約 2,053,910 件
https://w.atwiki.jp/divine_revelation/pages/383.html
目次 1.六次元の愛(一)― 道元との恋 2.六次元の愛(二)― 日蓮との恋 3.六次元の一日 4.六次元の学習 5.六次元神界の風景 6.六次元から見た神 1.六次元の愛(一)― 道元との恋(1986年7月30日の霊訓) 今日は、いよいよノート・ブックも六冊目に入りましたね。小桜姫の通信も、今回は、この六冊目が完成したら終了です。この一年間の通信をふり返ってみると、感慨深いものがあります。しかし、八割方書き終わって、この自動書記集が出版されることが決まった今となっては、ご無理をお願いしたことや、この通信を送るにあたって、日蓮聖人様や、浅野和三郎さんから、数多くのご指導を受けることができたことなど、ほんとうに小桜は果報者だと、嬉しい気持ちでいっぱいです。 さて、いよいよ、私の物語もクライマックスといわれる場面に差しかかってきたようです。これからは、地上のみなさまがいちばん関心を持っておられる問題、小桜姫のこちらでの現在の生活ということに焦点をあててお話ししてゆきましょう。つまり、六次元神界の実相ということが話の中心となると思います。地上の読者のうち大部分のみなさまは、そう、この小桜の物語をお読みになる大方のみなさまは、他界後、如来界や菩薩界に還られるような高級霊の方々は数少ないことでしょう。 ですから、六次元神界をめざすことが当面の目標となると思うのです。そのためには六次元神界の生活がどのようなものかを知っておいて損はないはずです。あこがれの大学入試の受験勉強中に、その大学のキャンパス・ライフを書いた受験雑誌をひもとく、そんなくつろいだ時間があってもよいと思うのです。 そこで今日は、六次元の生活の第一話として、「六次元の愛」ということでお話ししたいと思います。 地上におられるみなさまは、「愛」といえばすぐ男女の愛を連想され、肉体のない私たち、あの世の人間に愛しあうなんてことがあるのだろうか、と素朴な疑問をお持ちになると思うのです。そこで今日は、小桜の体験発表――体験発表なんていうと、なぜか顔が赤らんできます。小桜も小娘みたいなところがあるときっとお笑いでしょう――をしたいと思います。 地上のみなさまにとっては、衝撃的な発言でしょうが、小桜姫はこの六次元神界に来て、愛する人が二人できました。そのお二人についてお話ししましょう。 最初のお一人は有名な方です。みなさま、はたして信じてくれますかしら。今から七百年ほど前に日本の鎌倉時代にご活躍なさった方です。その人の名は、禅で有名な「道元」という方です。小桜姫は、この方を一目見ただけで、クラクラときてしまったのです。今からそうですね、三百年くらい前のことです。道元様はたいへんりりしい、そうですね、年格好は三十一、二歳の青年僧といった感じで、目もとの涼しげな、たいへん立派な方でした。お背も、スラッと高く、わらじを穿(は)かれたその足のかかとがキリッとしまって、いかにも、厳しい修行に耐え抜いてこられた方という感じでした。 こちらの六次元でも男女の差というものはあって、女は女としての目で男性を見、男性は男性の目で女性を見ているのです。そしてそのなかに、やはり個人的な好みの差は当然あるのですが、小桜などの目から見れば、長年の厳しい修行をされた男性のりりしいお姿は、たまらなく素敵に思われるのです。地上のように、肉体的な、性的な意味合いはありませんが、道元様に一目ぼれしてしまいますと、「お衣(ころも)の裾(すそ)のちりひとつでもお払いして差し上げたい。」という女心が切々とこみ上げてくるのです。これは、やはり、私たちの世界では道というか、法を求めて生きておりますから、一途(いちず)に道を求めている男性のたくましい後姿を見ますと、女というものは、どうしても心魅かれてしまうのです。 小桜が思いますのに、女というものは、やはり一人で道を求めるには弱すぎる存在のようです。女というものは、やはりだれか手本がほしい、できればやはり、男性の手引きがほしいもののようです。道を愛する気持ちがいつかしら、すばらしい男性のあとを追いたいという気持ちに変わってゆくのです。女は愚かな存在ですから、神様はこうした女心をも哀れと思われてか許してくださるようです。 いずれにせよ、私は、道元という方に心ゆさぶられました。六次元神界で、道元様が説法される所にはどこなりとついてまわったときもあります。道元様は、詩人であり、哲学者であり、宗教家である前に、孤高の人でありました。小桜は道元様が二時間にわたる説法のあと、浜辺で、松の木陰に腰かけて、寂しそうに海を眺めておられたお姿が目に焼きついて離れません。そのときに道元様と交わした会話を小桜は今も忘れません。 小桜「お独りでいつもお寂しそうですわね。道を求めるというのは、それほどおつらく、お厳しいことなのですか。」 道元「私はあの海のような存在だ。海は一人にして一人でない。一つにして一つでない。一つの海の中には無数の生命を宿している。」 小桜「しかし、その無数の生命のなかには、小桜姫という名の鯛(たい)は泳いでおりまするのでしょうか。」 道元「泳いではおるかもしれぬ。しかしこの道元には、何が鯛で何が平目かの区別は分り申さぬ。どのような魚であろうとも、魚は魚、一匹はすべてであり、すべてが一匹である。」 小桜「あなた様は、仏に仕える身でありながら、女も仏の生命(いのち)の顕(あらわ)れであるということをご存じないのでしょうか。」 道元「本来、性なし、男女なし。あるのはただ是(これ)、神の子人間。」 小桜「しかし、神仏が、鯛や平目をお創りになったのは、鯛は鯛としての幸せを、平目は平目としての幸せを追求せよということであって、魚として幸せならよいというような、そんな、つき放したお考えではなかった筈(はず)。」 道元「鯛や平目があると思うのは心の迷い。本来無。本来空。真理に形なし。真理に執(とらわ)れなし。」 小桜「女心(おんなごころ)も分らずして何の真理でございますか。」 道元「わが心は木石(ぼくせき)に同じ。われは感ぜず。われは動ぜず。」 小桜「…………。」 これ以上書くのは、小桜にとって不利でございますから、道元禄とのお話はこれまでといたします。 道元様はやはりお心をお開きになることなく、その後、数十年して、菩薩界へと昇ってお行きになり、小桜はその後二百年以上道元様とはお逢いしておりません。今後ともしっかりと修行して、七次元の菩薩界で道元様にお逢いしたいものです。菩薩界は、愛と慈悲の世界ですから、道元様も、小桜姫につれなくされることはきっとないことと思います。 ああ、今日は何とつまらない話をしましたこと。でも明日も、二番目の恋の話をいたしますからお愉(たの)しみに。神界もかた苦しいことばかりではないということをお話ししているだけですから、どうか深読(ふかよ)みなされませんようにお願いいたします。 2.六次元の愛(二)― 日蓮との恋(1986年7月31日の霊訓) さて、今日は、昨日の話の続きで、六次元の愛その(二)をお話しいたします。 私は、道元様のような、知的で、厳しく、男らしい方にもたいそう心を魅かれましたが、反面、たいへんつれないそのお心には少々失望もし、どなたか、この小桜の孤独を慰めてくださる方はいらっしゃらないかと心秘かに思っておりました。こういうと、地上に生活されるみなさまは、私には生前に夫がおりましたから、その夫と愛しあえばよいではないかとおっしゃることと思います。 けれども地上のみなさま、こちらの世界というものは、またさまざまの世界に分かれておりまして、住む人の心のあり様に合わせた段階になっております。そのため、たとえ生前夫婦であったとしても、親子兄弟であったとしても、その一生の間に形づくった心の広さ、大きさによって、往(ゆ)く世界がちがっているのです。 小桜の生前の夫は、今五次元霊界において、やはり武士の意識が抜け切らず、役人のような仕事をしておりますが、たとえかつて夫婦であったとしても、今、心のなかで念うこと、考えることがまったく違ってしまった二人ですから、よほどのことでもないかぎり、会うようなことはありません。ただ風の便りで、夫がどのようなことをしているとか、逆に向こうには、小桜は修行を積んで偉くなったらしいとかいうことが伝わります。かつての夫としても、会っても神仏のことしか話さない小桜と、交わす会話もいまさら何もなく、また、私が神様の仲間入りをしたため煙たがっておるようです。 ということで、六次元で恋をしようと思いましたなら、やはり自分と心をひとつにしているかた、同じ神仏への道を目指している方を選ぶのがいちばんですし、自分の向上にもなります。先方は迷惑かもしれませんが、女性としては、志(こころざし)を一緒にしている男性が近くにいて修行に励めるというのは、たまらない幸せです。地上の夫婦か何かのように、いまさらボーナスをもらえるわけでなし、彼から指輪をプレゼントしてもらえるわけでもありませんが、ただ相手の心のなかに、自分の存在があるということは、何にもかえがたい素敵なことだと思えるのです。 さて、ずいぶんと気をもませて申し訳ございません。二人目に小桜が好きになった方は日蓮聖人様でございます。ああ、やはりとおっしゃる方と、ええ、意外だなとおっしゃる方の二通りの反応があると思います。 もちろん日蓮聖人様はたいへんご霊格の高い方ですので、小桜姫たちの住んでいる六次元神界にはいらっしゃいません。小桜が初めて日蓮聖人様にお逢いいたしましたのは、およそ五十年ほど前のことでございましたでしょうか。そのころちょうど、前回の「小桜姫物語」をご編集くださった、浅野和三郎さんが、小桜たちのいる六次元神界に帰天してこられたのです。六次元神界でも、浅野氏にご縁のある方々がお集まりになり、総勢四、五十名で「浅野和三郎氏、帰天祝賀パーティー」が催されたのです。その際、浅野さんは、帰天第一回目の報告演説ということで、「地上界における心霊思想の普及とその進展」という演題で約一時間のスピーチをなされました。 このとき来賓(らいひん)として招かれたのが、くだんの日蓮聖人様だったのでございます。ご高名はかねてより伺っておりましたが、そのお姿に接したのはまったく初めてでありました。ほんとうの光の天使というのはこういうものなのだなと小桜が心底思ったほど、日蓮聖人様は光り輝いておられました。そのとき集まった方々のうわさ話として小桜姫が伺った話では、日蓮聖人様は、本来八次元如来界の大指導霊なのですが、日本における仏教思想の普及のために、あえて光の量を落とされて、七次元の菩薩界の方を装って、鎌倉時代に、法華経の行者日蓮という名でご活躍されたのだそうです。 小桜にほんとうにこの方が偉いと思われるのは、その謙虚さです。現在でも人びとのうわさ話として六次元神界に伝わっている話では、日蓮聖人様は、八次元如来界の上段階ぐらいのご霊格をお持ちなのにもかかわらず、「自分は菩薩として、光の大指導霊の縁の下の力持ちとして働きたい。」とおっしゃっているのだそうです。 日蓮聖人様は、今から七百年前に帰天されてから、生前、念仏宗や禅宗、天台宗を批判しすぎて、同時代の仲間であった光の天使たちを傷つけたのを悔やまれ、かなり反省行に打ち込まれたそうです。今、こちらの世界では、生前の日蓮様の真意はみなの者に理解され、日蓮様が、「念仏では教われない、禅では悟れない、天台宗の学問教義を知で学んだだけでは教われない、釈迦の本心を最も伝える法華経の教えをよく理解して、心と行ないを正していくことこそが、ほんとうの仏教のあり方である。」と教えられた内容は、やはり鎌倉時代の仏教では最高峰であったという評価が定着しています。 しかし日蓮様は今でも、お仲間たちを批判された罪を深く心に感じておられ、七次元と八次元の中間の梵天界にあって、如来と菩薩との間の法の中継役を買って出ておられます。また、〇〇さんらが地上で活動され始めるにあたっても、ご自分が、最も激務である直接の指導役、調整役を買って出られたのです。この方は本来は如来の法を説ける方なのです。その方があえて身をやつして、菩薩に徹(てっ)して、あなた方の個人的な悩みや相談ごとを受けておられるのです。つまらない日常の悩みごとにもお答えしておられるのです。小桜は、時折、この方の菩薩行を見ていて涙がとめどもなく流れてゆくのを禁じえません。地上のみなさまは、『日蓮聖人の霊言』というご本をお読みになっておられるはずです。あのなかで、日蓮様がどれほど根気強く、どれほど配慮深く、どれほど優しく諭(さと)しておられるかを読むと、涙が流れないわけはありません。 ああ、この方は、ほんとうは法然様や、親鸞様や、道元様や、空海様にお比べ申し上げても、はるかに偉い方なのですよ。そうした偉い方が、菩薩のごとく、懇々(こんこん)と諭しておられるその慈愛に満ちたお姿を拝んでおりますと、小桜の両眼は涙であふれてきます。ああ、この方は小桜姫以上に謙虚にお仕事をしておられるのだ。大会社の社長さんが、みずから平気で新人社員のごとくコピーをとっていらっしゃる、そんなお姿にはただただ頭が下がります。 こういうわけで、小桜が六次元神界で、二人目に好きになりました男性は日蓮聖人様です。日蓮様は、たいへん精力的にご活躍しておられ、六次元神界には、週に二度ほど必ずお見えになり、諸天善神たちに法をお説きになります。会場の隅のほうで、小桜が小さくなってご法話を聞いておりますと、お帰りになる際に必ず小桜のところにお立ち寄りになり、肩にそっと手をおかけになって「頑張りなさい。」とお声をかけてくださいます。この優しさはたまりません。 日蓮聖人様は、限りなく知性的で、限りなくエネルギッシュで、悪や不正に対しては、男らしく敢然と立ち向かわれ、その実、女性や子供にはとてもお優しいのです。小桜がこの霊界通信を送っていて、内容に行きづまると、いつもヒントを与えてくださるのも日蓮聖人様です。 日蓮様はお年格好は、三十七、八歳、やはりお坊様らしく、金色の袈裟を着ておられますが、眉は太く、長く、目は精悍(せいかん)で、耳は大きな福耳をしておられ、唇は薄く、キリッとしまり、ご意志の強さを表わしておられます。肩幅は広く、骨太で、ガッチリした感じ。手も大きくてらっしゃるのですが、その指先は繊細で、女性的な優しさも感じさせます。お背はそう、169センチメートルぐらいでしょうか。小桜が157センチメートルぐらいですから、並ぶとまずまずぐらいのカップルになってしまいます。ああ、小桜の顔は赤らんでしまいます。 しかし、日蓮様への愛は、もちろん男女の愛ではありません。どちらかというと、師弟愛に近い愛でしょう。でも、お逢いするたび、何か小桜をよい方向へ感化されるこのお方は、やはり何度も何度も逢いたいという気持ちを小桜におこさせます。これが恋でなくて何でしょうか。小桜には残念ながら日蓮様に差し上げるものは何もありません。ささやかながらお慕い申し上げ、ご尊敬申し上げるだけです。 どうやら小桜の六次元の恋は、いつも片想いばっかりのようです。 3.六次元の一日(1986年8月1日の霊訓) さて前回は、わたくし事も公開させていただき六次元でも「愛」はあるのだということをみなさんにお伝えいたしました。地上におられるみなさまがやがて還ってこられる世界に、恋も愛もあることをお知りになったら、きっと夢と希望をお持ちになることができると思ったのです。私たちの住んでいる世界は、百鬼夜行(ひゃっきやこう)のうす気味悪い世界ではありません。それはそれは明るい世界です。しかも、ひじょうに公平な世の中になっています。自分の心が進歩すれば進歩するほど、だんだんに偉い人に会えるのですから、こんなすばらしい世界はありません。また人に危害を加えるような人は、そういう人ばかりでまた集まっていますから、私たちは毎日安心です。 インドの時代、お釈迦様は、生老病死の四苦に加えて、愛別離苦(あいべつりく)、怨憎会苦(おんぞうえく)、求不得苦(ぐふとくく)、五陰盛苦(ごおんじょうく)の四つを加えて八苦といわれました。これがいわゆる四苦八苦です。 生老病死は地上のみなさまもご存じなので、残りの四苦について簡単に説明させていただきますと、愛別離苦とは、愛する人と生き別れる苦しみ、怨憎会苦とは、うらみ、にくんでいる人と会う苦しみ、求不得苦とは、欲しいものが手に入らない苦しみ、五陰盛苦は、五陰が盛んな苦しみ、つまり、肉体的に欲望が次から次から出てくる苦しみです。こういうと、ハタと膝頭(ひざがしら)を打つ方もいらっしゃるでしょう。お釈迦様はほんとうに人間の苦しみをよく知っておられるものです。 でもほんとうにお釈迦様の悟りの偉いと思われるところは、十分あの世、つまり、私たちの世界を知った上で、地上の苦しみをお説きになっているからです。私たち、六次元神界では、愛する人と生き別かれるということはありません。愛する人とは思えば即座に会えます。もちろん、あまり偉すぎる人に簡単に会うことはできませんが、祈りをしておればいつかはお会いできる機会があります。こちらの世界では「祈り」とは、手紙を出すことと同じであり、電話をかけることと同じ行為だからです。 また、私たちの世界では、いやな人と会うことはありません。たいていそういう人は、意識の段階が低いので、下の世界にいるため会うことはないのです。また、欲しいものが手に入らない苦しみもありません。欲しいものは何だって手に入ります。心に思ったことがすぐ現われてくる世界だからです。その上、肉体煩悩に苦しめられることもないので、毎日がすがすがしい気持ちで生きてゆけます。 こういう、いい話ばかり聞かされると、地上はほんとうに不浄な場所のような気になられると思いますが、そこから脱出することばかりを考えてはいけません。泥の中でも光っている真珠のようでなければ、宝石ばかりの世界に入っていけないのですから。 さて、今日も、六次元神界の説明を続けることにしましょう。地上のみなさまは、私たちが毎日いったい何をやっているのか。また、そもそも一日というものがあるのかどうか、疑問でいっぱいだろうと思います。そこで今日は、「六次元の一日」という題でお話いたします。 六次元の一日といっても、もちろん人それぞれなので、小桜姫にとっての一日というものを語りましょう。 小桜のいる世界では、昼と夜がありません。考えてみればいつも昼です。そしてみなさんご想像のとおり、時計というものがありません。時計がなければ、人と会う時約束に困るじゃないか、とおっしゃる方もいるでしょうが、地上と違って、私たちの世界は意識の世界ですから、会おうとすれば即座に会えるのです。約束というものがあるとすれば、今、何かに心が集中しているので、もうちょっとしたら会いましょう、と小桜がある人に思念を送ったら、その「もうちょっと」というのが以心伝心で相手にも的確にわかるのです。 そういうわけで、いつも昼間で時計もないのですが、なぜか一日の感覚というものはあるのです。やはり昼間は昼間なのですが、朝方のような感じ、真昼のような感じ、夕方の感じはあります。ではどうして、一日を計るのかと質問されそうですが、一日の計り方はその人次第なのです。少々難しくなりますが、地上の人にとっては、一日が二十四時間と、だれにとっても決まっていますが、こういう時間のことを「相対時間」といいます。 ところが、私たちの世界では、時間はその人自身の感覚が決めるのです。これを「絶対時間」といいます。六次元に限ることだけではないので、四次元以降の世界の時間ということで広くお話ししますと、たとえば地獄界に堕ちた人で、肉体が事故死したり、病死したり、戦場で倒れたりした人は、自分が死んだことに気づくまで、まったく同じ状態が続きます。つまり死の苦しみが、五十年も百年も続くこともあるのです。しかし彼にとっては百年も一日のようなものです。ですからこういう人はまるで浦島太郎みたいですね。「自分は殺されて痛いんだと思っていたが、アレ、気がついてみると少しも痛くないや。」と思ったときには、百年も経(た)っていたなんてことがあるのです。 私にしてもそうで、昔洞穴のなかで、ただ祈ってばかりいたときには、何だかわからないままに、地上時間の五十年、百年はアッという間に過ぎ去りました。 ところが今、お手伝いということで、毎日霊界通信を送っていますと、どうやら私の生活時間も一日二十四時間になってきたようです。その日の霊界通信を一時間ぐらい送ってこちらに還ってきて、内容について反省したり、いろんな方に相談したりして、また、翌日の通信の内容のことをいろいろ考えたり、また、地上の翌日になって、呼ばれて自動書記で書いたりしているのです。ですから今、私の時間はあなた方の時間ととてもよく似てきています。ただ便利なのか、不便なのか知りませんが、私たちは睡眠をとる必要がまったくないので眠ったりはしません。ですから、私を昼間呼ぼうが、真夜中に呼ぼうが、私が寝ぼけまなこで出てきて、今眠いので、またこの次にしてください、なんていうことは決してありません。 ただ私たちの世界でも、何か事件があって、そのショックで寝込む――まあ、人と会わないぐらいの意味ですが――ことはたまにあります。たとえば、この小桜姫の霊界通信が出版されても、まったく売れゆきが悪くて、返本の山となり、出版社の社長さんが、薄くなった頭をかかえ込んだりすると、小桜姫もこちらで精神的ショックのために、冬ぶとんを頭からかぶって寝込んでしまうことはあります。そのときには面会謝絶という貼紙を家の玄関に出して、だれとも会いません。 出版の話になりましたので、脱線ついでにお話いたしますと、今、地上で、「日蓮聖人の霊言」とか「天照大神の霊言」、「坂本龍馬の霊言」などが続々出版されておりますが、面白いことに、こういった本が地上で出版されると、天上界の私たちの世界へも届くのです。書物というのは、一つの念の集合体ですので、書物が完成した時点で、天上界でも同じものが現われます。ですから、この小桜姫の霊界通信が地上で発表されると、まったく同じものが六次元神界でも出廻り、多くの関心を持っている人――地上での神理の流布に関心を持っている霊人――に読まれます。ただし、こちらでは無料で手に入りますが。 地上のみなさまがご想像されるとおり、出版後は、六次元での読者からも、さまざまな質問が寄せられ、「小桜姫の講演会」などもやらなければいけないと思います。 もう一つだけエピソードをご披露しておきますと、「坂本龍馬の霊言」の本で、龍馬さんが、自分の本は一千万部売れて当然だと宣言されたので、その売れ行きを天上界の霊人は注目しています。龍馬さんは自信満々なのですが、その内容にかなり過激なことが書いてあるので、菩薩界の宗教家からかなり非難が出ており、龍馬さんは龍馬さんで、「俺の意見が正論であることは、読者が証明するだろう。」と息巻いているそうです。 まあ、小桜も、今後いろいろな方から「お前の考え方では地上人を混乱させる。」などとご意見を頂戴するのでしょうが、こちらの世界では、怨憎会苦はありませんから、そういった方とは今後、交際しないまでのことです。では今日はこのへんで。 4.六次元の学習(1986年8月2日の霊訓) 今日は、さっそく本題に入ります。題して「六次元の学習」です。 こういうと、地上で勉強が嫌いで嫌いで困っている方は、六次元でも勉強があるのかと顔をしかめられることと思います。そのとおり勉強があるのです。地上では受験勉強があっていやいや家庭教師についたり、塾に通ったりしている子供が多いようですが、こちらには今のところ塾や予備校のようなものはありません。 しかし、学校のようなものは六次元神界にはちゃんとあります。六次元神界というところは勉強家の集まりなのです。いちばん多いのが学者で、次に芸術家、医者、技術者がたくさんいます。地上生活時代に、何かの専門家、大家であって、心が唯物思想に染まってない、精神的なものを求める清らかな人はたいていこの六次元神界にいて、それぞれの専門家集団で研究していることが多いのです。 私がこちらで会った有名人を挙げてみますと、医師パスツール、音楽家―滝廉太郎、文豪―森鴎外、詩人―堀口大学、歌人―与謝野晶子、斎藤茂吉、画家―緒形光琳(こうりん)、政治家―尾崎行雄、小説家―紫式部、泉鏡花、志賀直哉、評論家―小林秀雄、俳人―蕪村(ぶそん)、一茶、などがいます。こういう人びとをみていると、六次元神界にくる人びとは、たいへん勉強家が多いことに気づかれると思います。現在では、小桜の知らない大学教授とか、研究者、高級官僚もおります。こういう勉強家の群れをみると、地上で多少学校の成績が良いぐらいでは六次元には来られないのがよくわかります。 宗教家では、教祖になっている人は、たいてい菩薩以上の人が多く、神界にいる人は、学問的に仏教やキリスト教を勉強した宗教家、あるいは、こちらの世界に来て、神仏の道を求めて修行中である、小桜のような人間が大部分です。 神様が創られた九次元から三次元までの世界のなかでは、この六次元が、いちばん学習ということに重点をおいており、ここで十分に学び終えた人が、七次元の菩薩界で人扶(たす)けに励んでいるのです。神様は、みずからが学んでいないのに、他人を導くことはできない、ということをひじょうに厳しいルールとしておられ、六次元の人は、一般的に人びとを導くことは許されておらず、自分の専門の領域で、地上の人びとや、あの世の下の世界の人びとを指導することになっています。ですから、地上で研究者や小説家、画家、詩人などにインスピレーションを送っているのは、たいていこの六次元神界の人びとです。 しかし、この六次元神界にも裏側の部分はあって、そこでは仙人や天狗が修行に励んでいます。こういった人びとは、超能力信仰に入って、慈悲や愛を知らず、思想的に危険なので、一般の神界人とは会えないように隔離されています。今日地上で、スプーン曲げや、催眠術、奇術、念写、占星術、姓名判断、滝行などの荒行、ヨガの行者、漢方薬、鍼灸師、空中浮揚、拳法、心霊治療、等々には、たいていこの六次元神界の裏側、仙人界、天狗界の人びとが指導にあたっているか、本人が直接地上に生まれてやっています。 心霊治療は、人びとの病気を治すのだから、慈悲や愛はあるのではないかという方もいらっしゃるでしょうが、仙人界の人びとが地上に降りて「教祖」と呼ばれたいがために、やっている場合も多いのです。もちろん、釈迦やキリストをはじめとする上級天使たちも、病人の治療はやっておりますが、それは神理の実証のためにやっただけで、やはり、法、教えがあります。ですから、教えのない現在はやっている心霊治療は、ほぼ仙人界の人の活動とみて間違いありません。 こういう人は、自分を釈迦、キリストの生まれ変わりのように錯覚して地上時代を生き、還ってくると、あにはからんや、天狗界や仙人界で、流行や崖(がけ)登り、木登りの修行をさせられて、こんなはずはないと怒ったりすることがままあります。天狗界や仙人界から菩薩や如来が出ることはありません。ただし、大天狗の仲間には、かつて菩薩であったものが、地上に降りて自分の超能力を過信して、超能力信仰におちいって、本来の世界に還ってこれなくなったものもおります。 この天狗界・仙人界と、私たちの今いる表側の神界との間に、竜宮界というのがあり、このなかでの指導役が竜神と呼ばれています。竜神は、天狗、仙人でもなくて、人間でもなく、天地自然の霊力をコントロールするために創られた特殊な役柄です。一代の風雲児のような英雄は、たまたま地上に旋風をもたらすために生まれた竜神であることがよくあります。 かつて光の大指導霊であったスサノオの命(みこと)も、高天原、高級神霊界より天照大神に追放され、現在は竜宮界で、竜神の大親分的存在となっています。竜神は霊力が強いことが特徴で、ときには菩薩、如来以上の奇蹟を起こすこともあります。小桜もかつてこの竜宮界で一時期修行をしたこともありますが、やはり、本物の仏教者や、神道家に魅かれることが多く、今は遠ざかっております。 六次元神界の人口構成比は、小桜がいる、光の天使系列の表側神界入口が約七割、竜宮界二割、天狗・仙人界一割となっているそうです。 ですからこれから書くのは、主として表側神界の学習です。 表側神界の指導役は、諸天善神といわれる光の天使たちです。日本神道では、国津神(くにつかみ)といわれる系統がこれに近いです。 諸天善神もいくつかに担当が分かれておりまして、①法の補助者、②法の護衛者、③法の支援者、④法の専門者の四つに大別されます。 ①の法の補助者というのは、如来や菩薩が地上で法を説くときに、その内容について助けたり、あるいはこちらで、幽界人、霊界人などを教えたりします。②の法の護衛者は、地上に出た光の天使たちを悪魔の勢力から守る役割、つまり不動明王たちがそうです。あるいは、如来や菩薩が、ときたま地獄浄化のために説法に降りていくときに、彼らを地獄霊から守る役目をします。③の法の支援者は、地上に降りた光の天使たちを物質的・経済的に支援するため、大黒天的役割です。④の法の専門者は、科学や芸術や、哲学など専門分化してしまった神理をその枠のなかで指導する役割です。 小桜姫が今属しているのは①の法の補助者グループで、まあ、いわば、六次元神界ではエリート・コース、菩薩界に上るために修行している仏教家、神道家、クリスチャンなどが勉強している所です。 もちろん、学校というほどではありませんが、約百名ぐらいが定員の集会所がいくつかあり、それぞれの集会所で、校長さん、教頭さん、講師にあたる光の天使がいます。小桜たちはその心性に合わせて、仏数的な集会所とか、神道的な集会所とか、クリスチャン的集会所に行きます。小桜が今こちらでとっているコースは、仏教―七割、キリスト教―二割、神道―一割になっています。 ここでは、たとえば仏教の学校では、教科としては、①地獄論、②布教論、③神理伝道の歴史、④誓願論、⑤自力論、⑥運命論、⑦神国構造論、⑧説法技術論、⑨対機説法論、⑩地上学習論、などのコースがあります。 キリスト教の学校では、祈りのコースや、キリスト教の歴史があるのは当然です。以上のような教科でも、必修科目と選択科目があるのは地上と同じですが、こういった学科学習と併行して、演習の授業があり、各人、五次元霊界や四次元幽界へ行って、説法の実地訓練をやらなければなりません。それ以外に、必ず、地上界の人間を守護・指導する役割を負わされることになります。 ですから小桜姫の立場でいえば、各教科を優秀な成績でマスターして、説法の実地訓練にパスし、地上界の守護・指導にも合格して、地獄霊の導き方などもマスターしたら、菩薩界に昇っていけることになっています。 実際には私も、六次元では、先生役のほうで回ることが多く、この小桜姫物語が地上の人びとを救うための大きな力となり、そして日蓮さんのような主任教授の推せんがあれば、あるいは、新天地の七次元菩薩界に行けるかもしれません。菩薩界に上がって、多くのすばらしい人びとに会い、地上や地獄の数多くの迷える人びとを教うのが小桜姫の現在の夢です。 これは、あなた方が、地上でしっかり頑張って大学者になったり、大経営者になったりして、多くの人びとを指導したいという気持ちに似ているかもしれません。 人間が人間を指導するという相互の切磋琢磨(せっさたくま)は永遠に終わることがなく、なるほど神様というのはすばらしい世界を創ったものだなと感心している今日このごろです。
https://w.atwiki.jp/llnj_ss/pages/1209.html
元スレURL 果林「あら、彼方……首のところどうしたの?」 概要 虫刺されの季節 タグ ^近江彼方 ^朝香果林 ^近江遥 ^短編 ^かなかり ^はるかな 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ohomodachi/pages/342.html
「そこが、開成のいいところです」 概要 開成のいいところについてばうーが話していたので、筆者は「正にこのセリフがぴったりだ」と思っていたら、本当に仰った。 直後、教室は笑いの渦に飲み込まれたが、決してパクリなどではない。偶然である。 関連項目 開成の良さ
https://w.atwiki.jp/pocatwiki/pages/49.html
ここでは、POC会員(主に古参)の「暗黙の了解」ともいえる、ルール以外の慣習について説明する。 新規会員をほとんど受け付けない POCが他の長寿スレと大きく違う点の一つ。この特徴はPHと争っていたころからすでに見られる。特にWiiNaが新参を受け入れたがらないのもあるが、「結束が強い」という特徴が裏目に出た結果とも見ることができる。 もっとも、明確に拒否しているわけではない。基本的には徹底的にスルーだし、古参たちと話が合うようなら要望がなくとも自然に会員になっている。章魚がその例。つまり、「わざわざ新参に合わせはしない、自分たちでPOCの空気をつかめ」というスタンスなのである。 大黒柱会員やそれに近い古参会員は仲間意識が強く、PHと争っていた頃はよく「結束」をアピールしていたものである。 それが彼らだけの独特な空気を早くに作りあげてしまい、新しく入ろうとした者がなかなかなじめない結果となったのだろう。 このことは、会員が他の長寿スレより極端に少ないことからもわかる(ポケモン生徒会のように特に会員を指定しないところもある)。(*1) PHのように「古参が来なくなった分新参が勢いをつける」ということができず、常連が一人でも欠ければ速度は大きく落ちる。定期的に起こっている大規模な過疎の原因もここにあるといえよう。(逆に言えば「常連がいればある程度の速度を維持し続けられる」ということでもある。) 次スレ係 南無の発言でPOC274から始まり、制度化された「次スレを立てるのは 950(パス共有会員でなかった場合、 950に一番近かった共有会員)」だったが、いつの間にか行われなくなった。 パスワード共有制が始まるまでは、次スレは基本的に誰が立ててもよかった。しかしその中でも、初期はWiiNaとグラップが積極的で、WiiNaがスレ立ての回数をランキングにするほどだった(*2)。グラップ卒業後はWiiNaが一人積極的に次スレを立て続け、会員の中で唯一スレ主の回数が100回を超えている。POC全スレに対する「主がWiiNa」の割合は40%以上。ちなみに、大黒柱会員以外で10回以上主を務めた会員はいない。(最多はピッカーの8回) POC201でパスワード共有制が始まってから、次スレを立てられるのは共有会員だけとなり、南無・ベカチュウのスレ立て回数が増えてきた。 POC264は共有制開始以来初めて共有会員でないたらこが主になった。TW流行による大過疎の影響である。 POC284では幹部再編が行われ共有会員も7人に増えたが、それでも大黒柱会員が中心となってスレ立てを続けていくだろう。 以下余談。 50x(xは0以上の整数)番のスレ主は全部南無。50×0=0番は配信時期スレ。これ大事。(by WiiNa) 連続で主を務めた最高記録はDSかごしまの9回(POC11~19)。 時間にうるさい やはり発信元はたいがいWiiNaなのだが、この風潮はPOC内でも結構広く受け入れられている。代表的なものは、 POCの正確な開始「時刻」はいつか 毎年恒例プラント記念日 毎年恒例年明けの0時ちょうどにスレの最後を飾る 2月22日22時22分№222 平成22年(ryNew! …… また、レスナンバーも時間と同じくらい重要視されている。2月22日(ryの盛り上がりぶりを見ればわかるだろう。 (*1)ただし、他スレでも名前だけの幽霊会員は多い。それだけPOCは会員整理の頻度が高いということでもある。 (*2)このランキングのおかげで、キャッシュの残らない初期・中期のスレ主をすべて特定することができた。スレ主の記録が完全に残っているのはPOC以外にはない。
https://w.atwiki.jp/fenrir_ragasyu/pages/13.html
バフラウ8人用(7人の場合いないジョブを詰める モ(戦)か黒) 部位 名前 1 2 3 4 5 6 7 8 武器 戦雲 モ(戦) 侍 シ モ 赤 詩 白 黒 頭首 嶺雲 モ モ(戦) 侍 シ 赤 白 詩 黒 胴 積雲 モ モ(戦) 侍 赤 シ 白 詩 黒 手 彩雲 シ モ モ(戦) 侍 赤 白 詩 黒 脚足 層雲 シ モ モ(戦) 侍 赤 白 詩 黒 背腰 鱗雲 モ モ(戦) 侍 シ 赤 白 詩 黒 飛矢 飛雲 詩 シ モ(戦) モ 侍 赤 白 黒 耳指 浮雲 モ モ(戦) 侍 シ 赤 白 詩 黒 サポ 乱雲 赤 モ モ(戦) 侍 シ 白 詩 黒 アビ 曙雲 モ モ(戦) 侍 シ 赤 白 詩 黒 魔法 碧雲 赤 詩 白 黒 モ モ(戦) 侍 シ STR 狂雲 モ モ(戦) 侍 シ 詩 赤 白 黒 DEX 暗雲 モ モ(戦) 侍 シ 詩 赤 白 黒 VIT 村雲 モ モ(戦) 侍 シ 詩 赤 白 黒 AGI 紫雲 モ モ(戦) シ 侍 詩 赤 白 黒 INT 黒雲 赤 黒 白 詩 モ モ(戦) 侍 シ MND 白雲 赤 白 黒 詩 モ モ(戦) 侍 シ CHR 瑞雲 詩 シ モ モ(戦) 侍 赤 黒 白 HP 密雲 モ モ(戦) シ 侍 詩 赤 白 黒 MP 霊雲 赤 白 詩 黒 モ モ(戦) シ 侍 バフラウ6人用 部位 名前 1 2 3 4 5 6 武器 戦雲 モ 侍 シ 赤 詩 白 頭首 峰雲 モ 侍 シ 赤 詩 白 胴 積雲 モ 侍 シ 赤 詩 白 手 彩雲 シ モ 侍 赤 詩 白 脚足 層雲 シ モ 侍 赤 詩 白 背腰 鱗雲 モ 侍 シ 赤 詩 白 飛矢 飛雲 詩 シ モ 赤 詩 白 耳指 浮雲 モ 侍 シ 赤 詩 白 サポ 乱雲 赤 モ 侍 シ 詩 白 アビ 曙雲 モ 侍 シ 赤 白 詩 魔法 碧雲 赤 詩 白 モ 侍 シ STR 狂雲 モ 侍 シ 詩 赤 白 DEX 暗雲 モ 侍 シ 詩 赤 白 VIT 村雲 モ 侍 シ 詩 赤 白 AGI 紫雲 モ 侍 シ 詩 赤 白 INT 黒雲 赤 白 詩 モ 侍 シ MND 白雲 赤 白 詩 モ 侍 シ CHR 瑞雲 詩 シ モ 侍 赤 白 HP 密雲 モ シ 侍 詩 赤 白 MP 霊雲 赤 白 詩 モ シ 侍 #comment()
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/35056.html
登録日:2016/08/31 Wed 02 31 55 更新日:2024/08/31 Sat 13 44 26NEW! 所要時間:約 21 分で読めます。自分以外の全員が犠牲になった難破で岸辺に投げ出され、アメリカの浜辺、オルーノクという大河の河口近くの無人島で28年もたった一人で暮らし、最後には奇跡的に海賊船に助けられたヨーク出身の船乗りロビンソン・クルーソーの生涯と不思議で驚きに満ちた冒険についての記述を飛ばしながらだと約15分で読めました。 ▽タグ一覧 ※この項目はやる夫スレのまとめではありません ※忘れているだけで実はのび太くんは「のび太漂流記」でこの本を既に読んでいます どうしても8月31日に建てたかった項目 アニヲタWiki推薦図書 イギリス キリスト教 キリスト教徒のキリスト教徒によるキリスト教徒のための物語 ドラえもん ネタバレ ロビンソン ロビンソン・クルーソー 出オチ 劣等生の強い味方? 夏休み 孤島 寿限無 小説 愛のある項目 文学 海 漂流 無人島 秀逸な項目 長い 長いタイトル 長大語 ~8月31日~ ___××│| /__ ヽ〟××│| / |⌒ヽ\| ヽ──┘|/ |+ |─l- 、 |  ̄ ̄ ̄| cーU # ノ / っ | / ⊂_/ ⌒ヽ\ヘ/ っ |/ ⊂j ゙ .へ  ̄ ̄ ̄| (ヽ∩ヽ二二 // ヽ | / 三 j ̄ ̄ ̄ ) l___|/  ̄  ̄ ̄ ̄| | ─── | / ,-┼ー──|  ̄ ̄ ̄ | / /´ヽ/ヽ_|.___ノ、_,- 、 ⌒ ヽ___|/ ! //ヽ/ \ | |__ l ── ) /. \ __ノ  ̄ ̄|ー !  ̄ ̄( ノ / `ー′/ :::::::::: 「ド、ド、ドラえも~ん!」 ____. / /⌒ヽ⌒ヽ 、 / , -|/ ・|< |、\ / / `ー ●ー ′ ヽ l / 三. | 三 | | l /⌒\_|_/^l l l | l , ─ 、- 、 l / ヽ l ヽ ___)__ / / 〉━━━O━━━´⌒ヽ / / ヽ l l 「のび太くん、きみが今日言うことはだいたいわかるから先に言っちゃうよ きみは次に『ドラえも~ん! 宿題がぜんぜん終わってないんだ! 8月を32日までにする道具出して~!』とか言うんだ」 , ─ 、 (_l_l_l_ j ヽ ⊂ノ , ──- 、 | |/ ______ヽ /^)、 | | | ノ ⌒ヽ⌒ヽ| /⊃ヽ_) | | |─| >|< |/ _ノ |__|⌒ `ー o ー| / | |、 /⌒ー──つ/ | |ヘ ヽ、(二)ノ / | \/\// / / 「ドラえも~ん! 宿題がぜんぜん終わってないんだ! 8月を32日までにする道具出して~! ……ハッ!」 ( ⌒ ⌒ ) ⌒ ) | | | ( ヽ\ ___ _____ /__ ヽ〟. / -、- 、ヽ |-\ | i / , -|/・| \|-ヽ |・) |─|_ ! i / U `-●-´ i d -´ ) /. | | 三. | 三. ! └´⌒) \ヘ/ ,- 、 | | /⌒\._|_/^i / `─┐二二ヽ( ノ ◯ヽ ヽヽ______ノ/◯ i⌒^) / ) ヽ| ̄| )) \ ━━━━o━━ / ヽ/\/ / i | |. / ヽ |′ \ / |─′ 「ほらみろ、だからオリンピックの全競技をテレビにへばりつきながら実況するのはやめようって言ったんだ!」 「でも次に夏のオリンピックが来るのは4年後だよ、ぼくその時中学3年生で高校受験じゃないか! ぼくがまいにちオリンピック全競技実況できるのは今年が最後なんだよ!」 「のび太くん、どうせきみは4年後も小学5年生なんだからそんな心配しなくていいんだよ!」 ____ ___ /___ ヽ〟. / \ |-、ヽ | ヽ /・ノ- 、 ヽ |・ |─|__ | ●- ′ ヽ ヽ c-´ ) / | 三 | |. └─┐ \/ (___ | ! `─┬__´/ヽ、 \ | / /l/\ / i o━━━━━━ _∩_/ | | | /| ヽ | ∈ | | | | 「えっ、どういうこと?」「……」 「ねえどういうこと?」「……」 , -──- 、 ゝ/ ______\ , ────- 、 / | / - 、 - ヽ! / /⌒ヽ⌒ヽ \. | | / | | //| /・|・\ |ヽ ヽ ヽ |─| ‘|‘ | / `ー● ー ′ \ ヽ /⌒` ` ー ヘ ー l l ─ | 二 ヽ i ( \ ヽ_ /⌒ー──つ | 二 | ─ | | (ヽ ヽ/ ) \ ヽ __// | | l ! ( )' ノ /` ──く ヽ / ̄\ / / ` ー、 ` ┬´ \/ \/ヽ ヽ / \ / / \._|_ノ |_| ━━O━━━━━┥ | | | 「そんなことよりさ、ねぇドラえもん、明日の朝までに宿題をなんとかしないといけないんだ!」 「何が残ってるの?」 「えーっと、工作と、あさがおの観察と、読書感想文……」 「うーん、それじゃあまずこれを飲んでもらおうか」 ./ / ┼ .|、 \ ./ / ー'''゙゙゙''〟 ~~广 i \ =|'l=‐''';; .\ ./ \ ._,,,./ /.ir-┼ ‐|| r‐i|ヾ .l ! ヽ ,, ̄,  ̄´ |, l ._┼_ ..__L, \,, ./ =||- \ l ,! i__} / . ! \ l´} ∥丶 | | / " '''′ "===′ | | 、 、 .i _--z- \ | | ! , │ `]'''´〕 .! .L.. -、 .| .l ` / '゙; ! !./ ゙'-. ,,.../ / .l ,..、 l _|_ / l ゙ー′ -± .ヽ ._|_ / .ヽ / ,i-|i... |、 ) / .ヽ `'"  ̄ / ヽ | ヽ、 .,.. --¬''''''''― ,,, .,/ \ l ,,, | ,, ,,-″ _. __゙゙''ゝ、 .\ ゙!ノ゙ ./. ./ ●`''、 / `'、 `、 \、 / _,,l゙ ll゙ .l,,. ヽ `''- ..,,,__ / / ヽ ,ヒ..- 、● ヽ l  ゙゙̄フ ¬‐ッ!- ..,,_ .\ -゙.! ・ !゛ ,..-''.l゙゙广 ,..;;;;;;;;、. .l ./ .`゙" ゙''Y" __.l,|_. (ヽ....ノ,! ! ー''''ナ'マ''''''''''''―ー . l  ̄ l .`" ! .ヽ,,、 .! ,! .ヽ..__,,,.... . ! `''';;vii,゙ / ヽ l ,,..┼'''"´`!¬--.... ........--―''''''ア .| `゙'‐ {.l''二二"''/´`''、 .l l ∪ ∨∨∨∨∨ / / !.! |,,,,,,,,| |、 .l..,_..l... ヽ ∪ \ ∧∧∧/ し.,./ , ゙!、―---リ .,/ `''ーv....,,二,゙,゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙'''''゙゙“''''''''ニクl″ .| .| ゙''ー-‐''ゝ-./  ̄`-¨゙゙゙゙二二゙ケ‐、 ヽ l " ゙'-、 ./ ヽ.lil/ l .l ゙.,│ `ー、、 / _____ /'ヘ, ! .l ヽ l { ! ̄ . ̄´/ li″ l ヽ、.\、 ,ノ、,,,_,ノ`\ l, `ー ....,゙,゙,゙二 / } / l, | l .ヽ,, , .ノく, .,./ !__,,,/ `゙"''''''''''''''"´ `'''''''″ 「ドラえもん、眠らなくても疲れない薬なんてさすがに麻薬取締法とかに引っかかりそうだからやめたほうがいいと思うんだ」 「しかたないなぁのび太くんは、じゃあ提出する宿題の質をグッと落としてなんとか今日中に終わるようにしよう!」 , ─── 、 //⌒ ⌒ヽ \ / | ヘ|・ |- 、 ヽ // ー● ー ´ \ ヽ___ l 三 | 三 ヽ .| | .(____|____ l__.| | .ヽ\ , ── 、 ノ (__ |__| ヽ ヽ、/___/ / / ━━,-、━━━′ / 「まずは工作を片付けよう。紙ねんど~!」 「そんな! ドラえもん、今から紙ねんど工作なんかまにあわないよ!」 「だいじょうぶ、ほうっておけばいいの」「かたまっちゃうよ?」 「かたまったら『とうふ』というタイトルをつけて提出するんだ」「さすがドラえもん!」 , -─── 、 , ── 、 / /⌒ヽ⌒ヽ\ /____ \〟 / , -| ・|・ |、ヽ l ⌒ヽヽ | ヽ / / ` ー ●‐′ ヽ |ヽ |─r‐、 | | / 三 | 三 c 、__ ノ ノ /(( l | |\____|__ノ | / | \_ / ヽ l ヽ , ─-、 / ノ ヽ、ヽノ _l ヽ ヽ ヽ、___ヽ/ / (ヽ ` Z二─ ヽ )) 〉━━━━O━━く 三 | ̄ ̄ ) \ / / ____ヽ \  ̄  ̄ ̄ヽ ヽ (( ◯ | ヽ ノ | ,◯ , ─┼── ´l O-| `ー─、⌒ヽ─ ヽ l __|___.ノ ヽ、 | |__ ノ __| ̄ | | └┬⌒ 、  ̄ ̄ ̄`ー′ ( __ノ ヽ.___|__ ) 「次はあさがおの観察だね」 「そんなものぜんぜん見てないよ~」 「だいじょうぶ、『夏休み初日にトラックがつっこんできてメチャクチャになったので観察できませんでした』と書けば1日で終わる」 「さすがドラえもん!」 . . . - === -. . , ´. ` 、 , ' x --、 , --ミ ヽ _ / 7 .Y V .ヘ 7 .ト .__ > { ! .L_ ∧ ,' ./`ヽ.人 ー'.人Q ノ _≧=--- . ┼─/----  ̄( ゚ ) ̄ ´ ∨ ! | ./ _,. i x=ニニヽ.─V‐ | ',-{=ニ´ l / ハ、_ i 7 ', i `丶 l ', } _ _j_ l` ′ ', , \ l ヽ x '´ ' / ヽ, \_ | ,. イ 〃 j>- _  ̄ ̄ _,. イ=、 ,' < r====t-=ニニ斗 ' ハ i .ヘ 弋_()__ノ ̄`ヽ / / l ∧ γ´ ̄ヽ>' | `ト _ ---─==={ リ | | l ', フ┬ ' l | .∧ ヽ、 // / l 「最後は読書感想文だけど……どうしようドラえもん、ぼくが眠らずに本を読むなんてできっこないよ!」 「だいじょうぶだよのび太くん、今年もどうせこうなるだろうと思ってとっておきの本をとりよせておいたんだ」 「えっ! 見せて見せて!」 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ llヽ | ┏───┓ ∥| | │ │ ∥| | ┗───┛ ∥| | ∥| | ∥| | ∥| |______∥| ) ≡≡≡≡≡≡)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 『自分以外の全員が犠牲になった難破で岸辺に投げ出され、アメリカの浜辺、オルーノクという大河の河口近くの無人島で28年もたった一人で暮らし、最後には奇跡的に海賊船に助けられたヨーク出身の船乗りロビンソン・クルーソーの生涯と不思議で驚きに満ちた冒険についての記述~!!』 , ──- 、 /)/______\ / 三) //⌒ヽ - 、! っ / ノ |─| ((|、 | っ / /⌒ #ヽ、 |)) ! | ヽ_ /⌒ヽ ̄ ヘー く(( ヽ/\l | `~~、__ つ \ |ヽ` ─~~、 ヽ \/ (ヽ∩ ̄ | 三_ \ )) (( |____\_ ) 「ええ~っ!『自分以外の全員が犠牲になった難破で岸辺に投げ出され、アメリカの浜辺、オルーノクという大河の河口近くの無人島で28年もたった一人で暮らし、最後には奇跡的に海賊船に助けられたヨーク出身の船乗りロビンソン・クルーソーの生涯と不思議で驚きに満ちた冒険についての記述』だって~!?」 ______. / \ / /⌒Y⌒ \. / -‐{ u | u ノ- . / / ―- (___) -‐ ヽ|. | / --―‐ | ―- |. | { \ -― | ‐- }|. { . __|__ ノ . ゚。 \ ∠二二二\_/二二ヽ (ニニニニ| 冂 | | -―ァ'⌒ヽ――┐ |=| /⌒ヽ | 、_丿 | |=| 、_丿 「そう、『自分以外の全員が犠牲になった難破で岸辺に投げ出され、アメリカの浜辺、オルーノクという大河の河口近くの無人島で28年もたった一人で暮らし、最後には奇跡的に海賊船に助けられたヨーク出身の船乗りロビンソン・クルーソーの生涯と不思議で驚きに満ちた冒険についての記述』という本だ」 , ─── 、 ゝ/_________\ / | / / ⌒ ヽ ⌒ヽl l |─| ‘|‘ | Y⌒ ` ー oー ヽ ヽ_ ___ ノ \ \ __ / / ,-` ー── < / __l/l ,-、-く ヽ / // ̄ ヽノノノ | 「へぇ~、『自分以外の全員が犠牲になった難破で岸辺に投げ出され、アメリカの浜辺、オルーノクという大河の河口近くの無人島で28年もたった一人で暮らし、最後には奇跡的に海賊船に助けられたヨーク出身の船乗りロビンソン・クルーソーの生涯と不思議で驚きに満ちた冒険についての記述』なんて本があったのか~!」 _____ / ̄ ̄ ̄ ̄\,, /-、 -、 \ /_____ ヽ / | ・|・ | 、 \ | ─ 、 ─ 、 ヽ | | / / `-●-′ \ ヽ | ・|・ |─ |___/ |/ ── | ── ヽ | |` - c`─ ′ 6 l |. ── | ── | .|. ヽ (____ ,-′ | ── | ── | l ヽ ___ /ヽ ヽ (__|____ / / / |/\/ l ^ヽ \ / / | | | | l━━(t)━━━━┥ 「のび太くん、そろそろこの露骨な尺稼ぎやめにしない?」「うん」 『自分以外の全員が犠牲になった難破で岸辺に投げ出され、アメリカの浜辺、オルーノクという大河の河口近くの無人島で28年もたった一人で暮らし、最後には奇跡的に海賊船に助けられたヨーク出身の船乗りロビンソン・クルーソーの生涯と不思議で驚きに満ちた冒険についての記述』(*1)は、1717年にイギリスの作家ダニエル・デフォーが書いた小説の正式名称である。 原題は『The Life and Strange Surprizing Adventures of Robinson Crusoe, of York, Mariner Who lived Eight and Twenty Years, all alone in an un‐inhabited Island on the Coast of America, near the Mouth of the Great River of Oroonoque;Having been cast on Shore by Shipwreck, wherein all the Men perished but himself. With An Account how he was at last as strangely deliver’d by Pyrates』といい、全部で67単語、310文字もある。 とはいえ、この異常に長ったらしい上に結末を思い切りネタバレしているタイトルは初版発行時のものであり、現在はもっと短いタイトルで知られる。 何を隠そう、この本こそかの有名な『ロビンソン・クルーソー』なのだ。 昨今、ライトノベルのタイトルが長大化する向きがあるが、 ラノベに当たる概念すら無かったであろう、およそ3世紀も前にこれほど長いタイトルをつけていたダニエル・デフォーには相当に先見の明があると思われる。 そもそもタイトルが310文字(日本語訳でも129文字)あるライトノベルは未だに現れていない。 2021年現在、出版されているラノベの中で最もタイトルの長い『人脈チートで始める人任せ英雄譚 ~国王に「腰巾着」と馬鹿にされ、勇者パーティを追放されたので、他国で仲間たちと冒険することにした。勇者パーティが制御不能で大暴れしてるらしいけど知らん~』でさえ91文字しかない。ただし、漫画等ではこれを超える作品もいくつかある。余談も参照。 『自分以外の全員が犠牲になった難破で岸辺に投げ出され、アメリカの浜辺、オルーノクという大河の河口近くの無人島で28年もたった一人で暮らし、最後には奇跡的に海賊船に助けられたヨーク出身の船乗りロビンソン・クルーソーの生涯と不思議で驚きに満ちた冒険についての記述』の圧勝である。 余談 漫画の最長タイトルとして最初に思い浮かぶのは『こちら葛飾区亀有公園前派出所』だと思うが、ラノベのコミカライズ版の増加もあるので、これ以上に長いタイトルの作品は結構多い。 最長タイトルは、 『 3番目死神風紀委員長中学2年生エスパーBHプラ板縦ロールヘリコプターボーリングトビウオとその妹ロボ絶滅ナルト学び舎パワードスーツラミカスパイの大作戦友情ウニマタ○ゴ裏設定青大将放射ダクトヤニタコプレ三つあみメガネ文庫悪魔の坊クラゲ無頼カマボコ板夏のお嬢さんスレイヴ大○魔竜ブルマ宇宙怪獣大きなお友達消しゴムケーキ解説羊の顔建前盗撮鈍く光ったマグナム弾天プラ魔改造亜光速801リンゴの皮トロロしっぽマスクトサカ草輪廻転生迫撃少女風紀団担英タネコウモリダコタコイカたまみ両親ストーカーおた2ブレイクサルSD力さすらいの保険医体温計ネコ天使腕ズ歩くサンマー担Xペン蔵ころねシャチョー天使博士ヒルメイドオクタイケモンゴッドシニガミ14号サイシュウカイ番長鼻行類チョコ零式 CCPG電撃ももえサイズ』 の335文字と思われる。 ……が、正式なタイトルではない為、実際には不明。 ちなみにゲームの最長タイトルは、 『夏色ハイスクル★青春白書 ~転校初日のオレが幼馴染と再会したら報道部員にされていて激写少年の日々はスクープ大連発でイガイとモテモテなのに何故かマイメモリーはパンツ写真ばっかりという現実と向き合いながら考えるひと夏の島の学園生活と赤裸々な恋の行方。』 で107文字の為、 『自分以外の全員が犠牲になった難破で岸辺に投げ出され、アメリカの浜辺、オルーノクという大河の河口近くの無人島で28年もたった一人で暮らし、最後には奇跡的に海賊船に助けられたヨーク出身の船乗りロビンソン・クルーソーの生涯と不思議で驚きに満ちた冒険についての記述』 には22文字負けている。 ちなみに本作の影響を受けて1726年に出版された人間嫌いで知られるジョナサン・スウィフトの風刺小説、『船医から始まり後に複数の船の船長となったレミュエル・ガリバーによる、世界の諸僻地への旅行記四篇』 ("Travels into Several Remote Nations of the World, in Four Parts. By Lemuel Gulliver, First a Surgeon, and then a Captain of several Ships") も相当に長い(これを短くしたのが『ガリバー旅行記』である)が、本作には到底及ばない。 最近のラノベはタイトルが長すぎてイカンとか、 短いタイトルにどれだけ作品のエッセンスを込められるかに文学的価値があるとか、 中身を全部説明するのは想像力の欠如がどうのとか批判する人には、ぜひともこの本を突き付けてやろう。 この本は実に300年も前に書かれ、これほど長いタイトルを持ち、中身を全部ネタバレしながら、世界的文学作品となったのである。 どんなもんだ、グウとでも言ってみろ!「グウ」 えっ、結局長過ぎて後から短縮されたんだからダメじゃないかって? おっしゃる通りです。 さっきから長い長いと書いているが、これでも世界一長いタイトルではない。 2021年現在でタイトル最長の本は、インドで出版された株式市場の予測に関するもので、何と4,558単語、27,978文字もある。市場予測に使うツールの名前を羅列したら長くなったらしい。 なのでギネス記録はその本に譲っているが、小説に限れば本作が最長クラスだろう。 なお『自分以外の全員が犠牲になった難破で岸辺に投げ出され、アメリカの浜辺、オルーノクという大河の河口近くの無人島で28年もたった一人で暮らし、最後には奇跡的に海賊船に助けられたヨーク出身の船乗りロビンソン・クルーソーの生涯と不思議で驚きに満ちた冒険についての記述』とは上記の初版本の原題を訳したものであり、実際にこのタイトルで『ロビンソン・クルーソー』の日本語訳版が販売されたことはないのだが、まあ未来デパートでは売ってるって事で許してね(はぁと) ___ _ / ____ヽ /  ̄  ̄ \ | | /, -、, -、l /、 ヽ | _| -| ・| ||. |・ |―-、 | , ―-、 (6 _ー っ-´、} q -´ 二 ヽ .| | -⊂) \ ヽ_  ̄ ̄ノノ ノ_ ー | | | ̄ ̄|/ (_ ∧ ̄ / 、 \ \. ̄` | / ヽ ` ,.|  ̄ | | O===== | `- ´ | .| _| / |. | (t ) / / | 「……というのがこの本の事情なんだけど、のび太くん、『ロビンソン・クルーソー』は知っているね?」 「もちろんさ! 愛してるの響きだけで強くなれる気がするやつだろ?」 「それロビンソンじゃなくてチェリーだよ」 ___ /rニー 、` ー、 /´/'´ _,. l,.....ヽ ヽ r''ヘ_ _ ,.r' l lヽ .i ,r '´l _. リ ! / l.〉 l,r l 、i(._` `ー-‐'ヽ./ l` ,r ' l !ヽ_`ヽ_,..、 '⌒r_' r‐ 、 _ i ; ;_;l-'´` ‐ ̄._ l _,、_'ノ- i、._ l `-、..-i' ´ ヽ_,.ゞ- 、 r ' ´ ̄ / `ヽ ! ,..rー、 ヽ. ヽ ./ _,...- '´ _;/ ヽ、 / ,ヽ. i. ヽ -r ' ´ ; -‐ ' ´ ) `‐/ 、__ ./ヽ,入_,ノ l ,r'´ ` ー _ _; - ' ´ _,/ /. ヽ_ _,.. -ヘ-'  ̄ r' ´ ヽ  ̄ ヽ、 _ノ ` ―― ''´ 「うーん、でもこの『自分以外の全員が犠牲になった難破で岸辺に投げ出され、アメリカの浜辺、オルーノクという大河の河口近くの無人島で28年もたった一人で暮らし、最後には奇跡的に海賊船に助けられたヨーク出身の船乗りロビンソン・クルーソーの生涯と不思議で驚きに満ちた冒険についての記述』、だいぶ分厚そうだよ、ぼくにはとても読めないんじゃ……」 , ─── 、 , ── 、 / /⌒ヽ⌒ヽ\ /____ ヽL / , -| ・|・ |、 ヽ l ⌒ヽ ⌒ヽヽ| ヽ. / / `ー ●ー′ ヽヽ | ・ |・ |─| | l / 二 | 二 | (/ー c ー ⌒Y | | ─ | ─ ! l └、──┐ _ ノ. l l \ | / / ヽ、 ヽ _ノ / ヽ ヽ `ー──┴─´ / / l/\ / \ ━━O━━━━く / | \ /⌒⊃ /_ / ヽ 、 __ヽ(\, -/)___| ヽ、_ヽ) (__ l ヽ ̄ ̄ ̄ノ l ( __ )/`UU.´\ l 「だいじょうぶ、きみは『自分以外の全員が犠牲になった難破で岸辺に投げ出され、アメリカの浜辺、オルーノクという大河の河口近くの無人島で28年もたった一人で暮らし、最後には奇跡的に海賊船に助けられたヨーク出身の船乗りロビンソン・クルーソーの生涯と不思議で驚きに満ちた冒険についての記述』を1ページも読む必要がない」「ほんとに!?」 「まず読書感想文のタイトルを書いてみよう」 「えーっと……『自分以外の全員が犠牲になった難破で岸辺に投げ出され、アメリカの浜辺、オルーノクという大河の河口近くの無人島で28年もたった一人で暮らし、最後には奇跡的に海賊船に助けられたヨーク出身の船乗りロビンソン・クルーソーの生涯と不思議で驚きに満ちた冒険についての記述』を読んで……と」 「ウフフ、のび太くん、今何文字書いたかな」 _____ ゝ/ \ / / _______ヽ | | \_人ノ | / | | / ⌒ ヽ / ⌒ ヽ /^v─ i | |(( | d ♯| ((・|・)) ! ヽ /^ヽ、 _ ノっ _ ノ-、 | | \_/^\/^\_ ノ | | \ /⌒\ヽ (⌒ヽ⌒) )) | \\_/^\_/ノ _____ | \─┬─ ´ | | ._ _ _|_ |. \. \ | \ | | |i| |!|(_) | \ \./ ̄ ̄) | |i| |!|(_) \ /  ̄) |┌┐ | 「ああっ! もう原稿用紙の1/3くらいがうまってる!!」 「そう、この『自分以外の全員が犠牲になった難破で岸辺に投げ出され、アメリカの浜辺、オルーノクという大河の河口近くの無人島で28年もたった一人で暮らし、最後には奇跡的に海賊船に助けられたヨーク出身の船乗りロビンソン・クルーソーの生涯と不思議で驚きに満ちた冒険についての記述』はタイトルだけで129文字もあるから、タイトルを書くだけでものすごくスペースをうめられるんだ。 のび太くん、次は読書感想文1行目のお決まりの文句を書いてみようか」 , -─── 、 / ゝ/ _______\ / / | / ヽ| / | / ⌒ ヽ/⌒ヽ|  ̄ | |─| (・|・) | V⌒` ヽ | ノ /  ̄ ̄) |\`ー─ ヘー つ | 二 | | `ー─┬─ ´ | ノ、 \⌒ヽ⌒)_ ( ⌒\ /` ー/ヽ ヽ、 二二二ノ ( _)、 ヽ / / \/\/\ l ー ノ ヽ_ / \/ \ _/ 「えーっと、ぼくは『自分以外の全員が犠牲になった難破で岸辺に投げ出され、アメリカの浜辺、オルーノクという大河の河口近くの無人島で28年もたった一人で暮らし、最後には奇跡的に海賊船に助けられたヨーク出身の船乗りロビンソン・クルーソーの生涯と不思議で驚きに満ちた冒険についての記述』を読みました……と す、すごいよドラえもん! もう原稿用紙の2/3がうまっちゃった! ぼくこんなにスラスラ作文を書けたの生まれて初めてだ!」 「この行為が作文を書くといえるのかどうかには議論の余地があるけどね」 , ──- 、 _____ ゝ/ ___ヽ //⌒ ⌒ヽ `\ / |_/ /⌒ヽl / / ・/・ / 、 ヽ l /| |-| ・| // `ー●ー ´ \ ヽ l ヽl j ヽ __ ノo /^ 三 / 三 ヽ l \ ヘ/ l ヽ.__ / __ l |. ヽ ノ | ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ / | l |二二 ヽ ̄ ∩/) ヽ \/  ̄`ヽ/ / / / /⌒ヽ / く ヽ ヽ、__/ / / | ヽ \/\_ ノ ━━,-、━━━━┥ | ヽ / / / ヽフ /⌒ヽ ̄ l 「でもさドラえもん、ぼくはまだ『自分以外の全員が犠牲になった難破で岸辺に投げ出され、アメリカの浜辺、オルーノクという大河の河口近くの無人島で28年もたった一人で暮らし、最後には奇跡的に海賊船に助けられたヨーク出身の船乗りロビンソン・クルーソーの生涯と不思議で驚きに満ちた冒険についての記述』を1ページも読んでないよ? これじゃタイトル以外なにも書けないじゃないか」 「大丈夫、きみはもう『自分以外の全員が犠牲になった難破で岸辺に投げ出され、アメリカの浜辺、オルーノクという大河の河口近くの無人島で28年もたった一人で暮らし、最後には奇跡的に海賊船に助けられたヨーク出身の船乗りロビンソン・クルーソーの生涯と不思議で驚きに満ちた冒険についての記述』のすべてを理解しているんだ。 のび太くん、『自分以外の全員が犠牲になった難破で岸辺に投げ出され、アメリカの浜辺、オルーノクという大河の河口近くの無人島で28年もたった一人で暮らし、最後には奇跡的に海賊船に助けられたヨーク出身の船乗りロビンソン・クルーソーの生涯と不思議で驚きに満ちた冒険についての記述』の主人公、ロビンソン・クルーソーはどんな人だと思う?」 , ──── 、 ゝ/ _______ヽ i | / /⌒ ヽ/⌒ヽ | _| _| ・|・ |__ , ─i 、 ヽ __ o__ ノ ヽ ! `-、 | ! \ ヽ、 ──┘ ノ / \ \二二へ二ヽ/ \ | | | | 「うーん、なぜだかわからないけど、ヨーク出身の船乗りのような気がするなぁ」 「正解だよのび太くん」 , ─── 、 ゝ/ _____\ っ , ──── 、 / |ノ/ ⌒ ヽ ⌒ヽl っ //⌒ヽ⌒ヽ \ l |─| ・|∠ | //|/ ・|・ \|ヽ、 ヽ(( Y⌒ ` ー ヘー ヽ / `ー●ー ′ \ ヽ ヽ_ /⌒ヽ___つ | 二 | 二 ヽ l/⌒)、 ヽ | / l ─ | ─ | l| 、_,(_ノ 、二二二) ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | lヽ__ノ / .l/ \/ ヽ、 ヽ\ __( 二二 ノ | / | l | \ /⌒ヽ-`━━O━━━━━く ヽ_ / | |\ lヽ__ ノ_\ / ヽ/ ヽ 「そんなバカな! ぼくはまだ1ページも読んでいないのに! ま、まさかこの『自分以外の全員が犠牲になった難破で岸辺に投げ出され、アメリカの浜辺、オルーノクという大河の河口近くの無人島で28年もたった一人で暮らし、最後には奇跡的に海賊船に助けられたヨーク出身の船乗りロビンソン・クルーソーの生涯と不思議で驚きに満ちた冒険についての記述』には表紙を見ただけで内容を理解してしまうミーム的効果が!?」 「『自分以外の全員が犠牲になった難破で岸辺に投げ出され、アメリカの浜辺、オルーノクという大河の河口近くの無人島で28年もたった一人で暮らし、最後には奇跡的に海賊船に助けられたヨーク出身の船乗りロビンソン・クルーソーの生涯と不思議で驚きに満ちた冒険についての記述』が持つ異常性(*2)についてはあとで考えるとして、それじゃロビンソン・クルーソーはどうなったかわかるかい?」 , ─── 、 /_____ ヽ〟 l ⌒ヽ ⌒ヽヽ | ヽ | ・|・ |─| | (/ ーc ー ′ r‐、ノ l (__ _ノ ヽ (._, / ⊂二ヽ、 `_ ,── イ__ ∩ | ( ! ̄ ̄ |/ \/ ヽ─/ 二⊃ `─┴──| \ ___i_(ノ | | (____l | j 「決まってるじゃないか、船乗りだから船に乗るんだ。 ところが乗っていた船が難破して自分以外の全員がしんでしまう。でもロビンソンは奇跡的に岸辺に打ち上げられて助かるんだ」 「そうだね」 , -──- 、 ゝ/ ______\ , ────- 、 / | / - 、 - ヽ! / /⌒ヽ⌒ヽ \. | | / | | //| /・|・\ |ヽ ヽ ヽ |─| ‘|‘ | / `ー● ー ′ \ ヽ /⌒` ` ー ヘ ー l l ─ | 二 ヽ i ( \ ヽ_ /⌒ー──つ | 二 | ─ | | (ヽ ヽ/ ) \ ヽ __// | | l ! ( )' ノ /` ──く ヽ / ̄\ / / ` ー、 ` ┬´ \/ \/ヽ ヽ / \ / / \._|_ノ |_| ━━O━━━━━┥ | | | 「そしてアメリカのオルーノクという大きな川の河口近くの無人島でたった1人で生活することになる。 ……あれ? ねえドラえもん、アメリカならアメリカ人がたくさんいるから簡単に見つかるんじゃないの?」 「のび太くん、時は18世紀前半だよ。まだアメリカは独立すらしていない開拓時代で、人はぜんぜんいないんだよ」 ,... ´ 〕iト、 ∠ __ \ |/ ̄ヽ , -- ミー┐ ハ ,.|i i/ ‘, | i ,...__ { !{ ≧|l9 L_|,r‐ 、| {圭} ハ } ̄二ニ=─--┐ 7 ゝ-r‐ヘ、 ノ /i }. `゙´L__//___ __,. --ミ_ /} 八 ___ ゞ ノ LL... --- ` 、 \_ '´ 乂__ノ` _,.r‐' {_,.. Tニニ==── ヽ∧ (__ | } ∧ ゝニ __,ノ __彡 ∧  ̄ ̄フ ̄マ ̄ ∧ / ∨ _/ハ / γ´ ̄ ̄`ヽ'´ } ,. '⌒ヽ / ! } リ 「あっ知ってるよ! ワイアット・アープやビリー・ザ・キッドやクリント・イーストウッドやフランコ・ネロがかつやくした時代だね!」 「きみのアメリカ観についてはそのうち大幅な追記・修正の必要がありそうだね」 / \ ,. ' 斗 ,、 ̄ ̄、 二_ ミメ、 / > ´ フ^ ヽ、 , ^丶_ \ f j // _/ ヘ ′ ー゚,! / Y´_,.i- ´ - _ ! /_, z ‘, ′ i { ==ミ ! ゞ'´ .}、 { | 〉 l〉- 、 人} °o V l/ 人 ノ __ノ __彡と_つ γ⌒ヽ て_ z-- ´ ⌒i } { ト、 o し'´, ⌒ヽ_ _,. 、__ノ ! ‘, / } , ' 〕iト-ヘ { ; -- 、__,. -- 、 リ , ' _ -- ミヘ、 { / }__/ ,.イ / ∧ ≧ト _ー一 ´ ̄ ̄ ̄ ∠=ミ. / ハ ∨ \ー- ___ < ∧ ‘, 「そしてロビンソンは、無人島でたったひとりで28年もの時をすごすことになる。 えっ……28年だって!? そんな……28年も1人ぼっちだなんて……あ、あァァァんまりだアアアア!!」 「ど、どうしたののび太くん!?」 _____ _____ / \ / \ / - 、-、 ヽ/_______ ヽ / -| /・|・ヽ|- |ノ-、 , ─ \ | | | /_ `- ●-′ /⌒)| |_|___/. | | _ ̄ | 二 | ⊂ノ | └ | 6 | | |  ̄ | ─ |_/-c`─) ) - ′ ヽ |  ̄ ̄ |_) | |‘┬─(、( / ヽ | /(⌒|\ | |`-`─- ´ノ^\ ┝━/ /|~| |━l ヽ__|ヽ./\/ l |. | / | | | |/ | | | 「ぼくは10年間無人島で暮らしたことがあるから、ロビンソンの気持ちがよく分かるんだ。 さびしかったろう、つらかったろう。 つめたく光る星空の下で、なんど祖国をゆめみたことか……」 (そうか……のび太くんはひとりぼっちで無人島暮らしをしたことがあったんだ……) 「28年だなんて……ぼくの28倍もの時間を……」「2.8倍だよのび太くん」 _ -------- _ ,.< > ´ ̄`丶 〕iト .. ,. ´ / ノV ; ⌒丶>、 / ../ _ -‐ ´ V / ∨ \ , ' ′ ̄ !′ ∨ ヘ / .{ | i ..∧. / .>< ̄八 _ | } ∧ ′ ./ \ \ ´ ,.△、ヾ、 / ゚ i / ̄``丶 ` ー‐一 7 ヽ _ - '- _ .}. | / ` 八 ノ≦ _ >.}/. | .{ ̄ ̄``丶 `T /___, 、--、` < \. | i \ l __,ノ ‘,' `丶ヽ_ \ ∧ i | \_ l{ / } } ハ Ⅵi `丶 _ /ーr^ ヽヾ へ l } Ⅵ! ー- __/ ` ー一 { ヽ! __ }. Ⅵ { └─ フニ=- _ ヽY レ´ィ } リ. Ⅵ ‘, ∨ ノ ∪ / l ル/ Ⅵ ‘, \ / __/ /. 寸=-- _ -──-- _ \ ,. ⌒ヽ} / 〉ー一 ´. .` > ____ ...ィ \ / / ヽ′ ∧ { { } ハ 「でも……でも最後は奇跡的に海賊船に助けられたんだ。 よかったねロビンソン、本当によかった」「うんうん」 , ─── 、 _____ ゝ/______\ / -、 -、 `\ / | / ─ 、 ─ 、! //|/^|^\|- 、 ヽ | |_| | |/ `-●-ヽヽ \ ヽ | | |. ^ |^ | 二 | 二 ∪ ヽ i V^` `U- っー |(._─ | ─ __ | | ヽ_ ヽ───⊃ノ ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / ! ! ヽ ヽ、_//、 \ / / / ───イ \ ヽ_⌒⌒ヽ/ / / / \/ \/ |⌒ヽ-i ━━6━━━━━i | ───┴┬/⌒ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ i | _____|_ヽ_ノ────┐ | 「ありがとうドラえもん、ぼくの孤独をわかちあえる本にはじめてであえたよ」「うん」 「1さつの本でこんなに感動したのはうまれてはじめてだ」「まだ1ページも読んでないけどね」 「一生大切にするよ」「中身もちょっとは読んでね」 , ──- 、 ゝ/_____\ _____ ̄ ̄| / | / / ⌒ヽ⌒ヽl //⌒ヽ⌒ヽ `\ | l __|_| ^| ^ | ∩/) 、 / | ^|^ |- 、 ヽ ⊂ヽY ` ー ヘー´ー、 ヽ⊇ // `ー●ー ′ \ ヽ |ノ \ |`ー───, ┬´ ー-′ l 二 | 二 ヽ l──|\ \ヽ( 二 )_/// | ─ | ─ / | | ̄ ̄ \ ヽー──ィ/ /ヽ \__|___ / / /⌒ヽ `| \/ \| ヽ__ヽ \ __/ / /ヽ__ノ | | /⌒ヽ \ ━━O━━━━/ / (( |ー───┼─┬┘ | / / ____ ヽ / /、 ___|___|_. l /⌒ヽ ヽ ノ ノ / ノノ / `/ `ー ′ l | ̄ ` ─── ´ / \ ノヽ- 、 ノノ | ! /、 ノ ` ー ´ ̄ ── _ _/ l ( _ / \ _ノ 「ロビンソンがぶじに国にかえることができて、ぼくはうれしさのあまりなみだをながしました……できた!」 「おめでとうのび太くん、去年までは桃太郎とかでごまかしてきたけど、ついにまともな本で読書感想文を書いたね」 _____ ゝ/´ `\ , ──── 、 / ________ヽ //⌒ヽ ⌒ヽ \ / | / / ⌒ ヽ ⌒ ヽ! / / ヘ /ヘ ノ 、 ヽ l |_l ヘlヘ l // ` ー●ー ´ \ ヽ V ⌒` | | | / 二 | -─ ヽ ヽ | d ヽ.__ノ ヘ _ ノ⌒i l |ヽ ─ | 二二 | l ヽ__ |\ ________ ノ | l \ | | | ヽ | | | ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄|───, l ! ヽヽ、_(二二)_|_ | | | | / / / / ` ー──── ' | | | |- ´ / / /\ / \|\ /| | | |━━━━━イ. |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 二) | | /⌒ヽ | 「うーん『自分以外の全員が犠牲になった難破で岸辺に投げ出され、アメリカの浜辺、オルーノクという大河の河口近くの無人島で28年もたった一人で暮らし、最後には奇跡的に海賊船に助けられたヨーク出身の船乗りロビンソン・クルーソーの生涯と不思議で驚きに満ちた冒険についての記述』はすごい本だ。 タイトルが長いからこれを2回書くだけで1枚目をだいたいうめられるし、表紙を見ただけで中身が全部わかってしまうから中身を1ページも読まずに読書感想文が書けるなんて!」 「正直デフォーさんにはいろいろと申しわけないことをしている気がするなぁ」 ___ _ / ____ヽ /  ̄  ̄ \ | | /, -、, -、l /、 ヽ | _| -| ・| ||. |・ |―-、 | , ―-、 (6 _ー っ-´、} q -´ 二 ヽ .| | -⊂) \ ヽ_  ̄ ̄ノノ ノ_ ー | | | ̄ ̄|/ (_ ∧ ̄ / 、 \ \. ̄` | / ヽ ` ,.|  ̄ | | O===== | `- ´ | .| _| / |. | (t ) / / | 「のび太くん、これで宿題は全部かな?」 「あとは国語と算数のドリルがあるけど、全ての空欄に『わかりません』って書いてバツをつけるだけだから楽勝だよ! どうぜぼくはもともと0点だから、先生もあやしまないしね!」 「たまに発揮されるきみのものすごい悪ぢえをなんとか世のために使えないものかなあ……」 ~翌朝~ , ─── 、 ゝ/ _____\ っ , ──── 、 / |ノ/ ⌒ ヽ ⌒ヽl っ //⌒ヽ⌒ヽ \ l |─| ・|∠ | //|/ ・|・ \|ヽ、 ヽ(( Y⌒ ` ー ヘー ヽ / `ー●ー ′ \ ヽ ヽ_ /⌒ヽ___つ | 二 | 二 ヽ l/⌒)、 ヽ | / l ─ | ─ | l| 、_,(_ノ 、二二二) ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | lヽ__ノ / .l/ \/ ヽ、 ヽ\ __( 二二 ノ | / | l | \ /⌒ヽ-`━━O━━━━━く ヽ_ / | |\ lヽ__ ノ_\ / ヽ/ ヽ 「た、大変だ! 和歌を作る宿題やってないのすっかりわすれてた!!」 「のび太くん、しょうがないからいま心に浮かんだ文句をそのまま和歌にするんだ!」 / ̄ ̄ ̄ ̄\ / ∧∧∧∧∧ | // \| |/ (・) (・) | (6 ⊂⊃ ヽ | __⊥_) | | \__/ ノ /| /\ 「おーいのび太! 夏休み中だけの約束で貸してた漫画かえしてもらうぜ!」 「げっ、ジャイアン!! ジャイアン……ジャイアン……ゴリラ……こ、これだ!」 ~後日~ ___××│| /__ ヽ〟××│| / |⌒ヽ\| ヽ──┘|/ |+ |─l- 、 |  ̄ ̄ ̄| cーU # ノ / っ | / ⊂_/ ⌒ヽ\ヘ/ っ |/ ⊂j ゙ .へ  ̄ ̄ ̄| (ヽ∩ヽ二二 // ヽ | / 三 j ̄ ̄ ̄ ) l___|/  ̄  ̄ ̄ ̄| | ─── | / ,-┼ー──|  ̄ ̄ ̄ | / /´ヽ/ヽ_|.___ノ、_,- 、 ⌒ ヽ___|/ ! //ヽ/ \ | |__ l ── ) /. \ __ノ  ̄ ̄|ー !  ̄ ̄( ノ / `ー′/ :::::::::: 「助けて~! ドラえも~ん!」 ____ ____ /、 \ ゝ/_______ヽ /.ノ─ 、 ヽ / | / ─ 、─ 、| ●- ´ \ ヽ | __|─| / | ヽ | __| 二二 i i ( ─ oー ´ヽ (__ ── | ! ヽ , ──┘ノ ( _ ! / \ ( _,ヘ_// /)_ \ / / / |/\//^\/ヽ ∋ _ 6━━━━━━、 / | 、 / ̄ ( )`| \ ヽ 「どうしたののび太くん、この前の読書感想文、さすがに手抜きだってバレちゃった?」 「違うんだ、それは先生から『ちょっと手抜きっぽいけど君の感動はよく伝わってきた』ってほめられたんだ。 問題は、夏休みの宿題で作った和歌がコンクールで入選しちゃったことなんだよ!」 「それはすごい!!よかったじゃないか?」 ,.... r…= ‐ - .、 ,x≦´ . . . . . . . . . . . . . . .\/__. / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .‘, {r-‐‐、─── 、 ‐─‐‐,‐┐.. | /ヾ== '" /` =''ヾ | . .. | !/ _ Y _ ∨| . } /ヾr{ (・)}{(・) }rf゛', { { ! ゝ _,ノ,r ヾ . _彡'¦{ } ゝ'ノ r` ̄ ゝ '  ̄ ,r, }_,ノ. __ . ゝ .=x.. ____,,.. rく⌒/ ., (__ `i..r=\ \ ,r . . . . . . ,彡' /-- .. (__, } \__ `ヾ==''´,. イ ∧ r(__, } | \`二二´/ | ∧ 「そんな!『ぼくゴリラ ウホホイウッホ ウホホホホ ウッホホウッホ ウホホホホーイ』をえらい人の前で読まなきゃいけないなんて!!」 _ _ / ̄/\ /\\ .... / / }{ .\\ .... | ./ r‐‐、ir‐‐、 \} / | / { ◎ii◎ } |、 ,.. /{ ゝ-' 八--' / }── / /__ \__ // } ̄ ____ , / __ 、 ノ ____ } , / / ──── } / | / / \─── } / | / / \ ___}___ / | i ' { ̄ \ γ─、 / | ||  ̄ } / 人 || \ / ′ / \{_\ >─ < ̄ | , ' { }___|_ / { /___ ノ__ 「ええ~っ!? 『ぼくゴリラ ウホホイウッホ ウホホホホ ウッホホウッホ ウホホホホーイ』だって!? のび太くんのバカ! ウカツ! なんでそんなスカム和歌を提出したんだ!」 , ───- 、 / -、-\ / , ─|/ ・|・ヽ|ヽ / \ | / / / `ー ●ー | , -── 、 | / 三 | 三 |_ ─ /____ ヽ〟 | | /⌒\__|___/ |ノ^#⌒\ | ヽ ヽ | | | \ | ミ|・) |─|__ ノ ヽ ヽ `ー──┴─, lーヘ ー# u )- 、 (( /━━━━O━∠_ (( ⊂~~⌒ヽ ノ/ \ l __◯_ |_◯ ⊂二二..// // ) | | ヽ__/ | ノノ (/ _/__//__/ \/-、 ヽ ヽ、__ ノ ) ∈_∈_ノ、_|__) ( ヽ___ ノ── ´ 「だって時間がなくて『ぼくゴリラ ウホホイウッホ ウホホホホ ウッホホウッホ ウホホホホーイ』しか思い浮かばなかったんだよ! ドラえも~ん! 変な和歌を読んでも恥ずかしくない道具出して~!!」 アニヲタwikiを見ている学生の諸君、夏休みの宿題は終わっただろうか? 終わってない人はこんな項目読んでないでさっさと宿題をしてきたほうが良い。 もし、どうしても読書感想文が終わりそうにない時は『自分以外の全員が犠牲になった難破で岸辺に投げ出され、アメリカの浜辺、オルーノクという大河の河口近くの無人島で28年もたった一人で暮らし、最後には奇跡的に海賊船に助けられたヨーク出身の船乗りロビンソン・クルーソーの生涯と不思議で驚きに満ちた冒険についての記述』をオススメする。 さすがにのび太くんのようにこれをそのままタイトルに使うのは厳しいにしても、『余談だが、この本の初版の原題は……』の様にすればかなり文字数を稼げるはずだ。原題の長さについて少々語れば手抜きと取られる可能性も減るだろう。 あるいは落語の『寿限無』もいい。名前1回につき100文字以上稼ぐことができるから、 何度も『寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の水行末雲来末風来末食う寝るところに住むところやぶらこうじのぶらこうじパイポパイポパイポのシューリンガンシューリンガンのグーリンダイグーリンダイのポンポコピーのポンポコナの長久命の長助』を書くことで大幅な水増しができる。 先生がなにか言ってきたら、『この落語はいちいち名前を全部言うのが面白いので、その面白さを伝えるためにあえて何度も名前を書いたのであって水増しではない』と説明すれば良いのだ。絵本版も出ているので、本の有無について聞かれたら絵本版を見せればいい。 夏休みは計画的に手抜きして、計画的に遊ぼう! ,. -――‐- ._ ,. '´ /⌒ヽ /⌒ヽ `ヽ / ! o l_!o ! ヽ.. / ,. ‐へ_,ノ-ヽ__ノ‐、 ヘ ,' / ``'''ー- ゙、_,ノ -‐''" ヽ ', ! l  ̄ ̄_ | _ ̄ ̄ l | l l ‐弋´ | `~フー ! l. ', ', >-、_ | _,. -'" / / VV { )  ̄ / / ヽ/ `ー'_____,// / /--/⌒ヽ----┘、 l / ヒΤフ ヽ \ 「あっ、それから、追記とか修正をするときは、のび太くんやこの項目を最初に書いた人と違って、ちゃんと『ロビンソン・クルーソー』の中身を読んでからやろうね!」 ▷ほんのちょっとくらいは真面目に読書感想文を書きたい人向けの超簡単な解説とあらすじ ロビンソン・クルーソーは1719年、イギリスのダニエル・デフォーさんが書いた小説である。 発表後大評判となり、その後『十五少年漂流記(原題:二年間の休暇)』 (ちなみにのび太くんは読破済み) や 『神秘の島』、『蠅の王』、『ガリバー旅行記』などといったフォロワーによる後続が続々と作られていったんだ。 モデルとなったのはアレキサンダー・セルカークさんという、やっぱり無人島生活をした船乗りさん。 航海士だったセルカークさんは船長と喧嘩したせいで、無人島に置き去りにされてしまったのだ。 セルカークさんの無人島生活は1704年10月から1709年までの4年間なので7倍に盛っている。 ということはセルカークさんの漂流記のタイトルは日本語で40文字程度ということになる。 この船長と喧嘩して置き去りにされ無人島で4年も生活したアレキサンダー・セルカークさんの体験談が1713年に新聞で紹介されたので、 6年ばかり寝かせてデフォーさんが小説にしたのが本作である。 船長と喧嘩して置き去りにされ無人島で4年も生活したアレキサンダー・セルカークさんの暮らした島は、 マス・ア・ティエラ島という100平方kmほどの大きな島で、今はロビンソン・クルーソー島と呼ばれている。 日本人探検家の高橋大輔さんが1992年から調査をしたり、実際に無人島生活をしたり、発掘調査をした結果、 2005年に船長と喧嘩して置き去りにされ無人島で4年も生活したアレキサンダー・セルカークさんの住居跡地を発見してるので、 実は結構日本とも縁があったりするんだ。 場所は「大河の河口近く」と言われているが実は 一番近い陸地から500kmは離れている 。(※グーグルマップによる参照リンク) いや、まあ地理的に一番近いのはそこなのでウソは言ってないけども、大河の河口近くとは一体…ウゴゴゴ!と言いたくなるだろう。 この船長と喧嘩して置き去りにされ無人島で4年も生活したアレキサンダー・セルカークさんを元ネタにした『ロビンソン・クルーソー』は、 最初ロビンソン・クルーソー本人が書いたものという体裁で出版された。 つまりこの長い長いタイトルを考えてつけたのはロビンソン・クルーソーさん御本人という事になる。 ちなみにタイトルにある「オルーノク」とは今でいうオリノコ川のこと。 さて、ロビンソン・クルーソーさんは実は良い所のぼっちゃんだった。 子供時代に「お前は海に出るのだけはやめてくれ」と父親から言われ、その時は絶対海に出ないと誓うも、 けれど安定した生活なんてゴメンだぜ! と17歳みたいな事を言って船乗りになった結果、 あっさりと船が難破して漂流生活になってしまうのだから人生因果応報である。 この時27歳。その後まさか28年も無人島生活するはめになるとは思うまい。 余談ながら、この前にもクルーソーさんはすでに何度か航海に出ていて、嵐にあったり海賊に襲われて奴隷として売り飛ばされて何とか逃げ出したりとけっこう酷い目にあっている。 それでも植民地でのたばこ農園の経営に成功したんだけど、「やっぱ海に出てえ!」と奴隷の密輸入に出たところで今度こそ完全に遭難する。 とりあえず船も近くに漂着していたので弾薬、飲み水、食べ物、生き残っていた犬、猫などの必要な物資を回収する事に成功したロビンソン・クルーソーさんは これらの装備を使って無人島で生き抜いていこうと決意する。 つまり現代装備チートって奴ですね。 毎日毎日ナイフで柱に傷をつけて日付を確認しながら、ロビンソン・クルーソーさんはサバイバル。 弾薬も貴重なので鉄砲頼みの狩りもしてられないと、創意工夫して動物を捕まえたり、島に生息しているヤギの家畜化を試みたり、 土を耕して畑を作ってみたり、土器を作ったり、葡萄や米なんかも見つけたのでお酒やパンを作ったりと無人島ライフをエンジョイしまくり。 これが現代知識チート無双ですね。 けれど無人島といっても人が訪れないわけじゃないようで、15年目に人の足跡を見つけてビビリまくり、島の奥に数か月かけてバリケードを作って引きこもってしまう。 どうも近くの蛮族が、捕まえた捕虜の処刑場としてこの島を利用しているっぽいのだ。しかも残された人骨から人肉を食ってる可能性が濃厚と来た。 おっかねえなおい。 さらに10年後、ロビンソン・クルーソーさんは勇気ある立派な白人なので、 蛮族に囚われていたインディアンを助けてやったばかりか、その日が金曜日だったのでフライデーという名前をつけて自分の従者にしてしまうのでした。 イイハナシダナー 2年かけてイエスとノーの使い方から徹底的にフライデーを鍛え上げたロビンソン・クルーソーさんは、再び蛮族がやってきたので皆殺しにして復讐を果たします。ダーイ! そして捕虜を助けてみると、それはフライデーのお父さんと、なんとスペイン人の船乗りでした。びっくりだね。 どうやら乗組員の反乱にあって船を乗っ取られたイギリス人船長さんたちの巻き添えをくってしまったと聞いたロビンソン・クルーソーさん。 もちろん勇気ある立派な白人であるロビンソン・クルーソーさんはフライデーと共に船を取り戻し、大喜びで祖国に帰る事ができました。 そんなこんなでフライデーを引き連れて帰国した頃には56歳になっていたロビンソン・クルーソーさん。 両親の遺してくれた農園はちゃんと管理されていたし、奥さんももらってハッピーライフ。 けれど奥さんが亡くなった途端、ロビンソン・クルーソーさんはまた冒険に向かうのでしたとさ。めでたしめでたし。 そこ、ビビって10年も引きこもってたせいで脱出できなかったとか言わない。クルーソーさんはお手製のいかだで一回脱出を試みたが、失敗してする気がなくなっただけだぞ。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] リセットは不要では? 長大な記事名なんだし、長大なコメ欄の方が却って相応しい -- 名無しさん (2016-11-25 22 30 33) コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2016-11-30 22 16 08) ていうかAAの被りが「ドラえも~ん!」以外ないのがまたスゴイw -- 名無しさん (2017-01-20 07 48 06) 従者フライデーってこれが元ネタなのか、と言うか4年に一回で草www -- 名無しさん (2017-01-20 12 29 16) どうやったらこんな綺麗にAA書けるんだ・・・ -- 名無しさん (2017-02-06 19 10 58) ピカソの本名書いて字数稼ぐみたいな感じか… -- 名無しさん (2017-02-06 19 31 36) ↑4 四年後にリオオリンピックが東京に書き換わると思うとじわじわ来る -- 名無しさん (2017-02-06 21 52 06) 『自分以外の全員が犠牲になった難破で岸辺に投げ出され、アメリカの浜辺、オルーノクという大河の河口近くの無人島で28年もたった一人で暮らし、最後には奇跡的に海賊船に助けられたヨーク出身の船乗りロビンソン・クルーソーの生涯と不思議で驚きに満ちた冒険についての記述』って面白そうだね、ぜひこの『自分以外の全員が犠牲になった難破で岸辺に投げ出され、アメリカの浜辺、オルーノクという大河の河口近くの無人島で28年もたった一人で暮らし、最後には奇跡的に海賊船に助けられたヨーク出身の船乗りロビンソン・クルーソーの生涯と不思議で驚きに満ちた冒険についての記述』を読んでみたいよ -- 名無しさん (2017-03-06 21 06 00) ↑うん。『自分以外の全員が犠牲になった難破で岸辺に投げ出され、アメリカの浜辺、オルーノクという大河の河口近くの無人島で28年もたった一人で暮らし、最後には奇跡的に海賊船に助けられたヨーク出身の船乗りロビンソン・クルーソーの生涯と不思議で驚きに満ちた冒険についての記述』はとても面白いから、是非『自分以外の全員が犠牲になった難破で岸辺に投げ出され、アメリカの浜辺、オルーノクという大河の河口近くの無人島で28年もたった一人で暮らし、最後には奇跡的に海賊船に助けられたヨーク出身の船乗りロビンソン・クルーソーの生涯と不思議で驚きに満ちた冒険についての記述』の感想文を書こう! -- 名無しさん (2017-06-08 20 44 45) ちなみに日本のアニメで最も長いサブタイトルはスクールランブル一期最終話の『突然の「さよなら」…迷い込んだラビリンス…あなたはだれ?…教えて。「すれちがい」「片想い」とどけ、ボクの気持ち。とどけ、ワタシの想い。たぶん一度しかない季節、青春の1ページ。これが最後のチャンス、確かめたい…キミの気持ち。伝わる言葉、伝わらない想い。あの日の告白、永遠の一日、だけど…いつまでも続いていく、わたしたちの「いま」。そして明日へ…「スクールランブルフォーエバー」』の187文字。 -- 名無しさん (2017-06-08 20 50 26) 唐突なバカ!ウカツ!スカム和歌で草 -- 名無しさん (2017-06-11 03 05 02) 文章系の長大タイトルもここまでくるといっそ清々しい。 -- 名無しさん (2017-06-11 09 54 04) まあレポートでやるなら略称くらい使え馬鹿で終わる話ですけどね -- 名無しさん (2017-06-15 09 58 38) 良くも悪くも当時の価値観で書かれているので素朴に差別意識が反映されていたりする -- 名無しさん (2017-06-16 11 15 00) そんなに本読まないのにSCP記事は読んでんのか… -- 名無しさん (2017-06-20 18 34 42) 4年に一度ってそういうことかw -- 名無しさん (2017-07-09 17 07 00) ↑2まあKeter級アノマリーを大量に所持する青ダヌキが隣にいるんだからあなたの意見に備えて先人の知恵を少しは借りておかないと… -- 名無しさん (2017-07-23 22 16 27) というか青狸自体が22世紀からやってきたと自称する未知の技術で製造されたロボットであって立派にSCiPだしなあ -- 名無しさん (2017-07-23 23 38 42) そろそろこれの出番か -- 名無しさん (2017-08-25 14 00 56) この項目が立って早くも2回目の8月31日になるのか。 -- 名無しさん (2017-08-31 11 23 40) あれから1年経ったのか -- 名無しさん (2017-08-31 13 20 20) もう一年以上経ったのか、初めてみたときは素直に感動した(笑) -- 名無しさん (2017-09-28 23 01 08) これって、英語タイトルを書いた後に(邦題:『自分以外の全員が犠牲に(以下略))と書いて、書き出しのお決まりの○○を読んで~の後に今日では「ロビンソン・クルーソー」と呼ばれている本です。と書けばさらにスペースを稼げるな -- 名無しさん (2017-10-09 05 59 40) あらすじを説明できない2%のDクラスはなんなんだよ\\\ -- 名無しさん (2017-10-11 23 32 02) 母国語じゃなかったとかなんだよきっと… -- 名無しさん (2017-10-12 00 28 47) ミームの項目がwiki内にあるのにリンクはSCPの方なんだ。直後の注釈用のネタ振りかもしんないけど、注釈単体でもDHMO的なネタとしてちゃんと成立してるから、リンク自体は普通のミームの項目でいいと思う。 -- 名無しさん (2017-12-28 10 01 16) あちこちにちりばめられてる小ネタが面白いw -- 名無しさん (2017-12-28 10 49 25) 面白いけどスマホだとAA見れない… -- 名無しさん (2017-12-28 11 36 00) 『自分以外の全員が犠牲になった難破で岸辺に投げ出され、アメリカの浜辺、オルーノクという大河の河口近くの無人島で28年もたった一人で暮らし、最後には奇跡的に海賊船に助けられたヨーク出身の船乗りロビンソン・クルーソーの生涯と不思議で驚きに満ちた冒険についての記述』 -- 名無しさん (2018-01-30 21 46 21) そういうばその後、セルカークさんを置き去りにした船長はその後、どうなったんだろう? -- 名無しさん (2018-01-31 09 38 16) ↑ セルカークさん「この船沈むんじゃね?島に残ろうぜ」⇒船長・船員たち「はいはいわろすわろす、お前だけでやってな」⇒沈没、ただし船長は生き残ってまた航海に出たそうだ -- 名無しさん (2018-01-31 10 02 01) 『非現実の王国として知られる地における、ヴィヴィアン・ガールズの物語、子供奴隷の反乱に起因するグランデコ・アンジェリニアン戦争の嵐の物語』も相当長いけど、コレの方が上やな -- 名無しさん (2018-01-31 10 12 58) 自分以外の全員が犠牲になった難破で岸辺に投げ出され、アメリカの浜辺、ちくわ大明神、オルーノクという大河の河口近くの無人島で28年もたった一人で暮らし、最後には奇跡的に海賊船に助けられたヨーク出身の船乗りロビンソン・クルーソーの生涯と不思議で驚きに満ちた冒険についての記述 -- 名無しさん (2018-07-10 18 54 15) ドラえもんが急に忍殺語使い始めたとこで笑いが我慢できなくなった -- 名無しさん (2018-07-10 22 17 40) 今年もコレに助けられる子がいるかもしれない -- 名無しさん (2018-07-10 22 49 03) なにんだこれ?wwwww -- 匿名のY (2018-08-12 21 51 22) 大昔の長文タイトルラノベですねこれは… -- 名無しさん (2018-08-31 19 01 20) ロビンソン君が絶望的な状況書き出した後に、「それって逆に考えたらラッキーじゃないの。神に感謝」ってポジティブリストにしていくの好き。そして無人島でも生き延びられるだけの資材がちゃんと流れ着いていただけかなり恵まれていた。というか食人描写がある作品なのだが、最近の児童書だとどうなのかね -- 名無しさん (2018-08-31 19 26 15) ↑5 忍殺は未来世界を描いた作品。ドラえもんは未来から来たロボット。つまり……あとはわかるな? -- 名無しさん (2019-01-11 23 19 09) 来年は東京五輪だし徹夜で実況する必要はないんだがどうするんだろう -- 名無しさん (2019-03-12 19 16 41) 今日初めて気づいたけど所要時間の所に「飛ばしながらだと」と書かれてて草。 -- 名無しさん (2019-06-30 23 24 37) 令和初の8/31。しかし最近の小学校の2学期は8月下旬開始の学校も有るか -- 名無しさん (2019-08-31 15 28 55) あれ、4年に一回編集しなきゃならない項目じゃなくなってない? -- 名無しさん (2019-09-17 17 46 05) ログ化を提案します -- 名無しさん (2020-01-07 19 42 43) [ぼくゴリラ ウホホイウッホ ウホホホホ ウッホホウッホ ウホホホホーイ -- 名無しさん (2020-01-07 21 15 57) あ、変なとこで投稿してしまった。「 「だって時間がなくて「ぼくゴリラ ウホホイウッホ ウホホホホ ウッホホウッホ ウホホホホーイ」は皮肉やネタ抜きにすばらしい短歌だと思う、まじめに。いや記事の主題とは関係ないんだけど -- 名無しさん (2020-01-07 21 17 10) とうとう追記修正か入る年になったか… -- 名無しさん (2020-01-08 00 07 38) とりまミームを通常にしました -- 名無しさん (2020-01-12 22 46 16) そしてリオを東京にした人乙です -- 名無しさん (2020-01-12 22 46 33) のび太に同情されてるけどあらすじ読む限りだとこの人無人島生活を満喫してたっぽいな… -- 名無しさん (2020-01-12 23 29 47) 項目名が長すぎてログ化できない気がする -- 名無しさん (2020-01-12 23 44 17) ↑末尾に(/コメントログ)が必要だけど文字数が満杯なので着けられないし、かと言って本記事と名前が違うとログ化不能か… -- 名無しさん (2020-01-12 23 48 16) ↑別にログ自体は別ページにしてlog=で出来るんだけどさ、それって本wikiのログ化の方針的にセーフなのかってところがね 元ページの子ページでないコメントログってありなのかねアニヲタwiki的に -- 名無しさん (2020-01-12 23 51 09) 「そんな!『ぼくゴリラ ウホホイウッホ ウホホホホ ウッホホウッホ ウホホホホーイ』をえらい人の前で読まなきゃいけないなんて!!」の時ののび太の右手どうなっとんねん -- 名無しさん (2020-01-13 09 27 28) ゲーム最長はDSの自動車教習か何かのじゃなかったっけ -- 名無しさん (2020-01-17 12 14 48) ↑2親指下にしてるんだろう -- 名無しさん (2020-01-18 05 45 58) ↑2 5年前まではね。項目出来てるけど、今は夏色ハイスクル☆青春白書 ~転校初日の(略)だよ -- 名無しさん (2020-02-25 17 40 51) 東京五輪はのび太くん視点だと日中開催だから、やりとりを適当に合わせてみました -- 名無しさん (2020-02-25 19 46 23) ※東京オリンピック延期のお知らせ※ -- 名無しさん (2020-04-03 18 03 43) 一人ぼっちじゃなくて同居人いたからな、下手なことを書くと却ってボロが出る感想文 -- 名無しさん (2020-05-01 21 27 03) ↑11 実際、軌道に乗ってからの生活は読んでて結構楽しそうだった。そうなるまでが大変なんだけど。 -- 名無しさん (2020-05-19 11 15 40) ズッコケ三人組でもロビンソンの名前だけでた -- 名無しさん (2020-07-28 21 49 48) ↑×4 次の開催は3年後という事になるのかな?そうなると3年後ののび太は中2で受験生じゃないから頑張って東京五輪を見尽くす必要性はなくなるな。 -- 名無しさん (2020-08-08 12 57 26) 今年もこの時期がやって来たな…まぁコロナの影響で夏休みはもうどこも明けてるだろうけど -- 名無しさん (2020-08-31 11 45 23) 記事そのものと関係ないネタのためにそこまでこだわらなくてもいいと思うけど -- 名無しさん (2020-08-31 13 18 52) 逆に長文タイトルをネタにしているだけのラノベ作家は、これを見て二番煎じ半端者であることを自覚した方がよいあること -- 名無しさん (2020-08-31 13 50 31) ↑あれ別に「長いタイトルで面白いでしょ?」ってやってるんじゃないぞ。雑誌みたいに掲載作品数が限られている媒介と違って、元が投稿サイト原作だったりするとタイトルの時点で「こういう作品なので好きな人はぜひ読んでください!」とアピールしなきゃ膨大な作品数に飲まれるだけだからああやってる。時代も背景も全く別のものを比べて二番煎じだのなんだの言ってもどうしようもない -- 名無しさん (2020-08-31 14 36 36) 『のび太くん、そろそろこの露骨な尺稼ぎやめにしない?』には笑ったw -- 名無しさん (2021-01-12 13 49 09) 自分、以下略におもっくそ騙されましたw。通称の方が世間に出回っているれっきとした古典作品だったのね -- 名無しさん (2021-02-20 17 52 37) 少し見ないうちにオリンピックの具体的な指定がなくなってた。今のほうがさっぱりしてていいかも -- 名無しさん (2021-03-11 14 49 04) 簡単な原作AAに挟まれた急なアニメの感動シーンの落差で大爆笑しちゃったじゃねぇかどうしてくれるwwwwww -- 名無しさん (2021-03-11 19 23 38) 「それロビンソンじゃなくてチェリーだよ」のくだり好き -- 名無しさん (2021-04-18 22 59 31) のび太君がこの本を普通に読んでもはまりそうだけどな。宝島とか冒険もの好きだし -- 名無しさん (2021-08-31 22 44 14) 後はピカソのフルネーム書いて尺稼ぎとかはあるある。でも本を普通に読むタイプの人からすると「え?別にそんな時間かかんないだろ?1時間もあれば書ける」らしいので慣れだろうな -- 名無しさん (2021-11-13 04 30 09) ゴリラがリンクついてて「?」と思って見に行ったら……本当に受賞しとったんかい!!! -- 名無しさん (2021-11-14 12 56 47) ↑10 こち亀「」 -- 名無しさん (2022-02-06 22 36 04) ↑3「本を読む」のと「感想文を書く」のはまた別の労力なんやで -- 名無しさん (2022-02-06 22 43 45) 某中野陸軍士官学校を舞台にしたスパイものの小説でいかにも(当時の)白人至上主義的な小説と書かれていたな -- 名無しさん (2022-02-06 22 54 41) 正式なタイトルをコピペしてヤ◯ー検索しようとしたら、「検索キーワードは32語までに制限されています。『一人』以降の語句は無視されました。」って表示されて思わず吹いたwwwwww有名検索サービスですら正式タイトル割愛されるってwwwwwwwwwww -- 名無しさん (2022-05-13 21 44 09) 「かたまったら『とうふ』というタイトルをつけて提出するんだ」元ネタはボーボボのギガ戦かな? -- 名無しさん (2022-10-18 21 28 12) 自分以外の全員は犠牲になったのだ……犠牲の犠牲にな…… -- 名無しさん (2023-07-03 22 03 05) ログ化を提案します -- 名無しさん (2024-06-10 14 12 10) こういうのが面白いと思われる時代がかつてあった -- 名無しさん (2024-08-25 15 13 26) ドラえもんネタはやはり面白い -- 名無しさん (2024-08-31 12 30 48) 今年もこの日が来た -- 名無しさん (2024-08-31 12 35 40) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kai21/pages/32.html
バクー 「さあさあ皆さん,お待たせ致しました! 本日はFFIX発売10周年を祝して記念の特別上演会を開きたくと存じます! それでは,会場にらっしゃる皆様も・・・ ロイヤルシートにおられますガーネット女王様も・・・ 今宵,ごゆるりとご鑑賞下さいませ! 第一幕【憂いの王女】 ―コーネリアの街はずれ,森にて 「王女様,旅の支度が只今整いました.今宵,あの夜空に煌く星々も, 我々の旅路を見守ってくれることでしょう」 セーラ 「待って,やはり,私達には駆け落ちをするのは無理なのです・・・. 私はお父様が使わした沢山の男性の求婚を全て断りました・・・」 「その話は以前お聴き致しました・・・が,私めは貴女を窮地から 救ったナイトで御座います.貴女の同伴者になるには申し分ないかと」 セーラ 「ですから,あの男性方と同じ様に・・・貴方のその自慢に似た・・・ ごめんなさい,上手く言えないわ,そういう態度が嫌なのです.それに・・・」 「それに・・・なんです?」 セーラ 「私の大切なリュートを奪ったでしょう?」 「そ,それは・・・」 セーラ 「小さな頃からずっと大事に持っていたものなのに・・・ そしてこれからも,数多の物語を紡ぐ大切なリュートなのに・・・」 「王女様,何を言って・・・.・・・?!追っ手が来ました!早く逃げましょう!」 (男,セーラの大切なリュートを踏み潰してしまう) セーラ 「!!! なんてことを・・・」 「行きましょう!早く!」 セーラ 「いや!やめてガーランド!貴方はいつも自分の都合でこうやって 私の腕を引っ張って・・・,貴方なんか大嫌い! ・・・・・・うっ」 ガーランド 「お前にはしばらく眠っててもらおう・・・. さて・・・どうするか・・・.とにかくあの建物に篭城するしかあるまい・・・」 第二幕【誓いの剣】 ―ディストの城にて 大臣 「一同,控えよ!ハーン国王がお見えなられる!」 フィリップ 「おい,知っているか,リチャード?あの噂のナイト・・・ パンデモニウムという城に篭城したらしいぜ」 リチャード 「ああ,ガーランドだろう?なにやらセーラという娘を手篭めにし, とんでもない計画を立てているとか・・・」 大臣 「そこの二人!私語を慎まんか!国王が在らせられるのだぞ!」 国王ハーン 「まぁ落ち着け,ギガメス・・・.ところでフィリップ,リチャードよ,そなた達の話は真か?」 フィリップ 「はい,国王陛下.我々の住む此処ディストより遥か北方にある エスト・ガザの者に訊いた話であります」 リチャード 「私はコーネリアへ赴き,情報収集をして参りました」 国王ハーン 「エスト・ガザ・・・『宝がある』・・・か.よし,フィリップ,リチャード両名とそれから・・・ カインよ,エスト・ガザへ更に詳しい情報収集に行って参れ」 フィリップ&リチャード&カイン 「はっ!」 ―海洋帆船ブルーナルシスにて フィリップ 「カイン,これがお前の初陣だ,父としても竜騎士団長としても,私はお前の身を案じている」 カイン 「はい,父上」 (海面から触手が勢いよく現われる) リチャード 「?! フィリップ,敵襲だ!」 フィリップ 「なんだあの触手は?もしや,最強の海の魔物クラーケンか?!」 カイン 「父上,危ない!」 (瞬時のところで,カインの『かばう』が父を救う) フィリップ 「カイン!お前と言うヤツは・・・いくら『HP20%アップ』を装備しているからといって・・・. リチャード!ヤツの得意技,スミだ,気を付け・・・」 リチャード 「大丈夫だ!『暗闇回避の術』をつけているからな. それに『カウンター』と『目には目を』で・・・どうだッ!」 (リチャードの強烈な一撃がクラーケンをよろめかせる. その後もカインの『ハイジャンプ』,リチャード&フィリップの 『デビルキラー』でクラーケンの生命力を削っていったが・・・) クラーケン 「フォフォフォ・・・水のカオス,クラーケンをここまで追い詰めるとは大した奴らよ! だが・・・この奔流には耐え切れるか!」 (奔流が帆船を打ち砕き,3人は瞬時に瀕死状態になる) フィリップ 「フッ・・・この時を待っていたぞ・・・今だ,皆,『突撃』だ!」 クラーケン 「それは俺の台詞だ・・・食らえ」 (フィリップ,『ブレイズ』をかけられクラーケンの通常攻撃によりあっけなく即死してしまう) カイン 「ち・・・父上ー!!!」 リチャード 「バカヤロウ!フィリップのヤツめ・・・.『熱せず冷ませず』を何故装備しておかなかったのだ・・・」 クラーケン 「ファファファ!ガーランド様の秘密を知ろうとする者はこうなるのだ!次はお前だ,リチャード・・・」 カイン 「許せない・・・許せないぞ・・・僕の父さんをよくも・・・」 (カインの体から紫色の光が放たれる) 「トランス!」 リチャード 「お前,その格好・・・そうか,お前は『選ばれし者』だったな.更にお前のトランスの能力は・・・」 (ダメージ限界突破しながら連続ジャンプをするカイン,あっけなくクラーケンを倒す) ―エスト・ガザ近辺の浜辺にて カイン 「父上,父上,父上ーッ!」 リチャード 「カインよ・・・.本当に死を迎えた者は, 我々にはどうする事も出来ぬ・・・だから最後に・・・ せめてフィリップを素直な気持ちで大声で叫んでやれ・・・」 カイン 「お父さーーーーーーーーーーん!!!」 (カインの叫び声が,エスト・ガザ浜辺の冷たい空気によって響き渡る. 一旦幕が閉じ,ややあって) リチャード&カイン 「この土が貴方にとって軽くありますよう」 リチャード 「カイン,もうお前は一人立ちすべき時だ」 カイン 「分かっています.涙を勇気にかえて」 リチャード 「では・・・同じ戦友として,誓いの剣をかざそう」 (交差する剣がちょうど陽の光と重なりあい一時の煌きが辺りを照らす) 第三幕【魔法は心】 ―エスト・ガザ,祭壇にて 「あの,そこのお方,輝く島ってご存知かしら?」 リサ 「な~に,アンタ?この男に興味あるわけ?正直ウルサイだけよ」 ガッツ 「おいリサ,そんなこと言わないでさ,もっと俺と・・・」 リサ 「きゃっ」 「・・・これも恋の一つなのかしら?」 司祭 「これこれ,そこの娘さん」 「はいはい?」 司祭 「今,輝く島と言っとったの?」 「そうよ,フィガロ王から特別指令で私ともう一人が視察に来ているわ」 司祭 「そうじゃったか.ならばここの奥にから行ける展望台に行きなされ」 ―エスト・ガザ,展望台にて 「ティナ!どこにいるかと思ったらここに・・・」 ティナ 「ええ,セリス,ここから輝く島が見えたから」 セリス 「あそこから・・・行けるのね」 ティナ 「ええ,パンデモニウムのある,テラという場所へ・・・」 セリス 「ところでティナ」 ティナ 「なに?」 セリス 「さっきからふかふかしている,そのモーグリは一体・・・?」 ティナ 「あっ,彼女はモリシアちゃんって言ってモーグリの中でも一番の美人なのよ! ほら!こんなに肌が綺麗!」 セリス 「とにかく,あそこに行くためにはどうしたらいいのかしら?」 ティナ 「分からないわ.あそこに見える扉に入れば何か分かるかもしれない」 ―グルグ火山にて リチャード 「カイン!気をつけろ!ここには『フリーズ』『ヒート』の効果を持つ 攻撃を仕掛けてくるモンスターが沢山だ!『熱せず冷ませず』は必ず装備しておけ!」 カイン 「はい,リチャードさん!」 リチャード 「『いつでもヘイスト』で手早く戦闘を切り抜ける!それが戦法だ!後,物理タイプには 『忍者の教え』も忘れるな!」 「もう一つ言わせてもらうと,攻撃魔法タイプには『いつでもリフレク』と『リフレク倍返し』と」, 「回復魔法タイプと召喚を使える人には『精神統一』と『リフレク貫通』と『おうえん』も必須ね」 リチャード 「君たちは・・・そうか,セリスとティナ,だな?剣と魔法を同時に使える戦士として聞いている, 助太刀頼むぞ!」 セリス&ティナ 「百も承知!」 ―グルグ火山,抽出場にて ティナ 「あれってエーコちゃん?」 セリス 「もうすぐ始まるのね,『テラホーミング』というのが・・・」 カイン 「テラホーミング?!どこかで聞いた様な・・・」 リチャード 「静かにしろ.遠い星へ移住するという,テラの民が仕組んでいる事のようだ」 ティナ 「マディーン・・・お父さんを思い出すわ・・・」 (エーコの周りにいる人物たちとエーコ自身も舞台からいなくなる) セリス 「皆が去った!急いで後を追いましょう!」 「カンタンに通れると思ったら大間違いでおじゃる」 「カンタンに通れると思ったら大間違いでごじゃる」 一同 「?!」 (醜い魔物の成れの果てになったメルティジェミニが渾身の力で, 四人に,猛毒パウダーをかける) 「危ない!」 (突如現われた金髪で隻眼の女戦士は, 『ショック』で一瞬でメルティジェミニを討った・・・のだが,それは決定的なミスだった. 四人の内,三人,カイン,ティナ,セリスは毒系攻撃を完全に防ぐ『毒味の術』を装備していたが, 攻撃力特化のアビリティばかりを装備していて『魔石力』を大幅に消費していたリチャードは・・・ 状態異常を防ぐアビリティは『熱せず冷ませず』しか付けていなかったのだ) カイン 「リチャードさん!」 セリス 「しまった・・・魔力がもうない!大体アンデットが多すぎなのよ!」 ティナ 「セリス,落ち着いて・・・毒消しや万能薬,エーテルも無いわね,お手上げだわ」 「私のエスナできっと解除できるはずです」 辺りが流星の如く,煌いた. セリス 「きれい・・・」 ティナ 「これが『聖白魔法』というものなのね・・・.人を傷つけるだけの魔法ではなくて, 体を癒す魔法・・・.貴女は?」 カイン 「かっこいい・・・」 「いえ,私はベアトリクス.こんな姿をしていますが,アレクサンドリアの一介の戦士に過ぎません. それに・・・『泣く子も黙る冷血女』『百人斬りのベアトリクス』の異名 を持った血塗られた過去があるのです」 セリス 「似ている,私に・・・」 ベアトリクス 「そしてこのベアトリクスという名の本当の意味・・・それは『女戦士』,そのままでしょう?」 ティナ 「いいえ,そうでも貴女だけが使えるその魔法は,人の体だけではなく心も癒せると思うわ」 ベアトリクス 「何故そうおも―」 リチャード 「うっ ぐふっ」 カイン 「?!」 リチャード 「ベアトリクスよ・・・私の体は癒せなかったようだが,私はその事を決して悔やみはしない. ただ・・・ティナの言う通り,心の癒しにはなったようだ・・・ありがとう・・・」 ベアトリクス 「そうか・・・エスナでは猛毒は解除出来なかったんだ―」 リチャード 「悔やむな.そして皆よ,私と共に戦ったことを忘れないでいて欲しい. それから,親友の息子カインを頼むぞ」 カイン 「リチャードォォォ!!!」 アリア【悲しみのファルガバード~魔法で夢の世界を】 バクー 「エスト・ガザ,グルグ火山にて実の父フィリップと父同然に想っていたリチャードを 亡くして悲しみに暮れるカインと,血塗られた過去を背負いながらも,ティナに 己のみが使える聖白魔法の存在に気付かされ,改めて使命を全うとするベアトリクス・・・. 剣と魔法,両者は果たして人々に何をもたらすのか―――? (エスト・ガザ,「祭壇」にて,カインがFFIIIの「隠れ村ファルガバード」に合わせて歌う) 武器は血を流す物なのに どうして人は武器を持つ? ♪ 誓いの剣を 立てた それなのに ♪ 争いの種が 尽きぬ どうして? ♪ 武器の誓いは所詮 血を流すだけのもの ♪ それなら僕はこの剣を 今こそ砕いて平和を ♪ (間奏,この間,カインが剣を砕こうと斧を持って来て,数回叩く) ただ争いを避けたいだけなのに どうして剣を砕けぬままなのか ♪ 砕く為の 斧が また武器 ♪ 争い砕く そうか 分かった ♪ 剣を取った人には 血塗られた道を歩むだけ ♪ 剣を取った僕には 夢見た地には行けぬのか ♪ (間奏,この間,カインが跪き助けを請うポーズで手を伸ばしたまま幕が閉じる.) (グルグ火山,「(ヒルダのいる)室内」にて, ベアトリクスがFFIIIの「ドーガとウネの館」に合わせて歌う) クロマで 傷つけ シロマで 癒して ♪ 恐れを解き 勇気を出し 相手を見て 心開き 言葉を念じて唱えてみて見て下さい ♪ 疲れ休め 気持ち汲み 相手を聴き 心結び 言葉を念じて唱えてみて見て下さい ♪ それが魔法 (魔法は心) ♪ まずは理解する事かしら? (そうすればきっと) 争いなんてきっと起こらないはず ♪ (間奏,この間,ベアトリクスが白魔法ジュエルで輝く原石を取り出し, 奈落から現われたカインに渡す) 素敵に 弾いて 綺麗に 描いて ♪ 澄んだ心 古錆びたリュートで 私を聴き 素敵な旋律を奏でてみて見て下さい ♪ 澄んだ心 赤茶けた絵筆で 私を描き 綺麗な絵画を描いてみて見て下さい ♪ それが魔法 (魔法は夢) ♪ 素直になりなさい (私が魔法で) 夢見た地に私が誘ってあげる ♪ (カインとベアトリクス,手を繋いで黒魔道士の村へ) 第五幕【美しき星の息吹】 ―コスモキャニオンにて 「わしには見える,例の居城に棲み込んだガーランドとやらの企みが・・・」 「じっちゃん,何,その"企み"って?」 「良いかナナキ,この星々の中心にはライフストリームを司る『クリスタル』が存在する・・・ 我々がいるこのガイアも,テラもそうじゃ」 ナナキ 「テラって,あのガーランドがいるパンデモニウムがある星のこと?」 「そうじゃ.どれ,わしの天文台で星命学を説くとするかの」 ナナキ 「じっちゃん,このホログラフィ,ウイユヴェールでジタンが見たのとおんなじだ」 「ホーホーホウ.よく気が付いたな.ホレ,見て分かるように,赤 い色をした玉が 青い玉に今にも溶け合わさる様じゃろう?これが正にガーランドの企み,『融合』なのじゃ」 ナナキ 「じっちゃん・・・オイラよく分からないよ」 「ナナキよ,今多くの戦士たちがガーランドの企みを阻止しようと テラに行こうとしている・・・ お前は立派な戦士を目指している強き志を持つ者・・・. お前も『選ばれた者』に違い無い,行くのだ,輝ける島へ」 ナナキ 「でも皆,どうやって行くのか分からないままでいるよ」 「心配するなナナキ・・・わしの本"星誕生の謎"を紐解けば自ずと 分かる.さぁ携えて,旅立って,仲間の元へ」 ナナキ 「分かったよ,じっちゃん!」 (ナナキが旅立った後"じっちゃん"は) 「予言者ルカーン様,私めの役割はこれで良かったでしょうか?」 ルカーン 「ブーゲンハーゲンよ,そなたの星読みの力,しかと見届けた.こ れからは・・・」 ブーゲンハーゲン 「ええ,私は永遠の眠りに就きます」 (ルカーン,ブーゲンハーゲンの額に手をかざし) ルカーン 「そなたの記憶,無駄にはせぬぞ」 ―黒魔道士の村にて カイン 「あれ?ここは,変わった格好の人が一杯・・・」 ベアトリクス 「ええ,ここは黒魔道士の村という場所.かつて,とある大陸全土に混乱をもたらした・・・」 (ベアトリクス,かなり小声で) ベアトリクス 「クジャに『霧』を利用して作られた人々が住む村なのです」 (カインもかなり小声に) カイン 「霧って何ですか?」 ベアトリクス 「北西のずっと先の方に樹が見えるでしょう?あれが『イーファの樹』と呼ばれる魔法樹」 (黒魔道士の村とイーファの樹の中間点付近,コンデヤ・パタの エーコイベントの回想シーンが流れつつ) ベアトリクス 「あのイーファの樹の根元から湧き出るものが霧であり, そして霧は私たち人間の精神を乱すものなのです」 カイン 「だから混乱をもたらしたのですね・・・.とある大陸ってきっと"霧の大陸"・・・?」 ベアトリクス 「貴方は飲み込みが速いですね.そして実はあのイーファの樹を植えたのが・・・」 カイン 「まさか・・・ガーラン・・・」 黒魔道士24号 「あの・・・あなた方は,二人で一体何の話を・・・」 (回想終了) ベアトリクス 「いいえ,何でもありません,それより宿屋をお借りしたいのですが」 黒魔道士24号 「あっ,それなら234号くんがやっている奥の建物がそれだよ」 ―黒魔道士の村,宿屋にて カイン 「そういえばティナとセリスはどこへ?」 ベアトリクス 「彼女達の事なら心配ありません.エスト・ガザ付近に止めてあったファルコン号という 飛空挺で,フィガロ城へ帰ったそうです」 カイン 「え?でも二人はテラを目指していたんじゃ―」 ベアトリクス 「それも大丈夫.なんでも一人,強力な仲間を私たちの元へ送ってくれるそうです」 (カインのみにスポットライトが当てられ,FFVIの「ん?2」が流れ) カイン 「あれ?"私たち"って・・・ベアトリクスもひょっとして,『選ばれた者』?ひょっとして, 彼女もトランス出来たりするとか?・・・ゴクッ」 (「ん?2」終了,ここで強制『ATE』"とある廃墟にて"発生) 「これが召喚壁ってヤツか.星々の中心に位置する『クリスタルから生まれクリスタルを守る高エネルギー体でありクリスタルに蓄積された記憶が具現化した存在が召喚獣』・・・.俺には何の事かさっぱりだが,そうか,『記憶』・・・.絶対に失わせやしないさ」 (この台詞を言っている人物は,召喚壁に遮られ見えなくなっている) ―黒魔道士の村,墓場にて カイン 「号って,何か・・・」 黒魔道士288号 「ぼくらは兵器として作られた命・・・.いや命ですらないのかも しれない.でもね,そういうぼくらが 自我に目覚め,自分たちの運命を知ることで,生きるっていう意味が分かりかけた・・・.だから,チョコボを育てたり,絵を描いたり,音楽を聴いてみたり,店を経営してみたり・・・色々なことをし始めたんだ.もしかしたら,ぼくらは残り僅かな命を逆算して生きているんだろう」 カイン 「逆算,ですか」 黒魔道士288号 「そう・・・それはぼくらだけに限らず,きみ達にも言えることなんじゃないかな? あ,そうそう,今宿屋で素敵な音楽が流れているから行って見るといいよ」 第六幕【運命を見つめればこそ】 ―黒魔道士村,宿屋にて カイン 「あっ,ベアトリクス・・・こんな所に」 ベアトリクス 「彼らの"運命"と,私達の使命が分かったでしょう?」 カイン 「はい.それと・・・」 ベアトリクス 「ええ.とても綺麗な音楽ですね」 (宿屋にて,FFIIIの「ドーガとウネの館」が流れている) 黒魔道士123号 「ボクが最初にこの"おんがく"をきいたときに,だれかの声が聞こえたんだ」 ベアトリクス 「・・・声,ですか?」 黒魔道士123号 「えっと・・・このどうぐを持っていたら,とつぜん聞こえたんだ」 (カイン,興味深そうに見てから) カイン 「見せて見せて!」 モグタロー 「ちょっと!その前におれに説明させてくれ!」 『ドーガの魔導具』・・・ [人が魔道を求むるは,その生きるがためなり. 人が夢をうみ出すは,その生きたがためなり] 『ウネの夢幻鏡』・・・ [体が死んでしまっても,魂は滅びやしないよ・・・] モグタロー 「じゃぁなっ!」 カイン 「あのモーグリは一体・・・」 ベアトリクス 「二つとも,とても意味深な言葉・・・」 (ベアトリクスの発言に反応して) 「そこのお二人さん」 ベアトリクス 「?!」 黒魔道士123号 「あ・・・あの時の声だ・・・」 「・・・わしらは『チョコボの桃源郷』から呼びかけておる」 「そうさ,ここは隠者として暮らすにはもってこいだねぇ,ドーガ・・・」 ドーガ 「全くだ,ウネよ・・・.それはそうと,今そなたらの元へ一人の戦士をつかわしたのだ」 ウネ 「正直,いちゃついていた所に呼びかけたのはまずかったのだろうけど,世界の危機だからねぇ, しょうがないさ」 ドーガ 「そしてカインよ,そなたの決意は固まっておるようじゃな?」 カイン 「はい.僕・・・いえ,私は試練の山へ赴き父を超える竜騎士になるよう技を磨きたくと思います」 ドーガ 「まずはデザートエンプレスへ向かえ・・・そこから試練の山へ迎えるはずだ」 カイン 「はい」 ウネ 「気をつけて行くんだよ・・・.あとこれを渡しておくよ.きっとあんたたちの旅路の助けになる」 (「ドーガとウネの館」から流れている蓄音機から発せられる音から,カインの手元に竪琴が現われる) カイン 「こ,これは・・・」 ウネ 「それは"ノアのリュート"・・・大事に持っていくんだよ」 カイン 「はい.では・・・皆さん,私はこれより修行しに行って参ります」 ベアトリクス 「どうか,ご無事で」 ベアトリクス 「私もここを発たなければ・・・」 黒魔道士288号 「彼の"逆算"に触発されのかい?」 ベアトリクス 「それもありますが,一度会わねばならない方がいらっしゃるのです」 黒魔道士288号 「それは・・・きみの大事なひと?」 ベアトリクス 「いっいえ!そうではありません!私はリンドブルムに行くのですよ―」 (ここで幕が閉じ,ATE"4本腕の男の憂鬱"と"振りカエルとヤツがいる"が発生,来場客に多数決で選ばせる) "4本腕の男の憂鬱" ―バイル島にて 4本腕の男 「ふゥ,やっと3匹撃破したぜ・・・.しかし何だコイツら?可愛い顔して猛攻をしかけてきて・・・ オレもう泣きそうだよ・・・」 「なーに言ってんだよ!」 4本腕の男 「んー? もしかして噂の泥棒か?」 「ど・ろ・ぼ・う? 俺を呼ぶならトレジャーハンターと言ってくれ! とにかくここから脱出するぜ!」 4本腕の男 「ダメだ! オレはここでレベルを上げに・・・」 「こいつら・・・ヤーンはウイルスパウダーを使ってくる!『ウイルス状態になると経験値が入らない』んだぞ!」 (そう言いあっている内に) 「はないき」 4本腕の男&トレジャーハンター 「うおァ~~~!」 "振りカエルと奴がいる" ―試練の山にて カイン 「この橋を渡れば僕は本当の竜騎士の称号を得られるはず・・・」 「誰だ,私に話しかけてくるのは・・・」 (カイン,後ろを振り返るが誰もいない,前を向きなおし前身) カイン 「父さん,母さん,見ていてくれ・・・」 「我は大地の力を食らう者なり・・・」 (同上) カイン 「修行が終わったら,必ず皆の下へ・・・」 「貴様の様な下等な生命がテラへ向かって一体何とする?」 (カイン,フェイントをかけ,声の正体をみやぶる) カイン 「お前は一体何者だ」 「我が名はリッチ・・・ガーランド様の配下の土のカオ・・・」 (リッチが言い切らないうちに,カインは橋から突き落として転落死させる) カイン 「フッ・・・哀れな男の使い魔のあっけない死か.笑えるな」 第七幕【お前が行くからさ】 ―カナーンにて (ひと組の男女が村の入り口で何やら言い合っている.女,取り乱したように) 「デッシュ!あなたはまたどこかへ行ってしまうの?!」 デッシュ 「ああ・・・どうやらもう一つの使命が俺をそうさせるらしい.サリーナ,悪りぃ・・・ また独りにさせてしまうな・・・.だけど俺は必ず戻ってくるからな!それまで・・・」 (デッシュ,サリーナの方を一度振り返り) デッシュ 「泣かないでくれよ・・・」 サリーナ「デッシュ!」 (デッシュ,サリーナに背中を見せたままカナーンを走り去る) ―ブレアサパス平野にあるク族の沼にて (二人の男が沼を歩いている) 「なぁロック,俺たちが向かわなきゃいけない場所ってどこなんだ?」 ロック 「あぁ,パンデモニウム城の事だろ?仲間に聞いた話だが, 『輝く島』ってところから行けるらしいぜ.でもその輝く島へ行く手段が 分かってないんだよ,ギルガメッシュ.何ならあのモーグリに訊いてみるか?」 ギルガメッシュ 「それが一番いいな!困った時は誰かに訊くのが一番だぜ. もう次元の狭間をうろつくのはコリゴリだよ・・・」 ロック 「え?今なんて・・・」 ギルガメッシュ 「いーや,何でもない!そ,それよりモーグリモーグリ!」 ロック 「ああ,そうだな・・・」 (ロック,近くにいるモーグリに訊く) ロック 「なぁ,俺たちの行き先を教えて欲しい」 モグタロー 「そんなに人を頼りにしてちゃ,一流の冒険者にはなれないぞ!」 ロック 「まぁそう言わずにさ・・・これならどうだ?」 (ロック,モグタローに何かを差し出す) モグタロー 「そ・・・それはクポの実!!!くっ・・・食べ物で釣るとは・・・. 仕方ない,飛空挺の操縦方法だけ教えてやる!」 ロック&ギルガメッシュ 「何でそれなんだよ・・・」 (うなだれる二人の後ろから青い服の女が現われ) 「飛空挺操縦大事!」 ロック 「うわっ!何だよいきなり!」 ギルガメッシュ 「隻眼の女・・・.お前なのか,百人斬りのベアトリクスというのは・・・」 「否!ベアトリクス既飛空挺乗挺」 ロック 「飛空挺にベアトリクスが?!それなら急ぐぞ!」 ギルガメッシュ 「お,おい,ロック!」 (降下し着陸したヒルダガルデ3号に乗り込む3人) ―ヒルダガルデ3号ブリッジにて ベアトリクス 「これで5人集まったわけですね・・・」 ヒルダ 「そうですね・・・.ギルガメッシュ,ロック,風神,そして私とベアトリクス」 ギルガメッシュ 「なーんか楽しくなってきたなぁ?」 ベアトリクス 「楽しいのは結構ですが,私たちは残る3人の仲間を捜し,そして『4つの祠』へ 行かなければなりません」 ロック 「残る3人の仲間って誰のことなんだ?」 ヒルダ 「多分,イプセンの古城で4枚の鏡を手に入れてくれているのだと思います」 ギルガメッシュ 「なーるほど!じゃあ行こうぜ,イプセンの古城へ!」 ベアトリクス 「西のハーデリス盆地へ!」 エリン 「はいっ!」 (ヒルダガルデ3号,イプセンの古城へ) アリア【月夜の名残~絆を求めて】 バクー 「続々とガイアにやって来る『選ばれし者たち』.彼らの共通する目的とは, パンデモニウムに篭城したガーランドからコーネリアの王女セーラを救い出す事だった. 今,残りの3人の仲間たちを探すために乗組員の心は結束する――― (黒魔道士の村で数人の黒魔道士たちが, 「止まった」仲間のことを偲びながら,FFVIの「墓碑銘」に合わせて歌う) 光を失くした瞳 (みつめて) ♪ 私あなたの手をとり (包んで) ♪ 空を見上げれば (蘇る想い) ♪ 友よ安らかに眠れ (静かに) ♪ そばにいる ♪ (ここで背景のみが変わり,飛空挺ヒルダガルデ3号の「デッキ」に.ここで, 二人の黒魔道士が衣を解き,1番をベアトリクス,2番をヒルダがFFVIの「仲間を求めて」に 合わせて歌う.黒魔道士とは,実は乗組員のことだったのだ) 1. 限りあるこの命 ♪ 今あなたのもとへ行く ♪ 永久(とわ)に続くこの絆 ♪ 誰にも断ち切れはしない ♪ (*) 耳に聞こゆるは (仲間たちの声) ♪ 今私は飛び立つ ♪ 絶望の丘から光の中へ ♪ 2. 孤独という名の呪い ♪ この私が解き放つわ ♪ 仲間という名の祈り ♪ 共にいられる幸せ ♪ ((*)をもう一度) (ヒルダガルデ3号,ハーデリス盆地へ降下する) NEXT 戻る
https://w.atwiki.jp/karmin/pages/9.html
@wikiにはいくつかの便利なプラグインがあります。 アーカイブ コメント ニュース 動画(Youtube) 編集履歴 関連ブログ これ以外のプラグインについては@wikiガイドをご覧ください = http //atwiki.jp/guide/
https://w.atwiki.jp/pokemonpurabbs/pages/44.html
有名人 ところてん 過去に億千にも及ぶ無駄スレを立てまくり短期間で知名度は右肩上がり。 +板にて最もクオリティーを下落させている消防であり +板にて最も有名であろう人物。 余りにも有名な為に、彼の名前を利用する偽物が続出。 この現象を彼に対する尊敬、憧れからくる思念の表れだと 解釈する者も多数居るが それと同時に嫉妬の眼差しを向ける住民達も居る。 また流行語、女子「また~ところてんがクソスレ立てたの~」 を生み出すという偉業を成し遂げた。 今現在、彼は姿を眩ましている。 ちなみに最近ところてんと名乗るものがいて、そいつによれば ROMってるだけでよく来てるらしい。 書き込まなくなったのは飽きたらしく 最近はVIPにはまってるとの事だった。 彼が見ているならこれから頑張って行きたい ・・・と思っていたらもうROMるのを止めてしまうらしい。 ちなみに彼はおそらく本物で、いなくなってしまうのは とても残念である。 彼がいなくなってもその意思は残して行きたい。 ※過剰な表現が多少含まれております。 ※画像はイメージです。
https://w.atwiki.jp/pokemon-bw/pages/24.html
役に立つ人達 基本的には用途+ストーリ進行順。 用途 名称 場所 備考 ポケモン/技 なつき度を教えてくれる人 シッポウシティポケモンセンター右の建物 先頭ポケモンのなつき度を教えてくれる なつき度を教えてくれる人 セッカシティだいすきクラブ 選んだポケモンのなつき度を正確に教えてくれる マッサージ師 ヒウンシティポケモンセンター右の通り、左側ビル1階 1日1回ポケモンのなつき度を上げてくれる 個体値判別(ジャッジ) ギアステーション(バトルサブウェイ)入口付近( 初回ED後出現 ) 手持ちのポケモンの個体値の合計値を大まかに教えてくれるまた、一番個体値が大きい能力も教えてくれる前作と違い、一番大きい能力が複数ある場合は一度に全部言ってもらえる 努力値MAXかどうか判別する女の子 ソウリュウシティポケモンセンター上の民家 先頭のポケモンの努力値の合計が上限(510)に達している場合のみ「ものすごくがんばったのね!」と言うそれ以外の場合は「まだまだがんばれるって感じね」(前作と違ってがんばリボンはもらえない) めざめるパワーのタイプ判別 フキヨセシティポケモンセンター めざめるパワーを覚えた時、どのタイプになるかを教えてくれる わざわすれオヤジ フキヨセシティポケモンセンター右下の民家 技を忘れさせられる。秘伝技は基本的にここでしか忘れられない メモリアルガール(わざを思い出させてくれる女の子) フキヨセシティポケモンセンター右下の民家 ハートのうろこ1枚につき、そのポケモンが今のレベルまでに覚える技を1つ思い出させてくれる(覚えるのをあきらめた技もここで思い出せる) わざ教えの家(合体技) ホドモエシティマーケット右の民家 御三家に特殊な合体技(ほのお・みず・くさのちかい)を教えてくれる わざ教えの家(ドラゴン最強技) ソウリュウシティポケモンセンター左上のシャガの家1階(ED後) ドラゴンタイプのポケモンにドラゴン最強技(りゅうせいぐん)を教えてくれるただし、なつき度が最高でないと教えてくれない わざ教えの家(究極技) 13番道路 御三家に究極技(ハードプラント・ブラストバーン・ハイドロカノン)を教えてくれる デオキシスのフォルムチェンジ シッポウシティ博物館 デオキシスを手持ちに入れて隕石を調べるとフォルムチェンジできる ロトムのフォルムチェンジ 9番道路ショッピングモール ロトムを手持ちに入れて倉庫のダンボールを調べるとフォルムチェンジできる お金稼ぎ 買取屋(食材) 5番道路最初の車内 食材を高額で買い取ってくれる(かおるきのこ、ジュース等)ヒウンアイスやもりのヨウカンはここで売ると大もうけできる 買取屋(鉱石) セッカシティポケモンセンター 鉱石(換金アイテム系で無機質なものほぼすべて)を高額で買い取ってくれる(きんのたま、しんじゅ、進化の石等) 買取屋(遺跡品) サザナミタウンブルジョワール家主人 海底遺跡で手に入るアイテムやビードロを高額で買い取ってくれる 買取屋(ホネ) 18番道路高台の小屋の奥 きちょうなホネを高額で買い取ってくれる アイテム関連 ほしのかけら→ポイントアップ 週末(土・日)のカナワタウン(ライモンシティのバトルサブウェイから行ける町) 何度でも可 交換人数に応じてアイテムをくれる黒服 ヒウンシティポケモンセンター左上 自分以外のIDの数に応じてアイテムをもらえるこうかくレンズ(5),かわらずのいし(10),フォーカスレンズ(20),こだわりスカーフ(30)ポイントマックス(40),マスターボール(50以上) ポイントアップをくれる清掃員/芸術家 バトルサブウェイシングルトレイン終点バトルサブウェイスーパーシングルトレイン21連勝後のホーム ポイントアップを1つくれる。会うたびにくれる ふしぎなアメをくれるエリートトレーナー♀ バトルサブウェイスーパーシングルトレイン28連勝後のホーム ふしぎなアメを1つくれる。会うたびにくれる ハートのウロコをくれるお嬢様 ホドモエシティポケモンセンター左の民家 おねえさんが見たいわざを覚えているポケモンを連れて行くと、ハートのウロコをくれる要求されるわざはわざ・ひでんマシンで覚えられるわざのみ?1日1回 ハートスイーツをハートのウロコに交換 フキヨセカーゴサービス ウェイトレスに話すとハートスイーツ10枚とハートのウロコ1枚を交換してくれる何度でも可 化石をくれる作業員 ネジ山 ふたのかせき、はねのかせき以外の化石(ひみつのコハク等)をランダムで1個くれるもらえるのは 初回ED後 のみで、1日1回作業員自体はクリア前からいる Lv差でアイテムをくれるだいすきクラブ会長 セッカシティだいすきクラブ 見せるポケモンの初期Lvと今のLvの差が一定以上だとアイテムをくれるもらえるのは各アイテム1度のみ詳しくは下記参照 その他 文字表示変更お姉さん カノコタウン主人公宅の左 ゲーム中の文字表示を「漢字」か「ひらがな」に変更できる お気に入りのポケモンを聞いてくるお姉さん ヒウンシティポケモンセンター 先頭のポケモンがお気に入りかどうか聞いてくる「はい」と答えた場合、そのポケモンがグローバルターミナルのミュージカルショットやバトルビデオのプロフィール欄に表示される。何度でも変更可能 姓名判断師 ヒウンシティセントラルエリア~4番道路間左側ビル1階 ポケモンのニックネームを変更してくれる(親が自分であるポケモンのみ) ジムバッジお姉さん カゴメタウンポケモンセンター ジムバッジ獲得時のパーティメンバーを教えてくれる だいすきクラブの会長メモ あげたレベル 会長の台詞 もらえるもの 0 ちっとも育ってないねぇ なし 1~24 わずかだが確かに君の愛情が感じられるね 25~49 結構そだてたんだねぇ 愛情あるねぇ がくしゅうそうち 50~98 かなり育てたんだねぇ 愛情感じるねぇ きよめのおふだ 99 すごく育てたんだねぇ 愛情たっぷりだねぇ おうじゃのしるし だいすきクラブのなつき度を教えてくれる人 なつき度 台詞 0 ひょっとして あなた…… ▼とっても 厳しい 人?すごく 嫌われている 感じ…… 5~45 うーん……あんまり 好かれていないかも 50~95 良くも 悪くもなく……普通の 関係って 感じ 100~148 うん すこし なついてる……そんな 雰囲気ね 151~199 なついてるわねあなたといるのが うれしいのね 202~254 かなり なついているわね!あなた 優しい 人なのね! 255 とびっきり なついているのね!みてる あたしが ジェラシーよ! シッポウシティのなつき度を教えてくれる人 なつき度 台詞 0~65 うーん……まだまだ これからって 感じね 70~118 ちょっぴり なついている……そんな 感じかしら 121~255 あなたに なついているのね一緒にいると しあわせ なんだ -