約 885,666 件
https://w.atwiki.jp/966108/pages/41.html
生配信のアーカイブ:http //ja.justin.tv/rodokuch/c/3026072
https://w.atwiki.jp/966108/pages/144.html
生配信のアーカイブ:http //ja.justin.tv/rodokuch/b/369007960
https://w.atwiki.jp/teikokuss/pages/812.html
マルクスを見上げるノイナの両手は絨毯に突かれている。その左の薬指には、婚儀を終えた女公爵の指輪がある。また中指にはあの指輪がある。 鍵こそが、機神を蘇らせると信じた。それこそが、ここに至る道の始まりだった。 「お前の言葉だからミノールは聞き入れた。お前じゃなければ公爵にはなれなかった。なぜそうしなければならなかったのか、俺は知っているつもりだ」 マルクスを見上げるノイナの瞳が揺らぐ。その黒の瞳は、震えてマルクスから逸れてうつむく。 「そのお前が、俺を求めたから、俺はここにいる。俺がそういう俺でありたいと願ったからだ」 それを野心と言うべきか、増長というべきか、マルクスにはわからないけれど。 「俺が古人ゆえにお前に選ばれたとしても構わない。機神は機神であるがゆえに、公爵のものだ。その乗り手たる古人は、古人であるがゆえに、公爵のものだ」 「・・・・・・君の気持ちはどうなの」 「俺は、自ら望んでここにいる。お前がお前であるがゆえに願うことに、俺が必要とされたからだ」 「それが、君の気持ちなの」 「もし俺が、お前のことが嫌いだったら、お前の願いなんかどうなったって構わないんだ」 さらに数拍の間、ノイナはうつむいていた。そのまま言った。 「君は、彼女のことが好きだったの」 「ああ」 「それでも、よかったの?」 「ああ」 「もしも・・・・・・」 言いかけるノイナを、マルクスはさえぎった。 「お前でないものが公爵であったら、俺はここにいなかった。俺が、お前を、選んだんだんだ」 その物言いが卑怯であることもわかっていた。ノイナの口を言葉で塞いだだけだ。そしてノイナはうつむいたままだ。 絨毯をつかむその指から、ふと力が抜ける。ノイナは静かに顔を上げ、黒の瞳でマルクスを見る。 そのノイナの頬に手を伸ばしそっと触れる。ノイナは震えた。彼女の手はかすかな迷いと共に、その頬のマルクスの手を包む。ノイナの手も冷たかった。 「疑わせたのは悪いと思っている。忘れようとしていたつもりだった」 マルクスの手を包んでいる、ノイナの手にかすかな力がこもる。右から左へ流す前髪を透かして、黒の瞳が揺れる。そこに写る己の姿を、マルクスも見ていた。その口元が我知らず動く。 「でも、別れるにしたって、あんなふうに・・・・・・」 話すべきではないことが、こぼれ落ちてしまう。思わず口をつぐむ。ノイナの瞳を見られなかった。 逸らそうとした面を、けれどノイナは阻んだ。彼女の頬に触れていた手を引き、向き直るようにと促す。ノイナは黙ってマルクスを見つめていた。 「そうだったんだ・・・・・・」 先までとどめていた迷いも、かすかな疑いも彼女の黒の瞳の中にはうかがえなかった。ノイナはマルクスの手を離した。支えようとせぬものは、ただ落ちるがままに任される。 代わりにノイナは身を起こし、そっと身を寄せる。長椅子にひざをつき、正面からマルクスを抱きしめる。戸惑い、マルクスは問い返した。 「何だよ・・・・・・」 「そういう君で、よかった」 彼女はマルクスの肩に顔をうずめる。 「忘れていたんだ。君が、何事もなくただここへ来たわけじゃないって。わからなかったんだ。君が、何を捨てて、ここに来たのか」 ノイナが耳元でささやき、マルクスを抱きしめる腕に力を込めた。 「ごめん・・・・・・」 応じることもできぬ間に、ささやくようにノイナは続ける。 「わたしに都合の良い君だけを、君に求めてた」 「それで、いいんだ」 「わたしは嫌」 マルクスの背に回したままノイナは言う。 「公爵はそれでいいかもしれないけど、わたしは、嫌」 「ノイナ・・・・・・」 「君の口から、ほかのひとの名を聞くのはつらい。でも、君が辛かったことを黙っていたほうが、辛い」 「俺が辛かったわけじゃない」 「うそつき」 ノイナはささやく。答えあぐねて、マルクスはただノイナに抱きしめられながら、その呟きを聞くばかりだ。 「そんなのは、うそ」 「うそじゃない」 そういうマルクスに、初めてノイナは抱きしめていた腕を解いて、身を起こし真っ向からマルクスを見た。 「でも、わたしにはわかる。君は、わたしにも、だれにも言わずにいて、君の心の中ですら、君は声にしなくなってる」 「でもな、俺は機神の・・・・・・」 「・・・・・・機神の乗り手だけれど、機神みたいに物言わぬ鉄ではないでしょう?」 彼女の黒の瞳が揺れる。 「君が何を言っても、わたしは怒らない。女公爵が許す」 思わず笑みがこぼれる。ノイナも笑った。 二人して向き合って、額をつけあうようにして、くすくすわらった。
https://w.atwiki.jp/vf2006/pages/77.html
J6の奴等に狙われる様になってから私には護衛がついた。 名前はベネッサ・ルイス。 軍人上がりだと兄から聞いた時はどんな野蛮な女なのかと思ったけど、 実際は私と対して身長も変わらないし礼儀正くて優しい人だった。 褐色の肌に銀髪。 銀髪なんて初めて見たけど、凄く綺麗。 顔立ちも凛として意思の強そうな瞳が印象的だった。 それからはいつも側に居てくれた。 私が小間使みたいに扱っても、ベネッサは私の命令には文句の一つも言わず従ったわ。 「軍人として、上の者の命は絶対です」 私はそれが、何だか気に入らなかった。 自分でも何故だか分からないのだけれど 「お呼びですか、サラ」 「入って」 ある日、私はベネッサを部屋に呼んだ。 「何かお困りの事でも?」 「別にないわ。」 あなたと話がしたいの、そう言うとベネッサは少し困った顔をした。 「敬語を使うの、やめて欲しいの」 一人掛けのソファに腰を下ろしている私の側へ歩み寄り、 片膝をつくベネッサを見下ろしながら言葉を紡いだ。 「しかし私は使用人の身で…」 案の定、ベネッサは目を丸くして。 でも 「命令よ」 そう言えば 「……分かった」 と、更に困惑の表情を深くして俯いた。 素直に可愛いと思ったの。 既に何かが歪んでたのかもしれないけど、 ベネッサの精悍な顔立ちが私の為に脆くなるのが好き。 「そんな顔しないで…」 心にもない事を言って、銀糸の掛かる頬にそっと触れてみた。 小さく肩が跳ねたけど私の手を払ったりはしなかった。 「あなたの事もっと知りたいの」 これは本当よ。 毎日時間を共有する度にそう思う気持ちが強くなっていったの。 もっと色んなあなたが見てみたい 眉根を寄せる表情や綺麗な肌の隠されたところまで 「じっとしていてね」 不安そうに揺れる瞳が私を見上げた。 本気で抵抗されたらいくら鍛えてたって私なんて簡単にはね飛ばされると思う。 でもこれは命令だから。 触れた頬から首筋を伝い、ゆっくりと指先を滑らせる。 私もソファから降りてカーペットに膝をつけたら、 こんな状況なのに「貴女がそんな事をしては駄目だ」とか言ってたけど、 それが彼女らしくて少し笑ってしまった。 「じゃあこれなら良いかしら」 「あ…!」 肩を押して床へ転がす。 すかさず仰向けに倒れたベネッサの太腿の辺りに馬乗りになった。 銀髪が床に散って綺麗。 「サラ、…!」 突然の出来事に私の名を呼ぶ唇を、私の唇で塞いだ。 唇の感触を楽しんでからゆっくり顔を離してみたら 深い茶色の瞳が真ん丸に開かれてたわ。 「ふふ、柔らかいのね」 ここも、と付け加えて片手じゃ収まりきれないくらいのベネッサの胸を緩く揉む。 「んっ、サラ…何を」 「こんな格好、触ってくれって言ってる様なものだわ」 「ちが…、何を馬鹿な事…」 いやいやをする様に否定の言葉と共に首が左右に小さく振られる。 自分の天性のスタイルの良さに自覚が無いベネッサは、 動きやすいから、と普段からまるで下着みたいな格好で街を歩く。 そんなあなたを見る男の目なんて汚らわしくて堪らないのよ。 「軍人なのだから危険感知くらい出来るでしょう?男を誘っているのなら話は別だけど」 あなたはいつも気丈だから、わざと意地悪したくなっちゃうの。 貴女は一体私をどうしたいんだ? 問い掛ける言葉すら喉に絡まる。 従順に仕えてきたはずだったのに何処で状況判断を誤ってしまったのか。 私の上で好き勝手に手を這わすサラの真意が知りたくて不安になる。 でも不思議と振り払って逃げる気にはならなかった。 悪戯に有りもしない事を言われて羞恥を感じても、 私に触れるサラの手は温かくて優しいから。 「サラ、…ッ」 無駄な胸を固定している布の中に手が滑り込んで来た。 たくし上げられてサラの眼下に上半身を晒してしまう事になる。 恥ずかしい、のに 「綺麗よ、ベネッサ」 もう何度言われただろうか 綺麗、なんて言葉は貴女の為にある様なものなのに。 何故私にその言葉をくれるのだろう 「凄く綺麗。」 「あ…っ、や」 サラの顔が私の胸に寄せられるのと同時に皮膚を強く吸われた。 チクリとした引きつれる感覚。 首にも鎖骨にも沢山された。 こういう事は軍艦学校で少し習ったが男と女でするものではなかっただろうか。 それとも私が疎いだけでこんな事は日常茶飯事なんだろうか。 「サラ…私、は」 耐えきれずまた名前を呼んでみた。 「…どうしたの?」 飽きもせず私の肌を啄んでいたサラが顔を上げてくれた。 「私は、どうしたら良い?何をすれば」 だって分からないんだ。 私が先立って貴女を支えて守らなければならないのに、 情けなくも今の私は貴女にされるが儘。 だから問うたのに、サラはクスクスと小さく声を立てて笑った。 「じっとしていてくれれば良いわ」 「しかし」 「お願いよ」 命令ではなくお願い、と言われれば返す言葉も見つからない。 仕方ない、と思ってしまう 貴女にはどうしてこうも甘くなってしまうんだろう 延々と試行錯誤を繰り返しているうちに、 いつの間にかサラの手が私のあらぬ処へ延びて来ていた。 綺麗な細くて長い指が器用にベルトを外して下半身に纏う布を剥がしに掛かる。 思わず遮ろうとしてしまった手を、強く拳を握って思い止どまらせた。 そんな私の様子を一部始終見つめるサラの表情はひどく楽しそうで。 「思った通り、ここも綺麗ね」 何を馬鹿な。 普段絶対に一目に触れない場所をまじまじと見つめて呟くサラに驚愕する。 「そんな処、見るな…」 顔から火が出そうなくらい恥ずかしい。 サラの指が、綺麗な指が忙しなく余す処なく晒された私の下で動かされる。 撫でられて開かれて無意識に体が跳ねてしまう。 「サラ、あ…っ」 おかしな所から声が出る。 私の体はどうしてしまったんだ? 「大丈夫よ。力を抜いていてね…」 私の不安を察知したかの様な言葉にゆっくり自然と力が抜けて行く気がした 矢先 「あっ…!」 異物感と痛みにまた体が強張る。 サラの指が私の中に入って来ていた 「随分きついわね…」 「き、汚いだろう、そんなところ…!」 言葉を発する度にそこを締めつけてしまってサラの指が内部にある事を思い知らされる。 「汚くなんかないわよ。ベネッサのなら平気」 訳が分からないまま指が奥まで進入して来るのを感じた。 先刻より痛みには慣れたものの異物感は拭えない。 歯を食いしばってまた変な声が漏れてしまいそうになるのを耐えた。 「我慢しなくて良いの。声、聞かせて頂戴」 奥まで入れられた指が内壁を巻き込みながら外へと引き摺り出されて行く。 「う、あぁっ…!」 二本に増やされた指が間髪入れず再度突き入れられ中でバラバラに動かされる。 何度か抜き差しを繰り返される内に痛みと異物感が段々と消え、 次第にそこが熱くなっていくのが分かった。 サラの指が濡れて嫌な水音が響く。 「くっ…あぁ、ああ…っ」 だらしなく開いた口から堪え切れなくなった声が漏れてしまう。 もう痛くはないのに見上げた天井が潤む。 「綺麗…」 また睦言の様にサラが呟いた。 空いている方の手が優しく頬や額を撫でて肌を伝って 胸へと延ばされるのが視界の端に映った。 私よりも幾分も小さく華奢なその手が悪戯に胸の突起に触れる。 くすぐったさと妙な感覚に背筋が震えて無意識にまた中の指を締め付けてしまうのに、 それもお構いなしに先刻よりも激しく指を動かされておかしくなりそうだ。 「サラ、サラ…私…っ」 「…イきそう?」 それがどういう感覚なのか分からない。 でも私の体はそれに近付いてるんだろう。 断続的に内腿が震える度に滴が伝って自分でもそこが濡れているのが嫌という程分かる。 反射的に背中がのけ反って胸を突き出す様な形になればサラが顔を埋めてきた。 艶やかなサラの金糸が私の肌をくすぐり、幾つも幾つも口付けを落とされる。 こんな行為を強いられているのに、それはとても神聖なキスみたいで 意識の糸が切れそうになる 「サ、ラ…いく…っ」 「良いわよ…見ていてあげる」 サラの声も少し興奮している様に聞こえた。 何故か嬉しくて、あられもない格好でそこを掻き回されて、いく、のが分かった。 「…いくッ…サラ、あっ、あぁあ…―っ」 「もう…コレどうするんだ、サラ…」 事が終わり浴室で鏡を見た私は思わず大きく溜め息を吐いてしまった。 首から胸元、臍の辺りまで至る所に鬱血の跡。 「熱烈なキスマークでしょう?」 振り返れば天使の様な笑みを浮かべたサラ。 怒る気も失せる。 「…いつもの服、着られないじゃないか」 「わざとよ。」 柔らかく微笑んだまま私の元へと歩み寄って来る。 そのままふわりと抱き寄せられた。 「あなたの肌が綺麗で柔らかい事なんて私だけが知っていれば良いの」 不覚にも先刻の行為を思い出して頬が熱を持つ。 「ふふ、何を赤くなってるの?」 「…っ、もう…」 憎まれ事の一つでも言って差し上げようと思ったのだが。 「好きよ、ベネッサ」 言葉と共に口付けられた。 合わせた肌が暖かくて心地良いと感じるのは私もサラが好きだからなのか。 「…貴女には敵わないな」 「当たり前でしょう」 これからも私を振り回してくれ、暴君サラ。
https://w.atwiki.jp/suki-kotoba/pages/17.html
以下は、http //changi.2ch.net/test/read.cgi/doujin/1231150939/から引用 好きな文章や言葉2(201~250) 204 :好き 2009/02/21(土) 14 12 15 ID 367hiHt8O 号泣する準備はできていた 泣く大人 きらきらひかる こうばしい日々 全部江/國香/織の本のタイトル。 中身も好きだけど、タイトルだけでもすごく好き。 207 :好き 2009/02/21(土) 21 47 55 ID UvIW+uw20 197 どこかで見たなー何だったかなーと考えていたんだけど もしかしたら小説で引用されていたのかもしれない。 「ニー/バーの祈り」かな? 自分の好きな言葉をひとつ 「誰だって、本当にいいことをしたら、一番幸せなんだねえ」 Kenji Miyazawa 208 :好き 2009/02/21(土) 23 01 21 ID gl9VxgXgO 桜殺すにゃ刃物はいらぬ 雨が一滴降ればいい どこで見たかは忘れたけど響き的に都々逸かな? 桜についての詩や歌はみんな好き。 209 :好き言葉 2009/02/22(日) 01 49 53 ID B2wuoMPBO ・震えるほど圧倒されたいんだ ・今は考えない 考えない 石/川/智/晶の歌から。 それぞれ、入試のときに移動中ずっと聴いてた曲の歌詞なんだが、 プレッシャーで押し潰されそうだった自分を、鼓舞したり、落ち着かせたりしてくれた。 そういうこともあって、自分の中ですごく大切にとっておきたい言葉だ。 210 :好き文 2009/02/22(日) 18 03 41 ID eYv/lAs8O ・本当に強い人はいない、いるのは弱い人と強くなろうとする人よ。だったら私は常に強くなろうとする人でありたいわ。 ・自分の好きな人は、自分で幸せにしてあげなさい! どっちも同作者。この作者の描く女の子は精神的に強くて好き 215 :好き 2009/02/24(火) 00 38 05 ID zYo10YIwO 210 野梨原花南の作品かな?違ったら悪いけど 『一緒に生きて、一緒に地獄に堕ちてくれないか!?』 野梨原花南のマルタ・サギーは探偵ですか?から。 『人でなしの恋』 何かのお題で見ただけだけど、見た目も口にした時のリズムも好き。 214 :好き 2009/02/23(月) 19 15 44 ID 2neqeMN1O ・たとえいくら裏切られようと 信じる限りこちらから敵対する事などなく、 むしろ疑いを持たずにいられる事こそが何より自身の幸せである事 それが愛なのだという事 万金から。 このセリフを見て今までもやもやしてたものがすっきりした気がした。 ちょっと説教臭いなと思う時もあるけど、この作者の考え方が好きだ。 216 :好き 2009/02/24(火) 01 54 05 ID khmkflZB0 Take nothing, but photographs Leave nothing, but footprints Kill nothing, but time。 ある観光学の本(洋書)に載っていた「観光客のモットー」。 以下は自己流訳ですが。 何もとるな、写真以外は。 何も残すな、足跡以外は。 何も殺すな、時間以外は。 217 :好き 2009/02/24(火) 20 36 49 ID I+9cn/4zO 216 ガラパゴスの案内人が番組で言ってたことに似てる 「ガラパゴスでは、持ち帰っていいのは思い出だけ 残していいのは足跡だけだ」 218 :好き 2009/02/24(火) 22 20 34 ID fMFl3wMV0 216 217 うわぁ、なんかすごいイメージが掻きたてられる言葉だ。 観光客心得ってだけじゃなくて、なんか他のものに昇華できそう。 219 :すき 2009/02/24(火) 22 52 24 ID CQzcf8a3O 「明日の明日の、ずっと先の明日から来たのよ」 某ゲーム、時の引き金(英訳)より。 未来という言葉を知らない原始人に、未来からきた人が説明した言葉。 ずっと先の明日って響きが好きだ。 220 :好き 2009/02/25(水) 08 23 58 ID j5Po1LozO 「この一週間あんたはとてもがんばったわ。 たとえ今日のご褒美目当てだって言ったって それは全然悪い事じゃないわ」 野梨原花南『ちょー企画本』内短編『ちょー初恋』より。 長い台詞の真ん中になんでもなく書かれてただけなのに、 初めて読んだとき心にすとんと落ちてきたのを今でも覚えてる。 ご褒美があろうがなかろうが努力できる人はすごい。 あとちょっと長いけど同シリーズ『ちょー後宮からの逃走』より、 「久しぶりに会った、しかも自分の目の前でさらわれた女にだな、 助けてとかいう男がいるかドアホ。 百年の恋も冷めるぞドアホ。 百年の恋もしてなかったら、も、おまえ、底辺。男ライン底辺。最悪」 このあたりの台詞のテンポが大好きで爆笑した。 221 :好き 2009/02/26(木) 18 35 54 ID y6b+9Abf0 Forever young, I want to be forever young Do you really want to live forever, forever and ever.... Alphavilleというドイツのバンドの「Forever Young」という歌詞より。 (2年ぐらい前に豪州のバンドがカバーしてそれを聞いたのがきっかけだが) 2行目の言葉になんかぐっときた。 222 :好き 2009/02/26(木) 21 37 18 ID UxW7tFuE0 希う 読みは「こいねがう」 切望と書くのも好きだけどこっちの方が響きが好き 日本語て綺麗だなーとじんわり思えるものが多いよね 223 :好き 2009/02/26(木) 23 05 07 ID Paw2z5Eb0 希う って初めて知った。すごく素敵だね 「話したいことが たくさんあった 生まれ変わるなら 君になりたいな」 ぷらすてぃっく木(要英訳)の真っ/赤/な糸 歌詞全体の切ない雰囲気が大好きなんだけど 特に「君になりたいな」がぐっときた 会いたいじゃなくてなりたいってところがたまらん 224 :好き 2009/02/26(木) 23 08 10 ID Paw2z5Eb0 あ…書きこんでから気付いたけどこれ萌えた歌詞向けかもすまんorz 243 :好き 2009/03/01(日) 12 43 55 ID /tgEoTrgO 223 亀だが全力で同意 樹脂木の歌詞は良いもの多い。 「格好悪い。」ってぶーぶー言いながらも、 いつも一緒に商店街で買い物をした帰り道でした。 平凡な幸せを見つけたのは。 カ.リ.ガ.リの「た.だ.い.ま」から。 こういう日常の大切さってあるよなー、と。 225 :好き 2009/02/27(金) 08 24 20 ID AZuTiFI1O 安息香酸 成分表の中にこの名前があると、すごく安心する 226 :好き 2009/02/27(金) 12 38 15 ID z57rxu44O コ/ニ/カ/ミ/ノ/ル/タ 会社の名前だけど、ファンタジーに出てきそうな響き 227 :好き 2009/02/27(金) 14 09 35 ID r0KjDeeaO 226 私も面白い語感だなーとずっと気になってたw 228 :好き 2009/02/27(金) 15 09 56 ID Yv+pLl3X0 ヒューレットパッカードもなかなかだと思う 229 :好き 2009/02/27(金) 20 23 31 ID TTmyP72i0 ××よ、〜(命令形)という形式のタイトルが好きだ。 例) 友よ、静かに瞑れ 風よ、遥かに叫べ 時よ、夜の海に瞑れ 本屋で見かけるとタイトル買いをしてしまうくらい好き 232 :好き 2009/02/27(金) 21 53 58 ID wjXGEE1m0 229 ロックよ、静かに流れよ 234 :好き 2009/02/28(土) 05 49 56 ID yZEcrjvcO 229 少年よ、大志を抱け タイトルではないな 230 :好き 2009/02/27(金) 21 23 25 ID yDcX2X8b0 契りを 結んで 夢が 開いて 祝いの 手を打って 実を 結んで 必ず また 夢は 開いて 勝利の 手を打って 唱と共に その手を上に── とあるバンドの歌詞の一部。(メ欄) 童謡の「むすんでひらいて」の使い方に目から鱗が落ちた。 歌詞の力強さと前向きさも好き。 231 :好き文 2009/02/27(金) 21 50 35 ID ISxVMxUTO ・気高く匂う白百合 我が魂(たま)の姿なれ ・世の光となりて おおしくゆかまし 某女子校の校歌の一部 女子校ならではの格好良さみたいのが出てる気がする 好き 233 :好き 2009/02/28(土) 02 17 40 ID T8KEqEm7O 人生山はあっても谷はなし GLAYのTERUの座右の銘 こういう心掛けで生きていきたい 235 :好き 2009/02/28(土) 11 58 36 ID A+VP7bAEO やあやあ遠からん者は音にも聞け、近くば寄って目にも見よ 我こそは〜と続く口上。 236 :すき 2009/03/01(日) 00 08 04 ID zRXUJcf1O じゃんけんに負けて蛍に生まれたの 現国の教科書に載っていた俳句 これ読んで日本語に惚れ込んでしまった 「何に生まれるかは偶然でしかない」っていう諦めと、短命であるという嘆きが込められているらしい でも考えようによってはポジティブにもネガティブにも捉えられるんだよなー 不思議 241 :好き 2009/03/01(日) 10 58 01 ID ObnqGH0KO 236 自分もそれ好きだ 「生まれたの」って話し言葉なのがまた味があると思う 現国の教科書の俳句・短歌は思い入れがあるものが多い 「白鳥は哀しからずや空の青 海のあをにも染まずただよふ」とかぐっときたなぁ 247 :好き 2009/03/01(日) 22 44 53 ID eEawt2OiO 236があまりにもツボだったので、高校の現文の教科書引っ張り出してきた そして見つけた俳句 「ひかり野へ君なら蝶に乗れるだろう」 日本語ってなんでこんなに綺麗なんだ… 248 :好き 2009/03/02(月) 02 19 12 ID yW9ko81M0 教科書に載ってた詩だと、 いちめんのはな(略) が涙が出るほど好きだ 天才じゃねーの 249 :好き 2009/03/02(月) 07 29 58 ID mnWFaDPc0 「いちめんのなのはな」じゃなくて? 253 :好き 2009/03/02(月) 23 16 27 ID r+N0DkhP0 248 「やめるはひるのつき」 っていうフレーズが好きだな、其の詩だと。 あと新川和江の詩も瑞々しくておすすめ 237 :好き 2009/03/01(日) 01 18 36 ID qyqoBw6RO ・誰も寝てはならぬ ・亡き王女の為のパヴァーヌ ・戦場のボーイズライフ どれも曲のタイトルだけど、響きがなんとなく好き いつか自分の作品のタイトルにしようと温めてるが温めすぎて使ってない 238 :好き 2009/03/01(日) 02 59 02 ID tIZAT+fnO 火をつけて 森の中 飛べなくなる蝶見つめて 酔い痴れていようか 目隠しで 森の中 戻らない旅に出掛けて 君を忘れようか? ス_カ_パ_ラの『美_し_く_燃_え_る_森』の歌詞一部 全編通して、想像を掻き立てられるような歌詞が良い ノスタルジックな曲の雰囲気も合わせて好き。 239 :好き 2009/03/01(日) 10 11 35 ID TK25bk80O 君は僕が守る系 240 :好き 2009/03/01(日) 10 36 22 ID bBagRYVaO 特別な人を見つけたら 愛さなきゃ 抱きしめて 気持ちを伝えろ 大事なことなのだ 特別な人を見つけるのは 映画『ブルースブラザーズ』より。 カプ話に限らず二次話を作る時はいつもこの言葉を 頭と胸に置くようにしてる。 曲名の『エブリバディ ニード サムバディ』も好きだ 242 :好き 2009/03/01(日) 11 14 49 ID 9b20V0o50 花鳥風月 諸行無常 森羅万象 太古 原始 古(いにしえ) わびさび 言の葉 Let it be こんな言葉があると胸がきゅんとなる。 244 :好き 2009/03/01(日) 13 16 16 ID WBBKNF0SO なんとなく自分の頭にある言葉でもいいのかな? 違ったらスルーで 鳥になれぬ 人は美し そぞろ歩く時の静寂に 宮/崎アニメのサントラ聴いてたらなんとなく思いついて、 時々ぱっと思い出す 245 :好き 2009/03/01(日) 16 03 44 ID SeipMSq+O 言葉とはちょっと違うのかもしれないけど、〜そう?って聞かれるのがすごく好き。生活はできそう?とか。 〜だよね?は押し付けが混ざってるように聞こえてしまうけど、〜そう?は気遣いながらうかがってるような気がする 普段は全然意識しないんだけどね。 246 :好き 2009/03/01(日) 18 58 48 ID 3JQO1aG80 悪い子でもイジメられてたら可哀想じゃない 某三世がガンマンに言った言葉(大体こんな感じだったと思う) 女性限定での話で彼の中では自然に出てきた言葉だろうけど格好よかった 250 :好き 2009/03/02(月) 07 35 55 ID KTuxggFW0 ドカバキグシャー すごいブラックで物騒な擬態語?なんだけど妙に耳に残る テンポもよくてなんか好き
https://w.atwiki.jp/gardenkikaku/pages/849.html
装着/打撃 物理固定値3 防御/受け流し不可。 薄桃色の生地に、とろんとしたビーズの瞳がキュートなうさぎさんぬいぐるみ。 身長120cm。少々痩せ気味で、てろんと長い手足が特徴。 手や足を掴み上げて振り回せば誰かにビンタやキックを繰り出せるだろう。 誰かを殴ると心なしか嬉しそうに声を上げる。痛みを与えることが好きなようだ。 月のない夜に背中のチャックの辺りから乾いた笑いが聞こえてくるが、真相は誰も知り得ない。 「さいとうさん」という愛人がいる。 いたいこと、だいすきなんです
https://w.atwiki.jp/anisamalove/pages/20.html
5スレ目住人達のマジレス特集 ~ さぁ。(私以外)痴態を晒すが良い 編 ~ 【キッカケは、 49, 60の里芋の吐露より始まる】 マジレスきめぇが我慢してくれ。 ずっと頭にあったとはいえ、正直、あれはきつかった。 だが、間違った事は言ってないのは確実だ。 あにーや親にきめぇと思われるだろうな。 しかも特に父親は、里芋達の為に離婚した選択を間違っていたと思うだろうな。 恥ずかしいが、考えながら泣いたよ。 思い出し泣きだ。 あにー、親、その他色んな人に頼って生きてきたのに、それに対する裏切りだ。 また、大切な人を裏切る事になるんだ。 まあつまり、どうしたらいいのかわからなくなったの。 裏切るって事は、あにーと付き合うって事なんだけど、それじゃあ何も前進しない。 でも、恋愛論にのっとって判断したあたしの心情は、もう痛い。 正直、こういう事ばかり二時間も考えてた。 話し方が素なのは気にするな。 62 : ハンター(千葉県):2007/03/21(水) 23 23 40.75 ID BhXfdKP70 そういうことを、きっと兄ちゃんも考えてはいるだろ。 状況に素直に絡め取られるほど愚鈍な兄ちゃんとは思えないけどな。 そこが辛いとこでもあるわけだが。 64 : 運び屋(愛知県):2007/03/21(水) 23 25 12.32 ID E5MItW3N0 父親は離婚したことをまちがったとは思わないとおもうよ だけど、兄を好きになるのはちょっとな・・・。 俺は芋子が普通に恋愛ができるようになってほしいなw 66 : 里芋:2007/03/21(水) 23 26 35.76 ID fn8eQjrjO 62へ。だろうな。 だから何だか、どうしていいかわからないんだ。 あにーに踏み込むのは、あにーの心を砕く事になるんじゃないのかと思う。 65 : 美人秘書(アラバマ州):2007/03/21(水) 23 26 12.85 ID AEYILJiP0 好きな人が隣に居ただけで理由は十分じゃね? 漫画の神様もそういう話ちょこちょこ出してるし 69 : 修験者(関西地方):2007/03/21(水) 23 27 28.10 ID 4peLNfzr0 それは、あにーと一緒に考えてみるべきじゃないのかな・・・ 気が済むまで付き合ってみるとか・・・ただし子供ができないように。 73 : 不動産鑑定士(コネチカット州):2007/03/21(水) 23 29 28.10 ID aYcxpyQlO どのみちあにーに思いを伝えるべきではあるな。 74 : 芸人(福島県):2007/03/21(水) 23 29 35.91 ID 7Ng932ZT0 いまの少しエロいが普通にしゃべれる今の関係が一番ベストなんじゃないかな? だけどそれすらも兄が一線引いて対応してるなら別だけど 75 : 里芋:2007/03/21(水) 23 29 52.76 ID fn8eQjrjO 64へ。他の人を好きになる、か。 その選択肢もありだな。 悉く失敗してきたが。 65へ。人間は貪欲だからな。 そうはいかない現在がある…。 まあ自己中な里芋のせいだが。 76 : きしめん職人(コネチカット州):2007/03/21(水) 23 30 18.80 ID zp8ogoCOO 正直、芋子とあにーが付き合う事は芋子のために為らない気がした。芋子には普通の恋愛、普通の人生を歩んでほしいと思う。あにーと付き合っても認められるのは難しいしね。 77 : 水道局勤務(愛知県):2007/03/21(水) 23 31 18.29 ID Mc8CFz7V0 今のままならいつか自分が壊れる 踏み込んでも兄妹の絆が壊れるかもしれない 受け止めてもらえる愛でもないと思っている 自分がどこに踏み出せばいいかわからない。 天啓のような安価にどこかすがる気持ち。 でも自分を追い詰めているのがわかる ならばいっそ自分を閉ざしてしまえばいいのだろうか? それなら私以外誰も傷つかない。 みたいな事を考えてんじゃねーんだろうな? 78 : 運転士(大阪府):2007/03/21(水) 23 33 35.72 ID 6n1YlOvR0 しかし、マジレスするが 天皇家がずっと近親してるし、日本全体でも江戸時代か明治くらいの地域主義じゃ親族だらけだから、 近親忌避感ってのは敗戦後西欧から入ってきた思想なんじゃないかと思ってしまう。 近親による奇形発生率があんま明確じゃないから高齢出産の奇形発生率のが高そうなキガス 79 : 下着ドロ(埼玉県):2007/03/21(水) 23 33 37.57 ID LvXOsFcn0 兄だからしょーがないだろ。 どんなに好きでもそういう関係にはなれないだろ・・・。 でも、好きなら好きで恋人同士みたいな形じゃなくてもいいんじゃね? 要は度を越さなきゃね。 80 : 役場勤務(奈良県):2007/03/21(水) 23 33 57.60 ID G7f5xR6/0 自分だけで考えてあきらめるとかは、駄目だと思う 当人に、伝えるのが大事だと思う。 81 : 留学生(北海道):2007/03/21(水) 23 34 14.77 ID RkIB8KrFO まぁ、マジレスするとだ 身内と付き合うってのはかなり辛いよ 昔姉とそんな関係だった俺が言うんだから間違いない 82 : 神主(コネチカット州):2007/03/21(水) 23 34 16.96 ID vAOt2BgMO 俺も妹いるしカワイイ奴と思ってるけど、妹からせまられたら引くかもな。 芋ちゃんよ、踏ん切りをどうつけるかが問題じゃないか? 諦めるために踏ん切るか、自分の思いのため色々壊しても踏ん切るか。 どっちにしろ俺らは味方だけどね。 83 : ゲーデル(岐阜県):2007/03/21(水) 23 36 06.64 ID vmxOU+du0 マジレスすると 里芋が前に進む為にあにーへの気持ちに 何らかの結果を出さなきゃいけないと思う。 結果、あにーと里芋が結ばれてもそこから前向きな考えが 出るんじゃないだろうか。 今のまま無理に諦めてもどっかで自分に納得できなくなると思う。 86 : ゲーデル(東京都):2007/03/21(水) 23 39 03.69 ID 9/Jjktaw0 うーん。 今の関係を失ってもいいかどうか、かなぁ。 あにーに気持ちを伝えれば、どっちにしろ今の関係は無くなるだろうから。 88 : 通訳(東京都):2007/03/21(水) 23 39 31.26 ID lsdnsXg10 スレの流れやここ数日の異常な行動でちょっと自分を見失ってないか? 1~4スレ目と色々やってきて里芋の感情やあにーとの関係の認識が変わってきてるし一旦落ち着いてみれ。 俺としちゃ1スレ目の里芋の↓の書き込みが原点にして最終地点だと勝手に思ってるんだがそこんとこどーよ。 428 名前: 保母(九州) [sage] 投稿日: 2007/03/19(月) 18 09 54.54 ID ZvHWvagcO 自分の気持ちを考えた。 私が兄を好きがどうか。 答えはNOだ。 仮に、YESだったとしても、私はきっと兄と肉体関係は持ちたいとは思ってない。 という事は、NOなのだと思う。 単純に前のように愛されたいんだ、と結論。 これじゃ、憧れと恋愛感情との勘違いとカワンネだな。 だが、今から電話しようと思う。 あんま格好いいもんじゃないが、過去との決着ってやつだな。 それに、恋愛感情抜きで私が兄様を好きなのは変わらん。 89 : 土木施工”管理”技師(福岡県):2007/03/21(水) 23 40 11.58 ID S0DKMKX40 芋は完全に兄の事好きになっちゃってるんだね 90 : ハンター(千葉県):2007/03/21(水) 23 40 18.92 ID BhXfdKP70 アイツの言ってた「不幸の子が生まれてうんたらかんたら」は、 単に悲劇性を強めてビビらせるショック療法みたいなレトリックに思えるんだよな。 道ならぬアレだからといって、コテンパンの破滅が待ってるとか、一生涯まるっきり潰えるとか、 そういう連想ってしがちだけどさ、 別にインモラルな関係じゃなく、わりかしプラトニックな関係の延長ととらえることだってアリだろ。 92 : 水道局勤務(愛知県):2007/03/21(水) 23 41 59.40 ID Mc8CFz7V0 しお・・ゲフンゲフン、芋子 自分を閉ざす事だけはやめてくれな。 かといって場当たり的な行動ももう控えよう。 あにーも意識するところがあるのは確実だし、 本意でない言動でお前たちの関係を これ以上ややこしくしたくはないだろう。 だがな、本心を伝える事は大切な事だ。 付き合う付き合わないではなく、 その感情をお互いが「納得して」どう振舞うかだ。 とても辛い事とは思うが、応援する。 93 : 貧乏人(静岡県):2007/03/21(水) 23 42 02.32 ID 0JrWNTWv0 うーん・・・ でもさ里芋は充分あにーに愛されているよな? それが今回の安価等で得た収穫ってことじゃダメかのぅ? 94 : きしめん職人(コネチカット州):2007/03/21(水) 23 43 20.59 ID zp8ogoCOO でも、ここは2ちゃんねるのvipだ。お前の事を全て理解してるわけじゃない。 参考の参考程度にしとけ。自分の歩む道は自分で決めろ 以上 赤の他人 95 : 里芋:2007/03/21(水) 23 43 25.35 ID fn8eQjrjO 88へ。その決意だがな、完全に塗り替えられた。 スレ移行していくとわかるが、ちゃんと目の前のあにーを見つめてみると、 NOがYESに塗り変わってた。根本から覆されたんだな。 97 : コレクター(コネチカット州):2007/03/21(水) 23 43 55.79 ID SBduUzENO 世間体や周りの事を気にする気持ちがデカいのならばあにーは諦めた方がいい。 それらよりも、あにーの事が好きだという気持ちが上回っているのなら、告白すべきだ。 どちらともつかない、不安定な気持ちなら、しばらく様子を見るのも良いと思う。 もしも、二人が一緒な気持ちならば、二人で暮らすなり、子供だって作ってもいい(近親相姦だからと言って、必ずしも障害は出ない、むしろ、健常の割合が高い)。 ただし、親や他の兄弟、親戚からは離れろ。 迷惑しか掛けられないからな。 と、姉と同棲中の俺がマジレス 98 : 入院中(福岡県):2007/03/21(水) 23 44 24.59 ID aUvOsiHB0 私はきっと兄と肉体関係は持ちたいとは思ってない 結局のところ今はどうなんだ? どこまで踏み込んでいいのか迷ってるんだよな? ここは逃げ場所でもあるけど、最終的には里芋の気持ち次第というか・・・。 99 : コレクター(コネチカット州):2007/03/21(水) 23 44 29.90 ID ohyRXPAsO 俺もやっぱり芋子にはあにーじゃなくて他人を好きになってもらいたい やっぱり認められる恋じゃないと思うし仮に両思いになってもあにーと芋子が二人とも辛くなるだけだと思うんだ でもみんなそんな辛そうな芋子は見たくない みんな芋子のことがあったことがなくたって好きだからな 101 : 役場勤務(奈良県):2007/03/21(水) 23 45 03.61 ID G7f5xR6/0 胸を張れ! 大事な場面では安価に頼らず自分の言葉でな 102 : 修験者(関西地方):2007/03/21(水) 23 45 57.32 ID 4peLNfzr0 とりあえず、今の気持ちをぶつけて、あにーと話し合ってみないとだめだと思うんだ・・・ かなりシリアスでも、あにーを愛する気持ちがある以上真剣に話し合うことは必要だと思うよ。 そして、そんなことを真剣に冷静に考えれる芋って本当に素敵な人だと思うんだ。 だから、あにーとか身内以外の人とも絶対うまくいくと思うよ。 胸もデカイし唇もきれいだしクオリティは高いしwwwwwwwwwwww 本気で惚れる。 103 : 運び屋(愛知県):2007/03/21(水) 23 46 00.02 ID E5MItW3N0 もうその気持ちをすべて兄ーにぶつけてみればどう? その結果がどうであれ答えがでる。 芋子が自分で壊れる前に行動するべきじゃない? vipのヌクモリティに涙から目が出てきた・・・・・・・orz 106 : 専守防衛さん(青森県):2007/03/21(水) 23 47 14.93 ID gDxchCda0 このまま激走するのが危険だってんなら、 適当なところで一回スレ締めて、冷却期間おいてから またスレ立てるなんて言うやり方もある。 「安価」と言う劇的な変化は諸刃の剣だからな 108 : 土木施工”管理”技師(福岡県):2007/03/21(水) 23 47 47.25 ID S0DKMKX40 でも兄がダメだからってすぐ他の人好きになろうとか もう兄のことは忘れちゃおうとか 口で言うほど簡単にはいかないしむしろ逆に想いが強くなると思う だから芋は今のありのままの気持ちで時間をかけてよく考えて ゆっくりどうすればいいか決めればいいと思うよ 110 : 貧乏人(鹿児島県):2007/03/21(水) 23 48 49.07 ID +xBWkGLN0 確信できてるんならいいんだ まだ進む道は決まらんだろうが 芋の決めたなら何であれ応援してやる 116 : 新聞社勤務(東京都):2007/03/21(水) 23 50 09.95 ID rt2odecp0 兄に君の気持ちを伝えるんだ。多分そこから始まる。 兄ならちゃんと受け止めてくれるさ。なぜならおれがほr(ry じゃ無かった、このスレの住人が芋子を任せても良いと 思った男だからな。 129 : 番組の途中ですが名無しです(東京都):2007/03/21(水) 23 52 58.80 ID 0yGceLX10 芋の思う道を進めばいい。 後戻りを考えて分かれ道で立ちすくむよりも、一歩を踏み出すべき。 その方向がどうであれ、俺たちは応援する。 後悔はまだ簡単。 だが、『後悔すら出来ないこと』に後悔はしてほしくない。 131 : 通訳(東京都):2007/03/21(水) 23 53 38.83 ID lsdnsXg10 1個だけ聞きたいんだが俺の勘違いだったりもう解決したことだったら忘れてくれ さっきのところの 単純に前のように愛されたいんだ、と結論。 のくだりに絡むんだがな。 ここのところのスレ見てれば里芋とあにーの関係は仲睦まじくっつーか羨ましいぞコンチクショウって状況ではあるが 以前感じていたあにーとの間にある壁ってか一歩引いてるところってのは本当に解決してるのか? あにーに気持ちをぶつける云々以前に まず最初に目指していた「前のように愛されたい」、普通の兄妹の遠慮のない関係になれるよう努力するべきじゃないか? 132 : 金田一(関東・甲信越):2007/03/21(水) 23 53 44.79 ID OuwivqubO ん~。 つパー速のチップスレ、チロルスレ、ポップスレ PCいかれててリンク貼れないのが心苦しいが、似たような兄弟間恋愛の安価スレ(一応どれもある程度決着ついてる) があるから、少し目を通してみるといいかもしれん。 まとめサイトもあったはず~ 体験談を実際に見た方がよかろう。 134 : 乳母(コネチカット州):2007/03/21(水) 23 54 03.07 ID aYcxpyQlO しかしみんなのヌクモリティというかアドバイスのクオリティの高さに脱帽。 とにかく芋子を応援してる。 138 : 里芋:2007/03/21(水) 23 54 19.11 ID fn8eQjrjO おまえらのマジレスに、目から海水が溢れて、うまくレスが書けない訳だが。 今の気持ちはな、確実に恋愛感情なんだ。多分だからこそ、昼間のレスを流せなかったんだと思う。 今までは何だかんだ逃げ道を用意してた感じだ。いやいや兄妹愛が強すぎるだけかもとか、勝算ないからダメだろとか。 今は何回考え直してもあにーが好きだと結論がでてしまう。 だが、大事な人達を裏切って、あにーに踏み込んで、自分だけが幸せになる選択肢を選んでいいんだろうか。 正直、恋愛感情と大事な人達への愛情は秤にかけれないものだとおもうんだ。 も う わ か ん ね え なんかgdgdで言いたい事がまとまってなくてすまん。 143 : 留学生(北海道):2007/03/21(水) 23 55 12.09 ID RkIB8KrFO 姉弟と付き合うって事は、本人達は本気だとしても周りからみれば異常。 だから、友達は勿論親にだって隠さないと行けないし、変に目立つような事も出来ない。 結婚とかだって例え本気でしたいと思っても無理。周りにもすごい迷惑がかかるし。 もし無理やりにでもしたいなら、知り合いが誰もいないような所に引っ越すとかしか方法はないと思う。 それぐらいの覚悟があるのなら付き合っても大丈夫だと思うけど、それがいやなら諦めた方がいい。 と昔姉と付き合っていた俺が申しております。 153 : 住所不定無職(コネチカット州):2007/03/21(水) 23 57 40.84 ID vAOt2BgMO よく顔もわからんし、釣りかもしれんが、芋ちゃんには愛着がわいてしまった。 傷付いてもいいから、自分が壊れるようなことはするなよ。 後、早く寝れ。ご飯いっぱい食べて、日の光を浴びながら考えろ。暗いと鬱な考えが多くなるぞ 157 : 入院中(福岡県):2007/03/21(水) 23 58 58.61 ID aUvOsiHB0 むしろ簡単に決めれたらもう人間じゃねえよw 言えることは悩んで悩んで悩み抜いてそれでも悩んで後悔しないようにして欲しい って、ことくらい外野だから簡単に言えるんだけどねorz 頑張ってくれ 180 : 三銃士(北海道):2007/03/22(木) 00 02 52.38 ID YSYm4pB7O そんだけ悩むということは真剣にあにーのことが好きなんだね。 だったら、とりあえずあにーの気持ちを聞いてから進退を考えたらいいんじゃないか? 187 : 2ch中毒(鹿児島県):2007/03/22(木) 00 03 56.11 ID 9aGShBUL0 「覚悟があるか?」 と寄ってたかって聞くもんでもないと思うぜ 思慮の参考までに、の体験話なんかは良いと思ったが そもそもまだ芋子はその部分で悩んでるはずだ 考える時間くらい与えてやろーぜ なんか俺自信が逃げてる気もするが 216 : 里芋:2007/03/22(木) 00 08 29.14 ID Kxp2NQ5TO とりあえず大事な質問だと思ったからレス。 単純に元のように愛されたい。の件についてだが、スレ1か2の鬼安価で、里芋の考え過ぎが確認された。 だが、やはりまだたどたどしいと言えばそうだな。最近の鬼安価もそれを早く埋める為に空元気、みたいにあにーに思われている可能性もある。 子供の頃は、変態兄妹だたからなww 194 : 図書係り(コネチカット州):2007/03/22(木) 00 05 11.55 ID l8+wBpqGO ここはやはり告白というより相談という形で兄に言った方がいいんじゃないだろうか。 231 : 名無し募集中。。。(コネチカット州):2007/03/22(木) 00 10 50.12 ID Ug/W3LkHO さっきカキコしといてなんだけど………………………おんなじ事言ってる人いたけど一回スレ締めてみたら?上の人もいってるけどよく寝てよく食べて少し頭と体を休めたほうがいいと思うんだ そしたら自分でなにか吹っ切れるかもしれんしさ それでやっぱり俺らにも聞いてほしいってなったらその時はちゃんと聞くよ 今の芋子はなんか見てられない 今にも崩れて壊れちゃいそうだよ(´;ω;`) 244 : 神主(東京都):2007/03/22(木) 00 16 07.15 ID AMx21amb0 わざわざ答えてくれてありがとう 上手いアドバイスが思い浮かばないけど、焦らずゆっくりいこうや 254 : 里芋:2007/03/22(木) 00 17 34.54 ID Kxp2NQ5TO やっと追いついた。 スレは締めたくないな。 制限時間といったら大袈裟だが、進級するまでに決着をつけたいと思っている。 辛くても痛くても、有言実行主義だ。 何 よ り 受 験 が か か っ て い る 278 : あおらー(福島県):2007/03/22(木) 00 22 27.83 ID c0mRAagr0 芋がいままでずっと悩んでたみたいにそんな短時間で決着がつく問題じゃないと思うんだぜ どんなに時間がかかっても後悔しない結論をだしたほうがいいぞ 280 : 俳優(青森県):2007/03/22(木) 00 23 08.59 ID cV0UwTL80 進級するまでに決着をつけたい~ 「覚悟」は大切だが「焦り」や「重圧」に替わりかねないから、 その辺りは緩く考えた方がよかよ 確かに受験考えたら決着付けたいのも分かるけど お前ら……。 マジレスにケコーンにおっぱいおっぱいにと、転々とカオスフェスティバルするなヨ。 こんなに複雑な流れただと、まとめられんでは無いか。 里芋のためにも、罰として「(俺以外の)5スレ目マジレス特集」を wikiに追加してやるから、マジレスした奴、覚悟しておけ!!
https://w.atwiki.jp/kouzatsupoem/pages/45.html
第三回勝ち抜き負け抜き同時進行トナメ開催。 今回のお題は「最も好きな煎餅」 バリバリ煎餅からしけったモソモソ煎餅まで。 8人を予定していますが人数多かった場合16名まで可とします。 クラ専門は1/8の割合まで可とします。基本1名で16名になったら2人。 時間的に流石に人の集まりは悪そうですが。 今回はオキテへの追加はナシで。 1回戦で敗北した方は裏突発スレへ速やかに移行して下さい。 ttp //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/44265/1217690500/ 戦績が出揃い次第そちらにテンプレ張って負け抜きトナメを行います。 尚負け抜きトナメで最終戦に敗北した方、 及び優勝者から指名された1名は 「緋想天プレイ中にやっちまった恥ずかしい失敗談」 「ポエム」 「二次元初恋の相手へのラブレター」 「自慢の一発ギャグ」 「自分のフェチ部位(衣装等含む)を10行にまとめて熱く語る」 「現実世界でのバレンタインデーのおもひで5行」 の中から1つを選択し、発表して頂きます。 以下テンプレ エントリー時 【お名前】 【使用キャラ】 【我が煎餅】 【一言】 対戦時(ホスト側) 【IP Port】 【試合】 【自分】 【相手】 勝利側 【試合】 【勝者】 時間が時間だったのか人が集まらず、4人でやることに。 結果発表。 【勝ち抜き】 ┏━ シャド ┏━┛(2) ┃ └─ 輝夜の靴下 ★┛(1) | ┏━ 海晴 └━┛(3) └─ スピル 【負け抜き】 ┌─ シャド ┏━┓(2) ┃ ┗━ 輝夜の靴下 ★┛(1) | ┌─ 海晴 └━┓(3) ┗━ スピル 「おにぎり煎餅」が最強と決定。 それでは優勝者は罰ゲーム実行者の指名をどうぞ! 319 :名無しさん:2008/08/29(金) 07 33 55 ID kH4UUdNQ0 今見てる人あまり居ないだろうしここは海晴さんDAAAAAAAAA 小規模突発恐ろしいのう! 320 :靴下:2008/08/29(金) 07 35 17 ID MmyTkc.M0 それでは第三回勝ち負け抜きトナメ閉会を宣言します。 こんな時間+こんな恐ろしい状況の中皆さんありがとうございましたー。 罰ゲーム決定の海晴さん及び俺は「どれをやったか」明記の上3日以内に投下の事。 アッー 罰ゲーム 出来たできた。さっさと流れろ・・・! 罰ゲーム「ポエム(笑)」 明るい夜の散歩 ちょっと欠けた月の下 広い竹林の果て 長い永い廊下の先で貴女が待ってる 叶わぬと知っても 想いは留まる事を知らず 黒髪靡く彼女の背に 届け私の五色の弾丸 果てしない自由なんていらない 貴女の瞳という鎖で 繋ぎ止めて欲しい 私の永久に砕けぬ意志 姿を求める 影を追い、声を探す 例え何も見えずとも 焦れぬ心で追い続けよう 共に生きた果て 先に逝く事をお許しください 必ず貴女の許へ還ります 二人を繋ぐ輪廻は永命線 二人の時を刻む時計 今という須臾は永遠に 彼女への想いは不変と誓う 永夜が破れ今は進み始める 輝く夜に共にあれば あらゆる時あらゆる場所が夢色の郷
https://w.atwiki.jp/83452/pages/4821.html
―――――――――――― 紬「りっちゃん、行けるのね」 律「ああ……今気づいたよ、私にはこういう単純な行動の方が合ってる」 梓「あーいすあいす……」 唯「りっちゃん!今だよ!」 律「うおおおお!!」 唯「そこだああああっ!!」 梓「え?」 律「へ?」 (ああ梓振り返っちゃ――) ゴツン! 梓「にゃあっ!」 律「い、痛たたた」 澪「二人とも大丈夫か!」 梓「う、頭がくらくら……」 律「ムギぃ……おデコ割れてない?」 紬「大丈夫よ、たぶん……」 梓「ッ先輩方!どうしたんですか! 今日はみんなおかしいです! 特に律先輩!」 律「………………」 澪「……律、こうなったら正直に話した方がいいな」 律「しょーがない、か……それじゃ」 澪「自分でな」 律「……はい」 ―――――――――――― 律「――というわけでだな つまり、あの、私は梓にとっていい先輩になりたくて…… いや、もっと仲良くなりたくてだな……うう……」 梓「……すみません、律先輩と二人きりにさせてもらえますか」 唯「え?……どうしよう澪ちゃん」 澪「……それじゃ私たちは先に帰ろう ムギ、唯、行こう」 梓「すみません……今日話したことは明日必ず話します」 唯「あ、あずにゃん!軽音部のこと嫌っちゃやだよ!またね!」 紬「それじゃ二人とも……また明日」 ―――――――――――― 梓「先輩たちは私をそんな気難しい人間だと思ってるんですか……」 律「あ、梓、それで話はなんなのカナ?あははー……」 梓「……」 梓「私が律先輩をどう思ってるかです」 律「……はい」 梓「私は律先輩を…… ……尊敬してます。他の先輩方よりも」 律「……」 律「ほんとか?」 梓「本当です」 律「……どして?」 梓「覚えてないですか?私が入部して三週間ぐらいたった頃……」 ―――――――――――― 律『辞めたい?』 梓『まだ考え中なんです。やっぱり同じ学年がいないと色々苦しくなると思いまして……』 律『うーん……一日、待ってくれないか』 梓『えっ……一日ですか』 ―――――――――――― 律『その、色々考えたんだけど』 梓『はい』 律『私たちが引退するまで待ってくれ』 梓『それは……』 律『いや、そのな?どうせ軽音部は一つのバンドしか組めない人数だろ? だから梓も私たちの代ってことで 私たちが引退したら、梓も引退する』 律『やっぱり虫が良すぎるか…… ……でもでも!上下関係とかは絶対になしだぞ!』 律『私は……みんなと一緒にバンド、やりたいな、あはは』 ―――――――――――― 梓「あの時、私は自分が引き止められるのはわかってました ただでさえ少ないメンバーですから、私はただ自分の立場を先輩に主張したかっただけなんです」 梓「でも、律先輩は受けとめてくれました その場でありきたりな引き止めの言葉をかけるんじゃなくて 私の立場も一日かけてしっかりと考えてくれたんです」 律「…………」 梓「たったそれだけかもしれませんけど 私はそれからずっと律先輩のことを尊敬してるんですよ?」 梓「そして今日の話を聞いて確信しました 律先輩はやっぱり他人思いの、優しくて、尊敬できる、けいおん部の部長だって」 律「……」 梓「だから私も、新入部員が入ったら律先輩みたいな部長に、って まあトンちゃんだけでしたけど」 律「あ、あずさー!」 梓「にゃあっ!」 律「うう……良かった 梓がいい後輩で良かった!」 梓「だからってなんで抱きつくんですか!」 律「え、イヤだった?」 梓「い、イヤ……じゃない……です……けど……」 律「ならいいではないかー!かわいいのー!あずさは!」 梓「なんですかその変わり様は」 律「いやぁだって嬉しくてー ほんと言うと前々から私も梓を抱きしめてみたかったんだよねー」 ガサッ 澪「ついに本音を表したな、律」 梓「澪先輩!?」 唯「ごめーん二人とも」 紬「全部聞いちゃいました」 律「お、おまえらぁ! 帰ったんじゃなかったのか!」 澪「律は二人きりにしたら暴走するって言ったろ?」 律「な……だからって約束を破って、恥ずかしくないのか!」 澪「今おまえがしてることの方がよっぽど恥ずかしいぞ…… それと梓」 梓「はい?」 澪「さっきの話には、裏がある」 ―――――――――――― 梓『えっ……一日ですか』 ―――――――― 律『って相談されたんだけどどうしよう澪さん……』 澪『部長はおまえだろ、律……』 律『そうだけどさ、やっぱり一人じゃ決めらんないよ ああ……梓のマジの相談もこうして他人に話しちゃうし 澪、私って部長に向いてないんじゃないかな……?』 澪『ダメなところがわかってるなら変える努力をしたらどうだ…… とにかく!今律が梓に望むのはなんだ!』 律『え、えー』 澪『えーじゃない!』 律『あ、ああ残って欲しい。軽音部に』 澪『じゃあ次、梓はどうして辞めたいんだ』 律『う、うー』 澪『うーうー言うな!』 ―――――――――――― 澪「――つまり、律が一日待って欲しいと言ったのは私に相談するためで 梓に伝えた言葉も私の監修あってこそなんだ」 梓「本当ですか?律先輩」 律「あー、その、そういえばそんなこともあったような……」 律「……ごめん梓」 梓「別にかまいませんよ 律先輩が私のことを考えてくれたことは変わりありませんから」 律「あ、梓ああ!なんていい子……!」 澪「これでも駄目か…… ……それじゃ、梓とも仲良くなれたことだし帰るぞ、律」 律「えー?もっともふもふしたいよぉ」 梓「やめてください…… でも、本当なら澪先輩たちは先に帰ってたんですよね ……だから今日は私が律先輩と帰りますよ」 澪「む……あ、梓は方向が違うだろ」 紬「りつあず仲良し大作戦は大成功ね!」 唯「ぶー!でもなんか私たち仲間外れにされてない?」 律「ならみんなで一緒に帰ればいいじゃん?」 律「…………へ?なんだよその顔……」 ―――――――――――― 唯『なんてことがあったんだよ憂』 憂『律さんと梓ちゃん、仲良くなれて良かったね! 梓ちゃんにはやっぱり律さんみたいな人が合ってると思うもん』 唯『?なんで?』 憂『だって梓ちゃんはクラスでは結構頼りにされてて…… 逆に梓ちゃんが人に頼ることってあんまりないんだ』 憂『だから、梓ちゃんが頼れる、お姉さんみたいな人が、必要なんじゃないかと思って ……なんだか私たちみたいだね』 唯『なるほどー……む?』 唯「なんて憂は言ってたけど……」 紬「今日はロールケーキよ~」 律「おお!シンプルだからこそ光る作り手のこだわり…まさに天上のミスト…」 梓「律先輩、私昨日律先輩にイチゴあげましたよね」 律「ああー……あれな ごめん梓、ほんとは私があげるつもりだったのに……」 梓「それじゃ、律先輩のケーキ分けてもらっていいですか?」 律「なぬ!?う……それは ……しょーがない!かわいい後輩のためだ、持ってけ!」 梓「ありがとうございます! じゃあ半分貰いますね」 律「おいこら!調子に……」 梓「駄目ですか……律部長」 律「まあ部長だし涙を飲むか部長だしえへへ」 唯「……いいように扱われてるようにしか見えない」 紬「りっちゃんってこんなに単純だったの……?」 澪「……それじゃ律、私のケーキ食べるか?」 律「もー澪ってば最近なに企んでるんだよっ」 唯「…………」 澪「別に、優しい律先輩が悪い後輩にいじめられないようにと思って」 梓「な、なんですかそれ!」 律「おいおい、なんで今度はおまえらが仲悪くなってんだよ」 唯「……むー」 梓「律先輩のせいですよ」 澪「そうだな、律のせいだ」 律「なんで!?」 ガタン! 唯「りっちゃん!」 律「ど、どうした?」 唯「りっちゃんは澪ちゃんとあずにゃんどっちが好きなの!?」 律「…………はい?」 おしまい 戻る
https://w.atwiki.jp/mitudomoe_eroparo/pages/412.html
クリスマスの日の夕方、加藤はパーティーのため佐藤家前へと一人向かっていた てくてく… 加藤「んもぅ、おがちんったら…パーティーの準備張り切っちゃって…。 でも嬉しいな。卒業前にSSS隊らしい行動が出来て…。」 伊藤「…あっ、真由美ちゃんじゃない?」 加藤「あっ!詩織ちゃん!詩織ちゃんも、今から佐藤君家に向かうところ?」 伊藤「ええ、そうよ。ウフフ。一緒に行きましょ?」 加藤「うん!」 てくてく…てくてく… 加藤「(…あれ?詩織ちゃん、なんだか元気無いな…)」 伊藤「…この春休みが終わったら、私達、もう卒業だね」 加藤「…えぇ?う、うん、そーだね」 伊藤「…真由美ちゃんはさ、卒業式を迎えたら、佐藤君のこと、どうするの?」 加藤「えっ!?(急に何でそんな核心を!?)…う、う~ん…。 やっぱり、諦めることなんて出来ないから、SSS隊を続けていくと、思うな…」 伊藤「ウフフ、真由美ちゃんならやっぱりそう言うと思ったな。 …でも、佐藤君に告白はしないんだね」 加藤「だ、だって、抜け駆けはよくないし…。し、詩織ちゃんは、どうするの…?」 伊藤「私はねぇ…どうしよっかなぁ♪ おがちんはずっとああだし、真由美ちゃんも、もたもたしてるみたいだし…」 加藤「え!?えぇ~っ!?酷いよ、詩織ちゃ…」 伊藤「…なぁーんてねっ!冗談よ、冗談♪真由美ちゃんったら、慌てちゃって。ウフフ」 加藤「あ、そうだよね、もちろん冗談だよね、ごめんね…。 (なんか今日の詩織ちゃん、変な感じ…)」 伊藤「でも嬉しいな。真由美ちゃんもまだSSS隊、続けてくれるみたいで…。 私もSSS隊はたぶん続けるからさ、これからもよろしくね、真由美ちゃん♪」 加藤「う、うん!こちらこそ、よろしくね、詩織ちゃん! (今まで詩織ちゃんのこと、怖いと思ったこともあったけど、やっぱり大切な友達なんだ…)」 伊藤&加藤「………………」 伊藤「…ねぇ真由美ちゃん。佐藤君家に行く前に、少し寄り道しない?」 加藤「えぇっ!?い、今からだと、遅くない!?」 伊藤「フフ、平気だって。どうせおがちんのことだから、遅れたところで 『んもぅ!遅いわよ!真由美!詩織!』くらいのことで済んじゃうよ」 加藤「で、でもぉ…きっと先に着いて準備してるおがちんに悪いし…」 伊藤「(…チッ)…そう、そんなにおがちんが大事なの…フーン…」 加藤「(あ!!今嫌な感じだ!!)う、あ…で、でも!帰りなら、少し…」 緒方「いたわね!真由美!詩織!」 伊藤&加藤「おがちん!!」 緒方「二人が遅いから迎えに行くところだったのよ! さぁ、もうパーティーの準備は出来てるわ、急ぎましょ!」 加藤「う、うん!(助かった…でも"遅い"って、まだ夕方だよおがちん…)」 伊藤「(…ぼそぼそ)…じゃあ帰りにしましょ。ね?おがちんに内緒で・抜・け・駆・け・よ?」 加藤「う、うん、そーだね…(何なんだろ…いつもは抜け駆け・厳・禁・なのに…)」 そしてSSS隊によるクリスマスパーティーin佐藤家前は始まった プレゼントの話や、まさかのサンタさん出現に加藤の気分も高揚し、 この約束をすっかり忘れたが、そこに佐藤姉が登場し… 緒方「出たわね変態ストーカー女!!」 絵理「(えぇ~っ!!??)」 ダダッ!! 緒方「あっ逃げた!追うのよーっ!!」 ドドドドドッ…!! 伊藤「私達も追いましょ!ねっ、真由美ちゃん!」 加藤「え!?あ、うん!!ちょっ、待って~おがちん!!」 タタタタタッ… 加藤「はぁ…はぁ…おがちん…速っ…もうっ…」 伊藤「…ウフフ。こっちが近道よ、真由美ちゃん」 ギュッ 加藤「え?(珍しいな、詩織ちゃんに手、握られちゃった…)あ…うん」 タッタッタッ… タッタッタッタッ…くるり… 加藤「あれ!?詩織ちゃん、その方角は違…」 伊藤「もー、約束したじゃない真由美ちゃん。帰りに二人で寄り道しようって」 加藤「あ…うん…でも、おがちんが…」 伊藤「(チッ)…イヤなの?」 加藤「!?ううん!そうじゃないけど…」 伊藤「じゃあ決まりだね。行きましょ♪」 加藤「う、うん!(た…たまには詩織ちゃんと二人も…良い…かな…?)」 加藤は伊藤に手を引かれながら、イルミネーションに彩られた上尾の街を疾走してゆく タッタッタッタッ… 伊藤「…ねぇ、すっごく綺麗だと思わない?真由美ちゃん」 加藤「う、うん。そうだねっ」 伊藤「おがちんとパーティーもいいけど、クリスマスって、こういうものでしょ?」 加藤「う…うん…(確かに、おがちんと一緒だったら、こういう景色は観なかったな…)」 やがて二人が辿り着いたのは、街並を一望出来る丘の上だった 伊藤「フゥ…観て、真由美ちゃん」 加藤「はぁ…はぁ…わぁ、すごく綺麗…」 二人の眼下には、様々な光にきらめく夜景が広がっていた 伊藤「連れ回してごめんね、真由美ちゃん。でも、この景色を真由美ちゃんにも見せたかったの」 加藤「そ、そんな!謝ること無いよ!?ありがとう、詩織ちゃん!」 伊藤&加藤「………………」 伊藤「…私ね、SSS隊を抜け駆けして、よくここへ来てたの。 佐藤君と二人で、こうやってこの景色を眺めてる妄想してね…」 加藤「そ、そうだったんだ…良いね、それ…(詩織ちゃん、そんなロマンチックな面もあったんだ…)」 伊藤「真由美ちゃんは考えたこと無い?そういうの…」 加藤「えっ?私は…その…佐藤君と二人きりは…あまり無い…かも…。 確かに、佐藤君のことは好きだけど、おがちんや、詩織ちゃんもいてのSSS隊だし…」 伊藤「クス…真由美ちゃんらしいね。 でもね、私、真由美ちゃんのそういう優しいところ好きよ」 加藤「えっ(///)…あ…うん…ありがとう…。 (うぅ…今の、すごく嬉しいな…こっちも何か言い返さなきゃ…) わ、私も…詩織ちゃんのこと…す、好きだよ…?(…あ、変な言い方になっちゃった)」 伊藤「…私が好き?ウフフ…どの辺が?」 加藤「ど、どの辺って…その…詩織ちゃん、び…美人だし、上品だし…。 わ、私なんて、あまり目立たないし…地味だし…。 (あぁもう!なんで外見しか言えないの?私ったら馬鹿…)」 伊藤「真由美ちゃん、そんなに卑下することないんじゃないかな(汗)…。 …でも確かに、あまり女の子って感じしないね。背も高いし、その反目、大人しいし」 加藤「(うっ…気にしてることを…)う、うん…」 伊藤「…でもね」 スッ 加藤「!?(詩織ちゃん、なんで私の頬に手を…!?)」 伊藤「真由美ちゃんのそういうところ、私、可愛いと思うな…」 加藤「えっ!?(ドキッ)」 伊藤「クスクス…驚いちゃった?そういういじらしいところも素敵…」 加藤「(何か企んでいる…?)し、詩織ちゃん…からかっているんだよね…?」 伊藤「(ムスッ)…からかってなんか、いないわよ」 ススッ… 加藤「うっ!?(今度は両手を頬に…!!)」 伊藤「…ねぇ。真由美ちゃんは、キッスってしたこと、ある…?」 加藤「…な、無い…よ…(何?何これ…?)」 伊藤「(ニコ…)私もね、無いの…。試してみたいと思わない…?」 加藤「試すって…お、女同士だよ…ね…?(何これ何これ…?詩織ちゃんおかしいよ…)」 伊藤「クス…いいじゃない…佐藤君との練習だと思って、ね…?」 加藤「…れ、れんしゅ…なら…(顔が…近いよ…詩織ちゃん…)」 ぴちゅっ… 加藤「(!?)…………ぷはっ」 伊藤「ふぅ…どうだった…?真由美ちゃん。キッスの練習…」 加藤「うぅ~…(ゴシゴシ)…は、恥ずかしい…よ…」 伊藤「だから、練習よ。れ・ん・しゅ・う♪」 加藤「練習って言っても…詩織ちゃん…女同士だし…」 伊藤「…じゃあさ、目をつむって、私を佐藤君だと思えばいいのよ」 加藤「目をつむ…って…(えっ?えぇ~!?また…?)」 スッ… 伊藤「ほら…私が塞いでてあげるから…」 加藤「あ…!」 くちゅり…くちゃぁ… 加藤「(はっ…はっ…はぁっ…あっ…!舌までそんな…! あぁ…唇や…歯の裏…そんなに舐められちゃ…頭まで…おかしく… ああぁ…もう………~~っ!)ダ、ダメ~ッ!!」 バッ!! 伊藤「プハッ…はぁ…はぁ…はぁ…なんで止めちゃったの?真由美ちゃん…」 加藤「うっうっ…(ゴシゴシゴシ)だ、だって…無理だよ…こんなの!」 伊藤「…無理?」 加藤「だって…だって…女同士だよっ!?こんなのおかしいよ!」 伊藤「…別におかしくないでしょう?真由美ちゃん。相手は佐藤君だと思えば…」 加藤「思えないよ、無理だよ!詩織ちゃんは私を佐藤君だと思えるの!? 詩織ちゃん、なんだか変だよっ!?」 伊藤「興奮しないで。…変、ね…。確かに変かもね。 …認めるけど、私は真由美ちゃんを佐藤君だと思ってないわ」 加藤「……!!??詩織ちゃん…??」 ギュッ… 伊藤「…あのね、真由美ちゃん…」 加藤「し…詩織ちゃん…?(また手を握…)」 伊藤「…いつの頃からか、私が好きなのは…真由美ちゃん、あなたにかわったの」 加藤「!!??」 伊藤&加藤「…………」 加藤「…じょ、冗談だよね?からかっているんだよね…?詩織ちゃん…? だって、詩織ちゃんは佐藤君のこと…」 伊藤「佐藤君への想いは、もう過去のことよ。真由美ちゃん。 もう一度言うね。私が好きなのは、真由美ちゃん、あ・な・た・だ・け♪」 加藤「…う、うそだよね…?だって、女同士だし…」 伊藤「(イラッ)…うそな訳ないじゃない。あんなキッスまでして…。 あのまま気持ち良くさせて、真由美ちゃん墜とせたらなぁって、思ってたんだけどね。 なかなか上手くいかないね。どう思う?真由美ちゃん」 加藤「(うっ、怖い…)ど、どうって…分かんない、分かんないよ…」 伊藤「私が真由美ちゃんを好きな気持ちは、真由美ちゃんが佐藤君を好きな気持ちと同じなんだよ? そう言えば分かってくれる?」 加藤「う、うぅんと…クラスに、そういう感じっぽい人はいるけど…やっぱり、女同士だし…」 伊藤「(チッ)…ううん、あの盗撮魔やデカくてウザいのとは違うから。私は真剣よ?真由美ちゃん」 ギュゥッ… 加藤「(う、ちょっと痛っ…)…で、でも!私は…佐藤君が好きだから…」 伊藤「…だから?」 加藤「あ…あ…えっと…し、詩織ちゃんは、友達だしっ、大事な…SSS隊で… その…友達で、おがちんと一緒でっ、大好きだけど…」 伊藤「…だけど?」 加藤「…う…うぅ…詩織ちゃんの、そういう気持ちは…ごめん、応えられないの…。 …う、うぅぅうっ…ごめんね、詩織ちゃん…ううぅ…。 ひっく…ひっく…うぅ…ごめん…もう、何がなんだか、分からないよ…」 伊藤「……そう。泣かないで、真由美ちゃん。最初から良い返事は、期待してないから」 加藤「…え?…あ…うん…ごめんね、詩織ちゃん…」 伊藤「私も、こんな重荷背負わせちゃってごめんね、真由美ちゃん。 最後に、クリスマス一緒にいられて、楽しかったな…。ありがとうね」 加藤「さ、最後…?でも、同じ中学に…」 伊藤「進学のことじゃないの。SSS隊としてよ…。 佐藤君を好きでなくなった私は、もうSSS隊ではいられない…」 加藤「そ、そんな…」 伊藤「佐藤君を好きなフリをして、SSS隊に、真由美ちゃんのそばに居続けることも出来たわ。 でも、真由美ちゃんの一途な気持ちを見て、私もこうでありたいと思ったの。 私に告白する勇気をくれたのは…真由美ちゃん、あなただったのよ…」 加藤「…………!!」 伊藤「(ぐすっ)…じゃあね、真由美ちゃん…。おがちんには、適当なこと言っておいて。 真由美ちゃんと一緒にいられた4年間、本当に楽しかった。ありがとう…。 今までも、これからも、大好きよ…」 スッ… てくてくてく… 加藤「あ…あ…(佐藤君に告白も出来ていない私に、詩織ちゃんをふる資格なんてあるの…? そんなの…間違ってるよ…!!)…ま、待って!!詩織ちゃん!!」 伊藤「!?」 タッタッタッ… ぎゅぅ… 加藤「詩織ちゃんはSSS隊として…ううん、友達としてだけど、私の…大切な人だから…。 おがちんには、黙っていれば良いよ。そうすれば私達、ずっと一緒だよ?」 伊藤「真由美ちゃん…」 加藤「詩織ちゃん…。私も詩織ちゃんのこと…大好きだからっ!!」 ガバッ!! ぎゅうぅっ…!! 伊藤「真由美ちゃん…嬉しいっ…」 加藤「詩織ちゃん…私もっ…」 加藤「……はくしょん!」 伊藤「真由美ちゃん、寒いんじゃない? ごめんね、こんなところ連れて来ちゃって…」 加藤「ううん、良いの。気にしないで」 伊藤「私の責任ね。…ほら、こうしてもっと強く抱き合えば、暖かくなるから…」 ゴソゴソ… ぎゅうぅ 加藤「あ…ありがと…ちょっと恥ずかしいけど…。 (でも、すごく暖かいな…詩織ちゃん、優しい…)」 伊藤「ふふ、真由美ちゃん、可愛い。…あら?唇まで乾燥しちゃって…」 加藤「あ…ほんと。これは…」 伊藤「こうして、重ね合わせればね…」 ちゅっ…くちゅぅ… 加藤「んっ…(ま、まぁ…減るもんじゃないし、練習にもなるなら、良いよね…)」 二人は強く抱き合い、時折唇を重ね合わせながら夜を過ごした そして仲良く朝日が昇るのを眺めた 翌日 緒方「…あ!真由美!詩織!昨夜はどこ行ってたのよ!?」 加藤「おがちん!あの…えっと…その…」 伊藤「ごめんねおがちん!真由美ちゃんと道に迷っちゃって…ね?」 加藤「う、うん!そうそう!…てかおがちん、なんで体操着…?」 緒方「まあいいわ。今はとにかく佐藤君を見つけて、サンタさんのサインを渡すのよ! ああ、なんて可哀想な佐藤君!」 伊藤「…あ、あそこにいるの佐藤君じゃないかな」 緒方「あ!本当だ!佐藤くーん!!…」 ドドドドドッ… 加藤が緒方の後を追おうとした矢先、伊藤は後ろ手に加藤の手を握り、それを引き止めた 指を絡めてそっと隣に寄り添うと、愛おしそうに加藤の肩に頭をもたげる 加藤「!!…詩織ちゃん…恥ずかしいよ…」 伊藤「うふふ、少しの間だけ、ね?」 加藤「う、うん…(佐藤君に会いたかったけど…ま、まあ、良いか…)」 伊藤「…(まんざらでもなさそうね。あとはどうやって佐藤君を諦めさせるか…。 …それなら、佐藤君が真由美ちゃんを嫌うよう仕向けた方が早いかもね。 ごめんね、真由美ちゃん。でも、私がいくらでも愛してあげるからね…)」 完