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図鑑区分 属性 火 コスト コスト1 コメント コメント
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イベント一覧 イベント名 開始日時 終了予定 ○○○○ ○月○日 △月△日 ○○○○(予定) ○月○日(予定) △月△日(予定)
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みんなやってるらしいからね。
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カード図鑑 属性:光 各カードの情報を1ページ毎に分割して作成し、 #include_cache(ページ名)によって読み込む形式で作成しておくと コスト別など他の分類の一覧を作成したいときにも利用できるので便利です。 なお、各カードを1ページにして、include_cacheを使用した場合 一つ一つのコンテンツの幅が崩れてしまうことになるかもしれません。 そういった際には、管理画面からcssを指定すると幅を揃えることができます。 例) .cardlist table{ width 90%; margin 0px; } を設定する。 アイコンと書かれている部分を image(画像URL,title=画像名,linkpage=図鑑/カード名)とすると 画像リンクを張ることができます。 image()の詳しい使い方はこちらのガイドを参考にしてください。 名称:テンプレート1 レアリティ:☆1 アイコン編集 タイプ・属性 火 レベル 1(10) 入手先 入手先1入手先2入手先3 成長タイプ 普通 攻撃 100(1000) コスト 1 防御 100(1000) 売却価格 100 スキル スキル1 名称:テンプレート2 レアリティ:☆2 アイコン編集 タイプ・属性 火 レベル 1(10) 入手先 入手先1入手先2入手先3 成長タイプ 早熟 攻撃 100(1000) コスト 1 防御 100(1000) 売却価格 100 スキル スキル2
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R-Number134 トールギス(Tallgeese) 【とーるぎす】 「馬鹿どもがぁぁぁぁぁっ!!」 情報 作品名 新機動戦記ガンダムW カテゴリ SIDE MS 定価 4,104円(8%) 発売日 2013年02月09日(土) 再販日 2014年12月06日(土) 商品全高 約135mm 付属品 手首:×7(握り手×2、開き手×2、持ち手×2、ビームサーベル持ち手・右) 武器:ドーバーガン、ビーム刃×2、ライフル 頭部:通常、フェイス無し その他:ブースターユニット左右一対 商品画像 機体データ 所属:OZ 分類:試作型モビルスーツ 形式番号:OZ-00MS 開発者:ドクターJ、プロフェッサーG、ドクトルS、H教授、老師O、ハワード 全高:17.4m 重量:8.8t パイロット:ゼクス・マーキス、オットー アフター・コロニー175頃に開発された、同世界における全ての戦闘用MSの始祖となった機体。 「重装甲の機体を超大推力で制御する」というコンセプトの下、機体背部には超大出力の大型スラスター「スーパーバーニア」を2基備えている。 初搭乗時のゼクスをして「殺人的な加速」と言わしめた強烈な推進力により、直線起動で一瞬にして加速度が15G以上まで到達する。 加えて最高速度はマッハ2を超越して計測不能でありながら旋回性能はエアリーズの3倍以上にもなる。 装甲の堅牢さも特筆すべきものがあり、サンクキングダム管制塔に特攻してもパイロットのオットーは死亡したが機体には傷一つつかなかった。 最初にしてすでにMS最強クラスの戦闘力と機動力を有していたが、乗りこなすには常人の限界を大きく超えた能力が求められた。 明らかに量産には不適当なスペックであり、ドクターJ達がOZを危険視して蒸発した事もあり、試作機1機の完成と数機分の予備パーツ製造を以って開発は中断された。 後に本機の設計データを基に標準的な量産機としてリーオーが開発された為「プロトタイプリーオー」とも呼ばれる。 フェイスの下にリーオーと類似したセンサーがある事からも見て取れるが、かけ離れた性能差からその呼称を嫌悪する技術者もいる。 開発中断から20年もの間コルシカ基地の倉庫に博物的資料として保管されていたが、ガンダムに比肩する高性能機を求めていたゼクスに譲渡され、彼の乗機として急遽ロールアウト。 当初はその常識外れの性能に苦しむも、性能を把握するに従い乗りこなしていき、ガンダムとも互角以上に戦えるようになった。 ゼクスがピースミリオンに身を寄せたあたりから、今度はゼクスの反応速度に機体性能が追いつかなくなっていった。 最後はモビルドール搭載型トーラス部隊との交戦時に自爆し、その隙にゼクスはウイングガンダムゼロへと乗り換えた。 商品解説 Ⅲ、Ⅱに続き本家トールギスが遂に商品化。 全2アイテムとは異なりしっかりと首が回るようになっている(そのままでは顎を引けないのでこちらを参照)。 ボーナスアイテムとして、OPの映像でのみ装備していたライフルが付属する。 評価点 頭部が360度回転するようになった。 OP再現用のライフルの付属。 問題点 ドーバーガンやスラスターが設定に比べて異様に明るい。 不具合情報 関連商品 トールギスⅡ トールギスⅢ コメント 名前 コメント
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autolink 【技名】 セントーン 【読み】 せんとーん 【別名】 【大分類】 ヒップドロップ 【中分類】 セントーン 【小分類】 セントーン 【開発者】 レネ・グアハルド 【得意とするレスラー】 ヒロ斉藤 【変形技】 【進化系】 ダイビング・セントーン 【連携技】 【連絡技】 【類似技】 サマーソルト・ドロップ 【返し技】 解説 倒れている相手に、ジャンプ。 相手の上に尻もち、もしくは受け身を取るように落下。 自分の尻、背中で相手を押しつぶす。 スペイン語で「尻餅」という意。 ルチャ・リブレではアメリカマットのエルボー・ドロップの様に一般的な技。 ヒロ斉藤のそれは有名で、代名詞的な技。走り込んでくり出すことが多く、その滞空時間や姿勢の美しさを誇る。また、彼のフィニッシュホールドとしてこの技をセカンドロープもしくはトップロープから繰り出すダイビング・セントーンも有名。 歴史 この技より先にサマーソルト・ドロップが流入してきたのだが、近年のルチャ・リブレの流入から、後から伝わったこちらの技が広く使われるようになった。また多くのバリエーションを生んでいる。(その多くはダイビング・セントーンのバリエーションだが) 関連するリンク 「セントーン」ってどう言う意味? スーパードロル 名前 連絡事項
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113 :Monolith兵:2015/06/24(水) 03 29 07 ネタSS「スパゲッティ・ウィズ・ミートボール」 その3 1942年8月16日から始まった日本とアメリカとの間の戦争、太平洋戦争はそれまでの下馬評を覆すかのごとく、アメリカの一方的な劣勢の中続いていた。 日本とアメリカの間には、非常に大きな国力と工業力の差があったため、海戦前は誰もがアメリカの優勢を信じて疑わなかった。開戦当初はともかくとして、最終的には物量でアメリカが押し切るだろうと考えていたのだ。 だが、実際にはそれは覆された。ら・パルマ島のケンブレビエハ火山の噴火によって起こった大津波がアメリカ東海岸を軒並み飲み込んでしまい、アメリカ自慢の工業力は一気に低下してしまったのだ。 これにより、アメリカ軍は戦力の拡充どころか兵站の維持にすら苦しむ事になり、日本は今が好機とばかりに攻勢を強めていた。 アメリカは何とか有利な条件で講和できるように、ミッドウェーなどから撤退し、ハワイに戦力を集中させて日本艦隊を迎え撃つ準備を進めていた。 一方で、欧州でも戦雲渦巻いていた。日英伊との戦争に勝利した欧州枢軸だったが、その被害は大きかった。独仏合計で70万以上もの死傷者は、ポーランド戦とフランス戦での両陣営の死傷者数を合計したよりも遥かに大きな数字だった。 更に、バトル・オブ・ブリテンとバトル・オブ・イタリアにおいて大量の航空戦力を失った事で、ドイツ軍の懐事情は厳しかった。当初こそ、イタリア製の貧弱な航空機相手に無双していたドイツ空軍だったが、それも日本から大量の航空機が運ばれてくるまでだった。 最終的には質量共に勝る枢軸軍相手に連合国は実質的敗北を喫する事になったが、十分な代償も得ていたのだ。 このように、両陣営に甚大な被害を齎した欧州大戦は終結したが、ドイツは次の獲物にソ連を定めていた。独ソ不可侵条約とポーランド戦での協調など、独ソ関係は一見すると良好に見えたが、それは期間限定の物でしかなかった。ヒトラーとしては、連合国との戦争が終結した以上、再戦を挑まれる前にソ連を叩き潰しておきたかった。軍部もそれには同意していたが、戦力の再編に時間がかかってしまい、ソ連侵攻作戦・バルバロッサを発動できたのは42年8月に入った頃であった。 ロシアの冬の凶悪さを考えるならば、来年に持ち越すべきだったのかもしれないが、その場合ソ連の防衛体制が強固な物となってしまい、下手をすると第1次世界大戦の西部戦線の再現になる可能性があった。それどころか、最悪の場合では米英と同盟される可能性すらあった。 「何としてでも、早期にソ連を叩き潰すのだ!」 渋る陸軍上層部に対して、ヒトラーはそう檄を飛ばして今年中のバルバロッサ作戦の発動を要求した。史実では、ソ連軍を各地で蹂躙したドイツ軍であったが、連合国との戦争での損害に伴う作戦開始の遅れにより、ソ連軍に強固な陣地を構築する時間的余裕を与えてしまっていた。 更には、冬戦争での戦訓から多種多様な新兵器を開発していた為、ドイツ軍は思わぬ苦境に立たされる事になった。ドイツ軍も、イタリア戦で対峙した97式戦車や96式戦闘機などに衝撃を受け、新兵器開発を進めていたが、1年以上の時間的アドバンテージもあり、ドイツ軍は思うように戦いを進める事は出来なかった。 そこにきて、大西洋大津波の被害であった。フランスのみならずドイツも少なく無い被害を受けた結果、ソ連との戦争にも悪影響が出始めていた。もっとも、ソ連にしても火山の噴火と大津波による異常気象によってのた打ち回ってはいたが。 こうして、枢軸とソ連との戦争は膠着状態に入ることになるのだった。 114 :Monolith兵:2015/06/24(水) 03 30 04 1942年12月、中華大陸では青島が墜ち、太平洋ではウェーク島が日本軍の物になった頃、欧州では新たな動きがあった。 「津波で被災したアメリカ東海岸に人道支援を行いたいと?」 「ええ。ですが、我が国は知っての通り困窮しております。支援物資も、またそれを運ぶ船腹も足りません。ですので、アメリカ国民、とりわけイタリア系アメリカ人を救う為にはあなた方の協力が必要なのです。」 ロンドンダウニング街にある首相官邸で、エドワード・ハリファックスは客人の訪問を受けていた。客人は駐英イタリア大使で、挨拶もそこそこに切り出された話に、ハリファックスは一瞬絶句してしまった。 イタリアの同盟国である日本とアメリカが開戦して早3ヶ月。開戦当日に起きた大西洋大津波によって、アメリカは凄まじく弱体化し、戦災も相まってイギリスもまた国力の低下が著しかった。 そして、イタリアはそんな米英と比べ物にならないほど苦しい状況下にあった。国土の大半を枢軸に奪われ、海軍こそ欧州でも有数の戦力を誇ってはいたものの、陸上戦力はほぼ潰滅し再建途上であり、空軍は何とか形だけ生き残っているような状態であった。現在イタリアが何とか生き永らえているのは、日本からの支援と、枢軸がソ連と戦争をしているからに他ならなかった。 そんな状況下にも関わらず、イタリアはイギリスに対してアメリカ東海岸への支援を行おうと提案してきたのである。しかも、イタリアのスポンサーである日本と敵対しているアメリカを救おうと言うのだ。 (我が国と共にイタリアが東海岸に上陸すれば、アメリカはどう出るだろうか?) ハリファックスは目まぐるしく頭の中身を回転させていた。他国に支援を行うならばまずはそれを表明しなくてはならない。その場合、イタリアと共同で行う事になるだろう。となれば、日本と同盟を結んでいるイタリアをアメリカは警戒する事になるだろう。例え本当に人道支援だけを行うにしても。 そうなれば、疑いの矛先は当然ながらイギリスにも向かう事になるだろう。となれば、アメリカは太平洋のみならず大西洋にも注意を向けなければならなくなる。それは、間接的ながら日本への支援にもなるはずである。 ここまでハリファックスは一瞬で考え付いたが、恐らくそれ以外にも理由があるのだろう。だが、問題はそこではなかった。この提案はイギリスにも利益が少なからずあるのだ。なぜなら、国力の低下したイギリスでは、このまま枢軸と睨み合いを続けるのは困難だったからだ。 今年の初め頃はその為にアメリカに擦り寄り、日伊を切り捨てたのだが、大西洋大津波によって状況は大きく変わった。アメリカは最早イギリスを助けるホワイトホースでは無くなった。東海岸は潰滅し、生き残った中・西部も日本相手の戦争に国力をすり減らし続けている。一方で、日本はアメリカ相手に連戦連勝を続けており、国力の低下は限定的だった。 となれば、イギリスにとって頼りに出来る国は最早日本しかなかった。実は、イギリスは日本の中枢部である夢幻会なる秘密結社と渡りをつけ、日英同盟復活の可能性を探っていたのだが、余り芳しい結果を得られていなかった。 そこにきて、イタリアからの提案であった。イタリアは前述のとおり、主に日本からの支援によって生き延びている状態だった。その日本がアメリカと戦争になった為、イタリアからも少数ではあったが義勇軍や艦艇が日本へと渡っていた。 そして、イタリア義勇軍は寡兵ながらも各地で奮戦しており、日本のニュース映画やラジオや新聞などではイタリア義勇軍は一騎当千の勇者であるなどと言った報道がなされていた。その為、日本でのイタリア義勇軍の人気は天井知らずだった。(最も、それらはかなり話が盛られてはいたが。) その様子はイタリアが大々的に宣伝しているので、ハリファックスもよく知っていた。枢軸やイギリスを牽制する為に、日本との強い同盟関係を宣伝しているのだろうと考えていたが、イタリアを通じて日本との関係改善をなせる絶好の機会が訪れたのである。 115 :Monolith兵:2015/06/24(水) 03 30 38 (恐らく何らかの思惑がイタリアにはあるのだろうが、この機会を見過ごすわけにはいかない・・・。) ハリファックスは、顔を上げて駐英イタリア大使に向き直ると、イタリアからの提案を受け入れられるよう前向きに検討すると答えた。その返答は十分な物だったのだろうか、大使はにっこりと笑顔を作り、「ありがとうございます。」とハリファックスに礼を述べた。その後、数分ほど雑談に興じた2人だったが、予定していた時間を過ぎていた事に気付いた大使は、ソファーから立ち上がった。 「今日は有意義な話が出来て嬉しい限りです。」 「それは私も同じです。良い返事をお待ちしています。」 そう言ってハリファックスと握手をした大使は、応接間から出ていった。 この3日後、イギリスはイタリアと共同でアメリカ東部への人道支援を行う用意があると公表した。 1943年2月、東京の某料亭で夢幻会の会合が行われていた。この席でアメリカの予期せぬ早期の崩壊による対米戦略の変更(主に星一号作戦の中止)や異常気象への対策などが話し合われた後、最後にイタリアに関しての報告が行われた。 「先ほど報告があったとおり、肺ペストと思われる疫病は拡大していますがイタリアとイギリスの支援もありメリーランド州で何とか拡大を食い止めています。 また、各州ではなんら支援を寄越さない連邦政府を見限り、イタリアやイギリスに擦り寄る動きもあるようです。」 イタリアとイギリスは、アメリカ東部への支援を行う根拠地として、まずはメリーランド州を選んでいた。ワシントンD.C.がある場所と言う事もあったが、ニューヨークで疫病が発生しているとの情報を得た為、第二候補だったメリーダンドに変更されたという経緯があった。 国力が低下し困窮している英伊が支援できる物資の量などたかが知れてはいたが、それでも津波によって大きな被害を受けている東部州にとって、それらは神からの贈り物のようにも見えていた。また、日本からイタリアへ送られた支援物資も一部がアメリカへと送られていた。 その結果として、東部州では連邦から離脱し、英伊の加護に入るべきではないかと言う議論がなされるようになっていた。特に、イギリス系やイタリア系のアメリカ国民は、英伊に取り入ろうと必死だった。 その結果、連邦軍と州軍が睨み合いをする事態にまで発展していた。 「疫病の拡大する速度が低下しているというのは喜ばしい事だが、イタリアの行動はアメリカやイギリスに与する事ではないのか? アメリカが分裂するのは日本としては嬉しいが、立ち直った東部が再び日本と事を構えようとする可能性は無いのか?」 伏見宮はイタリアの行動に疑問を呈した。確かに、傍目から見ればイタリアの行動はアメリカを助けるように見えているだろう。また、疫病の封じ込めを考える上では、イギリスとの関係改善も必要になっていた。 「いえ、イタリア人達も案外素晴らしい策士ですよ。」 辻はそう言って、イタリアの狙いを説明していった。 要するに、イタリアの目的はアメリカの分裂と言うのは誰もが解る事であった。だが、州単位の分断ではなく、イギリスを巻き込んでイタリア系とイギリス系、その他のアメリカ国民を分断しようとしているのだ。 更には、一度日本を裏切ったイギリスが、今度はアメリカを裏切り再び日本へ擦り寄る姿を見せ付けることで、日本国民にイギリスに対する嫌悪感を植え付けようとしているのだ。 そして、イギリスとイタリア、どちらの方が頼りになるかを日本に問うてもいた。 「暫くイタリアには自由にさせておきましょう。イギリスにはアメリカ東部への支援で国力を磨り潰してもらっえば、後は勝手に日本に完全に依存するようになるでしょう。 後はじっくり搾り取ればいいだけです。勿論、イタリアにも分け前は与えなければなりませんし、ドイツやソ連の牽制に使える程度の国力は残しておかなければなりませんが。」 淡々と説明する辻の様子に、会合のメンバー達は納得したと言う表情を見せた。伏見宮も深く頷き、「ならばイタリアの好きなようにさせるべきだな。」と相槌を打った。 「それと、イタリア関連でもう一つ報告があります。どうやらムッソリーニは生存しているようです。これまでイタリア経由で得たドイツ関係の情報の多くはムッソリーニが関係しているようです。」 「「「な、なんだってー!!」」」 116 :Monolith兵:2015/06/24(水) 03 31 10 一方その頃ローマでは。 「ヘックチ!・・・美女が私の噂をしていると言うのか?」 ムッソリーニは隠れ家としている下町の宿屋で報告書を読みながら一人ごちた。ムッソリーニは爆撃で建物の瓦礫の下敷きとなった物の、自力で脱出する事が出来ていたが、その頃には既にローマはドイツ軍の包囲下にあったため、脱出してイタリア政府と合流するのは不可能だった。 幸いにしてレジスタンスや支持者達の助けもあり、回復したムッソリーニは各地で乱立していたレジスタンス組織を纏め上げ、独仏相手に諜報戦や破壊工作を繰り返していた。 独仏も、急に纏まりのできたレジスタンスの事を不思議に思ったのだろう、各地で強引な捜査を進めムッソリーニの生存を突き止めていた。 この事を報告されたヒットラーは、秘密警察や親衛隊に対して「ムッソリーニを捕まえろ!生死は問わん。」と命令し、イタリアファシスト党の党員やレジスタンスを時には武力を用いてまで各地で逮捕して回った。その多くは生きて帰る事は無かった。 その為、占領地のイタリア人達の反独感情はこれまでに無いほどまで強まり、レジスタンス活動に参加する者は増加した。 お陰で、ドイツ軍将校が娼婦によって一物に毒を塗られて腐らせたり、奪った制服でドイツ軍兵士に変装して食事に下剤を盛ったり、情報を盗み出したり等といった被害が増加していた。 こうして手に入れた情報は、ナポリに遷都したイタリア政府へと送られたり、密かに共産主義者を通じてソ連へと渡したりしていた。勿論、それらの情報は日本へも渡っており、「パスタが007ばりに活躍しているだと・・・?」などと驚愕させていた。 「ドイツ軍の新型兵器開発はかなり進んでいるようだが、肝心の将兵の教育が遅れ気味か。このままソ連と永遠に殴り合ってくれれば嬉しい物だな。」 その時、扉が乱暴に開かれ、見張りをしていたレジスタンスの1人が部屋へと倒れるように入ってきた。 「た、大変です!秘密警察がこちらにやってくるようです。早く逃げましょう!」 「全く、ドイツ人はせっかちでいかん。」 ムッソリーニは読んでいた書類をかばんへと押し込めると、机の上に置いてあったベレッタM1938A短機関銃を手に取り、遊底を引いた。これで準備完了だ。逃亡生活が暫く続いた為、銃と書類だけをもって逃げるようになってしまっていた。 「さあいくぞ!」 既に外からは散発的に銃声が響いており、レジスタンスとゲシュタポとの間で戦闘が始まっているようだった。これでは、ドイツ軍や親衛隊が駆けつけてくるのも時間の問題だった。ムッソリーニ達は、レジスタンスが敵を食い止めている内に、出来るだけ遠くに逃げなければならなかった。 宿の裏口から外に出ると、狭い路地を縫うようにして駆け抜ける。レジスタンスの青年が何人もムッソリーニを守りながら走っているが、ムッソリーニも元兵士にしてかつてはローマ進軍を成し遂げた闘士である。 時たま、親衛隊員や秘密警察らしい連中と銃撃戦を繰り広げるが、ムッソリーニも果敢に攻撃を行い、全ての敵を撃破していった。 そして、ムッソリーニは今日もドイツ占領下のイタリアで、戦い続けている。全てはイタリア全土を取り戻す為に。 おわり
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雑談などでよくある質問をまとめています。 合成・編成について質問1 質問2 ストーリー・クエスト攻略質問1 質問2 その他質問1 質問2 [部分編集] 合成・編成について 質問1 回答1 質問2 回答2 ストーリー・クエスト攻略 質問1 回答1 質問2 回答2 その他 質問1 回答1 質問2 回答2
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魔道杯Withクロム・マグナ 概要 +概要 夏の海の潮風が、あの子の髪をそっとなびかせる。 頬が熱く火照るのは、果たして夏の日差しのせいか。 何かが変わる。夏は、そんな期待感を抱かせる…… 期間限定トーナメント「魔道杯 with クロム・マグナ」、いよいよスタート! 4日間行われる魔道杯は、総合報酬、デイリー報酬、累計報酬等、たくさんの報酬を用意して、皆さんのご参加をお待ちしています。 今回の報酬は、いよいよ近づいてきた「クロム・マグナⅢ 臨海学校」に関わる精霊達! 副会長のイツキを始め、番長オブザ番長のエミリアや、ミス クロム・マグナのアーシア、初登場の教師サロメ、イツキの弟アキラ… 平穏な学園生活を送る彼らが、臨海学校を前に思うこととは…!? 「魔道杯 with クロム・マグナ」は、7月28日 15 59まで。 報酬 +デイリー報酬一覧 1位~1,000位 限定Aレアカード 「浴衣副会長 イツキ」× 2 「海の家の男子 アキラ」 「酒飲み教師 サロメ」 + Sレア潜在能力解放カード 「ハイ・エーテルグラス」 + A+レアカード 「ポット・ザ・ゴールデン」 + Sレア進化素材カード 各属性1枚(※1) + クリスタル3個 1,001位~5,000位 限定Aレアカード 「浴衣副会長 イツキ」 「海の家の男子 アキラ」 「酒飲み教師 サロメ」 + Sレア潜在能力解放カード 「ハイ・エーテルグラス」 + A+レアカード 「ポット・ザ・ゴールデン」 + Sレア進化素材カード 各属性1枚(※1) + クリスタル3個 5,000位~10,000位 限定Aレアカード 「海の家の男子 アキラ」 「酒飲み教師 サロメ」 + A+レア潜在能力解放カード 「エーテルグラス」 + A+レアカード 「ポット・ザ・ゴールデン」 + Sレア進化素材カード 各属性1枚(※1) + クリスタル3個 10,001位~30,000位 限定Aレアカード 「海の家の男子 アキラ」 「酒飲み教師 サロメ」 + A+レア潜在能力解放カード 「エーテルグラス」 + A+レアカード 「ポット・ザ・ゴールデン」 + A+レア進化素材カード 各属性1枚(※2) + クリスタル2個 30,001位~50,000位 限定Aレアカード 「海の家の男子 アキラ」 「酒飲み教師 サロメ」 + A+レア潜在能力解放カード 「エーテルグラス」 + Aレア進化素材カード 各属性1枚(※3) + クリスタル2個 50,001位~100,000位 限定Aレアカード 「酒飲み教師 サロメ」 + A+レア潜在能力解放カード 「エーテルグラス」 + Aレア進化素材カード 各属性1枚(※3) + クリスタル1個 100,001位~300,000位 限定Aレアカード 「酒飲み教師 サロメ」 + A+レア潜在能力解放カード 「エーテルグラス」 + クリスタル1個 300,001位~以下全員 A+レア潜在能力解放カード 「エーテルグラス」 + クリスタル1個 (※1) 「太陽樹ユグドラシル」 「蒼海樹ユグドラシル」 「天雷樹ユグドラシル」 (※2) 「木漏れ日の神樹」 「母なる海の神樹」 「天に祈りし神樹」 (※3) 「緋色のドライアド」 「翡翠のドライアド」 「月光のドライアド」 +総合入賞報酬一覧 1位~100位 限定Aレアカード 「祭り日の ジョージ&エミリア」 + 限定Sレアカード 「ポット・ザ・プラチナム」 + クリスタル9個 101位~3,000位 限定Aレアカード 「祭り日の ジョージ&エミリア」 + クリスタル9個 3,001位~10,000位 Sレア進化素材カード 「太陽樹ユグドラシル」「蒼海樹ユグドラシル」「天雷樹ユグドラシル」 + クリスタル7個 10,001位~50,000位 A+レア進化素材カード 「木漏れ日の神樹」「母なる海の神樹」「天に祈りし神樹」 + クリスタル5個 50,000位~100,000位 Aレア進化素材カード 「緋色のドライアド」「翡翠のドライアド」「月光のドライアド」 + クリスタル3個 100,000位~以下全員 クリスタル2個 報酬カード +報酬カード一覧 個人累計pt報酬 【A】祭りに溶け込む アーシア 最終進化【S】女王の浴衣姿 アーシア・べネット デイリー入賞報酬 1位~5,000位入賞報酬 【A】浴衣副会長 イツキ 最終進化【S】風雅な副会長 イツキ・マスグレイヴ 1位~50,000位入賞報酬 【A】海の家の男子 アキラ 最終進化【S】男一匹修行中 アキラ・マスグレイヴ 1位~300,000位入賞報酬 【A】酒飲み教師 サロメ 最終進化【S】酒海を干す魔道教師 サロメ・ヌヴー 総合入賞報酬 1位~3,000位入賞報酬 【A】祭りの日の ジョージ エミリア 最終進化【S】祭エンジョイ ジョージ エミリア 短編ストーリー +短編ストーリー +ジョージ エミリア 「はあっ!?」 昼下がりの街並みに、ジョージの驚きの声が響く。 クロム・マグナ魔道学園が設立された永世中立都市にほど近い、とある商業都市。 その一画にある、洒落たカフェのオープンテラス。 そこでジョージは、妹のエミリアと向かい合っていた。 「ほ、本当か、エミリア!?」 「うん、ホントだよ」 オレンジジュースのコップを両手でつかみ、こくこくと飲んでから、エミリアはうなずく。 「ほら、これ」 カバンから取り出される、一通の封書。 そこには『クロム・マグナ魔道学園 臨海学校へのお誘い』と記載されていた。 「なんで、姉妹校にいるおまえにこれが……」 「番長オブザ番長だから特別待遇なんだって」 にこにこと告げるエミリアに、ジョージは情けない顔になる。 『番長オブザ番長決定戦』――ジョージは、そこで優勝し、学園の番長になろうとしていた。 しかし、ライバルであるヴォルフとの激闘の末に敗れ、負けを認めた次の瞬間――兄がいじめられていると勘違いして割り込んできたエミリアが、ボロボロのヴォルフをランチボックスの一撃で沈め、番長オブザ番長になってしまったのだ。 以来、『番長オブザ番長の視察』ということで、彼女はたびたびクロム・マグナを訪れている。 天使のように愛くるしい番長の来訪を、学園中の生徒たちは諸手を挙げて歓迎していた。 クロム・マグナの校風は文武両道。生徒たちには授業として戦闘訓練が課されるし、ジョージのようにケンカに明け暮れる不良も多い。 だから、平和な姉妹校に通っているエミリアをクロム・マグナに近づけたくはなかったのだが…… 「ね、お兄ちゃん。臨海学校って、どんなことするのかな? 海とか行くんだよね! 海!」 目をきらきらさせるエミリアを見ていると、『もうクロム・マグナには来るな』とか『臨海学校に行くのはやめておけ』などと言えるものではない。 「お兄ちゃんにも、お誘い来てる?」 「ま、まあな」 「やったぁ! じゃあ、いっしょに行けるね!」 「あ、ああ……」 正直、『臨海学校』とやらには嫌な予感しかしない。 なにしろ、あの学園長の発案なのだ。 番長オブザ番長決定戦のときのように、また何かやらかすのではないかと心配になる。 自分1人なら、どんな戦いも受けて立つところだが、エミリアが来るとなると…… 「お兄ちゃん? どうしたの?」 ふと考えに沈んでいると、エミリアが心配そうにのぞき込んできた。 「ひょっとして――臨海学校、行くのイヤだった?」 「そ、そんなことはないぞ!」ジョージはあわてて明るい声で答えた。「楽しみで仕方ないくらいだ! エミリアと遊びに行くのは久しぶりだしな!」 「そう? よかった!」 春の花々が咲き誇るような愛らしい笑顔を浮かべるエミリア。 ジョージも、ぎこちなく微笑み返す。 (ええい、何が来ようと構うものか。オレがエミリアを守ればいいだけだ!) 「臨海学校ね、旅館に泊まれるらしいんだけど、近くでお祭りをやるときは浴衣を貸し出してくれるんだって! この日程なら、三日目の夜にはお祭りに行けるかも! ねえ、お兄ちゃん、浴衣って着たことある? わたし、初めてなんだ!」 エミリアが大いにはしゃぐ一方で、ジョージはひそかに決意を固めていた。 <ステータス紹介> 【S】祭エンジョイ ジョージ&エミリア MAX攻撃力:2453 MAXHP:2221 アンサースキル: どうだ、うまいか?(残りHPが80%以上でダメージ大UP) スペシャルスキル: これ、すんごいおいしいよ!!(4ターン自分自身を徐々に回復する) <注意> 紹介の精霊は、特別な表記のない限り潜在能力を考慮しておりません。 新スキルや新機能をお使いいただくため、最新Verでお楽しみください。 開催期間は予告なく変更する場合がございます。 報酬として配布されるのは【A】状態になります。 +イツキ・マスグレイヴ 「ふむ……」 ――クロム・マグナ学園、生徒会室。 生徒会のメンバーがそれぞれの仕事にはげんでいるなか、イツキは、紙製の資料を長机に置き、その表紙の完成度をチェックしていた。 表紙には、こう書かれている。 『 クロム・マグナ魔道学園 臨海学校のしおり』と―― 「あ、イツキ君」 会計を務める同級生の少女・ニコラが、席を立って近づいてくる。 「しおり、できたんだ?」 「ああ。無難にまとめられた……と思う」 こういった作業は、書記の2人に任せてもいいのだが…… 『海の動物とふれあう際の注意事項』が延々と記載されたり、常人には理解不能な天才ご用達の資料になったりする危険性があったため、結局イツキが作ることになったのだった。 「ふぅ〜ん。どれどれー?」 ひょい、としおりを手に取り、ページをめくり始めるニコラ。 「うん。スケジュール、わかりやすくまとまってて、いいんじゃないかな」 「はは、どうも。正直、海に行って勉強するってだけの企画だから、誰が作ってもまとまるんだけどな」 苦笑しつつ、安堵して肩をほぐすイツキ。 ニコラはよく気のつく少女だ。彼女が太鼓判を押してくれたのだから、おおむね問題はないと思っていいだろう。 「しかし、学園長の発案にしちゃ、まともなのが気になるよな……」 「えーと、イツキ君。ふつー、学園長の発案ってまともであるべきだと思うんだけど」 「普通はね」 ところが、あの学園長は『普通』ではない。 『普通』の学園長なら、学園祭の最中に『学園最強の番長、すなわち番長オブザ番長を決める熱いバトル』など開催しない。 「そうだけど……でも、あれ、もともとは……」 ふたりの視線が、同じ方向に向く。 飛び級の同級生・シャーリーと向かい合い、名簿と資料を照らし合わせている屈強な体格の青年……ヴォルフへと。 「……俺のせいじゃねぇからな」 ヴォルフは、こちらを振り向き、困惑げに抗弁した。 「俺は『学園の番長を正式に決めるイベントをやって、それ以外の私闘は禁止する』ってアイディアを出しただけだぜ。それがまさか、あんなブッ飛んだ話になるたぁ……」 「学園長、ノリノリだったもんね〜」 かちゃかちゃと、よくわからない謎の機械を組み立てながら、シャーリー。 「今回も、何かやらかす気かもよー?」 まさか、と笑い飛ばすこともできず、顔を見合わせていると。 「ごめん、みんな。お待たせ」 生徒会室の扉を開けて、生徒会長――リンカが入ってきた。 「いや、ちょうどよかったよ」 笑いかけながら、イツキはニコラからしおりを受け取り、リンカに手渡す。 「これでオーケーだったら、印刷かけるから」 「ありがとう。確認するわ」 うなずいて席に着き、リンカはページをめくり始める。 几帳面な性格を象徴するような、ぴしりとした姿勢が美しい。 芸術的に整った目鼻立ちも相まって、ページをめくるという『動き』がなければ、精巧な人形のようにさえ見える。 ――何か気になるところがあったのだろう。ふと、リンカが不思議そうな表情になり、ゆるりと首をかしげた。 『美しく精巧な人形』が崩れて、なかから年齢相応の少女が、ひょっこりと顔を出したよう――そのさまに、思わずイツキはどきりとさせられる。 「ねえ、イツキ。三日目の夜の行事だけど――」 「あ、ああ」慌てて動揺を取りつくろう。「せっかくだし、参加者で花火でもやろうかな、ってさ。こう、浴衣とか、思い思いラフな格好で」 「いいと思うわ」 リンカは、やわらかな微笑みを見せた。 「参加者はそれほど多くはならなそうだから、ごみの回収も問題ないと思うし。 いい思い出になりそうね」 「そう……だな。うん」 彼女の笑顔を見られただけで、一仕事した甲斐があったという誇らしい気分になる。 そんな自分の単純さにあきれながら、イツキは照れ笑いを浮かべた。 後ろのニコラが、さびしげに目を伏せていることには気づかないまま。 <ステータス紹介> 【S】風雅な副会長 イツキ・マスグレイヴ MAX攻撃力:2303 MAXHP:2030 アンサースキル: 雅鏡清流剣(2問連続正解でダメージアップ) スペシャルスキル: 粋なはからい(ジャンルパネルを水属性化) <注意> 紹介の精霊は、特別な表記のない限り潜在能力を考慮しておりません。 新スキルや新機能をお使いいただくため、最新Verでお楽しみください。 開催期間は予告なく変更する場合がございます。 報酬として配布されるのは【A】状態になります。 +アキラ・マスグレイヴ 生徒会の仕事を終えたイツキが寮の自室に帰ってくると。 弟のアキラが、金魚すくいにチャレンジしていた。 「…………なにやってんの、おまえ」 「おう、兄ちゃん」 なみなみと水をたたえた桶が、部屋の中央に置かれている。 そのなかで悠々と泳ぐ金魚を、アキラは真剣に凝視していた。 「見てのとおりよ。今のオレは、『ゴルトフィッシュイェーガー アキラ』ってトコさ!」 「『金魚猟兵 アキラ』……」 一瞬『アリかも』と思ったが、やはりそんなことはなかった。 イツキとアキラは、ともに故郷の農村を出てクロム・マグナ魔道学園に通っている身だ。 そのため、クロム・マグナの学生寮に寄宿し、相部屋で暮らしている。 これまでも、アキラが妙なものを持ち込んで兄弟ゲンカに発展することはよくあったのだが―― 「なあ、アキラ。おまえ、なんでこんなもん部屋に持ち込んだんだ」 「ほら、臨海学校のお誘いが来たじゃん?」 「ああ」 臨海学校――クロム・マグナ魔道学園で、新たに検討されている試みだ。 『己を鍛える』を題目として、『みんなで海に行って新鮮な気分で勉強に打ち込む』行事である。 まず、一部の生徒たちに声をかけて試験的に実施し、そこで出てきた意見をフィードバックして内容を調整。最終的には全校生徒から参加者を募る形式となる。 この『一部の生徒』というのは、生徒会の面々をのぞくと、学園祭で行われた『番長オブザ番長決定戦』で優秀な成績を残した者がメインとなっている。 そのため、決定戦において多くの挑戦者を倒していたアキラにも『お誘い』が来たというわけだ。 「で、それとこれと、どう関係あるわけ」 「せっかく己を鍛えに行くんだから、オレも新しい修行法を考えなきゃいけねーと思ってさ」 アキラは、金魚すくいに使う道具――柄のついた枠に、薄い紙を貼った『ポイ』と呼ばれるもの――を掲げ、不敵に笑った。 「それで思いついたのがこれだ! 金魚すくいを極めれば、きっとオレのコテさばきに繊細さと優雅さが加わるぜ!」 「おまえが『繊細』とか『優雅』とか口にすること自体、もうある種の冒涜だよなぁ……」 「『燃える炎の冒涜者 アキラ・マスグレイヴ』!」 「いくつ異名を持つ気だ」 あきれ気味に嘆息して――次の瞬間、イツキはぎょっとなった。 「……っておい、よく見たら、床びしょびしょじゃないか!」 「いやー、つい熱中しちまってさー。兄ちゃん、この金魚ども、ただ者じゃねー。さすが、『金』の名を冠するだけのことはあるぜ!」 「おまえがヘタクソなだけだろ! あーもー、ぞうきんどこだっけ、ぞうきん!」 あわてて、ぞうきんを取ってくるイツキ。 すっかりびしょぬれになった床を、ていねいに拭いていく。 「まったく、ホントおまえはこういうトコ無頓着――」 「せやっ!」ばしゃあっ。 「なにナチュラルに続けてんだぁ――――っ!!」 たちまち始まる取っ組み合いの大ゲンカを、桶のなかの金魚たちが『やれやれ……』とばかりに見つめていた。 <ステータス紹介> 【S】男一匹修行中 アキラ・マスグレイヴ MAX攻撃力:2074 MAXHP:1806 アンサースキル: バカな野郎と笑われようが(雷属性の敵単体へ絶大ダメージ) スペシャルスキル: 燃やしてみせるぜド根性(ジャンルパネルを火&雷属性化) <注意> 紹介の精霊は、特別な表記のない限り潜在能力を考慮しておりません。 新スキルや新機能をお使いいただくため、最新Verでお楽しみください。 開催期間は予告なく変更する場合がございます。 報酬として配布されるのは【A】状態になります。 +サロメ・ヌヴー クロム・マグナ魔道学園で一定の年齢に達した生徒は、魔力の特性に応じたクラスに割り振られる。 炎の魔力に適性を持つ生徒が集まる『イグニーマ』では、炎の制御に関する授業が行われていた。 「そうじゃねぇって言ってるだろうが!!」 教室に、太い怒鳴り声が響く。 大柄な体格に燃えるような覇気を宿した男子生徒――ジョージのものだ。 彼は、机に置かれた大きなガラス球を挟んで、別の生徒と向かい合っている。 ガラス球のなかに生じさせた炎の形を、2人で変化させるという訓練なのだが―― 「貴様のやり方は手ぬるすぎる! ここはこう……もっとアレでドバーッとするのがいいんじゃねえか! ああ!?」 「わかんねぇよ」 向かい側の生徒――ヴォルフは、投げやりに答えた。 ジョージより細身だが、背の高さでは劣っていない。また、鷹のごとく鋭い眼差しが峻烈なまでの威圧感を放っている。 「お題は『ペンギン』だろ。あの愛くるしい見た目を的確に再現するには――」 「それではインパクトが足りん! もっとこう、ズバーンと、ズバババシューンという方がだな――」 たちまち言い争いを始めるふたりに、別の席にいた少女――リンカが立ち上がる。 「ヴォルフ、ジョージ。それじゃ、いつまで経っても終わらないわ。妥協案として……そうね、ヴォルフが右半身、ジョージが左半身を作って、後で合体させるのがいいんじゃないかしら」 「「いいわけねぇだろ!?」」 なおも2人が言い争いを続けていると―― 「うるさいねえ」 ズドンッ、という重い音が、その争論をたちどころに粉砕した。 ぎょっとした生徒たちの視線が、教壇に集中する。 教壇の上には、1人の女が座っていた。 髪をかきあげ、眼鏡の奥から教室を見渡している。 手には酒瓶。先ほどの音は、この酒瓶を教壇に置いた音だったのだ。 彼女はサロメ。 このクラスの担任教師である。 「課題は黙ってこなしな、おふたりさん。静かに酒が飲めないだろ」 「教師が授業中に酒を飲むなよ……」 「細かいこと気にしてんじゃないよ。それだからケンカになるんだ。ちったあ相手を受け入れる度量ってもんを身につけな」 「あんたなぁ……」 言いつつ、ぐびりと酒瓶をあおるサロメに、ヴォルフもジョージも毒気を抜かれて肩を落とした。 * * * * * 放課後。 生徒たちが去った『イグニーマ』の教室で、夕焼けを眺めながら酒瓶をあおっていたサロメは、ふと、背後の気配に気づく。 「入口から入ってきなよ、学園長」 「失敬。この方が手っ取り早いのでね」 サロメの後ろの空間に突如として出現した学園長――ダンケルが笑う。 「例の件――あれからどうかね、サロメ君」 「さっぱりさ」サロメは肩をすくめた。「あんたの言う謎の魔道士……なかなか情報が集められない」 「そうか……引き続き、調査を頼めるかな?」 「ああ。あたしは臨海学校には参加しないからね。余裕はある」 「では、頼んだよ。サロメ君」 学園長の気配が消失する。 サロメは、また、ぐいと酒瓶をあおった。 (頼まれるまでもないさ……) この学園を――そして、自分の生徒を苦境に陥れた相手だ。 (とっとと見つけて、『教育』してやらないとね――) <ステータス紹介> 【S】酒海を干す魔道教師 サロメ・ヌヴー MAX攻撃力:1550 MAXHP:1654 アンサースキル: 勝利の美酒(雷属性の味方のHPを大回復) スペシャルスキル: 酒は心で飲むもんさ(敵全体へ雷属性の大ダメージ) <注意> 紹介の精霊は、特別な表記のない限り潜在能力を考慮しておりません。 新スキルや新機能をお使いいただくため、最新Verでお楽しみください。 開催期間は予告なく変更する場合がございます。 報酬として配布されるのは【A】状態になります。 +アーシア・べネット 「どうしよう……」 アーシアは途方に暮れながら、クロム・マグナ校舎の廊下を歩いていた。 手には、封書が一通。『クロム・マグナ魔道学園 臨海学校へのお誘い』と記載されている。 主に、『番長オブザ番長決定戦』で優秀な成績を残した者を対象に、試験的に実施される行事らしい。 確かにアーシアは、『番長オブザ番長決定戦』に出場した。 正確には、友達が勝手に応募したミス・クロムマグナコンテストで優勝したところ、自動的に『番長オブザ番長決定戦』にもエントリーしたことになってしまった。 そして、そこで―― 「な〜に悩むことがあるっていうのよ」 「ひゃっ」 背後から声をかけられて、思わずアーシアの肩が跳ねる。 振り向くと、ぱちりと開いたつぶらな瞳にあふれんばかりの気迫を宿した小柄な少女が、ムスッとして立っていた。 「ミユキちゃん……」 地下アイドルとして多くのファンを抱える、『学園の超絶天使MIU☆MIU』ことミユキである。 彼女はかつて『番長オブザ番長決定戦』でアーシアに勝負を挑み、乱入してきた警備委員カエデと相打ちになって敗北した。 アーシアが今回の『お誘い』を受けたのは、ミユキとカエデに勝ったとみなされたためなのだ。 それ以来、ミユキはアーシアにライバル意識を燃やしたらしく、たびたびこうして話しかけてくる。 「臨海学校のお誘い、来たんでしょ? 行けばいーじゃない」 「でも、わたし、自分の力で勝ったわけじゃ……」 「それでも勝ちは勝ち! アイドル渡世は結果がすべてよ!」 「わたし、アイドルじゃないんだけど……」 「だあーっ!!」 堪えかねたように叫ぶと、ミユキは、びしりとアーシアに人差し指を突きつけた。 「いーい!? アンタはワタシに勝ったの。ワタシの上に立ったのよ! そのアンタが自信なくってどーすんの! ワタシはそんなヤツに負けたわけ!? 納得し・か・ね・るぅー! キィーっ!!」 「廊下で騒ぐな」背後から現れた少女が、ミユキの後頭部をポンと叩いた。 きまじめそうな風貌の少女だ。制服の上からジャージをはおり、胸元にホイッスルを下げている。 「だってカエデ!」振り向いてわめくミユキ。「アーシアが『このわたしごときに負けた貴様らなど取るに足らない有象無象よ』って!」 「そんなこと言ってないけど……」 「ふむ……」 カエデは、ミユキとアーシアを交互に見やり、そして封書に目を留めた。 「なるほど、そういうわけか」 ひとり、うなずく。 「行ってきたらいいんじゃないか、アーシア。鍛錬の機会は逃さないに越したことはない」 「でたな、特訓バカ……」 「私も行きたかったところだが、声がかからなくてな。『お誘い』が来るのは『決定戦』の上位者と生徒会だけだそうだ」 「生徒会……」 アーシアは、ハッとして顔を上げた。 「そっか……生徒会の人たちも行くんだ……」 脳裏に浮かぶのは、ある少年の朗らかな笑顔。 ほのかな灯火が、胸の奥深くを、ちりりと焦がす。 記憶のなかの彼の笑顔を、アーシアはいつでも鮮明に思い出すことができる。大好きな本の、大好きなページに、そっとしおりをはさんでおいたように…… 「……うん」ぎゅ、と拳を握る。「行って……みようかな。臨海学校……」 「それがいい」カエデが微笑み、 「火が点くまで時間かかるんだから〜」ミユキが、つんとそっぽを向く。 「じゃあ、決まったところで学食に行こうか。2人とも、まだ昼は食べてないんだろ?」 「そうだったぁ! フヒヒ、今日の日替わりランチは何かな〜♪」 「あっさりめのものだと、うれしいんだけど……」 ランチ談義を始めながら、3人の少女は、いつものように連れ立って食堂へと向かっていった。 <ステータス紹介> 【S】女王の浴衣姿 アーシア・ベネット MAX攻撃力:1710 MAXHP:1813 アンサースキル: 伝える勇気はまだなくて(味方全体のHPを大回復) スペシャルスキル: 線香花火に思いを乗せて(ジャンルパネルを水属性化) <注意> 紹介の精霊は、特別な表記のない限り潜在能力を考慮しておりません。 新スキルや新機能をお使いいただくため、最新Verでお楽しみください。 開催期間は予告なく変更する場合がございます。 報酬として配布されるのは【A】状態になります。 【S】女王の浴衣姿 アーシア・ベネットに進化するには、【A】祭に溶け込む アーシアが4枚必要です。 【A】祭に溶け込む アーシアは、累積1,500ptで合計4枚獲得ができます。
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⇒ログ置き場へ ⇒前へ ⇒次へ ■■■■■インターミッション■■■■■ 「四つ葉のクローバーの指輪(アイテム)」 #08/03/12に行われたi言語による初めてのアイテム作りの成果です。 L:四つ葉のクローバーの指輪={ t:名称=四つ葉のクローバーの指輪(アイテム) t:要点=四つ葉のクローバーが編まれた指輪,クローバーを編んでいる様子, 編まれて笑顔の相手 t:周辺環境=大きな木の木陰 t:評価=なし t:特殊={ *四つ葉のクローバーの指輪のアイテムカテゴリ = 着用アイテムとして扱う。 *四つ葉のクローバーの指輪の着用箇所 = 手先に着用するものとして扱う。 *四つ葉のクローバーの指輪の効果1 = 幸運に+1される。 *四つ葉のクローバーの指輪の効果2 = 作ってから1日で消滅する。 } t:→次のアイドレス = 花冠(イベント),クローバー畑(施設), のんびりデート(イベント),素敵なしおり(アイテム) } ⇒【四つ葉のクローバーの指輪】作成のログはこちら ⇒上へ ⇒ログ置き場へ ⇒前へ ⇒次へ -