約 325,275 件
https://w.atwiki.jp/sokkai/pages/27.html
①まずは音読をしっかりできるようにする。その際意味の分からない単語は必ず辞書などで調べる ②音読がしっかりできるようになったら、今度は解けるようにする。自分の解答には必ず根拠を求める。 ③ ここまでできたらスピードを意識して解けるようにする。理想は本番の7割の時間で解けるようにする。 ④ 記述がしっかり書けるように文章内容を把握、基本的に文中に書いてあることだけ書く。 問題文は読めているんだけど、点数が取れないという経験はありませんか? 現代文は、文章さえしっかり読めていれば必ず点数が取れる科目です。 つまり、点数が取れないということは、実は文章が読めていないということになります。 ある塾では1年間音読しかしない塾があります。その塾ではまず音読ができないと現代文は解けないという考えに基づいて、1年間音読が行われいます。 実際その通りで、音読ができなければ、現代文は解けません。そして現代文が解けないと他の科目も解けません。 逆に言えば、現代文が解けると古典・英語も解けるようになります。また、数学や理科・社会の点数も上がります。 過去には現代文の音読だけで偏差値65を超えた生徒もおり、その生徒は他の科目の成績も上がっています。 音読を中心とした勉強法は皆さんの想像以上に有効な勉強法です。 もちろん、今から音読を始めれば点数は伸びます! さらに、音読のメリットはそれだけではなく、丸暗記に頼らないので、初見のどんな文章でも解けるようになります。 今までの勉強法とは全く違う!音読中心の新しい勉強法です。 新しいと言っても、実は小学生の頃はみんながやっていたことなんです。なぜか高校では行われないだけなんです。 音読による勉強法は語学を学ぶ上で最も重要な勉強法です。 音読は現代文だけでなく、英語や古典にも活かせます。また受験国語にとらわれず一生の力になります。 音読以外にも、英語のように構造把握して覚えるという勉強法もあります。 ですが、丸暗記に頼らない音読はどんな問題にも対応できます。そして他の科目の勉強にも必ず役に立ちます。 今まで現代文の授業に不満を持っていたり、成績が上がらないやる気のある生徒などには特に有効な勉強法です。 以下のような論理をしっかり意識しながら、音読することから勉強をはじめましょう。 序・・・要約 共通・・・二つないしは複数の事柄に共通する出発点・前提について書く・ 限定・・・それらのもつ違いを書く 逆接・・・それぞれがどのように対立しているかを書く 否定・・・それぞれが何を否定しているかを書く 対比・・・それぞれがどのように分けられるかを書く 言い換え・・・重要な概念には言いかえがなされているので、それを書く 不等号(比較)・・・比較してみる 例示の無視・・・たとえば、から始まる部分は無視 課題文に印をつけてから、要約をやってみるのが良いです。 破 時代の軸・・・要約でまとめた事柄が、昔起きたのか、今起きたのかで、未来起こるのかで区別。 場所の軸・・・要約でまとめた事柄が、先進国で起きたのか、後進国で起きたのかで区別。 時代の流れ・・・以上から時代の流れをつかむ 未来予測・・・未来を予測してみる 極端化・・・その問題を極端にしてみる 問題発見・・・解決すべき問題をつかむ なぜなぜ分析(重要)・・・どうしてその問題が発生したのか、三回ぐらい質問を深堀する。 問題解決策・・・根本的な問題の解決策を出す 利害関係者検討・・・誰かが一方的に損していないか考える。 急 妥協案・・・相手の意見から学ぶべき部分があれば学ぶ。取りいれられるかどうか。 破の要約・・・いままでの要約をする。 背理法・・・相手の意見をそのまま通したら、どのような社会になるかを想像。破綻を予想する。 論破・・・よって、自分の意見を取り入れるべきだと主張する。
https://w.atwiki.jp/daigakujuken_jp/pages/15.html
実際の入試問題を用いながら用語を説明している。 かなり難しく重たいので高1高2の奴がテクニック系の問題集をやる前にお勧め。 何度も復習すれば「教養としての大学受験国語」をする必要がないくらい背景知識の力もつく。 残念ながらAmazon.co.jpでは取り扱いが無いようです 選択肢 投票 この本を使ってる! (19) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/u_examination/pages/154.html
1 名前:大学への名無しさん[sage] 投稿日:2012/02/14(火) 18 15 11.22 ID OGMRWrzoO 前スレ Part56 http //kohada.2ch.net/test/read.cgi/kouri/1325673064/ ★質問をする前に、まず下記のものに目を通すようにしてみましょう。(ケータイ用目次 2-14) 【現代文総合スレテンプレ】 http //www43.atwiki.jp/u_examination/pages/154.html 【現代文の勉強の仕方・参考書】 http //www43.atwiki.jp/u_examination/pages/155.html 【的確なアドバイスを受けられる質問の仕方とは】 あなたの現在の状況説明について次のようなことを書いていただくと、回答がきやすいと思われます。 1.学年(高1・高2・高3・1浪・2浪・3浪…のどれか?) 2.今までにやった参考書。 3.模試名を添えた偏差値。 4.志望大学・学部。そこの過去問をやったかどうか。 5.現在何に困っているのか、何を克服したいのかそれについて具体的に。 【こういう質問の仕方は避けましょう】 下記のような質問の仕方は、返答のしようがありませんので避けましょう。 「最強、最短、完璧、満点な参考書、勉強法を教えてください!」…世の中に完璧なんてものはありえません。 「参考書○周すれば…」…回数よりもどれだけ内容を自分のものにしたかが大事。 やった回数に自己満足することのないように。 「偏差値△にするには…」…個人差があるのでなんともいえません 「○○大学に受かるには…」…まず過去問を買ってきて、自分でやってみてください。 何をすればいいか知るには、それが一番手っ取り早いです。 「○○(参考書名)ってどうですか?」…「どう」って言われても…何が? 「○○(参考書名)をやれば偏差値どこまで行きますか?」…人によります。習得度合いによって個人差があるので。 「○○大学に●●(参考書)は必要ですか?」…だからまず過去問を(略) 「●●(参考書)やったら○○大学いけますか?」…(略) 「○○(参考書)と△△、どっちがいいですか?」…一概に言えません。参考書は人によって合う合わないがあるので。 2 名前:大学への名無しさん[sage] 投稿日:2012/02/14(火) 18 15 43.67 ID OtaGQCyW0 [1/17] 【高1~高2生】 基本は教科書。教科書ガイドを用意しながら読む。 語彙を増やしつつ、読書量を積むことを心がけること。 その際、読む本が文学・小説に偏りすぎないよう気をつけること。 新書や学術文庫などにも意欲的に手を伸ばしたい。 あせって大学入試用の参考書に手を出す必要はなし。 (もし大学入試現代文がどういうものか早いうちに知っておきたい人は『田村のやさしく語る現代文』(代々木ライブラリー)や 『入試現代文へのアクセス』(河合出版)あたりをかじってみてもいい) 【偏差値40未満の受験生】 おそらく、語彙力も読書量もそれまでの蓄積が足りず、 文章を読んでも何がなんだかわからないような状態だと思われます。 こういう人はまず活字慣れをするところから始めた方がいいでしょう。 漢字(書き取り・読み方)や言葉(慣用句・ことわざ・故事成語・四字熟語、等)の問題集を1冊仕上げたり、 現代文用語集を読んでいったりして、語彙力をつけましょう。 またそれと並行して、国語の教科書を教科書ガイドつきでもう一度読み直したり、 『高校生のための批評入門』(筑摩書房)などの解説の詳しいアンソロジー集を読んだりして、 活字を読むことに慣れるとともに、そこに出てくる論点について自分の頭で考えてみることが大事です。 【偏差値40~50の受験生】 こういう人の多くは、入試現代文がどういう教科なのかまだあまり把握できてない人のようです。 入試現代文の基礎を教え次へとステップアップさせてくれるような参考書に手を出してみるのがよいでしょう。 『田村のやさしく語る現代文』(代々木ライブラリー) ・・入試現代文の特徴の説明から問題の解き方の基礎まで、語り口調で解きほぐしてくれる。 『入試現代文へのアクセス』(河合出版) ・・基礎レベルの問題を、正攻法で詳しく解説してある。現代文重要語句を多く説明してあるのもよい。 『やさしく語る』と『アクセス』を併用し、 前者で設問の解き方を、後者で文章内容の追い方を掴むのがよいのでは…という意見が多いようです。 3 名前:大学への名無しさん[sage] 投稿日:2012/02/14(火) 18 16 16.20 ID OtaGQCyW0 [2/17] 【偏差値50以上の受験生】 このへんの人は基礎力はある程度持ってるはずなので、 方法論をしっかり固める参考書をやって、過去問演習に繋ぐ土台を作っておくといいでしょう。 『新・田村の現代文講義1』、『新・田村の現代文講義2』(代々木ライブラリー) ・・入試現代文の構造について説明しつつ、現代日本語の文法構造に従って問題を読み解いていく。 センターのみや中堅私大までの人は「1」のみ、二次・上位私大もある人は「1→2」とやるといい。 『入試現代文へのアクセス 発展編』、『現代文と格闘する』(河合出版) ・・前者は姉妹書『入試現代文へのアクセス』の続編だが、本書からでも無理なく取り組める。 「アクセス」よりも高度な問題をわかりやすく解説。 ・・後者は変な受験テクニックは微塵もなし。正攻法一本で現代文の内容理解に迫ろうとする参考書。 問題数は多くはないが、解説が非常に濃く、量が充実している。 要約を多く取り入れているのも特徴。 『入門編 現代文のトレーニング』、『必修編 現代文のトレーニング』(Z会出版) ・・前者はZ会・代ゼミで長年教鞭を執られた堀木先生のエッセンスが詰まった参考書で、 現代文の本当の意味での基礎力をつけたい受験生がおもな対象。例題18問+実戦問題1問。 段落分け、指示語、空欄補入、傍線部説明、内容判定問題、要約などなど現代文の基礎を オリジナル問題を使いつつ懇切丁寧に解説。その充実した解説量には圧倒されるだろう。 Z会の参考書らしく「入門」といってもかなり骨があるので甘く見ないこと。 ・・後者は近年の過去問から16問を選びテーマ別に分類して、 設問解法・内容解説・文章テーマという三方向から非常に詳細な解説を加えたもので、 近年の入試に対応した、より実戦的な参考書だと言える。 「入門編」が終わった人が過去問に繋ぐのに適していると思われる。 この辺をしっかりやり通すことができれば、ほぼどの大学の問題にも太刀打ちできる土台はできるはずです。 あとは過去問や問題集で演習を繰り返せばOK。 4 名前:大学への名無しさん[sage] 投稿日:2012/02/14(火) 18 16 50.41 ID OtaGQCyW0 [3/17] 【おもな現代文用語集についての短評】 『ことばはちからダ!』(河合出版) 現代文用語集というよりは、現在出題されている問題文の背景となっている 思想的背景や概念装置について詳細に解説している本。 (例えば、「弁証法」とか「近代批判」、「西欧合理主義」) 読み物として読めるので、 現代文の問題文を読んでも「内容が抽象的過ぎて何言ってるかさっぱり分からない…」 というような人に特にお勧め。 収録語彙数自体はあまり多くないのが玉にキズか。 ※同じ河合出版から出ている参考書『入試現代文へのアクセス』でも 現代文の基本用語が多く説明されている。 『頻出現代文重要語700』(桐原書店) 各社から現代文用語集が出るきっかけを作った、今の現代文用語集の先駆けともいえる本。 解説は簡潔だが、収録語数が多いのが利点。 「ことばはちからダ!」に出ている内容をだいたい押さえているような人にはこちらがお勧め。 対義語や四字熟語などが充実しているので、漢字問題や穴埋め問題にも有効。 ※類書に『大学入試読解と小論文現代文キーワード500』(桐原書店)がある。 『現代文 キーワード読解』(Z会出版) 実際の入試問題を用いながら用語を説明している。 かなり難しく重たいので高1高2の奴がテクニック系の問題集をやる前にお勧め。 何度も復習すれば「教養としての大学受験国語」をする必要がないくらい背景知識の力もつく。 5 名前:大学への名無しさん[sage] 投稿日:2012/02/14(火) 18 17 26.48 ID OtaGQCyW0 [4/17] 『入試評論文読解のキーワード300』(明治書院) 『現代文試験に出る読解ワード300』(KKロングセラーズ) 『入試の現代語600』(文英堂) これら3つはいずれも、「ことばはちからダ!」よりは多めの語句を、 「重要語700」よりは詳しめに解説してある。 『1日1題30日完成 ことば(慣用句・ことわざ・故事成語・四字熟語)』(日栄社) よく使われる・重要な・知っておきたいの三段階に分けて、慣用句・ことわざ・故事成語・四字熟語を、 ドリル形式で習得していく。値段が安いのも魅力。 【問題文の背景を理解するための教養本】 『教養としての大学受験国語』(石原千秋・ちくま新書) ・・評論文は、ある程度の「常識」を前提に議論を進めています。 日本人論、言語論、芸術論、科学論、東洋と西洋など、 まず一般的にどういうテーマで議論がなされているかを知らなければ現代文は読解できません。 大学受験の評論文がどのような議論の上に出題されているのかを明らかにするために書かれた本がこの本です。 大学入試現代文を「教養」ととらえ、 「受験生にはこれだけの教養を持ったうえで大学に入ってきてもらいたい」 という大学の先生の視点から書かれています。 大学入試過去問を頻出トピック別にまとめ、それに対し著者の解説が入っていくという形で構成されています。 内容は結構読みごたえがありますが、読み通せば現代文のみならず現代社会を見る目も変わってくるはずです。 ぜひ多くの受験生に読んでもらいたい本です。 <参考>【小説問題への対策が必要な人】 石原千秋『大学受験のための小説講義』(ちくま新書) ・・大学入試小説というものの構造をまともに分析した参考書は本当に少ない。 現在出ている大学受験小説の参考書でまともに信頼できるのはこれくらいしかない。 6 名前:大学への名無しさん[sage] 投稿日:2012/02/14(火) 18 18 12.38 ID OtaGQCyW0 [5/17] 【漢字について】 『漢字マスター1800+』(河合出版) 漢字の横に簡単な意味が載っているので一石二鳥 『入試に出る漢字と語彙2400』(旺文社) 大学入試に出題された漢字・熟語を出題頻度順に配列 『1日1題30日完成 書き取り・読み方[高校初級・中級用]』(日栄社) 重要な常用漢字をドリル形式で効率良く学習でき、値段も安い 644 名前:大学への名無しさん[] 投稿日:04/11/21 10 16 17 ID n0v52H/k 漢字の参考書はなにがいいですかね??? 646 名前:大学への名無しさん[] 投稿日:04/11/21 11 14 23 ID pUQE+ua2 漢字に関しては正直(よほど変なやつをやらん限り)どれをやろうとあまり関係ない気がする。 漢字ってのは、国語の時間だけでなく、 その人がそれまでの人生でどれだけ漢字・語句に注意して覚えてきたか その蓄積がモロに出る部分だから。 そういうふうに普段から注意して覚えてきた人は漢字問題集なんて全然やらなくても 国語の漢字問題は普通に合格ラインに行くし、 それまで注意してこなかった人はどんな漢字問題集をやろうと、よほど必死に勉強しない限り (単に漢字練習だけではなく、本文中の語句を意識して調べて行くことが必要) 苦しいと思う。 漢字は漢字問題として切り離して考えるのではなく、 文章読解の過程で常日頃から意識しつつ頭に入れていくことが必要。 漢字問題集についてのレビュー http //daigakujuken.at.infoseek.co.jp/genbun/goku.html 7 名前:大学への名無しさん[sage] 投稿日:2012/02/14(火) 18 18 44.37 ID OtaGQCyW0 [6/17] 【センター試験について】 Q.理系でセンター試験しか現代文を使わないのですが、対策はどうすればいいですか? 過去問だけやってればいいですか? A.センター現代文って、かなり厄介な教科です。 実はセンター現代文は、問題文自体の難易度では そこらの大学の2次試験の現代文並み、あるいはそれ以上の難易度の高さなのです。 というのも、センター試験はその特性上全問マーク客観式問題であることを強いられるので、 出題者は問題の難易度を上げるために、硬くて読みづらい文章を問題文として採用するからです。 現代文が苦手な人がただ漫然とセンター過去問だけやってても、問題文の内容が理解できず、 結局いい加減に適当に選択肢を選ぶことを繰り返すだけに終わってしまい 全然現代文の力がつかない可能性があります。 もし必要性を感じたならば 2-3にあるような参考書を使って方法論や知識を身につけ、 次に『きめる!センター国語 現代文』(学研)や『田村のセンター試験現代文』(代々木ライブラリー) といった参考書でセンター試験の特徴とその解法を学んだ上で、 センター過去問に取り組んでいったほうが、成績の上昇に結びつきやすいと思います。 8 名前:大学への名無しさん[sage] 投稿日:2012/02/14(火) 18 19 43.32 ID OtaGQCyW0 [7/17] ≪難易度ランク≫ 【S】 記述編 現代文のトレーニング(Z会出版) 【A】 〔記述対策〕 得点奪取現代文 記述・論述対策(河合出版) 船口の現代文 読と解のストラテジー(代々木ライブラリー) ライジング現代文(桐原書店) 〔私大対策〕 入試精選問題集 現代文(河合出版) 私大編 現代文のトレーニング(Z会出版) 5週間入試突破問題集 頻出私大の現代文(開拓社) 〔小説対策〕 小説編 現代文のトレーニング(Z会出版) 〔文語文対策〕 近代文語文 問題演習(駿台文庫) 〔融合問題対策〕 田村の融合問題詳説(ライオン社) 【B】 現代文と格闘する(河合出版) 必修編 現代文のトレーニング(Z会出版) 新・田村の現代文講義2(代々木ライブラリー) 現代文読解力の開発講座(駿台文庫) 酒井の現代文ミラクルアイランド 評論篇(情況出版) 田村の総合現代文(ライオン社) 大学入試現代文総演習(桐原書店) 船口の最強の現代文3(学研) 読解現代文問題集 難関大編(旺文社) 発展30日完成 現代文 高校上級用(日栄社) 9 名前:大学への名無しさん[sage] 投稿日:2012/02/14(火) 18 20 18.12 ID OtaGQCyW0 [8/17] 【C】 入試現代文へのアクセス 発展編(河合出版) 入門編 現代文のトレーニング(Z会出版) 新・田村の現代文講義1(代々木ライブラリー) 船口の最強の現代文2(学研) 読解現代文問題集(旺文社) 発展30日完成 現代文 高校中級用(日栄社) 〔センター特化〕 センター試験過去問ベストセレクション 現代文(駿台文庫) 解決!センター国語 現代文(Z会出版) 田村のセンター試験現代文(代々木ライブラリー) 酒井のセンター攻略現代文(あすとろ出版) きめる!センター国語 現代文(学研) 【D】 入試現代文へのアクセス(河合出版) 田村のやさしく語る現代文(代々木ライブラリー) 船口の最強の現代文1(学研) 船口のゼロから読み解く最強の現代文(学研) 発展30日完成 現代文 高校初級用(日栄社) ≪目標ランク≫ 【S】文系最高峰 【A】理系最高峰、東大(文科)、京大(文系)、一橋、地方旧帝・神戸(文系)、早稲田、上智 【B】東大(理科)、京大(理系)、名大(医医、理)、地方国公立(文系)、GMARCH、関関同立 【C】センター、中堅私立 【D】入門、一般私立 10 名前:大学への名無しさん[sage] 投稿日:2012/02/14(火) 18 20 54.97 ID OtaGQCyW0 [9/17] ≪参考:代替参考書のない絶版良書≫ ファンダメンタル記述論述現代文(学燈社) 湯木知史の現代文記述問題が面白いほどとけるスーパーレクチャー(中経出版) 前者は代ゼミ湯木師による記述難問集。 200字記述・要約・意見論述など過去問から抜粋して解説しており、【A】~【S】レベルの問題集では不足する場合に有効。 頻出テーマのまとめと解説もあり小論文対策にも使える。 後者は同じく湯木師による記述問題集で「ファンダメンタル」よりは易しめ。 設問タイプ(内容説明、理由説明、総合、要約)別に問題を分類し、本文、設問を解説している。 Z会必修現代文(増進会出版社) 「入門編 現代文のトレーニング」の堀木師の参考書。 入門編と同じく別冊本文解説を用いたスタイルで、記述を中心とした創作問題及び過去問を解説しており、 「必修編 現代文のトレーニング」が易しすぎる、又は解説が肌に合わない、と感じる場合にお薦め。 新・田村の現代文講義3(代々木ライブラリー) 田村の現代文年間記述問題解説(栄光) 「田村の現代文講義」の代ゼミ田村師の参考書。 類書とは違い、設問の解答例を先に示してからその解答例を作成するプロセスを詳説しており、答案作成力を磨くのに最適。 前者は創作問題を利用し、記述の初歩から基本事項を解説した記述の入門書であり、後者は東大・京大を中心とした演習書である。 旧・田村の現代文講義4(代々木ライブラリー) 上記と同じく田村師の著書。 最難関大学の過去問を中心に小説問題の読み方と解き方を解説。 「小説編 現代文のトレーニング」よりも難しい問題を扱っており、京大、阪大(文学部)などの小説難問対策に最適。 11 名前:大学への名無しさん[sage] 投稿日:2012/02/14(火) 18 21 26.52 ID OtaGQCyW0 [10/17] 【不評な業界関係者とその主な著作・活動】 出口汪(水王舎代表、東進講師) 解説がこじつけであったり、自分の解説に都合の良い問題ばかりを収録している。 「論理エンジン」 「出口の現代文レベル別問題集」シリーズ(東進ブックス) 「出口のシステム現代文」シリーズ(水王舎) 「出口現代文講義の実況中継」シリーズ(語学春秋社) 「出口汪のメキメキ力がつく現代文」シリーズ(小学館) 他、多数。 板野博行(アルス工房主宰、東進講師) 解答の根拠は○行以内にあるという、文章の内容理解を度外視した、極めて不確実な解法を推奨している。 「ゴロゴ板野の現代文解法565(ゴロゴ)パターン」シリーズ(アルス工房) 「板野博行のターゲット現代文」シリーズ(旺文社) 「ゴロゴ板野のライブ!」シリーズ(アルス工房) 他、多数。 《要注意》板野、出口の議論についてはスレが荒れる元となりかねないので専用スレ(なければ立てる)で行うこと。 12 名前:大学への名無しさん[sage] 投稿日:2012/02/14(火) 18 22 01.57 ID OtaGQCyW0 [11/17] 川村明宏(新日本速読研究会会長) 「ジニアス速読術」 速読に関する書籍各種、任天堂DSソフト各種、等 北山義晃(七海塾塾長) 予備校業界での活動は、講師よりもチューターが中心。 出口の「論理エンジン」を喧伝し、合格者は皆やってる、自分のやり方のみ伸びると法螺を吹いて、十数万もする教材を売りつける、典型的な詐欺師的商法を展開。 出口の名を勝手に使用して通信講座を開講し、あたかも自分の威厳に利用しているが、出口自身がブログで「自分とは一切無関係」と表明している。 《要注意》川村・北山については、下記の広告(取扱注意)を貼り付けて宣伝誘導する悪質な者が時々出没するので、乗らないように十分に注意されたい。 tp //www.infotop.jp/click.php?aid=147048 iid=29834 tp //www.infotop.jp/click.php?aid=147048 iid=7700 各者に共通することは、その参考書に採用する題材(問題)は、全て自分の論法(解法)が通用する単純なものであること。 言い換えれば、各者の論法は煩雑な文章にも通用する汎用性が無く、極めて幼稚なものである。 現代文に限らず語学は文章の内容理解が第一であるはずだが、各者はいずれもこれを無視して自己の解法こそが絶対的なものと喧伝しているのだ。 語学はそんなに甘いものではない。中学・高校受験ぐらいには通用しても、大学受験では、大多数が合格できる底辺私大ぐらいにしか通用しない。 13 名前:大学への名無しさん[sage] 投稿日:2012/02/14(火) 18 22 35.79 ID OtaGQCyW0 [12/17] ≪その1:出口批評、板野批評(1)≫ 板野も出口も田村(秀行)をマネしている部分が多々あるので、よくわかってない人が見たら 「なんだ田村も板野や出口と同じじゃん」と思ってしまうのも無理はない。 だが田村と板野・出口は似ているように見えて全然違う。 出口は田村と同じように「本文中に根拠を求めろ」というが、 論理の追い方がほとんどフィーリング読みで、選択肢の切り方も根拠なしの時が多い。 堀木・田村と同系列とは言えるが、読解の緻密さ、解説の明快さは両者に完全に劣る。 板野は田村のように文法に着目するところは正しい。 だが現代文を公式化して機械的に解こうとするところが大間違い。 文法の基本なんて田村が数ページで解説を終わらせてるようなことを、板野はほとんど1冊かけてやる。 なぜかというと、田村はあくまで客観的に読むための手段として文法を使うので、 文法自体の解説は最低限でいい。文法を使ってどうやって読み解くか、という方に主眼が置かれている。 でも板野は馬鹿だから「文法が大事!だから全部パターン化しちゃえ!」とやってしまう。本末転倒。 だからパターンがやたら肥大化するし、ミクロなところばかり見て文章全体が追えなくなる。 機械的に文章の構造を見れば、問題が解けるかのように誤解させてしまう。 まとめると、「出口は邪道ではない。だが参考書の出来が100点満点中20点」。 「板野は邪道。読むだけ時間の無駄」。これが結論。 14 名前:大学への名無しさん[sage] 投稿日:2012/02/14(火) 18 23 31.54 ID OtaGQCyW0 [13/17] ≪その2:板野批評(2)≫ なぜこのスレが今まで板野を排除してきたかという理由は、 1のテンプレまとめサイトに書かれていることに尽きると思う。 このスレの基本的な姿勢は「現代文に公式はない」「地道に読解力をつけていくしかない」というもの。 板野は根本的なところでこのスレとは相容れない。 「○行以内に根拠がある」にしても、機械的に記号をつけていくやり方にしても、 それで何でも解けるというのは嘘だし、そういう公式を覚えるのは完全に無駄。 公式・パターンばかりを気にしながら読んでいたら、肝心の読解がおろそかになってしまう。 データをとって公式化したのかなんなのか知らないが、そういうやり方は思考力を奪うだけ。 丹念に本文を読み解くことで読解力をつけていく田村や河合・Z会などの参考書とは似ているようで全く違う。 「板野はパターン集はいいけど問題集は簡素すぎる」という人がいるようだが、 それだって当り前の話で、パターン集はパターンに合った問題を解いていくわけだから、 「おお、パターンでこんなに現代文が解けるんだ!」と面白いように「理解」できる。 ところが実際に入試問題を解く段階になると、丹念に本文を読み解くという本来のやり方をやっていないから、 公式に頼ったしょぼい読解しかできない。いくらパターンを覚えたって、実際の入試問題を解くことにつながらなければ、 それは絵にかいたモチに過ぎない。 要するに板野は本文や設問を丹念に解説する実力がない。だから小手先のテクニックに頼る。 そんな本を薦められても困るわけで、このスレでは「板野信者はお帰り下さい」ということになる。 「板野のパターン集に「○行以内」と書かれていることによって、それ以外の範囲に書かれている根拠・ヒントを見逃す」 これが問題と言っている。 以前このスレでも議論されていたが、この範囲外に正解の根拠・最大のヒントがあったケースが 過去10数年間のセンター試験で数例指摘されている。 15 名前:大学への名無しさん[sage] 投稿日:2012/02/14(火) 18 24 02.93 ID OtaGQCyW0 [14/17] テンプレ議論については必ず目欄かコメント欄に【テンプレ】とか書きましょう。 次のスレを立てる人が便利です。 スルーされても泣かない。 以上、テンプレ終わり。
https://w.atwiki.jp/kyoto_teinei/pages/26.html
「現代文学習の見取り図」と題して、現代文学習の手順やプロセス、計画の立て方についてまとめます。学習する意図や注意点などにも丁寧に言及していきます。 目次 ①入門・知識を整理しよう ②基礎・読解の正しい方法論を学ぼう ③センター及び私大型客観式問題対策 ④国立型記述問題対策 ⑤過去問の使い方 ⑥学習スケジュール例 【①入門・知識を整理しよう】 A 漢字学習 センター試験から東大・京大・早慶含め、大学入試においては、さほど難しい漢字が問われるわけではありません。一般的に用いられるレベルの漢字が分かればそれでよいでしょう。中学レベルの学習から漢字学習で躓いている場合は、漢検三級~準二級程度のテキストから始めるとよいでしょう。特に漢字に対して苦手意識のない学習者は、特別な勉強をする必要はありません。 B 語彙学習 語彙力の増強は入試現代文において重要な学習テーマです。語彙についてまとまった参考書を用いて学習しましょう。ことわざや四字熟語、慣用句の知識についても、常識の範囲で広く知っているべきです。特に私大は語彙を直接問う設問が少なくありません。また、京大や早稲田大の現代文では、比喩表現を読み解く問題が多く出題されます。 C 評論テーマ学習 高度に学術的な本文を出題する大学はとても多い。だから、評論文で用いられる様々なテーマについて、ある程度の基礎知識をもっておくことは、大学生になる準備として必要なこと。常識や教養を身に着けて行こう。これについても、何かしら参考書を用いることをお勧めしたい。 ⇒この分野の推薦図書 ・漢検三級~準二級程度の問題集 Aに対応します。中学レベルの漢字で躓いている人向けです。 ・ことばはちからダ(河合塾) B・Cに対応します。語彙と評論テーマについて整理できる本です。 ・読解を深める現代文単語(桐原) B・Cに対応します。小説の語彙にも対応しています。 ⇒さらなる学習がしたい人へ ・ちくま評論入門 高校生のための現代思想ベーシック(筑摩書房) Cについて深く学ぶことができます。大学で哲学や思想分野を専攻したいならば読んで損はないです。【②基礎・読解の正しい方法論を学ぼう】 現代文の読み方、設問の解き方について、論理的で正しい方法を学ぶ段階が必要です。のちの現代文学習の指針ともなる段階なので、丁寧に勉強しましょう。基本的には、問題集を解き、解説をよく読みこなし、復習して定着をはかりましょう。 ⇒この分野の推薦図書 ・田村のやさしく語る現代文(代々木) 取り組みやすいです。易しすぎる節はあるので、本当に苦手意識のある人向けです。 ・現代文読解の基礎講義(駿台) やや解説の書き方などが硬派であるほか、収録問題もそれなりに難しいです。体系性が強いです。 ・入試現代文へのアクセス(河合塾) この分野では最もクセのない問題集です。基本・発展の二冊があります。基礎編は本当に易しいです。 【③センター及び私大型客観問題対策】 センター試験の現代文はかなり難しいです。私大入試に例えると、早稲田よりは簡単だが、マーチレベルよりは難しい、といったくらいでしょうか。センター現代文での高得点はセンター試験での大きなアドバンテージになります。また、センターで高得点が取れる学習者は、特別な対策をせずともたいていの私大で合格点を取れる実力があります。学習の方法としては、とにかくまずは設問を解き、解説を読み、よく考えること。「私はこう思う」「納得できない」のように言う人も多い客観式現代文ですが、そもそも「私は~思う」などと言っている時点で考え方としては間違っているわけです。あくまでも本文と設問をベースに学習しましょう。復習の際にも、本文の読みこみと設問解答のプロセス確認をメインにしましょう。 ⇒この分野の推薦図書・センター試験過去問センター現代文対策は過去問が一番です。やり込みましょう。 ・センター・マーク標準問題集(代々木) センター現代文よりも易しめの難易度の問題で演習できます。苦手な人・高2生向け。 ・マーク式基礎問題集(河合) ↑よりもさらに難易度は低い。高1生でも使用できる。 ・センター現代文のツボ(桐原) ややハイレベル。センター現代文で高得点を取りたい人向け。講義本形式。 ・センター試験現代文正答率別問題集4 正答率45%未満(星雲社) センター過去問のうち難問について一問ずつ演習する問題集。即効性が高い。満点狙い向け。 ・現代文のトレーニング 私大編(Z会) 早慶、マーチ、関関同立などを志望する学習者向け。客観式問題にたくさん触れたい場合は利用しましょう。 ・酒井の現代文のミラクルアイランド(情況出版) 明記はされていませんが、早稲田現代文の対策本です。中身は素晴らしいですが、著者の政治信条への言及がところどころあります。 【④国立型記述問題対策】 記述解答をまとめる作業は難しいものです。基礎知識が定着したら、なるべく早めに対策をしましょう。信頼できる問題集・参考書を用いて、丁寧に学習しましょう。採点基準がついていない問題集を使用する場合は、自分で採点基準を振ってみましょう。復習する際は、設問解法を重点的に復習しましょう。解き直しをしてもいいですし、時間が勿体ないのであれば、設問の解き方をフィードバックしやすい形で整理しておくとよいでしょう。 ⇒この分野の推薦図書 ・上級現代文Ⅰ・Ⅱ(桐原) Ⅰ・Ⅱ共に出典は旧帝がほとんどですが、Ⅱに比べⅠの選題はかなり易しめになっています。Ⅰでは設問タイプ別に詳しい解法の説明がなされ、ⅡではⅠの内容を軽くおさらいしたのち、問題演習をしていく構成です。 ・ライジング現代文(桐原) 東大対策本です。主に東大・早稲田の過去問を用いて、正攻法な方法論で正答を導く訓練をします。東大と早稲田の併願者は特によいのではないでしょうか。 ・得点奪取現代文(河合) オリジナル問題から構成されています。旧帝大対策が念頭にある編集の問題集です。採点基準が詳細な良書で、特に序盤の設問タイプ別の整理は完成度が高いです。文語文の問題を扱った章もある渋い構成です。なお、文語文の記述問題は、現在一橋大学でしか出題されていません。 ⇒wikiで記述問題に言及しているページがあります。参考にしてみてください。現代文記述対策 【⑤過去問の使い方】 まずすべきことは、志望大学の過去問を解くなり、見るなりして、どういうタイプの問題が出題されているのか分析することです。観点としては、以下のような項目で考えましょう。 ・高度な背景知識を要求する出題はあるか ・小説問題の出題はあるか ・文語文の出題はあるか ・現古融合問題の出題はあるか ・記述問題と客観問題のバランスはどうなっているか ・要約の出題はあるか ・記述解答欄はどの程度の大きさなのか(50字未満は「縮約型」・100字以上は「長大型」) 過去問を用いて演習する際には、時間を測り本番同様の緊張感をもって取り組みましょう。採点する際は、自分で採点基準や配点を振ってみましょう。自分で採点基準を把握できない人間に、高得点の取れる答案を作ることができないのは明白です。正確な自己採点、正確な採点基準振りができることは、記述問題を対策するうえでとても重要な要素です。復習の際は、解答に必要なポイントなどを整理しながら、設問本位で学習しましょう。 ⇒大学別の過去問題集について 東大、京大、早稲田については、教学社から「○○大の国語」という形での問題集出版がなされています。このうち、東大と京大のものに関しては、とても解説が少ないです。解答を見て自分で答案構成のプロセスを逆算できるレベルの学力がなければ使いこなせません。早稲田に関しては、様々な学部の過去問について適当な量を取り上げ、それなりの解説もついていますので、特に複数学部受験者や第一志望者は用いることをお勧めします。 ⇒赤本・青本の記述解答のクオリティについて 私が特に細かく分析したのは、受験先であった京大の現代文解答ですが、クオリティとしては「満点ではないが合格点は楽に超えている」という程度です。ですので、「絶対にその解答にならねばならないもの」として見るのではなく、「これくらいの答案をまとめれば現代文で超高得点を取れる」くらいに考えましょう。旧帝大など、赤本と青本の両方が出版される大学を志望する者は、ぜひ両方準備し、解答を見比べながら勉強してください。 【⑥学習スケジュール例】 ※偏差値は河合塾全統模試を念頭に置いています。 偏差値65~スタート ⇒ 東大 上級現代文Ⅰ ⇒ ライジング現代文 ⇒ 東大過去問・模試 偏差値65~スタート ⇒ 京大 上級現代文Ⅰ ⇒ 上級現代文Ⅱ ⇒ 京大過去問・模試 偏差値55~60スタート ⇒ 旧帝大二次レベル入試現代文へのアクセス発展編 ⇒ 上級現代文Ⅰ ⇒ 過去問 偏差値55~60スタート ⇒ 早稲田 入試現代文へのアクセス発展編 ⇒ ミラクルアイランド ⇒ 早稲田過去問 偏差値50~55スタート ⇒ 難関私大レベル 入試現代文へのアクセス基本編 ⇒ 同発展編 ⇒ 私大編現代文のトレーニング ⇒ 過去問 偏差値50~55スタート ⇒ 国立二次レベル 入試現代文へのアクセス基本編 ⇒ 同発展編 ⇒ 過去問 初学者レベル ⇒ センターレベル 田村のやさしく語る現代文 ⇒ 入試現代文のアクセス基本編 ⇒ センター標準問題集・センター過去問 ※スレ主偏差値70~スタート ⇒ 京大・早稲田 (得点奪取現代文 ※やり切ってはない) ⇒ 京大模試 ⇒ 京大過去問・早稲田過去問
https://w.atwiki.jp/sundaioosaka/pages/85.html
CENTER センター対策講座 冬のセンター現代文 中野先生の講座は一瞬で埋まる。 が、他の先生でもやることは同じなので中野先生のみに拘る必要は無い。 どうしても拘るのならCPやFAで我慢しよう。 この講座が取れなかった場合も同様。 駿台文庫から(センター特化ではないが)中野先生の参考書も出ているので、そちらも検討してほしい。 ただ、映像講座よりは優先すべき。 試験本番までは時間がないので、この時期に急にやり方を変えたら本番で怪我をしかねないから、普段習ってる先生にした方が無難。 関西駿台現代文科は説明・手法はまるで違うが殆ど皆中野先生と同じ読解公式・方針で授業している センター現代文パーフェクトレクチャー 中野先生の映像講座。 テスト演習はせず、全部が講義。 中野先生の読み方・解き方を1から丁寧に行うが、初めての人はセンターまでの期間が短いので要注意。 逆に普段受けてる人には前半2日間は怠いかも。 スケジュールは以下の通り(実際には遅れる) 1日目 参考問題(評論、受験する年度の2年前の本試) 2日目 参考問題(小説、同上) 3日目 評論2題(オリジナル) 4日目 小説2題(オリジナル) いくら中野先生は凄いとはいえ、短期間でセンターで満点が取れるようなやり方は教えてくれないし、そもそもそんな方法はない。中野先生自身も自身の方法は長い時間をかけてゆっくりと身につける方法と認識している。 巻末付録として、基幹知識などが掲載されている。 現代文センター☆解法の最重要点(火事場の馬鹿力) 霜先生(関東の先生)の映像講座。 方針が違うので、関西の講師陣のやり方に慣れてる場合、または冬期からいきなり受ける、という人は取らないこと。 CENTER 二次・私大対策講座 現代文の完成~センター&記述対策~ センター対策メインがいいなら、冬のセンター現代文がよい。 現代文特講 夏期の同名講座と同じ主旨の講座。解法がメイン。 現代文最高水準★解法の最重要点 霜先生の映像講座。
https://w.atwiki.jp/sundaioosaka/pages/74.html
CENTER センター対策講座 夏のセンター現代文 センターの過去問や創作問題をあつかうセンター演習講座。 中野先生担当のは30分で締め切られ、池上先生や松本先生、池尻先生等が順に締め切る。 そのため、どの先生で取るか戦略をちゃんと立てるとよい。 尤も、どの先生も同じ授業しかしないので中野先生のみに拘る必要はない。(冬期も同様である) 通常授業でセンター現代文に満足しているのであれば取る必要はない。 文系で二次私大に現代文が必要なら現代文特講を薦める。 以下には先生毎の授業の特徴を書いていく。 池上先生はテストを自宅解答で解説を多目にとり、池上先生が用意した過去問題を解いたり、過去5年のセンター現代文の分析結果も頂けたりとコスパ高い。 冬も同じようにすると仰っていた。 小泉先生はノウハウを全て話すため、レギュラーで受けている場合はテスト演習と雑談を聞く以外は退屈になる時間が長い。(小泉先生いわく、現役生は夏と冬、両方受講して完成。浪人生は不得意な人またはテスト演習を通じて通年の復習・予習したい人向け) CENTER 二次・私大対策講座 現代文特講 中野先生はとても高度な授業をするので、全国模試で苦戦した場合は他の先生にした方が良い。 現代文が苦手な人のための基礎的な講座ではなく、高得点をめざす人向けの講座。 テキストは、二次型評論、私大型評論(早大法)、センター型小説、二次型随想の計4題の講義教材と、基本キーワード120(中野先生曰く基幹知識)、復習用自習問題10題の構成。 授業では、主に講義教材の解説が行われるが、それに加えて、二次型評論とセンター型評論(中野先生曰くセンター追試かそれ以上のレベル)のテストを1題ずつ解く。 一言で言うと難しくなった現代文読解研究。ただ、実際の過去問を使っているため、私大対策にもなり、長めの記述の対策もできるので受けて損は全くない。 現代文のルール 現代文読解の基礎講座。理系の人でかなり現代文が苦手ならセンターよりこちらを薦める。 ハイレベル現代文読解 国公立大現代文の夏期版。 小論文【HG】 CENTER 大学別講座 夏の東大現代文 中野先生作成のテキスト。 映像講座の「東大現代文(「夏の」が付かない)」とは異なる。 京大現代文 テキスト作成者は松本先生。 一橋大現代文(夏期演習編) 福岡校にのみ設置されている。 大阪市大現代文 大阪市大対策。後期や直前の講座と連動している。 名大現代文 名古屋校のみで行われる。 早大現代文 テキスト作成者は霜先生(関東の先生)。 早大と言いながらも他の大学(主に関東)も扱う。 関関同立現代文 関関同立対策。 私大現代文(実戦演習) 関西の関関同立以外の私大対策。 医系論文 夏期は「医療の倫理と原理」「終末期医療(ターミナルケア、告知、尊厳死・安楽死)」 冬期は「先端医療技術の諸問題(脳死移植、クローン、代理出産など)」「高齢化社会と生活習慣病」 医系論文は自分の意見を述べるものではなく、論文試験の中では異色である。 私立医学部受験者は論文を書く機会が多いので、少なくとも夏期(基礎)だけは取っておくほうが良い。 CENTER 映像講座 ★以下2つの講座は中野先生の映像講座。 現代文 読解の応用講義 医学部面接対策 医学部面接対策の講座。 面接対策だけでなく.医学部受験における知識も学べる。 医系重要テーマ・用語解説講座~PLUS~ 上篠先生(関東の先生)の映像講座。 完答を狙うセンター現代文 多田先生(関東の先生)の映像講座。 講座の性質上、毎年映像が取り変えられている。 ★以下2つの講座は霜先生(関東の先生)の映像講座。 方針が関西の講師陣と異なるので要注意。 通期の先生の方針が合わなかったら試しに取ってみてもいい。 現代文読解の最重要点(夏のリプレイ) 東大現代文 「夏の東大現代文」とは全く違う。 講座の性質上、毎年映像が取り変えられている。
https://w.atwiki.jp/sundaioosaka/pages/127.html
春のセンター現代文 スーパー現代文 2日間講座。 スーパー古文とセットで講座をとることもできる。 入試現代文のスタート そこが知りたい現代文 内野 博之先生(関東の先生)の映像講座。方針が関西の講師陣と異なるので要注意。 高1・高2と同一。 高3・高卒の場合は夏期にも設置されている。 ★以下5つの講座は霜先生(関東の先生)の映像講座。 方針が関西の講師陣と異なるので要注意。 現代文読解法マスター 2011,12年度と同内容。 夏期にも設置されている。 現代文読解法☆飛躍のメソッド★ 2011,12年度と同内容。 夏期にも設置されている。 現代文記述法☆完成のメソッド★ 2012年度と同内容。 夏期にも設置されている。 センター小説攻略法+α 2011,12年度と同内容。 夏期にも設置されている。 センター評論攻略法+α 夏期にも設置されている。 論文入門 影山先生(関東の先生)の映像講座。 2012年度と同内容。 夏期にも設置されている。 医系論文入門 上篠先生(関東の先生)の映像講座。 2012年度と同内容。 夏期にも設置されている。 CENTER 開講準備講座 春の入試現代文〈標準〉 春の入試現代文〈上級〉
https://w.atwiki.jp/kitayobi/pages/371.html
プロフィール 性別 男 大学 早稲田大学法学部 授業評価 わかりやすさ S おもしろさ A 授業スピード S 怒りっぽさ E 雑談 1コマ10分 化学の今井先生ではない。現代文の今井先生である。 真っ直ぐな線を引くのがめっちゃうまい 結構オタク(金子みゆと知り合い) 共通テスト現代文に関してはオーソドックスな解き方ではあるが、抜群の安定感を誇る。 北予備2023年の快挙、共通テストファイナルで小説の出典を当てた先生であり、理事長から金一封を受け取っていた。 2023年度 出講表 月曜日 ○○校 火曜日 ○○校 水曜日 ○○校 木曜日 熊本校 金曜日 ○○校
https://w.atwiki.jp/jap0/pages/178.html
はじめに ここでは、現代文の解法をすべて詰め込んだものを公開します。 現代文の読解をやっていくなかで出てくる一通りの考え方がすべて載っていますので、市販の現代文参考書はこれでもう買う必要はありません。 皆さんが今持っている参考書も、演習用には使えるでしょうが、そこに載っているテクニックのほとんどはこのスライドの内容の下位互換だと考えてください。 そのくらい、すべてを網羅したスライドになっています。 注意点 現代文に、「この解き方を使えば簡単に解ける!」そんなものはありません。 しかし、問題をたくさん解いてきた人間(特に予備校講師)は、そのノウハウを人に伝えたがります。 残念なことに僕もその一人です(自覚あり)。 半分は自分の趣味で書いています。 現役現代文講師の方のお役に立てれば、という気持ちで書いています。 しかし、受験生の皆さんには正直あまり見てもらいたくないです。 なぜなら、解答テクニックを覚えれば覚えるほど「本文を読解する」「意味を理解する」ことから遠ざかっていくからです。 もし皆さんの手元に、小学生用の国語の問題集などがあるのでしたら、解いてみてください。きっと、解答テクニックなんか使わずとも余裕で正解できると思います。 つまり、本来的には、 本文の内容が読解できれば、解答テクニックなんかに頼る必要はない ということなのです。 数学でテクニックや解法のパターンを覚えるのはわかりますが、現代文にそれを持ち込んだところで、そもそも大学教授はそんなもの知らずに問題を作っていますし、出題者としては「この文章の内容を理解しているかい?」としか聞いていないのですから、そこに向き合うしかないのです。 よろしくお願いします。 ※なお、解答テクニックを実践的な形でまとめ、さまざまな出題パターンに対応している大学受験参考書として『現代文解法の新技術』(柴田敬司)を推薦しておきます。 スライド ※一部余計なものが入っていたり、順番がぐちゃぐちゃだったりする箇所もあるので、そこについては少しずつ整理していきますから、待っていてください。 MENU 【1】科目観 【2】読解とはどんな作業か 【1】科目観 〜入試現代文とはどんなものか〜 入試現代文の基本構造 ★「筆者―出題者―受験生」の三角関係 物書きのプロである筆者(作者)が、特有の伝え方によって、なんらかのメッセージを伝えようとして文章を書く。 出題者は、筆者と同じ分かり方ができる。それを受験生に問うことで、自分たちが受け持つ生徒を選抜できる。(不合格にしてしまえば関係ないが、合格通知を与えてしまった場合、彼らを授業で生徒として受け持つ可能性があるため、授業がしづらくなる。) 受験生はそれに対して「わかっていますよ」と答える。 ▶入試現代文を解く作業は、筆者との対話だけでなく出題者との対話でもある ▶自分の解釈を振りかざしたり異論を提示したりするのは入試現代文でやることではない ▶入試現代文は「設問・本文・選択肢という条件設定によって『答え』を出せるようにしてあるゲーム」である ★読解力を測る基準も、「解けているかどうか」でいい ▶「解ける程度に読めていればいい」というスタンスをもとう ▶読解力を上げるというよりは、得点力を上げるという感覚が大切 ▶入試現代文の勉強は(大学側を信用したうえで)原則的に過去問対策に絞る、というコンセプトでいい 入試現代文を学ぶメリット ①「アカデミック・リテラシー」が身につく ▶本が読める、大学での講義が理解しやすくなる ②多様化する現代社会を生き抜くコミュニケーション能力が得られる ▶異なる価値観をもつ人であっても、相手をリスペクトし、相手の言葉を最大限好意的に解釈したうえで、自分の意見を説得力ある形で返していくことによって、人間関係が円滑になる 過去問演習を通して学ぶべきこと 正解の表現をいかに正解と悟られないようにしてあるか 不正解がいかに正解からかけ離れた内容になっているか 「問題」とは 答えがすぐに悟られてしまっては問題とは呼べません。現代文に限ったことではありませんが、世の中にある「問題」にはすべて共通点があります。 ★「問題=手がかり+雑音」 ▶手がかりを見つけ、雑音を外すことで正解に近付ける。 【】日々の学習について 〜読解力と表現力を鍛えるために〜 読むことの大切さ=「解く技術」に走らない そもそも、解くためには読める必要がありますから、読解力強化のために以下の2つはマストです。 ★日常における読書時間の確保 ★学校の現代文の授業への集中 時間無制限の精読 ★辞書を活用しながら、漢字や語彙の能力を高める ★活字情報に沢山触れ、言語体験を増やす ★内容を汲み取るための技術を学ぶ ▶以上を繰り返すことで、一文ごとの意味をとれるようにまずはしていくこと。 ▶ゆっくり読んで理解できないものを速く読んで理解することは無理。 ▶精読にこそ、速読へのヒントがあります。 語彙の全体像 漢字の知識 頻出語彙 英単語の知識 日本史や世界史に出てくる用語や概念 辞書引きのポイント 精密な読解や、記述問題における正確な表現の使用のために、語彙への理解の精度を高めることは非常に重要です。そのためには、辞書を活用してください。巷のキーワード集では網羅性がありません。その際、以下のような事柄を意識して調べることが大切です。 意味 成立や由来(例)親展 類義語とその差異(例)市民、庶民、国民 同じ言葉を何度も引く(でないと、定着しない) ※ネットで調べる場合は、ある程度のネットリテラシーを大切に (例)第二次世界大戦で、ドイツは破滅的な敗戦を喫した。 語彙の用法の拡張 ほとんどの語彙が複数の意味・用法を持っているため、文章を読み、出会う語彙の数を増やし、地道に辞書を引くことでストックを増やし、語彙への認識を拡張していくことが大切です。 (例)「買う」 ①お菓子を買う(代金を払って物を入手する) ②時間を買う(代金を払うことでなにかが手に入る) ③失笑を買う(自分の言動がもとになって好ましくないことを身に負う) 言語化能力(表現力) 言語化能力を高めることは、表現の幅を広げるだけではなく、書き手の立場に寄り添えるため読解力のさらなる向上にも繋がります。 SNSの活用 ▶短い字数制限の中で、自分の思考を明確にフォロワーに伝える メモをとる ▶徹底的な具体化を意識(論理の段差をなくす) 【2】読解とはどんな作業か 読み飛ばしは原則NG 以下のような読み飛ばしていいケースを除いて、原則読み飛ばしはしてはいけません。 分からない言語(古文、漢文、英語の引用文など) 趣旨を事前に把握できている場合の具体材料(具体例・引用文) 実践的読解方略 紙に書かれた文字やインクのしみにすぎない文章という素材を理解するためには、以下の6つの作業をできる必要があります。 ①②③は部分的理解。④⑤⑥は全体的理解に繋がります。前者は得意だが後者は苦手(意識しないとできない)など、向き・不向きも人によって違うので、そこを自己認識することでさらなる読解力向上に繋げていきましょう。 ①単語の具体化 一文を理解するために、単語単位で観察してみる。 時には文法的視点も取り入れる。 例)財の蓄積=財を蓄積すること=お金を貯める。 ※この「の」の格を考えた。 ②文字の映像化 本文の具体例や小説のストーリーなどを読み込む時に行う。 文字を図像や映像にして頭でイメージする。 左脳で読んでいたものを右脳に置き換える。 特に小説は言語芸術なので、図式化・映像化したほうが世界に入り込める。 ③リンク 本文の抽象的命題に対応する具体例を知識・経験から引っ張ってくることで、自分と結びつけて理解を深める。 誰かが書いた文章でも、自分との繋がりをつくると腑に落ちる。 例)人間の道具への関わりは、能動的なだけではなく受動的でもある。 →「能動的」は「する」、「受動的」は「される」、と言い換える。 自転車に乗ることによって、自転車を乗りこなせる自分に変えさせられてしまっている。 これらによって得られる情報量が変わってくる。 ④筆者との対話 文章を読むなかで、分からないことに「どういうこと?」「なんで?」と疑問を持ちながら読む。 疑問さえ持てれば、人は誰しも疑問は解消したいので、自然と答えを追跡したくなる。 答えが分かったとき、脳内麻薬やドーパミンやアドレナリンが出て、気持ちがいい。もっと読みたくなる。 そうすることで、文章の中にグッと入っていくことができる。 例)文明と呼ばれるようになった文化には興味深い共通点が一つある。 →「興味深い共通点」ってなんだろう、と考える。そこに好奇心をもつ。その心の奥底に眠っている好奇心を前面に出そう。 ⑤構造化 簡単に言えば本文を整理するということ。 まずはフラットに読み、全要素を認識する。そのうえで複数の要素を区別し、要素間(文と文、段落と段落)の関係を確認する。最後に、反復する情報をひとつにまとめて一本の糸で繋げる。 構造が分かると図式化できることも多い。 本文を俯瞰し、論理関係と強弱を押さえて要約する作業だと言ってもいい。 ここは筆者の意見、ここは筆者が攻撃している意見、ここは具体例、というように一つ一つの要素を位置付けしていく姿勢が大切。 構造化しながら読んでいると、筆者の頭の中がイメージできるので、その先筆者が語ろうとしていることが「予測」できることもある。 要約の訓練をすると構造化の能力は鍛えられる。 例)桃太郎 →桃から生まれた桃太郎が、きびだんごで仲間を連れて、鬼退治をする。 →知っている話だとキュッと要約できる。 段落メモや一言まとめもおすすめ。全体の中での位置づけや論理展開が見えてくる。 ⑥モニタリング 自分の理解度を確認しながら読む。 「大丈夫か?」「今わかってないぞ俺」 これができていると、わかっていないときはスピードを落としたり読み直したりして、読みをコントロールでいる。(読みに緩急・強弱をつける。) アイトラッキング(視線計測)すると、現代文が苦手な人は読みのスピードが一定だが、得意な人はそうではない。それは、モニタリングの意識があるから。 具体例を読むスピードをコントロールできるのも、モニタリングができているから。 傍線部が視野に入ってきたら精読の質を上げる。 本文に書き込むことで、手も連動させて理解を深めていく。線の引き方に正解・不正解はない。引いているうちにうまくなる。間違いを恐れずに練習すればいい。思う存分汚せばいい。ダンスは踊らなければ上達しない。 →分かるから書き込むというよりは、書くから分かる。 ただし、線を引くことが目的になってはいけない。理解するために引くので、理解しているなら引かなくていい。引き方は人によって異なる。 逆接の接続語に印をつけただけで満足している受験生がいる。なんのために印をつけるのか(道具の使用効果)、という目的思考をもたずに脳死でそういうことをしても意味はない。 接続語はたしかに交通標識だが、交通標識だけみて運転してたら標識にぶつかって事故る。何事も、行き過ぎには注意、である。 省略の美学 文章を時には読みにくくするのが「省略」ですが、省略に気付けない人は、そもそもなぜ省略をしてしまうのかを書き手の立場に立って考えることが大切です。 前後の文脈や、読者が持っていると期待している知識による「補充」が可能だと書き手が判断した際に、省略は起こる。 ▶書き手がプロであれば、いくら言葉を削ってもその欠損は読み手のほうで補完可能。 言葉を削ることで、①冗長にならない、②相手に考えさせるためむしろ伝わりやすくなる、というメリットがある。 (例)タピオカって面倒くさいよね。タピオカを吸い上げることだけに集中することで、ドリンクの味を楽しむことを忘れてしまうから。 (例)「私、彼氏ほしいんだよね」「俺もー」←俺も「彼女が欲しい」(「彼氏が欲しい」ではないのは誰だってわかる) 先入観は読みを邪魔する 論証責任 問題提起には答える 抽象と具体の往復 文章においては、客観性(=誤解を招かず、誰にも同じように伝わる)を保持するために以下の2つが行われます。 ★抽象的に説明する。 ★具体的に説明する。 (例)本は、主観性の強い世界を我々に与えてくれる。例えば、私は本を読んで面白く思ったりつまらないと感じたりする。その本の内容は私自身の中で解釈され、意味付けされるのである。だから、本の世界は主観性の強い世界である。 予測の重要性 文章を読める人が無意識にやっているのが、 ★一つの文を読みながら、その文を記憶にとどめると同時に、その文に文脈上連接しうる内容を予め期待する という作業です。次を予測させるためのヒントを与えてくれるものは沢山あります。特に、接続語は、方向指示器として有効に機能します。なお、予測は外れることもあるので、適宜修正しましょう。(きれいに考えすぎる必要もありません。) (例)これにはいくつかの問題点がある。 (例)なぜ〜なのでしょうか。 (例)たかしは急に不機嫌になった。 例)「この前行ったレストランの料理はまずかった。しかも、…」 →店員さんの態度が悪かった、店の雰囲気が悪かった、などと予測できる。 例)「一般的に」 →一般論を述べ、そのあとそれを否定して主張を述べるんだろうなあ、と予想する。 例)「科学は我々に恩恵を与えてきた」 →科学批判になりそう 例)「日本社会は〜」(助詞の「は」) →他の社会と比べそう 「結婚生活は楽しかったですか?」「最初はね」 →楽しくないことものちに出てきたんだろうなあ 寛容の原理 言外の意味を読み取り過ぎないことは大切ですが、書かれている通りに読み取り過ぎもしないことも大切です。 ★最大限好意的に解釈すること。(寛容の原理、principle of charity、善意解釈) 強弱の把握 【強】 問題意識(特に冒頭部)=問題提起(〜か)、話題提起、テーマ設定 メッセージ=定義(〜とは)、提言、主張 筆者が強調している箇所 (1)主観:思う、考える (2)強調:まさしく、こそ、べき、ノダ構文 (3)否定→肯定:AではなくB、むしろ (4)要約:要するに、結局 ※定義表現・・・「AとはB」「AをBと言う」「BがAである」 ノダ構文 ①前文内容を読者に納得させる働きをもつ ②多くの場合は要約であり、文頭に「つまり」が補える ③傍線部の直後にノダ構文があれば絶対に見落とさない 【弱】メッセージの補強部分 分かりやすく伝えるための要素(伝達要素)=外しても主張は変わらない ▶具体例、比喩、引用/言い換え/類比・対比/因果(の連鎖) 主張を弱める要素(条件ロック)=外すと主張が変わる ▶譲歩(反論想定)/補足・例外 条件ロック(譲歩構文) ★条件ロックとは 筆者の本音(本論・主張)とは反する見解や視点(一般論)をあえて入れて、一旦はそれを認めるという手法をとることがあります。これを条件ロック(譲歩構文)と言います。 (例1)三木は馬鹿だ。 (例2)たしかに三木の国語の指導力は高いが、彼は馬鹿だ。(一般論への譲歩) (例3)三木は馬鹿だ。ただし、彼の国語の指導力は高い。(例外の示唆) ➡️条件ロックを取り入れることで、主張にブレーキをかけ、文章に客観性を生じさせることができます。逆に条件ロックがない文章は単純で分かりやすいですが客観性に欠けます。 ★譲歩表現は逆接とセット たしかに(もちろん、一般的には)A(かもしれない)→だがB (例題)私の顔は( A )暗かっただろう。( B )、気持ちは明るかったのだ。 選択肢:そして/しかし/だから/とても/たしかに/それほど 答え:A=たしかに B=しかし ※Aに「とても」が入らない理由は、以下の⑴⑵参照。 ★条件ロックを用いる際の注意点 ⑴一旦認めるにしても、本論に勝ってはいけない(本論で減殺されねばならない) ⑵本論よりも弱く表現する。(でないと減殺しきれない。そこで、「かもしれない」「こともある」など、強い断定調をできるだけ避ける) ⑶長すぎてはいけない ➡️これらは小論文を書く際にも有効です。 反論想定 必然性の保持(反論の防止)のためには、反論・反駁を常に意識しなければなりません。ただし、すべての反論に答えることは無理なので、ある程度優先順位をつけることになります。すべての反論は潰せません。つまり、意見というのはどこまでいっても説明不足なのです。 マーキングについて やはり何も考えずに機械的にマーキングすることばかり集中しても、 「本文を理解する」という一番大事なことが達成できない場合があります。 例えば「しかし」の後は重要だから線を引け、と言われることがありますが、 「しかし」の後に書かれていることはなんでもかんでも重要なことだとは限らないんです。 重要なこと、すなわち筆者の主張がどれなのかというのは、接続詞などの記号から分かるというよりも、 文章を読んで、筆者が繰り返されていることが何なのかに注目することによってはじめて浮き彫りになるんです。 要するに、細部の表現に着目することによって筆者の主張が分かるのではなく、 「この段落全体では何が言いたいんだろう」というように、マクロな目を持ちながら文章を読むことによって筆者の主張が見えてきます。 ですから、そういう「マクロ」な文章の読み方を強調するような本というのが推奨出来るかな、と思います。 ただ、細部の表現に注目するという方式でもそれなりに点は取れないことはないので、仮にそういう「ダメな」参考書に当たってしまったとしても、そんなに気にすることはありません。 まずは、ある一人の先生が推進している方法論を実践してみて、ある程度の効果を出してみることが大事で、 そこから、「あと一歩伸ばすためにはどうすればいいんだろう」と考えていくことで、その先の方向性が見えてくると思います。 【】重要文法 格助詞「の」 同格表現・・・「AというB」 助詞「は」「も」 断定表現・・・「絶対」「常に」「必ず」「全く」 限定表現・・・「だけ」「のみ」「しか」「ばかり」 疑問・反語表現 中学国文法総整理 【】論理関係 水平思考と垂直思考 水平思考=類比・対比 垂直思考=抽象化・具体化、因果 抽象論と具体例 ①話題と主張の方向性は同じ(具体例が論拠として働くケースもあり) ②言及する対象の範囲が異なる(包含関係)具体例(狭)∈抽象論(広) ※記述問題の解答に用いると説明として不十分 ③伝えたいのは抽象論のほう(抽象論を押さえないと誤読を招く) 因果関係 「AだからB」(Aが原因でB)(因果=右向きの矢印) 「AなぜならB」(Aの原因はB)(逆因果=左向きの矢印) (例)ライオンの「子殺し」について見てみよう。子育て中は、メスは発情しない。そこへ、別のオスが入り込むことがある。言わば家長の地位の簒奪、つまり一種王朝の革命である。革命が成功して、これまでの家長が放逐され、新しいオスがその群れを率いることになると、その群れのなかにいた子供たちは、新しい家長によって殺されてしまう、という現象がしばしば観察されている。成育中の子供たちがいる間は、メスが発情しないため、新しいオスに、交尾の機会が与えられないこと、自分とは無関係の子供たちを、大きなエネルギーを使って育て上げることは無駄と思われること、などが原因であると思われるが、ライオンの一頭一頭の個体が、そのような「計算」をした上で行動しているとは考え難い。 ▶子殺しの原因として2つのものがあがっているが、そのうちの1つ目に関しては、なぜそれが子殺しの原因か分かりますか。「成育中の子供たち」がいると「メスが発情しない」、つまり交尾ができません。これは裏を返せば、子供たちがいなくなればメスは発情しなくなると言っているのと一緒です。だから子殺しすることで、発情させて、交尾しようとしているわけです。 分けることは分かること ①類比・対比(一般論と主張の対比、昔と今の対比) ②並列や追加 ③限定 (例)フィクションとしての妖怪は、いかなる歴史的背景のもとで生まれてきたのか。 ④場面の変化 対比 ①対比とは、反対のものを比べること ②反対であるためには共通要素が必要 (例)上と下 ③対比を明示する表現にまずは気付けるようにする (例)「それに対して」「一方」など ④対比はよく設問に絡む ▶誤答選択肢(対比混同)をつくりやすい ⑤対比の一方からは他方が推測できる ⑥多くの対比は論理破綻しているが、視野を開かせてくれる 対比をつくる言葉 ①差異 ②否定(一般論と主張、旧主張と新主張) ③比較 ④変化 ⑤逆説 逆説 ①逆説系の言葉を覚えよう ▶「逆説(パラドックス)」「不思議」「変」「間違い」「おかしい」「面白い」 ②逆説とは「一見矛盾、実は真理」 ④「本来Aなのに、実際にはB」「AでありながらBでもある」という形で説明できる 並列・追加表現 また、さらに、だけではなく、にとどまらず、も 否定文脈における理由説明 (例)不死の思想は利己的であり、よくない、人は必ず死ぬという思想こそが大切である 切り分け構造 例)教育の質を高めるためには、生徒数を減らすのではなく、増やすべきだ。といっても、ただ増やすのではない。増やすことで刺激のある場にすることが大切である。 主題 「教育の質を高めるためには」 他のテーマ 論点の限定 生徒数 他の論点 × 一般論との対比 増やす 減らす × 誤解の排除 増やして刺激のある場に ただ増やす × ▶筆者は、多様な価値観がある中で、いくつもの価値観を「〜ではない」と排除していき、自己の主張をくっきりと浮き彫りにしていく。そういう意味で、この切り分け構造を捉えることが非常に重要。 【】設問の構造 問題の構造(読解問題全般に共通) 全体の情報が多すぎる▶要らない情報やわかりにくい情報を与えて混乱させようとしている。また、先入観を与えてミスリードしてくる。 筆者・作者の言いたいことなんて分からなくていい(趣味なら深みにはまってもいい)。だが、受かることが目的なのであれば、問題が取れればいい=川は浅いところを渡れ。 例:谷川岳の一ノ倉沢▶危険。趣味ならそこにチャレンジしてもいいが、頂上に登るだけなら、ロープウェイとリフトを使って登った方がいい 出題者の意図を考える 単に問題を解くだけの姿勢はよくない。 過去問研究を通して、問題のねらいをたえず考える。何も狙っていないことはない。 「伝わる」とは? 大まかな手順 注の扱い方▶どうでもいい注も多いので目的を持って見よ 実践的解答攻略 以下の3ステップを押さえましょう。 ①設問要求と条件を押さえる ②①に合わせてポイントを整理する ③明確な尺度のもとに解答する ※解答の核を強く意識する 一つの解法に固執しないこと ①我々の提示する解法は後付である ②ある程度の汎用性はあるが、反例は必ず出る ③解法はチャートではなくオプションとして扱う(杓子定規的に考えない) ④なぜそういう解法をとるのか、という原理を理解し、必要に応じて適切な解法を選べることが大切 尺度をもつこと ▶根拠を拾うというよりは、確固たる尺度や判断基準によって選択肢の正誤が判断できることが重要 傍線問題の意図 傍線部分析 ■ざっくり主語・目的語・述語を把握(何が→何を→どうだ・どうする) ■指示語の指す内容は明確化 ■接続語があれば前文を代入(つまり、従って等) ■語義・比喩 ■時制 ※見た目から内容に入る! ▶不足・不明情報について、方針を立てて探す 傍線部の位置付け ブロックの感覚 ▶設問間の棲み分け(=全く同じことは二度聞かない)を意識する。 傍線部周辺の交通標識 指示語 傍線部、空欄の中・前後の指示語→必ず指す内容をcheck!(解答に直結) ①含む一文 ②前 ③代入して確認 ※「このように(な)」「こうして(た)」「こんなふうに」→まとめ ※①について。 指示語が出てきたら「前を見る」が基本であるが、その前に、含む一文を読んで指示語の内容がどのようなカテゴリーの言葉になりそうか 特定したほうが効率的で探しやすい。 「含む一文」と言っても、実質大事なのは指示語以下なので、「下に続く言葉を見る」と教えてもいいかも。 逆接 プラ1の法則 選択肢のチェック法 0:選択肢を「見比べる」(一つだけ見ても仕方ない)▶共通構造を確認▶ターゲットを絞る ①即答法▶核となるポイントを一つ確定し、必要条件で選択肢を絞る。(正解が光って見える) ※正解らしい選択肢がぼんやりしている(ポイントを直接言及していない)ときは、②と組み合わせる。 ②消去法▶内容不一致のものを切る ③比較法▶比較して焦点をあぶり出し、本命と対抗馬に分ける 消去法について 「消去法」とは、「明らかな間違い(キズ)を含んでいる選択肢を消していき、残った選択肢をとりあえず答えにしておこう、というやり方」のことです。 要するに、1個1個の選択肢に対して「これは本文に書いてあったかな?」というのをいちいちチェックしていくというやり方です。 まず、このやり方は、1個1個いちいち本文に書いてあるかどうかをチェックするという点で非常に時間がかかります。 そして、最近の入試問題では(センター試験でもそうです)、消去法で消していっても選択肢が複数残る場合があって、 要するに、「このキーワードが含まれていないと答えには出来ない」というポイントをつかまないと答えが出ない場合が結構あるんです。 ですから、消去法はあまり推奨出来ないんです。むしろ、「積極法」、つまり「本文をしっかり精査してそこから根拠を拾い、それを含んでいる選択肢を探す」という方式が重要であり、 そういう方式で問題を解いているような参考書を選ぶべきなんです。 つまり、選択肢の分析なんかよりも本文の分析の仕方を学ぶべきで、そういうことの説明にたっぷりページを割いているような参考書を選ぶべきだ、ということです。 誤答選択肢 ①本文矛盾 ②本文不在 ③解答不十分(十分条件は満たすが、必要条件を満たしていない) ④解答無関係(必要条件は満たすが、十分条件を満たさない。タンコブ型) ②に関しては、以下のようにバリエーションがあり、いずれも落とし穴言葉として頻出なので、知っておきアンテナを晴れるようにするといい。 本文不在の強調表現 →100%・0%表現(必ず、全く、常にetc) 本文不在の限定(だけ、のみ) 本文不在の比較(~より、~の方がetc) 本文不在の価値判断 誤答パターン① 誤答パターン② 本分不在の価値判断 選択肢チェックで迷ったときは… ①比較法による検討 ②ポイントの有無 → 必要なポイントが入っていない選択肢は、「解答不十分」と判断して落とす ③落とし穴語句 ④修飾関係の確認 ⑤設問要求との対応 ex.傍線部の「理由」を問われているのに、単なる「換言」になっている等。 「どういうことか」 「なぜか」 【】設問別のアプローチ 記述問題の本質 大学側としては、記述問題にしてしまうと採点の手間がかかってしまいます。しかし、それでも記述問題を出題するのは、マーク式では問えない表現力などを問いたいからです。まずはそういう大学側の意図に寄り添い、普段から「理解したことを表現する」訓練を真摯に行っていくことが大切です。 そのうえで、「採点が大変」という大学側の現実的な事情を認識してあげてください。もちろん、マーク式問題のように「○か×か」の2択であることはなく、一定の基準により「部分点」が認められることはあるでしょう。ですが、根本、入試というのは選抜試験です。どんなに一生懸命に解答欄を埋めていても、ポイントを大きく外していたら0点にし、点差を分けるのが合理的です。となれば、 ▶部分点は、大きな方向性は間違えていないが些細なところでミスを犯している人に与えられる特権 と考えたほうがよさそうです。つまり、まずは大きな方向性を間違えていないかどうかという第一関門があり、そこを通過した答案だけが採点対象になるということです。 そして、第一関門を通過したものの「不十分なところがある」答案が、採点者にとっては曲者(くせもの)です。そこに関しては、「公平性」という非常に重要なポイントがあります。つまり、不公平な採点をしてはいけない。となれば、きわどい答案が複数枚出た場合は答案同士を比較することで相対評価的に点数を決めている可能性も十分に考えられます。いずれにせよ、 ▶核となるポイントを押さえ、まずは採点対象となる(=第一関門をクリアした)答案を作成すること を意識することが大切です。 記述問題のポイント ①原則、本文中にかかれていることとその自然な延長にあると推測できることから解答をつくる ※大胆な補充を行うにしても、この「自然な」というのを忘れてはいけない。 ②意味が理解できていることをアピールする(単なる切り貼りでは済まないこともある) ③過不足なく書く =情報の価値序列を意識し、取捨選択する ④表現の吟味を行う ※解答の独立性〔=誰から読んでも理解できるか〕を意識した表現のチョイスが大切 ⑤適切な日本語で表現する ※見直しが重要 表現の吟味 「過不足なく」の基準 抽象度のピント 係り受けに注意 近代文語文対策 古漢融合 要約問題 要約とは 解くための4ステップ 「まとめ」の問題(筆者の主張の見つけ方) まとめの問題には、 趣旨・要旨・結論・筆者の主張(筆者の最も言いたいこと) 主題・話題・テーマ・タイトル の2タイプがあります。 ①本文の最後・最初 ②反復表現 ③強弱(強調表現→強、具体例・引用文→弱) ※①文章の結論は最後に来ることが多い。日本人は最後にクライマックスを持ってくる傾向がある。 次に可能性として高いのが最初。 場合によっては、「最後から二番目の段落」のこともある。その場合は最終段落が「つけ足し・補足」であることが多い。 ※②「繰り返し」=繰り返された表現・内容に注目する。特にbタイプの問題はこれでいける。 「強調」→「~が重要(大切)だ」、「私が言いたいのは、~」。 他にも「結局」「このように」などといった接続語・指示語。とにかく強い部分を押さえる。 ※③具体例は弱い部分。弱い部分を取り除いて考える。②と③は表裏の関係。 段落分け ①場面(時間や場所)・話題の変化 ②接続語(逆接・転換) ③抽象―具体 例:抽象=飲み物 具体=お茶、コーラ、コーヒー →抽象は分かりにくい、まとめ。具体は分かりやすい。 接続語スペシャル ①しかし(逆接 ↔)、つまり(要約 =) →後ろが重要→必ずcheck! ※文中の「が」も! ※もちろんAだがB ②さて(転換 ↛) → 切る! ③だから(順接 →) ※原因→結果 ④また(並列 ≠)、さらに(追加 ≠) ⑤例えば(具体例)、なぜなら(理由説明)、むしろ(言い直し)、そして(継続) ⑥~のだ(前文の説明) ※文末接続語 ※①しかし=だが、けれども、でも(小説におけるセリフで頻出)、一方 つまり=すなわち・要するに より厳密に言えば、つまり・すなわち=要約or換言。「すなわち」は換言の性質が強い。 要するに=要約。 ※②さて=ところで、では、それはさておき。会話でいうと「ってかさ~」にあたる。 転換の接続詞が段落冒頭に出てきたら、その段落と前の段落との境目に線を引き、切る! ※③だから=そこで、したがって →因果関係を作る。直前が理由になっていることがポイント。 傍線部の理由を問う問題で、傍線部の直前に「だから」があれば直前が根拠。 ※④さらに=それに 並列も追加も、直前・直後が別々の内容である。 特に並列の場合は、前後の内容が逆か同類の関係になる。 ※なぜなら=というのも→文末に「から」が来やすい。絶対ではない。 むしろ=いや→前の内容を正しく言い直す。例「大人よりむしろ子どものほうが頭がいい。」 「頭がさえているのは大人ではない。むしろ子どもだ。」 そして=順接、並列、追加などいろいろな役割を持つが、前後にハッキリとした関係を持たないことも多い。 つまり、前と後がただ順番につながっている=話題継続の接続詞として使うことが一番多い印象。 接続語補充の問題で「そして」が出てきたら、最後に考える(後回し)。 脱文挿入 ①脱文中の指示語・接続語・キーワード ②□前後の指示語・接続語・キーワード ※脱文中のキーワード、空欄前後のキーワードで「共通」するものに注目! ※「キーワード」は特に名詞に注目 抜き出し(書き抜き) ①条件を満たす部分を探す ②字数に合う部分を探す ※字数幅のあるもの→過不足に注意! ※「一文」=。[―。] (前の句点直後~次の句点) ※「字数幅」→例「二〇字以上三〇字以内」 「過不足に注意」=どこまで抜き出すかを慎重に決めろ、ということ。 「接続語」の問題 ①□の前後を読み比べる ②同じか逆かどちらでもないか ※「だから必ず」が入る=順接 ※迷ったら… 呼応関係を優先! ※「同じ」なら要約(や換言)、「逆」なら逆接(や対比)の接続語を答える。 読点の位置 例題)貞享暦は、中国の〔ア〕の時代に、〔イ〕によって作られた授時暦を改訂して、日本の実情に合うようにしたものである。(2015年センター試験世界史) ア:元/清 イ:顧炎武/郭守敬 ▶もちろん、ア=清、イ=郭守敬であるが、もし「、」がなければ〔ア〕は「元」が答えになってしまう。読点の有無で答えが大きく変わってしまうのである。これは世界史の科目の問題であるが、いくら世界史の知識が豊富にあっても、現代文の能力がないとこの問題では正解に至れない可能性がある。 【】小説文について 評論文と小説文の違い 評論文の特徴 「書き方の統制」 小説文の特徴 「匂わせる、察させる」 小説の解法の特異性 なぜ「小説」が苦手か 心情の形式3種 喜怒哀楽の間接描写 間接描写を絶対視しない 心情形成のメカニズム 心情の理由は心情ではなく認識。「原因・状況→認識・評価→心情→新たな状況」という大まかなモデルを意識する。 問われやすいところ→心情の変化・交錯(アンビバレンス) 心情の正誤判断 心情の微差(同方向の心情のレベル差) 心情の持続 視点 語彙問題の解法 表現問題の解法 場面の切り分け 表現の問題 行動との整合性 本質的なところから選択肢を消す。原因と心情は表裏一体
https://w.atwiki.jp/logical/pages/38.html
ここを編集 登録タグ 目次 論理とは?論理的とは?ロジカルシンキングとは?「論理的」とは相対的な評価であり、絶対的な定義は無い。 論理、論理的、ロジカルの定義リスト関連URL フッターアクセスカウンター コメント 論理とは?論理的とは?ロジカルシンキングとは? 「論理的」とは相対的な評価であり、絶対的な定義は無い。 「論理的とは何か」について調べれば調べるほど色々な定義が出てきた。定義同士を関係づけるために、「手法(ルール)」と「効果」と2つの分類でみると、頭が整理できた。 「手法(ルール)」とは、例えば「何か意見をいうときには、事実(データ)と、なぜその事実を採用したか(ワラント)を言いましょう」というもの(このルールは横山 雅彦氏の本に載っていたと記憶している)。以下、ルール1と呼ぶこととする。このルール1さえ守って発言すれば、日本よりも論理的と評価のある英語圏でも、少なくとも日常生活では「論理的」という評価はもらえるようだ。 しかし、冒頭に述べたとおり、論理的とは相対的な評価である。「発話者がルール1を実践すること」は当然とし、更に他のルール(以下ルール2とする)を求められるシーンもある。例えば論理的思考を駆使する職の代表格である英語圏を本社とする戦略コンサルティングなどはそうだろう。 図式化して整理してみる。 【記号の意味】 ○:受話者は、「発話者が論理的」と判断する ×:受話者は、「発話者が非論理的」と判断する 発話者が実践できたルール\受話者 英語圏の一般人 英語圏の戦略系コンサルタント ルール1 ○ × ルール2も ○ ○ 受話者の求めるレベルにあった手法を実践できれば論理的、できなければ非論理的。つまり論理的とは絶対的な評価ではなく受話者のニーズによって変わる相対的な評価。 そして受話者の求めるレベルを超えた結果、いくつかの効果が得られる。(効果には受話者に与える効果と発話者が得られる効果があるが、今回は効果を細分して区別はしなかった。)「発話者の手法」ではなく、この効果の視点から「論理的」を定義したものもある。例えば「同じ考えでない人にとって、理の点から納得がいく」であり、「異なる立場の論者による批判に対し防衛できる」。 論理、論理的、ロジカルの定義リスト 分野 著者や本の属性 定義 コメント 参考文献 手法 辞書 ②論理の法則にかなっていること。りづめ。 広辞苑 手法 大学受験英語 その言語を支配する「心の習慣」ともいうべき無意識的な思考様式であり、コミュニケーションのパターンである。あるいは、「説得の仕方」と言ってもいいかもしれない。 あらゆる言語には、その言語特有の心の習慣がある。言語の数だけ、心の習慣があると言っていいだろう。「ロジック」とは、英語の心の習慣なのである。 本を読むと著者の主張は理解できた。データ、ワラント、クレーム。 関連リンク:クレームを攻撃してはいけない - プロジェクト・マネージャの「やってはいけない...:ITpro 『高校生のための論理思考トレーニング (ちくま新書)』 横山 雅彦 (著) p16 効果 国語 『論理的』とは、『異なる立場の論者による批判に対し防衛力がある』ということである。 宇佐美寛の定義を引用しているとのこと 『反論の技術―その意義と訓練方法 (オピニオン叢書)』香西秀信(p.45) 効果 同じ考えでない人にとって、理の点から納得がいくことなのです。理詰めで考える人にとって理に適っていること-これが「論理的」の意味です。 本の内容は、包含関係の分別や、ベン図に関する問題が多い。 『論理思考力を鍛える本―問題演習』小野田博一(p.31) 手法&効果 コンサルティングファーム 必要性と可能性と緊急性/重要度が十分に説明された上での主張となると、反論のしようがない、その通りだとなって、いくらでも人を説得することができる。これが論理的正しさである。(中略) 私の考える論理(ロジック)の五原則は、次のとおりである。1 基本はピラミッド構造(帰納と演繹で積み上げる)2 メッセージは一度にひとつだけ(一文一義)3 抜けや歪みのないこと(MECE)4 抽象のレベルがそろっていること 5 最下部は、事実かまたは事実に代わる蓋然性の高い仮説 著者は、マッキンゼーやベインにいた人。 『論理思考と発想の技術 (PHP文庫)』後正武(pp.50-51,pp.56-57) 不明 哲学 「論理」とは、言葉が相互にもっている関連性にほかならない。個々の主張が単発の発言に終わることなく、他の主張と関連しあっていく。それゆえにこそ、一貫性を問われたり、ある主張を根拠づけたり、また他の主張に反論したりすることが可能になる。そうして、言葉はお互いに関連付けられ、より大きなまとまりを成し、ばらばらの断片から有機的な全体へと生命を与えられるのである。それゆえ、「論理的になる」とは、この関連性に敏感になり、言葉を大きなまとまりで見通す力を身につけることにほかならない。 『論理トレーニング101題』野矢茂樹(p.i) 関連URL 論理的思考とは何か? 道田泰司 2003.09 論理的思考とは何か? 琉球大学教育学部紀要, 63, 141-153. 論理学の学者さんによる定義をはじめ、様々な「論理的」の定義を比較検討している。ただし、ちょっと難しい。オススメと言っておきながら、内容の全ては理解できていない。ちなみに道田泰司氏の著作 クリティカル進化(シンカー)論―「OL進化論」で学ぶ思考の技法は面白かった。 フッター ここを編集 アクセスカウンター 今日: - 昨日: - 累計: - コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る