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【種別】 薬品 【初出】 十七巻 【解説】 複数の魔草から作られた薬で、あらゆる物品に飛行能力を追加する効果を持つ。 十七巻でカヴン=コンパスに待機していた魔女たちの扱う箒や、自身の体に塗られていた。
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アンラ・マンユ レジェンドレア 必要魔力 27 遠距離 攻撃 防御 TOTAL 親愛度MAX 11968 7463 19431 11000 誕生日 4月27日 身長 157cm 体重 47kg 3サイズ スキル 最後の審判効果 敵に全体に大きなダメージを与えて、一定確率で様々な状態異常にする 親愛度 コメント 低 我の眠りの邪魔をするのは一体どこの誰だ…?ふむ…この我を恐れぬとはなかなか見込みのあるやつだな。いいだろう、我の下僕にしてやろうではないか。ククク… 中 汝の忠実さは下僕の中でも最上級だ。だが、その実力では我のパートナーになることはできん。もっと破壊の力を身に着けることだな。頑張りたまえ 高 我の目に狂いはなかったな。ククク…汝は我のパートナーになるのに相応しい人材だ。もっと近くで、我の破壊と災難を見せてやろう! 嫁 ククク…我は汝のことが大そう気に入っておる。これからはパートナーとしてよろしく頼むぞ。汝と我で世界を破壊しようではないか!ククク…おもしろくなってきたぞ! 親愛度 セリフ 低 悪という言葉は我のために存在しているのだ。ククク… 見込みはあるが、我を恐れぬとはつまらんやつだ さぁ絶望の淵まで誘おう ククク…我は災難を…破壊を創造する者なり 中 光の世界…言葉を聞いただけでも虫唾が走るな 破壊と創造は表裏一体なのだよ 災難の創造は楽しいぞ?汝にはまだ無理だがな 汝を破壊するというのも、実に一興だと思うのだがな。ククク…冗談だ 高 ククク…最後の審判の日は近いな たまには深闇で休息を取るのも悪くない ヘビやトカゲは嫌いか?いやでも好きになってもらうぞ。ククク… 我はダマーヴァンドに幽閉されていた。そこに汝が訪れたというわけだ 嫁 汝はずっと我の傍にいろ。こ、これは命令だぞ…! 汝は幽閉されている我を救い出した。感謝しているぞ パートナーなのだから、手くらい繋いでもいいと思わないか…? デートという名の破壊活動に出発しようではないか スキンシップ後 朝 さぁ、我の足を舐めよ。ククク…冗談だよ。おはよう 夜 汝のおかげで気兼ねなく休息を取ることができるぞ。おやすみ なでなで 汝に触れるのは実にくすぐったいな…ク、ククク…実にくすぐったい… その他 誕生日 ブライダルデートの思い出 ククク…ブライダルデートは結婚をすること前提でするそうじゃないか…えっ、違う場合もあるのか…そうか、いや、うん…しかしまあ…我にはあまり似合わないかもしれないが、綺麗な花を…あ、ありがとう プライダルデートの思い出:ククク…プライダルデートは結婚をすること前提でするそうじゃないか…えっ、違う場合もあるのか…そうか、いや、うん…しかしまあ…我にはあまり似合わないかもしれないが、綺麗な花を…あ、ありがとう -- chapel (2014-06-29 11 57 24) ↑ブライダルでした!ごめんなさいorz -- chapel (2014-06-29 14 52 13) 名前 コメント
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本日の戦人様、お目覚めの一言。 「ってウギャアアアアア!!」 目前には、敵対している筈の魔女ベアトリーチェ。まあ、驚くのは無理はないか。 けど、原因はそれだけじゃなかった。 「なんだそのリアクションは。折角妾がステキバレンタインを演出してやろうとしたってのに」 そのお姿は、っぷっくく、形容しがたいものでした。 魔女が纏うのはドレスではなくて、甘ったるいチョコレート。そりゃあ叫びたくもなるってもの。 ……キムチが欲しいわね。 「いや、バレ、え?……こ、この痴女!!」 「ふん。その程度の文句しか出てこぬとは……情けない。まあ、良い。とにかく食え」 そんなことを仰りながら、お嬢様は戦人様にチョコレートを勧めています。 というか、押し込んでるわね。あ、口移しもしてる。 「ぬぐっ!?ん、あま、やめ、うむっ」 無駄な抵抗は見てて心を抉りますねぇ……ぷくくくー。 ふぁいとーおー……ま、適当に頑張んなさい。 さてさて、どうやらお嬢様からのプレゼントはひと段落着いたようですね。 「ぷは……はーっ。てんめぇ、食うとか無理だろうが!ズンドコ押し付けてきやがって!」 「ふぅむ。何だ、随分甘ったるいコーディネイトだなぁ、戦人」 戦人の白いスーツも、顔も、唇も。チョコレートでべったべた。 確かに微妙ね。 「誰のせいだよ、誰の!」 「む。ならば、妾が責任持って喰ってやろう」 「は?……っひ!?」 お嬢様は、戦人様の首筋に垂れたチョコレートを舌で掬い上げます。 「うむ、甘いの」 「な。何しや……ふぁあ!」 「ふふ、そなたは感じやすいのぉ……ほれ、こっちにも付いておるぞ~?」 「やめ、あ、っや……ひゃあうっ」 ああ、さすがお嬢様。戦人様の弱点を的確に攻めていらっしゃる。 ほんっと、戦人は弱いわね。 「ククク、小娘のように啼きおって……まだまだたっぷり残っておるからな。しっかり最後まで責任を取ってやろうぞ」 「あ、ああ……あがあぁッ……」 絹を裂くような野太い悲鳴は、魔女たちにとっては頬が落ちるほど甘いスウィーツ。 誰も逃れられない。……くすくすくす。 ナレーションは私、ロノウェと、解説・ベルンカステル卿とでお送りいたしました。 続きはホワイトデーでね……ふふふっ。 一方、どこかの時代の、どこだかにある空の下。 「お嬢、鼻血出てますよー。チョコの食べすぎですかー?」 そんなふざけた声に一睨みをくれてやったが、男は腑抜けた笑いを返すだけだった。 彼は懐からポケットティッシュを取り出すと、鼻から垂れた血を拭った。 「違う。あとおせっかいしないで」 「そうですか?昨日貰ったヤツは甘くて美味しかったから、食べ過ぎたのかなと思ったんですけど」 その言葉に、少女の頬が僅かに赤らんだ。 「違う!……あれ、あんまり作れなかったんだから……」 「お、なら独り占めですかい?嬉しいなぁ」 「違う……違わないけど……知らない、バカ」 若い二人は、なんだかんだで仲良しだった。 だけど、少女のやっぱり受けだわ……という呟きは、隣の男にも届かず、どこかへ消えていたとさ。 - 名前 コメント すべてのコメントを見る
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「魔女のマジック1」より 377 名前: ◆TeatimeLFI [sage] 投稿日:2009/02/17(火) 03 03 20 ID jIaLZbYz と、言う訳で羽入には退場してもらって私の口から語らせてもらいます。 問題はスタッフないし助手の定義。 この場合私は当初スタッフとはこのショーのメンバーと考えていました。 助手はその中でも直接的に男と関わる人たち。 しかし助手を定義しきれなかった所為でスタッフというものが曖昧に。 スタッフ=このショーに関わった人全員とも取れるのです。 真相から述べると このショーを考えたのは外部の人間X。 男が考えた訳ではなかったのです。 ではこのXはスタッフではないのでしょか…。 素直に◆R0jLPHUlUY=ロノウェのように劇団と言う言葉を使えばよかったです。 378 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/02/17(火) 03 07 05 ID bVdwpbYV つまり元々欠陥マジックだった…って事か? 男が考えたものではないので自殺ではない。 妻、そのほか考案者以外も知らないので、そいつらが殺したともいえない。 殺害したのはこのマジックの考案者である…って事か? でもこれだとリハで脱出成功した理由が謎だな…。 379 名前: ◆TeatimeLFI [sage] 投稿日:2009/02/17(火) 03 10 41 ID jIaLZbYz ないのでしょかってなんだ…私焦りすぎですね。 そうなると 290の時点でもうアウトなのですが…w 正直 349でリザインしようかな、とも考えたのですが 否定できるところが幾つもあったので。 いっそそっちを切ればよかったかな、と今更ながら思いました。 でもそれも不自然ですしね。 . 378 結論から言うとマジックに細工をしたのは妻です。 妻には殺害の意図はなかったが、Xの指示によりそうしました。 Xはショーの作成者なので妻はそれに従います。 そして助手を定義し切れなかったので妻もスタッフの一人に入る。 つまりスタッフは~と矛盾するのです。 なんかこんな事になって申し訳ないです。 380 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/02/17(火) 03 17 18 ID bVdwpbYV 確かにロノウェみたく奇術団、みたいな言葉を用意すれば、 Xは奇術団には所属していない、とできてスタッフの定義からははずせただろうね。 解は妻が仕掛けを施した、ならば 【スタッフは脱出マジックの小道具のいずれにも何ら仕掛けをしていない】でアウトになる…けど。 どんまい!!俺は楽しかったから気にしちゃいないぜ!! 381 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage ] 投稿日:2009/02/17(火) 03 18 41 ID GxgG8UYC . 379 なる,なるほどー.自分の中では 妻=助手(物理的に手助けする人) スタッフ=間接的に手助けする人(舞台の後ろで見てる) てなイメージだった. Xがショー製作者と考えれば,スタッフではないかも (演劇の脚本家みたいな感じ?) 382 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/02/17(火) 03 20 24 ID bjd1QqP2 なるほどー。 でも、それを踏まえた上で、参加者側として 今回事前に用意されていたであろう解を知りたいな…。 よろしければ、読ませていただけ無いでしょうか。 383 名前: ◆TeatimeLFI [sage] 投稿日:2009/02/17(火) 03 22 02 ID jIaLZbYz . 378 リハーサルで成功したのは火をつけなかった、でもよかったんですけどw 所詮リハーサルですから。 でもそれは流石にインチキくさいかなーと。 . 381 私がマジックに関して詳しくないのが一番のミスだったかもしれません。 もっとちゃんと調べておけば巧く言葉が付けれたかも。 私の意図でもそんな感じでした。 スタッフと助手の定義を明確にしておけば、というのが悔やまれるところですが それだと既に解かれてたかも知れませんね。 ID bjd1QqP2とID bVdwpbYVには痛いところばっかり突かれて大変でしたw 詳しい解答編は後日…という事で あと、羽入のキャラが巧く出来ませんでファンには申し訳なかったです。 なんであんなに巧くキャラを把握できてるんだろうw 384 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/02/17(火) 03 23 32 ID Gqyc0olC あー妻が細工をしちゃうのか 確かに赤字に触れてしまいますね でもマジック考案は別人ってのは全然思いつかなかったです リハは考案者がやって、男には間違った脱出方法を教えた。とかだったら 赤字回避できて良かったかもですね まあドンマイです、楽しかったですよー乙です 385 名前: ◆TeatimeLFI [sage] 投稿日:2009/02/17(火) 03 26 27 ID jIaLZbYz . 380,384 楽しんでいただけたなら本当に嬉しいです。 妻じゃなくて全部Xが細工、という案もあったのですけどね。 (実は迷っていたw) それでは今日のところはおやすみなさいませ。 本当gdgdになって申し訳ないです。 お付き合いいただいてありがとうございました。 386 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/02/17(火) 03 32 23 ID bjd1QqP2 おつかれさまでした! 充分楽しかったですよー。 それでは皆さん。おやすみなさい、いい夢を。 387 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage ] 投稿日:2009/02/17(火) 03 33 30 ID GxgG8UYC . 383 なるほど.解答篇楽しみに待ちますだ! お疲れ様でした.おやすみー 388 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/02/17(火) 03 34 08 ID bVdwpbYV お疲れ様でした!! 新作を引き下げてリベンジに来てくれるのを期待しています! 389 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/02/17(火) 17 28 02 ID XVyluAJf ちょっとだけ金田一ぽかった。 乙! 390 名前: ◆TeatimeLFI [sage] 投稿日:2009/02/17(火) 20 22 38 ID jIaLZbYz 羽入「昨晩は見苦しいものをお見せしましたのです。 中の人が言い訳がましくて申し訳なかったのです。 全ては僕の力不足。次に向けて精進するのです。 では、解の前に様式美を。 『謎の人物Xは助手である妻を利用してマジックの道具に仕掛けYをかけさせた! 男はその為脱出できずに焼死!妻は巻き込まれ死亡!』 あぅあぅあぅ!僕の負けなのです、リザインするのです><」 391 名前: ◆TeatimeLFI [sage] 投稿日:2009/02/17(火) 20 34 26 ID jIaLZbYz 羽入「さぁさぁ思い出すのです。物語は忘れ去られた記憶を呼び戻すのです。 夢ではない現実を。人々の中で忘れられた泡沫のカケラをもう一度紡ぎ直すのです。 *魔女の独白 あの男から連絡があったとき、私はまず呆れた…そして次に言い様のない怒りが浮かんできた。 父からすべてを盗み、裏切ったあの男がどの面を下げて 「新しいマジックを教えてくれないか」 などと言えるのだ? 父は優秀なマジシャンであったが、体が弱くなかなか舞台には立てなかった。 その素晴らしい技術と知識を私は習い、身に着けていった。 だが、父はマジシャンという一歩間違えれば死の危険を伴う仕事を私にさせるのは反対であった。 私はマジシャンになりたかったが、父の教えに背いてまでの情熱はなかった。 父が病に倒れた頃、あの男が現れた。 「私にマジックを教えて欲しい。」と。 病の所為で気が弱っていたのもあるだろう。決して口外しなかった様々なマジックを 父はあの男に教えた。私もそれを手伝った。 男の腕は悪くなかった、私たちの教えを乾いた土が雨水を吸収するように、習得していった。 まもなく父は亡くなった。 途端、あの男は私の元から消え、マジシャンとして一人立ちした。何の連絡もなく。 あの男は父のマジックを無断で使い、名を上げていった。 最初は嬉しい気持ちもあった…が直ぐに私たちは利用された、裏切られたのだと解った。 いっそのことマジックの種を公開してやろうかと考えたがそれは死んだ父だけではなく 全てのマジシャンへの冒涜であると思い、止めた。 全てを忘れようと生活していた私に何故、今更。 …簡単な話だった。 男はマジックの腕はなかなかのものだったが、新しいマジックを考える頭はなかった。 そろそろネタ切れらしかった。ざまを見ろ、と思ったが その時私に恐ろしい計画が閃いた。 今思うとあれは本当に魔女の天啓だったのかもしれない。 私は男に新しいマジックを教えた。まずは信用されなくてはいけない。 男は喜び次々と新しいショーを開き、成功していった。 何回か教えるとすっかり信用されたらしい。助手である妻も紹介された。 そんなの別に要らない…と思ったが 元々助手をやってた訳ではなく、殆ど素人みたいなものらしい。 これは利用できる。 392 名前: ◆TeatimeLFI [sage] 投稿日:2009/02/17(火) 20 39 46 ID jIaLZbYz …魔女の脅迫文はあの男のアイディアだった。 それを漏洩させて、話題にさせる。ようするに自作自演、と言う奴だ。 好きなだけ話題を広めればいい、どうせ貴方は死ぬのだから。 男を殺すのは簡単だ。 脱出させなければいい。 どうすれば脱出できないか? 簡単だ、拘束具を少しきつくすればいい。 拘束させるのは妻だ、あの女なら拘束具に細工をしていてもどういう事か解らない。 あるいは間違った指示を出してもいいだろう。 あの男は私の存在を隠している。マジシャンなら秘密主義は当然とも言える。 今までのマジックに関しても全容を把握しているのは私たち3人だけ。 あの女は何も解っていないに等しいが。 …いや、あの男も最近はマジックに関して何も口出ししてこない。 指示に従ってるだけ。緻密な設計を解ってなどしない。 問題は証拠を消す事。 スタッフは私の存在を知らない。 マジックの設計図は手書きではなく、データだ。 誰が作ったかなんて解りはしない。 解るのかもしれないがそこまで調べようとはしない…はず。 残るは妻だ。 どうやったら一緒に殺せるか。 これは絶対的なものは難しい。確率を高める事しか出来ない。 女の衣装は燃えやすいものにしておく。 男の脱出が遅れたら近づいてこうこうするように、と指示を出しておくくらいか。 正直なところ、バレてしまってもよかったのだ。 私に取っての全ては失われてしまったのだから。 「これが、真相よ。 貴方の思った通り、貴方の尊敬するマジシャンはマジックを失敗したりなんてしなかった。 私の負け。警察に突き出すなりなんなりすればいい。」 「…いえ、そんな事よりもお願いがあります。」 「なに?」 「僕に、マジックを教えてください。」 魔女のマジック 終 と言う話だったのです。 タイトルの「魔女のマジック」と言うのはヒントだったのです、実は。 何か余り生かせなかったのです…。」 393 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/02/17(火) 21 20 18 ID wLIYz0+B 羽入おつかれ! ものすごく野暮な質問で恐縮なのですけど、 最後の台詞の僕=羽入ですよね? 394 名前: ◆TeatimeLFI [sage] 投稿日:2009/02/17(火) 21 25 54 ID jIaLZbYz 羽入「 393 僕じゃないのですよ。 解りづらかったようなので軽く解説するのです。 この独白は真相を突き詰めようとし、ついにはたどり着いた 殺されたマジシャンの弟子への言葉なのです。 さて、それではそろそろお別れの時間のようなのです。 実際やってみると本当に大変なのです、このゲームは…。 部活並みのスリリングを味わえたのです。 と、いっても何か自爆して終わった気がするのですが…w せめて一晩くらいは保たせたかったのです。 設定の大事さ加減がよーく解ったのです。 頭の中で構築するだけじゃダメダメなのです…次回はちゃーんと紙に書くことにするのです。 これで終わる僕じゃないのですよ! いつの日か新しいカケラを見つけてきてまた挑みたいと思うのです。 最後に一晩と言う短い間でしたがお付き合いいただき誠にありがとうございましたのです。 次回のゲームでよろしければまたお付き合いくださいませ!なのです!!」 395 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/02/17(火) 21 30 37 ID bjd1QqP2 解きてたー! なるほどなー。犯人Xはそういう立場の人だったのですね。 でも確かにこれは、スタッフの定義で悩むところですねー。 言葉ってのは難しい;; スタッフと限定した書き方をせずに犯人Xにしておけば リザインしてもらえたかもしれなかったし 私ももーちょっと、言葉の使い方を考えて 次回に生かそうと思います。 たのしかったー。 おやしろさま、ありがとうございます。 っ[シュークリーム] 396 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/02/17(火) 21 39 30 ID wLIYz0+B . 394 弟子だったのですね。失礼しました。 僕だから羽入かな?って思っちゃいました。 昨晩は後半から見てたのですが楽しかったです! . 389 そういえば私も金田一少年を思い出して見てみました。 トリックノートが2冊ってロノウェの台本と意外な所で重なるなー なんて思ったりw 名前 コメント
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女の子と付き合ってるだなんて、学校の友達には言えなかった。言う気にもならなかった。仲は良くても所詮はそこまでの付き合いだし。一緒にいて楽しいとは思うけど、皆ゆかを分かって欲しいと思えるような人物ではない。 「なんかかしゆか、変わったよね」 「うんうん、可愛くなった」 「良い恋でもしてんの?」 そんな問いつめに誤魔化す事が出来ず、吹き出してしまった。恥ずかしくなって両手で顔を覆うと、皆が驚きの声を上げた。 「えー」とか「マジでー」とか、凄くうるさい。スタバの店内だよ、周りのお客さんにも見られるから止めようよ。でも、なんか悪くない。 「ねぇねぇ、どんな人どんな人?」 「写メとかないの?」 とりあえずゆかは「可愛い系かな」とだけ言ってそこからは上手く誤魔化したつもり。女の子って本当にこんな話好きだよね。ゆかも大好きだけど。 のっちも好きなのかな。のっちも友達の前でこんな風にゆかの事を話したりすんのかな。なんか照れちゃうな。 そうこうしてたら時間はすぐに過ぎていった。夜、のっちが家来るって言ってたっけ。 「じゃあ、またね」 「今度彼氏紹介してねー」 「ばいばーい」 やっぱり恋をすると女の子って変わるもんだね。自分でも分かるくらいだから、他人からしてみるとかなり分かりやすいんだろうな。 早くのっちに会いたい。のっちとイチャイチャしたい。足取りは自然と軽くなって、いつの間にか走り出していた。 すると車のクラクションが鳴り響いた。振り返るとそこには白いあの車。タイミング良すぎ。 窓を開けて運転席から顔を出してのっちは「ひいちゃうゾー」なんて言って笑う。ゆかは凄く幸せな気分で助手席に乗り込んだ。のっちの車はいつもの香水の香りがして落ち着く。ゆかも大好きなこの香り。 「タイミング良かったね、今からゆかちゃんの家行こうとしてたの」 「凄いね、超タイミング良い」 「明日お休み?バイトは?」 「明日は多分入ってなかったはずだけど」 「お、良いね良いね、お酒買ってきたから呑みまくるぜー」 そう言ってのっちは後部座席からスーパー袋を持ち上げてゆかの膝の上に置いた。ビールに焼酎、たくさん入ってる。 「チューハイないの?梅酒とか」 「え、ビール呑めないの?」 「うん、てかお酒あんまり呑んだ事ないし」 「そうなんだ、じゃコンビニ寄るから呑める酒買ってきなよ」 「お酒じゃなくてお茶が良い」 「なら寄らない」 「なんでよー」 ゆかがそう言うと、のっちは「え?」ってわざとらしくとぼけた。眉毛がピクッてなってるし。演技下手すぎ。 結局コンビニでアルコールが弱めの缶チューハイを数本買った。のっちはおつまみも一緒に買っていた。そしてゆかの好きなお菓子もちゃんと買ってくれた。 それから家に帰って、ご飯を食べながらのっちは缶ビールの栓を開けた。凄く美味しそうに飲む姿は、お父さんみたいで笑ってしまった。 「のっちってお酒強いんだ」 「ううん弱いよ、すぐ酔っ払っちゃうもん」 「酔うとどうなるの?」 「えー分かんない、案外普通だよ」 そう言ってのっちはゆかの作ったオムライスを綺麗に食べた。ゆかも缶を開けていく。ピーチのカクテルだってさ。甘くて美味しい。 「美味しかったぁ、ご馳走さま、シャワー借りるね」 「あ、うん」 そう言ってその後ろ姿を見送った後、ゆかは一人片付けをする。いつも簡単な物しか作ってあげてない。今度はもっと手の込んだ物を作ってあげたいな。 などと考えているとのっちはすぐ風呂場から出てきた。ゆかのスウェットは少し小さめだけどなんか似合ってる。 「ゆかちゃんも入ってきなよ」 「うん」 「ドライヤー借りるね」 髪が濡れたのっちは色っぽかった。洗面所でドライヤーで髪を乾かす姿を鏡越しに見つめていると、小さく笑われた。 ゆかは微笑み返して服を脱ぐ。 「ゆかちゃんって、マジで体細いよね」 「細くないよ」 「もう少し太っても良いと思うよ、のっちおっぱい好きだし」 「どこ見とるんよ」 胸を手で隠して睨み付けると、のっちは「別に見てないよ」ってニヤニヤしながら今度は全身を舐める様に見た。やらしい目付き。 「もー知らん、のっちなんか」 「のっちはゆかちゃんが大好きだよー」 浴室から出ると、のっちはソファーに寝そべって三本目のビールを呑んでいた。お笑いを見て大きな声で笑ってる。その頬はほんのり赤くて酔いが回ってきてるとすぐに分かった。 「かしゆかも呑みなよ」 「今から呑むの」 「お、風呂上がりは色っぽいねぇ」 「のっちオッサンみたい」 そう言って笑うと、手を強く引かれた。バランスを崩して、ソファーに寝そべるのっちの上に乗っかってしまって。 ビール臭いのっちの息が顔に当たる。熱いのっちの体。熱いのっちの息。穏やかじゃないのっちの鼓動。それを感じるゆかも、穏やかでなくなっていく。 「ごめんごめん」 「のっち可愛い」 「ん」 「やぁーもう」 「あ、やば、その声腰砕け」 安心する温もりだった。 ゆかはずっとこれを求めていたんだ。のっちの腕の中で、こうやって優しく抱き締められる時を待ってたんだ。 こんなに幸せなんだもん、誰だってゆかの変化に気付くよね。心なしか最近化粧の乗りも良いし。髪もサラサラツヤツヤだし。 恋って、素晴らしいね。 「あ、ん…」 「えっちいよゆかちゃん…うわっ」 「え?ちょっと何やってんの冷たいー」 「ごめん」 二人抱き合ったままソファーから転げ落ちて、その時にテーブルにぶつかったせいでまだ缶に残ってたゆかのピーチカクテルを胸に浴びてしまった。 床を拭かなきゃ、なんて考えてるゆかを見下ろしてのっちはまたさっきみたいないやらしい目でにやついた。 「服、濡れちゃったね」 「のっちのせいじゃろー」 「脱いで脱いで、」 「ちょっとー」 別に抵抗しない。素面なゆかは喜んでしまっている。のっちに求められるのがこんなに気持ち良いんだもん。 汗ばんだ手の平だとか、熱い舌の身勝手さだとか。全部ゆかにぶつけたいんだよね、ゆかにぶつけて、のっちも嬉しいんだよね。だからもう、入ってきて良いよ。 「もーぐっちゃぐちゃだよー何この部屋っ」 「うぅ…頭痛い…」 「焼酎ロックとかマジ信じらんない」 下着姿のまま、ボサボサの頭のまま、ゆかは真昼の光を浴びる部屋の掃除をする。のっちがテーブルの上に作った空き缶のビラミッドはのっちなりの力作だったらしく、ゴミ袋にそれを放り込むと「のっちのお城がー」などとベッドから喚いた。ゆかは構わずそのお城を破壊する。 「もうゆかの家で呑むの禁止、次呑む時はのっちの家でね」 「ぅん…」 とは言っても結局掃除をするのはゆかなんだろうけど。まぁなんでも良いや、楽しかったし。 それから掃除を終えてシャワーを浴びたゆかは学校の課題に取り掛かる。二日酔いで苦しむのっちを余所に、ゆかの頭は随分とスッキリしていてはかどったのだけれど。 「ゆかちゃんガリ勉だ」 「良いじゃん別に」 「のっちの課題もついでにやってよ」 「やだよ面倒くさい」 「冗談だよ」 のっちは鼻で笑って、ゆかの髪で遊び始めた。くすぐったいけど心地よいのっちの指の感触。 「友達にね、あ〜ちゃんって子がいるんだけどさ、昨日その子に最近楽しそうだねって言われたの」 「そう」 「のっち幸せオーラ出しちゃってんのかなぁ、どうしよう恥ずかしいよー」 「あはは、良いじゃん」 「ねぇねぇ、今度会ってくれる?あ〜ちゃんと」 「え、」 「今度紹介するって言っちゃった、可愛いし面白いし良い子だよ、この前なんて、」 のっちの声は弾んでる。凄く嬉しそうに話してる。ゆかは言葉を失った。あ〜ちゃんって誰だよ。 のっちはなんとも軽やかな口調でそのあ〜ちゃんの話をする。ピンクが好きで可愛いだの、東京での初めての友達だの、その一言一言に強い敬意と愛情の念が込められていて。ゆかは内心、動揺。穏やかでない。 「会ってくれるよね?」 「うん、良いよ」 可愛い可愛い言うけど、本当に可愛いのかな。今の話を聞いてる限りじゃ結構痛い子っぽいけど。 二人だけで密かに愛を育もうよ、なんて言うタイミングは完全に失ってしまい、ゆかは英語の長文の和訳に精を出す。嫌いなんだよ、英語。 それから一週間後、ゆかはあ〜ちゃんと対面する。 「はじめまして」 「あ、」 あの時の苺パフェだ。 ◇0I 終◇
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autolink FH/SE03-045 カード名:魔女の鉄槌 カテゴリ:クライマックス 色:青 トリガー:2 【自】このカードが手札からクライマックス置場に置かれた時、あなたは1枚引き、自分のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+2000し、ソウルを+1。 ノーマル:─────ええ、遠慮なく焼き払ってあげるわアヴェンジャー パラレル:できるならもっと続けたかった、 私の八つ当たりと知りなさい─────! レアリティ:C illust.TYPE-MOON ・対応キャラ カード名 レベル/コスト スペック 色 葛木メディア 1/1 5000/1/1 青
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瞬の魔女 性質は刹那 一度きりの大きい攻撃さえ防げれば、勝手に自滅してくれる。 だが、その攻撃を防ぐことなど出来るだろうか? 魔法少女時代 武久 真琴(たけひさ まこと)
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魔女の経歴 概要≫ 9月8日ゲーム開始 ↓ [Asl]アーミーサバイバルに加盟 ↓ とりアミ戦争(※)により Aslから脱退し[LiS]LittleSphereを設立 ↓ [LanS]LanScopeに移籍 ↓ 現在
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◇N-side◇ 「のっち…」 「うん…?」 「服…脱ぐ…?」 あ〜ちゃんは真っ赤な顔してのっちに尋ねる。 心が読まれてしまったのかもしれない。ワンピース越しに触れるだけじゃ物足りなくなってきて、さっきからのっちはワンピースの裾をキュッと摘んでいた。 「あ…そう…だね…」 「……」 「あ、嫌なら良いんよ!別にのっちはどっちでも…」 服着たままでも出来るしね。 あ〜ちゃんが少し嫌そうな顔をしたから、のっちは慌てて手を引っ込めた。 「…嫌じゃないんよ、ただ…恥ずかしいってゆーか…」 のっちの首にしがみつくあ〜ちゃんは、そっと目を伏せた。 そりゃ恥ずかしいわな。裸になるんだもん。のっちだって最初は恥ずかしかったもん。 「触られるのは…恥ずかしくないの?」 「それは平気…のっちに触られるのは…好き」 うわぁ、綾香ちゃんてば。これ以上興奮させないでよ本当に我慢出来なくなるよ。 「脱がなくても平気だよ」 だけど、 「…ちょっと見てみたいけど」 ボソリと本音を呟いた。あ〜ちゃんが驚いた様にバッと顔を上げる。凄い真っ赤で、涙目だ。 凄く可愛くて、ゆっくり顔を近付けた。軽く触れるだけのキスをする。 「…嫌なら、しないよ」 唇の先が触れ合ったまま、のっちは呟いた。 「でも…、あ〜ちゃんをもっと知りたい…全部全部、知りたいよ…」 こんな事を言って、またあ〜ちゃんを困らせるだけ。君の優しさに付け込んで、悩ませるだけなんだ。 だけど、君を好きになってしまった以上、この欲望は消えなくて。ただ知りたいと願ってしまう。 「…うん」 そう高い声で呟いたあ〜ちゃんは、のっちの頬をそっと撫でながら、キスしてくれた。 「けど…のっちも脱いでね…?」 「…うんっ!」 のっちは笑って、あ〜ちゃんの瞼にキスをした。 もう愛しくて堪らない。 全部、愛したいから。 君の全部を、のっちに頂戴。 ◇ 裸になって抱き合って、のっち達は布団にくるまってずっとクスクス笑ってた。 戯れ合う小さな子供みたいに、特に意味も無くずっと。なぜか笑みが零れて、ずっとずっと止まらなかった。 触れ合う体温が気持ち良くて、柔らかな感触がくすぐったくて。ゴロンゴロンと抱き合ったままベッドの端を行ったり来たり。 ずっとこのままで良いや、なんて思う自分に驚いた。 「のっち…?」 ぎゅうっと抱き締めて、胸に顔を埋めた。フカフカして気持ち良い。中学の時に急成長したもんね、あ〜ちゃんの胸…。 あの時は凄い戸惑ったなぁ。段々女の子の体になってくあ〜ちゃんに、凄く戸惑った。 「くすぐったいよっ」 鎖骨を甘噛みすると、あ〜ちゃんは身を揺らして笑った。胸も揺れて、内心穏やかじゃない。 「…」 のっちはまた胸に顔を埋めていた。はぁ…気持ち良くて安心する…いや嘘、興奮する。 カプッと食べてみた。美味しそうだったから。 「ふぁ、つ…っ」 「い、痛かった!?」 「う…のっちの八重歯…刺さった…」 ガーン。この八重歯めちくしょう。チャームポイントで可愛いって言われて自分でも気に入ってたのに。 「嘘だよ、くすぐったかっただけ」 「嘘かよ」 「なんか…体ビクッてしてビックリした…」 それって…ちょっとは感じたって事?え、八重歯で? 「気持ちかったの?」 「うん…多分…」 「そっか…」 …今なら良い感じだ…。 そろそろ、ね。そろそろ良いよね…?鬼エロ教官・ゆか様に鍛えられた指テクで、あ〜ちゃんを一潮噴かせてやろうじゃないか。 その前に、もっと気持ち良くなってもらわなきゃ。 「ちゅ…、…はぁ」 あ〜ちゃんの胸にキスをする。あ〜ちゃんの肌に、鳥肌が立った。ザラザラした鳥肌を舐める。あ〜ちゃんの味がする。 「ふ…ん、のっち…」 「舐められるの…嫌じゃない?」 「うん…」 良かった。安心してのっちは、また胸に舌を這わす。甘い。 舌は段々とてっぺんに登って行く。あ〜ちゃんの胸の先端部、そっと舌で触れると、あ〜ちゃんの体は大きく跳ねた。 「あ〜ちゃん…?」 「…っ、」 嫌がっては…いない。もう一度、今度は口に含んで舌で転がした。 「っ…は…ぁ、っ」 初めての刺激に、君は驚いてるんでしょ? でもこんなんで驚いてたら、今からする事に体持たないよ。多分もっと、ビックリするだろうから。 「のっちぃ…」 「…うん」 「気持ち…ぃよ…」 だから、優しくしようと決めたのに、そんなのずるい。 涙をイッパイ溜めたそんな目で見つめないで。乱れた呼吸をしないで、体を熱くしないで。のっちだって…頑張って耐えてるんだぞ。 だけど、本当に 「…ずるいよ…」 のっちの手は、あ〜ちゃんの太ももに触れていた。何年も前から、触れて見たかったんだ。 あ〜ちゃんが不安気な表情でのっちを見上げる。 そんな顔しないで。 大丈夫、恐くないよ。 「触って…良い…かな…」 「……、」 コクリと頷く恋人に、もはや理性なんて紙切れみたいな物で。ちょっとでも風が吹けば飛んで行きそう。 のっちは恐る恐る手を延ばした。あ〜ちゃんの大切な所…のっちが一番知りたくて、触れたかった部分。 柔らかい弾力に、そっと指を沈めた。 「あ…れ…?」 濡れて…ない。 のっちはパニックに陥った。 前にゆかちゃんは、気持ち良かったり興奮すると濡れるって言っていた。 て事は今、あ〜ちゃんは感じていない訳であって…。一気に全身の血の気が引くのが分かった。…どうしよう。 「…っ、」 焦るのっち。やけに時計の針の音が頭に響いた。 「のっち…?」 「気持ち良く…なかった、かな…?」 「ううん、気持ち良いよ…?」 ならなんで濡れないの。 のっちは焦る気持ちを隠せないまま、深くあ〜ちゃんに口付けた。ちょっと激しくキスをしながら、胸を触って、下半身に触れた。 「ん、ふ…っのっち…っ」 「っは、あ〜ちゃん…」 なんで。どうして。 さっきまでの余裕が、全て失われた瞬間だった。 ◇30 End◇
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魔女と神様.6 がむしゃらに十字架を振るった。 滅茶苦茶に斬らんと振り回した。 のしかかる圧倒的な『威圧感』を振りはらうように。 走り飛び蹴り殴り斬り刺し、できうる限りの行動をぶちまけた。 私は弱くない。 私は弱くない。 私は弱くない。 ただただ、栞はその思いにとり憑かれていた。 護る強さ、それが栞。強さが証明できなきゃ、護れない。 護れないんだ。 持てる最大限の雷を込めて、栞は火竜の羽根に『牙』を刺す。 「ギッ…!」 腕や身体にどれだけ喰らっても呻かなかった火竜が呻いた。 手負いの獣のように羽根を振り、栞を放り投げた。同時に吹き荒れる『熱風』。 「っが…!!」 小さな体躯が、派手に火傷を負って地面に落ちた。 それでも意地で身体を起こす。だが対する火竜の、様子がおかしかった。 戦意しか見せなかった瞳が、戸惑って揺れていた。 まるで悪い夢から醒めた人のように。 「…mィ…」 醜く血管に覆われた手を伸ばし、呻くように、呟く。 「み…ズ、ハ…?」 ざぁっと一瞬栞の脳裏に大量の画像が駆け抜けた。 それはあまりに多すぎてわからなかったけれど、無意識が呟きを漏らす。 「……"貴様"、」 途端、風が吹き荒れた。 思わず腕で顔を庇うと、火竜がどこかへ飛んで逃げていくところだった。 栞は一瞬だけ迷う。翠を追うべきか、火竜を追うべきか。 天秤はすぐに傾き、栞は火竜を追って駆けだした。 敵を、潰す。それが護る強さだと、栞は信じていた。 +++ ++ + 身を焼く熱さが、激痛が、ゆっくりと遠ざかる。 栞はどこか、真っ暗で底の無い場所を落ち続けていた。 意識も一緒に遠ざかってしまいそうだ。 不思議と心は落ちついていた。 縛るもの全てから解放されていく心地がした。 このまま、目を閉じて眠るのも悪くないかな。 りぃん、りぃん。 妙に耳触りな鈴の音がした。 『こっちだよ、私の仔羊達。』 鈴を鳴らした老人が呼ぶ。 『そちらへ行っていいのかい?』 鈴の音はまどろむ意識を揺り起こした。そうだ、まだだ。鈴の鳴る方へ行かないと。 私は"護る"者だから…。 + 目を覚ますと随分とカラフルなものが見えた。意識が目覚めるにつれそれはステンドグラスだとわかった。 そこから差し込む光は不思議と無色。その中で埃が踊るのが見えた。ちかちかと鬱陶しい。 懐かしいデジャヴ。今やすっかりと見慣れた意識。 寝かされていた長椅子から見上げると、覗き込んでいた翠と、目が合った。 「ああ、よかった。目を覚まされましたね。」 「貴方こそ…よく生きてたわね。」 「おかげさまで。」 「…ふん。」 少し滲んだ目頭を悟らせまいと、栞はそっぽを向いた。 そんな栞に翠はくすくす笑う。 「大変でしたね。栞さんが死んでしまう程だったなんて。」 「…え?」 世間話のような言う、翠。 その翠の声にうすら寒さを覚え、栞は身を起こした。翠はただ穏やかに笑っているだけだ。 そう、穏やかに。 それは確かに翠の微笑みだけど、"最近の"翠の笑い方ではなかった。これは、まるで、出会ったばかりの翠。 「大丈夫ですよ、栞さんは何も問題もなく生き返っています。」 翠は本を持っていない。代わりに胸元へ手を当てた。 「御神の加護がありましたから。」 当てた手から爪が伸びた。 翠は緑色に輝く『ドラゴンクロー』を、まっすぐ栞へと、振りおろした。 「ッ!?」 すんでで避ける。翠は想定済みだったようだ。ふんわりと微笑んで見せた。 「栞さん、ひとまずのお別れを言いたくて待っていたんです。貴女が起きてくれたら教会から去るつもりでした。」 「…去って何処へ?」 「御神の下へと。」 うっとりと翠は言った。 「この優しい世界を作り、統べる方の下へと。」 ダークライ。 栞は一発でぴんときた。けれどわからない、翠がどうしていきなりこんなことを言いだしたのか。 翠は最初の一撃以降攻撃する様子がない。間合いだけはとりながら栞は尋ねた。どうして、と。 翠は微笑んで、両腕を差し伸べた。 「護りたい、からですよ。」 見えない何かを抱きしめるように、胸元へ両腕をたぐりよせる。 「あのお方を護ること。あのお方の敵を全て潰して、未来永劫あのお方を護り抜くこと。それが私の望み。この世界にやってきた理由だったんです。」 そう、やっと気づけたんですよ。 栞は、呆然と翠を見つめた。歪な鏡を見ているような気持ちだった。 そうだ、護ることは敵を潰すこと。翠は正しい、栞も正しい。それなら翠を止めるべきじゃない? 否、と心の奥から声がした。 陸という敵を、火竜という敵を潰すため戦った栞。栞は護りたかった"翠"を護れたか?無邪気に明るく笑う翠は、もういない。 「待て、神父…っ」 「安心してください、栞さん。貴女が私と同じところにくれば、また一緒にいられます。」 けれど、と。 呟いた瞬間、『ドラゴンクロー』がきんと光った。 「貴女が貴女の主に再び仕えると言うのであれば…」 先刻よりも大きく獰猛な『ドラゴンクロー』。 避けきれず、栞は十字架で受け止めた。 「その時は、さようなら。栞さん。」 神父の微笑は、狂ったまま安定していた。 「…主、だと…?」 「御神が教えてくれたんです。御神は全て知ってらっしゃいますから。」 翠は交差をそっと解いた。 足元からごぼごぼと黒い影が湧きたつ。距離を詰めようとした栞を、爪で威嚇して止めた。 「自死の緑、保守の黒、傲慢の黄緑、稚拙の赤、狂愛の橙…革命の蒼。」 するりと伸びてくる影の触手に、翠は身を委ねた。 最後の最後、どこか切なげな微笑を浮かべながら。 「貴女は"魔女"と縁がある人…この世界にとって危険なのです。…願わくば、貴女が何も思い出しませんよう。」 また逢いましょう、栞さん。 影に溶けるように、言葉と翠が消えた。 …私はどこから間違えた? 栞は、翠の消えた空間を呆然と見つめていた。 あの時、もっと早く帰っていれば? あの時、陸を倒せていれば? あの時、火竜を倒せていれば? あの時、翠を追うことを選んでいれば? 護りたいものを護るにはどうすればいいのか。 信じた方程式が崩れた今、栞は信じるべきものを見失った。 探さなきゃ。わからなきゃ。答えを出して戦わなくては。 危機感だけが虚しく空回り、身体は動いてくれなかった。 まもなく"神"の名の下に、彼らは"魔女"を狩りにやってくる。 fin.