約 2,618,102 件
https://w.atwiki.jp/yugioh_dl/pages/63.html
ここでは、デッキをスキル別に分け、整理しています。ゲーム内デッキ編集のスキル情報での並びと同じ順で並べています。 汎用スキル 〔バランス〕 【OZオート】 【メテブラオート】 【バランス氷結界】 〔リスタート〕 【創造の代行者 ヴィーナス】 固有スキル DMデュエリスト 闇遊戯 〔ディスティニードロー〕 【バニラスタン】 【死皇帝の陵墓】 【心眼の祭殿】 〔闇の力〕 【墓守】 海馬瀬人 〔頂に立つ者〕 〔粉砕!〕 【ナチュル】 【レッドアイズ】 城之内克也 〔ラスト・ギャンブル〕 【ラスギャン害悪】 孔雀舞 〔ハーピィの狩場〕 【ハーピィの狩場】 【狩場サクリ】 〔香水戦術(アロマ・タクティクス)〕 【アロマヘイズ】 真崎杏子 〔ライフコスト0〕 【デビフラ1キル】 武藤遊戯 〔じいちゃんのカード〕 【凡骨エクゾディア】 インセクター羽蛾 〔フライング寄生〕 【フライング寄生】 【肥大化バーン】 ダイナソー竜崎 〔恐竜王国〕 【恐竜王国】 梶木漁太 〔海の伝説〕 【海の伝説】 闇マリク 闇バクラ 〔ウィジャ盤〕 【ウィジャ盤】 バンデット・キース 〔スリカエ〕 【サンドラサクリ】 イシズ・イシュタール リシド 〔終わらない罠地獄〕 【レッドアイズ】 ペガサス・J・クロフォード 〔マインドスキャン〕 【軍曹コントロール】 〔増刷〕 【増刷害悪】 海馬モクバ 〔モンスターチェンジ・進化〕 【進化ガンドラ】 迷宮兄弟 〔三星降格〕 【三星リボルバー】 【三星ブラマジ】 【三星忍者】 パンドラ ゴースト骨塚 エスパー絽場 本田ヒロト 〔やるときゃやるぜ!〕 【ピラニア1キル】 光と闇の仮面 GXデュエリスト 遊城十代 ヘルカイザー亮 エド・フェニックス ヨハン・アンデルセン 万丈目準 〔行けおジャマ!〕 【心眼の祭殿】 天上院明日香 クロノス・デ・メディチ 三沢大地 ティラノ剣山 丸藤翔 ユベル 斎王琢磨 5D sデュエリスト 不動遊星 クロウ・ホーガン 十六夜アキ 龍亞 龍可 牛尾哲 ジャック・アトラス DS鬼柳京介 DSカーリー渚 関連ページ
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/15760.html
登録日:2011/02/06(日) 10 36 10 更新日:2024/08/11 Sun 10 38 20 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 DT再録 E・HERO F・G・D HERO LEGENDカード STARTER BOX新規収録カード サイバー・ドラゴン ロマン 主人公御用達 乗っただけ 原作出身 原初の魔法 召喚法 合体 融合 通常魔法 遊戯王 遊戯王OCG 遊戯王ラッシュデュエル 魔法カード もしかして→ユーゴ 魔法カード、発動!! 「融☆合」!! 《融合》とは遊戯王OCGに登場するカードの一つである。 《融合》 通常魔法 (1):自分の手札・フィールドのモンスターを融合素材とし、融合モンスター1体を融合召喚する。 (1):自分の手札・フィールドから、 融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、 その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。(第9期でのテキスト) 【概要】 EXデッキに用意するモンスターである融合モンスターを特殊召喚できる最も基本的なカード。 原作での《融合》は文字通り2体以上のモンスターを融合させて、その場で新しいモンスターを生み出す効果だった。 単に「乗っただけ」という安直なものから、素材のいいとこどりをするロマン合体、果ては「敵に反対の性質のものを融合させて弱体化」まで様々な手段で用いられた。 モンスター同士の融合は当時、ドラゴンクエストモンスターズやモンスターファームなど様々なゲームにおいて目玉となっていたシステム。 そしてカードゲームは当時、MTGやポケモンカードという先駆商品の爆発的なヒットにより、「万札を印刷してるようなもん(当時のMTGに言われていた皮肉)」とまで言われるほどのブルーオーシャン市場だった。 これをカードゲームで再現できれば、原作人気という追い風もあるので立派なセールスポイントとなる。 デジタルゲームならこれらのゲームよろしく何かしらの性質を参照させ、その条件に合ったものを出してしまえばいい。 しかしテーブルトップのアナロググッズである「トレーディングカード」では、それは再現できない。 そこで遊戯王OCGでは、その効果を再現するために「融合モンスター」を別途で製作しておき、条件を満たした時にEXデッキ(*1)から呼び出せるようにしたのである。 「メインデッキとは別途で用意しておき、それでありながら試合中にメインデッキと関わる外部デッキ」という発想は、当時としては非常に珍しいものだった。 元ネタが少年漫画という自由な発想を行う媒体と、その人気にあやかって原作再現しようと頑張ったスタッフの知恵が生み出したこのシステムは、ルール面において遊戯王を非常に大きく特徴づける召喚方法になり、 他のカードゲームにも「メインデッキの外に用意する派生デッキ」というものが輸入されていくようになる。いわばかなりエポックメイキングな召喚方法だったのだ。 当時はあまりうまく使いこなせていたわけではないが、理念上は「同じ融合素材から複数の融合先を出すことができる」という形で、相手によってカードを使い分けるというデザインもできる。 この理念で作られた《レアメタル・ナイト》と《レアメタル・ヴァルキリー》はあまり成功したカードではなかったが、《E・HERO スパークマン》と《沼地の魔神王》という形である程度の成功を収めた。 この思想はその後、シンクロ召喚における《レスキューキャット》がやらかして完成させ、現在の「EXデッキからの特殊召喚」というゲーム性を非常に大きくサポートすることになる。 《融合》と素材となるモンスター2体以上、最低でも3枚のカードが必要となる。 この消費は大きいものの、生け贄召喚と違い召喚権に縛られず大型のモンスターを呼び出せるというメリットから昔から融合召喚を行うデッキが構想され続けてきた。 しかしこのかなり強引な原作再現の融合ルールは「マスタールール」でエクストラデッキへとルール変更されるまでの間、色々な問題を起こしてしまうことにもつながった。 ひとつが、登場当時からしばらくの融合召喚(正規融合)は非常にディスアドバンテージが激しい。 一応《融合賢者》《フュージョン・ゲート》《沼地の魔神王》《E・HERO フォレストマン》など非常に様々な手段で融合がテコ入れされてきたが、結局本質がアド損なので看過できるものではない。 そもそも初期の融合モンスターはモンスターの名前を指定することが多く、手札に揃えるのも一苦労である。しかもそれで出したモンスターが、相手の《地割れ》《激流葬》あたりであっさり処理されてしまったり、《強奪》されたり。 現在では様々な派生カードでその素材の名称を指定できるというメリットになっているが、当時はそんな便利なものはないので「苦労に見合わない」という評価になることが大半だった。 これを嫌うプレイヤーには見向きもされず、当時のプレイヤーも「原作で○○が使ってたカードだから」という形で用いることが多かった。つまり純粋にカードの強さだけを評価されているわけではなかったのである。 「まっとうな融合召喚を狙う価値がある、飛びぬけて強い融合モンスター」というのがせいぜい《マスター・オブ・OZ》くらいのものであり、ほとんどのモンスターは《幻想召喚士》《魔導サイエンティスト》《突然変異》《未来融合-フューチャー・フュージョン》などで用いられ、 融合召喚をする場合も《竜の鏡》のようにアド損の少ないものが選択された。つまり《融合》を用いた正規融合は単なるファングッズであり、デフレの谷底だった頃でもあんまり人気がなかったのである。 また、当然だが融合モンスターもカードであり、集めるならばお金がかかる。 メインデッキ40枚だけで戦える当時のゲームにおいて、融合デッキ用のモンスターというメインデッキに関係ない札と、融合という事故要素を際限なく集めなければならないのは、どうしても財布やモチベ的に厳しいものがある。 しかも《融合》およびそれの強い派生カードはどうしても値段が高くなりやすいこともあり、「その金でもっと別のデッキ組みたいよなぁ」となるプレイヤーも非常に多かった。 たとえば【アトランティス】あたりは《アビス・ソルジャー》を妥協すればかなり良質かつ個性的なデッキが組めてしまう。 遊戯王GXでは主人公の遊城十代が融合軸の【E・HERO】、カイザー亮が《パワー・ボンド》などを使った【サイバー・ドラゴン】【サイバー・ダーク】などを使うことで《融合》のテコ入れを行ったのだが、 なまじ出番が多いものだから派生カードがやたら多く、レアリティの高いカードが多くなりやすいことや原作のカードなので需要があることから値段がつり上がりやすく、アニメ第2期(斎王編)の頃にはおいそれと手が出せるような状況ではなくなっていた。 アニメに興味がなかったプレイヤーからは一部のカードを除いて見向きもされず、シングル買いのプレイヤーが増えていく原因にもなってしまった。 さらに融合デッキには当初上限が存在しなかった。 トーナメントなどに参加する場合、「バベルのごとく山積みにされた融合デッキ」が当たり前だった。 当時のデッキを大まか分けると、 「融合先の選択肢が豊富に存在する【E・HERO】【凡骨融合】のようなデッキ。融合デッキをかなり多めに積んでおく必要がある(*2)」 「融合デッキを頻繁に使う【サイエンカタパ】【サイバー・ダーク】のようなデッキ。融合デッキをある程度積んでおく必要がある」 「融合モンスターを1,2種類だけ用いる【ユーフォロイド・ファイター1キル】や《突然変異》入りのデッキ。融合デッキを少し程度積んでおく必要がある」 「融合デッキを一切用いないデッキ。融合デッキを積む必要はない」 の4種類がある。融合デッキを山積みにしておけば対戦前に相手にデッキのアーキタイプがバレることを防げるため、当時はこの融合デッキを山積みにするのが嗜みのように行われていた。 使いもしないカードを示威のために集めるというのもおかしな話である。当時のカジュアル勢は「なんだってそんな無駄なことを」と呆れ、ガチ勢は「なんで情報アドを重視しないのだ」と嘆くという形で溝を作る原因にもなった。 この悪習は《記憶破壊者》の登場によって一瞬で廃れたのだが、やはりこの「山積み融合デッキ」は当時ならではの心温まる光景。デッキレシピなどでは「全部3積み当たり前でしょ?」とばかりに省略されることも多かった。 「エクストラデッキ」と改称され上限枚数が15枚となり、さらにシンクロモンスターなどの別の特殊召喚方法を用いるカードとデッキを共有するというルールになると、これらの問題はスマートに片付く。 シンクロ初期は猫も杓子も同じカードだったが、選択肢が増えた現在では大半のデッキが「エクストラデッキを用いるのが当たり前」「15枚という限られた選択肢をどのように配分するか」という新しいデッキ構築論に悩むようになった。特に登場当初の【ジェムナイト】あたりは楽しそうなうめき声が聞こえたものである。 いわばひとつのデッキを作る際の枚数が事実上「55枚(40+15)」になったことで、コンマイは売り上げが1つのデッキにつき15枚分増え、プレイヤーも選択肢が増えて楽しい、とWin-Winの関係になったのである。融合の戦略的な歴史はこのあたりから始まったと考えていいだろう。 そして融合召喚自体も、素材の緩和化、《融合》が不要など、アドバンテージの損失を起こさない形へと進歩していったのだ。融合ってなんだよ。 なお融合軸の【E・HERO】は……主人公のファンデッキ組んでこの仕打ちって……。 【詳細なルール】 《融合》によって融合召喚を行う手順は以下。 1.EXデッキに出したい融合モンスターが存在し、手札またはフィールドに融合素材が揃っている状態で《融合》を発動。 2.融合素材モンスターを墓地に送り、EXデッキから融合モンスターを特殊召喚する。 注意しておきたい点をいくつか挙げる。 《融合》により素材を墓地に送る行為はコストではなく効果による処理である 「シャドール」モンスターが効果で墓地に送られた場合に発動できる効果を持つのは、融合素材にすることでアドバンテージを稼げるというデザインのためである。 《融合》がカウンターされても素材を墓地に送る必要はない。 墓地に送ることができないモンスタートークン、フィールドに存在するペンデュラムモンスターや《混沌の黒魔術師》でも条件が合致すれば融合素材にできる。最新のテキストでは素材となったモンスターを墓地に送る処理がテキストに明記されておらず、それは融合召喚の過程で結果的に行われるものとして解釈されている。 「効果を受けない」耐性を持つモンスターを融合素材にすることはできない。 コストではないため《次元の裂け目》《マクロコスモス》などで融合素材が除外される状況でも《融合》を発動して融合召喚を行える。 《融合》を発動した段階では融合召喚する融合モンスターを宣言する必要はない 手札・EXデッキは相手プレイヤーにとって非公開情報なので、EXデッキの融合モンスターも手札の融合素材も対象にとれない。つまり《融合》は対象をとらないカードである。 よって実際に何を融合召喚するかは効果処理時に持ち主が決定する。 一方、対象をとらないゆえに、何らかの理由で本来の素材が失われた場合でも融合召喚が行えるならば必ず行う必要がある。 例えば《融合》にチェーンして《アーティファクト-デュランダル》の効果を発動され、本来意図していた手札の融合素材がデッキに埋まってしまったとする。その場合でも、フィールド・手札のモンスターで何かしらのモンスターが融合できるならば、融合召喚を行わなければならない。 逆に、何も融合召喚できない場合は不発となる。 融合素材の取り扱い 自分フィールドのセットされたモンスターも融合素材にできる。 これはシンクロ召喚・エクシーズ召喚・リンク召喚と異なる点である。 《融合》の効果で墓地に送られたモンスターは「融合素材」として扱われる。 そのため《融合解除》の効果で墓地から特殊召喚できる。 融合モンスターが一度墓地に送られてしまうと、その後再度フィールドに融合モンスターを特殊召喚しても「融合素材」としては扱われない。 ただし、《亜空間物質転送装置》のように「一定期間除外する」効果ならばこの関係は断ち切られない。 「融合召喚」と「融合召喚扱いでの特殊召喚」は区別される どちらも正規の方法で特殊召喚されたとして扱われ、蘇生制限を満たせるが、厳密には区別される。 ちなみに第8期までの『融合』以外の融合召喚を行う効果を持つカードは「融合召喚扱いで特殊召喚する」と記載されていた。 統一されるようになったのは第9期の《影依融合》からである。 これはおそらく『融合』で召喚することを融合召喚とし、それ以外のカードはそれに準ずるための表記分けだったと思われるが、 他のシンクロ召喚やエクシーズ召喚がそうであるように「○○召喚」と「○○召喚扱いで特殊召喚」は扱いは本来別物である(*3)。 もっとも融合召喚にせよ、シンクロ召喚にせよ、「○○召喚扱いで特殊召喚」するカードが第8期まではかなり少なく(シンクロ側はない)、 その少ないカードも《簡易融合》等、別段区別の必要性が薄いカードだったため第8期までは特に問題なかったと言える(*4)。 第9期以降は融合召喚もシンクロ召喚も「○○召喚扱いで特殊召喚」するカードが増えてきたため、区別の必要性が出てきている。 「融合召喚」で出されるモンスターに対して「特殊召喚を無効にする」効果は発動できない 《昇天の角笛》《ライオウ》のような「特殊召喚を無効にする」効果は融合召喚には発動できない。それらは「モンスターがフィールドに出される直前」という特殊なタイミングで発動されるが、カードの効果の処理中には別の効果を発動できないというルールが存在するためである。つまりカードの効果でモンスターを出す融合召喚ではそれらを発動するタイミングが存在しないのである。 一方、《神の宣告》などで《融合》自体を無効にしてしまえば融合召喚を阻止することはできる。 これらは同じEXデッキからモンスターを出すシンクロ召喚・エクシーズ召喚・リンク召喚とは異なる点である。 さて、このような《融合》ではあるが、 カード消費が激しい 素材モンスターの縛り 手札事故の要因になる 《デビル・フランケン》・《突然変異》・《幻想召喚師》といった融合召喚以外の方法で特殊召喚する方が効率・カードアド面で有利 6期以降になると、EXデッキに枚数制限ができ、更にシンクロモンスター、エクシーズモンスター、リンクモンスターの登場によって融合モンスターを投入する余裕がなくなった 融合一式を揃えるとそこそこの値段がかかる などなどの理由でこのカード自体が使われることは少なかった。遊戯王をかなり特徴づける召喚方法だったにもかかわらず、使ったことがないという人の方が多かっただろう。 しかし、こうした欠点を補うためにサポートカードも多数登場し、今では昔よりも扱いやすくなっている。 特に融合を多用するE・HEROデッキではこのカードを生かせるギミックが多いので採用が検討できるか。 追記・修正お願いします △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- さて、このカードの魅力は効果や実用性なんかではない。 このカードの効果は名前やイラストなどからイメージ的に「モンスターを合体させる」というものであるのは明白であろう。 ──合体 この言葉に心踊らない男はいるだろうか、いやいるまい。この言葉に情熱を感じない男はいるだろうか、いやいるまい。 ──合体 それは男のロマン。 我々に勇気と力を、希望と情熱を与えてくれる魔法の合い言葉。 ──合体 それはある時はヒーロー達の最後の切り札となり、ある時は強大な敵となって立ちはだかる壁となる、「力」の象徴。 ──合体 1+1は2ではない、3でも4でも11でもない。 200だ。10倍だぞ10倍1+1は…無限大だ …諸君は合体という言葉を見た時何を頭に思い浮かべただろうか。 諸君の心に刻まれた勇姿はいつでも闘志を、勇気を、希望を、与えてくれるだろう。 茶番に付き合わせてしまいました。 しかしマジメな話、多分上のような理由もあってなかなかに人気のあるカードであり、現在でも関連カードが登場している。 その人気は昨今よくある「融合カードを使わない融合召喚」に対して「邪道」等、否定する意見もあるほど。 リンクモンスター登場後は「融合召喚に代わっただけのリンクモンスターじゃないか」などと例えられたりも。まぁこれは《NEX》の派生モンスターとかありましたから…… 先述した通り、正規融合はその場所が手札でいいとはいえ「素材+素材+融合手段」の最低3枚のカードが必要。本質的にはアド損である。 そのためこの本質を何とかしようと様々な手段が考案された。融合不要の融合召喚「コンタクト融合」はそのひとつであり、これはイメージ的な分かりやすさや《融合》を用意しなくていい点からガチ環境でも大変に人気を博し、 特にコンタクト融合体《剣闘獣ガイザレス》はいちテーマデッキに過ぎなかったものをTier1にまで押し上げてしまい、「最も成功したコンタクト融合」とたいへん皮肉られもてはやされた。 ガイザレスの成功を考えるに、やはりアド損を解消できることが大事だったのである。 その後もシステム的な弱点を補強し、「融合召喚(融合しているとは言ってない)」していく「(シンクロでもエクシーズでもないんでとりあえず)融合召喚扱いの特殊召喚」が増えてきている。融合ってなんだよ。 その賛否はともかくとして、《融合》にはサポートカードも豊富なため、これを主軸としたデッキも十分構築可能である。 融合関連モンスター ・沼地の魔獣王、破壊神ヴァサーゴ、など 指定された融合素材モンスターの代わりになれる「融合素材代用モンスター」群 基本的に「青眼の白龍」「ブラック・マジシャン」のように、『カード名を直接指定された場合』限定。 「戦士族モンスター」「闇属性モンスター」「『E・HERO』モンスター」など大きな括りの場合は代わりになれない。 他に特別な効果がないため昔から採用率は低く、特に沼地の魔獣王は下記の沼地の魔神王のほぼ下位互換扱いとなっている。 サルベージ等の種族・属性サポートを共有できるが、魔神王×3で十分なことが多い。 イリュージョン・シープはレスキューキャット、破壊神 ヴァサーゴは魔界発現世行きデスガイドでリクルートできるため比較的恵まれている。 ・沼地の魔神王 《融合賢者》の効果を持つ融合素材代用モンスター。 素材代用モンスター内では一番採用率が高い。一時期は融合関連カードの中でも頭一つ抜けて強かった。 融合とは要は「素材+素材+融合魔法」で役を作るわけだが、こいつはサーチにもフュージョンにもなる万能ジョーカー。 《融合》を軸にするデッキにおける立役者であり、E・HERO使いにとっては下手なE・HEROよりもこいつの方がよほど魂のパートナーである。 レアリティは全てノーマルであるにもかかわらず、EEやTP等手に入れにくい再録ばかりだったので長らく高騰していたが、 フュージョン・エンフォーサーズに再録されたため入手は容易になった(肝心の融合は再録されていないのだが)。 ・「融合呪印生物」シリーズ 融合素材代用効果に加え、特定の属性の融合モンスターを《融合》なしで特殊召喚できるモンスター。 ただし、融合召喚扱いでは無いので蘇生制限を満たさない上に「融合召喚でしか特殊召喚できない」モンスター(E・HEROなど)は出す事ができない。 使い勝手にちょっと癖が強いことから当初はあまり使われていなかったが、後に研究が進んだことや相性のいいカードが増えたことで使われることも増えてきた。 見た目がアレ。 ・シンクロ・フュージョニスト シンクロ召喚に使われた時、「融合」魔法カードまたは「フュージョン」魔法カードをサーチできるモンスター。 ・パラサイト・フュージョナー 特殊召喚時に自身を融合素材代用として、場のモンスターを素材に融合召喚する効果を持つモンスター。そしてR18方面の需要も満たせる。 融合効果の発動条件は厳しいものの、☆1・低ステータス・闇属性とサポート自体は多く、融合解除との併用で連続攻撃が可能と言った強みもある。 ・ドロドロゴン 融合素材代用効果を持つ汎用☆6シンクロモンスター。 さらにシンクロ召喚して出した場合には場のモンスターと融合する効果も持つ。 《融合》を入れずともシンクロ主体のデッキに融合召喚を搭載可能にする。 ・捕食植物ヴェルテ・アナコンダ 2000ライフ払ってデッキの融合orフュージョン魔法をコピーする汎用リンク2モンスター。 本来は融合デッキのサポートモンスターとして作られた…と思われるカードだが、まずは《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》を出すために《真紅眼融合》をコピーし、次には《D-HERO デストロイフェニックスガイ》を出すために《フュージョン・デステニー》をコピーするといった感じに、融合デッキを飛び出して出張で悪用されまくるハメに。 複数の巻き添えを出しながらもなかなかしぶとく生き残っていたが、《氷剣竜ミラジェイド》《烙印融合》と組んでまたまた悪さをしたのがトドメとなったか、2022年4月改訂で遂に禁止指定されてしまった。 融合関連魔法カード ・融合賢者 《融合》1枚をデッキからサーチする魔法カード。 融合・フュージョンに属しシンプルで優秀なサーチカードとはいえるが、上述した沼地の魔神王がほぼ同じ効果を持つほか、 他のサーチ手段も豊富なため現在では優先して入れる理由に少々乏しい(こちらのメリットも十二分に多いが)。 超魔導剣士-ブラック・パラディンのサポートが充実する前は熟練の黒魔術師・熟練の白魔導士に魔力カウンターを乗せる目的で使われることもあった。 エッジインプや沼地の魔神王が邪魔になるタイプのデッキ(不死武士を使う【戦士族】など)なら優先して採用が検討できる。 ・融合解除 速攻魔法。融合モンスター1体をエクストラデッキに戻し、その素材が自分の墓地に揃っていれば特殊召喚できる。 三沢君の言うようにバトルフェイズに発動すれば一気にラッシュをかけて満足できること間違いなし。 忘れられがちだが相手フィールドのモンスターも対象にする事ができる。こちらの場合は基本的には素材は戻せない。 原作・アニメでは上記の様に追撃や相手融合モンスターの防御など要所要所で活躍するが、一方でコンボカードの側面や状況を限定する防御カードという面から、 その状況では有効に使えないカードといった事故要員として登場する事もある。 ・フュージョン・ゲート フィールド魔法。《融合》なしで融合召喚が可能になる。 ただし素材となったモンスターは除外される上、相手にも使用される恐れがあるので注意。 《チェーン・マテリアル》と絡めたコンボが有名なほか、凡骨の意地が主軸のデッキでも使いやすく、 一時期はこれらのデッキが【凡骨融合】【マテリアルゲート】というひとつのデッキとして扱われていた。 融合デッキの枚数上限がなかった時代はそれこそ様々なモンスターが出てきては周りを驚かせたものである。 「うわ、《メテオ・ブラック・ドラゴン》だ!すげー!他に何入ってんの!?」とレアカードを自慢されてる小学生みたいな反応が起こるのだ。 ・簡易融合(インスタントフュージョン) 1000LPをコストに、素材無しでレベル5以下の融合モンスターを特殊召喚できる魔法カード。 出したモンスターは攻撃できず、エンドフェイズ時に破壊されるが、融合召喚扱いなので蘇生が可能。 シンクロ召喚・エクシーズ召喚との相性は抜群であり、 ストレージの中で紙屑同然として眠っていた《フュージョニスト》《カルボナーラ戦士》などのカードに特需を産んだ。 ・簡素融合(レトルトフュージョン) 効果を持たない融合モンスターしか呼べない代わりにレベル6も呼べる様になった簡易融合。 コストやデメリット、融合召喚扱いで呼べる部分は変わらないので使い方もほぼ同じ。 ・瞬間融合 元祖「インスタント・フュージョン」(*5)。融合召喚する速攻魔法。 融合素材は場のモンスター限定・エンドフェイズに自壊するデメリット付きなのでバトルフェイズでの追撃が主な使い方。 ・未来融合-フューチャー・フュージョン デッキから融合素材モンスターを墓地に送って、2ターン後に融合モンスターを召喚する永続魔法。 墓地肥やし、デッキ圧縮など融合以外の使い道も様々。むしろ使用者の殆どが融合を成功させる気がなかったりする。 特に《ワーム・ゼロ》《キメラテック・オーバー・ドラゴン》《F・G・D》《超合魔獣ラプテノス》あたりを指定し、「スーパー《愚かな埋葬》」のように使うことが多かった。特に前2つはデッキから10枚以上のカードがごそっと墓地に落ちるので圧巻。 その性能から長らく禁止カードだったがエラッタされ釈放、墓地送りが発動時ではなく「発動後の次の自分のターン」になった。 墓地肥やし手段としては大幅な弱体化だが、融合召喚に拘るのであればほぼ効果の変化はない。 ・融合破棄 《融合》1枚と融合モンスター1体を墓地に送り融合素材1体を特殊召喚できる魔法カード。 しかし、普通の融合と同等の手札を消耗してまで特殊召喚したくなる融合素材モンスターはかなり少ない。 そして強力なモンスターを特殊召喚してもエンドフェイズには墓地に送られてしまうので使いづらい。 一時期はストレージに山を成して並んでおり、そのイラストの似通い方もあって「おっ融合あるじゃん!なぁんだ……」となるのは当時のプレイヤーのあるある。 頑張って使おうとしても必ずどこかしらのデメリットが目について諦めざるを得ない。さらにまったく再録されていないため、現在の表記だと思って「融合(と名前のついた)」カードと勘違いしてしまうのも鉄板ネタ。 まぁストーリーでは重要な役目だったので……。 ・再融合 融合モンスター専用の早すぎた埋葬。表示形式は問わない代わり、デメリットが破壊から除外に変わっている。 これが出た当時の《早すぎた埋葬》と言えばまだ《アームズ・ホール》のような便利なサーチ手段もなく、悪用しようにもカードプールにろくな相方がいない。 《死者蘇生》さえ禁止なので「デメリットだらけの劣化版《死者蘇生》」という認識。そんなもんの下位互換なんて出るわけがないと考え、蘇生制限を無視できると考える人も結構いた。 たとえば《継承の印》は「発動条件が極めて限られている代わりにライフコストが必要ない」という形で相互互換だったのだが、まさか「面倒な手段を経て出した融合モンスターを守備表示で蘇生できるだけ」なんてあるわけがない、という考え。 今となっては早埋が一番ぶっ壊れた蘇生手段なので信じられないだろうが、昔のカードが大化けするなんて大体そんなもんである。 ・融合回収(フュージョン・リカバリー) 墓地に存在する《融合》1枚と融合素材1体を手札に戻せる魔法カード。 ・超融合 全フィールド上に存在するモンスターを素材に融合召喚できる速攻魔法。 融合解除後に再度融合するのも相手モンスターを除去するも自由自在。 融合素材が緩くなっていくにつれて頭角を現し、一時期は制限カードにまで上り詰めた。 アニメでは《ダーク・フュージョン》の効果も持っていたので、それに伴う勘違いも結構多かった。 ・置換融合 ルール上カード名を「融合」として扱う魔法カード。 自分フィールドからしか素材を融合できないが、墓地のこれを除外して墓地の融合モンスター回収&1ドローできる。 《融合》と合わせて三枚しか積めないので、どちらを優先するかはデッキと要相談。 ・超越融合 融合素材は場の2体限定でライフコストが必要だがチェーンによる妨害を受けず、融合召喚した後に墓地から除外する事で融合素材一組を効果無効・攻守0で蘇生させる魔法カード。 更なる融合召喚やシンクロ・エクシーズ・リンクにも繋げられる。 ・サイバネティック・フュージョン・サポート 速攻魔法。機械族専用だが、ライフコストを払うことで融合素材を手札・フィールド・墓地から選択できるようになる。 ・融合準備(フュージョン・リザーブ) 融合モンスターを相手に見せる事で融合素材1体をサーチし、墓地の《融合》1枚を手札に戻せる罠カード。 シンクロモンスターの登場で微妙に肩身が狭くなっていた名前指定融合モンスターに新たに差し込んだ光。 ……だが、後半の融合回収効果はあまり使われず、もっぱらサーチカードとして使われている。 ・融合徴兵 こちらも融合モンスターを相手に見せる事で融合素材1体を確保する魔法カード。 だが、こちらはサーチとサルベージが可能なものの、融合を回収できないという差異がある。 また、融合準備と違い発動回数の制限や手札に加えたカード及びその同名カードにデメリットが付く。 ・融合派兵 こちらも融合モンスターを相手に見せる事で融合素材1体を確保する魔法カード。 ただし、こちらは手札かデッキから直接場に出すのが大きな違い。 融合の回収効果もないのでどちらかと言えば融合徴兵の派生カード。 EXから融合モンスターしか出せなくなるデメリットが付くが、このカードを採用出来るデッキなら大体が融合主体となるのでそこまで大きなものではない。 ・融合強兵 こちらも融合モンスターを相手に見せる事で融合素材1体を確保する魔法カード。 今度は墓地かEXから直接場に出すため、どちらかと言えば簡易融合・簡素融合の派生カード。 出せる範囲は狭いものの、レベル6以上の効果持ちやレベル7以上の融合モンスターだけでなく、シンクロモンスターやエクシーズモンスターも呼べるのは他にはない強み。 発動に対する制約はないが、出したモンスターは次の相手のターン終了時まで攻撃不可・効果無効なのでさっさと素材にするのが吉。 ・融合識別(フュージョン・タグ) モンスター1体を融合素材とする時、エクストラデッキの融合モンスターと同名カードとして扱える魔法カード。 限定的ではあるものの、VWXYZ系列やコンタクト融合等の融合素材代用モンスターでは手が届かない範囲の融合召喚及びそれに類する召喚をサポート出来る。 イラストは事実上のシャイニング沼地マン。 ・大融合 素材3体以上限定だが、融合モンスターに効果破壊耐性と守備貫通を与える融合魔法。 V・HERO トリニティーの様な複数回攻撃能力やアルカナ ナイトジョーカーの様なカウンター効果持ちの大型融合モンスターと相性が良い反面、古代の機械究極巨人の様に被破壊時に発動する効果持ちとはアンチシナジーとなるので融合先は見極めたい。 融合関連罠カード ・チェーン・マテリアル 融合素材をデッキ及び墓地からも選択できるようになる罠カード。 《ビークロイド・コネクション・ゾーン》や《フュージョン・ゲート》との相性が抜群に良く、 特に前者は互いのデメリットをうまく帳消しにし合えることもあって現在でも【ビークロイド】の個性化を狙って使われることがある。 Dragoon D-ENDと相性が良い。これからも折に触れて名前が出てくるかもしれない。備えよう。 ・死魂融合(ネクロ・フュージョン) ありそうで意外となかった汎用罠融合。墓地の素材を裏側除外して融合召喚する。 素材の再利用が困難になり、そのターンは攻撃できないが、ヴァルカノンやズァークを相手のターンにフリーチェーンで呼び出せるのは明確なメリット。 なお、素材は裏側除外されるが、素材を参照する各種効果はきっちり働く。 例えばサイバース・クロック・ドラゴンならリンクマーカーの数を換算し、ワーム・ゼロならワームの種類が参照される。 当然ながらチェーン2以降でこのカードで融合召喚した場合の「時」の任意効果の効果はタイミングを逃し発動できないので注意。 ・融合複製(フュージョン・デュプリケーション) 自分か相手の融合・フュージョン通常魔法・速攻魔法を除外してその発動時の効果をコピーする通常罠。 基本的には一度使用した融合カードの再利用が主な使い方になるが、相手の墓地からも奪えるので融合サポートでありながら融合デッキ対策にもなるカード。 発動時の効果をコピーするので発動コストを踏み倒せたり、デッキ融合をコピーしても灰流うららに妨害されなかったりと言った利点がある反面、超融合の「発動にチェーンされない」と言った効果外テキストはコピー出来ない点には注意。 特定カテゴリ専用 特定種族・属性・グループ内でのみ融合召喚が可能なカード達。 融合モンスターや素材モンスターが限定される分、強力な効果を持つ。 現環境では強力なステータスや効果に加えて強力な専用融合サポートのあるカテゴリが殆どで、特別な理由がなければ元祖「融合」が採用されないことがザラ。 逆に【ファーニマル】や【ムーンライト】は「融合」サポートとなるカードが存在するため、「融合」の使用率の大半をそれらのテーマが占めているようである。 他にはステータスが高いが専用融合サポートにあまり恵まれないマスター・オブ・OZを使うデッキあたりか。 そこそこ多いのでカテゴリごとに表示 [部分編集] ミラクル・フュージョン 平行世界融合(パラレル・ワールド・フュージョン) オーバーロード・フュージョン サイバー・ダーク・インパクト! ビークロイド・コネクション・ゾーン ダーク・フュージョン ダーク・コーリング ミラクルシンクロフュージョン 魔神王の契約書 幻奏の歌姫ソプラノ 真紅眼融合(レッドアイズ・フュージョン) 煉獄の虚夢 召喚魔術 雷龍融合(サンダー・ドラゴン・フュージョン) ドラゴンメイドのお召し換え プランキッズの大暴走 種族指定 龍の鏡 パワー・ボンド ジェムナイト ジェムナイト・フュージョン パーティカル・フュージョン ブリリアント・フュージョン 吸光融合(アブソープ・フュージョン) 輝石融合(アッセンブル・フュージョン) 廃石融合(ダブレット・フュージョン) シャドール 影依融合(シャドール・フュージョン) 神の写し身との接触(エルシャドール・フュージョン) 魂写しの同化(ネフェシャドール・フュージョン) デストーイ ファーニマル・オウル デストーイ・ファクトリー 魔玩具融合(デストーイ・フュージョン) デスピア及びアルバスの落胤関連 白の烙印 赫の烙印 烙印劇城デスピア 烙印融合 主な融合モンスター アクア・ドラゴン E・HERO(エレメンタル・ヒーロー) フレイム・ウィングマン 青眼の究極竜(ブルーアイズ・アルティメットドラゴン) 究極竜騎士(マスター・オブ・ドラゴンナイト) E・HEROなど、E・HERO融合モンスター群 キメラテック・オーバー・ドラゴンなど、サイバー・ドラゴン系統の融合モンスター群 F・G・D(ファイブ・ゴッド・ドラゴン) サウザンド・アイズ・サクリファイス ジェムナイトの融合モンスター達 地天の騎士 ガイアドレイク 超魔導剣士-ブラック・パラディン 波動竜騎士 ドラゴエクィテス 他多数 ●アニメ・漫画での「融合」 特にDM時代(もしかしたらGX時代も)には基本的に融合デッキ(エクストラデッキ)という概念がぶっちゃけ無いので、主に 1)視聴者や読者を驚かせたい時 2)逆転ネタが思い付かない時 3)お前の懐にある勝利を奪い取ってでも!オレは!!!オレは!勝ちたいィィィ!!時 に使う。 あまりにも汎用性がありすぎて「融☆合」と叫ばれたと思ったらガッチャ!されていることもしばしば。 要するに遊戯王ではよくあることである。 「都合良く素材があったな」とか言ってはいけない。 例) ATM「マンモスの墓場と(海馬の)青眼究極竜を融☆合」→青眼究極竜の攻撃力が下がる(属性反発で腐食がうんたらかんたら) 炎の剣士とブラック・マジシャン融合→属性が合わなくて攻撃力ダウン!→でも効果でモンスター特殊召喚…のような俺ルール 十代「超融合!俺とお前の魂だ!」←子供も見てるんだぞおい 色々あるがつまり#center(){遊戯王だから仕方ない}って感じ。 特に王国編はモチーフがカードゲームというよりもTRPGに近く、カードゲーム的な観点から見ると色々やりたい放題なデュエルはたびたびツッコミどころとして挙げられる。 汎用性が高く出番も多いカードであり、ぶっちゃけ言ったもん勝ちみたいなところのあるアレな展開も人気の一因だと言える。 その少年漫画的、あるいはTRPG的な自由さを持たせるためのカードが《融合》だったってわけ。 だが残念ながらギャグ・シリアス問わず作中のコンボの大半は実戦では使えない。そもそもカードで再現するのが難しい原作再現系のカードなんてそんなに頻繁に登場しないし。 最近はなんとなーく再現してあるものも増えてきてるので、そのうちマンモスの墓場の腐食だとか、プレイヤー同士の魂が融合だとかもカード化されるかもしれない。 召喚が容易で効果も強力なシンクロモンスターの登場でエクストラデッキの枚数が無制限から15枚に変更され、更に専用の融合魔法カードが多く使われる時代が訪れると、全国のE・HERO使いはその無情なエクストラデッキ制限に涙したのであった…… 記憶破壊者「僕もだよ、ママン」 (*6) 融合モンスター自体は環境で大暴れしているのにね。融合ってなんだよ。 しかしガーディアン・キマイラの耐性の条件は《融合》自体が墓地にあるかどうかなので、全く環境で見ないということはない。 現状では「融合」というカードが専用のサポートカードが豊富なE・HERO、ファーニマルくらいしか採用されないが、逆に言えばこういうデッキではまだまだ現役なのだ。 最初期のカードが今も細々と使われていると言えば、なんだか感動的ではないか。 ちなみに、アニメにおける『融合』の魔法カードは遊戯王DMから遊戯王ARC-Vまで登場している数少ない皆勤賞カード。 融合召喚自体も九十九遊馬以外の主人公全員が行っている。 なおロマンがないためか、漫画・アニメにおいて融合素材代用モンスターの存在は殆ど無視されている。 デッキマスター扱いとはいえ少し前に心眼の女神が使われたにも関わらず、BIG5が「究極竜騎士はブルーアイズのカードがないと召喚できないはず」とすっとぼけたり そのためミスターTが真紅眼の黒竜の代用として沼地の魔神王を使った時に驚かされた視聴者も多い(おそらく作中でレッドアイズは吹雪にとって重要なカードのため)。 余談 英語名は「Polymerization」。なぜ融合の原点であるコレに限ってFusionじゃないのか(ほとんどのカードはFusionを採用している)。 そもそもPolymerizationは日本語で表すと「重合」。化学反応の用語で、小さな分子が多数結合して繊維・プラスチックなどの高分子を形成すること。 少しどころではない違和感。 ちなみにラッシュデュエルではいわゆる融合カードが「フュージョンカード」として登場している。 そして「融合」カードも1枚しか入れられないLEGENDカードとして収録。どうして融合が?と思われるかもしれないが、普通にある「フュージョン」はフィールドにいるモンスターしか素材にできないのだがこの「融合」は手札のカードも素材にできるわけである。 毎ターン手札が5枚になるまでドローできるラッシュデュエルではその手札でまごつきやすいモンスターカードをどうにかするギミックが必要なのだが、それが「融合」一枚で可能なのである。 原作では派生カードに「速攻」というものがあった。 これはバトルシティ編のルールでは「融合モンスターが召喚酔いする」というルールがあり、これを解消して奇襲するためのカード。遊戯王Rでも使われている。 そのため一時期「融合モンスターって召喚酔いするんじゃないのか?」というルール的な勘違いを生むことにもつながった。答えは大体「遊戯王GX、見よう!」で片付く。 あまり知られていないが複数のイラストバージョンが存在する。 アニメで使われることも多くイメージしやすいイラストの『融合』は最初に出たバージョンであり、再録時はほぼこのイラストである。 それに加えてもう一つ、Vol.6で登場したリアルイラストバージョンがある。 このバージョンのカードはデュエルターミナルでしか再録されていないため地味にレアである。 デュエルリンクスのストラクチャーデッキに入っている『融合』のカードはVol.6のバージョン(ただし多少の変更がある)であり、こちらで初めてイラスト違いを知ったという決闘者も多いかもしれない。 ちなみにブラック・マジシャン(パンドラ版)と同じく同名カードでパスワードが違い、ゲームではVol.6版のパスワードを入力するとそちらのバージョンのカードがちゃんと使える。自慢できるかもしれない。 魔法発動!「追記」と「修正」を素材に「良項目」を融合召喚する! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 5D'sにも出て来たしなんだかんだで息長いな。 -- 名無しさん (2014-02-20 13 35 11) ZEXALだとカイトが使ってたな。まあ、銀河眼サポートだったけど。 -- 名無しさん (2014-02-20 13 49 19) ↑2一回しか出番が無かった筈のドラゴエクィテスさんは泣いていいと思うんだ -- 名無しさん (2014-02-20 13 58 39) ↑で、でもアニメ本編以外では優遇されてるし……(震え声 -- 名無しさん (2014-02-20 14 05 14) デッキ融合の次はついに素材一体融合か・・・先駆者はHEROだけど素材踏み倒しはアカン -- 名無しさん (2014-10-26 23 27 43) 環境を席巻する某魔法使い族については書いてないのね。 -- 名無しさん (2014-10-26 23 32 05) アニメで永続の融合が出たと思ったらついに装備融合が出ました 速攻も通常罠もあるから永続罠とカウンター罠以外の融合は出揃ったか?後は融合呪印型の融合内蔵だけだが -- 名無しさん (2014-11-19 16 18 49) 融合回収…いい融合サポートカードだけど、体のいいサーチカードand手札コスト要因でもあるよね -- 名無しさん (2015-01-25 14 49 02) ↑2 モンスター効果で融合召喚ならファーニマル・オウルがいる -- 名無しさん (2015-01-25 15 23 29) アンティーク・ギアだって融合するんだぜ -- 名無しさん (2015-01-31 02 00 32) ↑アルティメット・ゴーレムは俺の青春だったな。久しぶりに使ってみたくなった。 -- 名無しさん (2015-02-07 17 18 15) arc-vは懐かしの通常モンスター(パンサーウォリアー、ラ・ジーン)を使った融合モンスターが良く出る印象。原点回帰だろうか -- 名無しさん (2015-02-17 11 39 32) ↑パンサーウォリアーは原作漫画だとそうだが・・・クッ -- 名無しさん (2015-02-22 00 44 22) 最近は融合メインのテーマも増えてきた。一方HEROは融合をあまり使わなくなった。 -- 名無しさん (2015-04-01 11 16 07) ↑少し前までは影薄かったM・HEROが新規カードで超強化されたからね。それでも属性融合ヒーローたちがいるじゃないか! -- 名無しさん (2015-04-01 11 27 58) 初期の「融合」はスーパーレアで入手しづらかったせいか、誰も融合モンスターなんて眼中になかったな。何でレアリティを無駄に高く設定したんだか。 -- 名無しさん (2015-05-02 01 45 03) 貴様も融合の手先か! -- 名無しさん (2015-08-26 12 34 47) この記事の筆者は、融合して何になったんだろうか……? -- 名無しさん (2015-08-26 12 37 23) Q 《遊城 ニ十代》を対象に《融合解除》を発動します。そうなると無事に解除されるのでしょうか? -- 名無しさん (2016-01-18 05 46 32) A 調整中 -- 名無しさん (2016-01-18 05 52 32) 十代がユベルと超融合で融合するの予想できた人いるのかな -- 名無しさん (2016-03-12 23 38 50) 悲しいかな現状一番強い(主観)融合モンスターで戦うデッキtt -- 名無しさん (2016-03-22 12 59 28) 悲しいかな現状一番強い(主観)融合モンスターで戦うデッキて融合しないM・HEROだもんな -- 名無しさん (2016-03-22 13 00 04) 素材がカード名が記されているモンスターだけの融合モンスターにデッキからも素材にできる融合カードが欲しい -- 名無しさん (2016-05-12 17 43 26) アニメにおける「融合」の魔法カードは遊戯王DMから遊戯王ARC-Vまで登場している数少ない皆勤賞カード。 -- 名無しさん (2016-08-06 11 48 28) ↑他に皆勤賞って、何がある? -- 名無しさん (2016-08-06 11 49 08) ↑ふっ…死者蘇生とかどうだ? -- 蟹 (2016-10-02 13 07 05) 再録もまちまちだからこのカードをたくさん持っているってプレイヤー多くはないな -- 名無しさん (2016-11-21 17 22 13) ARC-Vで大量の融合関連の有用なカードが増えて嬉しい -- 名無しさん (2016-12-21 20 55 46) VRAINSでも登場してほしいわ。今の所、どのシリーズでも登場している召喚方法なわけだし…… -- 名無しさん (2017-05-14 20 38 16) 背景だけどエクシーズモンスターもいる世界観っぽいしその内リンクと融合を使いこなすキャラも出てきそう -- 名無しさん (2017-07-02 17 35 23) Xヒーロー来たしな -- 名無しさん (2017-12-16 08 25 34) VRAINSで融合召喚を確認 -- 名無しさん (2018-05-30 20 52 26) 死魂融合を追記で -- 名無しさん (2018-07-24 04 59 37) 最近では融合を必要としない融合が増えてきたねぇ。そうでもしないと環境に追いつけないからだろうが… -- 名無しさん (2019-01-31 00 49 33) それとかデッキ融合もちょくちょく見るように -- 名無しさん (2019-04-07 06 13 55) 乗っただけ融合の次は並んだだけ融合か…… -- 名無しさん (2019-09-23 21 58 33) まあ並んだだけリンクは既にいくつかあるし… -- 名無しさん (2019-09-23 23 03 53) 16↑最近はM・に頼らなくても戦えるようになってきてるから、その点はKONAMIに感謝してる -- 名無しさん (2019-12-21 22 54 06) 原点にして頂点という言葉がよく似合う召喚法。素材調達だけならリンクより楽 素材緩い奴が増えた 融合内蔵モンスター含む融合札サポート増加で出し易さが大幅改善されたし。 -- 名無しさん (2020-01-19 08 41 07) 最近の融合モンスターはソリティアのお友達、素材は踏み倒すものってイメージがすっかり染み付いちゃった……お前のせいだぞ覇王スタークとダーリングコブラ -- 名無しさん (2020-06-28 13 00 00) セレクション10は融合モンスター0・・・10もテーマがあるのだから、1枚くらい出してくれてもいいじゃないか -- 名無しさん (2020-12-05 13 48 14) GXの時はパックから融合モンスターが出てくるのに、融合のカード自体があまり再録されてなかった覚えが -- 名無しさん (2021-04-03 10 27 59) 融合として原点で有名なカードだけど実はけっこう処理が複雑なんだよな… -- 名無しさん (2021-04-03 11 28 17) そしてラッシュデュエルでも... -- 名無しさん (2021-09-16 00 40 22) 今や白と赫の聖女の墓地効果のトリガーになっているな…。 -- 名無しさん (2022-09-04 16 07 12) 融合・フージョン魔法カードのサーチには賢者の石-サバティエルがあるが、名称1ターン制限が無い代わりにハネクリボーが墓地に無いといけない上にライフを半減させるコストがあるので高火力バーンには滅法弱い。 -- 名無しさん (2023-01-13 00 55 57) ↑1 一部修正 フージョン→フュージョン -- 名無しさん (2023-01-23 05 57 21) 融合破棄のバグで融合と融合でワイアームを融合召喚できるの草 -- 名無しさん (2023-05-23 21 16 22) ↑治療法模索してる最中に新たな病巣を発見する医学会の鑑 -- 名無しさん (2023-05-23 21 44 40) 不勉強で申し訳ないが、置換融合(ちかんゆうごう)って名前でネタにされてないの? -- 名無しさん (2023-09-18 14 34 11) シンクロよりエクシーズよりリンクより融合が好き。リンクスでは必ず融合使うデッキにするくらい。 -- 名無しさん (2024-01-12 21 50 07) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/49809.html
登録日:2021/11/20 Sat 00 00 12 更新日:2024/09/22 Sun 23 23 22NEW! 所要時間:約 11 分で読めます ▽タグ一覧 ABC A・O・J F.A. R-ACE VWXYZ オルフェゴール ガジェット ギアギア ギミック・パペット クリフォート サイバー・ドラゴン ジェネクス スピードロイド ダイナミスト ディフォーマー ドライトロン バンデット・キース パワー・ツール・ドラゴン ビークロイド ブンボーグ マシンナーズ リミッター解除 人造人間サイコ・ショッカー 先史遺産 列車デッキ 古代の機械 巨大戦艦 幻獣機 機塊 機巧 機械族 機皇 無限起動 超重武者 遊戯王 遊戯王OCG 遊戯王OCG種族項目 音響戦士 未知なる起動は破滅への駆動 機械竜、叛乱の刻― ここでは、遊戯王OCGに存在する種族の1つ、「機械族」について解説する。 ●目次 概要 種族としての特徴 機械族テーマ 代表的な機械族モンスターカードモンスターカード チューナーモンスター 融合モンスター シンクロモンスター エクシーズモンスター リンクモンスター 魔法 概要 「機械」という種族名だが、必ずしもロボットや乗り物など電動で機械仕掛けのモンスターのみが属しているわけではない。 金属で構成されてそうな物体だったり、果ては人形や玩具などの人工物も「機械族」に分類されている。 その一方で、「これぞ機械族」なイラストをしている《エア・サーキュレーター》や《ザ・カリキュレーター》、【スクラップ】がNOT機械族なのはご愛嬌。 遊戯王の最初期から存在し、現在に至るまで数多くの優良カード・優良カテゴリを輩出してきた名門種族。 ただし枝葉に分かれカテゴリ単位での発展が多く見られる一方で、「機械族デッキで汎用的に使える」サポートカードは初期にこそ多く見られたものの、機械族の層の厚さに反して非常に少なくなっている。 機械族のサポートカードが出ていたとしても属性や攻守ステで範囲を制限されているため、汎用的には使用できないことが多い。 これらに関しては、機械族カテゴリが豊富だということも影響を及ぼしていると考えられる。 それぞれのカテゴリ毎で特色が強く出ているため、恐竜族などと異なりカテゴリを使わない「機械族」という種族デッキを作ろうとすれば少々歪なものになってしまう。 例えば今から機械族版《魂喰いオヴィラプター》を出してみたらどうなることやら アニメ・漫画の主要人物でも機械族の使い手は多く、大体一作品につき4名以上は登場している。 デザインの自由幅が広く、同じ機械族でも個性を出しやすいというのも一因なのかもしれない。 種族としての特徴 「デュエル?んなモン高ァーい攻撃力とごっつい耐性に任せてブン殴ったらほぼ勝てるやろ」 ……を体現するような、ひたすら攻撃力と耐性に振り切ったカードが多い脳筋種族。 攻撃力のみならず耐性も硬いものが多いのが特徴で、生半可な効果破壊は受け付けず、除去されても次が出てくる上、中には「自分よりレベルの低いモンスターの効果を一切受けない」というタイプもある。 カテゴリごとの発展に伴い掠れているものの、 《リミッター解除》《機械複製術》《パワー・ボンド》《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》等の影響からか、攻撃力を一気に跳ね上げたり、同じく強力なモンスターを短時間で大量に並べたりといった、シンプルな爆発力に優れるカードが多い。 現在9種類いる「攻撃力が5000(遊戯王OCGにおける固定攻撃力では最大値)」のうちの3枚はここ機械族である。 その耐性と爆発力をフルに活かした後攻からの1ターンキルや、強固な耐性で事実上の盤面封鎖を行うのが得意である。 一方、その過程で莫大なリソースを消費する、展開したモンスターを維持できるのが1ターン限定、必勝の一手に依存気味で特定のカードを妨害されるとそのまま戦線崩壊、というようなデメリットも抱えており、長期戦には難あり。 また、奇をてらった効果やカウンター効果をもつカードが少ないことから、初心者でも扱いやすいが、逆に言えばどのデッキも動きが比較的単調で読まれやすい。 字面に反してテクニカルな戦いは苦手である。 他にはチューナーモンスターやユニオンモンスターの数は全種族中でもトップクラスである。 その一方で「機械(科学技術)」と相容れない存在だからか、スピリットモンスターは一体もおらず、儀式モンスターも2020年まで存在しなかった。 単体で優秀な機械族モンスターやそのサポートカードが数多い事から機械族である事はそれ自体がメリットとなる。 しかし、それと同時に他種族と比べて機械族メタカードが非常に多い事から、機械族である事は同時にデメリットにもなり得る。 そういった面でも、やはりハイリスクハイリターンな傾向は強い。 機械族テーマ アニメ、原作産の機械族デッキ ガジェット 使用者 武藤遊戯 歯車の様なロボット達と、それらを組み込み強化されるロボット。 相互サーチ効果でアドバンテージを確保する「3色」と、展開補助の「金銀」を擁し、サポートテーマとして「起動」または「機動」が存在する。 堅実に稼いだアドバンテージを、《死者への手向け》などで消費して勝利を狙う【除去ガジェット】をはじめ、派生デッキが多い。 VWXYZ / ABC 使用者 海馬瀬人、万丈目準 合体を行うことで様々な形態に変形するスーパーメカ。 ユニオンモンスターの先駆けであり、装備されることでモンスターを強化するデザイン。 特に後期追加組のABCはストラクで簡単に組めるのにカードパワーが高く、一時期は環境にて大暴れしていた。 「場に揃った特定カードを除外(リリース)する事でEXから直接融合を出す」という、後にちょくちょく出てくるようになる特殊な融合モンスターもこのテーマがきっかけだったりする。 超時空戦闘機 使用者 御伽龍児、BIG4/大田、海馬乃亜 バクテリアン軍に対抗すべく惑星グラディウスの人々が作り出した、時空を超える戦闘機。 コナミの名作シューティングゲームである「グラディウスシリーズ」の主人公機体「ビックバイパー」を始めとした、グラディウス由来のカード達。後述の「巨大戦艦」と対を成す。 テーマとしての「超時空戦闘機」というくくりはなく、グラディウスシリーズや関連作、コナミの他STGにおける自機モチーフのカードを指す。 効果モンスターのほとんどは「光属性・攻撃力1200以下・機械族」というステータスで共通性を持たせており、それらに関する効果を持つカードがメイン。 サイバー・ドラゴン 使用者 丸藤亮、丸藤翔 「サイバー流」と呼ばれる機械の竜。 先攻絶対有利の概念に一石を投じ、爆発力の高い融合モンスターを擁するテーマ。 GX期のカードの中でも継続的にフィーチャーされており、どこまでも進化を遂げている。 攻撃力にものを言わせるカードと印象が大きいが、ノヴァインフィニティのような妨害カードもあるので脳筋一辺倒ではない。 サイバー・ダーク 使用者 丸藤亮、丸藤翔 「裏サイバー流」の異名を持つ、ドラゴン族と機械族の混合デッキ。 機械族のサイバー・ダークが「墓地のレベル3以下のドラゴン族」を装備、強化して殴りかかる戦法。 勝利と進化を渇望しており、「闇属性、機械orドラゴン」と恵まれたサポートを駆使して確かな進化を遂げている。 古代の機械(アンティーク・ギア) 使用者 クロノス・デ・メディチ、ルドルフ・ハイトマン、ユーリ、デニス・マックフィールド、ジャン・ミシェル・ロジェ、オベリスク・フォース一般兵 歯車と錆びた金属によって構成された古めかしい見た目のロボット。在り方は違えども、「アカデミア」という組織に関連する人物が用いる。 攻撃宣言時に魔法・罠カードを封殺することで着実に戦闘ダメージを与えるデッキ。 融合召喚を軸にしたタイプと、そこから更に《古代の機械巨人(アンティーク・ギアゴーレム)》を主軸にしたタイプ分かれている。 実は「ガジェット」に関連する効果を持つモンスターが数体ほど存在している。 巨大戦艦 使用者 銀流星 「グラディウスシリーズ」に登場する、敵性宇宙人の軍勢「バクテリアン軍」の兵器をカード化した自社ゲストテーマ。上記の超時空戦闘機と対を成す存在で、あちらが主人公ならこちらはボスキャラ。 原作ゲームでの耐久値の概念を「自身が場に出た際にカウンターを指定数乗せ、そのカウンターがある限り破壊されないが、戦闘を行うごとに減少していきカウンターが0で自壊」という形で再現している。 デメリットも兼ねるカウンターがネックだが、専用のフィールド魔法や永続魔法によって大型機械族を次から次へとおかわりし続けるロマン溢れる戦術がウリ。 特に専用フィールド魔法《巨大要塞ゼロス》の効果はモリモリなんてレベルではないもので、このフィールド魔法があるか無いかでデッキの回転力が変わってくる程。 ディフォーマー 使用者 龍亞 小物や家電製品が変形したロボット達。6体目のシグナー竜の仮の姿たる《パワー・ツール・ドラゴン》も一応関連する。 攻撃表示と守備表示で効果が変化し、状況に応じて表示形式を変えながら戦っていくデッキ。 1体1体のステータスは低いが、パワーツールの装備サーチとボードンの直接攻撃効果でワンショットキルも狙っていけるポテンシャルがある。 こちらも上述の「ガジェット」にも少しだけ関係しており、一部サポートモンスターが「ガジェット」の名前を持っていたりする。 機皇 使用者 アポリア、プラシド、ルチアーノ、ホセ 暴走したモーメントより現れた人類殺戮兵器を模したモノ。 相手のシンクロモンスターの装備カード化やバーンといった形でシンクロ召喚を否定する機皇帝と機皇神、お互いに肩を合わせて並ぶことで強化し合う機皇兵を擁する。 5D'sデフレ期に出たこともあり、サポートカードの酷さは何かと話題を呼んだ。 列車 使用者 神月アンナ、神月アレン 機関車、客車、特急列車、そして列車砲等の鉄道車両をイメージしたテーマ…テーマ? ランク10のエクシーズ召喚を主軸にしたシリーズ。 パワフルで豪快な効果とステータスを持つ高ランクエクシーズモンスターを多数擁するデッキ。 力こそパワー!と言いたげな効果の数々に魅了された人は数知れず。 先史遺産 使用者 Ⅲ/ミハエル・アークライト 古今東西の様々な歴史的遺物・珍品をモチーフにしたデッキ。岩石族混成の構築となっている。 メインデッキ内の効果的な関連性は薄く、それぞれが汎用的にそつなく色々出来る能力といった感じの構成。 その一方でEXモンスターは凄いバーンダメや相手のライフを滅茶苦茶減らすなど全体的に殺意が高く、ワンキルやワンショットキルのお供になることもしばしば。 Ⅲの基本は温和でトロン三兄弟の良心でありながらも、暴走すると兄貴に負けないヤバい奴になる点がしっかりテーマに滲み出ている。 OCGでの追加カードである《先史遺産ネブラ・ディスク》がかなり優秀で、一時期はアーティファクトとの混成構築があの某やべえドラゴン共相手に戦えるデッキとしてこのテーマを環境に押し上げるほどであった。 ギミック・パペット 使用者 IV/トーマス・アークライト 形容し難い不気味な人形だらけの闇属性・機械族デッキ。 レベル8のモンスターの展開とそれによるランク8のエクシーズ召喚に特化しており、豪快な破壊効果とバーンダメージを持ち味とする。 重量級デッキ故に事故が非常に怖いが、上手く回れば1ターンでランク8エクシーズを3回決めて相手の場を一掃する事も夢じゃないという、 機械族らしいロマンと何より「あの」IVさんのロールプレイができる魅力は何物にも代え難いものがある。 12期に得た強力な新規カードの数々により、能動的に相手の場にモンスターを送りつけられるようになり、持ち味であったバーン効果を活かしやすくなった。 超重武者 使用者 権現坂昇 その名の通り重厚な機械武者の集い。 守備表示のまま攻撃を行う、フルモンスターの要素を取り入れたデッキ。 かつての《絶対防御将軍》などとは異なり守備力で攻撃する事ができるため、軽視されがちな守備力の高さがそのままパワーとなる。 11期からは超重神童ワカ-U4の登場によって、一部超重武者は様々な機械族デッキに出張できる程の汎用性も得た。 スピードロイド 使用者 ユーゴ 昔懐かしいオモチャをモチーフにした風属性・機械族デッキ。 展開力の高さを存分に活かしシンクロ召喚を狙う。 実際はランク3エクシーズ要員とばかり認知されていた?なんのことやら 風属性のサポートも多く含まれていることも特徴。 機塊 使用者 ロボッピ 様々な身近の電化製品をモチーフにしたデッキ。テーマ内リンクモンスターが1体を除いて全てリンク1なのが特徴。 リンク1モンスターは「相互リンク状態か否か」で適用される効果が異なるという特徴がある。 マシンナーズ 使用者 カーク・ディクソン、氷室仁(漫画版) 戦闘用に開発された機械の兵団。かつてはパワー不足だったが、ストラクチャーデッキによって大幅に強化された。 単体性能が非常に高いマシンナーズ・フォートレスを主軸に据えつつも、構築の柔軟性は高い。 地属性・機械族というくくりが多いため、無限起動や列車とサポートを共有しやすいというのも強みの一つ。 OCGオリジナルの機械族デッキ A・O・J 宇宙生物ワームに対抗すべく開発された自律機械兵器。 光属性とリバースにメタを張る闇属性・機械族デッキ。 実際にメタとして機能しているのはごく数名で、他は洩れなく木偶の坊という中々なデッキだったり。それでも後述のカタストルという最高傑作を作り上げた功績はでかい。 オルフェゴール 妹を失った一人の男が造り上げた機械じかけの楽団。 墓地から除外することで展開し、除外されたカードを回収して制圧する闇属性・機械族デッキ。 十分な墓地肥しが必要だが、自分・相手ターン問わずの持久的な展開・制圧が可能になる。 かつてはその圧倒的な安定感・持久力・拡張性の高さから環境で大暴れし、テーマ内で3枚もの制限カードを輩出してしまった実績を持つ。 カラクリ 古風な人形がモチーフの地属性・機械族デッキ。将軍にして指揮官機の無零の膝下にて繁栄する、カラクリ人形の国。 モンスターの表示形式に関する効果を複数持ち、それをトリガーに数を並べていく。 迂闊に攻撃表示で展開すると低いステータスで強制攻撃をしかねない、扱いの難しいデッキでもある。 その反面、テーマ内のシンクロモンスターが全て「デッキからカラクリを呼ぶ」という効果を持ち、これを連続で発動する事により場を一気に埋め尽くせる程の爆発力も持ち合わせる。 ギアギア 歯車や乗り物をモチーフにしたデッキ。 ギアギアーノと呼ばれる小型ロボ達が、悪の科学者Dr.ギアック率いる悪のロボ・ワルギアーノ軍団に立ち向かう、というロックマンみたいな背景設定がある。 ガジェットにも似て堅実にアドを確保する方針であり、互いにサーチしたり特殊召喚を行う効果が多い。 エクシーズモンスターのギアギガントXはその便利なサーチ能力から、未だ一線級として使用されている。 機巧 日本神話×近未来メカのロマンあふれるテーマ。様々な大和の神々がメカニカルな動物になっている。 どのカードも「攻守が同じ」かつ、何かと「除外」に関連した効果を持つ。 特に特殊召喚や効果発動時に大量のカードを除外する必要のある《機巧蛇-叢雲遠呂智》は、その除外コストの多さに着目され紅いアイツとコンビを組んでいる事が多い。 水晶機巧 水晶をモチーフにした水属性・機械族デッキ。「Pの一族」の1つで、真竜皇バハルストスFを迎え撃つ透き通りし機械戦士。 シンクロ召喚デッキでありながら、相手ターン中に奇襲的にシンクロ召喚を行うことが基本戦術となる。 その中でも少々ヤバいアイツが色んなデッキで暴れまわっていた。 クリフォート 封印されていた「神の使い」が1つ。表向きは端末世界のセキュリティシステム、その本性は創星神 tierraが野心の為に用意しておいた生命体殺戮兵器。 OCGオリジナルデッキで初の、ペンデュラム召喚を主軸にした地属性・機械族デッキ。 レベルが下がる代わりに妥協召喚効果を持つ上級で構成され、ほぼ全てが自身のレベル・ランクを下回るモンスターの効果を受け付けない強力な耐性を保有する。 「クリフォート」モンスターをペンデュラム召喚し、「アポクリフォート」をアドバンス召喚して制圧を狙う。 幻獣機 実在する戦闘機をモチーフにした風属性・機械族デッキ。 ほぼすべてのカードが「幻獣機トークン」に何らか関与しており、デッキの回転において重要な役目を果たす。 幻獣機トークンの有無に対して融通が利かないデッキなので扱いが難しく「戦闘機なのにエンジンが無い」と揶揄されている。 音響戦士 楽器をモチーフにした風属性・機械族デッキ。 レベルや属性、種族を自由に変えて変幻自在のシンクロ召喚を得意とする。 融通が利きやすいラインナップのため、様々なデッキに出張する機会も多い。 ジェネクス 様々な自然物を利用して発電を行いつつ、環境保全を行っている心優しき機械生命体……と思いきや? 主軸となるジェネクス・コントローラーを中心に、様々な属性のカードと力を合わせてシンクロ召喚を行う。テーマ内リンクモンスターを用いた爆発的な展開能力から、様々なシンクロモンスターを作れるポテンシャルを秘める。 《ジェネクス・コントローラー》と《ジェネクス・ウンディーネ》の出張セットは、何かと水属性デッキにお呼ばれする事が多かった。 派生テーマに外敵から身を守るため戦闘用に特化した進化を遂げた「レアル・ジェネクス」、A・O・Jによって改造された「A・ジェネクス」がある。 スプリガンズ 鉄の国からやってきた、機械の外装を纏う煤の精霊たち。 「何!?エクシーズ召喚とは、レベルが揃ったモンスターをオーバーレイするのではないのか!?」……と言いたくなるような特殊な方法でエクシーズを展開する。 閃刀姫 人が数えるほどしかいなくなり、人に似せたロボットばかりとなった未来にて、それぞれの国を護るために機動兵器を身に纏う少女達。 大量の魔法カードと機械族のリンクモンスター、そしてメインデッキに2種類だけの戦士族という歪な内訳のデッキ。 後に「賢者」を始めとするメインデッキ内に入るモンスターも増えたが、それでも基本は上述の2種がメイン。 EXゾーンの機械族・閃刀姫リンクモンスターを、各種魔法カードでひたすらアシストして戦う。 ダイナミスト 蒸気を吹き出すパワフルな鋼の恐竜。クリストロンと同じ「Pの一族」で、孤島にて逞しく生き抜く機械生命体。 クリフォートに次ぐ、ペンデュラム召喚を主軸にした水属性・機械族デッキ。 ペンデュラム効果により相手の除去を回避しつつ、戦闘によって効果を回していくデザインになっている。 ドライトロン 星の名を持つ機械の竜。 史上初となる機械族儀式モンスターを主軸にしたデッキ。 素材モンスターの攻撃力を元にして儀式召喚を行うという前代未聞の効果を持つカテゴリ儀式魔法の流星輝巧群を始め、今までの儀式デッキとは全く毛色が異なる。 F.A. 自動車レースをモチーフにしたデッキ。遥か未来の世界で競技を問わず活躍するU.A.たちが、カーレースへと活躍の場を広げたという背景がある。 レベルと攻撃力を速度に見立てており、素の攻撃力は0だが、自身のレベルを参照して攻撃力を確定する。 レベルはテーマ内の魔法・罠の発動や効果によって上がり、一定以上になると追加の効果を得られる。また、レベルを下げて発動する効果を併せ持つモンスターも多い。 ブンボーグ 身近にある文房具をモチーフにした地属性・機械族デッキ。 一見低攻撃力のモンスターばかりだが、爆発的に攻撃力を上げる効果を全員が有しているため、本気を出した際の総ダメージ量は真面目に数えるのもバカらしくなる。 かわいらしい見た目でも、遊戯王有数のバトルジャンキー集団である。 無限起動 エクシーズモンスターとリンクモンスターを使う、重機モチーフの地属性・機械族デッキ。 打点の高いモンスターを多数並べられる攻撃特化のデッキであり、破壊力の高さは折り紙付き。 エクシーズにおける「素材の数が効果使用回数のリミット」というネックを補う手段も持ち合わせており、文字通り「無限」に効果を「起動」し続ける事も出来なくはない。 R-ACE レスキュー隊をモチーフとした炎属性・機械族および戦士族の混成デッキ。 相手を「火事」や「災害」に見立て、相手の動きに呼応して大型を立てたり、妨害カードを撃ったりする。 特定モンスターがいるとセットしたターンでカテゴリ内の速攻魔法・罠を使えるのもポイント。 代表的な機械族モンスターカード あまりにも数が多すぎるので、 タグ:機械族 もご確認のこと。 モンスターカード 人造人間-サイコ・ショッカー お互いに罠カードの使用を止めてしまう永続効果を持つ。 遊戯王の最初期に登場したカードながら強いコントロール性能を持っており、脅威と恐れられていた。 現在では環境の高速化により一般的なデッキでの罠カード使用率は激減しているものの、罠カード主体のデッキにとっては相変わらず脅威となる。 スクラップ・リサイクラー 機械族版《終末の騎士》。オマケでレベル4・機械族・地属性モンスター2枚をデッキに戻して1枚ドローする。 カードプールが広いこともあって墓地肥しの恩恵は非常に大きい。 更に名前に「スクラップ」がついていたおかげでスクラップの展開ギミックを流用可能で、《スクラップ・ワイバーン》の登場で有用性が大幅に上がった。 デビル・フランケン 5000という膨大なライフコストと引き換えに、融合モンスターを特殊召喚する。 1999年に登場して以来、何度も規制や緩和を受けながら、1ターンキルや制圧盤面構築の主役として活躍した。 カードガンナー 起動効果によるデッキトップ3枚の墓地送りと、破壊された時の1ドローで何が何でもアドを稼ぐ意気込みを見せる。もはや攻撃力アップはオマケ 後述の《機械複製術》にも対応しているためフィールドに並べやすく、三体並べて一斉に9枚の墓地肥しも行えるため、デッキの回転力を上げることができる。 サイバー・ドラゴン サイバー流の顔。星5だが、相手フィールドにのみモンスターが存在するとき、手札から特殊召喚できる。 使い勝手の良い効果と序盤でアタッカーになれるステータスを併せ持っていることから、サイバーデッキや機械族デッキに限らず、様々なデッキに出張している。 古代の機械巨人(アンティーク・ギアゴーレム) アンティーク・ギアの看板的存在。特殊召喚不可のデメリットを持つが、攻守3000のステータスと貫通効果、そして攻撃時に魔法 罠の発動を封じる効果を兼ね備えた強力なモンスター。 《古代の機械巨人─アルティメット・パウンド》という亜種の他に、素材として使用する融合モンスターが複数存在する。 機動要犀 トリケライナー 三回以上の特殊召喚をトリガーに、完全耐性&守備力2800で参上する。 しばらく無名のモンスターだったが、征竜が跋扈する2013年遊戯王の世界大会にて 当時のカードプールの【征竜】では手も足も出ないこの効果を最大限に生かし、世界大会優勝を果たしたことで一躍有名になる。 インスペクト・ボーダー 自分のモンスターゾーンが空でないと召喚・特殊召喚できないが、場に存在する限り、お互いに発動できるモンスター効果の回数を場のモンスターの種類(儀式・融合・シンクロ・エクシーズ・ペンデュラム・リンク)の数までに限定する。 モンスター効果による展開を強烈に縛る非常に優秀なロックカードであり、維持されると厄介なことこの上ない。現代の【メタビート】の顔役ともいえる存在。 除去しようにもレベル4の癖に打点が2000もあるので並大抵の下級モンスターでは相手にならず、デッキによっては冗談抜きでこいつ1体で詰むこともあり得る。 ただ《無限泡影》や壊獣などであっさりロック解除なんてのもよくある話なので過信は禁物。 機巧蛇-叢雲遠呂智 デッキの上から8枚を裏側除外することで手札・墓地からフリーチェーンで特殊召喚できる。また、自分のエクストラデッキを3枚ランダムに裏側除外することで場のモンスターを1体破壊する。 コストは重いが何の制約もなくレベル8の除去持ちの高打点をぽんと出せるため、相性のいいデッキは多い。 このカードをはじめとした手軽に展開できるレベル8モンスター(と一部の出張モンスター)でデッキを固め、ランク8エクシーズで戦う【8軸〇〇】というデッキタイプも存在する。 他には大量にカードを除外できるということで《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》と組んで【叢雲ダイーザ】なるデッキが組まれたことも。 チューナーモンスター 幻獣機オライオン どこからでも墓地に送られればトークンを特殊召喚する宇宙船。 各種素材になった場合に効果を発動して、素材数を水増しできる。 後述の《水晶機巧-ハリファイバー》とは相性抜群で、そのままリンク4にこぎつける。 A・ジェネクス・バードマン 自分のモンスターを手札バウンスして特殊召喚する鳥型ロボット。 セルフ・バウンスコンボの中核を担い、様々な活躍をしてきたため長い期間制限カードに指定されていた。 ヴァイロン・キューブ 光属性シンクロモンスターの素材になった際に、装備魔法をサーチする立方体。 シンクロ召喚のディスアドを補うことも、コンボパーツを手繰り寄せることもでき、使い方は自由自在。 特に《旧神ノーデン》とは相性が良く、《再融合》をサーチして《旧神ノーデン》を蘇生し、圧倒的な展開を可能にして見せた。 融合モンスター キメラテック・フォートレス・ドラゴン 機械族デッキの結晶たる融合モンスター…ではなく、《システム・ダウン》に並ぶ有名な機械族メタカード。 自分と相手の機械族モンスターを根こそぎ墓地に送って降臨する。 ただし現在では、墓地アドを許しているという点が深刻な問題点扱いされており、やや評価を落としている。 召喚獣メルカバー 出張専門テーマである召喚獣に属する一枚。アレイスター+光属性モンスターで作成可能。 見た目はケンタウロスっぽい騎士風ロボだが、人気テーマの再録中心パックである「SELECTION 5」では絵違いとして人型形態も登場した。 「手札一枚と引き換えに、それと同種のカードの発動を止めた上で除外する」というシンプルながら強力な制圧効果を持っており、それに加えてアレイスター1枚から光属性モンスターを出すギミックが複数考案されているので、召喚獣を使うデッキであればほぼ確実にこいつが出てくる。 一時期は光属性デッキに必ずいるレベルにまで暴れていたので制限カードになっていた事も。マスターデュエルでもテーマ内エースと思わしいエリュシオンを差し置いて、メルカバーが召喚演出持ちとなっている。 シンクロモンスター ダーク・ダイブ・ボンバー 昔々あるところに「D(だれが)D(どう見ても)B(ぶっ壊れ)」と恐れられた射出カードがありましたとさ。 攻撃による戦闘ダメージと、その後の射出による効果ダメージで無駄がなく相手を敗北させる。 かつての遊戯王最速禁止記録保持者(290日)。エラッタにより好き勝手爆撃はできなくなった為、現在は「まぁまぁ普通のバーンカード」という立ち位置に落ち着いている。 フォーミュラ・シンクロン 遊戯王初のシンクロチューナー。 捻りもなく扱いやすい1ドローと、低いレベルのおかげでアクセルシンクロ狙いでなくても十分に使用できる。 A・O・J カタストル 一言で言えば闇属性以外絶対殺すロボ。 「相手が闇属性以外かつ破壊耐性が無い限り、ダメージ計算を行わず問答無用で殴り殺す」という緩い条件に反した凶悪な効果で神すらもボコしていたシンクロ初期の問題児。 どこぞのヤバい魔導書や、どこぞの赤い鎧の狼男の様に簡単に手に入る字レアだったのもポイント。更にレベルは5と出しやすさまで兼ね備える。 今でこそ破壊耐性や効果無効化が行き渡っているので脅威度は下がっているが、かつての暴れっぷりは決闘者の記憶に刻まれているものと思われる。 遊戯王マスターデュエルでもテーマのエースであるディサイシブ・アームズやフィールド・マーシャルを差し置いて召喚演出を持っているほど。 さらにはソロモードのストーリーも要約すれば「カタストル鬼強えええ!!このままワーム全員ぶっ殺していこうぜ!!!」ともいえるもので、色々迷走気味だった初期のA・O・Jが一致団結して作り上げた最強の機体であったと説明された。 エクシーズモンスター ギアギガント X 機械族モンスターをサーチorサルベージできるランク4のエクシーズモンスター。ギアギアの看板にして代表カード。 出しやすい上に優秀な中つなぎ役として、基本的に機械族デッキにおいてのEX優先度は高め。 No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホーク 大量のトークンを生成するエクシーズモンスター。 リンク召喚が実装された際にそのポテンシャルを最大限発揮し、今やランク7を扱えるデッキの特権になっている。 宵星の機神ディンギルス オルフェゴールに属するランク8エクシーズ。ニーサンが本気を出してスーパーロボになった姿。 レベル8×2で普通に出せるほか、「オルフェゴール」リンクモンスターに重ねてエクシーズという召喚条件を持つため、リンクデッキである本家でも取り扱いは優秀。 着地時に自分の除外されている機械族をエクシーズ素材にするか、フィールドのカード1枚を選んで墓地に送る強力な除去効果のいずれかを使える。 更にはエクシーズ素材1つで自分の場のカードをなんでも破壊から守るというおまけにしては強すぎる効果も有している。 その取扱いの良さから、オルフェゴールの域を飛び出してランク8トップクラスの実力者という評価を確立している。 天霆號アーゼウス ランク12だが、Xモンスターが戦闘を行ったターンに自分のXモンスターに重ねてエクシーズという驚異的な召喚条件を持つ。 あらゆるエクシーズモンスターから着地し、フリーチェーンの全体除去を行える。 機械族に限らずほぼあらゆるエクシーズモンスターに重ねることが可能。 その強烈な効果とゆるゆるな召喚条件はエクシーズに革命をもたらしたと言っても過言ではなく、某引きこもりがこいつと相性がいいという理由だけで突如高騰するなど、環境でも強烈な存在感を放っている。 ただエクシーズ素材2個を使うため、モンスターによっては重ねても意味がない場合がある。 リンクモンスター 水晶機巧-ハリファイバー リンク召喚時にチューナーを呼び出せ相手ターンでシンクロチューナーを出せる。 《幻獣機オライオン》を呼び出すことで、チューナーさえ入れていれば一気にリンク4にまで到達することが可能になる。 本来はシンクロ召喚サポートを狙いとして作られたのだろうが、制約が緩い為に汎用リンクモンスターとして機能している。 そしてあまりにも活用されありとあらゆるコンボに使われまくった結果、ついに禁止カードとなってしまった。 ユニオン・キャリアー デッキ・手札のモンスターをフィールドの種族か属性が同じモンスターに装備できる、汎用効果を持つリンクモンスター。 疑似的な墓地肥し、「フィールドから墓地へ送られた時/破壊された時」を満たす、バウンスして疑似的なサーチ、融合素材調達など、無限の可能性を秘めている。 中でも《破壊剣-ドラゴンバスターブレード》を使ったお手軽EXデッキ封殺は悪名を轟かせており、それが決定打となり海外では日本より早く禁止カードに指定され、後に日本でも禁止カードとなった。 魔法 機械複製術 多くの人が機械族サポートと言われて真っ先に思いつくであろう一枚。 「攻撃力500以下の機械族」が場にいるとき、同名モンスターを二体までデッキから特殊召喚する。 対象になるモンスターが厳しく制限されているものの「デッキから二体を、特に用途制限もなく特殊召喚」という破格の展開アシストを可能にする。 「《機械複製術》に対応しているか否か」は、機械族モンスターにおける重要な評価項目の一つ。 「元々の種族・攻撃力」指定ではないため、例えば何らかの方法で攻撃力を500以下に下げても複製術を使用できる。 あまりにこのカードが優秀すぎる反動か、「デッキから特殊召喚できない」等の制約を持つモンスターも少なくない。 リミッター解除 機械族=ハイリスクハイリターンで爆発力が高い、を裏付ける一枚。 エンドフェイズ時に破壊されるものの、自分フィールドのすべての機械族モンスターの攻撃力を倍にする効果を持つ。 ただでさえステータスに恵まれた機械族モンスターが多い中で全体強化を行えば、相手のLPはどれだけあっても足りない。 機械族の戦闘における切り札になる。 パワー・ボンド 機械族=ハイリスクハイリターンで爆発力が高い、を裏付ける一枚。 機械族専用融合召喚を行い、元々の攻撃力分だけ上乗せし、ただしエンドフェイズに上乗せした分の攻撃力分のダメージを受ける。 対応する融合モンスターもサーチ手段も少ないものの、ロマンあふれる効果に加えアニメで大々的に活躍したこともあり、人気の高い一枚になっている。 圧倒的攻撃力に憧れて意気揚々と《パワー・ボンド》を使ったものの、《魔法の筒》で敗北したなんて経験もあるのではないだろうか。 アイアンコール 機械族用の蘇生魔法カード。 既にフィールドに機械族モンスターがいることを条件に、レベル4以下の機械族を墓地から特殊召喚する。 予め機械族を用意しないといけない点や蘇生したモンスターの効果は無効になるなど無視できない難点もあるが それを補って余りあるほどに、使い勝手の良い蘇生カードとして採用が狙える。 システム・ダウン こちらもキメフォと並ぶ機械族メタカード。 1000ライフと引き換えに、フィールドと墓地の機械族を全て除外してしまう豪快な効果。 サーチ手段が無いこととフリーチェーンで使えないことが難点。 機械仕掛けの夜-クロック・ワーク・ナイト- ANIMATION CHRONICLE 2022にて登場した永続魔法。元々はBIG5の一人、機械軍曹(大田)が用いていたアニオリカード。 効果は場のモンスターの種族を全て機械族に変えるという、《アンデットワールド》じみた豪快なもの。 場にいる自分のモンスターは全て《リミッター解除》の範囲内になり、種族に関係なく相手のカードをフォートレスで吸うことも出来るようになる。 更に自分のモンスターは攻撃力が500上昇し、相手は逆に攻撃力が500低下する永続効果により、殴り性能に秀でる機械族の戦闘性能を高められる。 オマケ効果として、墓地のこのカードを除外し手札1枚と引き換えに地属性機械族モンスターをサーチ可能。 地属性かつ機械族といえばカラクリ、列車、古代の機械、マシンナーズ、無限起動etcとテーマが豊富なので、これらの展開補助に繋げることもできる。 追記修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 機械複製術はサーチ出来ないから許されてるくらいのポテンシャルあると思う -- 名無しさん (2021-11-20 00 50 44) ABCが強過ぎて軽いトラウマ -- 名無しさん (2021-11-20 01 16 50) 魔法があって罠がないのは何故なのか…… -- 名無しさん (2021-11-20 02 22 22) 「機械族」という種族デッキを作ろうとすれば少々歪なものになってしまう。 地属性機械族という括りなら結構形にアナルと思うぞ -- 名無しさん (2021-11-20 03 01 29) 無かったんかこの項目。罠だとリンクスで活躍したパルス・ボムくらいか? -- 名無しさん (2021-11-20 04 57 12) VWXYZやビークロイド、バンデッドキースのリボルバードラゴンやボマーのリアクターシリーズ、人造人間、ディフォーマーとパワーツールドラゴンや、先史遺産は原作、アニメ関連だし追記したい。OCGだと星遺物、超量機獣なども追加を考えている。代表のカードにも未来融合とのコンボで暴れたキメラテックオーバードラゴンなどを入れおきたい。大規模編集になりそうだけど。 -- 名無しさん (2021-11-20 06 09 44) あと、アニメ関連ならキャラなりきりができるのはIVに限ったことではないから『何より「あの」IVさんのロールプレイができる』というちぐはぐに見える記述などにも手を加えたい。 -- 名無しさん (2021-11-20 06 13 06) 今や瞬間火力や殲滅力に重きを置いた、パワーカードに溢れた種族と云った印象…キメラテック・フォートレスとシステム・ダウンは勘弁な。 -- 名無しさん (2021-11-20 16 19 19) ↑3 どんどん追加していいと思うよ -- 名無しさん (2021-11-21 07 59 08) ゲートオブヌメロンも機械族だったよね。OCGではリミッター解除なんかと併せて使う機械族特有の脳筋のイメージ。 -- 名無しさん (2021-11-21 09 56 08) リミッター解除が切り札だったあの頃 -- 名無しさん (2021-11-21 15 07 02) 機械なのにあんまり融通(シナジー)が利かないのは規格が違うからと思うとしっくりきちゃった。 -- 名無しさん (2021-11-21 15 35 49) ディフォーマーも大体は機械族か、これもボードン1キルとか脳筋だよな -- 名無しさん (2021-11-27 01 27 39) 荒らし報告スレ10の313で指摘されていた表現を修正 -- 名無しさん (2022-01-22 17 21 30) ショタキャラがよく使っている気がする。 -- 名無しさん (2023-01-13 21 57 39) トリケライナーの所で世界大会優勝と書いてるが優勝はしていなくね -- 名無しさん (2024-04-26 19 30 26) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/9775.html
登録日:2012/07/12 (木) 00 28 36 更新日:2024/05/20 Mon 09 18 25 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 THE SHINING DARKNESS インフェルニティ 元制限カード 永続魔法 満足 蘇生 遊戯王 遊戯王OCG 遊戯王ファイブディーズ 魔法カード ????「場はガラ空き…手札は0…」 「だが…俺は死なねえ…!諦めねえ…!俺を…俺を満足させてくれよ!ドローッ!」 つ 「このカードは…!俺はインフェルニティガンを発動!そしてこのカードを墓地に送ることで墓地からインフェルニティと名の付くモンスターを2体特殊召喚する!」 「蘇れ!インフェルニティ・ネクロマンサー!インフェルニティ・ビートル!」 「さらにインフェルニティ・ネクロマンサーの効果発動!墓地からインフェルニティモンスターを特殊召喚する!」 「蘇れ!インフェルニティ・デーモン!」 「インフェルニティ・デーモンの効果発動!デッキからインフェルニティと名の付くカードを手札に加える!俺はインフェルニティガンをサーチ!」 「レベル3インフェルニティ・ネクロマンサーとレベル4インフェルニティ・デーモンに、レベル2インフェルニティ・ビートルをチューニング!」 「破壊神より放たれし聖なる槍よ、今こそ魔の都を貫け!シンクロ召喚!氷結界の龍トリシューラ!」 「トリシューラの効果発動!手札・フィールド・墓地のカードを1枚ずつ除外!」 「そして手札からインフェルニティガンを発動!墓地に送ってネクロマンサーとビートルを蘇生!さらにネクロマンサーの効果でデーモンを蘇生し… ~~中略~~ これで…満足したぜ…! 永続魔法 (1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。 手札から「インフェルニティ」モンスター1体を墓地へ送る。 (2):魔法&罠ゾーンの表側表示のこのカードを墓地へ送り、 自分の墓地の「インフェルニティ」モンスターを2体まで対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。 この効果は自分の手札が0枚の場合に発動と処理ができる。 THE SHINING DARKNESSで登場したカード。 なぜかインフェルニティシリーズの中でこのカードだけ・がついていない。 こういう場合、大抵は何かとかかっていることが多い(*1)のだが、このカードについては何とかかっているのか不明。ニティガンとかそんな言葉があるのだろうか。 前半の効果は手札で腐ったインフェルニティを処分できるので、後半の効果に隠れがちだが地味に役に立つ。 特にインフェルニティ・ジェネラル等の上級モンスターは腐りやすいので手札に来たときに処理できるのは便利。また、永続魔法なためゼピュロスを採用しているデッキならば効果で1ターンに2回使うこともできる。 後半の効果は言うまでもなく超強力。 この手の効果にありがちな、蘇生するモンスターのレベルの制限や蘇生した後の効果の無効化などが無いため、インフェルニティ・デス・ドラゴンなどの強力なモンスターを蘇生したり、ネクロマンサーで更なる展開へと繋げることもできる。 そしてこのカードの最も恐ろしいところはカード名にインフェルニティとついていること、つまりはインフェルニティ・デーモンでサーチできることにある。 つまり無制限時代は1枚目が確定してしまえばほぼ3枚が約束されるようなものである。 一枚でも強力なのに三枚連続で飛んできたらたまったものではない。 この特性を生かしたのが前述したトリシューラのサンレンダァである。 具体的には ダーグレや終末を使ってビートル・ネクロマンサー・デーモンを墓地に落とす ↓ インフェルニティガンを発動(もしくはミラージュを召喚)効果でビートルとネクロマンサーを蘇生 ↓ ネクロマンサーの効果でデーモンを蘇生、そしてデーモンの効果でガンをサーチ ↓ 3体でシンクロトリシューラ、再びガン発動 これを3回くりかえすと ///チョリ~スwww\\\ となるわけである。 相手の場のカードが処理しきれない場合はミスト・ウォームで手札に戻せばよいので、インフェルニティは抜群のワンキル性能を持っていた。 永続魔法なのでサイクロン等で妨害されやすいものの、この強力な効果とサーチのしやすさでインフェルニティデッキの中核となり猛威を振るった。 環境トップにいたが選考会ではメタり尽くされたせいか実績を残せなかった。 が、そんな暴れっぷりをコンマイが許すはずもなくこのカードとトリシューラは制限カードに指定された。 しかし、インフェルニティはトリシューラループを発見し更なる高みへ満足しようとしていたため満足界の龍は封印され禁止カードとなった。こんなんじゃ…満足できねえぜ…。 一方でこのカードは禁止されたトリシュが無制限に戻ってくるほどの時間が流れても不動を貫きなんと12年以上制限カードの座に居座っていたが、2023年になってついに準制限に緩和された。 ちなみにインフェルニティにて文字通り切り札となるこのカードだがレアリティはノーマルであるため、ショップにて10円単位で購入できる。デーモンもDTにて字レアで再録されたのでインフェルニティは安価で組めるようになった。これで誰でも満足できるぜ!ガチ化しようとするとあれやらそれやらでエクストラが糞高くなるけどな! また、このカードはOCGで初登場したため鬼柳京介さんは使用していない。 それなのにタッグフォースでは何故か専用ボイスが。 イラストではリベンジャーとデーモンが射出されている。ネクロマンサーを含めて蘇生しなければ星8シンクロができないのであまり得策とは言えない。 余談だがTF6での鬼柳さんの禁止デッキはガン&トリシュ3積みの鬼畜仕様。しかしCPUの残念なAIでインフェルニティデッキが操れるはずもなく、デッキレベルは4と控えめ。 追記・修正して満足しようぜ! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] かつて環境を荒らして規制されたシンクロテーマのキーカードたちが続々と釈放される中、このカードだけは頑なに緩和されないな。 -- 名無しさん (2016-04-20 04 05 56) 「インフェルニティガンは1ターンに1度しか発動できない」とエラッタされれば無制限だな -- 名無しさん (2016-04-20 09 47 43) そのまま緩和された場合満族が 大☆満☆足 で何を引き起こすか知れたもんじゃない -- 名無しさん (2018-08-28 13 01 28) リンクスで鬼柳のイベントやってるが、このカードが強過ぎてヤバい -- 名無しさん (2019-06-30 10 26 24) 永続魔法じゃなくて「手札が0枚の時にのみ発動出来る。自分の墓地から「インフェルニティ」モンスターを2体まで特殊召喚する」通常魔法だからなこのカード… カテゴリ限定とは言え1 2交換になるカードが弱いわけも無く…(カテゴリ自体がクソ雑魚だったら話は別かも知れんが) -- 名無しさん (2019-06-30 10 43 29) トリシュが完全に鼓動を取り戻したし、もう一生帰れねぇなこの銃 -- 名無しさん (2019-09-27 22 00 57) というか同一ターンで起動できなければ一応そこまで暴れる性能でないんだよな… -- 名無しさん (2020-09-14 22 30 04) 手札誘発握ってて当たり前の環境だし緩和したってや -- 名無しさん (2022-03-02 00 55 42) リンクスぐらいだろこれ三積み許されるのは -- 名無しさん (2022-03-02 10 27 44) まさかの準制限に緩和 よかったな満足民! -- 名無しさん (2022-12-12 09 19 24) 長かったのう -- 名無しさん (2022-12-12 14 59 37) MDでも準制限に。やっぱ複数枚入れられると展開力が違うわ -- 名無しさん (2023-02-06 20 00 55) あとは舞い戻った死神が来れば事故率も下がりそうでもスプライトティアラメンツが来るから暴れる事はなさそう、双剣と良い差別化出来るし良し -- 名無しさん (2023-02-06 21 24 42) 今現在のリンクスでも先攻制圧で満足してる模様、ヘルキャットやネクロマンサーにトランスターンでデーモンSSしたり落消しのパズロミノでトリシューラのレベルを4に変更して瑚之龍とシンクロしてスターダストウォリアーを出したりスキルでガンをデッキに追加したりと紙とは全く違った動きができて面白い -- 名無しさん (2023-02-06 21 41 05) 紙で遂に無制限になった模様。これが時代か -- 名無しさん (2024-03-25 19 59 37) MDだとまだ準制のままなのか、正直無制限で使えても3枚も入らない気もするけど -- 名無しさん (2024-05-20 09 18 25) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/10743.html
【TOP】【←prev】【GAME BOY】【next→】 遊戯王 デュエルモンスターズ 4 最強決闘者戦記 海馬デッキ タイトル YU-GI-OH ! DUEL MONSTERS 4 バトル オブ グレイト デュエリスト 遊戯王 デュエルモンスターズ 4 最強決闘者戦記 海馬デッキ 機種 ゲームボーイカラー専用 型番 CGB-BY5J ジャンル カードバトル 発売元 コナミ 発売日 2000-12-7 価格 4800円(税別) 【TOP】【←prev】【GAME BOY】【next→】 遊戯王 デュエルモンスターズ 4 最強決闘者戦記 城之内デッキ タイトル YU-GI-OH ! DUEL MONSTERS 4 バトル オブ グレイト デュエリスト 遊戯王 デュエルモンスターズ 4 最強決闘者戦記 城之内デッキ 機種 ゲームボーイカラー専用 型番 CGB-BY6J ジャンル カードバトル 発売元 コナミ 発売日 2000-12-7 価格 4800円(税別) 【TOP】【←prev】【GAME BOY】【next→】 遊戯王 デュエルモンスターズ 4 最強決闘者戦記 遊戯デッキ タイトル YU-GI-OH ! DUEL MONSTERS 4 バトル オブ グレイト デュエリスト 遊戯王 デュエルモンスターズ 4 最強決闘者戦記 遊戯デッキ 機種 ゲームボーイカラー専用 型番 CGB-BY4J ジャンル カードバトル 発売元 コナミ 発売日 2000-12-7 価格 4800円(税別) 遊戯王 関連 Console Game PS 遊戯王 モンスターカプセル ブリード バトル 遊戯王 真デュエルモンスターズ 封印されし記憶 GC 遊戯王 フォルスバウンド キングダム Wii 遊戯王5D's Wheelie Breakers 遊戯王5D's Duel Transer Handheld Game GB 遊戯王 デュエルモンスターズ 遊戯王 デュエルモンスターズ II 闇界決闘記 遊戯王 モンスターカプセルGB 遊戯王 デュエルモンスターズ III 三聖戦神降臨 遊戯王 デュエルモンスターズ 4 最強決闘者戦記 遊戯デッキ 遊戯王 デュエルモンスターズ 4 最強決闘者戦記 海馬デッキ 遊戯王 デュエルモンスターズ 4 最強決闘者戦記 城之内デッキ GBA 遊戯王 DUNGEONS DICE MONSTERS 遊戯王 デュエルモンスターズ 5 エキスパート 1 遊戯王 デュエルモンスターズ 6 エキスパート 2 遊戯王 デュエルモンスターズ 7 決闘都市伝説 遊戯王 デュエルモンスターズ 8 破滅の大邪神 遊戯王 デュエルモンスターズ インターナショナル World Wide Edition 遊戯王 デュエルモンスターズ エキスパート 3 遊戯王 双六のスゴロク 遊戯王 デュエルモンスターズ インターナショナル 2 遊戯王 デュエルモンスターズ GX めざせデュエルキング ! 遊戯王 デュエルモンスターズ EX 2006 駿河屋で購入 ゲームボーイ
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/51558.html
登録日:2022/07/11 Mon 18 50 00 更新日:2024/08/24 Sat 11 32 55 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 C POWER OF THE DUELIST かわいい コクーン ネオスペーシアン 不遇 星2 繭 進化前 遊城十代 遊戯王 遊戯王GX 遊戯王OCG 遊戯王OCGデッキテーマ項目 C(コクーン)は遊戯王OCGのテーマの一つ。 後年に出たC(チェーン)とは全く関連性が無い。 ▽目次 【概要】評価 【カード解説】C・ドルフィーナ C・パンテール C・ピニー C・モーグ C・ラーバ C・チッキー 魔法・罠カード 【アニメでの活躍】 【余談】 【概要】 N(ネオスペーシアン)の幼生と思われる可愛いモンスター達で、攻守は元となったネオスペーシアンより200低い。 コクーンは以下の共通効果を持つ。 フィールド上に「ネオスペース」が存在する時、 このカードを生け贄に捧げることで手札またはデッキから 「※そのコクーンに対応するネオスペーシアン」1体を特殊召喚する。 共通効果の通り、実質的にネオスペーシアンのサポートカードという位置づけ。 「ネオスが場にいるのに、ネオスペーシアンが手札や墓地にいないからコンタクト融合できない!」という事態が起きても、コクーンの効果で解決する、というコンセプトだろう。機能してるかはおいといて 全員レベルが2なので、ランク2のエクシーズモンスターも併用可能。 デッキを組む上で注意するべき点は「コクーンそのものが事故札になる可能性がある」ことと、「一緒にサーチ先のネオスペーシアンのサポートを見る」こと。 コクーンには上記の共通効果以外の効果が無いので、ネオスペースが無いと実質バニラになってしまう。 また、遊戯王wikiの「コクーン」のページに書いてあるカード以外にも、《コンバート・コンタクト》をはじめとしたコクーンとの相性が非常にいい専用サポートがしっかり存在している。ここに気づけないと小学生が組んだ紙束みたいなデッキになりやすい。 しかも、ネオスペーシアンはGXの放送終了後も「ネオスペース・コネクター」などのサポートカードが出たのにコクーンは一切なし。E-HEROですら十数年ぶりに新規が出たというのに…。 この関係で未だにコクーン関連のカードは再録されておらず、入手が地味に面倒である点も痛い。 ファンデッキとしても、「コクーンを入れただけの【コンタクト融合】」になりがちなため、コンセプトデュエルにも登録されていない。 ヴェノムやチェーンやバウンサーのように、OCGから放置されている不遇テーマである。 評価 遊戯王GX時代のプレイヤーからの評価はぶっちゃけ不人気とか最弱を通り越して「テーマ・カテゴリとしてみなされていない」レベル。 今の遊戯王で言えば「ニトロ」「幻獣(幻獣機ではない)」のようなものだろうか。 当時は完全なデフレ期だったが、それを加味しても攻撃力は低いし効果はしょぼいしネオスペーシアン自体にまとまりがないし、ネオスペーシアンを安定して出したいのなら《巨大ネズミ》系のリクルーターでいいというのが共通認識だった。 そもそもネオスペーシアン自体、単体での使用に耐えるカードがモグラとバードくらいしかなく、他4種類(*1)はほぼ素材専用の扱い。その素材専用のさらに素材専用のモンスターなんてデッキに入れていたら事故要素にしかならないのはお察しの通りだ。 ただでさえ組む人の少なかった【コンタクト融合】のサポートにこんなほぼバニラの素材専用モンスターを入れてたら事故率が高くなって勝てるデュエルにも勝てなくなってしまうというとんでもないカードだった。 一般論で考えれば「ぶっちゃけモグラとバードあたりに絞って【コンタクト融合】のサポートをさせる程度が関の山」「それならぶっちゃけ【ネオスビート】を組んだ方が強いし、融合先を買わなくていいので安上がり」というどう考えても力不足かつ需要のないカードなのである。 そして現在では忘れられがちだが、当時のフィールド魔法のルールは「自分・相手ともに合わせて1枚しか表側表示で存在できない」といういわゆる上書きルールであり、《伝説の都 アトランティス》《ハーピィの狩場》《虹の古代都市-レインボー・ルイン》《天空の聖域》などといったフィールド魔法を用いる当時の流行デッキとの相性は非常に悪い。 さらに当時は《N・グラン・モール》が「クソモグラ」「鬼畜モグラ」と呼ばれるほどに極めて強力なモンスターだったため、どうしてもコクーンを軸に組むとモグラにおんぶだっこという戦略を取ることになる。 これ自体は当然のことなのだが、ぶっちゃけモグラを使えば勝って当然という認識だった時代。よしんば使いこなしても「それモグラが強いだけのデッキでしょ?」と酷評されることが容易に予想された。 そういうこともあって肝心のファンデッカーからの人気が低く、当然ガチデッキ使いからは見向きもされない。「枠を潰す迷惑なカード」「使わないテキストしか書いてないのでバニラの方がまだ有用(*2)」という認識が強く、ストレージでは《N・グロー・モス》とともに山を成して売られていた。 しかし実はこのテーマ、当時無制限だった《生還の宝札》との相性が非常に良い。宝札が強いだけというなかれ、当時は頻繁に蘇生を行う手段が乏しかったので採用する余地がなく、アンデットデッキでもない限りあまり入らないカードだった。 そして《コクーン・パーティー》のためにネオスペーシアンを墓地に送る手段として《コンバート・コンタクト》などが存在したため、ドロー能力とサーチ能力は当時としてはかなりのものだった(*3)。 そのためコンタクト融合だのネオスだのという要素を捨ててコクーンとネオスペーシアンを特殊召喚することに絞った特化した構築をすると《N・エア・ハミングバード》による遅延や《N・フレア・スカラベ》の高攻撃力で時間を稼ぎながらデッキ圧縮とドローを繰り返し、本命のカードにつなぐという戦略を容易にとることができる。 この強烈なドロー性能を見込んでエクゾディアとハイブリッドしたデッキの対戦動画が、ニコニコ動画に現在も残っている。今となっては化石のようなデッキだろうが、当時のプレイヤーにとっては盲点そのもの。これを見てまず「そもそもデッキ組めたんだ!?」というところに驚いたものである。 つまりコクーンの真価は一般的に思われている「【コンタクト融合】のサポート」ではなく、「ネオスペーシアンと組んで特殊召喚を繰り返すという独自の戦略を取る動き」にこそある。事故率が高いような印象があるだろうが、当時の基準ではきちんと工夫して組むと事故率自体はそこまで高くならない(当時一般的に最弱のテーマと呼ばれていた【巨大戦艦】より若干高い程度)ため、この時期のデフレ環境の中だと割と戦えた。 ただし「事実上バニラの低級モンスター」をデッキに大量に投入する関係上、事故ると巻き返しはほぼ不可能。さらに《ネオスペース》に極端に依存するため、これを破壊された瞬間に手札が急激に腐る。それこそ「これでどうやって戦えばいいんだ!」である。 つまりここまで必死こいて擁護してようやく「紙束を卒業した一発屋デッキ」にしかならないというかなりしょうもないテーマ。そしてこういった素朴な戦略を取るデッキは、その後の「帝王の降臨」「PHANTOM DARKNESS」に端を発した急激なパワーインフレ、そして《生還の宝札》の制限・禁止で完全に消滅した。 ヴェノムやチェーンといった、敵が使う上に現代遊戯王のゲーム性に合致していないテーマとは異なり、かつてのアニメの主人公が使用したカード群なので、この手のテーマの中では新規が出る可能性は比較的高い。 現状コクーンはネオスペーシアンありきのテーマなので、コクーン単体でも活躍できるカード、あるいはネオスペーシアンとコクーンを今以上に強力に結びつけるカードが望まれる。 2種類出ただけで放置されている「NEX」融合モンスターなどOCG化に際して未回収だった要素もあるため、エアー・ネオス問題あたりがきれいに片付けばもしかしたら新規カードが出ることもあるだろう。 ネオスペーシアン単独のサポートが充実している現状を見ると、忘れられてる印象もあるが いずれにせよ戻ってきたところで、当時の戦略とはまったく異なる動きをすることは間違いない。 最大の問題は、この令和のインフレ時代に突然こんなのがガチテーマ化して、興味を示すプレイヤーが果たしてどれくらいいるのだろうかということだ。 【カード解説】 C・ドルフィーナ 効果モンスター 星2/水属性/魚族/攻 400/守 600 フィールド上に「ネオスペース」が存在する時、 このカードを生け贄に捧げる事で手札またはデッキから 「N・アクア・ドルフィン」1体を特殊召喚する。 あのキモイルカことアクア・ドルフィンの進化前。こっちは普通にかわいいのに、どう間違ったらああなるのか。 外見云々置いといてもなぜ戦士族なんだ。 リクルート先のアクア・ドルフィンは手札誘発メタとして強力だが、あちらは戦士族だからサポートカードが多く、わざわざドルフィーナを使う必要が無い。 さらに、ドルフィーナは魚族なのでアクア・ドルフィンと種族サポートを共有できないのもネック。 しかし、浮上などアクア・ドルフィンが受けられないサポート対応している点を活かせば、水属性デッキで併用できる。 このカードが登場したばかりの頃でさえ《増援》が3枚積めたので、どうしてもキモイルカを使いたいのであればそちらで事は足りる。当時制限カードだった《異次元の女戦士》や、当時布陣を整えるカードとして重宝された《切り込み隊長》など、様々な便利カードと使い分けることができる。 しかし「手札誘発」なんて俗語がないほど素朴だったこの時期は肝心のキモイルカの能力が不発になることが非常に多く、ネオスペーシアンで序列を作ると《N・フレア・スカラベ》より下に置かれることすらあったという散々な評価のカード。 つまり「肝心のリクルート先も弱いしわざわざこいつでリクルートする価値がない」と、もはや生まれてきた意味が分からないレベルのカードである。コクーンの先陣を切ったのがこれじゃねぇ……。 そんな数多くいるGX時代のデフレカードの1枚という評価だったが、《超古深海王シーラカンス》が来て魚族デッキが成立するようになってから、一時期「レベル2の魚族」として注目を浴びたことがある。 これが話題になった当時にシーラカンスで特殊召喚できるチューナーは、海外先行発売だった《竜宮の白タウナギ》しかいなかった。そしてレベル6のシンクロ帯に理不尽なレベルの強豪がうようよいた時代だったのだ。あえてこいつを使う意味?……うーん。 当時は《簡易融合》でシンクロ素材をそろえる戦略をはじめ、シンクロ召喚という理不尽なほどに強い新システムによってこれまで紙屑として扱われていたカードに急激な需要ができた時代。あることないこと様々な話題が生まれては消えた。そんな話題のひとつである。 C・パンテール 効果モンスター 星2/闇属性/獣族/攻 800/守 300 フィールド上に「ネオスペース」が存在する時、 このカードを生け贄に捧げる事で手札またはデッキから 「N・ブラック・パンサー」1体を特殊召喚する。 ブラック・パンサーの幼体。ちっちゃくて可愛い。 星2の獣族なので魔獣の懐柔に対応し、No.64 古狸三太夫のエクシーズ召喚も狙える。 闇属性であることを活かすなら、No.65 裁断魔人ジャッジ・バスターをエクシーズ召喚するのもありか。 C・ピニー 効果モンスター 星2/光属性/植物族/攻 100/守 700 フィールド上に「ネオスペース」が存在する時、 このカードを生け贄に捧げる事で手札またはデッキから 「N・グロー・モス」1体を特殊召喚する。 グロー・モスの幼体。目が怖い。 残念ながら、リクルート先のグロー・モスがお世辞にも使いやすいモンスターとは言えず、必然的にコクーンでは優先度が低い。 数少ない光属性・星2の植物族として見ても、特筆すべき活用法が無いのが現状。 一応コクーンの種類を増やすためなら採用の余地はある……とされやすいが、そもそもリクルート先ともども手札事故の要因になりやすいことや後述の《コクーン・パーティー》が発動できなくなるリスクと天秤にかけると別に無理して採用するほどのモンスターではなく、 よほどのモグラアレルギーでもない限りグロー・モスともどもデッキに入らないことが多かった。グローソスというあんまりな仇名はアニメの扱いだけでなく、あまりに使い道がないので肝心のファンからすらも見捨てられるほどの弱さにも由来している。 C・モーグ 効果モンスター 星2/地属性/岩石族/攻 700/守 100 フィールド上に「ネオスペース」が存在する時、 このカードを生け贄に捧げる事で手札またはデッキから 「N・グラン・モール」1体を特殊召喚する。 鬼畜モグラの昔の姿。「この時期はかわいかったのに」「どうしてこのときに駆除しておかなかったんだ」などと散々に言われた。 インフレが進んだ現環境では活躍が難しくなったものの、ネオスペーシアンの中では汎用性が高い除去能力を持つグラン・モールをリクルートできるのは便利。巨大[[ネズミ]]でいいは禁句 何故かアニメでは一度も十代にカード名を呼ばれなかった。 C・ラーバ 効果モンスター 星2/炎属性/昆虫族/攻 300/守 300 フィールド上に「ネオスペース」が存在する時、 このカードを生け贄に捧げる事で手札またはデッキから 「N・フレア・スカラベ」1体を特殊召喚する。 フレア・スカラベの幼体。進化先が成虫だからか、芋虫に似た姿をしている。 昆虫族だから共鳴虫や応戦するGなどでサーチやリクルートできるが、こいつを経由せずにフレア・スカラベを直接出した方が早い。 炎属性と昆虫族にシナジーが無いのも使いづらい原因の一つ。 C・チッキー 効果モンスター 星2/風属性/鳥獣族/攻 600/守 400 フィールド上に「ネオスペース」が存在する時、 このカードを生け贄に捧げる事で手札またはデッキから 「N・エア・ハミングバード」1体を特殊召喚する。 キモチュッチュことエア・ハミングバードの幼体。こいつも普通にかわいい(ry エア・ハミングバードは弱くないものの、あっちも低ステータスなのでこのカードを用いない特殊召喚が容易。 使うなら、ゴッドバードアタックなどの鳥獣族サポートを受けられる点を活かしたい。 魔法・罠カード ネオスペース フィールド魔法 このカードがフィールド上に存在する限り、 「E・HERO ネオス」及び「E・HERO ネオス」を融合素材とする 融合モンスターの攻撃力は500ポイントアップする。 また、「E・HERO ネオス」を融合素材とする融合モンスターは、 エンドフェイズ時にエクストラデッキに戻る効果を発動しなくてもよい。 コクーンの共通効果の発動条件となるキーカード。 …なのだが、見ての通りコクーンに関係する効果は一つも持ってない。 ついでに言うなら、実のところネオスペーシアンに関係する効果も持ってない。 ようするにコクーンにとってこのカードは実質的に何の効果もないけど重要という、トゥーン・ワールドみたいなポジションである。 ネオスを併用しコンタクト融合を視野に入れて、初めてフィールド魔法として効果を活かせる。 …「コクーンというテーマのコンセプトがそうなのだから仕方ない」と言われればそのとおりではあるが。 コクーン・パーティ 通常魔法 自分の墓地に存在する「N(ネオスペーシアン)」と名のついたモンスター1種類につき、 「C(コクーン)」と名のついたモンスター1体を自分のデッキから特殊召喚する。 コクーンの最大の存在意義。名称ターン1制限も付いてない上、呼び出したモンスターには何の制約も無い。 効果を使ってネオスペーシアンを展開したり、シンクロやエクシーズやリンク素材にしたりすることもできる。 デッキから展開する都合上、複数枚の採用は事故率が上がるので注意したい。 ただし、任意の数だけ特殊召喚する効果ではないので、墓地のネオスペーシアンの種類が自分のメインモンスターゾーンの空きより多いと発動できない弱点を抱えている。 とはいえこの点はフィールドのモンスターをリンク素材にして枠を空ければいいので、デッキのコクーンの枯渇の方を気にしたい。 なお、ネオスペーシアンが墓地に複数存在する場合は《NEXT》でそれらを蘇生したり、《コンタクト・ゲート》で別のネオスペーシアンをデッキから展開したりできる。 そのため単にネオスペーシアンの展開を狙うなら、このカードでコクーンを経由する意義はない。 エクシーズ素材やリンク素材に使う点を重視したい。 《インスタント・コンタクト》で呼び出せる《N・マリン・ドルフィン》や《N・ティンクル・モス》は墓地で2種類分のネオスペーシアンとして扱うため、これらを出して即座にリンク素材にすれば2体のコクーンを呼び出せるため、効率は良い。 コクーン・リボーン 永続魔法 自分フィールド上に表側表示で存在する 「C(コクーン)」と名のついたモンスター1体を生け贄に捧げる事で、 そのカードに記されている「N(ネオスペーシアン)」と 名のついたモンスター1体を墓地から特殊召喚する。 コクーンをリリースして、墓地のネオスペーシアンを蘇生させる永続魔法。こちらもターン1制限が無く、コクーン・パーティーとの相性も良い。 生還の宝札が現役だった頃は、このカードでどんどんネオスペーシアンを蘇生させて大量ドローを狙える戦術ができた。 コンタクト 通常魔法 自分フィールド上の「C(コクーン)」と名のついたモンスター全てを墓地に送り、 そのカードに記されているモンスター1体を手札またはデッキから特殊召喚する。 こちらもコクーンを特殊召喚するカード。手札からも出せるのが良い… が、墓地に送るコクーンは全てなので2体以上の場合だと恐ろしいほどアドバンテージを損することになる。 ネオスペースがフィールドに無い時には使えるかもしれないが、こんなのを入れるより、ネオスペースのサーチとサルベージ両方できるネオスペース・コンダクターの方が良い。 そもそも、ドルフィーナ以外はトランスターンで代用できる。 唯一の利点として、テキストの「モンスターを墓地に送る」という部分はコストではなく効果なので、マクロコスモスが発動していても使用できる。 コクーン・ヴェール 通常罠 自分フィールド上に表側表示で存在する「C(コクーン)」と名のついたモンスター1体を 生け贄に捧げて発動する事ができる。 このターン効果によるプレイヤーへのダメージは0になる。 その後、生け贄に捧げた「C(コクーン)」と名のついたモンスターに記されている 「N(ネオスペーシアン)」と名のついたモンスター1体を 手札・デッキ・墓地から特殊召喚する。 効果だけならコンタクトの上位互換。比べる対象が弱すぎるだけとか言ってはいけない まあ正直なところ、カード2枚を消費してまで効果ダメージを0にするのは微妙。 聖天樹の一部のデッキを除き、相手にも効果ダメージを与えられなくなることはデメリットに近くなるため、バーンメタはハネワタなりジャグラーなりで済む。 なお、非常に分かりづらいが相手の墓地からも蘇生できるので、ネオスペーシアン専用の死者蘇生という変わった使い道もできる。 デュエルリンクスでは、テキストの変更で相手の墓地からも特殊召喚できることが明確になった代わりに、効果ダメージを受けないプレイヤーは自分だけになった。 【アニメでの活躍】 『遊戯王デュエルモンスターズGX』で十代が使用。といっても専らネオスペーシアンの特殊召喚要員だった。 かなり意外な事に、十代はコクーンの共通効果を一度も使用していない。 それにしても、当時はE・HEROとネオスペーシアンを混ぜるだけで事故率が跳ね上がったというのに、コクーンも混ぜてよく潤滑にデッキが回ったものである。 【余談】 実はコクーンが全てそろうまで結構時間がかかっており、ドルフィーナは2006年5月のPOWER OF THE DUELISTに収録されたのに対して、残りはその翌年に発売されたTACTICAL EVOLUTIONだった。 どうしてここまで時期に差があったのかは分からないのだが、この時期は「NEXの融合先」「フレーム」「融合呪印生物」のように中途半端なところでシリーズ化が終わってしまったカードが結構多かったことを考えると、人気もあるわけじゃないということであまり出したいカードではなかったのかもしれない。 あるいは当時は「CYBERDARK IMPACT」のようなネタ切れ感漂うカードセットが多く、もはや出せるネタがなくなったところで穴埋めするためのカードとして温存されていたか。 C・メイデン フィールド上に「ネオスペース」が存在する時、 このカードを生け贄に捧げて追記・修正する事で手札またはデッキから 「N・アニヲタ・ウィキ」1体を特殊召喚する。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 一撃必殺居合ドローをコクーンヴェールで防いだのよく覚えてるわ。 -- 名無しさん (2022-07-11 22 28 20) CとCサポートとNヒーローとNヒーローサポートで圧迫させるならヒーローの方だけ入れるよねって悲しみ -- 名無しさん (2022-07-13 09 41 48) 実際斎王戦でのデッキ破壊描写見る限り常にデッキに入れているわけではないようだし -- 名無しさん (2022-07-13 13 35 08) 制限かかってたモグラには意味があったかもしれないけどそもそものコンセプトが微妙なモノなんだよな。今似たコンセプトで作られたら1枚で6体のうち好きなもの呼べるとかもう1つ効果あるとかありそうだけど -- 名無しさん (2022-07-13 22 57 52) 2期の間ネオス初登場回以降全くコクーンがテレビに出ていないあたりスタッフも扱いに困ってたんだろうか、スタッフ リアルタイムで見てた人の中には存在忘れてた人いそう -- 名無しさん (2022-07-14 16 36 56) コクーンエグゾも事故率高すぎてロマンの域を出ていないんだよな -- 名無しさん (2022-07-14 20 35 43) ネオスペーシアン自体素材っぽいのにそのまた素材を出されてもどないせーと。これが征竜と子征竜みたいな関係性ならまだしも… -- 名無しさん (2022-07-14 22 04 14) これでネオスとネオスペースがそろってる時に特殊召喚できる効果とかあればまだ使い道もあっただろうに… -- 名無しさん (2023-11-14 23 28 11) コクーン・ヴェールは2回しか登場してないけど、登場回が佐藤先生戦とダークネス戦なので妙に印象に残る -- 名無しさん (2023-11-15 02 29 39) 本体よりサポートがクソ有能な遊戯王の醍醐味 -- 名無しさん (2024-05-06 11 53 57) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yugiorika/pages/43.html
《アンデッドゴーレム》 カプリス 星5/闇属性/アンデット族/攻1500/守1800 次のフィールドが存在しない場合、通常モンスターとして扱う。 次のフィールドが存在する場合、そのフィールドに応じた効果を持つ効果モンスターとして扱う。 魔石の神殿:このカードは岩石族モンスターとしても扱う。 断層地帯:守備表示で存在するこのカードが相手モンスターとの戦闘で破壊されなかった時、攻撃モンスターを破壊する。 荒野:自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を生け贄にする事でこのカードは再び攻撃を行う事ができる。 特定のフィールドのみ効果モンスターになるモンスター群カプリス。 関連カード 《虚構区域》 《魔石の神殿》 《断層地帯》 《荒野》
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/50748.html
登録日:2022/03/28 Mon 16 08 10 更新日:2024/09/23 Mon 20 01 07NEW! 所要時間:格納部を読まない場合約16分、全て読むなら約49分で読めます ▽タグ一覧 Vジャンプ ウェッジホールディングス 佐藤雅史 勝負はガチガチ 漫画 遊佐尚磨 遊戯王 遊戯王OCG 遊戯王OCGストラクチャーズ 遊戯王作品リンク 集英社 構築開始(ストラクトスタート)!! 遊戯王OCGストラクチャーズとは、Vジャンプにて2019年8月号から連載中の漫画。 マンガは前作・前々作から代わって漫画版5D sを描いた佐藤雅史先生、デュエル構成を遊戯王の関連書籍の制作等を行っているウェッジホールディングス株式会社が担当している。 既刊5巻。 概要 特徴 登場人物主人公関係 元小学生デュエル四天王 サテライト・ショップ関係者 県立洲斗高等学校OCGデュエル部 戸津諷学園デュエル部 その他 作中で行われたイベント・大会 概要 前作のARC-Vの終わりも近づき、次はVRAINSの漫画化かと思われていたのだが、始まったのはどの漫画・アニメ作品も下地にしていない、遊戯王OCGそのもののコミカライズというべきもの。 今までの漫画作品にはなかった様々な要素が話題を呼び、初心者からある程度慣れ親しんだプレイヤーまで様々な人が楽しめる作品として親しまれている。 単行本1~5巻までは主人公・遊佐尚磨と元小学生デュエル四天王との交流などを描いた『中学生編』、6巻以降はそれから3年後、彼らが高校生になったあとの学生生活を描く『高校生編』となっている。 特徴 ●OCGとの密接なリンク 既存の漫画作品とOCGの関係は『原則として漫画で描かれたカードが後からOCG化される』ものだったが、本作はOCGそのものを扱うため、『既存のあるいは新しく発売されるカードを漫画として描く』ものとなっている。登場時点で全く情報が明かされていないのは単行本に付属されるカードくらい。 そのため漫画とOCGで効果が違うといったこともなく、現実で行われているデュエルと全く変わらない展開を楽しむことができる。 劇中で描かれるカードも漫画版遊戯王特有の簡略化デザインではなく、OCGのカード画像とほぼ同じ物が使われている(*1)。 ●キャラクターが様々なカード・テーマデッキを扱う これまでの漫画作品は多少の内容変更はあれどどのデュエルでも1人のキャラクターが1つのテーマを使い続けていたが、本作ではそういった縛りがなく、キャラクターがデュエルごとにデッキをガラッと変えたり複数テーマの混成デッキを扱ったりすることが多く、様々なカテゴリの展開が楽しめる。 それぞれ使用したデッキは一部例外を除き本編後のページでサンプルリストが公開されるため、漫画を見てそのテーマを組みたくなった読者が組むための参考にできるようになっている。 ●本作オリジナルの攻撃・効果名や召喚口上 過去の漫画作品やアニメシリーズに未登場のカードをキャラクターが使用すると、それらのオリジナルの技名や召喚口上が披露される事がある。 そのためデュエル中に色々なカードの技名や口上を叫びたい黒田君のようなデュエリストにも嬉しい漫画になっている。 ちなみに技名は「漢字の造語に長いルビ」、召喚口上は「○○よ、××せよ(などの命令形)!」といった同じ作者の漫画版5D'sでも多用された形式のものが多い。 尚磨「輪廻天生(ホーリー・リインカーネーション)!! 光属性レベル4天使族が場にいれば《天翔ける騎士》は何度でも復活する!!」 尚磨「星明かりの勇者よ!!光を束ね降臨せよ!!《双穹の騎士アストラム》!!」 また、召喚口上についてはワンパターンだと思ったのか、途中からモンスターを形容する「○○よ」の部分を後半に持っていくパターンも増えた。 黒田「頬を伝う涙の雫!!涔々と咲き誇れ白銀結晶氷の微少女よ!!《六花聖ティアドロップ》エクシーズ召喚!!」 十九「仇なす敵を舞い散らせ!!戦場に咲く一輪の徒花よ!!《鉄獣戦線 徒花のフェリジット》」 ●展開、解説の簡略化 既にカード化されているものを扱うため効果をいちいち頭から解説する必要がなく、大体の効果は『〇〇の①の効果』で進められる。 また、デュエルの中で各キャラクターがモンスターを大量展開するシーンなどは省略されて描かれることが多く(*2)、展開後の盤面にフィール味の強い名前が付けられる。 もちろん省略されて終わりでなく、本編後のページで詳しく解説され、実際に何が起こっていたかを知るとともにそのカテゴリの展開のしかたも学べるものとなっている。 ●現実に近い世界観 デュエルディスクやソリッドビジョンは存在するものの世界観そのものは現実に限りなく近く、デュエルで世界を支配しようとする人物が登場したり、敗者の命が奪われる闇のデュエルは現状行われていない。 遊戯王作品の中で最も平和と言える世界観と言える。 また、佐藤氏がOCGプレイヤーでもあるためか、「初動」「○妨害」「ターン1」(*3)などの現実でデュエリストたちが多用している読んでて小っ恥ずかしくなる人も出そうな言い回しもそれなりの頻度で登場する。 ●環境デッキ・環境カードの応酬 キャラクターによっては《増殖するG》《灰流うらら》などの現実の環境レベルでも使われるカードや大会で数々の結果を残しているデッキを使用する者も存在し、それらをめぐる駆け引きなどより現実に近いデュエルが描かれるとともに、そういったカードがどうして環境たりうるかを知ることができる。 さすがに現実と比べていくらか手心が加えられていることが多いが。 以下、ネタバレ注意 登場人物 元小学生デュエル四天王などのキャラクターは3DSで配信された『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ 最強カードバトル!』からの流用となっており、本作においてフルネームも設定されている他、佐藤氏らによって新たにキャラクターの掘り下げが行われている。 ただし同作に出ていた海馬などの原作キャラは登場しておらず、行われているデュエルも普通のデュエルなので本作が最強カードバトルの純粋な続編というわけではなく、現状の描写では『パラレルワールド』の可能性もある(*4)。 だが、いちいち別の表現を用いるのも面倒なので、便宜上『最強カードバトル』を『前作』と呼称する。 主人公関係 遊(ゆ)佐(さ)尚(しょう)磨(ま) 本作主人公。地味に十代以来となる『苗字に「遊」の字が入る主人公』である。 遊戯王主人公らしい髪型に加えて、左眉毛がなんかすごいことになっている。 遊戯王OCGが大好きな中学1年生で、田舎暮らしだった彼が中学進学を機に姉についていく形でサテライト・ショップ近くまで引っ越してくるところから本作は始まる。 最大の強みは記憶力と集中力それに裏付けられたデッキ構築力で、一度見たカードの効果は完全に覚えており、彼の頭の中にはテーマごとのカード達によって作られる世界『構築宇宙(ストラクト・ワールド)』が広がっている。 デッキ構築の際にはその構築宇宙の中でモンスター達と対話することで各カードの長所や短所を把握し、相性の良いカードなどを共に探すことで膨大なカードプールからそのテーマの力を最大限に発揮できる構築を瞬時に生み出すことができるのだ。 引っ越すまではまともな対戦相手が姉のみ、姉の上京後は一人でデッキを2つ使ってデュエルしていた我々の中にも同じ経験をしたものもいるであろう状態で実際のデュエルの経験は少なかった。 一方で、大会などの『負けられない戦い』に対する経験は皆無で、いわゆる『ガチ勢』との溝ができたり実際に自分がそういった状態に陥ったときにプレッシャーに押しつぶされそうになったこともあった。 そんな尚磨がサテライト・ショップで出会った仲間たちとの交流や数々の戦いによってデュエリストとして成長していく過程も、本作の目玉の一つとなっている。 高校生編では県立洲斗(すと)高等学校に進学し、迷うことなくOCGデュエル部に入学。 そこで新たに出会ったデュエル仲間たちと交流を深めることとなる。 他の人に『デュエルバカ』と呼ばれるほど頭の中がOCGで満たされており、月子からの好意に気がつかないうえに、『海に行く』という話を『《海》関係のデッキでデュエルする』ということだと勘違いするほど。 使用デッキ OCGの宣伝も兼ねている本作の関係上、発売されたばかりのテーマを使うことが多い。 それぞれ方向性が異なるデッキを組んだばかりでも十分に回すことできるのも、尚磨のポテンシャルの高さを物語っている。 【天威】vsストロング十九(第1~2話) 『デッキ構築の日』イベントにおいて開封した『ライジング・ランペイジ』から出てきたカードから【天威】を中心に組むことに決め、持参した【竜星】カードなどと組み合わせて構築したデッキ。 『効果モンスター以外のモンスター』をサポートする幻竜族のテーマで、主力となる効果を持たないリンクモンスターを強化し十九の【シムルグ】に食い下がり、最後はデッキに混ぜた【竜星】を交えた展開によって万一に備えつつ盤面を固め勝利した。 構築宇宙はどこまでも続く荒野《天威無崩の地》。ストーリー上は敵対関係にあり、実際に戦い合ってた《天威の拳僧》《天威の龍仙女》《天威の鬼神》も尚磨が来ると親身になって対話に応じてくれた。特に《天威の龍鬼神》が気さくに「アーダラとヴィシュダは3枚揃えただろうな…?」と聞くシーンは迷シーンとしてネタにされている。 重要なカードである《天威龍-アーダラ》《天威龍-ヴィシュダ》が手元に3枚ないことに慌てる拳僧と鬼神を龍仙女が一喝するというコミカルな光景も。 竜星側の構築宇宙は《竜星の輝跡》で描かれている夜空の映える草原。 【天威】vsダーク黒田(第3~4話) 前話で使用したデッキを足りなかったパーツを足しつつ新たに追加されたカードも採用して仕上げた天威デッキ。 こちらも竜星ギミックが搭載されている。 新たに追加されたVジャンプ付録の《天威の龍拳聖》の効果は相手が完全耐性持ちだったため生かせなかったが、もう一体の新規である《天威の龍鬼神》は連続攻撃効果によって場を壊滅させ勝負を決めた。 前のデュエルでも使われた《幽麗なる幻滝》を相手の連続攻撃を不発にさせるためのサクリファイス・エスケープに使うというテクニカルなシーンも。 完全に理性を失ってそうな龍鬼神も構築宇宙ではやっぱり面倒見がよく、前回なかったアーダラ・ヴィシュダをそろえたか確認し、自分を出すためのアドバイスもちゃんとしていた。 そんな龍鬼神も後々になって、尚磨の敵として立ちふさがることになる。 【炎属性・戦士族】vsサイキック天道(第5~6話) ストラクチャーデッキR-ウォリアーズ・ストライク-の宣伝前回のデュエルで黒田が出した《炎斬機ファイナルシグマ》の影響で炎属性をエースとしたデッキを組みたくなった尚磨が組んだ、その名の通り炎属性の戦士族を中心としたデッキ。 ストラクの収録カードがベースとなっており、メインデッキで他から持ってきたカードは少数にとどまる。 エクストラは《簡易融合》で出せ、装備カードを扱うギアフリードと相性のいい《サウザンド・アイズ・サクリファイス》などの融合モンスターにイゾルデ、トロイメアなどの汎用リンクが投入される中、墓地で通常モンスターとして扱われるデュアルの性質が生かせる龍拳聖の採用が光る。 切り札である《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》の効果を最大限に活かし立ち回ったものの初ターンに増Gのせいで満足な展開ができなかったことが響きデッキパワーで押し負けてしまった。 構築宇宙は数々の装備魔法が収められた城の一室。 【炎戦士】vsライト月子(第7~8話) 前回の炎属性・戦士族デッキを再構築したデッキ。【神不死鳥(ゴッドフェニックス)】とも。 ウォリアーズ・ストライクのカードをベースにしているのは変わらず、さらにVジャンの付録として登場した《焔聖騎士―リナルド》を追加。 さらにギアフリードが簡単に特殊召喚できるレベル9であることから【レベル9】のギミックが投入されており、レベル9用手札交換カード《九字切りの呪符》、レベル9を追加で展開できる《星遺物の胎動》。それで出す用に数種類のレベル9モンスターが採用されており、状況に応じたランク9エクシーズに繋げられるようになっている。 胎動サーチ用に《星杯の神子イヴ》、使いこそしなかったもののランク9の選択肢として《真竜皇 V.F.D》も搭載されており、後の禁止カードが2つも採用されている。 相手はガッチガチのパーミッションデッキだったが先行で展開したモンスター達で食い下がり、除去カードの連打で相手の妨害を使い切らせたうえで展開したレベル9で《無限起動アースシェイカー》をエクシーズ召喚。場を壊滅させ勝利へと導いた。 【騎士ガイア】vsガイドさん(第10~11話) 11期最初のブースターパック「RIZE OF THE DUELIST」の看板カード《竜魔導騎士ガイア》を中心に据えた、《暗黒騎士ガイア》の関連モンスター達によるデッキ。 デッキはほとんど新規・過去のもの問わず暗黒騎士ガイア関係のカードで固められている。 《螺旋融合》の効果で融合召喚された竜魔導騎士ガイアで攻撃しつつ相手ターンに妨害し、その他ガイア関連カードで戦線をつなぐ形となっており、サーチした螺旋融合を止めること意識していた相手の意表をつく形で出した《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》でコピーした螺旋融合で出した竜魔導騎士で勝負を決めた。 構築宇宙は王国編を彷彿とさせる王城のある草原。 尚磨と対話をした《暗黒騎士ガイアソルジャー》は《呪われし竜-カース・オブ・ドラゴン》に締め上げられるわ《砲撃のカタパルト・タートル》で射出されるわでいいところがなく、尚磨に「大丈夫かなぁ…」と心配された。 【電脳堺】vsサイキック天道(第14~16話) レベル3・6のサイキック 幻竜族を要する、展開力に優れたデッキ。 環境で使われた主流の構築ではなく、スピードロイドや《サイコウィールダー》《サイコトラッカー》といった特殊召喚しやすいレベル3を多く採用しているのが特徴。 本誌掲載時点ではまだ未規制で、電脳堺をガチデッキたらしめていた要因となっていたV.F.Dは採用されていない。 天道との戦いがチームの勝敗を分ける一線だったため尚磨は初めて『絶対に負けられない戦い』に対するプレッシャーの中でデュエルすることになってしまい、切り札である《電脳堺狐-仙々》を自らのプレイミスが原因で失ってしまうなど不利な展開が続く。 プレッシャーに押しつぶされそうになった尚磨だったが十九の言葉を受け奮起。 かつてのトラウマである増Gのプレッシャーをものともせず特殊召喚を繰り返し、次から次へと湧いてくるエルドリッチ達を処理していき勝利した。 構築宇宙は和風の城のような《電脳堺都-九竜》。仙々の案内で回った都の中では電脳堺の面々がSRなどのレベル3モンスター達と戯れていた。 【魔鍵】vs赤星王座(第22~23話) 通常モンスターを軸に融合・儀式召喚を取り扱うデッキ。 メインデッキには儀式サポートに魔神儀、《儀式の準備》に《高等儀式術》。 《魔鍵召獣-アンシャラボラス》を出すための《簡易融合》と《魔鍵召竜-アンドラビムス》用に《龍の鏡》と各召喚法のサポートカードを採用するとともに、魔鍵の効果を最大限生かすために光属性の《聖騎士アルトリウス》、地属性の《星杯に誘われし者》と別属性のイケメンレベル4通常モンスターが採用されている。イケメンでないからか残念ながら《しゃりの軍貫》は採用されず。 エクストラには魔鍵融合モンスター以外に《ヴァレルロード・S・ドラゴン》などの汎用レベル8シンクロや《No.41 泥睡魔獣バグースカ》といった汎用ランク4エクシーズ、通常モンスターを素材とする《始祖竜ワイアーム》や《星杯竜イムドゥーク》など通常モンスター・レベル4モンスターを多く擁することを活かした構成となっている。 各融合・儀式モンスターの力を十分に活かしたものの相手のガチカードの連発によって展開は止められ場は荒らされ、結局は成すすべもなく敗北。しかも本来であれば後攻1キルを許していたこともあり、強化の余地を残していた魔鍵と相手のガチ・OF・ガチデッキとのデッキパワーの違いを浮き彫りにする結果となった。 構築宇宙は秘めたる力への扉に満ちた《魔鍵施解》。 《魔鍵銃士-クラヴィス》《魔鍵-マフテア》と一緒に強化の可能性にも触れつつ魔鍵の性質について話しあった。 クラヴィスは魔鍵通常モンスターが自身しかいないことを嘆いていたが、結局魔鍵通常モンスターが新たに追加されることはなかったという。 【ベアルクティ】vsダーク黒田(第24~26話) レベルの足し算ではなく引き算でシンクロするおおぐま・こぐま座モチーフのテーマ。 メインデッキにはベアルクティと相性のいい《クリスタル・ガール》《深海のディーヴァ》などの水属性モンスター。エクストラデッキには素直にシンクロする用にレベル9シンクロも採用されている。 爆アドカード《ベアルクティ・ラディエーション》登場前の、リソースの消費が激しいという弱点が残っていたベアルクティで、継続してアドバンテージを稼ぎ続けるドライトロンを相手にすることになったが、相手ターンに動けるベアルクティの強みを活かし、レベル8ベアルクティによる妨害や《ベアルクティ・ビッグディッパー》によるコントロール奪取をフルに活用して勝利した。 構築宇宙は北斗七星の扉から続く広大な宇宙空間。宇宙なので尚磨も《ベアルクティ-ポラリィ》モチーフの宇宙服を着ていた。 その掟破りのレベル1シンクロモンスター、ポラリィはベアルクティの紹介の後、他のベアルクティを率いて敵と戦いにいった。 【ホーリーナイツ】vsストロング十九(第27~29話) 少年の日の思い出《ホーリー・ナイト・ドラゴン》のリメイク《聖夜に煌めく竜》と、それを支える天使族たちによるテーマ。 相手モンスターを《聖なる篝火》の追加効果の条件を満たす闇属性に変換できる《多次元壊獣ラディアン》や相性のいいVジャン付録の天使族《勇気の天使ヴィクトリカ》も採用。 エクストラに単行本付録のランク4エクシーズ《天翔ける騎士》やあの《天霆號アーゼウス》も採用されている。 同名ターン1のない煌めく竜の破壊効果や天翔ける騎士の効果を活かし相手の制圧盤面を壊滅させたうえでアーゼウスによる妨害も構えたがトライブリゲードによる大量展開を許す。 しかしヴィクトリカの効果で特殊召喚した煌めく竜でヴィクトリカ自身を破壊するという策によってサーチした《オネスト》で煌めく竜を強化し勝利した。 【魔鍵】vs赤星王座(第30~34話) 前の王座へのリベンジのため、「BURST OF DESTINY」で得た強化パーツなどを追加しさらにブラッシュアップした魔鍵デッキ。 Sモンスター《魔鍵変鬼-トランスフルミネ》、Xモンスター《魔鍵憑霊-ウェパルトゥ》を新たに切り札の1つとし、追加カードの《大魔鍵-マフテアル》で展開、そして通常モンスターを扱う魔鍵と相性がいい新規儀式魔法カード《高尚儀式術》で《魔鍵銃-バトスバスター》を儀式召喚し、サーチした魔鍵カードで戦線を繋ぐ。 別属性通常モンスターは新たに水属性の《メガロスマッシャーX》を追加。しゃりはやっぱり投入されず。 相手方のデッキパワーと引き力が若干落ちていたこともあり相手の妨害を受けながらも新規カードの力を活用して食い下がり、アンドラビムスの効果で引き当てた《魔鍵闘争》でアルバスの効果を躱すなど攻防を続ける。 互いにデッキのリソースをほとんど使い果たした状態だったが、本誌発売前日に発売されたザ・ヴァリュアブル・ブックEX2で存在をお漏らしされた単行本付録の新たな切り札《魔鍵憑神―アシュタルトゥ》で勝利を収めた。 武器が違う以外はほぼイラストが一緒なクラヴィスとバトスバスターがソリッドビジョンで並び立つという。本作ならではの光景も見られた。 【P.U.N.K.】vs本仮屋栞莉(第35~37話) 融合とシンクロ、2つの召喚法を駆使する、サイキック族中心のテーマ。 《No-P.U.N.K.ディア・ノート》によって得た展開力を活かして《P.U.N.K.JAMドラゴン・ドライブ》をシンクロ。エースカードの《Uk-P.U.N.K.アメイジング・ドラゴン》につなげると、新規カードを活かした立ち回りを見せる。 このデッキには実はもう一つ、セリオンズとの混成デッキであるという特徴がある。 現実の環境でも用いられた組み合わせだが、こちらでの使われ方が「最初はP.U.N.K.デッキの戦い方で、後半はその過程で得た墓地リソースを用いてセリオンズを特殊召喚しさらなるシンクロにつなぐ」というもので、現実での使われ方である「P.U.N.K.の展開力を用いて出したシンクロモンスターなどを用いて墓地を肥やし、それを用いて出したセリオンズで封殺する」とは異なるものとなっている。 相手の閃刀姫の妨害と猛攻を乗り越えた返しのターン。セリオンズの展開を絡めることであの《フルール・ド・バロネス》や《セリオンズ“キング”レギュラス》といったガチガチの制圧系モンスターを展開。相手の妨害を突破し勝利した。 構築宇宙はP.U.N.K.モンスターの背景に描かれている浮世絵めいた空間。 遊佐アゲハ 尚磨の姉で会社員。《クロノダイバー・リダン》にソックリな会社の先輩「玄野先輩」にお熱な25歳。どことは言わないがでかい。 学生時代は尚磨の唯一の対戦相手で、上京してしばらくした後サテライト・ショップの近くに引っ越すときに尚磨を連れて行った。 実は小学生時代、『蟲惑魔アゲハ』の通り名で女性唯一の世界大会出場者となった実力者であり、そのデュエルスキルは尚磨に引き継がれている。 デュエルで本気を出すときは前髪をかき上げて弟同様すごいことになっている左眉毛を露出し、目からハイライトが消える独特のスタイルとなる。 ちなみに現在25歳なので大会に出た時は最低でも12歳=13年前となるが、その時代に蟲惑魔は存在していなかったことはたまにネタにされている。 かつては世界大会という『負けられない戦い』へのプレッシャーに負けてしまったことが示唆されており、同じプレッシャーに苛まれながらもそれを乗り越えられた尚磨の成長を喜んでいた他、王座が世界大会の舞台に囚われていることも察していた。 OCGインストラクターの資格も所有しており、ジャンプビクトリーカーニバルでハノイの騎士としてイベントに参加して尚磨をボコボコにした他ショップイベントのスタッフを務めることもある。 高校生編では勤めていた会社を辞め、サテライト・ショップの店長に就任。 実は大の面食いで、ここ3年で10人も彼氏をとっかえひっかえしていたことが発覚する。中学生編でお熱だった玄野先輩がどうなったかは推して知るべし。 使用デッキ 蟲惑魔使いとして有名な彼女だが、別にそれ以外のデッキを使わないわけではなく他テーマのデッキを使うこともある。 デッキの共通点としては、どれも「ランク4エクシーズを使う事に秀でるデッキ」という所だろうか。 【蟲惑魔】vs護武店長(第9話) アゲハの通り名の由来でもある。かつて日本を制した思い入れのあるデッキ。 「落とし穴」罠カードを巧みに操り相手をコントロールする地属性の昆虫族・植物族デッキ。 本誌掲載時点で《アロメルスの蟲惑魔》の追加と《セラの蟲惑魔》プロテクターの発売がされたばかりのホットな状態で、それらの要素もしっかり描かれていた。 イラストにおける女の子の部分は実は疑似餌という設定があるのだが、劇中でソリッドビジョンとして登場したのは女の子の部分だけ。伊東ライフもこれで安心して読める。 落とし穴で相手を嵌め妨害しつつそれをさらなる展開に繋げ、最終的にはメインモンスターゾーンと魔法・罠ゾーン全てを蟲惑魔と落とし穴で埋めた『魅惑奸楽園(チャーム・ホール)』で相手を詰ませたうえで勝利した。 【クロノダイバー】 切り札の《クロノダイバー・リダン》が使いたくて「インストラクターに挑戦!」イベントに向けて組んだデッキ。 海外産のサイキック族・機械族テーマで、スタンバイフェイズごとに相手のデッキトップを奪い、素材を使うことで様々な効果を発揮するリダンの効果をフルに生かし戦う。 デュエル中にはモンスターが相手の『アトラクション』罠を装備させられて強制的に乗り物に乗せられて焦るコミカルなシーンを挟みつつフリーチェーンの効果を多く持つデッキ同士の応酬の果て単行本付録の《クロノダイバー・テンプホエーラー》も絡めて相手の妨害手段を出し尽くさせ、最後は月子と尚磨の仲が良くなることを希望して出した《No.39 希望皇ホープ》によって勝負を決めた。 ちなみにこのホープ、サンプルデッキを見る限り上にライトニングを重ねて上からぶん殴るのが本来の用途だった様子。 元小学生デュエル四天王 ストロング十九(剛力(ごうりき)十九(じゅうきゅう)) 元四天王の太っちょ。 尚磨が姉以外で初めてデュエルした相手でもある。 他の元四天王と比べ自分が使うカード以外の効果を把握しきれておらず、他の3人が気づいたことに一人だけ気づかないことも多い(*5)ため、ギャラリーは勿論他の3人からも格下扱いされている。 自身もそのことを気にしているが、チーム戦で四天王最強と名高い黒田に勝利したり大会で決勝まで進むなど四天王としての実力はしっかりと発揮している。 月子の言葉を借りるなら、『いつもは強いが大事なデュエルは大体負けてる』のが黒田なら『いつもは負けがちだが大事な試合では負けない』のが十九と言えるだろうか。 結構面倒見が良く、初めてのショップで緊張していた尚磨や王座をイベントに誘い、その後多くの仲間に出会うきっかけを作ったのも彼。 当初は参加を渋っていたイベントに参加するよう尚磨に背中を押され、大会のプレッシャーに押しつぶされそうになっていた尚磨を激励するなど尚磨との関係は4人の中で一番深く、十九自身も尚磨との出会いを大切にしている。 高校生編では都立戸津諷(とつぷう)学園に入学。部活はデュエル部に入学している。 使用デッキ 最強カードバトルではだいぶ力押しのデッキ(もっと言えば、自分の名前である十九にちなんで攻撃力1900メイン)を使っていたが、本作では打って変わって封殺型のデッキを使う。 これは毎回尚磨と最初にデュエルしたときのデッキである【シムルグ】の要素を持たせているためで、各デュエルにおいてシムルグ+《霧の谷の巨神鳥》などによる制圧盤面『神鳥最強風陣(ゴッド・ストロング・ウィンド)』およびその派生形を披露している。 その為か、今作の彼が使うカードは鳥獣族か風属性が多くなりがち。 『攻撃は最大の防御』として相手の構える妨害や伏せカードに臆さず攻めるデュエルを行うが、それで相手に足元を掬われることもしばしば。 【シムルグ】vs遊佐尚磨(第1~2話) 「RISING RAMPAGE」でカテゴリ化した相手の魔法・罠をコントロールする効果をもつ鳥獣族テーマ。 イベント参加の時点で十九はこのテーマのデッキを組むことを決めていた様子。 初ターンで展開した『神鳥最強風陣(ゴッド・ストロング・ウィンド)』はエースの《烈風の覇者シムルグ》《ダークネス・シムルグ》の2体で相手の魔法・罠の発動を牽制しつつ《霧の谷の巨神鳥》で効果無効を仕掛けるものだったが、「このターンでストロング君のモンスターを全て倒す」という尚磨の宣言通り巨神鳥をバウンスで処理され、2大シムルグも天威モンスターの効果を使ったコンバットトリックで処理され壊滅に追い込まれてしまう。 返しのターン、残ったリソースをフルに使い切り札の3体を再び展開し攻撃を仕掛けるも天威モンスターの効果でいなされ、最終的に敗北した。 『神鳥最強風陣』の展開にリソースを使いすぎた十九のシムルグと、リソースを維持しつつ相手ターンにも備えた展開をした尚磨の天威の違いが勝負の明暗を分けたといえる。 【ドラグニティ】vsダーク黒田(第17~19話) 『ストラクチャーデッキR-ドラグニティ・ドライブ-』でさらなる強化を受けた風属性の鳥獣族・ドラゴン族シンクロテーマ。 ドラグニティを軸に相性のよい《霧の谷の幼怪鳥》《BF-精鋭のゼピュロス》などを加えた構築で、さらにシムルグに追加されたリンクモンスター《王神鳥シムルグ》の効果で特殊召喚した対象耐性持ちの巨神鳥による『神鳥最強風陣(ゴッド・ストロング・ウィンド)・改(かい)』を構える。 ドラグニティの新たな初動《ドラグニティ-レガトゥス》から数々のドラグニティを展開し《ドラグニティナイト-アスカロン》で黒田の盤面を荒らし回り、『神鳥最強風陣・改』を構えるも潤沢な墓地リソースを活用したカオスモンスターの展開で壊滅させられる。 返しのターン、再び展開したアスカロンの効果を《無限泡影》で無効にされるも、新たなドラグニティの切り札《ドラグニティアームズ-グラム》《ドラグニティナイト-アラドヴァル》で相手モンスターを弱体化させつつ妨害を突破し勝利。 ギャラリーの下馬評を覆したのだった。 【LL鉄獣戦線】vs遊佐尚磨(第27~29話) 展開力に優れた風属性・鳥獣族テーマ『リリカル・ルスキニア』と墓地の獣・獣戦士・鳥獣を除外してリンクモンスターを展開する『トライブリゲード』の混成デッキ。 王座への挑戦権を賭けた尚磨との真剣勝負で使用した「打倒尚磨を想定して創り上げたオレ様の自信作」と豪語するデッキで、本誌掲載時点での現実の環境でも多くの実績を残していた環境上位デッキでもある。 環境初ターンに展開した『真(シン)・神鳥最強風陣(ゴッド・ストロング・ウィンド)』は王神鳥+巨神鳥に加えて《戦華盟将-双龍》による妨害を追加するとともに墓地の《鉄獣の邂逅》で破壊からも守るさらに強力な布陣となっている。 これでも《LL-アンサンブルー・ロビン》や《FNo.0 未来龍王ホープ》がいないだけ大分有情。 強力な盤面を築いたが、かつてのデュエルと同じ「このターンでストロング君のモンスターを全て倒す」宣言とともに巨神鳥を壊獣に踏み潰されたのを皮切りにホーリーナイツモンスター達の効果による聖夜に煌めく竜の反復横跳びで妨害をかいくぐり盤面を壊滅させられたうえで、アーゼウスにより蓋をされてしまう。 それでも諦めない十九は発動した《強欲で貪欲な壺》のドローに自らと黒田兄妹の思いを込め、引き当てた最高とは言わないまでも状況を十分に打開できるカードと墓地リソースを使ってエースの《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》をはじめとするトライブリゲード達を展開。 《鉄獣の抗戦》でリソースを回復するもオネストによる逆転を許した。 ダーク黒田(黒田(くろだ)夜魅(やみ)) 元四天王のシスコン 中二病。 本作ではその残念っぷりにさらに磨きがかかっており、妹のホワイトポータンぬいぐるみにGPSを仕込むわガイドさんに猛アタックするわで2人からぞんざいに扱われているのも変わらず。 尚磨と最初に絡んだのも彼が月子にフリー対戦を申し込んだのを月子をナンパしようとしたと勘違いして突っかかってきたため。 四天王最強と謳われるほどの高い実力を持つ(*6)が、本人は「勝利に拘るのは勿論エンターテイメントも追及する」と語っており、ダメージを受けた演出用に血糊を仕込んでいたり、デッキコンセプトに合わせたカラーコンタクトを装着してデュエルしたりする。 また、遊戯王漫画・アニメでは当たり前に行われている召喚向上を本作で初めて披露したのは彼であり、十九からは「超メンドクセー」「早くデュエル進めろ」と不評だが、尚磨は思いっきり影響を受けて口上を披露するようになり、十九も尚磨との真剣勝負で口上を解禁している。 なお、高飛車で中二病をこじらせているのは無自覚らしく、妹や十九に指摘された際には「オレってそんな感じなの?」と戸惑っていた。 高校生編では十九と同じ戸津諷学園に入学。部活も同じ。 十九と学力が同じ扱いされることに対して不満をこぼしていた。 高二になっても中二病は相変わらずの様子。良くも悪くもブレていないが逆に考えると四天王で最もメンタルが安定していると言える。 使用デッキ 前作で無類の強さを誇った実力は本作でも健在。 大型モンスターを用いた戦術で相手を追い詰めるのが特徴。 傾向としては闇属性か光属性のカードが多め。最強カードバトルでヴェルズを愛用していた名残りだろうか。 【斬機】vs遊佐尚磨(第3~4話) サイバース族由来の高い展開力を用いてシンクロ・エクシーズ召喚を行う当時としては風変りなデッキ。 Vジャン付録の《塊斬機ダランベルシアン》を含め黒田はこのデッキのリソースを全て切り札の《炎斬機ファイナルシグマ》に《斬機刀ナユタ》を装備した『刀剣炎武(とうけんえんぶ)の構え』を作ることにつぎ込んでおり、その完全耐性と攻撃力で相手を牽制するまさに『攻撃は最大の防御』を地でいくデッキ。 テーマ内のカードでできる妨害手段として《斬機超階乗》+《塊斬機ラプラシアン》が存在するのだが、そういった妨害を構えることもなかった。 一度突破された『刀剣炎武の構え』を再び展開し、攻撃力倍化+モンスターに2回攻撃+戦闘ダメージ倍化の殺意マシマシファイナルシグマでトドメを刺そうとするが、後ろ二つの殺意は相手モンスターがいないと意味をなさないという欠点を衝いたサクリファイス・エスケープでかわされ、返しのターンに逆に殴り返され敗北した。 【カオス】vsストロング十九(第17~19話) 墓地に貯めた光・闇属性モンスターを活用していくデッキ。 ヴァレットや黒白ドラゴンなどを搭載した【カオスドラゴン】寄りの構築。 レベル8モンスターを多く擁することを活かした《宵星の機神ディンギルス》や《六花聖ティアドロップ》といったランク8エクシーズの採用が光る。 新たに追加されたカオスモンスター《混沌魔龍 カオス・ルーラー》の効果を最大限活かし、墓地に《ネクロ・ガードナー》を用意しつつ妨害札である《天球の聖刻印》《エターナル・カオス》をディンギルスで効果破壊から守る『光天闇宵星雲(ライトアンドダークネス・ネビュラ)』を構えるも、十九がディンギルスの効果を知らないせいで一回破壊しようとして失敗しながらも除外効果の連打で突破される。 しかし右手に宿った月子の祈りによって逆転のためのカードを引き当てた(と本人は勝手に思っている)後は妨害を乗り越え《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》とティアドロップによる破壊以外の除去でアスカロンを退かし、《混源龍レヴィオニア》で場を壊滅させる。 だが尚磨の声援で奮起した十九の展開でネクロ・ガードナーをケアされたうえで攻撃を受け敗北した。 元四天王最強が最弱に敗れるという結果に納得できないギャラリーを黒田は「外野は黙ってろ!!闇黒に染めるぞ!!」と黙らせ、十九たちの健闘を称えるのだった。 【ドライトロン】vs遊佐尚磨(第24~26話) 機械族初の儀式モンスターとレベルではなく攻撃力を参照する掟破りの儀式魔法を擁するりゅう座モチーフのテーマ。 本来であれば王座とのデュエル用に用意していたが、優勝のための最大の障害となるであろう尚磨に勝つために急遽予定を変更し使用した。 儀式モンスターを手札からリリースすることで特殊召喚できるドライトロンモンスターと相性のよい《サイバー・エンジェル―弁天―》、間接的に儀式関連をサーチできる《宣告者の神巫》は妹の月子のデッキから借りたものであり、黒田兄妹の思いが込めたられたデッキとなっている。《崇光なる宣告者》とか《イーバ》も借りていたら尚磨に勝ち目はなかった。 攻撃力4000、対象耐性持ちの切り札《竜儀巧-メテオニス=DRA》《竜儀巧-メテオニス=QUA》による制圧はもちろん、劇中で披露されることはなかったが《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》 《転晶のコーディネラル》も投入されており、送り付けたドライトロンをカオスMAXで殴ってワンショットというプランも採用されている様子。 相手のベアルクティとは同じ星座モチーフのテーマ同士の対決となり、黒田はこのデュエルを「銀河戦争(ギャラクシーウォーズ)」と称していた。 本誌掲載時点で発売されたパックには両者の旗艦の融合体《天極輝艦-熊斗竜巧》が収録されており、この対戦カードはこの熊斗竜巧の登場も見越したものと考えられる。 デュエルではその最大の強みである展開力とアドバンテージ獲得力を遺憾なく発揮し、『展開したドライトロンを《ベアルクティ-グラン=シャリオ》で破壊』『QUAを《ベアルクティ-メガタナス》で耐性を無効化し、ビッグディッパーでコントロール奪取』と2度の妨害を受けながらも《竜輝巧-ファフμβ’》とDRAらによる『綺羅星列流星群(トゥインクル・スターズ・メテオ)』を展開。場を荒らしつつその高攻撃力とモンスター効果耐性で圧をかけるも、『深海』を絡めた大量展開でビッグディッパーのカウンターを高速で貯められDRAのコントロールを奪われ敗北。 双方のメテオニスの持つ耐性の穴を衝かれた形となった。 なおサンプルデッキを見ると、このデュエルの流れだとレベル6となった神巫とドライトロンで《ブラック・ローズ・ドラゴン》を呼んで全体除去、神巫とドライトロンで《ユニオン・キャリアー》を呼んでDRAを強化する等、奪われたQUAを破壊して1ショットキルを決める手段が複数用意されていた。 ちなみに《宣告者の神巫》は気に入ったのか高校進学後も使用している。妹から借りっぱなしなのかは不明。 サイキック天道(天道(てんどう)才狐(さいこ)) 元四天王のメガネ。 かつての王座と同じく、自らも世界大会の舞台に立つべくデュエルの腕を磨いている。 デュエルを楽しむ尚磨や他3人とは異なり『勝利至上主義』を掲げる所謂ガチ勢。 「負けて楽しいなんて(お前には)ガッカリ」「負けたら何の意味もない」と厳しい言動も目立ち、他四天王とデュエルのこと以外で関わることもほぼ皆無だが、最後の世界大会出場を賭けた戦いで敗れ悔しさのあまり涙したところを十九と黒田に慰められた際、あとで心配かけないよう気丈にふるまったこともあるし、仲間が負けたときでもその健闘をちゃんと称えるなど四天王の絆はちゃんとある。 尚磨は彼とのデュエルを通じ、『絶対に負けられない、真剣勝負の世界』を学ぶこととなる。 中学受験のために塾に通っており、世界大会敗退後はそちらに集中するために一時デュエルの世界を離れることを宣言するも、「息抜き」と称して大会に参加、観戦することも。 しかしそこまで力を入れたものの第一志望である彩菊学園に落ちてしまい、滑り止めの「私立英理安中学」に進学した。 だがその事を本人は「負けた」と認識し、その事で恥ずかしくなりかつての仲間たちの元にも顔を出さない日々が続いていたが、ストロング十九の決死のデュエルで気分は晴れ、以降も「勝利至上主義」は揺るがないとは言え、たまに塾の帰り等にショップに立ち寄り仲間達とデュエルする日々を送ることとなった。 使用デッキ 前作では構築に難のあるサイキック族デッキを用いていたが、本作ではサイキック族デッキは使用していない。 勝利至上主義を掲げるだけあって環境カードの使用にためらいがなく、デッキも現実の環境でも実績が高いデッキを使用する。 【サンダー・ドラゴン】vs遊佐尚磨(第5~6話) 初登場から18年半の時を経てカテゴリ化した雷族テーマ。 2つの効果を持つモンスターを駆使し、サーチ封じと破壊耐性を持つ《超雷龍-サンダー・ドラゴン》やターン1のない破壊効果を持つ《雷神龍-サンダー・ドラゴン》といった切り札の融合モンスターで制圧していく。 超雷龍で相手の行動を封じようとするも破壊を介さない除去で退かされダイレクトアタックを受けるが、《雷龍融合》によって融合召喚した雷神龍によって尚磨の場を徹底的に荒らし回り、相手に次のターンを渡してはいけない状況を「詰めデュエル」にたとえこれを制した。 こんなガチデッキでも勝てなかった決勝戦の相手は一体何デッキだったんだろうか。(*7) 【エルドリッチ】vs遊佐尚磨(第14~16話) エースとなる《黄金卿エルドリッチ》を『エルドリクシル』『黄金郷』カードによってサポートしていくデッキ。 色々なカテゴリを組み込める拡張性の高さが売りのテーマだが、今回使われたのはメタビート軸と《アンデットワールド》軸のハイブリッドといったところ。そのためサンプルデッキでは当然のように《死霊王 ドーハスーラ》の姿も。 エクストラには《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》《セイクリッド・プレアデス》といった現実の環境でもエルドリッチで用いられるカードが多数投入されている。 黄金郷による妨害を敷きつつエルドリッチを展開し、尚磨のプレイングミスも手伝い優位に立つも、十九の声援で奮起した尚磨が増Gのプレッシャーにも負けず展開を続けた結果、決闘者が1度は経験したこともあるであろう「大量にドローしても手札誘発が引けず、次のターンが回ることもなく負ける」という結果に終わった。 戦いを通して互いのデュエルを理解した両者は、前回では天道が拒否した握手を交わし、互いの健闘を称えるのだった。 ライト月子(黒田(くろだ)月子(つきこ)) 元四天王の紅一点。ロリィタファッション風の衣装を身に纏っており、普段は中々の美少女。 兄の夜魅の中二病っぷりに辟易しており、兄に対する扱いが悪いのも変わらず。(*8) 前作でも特徴的だった豹変ぶりと顔芸はさらに磨きがかかっており、ガイドさんとのデュエルでは従来の豹変を超える『逆鱗モード』を披露。黒田が恐怖で涙し本人が後で後悔するほどのキレっぷりを見せた。 兄や天道のちょっかいで延期になっていたデュエルデートを通じて尚磨に恋し、アプローチを繰り返すようになるが、尚磨がデュエルバカであるため意味を成してない。 高校生編では中高一貫の私立聖圧(せいあつ)女学院の中学3年生。めちゃくちゃ制圧しそうな名前の学校である。 実際この聖圧女学院、デュエルも強いらしく高等部はデュエルカーニバルという高校生の全国大会関東ブロックに名を連ねる程。 ただし尚磨にアタックするため、彼と同じ高校に進学することを決意している。 3年間尚磨に対して何のアクションも出来ていない中、他の女性陣が思わぬところで尚磨に近づいていることに怒りを募らせているが……。 使用デッキ ゲーム同様、いやらしい立ち回りをするコントロール系デッキを使うことが多い。 制圧系デッキを使う十九も彼女の戦術には辟易しているほど。 ただし女の子ということもあり《増殖するG》を嫌っておりデッキには入れてない。 【宣告者】vs遊佐尚磨(第7~8話) 相手の効果を止めることに長ける光属性・天使族デッキ。 単行本付録カードである《宣告者の神巫》で《虹光の宣告者》を落としてレベルを上げつつ儀式関連をサーチ。儀式の素材としてリリースすることで天使族をリクルートと、神巫の効果を最大限に活かしエースの《神光の宣告者》を2体も儀式召喚する。 神光の欠点である『手札消費が激しい』という点を《イーバ》の効果で、『打点が低く、戦闘破壊されやすい』という点を《オネスト》で補っている。 また当時としては『強力だが出しづらいカード』止まりだった《崇光なる宣告者》も専用儀式魔法とセットで採用されているのも特徴的。 またイーバでサーチできる天使族として《時械巫女》を採用している事から、【時械神】の要素も組み込んでいる模様。 突破の難しいギアフリードをオネストで返り討ちにした後、崇光と《虚光の宣告者》で特殊召喚とあらゆる効果の発動(*9)を2回止められる上次ターンの展開手段も残した『宣告者束縛(デクレアラー・リストリスクション)』を構えるも、除去カードの連打で手札を使い切ったことでその後の展開を許したことが原因で敗北した。 【サイコ・ショッカー】vsガイドさん(第12~13話) デュエリストパック-冥闇のデュエリスト編-で新規カードを得た《人造人間-サイコ・ショッカー》の関連カードによるデッキ。 サイコ・ショッカーのコンセプト通り、相手の罠カードを封じる能力に長けている。 《人造人間-サイコ・ジャッカー》の効果でサーチ・特殊召喚した《脅威の人造人間-サイコ・ショッカー》の効果で本家サイコ・ショッカーを出しつつその効果で伏せを破壊。《人造人間-サイコ・レイヤー》の効果でコントロールを奪った相手モンスターを《宇宙との交信》でサイコ・ショッカーに変換してデメリットを無効化するなど、新旧サポートカードを最大限に活かした展開を行う。 しかし強化を受けてなお相手の【堕天使】とのデッキパワーの差は大きく、サイコ・ショッカーの打点不足で攻めきれず、罠を封殺するサイコ・ショッカーも墓地の罠の効果を適用する堕天使の効果は止められない点を衝かれ《叛逆の堕天使》から《黎明の堕天使ルシフェル》を融合召喚され窮地に。 だが、ここで尚磨が相手のガイドさんにばかり声援を送る(*10)ことによる月子の嫉妬心とイライラが大☆爆☆発。 顔芸全開の逆鱗モードとなった月子は、サイコ・ジャッカーが場でサイコ・ショッカーとして扱われる攻撃力1500以下のモンスターであることを利用し《地獄の暴走召喚》でサイコ・ショッカー3体を特殊召喚、さらに《リミッター解除》で攻撃力を2倍にすることで攻撃力4800となった(脅威の方含めた)サイコ・ショッカー3体で堕天使軍団を上から叩き潰した。 【アメイズメント】vs遊佐アゲハ(第20~21話) 『アトラクション』罠カードを自分・相手モンスターに装備し戦うテーマ。 本来は月子ではなく尚磨が組んだデッキなのだが、月子にデュエルを申し込んだアゲハによって本人の了承を得ずに月子に貸し出された。 相手の行動に合わせて的確なアトラクションを装備させることを要求する複雑なデッキであるが、デッキを見て短時間で十分に使いこなせるあたり月子のポテンシャルの高さがうかがい知れる。 毎ターン相手のリダンにデッキトップを盗まれるたびにキレそうになりつつもモンスターと罠を巧みに操り戦うが、アゲハのタクティクスの前に妨害手段が尽きてしまい。敗北した。 自前の妄想力でイマジナリー尚磨と一緒に赴いた構築宇宙は様々なアトラクションが立ち並ぶ遊園地《アメイズメント・プレシャスパーク》。 《驚楽園の支配人 <∀rlechino>》らの案内の下、尚磨と遊園地デートを楽しんだ。 【ナチュル】vs本仮屋栞莉(第38~40話) 相手の行動をトリガーとする効果を多く持つ地属性テーマ。 劇中でも十九が言及している通り封殺に長けたデッキであり、まさに月子のためのデッキとも言える。 モンスター効果を止める《ナチュル・サンフラワー》や魔法・罠を止める《ナチュル・エクストリオ》などの従来のナチュルカードもさることながら、《ナチュルの神聖樹》を落としてナチュルを間接的にサーチしつつナチュルモンスターの効果コストを軽減する《ナチュル・カメリア》、自己再生可能かつナチュルを2体リクルート可能な《ナチュル・モルクリケット》など、11期で追加された新規カードの活躍が光る。 さらに切り札の展開のために《魔救の探索者》や《融合呪印生物-地》などの地属性モンスターも採用。 エクストラにはエクストリオやその融合素材である《ナチュル・ビースト》《ナチュル・パルキオン》はもちろん、バロネスや《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》といった汎用シンクロに、植物族シナジーの立花エクシーズ、岩石族シナジーのアダマシアシンクロといったナチュルが擁する種族のモンスターが多数採用されている。 (本人にそのつもりはないのに)尚磨といい感じになっている栞莉に対して月子は最初っから逆鱗モード。 相手の妨害効果をコストに神聖樹を含めることでディスアドを軽減した《禁じられた一滴》で無効にし、逆にエクストリオによる封殺を図るもその効果を無効にされて突破されたうえ、自身が効果を発動するとライフが削られる《戦華の暴-董穎》の効果によって徐々にライフが削られていくと共にイライラも募っていく。 しかしナチュルが新しく得た展開力と元から持つ封殺力を駆使し、ライフの少ない逆境でこそ最大の力を発揮する《サイコ・エンド・パニッシャー》をシンクロ召喚。 厄介な董穎を除去し、逆境により上がった攻撃力をもってフィニッシャーとなった。 戦いの中で自分の中の怒りと向き合い、吹っ切れた月子は尚磨以外とのデュエル中というまさかのタイミングで尚磨に愛の告白を遂行。 「大好き」という言葉をライク的な意味で解釈するという尚磨の鈍感さにより告白自体は上手くいかなかったものの、3年間の停滞の終焉を果たすのだった。 サテライト・ショップ関係者 ガイドさん(出須(です)案奈(あんな)) 前作の案内役兼ラスボスで、本作ではサテライト・ショップでアルバイトをしている。そのため1話でガイドさん呼びされて「今はバイトデス!!」と注意していたが、それでもやっぱりガイドさん呼ばわりされている。 年下は恋愛の対象にはとらないらしい。 こちらもインストラクターの資格持ちで、ハノイの騎士としてイベントに参加したりティーチングイベントを主催したりすることもある。 非常に負けず嫌いでデュエルに負けると「もう1回」と自分が勝つまで再戦を要求する通称『泣きの1回』という悪癖があり(*11)、周りを困らせることもしばしば。 大会の賞品欲しさに職権を濫用し大会の日程を早めさせるなど、結構セコイキャラ付けがなされている。 高校生編ではOCGインストラクターの経験からまさかの教師の道を志し就職。尚磨の入学と同時に同じ高校に赴任し、そのままOCGデュエル部の顧問となった。 使用デッキ 前作同様実力は折り紙付きで、元四天王も認めている。 しかし「子供たちにも容赦なし」「大人げない」と元四天王以外の子供は対戦したがらない様子。 組むデッキは相変わらず大会環境やマスターデュエルなどで一定の実績を残している様な、ガチ構築のデッキがメイン。 【アダマシア】vs遊佐尚磨(第10~11話) 岩石族初のチューナー。初となる風・炎・水属性岩石族シンクロなどシンクロ方面では不遇だった岩石族に様々な初をもたらしたテーマ。 2020年にマスタールールが更新されてから作中初のデュエルということで、エクストラモンスターゾーンだけでなくメインモンスターゾーンにもガンガンシンクロモンスターを展開する。 メインデッキにはアダマシアに加えて《怒気土器》や《岩石の番兵》といった岩石族関連カードを、エクストラには様々なシンクロモンスターが投入されており、中でもアクセルシンクロモンスター《シューティング・スター・ドラゴン・TG-EX》はルール変更によってシンクロを複数出しやすくなったからこそのチョイスと言える。 本家シュースタの方は《アダマシア・ラピュタイト》の効果でデッキトップをアダマシアチューナーで固めることで連続攻撃を確定できる点で相性がいいのだが、枠の兼ね合いかそちらが採用されることはなかった。 切り札である《魔救の奇跡-ドラガイト》の効果で相手の魔法・罠の発動を止めつつ新ルールを活かした大量展開でTG-EXをシンクロ召喚し優位に立つが、魔法・罠の発動を1度止められた程度では止まらない騎士ガイアの展開で切り札の融合召喚を許し敗北した。 【堕天使】vsライト月子(第12~13話) 神に背きし闇属性・天使族モンスター達によりデッキ。 《堕天使ユコバック》《堕天使イシュタム》《堕天使アムドゥシアス》の効果で墓地を肥やしていき、《堕天使の戒壇》で《堕天使スペルビア》と一緒に堕天使を蘇生。スペルビアを《失楽の堕天使》 《黎明の堕天使ルシフェル》の素材にして再利用できるようにしつつ、墓地の堕天使魔法・罠の効果を適用する堕天使の効果で立ち回っていく。 ちなみに堕天使を使った人、使われた人なら一度は疑問に思うであろう『発動に同名ターン1がついている堕天使魔法・罠の発動と効果適用を同じターンでできるのはなぜか』に対する答え(*12)や効果の適用で発動のためのコストも踏み倒せることも作中でちゃんと説明されている。 伏せていた《堕天使降臨》を利用されサイコ・ショッカーの展開を許すも、堕天使の高打点のせいで攻めきれない相手の場を《黎明の堕天使ルシフェル》の効果で焼き払いトドメを刺そうとする。 《不朽の特殊合金》で破壊を防がれたことでトドメこそ刺し損ねるも高打点の堕天使達を並べたうえで《背徳の堕天使》の妨害も構えた『理想堕天聖域(パーフェクト・サンクチュアリ)』で勝利を確信。 しかし背徳の打ち所を間違えたことで逆鱗モードの月子に決闘者なら一度は思う「今はわたしのターン中よぉ~っ!」の叫びと共に特殊召喚されたリミ解サイコ・ショッカー軍団に上から殴られ敗北した。 凄まじい剣幕の月子にはさすがに『泣きの1回』も通用しなかったという。 護武店長(護武倫太郎) ガイドさんが働いているサテライト・ショップの店長。 尖った鼻と耳、禿げ上がった頭とゴブリンが店員の服着てるような見てくれをしているがれっきとした人間で、店長としての業務もちゃんとこなし、子供たちを支えるしっかり者。 アゲハとは中学時代の同級生の間柄で、OCGを始めたきっかけもあこがれのアゲハに近づこうとしたため。 アゲハが劇中イベントに参加しようと店にやってきたことで思いがけず再会し、デュエルすることに。 だがいざデュエルとなると重り入りのサポーターを外しシャツを破きながら日夜鍛えたデュエルマッスルを解放。 特に意味のない筋肉を晒しいちいちポーズをとりながらデュエルをするという変な癖を晒し他の2名をドン引きさせた。 高校生編では3年前の『世界チャンピオンに挑戦』イベントにおける失態(後述)が響き副店長に降格。 しかしその結果憧れのアゲハと同じ職場で働けることになったため内心大喜びしている。 使用デッキ 【ゴブリン】vs遊佐アゲハ(第9話) OCGの長い歴史の中ちょこちょこ登場している『ゴブリン』カードを中心に、【地属性】【レベル4】の要素を足したグットスタッフ寄りのデッキ。 厳しい条件を持つがゴブリンカードのサーチが可能な《おねだりゴブリン》、高いステータスとデメリットを持つ「ゴブリン〇〇部隊」といったモンスターは勿論、《成金ゴブリン》 《ゴブリンのやりくり上手》と魔法・罠にもゴブリンが存在し、なおかつ《サンダー・ボルト》《ハーピィの羽根帚》といった汎用カードもちょこちょこ。 作中では戦術を悉く相手の落とし穴によって妨害されたためコンセプトはよく分からないが、サンプルリストを見る限り『半端な敵は高いステータスを持つゴブリン部隊で殴る』『ゴブリンや展開札の《ゴブリンドバーグ》《カゲトカゲ》を用いてランク4エクシーズを展開』『ゴブリン部隊が守備力0であることを利用し《カメンレオン》の効果で蘇生させレベル8シンクロを出す』といったものと推測できる。 かつて慎重になりすぎてアゲハに近づけなかった反省から「行動あるのみ」と強気なデュエルを行うもそれにより相手の落とし穴を悉く踏み抜いてしまい。結局成すすべもなく敗北した。 結局グットスタッフ寄りのファンデッキがかつて日本を制したデッキに勝てる道理はなかったということか。 ちなみに、ゴブリンモンスターには『落とし穴』罠に対するメタカードである《ゴブリン穴埋め部隊》が存在するのだが、本編では出番がなくサンプルリストにも入ってなかった。 ピンポイントな対人メタで勝っても本当の勝利とは言えないということなのだろう。入れててもあんまりメタにならないのは秘密だ。 県立洲斗高等学校OCGデュエル部 附並(つきなみ)英二(えいじ) 高校生編から登場した、OCGデュエル部の部長。 真面目な好青年で、先輩たちが卒業し1人になっても、マスターデュエルで腕を磨いていた。 という風に一見堅実に見えるが、その正体は女性モンスターが大好きな俺たち。 自分に関係のないデュエルでもいちいち女性モンスターの言動に興奮し続けている。 ちなみに実際の女性には奥手である。 またもともとは特徴のないモブくらいのつもりでここまで特徴が付くことはなかったという。だから「つきなみ」という名字である。 デュエルの腕前、知識はかなりあるものの思考はどちらかというとガチ寄りで、女性モンスター達を勝たせる為に強力カードの力を借りることも躊躇しなかったが……。 使用デッキ 【ウィッチクラフト】 中学時代、大会にて尚磨相手の際に使用するも【電脳堺】にフルボッコにされた。 だがそのお陰で尚磨に「ウィッチクラフト」デッキの人と覚えられており、お陰ですぐに仲良くなることが出来た。 【御巫】 OCGデュエル部伝統の儀式として、部長と「見込みがある新入生代表」の栞莉と戦う際に使用。「儀式」なので儀式を主体とするデッキである。 なお尚磨相手ではない理由は「勝ち目がない上にこのデュエルは公式記憶として残るため、最弱の部長と揶揄されたくない為」である。 曰く「女性型モンスターのみの純構築」と言いつつサンプルデッキには虹光の宣告者が入ってるが。 それと相手が初心者かつ純構築フェチなのにこちらは普通に妖怪少女も積んでいる。全員1種類ずつと少し遠慮はしているが……。 御巫モンスター《剣の御巫ハレ》《鏡の御巫ニニ》の効果や装備した御巫装備魔法の効果による妨害で一々二人の容姿に興奮しながら立ち回るも相手の儀式モンスターの猛攻にライフは風前の灯。次のドローで装備魔法を引き当て、御巫モンスターのダメージ反射効果を狙わなければ勝てないという状況に。 己の命運を懸け引き当てたカードは御巫のエース《オオヒメの御巫》。 狙っていた装備カードでは無かったが、既に持っていた儀式魔法《御巫神楽》によってオオヒメを儀式召喚。追加効果のバーンによってライフを削り切り、なんとか勝利となった。 【閃刀姫】 女性好きの為かつては組んでいたが、「強い」という理由だけで《アクセスコード・トーカー》を始めとした汎用カードを入れていたらしい。 本人はその事を恥じていたが、好きなカードを活躍させ、他所からのカードを持ってきてでも勝たせるというのもデッキへの愛の形であることに彼はまだ気づいていない……。 本仮屋(もとかりや)栞莉(しおり) 尚磨と同じクラスにいる、読書好きな物静かな女子生徒。 実は結構なお屋敷に住んでいる。 新編の実質的な主人公であり彼女のデュエルシーンはかなり多い。 どちらかというとOCGの世界観を好むタイプで余り他人と触れ合うのが得意ではないらしいのだが、三重スリーブの上からローダーに収めて栞にしていた《星遺物の導く先》のカードが目に留まったことをきっかけに、デュエル馬鹿の尚磨に誘われる形でデュエル部に入部することとなった。 一応デュエルはするが初心者であり、なおかつデッキにはストーリー性を重視する為、基本的に純構築。EXデッキも15枚埋まってる方が稀である。 だがデュエリストとしての腕前はかなりのものであり、そのEXデッキをとあるカードで埋めていれば尚磨に勝利していた程。 というかストーリー性重視しすぎてエルロンみたいなカードを入れたり、相手がバロネス出したりしてるのに善戦している時点で色々おかしい。 ……と同時に「カードのイラストまでは知っているけど効果までは把握していない」とマストカウンターに悩んだり、相手の墓地まで面倒見きれないと不機嫌になったりと初心者デュエリストあるあるなモノローグをすることも多い。 また彼女も尚磨の『構築宇宙(ストラクト・ワールド)』にアクセス可能で、その時の経験を基に自分なりの構築宇宙である『構築図書館』を創り上げた。 しかしそのポリシーと初心者ということでイマイチ勝ち切れていない部分はある。果たして初勝利はいつになるのだろうか。 使用デッキ 【閃刀姫】vs遊佐尚磨(第35~37話) 尚磨とのデュエルに使用。全てが閃刀姫と閃刀魔法カードで構成されている。また別の意味で有名なエルロンも勿論採用している。3枚も。 一方、汎用カードの類は全く採用されておらず、デュエルと通して物語を楽しみたいという彼女の思いが見て取れる。 このデュエルが始まったタイミングでVジャン本誌では『遊戯王OCG STORIES』が新たに連載され、その最初の物語として「閃刀姫」の背景ストーリーが描かれることとなった。 本デュエルは2つの漫画で同じテーマを扱うことでVジャンプを盛り上げる意図があったことが単行本で語られている。 純構築とはいえ流石はかつての環境デッキ。《閃刀姫-レイ》から繰り出される閃刀姫リンクモンスターの効果や閃刀魔法カードの効果を活かし善戦する。 途中《閃刀姫-ジーク》のリンク召喚後、《閃刀姫-ハヤテ》のリンク召喚によって《閃刀姫-ロゼ》の特殊召喚効果につなげることで、『レイがロゼを救い共闘する』という自分がやってみたかった展開ができて喜びつつもそれらの打点では尚磨のライフを削り切れず、返しのターンに敗北した。 セットしただけで終ぞ使用しなかったカードは《閃刀起動-リンケージ》。 それを知った英二は上述の通り彼女が《アクセスコード・トーカー》とそれにつなげるための汎用リンク3モンスターさえ採用していれば、その5300打点とリンケージの効果で出す閃刀姫リンクモンスターの打点で尚磨のライフを削り切り尚磨に勝てていたことに気づき、彼女のポテンシャルの高さに驚愕するのだった。 【戦華】vsライト月子(第38~40話) ショップの親睦会で色々勘違いした月子とのデュエルで使用。 この直前に「三国志」を読んでいたということで尚磨が組んだのだが、栞莉の意を組んでほぼ純構築。 その為に《サンダー・ボルト》や《狡猾の落とし穴》と言った汎用カードに加え、同じ中国文学つながりの【炎星】のカードも採用されている。 一応前者は赤壁の戦いで諸葛亮が天気を操った(と呉に思わせた)逸話、後者は三国志時代に良く行われた落とし穴戦法と世界観の逸脱はしていないが、 相手の展開には《戦華盟将-双龍》や《戦華の叛-呂奉》によるフリチェ除去で睨みをきかせ、戦華カードだけでは対処できないエクストリオによる封殺を《魁炎星王-ソウコ》の力を借りて突破しつつ、相手の出方をうかがいながら展開を伸ばしていった。 だがそんなことは置いておいてこのデュエルである意味一番目立っていたのは《戦華の暴-董穎》。 彼は特定条件下で相手の効果発動に400ポイントのライフコストを課すという、税の徴収をイメージした効果を持ち、初ターンから何やかんや生き残っていたことで月子のライフを削り続けたのだが、そのときのソリッドビジョン上の演出が相手の至近距離で下卑た笑みを浮かべたり、臭そうな息を吐きかけるというもの。 さらに最終ターンで月子がライフコストを厭わずに何度も効果を使うと踏むと彼女の前に座り込んでスタンバイする始末。 しかしながら栞莉が董穎のドロー効果の発動を宣言した際にはこれまでの下卑たものではないとてもイイ笑顔のサムズアップで返していた。 無論そんな董穎がただでさえ機嫌の悪い月子の怒りを買わないはずもなく、最終的に《サイコ・エンド・バニッシャー》の除去効果という体で放たれた月子渾身のアッパーカットによって退場。 そのままバンプアップ効果で攻撃力8850となった《サイコ・エンド・バニッシャー》で攻撃され、敗北となった。 【リチュア】vs附並英二(第41~42話) 英二とのOCGデュエル部伝統の儀式時に使用。こちらも儀式デッキ。 やはりと言うかなんというかほっとんどリチュアで構成されており、リチュアと名のついてないカードは「サルベージ」「貪欲な壺」「深海のアリア」のみ。 ただ流石に今回は勝つためのデッキの為か、リチュアストーリーの中心キャラかつ『構築宇宙(ストラクト・ワールド)』にて対応してくれたアバンスやノエリアと言った使いづらいカード達がデッキに入っておらず、エリアルも1枚だけである。(一応彼らの進化形態のジールギガスやブシュケローネは入っているが) とはいえエクストラは申し訳程度にメロウガイストのみと、やはり純構築に振り切った形である。 新規カードである、カウンター効果持ちの《イビリチュア・ネーレイマナス》や相手モンスターをレベルに関係なくリリースして儀式召喚する《リチュアの氷魔鏡》を活かしつつ、古のカードゆえに同名ターン1がついていないリチュアカードを駆使し《イビリチュア・ジールギガス》を連続で儀式召喚、氷魔鏡の効果で確約できるようになったバウンス効果で盤面を荒らすも、グスタフが入っていないため即死打点の形成にはジールギガスのドローで《サルベージ》を引き当てるしかない状況に。 勝敗を左右する未確定のドローに心躍らせながら引き当てたカードは《イビリチュア・プシュケローネ》。 持っていた《リチュアの写魂鏡》で出すにはギリギリライフが足らず、やむなくターンを返さざるを得なくなり敗北となった。 百面(ひゃくめん)相太(そうた) 洲斗高に通う2年4組の恐らく男子生徒。演劇部に所属している。 名前や今まで男性キャラしか演じてないため多分男子も思われるが、彼はなりきりデュエリストを名乗り常にアニメキャラになりきって学生生活を送っている為性別すら不透明である。 対峙した黒田曰く「声も一緒」との事で、ある意味正体不明のキャラクターである。Z-ONEかな? 顔も仮面をかぶることで完全再現している。その事から素顔も不明で、デュエル部の面々も彼の本当の顔は見たことないとか。 そのコスプレっぷりは徹底しており炎天下でジャックのコスプレをして倒れたり、デュエルに関係ない祝賀会のときでも不動遊星の格好をするほどであるが、そこを除けばTPOは弁えており先生や先輩には敬語で話す。 だが高校に潜入し自らを負かせた黒田夜魅のことはかなりライバル視しており、彼の事を思い浮かべると演技を忘れて邪悪な笑いを浮かべてしまう。 ちなみにその邪悪な笑顔をよりにもよって遊星のコスプレをしたときにしたので「不動遊星のキャラにあわないのでやめてほしい」とツッコまれた。「最高に高めたオレのフィールで最強の力を手に入れてやるぜ!!」?知らない話ですね。 またコスプレで使用デッキがバレる為、そういう状況がまずい場合はグールズの格好をしている。結局コスプレかい。 戸津諷学園デュエル部 壺獅寺(つぼしじ)玲央(れお) 戸津諷学園デュエル部部長。 最初はショップ大会に登場した「レオン」と名乗る謎の男だったのだが、その後名前と立場が判明した。 デュエルカーニバル9連覇を果たした戸津諷学園で部長をしている事だけでなく、部史上で唯一一年生からレギュラーになった「帝王」。 その事から分かる通りかなりの実力者であり、更にデュエルでの勝利だけでなく表現やエンターテイメントも楽しむ一面もある。 栞莉とはいとこ同士であり、彼女にはデュエルや「デッキ構築に正解はないんだ」という事を教えた。 とここまで書けば完璧超人のように思えるが、実は彼は極度の壺フェチ。 「運否天賦にかけるドローこそがデュエルの醍醐味」とまで言い張りデッキに様々な壺カードを入れるだけでなく、家ではその壺を陶芸で自作ししょっちゅう磨いている。 勿論デッキにも壺カードを多数投入し、尚磨と戦ったときは明らかに相性の悪い【R-ACE】にも強欲で貪欲な壺を投入している。 その辺は漫画的都合でカバー、とはならず、それどころかキーカードをドロー出来たと思ったらデメリットの10枚除外でR-ACEの魔法罠カード全部吹っ飛ぶという負け筋となってしまった。(*13) 結果的に尚磨に敗北したものの、その後「近い未来大舞台でデュエルするからだ」と告げて去っていき、彼の言う通りデュエルカーニバル大会で再会することとなった。 垣副(かきぞえ)準矢(じゅんや) 戸津諷学園デュエル部副部長。 糸目が特徴的な少年でデュエル知識も豊富だが、真面目な性格らしくフリーダムな部長には手を焼いているようだ。 名前からして二番手が確定しているのは気のせいだろうか。 彼もデュエル部のレギュラーに2年からなっている実力者だが、2024年8月現在その実力は未知数である。 恐(おそれ)竜司(りゅうじ) 戸津諷学園デュエル部3年生。 逆立てた髪にギザ歯というワイルドな出で立ちで、名前の通り恐竜族デッキを使う。 黒田と白米の戦いの裏で十九にワンキルされるという噛ませも良い負け方をしてしまった。そんな所まで元祖恐竜族使いに似なくても……。 とはいえ実力で負けた為に恨みっこ無しということで、大会では大きな旗を振って仲間達を応援している。 性格も気持ちがいい程豪快なものであり、大学に行ってもデュエルを続けると豪語している。 白米(はくまい)射里(しゃり) 戸津諷学園デュエル部3年生。 名前から分かる通り【軍貫】使い。多分ラッシュデュエルだと【寿司天使】使い。 また実家も江戸時代から続く老舗寿司屋であり、彼は高校卒業後、その家業を継ぐことが決定している。 その為このデュエルカーニバルが正真正銘最後の大会の為、【ヌーベルズ】を使う黒田に「にわか料理人」と挑発する。 …が、ノリがいいのもまた事実であり、ライフポイントをサイフポイントと表記したり、所々寿司屋っぽいところを隠せなかったりしている。 あくまで「料理人気取りをされること」だけを嫌っている為か本人は割りと爽やかな性格であり、負けもしっかりと受け入れていた。 その他 赤星(あかぼし)王座(おうざ) 最強カードバトルでの主人公にあたるキャラクター。いわゆる前作主人公ポジションである。 デュエル歴わずか1年で世界大会国内最終予選で優勝。そのまま世界大会で優勝するという異例の快挙を成し遂げ、その名前から『完璧王者(パーフェクト・チャンピオン)』の異名を得る。所持している漆黒のデュエルディスクはその時の賞品。 2年前、ひょんなことから四天王にデュエルを教えてもらうようになり、元々センスが良かったのかめきめきと上達。 小学校生活最後の思い出にと十九の提案のもと同い年3人で出場した大会で優勝し、四天王に送り出され世界に挑んだ。 しかし世界最強のデュエルキングとなった王座はデュエルの際マフラーで口元を覆い感情を殺した『覚醒デュエルモード』という独特のスタイルをとることで相手に一切の情報を与えないようになり、「周りには観客というオレを監視する眼がある」「その監視する眼がある限りオレは敗北を許されない」と周りの眼を極端に意識する、冷徹なデュエルをするようになってしまう。 その変貌ぶりに元四天王の面々ははっきりと「変わってしまった」と評しており、特に黒田は「自分が王座に負けたせいで変わってしまう原因を作ってしまった」と自分を責めたほど。 そしてその理由を明かすことなく、父親の単身赴任についていく形で海外に旅立ってしまった。 それから1年、王座が日本に、そしてサテライト・ショップに帰ってきたことで、物語は大きく動き始める……。 王座の呪縛 トーナメントを勝ち上がり、再び決闘に挑む尚磨を「少々目障りだ」「二度とデュエルを挑めないように完膚なきまでに叩き潰す」という決意をもって迎え撃つが、ドロー事故もあって追い詰められる。 ここで尚磨は王座が「世界チャンピオンという呪縛に囚われている」「デュエルするのが息苦しくて辛そう」と指摘する。 それをムキになって否定する王座は、自分が勝たなければならない理由を語り始める……。 王座がここまで『完璧王座』であることに拘る理由。 それは共に競い合った四天王のためだった。 1年前、世界大会で優勝したとき、観客から聞こえてきたのは自分を祝福する声ではなく、 「対戦相手が弱すぎただけ」 「大会のレベルが低かった」 「やろうと思えば自分でも勝てる」 といった、自分のみならずこれまで戦った相手すら見下す声だった。 そして世界王者になった後も、自分を負かしそれを証明せんとする者ばかりがデュエルを挑んできた。 一度でも負けてしまえば、それは自分だけでなく、四天王ら仲間の強さを否定されてしまう。 だからこそ、勝ち続けなければならない。 たとえそれが、己を殺し続ける茨の道であったとしても。 『完璧王座』という名の呪縛。その理由を知った尚磨は……。 使用デッキ 『完璧王座』らしく、使うカード全てが強力。 手札誘発や汎用カードで相手の行動を徹底的に潰し、カードパワーの高い切り札で確実な勝利をつかみ取る。 また、メインとなる戦術は融合召喚を中心としたもの。 十九も「融合特化はお前の得意とするデッキ」と、昔から融合召喚するデッキをよく使っていたことをうかがわせる。 これが、前作の初期デッキであり、本作の回想シーンでも使われていた【ジェムナイト】の影響であることは想像に難くないだろう。 【召喚ドラグマ】 《召喚士アレイスター》を素材として融合モンスターを繰り出す『召喚獣』とエクストラデッキメタが特徴的な11期の軸テーマ『ドラグマ』の、出張性能の塊同士の混成デッキ。 こちらも本誌掲載時点で環境における実績も高いデッキ。 アレイスターの効果でサーチした《召喚魔術》で召喚獣を融合召喚。 その召喚獣の存在によりドラグマのエース《教導の聖女エクレシア》《教導の騎士フルルドリス》につないでいく。 相手への妨害には《召喚獣メルカバー》、攻めるときには《召喚獣プルガトリオ》、フルルドリスは自分ターンの攻撃にも、相手ターンでの妨害にも使えると、攻防共に隙が無い。 さらに特徴的なのは汎用カードの多さ。 《灰流うらら》《増殖するG》といった手札誘発に《ダイナレスラー・パンクラトプス》 《コズミック・サイクロン》といった除去札、《墓穴の指名者》 《無限泡影》といった妨害カードが軒並み投入されており、サンプルデッキにおける汎用カードの枚数はなんと20枚。デッキの半数がテーマ内の動きと関係ない汎用カードで構成されているというのは本作では珍しく、1枚引き当てれば最低限機能するアレイスターを実質6枚積んでいる召喚獣ならではの構築とはいえ、ここまでの偏りっぷりには王座の勝利への執念を感じさせる。 うららの効果で展開をある程度抑制した魔鍵の盤面を除去カードの連打と展開した召喚獣とドラグマモンスターで荒らしたうえにメルカバーで蓋をする。 妨害をかいくぐり展開を続ける尚磨に対し、ここぞというタイミングで無限泡影を発動し逆転の芽を完全に摘んだうえで完全勝利を収めた。 本来であれば後攻1ターン目、《魔鍵砲-ガレスヴェート》の効果をパンクラトプスに使わせた時点でメルカバーではなくプルガトリオを出していれば全体貫通攻撃でワンショットキルできていた。だが、王座はメルカバーを出しわざと尚磨にターンを返していた。 その理由を確かめるべく、尚磨は大会に挑むことになる。 【烙印召喚獣】 ストラクチャーデッキ-ALBA STRIKE-の宣伝もかねて前回の【ドラグマ召喚獣】を《アルバスの落胤》とそのサポートカードによって融合召喚を行う【烙印】の要素を加えブラッシュアップしたデッキ。 召喚獣のギミックを挟みつつ、相手のモンスターを融合素材として除去するアルバスの落胤を《白の聖女エクレシア》 《融合派兵》などのカードを用いて特殊召喚し相手を除去。 さらに烙印カードや《死魂融合》といったカードでさらなる融合召喚に繋ぐ。 融合体のサポートや烙印サーチのために《スプリガンズ・キット》や《鉄獣鳥 メルクーリエ》などのストラク収録のサポートはもちろん、《デスピアの導化アルベル》《デスピアの大劇導神》といったデスピアモンスターも投入されている。 また、ドラグマの方のエクレシアとフルルドリスがそれぞれピン指しという形ながらドラグマのギミックも残されており、その関係で遊戯王カードwikiの方では【烙印召喚獣ドラグマ】と呼称されている。 前回とは異なり汎用カードの投入はうららと増G、墓穴と現実的な範疇。それでも他と比べて多いが。 新規の中でも一番の問題児である《烙印融合》のパワーは本作でも発揮されており、『デッキのアルバスと《軒轅の相剣師》で《烙印竜アルビオン》を経由して《氷剣竜ミラジェイド》を融合召喚→アルビオンの除外で素材にした軒轅をトリガーさせ新エクレシアを蘇生して相手ターンに備える→ミラジェイドの除去効果のコストで墓地に送った《灰燼竜バスタード》の効果で旧エクレシアを特殊召喚しフルルドリスによる妨害を構える』というムーブをたった1枚の手札消費で行い烙印融合のイカレっぷりを見せつけた。 ついでに新旧エクレシアがソリッドビジョンで並び立つというちょっとレアな光景も。 前回と比べて妨害性能の上がった魔鍵デッキと一進一退の攻防を繰り広げる中で、アルバスデッキの欠点である手札消費の荒さが露呈。 手札が新エクレシア1枚、場にアルバス1体のみの状態、墓地融合カードを引きたい場面でデッキの中にある11枚くらいある有効札(*14)ではなくデッキにアルバスがいない状況では意味を成さない融合派兵を引いてしまい、エクレシアとアルバスという一部のオタクが尊死しかねない組み合わせで《天威の龍鬼神》をシンクロするという最低限の展開しかできなかったことで尚磨の逆転を許してしまう。 ここで尚磨の言葉と四天王の声援で『完璧王者』の呪縛から解放された王座は引き当てた召喚魔術によって口上の解禁と共に召喚獣に戦術をシフト。 《召喚獣アウゴエイデス》は尚磨のアンドラビムスと実質相打ちになるも、アレイスターを回収して今度はメルカバーを融合召喚。尚磨の動きを牽制し次ターンでの逆転を狙う。 しかし効果の発動を一切介さずにエクシーズ召喚されたアシュタルトゥにメルカバーを撃ち抜かれ、その直火焼き効果によって敗北した。 真の意味で『完璧王者』から解放された王座は「心のどこかで自分が負けることを願っていたのかもしれない」と漏らしながらも、「できる事なら勝ちたかったーっ!!」「何で4ターン目に融合派兵引くかなーっ!!」とそれはもうすっごく悔しがっていた。 作中で行われたイベント・大会 デッキ構築(ストラクト)の日 尚磨が初めてサテライト・ショップに赴いた日にやっていたイベント。 1~2話で行われたものは『ライジング・ランペイジ』の発売にあわせて行われたものだが、34話での十九の話から新弾発売の度に行われている模様。 参加条件は新弾の一定価格以上の購入。20分1デュエルの3本勝負。参加者はトークンがもらえるなど、現実で行われているイベント『遊戯王の日』と共通点が多く、こちらがモチーフとなっていると思われる。 遊戯王の日との違いとして ●参加資格は新弾1箱の購入(遊戯王の日は1000円以上) ●使用デッキには新弾のカードを20枚以上採用しなければならない(遊戯王の日の場合、デッキは自由) ●対戦前にデッキ構築の時間30分が与えられる といったものがある。 これにより、財布に対するダメージが大きくなるとともに『どんなデッキが組めるか』『望んだカードが当たらなかった場合どんなカードならカバーできるか』という、デュエリストのカード知識と柔軟性を問われるイベントとなっている。 世界大会(小学生の部) 毎年行われている大会のようで、アゲハが13年前に参加した他、1年前は王座・十九・夜魅が、本編中に天道が参加している。(*15) 特に1年前のものは『OCGと出会った主人公が四天王と競い合いながら優勝を目指す』というシチュエーションから前作の『レジェンド・チャレンジ』に相当する大会と思われるが、大会中四天王全員とガイドさんすべてを相手取っていないという違いがある。 アゲハは国内予選を制し女性初の日本代表となるも予選敗退、十九は国内最終予選ベスト8、夜魅と天道は最終予選準優勝と凄まじい実力の持ち主であっても世界の壁はとても高かったことがうかがい知れる。 そんな中当時デュエル歴1年の王座が日本代表の切符を手にし、そのまま優勝する形でその壁をいとも簡単に飛び越えていった。 大人のデュエル会 現実でも行われている、25歳以上の大人限定のフリー対戦会。 もちろん子供は参加できないため、付け髭+背伸びでごまかそうとした尚磨は門前払いを食らった。 当初アゲハはこのイベントに参加する予定だったのだが、終業時間ギリギリに上司が仕事を回してきたせいでイベントの時間に間に合わなかった。 新マスタールールレクチャーイベント(仮称) 2020年のマスタールールアップデートに伴い、ルール変更によって何が変わったかをインストラクチャー(今回はガイドさん)がティーチングするイベント。 「実際にデュエルするのが一番」と、参加者から立候補者した者がガイドさんとデュエルすることになり、尚磨が立候補したのと尚磨の実力を直接見てみたいというガイドさんの思惑が重なり尚磨vsガイドさんの対戦となった。断られた形となった黒田は血糊を吐いた。 未成年限定チーム大会 未成年限定の、3人チームによるトーナメント戦。 1人ずつデュエルし、先に2勝したチームが勝利となる。 優勝チームには現実では幻となってしまったステンレス製《暗黒騎士ガイア》が1人1枚ずつ贈呈される。 尚磨はこのイベントに十九を誘い、もう1人のメンバーとして立候補したガイドさんと共にチーム『ストラクチャーズ』を結成。決勝戦にて夜魅・月子・天道によるチーム『光と闇は表裏一体』(*16)を相手取ることとなる。 世界チャンピオンに挑戦 サテライト・ショップ3周年を記念して行われた、中学生32名によるトーナメント制大会。 優勝者は大会後のスペシャルマッチで『完璧王座』赤星王座と対戦する権利を得る。 さらにこの大会限定のルールとして、『1試合ごとに異なるデッキを使用しなければならない』というものが存在し、優勝までに最大6つのデッキを使用することとなる。 そのため複数デッキを組めるだけの財力と複数のデッキを使いこなせるだけのプレイングスキルを要求される、レベルの高い大会となっている。 十九と夜魅は王座と戦い打ち負かすことでかつてのデュエルを楽しんでいたころの王座に戻すため、尚磨は前のフリー対戦で感じた違和感と、勝利したにもかかわらずあまりにも悲しい顔をしていた理由を確かめるため。 両者の譲れないもののために挑んだイベントは、元四天王vs尚磨のぶつかり合いと化していく。 なお、トーナメントの抽選にはバトルシティ編で使われた《青眼の究極竜》型ビンゴマシーン(OCGだと《ビンゴマシーンGO!GO!》に描かれているそれ)をレンタルして使用。 さらにこのイベントのために王座を旅費・宿泊費全額店持ちで呼び寄せたことも併せて結局は大赤字に終わったという。 追記・修正開始(ライト&エディットスタート)!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 作成乙。分量多いから何人か個別項目に分割してほしい -- 名無しさん (2022-03-28 18 41 23) マスターデュエルDLしたけど最近のOCG知らんなあ→ストラクチャーズの単行本買って資料にするか -- 名無しさん (2022-03-28 18 45 09) とりあえず現代遊戯王やってるみたいだが先攻制圧&手札誘発合戦してんのかしら -- 名無しさん (2022-03-28 19 09 37) MDの話してると結構な確率で「①の効果 1ターンに1度じゃないのかよ!」が出てくる -- 名無しさん (2022-03-28 19 58 31) ↑2 現代遊戯王だから先攻はむしろ制圧は2~3妨害程度で継戦に主眼置いてるよ -- 名無しさん (2022-03-28 21 11 15) 単刀直入になるけど、なんで漫画版VRAINSは無かったんでしょう。 -- 名無しさん (2022-03-28 21 43 55) OCGテーマだからこそ、禁止カードに指定された理由を抱えるカード・禁止され続ける理由を抱えるカードを描いてほしいとも思う -- 名無しさん (2022-03-28 23 15 11) 結構好きな作品。アニメVRAINSはソリティア続出でテンポ悪くなってたから、展開過程を省略して実際の攻防に焦点をあてたのは上手いやり方だと思う -- 名無しさん (2022-03-28 23 56 58) 単行本の付録が結構有用なのも良い点 -- 名無しさん (2022-03-29 05 16 17) ↑4VRAINS放送中にも漫画アークファイブやってたし単純に紙面に余裕がなかったんでしょう。最盛期には遊戯王系2本連載してたこともあるけどそのころと比べると人気も下がってきてたし。 -- 名無しさん (2022-03-29 09 10 39) 主人公が「嫌ならやめろ」発言はひいたわ。公式でそれ言ったのどこぞのメディア出禁になったオンラインゲームの元プロデューサー思い出したぞ。 -- 名無しさん (2022-03-29 23 58 57) あの世界のデュエルディスクってエクストラデッキと除外先はどこにあるんだろう -- 名無しさん (2022-03-30 12 26 22) ストラクチャーズ次元でも観客の民度は低いのか...と思ってしまった>王座の呪縛 -- 名無しさん (2022-03-30 14 44 34) ↑3「デュエルをやめる」という選択が許される世界なんだなと感心したわ。アニメの世界だとそもそもその選択をすることが不可能だったりするし -- 名無しさん (2022-03-31 21 40 38) ↑1 まぁ原作・アニメは邪神やら何やらの所為で完全消滅だったりが掛かったりしていたしな。 -- 名無しさん (2022-05-26 17 06 26) 1デュエルで3回くらいクソドローをかます前作主人公に涙を禁じえない。 -- 名無しさん (2022-06-10 17 43 20) 何で4ターン目に融合派兵引くかなーっ!!切実すぎて笑う -- 名無しさん (2022-06-10 18 23 21) ↑7 友を侮辱した連中に怒りを抱き続ける、若しくは示すだけなら良かったが、「少々目障りだ」「二度とデュエルを挑めないように完膚なきまでに叩き潰す」…という最早邪念に支配されつつある発言をする様になってしまった王座を窘める意味合いを含む発言であると自分は解釈している…今までの劇中描写を踏まえると、目の前の敵に集中し切れない王座の不純さに含む所がある尚磨の皮肉交じりの発言ともとれるが。まぁ初代遊戯王でも闇遊戯と舞の決闘で似た様なケースがあったしな。 -- 名無しさん (2022-06-25 09 58 57) もしアニメ化出来るなら、是非ともアニメになって欲しい。 -- 名無しさん (2022-10-04 19 29 54) どうやら、この世界ではゼアル&ARC-Vのアニメが放送されていたらしい。 -- 名無しさん (2022-12-22 20 44 00) ↑↑使用カードを制限しない都合上禁止カード使ってるデッキが増えてるから難しいんじゃないかな?そもそもアニメってレギュラーパックと連動して新規を出すのがメインだったけど、基本的に既存カードしか使わないストラクチャーズは相性が悪いと思う。 -- 名無しさん (2023-09-29 10 18 58) 2ヶ月連続でミスとか構成大丈夫か?(覇王門零のP効果を忘れる、強制効果の星霜のペンデュラムグラフをチェーンの後ろに持ってくる) -- 名無しさん (2024-07-23 20 31 57) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/40448.html
登録日:2018/09/18 (月) 00 38 00 更新日:2024/09/11 Wed 20 33 15NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 コンボ ピーピング ライフコスト 千里眼 天変地異 永続魔法 遊戯王 遊戯王OCG 魔法カード 黒魔導の覇者 千里眼とはとは遊戯王OCGに存在する魔法カードである。分類は永続魔法。 2002年9月19日発売のパック黒魔導の覇者で登場。レアリティはノーマル。 【カードの効果】 永続魔法 1ターンに1度だけ自分のスタンバイフェイズ時に100ライフポイントを払う事で、 相手デッキの一番上のカードを確認して元に戻す事ができる。 相手はそのカードを確認できない。 【解説】 盤面には直接干渉しない情報アドバンテージを得るためのカード。 この手のカードは直接的に手札のアドバンテージに干渉しないためそれだけしかできないカードはあまり強くないとされている。 しかも情報を得る場所が相手のデッキトップのため使いどころが限定的。次相手が引くカードの情報を知れても対処できなければ意味がないからである。 ライフコストを逆手に取ってセルフライフ削りに使おうにも、1ターンに1度限りの上にコスト量も軽微のためそれもできない。 それでも使われたくないカードが見えたらそれに合わせてはたき落としを発動したり、相手にシャッフルの処理を強要するカードでデッキに沈めてしまうなどのコンボで使えなくもない。 しかしその使い方でも以下のカードが既に存在していた。 《天変地異》 永続魔法 このカードがフィールド上に存在する限り、 お互いのプレイヤーはデッキを裏返しにしてデュエルを進行する。 発動直後から相手のデッキトップを確認可能で、ドローやシャッフルで相手のデッキトップが変わっても常に相手のデッキトップを無条件で確認できる。 自分のスタンバイフェイズまで待たないといけない上に1度しかデッキトップを確認できない千里眼とは天地の差があるぐらいには使い勝手が良い。 千里眼の優位点としては自分のデッキトップを相手に晒さないという点があるが、逆に言えば自分のデッキトップを確認できるという事でありカード名を宣言してデッキトップがそのカードなら手札に加えることが出来るデーモンの宣告とコンボが可能。 せいぜい千里眼の優位点と言えば相手のデッキトップの情報を自分だけが知ることが出来るという程度でありそんなものをカード1枚使って自分のスタンバイフェイズまで待ってまでやる意味もなく、よくある性能が低く埋もれていく知名度が低いノーマルカードであった。 追記・修正はナイトメア・パラドールでCPUが使うこのカードに対して何の意味もないだろとツッコミを入れてからお願いします。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- 【10年越しにコンボが発見される】 殆どのデュエリストがこのカードの存在を忘れていた2013年の8月下旬頃、とあるスレにてコンボが発見されたことによりこのカードに注目が集まる事になる。 そのコンボは上記で説明した2枚の千里眼と天変地異を揃えるのみで成立する。既に10年以上前に存在していた2枚の組み合わせである。 千里眼の存在価値を否定していた天変地異こそが、千里眼のポテンシャルを最大限に引き出すカードだったのである。 まずこのコンボがどういうものか説明する前に、遊戯王の公開情報と非公開情報を説明する必要がある。 【公開情報と非公開情報】 公開情報とはお互いにいつでも確認できる情報の事。 これは双方ののプレイヤーの「ライフポイント」「手札枚数」「表側で存在するカードのテキスト」「墓地のカード」「表側で除外されているカード」「表側でエクストラデッキに加えられているカード」などが該当する。 これらの公開情報から相手の状況を把握して戦術を立てるのはデュエルにおいて基本とも言える要素である。 非公開情報とは逆に普段は相手か双方のプレイヤーが確認できない情報の事。 前者に該当するのは相手の「手札の内容」「裏側で置かれているエクストラデッキの内容」「フィールド上にセットされたカード」「裏側で除外されたカード」などが該当し、後者は「デッキの中身のカード(自分のデッキの場合は並んでいる順番)」が該当する。 基本的にこの情報は確認することが不可能で無理矢理確認しようとしたなら最悪ジャッジキル(反則負け)になる可能性がある。 相手の非公開情報を見る方法は存在しない訳ではなく、一部のカードはこれを覗き見る効果を持っている。 これらの効果はピーピング効果と呼ばれる。 例えば「相手の手札を全て確認する」効果を持つダスト・シュートや強引な番兵、「相手のエクストラデッキを全て公開させる」効果を持つ浮幽さくらや真竜皇リトスアジムDなどは相手の非公開情報を一時的に見ることができる。 本項目の千里眼もこれに該当する。 フィールドで効力を発揮する限り永続的に公開させるカードも存在するが、これは一時的なものに比べると種類は少ない。 「相手(又は自分も)手札を公開し続けなければならない」効果を持つマインド・オン・エア、正々堂々、セレモニーベルなどがこれに該当する。 上記で紹介した天変地異も対象はデッキトップだが数少ない永続的に相手の非公開情報を公開させる効果を持つカードである。 例外中の例外ではあるが逆に公開情報を一時的に非公開情報にしてしまうカードも存在する。 《クイズ》 通常魔法 発動中、相手は墓地のカードを確認する事ができない。 相手プレイヤーは「クイズ」発動プレイヤーの 墓地の一番下にあるモンスター名を当てる。 当てた場合、そのカードをゲームから除外する。 ハズレの場合、そのカードは持ち主のフィールド上に特殊召喚される。 知る人ぞ知る裁定が揺れまくったカードである。 このカードの1行目のテキスト「発動中、相手は墓地のカードを確認する事ができない。」によりクイズの発動から効果処理が終了するまで公開情報である墓地のカードが一番上のカード以外非公開情報となる。 D.D.クロウなどのカードで相手の墓地のカードに触るカードを発動する場合はそのカードの名前を宣言しなければならないという特殊な裁定が出ている。 このカードの特殊性故に例外中の例外ともいえる措置だろう。 一時期最初の一行目がカードの効果が処理されるまでに適用されず、相手は効果処理に入るまでに墓地を確認することによって必ず正解を出せるクイズでもなんでもない状況になってしまっている時もあったが。 これで公開情報と非公開情報の解説は以上である。 勘の良い方はここまで見て何をしようとしているのかがわかったかもしれない。 【気づきそうで誰もが気づかなかった極悪コンボ】 コンボの手順は簡単で天変地異を発動しその後千里眼を発動してスタンバイフェイズにライフポイントを100払い効果を適用する。これだけである。 どういうことかと言うとまず天変地異の効果によりデッキトップを公開情報とする。 その後千里眼の効果を発動し効果を適用する。注目してほしいのは千里眼のこの一文。 相手はそのカードを確認できない。 この一文は普段はデッキの一番上のカードは非公開情報なので「この効果で相手のデッキの一番上を見られるのは自分だけだよ」という意味以外は意味を成さないものだが、天変地異の適用下では意味合いが変わってしまう。 公開情報なのに非公開情報と同じ扱いになるというまるで意味がわからない状況が出来上がる。 非公開情報は原則的に見たら反則行為となるのでデッキを見ただけで反則負けになってしまう。 しかもフィールドのデッキを置く位置は決められているためデッキを見ることなくフィールドを見るという事は不可能に近い。 相手は次のドローフェイズまでまともなデュエルの進行が不可能になってしまいフィールドに干渉していないのにも関わらず凶悪なロックが成立する。 悪魔的な発想で発見されたルールの盲点を突いたこのコンボはあっという間に広がり【天変千里眼】というジャッジキルによるワンキルデッキが開発し猛威を奮う事になった。 ルールの盲点を突いたこのデッキはコンボが完成したら最後フィールドを見てジャッジキルされるか、フィールドを見ない場合はまともにプレイできずに相手に嬲り殺しにされるかの2択になってしまう。 幸いなことに両方とも永続魔法なので発動時にサイクロンなどで打ち消すことで対策が可能だったり、効果が適用される自分のスタンバイフェイズまで守りぬかないといけなかったり、両方ともサーチが困難な永続魔法だったため安定性は低く環境を制圧する程には至らなかった。 しかし2枚揃っただけで唐突にゲームが終わったも同然の状態にされてしまう極悪コンボデッキ【天変千里眼】は地雷デッキとして恐れられた。 そのため次の制限改訂では天変地異又は千里眼の禁止化は免れないだろうと予想された。 この様に無名で見向きもされない千里眼が一気に多くの決闘者に注目され忌み嫌われる存在となり、単体ではイマイチなカードもコンボで極悪化するという事を決闘者はまた痛感することとなった。 追記・修正は【天変千里眼】コンボでジャッジキルされた方にお願いします。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- * * * + うそです n ∧_∧ n + (ヨ(*´∀`)E) Y Y * 【実際どうだったのかと言うと】 実際このコンボが発見され注目されたのまでは事実ではあるが当然こんなもの通る訳がなく調整中を経て、 Q:確認するカードに関し「相手はそのカードを確認できない」とありますが、 《天変地異》適用中にこのカードの効果を発動した場合どのように処理しますか? A:《天変地異》の効果が適用されているのであれば、 結果的にデッキの一番上のカードが相手にも見えている状態で効果処理を行います。 したがって、相手はデッキの一番上のカード見る、 また、二番目のカードも見える状態で処理を行う事になります。(13/08/30) 見事に裁定により恐怖のコントロールデッキ【天変千里眼】は消滅した。当たり前と言えば当たり前である。 大真面目に通ると思った決闘者は少なかったと思われるが、遊戯王OCGはトンデモ裁定が飛び出すことがよくあるため「割と屁理屈が通る遊戯王ならできそう」と思ってしまう所があり話題になったのだろう。 少しの間だけ調整中になったのも「実はできるのでは?」と思わせてしまう要因になったのだろう。 実際は出来なかったとはいえ無名だった千里眼が誕生から最も輝いていた時はこの瞬間だったのは間違いないかもしれない。 【余談】 天変地異は特殊な処理故に一部のデッキをめくって効果処理をする強欲で謙虚な壷などはめくる処理を省略して効果を処理する。 この時に場合によってはデッキの上から必要以上にカードが見えてしまう場合があるがこれはお互いに確認できる。 めくる処理は省略されるがめくった扱いにはなるため森羅などは効果を発動できる。 この手の「滅茶苦茶すぎるが実はできるのでは?」と思わせられる発想からできたジョークデッキには【爆導索デッキデス】が存在する。 詳細は爆導索の項目参照。 このカードはアニメには登場していない。 GXでエドがプロ活動で契約している会社が「千里眼グループ」という名前。 万丈目グループのライバルと言う設定だったので「万」に「千」を引っかけたものと思われるのでこのカードは関係ない可能性が高い。 ちなみにDragoon D-ENDはエドがこの会社と共同で開発したカードである。 追記・修正はこの騒動で千里眼を買った方にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 一応調整中にはなったんだ -- 名無しさん (2018-09-18 02 07 16) これほぼスレの宣伝項目じゃね -- 名無しさん (2018-09-18 03 09 18) 丸々内容をコピペしてるのはいいのか? -- 名無しさん (2018-09-18 06 09 56) 【ポールポジション】【爆導索セルフ1kill】【天変千里眼】のコンマイ語三幻神 -- 名無しさん (2018-09-18 11 12 11) 随分と懐かしいカードが出て来たからまた新規カードとの必殺コンボが開発されたのかと思いきや、開発されかかったけど結局ダメだったという話だった -- 名無しさん (2018-09-18 11 25 13) 事の発端は某スレだったとはいえ言われてみれば寄りすぎた内容だったため修正しました。 -- 立て主 (2018-09-18 19 26 30) 普通に生きている分にはまず知ることがない上実にどうでも良い、けど非常に面白くてアニヲタwikiならではの項目。三段オチで久しぶりに大笑いしたわ -- 名無しさん (2018-12-19 09 11 51) こういうとんでもない使い方を思いつく某スレの住民は本当にすげぇとしか言えねえ… -- 名無しさん (2020-09-16 09 11 34) 相手「デッキトップ見たら反則負けなのでデッキに手を置いて隠します」自分「サレンダーですね認めます」 の流れも好き。意味わからん -- 名無しさん (2024-04-14 23 06 43) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yugio/pages/15209.html
リヴェンデット・ボーン(OCG) 儀式魔法 「ヴェンデット」儀式モンスターの降臨に必要。 (1):レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、 自分の手札・フィールドのモンスターをリリース、またはリリースの代わりに自分の墓地のアンデット族モンスターを除外し、 自分の手札・墓地から「ヴェンデット」儀式モンスター1体を儀式召喚する。 (2):自分フィールドの「リヴェンデット・スレイヤー」が戦闘・効果で破壊される場合、 代わりに墓地のこのカードを除外できる。 アンデット族補助 モンスター除外 ヴェンデット補助 儀式 破壊耐性 蘇生 魔法 魔法除外 関連カード リヴェンデット・スレイヤー(OCG)