約 1,477,830 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2633.html
「判定不一致修正依頼」にて判定と記事内容の不一致が指摘されています。対応できる方はご協力をお願いします。 ロストワード・オブ・ジェニー 失われたメッセージ 【ろすとわーど おぶ じぇにー うしなわれためっせーじ】 ジャンル アクション 対応機種 ファミリーコンピュータ メディア 1Mbit+64kRAMROMカートリッジ 発売元 タカラ 開発元 バースデイトーセ 発売日 1987年3月25日 定価 5,500円 判定 クソゲー ポイント ターゲット層とシナリオ・難易度のギャップスロットを占いと主張COW HEAD全面クリアしてもエンディングが見られない 概要 ストーリー ゲーム内容 変な点 問題点 評価点 総評 概要 同社の着せ替え人形「ジェニー」を主人公としたアクションゲーム。 『トランスフォーマー コンボイの謎』と並ぶ、タカラの自社クソキャラゲーとして有名だが、元キャラからの乖離・逸脱振りではこちらの方が上かもしれない。 ストーリー 今回のジェニーはミステリータウンの街で上演が迫り期待が高まっているミュージカルの主演女優。しかしミュージカルの台本が悪のBB教団に奪われてしまう。主催者はそのことを隠していたが、ジェニーは台本が奪われた事実を知り、一人で台本を取り戻す決意をする。勇んでジェニー・ショップ(*1)から出たジェニーの目の前に、主催者が台本を取り戻すため雇ったスパイの生き残りが現れ、黒封筒を突きつけて去って行ってしまった。黒封筒の中には鍵と一枚の紙きれだけが…。ジェニーは黒封筒を入手したことから教団に付け狙われるハメに。…はたしてジェニーは黒封筒の謎を解き、台本を取り返してミュージカルを無事に上演できるのでしょうか? (説明書より要約) ゲーム内容 変な点 ゲームを始めるとシンデレラよろしくジェニーがかぼちゃの馬車から降りるデモが挿入される。 ゲーム本編とはほぼ関係ないが、実はテーマとなっている「ロストワード」に関連しており全くの無関係というわけでもない。 デモのあとは見下ろし型のマップ画面「ミステリータウン」に放り出される。ここではジェニーを操作しステージの入り口を探す。 ステージは6つあるのだが、どのステージに入れるのかは完全にランダム。 入れない入り口の前に立つと「トゥ~ルゥトゥルゥ」と無情にもやかましいノイズが鳴り響く。 ステージはサイドビュー、アイテム回収型のアクション。 立っている最中Bでキック、↓でしゃがんでる最中にBでパンチの2種類の攻撃を使い分ける。 セレクトボタンを押すとBが攻撃力の高いスプレー攻撃に切り替わる。数秒使うと所持スプレー (Sで表示) が減っていき、0になれば当然使えない。スプレーはアイテムボックスから拾ったり、無限に沸くザコのドロップアイテム10個で補充できる。 ステージに隠された武器を見つけた場合、スプレーを消費せずに武器を撃てるようになる。10発以上殴らなければ倒せない強敵も2発で倒せる高威力。武器はカウヘッドステージに入ると消滅する。 クリア条件は12個あるアイテムボックス(箱やツボなどステージにより異なる)のうち10個以上を開ける→敵を倒して鍵を探す→出現した3つの扉のうち正しい扉に入ること。 入れない扉の前に立つとやはり「トゥ~ルゥトゥルゥ」ノイズが鳴り響く。 条件を満たせばステージクリアかと思いきや、画面に COW HEAD と表示され、「カウヘッドの魔宮」なる異世界へ飛ばされてしまう。 ここではカウヘッド= 牛の骸骨の化け物 (COWというくらいだから牝牛だろう…)を退治しなければならない。クリアステージ数が増えるごとにカウヘッドの数が最大4体まで増える。 カウヘッドの魔宮をクリアするとKKK団のような姿をした謎の中国人「フーマンチュン」による占いが始まる。 占いは高速で切り替わる4つの数字をボタンで止めるというもの(*2)。 それはスロットであり占いとは言わない。 しかも面クリアの度に強制参加させられるので、1プレイで何度も占いもどきをやる羽目に。 数字は説明書に掲載されている説明文に対応している。この中には「今すぐゲームをやめて働け」「ファミコンなんかしてないで外で遊べ」「愛は地球を救う」「特に何もない」などピント外れの物も多数。 終わりには「魔女はペロペロキャンディーが嫌い」「ドラキュラは十字架が苦手」など一応それらしい助言をくれるのだが、それ自体はゲーム攻略には全く役に立たない(「次に入れるステージの隠し武器の名前」を伝えるだけである)。 6ステージ目をクリアするとミュージカル劇場に入ることができる。 これでエンディング…と思ったら入り口にカギがかけられており、今までのプレイで知り得た6つの番号を入力しなければならない。 番号は特定の敵キャラクターを倒した際に出る数字とアルファベットの板でわかる。どこにも保存されないので自分でメモする必要がある。 番号が合えばいよいよエンディング。なのだが…。 + ネタバレ エンディングではミュージカルのタイトル、すなわち「ロストワード」が明らかにされる。 発売当時にはゲームクリアの証としてロストワードおよび説明書で名前の伏せられた敵キャラの名を応募券に書きタカラへ郵送すると文房具が当たる、というプレゼント企画が実施されており、応募券は説明書に印刷されている。このため説明書付きの中古品は応募券のページが切り抜かれているおそれがある。 敵キャラ全員の名前が紹介され、最後にジェニーと敵キャラが舞台で一堂に出てくること、さらにオープニングの演出とロストワードとの関連、ジェニーはミュージカル俳優という設定(*3)から 今までのお話はすべてお芝居でした というオチに見えなくもない。だとしてもシナリオ=ゲーム内容の酷さは擁護できないが…。 問題点 原作の内容とターゲット層ガン無視の殺伐としたシナリオや世界観、高い難易度。 海賊船やケーキの塔、花畑など、ファンシーなステージもあるにはあるのだが、いっちゃったような目つきで銃を乱射しまくるギャングやジェニーを襲う気満々で突っ走る車や野良犬などが徘徊する「ミステリータウン」や、グラフィックもBGMも寂れてて気持ち悪く、本当に女の子向けのソフトなんだろうかと疑いたくなる「カウヘッドの魔宮」など、本来のターゲット層を無視した殺伐とした雰囲気が目に付く。 ミステリータウンの敵キャラは一撃でかなりの量の体力を奪っていくため、ステージ攻略以前の段階で死亡なんてこともざらである。また、ミステリータウン内では攻撃できないため敵は避けるしかないのだが、敵とジェニーのX軸が異なってもどこかしら重なればダメージを食ってしまうため、画面下部の狭い通路では避けるのも難しい。 ステージ内の敵キャラクターはパンチやキックで応戦できるが、異様に硬いため攻撃を何度もぶちかます必要がある。 花屋ステージでは上下に移動する花リフトにずっと乗っているとパックンフラワー化して即死するトラップが仕込まれている(参考動画)。 前述の隠し武器の1つはなんと「投げナイフ」。さすがにこれはいかがなものか。 そもそも、シナリオからしていろいろカオス。「悪の宗教組織に奪われたミュージカル(題名不明)の台本を取り戻すため、モンスターや殺し屋の攻撃をはねのけジェニーが戦う」という内容自体がターゲット層ガン無視というか、自社キャラレイプもいいところである。開発元自体は外部とはいえ、自社キャラをこんな扱いされていながらOKを出すタカラも大概だが。 台本が奪われただけで上演できないミュージカル、何の理由かは知らないが台本を狙う宗教団体、公演間近なのに盗難を隠蔽しスパイで応戦する主催者とかツッコミどころ満載。 紹介文に「おてんばキックで敵を倒せ!」とあるが、ジェニーってそういう性格だろうか? 箱の裏には「キミはミュージカル劇場の扉を開けられるか!?」とやけに挑戦的な文もあり、本当に女の子向けを意識していたのか疑問に残る。 そもそものゲーム自体の目的は「ロストワードを突き止めること」であり、ストーリー上の目的である「奪われた台本探し」についてはゲーム中では一切触れられない。 操作性に難がある。 はしごの昇降中に左右キーの入力が効くため、十字ボタンの上と横を同時に押しながら動かしていると滑り落ちてしまいやすい。下が床ならいいが、穴に落ちれば当然即死。また、地下エリアに通じる階段を降りる場合も、階段のヘリに立ち止まってから下キーを押すというまどろっこしい方法でないと降りれず、そのまま前方に進むと階段下に落下してミスになってしまう。 カウヘッド世界へのドアはステージの右・中央・左に出るので、操作性の悪い中ステージ中を駆け巡って開くドアを探さないといけない。 キックとパンチはそれぞれ立ちとしゃがみで使い分けるのだが、連続でパンチを繰り返していると数発に一発の割合でキックが勝手に出る。このせいで隙が生じやすく、ダメージを受けやすい。 キック攻撃が使い難い パンチはリーチが長く当たり判定も広くて使い易い一方、キックはリーチが短い上に当たり判定がほ見た目通りにしかないため、必然的にパンチ主体の戦い方しか選択肢がなくなる。 回復手段が乏しい 敵を倒すとたまに体力回復アイテムが出るが数が少ない。ステージクリアしてもダメージは回復しないままミステリータウンに戻されるためそのまま敵と接触してミスになってしまいがち。 パスワード関連 上述の通り、キーワードは自分でメモする必要があるが、ゲーム内にも説明書にもヒントとなる言及は一切ない。 更に苦労してキーワードを集めても入力時に1度でも間違えると問答無用で最初からやり直しになる。 1UPアイテムの赤い鳥は、取得すると鳥が画面上部に向かって飛び去っていくのだが、鳥が完全に画面外に消えて初めて残機が加算されるようになっているため、取得後すぐに画面を切り替えてしまうと無効になってしまう。 コンテニューが不可 ゲームオーバー後は冒頭からやり直しなので、もう少しというところでミスすると厳しい。 評価点 ジェニー自体の移動速度はかなりスピーディーであり、攻撃アクションにもクソゲーにありがちな動きのトロさはないので、その点はストレスを感じさせない。 一定時間移動速度を上げるアイテム「ハイヒール」を取ると、速すぎて却って操作しづらくなるほど。 女児向けか否かを置いてみれば、探索要素を含んだアクションゲームとして、それなりに考えた上で作られている。 音楽の質もそれなりによい。 タイトル画面と「ミステリータウン」で流れるメインBGMは、ジェニーのイメージソング「すてきなジェニー」のアレンジ。アレンジ自体は簡素だが、クソゲーにありがちな耳障りな改悪アレンジではなく、ハーモニーも音色もきれいで質がよい。アクションステージのBGMは特定の面とステージ後半を除いて全て共通なのでさすがに単調ではあるが、明るく軽快な曲調になっている。 クソゲーにありがちなグラフィックの粗雑さもなく、各ステージ共にそれなりにキレイに描かれている。 タイトル画面のジェニーのバストアップ絵も原作をよく再現できており、ゲーム中のジェニーも少ないドットできちんと特徴を捉えて描かれている。 総評 ジェニーを題材にしたからには対象層はどう考えても女の子なのに、ゲーマーの男の子でさえ手こずる高難易度のアクションゲームとして作ってしまったのが問題。アクションが難しいだけならまだしも、劇場の鍵の番号が分からないと詰む仕様は男女問わずガッカリすること請け合いである。 本作の女の子向け要素は強制参加の占いと一部ステージの雰囲気くらいであり、元の玩具の特徴である着せ替えの要素もないため、ジェニーというキャラクターを活かしているとは言いがたい。しかも当時のファミコンユーザーは圧倒的に男の子が多かったため、需要の見えない誰得ゲーとなってしまった。 ただし、当時はまだゲームジャンルに幅がなく、今時の女の子向けゲームやキャラゲーによく見られるミニゲーム集などもなかった。 加えて、アクションゲームのトップスターである『スーパーマリオブラザーズ』が既に世を席巻していたこともあり、版権ゲームが猫も杓子もアクションゲーム化されてしまうのは、当時のゲーム業界の風潮でもあった。 ゆえに、女の子向け玩具であるジェニーがアクションゲームとして作られてしまったこともまた、必然だったのかもしれない。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/8715.html
メジャーリーグ 【めじゃーりーぐ】 ジャンル スポーツ(野球) 対応機種 ファミリーコンピュータ 発売元 アイレム 発売日 1989年10月27日 プレイ人数 1~2人 定価 6,000円 判定 クソゲー ポイント まさにダメジャーリーグゲーム性は超絶劣化ファミスタメジャー選手の取り込みが少なく「人気のセ」に頼る始末スカスカ抜けるバット相撲取り体型やエンピツ体型 概要 内容 問題点 評価点 総評 余談 概要 1989年に発売された野球ゲーム。 タイトルに使われているフォントはこの年(*1)公開された映画のものが使われている。 タイトルの通りアメリカのメジャー選手モデルを用いたゲームだが、日本プロ野球モデルの選手も混じっている。 内容 チームは14球団でメジャーモデル4球団とそれぞれのオールナショナル、オールアメリカン、オールメジャーと何故かメジャーなのに日本プロ野球のセリーグ6球団と、オールスターチーム(パリーグの選手も含まれる)がある。 全般的な操作方法は守備、走塁は当時最も売れていた『ファミスタシリーズ』と同じ。 バッティングの場合、基本Aボタンで打つがファミスタのようにスイングを止めたりできないので、バントはBボタンで行う(ただ、これも有効なのは一瞬のみで、すぐ構えを解いてしまう)。 またヒッティングにしても振りぬくタイミングしか有効ではないという、バッティングに関しては独特のクセがある。 ファミスタに倣ってか、1P、2Pの他にウォッチモードがある。また、上記の通りバッティングが特殊なせいか、その練習モードが用意されている。 試合は常に1試合するだけでリーグなどもなく、試合が終わったらニュース風な演出で試合の結果を告知する。 グラウンドの色が8種類用意されており選択可能。 選手のグラフィックが3パターンあり「太り」「中間」「痩せ」の3タイプ。 野手には選手の区分に「捕手」がある(つまり「投手」「捕手」「野手(内野・外野共通)」)。 投手同様これに捕手以外代打を出すと次の守備で交代させられる。 問題点 たった1戦のみで目的意識の持ちようがない。 対戦を重視したゲームと考えようにも、他にいくらでも完成度の高い野球ゲームはいくらでもあるので、これでわざわざ対戦したいと考える人間がどれほどいたことか。 明らかに映画原作のゲームであろうに、映画の展開を再現するストーリーモードが無いのは酷い。 操作にクセがあり扱いにくく、あからさまにおかしい部分も。 バッティングが非常にクセが強く、バットを振りぬく瞬間でしか有効ではない。 そのため、この頃の王道であるファミスタ等の感覚でいると、当たっているはずなのにバットがスカスカすり抜けてイライラさせられる。 当たるタイミングは振り遅れ気味になるのだが、それでも流し打ちになったりする。どの方向に飛ぶかは打った本人にもわからない。 バントもまた、すぐバットを引っ込めてしまったりでかなりやりにくい。しかも、このバントのポーズがまるでバットを前に出してうずくまるような異様なポーズになっている。 守備も守備でファインプレーで取り損ねるとしばらく動けなくなる(たとえば滑り込んでキャッチしたら立ち上がるまでの時間がある)のは自然だが、本作の場合、野手全員(ピッチャーを含む)がまるで金縛りのように動けなくなる(動けるようになるタイミングも同じ)。 こだわりも全く感じられない。 強いてこだわりっぽく感じられなくもないのはバッティングで振りぬくタイミング以降のみが有効となるシステムだが、これはむしろプレイヤーからすれば非常に扱いにくい。 前年発売された単戦限定の野球ゲームでクソゲーと名高い『スーパーリアルベースボール 88』は捕球もAを押さなければならなかったりピッチャーのリリースポイントもボタンを離すタイミングで決めたりと、結果的に操作の煩わしさばかり目立ったが、そのようなシステムを取り入れた点に関しては「小さな動作もすべてプレイヤーマニュアル」という拘りは感じられるものだった。 本作に関してはそれすら感じられず、操作方法を全般的に当時王道路線な『ファミスタ』『ハリスタ』に合わせている点も操作性の良さを求めたというよりも、適当に王道路線を模倣したと感じられる部分が強い。 中途半端なチーム構成。 メジャーリーグと言う割には日本プロ野球のチームが混じっており、しかもセリーグのみ。またメジャーの球団はたった4チームのみでしかも再現も不十分。どっちつかずな印象しかない。 当時はメジャーリーグでプレーする日本人選手がいなかった(*2)こともあってメジャーを含めアメリカ球界そのものの注目度が低く、少しでも馴染みのある選手を入れようとしたにしても、あくまで「メジャーリーグ」なのだから日本球団こそオールスターが1つ、またはセ・パそれぞれのオールスター2つでもあれば充分。 シュールすぎる「痩せ」型選手。 もはや「痩せ」「栄養失調」どころのさわぎじゃないほどのエンピツ体形。 選手がオールひらがな表記。 当時は容量的都合で日常茶飯事だったが、タイトルがメジャーリーグで、アメリカのメジャーメインならばオールカタカナの方が合っていたはず。 日本のチームを多数登録したため日本人選手が全部片仮名になるとおかしい、と判断したのであれば、まさに本末転倒と言えるだろう。 ムダな長い待ち時間。 リセットすると黒一色の画面にタイトルが浮かび、メインのタイトル画面に移行するが、それをスタート等でスキップできない。 バッティング練習モードは終わると特に総評などがあるわけでなく、選手がトボトボと歩いて去っていくのを見て終わるだけ。この時間もやたら長い。 練習時のホームラン数に応じて選手の歩き方が変わり、一定数以上打つと途中で疲れて倒れてしまう演出となっていた。 評価点 捕手を特別枠で扱っている。 捕手は習熟に時間や特殊な技能が要求され安定したリードや送球といった守備が重要視されるポジションであり、打撃では内野手や外野手に見劣りする傾向が強い。そのため黎明期の守備位置の概念が希薄なゲームではすぐ代打を出されるなどあんまりな扱いをされがちであるが、それを防止している。 一応練習モードがある。 バッティングはかなりクセが強いものの、その練習ができるモードがある。 言うまでもないが練習してまでやりたいようなものでもない。 ホームランを打つと『燃えろ!!プロ野球』のような演出が入る。 満塁ホームランだと投手が捕手に泣きつく。 総評 まずボリュームの薄さは致命的。対戦特化したゲームという解釈にしても光るものもオリジナリティも感じられない。 またメジャーリーグというタイトルに反して日本球団のモデルの方が圧倒的に多く、しかもセ・リーグのみというラインナップはあからさまに中途半端で、こだわりも感じられない。 この年は野球ゲームブーム終焉期で野球ゲームはタイトルこそ前年以上に多く発売されたが前年のように発売初週に必ず売上ランキングの1位を取れるほどではなくなってくるなど、衰えが見えていた。 本作もその例の1つに数えられるように、とりあえず「ブームが完全終了しないうちに、そこそこ売れる間に野球ゲームを売るだけを目当てに間に合わせで作った」というイメージが否めないものになった。 余談 本作であのボブ・ホーナーをモデルとした「ほうにあ」が入っている。 ホーナーは1987年シーズンに来日し、ヤクルトスワローズに入団。その長打力を存分に見せつけて「赤鬼ホーナー」という異名で一躍スターとなった。結果的にケガで規定打席に到達できなかったが、その長打力は目を見張るものばかりでヤクルトは翌年も破格の条件で契約する意向だったが、ホーナーは翌年度の契約をセントルイス・カージナルスと格安で契約を結んでしまう(*3)。 アメリカに戻った翌年のカージナルスではその長打力はかけらほども見せられず1988年シーズンはさんざんな成績でその年限りで引退することになったが、ゲームではかなりの長打力打者になっている。このような野球ゲームでは大体前年度準拠だが、それだけ一昨年のイメージが強烈だったと言えよう。 本作の「バットを振り抜く瞬間しか当たり判定がない」という方式は、12月に発売された『ファミコン野球盤』(エポック社)でも使われている。 こちらもかなりのクソゲーで、まさしくこの年急増した粗製乱造野球ゲームの1つに数えられる。 実際の所、野球ブーム衰えの直接的要因は1年前に発売された『スーパーマリオブラザーズ3』の影響から始まっている。 『マリオ3』は申し分ないビッグタイトルながら、予想以上の売れ行きから在庫切れを引き起こし充分な供給ができなかったことから、ユーザーの野球需要をかっさらった格好になった。 そんな状況でも新しい野球ゲームが次々と発売され供給過多気味になってきたことに加え、本作のような粗製乱造に感じられるものも目立ってきたことから、一気に冷え込みムードとなり翌年の春を待たず終焉することとなった。
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/25381.html
3DS廉価版 大逆転裁判1 2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟- Best Price! 逆転裁判~その「真実」、異議あり! ~ Blu-ray BOX Vol.1(完全生産限定版) 発売日:10月18日/8月24日 セット内容 (1) ニンテンドー3DSソフト「大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險- Best Price! 」 (2) ニンテンドー3DSソフト「大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟- Best Price! 」 (3) ミニサウンドトラックCD「大逆転裁判1 2 劇中楽曲集」 ここを編集 2018年10月放送開始。逆転裁判 その「真実」、異議あり!の続編。 http //www.ytv.co.jp/animegyakuten/ 監督 渡辺歩 助監督 今井友紀子 原作 CAPCOM シリーズ構成 冨岡淳広 キャラクターデザイン 太田恵子 総作画監督 太田恵子、小丸敏之、渡辺浩二 プロップデザイン 田中誠輝 美術設定 藤瀬智康 美術監督 薄井久代 色彩設計 中尾総子 撮影監督 清水彩香 CGディレクター 那須信司 2Dワークス 岸本真太郎 編集 後藤正浩 編集助手 須藤瞳 音響監督 小泉紀介 録音調整 宮本賢人 音響効果 和田俊也 録音助手 山後茜 音楽 和田薫 アニメーション制作 CloverWorks 脚本 冨岡淳広 石橋大助 阿部沙耶佳 北条千夏 藤田伸三 兵頭一歩 竹田裕一郎 絵コンテ 渡辺歩 今井友紀子 石踊宏 和田高明 高橋知也 佐山聖子 富田浩章 誌村宏明 大橋誉志光 河野亜矢子 菅沼栄治 角地拓大 大橋一輝 演出 今井友紀子 高田昌豊 深瀬重 和田高明 高橋謙仁 岡本恵里香 上田慎一郎 山口頼房 河野亜矢子 角地拓大 伊福覚志 村田尚樹 大橋一輝 北久保弘之 作画監督 太田恵子 小丸敏之 小泉初栄 佐野隆雄 河合拓也 高橋道子 本多みゆき 本多恵美 平野翔 高橋宏郁 長川薫 谷口繁則 今泉竜太 増田敏彦 森谷春樹 はしもとかつみ 渡辺一平太 河本華穂 児玉亮 清水裕輔 鈴木彩乃 柄谷綾子 竹本未希 満若たかよ 大森理恵 齊藤佳子 渡辺浩二 Kim Hee kang Kim Dae Hoon In Tea Sun Kwon Young-sang SEO SOON-YOUNG 吉田優子 大塚八愛 水谷雄一郎 松原栄介 中熊太一 中島裕里 石田一将 毛応星 神山栄吏 張昀 Jo Yong Joo Ko Da hee Ko Dae un 篁馨 有我洋美 安留雅弥 泉美紗子 大槻ちえ 伊藤智子 小川麻衣 藤澤俊幸 小菅和久 浜津武広 奥谷周子 日高真由美 森悦史 林隆祥 松原一之 川口千里 木村都彦 萩尾圭太 亀田朋幸 岡崎洋美 久松沙紀 佐伯直実 清水祐輔 大原大 櫻井拓郎 五十子忍 小川玖理周 西村元秀 木村麻亜紗 たかはし隆子 西川絵奈 福田裕樹 ■関連タイトル 逆転裁判~その「真実」、異議あり! ~ Blu-ray BOX Vol.1 完全生産限定版 3DS廉価版 大逆転裁判1 2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟- Best Price! 3DS 逆転裁判6 【初回限定特典付き】 EDテーマ Message 初回生産限定盤 DVD付 逆転裁判 ~その「真実」、異議あり!~ スマートフォンケース 成歩堂 龍一 スマホざぶとんチャーム 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Blu-ray 魔女見習いをさがして Blu-ray「どうにかなる日々」Blu-ray Happy-Go-Lucky Edition 初回限定生産 Blu-rayDisc付き 『ラブライブ! スーパースター!!』「始まりは君の空」【みんなで叶える物語盤】 BEM~BECOME HUMAN~豪華版Blu-ray Blu-ray 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 10th Anniversary Compact Collection Blu-ray ぐらぶるっ! Blu-ray 映画クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者 Blu-ray CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour 2019 RADICAL DREAMERS Yasunori Mitsuda Millennial Fair FINAL at NAKANO SUNPLAZA 2020 ゴブリンスレイヤー Blu-ray BOX 初回生産限定 グリザイア ファントムトリガー THE ANIMATION 03[Blu-ray] 特装版 ラブライブ! サンシャイン!! Saint Snow 1st GIG 〜Welcome to Dazzling White Town〜 Blu-ray Memorial BOX ゾンビランドサガ Blu-ray BOX 初回生産限定盤 Blu-ray 思い、思われ、ふり、ふられ 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 1st Season 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 2nd Season 完全生産限定版 Blu-ray ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIII OVA Blu-ray 映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日 BD特装版 Blu-ray アズールレーン 三笠大先輩と学ぶ世界の艦船 ぶるーれい Blu-ray 水瀬いのり Inori Minase 5th ANNIVERSARY LIVE Starry Wishes かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 22 OVA同梱版 呪術廻戦 公式ファンブック よつばと! 15 監修 庵野秀明・樋口真嗣など 夢のかけら 東宝特撮映画篇 パラレルパラダイス 13 特装版 アイドルマスター ミリオンライブ! Blooming Clover 9 オリジナルCD付き限定版 美樹本晴彦マクロス画集 軌 わだち― 夜ノみつき 10th EUSHULLY WORKS しらこ画集 ILLUSTRATION MAKING VISUAL BOOK カズアキ画集 Kazuaki game artworks ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ 公式ビジュアルコレクション ぼくたちは勉強ができない 第21巻 音声ドラマ ミニ画集付き同梱版 あいきょう 荻pote作品集 ヒョーゴノスケ流 イラストの描き方 TVアニメ『くまクマ熊ベアー』オフィシャルファンブック 押井守原作・総監督 西村純二監督作品 『ぶらどらぶ』 解体新書公式コンプリートガイド OCTOPATH TRAVELER Design Works THE ART OF OCTOPATH 2016-2020 おそ松さん 3rd season SPECIAL BOOK 描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方 YMO1978-2043 「小冊子・YMO全トラックリスト2021 Amazon限定表紙版」付き To LOVEる -とらぶる- ダークネス FIGURE PHOTOGRAPHY COLLECTION 斉藤朱夏 CALENDAR 2021.4-2022.3 ラブライブ! サンシャイン!! Aqours DOME TOUR COMIC ILLUSTRATION BOOK ラブライブ! サンシャイン!! Aqours COMIC ILLUSTRATION BOOK 2020 Winter イジらないで、長瀞さん 10 特装版 「はたらく細胞」公式アニメ完全ガイド リスアニ! Vol.43.2「アイドルマスター」音楽大全 永久保存版VII アイドルマスター シャイニーカラーズ 3 CD付き特装版 ウルトラマンマックス 15年目の証言録 ウルトラマンZ特写写真集 じじぃ 人生は深いな 冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 上 Flat. ぷよぷよ アートワークコレクション 古谷静佳1st写真集 re START THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER COLLABORATION! Great Journey ウルトラマンゼロ Blu-ray BOX クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 Blu-ray BOX 初回生産限定版 小林さんちのメイドラゴンBlu-ray BOX ゆゆ式Blu-ray BOX スペシャルプライス版 とーとつにエジプト神 Blu-ray 直球表題ロボットアニメ 全話いっき見ブルーレイ 未来ロボ ダルタニアス 一挙見Blu-ray VOL.1 シュヴァルツェスマーケン 全話見Blu-ray ワールドトリガー一挙見Blu‐ray VOL.1 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 魔王プレイボックス 初回生産限定 トータル・イクリプス 全話見Blu-ray Blu-ray Cutie Honey Universe Complete Edition 夜ノヤッターマン 全話いっき見ブルーレイ こみっくがーるず Blu-ray BOX 初回生産限定 Blu-ray 幼女社長 むじなカンパニーセット 初回生産限定 ログ・ホライズン 円卓崩壊 Blu-ray BOX 七つの大罪 憤怒の審判 Blu-ray BOX I Blu-ray 水樹奈々 NANA ACOUSTIC ONLINE 『Dr.STONE』2nd SEASON Blu-ray BOX【初回生産限定版】 魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編 Blu‐ray BOX 今井麻美 Winter Live「Flow of time」 - 2019.12.26 at EX THEATER ROPPONGI - Blu-ray盤 Blu-ray 仮面ライダーゼロワン ショートアニメ EVERYONE'S DAILY LIFE 仮面ライダー一挙見Blu-ray 1号 2号・V3編 仮面ライダー一挙見Blu-ray X・アマゾン・ストロンガー編 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1975-1981 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1982-1986 半妖の夜叉姫 Blu-ray Disc BOX 1 完全生産限定版 裏世界ピクニック Blu-ray BOX上巻 初回生産限定 Levius レビウス Blu-ray BOX【期間限定版】 スーパー戦隊 学研の図鑑 江口寿史美人画集 彼女 アニメディスクガイド80's レコード針の音が聴こえる necomi画集 PHONOGRAPHIC フルーツバスケット アニメ2nd season 高屋奈月 Illustrations 2 彼女、お借りします TVアニメ第1期 公式設定資料集 ドラゴンボール 超戦士シールウエハースZ 超シールガイド ガンダムアーカイヴス『ガンダムビルドシリーズ』編 Angel Beats! 天使画集 Angel Diary PANZER FRAULEIN 野上武志画集 【陸編】 Angel's cage るび様画集 Sweet Dream はすね画集 画集 制服Girl's▼コレクション もりょ作品集 異世界ファンタジーのキャラクターコレクション 劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」公式ビジュアルBOOK アイドルマスター シャイニーカラーズ イラストレーション ワークス VOL.2 Blu-rayDisc付き 八十亀ちゃんかんさつにっき 10 特装版 あんさんぶるスターズ! Ready For Star 2巻 缶バッジ付 Switch エーペックスレジェンズ チャンピオンエディション New ポケモンスナップ -Switch 【PS4】BIOHAZARD VILLAGE PLAMAX 聖戦士ダンバイン サーバイン ノンスケール PS製 組み立て式プラスチックモデル スーパーミニプラ 無敵ロボ トライダーG7 3個入りBOX 魔道祖師 前塵編 完全生産限定版 HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ Ξガンダム MG 機動戦士ガンダムSEED モビルジン 1/100スケール カンチ 青 ノンスケール ABS&ダイキャスト製 塗装済み完成品 ☆赤ver 魔女の旅々17 ドラマCD付き特装版 クリストファー・ノーランの世界 メイキング・オブ・インターステラー BEYOND TIME AND SPACE 時空を超えて るるぶアズールレーン からかい上手の高木さん15からかいカレンダーカード付き特別版 「武装神姫」原案イラスト集 ALLSTARS 機動戦士ガンダム サンダーボルト 17 キャラクターブック付き限定版 とある科学の超電磁砲T OFFICIAL VISUAL BOOK Aqours 5周年記念アニメーションPV付きシングル「smile smile ship Start!」【BD付】
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3886.html
絶体絶命でんぢゃらすじーさんシリーズリンク 機種 タイトル 概要 判定 本編 GBA 絶体絶命でんぢゃらすじーさん ~史上最強の土下座~ 自称クソゲー。ある意味原作通りの無茶苦茶なゲーム。 バカゲー 絶体絶命でんぢゃらすじーさん痛 ~怒りのおしおきブルース~ 原作同様おかしいけど気にしたら負け。 バカゲー 絶体絶命でんぢゃらすじーさん3 ~果てしなき魔物語~ ゲームとしては進化したが、ファンが求めているのはそんなのじゃなく…。 なし DS 絶体絶命でんぢゃらすじーさんDS ~でんぢゃらすセンセーション~ 自称「ダメゲー」。内容は冗談抜きでゲームとして駄目なレベル。 ク 3DS でんぢゃらすじーさんと1000人のお友だち邪 ギャグのテンポはいいが、ゲームのテンポが悪い。とはいえ普通に遊べる完成度。 バカゲー 番外編 GBA 絶体絶命でんぢゃらすじーさん ~泣きの1回 絶対服従ばいおれんす校長 ワガハイが1番えらいんじゃい!!~ 『史上最強の土下座』のスピンオフ。まさかの校長が主役。ゲームのノリは前作とほぼ同じ。 バカゲー 評価対象外 うごくマンガ デジコロシリーズ 3DSで配信された電子書籍ソフト。『ケシカスくん』と共に何本か配信されていた。 関連作品 機種 タイトル 概要 判定 GBA コロッケ!4 バンクの森の守護神 じーさんが特別出演。 DS メイドイン俺 原作者によるじーさんのゲームを配信(現在は終了)。 良 3DS イナズマイレブンGO シャイン/ダーク じーさんと最強さんがコラボ参戦。 なし イナズマイレブンGO2 クロノ・ストーン ネップウ/ライメイ 良 イナズマイレブンGO ギャラクシー ビッグバン/スーパーノヴァ 良 モンスターハンター4 コラボクエストを配信。報酬で作れる武器は色んな意味ででんぢゃらすなアレ。 良 モンスターハンター4G 賛否両論 モンスターハンタークロス 良 モンスターハンターダブルクロス 良 電波人間のRPG FREE! コラボステージを配信。 賛否両論 Switch みんなで空気読み。コロコロコミックVer. ~コロコロコミック読みますか? それとも空気読みますか?~ なし コロコロコミックシリーズ
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2639.html
光の戦士フォトン 惑星ゾルディアスの戦い 【ひかりのせんしふぉとん わくせいぞるでぃあすのたたかい】 ジャンル アクション 対応機種 ファミリーコンピュータ 発売元 タカラ 発売日 1987年8月28日 定価 5,500円(税別) 判定 クソゲー ポイント 独特の擬似3D不快サウンド全体的に理不尽 概要 ストーリー システム 問題点 評価点 総評 概要 タカラ(現・タカラトミー)の初のキャラゲー以外のゲーム。 上記のタイトルが正式名称であるが、タイトル画面には「フォトン」としか表示されないためタイトルを間違われる事が多い。 相変わらず『コンボイ』並みに難しい。 ストーリー 宇宙の彼方に存在する知的生命体は活性のフォトン(フォトニアン)、不活性のダクラに分離した。 後に闇の生命体へと進化したダクラに宣戦布告され、敗北したフォトニアンは惑星型宇宙船ゾルディアス号で脱出した。 しかし、ゾルディアス号はダクラに取り込まれてしまい、ほとんどのフォトニアンは死に絶えてしまった。 フォトニアン最後の生き残りとなったバイオソルジャーはダクラ打倒を目指し、中枢部を目指すのであった。 システム 『メトロイド』に代表されるような、探索重視のアクションゲーム。 擬似的に3Dを表現した画面構成になっている。ある程度進むと、画面が切り替わる。1画面ごとに画面を切り替えるといえば『ゼルダの伝説』を思わせるのだが…… 『ウィザードリィ』方式の3Dダンジョン表示に、画面下の現在地1マス分の表示内へ無理やりアクションゲームを組み込んだ作りとなっている。 階層構造になっており、隠し扉も多い。 ダンジョン内にはアイテムが落ちており、それを集め攻略していく。 敵を撃破すると、ライフが増えていく。 攻撃は一種類で、前方のみ撃つ事ができる。 パスワードによるセーブが可能。 問題点 操作が独自で慣れるのが大変。 キャラをある程度上に進ませれば次のマスへの前進に、左右画面端か下だと向き変更+1マス前進になる少々ややこしい仕様。 前に進もうが後ろに戻ろうが主人公や敵のサイズが変わらないのでまったく3Dに見えない。 一応、後述のアイテムのみ距離によって大きさが変化していく演出がある。しかしそのせいで今いるマスに落ちているのか、もっと奥のマスなのか分かりにくい。 アクションは歩行と攻撃(射撃)のみ、ただし真上にしか弾が撃てない。せめて横に撃てるようしてくれ。 雑魚は1度に1種類しか出ず、殆どが一定時間ごとに画面奥から手前に飛び去るだけで単調。 奥ではなく真横から這って来る敵も居るが、自キャラが上方向にしか攻撃できないので逃げる事しか出来ない。 ボス戦も存在するが、全体的に攻撃にランダム性が強いうえ、弾を大量にバラまいてくるので回避しにくく難易度が高い。 「エネルギータンク」を入手する事でライフの最大値が上昇するのだが、3つ目を取得すると4000からいきなり9999になるやけくそな仕様。だがそれでも厳しい難易度だったりする。 しかも、パスワードによりゲームを再スタートすると、増やしたライフは初期状態の200に戻ってしまう(最大値は戻らない)。 マップは隠し部屋や落とし穴が多く、迷いやすい。 疑似3D表示上マス内での向きの概念が有るのに、その場での方向転換が不可能。 敵の配置がマス+向きで決まっているので、同じ位置でも向きで敵が違ったり出なかったりする謎仕様。 エレベーターもあるのだが壁が点滅してるだけでそれっぽいグラフィックも無く、主人公がただ上下に浮いたり沈んだりするというカオスな画面。 エレベーターを利用するには「イエローストーン」「グリーンストーン」といったアイテムが必要なのだが、どのエレベーターでどのアイテムが必要なのか分からない。 この手のゲームにしてはお約束の、ヒントの無さ。 一応アイテムを取ると位置情報が分かったり進めなかった所に進めるようになるが、どのアイテムが何なのか一目ではさっぱりわからない。 取得していく事で向いている方向、現在地の座標などが確認できるようになっていくので、取っておいて損はない。 一応、迷宮のヒントを教えてくれる「ディスク」がある。 ディスクは全部で12個あるのだが、中にはまったく役に立たないものもある。「フォトニアン ニ エイコウアレ」なんてヒントですらない。 パスワードの情報管理がやや雑 システムとしてアイテムの入手フラグ、イベントの進行状況をパスワードで保存するのは当然なのだが、このゲームでは一文字、二文字間違えても普通にパス出来てしまう。 手書き文字のミスを回避出来るというメリットはあるが、間違えても通ってしまうがゆえに重要アイテムが取得出来ていない事に気づかず詰んでしまう可能性が生まれる。 BGMがもはや電波。 ラスボスを倒すとエンディングだが、スタッフロールが無くクリアまでに通過したマスの数が「ツウカキューブ」として表示されるのみ。 評価点 探索系アクションゲームを3Dでやろうとした、先駆的なコンセプト。 エンディングの曲は一応それなりに聴ける。 ゲーム中にくらべて非常にまともな曲になっている。なぜ本編でやらないのか。 総評 難解な操作性と不可解なマップ描写のおかげで、不快さを感じるクソゲーといえる。敵との戦闘も単調で、面白みがない。 説明書や攻略本に記されたストーリーですら電波を感じる。ゲームの出来次第では傑作と言われたのかもしれないが…… 探索型アクションゲームを、3Dゲームとしてファミコン上でやるには、技術もアイディアも足らなかったようだ。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/680.html
「判定不一致修正依頼」にて判定と記事内容の不一致が指摘されています。対応できる方はご協力をお願いします。 戦国キャノン -SENGOKU ACE EPISODE III- 【せんごくきゃのん せんごくえー すえぴそーどすりー】 ジャンル 横スクロールシューティング 対応機種 プレイステーション・ポータブル 発売元 クロスノーツ 発売日 2005年7月28日 定価 5,040円 CERO 12歳以上対象 判定 なし ポイント 微妙なステージ構成キャラの掛け合い減少クソゲーにはなり切れず 彩京STGシリーズ 概要 問題点 評価点 総評 移植 概要 アーケード作『戦国エース』『戦国ブレード』に続くシリーズ三作目。れっきとした前ニ作の続編だが、シリーズ初の家庭用オリジナル作である。 ブレードと同じ横シューティングであるが、ゲームシステムは若干変化している。 一人プレイ専用、全6キャラクター、難易度三タイプ(共に隠し含む)、5ステージ構成。 問題点 まず全体的に敵や弾の置き方がやや大味である。過去ニ作と比べ、パターンが単調化している。 過去ニ作のボス戦は様々なパーツを破壊する事により攻撃が変わるといった演出があったが、本作はボスのパーツ判定といったものがなく、ただダメージを与えて次のパターンに移る、もしくは撃破するといった流れになり、いささか地味なバトルとなってしまった感は否めない。 ステージの背景はポリゴンを駆使しあらゆる視点で動く描写となったが、これもやっつけ感が強い。 PS1時代の初期並にチープで、やたらと浮いている。例えるならば『Gダライアス』を一回りしょぼくしたような背景演出。 1ステージの構造がやや長い。過去ニ作に比べ、もっさりしたテンポとなってしまった。 ロードが長い。本作発売時のPSP本体は、今よりもロード処理の劣るPSP-1000型だった為、さらにテンポの悪さに拍車をかけるハメに。 但し、現行のPSP-3000型の場合はちょっと間が気になる程度のロードで、特別待たされる訳ではない。 一人プレイ専用になり、二人同時プレイはできなくなった。それにより、二人プレイの各専用イベントも無くなり、エンディングも文字のみと、ストーリー面でも薄くなってしまった。 過去ニ作と比べBGMが地味で耳に残らない(聞けない程ではない)。キャラボイスも棒読み気味で演技が篭っていない。 隠し要素が少なく、PSPのゲームとしてはボリューム不足。 評価点 シューティングとしての完成度が致命的に低いという訳ではない。 あの忌まわしきPS2版『ヴァルケン』の後にリリースされたクロスノーツのソフトなので、核兵器級のクソっぷりを連想してしまう人もいるかもしれないが、特別にバランスが崩壊していたり、操作性が悪かったりする訳ではなく、STGとしては良くも悪くも平凡である。スタッフが根本的に『戦国エース』シリーズの持ち味を理解できていないと感じさせられるセンスの無さは如何ともし難いが、変な電波アレンジが施されていない分だけマシと言える。 キャノンショットによる稼ぎが熱い。 キャノンショットとは隙が大きい代わりに、それで敵を倒すと倍率ボーナスが発生しスコアが稼げるシステム。使いこなす事でスコアに多大な影響を及ぼすので、これを意識してプレイすると面白みが膨れあがる事は必至なはずである。 前作に引き続き、キャラデザインを担当した司淳氏の絵はクオリティ高し。また、イベントシーンはほぼフルボイスとなっている(もっとも上記の通り演技力がアレだが…)。 総評 明らかに前ニ作と比べ愛情が感じられない平坦な作りとなり、シリーズファンからは総スカン、最悪の場合はクソゲー未満とも取れる出来となってしまった。 クロスノーツのセンスの無さもあるのだろうが、過去ニ作があまりにも偉大で、ファンは必然的にそれ以上のものを期待してしまったのが、大きなガッカリ要素に結びついたのかもしれない。 但し、致命的なクソ要素は特になく、ガッカリゲー枠から落ちるまでには至っていない。遊ぼうと思えばとりあえず遊べるゲームではある。 ゲームとは直接関係ない部分ではあるが、本作の発売をきっかけに人気キャラである富樫こよりのフィギュアが相次いで発売されており、(主にエロ方面で)多少なりともキャラクター人気を復活させたことはファンにとっても喜ばしいことだった。 移植 戦国キャノン for Nintendo Switch(2018年10月18日/シティコネクション) ダウンロード専売。CERO B セクシャル後に本作を含む『戦国』シリーズ3作と『ガンバード』シリーズ3作の6タイトルを収録した「彩京 SHOOTING LIBRARY Vol.2」がパッケージ版で販売された。 戦国キャノン(Steam/2020年7月13日/シティコネクション) Steamでの配信。スコアアタック専用モードとオンラインランキング機能が追加されている。 プレイステーション4版(2022年7月28日/シティコネクション) パッケージソフト『彩京 SHOOTING LIBRARY Vol.2』に収録。また、同日に単品ダウンロード版も配信開始。 Xbox One版(2022年7月28日/シティコネクション) 単品ダウンロードソフトとして配信。
https://w.atwiki.jp/kotye/pages/731.html
『ママとの甘い性活Ⅱ』(7/21)《コンプリーツ》 2016年のKOTYeは、2年振りにクソの両雄が殴り合う構図となった。 常連の一角、げーせん18がKOTYe連覇を狙うべく送り込んだ決戦兵器「戦御村正」と、 新星しろいぱんつが放った奇作「グリモ☆ラヴ」による頂上決戦。 雌雄を決したのは、「クソゲーに向き合い語る」というKOTYeの根本的趣旨。 バグに頼らずゲームの全てを曝け出し、根底からのクソさを見せつけていくグリモの潔さが、勝利をもぎ取ったのであった 毎度の如く問われる「クソゲーとは何か?」の問いに対する考察をまた一つ深めながら、 スレ住人は10年目を迎えるKOTYeを前に心身共に引き締め直すのであった。 1月、スレを賑わせたのは、げーせん18が汚名返上するべく送り出した「戦御村正DX」や、 古豪アーベルソフトウェアの逸品「アッパレーション ~最期の初恋はバッドエンド~」といった錚々たる面子。 強豪来襲の予感に迎撃準備をとるスレ住人だったが、開戦の火蓋が切られると予想外の展開が待っていた。 村正DXは起動時のエラー、システム不具合、別作品のセーブ流用で回想全開放といった多彩なバグを披露するものの、 無印から様々な要素を削られ無味乾燥となった挙句ゲーム自体はパッチを当てればクリア可能となったため、 クソゲーとして小粒になってしまった感が否めない。 また、アッパレーションも触れた感覚はいつものアーベルだろうという扱いであり、 1月の注目株はいずれも選評不着という拍子抜けの結末に終わってしまったのだ。 2月から4月にかけても何作か話題に上がったものの、 選評を書くに値しないと思われたのか、いずれも選評は無し。 1年のうちの1/3が過ぎてなお選評が来ないという異常事態を前に、 スレ住人は前年の次点「なないろクリップ」の進展を玩具に暇を持て余すこととなった。 そんな中、ひとりのある発言が盛大なフラグだとは、当時誰も気づいていなかった…… 673: 名無しさん :2017/03/12(日) 21 56 17 ID fOo2ivhk もしパッと見で分かるくらい絵がクソだったら商売する気あるのかって話だからな よくよく見るとなんか酷いってのはしょっちゅうだけどね… 停滞していた状相が動いたのはGW明け、弛緩したスレに初の選評が投下され、 永き仮初の平穏に終止符が打たれることとなった。 4月末にhibiki worksから発売された「新妻LOVELY×CATION」である。 ヒロインから名前を呼んでもらえるシステムと、恋人になる前後に焦点を絞ったシナリオで堅実な展開をしてきたCATIONシリーズ。 今作は原画に本シリーズ初期作を担当した唯々月たすく氏を再び迎え、 シリーズ最終作を有終の美で飾るはずだったのだが、一つの過ちが本作を台無しにしてしまった。 その過ちとは、「発売直前でのエンジン変更」。 体験版で動作確認をし、万全の態勢で臨んだ購入者は、 「インストールして起動する」という当たり前の動作が不具合により出来ない現実に直面する。 何とか自力で認証不具合を抜け出しても、激重な動作、画質劣化、強制終了といった新たな敵と戦わなくてはならない。 これらは全て先のエンジン変更のせいであり、その理由も、 「割れ対策の為に体験版からエンジンを変更した」というものだから購入者からしたら堪ったものではない。 「体験版詐欺」という言葉はエロゲー界ではよく聞くが、 流石に動作確認にすらならない体験版が来ようとは思っていなかっただろう。 この低品質な出来に対し、発売日当日に修正パッチと高画質立ち絵パッチの2種類が公開されたものの、 修正パッチの方は根本的な問題であるプログラムの動作について何一つ改善せず、 高画質パッチも展開すると4GBに膨れ上がるという地味な嫌がらせが仕込まれている。 その後、5月2日に再度修正パッチが公開されるが、これが所謂「バグ追加パッチ」であり火に油を注ぐ顛末となった。 動作改善は相変わらずされないにも関わらず、それまで抱えていたBGV周りが動作しないバグが悪化し新たなバグが爆誕。 これはBGVの読み込みが失敗し、BGVの断片が延々再生されるというもので、 例えばタイトル画面でこのバグが発生すると、 「新妻ラブリケッ 新妻ラブリケッ 新妻ラブリケッ(略)」と壊れたレコードの如くタイトルが流れ続ける。 ヒロインとの情事の際にも発生し、読み込み失敗したBGVの断片が寝室に木霊する様は怒りを通り越して哀愁を誘う。 更に、バグが発生した本作を強制終了すると、時折セーブデータが破損するという超特大のオマケ付き。 この有様にも関わらず、パッチ配布以降はGWによるサポート中断期間となってしまったため、 GWの間恋人といちゃこらできない購入者から絶え間ない怨嗟の声が上がることとなった。 結局、これら不具合のうち致命的なものはGW明けのパッチで概ね修正された。 だが、バグ以外の問題点として、複数ライター間の管理統率が出来ていないために、 ヒロインごとの扱いに差が生じているという問題も見過ごせない。 その結果、純愛主軸のキャラゲーにも関わらず特定のヒロインがシナリオ・回想面で不遇な扱いを受け、 一部の暴徒化したプレイヤーにより担当した外部ライターにまで炎上が及ぶ始末であった。 選評という恵みの雨により俄かに活気づくKOTYeスレに更なる賑わいを齎したのは、 5月末にeufonieより発売された「はにデビ~Honey Devil」。 淫魔に取り憑かれ発情した女の子を性交渉で鎮めよう!というあらすじの通り、エロ重視が期待されていた本作だが、 パンツをおろしてプレイするプレイヤーの前に立ちはだかるのは、悟りを開いた僧の如き主人公であった。 発情を抑える手段や淫魔の封印方法として主人公との性交渉や類似手段が有効と判明するものの、 「好きな者同士でやることだから出来ない」「行為の後に傷つくのは女性だ」と主人公は頑なに拒否。 あろうことか個別ルートに入りヒロインと恋人同士になった後でさえ、 「がっついていると思われたくない」と行為を拒絶する徹底ぶりであり、 草食系を通り越して不能か超越者のどちらかとしか思えない。 人間としては理解できるという反応も一部であったものの、エロゲーの主人公としては完全に失格であり、 購入者からしたら「裏切られた」以外の何物でもないだろう。 エロ全開な作風を匂わせておきながらエロCG率6割という内容も合わさり、 全体的に何がしたかったのかわからない印象が付き纏う一本となってしまった。 クソゲーの攻勢はまだまだ終わらない。 6月末にDigitalCuteより発売された「タンテイセブン」は、近年増えつつある推理モノであり、 公式が「濃密なストーリー」と謳うこともあって注目されていた。 しかし、いざ発売されると、パッチを当てないと「体験版」と表示される上に、 特定ミッションから先に進めないというまさかのサプライズ。 この心臓を鷲掴みにされるかのような上々な掴みにスレは熱狂、 程なくしてその全容が明らかになるのであった。 まず推理モノの命であるシナリオだが、これがクソの山と化している。 本作のシナリオはミッションシステムというものに沿って展開され、 メイン・サブそれぞれいくつか用意されたシナリオを一つずつ読み進めることで個々のシナリオが連動し、 メインシナリオの展開に影響が及ぶように作られている。 どのサブシナリオがメインに影響するのか推察出来ればまだ救いがあったかもしれない。 しかし、実際のところはシナリオ自体が時系列バラバラで整合性も取れておらず、 そこに至る過程自体省略されているような状態であり、推理の前提にすら立てやしない。 特定のシナリオに限っては関連する話が丸々抜けているのではというばかりのスカスカ具合。 おまけに、途中で出てくる選択肢もノーヒントで正解を選ぶ必要があり、 プレイヤーは正解を引くまでサブシナリオと選択肢の抽選作業を続ける必要がある。 公式が「濃密」と豪語するシナリオの質の面も、推理に必要な探索の描写は皆無に等しく、 プレイヤーが気になる点は悉くスルー。 一方、クソゲーのお約束である食レポにはやたら注力している他、 一部の登場人物が事あるごとにズレた発言をしては他者に突っ込まれるという茶番が繰り広げられ、 まともに読むことさえ苦痛が伴う。 加えて、時と場所を弁えずテキスト上にハートマークが乱舞し、 例えHシーンだろうとお構いなしにアイキャッチが割り込むため、 上記抽選仕様や数々の脱線と合わせテンポの悪さは折り紙付きである。 次にシステム面。 既出のミッションシステムは既出の通りシナリオを読む上での害悪にしかなっておらず、 それに付帯する秘密文書は全てクリアして尚揃うことは無い。 主人公の異能の一つであるシナスタジアビジョンは、探索中に怪しい箇所が目立ち、 より詳細に調べられるようになるという探偵垂涎のチート能力だが、 チュートリアルで登場して以降は一切出番なし。 同じくシナスタジアバトルについても相手の矛盾や弱点を突き論破する形式となっているが、 失敗すればバッドエンドという本来の仕様はどこ吹く風、 例え間違えても直前に戻ってやり直すだけで何事もなく進むため、只の作業となっている。 本質的な部分以外でも、CuteMotion2の不具合により立ち絵の首から上だけが浮遊し、 また特定の選択肢を選ぶと強制終了するなど、バグ方面も強力だ。 以上のように、推理モノの命であるシナリオが低質であり、 そもそもシナリオを読むにも単調な作業を繰り返さなければならないという苦痛を伴う仕様の前に、 多くの者が斃れることとなった。 後々の度重なるパッチで不具合の修正やシナリオ補完などが行われ、 歯抜けで時系列が滅茶苦茶なシナリオも幾分読めるようになったが、 本来購入者が求めたものからの乖離という意味では最後まで解決はされず、 久々の新作を焦がしたDigitalCuteの行く末を好事家が見守るのであった。 少しの間をおいて8月にやってきたのは、まさかの「アッパレーション~最期の初恋はバッドエンド~」。 一度は見過ごされたアーベルの新作であったが、選評空白期に再度見直してみると矢張りクソということで、あえなく御用となった。 アーベルといえば毎度チープなシナリオが目に付くが、御多分に漏れず今作も褒められた出来ではない。 フルプライスながらプレイ時間は4時間、ヒロイン5人でこの文章量という時点でまともな内容は望むべくもない。 また、本作には「死神見習いの能力を使ったセックスによって命を分け与えてヒロインの危機を救う」”命数授与システム” 「運命の分岐点を作り出す」”運命流図システム”等の仰々しい要素が盛り込まれている。 だが、前者は単にHシーン導入の演出、 後者は”強制バッドエンド→バッドエンド回避用の選択肢追加”の流れをそれっぽく演出しているだけのもので、 実際はアーベルお得意の「バッドエンド強制フルコンプ」に基づく一本道展開でしかない。 ルート間による設定の矛盾も日常茶飯事であり、病弱幼馴染のルートでは死による別離は抗えぬ運命としておきながら、 別の後輩ルートではさっぱり設定を忘れ、風前の灯火であった後輩に生命を分け与えながら宿敵を倒して一件落着である。 実質的な大団円エンドであるメインヒロインのルートでは、先程死亡した幼馴染が死神として蘇生するが、 ここでも「死神に生まれ変わった際は前世の記憶を失う」という設定は完全無視。 そのまま最終決戦までご都合主義で突き進むため、他ルートの記憶などという感慨は木端微塵である。 シナリオ以外に目を向けても問題だらけだ。 過去作よりも文章量が減ったはずなのに誤植は増加し、シリアスシーンを度々白けさせてくれる。 エロゲーの肝ともいえるHシーンは実質34回とアーベルにしては破格の多さだが、 その多くが前作の「不条理世界の探偵令嬢」からの使いまわしであることが発覚。 加えて本作新規と思われるテキストすら本作内で使いまわされている。 グラフィック面も抜かりはない。 CGの作画が崩れる程度は朝飯前で、ピンク色のバニラアイスや左右の瞳が同色のオッドアイヒロイン等々探すまでもなく粗が見つかる。 システムも、6年前の当時でさえ時代遅れだった2011年大賞「ゾンビの同級生はプリンセス」からろくに進歩していない。 手堅く低クオリティに纏め上げられた本作のクソゲーぶりは、クソゲーマイスターであるアーベルならではといったところであり、 この点に関しては天晴れの評価を付けて良いのかもしれない。 この流れに乗るように、8月発売の新作も立て続けにスレに攻勢をかける。 先陣を切ったのはソフトハウスキャラの「領地貴族」。 領地の発展と経営に主軸を置いた、キャラお得意のADV+SLG形式のゲームスタイルである。 だが、SLGの部分が、元々当たり外れの大きいブランドであることを差し引いても看過できない出来であった。 ゲームシステムは至って単純で、ターン制を採用したSLG。 ターン毎に行動力を消費し、領地に建物を建設したり、人を雇ったり、イベントを発生させたりというオーソドックスな形式である。 本来であれば限られたターン内で行動力を如何に上手く配分し、 領地経営とイベント消化を両立していくかが問われるスタイルのゲームであるが、 本作においては行動力の仕様が全てのバランスをぶち壊しているため、その心配は不要である。 初期状態では1ターンにつき1行動力、つまり1回しかコマンド実行が出来ないのだが、 雇用の際に騎士を採用すると騎士1人につきターン内の行動力上限が1増加する。 加えて、騎士の雇用による行動力増加に何の制約も無いため、 騎士の頭数を揃えるだけで1ターンのうちにやりたい放題になってしまう。 行動力消費によって各種資源が山のように手に入る上、 人材雇用に対するペナルティもないため、領地経営の問題も騎士さえいればオールOK。 おまけに雇用した人材を2週目にも引継げるため、2週目以降は序盤からゴリ押し可能という親切設計だ。 「行動力を上げて物量で経営すればいい」というスベ理論により薄味になってしまった1本と言えよう。 続いて「恋愛教室」もエントリーを果たす。 新ブランドUnN/Aから発売された本作は、事前投票で16人のヒロインのなかから投票によって攻略対象が選ばれるという画期的なもの。 だが、その中身は詐欺にも等しい何かであった。 第一にフルプライスながら容量は2GBを割り込み、インストーラーすらまともに起動しない。 ようやくインストールして起動すれば、あまりにも質素なメニュー画面がお出迎えしてくれるが、 残念ながら中身の方はメニュー画面が可愛く見える程にボロボロである。 まず投票によって攻略対象が決められたシナリオは、残念ながらティッシュペーパーよりペラペラの薄さと言わざるを得ない。 タイトルにある「恋愛教室」についても、共通ルートで1回やった後は一切出番なしである。 特に個別ルートでは、パッケージヒロインの2人をして、 ルート①:お見合いの話が来ました→俺が話をしに行く!→エンディング ルート②:この学校が共学になるの嫌!→俺の両親に頼んでみる!→エンディング という薄さであり、問題の解決についても数クリック触れられる程度である。 投票で選ばれたヒロイン2人の個別ルートに至っては問題すら発生せず、ただ体を重ねるだけ。 公式サイトにあった「厳選されたヒロインとだけ愛を育み、体を重ね合い、 作品の中でしっかりとした恋愛劇を描きます」の一文と実際の落差が涙を誘う。 ちなみに、その体を重ね合うHシーンについても、このゲームには回想モードが実装されていないため、 回想したいシーンには事前にセーブを設けてそこからロードするという前世紀的な対応が求められる。 また、あまりの薄さのせいで霞みがちだが、ヒロインを物扱いする外道主人公や、投げっぱなしの伏線など、 量だけでなく質の面もお粗末極まりない。 本作はバグも強力であり、特定シーンに進行不可能バグが仕込まれている。 また、このバグを修正するパッチについても、メーカー自ら宣言した公開期限を踏み倒しており、 新ブランドにあるまじき豪胆なサポート体制だ。 パッチ適用後も、テキストと全く関係ないボイスが流れるバグ、 会話中の人物の背後に無関係の人物が次々登場しては何も言わずに消えていくバグ、 同じ内容の放課後が2日間繰り返し訪れるバグ、エンディング画面が黒一色でBGMだけ流れるバグ等、 細かなバグは残ったままである点も見逃せない。 なお、発売元のブランドUnN/Aは新ブランドを自称しているが、 その実態は過去にマスターアップ後の延期やパッチ公開遅延、 更には新ブランド設立後の延期連発 発売後の売り逃げなどやりたい放題やってきたEx-iTの残党であることが判明。 そして、本作は発売後暫くして公式サイトもアクセスできなくなり、 またしてもクソゲーの売り逃げであったことが明らかになったのであった。 さて、少々時を前後して、前述のタンテイセブンと同時期に大いに注目された一本があった。 コンプリーツの「ママとの甘い性活Ⅱ」(通称:ママⅡ)。 エロゲーに於いては息の長いジャンルである母親モノであり、 需要がはっきりしていることから大きく外すことは滅多に無いジャンルだ。 では、本作の何が問題かというと、「グラフィック」。 それも、過去に類を見ない低質さである。 トップページに鎮座するヒロインの絵は、その辺の素人を連れてきたのかという酷さの原画に、同じく素人同然の塗り。 サンプルを眺めても同様のロークオリティの絵が並ぶだけで救いは無い。 主人公は主人公でやたら肌が茶色く、公式の文章から23歳以上であることが確定しているにも関わらず小学生同然の幼稚な面構えであり、 ヒロインに負けず劣らず人外の様相を呈している。 この「作画崩壊」という言葉すら生温い出来に加え、ミドルプライスという強気な価格設定を前に、 7月末の発売日を迎えてもスレ住人も購入を躊躇。 決死の覚悟で購入した者が選評を書き上げたのは、秋色深まる9月末になっていた。 それでは、選評によって明らかになった真の実力を見ていこう。 まず本作はミドルプライスのエロゲーであるが、実容量にして僅か260MB。 義母ルートが4つ、サブヒロインのルートが1つとルート分岐は豊富だが、総プレイ時間は僅か1時間。 元々「見えている地雷」であったが、ボリューム面でも文句のない地雷である。 そして、肝心のグラフィックは、想像を絶する魔界であった。 何と、これまでサンプルで公開されていたCGは、「まだマシ」なレベルだったのである。 禁断の扉を開けてみれば、瞳孔は見開き、視線は定まらず、手は歪み、関節があらぬ方向に捻じ曲がった義母の上に、 歪な丸太に手足を生やしたような主人公が冷凍マグロのようなカチコチの姿勢で載せられ、 くんずほぐれつしているCGが次々に出土。 ものによってはバラバラ死体かと思うような出来のものまで混じっており、 これらの惨状の前には義母の胸が可変サイズであることや、主人公の腕が伸縮することなど取るに足らない問題であろう。 この古代文明の壁画ですら裸足で逃げ出すような酷さの前に、最早抜くどころの騒ぎではない。 むしろ「抜けるものなら抜いてみろ」とでも言わんばかりの地獄絵図である。 20年前のエロゲーと比べても本作の絵の低質ぶりは群を抜いており、 絵がダメなエロゲーとして金字塔を打ち立てた「わくわく惑星プリンセス」をもってしても、 スレ住人に「ママⅡとわくプリならわくプリの方がマシ」と言わしめるほど。 選評者が残した「褒める所はこれやったら他のエロゲがすっごい傑作に感じられる位だ」という言葉が、 ママⅡの恐ろしさを端的に表している。 ママⅡの凄絶なグラフィックを前に、スレは一気にヒートアップ。 グラフィックの一点だけで圧倒するママⅡの姿勢に前年大賞のグリモと同様の称賛を送る者や、 買う前からクソと分かりきっている以上買った後に文句を言うべきでないと擁護する者など様々が入り乱れ、 今年一番と言える盛り上がりを見せる。 そして、その盛り上がりの最中に、更に選評が舞い込んできたのだった。 9月末にハイクオソフトから発売された「面影レイルバック」である。 延期に定評のあるブランドであり、本作についても案の定延期を重ねた末の発売となったが、 その中身は長い延期期間のうちに朽ち果ててしまっていた。 本作の問題は、とにかく「話の中身が無い」一点に尽きる。 話のボリュームからして、共通ルートが3時間弱。 しかもそのうちの殆どが山も谷もない日常生活の話題である。 ほぼ唯一の山場ともいえるのは、主人公とヒロインが進行中の事業を会社の重役に妨害されるくらいだが、 それとて早々に解決し、盛り上がる要素はゼロ。 個別ルートもルート次第では30分もあれば終わるスカスカ具合であり、 フルプライス作なのに付き合った後の描写もろくに無い。 行方不明な主人公の父親の件や、主人公の養子先でもある会社内の人間関係などといった伏線も、 回収する素振りすら見せず一切ぶん投げている。 設定自体は魅力的なものがあるが、このボリュームの無さでは活かせるはずもなく ブランド10周年記念作として集めた期待を裏切る結果となってしまった。 さて、ママⅡの来襲以降大いに沸いたスレであったが、面影レイルバック選評後暫くの間、選評不着が続くことになる。 二度目の選評不作が打開されたのは、2017年も末、大晦日の12月31日。 同日発売の「文芸彼女と僕二人だけの愛の巣だった部室にヤリチンが入部してきた!」が、 その日のうちに滑り込みという前代未聞の離れ業を成し遂げたのであった。 では、税込み756円というKOTYe史上最安値の本作は如何程か見てみよう。 本作はタイトルからわかる通り、「寝取られ(NTR)」作品である。 このジャンルではヒロインが寝取られるHシーンの質が重要であることは勿論であるが、 寝取られる前の日常や恋愛描写も重要となる。 この両者が揃って初めて、「寝取られる」という事実がより際立つのである。 ところが、本作に於ける寝取られ前の日常描写は刺身のツマはおろか添えられた食用菊ほどの価値もない。 主人公とヒロインは恋人関係にも関わらずデート等の浮付いた話は一切なく、 あるのは「目玉焼きにきな粉と黒蜜が合う」といった下らない雑談ばかり。 数刻のうちに間男が現れるため、日常場面は一瞬にして終了する。 そして、本命の寝取られシーンも御座なりな作りである。 「寝取られ」を謳う以上、主人公はヒロインに対して恋慕の情を抱いていなければならないのだが、 主人公の心理描写が希薄この上ないため、本当に好いているのか正直疑わしい。 主人公とヒロインとの恋愛の様子や主人公の心情がまるで把握できないせいで、 主人公を自己の分身と見ることやヒロインへの思い入れを深めるといったことが出来ず、 このため主人公に自分を重ねてヒロインを寝取られた喪失感を味わうことが難しいという 寝取られ作品として致命的な問題が生じている。 ヒロインはヒロインで早々に間男の肉奴隷と化し、積極的に奉仕を行うようになるため、 堕ちていく変化を楽しむことも許されない。 ロープライスという点を鑑みても、ジャンルに沿った需要を満たすことが出来ないようでは、 クソゲーの烙印を押されるのも已む無しであろう。 以上が2017年内に選評が投稿されたクソゲー達になる。 だが、昨今のKOTYeでは恒例になりつつあるが、年が明けてから「申し開き」をする者が今年も現れた。 年明け早々に申し開きを始めたのは、7月に発売されていた「真・恋姫†夢想-革命- 蒼天の覇王」。 10年の歴史を持つ恋姫シリーズの最新作にあたるが、萌将伝以来久々のエントリーとなった。 まず、公式が「真・恋姫†無双のリメイクではない」と宣う本作であるが、残念ながらこれは嘘である。 というのも、過去作の「真・恋姫†無双」から魏ルートのみ抜き出し、 グラフィックの刷新やBGM追加、新キャラ・新エピソード追加を行ったに過ぎないものだからだ。 本編のテキストも過去作からのコピペが中心であり、「真・恋姫†無双の1/3リメイク」と言われても仕方がない。 元々のテキストが良く、また、追加されたエピソードについても内容は面白いのが救いではあるが、 同時に元のテキストと追加エピソードの内容が全く噛み合わないという問題点を抱えており、 折角の良テキストが台無しである。 過去作より続く戦争パートについても、今回新たに「熟練度」という成長システムが採用されたが、 熟練度による恩恵は微々たるものであり、おまけに周回時に引き継げないとあっては、 自ら旨味を殺しているとしか言えない。 1/3リメイクという点に目を瞑れば魅力的な要素が多かっただけに、 それすら潰していく本作にシリーズファンは只嗚咽を漏らすだけであった。 続いての遅刻組は、9月にGaletteより発売された「お兄ちゃん、右手の使用を禁止します!2」(通称:おに禁2)。 2014年に萌えゲーアワード金賞を受賞した過去作「お兄ちゃん、右手の使用を禁止します!」に、新たにヒロイン2人を加えての続編である。 だが、無印の製作スタッフが1人も残っていないことから警戒信号も同時に点灯しており、 ひと皮捲れば案の定惨憺たる出来であることが発覚したのだった。 まず、イラストについては、無印ヒロインは立ち絵と一部CGはそのまま過去作から流用されているが、 別原画によるそれ以外の新規CGではヒロインの面影は一切残っておらず、 無印プレイ済には只の思い出ブレイカーでしかない。 追加2キャラ分については立ち絵・CG共に一から描いていることもあり、無印組と比べると違和感は少ないが、 それでも質は平均以下であり、作品通しての絵のクオリティはお察しである。 おまけにCG差分も少なく、差分不足のため主人公のナニが下着を貫通してヒロインと結合していることもある。 シナリオについては、文章量自体はそれなりにあるが、質自体はこれも残念レベルである。 第一に、誤字脱字は向こうから勝手に飛び込んでくるくらいの頻度で出現し、 主人公名の取り違えもクソゲーの嗜みとばかりに標準装備。 CGとテキストの状況乖離も日常茶飯事であり、テキスト自体も「7人用のバスを11家族で貸し切り」と 一目でおかしいとわかるものが多数転がっている。 加えて、「主人公が右手を怪我して使えないために、妹たちが右手の代わりにいろいろお世話する」というのがゲームの趣旨にも関わらず、 主人公は平然と右手を風呂に浸し、砂浜で砂遊びに興じ、妹と駅弁スタイルで行為に及ぶなど、何一つ不自由さが感じられない。 怪我した右手に巻かれていた包帯も、知らぬ間に自然消滅したり、そうかと思えば左手に移動したりする有様であり、コンセプトからして破綻している。 本作では過去作から声優も全て入れ替わっているが、これも盛大なクソである。 シリーズ中に声優入れ替えの時点でクソ扱いされても仕方ないのだが、 此度の声優は殆どが素人演技である点がクソさに拍車をかける。 また、声優演技以外にも本作は音声周りに不具合を多々抱えている。 NGボイスはそこかしこに混入しており、声優の咳払いや言い直し、台本捲り等のノイズが複数入っている他、 酷いものでは20分近くに亘って収録現場の音声が録音されたものがそのままゲームに入っている。 他にも本来分けるべき台詞が繋がって収録されていたり、 Hシーン中に本来再生されるべき台詞から全て1つずつずれて再生される等、 エロゲーより声優収録現場を知る資料としての価値の方が高いのではと思われる程。 ゲーム側もこの質の低さに匙を投げたのか、200余りの箇所でボイス再生をサボる始末である。 それ以外にも、CGが表示されるべき場所で表示されずに真っ暗であったり、真っ黒背景に立ち絵だけが表示されたりと、バグもより取り見取り。 一応修正パッチが公開されており、「setup.exeをインストールフォルダのsetup.exeに上書きして下さい」と書かれているのだが、 インストールフォルダにsetup.exe自体が存在しない以上、ゲーム内容の改善はされるわけもない。 元々ブランド前作の出来が散々であったことから内情が危惧されていたGaletteであったが、 人気作品の名を借りて尚、商品未満のものしか作れなかったという事実に、 昨今の制作事情の厳しさが改めて浮き彫りになった1作であった。 さて、エントリー作品を紹介し終えたところで、本年の大賞と次点の発表に移りたいと思う。 まず次点は、 「恋愛教室」 「お兄ちゃん、右手の使用を禁止します!2」 そして大賞は、 「ママとの甘い性活Ⅱ」 とする。 本年はKOTYe10年目となり、創設された当初とはエロゲー事情も大きく変化している。 当然、今年エントリーしたクソゲー達にも、近年のエロゲー事情が多分に反映されている。 そのなかでも、クソゲーとして高い「質の低さ」を有するのは勿論のこと、 質の低さと現代のエロゲー事情の相関が色濃く表れている2作について、次点とした。 「恋愛教室」は業界内で繰り返される「ブランドロンダリング」の悪しき見本として、 「おに禁2」は原作スタッフ不在のまま商品未満のものを発売せざるを得ないという「人材不足・資金不足」の好例として、 それぞれ現代のエロゲー制作事情の厳しさと、それにより商品未満のものが生まれているという業界の負の面が鮮明に現れていると言えよう。 そして、その究極の例が大賞「ママとの甘い性活Ⅱ」だ。 最低限の体裁だけ作って流通に乗せなければいけないという「大人の事情」が無ければ、 これほどまでの負の逸材が日の目を見ることは恐らくなかったはずである。 疑問を呈す人もいるだろう、「ママⅡは買う前からクソと分かり切っている、クソゲーとして扱うのはおかしい」と。 だが、KOTYeは「その年に発売されたエロゲーから一番のクソゲーを決める」ものである以上、 そのクソゲーが持つ全ての要素を勘案し、総合的な負のポテンシャルで評価すべきものである。 例え見た目からしてクソと明白であろうとも、それがエロゲーとしてこの世に生を受けたからには、 KOTYeも最後までそのクソゲーが持つ要素を余すことなく語り、評価しなければならない。 さて、ゲームの構成要素を語る際、グラフィックというものはエロゲーに於いて非常に重要である。 それは、人が得る情報のうち8割は視覚に頼っていること、ゲームである以上プレイヤーは常に画面と相対し続けること、 例え他の要素が壊滅的な出来栄えでもグラフィックさえ良ければ「画集」として擁護の声が上がることからも想像がつくだろう。 逆に、グラフィックが低質であるゲームは、その他の要素でグラフィックの低評価を挽回できるクオリティを確保しなければ、 真っ当な評価はまず得られない。 では、ママⅡはどうだろうか。 グラフィックの酷さについては既出の通り前代未聞と言ってよく、一度目にしたら当面は脳の片隅に居座り続けるインパクトを誇り、 到底本来の用途に使えないどころか、下手に抜こうと試みようものなら一生もののトラウマさえ負いかねない程である。 この一点のみで他の有象無象を蹴散らすだけの負のポテンシャルを秘めていることは疑う余地も無い。 KOTYe10年目にして、我々は「立ち絵もCGも揃っているのに、出来が酷すぎて使えない」という新たな極地に辿り着いたのだ。 また、ゲームを構成するその他の要素に救いを求めても、残念ながら褒めるべき点は見当たらない。 むしろ、ミドルプライスとしては犯罪級なシナリオの短さによって、 1枚でも精神汚染されかねないCGを1時間の内に30枚ほど立て続けに押し付けられる狂気仕様が生まれている点も、 看過することのできない立派なクソ要素である。 エロゲーとしてのメイン要素に前例なき超特大のクソを抱え、他での擁護も不可能な以上、大賞の冠を戴かせる他ない。 故に、2017年KOTYeの大賞は「ママとの甘い性活Ⅱ」とする。 今年は例年と比べエントリー数が伸び悩み、10年目としては少々寂しい結果となった。 これらの要因としては、前年のグリモ・村正、それ以前の戦極姫6、そしてチーズと、近年のクソゲーが大型化していた点が挙げられよう。 特にチーズに関しては3年前のゲームにも関わらず、 全方位に隙のないクソの御大として未だ多くの民に畏怖の念を植え付け続け、クソの新基準として君臨しつつある。 そのため、「並のクソゲーではこの先生きのこれない」という概念がスレに暗雲のように立ち込め、 普通に見ればクソかもしれないゲームでも選評が届かないという異常事態が発生。 結果、本来はプレイした人がクソと感じれば選評を投稿するエントリー制を採るKOTYeにも関わらず、 4ヶ月間選評なしという状況になったのだ。 だが、人の価値観が千差万別であるように、クソゲーという評価も人によって変わるもの。 エントリー制という形式であるKOTYeだからこそ、クソゲーと感じたら選評を書いてほしい。 貴方の選評を読み、貴方と共にスレでクソゲーを楽しみ抜き、 貴方が感じた哀しみ・怒りを笑い流すことを我々は待っているのだから。 人は問う、何故そこまでしてクソゲーを求めるのか。 それは我々に備わる本能ともいえるものである。 本能が故にクソゲーを求め、余すところなく味わい、共感し、笑いあうのである。 本能が故に、クソゲーが世からなくなるその日まで、クソゲーを求めてしまうのである。 その真理を示す語として、ある僧の格言を拝借し、本年の結びとしたい。 「ココロというものは、穏やかなシアワセという良作よりも、 劇薬のような刺激が一気に得られるクソゲーという餌を、好んでしまうものである」
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2691.html
3×3EYES 聖魔降臨伝 【さざんあいず せいまこうりんでん】 ジャンル ロールプレイング 対応機種 スーパーファミコン メディア 8MbitROMカートリッジ 発売元 ユタカ・バンダイ 開発元 ノバ 発売日 1992年7月28日 定価 9,500円(税別) 判定 クソゲー ポイント 足を引っ張る3人目うううっっっ! グプターがしんだ…セーブ不能の壮絶なレベル上げ 概要 問題点 評価点 総評 余談 概要 漫画「3×3EYES」を題材にしたRPG。シナリオは太歳出現から憑魔一族までだが、本作オリジナルの展開も多い。 戦闘はターン制だが、素早いキャラから順に、個別に行動する。敵のほうが素早い場合、戦闘に入った直後に敵の攻撃が飛んでくる。 問題点 主人公は基本死なない。しかし、主人公以外のキャラが一人でも死ぬ(戦闘不能)とゲームオーバー。 パイが死ぬ→八雲が死ぬというコンボは原作を再現しているものと思われるが、死ではなく戦闘不能という表現にすればマイルドになったのではと感じる。 一部イベントを除き常にパーティにいるパイはともかく、弱い上に死ねばゲームオーバーになる3番目の仲間は邪魔以外の何者でもない。 3番目の仲間は入れ替わりが激しいため、育てて強くしても、使える頃になればイベントで別れてしまう。 ラスボス直前でグプターが仲間になるが、レベルを上げずにそのまま特攻すると、ラスボスの全体攻撃で即死→ゲームオーバーとなる。 つまり直前のレベル上げが必要だが、設定ミスなのか初期レベルに対して初期経験値が少なく1レベルを上げるのにとてつもなく時間がかかるうえ、グプター加入後はラストダンジョンから出られなくなるためセーブも不可。しかも、ある雑魚モンスターは前述のラスボスと同じ全体攻撃を使うことがあるので、こいつに先制攻撃されたら祈るしかない。 レベルアップに必要な経験値は約18000。しかし1レベル上げてしまえば、以降は通常通りの3桁の経験値でレベルアップしていく。 回復系アイテムが何故か「10p回復」と「完全回復」しか作れない。 体力は中盤には3桁、終盤にもなると4桁に突入するため、全回復の「木星の護符」以外の体力回復アイテムは役に立たない。 町間の移動は電車、国間の移動は飛行機を使う。電車はタダだが、飛行機は利用するのに必要な航空券が4000ドル。よくよく考えてみれば、狂気の沙汰としか思えない金銭感覚である。 序盤では4000ドルは大金であり、行き先を間違えたり必要アイテムを忘れたりして航空券を無駄遣いすると詰む恐れがある。 龍さんから購入できる「プラスチックボム」がゲーム中で多数必要になるうえ使い所が予期できないので、最初に買っておかないと後悔することになる。 細かな設定ミスが多い。 コットンアイズで購入できる「ピラミッドの書」は店頭では560ドルと表示されるが、実際は5600ドル。 あるダンジョンで、アイテムを一定量集めて祭壇に置く仕掛けがあるが、中途半端に置いてダンジョンを出ると、置いたアイテムが全てリセットされる。当然置いたアイテムは二度と復活しないので詰む。 リンリンが仲間になった後の空の椅子がしゃべったり、ラストダンジョンの中ボスの横を素通りできたり、ラスボスから逃げるのに成功するとエンディングに突入したり。 これらは致命的なバグではなく通常プレイではそうそう気づかないため、小ネタとしては楽しめるかもしれない。 評価点 オープニングとエンディングで入る絵はなかなかに美麗。敵グラフィックも迫力がある。 音楽も悪くない。ダンジョン曲はホラーチック、戦闘曲は妖魔との戦いの雰囲気が出ており、ラスボス曲の突然の展開には驚かされる。 ラスボスに関しては、初見では曲以前に先制攻撃でゲームオーバーになって唖然とするのが先かもしれない。 基本的に敵が出現するのはダンジョンのみで、エンカウント率は低いので、クソゲーにありがちな高エンカウントによるストレスの心配はない。 歩数に関わらずランダムのため、運が悪いと戦闘後1歩も歩けず再エンカウントすることもあるが。 レベルアップが早い(3番目の仲間も1レベル上げてしまえばそれ以降はサクサク上がる)、護符作成により一通りの消費アイテムが安価で手に入る、攻撃魔法が低コストかつ強力、などの理由で基本的に戦闘難易度はぬるめ。 ただし一部の強敵によって、死ぬときは瞬殺される。 一方、ダンジョンは広大で似たような地形が続くため迷いやすい。しかし1画面ごとに区切られているのでマッピングはしやすい。 総評 RPGとしての素材は悪くなかったが、理不尽なパーティ内の一蓮托生システムと戦力バランスの劣悪さが大きなマイナス点となってしまった。 余談 完全攻略ガイドと銘打った攻略本が存在するが、かなりの数の誤字脱字やデータ間違いがある。 あるアイテムについて、別々のページで逆の主張をしている。 没敵・没アイテムなども関係なく載せている。没敵はゲーム中に実際に登場するかのような説明文つき。 同機種では他社からも『3×3EYES ~獣魔奉還~』が発売されている。 ジャンルも異なり、評価も異なった作品。
https://w.atwiki.jp/kotye/pages/683.html
2015年総評案1(大賞最終案1) 大賞 戦極姫6 ~天下覚醒、新月の煌き~ さて、以上で選評が届いた2015年全てのゲームを発表した。いよいよ本年の大賞を発表しよう。 次点は、 『不条理世界の探偵令嬢 ~秘密のティータイムは花園で~』、『猫撫ディストーション 恋愛事象のデッドエンド』、 『妄想コンプリート!』、『Love and Peace』、 そして大賞は、 『戦極姫6』とする。 今年のKOTYeは、万人が認める大賞『核』不在の混戦であった。『チーズ』の爪痕も色濃く、各選評は常に前年王者と比較され、 致命的短所があっても物足りないように見られる宿命を背負ってしまった。 トレンドは多様に渡り、一纏めにするのが困難な中、黒色の個性を持つ者達が負の頂を目指し凌ぎを削り続けた。 不条理世界の亡霊にして貫禄のアーベル節を見せ付けた『不条理探偵』。 クラウドファンディングという手段から文字通りユーザーを絶殺した『猫撫デッド』。 Ex-itの脱国先でも変わらず場外戦の王者ぶりを発揮した『毛根』。これらはいずれも次点に輩出する程の力量を備えている。 しかしこの3作は、プレイすればその全貌が見え、検証を重ねても『負』の部分があまり変化する事はなかった。 またそれぞれのクソ要素も、KOTYeの歴史を紐解けば類似または該当する点があり、「斬新さ」という視点で見るとやや決め手に欠ける節がある。 そんな中最終候補として残ったのは「戦極の陵辱者」たる『姫6』と、「愛と平和の鬼畜者」たる『LaP』。 他次点作が薄さを軸とした酷さであるならば、この2作は濃密な酷さを軸とし、検証を重ねるほど負が膨張した魔性のクソゲーといえる。 ここで一つ補足を挟もう。KOTYeでは家庭用KOTYとは違いエントリー制を採用している。理由は幾つかあるが、エロゲーは本質上嗜好品という意味合いが強く、 より多角的な視点での評価が求められるからだ。では、エロゲーとは何か? 突き詰めればそれはエロと物語を組み合わせ、ゲーム化したものだ。 このエロと物語という重要なファクターにおいて、姫6は「榊 月冴」という最大の汚点がある。 飯一つで女子を堕とし、喰い散らかしては捨て、責任は取らず、また次の獲物を求めるのみ。因果応報を受ける事もなく、境遇に苦しむ事もない。 この傍若無人この上ない立ち振る舞いには誰もが閉口。特に歴代ファンからは嗚咽に似た怒号が飛び交った。 だがこれは所轄古参ファンの多くに該当するものであり、新規ユーザーが感じる「それ」は人によってどうしても異なってしまうのも事実だ。 一方で当初有利とされていたLaPはどうか? もっとも争点となった「エロまでの道程が苦痛で、せっかくのエロに辿り着けない」という点は、 まぎれもなく致命的な問題だ。物語はごちゃ混ぜ世界観で随所に解決されない伏線が重なる上に、ラストはマルチ鬱エンドと救いなし。 ゲーム性は言わずもがな、単純かつ作業的、理不尽な運ゲーに終始し、ご希望のヒロインとのHすらままならない。 だがエロは質こそ単調だが数だけはボリュームに富み、個人差あれど達成感を味わう事が可能な点は見逃せない。 更に検証が続けられた結果、遂にLaPのCGを自力フルコンプする勇者が出現。そして捕獲対象のレア種の出現率が低確率ではなく、 連勝ボーナスを一定数続ける事で出現する事が判明。これにより「作業ゲーだがCGコンプなら十数時間のゲーム」にまで弱体した。 しかし肝心のゲーム内容が面白くない事は変わらず、勝敗を左右する差とは決め難い。 エロ、物語、ゲーム性・・・。ここまではほぼ互角だ。 しかし姫6にはもう一つ、他では見られない独創的なきらめきがあった。 それは、「物語の核たる主人公が、物語の華たるヒロインの株まで下げている」点である。 事実、次々に餌付けで喰われていくヒロイン達は、月冴のご無体に抵抗する事もなく、惚れ込む具体的な理由も明かさず、嫉妬もしない。 ただ「不思議な魅力がある」の一言で済ませてしまい、プレイヤーはどこまでも蚊帳の外である。 つまり「先に世界があり、それに主人公がどう行動し物語を紡いでいくか」ではなく、 「先に主人公があり、その主人公のためだけに都合のいいエロと物語が付属している」のである。 言うなればその存在は、世界の大半を己の欲望の為だけに支配し闇に変えた、主人公ならぬラスボスの如しであった。 クソゲーが駄目主人公を生むのではなく、駄目主人公がクソゲーを生む。これは歴代でも前例がない輝きであり、 ひいては「クソなエロゲー」の新境地を開拓し、「それをネタとして語る」スレの趣旨に充分に値するものと言えよう。 故に2015年は、遊べば遊ぶほどストレスをおかわりさせ続け、本年で最もエロゲーの不文律を踏みにじり、エロと物語を公式が最低同人化させた、 『戦極姫6 ~天下覚醒、新月の煌き~』に大賞を授与するものとする。 今年は年末の魔物不在の年となり、数と質どちらにおいても、過去数年に比べるとやや低調だった事は否めない。 5月29日に同日9本の快挙を成し遂げながら、その後は数不足に陥り、ゲーム性を重視したかったゲームも、総じて大コケ。 seal不在でありながら、ロープライス勢がいずれも安かろう悪かろうの不出来揃い。 発売後、バグと不具合のオープンワールドで多くの人々を魅了し、2chスレの勢いが一時安保スレを上回り、 「安保よりチ○ポ」なる名言を生み出した『sexyビーチ プレミアムリゾート』(通称『セクビ』)も、 その仕様の難解さと高すぎる要求スペックが災いし、選評を執筆する者が最後まで現れず、惜しくも競争中止と相成った。 何度も言われているが、クソゲーが減るのは喜ばしい事だ。しかし闇なくして光は輝けないように、クソゲーなくして名作も輝けないのである。 言うなれば、クソゲーもまた、可能性の一つなのだ。
https://w.atwiki.jp/cvssyourimessage/pages/728.html
志乃山金成《出典作:逆転裁判6》 VS. 対アーデルハイド・バーンシュタイン【KOFシリーズ:SNK】 「う~ん。七光りだけでこの場に居る馬鹿息子のクソ以下の泣き言……あ、じゃない。二世タレントの苦悩と葛藤の告白!これは絵になるよ。お茶の間号泣必至だね!」※投稿・管理人 対麻宮アテナ【サイコソルジャー:SNK】 「所でチミってまだサイコなんちゃらとか時代遅れの手品やってるの?チミのルックスならアイドル一本のが良いと思うけどなー。落ち目になったらホラ、脱げば良いし」※投稿・管理人 対或真敷バラン【逆転裁判4:CAPCOM】 「いやー、どうですかバランさん!今の気持ちを取材させてもらってもよろしいでしょうかー?…くくく、いつまでもあの老いぼれのところでぬくぬくとして来たから、 或真敷から追放されたワタシ如きに負けるのだよ…」※投稿・テンチョ 対いぶき【ストシリーズ:CAPCOM】 「あはは、良いねぇー。忍者と制服のチャンポン!どっちも欧米で人気だよー?その節操の無さ、チミわかってるねー、パイオツもカイデーだし」※投稿・管理人 対エル・フォルテ【ストⅣシリーズ:CAPCOM】 「あー良いの良いの。視聴者なんて味覚もオツムも腐ってるから。旬な俳優とか芸人に「まいうー」とか言わせときゃ、どんなゴミでも行列作って買いに行くんだよパンピーは」※投稿・管理人 対エレナ【ストシリーズ:CAPCOM】 「いいかい?縞馬を主役にしたらライオンは襲ってくる悪者。ライオンを主役にしたら縞馬は単なる逃げる餌。全く同じ内容でも撮り方一つで印象なんていくらでも変わっちまうんだよ」※投稿・管理人 対ガイル【ストシリーズ:CAPCOM】 「チミさぁ…なんでずっと屈んでんの?コッチは次のロケ、ケツカッチンなワケよ?そこんトコ分かってやってたの?」※投稿・管理人 対春日野さくら【ストシリーズ:CAPCOM】 「いやー、20代のラーセーなのにエロスを全然感じないねー。イメクラじゃチェンジもんだけど、お茶の間キャラにはいいんじゃない?いい感じにヌルくて」※投稿・管理人 対狩魔豪【逆転裁判:CAPCOM】 「いったいどんなB級手品で無罪を勝ち取ったんですかー?特番作れそうなんで教えてくださいよー。」※投稿・テンチョ 対牙琉霧人【逆転裁判4︰CAPCOM】 「いやー、ボク牙琉弁護士のキモチわかりますよー!だって奈々伏さんロクなやつじゃないからね!」※投稿・テンチョ 対ギース・ハワード【餓狼伝説シリーズ:SNK】 「い~ぃ絵ヅラだ!大企業の社長のまさしく《転落》!…世間てのはね、こういう《成功者の失墜》が何よりもメシウマだからねぇ~」※投稿・管理人 対キム・カッファン【餓狼伝説シリーズ:SNK】 「お、ウワサの偽善者先生がまたまた出来もしない更正論を語り出したニダ…じゃなくて、なう…と。…お、即レス即レス♪」※投稿・管理人 対草薙京【KOFシリーズ:SNK】 「へへ、燃えたろ?ってね。これぐらいボクにも出来たりして。その辺のクソ手品師より匠ってるでしょ?」※投稿・管理人 対豪鬼【ストシリーズ:CAPCOM】 「……《なんでもアリ》の勝負ならね、実の所腕っぷしなんかお呼びじゃないのよコレが。…あんまり業界人ナメないで貰えるかな?」※投稿・管理人 対剛拳【ストⅣシリーズ:CAPCOM】 「暗殺拳なんてドス汚れた手ェ振り回して説教垂れてんじゃねぇーぞジジイ。《第四の権力》ナメてんのか?」※投稿・管理人 対サガット【ストシリーズ:CAPCOM】 「ケッ、これだからパンピーは…。ガチンコなんて殺伐とした絵ヅラ撮らせやがって。ボケろよハゲ!お固ェーなァ」※投稿・管理人 対佐奈樹ヒルネリア【逆転裁判6:CAPCOM】 「ほらキメ台詞言っチャイナ!?「働いたら負け~」的なぁ?あとオシッコはペットボトルにしてるって事にして!」※投稿・管理人 対椎拳崇【サイコソルジャー:SNK】 「チミお笑いの才能アリアリだねー?神降りて来てるぅー?養成所通いなよ。ここ署名ね。卒業したら人生バラ色。入学金は間違いなく今週中に振り込んでシクヨロー!」※投稿・管理人 対ジョー・ヒガシ【餓狼伝説シリーズ:SNK】 「…おいテメェ、なにマジでパンツなんか下ろしてんだクソが!映せるワケねぇーだろ!?……リアルタイムでもうネットで叩かれてんじゃねえか。テメェ責任とれんのか?あぁ?!」※投稿・管理人 対不知火舞【餓狼伝説シリーズ:SNK】 「あー、ダメダメ。今はチミみたいのは地上波NGよ。いつまでも90年代気分で居たら置いてかれるよ?しょうがないな、よし、 もうAVいくか?」※投稿・管理人 対ダルシム【ストシリーズ:CAPCOM】 「あー、奥さん若くて美人じゃない。隠して。その首飾りも飢えに耐え兼ねて子供喰った事にして。スカベンジャーの惨めさをもっとアピールして。視聴者様は優越感をご所望で観るからさ」※投稿・管理人 対ダン・ヒビキ【ストシリーズ:CAPCOM】 「体張った芸風が得意ならそのカッコのままエベレストでも登るかァ?それか地球一周ヒッチハイクでもすっか?途中でぜってー飛行機乗せてやんねーけどなぁ!」※投稿・管理人 対春麗【ストシリーズ:CAPCOM】 「痛いなー、高額納税者に蹴り入れないでよオマワリさん。ある事無い事流しちゃうよ?《春麗刑事、レズでロリコン疑惑》とか。絶対ウケるわー」※投稿・管理人 対ナコルル【サムスピシリーズ:SNK】 「どんなに麗らかに存在をアピールしようが偏向報道で謂われの無い迫害を与える事が出来る。全ての価値観は《第四の権力》によって管理されているのだよ」※投稿・管理人 対ネカリ【ストⅤ:CAPCOM】 「もしもーしネカリちゃーん?カンペ見てー?ホラ「ボケて」って書いてあるねー。今はキレ芸違うよー、この場面。空気読もうねー?うーん?」※投稿・管理人 対バレッタ【ヴァンパイアシリーズ:CAPCOM】 「チミって口悪いねぇー?オジサンそういうコ好きよ?(脳みそツルツルで利用しやすいからな)」※投稿・管理人 対ハン・ジュリ【ストシリーズ:CAPCOM】 「韓流ねぇ。ちょっち遅かったかな?ま、スポンサーに付いてくれたらナンでもするよ?またキムチピザが一番人気からの~、周囲で誰も持って無いポップが売れ筋だとか根も葉も無いホラ吹くよ」※投稿・管理人 対ヒューゴー【ストシリーズ:CAPCOM】 「あーもう、チミさっきから見切れてるよ。ずっと屈んでてなよ、体力ゲージに被っちゃダメだって。少しは空気読んでさァ」※投稿・管理人 対フェイロン【ストシリーズ:CAPCOM】 「いやー、どーもどーも、初めましてフェイロンさん!私日本の名物プロデューサーのヤマシノです!以後シクヨローッ?みたいなー!」※投稿・管理人 対ベガ【ストシリーズ:CAPCOM】 「悪者は徹底的に追い込むのが報道の《正義》!アンタが昔爆発四散したシーンとか最初の頃のヤラレ顔とかロリコン疑惑とか毎日流してトコトン掘り下げるよ。視聴者様が飽きてポイ捨てするまでね」※投稿・管理人 対ブランカ【ストシリーズ:CAPCOM】 「こんなもんペイントに決まってんじゃねーかバーカ。でバッテリー呑んでんだろ?マネージャー、ダンさんだっけ?トーシロがチャチな手で業界に旨いコト潜り込みやがってクソが!」※投稿・管理人 対誇り高き血統ジョセフ【JOJOシリーズ:CAPCOM】 「これはだましの手品なんかじゃないよ・・・・そう、私の手品はだましの手品などではないんだ・・・・種も仕掛けもない本物の魔術・・・・いや、何でもないんだ、わすれて。」※投稿・テンチョ 対マイク【ストⅠ:CAPCOM】 「ジャック・ヤマシノがお茶の間をジャック!ねぇねぇアンタってバイソンじゃないのー?分かったビルの前で殴られる人だー!耳噛んでイイー?ガブーッ!」※投稿・管理人 対マイケル・マックス【餓狼伝説:SNK】 「ジャック・ヤマシノがお茶の間をジャック!ねぇーマイケルさんなんでボクシングやめてセコンドなんかやってるのー?なんで全然出番ないのー?アハハーッ!でもドン、マイケル!」※投稿・管理人 対八神庵【KOFシリーズ:SNK】 「《火》っていうのはね、自分でつけるんじゃなくて煽るモンなの。ワカる?そうすりゃバカ共が羽虫みたく群がって勝手に炎上させてニギやかしてくれるってワケ」※投稿・管理人 対ユリ・サカザキ【龍虎の拳2:SNK】 「あ、チミはあんま喋んない方が良いかもね。ひな壇に座ってニコニコーってしてたら良いから。あとストッキングはベージュにしてね?コレ重要」※投稿・管理人 対ラシード【ストⅤ:CAPCOM】 「なに、動画撮ってたの?あー、キミって所謂なんちゃらチューバー?ゲームの実況ぐらいしか能の無い、テレビの鼻糞みたいな税金未払いのプー太郎ね。ハイハイ」※投稿・管理人 対ラミロア【逆転裁判4:CAPCOM】 「…!!…あ、あぁ、失礼、嫌な人の娘と少し似てたから…それよりラミロアさーん、取材いい?」※投稿・テンチョ 対リュウ【ストシリーズ:CAPCOM】 「いいねェー、自分探しの旅こじらせて中年に差し掛かったニート。こういうクズい陰キャは視聴者が優越感に浸れて地味にニーズあるよー?」※投稿・管理人 対レイレイ【ヴァンパイアシリーズ:CAPCOM】 「次の試合の邪魔だから散らかした武器《わらっといて》ねー。…イヤイヤそうじゃない。ニヤニヤしてもダメ。ちゃんと片して」※投稿・管理人 対レインボー・ミカ【ストシリーズ:CAPCOM】 「チミいい味出してるねぇー?そのカッコのまま坂全力でダッシュしよう。他意は無いけど。んでラーメンも全力で啜ろう。他意は無い。いたって健全」※投稿・管理人 対王虎【サムスピシリーズ:SNK】 「なにチミ、ワンフーなの?イタいなぁ?そんな強引に迫ってもサインなんてやらないんでシクヨローッ?」※投稿・管理人 &. &アイ【ネオコロ:SNK】 「歩きながら携帯機とか危ないわー。政治に無関心な癖にたかがゲームに夢中…やっぱテレビこそ最強の娯楽&教養だね」 『人気があるものを叩きたいだけでしょう!?だから大人気のネオポケを叩くのね?!』※投稿・管理人 &狩魔豪【逆転裁判:CAPCOM】 「ジャック・ヤマシノがお茶の間をジャック!シクヨロー!」 『なっとらん!よろしくもまともに言えんのか!4649の並びでよろしくだ!ワガハイはキャッシュカードの番号にしてまで覚えておるぞ!』※投稿・テンチョ &牙琉霧人【逆転裁判4:CAPCOM】 「或真敷なんて、軽くケガしただけで新人を降格するようなろくでなしばっかりさ!チミもそう思うだろ?」 『その通り、自分の弁護士を有能な弁護士からいきなり無能な弁護士に変えるような屑しかいません。』※投稿・テンチョ &ザンギエフ【ストシリーズ:CAPCOM】 「この水素水の《パワー》!なんとビタミンCの176倍!Eなら430倍!ザンギエフさんの筋肉の源でもあります!」 『いやオレの筋肉の元はボルシチとピロシキとサーモンだ』※投稿・管理人 &大門五郎【KOFシリーズ:SNK】 「チミと組んでるとやけに地震が多いね。こりゃ試合のDVDの売り上げに期待だわ(テロップが邪魔になるからね)」 『………む?』※投稿・管理人 &ボーマン・デルガド【ジャスティス学園シリーズ:CAPCOM】 「こないだのチャリティー番組の募金入ったからザギンでチャンネーとシースーでもパクつくぅ?」 『なんと…!善意の募金をそんな事に…貴方には神の裁きが降るでしょう…!』※投稿・管理人 &マイク・バイソン【ストシリーズ:CAPCOM】 「バイソンさんならこの先全勝間違いナシッ!是非サインくだサイッ!(カーボンの下は負けたら損害賠償3億の契約書だバカ)」 『ヒヒヒ、たりめーだ。このオレ様を誰だと思ってやがる?』※投稿・管理人 &豆籾平太【大逆転裁判2:CAPCOM】 「都合の悪いとこはちゃちゃっとカットして終わり!これ報道関係者の基本だから!」 『かーっ!記者の風上にも置けやしませんねェ!このマメモミの豆籾主義(マメモミズム)も泣いてますねェ!』※投稿・テンチョ &マリオネット【ヴァンパイアシリーズ:CAPCOM】 「オメェーら売れたかったら今すぐ脱糞してそれで歯磨きしろシクヨロー!」 『カメラ?回すワケねぇーだろ、んなグロ画像でシクヨロー!』※投稿・管理人 &リュウ【ストシリーズ:CAPCOM】 「はああー?チミまだ地デジも持ってないの?!」 『ああ、真の格闘家への道には必要なさそうだからな』※投稿・管理人