約 285,814 件
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/114.html
※最新話のネタバレや考察自体がお好きでない方は絶対に閲覧しないようお願いいたします。 ※以下の内容には『進撃の巨人』や『ワンピース』に関するネタバレ考察が含まれるため、お読みになった場合、今後作品を楽しむ喜びを損なう危険があります。閲覧は自己責任でお願いいたします。 ※作品の性質上、現実の歴史、戦争、人種差別、国際情勢、等々に触れる箇所があります。人によってはショックを受ける内容もあるかも知れません。 ※また、作中の描写だけでなく、作り手の意図や傾向、自分ならどうするかなど推測も交えて考察しておりますので、不快に感じられる方は絶対に閲覧なさらないで下さい。 ※以下の情報は、作品を純粋に楽しむ喜びを損なう危険性が非常に高いと思われます。繰り返し念を押させていただきますが、閲覧は自己責任でお願いいたします。 ※ネタバレを読みたくない、先入観を持たずに『進撃の巨人』を読みたい、楽しみたいという方は、ここから先は読まずに、引き返してください。 『別冊少年マガジン』2016年11月号の『進撃の巨人』第86話「あの日」で描かれたグリシャの回想のうち、私の予測で的中したものや、私の仮説や考察に合致する内容をピックアップします。 結構的中していたところも多かったのですが、ただし、グリシャの回想が真実かどうかは、まだ不明です。 全てうそ、一部うそという可能性も残っていますので、ここではすべて真実という仮定で話を進めます。 ◎マーレ=ローマ ■予測した箇所:『獣の巨人とライナーたちの関係』(最終更新日:2015/07/20 (月) ) ■当時の最新話:2015年8月号 第69話「友人」(ケニー視点のウーリとリヴァイ。リヴァイに巨人注射を託してケニー死亡。ヒストリア即位) >獣の巨人(猿)がアメリカ(元イギリス)だとすれば、ライナーとベルトルトはネイティブ・アメリカン。 >ローマと属州でも可。 ■予測した箇所:『第74話「作戦成功条件」 黒い液体と猿巨人の正体 ※ネタバレ注意』(最終更新日:2015/10/15 (木) ) ■当時の最新話:2015年12月号 第74話「作戦成功条件」(シガンシナ区の穴を封鎖。壁中のライナー発見。猿巨人たちとの戦闘開始) >私は以前の考察でも、「猿巨人は”アメリカ”であり、ライナー、ベルトルト、アニはアメリカとの戦争に敗北した国の戦士。現在は捕虜でありアメリカへの帰化権(グリーンカード)を得るために戦争で手柄をあげなくてはならない」と仮定しています。(アメリカはローマに置き換えてもいいでしょう) ■第86話「あの日」原文 >エルディアは古代の大国マーレを亡ぼし この大陸の支配者となる ■解説 ◎ライナーたちは敗戦国民で捕虜 名誉マーレ人 ■予測した箇所:『獣の巨人とライナーたちの関係』(最終更新日:2015/07/20 (月) ) ■当時の最新話:2015年8月号 第69話「友人」(ケニー視点のウーリとリヴァイ。リヴァイに巨人注射を託してケニー死亡。ヒストリア即位) >獣の巨人(猿)がアメリカ(元イギリス)だとすれば、ライナーとベルトルトはネイティブ・アメリカン。 >ローマと属州でも可。 >◎獣の巨人(猿)の国は軍事大国。 >(=アメリカ) >◎実力主義であり、自分の征服した国の民でも力さえあれば人種にこだわらず国籍を与える。 >(=永住者カード。いわゆるグリーンカード) >◎征服された国の人間は、何らかの軍事的功績を上げることで、その国の「戦士」として登用してもらえる。 >(=アメリカでは兵役に志願するとグリーンカードを取得しやすくなる) ■予測した箇所:『第74話「作戦成功条件」 黒い液体と猿巨人の正体 ※ネタバレ注意』(最終更新日:2015/10/15 (木) ) ■当時の最新話:2015年12月号 第74話「作戦成功条件」(シガンシナ区の穴を封鎖。壁中のライナー発見。猿巨人たちとの戦闘開始) >私は以前の考察でも、「猿巨人は”アメリカ”であり、ライナー、ベルトルト、アニはアメリカとの戦争に敗北した国の戦士。現在は捕虜でありアメリカへの帰化権(グリーンカード)を得るために戦争で手柄をあげなくてはならない」と仮定しています。(アメリカはローマに置き換えてもいいでしょう) >作中でライナーたちが口にする「戦士」には、「ライナーたちの故郷(祖国、人種)の戦士」という意味と、「アメリカ帰化(またはアメリカに拉致された同族解放)のために戦士になる」という2つの意味があり、ベルトルトの「ライナーは昔は戦士だった」というセリフは前者、アニの「私は戦士になりそこなった」というセリフは「正体がばれて任務に失敗したためにアメリカへの帰化権を喪失した」という意味で後者ではないかと、私は考えています。 >そう考えると、12巻の巻末描き下ろしにおけるユミルの「手土産」という発言の意味も説明できます。 >ユミル「里帰りのお土産になってやってんだよ 手ぶらじゃお前ら帰ってくれねぇだろ」 >里帰り=敵地潜入任務を終えてアメリカに帰還すること。 >お土産=任務の成果。本来は座標奪取が目的だが、その他の有益な人物なら一定の評価をされる模様。 >今までの描写から、壁外組の目的が「壁内からの座標or有益な人物の奪取」であり、奪取しようとするのが常に「人物」である点に注意が必要。 >つまり、壁内の全人類を消滅させようとしたのも座標=人物を奪取するためだったということになる。(10巻のライナーの説明は非常に重要なので別途解説) >手ぶらじゃお前ら帰ってくれねぇだろ=なんらかの成果が無ければ任務未達成ということでアメリカに帰還できない模様。 >同時に、その事をユミルが知っており、ライナーたちに同情し、助けようとしている点が重要。 ■第86話「あの日」原文 ■解説 ◎外国の存在 ■予測した箇所:『』(最終更新日:) ■当時の最新話: ■第86話「あの日」原文 ■解説 ◎ユミルは「九つの巨人」に魂を分けた ■予測した箇所:『グリシャ』(最終更新日:2015/01/18 (日)) ■当時の最新話:2015年2月号 第64話 「歓迎会」(エレ・ヒス救出。リヴァイ班と中央憲兵の死闘。フリーダと始祖の巨人の秘密) >分解されたある巨人の体を収集し、もと通り合体させて復活させようとしている? >かつて強大な力を持っていた巨人をバラバラに分解して、いくつかの血筋の遺伝子に保存。 >その血筋の巨人継承者を全員食べると、その巨人が復活できる。 ■第86話「あの日」原文 >ユミルは死後も「九つの巨人」に魂を分け エルディア帝国を築いた >八つの巨人を分けた家同士 ■解説 私は『進撃の巨人』の舞台は「世界の卵(種、子宮)」という仮説を立て、世界を創造・再生する「創世の巨人」が存在し、その力で世界が再生されているため、世界がループしているように見えるのではないかと考えました。 その根拠のひとつとなるのが、以下のセリフです。 ・12巻第48話「誰か」:ユミルの「(壁中人類のヒストリアに対する言葉)生まれてこなけりゃよかったのに」 ・13巻第52話「クリスタ・レンズ」:ヒストリア母(?)の「こいつを殺す勇気が・・・ 私にあれば・・・」 これらのセリフからは、「壁内人類、ヒストリア母(?)はヒストリアをできれば殺したいが、どうしても殺せない理由がある。最初からヒストリアが生まれていなければ悩まずに済んだのに、生まれてしまった以上、ヒストリアを生かさなくてはならない」という葛藤を読み取れます。 つまり、ヒストリアの存在には悪い効果と良い効果があり、それは表裏一体で不可分のはず。 どちらか一方の効果だけなら、葛藤する必要がないからです。 私の考えた結論は、「ヒストリアは、世界の破壊と創造を行う、一種の装置」というものでした。 作中の世界は、人類や世界が丸ごと作り直されており、再生された人類の記憶が書き換えられる。 それが記憶操作の正体。 創造するには、まず前の世界を破壊しなければならない。(※) ヒストリアは創造か破壊のどちらか、あるいは両方に関わる存在。 ※最近よく使われる「スクラップ&ビルト」のことなんですが、この言葉には注意が必要です。実はこれ、共産主義革命のスローガンのひとつなのです。たしか最近、庵野秀明監督の『シン・ゴジラ』でも使用されていましたね。 「敗戦革命」という言葉があります。わざと自国を他国との戦争に巻き込み、自国を敗戦させて体制が崩壊した隙に乗じて、自国の体制を自分たちの好きなように改造する行為です。要するに、敗戦で混乱したドサクサにまぎれて、なし崩しに共産主義国家にしてしまおうという、火事場泥棒です。「スクラップ&ビルト」という言葉を国家や体制に使用すると、敗戦革命と同じ意味になるのです。 これは別に陰謀論でもなんでもなくて、かつて経済学者で東京帝国大学(現在の東京大学)の教授だった矢内原忠雄(やないはら・ただお)は「敗戦革命」を主張して東京大学を辞職しています。しかもクリスチャンだったので「日本を葬ってください」と神にお願いしていたという、ウソのような実話。 戦後、矢内原はGHQの日本共産化方針により東大教授に復活するのですが、他にも、京都大学の滝川幸辰(たきがわ・ゆきとき。無政府主義者)、一橋大学の都留重人(つる・しげと。ソ連の工作機関「コミンテルン」の一員で、アメリカ共産党の秘密党員と言われる)などが、それぞれの大学に復帰して、総長や学長となり、学生に共産主義を広めました。 私自身、東京大学の学生とは交流がありましたが、「試験で、何でもいいので中華人民共和国をほめ、日本を悪く書けば単位をくれる教授が実在する」と聞いています。 そして、『シン・ゴジラ』でも、「日本はスクラップ&ビルトを繰り返して成長してきた」という意味の言葉が出てくるのですが、これはウソです。 なぜかと言うと、「日本は一度もスクラップになったことがない国」であり、「スクラップにならない国だから何度でも成長できる」のです。 家にたとえれば、「日本は土台がしっかりしているから、何度でも家を建て直すことができる」のです。 たとえば平成23年(2011)3月11日の東日本大震災でも、千年に一度の大災害でありながら、被災地では暴動も起きませんでした。 阪神淡路大震災や、中越地震でもまったく同じ状況であり、このような強力な連帯感も、「日本の土台」がしっかりしている証拠です。 ヒストリアが存在する限り人類は何度でも復活できるが、何度も同じ苦しみを味わい、何度も滅ぼされなければならない。 いわば壁はソドムとゴモラであり、壁中人類は何度も神に「ブドウのように踏みつぶされ、血を絞られなければならない」。 ヒストリアを殺せば、この無限に続く地獄、「呪われた歴史」の輪廻から解放される。 しかし、二度と復活できなくなるのも怖いから、ヒストリアを殺すことができない。 この葛藤が、ヒストリア母(?)やユミルのセリフの意味だと、私は考えています。 ヒストリア(の血筋や力)は破壊と創造の神、またはその一部であるというのが私の考察です。 その神が、私の言う「創世の巨人」です。 そして、私は「創世の巨人」が封印されていると考えました。 その封印方法が、『グリシャ』で書いた「創世の巨人を分解し、複数の血筋に継承させること」です。 第86話「あの日」のグリシャの回想では、ユミル・フリッツが魂を「九つの巨人」に「分けた」とされます。 これは私の予想通りの展開と言ってよいでしょう。 次のポイントは、それらの巨人の力が統合されるのかどうか、その力とは何か?という点ですね。 それらについても、すでに仮説を立てているので、今後の展開を楽しみにしています。 ◎「巨人大戦」と手駒 ■予測した箇所:『』(最終更新日:) ■当時の最新話: ■第86話「あの日」原文 ■解説 ◎民族浄化 ■予測した箇所:『』(最終更新日:) ■当時の最新話: ■第86話「あの日」原文 ■解説 ◎狂った世界を正す ■予測した箇所:『』(最終更新日:) ■当時の最新話: ■第86話「あの日」原文 ■解説 ◎フクロウ ■予測した箇所:『』(最終更新日:) ■当時の最新話: ■第86話「あの日」原文 ■解説 ◎「始祖の巨人」 ■予測した箇所:『』(最終更新日:) ■当時の最新話: ■第86話「あの日」原文 ■解説 ◎グリシャの目的は「戦争のできる国」 ■予測した箇所:『』(最終更新日:) ■当時の最新話: ■第86話「あの日」原文 ■解説
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/82.html
※ネタバレや考察自体がお好きでない方は絶対に閲覧しないようお願いいたします。 ※以下の内容を読んだ場合、今後作品を楽しむ喜びを損なう危険があります。閲覧は自己責任でお願いいたします。 ※作中の描写だけでなく、作り手の意図や傾向、自分ならどうするかなど推測も交えて考察しております。 ※以下の情報は、作品を純粋に楽しむ喜びを損なう危険性が非常に高いと思われます。繰り返し念を押させていただきますが、閲覧は自己責任でお願いいたします。 ※ネタバレを読みたくない、先入観を持たずに『進撃の巨人』を読みたい、楽しみたいという方は、ここから先は読まずに、引き返してください。 『進撃の巨人』では、登場人物の名前に重要な意味が隠されています。 時折登場人物の名前が変更されるのも、名前が重視されている証拠です。 ここでは、登場人物の名前に隠された秘密を考察します。 ★現時点で判明している『進撃の巨人』の命名の法則 ①名前(の中央)に、日本語で別の意味や単語が隠されている ②古代王朝とその国名、王族の名前、その都市や遺跡の名前 ③ドイツで犬に付ける名前(日本のシロやポチに相当する) ④駄洒落(だじゃれ)(アッカーマン=あッくァーまン=あくま) エレン・イェーガー エレン=英霊。 中国語(ピンイン)で考える。 ↓ 餌(エ)/人(レン)/一個(イーガー。料理の場合「一皿」「一人前」という意味になる) 餌ěr/ 人rén ěrrén → エレン ↓ 餌人一人前(一皿) ※私の「壁=巨人のためのエサ皿」説に合致。 ◎第67話「オルブド区外壁」考察(最終更新:2015/08/08) >つまり、エレン達のいる壁は、「壁そのものが巨人の食事のために用意された料理皿」、 >「ガイド 兼 エサ補給所である突出部によって巨人に人間を補給させつつ壁の中心に誘導」、 >「最終的にウォール・シーナの中央にできる限りベストの状態の巨人を到達させる」。 >そのための、巨大な生け簀(す)。 エレンが「エサ用の人間」だとすれば、2巻第9話「心臓の鼓動が聞こえる」で、エレン巨人を他の巨人が食べている(アルミン「共食い…?」)のも、エレンが巨人用のエサだからだと考えられる。 4巻第14話「原初的欲求」で、巨人がミタビたちを無視して、エレンに向かっていったのも、エレンのほうが巨人にとって、より美味しい(栄養がある、などのメリットが大きい)エサだからではないかと思われる。 7巻27話「エルヴィン・スミス」で、女型の巨人(アニ・レオンハート)が自分を食べさせることができたのも、叫び声で自分がエサだと周囲の巨人に気付かせたからではないか。 10巻第41話「ヒストリア」で、ユミル巨人が巨人に食い尽くされかけたのも、ユミルがエサだからではないか。ユミルが「ただ存在するだけで世界から憎まれたんだ」「私は…大勢の人の幸せのために死んであげた」のも、巨人のエサであるユミルがいる限り、巨人が襲って来るからではないか。 12巻第49話「突撃」で、エルヴィンの連れてきた巨人が鎧の巨人(ライナー)に襲いかかったのも、ライナーがエサだからではないか。 (超大型巨人は他の通常巨人と同時に出現したことが無いため、他の巨人に食べられるのかどうか不明) しかし一方で、12巻第47話「子供達」では、ユミルは「ライナーの故郷に行くとライナーたち側の戦士に食べられる」という主旨の発言をしている。 ということは、通常巨人から見ればライナーもユミルもエサ、ライナーたちの戦士から見ればユミルはエサ(食べられると女神になる?それとも生け贄が女神?)となる。 これを海の食物連鎖に当てはめてみると、たとえば通常巨人=アジやサバ、ライナーたち=イワシ、ユミル=オキアミで一番食べられやすい生き物、といったところか。 だとすると、「座標」とは本人が何らかの座標を表すのではなく、巨人を自由に操作できるのでもなく、「誰をエサにするかを指定できる存在」のことではないか。 この説では、「座標」とは巨人の捕食目標をマーキングできる照準装置だと言えるかもしれない。 ミカサとユミル ミカサ ユミル 左から縦読みすると、「見ゆ、弓」、「神」、「猿」 ※「ミとユ」には別の重要な解釈もあるが、別途解説とする。 ミカサとユミルは、ともに特定の人物を守ることに執着している特異なキャラクター。 言い換えれば、ミカサとユミルは「主人を守る番犬」のような存在。 ミカサはエレンを、ユミルはヒストリア(クリスタ)を守りたいという、異常に強い思いを抱いている。 また、ともに黒髪であり、身体能力も高い。(ユミルはヒストリアを訓練兵上位10位以内に入れるため、自分の能力を隠していた。ヒストリアを10位に入れることができた具体的な方法は未だに不明) ※「ミ」には別の重要な解釈もあるが、別途解説とする。 ダリス・ザックレー Darius Zackly ダリス(Darius)=ダリウス(ダレイオス)=アケメネス朝ペルシアの王 ダリ「ス・ザック」レー=すざく=朱雀=ガルーダ(フェニックス) 朱雀は四神(しじん)のひとつで、天の四方の方角のうち、「南」を司る霊獣。 四神 東の青竜(せいりゅう)・南の朱雀(すざく)・西の白虎(びゃっこ)・北の玄武(げんぶ)である。五行説にも中央に黄竜(書籍によっては麒麟を据える場合もある)を加え数を合わせた上で取り入れられている。 ダリス・ザックレーは、その名に南の霊獣「朱雀」の名を含んでいるため、「巨人が南から来る謎」と関係がある可能性がある。 最初に超大型巨人と鎧の巨人の襲撃を受けたのは、「南」のシガンシナ区である。 壁外から来たグリシャ・イェーガーがたどり着いたのも、「南」のシガンシナ区である。 グリシャ・イェーガー Grisha Jeager(本名不明) グリシャは現72話の時点で未だ正体不明のため、偽名の可能性がある。 (グリシャが皮肉や洒落で付けただけ?) 名称が未確定であるため、ここでは推測するにとどめる。 グリシャ=グリゴリー(見張る者※)+者(シャ)=グリゴリー・ラスプーチン? ※旧約聖書偽伝・外伝の堕天使集団『グリゴリ』も同じ意味である。 「見張る者」は作者が影響を受けたとするアメリカンコミック『ウォッチメン』にも通じる。 グレゴリー(Gregory)とは、英語名グレゴリー、ドイツ語名グレゴール、ラテン語名グレゴリウス、ロシア語名グリゴリー、グレゴリオなどに対応する。愛称は「グレッグ」。ローマ教皇にこの名を名乗った人物が多く存在する。 ラスプーチンは、最後のロシア皇帝ロマノフ2世の息子で血友病患者であったアレクセイ皇太子の病気を治療して、アレクサンドラ皇后の信頼を得た。 グリシャも、カルラたちの病気を治療してハンネスたち住民の信頼を得て、カルラと結婚した。 ラスプーチンはスピード出世で皇帝の側近となったために周囲に妬まれ、政争の末に暗殺されたが、青酸カリ入りの菓子を食べても死なず、複数の銃弾を撃ち込まれたあと、激しく殴打されたうえに絨毯で簀巻きにされて凍った川に放り込まれたが、3日後の警察の検死では死因は溺死とされた。 (溺死は、『進撃の巨人』の元ネタと思われる某ゲームに関連して、エレンやアルミンの見たがっている海に関する伏線となる可能性がある) その風貌や髪型はグリシャに似ているようにも見える(参考)。 また、ラスプーチンは農民出身とされ、アッカーマン(農夫)を想起させる。 グリ「シャ・イ」ェーガー=「シャ・イ」を逆に読むと「医者(イ・シャ)」 やはり皮肉や洒落で付けた偽名か? グリシャ・「イェ」ーガー=「家」 グレゴール・ザムザ(カフカ『変身』の主人公。グレーゴル・ザムザとも) 手塚治虫の短編に、同作品をモチーフとした『ザムザ復活』がある。 『ザムザ復活』は短編集『メタモルフォーゼ』に収録されており、隔離された動物保護区、異種間の恋愛、罪人、人体改造、長生、変身、復讐など、『進撃の巨人』との相似点が見られる。『別冊少年マガジン』と同じ講談社の『月刊少年マガジン』連載(1976年4月号~同年11月号掲載。第7話『おけさのひょう六』のみ『週刊少年マガジン』1974年4月21日号に掲載されたものを収録)。 ザムザ復活 主人公の名前など、フランツ・カフカの短編小説『変身』からの借用が見られる。 あらすじ 野生動物が絶滅の危機に瀕する未来。野生動物保護区では死刑になる犯罪者を世界中から集めては野生動物に改造し、代用とし保護区に放っていた。 ザムザは優秀な飼育員だったが、ライオンに改造された犯罪者の女性と恋に落ちてしまい、このシステムの非道性に気付いたが、所長に捕まり、クズ人間としてゴミ処理用のイモムシに改造されてしまう。 本来は数か月で死亡するイモムシだったが、ザムザは長生きし、やがて羽化すると所長に復讐を果たす。 ちなみに、死刑囚を動物に改造する博士の名前はトウ・モロー博士であり、明日(トゥモロー)と、『モロー博士の島』の2つの意味が掛けられている。 『モロー博士の島』は、孤島で動物を人間に改造する研究をしている博士の破滅を描いたH・G・ウェルズの小説であり、映画化もされている。 なお、トウ・モロー博士は元々宇宙開発用の改造人間を研究していたという設定である。 ギリシャ キリスト ユダ イェーガーのスペルは、Yeager、Jaegerが存在する。 Jaegerのスペルはユダ(Judah、イェフーダー Yehudah)やジューダス(Judas)を想起させる。 カルラ・イェーガー Carla Jeager(旧姓不明) カルラ=迦楼羅=ガルーダ(フェニックス) 同じくガルーダの意味が隠された名前なので、ダリス・ザックレーと何らかの関係がある可能性がある。 グリシャ・イェーガーと結婚する前の旧姓が不明であるのも、意味があると考えられる。 ロッド・レイス Rod Reiss ロッ「ド・レイ」ス=どれい=奴隷 レイスとは「血統」という意味。 レイス家の巨人の力は「創造」。 ヒンドゥー教の三神一体論では、ブラフマーはシヴァ神が世界を破壊した後に、世界を再生・創造する力を持つ。 ミカサ・アッカーマン Mikasa Ackerman ミカサ=「かみさ」ま=神様 12巻でエレン・イェーガーの背に乗って逃げていることから、ヴィシュヌ神の可能性がある。 ヒンドゥー教の三神一体論では、ヴィシュヌ神は世界を維持する力を持つ。 「ミ」は大和言葉で、畏敬やあこがれを表す美称・尊称。 たとえば心(ココロ)に「ミ」を付けると御心(ミココロ)になる。 例:「神の御心は誰にも分からない」 ラテン語でCASA(カーサ)は「家、家庭、家族、家系、祖国」 ミカサ=御家=貴人や主君の家。 「ミカ」サ=「ミカ」ド=帝(みかど Emperor)? 「ミカ」サ=「エレ」ン=ミカエレ=ミカエル アッカーマン=あッくァーまン=あくま=悪魔 (※『ワンピース』から設定を流用。悪魔の実、Dの一族など) リヴァイ Levi(姓不明) リヴァイ(Levi)=リヴァイアサン(Leviathan)=悪魔、怪物 ヘブライ語ではレヴィアタン(レヴィヤタン)となる。 シヴァ神がネーミングの由来である可能性がある。 ヒンドゥー教の三神一体論では、シヴァ神は世界を破壊する力を持つ。 シヴァ ヒンドゥー教の三神一体(トリムールティ)論では、3つの重要な神の1人として扱われ、世界の寿命が尽きた時、世界を破壊して次の世界創造に備える役目をしている。 娼婦のクシェル・アッカーマンの私生児とされ、父親は不明。 娼婦は『進撃の巨人』では重要なモチーフであり、リヴァイの母クシェルの他にヒストリアの母らしき女性アルマもそれに近い描き方をされている(レイス家の召使いだがロッド・レイス卿の情婦になったと見られる)。 エリコの壁(ジェリコの壁)の伝説、およびキリストとマリアに由来する設定の可能性あり。 姓が隠されているため、父親の正体が重要な意味を持つと考えられる。 ちなみに、リヴァイが高速回転攻撃をするのは、リヴァイアサンの語源であるヘブライ語の「ねじれた」「渦を巻いた」を表現したものだろう。 アニ・レオンハート Annie Leonhart アニーはニックネーム=アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ(Anastasia Nikolaevna Romanova)? ア(ナスタシア)+ニ(コラエヴナ)でも「アニ」になる。 アナスタシアの意味=古典ギリシア語で「(死者、キリストの)復活」「目覚めた/復活した女」 アニーは「アナ~」という名前のニックネーム。有名なものでは、『スター・ウォーズ』シリーズに登場するアナキン・スカイウォーカーのニックネームが「アニー」である。 アニ・レオンハートはそのロシア風の風貌から、最後のロシア皇帝ニコライ2世とアレクサンドラ皇后の第4皇女にしてロシア大公女であるアナスタシア・ニコラエヴナから創作されたキャラクターである可能性がある。 アナスタシアにはアレクセイ・ニコラエヴィチ・ロマノフ(Alexei Nikolaevich Romanov)皇太子という弟がいたが、14歳の誕生日を一か月後に控えた1918年7月17日、ロシア革命のために13歳の若さで父母と4人の姉および従者4名もろともに銃殺された。 (白軍(反革命軍)に皇帝を奪取されることを恐れたため急遽処刑したとされる) 彼らの遺体は長らく行方不明だったが、70年以上経った1989年に遺骨が発見され、1991年に改葬された。 しかしアレクセイと第3皇女マリアの遺骨だけは発見できず、さらなる捜索の結果、8年後の2007年8月にエカテリンブルク近郊で遺骨を発見し、DNA鑑定の結果、殺害されてから90年後の2008年4月に、ようやく2人の遺骨だと公表された。 このとき、2人の遺骨には焼却される前にバラバラに切断された跡があり、残酷な方法で殺害されたことも判明した。 このニコライ2世一家惨殺事件が、グリシャ(に見える人物)によるレイス家襲撃事件のモデルになっている可能性がある。 現在、「2つのレイス家襲撃事件 第62話「罪」と第63話「鎖」の違い」で考察したように、レイス家襲撃事件は2つ以上存在すると考えられるため、アニが本当にアナスタシアをモデルにしているとすれば、一回目のレイス家襲撃事件の生き残りという可能性もある。 また、アニがアルミンを殺せなかったのも、弟(アナスタシアにとってのアレクセイ)の面影をアルミンに感じたためかもしれない。 なお、ア(レクセイ)+ニ(コラエヴナ)でも「アニ」になる。 アナスタシアもアレクセイも頭文字は「A」であり、アルミン・アルレルト(Armin Arlert)を想起させる。 女型の巨人編=日露戦争 作者の諫山創は『進撃の巨人』を描くうえで影響を受けた作品に、日露戦争を描いた小説『坂の上の雲』を挙げている。 前述のロマノフ2世は日露戦争当時の皇帝であり、日露戦争の勝敗を決定づけた日本海海戦では、日本の戦艦三笠率いる連合艦隊に、ロシアのバルチック艦隊が敗れている。 戦艦三笠はミカサ・アッカーマンの名前の由来のひとつとされている。 原作8巻(アニメ最終話)のストヘス区における「女型の巨人」捕獲戦で、ミカサ(日本)が女型の巨人=アニ(ロシア)に勝つという展開は、日露戦争の日本海海戦が元になっているのかもしれない。 そう考えれば、エルヴィンの長距離索敵陣形が、なぜ艦隊陣形にそっくりなのかという謎も解読できる。 つまり、女型の巨人編=日露戦争(日本海海戦)なのである。 この場合、エルヴィン・スミスは東郷平八郎、アルミン・アルレルトは秋山真之に相当する。 アニ=アルメニア王国の首都であった古都。現在はトルコ・カルス県カルス。 アニ遺跡も存在する。 アルミン・アルレルト Armin Arlert アルミン(Armin)=アーミン。有機リン系コリンエステラーゼ阻害薬 アーミン(Ermine)= ラテン語の「アルメニアの(ネズミ)」という意味の armenius に由来する。 紋章学においてオコジョ(シロテン)の毛皮を表すティンクチャー(紋章の色) アルレルト(Arlert)=rを抜くとAlert(アラート)。警報 アーミン (紋章学) 続けて読むと、「有機リン系コリンエステラーゼ阻害薬警報」。 まさしくキースの言うとおり「バカみたいな名前」となる。 アルミン=ある移民(あるいみん) 中国語(ピンイン)で考える。 ↓ 中国語で1234は、イー、「アル」、サン、スー 中国語で皿は「ミン」 ↓ アルミンは「二皿」 ペトラ・ラル Petra Ral ペトラ=ヨルダンの遺跡。ペトラとは「崖」の意。 1985年12月6日、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録。 2007年7月、新・世界七不思議に選出。 『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』のラストシーンのロケ地としても有名。 ジーク戦士長 warchiefZeke ZEKEとは、第二次世界大戦中にアメリカ軍が大日本帝国海軍の零式艦上戦闘機、通称「ゼロ戦」に付けたコードネーム。ゼロファイターの頭文字から「Z」の付く名前を選んだと思われる。 旧約聖書に登場する預言者「エゼキエル(Ezekiel)」の略称。 <以下引用> 旧約聖書におけるエゼキエルの生涯 エゼキエルの生涯に関してはエゼキエル書以外に記載は無く、そのエゼキエル書も個人的な記述が非常に少ないために不明な部分が多い。 わかっているのはエゼキエルは祭司であり、父親をブジと言い、捕囚民の長老たちから相談を受ける存在であったことから、おそらく祭司の家系であっただろうと言われていること。そして紀元前597年の最初のバビロン捕囚において強制移送された一人であり、バビロンのケバル河畔のテルアビブの難民社会に住んでいたこと。また、妻がエルサレムの陥落前夜に亡くなった事ぐらいである。 預言者としてのエゼキエル 預言者としてのエゼキエルは、捕囚されて5年目の紀元前593年、ケバル河畔に住んでいた頃に、イスラエルの家に対し預言者活動をするようにとの神の召命を受ける幻からはじまった。「人の子よ、わたしはあなたをイスラエルの民、すなわちわたしにそむいた反逆の民につかわす。彼らもその先祖も、わたしにそむいて今日に及んでいる。彼らは厚顔で強情な者たちである。わたしはあなたを彼らにつかわす。あなたは彼らに『主なる神はこう言われる』と言いなさい。」(エゼキエル書2 3-4) エゼキエル書の前半24章までは、偶像崇拝や異教徒との姦淫など不信仰とされる行いをユダヤの民に対して警告し、審判が下る事を告げている。「それゆえ、主なる神はこう言われる、あなたはわたしを忘れ、わたしをあなたのうしろに捨て去ったゆえ、あなたは自分の淫乱と淫行との罪を負わねばならぬ」(エゼキエル書23 35) 次に32章までは、周辺諸国のエジプトなどに対する預言が行われる。「これは雲の日、異邦人の滅びの時である。つるぎがエジプトに臨む。エジプトで殺される者の倒れる時、エチオピヤには苦しみがあり、その財宝は奪い去られ、その基は破られる。エチオピヤ、プテ、ルデ、アラビヤ、リビヤおよび同盟国の人々は、彼らと共につるぎに倒れる。」(エゼキエル書30 3-5) 次に、エルサレム陥落後の捕囚民に対する慰めや、祖国への帰還の約束などが預言される。 「しかしイスラエルの山々よ、あなたがたは枝を出し、わが民イスラエルのために実を結ぶ。この事の成るのは近い。見よ、わたしはあなたがたに臨み、あなたがたを顧みる。あなたがたは耕され、種をまかれる。わたしはあなたがたの上に人をふやす。これはことごとくイスラエルの家の者となり、町々には人が住み、荒れ跡は建て直される。わたしはあなたがたの上に人と獣とをふやす。彼らはふえて、子を生む。わたしはあなたがたの上に、昔のように人を住ませ、初めの時よりも、まさる恵みをあなたがたに施す。その時あなたがたは、わたしが主であることを悟る。」(エゼキエル書36 8-11) 「あなたは彼らに言え。主なる神は、こう言われる、見よ、わたしはイスラエルの人々を、その行った国々から取り出し、四方から彼らを集めて、その地にみちびき、その地で彼らを一つの民となしてイスラエルの山々におらせ、ひとりの王が彼ら全体の王となり、彼らは重ねて二つの国民とならず、再び二つの国に分れない。彼らはまた、その偶像と、その憎むべきことどもと、もろもろのとがとをもって、身を汚すことはない。わたしは彼らを、その犯したすべての背信から救い出して、これを清める。そして彼らはわが民となり、わたしは彼らの神となる。」(エゼキエル書37 21-23) また40章以降には、神殿の再建や礼拝の規定、将来の国家への細かな規定などが書かれている。このように、エルサレム陥落により一端は帰還する希望を失った民も、エゼキエルの国家再興の預言と具体的な詳細を聞かされ、帰還の希望を抱いたのではないかと言われている。そして、エズラとネヘミヤの時代に帰還する人々たちによる第二神殿の建設と国家復興へとつながっていく。 <引用終了> だとすると、壁中はユダ王国(旧・統一イスラエル王国の南半分)であり壁中人類はユダヤ人、ライナーたちは祖国帰還を約束されたエルサレム陥落後のバビロン虜囚に相当する。 ユダ王国 統一イスラエル王国は、ソロモン王の死後、紀元前930年頃に分裂した。南のユダ王国はユダ族とベニヤミン族から構成されており、北のイスラエル王国はそれ以外の十部族からなっていた。もともとダビデの一族の支配から北のイスラエル王国が独立した形となったため、当初ユダ王国では北イスラエル王国を再び制圧して全土を統一しようという意気込みが強かった。 そのため、分裂後の60年間は南北王国の間でたびたび戦いが繰り返された。その後は和解した両国の関係が安定し、ダマスカスなどの共通の敵に対して共同戦線を張ることが多かった。紀元前8世紀の中ごろには両国とも力が充実し、ソロモンの最盛期にも匹敵するほどの国土を獲得した。 しかし、アッシリア帝国が勃興すると紀元前722年に北のイスラエル王国はシャルマネセル5世に占領されてしまった。その後ユダ王国はアッシリアに服属する形で存続していたが、紀元前609年にメギドの戦いの敗北によってエジプトの支配下に入り、紀元前605年にカルケミシュの戦い(英語版)でエジプト第26王朝のネコ2世が新バビロニアのネブカドネザル2世に敗れ、最終的に紀元前597年に新バビロニアのネブカドネザル2世の前にユダ王国も屈した(en Siege of Jerusalem (597 BC))。なおしばらくは独立国としての存在が許されていたが、結局エジプトと結んでバビロニアと対抗しようという企てが失敗し(en Siege of Jerusalem (587 BC))、紀元前586年にエルサレム全体とエルサレム神殿が破壊され、支配者や貴族たちは首都バビロニアへ連行されることになった。これをバビロン捕囚という。 統一イスラエル王国が南北に分裂して相争っていた状況は、現代の南北朝鮮の状況や、『進撃の巨人』で巨人が南から来るという設定にもに似ている。 ただし、作中の東西が逆になっている描写からコイン状の世界の裏側、あるいは南北朝鮮の逆転という可能性もある。 ドイツ語のSieg(ジーク)は「勝利」。 Geek(ギーク)はオタクという意味。ジークと読ませる場合がある。日本人である伏線か? ジーク戦士長 → じい、苦戦しちょう → 爺(G)、苦戦しそう Gならゴキブリでテラフォーマーズだが。 ニック司祭 Pastor/Priest Nick pastorは牧師。ラテン語だと「羊飼い」を意味する。 priestなら、聖職者、(特にカトリックの)司祭、(諸宗教の)僧侶を指す。 バビロン捕囚 『エゼキエル書』などの記録から、当初ユダの捕囚民達はこのバビロニアへの強制移住は一時的なものであり、間をおかず新バビロニアは滅亡して故国へ帰還できるという楽観論を持っていたといわれている。これに対しエレミヤとエゼキエルはエルサレム神殿の破滅が近いことを預言し、繰り返し警告を与えたが「救いの預言者」と呼ばれた人々は楽観論を吹聴してまわり、捕囚民達は滅びの預言に耳を傾けることはなかった。しかし、上述した如く紀元前586年にエルサレム神殿が破壊されると、ユダの捕囚民に広がっていた楽観論は粉砕された。 ジャン・キルシュタイン Jean Kirstein 中国語(ピンイン)で考える。 ↓ ジャン=殲(ジャン。滅ぼす、皆殺しにする)。 中華人民共和国の自称国産ステルス戦闘機「殲-20(J-20)」は、いわば「皆殺し20号」という意味。 どこの国の軍備でも自衛が建前とされるが、戦闘機に「皆殺し」などという名前を付けるのは、侵略の意図があまりに明白で非常識。 南シナ海で自国の領海でない場所に人工島を勝手に建設しているのと同じく、中華人民共和国が国際常識を分かっておらず、他国を侵略するために不都合な真実をわざと無視しているという状況証拠の一つ。 キル=kill(キル。殺す)。斬る。 シュタイン=Stein(シュタイン)はユダヤ系に多い姓。原義は「石、岩」。(例:アインシュタイン=「ひとつの石」という意味)。 中国語と英語、ユダヤ系が入り交じっている。 髪は白、もみあげは黒と、白と黒が混じっているため、ヨーロッパとアジアの混血を表現したキャラクター(中間の存在)である可能性あり。 石を斬る(殺す)という意味なら、アニを結晶から出す、あるいは壁の中の巨人を外に出す役を演じることになる? ハンジ・ゾエ Hanjizoe ハンジ・ゾ(エ)→(ハを繋げてヘにする)→ヘンジゾ→(ゾ→ソ so→ン n)→ヘンジン (ハ)ンジ・ゾエ→(文字を並べ替える)エジゾン→エジソン(発明王) つまり、「変人発明王」という意味。 エンジンだと、猿人にもなるが・・・
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/166.html
※ネタバレや考察自体がお好きでない方は絶対に閲覧しないようお願いいたします。 ※以下の内容を読んだ場合、今後作品を楽しむ喜びを損なう危険があります。閲覧は自己責任でお願いいたします。 ※作中の描写だけでなく、作り手の意図や傾向、自分ならどうするかなど推測も交えて考察しております。 ※以下の情報は、作品を純粋に楽しむ喜びを損なう危険性が非常に高いと思われます。繰り返し念を押させていただきますが、閲覧は自己責任でお願いいたします。 ※ネタバレを読みたくない、先入観を持たずに『ワンピース』や『進撃の巨人』を読みたい、楽しみたいという方は、ここから先は読まずに、引き返してください。 まとめ ●2014/11/21 (金)~ 1巻 第1話「二千年後の君へ」 ●2019/02/25 (月)~ 第1話「二千年後の君へ」は「三十年後の天皇へ」 万葉集と梅毒 ●2019/03/04 (月)~ 第一話「二千年後の君へ」 エレンの眠る木はニレの木 ●2019/03/14 (木)~ 第1話「二千年後の君へ」は「十三年後の君へ」 ●2019/03/15 (金)~ 第1話「二千年後の君へ」は「第1話の十年後の君へ」
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/26.html
・『進撃の巨人』の世界には3つの壁がある。 ・3つの壁は同心円状になっていて、内側からウォール・シーナ、ウォール・ローゼ、ウォール・マリアと呼ばれる。 ・壁はそれぞれ冠をかぶった女神をモチーフにしたマークを持っている。それぞれの特徴は以下の通り。 ウォール・シーナ(もっとも西洋の王冠に近い。髪型はアップスタイル) ウォール・ローゼ(西洋の王冠というよりは日本のアマテラスオオミカミの冠っぽい。髪型はロングヘアー。かぐや姫っぽい) ウォール・マリア(西洋の王というよりは王女の冠っぽい。髪型は少しウェーブがかっている。ギリシャ神話の女神デメテルっぽい) ・シーナのスペルはSINAだが、これはヨーロッパの公用語であったラテン語で支那のこと。 ・SINAの語源は始皇帝で有名な秦(しん)国。 ・支那とは、現在の中華人民共和国(中共)のある土地の総称。 ※「中国」は実は中華民国(現在の台湾)の略称。中華人民共和国の略称は「中共」。かつては新聞でも区別して使われていた。 ・そのため現在でも支那と呼ぶ事もあり、東支那海や南支那海など地名にも残っている。 ・ラテン語のSINAがなまって、英語でCHINAになった。 ・ネットではシガンシナ区は東支那(ヒガシシナ)海がネーミングの元ネタとの説がある。 ・日本語にも粃(しいな)という言葉がある。 ・粃とは 1殻ばかりで中身のない籾(もみ)。 2うまく実らないで、しなびてしまった果実。 3中身のないもの。価値のないもの。「勘平は四十七騎の―なり」〈柳多留・五〇〉
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/158.html
※ネタバレや考察自体がお好きでない方は絶対に閲覧しないようお願いいたします。 ※以下の内容を読んだ場合、今後作品を楽しむ喜びを損なう危険があります。閲覧は自己責任でお願いいたします。 ※作中の描写だけでなく、作り手の意図や傾向、自分ならどうするかなど推測も交えて考察しております。 ※以下の情報は、作品を純粋に楽しむ喜びを損なう危険性が非常に高いと思われます。繰り返し念を押させていただきますが、閲覧は自己責任でお願いいたします。 ※ネタバレを読みたくない、先入観を持たずに『ワンピース』や『進撃の巨人』を読みたい、楽しみたいという方は、ここから先は読まずに、引き返してください。 巨人は天皇・皇室・宮家 第114話「唯一の救い」で、ジーク・イェーガーの眼鏡の元の持ち主と思われる人物の、トム・クサヴァーというフルネームが判明しました。 私はもともと「巨人は天皇と皇族、宮家」と考察していました。 ただし『進撃の巨人』の中での天皇や皇室、宮家の解釈は、あくまでもチャイナとコリアで捏造されている反日教育の歴史観に基づく見方です。 つまり、天皇陛下や皇族の方々を侮辱したい、貶めたいという観点から描かれている点に注意が必要です。 たとえば韓国は今でも天皇を「日王」と間違った尊称で呼びます。 また、古代史でも朝廷と呼ばずに「王権」という間違った名称で呼んでいます。 その一方で、日本の歴史や伝統行事に、朝鮮の歴史を混ぜる事を好みます。 実例を挙げると、NHKで放送されていた『タイムスクープハンター』というSFドラマ風歴史紹介番組では、日本の江戸時代や戦国時代の庶民の服装を、なぜか李氏朝鮮時代の白い服にして放送しました。 そのNHKが捏造したときの証拠写真がこちら。 NHKによると、手前の人の後ろにいる白い服の人たちが、日本人なのだそうです。 ちょうど今、手前の人はNHKの朝ドラ『まんぷく』に出演中ですね。 その『まんぷく』も、主役のモデルとなった安藤百福は台湾人であり、最近も「外国人を痛めつける日本人」「汚い卑怯な日本人」と印象づける描写が多々ありました。 そして、こちらが実際の李氏朝鮮の庶民の写真。 NHKが江戸時代や戦国時代として放送した庶民の映像は、完全に朝鮮の庶民の服装と同じです。 当時、染め物の技術が普及していなかったので、朝鮮庶民の服は白かったのです。 また、日本人が廃止するまで朝鮮には奴隷階級が存在し、庶民は非常に苦しい生活を余儀なくされていました。 この朝鮮の撮影時期はおそらく幕末の頃でしょうから、同じ頃の日本人の映像も見たい方はこちらなど分かり易いと思います。 江戸時代(幕末)~明治初期頃の写真を眺めて当時の生活を垣間見る 話を戻します。 私の「巨人は天皇と皇族、宮家」という考察は、このトム・クサヴァーというフルネームによって、ほぼ確定したと考えます。 ポイントは「トム」という名前の読み換え方にあります。 マガト隊長の正体は「少年マガジン」 実は、マーレ編に入ってすぐに、ある登場人物の名前を読み替えると別の意味になることに気づきました。 その人物とは「テオ・マガト隊長」です。 マガトの「ト」を漢字の「人(ひと)」に換えてみてください。 そして日本人(ニホンジン)のように、「マガ人(ジン)」と読んでみてください。 「マガジン」になりますね。 そう仮定すると、マーレ編は面白い見方ができます。 マーレやマガト隊長は「少年マガジン」であり、エルディア人の少年兵たちは「新人漫画家」なのです。 そして、巨人は「少年マガジンの連載作品」、巨人継承者は「連載作家」となります。 つまり、「マーレ編は少年マガジンを舞台にした、新人漫画家たちの連載獲得競争であり、少年マガジンの歴史の再現」なのです。 さしづめ、9つの巨人などは「少年マガジン9大連載!」と言ったところでしょうか。 そして、このマガジン伏線から分かるのが、ジークの動きです。 ジークがマーレを離れ、パラディ島に行くという展開は、実は『手塚治虫のW3(ワンダースリー)事件』が元ネタです。 『W3事件』とは、週刊少年マガジンで連載中だった『W3』という連載漫画を、作者の手塚治虫が突然ライバルの週刊少年サンデーに移籍してしまった事件。 手塚治虫という超大物作家(超大型巨人)が、連載中の作品を移籍して、しかもそのまま同じ作品を連載したという前代未聞の事件。 事件の原因は、他作品で『W3』の設定に酷似したマスコットキャラクター(宇宙リス)が登場したために、手塚治虫が「週刊少年マガジンが情報漏洩して、他作品に自分のアイディアを盗作された」と考えたからだと言われていますが、今もって真相は不明。 この事件で手塚治虫と週刊少年マガジンは長い間絶縁状態となり、手塚を失ったマガジン側は代わりに反手塚的なマンガ、すなわち「劇画」に力を入れて、『巨人の星』『あしたのジョー』などのヒット作を出してその後のマガジンの基本路線を作った。 その後、手塚とマガジンは『三つ目がとおる』で復縁する。 この考察により、以下の事が分かります。 ●マーレ=週刊少年マガジン ●ジーク=手塚治虫『W3』 ジークが手塚治虫『W3』なら、当然こうなりますよね。 ●パラディ島=週刊少年サンデー 私のアレイスター・クロウリー説を取り入れてみましょう。 少年サンデー最大のヒット作と言えば、これですよね。 ●アレイスター・クロウリー『法の書』「すべての男、すべての女は星である」=『うる星やつら』 パラディ島のヒット作が『うる星やつら』だから、この人が登場したのです。 ●パラディ島の真の王ウーリはアレイスター・クロウリー=『うる星やつら』の主役「諸星あたる」の声は古川登志夫(ふるかわ・としお)=ウーリの声は古川登志夫 ちなみに、パラディ=サンデーと考えると、欧米で「サンディ」と呼ばれるキャラクターにもつながります。 すなわち、西遊記の沙悟浄です トム・クサヴァーは神武天皇・天武天皇 この「片仮名のト(と)→漢字の人(ひと、ジン)」という法則を、トム・クサヴァーの「トム」に当てはめてみましょう。 すると「ジンム」になります。 ジンムと言えば、「神武天皇」を最初に思い浮かべる人は多いでしょう。 あるいは「ト」を英語の「T(ティー)」に読み換えて「ティーム」にして、さらにちょっと無理やりですが「テンム」にしてみましょう。 すると今度は「天武天皇」になります。 言うまでもなく神武天皇は初代天皇、天武天皇は『日本書紀』や『古事記』饒辺産を命じた事でも有名ですが、いわば皇室を再スタートさせた第二始祖とも言える天皇です。 反日マンガの場合、真っ当な歴史考証ではなく、思い込みと悪意を持って天武天皇を皇室を乗っ取った人物だと主張する事も考えられます。 それでも「天皇に結び付けるのは飛躍しすぎではないか」と考える方もいると思います。 そこで、次は「クサヴァー」に注目します。 皇室の宝物と言えば、何でしょうか? 「三種の神器」ですね。 皇位の証明でもあります。 以下の説明を見てください。 https //kotobank.jp/word/%E4%B8%89%E7%A8%AE%E3%81%AE%E5%AE%9D%E7%89%A9-390334 みくさ【三種】 の=宝物(たからもの)[=宝(たから)・=神宝(かんだから)] 皇位のしるしとして、歴代の天皇が受け継いだ、八咫鏡(やたのかがみ)・草薙剣(くさなぎのつるぎ)・八坂瓊曲玉(やさかにのまがたま)の三つの宝物。三種の神器。 ※書紀(720)神代下(兼方本訓)「故、天照大神、乃ち、天津彦彦火瓊瓊杵尊に、八坂瓊の曲玉及び八咫(やた)鏡・草薙劔、三種(クサ)の宝物を賜ふ」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について この説明からも分かるように、実は、日本の古語であるやまと言葉では、種を「くさ」と読む場合があるのです。 特に日本の文化の中心であり、文化の守護者である皇室の宝物や神道については、基本的に「くさ」と読みます。 そして、天皇で「眼鏡」と「学者」と言えば、やはり「昭和天皇」です。 昭和天皇は生物学者で、その標本室には世界中から珍しい生物が献上され、世界有数の質を誇ったそうです。 特に南方熊楠から研究するよう勧められたとされる水棲生物ヒドラの研究では世界一の専門家として世界的に有名であり、海外でも名前のわからないヒドラを発見すると、まず昭和天皇に送って調べてもらうのが普通でした。 また、トレードマークは丸眼鏡でした。 『進撃の巨人』の天皇・皇室蔑視
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/156.html
※ネタバレや考察自体がお好きでない方は絶対に閲覧しないようお願いいたします。 ※以下の内容を読んだ場合、今後作品を楽しむ喜びを損なう危険があります。閲覧は自己責任でお願いいたします。 ※作中の描写だけでなく、作り手の意図や傾向、自分ならどうするかなど推測も交えて考察しております。 ※以下の情報は、作品を純粋に楽しむ喜びを損なう危険性が非常に高いと思われます。繰り返し念を押させていただきますが、閲覧は自己責任でお願いいたします。 ※ネタバレを読みたくない、先入観を持たずに『ワンピース』や『進撃の巨人』を読みたい、楽しみたいという方は、ここから先は読まずに、引き返してください。 望梅止渇から三重の壁を読み解く 「第1話「二千年後の君へ」は「三十年後の天皇へ」 万葉集と梅毒」で、曹操の望梅止渇の故事を紹介しました。 そこで、この「梅があるというのは曹操のウソだった」という部分を発展させてみましょう。 三重の壁にそのヒントがあります。 まず「三重(サンジュウ)」の部分に注目します。 サンジュウからは、別の意味を読み取れます。 ・三重 ・三十(ここでも30) ・酸汁(梅の実の酸っぱい果汁) ・三十を逆さに読むと十三(13) ・三十を重ねると王 ・王の+マークは座標をイメージさせる では、その三重の壁の名前はなんでしょうか? ・ウォール・シーナ:「ウォール・シーナは粃(しいな)か支那か」参照 ・ウォール・ローゼ ・ウォール・マリア の3つですね? ・粃(しいな)とは 1殻ばかりで中身のない籾(もみ)。 2うまく実らないで、しなびてしまった果実。 3中身のないもの。価値のないもの。「勘平は四十七騎の―なり」〈柳多留・五〇〉 では、その名前を逆さに読んでください。 ・シーナ ⇒ 無ーし ・ローゼ ⇒ ゼーロ(0) ・マリア ⇒ 有りま(せん) いかがでしょう。 曹操は、「存在しない梅」が有ると嘘をつきました。 三重の壁の名前には、すべて「存在しない」という意味が隠されているのです。 まさに「望梅止渇」ではないでしょうか。 つまり、「三重の壁」が「曹操の梅」と同じだと考えると、「中に何かが存在すると思い込ませ、進撃させるためのウソ」だと想定できるわけです。 そこから考えを発展させ、三重の壁は罠、いわゆるブービー・トラップではないかと考えてみましょう。 ヴィリー・タイバー(※『ピーター・パン』のタイガー・リリーが名前の由来と考えられる)は「死にたくないから壁と戦争をしよう」と呼びかけます。 これが実はウソだったとしたら、どうでしょうか。 こう考えてみましょう。 本来なら、壁を攻撃してその中央に隠された宝を手に入れれば、人々は救われる。 しかし、実際には壁は罠で、何らかの目的のために殺し合いをさせるためだけの装置である。 したがって、人類は壁と戦争しても真の意味で救済される事は絶対にないが、別の目的は達成できる。 たとえば「壁は世界再生装置で、人が死ぬときに放出するエネルギーや大量の血によって世界を復活させることができる」とします。 この世界再生装置を動かすとき、より良い世界を作ろうと思えば作ることができる。 いわば「人類の命をエネルギーにして動く、ドラえもんの『もしもボックス』」です。 「座標」がより良い世界を望み、より多くの人々(無垢の巨人)がその考えを共有すれば、意識共鳴によって望み通りに近い世界が再生される。 「しかし、今生きている人類は、どんなに残酷でも今の世界を変えたくない理由がある」。 上記の仮説に合致するよう、その「残酷な世界を変えたくない理由」を考えてみましょう。 実際の人類の歴史は戦争の歴史であり、勝者と敗者がいます。 たとえば、「今の世界は、現実世界の勝者と敗者が入れ替わった世界」だと仮定してみましょう。 たとえば白人と黒人が入れ替わった歴史が実現した場合、歴史の勝者の立場と権力を手に入れて白人を奴隷にした黒人は、元の本当の歴史に戻したいと考えるでしょうか? また、現在の日本で、現実に行われている反日情報工作に当てはめてみましょう。 中国や韓国・北朝鮮、あるいは連合赤軍などのテロリストは「日本はヒットラーやナチスだ」という誤った印象操作や、過剰な反戦プロパガンダを繰り返しています。 「天皇陛下とヒトラーを同一視させようとする情報工作」も定番です。 これらの情報工作に当てはめると、『進撃の巨人』が上記のような世界でも3か国しか存在しない特殊な反日国家や過激派と関係があるなら、必ず「ヒットラーやナチス」を登場させます。 逆に言えば、今の日本で「創作物にヒットラーやナチスが登場すれば、左派の過激な反戦プロパガンダや日本を不当に悪者にするための歪曲である可能性を考えざるを得ない」のです。 ちょうど現在、韓国の議長が天皇陛下を誹謗中傷したため、韓国は国際的な苦境に立たされていますから、上記の話が現実である事は、報道を見れば誰でも納得できるでしょう。 そのように仮定した場合、「今の世界はヒトラーやナチス、戦争を封じ込めているので元の世界に戻すことができない」という仮説も考えられます。 その場合、このような考え方もできます。 「壁は歴史上のあらゆる戦争指導者や王、国家元首、征服者たちを封印している監獄である(※地獄のような世界は、罪を償うための地獄の責め苦。皇帝や王を犯罪者と考え、廃止しようとするのは共産主義の特徴。現実に、中国はタイの王室を弱体化させており、その最大の目的は日本の天皇陛下を廃絶する事だというのが危機管理の専門家や軍事評論家の一般的な見方)」 「壁中人類は人工物であり、脳内に王や皇帝の意識を封じ込めるための器である(※脳内=脳は頭蓋骨に覆われている=頭蓋骨を鳥籠に見立てている)」 「ニック司祭が秘密を語れない理由の一つは、壁中(虫)人類のほぼ全員が人間のイミテーションであり、単に酛の人間の記憶をコピーした”意識のクローン”にすぎず、しかも脳内には元となった人間の意識が潜んでいるという、自分たちの実存に関わる重大問題だから(自分を人間だと信じ込んでいるだけの寄生虫)」 「もう一つの理由は、自分たちの存在を疑う壁中人類が増えると、それだけで世界が変化し始めてしまうからであり、真実の記憶を消そうとしているのも、真実の記憶を思い出すと今の世界が壊れてしまい、自分たちも元の姿(無機物、モノ)に戻ってしまうから」 「レイス家は元ナチスで、罪を償うためにヒトラーの意識を自分の脳内に封印する役目を担っている」 「そのため、レイス家の歴代継承者は今の世界を絶対に変えない」 「ロッド・レイス卿が巨人になれない理由は、自分が巨人になって万が一巨人継承者を食べて人間に戻ったり、巨人の状態で殺されたらヒットラーの意識が肉体を”完全に支配”して復活してしまうから」 今の世界が悪い方向に進みだしたとき、「箱舟の針路」を元に戻すために舵を切る役目が、今回はヴィリー・タイバーとなった。 タイバーは壁に宣戦布告し、そのエネルギーで壁を起動させ、もう一度世界を再生させようとしているのかもしれない 不戦の契りとは、この虚構の「三重の壁」そのものだとも考えられます。
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/150.html
※ネタバレや考察がお好きでない方は絶対に閲覧しないようお願いいたします。 ※以下の内容を読んだ場合、今後作品を楽しむ喜びを損なう危険があります。閲覧は自己責任でお願いいたします。 ※作中の描写だけでなく、作り手の意図や傾向、自分ならどうするかなど推測も交えて考察しております。 ※以下の情報は、作品を純粋に楽しむ喜びを損なう危険性が非常に高いと思われます。繰り返し念を押させていただきますが、閲覧は自己責任でお願いいたします。 ※ネタバレを読みたくない、先入観を持たずに『進撃の巨人』を読みたい、楽しみたいという方は、ここから先は読まずに、引き返してください。 コニーの故郷が巨人に蹂躙され、コニーの家族や隣人が巨人化した事件。 第110話「偽り者」で、この事件がマーレの威力偵察であり、ジークの脊髄液を含むガス兵器により村人が「ジークの巨人」にさせられた事が明らかとなりました。 これにより、ラガコ村の巨人はジークの命令で動く私兵となり、ウトガルド城でヒストリアやライナーたちを襲ったわけです。 シガンシナ区決戦(血栓)の包囲網の中にもいたのかもしれません。 私は、このラガコ村事件は巨人のある重要な原則を明らかにしていると考えています。 その原則は、物語の根幹にかかわる内容です。 ラガコ村の伏線「巨人は巨人化直前の思考に影響される」 9巻第37話「南西へ」、第38話「ウトガルド城」でコニーの故郷ラガコ村が登場し、後に、ジーク・イェーガーの脊髄液を含んだガスによって彼の家族をはじめ住民が巨人にされていた事が分かります。 コニーの母親は家の中で巨人化しましたが手足が小さくて自立できず、あおむけに倒れたまま動けませんが、コニーを見て「オ…アエリ…」と言葉を発します。 さらに第39話「兵士」では、ウトガルド城で子供のように喧嘩をする小型巨人2体が登場しますが、この2体はコニーの兄弟のマーティンとサニーだと考えられます。 この2例から見て、私はこう考えました。 巨人の肉体や行動は、巨人化直前の思考に影響されるのではないか。 コニーの家族と思われる巨人の行動を分析 私の、コニーの家族と思われる巨人たちの分析を書き出してみましょう。 (1)喧嘩をする2体の小型巨人 まず最初に、9巻第38話「ウトガルド城」の冒頭で、2体の小さな巨人が喧嘩をしている事と、どうやら巨人はラガコ村の住人らしいと分かった事を考え併せて、「2体の小さな巨人はコニーの兄弟で、ちょうど喧嘩をしているときに巨人になったのではないか」と考えました。 ここで「巨人は、巨人化直前に最後に考えた事を実行しているのではないか」という仮説を思いついたわけです。 (2)コニーの母巨人 この仮説を、もう一体のコニーの母親と思われる巨人に当てはめてみました。 コニーの母の巨人は、手足が短く動けない上に、息子のコニーを見てお帰りと声をかけるという、特異な行動を見せました。 これを私は、コニー母巨人の手足が短いのは「祖先が魚だから」、あるいは「巨人化直前に”家を出ない”と考えていたから」ではないかと推測しました。 「祖先が魚だから」について。 私は、巨人は様々な生物が人型になった存在という仮説も立てています。 したがって、巨人のおかしな行動は、他の動物が無理やり人型にされているのが原因のひとつだと考えています。 「巨人化直前に”家を出ない”と考えていたから」について。 8巻第34話「戦士は踊る」で、コニーは「俺はお前みたいにチビに兵士は無理だって言われてた(中略)だから村に帰って見返してやんのさ ちょっとだけでいい… おれが生きてるうちに」と語っています。 この発言から、コニーはラガコ村であまり認められていなかったことが分かります。 このことから、私は次のように想像しました。 コニーの母は、村でバカにされている息子が兵士になった事を心配していた。 そして、ジークに巨人にさせられる直前にもコニーの身を案じていた。 「元気かい、コニー。辛かったらいつでも帰っておいで。いつまでもこの家で待っていてあげるから」 つまり、コニーの母は「家にいて息子のコニーを待っていてあげなければいけない。だからこの家から動いてはいけない」という想いから、歩けない体の巨人になったのではないかと、私は考えたのです。 コニーを見て「オアエリ(お帰り)」と話す事ができたのも、彼女が「コニーが帰ってきたら優しく迎えてあげよう、いつものように、お帰りと言ってあげよう」と考えていたからでしょう。 巨人の行動法則 以上の仮説から、巨人の行動法則を考えてみましょう。 ●巨人は、巨人化直前に「意識の刷り込み(プリンティング)」が行われる。 ●巨人化の直前に考えた事が巨人化の後の行動に影響し、一番最後の記憶や感情を再現しようとする。 ホラー映画の傑作『ゾンビ』では、ゾンビは死ぬ前の習慣を再現します。 だから、普段から習慣的に買い物に来ていたスーパーマーケットに集まる性質があります。 『進撃の巨人』では、ゾンビに相当する巨人は「最後の思考を再現する」のではないでしょうか。 他の例に適用して検証 では、この巨人の行動法則を他の例に当てはめて、矛盾がないか考えてみましょう。 (1)エレン・イェーガー エレンの巨人化には「強い意志」と「明確な目的」が必要である事が分かっています。 これも「巨人化直前に目的を強く意識して巨人化すると、目的に沿った行動ができる」と解釈できます。 (2)カヤの母を食べた巨人 サシャ・ブラウスが助けた少女カヤの母は3メートル級の巨人に生きたまま食べられます。 この巨人だけがカヤの村に来たのは何故でしょうか。 もしかして、この巨人は普段「カヤの家族を心配し、気にかけていた」人物ではないでしょうか。 そして、巨人化直前にもカヤとその母の身を案じていたため、カヤの家に来てしまい、巨人の食人欲求に従ってカヤの母を食べてしまったのではないでしょうか。 ですから、私はこのエピソードを読んだ直後は、この巨人がカヤの父ではないかと思っていました。 巨人の親が子を食べると言えば、ゴヤの『我が子を食らうサトゥルヌス』を想起します。 植物の茅(かや)や蚊帳(かや)だけでなく、画家のゴヤもカヤという名前の由来なのかもしれません。 また、この時カヤは巨人に無視されて食べられるのを免れますが、これは私の仮説では「座り込み、巨人と目を合わせず、言葉を発しなかったため」だと考えられます。 イルゼ・ラングナーが当初は巨人に食べられなかったのも、同じく「木を背にして座り込み、巨人と目を合わせず、言葉を発しなかったため」でしょう。 あるいは、この座り込んで動かないポーズは、大地の悪魔と対話する「ユミルさま」と同じ格好であったため、食べられなかったという可能性もあります。 (3)グリシャ・イェーガー 最も重要なのがグリシャの例でしょう。 3巻第10話「左腕の行方」で、エレンは悪魔として砲撃される直前、グリシャの登場する記憶映像を見ます。 その「誰かの記憶」の中で、「グリシャのような声」は次のように語ります。 「エレン…… 帰ったら…ずっと秘密にしていた地下室を…みせてやろう」 「エレン… この鍵を…ずっと 肌身離さずに持っているんだ…」 「そして この鍵を見るたびに思い出せ… お前が地下室に行かなくてはならないことを…」 「この注射のせいで今からお前に記憶障害が起こる… だから今説明してもダメなんだ…」 「だがいつか地下室に行けば真実が分かる… つらく厳しい道のりだが」 「お前はウォール・マリアを奪還して地下室に辿り着かなければならない… この「力(ちから)」はその時 役に立つはずだ」 「使い方は彼らの記憶が教えてくれるだろう…」 「ミカサやアルミン… みんなを救いたいなら お前はこの力を… 支配しなくてはならない」 このセリフは、グリシャが自分に、あるいはエレンに「巨人化直前に命令を与え、巨人化後に自分が命令した通りの行動をとるようプログラミングした」ものではないでしょうか。 例えるなら、一番最後の命令を実行するロボットに、命令をインプットしたのです。 これは、エレンが鏡に映った自分に「戦え」と命令している事とも通じています。 そして、この法則は物語最大のトリックのひとつに直結していると、私は考えています。 ついでに他の可能性も考えておくと、グリシャの巨人の力は「同名のエレン」から継承したものです。 したがって、この記憶は「クルーガーの父親がエレン・クルーガーに与えた命令」である可能性もあります。 あるいは、エレン巨人化の際に、グリシャとエレンのそばに第三者(ミカサやアルミンなど)がいた可能性も残っています。 これはレイス家襲撃映像の視線問題にも通じています。
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/176.html
第一話で、壁を破壊する赤い超大型巨人はサンタクロースで、これは『ワンピース』のパクリです。 『ワンピース』の赤髪のシャンクスのモデルの一つは「サンタクロース」であり、これを省略して「サンクス(=感謝、ありがとう)」、さらに言い換えて「シャンクス」にしたものです。 だからシャンクスの悪友?である道化のバギーの鼻は赤いのです。 サンタクロースの相棒、「赤鼻のトナカイ」だからです。 そして、サンタクロースがやってくる日はいつでしょうか? クリスマスです。 つまり第1話「二千年後の君へ」はクリスマスなのです。 クリスマスはイエス・キリストの聖誕祭です。 同時にサンタクロースは子供の守護者であり、子供に贈り物をくれます。 日本語ではプレゼントですね。 ということは、超大型巨人は「子供達にイエス・キリストの誕生という贈り物をくれた」という事ではないかと思います。 つまり、『ドラえもん』のようなタイムパラドックスや世界改変を扱った作品と同じく、超大型巨人は”歴史”どおりイエス・キリストを誕生させるために壁を襲撃したと考える事もできます。 サンタクロースのモデルは聖ニコラウス。 彼は紀元270年頃に生まれたギリシャ人で、現在のトルコにあったローマ帝国のミラという小さな町の司教になったそうです。 聖マリアをサンタ・マリアと呼ぶように、聖ニコラウスもサンタ・ニコラウスと呼ばれ、これがサンタ・クロースになりました。 ナショナル・ジオグラフィックの『サンタの歴史:聖ニコラウスが今の姿になるまで ギリシャから北欧を経て世界に広まったサンタクロースの歴史』によれば、聖ニコラウスには2つの有名なエピソードがあります。 ひとつは娼婦を救う話。 若い頃の聖ニコラウスが、隣の家の三姉妹が貧乏で娼婦になりそうだったので、家に金貨を煙突から投げ込んだところ、その金貨が暖炉のそばで干していた靴下に入り、おかげで姉妹は娼婦にならずに済んだ、というエピソードです。 クリスマスにサンタクロースが煙突から子供のいる家に入り、靴下にプレゼントを入れるのはこのエピソードが元になっています。 何度か書いたように、娼婦は『進撃の巨人』の重要な伏線です。 私は、これを「神聖娼婦、神殿娼婦(ベイベロン、バビロン)」を暗示する伏線だと考え、「始祖ユミルは神殿娼婦として、性交渉や出産によって相手に巨人の力を分与した」と予想しています。 もうひとつは、肉屋に殺されて樽に塩漬けにされていた3人の子供を生き返らせて救う話。 これは「樽=壁」「塩漬けにされていた3人の子供=エレン、ミカサ、アルミン」という見立てだと考えられます。 ニシンの缶詰の伏線にも合致します。
https://w.atwiki.jp/aotfan/
このwikiは株式会社enishが提供する進撃の巨人 Brave Orderの非公式wikiです。 ブレオダのキャラクター編成や育成に役立つ情報をまとめています。 当wikiは非公式の攻略wikiであり、情報の妥当性や正確性について保証するものではなく、一切の責任を負いかねます。 【公式】:https //shingeki-bo.enish.com/ イベント一覧 イベント名 開始日時 終了予定 進み続ける者に祝福を 2月8日 2月29日 ピックアップキャラ 【礼式兵団服】エレン・イェーガー(蒼属性) 【礼式兵団服】アルミン・アルレルト(煌属性) 【礼式兵団服】ヒストリア・レイス(蒼属性) ※当wikiを利用することによって生じるいかなる損害も当サイトでは補償致しません。 ※ご利用につきましては自己責任となりますのでご注意ください。 ※また、当wikiおよびwiki管理人は運営様とは一切関係がありません。wiki管理人にエラーなどについて問い合わせないようお願いします。 ※文章の著作権は当wikiにあります。内容の複写、転載を禁じます。 ※当wikiで使用している画像、情報等の権利は、株式会社enishに帰属します。
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/132.html
実は現時点で、アニメSEASON2 31話「戦士」~37話(終)「叫び」を見ていません。 31話「戦士」も飛ばし見しただけです ■ついに缶詰が登場! アニメ2期31話のラストで、ついに缶詰が登場しました。 缶詰の重大な意味は、このサイトを見ている人にしか分かりません。 このサイトでは、「壁内は18世紀に時代設定されているので、19世紀の発明である缶詰は存在しない」と考察してきたからです。 31話は、鎧の巨人と超大型巨人の正体が判明するという重要な回です。 では、この最大の見せ場で、アニメスタッフが意図的に視聴者に見せつけた缶詰の意味とは? 最初にはっきり言っておきましょう。 「缶詰が物語の根幹にかかわる重要な伏線だから」です。 それはウトガルド城でのユミルとライナーの缶詰問答、およびエンディングの缶詰の映像からも明らかです。 また、私はこの缶詰は鎧の巨人に隠された謎に関係していると考えます。 それはどういう事なのか? 考察を深めます。 ■映像から分かるスタッフの意図 では、実際にその映像を確認してみましょう。 31話のラストで、鎧の巨人と超大型巨人が出現する爆風によって、壁上のあらゆる物が吹き飛ばされます。 すると、吹き飛ばされた木箱の一つが壊れ、中から缶詰が飛び散ります。 一瞬のことで、しかも小さく描かれているので缶詰だと気が付かない人も多かったと思います。 するとその直後に、さらにアップで缶詰が描かれます。 驚かされるのは、その細かさです。 見れば分かる通り缶詰の数も多く、かなり面倒な作画です。 スタッフ側の立場でこのシーンを見てください。 巨人化の爆風のすごさを表現するのなら、缶詰である必要はありません。 まして、缶詰をここまで細かく、大量に描く必要もありません。 事実、缶詰以外の荷物も描かれており、わざわざ描き分けていることが分かります。 アニメ制作は時間との勝負です。 本来不必要な労力をかけてまで缶詰を描いたという事は、缶詰を描かなければならない理由があるという事です。 しかもスタッフは、飛び散る缶詰を遠目に小さく描いた直後、ほんの一瞬ですがアップで大きく缶詰をカットインさせています。 アップなので缶詰だと分かりやすくなっていますが、表示されるのは一瞬だけなので、明らかに、わざと視聴者が気づきにくいようにしています。 なぜアニメスタッフは、缶詰をこれほど強調しながら、画面を止めないと缶詰だと判りにくいような、中途半端な描き方をしているのでしょうか? これは、以下のような相反する2つの課題があった事を意味します。 (1)缶詰を強調しなくてはならない (2)しかし缶詰を強調する意図は隠さなくてはならない つまり、「缶詰を描かなくてはならないが、分かりにくくする必要があった」という事です。 その答えは1つです。 「缶詰は重要な伏線なので、視聴者に伏線だと気づかせたくなかった」のです。 ■缶詰の3つの矛盾 私が缶詰が重要な伏線だと考える理由は、壁内に缶詰が存在すると矛盾が生じるからです。 その矛盾とは、以下の3つです。 (1)酵母(原作6巻『現在公開可能な情報』「11.酵母」との矛盾) (2)戦争(壁内の状況との矛盾) (3)ユミルとライナーの缶詰問答(原作とアニメの矛盾) では、1つずつ見ていきましょう。 (1)酵母(原作6巻『現在公開可能な情報』「11.酵母」との矛盾) 原作6巻(第23話「目型の巨人」と第24話「巨大樹の森」の間)の『現在公開可能な情報』「11.酵母」には、次のように書かれています。 現在公開可能な情報 11.酵母 ウォール・シーナ内でのみ生産される特殊な酵母。 外見は、人の頭ほどもある発酵した大豆の塊である。 酵母を飼い葉や小麦、大豆、干し肉などの入った倉庫やテントに 置いておくことで腐敗が極端に遅くなることが知られている。 酵母が食料を変質させることで、保存されるのだという。 酵母を置いた貯蔵プラントを各地に展開することで、 ウォール・マリア奪還のための補給物資を備蓄するのが、 これまでの人類側の戦略であった。 作品の流れの中で、唐突に登場したこの設定によれば、「人類は缶詰ではなく、酵母で食料を貯蔵している」ことになります。 たしかに、缶詰と酵母を併用している可能性もありますが、文中には「酵母を置いた貯蔵プラントを各地に展開することで、ウォール・マリア奪還のための補給物資を備蓄するのが、これまでの人類側の戦略であった。」と書かれています。 缶詰を併用しているなら、わざわざ「酵母を置いた貯蔵プラント」と書くわけがありません。 缶詰を併用しているなら、その事を説明する必要が生じます。(食材や用途などによって酵母と缶詰を使い分けている、など) 第一、缶詰があれば酵母を使う必要がありません。 したがって、『現在公開可能な情報』「11.酵母」の存在そのものが矛盾してしまいます。 (2)戦争(壁内の状況との矛盾) これも過去の考察で述べたとおり、壁内は外国との戦争という概念そのものが存在しない世界です。 王政やレイス王家は壁内人類の記憶を改竄し(※一部の血族を除く)、歴史から戦争を消しており、壁内の体制も戦争を予定したものではありません。 そして、缶詰は元々、ナポレオンが戦争の携帯食料として開発させたものであり、戦争と密接な関係があります。 と言うか、戦争が存在しなければ開発されなかったか、少なくともずっと遅れて開発されたと考えられます。 つまり、戦争が存在せず、技術的制約も多い壁内で、自然に缶詰が開発されるとは考えにくく、矛盾していると考えられるのです。 (3)ユミルとライナーの缶詰問答(原作とアニメの矛盾) 缶詰が読者に注目されたのは、ユミルとライナーの缶詰問答が最初でした。 このシーンで、初めて缶詰が登場したのです。 私はそれ以前から、「壁内は時代設定と技術レベルを、意図的にコントロールされている」という仮説を立てていました。 そのため、ウトガルド城で缶詰が登場したときに、すぐに缶詰が19世紀の発明であることを調べ、壁内はおそらく缶詰が存在せず、時代設定や技術レベルが18世紀であると判断しました。 そして、ユミルとライナーの会話におけるポイントは、文字と缶詰、そしてニシンの三重構造だと見ました。 読者の意識を「缶詰の文字」や「海魚のニシン」に向け、その実、隠されたポイントは「缶詰そのものが壁内に存在しないオーバー・テクノロジー」という3段構えだと考えたのです。 事実、原作は上記のような三重構造でも成立します。 作者の立場からすれば、容易に真実にたどり着けない方がメリットが大きいのですから、このままでも支障は無いはずです。 しかし、アニメでは31話で、缶詰が壁内に存在する事を示唆。 わざわざ、缶詰問答のポイントの一つを潰しているのです。 なぜ、アニメではそのような変更をしたのでしょうか? 考えられる可能性は2つです。 (可能性1)缶詰は伏線ではない、または不都合になったので潰す必要があったため (可能性2)缶詰が伏線だとばれないように、作品の設定を利用して隠蔽するため 私は、前述のように31話で缶詰が登場したのは、缶詰を伏線と気づかせないための攪乱工作だと考察していますので、(可能性2)が真実だと考えます。 また、余談ですが、原作ではライナーがとっさの機転でユミルにカマをかけているようにも見える演出となっていますが、アニメではライナーが汗をかき、声優の演技もより素直に驚愕し、動揺している表現に変更されています。 原作のライナーの方がプロの工作員らしく、アニメの方は素人っぽい表現だと言えます。 後者の方が、「現在の」原作の内容に合致した表現だと思います。 次は、缶詰の謎と鎧の巨人の共通点について考察します。 どちらも、『進撃の巨人』の根幹となる設定に基づいており、特に鎧の巨人の方は第1話から一貫している設定だと考えられます。 この考察には、これも以前から私の仮説である「擬似ループ」と「編集されたゲームプレイ動画」が関わってきます。 以下、「アニメSEASON2 第06話(31話)「戦士」缶詰登場と鎧の巨人の謎(2)」に続く。