約 3,177,307 件
https://w.atwiki.jp/gununu/pages/2307.html
ルイスの母〔るいすのはは〕 作品名:機動戦士ガンダム00 作者名:[[]] 投稿日:年月日 画像情報:640×480px サイズ:135,646 byte ジャンル:メガネ キャラ情報 このぐぬコラについて コメント 名前 コメント 登録タグ メガネ 個別る 機動戦士ガンダム00
https://w.atwiki.jp/ruinakokuryaku/pages/24.html
【<<巨人の塔寺院】:墓所玄室:【墓所>>】 必要なスキル 盗賊・生存・古代 大廃墟の中央部から入る。 各移動ポイントが墓所とリンクしている。 簡単に言えば墓所が周辺の敷地、墓所玄室が墓の中(建物の中)といったところ。 2つ合わせて1つのダンジョンで、敷地と墓の中を行ったり来たりしながら奥へ進んでいく。 お勧めメンバー 鍵開けと生存要員が必要という以外では実力勝負。 パリス盗賊の技と生存術を両方備える。ボス戦では物無属性武器+「機械式連射弩」+「激怒」+「弱点看破」のコンビネーションが非常に強力。 ラバン生存術と古代知識を兼ね備えている。また、ボス戦では「見切り」「八連剣陣」が切り札となる。 テレージャ古代知識持ち。豊富な回復魔法と「キューグの加護」による魔法耐性上昇が便利。「※魔物よけ」でのエンカウント率低下も戦力温存に役立つ。 メロダーク生存術と古代知識を持っている。ボス戦では是非「ハァルの加護」を活用したい。雑魚敵や歴代皇帝は聖属性が弱点のことが多いので「太陽のフレイル」による通常攻撃がよく効く。 技能書で「治癒の力場」を覚えさせるなどして全体回復を兼ねるキャラがいると良い。 簡易攻略メモ 入るためには4つの秘石が必要 青金石のフィーア(竜の塔下層・竜の頭) 翡翠のシルハ(妖精王ユールフィンデ) 柘榴石のニルサ(ラァグ又は小人族のダリム) 琥珀のエルヤ(空の巨人) 鍵のかかった部屋が多く、罠のダメージも大きい。HPは高めを保つこと。 ボス戦のオンパレード。非常に多いが全てスルー可能なので、面倒ならば触れないこと。 ランダムマップを除けば罠付き鍵があるのはこのマップが最後なので魔法の鍵を使い切るのも手。 状態異常の耐性にも注意する。特に即死は必須! 1,4,6,7,8,10,15,16は魔法系統 2,3,5,9,11,12,,13,14は物理系統 MAPボスの一世を倒した後は4人PTとなるので副葬品目当ての周回はそれからの方が効率も良い。 Q 十世の部屋に閉じ込められた A 「魔法の鍵」を使えばすぐに脱出できる。 Q 数字入力のヒント 1 2 3 5 8 ?? 21 ?? 5? ?9 144 233 377 法則性 隣り合う2つの数字を足した合計が右の数字になっている(フィボナッチ数列) 例 1+2→3 2+3→5 3+5→8 A ネタバレにつき反転 → 「133458」 Q タイタス二世の鍵 A 死や道などは深く考えず、まず入手した本(クーム・ルーム・ディーム)を読もう 人=1 道=2 国=3 目=4 門=5 年=6 死=7 問題の並び順はランダムで変わる ↓墓所玄室簡易MAP(墓所最下層の泉に到達するまでMAPは全体表示されない) 書 15 空 13 14 11 89 12 4 1 6 7 10 3 2 5 固定、レアドロップは一回限定。 「戦闘」は戦闘画面でのログに表示されるもの。 「固定」「レア」は探索画面に戻ってから表示されるもの。 固定 レア 戦闘 1 始祖帝の戦衣,熟練の証 ミルドラの石(5%) 2 『神帝記14』,『神帝記15』「天体の運行」,エンバーのキトン錆びた武器2,錆びた防具2古代の宝飾品 金刻雷文黒鉄斧(20%) 封印された小箱(15%) 3 『神帝記8』,古代の宝飾品 白翼飾太穂槍(15%) 封印された小箱(15%) 4 『神帝記1』,古代の宝飾品 真銀四神獣文鎚(15%) 封印された小箱(15%) 5 『神帝記11』,古代の宝飾品 翡翠飾樹枝型杖(15%) 封印された小箱(10%) 6 『神帝記4』,古代の宝飾品 白金月桂樹文冠(15%) 封印された小箱(10%) 7 『神帝記3』,古代の宝飾品 銀糸葉文黒紗衣(15%) 封印された小箱(10%) 8 『神帝記7』,皇女のヒメーション 真銀翼状飾冠(15%) 封印された小箱(4%) 9 星護符文小刀(10%) 封印された小箱(4%) 10 『神帝記10』,古代の宝飾品 霊樹細工琴型弓(20%) 封印された小箱(8%) 11 『神帝記6』,古代の宝飾品 朱雀紋柄神奉太刀(15%) 封印された小箱(8%) 12 『神帝記9』,古代の宝飾品 金糸綴竜鱗甲冑(15%) 封印された小箱(5%) 13 『神帝記5』,古代の宝飾品 竜骨線刻螺鈿剣(15%) 封印された小箱(5%) 14 『神帝記13』,古代の宝飾品 蛇鱗八条鞭(15%) 封印された小箱(5%) 15 『神帝記2』,古代の宝飾品 幾何紋様鏡(15%) 封印された小箱(5%) 性能 武器 名前 攻 防 魔 速 能力 武属 魔属 状態 備考 2 金刻雷文黒鉄斧 110 140 両手 斬重長魔 雷(遠) 出血(12%) 命中率80% 3 白翼飾太穂槍 84 12 命中,必殺(3%) 突射長 空(遠) 出血(6%) 4 真銀四神獣文鎚 125 60 両手 重魔 物無獣 衝調(60%) 命中率80% 5 翡翠飾樹枝型杖 14 220 両手 格魔 地(遠) 縛(70%) 9 星護符文小刀 57 90 必殺(6%) 突暗射魔 物無魔無(遠) 出血(6%) 対空は持たない 10 霊樹細工琴型弓 85 80 両手,先制,二回 射魔 聖空(遠) 出血(3%) 命中率80% 11 朱雀紋柄神奉太刀 118 両手 斬重長 火 出血(6%) 13 竜骨線刻螺鈿剣 85 斬突 竜 出血(6%) 14 蛇鱗八条鞭 80 両手,全体 鞭 縛劣速(20%) 盾 名前 攻 防 魔 速 能力 武属 魔属 状態 備考 15 幾何紋様鏡 40 重鞭 火雷聖 無 死乱 鎧 名前 攻 防 魔 速 能力 武属 魔属 状態 備考 1 始祖帝の戦衣 35 8 突射暗 無 死停乱制 2 エンバーのキトン 23 4 4 火水 無 減 7 銀糸葉文黒紗衣 27 16 火水雷聖闇空地 無 制 8 皇女のヒメーション 25 回避 聖闇 無 死 12 金糸綴竜鱗甲冑 45 -6 火竜 無 減 兜 名前 攻 防 魔 速 能力 武属 魔属 状態 備考 6 白金月桂樹文冠 18 8 聖闇 無 死減停 8 真銀翼状飾冠 20 無 死乱制劣 装飾品 名前 攻 防 魔 速 能力 武属 魔属 状態 備考 1 ミルドラの石 80 全魔法属性 技のHP回復無効能力上昇効果半減 悪いことばかりしていると、秘石を手放さないと強制バッドエンドに突入する。 泉に秘石を捨てる場合、4つの秘石の他にもう1つのアイテムが必要になる。今までクリアしてきた探索地で、1ヶ所だけイベントフラグ(!マーク)が消滅していない場所があるので、よく探してみよう。 2~15世は1日1回だけ戦える。(休むと復活するので何度でも倒せる)皇帝たちは基本的に一度死んでるせいか聖属性に弱い場合が多いが、例外も存在する。またHPが半分を切ると、全員が「吸血鬼の呪文」(HP吸収/単体)を使用し始める。 ゲームの進行上2~15世を倒す必要は特にない。チェックポイントのボーナス期間(5日以内)が迫っているなら、先に一世を倒してしまおう。 BOSS タイタス一世 HP:2000 弱点属性:特になし 有効な状態異常:劣攻、劣防、劣中 固定行動 2ターン目「詠唱」→3ターン目に以下のいずれかの全体魔法を使用(以後4ターン毎に同じ行動) 「迷宮結界」(全体/猛毒・束縛・呑む・乱惑・黙・怒) 「星落とし」(魔無/全体) 「劫火の王国」(火/全体/炎上) 「凍土領域」(水/全体/束縛) 「雷の暴君」(雷/全体/衝撃) 「魔界門」(闇・魔無/全体/即死) 固定行動ターン以外は以下の攻撃を使用する。 「金色の王剣」(斬魔/雷・魔無/単体/衝撃) 「聖絶の剣」(斬魔/聖/単体) 「八連剣陣」(斬/単体/必中・ダメージ3倍) 「心臓刺し」(突/単体/即死) 「誘惑」(全体/乱惑) 泉の封印を解き、「イーテリオのかけら」を手に入れてから戦おう。 「イーテリオのかけら」を手に入れずに戦闘に入ると、 主人公が強制的に劣中→衝撃→束縛→乱従の状態異常にかけられてしまう。 「イーテリオのかけら」無しでの会話を見たい場合は、主人公を戦闘不能状態にしておいた方が安全。 なお、乱従状態になった際に主人公の装備が強制的に差し替えられるため、武器を外しておくのは無意味。 即死・停止・混乱・制限と多彩な状態異常攻撃を行ってくるので、 「思い出の品」などで対策をしていないと厳しい。 「詠唱」からの魔法攻撃はダメージが大きい。 「光の障壁」「キューグの加護」「アークフィアの加護」「神殿結界」で 魔法耐性を上昇させるとダメージを3割カットできる。 なお「劫火の王国」「凍土領域」「雷の暴君」「聖絶の剣」は、 対応する属性耐性装備と「熱よけの鏡」「水と風の加護」「地霊の守護」の組み合わせで無効化できる。 また「八連剣陣」「心臓刺し」も、「漆黒のコート」や「名工の守護盾」を装備した上で 「見切り」「盾かざし」を使用することで無効化できる。 状態異常は劣化以外全く効かないが、武器属性に対する耐性は持っていないので、 「弱点看破」「ワイヤートラップ」による耐性低下、 「聖戦」「ハァルの加護」「激怒」などによる攻撃力上昇を行い、 一斉に畳み掛けれれば全体魔法攻撃を受ける前に倒すことも可能。 以下ゲームからの引用含む。 アルケア年代記 一世 最初のタイタスは王の子として生まれ、羊飼いの長の家に育ち、のちに帝国を築いた。 彼の下で人は知恵を得て、他の種族より優れた。その治世は百四十四年に及んだ。 始祖にして、ある意味諸悪の根源。 コイツ自体は大昔に始祖帝が魔術で作り出した分身で、勝手に一人歩きした結果がこの有様。 本体(綺麗なタイタス)は既に生きるのを辞めており、神殿に拾われた孤児ルートの忘却界最奥で会うことができる。 魔女を嫁にしたり、神様をたぶらかしたり、妖精さんを食べちゃったりした。 また、自らに潜む悪の心と葛藤を繰り広げたりやりたい放題な方。 2~16世はまぬけ属性に完全耐性を持つのに、1世だけ耐性が無いのは何か理由があるのだろうか…。 『――蘇りの時、来たれり――』 二世 タイタス二世は異形であったが徳に恵まれ、帝国の法と兵を整え九十六年の間よく統治した。 彼の下で人々は平和を知った。 だが年老いると心乱れて民を食らうようになったので、ク・ルームの手で墓所の地下迷宮に閉じ込められた。 地下の彼に年に一度生贄を捧げることが、以後長く続いた。 HP:2000 弱点属性:聖、対獣 有効な状態異常:劣攻、劣防、劣中 固定行動 3ターン目「城門落とし」(重/単体/防御無視) (以後5ターン毎に同じ行動) まず、2世の玄室の前に立ちふさがる魔将ク・ルームを倒しきる必要がある。 ミノタウロス風な皇帝。副葬品も雷属性の斧。 この世界では特に退治される事も無く、ユリアも彼に食べられる予定だったらしい。 始祖から直々に霊を受け継いだためか、聖・対獣属性に弱い以外は特に弱点も無い強敵。 歴代皇帝中、最高の攻撃力と防御力を誇り、「バーサーク」を使われると手が付けられなくなる。 戦闘開始直後に「バーサーク」を使われた場合は、一度逃げて仕切り直した方が安全。 HPが減った際に使用する「吸血鬼の呪文」以外は全て単体物理攻撃なので、 回避特性のある装備を用意しておくと良い。また、ほとんどが重打属性の攻撃なので、 「獣の盾」「幾何紋様鏡」や「見切り」「受け流し」も非常に有効。 劣化耐性も高くはないので、劣攻・劣防・劣中状態にすることが出来ればかなり楽になる。 必ず入手できる副葬品の「エンバーのキトン」は、エンダが装備可能な防具の中では屈指の性能を誇る。 エンダがもともと持つ耐性と合わせて、耐性強化スキル無しでも火・水属性攻撃を無効化できる。 なお、レア副葬品の「金刻雷文黒鉄斧」は意外にも遠距離攻撃が可能。 『グルルルル……』 三世 タイタス三世は始祖に皇帝の称号を与え、自らも四十八年の間それを名乗った。 彼は軍団を率いて遠征を行って、多くの奴隷を得、蛮族を討伐し、諸王に忠誠を誓わせた。 HP:1800 弱点属性:鞭、長大、聖、対地 有効な状態異常:劣攻、劣防、劣中 固定行動 2ターン目「闘気」→3ターン目「一騎当千」(長/全体/ダメージ2倍) (以後4ターン毎に同じ行動) 歴代タイタスの「皇帝」という呼び名はコイツからスタート。 生前は自分から皇帝を名乗っておきながら、死後はそれを否定している辺り操られっぷりが光る。 思わせぶりな台詞なので、ひょっとすると偽者なのかも知れない。 或いは一世の憑巫である事を理解し、 本来の自分の名を取り戻したいという、悲痛な叫びなのだろうか? 姿形はダーマディウスに似た皇帝で、同じく鞭や対地属性が有効。さらに長大・聖属性にも弱い。 ただし束縛耐性はダーマディウスよりも1ランク上のため、やや効きづらくなっている。 刺突・射撃・暗殺・闇属性に耐性を持つ。 劣化耐性は高くはないので、劣攻・劣防・劣中状態にすることが出来ればかなり楽になる。 刺突属性の攻撃を中心に攻めてくるので、耐性防具や耐性スキルを用意できると楽になるが、 攻撃力が高くないためあまり脅威ではない。 また、行動は物理攻撃ばかりなので、やはり回避特性装備が有効。 『誰か、余の名を呼べ……!余の名はタイタスなどではない!』 四世 タイタス四世はシバの哲人イクタイエスを師として育ち、のちに諸国の知識を集める大図書館を築いた。 彼の導きで知恵者たちは星に至った。 彼は二百八十五年間統治し、のちに自ら墓所に下りた。 HP:1800 弱点属性:火、聖 有効な状態異常:特になし 固定行動 3ターン目「詠唱」→4ターン目「星落とし」(魔無/全体) (以後8ターン毎に同じ行動) グラフィックが鍵の守護者と似ている方。 大廃墟の大図書館や賢者編で登場する「鍵の書」に関与している可能性が高く、 「 知恵者たちは星に至った 」とは比喩ではなく本当に宇宙まで行ってた様子。 十世を除けば統治期間が全皇帝中最も長く、ムチャクチャ長生きだが、 火・聖属性に弱い辺り、アンデッド化してるのかも。 刺突・射撃・暗殺・闇・対地属性に耐性を持つ。 「瘴気」(全体/即死・猛毒・乱惑)、「魔界門」(闇・魔無/全体/即死)、 「死の指」(闇/単体/即死)といった状態異常攻撃を行ってくるので、対策は怠らないように。 『――死から逃れ、劫を経ても全てを知るには時が足りぬ――』 五世 タイタス五世は信仰深く、諸国の神殿を帝都に集めて日に一度の祭りを行わせ、多くの生贄を捧げた。 彼は父のごとき不死を神々に願ったが得られず、六十五年の治世の後に墓所へ葬られた。 HP:1500 弱点属性:闇 有効な状態異常:劣攻、劣防、劣中、猛毒 固定行動 2ターン目「闘気」→3ターン目「城門落とし」(重/単体/防御無視) (以後4ターン毎に同じ行動) 神官タイプの皇帝で、信仰心が厚かったせいか闇属性が弱点。 火・水・雷・対空・対地魔無属性に耐性を持ち、聖属性を無効化する。 二世に次ぐ攻撃力の高さを誇るが、「燔祭の火」(火・聖/全体/炎上)、 「裁きの雷」(雷/単体/衝撃)、「破魔の理力」(聖/全体)といった魔法攻撃も行う。 HPが半分を切ると「吸血鬼の呪文」の他、「治癒術」でHPを回復してくる。 ほとんどの魔法属性に耐性を持っているが、武器攻撃はいずれも有効なので打撃中心で攻めると良い。 『生は悪なり。人はただ生き続けるためだけに他をむさぼる事をためらわぬ』 六世 タイタス六世は魔術の技を極めて神々に比したと信じ、墓所の上に自らを祀る大神殿を築いた。 しかし叛乱が起きると大神殿に逃げ込み、そこで自ら命を絶った。その治世は三十七年であった。 HP:1400 弱点属性:聖 有効な状態異常:劣攻、劣防、劣中 固定行動 2ターン目「詠唱」→3ターン目「劫火の王国」(火/全体/炎上) (以後4ターン毎に同じ行動) 魔術師タイプの皇帝で、一世並の魔力を持つ。闇属性を無効化する。 「劫火の王国」の威力はかなり高い。「雷の暴君」(雷/全体/衝撃)も使用してくるので、 火・雷耐性装備や「熱よけの鏡」で耐性をつけると楽になる。 また、「死の空気」(全体/即死)、「斬首」(暗殺/単体/即死)、 「惑乱の歌」(全体/乱惑)といった即死・混乱攻撃も使用してくるので、こちらも対策を忘れずに。 『崇めよ!我は神なり!永遠の者なり!』 七世 タイタス七世は諸王に操られ、女帝として帝位に就いたが、のちには彼らの主人になった。 彼女の下で法は公平になり、民は平和を得た。 だが八十六年ののち、毒の杯で命を奪われた。 HP:1400 弱点属性:聖、対地 有効な状態異常:毒、猛毒、劣攻、劣防、劣中 固定行動 2ターン目「詠唱」→3ターン目「炎魔界」(火/全体/炎上) (以後4ターン毎に同じ行動) 彼女の身に何が起きたのか。混沌の獣と同じ姿形で技も怪物が用いるものを使用する。 刺突・射撃・鞭・暗殺・格闘・水・闇属性に耐性を持つ。 停止効果を持つ攻撃を多用してくるのが面倒。だが、そこさえ対策しておけばどうということは無い。 歴史にちなんでか毒・猛毒が有効。混沌の獣と違ってできそこないさんを生み出したりはしない。 しかし、思わせぶりなセリフを深読みすると、生前に何をどれだけ生み出したのやら…? 副葬品の「銀糸葉文黒紗衣」は多くの魔法属性に耐性を持ち、 属性耐性強化スキルと組みあわせると、属性攻撃を完全に無効化できる。 『妾の生み出したものは大地に満ち、時の果てまで続く。すなわち、妾こそ帝国なり』 七代のタイタスはみな神のごとく優れ、偉大であった。 これら七帝時代は帝国の黄金期である。 帝国の民がもっとも幸福を得た時代だった。 八世 タイタス八世もまた諸王に推挙されて女帝となったが、すぐにドゥーア王を殺して、帝国を自ら統治した。 彼女は親衛隊を整えて諸王に対抗したが、母帝と同じく毒の杯で殺された。 その治世は二年であった。 HP:800 弱点属性:聖 有効な状態異常:毒、猛毒、沈黙 固定行動 3ターン目「詠唱」→4ターン目「凍土領域」(水/全体/束縛) (以後5ターン毎に同じ行動) 魔術師タイプの皇帝。殺される前に弟の子供を産んでいる。 玄室の位置から推測するに、彼女の方から弟の墓に移ったのではないかと思われる。 彼女も歴史にちなんでか毒、猛毒が有効。 魔法全般に耐性を持ち、闇属性を無効化する。 姉弟でタッグを組んで出現する分、HPが低め。 「凍土領域」の他、「竜巻の呪文」(空/全体/怯み)や「氷の棺」(水/単体/束縛・劣速)といった 魔法攻撃で停止状態になると危険なので、停止耐性装備を付けておくべし。 魔力はやや高いが、「旅人の羽根帽子」「猫耳フード」「竜頭兜」などの水・空耐性装備と、 「水と風の加護」を併用すれば脅威にはならないだろう。 実は沈黙が効く。テレージャの「封魔の呪文」を連発すれば意外と入る。 入れば相当楽になる。 この後の歴史を見る限り、彼女があっさり毒殺されたことがアルケア帝国最大の不運だったと思わずにはいられない。 副葬品の「真銀翼状飾冠」は即死・混乱・制限・劣化に耐性があり、 状態異常の防止に関してランダムマップで手に入る「猫神のタレーリア」と相性が良い。 九世 タイタス九世は姉帝を殺した者を探して心乱れ、多くの臣を自らの手で殺めた。 諸王と大臣たちは彼を恐れたが、民は彼を崇め、悪を切り刻む者、神々の皇子と呼んだ。 しかし親衛隊が叛乱を起こし、宮殿の廊下で彼を追いかけて殺した。 その治世は五年だった。 HP:800 弱点属性:暗殺、聖 有効な状態異常:拘束、劣攻、劣防、劣中 暗殺者タイプの皇帝。速度が全皇帝中最も高く、攻撃が回避されることが多い。 刺突・射撃・闇属性に耐性を持つ。八世同様、HPは低い。 「心臓刺し」(突/単体/即死)、「斬首」(暗/単体/即死)といった 即死攻撃を撃ってくるので、耐性を忘れずに。 劣化耐性は高くはないので、劣攻・劣防・劣中状態にすることが出来ればかなり楽になる。 4の倍数ターンに「陰陽殺」(暗/単体/出血・ダメージ3倍)を使用してくる可能性があるため、 八世の攻撃に対する耐性を整えているなら、九世を先に倒すとよいだろう。 ダーマディウス伝では悪名高い等と呼ばれているが、アルケア年代記では比較的好意的に書かれている。 アルケア年代記を史書のような物と考えると、タイタスにとって都合よく書かれていると推測される。 副葬品の「星護符文小刀」は入手出来る確率が低いが、 二刀流キャラに持たせて「弱点看破」と併用すると、とんでもないダメージを叩き出す。 また、遠距離攻撃が可能なので、アーガデウムでの戦いでも役立つ。 『誰か来たね、姉さん』 『そうね、誰か来たわね』 『遊んであげなきゃね』 十世 タイタス十世は先の皇帝二代の間に生まれたが、異形であったために疎まれ、墓所に幽閉されていた。 だが新帝とするため墓所から出されると、まず宮殿にいた親衛隊、大臣、諸王を全て殺した。 彼は気まぐれに帝都を彷徨し、出会う者をみな殺した。 その殺戮は公平だった。彼は死だった。 彼を恐れて民は帝都から逃れ、王たちは離反し、属州の総督や軍団長たちは自ら皇帝を名乗った。 帝都アーガデウムには彼一人がさまよい、やがて城壁は崩れて、森がその領域を覆った。 彼は伝説になり、姿を消した。 その治世は数で計れない。 HP:1500 弱点属性:特になし 有効な状態異常:沈黙 固定行動 3ターン目「不可視の力」(魔無/全体) (以後4ターン毎に同じ行動) できそこないから魔術師に変身する。近親婚ヤバイ。 コイツだけ棺にカギがかかってないのはなんでなのか。怖い怖い。 「詠唱」こそ使用しないが、ゲーム中最高の魔力から放たれる「不可視の力」は非常に強力で、 その上自身の魔法耐性も高い強敵。こちらのHPは常に高く保っておきたい。 「天雷陣」(雷/全体/衝撃)、「闇の投影」(闇/全体/劣中)、「死の指」(闇/単体/即死) といった魔法攻撃も行うので、雷・闇耐性と状態異常耐性を揃えておこう。 実は沈黙が効く。テレージャの「封魔の呪文」を連発すれば意外と入る。 入れば相当楽になる。 武器属性には耐性を持っておらず、HPもさほど高くないので、物理攻撃で一気に押し切りたい。 副葬品の「霊樹細工琴型弓」は二回攻撃が可能なので強力だが、命中率が低いのが玉に瑕。 『……コワレロ……!……コワレロ……!……スベテコワレロ……!』 かくしてアルケアの古王朝は滅び、偉大な時代は過ぎ去った。 これ以降の皇帝はかなり弱めに設定されている。 十一世 アルケアの帝位が空白だった時代、諸国は乱れて互いに争っていた。 人々はみな不幸であり、皇帝を待ち望んでいた。 タイタス十一世は皇帝の血を引く者としてヴァラメアに生まれ、無法を取り締まる役目を負っていた。 しかし彼は国を追われ、戦士として諸国をさすらい、無頼の徒を多く従えた。 やがて彼は始祖帝の手でアーガデウムに導かれると、その民の貧しさを見て哀れに思い、彼らの王になった。 彼の下で、帝都は再び豊かになった。 争う国々がアーガデウムを脅かすようになると、彼は自ら兵を起こし、アルケアの名を蘇らせた。 アルケアの兵は再び諸国を征服し、三大国を討ち滅ぼして、帝国は再興された。 彼は戴冠するとタイタス十一世を名乗り、新王朝の太祖として帝国を長く統治した。 彼の治世は五十九年続いた。 HP:1200 弱点属性:聖 有効な状態異常:怒、劣攻、劣防、劣中 戦士タイプの皇帝。エルバクスのそっくりさんで、英雄剣技を含む剣技を使用する。 剣士としての技量はかなり高いようで、ラバンも彼の技を見切ることは出来ない。 (時代を考えると、彼が英雄剣技の源流にあたる可能性もなくはない) 斬撃・重打・格闘・魔法全般に耐性を持つ。 5ターン目およびその後の4ターン毎に「流星剣」(斬/単体/必中)、 または「八連剣陣」(斬/単体/必中・ダメージ3倍)を使用してくる可能性がある。 何故か怒りっぽいため「挑発」が有効。 斬撃属性の攻撃が多いので、斬耐性装備や耐性スキルを利用するのも良い。 劣化耐性は高くはないので、劣攻・劣防・劣中状態にすることが出来ればかなり楽になる。 台詞は素直に読めば、始祖に取り付かれ帝国を再興させてしまったことを指しているようだが……? 生まれがヴァラメアだったり、無法を取り締まる役目がダーマディウスと被っていたりと、謎が多い。 『忘れ去られよ……。俺のことも、俺の為した過ちも、すべて!』 超戦士ルイン 不死身の超戦士。廃都物語の主人公。タイタス十一世がモデルであるらしい。 ラストではパラレルワールドを彷徨っているとかいないとか。 『お前の名前はもう忘れた』 十二世 タイタス十二世の御代になると、帝国は多くの叛乱によって乱れた。 彼は軍団を率いて領土を巡り、敵を滅ぼしていった。 三十六年の間、彼の宮廷は一所に止まる事はなかった。 HP:1000 弱点属性:長大、聖、対地 有効な状態異常:拘束、劣攻、劣防、劣中 固定行動 3ターン目「突進攻撃」(物無/全体) (以後4ターン毎に同じ行動) ナムリスのそっくりさん。騎乗しているせいか速度は高いが、HPは低い。 刺突・射撃・暗殺・格闘に耐性を持ち、闇属性を無効化する。 重打属性の攻撃の他、「死の指」(闇/単体/即死)、「竜脈の解放」(地/全体/衝撃)を使用する。 油断しなければ苦戦する相手ではないだろう。 『――反逆者共。覚悟せよ。貴様等の名、一文字とて歴史に残さぬ』 十三世 タイタス十三世の御代には、敵は滅び帝国は安定した。 しかし彼は闘技場を築き、戦いの心を民が忘れないようにした。 彼の治世は十八年続いた。 HP:1000 弱点属性:聖 有効な状態異常:劣攻、劣防、劣中 オーソドックスな戦士タイプ。魔法全般に耐性を持つ。 4の倍数ターンに「八連剣陣」(斬/単体/必中・ダメージ3倍)を使用してくる可能性がある。 劣化耐性は高くはないので、劣攻・劣防・劣中状態にすることが出来ればかなり楽になる。 攻撃力と防御力に関しては二世に次ぐ能力を誇るが、HPが低いため、 本領発揮前に倒せてしまう場合が多い。 『嬉しいぞ……。再びこの手を、人間の血で濡らせるとは!』 十四世 タイタス十四世は古王朝に学んで法を整え、信仰によって民に知恵を与えようとしたが、宦官たちはそれに従わなかった。 彼女の治世は二十五年であった。 HP:1000 弱点属性:特になし 有効な状態異常:拘束、劣攻、劣防、劣中 固定行動 2ターン目「闘気」→3ターン目「真空斬り」(斬魔/空/全体) (以後4ターン毎に同じ行動) ルギルダや宮殿にいた王女などと似たグラフィックの皇帝。かわいい。 彼女も五世同様、信仰深かったせいか聖属性を無効するほか、魔法全般や闇属性にも耐性を持つ。 八世以来の「自分を強化してから必殺技を繰り出す」戦法を取ってくるが、 肝心の「真空斬り」の威力が低いため大した脅威にはならない。 「斬首」(暗/単体/即死)、「死の指」(闇/単体/即死)といった即死攻撃を使用するので、 その点だけは注意が必要か。 劣化耐性は高くはないので、劣攻・劣防・劣中状態にすることが出来ればかなり楽になる。 副葬品の「蛇鱗八条鞭」は全体攻撃が可能なので非常に強力なのだが、もう少し早く手に入れば……。 二周目以降の町奪還イベントやランダムマップ等では十二分に有用。 『この感情は何なのか。妾の命が失われた後も、残るこの哀しみは……』 十五世 タイタス十五世は多くを行わず、民の勝手に任せた。 彼の下で商人たちや神殿は豊かになり、大河は交易船で溢れた。 彼の治世は四十二年続いた。 HP:1000 弱点属性:聖 有効な状態異常:特になし 固定行動 2ターン目「詠唱」→3ターン目「天雷陣」(雷/全体/衝撃) (以後4ターン毎に同じ行動) 魔術師タイプ。本人のやる気の無さからか、歴代皇帝の中でも1,2を争う弱さ。 闇属性以外には特に耐性を持たない。 十四世と同じく補助スキルからのコンビネーション攻撃を得意とするが、 ここまで来て必殺技が「天雷陣」なのでコメントに困る。 「天雷陣」の他は、「死の指」(闇/単体/即死)、「地竜の爪」(地/単体/衝撃)、 「吸血鬼の呪文」を使用してくる。十六世の技は十五世から受け継いだものだったようだ。 戦う能力は低いものの、国を豊かにし、十六世に「 余は父を越えられぬか 」などと書かせた辺り、 政治家としては有能だったのかもしれない。 『何も思うな……汝が何を成そうとも、その全ては無に帰すのだから』 十六世 新王朝はなおも続き、今上帝タイタス十六世の下では、古の魔術が蘇った。 神々よ、我らの都と、皇帝の栄光を守護したまえ。 アーガデウムよ、とこしえに栄えよ。 HP:400 弱点属性:聖 有効な状態異常:特になし 固定行動 2ターン目「詠唱」→3ターン目「天雷陣」(雷/全体/衝撃) (以後4ターン毎に同じ行動) 魔術師タイプ。前に宮殿で戦った人。 こいつの「詠唱」→「天雷陣」コンボは親父譲りだったらしい。 彼が墓に入る前に帝国は滅びてしまったので、 現世では宮殿で、忘却界では唯一生きた(?)姿で存在している。 始祖を拒んだため、彼の不死性は始祖の力によるものではない。 そのためか、あっさりと破壊することが出来る。 為政者としては遠きも近きも処刑しまくっているため、有能とは言いがたいものがある。 『……この悪夢の外側に出ても……より大きな夢があるだけ……。誰も逃れられぬ……』 【<<巨人の塔寺院】:墓所玄室:【墓所>>】
https://w.atwiki.jp/uo00/pages/948.html
エクソダス エクソダス概要 鍵の説明戦士ルート 盗賊ルート 生産者ルート 召喚(儀式)説明 儀式 エクソダス戦出現する位置 特殊能力 雑記 エクソダスアーティファクト 概要 エクソダスの復活 Clockwork Exodus は、かつて長期に渡って展開されたエクソダスにまつわる公式イベントを通常のゲームシステムに組み込む形でリビルドしたボスです。エクソダス復活を信じる者達は一旦は討伐されたエクソダスの復活を画策し、プレイヤーはその計画に協力して復活を助けるか、もしくは復活を阻止する為(討伐するために復活させる)に立ち上がります。エクソダスは従来のボスシステムに比べるとパーティープレイを前提にコンセプトが設計されていて、一人ではボスの出現エリアへ入場すら出来ない仕様となっています。逆にパーティープレイの視点で見ると、積極的な戦闘参加によって前衛・後衛関係なくレアなアイテムを貰えるチャンスがあり、鍵の入手も従来の戦闘だけに寄った方法だけでなく、複数方法が用意されているため取り付き易い側面もあります。戦闘エリアである旧ガーゴイルシティはかつては小規模な町が存在した程マップが広く、入場地点には復活用アンクも用意されているので、参加者さえ揃えられれば積極的に活用できるコンテンツです。戦闘面ではSlasher of Veilsのような硬直落石攻撃やShimmering Effusionのような大ダメージ魔法もありませんが、従来のボスモンスターには無い多彩な特殊能力を持ち、ライフリーチ無効の特性がヴァンプやライフリーチスタイルを封じていて、後衛要員の重要度を上げていると言えます(戦士同士による包帯巻き合いも有効です)。また、突然のターゲット変化やパラゴンを凌駕する移動速度など、全体的に作業化しがちなボス戦で全員が適度に緊張感を持続できる点も従来には無い面白さがあります。 鍵の説明 召喚アイテム エクソダス召喚の儀式に必要なアイテム(実質的な鍵)は『エクソダスの生贄の短剣』『儀式の衣』『エクソダス召喚の魔書』『エクソダス召喚祭壇』の4アイテムです。ただし、一般的なピアレスボスとは違っていて、参加者1人につき短剣、衣、魔書の1セット必要になる為(『エクソダス召喚祭壇』のみパーティー全体で1つ)、参加人数に応じた鍵のセットが必要になります。仮に4人組パーティーで討伐する場合は祭壇を除いた4セット分(鍵3種×4人分+パーティ全体で祭壇1つ)を用意しなければいけません。また、エクソダス全体コンセプトとして、パーティーを組んでいないと儀式(入場)自体が出来ないので、最低1人は自分以外のプレイヤーを探す必要があります(つまり最低2人から入場可能になります)。いずれの鍵も『戦士ルート』『盗賊ルート』『生産者ルート』の3パターン入手方法が用意されていますが、どの方法で入手しても鍵は同一のものが手に入り、他の人へ譲渡する事も可能です。 短剣の注意点 後述の召喚儀式関連の項目で説明しますが、儀式では『エクソダスの生贄の短剣』を武器として装備する必要があります。しかし、短剣の初期状態はヒューマン・エルフ用になっているので、ガーゴイル種族は装備する事が出来ません。そのため短剣をガーゴイル用に変成する必要があります。イルシェナー旧ガーゴイルシティ前に居る(左図参照)フード付きローブを着たNPCに人間用の『エクソダスの生贄の短剣』を直接ドロップして交換してもらうことができます。 戦士ルート エクソダスダンジョン イルシェナーに存在するエクソダスダンジョン内のモンスターを討伐して鍵を得る方法です。戦士と銘打っていますが、魔法使いであっても、生産者だったとしても敵を倒せるのであれば獲得可能です。この方法は一般的にコスト面や回転率から最も楽な手段でしょう。エクソダスダンジョンに出現する『exodus drone』『exodus sentinel』『exodus juggernaut』『the Knight』『the Squire』『the Champion』を倒すとバックパック内に一定確率で直接出現します。アーティファクト等の出現と同質で、その敵を倒すために攻撃や攻撃者への支援を行っていれば入手出来る可能性がある為、一体の敵から二人が同時に鍵を入手する場合もあります。『エクソダスの生贄の短剣』『儀式の衣』『エクソダス召喚の魔書』『エクソダス召喚祭壇』のどれが入手出来るかはランダムですが、鍵自体の出現率はモンスターによってある程度決まっているようです。また、ダンジョン内の敵にはアタック命令の出来ない敵が多いためテイマーは注意が必要です。鍵を入手できるモンスターは全種で魔法を使用しませんが、鍵を出さないenslaved gargoyleやcontrollerも出現するため魔法対策が不要というわけではありません。 鍵を入手できるモンスター 画像 名前 強さ 入手率 備考 exodus drone 弱 低 弱いだけあって体感的に20~30匹倒して1個出るかどうかといったくらいです exodus sentinel 中 中 体感的には10匹に1個出るくらい exodus juggernaut 強 高 このシリーズでは最も強く5匹に1個くらいは鍵を出しますが個体数自体少ないようで時間沸きのようです。魔法こそ使わないものの攻撃力が高く、この敵に加えてexodus minion lordや魔法系の敵が絡んだ場合は注意が必要です。 the Squire 弱 低 ストーリー的には討伐部隊のようで善側NPCなのでノンアクティブです。青ネームなので倒すとカルマが低下します。ブロック回避を多様してきます。出血攻撃による包帯回復や詠唱阻止を行います the Knight 中 中 ストーリー的には討伐部隊のようで善側NPCなのでノンアクティブです。青ネームなので倒すとカルマが低下します。ブロック回避を多様してきます。落馬が非常に厄介で、落とされた瞬間に騎乗生物が別の敵に攻撃される事もしばしばあります。モータル攻撃によって回復行為を封じてきます。実態騎乗生物に乗っている場合はなるべく周囲の状況が落ち着いていてからが良いでしょう the Champion 強 中 ストーリー的には討伐部隊のようで善側NPCなのでノンアクティブです。青ネームなので倒すとカルマが低下します。ゴールドカラーでいかにも特別仕様という感じで攻撃力も高く、やたらとブロック回避を連発してきますが、体感的にexodus juggernautのように高確率で鍵を入手できるという印象ではありません。 盗賊ルート エクソダスダンジョン イルシェナーに存在するエクソダスダンジョン内のモンスターや特殊なオブジェクトから窃盗をして鍵を得る方法です。ダンジョン内でDetecting Hidden(スキル60%以上)を使用すると 特殊な箱を発見する事があります。この箱に対してLockpickingを試行すると、一定確率で鍵を入手する事が出来ます。また、各種稀少素材や素材が入っている事もあります。盗賊ルートとしては上記の箱発見以外にも、ダンジョン内に出現する the Exodus Zealot に対して[[Stealing]を使うと鍵を盗める事があります。 生産者ルート 生産者向け この方法は材料を揃えて生産で鍵を作成するものです。作業こそ短時間で終了するものの、必要になる生産スキルは幅広く、材料集めやそれにかかる時間やコストを含めるとかなり困難な方法と言えます。加えて材料の一部には稀少な練成素材、宝珠の守人系のボスから入手する『汚染物』が必要となる鍵もある為、用意する為に投資やボス討伐の環境が必要になり、その環境によって戦士ルートを行えてしまうジレンマがある為です(エクソダス導入当初は汚染物の消費数が5でしたが、いつの間にか1個へ消費数が修正されたため、以前よりはコストパフォーマンスが向上しました)。このルートは主要な手段としてではなく、どうしても乱数等で鍵に偏りが生じてしまったり、急遽人数の追加があり鍵が必要になった時といった場合など、必要に応じて作るのが効果的でしょう。鍵自体には作成後1週間という有効期限がありますが、素材状態でストックしておけば事実上は永久に鍵をストックできる部分が最大の利点でしょう。 生産リスト スキル 値 画像 名称 画像 名称 数 スキル 値 画像 名称 数 鍛冶 95.0% エクソダス生贄の短剣 インゴット 12個 ブルーダイヤ 2個 ファイアルビー 2個 ブラックロックの欠片 10個 裁縫 101.0% 儀式の衣 アビス布 6個 裁縫 110.0% ブラックロック結晶 1個x6 布生地 10個x6 砂金 5個 錬金術 90.0% ゴールド 1000gpx5 切った皮 6枚 ファイアルビー 1個 書写 95.0% エクソダス召喚の魔書 summon daemon 1個 書写 75.0% 空のスクロール 1個 Blood Moss 1個 Mandrake 1個 Sulfurous Ash 1個 Spider's Silk 1個 汚染物 1個 Daemon Bone 5個 Daemon Blood 5個 大工魔法 95.0%75.0% エクソダス召喚祭壇 ネクサスコア 1個 錬金術 90.0% 割れたガラス 5個 ダークサファイア 5個 Spider's Silk 10個 Mandrake 10個 木の板 100枚 高品質な花崗岩 10個 ブラックロックの欠片 10個 召喚(儀式) 説明 共闘と旧ガーゴイルシティ Clockwork Exodus戦は、ピアレスボスのようなパーティー専用マップとは違って、旧ガーゴイルシティというかつては街が存在した大きな専用マップで倒す事になります。既に他パーティーが交戦している場合、エクソダスのヒットポイントが70%を切っていなければ増援部隊として参戦する形になります。エクソダスのヒットポイントが70%以下の時と討伐後20分程度は祭壇設置自体が不可能になります。ただし、こういった仕様も現実的にはゴールデンタイムで偶発的な共闘がおきる事は稀で、相乗りに勝機を求める事は難しく、倒せる展望を持って挑むようにしましょう。 儀式前に確認する事 エクソダスを召喚するためには1人につき1セットの鍵が必要です。祭壇を設置してから7分以内に召喚儀式(事実上の鍵投入)をする必要がありますが、これは代表者だけでなく参加者全員が後述する方法で儀式を行う事を意味します。祭壇を設置した後に鍵が不足しているといった事の無いように参加人数と鍵の所持数確認をして、儀式方法などは事前に確認と説明をしておきましょう。見落としがちなポイントとしてガーゴイル種族は初期状態の短剣を装備できないため、予め旧ガーゴイルシティ前にいるNPCに短剣を交換(変成)してもらう必要があります(前述)。もし、7分以内に全員の儀式が完了できない場合、既に儀式を完了させた人の鍵は無駄になり折角集めた鍵も時間も水の泡となります。急用で参加できない人がいた場合はパーティーを抜けてもらい、寝落ちや無応答になってしまった場合はパーティーリーダーが該当者をパーティーから除名すれば祭壇を設置した後でも全員儀式を完了させた事に出来ます。 儀式 準備 最初に参加者全員でパーティーを結成します。エクソダス召喚の儀式を行うには最低2人以上のパーティー状態でなければなりません。その後、トラメル、もしくはフェルッカのカオスを除いた『徳の神殿』へ向かいます。尚、フェルッカ側であっても行き着く先はイルシェナー(トラメルルール)にある同一マップのようです。 代表者、祭壇設置者向け 代表者は『エクソダス召喚祭壇の証書』をWクリックしてアンク手前にある徳のシンボルタイルを指定します(左)。すると祭壇が出現するので、パーティー全員に儀式を行うように要請して下さい。当然ですが祭壇を設置した人も儀式を完了させる必要があります。最終的な移動を行うには、設置者が祭壇を左クリックしてコマンドメニューを出現させ、儀式の実行を選択します(右)。もし、未完了のプレイヤーがいる段階で儀式を行うと、誰が儀式を行っていないか名前が分かるようになっています。 全員向け ①『エクソダス生贄の短剣』と『儀式の衣』を装備します ②『エクソダス召喚の魔書』をバックパック内でWクリックして設置した祭壇に対しターゲットを指定します ③ ペーパードール上で右手に装備している『エクソダス生贄の短剣』をWクリックして祭壇を指定します ※ ③行程は『短剣を指定してから祭壇ではなく自分自身』でも可能です。祭壇を指定した場合カルマ10000上昇するのに対して、自分を指定した場合は10000下降します。この違いはエクソダスを討伐する立場で召喚を行っているのか、自身を生贄にしてエクソダスを蘇らせている背徳的な立場かの違いを表すようです。③の指定する対象についてはパーティー全体で方針を統一する必要はありません。 エクソダス戦 出現する位置 ピアレスボスと違って入場した段階では出現していません。プレイヤーが一定ラインを超えた段階で決まった地点(左図)に出現するようになっています。事前にアタッカー間で名誉獲得者を相談しておき、そのプレイヤーが出現させると良いでしょう。 特殊能力 説明 ライフリーチ無効 ヴァンプ化、追加効果ライフリーチ、カースウェポンなどのリーチ系回復行為を無効化します。マナリーチ、スタミナリーチは有効です。 アニマルロア 不調和 扇動自己名誉無効 自己名誉とは名誉のダメージボーナスではなく、自己指定する事でアクティブモンスターからのターゲットを一定時間回避する効果の事です。 Magery Mysticism Animated WeaponやRising Colossusの召喚を行います。魔法剥がしを行うのでエネワンやポーション効果を剥がされる事があります。 ランダム弱点属性 エクソダスは召喚する度に抵抗の弱点属性が変化しているようで、他のボスのように特定属性に必ず弱いといった事はないようです。ロアが無効な為厳密には不明ですが、ダメージから逆算すると弱点抵抗は50~60程度、それ以外の抵抗は70~80程度と考えられます。 超高速移動 パラゴンを遥かに凌ぐ速いスピードで移動します。騎乗状態で一直線にマップを駆け抜けても潜伏などを使用しない限り振り切る事は難しいでしょう。 ターゲット変化 攻撃のターゲットを唐突に変更する事があります。これはパラゴンや範囲に微ダメージを与えるタイプの変更に近いものですが、パラゴンならば『走らない』、範囲微ダメージの場合は近接しないという対策が出来るのに対して、エクソダスはこちらが行動や移動をせず、十分に距離を確保していても画面内にいれば変更してくる事があります。 設置渦 エクソダスの周囲に黒い渦を発生させます。踏んでしまった場合はヒットポイントやスタミナに大きなダメージを受けます。渦はエクソダスが移動した時に移動経路上近辺に複数発生しますが、隣接しているキャラクターの足元などに発生する事はありません。また、きちんと近接すれば戦士も影響を受けず、元々距離をとっている後衛にも影響しません。しかし、移動時や立ち位置を変更する場合は渦を踏まないように注意する必要があります。 マナ蒸発 近辺プレイヤー1人のマナを蒸発させ0にします。5秒に1回程度と高頻度に行ってきます。 スペシャルムーブ Bleed Attackによる出血効果、Whirlwind Attackによる周囲ダメージ 雑記 前衛(戦士 アタッカー役) エクソダスには特効設定がありません。エクソダスに限った話ではありませんが特効の無いモンスターに対して名誉取得アタッカーが居るのと居ないのでは全体進行が全く違います。集いの種類にもよりますが、内々のメンバーで挑戦するのであれば名誉担当のメインアタッカーを事前に決めておくと良いでしょう。最初の一回は誰にでもあるもので挑戦していく気概も大切ですが、安定を重視したい時は経験者やボスソロ戦に普段から慣れている人に頼むのが良いでしょう。リーチによる所謂白豚やリーチスタイルは無効な為、魂石を持っていればNecromancyとHealingをスイッチさせるか、ヴァンプ化をレイス化に切り替えてマナ回復(マナリーチ効果は有効でレイスは特性として出血を無効化にできます)に重点を置くといった対策も有効です。前述の通り属性は毎回ランダムなので物理をベースにしたイグノア系の改良系武器などにコンセクを使うと良いと思います。毒魔法をしてくるので、オレンジの花びらを齧っておくと良いでしょう。 後衛(ヒーラー 回復役) アタッカーにヒールを行っているだけでも表彰状などを始めとしたアーティファクトを入手できるチャンスがあり、その確率はメインアタッカーと比べても遜色ありません。距離をとってギリギリから回復を行うと良いでしょう。神秘ヒールは回復に加えて低下系ステータス効果も解除するため喜ばれます。エクソダスに中距離程度に近づくとマナ蒸発攻撃をうけるようになる為、ターゲットが頻繁に切り替わる可能性があります。唐突にターゲットを変更するため後衛としてはとても不安な所ですが、前衛が引き戻しに失敗しエクソダスが移動してきた段階で後衛が振り切る事は不可能に近く、距離を稼いで潜伏してターゲット解除、前衛がターゲットを取り直すといった動作は困難です。逃げる先によっては他の人へターゲットが移り、以降ドッチボールのようにエクソダスが右往左往を始める事がありますが、一旦そうなってしまうと数秒程度は一人で戦闘を維持できるような前衛がいければパーティ全体の崩壊にも繋がります。状況によっても判断は変化するので一概に言える事ではありませんが、幽霊化する覚悟をもってその場で仁王立ちする勇気を持つ事が、時には最善な場合も頭に入れておくと良いかもしれません。 エクソダスアーティファクト こちらに一覧があります Exodus AF
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/1362.html
戻る マジシャン ザ ルイズ 進む マジシャン ザ ルイズ (5)あなたもわたしも ガリアとトリステインの国境沿いに位置するラグドリアン湖、その近くにある古ぼけた建物、旧オルレアン公爵屋敷。 かつて将来有望とされたものの、王位を継いだ弟ジョゼフ一世に謀殺されたと噂される王弟の屋敷である。 今、そこには驚くべき短期間でアルビオンを掌握した怪人、ワルドの姿があった。 邸内にいる他の住人は老執事ペルスラン、それに気のふれた婦人だけである。 ワルドは先日からこの屋敷に、ガリア王ジョゼフ一世の知り合いという触れ込みで滞在している。 素性の確かではない、更にはジョゼフ王の知人を名乗る人間の滞在を許すようなペルスランではなかったが、男が振りまく絶望的な何かに逆らうことが出来ず、その滞在を認めていたのだった。 加えて先日、北花壇騎士を名乗る刺客が現れ、その結果として催された一方的な虐殺劇を目撃してしまってからは反抗する気力すら萎えてしまっている有様である。 その屋敷の一室、先日から寝泊りしている客室で、ワルドは紅茶を飲みながら小さくため息をついた。 窓から見える景色は闇に包まれ、天には優しい光を放つ月が昇っている。 既に、北花壇騎士を名乗る刺客を六人ばかり相手にした。 だがそれは、ワルドにとって実に退屈極まりない余興でしかなかった。 もっと心躍る戦いを望んでいたというのに、出てきたのは力を使わずとも相手に出来るような小物ばかり。 これではわざわざガリアまで足を運んだ甲斐が無い、いっそエルフでも現れてくれないかと思い始めたとき、暗闇の中で何かが動いた。 それを察知したワルドは、猫科の動物を思わせる身のこなしで窓から勢い良く飛び出し中庭に降り立った。 闇の中には悪魔が住まう。 ワルドは暗い視界に目を凝らしながら、そんなことを思い出した。 果たして、宵闇の奥には全長25メイルにも達しようかという、巨大な剣士人形の姿があった。 その肩には男、金髪の髪から尖った耳を突き出した、エルフが立っている。 エルフ、ハルケギニアのメイジ達から最も恐れられる存在が口を開く。 「私は"ネフテス"のビダーシャル。出会いに感謝を」 そう告げられたワルドこそ、この出会いに感謝して打ち震えた。 「エルフ、エルフか!?いいぞ!遂に面白そうな相手に出会えたじゃないか!」 頬を高潮させ、興奮した様子のワルドを見ながらも、ビダーシャルは冷静に続けた。 「お前に要求したい、どうか抵抗しないで欲しい。我々エルフは無益な戦いを好まない。 我はお前の意思に関わらず、お前をジョゼフの元に連れて行かねばならない。 どうか穏やかに同道願えないだろうか」 エルフと名乗り、相手に恐怖を呼び起こす。蛮人相手の交渉の常套手段であったが、目の前の男には通じない。 むしろ喜び勇んで走り寄ってくる姿を見て、ビダーシャルは違和感を覚えずにはいられないのであった。 「さあ!エルフのビダーシャル!お前の力を見せるがいい!」 「えー、皆さん、明日から夏季休暇となりますが、早寝早起き、普段通りの規則正しい生活を心がけてください。 休みだからと羽目を外しすぎてはいけませんぞ、それからそれから…おおっと、もう時間がっ! いいですか!皆さん!詳しいことは夏季休暇のしおりに書いてあります、必ず読んでくださいね!」 トリステイン魔法学院。 口早にまくし立てているのは光る頭が麗しい教員、ミスタ・コルベールである。 季節は既に夏、ついこの間まで春の優しい陽気だったものが、今では身を焦がすような厳しい熱気に変わっている。 トリステイン魔法学院では、この時期になると夏休みという形で長期休暇に入る。 そして、コルベールの発言にもあったように、明日からはその夏季休暇なのである。 「それでは、新学期に元気な顔でお会いしましょう!」 「それでルイズ、あんたは夏季休暇の間はどうするのよ」 慌てて飛び出したコルベール、それに続いて大部分の生徒も教室から出て行き、残ったのはルイズとキュルケにタバサ、その他数名の生徒だけである。 「別に予定なんて無いわよ。使い魔が張り切っちゃってるから、私一人実家に戻るわけにも行かないしね」 件の使い魔は今頃コルベールと合流し、また建造現場か、火の塔にでも向かったに違いない。 「そういうあんたはどうなのよキュルケ」 「んー、本当は面倒だから国境越えて帰るつもりなんて無かったんだけどね。 戦争も近いし、実家から休暇中だけでも帰って来いって煩いのよ、それに…」 キュルケがチラリとタバサを見やる、当のタバサはいつもの通り本を広げて読んでいた。 そんな本の虫にルイズが問いかける。 「タバサ、あなたはどうするの?」 それまで読んでいた本を閉じて顔を上げるタバサ、ちなみに本は古代の魔法の研究書であるらしかった。 「帰る」 「そうなの。そういえばタバサ、あなたの家ってどこなの?」 「ガリア」 「へー、ガリア、ガリアなんだ………ってガリア!? ガリアってあのガリア王国!?」 驚きに思わず声のボリュームが大きくなったルイズに対して、タバサがこくりと頷いた。 「驚いたわ…タバサも留学生だったのね。 だからツェルプストーとも留学生同士仲が良かったのね」 「まあ、それだけって訳じゃないんだけどね」 意味ありげにタバサを流し見るキュルケ。 「へぇ、何があったか知らないけど、人に歴史有りって訳ね」 「そうよ、今度あんたにも機会があったら話してあげるわ」 アルビオンから戻った後すぐに倒れたルイズを付きっ切りで看病した二人である。 多少なりとも距離が縮まった二人との関係を、ルイズは悪くないと思った。 「ははは、夏季休暇の予定を話しているのかい?」 そしてルイズを看病したもう一人、ギーシュが話の輪に加わろうと話しかけてきた。 「ええ、そうよ。 ギーシュ、そういうあんたはどうするのよ?」 「僕は寮に残るつもりさ。モンモランシーも一緒にね」 「モンモランシーも? ………ねぇギーシュ、まさかあんたモンモランシーにいやらしいことしようなんて考えてるんじゃないでしょうね?」 ルイズが疑惑のまなざしでじろりと、目前の好色一代男を見つめた。 「な、なななな、何を言っているんだい! 僕のような紳士がそんなことを考えているわけが無いじゃないか!」 「ふーん、まあいいけどね。後で一応モンモランシーには忠告しておくわよ」 「む、むぐぐぐ………」 そんなやり取りを傍観していたキュルケがくすりと忍び笑いを漏らす。 「何よツェルプストー、気持ち悪い笑い方なんかして」 「いえ、ちょっと面白くてね」 今度は誰にでも分かるようにくつくつと笑い出だすキュルケ、それを見たルイズが心底気味悪そうにキュルケに聞いた。 「ホントどうしたのよ、胸に栄養行き過ぎて頭がお天気にでもなったの?」 「そんなわけ無いじゃない、自分の胸が栄養失調だからって僻まないでよ。 私が思ったのはね、ルイズ、あんたちょっと変わった?」 「はあ?」 突然のキュルケの言葉に、口を開けたまま世にも面白い表情で聞き返すルイズ。 ルイズだけではなく、ギーシュも意味が分からないという顔をしている。 当然だがタバサは面を下げて本を読んでいた。 「さっきのギーシュとのやり取りもそうだったけど、あんた最近随分と余裕が出てきたじゃない。 以前のあんたならもっとキリキリして、自分のことで手一杯って感じだったわよ。 それがギーシュと話しててモンモランシーの心配までするなんて、周りってものが見えるようになったじゃないの」 「そうかしら?私は普段どおり、いつもの自分だと思うけど」 「本人がそう思ってるほど、あんたは昔のあんたじゃないってことかもね。 あたしとしては、からかいがいのあるゼロのルイズの方が良かったけどね」 言いながら杖でつんつんとルイズの胸を突く仕草をするキュルケである。 「ふん、私はもう大人なの、そんな安い挑発になんて乗らないわよツェルプストー」 と、語りながらも握り締めた拳が微妙に震えているルイズであった。 はい皆さん、ご一緒に! ―――ギーシュ 戻る マジシャン ザ ルイズ 進む
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/35854.html
賭ケグルイ×× BD-BOX上巻 発売日:5月17日 ■収録内容 ・第1話~第6話 ・ノンテロップオープニング・ノンテロップエンディング ■初回仕様:キャラクターデザイン秋田学描き下ろしジャケット ■初回特典(封入):特製ブックレット ■特典CD:「賭ケグルイ××」オリジナルサウンドトラック ここを編集 2022年8月配信開始。賭ケグルイ××の続編。 https //www.kakegurui-twin-anime.com 総監督 林祐一郎 監督 牧田佳織 原作 河本ほむら、尚村透 シリーズ構成 村越繁 キャラクターデザイン 仁井学 総作画監督 仁井学、高原修司、まじろ プロップデザイン 安食圭、羽賀晴生、李朗賢 動画検査 木城南美、森悠咲、久保沙也香、北川実咲、平澤夏葉、小泉昂世、鄭惟握 美術監督 野村正信、横山勇生 美術設定 村山夏子 色彩設計 末永絢子 撮影監督 加藤慎之助 3DCGディレクター 平岡正浩 モデリング・セットアップ 渡辺正志 CGツール開発 小針慎太郎 特殊効果 徳田智瑛子 2Dワークス 小出南 背景モデリング 草島雄太 編集 武宮むつみ 音響監督 藤田亜紀子 音響効果 倉橋裕宗 録音調整 星野賢爾 録音調整アシスタント 光山利央 音楽 TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND タイトルロゴデザイン 川谷康久 アニメーションプロデューサー 小川崇博 制作統括 大塚学 アニメーション制作 MAPPA 脚本 村越繁 安藤えりか 一色恒佑 金田一明 絵コンテ 牧田佳織 いがりたかし 神戸洋行 林祐一郎 相澤伽月 佐藤威 演出 牧田佳織 下司泰弘 古川知宏 山﨑香子 佐藤威 作画監督 仁井学 高原修司 まじろ 亀谷響子 宮地聡子 高乗陽子 細田沙織 後藤有宏 中本尚 村松尚雄 日高真由美 中熊太一 小美野雅彦 Lee Seong-jin 春川彩子 野田康行 ハンミンギ たかはしなぎさ ふたふさ 古川博之 松原一之 野崎真一 五月女妃苗 田中志穂 柳瀬譲二 泉坂つかさ 藤井大輝 王宣靜 吉備団子14号 ■関連タイトル 賭ケグルイ×× BD-BOX上巻 EDテーマ Queens Bluff Blu-ray 実写版 賭ケグルイ双 原作コミック 賭ケグルイ 1 rakuten_design= slide ;rakuten_affiliateId= 053df7e0.7c451bd1.0c852203.190c5695 ;rakuten_items= ctsmatch ;rakuten_genreId=0;rakuten_size= 468x160 ;rakuten_target= _blank ;rakuten_theme= gray ;rakuten_border= on ;rakuten_auto_mode= on ;rakuten_genre_title= off ;rakuten_recommend= on ; 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Switch ゼルダの伝説 Tears of the Kingdom Switch 世界樹の迷宮Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ HD REMASTER Switch ピクミン 4 大友克洋 Animation AKIRA Layouts Key Frames 2 小説 機動戦士ガンダム 水星の魔女 1 ONE PIECE FILM REDデラックス・リミテッド・エディション 4K ULTRA HD Blu-ray Blu-ray 劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ 完全生産限定版 Blu-ray 映画『ゆるキャン△』 Blu-ray 【コレクターズ版】 Blu-ray ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! Blu-ray 天地無用!GXP パラダイス始動編 Blu-ray第1巻 特装版 天地無用!魎皇鬼 第伍期 Blu-ray SET 「GS美神」全話いっき見ブルーレイ Blu-ray ソードアート・オンライン -フルダイブ- メーカー特典:「イベントビジュアル使用A3クリアポスター」付 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 5th Live! 虹が咲く場所 Blu-ray Memorial BOX 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち Blu-ray BOX 特装限定版 地球へ… Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 神風怪盗ジャンヌ Complete Blu-ray BOX HUNTER×HUNTER ハンター試験編・ゾルディック家編Blu-ray BOX BLEACH Blu-ray Disc BOX 破面篇セレクション1+過去篇 完全生産限定版 MAZINGER THE MOVIE 1973-1976 4Kリマスター版 アニメ・ゲームのロゴデザイン シン・仮面ライダー 音楽集 テレビマガジン特別編集 仮面ライダー 完全版 EPISODE No.1~No.98 MOVIE リスアニ!Vol.50.5 ぼっち・ざ・ろっく!号デラックスエディション ヤマノススメ Next Summit アニメガイド おもいでビヨリ アニメ「魔入りました!入間くん」オフィシャルファンブック 『超時空要塞マクロス』パッケージアート集 CLAMP PREMIUM COLLECTION X 1 トーマの心臓 プレミアムエディション パズル ドラゴンズ 10th Anniversary Art Works はんざわかおり こみっくがーるず画集 ~あばばーさりー!~ あすぱら画集 すいみゃ Art Works trim polka-トリムポルカ- つぐもも裏 超!限界突破イラスト&激!すじ供養漫画集 開田裕治ウルトラマンシリーズ画集 井澤詩織1st写真集 mascotte 鬼頭明里写真集 my pace 内田真礼 1st photobook 「まあやドキ」 進藤あまね1st写真集 翠~Midori~ 声優 宮村優子 対談集 アスカライソジ 三石琴乃 ことのは 亀田祥倫アートワークス 100% 庵野秀明責任編集 仮面ライダー 資料写真集 1971-1973 金子雄司アニメーション背景美術画集 タローマン・クロニクル ラブライブ!サンシャイン!! Find Our 沼津~Aqoursのいる風景~ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 友の会[復刻版] 梅津泰臣 KISS AND CRY 資料集 安彦良和 マイ・バック・ページズ 『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』編 氷川竜介 日本アニメの革新 歴史の転換点となった変化の構造分析 Blu-ray THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th Anniversary Celebration Animation ETERNITY MEMORIES Blu-ray おいら宇宙の探鉱夫 ブルーレイ版 Blu-ray 映画 バクテン!! 完全生産限定版 アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~ Blu-ray BOX 初回生産限定版 はたらく細胞 Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 Blu-ray 長靴をはいた猫 3作品収録 Blu-ray わんぱく王子の大蛇退治 Blu-ray 魔道祖師 完結編 完全生産限定版 魔道祖師Q Blu-ray Disc BOX 完全生産限定盤 にじよん あにめーしょん Blu-ray BOX 【特装限定版】 Blu-ray 鋼の錬金術師 完結編 プレミアム・エディション Blu-ray付き やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。完 限定版【同梱物】オリジナルアニメ Blu-ray「だから、思春期は終わらずに、青春は続いていく。」
https://w.atwiki.jp/ps3wizbourei/pages/34.html
説明 特徴 転職可能な条件 スキル 参考経験値 攻撃回数アップ表 装備可能な物戦士が装備可能な武器 戦士が装備可能な防具 戦士が装備可能なアクセサリー 説明 主要武器は主に剣で、呪文は習得不可能。 前衛からの武器での攻撃が主な戦い方。 特徴 転職可能な条件 性格 STR INT PIE VIT AGI LUC all 12 スキル 参考経験値 LV25に必要な経験値 530.304 必要なお布施の金額 1,060,608 LV50に必要な経験値 4,120,704 必要なお布施の金額 8,241,408 攻撃回数アップ表 装備している武器の攻撃回数以上は、意味がないので注意 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回 10回 LV1~LV5 LV6~LV10 LV11~LV15 LV16~LV20 LV21~LV25 LV26~LV30 LV31~LV35 LV36~LV40 LV41~LV45 LV46~ 装備可能な物 戦士が装備可能な武器 短刀・剣・刀 No 名称 メモ No 名称 メモ No 名称 メモ 1 ダガー 8 ロングソード 15 エクスカリバー 2 ショートソード 9 フランベルジュ 16 幻惑のカットラス 3 ポイズンニードル 10 バスタードソード 序盤で4回攻撃は強力 17 ノーザンライトソード 4 スティレットダガー 11 クレイモア 18 ダイヤモンドブレード 5 早業の短剣 12 名工の剣 19 グラム 6 全滅の短剣 13 ドラゴンスレイヤー 20 幻惑のタルワール? 未入手の為、詳細不明 7 デモンブランド? 未入手の為、詳細不明 14 グレートソード 杖・鈍器 No 名称 メモ No 名称 メモ 1 杖 4 タイタン・メイス 攻撃回数が6回。入手が早ければ主戦力に。 2 固い杖 5 ドワーヴン・ウェポン ドワーフ専用武器。意外と強い 3 メイス ロングソードより良いかも? 投擲 No 名称 メモ 装備可能な物なし 戦士が装備可能な防具 鎧 No 名称 メモ No 名称 メモ 1 皮の鎧 5 プレートメイル 2 リングメイル 6 マスタープレート 3 静寂の鎧 7 ミスリルの鎧 戦士で最強?ゴールドチェインとの2択。 4 胸当て 8 ゴールドチェインメイル 特殊能力がいっぱい付くかもしれないけどランダム。 ローブ No 名称 メモ No 名称 メモ 1 ローブ 初期装備 3 幻惑のケープ ポークルとフェアリーのみ装備可 2 クライシスウェアー フェアリーのみ装備可 盾 No 名称 メモ No 名称 メモ No 名称 メモ 1 バックラー 4 ライトシールド 7 祝福された小盾 2 鉄の盾 5 ドラゴンカイト 8 レオニダスの盾 3 ムーンバックラー 6 イージスの盾 小手 No 名称 メモ No 名称 メモ 1 てぶくろ 3 呪術の手袋 2 ガントレット 4 迅雷の小手 兜 No 名称 メモ No 名称 メモ 1 ぼうし 6 サークレット 2 静寂の兜 7 クラマー・ハット 3 鉄の兜 8 コモンドゥスの兜 4 はねつき帽子 9 聖なるヘルム 最強装備かも 5 マジックヘルム 能力アップが優秀 靴 No 名称 メモ No 名称 メモ 1 靴 初期装備 3 アイアンブーツ AGIが1下がる 2 怪力のブーツ STRが1上がる 4 毛皮のブーツ 戦士が装備可能なアクセサリー No 名称 メモ No 名称 メモ 1 冒険者の指輪 8 疾風の指輪 2 癒しの指輪 9 連射の指輪 3 体力の指輪 10 怪力の指輪 4 破邪のお守り 11 知恵の指輪 5 戦人の指輪 STR,VIT,AGIが1ずつ上がるのでお勧め。 12 貴婦人のネックレス 6 知恵の木の葉 13 生贄の札 モンスターが1歩ずつ歩くたびに出現する 7 死の指輪 14 支配の札 装備中はモンスターが出ない。(固定モンスター等は除く)
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/2666.html
「そうか…フーケは見付からなんだか」 「ですが、『呪いの大剣』取り戻せたので上出来ではないでしょうか」 学院長室でオスマンがフーケ改めロングビルから報告を受けている。 今居るのは、ルイズ、キュルケ、タバサ、イレーネ、ロングビル、コルベール、オスマンの7人。 「途中、呪いを受けたと思われる者と戦い、なんとか勝利しましたが…学院長はご存知だったんですか?」 「なんと…よく無事で戻ってきたの」 あの覚醒者の姿を思い出したのか、三人娘の顔が若干青くなっている。まぁ無理も無い。 「彼女がいなければ、全員殺されているところでした」 全員の視線がイレーネに集まったが、何時もと変わらない表情だ。 「分かったじゃろう?あれが持ち出し禁止になっていたわけが」 「とても」 「すっごく」 「非常に」 三人がほぼ同時にそう答えたが、もちろん、イレーネだけは別だ。 「フーケは取り逃がしたが、『呪いの大剣』を取り戻し 化物を討伐したからには『シュヴァリエ』の爵位申請をしておくが…王室の堅物どもがどう出るか分からん。却下されても悪く思わんでくれ」 現物を見ればそうでもないだろうが、死体は高速剣によって肉片にされてしまっている。 「代わりと言ってはなんじゃが、夜の『フリックの舞踏会』は君達が主役じゃ。せいぜい着飾っておくのじゃぞ」 「そうでしたわ!フーケの騒ぎで忘れておりました!」 少しばかり残念そうだった三人だったが、キュルケを筆頭に一気に明るくなる。 「では、私もこれで」 先に、ロングビルが退室し続いてキュルケとタバサが外に出たが、イレーネが残った。 「私は、この御老体に話がある。先に行ってろ」 「…分かったわ。ちゃんと舞踏会に来るのよ」 ルイズが外に出た後、コルベールも気を利かせて外に出ると、部屋にはオスマンとイレーネの二人だけになった。 「どれ、何か聞きたい事があるようじゃな。エルフのお方」 「この大剣…クレイモアを何処で…いや、何時手に入れた?」 オスマンが目を細めたが、構わずにイレーネが続ける。 「印がある以上、これは我々が使っていた物だ。そしてあの覚醒者」 「これは…一年ぐらい前じゃったか。私の命の恩人の形見じゃ」 一年前と言うと、キュルケがそのあたりから行方不明者が出ていると言っていた頃だ。 「森を散策し、ワイバーンに襲われたところを彼女が救ってくれたのじゃが、怪我をしている体で剣を振るい、ワイバーンを切り伏せてしまった」 「なるほど、負傷した身体での妖力解放か…」 覚醒した原因はそれだろう。 妖力から見て20前半~10後半ナンバーの戦士と見たが、そのクラスなら妖魔如きにそれ程の負傷を負うはずはない。 覚醒者狩りの直後と見て間違い無さそうだ。 「剣の呪いを受けたのか、苦しみ出しての…私に向かって『人として葬ってくれ』と言ってきた」 「だが、やらなかった…というところか」 「治療しようと学院に運ぼうとしたのだが…結果は知っておるのじゃろう?」 「よく逃げ切れたものだな。一般人が逃げ切れる相手ではないぞ」 「…美味しくなさそうって言われての…ありゃあショックじゃった…」 どこか遠くを見ているが、まぁそうだったのだろう。 「まぁいい。お前達が言う呪いだが、この大剣にはそのようなものは無いぞ」 「本当かね?だが、彼女は確かに呪いで…」 「ああ、確かに呪いといえば呪いだろうさ。違うのは剣にではなく私達に…という事だろうが」 訝しげにしていたので論より証拠。何も手にしていない様態で軽く妖力解放をしてみせた。 「これは…!」 「妖力解放。一割で目の色が変化し、三割で顔付きが妖魔に近くなり、五割で体付きも変化する 八割を超えると限界を超えたという事になるのだが…恐らく、御老体が出会った戦士は負傷のせいで限界を超えてしまったのだろうな」 「限界とは?」 「我々、クレイモアと呼ばれる戦士は妖魔の血肉を身体の中に取り込んで作られた存在でな 妖魔を惨殺する我々にも妖魔の力を使うと人としての精神の限界を迎え、それを越えると『覚醒』する」 「エルフではないと…?」 「見た目で判断せんでもらおう。我々の特徴としては、妖魔の血肉を取り込んだ時点で髪の色素が抜け落ち、瞳の色が銀色になる」 「そのため、『銀眼の魔女』『銀眼の斬殺者』と呼ばれていてな、皮肉な事だが、その戦士が覚醒すると妖魔よりも厄介な存在へと変貌する 大抵は、限界を超える前に自ら命を絶つか、殺されたい仲間に黒の書というものを送り覚醒を防ぐのだが……」 もっとも、この件に関してはオスマンにどうこう言う気は無い。 向こうですら一般人に対する建前は覚醒者の事を異常食欲者という妖魔の一部という事しか知らされていないのだから。 「そもそも、私が居た場所では魔法なぞ無かったし、月も一つしか無い。生活レベルは同程度だが、これは致命的に違う事だぞ」 「ふむ…月が一つという事は別の大陸から…というわけではなさそうじゃの」 「別世界というのも陳腐な話だが…召喚という事を考えると、そう考えたほうがいいのかもしれん」 「ふむ…」 この状態なら、ナンバー6あたりまでの戦士となら渡り合えるだろうが、上位ナンバーが召喚されでもしたら少しばかり分が悪い。 そもそも、筋力は一般人並に落ちているのだ。 そこで、知っているかもしれんとして聞きだす事にした。 「剣の類を掴むと力とスピードが上がっているようになっているんだが…分かるか?」 「…その左肩の印がガンダールヴの印という伝説の使い魔の印で、ありとあらゆる武器を使いこなしたとそうじゃ。だが…私はお主が武器を使う所を見ておらんので…」 オスマンがそこまで言うと、イレーネの周りの装飾品や床が一瞬にして無数に切り裂かれる。 「技の名は『高速剣』。さっき言った妖力解放を右腕のみに使った技だ」 半分呆然としているオスマンを放置して続ける。 「これでも、力とスピードは前の半分といったところだが…再生した腕では出せる物ではない。見てのとおり、腕の強度も戻っているわけではないしな」 おかげで、持続力も大分落ち込んでいる。回復するのにも妖気を必要とするため、やがり多用できる技ではなくなってしまっている。 「やはりガンダールヴのようじゃの。剣を持った時にルーンが光っておる」 「なるほどな。まぁ、それはいいとして、頼みがある」 「言ってごらんなさい。できるだけ力になろう」 「…もし私が限界を超えそうな時は、躊躇せずに首を撥ねろ」 「それは…」 「御老体が遭遇したのより遥かに強大な化物が産まれる事になる。これでも、かつてのナンバー2だったんでな」 ナンバー2と言っても、かつてのナンバー1であり深淵の者の一人。 南のルシエラと同等の力を持つラファエラにも両腕さえ健在なら勝つことが出来る程の力の持ち主だ。 覚醒すれば、深淵の者クラスの覚醒者になるだろうという事は容易に想像が付く。 まして、対抗する他の深淵の者も居らず、組織も無いのでは国どころか、ハルケギニアが終わりを迎えかねないのだ。 ただ、それ故テレサとプリシラは別次元の存在だと認識居ているのだが。 「何時になるかは分からんが…覚醒しそうになったら、頼むぞ」 「すまんの…ただ、私はお主の味方じゃ。これだけは覚えておいて欲しいガンダールヴよ」 「そうしておこう。それと、この大剣だが…私が貰っておいても構わんな?少なくとも人が扱える代物じゃないよ。こいつは」 全長165cm、重量7Kというクレイモアをマトモに扱える一般人はそうは居ない。振れたとしても肩が外れてしまいかねない。 「恩人の形見だったが…いいじゃろ。元々お主達の物だからの それと、お主がどういう理屈で、こっちの世界にやってきたのか私なりに調べてみよう」 「期待せずに待ってるよ」 今のところは帰るつもりは皆無だ。 むしろ帰ると粛清されるので、こっちに居たほうが都合がいい。 部屋から出ようとした時にデルフリンガーが話しかけてきた。 心なしか、声が震えているような気がする。 「相棒…その剣なんだけどよ…」 「これか?お前なら分かるはずだ。呪いなんぞ掛かってはいないさ」 「いや、違うっつーか…なんでもねぇ」 「?…まぁいいが」 丈夫さだけが取り得のボロい錆びた剣。錆び一つ無く、丈夫でしかも使い慣れた剣。 一般的に考えればどちらを選ぶかというのはデルフリンガーにも分かった。 だが、聞こうにも何時もと同じ冷静さを保っているので逆に聞き辛く聞けないでいる。 いつもと同じに、さらりと『いらん』と言われた日には再起不能になりそうだったからだ。 食堂の上の階の大ホールでフリッグの舞踏会が行なわれていたが、イレーネは特に何もする事が無く、会場を眺めていた。 性質上、料理は食べずに済むし、ワインも飲む必要も無いからだ。 さすがに、シエスタがわざわざ持ってきてくれた料理には少し手を付けたが、それで十分だ。 デルフリンガーとクレイモアの二本を背負っているので結構浮いてたりもする。 ホールを一瞥したが、キュルケが沢山の男に囲まれ笑っている。 こういう場所は彼女の独壇場らしい。 近くのテーブルではパーティドレス姿のタバサが、小柄な身体に似合わず料理を順調に食べ進んでいく。 「正直、お前達を見ていると羨ましくなるよ。我ながら、つまらん生物だとは思うが…やはりこの手の場所は性に合わん」 戦士になる前ははどうだったかとも思ったが、今はあまり覚えていない。 戦士になってから、常に生死の境を渡ってきたので、この手の場所には全くと言っていいほど慣れていないのだ。 「…お礼」 タバサがそう言ってサラダの乗った皿を差し出してきた。 森の件での事…という事らしい。 「少し貰おうか」 特に断る理由も無かったので口に運んだのだが…危うく妖力解放しかけた。 不味い。この上なく不味いのだ。 不味いだけならともかく、体験した事の無い類の苦味が一瞬にして広がった。 顔には出さないが一杯一杯である。 なおも、皿を付き出してくるタバサが何か別の物に見えたぐらいだ。 (あら…イレーネさん…どうしたんですか?駄目ですよ…一度手を付けた物は…全部自分で食べてください…) 「プリ…シラァ…!!」 「?」 プリシラの声が聞こえたような気がしたが、多分幻聴か何かだ。 「ああ…すまん…これで十分だ」 「美味しいのに」 一先ずそれで収まったのか、再びタバサが料理に手を出し始めたが、例のサラダを苦にした様子も無く食べる姿に心底驚いた。 「私はまだ…タバサを過小評価していたというのか…?やつはまだ……やつはまだ…おかわりすらしているんだぞ…!」 一瞬、化物を見た気分にしてくれたが、思い出したくないので忘れる事にした。 「どうしたんですか?顔色が少し悪いみたいですけど」 「…分かるか?」 「ええ、イレーネさんでもそんな事があるんですね」 声を掛けてきたのは、忙しそうにしているはずのシエスタだ。他人から見ても少し顔色が悪く見えたらしい。 「何か用か?忙しい中だ。それだけではあるまい」 「あ、はい。ミス・ヴァリエールがお呼びです」 「分かった。行こう」 しばらくするとホールの扉が開きパーティドレスに身を包んだルイズが出てきた。 「ヴァリエール公爵が息女、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール嬢のおな~~~り~~~!」 衛兵が到着を告げると、ホールの男子生徒の目線が釘付けになる。 その後ろに、戦士の物とは違う銀の装飾で纏められた軽装の鎧を付けたイレーネも。 はっきり言えば実戦向きではないし、邪魔なだけだったがルイズに『お願い』され承諾した形になる。 ルイズは長い桃色掛かった髪をまとめ、化粧を施し元来持つ高貴さを嫌と言うほどに出し 対照的にイレーネは、殆ど素のままだったが、銀の装飾の鎧、銀の長い髪、銀眼、と 銀一色で纏められたその全身がホールの光を反射し、輝いているようにも見えた。 エルフ的な容姿もあり、それは一層強調されている。 「まったく…邪魔な装備が多いなこれは。役に立たんぞ」 「いいのよ。飾りなんだから」 イレーネが歩く度に、銀髪が揺れ光を乱反射し、ある意味ルイズより目立ってはいるが この場合、ルイズに付き従う騎士という具合なので、ルイズを引き立てているようになっている。 男子生徒は、ノーマークだったルイズの美貌に気付き群がるようにダンスを申し込んできたが イレーネの場合、どちらかというと女子生徒にダンスを申し込まれていた。 長身、鎧姿、隻腕、背に背負ったクレイモアと、美しいというよりは、格好良い範疇に入るのでそうなってしまっている。 ヅカ的なノリだ。ナンバー9『ジーン』ならばイレーネより適任であろうが、この場に居ないので仕方無い。 「おい…どうにかしろ」 「いいじゃない、相手に合わせれば。訓練とか受けてるんでしょ?」 「ここまでは予想外だ。そもそも、このような場に我々が出ること自体がだな…」 「それなら、このキュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストーが、ダンスのお相手を勤めさせて頂いてもよろしいかしら?騎士殿」 「…勝手にしろ。片腕しかないからな。どうなっても知らんぞ」 もう諦めたようだ。どうせやる事になるのなら、知っているやつのがいいと、キュルケで妥協した。 元々、運動能力がズバ抜けているクレイモアだ。そして、そのナンバー2。 最初こそ少し慣れないでいたが、数十秒もすると完全にキュルケに合わせられるようになっていた。 「惜しいわねー…」 何時もと変わりない冷静な表情のイレーネを見てキュルケが呟く。 何が惜しいかと言うと、無論性別だ。逆なら確実に『微熱』が燃え上がっているところである。 この後、数人相手し、何故か感銘を受けたギーシュの相手を済ますとバルコニーのテラスに身を運んだ。 元の場世とは違い月光が大分ある。それを銀が反射し、近寄りがたい雰囲気を出していたが、ニヤニヤ顔のルイズが近付いてきた。 「ダンス踊ったのホントに初めて?横から見てても、初心者とは思えなかったんだけど」 「こういう扱いをされるなど…向こうでは無かったからな」 「この前言ってた、月が一つしかなくて、魔法が無いって所ね。…信じてあげるわ」 「急にどうした」 「あんなの見たら、信じたくもなるわよ…」 覚醒者を見ては無理も無い。あれに匹敵する異形の化物はこの世界には存在しないようだ。 「ねえ、元の世界に帰りたい?」 「いや、気になるやつはいるが…戻る気は無いさ。それに、こう見えても追われる身なんでな」 「何やったのよあんた…それに気になるやつって?」 「組織を抜けただけだ。別に犯罪を犯したわけではない。気になっているのは、出来の悪い弟子の事でな、生き延びていればいいが…」 「弟子って…あんたまだ若そうに見えるけど実際のとこどうなの?エルフじゃないんでしょ?」 「私達は成長はするが老化はしないんでな。死ぬまでこの姿だ」 もう一つ、覚醒し妖魔化する。…ということは伏せておいた。今言う事でもないし、なによりルイズの爆発では死にそうにない。 「やっぱり、エルフ…いえ、エルフ以上ね。それで、その弟子の名前は?」 「…クレアだ」 パーティが終わり、各々部屋に戻っていったが、学院の外を一つの影が疾駆している。 大剣とデルフリンガーを背負ったイレーネだ。 奇妙な事に、この魔剣はあれから一言も喋ってはいない。珍しいことだ。 「相棒…何処に行くんだ?てか何を…」 「少し用があってな」 ようやく鞘から出たデルフリンガーだったが、さっきより怯えている。 「どうした?剣が気分が悪いと言うのではあるまい」 「そういや…その剣、どうするんだ?」 「ああ、二刀流というわけにもいかんしな。『処理』させてもらうぞ」 『処理』。その言葉を聞いた瞬間デルフリンガーが鞘を戻した。カタカタと震えているような気もする。 無論、そんな気にしないイレーネはさらに速度を上げる。 そうして着いたのは、あの森の小屋があった場所だ。 まだ、覚醒者の血肉が飛び散り、妖気が残留している。 一月ぐらいすれば、自然に綺麗になるだろうが、それまでは人が近づける場所ではないだろう。 「さて…この辺りでいいな」 「最期に一つ言いたいんだけどよ…」 「何だ?」 「そのよ…そりゃあ俺は錆びて、そいつみたいじゃないけどよ、捨てるってのはひでぇんじゃねぇかって思う…んだけどな」 「…何を言っている?お前」 「せめて、予備でもいいから、手元に置いといてくれ!せっかく、良い使い手に出会えたんだからよぉ~~」 涙目。剣に目があるのかどうか分からないが、とにかく、そんな感じだ。 「…お前、自分が捨てられると思っていたのか。そうか、それが妙だった理由か」 そこから移動し、少し見晴らしが良い場所に着くと、大剣を抜き、堅い地面に深く突き刺した。 「へ?そいつ使わねぇのか?」 「これはな…我々が死んだ時には、それがそのまま墓標になるんだよ。 見ろ、ここに印がある。戦士は、この印と同じ物を与えられている。あの覚醒者は、この印のはずだ」 「いや、てっきり、俺が捨てられるもんだと思ったからよ。それならそうとな?」 「私が死ねば、お前がそうなるんだからな。今のうちに覚悟しておけ」 「いや、相棒なら、そう簡単に死なねぇだろ」 「死なないか…幸運は、あの時使い果たしているからな。どうなる事やら」 あの瀕死の状態から、ありとあらゆる幸運で命を繋いだ。 幸運に許容量があるなら、恐らくもう残ってはいないはずだ。 だからこそ、限界を超えそうな時は躊躇無く首を撥ねて貰わねばならない。 大剣がしっかり刺さっているのを確認すると、学院に向かい人外の速度で再び疾駆する。 後に残された物は、限界ギリギリまで人のために生きたであろう戦士が存在したという証だけだった。
https://w.atwiki.jp/tunozame/pages/11.html
https://w.atwiki.jp/cosmicbreak/pages/2503.html
中央の取り合いをする人をよく見るが、いかんせん狭いので取り合い時には格闘陸に突っ込ませた方がいいかもしれない。逃げにくいのでどちらかといえば連撃が有利か。にた様な理由でバルカンも厄介。上方へ上る手段が多く、走り回りやすい部分が少ないので、従来のバズ射陸は十分な仕事をするのが難しい。ショトブは有効だがブーランは足を引っ張るだろう。 -- (名無しさん) 2011-01-24 09 55 42 マップ自体は広くて段差が多い水場があるなど全体的に大型の印象 中央の広場はひどく狭く、内部に柱があって機動、射撃には向かない 代わりに入り組んだ中央、広すぎる地形を逆手に裏鳥がよく飛べる 砲戦が珍しく活躍できそうだが、ところが直線の通路を活かして格闘にねじ込まれてリスポーン地点を蹂躙されることもよくある リスポーン地点荒らされたら諦めてカモられるべき 逆に敵の頭上を取るとやりたい放題できるよやったねクリムちゃん まあそうなったら拠点防御仕様も欲しくなるわな -- (名無しさん) 2013-02-05 12 48 22 リスポンが壁に囲まれておりバリケードになっているように見えるが、一旦押し込まれると袋の鼠にされる地形の良い例 もう一つのエディットマップも同様、突撃できるロボの数で勝敗が決まる -- (名無しさん) 2013-02-05 18 10 27
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/1078.html
戻る マジシャン ザ ルイズ マジシャン ザ ルイズ (10)超肉弾戦 始祖ブリミルの像が置かれた礼拝堂で、ウェールズは新郎と新婦の登場を待っていた。 王族の象徴である紫のマント、帽子にはアルビオン王家の象徴である七色の羽飾りがゆれている。 その顔は式が終われば死に行く運命であることなど感じさせない、凪いだ穏やかな表情である。 扉が開き、ルイズとワルドが現れた。 ルイズは呆然とした様子だったが、ワルドに促されウェールズに歩み寄った。 「今から結婚式をするんだ」 ワルドはそう言って、アルビオン王家から借り受けた新婦の冠をルイズの頭に載せた。 そしてルイズの黒いマントを外し、乙女なる新婦にのみ許されぬ純白のマントを纏わせた。 この間もルイズは無反応であったが、ワルドはそれを肯定の意思表示と受け取った。 「では、式を始める 新郎、子爵ジャン・ジャック・フランシス・ド・ワルド。 汝は始祖ブリミルの名において、このものを敬い、愛し、そして妻とすることを誓いますか?」 ワルドは重々しく頷き、杖を持った左手を胸の前に置いた。 「誓います」 ウェールズはその言葉を聞き、にこりと笑って頷くと、次にルイズに視線を移した。 「新婦、ラ・ヴァリエール公爵三女、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール」 止めて欲しかった。 止めて欲しかったから、あの夜のベランダでルイズはウルザに結婚すると宣言した。 けれど、彼が返したのは、いつもどおりの背中。 誰かに止めてほしかった、誰かに導いてほしかった。 なんて 甘ったれた自分。 止めてほしい、導いてほしい、魔法を使えるようにしてほしい、幸せにしてほしい、好きになってほしい。 何という甘え、ルイズ・ド・ラ・ヴァリエールはいつからこんなに弱くなったのだろう? …多分、あの大きな背中を見たときから。 あの背中が自分を弱くした、あんまりに大きくて、寄りかかってしまった。 彼はそこにあっただけなのに、全てを決めるのは自分なのに。 強くならなくてはならない。 そう、あの背中にもう寄りかかってしまわないように、強くならなくては。 夜の晩餐会、死に行く貴族達。 その強さが、ルイズに小さな決意と覚悟をもたらしたのだった。 「新婦?」 「ルイズ?」 二人が怪訝そうな表情でルイズを見つめている。 そんな二人を見て、思わず笑いそうになってしまう。 決意したとたん、ルイズの中で心に圧し掛かっていた何かがすとんと落ちた。 「誓えません」 高らかなる宣言。 「ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは誓えません。 お二方には、大変な失礼をいたすこととなりますが、私はこの結婚を望みません」 それこそが始祖ブリミルに捧げる詔であるかの様に、堂々と謳い上げるルイズ。 流石にこの展開にはワルドも唖然とし、続いて顔を怒りで朱に染めた。 それを見たウェールズは最初は困ったように、続けて労わる様な目でワルドに語りかけた。 「子爵、誠にお気の毒だが花嫁が望まぬ式を、これ以上続けるわけにはいかない」 しかし、ワルドはウェールズを無視し、ルイズの手を取った。 「君は緊張しているんだ。そうだろう、ルイズ。君が僕との結婚を拒むわけが無い」 「いいえ、違うわワルド。私はあなたと結婚しない。 確かに私はあなたに憧れていた、でも今は違うわ。あなたと一緒にはなれない」 はっきりとした拒絶の言葉に、ワルドがルイズの肩を掴む。 その目はつり上がり、表情は普段の優しいものではなく狂気を含んだものに変貌する。 「世界だルイズ、僕は世界を手に入れる!その為に君が必要なんだ!」 豹変したワルドに対しても、ルイズは正面から言い放つ。 「私は世界なんていらないわ!」 興奮したワルドは両手を広げ、ルイズに詰め寄る。 「僕には君が必要だ!きみの能力が!君の力が! ルイズ、いつか言ったことを忘れたか!君は始祖ブリミルに劣らぬ、優秀なメイジに成長するだろう! 君は自分で気付いていないだけだ!その才能に!君の才能が僕には必要なんだ!」 「答えは変わらないわ。例え私にどんな才能があっても。 それを利用するだけで、私自身を見ようとしないあなたに従うことは出来ない!」 流石にこの段になると、ワルドの剣幕を見かねたウェールズが間に入りとりなそうとする。 「子爵……、君は袖にされたのだ、こうなったら潔く…」 ウェールズがそう言いかけたとき、ワルドは『閃光』の二つ名に恥じぬ素早さで杖を引き抜き呪文を完成させる。 そして、風に舞うように身を翻らせ、ウェールズの胸をその輝く杖で穿ったのだった。 「き、貴様……」 ウェールズが床に崩れ落ちる、無惨に血で染め上げられる紫のマント。 「何をするのワルド!?」 「次は君の番だ!」 ウェールズの胸を貫いた杖、それでルイズの命をも奪おうとした、その時であった。 「あまり私の主人に手荒な真似はよしてくれないかな、若者よ」 中空から突き出された杖が、ワルドの杖を受け止めている。 不可解なる闖入者に、ワルドは距離を離す。 突き出された杖の先、そこから徐々に肉体が広がっていく。 腕、胴体、手足、白い髭に色眼鏡、左手に杖、右手にデルフリンガー。 多重世界ドミニアにあって、最も罪深きプレインズウォーカーの姿がそこにあった。 ファイレクシアに察知される危険を犯してまでプレインズウォーカーの力を行使し、空間を渡りルイズを助けたのである。 「貴様…なぜ分かった」 「感覚の共有。悪いとは思ったがミス・ルイズの目を借りさせてもらった」 「覗き見とは趣味が悪いなご老体!」 ワルドが呪文を唱え、その杖をしならせた鞭を打つように叩きつける。 「ウインド・ブレイク!」 風の暴風圏、その安全地帯―ワルドの懐。 そこに素早く飛び込むウルザ、杖による強打がワルドの腹を打ち、後退させる。 間を空けずに、火弾群が杖から放たれワルドを狙う。 その殆どをステップでかわしながら大きなものだけをエア・ハンマーで相殺する。 杖による強打は自ら後退することでダメージを減少。 「まさかこんなところで計画が邪魔されるとは思っていなかったよ!」 エア・カッター、不可視の刃がウルザを襲う。 杖を掲げ、ウルザは自身の周囲に魔法の皮膜を作り出す。 広範囲の皮膜では威力を減衰し切れずに、その頬を切り裂いた。 「僕の目的は三つあった!一つはルイズ、君を手に入れること!」 ウルザが杖を掲げ、弧状を描く稲妻が走る。 ワルドが横っ飛びに避ける、それを追いかけるように進路を変える稲妻。 咄嗟に剣を地面に突き立て避雷針とする。 「二つ目は、アンリエッタ姫の手紙!」 火弾で砕かれた床片を錬鉄、それらを宙に放りながら呪文を唱える。 「エア・ストーム! そして最後の目的はウェールズの命だ!」 巨大な竜巻、多数の鋭く錬鉄された石を含む風の獣が、ウルザを飲み込む。 ワルドの視界の隅、動く影。 咄嗟の防御体勢、間に合わない。 「これでも食らいなさい!」 ルイズ、渾身のファイアーボール、失敗。 普段の失敗魔法よりも一回り強力なそれがワルドに牙をむく。 「おおおおおお!?」 何とか直撃は回避、激昂、憤怒の面を被る。 「おのれぇ!大人しくしておればいいものを!」 ウインドブレイク、ルイズの体が10メイルほども吹き飛び、壁に打ち据えられる。 刹那、刃の竜巻から一条の閃光が走り、ワルドを貫かんとする。 判断以前の直感、倒れるように無様に身を伏せって大事を回避。 大竜巻がやむと、そこには杖から放たれる神々しい光を纏ったウルザの姿―無傷。 倒れたルイズ、ピクリとも動かないが、左手に輝くガンダールヴの共感作用で無事であることを察知する。 「さあ、これで邪魔者は消えたぞ!じっくりと嬲り殺しにしてやろう!」 「面白い、年季の違いを見せてやろう、小僧!」 激しい攻防、魔法接近を問わず、主導権のリレーが始まる。 ウルザは、今回の戦いも、以前の模擬戦も、通してプレインズウォーカーとしての能力を行使していない。 召喚を使わないこともその一つの表れである。 ファイレクシアの闘技場において、ウルザはプレインズウォーカーとしての力を封じられ、ジェラードとの戦いに臨んでいる。 しかし、ワルドとの二度の戦いは制限など無い。 確かに強力なクリーチャーの召喚は、この世界をファイレクシアに察知される危険性を孕むということがある。 しかし、召喚を行わずとも、そもそもプレインズウォーカーとは強大な魔法との親和性を持つ存在である、一つの魔法を取ってみても、ウィザードが使用するスペルとプレインズウォーカーが使用するスペルは何倍もの威力の差が存在する。 クリーチャーの召喚など行わずとも、プレインズウォーカーが単なる魔法使いに遅れをとることは無い。 それでもウルザはそれらの力を一切使用しないことを選んだ。 なぜならば 人間として、この男を叩きのめしたいと思ったからだ。 魔法戦闘、接近戦闘、その複合。 ありとあらゆる戦い方で、二人は戦う。 魔法、斬激、刺突、牽制、偽攻、連激、騙討。 己が持ちうる限りの殺人技術を用い、目の前の敵を抹殺しようと試みる。 既にお互いの魔法の手札が尽きて、何十合目か分からぬ剣戟が交差した。 「死ねぇ!死ね!大人しく死ぬがいい!」 「それは!こちらの台詞だ!」 憎悪。 憎しみが己の限界を超える力を生み出し、疲れきった肉体に活力を供給し続ける。 更に何合もの剣戟。 その中の一合、一際力を込めた一撃がお互いを捕らえる。 そしてそれをお互い振り払う。 結果、血ですべり、握力から開放された二振の剣が宙を舞い、離れた場所に転がった。 両者、既に手に杖は無く、徒手。 聖なる礼拝堂に乾いた音が響きわたる。 振りかぶったワルドの拳がウルザの顔面に炸裂。 仰け反りつつウルザも反撃、お返しの拳がワルドの顔面を捉えた。 「私は/僕は お前が気に入らない!」 拳と拳、人間の最も原始的な闘争の形、殴り合いが始まる。 「気に入らない気に入らない!お前の顔が、目が、行動が気に入らない!」――ワルド 「そっくりそのままお前に返そう!お前の全てが気に入らない!」――ウルザ 両者は理解した。 目の前の男に執着する理由。 それは、同属嫌悪。 模擬戦闘の後、落ち込んでいたような自分、原因の分からない苛立ち。 そう、それら全ての元凶こそは目の前の男、自分の鏡面存在、ワルドであったことをウルザは理解する。 「お前はミス・ヴァリエールを利用するだけだ!」 「ルイズは僕が利用してこそ価値がある!そういうお前こそ、ルイズを利用しているのではないかな!?」 「その通り!私もミス・ヴァリエールを利用しようとしているさ!」 「認めたな!それなら僕がしようとしていることを非難する資格はお前に無い!」 血しぶきが飛ぶ、壮絶な拳闘。 ウルザの目の前にいる男、それは彼自身でもある。 いや、正確には彼の過去を映す鏡だ。 カイラを利用し、国中の資源を消費し、弟ミシュラとパワーストーンを奪い合った。 サイリクスの力を解放し、アルゴスの大地を消滅させ、敵味方、そして弟ミシュラの命を奪った。 聖なるセラの次元を崩壊させた、トレイリアの時間移動実験では多数の被害者を生んだ。 その他数々の悲劇を自らの手で生み出した自分が、目の前にいる。 己の罪を自覚もせず、目的の為に手段を選ばず、ただ己の理想に邁進する道化。 それが目の前の男。 憎い、憎い、憎い、憎い、目の前のこの男が憎い。 一方のワルドも、目の前の男が自分と鏡合わせの存在であると気付く。 この男は全てを利用し、どのような方法を用いることも躊躇してこなかったのだろう。 自分自身の延長上の存在、そう思えばむしろ尊敬さえ出来るのかもしれない。 だが、この男は折れている。 自身がこれまで達成してきた偉業の数々に疑問を持っている。 利用すべきただ一つのものに執着している。 そのような姿を、ワルドは到底認められない。 全てを利用し、全てを手に入れる、それがワルドの未来の姿のはずなのだ。 憎い、憎い、憎い、憎い、目の前のこの男が憎い。 決して引くことが出来ぬ、お互いの過去・未来を否定する殴り合いは続く。 「お前のような男ではルイズは守れない!」 「だがお前はミス・ヴァリエールを守ることをしない!」 ウルザは、何もガンダールヴのルーンに刻まれた洗脳効果によってルイズを守っているわけではない。 既に悠久の時を、目に収まった二つのパワーストーンに封じられたグレイシャンの苦悩の呻きに晒され続けた彼に、その程度の小さな声など届かない。 ルイズを守るということ、それは正しくウルザの意志である。 少女を利用し、また今度も殺してしまうかも知れないことへの、小さな、ほんの小さな心の引け目。 だが、そんなことすらもワルドは許せない。 自分ならルイズを正しく利用しつくす。そこに良心の呵責などあるはずが無い。 目の前の老人は、正しい道から外れた、汚らわしい存在であるように感じられた。 激しい殴り合いが続く中、ルイズの可愛らしい瞼が弱々しく開いた。 頭を打ったのか、ぼうっとして頭が混乱している。 なぜ自分はベットではなくこんな所で寝ているのだろうか? その答えを思い出そうとした途端、全てを思い出した。 慌てて飛び起きて周囲を見回す。 ここはアルビオン、ニューカッスルの城、礼拝堂。 ワルドに連れられて、結婚式を執り行おうとしていた。 そして突然、豹変したワルドがウェールズ皇太子を… 「そうだわ!?殿下!」 ルイズは部屋の片隅で倒れているウェールズを見つけると、一目散に駆け寄った。 倒れたウェールズ、その周囲には赤い染みが広がっている。 一目見て分かる、ウェールズは、もう…… 「ウェールズ殿下…」 ルイズはウェールズを抱き起こすと、母のように優しい手つきでその瞳を閉じさせた。 自分にはこんなことしか出来ない、せめて… そう思い、残された者の為に、ルイズはウェールズが薬指に嵌めている指輪を外すと、それを懐にしまった。 「次は……」 ルイズが首を向けた方向、そちらでは恐ろしい形相のウルザとワルドがいまだ格闘戦を繰り広げていた。 どうしてあのようなことになっているか分からないが、ここは自分の出番である。 礼拝堂の外も騒がしく、反乱軍の大攻勢は既に始まっているらしい。 長くここに留まれば、やがては彼らに捕まってしまう。 ここは杖を持つ自分が、ウルザを援護してワルドを倒さなくてはならないと考えた。 「大丈夫、やれる…やれるわ、やってみせるんだから!」 眼を閉じて、精神を集中する。 ただ一度だけ成功したあの魔法。 あの感覚をもう一度… 自分の中、奥深くを見つめる。 そこには以前と変わらず、うねる混沌がある。 その中から、白と黒を分離・抽出してゆく。 意識の覚醒。 自分自身を覗き込む刹那の時間を体験し、ルイズは確かな手応えを感じて瞳を開いた。 しかし、最初に目に入ったのは驚くべき光景であった。 「な、何で私飛んでるの!?それに指輪!指輪が!?」 まず、ルイズは地上1メイルほどの高さに浮いていた。 もう一つの異変、それはルイズの指にある水のルビーが輝き、懐の風のルビーと虹のアーチを作り出していることだった。 そして、新たな変化が生まれる。 水のルビー、風のルビーが一瞬瞬くように強い光を発したかと思うと、ルイズに何かが強烈に流れ込んできたのである。 急激な圧迫感に、呼吸することが出来ないルイズがぱくぱくと口を動かす。 ルイズという風船に、多すぎる空気が吹き込まれたように、その内側では膨らみ続ける力が出口を求めて暴れ始める。 (もう、駄目……っ!) ルイズを中心に発生した、天を突く巨大な光の柱。 それによってニューカッスルの城の礼拝堂の上に位置していた万物は等しく消滅した。 平衡感覚が狂う、立っていられない、その場で座り込むルイズ。 「何よ…これ………」 ルイズは、城をクッキー型で切り取ったかのような円形の孔を見つめて戦慄する。 「ミス・ルイズ」 いつの間にかルイズの隣には、傷だらけで厳しい顔をしたウルザが立っていた。 「わ、ワルドは!?」 「先ほどの光で何処かに消えてしまったようだ」 「そ、そう…」 「立てるかね?手を貸そう」 ルイズがウルザの手に掴まって、立ち上がろうとしたとき。 突如ルイズのいる隣の地面がぽこりと盛り上がった。 ウルザが警戒して杖を構えようとしたところ、床石が割れ、茶色の生き物が顔を覗かせた。 「あ、ああああ!あんたギーシュのところのモグラじゃない!?」 ―勿論僕もいるよ!― モグラのヴェルダンデの下からはギーシュの声も聞こえる。 ルイズとウルザはお互い頷くと、ヴェルダンテを蹴落として、その通路を開けさせた。 ―きゅー― ―おおおおお!なぜヴェルダンデが転がってくるんだ!?― ―おじさま!助けに来ましたわ!― こうして、ルイズ達は頼もしい仲間達の救援によりアルビオンからの脱出に成功したのであった。 いいわ、じゃあ今度は拳で分からせてあげるわ! ―――虚無魔道師ルイズ 戻る マジシャン ザ ルイズ