約 4,343,341 件
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/1313.html
197 :そして転職へ:2009/08/02(日) 21 55 34 ID sQhePDYG 「極楽だぁ~。」 さっきまで地獄にいた自分としては、この言葉のありがたさが 実に身にしみる。 ここは王国でもっとも由緒ある宿屋の一室。極上羽根布団のベッドに 筋肉痛寸前の体を投げ出した僕は、天井を見上げた。 奇跡的なことに、死者はいなかった。重傷者は数名いたが、発見後の 処置のおかげでリハビリすれば元通りになるそうだ。 僕を蹴っ飛ばしたあのお姉さんは、駆けつけてきた兵士達と 何やら話し込んでいたみたいだが、その後兵士たちとともに どこかに行ってしまったみたいだ。お礼を言いたかったのに。 それにしても…僕は振り返る。 あの時使われた呪文は、確かに雷の呪文だった。 ディン系と総称される雷の呪文は勇者など限られたものしか使えない。 …ならば、あの人は女勇者? 違うだろうな、と僕は思う。勇者は戦闘時に先陣切って戦わねばならない。 しかし、あのケシカラン衣装は明らかに対呪文用の呪衣だった。 打撃中心の魔物が多い中、あれでは不便だろう。 「となると、魔法使いか賢者のどちらかなんだけど…。」 あの人はその後治療活動にあたっていたが、薬草や包帯を使った ごく一般的な応急措置だった。攻撃と回復の両方にたけた賢者ならば 回復呪文を使っただろう。 となれば魔法使いとなるわけだが、普通魔法使いは雷の呪文は使えない。 少し考え込んでいると、部屋のドアをノックする音。 あいていますよと答えると、僧侶ちゃんが入ってきた。 …血染めの修道服で。 198 :そして転職へ:2009/08/02(日) 21 56 20 ID sQhePDYG 「勇者さん…マッサージはいかがです?」 微笑みを浮かべながら近づいてくる僧侶ちゃん。展開のあまりの シュールさに言葉の出ない僕を促し、ベッドにうつ伏せにさせる。 …流されちゃだめだ!ここは男として突っ込みを入れるべきだろう。 あの、どうして血みどろでイラッシャルンデスカ? 「ああ、これですか?皆さんの手当をしていたその時の血が… え?あっ…あああああああ!」 僧侶ちゃんが慌てふためく。ようやく自分の恰好がいかに ありえないか気づいたようだ。 …ネタじゃなくてマジだったのか。火事場での活躍で、 そうとう疲れているんだろうな。 呪文詠唱には精神力がものをいう。回復呪文を連呼した彼女は相当 精神が疲れているはずだ。そんな中でマッサージに来てくれるなんて やっぱりありがたい娘だな。 「ご…ごめんなさいいいいいいっ!すぐ脱ぎますから!」 修道服を脱ぎ捨てると、その下から布の服が現れた。ゆっくり息を吐いた 彼女は再び僕に笑みを向ける。 「勇者さんも危険な中、本当にご苦労様でした。大切なお役目もあることですし、 ぜひマッサージさせてください。」 僕に選択権はない。今までの経験からいって、もし僕が断れば彼女は ほとんど半泣きで『わかりました。でも、もし気が変わったらいつでも言って 下さい。私待っていますから。』と言って僕の部屋の前で膝を抱え、 ドアノブを見つめながらずっと待っているはずだ。たとえ夜になろうと、 僕の部屋から寝息が聞こえてこようと彼女なら待つだろう。 さらには、彼女の申し出をうけると彼女はすごくうれしそうになる。 …野暮な修飾抜きで、かわいい。 そんなわけで、彼女のマッサージが始まった。 199 :そして転職へ:2009/08/02(日) 21 57 24 ID sQhePDYG 「気持ち良いですかぁ…?」 僧侶ちゃんの声が頭に染みわたる。こころがふわふわ踊っているようだ。 すごく…気持ち良いです。 体中のこわばった筋肉はすでに弛緩しきっている。あまり緩めすぎると 翌日にリバウンドするというが、そんなことはもうどうでもいい。 彼女からくる快楽を永遠に貪り続けたい!そんな気持ちになっている。 羽根布団のクッションもいい。あまりにも疲れていたので、勇者の特権を 発動して一流の宿屋に泊めてもらったが…本当にやばい。癖になるかも。 もちろん、勇者は民を救うのが役目。あまり経済的な負担を強いるのも よくないことだ。加えて僕はそもそも魔王(?)バラモスを倒す意思がない。 豪遊した揚句『魔王討伐の話はフカシ』だったら、あっという間に リンチの憂き目にあうだろう。 「勇者さんの顔…日向ぼっこしているネコみたいで…かわいいです。」 心なしか僧侶ちゃんの声に艶が出てきた気がする…何故に? 僕は僧侶ちゃんにお礼を言おうとして、うつぶせになっていた顔を後ろに… その途中、妙なものが眼に入ってきた。 ぬののふく。 そう、まぎれもない布の服が血まみれの修道着とともに脱ぎ捨てられているのだ。 …あれ?何で? 答えはわかりきっている。いつのまにか彼女が脱いだのだ。うん。 いや、いやいやいやいや。そんな馬鹿な。いまはマッサージ中だぞ。 マッサージ中に僧侶ちゃんが服を脱ぐなんてそんな必要が…大体、服を 脱いで行うマッサージなんてあるはずが…待てよ。 恐ろしい仮説が頭の中で組み立てられていく。 この世界には『PAHUPAHU』というものが存在するらしい。 あえてこの場での説明は控えるが、確かにこれなら今の状況もうなずける。 …ダメ、絶対! 僕の中で妙なフレーズが駆け回っている。 据え膳食わぬはなんとやらとは言ったものの、僕は僧侶ちゃんに そんなふしだらな女性だというイメージを抱きたくない。 まあ確かに若干抱きつき癖はあったけど、君はそんな娘じゃないだろう? だからお願いだ。僕は今から後ろを振り向くけど、その僕の目に とんでもないものを見せないでくれ。後生だから。 おそるおそる僕は彼女を見ようとふりm… 200 :そして転職へ:2009/08/02(日) 21 58 40 ID sQhePDYG 「危ない!」 一瞬の出来事。僕は僧侶ちゃんを抱きかかえ、そのまま跳ね起きた。僕の 頭がさっきまであった場所にナイフが突き刺さる。 どこからだ!? 部屋の隅に僧侶ちゃんをほとんど押し飛ばすような感じで隠した僕は ベッドの脇に置かれていた短剣を手に取る。 その刹那、再びナイフが僕を襲った。あまりの速さに僕はかわしきれず、 ナイフは僕の腕に赤い一筋を残し、壁に突き刺さった。 しかし、僕は二撃目で襲撃者の影をとらえている。窓の外に怪しい人影が 消えていった。 突然の出来事に真っ青になっている僧侶ちゃんにここで待っているように 伝える。彼女は何か言いかけようとしたが、その時にはもう僕の姿は なかった。 襲撃者の足はかなり速かった。路地裏をすり抜け、なるべく人気の 少ないほうを選び逃げていく。 追手を撒くのに効果的なのは人ごみに逃げること。これは古今東西 問わずして逃走者のセオリーなのだが、あいにく襲撃者には無理な 注文だろう。やつは頭から踝にかけてすっぽりと薄汚れたフードを 身にまとっている。…目立ってしょうがない。 ただ、そういう僕も不利だ。市街地でまさか地獄のいかずちを召喚 するわけにもいかないが、さっきのマッサージでふにゃふにゃの筋肉で やつに追いつけるとは思えない。 っていうか、さっきのマッサージ、気持ちよかったな…。 そういえば、さっき僧侶ちゃんは胸にサラシを巻いていた。これから それも外すつもりだったと言えばそうかもしれないが、僕は信じてる。 彼女はただ暑かったから服を脱いだんだ! 陽だまりのネコ状態の無防備な僕を見て 『あなたとね。今日がチャンスね。次のステップ進みたいの。』 などということはありえない! 彼女は冬将軍ヒロセでもなければ、ここは雪降りつもる真冬のゲレンデでもない。 …いや。溶けるほど恋はしたいけど、それには手順を踏んで…。 彼女は長い黒髪、おしとやかな物腰、可愛らしい笑顔の大和なでしこだ。 そんな積極的な娘だとは考えられないが…。 201 :そして転職へ:2009/08/02(日) 21 59 20 ID sQhePDYG 「あの…。」 待てよ。僕は思考する。そもそも僕は彼女の何を知っているというんだ? 僕のことを気にかけてくれているのはうすうすわかっている。ただ、それが 僕への好意からくるものなのかは判別しがたい。人見知り癖のある僧侶ちゃんが 他の人と話す機会はあまりないが、だからこそ僕と他人の比較ができない。 …好いていてくれたらうれしいんだけど。 「ちょっと…。」 その時だった。僕はようやく思い出した。火事場の時に僧侶ちゃんに 感じた一瞬の違和感。もやもやとしていたそれが、さっきの布の服騒動で ようやく姿を現したのだ。 あの時、彼女の服が変わっていなかった。 修道着は所属する教会や宗派で同じデザインで統一される。彼女も同じ 修道着を何枚か持っていても当然のこと。 しかし、火事の現場で見た彼女の服は明らかに王宮前で会った時のそれと 同じもの。雨のシミや、僕に抱きついた時の皺があったはずだ。 彼女は確かに着替えてくると言って僕と別れた。もちろん心変わりした 可能性もあるが、お城から見て酒場と教会は逆の位置にある。 距離と時間的に見ると彼女は教会に戻らずに酒場に行ったことになるが…。 どうしてかと整理してみる。 「もしもーし?」 可能性としては、教会に戻る途中何らかの理由があってただちに酒場に向かった。 あるいは、その時間に絶対に僕に酒場に行って欲しくない理由があり、 着替えてくるよう僕に仕向け、自分は酒場に向かった。 …ん?僕の首元にあるナイフはなんだ? 「私の話を聞け!」 202 :そして転職へ:2009/08/02(日) 22 00 18 ID sQhePDYG 「全く…突如追っかけまわすのをやめたと思ったら急に一人でブツブツ 呟きだして…。心配したぞ。」 僕は今、怪しげなフードにナイフを突き付けられた状態で説教されている。 ナイフを突き付けて『心配したぞ』はないだろうに…。 「鼻の下のばしてニヤニヤし始めたと思いきや、急にシリアスな 空気が漂い始めたし…。相変わらず落ち着きのない…。」 妙な言い方だな。大体、僕に全身フードの変態じみた知り合いなんて いないぞ。相変わらずって…僕の何を知っているというんだ! あれ?頭がずきずきする。思い出したくないものがあるようなないような。 「お前、私に命を狙われる理由は分かっているだろうな? あの日あの時あの場所でおまえは私を…ぐずん。」 悲しい思い出でも思い出したのだろう。フードの肩が細かく揺れている。 僕はそんなフードにどういった言葉を投げかけていいか分からずに…。 「火炎呪文、メラ。」 火の玉を投げつけた。 フードに火の手が上がる。あわてて挙げたフードの手元を見た僕は、 相手の肘を下から押し上げるようにして動きを封じ、フードで見えないものの、 たぶん相手の鳩尾があるであろう場所に肘鉄をくらわせる。 「胡散臭いフードめ!顔を見せろ!」 僕はその場でうずくまるフードに近づき、燻っているそのフードをはぎ取った! 女の子だった。年は僕とほとんど同じぐらいだろう。顔は汚れていて 化粧っ気など全くないが、元がいいのか可愛らしい。 ショートカットの髪、丸くて大きな瞳、ほっそりとした体躯と 引き締まった手足。ショートカットの髪からのぞくイヌミミはぴくぴく 動き、後ろにはゆらゆらゆれる尻尾 …はあ!? 203 :そして転職へ:2009/08/02(日) 22 01 12 ID sQhePDYG はるか東にあるという島国、ジパング。 鬼道を操るという太陽の巫女の統治によって成り立つこの国には変わった 風習がある。 その中の一つが地獄思想。そしてさまざまな地獄がある中でも忌み嫌われる ものとして畜生道というものがある。 この国は、悪人に与える刑罰の中にそれが取り入れられているのだ。 体に特殊な刺青を彫られ、魔力を流し込まれた罪人は人としての姿を保てず、 犬や馬、タヌキやシジミなどといった動物に変えられ国外追放されるのだ。 捨て子だった少女はある日、空腹のために盗みをはたらきとらえられた。 この国にある身分制度の禁を犯し、格上の者の食べ物を盗んだ彼女への 罪は重く、この刑が施行され、犬となった彼女は小舟であてもない海に 放り出された。 運が良かったというべきか小舟は大陸に流れ着き、彼女はしばらくは 生きながらえることができた。ゴミをあさり、町人からは野良犬よと 避けられながらも生きてきた。 ゴミから見つけ出した残飯で飢えはしのげた。 でも、愛情が欲しかった。 自分を捨てた顔も知らぬ親、身分ひとつの理由で自分をこのような姿に した制度。冷たくあしらう周囲。 最初は元の姿に戻りたいと願い続けてきた彼女も、次第に目的は 小さくかすかなものに変わっていった。 『ただ、頭を撫でられたい。』 しかし、そんな小さな望みも叶わなかった。 ある日、一人の少年とであう。 誰からも避けられてきた自分に微笑みかけてくれた少年。 おなかだけでなく心も満たしてくれたお弁当。 火サスよろしく脳天に何度も振り下ろされた得体の知れぬ凶器。 犬耳と尻尾だけ残された中途半端な肉体。 命を救った恩義を花瓶の一撃で返された憎しみ。 それらすべてをくれた少年を見つけ出し、シバキ倒す。 イヌミミ少女となった彼女に、生きる目的が出来た瞬間だった。 204 :そして転職へ:2009/08/02(日) 22 02 21 ID sQhePDYG 「こんな…ムグムグ…ふざけた誠意のみせかふぁ…ングング…で(ゴックン) 私の怒r…ムシャムシャ…おさまるとでも思ったら…あ、これも食べたい!」 目をキラキラさせて注文を入れる目の前の少女を見て、僕はやるせない 気持になっていた。 …全部思い出しました。僕のせいです。本当にゴメンナサイ。 あのフードがまさかこの女の子だったとは…なによりこんなに可愛かったとは。 裏路地にある酒屋に彼女を連れ込み、突如現れた勇者と少女(ほとんど裸)に 困惑する店主に女物の服とありったけの料理を頼んだ僕は、気の利く 女将さんに回してもらった人気のないスペースで、彼女が料理を平らげて いくのを眺めていた。 「ング…すごいな…腐っていない鳥料理とはこんなにおいしいものなのか。 どの料理も温かいな…。…これはなんだ?」 「それ?スコーンっていうものだよ。」 酒場にはあまり見慣れないそれは、店主がサービスとして焼いてくれたものだ。 ガラスの小瓶に入れられた蜂蜜が横に添えられている。 時々むせ返りながら、それでも幸せそうに食器を空にしていく彼女を見ていると、 食べ物の魔力がわかった気がする。言葉や態度はごまかすことができても、 食材やそれに込められた愛情や優しさはごまかせない。本当の幸せっていうのは、 哲学的に語られるようなものではなく食べ物からくるのだろう。 「さりげなく今きれいごとでごまかさなかったか?」 「あれから、ずっと盗賊をして暮らしてきた。」 ぽつりと彼女が語り始める。女将さんから受け取った服がよほど気に入ったの だろうか。辛い話のはずだが、さっきよりも表情は柔らかい。 「ただ、どんなに盗賊で稼いでも、盗賊ギルドに全部持っていかれてしまう。 …今まで残飯以外食べたことがなかった。料理というのは、おいしいものなんだな。 初めて知ったぞ。」 原因は僕にあるものの、彼女の体は生きていくのにつらかっただろう。 今は魔族と争っているこの社会では、彼女がいかに人間らしくてもその 耳と尻尾だけで魔族の仲間とされ、運悪ければ殺されてしまったかもしれない。 容姿をフードで隠し、日蔭者として歩んできたのだろう。 「お前を殺すか…ふふ。本当はそんなことどうでもよかったのだ。 お前に攻撃を仕掛けたら、お前は私を必ず見てくれる。そう思って 今までいろんな町を移り歩きお前を捜した。おまえがあの路地裏まで 追いかけてきたときはすごくうれしかったぞ。どんな理由であれ、 おまえは私をきちんと見据え、追いかけてきてくれた。」 そして、ちょっと拗ねたように 「…途中までは。」と付け加える。 205 :そして転職へ:2009/08/02(日) 22 04 06 ID sQhePDYG 「おいしい料理をありがとう。こうしてお前にまた一目会えただけでも うれしかった。…でも、私は日蔭者だ。噂だとおまえは勇者なのだろう? ならばいつまでも共にいるわけにもいかないな。」 席を立つ彼女。 「お前を恨んでなんかいないんだ。ただ、私という存在がいたことを 誰かに知っていて欲しかった…。」 最後は泣き笑いのような表情を浮かべた彼女は、その場を立ち去ろうとする。 ギュっ! 僕の手が彼女の腕をつかんだ。一瞬おびえたような表情を浮かべた彼女の腕を 見て、傷口がないことを確認すると、僕は短剣を取り出して自分の腕に 斬りつけた。 「お…おい!何をしている!?」 今度こそ本気でおびえている彼女。僕は自分の腕から滴り落ちる血を、 彼女の刺青だらけの腕に塗り込んだ。 次の瞬間、刺青が紫に光りだしたかと思うと急速に消えていく。やがて 顔以外彼女の全身に彫られていた刺青が消えていった。 うまくいった。 刺青の風習はどこの国でも古来よりあるが、その文様とは一つ一つが 意味を持ち、大切な役割を担っているという点ではどのような刺青も 共通している。 動物化の魔力は変化系呪文モシャス系統に属するもののはず。本来 一時的な効果しか持たぬはずのそれを刺青により体に半永久的に 固定したのだろう。 だが、モシャス系は魔法使いが覚える中でも高位の呪文。その頂点に立つ 竜変身ドラゴラムともなれば、この世界でも使い手は数人程度だ。 いくら刺青を施しても、繊細な呪文を半永久的というのは無理がある。 前のラーの鏡のように、刺青より強力な魔力があればそれに疎外された 文様はその部分から崩れ去るはず。 そして僕の血に宿る呪いはラーの鏡ですら打ち破れぬ強力なもの。 きっと効果はある! 彼女のイヌミミと尻尾がポンと音をたてて消えた。 驚いたように自分の頭とおしりの撫でまわす彼女。やがて…。 「にんげん…人間だ!私は人間に戻れたぞ!」 大喜びする彼女。僕はそんな彼女の頭に手を当てくしゃくしゃと撫でまわす。 「…僕と一緒に旅をしないか?君も新しい自分を見つけてみようよ。」 彼女の返事なんて聞くまでもなかった。 …っていうか聞けなかった。視界が急速に歪みだす。 しまった。調子にのって斬りすぎた。 僕の意識が暗闇に沈んでいった…。 続く。
https://w.atwiki.jp/kojirosoftware/
評判どうなの?@転職wikiについて 転職する上で気になるのが、転職先の企業に入ることで現在かかえている不満や悩みが解消されるかどうか?ということ。 「勤務地はどこ?」「昇給はある?賞与は?」 「残業はある?」「福利厚生はどんな内容?」 ……などなど、転職するときの疑問は尽きないものです。 このWikiでは、ソフトウェア業界を中心に企業の評判情報を調査しました。 評判どうなの?@転職wiki 調査した企業一覧 メーカー系企業ページ 株式会社日立システムズの評判 株式会社日立ソリューションズの評判 株式会社富士通マーケティングの評判 三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社の評判 NECソリューションイノベータ株式会社の評判 NECネクサソリューションズ株式会社の評判 ユーザー系企業ページ アイスタディ株式会社の評判 朝日ソフトウェア開発株式会社の評判 株式会社アルネッツの評判 株式会社ヴィンクスの評判 エフ・エスソフトウエア開発株式会社の評判 株式会社教育ソフトウェアの評判 株式会社ジャステックの評判 ゼッタリンクス株式会社の評判 ニッセイ情報テクノロジー株式会社の評判 株式会社野村総合研究所の評判 みずほ情報総研株式会社の評判 ワークスアプリケーションズ株式会社の評判 株式会社SCSKの評判 独立系企業ページ 旭情報サービス株式会社の評判 エヌ・デーソフトウェア株式会社の評判 株式会社オービックの評判 株式会社クレオの評判 サイボウズ株式会社の評判 株式会社ジャストシステムの評判 株式会社スタイル・フリーの評判 ソースネクスト株式会社の評判 ソフトブレーン株式会社の評判 トレンドマイクロ株式会社の評判 日本オラクル株式会社の評判 ピー・シー・エー株式会社の評判 株式会社フィックスターズの評判 富士ソフト株式会社の評判 株式会社EDUCOMの評判 Sky株式会社の評判 ソフトウェア業界について ソフトウェア業界の企業は、それぞれメーカー系・ユーザー系・独立系とに分類できます。 メーカー系 メーカー系は、メーカー系列のシステム会社。 製品を製造している企業の子会社であることが多いです。 たとえば次のような企業がメーカー系に属します。 日立システムズ 日立ソリューションズ 三菱電機インフォメーションネットワーク ユーザー系 ユーザー系は、ユーザー系列のシステム会社。 メーカーではない企業の情報システム部門が分離独立して設立されたり、出資設立された企業です。 たとえば次のような企業がユーザー系に属します。 みずほ情報総研(みずほ銀行) 野村総合研究所(野村證券) SCSK ワークスアプリケーションズ 独立系 メーカー系・ユーザー系のどちらにも属さないシステム会社。親会社がなく独立経営です。 多くのソフトウェア企業がこれに属します。 富士ソフト EDUCOM トレンドマイクロ サイボウズ 免責事項・調査情報について このサイトでは、様々な方法で口コミ・評判を収集。 独自基準のもと、あなたの転職候補になっている企業についての調査結果をまとめています。 掲載されている情報は調査時点での情報になるため、一部古い情報が混在している可能性があります。 当サイトは、掲載されている情報を利用した場合に発生したトラブルや損失・損害については一切責任を負いません。 情報活用の際は、必ず一次情報を確認ください。
https://w.atwiki.jp/pecyo/pages/37.html
負けているとき、どうやったら相手が死ぬのかばかり考えている。 →まず自分の死を受け入れるべき。人間は自分のミスを直視せずに楽しい攻めばかり考えてしまうが、攻めて倒せる可能性は元々低い。敗因は常に自分にある。まずは基礎を抑えてからじっくりと攻めるべきだ。 ミスを認めない このゲームの生存の大部分は、位置取りや把握、操作ミスをしてしまった後の処理に関わっているといっても過言じゃない。攻撃タイプは概ねこの意識が薄く、状況が不味くても突っ込むと言う愚行をおかしがちである。間違ったなら間違いを認めるべきなのに、爆弾をおかずに一時退避するということが恥ずかしくてできないようだ。 形式にこだわる ひたすら寸前置きを連発したり、執拗に中央を維持しようとしたり、いわゆる技を繰り返したりする人がいるが、本来の目的を失っている。確かにこれらは良い形を作る為の道具であるが、道具は勝つ為のものであるというのを忘れてはいけない。道具だけにこだわり過ぎると、基本が疎かになる。内容が幾ら悪くても結果が良い方が偉いのである。長期的に見て結果が出ている人は、それだけ重要なものが何かのバランス感覚が良いのである。 把握至上主義 把握さえつけば勝てると思ってる人がいる。本当につけるべきなのは、自分の予測を超えて攻撃されるという状況自体の暗記であって、個々の爆弾を暗記してもこれが出来てなければ簡単に死ぬ。大抵の爆弾は把握することは可能だが、処理ミスは起きるものだ。一瞬外れたときに、どう対応するかも重要だ。対応が失敗したということを反省せずに、把握を高めようと無限の罠にはまる人間になってはならない。 ラグに引きずられる ラグはもうあるものだと思っていたほうがいい。余裕があるなら沸くことまで全部読んで念を押して止まった方がいい。ラグが無いものと思ってしまうと、一度のラグで死んで、挙句その後のプレイに影響してしまう。幸いBOというゲームは一度のラグ読みくらいはカバーするだけの猶予がある。 相手を見ない 本当にこれは基本だ。相手を見なければ読みようが無い。自分を無意識で確認するのはいいが、相手の動きが外れるのは絶対にやってはいけない。特に近距離から離れるときや、自分の攻めのイメージが明確になったとき(繋げるイメージが出来たとき)に、外れやすい。最初外れるのは構わないが、それを反省するという態度がなければ一生上達しない。 2ポイントで諦める 3p先取で2p取られた時点で諦める人がいる。これはダメだ。当たり前だが、取れるはずのポイントを捨てていることになる。つまり、セット自体はもうできるだけ無視して、一ポイント一ポイントを取ることに集中した方がいい。こうした精神力は、鍛えておいて損は無い。 楽しければいいと考える 一気に哲学的な話になったが、自分が楽しければいいと思う人がいる。ゲームだから楽しければいい。そうやって偏ったプレイをやってあっさり辞めていく。これをやってはBOは強くなれない(←)。まあ強くならなくてもいいんだけど。何をやるにしても、本質的な対象の面白さ、そして人間の性質の面白さ。そういうものを見出していくというのを悦びとしなくては、何事も上達しないと思う。そしてこれを学習すれば、他のことにも応用できると思う。一過性の楽しさよりも、こういう言わば深いところに悦びを見いだせなくては、自分という存在は強固にはならないと僕は思う。そして僕は障害者と学校で呼ばれている。
https://w.atwiki.jp/harunohosinokioku/pages/50.html
転職補正値の欄です。(3/29のメンテにて実装) 大体分かって来ましたが、いまだにSSS+到達していません。 それだけ遠いです。 分からない所は空白にしておきます。 分かるところがありましたら、メンバーへ伝えてください 補正値 ランク 最初の値 最後の値 上がるステ(適当) G 0 500 ALL20 G+ 501 1000 ALL40 F 1001 2000 ALL60 F+ 2001 5000 ALL80 E 5001 8500 ALL100 E+ 8501 12000 ALL120 D 12001 17000 ALL140 D+ 17001 25000 ALL160 C 25001 35000 ALL180 C+ 35001 47000 ALL200 B 47001 60000 ALL220 B+ 60001 80000 ALL240 BB 80001 105000 ALL260 BB+ 105001 140000 ALL280 BBB 140001 200000 ALL300 BBB+ 200001 300000 ALL320 A 300001 430000 ALL340 A+ 430001 600000 ALL360 AA 600001 800000 ALL380 AA+ 800001 1100000 ALL400 AAA 1100001 1500000 ALL420 AAA+ 1500001 2000000 ALL440 S 2000001 2700000 ALL460 S+ 2700001 4000000 ALL480 SS 4000001 ALL500 SS+ ALL520 SSS ALL540 SSS+ ALL560 補正幅について 最後に来ると560って大きすぎましたかねー でもBBBで300ぐらいなのでこれが一番良いかと思います。
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/1311.html
889 :そして転職へ:2009/07/22(水) 20 38 16 ID Z5fxBRka 気がついたら不思議な世界にいた。切り立った崖の上、眼前に広がる 雄大なる大滝。空は澄み渡り、ただ膨大な水が恐ろしいまでの力を持って 轟音とともに下り消えていく、そんな世界。 「ここは…?」 あまりにも理不尽な展開に自分の頭を疑いたくなった僕は、頬を 抓ってみる。 「…痛くない。」 ならば、これは夢だ。…いや、まてよ。ひょっとしたらすでに僕は死んで いるのかもしれない。ここが死後の世界ということもありうる。 何で死んだのかって?心当たりがあるんだ! 幼い頃、すこし遠くの町に母さんに頼まれ届けものに行ったら迷子になって、 そこで野良犬に遭遇したんだ。そいつはものすごくさみしそうな眼をしてて、 すり寄ってくるなりペロペロ僕の顔をなめ始めた。僕もほら、幼かったし 気の毒に思って持っていたお弁当を差し出したんだ。とたんにそいつそれを がつがつ食べ始めてさ。最初は驚いたけど、しっぽをものすごく振りながら うれしそうに食べているそいつがとてもうれしかった。 よろしくないのはここから。食べ終わったそいつはうれしさのあまり僕に じゃれ付こうとして飛びかかってきたんだ。僕はすっかり襲われているのだ と勘違いしてしまって、母さんから頼まれていた届けものの包みでその犬の 頭をぶん殴った。 何度も 何度も 何度も。 目の前にぐったりした犬が横たわっていた。目は閉じられ、半開きの 口から苦しそうな声が漏れている。 「だっ…大丈夫?」 自分でやっといてなんなのだが、おそるおそる手を伸ばしたその時! 「キャン!」 突然犬がカッと目を開き、鋭い悲鳴を上げ始めた。四肢が痙攣し始め、息が 急速に荒くなる。信じられないことに、体が徐々に大きくなり始めた。体内で 骨格が作りかえられているのだろうか?メキメキと嫌な音もする。 そのような変化の中にも関わらず、犬はなんとよろよろと立ちあがってきたのだ。 それも二本足で。 890 :そして転職へ:2009/07/22(水) 20 39 29 ID Z5fxBRka そこからはもうパニック。振り返らず脱兎の如く駈け出して、偶然見つけた 届け先の人の家に転がり込んだ。息を切らし、おびえた表情の僕にその家の人 (老魔道士だった)は何事かと尋ねてきたが、 「犬殺し未遂の自分にゾンビ化した犬が襲ってきた。」 とも言えなかったので、「歩きながら、郷土の吟遊詩人が得意としていた歌を 口ずさんでいたら、この王国で唯一、政府が公式に搾取と略奪の権利を認めた 超合法的最強盗賊団『ジャスラック』(表の顔は知的および文化的財産の管理人。 一応仕事はきちんとこなしている。)に身ぐるみはがされそうになって 逃げてきた。」とデタラメな説明をしたんだ。 「そうかい、まだ小さいのにそんなつらい思いを…。」 どうやら納得してくれたようだ。 その後、温かいココアを入れてもらい気分を落ち着けた僕は届けものを渡したが、 なんと肝心の届けものは犬を殴った時無残に壊れていた。 「ぎゃああああ!わしが貸していた秘宝『量産型ラーの鏡』があああああ!」 魔道士が絶叫する。 「しかもこれ、魔力切れてんじゃねーか!小僧テメェ、勝手に誰かの呪い 解除したんじゃねーだろうなァ!?これは王族とか特定の神官とか限られた 人間以外が使うと、永久に魔力切れを起こすシロモノなんだよォ!」 …あの、その能力の発動条件は? 「これで対象をぶん殴る。」 ああ、これで合点がいった。あの犬はきっとなにかに呪われていて、迂闊にも 僕がそれを解いてしまったんだ。そういえば、罪人に呪いをかけて姿形を変化 させて追放するという刑罰を聞いたことがある。地獄の一部、畜生道というもの を再現した東の国の話だったと思うけれど…。それよりも母さんは何でこんな いい加減かつ魔力切れがおきるような中途半端なものを借りてたんだ? 僕の解呪のため?だとしたら意味のないことだ。こんな中途半端なアイテムで 僕の呪いを解くなんてできっこないし、そもそもあの母さんが『鏡で人を殴る』 といった条項を覚えているはずがない。自分の息子に呪いが掛けられていることは 知っていても、どういう呪いかは覚えていないぐらいだから。(ではなぜ僕が自分の 呪いの詳細を知っているか?それはまたの機会に…。) それよりもこの鏡を返すことを覚えていたのが奇跡だよ。 891 :そして転職へ:2009/07/22(水) 20 40 54 ID Z5fxBRka 「怒ったゾオオオ…。あの光の勇者の伴侶というから金目当てで恩を売ろうと したのによ…。すべてパーじゃねえか!ぶっ殺してやる!」 魔道士があそいかかってきた!暖炉の火かき棒を振りかぶって僕に振り落とす! 紙一重でかわした僕。しかし、バランスを崩して前のめりに倒れてしまう。 「チェストオオオオ!」 方言から推測するに九州出身の魔道士が、これぞ薩摩剣士だと言わんばかりの 気迫で僕の頭を打ち砕こうとする。…ってかお前もはや魔道士じゃないだろ! 大体九州ってどこだ!などというツッコミも間に合わず、哀れ少年は 短いその命を… 「うげっ!」 突然魔道士の手から火かき棒が滑り落ちたんだ。そしてそのまま彼はゆっくり ダウン。白目をむいて崩れ落ちた。うずくまっていた僕が恐る恐る 顔をあげると、そこには何かいた。 「何か」と表現したのはそいつが顔から膝下まですっぽりと黒く汚らしい 『あ、これ?さっきホームレス狩りをして盗ってきました。テヘ。』と いってもおかしくないくらいのフードをまとい、のぞいている足は傷と 泥だらけ。一瞬見えた眼はあやしく光り、どうみてもまともじゃないから。 よくよく見てみれば、背丈はそう僕と大差ない。手には不思議な文様の 刺青が彫られ、またガラス製の灰皿が…あれ? 手にはガラス製の灰皿が握られている。…ま、まさか! 「気絶しただけだ。忍び寄って近づきコレで股ぐらをぶん殴ってやった。 男っていうのはこうされると一撃なんだろ?」 そういって灰皿を振る怪しいやつ。…あれ、言いまわしが男にしては妙だな? そう感じた僕。しかし当時の僕はちょっと気が動転していたというか トチ狂っていたというべきかといった状態だったんで…。 「まったく…お前には感謝もあるが、あの解呪の仕方はひどくつらかったぞ。 大体その解呪が不完全だ。体の一部がまだ呪いが解けていない。この男 から助けてやった礼として、きちんとした解呪を私に…ん?」 ガツン! 今でも反省している。こいつも悪いやつだと思った僕は、近くに置いてあった 花瓶を思いっきり叩きつけたんだ。…子供の純真って凶器だね。 崩れ落ちる怪しいやつを尻目に僕は二回目の逃走をした。途中の道端で 気絶させられた挙句着物をはぎ取られたホームレスを見かけたが無視した。 今思えばあれも多分…。 その後家に帰ってありのままを母さんに話すも、 「あれ、お使いに行ってたの?てっきり近くの教会のあの子(僕の幼馴染)と 遊んでいたんだとばかり…。」とのお言葉。 自分で頼んだんだろ!僕の幼いころの懺悔録はこんなオチで締めくくられるんだ。 892 :そして転職へ:2009/07/22(水) 20 41 48 ID Z5fxBRka 長い回想だったけど、前述のとおり僕は魔道士とあやしげなフードに恨まれて いる。もしここが死後の世界だとしたら、たぶん寝込みを襲われた僕は気がつく 間もなくあの二人のどちらか(あるいは両方)に殺されてしまったのだろう。 いや、待てよ。ひょっとしたらあのフードは実は僕の花瓶の一撃で息絶えていて、 僕は殺人犯としてこの切り立った崖の上に追い詰められているのかもしれない。 前後の記憶がないのは、僕が自分の犯罪に絶対の自信を持っていたのに警察に あっさりと見破られ、「くそっ!どうして僕が犯人だとわかったんだ…!? 完璧なはずだったのに!計画通りだったのに!…フフ、アハハハハハハハハ!」 といった具合に今の今まで現実逃避していたためかもしれない。 今にくたびれた鼠色のコートを羽織った刑事が来て 「今すぐそこから離れなさい!」 「うるさい!(僕)もうおしまいなんだ!あいつが…あいつが悪かったのに! 殺すつもりなんてなかったのに!」 「…なあ、あんた。もしあんたが殺すつもりなんてなかったって言うなら、 あんた飛び降りれないはずだろ?そんな簡単に自分を殺しちまうような男が 殺すつもりはなかったなんて言えねえだろうよ。」 「黙れ!もうおしまいなんだ…もう取り返しがつかないんだよっ!」 「そんなことはねえよ。…目元に指当ててみな。あんた今…泣いてるぜ。 自分のためであれ、他人のためであれ、泣くことのできるやつに、 もう手遅れだなんてことはありえねえ。」 「け…刑事さん…。………もう逃げません。逮捕してください。」 「…この林をぬけて、しばらく歩くと交番がある。そこの巡査は俺が昔 仕込んでやったしっかりしたやつだ。あんたの話、親身に聞いてくれるだろうよ。」 「…刑事さん…?」 「あいにく手錠は持ち歩かねえ主義なんだ。それに、もう手錠掛かっちまってる みたいだしな。二つも三つもいらんだろ。」 「え…?」 「あんたの罪に、あんた自身がかけた『反省』って名の手錠がさ…。」 というやりとりが始まるかもしれない。 あーでもない、こーでもない。とりとめなく途方に暮れる僕に不意に すきとおった声が聞こえてきた。それも空高くから。 「わたしの話、聞いてください!」 893 :そして転職へ:2009/07/22(水) 20 43 02 ID Z5fxBRka 切り立った崖の上、眼前に広がる雄大なる大滝。空は澄み渡り、ただ膨大な 水が恐ろしいまでの力を持って轟音とともに下り消えていくそんな中 僕はなぜか正坐させられて精霊の説教を聞かされていた。 「だいたい、ひとり勝手に回想と妄想の世界に入り浸っていたあなたを 現実…あ、ここ夢の世界だ。まあいいや、現実に引き戻すためにどれだけ この精霊である私が苦労と、挫折と、挑戦をしてきたと…。」 僕の知らないところでそんなことが…。いろんなひとが見えないところで 常に支え支えられを繰り返しているから、この世界が今日もあるんだね。 「なんだか誤魔化しませんでした?…まあいいや、それより…。」 急に声に威厳がこもる。 「私は精霊ルビス。魔王を討ち果たす使命を帯びたあなたにこれからいくつか 質問をします。」 前に話した通り、僕に魔王討伐の意思はない。…全部適当に「はい」で 答えてやろう。 「ではあなたの本当の名前を教えてください。」 「夢はよく見るほうですか?」 「近くの高い宿屋より、遠くの安い宿屋に泊りますか?」 「好奇心は強いほうですか?」 「女性って胸が大きいほうがいいですか?」 「…もういちど。女性は胸が大きいほうがいいですか?」 「いやいやいや、真面目に答えてくださいって。女性は胸が…。」 「ふざけないで!こっちも真剣なの!真面目に答えてよ!いい? もう一度正直に答えて?女性は胸が…。」 「…なんで…どうして正直になってくれないの?…あ、そっかぁ。 私精霊様だもんね。その前で『いいえ』なんて畏れ多くて言えないんだよね? じゃあ言うよ…女性は胸が大きいばかりじゃ駄目ですよね?」 「ちょっとおおおおお!なんで『いいえ』って答えるの?さっき イエスマンに徹する意向を表明していたじゃない!」 「ぐずん…いじめないでよ…嘘でもいいからさァ…もう一度だけ答えて。 女性は胸が大きいほうがいいですか?」 「…あはっ、あはははははは!嘘だよ、これは嘘!悪い夢だもん!だって そんなはずないもん!…え?もとから夢の世界だろって?…このヤロウ!」 不意に後ろに人の気配を感じた刹那、僕は突き飛ばされた。長時間の正座は 僕の足の自由を奪い、ぼくはあっけなく滝つぼに落ちて行った。 「それでは、最期の質問です。」 僕を突き落した人影が一瞬見えた。何かしゃべっているのを見たが、聞き取れない。 ただ、その人の胸を一瞬見た僕は自分の罪深さを悟った。 カラカッテゴメンナサイ。ココマデペッタンダトハオモッテナカッタンデス。 僕の意識は、そこでまた消えた。 894 :そして転職へ:2009/07/22(水) 20 44 32 ID Z5fxBRka 目の前に三人の人影が見える。たぶん全員女の子だろう。声やシルエットで そう判断したが、薄暗くてよくわからない。周りを見渡すと、ギロチンが 置かれている。不気味に光る銀色の刃だけがこの薄暗い世界ではっきりと 見えている。よく見るとギロチンは一機だけじゃない。二機だ。 耳元で誰かの声がした。男ともつかぬ女ともつかぬ暗く不気味な声。 「選べ。誰か一人をおまえは助けられる。」 何のことかさっぱりわからない。僕は震える声で尋ねてみる。 「一人…って、あとの人は?」 ガシャアアアアアン! ギロチンの刃が二機とも落とされた。誰も触っていないのに、作動したそれは これまた誰も操作していないのに刃が元の位置にもどりだす。 …殺す、か。 「お前が追い詰めた。」 またあの声だ。しかし今度は言っている意味がのみ込めない。 「お前が彼女たちをこうした。おまえの態度がここまで追い詰めている。 その身の呪いのせいではない。もはやお前ひとり死んでも悲劇は消えない。 お前が彼女たちを追い詰め、殺すんだ!」 何をふざけたことを!…と言いかけたその時。 「私ですよね?」 三人のひとりが話しかけてきた。…あれ、聞きなれた声なんだけど誰なんだ? 「私はいつもそばにいました。ずっといました。こんな形で終わりなんて 嘘ですよね?もっと一緒ですよね?ずっと一緒ですよね?私からは逃げられない って気づいてますよね?」 背筋が凍る。息が苦しくなる。穏やかな口調なのに、喉元にナイフを突き立てられて いるような感じだ。誰なんだ?本当に。 「助けて。」 二人目の人影が声をかけてきた。知らない声だ。今のところは。 「孤独に耐えきれなかったアタシに、光をくれた。そばにいるだけで支えだった。 いまさらあの暗闇に押し戻すの?さんざん光をくれて、それを奪うの? ずるい!ずるいよ!もっとそばにいてよ…もっと光をください!光を!」 「信じてる。」今度は三人目だ。聞きなれない声、でも昔どこかで確かに聞いた声。 「あの時、私はお前に助けられた。だからお前にすべてを差し出すことを誓った。 私は信じている。ただ、それだけ。」 頭がズキリと痛む。確かに昔聞いた声。だが、どこで? 895 :そして転職へ:2009/07/22(水) 20 45 49 ID Z5fxBRka 「選べ。誰をこの世界から救い出す?」 耳元で声が聞いてくる。頭の痛みがひどくなる。 「選べ。」 うるさい 「選べ。」 やめろ 「選べ。」 自分のすぐ後ろで声が聞こえた。振り返りながら僕は叫んだ。 「黙れ!僕はみんな助けてみせる!」 だが、誰もいない。その時 ドスッ! 背中が熱くなる。焼けるような痛みが走る。背中に手をやると、何かが 刺さっている。この手触り…ナイフ? そのまま倒れこむ僕。ナイフが飛んできた方向をみると、三人のシルエット。 ナイフは一本、相手は三人。ならば誰が投げた?僕のせいとはどういうこと? あの三人は、誰? 意識がだんだん遠のいてくる。 刺されたのがおなかだったら、決め台詞は考えていたんだけどな…。 場違いなことを考えつつ、やがて僕は何もわからなくなった。 ボクヲコロシタノハ、ダレ? サンニントモスクウツモリダッタ。ナノニ、ナゼコロシタノ? 「起きなさい、勇者。起きなさい。」 母さんが起こしに来た時、ぼくはベッドから転がり落ちていた。 …ずいぶんと変な夢だったな。 過去の罪の回想や、精霊。そしてナイフ。刺された感じをまだ覚えている。 しっかりしないと。今日が旅立ちの日なのだから。ぼくは運命を変える。そうだろ? 身支度を整え、しばらく主のいなくなる部屋の扉を閉めた。 あれがただの夢ならよかったのに…。 続く
https://w.atwiki.jp/hakozisyo/pages/112.html
ガミーの転職 ガミーは元々、鍛冶屋のおやっさんの家に泊まり込んで鍛冶職人の修行をしながら、日曜冒険者をやっていた。 しかし、食い意地が災いして鍛冶職人を首になってしまう。 当てもなくヘッポの街をさまよっていたところ、ある日美味しそうな匂いがしてきた。 そして、その美味しそうな匂いに釣られて街中のジャスミン神殿へ。 現在、ジャスミン神殿で神官戦士団第44分隊長を務めつつ、修行の一環として冒険者をやっている。 みんなも食い意地には気をつけよう!(ぇ
https://w.atwiki.jp/yyyigame/pages/1072.html
雨にも負けぬマリアージュ 弥勒夕海子 背景解放前 背景解放後 CV 大空 直美 ステータス ※ステータスの数値は初期値になります。 型 属性 レア度 HP ATK 踏ん張り 速度 CRT コスト SP 遠射型 青 SR 1780 1780 B- B E+ 24 24 リーダースキル 雨の花嫁 青緑属性の勇者の攻撃ペース+15% 必殺技 ブライダルバレットレイン 種別 効果 ゲージ 技再使用時間 与ダメージ昇 仲間移動速度昇 23倍ダメージをライン範囲の敵に与え、20秒間範囲内の敵に与えるダメージ+750、仲間全員の移動速度+20% 2 23秒 アビリティ 逆境を幸福に変えて 発動条件 効果 七段 七段昇段時、仲間全員のMAXHP+20% 神花・覚醒 神花/覚醒時 獲得精霊 初回神花 二回目回神花 三回目神花 R座敷童(青) SR座敷童(青) 一定覚醒値報酬 必要覚醒値 7 SR座敷童(青)×5 神花解放 段階 必要コイン 必要属性結晶 上限Lv30 6,000 青の欠片x5 上限Lv50 - - 上限Lv70 - - ボイス 1 - 2 - 入手方法 イベント21年「6月 雨にも負けぬマリアージュ 後編」ステージスコア全獲得報酬、バトルドロップ報酬 名前
https://w.atwiki.jp/2ch-tenshoku/pages/12.html
【USENの子分】インテリジェンスまとめ【DODA】 あなたは - 人目のDODA登録希望者だぉ 公式サイト 【公式サイト】 http //doda.jp/ 現行スレ インテリジェンスDODA[デューダ]Part2 http //kohada.2ch.net/test/read.cgi/job/1310996809/ ★DODAの手口 1. 登録して面談に行くと30社ぐらいの求人票の束を渡されます 2. トヨタやソニーなどの優良大手も混ざっていますがほとんど空案件です 3. 優良大手に応募したところでことごとく書類選考で落ちたと言われます 4. そうやって応募者に不安を植えつけたところでブラックを紹介してきます ★ポイント 1. 転職エージェントの仕事はいかに数多くノルマをこなすかです 2. 応募者の能力・適正・希望などは一切考慮していません 3. そのためブラック企業にもバンバン積極的に放り込んでいきます 4. 数年で辞めて戻ってくれば「再利用」できるぐらいにしか考えていません ★対処法 1. 案件を紹介してもらったら、その企業のホームページで採用情報を確認 2. 本当に求人していることが確認できれば、直接応募しましょう 3. DODAを通すと、企業は100~150万の費用が掛かります 4. DODAを通さないことで、他の応募者よりアドバンテージが得られます よくある質問集 Q-1 DODAは登録無料だけど、どこでお金を儲けているの? A-1 非公開求人のみであれば紹介料金(年収35%相当額)。求人情報公開なら掲載料金発生。 Q-2 DODAのメリット・デメリットは? A-2 求人サイトから応募 【メリット】 時間を気にせずに応募が可能 転職者報酬がないため、当落線上に転職エージェント経由の受験者がいると有利 活動の主体性を見失いにくい など 【デメリット】 日程調整、給与交渉は自己管理 各種情報・アドバイスも自力で収集 選考結果のフィードバックが困難 基本的に履歴書が毎回必要 「求人内容」と「実際に求める人材」の著しい「ズレ」も (「未経験者歓迎」でも実際は即戦力要求など) など 人材紹介サービス(転職エージェント)で応募 【メリット】 各種情報・アドバイスが貰える 簡単に応募できる(インテに提出したレジュメを利用するため、基本的には毎回履歴書を書く必要は無い) 面談のアポイントを代行してくれる インテとの付き合いの親密な企業では書類選考を通過し易い 選考結果のフィードバックしてもらえる 給与交渉を代行してくれる など 【デメリット】 企業側から見て有料(転職者報酬が要る)なので、当落線上に同レベルが並ぶと不利(通常の転職サイトとインテを併用している場合は特に!) 活動の主体性を見失い易い キャリアアドバイザー(CA)との相性が合わないと利点が著しく損なわれる 紹介される求人が入り易いDQNばかり or 可能性の低い好待遇企業ばかりでうまくいかないことも ※DODAの場合、求人サイトと転職エージェントの利点を組み合わせた形になる Q-3 低スペックなんだけど大丈夫? /正社員経験がない人でも登録できる? 既卒なんだけど大丈夫?/登録しようとしたら断られた A-3 転職サイトの利用は誰でも可能。求人に直接応募する場合は応募要綱をよく確認汁。 転職エージェントの登録は、低スペックだと断られるケースがある。 リクルートエージェントより登録基準はやや高いと考えればよい。 Q-4 複数のエージェント登録、就職サイトの併用はどうよ? A-4 インテに限らず一つのエージェントに頼るのはとってもリスキー 積極的に就職サイトや他のエージェント、ハロワ等との併用を Q-5 DODA(転職エージェント)使うに当たって注意したいことは? A-5 1.自動的に数多く案件(リクエーより少なめ)くるのでそれを企業研究 ↓ 2.希望案件に応募(大半は希望合わない案件なのでスルー) ↓ 3.希望企業不合格 1に戻る これを繰り返していると、何で転職活動しているのか解らなくなる でも企業数は数多くみているから、ブラック案件への見分けがつきやすくなる 辞退している自分は何様だと自己嫌悪。不合格になり、スキル不足を実感する さらに自己嫌悪。心配しすぎて応募できなくなる 【【CAにブラック企業へ押し込められないように要注意】】→関連情報 「人のこと」なんだからCAに頼りすぎは禁物 Q-6 DODA(転職エージェント)の求人は自分で検索できるの? A-6 求人サイトで公開されていれば自分で検索可能。 その場合、CAに相談してから応募と自力応募を選べるケースもある。 非公開求人への応募はCAとの緊密な連絡を Q-7 DODAの求人は全部非公開なの? A-7 新卒・第二新卒・既卒クラスは併用の例も結構ある 非公開求人でもリクエーとの併用が多い Q-8 具体的にはどんなセミナー・転職支援をやっているの? A-8 (情報無し) Q-9 CAと相性が合わないYO!/CAつかえねぇーぞ!/CAといつも喧嘩する感じなんだけど A-9 →インテは、CAの上司が抜き打ちで登録者に電話をかけてきて、CAの評価をしつこく聞来た これは、リクエーにはないやり方 会話抜粋(実例) 上司「CAの上司の○○と申します。CAについて不満や希望をお聞かせください」 俺「正直、頼りになりません」 上司「では、担当者の変更をご希望ですか?」 俺「いや、頼りないけどいい奴だから今の人でいいです」 上司「わかりました。私が責任をもって本人を教育して云々~(略、長々と話がゆうに5分経過)~というわけです。ハァハァ」 俺「・・・大丈夫ですか?」 Q-10 インテリジェンスに「入社」したい A-10 【採用情報】 http //www.inte.co.jp/recruit/ 【関連スレ】http //tmp7.2ch.net/test/read.cgi/company/1192906076/ 他社の例だが、リクエーの担当者から薦められてリクエーを受けたけど、不合格だったという例もある 不合格になった後CAの態度が気まずい感じになったとか・・・ インテを「受ける」場合は後々のことをよ~く考えて慎重に
https://w.atwiki.jp/soreiro/pages/241.html
ワンダラー 転職 Wanderer Job Change Guide ◆ 概要 レベル 99/50↑ Dancer or Gypsy 前提 なし 必要アイテム (Non-VIP >1 Reset Stone) 報酬アイテム 1 Dying Swan(1), 1 Green Apple Ring Dying Swan [1]A beautiful head ornament of a ballerina. Increases damage with ranged attacks by 5%. Decrease SP cost of [Swing Dance] by 10. 参考・関連Wanderer Job Change Guide - iRO Wiki Wanderer - iRO Wiki Maestro/Wanderer スキル仕様公式 DOC ミンストレル・ワンダラー - RO未実装システム情報Wiki ◆ 手順 In Lutie, Aspiring Wanderersと会話 (xmas 161, 209) south of Santa s house. On the west side of the Christmas tree (in south Lutie),(lutie 132, 143) Performance Manager と会話 offer to help him. He asks you to speak with Song Guitar in Comodo regarding the canceled performance. In Comodo, カジノの2階, 南のワープを出るとバルコニーで、Cheerless Minstrel と会話(comodo 139, 86). Dancer Kimについて会話, スキル選択があるので、Kiss of Fortune (Lady Luck) にすると、進行するらしい。Hugel に居ると言う話になる Note If you have not learned Lady Luck, selecting "Scream" has a low chance to advance the quest. In Hugel, 飛行船の西の建物 (hugel 153, 149). 東側の部屋で Vacant Looking Lady と会話 and tell her she shouldn t give up. Offer to exercise with her and she ll ask you to meet her at abyss lake. 会話ラスト部分「負けちゃだめ!いっしょにがんばろう?!」的な感じ At the east portal of Abyss Lake (hu_fild05 342, 130), Dancer Kimと会話. 50 Yellow Novusを10分で倒す(タイマーあり)終わったら会話 she asks you to tell Guitar Song in comodo that the performance is back on. After telling him in Comodo, proceed to Lutie. コモドで会話してから、ルティエ、らしい ツリーの近くに行くと、みんなが現れる Dancer Kimと会話 会話が進行して、Wanderer に転職完了
https://w.atwiki.jp/yamahuji19/pages/19.html
人材紹介会社や人材派遣会社を活用することは転職活動において、有効な手段の一つです。積極的に利用することで、豊富な求人情報を得ることができ、よいコンサルタントと出会えれば転職活動を客観的に効率よく進めることができる。 転職 転職が自分の価値を高めることになるかどうかは、今働いている職場でよい仕事ができているかどうです。給料が高い会社には、高い給料を出せる理由があります。自分自身の価値観を高めていれば、転職をしても転職をしなくても、自分自身の好きな仕事ができるようになります。 転職 転職をする際に「職種で探す」「地域で探す」「希望条件でさがす」などいろいろなキーワードがありますが、実際に自分自身の第一希望のキーワードから探すのが得策ですが、なぜ転職をしたいのか、なぜ今なのか等、じっくり考えることも大切です。もはや転職は特別なことではなく、チャンスと自己表現場所です。 転職 いい転職をするためには、何か1つプロフェッショナルな分野を持つこと1つの分野を深く知っていることが大切です。また事前にたくさんの情報を得られるか否かも重要です。そして人でも会社でもファーストコンタクトでの印象が大切です。 転職 転職は大きな転機であり、ある意味ギャンブルともいえます。成功するかもしれないし、失敗するかもしれません。転職活動をするに当たって、何を基本に職探しをするのかが一番大事なことです。今までのキャリアを活用して、または新しい別分野での職探しなどなどあると思います。 転職 転職-1 転職-2 転職-3 転職-4 転職-5 転職-6 転職-7 転職-8 転職-10 転職-11 転職-12 転職-13 転職-14 転職-15 転職-16 転職-17 転職-18