約 5,754 件
https://w.atwiki.jp/hutaba_ranking/pages/24.html
ゆっくりたちの地雷行進 11KB 虐待 不運 番い 野良ゆ 現代 独自設定 ゆっくりが地雷で死ぬSS 加工所公式サイト、キッズページで「しゃかいこうけん」という項目をクリックすると、こんなページが出てくる。 【加工所はアフリカの土地で、ゆっくりを使った地雷除去を行っています】 ゆっくりんピースの活動などにより、一部では悪い印象を持たれているのも事実。 イメージ戦略の一環として、こういうこともしているようだ。 右下にはかわいくデフォルメされたれいむとまりさが、笑顔で喋っているイラストが付いている。 そのセリフは? れいむちゃん「れいむたちはみんなのためにがんばりたいよ!」 まりさちゃん「ゆゆ~ん♪ かこうじょのゆっくりはこんなところでもかつやくしてるんだね!」 ● どん、どん、どん、どん……。 ゆっ、ゆっ、ゆっ、ゆっ……。 太鼓の音が響く。 かつての内戦地。じりじりと暑く草一つない亜熱帯アフリカの大地にて。 横一列×十行に並んだゆっくりたちが一糸乱れぬ調子で前進していた。 ひとつドンと鳴るたびに一歩進む。機械のように、ただただリズミカルに進む。 (おちびちゃん! れいむは、れいむはぜったいにしなないよ……!) 横のゆっくりとの間に、スキマはまったくない。ほっぺとほっぺをくっつけて、決して遅れないよう進んでゆく。 どんどん。ドン! 「ゆびっ!!」 どんどん。ドン! 「ぼっぢょっっ!!」 どんどんどん。ドン! 「ゆがぼべ!!」 立て続けに三匹、永遠にゆっくりした。れいむの頬に、爆風と爆音。ゆっくりの断末魔が突き刺さる。 そして餡子の底から不快になる死臭が風に乗ってやってくる。 しかしどのゆっくりもまったく歩みを止めようとしない。 はねるたびに、大地の暑さによって染み出てきた汗がとびちる。 どんどんどん。 突然に、風が一吹きあった。 「ゆゆっ! まりさのおぼーしさん! まってね!!」 このまりさは、ただちょっとお帽子を取りたかっただけだ。 「ぺぎょっ!!」 そこで小さい爆風。まりさは中枢餡を爆破されこの世を去った。 止まったり列を離れたりしたゆっくりはどんな理由であれ、体内にうめこまれた爆薬でぶち殺されるのである。 自由な行動を許しては、地雷の除去はままならない。 どんどんどん。 一歩おきに、地雷に殺される可能性がある。その恐怖。 どのゆっくりも泣きそうな顔をして、死への道をただただ進むのだ。 顔を真っ赤にして号泣して、それでも死にたくないから止まれない。 「むっぎょおおおお!!! ぼういやああああ!!! ばちゅおうぢにがえるううううう!!!!」 また爆風。 このぱちゅりーのように恐怖のあまり狂って、走ったり暴れたりするゆっくりもいた。 恐怖に耐えられないゆっくりも、列からずれ次第爆破される。珍しくない出来事だ。 どんどんどん。 死と隣り合わせの極限状態。また。しずかに、ただ太鼓の音だけが響きはじめた。 れいむは祈りながら、一歩ずつ慎重に進む。地雷がないように、あっても何かの間違いで爆発しないように。 交通の発達とともに世界中に繁殖したゆっくり。 れいむはこの暑く草もまばらな土地から少し南の、あるジャングルで生まれ育ったゆっくりだった。 雨が多いことが熱帯雨林に住む上での唯一の難点である。 しかし食べ物が多く、なんといっても越冬する必要がないことがゆっくりの繁殖を許した。 それぞれの力は弱くても種全体としては力強いゆっくりは、凶悪な外来種としてここでも猛威をふるっているという。 そんなれいむが地雷除去ゆになったのは、人間さんたちのゆっくり狩りが原因だった。 豊富に繁殖した熱帯雨林のゆっくり。そこのゆっくりを使うのが量の面でも、コストの面でも良いと担当職員は考えたのである。 れいむは捕えられたあの時を、いつも反芻している。 あの時ふらんに捕まってさえいなければ、今だってゆっくりできたはずなのに。 ~~~~~~~~~~ ツルや低木がごちゃごちゃと並ぶ中、高い木の根元、そこに巣をつくってれいむたちは暮らしていた。 夫のまりさ、そして十五匹のおちびちゃん。食べ物は豊富で、最高にしあわせーな家庭であった。 「「おちびちゃんたち、おかーさんとおとーさんはかりにいってくるよ!」」 「「「「「ゆっくちいってらっちゃい!!」」」」」 天使のような子供たちの笑顔。れいむとまりさもついついにっこりしてしまう。 しかしこれが親子でした最後の会話となってしまった。 おちびちゃんとふれあったあの日々。れいむは、もうずいぶん前の事の様な気がしている。 育ち盛りの赤ゆを抱えたれいむとまりさ。沢山ごはんを採るため群れで有名な狩りスポットへ行こうとした。 ぱぱいやさんも生っているゆっくりした場所。しかしそれが運の尽き、そこはすでに地獄だった。 ゆっくりが集まることを見越して、捕獲用ふらんが大量に放たれていたのだ。 「しね! しね!」 「「「うー☆」」」 「ゆんやあああ!!! ありちゅをたべにゃいでええええ!!」 「おぢびぢゃああああああんんんん!!!!」 「ばりざおいしぐないよおおおお!!!」 「でがばらぢんぼおおおおお!!!」 「みんなあああ!!! みんなにげでえええええ!!!」 逃げ回るゆっくりはいとも簡単に捕まり、次々と巨大なバケツに放り込まれている。 重量がない子ゆ・赤ゆは軽過ぎて地雷除去ができないので、食べられるか殺されるかだ。 にげてと叫ぶ長ぱちゅりーも、まばたきした一瞬に連れ去られ、バケツ行きになった。 ふらんが群れのみんなを捕まえている! 捕まって食べられてしまう、そんなの冗談じゃない! れいむはまりさにふりかえった。 「ゆゆ! ゆっくりしないで、れいむたちもにげるよ!」 自分達も逃げないとゆっくりできない目にあいそうだ。はやく逃げなければならない。 しかしまりさの返答は、漢気あふれる勇敢な物。みんなのことを考え命を捨てる、そんなゆっくりにしかできない答えだった。 「まりさは……にげないよ! れいむとおちびちゃんたちだけでにげてね!! まりさはふらんとたたかって、むれのみんなをまもるよ!!」 「ま、まりさ!! なにいってるの!? いくらまりさがむれでいちばんつよいからって!」 まりさは成ゆ三匹を相手にしてなお無傷で立つ。この群れ十年に一度の戦士だった。 その自信もそこからきているのだろう。まゆげはキリリと伸び、表情は自信に満ち溢れている。 れいむは悲しくなり涙を浮かべたが、これが自分の愛したまりさだと思うと、それ以上止める気にはならなかった。 まりさならふらんたちを倒せるかもしれない。 「わかったよ……、でも、ぜったいいきてかえってきてね! まりさがしんだられいむもおちびちゃんもないちゃうよ!!」 「もちろん! しんぱいしないでね! ふらんなんてちょちょいのちょ……おそらをとんでるみたい!!」 まりさはキリリとした顔のまま、ふらんにおさげを掴まれあわれバケツ行きとなった。 「ばりざああああああああ!!!!」 れいむも同じ道をたどったことは言うまでも無い。 ~~~~~~~~~~ (ぜったいにいきのこって、おちびちゃんとゆっくりするよ! ぱぱいやさんをたべて、ゆっくりするよ!) つがいのまりさはあっけなく爆死したが、れいむはまだ死んでいない。 れいむは希望を持っていた。地雷除去ゆたちは、がんばったゆっくりから群れに帰れるとふきこまれている。 だが現実、ゆっくりがおうちに帰ることはは二度とない。 ゆっくりを働かせるための口実だろう。この土地の地雷処理が終われば次の土地に輸送されるだけである。 地雷を踏んでしまうその日まで、この地獄は終わらないのだ。 「Back!」 人間さんの鋭い掛け声とともに、ゆっくりたちは反転する。 Go aheadで進み、Backで戻り、Waitで止まる。その三つ以外の事は求められない。地雷処理ゆ全てだ。 (ゆふぅ、かわいいれいむはきょうもいきのこれたよ) 反転したゆっくりたちは、自分が歩いてきた土をまた踏むことになる。 念のためということで、一つの場所を何度も往復するのだ。 一度踏んだ土の下に地雷は無いはずだからと、ゆっくりたちもここにきてやっと安堵の表情を見せる。 ただ運よく何週間も地雷除去を続けているゆっくりはそんな簡単に安心できず、不安そうな顔をしている。 ここから死ぬゆっくりも沢山いるのだともう知っているのだ。 その瞬間、れいむの視界はスローモーションになった。 大きな音。大きな音。どこから? それは、れいむの下から。 「ぶぎょっ!!」 れいむの体の真下。餡子の重みで地雷が爆発した。 筋餡も中枢餡も、なにがなんだかわからないぐらいまざりあって、粉々にふきどんだ。 れいむは死んだ。走馬灯を見る暇すらなかった。 軍事上の理由から複数回踏まなければ爆発しない地雷、誤作動により爆発できなかった地雷。 二度目以降でも爆死するゆっくりはいる。 しかしなんてことはない。ゆっくりが死ぬのはいつものこと。 人間さんも、周りのゆっくりも、れいむの死などなかったかのように行進を続けた。 行進が終わったあと、残されたのは死んだゆっくりたちのバラバラになったおかざりと、ぶちまけられた大量の中身だけであった。
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1651.html
・餡子ンペ10夏作品 ・書いたのは麦茶あき ・餡子コンペじゃなくて餡子ンペだったんだねー間違えて恥ずかしいよ お兄さんはペットショップでれいむを買った。 れいむは嬉しそうに「ゆっくりしていってね!!!」と挨拶をした。 お兄さんもれいむに挨拶し、れいむはめでたくお兄さんの飼いゆっくりになった。 しかし、これが悲劇の始まりである。 れいむはいい飼いゆっくりさ 「おにいさん!れいむにおちびちゃんができたよ!!」 「ゆふ~ん♪れいむとまりさのおちびちゃんだよ、おにいさんはまりさをかいゆっくりにしてね!」 ある日お兄さんが家に帰ると飼っていた飼いゆっくりのれいむが妊娠していた。 相手は隣にいる汚いまりさだろう。 一発で野良だということがわかる。 窓は閉まっていたはずなのに開いている。 おそらくれいむが開けたのだろう、器用な奴だ。 れいむの頭には自慢のおちびちゃんとやらが実っていた。 全部で六匹。 植物型妊娠では多いほうである。 六匹の赤ゆっくりは幸せそうに眠っていた。 「おにいさん!まりさをかいゆっくりにしてほしいよ!」 「おねがいだよ!まりさをかいゆっくりにしてね!!」 どうやらこのまりさ飼いゆっくりになりたいがためにれいむとすっきりしたそうだ。 ちなみにれいむはまりさと自分の子供が欲しかったためすっきりーした。 もちろんお兄さんは・・・・ 「駄目」 「「どぼじでえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ????!!」」 当たり前である。 「なんで?!すっきりしたらかいゆっくりになれるんじゃないの??!」 「ゆゆ!!おにいさん!いじわるしないでね!!」 すっきりーしたから飼いゆっくりになれるとはどこまで餡子脳なのだろう。 もちろんそんなバカなことが起こることは一切ない。 後は飼い主の逆鱗に触れたまりさは制裁され、れいむは飼いゆっくりとしての価値を失い捨てられる。 というのが本来の筋書きなのだが・・・ このお兄さん、怒るどころか逆に喜んでいるように見える。 「まりさ、飼いゆっくりにはなれないけどこのれいむと番になることは許してあげるよ」 「「ゆ??!」」 お兄さんの予想外の言葉に戸惑う二匹。 どうやらこのお兄さん、飼いゆっくりになることは駄目と言ったがまりさと番になることは許すと言ったのだ。 れいむはそのことで喜んだが、まりさは飼いゆっくりになれないことに落ち込んでいた。 「なんでまりさはかいゆっくりになっちゃいけないの?!」 「まりさ、世の中にはそのまま人間に潰されるゆっくりだっているんだぞ。 君は運がいい立場にいると考えたほうがいい」 「ゆぅ・・・」 まりさは納得できなかったが、渋々お兄さんの言葉を理解した。 しかしこのお兄さんどういうつもりなのだろう。 「野良としての生活をまた送ってもらう、だがその代わりこちらから飯を食えるだけの食料を提供しよう」 「ゆっ??!いいの!?」 なんとこのお兄さん、まりさが野良のままでいる代わりに食べ物を分け与えようというのだ。 一体なにを考えているのだ? 「じゃあ、れいむもまりさと・・・」 「お前は飼いゆっくりのままだ」 「どぼしてええ??!」 れいむがまりさと共に行こうとしたがお兄さんに止められてしまった。 納得がいかないれいむ。 「なんでなの、おにいさん!!」 「お前はこのまま俺の飼いゆっくりだ。まりさとはいわいる別居生活だな」 「ゆ~・・・」 「別に会えないわけじゃない。別居してもらうだけさ、面会もさせてやる」 れいむはお兄さんの言葉に従った。 まりさとの生活が名残惜しかったが仕方が無かった。 「れいむ・・・・あしたあいにいくよ」 「わかったよ、まりさ」 まりさとれいむは互いに別れを告げそれぞれの家へ帰っていった。 まりさのお帽子には沢山のお菓子が入っていた。 れいむにはわからないことがあった。 何故まりさと一緒に居させてくれないのか。 お兄さんにその疑問をぶつけてもはぐらかすだけだった。 だがお兄さんは「れいむにはまりさとの子供がいるじゃないか」と言った。 そうだ、れいむにはまりさとのおちびちゃんがいた。 嬉しそうに眠っている自分のおちびちゃん。 そんな時お兄さんが「おちびちゃんに早く会いたくないか?」と言ってきた。 れいむ自身おちびちゃんにも会いたかったし、何よりまりさやお兄さんも喜ぶはずだと、 れいむはお兄さんにお願いした。 お兄さんはれいむにオレンジジュースを飲ませた。 これでおちびちゃんが早く生まれるらしい。 そして・・・・ プルプル・・・ ポテッ・・ 「「「「「「ゆっくちしちぇいっちぇね!!!」」」」」」 「ゆっくりしていってね!!!」 茎から子供が落ち無事に産まれた。 赤れいむ 3 赤まりさ 3である。 みな元気そうでゆっくりしていた。 れいむは自分の子供にす~りす~りをし、頭に生えていた茎を子供たちに与えた。 「「「「「「む~ちゃ、む~ちゃ・・ち、ちあわせー!!!」」」」」」 赤ゆっくりたちは初めて食べる茎の味に感激しながら食べていた。 れいむはそのことに喜びながら自分の子供を見つめていた。 だがその時一匹の赤ゆっくりれいむがお兄さんに持ち上げられた。 赤ゆっくりは「おしょらちょんでぇりゅみちゃい!!」なんて騒ぎ、 他の赤ゆっくりたちはそのことで羨ましがっていた。 れいむはきっとお兄さんが自分のおちびちゃんと遊んでくれるのだろうと思っていたが、 お兄さんのした行動はれいむの思考と180度逆だった。 お兄さんは赤ゆっくりを握りしめるような状態にして・・・ 力をそのまま入れた。 ギュウウウウウウウウウ・・・・・ 「ゆぎいいいいいいいいいいい!!!」 「おちびちゃああああああああああああああああああああんん??!!」 突然赤れいむが苦しみ始めた。 お兄さんが握り締めているせいである。 何故そんなことするのかれいむには理解できなかった。 「やめてね!!!いたがってるよ!!」 お兄さんはれいむを無視し、そのまま握り続けた。 ギュウウウウウウウウウうううう・・・・・ 「ちゅ・・・ぶれりゅうう・・・・・・!!」 「くるちい・・・・!!!」 赤れいむは握り締められて体が圧迫されている。 すでに顔は赤くなっており、口からは餡子が出ている。死の兆候だ。 「たしゅ・・・・け・・・!!」 「おにいさああああああああああああああん!!!やめてええええええええええええ!!!」 そして・・・ ブシュウッ!!! 「ゆべえ!!」 赤れいむの口、目、まむまむ、あにゃるから餡子が一斉に出た。 お兄さんは赤れいむだったものをれいむの目の前に捨てた。 れいむは目を開き、目の前で起きたことがわからなかった。 どうしておちびちゃんがしんじゃったの・・・? なんでおにいさんこんなことするの・・・? れいむ・・・わるいこと・・・した?? そんなことを思いお兄さんを見つめていた。 お兄さんはそんなことは知らずに次の赤ゆっくりを持ち上げた。赤まりさである。 「おきゃーしゃんたしゅけちぇええええええええ!!!」 赤まりさの助けの声で我に返ったれいむ。 必死で赤まりさを助けようとしたが高さがありすぎて届かなかった。 「はなしてね!!おちびちゃんをはなしてね!!!」 もちろんお兄さんは無視。 お兄さんは赤まりさを台所へ持っていくとコンロに火をつけた。 れいむはお兄さんが何をするか理解できた。 やめて欲しいと叫んだが無視された。 お兄さんは赤まりさを串に刺し、 ブスッ・・・ 「いじゃいいいいいいいい!!!」 そのままコンロの上へ持っていった。 「あじゅいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!いじゃいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」 「おちびちゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん????!!」 直火焼きのようである。 お兄さんは串を回し始め赤まりさの全身を焼き始めた。 赤まりさは「あつい!!」「やめて」と叫んでいたが全身が黒くこげかけた頃から段々と声が小さくなり、 「ゆ・・・・・ぇ・・・いじゃ・・・・・ぃ」 「・・・・・」 「もっちょ・・・・・ゅ・・・・・」 永遠にゆっくりした。 れいむにはわけがわからなかった。 優しいお兄さんがどうしてこんなことするのか全然理解できなかった。 れいむはお兄さんを非難しようとしたがれいむは見てしまった。 お兄さんの顔が笑っている・・・・ 何故笑っているんだ?? おちびちゃんを殺して何故?? れいむはわからなかった。 「どぼじてぇ・・・??」 「教えてあげようか?れいむ・・・・」 その声はいつもと同じ優しいお兄さんの声だった。 「なんで赤ちゃんを殺しちゃったか・・・・・それはね・・・俺がそうしたかったからさ」 れいむは驚愕した。 お兄さんがそんなこと言うなんて!!! 酷い、酷過ぎる!! 「別に侮蔑してもいいよ、やりたくてやってるわけだし」 お兄さんは赤ゆっくり全員を持ち上げれいむが届かない位置に移動させた。 れいむは助けようとしたが届かなかった。 赤ゆっくりたちはお兄さんに怯えていて一箇所に固まっている。 一匹はしーしーを漏らしてしまったようだ。 お兄さんは赤れいむを摘み、赤れいむを見て何か考えているようだ。 「さて、どうしようかな・・・・そうだ」 何か思いついたようだ。 お兄さんは引き出しの中から爪楊枝を出した。 「典型的な虐待だが・・・・エイッ」 ブスッ 「いじゃああああああいいいいい!!!!」 ブスッ ブスッ ブスッ ブスッ ブスッ 「いじゃいいい!!いじゃいいよ!!やめちぇえええええええ!!!」 「これだけ刺しているのに元気な奴だ」 お兄さんは赤れいむに爪楊枝を刺しまくり赤れいむを虐待した。 ある程度虐めたらオレンジジュースをかけてやり傷を治す。 そしてそれの繰り返し。 何度か刺していたら赤れいむは「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ」と痙攣し、 「もっちょゆっくちしちゃかっちゃ・・・」と言って死んでしまった。 「おち・・・び・・」 れいむはもう放心状態になりかけている。 お兄さんは次に赤まりさを選んだ。 引き出しから霧吹き器を出したお兄さんは水を入れ赤まりさにかけてやった。 プシュッ! 「ゆ!!きょれおみじゅしゃんじゃ!!」 霧吹き器の霧をかけられた赤まりさは微妙に濡れた。 お兄さんは何度も何度もかけてやり赤まりさに霧を浴びせた。 すると大量に水分を吸ってしまった赤まりさの体が溶け始めて原型を保てなくさせた。 「ゆぎいぃぃぃ!!!とけちゃうううう!!!」 お兄さんはそれでもかけてやりその様子を見て嬉しそうだった。 赤まりさはもうほとんど溶けてしまっていた。 「ゆぅ・・・・ぎぃ・・・・・・・」 完全に溶けきり物言わぬ何かになってしまった。 「お前はこっちな」 お兄さんは最後の赤まりさを霧吹き器の中に入れた。 赤まりさはなんとか抜け出そうとしたが出れずに落ちてしまった。 そのまま水が溜まっているところに落ちるかと思ったが帽子が下に落ちたのでなんとかその上に乗ることができた。 赤まりさは自分の安全を確認するとお兄さんに「はやくここからだせ」と言ってきた。 だがこの状況はお兄さんにとっては好都合だった。 お兄さんは赤れいむを電子レンジの中に入れた。 レンジを操作し、作動させた。 ゆっくりが電子レンジの中に入って温めたらどうなるか・・・・ 答えは簡単だ。 「ゆ?なんだきゃあったきゃくなっちゃよ!」 それも今のうち・・・ 「あちゅいよ!!きょきょきゃらだちてね!!」 「あちゅいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!れいみゅちんじゃうううううううううう!!!」 「やじゃあああ!!!ゆぎいぃ??!ゆがが・・・!!!」 パンッ!!!・・・・ 赤れいむは電子レンジの高温に耐え切れず破裂してしまった。 中に餡子が飛び散りお兄さんは「しまった・・・」と後悔した。 赤まりさの方にも異変は起きた。 自分を支えてくれた帽子が溶けているのだ。 赤まりさは助けてくれと言ってきたが、 お兄さんは無視してどうなるか期待の目でまりさを見ていた。 赤まりさの帽子に水が入ってきてついにやばくなった。 赤まりさは「助けて!」「いい子になりますから!」と懇願してきた。 だがお兄さんはもちろん無視した。 帽子に水が溜まり赤まりさは水の中に落ちてしまった。 赤まりさは生きようと水の中で泳ぐが、そのせいで体の方が崩れてしまった。 「ぼか・・・・がぼ・!・・が・・・」 何が言いたかったかわからないまま赤まりさは溺れて溶けてしまった。 れいむは呆然としていた。 するとお兄さんが注射器のようなものを持ってきてれいむのまむまむに挿し込んだ。 れいむは自分のまむまむに異物が入ってきたことに嫌がっていたが、 お兄さんはまむまむに何かを注入した。 すると・・・・・ ニョキニョキ・・・・・ れいむの頭に茎が生えた。 「なんでれいむがにんしんしてるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお???!!」 お兄さんが入れたものはゆっくりの精子餡だ。 当然そんなものを入れればゆっくりは妊娠してしまう。 お兄さんは先ほどのオレンジジュースをれいむにかけてやった。 すると茎についている実ゆっくりは次第に成長し始めた。 「成長剤入りと栄養剤たっぷりのオレンジジュースが気に入ったようだな」 実はこのオレンジジュースには実ゆっくり用の成長剤と栄養剤が混ざっているのだ。 そんなものを妊娠しているゆっくりに飲ませればどうなるかは一目瞭然。 実ゆっくりはすごい速さで成長し、 実ゆっくりは赤ゆっくりとなり生れ落ちた。 「「「「ゆっくちしちぇいっちぇね!!!」」」」 赤ゆっくりが元気に挨拶するが親であるれいむから返事が来ない。 れいむはハッと気づき赤ゆっくりたちに逃げるよう伝えた。 「おちびちゃんたち!!いますぐにげてね!!」 「「「「にゃんで??」」」」 赤ゆっくりにはわけがわからなかった。 何で自分たちが生まれたのに母親は挨拶をしてくれないんだろうと、 赤ゆっくりたちは怒り始めた。 「「「「ぷきゅー!!」」」」 「そんなことしてるばあいじゃないでしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお???!!」 れいむはわからなかった。 何で自分の言うことを聞いてくれないのか。 そんなあほなことしているうちにお兄さんが赤ゆっくりたちに近づいて・・・・ シュッ・・・・ 「「「「ゆっ・・・??!」」」」 最初赤ゆっくりたちは何をされたかわからなかった。 だが突然自分たちの体に激痛が走った。 「いじゃいいいいいいいいいいいいい!!!」 「くるちいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」 「あっがががががg!!!」 「ゆびゃああああああああああああああ??!!」 赤ゆっくりたちは激痛でのた打ち回った。 お兄さんは赤ゆっくりたちに先ほどの霧吹き器をかけたのだ。 といっても中身が違った。 中に入っていたのは水で少々薄めただけの激辛エキスだ。 薄めているとはいえそんなものを赤ゆっくりにかければどうなるかはさっきの結果である。 お兄さんは赤ゆっくりたちにもう一度かけてやり反応を見た。 「いじゃ・・・・・・・・・ぃ」 「ゅ・・・・・・・ゅ・・・・・」 赤ゆっくりたちは激痛で動けなかった。 動かせるものはもう自分たちの思考だけだ。 なんでこんな目にあっているのかと赤ゆっくりたちは必死に考えた。 すると赤ゆっくりたちはれいむの方を見て・・・・ 「「「「ゆ・・・くち・・させて・・くれない・・おやは・・・・・・・・・ちね!!!!」」」」 そう言った次の瞬間お兄さんに霧吹き器をかけられ餡子を吐いて死んでしまった。 れいむは自分の目の前で起きていることに全く理解ができなかった。 お兄さんはそんな困っているれいむにこう答えてくれた。 「なんで赤ゆっくりにこんなことするか聞きたいかい?」 「なんで・・・???」 「それはね・・・・・・ 俺は赤ゆっくりが死んでいくのがみたいからだよ」 「・・・・・・・・・ゆえ??」 れいむはお兄さんが何を言ったか理解できなかった。 「俺はさぁ・・・こういう小さい生き物が死んでいくのを見るのが大好きなのさ。 おかしいだろ?ガキの頃はそうやって遊んでいたもんな・・・・・・・ でもさ、大人になっていくにつれそのことに罪悪感が芽生えてきたんだよ・・・何でこんなことしてるのかって・・・ でも俺はそう考えるのはやめたんだ。 考えるのやめたらなんかすっきりしたよ、むしろやっていく内に楽しくなってきてね・・・」 お兄さんはベラベラとれいむに話した。 その内容は最早狂気だ。 「一番楽しかったのはゆっくりだな、特に赤ゆ。 あいつら虐待していくとすごくすっきりできた。」 れいむはもうお兄さんが何を言っているのかわからない・・・ 「だかられいむを飼ったんだよ」 れいむはその言葉に耳を疑った。 そんな理由で自分を飼ったのか?! 「なんでれいむなの??!」 「その方が都合がよかったからね、赤ゆっくりを産んでくれるのに」 「??!」 「れいむってのはさ、他のゆっくりに比べて子供を産む数が多いんだよ、だからさ。 俺がより多くの赤ゆっくりを潰せるために沢山赤ゆを産んでくれるお前を飼ったのさ。 あとは妊娠なんだけど、どうしようかと迷っていたうちにまさかれいむから妊娠してくれるなんて思わなかったよ。 あのまりさにお菓子を与えたのもお礼のつもりさ、野良は金が掛からないしね」 れいむは自分がしたことに後悔した。 きっとお兄さんはまりさと勝手にすっきりーしたから怒っているんだと思っていた。 「ごべんなさいいい!!!もうまりさとあいません!!おちびちゃんはいりません!!!」 「何で謝るのさ、むしろ俺は大歓迎だよ」 れいむは必死に謝ったがお兄さんには伝わらなかった。 それどころかどんどんすっきりして子供を産んで欲しいとまで言ってきた。 「ごべんなさい!!!ごべんなさい!!!」 「だから謝る必要なんてないよれいむ。 これからもおちびちゃんを作ってね!」 「やだあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」 れいむはもう三回もすっきりーさせられた。 産まれた赤ゆっくりは当然のごとくお兄さんに殺されてた。 気がつけば次の日の朝になっていた。 お兄さんが「まりさが来たぞ」と言ってきた。 れいむは急いでまりさの元に駆け寄った。 自分の愛しのまりさ。 番のまりさ。 会いたかった。 れいむは相変わらず汚いまりさに挨拶し、す~りす~りをした。 そしてお兄さんが自分たちのおちびちゃんにやったことを全て話した。 だがまりさかられいむの予想もつかない返答をされた。 「しってるよ」 「ゆうう!!?ど、どいうことなの??!」 なんでまりさがそのことを知っているのかわからなかった。 「さっきおにいさんがおしえてくれたんだよ。まりさたちのおちびちゃんはころしちゃったって」 「だったらまりさ!れいむをたすけ・・「やだよ」ゆうぅぅぅぅ!!!??」 まりさがれいむを拒絶した。 なんで拒絶したかれいむには理解できなかった。 「まりさはれいむとのおちびちゃんをつくることであまあまをもらえるんだよ、そんなことできるわけないじゃない」 「ま、まりさああああああああああ!!!おちびちゃんがかわいそうじゃないのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!??」 「わるいけど、まりさがいきるためにひつようなぎせいだよ。そもそもれいむとすっきりーしたのもまりさがかいゆっくりになりたかったからだよ」 「れ、れいむをだましたの・・・?うらぎったの・・・??」 「さいしょからそのつもりだったけど、もうそのひつようはないよ。だってまりさはあまあまもらえてゆっくりできたから・・・ れいむにはすごくかんしゃしてるんだ。あとおにいさんにもね」 「こ、このゲスがああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」 「かまわないよ、のらのたいはんがみんなゲスだから・・」 れいむはまりさの裏切りに怒りを隠せなかった。 自分が愛した相手はこんな奴だったのかとまりさに怒りをぶつけた。 そんなことしていたらお兄さんがやってきた。 「こらこら、喧嘩は駄目だろ?・・・じゃあまりさ、頼むよ」 「・・・・・・わ、わかったよ」 まりさは少し怯えながらお兄さんの指示に従った。 まりさはれいむの後ろに行き、す~りす~りをし始めた。 「ゆ??!まりさなにしてるの?!」 「・・・・・・」 まりさは黙ったままれいむとす~りす~りし続けた。 やがて二匹とも顔が赤くなり激しく擦り合わせた。 交尾である。 「ゆぅぅぅぅっぅうううううううううう!!!すっきりーしちゃうううううううううううううううううう!!!」 「・・・ッ!!・・・・!」 二匹が絶頂を迎え・・・ 「「すっきりー!!」」 すっきりーした。 れいむの頭に茎が伸び始めた。妊娠したのである。 「ありがとう、まりさ」 「・・・・・・・ゆぅ・・」 「今度はお友達も連れてくるといい、いつまでも同じ種類じゃつまらないからね。 みんなの分のお菓子もあげるから呼んできてくれたまえ」 「・・・・・わかったよ」 まりさはお兄さんにお菓子をもらうと帰っていった。 すっきりーされたれいむは頭に生えた茎を見て絶望した。 また自分の子供にあんなことするのかと・・・ 「さて、始めよう」 「!!!」 お兄さんがオレンジジュースを持ちながられいむに近づく。 れいむはお兄さんに逃げるように後ずさるが壁にぶつかってしまった。 上を見ると、 お兄さんは笑っている。 その笑顔は穢れが無い笑顔に見えた。 「赤ゆ虐待♪」 「ゆわあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」 あれかられいむは何度もすっきりーさせられ妊娠し、目の前で赤ゆっくりを潰された。 すっきりーさせられる相手は野良まりさとその仲間だ。 お兄さんの家に上がらせてもらいれいむとすっきりーしてあまあまを貰っている。 今その最中だ。 「いやだあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!ずっきりいいじだぐないいいいいいいいいいいいいいい!!!」 「んほおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!すっきりいいいいいいいいいいいい!!!」 「わかるよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!きもちいいんだねえええええええええええええええええ!!!」 「ビックぺにすううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!!!」 またれいむの頭に茎が生え始めた。 今度のは尋常じゃないほどの茎が生えてきた。 それもそうだ、3匹相手にすっきりーさせられたのだ。 お兄さんはれいむにオレンジジュースを浴びさせ実ゆっくりを成長させた。 その動作を続けながらまりさたちにお菓子を大量を与えていた。 「今日の分だ。仲良く食べろよ」 「「「「ゆっくりりかいしたよ・・・・」」」」 まりさとちぇんは帽子にお菓子を入れ仲間と共に帰っていった。 帰り際赤ゆっくりたちの悲鳴が聞こえたという。 「まりさ・・・・これでいいのよね」 「うん・・・れいむにはわるいけど・・・しかたないよ」 まりさたちはお兄さんのやっていることに怯えていたのだ。 自分の飼いゆっくりにあそこまで酷いことをやってきた人間は見たことが無かったからだ。 しかもその目の前で赤ゆっくりを虐待している。 そんな凶行にまりさたちはもう野良から飼いゆっくりになろうとは考えなくなった。 そんなことされる位ならまだ野良の暮らしの方がマシだからだ。 まりさたちは明日もそんなことを繰り返す・・・・ れいむは目の前で赤ゆっくりたちが殺されるのを見守るしかなかった。 今日大量に産まれた赤ゆっくりたちはお兄さんの手で殺し合い、共食い、すっきりをさせられた。 れいむの前には大量の飾りが積まされていた。 お兄さんはその様子を見て嬉しそうだった。 「もうやめてくださいいいいい!!れいむがわるかったです!!!!」 「悪いことなんてやってないじゃないか、だってお前は・・・ 俺をゆっくりさせてくれる素直でいい飼いゆっくりさ」 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」 れいむは子供が産めなくなるまでお兄さんの飼いゆっくりでいたという・・・・・・・・ おしまい
https://w.atwiki.jp/hutaba_ranking/pages/154.html
・餡子ンペ10夏作品 ・書いたのは麦茶あき ・餡子コンペじゃなくて餡子ンペだったんだねー間違えて恥ずかしいよ お兄さんはペットショップでれいむを買った。 れいむは嬉しそうに「ゆっくりしていってね!!!」と挨拶をした。 お兄さんもれいむに挨拶し、れいむはめでたくお兄さんの飼いゆっくりになった。 しかし、これが悲劇の始まりである。 れいむはいい飼いゆっくりさ 「おにいさん!れいむにおちびちゃんができたよ!!」 「ゆふ~ん♪れいむとまりさのおちびちゃんだよ、おにいさんはまりさをかいゆっくりにしてね!」 ある日お兄さんが家に帰ると飼っていた飼いゆっくりのれいむが妊娠していた。 相手は隣にいる汚いまりさだろう。 一発で野良だということがわかる。 窓は閉まっていたはずなのに開いている。 おそらくれいむが開けたのだろう、器用な奴だ。 れいむの頭には自慢のおちびちゃんとやらが実っていた。 全部で六匹。 植物型妊娠では多いほうである。 六匹の赤ゆっくりは幸せそうに眠っていた。 「おにいさん!まりさをかいゆっくりにしてほしいよ!」 「おねがいだよ!まりさをかいゆっくりにしてね!!」 どうやらこのまりさ飼いゆっくりになりたいがためにれいむとすっきりしたそうだ。 ちなみにれいむはまりさと自分の子供が欲しかったためすっきりーした。 もちろんお兄さんは・・・・ 「駄目」 「「どぼじでえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ????!!」」 当たり前である。 「なんで?!すっきりしたらかいゆっくりになれるんじゃないの??!」 「ゆゆ!!おにいさん!いじわるしないでね!!」 すっきりーしたから飼いゆっくりになれるとはどこまで餡子脳なのだろう。 もちろんそんなバカなことが起こることは一切ない。 後は飼い主の逆鱗に触れたまりさは制裁され、れいむは飼いゆっくりとしての価値を失い捨てられる。 というのが本来の筋書きなのだが・・・ このお兄さん、怒るどころか逆に喜んでいるように見える。 「まりさ、飼いゆっくりにはなれないけどこのれいむと番になることは許してあげるよ」 「「ゆ??!」」 お兄さんの予想外の言葉に戸惑う二匹。 どうやらこのお兄さん、飼いゆっくりになることは駄目と言ったがまりさと番になることは許すと言ったのだ。 れいむはそのことで喜んだが、まりさは飼いゆっくりになれないことに落ち込んでいた。 「なんでまりさはかいゆっくりになっちゃいけないの?!」 「まりさ、世の中にはそのまま人間に潰されるゆっくりだっているんだぞ。 君は運がいい立場にいると考えたほうがいい」 「ゆぅ・・・」 まりさは納得できなかったが、渋々お兄さんの言葉を理解した。 しかしこのお兄さんどういうつもりなのだろう。 「野良としての生活をまた送ってもらう、だがその代わりこちらから飯を食えるだけの食料を提供しよう」 「ゆっ??!いいの!?」 なんとこのお兄さん、まりさが野良のままでいる代わりに食べ物を分け与えようというのだ。 一体なにを考えているのだ? 「じゃあ、れいむもまりさと・・・」 「お前は飼いゆっくりのままだ」 「どぼしてええ??!」 れいむがまりさと共に行こうとしたがお兄さんに止められてしまった。 納得がいかないれいむ。 「なんでなの、おにいさん!!」 「お前はこのまま俺の飼いゆっくりだ。まりさとはいわいる別居生活だな」 「ゆ~・・・」 「別に会えないわけじゃない。別居してもらうだけさ、面会もさせてやる」 れいむはお兄さんの言葉に従った。 まりさとの生活が名残惜しかったが仕方が無かった。 「れいむ・・・・あしたあいにいくよ」 「わかったよ、まりさ」 まりさとれいむは互いに別れを告げそれぞれの家へ帰っていった。 まりさのお帽子には沢山のお菓子が入っていた。 れいむにはわからないことがあった。 何故まりさと一緒に居させてくれないのか。 お兄さんにその疑問をぶつけてもはぐらかすだけだった。 だがお兄さんは「れいむにはまりさとの子供がいるじゃないか」と言った。 そうだ、れいむにはまりさとのおちびちゃんがいた。 嬉しそうに眠っている自分のおちびちゃん。 そんな時お兄さんが「おちびちゃんに早く会いたくないか?」と言ってきた。 れいむ自身おちびちゃんにも会いたかったし、何よりまりさやお兄さんも喜ぶはずだと、 れいむはお兄さんにお願いした。 お兄さんはれいむにオレンジジュースを飲ませた。 これでおちびちゃんが早く生まれるらしい。 そして・・・・ プルプル・・・ ポテッ・・ 「「「「「「ゆっくちしちぇいっちぇね!!!」」」」」」 「ゆっくりしていってね!!!」 茎から子供が落ち無事に産まれた。 赤れいむ 3 赤まりさ 3である。 みな元気そうでゆっくりしていた。 れいむは自分の子供にす~りす~りをし、頭に生えていた茎を子供たちに与えた。 「「「「「「む~ちゃ、む~ちゃ・・ち、ちあわせー!!!」」」」」」 赤ゆっくりたちは初めて食べる茎の味に感激しながら食べていた。 れいむはそのことに喜びながら自分の子供を見つめていた。 だがその時一匹の赤ゆっくりれいむがお兄さんに持ち上げられた。 赤ゆっくりは「おしょらちょんでぇりゅみちゃい!!」なんて騒ぎ、 他の赤ゆっくりたちはそのことで羨ましがっていた。 れいむはきっとお兄さんが自分のおちびちゃんと遊んでくれるのだろうと思っていたが、 お兄さんのした行動はれいむの思考と180度逆だった。 お兄さんは赤ゆっくりを握りしめるような状態にして・・・ 力をそのまま入れた。 ギュウウウウウウウウウ・・・・・ 「ゆぎいいいいいいいいいいい!!!」 「おちびちゃああああああああああああああああああああんん??!!」 突然赤れいむが苦しみ始めた。 お兄さんが握り締めているせいである。 何故そんなことするのかれいむには理解できなかった。 「やめてね!!!いたがってるよ!!」 お兄さんはれいむを無視し、そのまま握り続けた。 ギュウウウウウウウウウうううう・・・・・ 「ちゅ・・・ぶれりゅうう・・・・・・!!」 「くるちい・・・・!!!」 赤れいむは握り締められて体が圧迫されている。 すでに顔は赤くなっており、口からは餡子が出ている。死の兆候だ。 「たしゅ・・・・け・・・!!」 「おにいさああああああああああああああん!!!やめてええええええええええええ!!!」 そして・・・ ブシュウッ!!! 「ゆべえ!!」 赤れいむの口、目、まむまむ、あにゃるから餡子が一斉に出た。 お兄さんは赤れいむだったものをれいむの目の前に捨てた。 れいむは目を開き、目の前で起きたことがわからなかった。 どうしておちびちゃんがしんじゃったの・・・? なんでおにいさんこんなことするの・・・? れいむ・・・わるいこと・・・した?? そんなことを思いお兄さんを見つめていた。 お兄さんはそんなことは知らずに次の赤ゆっくりを持ち上げた。赤まりさである。 「おきゃーしゃんたしゅけちぇええええええええ!!!」 赤まりさの助けの声で我に返ったれいむ。 必死で赤まりさを助けようとしたが高さがありすぎて届かなかった。 「はなしてね!!おちびちゃんをはなしてね!!!」 もちろんお兄さんは無視。 お兄さんは赤まりさを台所へ持っていくとコンロに火をつけた。 れいむはお兄さんが何をするか理解できた。 やめて欲しいと叫んだが無視された。 お兄さんは赤まりさを串に刺し、 ブスッ・・・ 「いじゃいいいいいいいい!!!」 そのままコンロの上へ持っていった。 「あじゅいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!いじゃいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」 「おちびちゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん????!!」 直火焼きのようである。 お兄さんは串を回し始め赤まりさの全身を焼き始めた。 赤まりさは「あつい!!」「やめて」と叫んでいたが全身が黒くこげかけた頃から段々と声が小さくなり、 「ゆ・・・・・ぇ・・・いじゃ・・・・・ぃ」 「・・・・・」 「もっちょ・・・・・ゅ・・・・・」 永遠にゆっくりした。 れいむにはわけがわからなかった。 優しいお兄さんがどうしてこんなことするのか全然理解できなかった。 れいむはお兄さんを非難しようとしたがれいむは見てしまった。 お兄さんの顔が笑っている・・・・ 何故笑っているんだ?? おちびちゃんを殺して何故?? れいむはわからなかった。 「どぼじてぇ・・・??」 「教えてあげようか?れいむ・・・・」 その声はいつもと同じ優しいお兄さんの声だった。 「なんで赤ちゃんを殺しちゃったか・・・・・それはね・・・俺がそうしたかったからさ」 れいむは驚愕した。 お兄さんがそんなこと言うなんて!!! 酷い、酷過ぎる!! 「別に侮蔑してもいいよ、やりたくてやってるわけだし」 お兄さんは赤ゆっくり全員を持ち上げれいむが届かない位置に移動させた。 れいむは助けようとしたが届かなかった。 赤ゆっくりたちはお兄さんに怯えていて一箇所に固まっている。 一匹はしーしーを漏らしてしまったようだ。 お兄さんは赤れいむを摘み、赤れいむを見て何か考えているようだ。 「さて、どうしようかな・・・・そうだ」 何か思いついたようだ。 お兄さんは引き出しの中から爪楊枝を出した。 「典型的な虐待だが・・・・エイッ」 ブスッ 「いじゃああああああいいいいい!!!!」 ブスッ ブスッ ブスッ ブスッ ブスッ 「いじゃいいい!!いじゃいいよ!!やめちぇえええええええ!!!」 「これだけ刺しているのに元気な奴だ」 お兄さんは赤れいむに爪楊枝を刺しまくり赤れいむを虐待した。 ある程度虐めたらオレンジジュースをかけてやり傷を治す。 そしてそれの繰り返し。 何度か刺していたら赤れいむは「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ」と痙攣し、 「もっちょゆっくちしちゃかっちゃ・・・」と言って死んでしまった。 「おち・・・び・・」 れいむはもう放心状態になりかけている。 お兄さんは次に赤まりさを選んだ。 引き出しから霧吹き器を出したお兄さんは水を入れ赤まりさにかけてやった。 プシュッ! 「ゆ!!きょれおみじゅしゃんじゃ!!」 霧吹き器の霧をかけられた赤まりさは微妙に濡れた。 お兄さんは何度も何度もかけてやり赤まりさに霧を浴びせた。 すると大量に水分を吸ってしまった赤まりさの体が溶け始めて原型を保てなくさせた。 「ゆぎいぃぃぃ!!!とけちゃうううう!!!」 お兄さんはそれでもかけてやりその様子を見て嬉しそうだった。 赤まりさはもうほとんど溶けてしまっていた。 「ゆぅ・・・・ぎぃ・・・・・・・」 完全に溶けきり物言わぬ何かになってしまった。 「お前はこっちな」 お兄さんは最後の赤まりさを霧吹き器の中に入れた。 赤まりさはなんとか抜け出そうとしたが出れずに落ちてしまった。 そのまま水が溜まっているところに落ちるかと思ったが帽子が下に落ちたのでなんとかその上に乗ることができた。 赤まりさは自分の安全を確認するとお兄さんに「はやくここからだせ」と言ってきた。 だがこの状況はお兄さんにとっては好都合だった。 お兄さんは赤れいむを電子レンジの中に入れた。 レンジを操作し、作動させた。 ゆっくりが電子レンジの中に入って温めたらどうなるか・・・・ 答えは簡単だ。 「ゆ?なんだきゃあったきゃくなっちゃよ!」 それも今のうち・・・ 「あちゅいよ!!きょきょきゃらだちてね!!」 「あちゅいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!れいみゅちんじゃうううううううううう!!!」 「やじゃあああ!!!ゆぎいぃ??!ゆがが・・・!!!」 パンッ!!!・・・・ 赤れいむは電子レンジの高温に耐え切れず破裂してしまった。 中に餡子が飛び散りお兄さんは「しまった・・・」と後悔した。 赤まりさの方にも異変は起きた。 自分を支えてくれた帽子が溶けているのだ。 赤まりさは助けてくれと言ってきたが、 お兄さんは無視してどうなるか期待の目でまりさを見ていた。 赤まりさの帽子に水が入ってきてついにやばくなった。 赤まりさは「助けて!」「いい子になりますから!」と懇願してきた。 だがお兄さんはもちろん無視した。 帽子に水が溜まり赤まりさは水の中に落ちてしまった。 赤まりさは生きようと水の中で泳ぐが、そのせいで体の方が崩れてしまった。 「ぼか・・・・がぼ・!・・が・・・」 何が言いたかったかわからないまま赤まりさは溺れて溶けてしまった。 れいむは呆然としていた。 するとお兄さんが注射器のようなものを持ってきてれいむのまむまむに挿し込んだ。 れいむは自分のまむまむに異物が入ってきたことに嫌がっていたが、 お兄さんはまむまむに何かを注入した。 すると・・・・・ ニョキニョキ・・・・・ れいむの頭に茎が生えた。 「なんでれいむがにんしんしてるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお???!!」 お兄さんが入れたものはゆっくりの精子餡だ。 当然そんなものを入れればゆっくりは妊娠してしまう。 お兄さんは先ほどのオレンジジュースをれいむにかけてやった。 すると茎についている実ゆっくりは次第に成長し始めた。 「成長剤入りと栄養剤たっぷりのオレンジジュースが気に入ったようだな」 実はこのオレンジジュースには実ゆっくり用の成長剤と栄養剤が混ざっているのだ。 そんなものを妊娠しているゆっくりに飲ませればどうなるかは一目瞭然。 実ゆっくりはすごい速さで成長し、 実ゆっくりは赤ゆっくりとなり生れ落ちた。 「「「「ゆっくちしちぇいっちぇね!!!」」」」 赤ゆっくりが元気に挨拶するが親であるれいむから返事が来ない。 れいむはハッと気づき赤ゆっくりたちに逃げるよう伝えた。 「おちびちゃんたち!!いますぐにげてね!!」 「「「「にゃんで??」」」」 赤ゆっくりにはわけがわからなかった。 何で自分たちが生まれたのに母親は挨拶をしてくれないんだろうと、 赤ゆっくりたちは怒り始めた。 「「「「ぷきゅー!!」」」」 「そんなことしてるばあいじゃないでしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお???!!」 れいむはわからなかった。 何で自分の言うことを聞いてくれないのか。 そんなあほなことしているうちにお兄さんが赤ゆっくりたちに近づいて・・・・ シュッ・・・・ 「「「「ゆっ・・・??!」」」」 最初赤ゆっくりたちは何をされたかわからなかった。 だが突然自分たちの体に激痛が走った。 「いじゃいいいいいいいいいいいいい!!!」 「くるちいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」 「あっがががががg!!!」 「ゆびゃああああああああああああああ??!!」 赤ゆっくりたちは激痛でのた打ち回った。 お兄さんは赤ゆっくりたちに先ほどの霧吹き器をかけたのだ。 といっても中身が違った。 中に入っていたのは水で少々薄めただけの激辛エキスだ。 薄めているとはいえそんなものを赤ゆっくりにかければどうなるかはさっきの結果である。 お兄さんは赤ゆっくりたちにもう一度かけてやり反応を見た。 「いじゃ・・・・・・・・・ぃ」 「ゅ・・・・・・・ゅ・・・・・」 赤ゆっくりたちは激痛で動けなかった。 動かせるものはもう自分たちの思考だけだ。 なんでこんな目にあっているのかと赤ゆっくりたちは必死に考えた。 すると赤ゆっくりたちはれいむの方を見て・・・・ 「「「「ゆ・・・くち・・させて・・くれない・・おやは・・・・・・・・・ちね!!!!」」」」 そう言った次の瞬間お兄さんに霧吹き器をかけられ餡子を吐いて死んでしまった。 れいむは自分の目の前で起きていることに全く理解ができなかった。 お兄さんはそんな困っているれいむにこう答えてくれた。 「なんで赤ゆっくりにこんなことするか聞きたいかい?」 「なんで・・・???」 「それはね・・・・・・ 俺は赤ゆっくりが死んでいくのがみたいからだよ」 「・・・・・・・・・ゆえ??」 れいむはお兄さんが何を言ったか理解できなかった。 「俺はさぁ・・・こういう小さい生き物が死んでいくのを見るのが大好きなのさ。 おかしいだろ?ガキの頃はそうやって遊んでいたもんな・・・・・・・ でもさ、大人になっていくにつれそのことに罪悪感が芽生えてきたんだよ・・・何でこんなことしてるのかって・・・ でも俺はそう考えるのはやめたんだ。 考えるのやめたらなんかすっきりしたよ、むしろやっていく内に楽しくなってきてね・・・」 お兄さんはベラベラとれいむに話した。 その内容は最早狂気だ。 「一番楽しかったのはゆっくりだな、特に赤ゆ。 あいつら虐待していくとすごくすっきりできた。」 れいむはもうお兄さんが何を言っているのかわからない・・・ 「だかられいむを飼ったんだよ」 れいむはその言葉に耳を疑った。 そんな理由で自分を飼ったのか?! 「なんでれいむなの??!」 「その方が都合がよかったからね、赤ゆっくりを産んでくれるのに」 「??!」 「れいむってのはさ、他のゆっくりに比べて子供を産む数が多いんだよ、だからさ。 俺がより多くの赤ゆっくりを潰せるために沢山赤ゆを産んでくれるお前を飼ったのさ。 あとは妊娠なんだけど、どうしようかと迷っていたうちにまさかれいむから妊娠してくれるなんて思わなかったよ。 あのまりさにお菓子を与えたのもお礼のつもりさ、野良は金が掛からないしね」 れいむは自分がしたことに後悔した。 きっとお兄さんはまりさと勝手にすっきりーしたから怒っているんだと思っていた。 「ごべんなさいいい!!!もうまりさとあいません!!おちびちゃんはいりません!!!」 「何で謝るのさ、むしろ俺は大歓迎だよ」 れいむは必死に謝ったがお兄さんには伝わらなかった。 それどころかどんどんすっきりして子供を産んで欲しいとまで言ってきた。 「ごべんなさい!!!ごべんなさい!!!」 「だから謝る必要なんてないよれいむ。 これからもおちびちゃんを作ってね!」 「やだあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」 れいむはもう三回もすっきりーさせられた。 産まれた赤ゆっくりは当然のごとくお兄さんに殺されてた。 気がつけば次の日の朝になっていた。 お兄さんが「まりさが来たぞ」と言ってきた。 れいむは急いでまりさの元に駆け寄った。 自分の愛しのまりさ。 番のまりさ。 会いたかった。 れいむは相変わらず汚いまりさに挨拶し、す~りす~りをした。 そしてお兄さんが自分たちのおちびちゃんにやったことを全て話した。 だがまりさかられいむの予想もつかない返答をされた。 「しってるよ」 「ゆうう!!?ど、どいうことなの??!」 なんでまりさがそのことを知っているのかわからなかった。 「さっきおにいさんがおしえてくれたんだよ。まりさたちのおちびちゃんはころしちゃったって」 「だったらまりさ!れいむをたすけ・・「やだよ」ゆうぅぅぅぅ!!!??」 まりさがれいむを拒絶した。 なんで拒絶したかれいむには理解できなかった。 「まりさはれいむとのおちびちゃんをつくることであまあまをもらえるんだよ、そんなことできるわけないじゃない」 「ま、まりさああああああああああ!!!おちびちゃんがかわいそうじゃないのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!??」 「わるいけど、まりさがいきるためにひつようなぎせいだよ。そもそもれいむとすっきりーしたのもまりさがかいゆっくりになりたかったからだよ」 「れ、れいむをだましたの・・・?うらぎったの・・・??」 「さいしょからそのつもりだったけど、もうそのひつようはないよ。だってまりさはあまあまもらえてゆっくりできたから・・・ れいむにはすごくかんしゃしてるんだ。あとおにいさんにもね」 「こ、このゲスがああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」 「かまわないよ、のらのたいはんがみんなゲスだから・・」 れいむはまりさの裏切りに怒りを隠せなかった。 自分が愛した相手はこんな奴だったのかとまりさに怒りをぶつけた。 そんなことしていたらお兄さんがやってきた。 「こらこら、喧嘩は駄目だろ?・・・じゃあまりさ、頼むよ」 「・・・・・・わ、わかったよ」 まりさは少し怯えながらお兄さんの指示に従った。 まりさはれいむの後ろに行き、す~りす~りをし始めた。 「ゆ??!まりさなにしてるの?!」 「・・・・・・」 まりさは黙ったままれいむとす~りす~りし続けた。 やがて二匹とも顔が赤くなり激しく擦り合わせた。 交尾である。 「ゆぅぅぅぅっぅうううううううううう!!!すっきりーしちゃうううううううううううううううううう!!!」 「・・・ッ!!・・・・!」 二匹が絶頂を迎え・・・ 「「すっきりー!!」」 すっきりーした。 れいむの頭に茎が伸び始めた。妊娠したのである。 「ありがとう、まりさ」 「・・・・・・・ゆぅ・・」 「今度はお友達も連れてくるといい、いつまでも同じ種類じゃつまらないからね。 みんなの分のお菓子もあげるから呼んできてくれたまえ」 「・・・・・わかったよ」 まりさはお兄さんにお菓子をもらうと帰っていった。 すっきりーされたれいむは頭に生えた茎を見て絶望した。 また自分の子供にあんなことするのかと・・・ 「さて、始めよう」 「!!!」 お兄さんがオレンジジュースを持ちながられいむに近づく。 れいむはお兄さんに逃げるように後ずさるが壁にぶつかってしまった。 上を見ると、 お兄さんは笑っている。 その笑顔は穢れが無い笑顔に見えた。 「赤ゆ虐待♪」 「ゆわあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」 あれかられいむは何度もすっきりーさせられ妊娠し、目の前で赤ゆっくりを潰された。 すっきりーさせられる相手は野良まりさとその仲間だ。 お兄さんの家に上がらせてもらいれいむとすっきりーしてあまあまを貰っている。 今その最中だ。 「いやだあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!ずっきりいいじだぐないいいいいいいいいいいいいいい!!!」 「んほおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!すっきりいいいいいいいいいいいい!!!」 「わかるよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!きもちいいんだねえええええええええええええええええ!!!」 「ビックぺにすううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!!!」 またれいむの頭に茎が生え始めた。 今度のは尋常じゃないほどの茎が生えてきた。 それもそうだ、3匹相手にすっきりーさせられたのだ。 お兄さんはれいむにオレンジジュースを浴びさせ実ゆっくりを成長させた。 その動作を続けながらまりさたちにお菓子を大量を与えていた。 「今日の分だ。仲良く食べろよ」 「「「「ゆっくりりかいしたよ・・・・」」」」 まりさとちぇんは帽子にお菓子を入れ仲間と共に帰っていった。 帰り際赤ゆっくりたちの悲鳴が聞こえたという。 「まりさ・・・・これでいいのよね」 「うん・・・れいむにはわるいけど・・・しかたないよ」 まりさたちはお兄さんのやっていることに怯えていたのだ。 自分の飼いゆっくりにあそこまで酷いことをやってきた人間は見たことが無かったからだ。 しかもその目の前で赤ゆっくりを虐待している。 そんな凶行にまりさたちはもう野良から飼いゆっくりになろうとは考えなくなった。 そんなことされる位ならまだ野良の暮らしの方がマシだからだ。 まりさたちは明日もそんなことを繰り返す・・・・ れいむは目の前で赤ゆっくりたちが殺されるのを見守るしかなかった。 今日大量に産まれた赤ゆっくりたちはお兄さんの手で殺し合い、共食い、すっきりをさせられた。 れいむの前には大量の飾りが積まされていた。 お兄さんはその様子を見て嬉しそうだった。 「もうやめてくださいいいいい!!れいむがわるかったです!!!!」 「悪いことなんてやってないじゃないか、だってお前は・・・ 俺をゆっくりさせてくれる素直でいい飼いゆっくりさ」 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」 れいむは子供が産めなくなるまでお兄さんの飼いゆっくりでいたという・・・・・・・・ おしまい
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/2732.html
『こたつむり愛で完全版』 8KB 愛で 観察 考証 飾り 越冬 赤ゆ 捕食種 希少種 自然界 人間なし 創作亜種 独自設定 即興に加筆修正しました こたつむり愛で 完全版 *この作品は本スレに投下された即興に加筆修正を加えたものです。 *世界観はいつもの愛で特化世界にリファインされています。 *チート性能のゆっくりが出ます。苦手な方はご注意ください。 *こたつむりの絵を創造された◎あき様に最大級の感謝を捧げます。 *作者はウサミミ薬局あきです。久しぶりの小話ですね。 「♪ゆーんゆーんむーきむーき、こーたつむりー、なのじぇ♪」 冬、雪こそ積もっていないものの、寒風が吹きすさぶ森の中を1匹の赤まりさが這っている。 だが、その姿は通常のまりさ種とは大きく違っていた。 どこが違うかというと……お飾りである。 饅頭の身体をすっぽりと覆うように被さった「それ」は、日本人にはとてもお馴染みの暖房器具「こたつ」にそっくりだ。 ふわふわで暖かそうなこたつ布団と、その上に乗せられた板。オマケにみかんのようなオレンジの玉も乗っている。 これは、まりさつむりの亜種「こたつむり」 ごくごく最近になって発見された新種ゆっくりだ。 その特徴は…見たままの通り耐寒能力で、他のゆっくりが越冬している最中だというのに、この赤まりさは元気に活動している。 こたつ布団の断熱性と内部の発熱機能によって、中のまりさが完璧に守られているのは間違いない。 だが、どうしてまだ生まれて間もないであろう赤ゆっくりのまりさが、こんな外を独りで移動しているのか? 「まりちゃは もういちにんまえなのじぇ!だから、ひとりだちしたのじぇ!」 と、本ゆんは言っているが、実際はほとんど家出のようなものだ。 こたつむりは、その高い生存能力と独立心から、生まれてすぐに独り立ちする。 一説によれば、これは家族が食糧不足で越冬に失敗しないようにする為だという。 そもそも越冬中、それもこんな初期に子供が生まれる事が非常識である。自殺行為と言ってもいい。 だが、寒さや寂しさを紛らわせる為の「すーりすーり」が暴発してすっきりー!してしまうケースも稀にある。 そうなると、増えた子供の分だけ蓄えの食糧は減っていく。 2匹ならなんとかなる量の食料も、食い扶持が3匹以上になってしまっては、非常に生存は厳しくなるのは間違いないだろう。 そこで、冬に生まれたゆっくりの一部は「こたつむり」となり、家を出る事で親や姉妹を助けるようになっているのだという。 そして、そんな生い立ちがテンプレなせいか、こたつつむりは基本的にポジティブ思考が多い。 独りぼっちも、冬の寒さも、あまり気にしないようになっている。 まぁ、単純に生まれて見るモノ全てが珍しいから、という見方もあるが。 「はるしゃんがくるまで、まりちゃ がんばるのじぇ!(キリッ」 では、暫くの間、この「こたつむり・まりちゃ」を観察していくとしよう。 + + + + + + 「むーちゃむーちゃ、しあわせー♪」 真冬の森の中で、今日も元気な声が聞こえる。 家を出てから1週間目…まだまだ、こたつむりは元気だった。 今は食事を…森の土を食べている。 土と言っても、落ち葉が積み重なった腐葉土のようなものだ。味はともかく、栄養はある。 そして、こたつむりは排泄行為をほとんどしない。 土の栄養をほとんど取り込んでしまうので、捨てる部分がないからだ。 「ゆふ~、ぽんぽんいっぱいなのじぇ♪」 と、満足げなつむりのコタツ板の上にオレンジ色の玉がポコッと生まれた。 これはミカン玉だ。つむりの栄養を蓄えるタンクの役割をしている。 要はラクダのコブのような物だと思えば間違いない。 最大数は個体によって異なるが、大体は3~5個くらいだ。 栄養が満タンになると、更に湯呑みも生える。 「♪ゆっくーち、ゆっくーち、のんびーり、のんびーり、しょーだーんでっきりゅ、なのじぇ♪」 今日もつむりの暢気なおうたが森にこだまする。 基本的に「こたつむり」はおうたが好きだという。 独りぼっちである事が多く、あまり激しく動く事が出来ない彼女らの数少ない娯楽だかららしい。 そして、もう一つ… 「♪きょーのしょーだんは、にっちよーび「あたい!」……ゆゆ?」 不意に、声を掛けられてまりちゃは歌を中断し、そちらの方を向いた。 「みなれない まりさだね!あたいは ちるのだよ、ゆっくりしていってね!」 「ゆっくちちていっちぇね!」 声を掛けてきたのは、冬のゆっくりの代名詞とも言える ちるの種だった。 大きさはまだ子ゆっくり程度。それが高さ30センチほどの位置でふわふわ浮いている。 「まりさは ひとりなの?おとーさん、おかーさんは?」 「まりちゃは ひとりだちしたのじぇ!だから、ひとりなんだじぇ」 「ゆー、それはすごいね!さいきょーだね!」 「ゆっへん♪まりちゃ、さいきょーで ゆっくちできるのじぇ!」 どうやら2匹は早速仲良くなったらしい。 つむりのおうたは、このように他のゆっくりを呼び寄せる目的もあるという。 いくらポジティブ思考のつむりでも、やはり友達がいるに越したことはなく、仲間を探す為に歌を歌うのだ。 そして、ちるの種もまた他のゆっくりから敬遠されがちな種であるので、寒さを気にしない友達は重要なのである。 + + + + + + 更に1ヶ月が経過した。 あのつむりはどうしているかというと…… 「♪ゆっくちーしちゃいとー、こころからーおーもーっちゃー♪」 「まりさの おうたはゆっくりできるね!」 「くろまくー、くろまくー♪」 どうやら友達が増えたようである。 しかも、本来なら捕食種である れてぃ種だ。 普通なられいむ種やまりさ種といった通常種は、れてぃの食事として捕食されてしまうはずだが、こたつむりは例外らしい。 その理由として、れてぃ種もまた孤独になりがちな種である為に友人を欲しがるからだとも、 つむりのこたつ型のお飾りが美味そうに見えないからだとも言われており、まだ確実な説はない。 それよりも、つむりの方であるが…まだ赤ゆっくりサイズのままだ。 正確には、若干大きくなってはいるものの、まだまだミカン程度のサイズでしかない。言葉遣いも赤ゆ口調のままである。 どうやら、こたつむりは成長速度がかなりゆっくりであるらしく、成体になるまでに2年ほどかかると言われている。 体内発熱機能にエネルギーを取られる事と、そもそも消費エネルギー量を低く抑えておく為だというのが学会の定説だ。 「ゆふぅ♪おうたをうたっちゃら おなかすいたのじぇ。これから、まりちゃのすーぱーむーちゃむーちゃたいむ!なのじぇ」 高らかに宣言して、足元の土を食べだす つむり。食べる量は相変わらず少量で良いらしい。 「むーちゃむーちゃ、しあわせー♪」 「あたいも ごはんにするよ!」 「くろまくー」 れてぃとちるのは、それぞれ携帯食料を持参していたようだ。 太陽はちょうど真南に昇った頃、季節は冬の真っ只中にも関わらず、暖かなピクニックの情景であった。 そして食事が終わると、今度は3匹一緒に歌いだした。 「「「♪ゆっくちーなれたなら、もっとーすーなーおに ゆーっくちー♪(くろまくー♪)」」」 小さなコンサートはまだまだ続きそうだ。 + + + + + + 冬の森に、ようやく春の暖かな風が吹き始めた頃、冬のゆっくりたちのシーズンが終わる。 「れてぃ、まりさ、またふゆさんになったら あそぼうね!」 「やくそくなんだじぇ!きっとまたあそぶのじぇ!」 「くろまくー、くろまくー」 冬の寒さの中でないと活動できない れてぃは、春~秋にかけて眠りながら洞窟に篭る。 ここは近くの群れのゆっくりたちの氷室となっており、れてぃの発する冷気を利用して食料を保存するのだ。 どうやら、元々このれてぃは通常種を食べる個体ではなかったらしい。時折、このように群れに所属するれてぃもいる。 本格的な夏以外はまだまだ活動できる ちるのとは、暫くの間お別れだ。 そして、こたつむりも、れてぃと共にこの氷室で夏眠を取る事に決めたらしい。 当然ではあるが、耐寒性能に優れた こたつむりは暑さに弱い。 今までは身体の小ささを利用して木の根元や草むらの中でこたつに篭って寝ていれば良かったが、 さすがに春~夏にはそれでは対応できない。 ある程度の防水能力のあるこたつも、台風や集中豪雨クラスの雨には耐え切れないからだ。 ちるの種や れてぃ種の巣穴に仮住まいさせてもらい、彼女らの冷気を拝借して次の晩秋頃まで眠り続けるのが、 つむりの基本的な習性である。 まぁ、もちろん本ゆんにはそんな打算的な考えはなく、本能と友情によって導かれた当然の方法とも言える。 ぼよん、ぼよん 「ゆっ!れてぃ、そろそろ眠るの?また秋さんまでお願いするね!」 氷室に入ろうとした2匹の所へ、大きな身体のドスまりさがやってきた。 このドスは、れてぃの巣である氷室を管理している群れのサブリーダーである。 「ゆー?!おっきな まりさなんだじぇ!」 「ゆゆ?変わったまりさがいるね?れてぃのお友達?」 「くろまくー♪」 ドスがつむりについて尋ねると、れてぃが色々と事情を説明してくれた。 さすがにドスはれてぃの言葉が理解できるらしい。 「なるほどー。それじゃあ、このつむりもドスたちの群れに入るって事でいいかな?長に報告しないといけないからね」 「まりちゃは かまわないのじぇ!よろしくおねがいしゅるんだじぇ!」 「くろまくー」 「分かったよ、よろしくね、まりちゃ!そして、ゆっくり眠っていってね!」 「ありがちょうなのじぇ!」 ドスがまたぼよんぼよんと跳ねて行ってしまうと、改めて2匹は氷室の奥へと引っ込み、眠る事にした。 「ゆー♪またふゆさんに なっちゃら、ちるのとあしょぶのじぇ~」 「くろまくー♪」 「このどうくつしゃんは、とってもすずしくちぇ ゆっくちできりゅのじぇ~」 「くろまくー」 「ゆふふー、れてぃといっしょだから さみしくないのじぇ……ゆふわぁ~…むにゅむにゅ…」 「くろまくー……」 「ゆっくち…おやしゅみ……ね」 「くろ……zzz」 すっかりこたつの中に入ってしまった つむり。まるで、そこにはミニチュアのこたつが置いてあるように見える。 その隣で、穏やかな寝顔を見せるれてぃ。 今年の春は友達と一緒だから、とても楽しそうに眠っている。 きっと2匹は、夢の中でも一緒に遊ぶのだろう。 ゆっくりおやすみ。また次の冬に…… (おわる) 挿絵:○○あき
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/2304.html
ゆっくりたちの地雷行進 11KB 虐待 不運 番い 野良ゆ 現代 独自設定 ゆっくりが地雷で死ぬSS 加工所公式サイト、キッズページで「しゃかいこうけん」という項目をクリックすると、こんなページが出てくる。 【加工所はアフリカの土地で、ゆっくりを使った地雷除去を行っています】 ゆっくりんピースの活動などにより、一部では悪い印象を持たれているのも事実。 イメージ戦略の一環として、こういうこともしているようだ。 右下にはかわいくデフォルメされたれいむとまりさが、笑顔で喋っているイラストが付いている。 そのセリフは? れいむちゃん「れいむたちはみんなのためにがんばりたいよ!」 まりさちゃん「ゆゆ~ん♪ かこうじょのゆっくりはこんなところでもかつやくしてるんだね!」 ● どん、どん、どん、どん……。 ゆっ、ゆっ、ゆっ、ゆっ……。 太鼓の音が響く。 かつての内戦地。じりじりと暑く草一つない亜熱帯アフリカの大地にて。 横一列×十行に並んだゆっくりたちが一糸乱れぬ調子で前進していた。 ひとつドンと鳴るたびに一歩進む。機械のように、ただただリズミカルに進む。 (おちびちゃん! れいむは、れいむはぜったいにしなないよ……!) 横のゆっくりとの間に、スキマはまったくない。ほっぺとほっぺをくっつけて、決して遅れないよう進んでゆく。 どんどん。ドン! 「ゆびっ!!」 どんどん。ドン! 「ぼっぢょっっ!!」 どんどんどん。ドン! 「ゆがぼべ!!」 立て続けに三匹、永遠にゆっくりした。れいむの頬に、爆風と爆音。ゆっくりの断末魔が突き刺さる。 そして餡子の底から不快になる死臭が風に乗ってやってくる。 しかしどのゆっくりもまったく歩みを止めようとしない。 はねるたびに、大地の暑さによって染み出てきた汗がとびちる。 どんどんどん。 突然に、風が一吹きあった。 「ゆゆっ! まりさのおぼーしさん! まってね!!」 このまりさは、ただちょっとお帽子を取りたかっただけだ。 「ぺぎょっ!!」 そこで小さい爆風。まりさは中枢餡を爆破されこの世を去った。 止まったり列を離れたりしたゆっくりはどんな理由であれ、体内にうめこまれた爆薬でぶち殺されるのである。 自由な行動を許しては、地雷の除去はままならない。 どんどんどん。 一歩おきに、地雷に殺される可能性がある。その恐怖。 どのゆっくりも泣きそうな顔をして、死への道をただただ進むのだ。 顔を真っ赤にして号泣して、それでも死にたくないから止まれない。 「むっぎょおおおお!!! ぼういやああああ!!! ばちゅおうぢにがえるううううう!!!!」 また爆風。 このぱちゅりーのように恐怖のあまり狂って、走ったり暴れたりするゆっくりもいた。 恐怖に耐えられないゆっくりも、列からずれ次第爆破される。珍しくない出来事だ。 どんどんどん。 死と隣り合わせの極限状態。また。しずかに、ただ太鼓の音だけが響きはじめた。 れいむは祈りながら、一歩ずつ慎重に進む。地雷がないように、あっても何かの間違いで爆発しないように。 交通の発達とともに世界中に繁殖したゆっくり。 れいむはこの暑く草もまばらな土地から少し南の、あるジャングルで生まれ育ったゆっくりだった。 雨が多いことが熱帯雨林に住む上での唯一の難点である。 しかし食べ物が多く、なんといっても越冬する必要がないことがゆっくりの繁殖を許した。 それぞれの力は弱くても種全体としては力強いゆっくりは、凶悪な外来種としてここでも猛威をふるっているという。 そんなれいむが地雷除去ゆになったのは、人間さんたちのゆっくり狩りが原因だった。 豊富に繁殖した熱帯雨林のゆっくり。そこのゆっくりを使うのが量の面でも、コストの面でも良いと担当職員は考えたのである。 れいむは捕えられたあの時を、いつも反芻している。 あの時ふらんに捕まってさえいなければ、今だってゆっくりできたはずなのに。 ~~~~~~~~~~ ツルや低木がごちゃごちゃと並ぶ中、高い木の根元、そこに巣をつくってれいむたちは暮らしていた。 夫のまりさ、そして十五匹のおちびちゃん。食べ物は豊富で、最高にしあわせーな家庭であった。 「「おちびちゃんたち、おかーさんとおとーさんはかりにいってくるよ!」」 「「「「「ゆっくちいってらっちゃい!!」」」」」 天使のような子供たちの笑顔。れいむとまりさもついついにっこりしてしまう。 しかしこれが親子でした最後の会話となってしまった。 おちびちゃんとふれあったあの日々。れいむは、もうずいぶん前の事の様な気がしている。 育ち盛りの赤ゆを抱えたれいむとまりさ。沢山ごはんを採るため群れで有名な狩りスポットへ行こうとした。 ぱぱいやさんも生っているゆっくりした場所。しかしそれが運の尽き、そこはすでに地獄だった。 ゆっくりが集まることを見越して、捕獲用ふらんが大量に放たれていたのだ。 「しね! しね!」 「「「うー☆」」」 「ゆんやあああ!!! ありちゅをたべにゃいでええええ!!」 「おぢびぢゃああああああんんんん!!!!」 「ばりざおいしぐないよおおおお!!!」 「でがばらぢんぼおおおおお!!!」 「みんなあああ!!! みんなにげでえええええ!!!」 逃げ回るゆっくりはいとも簡単に捕まり、次々と巨大なバケツに放り込まれている。 重量がない子ゆ・赤ゆは軽過ぎて地雷除去ができないので、食べられるか殺されるかだ。 にげてと叫ぶ長ぱちゅりーも、まばたきした一瞬に連れ去られ、バケツ行きになった。 ふらんが群れのみんなを捕まえている! 捕まって食べられてしまう、そんなの冗談じゃない! れいむはまりさにふりかえった。 「ゆゆ! ゆっくりしないで、れいむたちもにげるよ!」 自分達も逃げないとゆっくりできない目にあいそうだ。はやく逃げなければならない。 しかしまりさの返答は、漢気あふれる勇敢な物。みんなのことを考え命を捨てる、そんなゆっくりにしかできない答えだった。 「まりさは……にげないよ! れいむとおちびちゃんたちだけでにげてね!! まりさはふらんとたたかって、むれのみんなをまもるよ!!」 「ま、まりさ!! なにいってるの!? いくらまりさがむれでいちばんつよいからって!」 まりさは成ゆ三匹を相手にしてなお無傷で立つ。この群れ十年に一度の戦士だった。 その自信もそこからきているのだろう。まゆげはキリリと伸び、表情は自信に満ち溢れている。 れいむは悲しくなり涙を浮かべたが、これが自分の愛したまりさだと思うと、それ以上止める気にはならなかった。 まりさならふらんたちを倒せるかもしれない。 「わかったよ……、でも、ぜったいいきてかえってきてね! まりさがしんだられいむもおちびちゃんもないちゃうよ!!」 「もちろん! しんぱいしないでね! ふらんなんてちょちょいのちょ……おそらをとんでるみたい!!」 まりさはキリリとした顔のまま、ふらんにおさげを掴まれあわれバケツ行きとなった。 「ばりざああああああああ!!!!」 れいむも同じ道をたどったことは言うまでも無い。 ~~~~~~~~~~ (ぜったいにいきのこって、おちびちゃんとゆっくりするよ! ぱぱいやさんをたべて、ゆっくりするよ!) つがいのまりさはあっけなく爆死したが、れいむはまだ死んでいない。 れいむは希望を持っていた。地雷除去ゆたちは、がんばったゆっくりから群れに帰れるとふきこまれている。 だが現実、ゆっくりがおうちに帰ることはは二度とない。 ゆっくりを働かせるための口実だろう。この土地の地雷処理が終われば次の土地に輸送されるだけである。 地雷を踏んでしまうその日まで、この地獄は終わらないのだ。 「Back!」 人間さんの鋭い掛け声とともに、ゆっくりたちは反転する。 Go aheadで進み、Backで戻り、Waitで止まる。その三つ以外の事は求められない。地雷処理ゆ全てだ。 (ゆふぅ、かわいいれいむはきょうもいきのこれたよ) 反転したゆっくりたちは、自分が歩いてきた土をまた踏むことになる。 念のためということで、一つの場所を何度も往復するのだ。 一度踏んだ土の下に地雷は無いはずだからと、ゆっくりたちもここにきてやっと安堵の表情を見せる。 ただ運よく何週間も地雷除去を続けているゆっくりはそんな簡単に安心できず、不安そうな顔をしている。 ここから死ぬゆっくりも沢山いるのだともう知っているのだ。 その瞬間、れいむの視界はスローモーションになった。 大きな音。大きな音。どこから? それは、れいむの下から。 「ぶぎょっ!!」 れいむの体の真下。餡子の重みで地雷が爆発した。 筋餡も中枢餡も、なにがなんだかわからないぐらいまざりあって、粉々にふきどんだ。 れいむは死んだ。走馬灯を見る暇すらなかった。 軍事上の理由から複数回踏まなければ爆発しない地雷、誤作動により爆発できなかった地雷。 二度目以降でも爆死するゆっくりはいる。 しかしなんてことはない。ゆっくりが死ぬのはいつものこと。 人間さんも、周りのゆっくりも、れいむの死などなかったかのように行進を続けた。 行進が終わったあと、残されたのは死んだゆっくりたちのバラバラになったおかざりと、ぶちまけられた大量の中身だけであった。
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/2271.html
ゲス一家 case5 ~きしょうしゅ~ 7KB 虐待 小ネタ 不運 家族崩壊 番い 野良ゆ 子ゆ 希少種 都会 虐待人間 久しぶりの投下になります、希少種虐待描写ありますのでご注意を ・ゲス一家の続編になりますが、前作読んでなくても問題ありません ・前作同様、全編対話と独白のみでの構成になりますので若干判りづらい描写あるかもしれませんがご了承下さい ・注意したつもりですが、設定被り等ありましたらご指摘頂けるとありがたいです 「「「ゆっくりしていってね!!!」」」 「はいはい、ゆっ・・・・・・まじかよ、野良のらんなんて・・・・・・っと、ゆっくりゆっくり」 「おにーさん、らんとちぇんのおちびちゃんをゆっくりみていってね」 「ゆゆーん♪らんはきしょうしゅにゃんだよ、めじゅらしいんだよ、きゃわいくってごめんにぇ♪」 「おにーさん、ちぇんとらんしゃまのおちびちゃんをみてゆっくりできたよねー?ならさっさとあまあまちょうだいねー、わかってねー」 「無理だな」 「「「どぼぢでぞんなごどいうのおぉぉぉぉぉぉーっ!?」」おにーさんはバカなんだねー、らんしゃまとおちびちゃんはきしょうしゅなんだよー!! めずらしいんだよー、たいせつにしないといけないんだよー、わかれよー!!」 「それは人間が決めることだ、お前ら人間の請売りでそう思ってるだけだろうが。おい、らん!!お前元飼いゆっくりだろ?」 「・・・どぼじでわがるのおぉぉぉぉぉぉーっ!?」 「んなモンお飾りからバッジ毟り取った後見りゃ大概分かるわ!!んでちぇん、お前は野良だな?」 「そっ、そうなんだよー」 「元飼いと野良、でもって二匹の間にチビとくりゃ言いつけ破ってすっきりーして捨てられたってオチだろ?展開がテンプレすぎるんだよ!! いくら希少種だろうとそんな阿呆に掛ける情けもくれてやるあまあまも俺は持ち合わせちゃいねぇよ!!」 「ぞっ、ぞんなぁ・・・・・・ならおでがいじばず!!ぜべでがわいいおじびじゃんだげでもゆっぐじざぜであげでぐだざい!!」 「ぢぇんがらぼおでがいずるんだよー!!わがっでよー!!」 「断る、要するに飼えって事だろ?出来損ないの餡統受け継いだチビなんぞ飼った所でお前らの二の舞演じるのは目に見えてるからな」 「ゆぐっ、ゆぐっ・・・らんがダベゆっぐりだがら・・・、どうバッジざんのダベゆっぐりだがらダベだんでずが?」 「なっ・・・、お前銅バッジだったのかよ・・・、信じられねぇ阿呆だな・・・ 普通希少種って言ったら基本種よか頭良い筈なんだぞ、銀バッジ位余裕で取れる頭持ってるんだぞ」 「ゆっゆっ、ゆびえぇぇぇぇぇぇーん!!おどーじゃーん!!おがーじゃーん!!ゆっぐぢじだいよおぉぉぉぉぉぉーっ!!」 「ごべんでぇぇぇぇぇぇー!!おぢびじゃん!!おがあざんがダベゆっぐりだがらゆっぐりざぜであげられだぐでごべんでえぇぇぇぇぇぇーっ!!」 「おぢびじゃんながないでねぇー!!おどうざんがべーろべーろじであげるがらながないでねぇー!!わがっでねえぇーっ!!」 「・・・・・・なぁお前ら、そんなにかってほしいのか? 俺は生憎とかう気はねぇが俺の知り合いに希少種をほしがってる奴がいてな、そいつならお前らの事かってくれるかも知れねぇぞ」 「ほ、ほんどうだんでずが!!おでがいじばず!!ぜひおでがいじばずうぅぅぅぅぅぅーっ!!」 「・・・・・・いいんだな、後悔しねぇな?なら付いて来いや」 *********************************************************************************************************************************************************************** 『ピンポーン』 「はいはい・・・っと、おぉお前か」 「約束どおり来たぞ、あいつ等あれからどんな感じだ?」 「まぁとりあえず上がれよ、それなりに面白くはなってると思うぜ」 あれから一週間後、俺はあのらん一家をかってくれた友人の元を訪れていた。 友人の先の言葉通り、一家はかなり面白い状況に置かれていた。 親らんは足焼を施されオレンジジュースの点滴を後頭部に突き刺された状態で涙を流していた。 そして額から大量の茎を生やし、その先には数こそ少ないものの数匹の赤らんが実っている。 茎の量に反して赤ゆの数が少ないのが気になったが、通常種のチビは間引いているそうだ。 友人は常々希少種の赤ゆを虐待してみたいと話していたので、今から楽しみでたまらないといった様子だ。 また、ある程度の数が見込めるようになったらゆっくりショップにでも卸して一儲けしようって腹積りのようだが、 加工所でも安定供給が難しいとされている希少種の繁殖、果たして只のゆ虐好きの素人の手で上手くいくかどうか・・・。 番のちぇんはかわれて三日目にすっきりーのし過ぎで永遠にゆっくりしたそうだ。 そして二匹目の番として野良のれいぱーありすが宛がわれたのだがこれも三日と持たなかったという事だった。 現在は三匹目の野良のまりさがその役割を担っているそうなのだがこれも果たしていつまで持つか・・・。 子らんに至っては透明な箱に入れられかなり面白い状態となっていた、油揚げの皮をひん剥かれて酢飯の塊と化していたのである。 それにくっついた目玉だけがギョロギョロと世話しなく動き、鮨酢の涙を流す様はまさしく異形であった。 当然風を受けただけでも激痛が走るらしく団扇などであおいでやることでその反応を楽しんでいるそうだ、相変わらずいい趣味してやがる・・・。 友人の話によると、一度だけ両親がすっきりーを拒否した際に見せしめとしてこのような姿にしてやったとの事だ。 そのため両親には並々ならぬ恨みを抱いており、時々生き残っている母らんに対面させてはその呪詛の言葉をぶつけさせ母親の反応を楽しんでいるそうなのだ。 因みに日に一度は酢飯を与えたり、鮨酢を霧吹きで吹いて与えてやればこのままでも生きてはいけるらしい。 まったくどこまでもデタラメな生き・・・じゃなかった、ナマ物だ。 俺の姿に気付いた親らんが泣きながら疑問の声をぶつけてきた。 お兄さんの嘘つき!!このお兄さんが飼ってくれるっていったのに・・・、どうしてらん達がこんな酷い目に合わないといけないの? なるほど尤もな疑問だ、だが俺は動じることなくこう答えた。 「お前また飼いゆっくりになれるとでも思ってたのか?おれはそんな事一言も言ってないぞ。 お前らがかってほしいって言ったから俺がお前らをこいつに売った、つまりだ、お前らはこいつに"買われた"んだよ。 お前らを飼いゆにするのも虐待するのもコイツの意思だが生憎とコイツは虐待お兄さんでな・・・、諦めろ」 そう、俺は友人にこの一家を五千円で売ったのだ。 俺はあくまでも「かう」としか言ってないがそれをらん達が勝手に「飼う」と解釈した、ただそれだけのことだ。 確かに俺のやったことは社会通念や道徳に照らし合わせると決して褒められたものではないだろう。 だが相手は希少種とは言え唯の動く饅頭の類に過ぎない、そんなものに人間の道徳が通用するとも思えない。 それとこれは俺の持論なのだが「騙す奴も悪いが騙される奴も悪い」 何と言うかまぁ、つまりはそう言う事だ。 しかしこの友人の家は数々の虐待道具で溢れかえっている、俺は元来道具を使った虐待があまり得意なほうではない。 だがゆっくりの苦しむ様を観るのは好きなので、時々こうして友人の家を訪問しそのゆ虐プレイを観賞させてもらっているのだ。 今日は中々面白いものを観る事ができた、たまにはこういうのもいいものだ。 ~終~ あとがき どうもご無沙汰してました、正確に覚えてないんですが約2ヶ月ぶり?の投稿になりますでしょうか。 底辺物書きだからって「あんた誰?」とか言わないでください、泣いてしまいます。 何気に実生活がゆっくりできない状態が続いてたもんで・・・ (お仕事の新規事業開拓とかそれに向けた資格取得研修とか戦車と人間と犬のRPGとか竜退治はもう飽きたとか今回改造費用高すぎとか・・・) あとこんだけ間が開いてしまったせいか書けない・・・、文章を上手く纏められなくなってたんだよぉ!! で、そんな中何とか書き上げましたゲス一家シリーズ待望(?)の続編なんですけど、正直このらん一家ゲスかどうか微妙なような・・・ 一応登場してくるお兄さんは共通の人物なので続編ってことでどうかひとつ。 鋼あきの過去作 餡子話 anko1461 ゲス一家 anko1501 ゲス一家 case2 ~とかいは~ anko1573 権利と anko1649 ゆっくりの耳掃除 anko1708 ゲス一家 case3 ~あまあま~ anko1729 ゆっくりを求めて anko1749 ゲス一家 case4 ~けんじゃ~ anko1764 儚き定めの anko1789 風に吹かれて anko1799 ぐんたいゆ anko1834 みょんとお話しよう anko1895 かなこと 感想はこちらまで http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1276780262/l50
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/138.html
加工所公式サイト、キッズページで「しゃかいこうけん」という項目をクリックすると、こんなページが出てくる。 【加工所はアフリカの土地で、ゆっくりを使った地雷除去を行っています】 ゆっくりんピースの活動などにより、一部では悪い印象を持たれているのも事実。 イメージ戦略の一環として、こういうこともしているようだ。 右下にはかわいくデフォルメされたれいむとまりさが、笑顔で喋っているイラストが付いている。 そのセリフは? れいむちゃん「れいむたちはみんなのためにがんばりたいよ!」 まりさちゃん「ゆゆ~ん♪ かこうじょのゆっくりはこんなところでもかつやくしてるんだね!」 ● どん、どん、どん、どん……。 ゆっ、ゆっ、ゆっ、ゆっ……。 太鼓の音が響く。 かつての内戦地。じりじりと暑く草一つない亜熱帯アフリカの大地にて。 横一列×十行に並んだゆっくりたちが一糸乱れぬ調子で前進していた。 ひとつドンと鳴るたびに一歩進む。機械のように、ただただリズミカルに進む。 (おちびちゃん! れいむは、れいむはぜったいにしなないよ……!) 横のゆっくりとの間に、スキマはまったくない。ほっぺとほっぺをくっつけて、決して遅れないよう進んでゆく。 どんどん。ドン! 「ゆびっ!!」 どんどん。ドン! 「ぼっぢょっっ!!」 どんどんどん。ドン! 「ゆがぼべ!!」 立て続けに三匹、永遠にゆっくりした。れいむの頬に、爆風と爆音。ゆっくりの断末魔が突き刺さる。 そして餡子の底から不快になる死臭が風に乗ってやってくる。 しかしどのゆっくりもまったく歩みを止めようとしない。 はねるたびに、大地の暑さによって染み出てきた汗がとびちる。 どんどんどん。 突然に、風が一吹きあった。 「ゆゆっ! まりさのおぼーしさん! まってね!!」 このまりさは、ただちょっとお帽子を取りたかっただけだ。 「ぺぎょっ!!」 そこで小さい爆風。まりさは中枢餡を爆破されこの世を去った。 止まったり列を離れたりしたゆっくりはどんな理由であれ、体内にうめこまれた爆薬でぶち殺されるのである。 自由な行動を許しては、地雷の除去はままならない。 どんどんどん。 一歩おきに、地雷に殺される可能性がある。その恐怖。 どのゆっくりも泣きそうな顔をして、死への道をただただ進むのだ。 顔を真っ赤にして号泣して、それでも死にたくないから止まれない。 「むっぎょおおおお!!! ぼういやああああ!!! ばちゅおうぢにがえるううううう!!!!」 また爆風。 このぱちゅりーのように恐怖のあまり狂って、走ったり暴れたりするゆっくりもいた。 恐怖に耐えられないゆっくりも、列からずれ次第爆破される。珍しくない出来事だ。 どんどんどん。 死と隣り合わせの極限状態。また。しずかに、ただ太鼓の音だけが響きはじめた。 れいむは祈りながら、一歩ずつ慎重に進む。地雷がないように、あっても何かの間違いで爆発しないように。 交通の発達とともに世界中に繁殖したゆっくり。 れいむはこの暑く草もまばらな土地から少し南の、あるジャングルで生まれ育ったゆっくりだった。 雨が多いことが熱帯雨林に住む上での唯一の難点である。 しかし食べ物が多く、なんといっても越冬する必要がないことがゆっくりの繁殖を許した。 それぞれの力は弱くても種全体としては力強いゆっくりは、凶悪な外来種としてここでも猛威をふるっているという。 そんなれいむが地雷除去ゆになったのは、人間さんたちのゆっくり狩りが原因だった。 豊富に繁殖した熱帯雨林のゆっくり。そこのゆっくりを使うのが量の面でも、コストの面でも良いと担当職員は考えたのである。 れいむは捕えられたあの時を、いつも反芻している。 あの時ふらんに捕まってさえいなければ、今だってゆっくりできたはずなのに。 ~~~~~~~~~~ ツルや低木がごちゃごちゃと並ぶ中、高い木の根元、そこに巣をつくってれいむたちは暮らしていた。 夫のまりさ、そして十五匹のおちびちゃん。食べ物は豊富で、最高にしあわせーな家庭であった。 「「おちびちゃんたち、おかーさんとおとーさんはかりにいってくるよ!」」 「「「「「ゆっくちいってらっちゃい!!」」」」」 天使のような子供たちの笑顔。れいむとまりさもついついにっこりしてしまう。 しかしこれが親子でした最後の会話となってしまった。 おちびちゃんとふれあったあの日々。れいむは、もうずいぶん前の事の様な気がしている。 育ち盛りの赤ゆを抱えたれいむとまりさ。沢山ごはんを採るため群れで有名な狩りスポットへ行こうとした。 ぱぱいやさんも生っているゆっくりした場所。しかしそれが運の尽き、そこはすでに地獄だった。 ゆっくりが集まることを見越して、捕獲用ふらんが大量に放たれていたのだ。 「しね! しね!」 「「「うー☆」」」 「ゆんやあああ!!! ありちゅをたべにゃいでええええ!!」 「おぢびぢゃああああああんんんん!!!!」 「ばりざおいしぐないよおおおお!!!」 「でがばらぢんぼおおおおお!!!」 「みんなあああ!!! みんなにげでえええええ!!!」 逃げ回るゆっくりはいとも簡単に捕まり、次々と巨大なバケツに放り込まれている。 重量がない子ゆ・赤ゆは軽過ぎて地雷除去ができないので、食べられるか殺されるかだ。 にげてと叫ぶ長ぱちゅりーも、まばたきした一瞬に連れ去られ、バケツ行きになった。 ふらんが群れのみんなを捕まえている! 捕まって食べられてしまう、そんなの冗談じゃない! れいむはまりさにふりかえった。 「ゆゆ! ゆっくりしないで、れいむたちもにげるよ!」 自分達も逃げないとゆっくりできない目にあいそうだ。はやく逃げなければならない。 しかしまりさの返答は、漢気あふれる勇敢な物。みんなのことを考え命を捨てる、そんなゆっくりにしかできない答えだった。 「まりさは……にげないよ! れいむとおちびちゃんたちだけでにげてね!! まりさはふらんとたたかって、むれのみんなをまもるよ!!」 「ま、まりさ!! なにいってるの!? いくらまりさがむれでいちばんつよいからって!」 まりさは成ゆ三匹を相手にしてなお無傷で立つ。この群れ十年に一度の戦士だった。 その自信もそこからきているのだろう。まゆげはキリリと伸び、表情は自信に満ち溢れている。 れいむは悲しくなり涙を浮かべたが、これが自分の愛したまりさだと思うと、それ以上止める気にはならなかった。 まりさならふらんたちを倒せるかもしれない。 「わかったよ……、でも、ぜったいいきてかえってきてね! まりさがしんだられいむもおちびちゃんもないちゃうよ!!」 「もちろん! しんぱいしないでね! ふらんなんてちょちょいのちょ……おそらをとんでるみたい!!」 まりさはキリリとした顔のまま、ふらんにおさげを掴まれあわれバケツ行きとなった。 「ばりざああああああああ!!!!」 れいむも同じ道をたどったことは言うまでも無い。 ~~~~~~~~~~ (ぜったいにいきのこって、おちびちゃんとゆっくりするよ! ぱぱいやさんをたべて、ゆっくりするよ!) つがいのまりさはあっけなく爆死したが、れいむはまだ死んでいない。 れいむは希望を持っていた。地雷除去ゆたちは、がんばったゆっくりから群れに帰れるとふきこまれている。 だが現実、ゆっくりがおうちに帰ることはは二度とない。 ゆっくりを働かせるための口実だろう。この土地の地雷処理が終われば次の土地に輸送されるだけである。 地雷を踏んでしまうその日まで、この地獄は終わらないのだ。 「Back!」 人間さんの鋭い掛け声とともに、ゆっくりたちは反転する。 Go aheadで進み、Backで戻り、Waitで止まる。その三つ以外の事は求められない。地雷処理ゆ全てだ。 (ゆふぅ、かわいいれいむはきょうもいきのこれたよ) 反転したゆっくりたちは、自分が歩いてきた土をまた踏むことになる。 念のためということで、一つの場所を何度も往復するのだ。 一度踏んだ土の下に地雷は無いはずだからと、ゆっくりたちもここにきてやっと安堵の表情を見せる。 ただ運よく何週間も地雷除去を続けているゆっくりはそんな簡単に安心できず、不安そうな顔をしている。 ここから死ぬゆっくりも沢山いるのだともう知っているのだ。 その瞬間、れいむの視界はスローモーションになった。 大きな音。大きな音。どこから? それは、れいむの下から。 「ぶぎょっ!!」 れいむの体の真下。餡子の重みで地雷が爆発した。 筋餡も中枢餡も、なにがなんだかわからないぐらいまざりあって、粉々にふきどんだ。 れいむは死んだ。走馬灯を見る暇すらなかった。 軍事上の理由から複数回踏まなければ爆発しない地雷、誤作動により爆発できなかった地雷。 二度目以降でも爆死するゆっくりはいる。 しかしなんてことはない。ゆっくりが死ぬのはいつものこと。 人間さんも、周りのゆっくりも、れいむの死などなかったかのように行進を続けた。 行進が終わったあと、残されたのは死んだゆっくりたちのバラバラになったおかざりと、ぶちまけられた大量の中身だけであった。 選択肢 投票 しあわせー! (114) それなりー (5) つぎにきたいするよ! (1) 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1796.html
◆ 皆さんのSSを読み、触発されて初投稿に至った次第です ◆ 拙い文章だとは思いますが、感想フォーム等を参考に、今後の改善に努めたいと思います ◆ 性的描写あり ◆ 虐待よりもギャグの方が目に付くかもしれません、こんな筈じゃなかったのに・・・! ◆ 実は一作目が頓挫して二作目を投稿してるのは内緒 『にんっしんしたゆっくりを虐待したい。』 そう思い立ったのはつい最近のことだ。 通常の虐待に行き詰まりを感じ、僕にゆ虐を教えてくれた先輩にアドバイスを請うたところ にんっしんしたゆっくりの虐待を薦められたのである。 にんっしん虐待・・・そういうのもあるのか! やはり先人達は偉大だ。 『新しい命の誕生を踏み躙る・・・その背徳感と、目の前で赤ん坊の命をもぎ取られたあいつらの顔がたまらないのよ! 』 嬉々として語る先輩の顔は、ある意味神々しかった。 でも饅頭に命っていう概念はあるのかな? 「ただいまだぜ。れいむ、きょうもたっくさんえさをとってきたんだぜ! 」 「ゆゆっ、まりさはさすがだね! かりのめいじんだよ! 」 「ゆっへん! それほどでもないんだぜ! それよりいっぱいたべて、げんきなあかちゃんをうむのぜ! 」 「まりさ・・・」 「れいむ・・・」 「「す~りす~り・・・ゆゆぅ~♪」」 今回の虐待には、我が家の軒下に(勝手に)住んでる番のこいつらを使おう。 二匹の大きさはおよそバスケットボール程、そして都合の良いことに、れいむは胎生にんっしんをしている。 ちなみに、まりさの言う『えさ』とは僕がこいつらが餓死しないようわざわざ庭に置いておいた生ごみのことだ。 そりゃたっぷり取れるわな。 「はいはい、お楽しみのところちょっと失礼しますよ。」 「ゆゆっ、にんげんさんはゆっくりできないよ! まりさ、なんとかしてね! 」 「まかせておくんだぜ、れいむ! まりさにかかればにんげんさんなんていちころぎゃぶぅっ!? 」 やかましいので、ハエタタキで二、三発殴りつけて黙らせておく。 大抵のゆっくりにとって、『人間=ゆっくりできない』程度の認識らしい。 相手の強さを測る能力なら、イヌやネコにも備わってるって誰かの右手が言ってた気がするが・・・。 こいつらは一体どうやって野生動物として生き延びてきたのだろう。 ・・・いや、動物などと言っては生命に対する冒涜かもしれない。口を謹んでおこう。 「まりさ、まりさ! しっかりしてね! 」 「ゆぴぃ・・・からだじゅうががんがんするのぜ・・・」 ハエタタキの振動はゆっくりの全身に伝わる。 つまり、頭部のみで構成されるゆっくりの体が脳震盪を起こした形になるのだ。 加えて、ゆっくりは体全体が聴覚器官の役割を果たしているため、その衝撃は計り知れない。 まりさがおとなしくなったところで、二匹を虐待部屋に連行する。 「にんげんさん、れいむとまりさをゆっくりはなしてね! れいむはにんっしんしてるんだよ!? 」 「だから苛めるんだよ! ゆっくり理解してね! 」 「どぼじでぞうなるのぉぉぉぉぉ!? 」 軽く会話のキャッチボールも済ませたところでさぁ虐待だぁ! さて、取り出しましたるは特製アイテム「にんっしん促進薬」。 要はレイパーと名高いアリスの特濃体液汁だ。 こいつを注射器にセットし、やや内角をねらい・・・ 「ゆゆっ? おにいさん、なにそれ? なんだかゆっくりできなさそうだよ・・・」 えぐりこむように打つべし! 「ゆっぎゃぁぁぁぁぁあぁぁぁあぁぁ!? 」 あ、いけーねいけね。針全部刺しちゃったよ。 薬は注入されたみたいだからいっか。 「ゆがぁ・・・? ぽんぽんさんがへんだよぉ・・・」 れいむの膨れ上がった下腹部が蠕動を始めた。 早くも薬が回り始めたらしい。次の段階に移らねば。 先輩によれば、通常は『まむまむ焼き』で産道を塞ぐらしいが・・・。 今回はもう少し趣向を凝らすことにする。 アイテムその2、「ゆっくり用瞬間接着剤(小麦粉製)」の登場だ。 「さーて、れいむちゃんの下のお口はどこかなー? 」 顎の中腹よりやや下辺り、不気味にひくひくと蠢く穴があった。 穴があったら入るのが男ってもんだぜ! ま、入るのは僕じゃないけどね。 「ゆぅぅぅぅ!? れいむのぷりてぃーなまむまむになにするのぉぉぉぉぉぉ!? 」 「はいはい、良い子だからおとなしくしようねー」 れいむのぷりてぃー(笑)なまむまむに接着剤を流し込む。 これで子供は産めず、出産の時には産道が広がる代わりにまむまむを激痛が襲うことになる。 あ、そうだ。あにゃるの中にも接着剤流し込もう。こいつら適当な体の構造してるからな。 尻から産まれた桃太郎なんて駄洒落にもならん。 「ゆっ・・・はなせぇぇぇ! れいむにさわるなぁあぁぁ! 」 腹部を庇っているせいか、れいむがこちらにあにゃるをぷりぷりと振りかざしてきた。 わっしとばかりにそれを掴み、興味本位であにゃるに中指を突っ込んでみる。 たまには違う穴でもいいよね! 「ゆぴ・・・? おにいさん、ゆびぬいてぇぇぇぇぇぇ! 」 「ふふふ・・・コリコリ弾力のある中枢餡に触っているぞぉ、れいむ・・・」 指を少し下げると、丸っこい感触のものがあった。これが赤ちゃんかな? あにゃるに親指と人差し指も突っ込み、可能な限りに拡大し、れいむの胎内に向かって叫んだ。 「ゆっくりしていってね!!! 」 『ゆっ・・・して・・・ね・・・』 僅かだが反応があった。胎教ってきっとこうやるんだな。勉強になった。 予定通りあにゃるも固めておく。 「ゆひゅぅ、ゆひゅぅ・・・れいむ、もうおこったよ! にんげんさん、ゆっくりしないでかくご・・・ゆぎぎぎ・・・! 」 れいむを解放してしばらくすると変化が起こった。いよいよ出産の時がきたのだ。 「うっ、うっ、うばれるうぅぅぅ・・・!? 」 下膨れた顔に、もこもこと隆起する二つのテニスボール大の凹凸。どうやら二匹の子宝に恵まれていたようだ。 れいむのまむまむが塞がれているため、出る場所がわからずに戸惑っているに違いない。 「ゆぎぃ・・・あがぢゃん、もうちょっとゆっくりじでいってね・・・」 でなければ、親の腹から生れ落ちようとはしないはずだ。 「れいむ、れいむ! いまたすけるのぜ! 」 ハエタタキに殴られて、先程まで無様に失神していたまりさが駆け寄り、必死に介抱しようとする。 が、この状態でゆっくりに出来ることなどたかが知れている。 「ど、どうなってるのぜ・・・!? れいむのまむまむはどこなのぜ!? 」 「ゆがぁぁぁ・・・でいぶのあがぢゃん、おねがいだがらうごがないでね・・・」 博識な皆様方ならご存知だとは思うが、ゆっくりの出産時に飛び出す子供の勢いは中々のものだ。 原理は知らないが、例えるならば腹の中でパチンコ玉を撃つ様、と言ったところか。 その衝撃が、内側かられいむの腹部に加えられているのだ、痛みは推して知るべし。 「でいぶのおなががぼごぼごしてるぅぅぅ! きもい! おもにはらがぎぼいぃぃぃぃぃ! 」 「どぼじでぞんなごどいうのぉぉぉ!? ばでぃざはでいぶのおむござんでじょぉぉお!? ごどものぜぎにんどっでぇぇぇ! 」 二匹が昼ドラめいた会話を繰り広げる中、れいむの懇願も虚しく赤ゆっくりは外に出ることを止めようとはしなかった。 れいむのもっちりでっぷりとした腹部がメリメリとひび割れていく。 出産の勢いは母胎の強度に勝ったようである。 「うがぁぁぁ! おやをぐるじめるようなあがぢゃんはうまれないでゆっぐりじねぇぇぇ! 」 同時にれいむの自己愛も母性(笑)に打ち勝ったようだ。 胎児にとっては産まれることなど無意識の行動であろうに。 「もっと・・・ゆっぐりじだがっだ・・・」 断末魔の声にかぶさり、ブチブチと母親の胎を食い破りながらも、赤ゆっくりが生れ落ちた。 「「ゆっきゅりしちぇいっちぇにぇ!!! 」」 赤れいむと赤まりさの番が産声をあげたが、 「れいむ!? おへんじしてよ、れいむぅぅぅ! 」 遺された親まりさは動揺して構う余裕はなかったようだ。 エイリアンの如く産まれた子供を前に、そりゃ冷静で居られるわけがないわな。 ・・・あ、そうだ。赤ゆっくり同士も胎生にんっしんさせてみよう。 オレンジジュースに浸しながらドッキングさせれば、栄養不足で死に至ることもないはずだ。 「ほ~ら、ご飯でちゅよ~。」 「ゆぴぃっ!? 」 「ゆひっ!? 」 先程の特濃アリス汁を赤ゆっくりに注射し、溺れない程度のオレンジジュースで満たされた容器に浸しておく。 「さぁ、お次はすっきりしましょうねー。」 「れいむぅ・・・。ゆ? おちびちゃんはすっきりしちゃだめだよぉぉぉぉ!? 」 やっと気付いたようだがもう遅い。親まりさには剣山という特等席を用意しておいた。 彼女には、生れ落ちて間もない我が子同士が交尾するのを、心行くまで見ていてもらおう。 「ゆぎゃぁぁぁ!? までぃざのあんよがぁぁあ!? 」 「ほーらおちびちゃん、す~りすり~♪」 「「ゆ・・・ゆゆっ? 」」 赤ゆっくりの番に振動を与え、強制的に発情させる。 子供でも一応発情する事は先達が証明済みだ。 「にゃ、にゃんだかからだがあちゅくなってきちゃよ・・・? 」 「まりちゃ、もうがまんできにゃぃぃぃ! 」 つくづく単純な体構造してるな、ゆっくりって。 しかし普通に交尾させるだけじゃつまらないな。 まりさのぺにぺににとんがりコーンでも被せておくか。 うん、実にお洒落なルーデサックじゃないか! 滑稽だよ、まりさ。 「いれりゅよ、れいみゅ・・・」 「はやくちてぇ・・・れいみゅのきょきょのうじゅきをしじゅめてよぉ、まりちゃ・・・」 そんな僕の気遣いを知ってか知らずか、いそいそと交尾の準備を始める二匹。 この台詞回し、こいつら本当に赤ん坊か。 既に二匹の体表はぬめぬめとした粘液に覆われ、電灯の光を受けて怪しく輝いている。ぶっちゃけきもい。 人間で言う四つん這いの格好になった赤れいむのまむまむに、 赤まりさが己の股間に聳え立つとんがりコーンを荒々しく挿入する。 「ゆゆ? れいみゅのきょきょはなんだきゃきゃたくてゆっきゅりできないよ? 」 「いちゃぃいいぃ! さけちゃうううぅ!? 」 各々勝手に感想を漏らしつつも、ぬちゃぬちゃと音をたてながら体を重ねあう。 前後運動が激しくなり、聞こえてくる音が更に濁ってきた頃。 「ゆふっ、ゆふっ、れいみゅ、ちょろちょろ、だちゅよ? 」 「ぽんぽんがごりごりしゅるよ、いぢゃいよぉぉぉ!!」 「「すっきりぃいぃぃぃぃぃぃぃ!!! 」」 二匹が絶頂を迎えた。 「ゆぐっ、ぐずっ、ばでぃざの、あがぢゃんがぁぁぁ・・・」 深い悲しみに包まれた親まりさは目から砂糖水を垂れ流している。 さぁ、第二ラウンドと行こうか! 親まりさを剣山から外し、赤ゆっくりのいる容器に放り込む。 荒い息の赤ゆっくりに、再び薬を打ち込んで発情させる。 今度は己の親が性欲の捌け口となるのだ。 おっと、とんがりコーンも忘れちゃいけねぇぜ。 赤まりさのはれいむの体内に残ってしまったようなので、二匹それぞれに被せておこう。 「ゆけけけけ・・・おかしがいのありちょうなまりちゃがいるのじぇ」 「うしろはれいみゅがもらっちゃよ! 」 「やめてね、やめてねおちびぢゃん・・・ゆぎぃっ!? 」 薬のせいか、生まれ持った性質なのか、赤ゆっくりの口調はゲスのそれに近いものとなっている。 それにしても子供の交尾を見せられた挙句、その子供に犯される親の心境は之如何に。 加えて前からも後ろからも、生殖にはとても向かない異物を挿入されているのだ、肉体的な苦痛も大きい。 「ゆふぅ、まりちゃのここはゆるゆるだよ? とんでもないばいたじゃにぇ!」 「やめちぇといいながらもていこうしにゃいなんて、いんらんなのじぇ! 」 「ゆっぐ、ゆっぐ、おぢ、び、ぢゃん・・・」 突かれる衝撃で喘ぎながらも我が子に懇願する親の姿は、子供の目には映らなかったようだ。 悲しみに打ちひしがれてはいるものの 「「「ずっぎりぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」」」 不思議とここだけは声を合わせるんだよなぁ。 先程と比べてその声には疲労が滲んでいるが。 「ゆげぇっ・・・もう、すっぎりは、いやだよ・・・」 赤ゆっくりが吸収したため、容器にオレンジジュースはもう僅かしか残っていない。 親まりさは餡子を吐き、生まれたことを、或いは生み出したことを嘆きながら絶命した。 それと入れ替わるように、赤れいむの産道がみちみちと開き始める。 「ゆぎゅ!? う、うばれりゅよぉぉ・・・」 産道からゆっくりのふてぶてしい顔が覗き、次の瞬間。 「れいみゅのあきゃちゃん、ゆっきゅりうまりぇて・・・ゆぴぃっ! 」 赤れいむの体が四散した。胎内の赤ゆの成長が、特濃汁によって異常に促進された結果である。 成体ならともかく、赤れいむの体では自分の体ほどもある赤ゆの出産には耐えられなかったのだ。 「ゆ? ゆ!? にゃにがおこっちゃの!? 」 「ゆっくりしちぇいっちぇにぇ! 」 「・・・は? 」 流石に驚いて声をあげてしまった。新たに生まれた赤まりさ(孫まりさと言うべきか)の生殖器が・・・ 「「どぼじでどんがりゴーンなのぉぉぉぉぉぉぉぉ!? 」」 ● 「ひっさつのどりるぺにぺにをくらうのぜ! 」 「ゆぎゃぁぁぁ、もうゆるぢでぐだざぃぃぃぃ!! 」 「おにぇーちゃん、すごーい!! 」 「ゆぷぷぷ、にきゅべんきはぶじゃまだにぇ!! 」 結局、意図せずして新種の開発に成功してしまった僕は、彼らを新たな虐待道具として使うことにした。 ちなみに成長した赤まりさはとんがりコーン専用の肉便器として現役を貫いている。ま、今は貫かれてるけどね。 呆れたことに、奴らはとんがりコーンを介して生殖行為を行ったため、その特徴をも子に引き継いでしまったらしい。 しかもこのとんがりコーン、あたかもドリルの様に回転するのだ。 従って、貫かれる側は体内の餡子をかき混ぜられ、五臓六腑を引っ掻き回されたような錯覚に陥るのだという。 無論、まむまむとの間に擦過傷も発生し、その痛みも尋常なものではないだろう。 「さぁ、つぎにつらぬかれたいやつはだれなのぜ? 」 さぁ、次はこいつでどんな虐待をしようか? おやつのとんがりコーンを口に含みながら、僕は新たな虐待方法を考えることにした。 * 完- <あ・と・が・き> 深夜のテンションって怖いですね、次からはちゃんとプロット立ててから書こう、うん・・・。 もっと精進せねば。
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1769.html
南の島の天の河 38KB 観察 自業自得 群れ 希少種 自然界 現代 独自設定 うんしー ぺにまむ 南の島のスカーレットクロス続編です。完結します。 南の島のまりさ、南の島の生命賛歌、南の島の葬送行進曲 南の島の風葬墓、南の島のスカーレットクロスの続編です。 いろいろ独自設定が入っています。ご注意ください。 南の島のまりさシリーズ追補編3 『南の島の天の河』 みんなの死体、ろりすの死体、そして我が子の死体… 風葬墓はまるで古代の様相を取り戻したかのように死臭にあふれていた。 そして、その中で息をする三匹のゆっくり… るいずは傷ついた体を床に横たえ、何も言えず、ただ視線を中に浮かせていた。 そして、しょうとなずーりんは、盟友同士は、片方は力のない、怯えた視線を、もう片方は憎 悪の煮えたぎった視線を交わしていた。 「しょう…ごめんよ…」 最初に沈黙を破ったのはなずーりんだった。同志と呼ぶことをすっかり忘れていた。 「殺すつもりはなかった…分かるよね?殺されたくなかった…」 しょうは何も言わず、涙を流しながらなずーりんをにらみ続けていた。 なずーりんは逃げ出したかった。脱兎の如く逃げ出したかった。だが、今逃げれば殺されるの ではないか?その恐怖がなずーりんの心を鷲づかみにして放さなかった。 「すまない…」 なずーりんはもうそれ以上何も言うことができず、その場にうずくまった。洞窟中の空気がす べてなずーりんにのしかかっているかのように重たかった。 「…なんで…こんな……ゆっくり…できない…」 しょうは絞り出すような声でそれだけ言うと、潰れてしまった我が子のもとで泣き崩れた。 なずーりんは少しだけほっとした。あのまま無言でにらみつけられているのが、一番ゆっくり できなかったからだ。 「おちびちゃん…あんなにゆっくりした…おちびちゃん…ごめんよ…おちびちゃん…ごめんよ …るいず…」 しょうはひたすら「ごめんよ」を連呼しながら泣き続けた。 るいずはずりずりと、怪我したあんよを庇いながら、這いずって来ると、子しょうの亡骸を何 回かぺーろぺーろしたが、すぐに無駄を悟ると嗚咽を漏らし始めた。 そこへやっとふぁらんくすの生き残りがやって来た。なずーりんはその姿を認めると安堵した。 しかし、巣内の惨状に、ふぁらんくすのゆっくりたちはとてもゆっくりできなかった。 「どぼじでみんなえいえんにゆっぐりじちゃっでるのおおおお゛!!!」 「ありずのどがいはなあがじゃあああん!!どこおおおおお!!」 「れいむ!目を覚ましてね!まりさだよ!!!ぺーろぺーろするよ!!ぺーろぺーろ…どぼじ で目を開けてぐれないのおおおお゛!!!」 「ちぇえええええええええええええええええええええええんっ!!!」 しょうはただ泣きながら、子しょうの散った花飾りを集めていた。 「同志しょう、どうか落ち着いてほしい。僕が巣の守りを疎かにしたばかりにすまない。だが、 同志しょうのおちびちゃんの犠牲によって群れは救われたのだ。これは…」 その一言が余計だった。捕食種による攻撃は仕方のないもの、なずーりんの行動も他に方法が なかった、しょうはそう思っていた。しかし、なずーりんの不用意な一言によって、抑えてい た感情が爆発した。盟友だと思っていたなずーりんにとっては、群れのみんなも、しょうの子 供も、そして恐らくはしょう自身も、どうでもいい存在になっていたのだ。 「ばかかああああ!おばええええ!!だれがすぐわれだあああ!?みんなじんだぞっ!!!」 爆発した感情は暴力となり、しょうは全力でなずーりんに体当たりをした。 「みっぎいいい!!!」 なずーりんはしたたかに岩に打ち付けられた。 「なんでおばえはながない!?みんなじんだぞ!!なんでだあああ゛!!!」 「ゆぐ!!!やべで!!!やべでえええ!!!」 なずーりんの嘆願を聞かず、ただひたすらなずーりんに体当たりを続けるしょう。 なずーりんは泣きじゃくり、その口から、傷口からチーズが飛び出す。 「ゆぎゃああ!!!おい゛!!ふぁらんぐず!だじゅげろ!しょうをだいほじろ゛!」 なずーりんは思わずふぁらんくすに助けを求める。 「助けろ!!お前ら!!…どうした!!動け!!何をじでいる゛!!!」 だがふぁらんくすは動かなかった。もうしょきちょうのために動くことの意味が誰も分からな かった。 「じね!!じね!!じねええ!!!」 「ゆぎゃああ!…ゆべ!…うぎゅう!…やべで!」 しょうは体当たりを続けた。傷口が開き、潰れた目から再び透明な汁が出てきたが、構わず体 当たりを続けた。 「ばが…ばがああ゛…なずーりんのばがあ゛……」 「いじゃいいいいい゛だじゅげで…だずげで…」 しょうは体当たりを止めた。助かったのか?とばかりに後ろを振り返るなずーりん。 「出てけ…」 「しょう?」 月の光が逆光で、しょうの顔は見えなかった。 呼吸を整えたしょうは静かな、ただし異論を挟ませぬ口調でもう一度言った。 「…出てってください…なずーりんは…殺せない…お願いだから…出て…て…ゆっぐりしない で出てって…」 もうしょうには憤怒の表情はなかった。ただ泣きじゃくっていた。 なずーりんはもう一度、助けを求めるかのようにふぁらんくすを見たが、彼らは自分の家族の 亡骸を探すのに必死だった。 なずーりんは力のない足取りで、崖の風葬窟から出て行った。 赤い満月は、天高く上り、青い光を島に投げかけていた。 弁舌の力で権力を手に入れたなずーりんは、舌禍によって全てを失った。 6月 雨季になり、島の降雨量は増えた。 この頃、若ぱちゅりー率いる海岸の群れは、個体数も全盛期の八割を越えるまでに回復し、新 しく発見した横穴にゆん口の一部を分散させることで、群れの防御機能を損なうことなく、居 住空間にも余裕を持てるようになった。 また、まりさ種が減少したために、れいむ種、ありす種、ちぇん種、そして最近になって数を 増やしてきたみょん種が狩りに積極的に出るようになり、彼らの体にも島の環境への適応が見 られるようになってきた。 それまで、夏場の日光はゆっくりから水分を奪うだけでなく、強い紫外線による皮の光劣化を もたらすため、まりさ種以外のゆっくりは外出を控えてきた。光劣化した皮はがさがさになり、 餡子からの水分蒸発が発生するため、そのままの状態で屋外活動を続けることは高確率での死 を意味してきた。 しかし、屋外活動用のモンパノキ帽子の開発、まりさ種の急速な減少による食糧事情の悪化は、 それまで外出を控えてきた他種による狩りを促した。その間に、屋外の環境に耐えられず、ゆ っくりしてしまう個体も生じ、過酷な屋外環境で短命に終わるゆっくりも多かった。 その一方、他種が屋外に出るようになったのが晩秋の弱い太陽光線下であったことが、屋外環 境への漸進的な適応を促した。結果的に生じたのが体色の黒化である。 焼き饅頭とでも表現するべきだろうか? 褐色の肌を持ったれいむ、みょん、ありす、ちぇんたちは、昼の太陽光線下での活動性、光劣 化への耐性が大幅に向上し、海岸の群れの食料収集効率は急上昇した。 この現象は依然として大きな帽子に頼るまりさ種(時折現れるるいず種も同様である)、また、 海と違い、太陽光線への遮蔽物が多い、林野で活動する崖の風葬窟のゆっくりには見られなか った。 まさに、ゆっくりの亜熱帯の海岸環境への適応と言える現象であった。 余談だが、後にこの褐色れいむ、褐色みょんから、それぞれがんぐろれいむ、きりんみょんと 呼ばれる愛玩用変種が人工的に作成され、新たな喜劇・悲劇を生むことになる。 ある日、海岸の巣に帰ってきた隊長まりさは親友の「パン屋の二代目」ちぇんを呼び出した。 「どうしたのまりさ?相談事なんだんね~分かるよ~!」 「ちぇん!ゆっくり聞いてね…実はまりさ、ゆっくりぷろぽ~ずしようと思ってるんだよ!」 「それは素敵なんだね~分かるよ~!で、お相手は誰~?分からないよ~?」 隊長まりさはただ黙って前方を見つめていた。ちぇんが、ふとその視線の先を追うと、そこに いたのは 「ぱぱ!!そろそろれいむも狩りさんに行きたいよ~!!!」 まだ親の保護がなければやっていけない子れいむだった。 「…!?…」 いぶかしげな表情で隊長まりさを見つめるちぇん、 そんなちぇんに隊長まりさは力強くうなずいた。 「まだおとなじゃないよおおおお゛!!わからないよおおおおお゛!?」 「ちぇん、まりさは…まりさはね…」 ちぇんは驚愕の表情のまま、隊長まりさの次の言葉を待った。 「まりさは…ろりこんなんだ…」 「!?」 待って損した。なお、ろりこんとはろりーゆこんぷれっくすの略語である。 「か、ゆっくり勘違いしないでね!!ゆかりんみたいなばばあだって大歓迎だよ!!!」 「???」 その眼に曇りはなかった。 「ただ、今好きになったのはたまたまあのれいむだったってだけなんだ!だからってどうっ てことはないんだよ!まりさはまりさだよ!!」 「……」 「パン屋の二代目」は何も言えなかった。 隊長まりさがあにゃるに日傘を突っ込まれて倒れていたのは翌日、隊長まりさと子れいむが 番になったのは、その翌々日のことである。子れいむの方も、「隊長さん」と隊長まりさの ことを呼び、懐いていた。また、隊長まりさはこの群れの中では優秀と名高く、相手の両親 も反対しなかった。ふぁーすとすっきりは大分後のことになりそうだったが。 その頃、海岸の群れに珍客があった。かつての崖の風葬窟のしょきちょう、なずーりんであ る。 「れみりゃの襲撃によって群れを壊滅に追い込まれた責任により、群れをゆっくり離れるこ とになりました。ぜひとも、ぱちゅりーさまのような優秀な指導者に率いられた群れで余生 をゆっくりしたいのです。無能非才の身ですが、お願いします。」 なずーりんは平身低頭して、海岸の群れに加えてもらえるよう若ぱちゅりーに頼んだ。そこ にはかつての傲岸不遜な態度は微塵も感じられなかった。ただ、その張り付いたような笑顔 だけは変わらなかった。 「むきゅう…どうしましょう…」 若ぱちゅりーは、隊長まりさの報告からこのなずーりんにあまりいい感情を持っていなかっ たが、以前、こちらの群れの余剰ゆん口を受け入れてもらった恩はある。実際に、群れの中 でのなずーりんの振る舞いを見ていたわけではないので、判断しかねたのである。 若ぱちゅりーは群れの幹部―隊長まりさ、「パン屋の二代目」ちぇん、そしてふとっちょの 褐色れいむ、通称「デイヴ」の三匹に相談した。 ちぇんは一匹遅れて若ぱちゅりーのもとにやってきた。その口には今朝海岸に打ち上げられ ていたアオリイカの卵がくわえられている。 若ぱちゅりーの避難がましい視線が、その卵を射抜く。 「?…ああ、噛み切れないイカのたまごさんでも、ずっと噛んでると美味しくいただけるん だよ~!分かるね~!」 完全に論点がずれていた。若ぱちゅりーはため息をつくと、なずーりんのことをみんなに相 談した。最初に口を開いたのはデイヴだった。 「かつてのりーだーがあんなに頭下げてるんだよ!ゆっくり受け入れてやろうよ!!」 話す度にそのほほのたるんだ肉が震える。 「でも、なずーりんは群れをゆっくりできなくしたんだよ!!」 「捕食種はしょうがないよ!!もし、なにかみんながゆっくりできないことをするようなら、 その時はこのデイヴがせーさいするよ!」 その後も議論は続くが平行線だった。隊長まりさはなずーりんにある種の不気味さを感じて いたが、ちぇんはご馳走してもらった恩があるせいかあまり気にしていなかった。そして、 何より、彼らはなずーりんが群れを追い出された詳細など知らなかったのである。 若ぱちゅりーはなずーりんを呼び出した。 「むきゅう、なずーりんを受け入れるわ。ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!この群れのためにこの身を粉にしてゆっくりするよ!!」 こうしてなずーりんは海岸の群れの一員になった。 なずーりんは見事な手際で巣を作ると、とあるまりさの巣を訪ねた。 「なずーりんか、待ってたよ!ゆっくりしていってね!」 それは武闘派であるデイヴのぶれーんを努めているまりさ、その舌の長さから「蛇の舌」と 呼ばれているまりさだった。幹部として君臨しているのはデイヴだったが、デイヴはある種 の筋肉馬鹿であり、実質的にデイヴとその一派をコントロールしているのは「蛇の舌」だっ た。なずーりんは「蛇の舌」まりさに多大な賄賂を贈り、デイヴが自分に味方してくれるよ う頼んだのである。 「ありがとうまりさ、おかげでこの群れの一員になれたよ。」 そう言ってなずーりんは、シダの葉の包みをまりさに渡した。その中には、身軽ななずーり んでしか取れないバッタがたくさん包まれていた。 「ゆへへへ、なずーりんのとってくるごはんさんはゆっくりできるよ…」 「蛇の舌」まりさは包みを受け取ると、それを帽子の中にしまいこんだ。 「デイヴは今、赤ゆたちがうるさくてなかなかゆっくりできないでいるよ。赤ゆたちにごは んさんやあまあまさんを持っていけば、デイヴもゆっくりできるよ。」 「ありがとう、そうさせてもらうよ。」 なずーりんが「蛇の舌」まりさの巣から帰ろうとしたとき、「蛇の舌」まりさはなずーりん を呼び止めた。 「今日は帰らずにまりさとすっきりしてゆっくりしてほしいよ!!ゆへへ、なずーりんみた いな美ゆっくりとすっきりしたいよ!!まりさはなずーりんのためにゆっくりしないで働い たよ!」 なずーりんは一瞬冷たい目をしたが、すぐにいつもの笑顔に戻り、 「本当かい?僕もまりさみたいな素敵なゆっくりとすっきりしたかったんだ。」 と言って、赤く熟した果実を取り出した。 「ゆ?」 「それは何度もすっきりできるようになる果物さ、今夜はたっぷりすっきりしようよ!!」 「ゆゆ?それはゆっくりできるよ!むーしゃむーしゃ…」 そして数分後、そこには口とあにゃるから餡子を吐き出し、しーしーを垂れ流し続ける 「蛇の舌」まりさの姿があった。なずーりんが「蛇の舌」まりさに食べさせたのは、アルカ ロイド系の毒を有するあのミフクラギの実だったのである。 「ゆげげ…ゆげえ…だじゅげで…なずーぢん…だじゅげ…」 「きたないまりさはゆっくり死んでね!!」 なずーりんは尻尾でまりさの帽子を取り上げると、それをまりさのうんうんの中に突っ込ん だ。 「ゆべべえええ゛!!!までぃざの…おぼうじ…なんじぇ…」 「くそぶくろはくそぶくろらしく、うんうんとでもすっきりしてなよ。じゃあね!!」 なずーりんが去った後、「蛇の舌」まりさはまもなく死んだ。ぶれーんを欠いたデイヴの派 閥の中で、なずーりんの存在が大きくなるのに、そう時間はかからなかった。 その日は快晴だった。隊長まりさは新婚ほやほやの幼な妻に見送られ、漁に出た。 「ほくすぽくす・ふぃじぶず、ほくすぽくす・ふぃじぶず…」 幼な妻れいむが何やら、隊長まりさの背中で呪文のようなものを唱える。 「ゆゆ?れいむはなにをしてるの?」 「ゆふふ、これは隊長さんがぶじ帰ってこれるおまじないよ!ゆっくり漁をしてきてね!」 「ゆ~!れいむはとてもゆっくりしているよ!!ゆっくりしないで帰るよ!!」 でれでれでまりさが漁に出かけた。海岸は干潮によって沖まで潮が引き、あちこちでゆっく りたちが漁をしている。去年の夏と違うところは、褐色の皮に包まれたゆっくりたちが帽子 を被ってせっせと漁に励んでいる点だった。 隊長まりさはまず、海岸に打ち上げられていたアオリイカの卵を採集した。半透明のエンド ウマメのような鞘に入った卵が房ごと打ち揚げられている。大収穫だ。 「たくさんの卵さんはゆっくりできるよ~!!!」 次に隊長まりさは貝やカニを捕ろうと干上がった海岸を歩き回った。そこで思いもかけず出 会ったのは、屋外行動用のモンパノキ帽子被ったなずーりんだった。 「やあ!まりさ!ゆっくりしていってね!!」 「ゆゆ!なずーりん!ゆっくりしていってね!!」 なずーりんはもう同志を名前の前に付けなかった。 「まりさ、僕は海での狩りはあんまり経験ないんだ。教えてくれないかな?」 特に断る理由もなかったので、隊長まりさはなずーりんに漁の仕方を教えた。 ヤドカリは触っている間は貝殻に引っ込んで逃げないこと、カニははさみにやられないよう に後ろから捕まえるか、叩いて軽く潰すこと、岩盤などに付着している二枚貝の捕り方、注 意しなければいけない有毒生物などなど…隊長まりさはかつての父まりさに勝るとも劣らな い、漁の達人に成長していた。 「ありがとうまりさ!!おかげでたくさんのエサを取ることができたよ!これだけあればと てもゆっくりできるよ!!」 なずーりんが集めたエサは一人で食べる量ではなかった。明らかに大勢で食べるような量だ った。隊長まりさはなずーりんに家族ができたのか?といぶかしがったが、すぐに愛する幼 な妻のもとへ一刻も早く帰るため、エサ集めを再開した。 なずーりんはゆっくりたちに説いた。なぜ、みんな苦労してエサを集めなければいけないの かと。なぜもっとゆっくりして生きていけないのかと。 それは、一部の者が、狩りで必要以上にエサを取り、貯蓄しているから。そして彼らはそれ を努力の差と勝手な評価を下し、ゆっくりできないみんなを見下している。それさえなけれ ば、もっと多くのゆっくりがゆっくりできるはずだ。 なずーりんは崖の風葬窟でやったのと同じように扇動した。ゆっくりたちは努力して生活を 向上させるよりも、暴力によって向上させる方を選んだ。そういう見方もできるだろう。 ある日、ちぇんはアダン林で狩りをしていた。近くの草花にとまっていたハナムグリをゆっ くりにしては素早い動作で捕まえ、帽子の中にしまい込む。今は、子供が食べ盛りなのだ。 ちぇんには、今は亡きありすとの間に作った子ありすがいた。母ありすは海岸で漁をしてい る時に大きなカニに襲われ、永遠にゆっくりしてしまったのである。 「こんにちは、同志ちぇん…」 ちぇんが振り向くと、そこにいたのは、かつて崖の風葬窟で何度も見た、あのしょきちょう がいた。 「なずーりん!ゆっくりしていってね!」 だがその挨拶とは裏腹に、なずーりんの目に宿る光はとてもゆっくりできそうになかった。 ちぇんはいつの間にか、ゆっくりの一団に囲まれていた。 「みんなをゆっくりできなくしているくずはせーさいするよ!!!」 「お前みたいくずが群れででかい顔してるかられいむがゆっくりできないんだよ!!!」 「みんな何言ってるの?分からないよ~!!」 ちぇんはこのゆっくりたちが何を言いたいのか分からなかった。 「まりさたちだって頑張ってるのに、楽していいものむーしゃむーしゃしてるげすちぇんは せーさいするよ!!」 「自分たちだけいい思いしているくずはれいむがせーさいするよ!!!」 「みんなのゆっくりを踏みにじるくずは死ぬがいいみょん!!」 なずーりんはゆっくりたちを扇動した演説をちぇんにも披露した。 「同志ちぇん、君は自らの罪を償い、そしてその死がこの群れにおけるかくめーの号砲とな るんだ。」 「そんなのはかくめーなんてものじゃないよ~!分かるね~!」 「?」 ちぇんは顔色一つ変えずに言い返した。 「単なるやけだね~!分かるよ~!!なずーりんは頭いいけど、結局のところおばかさんな んだね~!分かるよ~!」 なずーりんは激昂した。風葬窟での優越感と特権に満ちた生活は、なずーりんの自我を必要 以上に肥大させていたのである。そして肥大した自我は、自身への批判に過敏だった。 「えらそうな口をきくなああああ!!おいっ!!連れて来い!!」 なずーりんの後ろから、一匹のゆっくりが現れる。そのゆっくりは口の中に小さな子供をく わえていた。ちぇんの子ありすだった。 「ゆわあああああん!!ちゃしゅけて!!ぴゃぴゃ~!!!」 子ありすは口の中から解放されると、ちぇんに向かって跳ねていく。 「ぴゃぴゃ~!ゆえええ゛ごわがっだぶぶっ!!!」 なずーりんは子ありすの上に飛び乗った。 子ありすの体後部がつぶれ、口から勢い良くカスタードクリームが吐き出される。 「おじびじゃん!!!」 本当は「最期の大隊」のメンバーであるちぇんに抵抗されたときのために拉致したのだが、 もうそんなことはどうでもよかった。 なずーりんはさらに尻尾を子ありすの右目に突き刺した。 「ゆぎゃあああああああああ゛!!!ありじゅのおべべがああああああ゛!!!」 「やべろ!!おじびじゃんはがんげーないよ!!!わがらないのおおお!?」 泣き叫ぶちぇんの顔を見てなずーりんは満足した。主導権を握ってよいのはなずーりんだ けのはずなのだ。 「いい顔だね、同志ちぇん!!だいじょーぶ、君が抵抗せずに死んでくれれば、この薄汚 いおちびちゃんは解放してあげてもいいよ!!」 「…わかった…よ…」 ちぇんを取り囲んでいたゆっくりたちが、先の尖った木の枝を取り出し、ちぇんに詰め寄 る。 「…ちぇんを殺したら、自分たちがゆっくりできると本当に思っているのなら…殺してみ るといいよ…?分かるといいね~?」 ちぇんは最期の瞬間を覚悟して堂々としていた。誰もこの丸腰の「パン屋の二代目」を前 に動けなった。その目から発せられる鋭い視線に気圧され、本当に殺していいものなのか、 躊躇していた。 「何をしてる!」 なずーりんは苛立った声で怒鳴った。しかし、誰も動かない。いや、動けないのだ。 なずーりんはゆっくりの一人から枝を奪うと、ちぇんの腹部に深々と刺し込んだ。 「ゆ゛!!!」 それを合図にしたかのように、他のゆっくりたちが一斉にちぇんに枝を刺す。なずーりん はそれでも飽き足らず、ちぇんの両目を枝で掻き出し、髪を口でむしり取った。 「死ね!死ね!死ねええええ゛!!!」 「ゆぎ…ゆ゛…」 ちぇんは必死にこらえていた。悲鳴を挙げても、なずーりんを喜ばせるだけ、ならば一言 も聞かしてやるものか。 「ぴゃぴゃ~!!!!」 「ゆ゛!!おじびじゃ!!!」 なずーりんは開いたちぇんの口の奥深くに棒を刺し込んだ。棒はちぇんの体を貫通し、後 頭部へと突き抜けた。 「ゆぷ!!!」 ちぇんの中枢餡は破壊され、ついに事切れた。 「ぴゃぴゃ~!!!にゃにずんだこのくじゅ!!じね!ぴゃぴゃをがえぜ!!!」 たまらず、子ありすはなずーりんに体当たりをする。なずーりんはちぇんから枝を引き抜 くと、頭から、その子ありすに枝を刺し込んだ。 「ゆぎゅびゃああああああ゛!!!」 子ありすはカスタードを吐いて死んだ。 「片づけておけ!!!」 なずーりんは怒気を含んだ声でゆっくりたちに命じ、帰っていった。 翌日、ちぇん一家の不在に気づいた群れのゆっくちたちは捜索にあたったが、二匹の遺骸 が見つかることはなかった。隊長まりさは親友の死を悲しみ、何か嫌な感覚を感じたが、 それが何なのかは分からなかった。 悲しみにくれるちぇんの親族を慰め、その面倒を積極的に見たのはデイヴだった。そして、 周りのゆっくりたちは、それはデイヴの群れでの立場からすれば自然なことのように思っ ていた。 その日もなずーりんはたくさんのエサをデイヴのところへ持参した。「なずーりんのおる がん」で採集したスジエビや、海岸の二枚貝、ハンミョウの幼虫やヒルガオにつくのイモ ムシ、よく熟したアダンの実などである。二枚貝はすべて割ってあり、すぐに食べられる ように処理されていた。 「なずーりんにはいつもお世話になっているよ!!ゆっくりしていってね!!」 デイヴがほくほく顔で献上されたエサを見つめる。このデイヴは元来、ふぁらんくすを率 いて第一線で巣を守ってきた個体だが、なずーりんの贈り物と甘言によって、かつての質 実剛健な雰囲気はすっかり錆び付いていた。 「デイヴさまには群れに加えていただいた恩があります。いつまでもお役に立ちます。」 平身低頭し、忠臣を演じるなずーりん。 「おい!!どれー!!きゃわいいきゃわいいれいむにあまあまよこちぇ!!!」 「まりちゃにも!!はやきゅもってくればいのちだけはきゃんべんしてやるじぇ!!」 デイヴの子供たちがあまあまを見て騒ぎ出す。 「ゆ~…ごめんよなずーりん、おちびちゃんたち、でいぶがだらしないから、すっかり言 葉遣いが悪くなってしまって…」 「かわいいおちびちゃんが喜んでくださるならゆっくり気にしませんよ。」 なずーりんは笑顔を張り付けたまま、アダンの実を軽く潰して、赤ゆたちのところへ運ん だ。 この赤ゆたちが、なずーりんの甘言と甘やかしによってゲス化してしまったことなど、デ イヴは知る由もなかった。 「ぺーちゃぺーちゃ…ちあわしぇ~!!!」 「おいちいあまあまもってきちゃから、どれーのことゆるちてあげるんだじぇい!!!」 「ありがとうございます、れいむちゃん、まりさちゃん。」 「どぼじでれいむさまっていわないのおおお゛!!!ぶをわぎまえてよねええええ!!」 「どれーはめうえへのことばづかいゆっくりかんがえてねええ!!ばきゃなの!?じね よ!」 「申し訳ございません、れいむさま、まりささま。」 赤ゆたちは、なずーりんが持ってくるあまあまや美味しいエサに舌が肥えてしまっていた。 そのため、デイヴが持ってくるエサでは満足できなくなっていた。おまけに、性格がゲス 化してしまい、デイヴは赤ゆたちの扱いにほとほと困っていた。結果として、ますますな ずーりんを頼るしかなくなったのである。デイヴは最早なずーりんの傀儡と化していた。 「おい!どれー!!ちゅぎはかにさんがたべちゃいよ!!」 「ゆゆ!!まりちゃもかにしゃんがたべちゃいよ!!ちゃっちゃととってきちぇね!!」 「きゃわいいれいみゅにえさをけんじょーできるなんて、こーえーにおもっちぇね!!」 「まりちゃをあがめていいよ!!!きゃわいきゅてごめんにぇー!!!」 食べたばかりだというのに、赤ゆたちはまた騒ぎ始めた。なずーりんが来る以前は考えら れなかった増長ぶりである。 「なずーりん、次はカニさんをとってきてほしいよ!」 武闘派で鳴らしたデイヴも子供には弱い、なずーりんは満面の笑顔で快諾した。 「最近、良い場所を見つけました。大きなカニがたくさんいます。明日ゆっくり取って来 ますので、デイヴさまやおちびちゃんだけでなく、はばつのみなさんにもご馳走したいで す。」 「それはとてもゆっくりできるよ!!明日みんなを集めて待つよ!!ゆっくりとってきて ね!」 「「ゆっくりしないでとってきちぇね!!」」 なずーりんは馬鹿に合わせることにいら立っていたが、デイヴたちの態度は満足すべきも のだった。「パン屋の二代目」ちぇん亡き後、デイヴは最大派閥を形成した。その中には ちぇんの親族も含まれていた。そしてその派閥の中心にいるのはなずーりんだった。 なずーりんはいずれはデイヴに取って代わり、じゆーとびょーどーを合言葉に、この群れ で権力を握る算段だったのである。 そのために、多大な賄賂を贈り「蛇の舌」まりさを買収、一番オツムが弱いと思われたデ イヴに取り入った。そして「パン屋の二代目」ちぇんは葬られ、残るは隊長まりさと若ぱ ちゅりーだけだった。 隊長まりさは派閥らしいものを持っていないが、父まりさは前幹部、自身は「最後の大隊」 の指揮官という経歴を持つ英ゆんであり、七英ゆんの一人にも数えられていた。 なずーりんはできれば味方にしたいと考え、今まで隊長まりさに対する行動を控えてきた。 しかし、今は気にしていなかった。デイヴ派を操って若ぱちゅりーを倒し、そこで味方に なりたいと請うなら良し、抵抗するなら圧倒的な戦力差で潰せば良いだけの話だった。 その日、なずーりんはいつもとは違う海岸へ漁に向かった。ここは、なずーりんが自慢の 跳躍力を生かして発見した穴場であり、大きなカニがたくさん棲息していた。 なずーりんは道具を巧みに使い、カニを一匹、また一匹と仕留めていった。そして、その カニを手下となったゆっくりたちが帽子に仕舞い、デイヴの巣へと運んでいく。 なずーりんはこの宴会の席で再度扇動し、早ければ明日にも決起するつもりだった。 デイヴ派を乗っ取り、その力でこの群れを支配する。そしていずれ崖の風葬窟に対して熱 狂的再征服を行う、それがなずーりんの思い描く絵図だったのだ。 そんななずーりんの野心も知らず、デイヴたちはカニの第一陣が到着したその瞬間から、 食事をはじめていた。 「こんなカニさんはじめてだわ!!!おっきくてとかいはね!!!」 「うっめ!めっちゃうっめ!!!」 「まるで味のらすとじゃっじめんとやー!!!」 「むーしゃむーしゃ…しあわせええええええ!!!」 あのデイヴの赤ゆたちも、このカニにご満悦だった。 「うっみぇ!めっちゃうっみぇ!!!」 「ちあわしぇええええええ!!!どれーもたまにはいいちごとちゅるんにぇ!!!」 なずーりんの取ってきた大きなカニに舌鼓を打つ、デイヴとその一派のゆっくりたち。既 にそのほとんどのゆっくりがなずーりんに取り込まれていたなど、デイヴは気づく由もな かった。 なずーりんは潮が満ちてきたことを知ると、デイヴのところに帰ることにした。その道す がら、扇動するための演説の文句を考えながら跳ねていく。 なずーりんがしばらくして、デイヴの巣についたとき、そこにあったものは… 「あばばばばばばばばばばばばば」 「だばばーだーばーだばばーだばばーだばばーだーばー」 「あばばばばばばばばばばばばば」 何やら発狂した様子で口から泡を吹きながら奇声をあげる、デイヴ一派の変わり果てた姿 だった。 「!?これは…いったい何が!?」 なずーりんには何がどうなっているのかさっぱり分からなかった。 「ぱんぴょろすぽ~ん!!!」 あるれいむは奇声をあげ、ひたすら高速でぶりぶりとケツを降りながら、スプリンクラー のようにしーしーを散布していた。 「んほおおおおお゛!!!んほほほほほほほほっほほほほほおおおおお゛!!!」 あるまりさは、水上移動時に使用するオールをあにゃるに突っ込み、それを壁にこすりつ けながらうんうんを漏らして悲惨なことになっている。 「そのとき轢死がうごいたああああああああああ゛!!!」 あるありすは何か意味不明なことを喚きながら、自分の赤ゆの上でごーろごーろして、赤 ゆをすり潰していた。 なずーりんは、いや、群れの誰も知らなかったことだが、なずーりんが取ってきたカニに は毒が含まれていた。毒成分の名はドウモイ酸、アミノ酸の一種で、記憶喪失性貝毒の原 因物質である。 貝毒と名がついているものの、毒そのものを産生するのは珪藻である。それが捕食を通し て貝や、その貝を食べたカニに蓄積されるのだ。 記憶喪失性貝毒と名前の通り、摂取すれば海馬の特定部位を選択的に破壊し、重症患者に は見当識障害、記憶障害をもたらし、長期の記憶喪失に苦しんだ患者もいたという。 ゆっくりの餡子にこのような毒がどう作用するかは不明だが、なずーりんが見たのは足り ないどころか突き抜けてしまったゆっくりたちの姿だった。 「デイヴなにしてるんだ!?しっかりしろ!デイヴ!!」 デイヴはもう出ないにも関わらず、うんうんするよ、うんうんするよと息張っていた。そ のうんうんを赤ゆたちが喜んで食べている。デイヴの巣の中には一面に混沌がぶちまけら れていた。 「うっめ!これめっちゃうっめ!!んほほほほほほほほ!!!」 「あまあまさんはまりちゃだよ!!まりちゃはおぼうじざんともーりもーりするじぇ!!」 「ごはんさん見つけたよ!!!」 一匹の子まりさが何を思ったのか、なずーりんの頬に噛み付き、食いちぎった。 「ぎゃああああああ゛!!!」 「ごはんさんたべるよ!むーしゃむーしゃ…しあわべっ!!」 なずーりんは怒りに任せて子まりさを尻尾で引っぱたいた。 「ゆわああああああ゛!!!」 子まりさは勢いよく転がって行き、壁にぶつかって、染みになった。 「もっちょ…ゆっぐ…」 なずーりんの頬からは少しチーズが漏れていた。 「デイヴ何してるんだ!みんなに止めさせろ!!」 デイヴはそのうち口から泡を吹き出した。 「あばばばばばば」 「しっかりしろ!!デイヴ!!!僕が狩りに行っている間に何があったんだ!!!」 その一声が掛け声となった。 「狩りだ!!!狩りにでかけるよ!!!」 デイヴが音頭を取り、皆が一斉に外へと跳ねていく。 巣の中に残ったのはドウモイ酸を摂取しすぎて死亡したゆっくりの死体だけだった。 「あばばばばばばば」 「あまあまなカニさんのあにゃるをふろーらるに捕まえにいくよ!すっきりー!」 奇声をあげつつ行進する団体に、巣の中は騒然となった。しかし、彼らは周囲を気にする こともなく潮が満ち始めた海に向かっていく。そして、曇天下で狩りが始まった。 あるまりさつむりは、 「獅子天雷閃迅槍・絶牙!!」 とシャコガイに頭から突っ込んだ。シャコガイは熱帯の海に生息する比較的大型の二枚貝 で、最大では200kgにも成長する。その貝殻は頑丈であり、貝殻を閉じる力は大根程度なら 簡単にへし折ってしまうとも言われている。 まりさつむりは貝殻のおかげで頭を切断されずに済んだが、そこから脱出することができ なくなっていた。 「ゆゆ~!!!はなじでね!!まりじゃはがりをずるんだよ!!!はなじでね!!!」 じたばたと貝殻からあんよのみが飛び出して動いている。そこに毒の作用なのか、れいぱ ー化したありすが襲い掛かった。 「んっほほほほほ!!!とかいはなまむまむを見つけたわああああ゛!!!」 「ゆぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ!?」 「すっきりすっきりすっきりすっきりいいいいい゛!!!」 シャコガイに挟まれて動けない状態のまま、何度もすっきりさせられるつむり、栄養状態 が良かったせいか黒ずむことはなかったが、シャコガイの中で何本も茎が伸びていた。 「ゆべべ…ゆべ…あぎゃやぎゃがお…!!!」 「まだまだいくわよおおおおぎょおおおおおば!!!」 次の瞬間、れいぱーありすはぺにぺにの付け根は巨大なノコギリガザミのハサミ脚によっ て挟まれていた。そして、ハサミ脚は一気に閉じられる。 ぶち 「ぺぺばねdすいwqljんうぇjjsjpjふぉえわ0うふぁh!!!」 ありすは声にならない声をあげて悶絶した。潮が満ちてきたことで、隠れていた、あるい は沖の方に移動していた捕食者たちが帰ってきたのである。 「ゆ゛あああああ゛!!!ありじゅのめとろぼりだんなぺにぺにがあああああ!!!」 そろそろ毒の効果も切れてきたのだろうか?ありすは現状を理解したようだ。もっとも、 もうどうにもならなかったが… ノコギリガザミはそのまま、ありすのかちゅーしゃや髪を少しずつ引きちぎっては口に 運んでいった。 「いじゃじゃっじゃじゃあああ!!!ありじゅのがみざんがあああああ゛!!!」 別のれいむは複数のカニに一度に挟まれ、 「いじゃいよおおおおお゛!!!はなじで!!がにざんはなじでえええええ!!!」 あんよを滑らせて、ごつごつしたフジツボが生えた岩場に転落してしまった。 「ゆ!ぉじょらをどんででででででででで!!!!」 そして、フジツボの生えた斜面を滑走していき、その体は大根おろしのように削られてい く。 「ゆぎゃああああ゛あんよが!!!れいぶのあんよがああああ゛!!!」 そのれいむはあんよから背中がごっそり削り取られ、餡子がぼろぼろと漏れ出していた。 「ゆんやあああ゛!!!やべでね!!れいぶのからだざんこわれないでねえええ!!!」 無駄な足掻きだった。 「どぼじでえええええ゛!!!べべ!!!」 れいむはそのままフジツボによって、体をずたずたにされ、岩の上に餡子を撒き散らして 叩きつけられた。その衝撃で目が飛び出、口からはあふれ出た餡子は山盛りになっていた。 デイヴは潮が満ち、孤立した岩の上にぽつんと取り残されていた。 「やべてね!!おみずさんこないでね!!やべでね!!」 体の大きさが幸いしたのか、すっかり毒は抜けていたが、もうあんよは海水にひたひたと 浸かっていた。次第に皮がふやけてくる。 「だじゅげで!!!だれかだじゅげで!!!までぃざ!!!おぼうじ!!おぼうじでだず げでええええ!!!」 デイヴは恐怖に駆られ、番のまりさを呼ぶ。しかし、まりさはシャコガイに挟まれ、胴体 を寸断されてとっくに永遠にゆっくりしていた。 海水は次第にあんよから口のあたりまで上ってきた。もうデイヴのあんよはぐずぐずにな りつつあった。 「やだああああ゛!!!じにだぐない!!!だじゅげでええ!!!おみずじゃんはゆっぐ りできないいいいいい゛!!!」 叫んだ瞬間に口から海水が入り込み、のどが焼かれる。 「げぼっ!!げぼぼっ!!!」 デイヴは意を決して、隣の岩まで飛び跳ねることにした。しかし、その距離はどうひいき めに見てもゆっくりが跳躍できる距離ではなかった。 「できるよ…デイヴならきっとできるよ!!!ゆあああああ!!あ゛!?」 あんよに力をこめて飛びはねようとした瞬間、ぐずぐずだったあんよは崩壊した。 「あああああ゛でいぶのあんよがあああああああああ゛!!!」 そして上半身?だけがちぎれて飛び、デイヴは頭からサンゴに突っ込み、四散した。 「ひでヴっ!!!」 デイヴの赤ゆ二匹は、親とは別の場所で、やはり満ちた海水によって孤立していた。 前方は満ちた海水、後方は急な斜面、小さな足場の上で赤れいむと赤まりさは限られた足 場を巡って醜い争いを繰り広げていた。 「きょきょはきゃわいいれいみゅのばしょだよ!!!きちゃないまりちゃはうみにおちて ちんでね!!!」 「ちがうよ!!まりちゃのばしょだよ!!あほづらのれいみゅこそちんでね!!みんなよ ろこぶよ!!」 ぽよんぽよんと、お互いに体当たりを繰り返し、相手を破滅させようとする。 そうこうしている間に、海水面は上昇を続け、足場はさらに狭くなっていった。 「まりちゃ!!!ちね!!ちね!!いらないきょはちね!!!」 「ゆぎぎぎぎぎ!!いらないのはれいみゅだよ!!じゅようないよ!!!」 その時、まりさは閃いた。帽子に乗れば、ここから脱出して巣に戻れるのではないかと。 初めての狩り、その土壇場で野生の勘が閃いたのだろうか? 「ゆゆゆゆ~ん!!!まりちゃはてんざいだね!!まりちゃはおぼうじにのってゆっくり すにもどるよ!!れいみゅはずっとそこにいちぇね!!まりちゃのあたまよくってごみぇ んにぇ~!!!」 言うが早いか、帽子を海面に浮かべ、飛び乗る赤まりさ。 「ゆがああああん!!!なにちてるのおおお!!!れいみゅをひっちになってたちゅけな きゃだめでちょおおおおお!!」 必死に抗議する赤れいむ、しかし、赤まりさは器用に海へと乗り出してしまった。 「ゆゆゆ~!ばいば~い!!ちんでねれいみゅううう!?」 その瞬間横波が赤まりさを帽子ごと飲み込み、赤まりさは岩に叩きつけられた。 「ゆぴゃ!!!」 餡子の染みだけが岩に残ったが、すぐに洗い流されてしまった。 成体のまりさ種ですら、潮が満ちてくる時間は波が荒いため、水上に繰り出すのを禁止し ていた。 赤まりさでは、どうすることもできなかったのだ。 一匹だけ、足場に取り残された赤れいむ。その姿を見ている動物に気がついたのは次の瞬 間であった。その動物は急な斜面に難なく張り付き、赤れいむのことをじっと見ていた。 「おい!!ちょこのへんにゃの!!れいみゅさまをたちゅけろ!!そうすればどれーにち てあげてもいいよ!!きゃわいくてごめんにぇええええ☆!!」 その動物は何も言わず、ただじっと赤れいむを見つめていた。 「おい!!きこえないにょおおお!?ばきゃなの!?しにゅの!?はやくれいみゅをたち ゅけろ!!」 ぴこぴこともみあげを上下させて怒りをあらわにする赤れいむ。 「はやくたちゅけないときょろしゅべべ!?」 ぱく 赤れいむはオオヒキガエルによって一飲みにされてしまった。オオヒキガエルは「海のヒ キガエル」とも呼ばれるカエルであり、浸透圧に弱いとされるケロちゃんの中では例外的 に海水にも耐性がある種である。 「ゆわああああああ゛!!くらいよおおおおお゛!!!だじゅげろ!!れいみゅをだじゅ げろおお!」 赤れいむはしばらくオオヒキガエルの腹の中で騒いでいたが、オオヒキガエルは気にせず、 森の方へ帰っていった。小うるさい赤れいむの声は数時間もすると何も聞こえなくなった。 海岸にはたくさんのゆっくりの死体、あるいはその一部が打ち揚げられていた。 ドウモイ酸を多量に摂取したゆっくりは錯乱したまま死亡し、そうでなかったゆっくりは 錯乱から覚めた後で絶望して永遠にゆっくりした。 そして、自分が用意したエサで、自分の手足を壊滅させたとは知らないなずーりんは、海 岸でただ途方に暮れていた。 その周りを褐色みょんによって構成された群れの警ら隊「よーム戦士団」が囲んでいた。 「なずーりん、みんなに毒を盛った容疑があるみょん。りーだーのところまで同行しても らうみょん。」 なずーりんはおとなしく従い、若ぱちゅりーの前に現れた。 若ぱちゅりーは人払いをし、なずーりんに問いかける。なずーりんは今でもなお、定番の 笑顔を張り付かせていた。 なずーりんは知らなかった。「パン屋の二代目」ちぇんが放った密偵によって、自分のデ イヴ一派での行動が若ぱちゅりーにほとんど筒抜けだったことなど。 若ぱちゅりーはただ、もっと早く対応しなかったことだけを悔いていた。 「あのデイヴたちは困りものだったのよね。なずーりんが毒を盛ったんなら、罪は問わな ければならないけど、せーせーはしたわ。」 若ぱちゅりーはかまをかけた。 「ぱちゅりーさま、あれは事故なのです。僕の話を聞いてくれれば、ゆっくり理解しても らえます。それにここの群れは僕がいた群れよりもみんな活き活きしている!素晴らしい! まだまだ僕はここでぱちゅりーさまのお役に立ちたいのです。いや、お役に立ちますよ!」 「なずーりんは自分の昔の群れは嫌いなの?」 「愚かな連中でした。ぱちゅりーさまと僕の素質の違いでしょうが、自分のゆっくりしか考 えられない連中でしたよ。」 「素敵なりーだーね。」 若ぱちゅりーの皮肉に対して、なずーりんは自己陶酔の色が見える表情でしゃべり続けた。 なずーりんは理解できていなかった。自分と異なる考え方で群れをまとめようとするゆっく りがいることなど。だから安心してぺらぺらとしゃべった。 結局、なずーりんは権勢を得てからは、自分しか見ていなかったのだ。 「群れなんて、りーだーという名の主役を目立たせるための舞台に過ぎません。僕はもっと 素晴らしい役が演じられる舞台があるなら、自分の作り上げた群れでも罵倒して見せますと も!」 「気に入らないわ。むきゅ!!」 なずーりんの体に痛みが走った。若ぱちゅりーがなずーりんの腹部に深々と五寸釘を突き刺 したのだ。それはあのうふふまりさが使っていた五寸釘だった。 「群れをダメにしたのは、なずーりんでしょう?」 なずーりんは信じられないといった表情で、しばらくぱくぱくと口を動かしていたが、第二 撃がなずーりんの右目を貫いた。 「ゆぎ…!!!この…くずがああああ!!!」 「むきゅ!?」 なずーりんは若ぱちゅりーを突き飛ばし、反撃に転じようとした。しかし、 「ほくす・ぽくす、以下省略!!!」 「ゆ゛!!?」 物陰に隠れていた隊長まりさが、後ろからなずーりんに木の枝を突き刺した。 なずーりんは腹と眼窩からチーズをぼとぼととこぼし、数分して動かなくなった。 それはもうなずーりんではなくなっていた。 死んだからではない。しゃべれなくなったからである。 島の中にどこからかやってきたゆっくりたちは、島の生態系を構成する一つの歯車として定 着しつつあった。もし、ゆっくりがいなくなれば、イノシシは、ヤマネコは、アカマタは、そ して多くの生き物が食料不足となり、個体数を減らしてしまうだろう。 ゆっくりの侵入による生態系の混乱の時期は終わり、ゆっくりを構成要素として迎え入れた新 しい食物網は完成しつつあった。彼らは幻想の世界から来た不思議な饅頭ではなくなり、島の 生物となったのだ。 ゆん口が一気に減ってしまった崖の洞窟の中では、しょうが傷を癒しながら、愛する妻とわが 子とともにゆっくりしていた。 「ぴゃぴゃがはやくなおってくれるよう、ぺーろぺーろするよ!!!」 「ありがとうおちびちゃん!!ぱぱはすっかりよくなってきました。」 るいずはもうどこへも行こうとしなかった。例え、自分の本能に逆らおうとも、ずっとここで しょうと添い遂げようと決意したのだ。しょうはそんなるいずに提案した。子供が大きくなっ たら、一緒に島を見て回ろうと。 「るいず…もう一回すっきりしませんか?しょうはもっとおちびちゃんが欲しいです…」 頬を赤くしてるいずに見上げるように懇願するしょう。 「ベッドの中では『疾風うぉるふ』のくせに…」 「ゆえええええええ゛!!ぞんなごどいわないでぐだざいいいいいい゛!!!」 しょうは気にしていることを言われ、深く傷ついた。 「そうね、この子がもう少し大きくなったら、ゆっくり考えるわ!」 「本当ですか!!良かったぁ!!!」 だが、しょうは湧き上がる衝動を抑えきれない様子だった。 「るいず!るいず!るいず!るいずぅぅうううわぁあああああああああああああああああああ あああん!!!あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!るいずるいずるい ずぅううぁわぁああああ!!!あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハ ースーハー!いい匂いだなぁ…くんくんんはぁっ!るいずたんのブロンドの髪をクンカクンカ したいお!(以下略)」 (…明日出て行こうかしら…) るいずは黙ってしょうの頭に乗っている花飾りを取り上げた。 「ゆあああああああ゛!!!しょうのおばなざんんん!!!ぞれがないどゆっぐりでぎまじぇ えん!がえじでぐだざいいいいいいいい゛!!!」 「ゆゆ!おほしさまきれいだよ!!!」 洞窟から見える夜空には天の河がかかっていた。生まれたばかりの赤しょうには、初めて見る 天の河だった。 「おほしさまぺーろぺーろするよ!!ぺーろぺーろ…」 夜空の星をあまあまさんか何かと思っているのだろうか?子しょうは星をぺーろぺーろしよう と小さな舌を必死に伸ばした。 島の生態系の均衡の中で、彼らは毎日数を増やし、そして減らしていくだろう。 通常種であろうが、希少種であろうが、すべてを包み込む、無慈悲な自然は公正だった。 それは何の変哲もない、自然の中のありふれた一幕に過ぎなかった。 幻想が終わり、自然の摂理が始まる 完 神奈子さまの一信徒です。 南の島シリーズは以上で閉幕となります。読んでくださった皆様、ありがとうございました。 自然の中でのゆっくりの生き死にを描写してみようとして、途中変な方向にひゃっはーしなが ら、終幕を迎えることができました。 本作品を面白がってくれた皆様ありがとうございました。ゆっくりできなかった皆様、機会あ れば次はゆっくりしていただけるよう精進したいと思います。 余裕があれば、洒落でゆっくりの生態論文でも書いて、ぬえあたりに投稿してみようと思いま す。興味があるという奇特な方はゆっくりお待ちください。 最後に感想を書いてくださった皆様と、素晴らしいSSや絵を書かれている他の作者の皆様に心 からの感謝を。 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ナズーリンは権力を手にしてからは本当にどうしようもなかったな。 シリーズ前半と後半でだいぶ空気が変わったけど、面白かった。 -- 2012-01-29 00 15 56 なんか隊長まりさは空気だったなあ 隊長まりさが主役の南の島生態記と なずーりんが主役の南の島の赤い行状記は分けた方がよかったね 途中までは早く隊長まりさを殺せとか思ってたけど最後の方は空気過ぎてどうでもよくなったよ -- 2011-10-02 23 33 47 銀河英雄伝説ネタとかが散りばめられていて面白かったですね -- 2011-09-18 19 19 42 まあこのSSのネタを面白くないと感じるかどうかはその人の見識の広さによるだろうな。 シリーズ通して非常に楽しめた。自然との付き合いからなずーりんの政略戦争まで全部面白かったよ。 -- 2011-01-06 02 38 40 最後www しょうww げすなずーりんが制裁されてすっきりー! 確かに、しょうはでいぶと同じような感じにみえたな。 物をなくしてなずに頼るとか…だめだめにしか思えない。 ろりす達の方が頑張ってたし、死ぬのが惜しいかったわ -- 2010-11-13 22 13 46 最後のやりたかっただけだろww -- 2010-09-16 14 25 20 まぁなんだ、なずーりんが制裁されたから良しとしようや。 -- 2010-08-27 04 10 48 このシリーズを続けて読んでて、ムカついたね、なずーりんには 優秀なんだけど他ゆんを洗脳して自分の良いようにする宗教の教祖みたいなゲス感がある 存在自体が不快なゆっくりを見たのははじめてだわ このシリーズはこの方向性に話を持っていったのは失敗だと思うけどなあ、中途半端なネタも面白くないし -- 2010-07-22 02 25 12 変にドラマ性つけようとしておかしくなったな南の島とか関係ないし そしてナズーリンを悪者として描きたかったんだろうが 餌場をきっちり見つけてきたり率先して餌取りに出かけたりと働き者な上 しょうのほうは描かれ不足なのかはわからないがなにもしてなくて 子供作ってゆっくりしてるだけというのがでいぶと同じ行動に見える いろいろ失敗して残念な感じがする -- 2010-07-22 00 20 55 だんだん変な方向に向かっていったなあ・・・。 -- 2010-06-13 12 39 09 途中まではいいゆっくりと思ってたなずーりんがゲスで きちんと制裁してくれたのはゆっくりできた ただもうちょっと苦しんでほしかったなぁ -- 2010-04-05 14 12 48
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1635.html
・駄文注意 ・色々な作者氏のネタを使ってます、ご容赦を ・ 『ふたば系ゆっくりいじめ 346 2200円れいむ(前編)』を見ないとちんぷんかんぷんです ・重ね重ね申し訳ありません 2200円れいむ(後編) ペッパーあき 四日目。 朝 「たっだいま~」 「ゆっ!おかえりなさいおにいさん!!」 朝食を買いに行っていたお兄さんが帰ってきた 時刻は9時、少し遅めの朝食だ。 「おにいさん、なにをかってきたの?」 「れいむの大好きなあまあまさんだぞ~」 も う お わ か り だ ろ う 。 「ポンデさんだ!!」・・・パチィッ!!「カッ!!」 「なにやってるの?」 「いや・・・なんでもない・・・・・」 昼 「これは困った・・・・」 山の中腹にて、愛車のランボルギーニ・オワタがエンストしてしまった。 ランボルギーニなのに、エンストしてしまった、ぷんぷん!! ここから目的地までは、徒歩で行くには多少遠すぎるし 車も少し休ませておきたい。 今日はキャンプ場に行って、自然の中で苦しむゆっくり達をれいむに 見せてあげようと思ったのだが・・・・・仕方ない。 そう思いながらフラフラしていると、なんだか面白そうな群れを見つけた。 一匹のまりさを中心に、集まる数百のまりさ達。 皆、水上に浮かんでおり 葉っぱで中二っぽい眼帯をしている奴や、 草を銜えていかにも「俺!カコイイ!」モードの奴などもいる。 ゆんゆん言っている内容を聞くと、どうやら御一行は 川下にあるのうかりんの畑を奪い、果ては人間の群れの征服(笑)まで目論んでいるらしい。 「ゆっゆー!まりささまかいぞくだん!!しゅっこうなのぜー!!」 ここは川だ。 「おにいさん・・さすがにあれはないよ・・・」 「ああ、気が合うな、人間なら黒歴史モノだぞ」 「ゆっくりでもくろれきしさんだよ・・・・」 出発した途端にバランスを崩して海のもくず(笑)となっていくまりさ達を横目に 陸路でのうかりんの畑に向かう事にした。 川を下った所で出迎えてくれたのは 公務ゆっくりを排出することで有名な「国営実験農地」の看板と 「見学者はこちら」の矢印。 フェンス越しに中を覗いてみると なんともおいしそうなのうかりんと野菜・・・・・・ なんともおいしそうな野菜とのうかりんが見えた。 「よしれいむ!!ここに入るぞ!!」 「はたけさんだね!なんだかゆっくりできそうだよ!!!」 そうしてホイホイと施設に挿入っていったお兄さん達は手早く受付を済ませ、 のうかりんの下へ。 の「ゆっくりしていってくださいね」 れ「ゆっくりしていってね!!!!」 お「それより俺と一時のランデヴーを楽しまないかい?」 ま「ここのおやさいさんはまりさがいただいていくんだぜ!!」 ド「三つの山が一つになる・・・・」 それぞれの思惑が交差する中、状況は動きを見せ始めた・・・!! ガッ「なにするんだぜ!!おろsポイッゆわーい!おそらぶっ!ガリガリガリゆぎゃぁあああ!!!」 侵入してきたまりさをコンポストで潰すまでの時間、僅か五秒。 ・・・・のうかりん、オソロシス。 のうかりんの話によると、この畑の肥料の八割方がゆっくりで賄われているらしい。 その話を聞いた途端に、れいむが「もっとゆっくりしたかった・・・」と言い出したので放置 十分後にチョップすると意識が戻った。 なにやら巨乳のおねえさんに会ってきたんだとか 一度は逝ってみたいもんだ・・・・・ 余談だが、まりさ種が大量に溺死し上流から黒い水が流れてくることが 年に数回あるそうで、地元では「餡流水」と呼ばれ、親しまれているそうな。 五日目。 朝 少し垂れ下がりながらも、すくすくと伸びている緑。 そして、今にも目覚めんばかりに小刻みにプルプルと震えている数個の実。 緑・・・もとい茎の根元には、本来いるであろう筈の親の姿は無く 白く濁った水の入ったビーカーがある。 (れーみゅは、ゆっくち、うまれりゅよ!) そんなことでも思っているのであろうか、 まるで生まれ落ちた後には、絶対にゆっくり出来る未来があるというのを 確信しているようなそんな顔をしている。 プルプル・・プル・・・ (ゆゆ・・もうしゅぐだよ・・・きゃわいいれいみゅが・・・・) プチッ・・・ 「きゃわいいれいみゃがうまれちゃベチャ!ぶゆうっ!??」 生まれ落ちて僅か一秒、ゆん生初の痛みを味わったれいみゅは目を白黒させる・・・紅白なのに。 普通、実ゆっくりが落ちる時には、落下点におぼうしや軟らかい草などを敷きつめる だが、れいみゅが落ちたのは硬い鉄の床。 なぜなら、ここは加工所の一室だから、 ここではゆっくりをゆっくりさせるつもりなんて端からないから。 ゆっくりは痛みや恐怖を受けることによって、味に深みやコクが増す。 これは、涙を流す為に体内で餡子が活性化し、水分を作るということに起因している。 甘くなるのはその時の副作用とでも言えようか。 何不自由なく育ってきたゆっくりの餡子がパサパサしていて不味いのはこの為だ。 「ゆ”・・・ゆえーん!どぼぢでごんにゃごとじゅるにょおおおお!!?」 プチッ・・プチッ・・・・ベチャ! 「ゆっくちしちぇいっぶぇ!!」「ゆゆーん!まりじゅえ!!」 れいみゅが泣き喚いている間にも、次々と生まれ落ちる姉妹達、 皆が皆、泣き喚いているところに、生まれて初めてのあの言葉が聞こえてきた。 「ゆっくりしていってね!!!!」 「「「「「ゆっくちちちぇいっちぇにぇ!!!!」」」」」 「・・・・・ゆ?おきゃーしゃん?どきょにいりゅにょ?」 その言葉に反応するかのように、鉄の箱の一面が開く。 「おちびちゃんたち!こっちにきてね!!」 赤ゆっくり達は、疑いもせずにその言葉に従う、だって絶対にゆっくり出来る筈だから。 「そのうごくゆかさんのうえにのってね!!」 従う、なにせ初めて「ゆっくりしていってね!!!!」と声をかけてくれた相手の言葉だから。 「「ゆっきゅりー!!」」 「「すぃーしちぇるよ!!とっちぇもたのしいよ!!」」 ベルトコンベアの上、未知の感覚に酔いしれ、歓喜の声をあげる。 少々ゆっくりしていない速度で進むベルトコンベアは、遂に終点を迎え・・・・ 「おにいさん!!ゆっくりしていってね!!!!」 「なんだ、もうおっきしてたのか」 「そんなことよりおうどんたべたい!!!」 渾身のギャグをスルーされた・・・ だが今はそんなことどうでもいい。 「・・・はぁ?」 「おうどんたべたい!!!」 とかなんとか言いながら キリッ!とした顔でぽいんぽいん飛び跳ねているのがウザイので一応蹴ってみる。 ドゴムッ!!「ぶふぅっ!!・・・・おうどんたべたい!!!」 いつに無く強気・・・というか発作でも起しているのだろうか? 流石のお兄さんもこれには折れて、棚を漁りだす。 「しゃあねーな・・・あ、あったあった『ゆゆこ印の○朗うどん~吸引力の落ちない唯一つのうどん~』だ」 お湯をかけてたったの三分!目の前にはまるで触手のように動く無数の麺!! ・・・そしてからめとられるれいむ。 ガチャ!!「退避!!」バタン!! 「うわあああああああああ!!!!」 「これ食用じゃなくて虐待用だった・・・ごめんにぇ」 昼 「がごうじょばいやああああああ!!!」 「フーハハ!絶望しろ!!それが我の力になるのだァ!!!」 といっても、れいむを挽いて潰して粉々に粉砕死に逝くわけではない。 「粉砕されるのはれいむの同族だけだ、大喜びだろう。」 「よろこぶわけないでしょおおおおおお!!?」 「ナレーション読むなよ」 「おもいっきりくちにだしてたでしょおおおおおお!!!!」 てへりこ☆ 農村の中にそびえ立つ場違いな建物。 定期的にトラックで搬入されてくるゆっくり達の悲鳴が心地よく、 加工所だと知らずに自らおうち宣言をしにくるゆっくりが微笑ましい。 『月刊ONI−SAN』でのなりたい職業、辞めた職業ランキング共に一位の職場でもある。 なんでも、繁殖部署、育成部署に充てられたお兄さんは全員辞めてしまうとか。 「おお、ここだ『ゆっくり調教Gコース:赤ゆ揚げ饅頭製造工程ライン見学』」 「ばんぶるびぃぃぃ!!ばんぶるびぃぃぃ!!?」 「こねえよそんなもん」 ・・・・・・ポロッ・・コロコロ・・・・ 「ゆっ!ころころしゅりゅよ!!」 終着点の先は坂道、白い粉が常に吹き出ており、転がる赤ゆっくりを真っ白にしていく。 「ころころしゃんはゆっくちちてるにぇ!!」 「まりしゃがいちびゃんにょりなんだじぇ!!」 滑りがよくなった赤ゆっくり達は、その勢いを止める事無く、 黄色い液体の中へと突っ込んでいく。 ピチャ!バチャチャ!!! 「ゆう?」 普段のゆっくりは 「おみずしゃんはゆっくちできにゃぃいいい!!」などと言うが、 実は赤ゆっくりは「水」の危険性は理解していない なぜなら「水」は飲むものであり、体を綺麗にしてくれるものだからだ。 遺伝的に恐怖するのは「雨」だ。 「ぺーりょぺーりょ・・ちちちちあわちぇええええ!!!!」 「ゆっきゅりぃぃぃぃいいいい!!!!」 初めての食事、良すぎる食事、もうこのゆっくり達は野生では生きていけない、 これが最初で最後なのだから、生きていく必要もないが。 「ゆ・・・?・・くち・・・ゆ・・!!」 異変が起き始めた 「・・!!ゆ”・・!!??・・・・」 体に異常は無い、だが、声が出ない。 先ほど飲んだ「黄色い水」が、口内に膜を作ったのだ。 そして身動きが取れない、「白い粉」が「黄色い水」を程好く吸収したからだ。 前方に、待ち焦がれた親の姿が見える、本当の親ではないが。 そして開口一番。 「くずのおちびたちはそこでしんでね!!」 「おお、ぶざまぶざま」 「ゆっくりできるとおもったの?ばかなの?しぬの?」 「そんなめでみないでね!!きしょくわるいよ!!」 罵声の応酬・・・・ゆっくりできない 声も出せぬ、身動きも取れぬ赤ゆっくり達は、静かに涙した、 笑顔を貼り付けたまま。 ガコッ!!ウィイイイイイイイ!! しかし、状況は待ってはくれない。 世界が傾いていく、少しづつ、滑り落ちていく、そして、真っ逆さまに・・・・・ ベルトコンベアで運ばれてきた赤ゆっくり達に小麦粉を塗し、 とき卵が入ったトレーの中に落とす。 勝手に動いて体中に染み込ませてくれるので、非常に効率的だ。 そして、動かなくなったところで周囲にあるモニターに成体れいむが映る 恐らく、ゆっくりできないことを言っているのだろう。 「おちびちゃんたちとってもかわいいね!!!」 しかし、この通りさっきかられいむはごきげんだ。 ここが製造工程ラインである以上、結末は決まっているのに。 ガコッ!!ウィイイイイイイイ!! 機械の作動音と共に、トレーが傾いていく そして、パチパチといい音を立てている油の中へ・・・・・・ ・・・・・・ジュワアアアアアアアアアアアアアア!!!!! 「「「「「「「ぎゅべぇ!!?・・・・・・!!!!ゆ”!!・・・・!!?」」」」」」」 「ゆんやああああああああああああ!!!??」 「ヒャッハァアアアアアアアアアアア!!!!!!」 因みに、この時だけ特設スピーカーから中の音が聞こえる、加工所クオリティ。 「ほ~られいむ~あまあまだぞ~」 「だべだぐないっでいっでるでじょおおおおお!!!」 「こんなにいい顔してるんだぞーこいつらだって食べて欲しかった筈さ!」 『ゆっくり調教Gコース:赤ゆ揚げ饅頭製造工程ライン見学』 見学費:一人1500円・ゆっくり無料 お土産に、赤ゆ揚げ饅頭をプレゼント! お申し込みは年中無休、田舎加工所まで! 田舎工場広報係広報係長 六日目。 朝 「今日が最後だな」 「ゆんゆん」 「どこ行きたい?」 「どこもいきたくないよ」 「じゃあ俺が決めるぞ」 「いってもむだだとおもってたよ・・・」 れいむは・・・今日をなんとしてでも生き延びる事を考えていた。 明日の朝にはお兄さんが迎えに来る、元の生活に戻れると信じて。 「ダーツの旅~どんどんぱふぱふ!!・・・シャッ!!!」 野球で言うアンダースローのフォームで市内地図の拡大コピーへ投げる。 海に刺さったら海中へ行くのだろうか? ガッ!!「・・・・はい!研究所にけってーい!」 「めいきょうしすい・・・めいきょうしすい・・・」 昼 ピロリロピロリロ 「いらっしゃいませー」 「あのーすいません、ゆうかにゃん売ってますか?」 「oh・・・・crazy!!」 「yukkurisiteittene!!!!」 「I like susi! I love tuna!」 「Me too!」 辿り着いた研究所は、 真昼間だというのに暗雲が立ち込め、薄闇に包まれて禍々しいオーラを放つ 壁面は蔦に覆われ、鉄製の門は錆付いている。 「廃墟」や「幽霊屋敷」という名がしっくりきそうな場所だった。 「ここ・・・まだ使われてる筈なんだが・・・・・」 多少ビビリながらも、門に手をかける。 キィィィィィィィィィイイ・・・・・・ガガッ! 「「Holy shit!!!!」」 音的に駄目だ、そしてあまりにもバイオな雰囲気に 図らずも英語になるお兄さんとれいむ。 「兎に角・・・入るぞ、中は意外と普通かも知れん」 「ふらぐさんをたてないでね・・・・」 ガチャ・・ 薄暗い廊下。 終わりの見えない闇。 唯一の光は緑色光のライン。 謎の水音。 くぐもった様な声。 甲高い声。 そして、どこからか、感じる視せnバタン! 「はい、駄目でしたー」 「さすがにこれはやめたほうがいいよ・・・・」 「ほぅ・・・なら、れいむが帰るというならお前を残して俺は帰る れいむが帰らないというのなら、俺も帰らない」 「ふぇあじゃない・・・・のはいつものことだね、いくしかないならいくよ・・・」 「そうか、じゃあどうぞ一匹で行ってくれ!」 「どぼじでぞうなるのぉぉぉぉぉおおお!!?」 「帰らないとは言ったが、行くとは言っとらん!!!」 「もうやだおうちかえる!!」 「そうか!!それなら(ry なんやかんやで結局一緒に中に入ったお兄さん達。 入るときこそ躊躇ったものの、入ればどうと言う事は無い、ゆっくりしかいないのだから。 「しかしここのやつら・・・みんな寝てるな、なんかの実験か?」 ・・・ずりずり 「お?」 とあるガラスケース、その中にいる何の変哲も無いれいむがこちらに寄ってきた。 「ゆっくりしていってね!!!!」 「・・・・・・・・・・・・・」 「なんだこいつ?喋れないのk ボ ッ !! うおおおおおおおおお!!!?」 「ゆびいいいいいいいいいいいい!!?」 口から目が出てきた・・・いや、あそこが口だと誰が言った!!! さらに、目の少し下に新たに目!!・・・これがクリーチャーだ!!! 「逃げるぞ!!ここは危険すぎるっ!!!」 元来た道がわからない、我武者羅に走るしかない。 そして目の前にはまた見た目は普通のれいむ、口もある、だが油断はできない・・・!! 「いってこい れいむ !!」 「ジュブブシギデギデデべ!!!!」 「ゆんやああああああああ!!!!」 やはり普通では無かった・・・・・ 背後から聞こえてくる ドドドドドドドドドドドドドド!!! という音。 明らかにゆっくりの移動音ではない、こんな走り方をするのは 「ゆっくりしていってね!!!!」 あんなのまりさじゃないやい!! 「腐海に帰れぇえ!!そしたら死んでねぇっ!!!」 ふわふわふわ・・・・ 「エクスペクトパトロォナァァァァアム!!!!!」 「ゆ”っゆ”っゆ”っゆ”っゆ”っゆ”っゆ”っゆ”っゆ”っゆ”っ」 「デコピン!」 「ゆぴい!・・・はじめてしっつしんっをゆういぎにつかってたのにぃぃぃぃい!!!」 「放置していくという手もあるんだぞ!あるんだぞ!!!・・・・生贄・・・・」 「おとりにしようとかかんがえないでねえええええええ!!!??」 「「もうやだ!おうちかえる!!!」」 夜 プロジェクトは無事に成功した。 そして俺は、この成功によって一気にエリートコースへと躍り出た。 つい一週間前までとは大違いだ、そう、一週間前・・・一週間前? なんだったっけ?なにかを忘れてるような・・・・・・ 「おにいさん?どうしたの?」 「えっ!?・・ああ、いやなんでもないよ」 この子はゆうかにゃん 今日、ペットショップで購入してきた俺の飼いゆっくりだ・・・・ 飼いゆっくり?・・・・・・一週間前・・飼いゆっくり・・・・・・れいむ!!! そうだ、完全に忘れてた・・・友人にれいむを預けたんだった・・・・ 道理で家にゆっくりフードがあったわけだよ・・・というか、流石に気づけよ・・・・ まあいい、どうせ死んでるだろうし、明日電話でも掛けるか。 七日目。 朝 プルルルルルルルプルルルガチャ 「はいよ、・・・・・へぇ・・・・はあ・・・・・うんうん・・・・そうか・・・・じゃあまたなー」 「おにいさん?どうしたの?」 「おう、丁度いいとこに」 「ゆう?」 「お前、捨てられたぞ」 「・・・・・・・・・・・・ゆ?」 「三つ選択死をやろう 1・俺に飼われる だが、今までと違って手加減はしないが 2・野良になる 生まれたときから飼いゆっくりのお前には厳しいだろうが 3・感想になる 少し前は串刺し方式だったんだが、今は轢き潰すらしいぞ さあ、選べ」 「ゆうぅぅぅぅ!!!れいむは!!れいむばあああああ!!!」 「へっ・・・へあっ・・・・・・」 「「ベークショイ!!」を”え”ら”ふ”よ”!!!!」 「ゆ?」「え?」 おしまい かなりの実験作・・・・・ いや、本当にすみませんでしたとしか 今回登場した海賊団は、一応『末っ子れいむの帰還』の子供に当たる世代です どこまでも設定使わせてもらいました はてさて、難航しているようですがコンペはどうなることやら ついでに、この作品のおまけを書こうかなとか思ってます 零武VS武裏馬裏鎖・・・・・・ 過去作 『ふたば系ゆっくりいじめ 300 顔面胡椒』 『ふたば系ゆっくりいじめ 302 壊れてしまったドスまりさの話』 『ふたば系ゆっくりいじめ 308 ユックリンの笛吹き』 『ふたば系ゆっくりいじめ 320 一般道とロードローラー』 『ふたば系ゆっくりいじめ 328 コンポストの中のゆん生』 『ふたば系ゆっくりいじめ 346 2200円れいむ(前編)』