約 22,970 件
https://w.atwiki.jp/hakone2012/pages/32.html
2日目は草津でぶらぶら。 湯Love草津 http //www.kusatsu-onsen.ne.jp/kankou/ 三湯めぐり手形 大滝之湯、御座之湯、西の河原露天風呂に入れる。 1300円 熱の湯 湯もみショー施設 湯もみ観覧●午前9時30分・10時・10時30分●午後3時30分・4時・4時30分 大人500円 湯もみ体験●午前11時30分~午後2時(最終受付・午後1時45分)大人200円 ※体験すると湯もみ衣装着て記念写真撮れるよ! 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/trivia-mike/pages/931.html
前河原(顕正会) 東京駅や上野駅に出没るカルト顕正会員 概要 鉄道マニアを装い鉄ヲタをターゲットとしていかがわしい勧誘活動を続けている某カルト団体の一員という 初対面でいきなりメールアドレスを教えるよう迫る 教えると一週間あるいは毎日同文の内容メールを送り付ける あまりにもハエのようにクドいことから蝿河原と呼ばれている ロングヘアーに眼鏡といういやらしい顔ぶれ 顕正会鉄ヲタ勧誘祭11人目スレ - 2ちゃんねるを参照 200/10/29(火) 23 59 WjwB6kIP0-11/2は西馬込、11/3は守谷と水海道に注意。 山本、太田、小林、桑田、高崎、川野、野口という同族がいるらしい 対処法 話し掛けられてもすぐ逃げて下さい それでもしつこい場合 →うっせぇ!!といって逃亡 →武術会得者は技で決めて下さい メールアドレスを教えてしまった場合 メールアドレスを変更るか 特定機種からの受信を拒否ることを強く推奨るさ
https://w.atwiki.jp/uoeh_keion/pages/33.html
つい出来心でやってしまいました ごめんなさい 正式なバンドとして認めていただかなくて結構です 山下(アコギ)と大河原(ボーカル)の2人です コンビ名は松宮にてきとーにつけられました 2008年11月29日のジョイントライブのために結成 エリック・クラプトンのチェンジ・ザ・ワールドしました 時間に余裕のあるライブなどの前座でもしもちょこっとやらせていただけるならそれだけで幸せです そんな気持ちですが、こっそりちゃっかり産医大NO.1前座を目指してたりして 打倒!手ごねハンバーグス! 打倒!かぼちゃのたね! 打倒!森田康太郎!
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/12511.html
このページはこちらに移転しました はるがきた 作詞/規制用2スレ425 重ねた月日に胡坐をかいて わかったつもりが積み重なって 小さな隙間とすれ違い 離れすぎてもう埋まらない 二人で暮らした街の河原を 窓越しに見てる赤い電車 色づく小枝にあの頃の 姿重ねても褪せた色 瞼を閉じればコロコロときみの笑顔とすねた顔 ふざけた顔に怒り顔すべてが浮かんで離れない 春がきた いつもどおり 春がきた 桜が咲く 春がきた きみのいない この部屋も 慣れてきた 春がきた 風が強い 春がきた 桜が舞う 春がきた 枕濡らす 春がきた 桜が散る
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/54888.html
【検索用 にちようび 登録タグ UTAU に デフォ助 夜明けP 曲 穂歌ソラ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:夜明けP 作曲:夜明けP 編曲:夜明けP 唄:デフォ助/穂歌ソラ 曲紹介 先に投稿された方は、デフォ助を穂歌ソラだと勘違いして作られたというエピソードがある。 歌詞 (動画内歌詞より転載) たいくつな日曜日 遠出をする気もない 近くの河原へ散歩する 草野球を観戦 途中でねむくなる 気がついたら陽が傾いて 帰りのペットショップ 運命の出会いが 小鳥と帰る 日曜日 小鳥と帰る 日曜日 僕の素敵な 日曜日 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/24189.html
ここを編集 河原久美子。 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Blu-ray 魔女見習いをさがして Blu-ray「どうにかなる日々」Blu-ray Happy-Go-Lucky Edition 初回限定生産 Blu-rayDisc付き 『ラブライブ! スーパースター!!』「始まりは君の空」【みんなで叶える物語盤】 BEM~BECOME HUMAN~豪華版Blu-ray Blu-ray 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 10th Anniversary Compact Collection Blu-ray ぐらぶるっ! Blu-ray 映画クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者 Blu-ray CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour 2019 RADICAL DREAMERS Yasunori Mitsuda Millennial Fair FINAL at NAKANO SUNPLAZA 2020 ゴブリンスレイヤー Blu-ray BOX 初回生産限定 グリザイア ファントムトリガー THE ANIMATION 03[Blu-ray] 特装版 ラブライブ! サンシャイン!! Saint Snow 1st GIG 〜Welcome to Dazzling White Town〜 Blu-ray Memorial BOX ゾンビランドサガ Blu-ray BOX 初回生産限定盤 Blu-ray 思い、思われ、ふり、ふられ 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 1st Season 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 2nd Season 完全生産限定版 Blu-ray ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIII OVA Blu-ray 映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日 BD特装版 Blu-ray アズールレーン 三笠大先輩と学ぶ世界の艦船 ぶるーれい Blu-ray 水瀬いのり Inori Minase 5th ANNIVERSARY LIVE Starry Wishes かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 22 OVA同梱版 呪術廻戦 公式ファンブック よつばと! 15 監修 庵野秀明・樋口真嗣など 夢のかけら 東宝特撮映画篇 パラレルパラダイス 13 特装版 アイドルマスター ミリオンライブ! Blooming Clover 9 オリジナルCD付き限定版 美樹本晴彦マクロス画集 軌 わだち― 夜ノみつき 10th EUSHULLY WORKS しらこ画集 ILLUSTRATION MAKING VISUAL BOOK カズアキ画集 Kazuaki game artworks ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ 公式ビジュアルコレクション ぼくたちは勉強ができない 第21巻 音声ドラマ ミニ画集付き同梱版 あいきょう 荻pote作品集 ヒョーゴノスケ流 イラストの描き方 TVアニメ『くまクマ熊ベアー』オフィシャルファンブック 押井守原作・総監督 西村純二監督作品 『ぶらどらぶ』 解体新書公式コンプリートガイド OCTOPATH TRAVELER Design Works THE ART OF OCTOPATH 2016-2020 おそ松さん 3rd season SPECIAL BOOK 描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方 YMO1978-2043 「小冊子・YMO全トラックリスト2021 Amazon限定表紙版」付き To LOVEる -とらぶる- ダークネス FIGURE PHOTOGRAPHY COLLECTION 斉藤朱夏 CALENDAR 2021.4-2022.3 ラブライブ! サンシャイン!! Aqours DOME TOUR COMIC ILLUSTRATION BOOK ラブライブ! サンシャイン!! Aqours COMIC ILLUSTRATION BOOK 2020 Winter イジらないで、長瀞さん 10 特装版 「はたらく細胞」公式アニメ完全ガイド リスアニ! Vol.43.2「アイドルマスター」音楽大全 永久保存版VII アイドルマスター シャイニーカラーズ 3 CD付き特装版 ウルトラマンマックス 15年目の証言録 ウルトラマンZ特写写真集 じじぃ 人生は深いな 冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 上 Flat. ぷよぷよ アートワークコレクション 古谷静佳1st写真集 re START THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER COLLABORATION! Great Journey ウルトラマンゼロ Blu-ray BOX クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 Blu-ray BOX 初回生産限定版 小林さんちのメイドラゴンBlu-ray BOX ゆゆ式Blu-ray BOX スペシャルプライス版 とーとつにエジプト神 Blu-ray 直球表題ロボットアニメ 全話いっき見ブルーレイ 未来ロボ ダルタニアス 一挙見Blu-ray VOL.1 シュヴァルツェスマーケン 全話見Blu-ray ワールドトリガー一挙見Blu‐ray VOL.1 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 魔王プレイボックス 初回生産限定 トータル・イクリプス 全話見Blu-ray Blu-ray Cutie Honey Universe Complete Edition 夜ノヤッターマン 全話いっき見ブルーレイ こみっくがーるず Blu-ray BOX 初回生産限定 Blu-ray 幼女社長 むじなカンパニーセット 初回生産限定 ログ・ホライズン 円卓崩壊 Blu-ray BOX 七つの大罪 憤怒の審判 Blu-ray BOX I Blu-ray 水樹奈々 NANA ACOUSTIC ONLINE 『Dr.STONE』2nd SEASON Blu-ray BOX【初回生産限定版】 魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編 Blu‐ray BOX 今井麻美 Winter Live「Flow of time」 - 2019.12.26 at EX THEATER ROPPONGI - Blu-ray盤 Blu-ray 仮面ライダーゼロワン ショートアニメ EVERYONE'S DAILY LIFE 仮面ライダー一挙見Blu-ray 1号 2号・V3編 仮面ライダー一挙見Blu-ray X・アマゾン・ストロンガー編 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1975-1981 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1982-1986 半妖の夜叉姫 Blu-ray Disc BOX 1 完全生産限定版 裏世界ピクニック Blu-ray BOX上巻 初回生産限定 Levius レビウス Blu-ray BOX【期間限定版】 スーパー戦隊 学研の図鑑 江口寿史美人画集 彼女 アニメディスクガイド80's レコード針の音が聴こえる necomi画集 PHONOGRAPHIC フルーツバスケット アニメ2nd season 高屋奈月 Illustrations 2 彼女、お借りします TVアニメ第1期 公式設定資料集 ドラゴンボール 超戦士シールウエハースZ 超シールガイド ガンダムアーカイヴス『ガンダムビルドシリーズ』編 Angel Beats! 天使画集 Angel Diary PANZER FRAULEIN 野上武志画集 【陸編】 Angel's cage るび様画集 Sweet Dream はすね画集 画集 制服Girl's▼コレクション もりょ作品集 異世界ファンタジーのキャラクターコレクション 劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」公式ビジュアルBOOK アイドルマスター シャイニーカラーズ イラストレーション ワークス VOL.2 Blu-rayDisc付き 八十亀ちゃんかんさつにっき 10 特装版 あんさんぶるスターズ! Ready For Star 2巻 缶バッジ付 Switch エーペックスレジェンズ チャンピオンエディション New ポケモンスナップ -Switch 【PS4】BIOHAZARD VILLAGE PLAMAX 聖戦士ダンバイン サーバイン ノンスケール PS製 組み立て式プラスチックモデル スーパーミニプラ 無敵ロボ トライダーG7 3個入りBOX 魔道祖師 前塵編 完全生産限定版 HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ Ξガンダム MG 機動戦士ガンダムSEED モビルジン 1/100スケール カンチ 青 ノンスケール ABS&ダイキャスト製 塗装済み完成品 ☆赤ver 魔女の旅々17 ドラマCD付き特装版 クリストファー・ノーランの世界 メイキング・オブ・インターステラー BEYOND TIME AND SPACE 時空を超えて るるぶアズールレーン からかい上手の高木さん15からかいカレンダーカード付き特別版 「武装神姫」原案イラスト集 ALLSTARS 機動戦士ガンダム サンダーボルト 17 キャラクターブック付き限定版 とある科学の超電磁砲T OFFICIAL VISUAL BOOK Aqours 5周年記念アニメーションPV付きシングル「smile smile ship Start!」【BD付】
https://w.atwiki.jp/wiki7_ana/pages/195.html
勅使河原由佳子プロフィール 東海テレビ代表 地上デジタル推進大使 入社年 平成16年 出身地 名古屋市 血液型 AB型 普段なんと呼ばれているか てっしー♪ 趣味 お笑い ゴルフ スポーツ観戦 おしゃれ 自慢の特技 英語弁論大会で全国1位になったことがあります♪ 担当番組 ぴーかんテレビ 別冊ぴーかんテレビ スタイルプラス中継 Girls×Girls めざましテレビ全国中継 わんだほ ドラゴンズTODAY リポートあいち #blogsearch2
https://w.atwiki.jp/jyumawiki/pages/5356.html
アニソン 河原嶺旭 IS<インフィニット・ストラトス> - IM - 強がりリグレット - 作曲・編曲 - アニメ情報 アニソン 河原嶺旭
https://w.atwiki.jp/ranobesaikyou/pages/459.html
. 【作品名】恐竜拳士リュウコ 【名前】 大河原リュウコ 【属性】 恐竜戦士 ソウルエナジーと言う不思議パワーの力によって、異星人の卵と融合を果たした女子中学生 【大きさ】12歳の女子中学生並み。 恐竜戦士第一形態になる事で、背中からステゴザウルスの剣パーツが飛び出し。 自分の身長程ある尻尾が生え、両手両足の先が恐竜の前足のようになり大きな鉤爪が生えてくる。 第二形態で、全身を変形生態鎧が覆い、両腕が巨大な竜の顎の様になり、背中からプテラノドンの翼が生えてくる。 【攻撃力】素で、民家の壁に大穴を開ける事や机を軽く叩く事で粉微塵に粉砕するパワーを持ち。 押さえ込まれた状態から、数十人の人間を弾き飛ばす事が出来る瞬発力を保有し。 五百キロの荷物を持ち上げたり、逆立ち懸垂が千回出来る。 第一形態で、アスファルトを軽く切り裂く剣を鉤爪で叩き折り。 尻尾を振るう事で、素の状態のリュウコと同じ位の防御力を持つ達人数人を戦闘不能にした。 第二形態時で、体長1,5メートルの狼型ロボット (第一形態時のリュウコの攻撃を受けて傷一つ付かない程度)を一瞬で粉微塵に粉砕し。 同程度の装甲を持つ相手を消滅させた。 【防御力】素の状態は、軽く振り払う様に片手を出すだけで、数m先に居る成人男性を 突風に煽られたかの様に吹っ飛ばす相手に殴られて支障無く活動可能。 第一形態時で、体長1,5メートルの大きさの狼型のロボットの噛み付きをくらって無傷。 第二形態時で、人を軽く消滅させる炎をくらって無傷で。 地面に巨大なクレーターが出来る速度で、上空から落下しても掠り傷一つ負わない。 麻酔針を刺され+麻酔ガスを嗅がされても平気だった。 【素早さ】素の状態は、達人が反応出来ないスピードで数十段はある階段を駆け上がり、体当たりを叩きこんだ。 第一形態時で、常人の目に映らない速度で動く、数人の達人による同時攻撃に軽く反応して全員叩きのめした。 第二形態時で、背中の翼による飛行が可能、一瞬で百メートル以上はあった距離を詰めた。 【長所】七時間以上、合計人数が六十人を超えるスパーリング+ハードな自主トレをして、 少し疲れた程度の達人と互角に渡り合える持久力を持つ。 第一形態、第二形態になっても素早さは下がっておらず、むしろ上がっていた。 【短所】飛び道具が無い。 【備考】第二形態時で参戦。 14スレ目 この世界ってのも概念的なものっぽいし 635 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/21(日) 23 43 42 ID hgoAEEP9 大河原リュウコ考察。反応速度はボウガン反応程度とした。 ×ウルトプライド 範囲攻撃に巻き込まれて負け。 ×アクシア 普通に負け。 △アロンゾ 相手の攻撃は効かない。 ×加賀陽子 先手取られて負け。 △白檀 相手の攻撃は効かないが追いつけない。 ×草壁健一郎 見られて負け ×マスター 空間凍結負け △柿原里緒 倒しきれない。 ×無限回廊 光線負け。 ×殺菌消毒 殴りにいったところを消滅負け。 ○ボイス こちらの方が反応が早い上に相手の攻撃は効かない。 ザトウ以下は普通に勝ち。 殺菌消毒>大河原リュウコ>ボイス わりと途中から適当にやったんでつっこみもあるかと。 なんか最近考察に対するモチベーションが上がらない・・・ 636 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/22(月) 00 07 39 ID 8X8rWsKQ 柿原里緒はクリアランスゼロがあるから倒しきれないような奴なら負け扱いでね? 637 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/22(月) 00 33 21 ID 2p8zoeyK 能力が均一化されても、飛べる相手にはどうしようもなくない? 638 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/22(月) 00 36 23 ID 8X8rWsKQ 均一化されるならリュウコが飛べなくなるか柿原里緒が飛べるようになるかするんじゃないの? その辺深く考えずに脊椎反射でレスしたが。 639 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/22(月) 00 47 06 ID uKn4g6Uv たぶん飛行できるというという個性も、小町を基準に均一化されると思う もちろん里緒&小町の分裂能力は除いて 640 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/22(月) 00 58 08 ID 2p8zoeyK 間を取ってリュウコの飛行能力半減して柿原が同じだけ飛べるようになるとか。 俺も原作知らないんで想像でしかないんだが。 .
https://w.atwiki.jp/deathdeityghost/pages/14.html
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/29(金) 20 54 08.56 ID owiJMoI80 幽霊「ひとつ、質問です」 死神「なに?」 幽霊「どうして私のこと、切らないんですか? その鎌で、すぱーっと」 死神「だって、あなたはもう死んでいるから。浮遊霊なんてこちらの管轄外なの」 幽霊「暇です」 死神「浮遊霊にそう言われても、こちとら対応に困るんだけれど」 幽霊「なので、死神さんについていってもいいですか?」 死神「別にいいけれど。私のまわり、人が死にまくりよ? 耐えられる?」 幽霊「大丈夫です。そこはかとない愛の力で、悠久パワーを実現検証」 死神「・・・・・・変な子につかまっちゃったなあ」 幽霊「幽霊ですから。憑依は専売特許ですよ」 死神「それを言うなら専門分野」 幽霊「細かいこと気にしすぎです。だから肌理も細かいんですよ、ケッ」 死神「ほめているのか、それとも馬鹿にしているのか判別しかねるわ・・・・・・」 15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/29(金) 21 11 41.37 ID owiJMoI80 死神「でも、幸運なことね」 幽霊「え?」 死神「幽霊って、まだ自分が死んでいることに気付かないケースも結構あるの。あなたは自覚している分、まだまし」 幽霊「そうなんですか。まあ、自分のことぐらい把握していないと。これだから物事を多角的に見れない人は愚鈍なんです」 死神「意外に毒舌ね・・・・・・」 幽霊「でも、そんな偉そうなこと言っておきながら、私は過去の記憶がないんですよねー」 死神「矛盾娘。ご高説たれるなら、そういうのは包み隠して言いなさい」 幽霊「あはは、すいません。・・・・・・そういや私、どうして死んだんですっけ?」 死神「こちらは知らないわ。見つからないこと前提に、仕事ついでに探してあげようか?」 幽霊「や、優しいです死神さんっ。そりゃまさにツンデレってやつですね? ですね?」 死神「この子としゃべると調子が狂うわ・・・・・・」 幽霊「えー? 死神さんの方が身長ちっちゃいじゃないですか。この子呼ばわりはどうかと」 死神「人のコンプレックスを土足で踏みにじらないでくれる?」 17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/29(金) 21 21 17.47 ID owiJMoI80 死神「互いに、肉の身はないのよね」 幽霊「町中に立っていると、歩いている人とかこっちの身を通り抜けて、なんか変な気分になります」 死神「それは慣れでどうにでもなるわ」 幽霊「あ、死神さんの足下に、捨てられたガム発見」 死神「・・・・・・」 幽霊「無言でねめつけないでください。あなた、美人さんだから、ことに恐ろしいです」 死神「褒めても何も出ないわよ」 幽霊「見返りなんて求めてませんから。それこそが友愛なりっ」 死神「いつから私とあなたは友達になったの?」 幽霊「それは・・・・・・ふたりの瞳がかち合った時でした。つぼみがゆっくりと開くように・・・」 死神「はいはい、語り部の真似事はいいから」 幽霊「うう・・・・・・ノリが悪いです、死神さん。友たる存在ギブミーっ」 死神「・・・・・・ほら、手を取りなさいよ」 幽霊「はえ?」 死神「はい、これで友達。満足した?」 幽霊「・・・・・・死神さん」 幽霊「やっぱり、今の時代、ツンデレはもう化石化気味ですよー」 死神「・・・・・・驚いた。死神の私でも、幽霊を消したいって考えることあるんだ。出来ればこのこぶしで」 23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/29(金) 21 25 37.87 ID owiJMoI80 幽霊「そういえば死神さんは、いつもその黒ローブなんですか?」 死神「黒は死の象徴。悪や負の情をあらわすのよ。基本的に、そういう概念で通っている」 幽霊「へぇ・・・・・・」 死神「そうよ、だから黒人差別がはじまったんだわ。黒人が虐げられたのは、その肌の色にあったのよ。 黒は悪魔の色、夜という不安感をもたらす色、それゆえに。 一部の地域では、石鹸の宣伝ポスターで、黒人がそれで体を洗っている図があったわ。 洗った部分から白くなっている図をね。汚いものが落ちた、ということを伝えるためのメタファー。 まったく、いつから人間はこんなに・・・・・・」 幽霊「死神さん、説教くさいです・・・・・・」 死神「あ、ごめんなさい。ついつい人間否定になると興奮しちゃって」 幽霊「(無自覚Sッ!?)」 死神「ま、まあ、そういうことがあっても、私は黒が好きだから」 幽霊「そうですね。黒を着ると、スレンダーに見えますからね」 死神「・・・・・・その視線がなんか含みをもっているのは気のせい?」 37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/29(金) 21 39 11.25 ID owiJMoI80 幽霊「幽霊とか死神とか、ないと思っていました」 死神「そりゃそうよ。だって、実際にあろうとなかろうと、死神本人は生者と接することが出来ないんだから」 幽霊「情報、伝えられませんものねー」 死神「むしろ伝わったら、死という概念すらどこか軽く扱われるわ・・・・・・」 幽霊「なに言ってるんですか」 死神「?」 幽霊「今の時代、人間、もう死を軽く扱っているじゃないですか」 死神「ああ・・・・・・。ついムシャクシャしてやった、今は反省している」 幽霊「ムシャクシャでぶっ殺されたら、たまらないですよね」 死神「まあ、民度低迷化傾向だし。社会の荒廃ね」 幽霊「そうですねー、でも死神さん」 死神「ん?」 幽霊「社会も人間も、もうこれ以上荒廃しませんよー。底辺まで堕しているんですから。下がりようがないですー」 死神「げに恐ろしきは無自覚毒舌・・・・・・」 44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/29(金) 21 47 30.25 ID owiJMoI80 幽霊「そういや、気になったのですが」 死神「うん?」 幽霊「その鎌、でっかすぎませんか? 柄頭から刃の根本に至るまで、150センチメートルはありそうですが」 死神「正確には154センチメートルよ。刃の長さは・・・・・・弧を描いているから、正確に言うの面倒だけど」 幽霊「ほんとーですかー? 計算出来ないんじゃないんですかー?」 死神「実は、出来ないわ。こちとら文系なもので」 幽霊「いいわけ女、みっともないです。ケッ」 死神「・・・・・・」 幽霊「ごめんなさい、無言で鎌をふりかぶるのやめてくださいおねがいします」 死神「まったく、長さなんて別にどうでもいいじゃない」 幽霊「でもまあ、気になったものでして」 死神「私は、この鎌が大切、それだけでいいの」 幽霊「(黒髪の美少女が、あからさまな凶器に頬ずりしてる・・・・・・。しゅるれありすむっ)」 死神「ずっと共にいると、愛着も湧くというものよ」 幽霊「まあ、死神さんにとって、鎌ってアイデンティティのようなものですよね」 死神「ああ、この黒き刃のきらめきたるや、闇夜に踊りしひとつの閃光・・・・・・」 幽霊「(ただの刃物フェチッ!? しかも厨二病傾向ッ!?)」 死神「死神っていう要素自体で厨二じゃない」 幽霊「それは言っちゃ駄目です。あと、人の考えを読まないでください」 48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/29(金) 21 54 30.35 ID owiJMoI80 死神「あ、そろそろドラマが始まる時間。見なくちゃ」 幽霊「え? 死神さん、テレビとか見るんですか?」 死神「人様の家にお邪魔して。壁抜け出来るし、仕事は連絡されない限りやらなくてもいいし」 幽霊「そのぉ・・・・・・人様の、プライバシーとか考えています?」 死神「私は死神よ・・・・・・。人間のことなんて、知らない、知らないのよ・・・・・・!」 幽霊「ドラマティックな台詞でごまかして、しかもあからさまに目ぇ逸らしやがりましたね?」 死神「あなたは見たくないの? 再放送、『TRICK』」 幽霊「・・・・・・ま、まあ、少しくらいお邪魔したって、ばちは当たりませんよね」 死神「電気代とか考えないでいいから、その辺りはいいわね」 幽霊「でも、見ている最中とかに、お仲間さんに仕事の連絡されたら?」 死神「呪 う わ」 幽霊「(い、一瞬空気が凍結したッ!? う、うろたえるんじゃないッ! 幽霊少女はうろたえないッ!)」 死神「だって、こんな職業やっていると、エンターテインメントのひとつやふたつ、欲しくなるのよ・・・・・・」 幽霊「そ、そうなんですかー」 死神「さあ、お邪魔しましょうか、誰かの家に」 幽霊「・・・・・・死神さん、マジギレさせないようにしよ」 56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/29(金) 22 02 14.78 ID owiJMoI80 幽霊「そういえば、仕事は連絡が来た時とか言いましたけれど」 死神「ええ」 幽霊「どうやって連絡取るんですか? 電話なんて取れないでしょう?」 死神「それは、服の下にこれがあるから」 幽霊「(うわ、やっぱり、すごく細かい肌理・・・・・・。しかも雪みたいに白いし)」 死神「悪趣味な紅色宝珠型ペンダント。仕組みは分からないけど、これで連絡をとるの」 幽霊「死神さん専用連絡道具ですね? かっこいいと思いますけど。死神さんによく似合いますし」 死神「そう?」 幽霊「しかも、宝珠を結ぶ紐の部分が鎖だなんて・・・・・・いけない場面を想起しちゃいそうで」 死神「あなた、もしかしてむっつり助平?」 幽霊「失礼なっ。このドストレート真っ向勝負エロをむっつりと称するなんて、ひどすぎます。罵倒にも近しき言ですっ」 死神「もうどこから突っ込んで良いのやら・・・・・・」 幽霊「突っ込むなら、私としては後ろからの方が」 死神「マニアック体験は禁則事項よ。常識的に」 62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/29(金) 22 09 55.27 ID owiJMoI80 幽霊「その気になれば空を飛べるのに、歩いている時間の方が長いのはどういうことでしょう?」 死神「名残じゃないの? やっぱり、まだ、人間として生きていた感覚の方が新しいのよ」 幽霊「そういや、死神さんはよくぷわぷわ浮いてますね」 死神「別に疲れるわけじゃないしね」 幽霊「まだ、ガムのこと考えているんですか?」 死神「そんなことないじゃない。私は物事をすぐに割り切れる人間よ。ええそうだわ」 幽霊「あ、死神さんの頭上からカラスのフンが」 死神「!?」 幽霊「バックステップで避けましたか」 死神「間一髪」 幽霊「やっぱり気にしているんじゃないですか」 死神「気にしてないわ、ええ、気にしていないのよ」 幽霊「存外に意地っ張りですねえ・・・・・・。あ、足下に犬のフン」 死神「っ!? ・・・・・・って、ないじゃない」 幽霊「うへへ、死神さんをいじるのは楽しいです」 死神「さて、砥石はどこだったかしら・・・・・・」 70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/29(金) 22 20 45.62 ID owiJMoI80 幽霊「死神さん、死神さん、起きてくださいよう」 死神「うう・・・・・・ん。もうちょっと寝かせてくれない?」 幽霊「今日は仮面ライダーの日ですよ。ほら、日曜の、朝八時じゃないですか」 死神「あ! そ、そうね。起こしてくれてありがとう!」 幽霊「(うわ、笑顔になるとよりいっそう美形が映えるな・・・・・・)」 死神「・・・・・・ビキビキ」 幽霊「ご、ゴルフで中止だったんですか。すいません」 死神「いいのよ。あなたは悪くないもの。悪いのはあの、ゴルフ業界よ」 幽霊「ちょ、死神さん、鎌もってどこに行くんですか」 死神「ね、分かるでしょう? 特撮は私の太陽なの」 幽霊「は、はい」 死神「そんな私の太陽を・・・・・・つぶしてくれた人には、我が呪いを・・・・・・」 幽霊「やめてくださーい! 本当にしゃれになりませんって!」 死神「放して! はなしてよぉっ! 屠ってやる、屠ってやるんだから! 私の、太陽を、空を、根絶せしめた奴原をおぉぉぉぉっ!」 幽霊「セリフだけ聞くと格好良いですけど、そいつは単なる逆恨みですってば!」 死神「ゴルフの早さに私が泣いたぁぁぁぁぁ!」 80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/29(金) 22 35 37.72 ID owiJMoI80 幽霊「ものにさわれない、そんな私と死神さんですが、それでもいいことがありますよね」 死神「ええ、まあね」 幽霊「映画館とかに無料で入れるし、美術館にも。壁抜けマンセー」 死神「おかげで、新しい映画は大抵網羅しているわ。絵も暇な時なら見れるし」 幽霊「まあ、ゲーム出来ないのが痛いんですが、それでも楽しいですね、幽霊ライフ」 死神「それで、どう? なんか面白い場所とかは?」 幽霊「うーん・・・・・・テレビ目的以外では、あまり人様の家に入りたくないですからねぇ」 死神「まあ、あなたはそう考えるのでしょうね」 幽霊「あ、でも、夜のゲームセンター裏とかは好きですよ?」 死神「どうして?」 幽霊「社会的に生きる価値もない、格好ばかり飾って、群れること前提としたクズどもが、そこここにいる図は壮観です。 いやー、いきがって煙草を吸った時の苦い表情、その無様なことといったら比類がなく」 死神「声帯に毒でも仕込んでいるのかしら・・・・・・」 幽霊「あ、でも。たまにラブホテル前で援助交際とか浮気とかの場面を見ますが、それはそれで面白くもあり」 死神「・・・・・・なんだかんだ言って、人生、私より楽しんでない?」 幽霊「生きてませんけどねー」 89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/29(金) 22 51 56.28 ID owiJMoI80 90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/29(金) 22 53 38.38 ID owiJMoI80 死神「今日は何か面白い番組ある?」 幽霊「ええと、金曜ロードショーで、ターミネーター2が」 死神「み、見ましょう、是非見ましょうっ。私、好きなのよ」 幽霊「私も好きですよー。3は駄作でしたけれど」 死神「3? そんなものはないわ。ええ、ないったらないのよ。あんな黒歴史・・・・・・」 幽霊「ええと、この二丁目のところの住宅で・・・・・・」 死神「父親とかがいる家は駄目よ。CMの間に別の番組にチャンネル変えて、そのままズルズルと流れていくんだから」 幽霊「いえす、マム。この部屋の人は、ひとり暮らしですから」 死神「あ、丁度やってるわね」 幽霊「見ましょうか」 ~約二時間後~ 『痛いのは分かってる。ジョンを呼べ』 幽霊「く、クライマックスシーンはさすがに興奮しますね」 死神「・・・・・・(どきどきどきどき)」 幽霊「き、きました! ついにここでシュワちゃんがっ」 死神「・・・・・・(わくわくわくわく)」 ・・・・・・ぷつん。 幽霊「え!?」 死神「ま、まさか・・・・・・停電!?」 幽霊&死神「う、嘘だぁぁぁぁぁぁッ!!」 幽霊「死神さーん・・・・・・もう止めましょうよ、レンタルビデオ店で、はりこみなんて」 死神「だって、だってぇ・・・・・・」 95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/29(金) 23 06 32.67 ID owiJMoI80 死神「なんか、いつの間にかあなたといることが当たり前になっちゃったわね」 幽霊「ふへへぇ、これぞ人徳なり」 死神「調子に乗らないで」 幽霊「次にお前は『ぶち殺すぞヒューマン』という」 死神「ぶち殺すぞヒューマン。・・・・・・はッ!」 幽霊「ま、なんだかんだ言って、一緒にいて楽しいんですよね」 死神「そうね。・・・・・・ねぇ、待ち合わせ場所とか決めましょうか」 幽霊「え?」 死神「これからは、用事とか出来ちゃうと会えないのかもしれないし」 幽霊「うわー、うわー、逢引きですよ。嬉しいなあ、エロいなあ」 死神「またこの娘は・・・・・・」 幽霊「で、どこにします? 神社? 教会? それとも塩生産工場?」 死神「全部、あなたが消されそうな場所ね・・・・・・」 死神「まあ、あの公園から見える丘の、孤立した巨木の下にしましょう」 幽霊「なんか平凡ですねー」 死神「じゃあ、あなたはどこがいいのよ」 幽霊「そりゃもちろん近所の公園のハッテンb」 死神「私に地獄絵図を見せようとしないで」 103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/29(金) 23 19 01.49 ID owiJMoI80 幽霊「死神さん、死神さん。駅前公園あたりで、大道芸をやるらしいですよ」 死神「ふぅん。興味、あるの?」 幽霊「そりゃもう。ありありですよー」 死神「ま、最近は面白い映画もないし。行きましょうか?」 幽霊「はいっ」 死神「す、すごい・・・・・・」 幽霊「すごい。当たり前の言葉ですけれど、それしか出ませんね・・・・・・」 死神「な、ナイフをジャグリングの道具にするなんて。一歩間違えば大怪我よ?」 幽霊「立脚した技術と、確立された自信がなければ、無理ですよね」 死神「ちょ、ちょっと・・・・・・それ危な・・・・・・」 幽霊「わ、わわっ! きゃ、キャッチしましたよ?」 死神「匠の技、これは匠の領域・・・・・・」 幽霊「人間って、やればどこまでも出来るんですねー」 幽霊「ふぅ、面白かったです」 死神「本当、こういう人には感服するわ」 幽霊「死神さんは、ああいう大道芸とか出来ないんですか?」 死神「あの領域は無理だけれど・・・・・・」 幽霊「はいはい」 死神「投げつけた鎌をブーメラン代わりにして、キャッチするくらいしか」 幽霊「あー、はい。超人って、ベクトルが違う超人の領域が分からないんですよね」 死神「超人?」 幽霊「死神さんは、厨二のエキスパートです。ラウンドトリップ乙」 死神「なんか馬鹿にされた気がするわ」 111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/29(金) 23 34 26.08 ID owiJMoI80 112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/29(金) 23 35 09.45 ID owiJMoI80 114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/29(金) 23 35 57.56 ID owiJMoI80 幽霊「今日は、どこ散歩しましょうか?」 死神「そうねぇ・・・・・・」 『熱き怒りの 嵐を抱いて! 戦うために 飛ぉび出せゲッタァァァッ!!』 幽霊「うぎゃあああぁぁっ!? な、なんですか? なんですか?」 死神「あ、はい。先輩ですか? ・・・・・・仕事ですね、分かりました」 幽霊「(あ、着信音なんだ・・・・・・。でも、なんでゲッターロボ?)」 死神「はい、はい・・・・・・。分かりました、あの繁華街付近の道路ですか」 死神「仕事よ。あなたはついていかなくてもいいわ」 幽霊「いえいえ、ここで別れると、死神さんと合流出来なくなりそうで」 死神「人が死ぬのよ? どうせ気分が悪くなるのは、目に見えているわ」 幽霊「それでもついていきます」 死神「そう? まあ・・・・・・勝手にしなさい」 幽霊「んー、なんか今日の死神さんはそっけないです」 死神「仕事モード。ただの移動にスマイルが必要? サービス業じゃないのよ、こちとら」 幽霊「ドライですねえ・・・・・・」 死神「仕方ないじゃない、仕事が仕事だし。・・・・・・はい、到着」 幽霊「・・・・・・トラックの横転事故、ですか」 死神「情報では、確か、それに巻き込まれた青い車があったはずよ」 幽霊「あ、見つけました。うわ・・・・・・血とかガラス片とか骨肉とかでぐちゃぐちゃ」 死神「あなたがそれを見て平気なところが疑問なんだけれど。私は慣れているし」 幽霊「? どうしてでしょうかね? それよりも、死神さんのお仕事はどのように?」 死神「別に。死神といったって、生身の人間をぶっ殺すんじゃないの。 魂魄(こんぱく)が剥離して、賽の河原に逝くのが基本なんだけれど、そこで迷ったり嫌がったりする魂がたまにあるから」 幽霊「そんな不逞の奴原を、その鎌でもってして、ずばばーんと」 死神「ま、そうね。たまに反撃とかされるけれど。たぶん、今回は平気でしょう」 幽霊「あ、車の中の死体から、なんか白いもやのようなものが」 死神「・・・・・・ええ、そう。とにかく、あなたは死んだのよ。すぐに、あそこに逝きなさい」 幽霊「おを、魂を説得してます。なんか格好良いです」 死神「未練? そんなもの、多かれ少なかれ、死にゆく者たちは皆あるわ。自分だけが特別と思わないで。逝きなさい」 幽霊「あ、天にのぼって・・・・・・消えちゃいました」 死神「やれやれ、なんかカウンセリングしているみたいで嫌になるわ」 幽霊「お仕事、ご苦労さまです。というか、賽の河原って本当にあったんですね」 死神「まあ、あなたたちが抱いているイメージとは・・・・・・恐らく違うでしょう、絶対違うでしょう、うん、絶対」 幽霊「な、なんかすごい嫌そうな顔してますね」 死神「・・・・・・今度、一緒に行ってみる?」 幽霊「いいんですか? いーやっはー、これってデートですよね?」 死神「えー・・・・・・」 幽霊「マジで嫌そうな顔されるとこちらもさすがに傷付くんですが」 123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/29(金) 23 50 57.17 ID owiJMoI80 124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/29(金) 23 51 53.98 ID owiJMoI80 幽霊「死神さん、死神さん。面白い人があそこの家にいるんですよ」 死神「あなた、最初、プライバシーとか気にしてなかった?」 幽霊「う・・・・・・。ま、まあでも、一緒に見てくださいよー」 死神「ああ、もうっ。分かったからローブひっぱらないで。脱げちゃう」 幽霊「ほらほら、この女子大生の家です」 死神「単なるひとり暮らしの女の家じゃない。・・・・・・目立ったところも見当たらないし」 幽霊「ところがどっこい。ほら、彼女が座っている机の上にあるのは?」 死神「あるのは・・・・・・って、携帯電話じゃない。でも、なんでみっつも?」 幽霊「もうここまできたらプライバシーとか関係ねぇです。読んでみてください」 死神「はいはい。ええと・・・・・・。 『大好きだよ また明日、会おうね』 『もう寝た? 私も寝る。三日後のデート、楽しみだね』 『昨日の晩は眠れなかった』 って、三股ああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」 幽霊「二股ならよく聞きますけれど、三股ってのはさすがにあまりないですよね。トリケラトプスならぬ、トリ股携帯」 死神「な、なんて恐ろしい・・・・・・。長らくこの仕事やっている私、人のことなんか基本的に考えていなかったけれど。 この瞬間だけは、見てはいけないものを見てしまったような感覚にとらわれたわ・・・・・・」 幽霊「まー、基本的に男って馬鹿ですからねー。顔が良ければ基本的に近づきますし。 性欲の権化ですか。脳と下半身が直結している、発情期の畜生みたいですよねー。 でもま、畜生の方がマシですけど。年中サカってばかりじゃないんですから。男と違って。 恋愛の執着地点のことばかり考えているから、浮気に気付かないんですよ、かーっペッ」 死神「・・・・・・誰か助けて。毒にやられて死にそう。私、死神なのに・・・・・・」 131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/30(土) 00 07 11.82 ID rGuph1l90 幽霊「死神さんって、色々な死に立ち会ったんですよね?」 死神「そうね。最初は、死体を見ただけで眉をひそめたものだけれど。今では全然、何とも思わないわ」 幽霊「初期防御力やたら高いのは置いときまして。やっぱり、こたえたのはありましたか?」 死神「レイプ後に殺された、なんてケースは嫌ね。被害者は未練たらたらだから、こっちも困るし。現場の光景も最悪」 幽霊「うわ、想像するだけで嫌ですね」 死神「逆に、電車でクラッシュ後の四散マグロとかは慣れるわ。でも、首吊り系統は嫌。小便と大便垂れ流しだから」 幽霊「生理的嫌悪感を湧き立たせますね」 死神「あと、児童虐待殺人は、あまり好きじゃないわ」 幽霊「はぁ、それは意外ですね」 死神「私、子供は好きなの」 幽霊「へぇ・・・・・・」 幽霊「つまり、ロリコンってことですねっ。大丈夫です、私は死神さんがどんな性癖をもってようと」 死神「この話を、たやすくそういう流れに変えられるあなたは、色々な意味で常識を逸しているわ・・・・・・」 138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/30(土) 00 23 38.03 ID rGuph1l90 幽霊「死神さん。今日はどうします?」 死神「森に行くわ。久々に、緑を見たいの」 幽霊「ういーっす、お供しますねー」 幽霊「うわ、木漏れ日が落ちに落ちていますね」 死神「綺麗でしょう? 風にさやぐ葉の擦過音が、一抹の清涼感」 幽霊「いいですね、これ。森の中って、こんなに、優しかったんですか・・・・・・」 死神「そうね。もう、綺麗で綺麗で・・・・・・。だから、たまに来るの」 幽霊「でも、さびしーですよね」 死神「?」 幽霊「土地開発とか進んで、こういう景観もいつしか失われて・・・・・・」 死神「仕方ないのよ。美景を破砕するのは、いつだって人間なのだから」 幽霊「私たちがドラマとかアニメとかを見るのも、そういった開拓精神の恩恵、と言えなくもないですね」 死神「結局、進むしかないのよ、人間は。その先にいかな穴があったとしても」 幽霊「だから」 死神「うん?」 幽霊「だから、少しは森を残すんでしょうね。木を、生かしているんでしょうね。暗い未来があっても、この、木漏れ日のように」 死神「木漏れ日のように?」 幽霊「ほのかに、あたたかく、生きていたい。無意識内にそう思っているんじゃないでしょうか」 死神「・・・・・・ふふっ、意外に詩人ね。でも・・・・・・そういう考えは嫌いじゃないわ」 幽霊「・・・・・・たまには、ゆっくりと森の中で座るのも」 死神「悪くない、わね」 153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/30(土) 00 52 56.41 ID rGuph1l90 154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/30(土) 00 53 55.30 ID rGuph1l90 死神「そこの中学校で体育祭やっているけれど、行く?」 幽霊「体育祭ですか。たまには、そういうのを見るのもいいですねー」 死神「飛び散る汗、ぶつかる熱意、あふれる気合。それでも勝者はひとり。うん、燃えるわ」 幽霊「萌え萌えなのですか?」 死神「・・・・・・なんか、フレーズに違和感を覚えるのは私だけ? まあ、行きましょうか」 幽霊「死神さん。この綱引きは、赤と白、どっちが勝つと思います?」 死神「私は白だと思うけれど。あなたは?」 幽霊「赤だと思います。・・・・・・賭けますか?」 死神「いいわよ。勝ったら、負けた方にひとつだけ命令出来るとか」 幽霊「うい、乗りましたっ」 死神「・・・・・・まけた」 幽霊「むふふぅ、これぞ日頃の行いの差」 死神「しょうがないわね。私から言い出したんだし。さあ、命令ひとつどうぞ」 幽霊「はいはぁーい、では」 死神「・・・・・・ねぇ、こんなので本当にいいの?」 幽霊「いいんですいいんです。ふひひ、死神さんの膝枕、やわらけー。霊体同士だと、触ること可能ですね」 死神「ちょっと恥ずかしいけれど。まあ、この程度ならいつでもしてあげるわよ」 幽霊「ま、マジですかっ? 人質ならぬ言質、とりましたよ?」 死神「はいはい」 幽霊「・・・・・・でも、なんでこんな会話しているのに、胸にこないんでしょう・・・・・・?」 死神「運動会やってる中で膝枕して、ときめくことなんて出来る? 私は出来ないわ」 158 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/30(土) 01 06 29.38 ID rGuph1l90 159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/30(土) 01 07 20.52 ID rGuph1l90 幽霊「死神さん、死神さん。新しい美術館がオープンしました」 死神「ふぅん。で? 何を展示しているの?」 幽霊「印象派の画家たちの作品です。ま、オーソドックスですね。クロード・モネとか」 死神「へぇ」 幽霊「行きましょうよ、行きましょうよー。ピカソとかも、サブ展示でありますからぁ」 死神「私、画家の名前はあまり知らないから。・・・・・・でもまあ、ピカソもたまにはいいか」 幽霊「やったぜっ。死神さん、愛してるぜ」 死神「はいはい、私も愛してるわ。とっとと行きましょう」 幽霊「うぅ・・・・・・死神さん、なんてドライな。まるでアクリルガッシュのようにデレデレ期が少なし・・・・・・」 幽霊「ひょー、やっぱりモネは色使いがうつくしー。あ、ゴーギャンの作品は、相変わらず重厚ですねー」 死神「ゴーギャンって、そういえば・・・・・・ゴッホと一緒にいたっけ?」 幽霊「はい。ゴッホと共同生活していたけれど、仲違いしちゃいましたよね」 死神「『役に立たない耳だな。そんな耳、切り落としてしまえ』・・・・・・か」 幽霊「罵倒は罵倒なんです。仮に軽い気持ちで言ったとしても、受け取り側がことさらに重くとらえてしまうこともあります」 死神「だから、見解の相違とかで殺人が起きたりするのよね。大抵の動機って、そんな瑣末なもの」 幽霊「でも・・・・・・私は死神さんと仲違いはしたくないですよ? 一緒に仲良くしていきたいです。ずっと」 死神「ぅえ!?」 幽霊「あれ、あれれー? 死神さん、ほっぺたがパーマネントレッドー?」 死神「苛立つからかいは、やめて」 幽霊「ほらほらー、壁じゃなくて美術作品を見てくださいよー」 死神「ああ、もう・・・・・・」