約 4,342,466 件
https://w.atwiki.jp/corazones/pages/196.html
このページの最終更新日時 2019/12/01 02 11 ゾフィーエピソード(大富豪転職クエスト) 連続クエまとめ コメント 名前 コメント ▲上に戻る▲
https://w.atwiki.jp/oyatu1/pages/971.html
何気ないこと(4)すれ違う二人 空が青い。それがいやがおうにも、あいつを連想させるのだから溜まったものじゃない。寂しいと心のウサギが泣き喚く。 「私なにやってるんだろ・・・」 私-柊かがみがこなたやつかさ、みゆきと接触を断ってから、もう一週間くらい経つだろうか。あの夢を見て以来、怖くて接触を避けてしまっている。 正確には、つかさとは、あまり喋っていないだけで会わないことは不可能だからね。 ―こなたとは、あの何であんなに涙があふれたのわからない、あいつにだけは見られたくなかった腫れぼったい瞼をしていた日にあって話して以来か・・・。 日下部や峰岸とも、まともに口を聞いてないや。どこか事務的なやり取りになってしまっている気がする。 いや、この一週間のうち、まとも口を聞いた人間といえば母くらいだろうか。いや、まともに喋った人間は案外いないかもしれない。 あの日の朝、まだ誰もそこにはいない時間のはずだった。が、たまたま朝食を早く準備し終えた母が、そこにいたのだ。 「かがみ、どうしたの?」 私の酷いことになっているであろう顔を見て、手に持っていた洗濯機へ入れられるはずの洗い物を落とすほど驚いていた。 -反射的だった。自分でもはっきり言ってらしくない行動をとったと思う。 「かがみ、どうしたの?」 さっきと同じ言葉。でも驚きはなく、ただその胸に飛び込んだ、私の頭を撫でながら優しい言葉をくれた。その言葉に私の目は何とか止めていた涙を再び零し始める。 何故、こんなにも簡単に涙が零れるのだろう。嗚咽は出なかった、昨日と違って泣き方がわからなくなっていた。 「かがみ?」 優しい言葉、優しい温もり。こんな風に、母に抱きついたのは何時以来だろう。記憶をたどっても最後に抱きついた記憶が見つからない。 「もう少し、このままでいさせて」 私が言えたのはたった一言で、母は何も言わずに体を離すまでそうして抱いていてくれた。 「お風呂つけておいたから、もう暖かくなっていると思うわ。入っていらっしゃい」 体を離した私に、母はより優しい声で囁いた。 「うん」 たった一言返すのがやっとだった。後はすべて涙になって零れているようだった。 体と顔を洗った。それでも赤くなった目は、腫れぼったくなった瞼はどうにもならなかった。こんなに泣いたことがあったかと思うくらい涙を流した気がした。 髪を洗い流すのと同時に涙も洗い流した。ようやく涙は枯れたのか、目から零れるものは無くなった。 「ふぅ・・・」 湯船に浸かると自分の体が驚くほど冷え切っていたのがわかった。チリチリと皮膚がお湯の熱でむず痒い痛みを感じさせる。 何故、あんなに涙が止まらなかったのだろう。そのことに考えを巡らせる。 やはり、わからなかった。 お風呂に入った所為だろうか、少し落ち着きを取り戻した私は、朝食を作り終えた母の居ない台所でお弁当を作る。 今日は、私が当番だからだ。とりあえず、冷蔵庫から昨日の晩御飯の残り物を探して、卵を二つだす。 昨日は肉じゃがと金平牛蒡。あとはほうれん草を茹でてからいれて、卵焼きを作って入れよう。 手抜きだと思う。つかさなら、もっとバランスの良いおかずをつくれるんだろうなぁ、ふぅ。私はどうして、こういうことに対して不器用なのだろう。 「あっ・・・」 肉じゃがと金平牛蒡を電子レンジで温めている間に卵が少し焦げ臭い匂いを立てている。とりあえず一人分作ろうと思って材料の半分を入れただけだから良かった。まだ半分残っいてる。どうして、私はこんなに不器用なのだろう。いつもの事とはいえ、毎度落ち込まざるを得ない。 「これは私の分ね・・・」 そこで私は、自分の分のお弁当を作る気がわいてこないのを感じていた。そのまま、少し焦げた卵焼きを食べる。 焦げた味より、しょっぱい味がした。 なんとか、さっきよりは出来の良い卵焼きをお弁当につめて、布巾で包む。 「お母さん、つかさのお弁当ここに置いて置くから、後よろしくー」 私は、洗濯物を干し終えて戻ってきた、母の横を通り過ぎながら、そう伝える。 「かがみ?まだ家を出るには早いし、朝ご飯はどうするの?」 「今日は課題のプリントを学校に忘れてきちゃったから早めに行ってやろうと思って。朝ご飯はいいや、あんまりお腹空いてないし。つかさが遅刻しないようにお願い」 作り笑顔で嘘を吐いた。痛む心とそれとわからない作り笑顔に嘘。私は、決して良い娘ではないな、そんなことを頭の端っこで考えながら母から遠ざかり、自分の部屋へとあがり、支度を済ませると、 「かがみ、どうしたの・・・?」 母の言葉に答えを返せず 「いってきまーす」 家を出た。朝早いから、まだ静かな道のりを歩く、ゆっくりと。今日は、誰ともかかわりたくは無い気分だった。昼食は学食に行くと嘘をついてしまおうかな。 そんなことを思いながらいつもの道を進む。 そうして幾ばくかの時間がたち、いつもの待ち合わせのバス停にたどり着いた。 「なんで・・・」 何であいつが居るんだろう。一番会いたくない、見せたくない顔をしているのに。アンテナみたいな癖っ毛を一房、ピンッと立てて腰まである長い髪の毛はどこか柔らかそうで。青空のような色をしている女の子。眠たいのか、舟をこいでいる姿に少し笑みが零れそうになる。でも、暗澹たる気持ちのほうが強い今は、笑みが零れる事はなかった。 何であいつが居るんだろう。でもバス停にいかないとバスには乗れない。私の記憶が正しければもうすぐバスが来る時間だし。 「はぁ・・・」 ため息を一つ吐いて、私はあいつの傍に立つ。 「おはよう、かがみん」 こなたは私が傍に立つとすぐに立ち上がって、挨拶。 「オッス、こなた」 今始めて気づいたことがある。こなたの表情も曇っていた。 昨日、泣きはらした所為か、声が自分でもびっくりする程・・・擦れていたのだ。 「風邪でも引いたのカナ?かがみんや」 曇った表情もすぐにニマニマとした笑顔に戻っていた。いや、戻して作り笑顔を作ったのがバレバレだ。こなたはそういうことに関しては、隙を見せない。相手に心配をかけないために気を使って、今はそれが出来ないほど、余裕が無いのだろうか。 「そうよ。だから、今日は余り喋りたくないの」 「じゃぁ、ちょっと話をきいてくれないカナ?カナ?」 冗談を言っているなニマニマとした笑顔を作ってはいるものの、その目は真剣そのものだった。その表情をみて、言葉に返答を返す前にバスがやってきてしまった。 見るからにバスは人が詰まっていた。正直もう一本待っても十分な時間はあるが、私は、そのバスに乗る。こなたもバスに乗って私の横に器用に人の隙間を塗って立った。 「ねぇ、どうかな?」 泣きはらして腫れぼったくなっている瞼と赤くなってしまっている目にはまったく触れてこないのが不思議だった。 「あまり、話も聞きたい気分じゃないの。・・・ごめん、こなた」 擦れた声。バスの中に入ってから言ったから聞こえたかどうかわからない。 「そっか。じゃぁ・・・」 何故か手を繋がれた。振り払うことも出来たが、どうしてかそんな気分にはならなかった。冷たい冷え切った手だった。なのに、冷たくなった心の隅っこが少しだけ温められた気がした。 そして何かわからない感情の種が芽をだした、そんな感じがした。 ―握り合った手は、バスが目的地に着くまで離すことも話されることも無かった。 あのバス一件以来、こなたとも話してはいない。朝、こなたが待ち伏せをしていることもない。 そして、あのバス、繋がれた手が離れてから、ずっと考えている。つかさやみゆきをただ一言で表すのは簡単なことだと思う。何を置いても信じることが出来るはずの“親友”。 ならどうして、私はこうして独りでいるのだろう。 しかし、それなら、こなたは? あの手が繋がれたときの温もりは? あの手が繋がれたとき感じたまだ名も無い感情は? わからない ワカラナイ・・・。名も無い感情のことはとても気になるが、ただ寂しいだけなのかも知れない。 凶暴な表情をして、何時も強がって、ただ妹を守りたいと決意を固めたときから私のは心から信頼しあう友人は数えるほどいるのか危うくなった。 甘え方がわからなくなった。寂しいと言えなくなった。弱音を吐けなくなった。 「どうしたらいいんだろ」 つかさやみゆきや・・・こなたに嫌われたくなくて、距離を置いた。日下部や峰岸にも嫌われたくなくて距離を置いた。 結果は見ての通りだ。少し自虐的な笑いがこみ上げてくる。逆に独りぼっちになってしまった。私が悪いのだから、謝って元に戻ればいい。 それだけなのに、素直になれずに一週間。誰が悪かったわけじゃないのかもしれない。私が距離を置こうと思わなければ何も変わらなかったのかもしれない。 どうすれば、あの心地よい場所に帰れるのだろう。 どうすれば、あの青空のように元気なあいつの隣に立っていられるのだろう。 そして、私はどうして、あの青空のように元気なあいつ・・・―泉こなた―にこんなにも、拘ってしまうのだろう。 ―――――――――――――――――― かがみが昼食の時、私達のクラスにやって来なくなって、もう一週間くらい立つ。 昼食のときだけじゃないカナ?休み時間も朝の待ち合わせも。電話で謝ろうと思ってもかがみは何時かけても眠ってる。たぶん、寝たふりをしているだけだと思うけど、どうしてだろう避けられている。 かがみが来なくなってから、私達の昼食は少し静かになった。かがみのかわりに私が一人で二人分はしゃいで見せる。お父さんの苦労が身に染みてわかる気がするヨ。 かがみは私が嫌いになったのだろうか。みゆきさんを嫌う要素なんてどこにも見当たらないし、ましてや半身ともいえる妹のつかさを嫌いになって来なくなるなんてありえない。だとすると避けられているとすれば、私以外には考えられない。 でも、それだとあの日のバスの事に説明がつかない。 そう、あのバス停で私が、かがみに謝ろうと早起きして待ち伏せのようなことをしていた、あの日。 そう、あの日は・・・。 ―結局、殆ど眠れなかった。ネトゲーではアタックスキル、釣り、アビリティをミスしまくりでそんなに長くは続かなかったし、黒井先生と一緒に地面に倒れる羽目になったし・・・。デスペナの回復に二~三日かかりそうだ。黒井先生は“気にせんでもええで、こういう日もあるし”とチャットで言ってたけど、集中できなかった私が原因なんだよネ。 理由はわかってる。昨日、かがみに謝ろうと思って電話をしてつかさがもうかがみが寝ちゃっているというのを聞いた時の落胆。 それを聞いた時、私の心は、本当に体調が悪くて寝ていたのか、避けられてしまっているのか・・・心配と不安が交差していた。 避けられる理由なんてわからない。でも、昼食のときのかがみはどこか変だったし、あの時の言葉がかがみを酷く傷つけてしまったのなら謝りたい。謝ってできれば、またいつものようにじゃれ合う関係に戻りたいと思っていた。 それが謝ることすら出来なかった上に、放課後からずっとモヤモヤした気持ちを抱えたままだったのだ。深夜アニメをリアルタイムで見られる時間にも起きていたのに見る気にもなれず、ただ録画しただけで終わってしまった。 「ねむぅぃ・・・」 眩しい朝日に思わずそう呟いた。カーテンを閉め忘れたらしく、いつもよりもずいぶんと早く起きてしまった。 「二度寝する気分じゃないなー」 なんか、こう、独り言って空しいよね、突っ込みも相槌もないし。いやー帰りにかがみがいなかっただけでこんなにも突っ込みが恋しくなるなんて思いもしなかったヨ。 そういえば、ゆーちゃんどうしたかな?おそらくはまだ眠っているであろう彼女の部屋へと私はそっと入る。 案の定ゆーちゃんはぐっすり眠っていた。机の上においてある、耳で測れる体温計をゆーちゃんの耳にあてがう。いやー世の中便利になったもんだよ。 36.5度。熱はすっかり下がったらしい。これなら、殆ど風邪は治ったといっても大丈夫だろう。 しかし、治りかけが一番危ないからなぁ。私は部屋に戻ると、メモ用紙とペンをとり、再びゆーちゃんの部屋に戻る。 熱は下がったみたいだから、動けると思うけど、今日は大事をとって学校を休むんだよ?朝ごはんは、卵雑炊を作っておくからちゃんと食べて、まだ今日は薬を飲むんだよー。 私はちょっと用事があるから、早いけど学校に行くね! こなた メモ用紙にそれだけ走り書きすると、私は部屋をそっと出た。書いていて、不思議に思ったことが一つ。用事がある・・・なにがあるというのだろう? ひとまず、卵雑炊をささっと作ってしまう。それから、自分の朝食にパンを焼いてそれを急いで口に放り込んで牛乳で流し込んだ。 正直言うとあまり、食欲はなかったからだ。でも、何か胃に入れていないとひどく眠たかった。朝食をとったおかげか、目はかなり覚めた気がする。 顔を洗って、寝癖を直して(このピョンと跳ねた一房だけはどうあがいても落ち着かないんだけどさ)服を着替えて、出かける準備を整える。顔を洗っているときに鏡を見て気がついた。いつもよりたくさん眠ったはずなのに少し目の血色が悪い。 「クマってほどじゃないけど、あんまり熟睡できなかったのカナ?それとも年かねぇ」 また独り言。誰に言うわけでもない言葉、自分に言っているのかもよくわからなかった。 私は、まだ出かけるには早すぎる時間であるにもかかわらず、家を出た。途中コンビニでいつものチョココロネを買おうとおもったのに、今日はホワイトチョココロネしかなくてなんだがブルーな気分だった。嫌いなわけじゃないけど、なんかいつもと違うのがとても今日は、気になって仕方がない。 いつも通りじゃないのは、コンビニだけじゃなくて私もみたいだけど。珍しく携帯電話を持ってきている。おかげで時間がわかって便利だけどネ。 ぼんやりと、かがみに早く会いたいなぁ、一言謝って、いつものようにからかって、それからじゃれついて。 たった半日以下の時間なのだ。かがみが休み時間に来なかった、かがみが帰り道一緒じゃなかった。 それなのにこのモヤモヤして物足りない気持ちは何なのだろう?わからない。 かがみは、どうして先に帰ってしまったのだろう。体調が悪かったから?それだけが原因なのかな? 本当は、気がつかない間に無遠慮な発言で傷つけてしまったのでは無いだろうか?それで避けられてしまっているとしたら? そんなことを想像するだけで身震いするほど不安がこみ上げてくる。 そういえば、前にかがみが読んでいた詩集の中に印象的で覚えているのがあった。確か、 “言葉は時に残酷だ 思いがけず人を傷つけてしまうこともあるだろう 言葉は時に勇敢だ 思いがけず人を勇気付けるだろう 言葉とは使う者の心次第で如何様にも変化することを忘れてはいけない 言葉の全ては諸刃の剣なのだから” 正直、後半はよくわからなかった。ただ前半の思いがけず人を傷つけてしまうことがあるだろう。その一文だけはなんだか心も引っかかったのを覚えている。 とにかく、かがみを話をして私の無遠慮な冗談が傷つけてしまったのなら謝らなくちゃ。それだけが頭の中でなんども響いていた。 人間、慣れとはスゴイことだよね。考え事しながら動いていたからコンビニからこのバス停までの道のりをどう過ごしてきたのか、さっぱり思い出せない。 私はバス停のベンチに座って、かがみとつかさを待った。時計を見ると待ち合わせの時間より随分早い。さすがに二人もまだバスに乗ってはいないと思う。 しばらくすると、少し眠くなってきた。うつらうつらと舟を漕いでしまう。 さらに少し時間がたって、まだ待ち合わせにはかなり早い時間なのにかがみはやってきた。少し戸惑いを感じる。それでも、彼女は、私の傍に立った。 よかった。避けられているわけじゃない、そんな安堵感が心から不安と少しだけ取り除いてくれた。 「おはよう、かがみん」 かがみの傍にあえて普段どおりに、寄りそうに立ってそう声をかけた。 「オッス、こなた」 そんないつも通りのかがみの挨拶を聞いて、私の表情は自然と曇った。酷く枯れている。それに顔を見れば泣きはらして赤くなってしまった目が、腫れぼったくなってしまっている瞼が、安堵から不安へと私の心を戻していった。 やっぱり昼休みの発言で傷つけてしまったのだろうか? 「風邪でも引いたのカナ?かがみんや」 あえて、赤くなっている目や腫れぼったくなっている瞼には触れず、曇った表情をいつもの自分で言うのもなんだけど猫のような口でニマニマとした表情にかえる。 「そうよ。だから、今日は余り喋りたくないの」 枯れてしまった声でかがみが返事をくれる。避けられてはいない、そんな思いでまた安堵する。 「じゃぁ、ちょっと話をきいてくれないカナ?カナ?」 いつもの調子で、私はかがみに声をかける。いや、いつも通りでもないのかもしれない。かがみに話を聞いてくれるかな?と聞いている時点で自分でも変な感じがした。恐れているのだろうか、不安なのだろうか。 でも、かがみの返事が来る前にバスがやってきてしまった。バスに乗り込む、かがみを追って私もバスへと乗り込む。朝早いのにいつもの何倍も人がいて、席に座る事はでそうにはない。かがみは奥のほうへ行ってしまったので、横に立って話せるように、私は人の間を縫うように進んで、なんとか、かがみの横に立った。 「ねぇ、どうかな?」 不安が声にでないように、いつも通りに聞こえるように声を出した。本当は、不安がズンと心に落ちてくるような気分だったんだけどね。 「あまり、話も聞きたい気分じゃないの。・・・ごめん、こなた」 かがみからの返答は拒否だった。それに謝りたいのは私の方なのに。いつもならそんなのお構いなしに話しかけられるのに、今日はどうしてかできなかった。 なにで傷つけてしまったのか知りたくて、それを謝りたくて、かがみと話がしたくて、いつもの様にじゃれ合いたくて。私の心は、我が儘とモヤモヤと不安と不満で一杯だった。 それに何故だかわからないけど、かがみを遠く感じた。それがどんなことよりも、身震いするほど怖かった。 「そっか。じゃぁ・・・」 私はかがみの手をそっと握る。嫌だったらすぐに振り払える程度の力で。 すぐに振りほどかれると思った手は、鏡からも握り返す力を感じていた。それが、かがみを遠く感じる錯覚を消していく。 暖くて、優しい時間。バスから降りるまで喋る事は出来なかったけれど、その手はずっと離すことも離されることもなく繋がったままだった。 このバスでの一件以来かがみとは、まだ口を聞いていないし、顔もほぼ合わせていない。 このバスでの一件以来、私の中にはまだ名前のない感情が漂っていた。 それはまだ芽を出したばかりで名前をつけることが出来ない。 ただ、かがみのことを考えると、その芽を出したばかりの小さな感情の葉は揺れる。 あの日からずっと考えている。答えの出ない考えを。 あの日バスの中で、繋がれた手が離れてから、ずっと考えている。つかさやみゆきさんをただ一言で表すのは簡単なことだと思う。何を置いても信じることが出来るはずの“親友”。 しかし、それなら、かがみは? あの手が繋がれたときの温もりは? あの手が繋がれたとき感じたまだ名も無い感情は? わからない ワカラナイ・・・。名も無い感情のことはとても気になる。それにモヤモヤして何か物足りないのはずっと引きずり続けているしネ。 恐らく、私が悪いのだから、謝って元に戻ればいい。それだけなのに、素直になれずに一週間。もしかしたら、誰が悪かったわけじゃないのかもしれない。 そして、私はどうして、あの寂しんぼなウサギを連想してしまう・・・―柊かがみ―にこんなにも、拘ってしまうのだろう。 何気ないこと(5)へ 投票ボタン(web拍手の感覚でご利用ください)
https://w.atwiki.jp/kangoshi_qz/
看護師 転職_非公開情報看護 qz ここでは、質の高い非公開求人を効率良く紹介してもらうためのポイントを記載しています。 【複数の転職サイトに登録する】 複数登録することで1社登録で起こりがちな転職失敗のデメリットを解消し、優良求人の紹介を受けられる可能性が高くなります。 複数登録する最大のメリットは、各看護師転職サイトを比較して利用できるという点です。 複数登録することのメリットとして、以下が挙げられます。 1.担当コンサルタントには当たり外れがある どんなに口コミや評判がいい看護師転職サイトでも、コンサルタントによって性格も違えば、能力やヤル気にも違いがあります。 もし相性の合わないコンサルタントがいても、複数のサイトに登録しておくことで、自分と相性の良いコンサルタントを見つけることができます。 イマイチ?相性が合わないかも?と思えるのも他の看護師転職サイトと比較できるからこそ気づくことができるのです。 2.紹介される求人の数を増やせる 求人は同じような希望をしていても、条件や待遇面などさまざまです。 できるだけ自分の希望に近い職場を見つけるためにも、比較検討する材料が多いほうがいいのです。 3.突発的に発生する優良求人のためにアンテナを増やしておく 条件の良い病院などはあまり求人募集を行なっておらず「突然、退職者が出た」など、突発的に求人が発生することが多いのです。 求人募集がかかったタイミングでうまく紹介してもらえるようにするためにも、3社程度登録することで、アンテナの感度をあげておきましょう。 現役看護師さんが選ぶ★転職サイト一覧 【ナースではたらこ】 特徴: ナースではたらこは、働く人の立場にたったさまざまなサポートを特徴とする医療系求人紹介会社です。 24時間無料の電話相談を行なっており、いつでも転職活動ができるため多忙な看護師さんにも大人気です。 また、個々のコンサルタントの質が高く丁寧なサポートも評価されているため、特に初めて転職サイトを利用する看護師さんにオススメです。 志望先の面接でよく聞かれる質問や、好印象な履歴書の書き方のコツも教えてもらえます。 転職に成功すれば、転職者全員に最大10万円の祝い金がもらえる制度も看護師さんに評判です。 ナースではたらこ公式サイトはこちら http //iryo-de-hatarako.net/ 【ジョブデポ看護師】 特徴: 求人数や医療機関情報が11万件。日本トップクラスの規模ですので、やはり登録しておきたい看護師転職サイトの1つです。 また、専任のコンサルタントのサポートも手厚く、面倒な給与などの条件交渉を全て任せることができます。 加えて、「逆指名転職」に対応している点もユニークですね。これは転職候補者自身が希望先を決め、それに基づき、転職交渉を進めてくれる、というスタイルの転職活動です。 すでに意中の病院やクリニックが決まっている場合にはぜひ使ってみたいメニューです。 加えて転職成功後のうれしいオマケ、「お祝い金」も、もれなく最大40万円ということでケタ外れの金額となっています。 ジョブデポ看護師公式サイトはこちら http //j-depo.com/ 【マイナビ看護師】 特徴: マイナビのサービスだけあって最大の特徴は、日本最大級の看護師求人数ということです。転職支援会社を評価する上で大切なポイントは、コンサルタントの能力と案件数・情報量となってきますので、求人数が多いということは即、魅力につながります。 日本全国にオフィスがありますので、そうした物理的なネットワーク力がこうした豊富な求人数を実現しているのではないでしょうか。 実際、転職満足度は96.3%ということで、きわめて高いです。これは求人の多さだけでなく、コンサルタントの提案・調整・サポート能力も一定の水準をクリアしていることを示唆しているのではないかと思います。 もちろん利用は完全に無料ですし、登録にかかる時間もわずか60秒ということですので、関心を持たれた方はまずは登録してみてはいかがでしょうか。転職サイト大手だけあってプライバシーマークも取得済みで安心して利用できます。 マイナビ看護師公式サイトはこちら http //kango.mynavi.jp/ 【ナースバンクキャリア】 特徴: 徹底的に非公開の求人情報にこだわった転職サイトです。 ナースバンクキャリアの転職コンサルタントは看護師さんの転職専門で長年のキャリアを積んできたベテラン揃いです。 看護学生の方・臨床経験の短い方・経験豊富な方から看護部長経験者までその実績は全国でもトップクラスです。 ナースバンクキャリア公式サイトはこちら http //www.nursebank.co.jp/
https://w.atwiki.jp/kaeuta-matome/pages/1456.html
元ネタ:負けないで(白鳥麗子でございます! ZARD) 作:ヤジオーディエンス どうしたもんかと 考えあぐねて しわ寄せの言い訳 誰かに聞いたら 慌てる乞食はもらいが少ない なんてことを したり顔で 説教された ※言わないで 甲斐性なし 妻帯の 苦行抜けて どんなに 疲れてても ヤツラは許さないよ どやされて毎日乙ね 何が起きたって 死なないヤツだよ どうにもならぬと お涙ちょうだい 今宵はワテクシは一人で眠ります なんてことを 知らん顔で 抜かしやがる △言わないで 甲斐性なし ルールは 変えられていく どんなに 疲れてても アイツはそこにいるよ 甘んじてね煮詰まる暮らし ※繰り返し △繰り返し 検索タグ J-POP フルコーラス 既男ネタ 映画ドラマ ヤジオーディエンス メニュー 作者別リスト 元ネタ別リスト 内容別リスト フレーズ長別リスト
https://w.atwiki.jp/carenet/pages/13.html
**分からないことは?-[[@wiki ご利用ガイド ]]-[[よくある質問 ]] -[[無料で会員登録できるSNS内の@wiki助け合いコミュニティ http //sns.atfb.jp/view_community2.php?no=112]] -[[@wiki更新情報 http //www1.atwiki.jp/guide/pages/264.html]] -[[@wikiへのお問合せフォーム http //atwiki.jp/helpdesk]] 等をご活用ください **@wiki助け合いコミュニティの掲示板スレッド一覧 #atfb_bbs_list(112) **その他にもいろいろな機能満載!! -[[@wikiプラグイン http //atwiki.jp/guide/category17.html]] -[[@wiki便利ツール http //atwiki.jp/guide/category32.html]] -[[@wiki構文 http //atwiki.jp/guide/category16.html]] -[[@wikiプラグイン一覧 http //www1.atwiki.jp/guide/pages/264.html]] -[[まとめサイト作成支援ツール http //atwiki.jp/matome/]] **バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、メールでお問い合わせください。
https://w.atwiki.jp/originsro_jp/pages/49.html
一次職 [[剣士]] [[マジシャン]] [[アーチャー]] [[商人]] [[シーフ]] [[アコライト]] 拡張一次職 [[スーパーノービス]] [[忍者]] [[ガンスリンガー]] [[テコン]] 二次職 [[騎士]] [[クルセイダー]] [[ウィザード]] [[セージ]] [[ハンター]] [[バード]] [[ダンサー]] [[ブラックスミス]] [[アルケミスト]] [[アサシン]] [[ローグ]] [[プリースト]] [[モンク]]
https://w.atwiki.jp/dbsongs/pages/186.html
作詞:森 由里子 作曲:山本健司 編曲:山本健司 歌:影山ヒロノブ 舞い上がれ 純白の雲を見下ろす 遥かな空まで 解き放て 自由な魂 風に乗って そして奴らもやってくる この星 狙って来るぜ 荒ぶる予感 Fight! Fight! Fight! 俺が地球の盾になる そうさ とことん 止まらず闘う 青い 地球が止まらず 廻るために 立ち向かえ 信念を込めた拳は 誰にも負けない 見せてやれ 未来を救うのは この勇気さ For The World! そして何かが変わり出す 闇が はびこる世界も 正義のパワー Right! Right! Right! 悪の弾丸 跳ね返す そうさ 輝く時代を創るさ 光る 地球よ 無限に動いてくれ 突き進め 情熱がたぎるハートで 勝利をこの手に 決めてやれ 俺は いつだって 飛ばしてくぜ For The Peace! 立ち向かえ 信念を込めた拳は 誰にも負けない 見せてやれ 未来を救うのはこの勇気 突き進め 情熱がたぎるハートで 勝利をこの手に 決めてやれ 俺は いつだって 飛ばしてくぜ For The Peace!
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/1211.html
人間には知的探求心というものがある。テレビでも、知らなくてもいいような話をネタ にした番組がそこそこ視聴率を稼いでいるように、知的探求心というものは本能に近い代 物のようで、誰にでもあるものだ。特にヒマに退屈をデコレーションしたような日々を重 ねていると、本当にどうでもいいことにさえ、興味がわいてくる。 ここ最近、ハルヒは大人しい。何かを企んでいるのかもしれないが、それを決行するの はまだまだ先のことだろう。一言だけ付け加えておくが、ヒマだからと傍若無人な団長さ まが巻き起こす悪巧みを切望しているほど、オレはダメ人間になっちゃいないぞ。 それはともかくとして。 世間一般の人種が「ヒマ」と感じる状況であることは間違いない。そんな暇人たるオレ が、この安穏とした日常と決別するに適した非日常とはなんだろう、と考えていた矢先の こと。目の前に、SOS団の万能選手にして寡黙な読書大好きっ子、長門有希の姿が目に 留まった。 今更、ここで長門がどんなヤツなのかを長々と説明するつもりはない。ただ、それでも 一言付け加えるならば、こいつに出来ないことはない、ということだ。 そりゃ、空を飛んだり死んだ人間を生き返らせたりはできない……できないよな? 言 ったらやりそうで怖いから言わないが、できないものと思っておこう。 ともかく、そんな非常識なことも含めて、こいつにできないことは何もない、とオレは 思っている。 ──本当だろうか? ふと、自分のはじき出した結論を否定するもうひとつの声が脳裏に響いた。 もしかすると、何でもできる長門にも苦手なことがあるかもしれない。弱点、とまでは 言わないが、敬遠するようなことがあるんじゃなかろうか? いやいや、それはあり得ない。宇宙的トンデモパワーを使えば、オレが考えつくような ことはすべてこなしてしまうはずだ。何しろハルヒの力を拝借して時空改変さえしてしま うようなヤツだからな。 いやいやいや、それでも……。 などと頭の中で一人会議をしていても仕方がない。 「なぁ、長門」 声を掛けると、長門はページをめくろうとしていた手を止めて、表情のない顔をこちら 向けてきた。くりくりとした両目が、オレの姿をトレースするかのように捉えている。返 事くらいしてくれたっていいじゃないか。それともオレがこれから言うだろう、くだらな いことを先読みでもしたのかね? 「ものの試しに聞きたいんだが、おまえにできないことってあるのか?」 「ある」 これは驚きだ。てっきりなんでもできると思っていたのだが、はっきりイエスと答えたぞ。 「……それは宇宙的なインチキ込みで、あるってことか?」 「そう」 マジか。こいつにも苦手なことがあるってことなのか? いやいや待て落ち着け。それ は先に出した死者蘇生とか空中浮遊とか、そういう類なものかもしれんじゃないか。 「あらゆる事象の操作は理論的に可能。ただし、時間平面に差異を生じさせるため推奨は しない。情報統合思念体からも許可されていない」 それはつまり、かみ砕いた表現をすれば「何でもできるけど、実際にやっちゃうと困っ たことになっちゃうゾ♪」って解釈でいいのか? うーむ、そういう意味では確かに「で きないことがある」ということになるが、オレが知りたいのはそういうことじゃない。 「そういう、世の中の平穏をぶち壊すかも、って枷を抜きにしてだな、ただ純粋にできな いことがあるかないか、って質問なんだが」 「ある」 な、なんだって? つまり、あらゆるしがらみを抜きに宇宙的トンデモパワーを使って も、長門有希の辞書に不可能という文字がある、ということなのか? 「そう」。 「何ができないんだ?」 「ヒミツ」 ゆるゆると人差し指を唇に当ててそう言うと、長門は本に視線を戻した。 まさかそんな可愛らしい仕草で拒否られるとは思いもしなかったが、まぁ冷静に考えて みれば、自分の不得手なことを人に話すのもどうかと思う。 だが、ヒマにヒマを重ねている今のオレが、そう簡単に引き下がると思わないでもらい たい。長門にできないことがある、と分かった以上、それを暴いてみたいと思うのが心情 ってもんじゃないか。 とは言え、闇雲にあれしてくれ、これしてくれと言っても、すべてこなしてしまう確信 がある。これまで長門が行ってきたことを鑑みればすぐにわかることだ。何かさせるにし ても、もう少し的を絞ってやらせたほうがいい。 そうだな……これはどうだろう。 「なぁ、長門」 ひとつだけ「できないこと」に思い至って声を掛けると、長門は再びオレに視線を向けた。 「ちょっと笑ってみたりしないか?」 オレがそういうと、長門の視線は氷点下20度から、一気に絶対零度まで下がったよう な目つきになった……ような気がする。 おいおい、笑ってみろと言っただけで怒るなよ。ただ単に、いつもどんなときでも表情 を崩さないから、それが「できないこと」なんじゃないかと思っただけじゃないか。 そんな言い訳じみたことを口にすると、長門はパタンと本を閉じて──本当に些細なが らも目尻をゆるめ──微笑んだ。 それほ本当に一瞬のことだ。もしかすると、オレの願望が見せた幻かもしれない。次の 瞬間には長門はいつもの読書スタイルに戻っていたから、マジで見間違いかもしれないし、 催眠術でもかけられていたのかもしれない。 それでもだ。オレはここにいないアホ面にテレパシーを送るように心内で呟く。 谷口、おまえの評価はAマイナーらしいがな、あの笑顔が加われば、AAランクに格上 げしてもいいぞ。ちなみにオレ的AAプラスランクの美人と言えば……ま、それはどうで もいい。 さて。 となると、長門の「できないこと」とは微笑む──もっと広い定義で言えば、表情を変 える──ことではないらしい。ならば別のことかと再び思いめぐらせて……もうひとつ、閃いた。 「度々すまんが長門、ちょっと一緒に来てくれないか?」 そんな微細な呆れ顔をするなよ。すぐに済む話だからさ。 長門を部室から連れ出し、向かった先は調理実習室。放課後のここは、料理研究愛好会 が占拠していて、毎日お菓子や料理を作って喰っている。研究とは名ばかりの、食い意地 の張った奴らの根城になってるわけだ。 そう、ここに長門を連れてきたのは、こいつに料理をやらせてみよう、と思い至ったわけだ。 朝倉が表向きには転校したことになった翌日くらいにマンションに向かったとき、長門 はコンビニの弁当らしきものを手にしていた。雪山遭難のときは、ハルヒと朝比奈さんが サンドイッチを作って、こいつは喰うだけだった。おまけに二月のバレンタイン直前のと きに朝比奈さんと一緒に長門のマンションに行ったときなんて、ごちそうになったのはレ トルトカレーだ。 もしかすると、長門は料理が苦手……あるいはできないのかもしれない。そう結論づけ てもおかしくないだろう。 オレと長門が調理実習室に足を踏み入れると、妙なざわつきが室内に広がる。やれやれ、 ハルヒがいなくてもオレと長門の二人で変な空気になるのか。勘弁してくれよ。 だが、ここでめげてたまるか。オレの知的探求心を止められるものなど何もない。 見知った顔の一人を捕まえて、事情を手短に説明すると、想像以上にあたりまえのこと で安心したのか、快諾してくれた。ハルヒじゃあるまいし、オレと長門が無理難題をふっ かけるわけないだろう、と言っておきたい。 「さぁ、長門。ここにある材料で料理を作ってくれ」 オレがそう言うと、長門は何か言いたそうな目つきをオレに向けてきた。無論、オレは その視線に気づかないことにした。ハルヒに学んだことだが、こういうのは有無を言わせ ぬ勢いが重要なんだ。ほかのヤツなら気づかないだろうから、特に問題ないだろう。 普段よりは長めにオレを睨むそのプレッシャーに押し潰されそうになったが、オレの知 的探求心はその重圧に耐えてくれた。長門はトコトコとまな板の前まで進むと、包丁を片 手に食材を切り刻み始めた。 怖い。怖いよ長門さん。無表情だからなおのこと怖い。 いつしか調理実習室には長門が料理する音だけが響き、誰一人として声を発することな く、その姿に見入っていた。目を逸らすと自分が調理されるのかもしれない、という危機 感が全員の胸の内にあったのかもしれない。 ほどなくして、オレの目の前に色彩豊かなとろみのある謎の料理……と言っていいんだ よな? そういう代物が差しだされた。 「どうぞ」 そう言ったきり、長門はオレの目の前に突っ立ったまま、微塵も動かずに睨んでいる。 しまった……もう少し、考えを巡らせてから口を開けばよかった。 長門の「できないこと」が料理だとすれば、当然できあがるものは世間一般の味覚とは 相性の悪い代物になるはず。そして「できないこと」をやれと言った以上、オレは相性最 悪の代物をくっつける仲人を務めなくちゃならないわけだ。 迂闊だった。そこまで考えが至らなかった自分の浅はかさを呪うばかりである。 だが仕方がない。ここまで来たら、後には引けない。辞世の句を脳裏に描き、意を決し て長門作の料理を一口……。 「おっ」 オレは美食家でも料理研究家でもないから、まろやかなコクが~、とか、ジューシーな 味わいが~、なんてコメントはできない。だから、そんな遠回りのコメントではなく、率 直な感想を言わせてもらおう。 「美味いな、これ」 見た目はややアレだが、これは美味い。クリパで喰ったハルヒの鍋も美味かったが、こ の名称不明の料理もなかなかのもの。鍋料理と比べるのもアレだが、ついつい箸が進む美 味さで言えば同じこと。今まで料理しなかったのが残念に思うほどの味わいだ。 どうやら、長門の「できないこと」とは料理でもないらしい。 場を提供してくれた料理研究愛好会の連中にも長門の手料理をお裾分けして、オレたち は文芸部部室に戻ってきた。 しかし、こうなるとお手上げだ。本人は「できないことがある」と言っていたが、こう なると一介の一般人であるオレには、長門の言う「できないこと」が何なのか、見当も付 かない。 「長門、本当にできないことがあるのか?」 その発言そのものがウソなんじゃないかとオレは思い始めた。オレが暇そうにしてるか ら、ただ単に付き合ってくれただけかもしれない。 ところが長門は、再度「ある」と言った。本当かよ……。 「アイリス・マードック」 オレが疑いのまなざしを向けていると、長門は本を鞄にしまい込んで帰り支度を整え、 部室を出る間際にそんなことを言った。 「人の名前か? それが『できないこと』と関係あることなのか?」 問うてみたが、長門は何も言わずに帰宅してしまった。結局、謎は謎のままってことな のかね? それとも、その人名みたいなのがヒントだとでも? そんな外国人に知り合いはいないんだがな……メジャーな人なんだろうか。だったらネ ットで調べればすぐに出てくるかもしれない。 ものは試しにパソコンを立ち上げ、検索してみると……なるほど、かなりの数がヒット した。アイルランド出身の作家ってことは、長門は本を読んで知ったのかもしれない。そ して、もっとも多くヒットしたのは、その作家が残した格言らしき言葉だった。 それを見て、オレはますます頭を抱えることになる。その格言とは、こんな言葉だ。 ──愛する事を教えてくれたあなた。今度は忘れる事を教えて下さい さて、これが本当に正解なのか、それとも長門流のジョークなのか……ま、深く考えず に文面通りの言葉と受け取ろう。少なくとも、オレの些細な知的探求心は、長門が「でき ないこと」とは「忘れること」と結論づけたようだ。 ほかに答えがあるのなら、是非とも教えてもらいたいね。 〆
https://w.atwiki.jp/sonicy_memo/pages/150.html
負けないで (ZARD) BASIC Level 3 BPM 125 Notes 282 1 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 2 口①口口 |①---| 口口②口 |----| 口口口口 |②---| 口口口口 |----| 3 口口口口 |①---| 口口口口 |----| 口①口口 |②---| 口口②口 |----| 4 口口①口 |①---| 口②口口 |----| 口口口口 |②---| 口口口口 |----| 5 口口口口 |①---| 口口口口 |----| 口口①口 |②---| 口②口口 |----| 6 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |①---| 口口口① |----| 7 ②口口① |①---| 口口口口 |----| 口口口口 |②---| 口口口口 |----| 8 口口口口 |①---| 口口口口 |----| 口口口口 |②---| ①②口口 |----| 9 口口口口 |①---| 口口口口 |----| 口口口② |②---| 口口①口 |----| 10 口口②口 |①---| 口口口① |----| 口口口口 |②---| 口口口口 |----| 11 口①口口 |①---| ②口口口 |----| 口口口口 |②---| 口口口口 |----| 12 口口口口 |①---| 口口口口 |----| ①口口口 |②---| 口②口口 |----| 13 口口口口 |①---| 口口口口 |----| 口口口口 |②---| 口口①② |----| 14 ①口①口 |①---| 口②口② |----| 口口口口 |②---| 口口口口 |----| 15 口口口口 |①---| 口口口口 |----| ①口①口 |②---| 口②口② |----| 16 口口口口 |①---| 口②口② |----| ①口①口 |②---| 口口口口 |----| 17 ①口①口 |①---| 口口口口 |----| ②口口口 |②---| 口口口口 |----| 18 口口口口 |①---| 口口口口 |----| 口口口口 |②---| ①②口口 |----| 19 口口口口 |①---| 口口口口 |----| 口口口口 |②---| 口口①② |----| 20 口口口口 |①---| 口②②口 |----| 口①①口 |②---| 口口口口 |----| 21 口①①口 |①---| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 22 口口口口 |①---| 口①①口 |----| 口①①口 |②---| ③②②③ |③---| 23 ③④④③ |①---| ②口口② |②---| ①口口① |③---| 口口口口 |④---| 24 口口口口 |①---| ①口口① |②---| 口②②口 |③---| ③④④③ |④---| 25 口③③口 |①---| 口②②口 |②---| 口①①口 |③---| 口口口口 |----| 26 口口口③ |①---| 口①②口 |----| 口②①口 |②---| ③口口口 |③---| 27 ③口口口 |①---| ②④④① |②---| ①口口② |③---| 口口口③ |④---| 28 口口口口 |①---| 口口口口 |----| ③①①③ |②---| ②口口② |③---| 29 口口口口 |①---| ①②②① |----| 口②②口 |②---| 口口口口 |----| 30 口口口口 |①---| 口口口口 |----| 口②②口 |②---| 口①①口 |----| 31 口②②口 |①---| 口①①口 |----| 口口口口 |②---| 口口口口 |----| 32 口口口口 |①---| 口口口口 |----| 口①①口 |----| 口①①口 |----| 33 口口口口 |①---| 口①①口 |----| 口①①口 |----| 口口口口 |----| 34 口①口口 |①---| 口口②口 |②---| 口③口口 |③---| 口口④口 |④---| 35 口口①口 |①---| 口②口口 |②---| 口口③口 |③---| 口④口口 |④---| 36 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |①---| 口口②① |②---| 37 口口口口 |①---| ④口口口 |②---| ③口口口 |③---| ②①口口 |④---| 38 ①②③④ |①---| 口口口口 |②---| 口口口口 |③---| 口口口口 |④---| 39 口口口口 |①---| 口口口① |②---| 口口口② |③---| 口口口③ |----| 40 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口②口 |①---| 口口口① |②---| 41 口口②口 |①---| 口③口① |②---| 口口④口 |③---| 口口口口 |④---| 42 口口④口 |①---| 口③口口 |②---| ②口口口 |③---| 口①口口 |④---| 43 口口口口 |①---| 口口口① |②---| 口口②口 |③---| 口③口口 |----| 44 口口口口 |----| ③口③口 |①---| 口②口② |②---| ①口①口 |③---| 45 ②①②① |①---| 口③口③ |②---| ④口④口 |③---| 口口口口 |④---| 46 口口口口 |①---| ④口④口 |②---| ③口③口 |③---| ②①②① |④---| 47 ①②①② |①---| 口③口③ |②---| 口④口④ |③---| 口口口口 |④---| 48 口②②口 |①---| 口③③口 |②---| 口④④口 |③---| 口①口① |④---| 49 口口口口 |①---| ④口口④ |②---| ③口口③ |③---| ②①①② |④---| 50 ①②②① |①---| ③口口③ |②---| 口④④口 |③---| 口口口口 |④---| 51 口口口口 |①---| 口口口口 |----| 口口口口 |----| ①口口① |----| 52 口口口口 |①---| 口①①口 |----| 口①①口 |②---| ③②②③ |③---| 53 ③④④③ |①---| ②口口② |②---| ①口口① |③---| 口口口口 |④---| 54 口口口口 |①---| ①口口① |②---| 口②②口 |③---| ③④④③ |④---| 55 口③③口 |①---| 口②②口 |②---| 口①①口 |③---| 口口口口 |----| 56 ③口口口 |①---| 口②①口 |----| 口①②口 |②---| 口口口③ |③---| 57 口口口③ |①---| ①④④② |②---| ②口口① |③---| ③口口口 |④---| 58 口口口口 |①---| ③口口③ |----| ②①①② |②---| 口口口口 |③---| 59 ①口口① |①---| 口②②口 |----| 口②②口 |②---| 口口口口 |----| 60 口口口口 |①---| 口口口口 |----| ②口口② |②---| 口①①口 |----| 61 ②口口② |①---| 口①①口 |----| 口口口口 |②---| 口口口口 |----| 62 口①①口 |①---| 口①①口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 63 口口口口 |①---| 口①①口 |----| 口①①口 |----| 口口口口 |----|
https://w.atwiki.jp/howtoknight/pages/25.html
参考URL 公式 質問掲示板 その他追加システム 分からないことは、他のプレイヤーさんに聞くのが一番いいです。 おすすめはモラドン城で全体チャットか叫びチャット、あとは動いている官職持ちプレイヤーさんを見つけて耳をするのもいい気がします。 国王や官職をもつプレイヤーは面倒見のいい人がなっていることが多いので、親切に教えてもらえる可能性が高いです。 丁寧な口調で話しかけると、きちんと相談に乗ってもらえると思います。 チャットで聞く チャット 耳うちで聞く 耳打ちシステム 助言要請システム 低レベルのキャタクターは、ゲーム画面右上の?のアイコンから、助言を要請することができます。