge Paare seh ich hier prangen (er führt Brünnhilde näher heran ) Brünnhild und Gunther, Gutrun und Siegfried! (Brünnhilde schlägt erschreckt die Augen auf und erblickt Siegfried; wie in Erstaunen bleibt ihr Blick auf ihn gerichtet. Gunther, welcher Brünnhildes heftig zuckende Hand losgelassen hat, sowie alle übrigen zeigen starre Betroffenheit über Brünnhildes Benehmen ) MANNEN UND FRAUEN Was ist ihr? Ist sie entrückt? (Brünnhilde beginnt zu zittern ) SIEGFRIED (geht ruhig einige Schritte auf Brünnhilde zu ) Was müht Brünnhildes Blick? BRÜNNHILDE (kaum ihrer mächtig ) Siegfried... hier...! Gutrune...? SIEGFRIED Gunthers milde Schwester mir vermählt wie Gunther du. BRÜNNHILDE (furchtbar heftig ) Ich.... Gunther... ? Du lügst! (Sie schwankt und droht umzusinken Siegfried, ihr zunächst, stützt sie ) Mir schwindet das Licht .... (Sie blickt in seinen Armen matt zu Siegfried auf ) Siegfried - kennt mich nicht! SIEGFRIED Gunther, deinem Weib ist übel! (Gunther tritt hinzu ) Erwache, Frau! Hier steht dein Gatte. BRÜNNHILDE (erblickt am ausgestreckten Finger Siegfrieds den Ring und schrickt mit furchtbarer Heftigkeit auf ) Ha! - Der Ring - an seiner Hand! Er - ? Siegfried? MANNEN UND FRAUEN Was ist? HAGEN (aus dem Hintergrunde unter die Mannen tretend ) Jetzt merket klug, was die Frau euch klagt! BRÜNNHILDE (sucht sich zu ermannen, indem sie die schrecklichste Aufregung gewaltsam zurückhält ) Einen Ring sah ich an deiner Hand, - nicht dir gehört er, ihn entriss mir (auf Gunther deutend ) dieser Mann! Wie mochtest von ihm den Ring du empfahn? SIEGFRIED (aufmerksam den Ring an seiner Hand betrachtend ) Den Ring empfing ich nicht von ihm. BRÜNNHILDE (zu Gunther ) Nahmst du von mir den Ring, durch den ich dir vermählt; so melde ihm dein Recht, fordre zurück das Pfand! GUNTHER (in grosser Verwirrung ) Den Ring? Ich gab ihm keinen doch - kennst du ihn auch gut? BRÜNNHILDE Wo bärgest du den Ring, den du von mir erbeutet? (Gunther schweigt in höchster Betroffenheit ) BRÜNNHILDE (wütend auffahrend ) Ha! - Dieser war es, der mir den Ring entriss Siegfried, der trugvolle Dieb! (Alles blickt erwartungsvoll auf Siegfried, welcher über der Betrachtung des Ringes in fernes Sinnen entrückt ist) SIEGFRIED Von keinem Weib kam mir der Reif; noch war s ein Weib, dem ich ihn abgewann genau erkenn ich des Kampfes Lohn, den vor Neidhöhl einst ich bestand, als den starken Wurm ich erschlug. HAGEN (wischen sie tretend ) Brünnhild , kühne Frau, kennst du genau den Ring? Ist s der, den du Gunthern gabst, so ist er sein, - und Siegfried gewann ihn durch Trug, den der Treulose büssen sollt ! BRÜNNHILDE (in furchtbarstem Schmerze aufschreiend ) Betrug! Betrug! Schändlichster Betrug! Verrat! Verrat! - Wie noch nie er gerächt! GUTRUNE Verrat? An wem? MANNEN UND FRAUEN Verrat? Verrat? BRÜNNHILDE Heil ge Götter, himmlische Lenker! Rauntet ihr dies in eurem Rat? Lehrt ihr mich Leiden, wie keiner sie litt? Schuft ihr mir Schmach, wie nie sie geschmerzt? Ratet nun Rache, wie nie sie gerast! Zündet mir Zorn, wie noch nie er gezähmt! Heisset Brünnhild ihr Herz zu zerbrechen, den zu zertrümmern, der sie betrog! GUNTHER Brünnhild , Gemahlin! Mäss ge dich! BRÜNNHILDE Weich fern, Verräter! Selbst Verrat ner - Wisset denn alle nicht ihm, dem Manne dort bin ich vermählt. FRAUEN Siegfried? Gutruns Gemahl? MANNEN Gutruns Gemahl? BRÜNNHILDE Er zwang mir Lust und Liebe ab. SIEGFRIED Achtest du so der eignen Ehre? Die Zunge, die sie lästert, muss ich der Lüge sie zeihen? Hört, ob ich Treue brach! Blutbrüderschaft hab ich Gunther geschworen Notung, das werte Schwert, wahrte der Treue Eid; mich trennte seine Schärfe von diesem traur gen Weib. BRÜNNHILDE Du listiger Held, sieh , wie du lügst! Wie auf dein Schwert du schlecht dich berufst! Wohl kenn ich seine Schärfe, doch kenn auch die Scheide, darin so wonnig ruht an der Wand Notung, der treue Freund, als die Traute sein Herr sich gefreit. DIE MANNEN (in lebhafter Entrüstung zusammentretend ) Wie? Brach er die Treue? Trübte er Gunthers Ehre? DIE FRAUEN Brach er die Treue? GUNTHER (zu Siegfried ) Geschändet wär ich, schmählich bewahrt, gäbst du die Rede nicht ihr zurück! GUTRUNE Treulos, Siegfried, sannest du Trug? Bezeuge, dass jene falsch dich zeiht! DIE MANNEN Reinige dich, bist du im Recht! Schweige die Klage! Schwöre den Eid! SIEGFRIED Schweig ich die Klage, schwör ich den Eid wer von euch wagt seine Waffe daran? HAGEN Meines Speeres Spitze wag ich daran sie wahr in Ehren den Eid. (Die Mannen schliessen einen Ring um Siegfried und Hagen. Hagen hält den Speer hin; Siegfried legt zwei Finger seiner rechten Hand auf die Speerspitze ) SIEGFRIED Helle Wehr! Heilige Waffe! Hilf meinem ewigen Eide! Bei des Speeres Spitze sprech ich den Eid Spitze, achte des Spruchs! Wo Scharfes mich schneidet, schneide du mich; wo der Tod mich soll treffen, treffe du mich klagte das Weib dort wahr, brach ich dem Bruder den Eid! BRÜNNHILDE (tritt wütend in den Ring, reisst Siegfrieds Hand vom Speere hinweg und fasst dafür mit der ihrigen die Spitze) Helle Wehr! Heilige Waffe! Hilf meinem ewigen Eide! Bei des Speeres Spitze sprech ich den Eid Spitze, achte des Spruchs! Ich weihe deine Wucht, dass sie ihn werfe! Deine Schärfe segne ich, dass sie ihn schneide denn, brach seine Eide er all , schwur Meineid jetzt dieser Mann! DIE MANNEN (im höchsten Aufruhr ) Hilf, Donner, tose dein Wetter, zu schweigen die wütende Schmach! SIEGFRIED Gunther! Wehr deinem Weibe, das schamlos Schande dir lügt! Gönnt ihr Weil und Ruh , der wilden Felsenfrau, dass ihre freche Wut sich lege, die eines Unholds arge List wider uns alle erregt! Ihr Mannen, kehret euch ab! Lasst das Weibergekeif ! Als Zage weichen wir gern, gilt es mit Zungen den Streit. (er tritt dicht zu Gunther ) Glaub , mehr zürnt es mich als dich, dass schlecht ich sie getäuscht der Tarnhelm, dünkt mich fast, hat halb mich nur gehehlt. Doch Frauengroll friedet sich bald dass ich dir es gewann, dankt dir gewiss noch das Weib. (er wendet sich wieder zu den Mannen ) Munter, ihr Mannen! Folgt mir zum Mahl! (zu den Frauen ) Froh zur Hochzeit, helfet, ihr Frauen! Wonnige Lust lache nun auf! In Hof und Hain, heiter vor allen sollt ihr heute mich sehn. Wen die Minne freut, meinem frohen Mute tu es der Glückliche gleich! (Er schlingt in ausgelassenem Übermute seinen Arm um Gutrune und zieht sie mit sich in die Halle fort. Die Mannen und Frauen, von seinem Beispiele hingerissen, folgen ihm nach. Die Bühne ist leer geworden. Nur Brünnhilde, Gunther und Hagen bleiben zurück. Gunther hat sich in tiefer Scham und furchtbarer Verstimmung mit verhülltem Gesichte abseits niedergesetzt. Brünnhilde, im Vordergrunde stehend, blickt Siegfried und Gutrune noch eine Zeitlang schmerzlich nach und senkt dann das Haupt ) FÜNFTE SZENE Brünnhilde, Hagen, Gunther BRÜNNHILDE (in starrem Nachsinnen befangen ) Welches Unholds List liegt hier verhohlen? Welches Zaubers Rat regte dies auf? Wo ist nun mein Wissen gegen dies Wirrsal? Wo sind meine Runen gegen dies Rätsel? Ach Jammer! Jammer! Weh , ach Wehe! All mein Wissen wies ich ihm zu! In seiner Macht hält er die Magd; in seinen Banden fasst er die Beute, die, jammernd ob ihrer Schmach, jauchzend der Reiche verschenkt! Wer bietet mir nun das Schwert, mit dem ich die Bande zerschnitt ? HAGEN (dicht an sie herantretend ) Vertraue mir, betrog ne Frau! Wer dich verriet, das räche ich. BRÜNNHILDE (matt sich umblickend ) An wem? HAGEN An Siegfried, der dich betrog. BRÜNNHILDE An Siegfried?... Du? (bitter lächelnd ) Ein einz ger Blick seines blitzenden Auges, - das selbst durch die Lügengestalt leuchtend strahlte zu mir, - deinen besten Mut machte er bangen! HAGEN Doch meinem Speere spart ihn sein Meineid? BRÜNNHILDE Eid und Meineid, müssige Acht! Nach Stärkrem späh , deinen Speer zu waffnen, willst du den Stärksten bestehn! HAGEN Wohl kenn ich Siegfrieds siegende Kraft, wie schwer im Kampf er zu fällen; drum raune nun du mir klugen Rat, wie doch der Recke mir wich ? BRÜNNHILDE O Undank, schändlichster Lohn! Nicht eine Kunst war mir bekannt, die zum Heil nicht half seinem Leib ! Unwissend zähmt ihn mein Zauberspiel, das ihn vor Wunden nun gewahrt. HAGEN So kann keine Wehr ihm schaden? BRÜNNHILDE Im Kampfe nicht - ; doch träfst du im Rücken ihn.... Niemals - das wusst ich - wich er dem Feind, nie reicht er fliehend ihm den Rücken an ihm drum spart ich den Segen. HAGEN Und dort trifft ihn mein Speer! er wendet sich rasch von Brünnhilde ab zu Gunther Auf, Gunther, edler Gibichung! Hier steht dein starkes Weib was hängst du dort in Harm? GUNTHER (leidenschaftlich auffahrend ) O Schmach! O Schande! Wehe mir, dem jammervollsten Manne! HAGEN In Schande liegst du; leugn ich das? BRÜNNHILDE (zu Gunther ) O feiger Mann! Falscher Genoss ! Hinter dem Helden hehltest du dich, dass Preise des Ruhmes er dir erränge! Tief wohl sank das teure Geschlecht, das solche Zagen gezeugt! GUNTHER (ausser sich ) Betrüger ich - und betrogen! Verräter ich - und verraten! Zermalmt mir das Mark! Zerbrecht mir die Brust! Hilf, Hagen! Hilf meiner Ehre! Hilf deiner Mutter, die mich - auch ja gebar! HAGEN Dir hilft kein Hirn, dir hilft keine Hand dir hilft nur - Siegfrieds Tod! GUNTHER (von Grausen erfasst ) Siegfrieds Tod! HAGEN Nur der sühnt deine Schmach! GUNTHER (vor sich hinstarrend ) Blutbrüderschaft schwuren wir uns! HAGEN Des Bundes Bruch sühne nun Blut! GUNTHER Brach er den Bund? HAGEN Da er dich verriet! GUNTHER Verriet er mich? BRÜNNHILDE Dich verriet er, und mich verrietet ihr alle! Wär ich gerecht, alles Blut der Welt büsste mir nicht eure Schuld! Doch des einen Tod taugt mir für alle Siegfried falle - zur Sühne für sich und euch! HAGEN (heimlich zu Gunther ) Er falle - dir zum Heil! Ungeheure Macht wird dir, gewinnst von ihm du den Ring, den der Tod ihm wohl nur entreisst. GUNTHER (leise ) Brünnhildes Ring? HAGEN Des Nibelungen Reif. GUNTHER (schwer seufzend ) So wär es Siegfrieds Ende! HAGEN Uns allen frommt sein Tod. GUNTHER Doch Gutrune, ach, der ich ihn gönnte! Straften den Gatten wir so, wie bestünden wir vor ihr? BRÜNNHILDE (wild auffahrend ) Was riet mir mein Wissen? Was wiesen mich Runen? Im hilflosen Elend achtet mir s hell Gutrune heisst der Zauber, der den Gatten mir entrückt! Angst treffe sie! HAGEN (zu Gunther ) Muss sein Tod sie betrüben, verhehlt sei ihr die Tat. Auf muntres Jagen ziehen wir morgen der Edle braust uns voran, ein Eber bracht ihn da um. GUNTHER UND BRÜNNHILDE So soll es sein! Siegfried falle! Sühn er die Schmach, die er mir schuf! Des Eides Treue hat er getrogen mit seinem Blut büss er die Schuld! Allrauner, rächender Gott! Schwurwissender Eideshort! Wotan! Wende dich her! Weise die schrecklich heilige Schar, hieher zu horchen dem Racheschwur! HAGEN Sterb er dahin, der strahlende Held! Mein ist der Hort, mir muss er gehören. Drum sei der Reif ihm entrissen. Alben-Vater, gefallner Fürst! Nachthüter! Niblungenherr! Alberich! Achte auf mich! Weise von neuem der Niblungen Schar, dir zu gehorchen, des Ringes Herrn! (Als Gunther mit Brünnhilde heftig der Halle sich zuwendet, tritt ihnen der von dort heraustretende Brautzug entgegen. Knaben und Mädchen, Blumenstäbe schwingend, springen lustig voraus. Siegfried wird auf einem Schilde, Gutrune auf einem Sessel von den Männern getragen. Auf der Anhöhe des Hintergrundes führen Knechte und Mägde auf verschiedenen Bergpfaden Opfergeräte und Opfertiere zu den Weihsteinen herbei und schmücken diese mit Blumen. Siegfried und die Mannen blasen auf ihren Hörnern den Hochzeitsruf. Die Frauen fordern Brünnhilde auf, an Gutrunes Seite sie zu geleiten. Brünnhilde blickt starr zu Gutrune auf, welche ihr mit freundlichem Lächeln zuwinkt. Als Brünnhilde heftig zurücktreten will, tritt Hagen rasch dazwischen und drängt sie an Gunther, der jetzt von neuem ihre Hand erfasst, worauf er selbst von den Männern sich auf den Schild heben lässt. Während der Zug, kaum unterbrochen, schnell der Höhe zu sich wieder in Bewegung setzt, fällt der Vorhang ) この日本語テキストは、 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス の下でライセンスされています。@wagnerianchan Wagner,Richard/Götterdämmerung/III+
https://w.atwiki.jp/oper/pages/1356.html
「夏」 6a. レチタティーヴォ (序奏:夜明けの描写) ルーカス 灰色の霞に包まれて やわらかな朝の光が近付いてくる。 その明かるさに追われ、重い足取りで けだるい夜が去っていく。 薄暗い洞穴へと 盲目のフクロウたちは逃げていく。 あの鈍い嘆きの声に もう怯えることはない。 シモン 夜明けの先触れが告げられる。 鋭い鳴き声で 新たな一日の活動へと 眠っていた農夫を呼び起こす。 6b. アリアとレチタティーヴォ シモン 目覚めた羊飼いは 喜ぶ羊たちを呼び集め 牧草しげる緑の丘へ ゆっくりと追い立てる そして東を見渡して 杖に身を預ける 日の出の輝きを見るために 待ち焦がれていた日の出の輝きを ハンネ 朝焼けに空が赤く染まっていく。 薄い雲は煙のように消え 空は群青色に澄み渡り 高い山々の頂きは金色に燃えている。 7. 合唱 ハンネ, ルーカス, シモン 昇ってくる、太陽が昇ってくる 近付いてくる、やってくる 光を放つ、きらめき輝く 合唱 神々しく太陽が輝く 燃えさかる威厳を湛えて! 万歳、太陽よ万歳! 光と命のみなもとよ! 万物の魂、この世の瞳、 神の力の至高の姿、 我らは心から感謝を捧げます ハンネ, ルーカス, シモン 誰が言い尽くせよう、全ての喜びを! あなたの慈悲は、なんと喜ばしいことか! 誰が数え尽くせよう、全ての恵みを! あなたの恩寵が、我らに注いだ恵み! 合唱 喜び!おお、誰が言い尽くせよう! 恵み!おお、誰が数え尽くせよう! 言い尽くせまい、数え尽くせまい 誰も! ハンネ 我らを幸福で満たす太陽に感謝します ルーカス 我らに元気づける太陽に感謝します シモン 我らに平穏をもたらす太陽に感謝します ハンネ, ルーカス, シモン そして、創造主に感謝を捧げます この御業を成し遂げる創造主に 一同 万歳!太陽よ、万歳! 光と命のみなもとよ! 全ての声があなたを讃え 自然があなたを歓び歌う 8a. レチタティーヴォ シモン あたり一面がざわめいている。 色鮮やかに麦は畑にひしめき合っている。 日に焼けた農夫に 頭を垂れる実った穂。 鎌が光り、麦は倒れる。 そして見る間に積み上げられて 目の詰まった大束となる。 8b. レチタティーヴォ ルーカス 真昼の太陽は 激しく燃え盛る。 雲ひとつない空から 強烈な炎が、ぎらぎらと大地に降り注ぐ。 照りつけられた平野の上には 陽炎が低く揺らめいて まばゆく照り返す海のようだ。 8c. カヴァティーナ ルーカス 暑さに自然は苦しみあえいでいる。 花は萎れ、草は枯れ、 泉は干上がり、全てのものが灼熱に苦しんでいる。 人も獣もやつれ果て 力なく地面にうち伏している。 9a. レチタティーヴォ ハンネ さあ、ようこそ、薄暗い木立へ。 年老いたオークの 涼しい木陰。 しなやかなヤマナラシの葉の かすかなざわめき。 柔らかなこけの上を さらさらと流れる澄んだ小川。 ブンブンと羽音を立てて飛び交う たくさんの夏の虫たち。 まじりけのないハーブの香りが 西風にのって漂ってきます。 そして近くの茂みから聞こえてくるのは 若い羊飼いの草笛の音。 9b. アリア ハンネ なんて良い気分なんでしょう! なんて心地いいのかしら! 血管をくまなく流れて 神経の先まで駆けめぐる この爽やかな感じ 心は目覚めて ときめきに踊る 湧き出る力に 胸は高鳴る 10a. レチタティーヴォ シモン おお、見よ!蒸し暑い空気のなか 山々の尾根にそって もやと蒸気は集まり 青白い霧となって昇っていく。 霧は空へと押し広げられ またたくまに天を 暗闇へと包み込んでいく。 ルーカス 聞こえるか、谷に響く声が 嵐の訪れを告げている! 見るがいい、不吉で重苦しい 暗雲はゆっくりと広がり 野原に迫るように垂れこめている。 ハンネ 怖ろしい気配に 自然は息を潜めています。 獣も、木の葉も、まったく動かない。 死んだような静けさが辺りに満ちている。 10b. 合唱 嵐 ああ!嵐がやってくる! 天よお守りください! 雷鳴が轟く! 風が吹き荒れる! どこに逃げよう! 稲妻が閃き空を駆け ジグザグに雲を裂く 土砂降りの雨が大地を叩く 助けはどこに! 嵐は怒り、荒れ狂い 大空が燃え上がる 神よ!助けたまえ! 叩きつけ炸裂する、雷撃につぐ雷撃 恐ろしい雷鳴が轟きわたる 神よ!神よ! 大地は揺さぶられ 海の底まで震え上がる ルーカス 暗い雲が切れていき 恐ろしい嵐は静まった ハンネ 太陽はまだ沈まずに 西の空に輝いています 畑は最後の夕日を浴びて 雫がキラキラと真珠のよう シモン 住み慣れた牛舎へと 肥えた牛が 満腹になって帰っていく ルーカス うずらのつがいが もう呼び交わしている ハンネ 草むらではこおろぎたちが鳴いている シモン 沼からは カエルの声が聞こえてくる ルーカス, ハンネ, シモン 夕べの鐘が鳴り響く 空には星がきらめきはじめ 安らぎへと誘っている 男たち 娘たち、若者たち 妻たち、さあ帰ろう! 心地よい眠りが待っている 澄んだ心と、健やかな体 一日の仕事が安らかな眠りへと誘う 女たち ええ行きましょう、一緒に帰りましょう 一同 夕べの鐘も鳴り終えた 空には星がきらめいて 安らぎへと誘っている DER SOMMER 6a. RECITATIVO (Die Einleitung stellt die Morgendämmerung vor) LUKAS In grauem Schleier rückt heran das sanfte Morgenlicht. Mit lahmen Schritten weicht vor ihm die träge Nacht zurück. Zu düst’ren Höhlen flieht der Leichenvögel blinde Schar; ihr dumpfer Klageton beklemmt das bange Herz nicht mehr. SIMON Des Tages Herold meldet sich; mit scharfem Laute rufet er zur neuer Tätigkeit den ausgeruhten Landmann auf. 6b. ARIA UND RECITATIVO SIMON Der munt’re Hirt versammelt nun die frohen Herden um sich her; zur fetten Weid’ auf grünen Höh’n treibet er sie langsam fort. Nach Osten blickend steht er dann, auf seinem Stabe hingelehnt, zu seh’n den ersten Sonnenstrahl, welchem er entgegen harrt. HANNE Die Morgenröte bricht hervor; wie Rauch verflieget das leichte Gewölk; der Himmel pranget im hellen Azur, der Berge Gipfel in feurigem Gold. 7. CHOR HANNE, LUKAS, SIMON Sie steigt herauf, die Sonne, sie steigt; Sie naht, sie kommt; Sie strahlt, sie scheint. CHOR Sie scheint in herrlicher Pracht, in flammender Majestät! Heil, o Sonne, heil! Des Lichts und Lebens Quelle, heil! O du, des Weltalls Seel’ und Aug’, der Gottheit schönstes Bild, dich grüßen dankbar wir. HANNE, LUKAS, SIMON Wer spricht sie aus, die Freuden alle, die deine Huld in uns erweckt! Wer zählet sie, die Segen alle, die deine Mild’ auf uns ergießt! CHOR Die Freuden! O, wer spricht sie aus! Die Segen! O, wer zählet sie! Wer spricht sie aus! Wer zählet sie! Wer! HANNE Dir danken wir, was uns ergötzt. LUKAS Dir danken wir, was uns belebt. SIMON Dir danken wir, was uns erhält. HANNE, LUKAS, SIMON Dem Schöpfer aber danken wir, was deine Kraft vermag. ALLE Heil! O Sonne, Heil! Des Lichts und Lebens Quelle, Heil! Dir jauchzen alle Stimmen, dir jauchzet die Natur. 8a. RECITATIVO SIMON Nun regt und bewegt sich alles umher. Ein buntes Gewühl bedecket die Flur. Dem braunen Schnitter neiget sich der Saaten wallende Flut. Die Sense blitzt, da sinkt das Korn; doch steht es bald und aufgehäuft in festen Garben wieder da. 8b. RECITATIVO LUKAS Die Mittagssonne brennet jetzt in voller Glut, und gießt durch die entwölkte Luft, ihr mächtiges Feu’r in Strömen hinab. Ob den gesengten Flächen schwebt, im nieder’n Qualm ein blendend Meer von Licht und Widerschein. 8c. CAVATINA LUKAS Dem Druck erlieget die Natur; welke Blumen, dürre Wiesen, trock’ne Quellen, alles zeigt der Hitze Wut, und kraftlos schmachten Mensch und Tier am Boden hingestreckt. 9a. RECITATIVO HANNE Willkommen jetzt, o dunkler Hain, wo der bejahrten Eiche Dach den kühlenden Schirm gewährt, und wo der schlanken Äspe Laub mit leisem Gelispel rauscht. Am weichen Moose rieselt da in heller Flut der Bach, und fröhlich summend irrt und wirrt die bunte Sonnenbrut. Der Kräuter reinen Balsamduft verbreitet Zephyrs Hauch, und aus dem nahen Busche tönt des jungen Schäfers Rohr. 9b. ARIA HANNE Welche Labung für die Sinne! Welch’ Erholung für das Herz! Jeden Aderzweig durchströmet, und in jeder Nerve bebt erquickendes Gefühl. Die Seele wachet auf zum reizenden Genuß , und neue Kraft erhebt durch milden Drang die Brust. 10a. RECITATIVO SIMON O seht! Es steiget in der schwülen Luft am hohen Saume des Gebirgs, von Dampf und Dunst ein fahler Nebel auf. Empor gedrängt, dehnt er sich aus, und hüllet bald den Himmelsraum in schwarzes Dunkel ein. LUKAS Hört, wie vom Tal ein dumpf Gebrüll den wilden Sturm verkünd’t! Seht, wie vom Unheil schwer die finst’re Wolke langsam zieht, und drohend auf die Eb’ne sinkt. HANNE In banger Ahndung stockt das Leben der Natur. Kein Tier, kein Blatt beweget sich, und Todesstille herrscht umher. 10b. CHOR. DAS UNGEWITTER Ach! das Ungewitter nah t. Hilf uns Himmel! O, wie der Donner rollt! O, wie die Winde toben! Wo flieh’n wir hin! Flammende Blitze durchwühlen die Luft; den zackigen Keilen berstet die Wolke, und Güsse stürzen herab. Wo ist Rettung! Wütend ras t der Sturm; der weite Himmel entbrennt. Weh’ uns Armen! Schmetternd krachen Schlag auf Schlag die schweren Donner fürchterlich. Weh’ uns! Weh’ uns! Erschüttert wankt die Erde bis in des Meeres Grund. LUKAS Die düst’ren Wolken trennen sich; gestillet ist der Stürme Wut. HANNE Vor ihrem Untergange blickt noch die Sonn’ empor, und von dem letzten Strahle glänzt, mit Perlenschmuck geziert, die Flur. SIMON Zum lang gewohnten Stalle kehrt, gesättigt, und erfrischt, das Fette Rind zurück. LUKAS Dem Gatten ruft die Wachtel schon. HANNE Im Grase zirpt die Grille froh, SIMON Und aus dem Sumpfe quakt der Frosch. LUKAS, HANNE, SIMON Die Abendglocke tönt. Von oben winkt der helle Stern, und ladet uns zur sanften Ruh . MÄNNER Mädchen, Bursche, Weiber kommt! Unser wartet süßer Schlaf, wie reines Herz, gesunder Leib, und Tagesarbeit ihn gewährt. FRAUEN Wir geh’n, wir folgen euch. ALLE Die Abendglocke hat getönt; von oben winkt der helle Stern, und ladet uns zur sanften Ruh. Haydn,Franz Joseph/Die Jahreszeiten/III
https://w.atwiki.jp/hitler/pages/32.html
映画「ヒトラー ~最期の12日間~」でよく使われているシーンにおいて、 そのシーンは「本来どんな内容で、何と言っているか」をまとめたものです。 性質上、ドイツ語セリフの日本語訳においてネット翻訳の使用は不適です。 いつものシーンいつものシーン ドイツ語原文 いつものシーン 日本語訳 総統とコラーの電話総統とコラーの電話 ドイツ語原文 総統とコラーの電話 日本語訳 第一回目会議第一回目会議 ドイツ語原文 第一回目会議 日本語訳 ヒトラーとシュペーアヒトラーとシュペーア ドイツ語原文 ヒトラーとシュペーア 日本語訳 ゲーリング、総統を怒らせるゲーリング、総統を怒らせる ドイツ語原文 ゲーリング、総統を怒らせる 日本語訳 ヒトラーの会議ヒトラーの会議 ドイツ語原文 ヒトラーの会議 日本語訳 シュペーアの辞去シュペーアの辞去 ドイツ語原文 シュペーアの辞去 日本語訳 ヒトラーの食事シーンヒトラーの食事シーン ドイツ語原文 ヒトラーの食事シーン 日本語訳 ゲッベルスの怒りゲッベルスの怒り ドイツ語原文 ゲッベルスの怒り 日本語訳 いつものシーン このシーンはベルリンが包囲されつつある中、「フェリックス・シュタイナー武装親衛隊大将に出したはずの攻撃命令が実行されていない」と聞き、閣下がブチ切れるものです。 この時、シュタイナーの手元には歩兵ばかりで僅か二千程度なのに対し、相手のジューコフの兵力は各種の兵科で百万。無理ゲーにもほどがある。 いつものシーン ドイツ語原文 Kerbs Es ist dem Feind gelungen, die Front in breiter Formation zu durchbrechen! Im Süden hat der Gegner Zossen genommen und stösst auf Stahnsdorf vor. Der Feind operiert am nördlichen Stadtrand zwischen Frohnau und Pankow, und im Osten, der Feind hat an der Linie Lichtenberg, Mahlsdorf, Karlshorst gelangt. Hitler Mit dem Angriff Steiners wird das alles in Ordnung kommen! Kerbs Mein Führer ... Steiner ... Jodl Steiner konnte nicht genügend Kräfte für einen Angriff massieren! Der Angriff Steiners ist nicht erfolgt. Hilter Es bleiben im Raum Keitel, Jodl, Krebs und Burgdorf. Hitler Das war ein Befehl! Der Angriff Steiners war ein Befehl! Wer sind Sie, dass Sie es wagen, sich meinen Befehlen zu widersetzen?!! So weit ist es also gekommen ... Das Militär hat mich belogen! Jeder hat mich belogen, sogar die SS! Die gesamte Generalität ist nichts weiter als ein Haufen niederträchtiger, treuloser Feiglinge! Burgdorf Mein Führer, ich kann nicht zulassen, dass die Soldaten die für Sie verbluten... Hitler Sie sind Feiglinge! Verräter! Versager! Burgdorf Mein Führer, Was Sie da sagen, ist ungeheuerlich! Hitler Die Generalität ist das Geschmeiss des deutschen Volkes! Sie ist ohne Ehre! Sie nennen sich Generale, weil Sie Jahre auf Militärakademien zugebracht haben nur um zu lernen, wie man Messer und Gabel hält! Jahrelang hat das Militär meine Aktionen nur behindert! Es hat mir jeden nur erdenklichen Widerstand in den Weg gelegt! Ich hatte gut daran getan, vor Jahren alle höheren Offiziere liquidieren zu lassen, wie Stalin! Hitler Ich war nie auf einer Akademie. Und doch habe ich allein, allein auf mich gestellt, ganz Europa erobert! Verräter! Von allem Anfang an bin ich nur verraten und betrogen worden! Es wurde ein ungeheurer Verrat geübt am deutschen Volke! Aber alle diese Verräter werden bezahlen! Mit ihrem eigenen Blut werden sie zahlen! Sie werden ersaufen in ihrem eigenen Blut! Junge Bitte, Gerda, jetzt beruhig dich doch. Hitler Meine Befehle sind in den Wind gesprochen. Es ist unmöglich, unter diesen Umständen zu führen. Es ist aus. Hitler Der Krieg ist verloren. Hitler Aber wenn Sie, meine Herren, glauben, dass ich deswegen Berlin verlasse, irren Sie sich gewaltig! Eher jage ich mir eine Kugel in den Kopf! Hitler Tun Sie, was Sie wollen. いつものシーン 日本語訳 クレープス「敵軍は広範囲で陣を突破し前進しております。 南部ではツォッセンを占拠し、シュターンスドルフに進軍しております。 北部ではフローナウとパンコーの郊外で行動しており、 東部ではリヒテンベルグ・マールスドルフ・カルルスホルストの線にまで到達しました」 ヒトラー「シュタイナーの攻撃で平穏を取り戻すだろう」 クレープス「総統閣下……。シュタイナーは…」 ヨードル「シュタイナーは攻撃のための兵力を集めることができませんでした。 シュタイナーは攻撃を実行していません」 ヒトラー「…以下の者は残れ。カイテル、ヨードル、クレープス、ブルクドルフ」 ヒトラー「命令しただろうが! シュタイナーに攻撃しろと命令しただろうが! 一体、どこの誰が、私の命令に背いたのだ! その結果がこれだ。 軍は私を欺きやがった! 誰もが私を欺いた、親衛隊もだ! 将軍どもはくそったれ以下、下劣で不届きな臆病者だ!」 ブルクドルフ「閣下、承服できません、兵はあなたのために血を流し…」 ヒトラー「貴様らは臆病者だ!裏切り者だ!失敗者だ!」 ブルクドルフ「閣下、いくらあなたと言えども言い過ぎです!」 ヒトラー「将軍どもはドイツの国民の中のクズだ!」 ヒトラー「恥さらしだ!」 ヒトラー「貴様ら、将軍などと呼ばれているが、士官学校で歳ばかり取りやがって! 覚えたのはナイフとフォークの持ち方だけだ! 常に軍は私の邪魔ばかりしやがって! 考え付く限りの手段で妨害しやがって! 私もやっておくべきだった! 高級士官どもを粛清すればよかった、スターリンのようにな!」 ヒトラー「私は大学を卒業してはいない。 だが私は、一人の力でやってやった、全ヨーロッパの征服を! 裏切り者ども… 私は始めから裏切られ、騙されてきただけなのだ! ドイツ人民への恐るべき背信行為だ! だが裏切り者には報いが来る。 お前らの血で購うのだ。 お前ら自身の血で溺れ死ぬのだ!」 ユンゲ「ゲルダ、落ち着いてちょうだい」 ヒトラー「私の命令は風の囁きのようなものだ。 この状況で、指揮することはできない。 終わりだ。 この戦争は負けだ。 だが諸君、私がベルリンを離れると思うならそれは大きな間違いだ。 その前に、自身の頭を撃ち抜く!」 ヒトラー「後は好きにしろ」 総統とコラーの電話 このシーンはベルリンに向けて飛んできた砲撃についてコラーに問い合わせたら、ソ連軍が目の前まで迫っているとわかり、クビだと言いつける場面です。 "Zoo Bunker"はティーアガルデン公園内の動物園にあった、高射砲塔付の防空壕。ベルリンでも随一の高さを持っていた。現在は解体されて残っていない。 総統とコラーの電話 ドイツ語原文 Hitler Burgdorf was ist los? Woher kommt die Schießerei? Burgdoorf Mein Führer, darf ich Ihnen zum Geburtstag gratulieren? Mein Führer, das Zentrum von Berlin steht unter Artilleriebeschuss! Granaten sind in dichter Folge am Brandenburger Tor, am Reichstag und bis hin zum Bahnhof Friedrichstraße eingeschlagen! Hitler Von wo kommt der Beschuss? Burgdorf Mein Führer, wir haben noch keine Meldung! Ich spreche grad mit Koller. Hitler Koller! Geben Sie mir Koller. Hitler Koller! Sie wissen, dass Berlin unter Artilleriefeuer liegt? Koller Nein! Hitler Das Sagen Sie! Hören Sie den Beschuss nicht? Koller Nein, ich bin in Wildpark Werder! Hitler Riesige Aufregung in der Stadt! Die Russen sollen eine Eisenbahnbrücke über die Oder haben! Koller Der Feind hat keine Eisenbahnbatterie an der Oder. Koller Es handelt sich hier nicht um Fernfeuer! Der Divisionsgefechtsstand der Flak am Zoo Bunker meldet, dass es sich hier... um Geschütze nur des Kalibers 10 bis 12 Zentimeter handelt. Die russische Batterie ist bei Marzahn in Stellung gegangen. Hitler Das sind ja nur 12 km bis zum Stadtkern! Ist der Russe schon so nah? Man müsste die ganze Luftwaffenführung sofort aufhängen! Hitler Das ist unerhört! Unerhört! Das Russe steht zwölf kilometer vorm Stadkern! Und ich erfahre das so zusagen auf Nachfrage! Krebs Mein Fühler, vielleicht handelt es sieh ja wirklich um Fernfeuer! sie erwäfnten eine Eisenbahnbrüke über die Oder! Hitler Ach, Unsinn!! 総統とコラーの電話 日本語訳 ヒトラー「ブルクドルフ、どうした?どこかで射撃でもしているのか?」 ブルクドルフ「閣下、私はこんな誕生日を祝福できるでしょうか? 閣下、ベルリンの中心に向かって砲撃です! 砲撃はブランデンブルグ門や議事堂、フリードリッヒ通り駅を破壊しました」 ヒトラー「どこからの砲撃だ!?」 ブルクドルフ「閣下、私たちにはまだわかりません。今コラーに電話をかけたところです」 ヒトラー「コラーか!私にコラーと会話させろ!」 ヒトラー「コラー!お前、ベルリンが砲撃下なのを知っているだろうな?」 コラー「いいえ!」 ヒトラー「何言っているんだ!攻撃の音が聞こえないのか?」 コラー「いえ!私、今ヴェルダーのヴィルドパークにいるんですけど」 ヒトラー「市街地じゃ大騒ぎだ! ソ連軍はオーデル川に架かる鉄橋を抑えたのだぞ!」 コラー「敵はオーデル川に列車砲を置いていませんが」 コラー「これは短距離砲によるものです!ツォー防空所からの報告によりますと 10~12cmの口径のものです。ソ連軍はマルツァーン付近から攻撃しております」 ヒトラー「中心部から12Kmの位置じゃないか! ソ連軍はすでにそこまで近くに? 空軍の全指揮官は今すぐクビだ!」 ヒトラー「これは失態だ!大失態だ! ソ連軍が中心部から12kmにいるんだ! ワシは気に入らん問い合わせなど知らん!」 クレープス「閣下、それは遠距離砲撃の見間違いではないでしょうか! 彼らはオーデル川に列車砲を置いているはずです!」 ヒトラー「くだらん!」 第一回目会議 このシーンは、ベルリンに迫るソ連軍にドイツ第9軍(テオドール・ブッセ大将指揮)が包囲されてしまったために、その対処について会議するシーンです。 ここでシュタイナーに攻撃させる作戦が考えられたのだが、どうなったかは上記の通り。第12軍(ヴァルター・ヴェンク大将指揮)もそんな余裕なんてない…。 このシーンは2パターン存在する。というのも、原作「Der Untergang」ではあまりにも過激な表現があったりして危ないということもあり、作られた模様。 第一回目会議 ドイツ語原文 Keitel Auch auf die Gefahr hin, mich zu wiederholen, die neunte Armee muss zurückgenommen werden, sonst wird sie eingekesselt und aufgerieben! Wir müssen sofort... Hitler Die neunte Armee wird nicht zurückgenommen! Sagen sie Busse, er soll kämpfen, wo er steht! Jodl Mein Führer! Dann ist die neunte Armee verloren! Hitler Wir werden die im Norden und Osten bis und den äußeren Verteidigungsring vorstoßenden Sowjetverbände in einem rücksichtslosen, mit aller Kraft geführten Gewaltschlag zurückwerfen! Jodl Mit welchen Kräften, Mein Führer? Hitler Die Gruppe Steiner wird von Norden her angreifen und sich mit der neunten Armee vereinigen! Kerbs Die neunte Armee ist nach Norden bewegungsunfähig! Die Feindkräfte übersteigen unsere Mannschaften um ein zehnfaches! Hitler Wenck Soll mit der zwölften Armee die Sache unterstützen. Jodl Aber mein Führer, die zwölften Armee marschiert nach Westen richtung Elbe! Hitler Dann soll die Armee eben kehrt machen! Jodl Dann entblößen wir die Westfront! Hitler Haben Sie noch Zweifel an meinem Befehl?! Ich glaube, ich habe mich klar genug ausgedrückt! Hitler Ich bin mit mir ins Reine gekommen. Ich bleibe in der Hauptstadt. Alle Mein Führer, bla bla bla bla.... Hitler Es kann und darf nicht sein... dass diese kulturlosen Bestien Europa überschwemmen! Ich bin das letzte Bollwerk gegen diese Gefahren! Der Kampf um Berlin ist die deutsche Schicksalsschlacht! Goebbels Allein in Berlin lässt sich ein moralischer Welterfolg erzielen. Wenn dem Führer der Tod bestimmt sein sollte, muss er das Ende in denTrümmern des Hauptstadt suchen! Nichts anderes ist er der Treue zu seiner weltgeschichtlichen Aufgabe... und seinem historischen Rang schuldig! Hitler Ah! Mohnke! Sie sind da! Mohnke Mein Führer! Hitler Ich habe heute "Fall Clausewitz" ausgegeben. Berlin wird Frontstadt. Sie übernehmen als Kampfkommandant die Sicherung des Regierungsviertels. Mohnke Mein Führer, wenn es in Berlin zur Schlacht kommt, wir werden kämpfen bis zum letzten Mann! Aber es sind noch über drei Millionen Zivilisten in der Stadt, die müssen evakuiert werden! Hitler Ich verstehe Ihre Bedenken, Mohnke! Aber wir müssen auch da eiskalt sein! Wir können jetzt keine Rücksicht auf sogenannte Zivilisten nehmen! Mohnke Mein Führer, bei allem gebotenen Respekt, gestatten Sie die Frage was soll aus den Frauen und Kindern werden, den tausenden von Verletzten und den Alten? Hitler In einem Krieg wie diesem gibt es keine Zivilisten! 第一回目会議 日本語訳 カイテル「危険です、繰り返しますが第9軍は撤退させるべきです。そうでなければ包囲殲滅されます!すぐに命令を!」 ヒトラー「第9軍の撤退はならん!ブッセ司令官に、現在位置で戦うことを要求せよ!」 ヨードル「閣下!第9軍を失うわけにはいきません!」 ヒトラー「我々は北と東でのソ連軍の突撃に対する防衛においてうまくいっている。容赦ない攻撃で押し戻せばよいのだ」 ヨードル「どの部隊が行いますか、閣下?」 ヒトラー「シュタイナー軍集団が北から攻撃すればよい、そこへ第9軍を向かわせろ」 クレープス「第9軍の北上は無理でしょう。敵は10倍もの兵力を持っています」 ヒトラー「ヴェンクの第12軍に支援をさせろ!」 ヨードル「ですが閣下。第12軍はエルベ川に向かい西へ移動しています」 ヒトラー「なら引き返させればいいだろうが!」 ヨードル「西が無防備になります」 ヒトラー「ワシの命令に疑問か?ワシは明確に説明したはずだぞ!」 ヒトラー「ワシは腹を決めた。首都にとどまる」 一同「閣下、なりません」 ヒトラー「ヨーロッパを野蛮な野獣どもで溢れさせるわけにはいかん!私が危険に対する最後の砦、 ベルリンの戦いはドイツの運命の杭なのだ」 ゲッベルス「ベルリンは道徳の砦、閣下が死す定めの時は首都が瓦礫となるときだ! 彼は世界史的使命に忠実で、歴史的義務のために!」 ヒトラー「おお、モーンケ、そこにいたか!」 モーンケ「閣下!」 ヒトラー「ワシは今日『クラウセヴィッツの場合』を発令する。ベルリンが前線都市だ。政府管轄地区の1/4の指揮を引き継げ」 モーンケ「閣下!ベルリンで最後の一兵となるまで戦ってみせます!ですが、都市に住む300万の民間人は避難させねばなりません!」 ヒトラー「その懸念は分かる、モーンケ。だが我々は冷酷でなくてはならん!我々は今、民間人に配慮する余裕は無い!」 モーンケ「恐れながらお尋ねいたします。女や子供はどうなります?数千もの負傷者や老人は?」 ヒトラー「戦場に民間人など存在しない」 ヒトラーとシュペーア ヒトラーとシュペーア ドイツ語原文 hitler wohin immer der Feind vordringt,er soll nur noch eine wüste vorfinden! speer Das ist das Todesurteil für das deutsche Volk! Kein Strom, kein Gas, kein sauberes Wasser, keine kohle, kein Verkehr Alle Bahnanlagen, Kanäle, Docks,Scheusen,Schiffe,Lokomotiven, all das zu zerstören, würde unser Land zurückschleudern ins Mittelalter! Mit diesem Befehl rauben Sie dem Volk jegliche Überlebenschance! hitler Wenn der Krieg verloren geht,ist es wurscht,wenn auch das Volk verlonen geht. Es ist nicht notwedig auf die Grundlagen,die das deutches Volk,zu seinem primitivesten Weiterleben braucht, Rücksicht zu nehmen Gegenteil, es ist besser diese Dinge selbst zu zerstören! Denn das Volk hat sich als das Schwächere erwiesen, und es ist nur ein Naturgesetz, dass es daneben ausgerottet wird! spper Es ist Ihr Volk! sie sind der Führer! hitler Was nach diesem kampf übrig bleibt, sind ohnehin nur die Minderwertigen,denn die guten sind gefallen! ヒトラーとシュペーア 日本語訳 ヒトラー「例えどこへ敵が進撃しても、たださらなる焦土と化すべきだ!」 シュペーア「それはドイツ国民への死刑宣告です! 電気も、ガスも、きれいな水も、石炭も、交通もない 全ての鉄道施設、運河、ドック、水門、船、機関車、それらすべてを破壊すれば 我が国は中世に逆戻りしてしまいます! あなたが下そうとしている命令は、人々から生き残る機会を奪うことになります!」 ヒトラー「この戦争が負けならば、国民が失われても知ったことではない。 国民が原始的生活を送るために必要なインフラなど考えなくていい、逆に自ら破壊すべきだ! 人々は自らが弱者であることを証明した。彼らが絶滅させられるのは自然の摂理なのだ」 シュペーア「あなたの国民です!あなたが指導者なんですよ!」 ヒトラー「この戦いの後にはどうせ劣った者しか残らん、優秀な者はみな倒れてしまったのだからな」 ゲーリング、総統を怒らせる このシーンは、ゲーリングから来た「包囲されてて指揮とれないでしょ?総統の座ちょうだい?」という 内容の電報を聞いて、総統が超許さんと言わんがばかりに激怒するシーンです。 このクビ命令により、本来後継者になるはずだったゲーリングが脱落。副総統であったルドルフ・ヘスも、1941年に単独で和平交渉にイギリスへ飛び、彼の地で捕虜になっていた。さらにこの時ヒムラーは敵と内通。こうなると総統の後継者は党内におらず、ヒトラーは後継者としてデーニッツ元帥を大統領に任命することになる。 ゲーリング、総統を怒らせる ドイツ語原文 Bormann Telegram von Göring. Hitler Ja. Bormann Er schreibt... "Mein Führer! Sind Sie einverstanden, dass ich nach ihrem Entschluss, in der Festung Berlin zu verbleiben, als Ihr Stellvertreter sofort die Gesamtführung des Reiches übernehme, mit voller Handlungsfreiheit, nach innen und aussen? Falls bis 22 Uhr keine Antwort erfolgt, nehme ich an, dass Sie Ihrer Handlungsfreiheit beraubt sind. Ich werde dann zum Wohle von Volk und Vaterland handeln." Das is Landesverrat, und verrät an Ihren Person. Hewel Görings Sorge ist nicht unberechtigt. Wenn unsere Kommunikationssysteme zusammenbrechen, und das kann stündlich geschehen, dann... sind wir in der Tat von der Welt abgeschnitten. Befehle und Anweisungen können dann nicht mehr übermittelt werden. Goebbels Ich sehe das anders. Göring will die Macht an sich reissen! Diese Miesepeter, die sich am Obersalzberg um ihn rottet, war mir noch nie geheuer. Das riecht nach Putsch! Hitler Dieser Versager, dieser Schmarotzer! Ein Parvenü, ein Faulpelz! Wie kann er es wagen, mich als handlungsunfähig zu erklären?! ..... Speer Guten Tag, Frau Junge. Junge Herr Speer. Wie sind Sie nach Berlin reingekommen? Speer Einfach war es nicht. Aber ich muss noch einmal zum Führer. Linge An Ihrer Stelle würde ich lieber warten. Hitler Die Luftwaffe! Was hat er aus das gemacht? Allein dafür müsste man ihn wegstellen! Dieser Morphinist hat die Korruption in unserem Staat möglich gemacht! Und jetzt das! Verrät an meiner Person! An meiner Person! Ich will dass Göring sofort entmachtet wird, und alle Ämter aufgeben. Für den Fall, dass ich den Krieg nicht überstehen, ist der Mann auf der Stelle hinzurichten. ゲーリング、総統を怒らせる 日本語訳 ボルマン「ゲーリングから電報です」 ヒトラー「読め」 ボルマン「内容は…『閣下、私は閣下のベルリン残留の決断に同意いたします 帝国の代表としての全指揮権を内外双方において私に移譲してくださいますか? 22時までに返答なき場合は、あなたは指揮不能であるとみなし 私が国と人のために行動する所存です』... つまり、これは彼による裏切りです」 ヘーヴェル「ゲーリングの懸念ももっともだ。もしこちらの通信システムがダメになってしまったら… ここは陸の孤島となる。命令や指示も通達できない」 ゲッベルス「私にはそうには見えない。ゲーリングは権力を掌握するつもりだ。 オーバーザルツブルグの彼の周りには不満分子が集まっている、私に誤りはない。これはクーデターだ!」 ヒトラー「この失敗者の寄生虫が!成金の怠け者が!なぜ奴は私の言う通りにしない!?」 シュペーア「こんにちは、ユンゲさん」 ユンゲ「シュペーアさん...どうやってベルリンに?」 シュペーア「簡単ではなかった。閣下に言いたいことが」 リンゲ「もうしばしお待ちを」 ヒトラー「空軍で彼は何を成功させた?!奴は一人で処罰されるべきだ! この麻薬中毒者はワシの下でずっと腐り続けた! 挙句に、このワシを裏切った!ワシを裏切った!! 私はゲーリングのすべての職と権限を剥奪する。 もしワシが戦争で死んだとしてもだ、奴は即刻死刑だ」 ヒトラーの会議 ヒトラーの会議 ドイツ語原文 Hitler In berlin sieht es schlimmer aus, als es ist. Die Divisionen müssen auf jede Weise aufgefüllt werden. zur Not mitb Zivilisten! Goebbels Wenn die Sowjets vor Berlin Zurückge schlangen werden, so wäre das ein großes Beispiel. Die ganze Welt würde aufhorchen. Hitler Wenn es Wirklich stimmt ... dass in San Francisco unter den Alliierten Differenzen entstehen, und sie werden entstehen ... ...dann kann eine Wende doch nur eintreten wenn ich dersem maßlos gewordenen, proletarisch bolschewistischen Koloss entgegentrete. Schlage ich hier erfolgreich und halte ich die Hauptstadt, dann kommen die anderen doch zu der Überzeugung, dass es nur einer sein kann, der den Bolschewiken Einhalt zu gebieten in der Lage ist Und das bin ich! Wenn ich diese Schlacht gewinne, dann verspreche ich mir davon nicht für meinen persönlichen Namen,nicht für meinen persönlichen Ruhm, es ist für die Geschichte! Goebbels Geht die Sache gut, ist es sowieso gut. Geht sie nicht gut, wird Europa bolschewistische werden. In fünf Jahren spätestens wäre der führer eine legendä Persönlichkeit und der Nationalso zialismus ein Mythos, weil er durch den letzten großen Einsatz geheiligt wäre. Alles Menschliche, dass man heute an uns kritisiert, das wäre dann mit einem Schlag abgewischt. Hitler Nur hier in Berlin nur hier kann alles gerettet werden. Und den letzten Mann dafür einzusetzen, das ist unsere Pflicht! ヒトラーの会議 日本語訳 ヒトラー「ベルリンの戦況は悪化する一方だ 師団はいかなる方法を使ってでも補充すべきだ 必要ならば民兵を使え!」 ゲッベルス「ベルリンの前でソ連軍を追い返せば、それは偉大な実例となる 全世界が聞き耳を立てる」 ヒトラー「サンフランシスコで起こった連合国同士の意見の違いが事実なら、それは起こりえることだ 労働者階級のボルシェビズムの巨人どもを踏み破ったその時こそ転換期となる 私が首尾よく首都の防衛に成功すれば、他の人々はそれがただ1例だと確信する ボルシェヴィキからこの場所を守れるのは、ワシだけだ」 ゲッベルス「もし事がうまくいけば、それはとにかく良いことだ。 彼らがうまくいかなければ、ヨーロッパはボルシェビヴィキと化すだろう 遅くても5年間、閣下は伝説の人となり、国家社会主義は神話となり、その神聖は最後の大きな努力によってなる 今、我々を批判する人間どもは一掃される」 ヒトラー「ベルリンを救う手はこれだけだ 最後の兵力を投入することだけだ」 シュペーアの辞去 このシーンは、いきなり押しかけてきたシュペーアとヒトラーが会話するシーンです。 シュペーアが閣下の焦土作戦命令を無視してきたことが明かされる。閣下の反応は…お察し。 本来、シュペーアは閣下の命令でデーニッツのもとへ身を寄せるはずだった。ここにきて彼がベルリンに戻ってきたことも含め、彼の本気がうかがえる。 シュペーアの辞去 ドイツ語原文 Bormann Speer. Der Fühler... Wenn sie mit dem sprechen,... Er wird sicher auf die Frage eingehen, ob wir hier in Berlin bleiben oder nach Berchtesgaden fliegen sollen! Sie werden ihn doch zureden abzufilegen, Herr Speer ? Er hört doch auf! Überzeugen Sie ihn, Herr Speer! Wenn er Berlin nicht verlässt, ist es aus! Die Bolschevicks werden uns allen den Hals umdrehen! Hitler Ja. Hitler So... Sie sind gekommen! Speer Mein Führer... Ich Hitler Es ist Gut. Setyen wir uns. Hitler Ich habe Großes vorgehabt mit den Deutchen wie mit der Welt. Keiner hat mich begriffen! Nicht einmal meine ältesten Mitkämpfer! Was hatten wir Für Möglichkeiten! Die Weltmacht lag zum Greifen nahe! Zu spät! Das Einzige, was ich mir zugute halten kann, ist, dass ich die Juden mit offenem Visier Bekämpft habe und dass ich den deutschen Lebensraum vom jüdischen Gift gesäubert habe! Es fällt mir leicht davon zu gehen. Nur dieser eine Augenblick ... und dann ewige Ruhe! Speer Aber schauen Sie doch das Volk,mein Fühler! Hitler Wenn mein eigenes Volk an dieser Prüfung zerbricht könnte ich darüber noch keine Träne weinen! Es hätte nichts anderes verdient! Es würde sein eigenes Schicksal sein, das es sich selbst zuzuschreiben hat! Speer Seit Monaten ... Ich muss es loswerden, mein Fühler... Seit Monaten habe ich Ihre Zerstörung Befehle ausgesetzt. Es gibt schriftliche Beweisstücke, wonach ich Ihre Befehle nicht missachtet, sondern ihnen auch zuwider gehandelt habe. Ich musste es Ihnen sagen! Meine persönliche Loyalität zu Ihnen hat dabei nie Schaden genommen! Hitler Also Sie Fahren? Gut! Auf Wiedersehen! Speer Ich wünsche Ihnen alles Gute! シュペーアの辞去 日本語訳 ボルマン「シュペーア。 閣下は…君が閣下と会えば…、 ベルリンに留まるか、ベルヒテスガーデンへ飛ぶかの話になるに違いない。 閣下が脱出するように説得してくれるか?閣下は留まるつもりだ。説得してくれ、シュペーア! 閣下がベルリンを離れなければ終わりだ!ボルシェヴィキ共が我々の首を狙っているのだ!」 ヒトラー「ほう…よく来てくれた!」 シュペーア「閣下、私は」 ヒトラー「よい。まあ、座れ」 ヒトラー「ドイツと世界のための壮大な計画を私は持っていた。だが誰も理解しようとしなかった、長年の同志たちでさえ! 我々は可能性を持っていた!列強に手が届きつつあったのだ! だが遅すぎた! 私の功績と呼べるものは公然とユダヤ人に立ち向かったこと、 ドイツ人の生存圏からユダヤの毒を排除したことだけだ! 立ち去るのは容易な事だ。一瞬だけ…あとは永遠の休息だ」 シュペーア「ですが閣下、国民をご覧ください!」 ヒトラー「この試練によってわが国民が粉砕されたとしてそれを嘆くことは、私にはできないだろう。 それに値しない!これは彼らに課せられた運命だ!」 シュペーア「何か月もの間…清算しなくてはなりません、閣下…何か月もの間、私は閣下の焦土作戦を無視し続けてきました。 私があなたの命令に従わなかっただけでなく、命令に反する行動もしたことを示す、書面による証拠があります。 この事をお伝えしに来ました。 …閣下に対する私個人の忠誠心が損なわれたことは決してありません」 ヒトラー「もう行くのか?いいだろう。さらばだ!」 シュペーア「ご健勝を!」 ヒトラーの食事シーン このシーンは、ゲーリングの後任に呼び寄せたグライム将軍が怪我しつつもベルリンへ到着、空軍総司令官に任命して食事会していたらヒムラーが裏切ったという一報が入り、お怒りになるシーンです。 この時、デーニッツ海軍元帥はドイツ北部、キール近郊の海軍司令部に、ケッセルリンク空軍元帥はイタリア北部にて指揮を執っている。当然挟撃できるような戦力はない。 デーニッツへのヒムラー逮捕命令は届いたが、当の本人がそれを疑ったためか実行されていない。敗戦後、デーニッツはヒムラーの悪行を知ると「あの時に強引にでも捕まえておけばよかったよ!」と牢獄で叫んだとか。 ヒトラーの食事シーン ドイツ語原文 Hitler Robert Ritter Von Greim. Ich ernennen Sie mit zum Oberbefehlshaber der Luftwaffe. und gleichzeitig zum Generalfeldmarschall. Eine große Verantwortung liegt nun auf hren Schultern, Sie müssenn dieLuftwaffe von Grunde auf unkrempeln! Es werden viele Fehler gemacht, seien Sie unerbittlich! Das Leben vergibt keine Schwöchen! Die sogenannte Menschlichkeit das ist ein Geschwätz der Scweinepraffen. Mitleid ist ein Erbsünde! Ich sage immer Mitleid zu haben mit den Schwachen ist Verrat gegen die Natur! Goebbels Das Starke kann letztlich nur triumphieren,indem es das schwache ausmerzt. Hitler Ish selbst habe mir, diesen eisernen Gesetz der Natur gehorchend, stets jedes Mitgefühl versagt. Ich habe die Widerstände im Inneren wie die Gegenwehr der Fremdrassigen immer mit brautaler Härte einskalt niedergeschlagen. Anders kann man das nicht machen! Die Affen zum Beispiel trampeln jeden Außenseiter als gemeinschaftsfremd tot. Und was für die affen gilt, muss doch in erhöhtem Maße für Menschen gelten! Hitler Himmler hat in Lübeck, den Westmächten ein Kapitulationsanfebot gemacht. Bei dem Grafen Bernadotte. Der englische Rundfunk berichtet das. Himmler! Unter allen asugerechnet Himmler! Der Treueste der Treuen. Das ist der Schlimmste Verrat von Allen! Göring,ja! Der war korrupt, immer schon! Spper,ja! Ein weltfremder, unberechenbarer Künstler! All die anderen, Ja, Ja, Ja, Ja, Ja!!!! Aber nicht Himmler ja,ist er denn wahnsinnig geworden?! Um sich yu autorisieren, behauptet er ich wäre krank! Ja, vieööeicht schon tot!!!!! Bitte,lassen Sie mich mit Ritter von Greim und Fräulein Reitsch allein! Und hollen Sie mir Fegelein! Linge Mein Fühler, wir wissen nicht, wo er sich im Moment aufhält! Hitler Was soll das heißen_ Er ist Himmler/s Adjutant, er muss zur Verfügung stehen! Linge Wir haben ihn schon seit Tagen nicht mehr gesehen! Hitler Ich will sofort seinen Bericht!! Sie bleiben Doktor! Bitte! Sie und Greim müssen sobald als möglich aufbrechen! Fliegen Sie zu Dönitz! Teilen Sie ihm mit er soll alles veranlassen, umHimmler seiner verdienten Strafe zuzuführen! Reitsch Mein Fühler, Ritter Greim und ich haben beschlossen, hier mit ihnen in den Tod zu gehen! Hitler Ich danke Ihne für diesen Treuebeweis! Aber Himmler muss Sterben! Er hat Verrat geübt! Ja, ich hatte Recht, ihn nicht in meine Pläne einzuweihen! Greim Mein fühler? Hitler Ja, glauben Sie denn, ich schaue tatenlos zu, bis diese Judenschweine mich abmurksen?! Dies allse ist Teil eines gigantischen Täuschung smanövers! Ich habe den Feind tief ins Reich eindringen lassen! er wähnt sich bereits als Sieger, aber Sie werden sehen Greim, se wird rin böses Erwachen geben! Dönitz mobilisiert im Norden, Kesselring im Süden. Wie werden den Feind in einer riesigen Zangenbewegung zerquestschen! Zugleich falle ich dem Russen mit drei Aemeen, die bei Prag Bereit stehen, in den Rücken! Greim Ich hatte ja keine Ahnung mein Fühler, dass wir noch über derartige Reseven verfügen! Hitler Ich habe Vorsorge getroffen, dass Ihnen, Greim, in Kürze tausende moderner Strahljäger zur Verfügung stehen! Damit Können Sie die Luftwaffe Wieder schlagkräftig machen! ヒトラーの食事シーン 日本語訳 ヒトラー「騎士 ローベルト・フォン・グライムよ。あなたを空軍総司令官に任命する。同時に空軍元帥に昇格させる。 君の両肩に大きな責任がのしかかる。空軍をもう一度叩き直せ。失態続きだ、容赦するな。 人生において弱者を許してはならない。 人生とは強者と弱者の物語だ。慈悲は罪だ。ましてや私は弱者への同情を大罪だと考える」 ゲッベルス「強者は弱者を排除する そして勝利できるのだ」 ヒトラー「私自身、この自然の鉄則に従い、同情を否定してきた。私はずっと外国の血から強固かつ冷徹に、 自衛の範囲で抵抗した。それしかない。 たとえばサルは、外部の卑劣な死体を部外者のように踏みにじる。サルだってそうだ。 ましてや、大人の男だったとしても同じこと」 ヒトラー「ヒムラーがリューベックで、西側連合軍に降伏の交渉を行っていた。仲介はベルナドッテ伯爵、イギリスのラジオが公表。 ヒムラー…よりによってあのヒムラーが!!あれほど忠実だったのに…最低最悪の裏切り行為だ!!! ゲーリングは、壊れた野郎だった、始めからだ!シュペーアは、知識だけの芸術家だった! 他の奴らだって大同小異だ!!! だがヒムラーよ…怒りで見えなくなったか… 奴は私が病気だとか言い出して、死んだことにしやがって!! すまない、グライムとライチュの二人に話があるから外してくれ。 あと、ここにフェーゲラインを呼んで来い!」 リンゲ「閣下、彼の姿が見えませんが」 ヒトラー「なぜヒムラーの部下がここにいないのだ!」 ブルクドルフ「数日間、行方不明でして」 ヒトラー「さっさと連れて来い!ゲッベルス君、座りなさい」 ヒトラー「あなたとグライムには急いで任務を果たすべきだ。デーニッツの元へ飛べ! デーニッツにヒムラーに対するしかるべき罰を与えさせるのだ」 ライチュ「閣下、私はグライムとともにここで戦い死ぬ覚悟です」 ヒトラー「その忠誠はうれしい。だが、死すべきはヒムラーだ。奴に私の計画を教えておかなくてよかったよ」 グライム「閣下?」 ヒトラー「このままユダヤのブタどもの好きにさせてなるものか。今ごろ彼らは驕り騙されているだろう。 敵は帝国の奥深くまで侵入してきた。彼らはすでに勝った気でいる、そうだろグライム。そこでこうだ。 デーニッツ元帥が北から、ケッセルリンク元帥が南から。ハサミのように敵を大きく挟み撃つのだ。 プラハの第三軍もロシア軍の後方を攻撃するのさ」 グライム「閣下、それほどの戦力が残っているとは思っていませんでした」 ヒトラー「私が調達したのだ。およそ千の最新型ジェット戦闘機も配備させてあるぞグライム。これで空軍も戦力復活だ」 ゲッベルスの怒り このシーンは、ヒトラー死後、クレープスが停戦を申し入れたが「無条件降伏しろ」と言われて失敗した後、 そのことでゲッベルスが「無条件降伏なんてできるか!」とブチ切れるシーンです。 クレープスの"umumstößlich!"の"unun"以降、一気に議論が白熱しすぎて、クレープス・ブルクドルフ・ヘーヴェルが一度にしゃべっているし、フリッチェに至っては勝手に退室しミシュの元へ。どうなってるのこの会議。 ゲッベルスの"Reichskanzler"とは、ドイツ国宰相(≒ドイツ首相)のこと。総統閣下は遺言で「"Reichspräsident"(ドイツ国大統領)にカール・デーニッツ海軍元帥を、"Reichskanzler"(ドイツ首相)にヨーゼフ・ゲッベルスを、"Reichsparteiminister"(ドイツ国党大臣)にマルティン・ボルマンを」と指名している。が、当のデーニッツがこれを完全にスルー、勝手に政府を作り上げる(フレンスブルグ政府)。 ゲッベルスの怒り ドイツ語原文 Goebbels Kapituliren? Niemals! Das ist empörend! Ich have Berlin vor Jahren gegen die Roten erobert und werde die Stadt bis zum letzten Atemzug gegen die Roten verteiddigen! Die wenigen Stunden, die ich noch als deutscher Reichskanzler zu lebe habe werde ich nicht dazu benutzen , meine Unterschrift unter eine Kapitulationsurkunde zu setzen! Weideling Wir müssen die Zivilbevölkerung schützen! Krebs Der Befehl des Führers ist unumstößlich! Burgdorf Egal, was passiert! Wir werden durchhalten bis zum Ende! Krebs Wir können nicht kapitulieren! Hewel Wir müssen Verhandlungen aufnehmen. Goebbels Ich wiederhole, meine Herren, Eine Kapitulation unterschreibe ich niemals! Fritzsche Setzen Sie sofort ein schreiben an Marschall Schukow auf! Misch An Marschall Schukow? Burgdorf Was geht hier vor? Fritzsche Das ist doch alles Wahnsinn, wir müssen die Stadt den Russen übergeben! Burgdorf Dann muss ich Sie erschießen! Der Führerbefehl verbietet jede Kapitulation! ゲッベルスの怒り 日本語訳 ゲッベルス「降伏?できるか!とんでもない! 私は1年ベルリンを赤軍占領から守った この街を最後の一人一息になるまで赤軍から守る! ドイツ宰相として残された数時間を 降伏文書に署名するために使うつもりはない!」 ヴァイトリング「私たちは民間人を保護しなければならない!」 クレープス「総統の命令は決定事項だ!」 ブルクドルフ「何があってもだ!私たちは最後まで戦い抜く!」 クレープス「降伏するわけにはいかない!」 ヘーヴェル「私たちは(降伏の)話し合いを着手しなければならん!」 ゲッベルス「繰り返すが諸君、私は降伏署名を認めない!」 フリッチュ「今すぐジューコフ元帥に電報を打て!」 ミシュ「ジューコフ元帥に?」 ブルクドルフ「何をするつもりだ!」 フリッチュ「全くどうかしてる、我々は街をソ連に渡すしかないのだよ!」 ブルクドルフ「ならば銃殺だ!総統命令はいかなる降伏も禁じている!」
https://w.atwiki.jp/sing-sh/pages/134.html
砂塵の彼方へ・・・ < >? 幻想 → dream 調べ → melody 鼓動 → rhythm 共鳴 → harmony 00 27~ Beyond the dust storm, an extended horizon, within each wave, everlasting melody... 01 26~ Just for infinity 02 25~ Tomorrow in glory 02 28~ Dream port... 03 32~ We re sharing dark in the night 03 40~ Tomorrow in twiner?? 03 54~ Fly me and take me to the forgotten land. Take me there (with you), fly me... 04 13~ Dream port... 05 20~ (透明な***彷徨い歩いた 嗚呼・・・空に*** いざ光に***) コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 05:20~ のコーラス部分ですが、 「嗚於(おお) blend(ブレンド) incoming(インカミング) feature(フィーチャー) 彷徨(さまよ)い歩(ある)いた 嗚於(おお) so(ソー) land(ランド) in(イン) a(ア) consoler(コンソーラー) いざ光(ひかり)に Sound(サウンド) Dreamer(ドリーマー))」 という風に自分は聴きとったのですが、如何でしょうか。 本作品がコラボレーション作品なので、 「blend incoming feature」→(意訳ですが)特徴より来る混合物、 「so land in a consolre」→(同じく意訳で)鍵盤上に在る地平 という風な解釈です。 ちょっと日本語の部分とつながりは悪いのですが…。 -- (初瀬恵) 2019-01-24 12 03 03
https://w.atwiki.jp/tryedpage/pages/109.html
≪ In den Tagen einer Sache von TRPG / winter ≫ ....(Prinzenöl) Es ist die letzte Hälfte von 1990….Ein großer König der Angst kam plötzlich in die TRPG-Industrie herunter….Es gab TRPG-Spielern starken Druck und Ruhe, als ob ich großen König Advent der 1999 Angst vorschlug, daß der berühmter vorausgesagter Nostradamus.Ich hatte Angst und schauderte mit der großen Kühle, die kam und schauderte, und sie näherten sich, appellierte für Wörter von Gott…. In der Welt …Zünden Sie das an! Guten Tag aus irgendeinem Grund.Es ist Prinzenöl.Es wird schon man, das bald vertraut wurde, viel geben.Übrigens scheint es, daß die ehemaligen Studenten dann durch dieses wie für dieses Thema durchkamen; aber ist in den Tagen der Szene des Blutvergießens der TRPG-Geschichte Maximum, eine Sache des TRPG-Winters ; ist eine Geschichte.Ach, ich lebte nicht als ein TRPG-Spieler in der Zeit, und das Kind des Amateurs kommt immer noch mehr alberne Rede eine um einen zu Liste, aber vergibt es bitte. TRPG vor Kapitel 1 Winter Zuerst ist es 1970, daß TRPG für Japan kam.Dann schritt Medien-Fortschritt von TRPG ständig fort, und es wurde bei letzt eine Theaterversion als Tsunogawa Film drifting legend Chris Tania im Fernsehen übertragen.TRPG, der angefangen hat, in der Klasse der Studenten durch Massen Freilassung eines rulebook für Bibliothek populär zu werden.Ich sollte der Popularität hinzugefügt haben, treiben Sie mehr durch die Macht an….In der letzten Hälfte von 1990 passierte der Fall. Das Kapitel 2 Winter -Ankunft! In den Tagen einer Sache des TRPG-Winters über der Zeit.Im allgemeinen wird die Öffnung als die letzte Hälfte von 1990 betrachtet.Andererseits verstehe ich in dieser Zeit das Ende nicht eindeutig.Es wird seit 2000 Beginnen gesagt, auch wenn es in Winter vorbei war, auch wenn ich 2003 es werde, und bei letzt war fähig, hinter sich Sie zu lassen.Außerdem, nach das eine weitere Sicht, die Stimme, die die japanische TRPG-Industrie den Zeiten des Winters noch nicht loswerden kann, scheint auszubrechen.In einer Definition wird es nicht definitiv auf diese Art für die Periode von den Zeiten des Winters entschieden.Auch wenn es in letzt Jahr bei zeigt, daß ist die Zeit, als Shinnyu-Mitglied nicht in der Tat in die Zeiten des Winters unserer Abteilung eingab. Von der letzten Hälfte von 1990, die Anzahl der Veröffentlichungen des TRPG-verwandten Buches-/ Veröffentlichungensabnahmen scharf, und die Bevölkerung, um TRPG damit zu spielen, verfolgt die Pfade, von 1 abzunehmen.Ein TRPG-verwandter Artikel wurde von jeder Medien-Zeitschrift weg gefegt, und ein miserabler Staat, um sich zur Zeitschrift der neuen Generationsmedien-Spezialität (ein Kartenspiel und ein Fernseher-Spiel) zu verändern, der TRPG spezialisierte sich, Zeitschrift wurde Suspendierung von Veröffentlichungsdauer oder TRPG, und davon stattzufinden, setzte fort.Außerdem, die Jugendgeneration, als sie fähig waren, daß um TRPG nur bei einer Buchhandlung zu berühren sich dann TRPG-Ladenkasse berühren konnte, und ich wurde von der Vereinigung (ob sie sagen, Mangel an der Farbe) der Regel mehr ermüdet, und viel TRPG-Spieler scheinen TRPG verlassen zu haben, weil sie zum Kistenthema vom Gegenstand (hauptsächlich, Magian Usu) für Bibliothek umkehrten.Es wird berücksichtigt, daß ein Diagramm die Abnahme davon rief, das. Spielbevölkerung, die eine Übertragung zur nächst Generation nicht machte, hat Enden dagegen gebracht, sich dadurch zu treffen. Ich folge in dem Winter , als Kapitel 3 lang ist Und ich folge in Winter. Die Anzahl der Veröffentlichungen setzte fort, in einem Moment abzunehmen, und die Spielbevölkerung nahm scharf ab, und, außerdem, nur die Sache, daß das Spiel der Standard war, verschwand, und niedrige Qualität wurde es.In dieser Situation scheinen viel TRPG-Spieler ein Gefühl bevorstehender Krise empfunden zu haben, ob ich schlecht bin, aber machen schon. zu Zeit.TRPG wurde nur auf von der Welle der Zeiten geschluckt, und, nein, der kognitive Grad von der Welt wurde, erkennen Sie als nur die Sache, die einen Herbst war, einige Enthusiasten der kleineren Klasse, als es ging. Ein Zeichen des Kapitels 4 Frühling(?) Aber war ich fähig, das Zeichen des Frühlings zu sehen.Wenn 2000 Beginne ein mutiger Ruf der TRPG-Wiederbelebung anfängt, für Übersetzung neuer Publikation dungeon Dragons und der Freilassung des Himmels Luo verschiedene Formen und Wiedergewinnung (auch wenn ich sage, leichte Sache) der Spielbevölkerung zugesagt zu werden, die zu dem gleichen Zeitpunkt träge waren, daß Junichi Inoue neuen Jahrhundertstandard erklärt, der in dem Winter mit Ankündigung das Ende davon ist , ...... und die Wiederbelebung von der Zeitschrift, der Zunahme der Veröffentlichungsnummer.Und ich erlange Macht wieder, und Hitoshi Yasuda der repräsentativen Gruppe SNE führt nur langsam 2003 RPG Wiederbelebungserklärung über einen großen Maßstab auf. Eine Gesellschaft spielte eine Hauptrolle, und R weckte die TRPG-Industrie, und E zog Eine Gruppe SNE und F.Zuerst schwankt R, einige Leute riefen Nachtzauberer der Gesellschaft Ein E F einen lebhaften Cartoon des TRPG-Systemes, und das Phänomen wird gegeben, das einen großen Schock versetzte, wenn ich bis hier späte Jahre eine berühmte Sache für ein Beispiel des Medien-Fortschrittes von TRPG ernenne.Die TRPG-Industrie setzt es dem Beschleunigen wieder und Reichweiten beim Geschenk fort. Es ist ... zu Kapitel 5 und der Zukunft Die TRPG-Industrie setzt das Entwickeln jetzt fort.Sie glauben vielleicht, daß Sie sich in die Welt verändern, wo Sie abhängen, während Sie wenig Forderung sind, weil die Verlagswesengesellschaftsseite dem TRPG-Spieler leicht einen Artikel anbot, und können eine TRPG genannte Sache berühren.Ein Veröffentlichungsfleck, Spielbevölkerungszunahme eindeutig zusammen im Vergleich zu dem Winter und wird in einem Bedingung TRPG sein sehr wieder in der Welt erkannt zu werden, wenn es das Entwickeln fortsetzt, wie es ist.Ich denke so einen Staat, für die TRPG-Industrie sehr vorzuziehen zu sein. Aber sind jetzt vorgeschlagene Daten nicht immer nur gute Daten.Zum Beispiel, daß die Anzahl von Kreisen, die komischen Marktabnahmen Teilnahme vorschlugen, merkwürdigerweise gegeben wird.Die Anzahl der Teilnahmenkreise des komischen Marktes ist ganz weniger als die Zeit des Winters. Es wird nicht dieses trotz eines guten Zeichens geben. In solchen Zeiten, ....., es ist von Flamme von TRPG ein TRPG-Spieler wie wir als wichtig betroffen worden.Ich bin mächtig, und, künftig flattert jedes vielleicht in der Zukunft wie für die ganze TRPG-Industrie, daß wir herrliche Kultur behalten, rief diesen TRPG und und strömt es entlang zu kommenden Altern, wenn ich es habe und es binden kann. Ich glaube noch nicht, daß Winter vollkommen vorbei war, aber.Wie für TRPG wird sogar Anerkennung direkt noch nicht in kleiner Existenz gemacht, der Welt für die Welt.Es ist was für ein Fortschritt, von dem Sie jetzt darauf schaffen, wichtig.TRPG beschleunigt immer noch mehr und glaubt, daß ich Macht ausdehne.Deshalb überdenkt ein TRPG-Spieler diese gegenwärtigen Bedingungen, und wird es nicht wichtig für eine Handlung sein, sich in Verbindung zu setzen? Wenn dieser Satz eine Gelegenheit wäre, über eine ideale Methode von TRPG nachzudenken, bin ich froh.Dann… Ich bin Ruhm der in TRPG! ! #%)?$. O, \ \- O $?(% #!
https://w.atwiki.jp/oper/pages/468.html
第2幕 口上役: どすのマックは舅の手から逃れてハイゲートの湿地に向かうために、新妻に別れを告げるのでした。 メロドラマ ポリー: ねえ、マック。こんな心を裂かれるみたいに辛いのはいや。私たち一緒に幸せに暮らせたらいいのに。 マクヒィス: 心を裂かれるみたいに辛いのは僕の方だよ。行かなきゃいけないのは僕なんだし、いつ帰れるのかさえ分からないんだから。 ポリー: 短い付き合いだったわね、マック。 マクヒィス: これで終わりって言うのかい? ポリー: ねえ、夕べ私、夢を見たのよ。窓の外を眺めてたら通りで笑い声がして、そっちに目をやったら私たちのお月さまが見えたの。お月さまはまるで使い古しの一文銭みたいに薄っぺらになってたのよ。私のこと、忘れないでね、マック。知らない町に行っても。 マクヒィス: 忘れるもんか、ポリー。キスしてくれよ、ポリー。 ポリー: さよなら、マック。 マクヒィス: さようなら、ポリー。 (歌いながら舞台裏に去っていく。) 恋は続くかも知れないし、続かないかも知れない それがここでかも知れないし、ここでないかも知れない ポリーの歌 ポリー: あの人、もう帰ってこないんだわ。 楽しいのは続いている間だけ もう、みんな終わってしまったのね 心を引き裂かれるみたいよ 「グッバイ」だなんて。愛してるのに! 泣いてたって、どうにもならないのね… ねえ、マリア様、聞いてちょうだい! もしかするとママったら こうなることに気づいてたのかしら? (鐘の音。) 女王様がロンドンに到着したのね。 戴冠式の日には私たち、どうなっているのかしら? 口上役: 戴冠式を告げる鐘の音も鳴り止まぬうちに、どすのマックはターンブリッジの娼婦のもとに転がり込んでいるのでした。 幕間狂言 ピーチャム夫人: だからね、今日明日にでも、どすのマックを見かけたら、手近なお巡りのところへ行ってタレこむんだよ。そしたら、10シリング払ってやるからね。 ジェニー: でも、サツが捕まえに来るって言うのに、あいつ、来るかしら?追われてるんだから、あたしたちのとこで油を売ってる暇なんてないでしょ? ピーチャム夫人: まあ、お聞きよ、ジェニー。ロンドン中が追っかけまわしたって、マクヒィスは自分の習慣を変えるような男じゃないよ。 性欲のとりこのバラッド ピーチャム夫人: 鬼畜そのものの男がいるよ そいつは屠殺人さ!他人は奴にとっちゃ仔牛なんだ 厚顔無恥な犬畜生!下卑たポン引き野郎さ! そんな、みんなを怒らすあいつを怒らせるのは?女だよ 否が応でも、準備はOK それが性欲のとりこなのさ 聖書は信じない、民法も完全に無視 いっぱしのエゴイスト気取りで 女に溺れちゃ負けと知っているから 女をそばに寄せ付けない でも夜の来ないうちに昼の自分に満足してちゃダメさ 宵の口からもう、ベッドの上で極楽行きだよ 数多の男が数多の男の破滅するさまを見てきたよ 偉大なる思想家も娼婦にはまればそれまで! それに気づいて、禁欲を誓ったところで そいつらがくたばったら葬るのは?娼婦だよ 否が応でも、準備はOK それが性欲のとりこなのさ 聖書にしがみつき、民法を盲信して クリスチャンでも、ユダヤ人でも、アナーキストにでもなって! 昼間は精の付くセロリは決して食べようとせず 午後は高邁な思想のお勉強 でも日暮れには「オレは向上したぞ」なんて言って 宵の口からもう、ベッドの上で極楽行きだよ 絞首台に立たされた男がいるよ 棺桶に詰める石灰も、もう買ってあるし 自分の命は髪の毛一本でつながってるって言うのに そいつの頭の中にあるのは?女のことだよ 絞首台の上だって、準備はOK それが性欲のとりこなのさ 肌も髪も全部、残らず売られて 女の手には裏切り賃が載ってるのを見て そこで、ようやく気づくんだよ 女の穴は墓穴だってね それで怒鳴ろうがわめこうが 宵の口にはもう、絞首台の上であの世行きだよ (訳者追捕:妻ポリーにはハイゲートの沼地に逃げると言いながら、ピーチャム夫人の思惑通り、マクヒィスはターンブリッジの娼館に姿を現す。) マクヒィス: お嬢さん方、この町でオレ様の星が天高く輝くずっと昔に、俺も貧乏暮らしを余儀なくされて、あんたらの誰やらのところに身を寄せたりしたんだぜ。ジェニー、そんな女達の中で俺が一番愛したのはお前だったんだ。 ヒモのバラッド マクヒィス: あの頃、今となっては昔話さ あいつと俺は、つるんで暮らしてたんだ 煙の向こうみたいな、はるか昔の話さ 俺はあいつの用心棒で、あいつは俺の飯のタネ 他の生き方もあったかも知れないが、これで上手くやっていけた 男が来た時は俺はベッドから退散して キルシュ酒ひっかけながら、小っちゃくなってるのさ 男が金を払ったら、話しかけるんだ。「ねえ、旦那」 「お気に召したらこれからも…ごひいきに」 そうして上手くやっていたんだ、あの半年を 2人が暮らした、あの女郎屋で ジェニー: あの頃、今となっては昔話よ あいつはいい男だったし、あたしも若かったわ お金が尽きると、あいつは不機嫌になって こんなこと言うの。「おい、お前の指輪を質に入れろ」 「指輪もいいかも知れないが、なくてもやっていける」 あたし,頭に来て言ったの。「知るもんか!」 面と向かって言ったの、何、図々しいこと言ってるのよって そしたら、あいつ、あたしの顔を思いっきり殴るのよ おかげで寝込んだことが何度もあったわ! それでもよかったのよ、あの半年は 2人が暮らした、あの女郎屋の 2人: あの頃、今となっては昔話 マクヒィス: その頃は今ほど、しけちゃいなかった ジェニー: 一緒に寝れるのは昼間だけだったけど マクヒィス: あいつが言うには、夜はふさがってるんだとさ! (夜やるのが普通かも知れないが、昼でもやっていける!) ジェニー: そのうち、あんたに孕まされて マクヒィス: それで2人で決めたのさ、これからは俺が下になる ジェニー: お腹の子をつぶさないようにってね マクヒィス: でも結局、ガキは流れちまった 2人: それで終わりになった、あの半年 2人が暮らした、あの女郎屋の 口上役: 娼婦達はマクヒィスを裏切るのでした。 (訳者追捕:「海賊ジェニー」は第1幕でポリーが歌うので、本来、第2幕では出てこない。ジェニーをロッテ・レーニャやミルバが歌うCDなどでは第2幕で「海賊ジェニー」をジェニーが歌う。) 海賊ジェニー ジェニー: ねえ、あんたたち、ご覧の通り、今のあたいは皿も洗えば ベッドメイクだってしてるわ チップがもらえた時には、 すぐに「ありがとさん」って言うし 見ての通り、着てるのはボロだしホテルだってボロボロよ でも、あんたたちは誰と話してるか知らないのさ ある晩、港で悲鳴が上がるんだよ みんな訊くだろうね「あの叫び声は何だ?」って それで、あたいが食器を洗いながら笑ってるのに気付いて 言うのさ「何、笑ってやがるんだ?」って その船の帆は8枚 大砲は50門 波止場に着いたのさ 「あっちで皿でも洗ってろ、こん畜生!」って言って チップをくれる人がいるかも知れないね チップは頂いとくし、ベッドメイクだってしてあげるよ でも、その夜はみんな、おちおち眠っちゃいられないだろうさ みんなまだ、あたいが何者なのか気付いちゃいないのさ ある晩、港で騒ぎが起こるんだよ みんな訊くだろうね「あの騒ぎは何なんだ?」って それから、あたいが窓辺に立ってるのに気付いて 言うのさ「いつまでゲタゲタ笑ってやがるんだ?」って その船の帆は8枚 大砲は50門 町を砲撃するのさ ねえ、あんたたち、もう笑っちゃいられないよ 城壁は崩れ落ちて 町中の建物は薙ぎ払われて 難を逃れたのはボロホテル一軒だけ みんな訊くだろうね「どなたのお住まいなんだ?」って その夜、ホテルのそばで悲鳴が聞こえるんだよ みんな訊くだろうね「なんでこのホテルは無事なんだ?」って それから朝が来て、あたいが玄関から出てくるのを見て 言うんだろうね「住んでたのは、あいつなのか?」って その船の帆は8枚 大砲は50門 マストに旗を揚げるのさ 昼が来る前に100人の野郎どもが上陸して 物陰を探りまくるんだよ 隠れていたヤツを1人残らず引きずり出して 鎖につないで、あたいの前に連れて来て 訊くのさ「どいつを殺しやしょう?」って その日は昼間だってのに港は静まり返るだろうね 「誰に死んでもらいましょう?」なんて話になったからね そこで、あたいは言ってやるのさ「みんなよ!」 首が落ちるたびに、あたいは言うわ「やった!」って その船の帆は8枚 大砲は50門 あたいを載せて消えるのさ (訳者追捕:マクヒィスはオールド・ベイリーに収監される。そこは賄賂さえ払えば手枷足枷を免除されるような、ゆるい監獄だった。) 幸福な生活のバラッド マクヒィス: さて諸君、これが人生だなんて、言えるかい? 俺にとっては、まったく鼻持ちならないもんだ だって、ガキの頃から震えながら聞かされてきたんだ お金がなくちゃ、幸せに暮らしていけないって! 偉大な哲学者の人生ってヤツを、人はよく誉めるけど、 そいつは本を抱えて、胃の中は空っぽ、 ネズミのかじるボロ小屋暮らしなんだぜ。 俺は、そんなしけた暮らし、まっぴらゴメンだね! 貧乏暮らしは、したいヤツがすればいい! 俺は(ここだけの話)もう、ウンザリなんだ。 ここからバビロンの栄華まで、どんな鳥だって これっぱかしのエサじゃ、1日だって持ちゃしない。 自由が何になる?それじゃダメなのさ。 結局、お金がなくちゃ、幸せに暮らしていけないのさ! 勇猛果敢な冒険家ってヤツは 命か懸けてでも、やり抜く意地があって いつも自由で、真実ってヤツを語り そこから俗物どもは胸の空く思いをするんだ。 でも見てな、その冒険家も夜がやって来ると 不感症の女房とベッド入りすることになる 耳をすましても、拍手も聞こえてこなきゃ、理解されることもない それで西暦5千年に憧れてるのさ。 お尋ねしますけど、これで楽しいですか? 結局、お金がなくちゃ、幸せに暮らしていけないのさ! 俺だって、その気持ちは分かっているんだ 俺も孤独で偉大な人生ってヤツに憧れてたんだから でも、そんなヤツらを間近に見てしまうと 諦めなって、自分に言いたくなるのさ。 貧しくなれば、知恵だけじゃなく悩みが湧いてきて 勇ましければ、名声だけじゃなく苦難がやってくる。 たとえ貧乏で孤独、賢くて勇敢だったとしても 身の程わきまえなきゃ、お終いってことさ。 これで、どうすれば幸せになれるか、自ずと分かるだろ? 結局、お金がなくちゃ、幸せに暮らしていけないのさ! (訳者追捕:マクヒィスの元彼女で警察長ブラウンの娘ルーシーが監獄を訪ねてくる。そこへポリーがやって来て険悪な雰囲気になる。) 口上役: 別の女性の愛情を利用して、マクヒィスは監獄から脱出するのでした。 ルーシー: あなたって本当に最低な人ね!ピーチャムのバカ娘との一件を、あたしが知らないとでも思った? ポリー: 私の旦那様はどこにいるの?あら、マック、そこにいたの。逃げなくていいのよ、恥ずかしがることなんか無いんだから。だって、私はあなたの奥さんだから。 ルーシー: あなた、こんなの嫁に選んだの? やきもち焼きの二重唱 ルーシー: こっちに来なさいよ、下町小町さん! 自慢の美脚ってヤツを見せてもうらおうじゃない! ポリー: どうぞ! ルーシー: そんなにきれいだって言うから、ぜひ見たかったの こんなきれいな脚、他には無いんですって? ポリー: ええ、無いわ! ルーシー: あなた、あたしのマックにちょっかい出したでしょう! ポリー: 私が、何ですって? ルーシー: だとしたら、とんだお笑い草よ。 ポリー: そうなの、ホントに? ルーシー: 本当、笑えるわ! ポリー: そうなの、笑えるの? ルーシー: マックがあなたなんかを相手にするなんて! ポリー: マックが私を相手にしたら? ルーシー: ハハハハハ!こんな娘、 誰が相手にするもんか。 ポリー: あら、今に見てらっしゃい。 ルーシー: ええ、見ていますとも。 2人: マッキーとあたしは、2羽のハトなの あの人が好きなのはあたしだけ、だれにも盗らせるもんですか。 言わせてもらうけれど 2人の仲は裂けないんだから メス犬がしゃしゃり出てきたって! 笑っちゃうわ! ポリー: そうよ、みんな私を下町小町って呼ぶの みんな私の脚がきれいだって言ってくれる。 ルーシー: その脚が? ポリー: みんなが、この美脚を見たがるのよ こんなきれいな脚は、他に無いって言うの。 ルーシー: まあ、図々しい! ポリー: 図々しいのはそっちでしょ! 私は愛しい人を振り向かせて自分のものにしたの。 ルーシー: あなたが、何ですって? ポリー: だから、最後に笑うのは私ってこと。 ルーシー: そうなの、ホントに? ポリー: ええ、笑えるわ! ルーシー: へえ、笑ってられるの? ポリー: 誰も私なんか相手にしないなんて。 ルーシー: 誰もあなたなんか相手にしなかったとしたら? ポリー: だって信じられる?この私を 誰も相手にしないなんて。 ルーシー: あら、今に見てらっしゃい。 ポリー: ええ、見ていますとも。 2人: マッキーとあたしは、(以下くり返し) (訳者追捕:ピーチャム夫人が来てポリーは追い出される。ルーシーの助けでマクヒィスは脱獄する。) (訳者追捕:「ルーシーのアリア」は現行の「三文オペラ」の台本からは削られている。歌詞の内容から言うと、もう少し後の場面に入る方が相応しいが、レーニャの盤でもミルバの盤でも「第2の三文フィナーレ」の前に配置されている。警察長官の娘ルーシーは自室で恋敵ポリーを亡きものにしようと企んでいる。) ルーシーのアリア ルーシー: 悔しくて!腹が立って、切なくて それに不安で、心が張り裂けそう。 嵐に揉まれたような気分 悩ましくて押しつぶされそう。 猫いらずの用意はできた!あの女、昨日から2、3時間おきに来ては無駄話していくんだから。 ああ、あのイカサマ女! 多分、あたしの苦しむ様を楽しんでるんだ! この世界も!この人間も! 何てひどいの! あの女は、まだ、あたしのことが分かっていないんだ。この後、マッキーと楽しくやろうと思っても、あたしのジンを飲んだら、それはできない相談よ。 あたしのジンであいつは死ぬの! あたしのジンであいつは死ぬの! あいつは死ぬ!あいつは死ぬの! そうよ、ここでよ! ここであいつが身もだえする様をあたしは見るの! あの人を助けたのはあたし なのに、あんなヤツに美味しいところを持っていかせるの? あのクソ女に毒をもってやったら 世界はもっと風通しが良くなるでしょうよ。 口上役: マクヒィスは脱獄したのを受けて、ピーチャムは準備に取り掛かります。デモを扇動して、戴冠式を妨害しようと言うのであります。 ピーチャム: 昔、エジプトで国王ラムセス2世が身まかった時に、ニネベだかカイロだかから来た警察長官が、何か些細なことで最下層の人たちから反感を買うことになったそうだ。その結果はひどいものだった。王位を継いだセミラミス女王の戴冠式の時のこと、歴史家の書くところによると、「最下層の者たちの余りに熱心な参列によって、文字通りの災厄へと進展した」とか。歴史家は、ご立腹のセミラミスがその警察長官に下した、恐ろしい刑罰についても詳しく書いてましたよ。では、神のご加護を、ブラウンさん。 口上役: 第2の三文フィナーレです。 第2の三文フィナーレ マクヒィス: なあ、あんた方は、どうやったら真っ当に生きられるか 悪事や罪を犯さずに済むか、教えてくれるけど その前に何か食べるものをくれよ お説教はそれからだ、じゃなきゃお断りさ。 自分たちは太ったまま、俺たちに大人しくして欲しいなら よく肝に銘じておくことだ どう、ごまかそうと、ひねくり回そうと まずは食うこと、道徳は二の次さ。 まず第一に、どんな貧乏人でも でっかいパンの塊から、自分の取り分が取れることさ 舞台裏の声: いったい、人間は何で生きるんだ? マクヒィス: 人間は何で生きるのか?それは、いつも同じ 他人を苦しめ、奪い、痛めて、絞めて、食い物にしてさ。 それだけが人の生きる道、徹頭徹尾 人であることを忘れること。 合唱: なあ、あんた方、自分は例外だなんて言うなよ 人は悪業のみによって生きるのさ! ピーチャム夫人: なあ、あんた方は、いつスカートをまくれだとか いつ白目剥いて見せればいいとか、教えてくれるけど その前に何か食べるものをくれよ お説教はそれから、じゃなきゃお断りさ。 あたし達には恥じらいを、自分たちには欲望を望むなら よく肝に銘じておくことだ どう、ごまかそうと、ひねくり回そうと まずは食うこと、道徳は二の次さ。 まず第一に、どんな貧乏人でも でっかいパンの塊から、自分の取り分が取れることさ 舞台裏の声: いったい、人間は何で生きるんだ? ピーチャム夫人: 人間は何で生きるのか?(以下くり返し) 合唱: なあ、あんた方、自分は例外だなんて言うなよ 人は悪業のみによって生きるのさ! ZWEITER AKT AUSRUFER Mackie Messer nimmt Abschied von seiner Frau, um vor seinem Schwiegervater auf das Moor von Highgate zu fliehen. Melodram POLLY Ach, Mac, reiß mir nicht das Herz aus dem Leibe. Bleibe bei mir und laß uns glücklich sein. MACHEATH Ich muß mir ja selber das Herz aus dem Leibe reißen, denn ich muß fort, und niemund weiß, wann ich wiederkehre. POLLY Es hat so kurz gedauert, Mac. MACHEATH Hört es denn auf? POLLY Ach, gestern hatte ich einen Traum. Da sah ich aus dem Fenster und hörte ein Gelächter in der Gasse, und wie ich hinaussah, sah ich unseren Mond, und der Mond war ganz dünn, wie ein Penny, der schon abgegriffen ist. Vergiß mich nicht, Mac, in den fremden Städten. MACHEATH Sicher vergesse ich dich nicht, Polly. Küß mich, Polly. POLLY Adieu, Mac MACHEATH Adieu. Polly. Ab, singt hinter der Szene. Die Liebe dauert oder dauert nicht An dem oder jenem Ort. Pollys Lied POLLY Und er kommt doch nicht wieder. Hübsch als es währte Und nun ist s vorüber Reiß aus dein Herz Sag "Goodbye", mein Lieber! Was nützt all dein Jammer - Leih, Maria, dein Ohr mir! - Wenn meine Mutter selber Wußte all das vor mir? Glocken. Jetzt zieht die Königin in dieses London ein Wo werden wir am Tag der Krönung sein! AUSRUFER Die Krönungsglocken waren noch nicht verklungen und Mackie Messer saß bei den Huren in Turnbridge! Zwischenspiel FRAU PEACHUM Also, wenn ihr Mackie Messer in den nächsten Tagen seht, lauft ihr zu nächsten Konstabler und zeigt ihn an, dafür bekommt ihr zehn Schillinge. JENNY Aber werden wir ihn denn sehen, wenn die Konstabler hinter ihm her sind? Wenn die Jagt auf ihn anfängt, wird er sich doch nicht mit uns seine Zeit vertreiben. FRAU PEACHUM Ich sage dir, Jenny, und wenn ganz London hinter ihm her ist, Macheath ist nicht der Mann, der seine Gewohnheiten deswegen aufgibt. Ballade von der sexuellen Hörigkeit FRAU PEACHUM Da ist nun einer schon der Satan selber Der Metzger er! Und alle andern Kälber! Der frechste Hund! Der schlimmste Hurentreiber! Wer kocht ihn ab, der alle abkocht? Weiber. Das fragt nicht, ob er will, er ist bereit. Das ist die sexuelle Hörigkeit. Er glaubt nicht an die Bibel, nicht an s B.G.B. Er meint, er ist der größte Egoist Weiß, daß wer n Weib sieht, schon verschoben ist. Und läßt kein Weib in seine Näh Er soll den Tag nicht vor dem Abend loben Denn vor es Nacht wird, liegt er wieder droben. So mancher Mann sah manchen Mann verrecken Ein großer Geist blieb in ner Hure stecken! Und die s mit ansahn, was sie sich auch schwuren - Als sie verreckten, wer begrub sie? Huren. Das fragt nicht, ob sie wolln, sie sind bereit. Das ist die sexuelle Hörigkeit. Der hält sich an die Bibel, der an s B.G.B. Ein Mann ein Christ! Ein Jud, ein Anarchist! Am Mittag zwingt men sich, daß man nicht Sell rie frißt. Nachmittags weiht man sich noch ner Idee. Am Abend sagt man mit mir geht s nach oben Und vor es Nacht wird, liegt man wieder droben. Da steht nun einer fast schon unterm Galgen Der Kalk ist schon gekauft, ihn einzukalken Sein Leben hängt an einem brüchigen Fädchen Und was hat er im Kopf, der Bursche? Mädchen. Schon unterm Galgen ist er noch bereit. Das ist die sexuelle Hörigkeit. Er ist shon sowieso verkauft mit Haut und Haar Er hat in ihrer Hand den Judaslohn gesehn Und sogar er beginnt nun zu verstehn Daß ihm des Weibes Loch das Grabloch war. Und er mag wüten gegen sich und toben - Bevor es Nacht wird, liegt er wieder droben. MACHEATH Meine Damen, lange bevor mein Stern über dieser Stadt aufging, lebte ich in den dürftigsten Verhältnissen mit einer von Ihnen Jenny, die mir die liebste war von den Mädchen. Zuhälter-Ballade MACHEATH In einer Zeit, die jetzt vergangen ist Lebten wir schon zusammen, sie und ich Die Zeit liegt fern wie hinter einem Rauch. Ich schützte sie, und sie ernährte mich. Es geht such anders, doch so geht es auch. Und wenn ein Freier kam, kroch ich aus unserm Bett Und drückte mich zu meinem Kirsch und war sehr nett Und wenn er blechte, sprach ich zu ihm Herr Wenn Sie mal wieder wollen — bitte sehr. So hielten wir s um gutes halbes Jahr In dem Bordell, wo unser Haushalt war. JENNY In jener Zeit, die jetzt vergangen ist, War er mein Freund und ich ein junges Ding. Und wenn kein Zaster war, hat er mich angehaucht Da hieß es gleich du, ich versetz dir deinen Ring. Ein Ring, ganz gut, doch ohne geht es auch. Da wurde ich aber tückisch, na ja, weißte! Ich fragt ihn manchmal direkt, was er sich erdreiste. Da hat er mir aber eins ins Zahnfleisch gelangt Da bin ich manchmal direkt drauf erkrankt! Das war so schön in diesem halben Jahr, In dem Bordell, wo unser Haushalt war. BEIDE In jener Zeit, die jetzt vergangen ist MACHEATH Die aber doch nicht ganz so trüb wie jetzt war JENNY Wenn man auch nur bei Tag zusammenlag MACHEATH Da sie ja, wie gesagt, nachts meist besetzt war! (Nachts ist es üblich, doch geht s auch bei Tag!) JENNY War ich dann auch einmal hops von dir. MACHEATH Da machten wir s s dann so dann lag ich unter ihr JENNY Weil er das Kind nicht schon im Leib erdrücken wollte MACHEATH Das aber doch dann in die Binsen gehen sollte. BEIDE Und dann war aus auch bald das halbe Jahr In dem Bordell, wo unser Haushalt war. AUSRUFER Die Huren verraten Macheath. Seeräuber-Jenny JENNY Meine Herren, heut sehen Sie mich Gläser abwaschen Und ich mache das Bett für jeden. Und Sie geben mir einen Penny und ich bedanke mich schnell Und Sie sehen meine Lumpen und dies lumpige Hotel Und Sie wissen nicht, mit wem Sie reden. Aber eines Tags wird ein Geschrei sein am Hafen Und man fragt Was ist das für ein Geschrei? Und man wird mich lächeln sehn bei meinen Gläsern Und man sagt Was lächelt die dabei? Und ein Schiff mit acht Segeln Und mit fünfzig Kanonen Wird liegen am Kai. Man sagt Geh, wisch deine Gläser, mein Kind! Und man reicht mir den Penny hin. Und der Penny wird genommen und das Bett wird gemacht. (Es wird keiner mehr drin schlafen in dieser Nacht) Und Sie wissen immer noch nicht, wer ich bin. Aber eines Tags wird ein Getös sein am Hafen Und man fragt Was ist das für ein Getös? Und man wird mich stehen sehn bei meinem Fenster, Und man sagt Was lächelt die so bös? Und das Schiff mit acht Segeln Und mit fünfzig Kanonen Wird beschießen die Stadt. MeineHerren, da wird wohl Ihr Lachen aufhören Denn die Mauern werden fallen hin Und die Stadt wird gemacht dem Erdbodn gleich Nur ein lumpige Hotel wird verschont von jedem Streich Und man fragt Wer wohnt Besonderer darin? Und in dieser Nacht wird ein Geschrei um das Hotel sein Und man fragt Warum wird das Hotel verschont? Und man wird mich sehen treten aus der Tür gen Morgen Und man sagt Die hat darin gewohnt? Und das Schiff mit acht Segeln Und mit fünfzig Kanonen Wird beflaggen den Mast. Und es werden kommen hundert gen Mittag an Land Und werden in den Schatten treten Und fangen einen jeglichen vor jeglicher Tür Und legen in Ketten und bringen vor mir Und fragen Welchen sollen wir töten? Und an diesem Mittag wird es still sein am Hafen Wenn man fragt, wer wohl sterben muß. Und dann werden Sie mich sagen hören Alle! Und wenn dann der Kopf fällt, sag ich Hoppla! Und das Schiff mit acht Segeln Und mit fünfzig Kanonen Wird entschwinden mit mir. Ballade vom angenehmen Leben MACHEATH Ihr Herrn, urteilt jetzt selbst, Ist das ein Leben? Ich finde nicht Geschmack an alledem. Als kleines Kind schon hörte ich mit Beben Nur wer im Wohlstand lebt, lebt angenehm! Da preist man uns das Leben großer Geister Das lebt mit einem Buch und nichts im Magen In einer Hütte, daran Ratten nagen. Mir bleibe man vom Leib mit solchem Kleister! Das simple Leben lebe, wer da mag! Ich habe (unter uns) genug davon. Kein Vögelchen von hier bis Babylon Vertrüge diese Kost nur einen Tag. Was hilft da Freiheit? Es ist nicht bequem. Nur wer im Wohlstand lebt, lebt angenehm! Die Abenteurer mit dem kühnen Wesen Und ihrer Gier, die Haut zum Markt zu tragen Die stets so frei sind und die Wahrheit sagen Damit die Spießer etwas Kühnes lesen Wenn man sie sieht, wie das am Abend friert Mit kalter Gattin stumm zu Bette geht Und horcht, ob niemand klatscht und nichts versteht Und trostlos in das Jahr fünftausend stiert. Jetzt frag ich Sie nur noch Ist das bequem? Nur wer im Wohlstand lebt, lebt angenehm! Ich selber könnte mich durchaus begreifen Wenn ich mich lieber groß und einsam sähe Doch sah ich solche Leute aus der Nähe Da sagt ich mir Das mußt du dir verkneifen. Armut bringt außer Weisheit auch Verdruß Und Kühnheit außer Ruhm auch bittre Mühn. Jetzt warst du arm und einsam, weis und kühn Jetzt machst du aber mit der Größe aber Schluß. Dann löst sich ganz von selbst das Glücksproblem Nur wer im Wohlstand lebt, lebt angenehm! AUSRUFER Macheath wird durch die Liebe eines anderen Weibes aus dem Gefängnis befreit. LUCY Du gemeiner Schuft, du. Du glaubst also, ich wisse nichts von der Geschichte mit Fräulein Peachum! POLLY Wo ist mein Mann? Oh, Mac, da bist du ja. Schau doch nicht weg, du brauchst dich nicht zu schämen vor mir. Ich bin doch deine Frau. LUCY Was hast du dir denn da ausgesucht? Eifersuchts-Duett LUCY Komm heraus, du Schönheit von Soho! Zeig doch mir mal deine schönen Beine! POLLY Bitte sehr! LUCY Ich möchte auch mal was Schönes sehen Denn so schön wie du gibt es doch keine! POLLY Gibt s auch nicht! LUCY Du sollst ja auf meinen Mac solch einen Eindruck machen! POLLY Soll ich das, soll ich das? LUCY Na, da muß ich aber wirklich lachen. POLLY Mußt du das, mußt du das? LUCY Ha, das wäre ja gelacht! POLLY So, das wär also gelacht? LUCY Wenn sich Mac aus dir was macht! POLLY Wenn sich Mac aus mir was macht? LUCY Ha ha ha ha ha! Mit so einer Befaßt sich sowieso keiner. POLLY Na, das werden wir ja sehn. LUCY Ja, das werden wir ja sehn. BEIDE Mackie und ich, wir lebten wie die Tauben Er liebt nur mich, das laß ich mir nicht rauben. Da muß ich schon so frei sein Das kann doch nicht vorbei sein Wenn da so n Mistvieh auftaucht! Lächerlich! POLLY Ach, man nennt mich Schönheit von Soho Und man sagt, ich hab so schöne Beine. LUCY Meinst du die? POLLY Man will ja auch mal was Schönes sehen Und man sagt, so schön gibt es nur eine. LUCY Du Dreckhaufen! POLLY Selber Dreckhaufen! Ich soll ja auf meinen Mann so einen Eindruck machen. LUCY Sollst du das? Sollst du das? POLLY Ja, da kann ich eben wirklich lachen. LUCY Kannst du das? Kannst du das? POLLY Ja, das wäre auch gelacht! LUCY Ach, das wär ja auch gelacht? POLLY Wenn sich wer aus mir nichts macht. LUCY Wenn sich wer aus dir nichts macht! POLLY Meinen Sie nicht auch mit so einer Befaßt sich sowieso keiner? LUCY Na, das werden wir ja sehn. POLLY Ja, das werden wir ja sehn. BEIDE Mackie und ich usw. Arie der Lucy LUCY Eifersucht! Wut, Liebe Und Furcht zugleich reißen mich in Stücke. Vom Sturm hin und her geworfen Vom Kummer zerbrochen. Das Rattengift steht bereit! Seit gestern kommt sie alle paar Stunden her, um mich zu sprechen. Oh dieses falsche Aas! Wahrscheinlich will sie sich an meiner Verzweiflung weiden! O Welt! O Menschen! Wie seid ihr schlecht! Diese Dame kennt mich noch nicht. Meinen Gin wird sie nicht trinken, damit sie nachher mit ihrem Mackie lustig sein kann. Sie stirbt durch meinen Gin! Sie stirbt durch meinen Gin! Sie stirbt! Sie stirbt! Ja, hier! Hier will ich sie sich winden sehen! Ich rette ihm das Leben Und diese Person soll den Rahm abschöpfen? Wenn ich dieses Mensch vergifte Dann kann die Welt aufatmen. AUSRUFER Macheath ist entkommen. Peachum rüstet zum Aufbruch. Durch eine Demonstration beabsichtigt er, den Krönungszug zu stören. PEACHUM Als der ägyptische König Ramses der Zweite gestorben war, ließ sich der Polizeihauptmann von Ninive, beziehungsweise Kairo, irgendeine Kleinigkeit gegen die untersten Schichten der Bevölkerung zu Schulden kommen. Die Folgen waren schon damals fürchterlich. Der Krönungszug der Thronfolgerin Semiramis wurde, wie s in den Geschichtsbüchern heißt, durch die allzu lebhafte Beteiligung der untersten Schichten der Bevölkerung zu einer Kette von Katastrophen . Die Historiker sind außer sich vor Entsetzen, wie furchtbar sich Semiramis ihrem Polizeihauptmann gegenüber benahm. Der Herr sei mit Ihnen, Brown. AUSRUFER Zweites Dreigroschen-Finale. Zweites Dreigroschen-Finale MACHEATH Ihr Herrn, die ihr uns lehrt, wie man brav leben Und Sünd und Missetat vermeiden kann Zuerst müßt ihr uns was zu fressen geben Dann könnt ihr reden damit fängt es an. Ihr, die ihr euren Wanst und unsre Bravheit liebt Das eine wisset ein für allemal Wie ihr es immer dreht und wie ihr s immer schiebt Erst kommt das Fressen, dann kommt die Moral. Erst muß es möglich sein auch armen Leuten Vom großen Brotlaib sich ihr Teil zu schneiden. STIMME HINTER DER SZENE Denn wovon lebt der Mensch? MACHEATH Denn wovon lebt der Mensch? Indem er stündlich Den Menschen peinigt, auszieht, anfällt, abwürgt und frißt. Nur dadurch lebt der Mensch, daß er so gründlich Vergessen kann, daß er ein Mensch doch ist. CHOR Ihr Herren, bildet euch nur da nichts ein Der Mensch lebt nur von Missetat allein! FRAU PEACHUM Ihr lehrt uns, wann ein Weib die Röcke heben Und ihre Augen einwärts drehen kann. Zuerst müßt ihr uns was zu fressen geben Dann könnt ihr reden damit fängt es an. Ihr, die auf unsre Scham und eure Lust besteht Das eine wisset ein für allemal Wie ihr es immer schiebt und wie ihr s immer dreht Erst kommt das Fressen, dann kommt die Moral. Erst muß es möglich sein auch armen Leuten Vom großen Brotlaib sich ihr Teil zu schneiden. STIMME HINTER DER SZENE Denn wovon lebt der Mensch? FRAU PEACHUM Denn wovon lebt der Mensch? usw. CHOR Ihr Herren, bildet euch nur da nichts ein Der Mensch lebt nur von Missetat allein! この日本語テキストは、 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス の下でライセンスされています。@ hanmyo Weill,Kurt/Die Dreigroschenoper/III
https://w.atwiki.jp/oper/pages/202.html
第3幕 (ライン河の岸辺の、手つかずの森と岩に覆われた峡谷地帯。ライン河は、舞台の奥の方の急な斜面の脇を流れている) 前奏曲と第1場 (3人のラインの娘たちとジークフリート。3人のラインの娘たち、ヴォークリンデ、ヴェルグンデ、フロスヒルデは、川の中から浮かび上がって来て、輪舞をする時のように、輪になって泳ぎ回る) <3人のラインの娘たち> (泳ぎながらも、ゆっくりと、その場に静止するように) お日さまは、明るい光を送るけど、 水の底では、深い夜。 昔は、明るかったのに・・・。 あの頃はまだ、汚れなく気高く輝いてた。 お父さんの黄金が水底で。 ラインの黄金!清き黄金! 何て、まばゆく、光っていたの! 水底を照らす気高き星よ! (再び輪になって、泳ぎながら) ヴァイアラーラ、ライア、ヴァララ・・・ライアララー・・・ (遠くから角笛の音。三人は耳を澄ますと、歓声を上げて、パチャパチャと水しぶきを上げる) ああ、お日さま!あの勇者を遣わしてくれたのね! あの勇者が、あたし達に黄金を返してくれるのね! 黄金さえ返してくれれば、貴女の目の光を、 あたしたちは、もう妬まないわ。 ラインの黄金!清らかな黄金! 何と楽しく、光っていたことでしょう! 水底を照らす、自由の星よ! (ジークフリートの角笛の音が上から聞こえる) <ヴォークリンデ> 角笛の音が聞こえてくる。 <ヴェルグンデ> あの勇者が近づいてきた。 <フロスヒルデ> さあ、相談してみましょう! (三人は急いで水の中に潜る。ジークフリートは、完全に武装した姿で丘の斜面に現れる) <ジークフリート> 妖精に惑わされて、 獲物の足跡を見失ってしまった・・・ おい、ずるい奴め! ぼくの獲物を、素早く、どこに隠したんだ? <3人のラインの娘たち> (再び水面に浮かび上がり、輪になって泳ぐ) ジークフリート! <フロスヒルデ> なぜ谷底を叱りつけてるの? <ヴェルグンデ> どの妖精に怒っているの? <ヴォークリンデ> いたずら者にからかわれたの? <3人のラインの娘たち> ねえ、ジークフリート!あたしたちに教えてよ! <ジークフリート> (微笑んで、娘たちを見つめながら) あなた方が誘惑したので、 あの毛むくじゃらの獣は、ぼくから姿をくらましたのかい? あんなので気晴らしになるのなら、 元気なお嬢さん方に、ぼくは喜んで譲ってあげるよ。 (娘たちは、大きな笑い声を立てる) <ヴォークリンデ> ねえ、ジークフリート、あたし達に何かくれる? もし、あの獲物をあなたに返してあげたら。 <ジークフリート> まだ一匹も獲物がないんだ。 何でも望むものを言ってごらん。 <ヴェルグンデ> じゃあ、指に輝く金の指輪! <3人のラインの娘たち> それを、あたし達に、ちょうだいよ! <ジークフリート> この指輪のために、大きな龍を倒したのに・・・ つまらない四つ足の熊ごときと、 この指輪を交換しろと言うのか? <ヴォークリンデ> あなた、そんなにがめついの? <ヴェルグンデ> お買い物する時も、ケチなのかしら? <フロスヒルデ> 女の人には気前よくするものよ。 <ジークフリート> 君たちのために、財産をすったとなると、 きっと、うちの奥さんは怒るだろうなあ。 <フロスヒルデ> 意地悪な奥さんなのね? <ヴェルグンデ> ぶたれちゃうのかしら? <ヴォークリンデ> 勇者のくせして、もう平手打ちを食らったみたい! (無遠慮に笑い飛ばす) <ジークフリート> ふん、笑うがいいさ! 悲しいのは、お前達だろう。 いくら指輪を欲しがったって、 お前達みたいないたずら者には、あげるものか! (その間、ラインの娘たちは、再び輪になって泳ぎ始めている) <フロスヒルデ> 美男子なのに! <ヴェルグンデ> 力も強いのに! <ヴォークリンデ> 誰もがうらやむような人なのに! <3人のラインの娘たち> これは残念!ケチだとは! (笑って、水の中に潜る) <ジークフリート> (谷底に降りて行く) ケチなんて言葉を我慢しなきゃならんとは? けなされたままで、いいのだろうか? あの子らが、また水面に出て来たら、 この指輪を、くれてやろう。 (大声で叫ぶ) おおい!おおい!水中の恋の妖精さんよ! 早くおいでよ!指輪はお前達にあげるから! (指から指輪を外し、頭上に高くかかげる。3人のラインの娘たちは再び浮き上がるが、厳粛で重々しい様子をしている) <フロスヒルデ> 勇者よ。まだ返さずに、持っていなさい。 あなたが大いなる災いに気付くまで・・・ <ヴォークリンデとヴェルグンデ> それは、あなたが指輪のせいで抱え込んでいる災厄。 <3人のラインの娘たち> きっと、あなたも一安心よ。 あたし達があなたを、その呪いから解放すれば。 <ジークフリート> (動じずに、また指輪を指にはめてしまう) じゃあ、話してみろよ!お前達の知っていることを! <3人のラインの娘たち> ジークフリート!ジークフリート!ジークフリート! あなたの身に、良からぬことが迫っている。 <ヴェルグンデ> その指輪は、あなたに災いをもたらす。 <3人のラインの娘たち> それは、その輝く指輪が、ラインの黄金で作られているからよ。 <ヴェルグンデ> 悪知恵を尽くしてその指輪を作り上げ、屈辱にまみれて手放した男・・・ <3人のラインの娘たち> その男が、指輪に呪いをかけたのよ。 どんなに時が経とうとも、その持ち主に死が下るように… と。 <フロスヒルデ> 昔、あなたが龍を斃したように・・・ <ヴェルグンデとフロスヒルデ> あなたもまた、斃される・・・。 <3人のラインの娘たち> それも、この日のうちによ・・・ あたし達の言う通りのことが起きるわよ。 もしも、あなたが指輪を交換してくれて、 <ヴェルグンデとフロスヒルデ> ラインの水底に指輪を返せないのなら。 <3人のラインの娘たち> この呪いを浄めるのは、ラインの流れだけだからよ! <ジークフリート> いい加減にしろ!ずる賢い娘たちめ! ぼくは、お世辞を信じたりはしないけど、 脅しなんて、もっと通用しないぞ! <3人のラインの娘たち> ジークフリート!ジークフリート! ほんとうのことを、言っているのよ。 逃れなさい!呪いの手から逃れなさい! 毎晩、運命の綱を編んでいるノルン達が、 原初の掟の綱に編み込んだ呪いなのよ! <ジークフリート> ぼくの剣は、槍さえ粉々に打ち砕いた。 だから、原初の掟を記した永遠の綱に、 どんな悲惨な呪いが編み込んであろうとも、 このノートゥングは、そのノルンの綱さえ断ち切るんだ! かつて龍が、その呪いについて、 ぼくに警告したことがあった。 だが、その龍でさえ、ぼくに恐怖を教えることはできなかったんだ! (指輪をじっと見つめる) この指輪が、ぼくに世界の支配権をくれるのだとしても、 愛の恵みさえ得られれば、 喜んで捨ててやる・・・ くれてやるよ。 もしもお前達が、ぼくに愛の歓びをくれるなら。 でもな。お前達が、ぼくの命や体が危ないと言って脅すなら、 たとえ小指一本の価値すら無い指輪だとしても、 絶対に、お前達にはあげないぞ! なぜなら、ぼくは、命や体など・・・ 見るがいい・・・こうして軽々と投げ出すんだ! (地面から土くれを引っつかんで、頭上に持ち上げると、最後のセリフといっしょに背後に放り投げる) <3人のラインの娘たち> 行きましょう!みんな! こんなバカ者など、置いていきましょう! この勇者は、自分は強くて賢いと自惚れているけれど、 本当は目隠しされていて、何ひとつ見えていない。 (激しく興奮したように泳ぎながら、岸辺の近くでぐるっと大きく旋回する) 立てた誓いを・・・守ろうともせず。 (再び激しい動きを見せて) 持っているはずの知恵を・・・使おうともしない。 <フロスヒルデ、やがてヴォークリンデ> 世にも気高き宝を与えられたというのに。 <3人のラインの娘たち> 捨てたことにすら、気が付かない・・・ <フロスヒルデ> そのくせ、あの指輪だけは・・・ <ヴェルグンデ> 自分を死なせる指輪だけは・・・ <3人のラインの娘たち> その指輪だけは、しっかり持っていようとするなんて! さようなら、ジークフリート! 誇り高き女性が、今日のうちにも、 意地悪なあなたから指輪を受け継ぐでしょう。 きっと、その人なら、あたし達の話をもっと良く聴いてくれるはず・・・ さあ!行きましょう!その人の所へ! (また素早く輪になって泳ぎ始め、ゆっくりと舞台後方へと泳いで行ってしまう。 ジークフリートは微笑みつつ、ラインの娘たちの後ろ姿を目で追う。岸辺の岩に片足を乗せ、手であごを支えながら、その場にたたずんでいる) <3人のラインの娘たち> ヴァイアラーラ、ヴァイアラーラ、ライアライア、ヴァララー・・・ <ジークフリート> 水の中でも、陸地でも、 女の手口が変わらないことは良く分かった・・・ こちらが、おだてに乗らなければ、 今度は、脅しにかかってくる。 それにも敢えて逆らえば、 お次は、がみがみ、お小言が始まる。 (ラインの娘達は、もう完全に姿を消している) だけれど、グートルーネとの契りさえ破らねば・・・ あの、かわいい娘たちの一人ぐらい、 新たに手なずけてみたかったものだなあ! (じっと彼女たちの行ってしまった後を見つめている) <3人のラインの娘たち> (ずっと離れた所から) ラーラララー、ラララー、ラララー・・・ (狩の角笛の音が丘の上からこちらに響いて来る) 第2場 ジークフリート、ハーゲン、グンター、男たち <ハーゲンの声> (遠くから) ホイホー! (ジークフリートは夢見心地から我に返ると、自らの角笛を吹き鳴らし、聞こえて来た角笛に返答する) <男たち> (舞台の外で) ホイホー!ホイホー! <ジークフリート> (答えながら) ホイホー!ホイホー!ホイヘー! <ハーゲン> (ハーゲンが丘の上に現れる。彼を追ってグンターも現れる。ハーゲンはジークフリートの様子を眺めながら) ようやく見つけたぞ。 一体、あなたは、どこまで駆け回っていたのだ? <ジークフリート> 下りてこいよ!ここは涼しくて気持ちがいいぞ! (男たちは全員、丘に到着し、ハーゲン、グンターと並んで丘を下りて行く) <ハーゲン> ここで休息を取り、宴を張ろう。 (狩りの獲物がうず高く積み上げられる) 獲物を置くんだ!酒袋を持って来い! (酒盃と酒袋が取り出され、全員その場に寝そべる) 我らの獲物を追い払ってしまった男の 武勇談を聞こうではないか。 さあ、ジークフリートよ、何を仕留めたのだ。 <ジークフリート> (笑いながら) 今日はつましい食事になりそうだ・・・ あなた方の獲物を分けてもらうしかないな。 <ハーゲン> 何だと?獲物なしか? <ジークフリート> 森に狩りに行ったはずなのに、 現れたのは、水の精だけさ。 もしも前もって分かっていれば、 あの3羽の水鳥たちを、 ぼくは、きっと捕まえていただろうに。 そいつらが、ライン河の川面で歌うには、 僕は今日中に殺されるってさ。 (そう言うと、グンターとハーゲンの間に割って入り、寝そべる。驚いたグンターは、陰鬱な眼差しでハーゲンを見る) <ハーゲン> それは、さぞや最悪の狩りだろうな。 獲物が無い上に、 待ち伏せしていた獣に殺されるのでは! <ジークフリート> のどが渇いた! <ハーゲン> (ジークフリートのために酒盃を満たし、その盃を差し出す) ジークフリートよ・・・ あなたは、鳥の歌を、 よく聴き取ることができると言う。 それは本当のことなのか? <ジークフリート> 小鳥のさえずる声なんて、もう長らく聞いていなかった。 (盃を受け取ると、それを持ったままグンターの方に振り向く。そして一口飲むと、その盃をグンターに差し出す) 飲みましょう!グンター!さあ! あなたの弟が差し出す盃で! <グンター> (物思いに沈み、憂鬱に盃を見つめ、くぐもった声で) あなたがよく混ぜないので、くすんだ変な色をしている・・・ (ますます声をくぐもらせながら) 中には、あなたの血しかない! <ジークフリート> (笑いながら) だったら、あなたのと混ぜればいいさ! (グンターの盃の中身を自分の盃に注ぐので、自分の盃は溢れ出す) 混ぜたら、溢れてしまったよ。 母なる大地への捧げ物としよう! <グンター> (深くため息をつきながら) なんと陽気な勇者だ! <ジークフリート> (声をひそめて、ハーゲンに) グンターはブリュンヒルデのことを気に病んでいるのか? <ハーゲン> (同じように声をひそめてジークフリートに) あなたが小鳥の歌声を聞き分けるように、 グンターも、あの女性のことを理解できれば良いのだが! <ジークフリート> 女の歌声を聞いてから、 鳥の歌は、すっかり忘れてしまったよ。 <ハーゲン> だが、昔は聴き取れたんだろう? <ジークフリート> (快活そうにグンターに振り向きながら) さあ!グンター!何をくよくよしてるのです! あなたを元気づけるために、 私の若い頃の昔話でも、 歌ってみましょうか。 <グンター> それは、ぜひ聴かせてもらいたいものだ。 (全員がジークフリートの傍に寝そべるので、低い姿勢で寝そべっている人々の中に、ジークフリートだけが体を起こして座る形になる) <ハーゲン> さあ、勇者よ。歌うがいい! <ジークフリート> ミーメという名のむら気な小人が 欲に駆られて、ぼくを育てた。 いつかその子が育った日には、 怠惰に森で宝を見張っている龍を、 その子に討ち果たさせようと目論んだのだ。 ミーメは、鉄の鍛え方や溶かし方を、ぼくに教えた。 しかし、当の師匠には出来なかったことを成し遂げるためには、 弟子であるぼくの勇気が必要だった。 ぼくは、バラバラになった鉄剣の破片を 一から鍛え直して、剣にしたのだ。 父親の残した武器を再びつなぎ合わせ、 ぼくは、堅固なノートゥングに鍛え上げた。 小びとのミーメは、これで戦の準備はできたと確信し、 ぼくを森へと連れて行き、 ぼくは、龍のファフナーを斃したのだ! だけれど、みんな、ここからの話を良く聞いてくれ・・・ とても不思議な話なのだ。 龍の返り血を浴びた手の指が 燃えるように熱かったので、 冷やそうと、口もとに持って行き、 ほんのちょっと舌を 湿らせてみると、それが早いか、 小鳥たちの歌声が、矢のように頭に入って来て、 そのまんま聞き取れるようになった。 枝に止まって、小鳥は歌った・・・ 「わあい!ニーベルングの宝は、 ジークフリートのものだ! ああ!洞穴(ほらあな)にある宝を 見つけちゃえばいいのになあ! 隠れ頭巾を手に入れれば、 きっと楽しい冒険に役立つよ! でも、指輪まで探り当てちゃったら、 きっと世界を支配できちゃうなあ!」 <ハーゲン> それで、指輪と隠れ頭巾を運び出して来たのだな? <男たち> 小鳥の声を、また聞いたのですか? <ジークフリート> そう、指輪と隠れ頭巾を持って来たあと、もう一度 耳を澄ましてみた。小鳥の楽しいささやき声に。 すると、こずえの小鳥は、こう歌っていた・・・ 「わあい!頭巾も指輪もジークフリートのものだ。 でもね!ウソつきのミーメを信じちゃダメだよ! きっと宝を取り上げるつもりで、 ずるっこく待ち伏せているのさ・・・ ジークフリートの命を狙っているよ。 ああ!ミーメを信じなきゃいいけど!」 <ハーゲン> 忠告は正しかったのか? <四人の男たち> ミーメに仕返しをしたんですね? <ジークフリート> 毒薬を携えてやって来て、よほど不安なのか、 勝手にどもり始め、すっかり悪事を自白した。 悪党め!ノートゥングで、討ち果たしてやったよ! <ハーゲン> (甲高い声で大笑いしながら) ミーメは、剣の作り方は知らなかったが、 切れ味だけは味わったわけだな! <二人の男たち> (順番に繰り返す) それから、小鳥は、何と? <ハーゲン> (新たな盃を酒で満たし、そこに薬草の汁をぽたりと垂らす) 勇者よ。まずは、私の盃から飲むのだ・・・ あなたがはっきりと記憶を呼び起こすため、 私はよく効く飲み薬を混ぜたのだ。 (ハーゲンは酒盃をジークフリートに手渡す) これでもう、古い記憶も脱け落ちることはないはずだ! <ジークフリート> (思いを巡らしながら、その盃を見つめ、ゆっくりと飲み干す) 思い悩みつつ、こずえに耳を澄ますと、 小鳥が、まだそこに居て、こう歌っていた・・・ 「わあい!ジークフリートは悪い小人を打ち倒しちゃったぞ! ぼくは、彼にもってこいのきれいな女の子を知っているよ。 その子は岩山の上に眠っていて、 その周りを炎が取り巻いている。 だけど、はじける炎をかいくぐり、 花嫁の目を覚ましたら、 ブリュンヒルデは、彼のものになるよ!」 <ハーゲン> あなたは、その言葉どおりにしたのか? <ジークフリート> ぼくはためらうことなく旅立って・・・ (グンターは驚きを深めながら、耳をそばだてる) 炎が取り巻く岩山にたどり着いた。 そして火焔をかいくぐった そのご褒美は・・・ (高まる歓びに我を忘れつつ) 眠っていた・・・その喜ばしくも美しき女性は。 きらめく武具を身にまといながら。 ぼくは、その素晴らしい乙女から、兜を取り外し、 熱い口づけで目覚めさせた。 ああ!何と情熱的に、 ぶるんと巻きついてきたことか! あの美しいブリュンヒルデの腕(かいな)が! <グンター> (極度の驚愕とともに、跳ね起きて) 何たることを! (二羽のカラスが茂みの中から飛び上がり、ジークフリートの頭上に弧を描き、やがてライン河に向けて飛び去って行く) <ハーゲン> あのカラス達の鳴き声も、あなたは聴き取れるのか? (ジークフリートは勢いよく立ち上がり、ハーゲンに背中を向けると、二羽のカラスを目で追う) <ハーゲン> あれは、この私に呼びかけているのだ!報復せよ、とな! (ハーゲンはジークフリートの背中に槍を突き立てる。グンターはハーゲンの腕をとらえて止めさせようとするが・・・手遅れだった。ジークフリートは盾を両手に高く持ち上げ、それを振りかざしてハーゲンを叩き潰そうとするが、力尽き、盾を背後に取り落してしまう。その盾の上には、ジークフリート自身が大きな音で崩れ落ちていく) <四人の男たち> (もう無駄とは思いつつも、ハーゲンを押しとどめながら) ハーゲン!何をする? <別の二人の男> 何をしたんだ・・・? <グンター> ハーゲン・・・!何をしたんだ? <ハーゲン> (地に突っ伏したジークフリートを指差しながら) 偽誓を罰したまでのこと! (ハーゲンは悠然とそっぽを向き、一人で岩山の頂を越えて姿を消す。二羽のカラスの出現と同時に辺りをつつみ始めた黄昏の中を、ハーゲンはゆっくりと退場していく。 グンターは心の痛みに耐えかねるように、ジークフリートの傍らに頭を垂れる。男達は、思いを込めて、死に行く男の周りを取り巻く) <ジークフリート> (2人の男に支えられながら膝を立て、見開いた両目を、きらきらと輝かせながら) ブリュンヒルデ!聖なる花嫁! 起きて!目を開けて! 誰が、あなたを再び眠りに閉じ込めたのです? 誰があなたを、不安なまどろみに縛り付けたのです? 目を覚ます者が来ました!・・・目覚めのキスをし・・・ そして花嫁を縛めから解き放つと、 ブリュンヒルデの微笑みは、あふれる歓びを伝えてくれました・・・! ああ!この眼・・・今とこしえに見開かれて! ああ!この息吹き。晴れやかな風のように! とろけるように吹き過ぎて行く・・・優しいおののき・・・ ブリュンヒルデが手を振っている・・・私に! (背中から仰向けに崩れ落ちて事切れる。誰も物音一つ立てないまま、周囲には悲哀の情が広がっていく。辺りはいつしか夜になっている。グンターの無言の指示に従い、男達はジークフリートの亡骸(なきがら)を持ち上げ、続く音楽の間、荘重な行列をなして岩山の頂を越えて、ゆっくりと運び去って行く。亡骸のすぐ後ろにつき従うのはグンターである) 【オーケストラによる間奏曲】 (死んだジークフリートのための葬送曲。雲間から月が輝き、山頂に差し掛かった葬列をますます明るく照らし出す。だが、ライン河から立ち上る霧は、次第に舞台いっぱいに広がり、葬列は今や全く見えなくなってしまう。霧は舞台前方にも広がってくるので、この間奏曲の間、舞台は完全にヴェールに覆われてしまう。 霧がようやく晴れはじめると、そこには第1幕と同じギービヒ家の大広間が徐々にはっきりと浮かび上がってくる) 第3場 (ギービヒ家の大広間。グートルーネ、ハーゲン、グンター、ブリュンヒルデ) (夜。ライン河に月の光が反射している。グートルーネは自分の部屋から出て来て、大広間に入って来る) <グートルーネ> あの方の角笛かしら? (耳を澄ます) ちがう!・・・まだ帰って来ていない・・・ 悪夢でぐっすり眠れなかった! あの方の馬が大声でいなないて、 ブリュンヒルデの笑い声で目が覚めた。 あの女は誰だったのかしら? 岸辺に歩いて行ったあの姿は・・・? もしやブリュンヒルデでは!? あの人、家にいるのかしら? (舞台右手の扉から物音をうかがい、やがて小声で呼びかける) ブリュンヒルデ!ブリュンヒルデ! 起きている? (恐る恐る扉を開け、部屋の中を覗き込む) 部屋は、からっぽ。 ならば、やっぱり、あの人かしら?・・・ ライン河に歩いて行ったあの姿は! (びくっとして、遠くに耳を澄ます) あの方の角笛? ちがう!・・・何にも聴こえない! ああ、今すぐジークフリートに会いたい! (再び自分の部屋の方へ向き直るが、その時ハーゲンの声が聞こえるので立ち止まる。恐怖に捉えられて身動き一つせず、しばらくその場に立ちつくす) <ハーゲンの声> (舞台の外から聞こえて来る) ホイホー!ホイホー! 起きるんだ!起きろ! 灯りをともせ!灯りを!明るい炎を! 狩りの獲物を持ち帰ったぞ。 ホイホー!ホイホー! (灯りをつけると、外からの松明の光もますます強くなる) <ハーゲン> (大広間に入って来る) おおい、グートルーネ!ジークフリートに挨拶するのだ! 強い勇者が、帰って来たぞ! <グートルーネ> (激しく恐怖して) 何があったの?ハーゲン! あの方の角笛が聴こえなかったけど! (男達と女達は、ろうそくや松明を手にして、ジークフリートの遺体を持ち帰って来た男達と一緒に入って来る。その男達の中にはグンターもいる) <ハーゲン> 血の気の無い勇者は、 もう角笛を吹かないし、 もう狩りに行くこともない。 戦いに行くことももう無いし、 きれいな女達を手に入れることもない。 <グートルーネ> (驚きを募らせて) 何を運んで来たの? (行列が大広間の真ん中に到着すると、男達は、手早くしつらえられた台の上に遺体を置く) <ハーゲン> 野育ちのイノシシの餌食となったのだ。 ジークフリート・・・あなたの死んだ夫は。 (グートルーネは叫び声を上げ、遺体の上に崩れ落ちる。その場の全員に衝撃と悲しみが広がる) <グンター> (気を失ったグートルーネを介抱しながら) グートルーネ!可愛い妹よ。 目を上げてくれ。私に何か言ってくれ! <グートルーネ> (正気に返って) ジークフリート・・・ジークフリートが殺された! (グンターを激しく突き飛ばす) 行って!お兄さんなんか信用できない。 あたしの夫を殺したくせに! ああ、助けて!助けて!ひどいわ!ひどい! あんた達が、ジークフリートを殺したんでしょう! <グンター> 私に言うんじゃない! あそこにいるハーゲンに言え。 あいつこそ、呪われたイノシシだ。 この気高い男を食いちぎった男だ。 <ハーゲン> だから私を恨むとでもいうのか? <グンター> 恐怖と不幸に襲われるがいい! <ハーゲン> (恐ろしいまでの反抗心をむき出しにして近付いて来る) その通り!殺したのは俺だ! この俺・・・ハーゲンが・・・あの男を討ったのだ。 俺の槍は、あの男が偽誓を言ったときに 何一つ手出しできなかった。 しかし、俺は今こそ、神聖な権利を手にしたぞ。 獲物から戦利品を手にする権利を・・・ だから俺は要求する・・・この指輪を。 <グンター> さがれ!私のものを お前が手に入れることなどできない。 <ハーゲン> みんな!私の権利を認めてくれ! <グンター> グートルーネへの遺産に手を付けるのか? 恥知らずの小びとの息子め! <ハーゲン> (剣を抜いて) 小びとのアルベリヒの遺産だからこそ、息子の俺が受け継ぐのだ! (ハーゲンはグンターに向けて突進し、グンターは防戦し、二人は争う。男達が割って入るが、ハーゲンの剣の一突きでグンターはその場に斃れる) 指輪をよこせ! (ハーゲンがジークフリートの手に飛び付こうとするやいなや、その手は脅すように高く上がる。グートルーネと女達は、驚愕のあまり、大きな叫び声を上げる。誰もが恐怖に捉えられて身動き一つしないでいると、ブリュンヒルデが、舞台後方から、確固とした厳かな足取りで、前に進み出て来る) <ブリュンヒルデ> (まだ舞台後方にいるうちから) お黙りなさい。あなた方が悲しんで、 わあわあ言い合う声なんて! あなた方に裏切られた女が 報復のために来たのよ。 (ゆったりと舞台前方に歩を進める) 聞こえて来たのは母親が甘いミルクをこぼした時、 子供たちが上げるようなメソメソ声だけ。 最も高貴な勇者に捧げるにふさわしい 気品のある嘆き声は、まるで聞こえて来やしなかった。 <グートルーネ> (物凄い勢いで、地面から立ち上がりながら) ブリュンヒルデ!嫉妬に狂った人! こんなひどいことを仕組んだのは、あんたね! あんたが男たちをそそのかしたんだわ。 ああ!あんたさえ、この家に来なければ! <ブリュンヒルデ> くだらない人ね!お黙りなさい! あなたは、あの人の妻なんかじゃなかった。 女遊びの相手として惹きつけていただけよ。 あの人の本当の妻は、この私。 ジークフリートは、私に永遠の誓いを立てたのよ・・・ それは、あなたと出会う前。 <グートルーネ> (突然激しい絶望に陥って) 呪われろ!ハーゲン! あなたが私に薬を飲ませることを勧めたのは、 この人から、夫を奪うためだったのね! ああ、悲しい! たったいま初めて分かったわ! ブリュンヒルデこそ愛する妻で、 あの人は、薬でそれを忘れていただけだったのね・・・! (グートルーネは恥ずかしさのあまりジークフリートから顔を背けると、苦痛に身悶えしつつ、グンターの亡骸の上に屈み込み、幕の最後まで、そのまま身動き一つせずにいる。ハーゲンは、舞台の反対側で、陰気に考え事をしながら、反抗的な態度のまま槍と盾にもたれて立っている) BRÜNNHILDE (舞台中央に一人たたずみ、ずっとジークフリートの顔を見つめ続けるブリュンヒルデ。初めは激しいショックを受けていたが、やがて心を押し潰すような物凄い哀しみに満たされる。しかし、ついには、厳粛な中にも気持ちを昂らせつつ、群衆の男女たちに顔を向けると、男達に向けて歌い始める) 太い薪(たきぎ)を積み上げて! ラインのほとりに、うずたかく! 明るく、高く、炎よ、燃えよ! 勇者の気高い体を 燃やし尽くすのよ! さあ、あの人の馬を連れて来て。 私と一緒に、あの戦士の後を追うのだから・・・。 勇者の神聖な名誉を分かち合うことを、 この私の体が望んでいるのよ。 さあ、ブリュンヒルデの願いを叶えてちょうだい! (続く台詞の間、若者たちは、広間の前のライン河畔に、巨大な薪の山を積み上げていく。女たちは、それに覆いを掛け、その上に野の草花を撒き散らす) <ブリュンヒルデ> (遺体となったジークフリートの顔をまじろぎもせず、新たに見つめ始めると、彼女の顔は、次第に柔らかく浄化されたように変容していく) お日さまのように清らかに、 この人から射し込む光・・・ どこまでも清らかな人・・・私を裏切ったけど! 妻を欺いたくせに、友には誠実で・・・ ただ一人大事な女性・・・自分の妻と 自分との間を、剣で分け隔てた。 この人ほど真剣に誓いを立てた人がいたかしら? この人ほど誠実に契りを守った人がいたかしら? この人ほど純粋に人を愛した人がいたかしら・・・? それなのに、あらゆる誓い、あらゆる契り、 誠実きわまりない愛を、 この人は誰よりもあざむいた・・・! ねえ、みんな、わかる?どうしてこうなったか? (視線を天に向けて) ああ、あなたたち!永遠の誓いの証人たち! 燃え上がる私の苦悩に目を向け、 永遠に消えない自分達の罪を悟りなさい! 私の嘆きを聴いて。お父さん・・・気高き主神よ! あの人の勇敢な行為は、いかにも お父さんの役に立っているように見えたけど、 実はその通り行動する人を、 あなたと同じ呪いに陥らせるだけだったわ。 ・・・限りなく純粋な人は、 私を裏切らねばならなかった。 私が、一人の女として、 悟った存在になるために! 今の私には分かるでしょうか? お父さんに役立つことが何か・・・? 分かったの・・・すべて。すべて。 今の私は、すべて分かったわ! お父さんがよこしたカラス達の 鳴き声も聞こえている。 あなたが心から待ち望んでいたお便りを あの二羽に託して持ち帰らせるわ。 だからもう・・・休んでいいのよ・・・お父さん・・・神よ! (ブリュンヒルデは、ジークフリートの遺体を薪の山に乗せるように男達に指示すると、ジークフリートの指から指輪を抜き去り、物思いに沈みながら指輪を見つめる) 私への遺産を、今手にしたわ。 呪われた宝!おそろしい指輪!あなたの黄金を 私はこの手に納め、すぐに手放すわ。 水底(みなぞこ)の賢い姉妹たち・・・ ラインに泳ぐ娘たちよ。 率直な忠告をありがとうね。 あなた方が欲しがっていたものを、返してあげる。 私の燃えかすの灰の中から受け取って! 私を燃やす炎は、 指輪の呪いを清めてくれるわ! だから、あなた方は、指輪を水の中で溶かして、 混じり気なしの純金にして保管してね。 不幸にも奪われてしまった黄金を。 (指輪をはめると、ジークフリートの遺体が置かれた薪の山に向き直る。 男たちの一人の手から松明を奪うと、それを振りかざし、舞台後方を指し示す) 飛び帰れ!カラスたち! 飼い主に知らせるのよ。 このライン河のほとりで聞いたことを! ブリュンヒルデの岩山をかすめて行きなさい! そうして、あそこでまだ燃えているローゲに ヴァルハラに向かうよう指示するのよ! だって、神々の終末が今たそがれ始めたのだもの。 そうよ・・・私は火をつけるわ。 ヴァルハラのきらめくお城に。 (火を薪の山に投げ入れると、薪はすぐに赤々と燃えだす。二匹のカラスは、すでに岩山から岸辺沿いに飛び立っていたが、今や舞台後方へと向かって姿を消していく。 ブリュンヒルデは、二人の若者に連れられて来た愛馬を目にすると、喜び勇んで迎えに走り、グラーネを抱きしめると、急いで馬具を外す。その上で、親しみを込めて、顔と体を寄せる) グラーネ!あたしの愛馬! お久しぶり! かわいいお友達!もう知っているの? あなたを連れて行く場所を。 火の中で輝きながら、あの人が横たわっているわ。 ジークフリート・・・私の大切な勇者よ。 友の後を追うのがうれしくって、 そんなにいななくの? あの人のもとへ急げって、にこやかな炎が誘うの? ねえ、私の胸の鼓動も感じて! とっても燃えているの・・・ あかい炎が、私の心臓をとらえて離さないの。 抱きたいのよ、あの人を・・・ そして抱きしめられたいの。 強い愛の力で、ひとつに結ばれたいの! ハイアヨーホー!グラーネ! さあ、あの方にごあいさつよ! ジークフリート!ジークフリート!ねえ、見て! こんなにも幸せに、妻が手を振っているのよ・・・あなたに! (ブリュンヒルデは、ひらりと愛馬にまたがり、ジャンプするよう促すと、グラーネは、ひと飛びで燃え盛る薪の山へと駆り立てられて行く。その瞬間、炎は激しくパチパチとはぜながら高く燃え上がり、大広間の前の全空間に広がり、大広間の建物にさえ引火し始めようとするので、驚き慌てた男女たちは舞台のへりにまで押し寄せていく。 舞台空間全体が炎一色で満たされた時、突然、炎の輝きが消えたかと思うと、すぐに水蒸気の塊が後に取り残されるが、それも舞台後方に遠のいて行くと、水平線上の暗い雲の層となってたなびく。 するとその時、ライン河が物凄い勢いで水かさを増し、岸から溢れ出すと、炎の火元に津波となって押し寄せて来る。その波がしらには三人のラインの娘達が乗っていて、泳いで来ると、ついには火元の上に至る。 一方、ブリュンヒルデが指輪を受け取ってからというもの、彼女の行動を不安を募らせながら見つめていたハーゲンは、ラインの娘達の登場を目にすると、有り得ないほど驚愕する。急いで槍、盾、兜を放り出すと、狂ったように洪水の中に飛び込んでいく) <ハーゲン> 近づくな・・・指輪に! (ヴォークリンデとヴェルグンデは手をハーゲンの首に巻き付け、泳ぎ戻りながら、つかまえたハーゲンを奈落へと引きずり込む。フロスヒルデは、二人よりも先に舞台後方に泳いで行き、手に入れた指輪を、歓声を上げながら頭上高くかかげる。 すると水平線にたなびいていた雲の層から、赤い一条の光線がパッと広がり、次第に輝きを強めていく。この明るさに照らされて見えて来るのは、徐々に本来の川床にまで収まってきていたライン河の穏やかな波の上で、3人のラインの娘達が愉快そうに指輪と戯れながら、輪になって舞い泳ぐ姿である。 崩壊した大広間の建物の瓦礫の中から、男女たちは、無上の感銘を受けつつ、天に現れた炎の輝きが次第に強まっていく光景を眺めている。この輝きがついに最高の明るさに達した時、そこにはヴァルハラの大広間が現れ、第1幕の「ヴァルトラウテの語り」そのままに、神々と勇士達が集まって座っている姿が認められる。 赤い炎は、いまや神々の広間にまで燃え移る勢いである。やがて炎に隠れて神々の姿が完全に見えなくなった時、幕が下りる) DRITTER AUFZUG Wildes Wald- und Felsental am Rheine, welcher im Hintergrunde an einem steilen Abhange vorbeifliesst VORSPIEL UND ERSTE SZENE Die drei Rheintöchter, Siegfried. Die drei Rheintöchter, Woglinde, Wellgunde und Flosshilde, tauchen aus der Flut auf und schwimmen, wie im Reigentanze, im Kreise umher DIE DREI RHEINTÖCHTER im Schwimmen mässig einhaltend Frau Sonne sendet lichte Strahlen; Nacht liegt in der Tiefe einst war sie hell, da heil und hehr des Vaters Gold noch in ihr glänzte. Rheingold! Klares Gold! Wie hell du einstens strahltest, hehrer Stern der Tiefe! Sie schliessen wieder den Schwimmreigen Weialala leia, wallala leialala. Ferner Hornruf. Sie lauschen. Sie schlagen jauchzend das Wasser Frau Sonne, sende uns den Helden, der das Gold uns wiedergäbe! Liess er es uns, dein lichtes Auge neideten dann wir nicht länger. Rheingold! Klares Gold! Wie froh du dann strahltest, freier Stern der Tiefe! Man hört Siegfrieds Horn von der Höhe her WOGLINDE Ich höre sein Horn. WELLGUNDE Der Helde naht. FLOSSHILDE Lasst uns beraten! Sie tauchen alle drei schnell unter. Siegfried erscheint auf dem Abhange in vollen Waffen SIEGFRIED Ein Albe führte mich irr, dass ich die Fährte verlor He, Schelm, in welchem Berge bargst du so schnell mir das Wild? DIE DREI RHEINTÖCHTER tauchen wieder auf und schwimmen im Reigen Siegfried! FLOSSHILDE Was schiltst du so in den Grund? WELLGUNDE Welchem Alben bist du gram? WOGLINDE Hat dich ein Nicker geneckt? ALLE DREI Sag es, Siegfried, sag es uns! SIEGFRIED sie lächelnd betrachtend Entzücktet ihr zu euch den zottigen Gesellen, der mir verschwand? Ist s euer Friedel, euch lustigen Frauen lass ich ihn gern. Die Mädchen lachen laut auf WOGLINDE Siegfried, was gibst du uns, wenn wir das Wild dir gönnen? SIEGFRIED Noch bin ich beutelos; so bittet, was ihr begehrt. WELLGUNDE Ein goldner Ring ragt dir am Finger! DIE DREI RHEINTÖCHTER Den gib uns! SIEGFRIED Einen Riesenwurm erschlug ich um den Reif für eines schlechten Bären Tatzen böt ich ihn nun zum Tausch? WOGLINDE Bist du so karg? WELLGUNDE So geizig beim Kauf? FLOSSHILDE Freigebig solltest Frauen du sein. SIEGFRIED Verzehrt ich an euch mein Gut, des zürnte mir wohl mein Weib. FLOSSHILDE Sie ist wohl schlimm? WELLGUNDE Sie schlägt dich wohl? WOGLINDE Ihre Hand fühlt schon der Held! Sie lachen unmässig SIEGFRIED Nun lacht nur lustig zu! In Harm lass ich euch doch denn giert ihr nach dem Ring, euch Nickern geb ich ihn nie! Die Rheintöchter haben sich wieder zum Reigen gefasst FLOSSHILDE So schön! WELLGUNDE So stark! WOGLINDE So gehrenswert! ALLE DREI Wie schade, dass er geizig ist! Sie lachen und tauchen unter SIEGFRIED tiefer in den Grund hinabsteigend Was leid ich doch das karge Lob? Lass ich so mich schmähn? Kämen sie wieder zum Wasserrand, den Ring könnten sie haben. laut rufend He! He, he! Ihr muntren Wasserminnen! Kommt rasch! Ich schenk euch den Ring! Er hat den Ring vom Finger gezogen und hält ihn in die Höhe. Die drei Rheintöchter tauchen wieder auf. Sie zeigen sich ernst und feierlich FLOSSHILDE Behalt ihn, Held, und wahr ihn wohl, bis du das Unheil errätst - WOGLINDE UND WELLGUNDE das in dem Ring du hegst. ALLE DREI Froh fühlst du dich dann, befrein wir dich von dem Fluch. SIEGFRIED steckt gelassen den Ring wieder an seinen Finger So singet, was ihr wisst! DIE RHEINTÖCHTER Siegfried! Siegfried! Siegfried! Schlimmes wissen wir dir. WELLGUNDE Zu deinem Unheil wahrst du den Reif! ALLE DREI Aus des Rheines Gold ist der Reif geglüht. WELLGUNDE Der ihn listig geschmiedet und schmählich verlor - ALLE DREI der verfluchte ihn, in fernster Zeit zu zeugen den Tod dem, der ihn trüg . FLOSSHILDE Wie den Wurm du fälltest - WELLGUNDE UND FLOSSHILDE so fällst auch du - ALLE DREI und heute noch So heissen wir s dir, tauschest den Ring du uns nicht - WELLGUNDE UND FLOSSHILDE im tiefen Rhein ihn zu bergen ALLE DREI Nur seine Flut sühnet den Fluch! SIEGFRIED Ihr listigen Frauen, lasst das sein! Traut ich kaum eurem Schmeicheln, euer Drohen schreckt mich noch minder! DIE DREI RHEINTÖCHTER Siegfried! Siegfried! Wir weisen dich wahr. Weiche, weiche dem Fluch! Ihn flochten nächtlich webende Nornen in des Urgesetzes Seil! SIEGFRIED Mein Schwert zerschwang einen Speer des Urgesetzes ewiges Seil, flochten sie wilde Flüche hinein, Notung zerhaut es den Nornen! Wohl warnte mich einst vor dem Fluch ein Wurm, doch das Fürchten lehrt er mich nicht! Er betrachtet den Ring Der Welt Erbe gewänne mir ein Ring für der Minne Gunst miss ich ihn gern; ich geb ihn euch, gönnt ihr mir Lust. Doch bedroht ihr mir Leben und Leib fasste er nicht eines Fingers Wert, den Reif entringt ihr mir nicht! Denn Leben und Leib, seht - so - werf ich sie weit von mir! Er hebt eine Erdscholle vom Boden auf, hält sie über seinem Haupte und wirft sie mit den letzten Worten hinter sich DIE DREI RHEINTÖCHTER Kommt, Schwestern! Schwindet dem Toren! So weise und stark verwähnt sich der Held, als gebunden und blind er doch ist. Sie schwimmen, wild aufgeregt, in weiten Schwenkungen dicht an das Ufer heran Eide schwur er - und achtet sie nicht. Wieder heftige Bewegung Runen weiss er - und rät sie nicht! FLOSSHILDE, DANN WOGLINDE Ein hehrstes Gut ward ihm vergönnt. ALLE DREI Dass er s verworfen, weiss er nicht; FLOSSHILDE nur den Ring, - WELLGUNDE der zum Tod ihm taugt, - ALLE DREI den Reif nur will er sich wahren! Leb wohl, Siegfried! Ein stolzes Weib wird noch heute dich Argen beerben sie beut uns besseres Gehör Zu ihr! Zu ihr! Zu ihr! Sie wenden sich schnell zum Reigen, mit welchem sie gemächlich dem Hintergrunde zu fortschwimmen. Siegfried sieht ihnen lächelnd nach, stemmt ein Bein auf ein Felsstück am Ufer und verweilt mit auf der Hand gestütztem Kinne ALLE DREI Weialala leia, wallala leialala. SIEGFRIED Im Wasser, wie am Lande lernte nun ich Weiberart wer nicht ihrem Schmeicheln traut, den schrecken sie mit Drohen; wer dem kühnlich trotzt, dem kommt dann ihr Keifen dran. Die Rheintöchter sind hier gänzlich verschwunden Und doch, trüg ich nicht Gutrun Treu, - der zieren Frauen eine hätt ich mir frisch gezähmt! Er blickt ihnen unverwandt nach DIE RHEINTÖCHTER in grösserer Entfernung La, la! Jagdhornrufe kommen von der Höhe näher ZWEITE SZENE Siegfried, Hagen, Gunther, Mannen HAGENS STIMME von fern Hoiho! Siegfried fährt aus seiner träumerischen Entrücktheit auf und antwortet dem vernommenen Rufe auf seinem Horne DIE MANNEN ausserhalb der Szene Hoiho! Hoiho! SIEGFRIED antwortend Hoiho! Hoiho! Hoihe! HAGEN kommt auf der Höhe hervor. Gunther folgt ihm. Siegfried erblickend Finden wir endlich, wohin du flogest? SIEGFRIED Kommt herab! Hier ist s frisch und kühl! Die Mannen kommen alle auf der Höhe an und steigen nun mit Hagen und Gunther herab HAGEN Hier rasten wir und rüsten das Mahl. Jagdbeute wird zuhauf gelegt Lasst ruhn die Beute und bietet die Schläuche! Trinkhörner und Schläuche werden hervorgeholt, dann lagert sich alles Der uns das Wild verscheuchte, nun sollt ihr Wunder hören, was Siegfried sich erjagt. SIEGFRIED lachend Schlimm steht es um mein Mahl von eurer Beute bitte ich für mich. HAGEN Du beutelos? SIEGFRIED Auf Waldjagd zog ich aus, doch Wasserwild zeigte sich nur. War ich dazu recht beraten, drei wilde Wasservögel hätt ich euch wohl gefangen, die dort auf dem Rheine mir sangen, erschlagen würd ich noch heut . Er lagert sich zwischen Gunther und Hagen. Gunther erschrickt und blickt düster auf Hagen HAGEN Das wäre üble Jagd, wenn den Beutelosen selbst ein lauernd Wild erlegte! SIEGFRIED Mich dürstet! HAGEN indem er für Siegfried ein Trinkhorn füllen lässt und es diesem dann darreicht Ich hörte sagen, Siegfried, der Vögel Sangessprache verstündest du wohl so wäre das wahr? SIEGFRIED Seit lange acht ich des Lallens nicht mehr. Er fasst das Trinkhorn und wendet sich damit zu Gunther. Er trinkt und reicht das Horn Gunther hin Trink , Gunther, trink ! Dein Bruder bringt es dir! GUNTHER gedankenvoll und schwermütig in das Horn blickend, dumpf Du mischtest matt und bleich noch gedämpfter dein Blut allein darin! SIEGFRIED lachend So misch ich s mit dem deinen! Er giesst aus Gunthers Horn in das seine, so dass dieses überläuft Nun floss gemischt es über der Mutter Erde lass das ein Labsal sein! GUNTHER mit einem heftigen Seufzer Du überfroher Held! SIEGFRIED leise zu Hagen Ihm macht Brünnhilde Müh? HAGEN leise zu Siegfried Verstünd er sie so gut, wie du der Vögel Sang! SIEGFRIED Seit Frauen ich singen hörte, vergass ich der Vöglein ganz. HAGEN Doch einst vernahmst du sie? SIEGFRIED sich lebhaft zu Gunther wendend Hei! Gunther, grämlicher Mann! Dankst du es mir, so sing ich dir Mären aus meinen jungen Tagen. GUNTHER Die hör ich so gern. Alle lagern sich nah an Siegfried, welcher allein aufrecht sitzt, während die andern tiefer gestreckt liegen. HAGEN So singe, Held! SIEGFRIED Mime hiess ein mürrischer Zwerg in des Neides Zwang zog er mich auf, dass einst das Kind, wann kühn es erwuchs, einen Wurm ihm fällt im Wald, der faul dort hütet einen Hort. Er lehrte mich schmieden und Erze schmelzen; doch was der Künstler selber nicht konnt , des Lehrlings Mute musst es gelingen eines zerschlagnen Stahles Stücke neu zu schmieden zum Schwert. Des Vaters Wehr fügt ich mir neu nagelfest schuf ich mir Notung. Tüchtig zum Kampf dünkt er dem Zwerg; der führte mich nun zum Wald dort fällt ich Fafner, den Wurm. Jetzt aber merkt wohl auf die Mär Wunder muss ich euch melden. Von des Wurmes Blut mir brannten die Finger; sie führt ich kühlend zum Mund kaum netzt ein wenig die Zunge das Nass, - was da die Vöglein sangen, das konnt ich flugs verstehn. Auf den Ästen sass es und sang "Hei! Siegfried gehört nun der Niblungen Hort! Oh! Fänd in der Höhle den Hort er jetzt! Wollt er den Tarnhelm gewinnen, der taugt ihm zu wonniger Tat! Doch möcht er den Ring sich erraten, der macht ihn zum Walter der Welt!" HAGEN Ring und Tarnhelm trugst du nun fort? DIE MANNEN Das Vöglein hörtest du wieder? SIEGFRIED Ring und Tarnhelm hatt ich gerafft da lauscht ich wieder dem wonnigen Laller; der sass im Wipfel und sang "Hei, Siegfried gehört nun der Helm und der Ring. O traute er Mime, dem Treulosen, nicht! Ihm sollt er den Hort nur erheben; nun lauert er listig am Weg nach dem Leben trachtet er Siegfried. Oh, traute Siegfried nicht Mime!" HAGEN Es mahnte dich gut? VIER MANNEN Vergaltest du Mime? SIEGFRIED Mit tödlichem Tranke trat er zu mir; bang und stotternd gestand er mir Böses Notung streckte den Strolch! HAGEN grell lachend Was er nicht geschmiedet, schmeckte doch Mime! ZWEI MANNEN nacheinander Was wies das Vöglein dich wieder? HAGEN lässt ein Trinkhorn neu füllen und träufelt den Saft eines Krautes hinein Trink erst, Held, aus meinem Horn ich würzte dir holden Trank, die Erinnerung hell dir zu wecken, er reicht Siegfried das Horn dass Fernes nicht dir entfalle! SIEGFRIED blickt gedankenvoll in das Horn und trinkt dann langsam In Leid zu dem Wipfel lauscht ich hinauf; da sass es noch und sang "Hei, Siegfried erschlug nun den schlimmen Zwerg! Jetzt wüsst ich ihm noch das herrlichste Weib. Auf hohem Felsen sie schläft, Feuer umbrennt ihren Saal; durchschritt er die Brunst, weckt er die Braut - Brünnhilde wäre dann sein!" HAGEN Und folgtest du des Vögleins Rate? SIEGFRIED Rasch ohne Zögern zog ich nun aus, Gunther hört mit wachsendem Erstaunen zu bis den feurigen Fels ich traf die Lohe durchschritt ich und fand zum Lohn - in immer grössere Verzückung geratend schlafend ein wonniges Weib in lichter Waffen Gewand. Den Helm löst ich der herrlichen Maid; mein Kuss erweckte sie kühn oh, wie mich brünstig da umschlang der schönen Brünnhilde Arm! GUNTHER in höchstem Schrecken aufspringend Was hör ich! Zwei Raben fliegen aus einem Busche auf, kreisen über Siegfried und fliegen dann, dem Rheine zu, davon HAGEN Errätst du auch dieser Raben Geraun ? Siegfried fährt heftig auf und blickt, Hagen den Rücken zukehrend, den Raben nach, HAGEN Rache rieten sie mir! Er stösst seinen Speer in Siegfrieds Rücken Gunther fällt ihm - zu spät - in den Arm. Siegfried schwingt mit beiden Händen seinen Schild hoch empor, um Hagen damit zu zerschmettern die Kraft verlässt ihn, der Schild entsinkt ihm rückwärts; er selbst stürzt krachend über dem Schilde zusammen VIER MANNEN welche vergebens Hagen zurückzuhalten versucht Hagen! Was tust du? ZWEI ANDERE Was tatest du? GUNTHER Hagen, was tatest du? HAGEN auf den zu Boden Gestreckten deutend Meineid rächt ich! Er wendet sich ruhig zur Seite ab und verliert sich dann einsam über die Höhe, wo man ihn langsam durch die bereits mit der Erscheinung der Raben eingebrochenen Dämmerung von dannen schreiten sieht. Gunther beugt sich schmerzergriffen zu Siegfrieds Seite nieder. Die Mannen umstehen teilnahmsvoll den Sterbenden SIEGFRIED von zwei Mannen sitzend erhalten, schlägt die Augen glanzvoll auf Brünnhilde! Heilige Braut! Wach auf! Öffne dein Auge! Wer verschloss dich wieder in Schlaf? Wer band dich in Schlummer so bang? Der Wecker kam; er küsst dich wach, und aber - der Braut bricht er die Bande da lacht ihm Brünnhildes Lust! - Ach! Dieses Auge, ewig nun offen! Ach, dieses Atems wonniges Wehen! Süsses Vergehen - seliges Grauen Brünnhild bietet mir - Gruss! Er sinkt zurück und stirbt. Regungslose Trauer der Umstehenden. Die Nacht ist hereingebrochen. Auf die stumme Ermahnung Gunthers erheben die Mannen Siegfrieds Leiche und geleiten mit dem Folgenden sie in feierlichem Zuge über die Felsenhöhe langsam von dannen. Gunther folgt der Leiche zunächst ORCHESTERZWISCHENSPIEL Trauermusik beim Tode Siegfrieds. Der Mond bricht durch die Wolken hervor und beleuchtet immer heller den die Berghöhe erreichenden Trauerzug. Dann steigen Nebel aus dem Rheine auf und erfüllen allmählich die ganze Bühne, auf welcher der Trauerzug bereits unsichtbar geworden ist, bis nach vorne, so dass diese während des Zwischenspiels gänzlich verhüllt bleibt. Als sich die Nebel wieder verteilen, tritt die Halle der Gibichungen, wie im ersten Aufzuge, immer erkennbarer hervor DRITTE SZENE Die Halle der Gibichungen. Gutrune, Hagen, Gunther, Brünnhilde. Es ist Nacht. Mondschein spiegelt sich auf dem Rheine. Gutrune tritt aus ihrem Gemache in die Halle hinaus GUTRUNE War das sein Horn? Sie lauscht Nein! - Noch kehrt er nicht heim. - Schlimme Träume störten mir den Schlaf! Wild wieherte sein Ross; Lachen Brünnhildes weckte mich auf. Wer war das Weib, das ich zum Ufer schreiten sah? Ich fürchte Brünnhild ! Ist sie daheim? Sie lauscht an der Tür rechts und ruft dann leise Brünnhild ! Brünnhild ! Bist du wach? Sie öffnet schüchtern und blickt in das innere Gemach Leer das Gemach. So war es sie, die ich zum Rheine schreiten sah! Sie erschrickt und lauscht nach der Ferne War das sein Horn? Nein! - Öd alles! Säh ich Siegfried nur bald! Sie will sich wieder ihrem Gemache zuwenden als sie jedoch Hagens Stimme vernimmt, hält sie an und bleibt, von Furcht gefesselt, eine Zeitlang unbeweglich stehen HAGENS STIMME von aussen sich nähernd Hoiho! Hoiho! Wacht auf! Wacht auf! Lichte! Lichte! Helle Brände! Jagdbeute bringen wir heim. Hoiho! Hoiho! Licht und wachsender Feuerschein von aussen HAGEN tritt in die Halle Auf, Gutrun ! Begrüsse Siegfried! Der starke Held, er kehret heim! GUTRUNE im grosser Angst Was geschah? Hagen! Nicht hört ich sein Horn! Männer und Frauen, mit Lichtern und Feuerbränden, geleiten den Zug der mit Siegfrieds Leiche Heimkehrenden, unter denen Gunther HAGEN Der bleiche Held, nicht bläst er es mehr; nicht stürmt er zur Jagd, zum Streite nicht mehr, noch wirbt er um wonnige Frauen. GUTRUNE mit wachsendem Entsetzen Was bringen die? Der Zug gelangt in die Mitte der Halle, und die Mannen setzen dort die Leiche auf einer schnell errichteten Erhöhung nieder HAGEN Eines wilden Ebers Beute Siegfried, deinen toten Mann. Gutrune schreit auf und stürzt über die Leiche hin. Allgemeine Erschütterung und Trauer GUNTHER bemüht sich um die Ohnmächtige Gutrun ! Holde Schwester, hebe dein Auge, schweige mir nicht! GUTRUNE wieder zu sich kommend Siegfried - Siegfried erschlagen! Sie stösst Gunther heftig zurück Fort, treuloser Bruder, du Mörder meines Mannes! O Hilfe! Hilfe! Wehe! Wehe! Sie haben Siegfried erschlagen! GUNTHER Nicht klage wider mich! Dort klage wider Hagen. Er ist der verfluchte Eber, der diesen Edlen zerfleischt . HAGEN Bist du mir gram darum? GUNTHER Angst und Unheil greife dich immer! HAGEN mit furchtbarem Trotze herantretend Ja denn! Ich hab ihn erschlagen! Ich - Hagen - schlug ihn zu Tod. Meinem Speer war er gespart, bei dem er Meineid sprach. Heiliges Beuterecht hab ich mir nun errungen drum fordr ich hier diesen Ring. GUNTHER Zurück! Was mir verfiel, sollst nimmer du empfahn. HAGEN Ihr Mannen, richtet mein Recht! GUNTHER Rührst du an Gutrunes Erbe, schamloser Albensohn? HAGEN sein Schwert ziehend Des Alben Erbe fordert so sein Sohn! Er dringt auf Gunther ein, dieser wehrt sich; sie fechten. Die Mannen werfen sich dazwischen. Gunther fällt von einem Streiche Hagens darnieder Her den Ring! Er greift nach Siegfrieds Hand; diese hebt sich drohend empor. Gutrune und die Frauen schreien entsetzt laut auf. Alles bleibt in Schauder regungslos gefesselt. Vom Hintergrunde her schreitet Brünnhilde fest und feierlich dem Vordergrunde zu BRÜNNHILDE noch im Hintergrunde Schweigt eures Jammers jauchzenden Schwall! Das ihr alle verrietet, zur Rache schreitet sein Weib. Sie schreitet ruhig weiter vor Kinder hört ich greinen nach der Mutter, da süsse Milch sie verschüttet doch nicht erklang mir würdige Klage, des hehrsten Helden wert. GUTRUNE vom Boden heftig sich aufrichtend Brünnhilde! Neiderboste! Du brachtest uns diese Not die du die Männer ihm verhetztest, weh, dass du dem Haus genaht! BRÜNNHILDE Armselige, schweig ! Sein Eheweib warst du nie, als Buhlerin bandest du ihn. Sein Mannesgemahl bin ich, der ewige Eide er schwur, eh Siegfried je dich ersah. GUTRUNE in jähe Verzweiflung ausbrechend Verfluchter Hagen! Dass du das Gift mir rietest, das ihr den Gatten entrückt! Ach, Jammer! Wie jäh nun weiss ich s, Brünnhilde war die Traute, die durch den Trank er vergass! - Sie wendet sich voll Scheu von Siegfried ab und beugt sich, im Schmerz aufgelöst, über Gunthers Leiche; so verbleibt sie regungslos bis zum Ende. Hagen steht, trotzig auf Speer und Schild gelehnt, in finsteres Sinnen versunken, auf der entgegengesetzen Seite BRÜNNHILDE allein in der Mitte; nachdem sie lange, zuerst mit tiefer Erschütterung, dann mit fast überwältigender Wehmut das Angesicht Siegfrieds betrachtet, wendet sie sich mit feierlicher Erhebung an die Männer und Frauen. Zu den Mannen Starke Scheite schichtet mir dort am Rande des Rheins zuhauf! Hoch und hell lodre die Glut, die den edlen Leib des hehrsten Helden verzehrt. Sein Ross führet daher, dass mit mir dem Recken es folge denn des Helden heiligste Ehre zu teilen, verlangt mein eigener Leib. Vollbringt Brünnhildes Wunsch! Die jüngeren Männer errichten während des Folgenden vor der Halle nahe am Rheinufer einen mächtigen Scheiterhaufen, Frauen schmücken ihn mit Decken, auf die sie Kräuter und Blumen streuen BRÜNNHILDE versinkt von neuem in die Betrachtung des Antlitzes der Leiche Siegfrieds. Ihre Mienen nehmen eine immer sanftere Verklärung an Wie Sonne lauter strahlt mir sein Licht der Reinste war er, der mich verriet! Die Gattin trügend, - treu dem Freunde, - von der eignen Trauten - einzig ihm teuer - schied er sich durch sein Schwert. Echter als er schwur keiner Eide; treuer als er hielt keiner Verträge; lautrer als er liebte kein andrer und doch, alle Eide, alle Verträge, die treueste Liebe trog keiner wie er! - Wisst ihr, wie das ward? nach oben blickend O ihr, der Eide ewige Hüter! Lenkt euren Blick auf mein blühendes Leid erschaut eure ewige Schuld! Meine Klage hör , du hehrster Gott! Durch seine tapferste Tat, dir so tauglich erwünscht, weihtest du den, der sie gewirkt, dem Fluche, dem du verfielest mich musste der Reinste verraten, dass wissend würde ein Weib! Weiss ich nun, was dir frommt? - Alles, alles, alles weiss ich, alles ward mir nun frei! Auch deine Raben hör ich rauschen; mit bang ersehnter Botschaft send ich die beiden nun heim. Ruhe, ruhe, du Gott! - Sie winkt den Mannen, Siegfrieds Leiche auf den Scheiterhaufen zu tragen; zugleich zieht sie von Siegfrieds Finger den Ring ab und betrachtet ihn sinnend Mein Erbe nun nehm ich zu eigen. Verfluchter Reif! Furchtbarer Ring! Dein Gold fass ich und geb es nun fort. Der Wassertiefe weise Schwestern, des Rheines schwimmende Töchter, euch dank ich redlichen Rat. Was ihr begehrt, ich geb es euch aus meiner Asche nehmt es zu eigen! Das Feuer, das mich verbrennt, rein ge vom Fluche den Ring! Ihr in der Flut löset ihn auf, und lauter bewahrt das lichte Gold, das euch zum Unheil geraubt. Sie hat sich den Ring angesteckt und wendet sich jetzt zu dem Scheiterhaufen, auf welchem Siegfrieds Leiche ausgestreckt liegt. Sie entreisst einem Manne den mächtigen Feuerbrand, schwingt diesen und deutet nach dem Hintergrunde Fliegt heim, ihr Raben! Raunt es eurem Herren, was hier am Rhein ihr gehört! An Brünnhildes Felsen fahrt vorbei! - Der dort noch lodert, weiset Loge nach Walhall! Denn der Götter Ende dämmert nun auf. So - werf ich den Brand in Walhalls prangende Burg. Sie schleudert den Brand in den Holzstoss, der sich schnell hell entzündet. Zwei Raben sind vom Felsen am Ufer aufgeflogen und verschwinden nach den Hintergrunde zu. Brünnhilde gewahrt ihr Ross, welches zwei junge Männer hereinführen. Sie ist ihm entgegengesprungen, fasst es und entzäumt es schnell; dann neigt sie sich traulich zu ihm Grane, mein Ross! Sei mir gegrüsst! Weisst du auch, mein Freund, wohin ich dich führe? Im Feuer leuchtend, liegt dort dein Herr, Siegfried, mein seliger Held. Dem Freunde zu folgen, wieherst du freudig? Lockt dich zu ihm die lachende Lohe? Fühl meine Brust auch, wie sie entbrennt; helles Feuer das Herz mir erfasst, ihn zu umschlingen, umschlossen von ihm, in mächtigster Minne vermählt ihm zu sein! Heiajoho! Grane! Grüss deinen Herren! Siegfried! Siegfried! Sieh! Selig grüsst dich dein Weib! Sie hat sich auf das Ross geschwungen und hebt es jetzt zum Sprunge. Sie sprengt es mit einem Satze in den brennenden Scheiterhaufen. Sogleich steigt prasselnd der Brand hoch auf, so dass das Feuer den ganzen Raum vor der Halle erfüllt und diese selbst schon zu ergreifen scheint. Entsetzt drängen sich Männer und Frauen nach dem äussersten Vordergrunde. Als der ganze Bühnenraum nur noch von Feuer erfüllt erscheint, verlischt plötzlich der Glutschein, so dass bald bloss ein Dampfgewölk zurückbleibt, welches sich dem Hintergrunde zu verzieht und dort am Horizont sich als finstere Wolkenschicht lagert. Zugleich ist vom Ufer her der Rhein mächtig angeschwollen und hat seine Flut über die Brandstätte gewälzt. Auf den Wogen sind die drei Rheintöchter herbeigeschwommen und erscheinen jetzt über der Brandstätte. Hagen, der seit dem Vorgange mit dem Ringe Brünnhildes Benehmen mit wachsender Angst beobachtet hat, gerät beim Anblick der Rheintöchter in höchsten Schreck. Er wirft hastig Speer, Schild und Helm von sich und stürzt wie wahnsinnig sich in die Flut HAGEN Zurück vom Ring! Woglinde und Wellgunde umschlingen mit ihren Armen seinen Nacken und ziehen ihn so, zurückschwimmend, mit sich in die Tiefe. Flosshilde, den anderen voran dem Hintergrunde zuschwimmend, hält jubelnd den gewonnenen Ring in die Höhe. Durch die Wolkenschicht, welche sich am Horizont gelagert, bricht ein rötlicher Glutschein mit wachsender Helligkeit aus. Von dieser Helligkeit beleuchtet, sieht man die drei Rheintöchter auf den ruhigeren Wellen des allmählich wieder in sein Bett zurückgetretenen Rheines, lustig mit dem Ringe spielend, im Reigen schwimmen. Aus den Trümmern der zusammengestürzten Halle sehen die Männer und Frauen in höchster Ergriffenheit dem wachsenden Feuerschein am Himmel zu. Als dieser endlich in lichtester Helligkeit leuchtet, erblickt man darin den Saal Walhalls, in welchem die Götter und Helden, ganz nach der Schilderung Waltrautes im ersten Aufzuge, versammelt sitzen. Helle Flammen scheinen in dem Saal der Götter aufzuschlagen. Als die Götter von den Flammen gänzlich verhüllt sind, fällt der Vorhang この日本語テキストは、 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス の下でライセンスされています。@wagnerianchan Wagner,Richard/Götterdämmerung
https://w.atwiki.jp/elvis/pages/1658.html
Das Gesundheitsbuch fuer Raucher. Risiken reduzieren, Wohlbefinden steigern. ( sachbuch). Tom Ferguson?Gail M. Schmidt? Amer Gov Pol Toda 2000-2001 Im SCHMIDTBARDES? Amer Gov Pol Toda 2000-2001 TB SCHMIDTBARDES? Arno Schmidt. Leben - Werk - Wirkung. Arno Schmidt?Matthias Schardt?Hartmut Vollmer? Geld. Aphorismen und Zitate aus drei Jahrtausenden. Robert W. Kent?Lothar Schmidt? Vaeter ohne Kinder Andreas Schmidt? Nicht mehr, aber noch Berta Schmidt-Eller? Handeln fuer Deutschland. Wege aus der Krise. Helmut Schmidt? Familie Schmidt. Janosch? Psychiatry (Pearls of Widsom) Rebecca A., M.D. Schmidt? Es kommt ein Baer von Konstanz her. Allererste Verse. Hansjoerg Martin?Boris H. Schmidt? Letzte Nacht in Queens. Dirk Schmidt? Literaturmagazin XI. Schreiben oder Literatur. Nicolas Born?Juergen Manthey?Delf Schmidt? Literaturmagazin XII, Nietzsche. Nicolas Born?Juergen Manthey?Delf. Schmidt? Literaturmagazin XIII Guenter Kunert?Juergen Manthey?Delf Schmidt? Cme, Am Gov/Pol 04-05-CD-Info SHELLEY?BARDES?SCHMIDT Cme, Am Gov/Pol 04-05-CD-Info SHELLEY?BARDES?SCHMIDT Physik Klasse 8 Lehrbuch Gymnasium Mecklenburg- Vorpommern Edith Wulff?Lothar Meyer?Gerd-Dietrich Schmidt? ACP-TELECRS SG-AM GOV 03-04 SCHMIDT Maerchen aus Namibia. Volkserzaehlungen der Nama und Dama. Sigrid Schmidt? Die Regeln der Gewalt. Peter Schmidt? Ebnk Telecr Im-am Gov 11e SCHMIDT Ein Fall von grosser Redlichkeit. Peter Schmidt? Erfindergeist. Peter Schmidt? Die Stunde des Geschichtenerzaehlers. Peter Schmidt? Rowohlts Krimi - Handbuch. Das Who's wo der Thriller- Literatur. Jochen Schmidt? Der EMP - Effekt. Peter Schmidt? Tst Win/MAC-am Gov Brief 03-04 Schmidt Geistige Vitaminpillen. Aphorismen fuer Schule, Arbeit und Beruf Peter. Feistel?Lothar Schmidt? Der Agentenjaeger. Peter Schmidt? Die Trophaee. Peter Schmidt? Onl Tcrs SG Am Gov/03-04 11e SHELLEY?BARDES?SCHMIDT Cme, Am Govt 03-04 CD Info 11e SHELLEY?BARDES?SCHMIDT Linders Liste. Peter Schmidt? Cme, Am Gov/Pol Brf 4-5 CD INF SHELLEY?BARDES?SCHMIDT Die fuenfte Macht. Peter Schmidt? Der kleine Herzog. Peter Schmidt? Das Veteranentreffen. Peter Schmidt? Roulett. Peter Schmidt? 2999. Das dritte Millennium. Peter Schmidt? Feuervogel. Das Omega- Team. Mike Jaeger?Peter Schmidt? Tiergarten. Ein Berliner Bezirk Peter W. Schmidt? Neubrandenburg Volker Schmidt? Arno Schmidt. Mit Selbstzeugnissen und Bilddokumenten. Wolfgang Martynkewicz? Unternehmungsinvestitionen. Ralf-Bodo Schmidt? Im-Amer Gov/Pol 04-05 12e SHELLEY?BARDES?SCHMIDT TB-Amer Gov/Pol 04-05 12e SHELLEY?BARDES?SCHMIDT Website-Amer Govt 04-05 12e SHELLEY?BARDES?SCHMIDT Judenbilder Stefan Rohrbacher?Michael Schmidt? Philosophie und Psychologie. Trennungsgeschichte, Dogmen und Perspektiven. Nicole D. Schmidt? Orientierung Kommunikationswissenschaft. Was sie kann, was sie will. Siegfried J. Schmidt?Guido Zurstiege? Wandlitz Bodo Thoens?Claudia Schmidt-Rathjen? Physik Klasse 9 Arbeitsheft Gymnasium Mecklenburg- Vorpommern Lothar Meyer?Gerd-Dietrich Schmidt?Reiner Schmidt? Cme,am Gov/Pol Brf 4-5 INF 3e SHELLEY?BARDES?SCHMIDT Cme, Am Govt 03-04/CD Info 11e SHELLEY?BARDES?SCHMIDT Cme,am Gov/Pol Ess/CD/Info 11e SHELLEY?SCHMIDTBARDES? Von Maeusen und Moneten. Wie Kinder und Jugendliche richtig mit Geld umgehen. Patricia Schmidt-Fischbach? Sexuelle Verhaeltnisse. Ueber das Verschwinden der Sexualmoral. Gunter Schmidt? Cme,am Gov/Pol Brf 4-5 CD INF SHELLEY?BARDES?SCHMIDT Cme,am Gov/Pol Brf 4-5 CD INF SHELLEY?BARDES?SCHMIDT Cme, Am Gov/Pol 04-05-CD-Info SHELLEY?BARDES?SCHMIDT Cme, Am Gov/Pol 04-05-CD-Info SHELLEY?BARDES?SCHMIDT Cme, Am Gov/Pol 04-05-CD-Info SHELLEY?BARDES?SCHMIDT Cme, Am Gov/Pol 04-05-CD-Info SHELLEY?BARDES?SCHMIDT Cme, Am Gov/Pol 04-05-CD-Info SHELLEY?BARDES?SCHMIDT Cme, Am Gov/Pol 04-05-CD-Info SHELLEY?BARDES?SCHMIDT Cme, Am Gov/Pol 04-05-CD-Info SHELLEY?BARDES?SCHMIDT Cme, Am Gov/Pol 04-05-CD-Info SHELLEY?BARDES?SCHMIDT Cme, Am Gov/Pol 04-05-CD-Info SHELLEY?BARDES?SCHMIDT Cme, Am Gov/Pol 04-05-CD-Info SHELLEY?BARDES?SCHMIDT Cme, Am Gov/Pol Brf 4-5 CD INF SHELLEY?BARDES?SCHMIDT Cme, Am Gov/Pol Brf 4-5 CD INF SHELLEY?BARDES?SCHMIDT Cme, Am Gov/Pol Brf 4-5 CD INF SHELLEY?BARDES?SCHMIDT Cme, Am Gov/Pol Brf 4-5 CD INF SHELLEY?BARDES?SCHMIDT Cme, Am Gov/Pol Brf 4-5 CD INF SHELLEY?BARDES?SCHMIDT Cme, Am Gov/Pol Brf 4-5 CD INF SHELLEY?BARDES?SCHMIDT Cme, Am Gov/Pol Brf 4-5 CD INF SHELLEY?BARDES?SCHMIDT Cme, Am Gov/Pol Brf 4-5 CD INF SHELLEY?BARDES?SCHMIDT Cme, Am Gov/Pol Brf 4-5 CD INF SHELLEY?BARDES?SCHMIDT CME, HDBK SELECTED COURT CASES Schmidt American Government and Politics Today Steffen W. Schmidt? Pop-Lexikon. Siegfried Schmidt-Joos?Wolf Kampmann? S.O.S Familie. Ohne Kinder sehen wir alt aus. Renate Schmidt? Egon Schiele Ludwig Schmidt? Physik Klasse 10 Arbeitsheft Gymnasium Mecklenburg- Vorpommern Lothar Meyer?Gerd-Dietrich Schmidt? Auf dem Weg zur deutschen Einheit. Bilanz und Ausblick Helmut Schmidt? Sexualhormone Klaus Dieter Voigt?Helmuth Schmidt? Albertines Knie Wolfgang Schmidt? Geschichte der chinesischen Literatur Helwig Schmidt-Glintzer? Kleine Bettlektuere fuer hellwache Goettinger Roderich. Schmidt?Gert. Woerner? Weihrauch, Styrax, Sandelholz. Das Erlebnisbuch des Raeucherwerks Franz X. J. Huber?Anja Schmidt? Formeln fuer die Steuer- und Wirtschaftspraxis. Steuerliche Berechnungen durch Formeln vereinfacht Gerhard Haas?Hanns Bacher? Umgang mit Finanzaemtern und Finanzgerichten Fritz Schmitt?F. A. Schmitt? Finanzierung und Steuer Klaus Kottke? Die neue Handels- und Steuerbilanz Berthold Kormann? Kalkulation und Steuer. Steuerlich zweckmaessig kalkuliert und bilanziert Karl Kollnig?Erich A. Weilbach? Die Automation in organisationstheoretischer Betrachtung. Grundlagen zur neuzeitlichen Betriebsorganisation Ernst Schmidt? Das Unternehmen im Konjunkturwandel Hans E. Bueschgen? Das neue Revisions- Handbuch F. A. Schmitt?Fritz Schmitt? Bibliographie zum Nibelungenlied und zur Klage. Neuausgabe unter Mitarbeit v. Herta Haas u. Wolfgang Bachofer Willy Krogmann?Ulrich Pretzel? Bibliographie zu Wolfram von Eschenbach Ulrich Pretzel?Wolfgang Bachofer? Bibliographie zum Minnesang und zu den Dichtern aus Des Minnesangs Fruehling Helmut Tervooren? Bibliographie zu Walther von der Vogelweide Manfred Guenter Scholz? Germanische Altertumskunde Volkmar Kellermann? Literatur und darstellende Kunst im Mittelalter F. P. Pickering? Deutsche Philologie im Aufriss Wolfgang. Stammler? Die dichterische Entwicklung Heinrichs von Kleist Hans Joachim Kreutzer? Die lateinischen Hymnen vom Ende des 11. Jahrhunderts bis zum Ausgang des Mittelalters. (Bd. II) Von den Anfaengen bis zum Ende der Karolingerzeit. (Bd. I) Die moderne englische Lyrik Horst. Oppel? Gelaendebegehung in Nuernberg. Das Reichsparteitagsgelaende in Nuernberg Alexander Schmidt? Sagen Will-Erich Peuckert? Bildnis und Brauch. Studien zur Bildfunktion der Effigies Wolfgang Brueckner? Volkserzaehlung und Reformation Wolfgang Brueckner? Volksglaube und Volksbrauch. Gestalten, Gebilde, Gebaerden Leopold Schmidt? Das deutsche Volksschauspiel Leopold Schmidt? Die Volkserzaehlung. Maerchen, Sage, Legende, Schwank Leopold Schmidt? Planning Your Career Success Nine Self-Guided Steps Terry D. Schmidt? Unternehmer, Ehegatte, Familienunternehmen Heinz Krollmann?Franz-Josef Rinsche? Cme,am Gov/Pol Brf 4-5 INF 3e SHELLEY?BARDES?SCHMIDT Cme,am Gov/Pol Brf 4-5 INF 3e SHELLEY?BARDES?SCHMIDT Das Rosenkreutz. ( Pansophie, Teil 3) Will-Erich Peuckert?Rolf Christian Zimmermann? Geschichte der altenglischen Literatur Karl Heinz Goeller? Careers Without College Series Peggy Schmidt? Weltinnenraum. Die Dichtung Rainer Maria Rilkes Werner Guenther? Little Mouse Makes a Mess (Your First Adventure, No 5) Marcia Leonard?Karen Schmidt? Sean O'Casey. Das dramatische Werk Heinz Kosok? Little Kitten Sleeps over (Your First Adventure #9) Marcia Leonard?Karen Schmidt? Little Rabbit's Baby Sister (Your First Adventure S.) Marcia Leonard?Karen Schmidt? Franzoesische Roman der Gegenwart. Erzaehlstruktur und Wirklichkeit im Nouveau Roman Winfried Wehle? Suedfranzoesische Sagen. (Bd. 9) Felix Karlinger?Inge Uebleis? Fachprosaforschung. Acht Vortraege zur mittelalterlichen Artesliteratur Gundolf Keil?Peter. Assion? ... einfach tierisch Claus Alexander Schmidt?Stefano Libertini? Die entkleidete Frau. 40 Jahre Dessous- Fotografie Peter H. Fuerst?Klaus. Honnef?Michael Euler-Schmidt? Untersuchungen zur Literatur als Geschichte. Zum 70. Geburtstag von Benno von Wiese Vincent J. Guenther?Helmut Koopmann?Peter Puetz? Hell's March (Eagle Force, No 8) Dan Schmidt? Provokation und Demonstration in der Komoedie der Romantik Marianne Thalmann? EG- Verordnung ' Oekologischer Landbau'. Eine juristische und agrarfachliche Kommentierung Hanspeter Schmidt?Manon Haccius? Von Hrotsvit bis Folz und Gengenbach I David Brett-Evans? Franz Kafka. Das Dilemma der Soehne Urs Ruf? Pflanzenernaehrung aus oekologischer Sicht Karltheodor Schmidt?Sabine Normann-Schmidt? Down by the Station (Sing-a Story) Karen Schmidt? Das englische Drama im 18. und 19. Jahrhundert. Interpretationen Heinz Kosok? Beware the Snake's Venom (Choose Your Own Nightmare) Ken McMurtry?Bill Schmidt? Pansophie. Ein Versuch zur Geschichte der weissen u. schwarzen Magie Will-Erich Peuckert? Brandschutz und Sicherheit in gewerblichen Betrieben Otto Lucke?Friedrich. Isenbart? Fernunterricht und objektivierte Lernverfahren Karl-Heinz Sommer? Organisation des beruflichen Schulwesens Gerhard Schannewitzky? Bildungsurlaub Herbert Nierhaus? Integrierte Instandhaltungsplanung und -steuerung mit elektronischer Datenverarbeitung Stephan Juergen Schelo? Arbeitspaedagogik Alfons Doerschel? Marketing- Management Herbert Westermann? Ideen, die die Welt bewegten Otto Zierer? Materialmanagement Rainer Budde? Niederlassungsrecht der Bundesrepublik Deutschland Bernd Braun? The Toy Shop of Terror (Choose Your Own Nightmare) Laban Carrick Hill?Bill Schmidt? The Haunted Baby (Choose Your Own Nightmare) Edward Packard?Bill Schmidt? Return on Investment. Rentabilitaetsstrategie als Zielsystem Rainer Budde? Strategische Plan- und Standardkostenrechnung. Die Technik der Budgetierung und Kostenkontrolle Rainer Budde? Betriebswirtschaftliche Ueberwachungsarten Wilhelm Ballmann? Ausbildungs- Psychologie Bolko von Bartenwerffer? Produktivitaetssteigerung durch systematische Aus- und Fortbildung Hans Ruehle von Lilienstern? Anpassungsklauseln in Vertraegen. Gleitklauseln, Preisvorbehalte und aehnliche Sicherungsmittel Klaus Bilda? Die Regulierung des Kraftfahrzeugschadens. ( Sonderdruck aus Kraftverkehrsrecht von A - Z) Hans Walter? Rechtliche Grundlagen der Ausbildung und Fortbildung im ausserschulischen Bereich Hans Sehling? Piers Plowman A Parallel-Text Edition of the A, B, C and Z Versions Text William Langland?A. V. C. Schmidt? Arbeitslehre als sozio-oekonomisch-technische Bildung Karl-Heinz Sommer?Heinz-Juergen Stuehrmann?Kurt Jacobs? Betriebspaedagogik Alfons Doerschel? Arbeitssicherheitsgesetz Georg Kliesch?Rolff Wagner?Matthias Noethlichs? The Colonist Michael Schmidt? Konkurrenzfaehiger durch bessere Informationen. Grundlagen zur Entscheidungspraxis in der Unternehmung Hans Ruehle von Lilienstern? Bibliographie der Kritik 1956-1975. (Bd. 2) Studien zu Raum- und Sozialformen der deutsche Sprache in Geschichte und Gegenwart. ( Kleine Schriften I.) Hugo Moser? Shapes (Firefly Preschool Color Learn) Rachel Schmidt?Jill Dublin? Little Red Riding Hood (Easy to Read Folktales Seires) Jacob GrimmWilhelm GrimmKaren Schmidt? Still crazy after all these years. Postkartenbuch. 20 Duotone- Postkarten Juergen Dewet Schmidt? Die Rezeption der Antike in den romanischen Literaturen der Renaissance August Buck? Norditalienische Sagen. (Bd. 10) Felix Karlinger?Regine Wolf? Steuererlasse in Karteiform (STEK-84). 491. Ergaenzungslieferung inkl. Ordner. 3. und 4. Lernjahr Guenther Felix?Dieter Carle? Takt- und Fingerspitzengefuehl. Fingertip- Tingling. Bilder und Monotypien 1992 - 96 Rainer Gross?Michael Euler-Schmidt?Roland Scotti? Spanien und Deutschland. Geschichte und Dokumentation der literarischen Beziehungen Gerhart Hoffmeister? English and American Literature. A Guide to Reference Materials Robert C. Schweik?Dieter Riesner? Ein-heit Michael Schmidt?Thomas Weski? Untersuchungen zum Sprichwort im Deutschen. Semantik, Syntax, Typen Gerhard Peukes? Diamant und Bocksblut Friedrich Ohly? Hamburger Allerlei 2000. Wer verleiht was? Freia Michau?Thomas Schlieske?Wolfgang Schmidt?Erika Tekly?Manuela Woggon?Jennifer Prinz? Familienstiftungen. Recht, Steuer, Betriebswirtschaft Ambros Schindler? Unternehmer, Ehegatte, Familienunternehmen Heinz Krollmann?Franz-Josef Rinsche? Raumordnungs- und Landesplanungsrecht des Bundes und der Laender Walter Bielenberg?Wilfried Erbguth?Wilhelm Soefker? Die GmbH. Recht, Steuer, Betriebswirtschaft Manfred Burkert? Industrie- Kontenrahmen (IKR) und Gemeinschafts- Kontenrahmen (GKR) in der Praxis Adolf Angermann? Grundzuege der Sozialgerichtsbarkeit. Funktion, Institution, Verfahren Helmar Bley? Die steuerrechtliche Behandlung der Kosten fuer Ausbildung und Fortbildung Walter Stolz? Tagungswochen fuer Auszubildende. Ein Modell ausserschulischer politischer Bildung Karl-Richard Ponsar? Produktmarketing und Warenverkaufskunde. Theoretische Grundlagen produktbezogener Verkaufsprozesse Udo Koppelmann? Negotiating a Good Old Age Challenges of Residential Living in Late Life (Jossey-Bass Social and Behavioral Science Series/Jossey-Bass Health Series) Mary Gwynne Schmidt? Paedagogisches Grundwissen fuer Ausbilder im gewerblich-technischen Bereich Wolfgang Fix? Die berufliche Umschulung Alfons Gummersbach? Geschichte der Erziehung im Wandel von Wirtschaft und Gesellschaft Alfons Doerschel? Das Recht des Sozialplans. Ein Leitfaden zur Aufstellung und Durchfuehrung von Sozialplaenen Michael Kaven? In the Forest With the Elephants Roland Smith?Michael J. Schmidt? The Lighthouse Mermaid Kathleen Karr?Karen Lee Schmidt? Sin Eater Gary Schmidt? Kostenrechnung ausser Haus Volker Geyer? Anson's Way Gary Schmidt? Constructing a Life Philosophy Mark Ray Schmidt? Wettbewerbsrecht Thomas Marx? Kapitalisierungstabellen Juergen Nehls? Besondere Vertragsbedingungen fuer den Kauf von EDV- Anlagen und - Geraeten (BVB Kauf). Textausgabe mit Erlaeuterungen Bernd Braun? UMPLIS Behoerdenverzeichnis Taschenbuch Betrieblicher Immissionsschutz Willi Gaessler?Horst P. Sander? Zorn und Trauer. Aspekte deutscher Gegenwartsliteratur Werner Brettschneider? Rumaenische Sagen und Sagen aus Rumaenien. (Bd. 11) Felix Karlinger?Emanuel Turczinsky? The Faith of the Old Testament Werner H. Schmidt?J. Sturdy? Handbuch zur niederdeutschen Sprach- und Literaturwissenschaft Gerhard Cordes?Dieter Moehn? Die amerikanische Literatur in der Weltliteratur. Themen und Aspekte Claus Uhlig?Volker. Bischoff?Rudolf. Haas? Spannungsfeld Mitbestimmung Wolfgang Hacker? Grundzuege der Werbung. Ein Leitfaden fuer Studium und Praxis Hans-Juergen Rogge? RKW- Handbuch Logistik Marcus Schnorz?H. Baumgarten?M. Bliesener?Ernst Falz? Standardisierte Anwendungssoftware in der Praxis Werner Kirsch?Clemens Boersig?Gerhard Englert? Das Recht des Verbrauchers. Grundlagen und praktische Anwendung Klaus von Hoesslin?Rainer von Hoesslin? Die Beteiligungsrechte des Betriebsrats im wirtschaftlichen Bereich. Mitwirkung in der betrieblichen Praxis Michael Hueffner?Helmut Kerschner? Heuristische Investitionsplanung. Entscheidungshilfen fuer die Praxis Joachim Fischer? Uebungsziel Fuehrungsverhalten August Sahm? Deponietechnik heute und morgen. Vertieferseminar Zeitgemaesse Deponietechnik I. Manuskriptsammlung zum Seminar Zeitgemaesse Deponietechnik II. Manuskriptsammelband zum Seminar Analytik, Bewertung und Bilanzierung gasfoermiger Emissionen aus anaeroben Abbauprozessen. Unter besonderer Beruecksichtigung der Schwefelverbindungen Ortrun Janson? Biomuell, kommunalpolitische Entscheidung, Organisation, Technik, Planung, Kompostabsatz. 55. Abfalltechnisches Kolloquium Stadtverkehr 2000 Anhang und Lagebericht nach dem BiRiLiG. ( Bilanzrichtliniengesetz). Gliederung - Inhalt - Mustertexte Wolf-Dieter Schoene? Zwischenabschluesse. Zwischenbilanz und kurzfristige Erfolgsrechnung Wolfgang Everling? Grundzuege des Umweltrechts Wolfgang E. Burhenne?Everhardt Franssen?Ernst Kutscheidt?Juergen. Salzwedel? Einfuehrung in die empirische Makrooekonomik Frank E. Muennich? Die freie Mitarbeit Rudolf Becker? Deutsche Dichter der Moderne. Ihr Leben und Werk Benno von Wiese? Karate (Sport for Life Series) Richard J. Schmidt?James L. Hesson? Einfuehrung in die Linguistik. Entwicklung, Probleme, Methoden Gerhard Nickel? Peter Schmidt (Designer Monographs , No 4) Alex Buck?Matthias Vogt? Die Botschaft der Titanic. Ausgewaehlte Essays Gustav Landauer?Walter Faehnders?Hansgeorg Schmidt-Bergmann? Die literarische Uebersetzung. Fallstudien zu ihrer Kulturgeschichte Brigitte Schultze? Geschichte der deutschen Sprache, II Fritz Tschirch? Physik Klassen 9/10 Lehrbuch Realschule Mecklenburg- Vorpommern Lothar Meyer?Gerd-Dietrich Schmidt?Edith Wulff?Reiner Schmidt? Serengeti Thomas Alexander Schmidt? Theodor Storm und das 19. Jahrhundert Theodor Storm?Brian Coghlan?Karl Ernst. Laage? Linguistische Gespraechsanalyse. Eine Einfuehrung Klaus Brinker?Sven F. Sager? Die Abwicklung des beendeten Arbeitsverhaeltnisses Reinhard Becker-Schaffner? Abwasserabgabengesetz. (E. Schmidt). Textausgabe mit Erlaeuterungen Horst Roth? Abfall und Energie Dieter Pautz?Hans-Joachim Pietrzeniuk? How to Achieve Mastery in Painting and Drawing Maurice Schmidt? Managementberatung in mittelstaendischen Unternehmen. Bessere Fuehrung durch externe Unternehmensberatung Beatrice Klaile? Cythopathology Annual Waldemar A. Schmidt?Theodore R. Miller?Ruth L. Katz?Jan F. Silverman? Benutzerbeteiligung bei der Entwicklung von Computersystemen Enid Mumford?Guenter Welter?Hermann. Krallmann? EDV - Buchfuehrung in der Praxis. Beitraege zur Verfahrensdokumentation Rock of the Ancestors William C. Seigman?Cynthia E. Schmidt? Excavations at Tepe Hissar, Damghan Schmidt Earn More Work Less Duane A. Schmidt? Die optimale Wahl steuerbeguenstigter Kapitalanlagen. Unter Beruecksichtigung der Einkommensteuerprogression Rita Hummeltenberg? Die Beseitigung von Sondermuell Kurt von Beckerath? Diskontinuitaetenmanagement Klaus Macharzina? Das Management oeffentlicher Aufgaben Hans W. Gottinger? Konzeption betrieblicher Informations- und Kommunikationssysteme. (IKS) Ulrich Busch? Reisevertragsgesetz Helmuth Bidinger? The Twelve Days of Summer Elizabeth Lee O Donnell?Karen Lee Schmidt? The Twelve Days of Summer Elizabeth Lee O Donnell?Karen Lee Schmidt? Sachstand Dioxine Daten zur Umwelt 1984 Kurt Augustin?Dieter Fischer?Armin Holz? Kennzahlen und Kennzahlensysteme Methodik des strategischen Technologie - Managements. Grundlage fuer erfolgreiche Innovationen Hans-Gerd Servatius? Recycling - Strategien Michael Kleinaltenkamp? Die Umweltvertraeglichkeitspruefung (UVP) von Grossprojekten Hans-Joachim Schemel? Dioxine. Entstehung - Wirkungen - Beseitigung Arbeit im Wandel. Technische Entwicklung, Beschaeftigung und Arbeitsorganisation Guenter. Ropohl? Systematische Erfindungsfoerderung als Unternehmensaufgabe Wilhelm Schmeisser? Rechtsgrundlagen des Gewaesserschutzes Georg Friedrich? Indirekte Methoden der steuerlichen Betriebspruefung. Klassische Verprobung - Systempruefung - neuere Verfahren Josef Ernst? Arzthaftpflicht- Rechtsprechung (AHRS) I. Entscheidungen bis 31. 12. 1992 Hans Josef Kullmann?Rolf Bischoff?Wolf-Dieter Dressler? Online - Kostenrechnung fuer die CIM- Planung Jens Knoop? Die Wirtschaftlichkeit von Fertigungssystemen Hans-Guenther Vieweg? Oertliche Landschaftsplanung und kommunale Bauleitplanung Rudolf Stich?Karl-Wilhelm Porger?Gerhard Steinebach? PPS als CIM - Baustein Peter Helberg? Betriebliche Bildungsarbeit als Instrument der Organisationsentwicklung Angelika Grunwald? Durchlaufzeiten im Buero Hans Zangl? Wirtschaftlichkeitsrechnungen im Buerobereich. Konzepte und Erfahrungen Rudolf Hoyer?Georg. Koelzer? Abfallwirtschaft in grossen Staedten I und Verdichtungsraeumen. Entsorgungskonzepte, national und international Werner. Schenkel? Abfallwirtschaft in grossen Staedten II und Verdichtungsraeumen. Altlasten, Sanierungsverfahren, Kosten, Finanzierung Werner. Schenkel? Deponiegasnutzung Volker Franzius? Schadstoffarme Abfallentsorgung Secrets of Magic (A Chatto Activity Book) Sid Fleischman?Eric Von Schmidt?Gerald Hannibal? Die Umweltvertraeglichkeitspruefung in den USA Juliane Joerissen?Reinhard Coenen?Peter Franz? Stadtentwicklung ohne Landschaftsverbrauch Roetger von Grot? Die Planung in der Abfallwirtschaft. Aktuelle Fach- und Rechtsfragen Gottfried Jung? Das Arbeitsrecht der Gegenwart 25. Dokumentation fuer das Jahr 1987 Thomas Dieterich?Otto Rudolf Kissel?Hans-Werner Schwartz?Barbara Sbresny-Uebach? Innovationsfoerdernde Unternehmenskultur Bernd Gussmann? Boden- und Grundwasser- Forum Berlin. 12. - 13. Oktober 1987 H.-P. Luehr? Mutagene Umweltchemikalien Rainer Konietzka? Meissen Domestic Porcelain Gunther Sterba?Sigrid Schmidt? Basileia (Bible Keywords) Karl Ludwig Schmidt?Kingdon? Symposium Umweltsicherheit beim Umgang mit wassergefaehrdenden Stoffen. Aachen 3. und 4. Maerz 1988 Altlastensanierung nach dem Verursacherprinzip? Christian Schrader?
https://w.atwiki.jp/words/pages/29.html
-- Breit -- und -- feierlich a href="http //www7.atwiki.jp/words/pages/15.html" title="breit" breit /a