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虐待 差別・格差 赤ゆ 捕食種 ☆話の筋がめちゃくちゃです。 ☆ストーリーなんてものはありません。 ☆自分設定のオンパレードです。 ☆ぱちゅりーがやたらと強い。 ☆人間を様々な方法で虐待し続けるというひねりも何もない話です。 『ゆぅ…ぅ…ぼうやべでぇ…』 『おきゃーしゃ、ゆっくちして!』 『ゆわぁぁぁ…みゃみゃぁぁ!!』 うめき声を上げる人間に駆け寄り、心配する子ども。 すかさずれいむが1匹の子どもをひょいとつまみあげる。 『ゆゆ、おしょらをとんでりゅみ…ゆぅぅぅぅぅ!!!』 そしてその子どもの手を引っこ抜く。 ブチリ、と小気味良い音がした。 『ゆぎゃぁぁぁぁ!!!ぼくのおててしゃん…ゆびぃ!!』 れいむはもう片方の手も引き抜いていく。 先ほどとは違い、ゆっくり、じわじわと。 『ゆびぃぃぃぃ!!いぢゃい、いぢゃ、ゆぅぅ!!!』 『おにいさん…子供ををいじめな…でくださ…』 親が抗議するがれいむはまるで聞こえていないように子どもをいたぶっていく。 『ゆぅ、やべちぇ、ゆぅ…ゆ゙ぅぅ!!!!!……ゅっぐ…ゆっぐ…』 隣の溶岩の電源を入れた。 『やべでぐだざい!!!子供をぼう!!いじめないでぐだざい!!がわりにで私がやりまずがらぁ!!!』 親はこれから何が起きるのか分かっているようだ。 『お前がこのチビ人間の代わりになるのか?』 『私ががわりになりばず!!!だがら子供にはなにも…』 『却下。』 れいむはそう言うとすっかり温まったホットプレートにもみあげの上の子供を乗せ、軽く押し付けた。 『おしょらを…ゆぎゃぁぁぁぁぁぁああ!!!!!あぢゅいよおおおお!!!ゆびいい!!!あぢゅいよお!!!みゃみゃ、だじゅげでぇぇぇ!!!」 これが真実だ。
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anko3200 残骸処理係 【小ネタ】 anko3201 そんな都合の良い設定は…… 【パロディ】 anko3202 授かり物II 【愛で】 anko3204 ありすの都会派なお友達 【愛で】【挿絵】 anko3205 春 【小ネタ】 anko3206 猫の遊び道具 【虐待】【挿絵】 anko3207 まりちゃの未来 anko3210 バクユギャ anko3211 日記 【小ネタ】 anko3212 れいむのおべんとうさん(上) 【虐待】 anko3213 れいむのおべんとうさん(下) 【虐待】【挿絵】 anko3214 れいむとけいっやく! 【パロディ】 anko3215 トラブルしょう 【ギャグ】 anko3216 愛するでいぶ 【愛で】 anko3217 ゆっくりへんっさいっしてってね 【制裁】 anko3218 ゆっくりをハサミで切るだけの話2 【虐待】 anko3219 ゆっくり絶叫シリーズ02巻 散華! ゆっくり花火大会 【いじめ】 anko3220 にんげんにもいる。 【小ネタ】 anko3221 根本的な間違い 【制裁】 anko3222 アストロン・シザーズ3 【制裁】 anko3223 睡眠体勢矯正器 【いじめ】 anko3224 それぞれのとくぎでゆっくりさせてね! 【虐待】 anko3225 びじんのゆ~愛で~ 【愛で】 anko3226 初めてのゆ虐 【虐待】 anko3227 募金 【制裁】【挿絵】 anko3228 お飾りを直す程度の能力 【愛で】 anko3230 裏目 【いじめ】【挿絵】 anko3232 虐待15年目 前編 【虐待】 anko3233 おちぶれいむ 【いじめ】 anko3234 糞饅頭 【制裁】 anko3235 ゆっくりできないゆっくりプレイス anko3236 ゆっくまんぜろ 【いじめ】 anko3237 無敵のゆっくり 【制裁】 anko3238 ゆ虐思考 【虐待】【挿絵】 anko3239 かわいい 【考証】 anko3240 ゆっくりの価値観 【制裁】 anko3242 ほーけい!かわかむり! 【ギャグ】 anko3243 四季のふらわーますたー 【観察】 anko3244 公園のまりちゃ 【いじめ】【挿絵】 anko3245 れいむに募金してまりさに募金しない話 【小ネタ】 anko3246 仕方のないことなんだよ 【制裁】 anko3247 Yukkuri or Not Yukkuri 【虐待】 anko3248 犠牲になったのだ 【制裁】 anko3249 お兄さんは興味が無い 【制裁】 anko3250 ゆうかと一人暮らし 【愛で】 anko3251 ゆっくりとした饅頭を1枚撮影せよ 【いじめ】 anko3252 そんな酷い奴らじゃなくね? 【考証】 anko3253 お仕置き 【いじめ】 anko3254 饅頭の死 【考証】 anko3255 お稲荷さんは神様からの贈り物 【愛で】 anko3256 夢のような生活 【虐待】 anko3257 赤ゆ十連発(前編) 【虐待】【挿絵】 anko3258 続・お稲荷さんは神様からの贈り物 【愛で】 anko3259 えいぷりるふーるっ 【制裁】 anko3261 それぞれの願い 【制裁】 anko3262 屋根の上のゆっくり 【いじめ】 anko3263 赤ゆ十連発(後編) 【虐待】 anko3264 手乗りめーりん 【小ネタ】 anko3265 俺のペットのれいむちゃん 【虐待】 anko3266 最強まりさ 【制裁】 anko3267 虐待15年目 中篇 【虐待】 anko3268 駄文 【小ネタ】 anko3269 魂の救済 【虐待】 anko3270 だぶん 【いじめ】 anko3271 手を触れずに殺害せよ 【虐待】 anko3272 第三の眼を持つゆっくり 【愛で】 anko3273 それはまるで最終回のように 【ギャグ】 anko3274 子ゆっくりのゆん生が終わるまで 【制裁】【挿絵】 anko3275 越冬明けまりさ失踪事件 【制裁】【挿絵】 anko3276 ゆっくりは好きじゃないが… 【愛で】【挿絵】 anko3277 ゆっくりが価値を得る時 【虐待】 anko3278 死を覚悟したにとり 上 【制裁】 anko3279 死を覚悟したにとり 下 【制裁】 anko3280 小ネタ二本 【小ネタ】 anko3281 “少女”が見た田舎の流星群(前編) 【いじめ】 anko3282 “少女”が見た田舎の流星群(中編) anko3283 “少女”が見た田舎の流星群(後編) anko3284 今日からちぇんを飼う貴方へ 【考証】 anko3285 思いあがりの代償 【挿絵】 anko3286 ゆっくり病院 精神科 【制裁】 anko3287 夢の一戸建てダンボール 【挿絵】 anko3289 その台詞は言わせない8 【小ネタ】 anko3290 ゆっくりと少年たち 【いじめ】 anko3291 おうち宣言の果てに 前編 【制裁】 anko3292 おうち宣言の果てに 後編 【制裁】 anko3294 ベーカリーレストラン 【いじめ】 anko3295 食用ゆっくり 【小ネタ】【挿絵】 anko3296 野菜を得たまりさ 【虐待】 anko3297 ある遊びとれいむ一家 【虐待】 anko3298 びっちれいむ anko3299 ゆっくりとの出会い 【愛で】
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きめぇ丸?いいえしゃめい丸です 15KB 虐待-普通 愛で ギャグ 小ネタ 理不尽 差別・格差 変態 駆除 飼いゆ 野良ゆ 希少種 都会 現代 独自設定 タイトル道理にゆっくりしゃめい丸がでます ・この話には愛でられるゆっくりと悲惨な目にあうゆっくりが出てきます。愛でが嫌いな方は読まないほうがいいかも ・賢い胴付きゆっくりがでます。漢字を使って喋るので違和感を感じる方はお控えください ・これを書いたのはHENTAIあきだよ!HENTAIが嫌いな人は読まないでね! ・作者に都合の良い独自設定があります ・それでもいいというひとはゆっくりよんでね!!! 暗い路地裏にゆっくりの家族がいた。狩りの上手い父まりさにお歌の上手な母れいむ、そしてやんちゃな子まりさだ。 人間にも迷惑をかけずこの路地裏でひっそりと、しかし幸せに暮らしていた。 これからもこの生活は続くと家族の誰もが思っていたが、所詮ゆっくりでありその幸せはあっけなく終わる。 同じ路地裏に住んでいたありすが飼いゆっくりをレイプしたのだ。そのため人間はこの路地裏に住むゆっくりの駆除を決める。 結果幸せに暮らしていたこの家族も殺された。家族を守ろうとしたまりさは人間に潰されて死んだ。 子供を守ろうと子まりさを口に隠したれいむは蹴られたが、子まりさと共にかろうじて生きている。 「おちびちゃん・・・だいじょうぶ?」 「まりさはだいじょうぶだよ!おかあさんゆっくりなおってね!」 そう言って子まりさはれいむをぺーろぺーろして傷を治そうとする。もちろんそんなことで治るはずがない。 「れいむはもうだめだよ・・・これからはおちびちゃんだけでいきてね・・・」 「どぼぢでぞんなごどいうのおおおお!まりさはまだおかあさんといっしょにいたいよおおお!」 泣きながら母れいむに体をすーりすーりする子まりさ。そこにカシャッっという乾いた音と光が響いた。 「あやややや、これは良いシーンですね。ずばり母と子どもの悲しき別れですね。」 声をする方に振り替える子まりさ。そこには胴付きのきめぇ丸がいた。 「ゆわああああああああ!きめぇ丸だああああああああ!」 驚いて声をあげる子まりさ。れみりゃ、ふらんと同じ餡子に染みついているゆっくり出来ない記憶。 そのゆっくり出来ない動きはある意味捕食者以上の恐怖だ。 「失礼なこと言わないでください!きめぇ丸じゃなくて清く正しいしゃめい丸です!」 「わふぅ!わふわふ!」 抗議の声をあげるのはしゃめい丸と足もとにいるゆっくりもみじだ。紅い頭巾に丸くて白いぼんぼん。 背中からはカラスのような黒い羽が生えているが、その顔にはあのどこか小馬鹿にする笑みは浮かんでいない。 「きめぇ丸じゃないの?それならおかあさんをたすけてあげてね!」 「どれどれ、あややこれはひどいですね~。」 蹴られて顔が陥没しているれいむを珍しそうに見ながら首から下げるデジカメで写真を撮る。 その顔はどこか楽しそうである。 「おねがいします!おかあさんをたすけてください!」 「いいですよ、でも一つ条件があります。」 そういうとしゃめい丸は肩から提げているショルダーバッグからオレンジジュースを取り出す。 そうして少しだけオレンジジュースをれいむに垂らす。 「なんだかすこしだけいたくなくなったよ。」 「おかあさん!だいじょうぶなの!」 「どうです?私の取材に協力してくれたらこのオレンジジュースはあなたにあげますよ?」 そういってしゃめい丸は子まりさにこの辺で野良ゆっくりが多くいる場所や餌場を案内するように頼む。 子まりさはこの提案を断れるはずがなく、しゃめい丸の取材に協力することにした。 れいむはまだ動けるほどは回復しておらず、とりあえずここで隠れて待つことになった。 取材の始めはまずこの辺のゆっくり達が狩りと称するごみあさりをするゴミ捨て場だ。 ここには飲食店が多く、あまりゆっくり対策もしておらずゆっくりにとっては貴重な餌場である。 「ここがまりさたちのかりばだよ!ここにはおいしいものがたくさんあってゆっくりプレイスなんだよ!」 「なるほど。確かに野良ゆっくり避けのネットもありませんね。これは問題ですね~。」 難しい顔をしながらしゃめい丸は愛用のデジカメで写真を撮る。横ではもみじが退屈そうに欠伸をしている。 「いまならにんげんさんはいないわ!ゆっくりいそいでごはんさんをあつめるのよ!」 「「「わかったよぱちゅりー!」」」 ちょうどその時、ぱちゅりーとその他多くのゆっくりが食糧集めのためにゴミ捨て場にやってきた。 ぱちゅりーの指示のもとにゴミ袋を破り中身をかき出し、ごみ箱を倒しその中身を漁っていく。 「またゆっくりか!?いい加減ゴミを散らかすのは止めやがれ!」 ゴミ箱を倒す音に気づいたのか、店から主人と思われる男が出てくる。 人間の出現に気づいたのかぱちゅりーは慌てて他のゆっくりに指示を出す。 「むきゅ!にんげんさんよ!みんないそいでにげるわよ!」 「逃がすかこの野郎!ゆっくり苦しんで死ね!」 そう言うと男は手に持ったスプレーを逃げようとするゆっくりに振りかける。 このスプレーは加工所特製のゆっくり駆除用のものだ。別に殺すわけでないが、スプレーに含まれる辛み成分により ゆっくり達を痛みで足止めして確実に殺すための物である。 「まりさのじまんのあんよがいたいいいいいいいいい!」 「からだがちくちくするよおおおおおお!だれかかわいいれいむをたすけてねえええええ!」 「めがみえないよおおお!らんしゃまああああああ!」 「ありすのとかいはなかおがああああああああ!」 体を襲う激痛によって逃げることが出来ずに悶える野良ゆっくり達。 一匹ずつ袋に入れ確実に潰していく男は、元凶であるぱちゅりーを掴みあげる。 「にんげんさん!ぱちゅはかいゆっくりなのよ!だからころしたらおにいさんがだまっていないわ!」 「こんな薄汚れた飼いゆっくりがどこにいる!どうせ何かして捨てられたんだろう!」 確かにこのぱちゅりーは飼いゆっくりであった。しかし飼っていたお兄さんの大事な書類をよだれで汚してしまい、 怒り心頭なお兄さんによって窓から放り捨てられてしまったのだ。 何とか生き残ったものの、こうして野良ゆっくりの参謀として生きてきたのだ。 「ぱちゅはすてられてなんてないわ!ただちょっとおこられておうちにかえれないだけよ!」 「そういうのは捨てられたって言うんだよ!ほらさっさと潰れろ!」 そうして同じようにぱちゅりーを袋に入れて足で念入りに潰す。ゴミ漁りをしていたゆっくりを片付けると、 男は一部始終を写真に撮っているしゃめい丸達に気づく。 「なんだお前達もこいつらの仲間だったのか?そうなら一緒に潰すぞ。」 「違いますよ、私たちは今取材中なんです。このまりさは案内役でして、証拠にバッジもありますよ。」 そういって頭巾に着いている金バッジを見せつけるしゃめい丸。 それを見て男は野良ゆっくりに向けていた険しい顔から、温厚で優しそうな顔になる。 「なんだ金バッジのゆっくりだったのか。ああいう野良は嫌いだが、頭の良いゆっくりは大好きだよ。」 「褒めてくれてありがとうございます。ところでゆっくり避けのネットを張った方がいいと思いますが?」 しゃめい丸に言われて男は照れたように頭を掻く。 「そうなんだがつい面倒で後回しにしてしまうんだよ。忠告どうりこんどはちゃんとネットを張るかな。」 照れ隠しなのかしゃめい丸ともみじにクッキーを渡す男。 「いいんですか、クッキーなんて貰って?」 「いいよいいよ、物臭な俺に注意してくれたお礼さ。そっちの犬みたいなゆっくりと食べてくれ。」 「わふわふ!」 美味しそうに貰ったクッキーを食べる二匹。その様子を羨ましそうにみるまりさ。 「まりさにもあまあまちょうだいね!」 「え?何でですか。これはあのおじさんが私たちにくれたんですよ?それにあなたにはちゃんと 報酬をあげますから我慢してくださいね。」 「ゆっくりりかいしたよ・・・」 悔しそうに声をだすまりさ。その顔にははっきりと無念さが出ている。 その顔に気付いているのかいないのか、しゃめい丸は次の場所に案内するように言う。 「ここはみんなであそぶばしょだよ!おともだちのありすもここにすんでるよ!」 ここは公園であり、町に住むゆっくり達にとっては優良物件でもある立地だ。 ただ他と比べれば人間との接触や駆除の具合も多いので、住むのは便利だが命の保証はない。 そのことに気付いているゆっくりは大抵どこかに引っ越すが、ほとんどのゆっくりはここは離れない。 「もみじどうですか?どこかにゆっくりはいますか。」 「わふぅぅぅ、わふ!わふぅ!」 鼻(?)をくんくんさせて匂いを嗅ぐもみじは、匂いを感じたのか走り出す。 慌てて追いかけるしゃめい丸とまりさ。もみじがいたのは段ボールで作った一般的なゆっくりの家だ。 「ゆわああああああ!ありすうううううう!」 「あやややや、これはまたひどいですね~。」 段ボールにあったのは黒ずんで死んでいる、一匹のれいむと子ありすだった。 このれいむはレイパーによって無理やりすっきりーさせられて生まれたありすを、シングルマザーとして立派に育てていた。 ありすはそんな母を自慢していつか立派な都会派になるとまりさに言っていた。 「わふううう!わふ!わふ!」 「忘れてましたね、もみじ。よくやりましたよ。いーこいーこ。」 褒めてくれといわんばかりに尻尾を振ってアピールするもみじを、しゃめい丸は頭を撫でる。 そうしながらも、片手はしっかりと写真を撮っている。 「だれがこんなことをしたの!まりさがはんにんをせいっさいするよ!」 「勇ましいですけど、これきっと人間さんがやったことですよ?あんよが焼かれてますし。」 そう言って死んだれいむとありすを引っくり返すしゃめい丸。そのあんよは真っ黒に焦げている。 直接的な死因はれいぱーによるすっきりー死だが、実際にこれをしたのはおそらく虐待お兄さんであろう。 良く見れば所々に殴られたような跡もあり、れいむのお飾りには挟みによる切れ込みもあった。 「どぼぢでにんげんざんはごんなごどするのおおおおおお!?」 「私に言われても困りますよ。虐待お兄さんでしょうから、きっと楽しいからでしょう。」 泣きわめくまりさにやれやれと言わんばかりに頭を激しくシェイクするしゃめい丸。ここら辺にはやはり共通するのか。 「それよりまりささん、もっとありすに近づいて泣いてください。そうすればもっと良い画になるので。」 「できるわけないでしょおおおおおお!」 どこかの報道記者の様にまりさに無茶を言う。死んでゆっくりできない匂いがするありすに近寄りたくなく拒否するまりさ。 その拒否に対して冷たい目でまりさを見るしゃめい丸。 「いいですかーまりささん。これも取材協力の一つなんですよ?協力してくれないとお母さんは治せませんよ。」 そう言われると断ることが出来ないまりさ。泣く泣く死んだありすに近づき泣き続ける。 「いいですよーまりささん!もっとこう悲愴な感じですりすりしてくれるといいんですが。」 さすがにそれは勘弁してくれとまりさが頼んだことと、満足したこともありこれ以上の写真は撮らないことにした。 満足していると、れいむの頭から生えていた赤ゆが一匹だけ無事だったのか生まれおちた。 「ゆっきゅりしちぇいっちぇね!」 お決まりの挨拶をする赤れいむ。しかしその挨拶に答える者はいなかった。 「もみじ、今日のご褒美ですよ。その赤ゆは食べちゃってもいいです。」 「わふぅ!」 嬉しそうに一鳴きすると、もみじは一口で赤れいむを食べてしまった。 「あかちゃんはたべちゃだめでしょおおおおおおおお!」 「といってもこの赤ゆは親もいませんし、遅かれ早かれ死んじゃいます。だったら食べられたほうが幸せですよ。」 赤れいむを食べたもみじに抗議するまりさに、しゃめい丸は冷静に反論する。 ある意味饅頭として食べられたほうが、この赤れいむも幸せなのかもしれない。 納得はいかないが、確かにそうかもと思うまりさはひとまず黙る。 お友達のありすの死をみるという最悪な形だったが、まりさの取材協力はなんとか終わった。 こうしてまた路地裏に戻ってきたまりさとしゃめい丸にもみじ。 「御苦労さまでした。これは報酬のオレンジジュースですよ。」 「ゆわーい!これでおかあさんはたすかるよ!」 約束道理にオレンジジュースを貰い喜ぶまりさ。さっそく母親を呼ぼうと路地裏で声を響かせる。 「おかあさん!ゆっくりしないででてきてね!まりさがあまあまをもってきたよ!」 だがその声に返事を返す声は聞こえてこなかった。おかしいなと思いまりさがもう一度声をあげようとすると、 もみじが何かに反応したのか、まりさのお家だった段ボールに近づく。 「わふぅぅぅぅぅ!わふわふ!」 「あや~またですか。今日は随分と死体と出会いますね。」 何だか嫌な予感がしてまりさは自分のお家を覗いてみる。そこには体を食いちぎられて絶命した母れいむがいた。 おそらく中身が出ていたこともあり、匂いに連れられて犬か猫でも寄ってきたのだろう。 「おかあさああああああああああん!なんでええええええ!?せっかくあまあまさんがあるのにいいいいい!」 せっかく大変な思いをしてまであまあまを手に入れたというのに、肝心の母親がこうではさすがに オレンジジュースでも回復は無理だろう。そこまでれいむの姿は酷かった。 「おねがいじまず!はやくおかあさんにあまあまさんをがげでくだざい!」 「無理だと思いますが、まあ一応かけますよ。」 諦めきれずにオレンジジュースをかけるように頼むまりさ。言われてオレンジジュースをかけるが、その体はぴくりとも動かない。 体が半分無く、眼球も飛び出しているようで生き返るような生命力はゆっくりにはない。 「取材も終わりましたし、そろそろお兄さんのお家に戻りましょうかもみじ。」 「わふ!」 帰ろうとするしゃめい丸ともみじにまりさは必死に助けを求める。 「まってええええ!まりさをひとりにしないでえええええ!ひとりじゃいきていけないよおおおおおお!」 「やれやれそんなことですか。もう貴方と私は何の関係もありませんよ。」 冷たくしゃめい丸はしっかりとまりさに向かって言い放つ。 そしてもみじを手に抱えると、その翼で飛んで行ってしまう。後にはまりさ一匹が路地裏に取り残された。 「何か声がすると思ったら、まだゆっくりがいたのか。本当に野良はしぶといな。」 まりさを発見したのは加工所の人間だった。恐怖に震えて動けないまりさが最後に見たのは自分を潰す大きな足であった。 加工所の人間は潰したまりさをゴミ袋に入れると、段ボールにも死体があることに気づき一緒に中に入れる。 「お兄さんただいま戻りました!たくさんスクープさんが撮れましたよ!」 「がんばったみたいだな。もみじもお手伝いしてえらいぞ。」 飼い主であるお兄さんに撫でられ二匹は幸せそうに顔を緩める。 しばらくそのままゆっくりしてから、しゃめい丸はお兄さんに向けて元気よく言う。 「お兄さんありがとうございます!さっそくですが早く新聞を作りましょう!」 「そうだな。それじゃあさっそく始めるか。」 新聞とは同じきめぇ丸やしゃめい丸達を飼っている飼い主が集まる場で見せ合う、飼い主との共同作業の作品だ。 もちろん本格的な新聞などでなく、写真の横にその時の様子などを書いた学級新聞のようなものである。 発表された作品は、それぞれの飼い主たちの投票でその時の最優秀賞が決まる。 「こんどこそ私が一番になりますよ!きめら丸さんなんかには絶対負けません!」 「そうだな、こんどこそ一番になろうな。」 前回の最優秀賞はきめら丸の宇宙から見た地球の新聞だ。そのコメントにきめら丸は 「こんな綺麗な所に私たちは住んでいるのですね、おおかんどうかんどう」 まあそのきめら丸は飼い主ともども黒服のエージェントに連れて行かれ行方不明なのだが。 おそらく何所かで仲良く暮らしているだろう。 「今回のテーマは野良の厳しさとその被害です!社会派なテーマですから注目もあるはずです。」 そう言って今日撮ってきた子まりさの姿や、ゴミ漁りをするぱちゅりー達の写真を確認するしゃめい丸。 お兄さんが写真をプリントアウトし、紙に貼り付け一生懸命に横にコメントを書いていく。 「じゃあ新聞も出来たし、いつもの撮影会を始めよう。」 「あややや、やっぱり今日もするんですね。正直ちょっと恥ずかしいのですが。」 お兄さんの用意した撮影会用の服に着替える。今日の服装は体操着にブルマだ。 もちろん頭には紅白帽とお兄さんに抜かりはない。 「いいぞしゃめい丸!もっとこう楽しそうな感じでとび跳ねるんだ!」 注文を受けて飛び跳ねるが、その顔は少し恥ずかしそうだ。お尻にブルマが食い込んでつい気になるのだ。 この写真も同じ飼い主同士でお披露目し、誰が可愛いかを決めるもう一つの発表会では常にこのしゃめい丸が一位だ。 そんなことがあるとは知らずに、しゃめい丸はこの先もお兄さんの被写体となる。 おまけ きめぇ丸への進化? 「さぁ今夜も愛のある営みを始めようかしゃめい丸!」 「おおひわいひわい。まったくお兄さんは絶倫ですね。」 「誰だお前!?」 「おおひどいひどい。いつもあんなに愛してくれたというのにそんなことを言うのですか?」 「俺が飼っているのはしゃめい丸だぞ!なんだそれがきめぇ丸になってるんだよ!」 「私に言われても困ります。気づいたらこうなっていたんですよ。」 「そんな・・・。あの写真でときめいて必死で買った俺のしゃめい丸が・・・」 「顔が変わっただけでそんなに落ち込まないでください。いつものようにしこっていいのよ?」 「誰がしこるか!?」 しかし顔が変わった以外にも何故か体もグラマーになっているきめぇ丸に、お兄さんのオンバシラもつい反応してしまう。 顔が変わっても俺のしゃめい丸だということにして、その日お兄さんときめぇ丸は情熱的な夜を過ごす。 しかしこの変化を不思議に思い、お兄さんは同じきめぇ丸・しゃめい丸愛好会に聞いてみると驚きの事実が分かる。 どうやらこの会の半数のきめぇ丸は元々しゃめい丸であったが、お兄さんと同じように急にきめぇ丸になっていたのだ。 過剰な愛は毒なのか、ピュアな飼い主だけにしゃめい丸は居続けるのであった。 後書き 東方新作が出るようなので記念にしゃめい丸で書いてみました。 ちなみにおまけのきめぇ丸はSS中のしゃめい丸じゃないから安心してね! 某王様のきめぇ丸を見るとついむらむらしてしまうHENTAIあきでした。 以前書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 993 初めてのおつかい ふたば系ゆっくりいじめ 1003 寂れた神社で ふたば系ゆっくりいじめ 1014 ゆーパチ「ヒャッハー!虐待だぁ!」 ふたば系ゆっくりいじめ 1024 めーりんの憂鬱 ふたば系ゆっくりいじめ 1036 別れと出会い ふたば系ゆっくりいじめ 1043 夜の怪奇現象 ふたば系ゆっくりいじめ 1058 S計画 作られたゆっくりたち ふたば系ゆっくりいじめ 1072 胴付きへの進化 ぱちゅりーの場合 ふたば系ゆっくりいじめ 1080 違うありす ふたば系ゆっくりいじめ 1087 まりさ家出する ふたば系ゆっくりいじめ 1099 てんこを良い子にする方法 HENTAIあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る あややややややややぁ -- 2021-05-07 18 49 59 きめら丸は宇宙空間で何を撮影してしまったんだ!? -- 2018-03-27 19 13 23 しゃめい丸カワイイ! -- 2011-08-29 11 41 06 な、なんだって~~!! それじゃあすべてのきめぇ丸はみんなそういう事の結果うまれたのか~~!? -- 2010-12-20 21 57 11 しゃめい丸かわいいよしゃめい丸 -- 2010-12-06 00 47 16 きめぇ丸ェ… -- 2010-10-30 17 42 45 しゃめい丸<<<<超えられない壁<<<<<きめぇ丸 きめぇ丸可愛いよきめぇ丸 -- 2010-10-07 04 58 47 もみじは狼じゃないのか -- 2010-09-29 18 58 53 きめぇ丸拾って来たいな -- 2010-07-09 20 44 30 きめぇ丸、超絶かわいい… -- 2010-06-27 12 24 42
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『おうち宣言記念』 25KB いじめ 虐待 小ネタ お家宣言 番い 野良ゆ 赤ゆ 子ゆ 虐待人間 いつもの小ネタです。ちょっと長めです。 「ここを、まりさたちのおうちにするんだぜ!!」 声高らかに宣言する一匹のゆっくり。 薄汚れた風貌の成体まりさが、得意そうに踏ん反り返っている。 その後ろには、同じく薄汚れた成体のれいむと、二匹の子ゆっくり。 れいむ種とまりさ種が一匹ずつという、シンプルな組み合わせの家族構成だ。 「ゆっわぁぁぁぁ!ひろいのじぇぇぇぇ!すごいのじぇぇぇぇ!」 「ここが、じぇーんぶ、れーみゅのものなの?ゆわぁぁぁい!ゆっくちー!!」 「すてきなおうちだね!ここなら、かいてきにくらせるよ!たくさーん、ゆっくりしようね!!」 おうち宣言が済んだ途端に、ゆんゆんと騒ぎ始める子ゆっくり達。 元気に飛び跳ねたり、床をコロコロと転がったり、体を伸ばしてみたりと、思い思いの方法で新しい我が家が手に入った事に喜んでいた。 そんな子ゆっくり達を見て、幸せそうに微笑む二匹の親ゆっくり。 これから自分達は何時までも幸せに、ゆっくり出来ると確信していた。 パンパンパンパンパーン! ドドドドドドドドドドンドドン!!ジャ~~~ン!! パッパラパパパパ~ン!! 『ゆがっ?!』 突然鳴り響く破裂音。 それに続いてのドラムロールとファンファーレ。 突然の事態に驚き固まるゆっくり一家。 天井に取り付けてあったくす球が割れ、中から紙ふぶきと垂れ幕が飛び出した。 『祝 おうち宣言100組達成』 「ゆわぁぁぁ!きれいなんだぜ!せかいがまりさたちを、しゅくふくしているしょうこなんだぜ!!」 「ゆわぁぁぁぁ!れいむほどじゃないけど、とってもきれいだよ!ゆっくりできるよぉぉぉぉ!!」 「ゆわぁぁい!このきらきらしゃんは、ぜーんぶまりちゃのものなのじぇ!ゆっくちー!」 「じゅるいよ!れーみゅだって、きらきらしゃんほしいよ!ひとりじめは、ゆっくちできにゃいよ!!」 固まっていた野良一家は、くす球から降り注ぐ色紙に目を奪われていた。 親ゆっくりは目を輝かせて紙ふぶきを眺め、子ゆっくり達は床に落ちた色紙を舌で舐めとって集めている。 当然、垂れ幕に書いてある字など読めるはずもないのだが、野良一家はこれが自分達を祝福しているものだと確信していた。 そこに突然一人の男が現れた。 男は野良一家を手際よく透明な箱に詰めると、箱から出られないように蓋をした。 野良一家はまたもや、何が起こったのか理解出来ずにしばらく固まる。 「ゆっがぁぁぁぁ?!なんなんだぜ、おまえはぁぁぁ?!ここは、まりさたちのお 『はいはい、そういうのは良いから』 ゆゆ?」 硬直から解けた親まりさが、男に向かって罵声を浴びせるが、男はそれを遮って話を始めた。 「良く聞けお前ら!ここは俺の家…正確には物置を改造した家だ。お前達は、俺の仕掛けた罠にはまったアホ饅頭と言う訳だ」 「ゆぅぅぅ?!なにいって 『ドカッ!』 ゆっぼぉぉぉ?!」 早速男に抗議す様とした親まりさだったが、男は親まりさが声をあげるとすぐに透明な箱を蹴った。 野良一家は箱の中をコロコロと転がり、壁にぶち当たると涙をポロポロと流して泣き叫んだ。 「ゆびぇぇぇぇん!いたいのじ 『うるせぇ!黙らねぇと、問答無用でひねり潰すぞ!』 ゆぴぃ!」 真っ先に泣き始めた子まりさを、男は睨んで威圧する。 それを見た子まりさを含む野良一家は、涙目のまま思わず押し黙った。 「よし、それでいい…さて、説明するぞ。お前達は、この家でおうち宣言をした、記念すべきゆっくり一家100組だ。まったく、人間の家に入れば、すぐそのアホな宣言ばかりしやがって…」 『ゆぅぅ?!』 「まあ記念だからと言って、お前達をゆっくりさせてやる事は当然ない!その代わりに祝ってやろうと思う」 「ゆゆ?!それなら、さっさとおいわ 『最高の苦痛と恐怖で、お前達お祝福してやろう!!』 ゆっがぁぁぁ?!」 男の言葉を聞き終った野良一家は、口々に罵声を浴びせる。 狭い箱の中をピョンピョン飛び跳ねて膨れ上がったり、揉み上げやお下げをワサワサと動かして怒りはじめる。 男はそんな野良一家を品定めするようにじっくりと見渡すと、箱の中から子まりさを取り出した。 「ゆわぁぁぁい!おしょらを!…ゆぅぅぅ?!なにしゅるのじぇ!はなすのじぇ!せいさいされたいのじぇ?!」 「ふむ、それなりに生きがいいな。よし、お前には素敵な曲をプレゼントしよう」 そう言うと男は、子まりさの口と底部にガムテープを張り、背中にオレンジジュースの点滴を突き刺した。 そして、何やらコードの付いた機械を子まりさの体につけると、小さな蓋付きの透明な箱に入れた。 「これはな、貼り付けた物を何でもスピーカーにするって面白アイテムなんだ。今からお前はゆっくりスピーカーだ!」 男はコードの先に付けられた、音楽プレイヤーの再生ボタンを押した。 すると、突然子まりさがガタガタと震え出して、体から音を出し始めるのだった。 「ひゃははは!面白いだろ?これってお前らが喋る原理と同じらしいな。体を振動させて音が出る。まるで自分が歌ってるみたいだろ?曲は『ゆっくりデスメタル』だぁぁ!!」 ゆぎゃぁぁぁぁぁぁ!!ドドン♪ドドン♪ドスドスドスドスドドドドドッ♪ ゆっくりの叫び声ともに、激しいドラム音が鳴り響く。 荒ぶるギターと共に、ゆっくり達の鳴き声や叫び声、断末魔が響き渡る。 この曲は某メタルバンドが、ゆっくりの絶叫を集めて曲にした物。 ゆっくりを痛めつけ、殺した時の叫びがそのまま曲になっているのだ。 子まりさは両目を見開いて涙を流しながら、まるでゆっくり達の絶叫に合わせて踊っているかの様に体を激しく振動させている。 複数のゆっくり達の悲鳴や叫び声が、自分の体の中から聞える。 子まりさには、それがたまらなく恐ろしく、そしてゆっくり出来ない苦痛となった。 だがどんなに体を捩っても、どんなにお下げを振り回しても、音が聞えなくなる事はない。 子まりさが苦しそうに体を振って泣いていると、振動の影響で子まりさの底部の一点がムクムクと盛り上がり始める。 「はははっ!見ろ!こいつ、同族の叫びを聞きながらおっ立ててやがるぜ!!こりゃ傑作だ!!」 子まりさは顔を赤らめながらも、苦しそうに身を捩っていた。 「やべろぉぉぉぉ!おちびになにをしたぁぁぁぁ!ゆるさないんだぜぇぇぇぇぇ!!」 「ゆっぎぃぃぃぃ!くそじじぃぃぃぃ!ぜったいにころしてやるぅぅぅぅ!!」 子まりさの姿を見て、顔を真っ赤にして怒る親ゆっくり達。 だが男はそんな親ゆっくり達を気にもしないで、淡々と話を始める。 「あーそうそう、おうち宣言したのはお前達で100組目なんだが、実はゆっくり数は今までで348匹なんだ。何だかキリが悪いだろ?」 「ゆゆぅ?!なにいってるんだぜぇぇぇぇ!おちびをここからだせぇぇぇぇぇ!!」 「そこでだ、せっかくだから500匹達成しようと思うんだ。お前達一家で+4匹だから、352匹。あと148匹足りない訳なんだが…」 「ゆっぎぃぃぃぃ!もうやだぁぁぁぁ!すっきりじだくないぃぃぃぃ!あかちゃん、つくりたくないぃぃぃぃぃ!!」 「ごめんねでいぶぅぅぅ!!からだが、とまらないんだぜぇぇぇぇ!までざだって、ずっきりじだくないんだぜぇぇぇぇ!!」 涙と涎と変な汁を撒き散らしながら、親ゆっくり達が子作りに励んでいる。 親れいむは逃げられない様に器具で固定されており、二匹には子まりさと同じ様にオレンジジュースの点滴が付けられている。 親まりさの体には、小型の振動機が取り付けられており、このせいで強制的に発情状態にさせられていた。 親れいむの額からは沢山の茎が生え、次々と赤ゆっくりが生れ落ちていった。 「かわいーれーみゅが、ゆっくりうま 『グチャ!』 びゃ!!」 「かわいーまりちゃが、うまれちゃよ!ゆっくちして 『ビチャ!!』 びゅ!」 生れ落ちた瞬間にハンマーで潰される赤ゆっくり。 これから生れ落ちると宣言している最中に潰される赤ゆっくり。 目を開けた途端に潰される赤ゆっくり。 床に着地したと同時に弾け跳ぶ赤ゆっくり。 二匹の親ゆっくりは、次々に生れ落ちては殺されていく自分の赤ゆを、両目を真っ赤にして眺めていた。 それでもすっきりを止める事が出来ない親まりさ。 赤ゆの作りすぎて死ぬ事すら出来ない親れいむ。 子れいむはそんな両親の姿と、生まれてすぐに死んでいく妹達を見せられながら、赤ゆの死骸を食べさせられていた。 「ゆげぇぇぇ!もうやだ!だべだくないいぃぃ!ぐもも!もがぎぃ!あまあま!しあわ…ゆぴぃぃぃ!ゆっくちできにゃいぃぃぃ!」 男が手際よく始末していく赤ゆっくりを、流れるように口に入れられる子れいむ。 口から吐き出そうとしても男の手に遮られ、尻からひり出そうとしても、既にあにゃるはボンドで塞がれていた。 体は大きく膨れ上がり所々破けるが、その度に男が手際よく子れいむを治療していった。 子れいむは、無駄に高いその再生能力のせいで、何時までも苦痛を味わう事になった。 そして3時間ほどたった頃。 生え始めた茎を男が毟り取ると、ようやく二匹の生産活動は終了した。 「あっと、危ない危ない。148匹を超えるところだった。面白すぎて、ついついやり過ぎちまう所だったぜ!」 そう言うと男は、額の汗をぬぐった。 親ゆっくり二匹は、体積こそそれほど変わってはいなかったが髪はぼさぼさに乱れて、疲れきった顔をしていた。 親まりさのぺにぺには真っ赤に腫れ上がり、あちこち皮が破れて餡がこぼれていた。 親れいむのまむまむもだらしなく開いた状態で、中からドロドロとした餡が零れていた。 子れいむは親と同じくらいに体が肥大していたが、目や口などのパーツはそのまま大きさが変わっていなかった。 元が子ゆっくりとは思えない、アンバランスな姿になっていた。 「ゆび…ぎぎぃ…れいむの…あがちゃ…ぎぎぎ…ゆっくち…ゆっくち…」 「ゆがが…までぃざのぺにぺに…いだいぃぃ…もうやだ…おうちにかえじで…」 「ゆっぴっぴぃ~!あまま!おいちー!いもーちょ!おいちー!ゆけけけけ!」 疲弊した親ゆっくりを楽しそうに眺める男。 子れいむは壊れかかっているのか、焦点の合わない目でケタケタと笑っている。 男はそんな子れいむに活を入れるべく、まむまむに火のついたマッチを押し込んでいった。 「ゆけけけ…ゆっびゃあぁぁぁぁぁ?!あっちゅい!れーみゅのまむまむが、あっちゅいぃぃぃぃ!!」 それまで空ろだった子れいむの目に活気が戻り、子れいむは揉み上げをワサワサと動かして泣き叫んだ。 それを見た男は満足そうに笑うと、親二匹と子れいむにオレンジジュースを浴びせた。 「ゆびぃ…ゆぎぎ…どぼじでこんなこと…するんだぜ…まりさだちは…なんにもわるいこと…してないんだ…ぜ…」 「どうしてって?そりゃ、この家でおうち宣言したのからこうなったんだ。他の家だったら違う結果があったかもな。それに俺も悪い事はしてないぜ?」 「なにいってるんだぜ!これだけのこ 『野良ゆっくりで遊ぶのが、悪い事なのか?』 ゆぅぅぅ?!」 男は喋りながら、子まりさについていた点滴と機械を外した。 子まりさは目を真っ赤に腫らせながら涙を流し、それでも体が止まらないのか、狂った様にヘッドバンキングするかの様に激しく動いていた。 ぺにぺには自分の身の丈ほどに腫れ上がっており、その先は男の手によってボンドで固められていた。 「ゆびゅー!ゆびゅー!げべべべ!ごぼぼぼ!ゆげげげげ!ゆっくちー!しゅきりー!ゆっくちー!がががが!」 口に貼られたガムテープが外されると、子まりさは意味不明な言葉を淡々と喋り出した。 「ほら見てみろ。同族の叫びでこうなったのか、お前らの汚い『すっきりー』を見てこうなったのかは知らないが、醜い姿だろ?面白いだろ?」 「ゆっがぁぁぁぁ!なにいってるんだぜ!おまえのせいで、こうなったんだぜぇぇぇぇ!ごろじでやるぅぅぅ!ごろじでやるぅぅぅ!!」 親まりさは変わり果てた子まりさを見て、疲弊しきっていた事も忘れたかのように大声で怒鳴った。 だが男は特に気にする様子もなく、腫れ上がった子まりさのぺにぺにを根元から鋏で切り落とした。 「ゆぴゃ?!ずっぎぃぃぃにぃぃぃぃ?!ゆっぴぃぃぃぃぃ!!」 切り落とされたぺにぺにから、勢い良く餡が飛び出す。 子まりさはそれを自ら浴びてしまい、額に茎を生やし始めた。 男はそれを素早く摘み取ると、ぺにぺにと一緒に子まりさの口に無理やり押し込んでいった。 「ゆぎゃぎゃ!ごもも!ぐぼごべ!ごべぇ!ゆげろぉぉ?!げは!ごは!ゆっ…ゆっ…ゆっ…ゆっぴぃぃぃ?!」 「どうだ?少しは意識が戻ったか?簡単に壊れ饅頭になったんじゃ面白くないからな」 「ゆっひっ………ゆっぴぃぃぃぃぃ!やじゃ、やじゃぁぁぁぁ!ここはゆっくりできないのじぇぇぇぇぇ!おうちかえりゅぅぅぅ!!」 虚ろな目をしていた子まりさは、男にオレンジジュースを注射させると高い声で悲鳴を上げた。 そして男の顔を見てガタガタと震えだす。 「おい、そこのゴミまりさ!お前、家族の前でうんうんしろ!」 「ゆぅぅぅ?なにいってるんだぜぇぇぇぇ?!どぼじでまりさが、そんなことしなくちゃいけないんだぜぇぇぇぇ!!」 「ふふ、まあそう言うとは思ってたよ。じゃあ、代わりに子まりさに辛い目に合ってもらうよ」 男は部屋に置いてあった水槽をまりさの目の前に持ってると、ペットボトルに入っていた水を水槽の中に注いでいく。 水槽の半分ほどが水で満たされると、今度はベルトがついた円盤のような物を水槽の中に沈めた。 そしてそのベルトで震えていた子まりさを外れないように固定した。 「ゆびゃぁぁぁぁん!おろしちぇよぉぉぉ!うごけにゃいよぉぉぉ!ゆっくちできにゃいよぉぉぉ!ゆんやぁぁぁぁぁ!!」 「外してもいいけど、そしたらお前、水に落ちるぞ?それでもいいのか?」 「ゆっぴぃぃぃ!いやにゃのぉぉぉ!おとーしゃん、たすけちぇよぉぉぉ!!こわいのじぇぇぇぇ!ゆびゃぁぁぁ!」 「それ無理だって!お前のおとーしゃんが、俺の言う事素直に聞かないからこうなったんだ。それより知ってるか?人間水車ってやつ。これはそのゆっくり版なんだよ」 親まりさに助けを求める子まりさ。 ベルトに固定されながらも必死に体を捩るが、男の言葉を聞いて大人しくなる。 男はそんな子まりさが固定されている円盤を、ゆっくりと動かし始めた。 「ゆゆぅぅ?!なにこりぇぇぇ!おみずしゃんが、こっちにくりゅぅぅ?!ゆげごぼぼ!…ぼご!…げぼ!…」 円盤に張り付いた子まりさは、そのまま水槽の中に沈んでいった。 そしてしばらくすると、水面から顔を出してむせ返る子まりさ。 「ゆげっ!げぼっ!ごぼ!ゆぜぇ…ゆぜぇ…ぐるじがっだよぉぉ…どぼじで…こんなごど…」 水に潜っていたのは10秒もなかったのだが、子まりさにはそれでも十分長すぎる程の時間だった。 そうして咳き込んでいる間にも、再び子まりさに水面が迫っていた。 「ゆぅぅぅぅ?!やじゃ、やじゃ、やじゃぁぁぁぁ!!おみじゅしゃん、あっちいっちぇよぉぉ!まり…ゆごぼぼ…」 子まりさはゆんゆん騒ぎながら、再び水の中に沈んでいった。 「やめろぉぉぉ!やめでよぉぉぉ!までぃざ、にんげんさんのいうことききますから、うんうんしますから、もうやめでくだざいぃぃぃ!!このままじゃ、おちびちゃんが、しんじゃいまずぅぅぅ!!」 子まりさが5回転ほどさせられて、ようやく親まりさが折れた。 一緒に子まりさを見ていた親れいむと子れいむは、子まりさの苦しんでいる様子を見るのが耐えられなかったのか、白目をむいて気絶していた。 短い時間とはいえ、水に何度も漬けられた子まりさは、体の皮がブヨブヨにふやけて、髪の毛が皮にぴったりと張り付いていた。 お下げのリボンは水に溶け、三つ編みが解けてボサボサになってしまい、帽子も水を多く含んだせいで型が崩れていた。 「ゆび…び…ぎぎ…じぬ…じぬ…ごぶ…ゆっぐぢ…ゆっぐぢ…ごびょびょ…」 子まりさは、ふやけた皮で半分ほど隠れた目をグルグルと回しながら、ガチガチと歯を鳴らしてブツブツと何かを喋っていた。 親まりさはそんな子まりさを涙目で眺める。 「ほら、まりさがうんうんするぞ!さっさと目を覚ませよ!」 男は気絶していた親れいむと子れいむを殴って叩き起こすと、今度は子まりさの瞼を毟り取った。 子まりさは痛みで意識を取り戻すと、瞼を失った目で親まりさを見つめた。 「ゆびゅぅぅぅ!このくしょおやぁぁぁ!どぼじでおまえのぜいで、まりちゃがこんなめにいぃぃぃ!!じね!じね!じねぇぇぇ!!」 「ごべんねぇぇぇ!おちびちゃん、ごべんねぇぇぇ!いまから、おとーさんが、うんうんするよぉぉ!そしたら、にんげんざんがゆるしてくれるよぉぉぉぉ!」 親まりさは、子まりさに向かって何度も頭を下げるような仕草をして謝ると、あにゃるを家族の前にさらけ出した そして顔を赤らめると、あにゃるに力を入れ始める。 「うぅぅ…うんうんするんだぜぇぇぇ!!ゆぐっぐぅ…」 親まりさは悔しそうに唇を噛むと、家族の見てる前でうんうんをひり出した。 親れいむと子れいむもその姿を悔しそうに見つめ、子まりさは卑しく笑った。 「みじめなのじぇぇぇ!このくしょおや!どーなのじぇ!まりちゃは、もっとつらいめにあったのじぇ!いいきみなのじぇ!ゆぷぷぷー!」 「はははっ!最初からこうしていれば、お前の子供に嫌われる事もなかったのにな!ほら、次はそのうんうんを美味しそうに食べろよ!」 「ゆぅぅ?!なにいってるんだぜぇぇぇぇ?!どぼじで、そこまでしなくちゃならないんだぜぇぇぇ!ゆっぎぃぃ!もうゆるさないんだぜぇぇぇ!!」 更なる男の要求に激怒した親まりさ。 だが男はそんな親まりさを押さえつけて口を開くと、親まりさのひり出したうんうんを口の中に納めていった。 「ゆごご!ぐべっ!ゆっげぇぇぇ!げぼ!ごぼ!やべろぉぉぉ!げげ!までぃざ、うんうんたべだくないぃぃぃ!ごぼ!げもも!」 「までぃざぁぁぁ!ゆうぅぅぅ!!やめでよぉぉぉ!れいむたちが、なにをしたっでいうのぉぉぉ?!」 「ゆんやぁぁぁ!おとーしゃぁぁぁ!どぼじでぇぇぇぇ!ゆっくちできにゃいぃぃぃ!!」 「ゆぷぷ!ばかなのじぇー!おぉ、あわりぇあわりぇ!まりちゃがくるちんだぶん、ゆっくちくるちむのじぇ!!」 親まりさは苦しそうに涙を流して、お下げをぶんぶんと振りまわす。 それを見ていた親れいむと子れいむは、泣きながら男に訴える。 だが子まりさは、苦しんでいる親まりさを見て大喜び。 男はそんな子まりさの様子に気が付き、親まりさにうんうんを食べさせるのをやめた。 「ゆゆ?なにしちぇるのじぇ?そのくしょおやに、もっとじごくを、みせてやるのじぇ!もっとゆっくち、できなくしてやるのじぇ!!」 「おい!何勘違いしてんだ?何で俺に命令してんだ?お前をもっとゆっくり出来なくしてやろうか?それともそろそろ死ぬか?」 男は子まりさから帽子を奪い取ると、それを逆さにして水槽に浮かべた。 そして親まりさのうんうんの残りを、帽子の中に入れていった。 「ゆびゃぁぁぁぁ?!なにしちぇるのぉぉぉ!まりちゃのおぼーち!やめちぇよぉぉぉ!ゆんやぁぁぁぁ!」 「お前の素敵なお帽子、どれだけうんうん積めるかな?ほら、お前もうんうんしろよ!」 男は親れいむを持ち上げて子まりさの帽子の上まで持ってくると、帽子に向かってうんうんをしろと命令した。 「ゆぅぅぅ?!そんなこと、できるわけないでしょぉぉぉぉ?!」 「出来るとか出来ないとかは聞いてねえよ。やれって言ったんだよ!やらないって言うなら、お前のリボンをバラバラにするぞ!」 親れいむは男を睨んでそれを拒否する。 すると男は片手で親れいむのリボンを、少しずつ千切って水槽の中に捨て始めた。 「やべでぇぇぇ!おりぼんさん、ちぎらないでぇぇぇぇ!します!しますからぁぁぁ!うんうんしますから、もうやべでぇぇぇ!!」 親れいむは揉み上げをワサワサと動かして、泣きながら底部に力を込める。 あにゃるが次第に広がっていき、うんうんが徐々に顔を見せ始める。 「ゆんやぁぁぁぁ!なにしちぇるのじぇぇぇぇ!やめちぇよぉぉぉ!まりちゃのおぼーちに、うんうんしにゃいでよぉぉぉ!!」 子まりさは涙を流して必死に親れいむに訴える。 だが親れいむも自分のリボンが大切なのか、悔しそうに口を歪めながらもうんうんをひり出した。 うんうんは子まりさの帽子の上にモリモリと積み上がっていき、子まりさはそれを見て絶叫した。 「ゆっびゃぁぁぁぁ!!まりちゃのおぼーち!やべろぉぉぉ!ゆぴぃぃぃぃ!ゆぴぃぃぃぃ!」 「ごめんねぇぇぇぇ!ごめんねぇぇぇぇ!おちびちゃん、ごめんねぇぇぇぇ!!」 親れいむは泣きながら謝罪しつつ、うんうんを排泄し続けた。 しばらくすると、歪な形に積み上げられたうんうんのせいで、帽子がバランスを崩し始める。 そしてついに帽子が転覆し、うんうんと共に水槽の底に沈んでいった。 「ゆっぎゃぁぁぁぁ!までざのおぼーぢがぁぁぁぁ!しずまないでよぉぉぉ!ゆんやぁぁぁぁぁ!!」 男は帽子が沈んでいくのを見届けると、子まりさを固定していたベルトを外した。 そして尻をブリブリと振って暴れる子まりさを、そのまま水槽の中に落とした。 「ゆっびゃっぶ?!ゆぶぶ!げぶぶ!おぼれりゅ!たすけちぇ!ゆっくちぃぃぃ!ゆっくちぃぃぃぃ!」 「ほら、早く潜って帽子を取りにいかないと、全部溶けてうんうんと混ざるぞ!」 男は子まりさを掴むと、無理やり水槽の底まで沈めた。 子まりさは尻をブリブリと振りながら、お下げを振り回して抵抗する。 だが男の力には適わず、水槽の底に顔を押し付けられてしまう。 苦しそうに口を閉じながらも、自分の帽子を探そうと周囲を見渡す子まりさ。 帽子を見つけて動き出そうとするが、水分を含んだ体は思うように動かなかった。 それでも少しずつ這いながら、帽子を目指して進んでいく子まりさ。 髪の毛が水に溶けて少しずつ消えていき、体の皮がどんどん水を吸い上げて膨れていくが、それでも子まりさは止まらなかった。 (ぐるじぃ…でも、おぼーち…おぼーちがないと…ゆっくちできにゃい…ゆっくち…ゆっくち…) ふやけた皮がポロポロと崩れ、剥きだしになった餡が水に溶け出す。 片目が取れて転がり、あんよに当たると子まりさは動きを止めた。 徐々に皮が崩れていき、子まりさの周囲の水が黒く濁り始める。 「ゆっぎゃぁぁぁぁぁ!!おちびちゃぁぁぁぁぁん!ゆっくりぃぃぃぃ!ゆっくりぃぃぃぃぃぃ!!」 親れいむの叫びも空しく、子まりさは水に溶けていった。 「ゆぅぅぅぅ!!ごめんんざいぃぃぃ!までぃざたちが、わるかったですぅぅぅぅ!!おうちせんげんして、すみませんでしだぁぁぁ!」 「ごめんなざいぃぃぃ!れいむだちがわるがっだですぅぅぅ!ごめんなざいぃぃぃ!!もうおうちせんげんしませんからぁぁぁ!!」 「ごめんなざいぃぃぃ!ごめんなざいぃぃぃ!ゆるじでぇぇぇぇ!!」 子まりさの溶けていく姿があまりにも強烈だったのか、野良一家は泣きながら男に謝る。 男はそんな一家を見ようともしないで、注射器の様な物を取り出した。 「あー、別に謝らなくても良いよ。どうせお前等の謝罪は鳴き声だし、それにお前等がおうち宣言止めた所で、他のゆっくりがやるだろ?意味ないんだよ」 「ゆゆぅ?!じゃあ、どーすればいのぉぉぉぉぉ?!」 「だからさ、お前達は死ぬ程悲鳴を上げているだけで良いのさ!」 男は注射器を子れいむのまむまむに刺すと、中身を一気に注入した。 「ゆっぴぃぃぃぃ!れーみゅのまむまむに、へんなこちょしにゃいでよぉぉぉ!ゆんやぁぁぁぁぁ!!…ゆひぃ!ゆぎぃぃぃぃいっだいぃぃぃ!!」 泣いていたれいむが、突然顔を歪めて苦しがる。 まむまむが真っ赤に腫れ上がり、額からは紫色の茎が生え始める。 子れいむは歯をガチガチと鳴らし、唾を飛ばしながら白目を剥いて唸り声を上げる。 「ゆおぉぉぉん!ぐおぉぉぉぉぉ!がぎゃぎゃぎゃぎゃ!ぶおぉぉぉぉぉぉ!」 「ゆわぁぁぁぁ!おちびちゃんに、なにをしたのぉぉぉぉ?!」 「ん?あぁ、よく見ててやれよ。面白い事が起こるからな」 子れいむの額から生えてきた茎は、小さな赤い実をいくつも実らせていく。 薄っすらと顔の様な模様のある赤い実は、あっという間に赤から紫、紫から黒へと変色して大きくなっていく。 そしてどす黒い萎れた塊へと変化する。 「ゆっぎゃぁぁぁぁぁ?!なんなのこれはぁぁぁぁぁ!」 「どーなっているんだぜぇぇぇぇぇ?!なにがおこっているんだぜぇぇぇぇ?!」 男が子れいむに注射したのは、れいぱーの精子餡とタバスコを雑ぜた物。 本来ならゆっくりにとって猛毒のタバスコ。 それが子れいむの体内に広がり、1分も経たずに餡を吐いていただろう。 だが精子餡で妊娠する事により、胎内に広がった毒が茎に実った実ゆっくりに集まったのだ。 母体から栄養と一緒に毒を吸い上げた実ゆっくりは、ゆっくりの形を作る前に死んで黒くなる。 子れいむは命を拾った替わりに、妊娠時の急激な栄養不足と、体内を毒が駆け巡ると言う苦痛を同時に味わったのだ。 泡を吹きながら白目を剥いて気絶する子れいむ。 黒ずんだ実ゆっくりの残骸を実らせたせいで、体が若干縮んで皮が弛んでいる。 男はそんな子れいむに、もう一本同じ物を注射した。 「ぎがっ!ごぼぉ!ごぼぼぼぼぼぼぉぉぉぉぉ?!」 白目を見開いて唸り声を上げながら、ガタガタと震え出す子れいむ。 額からは別の茎が生え、実ゆっくりが実ったと同時に赤黒く変色して膨らんでいく。 「がびゃびゃびゃびゃびゃ!びびゃ!びっぴぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」 子れいむは甲高い叫び声を上げながらしーしーを漏らすと、そのまま固まって動かなくなった。 「あれ?耐え切れずに死んじまったか?根性ねーな、まったく…」 「ゆっぎゃぁぁぁぁ!おちびちゃぁぁぁぁん!ゆっくりぃぃぃ!ゆっくりしてねぇぇぇぇぇ!」 「どぼじでこんなひどいことをぉぉぉぉぉ!あくまぁぁぁぁ!このあくまぁぁぁぁぁぁ!じねぇぇぇぇ!じねぇぇぇぇぇぇ!!」 「饅頭のお化けに悪魔って言われてもな…」 動かなくなった子れいむに号泣しながら呼びかける親れいむと、泣きながら男を睨み付ける親まりさ。 男は親まりさを眺めながらニヤニヤと笑うと、親れいむを鷲掴みにして押さえつけた。 そして何処からか取り出したハンマーで、親れいむの頭を殴り始めた。 「ゆぎゃ!いだいぃ!やめでぇ!どぼじ!ごばっ!ゆびょ!ゆぎぃ!がぎぃ!」 男はしばらく親れいむを殴り続けた。 「げふゅ…がふゅ…びゅっくり…びゅっくり…までぃ…ざ…だずげげ…びゅげ…ごびゅ…」 「ゆわぁ…ぁ…ぁ…でいぶ………どぼじで……こんな……ゆっくり…」 男が変わり果てた親れいむを親まりさの目の前に置いた。 親まりさは、ガタガタ震えてうめき声を上げる番を見て、力なく涙を流す。 親れいむの頭は原型を留めないほど陥没し、両目は既に潰れていた。 頭皮はあちこちが切れて餡が漏れており、餡がついて変形したリボンがれいむだと主張している。 破壊されているのは口から上だけで、何故か底部は殴られなれていなかった。 「面白いだろ?お前等ってこんな状態でも死なないんだよな。饅頭お化けって感じがするだろ?いやーゆっくりって凄いよなー!」 「ゆぅ…ぅ…でいぶ………まりさたちは…ばけものじゃ……こんな…ゆぅ………」 「そうだ!せっかくだから最後にケーキを作ろう!記念って感じで良いだろ?なあ、まりさ…」 男は親まりさを持ち上げると、楽しそうに微笑んだ。 男は始めに親まりさと親れいむのあんよをホットプレートでこんがり焼いた。 親れいむは大分弱っていたので特に暴れもしなかったが、親まりさは必死に身を捩って抵抗した。 だがそんな抵抗も空しく、男の手でポッとプレートに押し付けられて、あんよが黒焦げになるまでじっくりと焼かれた。 「ごめんなざいぃぃぃ!ごめんなざいぃぃぃ!ごめんなざいぃぃぃ!まりちゃ、もうちにかえるぅぅぅぅ!おうちでゆっくちしゅるぅぅぅ!」 親まりさは恐怖で幼児退行したようで、男に必死に謝り続けた。 あんよが焼き終ると、今度は親れいむの潰れた頭部を切り落とし、その上に親まりさを乗せてオレンジジュースをかけた。 そして親まりさの帽子を取り、頭にナイフを刺して円形に頭皮を切り取った。 「ゆびゃぁぁぁぁ!まりちゃのきんぱつしゃん!いだいぃぃぃぃ!やめでぇぇぇ!やめでよぉぉぉぉ!」 親まりさはお下げをぶんぶん振りまわして、子まりさのように泣き叫ぶ。 男はそんな親まりさの頭の穴に、死んだ子れいむを乗せてオレンジジューズをかけた。 男は完成したケーキの土台に、爪楊枝や串を刺して飾り付けをしていく。 最後に親まりさの腹に「祝100回」とマジックで書くと、完成したゆっくりケーキを庭に出す。 「まりちゃ、いいこになりましゅぅぅぅ!にんげんしゃんは、とってもこわいでしゅぅぅぅ!だから、まりちゃをゆるしてくだしゃいぃぃぃ!ごめんなしゃいぃぃぃ!ゆっぴぃぃぃぃぃ!!」 「げびょ!がひゅ!ゆっびゅじ!ゆっびゅじ!ゆっびゅじぃぃぃぃ!」 「さてと、ケーキカットの前にロウソクに火をつけないとな…」 男はゆっくりケーキに液体燃料をかけるとマッチで火をつけた。 火はあっという間にゆっくりケーキを包んでいき、周囲に甘い匂いを漂わせる。 「ゆっびゃぁぁぁ!あっちゅい!あっちゅい!ゆっくちぃぃぃ!ゆっくちぃぃぃぃ!ゆぎょぉぉぉぉぉぉ!!」 「じょぼぉぉぉ!びゅぃぃぃぃぃ!!びゅ!びゅ!びゅぅぅぅぅぅぅぅ!!」 髪の毛が燃え肌が焦げ、禿げた焦げ饅頭に姿を変えていくゆっくりケーキ。 男は火が鎮火するのも待たずに、スコップを親まりさにつきたててケーキカットする。 「びゃぁぁぁぁ!ゆびゃぁぁぁぁ!びゅ!びゅ…びゅ…びゅ…じゅ…じゅ…じゅ………」 まるでお食べなさいをする様に割れたゆっくりケーキは、そのまま豪快に燃えて焦げていった。 「これがその時のまりさの帽子。どうだ、素敵な面白映像だろ?ゆっくりって面白いよな?」 「なにいっでるのぉぉぉぉ?!これのどこがおもしろいのぉぉぉぉ!!どーしてこんなことができるのぉぉぉぉ?!」 「ゆっぴぃぃぃぃ!きょわいぃぃぃぃ!ゆっくりできにゃいぃぃぃぃ!!」 透明な箱に入れられたれいむと子れいむが、大声を上げて泣き叫ぶ。 子れいむはすでにしーしーを漏らして、ガタガタと震えている。 男はそれを見て満足そうに笑うと、クラッカーを鳴らしてくす玉を割った。 「おめでとう!お前達はここでおうち宣言をした200組目のゆっくり一家だ。さあ、ゆっくりしていけよ!!」 完 徒然あき
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(中編から) 【Intermission】 「ゆゆ!きょうは、おにいさんとしんへいきのてすとをするよ!」 ------------------------------------ O.N.I.S.A.N兵器開発部では、今日も新兵器の開発に余念が無い。 その開発プロジェクトの多くは、既存兵器の改良であるが、 希に全く新しい概念の新兵器を開発する事もある。 「・・・というわけで、れいむ!今日は新兵器のテストだ!」 「ゆっ!ゆっくり、りかいしたよ!」 俺とれいむは、近所の河原にやってきた。 開発部から届いた、ゆがわ急便の段ボールを開き、 その中から、小型のランドセルのような物を取り出す。 これこそが、フォーリナーの技術を応用して作った、 プラズマエネルギー式飛行ユニットだ。 実戦配備の暁には、空を飛ぶゆっくり達による突撃自爆部隊、 『ぺいんゆいんぐ』隊を編成する計画である。 小型のランドセルのようなそれを、れいむの背に接着剤で貼り付ける。 操縦はゆっくりでも簡単、思念コントローラを内蔵している為、 手足の無いゆっくりでも自由自在に操縦することができるのだ。 この辺は、フォーリナーの技術ではなく、すぃーの技術を応用している。 というか、すぃーの機構自体が、饅頭が生きて喋るのと同じくらいに 謎過ぎて解析不能なため、装置内にすぃーそのものを組み込み、 すぃーの車輪やブレーキの動きを歯車やスイッチに伝えることで、 コントロールを行うという、極めてアナログな仕組みになっている。 人類の科学の敗北である。 「よーし、準備できたぞ。れいむ、頭の中で『上昇』と言ってみるんだ。」 「ゆっ!じょうしょう!」 いや、口に出さなくていいからな。 シーン・・・ 何も起きない。あれ?おかしいな・・・ 「じょうしょう!じょうしょう!」 れいむがぴょんぴょんと飛び跳ねるが、 飛行ユニットは一向に反応する気配を見せない。 「うーん・・・壊れてるのかなぁ・・・」 こりゃ、今日の実験は早速失敗かな、と思い始めた矢先。 「ゆゆぅ!!ひこうゆにっとさんは、ゆっくりしないではやくとんでね! れいむ、おそらをとびたいよ!!」 そう言ってれいむがぷくぅぅと膨れた途端、 フイーーーーン・・・・ と不思議な音を立てて、飛行ユニットのバーニア部から光が漏れ出し、 ゆっくりとれいむの体が上昇を始めた。 「ゆっ!?ゆゆっ!?」 あー・・・アレか・・・ゆっくり語で思考しないとダメなのかー・・・ 「ゆゆっ!れいむ、おそらをとんでるみたーい!!」 いや、実際に飛んでるから、それ。 ふわふわと宙を浮かんだれいむが、上昇を続けてゆく。 「あ、そうだ。れいむ、言い忘れたけど、その飛行ユニット・・・」 「ゆゆぅぅぅぅぅ!!すごいよ!すごいよ!おにいさんがありのようだよ!!」 調子に乗ったれいむは、既に高度10メートルぐらいまで上昇している。 その時、 ピコーン!ピコーン!ピコーン! と飛行ユニットからけたたましい警告音が鳴り響いた。 「ゆ?なんのおと?うるさいよ!ゆっくりしずかにしてね!!」 「おーい!れいむー!その飛行ユニットはすぐにエネルギー切れるからなー! エネルギー切れたら下に落ちるぞぉー!」 「ゆ?・・・・ゆぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!?!? そういうごどは、さきにいってねぇぇ?!」 ピコーン!ピコーン!バシュゥ!ピピピピピピピ!!! 警告音が止み、替わりにエラー音が鳴り響き、 飛行ユニットのバーニアから漏れる光も消える。 それと同時に、ゆっくりと上昇していたれいむの体が、 重力に引かれて急速に落下を始めた。 「ゆわぁぁぁ?!おぢるぅぅぅ!?!?だずげでぇぇ!おにいざぁぁぁん!!」 れいむ・・・無茶しやがって・・・ 俺は星になったれいむを、敬礼で見送った。 ==================================== 【Stage40】「帰路」 ガチャ 俺が本部でマンガを読んでいると、ドアが開く音が聞こえた。 「ゆぅぅぅ・・・やっとかえってこれたよ!」 「あれ?れいむ、生きてたの?」 「いきてるよ!おにいさん、ひどいよ!れいむ、しぬかとおもったよ!」 「あー、もう要員補充の申請しちゃったなぁ・・・ しょうがない、断りの電話入れておくかぁ・・・」 ガチャ 再びドアが開き、次に入ってきたのは、もう一匹のれいむだった。 「ゆっ!ほんじつづけで、さくせんしれいほんぶしきかんにちゃくにんした、 『れいむ』であります! じゃくはいゆっくりではありますが、ゆっくりおねがいいたします!」 ビシィッ!と、器用にもみあげを動かして敬礼を決める、キリリとした顔のれいむ。 「あー、もう来ちゃったんだ・・・まあ・・・オヤツにでもすればいいか・・・」 「ゆっ・・・?おやつ・・・でありますか・・・?」 「うん。オヤツ。今日の。」 「ゆ・・・ゆぅ?・・・・・・・・・・ゆ!?」 「ゆんy」 ------------------------------------ 「はやくもどって、あまあまさんをたべようね!」 ゆっくり達の先頭を飛び跳ねながら、一匹のれいむが嬉しそうに笑う。 その後ろに続くのは、複数のゆれんじゃーチームから成る十数匹のゆっくり達。 彼らは、30分前に行われた戦闘に辛くも勝利し、 これから、回収ポイントへと向かう所である。 「ゆ?なにかきこえるわよ?」 不意にありすが、跳ねるのを止めて聞き耳を立てる。 「けいかいするみょん!」 ゆれんじゃー6隊長のみょんが、枝を咥え、 配下の隊員ゆっくり達にも警戒を促す。 怯えた顔でキョロキョロと周囲を見回すゆっくり達。 そして、一匹のれいむが、最初に敵影を発見した。 「ゆぅぅ!ありさんだぁぁぁ!?」 現れたのは、巨大な赤蟻。 しかも一匹だけではなく、数十匹。 ゆれんじゃー部隊を挟み撃ちにするかのように、前後から迫ってくる。 「たくさんいるわよぉぉぉ?!?!」 「せんとうにそなえるみょん!!」 「かずがおおすぎるんだぜぇぇ?!にげるんだぜぇぇ!?」 「まにあわないぃぃ?!ありざんがこっちぐるぅぅぅ!?」 「ごりゆすたいが、まえにでてね!まえにでてね!」 「おずなぁぁ!?れいむがまえにでろぉぉ!!」 「どぉぉして、そんなこというのぉぉ?!」 突然の襲撃にパニック状態に陥るゆれんじゃーチーム。 敵の数は、先程の激戦で多くの仲間を失った満身創痍のゆれんじゃー部隊の数倍。 どう考えても勝ち目は無い。 「ゆっ!ほんぶにおうえんをたのんでねっ!たのんでねっ! ゆっくりしてないで、さっさとおうえんをたのめぇっ!このぐずぅっ!!」 「ほんぶ!ほんぶ!こちらゆれんじゃー6なんだぜ!」 『むーしゃ、むーしゃ!れいむ、しあわせぇぇ! おにいさん!あまあまさんおいしいね!』 『おい、れいむ、何か通信入ってるぞ?』 『ゆ?ゆぅ~・・・せっかくあまあまあんこさんをたべてるのにぃ・・・』 『ゆっ!こちらほんぶ! れいむはいそがしいんだから、じゃましないでね! じゃまするばかなゆっくりは、ゆっくりしないでさっさとしんでね!』 「こちらゆれんじゃー6なんだぜ!ありさんとこうせんちゅうなんだぜ! あまあまたべてるばあいじゃないんだぜぇぇ?! れいむはばかなのぉぉ?!しぬのぉぉ?!」 『・・・・・・よくきこえないよ。もういっかいいってね。』 「こちらゆれんじゃー6なんだぜ! ありさんとこうせんちゅうなんだぜ! みょんたいちょうも、やられちゃったんだぜ! えんぐんをおくってくれなんだぜ!」 『こちらほんぶ。よくきこえないよ。もういっかいいってね。』 「こ・ち・ら!ゆ・れ・ん・じゃー・6!なんだじぇぇぇ!? ありさんがどんどんふえてるんだじぇぇぇ?!?! おねばいじまずぅぅぅ! ゆっぐりじないで、はやぐえんぐんをおぐっでぐだざぁぁい!?」 『ゆぷぷ、ぜんぜんきこえないよ!きっとつうしんぼうがいだね!』 『れいむ、どこからの通信だ?』 『ゆっ!つうしんぼうがいでぜんぜんきこえなかったよ!』 『そうか。通信妨害なら仕方ない。』 『ゆゆ~ん!しかたないから、あまあまさんたべるよ!! ゆゆゆん♪れいむのあまあまさ~ん♪ゆっくりれいむにたべらてね♪・・・ゆ? ゆゆっ?!どぉじで、れいむのあまあまざんが、なぐなっでるのぉぉ?!』 『ああ、悪い悪い、全部食っちゃった。テヘ☆』 『ゆわぁぁぁぁぁん!!!』 「ほんぶ?!ほんぶぅ?!な゛に゛や゛っでるんだじぇぇぇ?!ゆぎゃあっ!? ありさん!かじらないで!ばりざをかじらないで!? ばりざのおぼうじがぁぁ!!が、がえじで!ばりざのおぼうじかじらないでぇ! ゆびぃぃっ?!いだっ!いだいぃぃぃ!?やべでねっ?!やべでねっ?! ありざん、ばりざをだべないでねっ!?たべるなら、ありずをだべでねっ?!」 「まり・・・ざ・・・どう・・・じで・・・ぞんなごど・・・いうのぉ・・・」 「ゆぎゃあぁぁぁっ?!ありずぅぅ!? どうじで、ありずのおかおが、はんぶんしかないのぜぇぇ?! いだだだだっ!!かじっ!!がじらないでぇっ!ありざん!やべでぇぇぇ!!!」 +------+ |再出撃 | |退却 | +------+ ==================================== 【Stage47】「魔窟の主 怒る!」 「ゆゆん♪むしさんたちのおうちは、れいむがつぶしちゃったよ! むしさんたち、もうゆっくりできないね!ゆぷぷ。 ゆ?ゆやぁぁぁ!?おっぎなむじざんだぢがおごっでるよぉぉ!? きょわいよぉぉぉ!むじざんのおうちをつぶじだのは、まりざだぢだよぉぉ! れいむ、なんにもわるいことじでないよぉぉ!?」 ------------------------------------ 「みょんたちはたたかいつづけるみょん! やつらがうちゅうにかえりたくなるまでみょん!」 「「「「ゆおー!!」」」」 『ほくべいせんせんからのじょうほうよ! ほくべいにあらわれた、いなかもののまざーしっぷをやっつけるため、 ゆーでぃーえふは、けっせんどすようさい・"ゆっくししゅるぅ"の とうにゅうをけっていしたわ! ほくべいをぶたいに、ゆっくりさいごのけっせんがおこわれようとしているわ!』 「ふーん」 寝転がりながら、ポチっとリモコンのスイッチを押して、 チャンネルをYBSから切り替える。 おっ、2時間ドラマの再放送か。ちょうど東尋坊から飛び降りようとするところだ。 「・・・ぐすん・・・しっかり罪を償って生きるんだぞ・・・ あ、れいむ。そっちどうなった。」 「ゆぴー・・・ゆぴぴー・・・ゆん・・・ゆ?」 「寝るな。」 「ゆへへへ・・・ゆっ!みんなぜんめつしちゃったみたいだよ!」 「そうか。じゃ、いつもの出して、次の部隊投入な。」 「ゆっ!わかったよ!おにいさん!」 「ゆんしょっと・・・」 +------+ |再出撃 | |退却 | +------+ ==================================== 【Stage48】「蟲の怒り」 「おっきなむしさんたちは、れいむのかつやくでやっつけたよ! むしさんたち、おこってかおまっかだよ!おお、こわいこわい。」 ------------------------------------ 「わかるよー!てきはむこうだよー!せんとうよういなんだよー!」 ゆとーむ2隊長ちぇんが、高く飛び跳ねて、 地平線の向こうに姿を現した敵の大部隊に目を凝らしながら叫ぶ。 「なんというかずだみょん・・・!ちへいせんがうごいているみょん・・・!」 その言葉通り、地平線を埋め尽くすように進軍してくる巨大生物の群に、 隊員ゆっくり達が、固唾を飲む。 「むきゅ!ゆんとりー、せっちいそいで!てきがくるわよ!」 ぱちゅりーの指示の元、ゆっくり達が道路上に何かの機械を設置している。 敵の大部隊を食い止めるために、O.N.I.S.A.N兵器開発部から貸与された、 開発中のゆんとりーがん、"ゆっくしあーる・がん"。 動体センサにより動く物体を捕らえ、秒間12発のBB弾を叩き込む、 自動攻撃兵器である。 「ぱちゅりー!せっちかんりょうよ!」 「れいむもおわったよ!」 設置作業を終えた隊員達が、ぱちゅりーの回りに集まる。 既に敵の大部隊は、目と鼻の先まで迫っている。 「むきゅ!まにあったわ! "ゆっくしあーる"きどう!ぱちゅんっ?!?!」 ぱちゅりーが起動リモコンのスイッチを入れたと同時に、 高速で飛来したBB弾によって、ぱちゅりーの頭が弾け飛び、 辺り一面に生クリームを撒き散らした。 「おあちゅりぃぃぃ?!ゆべっ!?ゆべべべべべっ!!」 「いだだだだっ!!やべでぇぇ!!ゆっぐりでぎないぃぃ! いだっ!!どおじで、れいむをおっがげでぐるのぉぉぉ?!」 逃げ回るゆっくり達を、ゆっくしあーるの動体センサは的確に捉え、 正確に弾丸を叩き込んでくる。 このゆっくしあーる・がんは、まだ試作段階であるため、 ゆっくりと敵との識別機能を持たない。 当然ながら、ぱちゅりーに渡した説明書には、 きちんとその旨の注意書きをしてあったのだが、 どうやら、読めなかったようだ。 「むきゅ!これは、うしなわれたでんせつのまどうしょね!」 とか言ってた時点で、怪しいとは思っていたんだが・・・ 『ろくじのありすのにゅーすのじかんよ。 ほくべいせんせんからのじょうほうよ。 いなかもののまざーしっぷのこうげきで、 けっせんどすようさい・"ゆっくししゅるぅ"は、こわれちゃったわ。 こうげきぶたいも、ぜんめつしたわ・・・』 「おにいさん!みんなぜんめつしちゃったよ! ゆ?ゆぅ~!おにいさんたら、またてれびつけっぱなしでねてるよ! おにいさん!かぜひくよ!おにいさん!ゆもぉ~」 +------+ |再出撃 | |退却 | +------+ ==================================== 【Stage52】「烈火」 「もえろぉぉ!!」 ------------------------------------ 「「「「ゆぎゃあぁぁぁ!どおおじで、でぎざんがこんなにいるのぉぉぉ?!」」」」 +------+ |再出撃 | +------+ ビシャビシャビシャビシャビシャビシャ・・・ 「ゆびぃぃぃぃ!?がらだがどげぢゃうぅぅぅ?!」 +------+ |再出撃 | +------+ 「あぢぢぢっ!!がんしっぷさんやめてね!やめてね! ゆわぁぁぁん!う・ご・け・な・いぃぃぃぃぃ!!あぢゃぢゃぁぁ!!」 +------+ |再出撃 | +------+ 「ゆっぐ!ゆっぐぅ?!がれきざんじゃまだよぉぉ!? れいぶがすすめないでしょぉぉ?!さ、さんだぁぁぁ!!」 +------+ |再出撃 | +------+ 「ゆれねーどをくらうんだぜ! ああああかありさんは、まえをよこぎらないでねぇぇ?!」 +------+ |再出撃 | +------+ 「ゆっ!ゆっ!ゆとうっ!」ガシーン! 「ゆがるたさん!てきをせんめつするよ! どおおじで、たいきゅうりょくが、さんけたしかのこってないのぉぉぉぉ?!」 +------+ |再出撃 | +------+ 「ゆわーん!ばーなーでどうちゅればいいにょぉぉぉ?! れいみゅきょわいよぉぉぉ!!みゃみゃぁぁぁ!?」 +------+ |再出撃 | +------+ 「てぎがおおずぎるでしょぉぉ?! さんどろさんはどSなのぉぉぉ?!4はまだなのぉぉぉ?!」 +------+ |再出撃 | +------+ 「ゆふぅ・・・!ゆふぅ・・・!」 最後のヘクトルを撃破した、5962匹目のゆとーむ1・まりさ。 そのまりさは、まだハンドボール程の大きさしかない、子ゆっくりだった。 子まりさの母であるまりさも、 かつて、ゆとーむ1のコードネームを与えられた戦士だった。 母まりさが戦死した時、まだ赤ゆっくりだった子まりさは、 復讐のためか、死に場所を求めてか、 自ら、ゆーでぃーえふに志願した。 当然ながら、ゆーでぃーえふでは、 直接戦力にならない赤ゆなど、相手にしなかったが、 赤まりさは、勝手に成体ゆっくり達の訓練場に潜り込み、 ボロボロになりながらも、独自に厳しい訓練メニューをこなしていった。 そして、子ゆっくりサイズになるよりも少し前に、 ゆーでぃーえふへの入隊を認められ、幾多の戦場をくぐり抜けた後、 今日、ゆとーむ1のコードネームを与えられる、最年少のゆっくりとなった。 子まりさの口に咥えられているのは、一本のペーパーナイフ。 ゆっくり達に支給される、ゆっとがんの中でも、最高威力を誇る、 "ゆぎゃなー100・ゆっとがん"だった。 人間をも容易く傷つける事ができるその武器を与えられるのは、 人間達が、その危険性を看過せざるを得ない程に、 高い殲滅効果を期待できる、ゆっくり達の中でも最高の戦士だけ。 全世界のゆーでぃーえふで、この子まりさを含めて過去に三例しかない。 その内の一匹が、子まりさの母まりさだった。 しかし、その子まりさも、あまりにも苛烈な敵の攻撃を受けて、今や傷だらけ。 一緒に出撃した仲間達も、皆、戦死した。 遠くの空に、フォーリナーの増援の巨大円盤が見える。 そこから投下される、無数の黒蟻。 そして、2匹の巨大な女王蟻と、見たことも無い、赤いガンシップ。 その絶望の軍勢が、子まりさ一匹にトドメを刺すために、 ゆっくりとこちらに向かってくる。 (ゆ・・・まりさ・・・しぬんだね・・・・・) 戦場に生えていた一本の木の陰で、子まりさは一時の休息を得ていた。 あの日。お母さんが帰ってこなくなった日の前の日。 忙しいお母さんが、まだ赤ちゃんだったまりさを、お散歩に連れていってくれた。 こうして、木の陰で休んで、あんまり得意じゃないお歌を歌ってくれた。 そこで、他のお母さんに連れられてお散歩に来ていた、 同じくらいの年のれいむと仲良くなったっけ。 「ゆぅ・・・れいむ、どうしてるかな・・・・・・」 「ゆ・・・そうだ・・・ まりさ、この戦争が終わったら、れいむと・・・ゆ?」 自分を呼ぶ声が聞こえた気がした。 もう自分以外に動くゆっくりがいない筈の戦場で。 幻聴か。そう思った瞬間に、また声が聞こえた。 「・・・まりさぁぁ・・・・!」 「ゆゆ・・・!?その声は・・・!れいむ?!」 「なんとかまにあったよ!こちら、ゆめが1!ゆとーむ1をえんごするよ!」 子まりさの前に現れたのは、一匹の子れいむに率いられた、ゆっくりの一団。 そのれいむは、子ゆっくりサイズに成長してはいるが、 子まりさには、それが誰だか、すぐにわかった。 「れいむ?あのときのれいむなの?!」 「そうだよ!れいむは、れいむだよ!まりさ!たすけにきたよ!」 あの日出会った、赤れいむ。 彼女もまた、幼くしてゆーでぃーえふに志願し、 今や一部隊を任される身となっていた。 子れいむの部隊は、全員、子まりさが見たこともない武器を口に咥えている。 彼らこそは、ゆーでぃーえふの最新兵器、ゆめがれーざーらいふるを装備した、 精鋭ゆめがチームだった。 「れーざーほう!ゆっくりはいちにつくよ!!」 「むきゅ!てきさんにかこまれたみたいよ! これがさいごのていこうになりそうね!」 「ゆとーむ1,いっしょにたたかえてこうえいなんだぜ! さいごは、はでにいくんだぜ!」 「とかいはなじごくであいましょう!」 ゆめがチームが、ゆめがれーざーらいふるの銃口を 迫り来る敵の大群に向けて、一斉に構える 「ゆめがれーざー!・・・・・・てぇっ!!」 子れいむの号令の元、その銃口から同時に光が迸った。 ビビビーーーーーーーー 土煙を上げて前進してくる巨大な女王蟻に向かって、何条もの赤い光が伸びる。 ゆめがれーざーらいふるの正体は、レーザーポインター。 しかも現在、日本国内では販売が禁止されている、強力タイプだ。 光が目に入ったら、失明する恐れがある。 ビビビーーーーーーーー 「・・・・」 「・・・・」 ビビビーーーーーーーー 「・・・・・・」 「・・・・・・」 ビビビーーーーーーーー 「・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・」 まあ、目にでも入らない限りは、特にどうという事もない。 「「「「「どおぉぉぉじで、ぎいでないのぉぉぉぉぉ?!?!?!」」」」」 +------+ |再出撃 | +------+ ==================================== 【Stage53】「星船」 「まざーしっぷさんだよ!まざーしっぷさんがきたよぉぉ!? れいむたちをいじめにきたんだよぉ?! みんながやられちゃったら、ほんぶまでこうげきされちゃうよぉぉ?!?! ゆんやぁぁぁぁぁ!!れいむ、しぬのやだよぉぉぉ!? みんな!がんばってね!しんでもがんばってね!」 ------------------------------------ 『ゆっ!おにいさん!ないしょのつうしんだよ! せかいかくちで、いっせいにせんとうがはじまったよ! せかいぢゅうで、ゆーでぃーえふのはたさんがたってるんだって!』 『ん?どういう事?日本以外のゆーでぃーえふって全滅してなかったっけ?』 世界の殆どの国では、フォーリナーの攻撃を逸らすために、 彼らが攻め込みやすい場所に、ゆっくり達の居住エリアを設置していた。 巨大生物が甘いゆっくりを好んで食べる事も手伝って、 目論み通り、フォーリナーの攻撃の殆どは、そのエリアに集中した。 それが、各国のゆーでぃーえふ本部になっているわけだが、 この所、相次いで、各国の"本部"は陥落、 仕方なく各国の軍隊は、ゆっくりを食い尽くしたフォーリナーが、 人間の住むエリアに侵攻してくる前に、駆除に乗りだし始めていた。 生憎と、我が国は余分な土地が少ないため、そういった政策は取れず、 市街地での戦闘を余儀なくされている。 『れいむにきかれてもしらないよ!ゆーっとね・・・ ゆ?!はたさんをあげてるのは、あかちゃんたちだよ! いきのこったあかちゃんたちが、ゆーでぃーえふのはたをたてて、 せかいぢゅうで、せんとうをかいししたみたいだよ! きっと、れいむたちをたすけるための、ようっどうっさくせんだよ!』 『れいむを助けるためぇ?』 『かくちからつうしんがはいってるよ!すべておんなじないようだよ! "ユン、ヤアタチュ、ケテェ" だって!なにいってるかわからないよ!』 れいむ、それきっと切るとこ違うからな。 それにしても、王仁三やオネエソワーヌ、オニサンコンにオネッサ・・・ 同期のみんな、頑張ってるみたいだな・・・! 「ゆっ?!みんな、いまのつうしん、きいた!?」 「きこえたわ!あかちゃんたちが・・・たたかってる・・・ とかいはなあかちゃんたちも、たたかってるのね!」 「まけられないんだぜぇぇ!!」 「ゆうもうにたたかえみょん!そしてしぬなみょん!いいなみょん!」 「「「ゆーでぃーえーふ!!!」」」 赤ゆ達が自分達を助けるために戦っていると聞き、俄然士気が上がる ゆーでぃーえふ隊員達。 ここ日本の某所でも、陽動作戦のため、戦っている赤ゆ達がいた。 「ゆんやぁぁぁぁぁ!!たちゅけてぇぇぇぇ!!」 「きょわいよぉぉぉぉ!!ありしゃんがきゅるよぉぉぉ!!」 「おきゃーしゃぁん!たちゅけてぇぇ!まりしゃのあちがうごかないよぉぉ!!」 ある海岸の砂浜に、赤ゆ達の泣き声がこだましている。 広い砂浜に敷き詰められた赤ゆは、およそ、三万匹。 赤ゆ達の中心に大きな看板が掲げられ、そこにはこう書かれていた。 歓迎フォーリナー御一行様 津川浦観光組合 ゆっくりたべていってね! 看板の両端には、カラーで描かれた、れいむとまりさのイラストがあり、 「おたべなさい!」「ゆっくりしていってね!」等とフキダシが書かれている。 「ゆやぁぁぁ!!たべにゃいぢぇぇぇ!れいみゅをたべちゃやぢゃぁぁ!?」 「どうちちぇ、まりしゃをたべりゅにょぉぉぉ?!?!」 「やめちぇぇぇ!ゆっくちできにゃぃぃぃ!ゆっくちちたいよぉぉ!」 足を丁寧に焼かれ、動く事のできない赤ゆ達を、 蟻や蜘蛛達がガツガツと美味しそうに貪っている。 「ちょ、ちょうだよ!こんにゃときは、きゃわいさ・あっぴーるだよ! おきゃーしゃんがいってちゃよ!」 「ゆゆっ!ちょうだね!きゃわいいれいみゅたちをみれば、 むししゃんたちも、ゆっくちちてくれるにぇ!」 「「「「むししゃん!ゆっくちちていってにぇ!!」」」」 「「「「きゃわいくっちぇ、ごめんにぇぇぇ!!!」」」」 「ゆやぁぁぁ!!たべにゃいぢぇぇぇ!れいみゅをたべちゃやぢゃぁぁ!?」 「どうちちぇ、まりしゃをたべりゅにょぉぉぉ?!?!」 「やめちぇぇぇ!ゆっくちできにゃぃぃぃ!ゆっくちちたいよぉぉ!」 「・・・点火」「点火!」 海岸を見下ろす山の山頂で、男達が声を交わすと、 海岸に埋設されていた、C70高性能爆弾が爆発し、 巨大生物と赤ゆ達がまとめて空高く吹っ飛んだ。 「汚ねぇ花火だぜ。」 『まざーしっぷさんがたいはしたよ!ついらくするよ! みんな、にげてね!まざーしっぷさんがおちてくるよ! できるだけとおくににげてね!はやくしないと、つぶれちゃうよ!』 Mission Clear 「やった!やったな!れいむ!」 「やったよ!おにいさん!」 「内部潜入自爆一択だと思ったが、まさか、あんな方法で倒すとは・・・!」 「れいむ、びっくりしたよぉ!」 ひとしきり、喜びを分かち合った後、一人と一匹は、作戦指令本部の室内を見回す。 駅から徒歩15分・築12年の都内のアパートの一室。 通信コンソール、キッチン、冷蔵庫、ちゃぶ台、 14型ブラウン管テレビ、マンガの詰まった本棚、 XBOX365、偶像マスター、夢倶楽部。 そのどれもが、れいむとお兄さんの思い出が詰まった品々だった。 「これで、俺達の仕事も終わりか・・・ ここも、もう引き払わなきゃな。れいむともお別れか。」 「ゆ・・・」 押入の襖に目をやると、そこには、3枚のコピー用紙が張られている。 西日で色あせたその紙には、 手書きの「Y」「D」「F」の文字がデカデカと書かれていた。 「ゆ・・・おにいさん・・・もしいやじゃなかったら・・・れいむを・・・」 「れいむ!そんな顔すんな!」 お兄さんがれいむの背中をバンバンと叩く。 「そうだ!これから、O.N.I.S.A.Nの祝勝会があるんだ! れいむも来るか?美味しい物一杯あるぞ!」 「ゆっ!?おいしいもの!れいむもたべていいの?!」 「れいむも一杯食べられるぞ!」 「ゆゆぅ!いくよ!れいむもしゅくしょうかい、いくよ!」 「はっはー!よし!いくか!」 れいむがお兄さんの腕に抱えられ、部屋から出ようとする。 その時、背後で、パサッと何か音がした。 「ゆ?おにいさん?かみがおちたよ?」 「ん?・・・あー、いいよ、いいよ。あれでいい。」 押入に張られていた、「YDF」の文字。 「D」の紙が剥がれ、その下には、別の文字が書かれた紙が張られていた。 「ゆゆぅ・・・!どうしよう!れいむ、さっきおやつたべちゃったよぉ! ごちそう、たべられるかなぁ?!」 「はっはっはっ、れいむは一杯食べられるぞ!」 「おにいさん、あまあまさんもあるの?!れいむ、あまあまさんたべたいよ!」 「あまあまさんもあるぞ!れいむも一杯食べられるぞ!」 「ゆふふぅぅ!れいむ、がんばってたべるよ!」 「れいむも一杯食べられるぞ!」 バタン アパートのドアが閉まる。 誰もいなくなった部屋の押入では、「YGF」の文字が西日で赤く照らされていた。 -------------------------------- あとがき EDFのセリフパクって、適当にゆっくりに喚かせるだけだから、 余裕で30kb以内に収まるよね! そう思っていた時期が俺にもありました・・・ 隊員や本部のセリフを書くために、EDF3 Wiki を利用させていただきました。 編集を行ってくださってる有志の皆さん、いつも、ありがとうございます。 きっと、この界隈は見てないでしょうけど。 "血戦どす要塞ゆっくししゅるぅ"の末路が気になる方は、 「ゆーでぃーえーふ! ~番外編~」も読んでやってください。 ただし、こっちとは、270度くらい毛色の違うお話です。 今までに書いたもの 「スーパー赤ゆっくりボール」 「お化けまりさ」 「まりさのおうた」 「うまいが一番」 by ゆっくりボールマン2世 どの程度需要があったもんか興味があったので、ちょいと設置してみました。 選択肢 投票 面白かった (112) 次に期待 (12) EDF!EDF! (74) EDF汚すんじゃねぇ (9) EDF?何それ? (34)
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/1181.html
切り替え 少し…頭冷やそうか… 6月企画 ttp //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12234/1237602478/51 -- (名無しさん) 2009-05-11 22 22 21 一応前ログ最後に感想あったので再掲。 2009-05-11 22 10 10 美鈴の扱いの酷さに泣いたw -- (名無しさん) 2009-05-11 22 20 13 -- (名無しさん) 2009-05-11 22 22 52 業務連絡 トップに企画の告知載せました。 あと細かいところでトップやメニュー、リンクページの 一部リンク(スレやロダ、このwikiの外のサイト)をブランクターゲットにしてみたり。 「M18」の作者様 コメント欄ついてないみたいですが… 投棄場「ゆっくリレー」の作者様 こちらもコメント欄つけなくてよろしかったのでしょうか? 前聞いたときに返答もらえなかったので…。 あと修正版の方( 219.txt?)は通常収録でもよろしいでしょうか? ログ74から 旧画像関連ページ(画像、漫画、gifアニメ)の 参照アドレスのほとんどが無効になってますがどうしましょう? -- (名無しさん) 2009-05-11 22 34 51 業務お疲れ 力尽きたぜ 作品投下すんのアホらし -- (名無しさん) 2009-05-11 22 49 50 作品投下すんのアホらし 確かに こんなに大量に投下されてる中で出しても目立てないからな -- (名無しさん) 2009-05-11 22 55 25 2009-05-11 22 55 25 他の人が作品が投下している日は自作を投下しない俺に隙は無かった 土日マジコワいッス -- (名無しさん) 2009-05-11 22 58 48 昨日今日企業面接で2chどころじゃない俺にある意味隙はなかった -- (名無しさん) 2009-05-11 23 03 23 周りに頭が冷えるまで作品投下を控えようと思う自分に隙はありませんw。 今騒がれているひとは謝罪して1週間ぐらい頭を冷やしたほうがいいのではと思います そればかりは自分で気付かなければわからないことかもしれませんが… -- (名無しさん) 2009-05-11 23 06 38 正直言って読みきれないほどのssがあるのってマジ嬉しい 愛でスレ初期時代は少数の作家さんが日曜に投下するぐらいだったし -- (名無しさん) 2009-05-11 23 07 36 なんかタイトルとかだけでうんざりして読まなかったり、 途中でダレて読むのやめるのが結構出てきたけどな。 虐待スレの方にも同じ事が言えるけど、レベルは極端に落ちてる。 -- (名無しさん) 2009-05-11 23 37 20 個人的には幅が広がって初期よりも面白くなってきたと思うんだけどなぁ ゆっくりのキャラも味が出てきたし それと初期からいる作家さんの作風と文章構成の変化を見てみると結構面白いことに気づいた -- (名無しさん) 2009-05-11 23 43 38 初期は初期で腫れ物を扱うようなものやヤオイが多かったがな。 むしろレベルとバリエーションは上がってる気がするぞ。 -- (名無しさん) 2009-05-11 23 48 57 2009-05-11 23 06 38 >騒がれている人 次の書き込みまでに何も理解できなかったら、本年度以降の卒業式までアク禁でもいいくらいだよ。 彼にとってはまさに、今後におけるネット上の趣味・嗜好がどう決定付けられるかが決まるわ。 ま、畜生道に堕ちても知ったこっちゃないがね。 2009-05-11 23 37 20 >レベルが~ 人それぞれだよ。 アングラなあちらさんの設定でしか評価できない人もいれば、 移転してから一気に増えたニコ動やガ板に準拠する内容で満足できる俺もいる。 過去は問わんさ。今馬鹿をやらかすなら叩くしかないけど。 -- (名無しさん) 2009-05-11 23 50 54 初期に比べると今はみんな叩かれないように叩かれないようにと怯えながら書いてるんだよな 幅が広がったんじゃなくて、よその丸写し -- (名無しさん) 2009-05-12 00 01 06 あぁいつもの人か 釣られちゃったよごめんね~ -- (名無しさん) 2009-05-12 00 02 35 いつもの人乙! アク禁申請出しとくか -- (名無しさん) 2009-05-12 00 04 20 2009-05-11 22 55 25 そういう訳でもないけど 折角感想をくれる人がいていい流れになるのにさ、巻き返す人がいるから嫌気がさしたんだ -- (名無しさん) 2009-05-12 00 05 09 2009-05-12 00 02 35 俺、父の日にがまへら飛翔天をプレゼントするんだ・・・ -- (名無しさん) 2009-05-12 00 09 20 こんどは畜生道かよ またいつもの奴か なんの新興宗教? -- (名無しさん) 2009-05-12 00 24 05 聖さなえさん人気復興宗教教会 -- (名無しさん) 2009-05-12 00 26 00 チラ裏 海釣りしかやらないんだけど、ライギョを釣るには何がいいんだろ…… チラ裏 -- (名無しさん) 2009-05-12 00 37 50 ルーミア教っすよ いつもの人とはわかっているが、それにしても腹立つな -- (名無しさん) 2009-05-12 04 35 14 2009-05-12 00 37 50 フロッグとかワームとか バス釣りとあんまり変わらないと思うよ ただ、太いラインとマウスオープナーは必須 -- (名無しさん) 2009-05-12 06 20 10 ↑追記 竿は雷魚専用竿 リールはベイトリール ラインはPEライン5号〜10号 ルアーはフロッグやワーム その他・マウスオープナー ググるともっと詳細な情報が出てくるので そちらも見ることをお勧めします -- (名無しさん) 2009-05-12 06 33 55 オープナー オプーナに見えた俺は末期 -- (名無しさん) 2009-05-12 06 45 29 ガラッ -- (名無しさん) 2009-05-12 07 30 10 ゴキッ! -- (名無しさん) 2009-05-12 07 47 33 ガシッ! -- (名無しさん) 2009-05-12 07 52 42 ちゅっちゅ! -- (名無しさん) 2009-05-12 07 56 43 ひい、エッチ>< -- (名無しさん) 2009-05-12 08 01 47 えっちなのはいけないとおもいます! -- (名無しさん) 2009-05-12 08 04 34 業務連絡 現ログの2009-05-11 22 34 51に関連 作者じゃないですが、「M18」にコメント欄つけました。 通常収録だし問題ないですよね。 「ゆっくリレー」の方は作者様待ちです。 旧画像関連ページに関してですが、 とりあえずイラストや漫画にあったリンクははずし、 画像にあったzipへのリンクと説明文を入れました。 ついでにリンクを確認してみたら2つにエラーが出ました。 一応残しますが…。 旧ページ3つは削除or暫てゐ保管庫の同画像にアドレス差し替え辺りが 妥当な処理だと思うんですがどうでしょう? -- (名無しさん) 2009-05-12 11 00 15 2009-05-12 11 00 15 お疲れです~ 個人的には旧ページは削除でも大丈夫ではないかと思います 保管庫がありますし -- (名無しさん) 2009-05-12 11 03 20 2009-05-12 11 00 15 気付かず遅れて、大変失礼しました。 ゆっくリレー、投棄場の方は、そのままで改訂版は通常収録でお願いします。 本当にありがとうございました あと、今更ながら名前ちゃんと書かずにいましたね…… まだまだ足りない部分が多いです ― オクラの人 -- (名無しさん) 2009-05-12 20 02 13 2009-05-12 20 02 13 すいません。質問いいですか? ゆっくリレーっていえばラストのおくうのエロネタが妙に可愛かったんですけど、 AA改変をするときに何のソフトを使っています? それと改変の方法やコツが詳しくのってるサイトってありますか? 自分も改変をやったことがあるんですけど、 妙に時間がかかる上に上手くいかない…… -- (名無しさん) 2009-05-12 20 16 13 流れが速くてついていけねぇ…… -- (鬱なす(仮)の人) 2009-05-12 20 21 07 付き合ってやるよ。十秒間だけな -- (名無しさん) 2009-05-12 20 23 21 例のコは相変わらずだな あの流れで生物ネタといい、それを自演で賛同することといい・・・ -- (名無しさん) 2009-05-12 20 33 51 2009-05-12 20 16 13 改変の上に全くの自己流です。もしかしたらソフトやサイトがあるかもしれませんが、 今の所メモ帳とAAチェッカー使ってこつこつ作ってます。 例えば複数のゆっくりを隣り合わせにする場合、(AA失礼しますよ) _▲_ ξ( ゚ヮ゚) (※Ctrl と Aを押してください) ↑の様に起点のAAの横に「壁」を作ると解りやすいかも? それでも色々ずれるので、AAチェッカーで少しずつ修正――でしょうか 難しいですが、絵描いたりSS描いたりするのとはまた違った楽しみがあります ガ板でやっては?と言われそうですが……自分が思いつく話だと、やっぱりここで発表 したいので投下させてもらってます。今更ですがお付き合いありがとうございます -- (名無しさん) 2009-05-12 20 34 41 生物ネタまで否定する流れってのはいかがなもんかとおもうけどね 坊主憎けりゃ袈裟まで憎いってのは分かるが 旧愛での末期知ってる身からすれば否定するだけじゃ何にもならんよ -- (名無しさん) 2009-05-12 20 38 18 2009-05-12 20 34 41 どうもありがとうございました わざわざすいません ここでAAを用いた作品を作ることも面白いですよね ここ特有の雰囲気のAA作品って結構増えてきましたし そういえば幻想板とガ板を見てると思いますが、 同じAAネタの場所とはいえずいぶんと雰囲気と傾向が違いますね 例えば幻想板では殆ど加藤を見ませんし、エロネタには厳しいようです -- (名無しさん) 2009-05-12 20 41 12 自演かどうかは解らないじゃないか? でもあの人なの?気がつかなかった…… が、赤ちゃん好きだから正直けっこう良かったが…… てか、赤ちゃんマジ好きなんだ。それ目当てで海外サイト見て、痛い目見るくらい ここではそんな悲しい目にはああわないから、本当に重宝してるんだけどね -- (名無しさん) 2009-05-12 20 42 07 生物ネタ「まで」じゃないな 生物ネタって「だけで」、だ -- (名無しさん) 2009-05-12 20 42 53 2009-05-12 20 41 12 幻想板はストーリー性があったり、かなり見やすいので、 凄く勉強になりますよね ゆかりが婆さんでもなく、非常に真面目で偉い人な時がありますしww やはりその場で通用するものと通用しないものって難しいな――と感じます -- (名無しさん) 2009-05-12 20 45 30 2009-05-12 20 38 18 雰囲気をよく感じ取ってみな よく見てみると一人二人の過剰反応ってだけで、生物ネタ否定の流れにはなってない 本当の「否定」はスレがハイペースになって長文が飛び交うことが特徴だよ 最近あったアレなんかがそうだ。だから生物ネタは本当の意味での「否定」はされてない だから安心して大丈夫 2009-05-12 20 42 07 生まれたとたんに「おっす! オラれいむ!」っていうような 赤ゆっくりってどう思う? -- (名無しさん) 2009-05-12 20 49 01 やたら大人っぽい思考回路なのに赤ちゃん言葉 書いてて違和感を覚えないのかな 同じネタでも言葉を当時はこんな感じだったと回顧する形式なら これほど違和感を覚えないのに。 -- (名無しさん) 2009-05-12 20 51 41 2009-05-12 20 51 41 一人称が「オラ」はないわw やり方による。 「ゆっくりしていってね!!!」(第一声) その後「ゆゆ~」「ゆっくち」のみしか話せない ってのはかなりツボ。 ウザいという人もいるが、口調にもよる 「おっしゅ おりゃれいみゅ!!!」 ――――あれ? -- (名無しさん) 2009-05-12 20 55 46 2009-05-12 20 51 41 むしろ逆にネタにできね? 一番人格的に大人なのが舌足らず口調のプチゆっくりって感じで -- (名無しさん) 2009-05-12 20 56 07 生まれたとたんは古典口調の赤ゆっくり 成長するとちゃんとしたゆっくり言葉を喋れるように -- (名無しさん) 2009-05-12 20 57 34 <「おっしゅ おりゃれいみゅ!!!」 ありだなw わんぱくっぽくって可愛いw むしろ既存のゆっくり語やキャラに縛られる必要ないんだから、 自分が「可愛い」って思うように書くのが一番かもね 男前古明地姉妹ネタとかね -- (名無しさん) 2009-05-12 21 01 43 2009-05-12 20 56 07 ここ最近スレに貼られた赤ちゃん達はそうだったね。なんていうか、 「まりしゃさん」 相当酷い悪意を持って描かない限りは、どんな赤ちゃんゆっくりも可愛くない と思った事は殆どないな -- (名無しさん) 2009-05-12 21 02 09 別に生物ネタは構わんが、TPOは守れってことだよね。 「この状況下で」 「スレに直接投下し」 「直近の賛同レスがある」 特に三番目。 (2009-05-12 20 51 41)の言うとおり、投げやりな内容に対して "設定"だけを褒めているレス。 そりゃ疑いたくもなるさ・・・ >2009-05-12 20 56 07 バカボン一家の次男坊ですねわかりますw 生物設定はネガティブな発想が基点だから、それを茶化すネタは良いと思う。 あからさまにアチラさんを侮辱するネタはダメだけど -- (名無しさん) 2009-05-12 21 04 51 生まれた途端第一声が 「天上天下唯我独尊」 困った状況になると 「わが生涯に一片の悔いなし」 と変に覚悟を決める でも甘いものを食べると無言で黙々と食べる 大好物だから食べるペースが微妙に早くなるけど、 それを指摘すると照れて否定する そんな赤ゆが見たいです -- (名無しさん) 2009-05-12 21 07 08 2009-05-12 21 07 08 どんな大人になるんだよ?w -- (名無しさん) 2009-05-12 21 08 56 2009-05-12 21 04 51 この場合のTPOって何だ? 疑わしきは罰する、ご立派な心意気だね とりあえず全員投稿ボタン押す前に一呼吸考えてみるんだ -- (名無しさん) 2009-05-12 21 13 10 一番人格的に大人なのが舌足らず口調のプチゆっくりって感じで やっつけてみた。 「まりさ!どうしてためておいた食べ物食べちゃったの!?」 「まりさは腹ペコだったんだぜ!食べたいときに食べるんだぜ!」 冬を目前に控え、動物達が各々に越冬の準備をする中で二人のゆっくりが言い争いをしている。 「だいたいまりさはいつも計画性がないんだよ!夏のときだって考えなしに川に飛び込んで流されて行っちゃうし!」 「そういうれいむこそ!こないだ『おっきいおはなさんを見つけたよ!』って言って持って帰ったのラフレシアだったぜ! おうちのなか未だにくっせえんだぜ!」 「言ったね!この生首!」 「うるさいよ!この生首!」 「生首!」 「生首!」 「生首!」 「生首!」 二人とも口やかましく生首、生首とお互いを罵り合う。 「おちびちゃんはどう思うの!?」 いい加減同じ事を言い合うのに飽きたのか、れいむは傍で聞いているだけだった子供に話を振った。 「…そうだにぇ」 舌っ足らずな口調で、その子はゆっくりと言葉をつむいだ。 「こんかいのひはぜんめんてきにおとーしゃんにありゅよ。いきゅらにゃんでもきょんにゃたいみんぐでいたじゅらにたくわえを へらすにょはぐにょこっちょうだよ。しょこはたしかにはんせいしゅべきだよ。 でみょおかーしゃんもちょっといいすぎだとおみょうよ。おとーしゃんがたべたのはどんぎゅり2こだけだし、しょんなことで いいあらしょいをしていりゅよりもいみゃはおとーしゃんときょうりょくしてもっとたべもにょをあちゅめりゅのが ふゆにみんにゃでゆっくちするためにみょっとみょゆうせんさせるべきこちょだとおみょうよ。 あと、わたちたちみんにゃにゃまくびだから。おとーしゃんもおかーしゃんもわたちも」 子供は全て言いおわってからふう、と息をついた。 数秒間の沈黙の後、次に両親が同時に発した言葉は… 「「…あ、はい。すみませんでした」」 -- (名無しさん) 2009-05-12 21 14 08 2009-05-12 21 13 10 考えてみた どうみても自演だという可能性しかなかった 以上 イクさんも言ってるだろ? 疑わしきはタイミングと(そこまでは言ってない -- (名無しさん) 2009-05-12 21 18 04 2009-05-12 21 14 08 ごめん、ここでこういうこと言うのはなんだがこの赤ゆっくりマジシバきてぇw 可愛くねーwでもこういうのもアリだなw 何故かかなう気がしない。不思議! -- (名無しさん) 2009-05-12 21 19 43 え? いくさんって316が19 19だったから辛抱たまらず出てきちゃったんじゃないの? -- (名無しさん) 2009-05-12 21 21 27 赤ゆっくり語のウザさは異常w これ上手くネタにできないかな? -- (名無しさん) 2009-05-12 21 22 32 2009-05-12 21 21 27 ホントだすげーw -- (名無しさん) 2009-05-12 21 23 19 <「生首!」 <「生首!」 想像すると相当シュールな光景だわw -- (名無しさん) 2009-05-12 21 24 17 2009-05-12 21 14 08 よく見ると親達もゆっくりっぽくなくなってるなw -- (名無しさん) 2009-05-12 21 25 21 2009-05-12 21 19 43 人「子供のくせに口答えするんじゃない! ひっぱたくぞ!」 ヒュン!! ゆ「てっぺき!」 ペシン ゆ「おぉ、いちゃいいちゃい」 人「人が怒ってる時に精神コマンドを使うんじゃない!」 スパン! ゆ「きあい×3! ぶんちん!」 ヒュンヒュンヒュンヒュン うん、勝てる気がしないな -- (名無しさん) 2009-05-12 21 28 24 赤ゆ「確かに冬の寒さは厳しい。だが、今まで生きてこられた饅頭なのだよ我々は。 つまり、『饅頭が意思を持って生きているという非常識が、 冬の寒さは多くの生物を殺し、あるいは冬篭りを強制させるという常識を引っ込ませる』 無理が通れば道理は引っ込む。つまり今から外で生活しても問題はない」 これは困るわーw -- (名無しさん) 2009-05-12 21 28 49 「赤ゆ」とか書くな なんか温泉みたいじゃないか -- (名無しさん) 2009-05-12 21 30 10 源泉 赤ゆ -- (名無しさん) 2009-05-12 21 33 44 ちとずれるけどゆっくりのキャラ付けっていえば、 M子さんのゆっくりまりさの目の前でアリスがたい焼きを頬張ったときの まりさの「ああん?」っていう表情や、 まりさがハンバーグを食べてるときに横からほっぺたをつつかれたときの 「てめぇ…」っていった感じの怪訝な表情が大好きだったりする -- (名無しさん) 2009-05-12 21 34 53
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自宅自宅居間キッチン 風呂 トイレ 水槽 生育スペース 大型スペース バルコニー 暖炉 クリスマスツリー 自宅寝室ミニチュアハウス・本棚 自宅和室テラリウム 小瓶 森ダンボール 巣穴 山岳 水溜り 雪 ショップ コメント(編集できない場合やメモなどに) 自宅 自宅居間 最大20頭生育可能 滞在で時間経過が発生する キッチン シンク、冷蔵庫、フライパン、電子レンジがある シンクは常時少量の水が入っている 冷蔵庫は中に食料が入っており、ゆっくりに与えることができる フライパンと電子レンジは冷蔵庫の食料などを焼くことができる 加熱食料をゆっくりに与えると寿命が伸びるとのこと 加熱しすぎて炭になると逆に毒なので注意 ゆっくりをフライパンや電子レンジで加熱するとダメージが与えられる 電子レンジでチンすると体が赤黒くなっていき、最終的には消し炭になる 風呂 浴槽と洗面器があり、常時少量の水が入っている。水道で満タンにできる バイオレンスモードではお飾りが帽子系以外のゆっくりは ダメージを受ける 浴槽のへりは赤ゆが入り込む隙間があるので注意したい トイレ 水洗レバーをタッチすると動作する ゆっくりが流されてしまうので注意 水槽 水上生存可能な種を入れて観賞できる バイオレンスモードではお飾りが帽子系以外のゆっくりは ダメージを受ける ドスサイズのゆっくりは当たり判定の関係で 近づいただけでダメージを受けてしまう 生育スペース それぞれ固定給餌床有。赤ゆ育成用や 目標とする繁殖形態に合わせた管理が可能 大型スペース ガラス仕切り、固定給餌床有 バルコニー 外飼い用。ゆっくりは外の花を摂食可能 旧版では庭だったが1.5.4gからビルに移転し バルコニーとなった 暖炉 タッチすると火がつく ゆっくりが近づくと燃えてしまうので注意 クリスマスツリー v1.6aから新規追加 ゆっくりを引っ掛けて飾りにすることができる その際に微量ながらダメージ判定がある 自宅寝室 最大20頭生育可能 滞在で時間経過が発生する ミニチュアハウス・本棚 見えない仕切りがあるのか、入ったゆっくりは出てこない 但し押されるなどの動作で出ることがある 自宅和室 最大20頭生育可能 滞在で時間経過が発生する テラリウム 主にMicro~Middle迄の水槽。草・水・穴ぐら有 中の草は摂食させられる 作者によると1.4系をコンセプトにしたとのこと 小瓶 主にMicro・Small用の飼育瓶。草つきで摂食させられる 1.5.3系までは和室入口の代わりに飼育室があり、そこにあった 森 野生ゆっくりが出現。お兄さんの周辺中距離にスポーン? 距離が離れすぎたゆっくりはデスポーンする 森は山岳に囲まれ、山頂の反対側は終点となり 見えない壁が存在。超えることはできない 時間経過は発生せず、夜行くとずっと夜のまま ダンボール 中にゆっくりがスポーンしやすい? 基本的にB・Cのゆっくりが殆ど。(稀にSやAがいる) ダンボールは破壊も可能 巣穴 1.5.4gから巨大化し、お兄さんが入れるように なった。(初期は小型で入れなかった) 内部にS・Aのゆっくりがいること多し 果物が貯蔵されているが、入手は不能 ダンボールと違い破壊不可能 山岳 山は少しづつだが登っていくことが可能で 山頂に達することもできる 旧Verでは山頂から落下したり、落下したゆっくりを カメラで追うとマップ未生成の異次元に突入したが 現行Verでは落下してもマップは保持される 落下ゆっくりを追うとワイプアウトしてカメラが戻る 水溜り お飾りが帽子系以外のゆっくりはダメージを受ける(バイオレンスモード) v1.6aで廃止された 雪 自宅居間の水槽付近から行くことができる 森と同じく野生のゆっくりが出現するが、 胴付きが出現しやすくなっている ショップ ゆっくりの売買が可能。商品はこたまりさや わさ種など希少価値の高いものが出やすい 価格はゆっくりの種・飾り・ランク・サイズで決まり 産まれたてのこたれみりゃでは6万Pほどになる コメント(編集できない場合やメモなどに) 名前 クリスマスツリーのやつどうやって引っかかるの? - 名無しさん (2020-06-30 19 26 18) 学校ステージを復活させて下さい。 - 名無しさん (2019-05-02 16 32 37) ↓学校は今無いはず - wsdfっds (2019-02-14 20 33 23) ステージ学校の項目がないな - 名無しさん 2016-12-03 00 13 45 を夢その言葉お前に返してやる - 名無しさん 2016-11-23 19 54 09 居間の暖炉、タッチすると火がついてそれきゆっくりが触れるとゆっくり燃えるで - 名無しさん 2016-10-30 16 54 28 山って登れるの?全然登れないんだけど - ゆっくりジパング 2016-03-19 13 43 27 お風呂のどすまりさが不覚にもかわいい - 名無しさん 2016-01-31 13 51 53 ↓の訂正。を夢、死ねっていっちゃダメだろ。 - 名無しさん 2015-09-21 16 11 37 ↓↓↓死ねっていっちゃあかんやろ。 - 名無しさん 2015-09-21 16 10 35
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『しろまめゆっくり』 13KB 観察 実験 改造 現代 創作亜種 独自設定 三作目 特殊な環境に合わせて進化したゆっくりの話 とある場所に、洞窟があった。 その存在自体は昔から知られていたのだが、市の財政難により調査が見送られていたのだ。 だが資金繰りが上手くいくようになって、これを機に洞窟を観光資源にできないかと探検隊が派遣されることになった。 探検隊は人の手が入っていない自然なままの、危険な洞窟を時間をかけて調査していく。 暗い洞窟の中で探検隊が目にしたものは、ゆっくりであった。 しろまめゆっくり 最近、洞窟で新種のゆっくりが発見された。 サイズは「家ゆ」や「豆ゆ」と呼ばれる小型のゆっくりと同じで、成体でもピンポン球ぐらいだ。 特筆すべきはその見た目である。 色が白い。真っ白だ。光が差さない洞窟内という環境に適応したのか、色素が抜けて髪もお飾りも真っ白なのである。 さらに目が無い。どうせ真っ暗で見えないのだから不要ということで退化してしまったようだ。 ハッキリ言って気持ち悪い。『真っ白のっぺらぼう』という感じである。 発見した探検隊はそのゆっくりに「洞窟ゆっくり」という仮称を与えて加工所に持ち込んだ。 加工所にはゆっくりを調査する部署がある。ゆっくりの生態を詳しく調べ、加工や駆除に役立てるためだ。 まずは観察をするのだが、安全の確保が出来ていない洞窟で現地調査は無理なので、加工所内に環境を作ってやる。 一部屋を丸々使って洞窟内部を再現し、そこで自由に生活をさせる所から調査は始まった。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 『それでは洞窟ゆっくりの調査結果を、日常生活の映像と共に報告していきます』 加工所の職員がスクリーンに映された映像を見ながら語り始めた。 『なお強力なライトで顔を照らしても全く眩しがらなかったことから、撮影は明かりはつけた状態で行っています。全ては暗い洞窟の中での出来事だと思って見て下さい』 今回、用意されたのは、れいむ×10、まりさ×12、ちぇん×8、ぱちゅりー×9、みょん×10。全て成ゆだ。 その洞窟ゆっくり達は一箇所に固まって寝ていた。色が白いこともあって、まるで大福が転がっているようである。 皆、寝ているようだったが、やがて一匹のれいむが目を覚ました。 「ゅ……ゅぅ……ゆ? ゆぅ~~ん、よくねたよぉ~~。ゆっくりしていってね」 れいむのその声で目が覚めたのか、他のゆっくりも順次目を覚ましては挨拶していく。 そして最初に起きたれいむが「せーーのっ」っと合図をすると、全ゆんが、 「「「ゆっくりしていってね!」」」 と声を揃えて挨拶した。 『最初に起きたゆっくりが音頭を取って全ゆんで挨拶をします。この声の大きさによって個体数の把握を行っています』 『この挨拶が済むとゆっくりらは二匹か三匹で一緒になって狩に出かけます』 「れいむ、きょうもまりさといっしょにいこうね」「ゆん、わかったよ」 「みょんはちぇんといくみょん」「もちろんだねー、わかるよー」 それぞれがペアを作っていく。 スクリーンはれいむ、まりさ組をアップにして映し出した。 「「ゆっ――――――ゆっ――――――ゆっ――――――」」 二匹は小さく鳴いては少し進む、を繰り返している。 『こちらは目が無い洞窟ゆっくりが視覚の代わりに聴覚で周囲を把握しているところです』 『コウモリが超音波を出してその反響音を聞くことで暗い洞窟内を飛び回っていることはご存知かと思います』 『この洞窟ゆっくりはその能力、エコーロケーションを獲得しているのです』 『ただゆっくりの餡子脳では反響音を理解するのに時間がかかります』 『一声鳴いては三秒止まり、10cm進んではまた鳴く。大体このような移動法です』 二匹は決して跳ね回らず、常に足元に小石がある前提でゆっくりずりずりと這っていく。 そんな二匹の前に箱が置かれていた。すると二匹はちゃんとその存在を把握し、避けて進んだ。 『ゆっくりフードそれなり味を二匹の前に置いてみます』 れいむとまりさはゆっくりフードの存在に気づくと、それを舌でつんつんと突いた。それから軽く噛み付いてみる。 「ゆぅ、これはかちかちさんなんだぜ」 「じゃああとまわしにしようね」 「わかったんだぜ」 二匹はフードを無視しして進んでいってしまった。 『次はあまあま味です』 また二匹の前にゆっくりフードが置かれているが、二匹の行動はそれなり味の時と同じだった。 『通常のゆっくりであれば甘味の匂いを敏感に察知しますが、洞窟ゆっくりにはそれが出来ません。嗅覚が無いのです』 『さらにあまあま味を噛んでも平然としていた所から分かるように、味覚も持っておりません』 次に置かれていたのは通常のゆっくりにとっては劇薬となるトウガラシである。 二匹はまた舌で突いた後、トウガラシに噛み付いた。 「ゆゆっ? こ、これはやわやわさんなんだぜ!」 「ほんとだね! ゆっくりたべようね!」 二匹はトウガラシを半分に分けて食べた。その食べ方はとても行儀が良く、静かに噛んで飲み込んでいく。 「「しあわせ~!」」 『洞窟ゆっくりは何でも食べます。辛味も苦味もです。これも餌が少ない洞窟に適応していったからでしょう』 『一応、食料の好みはあり、硬いか柔らかいかがその基準です』 『また食べかすを飛び散らしたりしません。欠片ですら勿体無いからです。なので口の中の物が無くなるまでは喋ろうとしないのです』 少しするとまりさがモジモジし始める。 「れいむ、まりさはれいむのおうたがききたいのぜ」 「ゆっ、わかったよ。ゆっくりのひ~、まったりのひ~」 れいむが歌いだすとまりさはれいむから少し離れ、そこでうんうんをした。 そして直ぐにクルリと振り返ると、自分が今したばかりのうんうんを食べ始めた。 『味覚と嗅覚が無いので自分のうんうんも普通に食べられます。これも重要な食料なのです』 『ただ羞恥心はあるようで、うんうんの咀嚼音をパートナーに聞かれたくないようです』 『ですが洞窟ゆっくりは極力他ゆんと一緒にいたがり、その為、このように相手に歌ってもらってその間に済ませるのです』 「れいむのおうたはとってもゆっくりできるのぜ」 「ゆふふ。ありがとう。れいむはまりさのおうたがききたいな」 「わかったのぜ。ゆっくりのひ~、まったりのひ~」 今度はれいむがうんうんをして、それを食べている。 『うんうんだけでなく同属の死体も平気で食べます。死臭を感じないからです。むしろ柔らかいのでご馳走といえます』 今度は二匹の前にマシュマロが十個ほど置かれている。 二匹は喜んで食べ始め、体が茄子型になるまで思いっきり腹に詰め込んでいった。 「ゆぅ~~ん。こんなにやわやわさんをたべたのは はじめてだよぉ~」 「まりさもなのぜ~~」 満足そうな二匹。真っ白い顔で、口だけがニコニコと笑っている。子供が見たら泣くかもしれない気持ち悪さだ。 職員の虐待鬼威山はビキビキきているようだが、映像は続いていく。 二匹はマシュマロを頭の上に載せて来た道を戻っていく。 『洞窟ゆっくりは自分が通ってきた道を覚えています。ただその記憶はゆっくりすると無くなります』 『バカな個体だとご馳走を独占しようと考え、食べ尽くすまでその場に留まり、結果道が分からなくなって帰れなくなります』 れいむとまりさが寝床に辿り着く。他のゆっくりはまだ帰ってきていないようだ。 『もしも柔らかいものが見つからなかった場合、洞窟ゆっくりは小石や土を食べます』 映像が切り替わり、ちぇんみょん組が映し出される。 「やわやわさん なかったみょんね……」 「いつものことなんだねー。でも、わかりたくないよー」 二匹はしょんぼりとした感じで来た道を引き返していく。その途中で目星をつけていた小石や比較的柔らかい土を口に放り込んだ。 この時も、やはり口を閉じて静かに食べている。 「じゃりじゃりしてるねー……」 「ふしあわせー、だみょん」 ちぇんは被っている帽子を脱ぐと、その端を千切って飲み込んだ。少しだけゆっくりした顔になる。 みょんも自分のリボンを少し食べた。 『通常のゆっくりはお飾りによって個体を識別していますが、洞窟ゆっくりは相手の声で個体を識別します』 『そのため洞窟ゆっくりは通常のゆっくりに比べ、お飾りに対する執着が薄いです。これは互いの顔が見えない為、容姿を気にしないからと考えられます』 『積極的に食べようとはしませんが、ゆっくり出来ない事が続いた時に少しずつ食べているようです』 時間が一気に進められ、寝床にゆっくり達が集まっていた。 「ぱちゅりー。もうぜんゆんそろったんじゃないかしら?」 「そうね。じゃあ、せーのっ!」 「「「ゆっくりしていってね!」」」 「むきゅ。そろっているようね。れいむ、まりさ。ふたりはやわやわさんをたべてきたの?」 「そうなのぜ」「しあわせーだったよ」 「からだがずいぶんおおきくなっているわね。おちびちゃんをうんでもらえるかしら?」 そこで二匹は、普通のゆっくりでは有り得ないことを言った。 「いやなんだぜ」「おことわりだよ」 「むきゅ? おおきいのにおちびちゃんをうまないのは げすがすることよ」 「まりさとれいむは おみやげさんを もってきたんだぜ」 「そんなにやわやわさんがあったの? どこに?」 「もうおぼえてないんだぜー」「たぶんあっちのほうかな?」 寝床に帰ってきた二人は満腹感に身を任せてゆっくりした為、マシュマロがある場所を忘れていた。 「むきゅ。じゃあしかたないわね。おちびちゃんは おみやげさんをたべたゆっくりがうむことにしましょう」 ぱちゅりーが言うと、土を食って飢えをしのいでいたちぇんとみょんが進み出た。 「ちぇんがうむんだねー……」「みょんもうむみょん……」 二匹はマシュマロを食べ始める。その顔はとてもゆっくりしている 「「しあわせ~!」」 「むきゅ。じゃあみんながどのくらいいるかしらべましょう。まりさだけへんじしてね。ゆっくりしていってね!」 「「「ゆっくりしていってね!」」」 ぱちゅりーが音頭を取って、一種ずつ挨拶させていく。 「ちぇんのこえがすくないわね。ちぇんのおちびちゃんをつくりましょう」 「わ、わかったんだねー」「……みょーん」 ペアだったちぇんとみょんがすっきりーをして、ちぇんがみょんの子を孕む。 ちぇんが胎生妊娠をしてぺにぺにが使えないので、別のちぇんがみょんとすっきりーをして、みょんも孕んだ。 『野生のゆっくりはすっきり制限をしますが、洞窟ゆっくりは逆にすっきり強制を行います』 『個体数を維持し続ける為に、洞窟ゆっくりが選んだのは胎生妊娠で一匹だけを産む事でした』 『体が大きければ食べられる小石も増えるので、一匹に餡子を集中させて大きめの赤ゆを産みます』 『しかし赤ゆの体が大きいため、出産時の母体に凄まじい負担がかかります』 『よって一度でも出産を経験したゆっくりは、もう赤ゆを欲しがらなくなるのです』 『すっきり強制の対象になるのは太ったもの、つまり赤ゆに餡子を吸われても死ななそうなものです』 『しかし今回は、れいむとまりさが群れの為にお土産を持ってきたので、すっきり強制を免れたのです』 『声の大きさで各種族の数を判断し、種族毎の個体数の調整も行っています』 『また精子餡すら勿体無いらしく、すっきりーの快楽を諦めてでも体内の餡子の維持に努める傾向にあります』 映像が切り替わり、ちぇんがれいむを食べているシーンが映し出される。 『このちぇんはゲスで、パートナーのれいむを殺して食べています』 また映像が切り替わり寝床の様子が映される。 『そして腹が膨れているので妊娠を強制されています。ゲス性を発揮して妊娠を断ると――』 他のゆっくりたちに取り囲まれてちぇんが制裁を受けている映像になる。(職員の虐待鬼威山たちは、ようやくゆっくりした顔になった) 『狩のとき以外は全ゆんが一箇所に集まっているので、ゲスの早期発見、排除が可能です』 制裁されたちぇんの死体は妊娠を引き受ける者が食べることになる。 『普通の豆ゆっくりとの交配実験も行いましたが、既に別種の生物になっているようで赤ゆが生まれることはありませんでした』 『以上で洞窟ゆっくりの生態調査報告を終わります。引き続きプレゼンテーションを行います』 『洞窟ゆっくりは容姿を気にしない。そこでこのような事が可能になります』 プレゼンターが用意してあったカメラと透明な箱を取り出し、カメラで撮った映像をスクリーンに映し出す。 『こちらは職員Aさんが改造したゆっくりです』 スクリーンには黒髪に赤帽子という「れいむカラーまりさ」と、金髪黒リボンの「まりさカラーれいむ」が映った。 『目はビーズを埋め込んで作ったそうです。もちろん目が見える訳ではありません。見た目を良くするためですね』 『体の色は食紅を使って付けています。通常のゆっくりの皮とほぼ同じ色になっています』 『続いて職員Bさんの作品です』 二本の尻尾が生えたオッドアイぱちゅりーが映される。 『目にはリアルドール用のグラスアイが使われており、非常に綺麗ですね』 『次は匿名希望さんの作品』 茶色い髪の毛が物凄いことになっているちぇんが映される。職員からどよめきがあがる。 『昇天ペガサスMIX盛りちぇん、だそうです……えーと……はい……凄いですね…………』 『続いては職員C君の作品』 禿饅頭になったれいむの口周りを赤く塗った「エヴァ量産型れいむ」、そして色を塗らず目を書き込んだだけの「雪ありす」だ。 『かなり手を抜いて作ったようですが、通常のゆっくりとの違いが良く分かりますね』 『最後は職員D君の作品。これはかなりの力作ですよ』 禿饅頭にしたまりさを食紅で緑色に塗り、模様を書き込む。後頭部の餡子を少し削り、そこにボタン電池を仕込む。 そして赤色の発光ダイオードを顔の中央上部へ、口を開ける度に導線が接触して発光する―― 『ザクまりさです。赤いモノアイが怪しく輝いていますね』 プレゼンターはそれぞれを透明な箱から出すと一箇所にまとめた。 『ゆっくりしていってね』 その声に反応して、今まで眠っていた洞窟ゆっくりたちが目を覚ます。 「ゆぅ……ゆ? ゆっくりしいってね!」 「「「ゆっくりしていってね!」」」 そしてゆっくり達の中心にマシュマロを置いてやる。 『こんなところにやわやわさんがあるよ』 「ゆゆっ? つんつん……ほんとだよ。やわやわさんがあるよ!」 「とかいはなやわやわさんね。みんなでむーしゃむーしゃするべきね!」 れいむカラーまりさ、まりさカラーれいむ、猫又オッドアイパチュリー、昇天ペガサスMIX盛りちぇん、ザクまりさが仲良く食事をする。 もちろん食い散らかしたりせずに静かに、である。 プレゼンターはその上から透明な箱を被せるとまた話し始めた。 『このように改造されて見た目が変わっているのも関わらず、一緒に飼うことが出来る。これが洞窟ゆっくりの最大の利点です』 『通常、見た目で相手を差別しないのは余程善良な個体か目を抉った個体ですが、前者は数を揃えるのが難しいですし後者は自活が出来ず直ぐに死にます』 『この洞窟ゆっくりは着せ替え可能で共存でき、ちゃんと自活も出来るので、テラリウム用として売り出せると思います』 テラリウムとは大きめな透明な箱に自然環境を再現し、そこにゆっくりを離して観察する遊びである。 このプレゼンは成功し、洞窟ゆっくり(仮)は『しろまめゆっくり』という名前になって販売されることになった。 しろまめゆっくりは予想通りテラリウム愛好家に売れた。 餌の量を調節するだけで簡単に個体数の管理ができ、無闇に増えたりしない。 暇な時に餌を多めに与えて子を産ませ、その子供に改造を施して群れに戻す。 だんだんとテラリウムの中のゆっくり達はカラフルに、そしてバリエーション豊かになっていくのだ。 普通の豆ゆっくりと違い排泄物は自分で食べて綺麗にするし、聴覚が鋭いため自身ではあまり大声を出さず、静かなのも良かった。 加工所が企画を立てて行われた、しろまめゆっくり品評会では様々な作品が集められた。 五匹五色の「まりさレンジャー」や、妖怪をモチーフに数人で協力して作ったゆっくり百匹による「百鬼夜行ゆっくり」など、 共存できることを生かした作品がたくさん集まり品評会は大成功した。 こうして、しろまめゆっくりは世間に認められていったのだ。 つまらないのは虐待派である。 しろまめゆっくりは完全に愛で派向けだったのだ。 目が無いので最初から虐待できるパーツが少ないというのもあるが、そもそも豆ゆっくりは小さすぎて虐待しにくいのである。 大量にいればそれはそれでヒャッハーできるのだろうが、しろまめゆっくりは中々増えず、数を揃えるのは面倒だった。 精々が、妊娠しないのを良いことに豆ゆっくりのれいぱーにしろまめゆっくりを襲わせ続けるぐらいだ。 現在、加工所はしろまめゆっくりと同等の能力を持つ、通常サイズのゆっくりが作れないか研究中である。 孤独を嫌うゆっくりを、室内で二匹一緒に飼っても赤ゆを欲しがらず、うんうんは自分で食べて処理し、声は静かで、 跳ね回らず、食い散らかさず、見た目を改造しても仲良く生活するゆっくり。 この研究が成功すれば愛で派はさらにゆっくりにハマり、加工所の売り上げが伸びることだろう。
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『Stray 2 ~嫉妬と決意~』 34KB 観察 不運 日常模様 都会 現代 2話 かすがあきです。 注意 anko4465 Stray 1 ~れいむは地域ゆっくり~ の続きです。 「」はゆっくりの発言です。 『』は人間の発言です。 死なない ゆっくりがいます。 Stray 2 ~嫉妬と決意~ 両親が死んだ翌日、れいむはいつもと同じで掃除をしている。 「ゆぅ…………きょうも ごみさんが いっぱいだよ………」 れいむが暮らす公園は駅と繁華街と住宅街が隣り合っているため、ゴミが多い。 特に夏場は食べ歩きで容器類が不法投棄されたり、花火のなどでゴミが多い。 れいむは暑さを我慢しながら、汚い舌でゴミをゴミ袋へ入れていく。 「ゆ!…………ゆぅ………まただよ……」 掃除をしている れいむの顔が暗くなる。 れいむの視線の先には、所々焦げた小さな饅頭が4つと、黒いとんがり帽子を被った、やはり焦げた大きな饅頭が1つ。 その側で、汚いリボンをつけた大きな饅頭があった。 「この おかざりさんは はじめてみるから むれの ゆっくりじゃないね。」 れいむの言う通り、この饅頭たちは群れに所属していない ゆっくりの遺体である。 「ゆっくりごめんね。」 れいむはそう呟いてから赤ゆの遺体を咥え、ゴミ袋にいれる。 そして、所々黒く焦げている まりさの遺体に歯をあて、小さく千切っていく。 成体ゆっくりの遺体をそのままゴミ袋にいれるの事はゆっくりの力ではできないからだ。 「……ゆっぷ……こげてても……やっぱり くさいよ…… ゆっくりできないけど、がまんだよ………ごめんね、まりさ…… おぼうしも いっしょに すてさせて もらうよ……」 見ず知らずの ゆっくりとはいえ、同族の遺体を噛み千切る事は辛い。 れいむは押し寄せる吐き気と戦いながら、掃除を続ける。 ------ 昨晩、れいむがダンボール箱の中で泣きつかれ眠っている頃、 公園の中心部では若者2人が花火で遊んでいた。 - ッヒューー………ッドーーン!! 「ゆわぁ~~。とっちぇも きりぇーなのじぇ……」×2 「ほんっちょうだね!まるで れいみゅ みちゃいだよ!」×2 「ゆぷぷ。ほんっとうだね、おちびちゃんたち。とっても ゆっくりできるね。」 始めて見る花火に赤ゆっくり4匹(姉れいむ・姉まりさ・妹まりさ・妹れいむ)と れいむが喜ぶ。 笑顔の家族を見て、まりさが ゆっくりとした気持ちになる。 「よかったのぜ。みんなが どれいの もてなしに よろこんでいるのぜ。 これも すべて まりさが さいっきょう だからに ちがいないのぜ! くそにんげんを どれいに できて さいっこうに きぶんが いいのぜ! ゆ!さいっきょうの まりさは ごはんさんを むーしゃむーしゃするのぜ! むーしゃむーしゃ……っしあわっせー!!」 「ゆ!まりさだけ ずるいよ!れいむも もっともっと むーしゃむーしゃするよ!」 「まりちゃ(れいみゅ)もするーー!!」×4 一家は透明な箱の中で駄菓子を食べてより幸せになる。 『ははは、見ろよコイツ等。幸せそうな顔してるぜ?』 缶ビール片手に青年が笑いながら言う。 『いいじゃない。最後の晩餐なんだから。 安くい菓子だけど、生ゴミよりはご馳走でしょうし。』 女性が青年から缶を奪い取りながら言い、ビールを一口飲む。 『まっずーい。やっぱりビールは私の口にあわないわ。』 『リキュールも買ってあるからそっちを飲めばいいのに。 よし、ロケットは終わったから そろそろ手持ち花火にするか。』 「おそらとんでりゅみちゃい!!」 ロケット花火がなくなったのを確認した青年が姉れいむを持ち上げながら言う。 「おねーちゃんずるいのじぇ!!」×2 「れいみゅも!れいみゅも!!」 浮遊感を楽しむ姉れいむを見て、残りの赤ゆっくりたちが自分にもしろと騒ぐ。 「ゆぷぷ。おちびちゃんたち、だいじょうぶだよ。 おとーさんに めいっれいしてもらって たかいたかいを たのしもーね。」 「ゆっくりまかせるのぜ。おい!どれい!! ほかの おちびたちにも たかいたかいを するのぜ!! さっさと しないと この せいっきょうの まりささまが せいっさいするのぜ? ゆあぁ~?きいてるのかぜ?」 まりさが勝ち誇った顔で言う。 この一家、裏路地でゴミ漁りをしながら生活をしていた野良一家である。 ゴミ漁りをして生きている野良ゆっくりは人間との力関係を理解し、卑屈な個体が多い。 しかし、餡子脳のため、 親がどれだけ人間の脅威を教えても理解できずに人間にケンカを売り、殺される子ゆっくりも大量にいる。 が、中には運だけで生き残り、成体まで成長するバカもいる。 まりさと れいむは運だけで生き残り、結婚し、子供までつくった個体である。 子供が生まれ、立派な家が必要→人間の家でお家宣言をしようという発想から、 夕方、虐待派の青年の家(公園の近所にある学生向けアパート)でお家宣言をした愚かな個体である。 人間の家で、それも虐待派の人間の家で お家宣言をしたのだ、もはやこの ゆっくりたちに命はない。 姉れいむは透明な箱(ビックサイズ)に入れられる。 「ゆ!もっちょ れいみゅは おそらを とびたいよ! さっさとしてね!すぐで いいよ!!」 地面に下ろされたことが不満な姉れいむが青年に向かって叫ぶ。 『ねぇ、れいむ。れいむってさ、花火好き?』 リキュールが入った缶を片手に女性が尋ねる。 「ゆ?はなびしゃん?すきだよ!はなびしゃんは とっちぇも きりぇーなんだよ! まるで れいみゅ みたいに きりぇーで れいみゅ、はなびしゃんが だいっすきだよ!」 『そっか。それじゃぁ、れいむに花火を見せてあげるね。』 『ほい、火……』 ビールを飲みながら青年がライターを女性の手元に近づける。 手には、花火が握られている。 -ッジュッボ………ッシューーーー!!! 花火から勢いよく火が飛び出る。 「ゆっわぁーー!!ちょっちぇも きりぇーだよ!!」 『でしょ、もっと近くで見せてあげるね。』 「ゆ!なかなか きが きく ばばあだにぇ! ちょくっべつに どりぇーに してあげるきゃら かんしゃちてにぇ!! おれいは あみゃあみゃでいいよ!とくもりで いいよ!!」 額に青筋を立てながら、女性は花火を透明な箱の中にいる姉れいむにゆっくり向ける。 「ゆわぁーー!!れいみゅ みたいに きれ っぎゃぁぁああ!!! ああ!!っあじゅいぃいいいい!!!」 火花が姉れいむの汚い身体にかかり、姉れいむが絶叫をあげる。 『お!喜んでもらえてなによりだ。ほら、もっと花火を見せてやるからな。』 青年が女性の花火の側に別の花火を近づける。 -ッジュッボ………ッシューーーー!!! 青年の持つ花火に火が燃え移り、姉れいむ目掛けて勢いよく火が飛び出る。 「っあじゅいぃいい!!だっだじゅげ!! っゆっぎゃぁぁああ!!!!だじゅげでぇええ!!おぎゃぁじゃぁぁあん!!!」 姉れいむは絶叫をあげながら透明な箱の中を必死に跳ねる。 が、ビックサイズとはいえ箱の中だ。逃げれる場所などない。 「おぢびぃいいい!!」 「おぢびじゃぁあん!!」 まりさと れいむが姉れいむを助けようと透明な箱の中で跳ねているが無駄な努力である。 「っゆっぎゃぁああ!!!あ!!!あじゅいぃい!!めぇぇええ!!!めぎゃぁあああ!!! っめっぎゃぁああああ!!!!っだ!!だじゅげじぇぇええええ!!!あっじゃぁあああ!!!」 眼に火花が入ったようで、姉れいむが一際大きな絶叫をあげる。 『ほら、お前も楽しめよ。』 「おそらとんでりゅみちゃい!」 青年が姉まりさをもちあげ、姉れいむの入った透明な箱に近づける。 「やめりゅのじぇぇえ!!あ!あそこは ゆっくりできないのじぇぇえ!!」 姉れいむと同じ所に入れられることを察した姉まりさが叫ぶ。 『そっか、いやなのか。じゃぁ まりさはあの箱の中にいはいれないよ。』 青年は姉まりさの要望を聞き入れた。 『でも、その代わり、帽子をいれておこう。』 「まりちゃの おぼうちぎゃぁあああ!!!」 笑顔の青年は、姉まりさから帽子をとりあげ、帽子を透明な箱にいれる。 「あじゅいぃいい!!あじゅぃぃいい!!だれぎゃぁあ!!れ!れいみゅをたちゅけちぇぇぇ!!! っゆ!!お!!おぼうちじゃぁあ!!」 透明な箱の中で、姉れいむは黒とんがり帽子を見つける。 「こ、この おぼうちを かぶれば げすな はなびしゃんから にげれりゅよ!! ゆぷぷ!!れいみゅったら かちこしゅぎりゅよ!!」 姉れいむは笑いながらそう言い、姉まりさの帽子を被る。 ちょうど花火の勢いが弱まったこともあり、姉れいむは火の脅威から一時的に逃れることができた。 「ゆぷぷ。もう げすな はなびしゃん なんて こわきゅないよ! こうっさん したら さっさと あまあまを もってきてにぇ!ときゅもりでいいよ!!」 勝利を確信した姉れいむが笑顔で宣言をする。 そんな姉れいむに、姉まりさが泣きながら叫ぶ。 「かえちゅのじぇぇえ!!まりちゃの おぼうちをぉお!!」 「ゆぴゅぴゅ。なにいってりゅにょ?ばかなにょ?あほなにょ? おぼうちしゃんで れいみゅは てっぺきの ぼうぎょを てにいれちゃんだよ! だめに きまっちぇるでしょ! そんなことも りかい できないにゃんて、おぼうちの ない げしゅは なんて おりょかなにょ? おお、おりょかおりょか。」 「ゆっがぁああ!!がえじぇぇええ!!」 姉まりさは飛びかかろうとするが青年に握られており、動くことができない。 『お、中々意外な行動をとったな。この れいむ。』 『本当ね。でも、そのおかげで楽しめそうよ。』 女性が新しい花火に火をつけながら笑顔で言う。 -ッジュッボ………ッシューーーー!!! 花火から勢いよく飛び出る火が帽子にあたる。 「ゆぴゅぴゅ。むだだよ! れいみゅには おぼうちが あるから はなびしゃんは こわきゅにゃ…… っゆっぎゃぁああ!!あ!!あぢゅいぃいI!! ど!どぼぢじぇぇえ!!??どぼじで おぼうじを がぶっじぇりゅのにいぃい!!??」 帽子のおかげで火の粉からは身を守れても熱からは身を守ることはできない。 女性は花火を帽子のリボン付近に近づけ、帽子に火をつける。 「っゆっぎゃぁああ!!!ああ!!ああああああぁああ!!!!」 頭部からの熱に姉れいむが絶叫をあげ、帽子を舌で投げ飛ばす。 「っば!!ばりじゃの おぼうじぎゃぁぁああ!!!」 大事な帽子に火がついたとあって、姉まりさが絶叫をあげる。 『ほら、まりさ。帽子をとりかえさないと。』 青年が姉まりさを握る力を緩めた。 姉まりさは急いで青年の手から、透明な箱の中へと飛び移り、顔面を強打した。 「っぐっべぇぇ………い、いじゃいのじぇ…… で、でみょ、いたいことより、おぼうしを………いそぐのじぇ!!」 痛みに堪えながら、姉まりさは燃えている帽子に近づき、帽子を守るために愚かにも燃え盛る炎を舐める。 「ぎえじぇにぇ!!げしゅにゃ ほのおじゃんは ざっざど ぎえじぇねぇ!! ぺーりょぺー…ゆっぎゃぁあああ!!あああ!!あじゅいぃいい!!!あっじゅいぃいいい!!!!」 結果、姉まりさは火傷を負い、痛みで箱の中を暴れる。 『ははは。火を消せるはずないのに、まりさ種って本当にバカだよね。いや、ゆっくり全部か。』 姉まりさの行動を見て青年は笑う。そして、花火に火をつけ、姉れいむと姉まりさとに向ける。 姉れいむと姉まりさは花火と帽子を燃やす炎から逃れようと透明な箱の中を必死に走り回る。 が、どれだけ逃げても箱の中のため、逃げ場所はない。 2匹の身体に無数の火傷ができていく。 『あれ?動きが鈍くなってきた?』 「た……たじゅげ……」 「ば……まりぢゃ……じにじゃくにゃ………」 2匹は体力的に限界がきており、火が近くにきても跳ねることなくズリズリと這いずるだけだ。 『やっぱり赤ゆは体力が少ないな。まぁ、しかたがない。次の赤ゆを入れるか。』 「っゆっびぃいいい!!」 消えた花火を姉れいむに強く押し付けてから水の張ったバケツに捨てた青年が透明な箱に手を伸ばす。 「ぐるにゃぁぁああ!!」×2 「おちびちゃん!ゆっくり おかーさんの おくちに かくれてね! おかーさんの おくちのなかは あんっぜんだよ!」 「おちびは さいっきょうの まりさが まもるのぜ!! くらうのぜ!さいっきょうの まりさの さいっきょの ぷくーを!ぷくーー!!」 透明な箱の中では、れいむが赤ゆを口内に入れようとしている。 その隣で、家族を守るため、自称最強である最弱のまりさが頬を膨らませている。 何をしても無駄なのだが、餡子脳のため、そのことに気がついていない。 「おそらとんでりゅみちゃい!!」×2 今ごろ 口に隠れろと言う れいむに本当に子供を守る気があるのかを疑問に思いながら、 青年は妹まりさ・妹れいむを箱から取り出す。 「おちびぃいい!!!がえぜぇえ!! せいっさい されたくなかったら、さっさと おちびを かえすのっぜぇええ!!」 「おちびちゃぁあああん!! まりざぁああ!!ざっざど おちびちゃんを どりがえじでぇええ!!」 喚く2匹を無視して、青年は透明な箱の中に赤ゆたちを入れる。 「っゆべぇ……れ、れいみゅおねーしゃん、だ、だいじょうかじぇ?」 「っゆべぇ……や、やめてにぇ…… にんげんしゃん!おねがいちましゅ!きゃわいい きゃわいい れいみゅだけは みのがちちぇにぇ!」 火傷を負った姉の心配をする妹まりさと、命乞いをする妹れいむである。 『うわぁ……さっすがれいむ種。平気で姉妹を見捨てるわね。』 『虫唾がはしるから当然制裁だな。』 -ッジュッボ………ッシューーーー!!! 助ける気などまったくない2人が花火に火をつけ、赤ゆたちに向ける。 「っゆっぎゃぁあああああああああああああ!!!」×2 まだ元気がある2匹が絶叫をあげ、箱の中を飛び跳ねる。 「おちびぢゃぁあああん!!まりざぁああ!! さっさと くそにんげんを せいっさいして おちびちゃんを たすげでぇええ!!」 「わかってるのぜ!! おいぃいい!!ごの ぐぞにんげんがぁあああ!! いますぐ おちびを たすけるのぜぇええ!!いまなら ぜんごろしで かんべん してやるのぜぇえ!!」 『いつも思うんだけどさ、全殺しで勘弁してやるってどういう意味なの?』 『さぁ?ゆっくりの言葉なんて一々考えるなよ。お、そうだ!』 「おそらとんでるみたい!」 青年は まりさを持ち上げ、女性のほうに まりさの足を向ける。 『ねぇ、悪いけどライターで足焼きをしてくれない?』 『ん?いいよ。』 「な!なにを いってるのぜ!? どれいの ぶんっざいで さいっきょうの まりささまに きがいを くわえるつもりかぜ? げらげらげらげら。そんなのは ふかのうさんなのぜ。 まったく、これだから くそにんげんは おろかなの っぜぇえええええええ!!?? っゆっぎゃぁぁあ!??ああああぁあ!!あづいぃいいい!!!」 『ほら、まりさ。最強なんでしょ?私の攻撃なんて痛くも痒くもないんでしょ? なんで そんな大きな悲鳴をあげるの?』 女性がニヤニヤしながら言うが、その声は まりさには届いていない。 数分後、青年は脚部が炭化した まりさの足にリキュールをかける。 糖分を含んでいるため、痛み止めになるからだ。 そして、まりさを赤ゆたちのいる箱の中にいれる。 「おとーじゃぁああん!!」×2 「おどうじゃ………」×2 箱に入ってきたまりさを見て、4匹は笑顔になった。これで助かると信じているのだ。 動くだけの元気がある2匹はまりさの側にかけより、頬を擦っている。 「おちび!!もう だいっじょうぶなのぜ! この さいっきょうの おとーさんが おちびたちを ぜったいに まもってみせるのぜ!!」 『粋がるのはいいけどさ、どうやって?』 「げらげらげらげら! そんなことも わからいのかぜ?まったく、これだから くそにんげんは おろかなのぜ。 この さいっきょうの まりささまが すぐに せいっさいしていやるのぜ! ないたって ゆるさいのぜ。かくごするのぜ! っゆ?ゆゆ??」 まりさが上半身(?)をねじる。 「ゆ?っど!どぼじで あんよが うごかないのぜ!? う!うごくのぜ!!さいっきょうの まりさの さいっきょうの あんよさん! うごいて さっさと あの くそにんげんを せいっさいするのぜぇぇええ!!」 『ははは。頑張ってね、まりさ。はやくしないと、子供が大変よ。』 花火に火をつけながら女性が言う。 そして、火のついた花火を、姉まりさ・姉れいむに近づける。 「っあ゛!あづいぃいいい!!!だ!だじゅげじぇぇええ!!!おじょうじゃぁああん!!×2 動くだけの力がない2匹は父であるまりさに助けを求めてただ叫ぶだけだ。 「おちびぃいい!!!まってるのぜぇえぇええ!!すぐに たすけるのぜ!! うごげぇええ!!うごくのぜぇええ!!まりさの さいっきょうの あんよざん!! うごがないど!!うごがないと おちびがぁああああ!!!っゆっがぁああ!!うごげぇええ!! うごげ!うごげ!!うごげ!!うごいて れいむにの かわいい おちびを たすけるのっぜぇええ!!!!」 「がんばりゅのじぇ!!さいっきょうの まりちゃの おとうしゃんなら できるのじぇ!! はやくちて れいみゅおねーしゃんを たすけりゅのじぇ!!」 「おちょうしゃん!はやく くしょにんげんを せいっしゃしちて れいみゅを まもってにぇ!!すぐでいいよ!!」 妹まりさ・妹れいむの応援も虚しく、まりさは動くことができない。ただ、醜く身体をねじるだけだ。 「あ゛あぁああ!!ぼ!!ぼっど……ぼっど ゆっぎゅぢ……ちたが……じゃ……」×2 花火に晒され続けた2匹が息を引き取った。 「おちびぃいいいい!!!!」 まりさが箱の中で絶叫をあげる。 『まったく、子供を助けないだなんて最低な親だな。 そんな最低な まりさにはお仕置きとして帽子を没収だ。』 「ゆっがぁああ!!!がえじでぇええ!! おでがい じばずぅう!!がえじでぐだざいぃいい!!おでがいじばずぅうう!! ぞれが ないどぉお!!ぞれげないど ゆっぐりでぎないんでずぅううう!!!おでがいじばずぅうう!!」 帽子を失った途端、先ほどまでの威勢はなくなり まりさは涙を流しながら帽子を返すように懇願する。 「おぼうちの ない げしゅおやは ちねーー!!ぷきゅーー!!!」×2 「お!おちびぃい!!ど!どぼじで ぞんなごどいうのぉおおお!!?? おどうざんでしょぉおお!!!??」 子ゆっくり2匹は、帽子を失くしたまりさを突然見下す。 『うわぁ~~。 帽子なくしたぐらいで子供から見下されるだなんて…… これだから ゆっくりって嫌い。』 帽子なくした まりさに親としての威厳などありはしない。 飾りがない個体は飾りを持つ個体から見下される存在となるのだ。 先ほど、姉まりさのことを誰も心配しなかったのは、姉まりさに帽子がなかったからである。 これは、ゆっくりの習性であるが、女性は ゆっくりのこういう習性が嫌いである。 愚かな習性を見ると、女性は制裁という名のゆ虐をしたくなる。 『ははは。確かにな。』 女性とは反対に、青年は ゆっくりの こういう愚かな習性が好きであった。 愚かな習性のお陰で罪悪感もなくゆ虐ができるからだ。 青年は、大した理由もなく持ち歩いているナイフを取り出し、まりさの額に刃をあてる。 『花火の土台を作らないとな……よっと……』 青年が まりさの頭をナイフで削ぎ、まりさの頭頂部が平らになる。 「っゆっぎゃあぁああああああ!!!ああぁあ!!あだばがぁあああああ!!!!」 「ゆぴゅぴゅ。げしゅな おとーしゃんが ないてりゅよ。」 「げりゃげりゃげりゃ。さいっきょうの まりちゃと ちがっちぇ、さいっじゃきゅな おとーしゃん らちいのじぇ。 まったく、はずかちいのじぇ!ちょっと あたまを けがしたぐらいで さわぎすぎなのじぇ!」 「ゆぷぷ。おぼうしのない まりさには おにあいの すがただね。 おお、おろかおろか。もっと くるしんでいいよ!」 まりさの絶叫を聞き、家族は笑顔である。飾りを失った個体に対しては愛情も情けもないのだ。 『まったく、こいつらは。まりさの次は自分だということを考えないのかね?』 『あはは。そんな頭あるはずないじゃん。餡子脳なんだから。 こいつらの こういうところって、あたし大嫌い。』 飲み終えたリキュールの缶を手で潰しながた女性が言う。その眼は冷たく、ゆっくりを見下している。 『まぁまぁ。そんな愚かな ゆっくりには制裁がお似合いだろ?』 女性とは反対に笑顔の青年がまりさの頭にドラゴン花火をセットする。 「っゆっぎゃぁああ!!やべ!やべでぇえ!! ああぁぁ!!あだばに べんなの おがないでぐざいぃい!! やべでぇえ!!ぐりぐりじないでぇええ!!おでがいじばずぅううう!!! いじゃぁぁああ!!!やじゃぁあああ!!!なにかが はいっでぐるぅうううう!!!」 ドラゴン花火が餡子に深々と刺し込まれ、まりさは絶叫をあげる。 喚く まりさを無視して、青年がドラゴン花火に火をつけた。 -ッシューーーー!!!ッジュッボォーーーー!!! 『あはは!すっごくキレー!!』 『ほんとうだ。』 「ゆぷぷ。まりさの あたまに きれーな おはなさんがさいたよ。」 「ゆぴゅぴゅ。とっちぇも きりぇーだよ。」 「げしゅ おやも たまには やくに たちゅのじぇ。」 まりさから吹き出る七色の炎に見とれる2人と3匹。 「っゆっぎゃあぁあ!!あぁぁあ!!あづいぃいいい!! だずげだずげ!!だじゅげでぇえええええええええ!!!」 花火の熱と、降りかかる火の粉でまりさは絶叫をあげる。 助けを求めるが、誰も まりさを助けるつもりはない。 -………ッジュ!………ッジュッボォーーー!!! -………ッジュ!………ッジュッボォーーー!!! ドラゴン花火を見ながら、青年はネズミ花火を火をつけ、透明な箱の中にいれていく。 「っゆっぎゃぁああ!!いっじゃあぁあ!!あじゅぃいい!!」×3 箱の中を でたらめに回転する複数のネズミ花火に、まりさ・妹まりさ・妹れいむは悲鳴をあげる。 「おちびちゃぁぁあん!!ゆっくりして!ゆっくりして!!ゆっくりするんだよぉおお!!!」 飾りを失っていない子供の心配をする れいむが、透明な箱から飛び出ようと顔面を壁に押し付けているが、意味はない。 『あはは。ほら、れいむ。頑張って子供を助けてね、手伝ってあげるからさ。』 女性は笑いながら れいむを透明な箱から取り出す。 『お、優しいね。さっすが俺の彼女。ほら、れいむ。優しい彼女にお礼は?』 「おちびちゃぁぁあん!まっででね!すぐに おかーさんが たすけるよぉおおお!!!」 青年の言葉は れいむには届いておらず、れいむは泣きながら まりさたちが入った透明な箱に向かって跳ねる。 「っゆっべぇええ!!!………あ!あづいぃいいいい!!!」 透明な箱に顔面を押し付けた れいむは、箱から跳び退く。箱が熱を持っているのだ。 「ゆがぁぁあ……げすな かべさんは あつくて ちかづけないよ……… ど、どうすれば いいの?どうすれば おちびちゃんを たすけれるのぉおお?」 「ぎゃわいい ぎゃわいい れいみゅを だじゅげじぇぇえ!!おかぁじゃぁああん!」 「おがぁじゃぁああん!!だ!っだじゅげじぇぇええ!!」 「おちびぢゃぁあん!!ゆっぐりずるんだよ!!ぞうずれば ぎっど だずがるよぉおお!!!」 子供は助けたいが、危険は一切犯したくない れいむはアドバイスを叫ぶ。 この状況下でどうしたら ゆっくりできるのか? 仮に ゆっくりできたところで危険は回避されない。 れいむのアドバイスは れいむのように全くもって役に立たない。 「ぜいっさい ちてやりゅのじぇ!!さいっきょうの まりちゃが げすな はなびしゃんを せいっさいすりゅのじぇ!!」 妹まりさは愚かにもネズミ花火に向かって口をあけて突進する。 「こにゃいでぇえ!!れいみゅが きゃわいすぎるからって、すとーかーだなんてゆっきゅりできにゃいよ!! れいみゅ、はなびしゃんなんで だいきりゃいだよ!!」 妹れいむはネズミ花火から逃れようとするが、恐怖で眼を閉じデタラメに跳ねている。 そして、2匹はネズミ花火に激突し、動けなくなり、身体を焼かれ、死んでいった。 「っだずげ!だずげ!!!っあっづぁぁあああ!!っゆっぎゃぁぁああああ!! っぐっぼぉおおおおお!!!ぐぶぶぶっばあぁあああ!!! っゆっばぁあぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああ!!!!!」 まりさの口内にネズミ花火が入り、まりさの体内で暴れる。 頭と口から火をあげながら、まりさは辞世の句を詠むこともできずに息絶えた。 「おちびじゃん……れ、れいむの……かわいい かわいい れいむの おちびちゃんが……」 花火が収まり、焦げ饅頭が入った箱を見ながら れいむが泣きながら呟く。 『やだな、れいむ。死んだのは子供だけじゃないだろ?生きていく上で、もっと大事なものを失っただろ?』 「ゆ?どういうこと?おちびちゃんよりも だいじなものなんて ないよ?」 青年が焦げた饅頭に まりさに帽子をかぶせた。 途端、れいむの顔色が悪くなる。 「っば!ばりっざぁぁああ!!!ど!どぼじで ばりざが じんでるのぉおおおお!!!」 苦しむ まりさを笑って見ていた者の発言とは思えないことを言う れいむである。 「おぎでぇえええ!! ゆっくり! ば!ばりざが いないど、 ゆっくり! だれが ごばんざんを ゆっくり! もってぐるのぉおお!!?? だれが ゆっくり! おちびじゃんの せわを ずるのぉおおお!!?? おでがい!!いぎがえっでぇええええ!! ゆっくり! れ!れいぶを びどりにじないでぇえええ!! れいぶを ゆっぐりざぜるのが ばりざの ぎむでじょうがぁああああああ!!!! ゆっくり!ゆっくり!ゆっくり!ゆっくり!ゆっくり!」 大事な子供を失い、愛する(?)まりさを失った れいむ。 孤独を嫌い、労働を嫌う れいむにとって、 一緒に過ごす家族・生活を支える番を失ったことは非ゆっくり症を発症させるには十分な悲劇であった。 なお、餡子脳の為、帽子がない まりさが苦しんでいたことを忘れており、 帽子なしの死骸を番とは認識できていなかった。 『あれ?非ゆっくり症?なぁ、コイツに薬を喰わせてなかったの?』 青年が れいむの非ゆっくり症の発症に驚きながら女性に聞く。 『あ、ごめん。薬食べさせるの忘れてた……』 申し訳なさそうに謝る女性。 『そっか。まぁ、いいよ。花火もなくなったことだし。にしても、うるさいな。』 「ゴメンね。あたしが薬を忘れたばっかりに。 おわびに、れいむは あたしが処分するね。』 「ゆっくり!ゆっくり!ゆっくり! ゆっくり!ゆっくり!ゆっくり!ゆっぴ!!!!……………」 女性は待針を取り出し、れいむの額に刺し込む。 中枢餡を突かれた れいむはそのまま絶命した。 『さ、おわったよ。はやく帰って お風呂にはいって いいことしよーよ。』 『お!そうこなくっちゃ。一緒に入ろうな。』 青年は笑顔で透明な箱を逆さまにし、ゴミを地面にばら撒きながら言う。 そして、バケツの水をゴミにかけ、火の始末をした。 『よし、こうしておけば そのうち公園の ゆっくりが勝手に掃除するだろ。』 『あはは。同族の死骸の処分させるだなんて、可愛そうなことさせるね。 きっと、公園の ゆっくりから恨まれるよ。』 『いやいや、俺みたいのがゴミを公園に捨てることで、 公園のゆっくりの生存が認められるわけだ。 反対に感謝されているに違いない。』 2人は手をつなぎ、笑顔で公園から立ち去る。 2人がいた場所には、ゴミが散乱している。 ------ セミが鳴く中、れいむは昨晩殺された ゆっくり一家の遺体の片付けを続ける。 まりさの遺体をゴミ袋におさめた後、れいむの遺体へと近づく。 「ごめんね、れいむ。」 遺体に謝ってから、れいむは口を大きくあけ、遺体の頬に噛みついた。 口内が死臭に犯される。何度味わってもこの臭いに慣れることはない。 れいむは吐き気を我慢しながら、遺体を小さく千切っていく。 「っゆぴ!?」 口内に突然鋭い痛みが発生し、れいむは遺体から口をはなし、飛び退いた。 口内を舌で舐めながら、れいむは遺体を注意深く見る。 「ゆ?ゆゆ??これは………まちばりさん? そっか、このれいむは まちばりさんで あんこさんを つかれて しんじゃったんだね……」 昔、友人のちぇんが針で殺されるところを見ていたことがある。 嫌な事を思いだし、憂鬱な気分になるが、それでも仕事はしなくてはならない。 れいむは針をさけて遺体の片付けをした。 片付けを終えた れいむは まわりを見渡す。 「ゆぅ………もえないごみの ごみぶくろさんを もった ゆっくりが いないよ…」 いつもなら、隣のダンボール箱に住むまりさや、その妹のれいむと一緒に掃除をするのだが、今日は誰とも話をしたくなく、一人で掃除をしている。 そのため、れいむは燃えるゴミ袋しか持っておらず、針を捨てたくても燃えないゴミ用のゴミ袋を持った ゆっくりがいないのだ。 「ゆぅ………まちばりさんを ここに おいて おいたら、ゆっくりが けがしちゃうよ…… どうしよう………っゆ!そうだ!!」 待針の処分に頭を悩ませた れいむだが、名案を思いついた。 れいむは待針を咥え、揉み上げを口に近づける。 そして、右の揉み上げの中に待針をしまう。 「っゆ!すこし うごかしにくいけど、これで まちばりさんを ゆっくり はこべるよ! ゆぷぷ。れいむったら かしこすぎて こわいぐらいだよ! こんな かしこくて かわいい れいむ だから きっと きょうこそは かいゆっくりに なれるよね? ゆーん。なんだか きぶんが よくなってきたよ!ゆっくりー!!」 気分がよくなった れいむは笑顔でゴミ袋を咥え、歩き出す。 ゴミを運ぶ途中で れいむは、噴水に寄ることにした。 暑くて喉が渇いたこともあるが、死臭で臭くなった口内を洗いたかったのだ。 「ごーくごーく……ごーくごーく…… っぷはぁ……おみずさんは ゆっくりできるよ。」 水を飲み終えた後、れいむは汚い舌で噴水の水をすくう。 「ゆ!かいゆっくりに なるためには からだを きれーきれーに しないとね!」 笑顔の れいむは水で身体を洗う。 裏路地等で暮らす野良よりは 綺麗だが、石鹸もシャワーもないので それなりである。 特に髪は洗髪の手段も知識もないため、ベタベタで不潔であるが、れいむはそのことを知らない。 「ゆ!きれーに なったよ!ゆぷぷ。れいむの かわいさに ますます みがきがかかったね。 ゆーん。なんだか きょうは きぶんが いいよ! おさの ところにいくまえだけど、すこしだけ おうたを うたっちゃうよ! まったりのひ~♪ゆっくりのひ~♪すっきりのひ~♪♪」 セミの鳴き声とれいむの歌声が公園に広がる。 「おねーさん。ゆっくりしていってくださいね。 あと、とても すてきな おうたです。とっても ゆっくりしていますね」 「ゆっくりしていってね!!!ゆ?」 声をかけられ、れいむは反射で返事をし、振り返る。 振り返った先には、胴付き金バッチの さなえがいた。 「ゆ………ま、まさか さなえって れいむの いもーとの さなえ?」 「はい。そうです。おねーさんの いもーとの さなえです。 おひさしぶりです。おねーさん。」 さなえは微笑み、れいむと話しやすいように屈む。 れいむが石段の上にいたこともあり、2匹の顔の高さはほぼ同じになった。 「ゆわぁ………いもーと……すっごく きれーだよ…… すっごく ゆっくりしているよ………」 さなえの顔を見て、れいむは思ったことを口にした。 同時に、劣等感に襲われた。 毎日噴水の水で身体を綺麗にしており、自分の美しさには それなりの自信があった。 が、さなえの白くて柔らかそうでキズがまったくない肌。潤いのある唇。 そして、自分とはまったく違う、サラサラで艶のある美しい髪。 一緒に暮らしていた頃は差なんてなかった。 いや、むしろ自分の方が綺麗だったハズだ。 飼いゆっくりになり、自分よりもはるかに美しくなった妹に れいむは嫉妬する。 「ほんとうですか?ありがとうございます。 まいにち おにーさんに ていれして もらってますから。」 さなえが照れながら言う。 「そ、そうなんだ。さすが かいゆっくりだね。うらやましいよ。」 「でも、さなえは まいにち さびしいんです。 だって、おにーさんは やさしいけど、おとーさんや おかーさん。 それに、おねーさんと あえませんから。 でも、おにーさんが どうつきなったら あいにいって いいって いってくれました。 だから、さなえ どうつきに なるように まいにち おねがいしてたんです。 そしたら、きのう おきたら どうつきに なっていました。 おねーさん。おとーさんたちは ゆっくりしていますか? さなえ、おにーさんに たのんで おみやげの あまあまを もらってきました。 おうちで みんなで たべましょうよ。」 さなえが笑顔で近況報告をする。 姉との再会が嬉しいのか、さなえは れいむの顔が暗い事に気がつくことなく、話をする。 「……………いないよ………」 「え?」 「おとーさんも おかーさんも、おそらの ゆっくりぷれいすに いっちゃたよ。 だから、もう ………もう ここには いないよ………」 れいむが涙ぐみながら言い、さなえの笑顔が曇った。 「………な、なんなの!? くるなら もっと はやくきて れいむたちを かいゆっくりに してくれれば よかったのに!! いもーとが ゆっくりしすぎてるから、そんな かみさんを きれーきれーに なんてしてるから!! だから おとーさんも おかーさんも しんじゃったんだよ!!」 れいむは涙を流しながら叫ぶ。 「でもね!もういいよ!とくっべつに ゆるしてあげるから かんしゃしてね! はやく れいむも いもーとの おうちに つれていってね!れいむも かいゆっくりにしてね! そしたら あまあまを ちょうだいね!とくもりで いいよ!!」 「………………おねーさん………ごめんなさい。 それは ……その……できません………」 さなえは申し訳なさそうな顔をしながら言う。 「はぁあああ!!??どぼじで ぞんなごど いうのぉおおお!!?? そんな うそさんは ゆっくりできないでしょうがぁあぁぁあ!!」 「おにーさんが、さなえの かぞくまで かうことは できないって……」 「その じじいを せっとくするのが いぼーどの やぐめでじょぉおおお!!?? いいがら、ざっざっど そいづを せっとくじろぉおおおおお!!!」 「ごめんなさい……がんばったけど、むりでした。 その……おにーさんは、きしょうしゅしか かいたくないそうです。 だから、その………つうじょうしゅの おねーさんたちは かえないって………」 さなえも、家族と一緒に暮らしたいと考えている。 飼い主に何度となく懇願したが、答えはいつも No であった。 さなえにとって優しい飼い主であったが、この願いだけは聞き入れてもらえなかった。 これは、飼い主が多頭飼いをする気がないことと、稀少種にしか興味がないからである。 「ごめんで ずむがぁあああああ!! ぞんなの びぎょうだよ!!きじょうじゅだがら がいゆっぐりに なるだなんで!! れいぶも がいゆっぐりに なりだいんだよぉおおお!!! がいゆっぐりになって、まいにち あまあまを たべて、おびるねをじで、ゆっぐりじだいんだよぉおおお!! ごごは ゆっぐり でぎないんだよぉおお!!れいぶは ゆっぐり゛じだいんだぁああ!! いいがら ゆっぐりざぜろぉおおおおおお!!!!」 「……ほんとうに ごめんなさい。 あまあまは、おうちに おいておきますから たべてくださいね…… また きますから………そのときは いっしょに ゆっくりさせてくださいね……」 そう言って、さなえは走り出す。その目には涙が溜まっている。 両親の死を知り、姉から無理を言われたのだ。 そして、姉と一緒にゆっくりできなかったことが悲しいからだ。 「ゆっぐりなんて でぎるがぁああああ!!! れいぶは ちいきゆっくりなんだよぉおおお!!!のらと おなじで ゆっぐりでぎないんだよぉおおおお!!! きょうにも しんじゃうかも しれないんだよぉおおおおお!!!! がいゆっぐりの いぼーどどは ちがうんだよぉおお!!かわいぞうなんだよぉおおおお!!! だがらぁああ!!!だがら れいぶも がいゆっぐりじろぉおおおお!!! ごの むのーの いぼーどがぁああ!!きじょーじゅだがらっで いいぎになるなぁあああ!! れいぶのぼうが ゆっぐりじでるんだぁああああ!!!もう にどど ぐるなぁああああ!!!」 れいむはさなえの背中に向かって叫ぶ。 さなえは何も言うことなく、ただ涙を流しながら立ち去った。 ------ 夜、元気なく家に戻った れいむは菓子を見つけた。 さなえが置いていった菓子で、とても美味しそうだ。 長ぱちゅりーから支給された ゆっくりフード・狩りでとったセミと菓子を見比べる。 どう贔屓目に見ても、菓子のほうが美味しそうだ。 必死に働く自分よりも、何もしてない さなえのほうが美味しいものを用意できる。 地域ゆっくりと飼いゆっくりとの違いを感じ、れいむは激しい劣等感に襲われ、涙を流す。 「むーじゃむーじゃ……ごっぐん……」 れいむが泣きながら菓子を食べる。 甘い味は れいむに幸せを与えるハズだが、心は満たされない。 妹は毎日こんな美味しいものを食べているのだろうか? 自分の食事との差を実感し、れいむの劣等感が増していく。 「ひどいよ……いもーとばっかり ゆっくりして……」 れいむが呟きながら妹の綺麗な姿、ゆっくりした姿を思い出す。 「ゆぅ………ごべんね……いぼーと…… ひどいこと いっちゃって………」 れいむは ここにはいない妹に向かって謝る。 興奮して酷いことを言ったことを自覚しているのだ。 自分が飼いゆっくりではなく、両親が死んだことは妹のせいではない。 頭では理解できても、心が追いつかなかった。 ゆっくりしている妹を見て、嫉妬し、ゆっくりできないことを全て妹のせいだと決めつけてしまった。 「でも、いもーとは ゆっくりしてたよ…… さすが かいゆっくりだよ………れいむも いつか ぜったいに…… ゆぅ…………わからないよ………どうしたら かいゆっくりに なれるの?」 れいむは餡子脳でどうしたら飼いゆっくになれるかを考える。 毎晩考えていることだが、答えは未だに見つからない。 友人や長ぱちゅりーにも相談しているが、正しい答えはまだ見つかっていない。 ただ、これまでに飼いゆっくりになれた仲間や、逆に捨てられてた ゆっくりを観察して分かったこともある。 ①人間は身なりが綺麗で食事のマナーを守れるゆっくりを飼いゆっくりにする。 ②人間は我侭を言わない ゆっくりを飼いゆっくりにする。 ③人間は稀少種を飼いゆっくりにする。 自分はれいむ種で③の条件は満たせないが、①と②は満たしている。 しかし、未だに飼いゆっくりにはなれない。何が足りないのだろうか? ちなみに、③の条件を満たしていれば、妹のように①の条件を満たしていなくても飼いゆっくりになれることが分かっている。 この事から、れいむは稀少種が羨ましく、妹に嫉妬している。 れいむは餡子脳をフル回転させるが答えはでてこない。 そもそも、明確な答えなどない。強いて言えば、【運】であろうか。 「ゆぅ~~~………かんがえすぎたら あたまが いたくなってきたよ…… っゆっぴ!?」 知恵熱で熱くなった頭を揉み上げでさすると、れいむの頭に痛みが走った。 慌てて揉み上げをはなし、揉み上げを凝視すると、待針が見えた。 「ゆ?そっか、まちばりさんを すてるのを わすれてたよ。 れいむったら うっかりさんだよ。 まちばりさんは あぶないから、あした すぐに すてないと だめだね。」 ゴミ捨てのついでに燃えないゴミ袋に待針を捨てるつもりであったが、 さなえと会ったことで興奮していた れいむは、待針のことを忘れていたのだ。 「ゆぅ………あぶない まちばりさんを ちゃんと すてれるぐらい れいむは かしこくって やさしくって かわいいのに、なんで かいゆっくりになれないの? いもうとより ゆっくりしているのに………きしょうしゅよりも ゆっくりしているのに…… ゆ?………ゆゆ??…‥…ゆ~~………」 待針を床に置き、れうむは再びどうしたら飼いゆっくりになれるかを考える。 「ゆ!そうだ!!そうだよ!!すっごいことを おもいついたよ! そうだよ!そうすれば ぜったいに かいゆっくりになれるよ!」 餡子脳が再び熱を持ち始めた頃、れいむの両方の揉み上げが元気良く跳ねた。 名案を思いついた れいむが笑顔になる。 「ゆぅ………でも……… ゆぅ………………でも、それをすると……ゆっくり できなくなるよ………」 が、すぐにその笑顔が曇った。 浮かない顔のれいむが、ダンボールの片隅を見る。 れいむの視線の先には、両親の形見である赤いリボンと、白いリボンが置いてある。 「おかーさん……おとーさん…………」 れいむは両親の形見に そっと頬をあてる。 れいむの脳裏に両親が死ぬ瞬間の光景が浮かんだ。 「………れいむは かいゆっくりになりたいよ。 かいゆっくりだったら、おかーさんも おとーさんも しななかったよ。」 れいむは飼いゆっくりになることで、襲われる心配のない安らかな生活が得られると考えている。 もし、両親が飼いゆっくりだったら、今頃は家族で楽しくゆっくりしているハズだ。 今、自分が孤独でゆっくりできないのは、自分が飼いゆっくりでないからだと れいむは考えている。 【いづか……ぜっだいに……かいゆっぐりになっで……もっどもっど……ゆっぐりじでね……】 母れいむの最後の言葉を思い出す。 そして、自分が絶対に飼いゆっくりになる決心をしたことを思い出した。 ダンボール箱に置かれた菓子を見る。 妹は毎日こんな美味しいものを食べているのだ。 地域ゆっくりの自分と違い、働かなくてもいい飼いゆっくり。 ゆっくりするだけで身の安全と美味しい食事が約束されている飼いゆっくり。 (飼い主によっては ゆっくりできない生活をする強いられることもあるが、れいむは そのことを知らない。) 飼いゆっくりである妹に、れいむは嫉妬する。 「きめたよ。れいむは…… れいむは かいゆっくりに なるためなら なんでも するよ……… どんなに ゆっくりできなくても、かいゆっくりに なれば、ゆっくりできるから……… いもーとみたいに ゆっくりできるから。 ぜったいに。ぜったいに かいゆっくりに なって、いもーとみたいに ゆっくりするよ……」 れいむは自分の決意を口にし、右の揉み上げに待針を仕舞った。 その顔は ゆっくりしておらず、険しい顔であった。 つづく あとがき ゆっくりを飼うことができるとしたら、個人的にれいむ種がいいです。 でいぶになった瞬間、処分しますが。 過去作品 http //www26.atwiki.jp/ankoss/pages/3986.html
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2126.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 1016 お誕生日おめでとう!/コメントログ」 >ちょっとくらいいいじゃん。ケチ この一言でゆっくりできなくなった -- 2010-04-17 05 03 36 ↓心せまいなあ -- 2010-05-27 17 52 09 やなガキだ -- 2010-07-01 00 54 26 内容はともかく生まれた早々無残なゆん生を終えた赤ゆにはゆっくりできた。 -- 2010-08-03 00 49 34 最後まむまむを破壊し子供を出来なくする所が最高w簡単に殺すよりか地獄だなw -- 2011-01-24 11 15 40 最後いいなwww -- 2012-04-04 22 35 54 ゆっくりだって生きてるのに・・・ ひでぇ、うん、クズだ。 想像してごらん。自分と自分の家族が殺されることを -- 2012-06-10 23 05 57 ↓蟻に置き換えればわかることでしょ。 ただ喋るからそういう気持ちになるだけで。 -- 2012-10-30 12 13 38 恐ろしい子! -- 2013-01-04 13 45 36 ↓2蟻潰して喜ぶ大人はいない いたら相当のバカか池沼 -- 2013-08-01 02 39 51 餡娘が一方的にやった凶行かよ、ただの愉快犯か -- 2013-09-09 13 50 35 お・・・・・お誕生日おめでとうございます(棒) -- 2013-09-15 18 55 00 なんで擁護が湧いてるの?ゆっくり出来ないってわかれよー -- 2013-09-22 07 06 27 ………おいおいw 「ゆっくりだって生きてるのに」 アホかw どうせお前もゲスを見れば死ねばいい、って思うだろw 残念な優しさで哀れみを持つなにわかw にわかがコメするな -- 2017-01-02 14 31 53