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登録日:2011/10/09(日) 14 01 46 更新日:2023/11/23 Thu 11 33 51NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 UpperDeck どうしてこうなった アメリカ グールズ 事件 偽造 弁護士「もうやめて!アッパーのライフはとっくに0よ!」 犯罪 遊戯王 遊戯王OCG 概要 今現在、世界50ヵ国以上で親しまれている遊戯王TCG(*1)であるが、10年以上もの歴史には輝かしいエピソードだけでなく、後ろ暗いエピソードも当然ある。 その中でも、恐らく最もプレイヤー、そして遊戯王TCGファンを激怒させた事件がこのUpperDeck社による『カード偽造事件』であろう。 『UpperDeck(アッパーデック。以下アッパー)社』とは、2008年末(5D s初期)まで北米並びに欧州各国、 と言うよりアジア圏以外での遊戯王TCGの販売をコナミから委託されていたゲーム会社である。 最初の頃は真っ当な業務を淡々とこなしていたが、あまりにも売れ行きがよかったため、だんだん調子に乗り始めていく。 そして、とうとう以下のような暴挙に乗り出した。 ・日本と海外で裁定を変える ゲームをする上で重要な裁定を日本と海外で変えてしまう。 裁定とは、カードテキストから読み取りづらい処理を定めた物であり、いわばテキストの補足説明のような物。 日本(OCG)でできたことが海外(TCG)ではできないといった自体が起こる。逆もしかり(*2)。 ・極端なレアリティの格上げ 封入率操作 環境に大きな影響を与えたダーク・アームド・ドラゴンを、日本ではレア(字レア)であり入手しやすかったのだが、数箱に1枚しか存在しない「シークレットレア」に格上げ。 更にシークレットレアの中でも封入率を低くされていた。いわゆる封入操作。 この為、米版は1枚2万円前後で取引された時期もあった。 ただしこのレアリティ変更は決してUpper Deck発祥という訳ではなく、ダーク・アームド・ドラゴンが登場する以前の4期まで発売されていたアジア版でもレアリティの変更がなされる事があった。 ・販売方法のゲリラ的変更 日本以外の言語のカードには、同一のパックの同じカードでも、 初回生産版を意味する「1st Edition」(通称1st) それ以降の生産を意味する「Unlimited」(通称アンリミ) この二種類が存在する。 当然の事だが、1stは一度しか生産されないがアンリミはその後もしばらく恒久的に生産されるため、1stの方が希少価値が高い。 そのため、例えば同じモリンフェンでも1stとアンリミとで価値に差が出るわけだ。 物にもよるが、大体アンリミは1stよりも価値が劣る場合が多い。ただしパックや発売形式によっては初めからアンリミしかないこともある。 これ自体も、元を辿ればこれも前述のアジア版でも同じ仕様であり、 アッパーは、GX時代(『Light of Destruction』まで)まではまず1stのパックを問屋に卸し、その後アンリミの生産に取りかかるという方法をとっていた。 が 5D's初のパックとなる『The Duelist Genesis』では、小売に何の通達もなしにいきなりTin缶と呼ばれるセット缶限定でそれ以外はすべてアンリミへ変更。 プレイヤーはもちろん、小売業者も巻き込む阿鼻叫喚の大騒動となった。 次弾の『Crossroads of Chaos』も同じ仕様だったためこの2つの1st版ホロは高値で取引されている。 ・海外新規で強力過ぎるカードを出す 「光の援軍」「闇の誘惑」といった、当時の環境を激変させたカードのオリジナル製造。 新規カード自体は問題ないのだが、あまりにも環境に干渉しすぎる強力カードの乱発が目立ったため、しばらくそのカードを使えないOCGのプレイヤーからの不満の声が多々挙がっていた(*3)。 ・UpperDeckの大会ではコナミ(日本語、韓国語)のカードは使用不可 つまり、アメリカの大会で日本版のカードは使用できない。 「いいよな、日本はライトロードが簡単に組めて」と嘆いていた外国人も多いとか(*4)。 ただしOCGでも長い間外国語版を使うことが出来たが、現在は日本語表記のアジア版を除き大会での使用は出来なくなっている。 もちろんこういった悪い部分ばかりでなく、当時の日本と違って大規模な公認大会を度々開催したり、その大会の景品を豪華にしたりする(*5)など、 プレイヤーのモチベーションを高める方策は少なからずプレイヤーから賞賛されていたのは確かである。 だがそれ以上に上記の販売方法には批判が寄せられており、OCG・TCG問わず世界各国のプレイヤーの不満は徐々に高まっていった。 Upper Deckの終焉 そんな中、アメリカに日本のコナミの社員が出張した際、ロサンゼルスのカードショップで遊戯王カードのよくできた偽物を発見。 当然コナミはその販売会社を相手に訴訟を起こすが、その際に販売会社が衝撃的な事実を述べた。 「いや、これアッパーから供給されたものなんですけど」 \プッチーン/ ついに激怒したコナミはアッパーとの契約を打ち切ろうとするが、アッパー側は「その打ち切りは契約違反である」とし、コナミ相手に訴訟を起こす。 コナミ側には「アッパーが偽造をしている」という物証が乏しかったため、裁判所もアッパーを支持し、アッパー勝訴。 裁判後、コナミはアッパーから権利を引き上げようとしたが、アッパーは無視して独自路線での遊戯王を販売しようとした。 が 某所でコナミ社員が偽造カードが大量に入れられたダンボールを発見。 調べを進めていく内に確実にアッパーから納入されたものだと判明、再び訴訟沙汰となる。 今度は裁判所も物証があったため、そしてアッパーの何人かの重役が偽造を認める証言をしたためコナミ側を全面的に支持。 これによりアッパー敗訴と思われたが判決が出る直前で和解、アッパーは遊戯王から完全に撤退する事となった。 余談だがこの際にアッパーの弁護士が 「現時点でアッパーのライフポイントはほとんど残っていない」 と語り、デュエリストではないのかと一部で話題になった。 ついでに、イード社のニュースサイト「アニメ!アニメ!」でこの騒動が記事になった際のタイトルが 【コナミ米国「遊戯王」TCG裁判で和解に満 足と発表】 であり、サティスファクションタウンの住人ではないのかと一部で話題になった。 当然の事だが、遊戯王TCG(OCG)では偽造カードの使用は認められていない。 だが、このアッパー社製の偽物に関しては「騙されても仕方がない」という事で特例で使用が認められている。 簡単な見分け方としては、 六期の比較的前半までのカード アルティメットレア 1st カード右下のホログラムが銀色(本来1stは金色) 以上の条件を全て満たしていればほぼ偽物である。大会で使用しても特に問題はないのだが。 これらの経緯を簡単にまとめると、こうなる。 ●コナミが偽造カード発見。「イラッとくるぜ……」販売会社を訴える ↓ ●販売会社「だーってこれアッパーのだしー」 ↓ ●コナミがアッパーとの契約を打ち切ろうとするがアッパーが逆ギレし訴訟、そしてアッパー勝訴 「オレの勝ちだァッ」 ↓ 「なに勘違いしてやがる。まだオレのバトルフェイズは終了してないぜ!」 ●コナミがアッパーが偽造をしている物証を発見 ↓ ●アッパーの重役何人かが「私がやりました」と証言 ↓ ●アッパー敗訴寸前でコナミと和解、遊戯王から撤退 その後のTCG アッパー撤退以降、北米の遊戯王事情は劇的に……変わらなかった。 相変わらず大会では英語版以外使用できないし(*6)、封入率操作こそなくなったものの日本で活躍したカードのレアリティ格上げによる入手困難さは相変わらず(*7)。 日本と海外での裁定の違いも当初放置、それどころかエクシーズ召喚については根本的な部分で食い違いが発生した(*8)。 《闇の護封剣》とかは ●そもそもOCGとTCGで裁定が違う(OCGは慣習的に正しい処理、TCGではカードテキストが何故か違う) ↓ ●環境の変化でこのカードの需要が急増 ↓ ●2016年の夏頃にOCGがTCGに追従する形でで裁定が変更(するも告知されておらず知名度が低い) ↓ ●世界大会で裁定違い・誤解釈が発生、判明する(直前までOCG事務局や質問チャットでは旧裁定が帰ってきていた。またOCGの裁定変更が広く知られたのはなんとここが初) ↓ ●半年後の2017年2月にエラッタでOCGのみ旧裁定に変更。再びOCGとTCGで裁定が食い違った。 と右往左往二転三転していた。 鳴りを潜めたと思われていた海外新規のぶっ壊れカードも最近復活……と、封入率操作以外は何も変わっていないのではないか?とさえ思われる。 ただしOCGとTCGはパック販売が全く同じではなく、逆にOCGで先行して登場し2年以上経ってからTCGで登場するカードもあるので決してTCG優遇とは言えない。まあぶっ壊れだから投入時期を掴めなかったのかもしれないけど。 その後OCGとは異なるカードがホロに選ばれたり、レギュラーパックでホロ・レリーフが廃止される(*9)など大きく変化したが、同時にシークレットの封入率は上がっている。 2019年に発売されたRising RampageからはOCGの20thシークレットレアと同じような光り方をするプリズマティックシークレットというレアリティが追加された。 これらは20thシークレットの様にスーレア以上全てに存在するわけではなく、TCG版のシークレット・ウルレア・スーレア・字レア枠それぞれから1枚が選ばれ全4種しかないが 1st版のみの封入に加えて封入率も25箱に1枚というとんでもない低確率での封入となっている。 ただし20thシークレットは4箱に1枚の封入率にそこから16種のうち1種という確率も絡むので、決してTCGの封入率が特別酷いとは言い難い。 なによりどちらもそのレアリティだけにしかそのカードが存在しないという訳ではないため、拘るのも最高レアリティで纏めたいプレイヤーやコレクターだけである。 逆に記念とはいえOCGで10000枚に1枚、箱で換算すると約67箱に1枚しか封入されない万物創世龍は専用に設けられた10000シークレットのみで収録されてるし…。 あと大会運営という点では「リミットレギュレーションのOCG・TCGの分離」もよく槍玉に挙がる。 カードの発売時期が違う上に、プロモ・付録系は上記のハリファイバーのように使用可能になる時期が大きく変わることになるので、そもそも同じ禁止制限リストでやるのが無理があるという意見も多い。 しかし近年世界大会で使用される禁止制限リストは、「OCGとTCGのリストで一番厳しいものを適用。片方で発売されてないカードは使用禁止」という調整を放り投げた感がある物。 おかげで世界大会ではOCGともTCGとも違うメタゲームが展開されたりする。 追記・修正はアッパーのライフポイントにダメージを与えてからお願いします。 カードの偽造についてはダメ、ゼッタイ! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 弁護士wwww -- 名無しさん (2014-01-09 07 40 13) こんな事件があったんかw知らんかったわ -- 名無しさん (2014-02-24 02 40 40) 因みにアッパーはこのあとも色々偽造してたのがバレて株価が暴落してます。 -- 名無しさん (2014-04-09 00 01 16) リアルグールズ・・・違うか? -- 名無しさん (2014-04-09 17 58 19) ↑2 マジか!? -- 名無しさん (2014-04-09 19 11 30) デュエルで決着つければいいとか思ってしまうのは決闘脳の証 -- 名無しさん (2014-04-10 19 13 21) ↑アッパーとコナミの代表デュエリストによる闇のデュエルか……。 -- 名無しさん (2014-06-01 17 45 20) KONMAI「貴様それでもデュエリストか?!」 Upper「リアリストだ!(キリッ」 -- 名無しさん (2014-06-04 11 32 45) でも割とUpper調整の海外カードが好きな自分、でも最近のコナミもデュエリストの夢のカードを出してくれるので満足 -- 名無しさん (2014-06-04 11 44 03) Upperはグールズを傘下に置いていた可能性が微レ存?! -- 名無しさん (2014-06-04 12 10 53) 会社の名前からしてバリアンかアストラルの連中なんだろうか? -- 名無しさん (2014-12-23 20 42 54) 4kidsの事件といい海外の遊戯王は騒がしいなぁ・・・ -- 名無しさん (2015-01-13 11 18 19) つか正規の会社が出してた偽造カードなんぞ見抜けるわけないわな・・・ -- 名無しさん (2015-02-28 01 41 54) 造幣局が偽札作るようなもんだから普通気づけない -- 名無しさん (2015-08-12 19 17 47) ルールを変えたってxyz素材が場にいる扱いって奴?ランパートガンなーといいただの解釈ミスだと思ってたけど -- 名無しさん (2015-08-22 19 12 53) ルールとマナーを守って、楽しく運営しよう! -- 名無しさん (2018-01-17 19 05 46) 結局偽造以外はKONAMIもアッパーと同じ事してんだよなぁ -- 名無しさん (2020-06-04 22 15 44) ぶっちゃけ僕損商法のOCGよりレギュもレアリティもTCGが優秀なんだよなぁ -- 名無しさん (2022-03-11 17 38 59) 隣の芝生は青く見えるってやつっすね。 -- 名無しさん (2023-01-29 11 50 19) 名前 コメント
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通常モンスター 星4/水属性/爬虫類族/攻1300/守1200 ずるがしこいヘビ。 太くて長い身体で締め付ける攻撃に注意! レスキューラビットに対応し瞬く間にエクシーズ召喚を行える非常に強力なモンスターである しかも水属性なので、バハムート・シャークのエクシーズ召喚や深淵に潜む者の全体強化を適用することができる さらに爬虫類族であるため、キングレムリンでサーチ、あるいはサーチした邪龍アナンタの特殊召喚に利用可能と良いことづくめである 同じ動きが可能なモンスターとして、ステータスで優るガガギゴが存在するが、あちらは奈落の落とし穴にかかってしまう 守備で優るトゥーン・アリゲーターも、連鎖除外に弱い 手札に来た場合の戦闘力に関しては、ガガギゴとて現在ではあまりあてにならない 同じく奈落・連鎖除外にかからないカゲトカゲとのエクシーズも容易であるからしてエクシーズ素材としての適正はこのカードが最も優れているといえよう とはいえ奈落・連鎖除外のみを気にして実際にこのカードが採用されることは少なかった しかしながら今は事情が大きく変わっている。旧神ノーデンの来日である ノーデンは簡易融合1枚でエクシーズ素材を調達する強力なカードだが、水属性である事も強みの一つ バハムートシャークや深淵に潜む者を完全水属性特化でなくとも安定して扱える 上述の通り、ノーデンの蘇生対象としてこのカードが相手に除外されてしまうようなリスクはない キングレムリンのサーチ先として単体でも機能しやすいウィップバイパーを採用しておけば、 あちらを残しつつラグナゼロを立てるコンボも可能であり、同時に深淵と並べた際には全体強化の恩恵も受けられる さらにはレスキューラビットやカゲトカゲが加わることで3体素材のエクシーズ召喚も容易となる 武神姫-アマテラスによって、レスキューラビットを再度特殊召喚するという芸当も可能なのだ 邪龍アナンタで除外したものも特殊召喚・サルベージできるのだから強力 ステータスを考慮せずとも、上記ガガギゴ・トゥーン・アリゲーターともどもデッキから絞り出してしまうのはそう難しくないだろう 中途半端で貧弱なステータス、単体では機能しない通常モンスターという要素だが、このように全て強力な武器となっている 相手を欺き罠をすり抜け、自ら手を下すことなく勝利する OCG界においてこれほど狡猾なモンスターも他にいないだろう 9スレ目 322 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。@転載は禁止:2014/09/28(日) 23 46 45.95 ID 7oKxjUgH0 爬虫類組みたかったからタイムリーな評価 ワイアームとかもあるし、バニラ爬虫類に組み込んでみようかな Tag:正当評価 蛇
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遊戯王Parallelとは(ユウギオウパラレルトハ) 葉鐘の連載小説。 多数のオリキャラやかなり無茶な拡大解釈、ナチュラルに出て来るオリカ…と思ったら突然原作キャラと絡むなどといった不意打ちに定評がある。 時代設定、及び舞台は遊戯王5D sを踏襲しており、天原さんやバーネットさんなどはシティに住んでいるが、天原さんは度々サテライトに行き来しているようだ。 往来が比較的自由なのはパラレル世界だから仕方ない。 また独自の解釈としてライディング・デュエル黎明期バージョンや「先に走りきっても勝利となる」という漫画版を意識したバージョンといったルール、サイコデュエリストの設定のアレンジなどを盛り込んでいる。 ストーリーとしては今のところデュエル探偵天原さんが小悪党をぶっ飛ばす勧善懲悪モノであるが、葉鐘は色々と殺る気やる気の様である。
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武藤遊戯 海馬瀬人 獏良了 その他初代キャラ 不動遊星 鬼柳京介 その他5D sキャラ 水霊使いエリア
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登録日:2014/08/16(土) 22 22 00 更新日:2023/04/18 Tue 07 40 28NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 1ターンキル カタパルト・タートル サイエンカタパ チート 凶悪 効果ダメージ 射出 禁止カード 遊戯王 遊戯王OCG 遊戯王OCGデッキ項目 魔導サイエンティスト サイエンカタパとは、遊戯王OCGにおけるコンボデッキの一つである。 遊戯王OCGは、数多くの頭のおかしいデッキが生まれてきた。 特にシンクロ召喚・エクシーズ召喚登場以降の猛速環境は、皆の記憶に新しいところだろう。 例えば、【シンクロアンデット】。 又は、【甲虫装機】。 そして、【征竜】・【神判魔導】。 だが、それらを差し置いてなお、このデッキはこう呼ばれている――「史上最凶」、と。 コンボの基本構造は、非常にシンプル。デッキ名にもなっている、 《魔導サイエンティスト》と《カタパルト・タートル》とを、フィールドに二枚揃えるだけである。 後は《魔導サイエンティスト》でエクストラデッキの融合モンスターをずらずらと並べて、《カタパルト・タートル》で射出してやればいい。 フィールドに2枚揃えるだけでコンボスタートできるので、デッキの残りの部分はいかにこれをフィールドに出すかに特化している。 よく使われたのは【推理ゲート】のギミック。 (筆者註:【推理ゲート】とは《名推理》と《モンスター・ゲート》の二枚を利用したデッキの総称。 最終的には【ドグマブレード】でも悪用されたので、両者とも制限カードになった。) また、当時は《遺言状》も無制限カードだったので、確実なサーチ手段として重宝された。 効果発動のトリガーとしては、上記《モンスター・ゲート》のほか《トゥーン・キャノン・ソルジャー》も採用される。 当然デッキ圧縮兼サーチカードに《トゥーンのもくじ》も積まれる。 《連続魔法》で二回発動してやれば、あっさりコンボパーツが揃う。 この二枚だけだと、《魔導サイエンティスト》のライフコストから即死は不可能に思えるが、 最後にコンボパーツ自体も《カタパルト・タートル》で射出してやれば問題なく8000ライフを削りきれる。 一応、コンボ成立にもたついて対戦相手にライフを削られた時の用心のためや、 後述のマッチキルを狙う際にLP回復の手段として《神秘の中華なべ》(エサは《おジャマキング》辺り)を採用するパターンも存在するが……、 そんなのが不要なほどにこのデッキの1Kill率は高い。 コンボ構成要素の少なさと、それに由来する決まりやすさ、1キル率の高さ、 そして妨害手段の少なさ(当時は《エフェクト・ヴェーラー》なんてカードはなかったのだ)も相俟ってこのデッキは大流行した。 その強力さはカオスが存在していた当時でも、世界大会選考会で上位出場者全員がサイエンカタパだったことからも窺える。 また、今まで見向きもされなかった効果のない融合モンスター(代表格は当時レベル6融合モンスターで最も攻撃力の高かった《紅陽鳥》)が高騰するなど、 このカードが決闘に与えた影響は計り知れない。 また、サイエンカタパ地獄とも呼ばれた当時の環境で、 【サイエンカタパ】同士のミラーという先手後手ジャンケンゲーを回避するため、 《ヴィクトリー・ドラゴン》によるマッチキル手段を搭載したデッキも現れた。 題して【サイエンカタパV】。 コンボを決めると対戦相手のLPをある程度自由に調整することができるという点に注目して、 相手のLPを500点以下になるまで削り、《魔力の枷》をセットすることで完全に身動きを取れなくしてしまう。 後は上記の《神秘の中華なべ》などで自分のLPを回復し、 《魔導サイエンティスト》でドラゴン族融合モンスターを三体揃えて《ヴィクトリー・ドラゴン》を召喚、ダイレクトアタックでマッチキルするだけである。 上手く嵌れば先手で対戦相手を完全ロックして何もさせずにマッチキルまで持っていけるし、 運悪くジャンケンに負けて後手を引いても、二本目にマッチキルしてそのままマッチ勝利することもできる。 サイドデッキからの対策を許さないのも勿論利点の一つ。 難点は、コンボパーツが増えることによる安定性の低下と、ロックカードの《魔力の枷》をサーチする手段に乏しいこと。 だが、マッチキルは無理でも普通に1Killは狙えるし、そもそもコンボの構成要素そのものが少ないので、 この程度で1kill率が下がるほどこのデッキは生易しいデッキではない。 ちなみにこのデッキの現役時代は、悪名高き【カオス】を始め、【三原式】、 【現世と冥界の逆転】などの凶悪な1ターンキルデッキが跳梁跋扈していた。 だが、その中にあってなおこの【サイエンカタパ】は規格外の力を有していた。 つまり、このデッキは言わば「暗黒時代の頂点」であり「一つの象徴」でもあるのだ。 そんなデッキだが、《魔導サイエンティスト》(このデッキ以外にも悪用手段は多かった)が、 公式大会で禁止カードに指定されたことで、消滅を余儀なくされた。 遊戯王=ジャンケンゲーにしてしまったので、これは当然の措置だろう。 ここまでが公式OCGのお話。ここからは筆者独自の余談、というかオマケである。 さて、《魔導サイエンティスト》が禁止カードに指定されてから数年後、 遊戯王の世界にはシンクロ召喚なる新たなるギミックが加わり、その中には《カタパルト・タートル》の後継者も含まれていた。 そのカードとは、史上最凶とも謳われるシンクロモンスター、あの《ダーク・ダイブ・ボンバー》である。 このカード、単純な火力の高さもさることながら、チューナーさえいればエクストラデッキからいつでも召喚可能という汎用性の高さが何よりも凶悪。 この《魔導サイエンティスト》+DDBのコンボ(便宜上、【サイエンボンバー】とでも呼ぼうか)は、 【サイエンカタパ】が名前通りサイエンティスト+カタパなのに対し、サイエンティスト+好きなチューナー一枚で成立してしまう。 チューナーには自己蘇生能力を持つものやサーチが容易なもの(《緊急テレポート》など)も存在するため、その決まりやすさは本家を遥かに凌ぐ。 さらにお誂え向きなことに、《魔導サイエンティスト》を簡単にサーチできる《ワン・フォー・ワン》まで加わってしまった。 その凶悪さから、ノーリミットデュエルでは【現世と冥界の逆転】・【エクゾディア】と並び最強デッキの一角に数えられている。 禁止カードをふんだんに使ったこのコンボ自体もまた、遊戯王OCG史上最強だろう。 《エフェクト・ヴェーラー》による妨害を受けやすいのは難点だが、上述の通り《ヴィクトリー・ドラゴン》を利用したマッチキルまで狙えるのがこのデッキのポイントである。 ちなみに、遊☆戯☆王タッグフォースでは禁止・制限を解除したデッキ構築も可能なため、マッチキルの部分まで含めた再現が可能。 試してみるのも一興である。ソリティア・パズル的な楽しみのないデッキだからすぐ飽きるけど ……だったのだが、《ダーク・ダイブ・ボンバー》(とついでのような《カタパルト・タートル》)のエラッタにより、 このデッキは幻のデッキとなってしまった。残念無念。 え? 今はもうカタパとか関係無くサイエン1枚来ればで先攻1キルできるって? 知らんがな。 追記・修正は《カタパルト・タートル》に8000ダメージを与えられた人がお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ガキの頃は1000ポイントも払って直接攻撃も出来ない6レべ以下の融合モンスターなんか呼んでどうするんだ、なんて馬鹿にしていたもんだが、このデッキの存在を知った時は冗談抜きで戦慄した。ああ、こういう使い方があったのかと。 -- 名無しさん (2014-08-16 22 36 51) TFで組んでみたけど組み方が悪かったのか事故った印象しかない -- 名無しさん (2014-08-16 22 40 54) こういうコンボ見るたび思うのだが、こういうデッキってあらゆるカードを駆使し考えて編み出すプレイヤーが凄いんだろうか、それともKONMAIのいい加減なクソ調整や開発がアレすぎるのか、どちらなんだろうか...。それとも両方? -- 名無しさん (2014-08-16 22 44 34) ↑両方。だけどどちらかというとプレイヤーに軍配が上がると思う -- 名無しさん (2014-08-16 23 07 12) ↑2 別ゲームの話になるがMTGのMOMAと呼ばれる史上最悪の1キルデッキのケースでは、開発陣があるカードの存在を失念していたことから誕生してしまっている。これは後に開発陣自体がはっきりと証言してるので間違いない。少なからずこの手の糞デッキは開発側のミスが多かれ少なかれあるのだろう。 -- 名無しさん (2014-08-16 23 09 50) 佐々木は何故産まれたのか本当に謎、konmaiは確信犯である可能性が恒星レベルで存在している…? -- 名無しさん (2014-08-17 00 06 09) ↑ボンバーが最初最初に公開されたときの評価は微妙だったぞ -- 名無しさん (2014-08-17 00 44 55) ↑どう見てもぶっ壊れ効果なのにね。これ弱くねって言ってるデュエル仲間の説得はちょっと苦労したわ -- 名無しさん (2014-08-17 00 51 22) カタパルトの方は射出が1ターンに一度制限が付いたが、魔導サイエンティストはどうエラッタされればDDBみたいに復帰できるのか -- 名無しさん (2014-08-17 04 07 06) 今ではエクシーズあるからサイエンたった一枚からのワンキルができるっていうね -- 名無しさん (2014-08-17 08 19 31) 残念でもないし無念でもない。 -- 名無しさん (2014-08-17 09 56 40) カタパルトタートル『に』ダメージを与えるのか(困惑) -- 名無しさん (2014-08-17 10 06 19) ↑パワボンサイバーエンドとかできなくはないけど、やる前にやられかねない…… -- 名無しさん (2014-08-17 11 03 27) ↑3 確かにww でも、《ワンチャン!?》とかは使ってやりたかったなぁ~(ゲス顔) -- 名無しさん (2014-08-17 12 33 27) 確か【変異カオス】が併用出来たから【カオス】以上に【サイエンカタパ】が採用されてたってかサイエンカタパに取り込まれてただけっていうか -- 名無しさん (2014-08-18 08 24 21) カオスのギミックをサイエンカタパに突っ込んだりもされてたよな -- 名無しさん (2014-08-18 11 19 10) ↑4 いや、よく見てくれ。「カタパルトタートル『で』」じゃなくて「カタパルトタートル『に』」ダメージを与えるって書いてあるんだ… -- 名無しさん (2014-08-18 11 26 59) ↑だからカタパルトタートルに攻撃力8000のサイバーエンドで攻撃すればいいじゃない。効果ダメージ指定はないんだし -- 名無しさん (2014-08-18 12 18 52) いつかカタパルトタートルで闇くらましの城を撃墜できる日が来ると信じてる、俺が攻撃するのは月だ!は擬似再現カード出たし -- 名無しさん (2014-08-18 12 27 26) カタパルトタートルさんはDDB釈放のために犠牲になったのだ -- 名無しさん (2014-08-31 20 31 16) NONAMIは神ゲーメーカー(仮)なので微修正 -- 名無しさん (2015-03-10 14 51 27) TFとかで試してみると解るけどこれアホみたいにカンタンに成立するし、現環境で考えるとヴェーラーやらうさぎやらで妨害してもあっさり他の手段に転換して殺しにかかってくるんだよね -- 名無しさん (2018-10-19 10 10 45) 名前 コメント
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ブラック・レイ・ランサー(ぶらっくれいらんさー) 「漆黒の闇より出でし 赤き槍!《ブラック・レイ・ランサー》!」 遊戯王ZEXALならびにOCGに登場しているエクシーズモンスター。 使用者はシャークこと神代凌牙。 攻撃名は「ブラックスピア」、効果名は「パラライズ・ランス」 アニメにおけるテキスト ランク3/闇属性/獣戦士族/ATK2100/DEF600 レベル3モンスター×2 このカードのエクシーズ素材を一つ取り除いて発動することができる。 モンスター1体のモンスター効果をエンドフェイズまで無効にする。 レベル3×2体と緩い召喚条件で、モンスター効果の無効と悪い効果ではない。 攻撃力が低いのが難点だが、《インヴェルズ・ローチ》や《ラヴァルバル・チェイン》も似たようなものなのでそこまで悲観するようなものでもない。 強いて言えば種族・属性がシャークデッキとシナジーしないところだろうか? アニメZEXALにおける第10話「逆襲のシャーク!」で初登場。 遊馬に「ナンバーズを呼べ!」と揺さぶりをかけて遊馬に《No.39 希望皇ホープ》をエクシーズ召喚させたシャークが このモンスターをエクシーズ召喚し、オーバーレイ・ユニットを使うことでナンバーズの戦闘破壊耐性を持つホープの効果を無効にした。 そして攻撃力が下がっていたホープをこのカードで戦闘破壊し、《潜航母艦エアロ・シャーク》でダイレクトアタックを決め、見事リベンジを果たした。 効果からして作中で戦闘破壊耐性を持つナンバーズに対抗するために用意したと思われる。 若干攻撃力が低い点は弱体化効果を持つカードを多用することで補っており、今後も対ナンバーズ戦で活躍するであろうカードである。 その後のシャークのデュエルでもたびたび登場している。 実はZEXALの第1期OPでカード自体は登場していたため存在自体は多くの視聴者に知られていた。 ちなみにこのカード、ナンバーズ以外のカードでナンバーズを戦闘破壊した初めてのモンスターである。 また、ホープが破壊されたのもこれが初めて。 その後、ZEXALⅡでは上述の口上を新たに与えられての登場となった。 そのデュエルでは《シャーカイズ》なる装備魔法でシャークと名の付いたモンスターと扱われてシャークに《ブラック・シャーク・ランサー》と呼ばれた。 OCGでは素材に水属性の縛りが付き、効果を使えるのも1ターンに1度となった。 1ターンに1度くらいはしょうがないが、縛りなしならどんなデッキにでも入る良カードだっただけに非常に惜しい。 素材を水属性に縛ってしまったため、原作通りに《スカル・クラーケン》を素材には使用できなくなってしまっている。 そしてアニメどおりとは言え、闇属性・獣戦士族がアニメ以上にOCGでは足を引っ張っている。 まあエアロシャークに比べればまだ使えるのだが。…と思われたが、漫画版シャークさんに新しい切り札《バハムート・シャーク》が登場。 ランク3以下のエクシーズモンスターを特殊召喚できる強力効果で、漫画版では《ブラック・レイ・ランサー》が召喚されたのだ! そしてOCG版では、シャークさんのカードの例に漏れず弱体化し特殊召喚できるのが水属性限定になっているため、 《潜航母艦エアロ・シャーク》は特殊召喚できるが、このカードは特殊召喚できない。 つくづく原作再現に愛されないカードである。 なお、このイラストなら海竜族でもいいのではという声もちらほら(ちなみに名前にある「レイ」は魚の「エイ」の英語表記である)
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登録日:2010/10/25(月) 02 32 44 更新日:2024/05/24 Fri 12 23 14NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 メタ 戦士族 次元 次元斬 異次元の女戦士 異次元の戦士 遊戯王 遊戯王OCG 遊戯王OCGデッキ項目 除外 次元斬とは遊戯王OCGにおけるデッキテーマの1つ。 【概要】 遊戯王では、基本的に戦闘破壊されたモンスターなどは墓地へと行く。 しかし、死者蘇生やリビングデッドの呼び声などのいわゆる「蘇生カード」の存在により、モンスターを墓地送りにしてもそれで安心という訳にはいかないのだ。 そこで生まれたのがこのデッキ「次元斬」である。 相手のモンスターは尽く除外し、自分は蘇生カード等を使えるのが強み。 名前の由来は、メインとなるモンスターが戦士族が多いから。 元はスタンダードからの派生で、同期にはアサイバーやアサイカリバーなどの似たコンセプトのデッキが多い。 某時を駆ける剣士とは関係ない。 【デッキの運用方法】 異次元の戦士、異次元の女戦士、D.Dアサイラントの効果で相手モンスターを除去、除外しフィールドに穴を空けてサイバードラゴンなどで殴るのが基本となる。 除外なので、これにより各種リクルーターは効果を発動出来なくなる。 また、各種次元戦士の効果でほぼ確実に除去が可能なので、魔法罠で妨害されなければ神でさえも次元の彼方に飛ばす事が出来る。 しかし戦闘を行う必要があるので、手痛い反射ダメージを何度も受けてしまう点に注意が必要となる。 【デッキの構成】 メインとなるモンスターは 《異次元の戦士》 ☆4 地属性 戦士族 ATK1200 DEF1000 次元戦士その1。 戦闘したモンスターと自身を除外する効果を持つ。 発動が強制なのがネック。 《異次元の女戦士》 ☆4 光属性 戦士族 ATK1500 DEF1600 次元戦士その2。 効果は戦士とほぼ同じだが、大きな違いは任意効果であること。 なので除外する必要の無いモンスターとの戦闘で大いに役に立つ。 《D.Dアサイラント》 ☆4 地属性 戦士族 ATK1700 DEF1600 次元戦士その3。 こちらは戦闘で破壊された時にお互いを除外する効果。 次元戦士の中では一番攻撃力が高いので、雑魚破壊と自爆特攻がメインとなる。 《サイバー・ドラゴン》 ☆5 光属性 機械族 ATK2100 DEF1600 次元戦士の性質上、フィールドにモンスターがたまらないのでこのカードとの相性は抜群。 エクストラにキメラティック・フォートレスを忍ばせておけばいざという時に役に立つだろう。 魔法、罠は次元戦士の戦闘をサポートしたり、後記の次元シリーズを守ったりとパターンは多いが、そこはデッキの構成と相談して変えてもらいたい。 基本的に採用されているのは 1 1交換可能な各種魔法罠カードやフリーチェーンカードが多い。 主に《奈落の落とし穴》や《次元幽閉》、《収縮》、《月の書》、《神の宣告》、《神の警告》等々 ここら辺は自由なのでプレイヤーのカラーが出てきて面白い。 相性の良いカード群 ・モンスター 《ライオウ》 ☆4 光属性 雷族 ATK1900 DEF800 言わずと知れたメタの申し子 高打点、サーチ封印、自身をリリースし特殊召喚を無効と良い事づくめ このカードを入れて次元雷斬を名乗るの良いかもしれない。 《死霊騎士 デスカリバーナイト》 ☆4 闇属性 悪魔族 ATK1900 DEF1800 かつてアサイカリバーとしてコンビを組んだこともあるカード。 高打点で、自身をリリースしモンスター効果を無効にできるが強制の為に次元戦士とは並べれない。 ただし両方とも場持ちの悪いカードなので、案外プレイングでどうにかなる。 《霊滅術師 カイクウ》 ☆4 闇属性 魔法使い族 ATK1800 DEF700 相手の行動を制限し、攻撃が通ればモリモリ相手の墓地のモンスターを除外できる。 《収縮》と相性良し ・魔法・罠カード 《次元の裂け目》、《マクロコスモス》 全体除外カードで、このカードだけで紙束になるデッキも無数に存在する。 ただし自分も墓地利用をできなくなり、次元帝あたりが相手だと絶望なので注意。 このカード群を採用した次元斬は俗に次元天斬と呼ばれる。 《王宮の弾圧》 特殊召喚を一回につき800LPで無効にできる強力カード 相手にも使われ、ライフコストがかさむのがネックか シンクロンデッキあたりはLPが足りなくなるかもしれない。 《サモンリミッター》 1ターンの召喚、反転召喚、特殊召喚を計二回まで制限するカード シンクロ召喚をゼロから始める場合は計三回の召喚行為が必要なため、やらしい働きをする ただし《ダーク・アームド・ドラゴン》あたりには無力なので、《神の警告》などとの併用を推奨 《異次元からの帰還》 ライフを半分払い自分のモンスターを可能な限り特殊召喚できるカード ライフコストは大きいが逆転や詰めの一手に最適 その大きいライフコストも裏を返せば、100LPだろうが使えるということである 上記のカードと相性が悪いのには注意 《超古代生物の墓場》 特殊召喚された☆6以上のモンスターの攻撃と効果の発動を無効にする永続罠 シンクロモンスターはもちろん裁きの竜やダーク・アームド・ドラゴンも置物に変えてしまう。 基本的にレベルの低いモンスターでビートする次元斬との相性はかなり良い。 だが、通常召喚には引っかかからないので、帝等には無力であるので注意が必要。 現環境では墓地利用をしないデッキはほとんどいないので、次元斬がメタとなるデッキはかなり多い。 スタン由来のために事故率の低さもピカイチ 構築の自由度も高い。 最大の欠点は低速すぎること。サーチャー、リクルーターに乏しく、特殊召喚もほとんどしないため、高速のデッキには除去しきれずに、押し切られることも多い。 残念ながら2024年現在においてはほとんど過去の遺物のようになってしまっていると言っていいだろう。 ただし、『現在』では力不足でも『過去』なら環境デッキであったのは間違いないので、旧弾のカードしか使えないリミテッドデュエルでは活躍を取り戻している。 この場合は異次元の女戦士が制限カードな点が痛いが、そこはプレイングとデッキ構築の腕の見せ所である。 プレイング次第では大会である程度くい込むことも出来なくはないので、この項目を見た決闘者の皆さんも組んで見てはいかがだろうか? wiki籠り共よ!この項目を追記、修正するのだ!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 積極的にアドバンテージを取れないデッキだから大会レベルなんかまず無理・・・ -- 名無しさん (2016-03-05 17 29 54) 低速だけど確実な除去でテンポを取っていくという、良くも悪くも昔ながらのデッキだしね モンスター効果そのものに対する耐性も珍しくない昨今ではフリーでも厳しいと言わざるをえない -- 名無しさん (2016-03-05 18 00 53) 次元は分かるけど斬って何? -- 名無しさん (2016-09-10 22 56 22) みんな剣士だから斬だそうだ。 -- 名無しさん (2016-10-23 11 22 24) 次元斬だけで食っていくのは無理だけど、理念は月鏡の盾+カイクウ+閃光の追放者とかのメタビートに受け継がれてる。カテゴリ縛りのないトンチキカードで手札アドはある程度取れる時代だし -- 名無しさん (2016-12-12 14 19 02) そういえば、今まで[アサイカリバー]ってなんや?と思ったけど、[DDアサイラントとデスカリバーナイト]のことだったのねw 長年の疑問がついに解けたw -- 名無しさん (2016-12-12 15 26 22) 化石と思いきや千剣有効活用できたりと変化があってなかなか面白い -- 名無しさん (2017-03-27 12 22 03) ↑2その中には「サイ・バ」でサイバードラゴンも含まれてるで -- 名無しさん (2021-03-28 23 02 02) 名前 コメント
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登録日:2021/08/04 Wed 22 47 16 更新日:2023/03/26 Sun 13 02 10NEW! 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 イベント ギミック・パペット デュエルリンクス レイドデュエル 地縛神 方界 機皇帝 遊戯王 遊戯王ボスキャラ レイドデュエルはゲーム『遊戯王デュエルリンクス』のイベント。 【概要】5D'sのルール DSODのルール ZEXALのルール 【概要】 最小レベル100、最小LP10000という強大な敵とのデュエルを行う。現在、5D'sの地縛神、機皇帝、sinパラドクス・ドラゴン、DSODの方界モンスター、ZEXALのジャイアントキラーが対象。 覚醒ティラノ剣山戦のデュエル形式を調整したもので、だいたいやり方も一緒。 違いとしては自ワールドに出現したレイド対象に挑む他、他プレイヤーのワールドに救援するという2パターンでレイドデュエルを行えるという点。救援の場合、一度決着しないと新しく救援には向かえない。 複数のデュエリスト間で共有されるLPを削り切るという設定上、最終的に初期LPが60000~70000以上(ランダムに変わる)にまで跳ね上がる。 救済措置として、特定のモンスターによるダメージは一定の倍率がかかる。一方でエンシェント・ホーリー・ワイバーンのようなライフ差を攻撃力に変換する系の効果を持ったモンスターは使用できない(効果で送りつけて攻撃力が跳ね上がったこれらのモンスターにアマゾネスの剣士で自爆特攻するといった戦法の防止)。 ちなみに、レベルは概ね通常のレベルを10倍した値になっている。なので、レベル100は全モンスターを攻撃表示で出してくる。 レベル400だとレベル50以上のような凶悪スキルを使ってくるので、単純に10倍という訳でもないが。 ただし、プレイヤー側が5回ターンエンドすると強制的にデュエル終了となる。もちろん、サレンダーでない限り削ったLPはそのまま。 確定でこちらが後攻なので攻撃できるターンは5回。上述のようにブースト対象のモンスターを使わないととても手が足りなくなるので、これらを基軸にしたデッキ構築が必須。シンクロモンスターなら、単純に攻撃力の高いレッド・デーモンズ・ドラゴンを安定して出せるデッキだと戦いやすいか。 レイド対象を問わずにおすすめなのが戦士族モンスターを無理なく投入できるデッキと《巨大化》。 前者はレイドデュエルで特に便利な《ロケット・ヘルモス・キャノン》(*1)を特殊召喚しやすい環境のためで、後者はほぼ確実にこちらのLPが下になることから半減のリスクをほぼ無視して攻撃力倍化の効果を得られるため。 《ヘルモスの爪》も《巨大化》も3枚済みして問題なく、これらを回しやすいデッキが大ダメージを発揮しやすい。 報酬は、撃破時に撃破レベルや自身の総与ダメージの順位などにより、宝箱の形で入手する。 URはなかなか出ない虹宝箱限定なので注意。 ただ、どちらかというとEX宝珠の獲得量に難があるので、スキルコインやらプレミアム化やらを狙ってたらいつの間にかURを大量に持っていた、なんてことも。 戦闘方法はランダム式とアイテム式の複合。これまでのランダム式と違い、出現率が数値化されている。救援は対象が見つかりさえすればいつでも可能。 出現したレイド対象にアイテムを消費して挑むのだが、自ワールド初出現時とその日最初の救援デュエルは無消費で挑める他、救援デュエルの場合は消費量が少ない。 また、従来のアイテム式と違ってレベルに拘わらず消費量は一定。 参加者の誰かが討伐することで、全員が報酬として与ダメージ順位やレベルに応じた数の宝箱が入手できる。倒すのが面倒な分、一度の獲得量は多め。ただし、宝箱名義なのでスキルは入手不可。 初レイドデュエルイベントの日程後半にて、さらにレベル500とレベル1000が追加された。LPはそれぞれ10万強と30万弱で、デッキもきっちり強化されている。 第2回の開催では プレイヤーは必ず後攻になり 、救援に挑める枠が1から3に増えたことで他プレイヤーの救援が入りやすくなり、倒しきれなくてもいつの間にか倒していたということも多くなった。 救援に挑む際も1戦につき初回の挑戦ではアイテム消費なしとなり、倒せばまた無償で次の挑戦ができる。この性質上、イベントアイテムを全く使用せずとも報酬を総取りできる。 また、敵のデッキが明らかに弱体化し、ライフを削れないという事態も減った。 現在5D'sとDSODとZEXALで実施されており、救援を含めて5回レイドデュエルをこなすたびに、自分のレイドで「ライディングデュエル」「次元領域デュエルEX」などの特殊デュエルが行える。 5D'sのルール ブースト対象モンスターはシンクロモンスター。通常のシンクロモンスターは戦闘ダメージ2倍、シグナーの竜(*2)なら3倍となっている。 基本ルールはレイド・ライディング共にそのままだが、EXスキルが手札からチューナーを疑似特殊召喚(*3)・1枚ドロー・場のモンスター全ての攻撃力を1000アップ・場のシンクロモンスターの攻撃力を倍にする、というものに変化している。 ライディングデュエルでは各キャラのエースモンスターが デッキ外から召喚された状態でデュエルを開始 でき、シグナーの竜なら当然ダメージ3倍なので非常に戦いやすい。また、数ターン経過して場に空きがある場合、セイヴァー・スター・ドラゴンが出現する。セイヴァー・スターは5倍ダメージなのでここで決められるように工夫したい。 他にも、スピードカウンターの効果も変化しており、シンクロモンスターの攻撃力を5倍に上げる、という強力な効果が設定されている。 6ターン目にフィールドの空きがある場合、セイヴァー・スター・ドラゴンが出現するようにもなっている。 一方で、それに合わせて敵のレベルも2000などさらに増加している。 後に機皇帝が相手となったが、シンクロモンスターを吸収できる効果を持つためか、エクストラデッキのモンスター全てがブースト対象となった。特別ブースト枠はシューティングスタードラゴン。 また、ライディングデュエル時には自ターン時にスターダストドラゴン(+フォーミュラシンクロン)が出るためか、通常時も含めて機皇帝の出現頻度はプラシド単体の時に比べて大幅に低下。ほぼスキルでしか目にしない。 相性のいいデッキはランページを基軸としたサイバードラゴンデッキだが、「それはどうかな?」と言わんばかりに闇属性であることを利用してAOJデッキで光属性メタを張っており、裏サイバー以外は唐突にぶっ潰される危険がある。 その後にパラドックス実装イベントにて登場したsinパラドクス・ドラゴンは、時空を超えた絆再現のためか、ブースト対象が召喚ムービーを持つ全てのモンスター(倍率3倍)+ブラマジ・ブラマジガール・ネオス・ジャンクウォリアー・ガードナー・スタダ・シューティングスター(倍率5倍)(*4)。 この中ではシューティングスターがぶっちぎりでダメージを与えやすく、低レベルならワンキルも可能。スキル「シューティング・スター・ロード」の効果により3回攻撃が確定しているため、ヘルカイザーよろしくグォレンダァ!も狙える。5回全てがダイレクトアタックなら合計ダメージは脅威の82500。また、EXスキルによって隣にブラマジ・ネオス・スターダストを出しておけばダメージの底上げも可能。ほとんど挑戦アイテムを使わずとも勝てるデッキとなった。 DSODのルール ブースト対象モンスターは「ブルーアイズ」関連モンスター(*5)、「ブラック・マジシャン」関連モンスター(*6)、三幻神。三幻神は5倍、それ以外は3倍となる。 常時、後述する次元領域デュエルで行われる。さらに、5回ごとに次元領域デュエルEXが利用可能になる。 EXでは、プレイヤーのみ気力が設定され、お互いのスタンバイフェイズ・モンスターの召喚・相手モンスターの撃破で気力が上昇し、一定以上溜まると「自分の場の全モンスターの攻撃力を現在値の5倍にする」「デッキからあらゆる条件を無視してモンスターを場に出す(*7)」という強力な効果を使用できる。1ターンに同じ効果を含めて複数回使用可能(*8)。つまり、全モンスターの攻撃力を25倍という異次元領域に突入させることも可能。さらに、これで勝利すると虹宝箱1個確定のボーナスまでつく。 5倍ダメージを与えられる三幻神を使うのが最も手っ取り早い。特大攻撃力を得やすいオシリスかラーを使い、そこに25倍強化するのが鉄板。映画に唯一出演できたのに相性最悪なオベリスクうまく強化が乗れば軽く100万ダメージに届く。 3倍ダメージ組ではブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴンとの相性が良好で、25倍にすれば数十万ダメージを叩き出すことも可能。スキル限定だが3ターン目に確実にデッキトップに配置できるため、儀式カードが引けずともEXの2番目の効果で召喚可能とこのカードがらみの事故率自体はかなり低いのもポイント。 藍神が出してくるのが、レベル1000でも攻撃力2150のヴェルズゴーレム+破神剣が最大攻撃力な上に効果破壊・バウンスなどがせいぜい3枚程度(しかも2つは要リリースのモンスター効果)と、普通にボコりやすかったのもポイント。おかげでサンドバッグ扱いする人もちらほら。流石に次回は3000くらいまでアップする場合があるなどてこ入れが入った…がやっぱりさほど強くなかったり。 ZEXALのルール ブースト対象モンスターはエクシーズモンスター全般と銀河眼の光子竜、超銀河眼の光子龍。No.とギャラクシーアイズは5倍、他は3倍になる。 デュエルそのものは通常の方式で行われるが、レイドデュエルを5回行うか、アイテムを使用することで特殊タッグデュエルが可能になり、シャークさんがパートナーになってくれる。 このシャークさんがかなり強く、11期のシャークモンスターやサイレント・アングラーを多用し、バハムート・シャークやスパイダー・シャークをガンガン呼んできてくれるためダメージソースとして役立つ。 また、EXスキル「アーマード・エクシーズ」により、発動ターンのみ全モンスターの攻撃力5倍+ブラック・レイ・ランサーを装備させ2回攻撃付与が可能になるため、莫大極まるライフを大幅に削り取れる。 なお、ブラック・レイ・ランサーの装備は強制であり、フィールド上にエクシーズモンスターが存在しないとスキル自体が発動できない。加えて、ライディングデュエルと違って発動できるのは1回だけという点も注意。 ただし1000レベルともなると198000という異次元のライフを引っ提げているため、リトライも視野に入れるべし。 ちなみに、今回は救援デュエルでも特殊ルールでのデュエルが可能。確実に虹宝箱が欲しいなら他のプレイヤーがボコって弱っているレベル1000相手に使うのも手である。 IVの呼び出すモンスターは闇属性・機械族のモンスターとギミック・パペットだが、油断しているとギア・チェンジャー+マグネ・ドールのコンボや、ネクロ・ドールとボム・エッグのコンボでジャイアントキラーやヘブンズ・ストリングスを呼んでくるため殴り負ける危険もある。 特にジャイアントキラーが危険で、削り切れないと返しでこちらのエクシーズを殲滅された挙句ダイレクトで負け、というケースも普通に発生する。 また、ヘヴンズ・ストリングに重力砲を装着させて攻撃してくる場合もあり、この場合はギャラクシーアイズすら殴り倒されてしまう。 欠点としては、勝ち目のほぼすべてがNo.に依存している点。 EXデッキには各1体ずつしか入っていないため、これらを出た瞬間に排除できれば後は安全。と言いたいが、呼び出すターンではビスクドールの効果を使ってくる場合もある。 ビスクドールは3枚も入っているため、連鎖除外などで除外するなりネクロバレーで阻害しておきたいところ。 カチコチドラゴンやガガガザムライなどの2回攻撃持ちは壁を外す意味でも頼りになる。 追記・修正はジャイアントキラーのファンサービスで散っていった人がお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 5D’sのとこランページを基軸としたサイバードラゴンデッキが相性いいってあるけど、ランページ自体は光属性メタ効かないのはいいとして、戦闘ダメージ倍にならないし、連続攻撃にコストいるから連発しにくいし、そんなに相性いいと思えないんだが。 -- 名無しさん (2021-08-05 01 04 21) 機皇帝レイドでランページに戦闘ダメージボーナス乗るのは間違ってないでしょ -- 名無しさん (2021-08-05 01 40 21) 前の顔見せイベントで「タッグデュエル大会にぼっち参加させられる」とかいうセルフ罰ゲーム喰らってたⅣが次のイベントで「全員まとめて相手してやる!」とか言いながらレイドバトル仕掛けて来るもんだから前回のことすげー根に持ってるみたいで笑ったw -- 名無しさん (2021-08-05 02 18 04) 貫通+連続攻撃付加のヘルモスキャノンが欠かせない -- 名無しさん (2021-08-05 23 47 40) 名前 コメント
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遊戯王/デッキ/光と闇の天使 2009-03-03 【デッキ:40枚】 【モンスター(20)】 「堕天使アスモディウス」×1 「堕天使ゼラート」×1 「The splendid VENUS」×2 「アテナ」×1 「大天使クリスティア」×3 「豊穣のアルテミス」×3 「ヘカテリス」×3 「神聖なる魂」×1 「ダーク・アームド・ドラゴン」×1 「カオス・ソーサラー」×1 「冥王竜ヴァンダルギオン」×3 【魔法(8)】 「闇の誘惑」×2 「トレード・イン」×3 「神の居城-ヴァルハラ」×2 「死者蘇生」×1 【罠(12)】 「奈落の落とし穴」×3 「神の宣告」×3 「魔宮の賄賂」×3 「天罰」×3 【サイドデッキ】 「コーリング・ノヴァ」×2 「閃光の結界像」×2 「ハネワタ」×2 「オネスト」×3 「マジック・ドレイン」×3 「強烈なはたき落とし」×3 【サイドチェンジ:40枚】 【モンスター(19)】 「大天使クリスティア」×2 「The splendid VENUS」×1 「コーリング・ノヴァ」×2 「アテナ」×1 「閃光の結界像」×2 「ハネワタ」×1 「オネスト」×3 「豊穣のアルテミス」×3 「ヘカテリス」×3 「冥王竜ヴァンダルギオン」×1 【魔法(3)】 「神の居城-ヴァルハラ」×2 「死者蘇生」×1 【罠(18)】 「奈落の落とし穴」×3 「神の宣告」×3 「魔宮の賄賂」×3 「マジック・ドレイン」×3 「天罰」×3 「強烈なはたき落とし」×3 初出構築日:2009/03/03 『遊戯王』へ
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登録日:2013/11/17(火) 10 34 55 更新日:2023/07/09 Sun 19 51 02NEW! 所要時間:約 27 分で読めます ▽タグ一覧 アビス マーメイル ワーグナー 水属性 水族 水精鱗 海竜族 遊戯王 遊戯王OCG 遊戯王OCGデッキテーマ項目 魚族 水精鱗(マーメイル)とは遊戯王オフィシャルカードゲームのカード群の一つ。 水属性で統一されたテーマである。 概要 ABYSS RISINGで登場した「水精鱗(マーメイル)」と名のついたモンスター群を中心としたデッキ。 わかりやすい共通は無いが、「手札を捨てた時」か「(コストでも可)捨てられた時」に効果を発動するカードが多く存在するテーマである。 種族は水属性に関わる3種族に分かれており、 レベル3は水族、レベル4で魚族で統一。 レベル7は元々海竜族が2体だったが、EXTRA PACK -SWORD OF KNIGHTS-で登場した2体は水族である。 そんな水精鱗のモチーフは人魚、マーメイルの名前の由来も「マーメイド(人魚)orマーマン(半魚人)+メイル(鎧)」。 もっと細かく言うと、レベル3の人魚モチーフのメンバーは水に纏わる精霊から、レベル4の半魚人連中は実在の魚から、レベル7の鮫魚人連中は古代魚から来ているとのことである。 また、魔法・罠含む水精鱗のカードには共通として「アビス」と付く特徴もある。 裏設定では「伝説の都レミューリアに棲む種族だったが、海皇に秘宝を奪われレミューリアも干上がり支配下に置かれた悲劇の種族」らしい。 …どっちかというと、むしろ海皇の方が支配下にある気がするのは秘密。 デッキ かなり複雑な構築になるので取っつきにくく上級者向けのデッキながら、高いパワーがある事で知られるテーマ。 平たく言うと万能リクルーターのアビスリンデやアビスフィアーを除けば「手札を捨てるカード」と「手札を捨てたコストとして墓地に捨てられた時発動するカード」を大量に駆使する事で大量展開からワンショットキルを狙っていくデッキ。 その性質上海皇や瀑征竜-タイダルとは抜群のシナジーを誇り、実質的な手札損失を押さえながら展開する事が得意なデッキでもある。 ジェネクス・ウンディーネや深海のディーヴァも採用しやすい為、シンクロ召喚にも相性が良好であり、氷結界のシンクロもわりと使いやすいデッキでもある。 特に海皇とは密接なシナジーを生み出しており、海皇とは互いに互いがありきというぐらいに言われる程。 勿論単独で組めなくは無いが、組み合わせない理由が無いぐらいにシナジーが強いテーマ群でもある。 ちなみに、その動きや性質上、水属性版魔轟神の様に言われる事もある。(相手ターンでも動きまくるので魔轟神以上に嫌な顔される。) 弱点もかなり近く、マクロコスモスやマインドクラッシュやメンタルドレイン(ソウルドレイン)等分かりやすいメタカードも目立つテーマとしても知られる。 なので大会の環境だと、水精鱗一色で上位が埋まる→メインからメタられて水精鱗がヴェルズや征竜に上位を取られる→そしてその上位陣をメタられてる間に水精鱗がトップとかは結構頻繁にある道でもある。 …そして、とばっちりで暗黒界やドラグニティがついでにメタられてるのもよくある話。 ちなみに、神代兄妹編で明らかに水精鱗メタな罠ダイヤモンド・ダストが来たあたり逆風でもある。 メインから積むカードでも無いことが救いなので、トラスタ等を積みしっかりフォローしよう。 2013年9月のリミットレギュレーションにより、キーカードのアビスフィアーとディニクアビスが制限、相性の良かった水征竜-ストリームが禁止(15年4月より制限解除)となった。 2014年2月には海皇の竜騎隊が制限、瀑征竜-タイダルが準制限(15年4月より禁止)となり、弱体化が進んでいる。 しかしその後はアビスフィアーが2014年10月、ディニクアビスが16年4月から無制限に、 海皇の竜騎隊は15年1月から準制限に緩和され、工夫次第でまだまだ輝けるテーマである。 デュエルリンクスにも登場。 当初は「ガイア・ジェネシス」のみで海皇と共に粗方揃えることができたものの、例の如く汎用性の高いカードの多くは未収録であり、環境ではやや力不足な感は否めなかった。 しかし、2019年7月に追加された「サイバネティック・リベリオン」によってアビスリンデ、ディニクアビス、アビスフィアーといったキーカードを始め、水精鱗が大量に追加。 …というよりアビスラングとエクシーズモンスター以外は全て揃った上に、OCGと違いディニクアビスも未だに無制限という大盤振る舞いとなった。 スピードデュエルという違いはあるが、その気になれば限りなく全盛期に近い水精鱗を組むことも不可能ではなくなっている。 アビスラング「解せぬ」 水精鱗(マーメイル)のカード一覧 レベル3 水精鱗(マーメイル)−アビスリンデ 効果モンスター 星3/水属性/水族/攻1500/守1200 フィールド上のこのカードが破壊され墓地へ送られた場合、デッキから「水精鱗-アビスリンデ」以外の「水精鱗」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。 「水精鱗-アビスリンデ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。 ABYSS RISINGで登場した青い髪のお姉様。巨乳。 破壊されるとデッキからアビスリンデ以外の水精鱗を呼び出せる。 呼び出す水精鱗にレベルの制限はなく、破壊される手段は何でも良いのでとりあえず裏守備で出しておけば良い。リクルート効果はとても優秀で3積みしても問題ないだろう。 ただし、1ターンに1度なのでアビスリンデが複数いる状態で全体除去をされても水精鱗は1体しか出せないので注意しよう。 海外版ではイラストが修正されている。 元ネタはワーグナーの楽劇「ラインの黄金」に登場するラインの乙女の1人「ヴォークリンデ」である。ちなみにレベル3水精鱗のなかで唯一外見のモデルがハッキリしていない。 水精鱗(マーメイル)−アビスグンデ 効果モンスター 星3/水属性/水族/攻1400/守 800 このカードが手札から墓地へ捨てられた場合、自分の墓地から「水精鱗-アビスグンデ」以外の「水精鱗」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。 「水精鱗-アビスグンデ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。 ABYSS RISINGで登場したクマノミの人魚。かわいい。 手札から捨てられるとアビスグンデ以外を蘇生させることができる。 水精鱗専用の死者蘇生と言え、ディニクアビスとの相性は抜群。タイダルとも相性が良く、①タイダルとともに墓地へ送る②レベル7水精鱗を墓地へ送る③アビスグンデの効果でレベル7水精鱗が蘇生といったことができる。 しかし1ターンに1度の制約があり、フィールドではバニラなので複数積みするとしても2枚がベストだろう。 やはり海外版でイラストが修正されている。 元ネタはラインの乙女の一人「ヴェルグンデ」である。 水精鱗(マーメイル)−アビスヒルデ 効果モンスター 星3/水属性/水族/攻1300/守 400 このカードが墓地へ送られた場合、手札から「水精鱗-アビスヒルデ」以外の「水精鱗」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。 「水精鱗-アビスヒルデ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。 ABYSS RISINGで登場した海老の人魚。幼女その1。 墓地へ行くと手札からアビスヒルデ以外の水精鱗を特殊召喚することができる。どこから墓地へ行っても効果が発動するので、愚かな埋葬やタイダルと相性が良い。ただし、手札から墓地へ送られた場合、手札消費が激しくなる。 勿論、海外版でイラストが修正されている。 元ネタはラインの乙女の1人「フロースヒルデ」である。 水精鱗(マーメイル)−アビスディーネ 効果モンスター 星3/水属性/水族/攻1000/守 200 自分フィールド上に「水精鱗」と名のついたモンスターが存在する場合、このカードがカードの効果によってデッキまたは墓地から手札に加わった時、このカードを手札から特殊召喚できる。 また、このカードが「水精鱗」と名のついたモンスターの効果によって特殊召喚に成功した時、自分の墓地からレベル3以下の「水精鱗」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。 「水精鱗-アビスディーネ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。 COSMO BLAZERで登場。幼女その2。 カード効果で手札に加わった時に自身を特殊召喚すると、水精鱗によって特殊召喚された時にレベル3以下の水精鱗を蘇生させる効果をもつ。 間違え易いが1ターンに使えるのはどちらか1つだけであり、登場当時は評価が上下した。 効果が二択になったとは言え、どちらの効果も優秀であり、特に後半の効果は他のレベル3水精鱗と組み合わせることでランク3エクシーズにつなげられる。1枚入れておくとデッキの柔軟性がアップするだろう。 イラストはクリオネの人魚。幼い見た目は可愛らしいが、クリオネなので恐ろしい一面もあるらしい? 名前の由来は水の精霊「ウンディーネ」である。 水精鱗(マーメイル)−オーケアビス 効果モンスター 星3/水属性/水族/攻1100/守1900 自分のメインフェイズ時、自分フィールド上の「水精鱗」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。 レベルの合計が選択したモンスターのレベル以下となるように、デッキからレベル4以下の「水精鱗」と名のついたモンスターを任意の数だけ特殊召喚する。 その後、選択したモンスターを墓地へ送る。 「水精鱗-オーケアビス」の効果は1ターンに1度しか使用できない。 LODE OF THE TACHYON GALAXYで登場したトビウオの人魚。黄色い髪のお姉さん。 選択した水精鱗のレベル以下となる合計レベルの水精鱗をデッキから特殊召喚できる。 このカード自体を選択することもできるが、現在レベル2以下の水精鱗は存在しないのでレベル7の水精鱗を選択すると良い。ディニクアビスと相性が良く、サーチ後、そのままディニクを2枚におろすことができる。(アビスマンダーやレミューリアを介せば3枚おろしも可) 特殊召喚後に選択した水精鱗を墓地へ送る処理を挟むため、アビスディーネやアビスパイクなどの召喚時に発動する効果を発動することはできない。 名前の由来はギリシャ神話に登場する泉の女神「オーケアニス」である。 レベル4 水精鱗(マーメイル)−アビスタージ 効果モンスター 星4/水属性/魚族/攻1700/守1100 このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、手札の水属性モンスター1体を墓地へ捨てて発動できる。 自分の墓地からレベル3以下の水属性モンスター1体を選択して手札に加える。 「水精鱗-アビスタージ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。 ABYSS RISINGで登場。イケメン。 水属性モンスターをコストにレベル3以下の水属性モンスターをサルベージすることができる。アビスパイクより攻撃力が高く、レベル1・2のモンスターも手札に加えられるのが魅力であるが、サルベージ効果なので前半は腐りやすい。採用は1~2枚がベストか。 水精鱗以外にも魚デッキでも活躍できる。 名前の由来は「アビス+sturgeon(チョウザメ)」 水精鱗(マーメイル)−アビスパイク 効果モンスター 星4/水属性/魚族/攻1600/守 800 このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、手札の水属性モンスター1体を墓地へ捨てて発動できる。 デッキからレベル3の水属性モンスター1体を手札に加える。 「水精鱗-アビスパイク」の効果は1ターンに1度しか使用できない。 ABYSS RISINGで登場。マッチョ。 水属性モンスターをコストにレベル3水属性モンスターをサーチできる。 サーチ効果なのでアビスタージよりも腐りにくいがレベルが指定されているのでサーチ範囲は狭い。深海のディーヴァをサーチできないのは辛いが、同じくチューナーであるフィッシュボーグ・アーチャーやジェネクス・コントローラーをサーチできるジェネクス・ウンディーネをサーチすることができる。 召喚権を使わないために相手ターンに発動したアビスフィアーで呼び出したアビスリンデの効果で召喚すると良い。こうすることでシンクロ・エクシーズに繋ぐことができる。 また手札に融合がある状態でE・HEROアイスエッジをサーチすれば即座にE・HEROアブソルートZeroを出すことができる。 水精鱗以外では魚デッキやシャークさんデッキで活躍できる。 名前の由来は「アビス+pike(カワカマス属)」である。 水精鱗(マーメイル)−アビスラング 効果モンスター 星4/水属性/魚族/攻1200/守1800 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、相手は他の水属性モンスターを攻撃対象に選択できない。 また、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分フィールド上の水属性モンスターの攻撃力は300ポイントアップする。 ABYSS RISINGで登場。空気その1。 水属性モンスターへの攻撃制限と全体強化の二つの効果を持ち、どちらも永続効果である。 攻撃制限効果は自身の攻撃力が低く、単独ではあまり機能しない。2体並べば簡単なロックができる。 全体強化効果は展開力のあるテーマが多い水属性では活躍が見込めると思うが数値が低く、アトランティスやレミューリアと100しか変わらない。 そのため採用されることはあまりない。 名前の由来は「アビス+lungfish(ハイギョ)」である。 水精鱗(マーメイル)−アビスノーズ 効果モンスター 星4/水属性/魚族/攻1500/守1500 このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、手札の水属性モンスター1体を墓地へ捨てて発動できる。 デッキから「水精鱗」と名のついたモンスター1体を表側守備表示で特殊召喚する。 「水精鱗-アビスノーズ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。 COSMO BLAZERで登場。空気その2。 戦闘でモンスターを破壊し墓地へ送った時に水属性モンスターをコストにして水精鱗をリクルートできる。 攻撃力が低く、さらに効果発動にはコストが必要なため、ほとんど使われることがない。 名前の由来は「エレファントノーズフィッシュ」であり、イラストで電撃を放っているのはこの魚が発電機能を持っているため。 水精鱗(マーメイル)−アビスマンダー 効果モンスター 星4/水属性/魚族/攻 100/守2000 墓地のこのカードをゲームから除外し、以下の効果から1つを選択して発動できる。 ●自分フィールド上の全ての「水精鱗」と名のついたモンスターのレベルを1つ上げる。 ●自分フィールド上の全ての「水精鱗」と名のついたモンスターのレベルを2つ上げる。 EXTRA PACK -SWORD OF KNIGHTS-で登場。デブ。 墓地から除外することで水精鱗のレベルを1つまたは2つあげることができる。 水精鱗にはレベル3・4・7が存在しているので、このカード1枚でランク3~9までのエクシーズを狙える。勿論シンクロでのレベル調整にも使える。 墓地にいなければ効果は使えないが、水精鱗及びそのサポートにはカードを墓地へ送る手段が豊富にあるので1枚入れておけば良いだろう。 また守備力が2000と高いので壁としても使える。 名前の由来は「salamander(サンショウウオ)」である。サンショウウオは魚類じゃなくて両生類だって?知らん、そんな事は俺の管轄外だ。 レベル7 水精鱗(マーメイル)−メガロアビス 効果モンスター 星7/水属性/海竜族/攻2400/守1900 自分のメインフェイズ時、手札からこのカード以外の水属性モンスター2体を墓地へ捨てて発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 この効果で特殊召喚に成功した時、デッキから「アビス」と名のついた魔法・罠カード1枚を手札に加える事ができる。 また、このカード以外の自分フィールド上に表側攻撃表示で存在する水属性モンスター1体をリリースする事で、このターンこのカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。 ABYSS RISINGで登場。 手札の水属性2枚をコストに特殊召喚、アビスとついた魔法・罠のサーチ、水属性モンスターをコストにして2回攻撃の3つの効果を持つ。 特殊召喚する効果は海皇との相性が抜群であり、相手フィールドを荒らしながら展開できる。さらにチェーンブロックが作られるので神の宣告やライオウに無効されない。天罰には引っかかるが…。 サーチできる魔法・罠には各アビスケイルとアビスフィアー・アビスコール・アビスコーン・アビストロームがある。この中でもアビスフィアーは使い勝手良く、主にこのカードをサーチすることになるだろう。各アビスケイルは装備魔法であるので、3200以下のモンスターに対応出来るようになる。 2回攻撃は単純にダメージ増加が期待できる。アビスケイルを装備すれば1キルも見込める。 出しやすさ・強さの両方を兼ね備えた優秀なモンスターであるため、水精鱗以外の水属性デッキでも主力となれるスペックを持つ。レアリティはスーパーレアであり、効果も優秀なため入手は困難である。(現在は少し落ち着いてはきているが) 名前の由来は約1800万年前~約150万年前に生息していたサメの一種「メガロドン(和名:ムカシオオホホジロザメ)」である。 水精鱗(マーメイル)−リードアビス 効果モンスター 星7/水属性/海竜族/攻2700/守1000 自分のメインフェイズ時、手札からこのカード以外の水属性モンスター3体を墓地へ捨てて発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 この効果で特殊召喚に成功した時、自分の墓地から「アビス」と名のついた魔法・罠カード1枚を選択して手札に加える事ができる。 また、このカード以外の自分フィールド上に表側攻撃表示で存在する「水精鱗」と名のついたモンスター1体をリリースする事で、相手の手札をランダムに1枚墓地へ送る。 「水精鱗-リードアビス」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。 COSMO BLAZERで登場。 手札の水属性3枚をコストにして特殊召喚する効果、特殊召喚した時にアビスとついた魔法・罠を回収する効果、水精鱗をリリースしてハンデスをする効果を持つ。 特殊召喚には手札が3枚必要となるのでこの効果で召喚されることは滅多になく、他の水精鱗の効果で呼び出されることがほとんどである。魔法・罠回収効果がイマイチなのも拍車をかけている。 一方で攻撃力は2700と高く、アビスリンデやアビスグンデの効果の選択肢としてもありだろう。 ハンデス効果は強力だが海皇をコストにできないので若干扱いづらい。とくに水属性には水霊術-「葵」や水霊神ムーラングレイスといった強力なハンデスカードがあるため、無理に狙うことはないだろう。 名前の由来は約1億5500万年前に生息していた魚「リードシクティス・プロブレマティカス」である。この魚は断片的にしか化石が見つかっていないため正確な大きさは不明だが、「史上最大の魚類」とされている。 ちなみにメガロアビスとは友人らしい。 水精鱗(マーメイル)−ディニクアビス 効果モンスター 星7/水属性/水族/攻1700/守2400 自分のメインフェイズ時、手札からこのカード以外の水属性モンスター1体を墓地へ捨てて発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 この効果で特殊召喚に成功した時、デッキからレベル4以下の「水精鱗」と名のついたモンスター1体を手札に加える。 「水精鱗-ディニクアビス」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。 EXTRA PACK -SWORD OF KNIGHTS-で登場。 手札の水属性1枚をコストに特殊召喚される効果と特殊召喚時にレベル4以下の水精鱗をサーチする効果を持つ。 特殊召喚が容易であり、コストを海皇や他の水精鱗を使うことでさらにアドバンテージを稼ぐことができるため、デッキの回転率を上げつつランク7エクシーズを出すことができる。 ただし、水族であるので海皇の竜騎隊でサーチすることができないので注意。 強力なサーチ効果で水精鱗のキーカードであったため、2013年9月より制限カードとなった。制限前はディニク3メガロ2リード1が黄金比ともされていた。 名前の由来は古代デボン紀後期に生息していた板皮類の属「ダンクルオステウス(科学名称:ディニクティス)」である。体長は約6~10mと推測され、これは現在発見されている板皮類では最大である。 水精鱗(マーメイル)−サルフアビス 効果モンスター 星7/水属性/水族/攻2500/守2000 自分のメインフェイズ時、手札から「水精鱗」と名のついたモンスター4体を墓地へ捨てて発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 この効果で特殊召喚した時、 このカードの攻撃力を500ポイントアップし、自分の墓地の「水精鱗」と名のついたモンスターの数まで、相手フィールド上のカードを選択して破壊する。 また、このカード以外の表側攻撃表示で存在する「水精鱗」と名のついたモンスター1体をリリースする事で、このターンこのカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、ダメージ計算を行わずそのモンスターを破壊する。 EXTRA PACK -SWORD OF KNIGHTS-で登場。 手札の水精鱗を4枚コストに特殊召喚する効果と特殊召喚時に攻撃力アップと墓地の水精鱗の数だけ相手のカードを破壊する効果、水精鱗リリースで守備モンスターをダメージ計算なしで破壊する効果を持つ。 特殊召喚するためのコストが重すぎる上に、攻撃力アップもわずか500とコストに見合っていない。 墓地の水精鱗の数だけ相手フィールドのカードを破壊する効果も他の水精鱗で海皇をコストにするだけで間に合うことが多い。特殊召喚を無効にされると多大なディスアドバンテージが発生する。 ちなみに遊戯王は先に書いてある処理が出来なかった場合後の処理は実行されないため、効果発動にチェーンされ除去を撃たれたり裏側守備表示になったりして打点アップに失敗すると除去効果に繋がらずに終わるので悲惨すぎる事になる。 ハイリスクロウリターンなカードである。 守備モンスター破壊も元々攻撃力が高いのであまり意味がない。 とにかく扱いにくいので採用されることはほとんどない。 しかもこのカードスーパーレアであり、同パックのハズレア扱いであった。 「ディニクだと思った?残念!サルフ様だホエ!」 デザインモデルはシロナガスクジラである。 名前の由来である「sulphur bottom(硫黄色の腹)」はシロナガスクジラの異称である。 エクシーズ 水精鱗(マーメイル)−アビストリーテ エクシーズ・効果モンスター ランク3/水属性/海竜族/攻1600/守2800 レベル3モンスター×3 自分フィールド上の「水精鱗」と名のついたモンスター1体が相手の魔法・罠カードの効果の対象になった時、または相手モンスターの攻撃対象になった時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。 その対象を自分フィールド上の正しい対象となるこのカードに移し替える。 このカードが破壊され墓地へ送られた時、自分の墓地から「水精鱗-アビストリーテ」以外の「水精鱗」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。 COSMO BLAZERで登場したランク3エクシーズモンスター。 素材を使い、他の水精鱗への対象を自身に入れ替える効果と、破壊された時に水精鱗を蘇生させる効果を持つ。 レベル3モンスターを3体必要とするため、エクシーズ召喚は難しく、ほとんどの場合バハムート・シャークの効果によって召喚される。 壁としても優秀であるため水精鱗以外でもバハムート・シャークの対象として搭載しても良いだろう。 エクシーズ素材を使う効果は水精鱗専用のシフトチェンジであり中々厄介。しかし、アドバンテージを生みにくいので3体エクシーズとしては割に合っていないかもしれない。 破壊された時の蘇生効果は元々守備力が高いので1対1では滅多に破壊されない。一方で全体除去には全滅後の立て直しができる。こちらの効果はエクシーズ素材を使わないのでバハムート・シャークで呼び出した場合はこちらの効果がメインとなるだろう。 名前の由来はギリシャ神話のポセイドンの妃である「アムピトリーテー」であり、意味は「大地を取り巻く第三のもの」で海を示している。聖獣はイルカで、冠・ヴェール・王笏が象徴であり、イラストはそれら全ての特徴を捉えている。 設定では、水精鱗を率いる女王。 アニメ遊戯王ZEXALⅡにて神月アンナの回想で羽原海美が使用し、幼少期のアンナにダイレクトアタックを決め、フィッシャーとなった。海美ねーちゃんはプロになる前は水精鱗使いだったのかも…。 水精鱗(マーメイル)−ガイオアビス エクシーズ・効果モンスター ランク7/水属性/水族/攻2800/守1600 水属性レベル7モンスター×2 エクシーズ素材を持っているこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、レベル5以上のモンスターは攻撃できない。 また、1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。 このカードの攻撃力よりも低い攻撃力を持つ相手フィールド上のモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。 この効果は相手ターンでも発動できる。 ABYSS RISINGで登場したランク7エクシーズモンスター。 上級モンスターの攻撃を封じる効果とエクシーズ素材を使用して自分より攻撃力が低いモンスターの効果を無効にする効果を持つ。 最上級モンスターを必要とし、そのモンスターも水属性に指定されているため、登場当時は出しづらかったが、瀑征竜-タイダルの登場やレベル7水精鱗が増えたことから出しやすくなった。 上級モンスターの攻撃を封じる効果はお互いに影響するので注意が必要。儀式・融合・シンクロには上級モンスターが多いため、それらのメタとして扱える。ただしエクシーズモンスターはレベルではないので攻撃を封じることができない。 自身より攻撃力が低いモンスターの効果を無効にする効果は相手ターンでも使えるので抑止力は強い。しかし無効にできるのは自分よりも弱いモンスターなのでアビスケイル等で攻撃力を上げて効果の範囲を拡大していくと良いだろう。 名前の由来はギリシャ神話に登場する海の神ポセイドンの別名「エノシガイオス」である。 このモンスター、下半身が海皇龍 ポセイドラに似ており、手に持っている武器はポセイドラの尻尾に似ている。ガイオアビスとポセイドラは種族以外のステータスが同じであり、ポセイドラを素材として召喚することも可能である。ストラクチャーデッキ-海皇の咆哮-のTVCMにポセイドラの後ろにシルエットで登場しており、ABYSS RISINGのTVCMではポセイドラのシルエットが現れた後にこのモンスターが現れる。 実際のところは、水精鱗の秘宝の腕輪を身に付けたポセイドラの体を奪って降臨した、水精鱗の王という設定。 「水精鱗」に関する効果を持つカード 魔法カード すべて装備魔法。 名称は「アビス」+「スケイル(鱗)」-(海や水に棲む幻獣の名前) アビスケイル−クラーケン 装備魔法 「水精鱗」と名のついたモンスターにのみ装備可能。 装備モンスターの攻撃力は400ポイントアップする。 このカードがフィールドの存在する限り、相手フィールド上で発動した効果モンスターの効果を無効にする。その後、このカードを墓地へ送る。 ABYSS RISINGで登場した装備魔法。 装備した水精鱗の攻撃力を上昇させる効果と、相手フィールドで発動したモンスター効果を無効にする効果を持つ。 モンスター効果を無効にする効果は強制効果に強く、A・O・J カタストル等も突破できるようになる。しかし、効果は強制的に発動してしまうので狙って無効にすることができないのがネックである。 装備カードなのでサイクロンであっさり破壊されてしまう。 名前の由来は北極の海に出没するとされるイカ(タコ)の怪物「クラーケン」である。鎧にはイカの足を思わせる装飾品もみられる。 アビスケイル−ケートス 装備魔法 「水精鱗」と名のついたモンスターにのみ装備可能。 装備モンスターの攻撃力は800ポイントアップする。 このカードがフィールドの存在する限り、相手フィールド上で発動した罠カードの効果を無効にする。その後、このカードを墓地へ送る。 COSMO BLAZERで登場した装備魔法。 装備した水精鱗の攻撃力強化と相手の罠の効果を無効にする効果を持つ。 クラーケに比べて攻撃力の上昇値が増え、800になった。 罠の種類は問われていないの聖なるバリア −ミラーフォース−やスキルドレインを無効にできる。 しかし、やはり強制発動なので相手からすれば意図的に不発にできるので若干扱いづらい。 「ケートス」とはギリシャ神話に登場する魔物であり、勇者ペルセウスによって退治された。現在の「くじら座」のモチーフとなっている。 アビスケイル−ミヅチ 装備魔法 「水精鱗」と名のついたモンスターにのみ装備可能。 装備モンスターの攻撃力は800ポイントアップする。 このカードがフィールドの存在する限り、相手フィールド上で発動した魔法カードの効果を無効にする。その後、このカードを墓地へ送る。 LORD OF THE TACHYON GALAXYで登場した装備魔法。 装備した水精鱗の攻撃力アップと相手の魔法カードを無効にする効果を持つ。 攻撃上昇値はケートスと同じく800である。 強制効果なのでこちらからは無効にするカードは選べないが、あらゆる魔法カードを止めることができるのは強力であり、魔法カードを起点とするデッキならば出鼻を挫くこともできるので、腐りにくいのが強み。 「ミズチ(蛟)」とは日本や中国の伝承に登場する伝説の生き物で、蛇であるとも竜であるともいわれ、災いを呼ぶ妖怪とされたり、水の神であったりと性質も伝承によってまちまちであるが、水と関係が深いという点が共通している。 罠カード アビスコール 通常罠 自分の墓地の「水精鱗」と名のついたモンスター3体を選択して表側守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、攻撃宣言できず、エンドフェイズ時に破壊される。 ABYSS RISINGで登場した通常罠。 墓地の水精鱗をデメリットを付けて3体蘇生させる効果を持つ。 一気に3体の水精鱗を特殊召喚できるが、効果無効・攻撃不可・エンドフェイズに自壊とデメリットが大きい。 罠カードなので即効性に欠け、墓地に3体水精鱗がいないと発動できないず、必ず3体蘇生させなければならないので小回りが効かないのもネックであろう。 爆発力はあるのだが安定性に欠けているので採用されることは少ない。 名前の由来は「アビス+squall(スコール)」または「アビス+call(呼ぶ)」 イラストに描かれている金色の輪はガイオアビスの左腕についている腕輪であり、ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指輪」に登場する指輪がモデルである。アビスリンデ・アビスグンデ・アビスヒルデも描かれており、この3人は同作でラインの黄金を守っていた3人の乙女がモデルであることから、ポセイドラが奪った水精鱗の秘宝とはこの輪であったことが推測される。 アビスコーン 通常罠 自分フィールド上の「水精鱗」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。 選択したモンスターの攻撃力はエンドフェイズ時まで1000ポイントアップする。 また、セットされたこのカードが墓地に送られた時、相手フィールド上のモンスター1体を選択して墓地へ送る。 COSMO BLSZERで登場した通常罠。 水精鱗の攻撃力を一次的に1000ポイントアップさせる効果とセットされたこのカードが墓地へ送られた時に、相手モンスターを墓地へ送る効果を持つ。 攻撃力アップは水精鱗の弱点である攻撃力の低さを補うことができ、加えてコンバットトリックにも使用できる。自身をサーチでき、2回攻撃ができるメガロアビスとは相性が良い。 後半の効果はモンスターに限られるものの、タイミングを逃さず、破壊体制を無視して除去できるのが強み。誰が破壊しても構わないのでダブル・サイクロン等で自主的に発動することができる。 アビスフィアーとともにセットすることでエンドサイクを回避することもできるし、このカードのサーチはブラフとしても機能する。デッキに1枚挿しておくと良いだろう。 名前の由来はクリオネが頭部に持つ触手状の捕食器官「バッカルコーン」である。クリオネはその可愛らしい容姿から「流氷の天使」と呼ばれているが、このバッカルコーンで獲物を捕らえ養分を吸い取る、という恐ろしい捕食方法をとる。イラストでもこの特徴がしっかりと反映されており、恐ろしい顔をしたアビスディーネが頭部から触手を伸ばしている姿が描かれている。 フィアーだと思ってホイホイエンドサイクをしてきた相手にこのカードを踏ませ、高らかに宣言しよう!「バッカルコーン!」 アビスフィアー 永続罠 デッキから「水精鱗」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。 また、このカードがフィールド上に存在する限り、自分は魔法カードを発動できない。 このカードがフィールド上から離れた時。そのモンスターを破壊する。 このカードは発動後、次の相手のエンドフェイズ時に破壊される。 ABYSS RISINGで登場した永続罠。 デッキから水精鱗をリクルートする効果、自分の魔法カードの発動を封じする効果、相手のエンドフェイズ時に自壊する効果を持つ。 効果が無効になるものの、レベルや攻撃に制限がなくリクルートできるのは非常に強力。ダメージの底上げや最後のひと押しにも活用できる。 相手のエンドフェイズ時に自壊するデメリットはアビスリンデならばむしろメリットであり、そのまま任意の水精鱗を特殊召喚できる。 もう一つのデメリットである自分の魔法カードを封じる効果は相手エンドフェイズ時の自壊で解除されるので相手ターンに発動すればさほど気にならない。 とにかくアビスリンデとの相性が抜群であり、メガロアビスでサーチもできるので水精鱗では必須カードである。加えて相手ターンにソリティアを開始するスイッチであったため、2013年9月に制限カードとなった。その後2014年7月には準制限カードになり、2014年10月に無制限へ戻った。 名前の由来は「アビス+sphwre(球体)」もしくは「アビス+fear(恐怖)」 イラストには喉を押さえて苦しそうな姿をしたアビスリンデが描かれており、これは自壊効果を示している。自壊効果と気泡はアンデルセン童話『人魚姫』、溺れかけているイラストは同作を原作とした某アニメーション映画がモデルかもしれない。 追記・修正をお願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 複雑なデッキとか言うけど…相手にしてみたら言い訳にしか聞こえないぐらいたまったもんでは無く、コストをコストにせずこっちの全てを破壊しつくして挙句アドをとる等色々と恐ろしい奴ら -- 名無しさん (2013-11-17 10 41 04) ↑ 初心者向けじゃないのと弱点も多いだけでほんと嫌がらせの様に爆発力と展開力があるからな、人気あるのも納得の厨テーマ -- 名無しさん (2013-11-17 10 47 19) 頭をしっかり使わないといけないし明確な弱点はあるしでなかなかいいポジションについたよね -- 名無しさん (2013-11-17 15 23 48) 実は儀式と相性が良かったりする。特にジールギカスが出せるリチュアとは海皇のサポートを共有できるのでなかなか。 -- 名無しさん (2013-11-19 18 43 54) 遊戯王の歴史は長くても相手ターンにソリティアを始めるのはこのデッキぐらいだわさ -- 名無しさん (2013-11-19 20 23 42) 内容てきにテーマのカード羅列ってどうなのよ? -- 名無しさん (2013-11-19 20 27 16) 魔轟神の記事みたいにカードの解説を充実して欲しいけど・・・ -- 名無しさん (2013-11-19 20 47 14) ↑3奇しくも11期に人魚がテーマで相手ターンにソリティアを出来るカテゴリが登場したな -- 名無しさん (2023-01-26 15 43 41) 名前 コメント