約 24,167 件
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/1314.html
347 :そして転職へ :2009/08/08(土) 23 49 37 ID Wx265uqw 「勇者さぁん…。」 目が覚めた僕は、両手足を丈夫そうな縄で縛られベッドに括られていた。 ベッドの横には僧侶ちゃんがいる。ふっくらした唇。すっと立った鼻。 薄めの眉の下の瞳は阿修羅のような… え? 何この展開。 「おはようございますぅ…。よくお休みでしたね? …私は一睡もできなかったんですよ?心配して心配して心配して心配して… それなのにッ…!」 僧侶ちゃんがこぶしを握りしめている。何かあふれだしそうなそんな 雰囲気を放つ瞳に、僕は常に射抜かれているような気持ちだ。 「酒場のマスターさんが勇者さんを運んできてくれたんです。…それと あの雌いn…盗賊を生業としていらっしゃるという女の子も。」 僧侶ちゃんの白い手がゆるりと僕の首に掛かる。こんなに冷たい手だっけ? 「私その子を問い詰めたんです。なぜ私の勇者さんが倒れているのか。 そうしたらその子なんと言ったと思います…?『この勇者が私を人気のない 路地裏まで追い回し、泣いていた私の衣服をはぎ取った後妙な建物の中に 連れ込んだ。そして立ち去ろうとする私の手を掴み、体液をドピュドピュ 私の体にぶっかけた後この勇者は果てた。』ですって。」 あの女狐めえぇぇぇぇぇ! 僧侶ちゃんの指先の力がゆっくりと、しかし確実に強くなるなか僕の 心の中は場違いな殺意で満たされつつあった。 背景は間違ってはいないよ?だが描写が間違っているでしょ! やっぱりあの子まだ僕を恨んでるだろ! そーだよ。 絶対そーだよ。 あはははははははははは…。 やばい。マジ息できない。 すると僕の呼吸がいきなり楽になった。今まで僕の首を絞めていたその手が 僕の肩に回されている。仰向けに縛り付けられている僕に僧侶ちゃんが ゆっくりと覆いかぶさり、僕の胸辺りに顔をうずめた。 「…男の子ですもんね。そこは私もわかっているんです。ですから…。」 僧侶ちゃんがゆっくり顔をあげる。 「ですから、今度からは私に言ってください。私がいつも勇者さんのそばに いますから。どんな悩みだって取り除いて差し上げます。私を好きなように 使用してくれて構いません。だから…私以外にそんなことしないでください!」 誰にも何もしてない!つーかさらりとトンデモ発言しなかった? 嫁入り前の娘がそういうこと言うものじゃありません! 君に手を出すなんてしません。ええ、絶対!確実!保障!堅実!多分!約束! …今一瞬男としての本能が鎌首上げたような…気のせいだな。 ところで、なんで僕は縛られてるの? 「ああ、それは勇者さんが受け身や防御をとれないようにするためです。」 348 :そして転職へ :2009/08/08(土) 23 51 01 ID Wx265uqw …え? ちょ、待って。僧侶ちゃん。誤解なんだ。話せば分かる。放せば分かる。 その構えは…ばくれつけん!? 嫌だ!違うんだよ誤解なんだ!あの娘はそういったのだろうけどそれでも 僕はやってない!冤罪を見過ごしていいのか!いいとも?よくない! HA☆NA☆SE! うあああああああああああああああああ! その部屋の外で、中の惨事に聞き耳を立てている影がひとつ。 「むう…私からあんな話をされてもまだ勇者を恋い慕い続けるとは…。 てっきり勇者に愛想を尽かすと思っていたが、私と勇者の関係に少し邪魔な 存在だな…。しかし、この音と悲鳴。そろそろ死ぬんじゃないか?」 349 :そして転職へ :2009/08/08(土) 23 52 05 ID Wx265uqw 朝の涼しげな冷気も消え、少しずつ通りに人が増えてきた頃、宿屋の 前ではミイラ男と化した僕と真っ赤な膨れ顔をした僧侶ちゃん。 そしてさっきからそわそわしている盗賊くんの三人がそれぞれの装備に 身を固め立っていた。 …なんで盗賊『くん』なのか?口調からしてなんとなく。 勇者の僕は丈夫な布の服。布で大丈夫かという声もあるだろうが 心配無用。この布は大型帆船の帆に使われている布だ。 この上なく丈夫で、他の防具に比べたら確実に軽い。そもそも魔物との 戦いにおいては逃げることも重要な戦略になってくる。 魔物といえどもあまり戦いたくない僕には心強い防具だ。 そして、僕の体中に巻きつけられたこの白くて長い布は『包帯』って 言うんだよ。 僧侶ちゃんは、青と白を基調にした修道服。腰にプラプラぶら下がって いるのはたぶん『聖なるナイフ』だろう。見るからに実戦向きではない 固定方法を注意したいのは山々なんだけど、さっきの一件以来話しかけ辛い。 …むしろ、怖い。 盗賊くんは軽装だ。なるべく衣すれの音をたてないように織られた服と 忍び足袋をはいている。腿にしっかりと、しかしいつでも抜けるように固定 してあるソレは『ダガーナイフ』だろう。なんでもとある事件により ジパングでは厳しく取り締まられている代物だそうだ。 少し話は変わるが、ジパングの名だたる剣豪『ミヤモート・ムーサシ』は 自分の書のなかで剣を『人斬り包丁』と記載している。相手を斬るのは 刀を握る侍そのものであり、刀はその侍の拠り所に過ぎない。 刀の切れ味に心奪われ、刀の善し悪しを自分の力と錯覚するものは必ず死ぬ。 剣士の質というのは刀を抜いた数に反比例するものなのだ。刃への依存は侍の死。 彼の遺した五輪の書に書かれている『死ぬ覚悟を決めることなど誰にでも出来る。 本当に大事なのは何としてでも勝つことだ。』という彼の信念と並んで綴られた この言葉は忘れてはならない。 もしリアルジパングに『自衛のため』という目的でナイフを持ち歩くような 頭の少々かわいそうな人がいたら、さりげなく伝えてあげるべきだろう。 「自意識過剰だよ。誰も君を襲おうとするほど君を気にとめていないさ。」 …何の話をしているんだ?僕は。 350 :そして転職へ :2009/08/08(土) 23 53 21 ID Wx265uqw そんな盗賊くんはさっきから落ち着かぬ様子であたりをきょろきょろしている。 「勇者。さっきから…道行く人が私を見ていないか?…フードが欲しい。」 ああ、そういうことか。今まで極限まで人目を避け続けることを求められてきた 彼女は、いろんな人に直接見られるのが初めてなんだ。 自意識過剰?そんなことはないみたい。頬を桃色に染め、うつむき加減で もじもじしている彼女を、通りかかった男たちがちらちら見ている。 「フードの方が却って目立つよ。それに…。」 僕は彼女の頭にポンと手をおく。 「盗賊くんはかわいいからね。そのままでいて欲しいな。」 ボオン! 「ゆっ…ゆゆゆ勇者!そんな…いきなりそんなこと言われて…。 バカ者!痴れ者!か…かかか可愛いだなんてそんな…ひゃっ!? な…撫でないでくれ!そんな風に優しく撫でられたら私…くう~ん。」 いきなり子犬のような甘えた声をあげて地面にへたり込む盗賊くん。 今まで人と最低限のコミュニケーションしかとっていないので口調は ストレートなものの、逆に相手のストレート表現には弱いのだろう。 さっきの仕返しだよ。これで彼女は意のままに掌握できる。 計算通り。 僕が黒い笑みを浮かべたその時。 「殺す。」 聞き捨てならない一言とともに、この世のものとは思えぬ冷気が辺りを支配した。 振り向くと、僧侶ちゃんが『般若の面』を装備して仁王立ちしている。 「私に一言も相談なしにこんな雌犬…年端もいかぬ少女を仲間にするという 口実で妾同然に…そして私の目の前で!」 ナイフをスチャリと抜いた彼女は、それを諸手で握り、独特の構えをする。 あれは…『さみだれけん』!? 「そっ…そそそ僧侶ちゃん!そんな…いきなりそんな技を使って…。 駄目だ!落ち着け!こ…こここ殺すだなんてそんな…ひゃっ!? こ…殺さないでくれ!そんな風に何度も斬られたら僕…ぐはあっ!」 五月雨のごとき斬撃が僕を襲う。やめて僧侶ちゃん!幼馴染の君にも 隠していたことだけど…あえて言おう。 実は僕は一回刺されてだけで死ぬぞおおおおおっ! 351 :そして転職へ :2009/08/08(土) 23 54 22 ID Wx265uqw 「ひどい!酷すぎます!男の浮気は甲斐性だから三回までは許しなさいと シスター長に教わっていましたが、こんなにも辛いのをまざまざと見せつけ られたら勘弁できません!私何かしましたか!?どうしてこんなにも ひどい仕打ち…ひっぐ…そんなに私が憎いのですか!うえええええん!」 とつぜん顔を覆い地面に泣き崩れる僧侶ちゃん。みんな泣き上戸ばかりで ほんとに旅立てるのかそろそろ不安になってきた。 それより僧侶ちゃん。浮気ってどういうこと? 「まあ、あんな可愛らしい少女を差し置いて浮気ですって。死ねばいいのに。」 「ほんと、可愛いふりしてあの男の子わりとやるものですね。」 人通りの中足を止め僕を非難する女性の声が聞こえてくる。 まずい。このままでは勇者からただの腐れ外道に転職してしまう! 僕は僧侶ちゃんを俗にいう『お姫様だっこ』すると、顔を火照らせながら 地面を足先でグリグリしまくっている盗賊くんを連れてそそくさと その場を立ち去った。 「それにしても勇者。あの時の傷はどうなったのだ?」 さっきの場所から少し離れた場所、落ち着いた盗賊くんが訪ねてきた。 治ったと僕は答えつつ、真っ赤な目をした僧侶ちゃんの誤解を解いている。 僕の腕の傷はすぐに癒えた。どうやら呪いの力は持ち主をその手に掛けるまでは 絶対に死なせてやらないらしい。 僕の父親オルデガは、母親によってマグマの海に落とされた。だから 『殺される』という条件は満たしたので息絶えたのだろう。 ただ、当然といえばそうなのだが死体は見つかっていない。 352 :そして転職へ :2009/08/08(土) 23 55 25 ID Wx265uqw そういえば、まだ僕が真相を知っている理由を話していなかったっけ。 あの後母は父が死んだことは覚えていたものの、誰が父を殺したかを 思い出せないでいた。幼かった僕には適当に、父は魔物との戦闘で 火口に落とされ亡くなったのだと言い、僕もそう信じて疑わなかった。 呪いの一件もそう。幼い時『お聞きなさい、かわいい坊や。あなたには なんかの呪いがかかっているの。』との一言で説明を終了された。 何のことはない。母自身どういう呪いか忘れてしまっていたのだ。 隠された二つの真実を僕に教えてくれたのは意外な人物だった。 僕が十六歳の誕生日を迎える三日前の話になる。 僕の夢枕に何の脈絡もなく悪魔が立っていた。 …別に挑発的な衣装に身を包んだキュートな小悪魔ではなく、 窓を開けたらそこら辺をうろついていそうな普通の悪魔だった。 夢枕の悪魔は僕を怨みのこもった目で見た後、静かに口を開き始めた。 なんでも昔、僕の父オルデガに全ての魔物を消し去ることのできる暗黒の 力を譲渡して契約を結んだものの、逆に父に葬り去られそうになったそうだ。 致命傷を負った体で今までなんとか生きてきたが、怪我による欠席が続いたため 四浪してようやく入った邪教大学神学部から先日除籍されたという。 実家の家業を継ぐのが嫌で邪教大に苦労して入ったのに、御覧のあり様。 故郷に帰り家業の蕎麦屋を継ごうとするも、跡取りは自分のいない間 せっせと『魔界そば』の修行に励んでいた弟に決められていた。 魔女に化けて人間界で暮らしている昔から仲の良かった妹のもとに転がり込むも、 朝起きたらベッドに縛り付けられているというシチュエーション。 「一生私が養ってあげる。だからずっと私だけを見て。」 自分の命を削って絞り出した魔力をもってようやくそのような危機的状況を脱した 悪魔だが、そのためにすでに魔力は尽きかけていた。おまけに確かに殺された はずの勇者オルデガの魂がなぜか自分のところに来ない。 「悔しいんでお前の呪いやお前の母親が夫殺しだということをばらしにきた。 ザマミロ!やーいやーい。」 その後悪魔の姿は消えた。僕に真実をのこして…。 353 :そして転職へ :2009/08/08(土) 23 56 39 ID Wx265uqw 長い回想だったけど、ちょうど僧侶ちゃんも落ち着いてきたみたいだ。 …と思ったらいきなり鼻血がタラーリ。落ち着いたのに何故? 「えへへへへ…抱っこされた。お姫様抱っこぉ…。勇者さんに、勇者さんに…。」 …とりあえず怒りはおさまったみたいだな、うん。 「そういえば勇者。一体いつまでここにいるつもりだ?」 盗賊くんが聞いてくる。 「ああ、待ち合わせている人が来たら出発するよ。」 「待ち合わせている人?」 僧侶ちゃんと盗賊くんが同時に首をかしげる。 実は本人の意識と悪気なしの朝帰りをした僕が僧侶ちゃんの裁きを受けた後、 王宮から早馬がやってきて僕に手紙を差し出したのだ。 その手紙には王の署名とともに、旅の仲間をこちらから一人派遣するという ことが記されていた。 「つまり、これから会う人は王宮から正式に認められたすご腕ってこと ですよね。」 「そういうことらしいよ。でも僕も誰だか知らないんだ。大体なぜ今頃になって こんなサービスを王様自ら…?」 「むふふ、アタシが誰か分るかな勇者クン!」 不意に後ろにとてつもない何かを感じた。そして後ろから僕は抱きつかれている。 僕のちょうど肩甲骨の下のあたりにものすごい存在感と弾力性のある二つの無駄に デカい何かが押し当てられているのを感じる。これはまさか…。 …あれ、この声どこかで聞いたような気が…。 ムニョムニョ …イカンイカン。よくよく考えろ僕!雑念に心とらわれるな!いったいこの声 誰の…。 プヨプヨ、パフパフ …誰の…胸…じゃない声! ポニョポニョ、ポーニョポニョ …ぐうう!心頭滅却すれば胸もまた…じゃない!火もまた涼し!この声の 持ち主は…火事場の時のお姉さんだ! 354 :そして転職へ :2009/08/08(土) 23 57 42 ID Wx265uqw 「ピンポン正解!アタシのこの攻撃を受けながら思考回路がショート しなかったのはキミが初めてだね。やるねぇ~。」 振り向いた僕に、見間違えることなんてできない体躯と相変わらずの微笑みを 浮かべた美人面。引き締まった腰に手を当て立っている女性の姿が見えた。 「アタシがキミの旅に同行させてもらう魔法使いだよ。ヨロシクね。」 軽くウインクしてみせる彼女。本来あまり使われないこのしぐさも、彼女が やると実に決まって見える。大人の色気に可愛らしさを出すとこのように なるのか…。 「こちらこそ。僕が勇者で、こっちの黒髪の女の子が僕の幼馴染の僧侶ちゃん。 そしてこっちのショートカットの子が盗賊くんだよ。魔法使いさん。」 「いやだなもう!そんな他人行儀な言い方。せっかくだし名前で呼んでよ。 アタシの名前は…。」 「魔法使いさん。」 僧侶ちゃんが冷たい声で魔法使いさんを制する。 「いくらなんでも、世界を救う大仕事を任された勇者さんに少し図々しいのでは? 大体初対面の勇者さんになんて馴れ馴れしく…。」 「ああ、僧侶ちゃん。僕と魔法使いさんは一度会ってるよ。」 僧侶ちゃんは気づいていなかったのだろう。火事現場で僕は魔法使いさんに 手伝ってもらっている。僕はそのことをフォローのために僧侶ちゃんへ伝えた。 「…火事現場で会っていたんですか?」 急に僧侶ちゃんが何か考え込むような表情をし始めた。何かを訝しがっているような 感じだ。いったいどうしたんだろう。 「…勇者、急ぐぞ。」 盗賊くんがせかした。僕はあわてて荷物を背負う。 他の三人もそれに続いた。 少し歩くと町の門が見えてきた。僕はゆっくりと息を吸い、世界…ではなく 己を救うたびに出発した。 355 :そして転職へ :2009/08/08(土) 23 59 21 ID Wx265uqw 「勇者クン。」 門を抜ける直前、盗賊くんと僧侶ちゃんから避けるようにして魔法使いさんから 言われた言葉がまだ引っかかっている。 「アタシがキミの旅に派遣された理由の一つは、竜王事件の真相を知っている キミが不用意なことを口走らないかの見張り役。」 僕はあの時うすうす感づいていた。しかし、まだ理由があるのかな? 「もうひとつ…これはアタシとキミだけの秘密にして。」 急に笑みを消し、真剣な表情になる魔法使いさん。 「前の酒場の火事、未確認の目撃情報が王宮兵士の調査団に入ってきたの。」 魔法使いさんはちらりと周囲に目を配らせた後、僕の耳元に唇を寄せた。 「酒場が発火する直前、その付近で修道服を着た若い女が火をつけたという 情報。…未確認だけど注意しておいて。」 魔法使いさんの目が一瞬鋭くなった。 「キミの命を狙う人は、意外と身近にいるかもしれないよ。」 続く
https://w.atwiki.jp/wizonline/pages/29.html
クラス選択と転職について 1人1キャラしか持てないのが当ゲームの特徴中盤は少人数編成で冒険に行く機会が増えるので、自分のキャラに持たせたい役割と育成方針を明確に決めておくのがコツです 役割を大別すると「戦闘」「回復」「罠解除」「アイテム鑑定」の4種類。うち2種類以上は自前でこなし、足りない部分を傭兵で補うと良いでしょう他のPCと合流できない場合や、必要な傭兵が不在で雇えない場合もあるので、最低でも戦闘は1人でこなせるようにしておく 「戦闘しかできない」キャラは探索の成否が仲間運に大きく左右されるので中盤以降は非推奨。ただし早解きを意識せずにマイペースで潜るなら、特に効率を気にする必要はありません 戦闘は武器・魔法どちらでもOK。Mスペルが使えれば前半のシナリオでは心強いですが、中盤以降は攻撃魔法が効かない敵も増えます。前衛の範囲攻撃(両手武器)や後衛の武器攻撃もそこそこ強いので、ある程度の殲滅力を確保できれば問題なし。後衛職なら戦士系の傭兵を育ててもフォロー可能です 絶対安全確実に宝箱を開けたいなら、カルノバの巻物を使うのが一番、自分のレベルと同等のシーフと同じ解除性能 訓練場で転職するとステータスが種族初期値になるため、VITやAGIが激減します。リハビリ期間は無理せず慎重にいきましょうおすすめの転職タイミングは、経験値ボーナスのあるシナリオクリア時の謁見直前や、オークションで装備が一気にグレードアップ可能なリルガミン洞窟クリア直後が良いです FIG レベルアップは早い、両系統の呪文を覚えてレベル上げを図り最大H.P.を高めていけば攻略が楽になりますただし特殊抵抗の装備が上級職に比べて見劣りする PRI 呪文マスター後はセールスポイントがないです、少なくとも魔法使い系の呪文をマスターしておいた方が潰しが効くと思います MAG 呪文マスター後はセールスポイントがなく最大H.P.は全職最低なため非常に厳しい道になると思います。 THI レベルアップは早い、FIG同様それをセールスポイントにしやすいか 盗賊系は総人口が少ないため掘り出し物やオークションで装備を集めやすいという利点もあります BIS アイテム鑑定はBISの特権、圧倒的にお金を貯めやすいのが魅力的ですまた、自分でBISを受け持つ場合は、盗賊系の傭兵を雇うだけで全てのPT機能を網羅できるのが強み。武器攻撃力が劣るため後半は苦戦しがちですが、時間さえ合えば援軍は幾らでも期待できます 現環境では、ラストダンジョン以外でBIS不足が目立ち、GAUTAMAさん(NPC傭兵BIS)の奪い合いも激しい模様。中盤以降でBISになれば歓迎されることでしょう BISに合流できない場合は、ボルタックか識別の巻物に頼ることになります。安めのアイテムは店で識別・処分して、大物だけ手元に残す(→次回以降で合流したとき鑑定してもらう)ようにすると効率的 効率優先なら自分以外のBISをパーティに入れないよう合流方針に書くという荒技もある SAM 人気職Part1、攻撃・防御共に装備によって安定した能力を誇る PRI呪文を覚えた後はソロでの戦いをしやすいPRI系からの転職だけでなく某アイテムのSPをあてにして最初から侍で育てるというプランもある(成長重視) RAN THIの上級職Part1、職業のパッシブ特典でレアアイテム発見確率が上がるので他にTHI系がいても困らない 錬金術で味方をサポートできる BAR THIの上級職Part2、魔法と楽器でサポートができる特にNormal版では癒しの竪琴によるMADIALが使用できるのはBARDだけ 錬金術で味方をサポートできる 転職せずとも戦闘も回復も罠解除もできるためソロ向き LOR 人気職Part2、攻撃・防御共に装備によって安定した能力を誇る NIN THIの上級職Part3、戦闘のプロフェッショナルだが最大H.P.が相対的に低いため大器晩成型他のTHI系に比べ首切り以外に個性がない浪漫職なので両系統の呪文を覚えた後に転職という形にした方が良いでしょう 錬金術で味方をサポートできる
https://w.atwiki.jp/kingmoo/pages/34.html
Lv100 ①魔法使い HP ②999 MP ③328 力 ④185 生命力 185 知力 230 精神力 230 速さ 221 能力値 1493 ⑤ ⑥ ~説明~ このページは説明用のページなので職業名、また数値は架空のものを使っています。 ①職業の名前 ②HPは999で固定です。 ③MPは前職の半分+レベル100までにあがると予想される数値をレベル1の知力から割り出しています。 ④力~速さ レベル1の期待値(前のページの値)に+50したものです。(今回は順に20 20 100 100 80を特性値とし期待値を算出) ⑤この職業はなんなのか?というお楽しみの説明です。 ⑥この職業の特性や特性値、他の職業との相性などを説明します。 ※画像はそれっぽいものをチョイスです ↓下はこのページの職業を前職として転職した場合どの程度ステが残るのかという 期待値を算出したものです。 又、職業名をクリックすると前職との組み合わせの解説に飛びます。 ~二次転職~ 職業名 MP 力 生命力 知力 精神力 速さ 兵士 ナイト 魔導戦士 イーヴィルロード パラディン 将軍 ラストフェンサー 竜騎士 重戦士 バーサーカー 拳王 賢者 ビショップ スナイパー 忍者マスター 勇者 廃人
https://w.atwiki.jp/cthulhuartonline/pages/253.html
◆神祇官の転職に必要な物、及び職業 必須称号:称号【神の依代】、称号【銀の鍵を得し者】 魔導師(禁術、深淵を除く全て) スーパースター デミゴッド 医者
https://w.atwiki.jp/wl-online/pages/110.html
クエスト概要 [#j0fe7ad8] 敵情報 [#ma4c063c] 1戦目 [#efd74f68] 2戦目 [#w9458b66] 3戦目 [#o228c1e7] 4戦目 [#zca2cd21] 5戦目 [#if8be078] 最終戦 [#c42e6caf] クエスト概要 開始 転職の神官 説明 内容 2~6階で戦闘した後、1階のブラフマーと戦闘する。クリアすると転職が可能になる 報酬 忘却の巻物(PC用)2個 備考 各階のボスを倒すと忘却の巻物(PC用)が手に入る。(最終的に計5個入手可能) 前提条件 天照大神の試練、PCレベル100以上 敵情報 自分で確かめたわけではないので、所々間違っている可能性あり。 1戦目 大モアイ+小モアイx7+増援 土 土 本体→風 水 火 火 水 風 力押しでも十分いける。余裕なので敵ステータスは省略 ※1戦目で苦戦するようならクリアは到底無理 2戦目 遮光土偶王+取り巻き土偶系mob7体 名前 LV 属性 HP SP STR CON INT WIS AGI 備考 遮光土偶王 150 水 26000 8500 100 90 80 105 75 (SPD ?)インキュバス(十字)使用 黄色の遮光土偶 125 土 9000 2000 75 75 75 75 75 (SPD335) 青色の遮光土偶 130 水 9500 2500 80 75 75 80 80 (SPD352) 紅色の遮光土偶 125 火 9000 2000 85 70 70 75 75 (SPD335) 緑色の遮光土偶 130 風 9500 2500 85 70 75 75 85 (SPD426) 土 土 本体→風 水 火 火 水 風 取り巻きは土*2、水*2、火*2、風*1 本体の後に風の増援あり 本体がかなり速い(SPD2850で先制取れたとの報告あり) ※本体がでかすぎるせいで1が狙えないのはご愛嬌 3戦目 名前 LV 属性 HP SP STR CON INT WIS AGI 備考 スフィンクス 155 土 27600 9000 140 60 100 105 60 (SPD ?)石化、大地の鏡使用 アヌビス 150 水 27800 9500 110 60 110 110 60 (SPD 350)インキュバス使用 サソリの王 150 火 27850 9000 120 60 115 110 60 (SPD ?)コンフューズ使用 ア ス→ス 蠍→ア 蠍 蠍 ア 先制を取りやすいアヌビスが前列に集中しているので、まず6のサソリを倒したらアヌビスを残しておいて6にインキュをすれば楽になる。 サソリのコンフュは脅威となるため、さっさと倒すか、SPを抜くと良い。 スフィンクスが鏡を使いまくるので、火力役は魔の方がいいかもしれない。 スフィンクスとサソリがかなり速い(SPD2850で先制取れたとの報告あり) 4戦目 名前 LV 属性 HP SP STR CON INT WIS AGI 備考 邪竜 170 火 48000 9800 480 350 330 260 550 (SPD 3000?) 隠れ竜 160 土 25600 8500 140 60 90 120 70 (SPD ?)石化使用 雑竜 165 水 25650 8000 120 60 105 140 70 (SPD ?)インキュバス使用 亜竜 160 火 25600 8500 115 60 100 135 70 (SPD ?)コンフューズ使用 天竜 160 風 25650 8000 120 60 105 130 80 (SPD ?)麻痺術使用 土→火 本体(火)→火 水→風 土→水 土竜が石化、水竜がインキュ、火竜がコンフュ、風竜が麻痺を使ってくる。 配置の関係上、足止めは土魔が最適。 各種封印スキルが飛んでくる上に火力も高いため、戦闘前にしっかり作戦を立てておこう。 具体的には攻撃力の高い本体から倒すのか、石化の厄介な土から倒すのか(上からか下からか)等。 本体は高火力、高INTなので、最初に倒した方がいいかもしれない。ただし低HPのNPCは飛ばされる恐れがあるので、できればPCで倒してしまおう。 全体的に敵が速すぎるので、先制は諦めた方が良い。 本体はSPD3004、取り巻きはSPD2850で先制可能との報告あり 5戦目 名前 LV 属性 HP SP STR CON INT WIS AGI 備考 竜神 180 風 58000 12000 550 400 350 295 590 (SPD ?)御垣呪使用 蒼地の闘神 170 土 29500 8500 125 80 100 125 80 (SPD ?)石化、大地の鏡使用 雪天の闘神 175 水 29000 8000 110 80 125 130 80 (SPD ?)インキュバス、水鏡の盾使用 狂暴の闘神 170 火 29500 8500 125 80 100 125 80 (SPD ?)コンフューズ使用 爆風の闘神 175 風 29000 8000 120 80 100 125 100 (SPD ?)麻痺術、呪縛術使用 土→風 本体(風)→水 火→火 水→土 竜神はSPを抜かないでおけば、無駄な行動(鏡はずし)してくれることもあるので、単体魔法スキルでOKされる等の事情が無ければSPを抜かなくてよい。 基本的には4戦目と似たような感じ。 本体が4戦目よりさらに速い(SPD3120でも先制不可との報告あり) 取り巻きはSPD2850で先制可能との報告あり 最終戦 名前 LV 属性 HP SP STR CON INT WIS AGI 備考 ブラフマー 200 火 54000 13000 580 480 380 300 600 (SPD) 神鳥カルーダ 103 風 16800 1004 56 52 65 60 76 (SPD 353) ガネーシャ 105 水 15000 996 69 75 57 59 55 (SPD 267) グリュプス 102 土 13500 868 71 63 47 51 74 (SPD 296) スフィンクス 155 土 27600 9000 140 60 100 105 60 (SPD) アヌビス 150 水 27800 9500 110 60 110 110 60 (SPD 348) サソリの王 150 火 27850 9000 120 60 115 110 60 (SPD) 竜神 180 風 58000 12000 550 400 350 295 590 (SPD) 蒼地の闘神 170 土 29500 8500 125 80 100 125 80 (SPD) 雪天の闘神 175 水 29000 8000 110 80 125 130 80 (SPD) 狂暴の闘神 170 火 29500 8500 125 80 100 125 80 (SPD) 爆風の闘神 175 風 29000 8000 120 80 100 125 100 (SPD) 隠れ竜 160 土 25600 8500 140 60 90 120 70 (SPD) 應竜 165 水 25650 8000 120 60 105 140 70 (SPD) 亜竜 160 火 25600 8500 115 60 100 135 70 (SPD) 天竜 160 風 25650 8000 120 60 105 130 80 (SPD) ※ここで出てくるのは神鳥 カ ルーダ(Lv103)。神鳥 ガ ルーダ(Lv140)ではない グリュ → スフィ → 竜 → 闘神 ブラ ガネ → 竜 闘神 カル → 竜 → 闘神 アヌ → 闘神 サソリ → 竜 → 竜神 ブラフマー&今までに登場した敵との戦闘。 ブラフマーさんが謙虚なため、高STRなのに範囲魔法を使って手加減してくれる。 したがって、間違っても ブラフマーのSPを抜いてはいけない 先制と取りやすいグリュプス、ガネーシャ、カルーダが前列に固まっているので、6インキュがおすすめ。 サソリはコンフュを使ってくるのでSPを抜いておくと安全。 2→8と順番に倒していくといいかもしれない。 きちんと事前にPTメンバーと作戦を話し合っておけばそんなに難しい戦闘でもない。 ノープランで臨むのは危険なのでやめよう。
https://w.atwiki.jp/cthulhuartonline/pages/89.html
◆裁定者(ルーラー)の転職に必要な物、及び職業 必須アイテム:AF【戦友の置き土産】、AF【高天原の啓示】 必須スキル:ユニークスキル【慈愛の精神EX】、ユニークスキル【神の寵愛EX】、ユニークスキル【真名看破EX】 必須称号:称号【正義の味方】、称号【星屑の十字軍】 必須職業:禁術・深淵・トリックスターを除くすべての上級職
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/1341.html
688 名前:そして転職へ 7[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 19 09 23 ID 1Xxi/dtP 今年で自分がいくつになるのかもう忘れてしまった。 息を深く吐きながら老骨を叩く。やはりガタがきていやがる。 無茶をできるのももう今回が最後だろう。 目の前を見れば、あのクソ生意気な小娘が倒れている。 血は出ているがたいしたことはないだろう。運の良い奴だ。 視線を横にずらせば、茫然とした体つきの良い女とこれまたクソ憎たらしい 勇者が見える。 鳩が豆鉄砲食らった様な顔しやがって。あんな攻撃も見切れないとは つくづく今の若いモンは情けないと感じる。 ワシが現役のころにはもっと気骨があったものだ。 若いころは相当に無茶ができた。 剣をいくら振ろうと疲れることなどなかった。獲物を袋小路に追い詰めるまで ひたすら走りぬいた。 大義のため、ご公儀のためそして己の信念のため毎日全力だった。 そんな歯車が狂いだしたのは、浪士組が看板を替えたとき。 浪士組で権力を持っていた芹沢鴨の暗殺に成功した一派が、『誠』の文字を 掲げたときから自分の周りで何かが崩れ始めた。 最初は平岡という隊士だった。首なしの死体が発見されたしばらく後に 見つかった彼の首は上方名物高瀬舟で見つかった。 なんでも、とても小粋な小船だったらしい。 小粋な小船を英訳しろ?黙れ小童! 密偵方の報告では、京都有数の呉服問屋の別嬪娘が寺子屋に通っているうちに なにやら痴話話の面倒事になったという。調べを進める中でどうも その娘と襲われた隊士の間に何かしらの鍵を見つけたらしい。 しかし、その密偵も次の日には首なしの骸となって屯所に運び込まれた。 首はまたもや高瀬舟。 それからというもの、隊士たちは次々謎の刺客の手にかかって散っていった。 隊士であるということ以外に彼らに共通点はない。最初の犠牲者は 壬生出身だったが、自分とおなじ薩摩からの出奔組である隊士も また犠牲になった。 しかし、死体に共通点はある。全員の羽織の背紋が切り取られているのだ。 事態を重くみた副長は、自分に密偵の後を継ぐように命じるとともに、 生き残った隊士全員に対刺客用の技を考案した。 直線状の相手に確実な死をもたらす技、左片手平突き。 あの頃の京都で生き残るためには、必殺の技が必要だった。 689 名前:そして転職へ 7[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 19 10 28 ID 1Xxi/dtP 苦心の末この技を完成させた自分は、隊を離れ事件の全容を暴くべく 京の町を歩き回った。 操作は難航した。 その娘の線をあたってみると、彼女が恋い慕っていた男はとんでもない 甲斐性なしの浮気者だったらしい。 町民はこの男の話になるとあまりいい顔をせず、なぜか自分の 羽織の背紋を見るたびに 「誠死ね。」 と小声で呟いてきた。 さらにさらなる調査で、衝撃の事実が飛び込んできた。 この男はどうやらすでに死んでいるらしく、死にざまが隊士と全く同じ。 そして残された娘はそれを嘆き、夜な夜なその男の名の入ったものを 集めて回っているらしい。隊士にとって背紋は命、背中の傷は武士の恥。 最期まで奪われそうになった背紋を守ろうとして散っていったのだろう。 下手人が割れたという報告を持って、自分は何年振りかに屯所に戻った。 しかし、屯所は蛻のから。後で聞いた話では、自分の居ぬ間に五稜郭へと戦場を 移すことに決めたらしい。 報告すべき相手もなく、帰るあてのなくなった自分は、 一人小舟に乗り大海へと漕ぎ出していった…。 こうして考えると、今の相手のぬるいこと…。 あの頃の京都は常に生きるか死ぬかの状態だったというのに…。 「さっさと終わらせるか。」 老魔道士は抜いた刀を左手で持ち水平に構えた。 690 名前:そして転職へ 7[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 19 11 14 ID 1Xxi/dtP 一方の勇者…つまり僕は苦戦中だった。 見たこともないような一閃で、盗賊くんが倒された。 …っていうかあんたやっぱり魔道士ではないだろ!なんだその構え! 明らかに剣士かキチガイのオーラ発しているし! 「ワシの牙突は百八式まであるぞ!」 …さらりとトンデモ発言したのちに、老魔道士が突っ込んできた。 四つぐらいで十分だろ!といったツッコミをする間もなく相手の切っ先が 僕の目の前に迫る。 「真空呪文、バギ!」 魔法使いさんが呪文を唱えると、僕に到達しそうな切っ先にらせん状の 風がぶつかり軌道をそらした。 すぐさま僕は短剣を相手の腿に向けて斬りかかる。しかし老魔道士は さっと間合いをあけたかと思うと、また例の構えを見せる。 「火炎呪文、メラ!」 「中級真空呪文、バギマ!」 距離をとった位置から僕と魔法使いさんで攻撃を加える。 ただの火の玉が風に煽られ勢いづく。十分な威力が出せるだろう。 しかし老魔道士は難なくそれをかわしてしまった。 「無駄よ小童ども!この程度の攻撃見切れぬとでも思うたか!」 勢いよく突っ込んできた魔道士の攻撃を紙一重でかわす。 今の位置なら僕ではなく魔法使いさんを狙った方が効率は良かったのだが、 あくまで相手の狙いは盗賊くんと僕だけなのだろう。 ただ、魔法使いさんを攻撃しない点から見ると、逆に考えるなら 魔法使いさんによる攻撃を何とも思っていないということだ。 悔しいけど強い。そして魔道士の肩書は間違っている。 …だけど、負けるわけにはいかない! 692 名前:そして転職へ 7[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 19 12 29 ID 1Xxi/dtP 僕だって魔法使いさんとただ将棋を指していた訳ではない。 きちんと作戦を練っていたんだ! 「魔法使いさん!」 僕が合図すると、彼女も理解したのだろう。さっと僕から距離を置く。 それを横目で見届けた僕は、短剣を投げ捨てて拳を固める。 「…このワシの前で武器を投げ捨てるとは…正気か小僧?」 「おおいに正気さ。あんたの三文剣術にそろそろ飽きてきたんでね。 この僕の拳『フタエノキワミ アッー!』で勝負を決めてやる!」 もちろん嘘だ。そんな技あるわけないし、あったとしても 絶対に男として会得しない。…漢ではあるかもしれないが。 ただ挑発の効果はあったみたいだ。 僕の発した言葉が全部聞き取れた次には、もう相手の刀が僕の 眉間めがけて飛び込んできた。 「絶対防御呪文、アストロン!」 今度は僕らの反撃だ。この呪文は術者の体を一時的に鋼鉄化することにより、 物理および魔術攻撃の一切を無効化するものだ。 怒りでわずかに乱暴になった剣が僕の鋼の肉体によって折れた。 同時に相手の魔道士にも隙ができる。突き技を使用すれば避けられない隙だ。 「上級火炎呪文、メラゾーマ!」 魔法使いさんの切り札である火炎呪文が炸裂する。巨大な火柱が 僕ごと魔道士を包み込み、一気に焼き尽くした。 僕は鋼鉄と化した肉体によりダメージを受けないが、相手は たまったものではないだろう。 これが呪文攻撃を当てられない相手に対しての戦法。相手の攻撃を 誘発し隙を作った後、僕ごと強力呪文で仕留めるのだ。 決まった! 僕はそう確信していた。 693 名前:そして転職へ 7[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 19 13 13 ID 1Xxi/dtP 「魔法障壁、ファーバ。」 僕のアストロンと魔法使いさんのメラゾーマの炎が消えるのはほぼ同時だった。 その中で老魔道士はしっかりと立っていた。体に火傷を負っているのが 見えるが、どれも重傷といえるものではない。相手の魔法障壁のせいだ。 魔法障壁は炎や冷気などの攻撃を弱体化させる効力のある呪文だ。 考えてみたら相手も呪文を使えたのだが、今までの戦いから意識していなかった。 「小童め…地を舐め詫びろ!」 胸倉を老魔道士の右手に掴まれ、宙に持ち上げられる。相手の左手は僕の 胸を刺しぬかんと刀を構えているのに、体が動かない! 「チェストオォォォォォ!」 やられる!僕は眼を瞑った。 目をあけると、紅い雫がいくつも見える。 うすぼんやりした視界の中で、見慣れたものが一つ。 ながいくろかみ うすぼんやりした視界の中に、見慣れぬものが一つ。 ちしぶき ……………………。 「そ…僧侶ちゃん!!!!!」 694 名前:そして転職へ 7[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 19 13 56 ID 1Xxi/dtP 僕は叫んだ。目の前にいるのは、魔道士と僕の間に身を滑らせ 僕の盾となった僧侶ちゃんだった。 右の胸辺りに刀が刺さっている。無理に体を滑らせたため串刺しには ならなかったのだろう。血しぶきが出ているということは刀傷の場合、うまく 刺し貫けなかった証拠だ。 ただ、重傷には変わりない。彼女の口からヒューッといった息が とぎれとぎれに漏れている。 「チッ…いらぬ邪魔が入った…。」 ゆっくりと刀を抜き、老魔道士が血振りをする。僧侶ちゃんは力なくその 場に倒れ去る。 「勇者さん…ご無事ですか…?」 重症にもかかわらず、力なく微笑む僧侶ちゃん。目に力が入っていない。 僕はただ彼女を抱きしめるしかなかった。 「私のことはお構いなく…逃げて…下さい…。」 「もういいから!喋らないで!」 「…大好き。」 最後の言葉はそう聞こえた。声にならなかったのかもしれないが、 唇は確かにそう動いていた。 僕なんかのために。 自分のためだけに旅をして、 信じてくれた仲間を盾にして、 のうのうと生きている僕に向かって、 彼女はそうつぶやいた。 「僧侶ちゃん…?ねえ、僧侶ちゃん!?起きてくれよ!僧侶ちゃあぁぁぁん!!」 695 名前:そして転職へ 7[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 19 14 53 ID 1Xxi/dtP 「…ねえ、魔道士さん。」 どれほど時間がたっただろう。僧侶ちゃんを抱えながら 僕はつぶやいた。老魔道士は微動だにせず僕を見つめている。 僕と僧侶ちゃんのやりとりの間待っていてくれたのだろう。 実に優しい人だ。 …虫唾が走るくらいに! 「殺生は嫌なんで、ガードよろしくお願いします。」 「…?小僧、この状態でワシに勝とうとでも?」 僕の次の行動は素早かった。呪文を口の中で詠唱すると、 一気に地獄のいかずちを解き放った。 「な…なんじゃこりゃぁぁぁぁ!」 どんな火炎系呪文よりも高い熱量を持つ紫の稲妻が相手の左腕に 着弾し、一気にエネルギーを四方八方に暴発させる。 相手も魔法障壁を展開するが、そんな呪文で防げるほどこの 呪文は甘くはない。 市街地で呪文を…それもよりによって隠さなくてはいけないはずの 闇の力を使ってしまった。 たいていの人はこれが闇の力だとは気付かないだろう。強力な呪文という 認識ぐらいしかもてないはずだ。 ただし、魔法使いさんなどは別だ。 彼女のような呪文についてある程度の知識があるなら、この技の正体は 楽に見破れるはず。そして僕を軽蔑するか、恐れるだろう。 闇の力をつかう勇者など、あってはならない存在なのだから。 それでも、僕のとるべき選択はこれだった。 僧侶ちゃんを傷つけたのは絶対に許せない。 血を流して詫びろ! 「ぐわあああああっ!」 魔法障壁はあっという間に崩れ去った。老魔道士は転移呪文で逃げ去ったのだろう。 しかし、もう二度と彼は剣を握れない。地面に残された大量の黒ずんだ肉片と片腕が それを物語っていた。 「…終わったよ、僧侶ちゃん。」 僕は物言わぬ彼女の身体を抱きしめ、それで…。 696 名前:そして転職へ 7[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 19 16 23 ID 1Xxi/dtP 「バカめ!」 今の状況を説明するなら、僕が教会で神父さんに怒られているといった 状況だ。 「あの娘の生死も確認せず一人悲劇のヒーロー気取りですか?手当もせず! あなた馬鹿ですか?勇者ですか?勇者気取りですか?バカ勇者気取りですか? いやそもそも人間ですか?ゴミめ!」 結論から行くと、僧侶ちゃんは生きていた。人は短時間の間に急速に 出血すると、たとえ出欠の全体量が多くなくても意識を保てなくなる。 彼女はちょうどその状態に当てはまったらしい。 あの時、呆然としている僕を蹴りで殺し…もとい目覚めさせてくれたのは 盗賊くんをおんぶしていた魔法使いさんだった。 「立ちなさいヘタレ。」 ファーバでコーティングされた彼女の美脚にメラゾーマが付加された悪魔の足が 僕の鼻先に突きつけられ、正気に返った僕は、僧侶ちゃんを抱きかかえ 教会へと駆け込んだ。 神父さんが言うには、盗賊くんの方は命に別条なし。僧侶ちゃんは 危ないが、たぶん助けられるだろうということだ。 「神父様。今度はどのような手術を…?」 「ん?勇者の一味でしょ…。勇者って言ったら正義の味方だから… バッタなんてどう?」 「さすがですね博s…いや神父様!早速改造…いや治癒を始め…。」 「待てぇ!」 神父(?)とシスターの間で行われている聞き捨てならない会話を僕は 遮った。 何の話だ? 今『博士』『改造』『手術』とかいう何やら三つ合わせて世にも恐ろしい術式が くめそうなワードが聞こえた気がするが? シスターさん何故目をそらす? 神父さん何故舌打ちしたんだ!? 697 名前:そして転職へ 7[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 19 17 35 ID 1Xxi/dtP 「あ~。しかしだね、あの僧侶の胸の傷は回復呪文だけではどうにも治らない。 血は止まるが傷痕は残るし、何より乳房がえぐられ歪な形になってしまっているんだ。 まだ年頃の娘だし、なんとかしてやりたいんだが、呪文と治療だけではとても…。」 「そうですか…。」 僕はうなだれる。僕のせいで彼女に消えぬ傷を残してしまったのだ。 僕のせいで! 「つらいでショウ?悲しいデショウ?あの娘に消せぬ傷を与えた神が 憎くて堪らないデショ?吾輩の開発したこの『魔道式ボディ』に彼女の 魂を宿せば、もう一度傷無きあの娘に出会えマス。それには あなたの叫びが必要なんデスよねえ…ひでぶっ!」 口を三日月形にして笑いながらどう見ても黒い人体骨格標本を持ち出してくる 神父(?)のメタボ腹部に一撃をくれてやった後、僕は教会の外に飛び出した。 冷たい夜風が耳を刺す。教会以外の明かりはもう見当たらない時刻だ。 溜息をついて夜空を見上げながら、考えを整理する。 これからどうしよう。 僧侶ちゃんの体に傷をつけてしまったのは僕だ。 それも女の子にとって致命的な傷。目を覚ました彼女がそれを知ったら どんなに悲しむだろう。彼女にとって大切なものを奪ったわけだから。 …償いきれないだろうな。一生かかっても。 698 名前:そして転職へ 7[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 19 18 40 ID 1Xxi/dtP 僕の旅についてもお先は真っ暗だ。 よりによって魔法使いさんにあの技を見られてしまった。彼女のことだから すでに見切っているだろう。 彼女のディン系統の術から察しても、彼女は特別な血筋のものか王族関係か 天才的に腕の立つ魔道士の子孫といったところだろう。 そんな人が、闇の力を使う僕と共闘するなどプライドが許さないはずだ。 僕は闇の術師として告発され、最悪処刑される。 いくら僕でも断頭台にかかったら死ぬだろう。 …僕が死んだら僧侶ちゃんの気持ちも安らぐかな? もしそうだったら死んでも構わないんだけど…。 「隣、いいかな?」 いつの間にか魔法使いさんがそばにいた。 「…あのさ、さっきの呪文の件だけど…。」 「…闇の力です。ご想像の通り。」 僕は少し投げやりに答える。さっきまで死んでも構わないと言っていた人間だが、 いざその危機にさらされると内心穏やかじゃない。 「…やっぱり。そうだったんだ。そうだったんだそうだったんだ…。」 しかし、魔法使いさんの反応は僕の予想していたどのパターンとも違うものだった。 目に涙を浮かべながら、僕に抱きついてきた。 「ま、魔法使いさん?どうしたんです?」 魔法使いさんは我に返ったように僕を見つめると、あわてて僕から飛びのき 照れたように笑いながら僕をバンバン叩く。 「あ、いや~。そ~んなすごい力を持ってるなんて、思わず感極まってさ~。 あーっはっはっはっは!」 僕も彼女の突然の行動に理解できずにひきつった笑みを浮かべる。 そんな気まずい空気の中、シスターさんが出てきて僕にいった。 「僧侶の娘が目を覚ましましたよ。あなたに言いたいことがあるそうです。」 僕の心臓が早鐘を打つ。僕は僧侶ちゃんのいる部屋へ足を進めた。 続く
https://w.atwiki.jp/mapleinugoya/pages/338.html
さて10月に入りまして、秋の静かな空気が舞い降りてきたところへ、科学さんが4次転職のニュースが飛び込んでまいります。 わが犬小屋のほこる三銃士、ダブルさん、こんじさん、そして科学さん。今回の4次転職にて名実ともにヒーロー戦隊が結成されたという事でですね・・・ 戦隊話はまた後日。 さてまずは本題。 晴れの日の科学さんの正装は勿論ガテン系です。4次転職後は何かと危険な場所へ参りますから、メットをかぶっておくくらいの意気込みは必要なわけで、ここで初心新たにヒーローへと華麗に転身なわけです。 そして犬小屋の節々に駆けつけていただいているお馴染みTANAちゃん。生粋のガテン人生を歩む彼女と並んで夫婦作業員ですが、彼女の方がバリバリ仕事をしそうな感じですね。肩にかついでいる水桶もかなり重そうですし・・・。 転職式次第も無事に進みまして、とにもかくにも戦士の4次スキル”ラッシュ”を習得する為にTANAちゃんと科学さんが神殿へ向かう一方、私たちは4次初ビシャスの準備を進めます。 ナイトさんの”ルディブリアムのメダル”を探している途中、カサベルーテさん達が門を抑えていてくれたんですが、”両手にバニーガール”という夢の様な状況であったにも関わらず、彼は全く気付いていなかった次第で。知ってても知らなくても別段何が変わるというものでもないんですが、気づいてなったことにちょっと損した気分を覚えるのは自分が男だからでしょうかね。 まぁそれはともかくです。科学さんの4次初ビシャスですから。 そりゃもう、 バチーッと突撃して、 ズバーッと墓を落として、 これからの4次ライフを象徴するかの様に、初戦から波乱万丈なビシャス戦。 もちろん2戦目はきっちり生還されましたよ。 決戦の後はうさみみ部隊で記念写真!
https://w.atwiki.jp/job_search/pages/16.html
就職・転職総合サイトについて 職種のジャンルがまとまっており、サイト1つでいろいろな職種の求人情報を参照でき、応募もできる。 そのため、利用者も多い。 就職・転職活動するなら、登録しておいて損はない。 就職・転職総合サイト一覧 ※求人件数は調べた時点での数です。 更新があるたびに変動しますので、参考・目安として下さい。 サイト名 求人件数 特徴・アピール サポート体制 祝い金 サイトの詳細 リクナビNEXT 3735件 ・リクルートが提供するNo.1転職サイト ・業界トップクラスの求人数 ・会員数も多く、信頼できる ・スカウト機能 ・レジュメ完成度診断チェック なし DODA 9984件 ・大手・優良企業の求人が豊富 ・サイトから直接応募することも、キャリアコンサルタントを通して応募することもできる ・専任のキャリアコンサルタントが転職をサポート ・転職支援サービス ・スカウトサービス ・キャリアタイプ診断 なし イーキャリア Jobsearch 508,896件 ・求人件数が多い ・web全般職種、マーケティング関連、アパレル関係に強い求人 ・スカウト機能 なし ヒューマンタッチ 6103件 ・コンサルタントが転職をセットアップ ・大手企業・優良求人に強い ・転職コンサルティング ・スカウト機能 なし CareerIndex 291,286件 ・求人情報サイトへの一括登録が可能 ・求人情報が多い ・人気企業ランキング ・適職診断 ・職務経歴書作成ナビ ・キャリアポスト なし キャリコネ 8,739件 ・役職アップ求人 ・業績好調による追加求人 ・希少ポジション求人 ・転職が成功で最大50万円をプレゼント ・転職コンサルタントあり ・スカウトサービス あり 埼玉専門求人サイト 4,990件 ・埼玉県に特化 ・地域別で細かく掲載、細かく対応できる ・こだわりの検索機能 ・イベント・セミナーあり なし 転職Gold 2,951件 ・「バイトルドットコム」でお馴染みディップの新サイト ・Happyボーナス(転職祝金)が最大15万円もらえる ・最強の職務経歴書作成マニュアル あり ドコモ求人ナビ 398件 ・docomoグループ公式求人サイト ・ドコモショップのお仕事 ・ドコモ関連のコールセンター ・こだわり検索が可能 なし 求人革命マンモス 3,531件 ・職場体験ができる!! マンモストライアル制度 ・今すぐ聞ける!! Real Time Ask!(リアルタイムアスク) ・入社祝い金 最大50万円がもらえる!! 入社祝い金制度 ・積極採用企業! マンモスサポータブルカンパニー制度 ・見つかる!探せる!! 近未来型マンモスキューブ7種の検索機能 あり ll?099222301
https://w.atwiki.jp/icchan/pages/31.html
Q.志望動機・退職理由が思いつかない。 何か例文とかないでしょうか? A.志望動機は確かに難しいですね。本音を言えば、家から会社が近い、今よりも給与等の待遇が良いから・・・という感じでしょう。 ですが、それを書くわけにはいきません。世の中には本音と建前と言うのがあります。 転職の為の理由、就職の為の理由、未経験の職種、業種の事など色々ありますが一つ言えるのは、あなたは何故その会社を選んだのでしょうか? ここで先ほどの本音を書くのではなく、それ以外にもその仕事を選んだ理由が少なくとも一つはあるはずです。 やり甲斐のある仕事、興味のある仕事、新たに挑戦したい仕事。どれかありませんか?何かあったらそれを箇条書きしてみましょう。 そして志望先の会社のホームページがあるのならそこを良く見て研究してみましょう。何か見えてきませんか? ただ、一つ書いてはいけない事は、今就いてる職業の悪い所をマイナスイメージで書く事だけはやめましょう。 今就いてる職業から新しい仕事へのプラス面は何かありませんか?経験などでもいいでしょう。 それらを箇条書きにしていけばキーワードになる単語がでてくるはずです。 それを自分なりで綺麗じゃなくてもいいので熱意が伝わる文章にすればいいだけです。 それでも思いつかない場合は、2ちゃんねるの転職板に「退職理由・志望動機スレ」というところがあります。そこで相談してみるのもいいでしょう。 ですが、出来るだけ自分の言葉で熱意のある文章を考えてみましょう。