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退魔庁対魔部、退魔2課の面々。 退魔庁における中核部署であり、エース部隊とも言える。 特筆して挙げている人物にも多くの退魔師が所属しており、所帯としては物凄く大きな部署。 4課、5課では処理しきれない案件を扱っているため、ハードスケジュールが基本。 それでも給与は圧倒的に高いので離職者は少ない(しかし、殉職者は任務の都合上それなりに出ている)。 大体の任務は2課の数名と4課、5課の面々との組み合わせで任務にあたることが多い。 課長の東雲 明日香をはじめ、刃鳥、篁など退魔1課に所属できるようなレベルの退魔師も所属している。 東雲 明日香 刃鳥 澪 篁 翠風 氷神 真奈美 久我 紫苑 火爪 朱恭 土師 天音 藤島 雅人 セシリア・アーマライト etc...
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退魔庁対魔部、退魔4課。 退魔3課と異なり、2課に近い部署であり、小規模~中規模の淫魔関連の事件を取り扱う部署。 2課よりはクラスが低いがB~Cクラスの退魔師で構成されており、人数も2課より多い。 現実的に悲しい話ではあるが、管理職以外は部署として若手~中堅クラスが多いため、殉職する者も2課に比べればそれなりに居る。 人事異動によって和月 莉子が札幌支庁より異動。課長へ就任。 また、この課に所属する遠藤 このはは、東雲を通じて知り合った退魔1課の朝霧 神奈の後輩で、神奈が珍しく世話を焼いている人物。 和月 莉子 杠 秋葉 天羽 刹那 鳴戸 真紀 遠藤 このは etc...
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退魔庁対魔部、退魔1課の面々。 日本における退魔師の中でも、トップクラスの技量を誇るメンバーで構成されている。 退魔庁内でSクラスやAクラスの退魔師は他の部署にも所属しているが、東雲 明日香のように元1課という面々も何名かいる。 朱堂時代は淫魔・妖魔事件において高度な事件しか取り扱わなかったため、普段は要人警護等の仕事がほとんどであったが、人事異動の末、黒鳥 美影が課長に就任してからは現場主義へと方針変更された。 かつてはクリスティナ・アイゼンクロイツ、叢瀬 翔、月読 亨らも在籍していたが、それぞれ事件後の顛末から、免職・除名扱いになっている。 その代わりに補充された人員が九十九姉妹のため、二人は翔、亨との面識はない。 前部長・上遠野七海の不祥事によって、退魔師ではない朱堂 沙織が押し上げられる形で、対魔部部長へ昇進。 同時にブリテンに出向していた黒鳥 美影を帰国させ、1課の課長へ就任させる強引な手法を取った。 構成する人数こそ退魔庁全体を見ても少数精鋭と言える状態、かつCクラスの2人が所属しているというアンバランスさはあるが、活動スタンスの変更により、各課との連携で九十九姉妹らが在籍していることが大きなウェイトを占めてきている。 黒鳥 美影 朝霧 神奈 葛城 悠 海藤 夏樹 九十九 愛 九十九 優
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退魔庁対魔部、退魔5課。 2課、4課同様に一般的な淫魔と妖魔に対応するための部署だが、構成される退魔師の技量はどちらかと言えば4課に近い。 2課、4課に比べて軽微な事件、ないし、2課の応援として出動したりする。 それも、新人~若手の頃は4課ではなく、5課に所属するのがほとんどである。当然ながら4課同様に殉職者はそれなりにいる。 課長は赤木 冴。 退魔師クラスは彼女もAクラスではあり、退魔庁史上最年少の中間管理職(20歳)。 赤木 冴 風間 玲 ??? etc...
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退魔庁対魔部、退魔3課の面々。 退魔庁における調査・捜査・現場検証等を行うチーム。 部署的に他の課に比べると、人数規模としては少なめである(1課は除く)。 基本的に戦えるメンバーが現場調査に出るわけではないので、大体が退魔2課から数人が出向で護衛にあたる。 特に土師 海音はかなりの回数参加している。 御神楽 琴歌 鈴木 斑鳩 etc...
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事務所や組織に所属しない民間退魔師。 叢瀬 翔やクリスティナ・アイゼンクロイツは、退魔庁から除籍され退魔師ライセンスが失効しているが、非合法的に退魔師やその他の活動をしている。 叢瀬 翔 クリスティナ・アイゼンクロイツ 山吹 千里
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退魔師凌辱記・弐~淫欲の魔手(仮)に、榊原 美紅以外が登場予定。 退魔師八剣 篝を長とする退魔事務所。篝の他、八剣 藍、榊原 美紅が所属している。 山吹 千里は書類上は所属していないが、実質上のメンバーである。 MM-Breakers office同様、東京都湾岸区ではなく、渋谷区に事務所を置いている。と言っても、新宿区が目と鼻の先なので、近隣にいる水鏡 雷奈を色んな意味で牽制(というよりも篝がちょっかいを出)しているようだ。 八剣 篝 八剣 藍 榊原 美紅
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民間退魔師、天都 葵(あまつ あおい)を始めとする三姉妹の退魔事務所。 なお、『退魔師凌辱記~淫虐の触手』中では三名とも行方不明であるが、それらしき人物を確保したという噂話もある。 拙作『退魔師凌辱記~淫虐の触手』に登場。 天都 葵 天都 茉莉 天都 桜花
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○天震災 世界で同時多発した淫魔・妖魔や魔獣・魔物の出現を発生させることとなったすべての元凶。 これが原因でストーンサークル群がいくつも出現し、それらを中心に事案が多発するようになる。 海外では「ヘヴンズ・フォール」という呼称である。 ○湾岸区拡大と民間退魔師の認可 「C.A.A.C.E.」から遅れつつも政府が設立した機関をいくつか経て、退魔庁が設立。 退魔庁の設立により、初めて公的(法的)に「退魔師」が認定されることとなる(この時点では「退魔師」は法により資格認定を受けた国家公務員、あるいは嘱託職員の形で外部より退魔庁にて雇用される準国家公務員であり、退魔装備の所持や使用についての制限も退魔庁の管理下にて厳格に制限されていた。ただし、純粋に事務方の職員も存在する)。 その後、第24区「湾岸区」の北側埋立地も庁舎を起点として、開発計画予算を元に拡張工事もさらに進められて行く事になったが、妙神岩の活性化が観測され埋立地である湾岸地区を中心に都心なども含めて妖魔事件が増加。 活発化した怪異事件への対応に退魔庁の人員のみでは全ては対応できないと判断が下され、C.A.A.C.E.や後のレイヴンズ・ネストが認可したように、個人及び法人の民間退魔をライセンス制を認可することになった。 この際に従来嘱託職員として雇用されていた退魔師の帰属が解けて、在野に降りた者も少なくない。 理由としては、退魔用装備の所持管理の観点から警察などが難色を示していたからである。 しかし、最終的に怪異事件が治安の悪化につながり、従来の司法組織では対応が実力的にも予算的にも困難と判断された。 その際に、退魔用装備の所持管理について、退魔庁の管理下において退魔事案に基づき湾岸地区を含めた日本国内での優先的な所持使用が認められる事になった。
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○東京湾湾内のの開発~退魔庁設立 「新規東京湾開発計画」により大田区・江東区沖に新空港の建設を含めた開発計画が立案され、基礎調査の実施と計画予算の承認が下り基礎工事が開始。 しかし、その直後に「天震災」と呼ばれる地球規模の天変地異が生じ、東京湾にも後に「妙神岩」と呼ばれる巨大なストーンサークル状の物体が出現する。 他国と異なり、日本の東京湾に出現したストーンサークルは宙に浮いており、巨大な岩塊の周りに小型の岩塊がいくつも浮遊している形状である。 また、「妙神岩」出現と同じくして発生が確認された、これまで「オカルト」として公式には認められなかった霊的・妖魔的怪異が頻発。 これに対して防衛省などによって「対策室」が設置されたが、最終的には「対怪異特別委員会」が政府内に創設。 その後、日本を含む各国にて活発化した「妙神岩」とそれに発する怪異事件による被害を検証した結果、「妙神岩」への研究と怪異事件の原因たる淫魔・妖魔の対策に特化した部署が必要とされ、独立した機構として政府権限で「退魔庁(国際的名称:Apparition Sweepers Agency)」が設立される。 ○退魔庁設立後 妙神岩出現により「新規開発計画」における埋め立て作業は、最初の第1次埋め立て工事の段階で中断されていたが、埋め立て完了部分を活かす形で退魔庁庁舎(第2庁舎完成後には第1庁舎あるいは旧庁舎と呼ばれる)、および民間の研究ラボ(退魔庁のラボは湾岸地域外に設立された)、人員および物資輸送ヘリポートなどが建設される事となった。 この時点では日本における怪異事件の発生および被害度合いは、当初は海外ほど苛烈な物ではなく調査研究が主目的とされていた。 さらに必要だったことは、将来的な怪異事件に対する実力行使を選択肢に含めての人材確保も急務であり、ここで初めて公的(法的)に「退魔師」が認定されることとなる(この時点では「退魔師」は法により資格認定を受けた国家公務員、あるいは嘱託職員の形で外部より退魔庁にて雇用される準国家公務員であり、退魔装備の所持や使用についての制限も退魔庁の管理下にて厳格に制限されていた。ただし、純粋に事務方の職員も存在する)。 退魔庁の設立と所属退魔師による怪異事件の「水際での処理」により、従来の都内における怪異事件の発生率が減少したことから、退魔庁の存在意義が認められて退魔庁の権限は順調に上がり、前述の通り優先的な担当者として湾岸地区外でも執行権利を発揮する事となる。 ○民間退魔師に対する監視、処罰などが頻発 民間退魔師の認可に応じると共に、公安調査庁、公安警察による退魔師に対する監視および逮捕などの任務が追加。 両者の役割は怪異事件を巡る民間退魔師や、その雇用主の犯罪を取り締まる目的で存在するものである。 だが、民間は認可されたばかりということもあって、スポンサー共々多くの事案で厳罰が下された。 ○東京都第24区「湾岸区」南部拡大工事終了 また、第3次埋め立て計画より東京都第24区が暫定的な完成をし、研究者や建設作業人員、退魔人材の人口なども踏まえて行政特区として南北を含めて改めて「湾岸区」と認定。 行政事務所(湾岸区役所)は南埋立地に建設。理由としては単純な土地不足もあるが、妙神岩との距離や事務方が嫌った怪異事件を含めた治安の問題である。 事実、北埋立地の湾岸区分庁勤務は、職員には歓迎されず、対応する相手の層が違う事も一因ではあるが、やはり安全面の不安要素の高さが原因であった。 この段階で、東京湾岸空港(新空港東京)は開設しており、ビジネスフロントとしての土地需要が南埋立地に成立した事もあり、退魔分庁は事務所を改め、第2退魔庁舎として改築。 短期間で建造され現場的な第1退魔庁舎に比べると、当初は事務方としての色合いが強く南埋立地の守護を意識した立派な霊的構造を施されたが、所属する退魔師の人数は第1の方が多かった(単純に南北を比較した事件の発生数の問題で、南埋立地に妖魔淫魔の出現が無かった訳ではない)。 ○24区北部閉鎖 「湾岸区」の拡大・成立により、開発需要で活気付いていく中で、妙神岩とそれを取り巻く怪異事件の活動は次第に活発化すると目された。 実際、妙神岩からの脅威度がさらに上昇したために、24区北部の民間使用の終了と閉鎖が決定。 退魔庁は研究結果を元に、妙神岩への対策として「埋立地そのものを大規模な結界」とする建設計画を提案。第5次埋め立て計画は事実上の「封印措置」として妙神岩を囲むようにして官民問わず厳戒体勢で行われた。 妙神岩を囲む形で「結界柱」の建設と、その外周を添う形で移動霊器としての「結界鉄道(地下鉄)」の敷設、そして北埋立地区外周を囲む「結界壁」、最終的にそれらの動力となる専用火力発電所の建設など、「対妙神岩三重結界」の建設に注ぎ込まれた予算は膨大なものとなった。 これに関しては行政・立法府でも大きな紛糾案件となったが、国家安全保障には代えられないということで、最終的に当初の予算よりも上乗せされた形で承認。対妙神岩結界の建設を完了させる。 それに前後して南北の埋立地は(北側埋立地を囲む結界壁を挟んで)接続され、湾岸区は一つの土地として成立する事となった。 以降24区南部(通称25区)が主な拠点地として使用されることになる。 第1庁舎を中心とした結界陣ができた後、民間退魔師の主な仕事場となる。 ○妙神岩に対する侵攻作戦の失敗 一時は平穏な時期もあったが、結界により封じた妙神岩のエネルギーが放出の場を失って結界柱による結界内で蓄積され、大規模結界の許容範囲を超えた為に生じたとも言われている。 ともあれ、この事態収拾に奔走した退魔庁であったが、退魔3課の御神楽 琴歌による妙神岩狙撃による「妙神岩の破壊(失敗に終わったが妙神岩の一部破壊など一定の効果を上げた)」や、「妙神岩侵攻作戦(2回実施。1課のメンバーをフル動員したものの、メンバー負傷による途中撤退を余儀なくされる)」が妙神岩に対するダメージとなったのか、そのエネルギーを一時減少させ、北埋立地内での混乱収拾の時間を稼ぐことに成功した。 もちろん、それらの間にも全対魔部や民間の退魔師がフル活動したのは言うまでもない。 ○退魔庁人事異動 突入作戦失敗後、一ヶ月を空けて退魔1課主任であった東雲 明日香が退魔4課課長へ異動。 課長へと昇進しているが、1課を外れたということは作戦失敗に伴う事実上の更迭人事であった。 。 ○そして…… 24区北部再開発に湾岸区の期待が高まる中、退魔庁は今日も忙殺されていく――