約 285,827 件
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/322.html
※ここには漫画『ONE PIECE』の最新話の内容を含むネタバレ考察が書かれています。ネタバレが嫌いな方はここより下の内容を読まないでください。 イーザンバロン・V・ナス寿郎聖の正体考察と、今回の第1114話〝イカロスの翼〟でのベガパンクの発言「この海で初めて〝海賊〟と呼ばれた男じゃ!!!」から、ジョイボーイの人物像を考えてみました。 ちなみに、私は『進撃の巨人』の考察「リヴァイのモデル」(2015/01/18 (日) )で、リヴァイの元ネタは「星野之宣『太陽惑星イカルス』の伊賀五郎中佐」だと指摘しています。 服装まで一緒です。 ©星野之宣 私の仮説通り、ナス寿郎聖がジョイボーイなら、私の他の考察「五老星は最初の海賊王」説にもつながります。 次の話でジョイボーイの外見が分かるかもしれませんから、自由に予想できるのも今だけかもしれません。 細かい説明は省きますが、私の今までの考察に照らし合わせると「ジョイボーイは泣き虫で寂しがり屋で子供のような河童」となります。 または「おかっぱ頭」。 自分でもさすがにこれはどうかと思うのですが、一応ここに書き残しておきます。 河童の別名は全国で80以上もあるそうです。 ◎猿猴(えんこう) ◎河太郎(かわたろう、がわたろ) ◎水神(すいじん) ◎ヒョウスベ ◎水虎(すいこ) ◎メドチ また、河童は川を泳ぐ子供たちを襲ってお尻の中にある「尻子玉(しりこだま)」を抜くと言われます。 「虚(から)の玉座」の玉は「尻子玉」でしょうか? 雨具の「合羽(かっぱ)」の言い換えや類義語も書いておきます。 今ちょうど作中でも雨が降っていますから、河童いや合羽が必要でしょう。 そういえばエッグヘッドには合羽を着た小さな人たち?がいましたね。 アメダスの反対のハレダスさんもいますし、ジャヤの人身御供はアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』2作目 第44話「雨神ユムチャック」の影響が見て取れます。 ◎レインコート ◎雨着 ◎ウォータープルーフ ◎レーンコート ◎雨合羽 余談ですが、私の考えたルフィの〝夢の果て〟のひとつが「傘になる」です。 ライジン島もありますし。 そういえば、アニメ『ONE PIECE』でサターン聖の声を演じている野田圭一さんは、アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』で、水木しげる作品によく出てくる丸メガネの男「サラリーマン山田」を演じることが多かったようです。
https://w.atwiki.jp/sinngekinkyojin/pages/20.html
ウォール・ローゼ南区第104期訓練兵の中で第2位の成績。 出身はウォール・マリア南東の山奥の村。 訓練兵の中でも屈強な体格を持ち、また精神力も併せもつ。 仲間からの信頼も篤く、リーダーとしての資質も持ち得るようである。 ガス補給室突入前の追い詰められた状況下でも、「やるなら集まってからだ」と冷静に分析し答えるだけの精神力がある。 また3~4m級巨人七体同時殲滅作戦時にも、「もしくはこいつを奴らのケツにぶち込む」とギャグをかますほど。 これは初陣等の新米兵士に対して上官が冗談や軽口を叩くことで、緊張をときほぐしリラックスさせるというベテラン兵士のそれである。 死地にあっても他の仲間に気を回せるほどの余裕と胆力、ミカサに次ぐ優秀さも含めて文句のつけどころがない頼れる男である。
https://w.atwiki.jp/sinngekinkyojin/pages/17.html
本作のヒロイン、東洋人のハーフ。 ウォール・ローゼ南区第104期訓練兵の中でダントツ首席の成績。 あらゆる難解な科目を完全にこなす実現力があり、歴代でも類の無い逸材と評されている。 またその働きは並の兵士100人と等価とも言われる。 立体機動はリヴァイと共に兵士の中で特に圧倒的で、単独で巨人を駆逐するほどである。 文武に優れているが、エレンに対し依存していて、エレンが絡むと思考力や行動に支障をきたす。 勘違いもしばしば。 幼少期に強盗によって両親を殺されており、誘拐された山小屋でエレンの叫びによって覚醒。 自分を完璧に支配することで、超人的な身体能力を得た様子。子供ながらにナイフの柄を握力で折り、床板を踏み抜くほどである。 その後イェーガー家に引き取られる、その際エレンの優しさに救われエレンを第一に考えるようになった模様。 エレン大好きで依存しているもののアルミンも親友であり、エレンの行方が知れずとも、アルミンを見て真っ先にその無事を確認したり、 他の仲間に対してもそれなりに打ち解ける程度の社交力はある。 身長は170cm(作者ブログ2010年3月19日より)
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/70.html
獣の巨人(猿)は「征服者」。 (ユミルの「せ─」=「征服者とその奴隷、仲間たち」。征服者という言葉をエレンに教えると、外の世界に多くの国があり、戦争をしていることを知られる。そして壁内人類が戦争準備をすると、最終兵器であるエレンを保有する壁を簡単に征服することができなくなり、自国の犠牲が増える。壁に防衛体制を取らせず、侵略の意図を秘匿して戦争を有利に開始するため、ライナーはユミルの発言を止めた) (ほかに、「千年後(千年前)の人類ってやつだ」) 獣の巨人(猿)の文明に自分たちの文明を征服されて捕虜となったのがライナーとベルトルト(同じ文明出身かどうかは不明)。 分かりやすくするため、仮に国を設定する。 獣の巨人(猿)がアメリカ(元イギリス)だとすれば、ライナーとベルトルトはネイティブ・アメリカン。 ローマと属州でも可。 ◎獣の巨人(猿)の国は軍事大国。 (=アメリカ) ◎実力主義であり、自分の征服した国の民でも力さえあれば人種にこだわらず国籍を与える。 (=永住者カード。いわゆるグリーンカード) ◎征服された国の人間は、何らかの軍事的功績を上げることで、その国の「戦士」として登用してもらえる。 (=アメリカでは兵役に志願するとグリーンカードを取得しやすくなる) 獣の巨人の国を中華人民共和国や北朝鮮、カンボジアだと仮定する。 ◎ライナーとベルトルト 共産主義国家に虐殺された少数民族の生き残り。いわばポル・ポトの子供部隊にされるようなもの。 ◎アニ 朝日新聞などのデマに騙されて北朝鮮をこの世の楽園と信じた父に連れられて移住した日本人。しかし北朝鮮の地獄のような現実を見て絶望。周囲の人種差別と迫害を受けて父は激しく後悔したが時すでに遅く、粛清されないために娘を危険なテロ、しかも故郷である日本への破壊工作のために送り出さなくてはならなくなった。8巻第33話「壁」におけるアニの父のセリフ「この世のすべてからお前が恨まれることになっても…父さんだけはお前の味方だ …だから約束してくれ 帰ってくるって…」をこの仮説でコンバート→『日本人すべてからお前が恨まれることになっても…父さんだけはお前の味方だ …だから約束してくれ 帰ってくるって…』 ライナーとベルトルトは獣の巨人の国への帰化権(※)を手に入れるため、壁への潜入作戦に参加。 アニは2人とは別の国(エレンたちの壁?)出身であり、獣の巨人の国に憧れていた父とともに移住。移住を後悔しながらも、やはり帰化のために潜入作戦に参加(アニの謎については別項にて考察予定)。 (※10巻42話「戦士」でのライナーのセリフ「(エレンにどこに行くのかと聞かれてためらいがちに)そりゃ言えん… だが…まぁ 俺たちの故郷ってやつだな」) ライナーたちのアニに対する微妙な態度の違いは、アニが違う文明の出身(エレンたちの壁の裏切者?)だから。 また、ライナー、アニ、ベルトルト、そしてユミルは注射によって容姿が別人に変化している可能性がある。 獣の巨人(猿)はライナーたちの主人(マスター)に当たる存在。 しかし実力主義のため、部下であるライナーたちには「実力による抗命権」が与えられている。 つまり、命令に従いたくない時は、決闘して勝てば命令に従わなくてよい。 また、私はこの世界がある種のゲームであり、エレンは最終兵器という仮説も立てている。 (というか、第1巻を読んで最初に考えたのがゲーム説) この仮説を前提として考察してみる。 この世界では多くの国が戦争をしており、国ごとに1体の最終兵器を保有する(正確な表現ではないが)。 エレンは今の壁ではない、どこか別の国の最終兵器(と思われている)。 実はライナーとベルトルトも、それぞれの故郷の国の最終兵器だったが、最終決戦で敗北。 だから、ライナーはエレンについ、同じ境遇なのだから「わかるだろ?」(※)と言ってしまっている。 (※10巻42話「戦士」でのライナーのセリフ「エレン… お前が俺達と一緒に来てくれるなら 俺達はもう壁を壊したりしなくていいんだ わかるだろ?」)
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/57.html
『進撃の巨人』では、鳥が物語全体を通じた重要なモチーフとなっている。 アニメ第一話冒頭では鳥が飛び、調査兵団は「白と黒の翼」の紋章を背負い、ミカサは父親の狩りの獲物である鳥(カモ?)の死体を見て世界の残酷さを知った。 これはノアの箱舟から飛び立った、白いハトと黒いオオガラスが元ネタだと思われる。 調査兵団の紋章である「白と黒の翼」は、このハトとオオガラスを表す。 作中のキャラクターでは、クリスタ(ヒストリア)がハト、ミカサがオオガラスに相当する。 単行本の裏表紙には、104期のメンバーが並んでいる。 アニメの後期EDにも使われている絵である。 この絵で、左端がミカサ、右端がクリスタ(ヒストリア)になっているのは偶然では無い。 私は現在、この絵がミカサに近い陣営(ライナーたち)と、クリスタ(ヒストリア)に近い陣営(壁内人類)を表している可能性を考えている。 そして、エレンがほぼ2人の中間に位置することにも注目すべきである。 ここで、クリスタ(ヒストリア)が超悪い子=堕天使ルシファー、ミカサ=大天使ミカエルと仮定しよう。 すなわち、「白=ハト=クリスタ(ヒストリア)陣営」と、「黒=オオガラス=ミカサ陣営」である。 ◎仮説 ルシファーはかつて天使の最高位として神に最も愛された存在だったが、神に不満を持ち、天使の3分の1を率いて神に反乱を起こす。 ルシファーの代わりに天使長の座についたのがミカエル。 ルシファーとミカエルは大戦争を行い、その結果ミカエルが勝利し、ルシファーは地獄を作って悪魔の王となる。 この設定に従って、「神=人類の指導者/天使=人類」と見立ててみる。 かつて人類は「神」に統治されており、ミカサの先祖?とクリスタ(ヒストリア)の先祖?は人類の高い地位に就いていた。 しかし、何らかの問題について意見が対立し、クリスタ(ヒストリア)の祖先は人類の一部とともに反乱を起こした。 この反乱の鎮圧を担当したのがミカサの祖先だった。 この反乱により、ミカサの祖先たちは「悪魔」と呼ばれることになる。 2つの勢力は激しく争った。 その結果、クリスタ(ヒストリア)の祖先が敗北。 敗走したクリスタ(ヒストリア)の祖先たちは、壁を作って逃げ込み、ミカエルたちから隠れて住んだ。 そして、クリスタ(ヒストリア)の祖先は壁内の王となって、他の人類の記憶を消し、壁の外に出ないよう厳しく取り締まった。 人類が壁外に出て、ミカサの祖先たちに見つかることを避けるためである。 なぜクリスタ(ヒストリア)の祖先たちは、そこまでミカサの祖先たちに見つかることを警戒したのか? 彼らが、神の「座標」を盗んだからである。 この座標は壁を作るのに必要だが、神にとっても重要な存在だった。 そのため、ミカサの祖先たちは座標を最優先で取り戻そうと、クリスタ(ヒストリア)の祖先たちの隠れ里を探していたのである。
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/56.html
※ネタバレや考察自体がお好きでない方は絶対に閲覧しないようお願いいたします。 ※以下の内容を読んだ場合、今後作品を楽しむ喜びを損なう危険があります。閲覧は自己責任でお願いいたします。 ※作中の描写だけでなく、作り手の意図や傾向、自分ならどうするかなど推測も交えて考察しております。 レイス家襲撃犯=「ロッド・レイス卿の回想の方に出てくる、フリーダを食べたグリシャそっくりの巨人能力者」である可能性がある。 名前の日本語表記はダリスだが、正確には「ダリウス(ダレイオス)」だろうと、私は考えている。 ダレイオスは、一般的にはアケメネス朝ペルシアの大王である。 大王の名前が付けられているため、壁の秘密に深く関わる人物である事が想像される(※)。 王政の一員から「奴隷の血」と呼ばれているため、かつての戦争で敗北し、奴隷となった壁の子孫または関係者である可能性がある。 (※)ロッド・レイス卿の長男ウルクリンも、古代メソポタミアのウルク朝が由来と思われる。 ちなみにウルクは、イラクという国名の由来となったとも言われている。 私は、いろんな王朝に由来する人々が壁の中に住んでおり、この世界にそれぞれの王朝の壁(国)があったと考えています。 『進撃の巨人』の重要なキーワードである「鳥」や、エレンの母カルラと関係があるかもしれない。 「ダリス・ザックレー」という名前の真ん中を抜き出すと、「ス・ザック」となる。 ス・ザック=スザク=朱雀である。 鳳凰、不死鳥、フェニックス、ガルーダと同一視される事が多い。 そして、エレンの母の名前「カルラ(迦楼羅)」も、ガルーダのことである。 おそらくイタリアでのカルロの女性名であるカルラとダブルミーニングになっていると思われる。 余談になるが、鳳凰やフェニックスと言えば、手塚治虫先生の名作『火の鳥』に出てくる「火の鳥」も想起される。 火の鳥は全生命の源(みなもと)である宇宙生命(コスモゾーン)の象徴であり、人類が何度も発生しては滅んでいく様を見つめ続ける超宇宙的存在して描かれている。 作品としても異色で、第1話で一番過去の話を描き、第2話で物語の最終回にあたる一番未来の話を描くという特殊な構成になっている。 そして、2番目の過去、2番目の未来、3番目の過去、3番目の未来・・・というふうに過去と未来を交互に描きながら次第に時代を近づけてゆき、最終的に現代が最終回(※)になっていただろうというのが、一般的な意見である。 ■『火の鳥』発表順と時間軸のイメージ <過去>←――――現代――――→<未来> 発表順:①③⑤→→→【最終回】←←←⑥④② ただし手塚先生が作品完結前に亡くなられたこともあり、本当に現代で最終回となっていたかどうかは断言できない。 (※)手塚先生自身の発言やメモ、複数の関係者の証言から、現代の日本が最終回だったという見方も根強い。実際に手塚先生が亡くなる前に構想していた『火の鳥』の新作は、第二次世界大戦前夜(支那事変当時)の満州を舞台にした、日本人・間久部緑郎(別名ロック・ホーム)を主人公にした『大地編』であることが、残された構想メモで判明している。 これ以外にも、晩年の手塚先生は日本人商社マン「日本人(ひのもと・ひとし)」を主人公にした『グリンゴ』(未完)など、「日本人とは何か?」という命題(テーマ)に強く関心が向いていたようにも思う。 ただし、手塚作品はストーリーやイデオロギー優先のため歴史的事実を無視することが多く、『火の鳥』も歴史考証の観点から見ると間違いだらけである。(平安時代なのに電話があるなどのギャグは除いて) また、姓の頭文字が「Z」で、アルファベットの最後の文字である。 私はアルミン・アルレルトの頭文字が「A・A」であるのが少々不自然に感じるので、ザックレーの「Z」にも、何らかの暗喩が込められているのかもしれないと考えている。(最終ボスとか)
https://w.atwiki.jp/attackontitan/pages/18.html
世界 済 謎・伏線 解答 地球のパラレルワールド?地球の未来や過去?神話のような物語だけのオリジナルの世界?マトリックスや代紋take2のような仮想現実?大きな世界の中の箱庭? ? 巨人 済 謎・伏線 解答 いつから存在しているのか。壁外の人類が食いつくされたのは107年前の743年とされているが・・・。 ? 発生方法はどうなっているのか。 ? 行動原理は何なのか。 ? 奇行種はなぜ奇行をするのか。 ? 知性のある巨人はなぜ知性を持ったまま巨人になれるのか。 ? 再生能力の詳細。 ? 弱点の詳細。 ? 生きている人類のみを認識する方法。 ? 太陽光を遮断すると活動低下する理由。 ? 南から来る理由。小説の時代ですでに南から来ると言われていた。 ? 壁 済 謎・伏線 解答 誰が作ったのか。 ? いつ作ったのか。 ? なぜ作ったのか。 ? どのようにして作ったのか。 ? 人類 済 謎・伏線 解答 壁外にはいないのか。 ? 本当に小さい方が人類なのか。実は巨人の方が人類というオチはないのか。 ? 文化 済 謎・伏線 解答 ○ 度々出てくる上下左右を反転したカタカナのような文字はどういう立ち位置なのか。・「ドウグヤ」は看板になっていた。・エレンが運んだ大岩前の看板に「オオイワ」と書かれていた。・嘘予告の中だが、ジャンの部屋には「カンノウ」と書かれた本があった。・ウトガルド城にあった缶詰には「ニシン」とあったが、ユミルは読めたがライナーは読めなかった。 5巻特別篇でイルゼは手帳にこの文字でメモを書いていた。第22話でネス班長が長距離索敵陣形の説明をしているシーンで絵に「チョウキョリサクテキジン」?「サクテキハン」?などの文字が見えるる。以上から、この世界の劇中の時代に実際に使われている文字と確定できる。ただ、「ニシン」の下りは謎。現代の文字なら座学もこなしたライナーは読めるはず。これは別謎に。 第38話でウトガルド城にあった缶詰のラベル「ニシン」をユミルは読めたがライナーは読めなかった。ユミルもライナーも巨人であり壁内人類とは別の文化で生きてきた可能性もあるが、ライナーは座学もこなしているはずで文字が読めない可能性は低い。「ニシン」は何か特別な意味を持つのか? ? 第35話で獣の巨人が「同じ言語のはず」と言っているが、違う言語があるのか。 ?
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/76.html
毎回楽しみな『進撃の巨人』の各話タイトルの中で、特に興味を惹かれるのが第19話「まだ目を見れない」です。 なにしろ、中身を読んでもタイトルの意味が分からない! そこで、いつものように「原作チームの意図」も含めて、様々な角度から考察してみます。 最初に、第19話のポイントを整理します。 1.世界:新キャラと状況の説明 第19話では、新しい登場人物が大量に登場します。 裁判という形を取ることで、それぞれの勢力の立場をヴィジュアルで分かりやすく描いているのが見どころです。 (1)兵法会議 兵士を裁く裁判は軍法会議(軍事裁判、軍事法廷)と呼ぶのが普通ですが、この作品では兵法会議と呼びます。 なぜかこの壁の中では、兵士がいるのに軍とは呼ばないのです。 調査兵団、駐屯兵団、憲兵団など、すべて兵団です。 これは「絶対に外国と戦争をしてはならない=外国や戦争、軍という概念がない」という壁内の状況を表しています。 (2)新しい登場人物の紹介 ◆リヴァイ班:ハンジ・ゾエ分隊長/ミケ・ザカリアス分隊長 リヴァイ班は巨人の秘密につながるエレンを手に入れたいと考えています。 ハンジはエレンを審議所に連れていくときに「ごめん…無駄話しすぎた」と言っていますが、わざとエレンに余計な情報を与えないように無駄話をしていたのだと思います。ハンジの抜け目なさがここで分かります。 ミケはとても鼻が利くようです。相手を匂いで値踏みするらしく、今回エレンの目をまったく見ないのはミケだけです。しかし、ミケの行動をわざわざタイトルにするかと言うと疑問です。ミケが元奴隷または元動物で、主人である人間のエレンの目を正面から見ることができない…という設定でもあれば別ですが。 ◆憲兵団のトップ:ナイル・ドーク団長 壁内の治安維持が最優先です。 すでにエレンを巡って壁内に対立が生まれたため、対立の原因となったエレンを解剖後に処刑することを提案します。 ◆3つの兵団のトップ:ダリス・ザックレー総統 各勢力の意見を聞き、エルヴィンの「次の壁外調査でエレンの有用性を証明する」という提案を採用します。当然、証明できなかったらエレンの処遇をもう一度兵法会議にかけるという約束で。 今回、最も気になるのが、このザックレー総統です。 ザックレー総統はエレンに対して常に半身で、決して正面を向きません。エレンに視線は向けていても、エレンの目を見ていないのだとすれば、今回のタイトルはザックレー総統の事を指しているのかもしれません。 後に、ザックレー総統は「むかつくのだよ 偉そうな奴と偉くないのに偉い奴が…」とエルヴィンに語っています。もしかしたら、ザックレー総統にとってエレンは本当に偉い奴なのかも。 ◆壁教(宗教):ニック司祭 壁の現状維持だけを望んでいるようです。 巨人から人類を守るための改築さえ許しません。 エレンを「神の英知である壁を欺き侵入した害虫」と呼び、すぐに殺すよう主張します。 ミカサの「カマキリと蝶」のイメージといい、後に女型の巨人が兵士を虫のようにブンブン振り回していた行動(※)といい、虫が重要なキーワードになっていると考えられます。 (※)子供が虫をひもにつないで遊ぶようにも見えます。子供もこの作品の重要なキーワードで、ライナー、ベルトルト、アニたちは中身が子供のままという可能性も考えられます。 ◆保守派:氏名不詳 壁外調査に消極的で、巨人の破壊できる門だけ補強しろと主張します。 リヴァイが「」 2.この世界での宗教の説明 3.「黙って俺に投資しろ」 4.エレンがリヴァイ班へ預けられる 5.人間形態のエレンの折れた歯が修復/折れた歯が消えない 2.物語:エレンがリヴァイ班へ預けられる エレンの力を調べたい調査兵団(リヴァイ班)と、不安定要素としてエレンを葬り去りたい憲兵団のどちらがエレンを手に入れるかが、今回のストーリー上の山場です。
https://w.atwiki.jp/attackontitan/pages/15.html
No 掲載巻 見出し 概要 1 1 街が壁から突出している理由 壁から突出している地域についての存在理由を掲載。建造時期や方法は謎としている。 2 1 立体機動時の体重移動装備 立体機動装置で立体機動するための仕組み。全身に巡らすベルトの図も掲載。 3 1 立体機動装置の大まかな機構 立体機動装置本体の説明入り図示。 4 2 人類活動領域の大まかな規模の図説 見開きの絵で3つの壁とその周辺を図示。北東寄りの絵になっており、壁の周囲全体が載っているわけではない。 5 2 壁上固定砲 壁上のレールを移動する砲台の図示。砲弾となるぶどう弾と榴弾も掲載。 6 2 体格差の図説 身長差のある巨人を並べ、人類・建物・壁との対比を示した図。 7 3 現在の調査兵団 ウォール・マリア陥落後の調査兵団の活動を解説。 8 4 立体機動装置の訓練 立体機動装置の訓練について。女性が耐G能力に優れることや、闇討ちはここに掲載。 9 4 超硬質スチール 立体機動装置に付く刃の解説。 10 5 調査兵団の馬 高い能力を持ち高価な調査兵団の馬について。 11 6 酵母 ウォール・シーナ内でのみ生産される、付近の物質の腐敗を遅らせる酵母について。 12 6 巨大樹の森 全高80mを超える巨大樹で構成された森の解説。 13 7 対特定目標拘束装置 女型の巨人を拘束した装置の解説。 14 8 憲兵団 憲兵団について。 ※見出しは単行本より引用
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/13.html
アニはライナーたち壁襲撃チームで唯一過去の回想シーンがあるキャラです。 その回想シーンで、ずっと気になっている事があります。 4巻第12話「武力幻想」で、アニがエレンやジャンの訓練風景を見て、父親から格闘技術を学んだ記憶を思い出すシーンです。 このシーンで、なぜかアニの顔が隠されているのです。 これに関連して思い出したのが、1巻第1話の「2人のブラウン」問題です。 第1話冒頭で巨人に食われて手だけが残った隊員がライナーと同じ「ブラウン」という名前なので、何か関連があるのではないかという、ファンの間では有名な話です。 ところが、漫画では息子の安否を尋ねる母親が「ブラウン」と呼んでいるのに、アニメでは「モーゼス」に変更されました。 ファンは「作者のミスで、ライナー・ブラウンと同じ名前を使ってしまったので、アニメでは変更したのでは?」などと推測していましたが、後で編集者から「あの隊員のフルネームはモーゼス・ブラウン。作者のミスで姓の方を書いてしまったのでアニメでは修正した」という内容の正式なアナウンスがありました。 同じブラウンという名前なのは間違いがないようです。 まず、ブラウンという名の隊員が巨人に食われる。 次に、ブラウンという名の新しいキャラクターが登場し、その正体は巨人である。 この2つが関連するという前提で、私は「巨人が何らかの条件を満たすと、食べた人間の記憶や遺伝子を得て知性化し、そっくりの顔になる」のではないかと考えています。 つまり、ライナー・ブラウンの顔と記憶の一部は、モーゼス・ブラウンのものではないかという事です。 オタキングこと岡田斗司夫さんは、「冒頭の巨人の顔が不自然に隠されているのはあの巨人がエレンだからであり、直後のシーンでエレンが涙を流しているのはモーゼスたちを食べた罪を無意識では覚えているからではないか」と言われていましたが、私は前半については少々違う意見です。 冒頭の巨人はライナーであり、顔を描いていないのは、顔を描くと「鎧の巨人=ライナー・ブラウンだと分かりやすくなってしまう」からではないかと想像しています。 これは個人的な憶測ですが、連載当初は人気が出ない事も想定して、早目に終わってもいいように分かりやすい伏線を張っていたのではないでしょうか。 だから読者に分かりやすく、同じ「ブラウン」という名前を出して、「冒頭で食べられたブラウン隊員はライナー・ブラウンと関係あるんだよ」と楽なヒントを出しておいたのですが、幸いな事に人気が出て連載が長期化したため、もう少し分かりにくいヒントに差し替えたというのが真相ではないかと私は考えています。 さて、そこでもう一度4巻第12話「武力幻想」でのアニの回想シーンを考察します。 回想シーンでアニの顔が隠されているのは、「回想シーン当時のアニは、今のアニとは顔が違う」からではないでしょうか? そして8巻第33話「壁」にもアニの回想シーンが登場します。 アニメのクライマックスにもなったこのシーンでは、はっきりと今と同じアニの顔が描かれています。 おそらくこれは、「巨人化して自分の食べた人間の顔になった後のアニ」なのではないでしょうか? では、アニは誰を食べたのか? ここで15巻第62話「罪」で明らかになった「エレンの父親食い」を考えて見ましょう。 現在までの描写では、エレンは父親を食べて知性巨人化したと考えられます。 知性巨人化の条件は「注射と血縁関係者を食べる事」ではないでしょうか。 とすると、アニもまた自分の血縁者を食べて知性巨人化したのではないかと考えられます。 エレンが父親を食べている(らしい)事から、おそらくアニは母親を食べたのではないでしょうか? 壁内を攻撃するために、知性巨人の力がどうしても必要だったからです。 8巻第33話「壁」でのアニは、茫然自失と言うか、強いショックで感情を失ったかのような冷たい虚ろな目をしています。 これは、母親を食べてしまったショックと喪失感のためではないでしょうか。 アニの父親はそんな娘?に自分の過ちを謝罪しますが、アニは冷たいまなざしで見下ろすだけ。 この過酷な体験がアニを感情に乏しく、理想主義に批判的な冷たいキャラクターにしたのではないのか。 そして、その次のページで父親の帰って来てくれという懇願を思い出し、アニはついに感情を爆発させ、あの時流せなかった涙を流すのです。 ちなみに、原作ではこのアニの涙を最大限生かすために直前までアニの感情を殺した描写を続け、ラストで見事にアニの感情の爆発を表現したのですが、アニメではアニの正体がエレン、ミカサ、アルミンにばれるシーンでアニに高笑いさせてしまい、この『進撃の巨人』屈指の名シーンを台無しにしてしまいました。 これでは、アニが単に感情の起伏がピーキーなだけになってしまい、彼女がラストで泣いても衝撃はありません。 普段は感情を押し殺しているキャラがただ一度最後に感情を表に出し、しかも過去の泣けなかった自分を取り戻すから視聴者の心を揺さぶるのであって、普段から泣いたり笑ったりしているキャラがラストで泣いても感動はありません。 『新世紀エヴァンゲリオン』で言えば、碇シンジの「笑えばいいと思うよ」というセリフで綾波レイが初めて笑うから感動するのであって、綾波レイが普段から笑っていたら意味がないのと同じです。 話を戻して、 ①知性巨人は親(血縁者)を食べる事で知性化する ②その際に食べた人間の容姿と記憶をコピーする という仮説をもう少し考えてみます。 この仮説をエレンに当てはめるとどうなるでしょうか? 実は、15巻第62話「罪」で注射をされているエレンらしき少年と、注射で巨人化し、グリシャらしき男を食べて人間に戻った後のエレンらしき少年の顔が少々違っているように私には見えます。 たとえば鼻の形、ほほの形、全体的な肉感などが巨人化の前後で微妙に違っているように見えますし、そもそも巨人化したときの顔もエレン巨人とは異なっています。 つまり、あの「注射をされている少年はエレンにそっくりだがエレンではない」可能性があるのではないかと思うのです。 そこで②その際に食べた人間の容姿と記憶をコピーするが真実だとします。 すると、今のエレンの姿はグリシャの姿だという事になります。 もしも本当にそういう設定だとしたら、エレンとグリシャは、いくら親子でもあまりにソックリすぎます。 そこで発想を飛躍させます。 エレンはグリシャのクローンではないでしょうか? そして注射と巨人化によって記憶と容姿を継承する事ができると仮定します。 エレンがグリシャを食べて、グリシャの記憶と容姿を継承したら、それはグリシャが若返ったのと同じではないでしょうか? そしてこの方法を何世代にもわたって続ければ、1人の人間が延々と生き続けているのと同じではないでしょうか? 一種の不老不死です。 そして、この仮定が正しければ、もう一つの可能性も考えられます。 グリシャは壁が作られた時からクローン技術と巨人の記憶継承システムによってずっと生きている人間で、壁や世界の秘密を全て知っている人物なのではないでしょうか。 あるいは壁や壁内人類を作った張本人、あるいは本当の王家である可能性もあります。 15巻第62話「罪」で巨人化の前と後で容姿が変わらないのも、食う側と食われる側がクローンで同一人物あれば同じ容姿になるのは当然です。 要するに、この仮定に従えば、グリシャの場合は「人食い」と言うよりは「自分食い」といった方がいいでしょう。 さらに発想を飛躍させます。 時折ファンの間でも話題になる「支配」というキーワードがあります。 エレンの回想?でグリシャが言う「支配しなければならない」、ミカサが覚醒した際の「支配できた」など、少し不自然な言い回しです。 これは、「自分の中にある今まで食べてきた人間の記憶や能力を全部、今の自分の支配下に置いて完全にコントロールしなくてはならない」という意味ではないでしょうか。 つまり、エレンもミカサも、過去の多くの人間の記憶や能力を継承しているのです。 これがアッカーマン一族が忌み嫌われた理由かもしれません。 外部からは食人一族にしか見えませんから。 歴史を捏造された偽りの世界で、唯一真実を記憶する一族。 これがエレンやミカサたちの隠された役割なのかもしれません。