約 59,813 件
https://w.atwiki.jp/soukokunoarterial/pages/120.html
MHI軍事施設 格納庫 MSC教練施設 トレーニングルーム MHI軍事施設 カード:羽付黒猫フード、血廉の滴、女神の滴、銅貨 Rカード:白粒片、緑粒片 へたれカード:血廉の滴 格納庫 カード:ルナグレイプ、フールミル Rカード:黒粒片 へたれカード:血廉の滴 MSC教練施設 カード:名刀・兼定、クリアレンズ、マースティア、修復ツール・小、Sミスリア鋼 Rカード:青粒片 へたれカード:傷薬・小 トレーニングルーム カード:携帯ゲーム機Ⅱ、ガソリン、ガソリン、鋼石、ミスリア鋼 Rカード:玄武メダル、赤粒片 へたれカード:水色栄養剤
https://w.atwiki.jp/gundamzero/pages/24.html
サモン・サーヴァントを行ったルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは、この上なく困惑していた。 数度の爆発を経て召喚に成功したものの、現れた物は、この世界にある物とはかけ離れた物だったからだ。 「なに…?これ」 目の前に現れたのは80メイルはあろうかという巨大な緑色の物体。 だが、その巨体の半分以上を焼け焦がせ異臭を放ち、所々からは火花が巻き上がっている。 「これ…ゴーレム?」 脚は付いていない。ならば飛ぶのかとも思ったが、全く動く気配は無い。 初めはその巨体に驚いていた他の生徒達も、動かない物を召喚したルイズを笑い始めた。 「さすが『ゼロ』だな!壊れたゴーレムを召喚するなんて!」 「ミスタ・コルベール…あの!もう一度召喚させてください!」 「それはダメだ。ミス・ヴァリエール。春の使い魔召喚の儀式は神聖なものだ。好む好まざるに関わらず、これを使い魔にするしかないのだよ」 そうは言うが、コルベールの気は重い。 不名誉極まりない『ゼロ』という二つ名を持つ彼女が数度の爆発を経て召喚に成功したのだが、物が物だけに困っていた。 個人的には再召喚させてもいいという心情だったが、公平を期すためにはそれはできない。 「これは伝統なんだ。ミス・ヴァリエール…例外は認められない。これは…」 そう言って、その物体を指差すが、改めて息を呑む。 表面をかなりの高熱で焼かれたらしく、気泡が現れている部分もある。 こんな大質量の金属をどうやって焼いたのだろうかと、興味を持ったが、すぐに目の前の落ち込んでいる少女の事を考えて自己嫌悪に陥りかけた。 「…今は動かないかもしれないが、呼び出された以上、君の使い魔にならなくてはならない」 「そんなぁ…」 がっくりと肩を落としたルイズが『それ』に近付いたが、契約するにもどこにやればいいのかサッパリ分からない。 これが動いてくれれば、文句無しに喜んで契約するとこなのだが… とりあえず、『フライ』を使ったコルベールに掴まり、頭らしき方に近付いたのだが その時、沈黙していた頭部から一条の光が放たれた。 「あれは…目か?どうやらまだ動くようだね」 一つ目という特異な目だったが、動く事にほんの少し安堵した。 だが、安堵したのも束の間、頭部が後退し、すぐ下の部分が様々な動きを見せ内部が開け放たれた。 「…ミスタ・コルベール。あそこにいるのは一体…」 「私にもよく分からん…だが、怪我をしているようだ」 中に居たのは、妙なスーツで全身を覆った人。 だが、腹部から血を流していた。 (いいか…一人でも突破し…アクシズ艦隊へたどり着くのだ!) 周囲に浮かぶ、様々な巨人に向け言葉を放ち続ける男が一人。 (我々の真実の戦いを、後の世に伝えるために!) その言葉を合図として、周りの巨人が加速し一直線に突き進む。 ただ、ひたすらに、居並ぶ敵艦隊の向こうに存在するはずのアクシズ艦隊を目指して。 (我々が尽きようとも、いつの日か、貴様らに牙を剥くものが現れる!それを忘れるな!!) 壁というべき艦隊と突き抜け、周囲を見渡すが、すでに周りには自分しか存在していなかった。 (最後の…一人か…) そう思うと、声にならない叫びをあげ目の前の艦へと突き進む。 迷いなどあろうはずもない。成すべき事を成し、後に続く者が現れる事を信じて機を推し進めた。 視界が赤く染まり、全ての音が途切れる。 だが、その赤く染まっていた視界が再び開かれ、ぼやけた視界に入った物は…緑色の長い髪だった。 ミス・ロングビル。オールド・オスマンによって採用された秘書であり、理知的で物静かな姿勢から一部生徒達からも人気がある人だ。 もっぱらの悩みの種は、そのオスマンによるセクハラであるのだが 『ゼロ』の二つ名を持つルイズが召喚した大破したゴーレムの中の人の様子を見るようにとオスマンに言われて医務室にやってきている。 「まったく…こんな事する暇があるなら、宝物庫の事でも調べときたいんだけどね」 秘書にあるまじき言葉ではあるが、本職が秘書でないのだから仕方ない。 とりあえずは異常なしとして、戻る事にしたのだが、背後から恐ろしいまでの殺意と咆哮を受け固まった。 「シーマ!?貴様ァーーーーーーーーーー!!!閣下を殺害しておきながら、よく私の前にその姿を晒せたなッ!!」 なに?シーマ?誰?てか何で!? そう思うまもなく一気に組み伏せられる。早い。杖を抜く暇すら無かった。 「お、落ち着いてください!ここはトリステイン魔法学校で…」 必死こいて後ろへと顔を向ける。 長く纏められた銀髪が印象的だったが、おっそろしい程に怒り猛っている。 しばらく視線が交錯したが、手の力が少し緩んだ。 目覚めたてで、思考が鈍っており、そこに仇敵であるシーマ・ガラハウを彷彿とさせる緑の長い髪が目に入ったからなのだが よくよく考えてみれば、サラミスに特攻したはずの自分を、シーマが拾うはずもないと思い、とりあえず状況を掴む事にした。 あの状況で命があったとすれば、十中八九ここは連邦の艦だからだ。 「シーマではないようだが…捕虜というわけか?」 捕虜であるにしろ、このまま黙っているわけにはいかない。 このまま事が進めは、宇宙の晒し者になる事は確実なのだ。 最悪、目の前の女を人質にMSなり戦闘機なりを強奪する気でいた。 「一先ず、話を聞いてください。ここはトリステイン魔法学校で、あなたは捕虜などではありませんから」 「トリステイン…?艦の名か…?いや待て、学校だと。という事はコロニーか?だが、サイド3にもサイド6にもそのようなコロニーは無かったはずだが」 サイド1.2.4.5の修復されたコロニーのどれかとも思ったが、少なくとも、そんな名のコロニーは無い。 それ以前に『魔法』という単語も聞こえたのだが、あえて無視する。 もちろん、状況が掴めない以上は、離す気は無い。 連邦の勢力下だとして、星の屑の中心人物である『ソロモンの悪夢』を、そう簡単に逃がすはずは無いと判断した。 そうしていると、扉が開いて、明らかに軍人ではないような桃色の髪の少女が入ってきた。 「……この…!ミス・ロングビルになにやってんのよ!バカーーーーーー!!」 叫びと共に放たれる蹴り。 だが、間合いも遠い上に、素人の蹴りだ。 不意を付かれでもしない限り本職の軍人が食らうようなものではない。 軽くいなすと支えている脚を払い転倒させた。 「…ロングビルと言ったな。一つだけ聞こう。ここは連邦の勢力下か?」 「連邦…?少なくともトリステインは王国ですが」 「王国だと?ふざけた事を」 そう思うのも無理は無い。 地球の全域は、アフリカなどが影響が弱いぐらいで、全てが連邦の勢力下だ。 宇宙にしても、サイド3のジオン共和国。月のフォン・ブラウンとグラナダ。中立であるサイド6のリーア。そして遠く離れたアクシズ。 少なくとも王国などというものは一切無い。 「とにかく…離していただかない事には話もできませんので…できれば」 倒れて目を回している少女とロングビルと呼ばれる女を一瞥する。 少なくとも、軍関係の者ではないようなので、一先ず離す事にした。 そこで自分の状態に気付く。 無いのだ。ノーマルスーツの上半身部分が。 バイザーが砕けかかったヘルメットは側にあったが、上半身部分が綺麗に切り取られたかのように無くなっている。 そして、銃創と破片によって受けた傷も無い。 「怪我をされていて、着ていたものが脱がせず治療できないとのことでしたので、切り取らせていただきました」 訝しげにしていた様子に気付いたのか、ロングビルが答えるが、切り取ったというとこに納得がいかない。 宇宙にしろ地球にしろ、少なくとも医療関係者がノーマルスーツの着脱法を知らないはずが無い。 さすがに、妙だと思っていると、目を回していた少女が目を覚まし、起きるや否や叫んだ。 「へ、平民が…使い魔が…主人にいきなりなにすんのよ!!」 平民?使い魔?そんな疑問が浮かんだが、状況がサッパリ掴めない。 「名前は!?平民でも名前ぐらいあるんでしょ?」 そう聞かれたが、この規律の塊とも言うべき男からすれば、まず第一に口の利き方がなってない。 「人に名を聞くときは、聞くほうが先に名乗るべきだが」 ぐぅ!と言葉に詰まる。相手は平民だが正論だ。おまけに妙に威圧感がある。 「…ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールよ」 「アナベル・ガトーだ」 「アナベル?女みたいな名前」 アナベルが男の名前でなにが悪いんだ!俺は男だよ!! 最も信頼する部下の声でそんな言葉が聞こえたが多分幻聴か何かだろう。 少なくとも、名前関係で人と揉め事を起こした事は無い。 一応の自己紹介が済んだが、最も大事な事に気付いた。 「…ノイエ・ジールはどうなった」 どうも今一、記憶がハッキリしない。アクシズ艦隊目指し、追撃艦隊に突入したところまでは覚えているのだが。 「ノイエ・ジール?緑色の大っきいやつ?それなら、草原に転がってるけど、なんなのよあれ」 「馬鹿な!宙間戦闘用MAが転がっているだと!?」 草原というからには、ここが艦ではないという事は分かった。 ならば、コロニーという事になるのだが、転がっているというのは理解しがたい事だ。 漂流したのならば、少なくともノイエ・ジールはコロニーの外にあるのだから。 ルイズに案内され外に出たが、ここがコロニーではないという事を目にする。 コロニーにあるべき物が全く無いからである。 上空に見える地面も無ければ、河も無い。 そして、草原に転がっている半壊状態のノイエ・ジール。 さらに、その上を浮いている人。 「なん…だと!?」 さすがの、ソロモンの悪夢も、その光景には言葉が出ない。 まだ05が飛んでいるといった方が信じられるだろう。重力に囚われたような環境で人が飛ぶなどとは。 「おお、気が付いたのかね。三日も意識が無かったから、どうしたものかと思っていたのだが、無事なようでよかった」 上空から声がかけられたが、返事ができない。 「一体これは、なんなのかね!表面を見た事も無い金属で覆っている!実に興味深い!」 「…まずは、それから離れてもらおう」 ノイエ・ジールはアクシズから寄与された試作MAである。軍事機密の塊と言ってもいい。 ノーマルスーツの腰に付けられている拳銃を抜くと、その銃口を向けた。 だが、拳銃を向けても離れようとはしない。これが武器であるかとも分からないかのように。 一発、上空に向けトリガーを引く。威嚇だが、これで次は無い。 「うわ!な、なんの音だ!」 「次は無いと思え」 「銃…なのかね?それは」 至近距離で銃声を聞いた、ルイズが耳を押さえているが。関係無い。 不承不承の体でコルベールが降りてきたが、それに銃口を向ける。 「私を回収してくれた事には一応感謝しておく。だが…どういうわけだ?」 「きみは、そこのミス・ヴァリエールの使い魔として召喚されたのだよ。手に使い魔のルーンが刻まれているだろう?」 左手を見るが、確かになにやら文字のようなものが刻まれている。 おまけに、なにやら光っている。 さすがにこれは反応せざるを得ない。 「貴様…!私に何をした!」 改めて銃口を向け、手に力を込める。 MSで敵を撃破するか。生身で人を撃つか。形に違いはあれど失われる命に違いは無い。 この男が敵であり、なにか妙な事を施したとでもいうのであれば、トリガーを引くのに躊躇はしないだろう。 コルベールもそれに気付いたのか、幾分か緊張した面持ちになる。 メイジではないが、雰囲気から、この使い魔がどこかの国の軍人であると判断した。 平民が軍人になれる国…それは隣国『ゲルマニア』しかない。 基本的に、実力主義で戦果さえ挙げれば一平卒でも将官への昇進が連邦よりも容易なジオン公国軍。 実力と才能で稼いだ金で地位を買う事のできるゲルマニア。 まぁ似たようなとこはある。 「とりあえず、銃を降ろしたまえ。我々はきみの敵というわけではないよ」 なるべく穏やかに言ったが、ガトーは鋭い目をコルベールに向けたままだが、ゆっくりと銃をホルスターに仕舞った。 「まず、話をしよう。ここはトリステインだ。きみはどこから来たのか聞かせて欲しい」 そう問われたが、ぶっちゃけあまり聞いていない。 「ジオン公国」 短く答えたが、考えが纏まらない。 コロニーで無いなら、ここはどこになるという事だが、常識で考えれば地球しかない。 だが、それなら、ノイエ・ジールがこんなとこに転がっているはずもない。 八方塞というやつだ。 「ジオン公国…聞いた事が無いな」 ジオン公国を聞いた事が無い。 そんなはずはない。U.C0083に生きる人間にとって、ジオン公国は前大戦の主役の片割れを担っていたと言ってもいい存在だ。 ジャブローの原住民でも、ジオン公国という名前ぐらいは知っているはずだ。 埒があかないので、こちらから質問してみる事にした。 「先程、飛んでいたが…どういう技術だ?」 「『フライ』かね?魔法だが…知らないはずはないだろう?」 『魔法』その単語を聞いて、少し頭が痛くなったが、現実だ。 「…魔法学院とか言っていたな」 「そのとおりだ。ここは、貴族が魔法を学ぶための施設で、君はミス・ヴァリエールの使い魔となったのだ」 「使い魔?どういう事かは知らぬが、私は、そのようなものになった覚えは無い」 「そのルーンが何よりの証拠だ。コントラクト・サーヴァントは君が気を失っている間に済ませてしまったようだが」 話は変わるが、基本的にジオン軍人は、軍人より武人に近いと言われている。 宇宙攻撃軍だけにしても猛将と揶揄されるドズル・ザビ中将を筆頭に、白狼『シン・マツナガ』といった武人気質の人間が非常に多い。 もちろん、そのドズル中将麾下の302哨戒中隊を率いていたガトーも例外では無い。 そんな人間に、気を失っている間に契約しておいたから、使い魔になれ。と、一方的な事を言えばどうなるか。 ただでさえ、多大な圧力を掛けてくる地球連邦に反発し1/30以下の国力がありながら独立戦争を仕掛けたのだ。 当然、次の瞬間には銃を抜いていた。 「動くな。動けば即座に撃つ」 「な、何を…!」 「確か…ルイズと言ったな…私を元居た場所に戻してもらおう」 会話に付いていけず、半ば呆然としていたが、コルベールに銃を突きつけ、そう言ってきた事でやっと我に返った。 「へ…?ああ、無理ね。『サモン・サーヴァント』は呼び出すだけ。使い魔を元に戻す呪文なんて存在しないわ」 「っく…!ふざけるな!」 「わたしだって、あんたみたいな平民が使い魔なんてイヤよ!大体、大怪我してて、治癒の魔法の秘薬の代金だってわたしが出したんだから!」 「ぬう…」 先にも言ったが、アナベル・ガトーは武人気質の人間で、行動理念の大半は義だ。 確かに、コウ・ウラキに撃たれた傷は塞がっている。 つまりは、命を拾われたという事になるのだが…どうもいま一つ納得しがたい。 「確かめたい事がある。どういう理屈か知らんが、私をノイエ・ジールのコクピットまで運んでもらおうか」 「それは…構わないが、銃をだね…」 指示をしつつ、ノイエ・ジールのコクピットに運んで貰う。 ルイズも付いてきたので中に三人入る事になった。いかに巨大MAノイエ・ジールとはいえ狭い。 おまけに、倒れているため、非常に操作し辛い。これが宇宙なら関係無いのだが。 各部チェックを行うが、武装関係はほぼ全滅でIフィールドも働いていない。 ジェネレーター出力も辛うじて作動していると言っていいLvだ。 それでも、システムを動かすだけなら何とかなる範囲。 ハッチを閉じると、モノアイを通して外の風景が映し出される。 「なにこれ!閉まってるのに外が見える!」 「戦闘記録データ…U.C0083.11/13/00・34・38…このあたりか」 コンソールを動かし操作するとモニターが外の風景から漆黒の宇宙へと切り替わる。 そこに移るのは、大きく輝く地球と周りに浮かぶ、06.09.21などのMSだ。 何かを合図としたかのように、それが艦隊へと向け突き進んだが、映し出されるのは、ミサイルや機銃。護衛のジムの攻撃により次々と脱落していく姿。 しばらくすると、一隻の艦がモニターに映し出され、それが大きくなると、爆発に巻き込まれ画像が途絶えた。 コルベールは黙って見ていたが、ルイズはビームやミサイルがかすめる度に大声を上げている。 そして、ハッチを開け放つと核融合炉を停止させた。 地上である以上役には立たないし、この損傷だ。暴走して爆発でもしたら洒落にもならない。 ガトーが無言でノイエ・ジールの装甲の上に立つ。 「生き恥を晒したというわけではないだろうが…お前に拾われた命だ。好きにするがいい」 「君はいったい…どこから、いや、あれは一体…」 その問いには答えない。というより答える余裕が無い。 日が沈みかけ、ハルケギニアにソロモンの悪夢が降り立ってからの三日目が終わろうとしていた。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/12172.html
登録日:2012/01/24 Tue 22 27 18 更新日:2024/07/05 Fri 06 48 21 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 ゴジラ モスラ ラドン 円谷英二 変身人間シリーズ 川北紘一 怪獣 映画 東宝 東宝特撮 東宝特撮映画 特撮 特撮映画 超星神シリーズ 東宝特撮とは、東宝が製作した特撮作品の総称である。 ●目次 【概要】 【歴史】◆戦中・戦後 ◆1950年代後半~1960年代前半 ◆1960年代後半 ◆1970年代 ◆1980年代 ◆1990年代 ◆2000年代 ◆2010年代 ◆2020年代 【ファンについて】 【作品一覧】◇映画作品 ◇テレビシリーズ 【概要】 どこまでを含めるかは書籍や媒体等に若干の違いがあるが(特撮メインではないが特撮演出がある『幻の湖』や特撮演出を一切使わないSFサスペンス映画『ブルークリスマス』等)、 概ね東宝が主体になって製作し、特撮関係のスタッフがいる作品を指すことが多い。 基本的には特定のジャンルというより特撮をメインに使用した作品であるため、作品は多岐にわたる。 メインとしてはゴジラシリーズがあり、東宝特撮と言えばこれをイメージする人も多いだろう。 また戦中から製作され続け、ファン層の違いから話題にはなりにくいが戦記映画も製作本数が多く、もう一つの主力といえる。 その他モスラを初めとした怪獣映画、SF映画や変身人間シリーズといったも作品もあり、その総数は書籍にもよるが100近く存在している。 歴史の長いシリーズであるため関連書籍や本編DVDつきマガジンなどが多数刊行されており、映画・テレビ作品についてはそのほとんどがAmazon prime videoで配信されているため視聴もたやすく、今なお新規のファンを増やしている。 【歴史】 第二次世界大戦中から東宝は特撮を積極的に使用した作品を製作しており、東宝特撮の前身として扱われている。 東宝特撮としては「ゴジラ(1954)」前後の作品から扱われることが多い。 その歴史は円谷英二と共にあり、戦中の作品から亡くなるまでのほとんどの作品に関わっている。 ◆戦中・戦後 戦中は戦意高揚のための戦争映画が主体となっており、限定的ながら軍隊の協力も得つつ作品を製作していた。 軍事機密を理由にほとんど資料を回してくれない中でも執念によって作り上げた名作「ハワイ・マレー沖海戦」の精度は軍関係者さえ驚愕したという。 戦後しばらくは公職追放によって戦中のスタッフを満足に使えず、特撮作品の製作本数は激減する。 しかし、昭和20年代後半には円谷英二をはじめとするスタッフが再度集結し、「太平洋の鷲」等の作品を製作、そして「ゴジラ」が誕生。 この作品の成功により、東宝特撮は東宝の主力作品の1つとして扱われるようになった。 ◆1950年代後半~1960年代前半 この時期は邦画全盛期と重なり、「ゴジラ」以降東宝は特撮をウリにした作品を年に数本製作していった。 作品の幅も広く、主力であった怪獣映画や戦記映画以外にも「地球防衛軍」から始まったSF作品、 「ガス人間第一号」を代表する変身人間シリーズ等も製作された。 また、時代劇にも特撮を使用した作品も存在している。 ◆1960年代後半 邦画業界が斜陽期に突入、観客動員数が激減してしまう。 東宝特撮も以前のように様々な作品を作れなくなり、 子供人気のある怪獣映画と定番として生き残った戦記映画以外はほとんど作られなくなった。 そして円谷英二が死去し、特撮製作の部門も解散してしまう。 ◆1970年代 部門は解散したが、中野昭慶を中心に残ったスタッフが製作していった。 この時期は一部の大作以外は予算や製作期間が限られてしまう。 主力のゴジラは低予算の子供向け作品として製作され、70年代半ばには製作が終了した。 代わりに注目された作品群は「日本沈没」に代表されるパニック・スペクタクル路線である。 「日本沈没」が880万人の大ヒットとなり、 この路線が中野監督が相性が良かったのもあり、後続の作品も作られた。 また、90年代を引っ張る川北監督がテレビ・映画で特技監督としてデビューした。 一方で70年代前半には吸血鬼伝説を日本舞台として描いたホラー映画3部作『幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形』『呪いの館 血を吸う眼』『血を吸う薔薇』も制作された。 さらに変身ブームに乗っかる形でヒーロー番組制作にも参入、「愛の戦士レインボーマン」など数作が制作された。 ◆1980年代 作品数、興行成績的には最も冬の時代である。 前半はSF・リバイバルブームを受けての大作、「ゴジラ(1984)」、「さよならジュピター」が製作された。 しかし、「ゴジラ」はヒットしたものの「さよならジュピター」は大コケしてしまう。 後半は「ゴジラVSビオランテ」やサンライズとの共同製作の「ガンヘッド」が公開。 「VSビオランテ」はまずまずの成績で90年代にバトンを渡すことに成功した。 ◆1990年代 良くも悪くも平成VSシリーズが中心になった年代である。 「VSキングギドラ」のヒットから始まったシリーズは、 年末作品の定番として300万人以上を動員し続ける人気シリーズとなった。 また、ゴジラがハリウッドで製作されることになり、製作陣は振り回された。 シリーズが終了した後は平成モスラシリーズを製作。 ついにハリウッド版GODZILLAも公開された。 ハリウッド版の評判が芳しくなく、モスラも成績が落ち始めたことで再びゴジラを作る気運が高まり、1999年に「ゴジラ2000 ミレニアム」が製作された。 ◆2000年代 復活したゴジラシリーズだったが、興行成績は苦戦。 ハム太郎との併映で一時は持ち直すがやはり回復しきれず「ゴジラ FINAL WARS」でシリーズは一旦終了した。 後半に入り、CGを含めた特撮を利用した作品はリメイク版「日本沈没」や「K-20」等製作されている。 しかし、これらの作品は近年の大作ではお約束のテレビ局主体であり、東宝特撮としては語られていない。 テレビ作品としては『超星神シリーズ』も放送され、幻星神ジャスティライザーのロボットや怪獣の一部は東宝怪獣をモチーフとしている。 劇場版も製作され、川北監督の晩年の代表作となった。 ◆2010年代 10年の沈黙を破り、レジェンダリー製作の新ハリウッド版ゴジラである「GODZILLA ゴジラ」が2014年に公開。既存のゴジラファンからも好評を得、続編の「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」も2019年に公開されている。2020年には「髑髏島の巨神」版のキングコングと対決する「ゴジラVSコング」が公開予定だったが、新型コロナの影響で2021年に延期された。 一連の作品は同一の世界観を持つ「モンスターバース」と呼ばれる。 さらに、上記のハリウッド版の好評も手伝って2016年には「シン・ゴジラ」が庵野秀明総監督・樋口真嗣監督により公開。 国内で82.5億円の興行収入を獲得する大ヒットとなり、また多くの賞を受賞するなど高い評価を得た。 特撮ではないものの、2017~18年にはアニメ版ゴジラが公開されている。ゴジラら怪獣達を「各種族における神・象徴」として描き、これ以上のないハードな人間ドラマを展開させた。 ゴジラ以外では、CG技術を駆使したファンタジー・SF漫画の実写映画化が盛んになっている。 当記事的には、シン・ゴジラと多くのスタッフを共通し、アナログ特撮もふんだんに用いられた「進撃の巨人」が代表例だろうか(評価は高くないが……)。 ◆2020年代 2020年からは、毎年11月3日(初代ゴジラ公開日)に開催されている『ゴジラ・フェス』にて過去作のゴジラスーツなどを用いた特撮短編が公開されており、小規模ながらも現在ミニチュアを多用した東宝特撮を堪能出来る唯一の機会となっている。 2021年春には、TVアニメ「ゴジラ S.P<シンギュラポイント>」が放映された。怪獣達のデザインに大胆なアレンジをかけながら、再登場の機会に恵まれなかった多数の怪獣達を復活させた。 コロナ禍によって公開時期が流動的になっていたが、シン・ゴジラのスタッフによる「シン・ウルトラマン」が2022年5月に公開。興業収入44.4億円とヒット作となった。 2023年11月には山崎貴が脚本・監督を手掛けた新作ゴジラ映画「ゴジラ-1.0」が公開。 【ファンについて】 歴史が長いシリーズであるため、1970年代後半にはすでにファンによる活動や同人が確認されている。 特に84ゴジラの製作はこれらのファンの活動が後押ししたと言われる。 反面、円谷英二時代の作品に対する思い入れの強さからか、1970年代の作品は製作体制を考慮に入れない極端な批判が目立ち、平成VSシリーズも強く批判していた。 現在では劇場で平成VSシリーズを、昭和作品をビデオで見ていた世代が増えている。そのせいか前よりは世代間の対立は減っている。 しかし、現在は新作が無いことからくるファン全体の減少が著しく、特にゴジラシリーズ以外の知名度は下がっている状態である。 某掲示板の特撮系の板でも東宝特撮に関するスレの数は減ってきている。 かつては特撮ファンでも最大級の数であったのだが……。 とはいえ、まだまだファンもいるので新作や関連アイテムの販売を待ってみよう。 【作品一覧】 ※ゴジラシリーズは該当項目を参照 ◇映画作品 ◆「透明人間」(1954) ◆「獣人雪男」(1955) ◆「空の大怪獣ラドン」(1956) ◆「地球防衛軍」(1957) ◆「美女と液体人間」(1958) ◆「大怪獣バラン」(1958) ◆「日本誕生」(1959) ◆「宇宙大戦争」(1959) ◆「電送人間」(1960) ◆「ガス人間第一号」(1960) ◆「モスラ」(1961) ◆「世界大戦争」(1961) ◆「妖星ゴラス」(1962) ◆「マタンゴ」(1963) ◆「海底軍艦」(1963) ◆「宇宙大怪獣ドゴラ」(1964) ◆「フランケンシュタイン対地底怪獣」(1965) ◆「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」(1966) ◆「キングコングの逆襲」(1967) ◆「緯度0大作戦」(1969) ◆「ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣」(1970) ◆「日本沈没」(1973) ◆「ノストラダムスの大予言」(1974) ◆「エスパイ」(1974) ◆「東京湾炎上」(1975) ◆「HOUSE(ハウス)」(1977) ◆「惑星大戦争」(1977) ◆「さよならジュピター」(1984) ◆「ガンヘッド」(1989) ◆「ヤマトタケル」(1994) ◆「モスラ」(1996) ◆「モスラ2 海底の大決戦」(1997) ◆「モスラ3 キングギドラ来襲」(1998) ◆「シン・ウルトラマン」(2022) ◇テレビシリーズ ◆「愛の戦士レインボーマン」(1972) ◆「行け!ゴッドマン」(1972) ◆「クレクレタコラ」(1973) ◆「流星人間ゾーン」(1973) ◆「行け!グリーンマン」(1973) ◆「ダイヤモンド・アイ」(1973) ◆「行け!牛若小太郎」(1974) ◆「円盤戦争バンキッド」(1976) ◆「メガロマン」(1979) ◆「電脳警察サイバーコップ」(1988) ◆「七星闘神ガイファード」(1996) ◆「超星神グランセイザー」(2003) ◆「幻星神ジャスティライザー」(2004) ◆「超星艦隊セイザーX」(2005) 東宝特撮ファンの方は追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 今の技術で変身人間シリーズ作れたらどうなるかな -- 名無しさん (2014-09-11 16 55 57) シンゴジラはここにいれて良いものだろうか -- 名無しさん (2016-11-26 09 17 53) ここ近年の東宝特撮ドラマの盛り上がりぶりを考えると、その内新作ドラマを作るんじゃないかとうずうずしますね。個人的には。期待してます。 -- 名無しさん (2018-12-01 21 01 47) 東宝さん、令和の新ヒーローを作って欲しいなあ。 -- 名無しさん (2022-03-17 10 52 48) ↑3シン・ウルトラマンもそうですね。円谷プロの項目に入れるならまだ分かりますが。 -- 名無しさん (2023-04-03 19 14 42) 東宝特撮の知名度を上げたいなら、TSUBURAYA IMAGINATIONや東映特撮ファンクラブの様な定額見放題動画サービスを始めてみてはとは思うが、テレビシリーズは超星神シリーズ以外全話を公式配信してない所からも権利的なしがらみとか面倒くさいのかなと思ったり。 -- 名無しさん (2023-04-03 19 42 43) 知名度が下がってる問題については特撮自体がほぼ東映特撮とウルトラマンしか新作がないからってのもあるだろうなあ。円谷もウルトラ以外は知名度減ってそう(一応グリッドマンはアニメの効果でファン増えてるだろうがアニメ版で入ったファンが原作のグリッドマンを見てるかどうかって話だし…) -- 名無しさん (2023-04-03 20 03 29) 2018年は今の状況が信じられない位イベントとか、YouTubeでのテレビシリーズ作品の一部エピソードの配信とか盛り上がってたなあ。このノリで東宝産のテレビ特撮シリーズが復活すればって思ってたのはいい思い出です。 -- 名無しさん (2023-04-05 18 37 00) メガロマンにも陽の目を… -- 名無しさん (2023-04-05 19 10 51) マジで東映特撮ファンクラブのようなアプリかアマプラのマイヒーローチャンネルに東宝ヒーロー来てほしい… -- 名無しさん (2023-04-05 20 04 31) 東宝特撮のエピソード項目できたら、グランセイザーの12話や、ガイファードの15話とか出来そう… -- 名無しさん (2023-04-06 20 12 48) この手のサイトの記事で本に触れるのって、珍しい。 -- 名無しさん (2023-04-11 10 00 05) 映画版進撃の巨人は2010年代製作だった気がする… -- 名無しさん (2023-04-17 19 48 43) 今の東宝スタジオ火気厳禁だと聞いたが、火とか使うシーンどうしてるんだろうか… -- 名無しさん (2023-04-17 20 01 37) メガロマンもまた、マニア本で取り扱って欲しい… -- 名無しさん (2023-05-02 09 56 35) 特撮ドラマもまたやってほしいが、スタジオが火気厳禁なのが難しいところ。 -- 名無しさん (2023-05-02 10 14 45) 円谷プロと仲直りしたのかなあ… -- 名無しさん (2023-05-08 19 43 51) ゴジラ 東宝特撮の公式Twitter、最初に一回ツイートしただけで機能せずアカウントも削除されてた… -- 名無しさん (2023-05-10 17 22 07) 東宝は権利関係が面倒くさいと言う話を聞いたが、本当なんかなあ(実際超星神シリーズ以外のテレビ特撮を全話配信してるサイトを見たことない)… -- 名無しさん (2023-05-13 21 56 38) シン・ゴジラ、どこのスタジオで撮影したの?東宝名物の砧は現在火気厳禁らしいし… -- 名無しさん (2023-05-15 18 30 55) ゴジラ 東宝特撮のムックや山崎貴のゴジラがゴジラ…もとい東宝特撮の復権に貢献してくれるだろうか? -- 名無しさん (2023-05-15 19 09 54) ある意味今の特撮のはしりではあるが、ゴジラ以外は知名度が… -- 名無しさん (2023-05-17 10 00 31) パワーレンジャーがどんどん作品の項目出来てるから、ここもムックが出た作品から項目が作られるのかしら? -- 名無しさん (2023-05-17 10 16 46) サイバーコップの個別項目が無いのが意外… -- 名無しさん (2023-05-17 10 36 00) なんか最近5年位に一回の頻度で動きが活発になってるイメージ。 -- 名無しさん (2023-05-22 20 11 32) 今ヒーロー番組を作ったら、巨大ヒーローでは無いのかなあ?まあここの特撮ドラマ自体巨大ヒーローほぼいないけど… -- 名無しさん (2023-05-23 20 09 14) ゴジラ以外も何か作って欲しい所… -- 名無しさん (2023-05-29 19 07 12) 東宝特撮とアニメレーベルの奴を纏めたのでもいいので、サブスク的な専用アプリを実装してほしいなあ… -- 名無しさん (2023-05-29 20 12 50) 正直今の技術でゴジラ以外の東宝特撮(特にテレビヒーロー)に、期待したい。 -- 名無しさん (2023-06-02 20 38 24) 超星神シリーズ好きだったなあ… -- 名無しさん (2023-06-05 17 52 40) 超星神20周年で何か動きがあるといいなあ。 -- 名無しさん (2023-06-14 10 22 55) ダイヤモンドアイとか見たい… -- 名無しさん (2023-06-14 10 54 59) また復活したら、どんなシリーズが出るんだろう…超星神シリーズみたいにゴジラ怪獣オマージュの怪獣が出るのかな? -- 名無しさん (2023-07-26 11 11 49) 東宝特撮のムックは、必見資料ですね。 -- 名無しさん (2023-10-24 11 00 02) 電脳警察サイバーコップ、東宝特撮だったのか。サイバーコップ4人のフィギュア、でいいのか。持ってたな -- 名無しさん (2024-06-02 03 36 35) 学校の怪談や血を吸うシリーズは対象外? -- 名無しさん (2024-06-02 08 08 28) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/2309.html
『ジオンの残光』 サモン・サーヴァントを行ったルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは、この上なく困惑していた。 数度の爆発を経て召喚に成功したものの、現れた物は、この世界にある物とはかけ離れた物だったからだ。 「なに…?これ」 目の前に現れたのは80メイルはあろうかという巨大な緑色の物体。 だが、その巨体の半分以上を焼け焦がせ異臭を放ち、所々からは火花が巻き上がっている。 「これ…ゴーレム?」 脚は付いていない。ならば飛ぶのかとも思ったが、全く動く気配は無い。 初めはその巨体に驚いていた他の生徒達も、動かない物を召喚したルイズを笑い始めた。 「さすが『ゼロ』だな!壊れたゴーレムを召喚するなんて!」 「ミスタ・コルベール…あの!もう一度召喚させてください!」 「それはダメだ。ミス・ヴァリエール。春の使い魔召喚の儀式は神聖なものだ。好む好まざるに関わらず、これを使い魔にするしかないのだよ」 そうは言うが、コルベールの気は重い。 不名誉極まりない『ゼロ』という二つ名を持つ彼女が数度の爆発を経て召喚に成功したのだが、物が物だけに困っていた。 個人的には再召喚させてもいいという心情だったが、公平を期すためにはそれはできない。 「これは伝統なんだ。ミス・ヴァリエール…例外は認められない。これは…」 そう言って、その物体を指差すが、改めて息を呑む。 表面をかなりの高熱で焼かれたらしく、気泡が現れている部分もある。 こんな大質量の金属をどうやって焼いたのだろうかと、興味を持ったが、すぐに目の前の落ち込んでいる少女の事を考えて自己嫌悪に陥りかけた。 「…今は動かないかもしれないが、呼び出された以上、君の使い魔にならなくてはならない」 「そんなぁ…」 がっくりと肩を落としたルイズが『それ』に近付いたが、契約するにもどこにやればいいのかサッパリ分からない。 これが動いてくれれば、文句無しに喜んで契約するとこなのだが… とりあえず、『フライ』を使ったコルベールに掴まり、頭らしき方に近付いたのだが その時、沈黙していた頭部から一条の光が放たれた。 「あれは…目か?どうやらまだ動くようだね」 一つ目という特異な目だったが、動く事にほんの少し安堵した。 だが、安堵したのも束の間、頭部が後退し、すぐ下の部分が様々な動きを見せ内部が開け放たれた。 「…ミスタ・コルベール。あそこにいるのは一体…」 「私にもよく分からん…だが、怪我をしているようだ」 中に居たのは、妙なスーツで全身を覆った人。 だが、腹部から血を流していた。 (いいか…一人でも突破し…アクシズ艦隊へたどり着くのだ!) 周囲に浮かぶ、様々な巨人に向け言葉を放ち続ける男が一人。 (我々の真実の戦いを、後の世に伝えるために!) その言葉を合図として、周りの巨人が加速し一直線に突き進む。 ただ、ひたすらに、居並ぶ敵艦隊の向こうに存在するはずのアクシズ艦隊を目指して。 (我々が尽きようとも、いつの日か、貴様らに牙を剥くものが現れる!それを忘れるな!!) 壁というべき艦隊と突き抜け、周囲を見渡すが、すでに周りには自分しか存在していなかった。 (最後の…一人か…) そう思うと、声にならない叫びをあげ目の前の艦へと突き進む。 迷いなどあろうはずもない。成すべき事を成し、後に続く者が現れる事を信じて機を推し進めた。 視界が赤く染まり、全ての音が途切れる。 だが、その赤く染まっていた視界が再び開かれ、ぼやけた視界に入った物は…緑色の長い髪だった。 ミス・ロングビル。オールド・オスマンによって採用された秘書であり、理知的で物静かな姿勢から一部生徒達からも人気がある人だ。 もっぱらの悩みの種は、そのオスマンによるセクハラであるのだが 『ゼロ』の二つ名を持つルイズが召喚した大破したゴーレムの中の人の様子を見るようにとオスマンに言われて医務室にやってきている。 「まったく…こんな事する暇があるなら、宝物庫の事でも調べときたいんだけどね」 秘書にあるまじき言葉ではあるが、本職が秘書でないのだから仕方ない。 とりあえずは異常なしとして、戻る事にしたのだが、背後から恐ろしいまでの殺意と咆哮を受け固まった。 「シーマ!?貴様ァーーーーーーーーーー!!!閣下を殺害しておきながら、よく私の前にその姿を晒せたなッ!!」 なに?シーマ?誰?てか何で!? そう思うまもなく一気に組み伏せられる。早い。杖を抜く暇すら無かった。 「お、落ち着いてください!ここはトリステイン魔法学校で…」 必死こいて後ろへと顔を向ける。 長く纏められた銀髪が印象的だったが、おっそろしい程に怒り猛っている。 しばらく視線が交錯したが、手の力が少し緩んだ。 目覚めたてで、思考が鈍っており、そこに仇敵であるシーマ・ガラハウを彷彿とさせる緑の長い髪が目に入ったからなのだが よくよく考えてみれば、サラミスに特攻したはずの自分を、シーマが拾うはずもないと思い、とりあえず状況を掴む事にした。 あの状況で命があったとすれば、十中八九ここは連邦の艦だからだ。 「シーマではないようだが…捕虜というわけか?」 捕虜であるにしろ、このまま黙っているわけにはいかない。 このまま事が進めは、宇宙の晒し者になる事は確実なのだ。 最悪、目の前の女を人質にMSなり戦闘機なりを強奪する気でいた。 「一先ず、話を聞いてください。ここはトリステイン魔法学校で、あなたは捕虜などではありませんから」 「トリステイン…?艦の名か…?いや待て、学校だと。という事はコロニーか?だが、サイド3にもサイド6にもそのようなコロニーは無かったはずだが」 サイド1.2.4.5の修復されたコロニーのどれかとも思ったが、少なくとも、そんな名のコロニーは無い。 それ以前に『魔法』という単語も聞こえたのだが、あえて無視する。 もちろん、状況が掴めない以上は、離す気は無い。 連邦の勢力下だとして、星の屑の中心人物である『ソロモンの悪夢』を、そう簡単に逃がすはずは無いと判断した。 そうしていると、扉が開いて、明らかに軍人ではないような桃色の髪の少女が入ってきた。 「……この…!ミス・ロングビルになにやってんのよ!バカーーーーーー!!」 叫びと共に放たれる蹴り。 だが、間合いも遠い上に、素人の蹴りだ。 不意を付かれでもしない限り本職の軍人が食らうようなものではない。 軽くいなすと支えている脚を払い転倒させた。 「…ロングビルと言ったな。一つだけ聞こう。ここは連邦の勢力下か?」 「連邦…?少なくともトリステインは王国ですが」 「王国だと?ふざけた事を」 そう思うのも無理は無い。 地球の全域は、アフリカなどが影響が弱いぐらいで、全てが連邦の勢力下だ。 宇宙にしても、サイド3のジオン共和国。月のフォン・ブラウンとグラナダ。中立であるサイド6のリーア。そして遠く離れたアクシズ。 少なくとも王国などというものは一切無い。 「とにかく…離していただかない事には話もできませんので…できれば」 倒れて目を回している少女とロングビルと呼ばれる女を一瞥する。 少なくとも、軍関係の者ではないようなので、一先ず離す事にした。 そこで自分の状態に気付く。 無いのだ。ノーマルスーツの上半身部分が。 バイザーが砕けかかったヘルメットは側にあったが、上半身部分が綺麗に切り取られたかのように無くなっている。 そして、銃創と破片によって受けた傷も無い。 「怪我をされていて、着ていたものが脱がせず治療できないとのことでしたので、切り取らせていただきました」 訝しげにしていた様子に気付いたのか、ロングビルが答えるが、切り取ったというとこに納得がいかない。 宇宙にしろ地球にしろ、少なくとも医療関係者がノーマルスーツの着脱法を知らないはずが無い。 さすがに、妙だと思っていると、目を回していた少女が目を覚まし、起きるや否や叫んだ。 「へ、平民が…使い魔が…主人にいきなりなにすんのよ!!」 平民?使い魔?そんな疑問が浮かんだが、状況がサッパリ掴めない。 「名前は!?平民でも名前ぐらいあるんでしょ?」 そう聞かれたが、この規律の塊とも言うべき男からすれば、まず第一に口の利き方がなってない。 「人に名を聞くときは、聞くほうが先に名乗るべきだが」 ぐぅ!と言葉に詰まる。相手は平民だが正論だ。おまけに妙に威圧感がある。 「…ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールよ」 「アナベル・ガトーだ」 「アナベル?女みたいな名前」 アナベルが男の名前でなにが悪いんだ!俺は男だよ!! 最も信頼する部下の声でそんな言葉が聞こえたが多分幻聴か何かだろう。 少なくとも、名前関係で人と揉め事を起こした事は無い。 一応の自己紹介が済んだが、最も大事な事に気付いた。 「…ノイエ・ジールはどうなった」 どうも今一、記憶がハッキリしない。アクシズ艦隊目指し、追撃艦隊に突入したところまでは覚えているのだが。 「ノイエ・ジール?緑色の大っきいやつ?それなら、草原に転がってるけど、なんなのよあれ」 「馬鹿な!宙間戦闘用MAが転がっているだと!?」 草原というからには、ここが艦ではないという事は分かった。 ならば、コロニーという事になるのだが、転がっているというのは理解しがたい事だ。 漂流したのならば、少なくともノイエ・ジールはコロニーの外にあるのだから。 ルイズに案内され外に出たが、ここがコロニーではないという事を目にする。 コロニーにあるべき物が全く無いからである。 上空に見える地面も無ければ、河も無い。 そして、草原に転がっている半壊状態のノイエ・ジール。 さらに、その上を浮いている人。 「なん…だと!?」 さすがの、ソロモンの悪夢も、その光景には言葉が出ない。 まだ05が飛んでいるといった方が信じられるだろう。重力に囚われたような環境で人が飛ぶなどとは。 「おお、気が付いたのかね。三日も意識が無かったから、どうしたものかと思っていたのだが、無事なようでよかった」 上空から声がかけられたが、返事ができない。 「一体これは、なんなのかね!表面を見た事も無い金属で覆っている!実に興味深い!」 「…まずは、それから離れてもらおう」 ノイエ・ジールはアクシズから寄与された試作MAである。軍事機密の塊と言ってもいい。 ノーマルスーツの腰に付けられている拳銃を抜くと、その銃口を向けた。 だが、拳銃を向けても離れようとはしない。これが武器であるかとも分からないかのように。 一発、上空に向けトリガーを引く。威嚇だが、これで次は無い。 「うわ!な、なんの音だ!」 「次は無いと思え」 「銃…なのかね?それは」 至近距離で銃声を聞いた、ルイズが耳を押さえているが。関係無い。 不承不承の体でコルベールが降りてきたが、それに銃口を向ける。 「私を回収してくれた事には一応感謝しておく。だが…どういうわけだ?」 「きみは、そこのミス・ヴァリエールの使い魔として召喚されたのだよ。手に使い魔のルーンが刻まれているだろう?」 左手を見るが、確かになにやら文字のようなものが刻まれている。 おまけに、なにやら光っている。 さすがにこれは反応せざるを得ない。 「貴様…!私に何をした!」 改めて銃口を向け、手に力を込める。 MSで敵を撃破するか。生身で人を撃つか。形に違いはあれど失われる命に違いは無い。 この男が敵であり、なにか妙な事を施したとでもいうのであれば、トリガーを引くのに躊躇はしないだろう。 コルベールもそれに気付いたのか、幾分か緊張した面持ちになる。 メイジではないが、雰囲気から、この使い魔がどこかの国の軍人であると判断した。 平民が軍人になれる国…それは隣国『ゲルマニア』しかない。 基本的に、実力主義で戦果さえ挙げれば一平卒でも将官への昇進が連邦よりも容易なジオン公国軍。 実力と才能で稼いだ金で地位を買う事のできるゲルマニア。 まぁ似たようなとこはある。 「とりあえず、銃を降ろしたまえ。我々はきみの敵というわけではないよ」 なるべく穏やかに言ったが、ガトーは鋭い目をコルベールに向けたままだが、ゆっくりと銃をホルスターに仕舞った。 「まず、話をしよう。ここはトリステインだ。きみはどこから来たのか聞かせて欲しい」 そう問われたが、ぶっちゃけあまり聞いていない。 「ジオン公国」 短く答えたが、考えが纏まらない。 コロニーで無いなら、ここはどこになるという事だが、常識で考えれば地球しかない。 だが、それなら、ノイエ・ジールがこんなとこに転がっているはずもない。 八方塞というやつだ。 「ジオン公国…聞いた事が無いな」 ジオン公国を聞いた事が無い。 そんなはずはない。U.C0083に生きる人間にとって、ジオン公国は前大戦の主役の片割れを担っていたと言ってもいい存在だ。 ジャブローの原住民でも、ジオン公国という名前ぐらいは知っているはずだ。 埒があかないので、こちらから質問してみる事にした。 「先程、飛んでいたが…どういう技術だ?」 「『フライ』かね?魔法だが…知らないはずはないだろう?」 『魔法』その単語を聞いて、少し頭が痛くなったが、現実だ。 「…魔法学院とか言っていたな」 「そのとおりだ。ここは、貴族が魔法を学ぶための施設で、君はミス・ヴァリエールの使い魔となったのだ」 「使い魔?どういう事かは知らぬが、私は、そのようなものになった覚えは無い」 「そのルーンが何よりの証拠だ。コントラクト・サーヴァントは君が気を失っている間に済ませてしまったようだが」 話は変わるが、基本的にジオン軍人は、軍人より武人に近いと言われている。 宇宙攻撃軍だけにしても猛将と揶揄されるドズル・ザビ中将を筆頭に、白狼『シン・マツナガ』といった武人気質の人間が非常に多い。 もちろん、そのドズル中将麾下の302哨戒中隊を率いていたガトーも例外では無い。 そんな人間に、気を失っている間に契約しておいたから、使い魔になれ。と、一方的な事を言えばどうなるか。 ただでさえ、多大な圧力を掛けてくる地球連邦に反発し1/30以下の国力がありながら独立戦争を仕掛けたのだ。 当然、次の瞬間には銃を抜いていた。 「動くな。動けば即座に撃つ」 「な、何を…!」 「確か…ルイズと言ったな…私を元居た場所に戻してもらおう」 会話に付いていけず、半ば呆然としていたが、コルベールに銃を突きつけ、そう言ってきた事でやっと我に返った。 「へ…?ああ、無理ね。『サモン・サーヴァント』は呼び出すだけ。使い魔を元に戻す呪文なんて存在しないわ」 「っく…!ふざけるな!」 「わたしだって、あんたみたいな平民が使い魔なんてイヤよ!大体、大怪我してて、治癒の魔法の秘薬の代金だってわたしが出したんだから!」 「ぬう…」 先にも言ったが、アナベル・ガトーは武人気質の人間で、行動理念の大半は義だ。 確かに、コウ・ウラキに撃たれた傷は塞がっている。 つまりは、命を拾われたという事になるのだが…どうもいま一つ納得しがたい。 「確かめたい事がある。どういう理屈か知らんが、私をノイエ・ジールのコクピットまで運んでもらおうか」 「それは…構わないが、銃をだね…」 指示をしつつ、ノイエ・ジールのコクピットに運んで貰う。 ルイズも付いてきたので中に三人入る事になった。いかに巨大MAノイエ・ジールとはいえ狭い。 おまけに、倒れているため、非常に操作し辛い。これが宇宙なら関係無いのだが。 各部チェックを行うが、武装関係はほぼ全滅でIフィールドも働いていない。 ジェネレーター出力も辛うじて作動していると言っていいLvだ。 それでも、システムを動かすだけなら何とかなる範囲。 ハッチを閉じると、モノアイを通して外の風景が映し出される。 「なにこれ!閉まってるのに外が見える!」 「戦闘記録データ…U.C0083.11/13/00・34・38…このあたりか」 コンソールを動かし操作するとモニターが外の風景から漆黒の宇宙へと切り替わる。 そこに移るのは、大きく輝く地球と周りに浮かぶ、06.09.21などのMSだ。 何かを合図としたかのように、それが艦隊へと向け突き進んだが、映し出されるのは、ミサイルや機銃。護衛のジムの攻撃により次々と脱落していく姿。 しばらくすると、一隻の艦がモニターに映し出され、それが大きくなると、爆発に巻き込まれ画像が途絶えた。 コルベールは黙って見ていたが、ルイズはビームやミサイルがかすめる度に大声を上げている。 そして、ハッチを開け放つと核融合炉を停止させた。 地上である以上役には立たないし、この損傷だ。暴走して爆発でもしたら洒落にもならない。 ガトーが無言でノイエ・ジールの装甲の上に立つ。 「生き恥を晒したというわけではないだろうが…お前に拾われた命だ。好きにするがいい」 「君はいったい…どこから、いや、あれは一体…」 その問いには答えない。というより答える余裕が無い。 日が沈みかけ、ハルケギニアにソロモンの悪夢が降り立ってからの三日目が終わろうとしていた。
https://w.atwiki.jp/eveon/pages/119.html
[[10連軍事1]](軍事ミッション1~2) 10連ミッションへ戻る 10連ミッション:軍事応用交換 慈悲深き天使 コメント 10連軍事応用2へ進む 10連ミッション:軍事応用 交換 軍事応用ミッション1つ目。 現在地と地名が違う場合は、目標のリンクを右クリックして「目的地に設定」して移動。 特にひねりのない戦闘ミッション。 現地に到着したらBM(ブックマーク)の「戦闘(デッドスペース)」を使いミッションエリアへ ゲートから進入し、 初期 FG(フリゲート)x1 増援1 FG(フリゲート)x2 増援2 FG(フリゲート)x3 を倒してクリア。 移動方法はチュートリアル3を参照。 戦闘方法はチュートリアル2を参照。 慈悲深き天使 この先、未編集の為 JPwikiへリンク 10連軍事応用2へ進む コメント コメント
https://w.atwiki.jp/anno/pages/17.html
軍事ユニット 訓練可能な施設 ユニット名 -見張りの家- -砦- -要塞- 市民軍 ○ ○ ○ 槍兵 ○ ○ ○ てき弾兵 ○ ○ 槍騎兵 ○ 竜騎兵 ○ 迫撃砲 ○ ○ 榴弾砲 ○ ユニット性能と生産コスト ユニット名 -戦闘力- -人数- 維持費- -HP- -ゴールド- -武器- -馬- -カノン砲- 市民軍 2 9 10 270 300 槍兵 4 9 20 450 450 3 てき弾兵 4 9 25 360 450 3 槍騎兵 4 4 30 400 600 4 4 竜騎兵 4 4 35 320 700 4 4 迫撃砲 5 4 35 280 600 4 榴弾砲 6 4 40 320 800 4 ※竜騎兵は護衛兵の研究を完了するとHPが40%上昇(448)する。 ^
https://w.atwiki.jp/theurgy/pages/338.html
カジノ・ヴェンデッタ 通称 ヴェンデッタ 所属グループ EAA 本社機能施設 イラク 主要事業 カジノ経営、要人やテウルゴスの暗殺、テウルギアのジャンクパーツの横流し 軍事機能 あり 外交 (未設定部分) 企業概要 旧国家:イタリアにいたラテン系マフィアがEAAグループとCDグループとの戦いに居場所を追われ、流れ着いた先で立ち上げた「カジノ・ヴェンデッタ」を主とする企業。 故に組織としての名前は「ヴェンデッタ・ウニオーネ」が正式となる。 領地は持たないが、その売上金と、同グループ内との積極的なやり取りにおける戦闘産業にて主要参画企業へ名を連ねることができた。 カジノにはバーが併設されており、カクテルなどの酒だけでなく、紅茶やコーヒー、軽食なども提供可能。 またマフィアとしての側面も未だ残されており、保有しているテウルギア「オールドファッション」を用いた戦闘への参加、あるいは汚れ仕事、その副産業としてのテウルギアの部品を横流しするなども収入源である。 しかし所属故に、EAAの戦力としてのテウルギアは狙えない。 ※依頼方法 とあるルーレットのディーラーに特定の色・数字に賭けることでアピール。 するとディーラーが弾のコントロールで勝たせてくれて、「VIPルームへどうぞ」という名目で個室へ、そこで依頼を伝える、という手順。 原案(共同):アレキウス・クロイツァー様、在田
https://w.atwiki.jp/theurgy/pages/116.html
■企業名/大和重工 ■企業名略称/大和重工 ■所属グループ/アレクトリス ■本社機能施設/中国海南島海口市 ■主要事業/災害救難、防災器具設備、医療、漁業 ■軍事機能/テウルギア、陸軍戦力、海軍戦力、防衛施設多数 ■外交/保留(方針は平和主義) ■企業概要/ 汚染地域かたの避難民や元々の住民などが結成した漁業組合が企業の前身である。中国は山岳が多く、東南アジアは海に面しておりどちらも災害が多発していた。この組合は積極的に災害救難を行っていた。それに付随して、防災器具や設備の開発生産が進み、現場での応急処置や病院での医療が発達を遂げていった。その需要が高まるにつれ、組合は企業となりその名前を大和重工とした。これが企業の始まりである。 社員研修を徹底しており、領民の見本となるような礼儀作法等を熱心に教育している、また、社員一人ひとりを大事にする社風から、助け合う事をモット―としており、社員の団結力は高い。そのような企業体系から、領民からの信頼も厚い。 ■企業の各部門 【軍事部門】【行政部門】【救難隊】【外交部門】【経営部門】 ■事業説明 主要事業は、災害に関する事が多い。救難や、防災器具設備の開発生産や、医療である。救難に関しては他企業他グループであっても要請があれば、出動可能範囲で出動をしている。防災器具設備も企業を問わず広く輸出しており、これらの恩恵は多くの企業が受けている。 医療に関してはかなり発達を遂げている。現場での応急処置や、病院での手術、薬品に至るまで高い水準の医療を提供している。 漁業に関しては、海南島自体が海に囲まれている為に組合時代から長らく主要事業として成り立ってきた。収穫物は海南島や近くに存在する企業に卸売りをしている。また、事業程ではないが、造船も行っている。が、技術は軍艦を造船出来るレベルではない。 ■勢力圏 海南島を掌握しており、保護地域として定めている。 元々汚染地域からの避難民が移民して来ており、多種多様の人種が存在する。多くは東南アジア系、オセアニア系である。民族間の対立を避けるために、教育課程において他の民族を知る時間を設け、民族間交流をさせている。また、民族に関わる様々な施設を建設し、多民族の調和を維持している。 海南島の行政は、大和重工行政部が担当している。治安維持に関しては軍事部警務隊がこれを管轄する。法務は行政部法務課が担当をしている。大和重工はより良い領民の生活の為、教育施設、病院や娯楽施設を多く建設して管理を行っている。これらの多くの施策により高い治安を維持している。 ■軍事機能 大和重工軍事部門が全軍事昨日を管理している。下部組織に【機人課】【海軍課】【陸軍課】【研究開発課】【後方支援課】が存在する。これらの中でも多くの役割によって組織が多く存在している。戦争時(侵攻防衛を問わない)には【統合軍事本部】が設置され、多くの課が一つになり命令系統が単一化される。これにより、情報の錯乱を防いでいる。 テウルギアは三機(二機?中小企業の限度数いっぱいという事で)保有している。また他にも、旧来の部隊を多く保有している。前文明の軍隊を色濃く残した軍隊であろうか。 防衛機能に関しては、常に海軍での周辺海域の警戒。一部の海辺などに陸軍を配置等をしており、臨戦態勢は常に取っている。また、山の内部を削り、戦争時には山の斜面が展開し、山の内部に設置してある大砲等で射撃を行う機能も存在している。 まだ防衛戦の経験が無い為、その全容を知る物は多くない。まだまだどのような防衛をしているのかは謎のままである。 テウルギアを含めた武装に関しては、多くは自社生産をしている。一部ライセンス契約をし生産したり、武装を輸入する形を取っている。 反対に大和重工の装備を外に出す事はない。 軍事作戦方針は【戦術重視】である。後述するテウルギアがそのような形で汎用性を重要視しているのも戦術の幅を広げる為である。 その為、あらゆる戦い方を想定した訓練を日々行っている。 ■テウルギアについて 保有テウルギアは中型テウルギアで【三式機人戦闘兵器】としている。通称及び隠語はオレンジ。塗装がオレンジ色である為である。 同様の型のテウルギアは保有する全機体である。 機体の区別する名前についてはパイロットが決める事としている。現在は一番機から、【不知火】【トントロ】【ホルモン】である。 機体に関しては、元から武装を装備していないテウルギアとなる。その構造は簡潔に作られいる。修理や換装がしやすい構造で、どこかが破損すれば、すぐに予備の部品と交換すれば修理を終える事が出来る。 武装が全て後付けである為に、武装は多種多様であるので汎用性が高くどこでも戦える仕様となっている。追加装甲も装備可能である。機動力に関しては後付け装備を考慮し、非常に高い。装甲に関しては普通レベルである。 また、【演算処理統合戦闘システム】という独自の装置を搭載している。高い戦闘力のテウルギアと戦闘する際、一機だけの演算処理では予備動作から行動予測(射撃や移動)が遅れる為、有利な状況を作りづらい。そこで、全機体の演算処理機能等を統合し、演算処理を単一化する事で高い演算処理能力を出すシステムである。結果として、常に相手の行動予測が行えるようになった。 加えて戦闘データーを収集し、学習し記憶する能力も合わせ持つ。このデーターは本社のAIに伝達され、AI自体も学習し記憶する。AIはそのデーターを解析し、レポート提出する。それは敵の戦術予測や敵パイロットの癖、敵テウルギア性能。自軍テウルギアの癖やパイロットの癖などありとあらゆる情報の解析を行う。それを踏まえ、戦闘の質を常に高めている。 考案者ヲペン @renraku_yo_yo
https://w.atwiki.jp/hachimanjinja/pages/1274.html
合同軍事演習について 総指揮官 六芒星 副指揮官 はやぶさ 空軍指揮官 裕君 陸軍指揮官 海軍指揮官 メタルスライム 各軍入隊者 六芒星 裕君 フリーダムX YOU X z天z はやぶさ レプカ おきけん ニジリゴケもどき star 甘楽X 大噴火2 作戦内容 場所・・・プレ島近海 日時・・・延期決定 設定・・・段華人民共和国がプレ島に 波状攻撃をしかけ、 接近し、第一波は上陸している。 質問・疑問・その他↓に アラ、 対外戦争でもするんでつか? -- 大噴火 (2010-12-08 17 22 50) とりあえず我隊からは第三艦隊、第五艦隊、第六艦隊、第二強襲揚陸艦隊、第一航空旅団、第一爆撃大隊が参加します( -- 大噴火2 (2010-12-08 17 29 11) 副指揮官行きます -- はやぶさ (2010-12-08 17 30 22) 陸・海軍指揮官は陸・海軍にはいっていることが条件です。 -- 六芒星 (2010-12-09 14 55 04) RPGの構成ページの地図を見る限り段華人民共和国などn(ry これはさておき敵は地図の国から選んだ方が・・・ -- z天z (2010-12-09 16 17 29) 段華人民共和国PWDニュースの結構前のニュースで裕君が見つけたそうです。 -- 六芒星 (2010-12-09 16 23 21) あのー、そんなに空襲とかやりたかったらヒローズインスカイっていうオンラインゲームをみんなでやれば良いのでは 追記、実際やってみたけど面白かったよ -- レプカ (2010-12-09 19 31 13) http //hs.joycity.jp/です -- レプカ (2010-12-09 19 35 31) 連続こめすいません やる場合は敵、味方をわけてやった方がいいと -- レプカ (2010-12-09 19 36 53) 俺もヤッテルトイウ( それはともかく 日時を詳しくきめようぞ -- 大噴火 (2010-12-09 20 07 18) 長年やってなかったからパスワード忘れたしメアド変えたからもうw -- レプカ (2010-12-09 20 08 28) 課金さえなければ&あっても間違えてクリックしないような場所にあればやってみたいw -- はやぶさ (2010-12-09 20 09 53) それとダウンロード -- はやぶさ (2010-12-09 20 18 15) 11日以後ですので -- 六芒星 (2010-12-10 16 37 38) すみませんネットができるか微妙なので延期しますm(--)mペコリ -- 六芒星 (2010-12-17 13 18 27) やっと安定してきたので軍事演習の計画を立てております -- 六芒星 (2011-02-16 20 25 58) では、行動はどうしましょう -- メタルスライム (2011-05-10 21 06 20) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/nouryokukoukou3/pages/248.html
能力者高校軍事部門資料室 武装警備部隊、学生寮警備隊、風紀委員執行中隊などの校内軍事組織に関する資料が保管されている なお、上記の部隊の作戦活動報告および過去の戦闘資料なども資料室の管轄である 武装警備部隊 高校全域の警備を担当する警備員部隊 隊員のほぼ全員が元軍人、あるいは警察系特殊部隊経験者で構成されており、装備、隊員の質ともに高い水準にある。 おもな任務は能力者教育機関の治安維持全般。侵入者や不審者への対応、有事の防衛などを受け持つことになっているが、生徒が対処できる程度の問題であれば生徒に解決を任せる場合も多い。これは能力に関する情報サンプルを回収するという能力者教育機関の方針上、半ば規則化しているといってよい。 制服の色は紺色。拳銃の携行を義務としている。 風紀委員執行中隊 特殊装甲服プロテクトギアと重火器で身を固めた風紀委員の処刑部隊 対能力加工をほどこしたプロテクトギアの堅硬な防御と機関銃や対戦車無反動砲などの高火力兵器を駆使して敵対要素を完膚なきまでに叩き潰すことが任務であり、彼らが活動した後は大方が無残な荒野と化す。 現在はほぼ活動していない。