約 4,374,284 件
https://w.atwiki.jp/tokyograil/pages/149.html
月読ジゼル&アサシン ◆CKro7V0jEc ♪~ ナレーション:ともさかりえ かつて山奥の村で起こった血なまぐさい連続猟奇殺人事件。 七人目のミイラを名乗る殺人犯が作り上げた幾つもの死体の山は、今も異人館村こと六角村で怨念を放ち続けていると言われている。 十人以上の人間の血を啜った飢え渇いたミイラは、一人の少年の活躍によってその殺人の連鎖を終え、深い眠りについた。 しかし、まだあの殺人マシーンはどこかで生きているという噂が人々の間で囁かれていた。 それは、ただのありきたりな噂なのか、それとも……。 ◇ 今宵、聖杯戦争の舞台となるこの月上──その一角の教会で、同じ世界の二人の人間が互いの姿を見合わせずに会話していた。 片や、飾り気のない髪型で、遊びを感じさせない顔付の男。彼は祭壇に肩を乗せて寄りかかっている。 片や、ゴスロリ衣装を身に纏ったロングヘアの少女。彼女は、そこと向かい合える最前列の席で俯いている。 一方がマスター、一方がそのサーヴァントであった。 同一世界の出身者である事だけではなく、二人はある一本の線で結びついており、それがまたお互いに厭に会話を弾ませていた。 「あの金田一の知り合い、ねぇ……」 アサシンの英霊──飾り気のない髪型の男、六星竜一は、自らのマスターである月読ジゼルの全身を、厭らしい目つきで見流してからそう言う。 何も、彼はジゼルに性欲を感じているわけではなかった。それは、彼の捻じ曲がった人間性が、相手の嫌がる行為を本能的に行った結果なのである。 彼の本能下では、それなりの形の良い女性を見たとしても、性欲よりも、征服欲が優先されるのである。──殺人マシーンとなった時から、そのように書き換えられたのだ。 その強い欲に身を任せ、ジゼルを不快がらせようと、このように迫るような目つきでジゼルを眺め見下ろしている。 そうしなければ、マスターに余計な反抗をされ、サーヴァントの自由が束縛されかねないという危機感もあるだろう。 効果はあるようで、ジゼルは目線を斜め下にそらして、小刻みに震えながら爪を噛んでいる。怯えている女性のしぐさだ。元々、気が弱い性質らしい事も手に取るようにわかった。 「……知り合い、と言っても、先ほど申し上げた通り、私にとってあまり良い思い出のある相手ではないわ」 震える声でそうアサシンに言うジゼル。先ほどから、ずっとこの調子で二人は話している。 滅多に合致しないであろう共通項を持ちながら、両名ともに相容れない形の性質であったのだ。 その「共通項」の実行において、アサシンは快楽を覚え、ジゼルは不快を覚えた。だからこそ、これからまたそれを行う事にジゼルは怯えているのかもしれない。 「そりゃあ、俺にとってもそうさ……。"ローゼンクロイツ"さん」 アサシンとジゼルは、────「殺人犯」という境遇で共通していたのである。 ローゼンクロイツは、ジゼルがかつて犯罪を行った時の名前であった。 二人の犯罪を見破った男が「金田一一」という少年であったという点も、また奇跡的な共通項であった。 二人は、自らの殺人を隠蔽する方法を見出し、複雑な方法でそれを実行し、「完全犯罪」をもくろんだ天才的犯罪者だった。 まったく、傍から見れば「不可能犯罪」としか言いようのない奇怪な死体を作り上げ、それによって何人かの人間に「復讐」を遂げてきたのだ。 そんな経験のある人間は、世界中を探してもほとんどいないであろう。 その奇跡的な共通項を持ちながら、二人は正反対のタイプであった。 アサシン、六星竜一は、「七人目のミイラ」の名を使って殺人を行い続けた犯罪者である。 とある村に憎しみを抱えた母のもとに生まれ、母の復讐を代行する為に暗殺術を教えられた境遇から、彼は平然と他者を殺す殺人マシーンへと成長を遂げた。 そして、私立不動高校の教師を殺害してその男になり替わり、一年近くも温厚な先生として過ごしつつ、不動高校に通う「ターゲット」に近づいた。 そのターゲットを糸口に、無関係な第三者を装って村の有力者全員を殺害した彼は、まさしく「アサシン」であったといえよう。 月読ジゼルは、「ローゼンクロイツ」の異名を持つ殺人鬼であった。 自らの母を殺された復讐の為、四人の人間を殺害した経緯があるものの、己の殺人には限界も感じている。 こうして、マスターとしてサーヴァントに殺人を一任する形で、母の蘇生を願うのが今回の参戦理由である。 「しかし、あの名探偵の坊ヤがあの後もしっかり名探偵をやってくれているとはな。どれだけ事件に巻き込まれれば気が済むのかね、あの坊ヤも……」 「……あの少年はそういう天命を持った星の下に誕生したのよ。何でも、偉大な名探偵の孫だとか……」 金田一一という男はあくまで普通の男子高校生として生きているが、実際はその血筋に特異な点が存在する。 彼の祖父は、日本で知らぬ者はいない偉大な名探偵なのである。 その苗字から、その名前を察する事ができるだろう。ゆえに、何か事件が起きたとなれば、祖父譲りのその頭脳は凄まじい速さで回転する。 世の中の多くの犯罪は、彼がその場に居合わせるだけで大抵解決されてしまうのである。彼自身が殺人事件の現場に偶然居合わせてしまう事もそう珍しい話ではなかった。 金田一少年を自分のフィールドに招き入れてしまった二人は、軽率であり不幸であったといえるだろう。 アサシンは笑った。 「天命、ねぇ……そいつはケッサクだ。それなら、あんたも同じだろ? なぁ」 「……」 ジゼルは黙秘する。 血縁が天命であるならば、ジゼルもまた同じだ。 ──彼女は、金田一と敵対する犯罪コーディネーターの異母兄妹にあたる人間だった。 ジゼル自身は自らの血縁者に犯罪者がいる事実を生理的に嫌悪しているのだが、一方では、自分が「復讐」を行う上で彼の存在が勇気にもなっている。 しかし、やはりここでまた無関係な人間を殺す事に、一切の抵抗がないわけでもない。 マスターの願いの為に、サーヴァントを使役するというシステムは、彼女にとって最も理に適った手法だ。 それがこんな殺人マシーンであるなら、余計に勝率は上がるだろう。マスターを殺す戦法に実に合致している。 「俺の親父も狩猟して美しい剥製にするのが趣味だったからな。生物を殺して死体を飾り付ける星ってのがあるなら、見事に俺もそれにあたるわけだ」 まるで、まるで自分への皮肉のようにそう言うアサシンであった。 彼は決して、父親を嗜虐主義者だと思っているわけではなかった。むしろ、もしかすれば己の母の唯一の味方として評価しているかもしれない。 しかし、もしある事件がなければ、父も、母も、自分も、こんな風にはならなかっただろうという確信も持っていたので、「天命」を信じてはいない。 ジゼルは尚も、何も言わなかった。 「まあいいさ。……俺はあんたに協力してやってもいい」 全く反応を示さないジゼルの気を引くかのように、ふとそう言った。 ジゼルは目論見通り顔を上げた。その瞳が、「何故?」と問うていた。 それは、アサシン自体が、他人の目的の為に利用されるような器ではないと思っていたからだろう。 アサシンの性格を知る限り、彼は「芸術犯罪」を好んでも、他者の為に何かをする事はないと考えていたのだ。 しかし、実際には、アサシンのかつての殺人の理由そのものが利己的ではなく、利他的であったのも事実である。 「……母親の為って動機が泣かせるからな」 「ふざけた嘘を……」 「本当の事さ……」 遠い瞳で、過去を見つめるその瞳は、殺人マシーンにしては淡く煌めいていた。 【クラス】 アサシン 【真名】 七人目のミイラ(六星竜一)@金田一少年の事件簿 【パラメーター】 筋力D 耐久D 敏捷E 魔力E 幸運C 宝具C 【属性】 混沌・悪 【クラススキル】 気配遮断:A サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。 彼の場合は、普通の人間に紛れ、サーヴァントとしての本能を隠す事ができる。 マスターのフリをしてマスターに接触し、殺害するといった戦法が可能なレベル。 【保有スキル】 不動高校:A 強力な犯罪者の血と、それに付随する悲壮な過去。 彼の場合は、愛している人間や無関係な人間も含め、十名の人間を躊躇なく殺害する事ができる殺人マシーンとしての特性を持つ。 なり替わり:B NPCをペナルティ殺害し、その戸籍を乗っ取って平然と「人間」として暮らす事ができる。 特に「今度新しく付近の高校に赴任する事になった25歳~30歳程度の高校教師」が有効手である。 顔が変わるわけではないので、殆ど街の人間とかかわりのない人物としかなり替われない。 芸術犯罪:B 殺人に芸術性を求め、死体に何らかの細工を施す趣向。 彼の場合は、「かつての事件になぞらえて被害者の体の部位を大きく切断する」という行動をわざわざ行う(最初のトリックに必要だったとはいえ)。 【宝具】 『七人目のミイラ』 ランク:EX 種別:対人 レンジ:1~5 最大補足:1~20 都合良く殺人事件が起きる『金田一因子』を発動させ、殺人者側としてかなり手の込んだ殺人が何故か都合良く上手くいくようになる宝具。 この宝具は常時発動しており、この宝具によって死んだNPCは「ペナルティ」には抵触しない(聖杯を以てしても止めようがない為)。ある意味究極のバグ。 彼の場合、「直接手を下さなくても勝手に復讐相手が心臓発作で病死する」という高い精度を持つほか、「教会で死体が発見された夜に誰も教会を見張らず寝静まる」(その隙に死体を入れ替える)、「五塔夫人殺害の際にその場に居合わせた美雪が都合よく気を失う」、「集中線まで使って現れた警察が雑魚」、「高校側が何故か新任教師の顔を知らない」という感じで、この宝具をかなり上手に運用している。 サーヴァント自身の低いパラメーターを補う強力な宝具であるが、マスターやサーヴァント自身が死ぬパターンが充分にありえるというのが問題点。 『芸術的な死体』 ランク:B 種別:対人 レンジ:1 最大捕捉:1 父・風祭淳也から受け継いだ、「凄まじい速さで人体を解体して死体に細工する」という特異な力。 彼の父である風祭は、燃え盛る教会の中、ナイフだけで死体×6を瞬時に解体して七人に見せかけるというトンデモない離れ業を行っている(狩猟が趣味で動物の身体構造をよく知っているから…らしい)。 それと同様に「七人目のミイラ」も、死体を切り刻みまくっている。 更に、「刻んだ死体を他人の家の鎧の中に入れる」、「隣で美雪が寝てる中で死体を切り刻んで館ごと燃やす」という行動を行いながら、誰にもバレずにそれを行っており、こうした行為に対する敏捷性が備わっていると考えられる。 『禁断の果実(エデンのリンゴ)』 ランク:B 種別:対作品 レンジ:∞ 最大捕捉:- 他の犯罪者が利用したトリックを無自覚に盗む宝具。 このトリックの運用により、書き手は投下作品そのものが闇に葬られかねないスリルを味わう事ができる。 また、いかに有名なトリックであっても、他のマスターやサーヴァントが「あの小説で使われていたトリックだったから」という理由でトリックを暴いたりはしない。 【Wepon】 ナイフ 【人物背景】 「金田一少年の事件簿」の「異人館村殺人事件」に登場する殺人鬼。 多くの殺人者を輩出した実績のある私立不動高校の教師・小田切進の正体。 普段は温厚な先生を演じているが、「本物の小田切進」を殺害してなり替わり、一年近くも平然と教師を続けてきた 母ともども戸籍がなく極貧生活だった彼がどうやって高校教員レベルの知識を得たのかは謎だが、とにかく物凄く頑張ったのだろう。 実は青森県六角村で生まれた風祭淳也と六星詩織の息子であり、父親の顔は知らず、母親と一緒に暮らしてきた。 詩織はかつて、村にある大麻畑を告発しようとした両親を目の前で殺害され、自らの六人の姉妹と一緒に教会で生きたまま燃やされそうになってしまった過去を持っており、村人に強い憎しみを抱いていた。 生き残ったものの、職と住まいを転々とする極貧生活を、生まれた子供と共に送り続ける母は、もはや復讐に狂う殺人鬼となり、愛する人との間に生まれた子供・竜一さえも復讐の道具に利用したのである。 竜一は、そんな母によって、殺人術・格闘技などを教え込まれ(詩織はどこで殺人術を学んだんだ…)、感情のない殺人マシーンとして育てられる。 「お前は母さんの代わりにあの連中に復讐するんだよ…お前はあいつらを殺す為に生まれてきたんだから!!」 そんな彼は、さまざまな殺人術を仕込まれた上で、「最後の仕上げ」として母を殺す事を命じられた。 涙ながらに母親を殺した後は、半ば感情を失い、「何人殺しても何も感じなくなった」と言っている。 小田切進を殺害して不動高校に赴任したのはその後で、六角村の名家の娘・時田若葉をターゲットにする為に赴任した。 若葉を利用する為にひとまず恋愛関係になって近づくも、ラブホテルから出てくる瞬間を激写され(六星の自演)、若葉の父親が怒って政略結婚させるために村に帰すところから物語は始まる。 六星は金田一一、七瀬美雪とともに六角村に行き、そこでザルすぎる村人たちの監視を乗り切って、時田若葉、草薙三子、一色寅男、五塔蘭を殺害。兜霧子も若葉を教唆して殺害。復讐相手の一人である時田十三はこいつの凶行で娘を殺されたショックからか、心臓発作を起こして勝手に死んだ。 さらには、金田一に真相を明かされて手詰まりと思われた段階からも、兜礼二、連城久彦を殺害。美雪を人質にしたり、金田一を猟銃で撃ったりと大暴れした。 最終的に、父である風祭に殺害されるが、風祭は大麻畑を燃やしつつ、寄り添うようにして自害。 その結果、この事件では、金田一、美雪、俵田(警察)、モブを除く、全ゲストキャラが見事全滅した。ここまでやったのは、20年以上の歴史ある金田一少年の事件簿でもこいつだけ。 今シリーズでも彼に次いで異常な犯罪者である遠野英治、的場勇一郎もそれぞれ同じ不動高校の生徒と教師なので、もしかしたら高校内ですれ違った可能性さえある。そう思うと恐ろしい。 人を虫けらのように殺す犯罪者としての側面を持ってはいるが、普通に育っていれば心優しい素直な人間に育っていたようで、若葉にはだんだんと愛情が芽生えていた模様。 母や若葉を殺害する時には涙を流しており、殺人マシーンとなりながらもどこかで他人を愛していたようにも見える。 メチャクチャ撃たれた為に死んだかと思われていたが、「金田一少年の一泊二日小旅行」にて生存していた事が発覚。 六星に一瞬でやられた警官二名が実はメチャクチャ強い警官だった事や、連城が実は既に百人殺している殺し屋だった事が判明し、その耐久性や戦闘力の高さが化け物じみている事が明かされた。 この設定を流用すれば、サーヴァントとして身体能力込みでそこそこ強い事になる。 ちなみに、以上の内容は全て、「金田一少年の事件簿」の事件のネタバレになるので、本編を読んでから読むように。 【願い】 不明であるが、他のマスターやサーヴァントを殺すつもりである。 【マスター】 月読ジゼル@金田一少年の事件簿 【マスターとしての願い】 母の蘇生。 【能力・技能】 詩人として活躍するすぐれたポエムの才能。 人間の体を杭で撃ちつけ、貫通して床まで叩きつける女性離れした腕力(その後、その杭を軸にして部屋のカーペットを糸で引っ張って回転させているので、超人的な筋力の持ち主と思われる)。 館を一つ吹き飛ばす爆弾や毒薔薇を調達する行動力。 薔薇やギリシャ神話などに詳しい博識ぶりは高遠に評価された。 また、今回の登場人物ほぼ全員が有名な指名手配犯の顔を見ても気づかないのに対し、彼女だけは一目見て高遠だと気づいたので、ニュースも人並みにわかるはず。 【人物背景】 「金田一少年の事件簿」の「薔薇十字館殺人事件」に登場する殺人鬼。 「ローゼンクロイツ」という名前を名乗って薔薇十字館で連続殺人事件を発生させた。 本名美咲ジゼル。月読は親戚の名前であり、詩集を出した時のペンネームである。 表向きは、青い薔薇を見に薔薇十字館にやって来た花詠みの詩人であり、年齢は20歳。巨乳。18歳の時はショートヘアだが、20歳の時点ではロングヘア。お風呂に入る時は髪を結ぶ。 常に黒いゴスロリを着ており、「蝶のように飛んでまいりました」などというアレな自己紹介をする。回想ではメイド服も着ており、その恰好のまま外出している場面まである。ポエムや服装は演技でも何でもなく、素。 回想シーンでも痛いポエムを読んでいたり、何故かギリシャ神話に詳しかったり、おそらくは、元からそういう人なのだと思われる。 かなりの美少女であるにも関わらず、美女に弱い金田一に避けられるレベルであり、「俺の苦手なプッツン系」と言われた。 殺人事件の真っ最中でも空気の読めないポエムを読み続け、「うるさいのよあんたっ!」とキレられた神経の持ち主。 美少女なのに残念すぎて登場人物ほぼ全員に嫌われてしまう可哀想な子。 実は、シリーズ最大の黒幕・高遠遥一の異母兄妹である(物語の開始時点で、「高遠の妹がこの中にいる」と言われていたが、23歳の高遠より年下なのがこの子しかいないので、結構バレバレだった)。 お互いにそれを知らずに生きてきたが、あるきっかけでそれを知る事になる。 2年前、新種の青い薔薇を完成させた母・美咲蓮花(ちなみに母子家庭)と共に、薔薇の博覧会の為にローズグランドホテルに宿泊。 その際に、青薔薇を盗もうと企んだ皇翔、小金井睦、祭沢一心、禅田みるく、冬野八重姫の五名が、ホテルを放火し、鉢合わせた蓮花を衝動的に殴って気絶させた。 その結果として、蓮花はジゼルとドア一枚を隔てて焼死してしまい、ジゼル自身も背中に十字型の火傷を負ってしまう。 母が遺した五つの燃えた薔薇を頼りに、「薔薇の名前がつく宿泊者」を探しだし、彼らに復讐する事を決意。 最初に皇翔を殺害した時点では、彼女には殺人への抵抗感もあったが、殺人の直後に、自分の兄が指名手配犯の高遠遥一である事を知り、「自分は殺人犯と同じ血を持っているのだから殺人ができるはず」と強く自分に念じる事になる。 そして、今回の事件の罪を全て兄に被せる為に高遠を薔薇十字館に呼び、ついでに金田一がついてきてしまった。 復讐相手のうち、冬野八重姫を除く全員を殺害した後、「全員が一つずつ薔薇の名前が入っている名前なのに、ジゼルだけ二つ薔薇の名前が入っている」という金田一の難癖によって犯行が発覚。 この事件自体は久々のグロ死体や本格推理の舞台設定で、近年の作品にしては評価が高いものの、歴代トップクラスの難癖推理でもあり、ジゼルが「何となくそう思っただけ」と言えば言い逃れられるような状況証拠ばかり金田一が指摘している。 逆に、毒薔薇で八重姫を殺害しようとした決定的瞬間を抑えられた時には、「私が薔薇を振り上げたのは放たれた殺人鬼に命を狙われる恐怖を薔薇に込めて詠んでみたくなったからですわ」という斜め上な言い逃れをしている。 物的証拠は全て、「館の中にある指紋や髪の毛を後で警察が調べればいい」という投げやりっぷりであるが、それをカバーするかのようにすかさずジゼルは、館を爆破する起爆スイッチを取りだそうとする。 …が、高遠の活躍でそれは回避され、高遠の催眠術で気絶したジゼルは金田一必殺の説教を受ける事もなく、そのまま逮捕されてしまった。 「あんたの母親は復讐なんて望んでいなかったはずだ!」とか言おうにも、母親本人が思いっきり手がかりを残して復讐を助長してしまっているので言いづらいのだろう。 ドラマ版では、藤井美菜が演じており、金田一の説教はちゃんとある。 もし金田一単独なら解決できず、そこに美雪や警察勢が加わっても判明しなかった可能性が高いので、歴代犯人でも結構強力な部類。 ・女湯の中でも、裸を見られるのを極端に嫌がり、事件の鍵となる背中ではなく体の前を隠す ・解決シーンでも、「男湯を覗いたわけでもない限り、あんたはこの事実を知らないはずだ」と言われて恥ずかしそうにする(この追求も難癖だが) ・重要な証拠はスカートの中、爆弾の起爆スイッチは胸元に隠している(「これで調べられないだろっ!ヘヘン」とか思っていたのかもしれない) ・男性である高遠に対して身体検査をしない といった描写から、メチャクチャうぶである可能性が高い。そのため、高い確率で処女と思われる(自己検証)。 作中描写を見ていくと、両利きの可能性が高い(自己検証)。 ちなみに、この事件ではほぼ言葉の端を抓まれて犯行が発覚してしまったが、その一部はわざわざ言わなくても良かったようなポエムである。黙っていればバレなかったかもしれない。 ついつい余計な事を迂闊に喋ってしまうのは彼女の弱点の一つだろう。 その他の弱点としては「火が怖い」という点が挙げられる。 これは先述の火災によるものであり、火事になるとトラウマが再発して「お母さんっ!お母さんっ!」と叫んでパニックになる。ドラマ版では「オ゙ガ゙ア゙ザ゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ン゙」に改変されている。 そんな深いトラウマがあるにも関わらず、館を爆破して証拠を隠滅しようとする点は流石の執念といえよう。 ちなみに、以上の内容は全て、「金田一少年の事件簿」の事件のネタバレになるので、本編を読んでから読むように。 【方針】 アサシンと一緒に勝ち残って母を蘇生させる。 アサシンは、殺人においても芸術性重視。しかし、秘匿しておきたい死体はなるべく隠す。
https://w.atwiki.jp/yggdrasillwar/pages/43.html
キリト&アサシン組 ◆nig7QPL25k 夢を見た。 俺ではない誰かの夢を。 俺と違う時間を生きた、違う場所での誰かの夢を。 「たとえ俺が死んでも、お前が必ず俺の戦いを引き継いでくれる……そうだろ、レオン?」 その男は父親だった。 同時に人々を守るため戦う、魔物狩りの騎士でもあった。 妻が命と引き換えに産み落とした息子を、男は騎士として育てた。 最も偉大な騎士の系譜を、受け継ぐに値する男になることを願って。 守りし者としての志を、立派に引き継いでくれると信じて。 「俺らのことなんか誰も知らない。死んだところで墓もない。それでいいんだ」 しかし、息子が募らせたものは、使命感ではなく憎しみだった。 母を殺した者を憎み、敵に従う魔物を恨む、怒りの戦騎へと育ってしまった。 伝えるべきことを伝えた以上、その間違いは自分で正さなければ意味がない――男は敢えて息子を突き放し、使命を悟ることを願った。 それでも彼の願いは届かず、息子は憎しみの炎に焼かれ、全てを失ってしまった。 それは打つべき手を誤り、道を示してやれなかった、父の過ちだったのかもしれない。 「気をつけな。上には俺の息子がいる……レオン・ルイスがよ」 その息子が再び立ち上がり、真に騎士として覚醒した時、父はどれほど救われたことか。 己が誓った使命のために、息子と同じ道を歩まず、道を違えなければならなかった時、父の心はいかばかりであったか。 俺は父親というものを知らない。だから、男がその時何を想ったのかは、想像することすらできない。 あるいは俺が、本当の意味で、父親になったその時には、彼の気持ちを理解できるのだろうか。 「ホラーを封印せし、血を受け継ぐ者……黄金騎士・ガロがな……!」 それでも、最期の戦いのその時、男は笑みを浮かべていた。 ズタボロに傷つけられながらも、すぐ傍に息子がいる事実を、頼もしく受け止め笑っていた。 きっと男の人生は、その時ようやく報われたのだ。 回り道を繰り返し、後悔と苦悩に苛まれた生涯が、ようやく幸福で満たされたのだ。 道に迷い続けた息子が、自分の全てを託せるほどに、強く正しく成長を遂げた。 そのことが父である男にとっては、何よりも嬉しかったのだろう。 自分自身のその命が、今にも消えそうになっていることなど、どうでもいいことだと思えるほどに。 「そして俺は……貴様らホラーを封印する者、ヘルマン・ルイス……またの名を――」 無数の異形の群れの中、男は一人剣を取る。 自分の戦いを引き継ぐ者が、必ず駆けつけると信じて。 不敵に笑う父親の、その生涯の結末は―― ◆ 別に、こういう体験は初めてではない。 前に閉じ込められた時には、丸2年外に出られなかった。 だから突然拉致されて、電脳空間に囚われたこと自体は、桐ヶ谷和人――キリトにとって、それほど大きな問題ではなかった。 「くそっ!」 問題はむしろ、囚われたこの環境にある、理不尽なルールの方だった。 吐き捨てながら飛び退り、輝く光剣を構える。 睨み据えた先にいるのは、斧を携えた大男だ。 血走ったその両目には、理性がまるで感じられない。 バーサーカーというクラスを割り当てられた、魔術師の駒・サーヴァント。 行動が単調であるなら、相手のステータスがどれほど高かろうと、キリトにも勝機があるはずだった。 「物持ちが悪かったなぁ? 威勢がいいのは結構なことだが、生憎とその武器じゃバーサーカーには、傷ひとつつけることすら不可能だ」 しかし、一つだけ問題があった。 にたにたと笑う敵マスターが言うとおり、キリトの持つ攻撃手段では、サーヴァントにダメージを与えられないのだ。 英霊――すなわち霊体であるサーヴァントには、魔法属性を持った攻撃でなければ、ダメージを通すことができない。 そして最悪なことに、今キリトの魂が宿っているのは、スチームパンク銃撃アクション「ガンゲイル・オンライン」のPCボディだ。 ファンタジー色を排したこのゲームの武器には、霊を祓う神秘性など、当然宿っているはずもない。 これが「アルヴヘイム・オンライン」の体なら、ソードスキルで切り抜けられたのだが。 あまりにも間の悪い事態に、キリトは眉間に皺を寄せ歯噛みした。 「さて、そろそろ遊びにも飽きたな。やってしまえ、バーサーカー」 敵マスターの唸りと共に、バーサーカーが唸りを上げる。 鈍色に光る斧を振りかざし、キリトの命を奪わんと殺到する。 もはや打つ手なしか。逃げるしかないか。 否、果たしてこの死線から、逃げ延びることなどできるのか。 リアルでは一般人に過ぎない己は、パラメーター一つ変わっただけで、こんなにも無力になってしまう。 改めて突きつけられた絶望的な事実に、諦めが脳裏をよぎったその瞬間。 「――レディの口説き方ってのがなっちゃいないな」 不意に、聞き慣れない声が響いた。 バーサーカーの向こうにいる、敵マスターの目が見開かれた瞬間、その脇を素早くすり抜けるものがあった。 ぐさり、と嫌な音を立てながら、狂戦士の肉体に突き刺さったのは、やや短めの刀だろうか。 「なっ!?」 ぞっとした、という言葉がよく似合う。 そんな顔をしたマスターが、慌ててそちらを振り向くと、そこには新たな人影があった。 不敵な笑みを浮かべるのは、口ひげがワイルドな印象を与える壮年の男だ。 長く伸びた金髪は、癖っ毛なのかところどころ跳ねているが、不思議とだらしなくは見えない。 むしろ鋭い双眸に宿る、剣呑な気配と相まって、獣のたてがみのような印象すら受ける。 静かながらも、闘志を隠そうともしない。その堂々とした佇まいは、まさしく自然界の王者そのものだった。 「しょうがねえ。俺が手本を見せてやるからよ。少しばっか付き合えや」 かつり、かつりと音が鳴る。 悠然と歩くたてがみの男が、ブーツで石畳を鳴らす。 ゆっくりとしたその動作で、男はバーサーカーに歩み寄ると、そのまま短剣を抜き放った。 もう一振りの刀を取り出し、同時に構える様は、二刀――かつてキリトも取っていたスタイルだ。 「あんたは……」 「貴様、そいつのサーヴァントか! やれ、バーサーカー!」 キリトの声を遮るように、敵マスターが指示を出す。 振り返った狂戦士が、乱入者に対して唸りを上げる。 「ま、そういうわけだから、ちょっと辛抱しててくれよな。お嬢さん」 ぱちん、とキリトに向かってウインク。 片目をつぶったそのままで、両手の刃を高く掲げる。 男の剣がぐるりと回り、天に白い軌跡を描いた。 瞬間、円のラインは閃光と化す。まばゆい光が放たれて、周囲を白一色に染める。 白い闇が晴れたその時、現れたのは人狼だった。 狼男の姿を模した、銀色の甲冑姿があった。 深緑のマントをはためかせ、双剣を輝かすその姿は、さながら中世の聖騎士だ。 唯一、獰猛な狼の頭部だけが、その白銀の中心にあって、異様な存在感を放っていた。 「絶影騎士、ゾロ――行くぜ!」 金の瞳は獣の瞳だ。 鋭く煌めく眼光が、狂える戦士を睨みつける。 バーサーカーが怒号を上げると同時に、銀色の狼騎士もまた、大地を蹴って斬りかかった。 ◆ 「はぁ~……」 キリトのサーヴァント、ヘルマン・ルイス。 与えられたクラスは暗殺者(アサシン)。 激戦を終え、戦場を離れたその男は、最初の鋭さとはうってかわって、何とも情けないため息をついていた。 「いや、悪かったよ。否定するのが遅くって」 「いやさ、別にいいんだよそれは。見抜けなかった俺の方が、まだまだ修行不足だってことだからよ。 でもだからってお前、そのナリで、実は男でしたってのはよぉ……」 そう言ってヘルマンは、顔を押さえてため息をつくと、がっくりと両肩を下ろす。 ガンゲイル・オンラインにおいて、キリトに与えられたPCは、少女と見まごう美貌を持ったレアボディだ。 線の細い体に長髪、その上可愛らしい顔立ちとあれば、性別を間違ったとしてもやむを得ない。 しかしながら、ヘルマン・ルイスは、無類の女好きだった。 それが相手の性別を見抜けず、あまつさえ口説いてしまったとあれば、ショックもひとしおというものだろう。 「でぇ? ひとまず野郎を撃退したのはいいが、これからどうすんだよ?」 だがそれにしたって、いくら何でも、やる気のなさすぎる声だ。 強そうなのは間違いないが、この性格で本当に大丈夫なのだろうか。 若干目眩がしそうになるのを堪えながら、キリトはヘルマンの問いかけを聞く。 「どうするって言っても、ここに長居するつもりもないからな……どうにかして、脱出する方法を見つけようと思う」 「何だ? 聖杯戦争には乗らねぇのか? 優勝すりゃ、どんな願いだって叶えられるんだぞ」 ここに来てようやくヘルマンは、キリトの言葉に興味を持ったらしい。 彼の応答に対して、目を丸くして聞き返した。 「俺にもやるべきことはあるし……それに、こういう殺し合いをするのは、もう御免だからな」 「初めてじゃないような言い草だな」 「初めてじゃないんだよ、実際。あんた、ネットゲームは知ってるか?」 そう言ってキリトが語りだしたのは、1年前までの惨劇の記憶だ。 天才ゲームデザイナー・茅場晶彦が引き起こした、前代未聞のサイバークライム――SAO事件。 数多のVR(バーチャルリアリティ)MMOの雛形となった、「ソードアート・オンライン」の世界に、ユーザーが閉じ込められた事件だ。 ログアウト不可能になった電子の牢獄で、キリトは2年もの間戦い続けた。 時には他のプレイヤーと戦い、やむなく命を奪ったこともあった。 もうあんな思いはしたくはない。だからこそ、この聖杯戦争という戦いにも、乗りたくないとキリトは言ったのだ。 「……で、俺はどうすりゃいい。戦うつもりがないっていうなら、戦うために呼ばれた俺は、黙って見てればいいってことか?」 「もちろん、そういうわけじゃない。 どうしても今回みたいに、他のマスターに見つかって、襲われるようなことにはなっちゃうだろうからな…… そういう時には、アサシンに、俺を守ってもらいたいんだ。わがままかもしれないけど」 殺し合いに乗るのは反対だ。 されどキリトには、ここで死ねない理由もある。 「ガンゲイル・オンライン」に乗り込んだのは、VRMMOの根底を揺るがしかねない、重要な事件を解決するためだ。 SAO事件は痛ましい記憶だが、そこで得られた絆も、確かにある。 だからネットゲームそのものを、一緒に嫌うことはできない。 自分達が楽しんでいる世界を、一人の犯罪者のために、壊されてしまうわけにはいかない。 だからこそ、生き延びることには迷いはなかった。 そのために戦うことが必要なら、敢えて罪の意識を堪えて、剣を取る覚悟もできていた。 それがこのユグドラシルと戦う、桐ヶ谷和人の心構えだ。 「分かったよ。そういうことなら、異論はない。短い付き合いかもしれないが、手伝ってやろうじゃねえか」 それでようやく納得したのか、ヘルマンは真顔で了承し、キリトに向かって右手を出す。 「ありがとう」 差し出した手のひらは友好の証だ。 キリトもまたそれに応じ、ヘルマンの手を握り返した。 ◆ (なんともヤな時代だな、どうにも) ひと通りの情報交換や意思確認を行い、一度一人になった後。 ぽりぽりと頭を掻きながら、ヘルマン・ルイスは思考する。 時の流れた現代は、随分と因果な時代になってしまったものだと。 ネットゲームを始めとしたテクノロジーは、知識としてなら知っている。そうした現代の情報は、聖杯から事前に与えられているのだ。 されどそうした現代の技術が、大規模な犯罪に使われているというのは、当事者と言葉をかわさなければ、実感の得られないものだった。 (高度に発展した科学は、魔法と区別がつかない……か) キリトの言っていた言葉だ。 昔の学者だか作家だかの、有名な言葉だというが、魔法を知っているヘルマンからすれば、実に的を射た言葉だと思えた。 魔法のような科学技術が、誰にでも扱えるような形で、世に氾濫しているのが現代だ。 それは元魔戒法師メンドーサでなくとも、誰もがそれと同等の大事件を、容易に起こせてしまうことを意味する。 茅場晶彦のSAO事件は、まさにそういう事件だった。 本来剣を取る必要のなかったキリトが、そのために剣を握らされ、達人的な技術を身につけさせられてしまった。 たとえゲームの世界の中だけであっても、人を殺して回れる力を、身につけるような事態に追い込まれてしまったのだ。 (なぁ聖杯サマよ、あんた俺に何をしてほしい? ここで過去の精算を果たせってのか?) 眉をひそめながら、内心で呟く。 こういう複雑な事情を抱えた、ナイーブな少年を相手にするのは、彼にも今回が初めてではない。 そういう迷える少年に対して、道を示してやることができず、随分と苦しめてしまったことがあった。 本来負うべき責任を、果たしてやれなかった相手こそ、彼の実子であるレオン・ルイスだ。 そんなヘルマンがここに呼ばれ、レオンを思わせる少年剣士と、こうしてタッグを組まされている。 何の因果かと言うべきか。あるいは作為を感じるべきか。 (ま、どうにかするさ) とはいえ、悩んでいたところで仕方がない。 キリトに対してどう接するかは、まだ結論は出ていないが、そのまま立ち止まっているわけにもいかないのだ。 軽く考えるべき問題ではなくても、深く考えすぎはしないようにしよう。 あれこれ悩んでいるうちに、キリトが死んでしまっては元も子もないのだ。 なればこそ、まずは行動することこそが、先決であると考えた。 (……しっかし、俺がアサシン、ねぇ) と、方針を固めたところで、一つ気になることがある。 それは自分自身に割り当てられた、暗殺者(アサシン)というクラスのことだ。 (もちっと何とかならなかったのかよ……) そりゃまあ確かに、魔戒騎士は、人知れず魔物を狩る狩人だ。 闇に紛れて闇を忍び、闇を切り裂くその姿は、ぎりぎりアサシンと形容できるものではあるだろう。 でもだからって、それでいいのか。本物の暗殺者でもない人間を、無理やりアサシンに当てはめるのはどうなんだ。 よく見ろ、気配遮断のスキルも低い。案の定微妙な数値じゃないか。 この中途半端な能力で、果たしてどう立ち回るべきか。 ヘルマン・ルイスの頭痛の種が、もう一つ増えた瞬間だった。 【クラス】アサシン 【真名】ヘルマン・ルイス 【出典】牙狼-GARO- 炎の刻印 【性別】男性 【属性】中立・善 【パラメーター】 筋力:D+ 耐久:E 敏捷:D 魔力:D 幸運:C 宝具:B 【クラススキル】 気配遮断:D サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解ける。 【保有スキル】 虫の知らせ:B ただならぬ気配に対する、天性の探知能力。 生前は魔物の気配を匂いで嗅ぎ取る、陰我のオブジェに触れただけでその存在を察知するなど、魔戒騎士として優れた感覚を見せつけていた。 心眼(真):C 修行・鍛錬によって培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理” 逆転の可能性が数%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。 騎乗:C 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせる。 プレイボーイ:E 夜の蝶を追い続ける狩人。女遊びを好む英霊である。 才能による魅了スキルではなく、当人の努力によって培った技術。 しかしその性質が災いし、女性の敵と対峙した際には、初撃の攻撃力がダウンしてしまう。 【宝具】 『絶影騎士・ZORO(ゾロのよろい)』 ランク:B 種別:対人宝具(自身) レンジ:- 最大補足:- 筋力:C+ 耐久:C 敏捷:A 魔力:B 幸運:B 陰我あるところホラー現れ、人を喰らう。だが、古よりホラーを狩る者達がいた。 鎧を纏うその男達を、魔戒騎士という。 ――古より人を襲ってきた、魔界の怪物・ホラー。それと戦う力を身につけた、魔戒騎士の鎧である。 ヘルマンの纏う「ゾロの鎧」は、白銀の光を放つ鎧であり、俊敏な身のこなしを得意とする。 更に青色の魔導火を纏うことにより、攻撃力を底上げする「烈火炎装」を発動することが可能。 魔戒剣には鎖が括りつけられており、これを利用したトリッキーな戦法を取ることもできる。 なお、ヘルマンのこの宝具を利用しなければ、自身の宝具を発動することができない英霊も存在する。 その場合、ヘルマンが自らの意志で宝具を貸し与えるか、あるいはヘルマンが死亡するかした場合、 その英霊の宝具発動がようやく可能となる。 【weapon】 魔戒剣 ソウルメタルによって鍛え上げられた、魔戒騎士のための剣。ヘルマンのものは二振りの短刀である。 修行を経た者はこれを自在に操ることができるが、そうでない者には持ち上げることすらできない。 『絶影騎士・ZORO(ゾロのよろい)』を纏った際には、白銀の双剣へと変化する。 魔導馬 優れた騎士が保有する、銀色の馬の姿をした魔戒獣。 鎧を装着しているか否かにかかわらず、ヘルマンの一声で駆けつけ、その足として活躍する。 【人物背景】 古より最強の騎士として語り継がれてきた、黄金騎士・ガロの鎧を受け継ぐ、レオン・ルイスの父親。 自身も絶影騎士・ゾロの称号を得ている、百戦錬磨の騎士である。 飄々としており、非常に気前がいい。 普段の態度はおちゃらけているが、守りし者としての自覚は強く、いざという時には男を見せる。 意外と洞察力や推理力も高く、「食えない狸」と評されたことも。 人間的には強い人物だが、父親としては微妙に頼りなく、放任主義がレオンの暴走を招いたこともあった。 騎士としては一級品であるものの、無類の女好きでもあり、女癖の悪さが最大の欠点となっている。 本人はレオンにかわる、「ゾロの鎧」の継承者を産んでもらうためと弁明しているが、どこまで本気なのかは定かではない。 余談だが、ゾロの継承者は、ヘルマン本人の死後に無事生を受けている。 【サーヴァントとしての願い】 特にはないが、キリトを放ってはおけないため、彼を守るために戦う。 【基本戦術、方針、運用法】 はっきり言ってアサシンとしては、非常に中途半端な性能である。 敏捷や戦闘技術を活かして、ランサーのように正面きって戦わせるのがベターだが、やや決定力に欠ける部分も。 相手のペースに付き合わず、攪乱戦法によって優位に立つべし。 【マスター】キリト (桐ヶ谷和人) 【出典】ソードアート・オンライン 【性別】男性 【令呪の位置】右手の甲 【マスターとしての願い】 特にない。あまり願いたくない。 【weapon】 光剣(フォトンソード)カゲミツG4 エネルギーを光の刃とする、いわゆるビームサーベル。 銃撃戦に特化し、刀剣スキルもほぼ存在しない「ガンゲイル・オンライン」においては死に武器となっている。 しかし剣戟戦に慣れたキリトは、これをメイン武器として使用し、ファンタジー流の戦い方を世界に見せつけた。 Five-seveN 牽制用のサブウェポンとして用いている拳銃。貫通力に優れている。 【能力・技能】 ゲーマー VRMMOのプレイングスキル。ゲームの世界でなら、本物の剣士と同様のポテンシャルを発揮できる。 ただし「ガンゲイル・オンライン」には、自身の慣れ親しんだソードスキルが導入されていないため、やや決定力に欠ける。 コンピューター知識 コンピューターに関する天性の才能。ハッキングやプログラミングに明るい。 反射神経 SAO事件に巻き込まれたプレイヤーの中でも、最高クラスの反応速度。 突き詰めればいちゲーマーでしかないキリトだが、これだけは本物の戦士にも遅れを取らない。 【人物背景】 かつてVRMMO「ソードアート・オンライン」にて発生した、SAO事件を生き延びたSAOサバイバー。 最前線で過酷なソロプレイに身を投じた結果、 1万人のプレイヤーの中でも最高クラスのステータスを獲得しており、「黒の剣士」という通り名で呼ばれていた。 現在は「アルヴヘイム・オンライン」をプレイしているが、死銃(デス・ガン)を名乗る人物が起こした昏睡事件を解決するため、 そのデータをコンバートし「ガンゲイル・オンライン」の世界に飛び込むことになる。 言動は飄々としているが、元来人との距離を測るのが苦手。 それでも根の部分では優しく、何だかんだ他人の世話を焼くことも多い。そのため女子プレイヤーにモテる。 「アルヴヘイム・オンライン」はレベル制のゲームではないため、SAO事件当時のような、並外れたステータスは有していない。 しかし、当時の濃密な戦闘経験によって培われたプレイングスキルは、既に達人の域に到達しており、 一般プレイヤーを寄せ付けないほどの実力を有している。 ……とはいえ、今回はファンタジー要素が一切絡まない、「ガンゲイル・オンライン」のPCの姿で参戦しているため、 残念ながら、サーヴァントにダメージを与えることはできなくなっている。 パラメーターは「アルヴヘイム・オンライン」のものを引き継いでいるため、サーヴァントを維持するための魔力は、なくはないといったところ。 本名は桐ヶ谷和人。高校生。 幼い頃に両親と死別しているが、現在の家族からはそのことを隠されて育ってきた。 しかしある時、それを知ってしまったため、上記のように上手く人付き合いができなくなってしまった。 家庭環境の諸問題が解決した現在においては、徐々に人との距離を縮められるようになっていっている。 【方針】 向かってくる敵とは戦うが、自分からはあまり戦いを仕掛けたくない。この世界樹からの脱出の方法を探る。
https://w.atwiki.jp/f_go/pages/3858.html
第2部第3章「Lostbelt No.3 人智統合真国 シン 紅の月下美人」に先行登場し、 期間限定イベント「雀のお宿の活動日誌~閻魔亭繁盛記~」で実装された星5アサシン。(*1) ピックアップ召喚終了後は第2部第3章クリア後ストーリー召喚に追加されるストーリー限定サーヴァント。 ステータスはATK偏重型。星5殺ではHPはワースト、ATKは5位。 カード構成はアサシンでは初となるBBAAQのバランス型。Q1枚持ち殺としても他は星5“山の翁”、セミラミスのみで稀少な存在。 Hit数はB1/A2/Q4/EX5。N/Aが0.79→0.99と通常より高めに設定されており、A1枚持ちサーヴァントのArtsと同等のArts性能がある。 さらにHit数がA Q,EXのためNP効率は非常に良い。一方Qは1枚しかないのでアサシンとしてはスター生産力が低め。 クラススキルは陣地作成B相当のArts性能アップと気配遮断B相当のスター発生率アップが付属する「老練 A+」。 ArtsのNP獲得量を底上げし、宝具などのダメージの増加に貢献する。 スキル 若き日の槍使いとしての自分のものを整理したような構成。スキル1のクリティカル瞬間強化と宝具を他2つのスキルで補助していく運用となる。 【スキル1】中国武術(八極拳) A+++ CT 7-5 1Tの間、回避/無敵を無効化しつつクリティカル威力を大きく向上させるスキル。 最大100%アップと高い爆発性を持っており、スターが集まればそのダメージ値は第二の宝具とも言うべき域に達する。 他のスキルよりCTが1T短くなっていることに注意。 【スキル2】圏境(極) A- CT 8-6 自身に1Tの回避とスター集中を付与して、クリティカルスターを最大15個得るスキル。 クリティカル中心の攻撃運用を補助する重要スキルで、Quickが少ない編成でも自力でクリティカルを狙うことが可能。 Artsが来ている際に使いNP稼ぎに用いる手もあるが、1T限りの宝具対策も兼ねるため、タイミングと火力の見積もりに注意したい。 【スキル3】陰陽交差 B CT 8-6 持続時間1Tと3Tの攻撃力アップ、1Tの弱体無効状態を獲得するスキル。 攻撃力が1Tのみ最大で50%アップ、その後2Tは最大20%アップになるため、使うのは宝具かスキル1を使用するタイミングに合わせたい。 クリティカル威力アップとは乗算になるため非常に高い威力を出すことが出来る。 対魔力などを持たないため、効果時間は短いが弱体無効は心強い効果。ブレイク時など特定のタイミングで敵が凶悪な弱体効果をかけることが分かっているなら、そこを狙って一気にブレイクまで削ることで副次効果が活きる。 宝具「 无二打 (にのうちいらず)」 OC対応の防御力ダウン(3T)を付与してから単体攻撃し、即死効果を付与するArts属性単体宝具。「二の打ち要らず」の名前の通り1Hit。 先に防御力ダウンを付与してからダメージを与えるため、宝具ダメージもOCで増加する。3T持続するため追撃の威力にも貢献する。 スキル3も加味すればOC100でも実質攻撃力は最大70%アップしているため威力はかなり高い。 即死効果率は100%とOC100の“山の翁”と同等。コモンエネミー相手なら役に立つ確率だが、サーヴァントや中型エネミー以上相手には当てにはならない。 2020/12/14実装の幕間の物語クリア後は宝具強化され、ダメージ基礎倍率と即死率が上昇する。 総評 スキル1による爆発的なクリティカルと良好なNP効率による宝具連射性の両方を兼ね備えた単体特化アタッカー。 屈指の瞬間火力をそれなりに発揮させやすい反面、HPが低いうえに回避1T以外の防御手段を使い潰しやすいことから長期戦を苦手とする。 宝具火力やNP効率をさらに引き上げるArts性能アップ、NP獲得量アップ、宝具威力アップを付与する他、仲間でスター供給面のサポートをして長所を伸ばす運用が理想的。
https://w.atwiki.jp/littlebox1217/pages/65.html
アサ男 アサ子
https://w.atwiki.jp/minnasaba/pages/62.html
【ステータス】 筋力D 耐久D 敏捷B 魔力E 幸運B 【クラス別スキル】 気配遮断 【一覧】 スキュラ セミラミス オデュッセウス 張三豊 シモ・ヘイヘ 自来也 ジェヴォーダンの獣 メリー ラシード・ウッディーン・スィナーン 聖ニコラウス 宮本武蔵 冬将軍 聶隠娘 テセウス クッレルヴォ ハーゲン ラウリン ディエゴ・ベガ 源頼光 沖田総司 ナラシンハ ギュゲース 風魔小太郎 クレオパトラ七世 源義経 ロボ ブラックライダー アルセーヌ・ルパン ガイ・フォークス ケン・アンロク グレンデル ラッキー・ルチアーノ ドッペルゲンガー ツタンカーメン ベーラム 六条御息所 黄飛鴻 武則天 船坂弘
https://w.atwiki.jp/ljksscenario/pages/129.html
東京都 新宿区 徳川邸- 「なるほどのォ、では聖杯とはどんな願いも叶えてくれる魔法の道具――なんとも胡散臭いが――で……」 「おぬしは戦争をしている間の儂の従者、もしくはパートナー……それも遥か昔に徳川家に使えた、かの有名な服部半蔵殿である……と」 広大な屋敷の一室、旅館の宴会場かと疑うような広さの畳部屋で、老人と忍装束を纏った男が問答を交わしていた。 老人の名は“徳川光成”、天に轟く徳川家の第十三代目当主である。 一方の忍装束は“服部半蔵”、代々徳川家に仕えてきた伊賀忍者の当主、すでに200年以上前に死んでいるはずの男だ。 常識で考えるならば決してありえはしない状況であるが、実際起きてしまっているのだから不思議なものである。 数刻前、ひょんな事から東京を離れられなくなったことを知った光成は自宅に戻り思慮を重ねていた。 強大な権力と情報網をもった光成が東京の些細な違和感から、刃牙達や自らの使命を思い出すのに時間がかからない事は明白であった。 そして現在、光成は突如現れた半蔵に対話を持ちかけられ、徳川邸の一室で事の委細を聞き出していたところである。 その際謎の忍装束を不審に思った部下を押し黙らせて、人払いをさせるのに苦労したことは想像に難くないだろう。 光成が半蔵の話をまとめたところによると、この東京は偽りのものであり、万能の願望機たる“聖杯”を求める戦争の会場であるらしい。 そして自分はその参加者に選ばれ、聖杯を得るために過去・現代・未来から呼ばれる英雄、“サーヴァント”とともに他の参加者を打ち倒していかねばならないらしい――ということだった。 ここで一旦光成は自らがまとめた情報を半蔵の正体の考察と交えて、冒頭の通りに半蔵へ確認をとった。 「概ね光成様の認識の通りに御座います。――ですがただ一つ、拙者の“服部半蔵”というこの名は代々伊賀忍軍の当主に襲名される名。 闇に生きる拙者は表に名の残らぬ存在故、光成様の連想される者とは異なる存在でありましょう」 「ふむ、クローンとはいえ宮本武蔵をこの目で見ることができて、次はかの服部半蔵をもこの目で……と思ったが、そう上手くはいかん物か」 「……光成様、拙者は闇に生きる者なれど、鍛錬により身につけたこの伊賀忍術は陽の下に出ても決して劣らぬ物だと矜持しており申す。 然らば、光成様の焦がれる“服部半蔵”をも超える忍の妙技、御覧に入れてみせましょう」 「――ならば良しッッッ」 半蔵の答は光成にとって大変満足のいくものだった。 その武力で現代まで名を馳せる強者達、その中でも忍者といえば真っ先に誰もが連想するであろう“服部半蔵”というビッグネーム。 初めこそ服部半蔵は沢山いると聞いて少し意気消沈したものの、ここにいる半蔵もその代では伊賀忍軍の当主、それに彼の者よりも高いパフォーマンスをしてくれるというだけの意欲もある。 ならば彼こそが、この徳川光成の望みを叶えるに相応しい者であるのだろう、と光成は考えた。 「半蔵殿、儂が聖杯に望む願いはもう決まっておるが、おぬしは聖杯に何を願う?」 「……拙者は徳川家の為に持ちうる限りの全ての技を以って尽くす事を庶幾といたし申す。故に光成様の従者としてこの血に召喚された刻より、この服部半蔵、願いは成就したも同然に御座います」 「それはありがたい限りじゃのォ……ならば、このワシに課せられた天命を果たしたいのじゃ。 その聖杯とやらならば、もはや世界中だけじゃない、人類史上の――戦いたくて、戦いたくて、戦いたくて、戦いたくて、たまらない奴らッ 宮本武蔵vs佐々木小次郎? 劉邦vs項羽? 同じ時代だけじゃない、アーサー王と呂布なんてのもあるかも知れんッ そういった強者を求める奴らの夢を叶える壮大な結婚相談所を作るんじゃ」 徳川光成が語る夢は本来ならばありえないこと、文字通り夢物語である。 しかし、今実際に目の前に2~300年前の人物が存在しているのだ。 歴史を学び、恋焦がれ、妄想し、現代で自分にできることならなんでもやった。 そんな夢が叶う機会があるのならば、欲しなければ嘘というものだ。 「のォ半蔵殿、この徳川光成の願い、叶えてくださらんかな?」 「委細承知。伊賀忍軍、服部半蔵! 忠君の義に従い、此度の聖杯を光成様の手に納めて御覧にいれ申す!」 「……ありがたい」 方や歴史上の猛者、方や忠君の子孫、互いに尊敬し合い、少なからず信頼も生まれている。 問答の大まかな議題を話し終え、光成はここで一服と煙管を吹かす。 「よォしッッ そうと決まれば早速他のサーヴァント達も探さねばならんッ 他のもの達も半蔵殿と同じく歴戦の猛者ならば、その戦いを見逃すわけにはいかんからのォ!」 「――では、拙者が偵察に……」 「いや、半蔵殿は出張らなくて良い。儂は徳川光成じゃ、こういう時に権力を使わんでは宝の持ち腐れというものじゃ。 儂の持てる全ての情報網でサーヴァントとそのマスターを見つけ出し、一組に3人程度ずつビデオカメラを持って待機させるのはどうじゃ? 半蔵殿は儂と茶でもシバイてごゆるりと待っておってくだされば良い」 「………………御意」 徳川光成とは目的の為なら自分の権力や、命さえも出し惜しみしない男である。 光成は半蔵を部屋に残して、自分のアイデアを部下達に知らせるためにさっさと出て行ってしまった。 諜報や偵察の任務を得意とする半蔵はなんとも出鼻を挫かれた気分になってしまった。 しかし、光成のそばで身の守りを最優先する事が大事だ、と半蔵は思い直し、そのまま霊体化して部屋から消え去った。 誰もいなくなった部屋に残ったのは、遠くから聞こえてくる光成達の喧騒だけであった。 ――余談だが、光成が聖杯戦争の話を部下たちに理解させ、任務に当たらせるのには相当苦労したようである。 【クラス】 アサシン 【真名】服部半蔵@サムライスピリッツシリーズ 【パラメーター】 筋力B+ 耐久C 敏捷A+ 魔力B 幸運C 宝具B 【属性】秩序・善 【クラススキル】 気配遮断:A+ サーヴァントとしての気配を断つ。 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しいが、攻撃態勢に移るとランクが下がる。 アサシンの場合保有スキルによって攻撃時でもある程度隠密性を保つことができる。 【保有スキル】 心眼(真):B 修行・鍛錬によって培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。 また、生前半蔵の心眼に対し正体を隠し通せたものが極一部(黒子)を除いていないことから、同ランク相当の真名看破も備えている。 忍術:A+++ 忍者が使う体術や忍法などの技術をどれだけ極めたかを表わす。 修得の難易度が高いスキルで、他のスキルと違ってAランクでようやく「修得した」と言えるレベル。 攻撃態勢時に発生する気配遮断のランク低下を抑えることができる。 武器破壊:B 忍術によって対象の武器を破壊する。生前の戦闘時に相手の武器を大量に破壊・弾き飛ばしたことに由来する。 対象が人間の持ち物やをサーヴァントの持つ無銘な武器であれば確実に破壊できる。 しかし宝具または相手サーヴァントに由来する重要な武器であれば、ほとんどは破壊できるが場合によっては弾き飛ばすのみになってしまう。 後述する怒り爆発状態だと成功率が高まる。 【宝具】 『精神一到』 ランク:C 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大補足:1人 自身の感情を操作することで有利な立ち回りをする事ができる。また、精神系の干渉に強い耐性を得る。 また、ある状況下において2通りの特殊な状態になることができる。 『無の境地』 死が迫っている状況や体力が低下している状況において、精神集中によって無の境地に至る。 一定時間思考能力や身体能力が通常の4倍に増幅し、相手がスローモーションになったかのように感じ取ることができる。 この状態の時、更に加速して相手に知覚されずに切り裂く”一閃”を使用できる。 ”一閃”において加速するスピードと威力は、発動時点における無の境地の残り時間に比例する。 『怒り爆発』 相手の攻撃や精神集中で怒りを爆発させ、肌に赤みが増して一時的に興奮状態となる。 怒りとともに周囲に爆風が起こり、攻撃力の上昇や技の複雑化等の効果を得る。 また、この爆風が起こっている間はすべての攻撃を完全に無効化する事ができる。 アサシンはその性格から怒るのに時間が掛かるが、一度怒ると冷めにくい。 『禁忌 ”モズ砕き”』 ランク:D~B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人 相手の腕や肋などの骨を砕いた後、頭から地面に落として頭蓋骨を粉砕し絶命させる奥義。 条件が一つ揃うごとに威力が跳ね上がっていき、3つ全て揃えると相手がいかなる状態であろうと問答無用で死に至らしめる。 3つの条件とは、「相手の体力が精神力を下回っていること」「自身が怒り爆発状態であること」「自分が武器を持っていること」である。 これを全て揃った状態で使用するとアサシンの言霊通りに相手の骨を砕き腕は裂け、最終的に身体が砕けて魂が消滅する。 条件が揃っていない場合は単純なダメージを与えるのみだが、条件が一つ揃うごとに威力が跳ね上がっていく。 【weapon】 忍者刀:無銘の一般的な忍者刀。武器が破壊される事が常であったため、効果なものは持たない。 忍具:手裏剣や火薬等の忍術に使う道具。 【人物背景】 徳川幕府に仕える伊賀忍軍の所属。幕府の要人から受けた密命を忠実にこなす。 その正体は謎に包まれているが、忍としての腕は凄まじく、歴代の伊賀忍者の中でも五指に入る実力者と言われている。 ”半蔵”の名前は代々服部家の長男が襲名するが、今回のアサシンは息子に”真蔵・勘蔵”を持つ歴代最強の半蔵と謳われた男である。 常に身に着けている真っ赤なマフラーは忍びに適していない様に思われるが、師匠から貰ったものであるので外すことはない。 【サーヴァントとしての願い】 徳川に使える事のみ。 【マスター】徳川光成@グラップラー刃牙シリーズ 【マスターとしての願い】 全ての強者(英霊)達の戦いを観たいッッ 彼らに思う存分闘争わせてやりたいッッッ 【weapon】なし 【能力・技能】 世界トップクラスの財力を誇る日本最後の大物、無邪気で闊達としていながら人間的に熟達している。 その権力から日本では彼に不可能は殆ど無く、実の姉や範馬勇次郎以外は彼に頭が上がらない。 どんな強者を前にしても畏れない胆力を持っており、肉体的には貧弱だが武術格技を見つめ続けた洞察力は本部以蔵をも唸らせる程。 【人物背景】 徳川家十三代目当主。日本有数の富豪であり、政治の場ではフィクサー(黒幕)としての高い権力を見せる。 現役の総理大臣さえも畏まり恐縮するほどだが、自身を結婚相談所の職員だとしており、強者同士を引き合わせて戦いの場を提供することが自分の使命だと財産はおろか自分の命すらも惜しまない。 強者達の戦いへの熱の入れようは凄まじく、範馬勇次郎と範馬刃牙の親子喧嘩を見た際は重度の癌によって蝕まれていた体が病巣一つ無い健康体になっていた程である。スゴイね人体 【方針】 その膨大な情報網からマスターやサーヴァントを探しだして監視・記録する。 戦闘は極力行わない。 候補作投下順 Back 南条光&ライダー Next エレン・イェーガー&バーサーカー
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou2nd/pages/249.html
レイ・ラングレン&アサシン ◆FFa.GfzI16 ――――その瞬間、レイ・ラングレンがまず覚えたものは強烈な怒りと哀しみであった。 全てが突然の事だった。 レイ・ラングレンが記憶を取り戻したのも。 レイ・ラングレンの目の前にアサシンのサーヴァントが現れたのも。 レイ・ラングレンへとアサシンのサーヴァントが襲いかかったのも。 レイ・ラングレンに降りかかった凶刃をルーラーのサーヴァントが防いだのも。 レイ・ラングレンへの刃を瞬時に収めてアサシンのサーヴァントが撤退を始めたのも。 レイ・ラングレンの前に現れた管理者が聖杯戦争の名を口にしたのも。 全てが、突然の事だった。 嵐のように現れたアサシンのサーヴァントと管理者達はすぐに消え去り。 レイ・ラングレンの前には、血に濡れた偽りの伴侶だけが残されていた。 虚ろな表情のまま、レイは書斎へと向かう。 そこには自身と同じく、科学者として『設定』されていた妻の成果も眠っている。 地熱エネルギーの活用、及び、光学機の発明。 続いて、レイは妻の遺体を見つめる。 何の因果、いや、悪意か。 それはまさしく妻であるシノと全く同じものだった。 ぬるま湯に浸かりきったレイの心が、ふつふつと沸き立ってくる。 長らく忘れていた。 なぜ、忘れることが出来たのだろうか。 忘れてはいけないことを、なぜ、忘れてしまったのだろうか。 悪意に満ちた生活を提供した願望器ではなく、それを受け入れた自分自身へと強い憎悪を抱く。 その憎悪が引き金となり、一つの光が現れた。 「初めまして、アサシンのクラスにて今回の聖杯戦争に参加させていただきました」 レイ・ラングレンの身体に令呪が浮かび上がり。 その憎悪は当然のようにサーヴァントを召喚させた。 「コードネームは『バッドエンド』、あるいは『ナンバー3』。 聖杯をその手に収めることにご尽力させていただきましょう。 ……っと、おやおや」 長い黒髪。 白い民族衣装。 女のように見えるほどの細身。 男が当然感じさせるはずの雄臭とも呼べる気配の一切を断ち切っていた。 ただでさえ細い目を更に細めている。 アサシンのサーヴァント。 その真名は『巫紅虎(ウ・ホンフー)』 仲間と愛する人を、幸福の全てを失ったことで、世界に悲惨な終焉を課せることで自らを慰めていた男。 レイ・ラングレンが召喚したサーヴァントは、そんな男だった。 ◆ レイ・ラングレンは一つの木片を握りしめていた。 ――――それは全ての元凶であり、全ての希望である『ゴフェルの木片』。 かつて、囚人惑星エンドレスイリュージョンにて、星の真ん中に一つの空間があった。 そこは奇妙な空間であった。 まるで裏返ったかのように木々が生い茂、水たまりが存在し、生命が息づいていた。 目を疑う光景の中、人型の地中兵器であるヴォルケインの観測機を確かめる。 酸素は当然存在し、大気は地上のそれとなんら変わりがない。 地中の中でありつつ、そこは確かに地上そのものの空間だった。 レイ・ラングレンは己の気が触れたのかと想いながら、半ば衝動的に愛機ヴォルケインから降りる。 しつこくなるが、そこは確かに地上そのものであった。 水をすくい、臭いをかぐ。 奇妙なものはない。 ヴォルケインが放つ光源に照らされた光景は、この世の常識を塗り替えるものだった。 レイはゆっくりと歩を進め、奇妙な光景を眼にした。 『木棺』が存在した。 自然物にあふれたその空間に、たった一つだけ人工物が存在した。 レイはゆっくりと木棺に触れ、その棺の蓋を開けた。 まるで全ての災厄が詰まっているかのような棺の中には、たった一つの木片しか存在しなかった。 レイは確認をしなかったが、恐らくその比率は『300・50・30』を示しただろう。 レイは『希望』そのものである木片を、恐る恐る手に取る。 憎しみを抱いたレイは、しかし、だからこそその木片に希望を感じ取っていた。 レイの内部に潜めた見せかけの狂気と純粋な憎しみに反応し。 その木片自体が一つの『方舟』とも呼べるゴフェルの木片は、伴侶を失ったレイをノアの方舟へと導いた。 ◆ レイは握りしめた木片のことを想いながら、ゆっくりと目を開いた。 そこには一度だけ眼にした二人の女性が居た。 この聖杯戦争を管理する者達だ。 場所は喫茶店。 内容は、事務報告。 「端的に言いますと、全ては終わりました」 「……」 レイはコーヒーを口に運ぶ。 カップの中の水面が揺れた、いや、正確に言えば視界が揺れた。 視力が落ちている、いずれ、近い未来に世界を失う可能性を承知する。 「サーヴァントは令呪により自害し、サーヴァントを失ったマスターの消滅も確認しました。 予選を勝ち抜いた貴方は本戦への挑戦権を得ました。 どうか、がんばってくださいね」 事務的に応える管理者――――カレンと、応えずに顔を凍らせ続けるレイ・ラングレン。 そのレイを見るカレンのサーヴァントであるルーラーと、そのルーラーを見て笑みを深めるアサシン。 アサシンはスプーンを手に取ると、同時にルーラーへと問いかけた。 「ルーラーという立場も大変ですね」 目の前のパフェをつつきながら、アサシンはルーラーを見据える。 その瞳に嘲りや侮蔑と言った感情はなく、純粋にルーラーの立場を労っているように見えた。 「ルールを守るだけじゃなく他人にも守らせるために動くなんて、私にはとてもとても…… 性に合わない、なんて話じゃありませんね」 「アサシンのサーヴァント、それは言外に我らと敵対する意思を示しているのですか?」 「いえいえ、決してそのようなことは。 まあ、悪いことは楽しいからやりたいですけど、貴方の善行と違って『しなければいけない』わけではないので。 善はルールを破っちゃいけないから悪いことをしてはいけません。 ですが、悪はルールを破っていいから善行をしても良いのですからねぇ」 ニコニコと笑いながら、アサシンはルーラーの問いに応える。 レイは表情を固めたまま、修道女を見据える。 彼女達は強い、いかなる英霊をも従えることが出来る。 令呪とはすなわちルールそのもの。 その令呪を無条件に行使できる目の前の管理者に従うことで初めて聖杯戦争が成立する。 「なぜ、殺した……」 レイはコーヒーをテーブルにゆっくりと落とすと、カレンへと向かって非難の眼を向けた。 怒りと憎しみの籠もった、復讐鬼の眼。 全てを取り戻し、全てを零した彼の眼に柔らかなものは宿っていなかった。 本来ならば、レイ自身が殺さなければいけなかった相手。 たとえ偽りのものが殺されたのだとしても、レイが抱いた感情は偽りではない。 ならば、その感情から基づく衝動はレイ自身が終わらさなければいけなかった。 そうでなければ、レイは――――。 「……」 そんな眼を向けられてもカレンは動揺せず、その問に答えない。 ついで、レイは隣に座るパートナーへと眼を向けた。 その眼には、やはり深い憎悪。 「なぜ、殺さなかった」 「まだ召喚されてなかったんですもの、私を責めるのはお門違いというものですよ。 なんなら、あんなぬるま湯に浸かって記憶を取り戻せないままだった貴方が一番悪い」 呑気にパフェを突きながら、チャイニーズの服をまとったアサシンが細い目をさらに細めながら応える。 事実、アサシンが召喚されたのは全てが終わった後。 レイの妻が殺害され、管理者達が訪れ、襲撃者は逃げ、管理者が追い、レイは呆然と立ちすくんでいた。 その折に、アサシンは現れた。 徒手空拳、しかし、目に移らぬところにあらゆる凶器を隠し持った暗殺者。 雄臭を感じさせない、空虚な男。 真名を『巫紅虎(ウ・ホンフー)』といった。 「ここは私が払っておきます」 「これはどうも、お世話になります。 領収書って書かれるんですか?」 伝票を持って立ち去ろうとするカレンへ、無言のレイに変わってアサシンが応える。 カレンは応えず、背中を見せる。 その背中を守るようにルーラーが立ち上がり、アサシンに一瞥をくれる。 警戒と警告を多分に含んだ視線。 アサシンは大げさに肩を竦めてみせた。 「さて、マスター、何をしますか?」 「聖杯を手にする」 「それはいい、私はそこそこには強いですよ。 周囲が英霊ばかりだから、あまり当てにならない発言では有りますが」 「……」 「少なくとも、ここに居る二十五人をマスターがまばたきをしている一瞬で殺すことが出来ます。 話を聞く限り、マスターの偽りの伴侶を襲った相手も何をされたのかわからぬまま殺すことが出来ます。 まあ、今となっては何の意味もない話ですがね」 「具体的に、何が出来る」 「なんでも出来ます、私は。いや、これは本当に。 私の宝具は、そういう、他の人ができることを模倣する宝具ですので。 あっ、ご馳走様でした」 アサシンはパフェの中に、カラン、と音を立てながらスプーンを投げ入れる。 レイは何も言わずに席を立ち、アサシンはその影を踏まぬように付き従っていく。 その喫茶店から外に出ると、月が嗤っていた。 アサシンは妖かしの光そのものである月の笑みへと、やはり笑みで応える。 そして、その妖しげな笑みのままレイへと向き直った。 「グッドイーブニング、マスター。 これから楽しい楽しい悪夢のお時間ですよ」 アサシンは、確かに笑っていた。 女性と見間違えるような細身と、雄臭を感じさせない柔らかな雰囲気。 その男性器は自らの手で去勢しており、アサシンの一生よりも遥かに短い生涯であった一人の女性に貞操を捧げている。 アサシンはその気になれば、対城宝具を持つサーヴァントや大魔術を行うサーヴァントと同じように、この街のNPCを一瞬で皆殺しに出来る。 それこそ、瞬きをしている間に、だ。 しかし、多くの英雄にとってそのようなことが意味がないように、アサシンにも何の意味もない。 自らの愛する人を殺した二十五人を一瞬で殺せようとも、レイの0と1で彩られただけの偽りの妻を殺したサーヴァントを瞬殺出来ようとも。 時を戻れぬ以上、何の意味も持たない話なのだ。 「しかし、マスターは聖杯に何を願うのですか?」 「願いなど多すぎる」 レイは語らなかったが、その瞳の奥には激しい怒りと圧倒的な後悔に染まっていた。 鉤爪の男を殺す。 自らの妻、シノを蘇らせる。 あるいは、その二つを同時に叶えるために時を逆戻る。 レイの願いは怒りと後悔に染められて、曖昧なものとなっていた。 憎悪とは希望を求めるものだが、同時にその憎悪は純粋な希望を濁らせる。 希望を奪われたからこそ、生まれるものだからだ。 その希望を純粋なものにするのならば、少なくとも、その憎悪に一つの区切りをつけるしかない。 レイ自身も。 バッドエンドの異名を持つ男も。 それを痛いほどに知っていた。 だからこそ、アサシンは笑ってみせる。 「そんなものですよ、希望なんて、あまりにも残酷なものですから。 簡単に一つに決まらないものです。 しかし、そう思いながら全てを捨ててなお残るもの。 それこそが本当の願いです」 「……」 「マスターの哀しい哀しい悪夢が奇跡という茶番でどのような終わりを迎えるのか、私も楽しみにしていますよ」 バッドエンドの異名を持つ男は、どこか憧憬に満ちた顔でレイへと語りかけた。 【CLASS】 アサシン 【真名】 巫紅虎@パワプロクンポケットシリーズ 【パラメーター】 筋力:C 耐久:C 敏捷:B 魔力:D 幸運:C 宝具:B 【属性】 混沌・悪 【クラススキル】 気配遮断:A 自身の気配を消す能力であり、完全に気配を断てば発見はほぼ不可能となる。 攻撃態勢に移るとランクが大きく落ちる。 【保有スキル】 中国武術:A++ 中華の合理。宇宙と一体となることを目的とした武術をどれだけ極めたかを表す。 修得の難易度が最高レベルのスキルで、他のスキルと違ってAランクでようやく「修得した」と言えるレベル。 ホンフーはその時代における中国武術の無双を誇るほどの腕前。 心眼(真):B 修行・鍛錬によって培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。 【宝具】 『変貌する終焉(ドゥームチェンジ)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人 『一つの存在が身につけた能力』である限り、スキル・宝具、マスター・サーヴァントの区別なく相手の能力を自らのものにすることが出来る宝具。 ただし、ランクB以上の宝具とランクA以上のスキルは模倣できず、また、模倣した能力はランクを一つ下げる。 能力は一度に一つしか使用できないため、同時併用は不可能である。 元々はホンフーの天賦のものである『他人の動きを模倣する』才能が超能力として開花したもの。 以下、ホンフーが生前にコピーした能力。 『私の影は誰にも追えぬ(ドゥームチェンジ:ブラック)』 高い気配察知のスキルを持たない限り、どのような時でもホンフーの姿を捉えることは出来ない。 『何人たりとも我が言葉には従えない(ドゥームチェンジ:デス・マス)』 ホンフーの言葉には絶対に従えなくなる洗脳能力、ただし、否定形のように漠然とした命令では効き目が薄くなる。 対魔力によって無効化できる。 『かすり傷でも致命傷(ドゥームチェンジ:バジリスク)』 生命であろうと機械であろうと、かすり傷だとしても傷をつけることで殺すことが出来る。 対魔力によって無効化することが出来る。 『我にとりて重力は縛りに非ず(ドゥームチェンジ:ダークスピア)』 自身にかかる重力の方向を変えることが可能である。 また、ホンフーが服のようにそれは自分自身だと認識すれば巨大な軍艦であろうと重力の方向を変えることが出来る。 『七つの虹を見たことがありますか?(ドゥームチェンジ:ストームレイン)』 気象現象を操作することが出来、超局地的に気温を氷点下に下げることや雷を発生させることが出来る。 『我が手に光あれ(ドゥームチェンジ:デイライト)』 光を操作する能力。 遠距離からのビームでビルを溶解させる、光を屈折させることで自身の姿を隠す、光を操ることで遠視を可能とする。 『偏在する兎の穴(ドゥームチェンジ:ワームホール)』 自分自身の身体に、過去に訪れたことがある場所へと続くワームホールを生成することが出来る。 『天網恢恢疎にして漏らさず(ドゥームチェンジ:ピンク)』 自身の視界内である限り、たとえ透明化していようともあらゆる存在を知覚できる。 『私は貴方、貴方は貴方(ドゥームチェンジ:カルマミラー)』 自らにかかる攻撃に対して、攻撃を行ったものへと反射することが出来る。 自爆や攻撃がホンフー自身に届く前に対象が死亡するなど、反射できる相手が居ない場合は使用できない。 対魔力によって無効化することが出来る。 『その手はおもちゃの兵隊(ドゥームチェンジ:グレムリン)』 銃火器も含めたあらゆる機械の機能停止させる。 【weapon】 針や仕込みナイフはもちろん、無数の暗器を隠し持っている。 また中国武術を収めており、素手による戦闘でも16インチ砲を無傷で防ぐ耐久スーツすらも傷つける一撃が撃てる。 【人物背景】 世界を支配する組織であるジャジメントで三番目に強い男。 コードネームは『バッドエンド』、あるいは『ナンバー3』。 若い頃は自分にも他人にも厳しい高潔な拳法家であり、さる流派の後継者にまで上り詰めた。 しかし、虚名を高める処世術の数々が「一子相伝の奥義」として継承されてきた事実を知って憤り、後継者の椅子を蹴って奥義の全容を公表しようとする。 結果、流派の人間たちを全て敵に回すこととなり、夥しい血の流れる惨劇の末、師も仲間も愛する人も全てを失った。 全てを失った後、怨みも怒りもぶつける相手が居ないために胸の内へと溜め込み続けている。 【サーヴァントとしての願い】 『時を戻る能力』を『コピー』、もしくは、聖杯によって今の強さのままで時を戻ること。 【基本戦術、方針、運用法】 宝具はストックの限界が存在せず中国武術の達人であるため、どのような敵にも対応できる。 ただし、能力の関係上、高い対魔力を持つ三騎士とは比較的相性が悪い。 【マスター】 レイ・ラングレン@ガン×ソード 【参加方法】 地中の空間にぽっかりと開いていた空洞内部に見つけたゴフェルの木片を入手。 【マスターとしての願い】 あの日に戻り、鉤爪の男を殺す。 【weapon】 刀のような形をした銃。 鞘に見える部分がマガジンとなっており、短機関銃と似た性能を持っている。 【能力・技能】 銃撃の腕前は群を抜いており、また、機械工学にも深い知識を有している。 【人物背景】 かつては心優しい青年だったが、鉤爪をつけた男に妻を殺されることで復讐の道を歩み始める。 ヴォルケインと呼ばれる妻の形見である巨大ロボットを操り、その腕前は作中でも屈指のもの。 生身でも有数の実力者であり、また、形見のヴォルケインを自爆させるなど復讐のためならば手段を選ばない。 冷徹ではあるが、弟のジョシュア・ラングレンに対しては非情になりきれない一面がある。 ある戦闘で眼に負傷を負い、着実に視力を失いつつある。 【方針】 優勝を目指す。
https://w.atwiki.jp/acbh/pages/64.html
質問掲示板 過去の質問と回答はこちら アヴェンティーノとクラウディア水道ってどこらへんにありますか? アサシンギルドの弟子たちは左から6人までしか呼べないと思うのですが、それ以外の弟子はどのように育てればよいのでしょうか? - 名無しさん 2014-07-10 11 15 04 ロムルス教徒のアジトはフル・シンクロすると何か特典あるんですか? - 名無しさん 2015-04-03 21 55 33 アサシンギルドの弟子たちはエツィオ - 名無しさん 2015-04-03 21 58 52 誤爆スマン - 名無しさん 2015-04-03 21 59 30 ストーリーとダ=ヴィンチ疾走をクリアした後でコペルニクスミッションを未プレイだったことに気付いて、ダウンロードしたんですが、マップを観てもどこにもスタート地点がありません。別のデータでもう一周しないとダメなんでしょうか? - 名無しさん 2016-02-17 06 37 14 バーチャルトレーニングで金メダルを3つ取ったのですが、完璧主義者のトロフィーが取れません。バグでしょうか?知ってる人いれば教えて下さい。 - AAA 2016-04-11 15 17 55 Uplayに対応してるんでしょうか? ゲーム起動しても項目ないし - 名無しさん 2016-05-17 15 12 13 どなたか、マルチプレイトロフィーコンプを手伝ってくださる方はいらっしゃいますか。 よろしければ、ID vincent02へメッセージを頂けると助かります。 - 名無しさん 2017-01-25 00 56 17 マルチのトロフィーを残すのみとなりました。手伝って頂ける方いましたらODA0310までメッセ下さい。 - 名無しさん (2018-08-05 00 41 33) 名前
https://w.atwiki.jp/yamiryuukisi/pages/2.html
トップページ マルチプレイ情報 ゲームモード ペルソナ アビリティ ストリーク 特技 LV別報酬 チャレンジ ボーナス マルチプレイ攻略 マルチプレイの基本 マルチプレイテクニック お勧めプロフィールセット その他の情報 商品情報 トロフィー・実績 情報掲示板 ここを編集
https://w.atwiki.jp/deadend/pages/745.html
ライトニングアサシン 使用スキル ライトニングスラッシュ(2)/ライトニングバッシュ(4) ■被通常ダメージ一覧 名前 被回数 最小被ダメージ 最大被ダメージ 被ダメージ合計値 ベルセルク 19 142 396 3994 ローグ 6 157 298 1161 ローグ 3 170 340 712 被通常ダメージ合計値 5867 ■被スキルダメージ一覧 スキル名 使用回数 最小被ダメージ 最大被ダメージ 被ダメージ合計値 ブラッドピアッシングⅠ 37 180 1936 36249 クラッシュスマイトⅠ 7 440 616 3655 ソニックブロウⅢ 45 306 1162 24473 ブラッドピアッシングⅡ 4 935 2238 5325 クラッシュスマイトⅡ 5 642 1368 4567 モータルストライクⅠ 4 428 928 2292 アイスブレスⅢ 3 483 523 1523 デッドリーポイズンⅠ 3 668 1372 2836 ボディプレスⅠ 1 78 78 78 クリムゾンバーンⅠ 2 802 1504 2306 スキルダメージ合計値 83304(83304) 総合ダメージ合計値 89171(89171) 推定HP890000 ■与ダメージ一覧 名前 被回数 最小与ダメージ 最大与ダメージ 与ダメージ合計値 ベルセルク 2 190 213 403 ローグ 6 199 436 1476 ローグ 30 196 442 6586 ローグ 7 196 222 1447